commit 23cea550667bf05cfaf1fa3be527ece45ea53a86 Author: dazedanon Date: Sat Oct 4 11:37:00 2025 -0500 Initial Commit diff --git a/.gitignore b/.gitignore new file mode 100644 index 0000000..739f9ab --- /dev/null +++ b/.gitignore @@ -0,0 +1,70 @@ +# Ignore all files +*.* + +# File Types +!*.mps +!*.dat +!*.json +!*.txt +!*.project +!*.js +!*.zip +!*.7z +!*.csv +!*.ain +!*.fnl +!*.ks +!*.tjs +!*.yaml +!*.rb +!*.rvdata2 + +# Other Needed Files +!.gitignore +!README.md +!patch-config.txt +!GameUpdate* +!Game.dat +!bsxx.dat* +!game.ini +!package.nw +!bincode.gxp + +# Ignore +previous_patch_sha.txt +kabe3_save.dat +kabe3_system.dat +psbpack.dat +Save* +cg.dat +scene.dat +BSXScript_* + +# Images +!00y-9-1.png_ +!0AAEND1-2.png_ +!0AAEND2-2.png_ +!0AAEND3-2.png_ +!0AAEND4-2.png_ +!0AAEND5-2.png_ +!0AEND1-2.png_ +!0AEND2-2.png_ +!0AEND3-2.png_ +!0AEND4-2.png_ +!0AEND5-2.png_ +!0AEND6-2.png_ +!xxx1-1.png_ +!xxx1-2.png_ +!xxx1-3.png_ +!xxx1-4.png_ +!xxx1-5.png_ +!xxx1-6.png_ +!xxx1-7.png_ +!xxx2-1.png_ +!xxx2-2.png_ +!xxx2-3.png_ +!xxx2-4.png_ +!xxx2-5.png_ +!xxx2-6.png_ +!xxx2-7.png_ +!title3.png_ \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_edit_end.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_edit_end.txt new file mode 100644 index 0000000..000102e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_edit_end.txt @@ -0,0 +1,11 @@ +\dlg("「ルザリオの迷宮」が使えるようになりました|これでルザリオに進撃できます!") + +\dlg("ユニットは予備戦力を介して迷宮間を移動できます。上手く活用しましょう") + +\dlg("「シュカの迷宮」が使えるようになりました|これでシュカに進撃できます!") + +\dlg("「キロスの迷宮」が使えるようになりました|これでキロスに進撃できます!") + +\dlg("金塊と罠の設計図を発見しました") + +\dlg("金塊と罠の設計図を発見しました") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_help.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_help.txt new file mode 100644 index 0000000..fbe6327 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_help.txt @@ -0,0 +1 @@ +\sel("侵攻戦チュートリアル","防衛戦チュートリアル","ダンジョン構築画面チュートリアル","ユニット状態について","罠とミニマップアイコンについて","ヘルプを終了する") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_inv_victory.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_inv_victory.txt new file mode 100644 index 0000000..1ad597e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_inv_victory.txt @@ -0,0 +1,5 @@ +\dlg("アグリが仲間になりました。") + +\dlg("マーガレッタが仲間になりました。") + +\dlg("ベアトリスが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_legionmove_start.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_legionmove_start.txt new file mode 100644 index 0000000..0fe17c8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_legionmove_start.txt @@ -0,0 +1 @@ +\dlg("侵攻戦のチュートリアルを見ますか?||※ワールドマップのヘルプより後から見直せます") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_save_rounddata.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_save_rounddata.txt new file mode 100644 index 0000000..fb5b9b4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_save_rounddata.txt @@ -0,0 +1,11 @@ +\dlg("周回データを保存しますか?") + +\dlg("周回データを上書きしますか?") + +\dlg("周回データを保存しました。") + +\dlg("周回データを保存しませんでした") + +\dlg("周回データを保存しました。") + +\dlg("周回データを保存しませんでした") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_turn_advance.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_turn_advance.txt new file mode 100644 index 0000000..7883bbd --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_turn_advance.txt @@ -0,0 +1,13 @@ +\dlg("10ステージの探索が完了しました") + +\dlg("20ステージの探索が完了しました") + +\dlg("30ステージの探索が完了しました") + +\dlg("40ステージの探索が完了しました") + +\dlg("50ステージの探索が完了しました") + +\dlg("75ステージの探索が完了しました") + +\dlg("100ステージの探索が完了しました") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_worldmap_start.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_worldmap_start.txt new file mode 100644 index 0000000..55d2ee8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/dms_worldmap_start.txt @@ -0,0 +1,3 @@ +\dlg("ダンジョン構築のチュートリアルを見ますか?||※ワールドマップのヘルプより後から見直せます") + +\dlg("防衛戦のチュートリアルを見ますか?||※ワールドマップのヘルプより後から見直せます") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/start.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/start.txt new file mode 100644 index 0000000..ede8af4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/start.txt @@ -0,0 +1,11 @@ +\dlg("クリア状況を引き継いで開始しますか?") + +\dlg("  クリア状況を引き継がずに開始します。  ") + +\dlg("    トゥルールートを開始しますか?   ") + +\dlg("    トゥルールートを開始します。    ") + +\dlg("     通常ルートを開始します。     ") + +\dlg("オープニングをスキップしますか?") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_再会.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_再会.txt new file mode 100644 index 0000000..01f7a61 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_再会.txt @@ -0,0 +1,172 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_再会") + +\text +迷宮にマガヒメのために用意された部屋を、 +イツキが訪ねていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「すまない、マガヒメ殿。 + ……私は、約束を果たすことが + できなかった」 +\endtext + +\text +開口一番、イツキは頭を深々と下げて +謝罪した。 +\endtext + +\text +やっぱりね、といった様子でため息を +吐きながら、マガヒメは苦笑混じりに口を +開く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ、いいのよ。 + それに今となっては、イツキが約束を + 果たしてくれなくてむしろ良かったかもね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ですが、シュカもマガヒメ殿も、 + あの魔王のものに……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、あなたもカイムを認めたから + 部下になったんでしょ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text +途端に顔を真っ赤に染めるイツキ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「彼はスケベかもしれないけど、王としての + 器は私より上よ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「統治能力も、うちの文官たちが束になって + もリズベルには敵わないでしょうね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だからシュカの民にとっては…… + この結末がいちばん良かったんじゃないか、 + って、そう思うのよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「さ、湿っぽい話はここでおしまい。 + せっかく無事に再会できたんだから、 + もっと楽しい話をしましょ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……で。イツキもカイムとエッチしたん + でしょ? どんなことしたの?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……親友であるこの私にだったら、 + 教えてくれるわよね?」 +\endtext + +\text +意地悪そうな笑みを浮かべながら尋ねる +マガヒメ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは……例え相手がマガヒメ殿でも、 + それだけは……っ!」 +\endtext + +\text +赤かった顔をさらに赤くしながら、 +イツキは必死で抵抗する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「何、私にも言えないっていうの?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふーん……じゃ、カイムたちにイツキの + あーんなことやこーんなこと、全部 + 話しちゃおっかな~?」 +\endtext + +\text +目を細めながら、イツキをいじめる手を +緩めないマガヒメ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それも困る……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「イツキがしょげかえっていると聞いたが、 + どうやら大丈夫そうだな」 +\endtext + +\text +マガヒメの部屋の前を通りかかった +カイムとリズベル。 +\endtext + +\text +部屋の中からは、二人の楽しげな声が +かすかに聞こえてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。 + あの二人は昔からの付き合いだったと + 聞いています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさんは、イツキさんの性格も + 扱い方も、よくご存知のようで…… + 本当によかったです」 +\endtext + +\text +イツキは思い込みの激しい性格で、 +一度落ち込んでしまうとなかなか上がって +こないところがあった。 +\endtext + +\text +シュカが魔王軍の前に敗北し、かつその +魔王軍にイツキも参加していたことで +かなり落ち込んでいたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では早速、マガヒメとイツキと + 3Pとしゃれこもうでは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はいはい、カイム様にはこれから目を + 通していただきたい書類が、山のように + ありますからね」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を無視して、リズベルは +執務室までカイムを引きずっていくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_退場.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_退場.txt new file mode 100644 index 0000000..e6cbd0a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_退場.txt @@ -0,0 +1,66 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_退場") + +\text +魔王軍がシュカを征服したとの報は、 +瞬く間にニルト中を駆け巡った。 +\endtext + +\text +女王マガヒメは魔王カイムのものとなり、 +魔王の下でシュカは新たな国になるのだと +いう。 +\endtext + +\text +……もっとも、シュカの民にしてみれば +それも大したことではなかった。 +\endtext + +\text +統治する者が入れ替わるのは、サンの時代 +から日常茶飯事。 +\endtext + +\text +そんな中でも、民たちはたくましく +生きてきたのだ。 +\endtext + +\text +だが。 +その一報に衝撃を受ける者もいた。 +\endtext + +\text +魔王軍と激しい戦いを繰り広げていた +剣士、イツキだ。 +\endtext + +\text +魔王カイム討伐の任をマガヒメから直々に +下されたイツキは、それをとある街角で +知った。 +\endtext + +\text("イツキ") +「なんということだ……私は、マガヒメ殿 + との約束を守ることができなかった……!」 +\endtext + +\text +無念の涙を浮かべ、口を硬く結ぶイツキ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「友との約束ひとつ果たせずして、何が + シュカ一の剣士だ……」 +\endtext + +\text +傷心のまま、人混みの中に姿を消すイツキ。 +\endtext + +\text +――そしてその後、ニルトでイツキの姿が +目撃されることはなかったという。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..04ca46a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_11.txt @@ -0,0 +1,1698 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_11") + +\text("スパッキオ") +「連れて来たぜ、魔王さん」 +\endtext + +\text +スパッキオとノロのコンビが、一人の +女剣士を連れて玉座の間に入って来る。 +\endtext + +\text +女剣士の身体には縄が打たれ、さらには +彼女が腰に帯びた細身の剣にまで一本の紐が +幾重にも巻き付けられていた。 +\endtext + +\text +ちなみに、女剣士を縛り上げた縄はノロが +手にしている。 +\endtext + +\text +スパッキオでは押さえきれないほどの膂力を +持つ……ということらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、来たか……随分と神妙だな」 +\endtext + +\text("???") +「戦に負けたのだ。覚悟はできている。 + 打ち首なりなんなり、好きにするが + よかろう」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムを見つめる女剣士の目には、 +諦観以外の感情は読み取れなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ待て。 + そう慌てるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ところで、なぜその腰の剣にまで紐が + 巻かれているのだ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ、これかい? こいつの持ってるこの + カタナとかいう剣、武装解除のために + 触ろうとしたら弾かれちまってさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「で、リズベルがこいつを使えってんで、 + この紐を巻き付けたんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな」 +\endtext + +\text +カイムはその縄に見覚えがあった。それは +魔封じの紐。その名の通り、魔力を封じる +力を持つ紐だ。 +\endtext + +\text +身体の方に打たれた縄は普通のものなので、 +問題はそのカタナだけなのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(となると、あのカタナは、厄介な + マジックアイテムだろうな) +\endtext + +\text +恐らく、身に帯びた者に対して魔法的な、 +しかもかなり強力な守護魔法を発動する +ようなものなのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、『魔力独占』を使えばなんとでも + なるか) +\endtext + +\text("カイム") +「大変結構。ノロ、彼女の縛めを解け」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +相変わらず無口なノロは、小さくうなずくと、 +女剣士に打たれた縄を解いた。 +\endtext + +\text +身体の縛めが解け、ようやく一息吐くことが +できたのか、彼女は大きくため息を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、女剣士殿、まずは名を聞かせて + もらおうか」 +\endtext + +\text +カイムは玉座を下りると、無防備に女剣士の +前まで歩み寄った。 +\endtext + +\text("???") +「ヨザクラ=イツキ。 + ≪武士/もののふ≫だ。それ以上は言えぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。ま、魔王軍の頭なんぞをやってると + 命を狙われる理由は、いくらでも + 思い当たる」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更、驚きもせん」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +そう言い放つカイムを見つめるイツキ。 +\endtext + +\text +その表情は、石を飲んだように硬い。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? どうした?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王軍の首魁というから、どれほど頭の + ねじが飛んだ人物かと思ったが、意外と + 普通なので驚いている」 +\endtext + +\text("???") +「まとも……ねえ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル? いつの間に?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様が、その女剣士――イツキさんの + 名前を聞き出した辺りからですね」 +\endtext + +\text +どうやら、迷宮に侵入した者達の後始末を +終えて玉座の間に到着したばかりのようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……まあいい。それでは、やるべき + ことをやるか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そうしてくれ。潔く散りたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? + なにを言っているのだ、お前は」 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王殿こそ、なにを言っているのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +思わず、カイムとイツキは、互いに顔を +見合わせていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あー、この姉ちゃんがいってるのは、 + 早く処刑しろってことなんじゃ?」 +\endtext + +\text +そこにスパッキオが助け船を出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「処刑だと? + なぜそのようなもったいないことをせねば + ならんのだ? こんな美女に」 +\endtext + +\text("イツキ") +「び、美女……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね、カイム様の鼻の下が + だらしなく伸びるくらいには、美女ですね」 +\endtext + +\text +リズベルが、じとっと横目でカイムをにらむ。 +\endtext + +\text +だが、当のカイムはそんな視線など +どこ吹く風だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。美女は――特に俺のテリトリーに + 踏み込んできた美女は、ひとり残らず + いただくことにしているのでな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにを言って――ひっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、イツキを横抱きにして +その場に横たえた。 +\endtext + +\text +そして、服を剥ぎ取り、股間を愛撫し始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにをする! や、やめろ! + 捕虜に対する扱いとしては不当だぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「処刑してしまう方がよほど不当じゃ + ないのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ほ、捕虜への処刑は認められているが、 + このような辱めは禁じられている。 + ひっ、ひいいっ!?」 +\endtext + +\text +秘裂を撫で上げられると、イツキの口からは +勇ましい言葉遣いとは裏腹な、か細い悲鳴が +こぼれた。 +\endtext + +\text("カイム") +「処刑は認められていて、辱めが禁止とは、 + 随分と身勝手な話だな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、こ、このような精神的、肉体的な + 凌辱は、死よりも非難されるべき行いだ。 + い、いや、や、やめ……ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この迷宮内では俺がルールだ。 + 地上の法律だか条約だか知らんが、 + そんなものに従うつもりはない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「だ、だが、私のような女を犯して、なにが + 楽しいのだ!? もっと男が抱きたくなる + 女はいくらでもいるだろう!?」 +\endtext + +\text +イツキがそう言うと、彼女の腰のカタナが +不気味な音を立て始める。 +\endtext + +\text +どうやら持ち主に危機が迫ったと判断して、 +防護魔法を発動させようとしているようだ。 +\endtext + +\text +しかしそれは、今のところ魔封じの紐に +よって、抑え込まれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは! お前は、お前自身の魅力を + わかっていないようだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なんだと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は間違いようもなく『男が抱きたく + なる女』だ。だから、そいつを今から + 俺がたっぷりと教え込んでやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? くひいいっ! あ、あああっ、 + ふはっ、はああんっ、あっ! あっ! + くっはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が、クリトリスを軽くつまむ。 +\endtext + +\text +その衝撃に、イツキはガクガクと腰を +震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっくっくっ、一見お堅そうな剣士様も、 + 一皮剥けば女、だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何を言っているんです、まったく。こんな + ところでサカらないでくださいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなところだから興奮するんだろうが。 + お前は男心がわかってないな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなもの、わかりたくもありません」 +\endtext + +\text +心底どうでもよさそうにリズベルが答える。 +\endtext + +\text +その間にも、カイムは淀みなくイツキの +秘処を弄り続けていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、こ、これも拷問の一種なのか!? + あっ、あぐぅ、ん、んふあっ、はふぅ、 + あっ、あああっ! ひあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拷問? なんだ、そういうプレイが + お好みだったのか? 言ってくれれば + 対処したのだがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうではない! し、しかし、くっ、 + あ、あふっ! ん、はあっ、ああっ、あっ、 + くふううんっ、ふはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が秘裂を撫で上げる。 +\endtext + +\text +そのたびにイツキはぶるぶると震えた。 +\endtext + +\text +そして、その反応を面白がって、カイムは +更に彼女の秘処を弄り続ける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くううっ、そ、そのようなところ、 + さ、触らないで……あっ、ああっ! ふあ、 + はふうんっ! んぐっ、くうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その割りに、嬉しそうに腰が躍っている + じゃないか。本当は、もっと弄って + 欲しいのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「馬鹿な! そのようなこと、あるはずが、 + あっ、あっ! くはああっ、あぁぁ……、 + ふんんっ、くふううっ!」 +\endtext + +\text +秘処を他人に、しかも男に弄られるという +初めての体験に対して、イツキは激しく動揺 +していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、お気に召さないか。だったら + もう少し弄り方を変えてみるとするか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふううんっ!? あ、あぐっ! く、 + 苦しい……あっ、あっ、ひうううっ、 + んぐううっ! くはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が陰門を割って膣内に +侵入する。 +\endtext + +\text +とは言っても、すぐそこに侵入を拒む +膜があり、それ以上は進めない。 +\endtext + +\text +だが、指先が秘裂を割っただけでイツキは +苦悶の声を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと……これ以上やると、後の楽しみが + なくなってしまうな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、なっ、なにを……い、言っている? + これ以上、私になにかしようと言うのか? + い、いったい……なにを……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそのうちわかる。今は大人しく、 + 俺の愛撫を受け入れておけ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふっ、はっ、あっ、あっ! んぐっ、くっ、 + はふっ! あっ、ああっ、あぐうっ、んぅ、 + くは! あ、う、動かさないで……っ!」 +\endtext + +\text +カイムはわずかに突き入れた指を抽送して +みた。 +\endtext + +\text +さすがに慣れていないらしく、イツキは +苦しげな呼吸を繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ。今のうちにほぐしておかないと、 + 後で痛い目に遭うからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、ぐううっ、はっ、はっ、あふっ! + んぐううっ、くふううっ、ふはあっ、 + あっ、あっ! あ、熱い……熱いっ!」 +\endtext + +\text +指先が膣の入り口を撫でるたびにわき上がる +感覚。 +\endtext + +\text +その何とも言えない刺激を、イツキは熱いと +感じているらしい。 +\endtext + +\text +やはり慣れないからこその反応なのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「感度はいいようだな。問題はここを + ぶち抜いた後だが……さて……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はぐっ! あっ、あぐううっ、あぁ、 + はふっ、んっふううっ! ん、あっ、ひ、 + 拡がる……くふうっ、拡がるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拡げるつもりでやっているんだから当然だ。 + 大人しくしていろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「台詞だけ聞いていると、完全に悪党の + 台詞ですよね、それ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、なにしろ魔王だからな。悪党の + 親玉みたいなものだ」 +\endtext + +\text +あきれ顔で事態を見守っていたリズベル。 +\endtext + +\text +その口からこぼれた厭味にも、カイムは +やたらと自信たっぷりな笑顔で応えた。 +\endtext + +\text +一方、スパッキオとノロは『またか』という +表情で我関せずを決め込んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやらお前の味方は一人もいない + ようだな、イツキ。ま、敵の牙城なの + だから覚悟は出来ているとは思うが」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く……っ! 戦に敗れた上に、このような + 扱いを受けるなど、武門の名折れ。なぜ + ひと思いに殺してくれぬのだ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? この迷宮では俺が + ルールだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、俺のルールでは、いい女は + みんな俺がいただくことになっている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くう! あっ、ああ、あひっ! + ひああっ、あ、あああ……っ! + んはあああんっ! はっ、はぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が再びクリトリスをつまむ。 +\endtext + +\text +ただし、今度は膣穴からにじみ出てきた +蜜汁をまとわりつかせた指だ。 +\endtext + +\text +ぬらりと熱い感触に、イツキは思わず +悲鳴に近い嬌声をあげていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを騒いでいる? お前のマ●コから + 出てきたマ●汁で弄っているだけ + なのだがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひううっ、く、はああんっ、はぐうんっ、 + んああっ、あ、ひっ! ひいっ、そ、そこ、 + くう、そこは……やめ――ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がやめて欲しいところは、俺が最も + 責めたい部分だな。ふふふ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、クリトリスの包皮を +めくり、ルビー色の肉芽を露出させる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くうっ! あっ、あっはあああああんっ! + あ、あぐっ、ああ、ひいっ、つ、強い、 + うぐううっ、つ、強すぎるぅっ!」 +\endtext + +\text +強い刺激にイツキはぶんぶんと首を振って +その行為から逃れようとする。 +\endtext + +\text +しかし、もちろんカイムがそれを許す +はずがない。 +\endtext + +\text +しっかりとイツキの身体を抱え込んだまま、 +執拗にクリトリスを弄り続ける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや……ああっ、も、もう、やめ、 + あっ! ああっ、ふぐううんっ、ああ、 + ふああっ、んっあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや、もう泣き言を漏らすのか? + 俺としては、もっと毅然と抵抗して + 欲しかったのだがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなことを言われても……い、 + 嫌なものは……あ、あうああっ、くう、 + んふあっ、はあんっ、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こらえ性がないな。そんなことで本当に + 俺の首を取れると思っていたのなら、 + お笑いだな。くくく」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、くう! あ、あひああっ、ああっ、 + ふああ……っ! あっ、んああっ、くは、 + はっ、はぁっ、あっ、あああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、悔しそうな表情を浮かべる +イツキだったが、愛撫を受け、すぐさま +悦楽に翻弄される。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いや、そうだな。今のは俺が + 悪かった。今のうちにたっぷりと感じて + おけ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、くう……っ! ま、まだこのような + 辱めを受け続けろと言うか……! あっ、 + はぁんっ! あ、あひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はお前のためを思って言っているのだが + な。信じてもらえないとは悲しいぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「戯れ言を……うんんっ、くはああっ、あぁ、 + はふううっ! んあああっ! あっ、あっ、 + くううんっ、はっふうううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すぐに、俺の言っていることが嘘では + ないと理解するだろう。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くうううっ! あっ、あひっ、んんうう、 + くっ、くうう、私は、こんな仕打ちには + 負けん……あ、あはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、こちらにはたっぷりと時間が + あるのだ。お前はいずれ屈服することに + なるだろうよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ど、どこまでも私を弄ぼうと言うのか、 + 下衆め……んんっ! くっはああっ、 + あっ、ああっ、あひあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの執拗な愛撫を受けても、イツキは +未だにある程度の正常な判断力を残して +いるようだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの、余計なお世話かも知れませんが、 + この人、やるとなったらやりますから、 + 身を任せちゃった方が……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、魔王の手先め! お前も女なら、 + このような扱い、不当であると訴えたら + どうだ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「言って聞くような人ならとっくに + そうしてますよ……はぁ……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く……!」 +\endtext + +\text +リズベルの、心底呆れたようなため息に、 +イツキは言葉を失った。 +\endtext + +\text +それはつまり、この男――魔王は似たような +行為を繰り返してきたと言うことである。 +\endtext + +\text +自分もまた、その犠牲者になることが確定 +してしまったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、女同士の密談は終わったかな? + よろしい、ならば続けようじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、は、離せ……あっ、あひっ! ひあ、 + ああっ! くふううっ、ふああっ、あっ、 + くっはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が再びクリトリスをつまみ上げる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああああっ! あっ、あっ、あああっ、 + くうああんっ、あ、ひ、ひいいっ! あぐ、 + ふっはあああんっ!」 +\endtext + +\text +イツキの身体が、陸に打ち上げられた +魚のようにビクンビクンと跳ねる。 +\endtext + +\text +本人にその自覚はなかったが、激しい +刺激により、イツキは軽く気をやっていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はーっ、はーっ、な、なんだ、今のは。 + う、く……目の前が、真っ白に……はふぅ、 + んああ……くう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやらイッてしまったようだな。 + 少々刺激が強すぎたかな?」 +\endtext + +\text +しかし性経験のないイツキには、イクという +言葉の意味がわからなかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、イク? イク……とは、なんだ? + 私の身体に、はぁ、な、なにかしたのか、 + 魔王……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、したといえばしたがな。それは + 自然の成り行きでそうなるものだ。 + そう心配することはない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ!」 +\endtext + +\text +悔しげな表情を浮かべるイツキの顔を +覗き込みながら、カイムはニヤリと +口元を歪めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、そろそろ準備体操はいいだろう。 + こちらの方も……準備万端になっている + ようだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、指を使って秘裂を +くつろげる。 +\endtext + +\text +その感触にイツキは引きつったような声を +漏らした。 +\endtext + +\text +そこに、熱く勃起した肉棒が押し当てられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「では行くぞ。言っておくが、最初は痛い。 + 気をつけないと、歯を食いしばった時に + 舌を噛むぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、ま、待っ――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐっ!? あっ、あああーっ! + い、痛い……ぐ、ぐうううっ! 痛いぃ、 + あっ、あひっ! ひ、ぎっ! いひっ!」 +\endtext + +\text +濡れているとは言え、男を知らず、固く +閉ざされた陰門をカイムのペニスが押し割る。 +\endtext + +\text +すぐさま処女膜に行き当たるが、それすらも +貫いて肉棒が膣内に侵入してくる。 +\endtext + +\text +すさまじい苦痛に、イツキの口から悲痛な +苦悶の呻きが漏れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに初物のマ●コはキツいな。だが、 + いい絞まりだ。初物は素晴らしい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、あっ、ああっ! ひいっ、はああ、 + あっ、あぐうう! う、動かないで、 + ああっ、ひあっ、はんんっ! くうぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「動かないでだと? + まあ、確かにこの状態でいきなり動き出す + というのも非人道的か。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くぅぅっ! あ、あふぅ、んぐ、 + ぐ、ううっ! は、あぐっ! あああ、 + い、痛い……くうっ、痛いぃっ!」 +\endtext + +\text +そんなカイムの軽口も耳に入らないほどの +痛みに、イツキは呻く。 +\endtext + +\text +今まで経験したこともないほどの、 +激しい痛み。 +\endtext + +\text +身体の中心は熱くてたまらないのに、肌が +すうっと冷たくなっていくのが感じられた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はぁぁ……あ、あぐっ、んぅ、 + く、ふううっ! あ、あああ、い、痛い、 + くう……ひいっ!」 +\endtext + +\text +呼吸を落ち着けて痛みをこらえようとするが、 +苦痛によって、その呼吸すら乱される。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、くうう! このような非道な扱いに、 + 屈したりなど……う、ぐっ! あ、あひい、 + ひうんっ、ん、んぐはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、いいぞいいぞ。予想していた + とおりの反応だな。そう来なくては困る」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ! ひ、卑怯な! 最初から私を + 辱める目的で……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっとっと。勘違いするな。ただ俺一人が + 一方的に楽しむつもりはない。 + お前も共に愉しませてやるさ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにを――ふああっ、あ、あくううう、 + ふっはああんっ、んああっ! あ、あぐっ、 + くふううっ! ふ、あっ! ひいーっ!」 +\endtext + +\text +カイムがゆっくりと抽送を始める。 +\endtext + +\text +硬く締まった処女地を少しずつ押し広げる +ようにペニスが前後し始める。 +\endtext + +\text +その奇妙な感覚に、イツキは叫んでいた。 +\endtext + +\text +これまでに経験したことの無い、 +未知の感覚に、肌がぞわりと粟立つ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめ……やめてくれっ、こ、こんな、 + ああっ、こんな……ひいっ、んひああっ、 + あっ、あっ、くはっ! は、はふう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まだ痛みが残るか? 少しの間、 + 我慢していろ。そのうちに痛みは消える」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そのようなことを言われても……うっ、 + うぐっ! うあっ、あ、あひああっ、あっ、 + はんっ、く、ふっ、ふはっ、はっ、はっ」 +\endtext + +\text +どうやらイツキは苦痛に呻いているわけでは +なさそうだった。 +\endtext + +\text +ただ、膣内をペニスでかき回されるという +これまで味わったことのない感覚に翻弄 +されているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、女のお前から見てどう思う?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それを私に聞きますか、普通?」 +\endtext + +\text("カイム") +「立ってる者は親でも使えと言うからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……そうですね、それほど痛みは + なさそうに見えますよ。慣れて + いないだけかと思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ではしばらくこの調子でいくと + するか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、ま、まだ私を、は、辱めるのか? + こ、これ以上はやめてくれ! い、いっそ、 + 殺してくれ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。生きて愉しんだ方が + 世の中得だぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめ――んひいいいっ!? ひああ、 + あっ、あっ、あぐっ、んふああっ、くう、 + んああっ、あぁっ、はっああんっ!」 +\endtext + +\text +ずるずるとペニスが抜き出され、そして再度 +深々と突き入れられる。 +\endtext + +\text +一見、処女喪失したばかりのイツキに +とっては激しすぎる動きに見えるが、 +カイムは手加減していた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ! こ、このような仕打ち、恥辱の + 極み……うっ! うあぁっ!? あぁ、 + はっ、あぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぶつぶつ言っていないで、お前も腰を + 振ったらどうだ? んん? そうすれば、 + もっと気持ちよくなれるぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「き、気持ちよく、だと? ぐうっ、 + このようなことをされて、気持ちよくなど、 + なれるはずが……あっ、ふあぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を否定しようとしたイツキ +だったが、ペニスの動きによって、その +否定の言葉すら妨害される。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あふっ、はふううっ! くうう、 + や、やめて……ああっ、あひぃっ、ん、 + はっ、はっ、ああっ! くああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だんだん感じてきただろう? お前の + マ●コも嬉しそうに俺のチ●ポを + 締めつけて来ている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにを言って……ひああっ、ああっ、 + くはああっ! あっ、あっ! あぐうっ、 + ふっ、はっふううっ! んぐうううっ!」 +\endtext + +\text +膣内をペニスでえぐられる刺激に、思考が +追いつかなかった。 +\endtext + +\text +それでもイツキは、カイムのこの蛮行を +やめさせようとする。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、ひぐっ! あっ、ああっ、ふああ、 + や、やめ……ああっ、やめてぇっ! + くうっ、あ、あぐっ! んふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当にやめて欲しいのか? その割りには + マ●コの締めつけがどんどんキツくなって + 来ているようだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女マ●コなのに、よりキツく絞まるとは + おかしな話じゃないか。ええ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私に、言われても、こ、困る……あぁ、 + あ、あああっ! くっ、ああっ! あはぁ、 + はっ、はっ、んっぐうううっ!」 +\endtext + +\text +イツキの処女地は、次第にペニスによる +抽送に慣れ始めていた。 +\endtext + +\text +その締めつけも、それまでの肉棒を拒む +ようながむしゃらなものではなく、怒張を +受け入れる様子を見せ始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほうら、どうだ? こうやってチ●ポを + 深々とハメられる気分は? んん? + 斬新な体験だろう? ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、ひ、卑怯な……あっ、あっ、くぅ、 + ふああっ! はっ、あああんっ! あぁ、 + はっ、はふうううっ、くぅあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムはわざと抽送に角度をつけ、イツキの +膣内を蹂躙する。 +\endtext + +\text +痛みはわずかに残っていたが、それよりも +慣れない膣壁を怒張に擦り上げられる感覚の +方が、イツキにとっては大きな刺激だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くううっ! あっ、あぐっ! んふあああ、 + あっ、あっ、んぐううっ、はあっ、はあっ、 + う、うふああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、いいぞ。マ●コが嬉しそうにチ●ポ + に吸い付いてくる。まったく、処女の + マ●コは最高だな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、くうっ! な、なぜこのようなこと、 + う、うあっ! あっ、あはぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? お前は美人で、抱くに + 値する女だと。それをこうして、俺自ら + 証明してやっているのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなことを言われても……う、うぐ、 + んはああっ、あっ! あひああっ、はあっ、 + はぐううっ、んっはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、イツキは初めて戸惑いを +見せた。 +\endtext + +\text +経験のない彼女にも、男が女を抱きたがる +ということはわかる。 +\endtext + +\text +だが、自分がそれに値する女だと言い切り、 +おまけにこうして実際に抱いたのはカイムが +初めてだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、そう心配することはない。俺は、 + お前を抱きたいと思ったから抱いた。 + そんなに難しい話ではない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うう……そ、そう、なのか? 私には、 + よくわからない……あっ、あっ、はぁんっ、 + ふっはああっ、ああっ、くうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今はなにも考える必要はない。ただ、俺の + 与える快感だけを味わえ」 +\endtext + +\text +カイムの動きが、少しずつ速くなっていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、ああっ、くううっ、ああああ、 + はああんっ! あ、ひぃっ! くひいいん、 + ひあっ、は、速いっ、あ、熱いぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、また締めつけが強まってきたな。 + そろそろイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、わからない……わからないのだ。 + でも、なにか、あ、熱いものがこみ上げて、 + ああっ、頭が……どうにか、なるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。その調子で感じ続けろ。 + マ●コからの快感に身をゆだねるんだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くううっ、ああっ、お、奥にまで、は、 + 入ってくるっ! くうっ、お、奥に、 + 来て……くはああっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +深々と突き刺さるペニスに、イツキは恐怖を +感じた。 +\endtext + +\text +自分の体内深くにまで、他人が入って来る +という奇妙な感覚。 +\endtext + +\text +それに翻弄され、次第に理性的にものを +考えられなくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、奥がいいか。ならばもっと突いて + やろう。ほら、これでどうだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっああああっ! あっ、そ、そんな、 + こ、怖い……ああっ、ふ、深い! あぐ、 + んぐふううっ、ふっはああーっ!」 +\endtext + +\text +内奥を突かれる感覚に、イツキは悲鳴を +あげた。 +\endtext + +\text +同時に、腹の奥底がカッと熱く燃える。 +\endtext + +\text +その熱は、甘い痺れとなって全身に +広がっていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はーっ、はーっ、あ、ああっ、んくうう、 + くはああっ! あっ、な、なにか、ああ、 + く、来る……き、来てしまう!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「か、身体の中から……ああ、へ、変な + 衝動がこみ上げてきて……ひううっ、 + んっはああ、あぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイクということだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「イク? これが……イク? あ、ふう、 + くはああっ! あ、あああっ、い、イク、 + これは……ああ、先ほどの……!」 +\endtext + +\text +そう、股間を愛撫されていた時、突然 +押し寄せてきたすさまじいまでの快感。 +\endtext + +\text +それが再びイツキを飲み込もうとしていた。 +\endtext + +\text +宙に投げ出されるような、 +どこまでも落ちていくような、 +奇妙な感覚。 +\endtext + +\text +それに再び襲われると知って、イツキは +怯えた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああっ、こ、怖い……ま、また、 + あの感覚が来る……き、来てしまう! + んひっ、ひああっ! あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! だが、お前の身体は間違いなく + 悦んでいる。俺のチ●ポを、物欲しげに + 締めつけているからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私の身体が? か、勝手に? + 信じられぬ! そ、そのようなこと、 + 信じられぬ……うっ、うあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が信じられないイツキは、 +ぶんぶんと首を振った。 +\endtext + +\text +しかし、絶頂は否応なしに到来する。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ……ぐうっ、出すぞ……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、く、来る……来てしまう! + あっ、い、イク……くはああっ、 + んあああっ、い、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んあああっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、先ほど股間を +弄られた時と同じ甘い痺れが全身を +走り抜けた。 +\endtext + +\text +同時に、身体が勝手にガクガクと震え、 +更に膣が強く収縮してペニスを締めつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、おおっ!」 +\endtext + +\text +膣内で肉棒が脈動し、濁精を噴き上げる。 +\endtext + +\text +その迸りが膣壁を打ち、イツキは奇妙な +感覚に震えた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、あぐっ、あ、熱い! 熱い + ものが、ひ、広がって……くはああ、 + ああっ、ま、まだ……入って、くる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐうっ! まだまだ……ふうぅ!」 +\endtext + +\text +ペニスは、何度も脈動し、熱汁をイツキの +膣壁に叩きつける。 +\endtext + +\text +精液が膣内に注ぎ込まれるたびに、イツキは +言いようのない悦楽に襲われていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くううっ! あ、ああ……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うう? あぁ……お、終わった、 + のか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、終わりだ……ふぅ!」 +\endtext + +\text +全身に広がる悦楽を、無我夢中で +こらえていたイツキは、呆然とした様子で +カイムにそう訊ねた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はあっ、はあっ、う、うう……」 +\endtext + +\text +今、自分の身に起きたことがとても +信じられない。 +\endtext + +\text +放心したイツキの顔はそう物語っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、どうした? あまりにも + 気持ちよすぎて我を失ったか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「なにが、起きたのか……よくわからない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ははは! 正直なヤツだ。確かに、 + 初めてでは、なにが起きたのかよく + わからんだろうな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ない。では、もう一度、女の悦びを + その身体に教え込んでやろう」 +\endtext + +\text +カイムがそう言った時だった。 +\endtext + +\text +イツキの腰の辺りから、奇妙な音が聞こえた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様! 魔封じの紐が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに!?」 +\endtext + +\text +ブチッ、ブチブチッ。 +\endtext + +\text +カイムが目をやった瞬間、カタナを +縛っている紐が、引きちぎられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ!?」 +\endtext + +\text +同時に、真っ白な光が辺りを包み込み、 +カイムの腕の中からイツキの感触が消える。 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ!」 +\endtext + +\text +唐突に身体を襲った痛みと衝撃。 +\endtext + +\text +その大きさに思わず息が詰まる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、う……ううっ!? ここ、は?」 +\endtext + +\text +すぐさま本能が警報を発し、イツキは +服を整えつつ、起き上がって周囲を +見回した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「どこだ……ここは……」 +\endtext + +\text +周囲を見回しても、人影は見えない。 +\endtext + +\text +どうやら、一瞬にして迷宮の玉座の間から +ここへ転移させられたようだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「『咎切』……」 +\endtext + +\text +イツキはそうつぶやいて、相棒とも言える +カタナの柄に手をやる。 +\endtext + +\text +カタナを縛り上げていた魔封じの紐は既に +引きちぎられ、霧散している。 +\endtext + +\text("イツキ") +「結局、魔王を討つことはできなかったか」 +\endtext + +\text +倒すべき敵である魔王に敗れ、なおかつ +辱めを受けたという屈辱。 +\endtext + +\text +それと共に、自分を間違いなく男が +抱きたくなる女だと言われたことへの喜び。 +\endtext + +\text +それらが大きな葛藤となって、イツキは +しばらく呆然とその場に立ち尽くしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「行かねば……」 +\endtext + +\text +どれくらいそうしていただろうか。 +\endtext + +\text +次第に風が冷たくなってきたところで、 +彼女は我を取り戻した。 +\endtext + +\text +このまま、おめおめとマガヒメの元に戻る +ことはできない。 +\endtext + +\text +まずはこの荒野を抜け、人里に戻らなくては。 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王カイム。次こそは必ず……」 +\endtext + +\text +イツキはそうつぶやくと、その場を後にした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬう!? いったい、なにが起こった?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやら、あのカタナが魔封じの紐を + 自ら引きちぎったようですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……自ら封印を破るマジックアイテム + とは、とてつもないバケモノだな」 +\endtext + +\text +服を整えながら、カイムはそう独りごちた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……魔封じの紐でもダメとなると、もっと + 広範囲、なおかつ強力な仕掛けがないと + あの女剣士を捕らえることはできん、か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんな風に逃げられて、また迷宮内に + 侵入されると面倒ですね。彼女とあの + カタナの組み合わせは危険すぎます」 +\endtext + +\text +こればかりは、カイムも同意せざるを +得なかった。 +\endtext + +\text +危険になればテレポートで逃げ出し、再び +侵入してくる敵……。 +\endtext + +\text +なんとしても捕らえなければならなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「方法はお前に一任する。あのやっかいな + カタナを封じる方法を考えておいてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりました」 +\endtext + +\text +いつもならば、カイム様も考えてください +とかなんとか、小言の一つも漏らしていた +だろう。 +\endtext + +\text +だが、そんな余裕すらないのか、リズベルは +難しい顔で玉座の間を出て行った。 +\endtext + +\text("カイム") +(一応、俺の方でもなにか対策を考えて + おくとするか) +\endtext + +\text +カイムは、気むずかしい表情で玉座に腰を +下ろすと、心の中でそうつぶやいていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..22abcda --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_12.txt @@ -0,0 +1,124 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_12") + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +迷宮の入り口に再び立ち、イツキはわずかに +肩を揺らした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「二度と……後れは取らない」 +\endtext + +\text +そうつぶやき、『咎切』の柄に手を置く。 +\endtext + +\text +同時に、『咎切』がかすかに震えたような +気がした。 +\endtext + +\text +恐らく、持ち主であるイツキの気合いに +応じて『咎切』もまた昂ぶっているのだろう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王……カイム……」 +\endtext + +\text +その名を口にすると、わずかに心がざわめく。 +\endtext + +\text +犯され、処女を散らされたという屈辱と +同時に、自分を女として求められたという +複雑な思い。 +\endtext + +\text("イツキ") +「いい女……」 +\endtext + +\text +カイムは確かにそう言った。そして、 +だからこそ自分が欲しいのだ、と。 +\endtext + +\text("イツキ") +「いけない」 +\endtext + +\text +イツキは、首を振って頭に浮かんだ雑念を +追い払った。 +\endtext + +\text +そして、今度こそは決着をつけるという +決意を胸に、迷宮へと足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("アグリ") +「失礼するぜ、カイムの旦那!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうした、そんなに泡を食って」 +\endtext + +\text("アグリ") +「のんびりしてる場合じゃないぜ。例の + 女剣士がまた来やがった」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、飛んで火に入るなんとやら、だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「アグリの言うとおり、悠長なことを + 言ってる場合じゃありませんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。対策は立てたのだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。もっとも効果的と思われる策を + 講じましたが、果たして役に立つか + どうか……正直、自信がありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前の知恵と、あの『咎切』とか + いうカタナの魔力、どちらが優れているか + 見ものだな」 +\endtext + +\text("カイム") +(そうだ。そう来なくては面白くない) +\endtext + +\text +心の中でそうつぶやきながら、カイムの +口元は、自然と緩んでいた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..52bdf93 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_13.txt @@ -0,0 +1,2132 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_13") + +\text("カイム") +「ふふふ、やっと捕らえることができたな」 +\endtext + +\text +封印の符の設置された部屋。 +\endtext + +\text +そこにカイムが入って来る。 +\endtext + +\text +力尽きたイツキはその場に膝を突き、 +カイムをガラス玉のように感情の +こもっていない目で見据えた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王、か……また、私を辱めに来たのか? + そして、処刑するのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……お前はなぜそう生き急ぐ? 前に + 言っただろう? お前は処刑するには + もったいない女だと」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにそういう女はすべて、俺が + いただくことになっている。ゆえに…… + 処刑などせぬ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「しかし、私とて武人の端くれ。このまま、 + おめおめと生き恥を晒したくは無い」 +\endtext + +\text +イツキはそう言うと、苦渋に満ちた表情を +浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「細かいことに拘り過ぎだ。そもそも、 + もはやお前はここから逃げられん」 +\endtext + +\text("カイム") +「これ以上、武人として生きていくことも + できんのだ。そんなつまらぬプライドなど + 捨ててしまえ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なに……!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、イツキが憤る。 +\endtext + +\text +同時に、腰の『≪咎切/とがきり≫』も振動を始める…… +かと思われたが、なにも起こらなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、どうやら策が功を奏したようだな。 + お前の守護神は、もはやただのカタナ + でしかない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「馬鹿な……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉、そして反応を見せない +『≪咎切/とがきり≫』の様子に、イツキは絶望した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ここから逃げることもかなわず、魔王を + 討つこともできずに、朽ち果てていくと + 言うのか、私は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、そんな面倒なしがらみなど + 捨ててしまえと言っている。俺の下で、 + 一匹の雌になって生きていけばいい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ、断る! + それでは武人としての矜持が――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、本当に面倒な女だな。 + まあいい。それでも俺が欲しいと思った + 女だからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにを言って――」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が欲しいのだ。 + 女としてそばに置いておきたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、俺の嘘偽らざる気持ちだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………ッ!!」 +\endtext + +\text +これでは、まるでプロポーズではないか。 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、イツキはカァッと顔が熱く +なるのを感じた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「よ、よくもそのような言葉を臆面もなく + 吐けるものだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、女に関しては常に正直であることを + 信条としているのでな」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは服の前を開き、 +勃起した肉棒を露出させる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、待て! まさか――」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、前回と同じ展開とは限らないぞ。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ!? ぐっむううっ!? んぐっ!」 +\endtext + +\text +いきなり押し倒され、無理矢理犯される。 +\endtext + +\text +そう思って身構えていたイツキにとって、 +カイムの行動はまったくの不意打ちだった。 +\endtext + +\text +いきなり頭を掴まれたと思った次の瞬間、 +彼女の口に怒張がねじ込まれていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐもおぉっ! んぐおぅ! んぶっ、 + ぐむうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! なにを言っているのか + さっぱりわからんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、歯を立てようなどと考えるなよ。 + どうせ、ここからは逃げられん」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、武人として勝負して戦に負けた + のだから、そんな見苦しい真似はする + はずがないよなあ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ! ぐうう!」 +\endtext + +\text +歯を立てれば殺す……と言えば、イツキは +喜んでそうしただろう。 +\endtext + +\text +だからカイムは、彼女がこだわっている +武人としての矜持に訴えかけることにした。 +\endtext + +\text +そうすれば、イツキが自縄自縛になると +見込んでのことだった。 +\endtext + +\text +そしてその見込み通り、イツキはその矜持に +よりそれ以上の行動が取れなくなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そう心配そうな顔をするな。 + 別に拷問しようというわけじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前に、これから雌として生活していくに + あたり、礼儀というヤツを教えてやろうと + いうわけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐむう! そ、そんなこと、頼んで + いない!」 +\endtext + +\text +イツキは、なんとかそれだけ口に出すことが +できた。 +\endtext + +\text +明らかに怒気を含んだ物言いだったが、 +カイムはまるで気にする様子がなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにお前は頼んでいないがな。しかし、 + 躾ができていないとなると、俺が困る。 + だからきちんと学べ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐうう……ひ、卑怯な!」 +\endtext + +\text("カイム") +「卑怯で結構。なにせ魔王だからな。 + さあ、こいつに奉仕してもらおうか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ほ、奉仕、だと? ひ、人の口に、 + いきなり、こんなものを入れておいて、 + なにを言っているのだ?」 +\endtext + +\text +口にペニスを突き入れられたままだが、 +イツキはなんとかそう言葉をつむぐことが +できた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がどう思おうと知ったことではないな。 + やるのかやらないのか。俺が知りたいのは + それだけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ、断る!」 +\endtext + +\text +イツキの中には、このような扱いに屈して +なるものかという強い反骨心があった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。それならそれでいい。 + こちらも勝手に愉しませてもらうだけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐむうう!? んぐっふうううっ、 + んもああっ、んぶっ! ぶじゅるっ、 + うあっ、あ……あおう!?」 +\endtext + +\text +カイムはイツキの頭を強く掴んだまま、 +いきなり腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text +その唐突な動きによって喉奥を突かれそうに +なり、イツキは頭をのけぞらせようとする。 +\endtext + +\text +しかし、彼女の頭はカイムによってがっちり +押さえ込まれているため、 +それもままならない。 +\endtext + +\text +結果、喉を突かれてえずくことは避けられた +ものの、イツキは恐怖を味わうことになった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐぅ、ぐむっ!? んぐ……ぶはっ、 + はっ、はっ、はぶっ!? んむぐうう、 + んぐぐっ! くむうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が断るからいかんのだ。大人しく + 奉仕していればこんなことには + ならなかったのに……なあ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐぼっ!? ぐぶじゅっ、ぶじゅるる、 + んっむうううーっ!? ぶはっ、はっ、 + や、やめ……あ、あぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌とかやめてとか言っている間に舌を + 使え。唇でチ●ポを締めつけろ」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いながら、 +自分勝手な動きで腰を使う。 +\endtext + +\text +そんなことをされてはイツキもたまった +ものではない。 +\endtext + +\text +だが、経験の少ない彼女にとっては、この +異様な状況下で、導き出せる最適解など +あるはずもなかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「し、舌を? 使う? ど、どうやって? + 言っている意味がわからぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「舌をチ●ポの裏側にあてがっておけ。 + その状態で俺が腰を使えば、舌を + 使うことになるのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、わかった。や、やってみれば + いいのだろう?」 +\endtext + +\text +これが異様なことだという認識はあった +ものの、今のイツキにはカイムの指示に +従う他に道はなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そのまま舌を押しつけていろ。 + ふふ、なかなか上手くできるじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ、ぐむ! むぐぐっ、んっむうぅ! + ぶ、ぶはっ、はっ、はっ、あ……むう、 + ぐむむううっ! んぐ、んぐっふう!」 +\endtext + +\text +イツキにとっては深々と突き込まれた肉棒を +捌くだけで精一杯だ。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんな彼女の事情を斟酌する +ことなく、更に動きを速めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいぞ。まるっきりの初心者に + してはなかなか愉しめるな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「むぐうううっ! ぐむ、んっむううっ、 + げほっ、ごほっ! お、おえ……く、 + 苦しい……ぐ、むううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? どうした? 俺は加減して動いて + いるはずだぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「お、おぶっ!? そ、そんなことを、い、 + 言われても……お、おえっ! げほっ、 + んぐむううっ! むっ、むぐううっ!」 +\endtext + +\text +イツキは、今にも喉を突きそうになる肉棒に +本能的な恐怖を感じていた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは彼の言うとおりぎりぎりの +ところを見切って動いていた。 +\endtext + +\text +それがイツキには余計に腹立たしかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにも考えずに、チ●ポ専用ハメ穴に + なればよかろう。 + 敗者には似つかわしい扱いだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くう……んむううっ、むっちゅ、 + ちゅぼぼっ! ぐぶじゅっ、んむうう、 + ぶはっ、はっ、はっ! あむうっ!」 +\endtext + +\text +なにか一言言ってやろうと思うのだが、 +そのたびにペニスに喉を突かれそうになる。 +\endtext + +\text +これもまた、自分を黙らせるためにカイムが +やっているのだと思うと、イツキは黙るしか +なかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、言いたいことがあるのなら、 + 聞いてやるぞ? 俺は器が大きいからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ! ぐうう……む、むううっ、んぐ、 + んむふううっ! ふはっ、はっ、い、いい。 + それこそ、魔王殿の思うつぼだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ。少しは学んだか。だが、そうなると + 否が応でもこの経験の感想を聞いてみたく + なるな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、魔王カイム! どこまで敗者を + 貶めれば気が済むのだ……っ!」 +\endtext + +\text +イツキが気色ばんでそう食って掛かる。 +\endtext + +\text +だが、カイムは涼しい顔だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。さしずめ、完全に俺の雌として + 堕ちるまでだろうか。くくく」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐううう!」 +\endtext + +\text +イツキとしては、歯ぎしりの一つもしたい +ところだっただろう。 +\endtext + +\text +だが、武人として、卑怯なことを嫌う矜持が +彼女を縛り付けていた。 +\endtext + +\text +それは、最初にカイムが企んだとおりの +結果をもたらしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、不満なようだな、その顔は」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。 + お前はなにも考えず、俺のチ●ポを + しゃぶっていろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んむはぁぁ……は、はむう……ん、ふう、 + はあ、はあ、はふう……ん、ま、魔王」 +\endtext + +\text +カイムが、わずかに腰の動きを緩めた +ところで、イツキはそう言葉を発した。 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? なんだ? なにか言いたいこと + でもあるのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、口の中に……んあ、だ、唾液が + 溜まって、あ、あふれそうなのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「諦めて、すすって飲め」 +\endtext + +\text("イツキ") +「の、飲むのか?」 +\endtext + +\text +しかし、言われてみれば口に怒張を +ねじ込まれた状態では、他にどうすることも +できない。 +\endtext + +\text +うら若き乙女が、だらだらとヨダレを +垂れ流しにするわけにもいかなかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、んふう……じゅっ、じゅるるっ、 + ぐじゅるるっ、んむううっ、ぐむうっ、 + ふ、ふはっ! へ、変な音が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。その調子で、もっと下品な音を + 立ててすすれ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ!? えっ!? ま、待っ――んぐ、 + んむううっ! むじゅうう、ずじゅるる、 + んぐむうう、むちゅううっ、ちゅばっ!」 +\endtext + +\text +イツキがなにか反論しようとした途端に、 +再びカイムの動きが激しくなっていく。 +\endtext + +\text +口の中を肉棒がかき回し、そのたびに +溜まった唾液がこぼれそうになる。 +\endtext + +\text +しかたなくイツキは、なるべく唾液を +こぼさぬよう、唇を強く引き締めた。 +\endtext + +\text +そして、カイムが怒張を突き入れる +タイミングで唾液をすすり上げる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ずじゅっ、じゅっ、じゅるるるう、 + んむううう……ぐぅ、ぐむおう、 + んっはあっ、はむうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。もっと、もっとだ。もっと + 下品な音を立てろ。その方が男は + 悦ぶものだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そう、なのか? んぐむう、 + むちゅっ、ちゅるっ、ちゅっ、 + んじゅっ、じゅるるっ、ちゅじゅっ」 +\endtext + +\text +イツキが唾液を飲み込もうと +すすり上げるたびに、ペニスもまた +強く吸い上げられる。 +\endtext + +\text +そうすると、亀頭が頬裏の滑らかな +粘膜に擦りつけられて快感が倍増する。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は経験がないのだろう? だったら + 男である俺の望みに従うべきだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うう……わ、わかった。ん、むうう、 + むじゅるるっ、ちゅぷ、ず、じゅるっ、 + んぐむうう、はふ、は、はふぅ!」 +\endtext + +\text +口内をペニスに蹂躙され、更に呼吸も +苦しくなってきたイツキから、次第に +判断力が失われていく。 +\endtext + +\text +同時に、たまらない屈辱を受けている +はずなのに、どこか熱を帯びた疼きが +身体の奥底からこみ上げて来ていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、んふううっ! ふはっ、はっ、あぁ、 + あふう……はっふうんっ! んむうう、 + ぐむっ! あ、あぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? ふふふ……なるほど」 +\endtext + +\text +カイムは、次第にイツキの吐息が熱を帯びて +きたことに気付いていた。 +\endtext + +\text +だが、それを今ここで指摘するのは +やめておくことにした。 +\endtext + +\text +それはもちろん、その後のことを考えて +である。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、むむううっ、じゅっるっ、ずじゅっ、 + ぶはっ! は、はあ、あ、あぐぅ、く、 + 苦しい……ん、んむうっ! ちゅう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がもっと舌を使い、唇でチ●ポを + しごき上げれば早く終われるのだがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そう、なのか? んむうう……ちゅっ、 + ずじゅっ、じゅるるっ、ぐむううっ、んぐ、 + むちゅううっ、ちゅぼっ、じゅっぽ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、その通りだ。チ●ポを締めつけて + 自分から首を振れ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなことをしたら、喉を突くでは + ないか! う、ぐむうう! むぐっ、 + むちゅうう、じゅ、じゅるるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やらないなら構わん。俺が勝手に動く + だけの話だ」 +\endtext + +\text +――結局は、どちらでも同じではないか。 +\endtext + +\text +イツキの心に怒りが生まれたが、この +状況下ではどうしようもなかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐむううっ!? んっむううっ、 + むじゅるっ、ずぶじゅるうううっ、 + んぐっ、ぐむううっ!」 +\endtext + +\text +そんなことを考えていると、カイムの +動きが激しくなってくる。 +\endtext + +\text +イツキは、その動きを受け止めるのに +精一杯で、それ以上文句を言うことも +できなくなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、イラマチオのいいところは、 + くわえるヤツが下手くそでも射精できる + ところだな……ぬう!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ!? く、口の中で、震えてる? + な、なに、これ……んぐむううっ、じゅる、 + んむっちゅうう……ずじゅるるるぅ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスが、ぐぐっと太さと硬度を +増していく。 +\endtext + +\text +その感覚は、イツキにも捉えることができた。 +\endtext + +\text +しかし、それがなにを意味するのかにまでは、 +理解が及ばなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くううっ! 出す、ぞ……う、おお!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐむううううっ、むじゅるっ、ずじゅっ、 + ぐちゅっ、じゅぼっ、じゅぼぼっ、ぐちゅ、 + んじゅるううっ! ぐむっちゅうう!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっむうううーっ!? ふぐううっ!? + んぐっ、ぐぶうううっ! ぶじゅるるっ、 + んじゅううううーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの腰が大きく跳ねた瞬間、イツキの +口内でペニスが脈動した。 +\endtext + +\text +同時に、ドクドクと熱く、粘ついた液体が +噴出する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐぶううっ!? ごほっ、げほっ! う、 + うぐううっ! ぶはっ、は、は、はぶっ、 + んぐむうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「吐き出すな。すべて飲み干せ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐっ!? んっぐうううっ、ぐむう、 + ずじゅるるっ、んじゅううっ、ちゅぼ、 + ぶじゅううっ、ぐぶじゅうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、イツキの頭を抱え込む +ようにして押さえた。 +\endtext + +\text +その間にも熱汁の噴出は続く。 +\endtext + +\text +結果、吐き出すことなどできるはずもなく、 +イツキはそのやたらと喉に絡む苦い液体を +飲み干すハメになった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐじゅっ、ずぶじゅっ、じゅるるるっ、 + んぐっ、んぐっ、ごくっ! げほっ、 + ごほっ! うっぶっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……ふふふ。言われたとおり + 飲み干したか。 + よくできたな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってにやっと笑うと、 +まるで子供を褒めるかのようにイツキの +頭を撫でる。 +\endtext + +\text +当のイツキは、長い間口にペニスをくわえ +させられたことによる疲れと、息苦しさから +放心状態に陥っていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はーっ、はーっ、はふ……んふうう、 + はふっ、う、ふうう……んむぅ、ちゅっ、 + んむちゅ……むちゅるる」 +\endtext + +\text +その間にも唾液がしたたり落ちそうになり、 +彼女は半ば反射的にそれを飲み下していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? まだチ●ポをしゃぶり + 足りないのか? だが、この後は違う + お楽しみが待っているぞ?」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはペニスをイツキの +口から引き抜いた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふはっ! な、なにをするつもりだ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから言っただろう? 違うお楽しみの + 時間だとな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、まさか! や、やめ――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、さすがに二度目ではまだキツいか」 +\endtext + +\text +カイムはイツキに組みかかると、有無を +言わさずペニスをヴァギナに突き入れた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うぐううっ! ん、ふううっ!」 +\endtext + +\text +イツキもまた苦悶の声を漏らす。だが、 +カイムはあることに気付いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう? 一切愛撫していないのに、 + マ●コはすっかり濡れているのだな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text +そう、カイムの言うとおり、イツキのそこは +いつの間にか濡れそぼっていた。 +\endtext + +\text +それは、彼女自身も予期せぬ出来事だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっ、ああっ、な、なぜ? なぜ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、それはむしろ俺の方がなぜかと + 問いたいくらいだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまあ、それだけお前の身体が雌に + なってきたということだろうな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐううっ!」 +\endtext + +\text +両手を掴まれて挿入されているため、 +イツキには逃れようがない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、もう我慢できんのか? 自ら腰を + 振り始めるとはな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う! そのようなつもりはない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、どちらでも構わん。やることは同じ + なのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめ――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっはああああっ!? あっ、ああっ、 + くっあああんっ! あ、あああ、はぁっ、 + あ、あ、あっ! ふ、はああっ!」 +\endtext + +\text +イツキの制止の言葉を無視して、カイムは +唐突に抽送を開始した。 +\endtext + +\text +その瞬間、イツキの口からは悦声とも +悲鳴とも取れる声が漏れていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あぐううっ、んぐっ! ぐ、うううっ、 + ふはああっ! あっ、あっ、ああっ、 + んはあ、あ、く、苦しい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「苦しいだけか? 痛みはないのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「少し、痛む……だが、それよりも、 + はらわたを押し上げられるような感じが + 苦しい……う、ぐうっ!」 +\endtext + +\text +カイムが力強い動きで抽送を繰り返す。 +\endtext + +\text +そのたびに、内臓が押し上げられ、イツキは +息苦しさを感じた。 +\endtext + +\text +しかし、言われてみれば処女喪失の時の +ような強い痛みは、もうほとんど +感じなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、これはますます雌マ●コになって + きたということか。 + ふふ、愉快な話ではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、そ、そんな……私の、身体が、そんな + ことに!? う、ううっ! んぐっ、あぁ、 + あっ、くっ、くううっ!」 +\endtext + +\text +自分の身体が、男との性行為に慣れて行く。 +\endtext + +\text +その事実にイツキは恐怖に近い感情を覚えた。 +\endtext + +\text +カイムのペニスが力強く抽送を繰り返すたび +こみ上げてくるのは、わずかな痛みと、 +それよりも大きな快感だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふ、ふああっ! あっ、ああっ、はっ、 + あっ、あぐうっ、はんんっ! んあああ、 + ああぁぁ、くうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前のマ●コも雌の悦びを知った + ようだな。まったく、浅ましい限りだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ、そ、そんなことを、い、言われても、 + わ、私のせいでは……くあっ! ああっ、 + はふうっ! んっ、くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。お前の心の問題ではないな。 + むしろお前の身体が慣れてきているという + ことだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私の身体は……ど、どうにか、な、 + なってしまうのか? くううっ、ふはあ、 + あっ、あっ! くっはああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もっと淫らになっていく。男を + 求めざるを得ないようにな……ふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっ、そ、そんなっ! くうっ、あっ、 + あああっ! ふああっ、は、あーっ! + くうあああっ、あぐ、あ、あぁぁっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ふ、太い! 太いぃっ! お、奥に、 + くううっ! お、奥に、届いて……あっ、 + ふああっ、あ、あふあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムがぐっと腰に力を入れ、ペニスを膣の +内奥へと突き入れる。 +\endtext + +\text +深々と突き刺さった肉棒に、イツキは悲鳴を +漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、奥の方は、入り口とはまた違った + 感触だな。実にチ●ポに馴染むじゃないか。 + くくく」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はぐうっ! あっ、あうあ、 + んっ、ああっ! ひいいっ、そ、そんな、 + ああっ、つ、突かれたらっ! くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「突かれたら? どうだと言うのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、わ、わからない。でも、あぐっ、し、 + 痺れる! お、奥の方が、じんじんする + ような……く、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その感覚を忘れないようにしておけ。 + 何度も味わうことになるのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、何度も!? 何度もこんなことを + されたら、お、おかしくなってしまう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかしくなるように仕向けているのだから、 + 当然だろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああ……!」 +\endtext + +\text +自分の身体が知らないうちに、他人によって +変えられていく。 +\endtext + +\text +イツキはそのことに絶望を感じていた。 +しかし、彼女の身体は違った。 +\endtext + +\text +まさか身体がそれを理解したわけでは +あるまいが、より貪欲にカイムのペニスを +締めつけ始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そう怯えるようなことじゃない。 + 男を知った女は、必ず雌になるものだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや……や、やめてくれ! + そんなのは……い、嫌だ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう遅い。俺に処女を捧げた時点で + お前の変質は始まっているのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ!? んふううううんっ、ああっ、 + くうあああっ、あんんっ! んはああっ、 + あっ、あっ、い、いや、ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、面白がって膣の内奥を亀頭で突く。 +\endtext + +\text +それによって引き起こされる強い快感に +イツキは翻弄された。 +\endtext + +\text("イツキ") +「だ、め、ああっ! だめっ、くう、そこは、 + あっ、あふうっ! はっふうんっ、くうっ、 + くうっ、んぐっ、ふぁっ! あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だめ、と言いながらお前のマ●コは、 + 嬉しそうにチ●ポを締めつけているぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う……それは、わ、私のせいでは、 + あ、あぐっ! んぐううっ! ふはああ、 + あっ、あっ! んくあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにお前の心は拒絶しているのかも + 知れないな。だが、お前の身体は + 間違いなくチ●ポを欲しがっている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなことは……ひっ! んひあっ、 + あっ、あっ、くうああっ! あっはあ、 + はひあっ! んぐっ、くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のチ●ポが折れそうなほど締めつけ + られているのが、なによりの証拠だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そう言われても……ぐっ、んぐう、 + ふはっ、はっ、ああっ! あっ、くう、 + んはあっ! はっふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前だって、自分のマ●コが俺のチ●ポを + 締めつけているのは、 + わかっているのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? ひぐああっ! あっ、あああっ、 + ふあああっ! あっ、あっ、はっああっ、 + ぐううっ、んっふうううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、わざとヴァギナを押し拡げる +ようにペニスに角度をつけて抽送する。 +\endtext + +\text +イツキは、確かに拡張されているような +感覚に襲われていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああっ、ひ、拡がるっ! くはあっ、 + んあああっ! 拡がるぅぅ! ふぐうう、 + んっはあああっ、は、ふああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを感じ取れるなら、お前のマ●コは + 充分鋭敏な感覚を持っているということに + なるな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐっ、くはあああっ! あ、や、 + やめて……ああっ! ひああっ、あんっ、 + くううっ! 拡げないでぇっ!」 +\endtext + +\text +半ば無理矢理に膣穴を押し広げられる感覚に +イツキは恐怖を感じていた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはそんな彼女の言葉など +無視してひたすらペニスを突き入れ続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、やめろと懇願する相手を無視して + 散々に犯してやるのは実に楽しいものだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、こ、この……! う、ああっ! + ひああっ! あっ、あっ、うぐうううっ、 + んっはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、無駄だ。お前の弱いところは + ほとんど把握した。どこを突けばいい声で + 鳴くのか、よくわかっている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? くひいいっ! あっ、ああーっ、 + くっはああんっ、あっ、あんっ! あふぅ、 + あぐっ、んはああっ、んあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが、次第に激しくなっていく。 +\endtext + +\text +その動きに翻弄され、イツキは悲鳴に近い +喘ぎを漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、どうだ? ここが感じるのだろう? + まあ、マ●コはどこをほじっても感じる + ものだろうがな。ふははは!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くうううっ! んああっ、あっ、や、やめ、 + やめてぇ……あ、あひああっ! んはああ、 + あくううっ! くはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは的確にイツキの弱点を責め立てて +きた。 +\endtext + +\text +イツキには、それを受け流すだけの余裕など +もはや無かった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああーっ! くっ、んはあっ、ああっ、 + あっ、あっ! ひああっ! そ、そこは、 + あぐっ、んぐっふうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこは? なんだ? はっきりと言って + もらおうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そこばかり、責められると……くはあ、 + ああっ、い、イク……イッてしまう! あ、 + くううっ、んはああっ!」 +\endtext + +\text +膣の内奥、子宮口近辺を亀頭が刺激する。 +\endtext + +\text +そこから背すじを這い上がってくる強い +快感に、イツキは呻いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、ならば徹底的に責めてやらねば + ならんな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あーっ、ああっ、あぐっ、あ、あひああっ、 + い、イク……イキそう! くはっ、んんぅ、 + くうっ! ああ……だ、ダメっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。イキたければイッても構わんぞ。 + こちらもそろそろ出したくなってきた + からな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、抽送を激しく、そして +速くしていく。 +\endtext + +\text +結合部からは蜜液がこね回される粘った音が +漏れ出てくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のマ●コも随分と悦んでいるようだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや、ああっ、いやぁっ! ひぐっ、 + んっはああっ! あっ、あっ! だめ、 + んぅぅっ! だ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、締めつけが……強くなってきたな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んはああっ! あっ、あぐうっ! はうう、 + くっはああんっ! んっ、んぐううっ、 + ふはあんっ! あ、い、イク、イクッ!」 +\endtext + +\text +イツキは、いつの間にか自ら腰を振り始めて +いた。 +\endtext + +\text +それは、彼女自身も予期せぬものだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐううっ! んっ、くはあっ、あ、 + い、イク……イッちゃう! ひああっ、 + あっ、あああーっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! 出すぞ……ん、ぐ、おおっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああ……あっ! ああああーっ! + んふあっ、あはぁぁっ! んあああっ、 + くふううううっ!」 +\endtext + +\text +イツキの膣内でペニスが脈動し、精汁が +盛大に噴き上がる。 +\endtext + +\text +その迸りを膣壁で受け止めながら、 +イツキは絶頂した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、あ、熱いっ! 熱いのが、 + い、いっぱい……くうっ、いっぱい、 + は、入って……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まだまだ……もっとだ! + 受け取れ……くうっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいいっ! くっひいいーっ! ふあっ、 + はっ、はっ、あっ! あぐうっ、ま、 + まだ入って……来てっ、んくううっ!」 +\endtext + +\text +熱精が膣壁を叩くたびに、イツキの身体が +ガクガクと痙攣する。 +\endtext + +\text +カイムはそれを面白がって、更に何度も +精液を注ぎ続ける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あーっ、あっ、くううううっ! ふはっ、 + あうっ、んぐっ、くううんっ! あっ、 + ああああっ! 熱い……う、うぅん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ふう……!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓を飛ばし、射精が終わる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くはああっ、あっ、あっ、はふうっ、 + ん、くう……あっ、あぁぁ……膣内が、 + い、いっぱいに……はふぅ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく……随分と愉しんでもらえたようで、 + こちらとしてもやりがいがあるという + ものだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うあ……あ、あぁ……はっ、はっ、ん、 + くっはああ……はぁ、はぁ、あぁ……はぁ、 + んあ、あ……」 +\endtext + +\text +絶頂後、ぶるっと身体を震わせたイツキ。 +\endtext + +\text +そんな彼女にカイムはからかいの言葉を +掛けるが、イツキはろくすっぽ反応を +示さなかった。 +\endtext + +\text +どうやら、激しすぎる絶頂にすっかり虚脱 +しているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? あまりにも気持ちよすぎて + おかしくなってしまったか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「お、おかしくなど、なっていない……んぅ、 + くっ、うう……は、ふぅ……あ、ああ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? ならいいがな。それにしても、 + 物欲しげにマ●コがまだヒクついているな。 + 物足りないのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ……そんなことは、な、ない! くっ、 + う、うう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、そのカタナの防御魔法が発動する + のを待っているのなら無駄だぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なに!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この前はその忌々しいカタナのせいで + 取り逃がしたが、今回はそうはいかんぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはニヤッと笑うと、そのまま休むこと +なく腰を動かし始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな!? ま、また!? や、やめ、 + あっ! あひあああっ! んああっ、あっ、 + あぐっ! くっはあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、前回の経験から、一度で終わると + 思っていたのだろう? + あいにくだったな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んひいいいっ! くっ、うあっ! あっ、 + あぐっ、んはああっ! ひあっ、ああっ、 + そ、そんなっ、くううっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の敏感な膣内をかき回され、 +イツキは激しい悦楽に震えた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはそんな彼女に斟酌する +ことなく、更に抽送を強め、 +そして速めていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひああっ! んはああっ、ああぁっ、くう、 + んはあああーっ! あっ、あぐっ、んぐう、 + ふうううんっ! ふはぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いつまでも抵抗しているよりも、 + 今味わっている快感を受け入れた方が + 楽になれるぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、そ、そのような甘言に……うああっ、 + あっ、ひあっ! んくうううんっ、ふああ、 + はっ、はっ、はぐううっ! んくぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「別にお前を陥れようと思って言っている + のではないのだがな」 +\endtext + +\text +そう言いながらも、カイムの抽送は止む +どころか、どんどん激しくなる。 +\endtext + +\text +不慣れなヴァギナに対して、過大すぎる悦楽。 +\endtext + +\text +それがイツキの理性を奪っていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くううっ! あっ、あっはああっ、はぁっ、 + んぐっ、ぐうううっ! そ、そんなに、 + さ、されると……ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、マ●コは確実に悦んでいるな。 + またぞろ、チ●ポを嬉しそうに締めつけて + いる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もっと突いてやろう。そうすれば + お前もこれを受け入れる気になるだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふはあああんっ! あっ、あああっ、 + くうんっ、はっ、激しい……あっ、あぁ、 + あぐっ、んぐっ! くうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの激しい責めに、イツキは既に +息絶え絶えだった。 +\endtext + +\text +しかし、最後のプライドが彼女を +押しとどめる。 +\endtext + +\text +それは、この状況下では彼女にとって唯一の +救いではなく……むしろ、更に自分を縛り +付ける枷でしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうなんだ? んん? 受け入れるのか。 + それともこのまま快感に嬲られ続けるのを + 選ぶのか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、受け入れられるわけがない。ぐ、うう、 + ふはああっ! あっ、あひあああっ、んん、 + くっ! あっはあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そう言うと思っていたぞ。だったら、 + さらにお前を責め続けるだけのことだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふああっ! あっ、あっ、ああーっ! く、 + くっはああんっ! んああっ、あひああっ、 + つ、強い! は、激しいっ! くうっ!」 +\endtext + +\text +イツキの拒絶の言葉。 +カイムはそれを聞き、待ってましたと +ばかりに更に激しく腰を動かす。 +\endtext + +\text +パンッ、パンッと肉が肉を打つ音が室内に +こだまする。 +\endtext + +\text +結合部からは、白く濁り泡立った蜜汁と +精液の混合物がだらだらと流れ落ちてくる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、くううっ! あ、そ、そんなに、 + そんなにかき回されたら……あっ、あっ、 + あぐっ! んぐむううっ! くはっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなにかき回されたら? どうだと + 言うのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもお前が快感を受け入れないと + 言ったのだから、いくらマ●コを + ほじくっても問題なかろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐううっ! あ、あはああっ、 + んはああっ、あっ、ああっ! そ、そこ、 + ひいっ! そこは……っ!」 +\endtext + +\text +そう、イツキはカイムの与える悦楽を +受け入れられないと答えている。 +\endtext + +\text +従って、カイムがいくら悦楽を +注ぎ込もうとも、それを甘んじて +受け入れざるをえないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、そうだ。お前が、お前自身を + 縛り付けているのだよ。諦めて快感に + 身をゆだねた方が楽だぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐううっ! そ、そんなこと、 + できるはずが……あっ、あああーっ! + くっふううんっ! あ、あうああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、お前が音を上げるまで責め続ける + だけのことだ。今回、そのカタナの邪魔は + 入らないからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめ……ああっ、くうんっ! くふぅ、 + んはあっ、はっ、はっ、う、ぐっ! ああ、 + あっふううんっ! んぐうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この状況で、やめろと言われてやめる + ような馬鹿はいない。残念だったな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text +カイムはおかしそうに肩を揺らすと、更に +イツキの媚肉をむさぼり始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああっ、くっあああんっ! あっは、 + はああんっ! い、いや……ああっ、いや、 + いやぁっ! や、やめ、て……んくっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやとかやめてと言うわりには、随分と + 気持ちよさそうに喘ぐじゃないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当は、やめて欲しいとはこれっぽっちも + 思っていないのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、くっ! んんっ! んはあああぁ、 + ぐううっ! あっ、あっ、はああんっ! + や、やめ、て……あっ、ああああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。例えここでやめたとしても、俺にも + お前にも得がない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「と、得があるのは、お前だけでは、な、 + ないのかっ!? ひあああっ、あああっ、 + くううっ! ふっはああーんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、もちろんお前にも得があるぞ。 + なにより気持ちよくイクことが + できるんだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああっ! あっ、あはああんっ! + く、くぐううっ、んぐっはああんっ、 + あっ、あひああっ! はぐううっ!」 +\endtext + +\text +イツキの制止の言葉など、カイムにとっては +なんの効力もなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? そろそろ受け入れる気に + なってきたか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「む、無理……無理に、決まっている! + くふううっ! ふっはああんっ、ああっ、 + ぐっううううっ! あっ、はああん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「予想通りの回答をありがとう。 + ここで受け入れる……と言われていたら、 + 俺も拍子抜けだった」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひいいっ! ひああんっ、あああっ、 + くはああっ! ま、まだ……まだ続ける、 + つ、つもりなのか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん。お前がイクまでな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くうううっ! うっ、ああっ! あああっ、 + ひうっ! くっふううんっ! ふっはああ、 + あっ、あっ! く、や、やめて……!」 +\endtext + +\text +カイムの容赦ない抽送がイツキのヴァギナを +襲う。 +\endtext + +\text +力強くペニスが膣壁を擦り上げ、そのたびに +熱く疼くような痺れがイツキの体内を +駆け巡る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、あふうっ! んくううううっ、 + んはああっ、あっ、あっ、し、痺れるっ、 + くうっ! あ、あぐっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、うっ! あっ、あっ、熱い……ああっ、 + な、膣内が、あ、熱くなって……ひっ、く、 + んはああっ! あ、ああっ! ふはっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、そうだ、もっとチ●ポをマ●コで + 感じろ。もっと味わうんだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ! ああっ! そ、そんな、激しく、 + あひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「激しくしなければ、イケないだろう? + なにを言っている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ! くあっ、はああんっ、 + んっはああっ! あ、あひあっ! はああ、 + あぐっ、んぐっふうううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが激しく腰を使う。肉が肉を打つ +音が響き渡り、結合部から聞こえる粘った音 +も激しさを増す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ、うああっ! あ、あぐっ、くっふう、 + ふはぁっ! あっ、あ、熱い……膣内が、 + 熱く……なって、ひっ! ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、急にマ●コの締めつけが強くなって + 来たな。そろそろ、イキたいのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、わからない……でも、ああっ、ま、 + また来る! き、来てしまう! ああっ、 + すごい、波が……ひふううっ!」 +\endtext + +\text +イツキが、ガクガクと身体を震わせる。 +\endtext + +\text +彼女の膣もまた、痙攣しながらカイムの +ペニスを食い締めた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐっ! ぐっふうううっ、ふっ、うあ、 + あっ、あっ! くうんっ! ひああっ、 + あひっ! ふひいいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、更にマ●コがチ●ポに密着して + 来たな。ねっとりと亀頭を包み込んで + 来ているぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、あっ、くはっ! はっ、あぁっ、 + ふあっ! あっ、い、いや……ああっ、 + くうっ、いやぁっ! あ、だめ、ダメッ!」 +\endtext + +\text +いよいよ激しくなるカイムの抽送から、 +イツキは腰を振って逃れようとする。 +\endtext + +\text +しかし、腕を掴まれ、深々と怒張を +突き入れられているこの状況で、それが +かなうはずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや、自ら腰を振っておねだりとは + たまげたな。いいだろう、 + そろそろイカせてやろうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違――んあっ! んふああああっ、 + くっ、くううんっ! あっ、あっ、ふあ、 + はっあああんっ! あ、く、来る!」 +\endtext + +\text +カイムが絶頂へ向けて腰の動きを加速させる。 +\endtext + +\text +内奥に叩きつけられる亀頭と、そこから +沸き起こる悦楽。 +\endtext + +\text +それがイツキを次第に追い詰めていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ! はあああっ、んぐっふう、 + ふあっ! あっ、あうああぁ! ふああ、 + あっ、あふあっ! い、イク……イク!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、だめ、い、イク、イク……んぅっ、 + イク……イッちゃう! あっ、イクッ、 + イクイク……くううっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐっふうううんっ! ふはああっ、あっ、 + ああああ……あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +イツキの身体がガクンと大きく跳ね、同時に +膣がキュッと窄まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬううっ!」 +\endtext + +\text +その強い締めつけに逆らってペニスを内奥に +突き入れ、精液を解放する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああっ! あ、熱い! また、 + あ、熱いのが……ひっ、ひぐっ! あぁ、 + ふはっ、はっ! あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと精汁が迸る。その熱さに +イツキは不規則に腰を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだだ。まだ出るぞ……くっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ、くうっ! な、膣内が、いっぱいに、 + ふああっ、いっぱいに、なる……くうん、 + ふ、はっ! あ、ああ……!」 +\endtext + +\text +熱精が膣壁と子宮口を叩くたびに、イツキの +肌にさざ波のような痙攣が走る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んんくううっ! ふ、はあっ! あ、ああ、 + ひうっ! ま、まだ入って、来る……ああ、 + 入って、来るぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっ! ふう……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふはああっ! んあっ!」 +\endtext + +\text +最後に尿道口を割って残滓が飛び、射精が +終わる。 +\endtext + +\text +最後の噴出を受け、イツキの身体が大きく +突っ張った。 +\endtext + +\text +そして、すぐさま弛緩する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、あ、あ……く、ふぅ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、どうやら今回は最後まで満足して + もらえたようだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、あ、ううう……ふ、うぅん……くぅ、 + はーっ、はーっ、はっ、はふぅ!」 +\endtext + +\text +カイムのそんな言葉も、今のイツキに +とっては、どこか遠くから響いてくるように +感じられた。 +\endtext + +\text +だが、カイムがこれだけ何度も自分の身体を +求めてきたという事実だけは認識していた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私は……そんなに、何度も求めるに + 値する女……なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、当たり前だ。出会ったときから + お前のようないい女を逃すのは + もったいないと思っていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「この封印の符とて、お前を捕らえるため + だけに用意したものだからな」 +\endtext + +\text +正確には『≪咎切/とがきり≫』の魔力を封じるためだが、 +と、カイムは心の中で付け足した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そう、か……疲れた……捕らえるなり、 + 殺すなり、好きに……してくれ……」 +\endtext + +\text +そう言うと、イツキは疲労から気を失った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、殺すなどもったいない。お前は + 手元に置いて、たっぷりと愉しませて + もらうぞ」 +\endtext + +\text +完全に意識が闇に落ちる瞬間、イツキの耳は +カイムのそんな声を捉えていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..da9468b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_14.txt @@ -0,0 +1,1768 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_14") + +\text +カイムの策にはまり、魔王軍の虜囚と +なってから一週間が過ぎた。 +\endtext + +\text +てっきり牢に繋がれると思っていた +イツキだったが、彼女の予想は外れた。 +\endtext + +\text +監視付きではあるものの、彼女の行動は +制限されなかった。 +\endtext + +\text +正直、拍子抜けもいいところだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、えぇと……」 +\endtext + +\text("店員") +「よう、女剣士の姉ちゃんか。いつもの + だな。待ってな」 +\endtext + +\text +普通、虜囚の身ともなれば、生きていくのに +最低限必要な程度の食事しか与えられない +はずだ。 +\endtext + +\text +だが、イツキはこうして自由に自室を出て +歩き回り、食堂を兼ねた酒場で好きな +メニューを頼むことができる。 +\endtext + +\text("店員") +「へい、お待ち。シュカ風定食だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ど、どうも」 +\endtext + +\text +威勢のいい店員がトレイに載った食事を +イツキの前に置く。 +\endtext + +\text +その言葉通り、店員は彼女が初めて +来店したとき好みを聞き、シュカ風の +料理を用意してくれたのだった。 +\endtext + +\text +そして、それ以来、イツキはこの食事を +楽しみにしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん……」 +\endtext + +\text +テーブルについて、食事を始める。 +\endtext + +\text +味の方は、本格的なシュカ料理には +及ばないが、それでもらしくはあった。 +\endtext + +\text("兵士1") +「よう、イツキ。またそれか。よく + 飽きないな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ、あ、あの……」 +\endtext + +\text +通りがかる魔王軍の兵士達が、気さくに +声を掛けていく。 +\endtext + +\text +だが、人見知りの激しいイツキは、 +どうしても腰が引けたような対応しか +できなかった。 +\endtext + +\text("兵士2") +「おい、よせよ。 + 彼女困ってるじゃないか」 +\endtext + +\text("兵士1") +「いや、俺はだな……」 +\endtext + +\text("兵士2") +「飯くらい一人でゆっくり食わせてやれって。 + 悪かったな、邪魔して」 +\endtext + +\text +そう言うと、兵士はもう一人の兵士を +引きずってその場を去って行く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、う……」 +\endtext + +\text +その背中に礼を言おうとしたが、 +なんと言えばいいのかわからず、 +イツキは言葉を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「……はぁ」 +\endtext + +\text +兵士達を見送った後、イツキは目の前の +食事に集中することにした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +この環境から逃げだそうと思えば、いつでも +逃げ出せるだろう。 +\endtext + +\text +だが、カイム達に正面から正々堂々と二度も +挑んで負けたのだ。そうすることは、彼女の +矜持が許さなかった。 +\endtext + +\text +それに、カイムからは何度も部下になれと +言われ続けている。 +\endtext + +\text +そのことに関しては、すぐに返事が +できそうにもないが、少なくとも、ここの +居心地は悪くない。 +\endtext + +\text +それに……。 +\endtext + +\text("カイム") +(お前が欲しい) +\endtext + +\text("イツキ") +「……ッ!」 +\endtext + +\text +顔をあわせるたびに、カイムは真顔で +そう迫ってくるのだ。 +\endtext + +\text +それが、男として女を求める意味なのか、 +人材としての意味なのか、イツキには +訊くことができなかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、ん……んっ!」 +\endtext + +\text +なぜか、カイムのことが頭に浮かんだ瞬間、 +顔がカッと熱くなり、鼓動が速まる。 +\endtext + +\text +同時に、全身にじぃんと甘い痺れのような +ものが走り、身体が小刻みに震え始めた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ……う、はっ!」 +\endtext + +\text +身体の奥底からこみ上げてくる衝動。 +\endtext + +\text +有り体に言えば、それは性欲だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「も、戻ろう」 +\endtext + +\text +そそくさとシュカ風定食をかき込むと、 +イツキはトレイを持って立ち上がった。 +\endtext + +\text +そして、それをカウンターの下膳口に +置く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ご……ん、ん、ごちそう、さま」 +\endtext + +\text("店員") +「おう……ん? どうした? なんか + 顔色が悪いが……?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いっ! いえっ、なっ、なんでも!」 +\endtext + +\text +変な声が出そうになり、イツキはそれだけを +告げるのが精一杯だった。 +\endtext + +\text +とりあえず、真っ赤になった顔と潤んだ目を +見られないように、急いで食堂を出る。 +\endtext + +\text +幸いなことに、迷宮内の廊下はそれなりに +人通りが多いため、特段彼女に気を掛ける +者もいない。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はぐ……!」 +\endtext + +\text +隅っこの方を、それと気取られないように +歩く。 +\endtext + +\text +こんな時に知り合いにでも会ったらなんと +言い訳すればいいのか。 +\endtext + +\text +そもそも、自分はなぜ、こんな時に欲情 +しているのか。 +\endtext + +\text +イツキの頭の中では様々な思いが錯綜し、 +彼女は混乱していた。 +\endtext + +\text("???") +「ようやく見つけたぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいっ!?」 +\endtext + +\text +急に後ろから肩を叩かれ、イツキは +引きつったような悲鳴をあげていた。 +\endtext + +\text +振り返るとそこには、ニヤニヤと笑みを +浮かべたカイムが立っていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、か、カイム殿……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、随分と具合が悪そうだが」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや……それは、その……」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われたイツキは、わずかに +逡巡した後、言葉を濁す。 +\endtext + +\text +だが、そんな彼女の様子にカイムはますます +口角をつり上げると、その耳元にささやく +ようにして、こんなことを言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「欲情して我慢できんのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「なぜそれを……! あ……」 +\endtext + +\text +イツキは、そう口走ってから、しまった、と +後悔した。 +\endtext + +\text +カイムはそんな彼女の様子を見て、満足げに +懐から小さな革袋を取り出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカの料理に使う独特のソースがある + だろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? な、なにを言っているのだ……?」 +\endtext + +\text +革袋を手に、いきなり関係のない話を始める +カイム。 +\endtext + +\text +その様子に、イツキは困惑した。 +\endtext + +\text("カイム") +「確か、豆を塩水の中で発酵させて作る + のだったか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ちょっと違うが……そのようなものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、実は、酒場の店員に渡したその + ソースには、この薬を混ぜてあったのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あのソースは、シュカ料理独特のもので、 + 他には使われない。つまり、事実上、 + お前だけが摂取することになる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「毒……!」 +\endtext + +\text +それを聞いて、イツキは自分の身体の状態に +納得した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「つまり、私を自由にしていたのも、 + わざわざシュカ風の料理を + あてがっていたのも――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私が、毒でみじめに弱っていく様を見て + あざ笑うためだったと!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜそんな面倒なことをせにゃならん。 + 殺すなら首をはねれば一発だろう。 + もちろん、お前を殺すなどあり得んが」 +\endtext + +\text("イツキ") +「だ、だったら……その薬はいったい!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「媚薬だよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「びやく……?」 +\endtext + +\text +その言葉の意味がわからず、イツキはつい +きょとんとした表情を浮かべてしまった。 +\endtext + +\text +その様子がおかしかったのか、カイムは +肩を揺らしながら言葉を続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、簡単に言えば女を発情させる + 薬だな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前を閉じ込めて、囚人食として与えても + よかったのだが、それでは俺が楽しめない + のでな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ど、どういう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がシュカ風料理を食うだろう? + そうすると身体が火照るわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、戸惑いながらもなぜこんなことに + なっているのかと困惑する。自分が淫らな + 女なのではないか、とな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを、端から見ているのは実に + 楽しかったぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも、お前を自由にしているのは + それだけの理由ではないのだが」 +\endtext + +\text("イツキ") +「お、お前という男は――んああっ!?」 +\endtext + +\text +いきり立ったイツキが、カイムに +つかみかかろうとする。 +\endtext + +\text +だが、それより早く、カイムはイツキの +股間に手を差し入れていた。 +\endtext + +\text +たちまち、イツキの口からは艶めいた声が +漏れていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、だ、だめ! あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、ここでは人目につきすぎるな。 + こっちだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うとイツキを連れて、通路の +奥へと入っていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ、ここは……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「地下迷宮というのは使われていない区画が + 想像以上に多いものでな。ここもそういう + 場所だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ! ま、待ってくれ! ここで!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前だって我慢が効かないのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムはイツキの制止を無視して彼女の服を +乱すと、いきり立つ怒張を半ば無理矢理に +恥穴にねじ込んだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、はっ! はっ、はっ、はーっ、はーっ、 + んあ、あ、はああっ!」 +\endtext + +\text +唐突にペニスを挿入されたイツキは、 +ガクガクと身体を震わせ、荒い呼吸を +繰り返す。 +\endtext + +\text +どうやら、挿入された瞬間にイッてしまった +らしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう? そうとう興奮していたようだな。 + ハメられただけでイッてしまうとは」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、ぐっ! カイム殿が、薬を盛ったから + だろうに!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、有り体に言えば、まあそうなるな。 + だから、お前は気にせず、お前のして + 欲しいことを言えばいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、薬のせいなのだ。 + 決してお前のせいではない……さあ、何を + して欲しい?」 +\endtext + +\text +カイムは言い聞かせるように、イツキの +耳元にそうささやく。 +\endtext + +\text +媚薬のもたらす興奮が正常な判断力を +灼き、イツキは自らの中にある欲望を +口にしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「その…… + も、もっと激しくして欲しい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、いいだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んむあああああっ! あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +その言葉を待っていた。 +\endtext + +\text +カイムはそう言わんばかりに一旦腰を引くと、 +ズンッと奥までペニスをたたき込んでいた。 +\endtext + +\text +途端に、イツキの口からは悲鳴に近いような +喜悦の声がこぼれる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、あっ、ああーっ! い、い、 + くううっ! い、いいっ! あ、ああっ、 + 気持ち、いい……く、はああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、まったく淫乱だな。こんな誰が + 来るかわからないところで、そんな + いやらしい声を出しているとは」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなことを言われても! ああっ、 + く、薬の……せいで……ふああっ、あ、 + んぐううっ! くっ! あひああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、遠慮なしにイツキのヴァギナを +ぐいぐいとペニスでかき回す。 +\endtext + +\text +その暴虐にも、イツキは痛みを訴えることは +なく、自ら腰を淫らにうねらせていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや、ああっ、そ、そこ、そこに、 + も、もっと! もっと欲しい! ああっ、 + い、入れて! 奥に……くう、奥にっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「奥に、か。 + なかなか欲張りだな……っ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んひあああっ! あっ、す、すごいぃ、 + お、奥に当たって……くううっ! んぅ、 + くはっ、はっ、はっ、あーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰をせり上げると、イツキの +口からは更に悦声が漏れた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、はっ、い、いいっ、くうっ、あっ、 + いいっ! も、もっと、もっとぉ……、 + はっ、はっ、ああっ、くうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと? もっとどうして + 欲しいのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、わからない。こ、こんな時の + 知識は……さっぱりなくて、 + どうすればいいのか、わからない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。では、俺に一任させてもらっても + いいということか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「す、好きに……してくれ。私には、どうせ + わからないのだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、言質は取ったぞ。お前が好きにして + いいと言ったのだから、泣いても喚いても + 俺の好きにさせてもらう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな! そんなにひどいことを + するつもりなのか……っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。気持ちいいことだよ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いながら、獰猛な笑みを +イツキに向けると、やにわに激しく腰を +使い始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ! つ、強いっ! + は、激しいっ! んぐ、ふはっ、はっ、 + あっ、あぐうううっ! くっはあー!」 +\endtext + +\text +イツキのそこは、もはやぐしょぐしょと +言っていいほど濡れそぼっていた。 +\endtext + +\text +その濡れそぼった媚肉を、カイムの怒張が +容赦なくかき回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、すごい食いつきだな。チ●ポが + 根元から持って行かれそうだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ふううっ! んぐうううっ、ああっ、 + くっ、んくっ! はっ、はっ、ああーっ、 + い、いいっ! お、奥が……いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが亀頭を内奥に叩きつけ、そのまま +腰をひねる。 +\endtext + +\text +子宮口が亀頭にこね回され、イツキは歓喜の +声をあげていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はーっ! あ、あああっ、んはあ、 + あっ、い、いいっ、気持ち、いいっ! + んぐっ、く、いいっ、ああっ、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女喪失の時から考えると、ここまで + 乱れるようになるとは想像もしなかったぞ。 + 女は変われば変わるものだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、そ、そのような言い方は、い、 + いやっ! く、ひっ、ひうっ! あっ、 + ふはああっ! あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +と、不意にカイムが抽送の速度を落とす。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふああ? あ、あぁ? い、いったい、 + な、なぜ? く、は……はぁ、ああ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに……お前がいや、と言ったのでな。 + そんなにいやならば、やめるしかないと + 思っただけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな……!」 +\endtext + +\text +イツキは、カイムの意地の悪い物言いに、 +絶望的な表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +こんな中途半端な状況で放り出されたら +自分の身体がどうなってしまうのか。 +\endtext + +\text +そんな恐怖にも近い感情がこみ上げてくる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや、では……ない。も、もっとして + 欲しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを、どうして欲しいのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私の……そ、そこ」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コ、だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、マ●コを……カイム殿の、その、 + アレで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「チ●ポ、で……か、かき回して欲しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まだたどたどしいがよかろう。 + これ以上焦らすと暴れ出しそうだからな。 + ふふっ、では行くぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んふっはああああーっ! あっ、あああっ、 + あぐはああっ、はんっ、んああっ、ああ、 + んふあっ、は、あああっ! ああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは不敵に笑うと、再び激しく腰を使い +始める。 +\endtext + +\text +イツキはたちまち悦楽の波の中へと +飲み込まれて行く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、だめ、は、ああっ! 我慢、 + できないっ! ひああっ、あっ、イク、 + イキそうなのっ! は、あ、あぐう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こちらも……出すぞ!」 +\endtext + +\text +この一週間、カイムは禁欲生活を送って +いた。 +\endtext + +\text +イツキを乱れ狂わせ、その彼女の膣内に +射精するためだ。 +\endtext + +\text +既にカイムのペニスは、このために貯め +続けた精力で弾けそうになっていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、カイム殿の……が、な、 + 膣内で、大きくなって! く、ふああ、 + あっ、ああーっ、イク、イクッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! 出るぞ……う、ぬう!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「来る! あっ、来てしまう! あ、い、 + イク、イク……くううっ! あ、あひあ、 + イク、あっ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐああああーっ! あっ、あっ、 + んあっはあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text +イツキのヴァギナが収縮しながら怒張を +食い締める。 +\endtext + +\text +その刺激を受け、カイムは膣内に精を放って +いた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、熱いっ、熱いいいいっ! な、膣内、 + 膣内に、熱いのが……は、入って、くる、 + ああっ、入って、来るぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ぐっ、ううっ!」 +\endtext + +\text +カイムは腰に力を入れ、ドクドクと濁精を +注ぎ続ける。 +\endtext + +\text +その熱が、更にイツキを強い悦楽へと誘う。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひぐっ、あっ、あああっ! ま、まだ、 + 入って来る! いっぱい、入って来るぅ! + あ、ふああっ、は、ふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まだ終わりではないぞ……ぬう!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんなに……は、入らないっ! あっ、 + ぐっ、ふううんっ! は、入らないぃぃ、 + ああっ、ふはっ、は、はふっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと力強い射精が続く。 +\endtext + +\text +脈動するペニスと、膣壁を叩く熱汁。 +\endtext + +\text +イツキの身体が、それに伴ってビクビクと +震える。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひうっ! くはっ、はっ、はっ、ああっ、 + んぐっ! くっふううんっ、はああ、あ、 + あ、ひっ、ひぐっ、んぐふうぅ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くふうっ! う、ふう!」 +\endtext + +\text +カイムが大きなため息を漏らし、射精が +終わる。 +\endtext + +\text +そこでイツキも、ようやく一息吐くことが +できるようになった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、あふああ、 + あ、あぐ……んぅっ! はっ、はっ、 + くはっ、あ、ああ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +イツキが、空気をむさぼるようにして大きく +肩を揺らす。 +\endtext + +\text +そのたびにペニスをくわえ込んだ膣口が +ヒクヒクとわななき、そこから蜜汁と精液の +混合物がだらだらと流れ落ちてきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、せっかく膣内にたっぷりと出して + やったというのに、ひり出してしまうとは + はしたないな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そう……言われても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあいいか。どうせお前も一度では + 物足りないのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう一度膣内にぶちまけてやるから、 + 今度は漏らすなよ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あう……」 +\endtext + +\text +実際、未だ媚薬の火照りに身体を支配されて +いるイツキには、反論できなかった。 +\endtext + +\text +彼女がなんと言おうか逡巡している間に、 +カイムは再び動き出す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあっ、はああっ、あっ、あぁっ! い、 + いいっ、んはぁぁ……き、気持ち、いい、 + くううっ、あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか正直なヤツだ。もっと素直に + なっても構わんのだぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ!? あ、いや、あの……そ、それは、 + ん……はあっ! んきゅうっ、く、ふうっ、 + ふっはっ! あっ、あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われ、イツキは一瞬 +困ったような表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +恐らく、彼女の中には未だ、虜囚の身で +ありながら、このような行為に溺れていて +いいのかという葛藤があるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(そこが興味深いところなのだがな。まあ、 + その件についてはいずれなんとかしよう) +\endtext + +\text("カイム") +「謙虚なのは美徳だが、遠慮しすぎは身体に + よくないな。なにせ、今のお前は媚薬で + おかしくなっているのだから」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あなたのしたことだろうに! くっ、 + ふ、あぁっ、あ、あふ……はっ、はふうん、 + くうっ、んっ、んはっ、はっ、はあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、その媚薬の効果を鎮めてやろうと + 言うのだ。 + 正直に欲望を口にして構わんのだぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、く……あ、あの、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、さっき教えた言葉をもう忘れた + のか? その言葉でおねだりして + もらおうか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、あの……マ●コ、を……ち、チ●ポで、 + た、たくさんかき回して、欲しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああーっ! あっ、あああっ、くうっ、 + は、激しい……んぐっ、く、ふうううんっ、 + い、いいっ! お、奥に……来てるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、奥がいいのか。 + なら、これでどうだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くふうううんっ! ふあっ、あ、ああっ、 + お、奥、し、痺れる! あ、当たってるっ、 + んぐ、く、ふうううっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、亀頭を子宮口に押し当てたまま、 +小刻みに腰を前後させる。 +\endtext + +\text +その絶妙な刺激に、イツキはぶるぶると +身体を震わせる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ、はぐっ、んはああっ、 + い、いいっ、ああっ、き、気持ちいいっ、 + お、奥……んぅ、奥、気持ちいいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなにこれがお気に召したかね。ならば + もっと味わうがいい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあっはああんっ、あああーっ、あぐっ、 + んはっ、はああっ、あっ、あっ、くううう、 + ひっ、ひうっ! んひあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの、小刻みだった動きが次第に激しく +なっていく。 +\endtext + +\text +その動きは、子宮口を責め立てる小刻みな +ものから、大きな抽送へと変化していく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐっ、膣内、に……あ、ち、チ●ポ、 + が、擦れて……あ、ごりごりされて、ひぅ、 + ん、はあっ! あ、あっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「一カ所ばかり責めていたのでは、飽きて + しまうだろう? ふふっ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、す、すごい……くうっ、膣内で、 + 大きく動いて……ああっ、お、奥がっ、 + つ、突き上げられるっ!」 +\endtext + +\text +イツキは、子宮がごつごつと突き上げられる +悦楽に支配されていた。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮にぶち当たるたびに、腰の裏側 +辺りから、じいんと痺れるような甘美な +感覚がこみ上げてくる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くふううっ、ふっ、ふはっ! あくうっ、 + ん、あっ、ああっ! ひああっ、はふぅ、 + んんんっ! くはっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! チ●ポが子宮を突き上げると、 + マ●コが痛いくらいに締めつけてくるぞ。 + よほどたまらんのだな」 +\endtext + +\text +カイムは肩を揺らして笑うと、更に動きを +速めていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐううううーっ! くはっ、あっ、あっ、 + つ、強い、は、速いっ! くあああんっ、 + んああっ、あ、だ、め! だめっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だめじゃないだろう? いいんだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、は、はいっ、い、いい、ですっ、 + いいっ! 気持ちいいっ、く、はあっ、 + お、奥が……気持ちいい、ですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、もっと感じるがいい。たっぷりと + 愉しませてやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あぁっ、でも、あ、ま、またっ、 + またイキそう……い、イクッ、イッちゃう、 + んふうううっ!」 +\endtext + +\text +イツキの言葉は事実らしく、彼女の媚肉は +絶頂寸前の動きを繰り返していた。 +\endtext + +\text +内部の皺襞がヒクヒクとわななきながら、 +ペニスに絡みついてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば仕方ない。こちらも……出すぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああっ、イク……んああっ、イクッ、 + イッちゃううううっ! くううっ、はあっ、 + イク、イク……んあっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くはあああああーっ、あっ、熱いぃぃっ! + ひうっ、はあああんっ、あっ、あっ、く、 + んぐっ! 熱いぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text +イツキの絶頂に合わせ、カイムも欲望を +解き放っていた。 +\endtext + +\text +勢いよく濁精が尿道を駆け上がり、鈴口を +割って膣内に噴出する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、熱い……くううっ、い、いっぱい! + は、入って……来るっ、ああっ、来るぅ、 + んふうううんっ、ふあっ、はぁっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと飛び散る熱精が膣壁を打ち、 +そのたびに、イツキのヴァギナは刺激に +反応し、吸い上げるように収縮する。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、まるで、すべて吸い取ろうとして + いるかのようだ。浅ましい限りだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、そんなっ! くっ、でも、ああっ、 + でも、き、気持ちいいっ! 膣内に + 出されて……気持ち、いいっ!」 +\endtext + +\text +虜囚の身であるという悩みも恥じらいも、 +圧倒的な悦楽の前にはなりを潜めていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んはあっ! あ、ああーっ、く、はああっ、 + はっふううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの射精が終わり、イツキは大きな +ため息を漏らす。 +\endtext + +\text +同時に、ゴボゴボと濁った音を立てて +結合部から精汁と愛蜜の混合液が逆流を +始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ。さっき漏らすなと言ったばかり + なのに、また漏らしたのか。締まりのない + マ●コだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、ううっ、こ、これは……ち、違う、 + あ、ああ……違う、の……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが違うのだ? こうやってマ●汁と + 一緒に、だらだらと垂れ流しにして + いるではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひあっ!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く腰を揺すると、更に泡立った +粘液が溢れでてくる。 +\endtext + +\text +もちろん、イツキが望んでそうしている +わけではない。 +\endtext + +\text +そもそも、カイムの射精する量が +多すぎるのだ。 +\endtext + +\text +だが、経験の浅いイツキには、そんなこと +など、わかるはずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、しようのないヤツだ。だったら + また注いでやるから、今度もすべて + 受け止めてみせろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え……っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせお前の媚薬の効果もまだ切れて + いないのだろう? だったら、最後まで + つきあってやろうではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「異論などあるまいな?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「っく!」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけと、心の奥底を覗き込む +ような視線に、イツキは思わず頷いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、これで最後にするか。その代わり、 + 激しく行くぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふひいいいーっ! くっはああああっ、 + んあっ、あ、あぐううーっ! はああっ、 + あっ、あっ、あひあああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い置くと、やにわに腰を +激しく使い始める。 +\endtext + +\text +イツキは、二度も絶頂し肥厚して充血した +膣内を、まったく硬度を失わぬ剛棒で +かき回され、ガクガクと腰を跳ね上げた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふひああああああんっ! くはっ、はぐ、 + んむはああっ、い、いいっ! ああっ、 + チ●ポで、膣内が気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +膣壁が肥厚しているということは、それだけ +ペニスとの密着度が増すということだ。 +\endtext + +\text +それを、容赦のない動きで抽送されれば +どうなることか。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふひいいっ! くあっ、あああんっ、く、 + ふ、はっ! あっ、あっ、あぐうううっ! + い、いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どこが気持ちいいのだ? もう一度 + あの言葉で言ってみろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、マ●コが……チ●ポで、気持ちいい、 + ですっ! ああっ、は、恥ずかしい! + あっ、でも……気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +知識のないイツキにとっては、卑語を +言わされることよりも、むしろ自らの状況を +説明させられることの方が恥ずかしかった。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ、この辺りは今後の課題だな) +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、は、激しっ! くはっ、あっ、 + ああっ、はああんっ! あ、あぐっ、んぐ、 + くっはあああっ! い、いい、いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が更に激しさを増す。 +\endtext + +\text +パンッ、パンッという肉が肉を打つ音が +辺りに響き、そこに結合部からの粘っこい +グチュグチュという音が唱和する。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、相変わらずすごい吸い付きだ。 + よほどチ●ポが欲しくてたまらんと + 見える」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、欲しくてたまらんのは、精液かな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああっ! ど、どっちも! + どっちも欲しい! チ●ポ欲しいっ! + せ、精液も……欲しいぃぃっ!」 +\endtext + +\text +イツキは、もはや媚薬云々ではなく、それを +超えたところで性悦を受け入れていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっはあああんっ、は、はひっ! ああ、 + くうううんっ、い、いいっ! 気持ちいい、 + ああっ、膣内が……いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。そんなにいいか。ふふふ、 + では、もっともっと愉しめ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひああっ、あ、あ、いいっ! 気持ちいい、 + ひぐっ! あっ、す、すごいっ、いいっ、 + んふううんっ! くっ、くうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、うねらせるように腰を使う。 +\endtext + +\text +臼を引くようなその動きで、ペニスが膣壁に +擦りつけられる動きが大きくなり、イツキは +更に大きな悦楽を感じることになる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、す、すごいっ、気持ちいいっ、 + はぐっ、んぐふううっ、は、ああああっ! + も、もっと……欲しいぃぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、もっとか? いいだろう。 + 気の済むまでくれてやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふはっ、は、ああああっ! く、んんっ、 + い、いいっ、ああっ、そこ、奥に……奥に、 + もっと……くださいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「奥だな。よし……そらっ、これでどうだ。 + もっと感じるようになったか? んん? + それともまだ物足りないか?」 +\endtext + +\text +カイムは再び亀頭を子宮口に押し当てたまま +小刻みに腰を揺らし始める。 +\endtext + +\text +ゴツゴツと子宮を突き上げられる感覚に +イツキの肌が粟立つ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああああーっ、い、いいっ、気持ち + いいっ、く、ひああっ! あっ、はああん、 + ああっ、あぐっ、んはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、締めつけが強くなってきたな。また + イキそうなのか? んん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、い、イキそう……イキそう! も、 + もう、だめ……ああっ、我慢できないっ! + ひうっ! くふううっ!」 +\endtext + +\text +イツキのヴァギナがヒクヒクと収縮を始める。 +\endtext + +\text +それに伴って、膣壁がざわざわと蠕動し、 +ペニスを刺激する。 +\endtext + +\text +カイムはその収縮の中を、無理矢理ペニスで +押し拡げるようにして抽送する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひああっ! あ、い、いいっ! イク、 + イクゥッ! あっ、く、来る、来ちゃう、 + んふうううっ! あ、だめ、イクッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ならばこちらも出すぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「き、来て! 膣内に! 膣内に思いっきり、 + あ、あひああっ! だ、出して! 精液、 + ああっ、精液ぃっ、膣内にぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では……くっ、お前も腰を振れ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、ああっ! あはあっ! い、いいっ、 + 気持ちいいっ! んぅっ! あ、あーっ、 + い、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐうあああああっ! あっ、ああっ、 + はふああっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! お、おおーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは絶頂の瞬間、亀頭を子宮口にぐっと +押しつけていた。 +\endtext + +\text +そして、そのまま精汁を膣内にぶちまける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ! お、奥にぃっ! あ、 + 熱いのが……ひっ! ひっぐううっ! + んっはああっ! い、いっぱいぃぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! うっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「で、出てるぅっ! ま、まだ出てるぅっ! + くううううんっ、ふ、はあんっ! おふう、 + んっはあああんっ、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +次々と噴き上がる白濁弾が子宮口を叩く。 +\endtext + +\text +その熱と刺激に、イツキの身体がガクガクと +震え、ヴァギナが不規則に収縮を繰り返す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あああっ、はっ、はっ! あっ、あっ、 + はああっ、くはあっ! はーっ、はーっ、 + ふ、はあああーっ!」 +\endtext + +\text +射精が終わり、イツキはうっとりした表情を +浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、どうだった? 愉しめたか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うっ、そ、それは……は、恥ずかしい!」 +\endtext + +\text +カイムがそう訊ねると、イツキはまるで +生娘のように恥じらう。 +\endtext + +\text +先ほどまでは媚薬の効果もあって、よがり +狂っていたというのに。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふっ、こいつが今後、どんな反応を + 見せるようになるかが見ものだな) +\endtext + +\text("カイム") +「ん? そう言えば……」 +\endtext + +\text +と、一つのことに気付き、カイムがつぶやく。 +\endtext + +\text +イツキは、そんな彼に陶然とした表情のまま +何事かと目を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のそのカタナ、『≪咎切/とがきり≫』だったか? + それがまったく反応しなかったな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……私も詳しくは知らない。『≪咎切/とがきり≫』は + 持ち主が相手に敵意や警戒感を + 持っていれば反応する」 +\endtext + +\text("イツキ") +「けれど……持ち主が気を許した相手には + 反応しない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、だったらそれは、お前がもう、 + 俺のものだということを認めたような + ものだな」 +\endtext + +\text +カイムがそう言ってニッと口元を +ほころばせる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「な――」 +\endtext + +\text +不覚にもその表情に、心躍るものを +感じてしまい、イツキは顔がカッと熱く +なるのを感じていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムから素早く身を離すと、イツキは +服を整えた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「か、か、か、考えさせてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい――」 +\endtext + +\text +それだけ言うと、イツキはうつむいたまま、 +その場をそそくさと立ち去る。 +\endtext + +\text +カイムがなにか言おうとしているのが +聞こえたが、イツキはあえて無視した。 +\endtext + +\text("イツキ") +(わ、私は……このようにふしだらな女 + だったのか? いや、きっと、カイム殿に + 盛られた薬のせいなのだ!) +\endtext + +\text +自分の部屋へ向かう道すがら、イツキの +頭の中では様々な思いが交錯していた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..6abaeb3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_15.txt @@ -0,0 +1,1255 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_15") + +\text("カイム") +「――リズベルか? + 決裁なら今やっているぞ」 +\endtext + +\text("???") +「あ、す、済まない。取り込み中なら + 出直した方がよろしいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、イツキか。 + 構わんぞ。入れ」 +\endtext + +\text +イツキが室内に足を踏み入れると、机の上に +山と積まれた書類と、それに埋もれる +カイムの姿があった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「これは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、リズベルのヤツ……決裁など + いちいち俺に回さず勝手にやっておけと + 言ったのに……ああっ、面倒だ!」 +\endtext + +\text +どうやら、リズベルに言われた書類仕事を +貯めていたために、その処理に追われている +ようだ。 +\endtext + +\text +俺様こそは魔王なり……とふんぞり返って +いれば魔王軍が上手く回るかというと +そんなことはないわけで……。 +\endtext + +\text +書類仕事の大半はリズベルが済ませるに +しても、重要な決裁はどうしても魔王である +カイムの承認が必要になる。 +\endtext + +\text +これらの山のような書類は、どうやら +そういった決裁書らしかった。 +\endtext + +\text +ふと見ると、酒場から出前させたのか、 +食べかけの軽食と冷めたお茶の載った +トレイが傍らに放置されている。 +\endtext + +\text +恐らくカイムは、仕事が片付くまで +リズベルにここに押し込まれている +のだろう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「やはり出直そう」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わんと言ったろう。お前がこんな + 時間に訪ねてくるくらいなのだから、 + なにか重要な用件なのだろう?」 +\endtext + +\text +虜囚の身ではありながらも、イツキの行動は +制限されていない。 +\endtext + +\text +しかし、彼女は極力自室から出ないように +していた。 +\endtext + +\text +自分は敗残の兵であるという引け目が +あったからだ。 +\endtext + +\text +それなのに、この時間になって自分の元を +訪ねるということは、彼女なりに重要な +用件なのだろうとカイムは判断していた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「しかし、邪魔をするわけには……」 +\endtext + +\text("カイム") +「邪魔ではないな。どのみち、そろそろ + 休憩しようと思っていたところだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ペンをインク壺に +戻し、大きく伸びをした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「よろしいのか? 決裁を進めないと、 + リズベル殿に小言を言われるのでは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっ! あ、あいつの小言など…… + なにほどのこともないわ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ、声が震えているようだが……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。それよりも、 + 俺に用事だったのだろう? + どうしたのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「その……どうしても、 + 気になることがあるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私は敗残の兵……魔王軍の敵だ。 + それなのに、なぜこうも厚遇される?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「本来なら、処刑されるなりなんなり、 + 相応の処罰を受けてしかるべきなのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、面倒な女だな、お前は」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な――こ、これでも私は、真面目に話して + いるのだぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「でかい声を出さなくても聞こえている。 + そもそも、それが面倒だというのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その真面目になんとやらってヤツがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ……これは性分で、 + 自分ではどうしようも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少し楽に考えたらどうだ? + まあ、そんなことよりも、だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は罰を受けるのが好みというわけか。 + だったら話は早い」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの要望に応えて、それ相応の罰と + いうヤツを与えてやろうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え……? + そ、そんなつもりで言ったのでは + ないのだが……」 +\endtext + +\text +イツキは抗弁しようとしたが、その時には +もう既に邪悪な笑みを浮かべたカイムが +彼女の腕を掴んでいた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? え? い、いったいなにを……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「特別きついヤツをお見舞いしてやろう。 + お前好みの罰をな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う、そうじゃないんだ――」 +\endtext + +\text +戸惑うイツキの腕を掴んだまま、カイムは +部屋を出て廊下をずんずんと進んでいく。 +\endtext + +\text +着いた先は、とある部屋だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ここは……いったい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、実は、対侵入者用に、新しい罠を + 開発中でな。こいつは、その試作品だ。 + 部屋全体がトラップになっている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「これが……罠?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ!?」 +\endtext + +\text +カイムが床のスイッチらしきものを踏むと、 +突然罠が飛び出してきた。 +\endtext + +\text +それに驚いているイツキ。 +\endtext + +\text +カイムは、そんな彼女の服を剥ぎ取ると、 +全身を縛り上げる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐっ!」 +\endtext + +\text +あっという間に縄を掛けられたイツキは、 +身を揺すってその束縛から逃れようとする。 +\endtext + +\text +しかし、カイムがそれを許すはずもなかった。 +\endtext + +\text +彼女の身体に打たれた縄は、少々身を +よじったところでほどけるものではない。 +\endtext + +\text +しっかりと身体に巻き付き、身動きすれば +するほど肌に食い込んでくる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なぜこのようなことを!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が言ったのだろう? 罰せられるのが + 趣味だと」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうではない! そのようなつもりで + 言ったのではないのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はいつも、自分を罰するなり + 処刑するなりしろと言っているだろう。 + あれは所詮嘘だということか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う! しかし、このような辱めを + 受ける謂われはない!」 +\endtext + +\text +怒りもあらわに抗議するイツキ。だが、 +カイムはどこ吹く風と涼しい顔だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「甘い……甘いぞ、イツキ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもお前は捕虜としては破格の待遇を + 受けているが、普通はもっと酷い目に + 遭っているはずなのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは自覚しているが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、お前の考えているような水責めや + 鞭打ちのような拷問ではないぞ。 + そんなのは男の捕虜だけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「女の捕虜なら……まず普通はオークだな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は? お、オーク? オークとは、 + 魔王軍にも在籍しているオーク達の + ことか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。あとは、服だけ溶かすスライムや、 + 謎の魔法触手生物などなど……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……正直、カイム殿が何を言っているのか、 + さっぱりわからない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのうち見せてやろう。俺の秘蔵の幻像石 + コレクションをな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はぁ……?」 +\endtext + +\text +ドヤ顔で言い放つカイムに対して、イツキは +納得のいかない表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、それはこっちに置いておいて、だ。 + その幻像石の一つに、シュカから流れて + きたものがあってな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「シュカから……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「女隠密が拷問を受けるシチュエーションが + あって、これがまたたまらんのだ! + だから、これからお前でそれを実践する」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? それはつまり、ただカイム殿の + 趣味趣向のために私を慰み者にすると + 言うことか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。なにしろお前は、罰せられて + 責められるのがお好みらしいしな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んひっ!?」 +\endtext + +\text +唐突に股間に押しつけられたものに、 +イツキはビクンと身体を震わせた。 +\endtext + +\text +振動する、男性のシンボルをかたどった +グロテスクな物体。 +\endtext + +\text +初めて見るものだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、ひっ! な、なんだ、これは!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「自律振動型のディルドーだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「でぃ、でぃるどぉ? ひ、ひああっ!?」 +\endtext + +\text +聞き慣れない言葉に戸惑っている間にも、 +その不気味な物体は激しく振動し、かゆみに +似た刺激を送り込んでくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「張り型とも言うな。未亡人が空閨を託つ + ために使ったり、女性同士で愉しむときに + 利用したりする」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこれは、魔道素子を組み込んで + 振動する上に、その振動の大きさも + 自由に変えられるのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こ、このような拷問具が……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「拷問具ではないな。大人のおもちゃさ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってにやっと笑うと、その +振動する張り型をイツキのヴァギナへと +突き入れた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ! ひいいいいーっ!」 +\endtext + +\text +イツキ自身は気付いていなかったが、彼女の +股間は、張り型の与える振動によって、既に +ぐっしょりと濡れそぼっていた。 +\endtext + +\text +溢れでた愛蜜を潤滑剤に、亀頭を模した +先端が媚肉の中へ潜り込む。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くはっ! はっ、はああんっ、あ、ああっ、 + こ、これは……き、キツいぃぃっ! んあ、 + はっ、はっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、罰を与えてくれと言ったのは、 + お前自身だからな。その言葉に責任を + 持ってもらわなくては困るな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そのようなことを言われても……くは、 + はっ、はぐっ! あっ、あうあっ! んぅ、 + くっふううんっ!」 +\endtext + +\text +イツキは、振動する淫具からの性悦を必死に +こらえようとする。 +\endtext + +\text +虜囚の身でありながら、このような悦楽に +流されるなど恥辱の極み……と思っている +のだろう。 +\endtext + +\text +だが、カイムにはそんなことなど +関係なかった。 +\endtext + +\text +ただ、ヤりたいからヤる。それだけのことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いくらこらえようとしても無駄だ。 + それ、もっと嬲ってやろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ! ひいいっ! あ、ああっ、いやっ、 + ああっ、だめ、だめぇぇっ! んくうう、 + ふはっ! はあんっ! あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +イツキが必死に快感をこらえている間にも、 +カイムは張り型をぐいぐいと動かし、彼女を +責め立て続ける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ、だめ! ああっ、だめ、 + くううっ、ひ、ひうっ、あ、そ、そんなっ、 + はぐっ! あ、ああ……っ、ひっ、くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その調子だと、相当感じているようだな。 + イッてしまっても構わんぞ。んん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う、わ、私の言っている罰はこんな + 意味では……ひっ、ひいっ! くっひい、 + あっ、あっ、はあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせ罰を受けるなら、気持ちいい + 罰の方がいいだろう? ほら、さっさと + イッてしまえ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いやっ、イキたくないっ、イキたく + ないのに……あっ、だめっ、とめられない、 + ひ、ひあああっ! イク、あああーっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「イク、イク……くう、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっはあああーんっ! あっ、ああーっ、 + くはああっ、あっ、ああああーっ、んぐ、 + ふぐううんっ、んっふうううーんっ!」 +\endtext + +\text +あり得ないほどの激しく強い絶頂が +イツキを押し流す。 +\endtext + +\text +太く硬い上に、振動までする張り型。 +\endtext + +\text +その凶暴な玩具に子宮口をえぐられ、 +イツキはガクガクと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、はっ! あっ、くうっ、ちょ、 + ちょっと、止めて! この、変なもの、 + 動きを……止めて! ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「変なものとはごあいさつだな。せっかく + お前のために用意してやったのに」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうは言われても……く、はっ、 + はふうんっ! あ、ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。罰を受けたいなどと言いつつ、 + この程度で音を上げるとはな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くううっ!」 +\endtext + +\text +肉体的な苦痛を伴う罰ならば、いくらでも +耐えられる自信はあった。 +\endtext + +\text +だが、甘美な悦楽の罠となるとそうも +行かない。 +\endtext + +\text +なにしろ、イツキにはその方面での経験が +圧倒的に少なすぎた。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ない。少し楽にしてやろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあっ!? あ、ああ……はぁ、はぁ、 + う、はぁ……はっ、はっ、はふぅ!」 +\endtext + +\text +カイムが張り型を引き抜く。 +\endtext + +\text +そのおかげで、イツキは呼吸を整えることが +できた。 +\endtext + +\text +しかし、大きな異物による刺激は、未だに +彼女の胎内で暴れ狂っているかのような +錯覚をもたらしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「も、もうやめてくれ。普通の捕虜に行う + ような拷問にしてくれ! そちらなら、 + いくらでも受けよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 顔に袋をかぶせて水を注ぎ込む + とか、あの手の死にそうになるヤツか? + 相当苦しいらしいぞ、あれは」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「頭を下に向けた状態で口や鼻に水を + 注ぎ込むヤツだろう? 手軽に溺死の + 恐怖を味わえるらしいが――」 +\endtext + +\text("カイム") +「下手をすると死にかねないし、 + そうでなくても恐怖や苦痛で失禁する + 可能性が高いしな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……くっ!」 +\endtext + +\text +確かに拷問の一つや二つは覚悟していたが、 +それを生々しく語られると、さすがに +恐怖がこみ上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? それでもまだ、過酷な拷問を + 選ぶ気概があるのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは、その……」 +\endtext + +\text +イツキの心は罪悪感に押しつぶされそうに +なる。 +\endtext + +\text +捕虜である自分がこんな風に悦楽にひたって +いていいのか。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんな彼女の心情を +見透かしたようにニヤリと笑って言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「難しく考えるな。お前が、それで + 罰になっていると思えば、 + 充分に罰なのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +いつの間にか、カイムは勃起した怒張を +露出させていた。そしてそれを、 +濡れそぼった蜜壺に押し当てる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んあああああーっ! あ、あひあっ、はあ、 + はぐっ! んっ、んんっ! くふうう!」 +\endtext + +\text +大きく硬く、振動はするが血の通っていない +張り型とは違うカイムのペニス。 +\endtext + +\text +その感触に、イツキは甘い声をあげて +しまっていた。 +\endtext + +\text +しかしカイムはそれだけで満足せず、 +手にしていた新たな張り型を、 +今度はイツキの肛門にあてがう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? ひいいいいーっ!? そこっ、 + 違う……ひいああああんっ! あ、あぐう、 + んっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、なにも違わんよ。最初から、 + ケツ穴を責めるつもりでこいつを当てて + いるのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいいっ!? そ、そんなところ、や、 + やめてぇっ! んああっ、あああっ、く、 + くっはああっ、ああ! あぐうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、罰を受けたいと言いながら、 + やめろだのダメだの、注文の多い女だな。 + 黙って罰を受けろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、ああっ! し、痺れるっ、 + くふううっ! お、お尻だめぇっ、あっ、 + ひううっ、くひいいいっ!」 +\endtext + +\text +文字通り『尻がムズムズする』感覚に +イツキは悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text +そんなことはお構いなしに、カイムは +張り型を押し当てたまま、ぐいぐいと +腰を使う。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいいっ、い、いやっ! ああっ、お尻、 + お尻は、いやああっ! や、やめてぇ! + 許してぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、実にいい悲鳴だ。是非とも、 + もっと鳴かせてみたくなる……なっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひぐうううーっ! んぐっはああっ、 + あっ、ああああーっ! さ、裂ける! + 裂けちゃう……ひいっ! くひいんっ!」 +\endtext + +\text +グボッとやや間の抜けた音と共に、カイムの +あてがった張り型がイツキの肛穴に潜り込む。 +\endtext + +\text +その暴力的なまでの太さに、イツキは +総身を震わせた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは手加減することなく、 +振動する淫具を、自らの手で操り、腸内を +かき回しながら蹂躙する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、はあっ! はっ、はぐっ! ああっ、 + し、痺れるっ! ひっ、ひいいーっ、 + あひああっ! あ、あぐうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、これはなかなか楽しいな。お前の + 腸壁が、うねりながらディルドーを + くわえ込んでいるぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、嘘よ! そ、そんなこと、あ、ある + はずが……あっ、あっひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それこそ嘘だな。マ●コと腸は隣接して + いるのだ。お前のケツ穴がいやらしく + うねっているのが伝わってくるぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふっ、ふはあああーっ! んあああ!」 +\endtext + +\text +カイムがグッと力を込め、張り型を肛門の +奥深くまで突き入れる。 +\endtext + +\text +同時に彼は、猛然と腰を使い始めた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ! くひいいいっ、あっ、ああっ、 + ま、前も、う、後ろもっ! くうっ、 + か、かき回されてぇっ、ひいい……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。お前の待ち望んだ拷問だぞ? + とは言っても、想像とは違ったよう + だがな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、だめ、ああっ、ゆ、許して、 + ひいいっ! そ、そんなっ! あ、つ、 + 強いっ! ああっ、深いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、肛門にディルドーが突き刺さって +いるにも関わらず、大きな動きでイツキを +責め立てる。 +\endtext + +\text +むしろ、そうやって膣壁を腸壁越しに +ディルドーに押し当てるようにして、 +イツキをからかっているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「許して、だと? お前は本当の拷問で + そんなことを言って、許してもらえると + 思っているのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くはあああんっ! はふううんっ、んぐ、 + く、うあっ! あ、あうあっ! はうんっ、 + あ、あひっ、ひいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは腰に体重をのせ、ぐいぐいと膣内を +かき回す。 +\endtext + +\text +そのたびに、腸壁が振動する張り型に +押しつけられ、イツキは熱い痺れが全身に +拡がっていくのを感じていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? くひいいいーっ、ひあっ、あ、 + あっはああんっ! あ、ああっ! くあっ、 + そ、そんなにされたらっ、ひいいーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、たまらんな、その鳴き声。実に + たぎる。女を嬲るのは男冥利に尽きると + いうものだ。ハハハ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああああっ、あぐっ、んぐふううっ、ふ、 + ふはあっ、は、ああっ! あぐっ、んあっ、 + ひ、ひいっ! くう、し、痺れるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前のマ●コは嬉しそうに + チ●ポを締めつけてきているぞ? + よほどお気に召したらしいな。んん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くううっ! んはっ、はふああっ、 + あっ、あっ、くはああんっ! い、いや、 + ああっ、も、もういやぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの責めに、イツキが音を上げる。 +\endtext + +\text +しかし、カイムの責めの手が緩むことはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度で音を上げるとは嘆かわしいな。 + 拷問を望んでいたのだろう? 本物の + 拷問なら、この程度で済むはずもない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くふううっ、ふ、はあっ、あっ、あっ、 + ふひいいんっ! あ、あぐうっ、くうう、 + し、痺れる……お、お尻が……くう!」 +\endtext + +\text +肛穴を機械的に休むことなく責め立て続ける +張り型。 +\endtext + +\text +その無慈悲な動きに、イツキの心と体は +悲鳴をあげていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あああっ、こ、壊れるっ! 壊れてしまう、 + ひいいっ、あっ、あはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、大げさな奴だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、腰の動きをわずかに +緩めた。 +\endtext + +\text +このままでは、イツキがあっという間に +達してしまう、と考えてのことだ。 +\endtext + +\text +カイムとしては、もっともっとイツキの +乱れる様を見ていたかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はあっ、あ、ああ……くふう、 + は、ふうんっ、あ、あぐっ! あっ、あっ、 + はああんっ、ひ、ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆっくりにしてやったのだから、 + せめてお前も腰を振るくらいはしたら + どうなのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私が? わ、私から…… + こ、腰を振る、のか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。哀れな虜囚のお前に、この俺が + 手ずからマ●コの使い方を教えてやろう + というのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、くう……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、イツキは恥辱の表情を +浮かべて唇を噛んだ。 +\endtext + +\text +しかし、罰を受けたいと言い出したのが +自分であることを思い出し、渋々とその +言葉に従う。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、んふううっ! ふあっ、あっ、ああっ、 + くはっ、はああんっ! あっ、あああっ、 + はっ、はっ、はぐううっ!」 +\endtext + +\text +しかし、肛穴を蝕む振動の中で自分から +ペニスをしごき立てるように動けば +どうなるか……。 +\endtext + +\text +その結果は、火を見るよりも明らかだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、こ、こんなっ! ひっ、ひぐうっ、 + んっはあっ、あっ、あっ! ああっ、だ、 + だめっ、くうっ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、もう泣き言か? + それ、手伝ってやるから、さっさとイッて + しまえ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひううっ! あっ、だ、だめっ、そんなに、 + は、激しくされたら……あっ、あああーっ、 + くはっ! あっ、イク、イクッ!」 +\endtext + +\text +カイムの腰の動きが速まると、イツキは +たちまち性悦の波に飲み込まれていく。 +\endtext + +\text +ガクガクと身体を震わせ、自らカイムの +ペニスを受け入れるように腰をうねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そうだ、その調子で腰を振れ。 + このまま、膣内に出してやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああーっ! だ、めっ、だめっ、 + イク、イッちゃう! あっ、あぐうう、 + イク……んふああっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んふあああああーっ! あっ、あっ、 + あっはああっ! あぐうっ、ひう、 + んふうんっ! んぐああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ! おおっ!」 +\endtext + +\text +嬌悦の声と共にイツキが絶頂する。 +\endtext + +\text +すさまじい締めつけがカイムのペニスを +襲い、それが引き金となって膣内に +濁精が迸る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あああーっ、熱いっ、熱いぃっ! + ひうっ、い、いっぱいぃっ、は、入って、 + 入って、くるううっ! んああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……っ、くうっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと力強く精液が飛ぶ。 +\endtext + +\text +その迸りを膣壁に受け、イツキは熱病に +罹ったかのように身体を痙攣させた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はーっ、はーっ、く、はあっっ! あ、 + ああっ、んはっ、はっ、ふわぁぁっ! + ああっ、い、いっぱい……!」 +\endtext + +\text +イツキが大きな吐息を漏らすのと同時に、 +カイムは怒張をヴァギナから引き抜いた。 +\endtext + +\text +そして更に、肛穴からも張り型を抜く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ! あぐっ!」 +\endtext + +\text +乱暴にディルドーを引き抜かれる感覚に +イツキが呻き声を漏らす。 +\endtext + +\text +それと時を同じくして、散々に肉棒で +突き回され、ぱっくりと開いた陰門から +愛蜜と精液の混合物が逆流を始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、せっかく出してやったのに、 + ことが終わったらお漏らしか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う……そのようなつもりでは、 + う、ああ……」 +\endtext + +\text +そうは言っても、どろどろと流れ落ちる +泡立った粘液はとどまるところを知らない。 +\endtext + +\text +カイムは、そんなイツキの様子を、ただ +黙ってニヤニヤと見つめるだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、まあいい。で、どうだった?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ど、どうだった、とは……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「罰せられて気は済んだか、 + と聞いているのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、そ、それは……その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? まだなにか要望があるのか? + 聞こうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……罰を受けるはずだったのに、私は、 + 感じて悦んでしまった。その……罪悪感に + 押しつぶされそうなのだ」 +\endtext + +\text +そう言うと、イツキは顔を赤らめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ! そんなことか! なにも + 恥ずかしがる必要はなかろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、笑い事では――」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が感じるように仕向けたのは俺だ。 + 辛気くさい顔で、いつまでも罰が + どうこうと言われちゃたまらん」 +\endtext + +\text("イツキ") +「なっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがお前の個性なのだろうがな。 + もう少し、生きることを楽しんだ方が + 気が楽だと思うぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、イツキはうつむいて唇を +噛むだけだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、気は済んだだろうからとっとと + 帰るぞ」 +\endtext + +\text +一人、なにか考え込むイツキを余所に、 +カイムは陽気にそう言うと、彼女の縄を解き、 +その腕を引いて部屋を後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16.txt new file mode 100644 index 0000000..86fd2cf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16.txt @@ -0,0 +1,220 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_16") + +\text +執務室にいるのはカイムとリズベルに、 +ハクシャの偵察に出ていた +マーガレッタとアグリ……。 +\endtext + +\text +そして、イツキだ。 +\endtext + +\text +彼らは、幻像石によって映し出された +映像を観ていた。 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「マガヒメ様ひとりの命で、 + 魔王を討てるのなら安いものだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ここには簒奪者の味方はひとりもいない。 + 魔王とともに死んでいただきます」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +起動している幻像石が映していたのは +ハクシャで起きた一連の出来事だ。 +\endtext + +\text +兵たちによるマガヒメへの叛意。 +そして、ディアボリカへの暴虐。 +\endtext + +\text +それらは、イツキを引き込むためにカイムが +幻像石で隠し撮りしたものだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「……これは、事実なのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「事実じゃよ。 + 信じる信じないはお主の自由じゃがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿は、今どこに? + ここに連れてきているのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ツーシンの仲間に連れ去られた。 + だが、しばらくは無事だろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そう、か……。 + ご無事なのか……よかった……」 +\endtext + +\text +彼女が無事と聞いて、イツキはほっとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、それも長続きしないでしょうね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなただって、わかっているでしょう。 + 敗者がどんな目に遭うのか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……助けたくはありませんか? + あなたの友人なのでしょう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いい、のか?」 +\endtext + +\text +マガヒメを助ける。 +その言葉に、イツキは顔を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、もとからマガヒメは俺のものに + するつもりだったからな。 + いいも悪いもないのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、だ。 + 俺はお前を必要としている」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私が、必要……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。俺の力には、なってくれんか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +その言葉に、イツキはしばしの間考え込む。 +\endtext + +\text("イツキ") +(マガヒメ殿を守るためだ……。 + 決して、カイム殿の言葉にほだされた + わけではない……はず) +\endtext + +\text("イツキ") +「……判った。マガヒメ殿のためだ。 + 貴殿の力になろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「む。俺のためにとは言ってくれんのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それは……カ、カイム殿の力になると + 言った。それでいいではないか……! + だいたい、私は……その……」 +\endtext + +\text +言った側から、顔を真っ赤にしていくイツキ。 +\endtext + +\text +こういう時、言葉を重ねれば +その分墓穴を掘っていくものである。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。そうだな。 + 俺のためにも今後は頑張ってもらうぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……う、うむ。 + カイム殿の、ためにも……」 +\endtext + +\text +マガヒメを助けたい。 +だが、同時にカイムの力にもなりたい。 +\endtext + +\text +そう自覚してしまうと、 +カイムの言葉も否定できなくなってしまう。 +\endtext + +\text +控えめにこくんと頷くイツキに +カイムも満足げに口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、皆にも紹介しなければ + いけませんね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。しかし、敵にすると厄介じゃが、 + 味方にするとこれほど頼もしい者はおらん。 + 私も、少しはラクになるかの」 +\endtext + +\text("アグリ") +「よし、そうと決まりゃあ手合わせしようぜ! + 俺ぁ、あんたと一度戦りあって + みたかったんだ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにをいう。 + そんなことより、歓迎会が先じゃ。 + のお、イツキ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……えっと……」 +\endtext + +\text +その前に、自身の性格を少しは +改善しなければ……と思うイツキだった。 +\endtext + +\dlg("イツキが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16_10.txt new file mode 100644 index 0000000..2e20fcf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_16_10.txt @@ -0,0 +1,167 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_16_10") + +\text("カイム") +「どうあっても、俺の配下には + ならんというのか?」 +\endtext + +\text +リズベルが見守る中、 +彼女は申し訳なさそうに視線を伏せてしまう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「……私には、無理だ。 + それだけは……マガヒメ殿に剣を向ける + ことは絶対にしたくない」 +\endtext + +\text +頑として、イツキは首を縦には振らない。 +その一点だけ言い続け、 +カイムの申し出を断っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……はあ。存外に頑固だな。 + シュカの兵は軍門に降ったというのに」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしても駄目か?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……すまない」 +\endtext + +\text +さて、どうしたものか。 +\endtext + +\text +それだけ、マガヒメを大切に思っている +ということでもあるのだが……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカの占術師が、大厄がニルトを + 滅ぼすという未来を見たそうです」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それは知っている」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今、私達が追っている敵がそれに + 当たるかもしれないんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に、シュカが滅びてしまうかも + しれないんですよ? ……マガヒメさんを、 + 守りたくないんですか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……だが、魔王軍はそのためにシュカと、 + マガヒメ殿と戦うのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメが健在である以上、 + そうなるだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿は、私の大切な友人だ。 + 結果として守ることになっても、 + 裏切ることに変わりはない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……だが、大厄が現れたときは貴殿の + 力になる。ここから逃げたりもしない。 + だから……」 +\endtext + +\text +――だから、それだけは許してほしい。 +\endtext + +\text +リズベルは、思わずため息をつきそうになる。 +\endtext + +\text +これだから、忠義に生きる剣士というのは +困る。もう少し融通を利かせてもいいのでは +ないか。 +\endtext + +\text +そう思う反面で、 +だからこそ信用できるとも考える。 +\endtext + +\text +イツキは、一度忠誠を誓えば +絶対に裏切ったりはしないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし、わかった。 + ならそれでもいい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「カイム殿……ありがとう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「甘すぎです、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「問題はないだろう。 + シュカを落とし次第、俺の力になると + 言っているのだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、まあ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その代わり、その時がきたら + おおいに働いてもらうぞ?」 +\endtext + +\text +期待をこめた、カイムの言葉に +イツキは頷きを返す。 +\endtext + +\text +それは、一足早い忠誠の言葉だ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「武士に二言はない。 + その時は、私と咎切は貴殿のための + 刀になろう」 +\endtext + +\text +そんなイツキに、カイムは満足げに +笑みを浮かべた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_17.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_17.txt new file mode 100644 index 0000000..239ce18 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_17.txt @@ -0,0 +1,1583 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_17") + +\text("カイム") +「で、不埒な侵入者どもは片付いたのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へへっ、その辺りは抜かりねえよ、 + 魔王さん」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +迷宮内に侵入してきた冒険者を撃退した +ところでカイムがそう声を掛けると、 +スパッキオがやや疲れた様子で微笑む。 +\endtext + +\text +その言葉を裏付けるように、これまた +疲れた様子のノロがコクコクとうなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。こうしょっちゅう来られては + 面倒くさいことこの上ないな」 +\endtext + +\text +カイムもそう言ってため息を漏らし、大きく +伸びをする。 +\endtext + +\text("アグリ") +「カイムの旦那。あの女剣士を連れてきて + くれねえか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? イツキか? アイツがどうか + したのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、あの女剣士そのものに関係する + わけじゃねえんだが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「実はさっきの戦闘で、落とし穴に落ちた + 敵がいてな、そいつがどうもシュカの人間 + らしいんだわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう。そいつはまだ生きているのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ。だもんで、あの女剣士に説得させて + 武装解除しようって思ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、よかろう。イツキは俺が連れて + 来よう。場所を教えろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリの話によると、ここらしいが……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あれではないか?」 +\endtext + +\text +しばらく後……カイムは、自室に +引きこもっていたイツキを伴って、アグリの +指定した部屋に到着した。 +\endtext + +\text +イツキの言うとおり、部屋の中央には +落とし穴があり、そこから呻き声と呪詛の +言葉が聞こえてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! 落とし穴に落ちているのは + どんな間抜けだ? そのツラをじっくり + 拝ませてもらおうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「待ってくれ、カイム殿。万が一、下から + 槍や飛び道具で攻撃されるとマズい。 + まず私が話をしよう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「相手がシュカの人間ならば、私の話を + 聞いてくれるはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、では任せようか」 +\endtext + +\text +カイムは、イツキと場所を変わるようにして +その場を譲った。 +\endtext + +\text +イツキは軽く頭を下げると、落とし穴に +歩み寄る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「貴公は魔王軍の捕虜となっている。 + 速やかに武器、防具を放棄した上で、 + こちらの指示に従え」 +\endtext + +\text +穴の淵から覗き込むようにして、イツキが +そう言う。 +\endtext + +\text +すると、穴の中から驚きの声が上がって来た。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「あっ、あなたは!? + イツキ様なのですか!?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いかにも」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「じ、自分にとって、剣士としてのあなたは、 + とても尊敬できる方でした。しかしなぜ、 + あなたが魔王軍に!?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは……その……」 +\endtext + +\text +まだ若い兵なのだろうか。率直な言葉を +ぶつけられ、イツキの目が泳ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「知らんのなら教えてやろう。コイツはな、 + 我が軍に負けて、現在は客将となって + おるのだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「き、貴様が魔王か! おのれ、お前が + イツキ様をたぶらかし、このような状況に + 置いているのだな!」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「そこに直れ! 刀の錆にしてくれる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、落ち着け。コイツは、別に + 強制されているわけでもなければ、弱みを + 握られているわけでもないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「自らの意志でここにいるのだ。 + ……そうだろう、イツキ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「カイム殿! それは、あまり……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、いずれにせよそこの兵が + 投降すれば知れること。それとも、 + 秘密を守るために始末するか?」 +\endtext + +\text +笑顔でさらっと恐ろしいことを言うカイムに +イツキは肝を冷やした。 +\endtext + +\text +だが、これは戦なのだ。殺しもすれば、 +殺されもする。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「なにをしている! 魔王! イツキ様に + なにかあれば、ただでは済まんぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「待て、待ってくれ! 魔王殿の + 言うとおりだ。今のところ、私は + 自らの意志でここにいる」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「くっ! おのれ、魔王! やはり邪な + 呪術かなにかでイツキ様を――」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、今、コイツが自分の意志だと + 言っただろうに」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「お前が言わせているのだ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「待て、私は本当に――」 +\endtext + +\text +イツキがそう言って、穴の淵から身を +乗り出した時だった。 +\endtext + +\text +カイムは、さっとイツキの背後に歩み寄ると +彼女の肩を軽く押した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ!?」 +\endtext + +\text +ぐらり、とバランスを崩したイツキの身体が +傾いでいく。 +\endtext + +\text +穴の中に落ちそうになった彼女は、とっさに +手を出し、穴の上に覆い被さるような格好で +落下を防いでいた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにをする、カイム殿! + 危ないではないか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、そこの兵が、どうしてもお前の + 言うことを信じられんようなのでな。 + 少し理解を助けてやろうと思う」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにを言って――ひゃああっ!?」 +\endtext + +\text +イツキが体勢を立て直そうとするよりも速く、 +カイムは彼女の下半身を露出させた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにをする気だ、カイム殿っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ、なにって……ナニだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なぜこのようなところで……ひ!?」 +\endtext + +\text +イツキは、カイムの指が触れたことと、 +そしてその触れた先が普段と違うことに +驚いて声を詰まらせた。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「やめろ魔王! イツキ様を愚弄するな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「黙っていろ。それともそこに強酸性の + スライムでも流し込んでやろうか?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「な、なんだと!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「生きながら消化されていくのは苦しかろう。 + フハハハ!」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「くっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああ……っ! + そ、そこはっ、ち、違う! ひっ、ひいっ、 + あ、あふっ! はっふうんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、シュカ兵と罵り合うのと同時に、 +イツキの菊座を執拗に愛撫していた。 +\endtext + +\text +不慣れな菊門を弄られる感覚に、イツキが +もぞもぞと腰を蠢かせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、こいつは驚きだな。ケツ穴を + 弄られて、自らいやらしく腰を振って + おねだりとはな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あーっ! あ、あぐっ、んはっ、 + はああんっ! あっ、あああっ、くう、 + あひあっ! は、はふうんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、わずかに菊門を割って +肛内に侵入してくる。 +\endtext + +\text +その太さと熱さに、イツキの口からは +思わず声が漏れていた。 +\endtext + +\text +だがそれは既に、熱を帯びた喜悦の声 +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、なんだかんだ言いつつしっかり + 感じているじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、ぐふううっ! ふ、ふはあっ、あっ、 + あああーっ! ふ、太いっ、あ、熱いっ、 + ひいっ! ひ、拡がるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拡げるようにしているのだから、当たり前 + だろう? ほれ、もっと力を抜け」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふ、ふぐううっ! くっはあっ、あっ、 + あっはあっ! あひああっ! んああっ、 + だめ、はっ、だ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text +イツキの身体がカタカタと震え始める。 +\endtext + +\text +同時に彼女の秘裂は緩み、そこから次第に +愛液がにじみ始めていた。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「い、イツキ様! お気を確かに!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、い、いやっ! み、見ないでっ! + こんな姿、見ないでぇっ!」 +\endtext + +\text +しかし、穴の底からの声は、イツキに他人の +存在をより強く印象づける結果にしか +ならなかった。 +\endtext + +\text +むしろ、自らが恥ずかしい部分を弄られて +感じてしまっているという事実を、 +より客観的に自覚させられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、コイツは、そんなにご大層な + 女ではないぞ。そこからも見えるだろう? + コイツが、マ●コを濡らしているのが」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? ひぐっ! んぐっ、はああっ、 + あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +ぐっと菊座を割り、カイムの指先が肛門内に +侵入してくる。 +\endtext + +\text +それと同時にイツキは悲鳴に近いような +喜悦の声をあげていた。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「そ、そんな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「コイツとて女――雌ということさ。男に + 嬲られれば、すぐに股を濡らす。例え、 + それがケツ穴でもな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや、違うの……これは、違うの! + ひっ、ひああっ! あっ、あふああっ、 + んくっ! んはああーっ!」 +\endtext + +\text +イツキの否定の言葉を遮るように、カイムは +肛内で激しく指を動かす。 +\endtext + +\text +イツキの口からは、ひっきりなしに悦びの +喘ぎが漏れていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んんっ、んはぁ……はっ、はっ、はーっ、 + ああ、く、ううっ! あ、そ、そこは、 + も、もうやめて……ひっ! ひうっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が完全に肛穴に潜り込む。 +\endtext + +\text +括約筋を押し広げられることがなくなった +ためか、イツキの表情はいくらか和らいで +いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。これからここに + チ●ポをぶち込むんだ。よくほぐして + おかなければならんだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「なっ!? そ、そんなところに!? し、 + しかしそこは、あの、ち、違うのでは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあ知らんのも無理はないか。 + こっちでヤる方法もあるのだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そっ、そんな、変態みたいなこと……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「変態か……フハハハ! そうだな。 + ケツ穴に指を突っ込まれて感じている + お前はまさにその変態だな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、くう……っ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉嬲りに、イツキは腰を振って +その場から逃れようとする。 +\endtext + +\text +だが、カイムがそれを許すはずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、暴れると悲惨なことになるぞ? + ケツ穴を締めておくと筋肉が切れて、一生 + だだ漏れになるかもなぁ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいっ!?」 +\endtext + +\text +イツキが大人しくなったところで、カイムは +再び激しく指を使い始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひぐああああっ! あひあああっ、んあっ、 + そんなに、激しく、しないでぇぇっ! く、 + ふあっ! あっ、ひ、拡がるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拡げているのだから当たり前だ。むしろ、 + 拡げないと後で痛い目に遭うのはお前だ。 + せいぜいケツの穴を押っ広げろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひぐっ、あっ、あっ! ああーっ、や、め、 + あ、あぐっ! んふああっ! ひうううっ、 + だっ、だめっ、あああっ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、どうした? ケツ穴でイキそう + なのか? 構わんぞ。どれ、一度イッて + しまえ。その方が楽になれるだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめて! あっ、あーっ、やめてっ、 + い、いやっ、あっ、い、イク、イッちゃう、 + お、お尻でイッちゃううううーっ!」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「イツキ様っ! お気を確かにっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「み、見ないでぇっ! あっ、あーっ、イク、 + イッちゃう! イ、イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んふうううううっ! ふっはああーっ! + あ、あぐあっ、あ、あ、あっ! はあんっ、 + あひあああーっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッ! +\endtext + +\text +穴の上に覆い被さるような体勢。そして +肛穴を締めつける括約筋によって +もたらされた腹圧の上昇。 +\endtext + +\text +それらによって、イツキの恥穴から蜜汁が +射精のように迸っていた。 +\endtext + +\text +それが、ぽかーんと上を見上げていた +シュカ兵の顔に降り注ぐ。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「お、おうっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! お湿りをもらえるとは、 + かぶりつきで特等席にいただけのことは + あるな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はあっ! ああっ、と、 + とまって! ひううっ、とまってぇっ! + あ、あぐあっ! あ、はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +しかし、イツキが荒い呼吸を繰り返すたびに +迸る粘液は、彼女の意思をまるで +無視していた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、いや……いやあ、こ、こんなの、 + いやなの……はっ、はっ、ああっ! ふう、 + くううんっ! あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやもクソもあるか。どっちにしろ、 + お前がケツ穴でイッてしまったという + 事実に変わりはないのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふ、はぁっ! あ、ああ……あぐっ、 + んはっ、はっ、はっ、はふううっ、 + んあ、ああっ、あはぁぁ……!」 +\endtext + +\text +肛穴による絶頂が過ぎ去り、イツキは +大きな吐息を漏らした。 +\endtext + +\text +同時に、淫穴から迸っていた恥蜜も +勢いを失う。 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、あ、ああ……はっ、はっ、ああっ、 + こ、これで……た、助かった、のか? + う、うう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? こんなのはまだまだ + 準備運動に過ぎん。本番はこれからだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ? こ、これ以上、まだなにかする + つもりなのかっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? これからお前のケツ穴に + チ●ポをぶち込むんだ。そのためにそこを + ほぐしたのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な――」 +\endtext + +\text +カイムの言い放った言葉に、イツキは息を +呑んだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「じょ、冗談ではなかったのか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「冗談だと思っていたか? 残念だったな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってニヤリと笑うと、 +怒張したペニスを取り出す。 +\endtext + +\text +そして、切っ先をイツキの菊門にあてがうと、 +ぐっと腰を突き出す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くひっ!? ひああああーっ! あぁ、 + あああああっ! くっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! すごい締めつけだな。よっぽど + コイツが待ちきれなかったようだな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああ……あ、あぐっ! ひぐっ、 + あふあああ、あ、あおう……くう、 + ふ、太いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからケツ穴を拡げておいてよかった + だろう? 拡張していなければ、今頃 + ケツが切れていたかもな」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤと笑みを浮かべると、 +更に深々とペニスを沈めていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あーっ、あっ、ふ、深いぃっ! 入って、 + くる……んあああーっ! あぁっ、あぐ、 + は、はぐうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拡がるとか、深いとか言いつつも気持ち + よさそうじゃないか。ケツマ●コが、 + 嬉しそうに締めつけてくるぞ?」 +\endtext + +\text +そう、イツキの肛穴はペニスの太さに +蹂躙されながらも、ヒクヒクと蠢きながら +竿を締めつけていた。 +\endtext + +\text +一部は、それを拒もうとする動きだろうが、 +それ以上に快感によるものも含まれて +いるようだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、苦しい……あっ、ああっ、も、もうっ、 + それ以上は……ゆ、許してっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことを言っても、俺がこのまま + 許すとは思っていないのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、その通りだ。 + では――本格的に行こうか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふ、ふああああーっ、ふ、太いぃっ! + お、大きいぃぃっ! く、くはあっ、 + あっ、あっ! あひあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムがゆっくりと動き始める。 +\endtext + +\text +それは、肛交に慣れていないイツキに +配慮しての動きではあったが、彼女に +してみれば、暴虐に等しかった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、こ、壊れるっ、壊れて、 + ひっ、ひいいいっ! あっ、あぐっ、 + んっはああっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなものはまだまだ準備運動だと + 言っただろう? それとも、もっと激しく + されるのが待ちきれないか? ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う……んっひいいーっ!? ひ、 + 引きずられるっ、引きずり出されて、 + ひいっ! んひあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰を引くと、それに伴ってイツキの +腸も引かれる。その未知の感覚に、彼女は +総身を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、この感覚にはまだ慣れないか。まあ + 仕方あるまいな。 + では、こちらはどうだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あーっ! く、苦しい! お腹がっ、 + つ、突き上げられて、く、ひいっ! ん、 + あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +今度は、カイムがペニスを押し入れてくる。 +\endtext + +\text +臓物を無理矢理押し上げられるような感覚に +イツキはぶんぶんと首を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「文句の多いヤツだ。どれ、もっとケツ穴を + 嬲ってやる。鳴くがいい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふ、ぐうううっ! んふはああっ、ああっ、 + くっあああっ! あっ、あっ、ああはぁっ、 + ひ、ひうんっ! くっふううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが、次第に大きく、激しく +なっていく。 +\endtext + +\text +イツキは、肛穴を肉竿で擦り上げられる +感覚に呻いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うっ! よほどこれがたまらん + らしいな。ケツマ●コが、痛いほどに + チ●ポを締めつけてくるぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐ、くうう……っ、あっ、あひああっ、 + あっ、あっ、ああっ! ふ、太い、硬いっ、 + くううんっ! あ、あふぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、腸液があふれてきたな。ケツ穴でも + 感じてきたということか。結構結構。 + その調子だ、イツキ」 +\endtext + +\text +カイムは、そんなことを言いながらにやけた +笑みを落とし穴の中にいるシュカ兵に向けた。 +\endtext + +\text +彼は、信じられないものを見るかのように、 +ぽかーんとした表情でイツキの痴態を +見上げている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、見てみろイツキ。お前があまりに + 浅ましすぎるから、そこの男も呆れて + いるぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? い、いやっ、み、見ないで! + 見てはだめっ、あっ、あああっ、はあっ、 + くはああんっ! あ、あぐうっ!」 +\endtext + +\text +イツキは、自らの痴態を見られていることに +気付き、カイムの魔の手から逃れようとする。 +\endtext + +\text +もちろん、カイムがそんなことを許すはずも +ない。 +\endtext + +\text +彼はイツキの細腰を抱え込み、どんどん腰の +動きを激しくしていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あぐううーっ! んぐっふううっ、 + ふはっ、あっ、ああっ、あーっ、激しい、 + ひ、ひいっ! こ、壊れるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、感じるか? ケツ穴で感じられる + なら、もうマ●コを使う必要もないかも + 知れんなぁ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いやあっ、ああっ、いや……うくっ、 + ふはああっ! あっ、あぐうっ! んあ、 + はっ、はっ! はっふううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ! このまま、ケツ穴だけを + 開発していくのもいいかも知れんな。 + どう思う、イツキ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめて……ああっ、い、いや、くう、 + ふはあっ! んああーっ! あっ、あっ、 + あぐっ、あはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どっちの意味なのかよくわからんな。 + まあいい。まずは、ケツ穴をチ●ポで + ほじられてイクがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうすればマ●コかケツ穴か、好きな方を + 選べるだろうからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいいいっ!? い、いやっ、や、やめ、 + あっ、あっ、やめてぇっ! くはあああっ、 + ああっ! い、いやっ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が、更に激しさを増す。 +\endtext + +\text +いつしか、イツキの腰もまた艶めかしく +躍るように蠢いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、締めつけが……きつくなってきたな。 + もうイキそうなのか? ふふっ、構わんぞ。 + そのままイッてしまえ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、だ、だめっ、い、イク、イクッ、 + ふああっ! あ、お、お尻でっ、イクッ、 + んあああっ! イクゥ……ッ!」 +\endtext + +\text +括約筋が、ペニスをへし折りそうなほどの +強さで締めつけてくる。 +\endtext + +\text +その力に逆らい、カイムは抽送を繰り返す。 +\endtext + +\text +腰を入れるとイツキの肛門がべこりとへこみ、 +腰を引くと、肛門周囲が盛り上がる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐあああっ! あ、あうあっ、あ、 + 熱い……熱いのが、こみ上げて……ああっ、 + く、来る! 来ちゃう! ふああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、出すぞ! しっかり受け止めろ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひいいいいっ、い、イクッ! んはああっ、 + あ、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっはああああーっ、あ、あぐっ、ああ、 + あはぁっ! あ、あああ……んああっ! + は、入って、来るっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いっぱいっ! くううっ、いっぱい + 入って……あああっ、く、来るぅっ! + ひいっ、くっひいいいーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは容赦なくドクドクと濁精を注ぎ込む。 +\endtext + +\text +その熱と勢いに、イツキは震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まだ、まだだ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふわあああっ、あ、あぐっ、んふあああ、 + 熱い……ああっ、お尻が、あ、熱いっ、 + んぐううっ! ふっはああーんっ!」 +\endtext + +\text +イツキが悶えるたびに、彼女の肛穴は +キュッ、キュッと収縮しながらカイムの +ペニスを締めつける。 +\endtext + +\text +それは、尿道の残滓をも搾り取ろうとする +浅ましい雌の本能によるものだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふああ……あ、ああ……はぁっ、はぁっ、 + あ、あふ……く、うう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ケツ穴でイッた感想はどうだ? + 満足したか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、恥ずかしい……ああっ、こんな……」 +\endtext + +\text +女性器で絶頂させられるならまだしも、 +不浄の器官でイカされてしまった。 +\endtext + +\text +イツキの表情には、そんな羞恥の表情が +ありありと浮かんでいる。 +\endtext + +\text +もっとも、カイムの位置からでは彼女の +その表情をつぶさに観察することは +できないのだが……。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ケツマ●コがヒクヒクしているな。 + まだ満足していないのか? 今日はもう、 + 二度もケツでイッているのに?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う! そ、それは私の意志では!」 +\endtext + +\text +そう、イツキの意志で菊座を引き締めて +いるわけではない。 +\endtext + +\text +肛門を太い怒張に塞がれ、反射的に括約筋が +ヒクついているだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいだろう。もう一度くらい + つきあってやろうじゃないか。俺もまだ + 楽しみたいしな……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、待って! も、もう、やめ――」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひいいいっ、い、いやぁっ、ああっ、 + だ、だめっ、だめぇぇっ! 動かないで、 + まだ動かないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の敏感な肛内を亀頭で擦り上げられ、 +イツキの口から絶叫に近い喜悦の声が迸る。 +\endtext + +\text +カイムは、その声を耳に心地よく聞きながら、 +角度をつけてペニスを突き入れる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひぐっ、び、敏感だからっ! イッた + ばっかりで、な、腸内、敏感だからっ、あ、 + あはああーっ! ひあっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから気持ちいいのだろう? 違うか? + そら、もっと愉しむがいい。それに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなところでやめられては、下の男も + 欲求不満というものだ。そうだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +その時になって、イツキはようやく自分が +肛姦の様子を、第三者にまじまじと見られて +いることに思い出した。 +\endtext + +\text +それまでは、カイムの抽送を受け入れる +だけで精一杯だった。 +\endtext + +\text +だが、刺すような視線が自分に突き刺さって +いるのだと理解すると、意識がそちらへ +向いてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、よそ見をしている余裕など + あるのか? 随分と余裕だな?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、待ってくれ、カイム殿! せ、せめて + 誰もいないところで!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更だろう? それに、お前の願いを + 聞き入れるつもりはない。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、は、激しいっ、んはっ、 + はぐうっ! あ、あひあっ、ああっ、 + んあああ……っ! つ、強いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、イツキを再び +激しく責め立て始める。 +\endtext + +\text +イツキは、強く、速くなった抽送に +翻弄される。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、ぐうううっ! く、苦しい、 + お腹の中が、お、押し上げられてっ、く、 + くひいっ! あっ、あっ、ふはあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、既に一度ほじくった穴だ。違和感が + あってもすぐに慣れる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、ひぐっ! あっ、ふ、深いっ、お、 + 奥まで届いて……ひいいっ、こ、怖いっ、 + お、ううっ! んぐっふううーっ!」 +\endtext + +\text +深々と肛内に突き刺さる剛棒。その感触に +イツキの肌が粟立つ。 +\endtext + +\text +だが、彼女の菊門は、彼女自身の恐怖とは +無関係に突き入れられる怒張をヒクヒクと +食い締める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、奥の方を突くと、ケツマ●コが + いい具合に絞まるじゃないか。そんなに + コイツが気に入ったか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ち、違う! 決して、そんなつもりでは、 + はっ、はふっ! あ、ああっ、違うっ、 + んあっ、あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっとっと。これ以上激しくすると + あっという間にイッてしまいそうだな。 + それでは面白くない」 +\endtext + +\text +カイムはそううそぶくと、抽送をわずかに +緩めた。 +\endtext + +\text +イツキが観念するまで責め立てようという +悪戯心からだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、ふはっ! あ、ああっ、くっ、 + うっ、ううっ! ん、はああ……あああ、 + ふ、深い……くうっ!」 +\endtext + +\text +だが、抽送がゆっくりになったことで、 +イツキはペニスの存在をより強く +感じさせられることになる。 +\endtext + +\text +ゆるゆると引き出され、そしてゆるゆると +押し込まれる怒張を、否が応でも意識して +しまうのだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああーっ、ふ、太い! く、あ、 + 熱くて……か、硬いっ、ああっ、お、 + 奥に……き、来てるっ! ひぐっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。ケツ穴でもっとチ●ポを + 感じ取れ。忘れられないくらいに、 + その身体に刻んでやろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、はっ、はふっ! ああーっ、 + く、あっ! だ、め、だめぇっ! んぐ、 + くっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、ケツマ●コの締めつけが一段と + 強くなってきたな。どれ、またイカせて + やるとしようか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あひあああっ! あ、だめ、だめっ、 + は、激しすぎるっ、お、お尻、お尻がっ、 + こ、壊れるっ! 壊れるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムが再び抽送の速度を上げていく。 +\endtext + +\text +激しく肛内をかき回され、イツキの性感が +激しく燃え上がる。 +\endtext + +\text +それはもう、ヴァギナと遜色のない感じ方 +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ケツマ●コとはよく言ったものだ。 + 本当にマ●コのようにチ●ポを欲しがって、 + 痛いくらいに締めつけてくる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くふっ、ふ、ふはああ……っ、あぐっ、 + んあああーっ! あ、あひぁっ、はあっ、 + だめっ、来る、きちゃうぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もうイキそうなのか? + 仕方ない。では、こちらもたっぷりと + 腸内に注いでやるとするか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うぐっ! ふああっ、あ、だめ、く、 + 来るっ! あーっ、来るっ! ひああっ、 + あ、あふあっ! あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +イツキの身体がぶるぶると震え始める。 +\endtext + +\text +抽送による揺れもあったが、それ以上に +彼女の身体が性悦に強く反応していた。 +\endtext + +\text +イツキ自身も気付かなかったが、彼女の腰は +再び淫らに躍っていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あーっ、ああっ! だめっ、イクッ、 + イクッ! くはああーっ、ああっ、い、 + イクッ、んはあっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text +ジョボボボボ……。 +\endtext + +\text +イツキが絶頂した瞬間、彼女の股間から +湯気の立つ黄金色の液体が迸った。 +\endtext + +\text +同時にカイムが腸内に精を放つ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、イッてるっ、イッてるうっ、 + んっはああああーっ! あ、も、漏れて、 + ひううっ、お、おしっこ……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こいつは驚きだ! ケツ穴に + ザーメンをぶち込まれて、小便を + 漏らすとはな……!」 +\endtext + +\text +予想もしなかった結果に、さすがのカイムも +驚きを隠せない。 +\endtext + +\text +その間にもイツキの絶頂と、カイムの射精が +続く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んはあああーっ、あっ、ああっ、とまって、 + とまってぇぇっ! だめ、だめぇっ、くは、 + あーっ、ああっ! ふあーっ!」 +\endtext + +\text +だが、イツキが迸りを止めようと力を込める +たびに、小水はより激しく噴出する。 +\endtext + +\text +そして、その力が括約筋にも伝わり、 +カイムの怒張を更に食い締める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、ああ……く、 + はあっ、ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムが射精を終えるのと同時に、イツキの +放尿も終わりを告げる。 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと精液が腸内に迸るのと同じ +タイミングで、イツキの股間からも小水が +噴き出した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、はぁ……ああっ、こんな恥ずかしい、 + こと……ううっ、も、もう、いや……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。小便を漏らすほど + 気持ちよかったのだろう? + いいことではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、く……!」 +\endtext + +\text +まったく慰めになっていないカイムの言葉に、 +イツキは羞恥に頬を紅に染め、唇を噛む。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「う、あ……」 +\endtext + +\text +そんな呻き声に、カイムは穴の中に目を +向ける。 +\endtext + +\text +そこには、目の前の現実が信じられない +と言った様子で、シュカ兵がただ +立ち尽くしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……まあ、こんな状況を + 見せつけられては今更反抗も + できまい」 +\endtext + +\text +一つため息をついて服を整えると、カイムは +意識を集中し、手のひらを落とし穴の中の +シュカ兵に向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……っ!」 +\endtext + +\text +その手を軽く返すようにすると、シュカ兵の +身体が浮き上がり、穴の外に出る。 +\endtext + +\text +カイムは続いて手を振り、彼を穴の外に +投げ落とした。 +\endtext + +\text +乱暴な方法で落とし穴から出されても、兵は +呆然とその場に座り込んだままだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつはこれでいいだろう……イツキ、 + いつまで惚けている?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「!?」 +\endtext + +\text +カイムがそう声を掛けると、穴の淵に +くずおれていたイツキが、ハッとした +表情で立ち上がり、服を整える。 +\endtext + +\text("カイム") +「やっと正気に戻ったか? この男を + 武装解除しろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? あ……ああ……」 +\endtext + +\text +カイムにそう命じられ、イツキは自分の尿に +まみれた男から剣を取り上げ、その腕を +後ろ手に縛り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで武装解除完了だな。簡単な仕事だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、なにもこのようなやり方を + しなくても……」 +\endtext + +\text +イツキは頬を染めながら、カイムに +恨めしげな視線を向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや、お気に召さなかったか? + それにしては随分と + 感じていたようだが?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うぐっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツ穴も満更ではなかったのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは……その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! まあそう憤るな。 + そのうち、またケツ穴を可愛がってやる」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、イツキはわずかに +表情を緩めた。 +\endtext + +\text +だが、すぐさま表情を引き締めうつむく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「その……いずれ、よろしく頼む」 +\endtext + +\text +うつむいていた上に、顔を背けていたため +その表情はよくわからなかったが、イツキの +頬は確実に赤くなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まあいずれな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってにやっと笑うと、交代の +兵士にその場を任せ、イツキと共に部屋を +後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_18.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_18.txt new file mode 100644 index 0000000..2f438e8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_18.txt @@ -0,0 +1,2401 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_18") + +\text("アグリ") +「な、この通り! 頼む! 一度だけで + いいんだ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや、その……そう言われても……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんだったらシュカ風に『ドゲザー』って + ヤツをしてもいいんだ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめてくれ!」 +\endtext + +\text +カイムが、スパッキオとノロを連れて酒場に +足を踏み入れると、そんな声が聞こえてきた。 +\endtext + +\text +そちらに顔を向けると、アグリが必死な顔で +イツキを拝み倒している。 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリのヤツはなにをしてるのだ? + イツキを口説いているのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがあの口説き方で、そう簡単にイツキが + 首を縦に振るとも思えんが」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ははっ、まさか! あの女嫌いのアグリに + 限ってそりゃねえぜ、魔王さんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、男が女を拝み倒して『一度だけで + いいから』と言うからには……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いやいや、そうじゃねえって。アグリの + ヤツは、イツキとの勝負をご所望なのよ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +スパッキオが苦笑を浮かべて、肩を +すくめる。 +\endtext + +\text +ノロもまた、無言でこくこくとうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「勝負? 剣でのか? それくらいして + やればいいのではないか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いや、なんでもイツキによると、シュカの + 剣術と、俺達の知ってる剣術は違いすぎる + らしくて、試合にならないんだとさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははぁん、なるほど……」 +\endtext + +\text +それが、迷宮内、あるいは地上での遭遇戦に +おける殺し合いなら、どちらかの死亡という +形で決着がつく。 +\endtext + +\text +だが、試合という形で収めるなら、徹底的に +ルールを決めておく必要がある。 +\endtext + +\text +それができていないと、勝者の判定が +できなくなってしまうのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「む? だが、イツキはお前達と共に新兵に + 稽古をつけているのではなかったか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ、そうだぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だったら、我々の知る剣術も理解できて + いるのだろう? アグリとも同じ土俵で + 試合ができるのではないか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いやあ、さすがに新兵の訓練とアグリの + 剣術は同一視できねえよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。練度の低い新兵の面倒は見られても、 + 手練れ同士での試合となると問題が出る、 + ということか?」 +\endtext + +\text +アグリの知る剣術で戦うとなれば、イツキが +圧倒的に不利になる。 +\endtext + +\text +逆にアグリは、イツキの剣術を知らない。 +\endtext + +\text +これでは、試合が成立するはずもない。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そういうこって。さて、俺達も飯に + しようや」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな」 +\endtext + +\text("???") +「おお、カイム。イツキを知らんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あん?」 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタか。イツキならあそこに + いるぞ。どうかしたのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おお、あそこか――おーい、イツキ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、マーガレッタ殿……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なかなか戻らんから迎えに来たぞ。 + む? なにかあったのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ、ちょ、待て! まだ話は終わって + ねえぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「アグリ? イツキとなにかあったのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「い、いや! な、なにが、あったってわけ + じゃねえんだけどよ……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「彼に……一度でいいから、相手をして + 欲しいと頼まれて……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにぃ!? アグリ、お主、女嫌いだと + 申していたのは嘘だったのか!?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「違っ、ご、誤解を招くような言い方を + しないでくれ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……剣の試合」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃ……そっちの話か」 +\endtext + +\text +どうやら、マーガレッタが知る程度には、 +アグリがイツキに勝負を申し込んでいるのは +知られているらしい。 +\endtext + +\text("アグリ") +「そ、それよりよぉ……アンタはなにか用が + あったんじゃねえのかい?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む、そうじゃった。さ、イツキ、行くぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え、ええ……でも、彼が……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、構わんぞ。アグリ、お主も来るか? + 女だらけのお茶会に」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉に、アグリは青ざめた +顔で首を振る。 +\endtext + +\text("アグリ") +「じょ、冗談じゃねえぜ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それは残念じゃのう。ふふふ。ではのう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言って楽しそうに笑うと、 +イツキを連れて酒場を出て行った。 +\endtext + +\text("カイム") +「振られたようだな、アグリ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんでぇ、旦那……見てたのかい」 +\endtext + +\text("カイム") +「女を誘うなら、もうちょっとエレガントに + やらねばな?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だから! そんなんじゃねえって!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで、イツキはお茶会とやらに + 呼ばれていたのだろう? こんなところで + なにをしていたのだ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、どうやらその茶会とやらのために、 + 茶菓子を取りに来たらしいぜ。それで + 声を掛けたんだけどよ……見ての通りさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そうか……まあいい。では、我々も + 男同士で結束を固めるとしようではないか。 + アグリ、今日は飯をおごってやる」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、いいのかい!? そりゃありがてえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「現金なヤツだ。だがまあ、今日くらいは + いいだろう。好きなものを食え」 +\endtext + +\text +相好を崩すアグリに、カイムもつられて +笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、くそ……肩は凝るし、腰は痛いし、 + なぜ俺がデスクワークなど……」 +\endtext + +\text +その日の夜。リズベルに詰め寄られて決裁を +させられていたカイムはようやく解放され、 +ひとっ風呂浴びようとしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、イツキではないか。こんな時間に + うろうろしてどうしたのだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……カイム殿。実は、やっと解放された + ところで」 +\endtext + +\text("カイム") +「解放された? まさかあの後、ずっと + マーガレッタ達の茶会とやらにつきあって + いたのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それだけではないのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? それだけではない、とは?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あの後、リズベル殿が来て、 + マーガレッタ殿を交えて、臨時の軍議に + なったり、いろいろあったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは、なるほど。女達のおしゃべりは + 一度始まるととめどがないからな」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、イツキはおずおずと +いった様子でうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「その様子だと、ここでの生活にも随分と + 慣れてきたようだな。いいことだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いいのだろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私は敗残の兵だ。処罰されて当然の身。 + だが、カイム殿を始め、この迷宮の人々は + 私によくしてくれる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「こんなことではいけないと思う一方で、 + 今は、それを心地よく思ってしまう自分が + いるのも確かなのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……相変わらず面倒くさい思考だな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「自分が面倒くさい女だと言うのは + 自覚している。だが、こればかりは、 + 性分なのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、自分が心地いいと感じるならそれで + いいのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムの口から放たれた言葉に、イツキは +怪訝な表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「心地いいことは、お前にとっていいことだ。 + 逆に、居心地が悪いと思うのなら、そこに + いてはいけないのだろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そんなことで……いいのだろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうちょっと自分に正直になった方が楽に + 生きられると思うがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも、お前の性分からして、 + そう簡単に割り切れないだろうことは + わかっているがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……ありがとう」 +\endtext + +\text("カイム") +「何、構わんさ。 + そんなことよりイツキ、ちょっとつきあえ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? ど、どこに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「風呂だ、風呂。シュカの人間は風呂好き + なのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……ああ」 +\endtext + +\text +さすがに、男女の機微に疎いイツキも、 +異性に風呂に誘われるというのがどういう +ことかは理解できたらしい。 +\endtext + +\text +カイムの言葉の意味を知って、頬を赤らめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では行くぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ちょっ、待っ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「待たん!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放ち、イツキの腕を掴んで +ずんずんと風呂場へ向かっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「着いたぞ。さあ、脱いだ脱いだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「や、やめてくれ! 服ぐらい、自分で + 脱げる!」 +\endtext + +\text +服を剥ぎ取ろうとするカイムに、イツキは +困惑した表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、早くしろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、わかった! 急かさないでくれ」 +\endtext + +\text +自分はとっとと服を脱ぎ終え、カイムは +イツキを放って風呂場に向かっていく。 +\endtext + +\text +イツキは、ため息を吐いて覚悟を決めると +服を脱いで畳み、カイムの後を追った。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふふ……結局こうなってしまうのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃそうだ。最初からそのつもりで + 風呂に誘ったのだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふう……あなたは、女を抱くこと以外、 + 考えないのか?」 +\endtext + +\text +最初は風呂に浸かってゆったりしていた +二人だったが、カイムが身体を洗って +くれと言い出した辺りから風向きが変わった。 +\endtext + +\text +性知識に乏しいイツキに、カイムは肌で +石鹸を泡立て、胸を押し当てるようにして +洗え……と適当なことを吹き込んだのだ。 +\endtext + +\text +さすがにイツキも、これは違うだろうと +思いつつも、カイムの言ったことに乗る +ことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +「失敬な。いかに女をイカせるかという + こともきちんと考えているぞ。ただ抱く + だけでは片手落ちだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「結局同じことではないか……まったく」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、いつまでそうしているつもりだ? + さっさと動いてくれ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そう言われても、なにぶん初めての + ことゆえ、自信が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰だって最初は初心者だろう。お前だって、 + 最初に剣を握ったときから達人だった + わけではあるまい?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ぐっ、そ、それはそうなのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、心配するな。間違っているようなら + きちんと教えてやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「よ、よろしく頼む……では」 +\endtext + +\text +いざ真剣勝負。イツキの表情には、そんな +気負いが感じられた。 +\endtext + +\text +その真剣さに、カイムは思わず笑って +しまいそうになる。 +\endtext + +\text +だが、そこはぐっとこらえてイツキの動きを +見守ることにした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、ん……はっ、ふ……はあっ、んんっ、 + くっ、ぬるぬるして……動きづらい。ん、 + ふぅ、はっ、あ……あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。そのまま乳でチ●ポを挟んだまま + 動くんだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「挟んだまま……動く……く、ふぅ、んぅぅ、 + んはっ、は、ああ……くうっ、こ、こんな + 感じで、よろしいか? う、んんぅ」 +\endtext + +\text +恥じらいながらも、イツキはカイムに +言われた通り、乳房でペニスを挟みながら +上下動を繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、その調子で続けてくれ……ん? + どうした? 感じているのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そのようなことは、ない……んんっ、 + ふ、はっ! あ、ああ……んぐ、くうっ、 + んんっ、くふ……はっ、ふっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その割りには、顔が赤くなっているぞ? + それに……ふふっ、乳首が勃起している + じゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひ、ひあっ! あ、だ、め……く、ふうっ、 + んんっ! あ、ああ……か、身体を、ゆ、 + 揺らさないで……ひあっ!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く身体を揺すると、乳首が擦れる +らしく、イツキがびくっと肩を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘はよくない。感じてるなら感じていると + 言ってもいいのだぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「か、感じて……い、います! は、はぁっ、 + あっ、あっ! く、ふう……くふううっ、 + あはぁ、あっ、ああ……んあぁっ!」 +\endtext + +\text +再びカイムが身体を揺すると、イツキは +あっさりと自分が感じていることを +認めた。 +\endtext + +\text +そして、自ら乳首をカイムに擦りつける +ように動き始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、な。言った通りだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分に正直になった方が、楽に生きられる + とな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を思い出し、イツキは得心した +ように、何度もうなずく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「さすが魔王殿……慧眼をお持ちなのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふん、当然だ」 +\endtext + +\text +そんなわけがあるはずもなく、カイムは +口から出任せを言っていたのだが、イツキは +いい方に解釈したらしい。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっ!? んううっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 手と口の動きがおろそかに + なっているぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、ああ……わ、わかっている。んっ、 + ちゅっ、じゅるるっ、ちゅっぷ、ちゅう、 + はむ……んうううっ! くむぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く身体を揺すって促すと、 +イツキは気を取り直して奉仕を再開した。 +\endtext + +\text +しかし、どうしても自分の胸を押しつける +かたちになるため、そのたびに乳首が +擦れて切なくなるらしい。 +\endtext + +\text +彼女の腰は、もじもじと動いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、別に感じるのは構わんぞ。 + こちらもきちんと楽しませて + くれるのならな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、わ、わかっている……ちゅっ、じゅる、 + ずじゅるっ、ちゅっぱ、んむっちゅうっ、 + ぐじゅるっ、ずぶじゅるるるっ!」 +\endtext + +\text +次第に興が乗ってきたのか、イツキの動きは +スムーズになってきた。 +\endtext + +\text +しかし、そうやって動けば動くほど、彼女は +悦楽に囚われることになる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、はぁっ、はぁっ、か、カイム殿?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私は……その、上手にできている + だろうか? + なにか、間違ってはいないだろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、充分に気持ちいいぞ」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉には、幾分かの嘘が +含まれていた。 +\endtext + +\text +イツキの動きは、ややぎこちなかったし、 +動きが少し緩慢なせいで強い快感には +結びつかない。 +\endtext + +\text +それでも、一生懸命な彼女の動きには、 +相手を気持ちよくしようという強い +奉仕の心が感じられた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっ、剣術での動きと違って、どうしても + 慣れぬ……ん、んんふうっ! ふはっ、あ、 + あんんっ! く、くう、あ、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それもすぐに慣れる。何度も繰り返せばな。 + 剣を振るのとて、何度も素振りを繰り返す + のだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうであった……カイム殿さえ + よろしければ、れ、練習につきあって + もらえるだろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「は? そりゃ剣術の話か?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「い、いや……その、こ、こういった + 行為の……こと……で……ん、ふう、 + はふんっ! んあっ、ああ……!」 +\endtext + +\text +それ以上は恥ずかしくて言えない。 +\endtext + +\text +そう言わんばかりに、イツキは顔を伏せ、 +舌先をペニスに伸ばす。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ちゅっじゅっ、じゅるるるっ、ちゅぱっ、 + んむちゅうっ! ちゅっぷ、ちゅるるっ、 + んぐっ、ぐむうう……ちゅぷ!」 +\endtext + +\text +そうやって肉棒に口唇奉仕していれば、 +余計なことを言わないで済む。 +\endtext + +\text +恐らくそう考えているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、いいぞ、たっぷりとつきあってやる。 + お前が音を上げたとしても、な」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、ちゅ……あ、ありがとう。はむ、んぅ、 + ちゅううっ、ちゅじゅっ、ずじゅるるっ、 + ちゅっぷ、むちゅうううっ、ちゅるっ!」 +\endtext + +\text +イツキはそう言って、わずかに微笑みを +浮かべると、より一層の熱意を込めて +ペニスを舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「くちゅるっ、ちゅっぷう、んむちゅるるっ、 + ちゅっぷ、じゅるっ、んむっちゅうっ、 + ふむうんっ、んぐむううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ!」 +\endtext + +\text +拙いとは言え、情熱と一途さを込めた +口唇奉仕を受けていれば、否が応でも +射精欲は高まってくる。 +\endtext + +\text +カイムのペニスは、イツキの口元で苦しげに +ヒクヒクと震えた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、ちゅっ、カイム殿……出してください。 + 我慢せずに、たくさん……じゅるっぷ、ん、 + んぐむっ、ちゅじゅるるるるうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、では、遠慮なく……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「き、来て! ちゅるうっ、じゅるるぅ! + ちゅぶぶっ! んむっちゅっ、ちゅじゅっ、 + ぐぶじゅうううっ、ずっちゅうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおーっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んんっ! ああっ、はあああーんっ! + ああ、あっ、熱い……ああっ! はっ、 + あああ!」 +\endtext + +\text +カイムの怒張が脈動し、次々と白濁液が +放出される。 +\endtext + +\text +それを浴びて、イツキは自らもまた絶頂した +かのようにうっとりした表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、すごい……こんなにヒクヒク + 脈打って、たくさん……せ、精液がっ、 + ああっ、ま、まだ出てる……はぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、う!」 +\endtext + +\text +震える肉竿は何度も濁精をイツキに浴びせる。 +\endtext + +\text +その一滴一滴が彼女を打つたびに、イツキも +歓喜に打ち震え、裸身をくねらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ふうっ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +イツキの顔や髪は熱汁で白く染め上げられて +いた。 +\endtext + +\text +そんな状態になってもなお、イツキは +陶然とした表情のままだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ん、はぁ……はぁ、ああ、私の拙い技に、 + このように悦んでいただけるとは、 + まことに恐悦至極……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだな。技術はまだまだ改善の + 余地があろうが、お前の一途さには俺も + 感心した」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そのようにおっしゃっていただけるとは、 + 思っても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 俺がお前を下手くそ、と罵ると + でも思っていたのか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そのようなつもりは……ただ、 + だめ出しは覚悟の上でした」 +\endtext + +\text +イツキはそう言うと、それまでにはなかった +ほど穏やかな笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +こと、ここに至ってようやく、カイムと腹を +割って話すことができるようになったらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、相変わらず堅苦しいヤツだが、まあ + いい。どれ、次はお前を楽しませて + やろうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ!? な、なにを……!?」 +\endtext + +\text +カイムはイツキの身体の下から這い出すと、 +素早く位置を入れかえ、彼女を組み敷いた。 +\endtext + +\text +そして、一度放っているにも拘わらず、 +まったく硬度を失わない肉棒をイツキの +秘裂にあてがう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んっ! あ……ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうだ? コイツをお前のそこに + ぶち込んで欲しいか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、は、はい……も、もう、我慢、 + で、できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら『私のいやらしく濡れたマ●コに、 + カイム様の硬くて反り返ったデカマラ + 勃起チ●ポをハメてください』――」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、ねだってみろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私の……い、いやらしく濡れた、ま、 + マ●コに、カイム殿の硬くて反り返った + デカマラチ●ポを……ああっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、ハメて……くっ、くださいっ! + んく!」 +\endtext + +\text +自分が淫らなことを言わされているという +自覚はあるらしいが、それ以上にペニスが +待ちきれないらしく、イツキは素直だった。 +\endtext + +\text +時折、ゴクリと固唾を呑みながら、カイムに +言われた口上をつっかえながらも必死に +述べる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、さて……どうしたものかな?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、そ、そんな……な、嬲らずに、 + ひ、ひうっ!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべ、 +亀頭で秘裂をつつき回す。 +\endtext + +\text +そのたびに、イツキは切なげにもじもじと +腰をうねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、いいだろう。では、ハメてやると + する……かっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んんーっ! はああんっ! あっ、あああ、 + くうううんっ、あ……あっはーっ!」 +\endtext + +\text +ずぶりと、濡れた媚肉に肉槍が突き立つ。 +\endtext + +\text +ゴツゴツとした太いものが陰門を割り、 +そこを乗り越えて侵入してくる感覚に +イツキの肌が粟立つ。 +\endtext + +\text +同時に膣壁が収縮し、カイムのペニスを +痛いほどに締めつけてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こりゃすごい締めつけだな。よほど + チ●ポが待ちきれなかったと見える」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、は、はい……ああっ、くうっ、い、 + いいっ、気持ち……いいっ! ふぐう、 + んはっ、はっ、はぁぁっ!」 +\endtext + +\text +挿入の衝撃だけで軽く気をやりそうになった +らしく、イツキはぶるぶると震えていた。 +\endtext + +\text +すぐに絶頂してはもったいないと、必死に +それをこらえているらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのザマでは、あっという間にイッて + しまいそうだな? 少し休んでから + 動くか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな! じ、焦らさないで……う、 + くっ、ああ……く、くださいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの意地の悪い問いかけに、イツキは +悦楽を露わにしながらも、必死に訴えかける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ! あああーっ、くっ、そんな、急に、 + は、激しく……ひああっ、あっ、あっ、は、 + ふううんっ! さ、されたらっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。焦らすなと言ったり、激しいと + 言ったり、文句の多い女だな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うぐっ! くはあっ! あっ、あはああ、 + んああっ、そ、そんな……わ、私は、あっ、 + ひあっ、くふうっ! んぐっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、イツキがねだり終えるのと同時に +激しく動き始める。 +\endtext + +\text +その性急な動きに翻弄され、イツキはただ +なすがままになっていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひううっ! くっはああっ、あっ、あっ、 + ふ、深いっ! あ、あぐっ! い、いいっ、 + う、くううんっ! ふはっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、いいぞ。もっと感じろ。せっかく + その淫らなマ●コをほじくってやっている + のだからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はいっ! あっ、ああーっ、い、いい、 + くふうううっ、ふはっ! あ、あああっ、 + い、いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐっ! く、ふううーっ、ふ、深いぃっ、 + お、奥に、子宮に……子宮口にぃっ、あ、 + 当たるっ、当たってるううーっ!」 +\endtext + +\text +ズンッ、ズンッという衝撃を伴って内奥に +侵入してくる亀頭。 +\endtext + +\text +その熱さと硬さに、イツキは腰を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。亀頭が子宮口を突いているのが + わかるだろう? これでどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いつつ、亀頭を子宮口に +押しつけ、ぐいぐいと腰をひねる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ!? ひうああああーっ! あああっ、 + す、すごい……すごいいいいぃっ! 奥に、 + あ、当たって……押し上げられるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ。ここを責められるのがよほど + たまらんと見える。マ●コが浅ましい + くらいに食いついてくるぞ?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、子宮口をこね回される +たびに、イツキのヴァギナは激しく収縮し、 +痛いほどに肉棒を締めつけていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、そ、そんなことを、言われても、 + わ、私にはどうしようも……くうあああっ、 + ふあっ! あっ、ああっ、はああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。お前の身体はどうしようもなく + 淫らだ……と言うことだな。ふふふ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふはっ! はっ、はっ、あっ、ああっ、 + はふうう……あ、あぁ……く、あ、ああっ、 + ひあっ! は、ふううっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰の動きを緩めたため、イツキは +一息つくことができるようになった。 +\endtext + +\text +そんな彼女の反応を楽しみながら、カイムは +ゆるゆるとイツキの膣内をかき回し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうした? これで一息つけたと + 思ったら大間違いだぞ? この後もお前を + 責め立てるから覚悟しておけ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな……ひっ!? ひうっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはぐいっと腰を引き、すぐに深々と +ペニスをたたき込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポの動きを緩めてやったのは、お前が + すぐにでもイッてしまいそうだったからだ。 + それでは愉しめんからな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ! くあっ! あ、あふああっ、 + ひうっ、くっふううんっ! んあああーっ、 + ふ、深い……深いぃぃっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりだが大きな動きでカイムがイツキの +子宮口を責め立てる。 +\endtext + +\text +その動きに翻弄され、彼女はガクガクと +身体を震わせた。 +\endtext + +\text +しかし、同時に膣壁はリズミカルに収縮し、 +カイムのペニスを物欲しげに締めつける。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、ふ、太いのが……太いのが、 + ひうっ! ず、ずぼずぼしてきて、ああっ、 + くはあっ! あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が、再び激しくなっていく。 +\endtext + +\text +野太い肉棒に膣壁を擦り上げられ、イツキの +口から喜悦の声が漏れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 太いチ●ポがたまらなくいい + だろう? 好きなだけ突いてやるぞ。 + 遠慮することはない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、ひいっ! そ、そんなにされたら、 + あひいいっ! そんなにされたら、イクッ、 + イッてしまう……ああっ、くああーっ!」 +\endtext + +\text +彼女自身の言葉通り、イツキの膣壁は +ねっとりとペニスに粘り着き、絶頂の瞬間を +待ち焦がれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、ならば……出してやる。くっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あああっ、あっ、い、いいっ、気持ちいい、 + 気持ちいいぃぃっ! ああっ、変に、なる、 + おかしくなるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのままおかしくなれ……ぬ、ぐうっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あーっ、イク、イク、イキますっ、 + イッちゃいます! あ、イク、イク、ん、 + く、ふう……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬううーっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあ……はっ、はっ、あ……ああーっ!」 +\endtext + +\text +イツキの膣内で怒張が脈動する。 +\endtext + +\text +噴き上げた熱精に膣壁を叩かれ、イツキは +絶頂した。 +\endtext + +\text +全身を痙攣が走り抜け、膣壁が大きく +ざわめきながら蠕動する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひああああっ、は、ふううっ、くああっ、 + あっ、あっ、イッてる! イッてるっ! + ま、まだイッてるぅぅーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうっ!」 +\endtext + +\text +まるで、意志を持ち独立した生き物のように +膣が収縮を繰り返し、ペニスを擦り上げ、 +更なる射精を促す。 +\endtext + +\text +膣壁もまたざわざわと蠢きながらカリに +粘り着き、一滴残らず精を搾り取ろうとした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、入って……ああっ、入って、来る、 + たくさん入って……ああっ、来るっ! + んくううっ、あっ、ふああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +その迸りを受け、イツキはブルッと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はぁ、はぁ、はぁ……うっ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text +イツキは、激しく肩を上下させ、空気を +むさぼった。 +\endtext + +\text +それと共に、陰門がヒクヒクとわななき、 +そこから精汁と混じり合い、白く濁って +粟立った蜜汁がこぼれてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、せっかく膣内に出してやった + というのに、漏らしてしまうとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だらしない上に締まりがないな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、うあ……す、すみません……」 +\endtext + +\text +イツキがそう虚ろな表情で言うと、ゴボッと +濁った音を立て、結合部から大量の粘液が +あふれ出した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「言ったそばからこれか、まったく……ん、 + そうだな。一ついいことを思いついたぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う、あ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆるゆるのマ●コと違って、ケツ穴はまだ + よく絞まるだろう? だったらそっちに + 注いでやろうじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? え?」 +\endtext + +\text +絶頂の後、朦朧としているイツキはカイムの +言葉が理解できなかった。 +\endtext + +\text +それには構わず、カイムはペニスを抜き去り、 +その切っ先をイツキの肛穴にあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺からのささやかなプレゼントだ。 + たっぷりと味わえ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふわあああっ! あ、あぐっ、んはああ、 + あっ、あああーっ! ふ、太いぃっ! + くううんっ! あ、ああ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、力を込めて腰を押しつけた。 +\endtext + +\text +肛門が亀頭に押し広げられる感触に、 +イツキは我知らず嬌声をあげていた。 +\endtext + +\text +反射的に括約筋が収縮し、カイムの怒張を +締めつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、やはりな。こちらの方が、断然 + 絞まりがいい。もっとも、こちらは + マ●コのような密着感はないがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ、拡がるっ! ああっ、ひ、拡がる、 + く、ふうっ! あ、ああっ、ふ、太いっ、 + 太いので……拡がるっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、半ば無理矢理に近い形で角度を +つけて挿入しているため、イツキは肛門を +激しく拡げられているように感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前の身体が特別淫らなのさ。 + こんな風に、ケツマ●コでチ●ポを + 締めつけてくるということはな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そんな、ち、違う……違いますっ! ひっ、 + ひううっ! あっ、ああっ、くっ、ああ、 + んあああーっ!」 +\endtext + +\text +ゴツッという衝撃と共に、亀頭が括約筋を +乗り越える。 +\endtext + +\text +同時に、肛穴を引き拡げられる感覚も収まり、 +イツキは安堵のため息を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを安心している? これで終わった + わけではないぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってイツキの顔を覗き込むと、 +ゆっくりと腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んあっ! あっ、あひっ! ひっ、くうう、 + あっ、あああっ! お、お尻っ! お尻の、 + 穴、穴が……熱い! 熱いぃっ!」 +\endtext + +\text +肛穴を擦り上げられる感触。その鮮烈すぎる +刺激を、イツキは熱さとして認識していた。 +\endtext + +\text +もちろんそれ以上にカイムの怒張が文字通り +熱かった……ということもあるのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「熱いチ●ポがお気に召したかね? + よろしい、ならばもっと味わうがいい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふぐうううっ! お、うううっ! んあっ、 + あっ、お、お尻が……灼け、灼けちゃうっ、 + ひぐうううっ! あっ、ふああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「灼けるほどに感じているということか? + 大変結構。そら、もっと愉しめ! + こちらもその方がやり甲斐がある」 +\endtext + +\text("イツキ") +「くっはああーっ、あっ、ああっ! はふっ、 + ふあっはあああっ! あ、あひっ! ぐっ、 + んぐっ! ふはあっ、あっ、はっ!」 +\endtext + +\text +執拗に肛門を責め立てるペニス。 +\endtext + +\text +それがもたらす刺激に、次第にイツキの息が +上がっていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あああーっ、い、いいっ! 気持ちいいっ、 + お尻気持ちいいっ! ふあっ、お尻の穴っ、 + 拡がって! 気持ちいいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、お前のケツ穴はかなりの潜在力を + 秘めているようだな。どうだ? んん? + 感じるか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「か、感じるっ! 感じますっ! ああっ、 + い、いいっ! 気持ちいいっ、ふああっ、 + お尻ぃっ、気持ちいいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっといやらしく言ってくれ。ケツマ●コ、 + とな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はいっ! ケツマ●コ! ケツマ●コ、 + 気持ちいいですっ! あっ、ああっ、い、 + いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +悦楽に突き動かされ、イツキはカイムに +そそのかされるままに淫らな言葉を +発していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! たまらんな。ケツマ●コと口に + するたびに、お前のケツ穴は、嬉しそうに + チ●ポを締めつけてくるぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、ち、違う……違いますっ、 + そのようなつもりではっ、決して! + ひぐっ! ひあああーっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +イツキはそう言って、カイムの言葉を +否定しようとする。 +\endtext + +\text +だが、カイムは責めの手を休めることなく、 +イツキの肛穴にペニスを抽送し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「違うものか。ほら、お前のケツ穴が + 物欲しげにチ●ポを締めつけているぞ? + もっとも、お前からは見えぬか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ! くっひいいぃっ! あひああっ、 + んはあああっ、あ、は、激しいっ、くっ、 + んくうううっ! はひいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、腸液まであふれてくるとは。 + お前のケツ穴は、本当にチ●ポ専用の + ハメ穴マ●コだな。ふはは!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああっ、チ●ポ専用ハメ穴マ●コ……くっ、 + ケツマ●コ……ひあっ! あ、いいっ、 + くあっ、んはあああーっ!」 +\endtext + +\text +今まで生きてきた中で、決して +浴びせかけられることがなかったような +卑猥な言葉。 +\endtext + +\text +それを自ら口にするたび、イツキの背すじを、 +寒気すら感じるほど危険な快感がゾクゾクと +駆け上がっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、どうやらケツマ●コの方も、もう + 我慢できぬようだな。では、肛内に + ぶちまけてやるとするか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、やにわに抽送を +それまでよりも激しくした。 +\endtext + +\text +ペニスを押し込むと肛門周囲の皮膚が +ぺこりとへこみ、引き出すとこんもりと +盛り上がる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あああ、あぐっ! こ、壊れるっ、ひっ、 + 壊れるぅっ! ひあああっ! あ、だめっ、 + ケツマ●コ、壊れるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。お前のケツマ●コは……くっ、 + この程度でどうにかなるような穴じゃない。 + そら、これで……どうだっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひぐううううっ! んはっ、あ、いいっ、 + 気持ちいいっ! んああっ、だめ、気持ち + よすぎて……変に! 変になるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのつもりでやっているのだから、当然だ。 + もっと愉しめ。いくらでもほじくってやる。 + くっ! それにしても締めつけが……!」 +\endtext + +\text +イツキの肛穴が貪欲にペニスを食い締める。 +\endtext + +\text +その強さに、カイムも思わず舌を巻いていた。 +\endtext + +\text +その間にも、イツキは絶頂へと向けて +加速していく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、ああーっ! い、イクッ、イキます、 + イッちゃう! あ、イク、イク……んあっ、 + イクゥッ! ん、あ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぐっはあああああんっ! あっ、ああっ、 + くはああ……んっ、あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! う、ああっ!」 +\endtext + +\text +怒張がへし折れるのではないかと危惧する +ほどの締めつけがカイムを襲う。 +\endtext + +\text +その刺激がきっかけとなって、濁精が肛内に +迸る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あああああっ、熱いっ、熱いのがっ、な、 + 肛内にっ、肛内にぃっ! いっぱいっ! + ひううっ! いっぱいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ぐっ、ぐううーっ!」 +\endtext + +\text +括約筋によって締めつけられているため、 +精液が尿道を駆け上がるのがよくわかる。 +\endtext + +\text +熱く濃い精汁が鈴口を割って、イツキの +肛内に噴出した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はあっ、はあっ、あっ、ああっ、熱いっ、 + ま、まだ、入って……来るっ! ふああ、 + あっ、あうあああっ!」 +\endtext + +\text +イツキの身体が、小刻みに、そして不規則に +震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、なにをやりきった顔で満足して + いるのだ?」 +\endtext + +\text +カイム、肛穴からこれだけ放出しても +硬度を失わぬ怒張を引き抜いた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「よもや、これで終わりだと思っていない + だろうな? まだまだこんなものでは + ないぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? ま、まさか――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、そのまさかだよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、待ってくれカイム殿! カイム殿が + 私を求めてくれることは嬉しい。だが、 + こ、これ以上は――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことを言っても無駄だ。それに、 + お前のマ●コは物欲しげにヒクついて + いるではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「嘘だ……そのようなこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘かどうかは、その身で確かめてみろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってニヤリと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「とは言え、さすがに俺も疲れてきた。 + これが終わったら、終わりにしてやろう。 + 行くぞ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あああーっ! ふあああんっ、はっ、 + はぐっ! あ、あふあああっ、んあああっ、 + ひ、ひあっ! あっ、あっはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが間髪入れず肉棒をヴァギナに +挿入する。 +\endtext + +\text +その快感に、イツキは疲れ切っているのにも +拘わらず、歓喜の声をあげていた。 +\endtext + +\text +ズンッと剛棒が子宮口にまで達し、その +快感が衝撃となって脳へと達する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぐ……あっ、はっ、はっ、ふはあっ、 + ふ、深い……ああっ、太くて、硬いっ! + んぐぅ、い、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、お前のマ●コもまだまだ + 満足していなかったようだな。 + これでもかと言うほど締めつけてくる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、い、いいっ! 気持ちいいっ、 + くはっ! あっ、いいっ、いいのっ、お、 + 奥が……ああ、太くて、いいのっ!」 +\endtext + +\text +媚肉に膣粘液を馴染ませるように、カイムが +二度、三度と腰を揺する。 +\endtext + +\text +その動きだけで、イツキは悦楽の声と共に +火の付いたような熱い吐息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだかんだ言いつつも、気分を出して + いるではないか。やはり待ちきれなかった + ようだな。んん?」 +\endtext + +\text +カイムはそううそぶくと、ゆっくりと抽送を +開始する。 +\endtext + +\text +わざと膣粘膜にペニスを長く、強く擦りつけ、 +イツキの快感を長引かせるためだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああっ、くっ! んぐううっ、いい、 + ああっ、いいっ、気持ちいいっ! な、 + 膣内……膣内が、擦れて……ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「擦れるのがたまらんのか? ならば、 + たっぷりと擦りつけてやろう。ほれ、 + どうだ? んん? 嬉しいか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はいっ、う、嬉しいっ、ですっ、 + くふっ! んっはああーっ! ああっ、 + いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰を動かすたびに、結合部からは +グチュッ、グチュッと粘った音が聞こえて +くる。 +\endtext + +\text +それまでに膣内に溜まっていた愛蜜と精液の +混合物が肉棒と膣壁の間でこね回され、 +空気を孕んで音を立てていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだな。お前のマ●コも嬉しそうに + 鳴いているしな……そら、もっと鳴かせて + やる。悦べ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、あっ! ああっ、い、いいっ、 + くううっ! いいっ、膣内、擦れて、いい、 + あーっ、いいっ! 気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まったく浅ましいマ●コだな。もう + 二度もイッてるというのに、まだチ●ポに + 吸い付いてくるじゃないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そんな、こと……ひああっ! あっ、 + あひああんっ! んあああーっ! ああ、 + い、いいっ、気持ちいいっ! くあっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を否定しようとしたイツキ。 +\endtext + +\text +だが、抽送の角度が変わり、亀頭がより強く +膣壁に擦りつけられると、その言葉も悦楽の +喘ぎの中に消えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そんな状況で違うと言われてもな。 + 全く説得力がないな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「く、あっ! あ、んんっ! んくううっ、 + い、いいっ! はぐっ、んぐふうううっ、 + き、気持ち、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいなら、オマ●コ気持ちいいと + 言ってみろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「き、気持ちいい、ですっ! オマ●コ! + オマ●コ気持ちいいですっ! ひああっ、 + あ、あひっ! はっひいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜオマ●コが気持ちいいんだ? 理由を + 教えてもらおうか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それはっ、あっ、くっ! ち、チ●ポ! + んああっ、チ●ポで、つ、突かれて! + き、気持ちいいから、ですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、最初から続けて言ってみろ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「オマ●コ、チ●ポで突かれて、き、気持ち、 + ふああっ! 気持ち、いい、ですっ! あ、 + あひっ! はっひいいーっ!」 +\endtext + +\text +イツキがそう言い終わるか終わらないかと +いうタイミングで、カイムは腰の動きを +速めていく。 +\endtext + +\text +太いペニスに膣壁を無遠慮に擦り上げられ、 +イツキは背をのけぞらせた。 +\endtext + +\text +強い快感がこみ上げ、全身が勝手に痙攣 +してしまう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああああーっ、あっ、い、いいっ! + 気持ちいいっ! オマ●コ気持ちいいっ! + オチ●ポで、オマ●コ気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そんなに気に入ったか。俺としても + お前に悦んで貰えれば嬉しいがな。さあ、 + そろそろフィニッシュと行こうか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放ち、更に腰を激しく +振り始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひっ! くひいいっ! は、激しいっ、 + ああっ、い、いっぱい! つ、突かれて、 + ひうっ! んはあああーっ!」 +\endtext + +\text +イツキの、悲鳴に近いような嬌声が風呂場に +こだまする。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! そろそろイキそうか? マ●コの + 締めつけが強くなってきたぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はいっ! イク……ああっ、イクッ、 + イキますっ! イッちゃう! イクのっ、 + ふあっ、あ、イク……くああっ!」 +\endtext + +\text +怒張がヴァギナを擦り上げるたびに、 +イツキはハァハァと激しく喘ぐ。 +\endtext + +\text +その呼吸のリズムに合わせて、膣もヒクつき、 +彼女の絶頂が近いことを告げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬうっ、そろそろ……出すぞっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「き、来て、来てくださいぃっ! 膣内に、 + んああっ、膣内に、せ、精液ぃっ! + た、たくさん来てぇっ!」 +\endtext + +\text +いつしかイツキもまたカイムの抽送に +合わせて淫らに腰を躍らせていた。 +\endtext + +\text +ペニスが突き入れられるときは、くわえ込む +ように腰がせり上がる。 +\endtext + +\text +ペニスが引き出されるときは、名残惜しむ +かのように、イツキも腰を引く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ、あっ、い、いいっ、オマ●コいい、 + 気持ちいいっ! イク、イキますっ! + あっ、イク、オマ●コ! イクッ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「チ●ポでオマ●コイッちゃう! イクッ、 + んはあああーっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬううっ! んおおおっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふあああっ! んあっはあああーんっ!」 +\endtext + +\text +今日、何度目かもわからない絶頂がイツキの +全身を駆け抜ける。 +\endtext + +\text +その戦慄きが腰から背すじを這い上がり、脳を +直撃した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あーっ、イッてるっ! イッてるぅぅっ! + んはああっ、だめ、まだイッてるっ、くっ、 + あくううっ! イッてるうううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text +絶頂したイツキのヴァギナが、カイムの +ペニスを締めつけ、擦り上げ、射精を +促す。 +\endtext + +\text +その妖しい蠕動運動の誘いの中に、カイムは +したたかに精を放っていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「で、出てるっ! 膣内にっ、精液っ、 + た、たくさんっ! たくさん出てるっ! + ひあっ! あ、熱いっ! ふあああっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと熱精が力強く迸るたびに +イツキのヴァギナがそれを一滴残さず +吸い上げようと収縮する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はっ、はっ、ああっ、熱い……膣内、 + 熱いのが……たくさん……はぁ……!」 +\endtext + +\text +大量の精汁を注ぎ込まれ、イツキは陶酔した +表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +その身体が強すぎた刺激の影響で、時折 +ひくっ、ひくっと痙攣を繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……さすがにこれだけ出すと疲れるな。 + イツキ、お前はどうだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う? あ? カイム……殿? なにを、 + 仰っているのか、よくわかりません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。それほど愉しんだか。 + ならば結構。どれ、汗を流して上がると + しようか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「汗を……流す……」 +\endtext + +\text +どうやら、イツキは何度も絶頂させられた +ことで、一種の虚脱状態に陥っているらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、まあいい。その場を動くな。俺が + 身体を流してやる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「どうも……済みません……はぁ……」 +\endtext + +\text +相変わらずどこか陶然とした表情のまま、 +イツキは目を閉じると、満足そうに吐息を +漏らした。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +風呂で身体を洗い、汗を流した後、カイムは +イツキを自らの寝室に招いていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ま、まだ続きをなさるおつもりか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? いや、さすがに一日であれだけ + やると腰がな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも、考えてみればお前とは + じっくりと話し合ったことがなかったな。 + 今日は酒を用意したから――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「酒が飲めると聞いて!」 +\endtext + +\text +いきなり入って来たマーガレッタに、 +カイムとイツキは思わず顔を見合わせていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お? おっと。お邪魔だったかのう。 + なにやらカイムが酒を用意していると + 聞いたから来たのじゃが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わん。今日はイツキにじっくりと + 話を聞いてみようとしていただけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせなら酒宴は賑やかな方がいい。 + マーガレッタ、お前も秘蔵の酒があれば + 出してくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふっ、そう言うであろうと思ってな。 + 銘酒を用意してきたぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あの、マーガレッタさん? + すみませんが、入り口を……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、おう! 済まぬな。酒が飲めると + 思ったら嬉しくて、つい、な」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ご所望の酒の肴を + お持ちしました。それから、酒宴に + 参加したいという方達も」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、入れ入れ。今日はとことんまで + 飲むぞ。お前もそれでいいな、イツキ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ!?」 +\endtext + +\text +それまでのできごとと、急に話を振られた +ことに驚き、イツキはきょとんとした表情を +浮かべる。 +\endtext + +\text +だが、すぐその顔に笑みが浮かぶ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? どうした?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いえ。カイム殿は、実に不思議な御仁だと + 思ったまでのこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? 俺にしてみれば、シュカの + 風俗や剣術の方が風変わりに思えるがな。 + まあ、いい」 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はその辺りを含めて、お前にとくと + 語ってもらおうではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「かしこまりました、カイム殿」 +\endtext + +\text +イツキはそう言って、にこっと微笑みを +浮かべる。 +\endtext + +\text +それは、彼女がここにやってきてから見せた、 +初めての、心からの微笑みだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、語ってくれ。そうだな、まずは、 + お前が初めて剣を手にしたときのことだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ええ」 +\endtext + +\text +いつの間にか、賑やかになったカイムの寝室。 +\endtext + +\text +そこで繰り広げられる酒宴の中、イツキは +自分と剣の道の出会いを語り始めたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..813afa5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/イツキ_99.txt @@ -0,0 +1,58 @@ +\setgamedatatitle("イツキ_99") + +\text("イツキ") +「ふぅ……今日はこれで終わろう」 +\endtext + +\text +イツキは素振りをやめて、 +額にかいた汗を拭う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、では汗を流しにいかんとな」 +\endtext + +\text +そういってカイムは背後から +イツキの腰を抱く。 +\endtext + +\text +そして、湯殿へ向かって歩き始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ええ、カ、カイム殿、 + そんな急に!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺と一緒に風呂に入るのは嫌か?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いいえ、そんなことは」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、そうか。では、たっぷり楽しむと + しようではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はい……」 +\endtext + +\text +真っ赤な顔をしたイツキは、 +カイムに連れられて湯殿へ向かう。 +\endtext + +\text +こうして、二人は甘い時間を過ごすのだった。 +\endtext + +\dlg("   イツキの攻撃力が1%上昇しました。  (最大20%)") + +\dlg("イツキの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..60eaf9d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_01.txt @@ -0,0 +1,963 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_01") + +\text +――迷宮の執務室。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……以上です」 +\endtext + +\text +といって、報告書をテーブルに戻す +リズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、どうしたものかな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうしたものかのう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……どうしたものでしょうね?」 +\endtext + +\text("エル") +「女王さまのお好きなようになさって + ください。私はどこへでもついて + いきますっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この国の王はティーリアではないのよ、 + エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「え? だって女王さまは、私にとっては + いつまでも女王さまですから……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「マガヒメさんのいう通りですよ、エル? + ……それにしても、どうしたもので + しょうね?」 +\endtext + +\text +魔王軍の主要メンバーが集まっての、 +定例の会議の最中である。 +\endtext + +\text +そこにちょうど上がってきた、拡張工事の +兵からの報告で議題は棚上げ。会議は +にわかに煮詰まってしまっていた。 +\endtext + +\text +古代迷宮の未知の区画が発見された―― +それ自体は、別にそれほど珍しい話ではない。 +\endtext + +\text +が、それが前線よりずっと後方の思わぬ場所 +に見つかって、強力な結界が張られていて、 +一般の兵では手出しができないとなると―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……これは、ただごとではありません」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゃな。なにより場所がよくない。 + 敵対する存在が湧き出してきたりすれば、 + えらいことになるであろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その通りです。戦力の主体は前線に集結 + しています。後方に突然敵が湧けば、 + いいようにかきまわされてしまいます」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「後方で叛乱が起こるみたいなものか。 + せっかくの領土が、いっきに別の色に + 染まっちゃうかもね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごほん! そうならないために、 + どなたかに調査と抑えのため前線から + 下がってもらわないといけませんが……」 +\endtext + +\text +リズベルが見回すと、会議の席についた +面々が微妙な顔をする。 +\endtext + +\text +――誰だって、華やかな前線から +引き抜かれて、地味な裏方の任務に +回りたくはない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……ふむ?」 +\endtext + +\text +マーガレッタがその気配を読んで、 +それなら自分が……と言い出しかけている。 +\endtext + +\text +――とはいえリズベルとしては、最も信頼 +できる戦力であるマーガレッタを前線から +割きたくはないのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……ここは仕方があるまい」 +\endtext + +\text +リズベルにうながされて、うなずくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「現在の作戦は一時停止だ。まとまった + 戦力を後方に差し向け、この問題の + 解決をはかるとしよう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですね。それが賢明だと思います」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ち! 結局、そうなるかよ。 + いいとこだったのにな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「案外面白いかもしれぬぞ、アグリよ? + ――古代テスタ文明の迷宮、しかも今日 + まで結界が生きているのじゃろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「二千年以上、誰も踏み入ったことがない + っていうことよね? なら貴重なアイテム + や財宝が残されているかも」 +\endtext + +\text +普段は会議などでやる気は見せない +マガヒメが、面白いと思ったのか +眼を輝かせている。 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺は勘弁だぜ、迷宮とかはよ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「頼むぞ? 今回も期待しておるぞ、 + 切り込み隊長殿?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ゾンビとか、幽霊が出るかも」 +\endtext + +\text +グラスがいうと妙に怖い。……顔に縦線を +浮かべて引くアグリをみて、皆がどっと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう? この報告書によれば、 + 結界の奥からは奇妙な女の笑い声が + 聞こえてきたとあるな?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「げ……! か、勘弁してくれよ、 + そういうのはマジで」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま? まさか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、俺がゆく。……女が絡むとあれば、 + この俺様が行かん手はあるまい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いやそこはビビるとこだろうよ、 + 普通……」 +\endtext + +\text +不承不承、というアグリを含めて、 +その日のうちに遠征隊のメンバーが +選抜された。 +\endtext + +\text +率いるのは当然カイム。……リズベルが +危険だと反対したのはいうまでもないが、 +聞き入れるはずもない。 +\endtext + +\text +カイムのお付きとしてリズベルと +ベアトリス。戦闘の主力としてアグリと +マーガレッタ。 +\endtext + +\text +さらに、普段はこの種の探索には参加しない +グラスとティーリアが、強力な結界への対策 +として、その魔力を買われて選ばれている。 +\endtext + +\text +……そしてなぜか、これも普段は面倒な +ことが嫌いな筈のマガヒメが、面白そうだと +思ったのか参加を申し出ていた。 +\endtext + +\text +残りの将は前線を支える為に居残りだ。 +狭い迷宮での戦闘ということで、 +兵は少数の強兵だけが選ばれている。 +\endtext + +\text +魔王軍の精鋭中の精鋭だけあって準備も +手早く終え、報告のあった迷宮へと +旅立つ―― +\endtext + +\text +――問題の迷宮。 +\endtext + +\text +手掘りの通路が、そこで古代文明の +装飾過剰で退廃的なそれへと変化していた。 +\endtext + +\text("エル") +「前から思ってたんですけど、昔の人って + なにかヘンですよね? 落ち着きません + よね、こんな場所に住んでたら」 +\endtext + +\text("アグリ") +「同感だ……つっかこの趣味の悪さは本当、 + なんとかして欲しいぜ。ただでさえ古くて + 気味が悪いってのによ」 +\endtext + +\text +暗い場所と怖いのが苦手なアグリは、 +早くも及び腰だ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だから女の後ろに隠れるなというに。 + まったく、お主が冒険者でなく傭兵を + 選んだ理由がわかろうというものじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「しょーがねーだろ、怖えもんは、 + やっぱ怖えんだよ……と、な、 + なんだ?」 +\endtext + +\text +澱んだはずの迷宮の空気が、 +そこでふわり……と動いた気がした。 +\endtext + +\text("???") +「……うふ……うふふふ……!」 +\endtext + +\text +青い顔をして、皆のことを振り返るアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「き、聞いたな? 聞こえたな? + 帰ろう、帰ろうぜ! もうやだぜ俺ぁ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「アグリ、落ち着いて」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「強い魔力を帯びた声でした。ですから、 + ここまで聴こえたのです。――この結界を + つらぬいて」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女の声だったがな……と、 + お出ましだな、これが例の結界か」 +\endtext + +\text +通路の先に、強力な魔力の結界が張られて +いた。――空間が歪み、進もうとすると +川の流れに逆らうような抵抗を感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……この距離でこれか! + これはまた、強力だな……! + 一般の魔法兵では確かに手も足も出まい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「何とかできるか、ティーリア殿?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「やってみましょう。ルクト=ルザリオの + 結界に似たところがあります。もちろん + 遥かに強力ですが――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「グラスさん、マガヒメさん、お手伝いを + お願いします。全ての魔力を私に」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私たちも手伝おうか……カイム、リズベル、 + やるわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おまかせください」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、手を貸すぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やっちゃおっか……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ」 +\endtext + +\text +ティーリアとグラスとマガヒメ。 +元は女王だった三人が、 +その血に宿る魔力を解放させる。 +\endtext + +\text +カイム、リズベル、ベアトリスが +その反動を後ろで支え、強力な魔力の射出を +サポートする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「開けよ! 古なる魔力の扉よ、 + その鍵を我に――!」 +\endtext + +\text +光の――魔力の奔流の前に、 +通路を覆っていた結界がみるみるうちに +霧散していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……やったな!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ……はぁ、はぁ…… + か、完全ではありません……」 +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫ですか、ティーリア様!」 +\endtext + +\text +魔力の放出で疲弊したティーリアの +身体を、エルが駆け寄って支える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……どうやらこの周囲の迷宮自体が、 + 結界を生み出す装置になっている + ようです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「時間が経てば自然に結界は回復します。 + 通れるのは、あと数刻のあいだ、 + というところでしょうか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そのあいだにお宝探しを終える必要が + あるっていうわけか。……もう一度同じ + ことをさせるのは無理そうね?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……すみません」 +\endtext + +\text +ティーリアだけでなく、マガヒメ、 +グラスも相当に魔力を消耗している様子だ。 +\endtext + +\text +――帰り道に結界が閉じてしまっていたら、 +もう一度同じことをさせて切り開くのは +おそらく無理だろう。 +\endtext + +\text("???") +「……うふふふふ!……」 +\endtext + +\text +そこでもう一度、迷宮の奥から、 +あの女の笑い声が響く―― +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おわ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「誘っておるのか、それとも、 + 笑っておるのか……カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……いくしかあるまい」 +\endtext + +\text +誘いに乗り、一行は人跡未踏の迷宮の +奥へと進んでいく―― +\endtext + +\text("エル") +「ヘンですね、おかしいですねこれ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。この方角にこれだけ進めば、 + とっくに外部の通路にぶつかっている + はずです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この遺跡の範囲はわかっています。 + ここが、こんなに広いはずは + ありません」 +\endtext + +\text +地図を手にして揉めているエルとリズベル。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これは……この迷宮自体が魔力で + 形成された空間のようね。 + でもこの魔法、一体何かしら?」 +\endtext + +\text +迷宮の壁を見上げ、指で撫でながら +疑問を口にするベアトリス。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、先ほどの結界はあきらかに、 + テスタ文明の魔術の系統に属するもの + でしたが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「この空間を形成しているのは、それとは + まったく異なる魔術体系によるものです。 + こんな魔法は私も見たことがありません」 +\endtext + +\text +ティーリアも不安げな様子をみせている。 +\endtext + +\text("アグリ") +「どうでもいいっていうか、どう考えても + ヤバいぜこの場所は……とっとと + 帰りてえよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだだ。まだ何も見つかっておらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「財宝も……それに女もな」 +\endtext + +\text +先頭に立ち、カイムは迷宮の先を目指す―― +\endtext + +\text("???") +「きたわね……ついに?」 +\endtext + +\text +出現は唐突だった。凄まじい魔力が +それまで何もなかった空間に突然あらわれ、 +凝縮された一点に『それ』は存在していた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「う、うわ、うわうわ! + で、出やがった!」 +\endtext + +\text("エル") +「浮いてる! 浮いてますよカイムさま! + ふわふわって!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから落ち着け。……こういう存在を + 前にして、今さらビビったところで + 何もはじまらん」 +\endtext + +\text +魔力を使わない者にしても、百戦錬磨の +戦士であるのは変わらない――この存在の +力は感じ取っているだろう。 +\endtext + +\text +その気になれば一瞬で、それこそ指の +一振りで、カイムら全員を消し去る +ことができる。 +\endtext + +\text +……そういう存在を、今さら恐れてみても +始まらないというものだ。 +\endtext + +\text("???") +「さーっすがぁ! 王様だけあるのね、 + 度胸据わってる」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが俺の仕事だからな。 + ……というか俺のことをよく知っている + ようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が、そのハドスの王にして魔王カイムだ。 + お前はいったい何者だ? ここは何だ? + なぜここにいる?」 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま、あんまりエラそうには + しないほうがいいですよ」 +\endtext + +\text +長いものには即座に巻かれようとするエルの +ことは無視して、カイムはその存在を +睨みつける。 +\endtext + +\text +あきらかに人間ではない。といってブライト +リーフやディアボリカとも違う亜人の女。 +――少なくとも女の姿をした存在。 +\endtext + +\text +ここまで強力な魔力を持った存在となると、 +肉体の形状などは既にたいした意味は +持たないだろう。 +\endtext + +\text +自分の最も好みの姿をとっている―― +だから、すさまじく美しい。 +そして魅力的だ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうね……私はインフェルミオ。 + インフェルミオと名乗るわ。 + ミオ、って呼んでくれていいわよ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「私の種族はナイトレイス――って + いっても知らないわよね、誰も」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いたことはないな。……しかし + お前のような者が、この世界に + 何人もいるとは思えん」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ご名答。私はあなたたちディアボリカや、 + 例のストラクタと同じ。別の世界から + やってきた存在なの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ものすごーく遠い世界だから、 + 今いるこの世界に居るのは私だけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのことはわかるのだな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「もちろん。この貧弱な世界でなら、 + 私にわからないことなんてない。 + なにひとつね?」 +\endtext + +\text +ふむ……と腕組みをするカイム。 +\endtext + +\text +ナイトレイス――と名乗ったこの +インフェルミオの居た世界では、 +この魔力が標準なのだろう。 +\endtext + +\text +こんなものがひしめいている世界と +いうのが、どんなものかは想像の +しようもなかったが。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、なぜお前はここにいる? + そしてここに居続けているのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その言い様では、俺たちのことも趣味で + 覗いていたのだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのくらいしかやれる事のないザマに、 + どうして陥ったのだ?」 +\endtext + +\text +一瞬、インフェルミオの表情に、 +愉しいとも憎いとも判別のできない +微妙な笑みがよぎる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そう……あなたは面白いわ。 + あなたも、あなたちも、本当に面白い。 + ……この二千年でいちばん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「二千年ですって?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「本当でしょう。あの封印はテスタ文明の + もの……この存在を、あれは封じて + いたのです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「封じていたというか、遠ざけていたので + あろうな。危険ゆえに、この世界の人間の + 側のほうを」 +\endtext + +\text +眼に笑みを浮かべたまま、それらには +相手をしないインフェルミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「カイムの質問に答えましょう。 + そう、私はここから動けないの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「世界を渡る途中で、踏み石にしたこの + ちっぽけな世界でトラブルにあった。 + 座標を間違えてはまりこんでしまったの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「踏み石、ですか……この世界が……」 +\endtext + +\text +唖然としているリズベル。……現実的な +性格のぶん、ここまでスケールのぶっとんだ +話にはついていけないらしい。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そう、私とこの世界の一部が重なって + しまったの。……正確には重なる直前で + ストップして、一歩も動いてないんだけど」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「足を動かせば二つの存在が重なり合って、 + この世界と、隣り合った幾つかの世界が + 爆発して吹き飛んじゃう状態」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それで私が死ぬわけじゃないけど、 + あとあと面倒になるの。怒られちゃう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はあ……怒られるのは困りますね」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「困るのよ。だから今は、ちょっと力を + 溜めて、この世界をスキップする大技を + 準備している最中なの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それが終わるまでは動けない。カイムの + ことを見守っていたのは、そのあいだの + ちょっとした暇つぶし?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「二千年を『ちょっと』といわれては、 + もう怒る気すらしないわね」 +\endtext + +\text +ため息で微笑むベアトリス。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「で、見ているだけでも良かったのだけど。 + こうして来てくれたんだから、 + カイムと私とでゲームをしない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? どんなゲームだ?」 +\endtext + +\text +いいながら、カイムは感じている。 +\endtext + +\text +この存在はカイムのことが気に入ったと +いうだけあって、確かにカイムの同類だった。 +\endtext + +\text +存在する次元と力は、あまりにもかけ離れて +いるとはいえ―― +\endtext + +\text +『愉しい』ことが好きで、生の目的を当然の +ようにそこに置いている。――その点では +共通している。 +\endtext + +\text +これまで、この世界で会った誰よりも +共通している……向こうも同じことを +感じているだろう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうね……ふふ! じゃあ、私の出した + 条件をクリアすれば、とっても素敵な + ご褒美をあげる」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そういうので、どう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その素敵なご褒美というのは、 + 当然、アレなのであろうな?」 +\endtext + +\text +鼻の下を伸ばすカイム。 +\endtext + +\text +……こんな存在を相手にそれができるカイム +を、さすがに部下たちも驚きの目で見ている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ええ、きっとあなたの想像通り。 + ……ううん、それ以上のご褒美をあげる」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「どう? チャレンジしてみる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、当然だ! ご褒美の為ならな!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そういうと思ってた……くすくす!」 +\endtext + +\text +心からとわかる極上の笑みをみせる +インフェルミオ。 +\endtext + +\text +そのくすくすという笑いだけが響く中、 +世界がぐにゃりと歪み、とろけて、 +崩れ落ちていく―― +\endtext + +\text +気がつけば、全員が最初にティーリアたちの +魔力で突破した、あの結界の前に +立っていた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あれ? あれあれ? + 戻っちゃってますよ、女王さま?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「魔力が消耗してない…… + ちょっとびっくりね?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、驚きました……」 +\endtext + +\text +素直にうなずいてみせるティーリア。 +\endtext + +\text +全員が体験の記憶は維持している。 +……記憶はそのままに、時間だけを +巻き戻して振り出しに戻したらしかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「空間だけじゃなくて、時間だって自由自在 + ってわけね。……二千年がちょっととか、 + この世界が踏み石とか?」 +\endtext + +\text +悪戯っぽく笑ってみせるベアトリス。 +彼女には珍しく恐怖も感じているのだろう。 +\endtext + +\text("アグリ") +「どうかしてるぜ……そんなのとヤろうって + 盛り上がってるうちの大将もよ……」 +\endtext + +\text +ズボンの股間のあたりを高々と盛り上げた +まま、カイムは腕組みをして結界を睨んで +いる。 +\endtext + +\text("カイム") +「今は、もう一度この結界を開いた + ところで意味はあるまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「あのインフェルミオのいった『条件』 + とやらを満たしてまたくるとしよう。 + ――帰るぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「……なんなんでしょうね、あの人の + いってたその『条件』って?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どんな条件でもいいですから、もう帰って + お布団に入っちゃいたいです……もう!」 +\endtext + +\text +本気で頭が痛そうな様子のリズベル。 +\endtext + +\text +一行は、そのまま前線へと帰還するの +だった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..c9925d0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_02.txt @@ -0,0 +1,1546 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_02") + +\text +ミオの出した最初の『条件』を +満たしたカイムと魔王軍。 +\endtext + +\text +再び同じ精兵を引きつれ、 +あの異次元の存在が封じられた地下迷宮を +目指していた。 +\endtext + +\text +率いている将も同じ、カイム、リズベル、 +ベアトリスに、アグリとマーガレッタと +エル。 +\endtext + +\text +それに三人の女王、ティーリア、 +グラス、マガヒメという顔ぶれだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺は嫌だったんだがよ……と、 + あれ? なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。たしか前回はこのへんから、 + あのむにょーっとしたのが……」 +\endtext + +\text +迷宮を進む一行。 +地下迷宮の壁はすでに古代遺跡の +それに変わっている。 +\endtext + +\text +が、敵の気配はどこにもなく、 +前回は行く手を阻んでいた、 +強力な結界も消えうせていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「結界が消えたなどという報告は + 入っていませんが……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……消えたのではなく、 + あの存在が消したのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「――古代テスタ文明の封印など、 + あのナイトレイスとやらの魔力の + 前には児戯に過ぎんかったということか」 +\endtext + +\text +前回は、三人の女王の魔力を殆ど使いきって、 +一度だけ消すことができた封印の結界。 +今回はそれが最初から開いている。 +\endtext + +\text("グラス") +「条件を満たしたなら、入るがよい…… + ということか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それじゃ私たち、いったい何の為に + ついてきたんだか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、兵が無事であるならそれに + こしたことはない。……アグリ、 + エル、警戒は怠らぬよう」 +\endtext + +\text("エル") +「……はい!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ……やっぱ、ちとビビりは + 入るがな」 +\endtext + +\text +警戒しつつ、一行は迷宮の中へと +踏み込んでいく。 +\endtext + +\text("エル") +「ここは……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「迷宮の最下層では? + 前回は、あれほどたどり着くのに + 苦労したのに」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「きおったぞ……!」 +\endtext + +\text +それで太刀打ちできる存在ではないと +知っていても、戦斧を構えて待ち受ける +マーガレッタ。 +\endtext + +\text +絶対的な魔力が闇となって世界に吹き込んで +きて凝縮し、一人の亜人を宙に産み落として +いた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――来ると思っていたわ、あなたたちなら。 + 私の出した条件、よくクリアできたわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、まずは一つ目の褒美を + もらいにきたぞ。それは当然、 + アレだろうな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふ……! せっかちなのね。 + いいわ、じゃ、こっちにいらっしゃい」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……! そうこなくてはな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま!」 +\endtext + +\text +リズベルが止める間もなく、カイムは +ミオを取り巻く闇の中へと +踏み出していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お待ちを! あまりにも危険です!」 +\endtext + +\text("カイム") +「騒ぐなリズベル。……こんな所で殺す + 気なら、とっくに我らはこの迷宮ごと + この世から消し飛んでいる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうであろう、ミオ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「さあ……どうかしら?」 +\endtext + +\text +冷たく謎めいて、微笑んでみせるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺にはわかる。お前は俺を殺さん」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら、それはどうして?」 +\endtext + +\text("カイム") +「理由か? それはな……」 +\endtext + +\text +近寄り、ミオの顎に指をかけるカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、カイムさま!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはな……俺とのセックスは、 + 本当に最高に気持ちがいいからだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……それで正解にするわ。 + もちろん、試させてもらうけどね?」 +\endtext + +\text +そういって、カイムの求めに応じて +唇をさしだすミオ。 +\endtext + +\text +二人が唇を吸いあった瞬間、 +闇が膨れ上がり――二人を呑み込んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……この場所は?」 +\endtext + +\text +どこにも入り口のあるように見えない部屋。 +そしてこれは寝室だ。ベッドがあり、 +心地よい眠りを得られそうな寝具がある。 +\endtext + +\text +少女趣味であり、同時に扇情的でもある…… +その様式は、地上を制覇しつつあるカイム +ですら一度も目にしたことのないものだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ここも私が作り出した世界。この身体の + ために、そしてあなたを迎えるために + ちょっとだけアレンジしたけど」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「現実の世界より、ちょっとだけ私の + 魔力が振るいやすくなっているわ―― + 愉しいこと、いろいろ出来るわよ?」 +\endtext + +\text +悪戯っぽく微笑むミオ。 +\endtext + +\text +その表情はたまらなく色っぽい。 +一部の隙もない完璧な美貌ながら、 +親しみやすく冷たさを感じさせない―― +\endtext + +\text("カイム") +「いい趣味だな。この部屋も、 + その身体も、お前が想像して作り出した + ものだというのならな」 +\endtext + +\text +もう一度、ミオの細っこくも +絶妙な丸みを帯びた肢体を抱き寄せる +カイム。 +\endtext + +\text +麝香にも似た、極上の夜の香り―― +三国の女王すら超える、これは最高の女だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし妙ではあるな。お前ほどの女が…… + これほどの力を持つものが、どうして + ここまで俺に興味を示す?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その気になれば、好みの男すら自在に + 作り出すことができるのではないのか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「もちろんそれはできるけど……どうかしら。 + カイムなら、自分でそうして作り出した + 女の子に興味は持てるかしら?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「好みに作れば作るほど、 + その女の子はカイムの作った通りにしか + 動かなくなるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それを望む男がおらんわけでは + ないだろうが。俺は違うな。 + それでは面白くない」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あなたはそうでしょう? + 私も同じよ。あなたと私は似ているもの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あなただけじゃないわ…… + あなたを取り巻く全てが、見たことが + ないほど私には面白いもの」 +\endtext + +\text +そういうミオの表情には、愉快という +だけではない。憧れの色すらも +かすかに浮かんでいる。 +\endtext + +\text +ここから一歩も動くことができない。 +そして力がありすぎる故に、この世界での +冒険など望むべくもない―― +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな。我らの演じる物語は、 + この世界では全能の存在にとってすら + 意味があったわけだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そういうこと。対価を払う価値がある―― + だから、私たちの関係は対等だわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「対価か。なんなのだ? + そのもう一つのご褒美というのは?」 +\endtext + +\text +ミオは、その出す『条件』に対して、 +二種類の『ご褒美』を約束している。 +\endtext + +\text +『条件』を成し遂げようと奮闘する +カイムたちをここから見守る、 +その愉しみに対する『対価』というわけだ。 +\endtext + +\text +さすがにエッチだけの為に軍を動かし +続けるのは、部下たちの手前、 +気まずくもあるのだが―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「今はそんなことを考えている場合じゃ + ないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だな。違いない」 +\endtext + +\text +既に下半身は、バチバチに勃起して +たまらなくなっていた。 +\endtext + +\text +磁力とも引力ともいえる魅力を放つ +ミオの肢体を、カイムは力強く +かきよせようとする。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あん……! でも今は、ダ・メ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おわ!?」 +\endtext + +\text +ミオの身体の『中』をするりと +腕がすり抜け、カイムはミオを +取り逃がしてしまう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「これはゲームのご褒美だもの。 + だから……まず今日は、口でしてあげる」 +\endtext + +\text +ミオが可愛く口をあける。 +こはぁ……と異様な吸引音が響いて、 +中に星空が――宇宙が垣間見える。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――愉しいわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。ではお願いするとするか」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「任せて……♪」 +\endtext + +\text +飛びつくようにして、ミオは +カイムをベッドの上に押し倒していく―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「さて、まずはこの部屋でのえっちの + 入門編ね……ふふ、それにしても、 + おっきい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、お、おうっっ!」 +\endtext + +\text +指で付け根のあたりをつまんで、 +こすこすっ、とこすりあげてくる +ミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふうん。本当に感じるのね。 + 触れば感じるの? それとも、 + 私が可愛いから?」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……っ!! 可愛いからだが、 + これだけ上手いと保証はできん! + く、っっ……!」 +\endtext + +\text +口調からすると初めて男のそれに触れる +ようでもあるのだが、それにしては +超絶に上手い。 +\endtext + +\text +そして、こうして近くで見るミオは、 +やはり感動的な可愛さと美しさだ。 +\endtext + +\text +ここまで完成された美貌でありながら、 +冷たく拒絶してくる感じがまったくない。 +\endtext + +\text +ペニスを指で弄びつつ興味を示すその表情も、 +ただただ、愛らしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これで感じぬ男などいるわけがない。 + う、うっっ……す、すぐにでも、 + イッてしまいそうだ……」 +\endtext + +\text +せっかく世界一、いや宇宙一の女から +奉仕されているのに、それでは余りにも +情けない。いや勿体ない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「イキたくないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、イキたくないな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「じゃあ、イカないようにしてあげる」 +\endtext + +\text +どこかでチャイムのような音が鳴り、 +それでこの部屋の『ルール』が変更された +のがわかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお!? これは……?」 +\endtext + +\text +何をされたのかはわからない。 +しかし自分の中で何かが強化され、 +拡大された―― +\endtext + +\text +『イク』までに必要な快感の量が、 +およそ百倍程度にまで広げられたのが +不思議と自覚できた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おいおい。これでは逆にいつまで + たってもイケんのではないか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そう? じゃあこうしましょう」 +\endtext + +\text +再びチャイム音。今度はペニスの感じる +快感のほうが、百倍程度に拡大される。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、おおおっっ!? しかし、 + これでは元と変わらんのでは + ないか……い、いや……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、お、お、おおおおっ!?」 +\endtext + +\text +ミオの触れている指を意識するだけで、 +射精の瞬間のような凄まじい快感が +湧き起こり、上半身がのけぞる。 +\endtext + +\text +もちろん快感だけで実際に射精は +してはいない……今はその程度では +射精しないのだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「準備はこれでよし。 + 始めましょう……ぺろっと」 +\endtext + +\text +唇の先から愛らしい舌を小さく出して、 +ミオがペニスへと近づけてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「きっっ……! おおおおお……!」 +\endtext + +\text +ミオの舌が亀頭に触れた瞬間、 +頭の中を流れ星が幾つも流れた気がした。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぺろ……ぺろ、ぺろ……うふふ! + なんだか変な味! 生臭くて、 + んっ……塩からいの……ぺろ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおっ、ふおっっ! + ふぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +ミオの舌が亀頭に触れるたび、 +頭の中を繰り返し流れ星が流れる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぺろっ、ぺろっ……ぺろ! + んっ、けっこう面白いかも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、くほぉぅ……っっ!」 +\endtext + +\text +常人なら一瞬で射精しかねないほどの快感。 +しかしカイムの許容する快感の量も、 +ありえない容量まで拡大されている。 +\endtext + +\text +巨大な容器の底に、流れた星の欠片が +少しづつ溜まっていく―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「今度はこっちも舐めてみようかしら? + んっ……れろぉぉぉ……くちゅ!」 +\endtext + +\text +舌を大きく伸ばしたミオが、 +軸を裏側から大きく舐め上げる。 +そして最後に、亀頭にキスをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぷっっ、ふぉぉぉぉ……うッッ!」 +\endtext + +\text +頭の中を彗星が流れ、そして破裂した。 +\endtext + +\text +無数の輝く小さな欠片となり、 +さらに快感の容器を満たしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「す……すごいな! + 星が……夜空が見えるようだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「この程度で? いったでしょう、 + まだまだ入門編よ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……狭い世界の地上に張り付いて + いる身なのでな。こんな経験は、 + なかなかできん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこの先、貴様が何をみせてくれるのか、 + 実に愉しみではある……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それもお互い様ね。 + いいわ、一回イカせてあげる」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いくわよ……ぬちょ、れろ、 + くちゅう……れろぉぉ……!」 +\endtext + +\text +右から左から、ミオがその愛くるしい +顔と表情を見せつけるように、 +舌でペニスを舐めあげてくる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぺちょお……ねちょお……! + れろ……えろ……ぺろぉぉぉ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ふっっ……! + ふっ、おおぅ……! す、素晴らしいな! + おお……!」 +\endtext + +\text +左右から交互に舐められるその度に、 +頭の中で満天の星空が左右に大きく流れる。 +\endtext + +\text +その無数の輝きの一つ一つが、 +通常の射精一回ぶんの快感にあたる +ものだと今は気がついている。 +\endtext + +\text +その無数の快感が、ついに満たされる―― +\endtext + +\text("カイム") +「おお、光が、満ちてくる…… + ふおおおおおッッ!」 +\endtext + +\text +自分でも驚くほどの量の射精。 +当然、ミオにもそれは驚きだっただろう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「きゃっっ! あ、あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +その愛しい顔を、自らの大量の精を +溶かし込んだ液体で穢していく快感、満足感。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひ、あ、あ……くっっ、 + あぁああぁぁ…………んっっ!」 +\endtext + +\text +最高に色っぽく身をくねらせ、 +その精の衝撃と、匂いの中で、 +ミオもまた絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ……はぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「すごいわ……! 濃いの……! + この身体が求めてるのがわかる…… + ああ、たまらないわ……!」 +\endtext + +\text +満足げに、猫のように体を伸ばし +震わせるミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……ふう! + でも当然、まだまだいけるのよね?」 +\endtext + +\text +こすこすっ、と指で輪をつくって +ペニスの付け根を刺激してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、おおッ……! + そ、そうしたいのはやまやまだが……」 +\endtext + +\text +めきめき音を立てるように筋を浮かべて、 +再び勃起しようと奮闘するペニス。 +\endtext + +\text +――が、やはり無理だったらしく、 +しなっと力を失ってしな垂れてしまう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……あら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、う……情けないが、一度目の快感が + 強すぎたようだ。力が残っていない」 +\endtext + +\text +通常の百倍もの快感は、それだけ肉体に +負担をかけていたのだろう。 +\endtext + +\text +疲労感と、脱力感も半端ない―― +当分、どんな相手を前にしても勃起は +しそうにない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「残念……といっても、 + まあそんなのは全然問題ないんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「……え? お、お、おおおおお!?」 +\endtext + +\text +ぐわあっ、と星が――宇宙のエネルギーが +吸い集められ、ペニスに注ぎ込まれてくる +イメージ。 +\endtext + +\text +――気がつけば、ペニスは再びダイアモンド +のようにカチカチに照り輝き勃起していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おいおいおい……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「これでよしと。さあ、二回目は―― + こうしてあげる。あーん!」 +\endtext + +\text +口を丸く開けてペニスへと近づけていく +ミオ。呑み込まれる直前――その口の中に、 +暗黒が見えた気がした。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う、おっっ! な、なんだ、 + これは……本当に口なのか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「むにゅ、くぷぅ……そうよ? + ほら……んっ、んっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「や、やけに深い気がするのだが。 + というかその小さな頭に俺のペニスが + 全部入るはずがなかろう」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「気のせいじゃない? んっ、れろ……」 +\endtext + +\text +ペニスにまとわりつく、 +熱く柔らかな舌と頬の感触。 +\endtext + +\text +……それはいいのだが、どうも外から +見るのと、内部の広さと奥行きとが +一致していないのが気になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ! お、おうっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや確かに、口でしてもらうなら、 + これくらい奥が深いほうが気持ちよくは + あるのだが。お、おっっ!」 +\endtext + +\text +大きすぎて長すぎるというのも困りもので、 +普通の女に咥えさせると喉の奥につっかえて +しまい、苦しませてしまう。 +\endtext + +\text +――レイプ気味のエッチの時は喉を使った +イラマチオでいいのだが、仲が良くなった +後にはそうそう許してもらえない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふっ! ……痛いのは嫌だもの。 + ちょっとズルさせてもらってるわ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「でも……いいでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……これは、確かに…… + 暖かい……素晴らしいな!」 +\endtext + +\text +ミオの口の中の空間は、奥行きが三倍程度に +引き伸ばされている。 +\endtext + +\text +長いペニスはすっぽりと口腔に含まれ、 +頬肉に挟まれ、舌で包み込まれている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「じゃあ、動くわね? んっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっっ……!?」 +\endtext + +\text +ミオが首を後ろに引く。すると、 +ずず……っ、と感覚的は一メートル +ほどもペニスが中で後ろにこすられる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「今度は、こう……!」 +\endtext + +\text +微笑みつつ、顔を近づけてくるミオ。 +すると方向が逆転し、いつまで続くのか +と思うほど長くペニスが前にこすられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおっっ! ふおっっ! + はっっ、おぉぉぉ……ッッ!?」 +\endtext + +\text +ゆっくりと……あくまでゆっくりと、 +ペニスを咥えた唇を前後させているミオ。 +\endtext + +\text +しかしペニスは素晴らしい速さで長距離を +前後にこすられ、ありえない快感を +休みなく脳天に送り込んでくる。 +\endtext + +\text +絶頂までの容量を拡大されていなければ、 +片道だけで数発は絞り取られているほどの +長く、強い心地よさだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……何がどうなっているかなど、 + 聞くだけ野暮というものか!」 +\endtext + +\text +確かなことはひとつ。――これまで、 +口で女としたエッチの中で、これが最高に +気持ちがいい。 +\endtext + +\text +カイムの賛辞が伝わったのか、微笑みつつ、 +さらに前後の速度を上げていくミオ。 +\endtext + +\text +実際のペニスがこすられる速度はそれより +さらに速くなり、快感の星の欠片を +カイムの中に急速に満たしていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ずずう……っっ! ちゅずぅぅ……っ! + ずるぅ……っ! ちゅっ、ばぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text +もはやフェラチオとも思えない音を立てて、 +口の中の見えない柔肉の回廊を、 +飛沫を蹴立てて亀頭が疾走する。 +\endtext + +\text +速度が緩んだかと思うと、今度は逆方向へと +滑り出す――まるで全身が亀頭になって、 +快楽の中を滑り抜けているような気分だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつまでも味わっていたい――が、 + くうううっっ!」 +\endtext + +\text +快楽の星はもう、拡大されたはずの容器を +いっぱいっぱいにまで満たしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆくぞ、ミオ――! 出してもよいな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいわ、きて、カイム――ふふ!」 +\endtext + +\text +まだ何か一癖ありそうなミオの微笑。 +\endtext + +\text +多少の不安を覚えつつ、しかし我慢も +限界に達し、射精感を解き放っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおおお……ッッッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、あんんっっ! こく、ごく、 + こくんっっ……! ああ……おいしい、 + 素敵ねカイム、精液って」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! 飲んでくれるか! + 最高の女が、俺のものを……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「名残惜しいが……しかし、これが + 最後だ……!」 +\endtext + +\text +残る最後の精液を振り絞り、 +ミオに飲ませるべく喉へと注ぎ +込もうとするカイム。 +\endtext + +\text +と、そこで不意にミオが尋ねて +きていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――本当に名残り惜しい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「え? あ、ああ。できるなら、 + いつまでも味わっていたい……が、 + な、なに?!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「じゃあこうしてあげる。 + ずちゅうう……こふぉぉぉぉ!!」 +\endtext + +\text +この音は覚えがあった。 +ミオの口の中の暗黒の空間、 +そこへ空気が吸い込まれていく時の―― +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お、おうおぉぉ……ッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちゅぼぉぉぉぉ――ッ!」 +\endtext + +\text +凄まじい吸引に、強引に吸いだされるように +射精するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお!? な、なんだと、 + これは……おっおっ、お……!?」 +\endtext + +\text +確かに射精した――が、その射精して +ミオの口に吸い込まれた精が、 +リアルタイムでペニスへと戻ってきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「え、えっっ!? う、うおっっ!!」 +\endtext + +\text +射精――しかし出した分と同じだけ、 +精がペニスの付け根のあたりへと +戻ってきているのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これは……繋がっているのか、 + ミオの口の中と、俺のペニスとが?」 +\endtext + +\text +空間の中に見えないねじれた通路があり、 +口の中と、ペニスとが繋がっている―― +どうやって、などはわかるはずもない。 +\endtext + +\text +わからないが―― +\endtext + +\text +驚く暇もなく、また射精していた。 +それもすぐに戻ってくるのだから、 +いくらでも無限に射精を愉しむことができる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……! いいのよ、満足するまで、 + 何度でも出して……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっ! こ、これは……! + おおッッッ!」 +\endtext + +\text +様々な疑問が脳裏を駆け巡るが、 +ペニスに加えられる凄まじい吸引は +文句なしに心地いい。 +\endtext + +\text +出す、出す、出す――愛らしいミオの +口の中へ、思う存分、カイムは精を +吐き出していく。 +\endtext + +\text +どれほど続けたのか――ふっと、 +完全に欲望というか煩悩が晴れて、 +射精への欲求がカイムの中で途切れる。 +\endtext + +\text +そこでミオの側も吸引を止め、 +長い長い射精は終わりを告げていた―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……! いや、これは、 + なんといったらいいのだろうな……」 +\endtext + +\text +通常のセックスを終えた後によくこみあげて +くるような、虚しさなどは心のどこを +探してもない。 +\endtext + +\text +ただ、晴れやかだ――制約を振り切り、 +やりたいことを存分にやった、 +その爽快感だろうか。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「私もよかったわ。ふふ……カイムの + 出したの、たっぷり味わっちゃった」 +\endtext + +\text("カイム") +「味わい過ぎだ。……お互いにな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「満足したかしら? + ……ご褒美は充分だった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。苦労した甲斐はあった――が、 + こうなると期待してしまうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「上の口でこうなら、下の口や、 + 下のもう一つの口ならどれだけ + 気持ちがよいのか、とな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふっ。その欲望が強くて、 + それに忠実なところが素敵よ、カイム」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「でも焦らないの。これはゲームだもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう……続きは次の『条件』をクリア + するまでお預けというわけか」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そういうこと。また逢いましょう。 + それまで……私を愉しませて」 +\endtext + +\text +『条件』を満たす過程でカイムらの演じる +ドラマを観て、ミオは退屈をまぎらわせる。 +このゲームはそういう取引でもある。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうしたら、次はご褒美に、 + もっと素敵なことをしてあげるわ」 +\endtext + +\text +ミオが微笑む……その微笑にまだ何か、 +悪戯っぽい含みがあるのがカイムの +気にかかる。 +\endtext + +\text +それを問いただす前に、確固たる現実と +思えていた世界が急速に揺らぎ、 +薄れて、あいまいになっていく―― +\endtext + +\text +カイムが気がつくと、再びあの結界の +張られた迷宮の通路の外にいた。 +\endtext + +\text +何もない空間に突然現れたカイムに +驚いているのか、誰も何もいおうとしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「待たせたな。今戻ったぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。ご無事で何よりでした」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここは……あの結界の外か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……あの後、私たちもこの場所へと + 転送されたんです。カイムさまを + 中に残したまま」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……心配をかけたな」 +\endtext + +\text +結界は再び閉じている。 +次の『条件』を満たすまで、 +再び開くことはないのだろう。 +\endtext + +\text +……ところで、カイムを心配していた筈の +皆の表情が微妙に冷たいのが、 +カイムには気になる。 +\endtext + +\text +そこで、不意に思い出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +(しまった……もう一つのご褒美と + やらについて、あの女に問いただすのを + 忘れていたな) +\endtext + +\text +カイムに付き従ってきた部下と兵士たち。 +その全員が、これではカイムのえっちに +同行しただけということになる。 +\endtext + +\text +――しかも『条件』を満たすために、 +ここまで苦労もさせている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで……どうだったのかしら、 + ご褒美とやらのほうは? + なにかいいものがもらえたのかしら?」 +\endtext + +\text +これも妙に冷たい笑みを浮かべて、 +進み出てきたマガヒメが問う。 +\endtext + +\text("カイム") +「あー、おほん」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前だけではない。……ここで皆に + いっておかねばならん」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かに、あのナイトレイスの女からは + 褒美を受け取った。……苦労に見合う + だけのものであったことは保証する」 +\endtext + +\text +まあ、実際に気持ちよかったしな―― +と、内心で自分に言い訳するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……が、それは形のあるものではない。 + 皆に見せることはできんのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――しかし必ずや、この先の我らの + 役に立つものであろう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「故に我々は、今後もあの女の出す + 『条件』を満たすべく、将兵共に + 一丸となって――」 +\endtext + +\text +そこでちょんちょん、とグラスがカイムの +袖を掴んで、何度も引っぱってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだグラス、話の途中で?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……見えてたから、カイムのいうご褒美」 +\endtext + +\text("カイム") +「見えていたって――はっっ!?」 +\endtext + +\text +気がついて、慌てて背後を振り返るカイム。 +\endtext + +\text +そこには丸く切り抜かれた窓のような―― +トンネルのような穴が空間にあいている。 +\endtext + +\text +穴の向こうにはさっきまで居たあの部屋が +あり、ミオが微笑みつつ手を振っていて、 +そこでちゅっと投げキッスを送っていた。 +\endtext + +\text +――ひゅん、とねじれるようにして塞がり、 +消滅する空間の穴。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……我らが心配せぬように見せてくれて + いたのであろうな。あるいは退屈せぬ + ようにか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、 + 絶対悪意があったと思うけどな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ……い、いやこれはだな。 + ごほん……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……我が軍の役に立つといいましたよね? + とても気持ちがよかったように + 見受けられましたが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「みんな暇じゃないんですよ? + 以後、こういう遊びに我々を付き合わせる + のはおやめください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあまあ、リズちゃん。 + ……私は役に立たないとはいわないわよ? + いろいろ参考になったわ」 +\endtext + +\text +唇に指を当てて、そういって妖艶に微笑んで +みせるベアトリス。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリス様?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うふふっ……気が合うわね。 + 実は私もそう思ったの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさまも?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……それをいったら私もですわ。 + とても参考になりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、お前ら……?」 +\endtext + +\text +不穏な気配を感じて、思わず一歩後退する +カイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あそこまでやっちゃっていいとは思わな + かったのよね。そりゃ考えたことは + あったけど、カイムがかわいそうで」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……でも、案外大丈夫なものなのね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。……カイムのことが物足りないとき + には、あんな風に魔法で好き勝手に強化し + てあげてもオッケーってことよね、つまり」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お前たち……まあ、カイムもよもや、 + 嫌がったりはしないであろうが」 +\endtext + +\text +少し面白そうに笑っているマーガレッタ。 +……擁護してくれる気はないらしい。 +\endtext + +\text("エル") +「女王さま、それなら私もお手伝い + いたします! 魔力だけならいちおう + ありますから私!」 +\endtext + +\text("エル") +「今度いっしょに、ふたりでカイムさまに、 + 魔法でああいうコトとか、こういう + コトとかしてさしあげちゃいましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あらあら、エルはいけない子ね。 + でも……是非お願いするわ。 + 最近、退屈していたところだったの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じゃあ、グラスは私と組もっか。 + ……すっごいえっちな魔法いろいろ考えて + おくから、グラスは魔力を貸して」 +\endtext + +\text +コク……と真剣な面持ちでうなずいてみせる +グラス。 +\endtext + +\text("グラス") +「……私も考える」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらら。これは私らも負けてられないわね。 + ……リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、えっっ!? わ、私は……その…… + お、お手伝いくらいなら、いいですけど」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「よーし、決まりっ! 夜が愉しみだわー、 + ほんと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい……お前ら……」 +\endtext + +\text +カイムのことはあえて無視するようにして、 +盛り上がっている部下の女性陣たち。 +\endtext + +\text +――どうやら魔王軍の将来にとって、 +今回の『ご褒美』は意味があったらしい。 +\endtext + +\text +しかしこの後、誰をどれだけ相手をすれば、 +今回の件を許してもらえるのか。 +\endtext + +\text +……というか、一体そこで何をさせられる +ことになるのか。 +\endtext + +\text +想像するだけで空恐ろしい気分になる +カイムだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..3e1a996 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_03.txt @@ -0,0 +1,1859 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_03") + +\text("エル") +「――どうせ今回も、カイムさまが + あのミオって女の人とえっちするだけ + なんですよね?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だろうな。……もうひとつのご褒美って + のもあるらしいが、それだって何なのか + まだわかってねーって話だからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぼやくでない。だからといって何が待って + おるかわからぬ場所へ、カイムを一人で + やるわけにはいかんであろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「他にもいろいろ、やることはいっぱい + あるんですけどね……」 +\endtext + +\text +ため息のリズベル。……例によってミオの +出した『条件』を満たしたカイムと魔王軍は、 +あの結界の張られた地下迷宮を目指していた。 +\endtext + +\text +率いている将も同じ、精兵を引き連れて +いる点も同じである。 +\endtext + +\text +マーガレッタのいう通り、大将である +カイムを一人で危険な場所に行かせる +わけにはいかない。 +\endtext + +\text +とはいえ、士気の上がらないことはこの上 +ない――あの手この手で一堂をなだめすかし、 +カイムはここまで来たのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、結界が開いているな? + そして……来たか」 +\endtext + +\text +結界の張られた、古代テスタ文明の +迷宮の前へとたどり着く。 +\endtext + +\text +今回は、その中へ踏み入るまでもなく、 +宙に闇が凝集し通路が現れていた。 +――あの異界の部屋への通路だ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はあい、お久しぶり。 + 条件突破おめでとうカイム♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。受け取りにきたぞ、 + 今回も、『ご褒美』とやらをな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……焦らないの。 + 今日も気持ちのいいことしてあげるから。 + ゆっくり、それにたっぷりとね?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「やれやれ。やっぱりそれかよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そのあいだ、私たちはここで待って + いろっていうわけね?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふ……そういうと思って。 + 今回は、もう終わったカイムを + 連れてきたの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「こっちへきて、カイム」 +\endtext + +\text +ミオが背後の闇の扉へ向かって手招きを +すると、中からカイムが現れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あら?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……?」 +\endtext + +\text +扉の中から出てきたカイムと、 +元から居たカイム。 +二人が顔を見合わせる。 +\endtext + +\text("エル") +「じょ、女王さま! か、カイムさまが + 二人になっちゃったんですけど!」 +\endtext + +\text +エルがティーリアのドレスの裾を +ぐんぐん引っぱっている。 +\endtext + +\text +他の面々も、唖然として口をあけて +立ち尽くしている。 +\endtext + +\text +……どこから見ても同じカイム。 +しいていえば、出てきた方が元から居た +方よりスッキリした表情を浮かべている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……お前は俺なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ、俺はお前だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。……それでよかったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「最高だ……といっても言葉ではわかるまい。 + いって、確かめてくるがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ではそうさせてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムが出てきた闇の扉に、入れ替わりに +なって入っていく元から居たカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……じゃあね?」 +\endtext + +\text +ちょいちょい、と残された皆に手を振ると、 +ミオは空間の通路を消滅させていた。 +\endtext + +\text("エル") +「き、消えちゃいました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ではお前たち、帰るぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっっ!? で、でも、 + いま入っていったばかりですけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今の俺は、次にくるお前たちが連れて + 帰るだろう。お前たちは俺を連れて帰れ」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、それでいいんでしょうか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「頭が痛いです。ここにくると、 + 本当に、もう……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふっ……まさか、この『条件』もクリア + してくるなんて思っていなかったわ」 +\endtext + +\text +テーブルの食事を愉しみながら、 +そういって微笑んでみせるミオ。 +\endtext + +\text +相変らず魅力的だ――が、前回とはその +容姿のディテールが、微妙に異なっている +ように思えるのは気のせいだろうか。 +\endtext + +\text("カイム") +(いやむしろ、違っている方が当然か) +\endtext + +\text +カイムは室内を見回す。その部屋の広さや +装飾もまた、前回と完全に同じでは +ないようだった。 +\endtext + +\text +全てはミオが気分で作り出しているもの。 +完全に同じである必要のほうが、 +むしろない。 +\endtext + +\text +いずれにせよ、あらゆるものが考えられる +最高品質の贅沢品だ。――そうしない +必然も、またどこにもない。 +\endtext + +\text +テーブルの食事をがつがつと食らい、 +グラスの酒を飲み干すカイム。育ちが良い +だけあってマナーは堂に入ったものだ。 +\endtext + +\text +食通でもあるカイムだが、王族たるその舌を +もってしても、何もかもが絶品としか +いいようがない。 +\endtext + +\text +コースが一度にテーブルに出ているのは +どうかと思ったが、すべての皿がホカホカと +湯気をたて続け、冷める気配もない。 +\endtext + +\text +酒も品質が良いのはもちろん、 +氷も浮いていないのに、最も香りの立ち、 +舌触りのよい温度を保ち続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう。……たいしたものだ。 + うちの料理人もタダ者ではないのだが、 + お前のこの趣味には負けるな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「お褒めにあずかって光栄だわ。 + 今日はお仲間を待たせる必要もないのだし、 + 最後までゆっくりと愉しみましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「同感だ。……ところでこのテーブルには、 + デザートの用意がないようだな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら、気づいてたのね?」 +\endtext + +\text +ナプキンで口を拭き、目に心地のいい +滑らかな動きでテーブルを離れるミオ。 +\endtext + +\text +ベッドの上に上がり、可愛くも扇情的な +仕草で、着ているものをシーツに +落としていく―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「デザートに、こういうのはどうかしら?」 +\endtext + +\text +ベッドの上で脚を広げ、その秘密の部分を +指で拡げてみせるミオ。 +\endtext + +\text +くちゅ……と音を立てて開いたその部分は、 +既にたっぷりの蜜をたたえて輝いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど……そういう趣向か。 + 悪くないな」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、自分も服を脱いでベッドへ +上がっていくカイム。 +\endtext + +\text +――なにもかもが最高級のこの部屋で、 +究極の贅沢品といえば、それはもちろん +この女に違いない。 +\endtext + +\text("カイム") +「味見させてもらおうか。 + 世界で最高の女の、 + その甘い蜜の味をな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……くすくすっ!」 +\endtext + +\text +カイムに対し、何か思惑ありげに笑って +みせているミオ。 +\endtext + +\text +また何か企んでいるか……と疑いつつ、 +しかし吸い寄せられるように、カイムは +ミオのそこへと口を近づけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……これは……」 +\endtext + +\text +近くで見て、思わず感嘆の息を +もらすカイム。 +\endtext + +\text +男には魅惑ではあっても、多少なりとも +グロテスクな部分を含む女の性器の造形。 +\endtext + +\text +その形を完全に再現しつつも、ミオのそこは +しかし美しかった。 +\endtext + +\text +それを実現しているのは、 +各パーツの完璧なバランスのよさだろうか。 +\endtext + +\text("カイム") +「ありえんだろうな、見た目には、 + これ以上完璧な女の性器というのは――」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれ、味のほうはどうか、 + みてやろうではないか」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「お手柔らかにね?」 +\endtext + +\text +ミオはそういうが、当然従う気はない。 +\endtext + +\text +無数の女を相手に磨き上げてきた舌技で、 +ミオを悶絶させ、アンアン泣かせてやる気で +いるカイム。 +\endtext + +\text +――が、舌をつけた瞬間、その目論見は +もろくも崩れ去っていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あん……っ! ん……?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……ふふ、どうしたの? + 舌がとまってるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう……これは…… + こいつは……!?」 +\endtext + +\text +カイムの驚愕の表情。震えながら、 +再びその部分へと舌を伸ばしていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あん……! ん、んっっ! + 優しくしてって……んっっ、 + いったのに……あんっっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっ、はぁ、はぁ……こ、これは…… + れろ、くちゅ、ぐちょお…… + ずずずずうっっ!!」 +\endtext + +\text +いつしか夢中になって、そこに顔を押し付け、 +鼻面でかきまわすようにして蜜をすすって +いるカイム。 +\endtext + +\text +甘い――比喩的な意味ではなく、 +本当に甘い。 +\endtext + +\text +それは極上の甘露だった。ベタつきもせず、 +嫌味な甘さでもない。舌に染み入り、 +いつまでも味わっていたくなる―― +\endtext + +\text("カイム") +(い、いや! それどころではない…… + くっっ! もっと、もっと飲みたいと + 身体が要求している!) +\endtext + +\text +たちまち、その部分に溜まっていた蜜を +飲みつくしてしまうカイム。 +\endtext + +\text +もっと飲みたければ、ミオを感じさせ、 +蜜を吐き出させるしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお! お、お、お……! + ぐちゅ、れろ、ぶちゅう! じゅる、 + くちゅううう! べろぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あぁんっ……! ちょっと、 + 強引よ、カイム……ん、んっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そういうワイルドなのも、素敵だけど…… + あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +身をくねらせ、心地よさそうに喘ぐミオ。 +その声も表情も素晴らしく可愛いらしいが、 +今のカイムはそれどころではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんなのだこれは……飲めば…… + んっっ、飲むほど、もっと飲みたくなる! + れろ、くちゅう……ずちゅううう!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっ、はあんっっ! ……いったでしょう? + これが今日のデザートだって。最高のを + 用意しといてあげたのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……いい趣味なのは認めるぞ。 + しかし、これは……き、効くな……!」 +\endtext + +\text +甘く、香りが良いだけではない。 +モノがモノだけに、強烈なフェロモンが +含まれてもいるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……痺れる! 頭の芯まで、 + 性欲で痺れあがっていくようだ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふっ。いいのよ、もうきても、 + カイム……?」 +\endtext + +\text +妖艶な笑みでカイムを誘うミオ。 +しかしカイムはくらくらする頭を振って、 +それを拒絶していた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あはぁあんっっ! な、なに……? + ん、ん、くぅぅ……んっっ!」 +\endtext + +\text +力を取り戻したカイムの舌技に、 +驚きつつ喘ぐミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……確かに効いたが、しかし、 + 女をイカせもせずにクンニをやめる + わけにはいかんのでな、俺も……!」 +\endtext + +\text +甘露は味わい、飲みこみつつも、 +それをむしろエネルギーに換えて +ミオを苛めていくカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「く、ふっっ! す、すごいのね……! + いままで、カイムのするのをずっと見て + きたけど、んっっ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「や、やっぱり、本物は違うわ……! + あ、あ、はぁあんっっ!」 +\endtext + +\text +これまでベッドの上で、無数の敵対する +女をそのテクニックで従わせてきたカイム。 +\endtext + +\text +ミオは、それをずっと見ていた―― +ミオはミオで、だからこのエッチを愉しみに +していたのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、期待に応えてやらねばな! + べろべろべろぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +これまで犯してきた無数の女、その経験と +持ち前の才能を駆使し、出し尽くして、 +ミオのそこを舌で責めていくカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あ、あううん! ひ……! + きゃふううう! はっ、あ、あ、 + あううっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「べちょ、れろ、ぐちゅ……ぐちょおお!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひゃ、ひゃううっっ! + と、溶ける、燃える……! し、舌が + 熱すぎて……ひ、は、あんんっっ!」 +\endtext + +\text +ミオの小さな腰が震え、気持ちが良すぎる +舌から逃れようとするように、クッションの +効いたベッドの上で跳ね踊る。 +\endtext + +\text +カイムは経験豊富だった。逃げようとする +ミオを最小限の力で繋ぎとめ、最も敏感な +部分へ集中して刺激を送り込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「れろ、れろ……くりっ、くり……! + ちゅるぅぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +どんな女でも耐えられない、溜めに溜めた +上での、花芯への集中的な責め―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、ん! ふっくぅうぅぅ……ッッ! + はっあッッ、あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、あ、あ、あ……! + はっひ、あぁあぁぁ………ンッッ!!」 +\endtext + +\text +何度も腰をバウンドさせ――ついにミオは +舌だけで絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ……はぁ……ふぁぁ……ぁ……」 +\endtext + +\text +余韻に蕩け落ちているミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぷっ、くふぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +さすがに、これほどの女をイカせると、 +カイムの側にも精神的な満足と +絶頂感がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……! よかったぞ? + 素晴らしい食後の甘味だった」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あんッ……!」 +\endtext + +\text +ミオのそこから溢れている蜜を指ですくい、 +ペロリと舐めてみせるカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ、はぁ……本当に、さすがなのね。 + それでこそカイム……私の魔王だわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前にふさわしいと証明できたか? + ならば……!」 +\endtext + +\text +グッ、と腰を突き出してみせるカイム。 +\endtext + +\text +ミオの愛液は栄養豊富だった。 +ペニスはガチガチに硬くなり、大きさも +普段より確実に上だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつでやってやろう。 + ……今日の俺はすごいぞ? + 覚悟はできているのだろうな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ……! ほ、本当にすごいのね。 + これも想像以上だわ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……でも、負けないわよ?」 +\endtext + +\text +自らの指で、再びそこを開いてみせるミオ。 +そこは例によって、無数の星がきらめく +夜空への入り口になっている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「さあ、きて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……よかろう!」 +\endtext + +\text +待ち受ける未知の快楽も恐れず、 +カイムはのしかかり、あてがって、 +ペニスでミオを貫いていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んっ、くっっ! は、はぅうッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? この抵抗は……」 +\endtext + +\text +ペニスの先に感じる抵抗。 +お馴染みの、貼り合わされた +膜のひっかかり。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいから、そのままきて」 +\endtext + +\text("カイム") +「覚悟はできているというのなら、 + よかろう……ふんッッ!」 +\endtext + +\text +グッ、とカイムはそのまま腰を進めていく。 +\endtext + +\text +硬く切っ先がミオの中で膜を引き伸ばし、 +そして切り裂いていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「きっっ、ひっっ……! い、いた、 + いたっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ここまでだ!」 +\endtext + +\text +痛みを長引かせるよりはいいだろう。 +ぐん、と力を入れて、カイムは残りの膜を +すべて引き裂き、突き破っていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、はぁああぁぁ……うんッッ!」 +\endtext + +\text +痛みにミオが痙攣し、シーツをかきむしり、 +背をのけぞらせる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ……はぁ! はぁぁ……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か、ミオ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ええ……平気。一度しかないイベントなの + だから、これもしっかり味わっておかない + とね?」 +\endtext + +\text +脂汗を流しつつも、無理に微笑んでみせる +ミオ――男としては、愛しさを覚えずには +いられない。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく。処女膜などない、 + 最初から感じる身体を作ることも + 貴様には簡単なのだろうが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……別に痛みが趣味という + わけでもあるまい?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「確かにね。どんな身体を作るのも + 自由だし、私には簡単なのだけれど」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「実際に初めてなんだから。 + 初めての時にしか味わえないものは、 + ちゃんと味わっておきたいわ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……この世界では、だけどね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? では、ここにくる前の世界では + 経験があるのか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それは説明が難しいわ。意味としては、 + この世界でのセックスに相当する + ものではあるのだけれど……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「気になる? それでも?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。しかし……」 +\endtext + +\text +グッ、とミオの腰を抱き寄せて構えに +入るカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「忘れさせてやるまでだがな。 + 別の男のことなど、このペニスの + 力で――!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それでこそカイムね? + いいわ、きて……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +ペニスの力で……とはいったものの、 +実際にはそれだけに頼るわけではない。 +\endtext + +\text +というよりそれだけに頼ったのでは、 +処女を痛がらせずに興奮させることなど +不可能である。 +\endtext + +\text("カイム") +(これほどの女が、この俺を初めての + 男に選んでくれたのだ……) +\endtext + +\text("カイム") +(たとえ初めてであれ、最高に満足させて + やらねば、文字通り男がすたると + いうもの……!) +\endtext + +\text +ここまで数多の女を抱き、無数の処女膜を +破ってきたのは、この瞬間のためにあったに +違いない。 +\endtext + +\text +持てる夜の技のすべてを駆使して、 +カイムはミオを感じさせにかかる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「く、んっっ! あ、あっっ…… + い、いたっ……は、あっっ! + そこ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「少しだけ痛いのは我慢しろ。 + しかし、痛いだけではあるまい……?」 +\endtext + +\text +まだ痛む箇所を開発するときには、 +必ず胸に、太ももに、それ以外の感じる +場所に手を伸ばし、快楽も同時に送り込む。 +\endtext + +\text +そうして少しづつ、ミオの身体を快楽に +慣らし、ほぐしていく―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、くっっ……! い、痛いけど、 + でも……でも……! あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「感じるだろうが? 無理はいらん。 + もし痛みが快楽を上回るようなら、 + いつでもやめてやる」 +\endtext + +\text +テクニックに関しては、今やカイムには +そういえるだけの自信がある。 +\endtext + +\text +ミオの感じている快楽の量、痛みの量を +把握しつつ、ミオの開発を続けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +(それにしても……この身体は! + 実に、実に素晴らしいな!) +\endtext + +\text +細身ながらも黄金のバランスを持った +ミオの肉体。 +\endtext + +\text +その手触り、肌触り、 +絶妙な硬さと柔らかさ、感じ具合。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んっっ! はっっ! + あ、あんっ……! ちょ、ちょっと + 強いわよ、カイム……ん、ん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、すまん。……あまりによくてな」 +\endtext + +\text +我知らず動きを強めていた腰に、 +修正を加えていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(そうなのだ、この……くっっ! + ミオの性器こそが、何とも素晴らしい…… + う、うっっ!) +\endtext + +\text +処女であるミオの痛みを最小限に留め、 +快楽を上回らせておくには、極限までの +自制が必要だった。 +\endtext + +\text +なにせ、いい。ミオのそこは見た目の +パーツのバランスも最高だったが、 +中がまた、いい。 +\endtext + +\text("カイム") +(名器、などという言葉では表現しきれん。 + 付き位置、締め付けと奥行きのバランスは + 当然だが……うっ!) +\endtext + +\text("カイム") +(ヒダの一本一本、愛液の粘度にいたるまで、 + 全てが……く! か、完璧だ……! + なんと素晴らしい……!) +\endtext + +\text +こうして抱いているだけで、幸福と満足に +顔がほころんでくるほどだった。 +\endtext + +\text +まさしく最高の女――ここまで戦い続け、 +生き続けてきた、これが人生のご褒美と +いうわけだろうか。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、あっっ、あ……あんっ、 + はぅんっ……よ、よくなってきたわ。 + いい感じよ、カイム……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちはとっくにだ。そうだな…… + ではそろそろ、互いに最初の絶頂を + 味わうとしようか」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふ……ぜひお願いするわ。 + あなただけ、なんていうのは無し + なんだからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、任せておけ……いくぞ!」 +\endtext + +\text +自分だけが暴走してしまわないよう +注意しつつ、しかし歓喜の中で動きを +強めていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ……! 痛ければ、 + いつでもいうのだぞ、ミオ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「平気よカイム、すごくいいわ……! + あ、あっっ! ん、くっ…… + は……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くう……! ふぉぉっ! + おっ、おっ、おぉぉぉ……ッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、あぁんっっ! ん、んっっ! + はぁっ、あぁっ、あぁあん……ッ!」 +\endtext + +\text +汗に塗れた身体をぶつけ合い、求め合って、 +同時に高まっていく二人。 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし、いくぞ……! 出るぞ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁん……! きて、中にたっぷり + 出して! 私の子宮に、カイムのを + 飲ませて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せておけ! おぉお……!!」 +\endtext + +\text +最後のスパートから一気に快楽を高め、 +その溜めに溜めた興奮を、 +ミオの内部へと解き放っていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、うううっ! あ、熱い…… + し、沁みるけど……! + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっっ、はぁあぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +これも、カイムの読みどおり―― +充分に高めてあったミオの肉体は、射精の +衝撃で一気に絶頂へと放り込まれていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ……ふぅ……ふぅぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……ッ!」 +\endtext + +\text +最高の女に中出しした満足感と、 +無事に処女を絶頂まで導いた安堵感。 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうであったミオよ? + 最初のセックスは?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ええ、予想していた通り。 + 最高なのねこれは。見ているだけじゃ + わからなかったわ」 +\endtext + +\text +そういってカイムの胸板に肌を +寄せてくるミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「男の熱さ、頑丈さ、力強さ…… + 匂い、動き、躍動感、圧倒感。 + その何もかも」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「どんな料理にも音楽にも勝る、 + 最高の贅沢で、享楽よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく同意見だ。実に気が合うな、 + 俺とお前とは」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「だから呼んだのよ。もちろん…… + まだ、おかわりはいけるのよね?」 +\endtext + +\text +ツヤのある唇を指で撫で、さっきまで +処女だったとは思えない妖艶な微笑を +みせつけるミオ。 +\endtext + +\text +ゾクゾクと湧き上がってくる喜びを +隠そうともせず、カイムはうなずきを +返していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ……ゆくぞ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっ、ふっっ、うんっっ……! + あ、あん……はぁん……っ!」 +\endtext + +\text +二度目のセックス。今度は最初から、 +ミオも悦びの表情を隠さない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、おお、おおお……! + これは……素晴らしいとしか、 + いいようが……うぉおぅ……!」 +\endtext + +\text +充実、という言葉を形にしたような時間。 +\endtext + +\text +ミオとするセックスがこれで最後だとは +思わないが、それでもなお、これが特別な +一回であることがカイムには感じられた。 +\endtext + +\text +幼い日の出来事、リズベルとの出会い、 +少ない仲間と、限られた戦力を駆使しての +あの初期の戦い。 +\endtext + +\text +ハドスの主権の確立。最初の国を倒しその +女王を手に入れてからの、怒涛のような +進撃の日々。 +\endtext + +\text +軍が大きくなってからはそれゆえの +悩みがあり、そして世界の核心へと迫って +いく戦い―― +\endtext + +\text +その全てを乗り越えてきた結果が、 +この最高の女との、素晴らしい一度の +セックスに集約されている。 +\endtext + +\text("カイム") +(そうか――見てきたのだな、 + この女も、俺の戦いを、最初から + 最後まで) +\endtext + +\text +単なる『条件』に対するご褒美ではない。 +\endtext + +\text +この女なりに祝福の意味を込めて、 +カイムをこの部屋へと招いたのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「――感謝するぞ、ミオよ? + 俺を、この日まで見守っていてくれて」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「どういたしまして。 + でも、それはお互いさまよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう一度たずねるが……介入はして + いないのだな? 俺の、ここまでの + 戦いには?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「正直にいうと、したくなったことは + あったけどね。でもそれをしたら全部が + パーになっちゃうってわかってたもの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「だから、それは一度だけ――! + あなたを、この場所へと引き寄せた + こと」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……! やはり、偶然ではなかった + のだな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「こうみえても臆病なのよ。 + 期待を裏切られるのは嫌なの。 + 面白くないもの――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……安心しろ。 + 俺は、女の期待を裏切ることはせん」 +\endtext + +\text("カイム") +「予想や想像以上であることは、 + あるかも知れんがな――!」 +\endtext + +\text +不敵に笑いつつ、再度腰のピッチを +上げていくカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んっっ! あ、あ、あんっっ! + くっ……ひぃぃんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そらそら! まだ……まだまだ、 + いくらでも強くなるぞ? + 凄くなるぞ、俺は?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、あ、あっっ! ほ、本当に? + くっっ……ひ……! あ、ひっっ! + ほ、本当かも……あぁっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! そうだろう! + お前は最高の女だからな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……相手が最高なら、これまでで最高の + 力も出る。予想など通用せんと + いうことだ。この俺にはな!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「く、悔しいけど……そ、そうみたい! + ん、んっっ……ひ、い、いんっっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「か、カイム……! もう、もうきちゃう! + 一緒に……あ、ひ、あぁっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう! では、まず先にイクが + いい……!」 +\endtext + +\text +さらに一段、深い場所で速く突き上げる +ようにしてミオを追い込んでいくカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んひぃぃっ!? ひぁ……! + そ、そ、そこ! 深いっっ! じんじん + 響いちゃう……奥にっっ! あっっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっひ……あ、あ、あ、あぁっっ! + ひくぅあぁぁぁ…………んッッ!!」 +\endtext + +\text +速いピストンに悲鳴も震わせながら、 +先に絶頂を迎えるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……こっちもだ! おおおおお!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はうッッ! はう……! + はっっ、あっあぁぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぉぉぉ! はっ、おぉおぉう!」 +\endtext + +\text +連続の射精。互いに長い絶頂の中、 +快楽の中の快楽を求めて貪りあう―― +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ぉぉぉ……」 +\endtext + +\text +ついに最後の一滴まで、もう出ないという +ところまでミオの中に絞りきり、 +カイムは尽き果てていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅ……はぁ……ふぅぅ……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁぁ……最高だった……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +しばし、素晴らしいセックスの余韻に +ひたる二人。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、今日はここまでだな。 + 名残り惜しいが……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら? それならこうすればいいのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、よせ、まて……」 +\endtext + +\text +カイムが制止する間もなく、 +前回と同じあの感覚が襲ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、ぉぉぉ! うぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +世界のエネルギーが凝縮され、集まって +くる感覚。疲れ果てた身体がリフレッシュ +され、ペニスに再度力が通う。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐ……! 有り難いといえば、 + それは有り難いのだが……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あれ? 余計なお世話だった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、力が尽きていたのは本当だが。 + ……こうして好き勝手に強化されてしまう + のでは、なんというかな」 +\endtext + +\text +前回、ミオとの魔力を駆使したエッチを +部下の女たちに見られてしまい、 +カイムは散々な目にあっている。 +\endtext + +\text +嫉妬されたというわけではない。 +もちろんそれもあるのだろうが―― +\endtext + +\text +すっかりインスパイアされた女たちによって、 +あの手この手のアクロバティックなエッチを +試され、ひどい目にあっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらの創意工夫には感心するが…… + そこまでするのならもう、相手が俺で + なくてもいいだろうとは言いたくなる」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「なるほどね……難しいのね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、気持ちがよければいいのだがな、 + 結局のところ」 +\endtext + +\text +実際、新たに湧き上がってきた性欲が、 +細かいことはいいから早くしろ、 +と命じてきている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……じゃあ続き、いきましょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……正攻法でな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら残念。いろいろ考えてたのに…… + んっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおおっ……!」 +\endtext + +\text +再び愛を交わしはじめる二人。 +すぐにまた協力しあっての快楽の +追求が始まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、はぁっ、ほぉうっっ……! + ときにミオよ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んっ……あっっ……な、 + なあに、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……考えていた性技のネタがあると + いったな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……欲しくなると思ってたわ。 + 試してみる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。……軽いやつで頼む」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「わかったわ。じゃあ、こんなのは + どうかしら?」 +\endtext + +\text +ミオがピンと宙で指を弾いてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「む? お、お、お……!?」 +\endtext + +\text +下半身にムズムズと、妙な違和感を覚える +カイム。次にピストンの為に腰を突き出した +時、思わず声をあげていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおうっっ!? + な、なんだこれは……」 +\endtext + +\text +下半身に……ペニスの位置に、なにか逆向き +の器官がついているのを感じる。 +\endtext + +\text +ミオを犯すと――ペニスを突き入れると、 +その中に火のように熱い快楽の棒が、 +ずにゅりと入り込んでくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっ! こ、これは……お前が + 感じていることを、俺にも伝えているのか。 + これが……女の快感なのか?!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうよ? 本当は破瓜の痛みを体験させて + あげようかとも思ったのだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それは勘弁しろ……しかし、これは! + う、うっっ……!」 +\endtext + +\text +いい。単純にいって、いい。 +男の感じるそれの、ざっと四倍程度は +強い快感がある。つまり合わせて五倍だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……! いいのだろうとは思っていたが、 + 本当にいいのだな、女のセックスと + いうのは……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「勉強になるでしょう? + でも休んじゃだめよ、私のことも + 愉しませて」 +\endtext + +\text("カイム") +「了解だ、しかし、これは……う、うっっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、あっっ、あんっっ! + ――もうちょっと力が要る?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……いいだろう、これなら、 + 多少のインチキはしてもな!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それなら……ほら!」 +\endtext + +\text +ミオが魔力を使い、あらたな力が空間から +集められて、カイムへと送り込まれてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおおお! これならいけるぞ! + 五倍の快楽にも耐えられる――! + お、おおおお……ッッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あんっ! すごい、カイム! + はぁあんっっ! くっ、ふああんっっ!」 +\endtext + +\text +力を込めて突けば突くほど、己の快楽も増す。 +集められたエネルギーもまた急速に燃焼し、 +二人ともに高まっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、イクぞもう! ……というか、 + イッたらどうなってしまうのだ、これは?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふっ! 自分で確かめてみたら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……よかろう! おおおおお!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっあっ、くはぁあぁぁ……んっ! + はっ、あっあっ、あぁあぁぁ……ンッ!!」 +\endtext + +\text +ミオの絶頂。続いてカイムも渦巻く精を +ペニスから解き放ち、ミオに降り注がせる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふっっ、あ、あ、あぁあぁ……ん!」 +\endtext + +\text +無邪気で純粋なミオの嬌声。 +――対して、カイムの方の反応は複雑かつ +微妙ではある。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、う、う、おぉお……う……!」 +\endtext + +\text +熱い液体が己の中で弾け、急速に染み渡る +ように下半身へと広がっていく感覚。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う……! 子を孕むという本能が + あればこそ、これを気持ちよくも感じる + のだろうが……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「じゃあ、その本能もあげる」 +\endtext + +\text("カイム") +「え? な、な……お、お、おおおう!」 +\endtext + +\text +どこかでチャイムのような音が鳴り、 +突然脳にあふれかえるわけのわからない快感。 +\endtext + +\text +大好きな異性――この場合自分なのだが―― +の精を身体にと膣内に受け取り、 +子宮の中に溜め込む。その悦び、幸福感。 +\endtext + +\text +子供ができてしまうかも知れない。 +その不安と期待。そして幸福、 +幸福、幸福―― +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、お、お、おおおう……ッッ!!」 +\endtext + +\text +ドクドクドク……と、溢れる幸福感の中に +カイムは没頭していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっふ……はぁ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふうう! ……いっぱいもらっちゃった」 +\endtext + +\text +身体にかかった精液を指で救いあげ、 +満足げな顔をしているミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「どうするカイム、まだいく?」 +\endtext + +\text +宙で指を弾く準備をしてみせるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや。もう充分だ……精神的にも。 + たっぷりと堪能したぞ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら残念。……まあ私も充分なんだけど」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……で、どうだった? + 気持ちよかった?」 +\endtext + +\text +ふ……と微笑んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「それを教えてやらねばならん相手は、 + 他にいるからな。……いくとしよう」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「こっちへきて、カイム」 +\endtext + +\text +ミオに手招きされ、闇の通路から +出て行くと、仲間たちの顎がカクンと +音をたてて落ちたのがみえる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あら?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……え?」 +\endtext + +\text("エル") +「じょ、女王さま! か、カイムさまが + 二人になっちゃったんですけど!」 +\endtext + +\text +エルがティーリアのドレスの裾を +伸びるのも構わずぐんぐん引っぱっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……?」 +\endtext + +\text +顎に手をあて、驚きより好奇心が勝っている +のはカイム一人だけだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……お前は俺なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ、俺はお前だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。……それでよかったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「最高だ……といっても言葉ではわかるまい。 + いって、確かめてくるがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ではそうさせてもらおう」 +\endtext + +\text +躊躇せず、カイムの出てきた闇の扉に +消えるカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……じゃあね?」 +\endtext + +\text +ちょいちょい、と手を振って、 +ミオが異空間への通路をふさいでいた。 +\endtext + +\text("エル") +「き、消えちゃいました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ではお前たち、帰るぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっっ!? で、でも、 + いま入っていったばかりですけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今の俺は、次にくるお前たちが連れて + 帰るだろう。お前たちは俺を連れて帰れ」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、それでいいんでしょうか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「頭が痛いです。ここにくると、 + 本当に、もう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ? しかしということは、 + どこかで一人、俺があぶれることに + なるのではないか?) +\endtext + +\text +まだ額を押さえているリズベルには相談せず、 +カイムは一人、そんなことを考えるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..7e09ba2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_04.txt @@ -0,0 +1,2283 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_04") + +\text("アグリ") +「なあ、毎度思うんだけどよ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんじゃ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那のこれに、俺らがつきあう意味って + あんのかねぇ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「相手は謎の存在じゃからのう……カイムを + 一人で行かせるわけにはいかぬな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「はぁ……」 +\endtext + +\text +女嫌いのアグリにしてみれば、毎度毎度 +多数の女性に混じって迷宮の奥まで +出向くのはストレスでしかない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、我慢なさいな。貴方がそれだけの + 実力者として認められている証拠よ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へいへい、そりゃどうも」 +\endtext + +\text +ーー慰めにもなりゃしねぇ。 +\endtext + +\text +マガヒメの言葉に、アグリは心底 +げんなりした表情で、不承不承ながら +うなずいた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、そう腐った顔をするでない。これが + 終われば、上の酒場でいい酒をおごって + やろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「もちろん私は支払いだけで同席はせぬから、 + スパッキオやノロと好きなだけ酒を + 酌み交わすがよい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そいつはありがてえ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――そろそろ彼女が来るはずですが、 + おかしいですね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「結界がなかったってことは、勝手に入って + いいってことじゃないかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだな」 +\endtext + +\text +先ほどから黙り込んでいたカイムが、ふと +つぶやく。 +\endtext + +\text +と、そのつぶやきに呼応したかのように +周囲の空間がぐにゃりと歪み、そこに +インフェルミオが姿を現していた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふっ、この前はごめんなさいね。 + 気を利かせたつもりだったんだけど、 + 逆に混乱させちゃったみたいで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、それはもういい……それよりも、 + 今回の『条件』のことだが……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んふ……すごいわね。本当にあの条件を + クリアしちゃうなんて」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「欲望のためならなんだって + 実現しちゃいそうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。欲望こそが、俺を動かす + エネルギーだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のようないい女を抱くためなら + どのような労も惜しまんぞ。ふふふ」 +\endtext + +\text +自信満々にドヤ顔で言い放つカイム。 +\endtext + +\text +その背後では、リズベルがこめかみを +押さえていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……そのために私達も随分と + 苦労させられたんですけど……」 +\endtext + +\text +うんうん……と、周囲の女性陣から +うなずきが返る。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら、ごめんなさいね。この借りは、 + カイムに返してもらってちょうだい。 + それじゃ、借りてくわよ?」 +\endtext + +\text +インフェルミオがそう言った次の瞬間、 +カイムは彼女と共に例の寝室へと転送 +されていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふっ、まさかここまで私達と近い存在に、 + この世界で出会えるとは思わなかったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、今回の褒美は何なのだ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「焦っちゃだーめ……と言っても、 + ヤるためにここに連れてきたんだし、 + 焦らしても仕方ないわね」 +\endtext + +\text +インフェルミオはどこか楽しそうに +そう言うと、ベッドの上に四つん這いに +なり、カイムに尻を向けた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「この世界の住人って、快楽のためだけの + セックスが大好きなのね……他の世界では + 見たことがないくらいに」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「排泄器官を使ってまで気持ちよくなろうと + するなんて……浅ましくて、本当に素敵」 +\endtext + +\text +言っていることはさりげなく酷い内容だが、 +彼女自身、そんな欲望の追求に期待を +寄せているのか、どこか嬉しそうだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、つまり、お前のケツ穴を弄くって + 気持ちよくしてやればよい……と?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ええ、そうよ。 + さあ、カイム……お願い」 +\endtext + +\text +インフェルミオは、そう言ってくねくねと +腰を振り、窄まりをカイムに見せつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはたまらんな。お前のケツ穴ほど、 + 扇情的な穴は見たことがない」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさに男を誘う肉の洞穴……と言う + べきか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あぁん、見ているだけなの? + 触らないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、目で犯す……という方法もあると + いうことさ。そうだろう?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムの視線に物理的な圧力が +あるかのように、インフェルミオは +腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ待ちきれなくなっているのは + お前の方だな、インフェルミオ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あああんっ! は、ふううんっ、 + い、いいわ……あぁっ! い、いいっ、 + んんぅっ! くふううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先がインフェルミオの肛門に +触れる。 +\endtext + +\text +それだけで、彼女はガクンと背を +のけ反らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……なんだこれは? ケツ穴が + マ●コのようにヒクついて、俺の指を + 咥え込もうとしているぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、ああっ! は、はふうんっ、ああっ、 + い、いいっ! ああっ、か、感じるわ、 + いいのっ、すごく……いいっ!」 +\endtext + +\text +襲ってくる未知の快感に、インフェルミオは +うっとりした様子でつぶやく。 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、彼女の菊門はヒクヒクと +妖しく蠢き、愛撫する指を咥え込もうと +していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? 少々感じすぎではないか? もう + マ●コがぐっしょり濡れているぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふあっ! は、はふううっ! あっ、ああ、 + い、いや……は、恥ずかしい! ああっ、 + でも、いいっ! いいのっ!」 +\endtext + +\text +ふるふると尻肉を震わせ、インフェルミオが +快感をこらえる。 +\endtext + +\text("カイム") +「この世界の住人ほど、快楽のために + セックスを追求する者はいない……の + だな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かに、ケツ穴を弄られてこんな風に + 悦ぶのはお前くらいのものだろうよ、 + インフェルミオ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、はふううっ! あ、ああああーっ! + くあっ、ああっ! そ、そんな、は、 + 激しいっ! く、ああっ!」 +\endtext + +\text +ずぶりと、カイムの指が次第に弛緩してきた +インフェルミオの肛穴に突き入れられる。 +\endtext + +\text +腸壁をなぞるようにカイムの指が動き、 +その度に彼女は肌を粟立てた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、はっ、ああっ! す、すごい! + 指、熱い……ふ、太いっ! いいのっ、 + く、苦しくて……いいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「押し拡げられる苦しさがたまらないと + いうのか? 全く度しがたいな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くふううっ! ああっ、そんなに拡げたら、 + お、おかしくなっちゃうわ! あああっ、 + は、ふううんっ!」 +\endtext + +\text +リズミカルにカイムの指が抽送されるたび、 +インフェルミオは自らも腰をうねらせる。 +\endtext + +\text +というよりも、肛穴で強く激しく感じている +ために、勝手に腰が躍ってしまうらしい。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、ふううんっ! あ、あああーっ、く、 + ああああ……は、ああ、はふう、はっ、 + はっ、は、ぐ……!」 +\endtext + +\text +カイムの指が抜かれ、再び肛門周囲への +愛撫へと変わる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まだほぐし方が足りなかったようだ。 + 少々キツかったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあもっとも、キツくなければ締めつけが + 愉しめんがな。ふふふ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あーっ、はっ、はっ、はふううっ、くう、 + ああ、すごいわ……か、身体が燃えちゃう。 + お尻って、すごく感じるわ……はぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ、本領はこんなものではないぞ。 + なにせまだ、準備運動だからな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「これで準備運動なの? ああ、本格的に + されたらどうなっちゃうのかしら。 + 怖いわ……ふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっとも怖そうではないな。だったら、 + もっと愉しませてやろう」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んふうううっ! ふあっ、は、はふううっ、 + い、いい、ああーっ! いいっ、くううん、 + あ、あぐ……はああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指がひらめき、インフェルミオの +肛穴を巧みにくすぐる。 +\endtext + +\text +その動きに彼女は更に官能を燃え上がらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もう一度肛内を責めてやろう。 + ふふ、どうだ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「う、うあっ! あ、あくふううっ、んあっ、 + あっ、あっ、あっはあーっ! くうううっ、 + ん、んむはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が菊座を押し広げて肛内に +潜り込んでいく。 +\endtext + +\text +インフェルミオは、背を反らせ、ガクガクと +震える。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あーっ、い、いいわっ! すごく、いいっ、 + くっふううっ! んあっ、あ、あああーっ、 + いいっ、くうっ! いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、すごいな。指が折れそうなほどに + 締めつけて来ているぞ? 今からチ●ポを + ハメられるのが待ちきれないか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、ああっ、は、ハメるの? オチ●ポ、 + ハメハメするの? ん、くう、ああっ、 + そうね、待ちきれないわ……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。思いっきりハメてやる。 + しかし、ある程度ほぐさねば、ハメる + ことはできんがな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「お、うっ! くふうううっ! ああっ、 + んぐああーっ! あ、あひああっ! + あっ、だめ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が肛穴を引き拡げるように +動く。 +\endtext + +\text +その刺激に、インフェルミオは強い +肛悦を感じた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あーっ、い、イク……イッちゃう! + んはっ、い、イク、イクのっ、ああっ、 + イク……くぅっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふ、くっはあああああんっ! あ、あーっ、 + ああ、ふあっ、はぐっ! あああ、ひあっ、 + あ、あふうう……んふううう……!」 +\endtext + +\text +インフェルミオの身体がガクガクと跳ねる。 +\endtext + +\text +同時に、彼女の肛門はヒクヒクとカイムの +指を締めつけて来た。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、我々のことを浅ましいという + 割りには、あっさりケツ穴でイッて + しまったようだな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、はぁ……ああ、根に持ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか。むしろ感嘆しているくらいだ。 + これほどケツ穴の感度がいいのは珍しい。 + どうだ? ケツ穴にチ●ポが欲しいか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、ふう……ああ、欲しいわ。ちょうだい。 + オチ●ポ、ケツ穴にちょうだい」 +\endtext + +\text +インフェルミオは、カイムの方を振り返り +濡れた瞳でそう懇願する。 +\endtext + +\text +カイムは、彼女にニヤリと笑みを返すと、 +屹立した怒張を取り出した。 +\endtext + +\text +そして、切っ先を肛穴に押し当て、一気に +力を込める。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「う、ぐううっ! ふ、ああああっ! は、 + ぐっ! んっふうううっ! ふ、太いぃ、 + あ、あうあっ! あ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +亀頭が、ぐっと括約筋を押し拡げる。 +\endtext + +\text +その太さに、インフェルミオの口から思わず +苦悶の声が漏れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、それなりにほぐしたはずだったのだが、 + 充分ではなかったか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、ぐっ! ふ、太いわ……あっ、く、 + ひ、拡がる! あっ、お、お尻……穴っ、 + ひ、拡がっちゃう! ふ、ぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し力を抜けんか? とは言っても + 難しい、か……」 +\endtext + +\text +思いの外インフェルミオの肛穴の抵抗は +強く、カイムはにっちもさっちも +行かなくなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、無理矢理こじ開けるしかないな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっ! あっ、あああーっ、ひ、拡がる、 + 拡がるぅぅーっ! は、はふううっ、ん、 + くうっ、あ、あふああーっ!」 +\endtext + +\text +ゴツッという感触と共に、カリが括約筋を +乗り越える。 +\endtext + +\text +もっとも太い部分が通過した後は抵抗が +薄れた。 +\endtext + +\text +肛穴は、そのままずるずると肉竿を +呑み込んでいく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、入った? 入ったの? 全部?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、この通り……な」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くはあああーっ! あっ、あああっ、はふ、 + んく、あ、い、いいっ! ああっ、いい、 + いいのっ! チ●ポいいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こいつは強烈な締めつけだ。 + チ●ポが根元から持って行かれそうだ。 + ぬ、ううっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオの肛穴はまるでヴァギナの +ようにペニスに吸い付いて来る。 +\endtext + +\text +腸壁はざわざわと蠢き、肛門括約筋は +痛いほどに竿の部分を食い締めていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、オチ●ポ……お尻の中で動いて、 + は、ふううんっ! あ、あふあああっ、 + あ、あぐっ! あ、あはぁっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あぐ、こ、擦れてる……はっ、はふあっ、 + あっ、あーっ! く、ふうぅ、い、いいっ、 + も、もっと! し、して!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、もっとか? だが、この調子では + あっという間にイッてしまうのでは + ないか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「我慢……する、からぁ! だから、は、 + 激しくしてぇっ! あ、あふうああっ、 + あ、ああっ! んんんーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。だが覚悟はしておけよ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あっ、あああーっ! はああんっ、 + く、んむううううっ! あ、い、いいっ、 + 太いの、太いオチ●ポ、いいのっ!」 +\endtext + +\text +ズブッ、ズブッとカイムの肉棒が動き始める。 +\endtext + +\text +たちまちインフェルミオの口からは嬌声が +こぼれた。 +\endtext + +\text +太い肉竿に括約筋を擦り上げられる感覚。 +\endtext + +\text +その未知の快感に思わず腰が躍る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいぞ。そうやってケツ穴で + チ●ポをしごいてくれ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ、しごくわ……んっ、ケツ穴で + チ●ポしごきしちゃう! はうんっ、くぅ、 + はっふううっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、ああっ、どう? あなたは気持ちいい + かしら? カイム? くふうっ、はふうっ、 + はっ、はっ、はぐうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、たまらんよ……くっ! 気を抜くと、 + あっという間に射精してしまいそうだ」 +\endtext + +\text +事実、インフェルミオの肛穴は、まるで +男の精を搾り取るためにしつらえられた +器官のようだった。 +\endtext + +\text +強く締めつける入り口の括約筋と、亀頭に +絡みつき擦り上げてくる腸壁。 +\endtext + +\text +それらの刺激が一体となってカイムに +襲いかかってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、くっ! これは、ヤバイな」 +\endtext + +\text +カイムは、急速に射精欲が高まってきたのを +感じ、抽送の速度を落とした。 +\endtext + +\text +しかし、ゆっくりした動きながら、大きな +ストロークで肛穴を責め続ける。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んあああーっ、はっ、はっ、はぐううっ、 + い、いいわっ、そ、そう、ああっ、もっと、 + もっと奥まで……責めてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「奥がいいのか? ふむ……こうか? + いや、それとも……こうか?」 +\endtext + +\text +カイムは、抽送に角度をつけ、亀頭で内奥を +抉るように動く。 +\endtext + +\text +その度にインフェルミオは敏感に反応し、 +キュッ、キュッと肛穴で怒張を締めつけて +きた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「い、いいっ! ああーっ、いいのっ、そ、 + そこ……そこがいいのっ! くはあっ、 + あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ナイトレイスとは言っても基本的な + 身体の作りは同じか。ならばこちらも + 責めの手立てが組み立てやすい。ふふふ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あっ、お尻をされてるのにっ、し、 + 子宮……子宮が、疼く! は、はぐうっ、 + あ、ああーっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは腸壁越しに子宮口を責め立てていた。 +\endtext + +\text +こうすることで、肛穴とヴァギナ、双方を +刺激するできるのだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、い、いいわっ! くはあっ、んっ、 + いい、いいのっ! そ、そこ、いいの! + く、ふううっ! はふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! ぬう……また締めつけが強まった。 + そろそろイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「え、ええ、イキそうよ……あっ、ああっ! + だ、だめ……んぅっ! 我慢、できない! + は、はぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ううっ! ならば、こちらも出すぞ。 + 余さず受け取れ!」 +\endtext + +\text +絶頂寸前の反応を見せるインフェルミオに、 +カイムもまた落としていた抽送の速度を +上げていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あああーっ! い、いいっ! お尻、 + いいのっ! あ、い、イク! イク! + イッちゃう……あぐ、ふあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、うううっ!」 +\endtext + +\text +カイムも次第に強くなっていく射精衝動を +抑え込むのが難しくなってくる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んっ! ああっ、オチ●ポ、ケツ穴の中で + ビクンビクンしてるっ! 出る? あぁっ、 + 出るのね? いいわ、出して!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちょうだい! ケツ穴にっ、ぶっとい + チ●ポから精液ちょうだい! たくさん、 + たくさんちょうだい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぐううっ! で、出るっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んああああっ! はあっ、ああ……あああ、 + くふあああっ! あ、熱いっ! 熱いっ! + 精液……あついぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオが絶頂した瞬間、カイムは +精を放っていた。 +\endtext + +\text +ドクドクと注ぎ込まれ、腸壁を打つ濁精の +熱さにインフェルミオがガクガクと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、全て……吸い取られそうだ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、いいっ! あ、熱い精液っ、 + 気持ちいいっ! はあっ、あぐっ、んあ、 + は、はふうううんっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオの直腸は、まるで全てを +吸い尽くそうとするかのように蠕動を +繰り返す。 +\endtext + +\text +精汁を噴き上げているペニスを締めつけ、 +しごき立て、更なる射精を促す。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! ふあっ! あ、ああ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んんっ! くううっ! まだ出てる、 + まだ……んはあっ! で、出てるっ、ああ、 + 肛内に……出てるのっ! はうぅんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くううっ!」 +\endtext + +\text +最後にカイムがぶるっと腰を震わせ、射精が +終わる。 +\endtext + +\text +同時に、インフェルミオもガクンと腰を +躍らせた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふ、はああっ! あ、ああ……こんなに、 + たくさん……あ、あふう……は、ふう、 + んああ……!」 +\endtext + +\text +彼女の内ももは、ぬらぬらとした粘液で +濡れ輝いていた。 +\endtext + +\text +どうやら、肛穴を激しく責め立てられ、 +ヴァギナから蜜汁が溢れでてきたらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ケツ穴を責められてマ●コまで + 濡らすとはな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はあ、ふう……ああっ、すごかったわ。 + 今もまだ、お尻もオマ●コも疼いてるの。 + く、ふう……!」 +\endtext + +\text +うっとりした様子でインフェルミオはそう +つぶやく。 +\endtext + +\text +その目には、未だに情欲の炎が宿っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、わかっている。わかっているさ。 + まだ足りないと言うのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん俺も、これで終わりだなどとは + 思っていない」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ、いいわ……来て、このまま来て、 + カイム……もう一度愉しみましょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう」 +\endtext + +\text +インフェルミオの誘いに、カイムはニッと +口元に笑みを浮かべると、抽送を再開する。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふあああっ! あ、あふあああっ くう、 + ふ、太い! ああ、硬い! い、いいっ、 + んむあああっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが動き始めると、インフェルミオは +たちまち乱れた。 +\endtext + +\text +肛門から注ぎ込まれる悦楽に肌を粟立て、 +ガクガクと腰を揺する。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、今からそんなに飛ばしていては + 後まで保たんぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そんなこと、言われても……はっ、はふう、 + あ、あひあっ! い、いいっ! ケツ穴、 + ケツ穴いいのっ! んくううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、その上、自らケツ穴でチ●ポを + しごき立ててくるか」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにお前以上に快楽を求める存在など、 + そうは存在しないだろうよ。ふふふ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、そ、そんなことないわよ。あ、 + あなただって……んっ、くうっ、いい線 + 行ってると思うわ……は、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、お褒めにあずかり光栄だよ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あぁ、あぐっ! い、いいっ、いいわぁ、 + ああっ、そ、そうよ、も、もっと奥、奥を + 突いて……突いてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとか? もっと突いて欲しいのか? + ふふっ、まったく好き者だな。そらっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くふうううーっ! い、いいっ! ああっ、 + いいのっ! ぶっといチ●ポ、奥まで + 届いてるっ! く、ふうんっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、ケツ穴の中に、チ●ポごりごり + すれてるっ! い、いいっ! 気持ち、 + いいっ! ふひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおっ! 締めつけが……更に + キツくなってきたな。ぐうっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオが感じれば感じるほど、 +彼女の肛穴は狂おしくカイムのペニスを +求めてきていた。 +\endtext + +\text +一瞬たりとも離れまいとでも言いたいのか、 +肉棒がへし折れそうなほどの締めつけが +襲ってくる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あああっ、い、いいわっ、いいのっ、くぅ、 + い、いいっ! お尻……お尻いいのっ! + あっ、ああんっ! はうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まったく貪欲なケツ穴だな……いや、 + チ●ポを咥えてよがっているのだから、 + ケツマ●コだな。ふふふ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んんぅっ、くはぁ! ああ、ケツマ●コ! + ケツマ●コいい……いいのっ! ぐ、ふっ、 + ふああっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオの菊座がヒクヒクと不規則な +痙攣を始める。 +\endtext + +\text +このままでは彼女があっという間に絶頂して +しまいそうだと考えたカイムは、 +抽送の速度を落とした。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふはああっ! あ、あふっ! く、ううっ、 + んああ……はっ、はっ、ああっ、あふぁ、 + あ、ぐ……ぐ、ふうう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……こちらも危なかった。あのまま + 続けていればあっという間に放って + しまいそうだったぞ? ふふっ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んぅ! そのまま出してくれても + よかったのに……はふうんっ! あ、あぁ + く、ふうう……あ、あんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせイクなら、お前もイカせないと + つまらん。俺一人愉しんだところで、 + 独りよがりに過ぎんよ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ、カイム……嬉しいわ。それじゃあ、 + 思いっきりイカせてちょうだい? 私も + あなたにいいものをあげるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいもの? なんだそれは?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それは、イッてみてのお楽しみよぉ。 + ああ、そろそろイカせて、カイム。 + 二人で気持ちよくなりましょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、よかろう……では、たっぷりと + 愉しめ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、インフェルミオの +細腰を抱えて、猛然と抽送を始める。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あああーっ! い、いいわっ、 + いいのっ! そ、そう! もっとよ、 + ああっ、もっとちょうだい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、締めつけが……キツいな……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「い、いいのっ、ケツ穴いいっ! + ケツマ●コ気持ちいいっ! いいわっ、 + も、もっと突いて! 奥までぇっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、チ●ポ! チ●ポ肛内でごりごり + 擦れてるっ! いいっ、いいのっ! はぁ、 + はぁ、あっ、あふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、うっ! そ、そろそろ出すぞ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「い、いいわ、き、来て! わ、私もイク、 + からぁ……! あ、あふっ! はふうんっ、 + ああっ、い、イク、イッちゃう!」 +\endtext + +\text +インフェルミオの肛門が、再び絶頂直前を +示す痙攣を始める。 +\endtext + +\text +カイムは不規則に襲ってくるその締めつけに +逆らうように抽送に角度をつけ、亀頭を +腸壁に擦りつける。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あああーっ! い、イク! イクわっ! + イク……いいっ! 気持ちいいっ! + あっ、あっ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおーっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふっぐううっ! んふああっ、あああっ、 + ひっ、あっ! あぐはあーっ! あ、あ、 + んあっ! く、はああんっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオが絶頂した瞬間、カイムは +肛内にドクドクと精液を注ぎ込んでいた。 +\endtext + +\text +腸壁に叩きつけられる精液の熱と刺激に、 +インフェルミオの全身がブルブルッと +震える。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああーっ、か、勝手に、お尻が、お尻が、 + ヒクヒクして……ふ、ああっ! んああっ、 + あふああ、あ、あうああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、おおっ!」 +\endtext + +\text +括約筋が、もっと射精しろと訴えかけるかの +ようにペニスを食い締める。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、ああっ! も、もっと、もっとぉ! + たくさん! たくさん出して! はふっ、 + あ、あふああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、これ以上は……さすがに……ぐ、 + ぬううっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ……ん、それじゃあ、いいものを + あげるわ……んっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬううっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、あ……あああっ!」 +\endtext + +\text +強力な魔力の奔流が流れ込んでくる感覚に +カイムは思わずペニスを引き抜いて +しまっていた。 +\endtext + +\text +だが、インフェルミオが送り込んだ膨大な +魔力が、カイムの身体に充満していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぐっ! お、おおーっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっはあああーっ! す、すごいぃっ! + たくさん! あはぁ! たくさん出てる、 + たくさん……く、はあーっ!」 +\endtext + +\text +まるで無尽蔵の魔力が体内の奥底から +溢れでてくるようだ。 +\endtext + +\text +そして、その魔力に後押しされる形で、 +ペニスからまるで小便のように精液が迸る。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっ! うぬうううーっ!?」 +\endtext + +\text +これだけ射精すれば、体力の消耗は激しい +はずだが、むしろ射精すればするほど +力がみなぎってくるかのようだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふ、はあ! あ、熱い……も、もっと + 浴びせて……んくううっ! はっふう、 + ああ、いいわぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、ぐっ! ふはあっ!」 +\endtext + +\text +カイムが大きなため息を漏らすのと同時に +射精が終わる。 +\endtext + +\text +さすがに送り込まれた魔力が大きいとは +言っても、限度があるようだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んはああ……ああ、カイムの雄汁が、 + こんなにたくさん……は、ふうう、 + ああ、すごい匂いだわ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう、またこれか……やはりそうでは + ないかと思っていたがな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふ……お気に召したかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……だが、いずれ赤い玉が + 出るのではないかと心配にもなるな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら、何それ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この世界の俗説だ。男は一生に射精できる + 子種の量が決まっていて、その一定量を + 出し終えると赤い玉が出るというのだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうなの? + それなら是非見てみたいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「やめてくれ! それはさすがに困る」 +\endtext + +\text +インフェルミオの満更でもなさそうな表情に +カイムは背筋が凍るのを感じた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふ。嘘よ。そんなことになったら + 愉しめなくなっちゃうもの……ねえ、 + そんなことより……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「お尻の穴を犯されてたら、こっちも + 疼いて来ちゃったの……して?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、無論だ。ケツ穴だけで終わらせる + つもりなどない」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはインフェルミオを +その場に横たわらせた。 +\endtext + +\text +そして、背後から寄り添うようにして +彼女を抱く。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んふううううーっ! うふはああっ、 + あっ、あああっ! い、いいっ! ふ、 + 太いぃっ! オチ●ポっ! 太いぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムの亀頭が陰門を割り、ずぶりと膣内に +突き立てられる。 +\endtext + +\text +たちまちインフェルミオの口からは、淫らな +吐息が漏れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、膣内はぐしょぐしょだな。よほど + チ●ポが待ちきれなかったのだな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ、そ、そうよ……だって、お尻に + あんなにぶっといチ●ポ、ずぼずぼ + されたら……はぁんっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「オマ●コだって疼いちゃうに決まってる + じゃない……は、ふううっ! あ、ああっ、 + それに……んくっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「カイムだって、お尻の穴越しに、子宮の + 辺りを責めてたでしょう? + たまらないのよ、アレ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、お前は俺の想像以上の女だ。 + だが、嬉しい誤算とも言える」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んふ、気に入った? 気に入ったのなら、 + もっと好きにしていいのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうさせてもらおう。まずは、 + ここからだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、抽送しながら +インフェルミオの乳房を揉みしだいた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あぐっ、あ、ああっ! あっ、はふっ、 + ああ、オマ●コとおっぱい、一緒に + 責められると……ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? これは……」 +\endtext + +\text +なにやら濡れた感触に、カイムは手を止め、 +自らの手のひらに視線を注ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、母乳か」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふふ……こういうのも + 好きなんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……まったく、お前は考え得る限り、 + 男にとって最高の女だよ」 +\endtext + +\text +余裕のある笑みを浮かべてこちらを振り返る +インフェルミオ。 +\endtext + +\text +そんな彼女に微笑み返し、カイムは再び +抽送しながら乳房を強く揉む。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、つ、強い! キツい! んぅ、 + でも、それがいいの……ああっ、いい、 + もっと、ぎゅってしてぇ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「強く握られるのがいいのか? こうか? + それともこんな風にか? +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あっ、い、いいわ……男の力で + おっぱい揉まれると……じーんって + 痺れちゃうわぁ……あ、あふううっ!」 +\endtext + +\text +乳房を強く責められるのは満更でも +ないらしく、インフェルミオの身体は +時折ビクンびくんと激しく跳ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、こっちがお留守だぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっ! ひああーっ! い、いいっ、 + くああっ! あーっ、いいわっ、い、 + いいのっ! 深いぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムの長大なペニスが、ぐいぐいと +子宮口を突き上げてくる。 +\endtext + +\text +その衝撃に、インフェルミオの膣は肉竿を +反射的に締めつけていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、子宮もかなり疼いているようだな。 + 子宮口が、チ●ポに吸い付いて来るぞ。 + マ●コ全体もだがな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くはあっ! は、あああっ! あ、あくぅ、 + ふ、深い! お、奥に……ああーっ、奥に、 + あ、当たってる! 当たってるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。それ、もっと奥をついてやろう。 + ああ……いや、待て……これでどうだ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっ!? ひっ! ひあっ、あっ、あっ、 + はぁっ、はぁっ、はふうっ! あっ、い、 + いいっ! くううっ! いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムはゆっくりとペニスを引き出すと、 +竿の辺りでヴァギナの入り口付近を +擦り上げ始めた。 +\endtext + +\text +内奥部を突き上げられる激しい悦楽とは違う、 +もっと即物的で痺れるような強い刺激。 +\endtext + +\text +インフェルミオは、腰の辺りからその +甘い痺れが背筋を駆け上がっていくのを +感じていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、んん? どちらがお気に入りだ? + まあ、聞かなくても答えはわかっている + ようなものだが……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「も、もちろんどっちも! どっちも + 気持ちいい! ああっ、い、いいわっ! + いいのっ! 気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「欲張りだな、お前は……だが、嫌いじゃ + ないぞ。むしろ好ましい。ふふふ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、くううっ! ああっ、も、もっと、 + はああんっ! も、もっとして! + いいわ、カイム……ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムもインフェルミオも、この肉の +交わりを心から愉しんでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいものだ。誰憚ることなく女を + 抱けるというのはな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んっ! いいわ。あなたが好きなだけ + 抱かれてあげる。んっ、だから、そろそろ + イカせて。ね? カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……どうやらお前のマ●コは、 + もはや抑えが効かないようだしな」 +\endtext + +\text +インフェルミオのヴァギナは、先ほどから +絶頂直前の収縮を繰り返していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、イカせてやる。 + 俺も出すぞ――!」 +\endtext + +\text +カイムはそう宣言すると、再び深々と怒張を +インフェルミオの胎内に打ち込んだ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あーっ! ああっ、い、いいっ、いいわっ、 + くふううっ、いいのっ! ぶっといチ●ポ、 + 奥まで届いて……いいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、たまらん締めつけだ……ぬっ!」 +\endtext + +\text +再び、下降した子宮口が亀頭に口づけでも +するかのように吸い付いて来る。 +\endtext + +\text +膣壁全体もざわざわと妖しく蠕動した。 +\endtext + +\text +その中を、カイムはペニスで擦り上げ、 +かき回す。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああーっ、あっ! い、いいっ、来る、 + き、来そう! 来ちゃいそう! ああ、 + いいわっ、いいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そろそろ出るぞ……っ!」 +\endtext + +\text +先ほどインフェルミオが注ぎ込んだ魔力が +まだ残っているのだろうか。 +\endtext + +\text +二度も放っているにも関わらず、カイムの +ペニスはより硬く、そしてより熱く、太く +なっていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くふうっ! あ、いい、オチ●ポ! + オチ●ポ熱い! くう、オマ●コの中で、 + ヒクヒクしてるっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいわ……き、来て! 出して! + 膣内に! 膣内に出して! + 精液……精液ちょうだいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、イク……ぞっ! ぬ、あっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んぐっふうううっ! ふはあああっ、あ、 + んああっ、あっ! あああーっ! くうぅ、 + あっ、あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、あっ!」 +\endtext + +\text +やはりインフェルミオの注ぎ込んだ魔力が +カイムの体内でくすぶっているらしい。 +\endtext + +\text +三度目の射精にもかかわらず、 +熱く濃い精液がドクドクと噴き上がる。 +\endtext + +\text +インフェルミオはその迸りを膣壁で受け止め、 +絶頂した。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くはああーっ、はっ、はっ、あーっ、く、 + ううっ、あ、あふぁ……はっ、はっ、はふ、 + んくうう!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あぁ、あ、熱い……熱いオチ●ポ汁、まだ + 出てる! まだ膣内に出てる! ああっ、 + 入って……くるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぬうう!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふはっ! はっ、はっ、あ、ああ……くう、 + んああ……あ、あふ……はぁっ、はぁっ、 + あ、あくう……!」 +\endtext + +\text +カイムが射精を終えてため息を吐く。 +\endtext + +\text +同時にインフェルミオもまた、 +熱い吐息を漏らした。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ……カイムったら、こんなにたくさん + 出して……あふれちゃってるわ……んふ」 +\endtext + +\text +ゴボッと濁った音を立て、インフェルミオの +膣口から濁精が逆流する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……どうやら、お前が先ほど + 注ぎ込んだ魔力が俺の体内に残留した + ようだな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら……それじゃあ、また魔力を + 注ぎ込んだら、もっとたくさん出るの + かしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……またアレをやるのか? 赤い玉が出る + 事態だけはごめんなのだがな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んふ……大丈夫よ。あなたのその、欲望を + 行動のエネルギーに変えられる活力が + あれば……ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、やれやれ。仕方ない。 + ここまで来たら最後までつきあわねば + ならんようだな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「さっすがカイム。話がわかるわ。それじゃ、 + もう一度……ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text +インフェルミオの淫蕩な笑みにうなずくと、 +カイムは再び彼女の膣内で動き始めた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、ふああっ! あ、ああっ、いいっ、 + んくううっ! い、いいわっ、いいっ、 + ふ、太い、太いオチ●ポ、気持ちいい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、今イッたばかりだというのに、この + 食いつきとは……恐れ入るな」 +\endtext + +\text +カイムは、インフェルミオのヴァギナの +反応に舌を巻いた。 +\endtext + +\text +絶頂直後、弛緩していた膣壁は既に張りを +取り戻し、皺襞がねっとりとペニスに +絡みついてくる。 +\endtext + +\text +それどころか貪欲に蠕動し、早くも射精を +促そうとしていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んはあっ、ああっ、いいわっ、もっとして。 + もっとよ……そう、ああっ、深くまで来て。 + 奥……奥、突いてっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まるで底なしだな……これは」 +\endtext + +\text +ペニスがどこまでも呑み込まれていくのでは +ないかと恐怖を覚えるほどの奥深さだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のマ●コはとんでもないな……ふふっ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あら、怖じ気づいちゃったの? そんなの + 幻滅よ? カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなわけがあるか。お前のマ●コと + 俺のチ●ポ、真剣勝負だ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、く……いいわ。受けて立つわよ。 + あはあっ! く、はあっ! いいわっ、 + ああっ、気持ち……いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせこの光景、またいつものように + あいつらに見せつけているのだろう?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、くうっ! ああ、そ、そうよ。だって、 + あの子達も退屈でしょう? は、ふううっ、 + んぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「退屈しのぎにはなるだろうが、最近皆、 + お前に触発されてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「やたらと積極的に、そして熱心に俺を + 求めてくるのだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んああっ、それは……あなたにとっては、 + 嬉しい副産物なのじゃなくて? あっ、 + く、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それじゃ……もっともっと + 見せつけちゃいましょ。 + んふふ……ああっ! はぁんっ!」 +\endtext + +\text +インフェルミオはそう言うと、蕩けたような +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +人に見られる……ということにも興奮して +いるのかも知れない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、そ、そうだわ……あっ、ああっ、 + あなたのオチ●ポに、少しずつ魔力を + 注いでいくわ。アシストよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ!?」 +\endtext + +\text +インフェルミオのその言葉と共に、カイムは +自らの怒張が、更に張り詰めていくのを +感じた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、カイムのオチ●ポ……オマ●コの + 中で、また大きくなってるわぁ。いいわ、 + そのデカチ●ポで、オマ●コ突いて」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「もっと……たくさん! ああっ、そ、そう、 + 奥の方まで、チ●ポでずぼずぼしてぇ! + い、いいっ! ああっ、いいわっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! 突けば突くほどに力がみなぎって + 来るとは……ぐ、うっ!」 +\endtext + +\text +カイムはインフェルミオから流れ込む膨大な +魔力と、彼女のヴァギナの心地よさに思わず +腰を突き上げてしまう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、カイムも感じてくれてるの? + だったら嬉しいわ……もっと、もっと + 感じて。もっと気持ちよくなって!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、はあっ! あっ、あぐっ、んぐううっ、 + い、いいっ! ああーっ、いいわっ、くっ、 + いいの……は、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、マ●コが……食いついてくるな。 + すごい締めつけ、だ……ぐうっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「だって、ぶっといオチ●ポ、 + 気持ちいいんですもの……あっ、ああっ、 + もっと、ごりごりしてぇ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「極太勃起チ●ポで、オマ●コの中、 + ぐちゃぐちゃにかき回してぇっ! + あっ、あふあっ! はふうううんっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あっ! く、来る! また……来る、 + き、来ちゃう! 来ちゃうわ! ああっ、 + カイム……私、イキそう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも、だ……ぬ、ぐうっ!」 +\endtext + +\text +魔力の供給が続いているからか、カイムは +普段ならあり得ないような早さで +上り詰めていく。 +\endtext + +\text +それでも、勝手にあふれ出しそうになる +精液の圧力を抑え込み、インフェルミオを +イカせるために腰を使う。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっ、あぐっ! ああっ、いいっ、 + 気持ちいい……ぶっといチ●ポでオマ●コ + かき回されて……気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、うっ! で、出そうだ……ッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいわ! 出して! 私もイク、イクから、 + あ、あひあっ! だ、出して! あ、イク、 + イッちゃう! あ、イク、イクのぉっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送に合わせ、インフェルミオも +また、自ら腰を振り立て、膣壁で亀頭を +擦り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、で、出るぞ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいわっ、来て! 出して! あっ、イク、 + イッちゃう! あ、イク、イク、くふうう、 + イク……んぅ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬ、お……お、おおーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが思わず雄叫びをあげるほど、大量の +精液が迸っていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んはああーっ!? あ、あああーっ、 + なに、これ……くああっ! な、なに、 + なんで、こんなにぃぃーっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐふううっ! ふ、ぐうう、うぬぅ!」 +\endtext + +\text +バケツをひっくり返したような……とでも +言うべきだろうか。 +\endtext + +\text +それほどの勢いで精が放たれ、それが +インフェルミオの膣内に、子宮内に +どんどん貯留していく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひいっ! ひぐうっ! 苦しい、ああっ、 + でも、いいっ! カイムの子種汁で、 + オマ●コいっぱいなのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬううーっ!」 +\endtext + +\text +睾丸の中身がすべて溶け出して流れきって +しまうのではないか。 +\endtext + +\text +カイムはふとそんな恐怖に駆られた。 +\endtext + +\text +だが、どうやら単にインフェルミオが +カイムに注ぎ込む魔力の量を見誤った +だけらしい。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああっ、魔力……入れ過ぎちゃったぁ、 + あ! あ、あふうっ! はふううんっ、 + く、あっ! ああーっ!」 +\endtext + +\text +どれだけの魔力を注ぎ込んだらこうなるのか。 +\endtext + +\text +カイムは思わず問いただしたい気分だった。 +\endtext + +\text +なにしろ、インフェルミオは子供を孕んだ +わけでもないのに、腹がふくれているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これを抜いたらえらいことになりそうだが、 + ええい、ままよ!」 +\endtext + +\text +ドボッとも、ゴボッともつかない鈍い音と +共に、インフェルミオの膣口から大量の +濁精が噴き出す。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああ……これが、全部あなたの子種なのね。 + ふふっ、普通の女だったら、何回妊娠する + 量なのかしら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「知らんよ……しかし、これだけの量なら、 + 俺の女達どころか、一つの町くらいは + 面倒を見られそうだな」 +\endtext + +\text +カイムは自嘲気味に笑う。 +\endtext + +\text +そんなカイムに対し、インフェルミオは +恍惚とした表情で微笑んでみせた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……さすがにこれだけ出すと、 + 魔力のアシストを受けていても + くたびれたな」 +\endtext + +\text +一通りの身支度を終えたところで、カイムが +ため息と共にそう言う。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んふふ。でもどうせすぐにまた + たまっちゃうんでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それじゃ、新しい条件を出すわ。それを + クリアしたらまた来てちょうだい」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん……ちゅっ」 +\endtext + +\text +唇に、インフェルミオの口づけを感じたと +思った瞬間、カイムは再びいつもの通路へ +転送されていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、カイム? + あなた、魔力を注げばあれだけ出せるん + でしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だったら、 + 今度は私たちで試してみない?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね。私達の魔力を集めれば、 + インフェルミオさんには及ばなくても + かなりの量になりますし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「帰ってきた途端にその話か。 + いやまあ、俺もちょっと興味はあるがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、今日はもう無理だぞ?」 +\endtext + +\text +いきなりマガヒメとティーリアにそんな +言葉をぶつけられ、カイムは苦笑を +浮かべていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムはできる子。魔王軍の全ての魔力を + 注ぎ込んで、いっぱい射精してもらう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらあら、 + なんだか大変なことになっちゃったわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様ら、俺を実験台にするな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それもこれも全部カイム様が招いた + ことじゃないですか」 +\endtext + +\text +グラスですらノリノリだった。 +\endtext + +\text +そんな様子をベアトリスは愉快そうに眺め、 +リズベルは冷たい視線を向けてくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「とんでもないことになったわね、カイム。 + でも、リズベルの言うとおり、ある意味 + 自業自得よ。諦めて?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……勘弁してくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちなみにその時は、私を呼ぶのを忘れずに + 頼むぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「考えておく」 +\endtext + +\text +マーガレッタにすらそんな言葉を向けられ、 +カイムは我が身を振り返るべきだろうかと +考え始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? そう言えば、アグリはどうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、お主達の濃厚なまぐわいに + 耐えきれなくなってのう……向こうで + 歩哨に立っておる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + あいつには悪いことをしたな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言えば、マーガレッタ、お前は + アグリに酒をおごってやるのだったな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。会計だけだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、俺のおごりと合わせてたっぷりと + 飲んでもらうか。もちろん俺も + つきあうぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それ、ただカイム様が + 飲みたいだけじゃないですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「さ、いつまでもこんなところにいないで、 + とっとと帰りますよ!」 +\endtext + +\text +酷く機嫌の悪いリズベル。 +\endtext + +\text +カイムは彼女にずるずると引きずられながら、 +その場を後にしたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_05.txt new file mode 100644 index 0000000..0e94cee --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_05.txt @@ -0,0 +1,2661 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_05") + +\text("エル") +「もう、ほんと今回の『条件』は + 大変でしたよね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ、ここまできたら意地だぜ、意地」 +\endtext + +\text("リズベル") +「兵たちもいい加減、鍛えられてきました + からね。……この『条件』も、それなり + に意味はあったということでしょうか」 +\endtext + +\text +わきあいあいとしつつ行軍する魔王軍。 +\endtext + +\text +リズベルのいう通り、かつてないほどの +激戦をくぐり抜けてきた後にしては +皆の表情も明るいものだ。 +\endtext + +\text +今や我が軍は、誰が用意したどんな困難も +乗り越えられる――その自信と高揚感が +全軍に満ちている感じだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この『ご褒美』のほうは相変らず + 気に入らないけど。おかげで夜のアイデア + の方もいろいろ浮かんだし?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね。当分は、飽きる心配は + ありませんわ」 +\endtext + +\text +嬉しそうに微笑みあっている魔王軍の女たち。 +\endtext + +\text +ミオがその膨大な魔力にあかせて繰り出す +超絶の性技の数々は、彼女らにはいい +刺激になっているらしい。 +\endtext + +\text +さすがに魔力の制約があるのでミオのよう +にはいかないものの……似たような技を +次々と開発してはカイムで愉しんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +(正直、身がもたん…… + まあ、嬉しい悲鳴ではあるのだがな) +\endtext + +\text +いつしか、一行は迷宮を踏み越え、 +例の結界の張られた一角へと侵入していた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、噂をすればですよ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……今日は出迎えか」 +\endtext + +\text +結界の前には珍しくミオが最初から +出迎えにきていて、腰に手をあてて +ふうっとため息をついていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「本当に呆れたものね、あなた達。 + あんなオニみたいな『条件』をクリアして、 + その明るさとは……大したもんだわ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「我らは歴戦の身じゃからな。 + 明るい顔でも辛い顔でもキツいものは + キツい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ならば笑っておった方が力も湧き、 + 勝利の女神も微笑むと、皆が知っておる + のじゃ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――みたいね。ともかく、条件突破 + おめでとう。今度こそ無理かしらと + 思ってたんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「我らを甘く見ぬことだな。 + そういうわけで、今日もたっぷりと + 『ご褒美』を頂くぞ、ミオ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「うふふっ……そうね。 + それじゃ、今日はとっておきので + 歓待してあげる。いらっしゃい?」 +\endtext + +\text +――そのミオの笑みからも、 +本当にとっておきのネタが用意されて +いるのだとわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! ではいってくるぞ、皆の衆」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お待ちしています。お早いお帰りを。 + ……くれぐれも気をつけてください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、ここから見えるようにしておいてね + ミオ? また参考にさせてもらうから」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「まかせなさい。……それじゃね?」 +\endtext + +\text +チュッと軽くキスを飛ばして、 +ミオは空間の通路を閉じていた。 +\endtext + +\text +どことも知れぬ例の異次元の部屋。 +\endtext + +\text +カイムがやってきた時には、 +そこは既にカイムで一杯だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、遅かったな。もう勝手にやって + いるぞ」 +\endtext + +\text +部屋の広さがいつもとは違う気がする。 +似たような内装のまま、ちょっとした +パーティーのできる広さまで拡張されている。 +\endtext + +\text +テーブルには大人数向けの料理と酒と +グラスが並び、参加者は全員カイムに +よる立食パーティーの趣となっていた。 +\endtext + +\text +食べ物を手にしたカイムの一人がいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、その表情からすると、 + お前が今夜の『最初の一人』という + わけだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろうな、多分。……ときにミオよ、 + こいつらも、やはり全員俺なのか?」 +\endtext + +\text +部屋に満ち満ちている無数のカイム。 +本能が、それは全員自分だと告げている +ものの―― +\endtext + +\text("カイム") +「……お前が夜の寂しさをまぎらわす為に + 作った偽者というわけではないのだな?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それは私の趣味じゃないってわかってる + でしょう? そう、ここにいるのは + 全員があなたと同じカイム」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「平行した別の世界のカイムでもなくて、 + 本当にあなた自身。……別の時間から + 誘って連れてきたの」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。……ということは、 + 大体今夜の趣向の見当がついたぞ」 +\endtext + +\text +自分以外の人間を混ぜねば成立しない、 +というのが輪姦というプレイの宿命 +ではある。 +\endtext + +\text("カイム") +「全員が俺ならば、この大人数であっても + 貴様を独り占めしているのと変わらん。 + ……そういうことになるな?」 +\endtext + +\text +――自分の女が他人に抱かれる姿というのも、 +また刺激的ではあるにしろ。 +\endtext + +\text +他の男と『兄弟』になって互いの体液に +塗れるのは、まあ興奮している間は気になら +ないにしろ、気分のいいものではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「これならば、完璧か……! + まったく、少し試してみたことはあったが、 + この規模で本当に実現に移してしまうとは」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「それは私もよ? この世界を何千年も + 見守ってきて、抱かれてもいいと思った + 男はあなただけなんですもの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あなた以外の男に抱かれるのは嫌なの。 + これなら平気だわ……だって、 + 全員あなたなんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だな」 +\endtext + +\text +いつしか、全てのカイムがミオを取り囲み、 +同じように腕組みをして、同じように +不敵な笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、やるか……! + 俺が最初の一人だというなら、 + 音頭を取らせてもらうぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ゆくぞ、俺! いや俺たちよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……ッ! やらいでか!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああん、優しくしてね……? + あ、あ、あ……ッッ!」 +\endtext + +\text +無数の手が伸びてきて、あっというまに +ミオの服を剥ぎ、その身体を揉みくちゃに +してゆく―― +\endtext + +\text("カイム") +「では頂くぞ? ふんッッ……!」 +\endtext + +\text +ミオの下になったカイムが腰を引き寄せ、 +その長大なペニスでミオの前の穴を +貫き通す。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、くっっ! す、すごいの……! + 相変わらず……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では俺はこちらの穴だ……!」 +\endtext + +\text +背後からミオの尻を掴んだ別のカイムが、 +後ろの穴に亀頭をあてがうと、こちらも +一気に貫いていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、はうぅ……ッ! た、ただでさえ + すごいのに、二本同時にだなんて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……何をいう、最初から、うっっ! + ぬ、濡れ濡れではないか……ぐっっ!」 +\endtext + +\text +下から貫いているカイムが、そのあまりの +快楽に顔をゆがめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か俺よ? 一人では無理だ。 + この俺と、力を合わせていくぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう! さすがに俺は頼りになるな。 + ではこっちからだ……ふんッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よしきた……そらッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう一丁っっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、はううっ! あ、ああんっっ! + う、上と下から、交互になんて…… + ひ、ひゃんっっ! ひゃふうんっっ!」 +\endtext + +\text +上から突かれて腰を下に逃がせば、 +今度は下から突き上げられる。 +\endtext + +\text +上下二人のカイムの間で挟まれ、苛められ、 +翻弄されるインフェルミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、さすがにどちらも俺だ。 + やるではないか……息もぴったりだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「では俺もやるとするか。 + さて、どのようにするかだが……」 +\endtext + +\text +カイム――自力でここにやってきた +オリジナルのカイムは、それを尊重されてか、 +ミオの正面の位置をもらっている。 +\endtext + +\text +口を担当せよということだ。 +手でミオの小さな頭を、その滑らかな髪の +感触を味わいながら、カイムは思案する。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……? といって素直に口を犯して + やるというのも、どうも面白くない + 感じではあるな) +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あんっ、はんっっ……ひはぁんっ! + か、カイムも……頂戴! 口に、口に + そのペニスを挿れて……!」 +\endtext + +\text +目の前に黒々とした亀頭をつきつけられて、 +その存在感と匂いに我慢できなくなったの +だろう。ミオがそれをおねだりする。 +\endtext + +\text +が、カイムはニヤリと笑うと、 +あえてそのおねだりを断っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だめだ。それではつまらんだろう。 + ……そうだな?」 +\endtext + +\text +グッ……と亀頭を、ミオの唇の前に +突きつけるカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あんっ……!」 +\endtext + +\text +つん、とその可愛い唇を亀頭で軽く突いて +やり、それから冷たくいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「舐めろ。自分で舐めるのだ。 + どんなにきつくても、いい加減に舐めては + いかんぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そういう趣向か。面白い」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、我らも協力するとしよう」 +\endtext + +\text +前と後ろを犯しているカイムがうなずく。 +さすがに全員同じカイムだけあって +意思の疎通も早い。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちょ、ちょっと……? ひっっ! + は、あ、あ、あんっっ! ひんっっ!」 +\endtext + +\text +上下から犯している二人が、揺さぶるように +ミオへの責めを強くする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! この状態で舐めるのだ。 + しっかり舐めないと、どんどん下の穴の + 責めが強くなるぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっっ! そ、そんなの……もう!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……本当に得意よね、こういうのを + 考えるのだけは」 +\endtext + +\text("カイム") +「似たもの同士、お互い様だろうが? + お、おっっ……!?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「負けないわよ? 似たもの同士なのは、 + こっちのほうも同じなんだから? + ……ぺろぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +こちらも不敵に笑い、ペニスの軸を裏側から +つつっと舐めあげてくるミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「れろ……ぺろぉ! んっ、ちゅるう! + れぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、お、おおう! いいな! + しかし……やるのだ俺たちよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まかせておけ。……ふんッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! せいやっっ!」 +\endtext + +\text +ふん、ふん、と交互に合図を出し合って、 +上下からミオを挟み撃ちにするカイム達。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、気持ちいいのはわかるが、 + 上のお口がおろそかになっているぞ、 + ミオよ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くぅぅっ……! な、舐めるわよ! + ぺろ、れろ、れろぉ…… + あ、あ、あんっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、ふん、ふんッッ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「せいや、せいや、せいや……ッ!」 +\endtext + +\text +ミオの舌での奉仕をわざと妨害するように、 +上下から激しく突き上げ、突き降ろす +カイム達。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「も、もうっっ……! くっ……! + れ、れろ……ぺろ、ねちょぉぉ!」 +\endtext + +\text +ミオの側も意地になって、カイムのペニスに +しがみつくようにして快楽に耐え、 +奉仕を続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! いい姿だぞミオ? + 実に可愛く、色っぽい……くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……い、イイな、やはり…… + う、うっっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「当然でしょ? 誰に舐めさせてると + 思ってるの? れろ、れろ…… + あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「後ろの穴も最高だぞ、ミオよ? + ふん、ふんっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「前の穴もだ。名器などという言葉では + 表現しきれん。くぉう……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、ひゃんっっ! ちょ、ちょっと、 + 邪魔しないで……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、こっちをおろそかに + するんじゃない」 +\endtext + +\text +ぐりっ、と亀頭でミオの頬を突いてやる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あぁんっっ! こ、こんなのって…… + もうっ! ぺろ、ぺろ……ん、んっっ! + れ、れろぉぉ! ねちょ、ぺろおお!」 +\endtext + +\text +快楽の中、ほとんどムキになってペニスを +舐めまくるミオ。 +\endtext + +\text +唾液の音に、下の穴をかき回す水音が混じり、 +三人のカイムとミオの喘ぎ声が混じりあう。 +\endtext + +\text +勢いをつけて突かれる度にたわわな乳が揺れ、 +滲み出た母乳が白い飛沫となって周囲に散る。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おいおい! これは我慢できんぞ? + はやくしてくれ……もうもたん!」 +\endtext + +\text +周りでパーティーを続けつつ見物していた +カイム達が、あまりのエロさに我慢できなく +なったのかカイム達をせかす。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている! そろそろ、限界だ…… + く、っっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! よし、三人同時に + イクぞ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせなら四人同時だ。そら、 + ミオもいけ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひ、いいいっっ! は、はううっっ! + あん! あん、あん……ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「四人同時といったろう。こっちへの + 奉仕も忘れるんじゃない!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「わ、わかってるわ! ぺろ、ぺろ! + ちゅる……ちゅば、ちゅばぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text +精子を無理やり引き出そうとするような、 +ミオの強引な奉仕、そして吸引。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっっ! こ、これは、 + くる……お、お、お!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! いくぞぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +さすがに三人ともカイムだけあって絶頂の +タイミングまでも同時だった。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くひっっ! はうっっ……! + はっあっっ、あぁあぁぁ……んッッ!!」 +\endtext + +\text +二穴に同時に放出される熱い精の衝撃に、 +たまらず絶頂へと叩き込まれるミオ。 +\endtext + +\text +その何ともいえない、色っぽいアクメの +表情めがけて、カイムもまたペニスから精を +炸裂させていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぷふうッッ!? あ、熱ううっっ! + ひ、あ、はぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +髪に、額に、眼に頬に降り注ぐ男の +情熱のシャワー。 +\endtext + +\text +耐えられるはずもなく、再び身を震わせて、 +ミオは可愛く絶頂を迎えるのだった―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぷはあっっ! はっ、はぁ…… + はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「え、えっ? ちょっと……あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +余韻に喘いでいるミオ。その下半身には +しかし、既に別のカイムが二人、新たに +ペニスを挿入している。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はこのまま続けてよいのだろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。最初の一人だからな。 + それは特権として認められる」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。ならば頑張らねばな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちょ、ちょっと! 少し休ませてよ、 + ん、んっっ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんな、後がつかえているようだ。 + そのぶん……気持ちよくしてやる」 +\endtext + +\text +ミオの頭に手を回すと、その形のいい +小さな唇に、カイムは亀頭をねじこんで +いく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「むっ、ぐうっっ! む、ぷぅぅぅっ!?」 +\endtext + +\text +ズズ……とカイムの長大なペニスを、 +喉まで使って呑み込まされるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。では始めるとするか、俺たちよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。同じ俺とはいえ、見ているだけと + いうのはさすがに待ちくたびれたからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「同感だ。溜まっていたぶん……たっぷり + 味わうがいい、ミオよ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっっ、ぐうううっっ! ん、んっっ! + くうっ! はうっ! はっ、ぷぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text +上下の二人が腰を振りはじめ、カイムもまた、 +最初から容赦なくミオの口を犯していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「この状況ではあるが、マグロというのは + いかんぞ? 舌を使え、吸いついて、 + こすりあげるのだ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「わ、わひゃてるわよ……んっ、ちゅうっ! + ちゅぐ、ちゅぶぅ……ふっ、ぐっっ! + ふうんっ! は、うううんっっ!」 +\endtext + +\text +ミオがカイムのペニスに吸いつこうとすると、 +例によって上下の二人のカイムがその +邪魔をする。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「も、もぅ……! んっっ、ちゅぶっっ! + ちゅぶ、ちゃぶ……くっっ! + は、あ、あひぃぃぃ……っっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! 最高だな! + まるで三つの穴を同時に味わっている + ようではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、それは俺も思っていたぞ。 + 一人の女を味わうのに、これは最高の + 方法かも知れんとな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしなんだな。これでは俺が少し + 有利すぎるというか、ミオが圧倒されて + しまう感はあるな」 +\endtext + +\text +そうはいいつつも腰を休める気はないの +だが、カイムはミオの口を責めつつ考える。 +\endtext + +\text +男がバラバラの通常の輪姦なら、 +ミオのテクニックをもってすれば +各個撃破も容易だろう。 +\endtext + +\text +しかし全員がカイムというこのプレイでは、 +完璧に息のあったカイムの側の責めに、 +あまりにもミオが不利になってしまう。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んっ、ぐぷうっっ! はっっ、ぷううっ! + ん、んぐうぅぅぅ……ッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――それなら、本当に全員が、 + 同時に味わえるようにしてあげる!」 +\endtext + +\text +そのミオの声は、ミオを犯している三人と、 +それを肴にパーティーを続けている残りの +カイムの全員に届いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、お……! なんだこれは!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? 飯と酒の味がするな……!?」 +\endtext + +\text +何が起こったのか、それで一目瞭然だった。 +\endtext + +\text +全員の感覚が統一された……口を犯している +カイム、膣を犯しているカイム、 +アナルを犯しているカイム。 +\endtext + +\text +それに料理を食い、酒を飲んでいるカイム +たちまで。一人の感じたことは全員が +感じている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……これは、効く! + しかし、面白い!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「でしょ? ……これなら平等よ。 + ちゅばぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +ミオがペニスを強く吸いつつ、 +根元から深くしゃぶり上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおおおお……ッッ!」 +\endtext + +\text +全てのカイムが、その快感に悶絶する。 +加えて膣とアナルの快感も、全員が共有 +している。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……! 負けておれんな。 + しかし、これは確かに面白いかも知れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。……残りの俺たちよ、食い続け、 + 飲み続けるのだ。それもまた、同時に + 味わおうではないか!」 +\endtext + +\text +カイムが呼びかけ、皆がうなずいて +それに従う。 +\endtext + +\text +――最高の女の三つの穴と、最高の酒と料理。 +その全てを同時に愉しもうというのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「この世に、これ以上の贅沢などはあるまい! + ふぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにな! くっ……いい! + そして、美味いな! 女も、料理も、 + 最高だ……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「もう! 結局愉しんじゃうんだから! + れろ、ぺちょ、くちょおお! + あ、ああんっっ!」 +\endtext + +\text +飲み、味わい、犯し尽くす。 +至上の快楽の中で、四人は――いや、 +その場の全員は同時に絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、ほぉぉうっっ……!!」 +\endtext + +\text +その場にいるカイム全員が絶頂を +同時に味わい、頭が快楽で殆ど飽和状態に +なる。 +\endtext + +\text +その巨大な快楽の中で、カイムもまた、 +ミオの口の中へと欲望を吐き出していた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ごぷぅぅぅっ!? んっっ! + んぐ、んぐ、んく……こくんっっ! + ぷはぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ……はぁ……はぁぁ……っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっ……ふぉぉ……! + いや……すごかったぞ……今のは……」 +\endtext + +\text +快楽の大波が押し寄せて、そして引いて +いった後のような、爽快ともいえる +後味にひたるカイム。 +\endtext + +\text +が、すぐに別の波が湧き起こり、 +押し寄せてくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだこれは……この、 + 湧き上がってくる飢餓感は……!?」 +\endtext + +\text +足りない、もっとしたいという思い。 +いや、それはもっと強い何かだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっ……そ、そうか!」 +\endtext + +\text +この場にいる無数のカイム達。その大半は、 +今ので同時に快感を味わいこそすれ、 +まだ一度も行為には参加していない。 +\endtext + +\text +そのカイム達の、ミオへの渇望―― +積み重なった人数分の欲望を、 +カイムは今感じているのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! こ、これは、 + 続けてやらねば収まるまい……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「え? ちょ、ちょっと! + 嘘でしょう? も、もう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおお! 我らも参加するぞ――!」 +\endtext + +\text +酒のグラスを、料理の皿を床に投げ捨て、 +無数のカイムたちがミオの肉体を求めて +押し寄せてくる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「こ、これって失敗だったかも! + あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +再びもみくちゃにされ、無数の手で身体中を +嬲られ、そしてミオは犯されてゆく―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ま、まって! そんなにいっぺんになんて、 + 無理よ! あ、あ……」 +\endtext + +\text +床にまんぐり返しの格好で固定され、 +あとは犯されるだけのミオ。 +\endtext + +\text +ずらりと並んだカイムの肉体、 +そして突き出されたペニスを前に、 +さすがにおののいた表情をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「安心しろ、条件は五分と五分だ。 + なにしろ、こちらはこの人数だからな」 +\endtext + +\text +これが通常のセックスであれば、 +人数の多いカイムの側が圧倒的に有利である。 +\endtext + +\text +しかし、今はミオの力によって、一人の快楽 +を全員が感じてしまう。つまり人数が多い +ほど、カイムの側の快楽は強くなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうなってしまうのか、やってみんこと + にはわからん――」 +\endtext + +\text +別のカイムが続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし言えるのは、かつてない快感が + 待ち受けているということだ。  + ――ならば、やるしかあるまい!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「も、もう……いいわよ。そういうこと + なら、来なさい。相手にしてあげるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、やらいでか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! うぉらぁ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひぐうっっ! あ、あ、あ! + 入ってくる……太いのが…… + ひぁぁあぁぁ!」 +\endtext + +\text +二穴に押し込まれ、悦びの悲鳴をあげるミオ。 +さらに二本のペニスを手に握り、 +指で快楽を送り込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「我々もいくぞ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう!」 +\endtext + +\text +周囲を囲むカイム達も、一斉にペニスを +擦り始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっっ! これは……効くッッ!!」 +\endtext + +\text +前の穴と後ろの穴に同時に挿れ、 +ミオの指で嬲られ、さらに無数の自分の +手で同時に擦られる。 +\endtext + +\text +かつてない複合的かつ巨大な快楽に、 +しばし宙を見上げ何事かに思いを +馳せるカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はんっっ! あんっっ! ふぁんっ……! + ……どうしたのよカイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……思えば、遠くまで来たなと + 思ってな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そっか。……あなたが最初の一人の + カイムなのね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……恐ろしくもある。 + これほどの快楽を知ってしまって、 + この先どうするのかとな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「心配いらないわ。……今はこれを、 + 純粋に愉しみましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだぞカイム? ……最初の一人なの + だったな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、今は我らに任せろ。お前はただ、 + 快楽を味わうことのみに集中するがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、わかった。頼むぞ俺たちよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、任せろ。なにしろ俺だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではゆくぞ、俺たちよ――!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっっ、あんっっ……! + あ、あ、あ、あんっっ……ッ!!」 +\endtext + +\text +前から後ろから、体液を跳ね飛ばして +激しくミオを犯し始めるカイム達。 +\endtext + +\text +ミオもまた自ら腰を振ってカイムを貪り、 +手でペニスの感触を味わいつつ、激しく +擦り上げ、撫で上げ、絞り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おう……! + これは、素晴らしいな……ただただ、 + 素晴らしい……!!」 +\endtext + +\text +言葉もない、とはこのことをいうのだろう。 +\endtext + +\text +男がそのペニスを使って味わうことのできる、 +至上の快楽というのはこれに違いない。 +\endtext + +\text("カイム") +「これを体験した男は過去にはいない + だろうな。まさに、快楽の宇宙に + 漂っているようだ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして一人の女を、ここまであらゆる + 角度から、同時に味わい尽くした男も + おらぬであろう!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ん、んっっ! あんっっ! はうんっ! + よ、喜んでもらえたなら嬉しいわ、 + カイム……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、最高だ。これほどの贈り物は + 他にありえんだろう。そして……くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくかカイム。はやくも……そして、 + ペニスに何も触れることなく」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。夢精ならばともかく、眼が覚めて + いるあいだではこれも初めてだぞ!」 +\endtext + +\text +ペニスに感じる快楽。そして無数の腕で、 +ミオの豊かな胸を、滑らかな肢体を、 +撫で回し、もみしだく感触。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はんっっ! あ、あんっっ! + きひゃふ……っ! はっ、ひっっ、 + くひゃあぁあんっっ……!」 +\endtext + +\text +ミオの可憐な喘ぎ声が、男の脳にもたらす +麻薬のような快感まで。 +\endtext + +\text +人数分のこの重層的な快楽があれば、 +ペニスに一度も何も触れることなく、 +射精まで持ち込むことが可能と思われた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さすが俺だな、眼のつけどころが違う。 + 俺も協力してやろう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ! 俺もだ! うぉらぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +残るカイム達がその目論見に協力しようと、 +一斉にミオへの責めを強めてゆく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひぁんっっ! あっっ、あっあっ! + す、すごい……! カイムも、カイムも、 + カイムも、それにカイムもカイムも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……! 何しろ全員俺だからな! + そしてミオよ、やはり貴様の身体は、 + 最高だ……おおおお!」 +\endtext + +\text +夢中になってミオを貪るカイム達。 +その一人、前の穴を貪っているカイムに +カイムは意識を集中してみる―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっ、うんっっ! はんっ、くぅんっ! + ふ、深いの……子宮の入り口、ずんずん + 突かれちゃってる……はあんっっ!」 +\endtext + +\text +深く入る姿勢から、究極の名器であるミオの +膣を貫き通し、完全に奥まで突いている。 +\endtext + +\text +そのペニスの快楽、ミオのリアクション、 +征服感、水音やぬめりに至るまで、 +何もかもが素晴らしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「後ろの穴もどうだ? ふふ! + まるで前の穴のように、中がヌルヌル + になっているぞ……!?」 +\endtext + +\text +今度は後ろを犯しているカイムへと +意識を移す。 +\endtext + +\text +前の穴ほど複雑な刺激はないものの、 +締め付けはこっちが遥かに強い。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「んっ、ひっっ……! ふ、深いの……! + お尻から、んっっ! お腹の上まで、 + 突き刺さっちゃってるの! くんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体も最高だ! この肌の張り、そして + この胸! この細い身体に、ここまで + デカい胸は反則だろう! ふははは!」 +\endtext + +\text +自ら慰めている残りのカイム達。 +空いた側の手で好き勝手にミオの身体を +弄ぶ――これはこれで、気楽で悪くない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あんっっ! あ、あ、はぁんっっ! + 身体中を、指で揉まれてるみたい…… + ぞわぞわ、ぞわぞわしちゃうの……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁぁ! カイムのオチ●チン、 + オチ●チン、オチ●チン――! + はむ、れろぉ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むっ、おおおおお!」 +\endtext + +\text +ミオが手近なペニスの一本を選んで、 +その唇と舌でむしゃぶりつく。 +\endtext + +\text +――その快楽もまた、意識を向ければ +感じ取ることができる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぺろ、れろ……くちゅう! + んむ、ぺろぉ……ぷちゅるぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おっっ! お、おぉ……!」 +\endtext + +\text +そして再び、それら全ての快楽を同時に +引き受けていくカイム。 +\endtext + +\text +ペニスがむくむく膨らみ、 +何も触れぬまま、何も足さぬまま、 +ビクビクと痙攣を始める―― +\endtext + +\text("カイム") +「く……! 限界だ……も、もう、 + 耐えられん……うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、全員でイクぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう! いかいでか!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ああん! きて! いっぱいだして! + カイム、カイム、カイム、 + カイムカイム――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ、おぉぉぉぉぉ――!」 +\endtext + +\text +全てのカイムが一斉に咆哮し、 +そして世界が快楽の白で一色に染まっていた。 +\endtext + +\text +脳が灼き切れるかと思われるような、 +押し寄せ、溢れ返り、全てを沸騰させていく +圧倒的な快楽。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あっあっ、あ! + はっあぁはぁぁぁ―――ンッッ!!」 +\endtext + +\text +ミオの手の中で、さらに自らもこすって、 +女の身体と顔面をめがけての無数の射精、 +射精、射精―― +\endtext + +\text("カイム") +「くおおおおぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text +尻に、そして膣に挿入したカイムが苦痛にも +似た声をあげ、それぞれの穴に灼熱した +精を流し込む。 +\endtext + +\text +――その二重の快感も、また同時に味わう +ことができる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……ふっ、おっっ! + ふぉぉ………………うッッッ!!!」 +\endtext + +\text +そしてオリジナルのカイムは、 +ついに一度も触れぬまま射精するという、 +生まれて初めての偉業を成し遂げていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ぷはぁぁ……! はぁ、はぁぁ…… + なにこれ、本当にすごい量なの…… + うふふっっ!」 +\endtext + +\text +全身を圧倒的な量の精に白く染めて、 +しかし初めて波飛沫を浴びた少女のように、 +嬉しそうに微笑んでみせるミオ。 +\endtext + +\text +その精液が、誰でもない全て自分の放った +ものだというのがたまらない―― +カイムの全員が、満足に深い息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、素晴らしかった……本当に、 + 最高の体験だったぞ」 +\endtext + +\text +究極ともいえる射精を体験して、 +今夜はこれで充分、と思ったオリジナルの +カイムだったが―― +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっとまて、確かに満足はしたが…… + 俺はまだ自分の手でしかヤっていないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだぞ」 +\endtext + +\text +ここまでのプレイであぶれていた +カイム達から、そこで抗議の声があがる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……と、俺がいっているようだが。 + ミオよ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はぁ、ふぅ……え? + わ、私ももう結構満足したんだけど」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「でも……確かにちょっとかわいそうね。 + せっかくきてくれたんだし?」 +\endtext + +\text +ミオの反応に、「おお!」と悦びの声が +カイム達から上がる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「じゃあ、例のやつ、いくわよ……!」 +\endtext + +\text +一瞬、宇宙が見えた気がした。 +\endtext + +\text +エネルギーが身体に集まり、流れ込んでくる。 +――その充足感もまた、人数分まとめて +やってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! これは……きく!」 +\endtext + +\text +身体がぶるぶると震えるような充足感。 +まさに満タンという感じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「――どいてくれ、俺がやる」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あんっっ!?」 +\endtext + +\text +前の穴に出し終えたカイムと交代し、 +みずからその部分にペニスをあてがって +いくオリジナルのカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「――うむ、やはりこうして直接ヤッて + やらんことには、ここへきた甲斐が + ないというものだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、同感だ」 +\endtext + +\text +尻穴にもまた別の新たなカイムがとりつき、 +突入の準備を整えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「我らも頼むぞ……?」 +\endtext + +\text +前回は自ら慰めていたカイム達が、 +己のたくましいモノをミオの可憐な手に +握らせていく。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あん……もう、底なしなんだから」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「でもいいわ。相手をしてあげる。 + さあ、いらっしゃい――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、やるぞ?  + そぉらぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +あの素晴らしい射精を経験しても、 +やはり直接挿入するという体験は格別だった。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「くっっ、はっっ、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text +ズンッ……とミオの中を深く掘り返し、 +その可愛い反応に我知らず凶暴な笑みを +浮かべる。 +\endtext + +\text +力を注がれただけではない。 +ミオの身体に取り付いたカイムの顔ぶれも、 +全員が新しいカイムに入れ替わっている。 +\endtext + +\text +その新鮮な興奮が、新たなヤル気となって +カイムの中にも流れ込んできている。 +\endtext + +\text +と、そこでオリジナルのカイムの頭に +ひらめいたことがあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふと思ったのだが。感覚を共有して + いるのなら、それを我ら同士のコミュニ + ケーションにも使えるのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ? 確かに、同じ俺同士だしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん……いけるな。俺から俺へ、 + 指令を送ることができるようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば司令塔の役は、最初の俺が + 受け持つべきであろうな」 +\endtext + +\text +目配せと共に、軽く打ち合わせを交わす +カイム達。 +\endtext + +\text("カイム") +「引き受けた。では全員、俺の指示通りに + 動いてもらうぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。結果としての快楽は共有できるの + だからな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちょ、ちょっとカイム! カイムも! + 何を……あ、あっっ! え、えっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 全員のコンビネーションだ。 + 味わうがいい、ミオよ!」 +\endtext + +\text +今やカイムは、この場にいる全てのカイムの +賛同のもと、全員の感覚と動きとを掌握して +いる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それを利用すれば、こんなことも + できる……!」 +\endtext + +\text +いいながら腰を突き出すカイム。 +\endtext + +\text +カイムが膣を突き、わずかに遅れて +カイムが尻穴を突き、さらに時間差で次の +カイムが―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あっあっあっあっあっっ!? + そ、そんな、休みなしなんて…… + ひ……あ、あ、あ、あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text +途切れのない五月雨のようなカイムの責め。 +\endtext + +\text +ミオの肢体を撫で回し、胸を揉みしだく +動作まで、全てがコンビネーションに +組み込まれている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「は、わ、わ、わわわっっ! + ちょ、ちょっと、こんなの、 + いくらなんでも……はっ、あ、あ、あ!!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「こ、こういうのを考えるのだけは、  + う、うまいんだからっ! ひ……! + は、あ、あぁぁっっ!」 +\endtext + +\text +再び完全に優位に立ったカイム達により +揉みくちゃにされ、快楽に翻弄されるミオ。 +\endtext + +\text +カイムの側もまた、女をあらゆる角度から +自在に弄び、その全ての快楽を一手に +感じ取る愉悦がたまらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! 素晴らしいな。 + これぞ究極の分身セックスというものだ」 +\endtext + +\text +単に人数が増えただけというのではない。 +全員の動きをコントロールでき、無数の手の、 +ペニスの感覚を感じ取ることができる。 +\endtext + +\text +手とペニスの無数に存在する、 +ある種の神か化け物に変化したような +ものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、完璧だ。……むしろ、すべての + セックスがこうであるべきなのかも知れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「今や、我らは快楽の量すらコントロール + 可能であるしな」 +\endtext + +\text +――全員が一度に責めることで快楽の合計が +限界を振り切ってしまう危険もない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひゃっ、うっっ! かっっ、かひっっ! + ひゃひ……あ、あ、あ、あんっっ! + れ、れろ……あ、ひゅうんっっ!!」 +\endtext + +\text +神のごとき全能感に酔い痴れるカイム。 +一方のミオは、しかし言葉を挟む +余裕すらない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「い、いいけど! 気持ちはいいけど…… + でも! えいっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ? 今度は何を……?!」 +\endtext + +\text +またしてもミオが、この部屋のある世界に +何か新しいルールを追加したのを +感じ取るカイム達。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「有利不利の問題じゃないの。でも…… + 興味があるの。あなた達が到達した、 + その快楽に」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「私にも、それを味あわせて――!」 +\endtext + +\text +ミオの微笑とともに、今度はミオとも +感覚が一体化されていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお? これは……」 +\endtext + +\text +無数のカイムの雄の快楽に、 +ミオの、女の快楽が今は重なっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな、こうくるか。 + ――どれだけ効くか、考えるだけで + 空恐ろしいほどだが」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「名案でしょ? 早速試してみましょ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「了解だ。ゆくぞ――!」 +\endtext + +\text +全員が一体となっての責めを再開する +カイム達。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おお! これは……効くっっ! + ひっっ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ちょっと、男がその喘ぎ声は気持ち悪い + わよ? で、でもこれ……はああっっ!」 +\endtext + +\text +人数分のペニスへの快感。それに、 +コンビネーションでミオへと送り込まれる +強烈な女の快楽が重なる。 +\endtext + +\text +腰で突き、手で揉み、舌で舐めしゃぶる。 +それが全て、リニアにブーメランとなって +カイムへと跳ね返ってくる。 +\endtext + +\text +――その快楽を、ミオもまた感じる +ことができる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「す、すごい! すごいわこれ! + 何か、完成したって気がする――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう! これだな、我らのセックス + は――! ふっおおおおう!」 +\endtext + +\text +分身セックス。その快感の、女との共有。 +まさに一部の無駄も隙も存在しない。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「もっとよ、もっと高みまでイクの! + 気持ちよくなるの! なりなさい―― + ぺろぉぉぉ! れろぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +手近なペニスを掴み取り、舐めまくるミオ。 +その快楽をカイムの全員が感じ、 +ミオ自らもまたそれを感じ取る。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あんっっ! す、すごい感じ……! + このあいだのも良かったけど、比べ物に + ならないわ。んっ、れろおお! ぺろお!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほっ、おおお……! 最高だッ! + これ以上など、あるまい……くッッ!」 +\endtext + +\text +今ですら、並みの絶頂を上回る快感に +常時さらされている。 +\endtext + +\text +脳の灼き切れそうなその快楽と興奮の中、 +それでも腰を早め、ミオを責め立てていく +カイム達。 +\endtext + +\text("カイム") +「――この上絶頂となれば、どうなって + しまうか、正直わからんが……!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「味わうしかないわよね、ここまできたら。 + 私と、カイムだもの――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ! そこまで到達して + みるしかあるまい! ふぉおぉぉ!」 +\endtext + +\text +恐怖が混じり、脂汗の滲むような +危うい期待の中、それでも互いに回転を +早めていくミオとカイム達。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! ふんッッ! + ふんぬぅぅ……ッ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「れろ、れろ、ねちょおお! + じゅるう! べちょおおお……!」 +\endtext + +\text +そして、次第に一体となった全員の中で、 +巨大な射精感と、絶頂感の塊が育まれ、 +そして膨張していく。 +\endtext + +\text +まるで宙を圧して存在する、 +巨大な光の玉のような―― +\endtext + +\text("カイム") +「ゆくぞ……! 弾けさせるぞ、こいつを!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「いいわ。きて……! + この世界が破れるほどの快感を――」 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅおおおお――!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あ、あっあ―――!!」 +\endtext + +\text +ここが現実であれば、間違いなく脳が +灼き切れていたであろう快感。 +\endtext + +\text +――それに耐えられることが、 +この部屋が必ずしも別の場所にあるだけの +現実の空間ではないのだと教える。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか、そういうことか」 +\endtext + +\text +まだ意識が灼熱しているかのような、 +熱く長い余韻の中――この場所について、 +カイムはなにごとかを把握していた。 +\endtext + +\text +それは、言葉で説明できるような +具体的な感覚ではないものの―― +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふはぁぁぁ……っ……! + え、えっっ!?」 +\endtext + +\text +ミオの疑問顔を尻目に、精神を集中する +カイム達。 +\endtext + +\text +一人ではなく全員の力で、この部屋を―― +世界を支配している法則に意識を向ける。 +\endtext + +\text +ミオの力を借りずとも、あの虚空の扉を +開くような感覚があって、そこから +エネルギーが流れこんでくる。 +\endtext + +\text +射精を終えたカイムたちのペニスに、 +再び力が、精力が通っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「――出来たか。やはりな! + ならばもう一度イクぞ、俺達よ!」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そ、そんな!? まさか……! + あ、あひっっ! ひゃふっ…… + は、あ、はぅあ……!」 +\endtext + +\text +驚きの中、力を取り戻したカイム達に +さらに激しく弄ばれるミオ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「あ、あっっ、あううっっ! + は、はひ、ひゃひ……は、はっっ、 + はぅう……んっ!」 +\endtext + +\text +全員が一体と化した今のカイムの力を +もってすれば、ミオを再度イカせること +などたやすいことだった。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はっ、あぁ……あぁあぁぁぁんッッ!!」 +\endtext + +\text +そのミオの絶頂をも踏み台として、 +さらなる絶頂へと駆け上がっていく +カイム達。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひ、いいいいっっ!? + はっ、あああ! んっあああん……ッ! + あ゛ぁッッ! あ゛っあ゛……ッッ!!」 +\endtext + +\text +絶頂の快楽をそのまま維持するミオを +責めまくり、ついに全員が、同時に +究極の快感へと手をかけていく。 +\endtext + +\text +さらなる射精、射精、そして射精。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ひっっ、くっっ、わぁあぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +とまらない絶頂の中、その快感を味わい +尽くして――ミオも、そしてカイム達も、 +快楽の彼岸へと辿りついていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふぁ……はぁぁ……くっ、はぁぁ…… + ダメ、精液……溢れてきちゃう……っ!」 +\endtext + +\text +余韻の中、全身に浴びた熱い精の心地よさに +浸り、二つの穴から勢い良く精を吐き出し +続けるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、まるで射精しているようだな。 + ふぉ……おぅぅ……」 +\endtext + +\text +カイムもまたそのミオを見下ろしつつ、 +長い、深い余韻に浸るのだった。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……………………」 +\endtext + +\text +そのまましばし。 +\endtext + +\text +満ち足りた穏やかともいえる表情で、 +そして心で、長い余韻にひたるミオと +カイム達。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……素晴らしかったわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……まさか、セックスでここまでの + 充足を味わえるとは思っていなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。まさに……満足だ。 + 満ち足りていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、まったくだ。俺達よ」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ……! 私もよ、カイム? + まさかこの世界で、こんな幸せが味わえる + とは思っていなかった」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……なんだか、元いた世界に戻る気が + しなくなっちゃったくらい」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでも構わんではないか、別に。 + というか……俺は一向に構わんぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだぞ?」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「そうもいかないわ。……私には寿命がない。 + 時間という概念すらも希薄なの」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「自慢じゃなくて、本来なら人と交わる + ことなんて考えられないほど高位の世界に + 身を置いている存在だから」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ただあなただけが、次元の違いを乗り越え + てくることができる。――どうしてそんな + ことが可能なのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい! インフェルミオ!」 +\endtext + +\text +世界が揺らぎ、希薄になっていくのを +感じるカイム。 +\endtext + +\text +――元いた時間に戻ったのか、 +いつしか他のカイム達の姿も消えている。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「さようならカイム。この世界でただ一人、 + 私の予想を超えてきた人」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「退屈なはずのこの世界での時間に、 + 驚きと、ときめきを与えてくれた――」 +\endtext + +\text("カイム") +「インフェルミオ――!」 +\endtext + +\text +かりそめの空間はそこで失われ、 +そしてカイムは現実へと戻っていく。 +\endtext + +\text +現実に戻ってくると、そこでカイムは +拍手で迎えられていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たち……」 +\endtext + +\text("エル") +「みてましたよカイムさま! + すごかったです……今日のは今までで + いちばん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! だろうな……と、おっと!?」 +\endtext + +\text +地面についた脚がふらつく。 +……さすがにあの異世界でのプレイは +身体に相当の負担となっていたのだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「大丈夫ですか、カイム様?」 +\endtext + +\text +リズベルが、その小さな身体でカイムの +ことを支えてくれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。 + 世話をかけるな、いつも」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かけすぎです。……もう、本当にいつもの + ことですから、慣れてますけど」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「手伝うわ。リズちゃんだけじゃ、 + このでかいのを支えるのは大変でしょ」 +\endtext + +\text +そういって、ベアトリスもまたカイムに +肩を貸してくれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、すまんな。……恵まれているな、 + 俺は」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今さら気づいてるんじゃないわよ。 + これだけみんなに心配かけておいて、ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……すまん」 +\endtext + +\text +そういって、二人に肩を支えられながら、 +ふと背後を振り返るカイム。 +\endtext + +\text +そこに開いていたはずの覗き窓は既に失われ、 +カイムの出てきた通路もまた閉じてしまって +いる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「インフェルミオさん……悪い人では + なさそうですよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ま、それに……そもそも私たちの力じゃ + どうにもできないわよ、あれは」 +\endtext + +\text +ベアトリスでさえも匙を投げるほどの、 +デタラメな魔力の持ち主……その力は、 +ここにいる全員がその目で見ていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですね。それでは……彼女とは、この + 迷宮内で共存をはかっていくことを + 考えた方が良いかと思うのですが」 +\endtext + +\text +そのリズベルの言葉に、深く頷く一同。 +\endtext + +\text("エル") +「それにしても、すごかったですよ! + 今日のはほんとに!」 +\endtext + +\text +場を明るくするようにエルがいう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、本当に……途中から嫉妬も忘れて、 + 見入ってしまっていましたわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あれだけのことをやられちゃうとね。 + こっちも負けてられないねって、 + みんなで話し合ってたのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……一人じゃ勝てないから、みんなで + 魅力と魔力を合わせようって」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そういうこと。カイムがたくさんじゃ + なくって、女がたっくさんのハーレム + プレイ。愉しそうでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。そうだな……今はとりあえず、 + 夜は大人しく寝て身体を休めたいところ + だが」 +\endtext + +\text("エル") +「だめですよカイムさま! そんな情けない + こといってちゃ! みんな……今のを + みてて、熱くなっちゃってるんですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、本当にカイム様に腎虚で倒れられ + たりしたら困りますから、皆さん程ほどに + お願いしますけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなこといってリズちゃんも。見てた + わよ? ……さっきの見ながら、 + 足をもじもじ擦り合わせたりしてたくせに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、えっっ? そ、それは……」 +\endtext + +\text +思わず顔を赤くしてしまうリズベル。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ではカイムよ、私もその夕べには + 参加させてもらうとしようかの?」 +\endtext + +\text +こういう試みには滅多に加わることのない +マーガレッタも、面白そうにいう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「一人だけを贔屓すれば人はまとまらぬぞ? + これもまた、人の上に立つ者の義務と + 心得るがよい」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……! お、おう! + 任せておけ、こうなれば、相手が何人で + あろうとも引き受けてやろうではないか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その意気よ、カイム!」 +\endtext + +\text +ばーんとカイムの背中を叩くベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「いててっ! だから優しく扱えと + いうのに……今は身体中が……いてて」 +\endtext + +\text +どうやら歩かせるのは無理と判断され、 +用意された担架に乗せられるカイム。 +\endtext + +\text("アグリ") +「やれやれ、大変だな。ハーレムの主って + のも。……そりゃ男の夢には違いないん + だろうがな」 +\endtext + +\text +運ばれていくカイムを見送りつつ、 +殿軍のアグリがいう。 +\endtext + +\text("アグリ") +「実現したら実現したで、メンテナンスだけ + で人生の力も時間も使い果たしちまい + そうだ……並みの男じゃ、な」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それをこなしておられるから、 + カイム様は魔王なのでしょう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「というか、そもそもいらぬ心配であろう? + ハーレムどころか、お主は酒場の女にすら + 声も掛けられないではないか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい、マーガレッタ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はははは! せめてよく働くことじゃ。 + そうすれば女のひとりくらいは、 + その腕で養うこともかなおう」 +\endtext + +\text("エル") +「にしても凄かったですねグラスさん + 今回も。……次はどうなっちゃうのか、 + 本気で期待しちゃいます」 +\endtext + +\text +エルの言葉に、グラスもうなずいている。 +\endtext + +\text +最近この二人の仲がいい。――見た目は +同程度でも、実際にはブライトリーフである +エルの方は年が離れているのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +(次回、か……しかしあるのか、それが?) +\endtext + +\text +部下には話さず、遠ざかっていく結界を +みつめるカイム。 +\endtext + +\text +今日のあのセックスは一期一会、 +カイムもインフェルミオも、 +全てを出し尽くしてのものだった。 +\endtext + +\text +まさに一度きりの奇跡。同じ条件を揃えた +ところで、二度とあのような化学反応は +起こるまい。 +\endtext + +\text +――カイムの『同類』であるミオもまた、 +そのことには気がついているだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(こやつらが相手であれば、いつものような + セックスであれ、喜んでつきあっても + やるのだが――) +\endtext + +\text +愉しげにさえずっている、愛しい部下の +女たちを眺めつつ。 +\endtext + +\text +あの異次元の部屋に、遠く想いを +馳せるカイムだった。 +\endtext + +\text +――深夜。迷宮の魔王の寝室。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「……起きて。ねえ、起きてってば、 + カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん……ミオか。そうか、今夜もか。 + ふぁ……」 +\endtext + +\text +眠い眼をこすりつつ、ベッドからもぞもぞと +這い出してくるカイム。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「私が呼びにきたのにその顔はないでしょう? + ほら、はやく支度して。もうみんな + 待ってるんだから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、待て……っと、上着はどこに + 置いたかな」 +\endtext + +\text +魔王らしい装いをなんとか整えるカイム。 +――どうせすぐに脱ぐことになるのだが。 +\endtext + +\text +これで、いったい何度目になるのか。 +あの日の輪姦に加勢する為に、カイムは +こうして夜ごとに呼び出されているのだった。 +\endtext + +\text +一度きりの奇跡と思われた、あの夜の +セックスだったが――ミオにとっては、 +確かにそうなったのだろうが。 +\endtext + +\text("カイム") +(分身セックスの後始末というのが、 + こうまで大変だとは思っていなかったな。 + ……ふぁぁ!) +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「なにあくびしているのよ? + 私としたいの、したくないの?」 +\endtext + +\text +すねて怒っているミオも、また実に可愛い。 +――このミオは、あの日のセックスに +参加する前の新鮮なミオなのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんしたいとも。……いい加減、 + 俺のほうもこれが愉しみになって + きていてな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「――そうこなくっちゃ! + はやく、はやく!」 +\endtext + +\text +空間にあいた通路に先に入って、 +顔を出して手招きをしているミオ。 +\endtext + +\text +あの穴の向こうに待っているのは、 +二度と経験できないと思われた、 +この世で最高のセックスなのだ。 +\endtext + +\text +下半身が、ゾクゾクと疼くのを感じつつ―― +\endtext + +\text +あと何度それを味わえるのか。 +――あの夜の自分は、合わせて何人いたかな、 +と考えるカイムだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_06.txt new file mode 100644 index 0000000..f089cba --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/インフェルミオ_06.txt @@ -0,0 +1,141 @@ +\setgamedatatitle("インフェルミオ_06") + +\text +――どことも知れぬ時間、 +空間にあるミオの部屋。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……素晴らしかったな、 + 例によって」 +\endtext + +\text +カイムはグラスに残った酒を一息に +飲み干すと、心の底からの満足の息を +ついていた。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「ふふ! 気に入ってもらえたかしら、 + 今日も?」 +\endtext + +\text +同じく酒を手に、悪戯っぽく微笑んで +みせるミオ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……セックスも、料理も酒も、 + この部屋の趣向も、なにもかもに満足だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――俺がこの言葉を使うことは滅多に + ないのだ。知っていると思うが」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「似たもの同士ですものね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったくだ。不思議なくらいにな」 +\endtext + +\text +この世界と己の生は、愉しむために +あるものと知る享楽主義者。 +\endtext + +\text +その点において、世界を制覇しつつある +魔王たるカイムに匹敵するのはこの女だけだ。 +\endtext + +\text +カイムは権力、インフェルミオは魔力と、 +その実現手段は異なっているものの―― +\endtext + +\text("カイム") +「さて、何もかもが名残り惜しいが。 + いつまでもこうしているわけには + いかんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけでだ、ミオ。例のもうひとつの + 褒美についてだが――」 +\endtext + +\text +ここでのひと時は愉しく、カイムは +充分満足している。 +\endtext + +\text +しかし外には護衛の兵も待たせており、 +ここへくる為の『条件』を満たすために、 +将と軍を動かしてもいる。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「わかってるわ。ほら――!」 +\endtext + +\text +何もない中空から、小さな宝箱を取り出して +みせるミオ。 +\endtext + +\text +カイムはそれを見知っている。 +迷宮で見つかる、最も高貴な宝の収められて +いる宝箱だ。 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「はいこれ。手ぶらで帰らせるわけには + いかないものね」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。すまんな」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「気にしないの。私を愉しませてくれた + お礼だもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。次も愉しい土産話をたっぷり + もってくるとしよう」 +\endtext + +\text("インフェルミオ") +「期待しているわ、カイム♪ + がんばってね?」 +\endtext + +\text +ミオの微笑み。お馴染みの世界が揺らぐ +感覚があり、そしてカイムは現実へと +戻っていく―― +\endtext + +\dlg("     回復の薬Ⅲを入手しました。    ") + +\dlg("     回復の薬Ⅳを入手しました。    ") + +\dlg("    妖精の秘薬Ⅲを入手しました。    ") + +\dlg("    妖精の秘薬Ⅳを入手しました。    ") + +\dlg("     高揚の薬を入手しました。     ") + +\dlg("     加速の薬を入手しました。     ") + +\dlg("     心眼の薬を入手しました。     ") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_01.txt new file mode 100644 index 0000000..7881133 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_01.txt @@ -0,0 +1,843 @@ +\setgamedatatitle("エル_01") + +\text("エル") +「ふん、ふん、ふふ~~~ん♪」 +\endtext + +\text +今日も軽い足取りで、地下迷宮の廊下を +歩いているエル。 +\endtext + +\text +暗くてジメジメしていて、松明の灯りが +不気味にゆらめく暗鬱な空間だが―― +\endtext + +\text +もう慣れてしまった。 +\endtext + +\text +住めば都。もともと楽天的な性格で、 +落ち込んだり沈んだりといった暗い気分は +長続きしないタイプなのだ。 +\endtext + +\text +ルクト=ルザリオの王宮にいた頃、 +女王ティーリアに言われたことがある。 +\endtext + +\text +『エルの歩き方は、いつでもスキップして + いるみたいね』と。 +\endtext + +\text +『目障りですか?』と尋ねたら、 +ティーリアは笑って首を横に振って答えた。 +\endtext + +\text +『逆よ、エルの姿をみていると、こっちまで +気分が明るくなってくるみたい』と。 +\endtext + +\text +ずっとそのままでいてね、といわれて、 +頭を撫でられた。 +\endtext + +\text +子ども扱いされているような気も、 +しないではなかったのだが―― +\endtext + +\text +すぐに思い直した。 +自分が子供っぽいのは事実なのだし、 +無理をしたって仕方ない。 +\endtext + +\text +女王さまが、そんな自分を気に入って +くれているなら、なおさらだ。 +\endtext + +\text("エル") +(それにわたし、今のこの身体が、 + けっこう気に入ってるんだよね) +\endtext + +\text +年齢の割に幼く見えるのは、 +ブライトリーフなのだから仕方ない。 +\endtext + +\text +お腹や手足は男の子のように堅く引き締まっ +ており、胸やお尻もふくらんできてはいる +ものの、歩いて揺れるほどではない。 +\endtext + +\text +敬愛する女王ティーリアのような、 +豊満でたおやかな肉体に憧れは +あるものの―― +\endtext + +\text +森で活発に動きまわるのが好きなエルには、 +ちょっと重そうで、動きづらそうにも +思えてしまう。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、でも身長は、もうちょっと欲しい + ような気もするけど……) +\endtext + +\text +本来、種族としてのブライトリーフには +長身の者が多いのだが。 +\endtext + +\text +エルの家は、なぜか両親も兄弟も親戚も、 +揃って背が低いのだった。 +\endtext + +\text +中でもエルの身長が一番低い。 +\endtext + +\text +先日、久しぶりに家に帰ってみたら、 +一番下の弟にも追い抜かれてしまっていた。 +\endtext + +\text +せめて子供扱いされて、気軽に頭を +撫でられてしまわない程度には、 +背丈が欲しいのだが―― +\endtext + +\text("エル") +(――でも、そうしたら今度は、 + 森で枝に頭をぶつけるかも + しれないもんね) +\endtext + +\text +うん、と一人でうなずくエル。 +\endtext + +\text +つまり、これでいいのだ。 +\endtext + +\text +ふんふ~ん、という鼻歌を再開するエル。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「よお、ちびっこ。今日もご機嫌だな」 +\endtext + +\text("エル") +「スパッキオさん! ちびっこじゃなくて、 + ちゃんとエルって名前があるんですから!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「はは……わかってるよ。 + 声がでかいって。耳にキンキンくるぜ」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、ノロさんも、こんにちは!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………………」 +\endtext + +\text +無言のままゆっくりとうなずくノロ。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「お久しぶりです、フラフニス隊長」 +\endtext + +\text +二体の魔物の後ろには、背に弓をかついだ +数名のブライトリーフの兵士が +付き従っていた。 +\endtext + +\text("エル") +「わっ、みんな! ここにいたんだ。 + 元気にやってた? ここの人たちには、 + よくしてもらってる?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「ええ、そりゃあもう。 + 今もこれから、先輩方のおごりで + 街に繰り出すところなんです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おいおい、俺はおごりだなんていった + 覚えはねえぞ? ……まあいいけどよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「と、こいつらは元はお前の部下だった + のか。よく仕込まれてるぜ、 + なかなかのもんだ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「厳しい隊長だったんですよ、 + こうみえても」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へえ……まあ確かに、お前らの鍛えられ方 + をみる限りでは、そうだったんだろうな」 +\endtext + +\text +少し見直したような表情になって、 +もう一度エルのことを見るスパッキオ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……ちびっこなのは、相変らずだけどな」 +\endtext + +\text("エル") +「もう! それは余分!」 +\endtext + +\text("エル") +「それよりこれから街で親睦会? + それなら、わたしもついてっていい?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「え……?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あ、いや、そいつは……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………………」 +\endtext + +\text +なんとなく後ろめたそうな顔をして、 +お互いに目配せをする男たち。 +\endtext + +\text("エル") +「えっ、なんなの? + お酒飲みにいくんじゃないの?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いや……まあ、色々あらあな。 + ほら、酒場っていっても」 +\endtext + +\text("エル") +「え? ……あ、そっか。 + そういうお店にいくんだ」 +\endtext + +\text +性に関する経験はゼロのエルだが、 +知識だけは一丁前にある。 +\endtext + +\text +長く宮廷にいたおかげで、特に聞き耳を +立てていなくても、性愛絡みの話は +自然と耳に入ってきたのだ。 +\endtext + +\text("エル") +「まったく。もう……! + いいよ、楽しんでおいでよ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「すいません、隊長……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「別に謝ることはねえだろ…… + じゃあな、ちびっこ」 +\endtext + +\text("エル") +「エルだよ! ちゃんと名前呼んでよ、 + もう……!」 +\endtext + +\text("エル") +「まったく……もう……」 +\endtext + +\text +軽く怒ってみせつつも、実は内心で多少の +ショックはある。 +\endtext + +\text +先日まで、隊長と部下として親しく +付き合っていた仲間たち。 +\endtext + +\text +――それがやっぱり『男』で、 +性欲を持っていて、そういう方面のお店へも +行くのだということ。 +\endtext + +\text +ふと、そこでエルは気がついた。 +\endtext + +\text +今、自分が立っている場所。 +迷宮の通路が、左右へと分かれる位置。 +\endtext + +\text +――右へ行くと、魔王カイムの居る +玉座の間がある。 +\endtext + +\text("エル") +「も、もう……! あいつらが、 + 変なこというから……お、 + 思い出しちゃったじゃない」 +\endtext + +\text +部下たちもうまくやっており、 +女王ティーリアも、肩の重荷が取れて +逆にホッとしているように見える。 +\endtext + +\text +そんな中で……今のエルにとって、 +一番の悩み。気になること。 +\endtext + +\text +あの日、エルはティーリアの為に、 +魔王カイムと取引をした。 +\endtext + +\text +宰相ルドールに囚われた、女王ティーリア。 +そのティーリアを助け出してくれるなら―― +\endtext + +\text +わたしの処女をあげます、と。 +\endtext + +\text +想い出して、思わず顔を赤くするエル。 +\endtext + +\text +あの時は、夢中だったのだ。 +\endtext + +\text +一度こうと決めたら、頑としてどこまでも +突き進んでしまう――そういう部分が、 +昔から自分にはある。 +\endtext + +\text +だからあの時は、本当にその覚悟を +していたし―― +\endtext + +\text +カイムの側でも、エルのそんな懸命さと +けなげさに、興味を抱いてくれた様子だった。 +\endtext + +\text +が、無事にティーリアが助け出されて、 +興奮が冷めてしまうと…… +怖くなってしまった。 +\endtext + +\text +性行為どころか、恋愛すらまだ自分には +早いと思っていたエルである。 +\endtext + +\text +実際、まだ自分の身体は子供だ。 +\endtext + +\text +カイムのたくましい体格と、 +ティーリアのことを犯した、巨大な―― +それのことを考えると。 +\endtext + +\text +それを使って、自分がされることを考えると。 +怖くて、脚が震えてしまう。 +\endtext + +\text +最初の頃は、だからなるべくカイムの前に +出るのを避け、カイムと二人きりになること +が無いように逃げ回っていた。 +\endtext + +\text +いつまでもそれで通用する筈がない、 +と思ってはいたのだが。 +\endtext + +\text +意外にも、カイムは、あんな取引のあった +ことは忘れてしまったかのようで―― +\endtext + +\text +今日まで、夜に呼び出されることもなければ、 +それを催促されることもなかった。 +\endtext + +\text +それでもエルの側では、毎晩、今夜こそは +ベッドに呼ばれるのかも知れない――と +びくびくしていたし。 +\endtext + +\text +そこで自分がされることを想像して、 +頬を赤くして――もんもんとして、 +夜を過ごしていた。 +\endtext + +\text("エル") +「……………………」 +\endtext + +\text("エル") +「こんなことが毎晩続いてたら、 + わたし、おかしくなっちゃうよ」 +\endtext + +\text +カイムは、女王ティーリアを既に +自分のものにしている。 +\endtext + +\text +子供っぽい自分なんかより、 +ティーリアの方が女としてはるかに魅力が +あることくらい、エルにもわかっている。 +\endtext + +\text("エル") +「わたしには……もう興味が + なくなっちゃったのかな?」 +\endtext + +\text +……それならそれで、自分の純潔は守られる +のだから、かまわないのだけれど。 +\endtext + +\text +やるならやる、やらないならやらないで、 +そろそろはっきりして欲しい、とも思う。 +\endtext + +\text("エル") +「よし……直接きいてみる!」 +\endtext + +\text +むん、と小さな身体に力を込めると、 +エルはカイムの居る、玉座の間へと +足を進めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、誰かと思ったらエルか。 + どうだ、少しは背が大きくなったか?」 +\endtext + +\text("エル") +「もう! カイム様までそれですか! + ……ブライトリーフなんですから、 + そうすぐには育たないですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! ……冗談だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや実際、そう悲観することもないぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「出回っているエロい幻像石のジャンルを + 見る限り、この世にはお前のような + 女を好む男がかなりの率で存在する」 +\endtext + +\text("エル") +「え? 私みたいっていうと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「子供だ、子供。そのない胸、薄い尻、 + 色気のない体つき! 見る者が見れば、 + お前は宝石のように魅力的だ」 +\endtext + +\text("エル") +「な、なんだか……褒められているような、 + 馬鹿にされているような」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう己を悲観するなということだ。 + ふははは!」 +\endtext + +\text("エル") +「あは、は……」 +\endtext + +\text +相変らず、この魔王さまのことは +よくわからない。 +\endtext + +\text +駄目な人なのか、それとも常識を外れた +とんでもない大物なのか―― +\endtext + +\text +立場の違う偉い人とも、平気で会話ができて +しまうのは、いわばエルの特技だ。 +\endtext + +\text +この性格のおかげで、田舎育ちのエルは +ティーリアの良き話し相手となり―― +\endtext + +\text +その信頼を得て、親衛隊長の地位に +つくこともできた。 +\endtext + +\text +そのエルから見ても、カイムの気さくさと +己の飾らなさは、ちょっと度を外れている。 +\endtext + +\text +エロ話全開。欲望を隠す気はカケラもない。 +\endtext + +\text +……部下の誰とでもこの調子で +付き合っているのに、その誰もがカイムの +ことを、ボスとして一目置いている。 +\endtext + +\text +だからこそ、この迷宮は見た目よりも、 +こうしてずっと居心地がよくて―― +\endtext + +\text +その気分を作り出しているカイムは、 +たしかに魔王軍の王なのだった。 +\endtext + +\text +……たぶん。 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっと……その、私みたいな女の子が、 + 一部のマニアックな層に人気があるって + いうのはわかりましたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ、その……カイム様は、 + どうなんでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺か? ふむ……難しい質問だな」 +\endtext + +\text +むん……と渋い表情で、 +考え込んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いわせてもらうなら、俺は既に、 + 年齢の上下などという単純な分類は + 卒業している」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はぁ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「シチュエーションだな。 + わかるか? つまり男と女の + その時置かれている立場、関係性だ」 +\endtext + +\text("エル") +「え、え……えっ???」 +\endtext + +\text("カイム") +「具体的には、そうだな…… + と、誰かきたようだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「よお! カイムの旦那! + 旦那の興味のありそうなモノをみつけた + から、持ってきたんだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリか。 + ん? それは――」 +\endtext + +\text +カイムが玉座からぐっと身を乗り出す。 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺の部下がケチな密輸業者の荷を + 押さえてな。食料や軍需物資は、 + リズベルの姉御が持っていったが――」 +\endtext + +\text +アグリというディアボリカの士官が +持ってきたのは、一握りの幻像石だった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「わざわざ密輸するくらいだ。 + 俺は興味ないが、きっと価値モノに違い + ないと踏んだんだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれどれ……『くりいむエリクサー』? + 『ブライトリーフこのか110歳』?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「価値モノか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! この俺様の好みとは、 + 少々異なっているのが惜しいが」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれもこれも、単純に持っているだけで + 手が後ろに回る逸品ばかりだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「はは! そいつはよかったぜ。 + この先も同じようなのを見つけたら + 持って来るように部下にいっとくからよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、頼むぞ! ……ふふ、 + まさか、いまどきこれが手に入る + とはな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「じゃあな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……! どれから見るべきか? + これか? それとも、こっちからか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あの、カイム様? + それで、わたしと以前にした + 約束は――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? エルか、まだいたのか。 + 見ての通り、今日はもう忙しい。 + 話があるなら明日聞いてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……! よし、これが一番目、 + そしてこれが二番目。途中で暴発して + しまわぬよう気をつけねばな……」 +\endtext + +\text("エル") +「――また来ます」 +\endtext + +\text +うなだれつつ頭を下げて、 +エルは玉座の間を後にしたのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なるほど……話はわかりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私はてっきり、あなたは繰り返し + カイム様にヤられてしまっているものと」 +\endtext + +\text("エル") +「え、ええっ? + ま、まだですよそんなの…… + わたし、まだ子供だし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「相手が子供だろうと老婆だろうと、 + ひるむような方とは思えませんが」 +\endtext + +\text("エル") +「う……そ、そうですよね……」 +\endtext + +\text +迷宮の執務室。玉座の間を追い出されて +しまったエルは、そこにいたリズベルに +相談を持ちかけてみた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、確かに変ですね。カイム様のこと + ですから、エッチの約束だけは忘れる + はずが無いんですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「やっぱり……ティーリア様が、 + 一緒にここに来たせいかも、って……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、それはあるかも知れませんね。 + 大抵の殿方は、胸も尻も大きい肉感的な + 女性を好むものですから」 +\endtext + +\text("エル") +「……………………」 +\endtext + +\text +思わず黙り込んでしまうエル。 +\endtext + +\text +しかしそこでふと、目の前にいるリズベルの +身体に注意を向けていた。 +\endtext + +\text("エル") +(大きくない……背だって低いし、 + 胸だってお尻だって、わたしよりちょっと + 大きいくらいだし) +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしました? そんなにじろじろみて」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ! い、いえ……その」 +\endtext + +\text("エル") +「……リズベルさんは、その、 + カイムさまとの経験は?」 +\endtext + +\text +ストレートすぎるエルの質問に、 +驚いて……思わず顔を赤らめるリズベル。 +\endtext + +\text +それから――こくり、とうなずく。 +\endtext + +\text("エル") +(そうなんだ……わたしと同じくらい小さい + リズベルさんとエッチができるなら……) +\endtext + +\text("エル") +(原因は、わたしの身体が小さい + せいだけじゃないのかな……?) +\endtext + +\text("エル") +「あ、あの、その…… + あ、ありがとうございました!」 +\endtext + +\text +お辞儀をして、エルはリズベルのいる +執務室を後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_02.txt new file mode 100644 index 0000000..ea66aad --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_02.txt @@ -0,0 +1,388 @@ +\setgamedatatitle("エル_02") + +\text("エル") +「ティーリア様、いらっしゃいますか?」 +\endtext + +\text +エルは迷宮の奥、個室の並んでいる +一角にいた。 +\endtext + +\text +かつての主人の居る部屋の前に立ち、 +ドアをノックする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル? どうぞ、入って」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、はい……失礼します、 + ティーリア様」 +\endtext + +\text +ティーリアに与えられている寝室。 +\endtext + +\text +さすがに元は女王だっただけあり、 +調度の類も美しく、品のよいものだ。 +\endtext + +\text +それに、どことなく落ち着く…… +部屋の持ち主の心優しさと、 +女らしさを自然と感じさせる。 +\endtext + +\text("エル") +(う……カイムさまでなくても、 + わたしの部屋なんかより、こっちを + 訪ねたくなるのはわかる気がする) +\endtext + +\text +子供っぽく散らかった自分の部屋を +思いだして、思わずため息をつくエル。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうしたのエル? 浮かない顔で + ため息なんてついたりして」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ……なんでもないんです、 + けど……」 +\endtext + +\text +目の前のティーリアの姿に、 +思わず見とれてしまうエル。 +\endtext + +\text +昔から、きれいな人ではあったけれど―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「……? 私の顔に、 + 何かついているかしら?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ……きれいだなと…… + すごく……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら? 最近はエルも、 + お世辞をいうことを覚えたのね」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ! お世辞なんかじゃなくて。 + きれいです、本当に……」 +\endtext + +\text +ルクト=ルザリオの王宮で、長い間『女王』 +としての務めを果たしていたティーリア。 +\endtext + +\text +あの頃のティーリアには、その立場から +くる責任が重くのしかかっていた。 +\endtext + +\text +ティーリアには明らかに重すぎたその重圧を、 +少しでも軽くしてさしあげようと、エルも +奮闘していたのだが―― +\endtext + +\text +いつも、そのことでは力不足を実感していた。 +\endtext + +\text +『王』としての立場をカイムに明け渡した +ことで、ティーリアはようやくリラックス +できたのだろう。 +\endtext + +\text +表情が穏やかになり、疲れが抜けたせいか +肌や髪にも艶が増して、何歳も若返った +ようにみえる。 +\endtext + +\text +そして、もうひとつ―― +カイムに抱かれ、『女』にされたことも、 +その美しさの理由にあるのだろう。 +\endtext + +\text +愛されている、という女性としての +悦びが、もともと美しいティーリアを +内側からも輝かせている感じだ。 +\endtext + +\text("エル") +(う……そうね……ティーリア様が + いるなら、わたしのことなんか忘れて + 当然っていうのはわかる気がする……) +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうしたのエル、今日は本当に、 + さっきからため息をついてばかり」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、はい。実はですね……」 +\endtext + +\text +完敗を認めたことで、 +素直になれたのだろうか。 +\endtext + +\text +エルは、カイムと交わした +例の『契約』のこと―― +\endtext + +\text +ティーリアを助け出す代償に、 +自分の処女を差し出すと約束したこと。 +\endtext + +\text +こうして無事ティーリアが助け出された後も、 +カイムが一向にその約束を果たすよう要求 +してこないこと。 +\endtext + +\text +――その理由は、たぶんカイムが、 +ティーリアを得て満足してしまっている +からであろうことまで。 +\endtext + +\text +全部、白状してしまっていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なるほど。それでさっきから、 + 何度もため息をついていたのね」 +\endtext + +\text("エル") +「はいぃ……」 +\endtext + +\text +ふふっ、と小さく微笑んでみせる +ティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも、私はそれならそれでいいと思うわ。 + 私自身は、こうして魔王のものになった + ことに後悔はないけれど――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エルには、できればもっと普通の、 + 地味でも真面目な若者と結ばれて + 欲しいと思うの」 +\endtext + +\text("エル") +「……またお見合いですか?」 +\endtext + +\text +王宮に勤めていた当時、 +何度かティーリアから見合い話を +もちかけられたことがある。 +\endtext + +\text +『私にはまだ早いですから』といって、 +毎回逃げ回ってきたのだが―― +\endtext + +\text +ゆっくりと首を横に振るティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私には、もうそれをする力もないわ。 + 本当に……普通の若者を、紹介して + あげられればいいのだけれど」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ともかく、カイム様が約束のことを + 忘れているのなら、無理に思い出させる + ことはないと思うの」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私は、もう構わないのだけれど…… + せめてエルには、望まない初体験は + して欲しくないの」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……ティーリア様」 +\endtext + +\text +ティーリアに対し、エルは素直に +頷いてみせたのだが―― +\endtext + +\text +内心でひそかに、かすかに疑問に +思ってもいた。 +\endtext + +\text("エル") +(わたし……本当に、それを自分からは + 望んでいないのかな?) +\endtext + +\text +ティーリアに知られるわけにはいかない。 +彼女は、エルの子供っぽい明るさを +ずっと愛してくれていた。 +\endtext + +\text +あなたは変わらないでね――と、 +いつか言われたこともある。 +\endtext + +\text +それでも――エルはティーリアに、 +ひとつだけ、どうしても尋ねておきたい +ことがあった。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あの! ティーリア様……その、 + 怒らないで聞いて欲しいんですけど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なあに、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ、その……え、エッチって、 + どんな感じだったでしょうかっ! + そ、その、男の人との……」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ! す、すみませんすみません + すみませんっ! じょ、女王さまに、 + わたし失礼なことを……」 +\endtext + +\text +一瞬、あっけにとられた顔をした +ティーリアだが……。 +\endtext + +\text +ふふっ、と微笑んで、その質問を +許してくれていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「頭を上げて、エル。 + ……私はもう、女王ではないわ。 + あなたと同じ、ひとりの女」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア、さま……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうね……初めては痛いらしいけれど、 + 私はそこまで痛くなかったわ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも、容赦はしてくれなかったから、 + 苦しかったわ」 +\endtext + +\text("エル") +「うっ……ティーリア様、かわいそう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふっ。でもね、それは最初だけ」 +\endtext + +\text("エル") +「え? ……どういうことでしょうか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そのうちにね、そんなことどうでも + よくなっちゃったのよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「男の人のたくましい体を感じて、 + 求められているのが幸せで……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「精を受け止めたときには、この世の + 本当の幸せを知った気分」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そして……もっと続けて + 欲しい、と思ったわ」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どう? これで参考になったかしら?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? あっ、は、はいっ! + その……ありがとうございましたっっ!」 +\endtext + +\text +熱くなって、真っ赤になった頬の色を +見られてしまうのが恥ずかしくて―― +\endtext + +\text +エルは慌てて頭を下げて、 +ティーリアの部屋を後にしたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_03.txt new file mode 100644 index 0000000..caebc5f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_03.txt @@ -0,0 +1,644 @@ +\setgamedatatitle("エル_03") + +\text("エル") +「あっ、そこ、道があるみたいに見える + けど草の根っこですから気をつけて + ください」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おう!」 +\endtext + +\text("エル") +「次の村までもうちょっとですから、 + 頑張って」 +\endtext + +\text +森の中の急な斜面をひょいひょいと +駆け上がって、エルは後に続いている +アグリたちを振り返る。 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう……しかしきっついな。 + 俺はともかく、部下たちはもう + 限界みてーだな」 +\endtext + +\text("エル") +「休憩にしますか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だな。村の連中に、あんまりへばった + 姿はみせたくねー」 +\endtext + +\text +背後の部隊を振り返り、休憩だと叫ぶアグリ。 +助かったぁ、という声があちこちであがり、 +兵士たちが森の中にへたりこむ。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、この木……ちょっと待っていて + ください」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんだ? お、おい!」 +\endtext + +\text +大きな木の表面に這ったツタに手をかけて、 +スルスルと樹冠まで登っていくエル。 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ、あぶねーぞ! 戻って来いエル!」 +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫ですよー! 子供の頃から、 + このあたりの森は遊び場でしたから…… + ほらあった」 +\endtext + +\text +危ないですよ、と声をかけてから、 +見つけた木の実をポイポイと下へ投げ下ろす +エル。 +\endtext + +\text +人数分だけ木の実を投げ落としたところで、 +逆さになってざあっ、と木の表面を滑って +降りてきていた。 +\endtext + +\text("エル") +「よっ、と。その実、半分に割ってみて + ください。中に甘い汁が詰まってて、 + 疲れがとれますよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう、そいつはありがてぇ……と、 + さすがだな、ブライトリーフ」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? あはは……それほどでも」 +\endtext + +\text("アグリ") +「謙遜すんなよ。道案内だけじゃなくて、 + その弓で食料まで獲ってもらってるしな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「村での徴発は許されてねえ。 + お前さんがいなきゃ、 + この三倍の荷物を背負う羽目になってた」 +\endtext + +\text("アグリ") +「感謝するぜ……この任務にお前さんを + つけてくれた、リズベルの姉御にもな」 +\endtext + +\text +ここは、ルザリオの『アルダ大森林』。 +\endtext + +\text +今回、エルはこの大森林の中に点在する、 +ブライトリーフの村をパトロールして回る +アグリの隊に同行している。 +\endtext + +\text +道案内兼、隊の食料の調達役。 +それに村人との交渉役だ。 +\endtext + +\text +ブライトリーフたちの多くは、 +森の中で外界と切り離されて暮らしている。 +\endtext + +\text +ルクト=ルザリオでの出来事など知らないし、 +当然、政権がカイムの手に移ったことも +伝わっていない。 +\endtext + +\text +これまで同様、ハドスの政権も村の自治には +干渉しないこと。同時に腐敗の追放によって、 +税を軽減できることなど…… +\endtext + +\text +村々に説明して回るのが、今回のエルたちの +任務なのだった。 +\endtext + +\text +――自分も半分に割った果実にかぶりつき +ながら、エルはふと気がついた。 +\endtext + +\text("エル") +(そっか……よく考えたら、この隊で女って、 + わたし一人だけなんだよね) +\endtext + +\text +アグリの率いる荒くれ者の兵士が十数人。 +全員が男で、ここしばらくは森の中で +女抜きの生活を送っている。 +\endtext + +\text("エル") +(男の人って、しばらく女の人とそういう + コトしないと、たまってきて我慢できなく + なるって聞いたことあるけど……) +\endtext + +\text +以前には、そんなことは気にしたことも +なかった――ルザリオで衛兵隊長をしていた +頃も、部下は全員男だった。 +\endtext + +\text +それが今は気になってしまうのは、 +やっぱり、カイムとの約束のことで―― +\endtext + +\text +自分を、『女』として意識しはじめた +からだろうか。 +\endtext + +\text("エル") +(ということは……ひょっとしたら、 + 今ってチャンスなのかも知れないよね) +\endtext + +\text +さすがにエル自身も、 +自分にティーリアほどには女の魅力が +ないことを自覚している。 +\endtext + +\text("エル") +(だけど……お腹がぺこぺこになってる + 時なら、ワンコだってどんなまずいエサ + でもがっつくもん) +\endtext + +\text +木の下の影で、だれた顔をして休息をとって +いる兵士たち。 +\endtext + +\text +その何人かは、「女を抱きてーなあ」と +内心で考えているのだろう。 +\endtext + +\text("エル") +(ちょっとだけ……ためしてみようかな?) +\endtext + +\text +悪戯心がわきあがってくるエル。 +\endtext + +\text +――男の集団と生活していて、 +自分の中でも性の本能が息づいてきている +ことに、エルは気がついていない。 +\endtext + +\text("エル") +「……よいしょっと」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text +一人で休憩しているアグリをみつけると、 +その正面にエルは座りこむ。 +\endtext + +\text("エル") +「いやー、なんだか汗かいちゃった。 + 木に登ったら、上のほうがなんか + 暑くって」 +\endtext + +\text +この位置に座ったのには、一応計算がある。 +\endtext + +\text +ゆっくりとだが風が吹いていて、 +この場所は、ちょうどアグリの座っている +位置の風上に位置している。 +\endtext + +\text +耳から得た知識にすぎないが――女の汗の +匂いを嗅ぐと、男は興奮してたまらなく +なるという。 +\endtext + +\text +本当なら、あの程度の木登りで +汗をかくようなエルではないのだが―― +\endtext + +\text +これから生まれて初めて男を誘惑する +のだと思うと、自然と肌が熱っぽくなり、 +汗ばんでくるのを感じる。 +\endtext + +\text +――その汗は、自分でも女のフェロモンを +たっぷりと含んでいるのがわかる。 +\endtext + +\text +木にもたれて休んでいたアグリが、 +そこで流れてきた匂いに気づいたらしい。 +\endtext + +\text +鼻をひくひくっと動かし、 +眉をしかめて、何だか複雑な表情をする。 +\endtext + +\text("エル") +(気づいた……! よーし、 + ここは恥ずかしいけど……) +\endtext + +\text("エル") +「あー、暑い暑い。 + ちょっとここあけちゃお」 +\endtext + +\text +胸元を開いて、中にパタパタと風を入れる。 +\endtext + +\text +ふわっ、と汗の匂いが、 +さらに風の中に放たれたのがわかる。 +\endtext + +\text("エル") +(ついでに、こっちも……!) +\endtext + +\text +体育座りをするようにして、 +両方のヒザをお腹に引きつける。 +\endtext + +\text +動きやすいように上着の丈は短くて、 +下半身はスパッツだけの姿だから―― +\endtext + +\text +薄い布地ごしに、下半身の形がはっきりと +アグリには見えてしまっているはずだ。 +\endtext + +\text("エル") +(これで……どうかな?) +\endtext + +\text +期待をこめて、エルはチラチラとアグリの +様子をうかがう。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……………………」 +\endtext + +\text +退屈そうな顔をして、アグリはそんなエルの +様子を眺めていたが……。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……………ふあっ」 +\endtext + +\text +あくびを一つして、そのまま木にもたれ +かかって眼を閉じてしまった。 +\endtext + +\text("エル") +「あれ? ちょ、ちょっと、アグリさん……! + 今の、なんとも思いませんでした?」 +\endtext + +\text +面倒くさそうに、アグリが閉じていた眼を +もう一度開く。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……なんともって、なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「たとえばこう、胸がドキドキわくわく + したりとか、わたしのこと魅力的だーっ、 + って感激したりとか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……もしかしてとは思ったが。 + お前、俺のこと誘惑してたのか?」 +\endtext + +\text +こくこく、と頷いてみせるエル。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……お前、俺のこと好きなのか?」 +\endtext + +\text +ふるふる、と首を横に振ってみせるエル。 +\endtext + +\text +それはない。今のところ、将来的にも、 +たぶん全くない。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ならよかった。俺も、女には興味のねえ + タチなんだよ。……期待に応えられなくて + 悪いな」 +\endtext + +\text("エル") +「ええと。女には興味がないっていうと……」 +\endtext + +\text +頭の中で、耳から仕入れた性知識を +検索するエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ええっ! アグリさん、ということは、 + 男の人が好きな男の人なんですか!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ぶっっ! ば、馬鹿やろう! + 声がでけえよ! それに、違うっつの!」 +\endtext + +\text +エルのあげた大きな声に、 +部下たちが驚いて二人のことを見ている。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ったく……そりゃまあな、 + 俺だって男だ。性欲がないわけじゃあ + ないさ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だけど、俺がこの魔王軍で、 + かたっぱしから女に手を出したり + したら、どうなると思う?」 +\endtext + +\text("エル") +「それは……カイムさまと取り合いに + なりますよね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そういうこった。何もかも失っちまう。 + 俺はあのカイムと、この魔王軍の + ことが気に入ってんだよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あいつに従ってりゃ、強敵相手に剣を + 振るう場面にはことかかねーし……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それになんかこう、ワクワクするような + ことをやらかしそうじゃねーか?」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですね。なんだか…… + わたしもそう思います」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だろ? 逆に俺にとって、女のことは + 正直それほどでもねえ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「面倒くせえし、だからって殴るとすぐに + 泣きやがるし。正直いって苦手だ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「長いことヤってなきゃ溜まってもくるが、 + まあそんなもんは小便と同じだな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「商売女を相手にしてたまに吐き出して + おけば、俺にはそれで充分さ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ま、優先順位の問題ってとこだな。 + 納得したか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……!」 +\endtext + +\text +うなずいてみせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「と、ちょうどいい機会なんで、 + 男の人に意見を聞いておきたいっていうか、 + 相談しときたいことがあるんですけど」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おう……わかる範囲でな。 + あんまり経験とかねえからよ」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、はい。実は――」 +\endtext + +\text +先日からの悩みのことを、 +アグリに打ち明けるエル。 +\endtext + +\text +ティーリアの救出と引き換えに、 +自分の処女を差し出す約束をしたこと。 +\endtext + +\text +にかもかかわらず、カイムはその約束を +忘れてしまったようで、いまだに相手をして +もらっていないこと。 +\endtext + +\text +……カイムに、女として見てもらえている +気がしないこと。 +\endtext + +\text +その原因は、カイムがティーリアを +手に入れたことにもあるのでは +ないかということ―― +\endtext + +\text("アグリ") +「んー、そりゃまあ、なあ…… + あの女王様は、俺から見たって + 色っぽいからなあ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「まあ、勝ち目はねえやな。 + 公平にみたら、どうみたって」 +\endtext + +\text("エル") +「ぷうう……わかってるんですけど、 + 自分でもそのことは……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「んー、そうだな。 + ……と、ひとつあるな、ヒントに + なりそうなのが」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? なんですかっ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、あれだ……あいつ、エロい + 幻像石のコレクションをしてるだろ」 +\endtext + +\text("エル") +「ああ、このあいだの……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「どんなのを集めてるか見てみれば、 + カイムの趣味がわかるんじゃねーかな。 + 服装とか、シチュエーションとか」 +\endtext + +\text("エル") +「シチュエーション……そういえば + いってました。確か大事なのは + シチュエーションなんだって」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それだ。ばっちりのシチュエーション + を演出してやれば、カイムの興味を + 引くことができるんじゃねーかな?」 +\endtext + +\text("エル") +「なるほど……そうですね! + やってみます! ありがとうございます、 + アグリさん!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ。助けてもらってる礼だ。 + ……と、そろそろ出発するとするか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いくぞ、野郎ども。さあ気合入れろ!」 +\endtext + +\text +アグリの掛け声に、休んでいた兵士たちが +やれやれという感じで腰をあげる。 +\endtext + +\text("エル") +「シチュエーション……シチュエーション」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おいおい、道案内のほうもしっかり + 頼むぜ?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい!」 +\endtext + +\text("エル") +(シチュエーション、かあ。 + うん、それならいけるかも!) +\endtext + +\text("エル") +(――わたし、こうみえてもハンター + なんですよ? 待っててくださいね、 + カイムさま) +\endtext + +\text +アグリの言葉に光明を見出した +気分のエル。 +\endtext + +\text +森を歩きつつ、計画に瞳を輝かせる +のだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_04.txt new file mode 100644 index 0000000..97cbe66 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_04.txt @@ -0,0 +1,316 @@ +\setgamedatatitle("エル_04") + +\text("エル") +「カイムさま、いま、いいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルか。どうした、俺はこれから + 忙しいのだが」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、すみません。 + ……何か用事でも?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。重要な用事だ。 + アグリの奴が、またしても裏モノの + 幻像石を大量に入手してきたんでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「整理がてら鑑賞会だ。 + ククク……腕が鳴るぞ。 + 特にこの右腕が」 +\endtext + +\text("エル") +(……? なんで幻像石をみるのに + 腕が鳴るんだろう?) +\endtext + +\text("エル") +(と、でもチャンスだよね、これ……!) +\endtext + +\text("エル") +「あ、あの! カイムさま!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ……その幻像石なんですけど、 + 実はわたしも、以前から + 興味を持っていまして」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほぅ? 初耳だな。 + 俺の集めているのはエロい幻像石 + ばかりだぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。わたし、以前は王宮に勤めて + いましたから。そういう石のあることは、 + 人に聞かされていまして」 +\endtext + +\text("エル") +「幻像石は、もともと偉い学者先生の + 講義や、有名な役者の舞台――」 +\endtext + +\text("エル") +「式典だとか、遠い地方の珍しい風景 + なんかを記録するために、 + 考え出されたものですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、本当に価値のあるのは、 + その……エッチな映像の入った幻像石 + なんだ、って」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ……続けてみろ」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。その……そういうエッチな + 幻像石って、もともと高値で取引される + ものですから」 +\endtext + +\text("エル") +「映像のほうも、お金のかかった凝った + 作りのものが多くて。芸術的価値も高いの + だとか……」 +\endtext + +\text("エル") +「ニルトの生み出した文化の極みだよ、 + ってその方はおっしゃっていました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……悪くない。が、八十点だな」 +\endtext + +\text("エル") +「う……、なんかダメでしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな……芸術性も、文学性もいいだろう。 + 豪華なのも、あっと驚くような展開も + またよい」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが何より、幻像石はエロくなければ + ならん。そしてエロさとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の寝室へ来い、エル。 + 朝までたっぷりとそれを教えてやる」 +\endtext + +\text("エル") +「は、は、はいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムに腕を引かれて、 +エルは魔王の寝室へと連れられていく。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっ! ……よかった。 + どうだ、素晴らしかっただろう、 + エル」 +\endtext + +\text("エル") +「は、は、はい……カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまだまだ、夜は始まったばかりだ。 + ――続けていくぞ、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「ええっ!?  + ……も、もう無理です。 + 限界です、わたし、もう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをいう? + 貴様には朝までたっぷり教えてやると + 約束しただろうが?」 +\endtext + +\text("エル") +「で、でも……あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、次の幻像石はこれだ。 + 『くりいむエリクサーPART3』!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……数多くの悪いお友達をあんな趣味や + こんな趣味に引っぱりこんだ、エロ幻像石 + 黎明期の名作だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「斯くいう俺も、噂やものの本でしか存在を + 知らなかったのだがな。アグリがこいつを + 見つけてきた時には興奮したものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、今も興奮しているぞ? + さあ……顕れ出でよ!」 +\endtext + +\text +カイムが幻像石に魔力を送り込むと―― +呼応するように、石に内部から光が通い、 +輝きを放つ。 +\endtext + +\text +そして突然、弾けるようにして、 +宙に半透明の――そしてリアルそのものの、 +動く映像を描き出していた。 +\endtext + +\text +内容は――これまでにさんざん見せられて +きたものと同じ。 +\endtext + +\text +半裸に剥かれ、あられもない格好で +拘束されて、それでも気丈にキッ……と +こちらを睨みつけている女騎士。 +\endtext + +\text +それが悪役に容赦なくいたぶられ、 +陵辱されてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……! どうだ? + ジャンルの開拓者にしてこの完成度」 +\endtext + +\text("カイム") +「現在生み出されている作品のどれだけが、 + 始祖たるこの作品を凌いでいると + いうのか……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、はぁ………」 +\endtext + +\text +そう力説されたところで、この手の幻像石を +一晩中ぶっ続けで見せられて、もはや +区別すらつかなくなっているエルである。 +\endtext + +\text +最初はそのあまりのどぎつさに、 +どきまぎもしたものの―― +\endtext + +\text +もう麻痺してしまって、 +猫やワンコの交尾程度にしか感じない。 +\endtext + +\text +――ひたすら眠い。 +\endtext + +\text +とはいえ……カイムのいう +『シチュエーション』の意味というのは、 +どうやら理解できていた。 +\endtext + +\text +つまりこれだ。 +囚われの女騎士。 +\endtext + +\text +戦う女の子のヒロインを捕まえて、 +あんなことやこんなことをする話。 +\endtext + +\text +そればっかり……というか、 +むしろそれしかない。 +\endtext + +\text +よくもこれだけ、似たような内容の作品を +量産したものだとエルが呆れるほど―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……素晴らしかったではないか。 + さて、過去の名作の次には、口直しに + 現代の最新作を……」 +\endtext + +\text("エル") +「ま、まだ見るんですかぁ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「朝まで離さぬといったであろう! + さあ、次はこれだ! + 『悪魔にオン!』」 +\endtext + +\text("エル") +「あうぅぅぅ………」 +\endtext + +\text +いつまで続くのか見当もつかない荒行に、 +情けない声をあげつつも―― +\endtext + +\text +これは使える、と内心で思うエルだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_11.txt new file mode 100644 index 0000000..64c5c87 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_11.txt @@ -0,0 +1,2007 @@ +\setgamedatatitle("エル_11") + +\text("スパッキオ") +「よお、エルじゃねーか。 + って、なんだその格好は? + 出撃の予定なんてあったか?」 +\endtext + +\text("エル") +「すみません、説明はまた今度で」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、おう……」 +\endtext + +\text +びっくりしたような顔のスパッキオを +後に残して、エルは廊下をずんずんと +歩いていく。 +\endtext + +\text +その姿は、背に短弓と矢筒を背負った、 +射手の完全装備だ。 +\endtext + +\text("エル") +(本当は鎧があれば、そっちのほうが + 良かったんですけど――) +\endtext + +\text +そう思って武器庫にもぐりこんでみたのだが、 +鎧はすべてエルには大きすぎ、 +重すぎたのだった。 +\endtext + +\text("エル") +(まあいいです。それに、わたしには + こっちの方が似合ってますし!) +\endtext + +\text +目指すは、魔王カイムのいる玉座の間。 +スパッキオの後はうまく誰にも会わず、 +エルはそこまでたどり着く。 +\endtext + +\text("エル") +「魔王カイム――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだエル、その格好は? + 出撃など命じた覚えはないぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「むっ……?」 +\endtext + +\text +ものものしいエルの格好とその態度に、 +背後に控えていたリズベルが警戒した +様子をみせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……?」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、ティ、ティーリア様……」 +\endtext + +\text +そこにかつての主人の姿を認めて、 +一瞬、たじろぐエル。 +\endtext + +\text +――玉座の斜め向かいに、 +わざわざティーリアのための椅子が +据え付けてある。 +\endtext + +\text +どうやら今日もカイムはティーリアを +呼びつけて、相手をさせて鼻の下を +伸ばしていたらしい。 +\endtext + +\text("エル") +(ティーリア様……これからわたしの + しようとしていることを知ったら、 + 悲しむかも知れないけど) +\endtext + +\text("エル") +(でもでもでも! ティーリア様だって、 + 今はわたしのライバルなんですから――!) +\endtext + +\text +息をすっと吸って表情を引き締めて、 +もう一度カイムに向かって叫ぶエル。 +\endtext + +\text("エル") +「魔王カイム!」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしは、あなたにティーリア様を + 助けてもらうという約束で、 + この魔王軍に入った者です」 +\endtext + +\text("エル") +「それが! 今や、ティーリア様は + 哀れ、魔王の肉奴隷……!」 +\endtext + +\text("エル") +「これでは! わたしにとって、 + わざわざここにやってきた甲斐が + ないというもの!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な……!?」 +\endtext + +\text +ちょっと棒読み気味とはいえ、 +その不穏な内容にリズベルが血相を変える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「肉……奴隷……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私、普通によくしてもらって + いますし、別に奴隷ではないように + 思いますけど?」 +\endtext + +\text +……ティーリアの前には小さなテーブル +が置かれ、お茶と可愛いお茶菓子が +並べられている。 +\endtext + +\text("エル") +「い、いいから、ティーリア様は + ちょっと黙っててくださいっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「魔王カイム! 我が用のあるのは、 + 貴様だっっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「エルさん! 曲がりなりにもにも魔王で + あるカイム様に向かって、なんて + 言葉づかいを!」 +\endtext + +\text +身を乗り出しかけたリズベルのことを、 +カイムが腕で遮った。 +\endtext + +\text +自ら玉座を降り、エルの前へと立つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……! だったらどうするというのだ、 + エルよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「知れたこと……! 魔王カイム、 + あなたに、決闘を申し込みます!」 +\endtext + +\text +エルの言葉に、玉座の間にどよめきが広がる。 +\endtext + +\text("エル") +「もしわたしが勝ったら、もう二度と + ティーリア様には手を出さないと + 誓って頂きます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう。それで、負けた時には?」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、その時には……わたしのことを、 + この身体を、どう扱ってくれても + 構いません」 +\endtext + +\text +ニヤリ、とカイムが面白そうに笑う。 +\endtext + +\text +――この広間でただ一人、エルの用意した +『趣向』を理解した笑みだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。……お前たち、準備をせよ。 + 戦いのために場所をあけるのだ」 +\endtext + +\text +リズベルの指示を受けた魔物たちの +手によって、玉座の間の調度が +手早く片付けられていく。 +\endtext + +\text +リズベルはまた、救急用の治癒魔法の使い手 +と、いつでもエルを拘束できるように、 +攻撃魔法の用意もさせていたが―― +\endtext + +\text("カイム") +「治癒魔法だけで構わん。 + あとの者は、黙ってこの戦いを見ているが + いい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ? しかしそれでは、 + いざという場合――」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は……このカイムは、それまでの + 男だったということだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺が信じられないか? リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text +カイムに見つめられ、一瞬、 +ぽーっとして立ち尽くすリズベル。 +\endtext + +\text +しかしすぐに気がついたように、 +深く頭を下げると部屋の隅へと +退いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、これで邪魔は入らないだろう。 + ――はじめるとしよう」 +\endtext + +\text("エル") +「魔王、カイム……」 +\endtext + +\text +ごくり、と唾を飲むエル。 +\endtext + +\text +ひくついたような、しかし不敵な笑みが、 +自然と湧き上がってくる。 +\endtext + +\text("エル") +「いいんですね? そういうことなら、 + 本気でいっちゃいますよ、わたし?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ、そうでなくてはつまらぬ。 + ――違うか?」 +\endtext + +\text +戦の興奮に我慢できなくなったのか、 +広間を取り囲む魔物たちが、 +一体、また一体と吼え声を上げ始める。 +\endtext + +\text +その声は全員の熱気を巻きこんで、 +次第に『カイム!』『カイム!』の連呼へと +変化していく。 +\endtext + +\text +エルは背の弓を外し、猫足だちになって、 +距離を保つように横へ横へと回る。 +\endtext + +\text +カイムは一見、余裕の表情で――しかし +抜け目なく、エルを魔法の射界に捉え続ける。 +\endtext + +\text +エルの性格には図太いところがあって、 +この状況でも気後れはまったく感じていない。 +\endtext + +\text +それどころか、この場所で一対一という +条件なら、魔術師には負ける筈がないと +踏んでいた。 +\endtext + +\text +それが――たとえ、相手が魔王カイムでもだ。 +\endtext + +\text("エル") +(カイムさまをその気にさせるための、 + 趣向のつもりでしたけど――!) +\endtext + +\text +『戦うヒロインを捕まえてエッチ』という +例のシチュエーションに持ちこめさえすれば、 +勝ち負けはどうでもよかったのだが。 +\endtext + +\text +むしろ最初から負けるつもりでいたのが、 +いつのまにか本気になってしまっている。 +\endtext + +\text +実際に戦って、魔王を倒してしまったなら、 +その時はその時。 +\endtext + +\text +魔王軍をルザリオから追い出す…… +のは無理だとしても。 +\endtext + +\text +ティーリアを取り戻し、どこか森の奥に +でも住まわせて―― +\endtext + +\text +自分がお仕えして、静かな余生を +送ってもらうことくらいは出来るはずだ。 +\endtext + +\text("エル") +「いきますっ!」 +\endtext + +\text +左、とみせかけて、エルは右へ跳んでいた。 +\endtext + +\text +小声で詠唱を続けていたカイムが、 +一瞬、エルの姿を見失いかけたのが +わかる。 +\endtext + +\text("エル") +「そこっっ!!」 +\endtext + +\text +転がって、起き上がりざま、 +エルはカイムの足もとへと照準を +定めていた。 +\endtext + +\text("エル") +(――そこへ二発!) +\endtext + +\text +背から矢を抜き、弓に番えて引き、放つ。 +一連の動作は意識する必要すらない。 +\endtext + +\text +そこ、と叫んだ瞬間には二度、ビンビンと +弓弦が鳴り、銀の魚のような矢が +宙に踊っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「――ふんッッ!」 +\endtext + +\text +呪文の詠唱を中断したカイムが、 +右手の上着で大きく足もとを払うようにして +矢を払い除ける。 +\endtext + +\text("エル") +「まだまだ! + もう詠唱はさせませんからっ!」 +\endtext + +\text +もらった――と思いつつ、 +エルはさらに矢を放つ。 +\endtext + +\text +ビンビンビン、と立て続けに弓弦が三度鳴り、 +カイムは矢を払いつつ、柱の陰へと逃げ込む +しかない。 +\endtext + +\text("エル") +(計算どおり! ここからはもう、 + 一方的ですっ!) +\endtext + +\text +エルの武器は短弓である。 +弓は弱く矢も軽いから、長距離の狙撃には +あまり向いていない。 +\endtext + +\text +強みは、その速射性にある―― +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど! さすがはルザリオ随一と + うたわれた弓の使い手。たいした腕だ」 +\endtext + +\text("エル") +「降参ですか? まだまだ、 + 矢はいっぱいありますよ!」 +\endtext + +\text +いいながら、再びカイムを狙える位置へと +走っているエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「――だが、自分で気づいていない弱点も + 抱えているようだな」 +\endtext + +\text +ふらっ……とそこで無造作に、 +自分からエルの正面に歩み出てくるカイム。 +\endtext + +\text +腕をまっすぐ伸ばし、遮るようにして +手のひらをエルへと向ける―― +\endtext + +\text("エル") +(防御魔法? それなら、 + こっちの勝ち!) +\endtext + +\text +矢を防ぐのに防御魔法を使えば、 +もう袋のネズミだ。 +\endtext + +\text +どんな強力な魔術師でも、同時に使える +魔法は一つだけ――連続で矢を浴びせつつ +踊りかかり、ナイフでとどめを刺してしまう。 +\endtext + +\text +エルの必勝パターン……と思ったのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力、独占――」 +\endtext + +\text("エル") +「……えっっ!?」 +\endtext + +\text +エルの周囲の空間が、急に密度を失い…… +そして、全身から力が抜けるような感覚に +襲われる。 +\endtext + +\text("エル") +「これは……!?」 +\endtext + +\text +永久に燃え続ける魔法の松明、 +それに壁や床に自生する光ゴケ。 +\endtext + +\text +地下迷宮の闇に光を与えているそれらの +光源が、まるでカイムの手のひらに +吸い込まれるように輝きを失っていく。 +\endtext + +\text +『魔力独占』。ディアボリカ王家の +血を引くカイムの固有能力だった。 +\endtext + +\text +相対する敵の、周囲の空間の魔力を奪い +尽くし、一定時間己を強化する――相手が +魔術師であれば、特に効果を発揮する。 +\endtext + +\text("エル") +「ま、魔力を、ぜんぶ吸い込んで + いるの……?」 +\endtext + +\text("エル") +「だ、だけど、それとこのわたしの弓には + 何の関係もないですっ! そこっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、そこっ……あ、あれ?」 +\endtext + +\text +弓を引くことができない。 +というより、思い出せない。 +\endtext + +\text +自分が今まで、どうやって一瞬で矢を抜き、 +番え、放っていたのか。 +\endtext + +\text +無数の反復練習で覚えこませたはずの +その動作が、体から失われてしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりな。魔力の助けを借りていたか」 +\endtext + +\text("エル") +「え? ど、どういう…… + いったいなにを!?」 +\endtext + +\text +ふっ、と笑い、 +エルへと近づいていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「そ、それ以上近づくなっっ!」 +\endtext + +\text +何とか弓を引いて放つが、矢には明らかに +力が無い。……カイムの魔力に阻まれ、 +床へと落ちてしまっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ての通りだ。自分でも気づいて + いなかったようだが、貴様の弓は + 純粋な肉体の技ではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もともと、魔力の素質もかなり + あったのだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……速射を極めようとするうちに、 + 知らず知らずのうちに魔力の助けを + 借りていたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆえに、こうして魔法を封じられると、 + その威力は半減してしまう――」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あうっ! いたぁ……!」 +\endtext + +\text +魔力独占によって強化されたカイムと、 +エルの細腕とでは勝負にもならない。 +\endtext + +\text +あっと言う間に腕を掴まれ、ひねりあげ +られて、弓を取り落としてしまっていた。 +\endtext + +\text +勝負あり――だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力独占、解除」 +\endtext + +\text +迷宮に光が戻ってくる―― +そこで我慢できなくなったように、 +リズベルが駆け寄ってきていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様! お怪我は――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ない。まあ、思ったよりは手こずった + 方だがな」 +\endtext + +\text +ふう……と安堵の息をついてみせる +リズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ともかく、その娘をお引渡し下さい。 + 投獄、それに拷問して、背後関係が + ないかどうか調査します」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おまえたち!」 +\endtext + +\text +リズベルの指示で動き出した魔物たちを、 +カイムが手で制していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「――待て」 +\endtext + +\text("カイム") +「無用だ。これは、そういう話ではない。 + そうであろうエル? いや…… + 勇敢なる女騎士よ」 +\endtext + +\text +ニヤリと微笑んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ?」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ……?」 +\endtext + +\text +眼をぱちくりとさせるエル。 +\endtext + +\text +それは、当初の目的はカイムを +その気にさせることだったとはいえ―― +\endtext + +\text +今のは、まぎれもない真剣勝負だった。 +そんなことは見ていた誰にも +一目瞭然だったはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。それよりも、 + こんな美味しいシチュエーションを + 見逃す手はあるまい」 +\endtext + +\text +手を拘束されたままのエル。 +……そのエルの胸の下あたりに、 +ぐりっとした硬いものが当たっている。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……」 +\endtext + +\text +その正体が勃起したカイムのペニスだと +気づいて、エルは頬を赤らめていた。 +\endtext + +\text("エル") +「く、うぅっ! 離せ、この悪党めっ! + 汚らわしい、恥を知りなさいっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥を知るのはそちらだろう、女騎士よ。 + 負ければ体を差し出すという約束、 + よもや忘れたわけではあるまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、騎士が一度した約束を + たがえるとでもいうのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「くう……か、神よ、許したまえ。 + このような悪党に、我が操を + 捧げることを……」 +\endtext + +\text +先日の徹夜のレッスンのおかげで、 +それらしいセリフも何とか口に上ってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええと、これは、つまり……」 +\endtext + +\text +はあっ、とため息をついて、 +こめかみを指で押さえるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうことですか、まったく。 + ……本当にケガでもしていたらどうなさる + おつもりだったんですか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エ、エル……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、少し我慢するがよい。 + ……貴様は捕虜なのだからな」 +\endtext + +\text +ポケットから革紐を取り出し、 +カイムはエルの両手首を縛り上げる。 +\endtext + +\text("エル") +「わ、わっ! ちょっときついです…… + じゃなくて、私に何をするつもり + だっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「知れたこと。この場で犯してやるのだ。 + 我が部下の魔物たちと、貴様の + かつての主君の目の前でな」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ!? ……こ、この場所で? + ティーリア様が見ている目の前で?」 +\endtext + +\text +慌ててティーリアの方に眼をやるエル。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……………………」 +\endtext + +\text +哀しげにうつむいて、眼をそらしている +ティーリア。 +\endtext + +\text +――この場から立ち去る自由は、 +今の彼女には与えられていない。 +\endtext + +\text("エル") +「い、いや……それは、それだけは…… + こ、今夜体をきれいにしてから、 + カイムさまの部屋に行きますから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、何をいうか。貴様が……自分で、 + そら、コレをこのようにしておいて?」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、すでにパンパンだった +ズボンの前をはだけるカイム。 +\endtext + +\text +それだけで、堅く屹立したペニスが +意思ある生き物のように勢いよく +飛び出してくる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっっ! や、やぁっ……! + た、たすけて、誰か……!」 +\endtext + +\text +リズベルは腕を組み、冷たい視線で +見下ろしたまま動こうとしない。 +\endtext + +\text +――主君を危険な目にあわせた以上、 +この程度の罰は当たり前だと思っているのか。 +\endtext + +\text +取り囲む兵士や魔物たちは、エルの処女を +奪うショーがみられると期待して、 +腕を振り足を踏み鳴らしている。 +\endtext + +\text("エル") +「や、やだ……こんな中で、 + 初体験だなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふ! この涙は、演技ではない + 本物だな」 +\endtext + +\text +エルの小さな頬を流れる涙を、 +指ですくうカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「エルよ。己の欲望に忠実になれ。 + ――これが欲しいのだろう?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ………!」 +\endtext + +\text +エルの眼前に、カイムの逞しいペニスが +突きつけられる。 +\endtext + +\text +その形と、『男』そのものの匂いに―― +お腹が、子宮の奥がひくひくっと反応して、 +歓喜の声をあげるのを感じる。 +\endtext + +\text +しばし、躊躇して……しかし、 +エルはコクン、と小さくうなずいて +しまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。ならば……今日の『趣向』を + 忘れるなよ?」 +\endtext + +\text +笑みを浮かべて、魔王カイムは、 +エルの小さな身体へと覆いかぶさっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……俺は優しい魔王なのでな。 + 処女を犯すときは、あらかじめたっぷり + 濡らしてやることに決めている」 +\endtext + +\text("エル") +「くっ……魔王の情けなど不要だっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「えと……す、好きなようにするがよい! + 何をされようと、私は決して…… + く、屈しはせぬっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そういうな。濡らしておかんと、 + 本当にシャレにならんくらい痛いぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「う……そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに俺としても、貴様の未発達な + 体に興味があることだしな」 +\endtext + +\text +いいながらカイムはエルの肌に顔を寄せ、 +舌を押し付けるようにして、うなじから +耳にかけて舐め上げてくる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……! だ、だめ! + 汗かいてて、汚いですから……んっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然、キスも初めてだな?」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっっ、むぅっ……!?」 +\endtext + +\text +肌を伝ってきたカイムの唇が、 +エルの初めてのキスを容赦なく奪う。 +\endtext + +\text("エル") +(あ! し、舌が……入って、くる…… + ん、む、ふにゅう……) +\endtext + +\text +カイムのキスは巧みそのものだった。 +舌の敏感な部分を刺激しつつ、 +大量の唾液をエルに飲ませて―― +\endtext + +\text +『犯されている』という実感で、 +エルをどうしようもなくさせてしまう。 +\endtext + +\text("エル") +「ぷは! はっ、はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ! 女騎士ともあろうものが、 + ずいぶんしおらしいものだな?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……そ、そうだっけ……」 +\endtext + +\text("エル") +「くっっ! + こ、このような悪党に、 + 唇を奪われるとは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、その調子だ」 +\endtext + +\text +カイムはエルを休ませるつもりは +ないらしい。今度は胸に顔をうずめ、 +舌先を乳首へと這わせていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「揉む愉しみはないが……小さい方が、 + 感度は敏感だというな?」 +\endtext + +\text +それを実験するかのように、ちろちろと +舌先で円を描くようにして、小さな乳首を +刺激してくる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃあっ! だ、だめそれ…… + ん、んっ! こ、腰が、動いて…… + しまう……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +カイムの腕の中で、未発達の肢体を +くねらせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、気持ちいいだろうが?」 +\endtext + +\text("エル") +「くっ……か、感じたりするものか! + この卑怯者め! このようなやり方、 + 恥を知るがよいっ!」 +\endtext + +\text +次第に、エルの側でも陵辱される女騎士の +演技に熱が入ってくる。 +\endtext + +\text +ティーリアに、リズベルに…… +それに興奮した兵士や魔物たちに +見られている。 +\endtext + +\text +その中で犯され、初めてを奪われてしまう、 +その屈辱はエルにとって本物だ。 +\endtext + +\text +しかし――本物といえば、カイムに全力で +挑み、破れたこともそうだった。 +\endtext + +\text +見かけによらず自信家のエルである。 +大抵の男に対しては、内心で『わたしの方が +強いもん』と思っていたりする。 +\endtext + +\text("エル") +(――だけど、カイム様には完敗だった) +\endtext + +\text("エル") +(堂々と勝負を挑んで、 + 弓のほうが絶対有利だと思ったのに、 + 弱点を見抜かれて) +\endtext + +\text +自分より強い男になら、犯されてもいい―― +むしろ、そんな男に身を捧げられることに、 +喜びを感じている自分がいる。 +\endtext + +\text +カイムの巧みな愛撫を受けて、 +不思議な幸せを感じており―― +\endtext + +\text +この先に待ち受ける行為に、 +期待をふくらませてもいる。 +\endtext + +\text +が、多くの観客に……特にティーリアに +見られてしまっている今は、それを +知られるわけにはいかないのだった。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……そ、そこはだめだっっ! + そんなところを舌で……舌で舐めるなど、 + 下劣な……あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +カイムがエルの股間に顔をうずめ、 +そこにむしゃぶりついてくる。 +\endtext + +\text +舌による巧みな責めと、汚いはずのそこを +舐めてもらっている嬉しさとで、 +思わず声が弾んでしまうが―― +\endtext + +\text("エル") +(お、女騎士の役になっててよかったかも。 + だ、だって、声を我慢なんて……あっっ! + で、できないし……ひあっっ!) +\endtext + +\text +れろれろれろ、とカイムの舌先が一番敏感な +部分をほじるように責め立てる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃぁぁっっ! だ、駄目だ! + そ、そこは敏感すぎて、苦しい……! + くっっ、あ、あ、あぁぁんっっ!」 +\endtext + +\text +肌に浮いた汗を散らして身悶えするエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! ここの形も、まだまだ未発達 + だが……濡れ方のほうは、もう立派な + 大人だな」 +\endtext + +\text +口のまわりについた愛液をぬぐい、 +意地悪に笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ? そ、そんな筈はないっ! + き、貴様などに責められて、 + そこが濡れてしまうなど……」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、ありえぬのだっ! + そのような稚拙な舌技で、 + 我が濡れてしまうなど……」 +\endtext + +\text +女騎士らしい口調で抵抗しながら、 +眼で『もっとして欲しい』と訴える。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう……貴様がそういうのなら、 + その体に教えてやるまでだ」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……! し、舌が……あ、熱いっっ! + ひ、あ、あうっっ……!」 +\endtext + +\text +カイムの舌による責めが再開される。 +\endtext + +\text +二つの陰唇がまだ分化していないエルの +シンプルな割れ目を、舌が繰り返し、 +上下になぞりあげてくる。 +\endtext + +\text("エル") +「く、あ、あんっ……! + そ、そこは小便の出る穴だ……ふあっ! + ひ、は、入ってくる……んっっ!」 +\endtext + +\text +尿道口を軽く突ついた後、 +一番大切な部分に浅く入り込んでくる。 +\endtext + +\text +そこを念入りに苛めた後、意地悪な舌先は、 +さらに下へと滑り落ちてゆく―― +\endtext + +\text("エル") +「え……? ま、まて! + そ、そこの穴は、本当にきたない…… + ひゃああああっっっ!」 +\endtext + +\text +硬い舌先に尻穴をほじられて、 +背をそらし声をあげてしまうエル。 +\endtext + +\text +その間も、カイムの温かく大きな手のひらが +エルの全身を揉み、撫で、さすっている。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、はぁ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +小さな全身を、足の指先まで桜色に染め、 +ほわほわと湯気を立てているエル。 +\endtext + +\text +床には唾液まじりの愛液が染みを広げ、 +傍から見ても明らかなほど、 +エルはもう発情してしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろか。イキたければ、 + いつでもイクがいい」 +\endtext + +\text("エル") +「え……? な、なにをいうっっ! + い、イったりせぬ! か、感じて + などおらぬの……」 +\endtext + +\text +知識だけは豊富なエルだから、 +もちろん『イク』という現象の意味は +知っている。 +\endtext + +\text +……実際に経験したことはないから、 +少し怖くもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……無理をするな。 + そらっ……!」 +\endtext + +\text +エルの腰を抱き寄せ、そこにむしゃぶりつく +ようにして、吸い上げ、舌で刺激を +与えてくるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃ、ひゃうっっ! あっっ! + ちょ、ちょっと無茶ですそれっ……! + きっ……ひっっ、あ、あ、あぁ……っ!」 +\endtext + +\text("エル") +(お、オマ●コを舌がぐちゅぐちゅって! + やあ! す、吸わないで! いやらしい液、 + 吸われちゃってる! 飲まれちゃってる!) +\endtext + +\text("エル") +(も、もうだめ! 子宮が熱くて、 + オマ●コが燃えちゃうっ! + ひ……はあっ……くっ、うううう……!) +\endtext + +\text("エル") +「ひうううっっ! あっあっあっっ、 + あ、あぁぁぁあぁぁぁ…………んっっ!!」 +\endtext + +\text +びくびくびくっ、と全身を震わせ、 +初めての絶頂に声をあげるエル。 +\endtext + +\text +同時に、パッパッ、と股間で潮が霧になって +散り、カイムの顔面に飛沫を浴びせていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うわ……すごい……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……うっっ……」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ、はぁ……っ……」 +\endtext + +\text +絶頂したことで少し落ち着いたのか、 +観客たちの反応が眼に入るように +なってきている。 +\endtext + +\text +恥ずかしくて、屈辱的でもあり―― +同時に、なぜか少し誇らしくもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく……初めての絶頂か」 +\endtext + +\text("カイム") +「女王守護の任を務める女騎士も、 + この魔王の手にかかればこんなものよ。 + ふはははははは!」 +\endtext + +\text +女騎士をいたぶる魔王の役に、 +すっかりご満悦のカイム。 +\endtext + +\text +――いや実際に魔王なのだが。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ……お、犯すなら、 + 早くするがよいっ! 何をされても、 + 我は決して屈したりはせぬのだから!」 +\endtext + +\text("エル") +「だ、だから、するなら、 + はっ、はやくせよ……するがよい……」 +\endtext + +\text +お預けを食わされている切なさに、 +小さな腰を悶えさせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……! 可愛いやつめ。 + だが、これを見ても + 同じことがいえるかな?」 +\endtext + +\text +ぐっ……とエルの前に腰を突き出し、 +勃起した肉棒をしごきあげてみせるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「え……? お、大きい……? + さっきより全然大きくなってる……?」 +\endtext + +\text +一瞬、エルは演技を忘れて息を飲む。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は、さらにその大きさを、 +長さを、硬さを増している。 +\endtext + +\text +人間の体の一部とも思えない。 +女の体を貫き、切り裂くために +存在している兇悪な器官―― +\endtext + +\text("エル") +(む、無理だよこんなの! 大きさが + 違いすぎるもん! も、もうちょっと + 育ってからでないと……) +\endtext + +\text("エル") +(で、でも、こんなにも大きくなったの + って、その……わ、わたしに興奮して、 + わたしと、したいからなんだよね?) +\endtext + +\text +言葉でいくら『魅力的だ』といわれても、 +それが本当かどうかはわからない。 +\endtext + +\text +しかし、体は嘘をつかないだろう。 +\endtext + +\text +本当に、カイムは自分のことを可愛いと +思ってくれている――自分を犯したくて、 +興奮してくれている。 +\endtext + +\text("エル") +(う、嬉しいけど……で、でも、 + やっぱり怖い……!) +\endtext + +\text("エル") +「よ、よせ! 見ればわかるであろう! + そ、そんなもの、入らぬ…… + し、死んでしまうっっ!」 +\endtext + +\text +ないまぜになった期待と恐怖の中、 +エルは女騎士としての演技を続け、 +必死に抵抗してみせる。 +\endtext + +\text +――カイムのことを煽っているのか、 +それとも本気で恐怖から抵抗しているのか、 +自分でもわからなくなってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……こ、興奮するものだな。 + こうして、幼い娘を力づくでねじふせ、 + 犯すというのは……!」 +\endtext + +\text +じたばた暴れているエルをなんとか +組み伏せようとするカイム。 +\endtext + +\text +頬が悦びに歪んでいる――これまで幻像石 +でさんざん見てきたシチュエーションが +現実になり、興奮の極みに達している。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん――! 魔力独占!」 +\endtext + +\text +さっきよりも威力を落とした『魔力独占』を +発動させ、エルの力を奪い、自身をさらに +強化する。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……も、もう、駄目だ……ひ!」 +\endtext + +\text +ついに力なく脚を広げられ、 +男の腕力に屈服させられてしまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +(あ……お、犯されちゃう…… + お、オチ●チンが……! うっっ!) +\endtext + +\text +信じられないほど大きくて硬いその +切っ先が、股間に押し付けられてくる。 +\endtext + +\text +挿れられまいとして、そこに力をこめる―― +\endtext + +\text("カイム") +「……ふんッッ!」 +\endtext + +\text +エルの抵抗をものともせず、 +カイムは容赦なく、小さな初めてのそこを +刺し貫いていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はっっ、ぎっ、いぃぃ……っ! + い、いたっ! いたぁ! + いたぁぁぁぁ……っ! いたぁぁ!」 +\endtext + +\text +ぐっ、ぐっとカイムが腰を押し付ける度に、 +エルの小さなそこで肉が軋み、パッパッと +血煙があがる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、うおっ! き、きついな、 + さすがに……ふおうっ……! + い、いいぞ……!」 +\endtext + +\text +未発達の膣を破り、切り裂き、 +押し広げていく。 +\endtext + +\text +そのかつてないキツさと小気味よさに、 +感嘆の声をあげるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃっ、いたぁ……よ、よくないっ! + こっちはちっとも……! + ひっ、いったぁぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text +全身に玉の汗を浮かべ、歯を食い縛って +必死に耐える――その額の汗を、 +カイムは手でぬぐってやりながらいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ならば、少し優しくして + やろうか? 女騎士よ?」 +\endtext + +\text("エル") +「くっっ! て、敵に、情けをかけられる + 筋合いはないっ!」 +\endtext + +\text +これも半ば本気で、カイムのことを +キッと睨みつけるエル。 +\endtext + +\text +その視線に、ぞくぞくっ、とカイムが +背の筋肉を震わせたのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ! いいぞ、いいぞ、いいぞ……! + ならばこっちも、本当に遠慮はせぬ!」 +\endtext + +\text +ぐっと腰を引きつけ、その長大なペニスで、 +エルの処女を最後まで深く貫いていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっっ、きひぃぃぃ……っ! + いっっ、たぁぁあぁぁぁ――――っっ!!」 +\endtext + +\text +華奢な背を折れそうなほど反らしたエルの、 +悲痛な悲鳴が地下に響き渡る。 +\endtext + +\text +その悲鳴もまた、カイムの脳を興奮で +甘く痺れさせる。 +\endtext + +\text("エル") +(ひっっ! あっっ! はううっっ! + い、痛いよ、本当に……痛いのの塊が、 + 中に……ひっ、いたぁぁ!) +\endtext + +\text("エル") +「う、動くなぁぁ! そ、そんなに痛いのを、 + 動かすんじゃないっ! ひぁっっ! + はっ、あぁぁっ! んっっ!」 +\endtext + +\text +ペニスの抽送を始めるカイム。 +巨大で熱い痛みの塊が、 +傷口を摺って中でズッズッと前後する。 +\endtext + +\text("エル") +(ひうっっ! かっ、はぅぅ……っ! + ティーリア様も、こ、これを、 + 痛いのを体験したんだ……!) +\endtext + +\text +この痛みは、カイムのものにされる為の +儀式のようなものなのかも知れないと思う。 +\endtext + +\text +……焼き鏝で押される烙印のようなものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……どうした女騎士よ、 + 抵抗する気も失せたか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁっ、はぁ、はぁ……!」 +\endtext + +\text +汗まみれの小さな胸を上下させつつ、 +それでもキッ……と睨んでみせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう怖い顔をするな。痛いだけではない、 + これから、たっぷりお前のことを + 感じさせてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「だ、誰が……か、感じたりなど…… + え、えっっ!?」 +\endtext + +\text("エル") +「ふわっっ! あ、あっっ! + そ、そこ、感じすぎる……い、いたぁ! + いたい、けど……な、なに?」 +\endtext + +\text +カイムが股間の敏感な部分に指で触れ、 +挿入と同時にそこを巧みに刺激してくる。 +\endtext + +\text +処女穴を突かれる痛みは相変らずなのだが、 +その痛みを上回る快感が、同時に指から +送り込まれてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフ……だてに長年、幻像石で研究を + 続けてきたわけではないぞ?」 +\endtext + +\text +もう片方の手も使い、エルにさらなる愛撫を +加えてくるカイム。 +\endtext + +\text +口を使い、胸を擦り合わせ、脚で脚を +刺激し、全身を活用してエルに快楽を +与えてくる。 +\endtext + +\text("エル") +(な、なにこれ……? あ、あ、あっっ! + い、痛いはずなのに、わ、わけが + わかんなくなって……は、あ、あうんっ!) +\endtext + +\text +ティーリアがカイムに犯されて味わったのは、 +これだったのか――と思うエル。 +\endtext + +\text +とにかく単純に、上手い。 +\endtext + +\text +本人のいう通り、古今東西のテクニックを +幻像石から吸収し、さらに魔王になって +実践も積んできている。 +\endtext + +\text("エル") +(ふっ、わぁっ……す、すごい…… + あ、あんっっ! み、見直したかも…… + ふはうっ! は、あんっ、あんっっ!) +\endtext + +\text("カイム") +「……ほぐれてきたか。 + ならば、もう遠慮はいらんな?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁっ、はぁ、はぁ…… + えっ? あっ、なにっっ? + 強い……あ、あ、あああっっ!」 +\endtext + +\text +充分にエルの中が濡れてきたのを +確かめて、カイムは自らが愉しむための +ピストンへと移行する。 +\endtext + +\text +腰を振り、エルの膣内を好き勝手にえぐり、 +快楽を貪っていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……は、はぁっっ! きふぅっっ! + はっ、あっっ……! つ、強すぎ…… + あ、くはあんっっ!」 +\endtext + +\text +たくましいカイムの腰と、太く硬い肉棒に +翻弄されつつも、次第に自分の中で温かな +ものが育ってくるのを感じる。 +\endtext + +\text +カイムの心地よさそうな表情と、 +その端正な顎に伝う汗―― +エルには愛しいとすら思えてしまう。 +\endtext + +\text("エル") +(カイムさま……こ、興奮してる…… + わたしとするのが素敵で……き、 + 気持ちがよくて……?) +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……エル……」 +\endtext + +\text +犯されるエルのことを、哀しげに見守って +いるティーリアの姿が眼に入ってくる。 +\endtext + +\text("エル") +(ごめんなさい、ティーリア様。 + でも……でも……あ、あんっっ!) +\endtext + +\text("エル") +(か、カイムさま、すごいんです…… + ふっ、くふっっ! お、オチ●チン、 + 熱くて、硬くて……は、ふぁぁぁ!) +\endtext + +\text +ティーリアのことは、今でも最高の尊敬と +崇拝の対象だ。 +\endtext + +\text +しかしそれと同じくらい、もしくは +それ以上に、エルの中ではカイムの存在が +大きくなっていた。 +\endtext + +\text +自分の初めてを与えるなら―― +そして、自分の全てを捧げるなら。 +\endtext + +\text +ティーリアの薦めていたような、 +普通の、地味な若者なんてありえない。 +\endtext + +\text +この最高の男以外には、考えられない―― +\endtext + +\text("エル") +「はっ、あんっっ! くはうん…… + あ、あ、あんっっ! あんあんあんっ!」 +\endtext + +\text +もうティーリアに対しても遠慮はない。 +自分でも、明らかに発情した雌の声に +変化しているのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! いい声だ。気持ちよくて、 + たまらなくなってきたのではないか? + 女騎士よ?」 +\endtext + +\text("エル") +「だ、誰が! き、気持ちよくなど……!」 +\endtext + +\text +その演技も、カイムをさらに興奮させる +ためだけのものだ。 +\endtext + +\text("エル") +「も、もっと、どれだけ強くされようと、 + 激しくされようと……わ、私は、決して + 屈したりはしないっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! よかろう、ならば、 + それを確かめてみよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっ……! ふん、ふん、ふんっっ! + そらっ、そらぁっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、ひぃぃぃっ! は、激し…… + ふ、深い……息が、できなくって…… + あ、あ、あううっ! は、あううっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +(はっ、あうんっ! す、すごい…… + オチ●チンのさきっぽが、子宮をずん、 + ずんって叩いてて……!) +\endtext + +\text("エル") +(しびれちゃうよ! 赤ちゃん欲しくて、 + お腹から頭まで、きゅんきゅんって + しびれちゃう……!) +\endtext + +\text("エル") +(あ、あ、あ! なにかくる! + きちゃうよ! な、なにこれ…… + あ、あ、あっっ!) +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 高まってきたな、 + 我が女騎士よ」 +\endtext + +\text +エルの中に芽生えた絶頂の気配を感じ取り、 +それを拡大するように、奥を連続で +えぐり返してくるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、いくがよい、 + 我がペニスでな――!」 +\endtext + +\text("エル") +「はあうっ! こ、この程度…… + な、なんとも……は、あんっっ! + あ、あああっっ!」 +\endtext + +\text +最後まで役を演じ、抵抗のそぶりを +みせようとしたものの――不可能だった。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ、はっあぁぁあぁ……っっ! + ふわぁぁあぁぁ―――あぁんっっ!!」 +\endtext + +\text +たまらない悲鳴をあげて、 +腰を奥から震わせるエル。 +\endtext + +\text +搾り取るようなその動きに、 +カイムもまた絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉぉぉぉぉぉっ!!」 +\endtext + +\text +どくっ、どくっ、どくうっ……と。 +熱い塊がエルの中で爆ぜる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっ、あっ、ああああっっ! + お腹がふくれちゃう!  + 溢れちゃう! きひっっ……!」 +\endtext + +\text +爆発する精が、エルの小さな子宮を +瞬時に満たしていた。 +\endtext + +\text +大量の精の圧力に、エルの白い腹が +一瞬、本当に膨らんだように見え―― +やがて、ゆっくりと押し出されていく。 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、ああっ……ああぁぁ……」 +\endtext + +\text +愛しい男の精をたっぷりと受け止めて、 +エルの心もまた、真っ白な幸福感で +満たされていた。 +\endtext + +\text("エル") +(ふぁぁ……ティーリア様にも、 + 他の人たちにも、見られちゃった + けど……) +\endtext + +\text +犯され、絶頂させられて、種を植え付け +られてしまう……その一部始終を、 +皆に見られてしまったのだが。 +\endtext + +\text +不思議と、屈辱はもう感じていなかった。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……はっ、はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ふうっ! 良かったぞ、女騎士よ」 +\endtext + +\text +汗と精液にまみれ、 +余韻に身を震わせているエル。 +\endtext + +\text +その腹を、カイムは指で撫でながらいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「これでもう、お前のこの身体は俺のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この先繰り返し、何度でも、この子宮に + 精を注いでやる――覚悟しておくがいい」 +\endtext + +\text("エル") +(は、はい……カイムさま……) +\endtext + +\text +内心で、素直にうなずくエル。 +\endtext + +\text +――さすがに、エルの小さな身体には +負担が大き過ぎたのだろう。 +\endtext + +\text +痛むその部分から血を流しつつ、 +しかし心は幸福感に満たされたまま、 +そこでエルは気を失っていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_12.txt new file mode 100644 index 0000000..48db53f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_12.txt @@ -0,0 +1,1502 @@ +\setgamedatatitle("エル_12") + +\text("エル") +「ふん、ふん、ふふふ~ん」 +\endtext + +\text +例によって、軽い足取りで迷宮の廊下を +歩いているエル。 +\endtext + +\text +そこで廊下の向こうから、書類の山を抱えた +リズベルが歩いてくるのに気づく。 +\endtext + +\text("エル") +「こんにちは、リズベルさん。 + お手伝いしましょうか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんにちは。嬉しいですけど、 + もう終わって片付けるところですから」 +\endtext + +\text +それでは――といって去っていくリズベル。 +\endtext + +\text("エル") +「ふうん……」 +\endtext + +\text +と、そこで逆方向から、アグリが歩いてくる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「よお、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「こんにちは、アグリさん」 +\endtext + +\text +アグリも軽く手を挙げて、 +そのまま歩き去っていく。 +\endtext + +\text("エル") +「……………………」 +\endtext + +\text("エル") +「なんていうか、普通だなあ、みんな」 +\endtext + +\text +先日、あんなことがあったばかりである。 +\endtext + +\text +カイムを興奮させるための演技だったとは +いえ、玉座の間で一対一の勝負に挑み―― +\endtext + +\text +敗れて、皆の見ている前でカイムに犯され、 +処女を奪われてしまった。 +\endtext + +\text +それは当然、恥ずかしかったのだが―― +\endtext + +\text +実はエル自身はといえば、前よりもこの場所 +に居ることが自然になったというか。 +\endtext + +\text +ようやく、この魔王軍のちゃんとした +一員になれたような気がしている。 +\endtext + +\text +もともと、エルが魔王軍に参加したのは +ティーリアを助けてもらうためで、 +そのままなし崩し的に今日まで来ていた。 +\endtext + +\text +魔王軍の一員として働きながら、 +忠誠はむしろティーリアに向けられて +いたのもある。 +\endtext + +\text +カイムの強さを認め、尊敬できるように +なった今は、それがずっとシンプルに +なった感じだ。 +\endtext + +\text("エル") +(わたしがそう思ってるのなら、 + みんなだって同じように感じてるのかも) +\endtext + +\text +魔王軍は実力本意。 +\endtext + +\text +王であるカイムに勝負を挑んだのも、 +まあ許されない話ではないのだろう。 +\endtext + +\text +――破れて、その力を認めて、 +配下として働くことになったのも。 +\endtext + +\text +そしてカイムに犯されたことも―― +\endtext + +\text +エルがカイムの女であり、 +だからこの迷宮に居るのだと、 +皆にはっきり知らしめる結果となった。 +\endtext + +\text("エル") +(なんか……かえって前より居心地が + よくなっちゃったような) +\endtext + +\text("エル") +(つまり、これでいいのだ。うん) +\endtext + +\text +ふんふ~ん、と歩きつつ鼻歌を再開するエル。 +\endtext + +\text("エル") +「………………」 +\endtext + +\text +ふと、そこで足をとめる。 +\endtext + +\text("エル") +「……もしかして。これって、 + 全部カイムさまの思惑どおり?」 +\endtext + +\text +魔王軍の総帥という立場でありながら、 +エルとの真剣勝負を受けてくれたカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「わたしが宙ぶらりんな気分のままで + いることを知っていて。だから + ああいう機会を与えてくれた……とか」 +\endtext + +\text +ぶんぶん、と首を横に振るエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ないないない。わたしと『囚われの + 女騎士えっち』をしたかっただけだもん」 +\endtext + +\text("エル") +「本気のほうが、えっちも盛り上がるし……」 +\endtext + +\text +自分でそういいながら――その程度の理由で、 +責任のある身を危険にさらすはずなど無いと +気づいてしまう。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text +ふん、と明るく鼻息を鳴らすエル。 +\endtext + +\text("エル") +「とにかく、これでスッキリした + 気がします!」 +\endtext + +\text("エル") +「ここにきてから、なんだかモヤモヤして + 力が出ない感じでしたけど」 +\endtext + +\text("エル") +「この先はティーリア様の時みたいに、 + カイムさまに全力でお仕えしていけば + いいんだ――!」 +\endtext + +\text +細い両腕に、力こぶを作ってみせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「よーし、やります! + とりあえず、最初のお仕事は――」 +\endtext + +\text("エル") +「――カイムさま、いらっしゃいますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、エルか。入ってくるがいい」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……お邪魔します」 +\endtext + +\text +いかにも魔王の居室らしい荘厳な +デコレーション。そして一人で使うには +大き過ぎる豪勢なベッド。 +\endtext + +\text +――ティーリアと、その他の魔王の女たちが、 +毎夜このベッドでカイムに奉仕しているのだ。 +\endtext + +\text +思わず、ぐっと息を飲むエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、何の用だ、エルよ」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ!? あ、いえ、 + そ、その……」 +\endtext + +\text +夜の伽に参りました―― +そう言おうとして、 +しかし緊張で言葉が出てこない。 +\endtext + +\text +魔王軍の一員になり、カイムの女になった +以上、一番大事な任務はそれだと思ったのだ。 +\endtext + +\text +だから念入りに身を清めて、 +覚悟を決めてやってきたのだが―― +\endtext + +\text("カイム") +「ん……? まあいい。ちょうど、 + お前を呼ぼうと思っていた所だったのだ」 +\endtext + +\text("エル") +「……えっっ? は、はい……っ! + 光栄ですっっ!」 +\endtext + +\text +緊張で思わず声がうわずってしまう。 +\endtext + +\text +まだこれが二回目なのだ。 +正直いって怖い……体が震えてしまっている。 +\endtext + +\text("エル") +(で、でも、ちょっと嬉しい…… + のはあるかも、です) +\endtext + +\text +これまでもずっとこの迷宮にいたのに、 +一度もエルには声がかからなかったのだ。 +\endtext + +\text +――いわば『女』として見られていなかった +ことになる。 +\endtext + +\text("エル") +(それがこのあいだので、わたしも + 認めてもらえたわけですよね……?) +\endtext + +\text("エル") +(よ、よぉし……! わたし、 + がんばっちゃいます! カイムさま!) +\endtext + +\text +むん、と内心で気合を入れなおすエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつまでそこに突っ立っている気だ。 + 早くこっちへ来い」 +\endtext + +\text +カイムがベッド上で、自分の横のあたりを +ポンポンと叩く。 +\endtext + +\text("エル") +「は、は、はいっっ! + よろしくお願いしますっっ……!」 +\endtext + +\text +覚悟を決めて、カイムの隣にぽふんと +腰を下ろすエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! えらく張り切っているでは + ないか。さては、アグリの奴から + これのことを聞いていたな?」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。 +取り出してみせたのは、擦り切れたラベルの +貼られた幻像石だった。 +\endtext + +\text("エル") +「……え? + 『幻!くりいむエリクサーPART0』 + ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通り! + ――マニアの間でその存在を噂されていた、 + 完全無修正のパイロット版だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、俺がエロ幻像石をコレクション + していることが、その筋の商人のあいだで + 有名になっているようでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリの奴を通して接触してきたのだ。 + 安くはなかったが、我がコレクションの + 半分を差し出してようやく手に入れた」 +\endtext + +\text("エル") +「半分……」 +\endtext + +\text +エルは首をめぐらす。部屋の一角が +コレクションケースの棚になっており、 +今はその殆どが空になっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、少々痛い出費だったが…… + だがしかし、これにはそれだけの + 価値がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっ……! さがしたぞ、長年!」 +\endtext + +\text("カイム") +「パケと中身が違うまがいものに、 + 金だけとって雲隠れする通販に。 + 幾度泣かされたことか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ともかく、これを手に入れることが + 出来ただけでも、リズベルの誘いに乗って + 魔王になった甲斐があったというものだ」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はぁ……すごい、ですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかってくれるか! そうなのだ。 + 喜びを分かち合おうにも、他に理解を + 示す者がここにはいなくてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――これまではだ。お前がこの魔王軍に + 来てくれたことは、だから実に喜ばしい」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、ははは……あ、ありがとうございます」 +\endtext + +\text("エル") +(っていうか、わたし、完全に同好の士と + 思われてるんですけど) +\endtext + +\text("エル") +(でも――カイムさま、 + 本当にすごく嬉しそうですし) +\endtext + +\text +夜の伽を求められていたわけはないにしろ、 +これはこれで嬉しくないこともない。 +\endtext + +\text +他の女たちにはできない―― +自分だけがカイムに与えることが +できる喜びだ。 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃ、カイムさま。 + さっそく見てみましょう、それ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……ふふ、緊張してしまうな。 + 年甲斐もなく」 +\endtext + +\text +ベッドサイドに据えられた専用の台の上に、 +そうっと……貴重品を扱うように、 +幻像石をセットするカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、ゆくぞ……! + 顕れ出でよ! 幻像よ……!」 +\endtext + +\text +カイムの指先から、 +幻像石へと魔力が送り込まれる。 +\endtext + +\text +反応した幻像石が、内部から光を放つ――が。 +\endtext + +\text("エル") +「な、なんだか、画質がよくないですね」 +\endtext + +\text +宙に流れ出た光はセピア色を帯びており、 +埃っぽいノイズが混じっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、むう……古いものだからな。 + 何度も複製を繰り返されているからか?」 +\endtext + +\text +やがて、ノイズ混じりの光の中に、 +既に見慣れた『くりいむエリクサー』の +紋章が浮かび上がる。 +\endtext + +\text +紋章が消えると、次は光る文字で +作品のタイトルが―― +\endtext + +\text("エル") +「『くりいむエリクサークライマックス全集 + フェラチオ編』って出てますけど……?」 +\endtext + +\text("エル") +「ええと、これってつまり――」 +\endtext + +\text +ノイズだらけの光の中で本編が始まる。 +\endtext + +\text +中身はエルも見せられたことのあるもの +ばかり。その口でしている部分だけを +繋ぎ合わせた総集編だ。 +\endtext + +\text +――少なくとも『幻の作品』とやらではない。 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま……?」 +\endtext + +\text +おそるおそる、エルは隣に座っている +カイムの様子を伺う。 +\endtext + +\text +――顎がカクンと落ちて、 +額にはタテ線が何本も走っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お………」 +\endtext + +\text("カイム") +「やられた……! まさか、魔王軍の王を + 騙すものがいるとは……完全に油断した」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、アグリの奴を呼べ! + これを売りつけたクソ商人をひっとらえて + 処刑にしてやるのだ!」 +\endtext + +\text("エル") +「もう逃げちゃってると思いますけど、 + 多分……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……アグリもアグリだ。 + ちゃんと中身を確認したといって + おったのに……」 +\endtext + +\text("エル") +「わかんないですよ、普通の人には。 + こういうのの違いなんて……次からは + わたしを使ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……くぅ……っ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………はぁ」 +\endtext + +\text +ため息をついて、それから力なく、 +セピア色のエロ画像へと眼をやるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、期待だけはさせてもらったか。 + これもコレクションの愉しみの一部 + ではある」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text +自らの失敗や、交換で失った幻像石のことを +くよくよ思い悩むようなカイムではない。 +\endtext + +\text +それでも、期待があまりにも大き過ぎた +だけに……落胆は隠せないのだろう。 +\endtext + +\text("エル") +(カイムさま可哀想……と、そうだ!) +\endtext + +\text("カイム") +「むっ? ……エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「じっとしてて下さいね、カイムさま」 +\endtext + +\text +エルはベッドから立ち上がると +カイムの足元に跪く。 +\endtext + +\text +慣れない手つきで股間へと手を伸ばし、 +ズボンの前を開けて中からペニスを +引っぱり出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、むっっ……! くっ!」 +\endtext + +\text +カイムが思わず声を漏らす。 +\endtext + +\text +期待が外れて中途半端に勃起していた +ペニスが、エルの小さな手の感触にみるみる +その硬さを取り戻していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なるほど…… + 今日はそういう趣向でくるか」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……カイムさまは、 + そのまま幻像石を見ていてくださいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「了解した。ん、ふぬっっ! + ……今日の為に溜めていたからな。 + 手の感触だけでも、くるな……くっ!」 +\endtext + +\text("エル") +(え、えっと……それで、これをどうすれば + いいんだっけ?) +\endtext + +\text +手の中で熱く息づいているカイムのペニス。 +\endtext + +\text +もちろんエルにはフェラの経験などない。 +\endtext + +\text +耳から仕入れた知識に加え、幻像石で予習も +したから、何とかなると思ったのだが―― +\endtext + +\text("エル") +(そ、それに、大きい……! わ、わたし、 + このあいだは、こんなので…… + お、犯されたんだ……) +\endtext + +\text +フルに勃起して、期待にビクビク震えている +ペニスの、そのあまりの迫力に気圧されて +しまうエル。 +\endtext + +\text +前回は、これでさんざん犯されてしまった +のだが――こんなにも近くでまじまじと +観察するのは、もちろんこれが初めてだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 早く舐めるがいい。 + ……しかし前回といい今回といい、 + お前の思いつく趣向は実に面白いな」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、は、はい! + ありがとうございます」 +\endtext + +\text +カイムに期待されている以上、 +ここでやめてしまうわけにはいかない。 +\endtext + +\text +どうすれば……と思って、しかしふと、 +頭上で今まさにお手本が上映されているのに +気がついた。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、そうか! あれの真似をすれば + いいんだ……!) +\endtext + +\text +映像の中で、なぜか光の棒として描かれて +いるペニスに、ちょうど女の子が舌を +伸ばそうとしているところだった。 +\endtext + +\text +その女の子と同じように――エルもまた、 +おそるおそる、舌を伸ばしてカイムの +ペニスの先へと近づけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ……! こ、ここでくるか……!」 +\endtext + +\text +エルの舌先が触れると、カイムの腰がびくん +と快感に震える。 +\endtext + +\text("エル") +(わ……! これだけで、本当に気持ちが + いいんだ……!) +\endtext + +\text +驚いて舌をいったん引くエル。 +\endtext + +\text +もう一度舌を伸ばしていく……その動きが、 +ちょうど映像の女の子とシンクロしている。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、熱い……表面が湿ってて、 + ぺちょ、ってくっついてくる……) +\endtext + +\text +舌を押し当てたものの、この先どうしたら +いいかわからないエル。 +\endtext + +\text +上目づかいに映像を見ると、 +女の子が先端をペロペロと舐め上げている +所だった。 +\endtext + +\text("エル") +「ん……ぺ、ぺろ……ぺちょ、ぺちょ、 + んっ……ぺろぉ……」 +\endtext + +\text +とにかく映像の子の真似をして、 +亀頭を何度も舐め上げていくエル。 +\endtext + +\text("エル") +(こ、この子も初めてのはずなのに…… + な、なんでこんなに上手なんだろう? + れ、れろ……ぺちょ……) +\endtext + +\text +お手本に従って、亀頭の下の部分を +舐め、裏の筋に沿って舌先を這わせ、 +鈴口に舌先を入れてチロチロと動かす。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う、うっっっ! こ、これは! + すごい、な……映像と、刺激が、 + ぴったり一致していて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、新しい体験だ。く、うぅぅ……!」 +\endtext + +\text +快感にうめくカイム――エルとしては +他にどうしたらいいかわからないのだから、 +ひたすら映像の真似をするしかない。 +\endtext + +\text("エル") +(うう……な、なんだか…… + 人には見せられない光景だよね、これ……) +\endtext + +\text +ちょっと冷静になって、そんなことも +考えてしまうエル。 +\endtext + +\text +一対一の、普通の夜の伽ならまだともかく、 +まるで自分がエロ幻像石のオマケのような +気がしてきてちょっと情けない。 +\endtext + +\text("エル") +(お、お父さんや、お母さんがこれ見たら、 + なんていうだろう……お、弟たちに + 見られたりしたら……) +\endtext + +\text +そんな想像をしているうちに、 +むしろ逆に興奮してきてしまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +(ぺろ、ぺろ……ペちょ、んっ、お、 + オチ●チン、匂いが……れ、れろぉ…… + 凄くて……は、はぁ……れろ) +\endtext + +\text +舌を使っているあいだは、 +当然鼻で息をするしかない。 +\endtext + +\text +股間に充満する獣じみた男の匂いに、 +体の芯がジンジンと痺れたようになっていく。 +\endtext + +\text("エル") +(ぬ、濡れちゃってる、オマ●コが…… + あ、足に垂れてきちゃう…… + れろ……ぬにゅ、ぐちゅ……) +\endtext + +\text("エル") +(お、音もいやらしくて……あ、熱くなって + きちゃう……顔が……んっ、ぺちょお! + ぬちょお……れろぉ……!) +\endtext + +\text +映像の真似をしつつ、わざと大きな音を +立てるようにして、カイムのペニスを +唾液まみれにしていくエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おっっ! 効果音入りか! + これもまた、くるな……う、うっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +(つ、次はこう? ん、んっ…… + お、オチ●チン、熱いよ……ぺ、ぺろ、 + れろ、れろれろれろ……) +\endtext + +\text +お手本に倣い、両手でペニスの軸をしごき +ながら、先端に刺激を加えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、く、くっっ……上手いな、 + くるぞこれは……ぐっっ」 +\endtext + +\text +手に、舌に、カイムの肉棒の脈動を感じる。 +\endtext + +\text +火傷しそうなほど熱くなり、その大きさも +一回り以上大きくなっている。 +\endtext + +\text("エル") +(カイムさま、興奮してくれてるんだ…… + わ、わたしの手と、舌で……んっ、 + ぺちょ……くちゅう……れろぉ……) +\endtext + +\text +幻像石の助けを借りてはいるものの、 +自分が今、カイムという『男』を興奮させて +いることは間違いない。 +\endtext + +\text +恥ずかしいのは変わらないが―― +それでも、なにか心が温かくなるような +心地がするエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「エル、もうじき出るぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ? は、はい。 + わたしは大丈夫ですから、このまま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「違う。幻像石の中で、 + そろそろ出る場面だといっているのだ」 +\endtext + +\text +映像の中で、女の子に舐められ続けている +男の子が、快感に汗を流し表情を歪めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ここまで来たら、ちょうど射精の + 場面と同時にイキたい。 + やるのだ、エル!」 +\endtext + +\text +そんな無茶な、とは思うものの、 +カイムの気持ちもわかる―― +\endtext + +\text +とにかく、やるしかない。 +\endtext + +\text("エル") +「は、はいっっ! んっ、むちゅっっ! + ぺ、ぺろぉ! ちゅば、ちゅぷ…… + ずちゅう……っ!」 +\endtext + +\text +映像の中でも、女の子が頭ごと大きく +動かして必死にペニスを舐めている。 +\endtext + +\text +失敗したら、ここまでの努力がふいに +なってしまう――幻像石との勝負の +つもりで、必死に舌を動かしていくエル。 +\endtext + +\text("エル") +(ぺ、ぺちょ、ぺちょ、くちゅう…… + ま、負けません! はっ、はぁ…… + ちゅぶ、ちゅぷ、ちゅくぅぅぅ……!) +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、うっっ! お、お、お……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お兄ちゃんは、もう限界だっ……! + ふ、ぉぉぉぉ……!!」 +\endtext + +\text("エル") +(あっっ……!) +\endtext + +\text +カイムの大きな両手が、エルの小さな頭を +左右から挟み込んで固定する。 +\endtext + +\text +エルを逃げられない状態にしておいて―― +\endtext + +\text("カイム") +「ここだ! お、お、おおお――!」 +\endtext + +\text +映像の中での男の子の射精に合わせて、 +カイムのペニスの先からもまた、 +精の奔流が迸っていた。 +\endtext + +\text +直前には、エルも『くる!』とわかっていた +ものの、頭をがっちりと掴まれてしまって +いて逃れられない。 +\endtext + +\text +バ、バババ、ビビビ……ッ! +\endtext + +\text +あまりの圧力に弾けるようにして、 +ペニスから精が噴き出されてくる。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、あつぅぅ! い、いたぁぁ! + い、勢いがすごすぎて……! + ひ、いぃぃぃ……んっっ!) +\endtext + +\text +強制の顔面シャワー。エルはされるがままに、 +それを受け止め続けるしかない。 +\endtext + +\text("エル") +(め、眼に入って……! お、お鼻にも! + ひっっ……! へ、変な味です……) +\endtext + +\text +それでも健気に舌を動かして、 +カイムの射精に協力しようとするエル。 +\endtext + +\text("エル") +(ぺ、ぺちょ、んくっ……す、凄い匂いです + ……ドロドロに濃くて……に、匂いだけで、 + 赤ちゃんができちゃいそうです……) +\endtext + +\text +伝説の幻像石の上映に備えて、 +カイムは精を溜め込んでいたのだろう。 +\endtext + +\text +凄まじい濃度の精液を、これでもかという +くらいエルの顔に噴きつけ、塗りたくって、 +ようやく長い射精は終わっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ぷはぁっ! ……はっ、はぁ…… + はぁ……はぁ……お、おわり、 + ですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。……出たな、これはまた + すごい量が」 +\endtext + +\text("エル") +「出しすぎ、です……はぁぁ…… + はっ、はぁ……」 +\endtext + +\text +息を整えているエル。……しかし男の精液の +濃密な臭気の中では、いくら息を吸っても +胸の動悸が収まってこない。 +\endtext + +\text +――下腹部で、ズキン、ズキンと痛いほど +子宮が収縮を繰り返している。 +\endtext + +\text("エル") +(こ、これで、おわり……でしょうか?) +\endtext + +\text("エル") +(……えっ?!) +\endtext + +\text +エルの眼前で、しなだれていたカイムの +ペニスがビクン、ビクンと脈打ちながら、 +再び高く首をもたげていく。 +\endtext + +\text +見上げると、頭上に映し出されている +映像の中で、次の女の子が男に犯され +始めているのだった。 +\endtext + +\text +勇ましい鎧姿の女の子。今度は悪役に +拘束されており、眼前にペニスを突きつけ +られてイヤイヤをしている。 +\endtext + +\text("エル") +(……あっ! ひ、ひどい……) +\endtext + +\text +悪役の男は女の子の口を強引に開かせると、 +巨大なペニスを無理やりその中に +ねじこんでいた。 +\endtext + +\text +――ふと気がつくと、カイムがエルのことを +期待の表情で見下ろしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「次はこれだ……やってくれるな、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ……!? ええと……」 +\endtext + +\text +映像の中では、泣いている女の子の喉の奥を、 +悪役がペニスで残酷に嬲り続けている。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、あっ……! あんなにされたら…… + こ、壊れちゃいます……) +\endtext + +\text("エル") +(あ……で、でも……す、すごい、 + かも……わたし……わたし……) +\endtext + +\text +疼き続ける子宮に命じられるように―― +男のものを受け入れたいという本能のまま、 +エルはカイムのペニスへと口を近づけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お、お……おうっっっ!」 +\endtext + +\text +小さな口を精一杯開いて、 +カイムの大きな肉棒を口に含んでいくエル。 +\endtext + +\text +そのキツさだけで既に心地よいのか、 +カイムが思わず声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし、入るな、何とか…… + 動かすぞエル。いいな?」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぁ、ふぁい、カイムさま…… + む、むぷううっっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはもう我慢できなくなっていたらしい。 +ペニスがエルの口に収まったのを確かめると、 +すぐに腰を動かし始める。 +\endtext + +\text("エル") +「ん、ん、んむぅぅぅっっ!? + くふう! ぐっ、むぐぅぅ……! + じゅぷっ、ぷぐっ、ふむぅぅっっ!」 +\endtext + +\text +硬い亀頭に敏感な喉奥を突かれ、 +激しくえづくエル。 +\endtext + +\text("エル") +(く、苦しいです、カイムさま……! + の、喉、潰れちゃう! 鼻が、ツンって + して……ぐっ、むぐっっ! んむうっっ!) +\endtext + +\text +痛みと苦しみに涙目になって、 +訴えるようにカイムのことを見上げる―― +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉっっ! こ、これはすごいな! + ほ、本当に、伝説の戦士の口を犯して + いるかのようだ……!」 +\endtext + +\text("エル") +(んぷっっ! んぐぅぅ! + が、頑張っているのは、伝説の戦士さま + じゃなくて、わたしなのに……!) +\endtext + +\text("エル") +(んっ、ぐっっ! こ、これなら…… + ひぐっっ! わ、わたしでなくても、 + いいのかも……んっっ! ぐっっ!) +\endtext + +\text +カイムが見ているのは、あくまで幻像石の +映像だけ――その事実に、寂しさを +覚えてしまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +(そ、そんなの嫌です……! + えいっっっ……!!) +\endtext + +\text("カイム") +「む、むうっっ! 急に、吸い付きが + 強く……お、おうっっ!」 +\endtext + +\text +苦しいのをこらえて、舌を使い、 +ペニスに自分からむしゃぶりついて +いくエル。 +\endtext + +\text +――ここで頑張らなくては、 +自分は用無しと思われてしまうのでは、 +という恐怖がある。 +\endtext + +\text("エル") +(か、カイムさま……ちゅぷぅ! + ちゅる……ぐちゅ、んちゅ……! + ぐちゅううう……!) +\endtext + +\text("エル") +(カイムさまのオチ●チン、 + 苦しいですけど……でも、でも、 + でも……ちゅじゅゅううう――!) +\endtext + +\text("カイム") +「かはぁぁぁ! こ、これは――! + お、お、お――!」 +\endtext + +\text +無理やりというか力づくというか、 +稚拙といえば稚拙なのだが―― +\endtext + +\text +それだけに、無垢な少女に無理にさせている +という背徳感が、カイムを興奮させていく。 +\endtext + +\text +――映像内でもまた、悪役がさらに一段 +腰の振りを早め、フィニッシュへと駆け +上がりつつあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし! 出るぞ! 出すぞ――! + 受け止めろ、飲むのだ、エル!!」 +\endtext + +\text("エル") +(え、えっっ?! 飲むって―― + ふっ、ぷふうううっっ!) +\endtext + +\text +突然、そこでペニスの軸が膨れ上がったかと +思うと、次の瞬間には大量の精をエルの +口内で爆発させていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ぐぷっっっ! ふっ、むっっ! + ふんむぅぅぅぅ……んっっっ!!」 +\endtext + +\text +どぶん、どぶん、と続けて力強く震えて、 +さらに大量の精をエルの中に流し込んで +くるペニス。 +\endtext + +\text +口いっぱいに太いのを頬張らされて +しまっているので、吐き出そうと思えば +それを抜くしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目だ! 出すんじゃない! + ……飲むのだ、それを」 +\endtext + +\text +見上げると、画面の中でも女の子が喉を +コクコク鳴らして、悪役の精を飲み込んで +いる。 +\endtext + +\text("エル") +(の、飲んじゃうの? + どうして? 無理やりされて + いるのに……) +\endtext + +\text("エル") +(こ、こんなに苦くて、しょっぱくて、 + ドロドロしてて……い、生き物みたいに + 喉に絡んでくるのに……) +\endtext + +\text +それでも、映像の中の女の子に負けるわけ +にはいかない――という対抗心がある。 +\endtext + +\text("エル") +「んっ……こ、こくんっ! こ、こくっ、 + こくっ……ごくんっ!」 +\endtext + +\text +喉を大きく鳴らし、お腹が膨れるほど +量の多いそれを、何とか飲み干していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ……追加だ」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んぐぅっっ……!」 +\endtext + +\text +さらにドプンと大量の精液を吐き出してくる +カイムのペニス。 +\endtext + +\text +半泣きになって、しゃくりあげつつ―― +それでも無理をして、全部を喉の奥へと +流し込んでいた。 +\endtext + +\text("エル") +「ぷっ、はぁっっっ! + はっ、はぁ……はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +溢れた精液で、胸のあたりまでドロドロに +され――頭の中まで、精で満たされたように +感じてしまっているエル。 +\endtext + +\text +後半はほとんど息もできなかったから、 +酸欠で頭がぼうっとしている。 +\endtext + +\text +見上げると、ちょうどそこで幻像石の +映像が終わり、光が細く絞られていき、 +消えるところだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……っ! 良かったぞ、エルよ」 + この世にこんな幻像石の愉しみ方が + あるとは思わなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「幻の作品は手に入らなかったが…… + どうやら、それ以上の愉しみを俺は + 手に入れたようだな」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……は、はい。ありがとうございます、 + カイムさま」 +\endtext + +\text +エルは既に身を清め、服を整えていた。 +それはカイムも同じだ。 +\endtext + +\text +――このあと、ベッドの上でさらに続きが +あるものとエルは覚悟していたのだが。 +\endtext + +\text +どうやらカイムは、これで今夜は +充分満足したらしい。 +\endtext + +\text("エル") +(ホッとしたような、でもちょっと期待が + 外れたような、複雑な気分ですけど) +\endtext + +\text("エル") +(でも……あれがなかったら、今日だって + カイムさまに満足はしてもらえて + いなかったはずですし) +\endtext + +\text +役目を終えて転がっている幻像石。 +口の使い方すら知らなかったのだから、 +今夜はこれに助けられたのだ。 +\endtext + +\text("エル") +(これで良かったのかも知れないです―― + もっともっと、勉強しないと) +\endtext + +\text +自分の無知と、テクニックの無さを +痛感するエル。 +\endtext + +\text +――ベッドの上で、カイムを満足させる +ことは到底不可能だった筈だ。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あの……カイムさま! + これ、借りていっていいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? この幻像石をか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。それに……あれと、あれと、 + あれとあれもよろしいでしょうか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。構わんが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。我が魔王軍に同好の士が出来たと + いうのは実に喜ばしい。 + ……また語りあうとしよう」 +\endtext + +\text("エル") +(はいっ!  + ――それまでに、いっぱい、いっぱい + 勉強しておきます!) +\endtext + +\text +勘違いしているカイムをよそに、 +ぐっ……と拳を握り締めるエルだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_13.txt new file mode 100644 index 0000000..9f827fb --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_13.txt @@ -0,0 +1,1615 @@ +\setgamedatatitle("エル_13") + +\text("エル") +「ここが玉座の間です……って、 + カイムさまはもう知ってらっしゃいます + よね、もちろん」 +\endtext + +\text +振り返って、カイムに説明するエル。 +――この場所で、カイムはティーリアの +ことを犯したのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。……しかし、まるでもう百年も + 使われていないように見えるな」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……寂しくなっちゃいましたね」 +\endtext + +\text +ただでさえ広い玉座の間には人気がなく、 +今はがらんとして感じられる。 +\endtext + +\text +ティーリアの座っていた玉座や、年季の +入った調度やシャンデリアの上にも、 +うっすらと埃が降り積もっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「経費の削減の為だ。ここには最低限の + 警備の人員しか残していないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルはここで働いていた連中には + 別に仕事を見つけてやったといって + いたが」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、そうみたいです。……みんな、 + わたしにお礼をいっておいてくれって + いってました」 +\endtext + +\text("エル") +「――ありがとうございます、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……まあ、王の最低限の務めだからな」 +\endtext + +\text +その最低限の務めすら、ルドールらかつての +この国の支配者たちは無視していたのだ。 +\endtext + +\text +――こうなったのも当然といえば、 +当然という気はしないでもない。 +\endtext + +\text +今日、エルはカイムにこのルザリオの +王宮を案内して回っていた。 +\endtext + +\text +ルザリオの宝物庫に眠る莫大な財宝の +中には、大量の幻像石も含まれており―― +\endtext + +\text +中には、門外不出のレアなエロ幻像石も +含まれている。 +\endtext + +\text +エルは、王宮に居た頃に聴いたそんな噂を +ダシにして、カイムを連れ出したのだ。 +\endtext + +\text +このところ、戦闘と日々の雑務にカイムが +倦んでいるのを見かねてのことだった。 +\endtext + +\text +残念ながら、宝物庫は既に殆ど +空になっていた。 +\endtext + +\text +金目のものは、リズベルがとっくに軍資金に +換えており―― +\endtext + +\text +歴史的な価値のある宝物については、 +より警備の厳重な施設に移されていた。 +\endtext + +\text +エロ幻像石については、あくまで噂に +過ぎなかったらしい。 +\endtext + +\text +……それとも、落城のどさくさに紛れて、 +誰かが持ち出してしまったのか。 +\endtext + +\text("エル") +(あんまり落胆しているようには見えない + ですけど……本当は、そんなことは + ないですよね?) +\endtext + +\text +王族の血のなせる業というか―― +\endtext + +\text +カイムはこう見えて、 +意外と王らしい王なのだ。 +\endtext + +\text +無駄足を踏んだと悔やんでみせれば、 +それはエルを責めることになってしまう。 +\endtext + +\text +王が家臣を責めるということは、 +懲罰が発生するということだ。 +\endtext + +\text +それに、そもそも王である以上―― +誘ったのはエルとはいえ、責任は王である +自分にしかないと自然に考えているのだろう。 +\endtext + +\text +長く王宮に居て、女王の側に仕えていた +エルには、カイムのそんな思考がよく +わかってしまう。 +\endtext + +\text +せめて――自分にできることをしようと、 +努めて明るい声で、元気に王宮を案内して +回っていたのだ。 +\endtext + +\text("エル") +「そういえば、さっきの続きなんですけど!」 +\endtext + +\text +エルは道すがら続けていた、 +自分の身の上話を再開する。 +\endtext + +\text +――家はファルタ地方で農業をしていたが、 +猟師だった祖父のことが大好きで、 +その祖父から弓を仕込まれたこと。 +\endtext + +\text +どうやら才能があったようで、 +土地では名人で知られた祖父を +あっというまに追い越してしまったこと。 +\endtext + +\text +その弓を買われてファルタの守備隊に +スカウトされたこと。 +\endtext + +\text +――明るい家族とはいえ、子だくさんで +貧乏だったので、弟や妹たちを養うために +エルは張り切っていた。 +\endtext + +\text +そんな時にチャンスが訪れた。 +女王ティーリアが、視察のために +ファルタを訪れたのだ。 +\endtext + +\text +視察中の護衛につけられたエルは、 +女王に気に入られてしまった。 +\endtext + +\text +最初は緊張していたエルだったが、 +性格的に、遠慮が長続きしないというか―― +\endtext + +\text +慣れてくると目上の相手とでも普通に +会話ができてしまい、しかも許されてしまう +不思議な才能がある。 +\endtext + +\text +土地の産物や名物を説明し、 +家族や自分自身のことも話して、 +女王を一日愉しませた。 +\endtext + +\text +その日の夜にはもう、ティーリア自身が、 +ファルタの守備隊長に『この子を貰い +受けます』と命じてくれたのだった。 +\endtext + +\text("エル") +「そうやって、このルクト=ルザリオに + やってきたんです。……でも、行儀作法も + なんにもわかんないですし」 +\endtext + +\text("エル") +「最初はいろいろ失敗もしましたけど、 + ティーリア様はそんなわたしを見て + 笑ってくださってましたから――」 +\endtext + +\text +親衛隊の一員とはいえ、最初はティーリアの +ペットというか、宮廷のマスコットのような +扱いだったのだが―― +\endtext + +\text +やがて、弓の腕と侵入者への嗅覚で、 +王宮に敵う者は誰もいないことが +明らかになった。 +\endtext + +\text +幾つかの手柄のあと、正式に任官し、 +ティーリアの親衛隊長を任された。 +\endtext + +\text("エル") +「でも……わたしの一番大切なお仕事は、 + いつもティーリア様のお側にいて、 + 心を明るくしてさしあげることでしたから」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様も、わたしに変わって + 欲しくないとおっしゃっていましたし……」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしにとっても、そうして子供っぽい + ままでいられるのは、けっこう居心地が + 良かったんです」 +\endtext + +\text +その頃のことを思い出すかのように、 +眼を細めて無人の王宮を眺め渡すエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「――恨んでいるか? + ここでの幸せな日々を終わらせた、 + この俺のことを?」 +\endtext + +\text +エルは首を横に振る。 +\endtext + +\text("エル") +「いえ――魔王軍の人たちは、 + カイムさまも、他の人たちも + いい人ばかりですし」 +\endtext + +\text("エル") +「それに、この国の人たちの生活が + 苦しかったのはよくわかっていますし」 +\endtext + +\text("エル") +「このあいだ、任務の途中でファルタの + わたしの村にも寄ったんです」 +\endtext + +\text("エル") +「税金も軽くなって、わたしの家も、 + 村の人たちも、生活がすっかり + よくなっていて」 +\endtext + +\text("エル") +「もう仕送りはいらないから、 + 早く戻ってきてお婿さんをもらえ、って + 親にいわれちゃいました」 +\endtext + +\text +舌を出して笑ってみせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「戻りたいか?」 +\endtext + +\text +エルは、それにも首を横に振ってみせる。 +\endtext + +\text("エル") +「お父さんやお母さんには悪いですけど。 + わたし、ここにいたいんです」 +\endtext + +\text("エル") +「それに、ティーリア様にも悪いですけど。 + わたし……いま、変わってきてるんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ほう?」 +\endtext + +\text +微笑むエル。その笑みに含ませた女の色香に、 +カイムが反応したのがわかった。 +\endtext + +\text("エル") +「今日はごめんなさい、カイムさま。 + ……この場所で、わたしに罰を与えて + くださいませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「かまわんが……どんな罰が望みなのだ?」 +\endtext + +\text +体を寄せてくるエルに、カイムが戸惑い +つつも、男として反応する。 +\endtext + +\text("エル") +「それは、これを使って……カイムさまの + お好きなように」 +\endtext + +\text +ズボンの上から、股間の硬いふくらみを +そっと撫でるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、おぅ……くっ、たしかに、 + 以前とは少し変わった気がするな」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまから借りた幻像石で + 修行したんです。……成果をみてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「……この場所でか?」 +\endtext + +\text("エル") +「誰も見てないですよ。別に見られても + 気にしませんし……かえって興奮します」 +\endtext + +\text +フッ、と笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。 + その床の上にひざまずくがいい」 +\endtext + +\text +エルに命じ、カイムは自らも着ている +ものを脱いでいく―― +\endtext + +\text("カイム") +「カイムさま、 + これでいかがですか……?」 +\endtext + +\text +下半身を覆っていたスパッツを自ら脱ぎ、 +可愛い割れ目とお尻の穴が丸見えに +なっている。 +\endtext + +\text +――その無防備な姿のまま、エルは +小さな尻を突き出してくねくねと +くねらせてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……すごいな」 +\endtext + +\text +あどけなくも大胆なエルの仕草に、 +思わずごくりと唾を飲むカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふ……ありがとうございます。 + 勉強したんですよ、どうやったら + カイム様が喜んで下さるか……ほら!」 +\endtext + +\text +自ら尻肉を掴んで左右に広げ、 +尻穴と割れ目とをさらに奥までカイムに +さらしてくる。 +\endtext + +\text +あえぐように、その格好で腰を振るエル。 +成熟した大人の女が同じことをすれば、 +ともすれば辟易してしまう所だが―― +\endtext + +\text +エルのあどけなさと初々しさが、 +うまくそれを中和してくれている感じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。そそるな、率直にいって。 + ……一体どのような勉強をしたのだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「ひとりで、ベッドの上で練習したんです。 + カイムさまに借りた幻像石を何度もみて、 + 同じことをして、声も出して」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、う、うむ――勉強熱心なのは + よいことだ」 +\endtext + +\text +弓や剣の訓練をするように、真面目に +取り組んでいるエルの姿を想像したのか、 +カイムがちょっと微妙な表情をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし……これに関しては、 + 一人で出来ることばかりでもあるまい」 +\endtext + +\text +カイムは意地悪な笑みを浮かべると、 +エルの丸いお尻に自ら手を伸ばしていく。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かめてやろう。その一人の練習で、 + どの程度進歩できたのかをな」 +\endtext + +\text +エルの尻をさらに高く持ち上げさせ、 +カイムは舌を伸ばし顔を近づけていく―― +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text +カイムの舌がそこに触れると、 +エルは尻をぴょこんと跳ね上げるように +敏感に反応する。 +\endtext + +\text("カイム") +「動くんじゃない。そら……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふっっ、あ、あんっっ! し、舌が…… + あ、熱くて……んんっ、ふぁ! + ゆ、指でも……? はっ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、いい反応だ。……一人での練習でも、 + ちゃんと自分でここを触っているのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「答えろ……どうだ、こういうこともして + いるのだろう?」 +\endtext + +\text +指で一番敏感な部分の皮をむき、 +舌先でちょんと刺激を加える。 +\endtext + +\text("エル") +「は、あ、あんっっ! は、はい…… + そ、そこは感じ過ぎて痛いから、 + 触っていないですけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、自分ではなかなか勇気が出ないか。 + ならば……俺が今たっぷりと開発して + やろう」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ? あ、ありがとうございます、 + でも、やさしく……ひゃああんっっ!!」 +\endtext + +\text +カイムがそこを軽く甘咬みしてやると、 +エルの小さな尻が暴れて逃げ出しそうになる。 +\endtext + +\text +溢れ出た愛液は床へと滴り落ち、 +早くもエルは興奮に息を荒くしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! もう、こんなにも濡らして + いるのか」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、ふあっっ! ゆ、指が…… + ん、んっっ! オマ●コの中、ぐりぐり + って……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text +ぐちゅぐちゅと音を立てて、膣の中の愛液を +かきまぜるようにするカイム。 +\endtext + +\text +指を曲げ、敏感なスポットを刺激して +やると、エルの小さな体が面白いように +びくびくと反応する。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっ、ひんっ……はっ、はあっ! + はぁ、はぁぁ……カイムさま……」 +\endtext + +\text +汗にまみれ、肌を真っ赤にして、 +息を速くしているエル。 +\endtext + +\text +小さな体を手の中で好きなように嬲り、 +興奮させる愉しみにカイムはほくそえむ。 +\endtext + +\text("カイム") +「確かに、感度は良くなっているな。 + ……しかし反応のほうはまだまだ + のようだ」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、ふぁぁ……え?」 +\endtext + +\text +自分が快感を貪るのに夢中で、 +カイムを喜ばせることをすっかり忘れて +いたのに気づくエル。 +\endtext + +\text("エル") +(え、ええと、幻像石の中では、 + たしかこんなとき……あっ!) +\endtext + +\text +『囚われの女騎士』がエッチ三回目 +くらいでみせていた反応を思い出し、 +エルは思わず顔を赤くする。 +\endtext + +\text +いわゆる『堕ちた女騎士』―― +ベッドの上で練習はしていたものの、 +カイムの前ではさすがに躊躇してしまう。 +\endtext + +\text("エル") +(か、顔から火がでちゃいそうですけど。 + でも、でも――!) +\endtext + +\text +ここでそれをやらないと、自分はこの先も +ずっと幻像石に負けたまま、オマケのような +扱いになってしまうかも知れない―― +\endtext + +\text +声色を変えて、エルはカイムに +訴えかける。 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま、どうして私を苛める + のをやめてしまわれたのですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、私は、もう魔王様の指なしではいられ + ないんです。もっと、もっと、 + オマ●コの奥のほうまで激しく――」 +\endtext + +\text("エル") +「ぐちょぐちょっていやらしい音を立てて、 + かきまわして、めちゃくちゃにして + 欲しいんです。カイムさまぁ……!」 +\endtext + +\text +自分から手で尻を左右に引っぱって、 +その状態で体をくねらせてみせるエル。 +\endtext + +\text +尻の穴の奥のほうまでカイムから丸見えに +なっている筈で、恥ずかしさで死んでしまい +そうだったが―― +\endtext + +\text +その恥ずかしさをむしろ嬉しくも感じ、 +興奮してしまっている自分も確かにいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! いい表情だ。 + 必ずしも、演技ばかりではないようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。ならば―― + 今度は、ここを苛めてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「え……? あ、ちょ、ちょっと、 + ま、待ってください、カイムさま!」 +\endtext + +\text +不穏な気配を感じ、逃れようとする +エルだったが、カイムは当然許さない。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっっ! や、やぁんっっ! + そ、そこは違います! お、お尻の + 穴です! や、やぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに自分ひとりでの練習では、 + こっちまでは開発していなかったか」 +\endtext + +\text("エル") +「や、やぁぁっ! いたっっ! + しみます……な、中がちょっと + 切れちゃったみたいで……いたぁぁ!」 +\endtext + +\text +まだ硬いその穴の中へ、カイムはぐりぐりと +指先をねじこんでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだけ見せ付けておいて、 + いまさら嫌もなにもなかろう」  +\endtext + +\text("カイム") +「痛みにしろ、初めて前を犯された + 時ほどではあるまい。 + 力を抜いて、その痛みも味わってみるのだ」 +\endtext + +\text("エル") +「で、で、でも! 気持ちが悪いです…… + そ、そこは汚いのに……」 +\endtext + +\text +もちろんエルも、この世にアナルセックスと +いうものがあるのは知っている。 +\endtext + +\text +宮廷で貴婦人たちの会話にも上がっていたし、 +幻像石で実際にそれを見てもいる。 +\endtext + +\text +が、まさか……カイムがそんな趣味を持って +いて、自分が実際にそれをされることに +なるとは想像もしていなかった。 +\endtext + +\text +――汚い、恥ずかしいという道徳心が先に +たってしまい、愉しむどころではない。 +\endtext + +\text("エル") +「だ、ダメですそれは……そんなところ、 + さわっちゃ駄目なんです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……?」 +\endtext + +\text +田舎でしっかりした両親のもとで育てられ、 +本来は強い道徳心を持ったエルである。 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム――そういうエルだから +こそ、調教のしがいもあるというものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「――ならば、自然に力が抜けるように + してやろう。そら!」 +\endtext + +\text("エル") +「え……? ひっっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは指を上下に開くと、尻穴と同時に +前の穴にも深くねじこんでいく。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……ひゃ、ああああっっ!!」 +\endtext + +\text +既に開発されている前の穴と、後ろの穴とを +中ですりつぶすようにグリグリと責められ、 +エルは悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text +――もともと片手で包み込めるほど小さな +腰だけに、その状態でも両方の指が奥まで +入ってしまう。 +\endtext + +\text +指でエルを苛めつつ、カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……ほぐれてきたではないか。 + どうだ、後ろも気持ちがいいのだろう?」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、いっっ! や……いや、です…… + あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「頑固なやつだな。これでもまだ + 感じぬというのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ならば特別に、こっちにも + サービスしてやろう」 +\endtext + +\text +エルの腰に鼻先を近づけていくカイム。 +両穴を苛めている指の脇から顔を近づけ、 +クリトリスへと口付けしていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……?! あ、あ、あ――!」 +\endtext + +\text +膣穴とアナルを同時に指でほじくられ、 +さらに舌先で、敏感な突起をコロコロと +舐め転がされる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、ひゃんっ! だ、だめです! + そ、そこは感じすぎちゃいますからっ! + きゃ……! あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「お、オマ●コと、お尻の穴が同時に、 + グリ、グリ、グリって! あ、頭が + おかしくなっちゃいます、こんなの!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちがいいのだろう? + そら、イクがいい! 尻の穴をほじられて + な……! はははは!」 +\endtext + +\text +両指を同時に前後させ、くねらせ、間の +肉を押しつぶす。同時に前歯の先で +クリトリスを軽く噛み潰す―― +\endtext + +\text("エル") +「ひゃああああんっっ! だ、だめです! + こんなの、耐えられないです、 + カイムさま――あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふあっ、あ、あぁぁあぁぁぁ――んっっ!」 +\endtext + +\text +折れそうなほど背を反らし、 +尻を可愛く振って、絶頂を迎えるエル。 +\endtext + +\text +同時に、パッパッと無色透明の液体が +霧となって宙に振り撒かれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、潮吹きか。面白い……! + そら、一滴残らず吹き出してしまえ!」 +\endtext + +\text +絶頂を迎えているエルを、指でさらに +責め立てていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、あうっっ! ひゃううっ! + はっ、ああああうっっ!」 +\endtext + +\text +びくん、びくん、とエルが体を痙攣させ、 +その度に潮をパッパッと吹き上げる。 +\endtext + +\text("エル") +(ふぁぁぁ! な、なんでこんなの出るの? + オマ●コから……お、おしっことは + 違うんだよね? あ、ひゃんっっ!) +\endtext + +\text("エル") +(だ、だめ……恥ずかしすぎるよぉ…… + どんどん、えっちになっちゃう、 + わたし……) +\endtext + +\text +やがて本当に一滴の潮も出なくなり、 +エルは完全に果てていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃ……はぁ……はぁ…… + はぁぁぁ……」 +\endtext + +\text("エル") +(す、すごい声出してた、いま、わたし……) +\endtext + +\text("エル") +(そ、それとも、 + 『女』なら当然なのかな……) +\endtext + +\text("カイム") +「さてと。疲れている場合ではないぞ、 + エルよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +ズッ、と膣穴から指を引き抜くカイム。 +尻穴にはまだ指を挿入したままだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「かわりにこれを挿れてやろう。 + ――欲しいか?」 +\endtext + +\text +充分にほぐれた前の穴に、カイムの勃起した +ペニスの先が押し当てられる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……! は、はい。してください」 +\endtext + +\text +――しかしカイムは動かない。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、勉強の成果とやらは + いったいどこへいった?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? あ、え、えっと……」 +\endtext + +\text +尻穴を責められるショックとその気持ち +よさに、すっかり演技のことを忘れていた。 +\endtext + +\text("エル") +(えっち三回目の女騎士、えっち三回目の + 女騎士……) +\endtext + +\text +なんとか思い出して、とろんと乱れた +表情をつくるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま、はやく――! + わ、わたしのトロトロのオマ●コに、 + オチ●ポ入れてください――!」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もう意地悪しないでください、 + でっかくて、硬くて、熱いカイムさまの + オチ●ポ、はやくぅ……っ!」 +\endtext + +\text +いいながら、尻を扇情的にくねらせてみせる。 +\endtext + +\text +――演技のはずが、本当に頭がトロンとして +たまらない気分になってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「その調子だ、いいぞ――! + ならば、ご褒美にこれをくれてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「はあ、うんっっ! は、はいってくる! + カイムさまの、ぶっといオチ●ポがぁぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ――!」 +\endtext + +\text +ずぶぅ……と、既に濡れ切っていたエルの +前の穴に、根元まで一気にペニスを +挿入する。 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、あううんんっ! + ふ、深い……ですっっ! はっ、 + あっ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さらに、こうだ――!」 +\endtext + +\text +膣側の指を抜いたことで自由になった +尻穴の指を、ねじりながら根元まで +ぐりぐりと没入させていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっ、ああぁぁぁ――んっっ!」 +\endtext + +\text +エルの高い悲鳴がかつての玉座の間に +響き渡る。 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけで軽くイったか…… + だが、ここからだぞ?」 +\endtext + +\text +いいながら、拳を下腹部に +押し付けて固定する。 +\endtext + +\text +指を前に突き出し、いわば上下二本のペニス +が生えた状態で、エルの腰を貪り始める。 +\endtext + +\text("エル") +「え、え、えっっ!? な、なんですか、 + これっっ!? は、はうんっ! + きゃうんっ! きゃふううんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっは! 今思いついた新技だ。 + ……この手のエロ幻像石では、 + 二本生えている悪役など珍しくもなかろう」 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、本当にされるのは、苦しいです……! + はぁうんっっ! くぅうん! + ひあああんっっ! あうんっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あんっっ! お、オマ●コと、 + お尻が一つの穴になったみたいで…… + くっ、ひぅぅんっ! あんっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……いい声で泣くではないか。 + この場所で、ティーリアを犯した時の + ことを思い出すな」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……!」 +\endtext + +\text +そうなのだった――かつての主君である +ティーリアもまた、同じようにこの場所で、 +カイムに犯され、堕とされたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「あれは良かったな。滅ぼした国の女王を + 犯し、処女を奪う……あれぞ『征服』 + というものだった」 +\endtext + +\text("エル") +(う……カイムさま……ま、また、 + こういうの……!) +\endtext + +\text +エルを責めつつも、カイムの心がティーリア +を犯した時の記憶へと飛んでいるのがわかる。 +\endtext + +\text("エル") +(こういうの、嫌いです……! + たとえ、相手がティーリア様でも……!) +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま、はあうんっっ! + すごいです、カイムさまのが、オマ●コ + ずん、ずんって突いてきて……あんっっ」 +\endtext + +\text +堕ちきってとろけた声と表情をして、 +カイムの気を引きにかかるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ど、どうですか? カイムさま、 + わたしのオマ●コ、気持ちいいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……? うむ、いいぞエルのは」 +\endtext + +\text("エル") +「――ティーリア様のよりもですか?」 +\endtext + +\text +エルの問いに、ふっっ……と笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「女を比べる趣味はない。が―― + くっっっ!」 +\endtext + +\text +そこで快感に思わず眉をしかめるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここのキツさでは、今まで味わってきた + どんな女よりも上なのは確かだな…… + くっ、うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……もたんか。よしエル、そろそろ + 出すぞ。受け止めるがいい」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……! カイムさま、ドロドロに + 濃くて精子でいっぱいのザーメン、 + 子宮にいっぱい出してください……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せるがいい。おっっ、おっおっおっ、 + うぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっあっ、あっ、うああぁぁあぁぁ…… + ……んっっ!!」 +\endtext + +\text +子宮にカイムの熱い奔流を注がれ、 +尻をびくんびくんと上下させて +絶頂するエル。 +\endtext + +\text +カイムの精がほとばしる度にエルも絶頂し、 +尻に入れたままのカイムの指をキュンキュン +と締め付けてくる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっ、あぁ……はぁぁ…… + はぁ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっ……! ふふふ、良かったぞ、 + いまのは……」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……ありがとうございます。 + はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +ぐったりとして余韻に浸りながら、 +エルもまた満足の息をつく。 +\endtext + +\text +今度こそ、幻像石の助けを借りずに、 +カイムを満足させることができた。 +\endtext + +\text("エル") +(すっかり……えっちなわたしになって + しまった感じですけど) +\endtext + +\text +ティーリアの望んでいた無垢なエルとは、 +随分遠いところまで来てしまったと +自分でも思うものの―― +\endtext + +\text +全てを捧げると決めた強い男、カイムが +満足してくれるのなら、新しいエッチな +自分もまんざらではない……とエルは思う。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、と。……俺はまだ、 + もう少しヤリ足りない感じだが?」 +\endtext + +\text("エル") +「え? あ、はい……大丈夫です、 + よいしょ……」 +\endtext + +\text +自由に使ってください、とばかり、 +腰を高く持ち上げてみせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「どうぞ」 +\endtext + +\text +フッ……と笑うカイム。 +ペニスを軽くしごいて硬さを取り戻し、 +エルのことをもう一度刺し貫いていく。 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、んっっ! はぁんっっ……! + か、カイムさまの、まだこんなに硬い…… + です……ん、くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……こっちにも、まだまだ + くれてやるぞ?」 +\endtext + +\text +第一ラウンド同様、エルの尻穴に指を +突きいれ、ペニスと連動させて動かして +くるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃんっっ! あ、あんっっ! + す、すご……オマ●コも、お尻も、 + 感じすぎちゃいます、それ……!」 +\endtext + +\text +ペニスに柔襞を突かれ、指で粘膜を +ひっかくように刺激される。 +\endtext + +\text +そんなカイムの腰の一撃ごとに、 +エルは可愛い悲鳴をあげざるを得ない。 +\endtext + +\text +それはもう演技ではなかった。 +幼い顔を快楽で蕩けさせ、口の端からは、 +知らず知らずのうちに涎までたらしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ……! 可愛いぞ、エル……! + そら! もっと、もっと感じさせて + やろう……!」 +\endtext + +\text +カイムもまた、エルの幼い体を +快楽で染める征服感に酔い、 +腰の振りを一段と激しくしてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、こっちにももう一本だ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ? む、無理です、 + そんなに入らな……あ、あんっっっ!」 +\endtext + +\text +ずぶり……とエルの抵抗を無視して、 +尻穴に挿れられる指が二本に増やされる。 +\endtext + +\text +そしてそのまま、今や腸液にぬめっている +そこをグチュグチュと音を立ててかきまわし +てくる。 +\endtext + +\text("エル") +「や、やぁ……! そ、そこ、そんな変な + 音させちゃ駄目です! そ、そんなに + 奥まで、広げちゃだめです!」 +\endtext + +\text +女にとって最も秘すべき場所をほじくられ、 +感じさせられて、エルは羞恥に顔をこれ以上 +ないほど紅く染める。 +\endtext + +\text("エル") +「はっあっ、あんっ……! やぁぁ……! + あ、あ、あんっっ……! はあああんっ!」 +\endtext + +\text +――しかし同時に、これまで味わったことが +ないほどの激しい快感も得てしまう。 +\endtext + +\text("エル") +(う、うっっ! お、お尻の穴、オマ●コ + と一緒に責められて感じるなんて、 + え、えっち過ぎます、わたし――) +\endtext + +\text("エル") +(で、でも……でも……でも……!) +\endtext + +\text("エル") +「はっ、あっ、あっ、あぁあんっっ! + か、カイムさま、もっと……! + あんっっ! ひゃんっっ! ふああんっ!」 +\endtext + +\text +首を振り、よだれを撒き散らし、 +快楽にあえぎまくるエル。 +\endtext + +\text +両膝がガクガクと震え、これ以上腰を支えて +いられなくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ? ……まだまだヘタるには早いぞ? + そら、支えてやろう」 +\endtext + +\text +意地悪く笑うカイム。 +アナルに入れた指をフック状に曲げ、 +エルの腰を吊り上げる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ……! ひいっっ! + も、もう無理ですカイムさま、 + 少し休ませて……ひぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +その状態でさらに突かれ、 +感じさせられてしまうエル。 +\endtext + +\text +腰の一突きごとに全身をガクガクと +震えさせ、それが次第に大きくなり―― +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ……! か、カイムさま、 + なにか、す、すごいのが持ち上がって + きて……あ、あ、あ……っっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う……っ! 俺もだ。 + ならば、ここから一気にいくぞ!」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい! あ! ふぁ、あ、あ、あ、 + あぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっっ! くぉぉぉぉぉぉ……!!」 +\endtext + +\text +同調して、一気に絶頂へと駆け上がって +いく二人。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! 中は、もう一杯だな! + ならばこっちだ――!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、カイムはペニスをエルから +引き抜き、しごくようにして宙へと +精を噴出させていた。 +\endtext + +\text +エルの子宮だけでなく、その小さな体の +全てを己の精で染め上げたい―― +\endtext + +\text +その欲求のまま、熱い精のシャワーを +エルの全身へと吹き付けていく。 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ! あ、あつっっ……! + はっ、は、あっ、はぁぁぁぁ―― + んっっ!」 +\endtext + +\text +エルもまた、全身を叩く熱い男の精と、 +その臭気と熱気とに、吼えるようにして +絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおお! まだまだ出るぞ――! 」 +\endtext + +\text("エル") +「ふわぁあうんっっ! もっと、もっと + かけてください、オチ●チンから、 + 熱いの……ふぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +エルの背のくぼみに池ができるほど、 +その小さな体に大量の精を叩きつけて―― +ようやく、カイムの射精は終わっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……はぁ……はぁぁ…… + あ、ありがとうございました、 + カイムさま」 +\endtext + +\text("エル") +「エルのこと……こんなにも、 + 愛してくださって……精でドロドロに + 染めてくださって」 +\endtext + +\text("エル") +「う、嬉しいです……カイムさま…… + はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +無残に丸く穴のあいた膣を痙攣させ、 +紅く腫れた尻穴をひくつかせて、 +それでもエルは微笑を浮かべてみせる。 +\endtext + +\text +その凄絶な色気と愛らしさに、 +ぞくっ……とカイムは背に電流が +駆け上がるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……エルよ、辛抱できん。 + もう一度いくぞ! ……あ、いや……」 +\endtext + +\text("エル") +「どうしました、カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、これ以上起たん…… + すまぬ」 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ふう……と満足の息をつくエル。 +\endtext + +\text +主従揃って身を清め、服を整えつつ―― +今頃になって誰にも見られていなかったか +気になって、きょろきょろと見回す。 +\endtext + +\text("エル") +(どうやら大丈夫だったみたいです。 + でも……) +\endtext + +\text +エルは眉をしかめる。……お尻の穴に傷が +ついたらしく、まだむずがゆいような痛みが +残っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? なにか気になるか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ、なんでも……」 +\endtext + +\text +そう答えつつ、エルは内心で考える。 +\endtext + +\text("エル") +(今日は指だけでしたけど、カイムさま、 + こっちの穴にもすごく興味ある + みたいです) +\endtext + +\text("エル") +(は、入らないと思いますけど。 + いくらなんでも、こっちにカイムさまの + 大きいオチ●チンは――) +\endtext + +\text +次回は、カイムにそれを求められてしまう +かも知れない――と緊張しつつ。 +\endtext + +\text +しかし密かに、期待に頬を染める +エルなのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_14.txt new file mode 100644 index 0000000..8c3bf19 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_14.txt @@ -0,0 +1,1859 @@ +\setgamedatatitle("エル_14") + +\text("エル") +「もうちょっとですよ、スパッキオさん! + この坂を登り切ったら、そこでお昼の + 休憩にしますから!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、おぅ……しかし元気だなあ、 + ちびっこ」 +\endtext + +\text("エル") +「それは、ブライトリーフですもん! + 森の中なら百人力です!」 +\endtext + +\text +小さな拳を元気よく振り上げてみせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ノロさんも! 休憩に入ったら、 + わたしが森の木の実をたくさんとってきて + あげますから! ファイトファイト!」 +\endtext + +\text +コク……とうなずくノロ。いつも持ち歩いて +いる木の実を食べ尽くしてしまったらしく、 +物寂しい表情をしている。 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃ、わたし、列の後ろまでいって + みんなを励ましてきますからっっ!」 +\endtext + +\text +ビシッと敬礼をして、それから森の中を +突っ切って、小鹿のように駆けていくエル。 +\endtext + +\text +ルクト=ルザリオ近郊の森林地帯。 +森に慣れないハドス兵を率いての +行軍訓練の最中だった。 +\endtext + +\text +計画の立案と当日の道案内は、 +当然ブライトリーフであるエルの仕事だ。 +\endtext + +\text +自分にぴったりの任務を割り振られて、 +エルは張り切っていた。 +\endtext + +\text +――ちょっと張り切りすぎて、 +初日から行程がキツくなり過ぎている +きらいもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「水を得たなんとかというやつだな…… + たしかに元気なものだ」 +\endtext + +\text +そういうカイム自身、全身が汗だくだ。 +\endtext + +\text +――総大将が弱音を吐くわけにはいかない +ものの、森の暑さと息苦しいまでの湿度の +高さに相当まいっている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まるで子供ですけどね。 + ……あんな噂が立つような娘には、 + 見ていて思えません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 噂とは、どんな噂だ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……ご存知なかったのですか? + それはまあ、色々と……」 +\endtext + +\text +少し頬を染めて、言いづらそうにする +リズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちもその噂を知っているのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ……そりゃまあ、いろいろと……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………………………」 +\endtext + +\text +話していいものかどうか、二人で顔を +見合わせるノロとスパッキオ。 +\endtext + +\text +とはいえ王に求められたなら、 +黙っているわけにもいかない―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……私が知っているのは、夜な夜な + エルの部屋から聴こえてくるという + 淫らな声のことですね」 +\endtext + +\text +最初にリズベルから説明する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでも夜毎に男女の喘ぎ声が聞こえて + きて、しかも声が毎回違っていると + いうことで――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「最初は毎晩違う男をベッドにひっぱり + こんでいるものと思われたらしい + ですが」 +\endtext + +\text +フッ……とそこで笑うカイム。 +もうこの話のオチが読めてしまったのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「女の方の声も毎晩違っていたんだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうことです。どうやら夜な夜な、 + 幻像石を見ては、その演技を真似して + いるらしくて……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺のは噂じゃねえよ。 + 迷宮の底に勝手に生えてくるキノコで + 『オトコダケ』ってのがあるんだが……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まあ、見た目が男のナニにそっくりな + もんで、そういう名前がついてるのよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺らゴブリンは好物なんだけどよ。 + 表面はヌルヌルしてるが中身はカタくて、 + 他の種族には食えたもんじゃねえな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ちょうどそれが、迷宮の最下層にごっそり + はえてるのをノロの奴が見つけてきて……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………………………」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……そりゃいいやってんで採りにいって、 + 戻ってくる途中であのちびっ子に会った、 + ってわけよ」 +\endtext + +\text +この話もカイムは先が読めたのだろう。 +ニヤリと笑いつつ、あごをしゃくって +その先をうながす。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そのオトコダケをみて、あのちびっ子が + えらく眼をギラギラさせてよ。で、 + 三本ほどわけてくれって」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「小さいのと中くらいのと、特大のぶっとい + のだったな。何に使うのかって聞いたら、 + そりゃあもう……」 +\endtext + +\text +思わず、思い出してぞくっと身を震わせる +スパッキオ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ナイショ、とかいって笑うんだけどよ。 + その笑みが、どこの娼婦かっていうくらい + 凄絶に艶っぽくて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「昔から、あれは女性が殿方のモノの代用品 + として使うものですからね」 +\endtext + +\text +その二つの噂を総合すると。 +\endtext + +\text +どうやらエルは、毎晩のようにカイムから +借り出した幻像石をみては、実際にセリフの +真似をして―― +\endtext + +\text +『オトコダケ』を用いて、実践の方の訓練も +積んでいるらしかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「――呆れたものです。いったいどこから + くるのでしょうね、その熱意は」 +\endtext + +\text("カイム") +「勉強熱心なのはいいことだろう、 + おまえも少しは見習え」 +\endtext + +\text +言われたリズベルが、少しむっとした +顔をする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……と、噂をすれば何とやらです」 +\endtext + +\text +最後尾を見に行っていたエルが +そこで戻ってくる。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま! それに皆さんも、もう少し + 歩いたら涼しい場所がありますから、 + そこで休憩にしましょう!」 +\endtext + +\text("エル") +「お昼のごはんも、みなさんのぶん + ちゃんと用意してありますよー!」 +\endtext + +\text +おおー、という投げやりな返事が +兵士たちの間から上がる。 +\endtext + +\text("エル") +「……それにカイムさまには、 + 特別のごはんを用意してありますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、期待しているぞエルよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………?」 +\endtext + +\text +ひとりリズベルだけが、エルの微笑みに +含まれる妙な色気に首を傾げる―― +\endtext + +\text +エルの選んだ休憩場所。 +\endtext + +\text +滝つぼの前がちょっとした広場のように +開けていて、渓流の飛沫に冷やされた空気が +驚くほど心地いい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんな場所があるなんて…… + ブライトリーフが森の民というのは、 + どうやら本当のようですね」 +\endtext + +\text +兵士たちは冷たい水をたっぷりと飲み、 +今は水で遊んだり昼寝をしたり、 +それぞれに休息をとっている。 +\endtext + +\text("エル") +「はーい皆さん、ごはんを持って + きましたよー!」 +\endtext + +\text +元気のよい声と共にエルが戻ってくる。 +肩には大きな実のついた蔓を束にして +背負っている。 +\endtext + +\text("エル") +「よいしょっと。殻を割って食べてください。 + 栄養満点です! 量は少ないけどお腹が + 膨れて、食べたら眠くなりますよ?」 +\endtext + +\text +皆に木の実を配り終えると、 +エルはカイムの側へと寄ってくる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、カイムさまはそれじゃなくて、 + こっちです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……んっ?」 +\endtext + +\text +皆と同じ木の実を割って食べようとしていた +カイムに、それをやめさせるエル。 +\endtext + +\text +木の実を取り上げて、かわりにリンゴを +一回り小さくしたような果実を押し付ける。 +\endtext + +\text("エル") +「これ食べてください。数が少ないから、 + カイムさま専用です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……美味いのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「味は、ちょっと変わった感じですけど。 + かわりにすごく元気になります」 +\endtext + +\text +躊躇しているカイムを見て、 +エルは自分にも一つ取り出してみせる。 +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫ですよ、わたしも食べますから。 + ……かぶっ!」 +\endtext + +\text +それを見てカイムも真似をする―― +\endtext + +\text("カイム") +「シャク、シャク、シャク…… + むぅっ、こいつは……」 +\endtext + +\text +果実を咀嚼しつつ、顔をしかめるカイム。 +食べ物というよりは苦い薬の味だ。 +\endtext + +\text +……それでも育ちが良いだけに、 +文句をいうことなく最後まで食べ終える。 +\endtext + +\text +王というのは、食い物に文句は言わない。 +言えば、料理人が罰せられることに +なるからだ――そう躾けられている。 +\endtext + +\text("エル") +「さてと。みんな、ちゃんと食べた + みたいですね……? いい子いい子です」 +\endtext + +\text +にんまりと、そこで悪戯っぽく +微笑んでみせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「……む? 待て、エル。 + お前、いったい何をした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁぁあ……!」 +\endtext + +\text +リズベルが大きくあくびをして、 +木の根をまくらにして猫のように +その場に丸まってしまう。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ずず……! ずずぅ……!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……………………」 +\endtext + +\text +スパッキオもノロも、折り重なるように +なって寝息を立てている。 +\endtext + +\text +――見回せば、森の中の広場に起きて +動いている兵士は一人もいない。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふ……! ちょっと眠って + もらったんです。起きたら疲れが取れて、 + すっかり元気になってるはずですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの木の実か……! + しかし、俺の許可も無くやっていい + ことではなかろう」 +\endtext + +\text("エル") +「それは、ごめんなさい…… + でもカイム様、他にも気づいている + ことがあるんじゃないですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む?! ……お、おっ……! + これは、なんだ……?」 +\endtext + +\text +下腹部に眼をやるカイム。 +――既に勃起したペニスがテントを張り、 +先走りの液体が染みを作っている。 +\endtext + +\text("エル") +「すごいでしょう、胸がどきどきして…… + はぁ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text +自らも、あの赤い実を食べていたエル。 +カイム同様、興奮に頬を染めて、 +胸と股間を指で弄っている。 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま、勝手なことをして + しまってごめんなさい。……わたしに + 罰を与えて下さいませんか?」 +\endtext + +\text("エル") +「しゅ、修行したんですよ。 + あれから、もっといろいろ…… + ふぁ、はぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おぉ……」 +\endtext + +\text +頭が揺れるような心地がするのは、 +催淫効果のある果実のせいだけでは +ないだろう。 +\endtext + +\text +幼さと、成熟した色気の凄絶なギャップ。 +\endtext + +\text +――逆に幼いがゆえに、その色気が嫌悪に +変わることなく、もろに性欲を刺激してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いいだろう。……こい」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、カイムさま――!」 +\endtext + +\text +完全にエルのペースのまま、 +魔王とその幼い家臣は、森の下草の中へと +倒れこんでいく―― +\endtext + +\text("カイム") +「うっ……くっっ!」 +\endtext + +\text +エルの小さな手でズボンの前を開けられ、 +中で窮屈にしていたペニスが探り出される。 +\endtext + +\text +……その手触りだけで、びくびくと身を +震わせ、うめき声をあげてしまうカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふっ! カイムさま、可愛いです。 + ここも……こんなに堅くして、 + お辛いですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おうっっ!」 +\endtext + +\text +ナデナデ……と亀頭を撫でられて、 +またしても声を出してしまうカイム。 +\endtext + +\text +エルは、自分でカイムに食べさせた +果実の効果をよく知っている。 +\endtext + +\text +抵抗できるはずがない――それがわかって +いるから、態度も行為も、ますます大胆に +なっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「いい子いい子です。……そうしていい子に + していて下さったら、すぐに気持ちよく + してさしあげますからね……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、う……ま、まあ、これはこれで」 +\endtext + +\text +見た目は子供でしかないエルに、 +完全に子供扱いされて嬲られる―― +それもまた、趣向としては悪くない。 +\endtext + +\text +幸い、部下も兵士も眠りこけていて、 +誰にも見られていない。 +\endtext + +\text("エル") +「うふっ……それじゃ、もっといいコトを + して差し上げますね?」 +\endtext + +\text +ペニスを指で撫でつつ、上目遣いでカイムの +ことを見上げてきて、悪戯っぽく微笑んで +みせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「むっ、お、おい、なにを……ふおうっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「わたし、知ってるんです。 + 男の人でも、こういうコトされると + ちゃんと感じちゃうんですよね……?」 +\endtext + +\text +カイムの胸に顔を近づけ、ちろっと紅い舌を +出して、乳首の先端を舐めてくる。 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、すごい……! びくってして、 + それに、乳首が本当に立ってきました。 + いやらしい……! くすくす!」 +\endtext + +\text +嘲笑うように喉を鳴らしつつ、 +猫がするようにペロペロと舌で乳首を +舐めてくるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「エ、エル……! くっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「うふふ、わかってます。こっちもして + 欲しいんですよね?」 +\endtext + +\text +ペニスの軸をそっと掴むようにして、 +前後に優しくこすり始める。 +\endtext + +\text +以前のように、技術の無さを初々しさで +補う必要はない。――もちろん、 +逆に力づくというわけでもない。 +\endtext + +\text +もどかしさを上手く演出し、最低限の力で +男を感じさせていく熟練した技だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……! 大したものだ。 + これが勉強の成果というわけか、 + うっ、く……!」 +\endtext + +\text("エル") +「うふふ……そうです。カイムさま、 + こういうのがお好きみたいでしたから」 +\endtext + +\text("エル") +「小さい子に責められたり、苛められたり + しちゃう幻像石、いっぱい持って + らっしゃいますよね?」 +\endtext + +\text +いいながら、カリッ……と勃起した乳首を +軽く噛み潰してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「つうッッ! その通りだが、まったく…… + 部下には見せられん姿だ。うっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「今は二人だけです。ほら……オチ●チン、 + こんなにしちゃって、いやらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「つう! はうっっ……!」 +\endtext + +\text +ピンピン、と指先で強く亀頭を +弾いてくるエル。 +\endtext + +\text +その痛みと一体になった強い快感に、 +先端からピピッ、と先走りが迸る。 +\endtext + +\text("エル") +「あはっ! ちょっと精液漏れちゃい + ましたね? 魔王さまともあろうものが、 + 恥ずかしい! うふふふっ!」 +\endtext + +\text +カイムのコレクションのメインは、 +あくまで『囚われの女騎士』である。 +\endtext + +\text +が、ヒロインの年齢が小さい場合に限っては、 +いわれてみればこういう内容のものが +多かったかも知れない。 +\endtext + +\text +――経験豊富なように見えて、 +エルの性の知識はあくまでカイムの +幻像石から得たものに限られている。 +\endtext + +\text +その幻像石は、カイム自身の趣味によって +厳選されたものばかり―― +\endtext + +\text +必然的にエルの身に着けている性技もまた、 +カイムの趣味にかなったものばかりと +いうことになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふっっ、よかろう。好きにやって + みるがいい。勉強の成果、この俺が + じっくりみてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「任せてください。……遠慮しませんよ?」 +\endtext + +\text +上目遣いにカイムのことを見上げながら、 +じらすように乳首の周囲を舐め、 +ペニスの軸をさわさわと指で撫でていく。 +\endtext + +\text +もう少し強くして欲しい……と思わせて +おいて、不意に乳首を強く噛み、 +亀頭を指でビーンと弾く。 +\endtext + +\text +暑さと興奮とで汗に輝く幼い肢体。 +それをくねらせて、視覚でカイムを +挑発することも忘れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっ、あうっっっ! + お、お……くぅ……っ……!」 +\endtext + +\text +――予測不可能な快楽と苦痛。 +\endtext + +\text +それに何より、幼い相手の手で自在に +弄ばれているという被虐感。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふっ! いい姿ですよ、カイムさま。 + 魔王ともあろうものが、こんな小さな子に + 苛められてアンアン言わされてしまって」 +\endtext + +\text("エル") +「もしもたったいま、寝てる人たちの目が + 覚めてしまって、これを見られたら + いったいどうなっちゃうんでしょうね?」 +\endtext + +\text("エル") +「……実はそろそろ、あの実の効果が切れて、 + みんな起きてくる頃なんですけど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい。……なんだと?」 +\endtext + +\text("エル") +「くすくすくすっ! ――冗談です。 + 第一、こんな短い時間じゃ、わたしたちが + 楽しめないじゃないですか」 +\endtext + +\text +ふうっ、と安堵の息を吐くカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「勘弁しろ、まったく……うっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま、今のでまたオチ●チン硬く + なりましたよ? ……苛められるの好き + なんですね、本当に」 +\endtext + +\text +さらに一段と妖艶さを増し、 +手と、舌の動きを速めてくるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「さあ、いっちゃってください。 + わたし、こんな勉強もしたんですから――」 +\endtext + +\text +いうなり、エルの手の動きが変化する。 +\endtext + +\text +先走りの液をペニスの全体に絡め、 +滑りを良くしておいてから、 +不思議な握りで前後させ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おっ、おっ……? これは――」 +\endtext + +\text +その絶妙な圧迫感と、吸い付いてくるような +密着感に、感嘆の声を漏らすカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまのオチ●チンにそっくりの + キノコで練習したんです。『カイムさま + 二号』ってわたしは呼んでるんですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「毎晩、舐めたり、さすったり―― + カイムさまのコレのことなら、 + 誰よりも良く知ってるんですから」 +\endtext + +\text("エル") +「それに……こんなことも知ってます」 +\endtext + +\text +背を伸ばすようにして、カイムの頬に +顔を寄せてくるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ぺちょ、ぺちょ、ぺちょ……!」 +\endtext + +\text +小さな舌が、喉の下を這い、 +うなじを伝い、耳たぶをねぶり―― +\endtext + +\text("カイム") +「くぅ……ふぉっ、 + おっおっ、おおお…………っっ!」 +\endtext + +\text +本能から腰をガクガクと前後させ、 +勃起したペニスの先から精を撒き散らす +カイム。 +\endtext + +\text("エル") +「うわっ、出た出た。すごい勢いで + 出てます……くすくすっ!」 +\endtext + +\text +射精の凄まじい快楽の中でも、 +エルの小さな手はペニスをしごく +ことをやめようとしない。 +\endtext + +\text +二度、三度、宙に間抜けな精を弧を描いて +飛ばす羽目になり――それが収まったところ +で、ようやく解放してもらえた。 +\endtext + +\text("エル") +「うわあ、いっぱい出ました…… + あのあたりだけ、これからいっぱい草や + 木が生えてくるかもです」 +\endtext + +\text +森の地面に撒き散らされた精を見て、 +エルがくすくすと笑う。 +\endtext + +\text("エル") +「――気持ちよかったんですね、 + カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。……実際、挿れずにここまで + 気持ちが良くなったのは初めてかも + しれん」 +\endtext + +\text("エル") +「うふふふふ! ずっと幻像石で見て + 憧れてたことが、こうして現実になって + いるんですから、当然です」 +\endtext + +\text +何ともいえない蟲惑的な笑みを +浮かべてみせるエル。 +\endtext + +\text +――以前の『囚われの女騎士』の演技 +よりも、エルにはこの『えっちな小悪魔』 +の演技の方がずっと似合っている。 +\endtext + +\text("カイム") +(いや違う。必ずしも演技だけではないな、 + こいつは――) +\endtext + +\text +責任は自分にあるとはいえ、少年のように +無垢そのものだったエルの、あまりの変わり +ように罪悪感を覚えずにはいられない。 +\endtext + +\text("エル") +「――カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだ、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「うふふっ! ……わたし、カイムさまに、 + もっともっと、ずうっとえっちなことも + して差し上げられるんですよ?」 +\endtext + +\text +カイムにのしかかるようにして、 +ツヤツヤした唇を指で撫でてみせるエル。 +\endtext + +\text +あれほど射精したにも関わらず、 +またしてもペニスにムクムクと血が +通いだすのを感じる―― +\endtext + +\text("カイム") +「ほ、ほう。……たとえばどんなことだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「うふふっ! わたし、知ってるんです」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま、相手が小さい女の子ですと、 + 普通にするより……本当は、お尻の穴の + ほうに興味がおありなんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なっっ? ひ、人聞きの悪いことを……」 +\endtext + +\text +否定しかけて……カイムは諦めていた。 +\endtext + +\text +幻像石を通してカイムの趣味を吸収したと +いうことは、隠していた性癖も全部知られて +しまったということだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「――まあな。そもそも幼少期というのは、 + 誰でも多かれ少なかれそっちの方に + 興味があるものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「対象が少女であることで、その頃の感覚が + 蘇るというかなんというか――」 +\endtext + +\text("エル") +「言い訳はいいですよ。カイムさまは、 + わたしのアナルにオチ●チンを + ぶすーっ! て突き刺したいんですよね?」 +\endtext + +\text("エル") +「長いオチ●チンで、わたしのことを + お尻から串刺しにして……わたしのお腹を + 全部使ってそれをシコシコして」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしが口から吐き出しちゃうくらい、 + わたしの中に、ザーメンをいっぱい、 + いーっぱい注ぎ込みたいんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ……お、おう。それは、そういう + 妄想を長年に渡ってしてきたのは + 確かだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし……無理だろう? さすがに?」 +\endtext + +\text +両手の中にすっぽり包み込んでしまえる +ほど、小さなエルのお尻である。 +\endtext + +\text +前回も、そこに欲望を覚えはしたものの、 +エルの身を思いやって指を入れるだけで +我慢している。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……ですから、わたし、 + 練習してきたんです」 +\endtext + +\text("エル") +「最初は小さなキノコを使って、 + それから、ちょっとずつ大きなキノコに + 交換して」 +\endtext + +\text("エル") +「――カイムさまのほど大きなキノコは + 見つからなかったんですけど。 + きっと大丈夫だと思うんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「スパッキオのいっていた、 + 例のキノコか……」 +\endtext + +\text +自らの巨大なペニスと、まだ小さなエルの +身体を見比べて、多少危険かな、 +とは思うものの―― +\endtext + +\text("カイム") +「……そういうことなら遠慮なく犯させて + もらうが。本当に、後悔はしないな?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……! + よろしくお願いします、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……では、尻を出すがいい」 +\endtext + +\text +互いに、多少の緊張を覚えつつ、 +二人は次の段階へと移行する―― +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさまは動かないでくださいね?」 +\endtext + +\text +エルの希望で、カイムが下になっての +騎乗位でのアナル初体験だった。 +\endtext + +\text +――主導権の問題ではなく、その方が +安全だという双方の同意の上での判断だ。 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、ほら、みてくださいカイムさま、 + わたしのお尻の穴……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう……!」 +\endtext + +\text +薄い尻肉を掴んで、自らそこをよく見える +ように広げてみせるエル。 +\endtext + +\text +きれいなピンク色のその部分は、 +あくまで小さい―― +\endtext + +\text("エル") +「んっ、んしょ……んっっ! + や、やっぱり大きい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ……!」 +\endtext + +\text +エルが腰を落とし、亀頭をその部分に +押し付けてぐりぐりとやるが、 +なかなか入っていく気配がない。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁぁ……ふぅぅ…… + う、ぅぅ……」 +\endtext + +\text +全身を紅く染めて汗を浮かべているエル。 +\endtext + +\text +カイムのものを呑み込みたい、 +という欲望に熱くなっているのはエルも +同じなのだが―― +\endtext + +\text +まだ幼い肉体のほうが、その欲望に +ついてきていない感じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まて……こうしてやる」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、んっ……そこ……!」 +\endtext + +\text +カイムは、エルの前の穴へと手を伸ばし、 +滴っている愛液をぬぐい取る。 +\endtext + +\text +その愛液をエルの尻穴にまぶし、 +ペニスの先にもたっぷりと塗りたくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし。これでもう一度 + やってみるがいい」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……んっっ! こ、これなら、 + なんとか……」 +\endtext + +\text +尻を左右にひねると、亀頭の先端がそこを +引き伸ばし、中に入り込もうとする。 +\endtext + +\text("エル") +「だ、大丈夫みたいです。 + それじゃカイムさま、わたしのお尻の処女、 + これからカイムさまに捧げます――」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっっ! くっ……ふぅぅッ! + え、えい……んっっ…… + や、やっぱりだめ……です……」 +\endtext + +\text +それでもやはり、カイムの太いものを +自分から挿れるには思い切りがつかない +のだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「――手伝ってやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ? あ――!」 +\endtext + +\text +エルの細い腰を掴むと、引き降ろし―― +下からずぶりと、一気にアナルを刺し貫いて +いた。 +\endtext + +\text("エル") +「んっっ! きはぁぁ……ッッ! + い、いたぁぁぁ……っっ!!」 +\endtext + +\text +エルが背を反らし、涙の粒が散る。 +\endtext + +\text +子悪魔に苛められるのも悪くはないが―― +\endtext + +\text +やはりこうして、処女を貫く瞬間の涙と +悲鳴には堪えられないものがある。 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい、なんとか……オマ●コの + ときの痛さに比べたら……」 +\endtext + +\text("エル") +「で、でも、大きすぎですよやっぱり、 + カイムさまのオチ●チン……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあそうだろうな。 + それより動けるのか? 俺の方から + 動いてやろうか?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえっ! わたしがやりますから、 + じっとしててください」 +\endtext + +\text +慌てて否定したのは、カイムに任せて +好き勝手に突かれてしまってはたまらない、 +という恐れもあったのだろう。 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっ……んしょ……くっっ、 + ふ、太くて……へ、へんな感じです。 + お腹の中が硬いのでいっぱいで」 +\endtext + +\text("エル") +「くっ、んっっ……は、はぁっ、 + くふっ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +なるべく痛くないようにゆっくりと、 +尻穴でペニスをしごき始めるエル。 +\endtext + +\text +小さな穴を真っ赤になるまで引き伸ばして、 +ペニスが周囲の肉を巻き込みつつ、 +ゆっくりと出入りする。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おうっ……そそる光景だな、 + これは……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふうっ、はぁっ……こ、こっちも、 + ちょっとずつ馴染んできた感じです。 + んっ……」 +\endtext + +\text +塗りつけた愛液が奥まで回ったのだろう。 +滑りがよくなり、エルの苦痛も収まって +きた感じだ。 +\endtext + +\text("エル") +「は、速くしていきますね…… + ん、んしょ……ふっっ、くぅっ…… + はっ、ふっっ……んんっっ……!」 +\endtext + +\text +浮かせたままの腰を上下させ、 +次第にそのスピードを増していくエル。 +\endtext + +\text +きつい尻穴がペニスに加えてくる快感も、 +それにつれて増していく。 +\endtext + +\text("エル") +「や、やっぱり、わたしには大きすぎて、 + 動きにくいですし、い、痛いですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「で、でも――な、なんだか、 + お臍のあたりがむずがゆくなってきて。 + ん、んっ……はあっ……ふああんっ……」 +\endtext + +\text +エルの方も感じてきたのだろう。 +ペニスに加えられていた圧迫が抜け、 +動きが滑らかになっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「んっ、あっっ……はっ、ああんっ…… + こ、このあたりに先っぽを置いて、 + ぐちょぐちょするのが気持ちいいかも」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ふっっ! こっちも、 + いいぞ、なかなか……くうっ……」 +\endtext + +\text +エルは本当に余裕が出てきたらしい。 +表情に小悪魔的ないたずらっぽさが +戻ってきている。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ……カイムさま、どんな気分 + ですか? こんな小娘のきゅうきゅうの + お尻の穴で、オチ●チン絞られるのは?」 +\endtext + +\text("エル") +「もう我慢できなくて、わたしの中に + きったないドロドロのザーメン流し込み + たくて――」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしのお腹、子宮に流し込んだ精液で + ぷくーって膨らましたくて、 + 堪らないんじゃないですか?」 +\endtext + +\text +エルの言葉責めのレパートリーは、 +どれもカイムの幻像石のコレクションに +あったものばかりだ。 +\endtext + +\text +いつかこれを現実に――と願っていただけに、 +その達成感と満足感は相当なものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いいな……いいぞエル。 + くっ! そう長くは保たんぞ、これは」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっっ……! わたしも、 + お、お腹がどんどん熱くなってきて、 + あ、あんっっ! は、あうんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……お、お前を手に入れられたのは、 + 確かに良かったかも知れないな―― + こ、ここまでになるとは」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はぅんっっ! わ、わたしのお尻 + の中、げ、幻像石よりも、キモチいい + ですよね? カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっっ……! ああ、いい! + この方がいいぞ、エル……!」 +\endtext + +\text +にっこりと、カイムのその言葉にエルが +微笑んだようだった。 +\endtext + +\text("エル") +「じゃ、じゃあ、カイムさまの可愛い + オチ●チン、わたしのお尻でもっと + キモチよくしてさしあげます」 +\endtext + +\text("エル") +「ですから……わたしのお腹の奥に、 + 精液どぱどぱって、いっぱい、 + いっぱい出しちゃってください……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……ふぉぉぉっ!?」 +\endtext + +\text +エルの腰の動きが一段と加速される。 +\endtext + +\text +アナルでするのはこれが初めてとは思えない、 +踊るような動き――これも幻像石を参考に、 +キノコで練習していたのか。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……くぉっっ、ふぉおおおおお!」 +\endtext + +\text +突然、怒涛のような射精感が突き上げてきて、 +半ば暴発気味にエルの中へ精を吹き上げて +しまっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「え……ふぁ、あ、熱いのが、 + 上のほうに……む、胸まで、広がって + いく感じです……!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あっっ! くぅ…… + ふっあああああぁぁ……んっっっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの上で腰をガクガクと震わせ、 +絶頂を迎えるエル。 +\endtext + +\text +同時に尻穴がキュッと窄まり、さらなる +快楽でカイムの精液を搾り取っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おぉぉ……ッ!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あっっ! また! 精液いっぱい + 出てます、も、もういっぱいなのに…… + ふっっ、ふあぁぁぁあ……んっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……はっ、はぁ……はぁ、はぁ…… + はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅ……! ふぅッ、はぁ……」 +\endtext + +\text +――お互い汗まみれになり、 +しばし呼吸を整える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……エルよ、まさかこれで終わり + などということは言うまいな?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ……あっ! + か、カイムさま……」 +\endtext + +\text("エル") +「嬉しいですけど。……もうそろそろ、 + 本当に眼を覚ましてくる方がいらっしゃる + かも知れないですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「知ったことか。……俺は魔王だぞ?」 +\endtext + +\text +おい……と、周囲の森へ声をかけるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「誰もまだ起きるな。目覚めた者がいたと + しても、寝ている振りをしておけ。 + ――これは命令だ」 +\endtext + +\text +兵士の中の一人、二人が、それを聴いて +思わず身を強ばらせたのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? さあ、続きをするとしようか」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。カイムさま――!」 +\endtext + +\text +嬉しそうに笑い、エルはカイムの上で、 +腰の振りを再開する―― +\endtext + +\text("エル") +「くっ、ふぅんっ! あぁん! + ふぁあん……はぁ、はぁ……ふふっっ!」 +\endtext + +\text +幼い外見に似つかわしくない妖艶な笑みを +浮かべつつ、肉棒を咥え込んだまま腰を振る +エル。 +\endtext + +\text +カイム自身が中に放出したザーメンの +おかげで、滑りが格段に良くなっている。 +\endtext + +\text +エルはそれを利用し、腰を前後左右に +くねらせるだけでなく、大きく上下させて +肉棒を激しくしごきあげていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、ほら……! んっっ! + み、見えますか? カイムさま……!」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしのお尻の穴が、カイムさまの + オチ●チンに吸い付いて、じゅぷじゅぷ、 + ってしゃぶってます」 +\endtext + +\text("エル") +「すごくエッチですよね……! + 見てるだけで感じちゃうんでしょう? + カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おう……! くっ……! + す、すごいぞ、実際に刺激のほうも…… + う、うっっ!」 +\endtext + +\text +泡だった精液でペニスに吸い付き、 +まるで本物の口のようにそれをしゃぶって +くるアナルに、カイムは驚嘆する。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふふふっ! 嬉しいです、 + カイムさまが、わたしのお尻で感じて、 + 可愛い表情をしてくれて……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ですから、もっともっと、 + カイムさまのオチ●チンのこと、 + キモチよくして差し上げますね――!」 +\endtext + +\text +汗を撒き散らし、幼い肢体に陽を反射させて、 +踊るようになめらかに腰を振るエル。 +\endtext + +\text +最初の苦痛も完全に抜けて、エルもまた +快楽を愉しんでいるのだろう。 +\endtext + +\text +痛みに顔をしかめる処女も悪くないが、 +相手も存分に感じているというのが、 +やはり遠慮がなくていい―― +\endtext + +\text +身体の大きさの違いを乗り越えて、 +しばし、純粋な快楽にふける二人。 +\endtext + +\text("エル") +「はんっっ! あんっ……んっ、 + くふうんっっ……! はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……ふっっ、ふぉぅぅ……」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ……か、カイムさまの + オチ●チン、またわたしの中で、 + ビクン、ビクンってしてます。ふふ!」 +\endtext + +\text +――それが射精の近づいてきた合図だと +いうことを、もうエルには知られて +しまっている。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふふっ! 出ちゃうんですか? + カイムさま?」 +\endtext + +\text("エル") +「こんなにちっちゃな子のアナルでオチ●ポ + しごかれて、我慢できなくなって、 + 出しちゃうんですか? カイムさま……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ううう……っ」 +\endtext + +\text +エルの木の実の効果はもう切れていて、 +かなりの数の兵たちが寝たふりをしつつ +プレイを見守っているはずだが―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ……! 認めよう。 + 素晴らしいぞ、エル。これは最高に、 + 気持ちがいい……ふぉっっ!」 +\endtext + +\text +カイムが褒めてやると、にっこりと、 +嬉しそうにするエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ありがとうございます、カイムさま――」 +\endtext + +\text("エル") +「お礼に、またアナルでカイムさまの精液、 + 飲んでさしあげますから。遠慮せずに、 + いっぱい、いっぱい出してください」 +\endtext + +\text("カイム") +「エ、エル……うむ!」 +\endtext + +\text +エルへの愛しさが湧き上がってきて―― +男の本能を通して、愛情は性欲へと +変換されていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……辛抱できん。動くぞ、俺も……」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あっっ! ま、待ってください、 + カイムさま……はっっ! あんっっ! + あんっ、あんっ、あんんっっ……!」 +\endtext + +\text +我慢できず、エルの小さな身体を +宙に跳ね上げるようにして、 +繰り返し腰で突き上げていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ふ、深いですっ! いままでより + 深いところに入って……あ、あんっ! + ひゃん、はぅぅ、ふあああんっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぁぁぁっ! あんあんあんっっ! + ひっ……あ―――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおお! く、くる! 出すぞ! + おぉおおおおお……!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ、ひぁああぁぁ……んっっ! + カイムさまの、溶岩みたいな精液が、 + お腹に溢れてます……っっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もうお腹の中いっぱいで、 + 口から溢れちゃいそうで……あっっ、 + また……!」 +\endtext + +\text +エルの可愛い悲鳴に誘発され、 +さらに二度、三度と精が放出される。 +\endtext + +\text("エル") +「は、あ、ぁぁ……ん…… + す、素敵、です……カイムさま……」 +\endtext + +\text +本来の場所とは違っているものの、 +男の精を受け止める快感に +本能で喜びの声をあげるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおぅ……最高だ、これは……」 +\endtext + +\text +長年の夢がついにかなった―― +その充実感の中で、カイムは最後まで +果てていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ…………ッ!」 +\endtext + +\text +出すものを完全に出し切って、 +力を失ったペニスが自然にエルの中から +押し出されてくる。 +\endtext + +\text +後に残された、ぽっかり開いたままのエルの +アナルから、大量の精液が流れ出して +森のコケの上に広がっていく―― +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……はっ、ふっっ……! + ひ……はぁぁ……ふぅぅ……」 +\endtext + +\text +まだ興奮がさめやらないのか、 +余韻にビクビクと身体を震わせつつも、 +幸せそうな表情をしているエル。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……また、ちっちゃい子の + お尻の穴でしたくなったら、わたしに + 言ってくださいね」 +\endtext + +\text("エル") +「幻像石じゃなくて……わたしのお尻 + でしたら、いつでも使ってくださって + かまわないですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうしよう。……ふっっ! 手持ちの + その手の幻像石は、もう処分しても + いいかも知れんな」 +\endtext + +\text +そういってやると、まだ疲れた様子の +エルも、幸せそうに微笑を浮かべるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_15.txt new file mode 100644 index 0000000..641306b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_15.txt @@ -0,0 +1,1245 @@ +\setgamedatatitle("エル_15") + +\text +この迷宮へ来た最初の頃には、 +自分が男なのか女なのかすら、 +あまり意識していなかったエル。 +\endtext + +\text +それが最近では、すっかり『女』として +覚醒してしまい―― +\endtext + +\text +カイムの側でも、それを認めつつあった。 +\endtext + +\text +しかし、今夜エルが寝室に呼ばれたのは、 +『女』としてベッドを共にする +ためではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし、始めるぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、カイムさま――!」 +\endtext + +\text +ベッドの上に並んで腰掛けた二人。 +\endtext + +\text +もちろん、これから始めることは、 +いわゆる男女の営みではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、顕れ出でよ! + 光を戻せ、幻像石よ――!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が幻像石に触れ、 +起動用の魔力を送り込む。 +\endtext + +\text +宝石の内部に光が満ち、 +やがてそれが外に溢れ出してくる―― +\endtext + +\text("エル") +「きましたね」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……! + これは貴重な品なのだぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――さすがルドール、敵ながら、 + 面白いコレクションを持っていたな」 +\endtext + +\text +ベッドの上で期待に拳を握り締める二人。 +\endtext + +\text +つまり、エルが今夜呼ばれたのは +『女』としてではなくて―― +\endtext + +\text +同じエロ幻像石を愛好する『同志』として +だった。 +\endtext + +\text +宰相ルドールの屋敷が競売にかけられる +ことになり、内部の家具や美術品についても、 +その価値と価格が詳しく調査された。 +\endtext + +\text +その際、寝室の奥にあった隠し部屋から、 +裏モノのエロ幻像石が大量に発見されたのだ。 +\endtext + +\text +エルとしては、『ルドールさまもですか――』 +と多少げんなりさせられる発見ではあったが。 +\endtext + +\text +――この世界の男は、どいつもこいつも、 +というか。 +\endtext + +\text +とはいえ、カイムのような生粋のマニアと +してではなくても、エロを勉強する教材と +しての興味はエルも持っている。 +\endtext + +\text("エル") +(だってわたしのお仕事は、カイムさまと + エッチなコトをして、心と身体を癒して + さしあげることもあるんですから!) +\endtext + +\text +むん、と宙に映し出された映像に +集中するエル。 +\endtext + +\text +いかにも裏モノらしく、オープニングや +タイトル画面は入っていなくて、 +いきなり画質の悪い本編から始まる。 +\endtext + +\text +――映像が揺れているのは、 +この幻像石で撮影していることを +隠しているせいなのだろう。 +\endtext + +\text +画面には女の子の姿が大写しになっている。 +服装からして、普通に街で歩いている +女の子に声をかけて連れてきている感じだ。 +\endtext + +\text +女の子の可愛さを引き出すような +カメラワーク。撮影者は巧みな会話で +女の子を愉しませている。 +\endtext + +\text +やがて、女の子が頬を赤らめると、 +後ろを向いてスカートを下に降ろした。 +\endtext + +\text +そしてしゃがみ込むと、用意してあった +お皿の上にぷりぷりっと―― +\endtext + +\text("エル") +「す、ストーップ! ストップ、 + ストップ、ストォオ――ップ!!」 +\endtext + +\text +慌てて両手をぶんぶん振って映像を +遮るエル。 +\endtext + +\text("エル") +「な、な、な、な、なんなんですか! + これは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはこういうシリーズだろう……この手 + の趣味のものでは最高傑作とされている + ものだ」 +\endtext + +\text("エル") +「冷静に答えないでください! + 女の子がウンチするだけの映像が、 + 何で傑作なんですか――って、えっ?」 +\endtext + +\text +ちらり、とそこで幻像石の入れられていた +ケースが眼に入ってくる。 +\endtext + +\text +タイトルのラベルが貼られており、 +『ハンバーグおぢさんシリーズ♪』とある。 +\endtext + +\text +あのお皿の上の汚物が、この後ナニに +使われることになるのか。 +\endtext + +\text +――暗黒の想像に、エルは頭を横から +がーんと殴られたような気分になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「むっ、ナニをする……!」 +\endtext + +\text +ばふっ、と枕を持ち上げて、 +エルは幻像石の上にフタをして +しまっていた。 +\endtext + +\text +――エッチに目覚めたとはいえ、 +もともとはまっすぐな倫理観を持つ +エルである。 +\endtext + +\text("エル") +「これは……認められませんっ。 + 個人的に……絶対に……」 +\endtext + +\text +いいながら、ふと不安になるエル。 +\endtext + +\text("エル") +(そ、そういえば、カイムさま、 + わたしに対しては前でするより + お尻のほうが好きみたいでしたけど) +\endtext + +\text("エル") +(――も、もしかして、カイムさまも + そういう趣味が?) +\endtext + +\text +もしも、それを求められてしまったら、 +自分はどうしたらいいのか―― +\endtext + +\text +不安げな瞳で、カイムのことを見やるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふっっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう心配そうな顔をするな。 + コレクションとして貴重とはいえ、 + さすがの俺もこれで悦ぶ趣味はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろウンザリしていたところだ。 + ――どうだ、風呂がまだなのだが、 + これからつき合わんか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、はい。わたしはさっき入りました + けど、お供いたしますっ」 +\endtext + +\text +ホッと内心で安堵の息をつくエル。 +\endtext + +\text("エル") +「――ちょうど、身体を洗いたいみたいな + 気分になってました」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ。ふふ!」 +\endtext + +\text +ベッドから立ち上がりつつ笑うカイム。 +\endtext + +\text("エル") +(とりあえず――カイムさまが、 + ルドールを滅ぼしてくれて本当に + 良かったです) +\endtext + +\text +もしもハドスが敗れていれば、ルドールの +前でティーリアと二人並ばされて、 +ウ●チをさせられていたかも知れない。 +\endtext + +\text +その想像に、ぶるぶるっと怖気をふるう +エルなのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("カイム") +「むっっ?! エル……?」 +\endtext + +\text("エル") +「エッチするんじゃないですよ、 + そのままじっとしてて下さい……」 +\endtext + +\text +迷宮のお風呂場の中。 +\endtext + +\text +エルはスポンジの代わりに、 +泡立てた石鹸を自分の身体にたっぷりと +なすりつけている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、今日はそういう趣向か」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。動いちゃだめですよ? + んしょ……」 +\endtext + +\text +石鹸まみれの幼い肢体をなすりつける +ようにして、エルはカイムの身体に +泡を移していく。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま、気持ちがいいですか?」 +\endtext + +\text +マッサージをするように少し力を入れて、 +カイムの肉体にせっけんを揉みこみ、 +汚れをこすり落としていくエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいな……くっっ」 +\endtext + +\text("エル") +「だめですよ? 今は身体をきれいきれい + する時間ですから、エッチなことを + 考えちゃいけないんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……ふぅぅ……」 +\endtext + +\text +カイムがリラックスした息をつく。 +\endtext + +\text +と、そこでエルの手が、カイムの股間へと +伸びていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、いやそこは自分で洗う……こらっ」 +\endtext + +\text("エル") +「じ、じっとしててください、カイムさま、 + お、大きくしちゃ駄目です……はぁ、 + はぁっ……」 +\endtext + +\text +股間に泡をすりつけ、睾丸を、 +そしてペニスを洗う。 +\endtext + +\text +その小さな手の感触に、カイムが男として +反応せずにいることは不可能だった。 +\endtext + +\text +――もちろん、硬く勃起したペニスの +感触を味わっているエルの側もだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「エルよ……」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、だ、駄目です! こ、このお風呂場 + では、エッチなコトは禁止なんです…… + あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +今度は逆にカイムの手が、エルの石鹸まみれ +のオマ●コの奥へと触れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「――ヌルヌルしているぞ。 + これは石鹸ではないだろう?」 +\endtext + +\text("エル") +「うう……で、でも、ここでエッチした + ことがリズベルさんにバレちゃったら……」 +\endtext + +\text +『お風呂場ではエッチは禁止!』というのが +リズベルの定めたルールである。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は魔王だ。たった今だけ、 + そのルールを特別に変更する」 +\endtext + +\text("エル") +「あっっ! ん、んんっっ! + は、入ってきますっっ!」 +\endtext + +\text +カイムはエルの小さな身体を持ち上げると、 +ペニスの上にあてがい―― +\endtext + +\text +落とし込むようにして、一気に貫いていた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あんっっ! ふわぁ……ん……」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ! お、ぉぉ……」 +\endtext + +\text +一つに繋がった瞬間、全身に広がっていく +満足感に二人とも思わずため息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いいな、やはりお前の中は…… + くっっ」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、わたし、カイムさま専用ですから……」 +\endtext + +\text +もともと、まだ小さすぎた処女穴を、 +カイムの巨大なペニスで引き裂かれ、 +無理に広げられている。 +\endtext + +\text +最初は苦しかったが――今も少しだけ +苦しいのだが。 +\endtext + +\text +そのフィット感、互いの一体感は、 +他の女性とは比べ物にならない筈だという +自信がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うっ……堪らんな、これは。 + すぐに始めるぞ、大丈夫だな?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。わたしもすぐして欲しい + です。いっぱい、強く……!」 +\endtext + +\text +不完全燃焼に終わった先ほどの鑑賞会で、 +フラストレーションが溜まっているのは +お互い様だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。遠慮はせんぞ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、はい……あ、あうんっっ! + ほ、本当に、激し……はううっ! + あ、あんっ! あん、あんっっ!!」 +\endtext + +\text +最初から、エルの小さな身体を腰の上で +弾ませるような激しいカイムの腰づかい。 +\endtext + +\text +しかし今ではエルの側でも、 +それを受け止めて快楽に変えることが +できるようになっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「あんっっ! くああんっっ! + す、すごいです、頭まで、くうんっ! + ひ、響いちゃいます! はうんっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あんっっ! か、カイムさま、 + 大丈夫ですから、もっと強くして + くれても……お、お願いします」 +\endtext + +\text +それでもまだカイムの腰の動きに、 +自分の小さな身体を気づかう部分があるのを +エルは感じ取る。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。……もうお前には + 何も隠すことができんな」 +\endtext + +\text +腰の筋肉を引き締めると、今度こそ全力で +エルへとぶつけていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ、あんっっ! + つ、強いですけど……でも、大丈夫です! + ひゃ、ひゃんっっ! くはんッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お……! す、すごいな、 + これは……おおおっ……!」 +\endtext + +\text +全力で突き上げるカイム。そのカイムに +しがみつくようにして、全てを受け止め +ようとするエル。 +\endtext + +\text +互いの身体のサイズは不釣合いであるものの、 +驚くほど二人の相性は良くなっている。 +\endtext + +\text +――そのことに、カイムは素直に感嘆する。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、想像もしなかったな……くっっ、 + お、お前と、するのが……んっっ、 + これほど良くなるとは……!」 +\endtext + +\text +ティーリアのオマケ程度と最初は思っていて、 +実際にティーリアを手に入れた後では殆ど +興味すら失っていた。 +\endtext + +\text +――用意された趣向を面白いと感じ、 +たまには未成熟な肉体も良いかと思い、 +興味半分でまだ固い蕾を犯した。 +\endtext + +\text +あの時の少女と、なぜどうやって +ここまで辿り着いたのか。 +正直、自分でも不思議に思うほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……腰がとまらん。 + このまま休まずに一発目を出すぞ!」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい! きてください、 + カイムさま……ふあっっ! + はっ、あっ、あっあっあっ……!」 +\endtext + +\text +今日のこの勢いならば、一発出した程度で +衰えることはありえなかった。 +\endtext + +\text +射精の快感をスパイスとして味わうつもりで、 +カイムはさらに勢いを増してエルを +責め立てていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……!? う、あっっ……! + す、すごすぎます、カイムさまのおっきな + オチ●チンが、奥をゴツンゴツンって!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、頭まで響いて……ふぁっっ! + あっあっあっ、ひぁぁぁ……あんっ!」 +\endtext + +\text +肩を上下にガクガクと震わせ、 +殆ど強制的に絶頂へと追い上げられて +しまうエル。 +\endtext + +\text +その口を開けた子宮口を目掛けて、 +カイムは今日最初の精を叩き込んでいた。 +\endtext + +\text("エル") +「ひうッッッ! あっあっ……! + あつい、せ、精液が、赤ちゃんの部屋に + どばどばどばって……ひ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はっあっあっ……! + ふぁああぁぁぁ…………んっっっ!!」 +\endtext + +\text +小さな子宮に容赦なく精を流し込まれ、 +たまらず絶頂を迎えるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、エル……エルよ」 +\endtext + +\text +きゅっ……とそれでも精一杯カイムに +しがみついて、射精を受け止めてくれている +エルの姿に、愛しさが湧き上がってくる。 +\endtext + +\text +――当然、性欲も。 +\endtext + +\text("カイム") +「エルよ、続けていけるな?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁっ、はぁ……はぁ…… + えっっ!?」 +\endtext + +\text +たった今射精したばかりのペニスが、 +自分の中でむしろ射精の前よりも大きく、 +硬くなっている。 +\endtext + +\text +それどころか、カイムの腰がもう +我慢できないとばかりに軽く蠢きだして +いる―― +\endtext + +\text("エル") +「は、はいっ! ご、五秒ください。 + すぅ、はぁ……はぁ……!」 +\endtext + +\text +深呼吸して、乱れ切っていた息を何とか +整えるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「すはぁ……だ、大丈夫だと思いますっ、 + 来てください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんな、無理をさせる……しかし、 + 我慢できんのだ」 +\endtext + +\text +いうなり、本当に最初から全開でまた +突かれまくってしまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……!? は、はうっ! ひゃんっ! + ま、まだイッたばっかりで、敏感に + なっていますから……はぁうんっっ!」 +\endtext + +\text +苦痛を訴えるならともかく、 +気持ちが良すぎるという理由では、 +カイムは責めを緩めてはくれない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……! 最近は、ずっとお前には + やられっぱなしだったからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「たまにはこちらが手綱を握って、 + お前を泣かしてやるのも悪くはあるまい!」 +\endtext + +\text("エル") +「は、は、はい! す、すごくいいですけど、 + でも、よすぎて……あ、あんっっ! + あんあん、ひゃああんっっ……!」 +\endtext + +\text +今日のカイムは、いつもとは違う―― +そう思いかけて、内心でそれを否定するエル。 +\endtext + +\text("エル") +(そうじゃなくて、今までがわたしの + 為に手加減をして、わたしに合わせて + くれてたんだ……あっっ、ひいいっ!) +\endtext + +\text +本気になったカイムの前に防戦一方と +なり、恥ずかしいほどアンアン泣かされて +しまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +「た、助けて……! ま、待ってください、 + こんなの、こんなの……ひっっ! + あ、あんっ! あんあん、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text +無限の力を秘めたマシーンのように、 +カイムの力強い腰は際限なくエルを +突き上げてくる。 +\endtext + +\text +体格差があり、宙に抱えられてしまって +いるから逃げることもできない。 +\endtext + +\text +夢中でカイムの身体を上へ、上へと登って +逃れようとするが、お構いなしに鋭く、 +連続で突き上げられてしまう。 +\endtext + +\text("エル") +「はんっっ! ひゃあんっっ! + し、子宮を、激しく突きすぎです、 + カイムさま! かはぁんっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「お、奥ばっかり、そんなにオチ●チンで + ズンズンされたら、お、おかしく + なっちゃいます! ひぃぃっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……最近の子悪魔めいたお前も + 魅力的だったが。その泣き顔も、 + なかなか悪くない」 +\endtext + +\text("カイム") +「――可愛いぞ、エル」 +\endtext + +\text +腰で残酷にエルを苛めながら、 +耳元に囁いてみせるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あっ……カイムさま……」 +\endtext + +\text +かぁっ……と、長い耳の先までを +真っ赤に染めるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「力を抜け。俺を信じて身を任せろ。 + そうして、もっと……もっと、 + 熱く蕩けてみせろ」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい、カイムさま……はっっ、 + ふぁぁっ! は、はうんっ……あ、熱い、 + オマ●コが……あぁぁあんっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「と、蕩けちゃいます、わたし、本当に…… + か、カイムさまのオチ●チンが熱すぎて、 + とろとろ溶けちゃいます……あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +カイムのアドバイスを素直に受け入れ、 +熱い吐息を漏らすエル。 +\endtext + +\text +手の中で熟れてゆく小さな肉体。 +その艶のある表情と喘ぎ声に、 +満足の笑みを漏らすカイム。 +\endtext + +\text +カイムは、エルがこの魔王軍にきた +ばかりの頃を思い出す―― +\endtext + +\text +宮廷にいたお陰で、耳から得た性の知識 +だけは一応持ち合わせていたものの。 +\endtext + +\text +自分については『女』であることを +あまり意識しておらず、あっさりしていて +少年のようだった。 +\endtext + +\text +それをカイム自身の手で、 +ここまでに磨き上げた―― +\endtext + +\text +いや正確には、コレクションのエロ幻像石を +研究して、勝手にカイムの好みに成長して +くれたのだが。 +\endtext + +\text +それでもやはり、小さな娘を自分好みに育て、 +磨き上げるのいうのは男のロマンではある。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあブライトリーフだけに、 + 身体のほうはまったく育っていないが―― + それもまた、よい!) +\endtext + +\text +殆ど無尽蔵に湧き上がってくる性欲に任せて、 +カイムは玩具のように、小さな肉体を +揺すり上げ、突き上げていく。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あっっ! だめです……! + そ、そんなに強くしたら、あっっ! + あ、わたし、破れちゃいます……ひっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞ――少し我慢しろ」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ? は、はい……んっっ、 + あ、あ、ひいいいい……んっっ!」 +\endtext + +\text +力強い連続の突き上げで、エルの身体は +ほとんど宙に浮きっぱなしになる。 +\endtext + +\text("エル") +「と、飛んじゃう! 飛んじゃいます! + お、降ろしてください、こんなの、 + 死んじゃう! ひっっ――!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおおおぅ――ッッ!」 +\endtext + +\text +ひときわ高く、腰を突き上げて―― +その位置で、カイムは高らかに精を +放っていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はっあっあっっ、で、出てます、 + いっぱい……入ってきます、カイムさまの + 熱いのが……ひあぁあぁぁ――んっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、ま、また! あ、熱くて…… + 熱すぎて、溶かされちゃいます、 + 中から、トロトロに……」 +\endtext + +\text +二度目とは思えない大量の精液を膣に +流し込まれて、完全に蕩けて +しまっているエル。 +\endtext + +\text +――熱いお湯に浸かっているような +その結合部分で、再びカイムの腰が蠢き +始めているのに気づいて驚く。 +\endtext + +\text("エル") +「え!? か、カイムさま、まさか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! たまにはいいだろう。 + 第三ラウンドだ」 +\endtext + +\text("エル") +「も、も、もう無理です……ひっっ! + あ、あ、ひゃあんっっ! + はんっっ! はうぅッッ……!」 +\endtext + +\text +再び胴を掴まれて上下に動かされ、 +エルはペニスで中を摺り上げられてしまう。 +\endtext + +\text +エルの小さな身体では、男であるカイムが +その気になってしまえば抵抗のしようがない。 +\endtext + +\text("カイム") +(少し可哀想な気もしないではないが――) +\endtext + +\text +これまでの二人のセックスでは、 +エルに責めさせてカイムは受け手に回ること +が多かった。 +\endtext + +\text +その方がエルも安全であったし、生意気な +少女に嬲られるというシチュエーションには +興奮もさせられた。 +\endtext + +\text("カイム") +(しかし一度こうして、こいつのことを + 限界まで、徹底的に犯してみたかった + からな――!) +\endtext + +\text +湧き起こってくる凶暴な本能に任せて、 +エルの膣奥を容赦なく突きまくっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「も、もう……ひっっ! そ、底が破れ + ちゃいます、カイムさま……! + はっ、はうっ! あうんっ! はぅ……」 +\endtext + +\text +涙目になり、涎を垂らして、 +肉棒の責めになすがままになっているエル。 +\endtext + +\text("エル") +(あ、あうぅぅ……! カイムさま、凄い! + こ、こんなにも、男のひとって凄かった + んだ……くっ、ひぃぃ……んっ!) +\endtext + +\text +疲れを知らずに突き上げてくる、 +その獣のような無尽蔵の力と欲望とに、 +完全に圧倒されてしまっているエル。 +\endtext + +\text("エル") +(わ、わたしじゃ……わたし一人じゃ、 + 絶対無理だよ、こんなの……相手しきれ + ないよ……あんっっ! きゃうぅんっ!) +\endtext + +\text +カイムがエルだけでなく、ティーリアを +含めた他の女たちとも関係を持っている +ことは当然知っている。 +\endtext + +\text +――気に入らないといえば、 +それは気に入らない。 +\endtext + +\text +だからといって、面と向かって『自分以外の +女の人とは寝ないでください!』という +ことが許されるわけはない。 +\endtext + +\text +それなら、自分がどんどん魅力的に +なって、カイムを夢中にさせて―― +\endtext + +\text +自分だけでカイムを満足させきって、 +他の女を相手にする余裕をなくさせて +しまえばいい。 +\endtext + +\text +根本的に自信家で、楽天的なエルである。 +それは可能だし、むしろ近いうちに当然 +そうなる筈だと思っていた。 +\endtext + +\text("エル") +(で、でも無理! だってわたしまだ + 小さいし、カイムさま、こんなにも + 凄すぎるし……あ、あっっ!?) +\endtext + +\text +小さな身体を持ち上げては落とされ、 +子宮の入り口を繰り返しペニスで +殴られてしまっているエル。 +\endtext + +\text +なにしろ体格が違うので、 +カイムのペニスは半分も埋まらないうちに +膣の底まで届いてしまう。 +\endtext + +\text +そこから亀頭が中を限界まで引き伸ばし、 +子宮が大きく揺さぶられる―― +\endtext + +\text +その強烈な刺激に、それまで固く閉じていた +エルの大切な入り口が、ひくひくと震えつつ +口を開こうとしているのを感じる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃあんっっ! だ、駄目ですカイムさま! + それ以上されたら、わたし、わたし…… + あっ、あっあぁぁぁ……ッッッ!」 +\endtext + +\text +ズンッ、と次の一突きで、エルの身体は限界 +以上に沈み込み、カイムのペニスに子宮まで +侵入を許してしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お、お、おうっっっ! + この感触は――!」 +\endtext + +\text +予想を裏切る内部での二段階の締め付けに、 +思わず呻くカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「きッッ! ひゃあうううう……んッッ! + あ、な、中まで入って……ひ!」 +\endtext + +\text +子宮に痛覚はない。しかし狭い子宮口を +ゴリゴリ擦られる異様な快感に、エルは舌を +出してろれつの回らない悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃっっ! あっっ! きゃひ…… + ら、らめれす! あっひゃっふぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これは、もたんぞ俺も――! + おっおっ、くぉぉぉ――!」 +\endtext + +\text("エル") +「ら、ら、らしちゃらめぇぇ! + カイムひゃまぁぁ! あっあっっ、 + ひゃふぅあぁぁ~~~~~んッッ!!」 +\endtext + +\text +涙と鼻水とで顔をくしゃくしゃにしつつ、 +それでもカイムの背に爪を立て、 +精を受け止めようとしがみつくエル。 +\endtext + +\text +そのエルの子宮の中へと直接、 +カイムはこれでもかというほどに、 +大量の精を解き放っていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃ、あ、あっ………! + か、カイムひゃまのが、お腹の中に、 + 広がっていきまひゅ……ふぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くぉぉぉぉ! まだ、出る――!」 +\endtext + +\text +常識外の快感に、我慢できず連続で精を +噴き上げてしまうカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、はぁ……ひゃぁ…… + ふふぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ふう!」 +\endtext + +\text +まだ摩擦で熱を放っているペニスを +そのままに、満足の息をつくカイム。 +\endtext + +\text +エルの方は、全身を駆け巡っている +快楽の余韻に、まだびくびくと手足を +震わせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫かエル。お前を相手にして、 + 初めて本気を出してしまったが」 +\endtext + +\text +コク……と、それでもエルは微笑んで +うなずいてみせていた。 +\endtext + +\text("エル") +「す、すごかったでひゅ……カイムひゃま、 + お、思ってたより、ずっと、ずぅっと…… + はっ、はぁっ……ひふぅ……」 +\endtext + +\text +エルはまた一段階、深くカイムに屈服させら +れてしまったのを感じている。 +\endtext + +\text("エル") +(で、でも、当然だよね…… + か、カイムさまは、こんなにも凄いん + だもの……は、はぅぅ……) +\endtext + +\text("エル") +(わ、わたしだけじゃなくて、 + みんなそうなんだ……ティーリア様も、 + 他の人たちも、みんな……) +\endtext + +\text +犯され、堕とされて、屈服させられた女たち。 +自分がその一人に過ぎないことを、 +思い知らされてしまったが―― +\endtext + +\text +しかしそのことに、不思議な安堵を感じも +するエルだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_16.txt new file mode 100644 index 0000000..04ad1b2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_16.txt @@ -0,0 +1,2713 @@ +\setgamedatatitle("エル_16") + +\text("カイム") +「……けしからんな」 +\endtext + +\text("エル") +「え? なにがですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この衣装だ。けしからん。 + むむ、実にけしからん――!」 +\endtext + +\text +けしからん、を連呼しつつ、 +カイムはエロ幻像石の映像にかぶりつきに +なっている。 +\endtext + +\text +夜。いつものように地下迷宮のカイムの寝室。 +\endtext + +\text +これもまたいつものように、新しく入手した +幻像石の鑑賞会にエルは『同志』として +付き合わされているのだった。 +\endtext + +\text +といっても最初の頃とは違って、 +今ではエル自身、これの面白さがかなり +理解できるようになっている。 +\endtext + +\text +研究熱心なエルにとっては、 +夜の勉強になる部分も多いし―― +\endtext + +\text +これだけ数を見せられていれば、 +内容を分析したり批評したり、 +はたまた特定の製作者を応援したくなったり。 +\endtext + +\text +カイムと交わす議論のほうも、 +それなりに熱の入ったものになって +いたりする。 +\endtext + +\text +正直、来るところまできてしまったというか。 +\endtext + +\text +明らかに、迷宮の他の人々には理解不能の +世界に踏み込んでしまった気はするものの。 +\endtext + +\text +つまりそれは、エルの他には誰もカイムの +趣味に付き合うことのできる人間はいない、 +という意味でもあり―― +\endtext + +\text +それなりに、現状に満足している +エルだったりする。 +\endtext + +\text("エル") +「けしからん、ですか……?」 +\endtext + +\text +今日の幻像石は宮廷劇仕立て。 +\endtext + +\text +普通の宮廷劇と違うのは、退治される筈の +悪い大臣にお姫さまが本当に犯されて +しまうところ。 +\endtext + +\text +画面の中では今まさに、主人公がモタモタ +しているあいだにヒロインが大臣の +餌食になろうとしている。 +\endtext + +\text("エル") +「……普通、だと思いますけど」 +\endtext + +\text("エル") +「それは、この時期の作品にしては、 + 寸止めを使わずにちゃんと悪役との + エッチを入れているのは評価できますけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあそうだが、ストーリーの話ではない。 + このヒロインの衣装だ、衣装」 +\endtext + +\text("エル") +「ああ、なるほど……可愛いですよね。 + ちゃんと半脱ぎでやってますし」 +\endtext + +\text +――悪役に手篭めにされている黒髪ロングの +ヒロインは、それは見事な刺繍の入った +シュカの民族衣装に身を包んでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、だいぶわかってはきているが、 + お前の観方はテクニックに偏り過ぎて + いるな。――ソウルが足りん」 +\endtext + +\text("カイム") +「よいか、衣装とは記号だ。 + 髪型もそうだが、まあそれはこの際、 + 置いておくとして」 +\endtext + +\text("カイム") +「こういう民族衣装は実用的ではなかろう。 + 現に最近はどの部族でも、若い娘は + あまり着なくなってきている」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを着ているとは―― + このヒロインは、いったいどういう + 存在なのだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? ええと……育ちのいいお姫様 + だから、自分ではあんまり働かなくて + いいとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう一声。このヒロインの内面は?」 +\endtext + +\text("エル") +「な、内面ですか!? え、ええっと…… + わたしの村にいた子ですと……」 +\endtext + +\text +現にエル自身は男の子みたいな格好で +駆け回っていた方なので、村でそれを着て +いた子のことを思い出す。 +\endtext + +\text("エル") +「大人しいっていうか家が昔風で、 + よく躾をされた子だとそういうのを + 着ていたと思いますけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだ、エル! + ――保守的な家の箱入りの姫なのだ。 + 当然、貞操観念も強かろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやらしいことなど考えたこともなし。 + 結婚するまで処女を守るのが当たり前と + 思っていたに違いない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今、犯されているのはそういう娘なのだ。 + どうだ! 想像すればするほど、チ●チン + がムクムク膨らんできただろう!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いえ……わたし、それついていない + ですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう、つまらんやつだな。 + ……お、いくか! このまま助けの + こないまま本番まで! おっ、おおっ!」 +\endtext + +\text +幻像石に夢中になっているカイム。 +\endtext + +\text +それを眺めつつ、ふうっ、とエルは小さく +ため息をついてみせる。 +\endtext + +\text +それから、くすっと微笑む―― +やっぱり、こういうカイムに好意を +持たずにはいられない。 +\endtext + +\text("エル") +(それなら、わたしがとっておきを + 教えてさしあげます――) +\endtext + +\text("エル") +「……カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、なんだエル。今いいところでは + ないか」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、幻像石もいいんですけど。 + それより、お耳をお貸しください」 +\endtext + +\text +そういって、カイムの耳元に唇を +寄せていくエル。 +\endtext + +\text("エル") +「実はわたし、知ってるんですけど――」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、エルよ! + いいぞ、いいぞ、いいぞぉ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「あっっ! か、カイムさま! + 衣装は、できれば最後まで脱がさない + 方向で……」 +\endtext + +\text +興奮したカイムにベッドへと押し倒されつつ、 +エルは訴える。 +\endtext + +\text("カイム") +「いわれるまでもない。しかしリズベルの + 奴め、こんな面白いものを押収しながら + 俺に黙っていたとは」 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさまが変なことに使う前に + 売ってしまおうと思ってたみたいですよ、 + ああっっ……!」 +\endtext + +\text +すす……と衣装のスリットから脚を +撫でられて、小さく声をあげるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「変なこととは何だ、変なこととは」 +\endtext + +\text("エル") +「た、たぶんこういうことです…… + ふぁっ、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text +カイムの手が衣装の上を這う。 +薄い布地ごしの微妙な感触に、 +エルはびくびくと感じさせられてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしても、女児用の使用済み民族衣装 + とは。ルドールの奴も、なかなか言い訳の + 難しいコレクションを持っていたものだ」 +\endtext + +\text("エル") +「ひょ、ひょっとしたら、お孫さんか + 誰かへのプレゼントだったのかも……」 +\endtext + +\text +ないだろう、とは思いつつ、 +一応あの悪党をかばってみせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……意外と、お前に着せようと思って + 集めていたものなのかも知れんぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? わ、わたしに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「サイズがぴったりだろう。――ルザリオを + 手中にした後で、ティーリアともども + 犯す気でいたのかもな」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、そんなの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「冗談だ。そら、もっといい声で鳴いて + みせるがいい」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……ふっ、んっっ! + こ、この服、布が本当に薄くて…… + ち、乳首だめです! あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +この衣装は、先日ルドールの居館から +発見されたものなのだった。 +\endtext + +\text +――どういう目的でそこにあったもの +なのかは、今となっては永久に謎だ。 +\endtext + +\text("エル") +「そ、それより、カイムさまこそ、 + もう我慢できないみたいに見えますけど」 +\endtext + +\text +いつもとは違うシチュエーションに +興奮しているのか、カイムのズボンの前は +もうはちきれる寸前だ。 +\endtext + +\text("エル") +「ど、どうぞ、来てください。この衣装を + 着たわたしを犯してください……」 +\endtext + +\text +恥ずかしげな微笑と共に、 +カイムの前で脚を開いてみせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおおう……! 素晴らしいな、 + くっ……お前のその姿を見ているだけで + 爆発寸前ではあるが」 +\endtext + +\text +大きく息をして興奮を鎮め、 +ニヤリと笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少し、その前に今のお前を味わって + おきたい。……そら、もっと可愛い + ところを見せてみるがいい」 +\endtext + +\text +そういって、エルの股間へと舌を伸ばし +つつ顔を近づけていく。 +\endtext + +\text("エル") +「んんっっ! あ、あ、あふッッ……! + し、舌が……! か、カイムさま……」 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……! わ、わたしも、 + この格好だといつもより感じる…… + みたいです……は、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text +ベッドのシーツを掴むようようにして、 +可愛い声をあげつつ身をよじるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい声だ。可愛いぞ、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ……あ、ありがとうございます + カイムさま。でもそれ、口でするのって + 男の人には楽しいんでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は嫌いではないぞ。特にお前のここは + 毛もなくて清潔だしな。――ぺろっ」 +\endtext + +\text +エルの小さな腰を抱え、鼻先をうずめて +くるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっっ! い、いんっっ……! + そ、そこは……ひ、あ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +一番敏感な部分をれろれろと責められ、 +背をそらして悲鳴をあげるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっ。……お前は嫌か?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁっ、はぁ……い、嫌じゃないです。 + 恥ずかしいですけど……」 +\endtext + +\text("エル") +「で、でもわたしはカイムさまのものです + から。そ、その部分もカイムさまの + ものなんです」 +\endtext + +\text("エル") +「で、ですから、どうぞ好きに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! しおらしいことを + いうではないか」 +\endtext + +\text +ならば遠慮はしない……とばかりに、 +思う存分、エルのまだシンプルな形をした +そこを舌で味わっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひ……! しゃ、しゃぶらないでください。 + そ、そこツンツンするのだめです!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あ……! す、吸わないで + ください、わたしのオマ●コの汁……  + や、やぁ……です……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「と、蕩けちゃいます、腰から下が…… + も、もう形がなくなっちゃったみたいで + ……はっ、はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふぅ!」 +\endtext + +\text +思う存分エルの反応を愉しむと、 +満足して口をぬぐうカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、はぁ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +全身の肌を真っ赤にして、小さな胸を +上下させて喘いでいるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし、これなら充分だろう」 +\endtext + +\text +カイムがズボンを降ろし、 +いきり立ったペニスをエルの前に +突き出してみせる。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……か、カイムさま、は、早く、 + エルの中にいらしてください…… + じ、じらしちゃイヤです……」 +\endtext + +\text +自ら脚を広げ、まだ幼いその部分を +見せつけるようにして、腰をもじもじと +させるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぅ……実に可愛いぞ、エル」 +\endtext + +\text +頬を撫でてやりつつ、 +ペニスの先をエルの入り口にあてがう。 +\endtext + +\text("エル") +「あ……お、おっきくて熱いのが…… + んっ、は、はやく……中に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 焦らずとも、 + 今夜は嫌というほどお前のことを + 可愛がってやる」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +巨大な亀頭が、周囲の肉を巻き込むように +してエルの性器を押しつぶしてゆく。 +\endtext + +\text +入らないか……と見えた瞬間、 +ズルルッ! と一気に、先端の膨らみが +狭い入り口を乗り越えていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はっっ、あぁああ――――んッッ!」 +\endtext + +\text +エルの悦びの悲鳴。 +たっぷりと舌で濡らしておいただけあって、 +中は意外にもスムーズだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、遠慮はせずにいくぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。いらしてください、 + カイムさま――あッッ!」 +\endtext + +\text +ズン……と根元までのストローク。 +それから全力で、エルの腰にガンガンと +カイムは腰をぶつけていく。 +\endtext + +\text("エル") +「ひあッッ! あっっ、あんッッ! + す、すごいです、今日のカイムさま! + あんっっ! あん、あんっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう……! 今日は調子がいいぞ! + この衣装のせいか? くぉぉっ……!」 +\endtext + +\text +腕の下のエルを押しつぶすつもりで、 +その肉体の全力をぶつけていくカイム。 +\endtext + +\text +――意外にもエルの小さな身体は頑丈で、 +カイムを受け止め、逆に自分から求めて +きたりもする。 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさまのオチ●ポ、 + キモチいいです……あ、あんっっ! + ふぁんっっ! はっ、あんっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……余裕だな、エルよ。 + これならどうだ!」 +\endtext + +\text("エル") +「はひぃぃぃ……!?  + す、すごいです……で、でも、 + 気持ちいいです! ひあぁ……っっ!」 +\endtext + +\text +負けじと腰を強めていくカイム。 +すっかりカイムの身体に馴染んでいるエルも、 +またその責めを柔軟に受け入れていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……! とりあえず一発目、 + いくぞ!」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい、きてくださいカイムさま、 + 中にいっぱい……あ、あ、ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +パンパンパン、という衝突音が +次第に早まっていく。 +\endtext + +\text +最後の瞬間、カイムは限界まで深くエルの +中に突き入れ、そこで精を放っていた。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁあぁぁ……んっ! 飲み込んでます、 + わたしの子宮が、カイムさまのオチ●チン + から、精液、いっぱい……!」 +\endtext + +\text +エルのいう通り、たっぷり中出しした精を、 +子宮口がごくごくと音を立てて吸い込んで +いるのが感触でわかる気がする。 +\endtext + +\text +子種を女に植え付ける、その長い快感が +続いて――ようやくカイムは果てていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ぷうっ! はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、はぁ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text +汗の粒の浮かんだ顔で、にっこり微笑んで +みせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ふぅぅ……! すごかったです、 + 今日のカイムさま。力強くて、情熱的で」 +\endtext + +\text("エル") +「……そんなにもこの衣装のことが + 気に入ったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのわりには、ケロッとしているように + 見えるが……まあな」 +\endtext + +\text("カイム") +「衣装もいいが、なにしろあの幻像石を + 見たばかりだからな――」 +\endtext + +\text("カイム") +「まるで自分が主人公になって、例の姫を + 犯している気分を味わえたのもある」 +\endtext + +\text("エル") +「……そういうことですか」 +\endtext + +\text +ぷくっと小さな頬をふくらますエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ、あ、いや……」 +\endtext + +\text +まずいことをいった、とすぐにカイムも +気がついたらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いやもちろん、それを着ているのが + お前だからというのが一番大きいのだぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「……だってこの服、子供用ですもん。 + 本当はティーリア様あたりが着られれば + もっと良かったんでしょうけど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……そうかも知れんが…… + いや、やはり違うな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は特別なのだエル。……確かに + 他の女を相手にしてでも、 + 民族衣装エッチくらいはできるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ただし、それは俺がその衣装を + プレゼントしてやって、着て来いと + 命じてやればの話だ」 +\endtext + +\text("エル") +「……カイム、さま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルよ……お前ほど、俺の趣味を深く + 理解してくれている女は他にいない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを軽蔑するのでも、許すのでも、 + 眼を瞑るのでもなく――理解した上で、 + 尊敬してくれている女もだ」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかるだろう? ……俺が、お前のことを + 特別な女だと感じているその意味が?」 +\endtext + +\text +照れくさそうでもあり、少し不機嫌でもある +その態度が、カイムがエルに本心を見せて +くれていることの証明だった。 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……嬉しいです、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい。エル……?」 +\endtext + +\text +ちょっと涙ぐんだ表情のまま、 +エルはカイムのものをキュッと締め付け、 +腰を揺すり始める。 +\endtext + +\text("エル") +「そういうことなら……わたし、 + もっともっと、今日はカイムさまに + サービスして差し上げちゃいます」 +\endtext + +\text("エル") +「どうぞ……いらしてください。 + いくらでも、カイムさまの精液、 + このお腹で飲んでさしあげますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう……」 +\endtext + +\text +にっこりと微笑んでみせるエル。 +……その表情の艶っぽさに、思わずうめき +声を漏らすカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ほら……オチ●チン、わたしのオマ●コ + の中でまた大きくなってきました。 + うふふ……可愛いです」 +\endtext + +\text("エル") +「さあ、わたしのちっちゃいオマ●コで、 + このゴツゴツしたチ●ポをぎゅっぎゅって + しごいて……」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしの赤ちゃんの袋を、 + 精液の濃いので、どぴゅどぴゅって、 + たっぷり膨らませて……」 +\endtext + +\text("エル") +「わたしのこと、カイムさまの精液で + 妊娠させちゃってください……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おう……! 任せるがいい!」 +\endtext + +\text +エルの言葉による煽りと愛らしい表情、 +それに微妙に蠢く膣の感触とで、 +早くも爆発寸前になっているカイム。 +\endtext + +\text +その射精感をいったん飲み込んで、 +再びエルのことを犯しにかかる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あんっ! カイムさま、 + そんなに早くイッちゃ駄目ですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わ、わかっている……くっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ん、んっっ! はぁんっ……! + そ、そうです、素敵です、カイムさまの + オチ●チン……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +エルの小さな穴を、力いっぱいペニスで +抉っていくカイム。 +\endtext + +\text +これだけの体格差があり、 +パワーの差があるというのに―― +\endtext + +\text +相変らずエルは余裕で受け止め、 +満足げに味わってすらいる様子だ。 +\endtext + +\text("エル") +「んっ、んんっ……ああんっ……! + ふ、深いです……子宮が揺さぶられて、 + じんじんきちゃいます……あぁん……」 +\endtext + +\text +感じて心地よくなればなるほど、 +キュッキュッと中をすぼませ、 +ペニスを締め付けてくるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、くっっ……! こ、これは、 + 気持ちが良すぎる……」 +\endtext + +\text("エル") +「ああん! 弱くしちゃだめです、 + 頑張ってください、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉう……しかし…… + む、むうっ……く……!」 +\endtext + +\text +ただでさえキツキツで、しかもカイムの +ペニスにぴったり沿ったエルの前の穴。 +\endtext + +\text +それで締め付けられ、暴発を避けようと +思えばピストンの速度を弱めるしか +ないのだが―― +\endtext + +\text("カイム") +(こ、この俺が防戦一方とは。 + たしかに、た、たいしたものだ、 + ブライトリーフ……っ!) +\endtext + +\text("エル") +「あれ、もう限界なんですか、カイムさま? + それならもう一度、わたしの子宮に + どぴゅどぴゅってしても構わないですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……いってくれる。 + しかし、ここは男の意地というものだ」 +\endtext + +\text +歯を食いしばって射精をこらえ、 +腰をガンガンとぶつけていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あ、あんっっ! す、すごい、 + カイムさま……! はっ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぬぉっ……! な、中が吸い付いて + きて……!」 +\endtext + +\text +プライドにかけても、エルを自分より +先にいかせようとするカイム。 +\endtext + +\text +が、興奮が高まったことで分泌液の濃さが +増したのか、エルのそこは吸い付くように +してカイムのペニスをしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「むっっ! ひ、ヒダが吸い付いて…… + ぬんっっ! ふんっっ! + くっっ……おおおおぉぉ――!」 +\endtext + +\text("エル") +「あうんっっ! ひゃんっっ! + はふあんっ……! か、カイムさま、 + カイムさまぁぁぁ――!」 +\endtext + +\text +エルが絶頂を迎えた瞬間、カイムもまた、 +耐えられずに二度目の精を放って +しまっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「は、はぅぅ……し、子宮に、 + 流れ込んできます……カイムさまの、 + 濃いスペルマが、いっぱい……」 +\endtext + +\text +実際に、大量の精をコクンコクンと、 +子宮で飲み下していくエル。 +\endtext + +\text +一度目よりも、さらに大量の精を放った +にもかかわらず――殆ど外には洩れてこず、 +エルは子宮で飲み込んでしまっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ふぅ……ふぅっ、はぁぁ……! + ま、またいっぱい、カイムさまのが + わたしの子宮の中に……!」 +\endtext + +\text("エル") +「こ、こんなに、ここで精液飲まされ + ちゃったら、わたし、妊娠してしまう + かもです……」 +\endtext + +\text +ふ……とそこで笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをいまさら、だな。前回など、 + その子宮に直接ペニスを挿入して、 + 精を注いでやったというのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「――この腹の中には、もう俺の子が + いると考えたほうがいいぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「え……? そ、それは、そうですけど。 + でも……」 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、本当に……その、できちゃってたら、 + どうしましょうか。カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうとは、どういう意味なのだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ? そ、それは、わたしまだ + 小さいですし。カイムさまだって + 困るでしょうし、赤ちゃんなんて……」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、いたっっ!」 +\endtext + +\text +ピン、とカイムはそのエルの額を +指で弾いてやっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「この魔王カイムを見損なうな、エル」 +\endtext + +\text("カイム") +「気に入った女とやって中に出すのに、 + 出来たら困るなどと情けないことを + 思うものか」 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は男で、お前は女なんだぞ? + ――お前を妊娠させたいから中で出して + いるに決まってるだろうが」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……!」 +\endtext + +\text +思わず、びっくりした顔をしてしまうエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「む? どうした?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ……カイムさまが、わたしのこと、 + ちゃんと『女』だって思っててくれたので、 + それでびっくりしたんです」 +\endtext + +\text("エル") +「……幻像石だと、わたしみたいな小さな + 女の子って、特殊ジャンルとして別もの + みたいにくくられてますし」 +\endtext + +\text("カイム") +「馬鹿が。幻像石の見すぎだ」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまにそれ言われちゃうと…… + って、あっ、ああんっっ!」 +\endtext + +\text +言葉を遮るように、カイムの腰がぐいっと +エルの奥深くをえぐる。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あんっっ! くんっっ! + ひあんっっ! も、もう敏感になっていて、 + はっ、ひゃうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「証拠をみせてやろう。お前の中に、 + さらに多くの精を注ぎ――確実に妊娠 + させてやる」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい、カイムさま。 + あ、あ、ひぁあんっっ……!」 +\endtext + +\text +今度こそ、本当に泣きそうになりながら、 +それでもカイムに合わせて腰を振って +いくエル。 +\endtext + +\text("エル") +「はっ、あっっ……う、上のほう、 + だめです……んっ、深い……! + ひゃっ、ひぁう……んっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「か、カイムさまに触られたとこ、 + 火がついちゃいそうです、熱くて…… + ひっ、ふひんっっ! は、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text +これで今日三回目だけあって、 +エルの身体は全体が敏感になりきっている。 +\endtext + +\text +手で軽く撫でてやっても、腰の動きの +僅かな変化にも、使い慣れた楽器のように +思うままの反応を返してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ……いいぞ、いいぞエルよ。 + ついでに例のやつもいくぞ? + あー、ごほんごほん」 +\endtext + +\text +そこで表情を変え、 +声色を変えてみせるカイム。 +\endtext + +\text +腰の動きまでも悪役っぽく、 +もったいぶった嫌らしい責めへと +変化させていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! どうだ、魔王のペニスは! + 感じるであろうが! そらっ、そらぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はにっくき魔王の子を孕み、 + この先も永久に、俺への奉仕を続けるのだ。 + ぬははははは!」 +\endtext + +\text("エル") +「あんっっ! ちょ、ちょっとまって + ください、カイムさま……! ひ、あんっ! + こ、腰使うのとめてください、タイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? なんだなんだ、 + これからがいいところではないか」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁっ、はぁ……す、すみません。 + でも、それって『囚われの女騎士』 + ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。不服か?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、お付き合いしますけど。 + でもこの格好だと、ちょっと…… + あんまり似合っていない気が」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう。いわれてみれば、 + いまひとつ気分が乗らんか。 + ……かといって脱がすのも惜しい」 +\endtext + +\text("エル") +「『箱入りのお姫様』やりましょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや。それはむしろ、今日の一回目で + やるべきだった気がするな」 +\endtext + +\text +――これだけヤりにヤってしまったあとで、 +『箱入り』といっても今さら説得力がない。 +\endtext + +\text("エル") +「そうですね、はじまったらすぐに、 + またすごく感じちゃうと思いますし……」 +\endtext + +\text +むーん、と考える主従二人。 +\endtext + +\text("エル") +「そうだ! これです、カイムさま!」 +\endtext + +\text +両手を拳骨に握って、頭の横につけて +みせるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだそれは?」 +\endtext + +\text("エル") +「お団子です! 『ぶとうかのふく』!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだッ! すばらしいぞエル! + おお、見えてきた見えてきた……!」 +\endtext + +\text +――甲冑姿の女騎士にはどうやっても +見えなくても、女武闘家にならなんとか +見えないことはない。 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃ、『囚われの女武闘家』 + ってことで……これが三回目くらいで + いいでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。一回目も既に処女ではなかった + 設定でな。……ではスタートだ!」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっっ! ……くう! 魔王め! + はなせ! 私を自由にしろっっ!」 +\endtext + +\text +いつもの女騎士役よりちょっぴりワイルドを +心がけて、エルが演技に入る。 +\endtext + +\text("カイム") +「わはは、ナニをいう。これだけ盛大に + 喘いでおいて……そら、続けてもっと + 犯してやろう!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、ああうん! 悔しいっ! + 体が、体が、勝手に反応してしまう! + あ、あん! はうんっっ!」 +\endtext + +\text +こうしたプレイには完全に慣れっこに +なってしまっている二人。 +\endtext + +\text +息のあった演技を続けつつ、 +互いに高めあい、絶頂へと近づいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら! また出るぞ! + どうせなら貴様もイキながら、 + 我が精を受け止めるがいい!」 +\endtext + +\text("エル") +「な、なにをっ! お前の思い通りに + なんてならない! はっ、はうんっ! + ひううん……っっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、私は決して……あんっっ! + い、イッたりはしない! い、いくら + こんな、硬くて、大きいチ●ポでも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わはは、強情なやつめ。しかし口だけだな、 + 体のほうは素直なものではないか! + ほれ! ほれいっっ!」 +\endtext + +\text +パンパンパン……と肉のぶつかる音を +響かせて、エルを追い込みにかかるカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひいいんっっ! そ、そんなに繰り返し、 + 子宮を強くチ●ポで叩かれたら、も…… + もたない! はっ、あっあっあっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、あっあ~~~~~んっっ! 」 +\endtext + +\text +ガクガクと腰から揺さぶられつつ、 +舌を出して絶頂を迎えるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……中で出すのもよいが!」 +\endtext + +\text +エルの小さな膣の収縮をこらえつつ、 +引き抜いて筒先を顔面へと向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「生意気な女武闘家には、むしろこっちだ! + ふぉぉぉぉ――!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃぃ! ま、魔王の精液が、顔面に…… + あ、熱いッ! 眼にも口にも入って……! + ああああああ!」 +\endtext + +\text +エルは浴びせられる精液を避けようと +首を右に左に巡らせるが、それを追いかける +ようにしてカイムはさらに精を放つ。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、いぃぃぃ……っっ! + よ、よせ! 息ができない! + 匂いだけで妊娠してしまうぅ~~!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふうっっ! 出たな、それにしても。 + さすがにこのプレイだと我がキ●タマは + 働きがちがう」 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、ほんとに出しすぎです……! + はぁ……はふぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちなみに俺は、今夜はまだまだイケるが。 + どうだ、付き合えそうか?」 +\endtext + +\text("エル") +「え、ええっっ……!? + な、何とか……それじゃ、えっと」 +\endtext + +\text +膣に二度出され、全身にまで精を +浴びせられて、疲労と心地よい陵辱感に +浸っていたエル。 +\endtext + +\text +実際には、男の愛の証明に身も心も浸されて、 +幸せそのものなのだったが―― +\endtext + +\text("エル") +「くうっ! ま、魔王め! + い、いくらこの身を犯そうと、中も、 + 外も、精で穢そうと……!」 +\endtext + +\text("エル") +「修行で鍛えたこの身体も精神も、 + 決して貴様に屈したりなんか + しないっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! そうでなくてはな! + 二度や三度の陵辱で堕ちてくれては、 + こっちとて面白くはないわ!」 +\endtext + +\text +エルのあごを掴み、顔を寄せてニヤリと +笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「これから毎晩……いや朝も晩も、 + 繰り返し、ひたすらお前のことを犯し + 抜いてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「いつまでその強気な態度を続けられるか、 + 見ものだな……! ははははは! + わぁ~っ、はっはっはっはっ―――!」 +\endtext + +\text +腰に手を当てて笑い、それから急に +真顔になるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここから後編だ。……前編が終わってから + 一週間たってる設定な」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。でも自分がやってていうのも + なんですけど、この人本当にけっこう + 強情だと思うんです」 +\endtext + +\text("エル") +「一週間くらいだと、まだあんまり + 変化ないんじゃないかなと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……! なら一ヵ月後だ。 + あと一歩で堕ちる寸前という所で + たのむ」 +\endtext + +\text("エル") +「わかりました。やってみます―― + ええと」 +\endtext + +\text +ちょっと考えた後で、さっきよりも +少し気弱さを滲ませた表情をつくるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「う……ま、魔王カイム…… + 今夜もまた、私を犯すのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ当然だ。お前とするのは気持ちが + いいからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――お前こそ、俺とするのが待ちきれなく + なって、密かに期待して濡れたりして + たんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「……ッ! そ、そんなことない! + あ、あるわけない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「意地を張るな。お前が護っていた姫は、 + 一足先に俺のこのペニスの前に堕ちたぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ? 誰それ……じゃなくて、 + 姫さまが、そんなっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「明日のネタの仕込みだ、合わせろ。 + ――その服は洗濯がいりそうだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではなくて、うむ! ……箱入りの姫も、 + 我がペニスを求めてさっきまでアヘ顔で + よがり狂っておった」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も見習って、早く身も心も俺のものに + なるがよい……ふはははは!」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、あ、あぁん――――!」 +\endtext + +\text +背後から太いので貫かれ、 +歓喜の悲鳴をあげるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! それ、それ、それぃぃ! + 泣け、わめけ、よがり狂えぃぃぃ!」 +\endtext + +\text("エル") +「よ、よせ! 嫌だ! + また、またおかしくなってしまうぅ……! + あぁ――ん!」 +\endtext + +\text +演技では抵抗を続けつつも、 +気持ちがいいのでその声は自然と +悦び混じりになっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「く、ひぃんっ! ふ、太いのが、 + 上からゴリゴリくるぅ! + オマ●コが伸びちゃうぅぅ!」 +\endtext + +\text("エル") +「こ、こんなの耐えられない! + ま、魔王のオチ●ポ気持ちよすぎて、 + 頭がおかしくなってしまうぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うわははは! 抵抗など、無駄! + 無駄! 無駄ァァ! 貴様のここはもう + 完全に俺を受け入れておるわぁ~!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃぃん! く、悔しい! + ひあっっ!? はっ、あんっっ! + あんあん、きゅわあんっっ……!」 +\endtext + +\text +演技の上では抵抗を続けているエルと、 +そのエルを責め抜いていくカイム。 +\endtext + +\text +――似たもの夫婦というか、どちらも役に +没頭することで、己の快感を高める +術を心得ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおおおう! もっともっと強くして + いくぞ! 耐えられるものなら耐えてみよ、 + うははははは!」 +\endtext + +\text +エルの腰をがっしり掴んで引き寄せ、 +腰をぶんぶん振ってぶつけていくカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あうっっ! きゃううっ! + はうぅんッッ! だ、駄目です! + 舌噛んじゃいます……」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、いいいっ! あっあっあっ、 + はぅ……い、息、息させてください、 + カイムさま……はふ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「演技しろ、演技!」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、わかってますよぅ……はぁ、 + はぁ……あ、あんっ! あんあんあん! + ま、また……はあああん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅぅぅ! 我慢できん! + あまりの気持ちよさに、腰が勝手に + 動いてしまうわぁぁ!」 +\endtext + +\text("エル") +「よ、よせ! 離せぇ! + こ、これ以上犯したら、ダメぇ……!  + あ、ひ、ひぃぃッ!」 +\endtext + +\text +カイムの手から逃れようと、 +わざともがいてみせるエル。 +\endtext + +\text +そのエルを逃がさないようにすることで、 +カイムもまた興奮を増していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお! たまらんな、コレは!」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、わ、わたしもです! はうっ……! + ひゃひぃん! はぅあ……っっ! + あああああんっ!」 +\endtext + +\text +恍惚の表情で腰を振りまくるカイムと、 +はしたなくも涎を撒き散らして、 +その責めを受け止めるエル。 +\endtext + +\text +互いに息をあわせつつ、 +一気に絶頂へと駆け上がっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「も、もう駄目ぇ! こ、こんなの、 + 姫様でなくても、耐えられるわけ + ない…………ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、こっちもだ! おおおおお……!」 +\endtext + +\text("エル") +「な、中に! 中に魔王の精が溢れて…… + ふわぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「せ、精液、子宮に入れられちゃうの、 + 気持ちいい……も、もう、駄目ぇ……」 +\endtext + +\text +ビクビクと身体を震わせつつ、 +快楽の余韻に喘ぐエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……あと一歩で堕ちるというところか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、とどめはこっちで刺してやろう!」 +\endtext + +\text("エル") +「えっっ!? ま、まさか……あっっ! + だ、駄目! そっちは本当に我慢でき + ないから……っ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスの先端が尻穴に押し当て +られたのに気づいて、半ば本気の抵抗を +みせるエル。 +\endtext + +\text +もがきつつ、尻穴をキュッとすぼめて +そこを守ろうとするが―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは……! 俺とお前の + クライマックスといえば、する場所は + ここしかあるまい! いくぞぉぉ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃぃっっ! ふ、太い…… + は、入らない! きっ…… + あ、あ、あ……くっ、はあああああ!」 +\endtext + +\text +閉じているそこを無理にこじあけられ、 +貫かれて、本気の絶叫をあげるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、おうっっ! や、やはり、 + 締め付けが、比べものにならんな! + お、お、お……!」 +\endtext + +\text +カイムはエルのような幼い娘が相手では、 +むしろ前よりこっちの穴の方が +好きだったりする。 +\endtext + +\text +一方でエルもまた、まだ未発達の前の穴より +後ろでされる方が感じてしまう。 +\endtext + +\text +その上さらに、役に没頭している今は、 +どちらの快感も普段の数倍にまで高められて +いて―― +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、はうっっ! きゃひいい! + き、気持ちよすぎて、頭がへんに + なっちゃうぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……! 勃起しすぎて痛いほどだ! + こう気持ちがよくては……くぉぉぉう!」 +\endtext + +\text +ここへきてさらに、カイムの剛棒はその太さ、 +長さ、硬さを増していく。 +\endtext + +\text +その巨大なもので、腹の奥まで抉られ、 +擦られ、こねまわされて、 +エルは快楽に気が遠くなりそうになる。 +\endtext + +\text("エル") +(ひ、ぃ、ぃ……か、身体の中、 + カイムさまので、もういっぱいです! + の、喉から出てきちゃいます……!) +\endtext + +\text("エル") +(こ、この武闘家さんも、カイムさまので + 毎晩こんなことされちゃったら、 + お、堕ちちゃって当然なんです……!) +\endtext + +\text("エル") +「ひ、いいいい! ひ、ひぐぅぅ……! + う、うっっ! くひぃ……はう……っ!」 +\endtext + +\text +しつこくしつこく、カイムにアナルを +肉棒でえぐられ、喘がされ続けるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうだ女武闘家よ。 + そろそろ、気持ちよくてたまらなく + なってきたのではないか?」 +\endtext + +\text("エル") +「き、気持ちよくなど……ない! + ひっっ、あう……っっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ならば、もっと強くしても + 構わぬということだな?」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えっっ!? こ、これ以上……?  + あっっ! あ、あんっっ! + ひんっ、あんっっ、ああんっっ……!」 +\endtext + +\text +さらに一段、アナルへの責めを強くする +カイム。 +\endtext + +\text +が、実際には既に感じすぎるほど +感じさせられていたエルである。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、いいいっっ! い、いいっっ! + いいです! いいですから……! + ちょ、ちょっと弱く……! +\endtext + +\text("エル") +「も、もうやめてくださいっっ!  + わ、わたしの方が、 + 死んじゃいます……っっ!!!」 +\endtext + +\text +ついに、演じている女武闘家も『堕ちた』 +ということにせざるを得ない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! それが聞きたかったぞ! + ならば褒美だ。もっともっと、 + 強くしてやろうではないか……!」 +\endtext + +\text("エル") +「え、えええええ! む、無茶です……! + ひっっ、きはうう! ひっ、ひゃううっ! + はあっ、かふううう……っっ!」 +\endtext + +\text +パアン、パアン、パアン、とスパンキングを +くれているかのように、エルの尻に腰の +ぶつかる音が響き渡る。 +\endtext + +\text +脳天まで貫かれるような連続の衝撃に、 +エルは耐えられるわけもなく、 +あっというまに絶頂させられていた。 +\endtext + +\text +同時にカイムも絶頂――衰える気配すらない +大量の精液が、エルの奥へと解き放たれる。 +\endtext + +\text("エル") +「きゃひぃぃぃ…………んっっ! + な、中に、お腹の中に、出てる! + し、染み込んでいくぅ~――ッ!」 +\endtext + +\text +熱い酸のように、精液が内臓に染みていく +感触に、涙を散らして絶叫するエル。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、はぁ……はぁ……はぁ…… + も、もう好きにするがいい……」 +\endtext + +\text("エル") +「どうせやめてっていっても、 + やめてくれない……ひぅぅ…… + はぁう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 堕ちたか、ついに、 + 屈強の女武闘家も……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……起ってきた、起ってきたぞ! + ならば堕ちた記念にもう一度だ、 + いけるな、エル!」 +\endtext + +\text +エルはもう、内心で疲れ果てていたの +だったが―― +\endtext + +\text("エル") +(ここは……付き合ってさしあげないと。 + カイムさまの趣味からして、これ以上ない + っていう満足の瞬間ですし) +\endtext + +\text +自分から、カイムを迎えるように腰を +持ち上げてみせるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「いらしてください、カイムさま。 + あと一回くらいでしたら、わたしも何とか + 大丈夫と思いますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……すまんなエル。どうにも滾りが + おさまらんのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではいくぞエル! ――いや、 + 堕ちた女武闘家よ!」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! いらしてください、 + カイムさま……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんッッ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はう! はひぃぃ! あ、アナルのあとで、 + オマ●コもすごく敏感になってる……!  + あ、あ、はぁぁ……っっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ全部入っていないぞ? + そらぁぁ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、いぃぃぃんっっ! + か、カイムさまのオチ●ポ、やっぱり + 大きすぎる――!」 +\endtext + +\text +エルの幼い前の穴には、カイムのペニスは +大きすぎて残酷なほどだ。 +\endtext + +\text +――が、小さな膣を巨大なペニスで貫いた +その光景には、男の本能を滾らせる +ような何かがある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! 後ろもいいが、こっちは + こっちで、正しいことをしている + 安心感があるな……」 +\endtext + +\text("エル") +「こ、こんなちっちゃい子とするのは、 + 多分正しくない! + ひっっ! あっ、ああううっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! 気持ちよければいいのだ! + それそれっ! いいだろうが、 + どうだ、女武闘家よ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ、あぁうんっ! い、いいッ! + ちょっとキツいけど、カイムさまの + オチ●ポ、すごい……ッ!」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もっと……もっと、ぐちゃぐちゃ + って、嫌らしい音が出るみたいにして + オマ●コかきまわして欲しいぃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、女武闘家は恥ずかしいのも好きか。 + 心配せずとも、これだけぐっちょぐちょに + 濡れておれば……それ、それぃぃ!」 +\endtext + +\text +腰で円を描くようにして、エルの中を +ペニスでかき回していくカイム。 +\endtext + +\text +入り込んだ空気が音を立て、その恥ずかしく +も淫らな音が、女武闘家を演じるエルの +興奮を否が応にも高めていく。 +\endtext + +\text("エル") +「くっ、あぁぁ……あれほど修行したのに、 + 魔王に犯されて、オマ●コをぐちょぐちょ + にさせられちゃってるぅ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「こ、こんな嫌らしくて情けない私を、 + 姫様には見て欲しくない……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、強気な女武闘家の正体は + マゾだったか。……それもよかろう」 +\endtext + +\text +エルのアドリブに、早速反応して +乗ってくるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク! どうだかな、実は恥ずかしい + 所を見られてしまっている光景を想像して、 + それで興奮しているのであろう?」 +\endtext + +\text("エル") +「な……! そんなこと、そんなこと、 + ない……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ姫一人などとみみっちいことを + いうな。シュカの全国民を相手に、 + 股を広げている所を想像するがいい!」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……! だ、駄目、それ…… + み、みんなに見られちゃってると思うと、 + 興奮して、我慢できない……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うはははは! どうした、ますます濡れて + きたではないか! 蕩けそうな良い + 表情でたまらんわ!」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いうな! あ、あんっっ! + ひぃんっっ! ふぅあんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どんどん乱れるがよい。そして、 + アクメを迎える瞬間を、姫と全国民の前に + さらけ出すのだぁぁ!」 +\endtext + +\text("エル") +「い、嫌ぁ! イったりしない! + こ、こんなチ●ポで、いくらオマ●コの + 底をズンズンされても……えっっ!?」 +\endtext + +\text +そこでカイムはペニスをエルの前の穴から +引き抜くと、後ろのすぼまりへと +再度あてがっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ひっっ、きゃあぁぁ……うっっ!」 +\endtext + +\text +愛液にまみれているおかげで、 +長大なペニスがアナルに吸い込まれる +ように没入していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおおっ! やはり締め付けといい + 奥行きといい、こちらの穴は良いな! + ふんっ、ふんっ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「く、くぅ……んッ! ふはぁうんっ……! + う、後ろから槍で突かれてるみたいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもいいぞぉ! ――これで貴様を + 妊娠させることができさえすれば、 + 最後までこっちでも良いのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおそうか、ならばこうすればよい!」 +\endtext + +\text +再び前の穴にずぶりと突き込まれるペニス。 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃぃぃ……んっっ! ど、どっちかに + して……! はっ、あうっっ! + はう、はう、はううっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うはは! 後ろの穴の快感と、 + 前の穴で妊娠させる悦びの両立だ。 + たまらんだろう、貴様も!」 +\endtext + +\text("エル") +「はうう! う、後ろに突き刺されてる! + お、お臍までチ●ポの先がきてるぅ! + ひぃっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてこっちだ!」 +\endtext + +\text("エル") +「んあぁぁぁ……も、もう、こんなの、 + こんなの、耐えられない……っ!」 +\endtext + +\text("エル") +「くっ、ひっ、ひぃ……っっ! + あっあっあっあっあっ、 + ふひぃああぁぁぁ――んんっっ!」 +\endtext + +\text +小さな身体をベッドの上で跳ねるほど +ビクビクと震わせて絶頂を迎えるエル。 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもイクぞ! そら、見ている + 連中に大サービスだ! お前を頭から + つま先まで精液まみれにしてやろう!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっいぃぃっ! う、嬉しいです + 魔王さま! は、はやく……はやく + 欲しいぃぃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! そらぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふあぁぁぁ…………んっっ! + ま、まるで……お湯の滝を浴びてる、 + みたい……ッ!」 +\endtext + +\text +決定的瞬間に合わせて引き抜かれた +ペニスから、エルの背へと白濁のシャワーが +降り注ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ! たっぷりィィィ――!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひぁぁぁ! み、見られてる! + 姫さまにも、みんなにも、魔王の精液で + 全身が染められてるところぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もっと、かけて欲しいのぉ……! + どろどろのぐちょぐちょのわたしを + みんなに見て欲しいの……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! これでフィニッシュだ! + 皆の衆ッッ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「はっっ、あぁぁぁぁ~~~~~ンッッ!!」 +\endtext + +\text +降り注ぐ盛大な精のシャワーの下で、 +女武闘家に扮したエルは、 +再度の絶頂を迎えたのだった―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅっ! さすがに出したな。 + ……今夜は精液だけで体重が一割くらい + 減った気がするな」 +\endtext + +\text +疲労を滲ませつつも満足げな様子のカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「ひぃ……はぁ……はぅぅ……」 +\endtext + +\text +エルの方はといえば、全身を精液で +ドロドロにされたまま、ぐったりして +返事をする余力もない。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……はぁ……あ、あの、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? どうした、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「いえその……どうでしたか? + 今夜の……わたしの演技」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、良かったぞかなり。 + ……アドリブも交えて、あそこまで + 女武闘家を再現できる女はお前だけだ」 +\endtext + +\text +そういって、エルの頭をぐりぐりと +撫でてくれる。 +\endtext + +\text +――およそすべての煩悩を精液にして +吐き出してしまった後だけに、 +カイムはいつになく優しい。 +\endtext + +\text("エル") +「嬉しいです……それとカイムさま、 + もうひとついいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もうしばらくこうしててください……」 +\endtext + +\text +頭を撫でられつつ、恥ずかしげに求めるエル。 +\endtext + +\text +無言で、カイムは静かにそれを続けて +くれたのだった―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……こうしてあらためて観てみると、 + これもただ民族衣装を出してヤっている + だけだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「正直、お前とのプレイのほうが遥かに + 面白かったぞ?」 +\endtext + +\text +エッチを終えて、全身をきれいにした +あとで、鑑賞会の続きをしている +カイムとエル。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、はい。ありがとうございます…… + その、カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? ……と、お前も食え」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……おいしいですねこれ。 + モグモグモグ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや全部は食うなよ」 +\endtext + +\text("エル") +「すみません、さっきのでお腹が + すいていて……モグモグ」 +\endtext + +\text +リズベルに差し入れてもらったお菓子を +頬張りつつ、エルはぽつぽつと、 +カイムに語りはじめる。 +\endtext + +\text("エル") +「でもわたし……たまにびっくりするんです」 +\endtext + +\text("エル") +「ここで、こうしてカイムさまとお菓子を + 食べながら、エッチな幻像石を + みてたりする自分に……」 +\endtext + +\text +あの平和でのどかな森の中の村から、 +なにがどうなって魔王の寝室まで +きてしまったのか。 +\endtext + +\text +ティーリアとの出会い、ルドールの陰謀、 +そしてカイムに対し、ティーリアを助けて +くれたら処女を捧げると約束したこと―― +\endtext + +\text("エル") +「わたし……たぶん、一度こうって決めたら、 + 他のことは何にも考えずに、わき目も + ふらずに突き進んじゃうんです」 +\endtext + +\text +――その自分の性格が、自分をここまで +連れてきてしまった原動力なのだと、 +エルは最近になって気がついていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様に、『それがあなたの + いいところなのよ』って昔いわれたん + ですけど、本当によかったのかなあって」 +\endtext + +\text +ふむ……と考える様子をするカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「実際のところ、俺もお前とそう年が離れて + いるわけじゃないからな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「人生の先輩めいた教訓など、 + 垂れてやりたくてもできんのだが」 +\endtext + +\text +エルはこのニルトでも長命な、 +ブライトリーフという種族に属している。 +\endtext + +\text +――なので見た目ほどには、 +この二人は年が離れてはいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ……これらのエロ幻像石を片っ端から + みてきた経験から、語ってやること + ならできるが」 +\endtext + +\text("カイム") +「――それで構わんか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あっ、はい。わたしはそれ、 + ぜんぜん気にしないです」 +\endtext + +\text +エルは、寝室の壁にずらりと設えられた +幻像石のコレクションケースを見回してから +答える。 +\endtext + +\text +――普通の人間なら怒りそうなものだが、 +エルは今ではそれらを決して馬鹿には +していない。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。これは俺が、エロ幻像石の + 主人公を研究して得た結論なのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、男だけではない。ヒロイン…… + 女もだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――つまり良い男と、良い女の条件と + いうのは実は同じ。ひとつなのだ」 +\endtext + +\text("エル") +「男の人と、女の人とが同じ……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。単純に人の魅力といっても + いいかも知れんな」 +\endtext + +\text +カイムの指がコレクション台の幻像石の +上をなぞる。――そのことを教えてくれた +作品なのだろう。 +\endtext + +\text +タイトルを見ると、『究極!痴漢船3』 +とあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「――己を、より己らしく生きる者。 + それが『魅力的』であるということだ。 + 男も、女もな」 +\endtext + +\text("エル") +「自分を、より自分らしく――」 +\endtext + +\text +思わず、くすっと微笑んでしまうエル。 +\endtext + +\text("エル") +「わかる気がします、それ」 +\endtext + +\text +『囚われの女騎士エッチを実現する』 +というすごい理由で本当に王様まで +やっているカイム。 +\endtext + +\text +そういうカイムに、エルは現に +忠誠を誓っているのだ。 +\endtext + +\text("エル") +「つまり、人に『魅力的だーっ』って + 思わせる理由みたいなのは、人の + 数だけあるってことなんですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。それが俺の持論だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてエル。……お前に、人の上に立つ + 力がないとはいわんが」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし最も輝くのは、人に仕えて、人の為 + に全てを尽くす時だろう。お前はそういう + タイプだ――違うと思うか?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ……違わないと思います。それで」 +\endtext + +\text +野心家で、向上心も強いエルだけに、 +多少の不服はあるものの―― +\endtext + +\text +これまでの経験からも、きっと自分は +そういうタイプなのだろう、 +という自覚は持っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。それを忘れなければ、 + お前はこの先、本当に魅力的な女に + なるだろう。……俺が保証する」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、お前のその一途な性格は、 + きっとその助けになるに違いない――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアのやつがお前に言おうと + していたのは、多分そういうこと + なんじゃないか?」 +\endtext + +\text("エル") +「……ティーリア様が?」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初からわかっていた。 + お前の性格には、少なからず危険な + 部分がある――」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそれに身を任せ、本来の自分を見失う + ことは、決してお前を幸せにはすまい」 +\endtext + +\text("エル") +「それで……いつかわたしが勝負を挑んだ時、 + 本気で受けてくださったんですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあそうだ。お前には、心から敬服できる + 相手が必要なのだろうと思ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――どうだ、その相手として、 + 俺では不服か? エルよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text +『いつまでも変わらないでいてね』という +ティーリアの言葉。 +\endtext + +\text +『ずっと子供のままでいなさい』という +意味だと思い、ここに来てからは、 +それに反発もしていたのだが。 +\endtext + +\text("エル") +(やっとおっしゃっていた意味が + わかった気がします、ティーリア様) +\endtext + +\text +エルはベッドから立ち上がると、 +カイムに対してルクト=ルザリオの +宮廷式のお辞儀をしていた。 +\endtext + +\text("エル") +「心から感服しました――ハドスの王、 + そして未来の世界の王である、 + 魔王カイムさま」 +\endtext + +\text("エル") +「――そして自分がブライトリーフで + あることを、今ほど嬉しく思ったことは + ないです」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまの野望が成就するまで…… + そしてその後も、このエル=フラフニスが + ずっとお側にいて、お仕えいたします」 +\endtext + +\text("エル") +「――最後まで、若くて美しい姿のままで」 +\endtext + +\text +そういって微笑むエル。……実際にその位の +期間なら、この愛しい主君に、最後まで +衰えた容姿をみせずにすむだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「喜んで忠誠を受けよう、エルよ。 + ……さてそうなると、お前とはこの先、 + 長いつきあいになりそうだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「末永く、よろしく頼むぞ。 + エルよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! カイムさま……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて早速だが、ロザリオの商人組合が + 面白いエロ幻像石のコレクションを + 献上してきていてな」 +\endtext + +\text +よいしょ、とベッドの下から +幻像石の詰まった箱を取り出すカイム。 +\endtext + +\text("エル") +「えええっ! このあいだのルドールさまの + みたいなヤツは、もうイヤですよ、 + カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。どれどれ…… + 『腹黒き狼たちの伝説EX』? + 『暴走料理伝説ス●トロレシピ』?」 +\endtext + +\text("エル") +「キワものばっかりじゃないですか!! + ……そういうの好きって思われてるから + 集まってくるんですよ、まったくもう!」 +\endtext + +\text +幻像石を前に騒ぎつつ、 +迷宮の夜はふけていくのだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_99.txt new file mode 100644 index 0000000..1856388 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/エル_99.txt @@ -0,0 +1,49 @@ +\setgamedatatitle("エル_99") + +\text("エル") +「カイム様、遊びに来ましたよ♪」 +\endtext + +\text +エルは満面の笑みを浮かべながら、 +部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいいところにきたな、エル。 + 今から、先日入手したばかりの幻像石を + 見るところだ」 +\endtext + +\text("エル") +「むぅ、幻像石もいいんですけど、 + せっかくですし……もっといいこと、 + しませんか?」 +\endtext + +\text +不満げな表情をしたエルは、 +カイムに抱きついた。 +\endtext + +\text +エルに抱きつかれたカイムはニヤリと笑い、 +幻像石を箱の中に戻す。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + では、俺を楽しませてみせろ」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、任せてください♪」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   エルの攻撃力が1%上昇しました。   (最大20%)") + +\dlg("エルの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_01.txt new file mode 100644 index 0000000..210f198 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_01.txt @@ -0,0 +1,663 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_01") + +\text("オルフィス") +「すぅ……ッ!」 +\endtext + +\text +弓を引き絞り、息を吸って止める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「…………!」 +\endtext + +\text +止めた息はそのまま。私は、弓につがえた矢を +一気に解き放った。 +\endtext + +\text +そして、放たれた矢は、寸分の狂いもなく、 +目標に命中した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちっ! なんでくたばらないんだい!?」 +\endtext + +\text +脇腹から心臓に向けて矢が貫通したはずだ。 +だが、目標――最近、この森を抜ける街道で +人を襲う狼――はわずかにひるんだだけだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「毛皮のせいで止まりやがったのかい?  + まったく、面倒だ……ねっ!」 +\endtext + +\text +弓を投げ捨て、剣を鞘走らせる。 +\endtext + +\text +そのでかい狼はこちらを振り返り、 +牙を剥いてみせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「悪いね。恨みはないが狩らせてもらうよ。 + あいにくとこれも仕事でね」 +\endtext + +\text +対峙してみると、改めて狼の大きさに驚く。 +\endtext + +\text +確かに、こんなのに襲われては軽装の +旅人なんてひとたまりもないだろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ッ!!」 +\endtext + +\text +一気に踏み込み、狼の頭めがけて +得物を振り下ろす。 +\endtext + +\text +だが、その狼は、巨体に似つかわしくない +素早い動きでそれをかわした。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちいいっ!」 +\endtext + +\text +まあ、それも仕方ない事だろう。 +\endtext + +\text +この程度で討ち取れるような獲物だったら、 +私にお鉢が回ってきたりはしない。 +\endtext + +\text +もっと、駆け出しの冒険者でも狩れるはずだ。 +\endtext + +\text +私の喉元めがけて食らいついてくる獣の顎。 +\endtext + +\text +それを剣で押し返して距離を取る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(参ったな……) +\endtext + +\text +私は、心の中でつぶやいていた。 +\endtext + +\text +冒険者ギルドのギルドマスターは、 +ごく当たり前の討伐任務であるかのような +口ぶりだった。 +\endtext + +\text +私も、説明を聞いてそのつもりでいた。 +\endtext + +\text +しかし、隠密状態からの不意打ちで放った +矢が効かない相手とは……。 +\endtext + +\text +おまけに、想像していたよりもずっとでかく、 +その上機敏だ。 +\endtext + +\text +どう攻めたものか……。 +\endtext + +\text +そんなことを考えている間にも、狼は +じりじりと距離を詰めてくる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(もう一度……こちらの喉元を狙ってきた + 時が最後のチャンスかね) +\endtext + +\text +相手は、この辺りの森を知り尽くした獣。 +\endtext + +\text +下手に深手を負わせてうっそうとした +木々の中に逃げ込まれでしたら、 +追いつけなくなる。 +\endtext + +\text +向こうに、まだこちらを襲う体力と気力が +残っている間に勝負を決めなければ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(来る……ッ!) +\endtext + +\text +狼がその身体をたわめ、地を蹴った。 +\endtext + +\text +そして、私を押し倒し喉笛を噛みちぎる +べく、その顎を大きく開く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そいつを待ってたよ!」 +\endtext + +\text +こちらに向かって大きく開かれた口。 +\endtext + +\text +そこに、私は躊躇なく剣の切っ先を +突き入れていた。 +\endtext + +\text +飛びかかってくる狼のスピードと体重。 +\endtext + +\text +そして、私の突き。 +\endtext + +\text +その二つの相乗効果で、剣は獣の内臓にまで +容易く達する。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ッ!? ぐうっ!?」 +\endtext + +\text +予想外だったのは、狼の重さだった。 +\endtext + +\text +そのあおりを食らって、私は背中から +地面に叩きつけられた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くたばれぇぇぇーっ!」 +\endtext + +\text +口の中に剣を深々と突き刺されても、 +そいつはまだこちらを殺る気だった。 +\endtext + +\text +ぶんぶんと首を振り回し、口から内臓に +向けて突き刺さった剣を抜こうと必死だ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「冗談じゃない……ゾンビでもないって + のに……!」 +\endtext + +\text +私は、とっさにその胸に突き刺さっていた +矢をつかむと、それを全力で押し込んだ。 +\endtext + +\text +ブツッ、と肉が裂ける感触と共に、矢が +深々と突き刺さる。 +\endtext + +\text +ビクン、ビクン。 +\endtext + +\text +二度ほど大きく身体を震わせると、さしもの +野獣も、それきり動かなくなった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く……はっ、はっ、はぁーっ!」 +\endtext + +\text +次第に体温を失っていく狼の身体を、自分の +上からはね飛ばす。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ったく……なんてバケモノだい……」 +\endtext + +\text +荒い呼吸を繰り返しながら死体を見ると、 +その脚は、まだぴくぴくと蠢いていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁっ、とにかく依頼は果たせたね」 +\endtext + +\text +まさか、こんなに手こずるとは +思わなかった。 +\endtext + +\text +大きくため息を吐いて、身体を起こす。 +\endtext + +\text +死体の口から剣を抜くのは一苦労だった。 +\endtext + +\text +刃から血を拭って、鞘に収めると、私は +改めて死んだ狼の身体を検分してみた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それにしても、立派な毛皮だね」 +\endtext + +\text +これだけの大物、しかも結構歳経た狼の +毛皮となれば、高値で売れるだろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ……これも臨時収入ってヤツだね」 +\endtext + +\text +ギルドマスターからの説明では、こいつを +倒した証を見つけなきゃ依頼金は +支払われないらしい。 +\endtext + +\text +そのため、どのみちここで解体しなきゃ +ならないわけだが……。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(上手く皮を剥げれば、いいボーナスに + なりそうだね) +\endtext + +\text +この毛皮を持ち帰って街の皮革屋に卸せば、 +それなりの値がつくだろう。 +\endtext + +\text +私は、ハンティングナイフを取り出すと、 +狼の解体に取りかかった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふん」 +\endtext + +\text +苦労して持ち帰った狼の毛皮は、それなりの +値段で売れた。 +\endtext + +\text +これは、ギルドの依頼とは別口なので、 +売り上げはまるまる私の懐に入る。 +\endtext + +\text +まあ、苦労に見合うか……と言われると、 +ちょっと考えてしまうが。 +\endtext + +\text +それでも、これくらいの役得がなければ、 +冒険者稼業などやっていられない。 +\endtext + +\text +潤った懐に、思わずほくほく顔になりながら、 +ギルドに足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +と、そこで私はたたらを踏んだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ? なんだい、こりゃ…?」 +\endtext + +\text +いつもなら、閑散としている冒険者ギルド。 +\endtext + +\text +その室内には、慌ただしい空気と共に、 +多数の冒険者が詰めかけていた。 +\endtext + +\text +ほとんど、荒くれ者みたいな連中をかき分け、 +受付へと向かう。 +\endtext + +\text +そこには、依頼をよこしたギルドマスターが +涼しい顔でたたずんでいた。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「おう、オルフィス、戻ったか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、なんとか無事にね。はい、これ」 +\endtext + +\text +私はうなずいて、彼の前のカウンターに +金の指輪を置いた。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「ふむ……ああ、こいつで + 間違いないようだな」 +\endtext + +\text +今回の依頼は、森を抜ける街道で人を襲う +狼を討伐することだった。 +\endtext + +\text +そこにはもう一つの依頼が含まれていた。 +\endtext + +\text +以前、そこで襲われて命を落とした +若いご婦人が身につけていた指輪を +持ち帰ること。 +\endtext + +\text +それが二つ目の依頼だった。 +\endtext + +\text +今回この狼に懸賞金を掛けたのは、 +その亡くなったご婦人の、年老いた +親御さんなんだとか。 +\endtext + +\text +遺体の戻らなかった娘のために、狼を討ち、 +なおかつ、せめて遺品だけは取り戻して +欲しいとのことだった。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「こいつをどうやって見つけたかは、 + 聞かない方がいいんだろうな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだね」 +\endtext + +\text +私は、胸の悪くなるような狼の解体作業を +思い出し、思わず渋面になる。 +\endtext + +\text +腹を開け、臓物を開いて指輪をさがす。 +\endtext + +\text +悪臭を思い出して思わず吐きそうになり、 +咳払いをしてなんとかこらえる。 +\endtext + +\text +それでも、この指輪がどうしてあの狼の +胃袋に入ったのかは、 +あまり想像したくなかった。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「よし、それじゃ、これが約束の報酬だ」 +\endtext + +\text +指輪の内側に掘られたご婦人の名前を +検分していたギルドマスターがうなずく。 +\endtext + +\text +そして彼は、カウンターの上に革袋に +入った金貨を置いた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「毎度あり……ん?」 +\endtext + +\text +持ち上げてみると、その革袋はひどく +軽かった。 +\endtext + +\text +思わず、ギルドマスターの方を見やる。 +\endtext + +\text +彼は、勘弁してくれと言わんばかりに、 +両手を掲げてみせた。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「俺がネコババしたわけじゃないぞ。 + 国の上層部からのお達しだよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「どういうことさ」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「なんでも、軍備増強のためだとかで、 + 急な徴税をしやがったんだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ? なんでまたそんなことを? + 戦でもおっ始めるつもりなのかい?」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「そのことなんだがな……実は、新しい + 依頼が舞い込んできてる」 +\endtext + +\text +そんなことを言うと、ギルドマスターは、 +珍しく深刻そうな表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「どんな?」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「なんでも、魔王軍を名乗る連中が、 + 叛乱を企ててるらしい」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「さっきの徴税の話も、その叛乱への対策の + ためらしいんだな、これが」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「魔王軍、ねぇ?」 +\endtext + +\text +どんな連中か……までは、想像もつかない。 +\endtext + +\text +だが、叛乱を企ててるとなれば、それなりに +軍備を整えているのだろう。 +\endtext + +\text +お上が押っ取り刀で税金を集め、軍備を増強 +しようというのも、楽観視はできないって事 +の証なのかも知れない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なんとなく読めてきたよ。 + その魔王軍とやらの、親玉の首を + とってこいってんだろ?」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「ご名答。魔王を名乗る輩の首に、 + バカ高い賞金が掛かってる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なるほど、ねぇ……」 +\endtext + +\text +私は、ちらりと背後を振り返り、室内に +詰めかけている同業者達を見やった。 +\endtext + +\text +誰も彼もが、その魔王の首とやらに掛かった +賞金目当てなのだろう。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「どうする? 受けるかい?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いや、やめとくよ」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「どうした? + 随分と諦めがいいじゃねえか」 +\endtext + +\text +驚いたように目を見開くギルドマスターに、 +私は鼻を鳴らした。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「生憎と、私はまだまだ死ねない身なんでね。 + ハイリターンとはいえ、リスクを + 冒すわけにはいかないんだよ」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「ああ……そういや、そうだったか」 +\endtext + +\text +そう、私も冒険者として、高額の賞金は +喉から手が出るほど欲しい。 +\endtext + +\text +でも、死んじまったらなんにもならない。 +\endtext + +\text +そんなことよりも、確実な依頼を +積み重ねていく堅実さが必要だった。 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「わかった。それじゃアンタはこの話には + 乗らないってことでいいんだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、構わないよ。で、それ以外に + 依頼はあるのかい?」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「いや、今んところはねぇな。 + また新しい依頼が来たら、 + 知らせをやるよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん。それじゃあね。お疲れさん」 +\endtext + +\text("ギルドマスター") +「ああ、気をつけてな」 +\endtext + +\text +私は、にこりと笑みを浮かべる +ギルドマスターに手を振り、 +その場を後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_02.txt new file mode 100644 index 0000000..988b941 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_02.txt @@ -0,0 +1,431 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_02") + +\text("オルフィス") +「高い!」 +\endtext + +\text("店主") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いくらなんでも高すぎるっ!」 +\endtext + +\text("店主") +「か、勘弁してくださいよぉ……こちらも + 商売なんですよ」 +\endtext + +\text +私が思わず声を荒げると、禿頭で +ひょろりとした長身の店主は、 +びくっとその身をすくませた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おかしいでしょ! ついこの前まで、 + ひとつ銀貨5枚だったじゃない!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それがなんで、急に金貨1枚に + 値上がりしてんのさ!?」 +\endtext + +\text("店主") +「で、ですから、急な徴税の影響で、 + ここのところ急激に物の値段が + 上がってるんですって!」 +\endtext + +\text +店主の顔には、明らかに迷惑そうな表情が +浮かんでいる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐ……っ、まったく、仕方ないね」 +\endtext + +\text +私は、渋々ながら店主の前に金貨を置いた。 +そして、代わりに干し肉を手に取る。 +\endtext + +\text("店主") +「ま、毎度ありぃ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁぁぁ……」 +\endtext + +\text +食料品の出店を離れてしばらく +歩いたところで、私は石のベンチに +腰を下ろした。 +\endtext + +\text +そこはちょうど木陰になっており、 +さわやかな風が吹き抜けていく。 +\endtext + +\text +熱くなった頭を冷やすにはもってこいだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なんてざまだい……」 +\endtext + +\text +背負い袋の中に干し肉を詰め込みながら、 +思わず愚痴る。 +\endtext + +\text +さっきの店主が言うとおり、ここのところ、 +急な徴税の影響で給料は下がり、逆に物価は +高騰している。 +\endtext + +\text +それもこれも、お上が軍備増強とやらに +躍起になっているせいだ。 +\endtext + +\text +ちなみに、金貨一枚は、銀貨十枚の +価値がある。 +\endtext + +\text +つまり、この干し肉は、ここ何日かで +二倍ほど値上がりしたことになる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「軍備なんて、それこそ普段から備えておく + ものだろうにさ、まったく……」 +\endtext + +\text +恐らく、庶民から巻き上げた税金は貴族達の +贅沢な暮らしへと消えていったのだろう。 +\endtext + +\text +彼らが消費すれば、世の中のお金が大きく +動くので、それはそれで結構なことだ。 +\endtext + +\text +だが、そのせいでいざというときに庶民に +負担を強いるようでは本末転倒も +いいところだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(それにしても、こんな物価上昇じゃ、 + 不満を抱くのは私だけじゃないだろうね) +\endtext + +\text +実際、あの食料品店の親父も +弱っているようだった。 +\endtext + +\text +こうして、日用品の出店が並ぶ一角を +眺めても、普段より人通りが少ない。 +\endtext + +\text +みんな、懐具合が厳しくて、出費を +控えたいのだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(これじゃ、魔王軍とやらに + 攻め滅ぼされる前に、 + 中から崩壊しそうだね) +\endtext + +\text +狙ってやってるのかどうかは知らないが、 +魔王軍は既に街を囲むことなく、こちらに +籠城戦を強いているようなものだ。 +\endtext + +\text +援軍のアテのない籠城戦は勝てないものと +相場が決まっている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(はぁ……こりゃたまったもんじゃないね) +\endtext + +\text +この前の、狼を討つ依頼。あれで手にした +報奨金は、物価の値上がりのおかげで +あっという間に半分が吹っ飛んだ。 +\endtext + +\text +新しい依頼をこなしたいところだが、 +こちらには無茶ができないという理由もある。 +\endtext + +\text +それでも、なんとかしないことには、 +このままじゃじり貧だ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「さって……買う物買ったし、戻るかね」 +\endtext + +\text +私は背負い袋を背負い直すと、 +その場を後にした。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("オルフィス") +「ただいま」 +\endtext + +\text("???") +「ママー!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ただいま、マルト。いい子にしてたかい?」 +\endtext + +\text("マルト") +「うんっ、いいこにしてたよー! えへー!」 +\endtext + +\text +この子は、私の息子のマルト。 +今は亡き夫との間にできた子供だ。 +\endtext + +\text +私が、冒険者なんて因果な稼業に +手を出したのも、この子を +食わせていくためだった。 +\endtext + +\text("マルト") +「あ、にもつ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「重いよ? 持てるかな?」 +\endtext + +\text("マルト") +「だいじょぶ! おとこのこだから!」 +\endtext + +\text +そう言って、こちらに手をさしのべる +マルトに、用心しながら背負い袋を手渡す。 +\endtext + +\text +一瞬、ぐらりと身体が傾いだが、マルトは +顔を真っ赤にして持ちこたえると、それを +よちよちと運んでいく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ありがとね、マルト」 +\endtext + +\text("マルト") +「おとこのこだから! + ママをまもんなきゃいけないんだよ!」 +\endtext + +\text +ふぅふぅ言いながらも、マルトは +元気いっぱいにそう答えた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、そこいらに置いといてくれていいよ。 + 後はママがやるからね」 +\endtext + +\text("マルト") +「わかった! うん……しょ!」 +\endtext + +\text +私にそう言われ、マルトは背負い袋を +かまどのそばに置いた。 +\endtext + +\text("マルト") +「ほかには? ほかには、 + ママをてつだうこと、ある?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いや、ないね……あっちで、ご本でも + 読んでらっしゃいな」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん!」 +\endtext + +\text +私がそう言うと、マルトはとことこと +書棚に歩み寄った。 +\endtext + +\text +そして、お気に入りの童話の本を取り出し、 +椅子に腰を下ろして読み始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ」 +\endtext + +\text +その様子を眺めながら、買ってきた物を +整理する。 +\endtext + +\text +私達がいるここは、いわゆる木賃宿という +ヤツだ。 +\endtext + +\text +冒険者や行商人向けの長期滞在前提の宿で、 +安価な宿代兼薪代を支払う。 +\endtext + +\text +その代わり、食事や部屋の掃除は自分で +やらなきゃならない。 +\endtext + +\text +私が市場に出て買い物をしていたのも、 +自分で炊事をする必要性があったからだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(子供がいるのに、持ち家の一つも + 持てないなんて、因果な商売だよ、 + まったく) +\endtext + +\text +荷物を整理しながら、そんなことを +自嘲気味に考える。 +\endtext + +\text +冒険者だった夫が生きていた頃は、私達にも +家があり、私は主婦をしていた。 +\endtext + +\text +でもある日、夫が帰らぬ人となり、 +収入を絶たれた私は、乳飲み子だった +マルトを抱えて家を売るハメになった。 +\endtext + +\text +それから様々な仕事を点々として……気が +ついたら夫と同じ冒険者になっていた。 +\endtext + +\text +今の世の中、女でも男と同等に稼げると +言ったら、身売りか冒険者くらいしか +ないからね。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(とは言っても、直に路銀も底をつく。 + なにか、適当な依頼はないもんかね) +\endtext + +\text("オルフィス") +(やっぱり、例のアレしかないか) +\endtext + +\text +この前のギルドマスターの言葉が +脳裏をよぎる。 +\endtext + +\text +魔王軍。その親玉の首にかけられた +莫大な賞金。 +\endtext + +\text +そいつさえ手に入れば、こんな木賃宿なんて +おん出て、新しい家を買うこともできる。 +\endtext + +\text +上手く行けば、一生働かずに食っていける +だろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(そうなれば、いつも寂しい思いをさせてる + マルトともゆっくり過ごせるように + なるかね) +\endtext + +\text +荷物の整理を終えて、ふと振り返ると、 +マルトは椅子に座って絵本を手にしたまま +眠り込んでいた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ほらほら、そんなところで寝てると風邪を + 引くよ」 +\endtext + +\text +マルトを抱き上げてベッドへと運ぶ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(この子の将来のためにも、あの依頼、 + 受けるしかないかね) +\endtext + +\text +私は、マルトをベッドに横たえ、その寝顔を +見つめながら、危ない橋を渡ることを +決意した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_03.txt new file mode 100644 index 0000000..60448a9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_03.txt @@ -0,0 +1,528 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_03") + +\text("オルフィス") +「はあぁぁ……まったく……」 +\endtext + +\text +冒険者ギルドに、魔王討伐に参加すると +告げると迷宮の場所はすぐに +教えてもらえた。 +\endtext + +\text +ただし、いきなり飛び込んでいくのは、 +それこそ駆け出しのやること。 +\endtext + +\text +まずは、じっくりと周囲で情報収集だ。 +\endtext + +\text +そう考えて迷宮の入り口近くにある +酒場にやってきたのだが……。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(結局、ろくな情報は得られなかったね) +\endtext + +\text +酒場の外、そして中。そこいらでくだを +巻いてる冒険者連中に話を聞いてみても、 +地下迷宮の詳細は杳として知れない。 +\endtext + +\text +なぜかと言えば、生きて戻ってくる者が +ほとんどいないからだ。 +\endtext + +\text +重傷を負っても、生還できればめっけもの。 +\endtext + +\text +死体になっても帰還できればいい方で、 +下手をすると、そのまま行方不明なんて線も +あるらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(ま、中にはごろつき未満のはみ出し者 + みたいな連中もいるからね) +\endtext + +\text +どうやら、一部には莫大な借金を抱え、 +冒険者になるふりだけして、そのまま +夜逃げする連中もいるらしい。 +\endtext + +\text +そうすれば、しつこい借金取りから +逃げ切れるからだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(銭ゲバどもも、さすがに地下迷宮までは + 追っていかないだろうから、 + 上手いと言えば上手いかね) +\endtext + +\text +ともかく、あちこち歩き回って疲れた。 +\endtext + +\text +今日はこれくらいにして情報収集はまた +明日にしよう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マスター、エール一つ。 + それとローストチキンと、サラダ」 +\endtext + +\text("マスター") +「…………」 +\endtext + +\text +カウンター席に腰を下ろして酒場の主人に +そう伝える。 +\endtext + +\text +口ひげを蓄えた彼は、生来から無口なのか +小さくうなずいただけだった。 +\endtext + +\text +注文した品が届くまでに、店内をぐるりと +見渡す。 +\endtext + +\text +いかつい身体つきの連中が何人もいるが、 +あれは多分戦闘のための身体じゃない。 +\endtext + +\text +鉱山や石切場で働いてた連中だろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(なるほど、魔王の首を取って、 + 一攫千金ってことかい。そう上手く + いくもんかねぇ?) +\endtext + +\text("マスター") +「お待たせ。先払いで頼む」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「へいへい」 +\endtext + +\text +どうやら、食い逃げが多いのか、 +品物を受け取る前に金を +払わなきゃならないようだ。 +\endtext + +\text("マスター") +「ごゆっくり」 +\endtext + +\text +銀貨を受け取ると、マスターはカウンターに +エールのグラスと焼いたチキンの載った皿、 +そしてサラダボウルを置いた。 +\endtext + +\text +さすがに冒険者が出入りする店だけあって、 +量だけはしっかりあるらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(味も……まあ悪くないかね) +\endtext + +\text +いわゆる、そこそこの味と言うヤツだ。 +当たりでも外れでもない。 +\endtext + +\text +ま、量が多いからこの方がいいのかも +知れない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ……それにしても、こんなことで + 魔王討伐なんてできるのかねぇ」 +\endtext + +\text +チキンとサラダをエールで流し込むと、 +一気に疲れが押し寄せてきた。 +\endtext + +\text +思わず、口をついて愚痴もこぼれよう +というものだ。 +\endtext + +\text("???") +「隣、いいかな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うん?」 +\endtext + +\text +そんな声に顔を上げると、ディアボリカの +男がこちらを見つめていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、構わないよ。座んなよ」 +\endtext + +\text("???") +「では、お言葉に甘えて遠慮なく。ああ、 + マスター、俺にもエールと適当になにか。 + それと彼女にも一杯おかわりを」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょいと。私は物乞いじゃないんだよ。 + 見ず知らずの男におごられるほど、 + 落ちぶれちゃいないよ」 +\endtext + +\text("???") +「一人酒はわびしくてな。つきあってくれ。 + それでチャラだ」 +\endtext + +\text +そう言うと、その若いのはニッと口元を +ほころばせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わかったよ」 +\endtext + +\text("???") +「結構……ところで、その格好からすると + 冒険者なのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、まあそうだね」 +\endtext + +\text("???") +「さっき魔王がどうこう言っていたが、 + やはり討伐を?」 +\endtext + +\text +若いのは、そう言ってちらりと背後の +店内を振り返る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そういうこと。でも、迷宮の情報が + なかなか集まらなくてね」 +\endtext + +\text("???") +「ふぅん……冒険者というのは、もっとこう、 + 脇目もふらずに突っ込んでいくような + ものかと思っていたがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、まあ確かにそういうのもいるこたぁ + いるね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でもね、死にたくなきゃ臆病過ぎるくらい + に慎重に情報を集めてからじゃないとね」 +\endtext + +\text +私の言葉に、ディアボリカは意外そうな +表情になった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「意外かい? まあそうかもね。 + でも、こう見えても、息子がいるんでね。 + うかつに死ねないのさ」 +\endtext + +\text("???") +「ほう、子供がいたのか……こんないい女を + 射止めるとは、旦那もなかなかやるじゃ + ないか」 +\endtext + +\text +納得がいった様子で、ディアボリカはうなずく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ええ、いい男だったわよ。まあ、 + あんた程度にはね」 +\endtext + +\text("???") +「それは……そうか、その……すまない」 +\endtext + +\text +だったという言葉の意味をくみ取ったらしく、 +若いのは済まなそうに目を伏せる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「別に、今更気にもしちゃいないよ。 + 顔を上げなよ」 +\endtext + +\text("???") +「せっかくの寝取りシチュエーションなのに + 惜しいことを。いや、未亡人なら + それはそれで……」 +\endtext + +\text +私がそう言っても、若いのはぶつぶつと +なにかをつぶやき続けている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「どうしたんだい、あんた? 具合でも + 悪いのかい?」 +\endtext + +\text("???") +「いや、なんでもない」 +\endtext + +\text("マスター") +「おまたせ。先払いだ」 +\endtext + +\text +そんなやりとりをしていると、先ほどと +同じようにマスターがやってきた。 +\endtext + +\text +ディアボリカから代金を受け取ると、 +カウンターの上にエールを並べ、つまみの +載った皿を置く。 +\endtext + +\text("???") +「それじゃ、情報収集が上手く行くことを + 祈って乾杯しようじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おっ、いいこと言ってくれるじゃない。 + それじゃ、乾――」 +\endtext + +\text("???") +「見つけた! + こんなところにいたんですね!」 +\endtext + +\text +いきなり入り口のドアが乱暴に開けられる。 +\endtext + +\text +そこには、隣の男よりも更に若い +ディアボリカの娘が憤懣やるかたない様子で +仁王立ちしていた。 +\endtext + +\text("???") +「おお、もう見つかったか」 +\endtext + +\text("???") +「今度という今度は逃がしませんよ! さ、 + 来てください!」 +\endtext + +\text +そして、その若い娘はつかつかとこちらに +歩み寄ると、隣の男の襟首をつかんで店から +引きずり出そうとする。 +\endtext + +\text("???") +「ま、待て待て! 今、こちらの女性と + 乾杯をだな――」 +\endtext + +\text("???") +「うちのがご迷惑をおかけしました。 + さっ、行きますよ!」 +\endtext + +\text("???") +「あっ、お、おいおい!」 +\endtext + +\text +若い男が慌ててエールのグラスを +カウンターに置くのと同時に、娘は男を +スツールから引きずり下ろした。 +\endtext + +\text +そして、そのままずんずんと進んで +店を出て行く。 +\endtext + +\text("???") +「よかったらそのエールとつまみは + 始末してくれ。手はつけてないからな」 +\endtext + +\text +男の声が、ドア越しに小さくなっていく。 +\endtext + +\text +私も店の客も、その光景をぽかんと +見つめていた。 +\endtext + +\text("マスター") +「どうするね、これ」 +\endtext + +\text +その声に振り返ると、マスターが男の +残していったグラスと皿を前にこちらを +見つめていた。 +\endtext + +\text +ディアボリカの若いのに出されたのは、 +私が頼んだのと同じグリルチキンと、多分 +川魚のフライと思われるものだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……つまみって、持ち帰りできるかい?」 +\endtext + +\text("マスター") +「構わないよ。包んでやる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「じゃ、頼むよ。エールは私が飲む」 +\endtext + +\text +私が、カウンターに残っていた二杯の +エールを片付ける間に、マスターが +つまみを紙に包む。 +\endtext + +\text("マスター") +「お待たせ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「騒がせちゃって悪かったね」 +\endtext + +\text("マスター") +「騒いだのはあんたじゃないだろう。主に + あのディアボリカの娘だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、そうだね」 +\endtext + +\text("マスター") +「用があればまた来い」 +\endtext + +\text +マスターはそっけなくそれだけ言うと、 +自分の仕事に戻った。 +\endtext + +\text +こんな無愛想でよく店が続くなと思うが、 +案外、こういうところは控えめなマスターの +方がいいのかも知れない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ごちそうさん」 +\endtext + +\text("マスター") +「ああ」 +\endtext + +\text +グラス磨きに余念のないマスターに +そう声をかけて店を出る。 +\endtext + +\text +店を出ると、すっかり日が落ちていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(そういや、魔王って確かディアボリカって + 話だったけど……まさか、ね) +\endtext + +\text +それこそ魔王なら、地下迷宮の豪華な玉座で +若い娘を侍らせてよろしくやっていること +だろう。 +\endtext + +\text +わざわざ地上に出てきて、冒険者の酒場に +顔を出すなんてバカげてる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(おっと、さっさと帰らないとね。つまみは + 今夜のおかずにして節約だよ) +\endtext + +\text +――宿でマルトが待ってる。 +\endtext + +\text +私は、頭に浮かんだおかしな考えに +苦笑を浮かべ、その場を後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_04.txt new file mode 100644 index 0000000..5e85985 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_04.txt @@ -0,0 +1,73 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_04") + +\text("オルフィス") +(嫌な感じがするねぇ) +\endtext + +\text +迷宮内の情報をそれなりに集めた私は、 +ついに足を踏み入れることにした。 +\endtext + +\text +しかし、入り口に立った途端、ぴりぴりと +嫌な空気が肌を撫でていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(こいつぁ、とびっきりヤバい迷宮だね) +\endtext + +\text +今まで、討伐や探索でこういった洞窟や +地下迷宮に潜ったのは一度や二度じゃない。 +\endtext + +\text +修羅場も、数え切れないほどくぐってきた。 +\endtext + +\text +そして、そうやって生き残ってきた +冒険者としての本能が、ここはマズいと +警鐘を鳴らしていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふっ、でもね。だからって + 諦めるわけにはいかないんだよ」 +\endtext + +\text +自分にそう言い聞かせ、 +深呼吸してリラックス。 +\endtext + +\text +ざわついていた心が、すうっと静まっていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(いけるね。確かに私はビビッてる。 + でもそれを自覚できてるし、 + コントロールもできてる) +\endtext + +\text +心を落ち着かせると、肌を撫でる嫌な空気も +感じられなくなった。 +\endtext + +\text +ま、だからと言って気を抜くつもりは +ないけどね。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「さて、さっさと終わらせて帰りますか」 +\endtext + +\text +私は、もう一度自分にそう言い聞かせると、 +迷宮の入り口へ歩を進めた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_11.txt new file mode 100644 index 0000000..6abb307 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_11.txt @@ -0,0 +1,1962 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_11") + +\text("ゴブリン") +「さっさと歩きな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わかってるわかってる。そう、 + 女を急かすもんじゃないよ」 +\endtext + +\text("オーク") +「無駄口はいいから、まっすぐ歩け」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ったく、冗談も通じないのかい?」 +\endtext + +\text +ゴブリンとオークの兵に身柄を拘束され、 +オルフィスは迷宮内の通路を +歩かされていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(どうやら……親玉のところに + 連れて行くつもりらしいね) +\endtext + +\text +うかつなことに捕獲されてしまったが、 +冒険者として培った観察眼が +衰えたわけではない。 +\endtext + +\text +通路が丁寧に掃除されていることから、 +この区画には重要な施設か、それに +類するものがあるのだろうと想像がつく。 +\endtext + +\text +捕獲された冒険者なら、牢獄へ +連れて行かれてもおかしくはない。 +\endtext + +\text +だが、牢獄へ続く通路などというものは、 +大抵が汚く、不衛生だ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(もっとも、ここの地下迷宮の主が + 掃除好きって可能性も捨てきれないかね) +\endtext + +\text +今のオルフィスには、そんなことを考える +余裕さえあった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(いや、まあ……処刑される前の諦めって + ヤツかね) +\endtext + +\text("ゴブリン") +「ここだ。さ、入りな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん? あんたたちは入らないのかい?」 +\endtext + +\text("オーク") +「魔王さまが直々にお会いになる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふぅん」 +\endtext + +\text +扉を開けたゴブリンが道を開け、オークが +背後からオルフィスを押しやる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、逆らうことなくその部屋に +足を踏み入れた。 +\endtext + +\text +すぐさま背後でドアが閉じられた。 +\endtext + +\text +どうやら、あの二人の亜人達は本当に入る +気がないらしい。 +\endtext + +\text("???") +「ようこそ、我が迷宮へ。 + 勇敢なる冒険者殿」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うん? あんた……どこかで……」 +\endtext + +\text +玉座に座るディアボリカの男。 +\endtext + +\text +オルフィスは、その顔に見覚えがあった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだ! この前、酒場で!」 +\endtext + +\text("???") +「久しいな。壮健だったかな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あんたが魔王……だったのかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。俺の名はカイム。以後、 + お見知りおきを」 +\endtext + +\text +玉座から立ち上がった男――カイムは、 +オルフィスの前まで歩み寄ると、おどけて +一礼した。 +\endtext + +\text("カイム") +「で? お前の名前は?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ……ああ、済まない。すっかり + 名乗るのを忘れてたね。 + 私はオルフィス」 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィスか。ふむ……」 +\endtext + +\text +目の前のディアボリカ――魔王だという +カイムは、二度、三度とうなずいた。 +\endtext + +\text +そして、顎に手をやりながら、オルフィスの +周りをぐるぐると回り、 +なにやらつぶやいている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(なんだいなんだい? 私が魔物の餌として + ふさわしいか、肉付きを見てるのかい?) +\endtext + +\text +こちらを無遠慮に眺め回すカイムの視線に、 +オルフィスは居心地の悪さを感じた。 +\endtext + +\text +同時に、これから自分がどう扱われるのか、 +という不安がこみ上げてくる。 +\endtext + +\text +冒険者として、いつか迷宮の奥底で、 +あるいは辺境の地で息絶えることは +覚悟していた。 +\endtext + +\text +それがどんな凄惨な死に様になっても、潔く +死を受け入れようとは思っていた。 +\endtext + +\text +だが、死神のその冷たく無慈悲な手がいざ +自分に向かって伸ばされると、やはり恐怖が +こみ上げてくる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(無様な死に方だけはしたくないね。 + マルトのためにも。ママは立派に戦って + 逝ったと誇って欲しいもんだ) +\endtext + +\text("カイム") +「素晴らしい。実に素晴らしい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「は? な、なにを言っているんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、お前の身体が素晴らしいと + 言っているのだよ、オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「身体? な――!」 +\endtext + +\text +カイムの言うことが理解できない。 +\endtext + +\text +オルフィスは戸惑った。その一瞬の +隙を突かれ、床の上に押し倒される。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ!? あっ!? な、なにをするのさ、 + こら! ちょっと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをするって? 密室で男と女が + することと言ったら一つしかあるまい?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? え? ちょ、ちょっと待って! + あ、あんた、私を処刑するんじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? なぜそんなことをしなければ + ならんのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そりゃ……捕まった冒険者の末路 + なんて、大体そんなもんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、世間一般の常識では + そうなのかも知れんがな……生憎と、 + この迷宮では俺がルールなのだ」 +\endtext + +\text +どうだ、と言わんばかりに胸を張るカイム。 +\endtext + +\text +オルフィスは、その彼の言動に呆れてものが +言えなくなった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? なにを呆れている? 俺は + 魔王であり、この迷宮の主だ。侵入者を + どうするかは、俺の自由だろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え、いや、まあ……そう、かも + 知れないけどさぁ」 +\endtext + +\text +あまりにも長い間――夫を失ってから、 +女としての立場を忘れ、母であることを +自らに強いてきたオルフィス。 +\endtext + +\text +それが、急にこんな風に男に組み敷かれては、 +混乱の一つもしようというものだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「じゃ、じゃあ、あんたは……ただ、私の + 身体だけが目当てで……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったくもってその通り。いい女を + 手に入れるためなら、どのような苦労をも + 厭わぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが俺の信条だ」 +\endtext + +\text +カイムは、そう言うとニッと口元を +ほころばせた。 +\endtext + +\text +あまりにも馬鹿馬鹿しいことを、大まじめに、 +真正面から言い放つその態度。 +\endtext + +\text +オルフィスは、ただ呆れるしかなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんた、器がでかいのか、底なしのバカ + なのか、よくわかんない男だね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク、そうかね。だが、少なくとも + テクニックは一流だぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに自慢じゃないが、こっちの方も + なかなかのでかさだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だ、誰もそんなこと聞いちゃ + いないっての! ふざけてないで、 + 処刑するなら処刑しなよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は大まじめだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、まじめくさった顔で +オルフィスを見つめる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(そんな風に見つめられたことなんて、 + ここしばらくなかったね) +\endtext + +\text("オルフィス") +(それこそ、あの人を亡くしてからなんて + そんなことすら考える余裕もなかったし) +\endtext + +\text +男の――雄の目をしたカイム。 +\endtext + +\text +その視線を受けて、オルフィスは改めて +身体が疼くのを感じていた。 +\endtext + +\text +しかし、亡き夫への慕情は残っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、それではそろそろごちそうに + なるとしようか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ちょ、だめ! だめだって!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ!? んっふううっ、ふあっ、 + あ、ああっ、はひっ! くひんっ!」 +\endtext + +\text +こちらのことなど知ったこっちゃない。 +\endtext + +\text +そう言いたげに無遠慮に伸びてきた +カイムの手。 +\endtext + +\text +それが、むき出しになったオルフィスの +乳房を強い力でつかむ。 +\endtext + +\text +途端に、身体に甘い痺れが走り、彼女は +くぐもった呻きを漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、その様子じゃ、随分とご無沙汰 + だったようだな? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ど、どうだって……い、いいっ、だろ、 + そんな、こと……ふはっ! あっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、確かにな。ここにいるのは俺と + お前だけ。これは、二人の間の問題だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふ、ふざけるんじゃないよ! こ、こんな + ことするくらいなら、いっそひと思いに!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ひと思いに? 殺せと? そんな + もったいないことをすると思うのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そう、言ったって……あっ、あっ、 + はぁぁんっ、あ、あひああっ! + や、やめ、ああっ、やめてぇっ!」 +\endtext + +\text +奇妙な感覚だった。 +\endtext + +\text +夫と愛し合った時にはあり得ないほど、 +あっという間に性感が燃え上がっていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(どうして? あの人を亡くしてから、 + 私の身体は本当に飢えてたというの?) +\endtext + +\text("オルフィス") +(それとも、この男がなにか怪しげな + 術か薬でも使ってるの!?) +\endtext + +\text +彼の指が、力強く乳房を揉み込む。 +\endtext + +\text +そのたびに、飛び上がりそうなほど +鮮烈な快感が全身を走り抜ける。 +\endtext + +\text +冒険者という職業柄、痛みを無視する +ことには慣れていた。 +\endtext + +\text +しかし、このような悦楽を与えられた +ことはしばらくなかったし、ましてや +それを我慢する方法など知らない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(貴族の雇ってる隠密とかなら……耐える + 訓練をしてるのかも知れないけど……) +\endtext + +\text("カイム") +「おや? どうした? あまりにご無沙汰 + 過ぎて感覚が取り戻せんのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなこと……ど、どうだって + いいじゃないか! それより、 + やめとくれよ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こんな風におもちゃにされるくらいなら、 + ひと思いに殺しとくれ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「!?」 +\endtext + +\text +強い調子のカイムの言葉に、オルフィスは +びくっと肩を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「捕らえられた時点で、お前は既に + 俺の物なのだ。なぜ殺さねばならん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あの人に操を立ててるんだ! + それをこんな……こんなことで……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、そうか。それは済まなかったな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の旦那には悪いが、操のことなど + 忘れるくらいに感じさせてやろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だ、だから……っ! あっ、あ、あひっ、 + んっひああっ、は、はあああんっ! + あっ、あっ! くふはぁぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはせわしなく手を +動かし始めた。 +\endtext + +\text +力強く乳房を揉み込みつつ、オルフィスの +股間に舌を伸ばし、そこをぞろりと +舐め上げる。 +\endtext + +\text +乳房をつかむ動きとは違って、秘裂を +舌で刺激する動きは繊細だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、うはああっ、はっ、はぐっ、んっ、 + あ、あああっ、んうううっ、くっはぁ、 + はひっ! あ、ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの手が乳房を握りしめるたびに、 +ジンジンと熱く疼くような快感が背すじを +駆け上がっていく。 +\endtext + +\text +同時に、彼の舌が秘裂をくすぐると、 +鮮烈な悦楽が腰を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、我ながらほれぼれするような + テクニックだ。どう思う、オルフィス?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ? あ、ええ? ごめん……な、 + なに言ってるんだか、よくわからない」 +\endtext + +\text +今のオルフィスは、まるで酔っ払った +かのようにぼんやりとしていた。 +\endtext + +\text +乳房と股間から這い上がってくる愉悦に、 +身体を突っ張らせて抵抗するのが +精一杯なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、大変結構。俺のテクニックが + 効いているということだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お、おかしい……こんなの、おかしいよ。 + あんた、変な術とか薬とか + 使ってるんじゃないだろうね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? これは異な事を。女を満足させる + 手技を持っているのに、なぜそんなものに + 頼らねばならんのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐっ、ぐぐ……っ、へ、変なところに + 自信家だね、あんたは」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。なにせ魔王だからな。ふふふ」 +\endtext + +\text +どこに根拠があるのか不明な自信。 +\endtext + +\text +だが、オルフィスが見る限り、カイムは +その自信を裏付けるくらいに手慣れて +いそうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした? お気に召さんかね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「気に入るとか、気に入らないとか + じゃなくて――あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが抗議する前に、カイムは +深々と彼女の股間に顔を埋めた。 +\endtext + +\text +そして、じゅるじゅると音を立てながら +陰部を舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめて、やめてっ! ちょっと、 + そこ、汚い……ああっ、ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? お前はいつもここを + 汚くしているのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違……しゃ、シャワーも浴びてない + のに、そんな、こと……ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、たまらんぞ。熟成された人妻の + 匂いというヤツはなぁ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ!」 +\endtext + +\text +ダンジョン内を歩き回り汗をかいている。 +\endtext + +\text +きっと、ソコは蒸れていることだろう。 +\endtext + +\text +そんなところに顔を埋められては、いくら +オルフィスと言えども平静では +いられなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめて、やめてったら! + やめ、なさいっ、く、くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうやって嫌がられると、こちらは + 燃えるのだよ。旦那に教わらなかった + のかね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな、こと……う、うぅん、あ、 + ふあああっ! あ、あはあああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先がクリトリスを捉える。 +\endtext + +\text +器用に動く舌が包皮をめくり上げ、 +感じやすい肉芽を探り当てる。 +\endtext + +\text +そこを舌先で転がされると、勝手に +身体がガクガクと震えてしまう。 +\endtext + +\text +それに伴って、オルフィスを戒めている +縄も、ギシギシと耳障りな音を立てて +軋んだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、はっ! はっ、はああーっ、あ、 + んあっはあああっ、あ、あひっ、ひぐっ、 + んくううっ! あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、意識してはいなかったようだが、 + その身体、なかなか敏感じゃないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、息子を育てることに + 集中しすぎて、女としての悦びを + 忘れていたか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、お、ぐっ! ぐうう! んはっ、 + はああっ、あ、あひああっ! ああっ、 + くあああんっ!」 +\endtext + +\text +悔しいがその通りだとオルフィスは思った。 +\endtext + +\text +母としての役割を強いる余り忘れていたが、 +自分も女なのだ。 +\endtext + +\text +そして、その女の部分を刺激され、それが +激しく反応してしまっている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こんな……こんなことって、私、ああっ、 + 今まで……マルトのことだけ考えて + 生きてきたのに……ひっ、ひううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがいかんのだ。もちろん、ご子息の + ことを第一に思うのが母親というもの + だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、時には羽目を外さねば、人として + 参ってしまう。その疲労、お前も感じて + いたのではないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、あっ、ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が、岩をも穿つ流水のように +オルフィスの心に染み込んでくる。 +\endtext + +\text +言われてみれば、夫を失ってから、 +ろくに息抜きなどできる状況ではなかった。 +\endtext + +\text +ひたすら、マルトのことを考え、 +冒険者として依頼を果たし、金を稼ぐ。 +\endtext + +\text +その繰り返しだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く……っ、そ、それでも……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやでも、子供のことを第一に + 考えちまうのが母親ってもんなんだよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +(危ない危ない。カイムの口車に乗せられる + ところだった) +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、俺が心を操ってお前を操ろうとした + とでも思ったかね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違うの、かい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「違う……と言っても信じまい。だったら、 + その身体で思い知ってもらうのみ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいっ! んひっ、くひああっ、あ、 + ああああっ! はふううんっ! あぁっ、 + んくはぁぁっ!」 +\endtext + +\text +つまり、カイムは精神など操らなくても、 +そのテクニックでオルフィスを籠絡できると +考えているようだ。 +\endtext + +\text +実際のところ、男日照りだったオルフィスの +身体は、カイムの愛撫を受け入れて +しまっていた。 +\endtext + +\text +だが、オルフィスの精神はそれを認める +わけにはいかなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(私は、もう一人の女じゃなくて、マルトの + 母親なんだ……こんなことで、負けて + たまるもんかい) +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、あくまでも性悦に逆らうか。 + それもまた一興。それを突き崩してこそ、 + 男としての楽しみがある」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっ、あ、あんたに、屈したりはしないよ。 + で、できるものなら、やってごらん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい啖呵だ。さて、その強がりがどこまで + 続くか見ものだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「っ!!」 +\endtext + +\text +カイムの口元に浮かんだ、歪んだ笑み。 +\endtext + +\text +それは、雌をむさぼることに至上の喜びを +見いだす、雄の表情だった。 +\endtext + +\text +しかし、ここで気力を萎えさせるわけには +いかない。 +\endtext + +\text +――と、そこでカイムはあることに +気がついた。 +\endtext + +\text("カイム") +(ほう……これはこれは) +\endtext + +\text +硬く勃起した乳首から、 +母乳が滲み出してきた。 +\endtext + +\text +それを、オルフィス自身は気がついて +いないようだが―― +\endtext + +\text("オルフィス") +「ど、どうしたのさ? それ以上、なにも + できないとか言うんじゃないだろうね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、いや、口を動かすのはそろそろ + 終わりだ。次は、こいつでお前の身体に + 知らしめてやろうと思ってな」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは服の中からそそり立つ +肉棒を引きずり出した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん……っ、くっ!」 +\endtext + +\text +久しぶりに見た、怒張した男の性器。 +\endtext + +\text +その圧倒的迫力に、オルフィスは思わず +息を呑んでしまう。 +\endtext + +\text +そんな彼女の様子を見て、カイムはニヤリと +口元を歪めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これが欲しくてたまらないといった + 様子だな、オルフィス?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなわけ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、このぐしょ濡れのマ●コと、 + 乳首からあふれる母乳はなんだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え……っ!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、オルフィスは +ハッとなった。 +\endtext + +\text +そう言われてみると、確かにソコが +ぐっしょりと濡れている感覚がある。 +\endtext + +\text +夫と死に別れてから久しく感じたこと +のないものだった。 +\endtext + +\text +それでも、その感触を忘れることなど +あり得ない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんな、バカな……わ、私は――」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? いい母親なのは結構な + ことだが、女としての欲望も + 解き放たなくては疲れてしまうとな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私は、そんなことなんて + 望んじゃいないよ! + 勝手に決めつけないでおくれ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、その身体にじっくりと + 聞いてやる。覚悟するのだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああああーっ! あっ、ああ、ひっ、 + くひんんんっ! ひっああああーっ!」 +\endtext + +\text +ずぶり、と肉槍を突き立てられる。 +\endtext + +\text +そこから這い上がってくる快感に、 +オルフィスはぶるっと腰を震わせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっ、ひ、卑怯な!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? なにが卑怯なのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「女を縛り上げて、無理矢理に……こんな、 + こと、を……んああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、縛り上げられた状況で、 + びしょびしょに濡らしているのも + 事実なのだぞ? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んひっ! ひっ、あっ、あっ、お、音、 + た、立てないで……ひぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムが乱暴に腰を揺すると、 +ぐちゅぐちゅと濡れた音が響く。 +\endtext + +\text +明らかに、蜜汁が膣内でこね回される +音だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけ淫らな音をさせていても、 + 自分の身体の成り行きを + 受け入れないと?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、受け入れられるわけない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……その言葉を待っていた」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはああっ、あっ、あっ、あんんっ、 + はああっ、あふああっ、あ、あひっ!」 +\endtext + +\text +まさに、その言葉を待っていた、 +と言わんばかりにカイムが激しく +動き始める。 +\endtext + +\text +一見乱暴にも思えるその動きは、その実、 +的確にツボを突いた抽送だった。 +\endtext + +\text +ずぶりとペニスを内奥に突き立て、 +ゆっくりと抜き出していく。 +\endtext + +\text +突き入れる時には、子宮口に亀頭を +叩きつけ、引き抜く時には膣の皺襞を +ひっかくようにカリを擦りつける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、んんっ! あっ、ふっ、ふはっ、 + あっ、あっ、あはあっ! はんっ、 + くっふううんっ! ふはあっ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか楽しんでもらえているようで + 大変結構なことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでこそ、お前を捕らえた意味がある + と言うもの」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? あ、なに? なにを……言って + いるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく反応してくれない女相手に + 腰を振るほど、惨めなことはないからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっ! わ、私は――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうあああああっ! あ、ああっ、 + んはぁっ、はっ、はっ、あ、あああっ、 + ひっ、ひああっ! あ、あっぐううっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがなにか言いかけたところで、 +カイムが深々と肉棒を突き入れる。 +\endtext + +\text +その刺激に、彼女は悲鳴にも近い喜悦の声を +漏らしていた。 +\endtext + +\text +勝手に腰が震え、自らペニスを求めるかの +ような動きになってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「下の口は正直だな、と言うヤツか? + ふっ、浅ましく腰が動いているぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こ、これは、違う……くうんっ、ち、 + 違う、違う……あっ、あああんっ! + く、はっ、はっ、あっ、ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「違わんよ。お前も一匹の雌だと言う + ことさ。いくら母親になったと + 言ってもな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんな……そんなこと! ぜ、絶対に、 + ひああっ、あ、んあああっ! はんっ、 + くはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが責め立てると、オルフィスは +面白いように反応した。 +\endtext + +\text +そしてカイムは、そんな彼女の反応を見て、 +責めの手を変えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、子供を産んだとは言え、 + なかなか良い締まりだな。むしろ、 + 硬いだけの生娘よりこなれている」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなことっ、ど、どうでもいい + じゃない、のさ! うっ、はあっ、あ、 + んっ、くううううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくマ●コの具合を褒めてやったのに + つれないことだな。だが、それならそれで、 + 構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「勝手に愉しませてもらうだけのことだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひあああっ! あっ、あっ、はああんっ、 + んはああっ、くっはあっ、はっ、はっ、 + あっ、あぐっ、んぐはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、怒張を内奥に届かせると、亀頭を +子宮口に押しつけたままぐりぐりと腰を +ひねる。 +\endtext + +\text +敏感な子宮口を亀頭で刺激され、 +オルフィスは思わず呻いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、どうだ? これはたまらない + だろう? この動きに耐えられた + 女はいない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひんんっ、くっひいいいんっ、ひああっ、 + あっはああんっ、は、ぐっ、あぐうっ、 + んむはああっ、はっあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、すごいな。お前のマ●コが + 嬉しそうにチ●ポを締めつけてくる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「嘘、そんな、嘘……嘘よ、あっ、あっ、 + んあっ! あおうっ、くううんっ、 + ふはぁぁぁっ! あっ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分でもわかっているんだろう? + そろそろイキそうになっているのが」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなこと――く、ひいいん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、それじゃ一度イッてみるか? + まだ、先は長いのだしな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なにを言って――んふああっ、あ、 + はぁぁっ! あ、あぐっ、んぐうううっ、 + ふはああんっ、あ、あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、容赦なく +オルフィスを責め始める。 +\endtext + +\text +抽送と、腰を押しつけた状態での臼を +引くような動きを使い分け、彼女を +あっという間に追いつめていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああっ、あ、や、やめて……やめてぇ、 + お願い、も、もう! それ以上されたら、 + ああっ、おかしくなるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなるように仕向けているのだ。別に + おかしなことではないぞ」 +\endtext + +\text +カイムもまた、悦楽をむさぼるために自ら +陰茎を膣の内壁に擦りつける。 +\endtext + +\text +その行為が、オルフィスをさらに +追いつめていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ! あっ、く、来る! 来ちゃう、 + 来ちゃうううっ! だめっ、だめぇっ、 + んああっ、あ、イッちゃうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、すさまじい締めつけだ。こちらも + そろそろ出すぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、いやっ! いやあっ、やめて、 + やめてぇっ! 膣内に出さないでぇっ、 + だめぇっ! んはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう、遅い……くうっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、ふあああっ!? あっ、い、イクッ、 + イッちゃう……あっ、イク、イクッ、 + んくううっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああああっ! あっ、あっ、んっ! + くはああ……あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと激しい濁流がオルフィスの +膣内に流れ込む。 +\endtext + +\text +その迸りの刺激を受けて彼女は絶頂した。 +\endtext + +\text +膣肉に食い込んだ肉棒が脈動し、 +オルフィスの膣内に何度も何度も白濁液を +注ぎ込む。 +\endtext + +\text +彼女は濁精が膣壁を打つたびに、その熱さに +総身を震わせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、くふううっ、あ、熱い! ああっ、 + 膣内にぃっ、あ、熱いのが……は、入って + きてる……う、うぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ふう……ふふふっ、さすがは人妻。 + 反応も上々、チ●ポを締めつける力も + 言うことなしだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あ、はっ、はぁ……はっ、はっ、 + ああぁ……く、うぅん、はぁ……!」 +\endtext + +\text +カイムにそんな言葉を投げかけられても、 +オルフィスは虚脱したような表情で +空を見つめている。 +\endtext + +\text +どうやら、久しぶりの性行為による刺激で、 +一時的に朦朧としているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、母乳が更にあふれてきたな。 + まったく……股ぐらでチ●ポミルクを + 飲み干して胸から出すとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「淫らがましいことだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? な、なに? なにを言いたいのか、 + さっぱりわからない」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかる必要などないさ。お前は、俺に + 身を任せていればいいのだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なにを……言っているの? + これ以上、まだなにかするつもり!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろんだとも。俺は満足して + いないんでな。それに……そちらも + 実は満足していないのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、揶揄するように +オルフィスに笑みを向ける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふ、ふざけないで! 私は、こんなこと + これっぽっちも望んじゃ――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ!? くひいいいっ! ふああっ、 + んあっ、はああああんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが抗議の声をあげる前に、 +カイムは再び抽送を開始した。 +\endtext + +\text +彼を非難しようとしたオルフィスの言葉は、 +悦声の中へと消えていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あひっ、ひああっ、も、もう、 + もうやめて! ああっ、お願いよ、 + も、もう、しないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、もう無理! 無理だから……くっ、 + あっ、あふっ、はっふううんっ! + ああっ、ひぐっ、んぐううっ!」 +\endtext + +\text +喜悦の声をこらえ、オルフィスは必死に +制止の言葉をつむぐ。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんなものどこ吹く風と +ばかりに、抽送の速度を上げていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、なるほど。今のお前は、熟れた + 女の肉体に、生娘の精神が宿っている + ようなものだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なに言ってるんだい!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体は旦那に開発され尽くしたかも + 知れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが心の方は、長く女の悦びを忘れて + いたことで、生娘のそれに戻って + しまっているようだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっ! 知ったような口を――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、くううっ!? あっ、あっ、んっ、 + んっくうううっ、ふああっ、はぁぁんっ、 + あっひいいっ! くはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を否定しようとしたところで +怒張を強く突き込まれる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、たちまち悦楽が全身を +駆け巡るのを感じだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(悔しい……でも、確かにこの男の + 言うとおりなのかも……くうっ!) +\endtext + +\text +夫とかわした情交。それらの記憶が、 +抽送のたびに彼女の脳裏によぎる。 +\endtext + +\text +同時に、たまらない愉悦が彼女の理性を +麻痺させていく。 +\endtext + +\text +それに溺れてはいけないといくら自分を +戒めても、身体が言うことを聞かないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「快感をこらえようというのか? 無駄だ。 + 一度、雌として目覚めた身体は貪欲だ。 + 精神で抑え込めるものではない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う……違う! う、うああっ、 + あっ、あはぁぁっ! は、んんっ、 + くはあああっ!」 +\endtext + +\text +貞淑な生娘のように自分を律しなければ +ならないと、オルフィスの理性が +警鐘を鳴らす。 +\endtext + +\text +だが、彼女の肉体は、カイムの与える悦楽に +貪欲に食らいついてしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄と言っただろう? どうやっても + 雌は雄の与える快感から逃げることなど + できんのだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「で、できる! 私達は、けだものじゃ + ないんだ! 欲望のままに流される + なんて、そんなこと……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まるで修道僧のような物言いだな。 + だが、修道僧とて一皮剥けば人間だ。 + 人の欲望というのは根深いからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「戯れ言を……んっ、くふううっ! あっ、 + あひああっ、んぐううっ、くっふううっ、 + ふはっ、はっ! あぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「戯れ言を……と言いつつ、声を + 抑えられないようだな。それでは説得力も + なにもあったものではないな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、ぐううっ! んっ! ふはっ、あっ、 + あああっ! いやっ、や、やめてっ、 + やめてぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、もう音を上げるのか。では、 + 先ほどの偉そうな言葉、撤回して + もらわねば、な!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっひいいんっ! はあああっ、あっ、 + あああっ、はふんっ、くうあああっ、 + あ、いや、いやぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、オルフィスは拒絶の +呻きを漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? いやなのか、これが? 本当は、 + よくてたまらないんだろう? ふふふ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひぐっ!? んっぐうううっ、あっ、 + あふっ、ふはああんっ! あっ、あ、 + んああっ! あ、あぁぁぁーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの腰が力強くオルフィスの膣を +責め立てる。 +\endtext + +\text +激しく、そして執拗な抽送に、たった今 +絶頂したばかりの女体が、再び燃え上がる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、だめ! もうやめて! + イキたくない! イキたくないのにっ! + やめて、やめてぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、嘘だな。お前の腰は、 + 俺のチ●ポを根元まで呑み込もうと + 淫らに躍っているぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ!? そんな、嘘……嘘っ!?」 +\endtext + +\text +カイムの言ったことは本当だった。 +\endtext + +\text +オルフィスの肉体は、本人が望まぬまま +悦楽を求め、淫らに腰をくねらせていた。 +\endtext + +\text +カイムのペニスが深々と突き立てられる +たびに、膣が収縮する。 +\endtext + +\text +それに合わせ、彼女の腰は膣壁がカリに +擦れるような動きを作り出していた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、と、止まれ、止まって、 + く、ううっ、なぜ、止まらないの!? + こんな、ことって……くふう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、楽になったらどうだ? お前も + 心の底では悦楽による、日常からの + 解放を望んでいるのだよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う! 違う……うああっ、あ、 + あひああっ! ん、くはああんっ、 + あっ、あっ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「違わんよ……くっ、マ●コが浅ましく + 締めつけてくるぞ。チ●ポが折れそうだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんな、こと……ひあああんっ、あっ、 + あああっ、あはああっ、はふんっ、 + んぐっふううっ! ふはぁぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが激しくなっていく。 +\endtext + +\text +それと同時に、彼のペニスもオルフィスの +膣内でぴくぴくと痙攣を始めた。 +\endtext + +\text +ああ、射精が近いんだ……そう思った途端、 +オルフィスの身体にもビリビリと熱いような +痺れが走る。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そろそろ、出そうだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、だめ! な、膣内はだめ! + お、お願いだから、それだけは、だめ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、そうか。ならばたっぷりと + ぶっかけてやる……全身で受け止めろ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいっ!? い、いや、やめて、 + やめなさいっ! あっ、ああっ、あぐっ、 + くっふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれもいや、これもいや……まったく、 + 聞き分けのない女だな、お前は」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、ああっ! だめ! も、 + もう動かないでっ! ああっ、イクッ、 + イッちゃうから! んああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、存分にイクがいい。俺も……くっ、 + 出す、ぞ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐふううっ、ふ、ああっ! あ、い、 + イクッ、イッちゃう! ひいいっ、 + んひああっ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああああーっ! あっ、あふううう、 + くっはああっ! あ、あひんっ、 + ふひああああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが乱暴にペニスを抜き去るのと同時に +オルフィスは絶頂した。 +\endtext + +\text +それと共に、抜き放たれた怒張が脈動し、 +ドクドクと濁精を噴き上げる。 +\endtext + +\text +空中で奇妙な形を描きながら熱汁が +オルフィスの肌を打つ。 +\endtext + +\text +その刺激に、彼女はビクッ、ビクッと +何度も身体を震わせていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、あ、ああ……はっ、はっ、はーっ、 + はふっ、んっふう……くはぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……どうやら、たっぷりと + 愉しんだようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あぅ……ん、ふぅ……はふううんっ、 + あぁ、あ、は、ぐ……ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、熟練の冒険者では + なかったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その様子では、敵に寝首をかかれても + 文句は言えないと思うがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、うう……く、うぅ……」 +\endtext + +\text +カイムの揶揄するような口ぶりに、 +オルフィスはなにか言おうとしたようだ。 +\endtext + +\text +しかし、絶頂が激しすぎたのか、上手く +口が回らないらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあいいさ。せいぜい余韻を + 愉しんでくれ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、一瞬オルフィスは +悔しそうな、悲しそうな表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +だが結局、彼女はなにも言い返せなかった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("オルフィス") +「う……!? う、うう……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、ようやく気付いたか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「よほど気持ちよかったらしいな。 + お前はあの後、気を失ったのだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、くう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっとっと。そうにらまないでくれ。 + お前に一つ、いい話をしてやろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なにさ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「息子がいるのだろう? 確か名前は、 + マルト、だったか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、まさか! マルトを人質にする + つもりかい!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着け。お前を既に + 手に入れているのに、なぜわざわざ + 人質を取る必要がある?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、肩をすくめてみせる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が戻らねば、いずれあの子は宿を + 追い出される。そうなったらこのご時世、 + 人買いにでも連れ去られるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、そうならないように手下をやって + お前の息子を保護させることにした」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ほ、本当なんだろうね!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は魔王だが、子供の命を奪うほど + 非道ではないつもりだ。すぐにあの子を + ここへ連れてこさせよう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルトに手を出したら承知しないよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「知っているさ。だから息子は丁重に扱うと + 約束しよう。そうすれば、お前がへそを + 曲げないとわかっているからな」 +\endtext + +\text +そういってカイムはニッと笑う。 +\endtext + +\text +その笑みを信用してもいいものか +オルフィスは迷った。 +\endtext + +\text +だが、自分が動けない以上、マルトのことは +目の前の男に任せるしかなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……わかった。頼むよ、息子のこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。そういうことだから、しばらくは + 個室で大人しくしていてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムが指を鳴らすと、先ほどオルフィスを +ここに連行してきたゴブリンと +オークのコンビが姿を見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「客人を部屋にお連れしろ」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「ははっ!」 +\endtext + +\text("オーク") +「かしこまりました」 +\endtext + +\text +ゴブリンとオークが縛られたオルフィスを +抱えて立たせる。 +\endtext + +\text +部屋を出るときに、ちらりと玉座を +振り返ると、カイムがひらひらと +手を振っているのが見えた。 +\endtext + +\text +オルフィスは一抹の不安を抱え、マルトの +身を案じながら、促されるままにその場を +後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_12.txt new file mode 100644 index 0000000..42cc435 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_12.txt @@ -0,0 +1,2059 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_12") + +\text("オルフィス") +「………………」 +\endtext + +\text +オルフィスは、まるで檻に入れられた +熊のように、うろうろと自分に与えられた +部屋の中を歩き回っていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルト……」 +\endtext + +\text +カイムが、マルトを保護してくると +約束してから何日かが経過した。 +\endtext + +\text +しかし、その後一切連絡がない。 +\endtext + +\text +食事はきちんと与えられ、睡眠も取れる。 +\endtext + +\text +だが、息子のことを思うといてもたっても +いられない。 +\endtext + +\text +何度か、部屋から脱走しようと試みては +みたものの、ドアのこちら側には鍵穴も +ドアノブもない。 +\endtext + +\text +おまけに、ドアは建て付けがよく、枠に +きっちりとはまっているために外すことも +できない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(さすがにそう簡単に逃がしちゃ + くれないか) +\endtext + +\text +カイムは、ぱっと見いい加減そうでは +あったが、こういうところには気が +回るらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(ま、そうでもなきゃ魔王――迷宮の + 主なんて + やってられないだろうしね) +\endtext + +\text +しかし、感心ばかりもしていられなかった。 +\endtext + +\text +以前、カイムに無理矢理犯されたとき、 +いみじくも彼が言っていた。 +\endtext + +\text +いずれ宿の支払いが滞る。そうすれば、 +宿の主人は、ためらいなくマルトを +人買いに売りつけるだろう。 +\endtext + +\text +生き馬の目を抜くようなこの時代、 +客から取りっぱぐれた宿代を回収するには +それしかないからだ。 +\endtext + +\text +行き先は奴隷か、男娼か。いずれにしても、 +ろくなものではないのは目に見えている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(かと言って、ここを逃げ出すことも + できないなんて……歯がゆいね!) +\endtext + +\text +武器は取り上げられている。 +\endtext + +\text +手元にあるものでできそうなことと言えば、 +椅子をドアに叩きつけて壊すことくらいか。 +\endtext + +\text +だが、ドアには鉄枠で補強が施されており、 +椅子で殴りつけた程度で破壊できるとは +思えなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(ああっ、クソッ! もう、どうしたら + いいんだい!? あなた……マルトを + 守って!) +\endtext + +\text("???") +「わーっ! まおーさまー! はやい!」 +\endtext + +\text("???") +「ハーッハッハッハッ! そうだ、なにしろ + 俺は魔王だからなぁっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ……?」 +\endtext + +\text +オルフィスがいらいらしながら部屋の中を +行ったり来たりしているとそんな声が +廊下から聞こえてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、感動のご対面だぞ」 +\endtext + +\text("マルト") +「あっ! ママー!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ! マルト! マルトッ!」 +\endtext + +\text +なんの前触れもなくドアが開けられた。 +\endtext + +\text +ノックも、入るぞという声かけもなしに。 +\endtext + +\text +だが、出し抜けに入って来た人物を見て、 +オルフィスはそんなことはどうでもいいと +思った。 +\endtext + +\text +入って来たのは、マルトを肩車したカイム +だったのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「よっ……と。ほら、坊主、行け。 + 母ちゃんだぞ」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママー!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルトッ!」 +\endtext + +\text +カイムは、ぐいっとマルトを持ち上げると、 +危なげなく床の上に降ろした。 +\endtext + +\text +たちまちマルトは母親の元に駆け寄る。 +\endtext + +\text +飛びついてくるマルトを力一杯抱きしめる。 +\endtext + +\text +その体温、匂い。すべてがひどく懐かしい +ものに感じられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう、やれやれ。子供の相手なんて + 疲れるだけだな、まったく」 +\endtext + +\text("カイム") +「坊主を寝かせてからでいい。 + 後で俺の部屋に来い。必要になったら、 + 外の守衛に言えば開けてもらえる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイム……あ、ありがとう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はて、礼を言われるようなことをした + 覚えはないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はただ、地上に出たついでに、将来 + 魔王軍の兵士として有能そうな小僧を + さらってきただけだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って肩をすくめると、 +踵を返して部屋を出て行った。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルト……よく、生きててくれたよ!」 +\endtext + +\text("マルト") +「えへー。ママは、どうしてかえって + こなかったの?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? あ、ああ……ママはね、さっきの + 魔王に負けちまったんだよ」 +\endtext + +\text("マルト") +「そうなんだー。まおーさま、すっごく + ちからもちだもんね!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え?」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママのところにいくぞって、ずっと + かたぐるましててくれた!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイム……魔王がかい?」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そっか……よかったね、マルト。遊んで + もらって」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん! まおーさまにかたぐるまして + もらって、楽しかったー!」 +\endtext + +\text +ニコニコと報告するマルトは、随分と +カイムに懐いているようだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(口ではあんなこと言ってたけど、案外 + 優しいのかも知れないね) +\endtext + +\text +愛しい我が子の頭を久しぶりに撫でながら、 +オルフィスはそんな感慨に耽っていた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +そして、数刻後……。 +\endtext + +\text("カイム") +「開いているぞ」 +\endtext + +\text +久しぶりに一緒の食事を終え、マルトを +寝かしつけた後、オルフィスはカイムの +部屋を訪ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「坊主は寝たのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、ぐっすりとね。やっぱり、私が + 帰らないことで気苦労かけてたんだろうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、その割りに、宿に迎えに行った + 時は充分元気そうだったがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そういや、あの子、宿の支払いは + どうしてたんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、宿屋の主人が、いつも金払いが + いい上に、必ず戻ってくるお前が戻らない + ことに疑問を抱いてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が戻るまで宿の掃除や + 簡単な手伝いをすることで坊主の宿代を + 免除してやってたらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「飯も、宿の賄いを食わせていたようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そう……だったのかい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +(生き馬の目を抜くような時代とはいえ、 + それなりに良心の残った人間も + いるもんだね) +\endtext + +\text +あの宿屋の主人には、 +感謝しておかないとね。 +\endtext + +\text +オルフィスは、ほっと胸をなで下ろした。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたにも礼を言うよ。 + 息子を……マルトを連れてきてくれて + ありがとう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、言っただろう? お前の元に + 坊主を置いておけば、お前は俺に + 逆らえない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのための処置だとな。だから礼など + 言う必要はないし、 + 言われる筋合いもない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまあ……どうしてもと言うのなら、 + きちんと誠意を見せてもらおうか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「誠意って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「女が男を愉しませる。それだけのこと。 + 単純な話だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ、それは、その……」 +\endtext + +\text +確かにマルトの件は感謝してはいる。 +\endtext + +\text +だが、この魔王を名乗る男に身を任せても +いいのかという不安は残った。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? イヤなら構わんが?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そうじゃないけどさ……あんたが、 + どういうのがお好みなのかと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、では、まずは俺に身を任せて + もらおうか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ちょ、ちょっと――」 +\endtext + +\text +オルフィスが抗弁しようとする前に、 +カイムは半ば無理矢理に彼女を押し倒した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムに無理矢理服の前を広げられ、胸を +露出させられる。 +\endtext + +\text +少し驚いたが、マルトを救ってくれた礼だと +思えば安いものだと、オルフィスは +思い直した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ほんとに、男って女の胸が好きだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、余裕があるな……さては、お前の + 旦那もそうだったのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え、そ……それは、その……」 +\endtext + +\text +改めて夫婦生活のことを他人に話すとなると +急激に恥じらいがこみ上げてくる。 +\endtext + +\text +もじもじと落ち着かない様子で +身をくねらせるオルフィスに、カイムは +ニヤリと口元を歪めてみせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう言葉が出ると言うことは、かつて + 誰かがお前の胸を好んで弄んだ……違う + か?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち……違わない、けど……さ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、やはり旦那の趣味か」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、マルトが、なかなか乳離れ + しなかったんだよ!」 +\endtext + +\text +恥ずかしさに、オルフィスはついつい +そう言ってしまっていた。 +\endtext + +\text +実際、マルトはそれほど乳離れが遅かった +わけではないのだが……。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、坊主か……ならば、童心に返って + その立派な乳房で遊ばせてもらうとしよう + か」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょ、ちょっと! 子供はそんなこと + しな――ん、ああっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが抗議の声をあげる前に、 +カイムの手が豊かな乳肉をやわやわと +揉みしだく。 +\endtext + +\text +男の、ごつごつとした手で乳房を握られ、 +オルフィスはつい甘い声を漏らして +しまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、お前は息子に乳を与えるたびに、 + そんな淫らな声を出していたのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなこと、あるわけ……くふうっ、 + んはあっ、あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +その言葉を否定しようとしたところで、 +カイムの手が再び乳房を強くつかむ。 +\endtext + +\text +ぎりぎりとした痛みと、強い快感の入り +交じった感覚に、オルフィスは恥じらいの +表情を浮かべて身悶える。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり、子供に乳を吸わせながら淫らな + 声を出していたのだな? まったく、 + だらしのない母親だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だ、だからっ、そんなことないってば! + おかしなこと、言わないでおくれ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? ではなぜ、ちょっと乳房を + 揉んだだけで、こんなに乳首が硬く + 尖っているのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、そ、それは……その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまけに、乳汁まで漏れてきているな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んああああっ!? あっ、す、 + 吸わないでっ、吸わないでえっ!」 +\endtext + +\text +カイムが乳首を直接口に含み、ちゅうっと +乳汁を吸い立てる。 +\endtext + +\text +その刺激に、オルフィスはガクガクと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text +赤子のそれとは違う性的な意味での吸引。 +\endtext + +\text +その久方ぶりの感覚に、彼女の雌としての +本能が強く刺激されていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、す、吸われてる……吸われてるっ、 + んぐふううっ、ふあっ、はぁぁんっ、 + ひっくっ、く、くううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、こいつは面白いな。揉めば + 揉むほど、吸えば吸うほど乳汁が + こんこんとわき出てくる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああああーっ! くはああっ、 + はんんっ、あっ、あっ、あひああっ、 + んっふううっ! ふはぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく女の身体というものは + 不思議なものだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「変な……感心してないで、や、やめて + おくれよ……あっ、あひっ! くっ、 + んんああっ、あああ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが行為を制止しようとすると、 +カイムは口を挟ませまいと乳首を軽く +噛む。 +\endtext + +\text +鈍い痛みと鮮烈な快感に、オルフィスの +背がぐっと反る。 +\endtext + +\text +その力は、カイムをはねのけそうなほどの +ものだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あぁ……はっ、はっ、あああ、 + す、すごい……じんじん痺れて、あ、 + 熱いくらいに……疼いてるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お気に召したかね? 結構なことだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっ、もうっ!」 +\endtext + +\text +それを認めてしまうのは、はなはだ不本意 +ではあった。 +\endtext + +\text +だが、身体が示した反応は、悦楽を +否定できるほど弱くもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、素直に認めてしまうのか。 + もう少し粘ると思ったのだがな。 + まあいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もその方が面倒がなくていい。 + お前も、いつまでも強情を張っている + よりは愉しんだ方がいいだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、く……そ、そう、なのかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に聞かれても困るのだがな。 + だが……そうだな、迷っているのなら、 + その迷いを断ち切ってやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言うと、より激しく、 +そしてよりねちっこくオルフィスの乳房を +愛撫し始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああっ、そ、そんなにされたら、 + ひああっ、んっ、ふああっ、はぁんっ、 + あっ、あっ、あぐっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか反応がいいな。少しは女としての + 勘を取り戻してきたか? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違――ひうっ、あ、あ、おうう、ん、 + くふううっ、ふあはぁぁんっ、ひふぅ、 + い、いや、ああっ、だめ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの唇が硬く尖った乳蕾を捉え、舌先が +掃くように刺激を繰り返す。 +\endtext + +\text +その動きに、オルフィスはのけぞりながら +甘い声を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌とか駄目と言うわりには、乳首が + びんびんに勃起しているぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな、こと……くううっ! あ、 + あふぅんっ、ふあああっ、あはぁっ、 + は、ひぅんっ! んくあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先が、まるで意志を持った +生き物であるかのように蠢き、 +オルフィスの乳首を責め立てる。 +\endtext + +\text +その洗練された動きに、オルフィスは +翻弄されていた。 +\endtext + +\text +責められるばかりでは立場がない。 +\endtext + +\text +だから、その悦楽をこらえようとする。 +\endtext + +\text +しかし、身体中を走り抜ける快感を +堪え忍ぼうとすると、余計に全身が +震えてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほうほう、そんなにこれが気に + 入ってくれたか。そんなに胸を + 揺らしてアピールとはな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違――く、ふうぅんっ、んああっ、 + は、ひぐんんっ! んっはああっ、 + はぁぁぁっ、あ、お、ううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「違うものか。でなければ、こんなに、 + ちぎれそうなほど乳首が硬くなったり + するものか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまけに、いやらしいミルクまで + どんどんあふれてくるではないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んんんーっ!? くっはあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、強く乳首を吸い立てる。 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと乳汁が噴き上がる。 +\endtext + +\text +熱いミルクが乳首の中を通って射出される +ことすら、今のオルフィスにとっては +強い悦楽をもたらしていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はーっ、はーっ、はーっ、あ、あぁ、 + こ、こんな……こんなに感じるなんて。 + ああ、私……ん、ふううんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにも不思議なことではあるまい。 + 前にも言ったはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、母親であろうとするあまり、 + 女としての悦びを忘れていたのだとな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そ、んな……こと……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふあああっ! あっ、あああーっ! + くふああああっ、ひっううっ、あああ、 + ん、くむううううっ、んぐふううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を否定しようとする。 +\endtext + +\text +だが、オルフィスは乳首を強く +吸い立てられその言葉を呑み込んだ。 +\endtext + +\text +というよりもむしろ、抗議の言葉が +喘ぎの中に消えていったと言うべきか。 +\endtext + +\text +いずれにしても彼女の口から、 +カイムに対して反論が +述べられることはなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、なにも言えんか。 + その通りだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくらお前が拒んだとしても、お前の + 身体は男を求めているのだから」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う……んうあああっ、はひあっ、 + あっ、あぁっ、んっくううっ、くふう、 + はっふぅぅんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほらほら、そんな風に淫らな声を出して + いては、説得力がないぞ。んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、んひああっ、あっ、あああっ、 + く、ふううんっ! は、ああっ、あひっ、 + あ、あくうんんっ、う、あはぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞいいぞ。いつまでも、まるで + 反応なしというのもつまらんからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと愉しんでくれ。その方が俺も + やりがいがあると言うものだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でも、あぁ……そ、そんな、う、んっ! + く、はああっ、あっ、あっ、あはぁっ、 + は、ふっ、くふうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉にオルフィスは、ぶんぶんと +首を振る。 +\endtext + +\text +確かに感じてはいる。だがそれを正直に +認めるのは恥ずかしい……と言いたいの +だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしがることはない。お前が + 感じるようにやっているのだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、でも、でもぉ……くうううんっ、 + んはっ、はっ、はあぁんっ、ああっ、 + あ、ぐっ! くひいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、乳首を軽く歯で固定し、舌先で +ちろちろと舐め回す。 +\endtext + +\text +その巧妙な動きに、オルフィスは背中を +のけぞらせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あひああっ! あっ、あっ、す、 + すごい! それ、すごいぃっ! ふあっ、 + はっ、ああんっ! あ、あはぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? こうか? これが気に入ったか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひううっ! くっ、はぁっ! あ、し、 + 痺れるっ! ち、乳首っ、痺れるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、どうやら興奮は抑えきれない + ようだな。乳首が、まるで射精直前の + チ●ポのようにヒクヒクしているぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、嘘! そんなこと、あるわけ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘じゃないさ。今にもチ●ポミルクを + 噴き出しそうなチ●ポのように + ぴくぴくしているな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふああっ! んああっ、あ、あっひいっ、 + くひいいいっ! はぁんっ、あぁっ! + そ、そんなに、し、したらぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなにしたら? どうなると + 言うのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そ、そんなに強くしたら、 + み、ミルクが……ミルクが、 + あふれちゃう! ミルク出ちゃう!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、唇を噛みしめながら +搾り出すようにして声にする。 +\endtext + +\text +その言葉を口にするまで、どれだけの +葛藤が彼女の中にあったのか。 +\endtext + +\text +いずれにしても、それを認めざるを +得ないほどに追い詰められているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……まるで、ミルクを噴いたら + そのままイッてしまいそうだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いくらなんでも、そ、そんな、 + こと……ひっ! ひあっ、あ、ああっ、 + はんんっ! あっ、あふああっ!」 +\endtext + +\text +否定しようとする言葉は、カイムの与える +刺激によって嬌声の中へ溶けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、どうやらもう限界のようだな。 + 構わんぞ。たっぷりとミルクを噴き出して + イクがいい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んくっ、くっはああっ! あ、い、いや、 + んあっ、あっ! く、来る、来ちゃう!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、もう……来る! 来ちゃうううっ! + おっぱい! おっぱいから + ミルク出ちゃう!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ミルク……はぁぁんっ! + ミルク出たらっイッちゃう! + イッちゃうのおおっ!」 +\endtext + +\text +カイムの手が乳房を揉みしだき、舌と唇、 +そして歯が乳首を責め立てる。 +\endtext + +\text +それらの複合的な愛撫を受け、オルフィスは +あっという間に絶頂へと追い詰められていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くはあぁんっ! イクッ、イッちゃう! + おっぱいミルク! おっぱいミルクで + イッちゃう! あっ、イク、イクッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひあっ! あっ、あああーっ! イクッ、 + イッちゃう! あっ、あっ、イクッ、 + んぅぅ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、ああ……んっはあああーっ! + あっ、あっ、あ、あぁ……くふぁぁぁ、 + はぁぁんっ、あっ、あふぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムが言った通り、まるで射精のように +乳汁が噴き出す。 +\endtext + +\text +そして、まさにその最中のように +オルフィスはガクガクと身体を震わせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あーっ、あぁぁっ! 出てるっ、 + ま、まだっ、出てるぅっ! くっふうう、 + ふああっ、あ、あぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、チ●ポミルクとはよく + 言ったものだな。いや、本来、 + ミルクと言えばこちらか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いずれにしても、白い液体が勢いよく + 飛ぶのには違いないな……フフフ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、くううっ、ふ、はあああっ、あぁ、 + はっふううんっ! く、あっ、あっ、 + あぁ……い、いっぱい! 出てるぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、驚くほどよく出るな。これだけ + 乳の出がよければ、他人の子の乳母に + なれるんじゃないか?」 +\endtext + +\text +とは言え、さすがに一度に分泌できる +乳汁の量には限度があるらしい。 +\endtext + +\text +乳首が――実際には胸の筋肉が二度、三度と +痙攣した後、不意に乳汁の分泌が止まった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、はっ、はっ、はーっ、ああ、 + イッちゃった……おっぱいから + ミルク出してイッちゃったぁ……」 +\endtext + +\text +オルフィスは、どこか陶然とした様子で +そうつぶやく。 +\endtext + +\text +自分が、乳房と乳首を責められただけで +イッたことが信じられないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。俺がそうなるように + 仕向けたのだから当たり前だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私も……あぁ、こんな風に + おっぱいだけでイカされるなんて + 思いもしなかったよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「満足してもらえたかね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふ、不本意だけど……」 +\endtext + +\text +カイムの自信満々の問いに、オルフィスは +不承不承という様子でうなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは結構。ならば、今度はお前が + 愉しませてくれ。それが最初の約束だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それもそうだね……お返しの一つも + しないとあったんじゃ、私の名が + すたるってもんだしね」 +\endtext + +\text +オルフィスはそういうと、のろのろと +身体を起こした。 +\endtext + +\text +そして、今度は逆にカイムをその場に +寝かせ、肉棒を引きずり出す。 +\endtext + +\text +そそり立つ怒張に舌なめずりをすると、 +オルフィスは自らの乳房を支え持ち、 +その谷間にペニスを挟み込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、ほう……そう来たか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ、私だって学習するんだよ。 + あんたの言うとおり、旦那は私の + 胸が好きだった」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だから、その旦那に仕込まれた技を + 使わせてもらうよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……前の男の教え込んだ性戯か。 + 味わってみるのも悪くないな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん……んっ、んんんっ、はっ、はふ、 + あっ、んぅぅ、くううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムがニヤリと笑みを浮かべると、 +それを合図にしたかのようにオルフィスが +動き始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はふ……んぅぅ、くう、はぁ、 + ん、んっ! ああっ、硬い……熱い。 + こんなにごつごつして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、そいつで可愛がってやったんだ。 + せいぜい、たっぷりと奉仕して + もらわなくてはな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、わかってるよ……んっ、 + それにしても、ちょっと動きにくいね」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう言いながら、何度も乳房を +支え直す。 +\endtext + +\text +その瞬間、ビリッと乳房に快感が駆け抜けて +彼女は嬌声をあげてしまった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅっ!? あ、ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ? おやおや……まるで、 + こらえ性のない童貞みたいな有様だな」 +\endtext + +\text +オルフィスの乳首から、乳汁が +にじみ出ていた。 +\endtext + +\text +いみじくもカイムが言ったように、女体に +慣れていない童貞が意に反して射精した +かのように。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょっと! 私のお乳は童貞じゃないよ。 + 子供一人育て上げてるんだ。百戦錬磨と + 言って欲しいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ツッコムところはそこなのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「まあ、どっちでもいいさ。ちょうど、 + 潤滑用にオイルかなにか + 欲しいと思ってたとこなんだ」 +\endtext + +\text +そう言うと、オルフィスは自らの乳房を +揉みしだき、わざと乳汁を分泌させる。 +\endtext + +\text +じわじわとにじみ出る母乳は、彼女の +胸の谷間に貯留し、カイムのペニスを +愛液のように包み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、母乳のおかげで、吸い付くような + 肌触りになったな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はぁ……あぁ、そうだろ? + こうやってミルクをたっぷり + 出しておけば、滑りもよくなるしね」 +\endtext + +\text +そう言いながら、オルフィスはうっとりした +表情で自らの乳房を揉みしだく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、ああっ! はぁんっ!」 +\endtext + +\text +と、彼女が艶めいた声を漏らすのと同時に +乳首が脈動し、乳汁が激しく噴出した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うっ、あっ! ああああーっ! くうん、 + はぁぁんっ、あぁぁ、あ、あっひいんっ、 + く、ふ、はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、もしかして、ミルクを + 出しながらイッてしまったのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなこと……な、ないよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その割りには、随分と気持ちよさそうだが、 + それについてなにか申し開きはあるか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だ、だから……そんなんじゃ + ないんだってば! あ、あふ、はふぅ」 +\endtext + +\text +しかし、彼女の表情は間違いなく絶頂を +迎えた女のそれだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、どちらでもいい。淫らな女は + 嫌いじゃない。やたらと澄ました + お堅い女よりはな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はっ、はーっ! あ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もはや、イッたことを隠そうとも + せんのか。構わんぞ、誰が見ている + わけでもないしな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あんたが、私をこんな風に + しちまったんだからね」 +\endtext + +\text +口元に飛んだ自らの乳汁。それを舌先で +ちろりと舐めあげると、オルフィスは +気を取り直して動き始めた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、く、ふうう……はうぅん、あぁ、 + すごいよ、あんたのチ●ポ……カチカチに + なってるじゃないのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女にかしずかれれば勃起する。 + 男として当然のことだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のようないい女に奉仕されて + 勃起しないのは、ホモかインポだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おやおや、魔王様はお口も上手いようで」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフ、俺なりの人心掌握術というヤツだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅ、んく、はあぁぁっ! なぁに、 + 本心から言ってくれたわけじゃないの? + がっかりだねぇ」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう言いながら、 +唇を尖らせる。 +\endtext + +\text +カイムは、彼女に向かってニヤリと微笑んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、手の内を明かしたのは + 失敗だったか。だが、いずれにしても、 + お前には愉しませてもらうぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わかってるさ。そういう + 約束だったからね。 + ん、ふうう……はぁ、あ、あふっ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、カイムの肉竿に乳汁を +馴染ませると、ゆっくりと左右の乳房を +それぞれ動かし始める。 +\endtext + +\text +胸の谷間とペニスの間で乳汁が +こねまわされ、ニチャニチャと粘ついた +音が室内に響く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふう……はぁ、硬い。それに熱い。 + すごいよ、このチ●ポ……あ、あぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「旦那のと比べてどうなのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやなこと聞くねぇ、あんたも」 +\endtext + +\text("カイム") +「男なら、誰しも聞いてみたくなるもの + だと思うがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それについては答えられないし、 + 答えるつもりもないよ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、頬を染めつつも明言を +避ける。 +\endtext + +\text +やはり彼女の中には、亡き夫への恋慕の +情が残っているのだろう。 +\endtext + +\text +そこをあまり弄るのはよくないかも +知れない。 +\endtext + +\text +カイムは、オルフィスの心情を汲む +ことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。ならばこれ以上は聞くまい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ、聞かないのかい? + こういうときって、無理矢理いやらしい + ことして、聞き出したりするんじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふん、そういうプレイがお好みなら + 俺はそれで構わんが……どうなのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いいよ! 遠慮しとく! 私も + そんなのはお断りだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、話は終わりだ。口を動かさずに + 手を動かしてもらおうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いや……必要なら『口』も使って + もらって構わんがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「口を、ねぇ……ん、ちゅっ、れろろろ、 + はむ、んむむぅ、ちゅっぷ、ちゅるるん」 +\endtext + +\text +カイムに言われたとおり、オルフィスは +乳房の間から突き出している亀頭に唇を +寄せた。 +\endtext + +\text +そして、自らの乳汁と先汁に濡れ光る +先端部分をちろりと舐め上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう……ふふふ、そうだ。なかなか + いいじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おや、これがお気に召したのかい? + でもこれ、首が疲れるんだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理はよくないな。首を痛められでも + したら、面倒なことになる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうならないようにやってみるさ。 + ちゅっ、ちゅう、れろろ、ちゅっぷ、 + んむっちゅうっ、ちゅぼっ、ちゅむ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、すごいよ。舐めるたびに、あんたの + チ●ポ、力強くビクビクしてる。 + こんなに傘が開いて……硬くなって……」 +\endtext + +\text +つるつるした亀頭を舌先で転がしながら、 +オルフィスはうっとりした表情を +浮かべていた。 +\endtext + +\text +それを、深々と突き立てられるところを +想像しているのだろう。 +\endtext + +\text +心なしか、彼女の腰ももじもじと切なげに +揺れている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「もっと舌を使った方がいいかい? + こんな風に……はふ、んむちゅぅ、 + ちゅっぱ、ちゅるるんっ、ちゅぶるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいぞ。その調子だ。なかなか + 堂に入ってるじゃないか。ええ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、そんなこと……はふぅん、あぁ、 + でもこんなに熱いチ●ポを + 見せつけられるとたまんないよ……」 +\endtext + +\text +オルフィスは、必死に乳房で肉棒を +擦り上げながらも、息を荒げていた。 +\endtext + +\text +やはり、この怒張を突き込まれたら +どうなるのか……と、想像を +巡らせているらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィス、俺はまだ、お前にハメて + やるとは一言も言っていないぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、だ。まずはお前の奉仕を + 愉しんでからだろう? + その辺りはきっちりやってもらう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、わかったよ……ん、んはっ、はふん、 + くっ、くぅぅ……あ、あぁ、あはぁ、 + はっふぅん! くふうう……!」 +\endtext + +\text +自らの欲望の暴走を諌められ、オルフィスは +やや不満げだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ああ……あっ、くううっ! + チ●ポが……どんどん硬くなって、 + ビクンビクンしてる……んんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今のところは、お前の奉仕が素晴らしい + という証だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、そうだよね。チ●ポ、 + 悦んでくれてるんだよね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「は、あぁ……はっ、はっ、はふ、んんっ、 + んく、くううっ、あぁぁ! チ●ポ、 + んぅ、チ●ポが……熱いのっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、乳房の谷間でペニスの熱さを +イヤと言うほど感じているようだった。 +\endtext + +\text +竿の部分を擦り上げるたびにビクンビクンと +震えるそれは、今にも暴発しそうに見える。 +\endtext + +\text +しかし、まだ快感が足りないと激しく +自己主張しているようにも思えた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、もっと気持ちよくなりたいんだね。 + いいよ。私に任せな。たくさん気持ちよく + してあげるよ……ふふふ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、陶酔した表情でそう言うと、 +勢いよく乳房を操り始める。 +\endtext + +\text +乳汁と先汁が混じり合い、ピチャピチャと +音を立てる中、胸の谷間が怒張を +しごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう? どうした? 急に勢いが + よくなってきたじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたを愉しませれば、こっちにも + 余禄があるんだろう? + だったら、努力は惜しまないさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +カイムは、オルフィスの言葉に少し +考え込んだ。 +\endtext + +\text +最初の約束では、オルフィスがカイムを +愉しませるということだった。 +\endtext + +\text +だが彼女は、その上で自分も愉しもうと +している。 +\endtext + +\text("カイム") +(確かにオルフィスはいい女だ。だが、 + 魔王としては手下をあまり甘やかす + わけにもいかんな) +\endtext + +\text("オルフィス") +「どうしたんだい? 女と一緒にいる + 時にまで、難しい顔しなくたって + いいじゃないのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、別にそういうつもりでは + なかったのだがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふっ、いいよ。だったら、余計なこと + なんて、頭の中から吹っ飛ぶくらい + 気持ちよくしてあげるよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はぁっ、はぁっ、あぁ、んんっ、 + くふぅ、はぁんっ! あっ、あっ、 + あんっ、ああっ、はああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……くうっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが、より激しくペニスを擦り +立てる。 +\endtext + +\text +カイムは、それがまた手玉に取られている +ようで気に入らなかった。 +\endtext + +\text +自分を愉しませろと言っておきながら、 +随分と勝手な言いぐさではある。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、感じるよ……あんたのチ●ポが、 + 射精したくてびんびんしてるのがさぁ。 + いいんだよ。我慢しなくても……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「出したくなったら、出しちゃっても + いいんだからね。思いっきり + 精液飛ばしておくれ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はっ、はふ……んちゅるっ、 + ちゅっぷ、ちゅじゅるるるっ、 + ちゅっぼ、ちゅぶぶっ、ぐぶじゅっ」 +\endtext + +\text +その、子供をあやすような物言いに、 +カイムはへそを曲げてしまった。 +\endtext + +\text +俺は子供じゃないんだ。そんな扱いを +受ける謂われはない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んんんっ! ああっ、すごいよ。チ●ポ、 + バッキバキに硬くなってるじゃないのさ。 + もう出る? 出そうなんだね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁ、こんなに血管が浮いて、 + ビクンビクン震えて……先っぽの傘も + 広がって……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「先汁のあふれてるところが、苦しそうに + パクパクしてるじゃないか。 + いいんだよ、精液、思いっきり出しなよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……うっ、ううっ!」 +\endtext + +\text +しかし、いくらへそを曲げているとは言え、 +絶え間なく注ぎ込まれる快感にカイムは +次第に追い詰められていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ああっ! チ●ポ、ビクンって + 震えてるよ……先汁もいっぱいあふれて、 + 苦しそうにカチカチになってる……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちゅばっ、ちゅっぷ、んちゅるる、 + ちゅうっ、ぐじゅるるっ、れろぉぉ、 + んむちゅっ、ちゅっぱ、ちゅぷる」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うぐ! くううっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「出る? 出るの? あはぁ! + 白いの、ビュッてしちゃうんだね。 + いいよ。思い切りだしておくれよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、まだまだ……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、我慢してるのかい? + どうしてさ? 気持ちいいんでしょ? + だったら思い切り出しちゃいなよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぶじゅるるるるっ、ちゅばっ、ちゅう、 + んぐじゅるううんっ、ちゅぶるるっ、 + ぐっちゅっ、じゅぼぼっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、あ……ああっ!」 +\endtext + +\text +急激に射精欲が高まっていく。 +\endtext + +\text +ペニスは激しく脈動し、炸裂の瞬間を +待ち構えていた。 +\endtext + +\text +その剛棒を、オルフィスの乳房が擦り上げ、 +しごき立てる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、出して……はぁんっ! 出して! + もう、我慢できないでしょ? + あぁ、チ●ポミルク、いっぱいぃ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んくううっ、はぅんっ! ああ、いいよ、 + 思いっきり……出してぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お、おおーっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああああっ! あっはあああーっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ドビュルッ、ドププッ。 +\endtext + +\text +何度も幹芯が脈動し、濁精を激しく +噴き上げる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、胸の谷間で暴れる怒張を +感じて身を震わせた。 +\endtext + +\text +そして、更なる射精を促すかのように +ペニスを擦り立て、搾り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、う、うう!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅ、もっと! もっと出して! + キ●タマの中に残ってる精子、 + 全部出しちゃっておくれよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ほら、ごしごししてあげる。 + おっぱいマ●コでチ●ポごしごし + してあげるからさぁ……あぁ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと熱精を噴き上げながら +肉棒が暴れ回る。 +\endtext + +\text +オルフィスはそれを乳房でしごき立て、 +尿道の残滓をもすべて搾り出そうとする。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、本当にすごいよ。こんなに + たくさん出るなんて……ああ、まだ + 出てる……あはぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ふう……!」 +\endtext + +\text +カイムがひときわ大きなため息を漏らす。 +\endtext + +\text +同時に、射精が終わった。 +\endtext + +\text +しかし、ペニスは硬度を保ったままで、 +未だにヒクヒクと痙攣を繰り返している。 +\endtext + +\text +オルフィスは、その様子を見て、口元に +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、あんたもまだ満足してないんだね。 + だったら、私の――」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、今日はこれで終わりだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え?」 +\endtext + +\text +カイムの口から出た言葉に、オルフィスは +それまでの陶酔した表情から一転、驚きを +その顔に浮かべた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ど、どういうことなんだい? これからが + 本番じゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「終わりだと言っただろう。俺がそう言った + なら、それが決定事項だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いったい、どうしたって言うんだい? + 私、なにかあんたの気に障るような――」 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本格的に俺のモノにならないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「…………」 +\endtext + +\text +唐突に投げかけられた言葉。 +\endtext + +\text +その内容にオルフィスは思わず黙り込んだ。 +\endtext + +\text +その間にカイムはオルフィスの身体の下から +抜け出すと、身支度を整えた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「今すぐには……返事できないよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「傭兵としてなら、いくらでも + 頼ってもらって構わないんだけどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……その方面でもアテにしている」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ……今日はもう戻るよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん。ご苦労だったな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うん……おやすみ、カイム」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう言い残して、 +カイムの部屋を後にした。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(俺のモノにならないか、か……) +\endtext + +\text("オルフィス") +(いつか、あの人への気持ちにも + 整理をつけなくちゃ + いけないんだろうねぇ) +\endtext + +\text +自室へ続く廊下を歩きながら、 +オルフィスは心の中で +そうつぶやいていた。 +\endtext + +\dlg("オルフィスが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_13.txt new file mode 100644 index 0000000..5f2ebaf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_13.txt @@ -0,0 +1,1439 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_13") + +\text("マルト") +「てやー! たあー!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「はっはぁ、いいぞ坊主! なかなか + 筋がいいじゃないか」 +\endtext + +\text("マルト") +「とおー! えいー!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうだ、いいぞぉ! もっと腰を入れて + 剣を振るんだ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ただいまぁ……おや?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おう、坊主の母ちゃんか。お帰り」 +\endtext + +\text("マルト") +「あ、ママー! おかえりー!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、ただいま……このおじちゃんに + 遊んでもらってたのかい?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちょ、ちょい待ち! おじちゃんは + やめてくれねぇかな。これでもまだ、 + 若い方なんだぜ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ご、ごめんよ。ディアボリカの + 年齢って、私らにはわかりづらくてね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんなことより、マルトと遊んでくれて + ありがとよ。どうだい、お茶でも + 飲んでいくかい?」 +\endtext + +\text +オルフィスは、マルトの手を引きながら +アグリにそう声をかけた。 +\endtext + +\text +だが、アグリは慌てた様子でぶんぶんと +首を振る。 +\endtext + +\text("アグリ") +「い、いやいや! 遠慮しとくぜ! 俺は + ただ坊主と遊びたかっただけで、礼を + 言われるようなことはしてねえしよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ……」 +\endtext + +\text +そう言えば、と思い出す。 +\endtext + +\text +確かカイムにこのアグリを紹介されたとき、 +彼は女性全般が苦手だと聞かされていた。 +\endtext + +\text +だったら、無理に引き留めるのはよくない +だろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうかい? でも、礼は言わせておくれよ。 + ありがとうよ、アグリ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あっ、ああ……じゃ、じゃあな!」 +\endtext + +\text("マルト") +「おじちゃん、また剣術ごっこしよー!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だから、おじちゃんじゃねえってば! + まあいいや。じゃ、また暇なときに + 遊ぼうな、坊主!」 +\endtext + +\text +そう言って、マルトに向かってにこやかに +手を振ると、アグリはそそくさと部屋を +出て行った。 +\endtext + +\text("マルト") +「おじちゃん、どうしたのかなぁ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おじちゃんにも、いろいろ都合って + もんがあるんだよ」 +\endtext + +\text("マルト") +「そうなんだ……ふわぁぁぁ……はふぅ」 +\endtext + +\text +オルフィスがそう言って聞かせると、 +マルトは大きなあくびと共にうなずいた。 +\endtext + +\text +どうやら、母親が帰ってきたことで +安心したのか、眠気がこみ上げて +来たらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おや、おねむの時間のようだね。 + それじゃ、そろそろベッドに行こうか」 +\endtext + +\text("マルト") +「う、うん……」 +\endtext + +\text +こくこくとうなずきながら、マルトは既に +眠りに落ち始めていた。 +\endtext + +\text +そんなマルトを抱え上げ、オルフィスは +彼をベッドに横たえた。 +\endtext + +\text("マルト") +「う、んん……ママ、おやすみ……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、おやすみ。いい夢見るんだよ」 +\endtext + +\text("マルト") +「ん、うん……くぅ……すぅ……」 +\endtext + +\text +そう言って安心させるように軽く頭を +撫でてやると、マルトはあっという間に +眠りの淵へと落ちていった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィス、いいか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「しーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あん?」 +\endtext + +\text +ノックも、事前の声かけもなしに部屋に +踏み込んできたカイム。 +\endtext + +\text +その不躾な様にもオルフィスは +動じなかった。 +\endtext + +\text +だが、カイムが思いの外大きな声を出した +ため、慌てて口元に指をやる。 +\endtext + +\text +その仕草を見て、カイムはベッドの上を +見た。 +\endtext + +\text +そしてようやく、マルトが眠っている +ことに気づき、自らの口を押さえた。 +\endtext + +\text("カイム") +「悪い。起こしたか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いや、大丈夫だよ。この子は、寝付きが + よくてね。おまけに、一度寝たら、 + よっぽどのことがないと起きないから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、肝の据わった坊主だな」 +\endtext + +\text +片親、しかも母親が冒険者で、 +場合によっては何日も離ればなれ……。 +\endtext + +\text +そうなると、こんな小さな子供でも +肝は据わるか。 +\endtext + +\text +カイムは、一人感心していた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「どうしたのさ? 一人でうなずいて」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、母親が家を空けがちだと、子供も + 年齢より大人びるものだと感心したのだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだね……この子には、随分と寂しい + 思いをさせちまったこともあるね」 +\endtext + +\text +オルフィスは、慈母のような微笑みを +浮かべながら、愛しい我が子の髪を撫でる。 +\endtext + +\text +そうされても、マルトは深く眠り込んで +いるらしく、静かに寝息を立てるだけだった。 +\endtext + +\text +それを見て、カイムの悪戯心がむくむくと +活動を始める。 +\endtext + +\text +マルトの前でオルフィスを抱いたら、 +どんな反応を示すのか。 +\endtext + +\text +恥じらうのか。それとも、よがり狂うのか。 +\endtext + +\text +その想像だけ、ペニスがぐっと硬度を +増していく。 +\endtext + +\text +こうなるともう、いてもたっても +いられない。 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うん? なんだい――あぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑みを浮かべると、 +オルフィスを、マルトが眠るベッドの上に +そっと押し倒した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょ、ちょっと! いきなり + なにするんだい!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「しーっ! そんなそばで大声を出すと、 + いくら寝付きのいい坊主でも + 目を覚ますぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、ああ……って、だから、 + 脱がすんじゃないよ! ちょっと!」 +\endtext + +\text +すぐそばにマルトがいるため、オルフィスは +ろくに抵抗もできずに脱がされた。 +\endtext + +\text +そして、カイムの手は、休むことなく彼女の +身体を愛撫し始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめて! するんなら、 + せめて別の場所で……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、なにを言っている。この状況 + だからこそ、燃えるのではないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんな……あっ、あぁ、んっ! くう、 + は、ふうっ! あ、あひっ、ひぅん!」 +\endtext + +\text +カイムの手が乳房を揉みしだき、そこから +身体の奥深くに悦楽を送り込んでくる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、信じられないほどに強い +悦楽にその身を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだかんだ言いつつ、お前も + この状況を愉しんでいるな。 + ここは既にぐしょ濡れだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ!? ひいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が秘裂を撫で上げる。 +\endtext + +\text +それと同時に、オルフィスの口からは +素っ頓狂な悲鳴がこぼれた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、もう準備万端というわけか。 + なら話は早い……なっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ!? あ……あぐ……ぐふうっ!」 +\endtext + +\text +ズンッ、とカイムのペニスが膣に +突き込まれた。 +\endtext + +\text +その衝撃に、オルフィスは嬌声を +こぼしそうになる。 +\endtext + +\text +だがすぐに、隣にマルトが寝ていることを +思い出し、彼女はその声を無理矢理 +呑み込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、どうした? 踏みつぶされた + カエルみたいな声を出して」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はっ、あ、あぁ……あんたが、 + 場所もわきまえずにこんなこと + するからじゃないのさ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「しーっ! 抗議するのは結構だが、 + 大声を出すと坊主が目を覚ますぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、うぐ……!」 +\endtext + +\text +カイムはおかしそうにそう言うと、 +ペニスでぐりぐりとヴァギナを +かき回す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、くひっ! ひあぁっ、はっ、 + はっぐううっ! んむふううっ、 + ふぅぅんっ! は、あふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、どうやらマ●コ汁も + 馴染んだようだな。では……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいいっ! んぐひいいっ、あ、 + あっはああっ! あ、むううっ、 + くふうううんっ! はっふうぅ!」 +\endtext + +\text +恥蜜を肉棒に馴染ませたところで、 +カイムはゆるゆると抽送を開始した。 +\endtext + +\text +あまり急に激しく動きすぎて、オルフィスに +大声を出されてしまっては興ざめだ。 +\endtext + +\text +そんなことを考えながら、じわじわと +嬲るように膣内を怒張で蹂躙する。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁぁぁっ! あ、だ、だめっ、や、 + やめてっ! お願い、マルトの前で、 + 辱めないでっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? お前が大声を + 出さなければ、坊主は起きたりしない + のだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだけど……こ、こんなのっ!」 +\endtext + +\text +愛する息子の前で男に抱かれる。 +\endtext + +\text +母性と女性のせめぎ合いに、オルフィスは +もぞもぞと身悶えた。 +\endtext + +\text +そして、それこそがカイムの望んだこと +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……相変わらず、マ●コ汁と + 一緒に母乳もにじんでいるな。 + 本当は、嬉しくて仕方ないんだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う、やめて、こんなこと、あ、 + んはあっ、あ、あぁぁ……っ! くぅ、 + ふぅんっ! は、あぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くふうううっ! んぐっ、ぐううう、 + ふはっ、はっ、はぁぁぁっ! あっ、 + んあああっ! あぐうううんっ!」 +\endtext + +\text +しかし、オルフィスの懇願もむなしく、 +カイムはより腰の動きを速く、そして +激しくしていく。 +\endtext + +\text("マルト") +「う、うぅん? ママぁ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ま、マルト!?」 +\endtext + +\text +さすがに、ベッドがギシギシと軋むような +状況では、寝付きのいいマルトもおちおち +寝ていられなかったらしい。 +\endtext + +\text +だが、寝ぼけているのか、事態がどうなって +いるのかまでは把握できないようだ。 +\endtext + +\text("マルト") +「ママ? どうか……したの?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はぁっ! な、なんでもないよ。 + ほ、ほら、もう遅いんだから……あぁっ、 + は、早く……寝なさい」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん……ふわぁぁ……くふぅ……」 +\endtext + +\text +オルフィスにそう言われ、マルトは再び +目を閉じる。 +\endtext + +\text +どうやら、自分の母親がどんな状況に +あるのかまでは理解していないらしい。 +\endtext + +\text +もっとも、完全に目が覚めていたところで、 +この年頃の子供に理解しろと言う方が +無理な話なのだが。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、カイム! や、やめて! + お願い、せめて、するならマルトの + いないところで……く、ううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、嘘を言うな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なにを……言って……んんくうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今、坊主に声をかけられたとき、お前の + マ●コは物欲しげに俺のチ●ポに + 吸い付いて来たぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな! そんな、はず……くぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここでお前を欺いてどうなる。それに、 + お前自身も気付いているのだろう? + 自らの身体の成り行きに」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、オルフィスは絶望して +首を振った。 +\endtext + +\text +確かにマルトが目を覚ましたと知った瞬間、 +ヴァギナがキュッと収縮し、怒張を +食い締めていた。 +\endtext + +\text +しかし、それはオルフィス自身の +意志によるものではなかった。 +\endtext + +\text +彼女の身体が、勝手に反応しているだけの +ことなのだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、もう、やめて……こんな、おかしな + こと……んひいいっ! ひっ、ああっ! + あ、あぐ……んぐううう……!」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママ? どうかしたの? + おなかいたいの? きもちわるいの?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ!? あ、あぁ、マルト……んぅ、 + な、なんでも……ひっ、くっ! + なんでもないのよ……あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text("マルト") +「でもママ、苦しそうだよ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょっと、怖い夢を……んひっ、み、 + 見た、だけ……よ。心配しなくて + いいんだから、ね?」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん……くぅ……すぅ……」 +\endtext + +\text +震え声のオルフィスに言われても、 +寝ぼけているのかマルトは特に疑問も +抱かずに再び眠りについた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! また坊主が目覚めたときに、 + すさまじい締めつけだったぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いや! やめて! ああっ、 + もう動かさないでぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう無理だ……そろそろ、出る!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめて! だ、出さないでぇっ! + イッちゃう! 膣内に出されたら、 + イッちゃうからぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うっ! で、出るっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だめぇぇっ! あ、イッちゃう! + イッちゃうから……ああっ、 + イッちゃうのっ! イク……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お……おおっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んひあああっ! あっ、イッてるっ、 + 膣内に出されてぇぇっ! + イッちゃてるぅっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュルルルッ、ドブブブッ。 +\endtext + +\text +激しく噴き上げた濁精が、オルフィスの +膣壁を叩く。 +\endtext + +\text +その熱さと刺激に、彼女は絶頂した。 +\endtext + +\text +ヴァギナが妖しく収縮し、カイムの +ペニスを擦り上げる。 +\endtext + +\text +皺襞が奥へ奥へと蠕動するのは、 +より多くの雄の精子を取り込もうとする +雌の身体の本能だろうか。 +\endtext + +\text +オルフィス自身にそんなつもりはなくても、 +彼女の身体は、浅ましいまでに +雌と成り果て、精液をすすり上げる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ、で、出てるっ、ま、まだ + 出てるっ! 膣内に……いっぱい! + いっぱい出てるのぉぉっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひあああっ、あっ、はぁぁんっ、は、 + 入って来るっ! し、子宮にまで + 入って来ちゃってるぅっ!」 +\endtext + +\text +次々と噴き上げる熱汁がオルフィスを +狂わせる。 +\endtext + +\text +叩きつけられる白濁液に膣壁が震え、 +子宮が収縮を繰り返す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、あああ……は、ああ……っ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの大きなため息と共に、 +膣とペニスの隙間から粘った音を立てて +粘液が逆流してくる。 +\endtext + +\text +恥蜜と混じり合い、泡立った精液。 +\endtext + +\text +その白濁した粘度の高い液体が、どろどろと +膣内からこぼれ落ちてきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? せっかく膣内に出してやったのに + 漏らすとはどういうことだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、んぅ……そんなこと、言ったって、 + 勝手にあふれちまうんだよ……あぁ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが、絶頂の余韻から回復し、 +呼吸を整えるたびに膣の入り口がヒクヒクと +わななく。 +\endtext + +\text +そして、その動きに合わせてヴァギナと +肉棒の接合面から濁精がドクドクと +逆流してくる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、うう……ああっ、止まらないんだよ。 + 勝手に、こぼれて……ふぅ、あぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか、子供を産んだからマ●コが緩んだ + などと言うつもりではあるまいな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、それは……あんたが一番よく知ってる + だろう?」 +\endtext + +\text +その言葉に、オルフィスは少し恨めしそうな +表情でカイムの方を振り返った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだったな。坊主に声を + かけられ、チ●ポをへし折りそうな + くらいには絞まっていたな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だったら――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはあああっ、あっ!? んぅ、くう、 + あっはあああっ! はひあああんっ、 + い、いきなりっ、そんな……っ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがなにか言いかけたところで、 +カイムはグッと腰を突き出した。 +\endtext + +\text +グチュッと粘っこい音を立てて、ペニスが +再び膣内に突き込まれる。 +\endtext + +\text +その衝撃に、オルフィスはあられもない +声を漏らしてしまっていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、待って! や、休ませて! 急に、 + そんな、ああっ、う、動かれたら、へ、 + 変になる……おかしくなるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを今更。息子が寝ているそばで + 抱かれ、絶頂してしまった女が、 + おかしくなっていないとでも?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わっ、わかってるならっ、そんなに、 + は、激しく……くううんっ! あぁぁっ、 + あっひいいっ! はひあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、それはこっちの台詞だな。 + お前こそ、もうわかっているだろうに。 + 自らが、とてつもなく淫らだと」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う、わ、私は、私はぁ……あぁ、 + んくううっ! うふはぁぁんっ、あああ、 + あっひいいっ! ふ、深いぃぃっ!」 +\endtext + +\text +しかし、カイムはオルフィスの抗弁を +許さなかった。 +\endtext + +\text +まるで彼女の言葉を遮るかのように +激しく腰を打ち付け、膣内を肉槍でえぐる。 +\endtext + +\text +その動きに翻弄され、オルフィスは +昂ぶっていくのを抑えきれなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、お、うううっ! くふううっ、す、 + すごいぃぃっ! チ●ポすごいのぉっ! + デカマラ、マ●コにずぼずぼしてるっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カリ高チ●ポが……マ●コにぃっ、 + 奥まで届いてるのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、これはすごいな。 + 子供を産んで緩んだなどと言ったら + 罰が当たるほどの締め付けだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、い、いやっ! 言わないで、 + 言わないでぇぇっ! んくううっ、 + マ●コがチ●ポ欲しがってるぅっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「極太チ●ポで、子宮までごりごりして! + 奥までほじくり返して欲しいぃぃっ! + んはああっ、チ●ポいいっ! いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送に翻弄され、オルフィスは +すっかり肉悦の虜と成り果てていた。 +\endtext + +\text +幸いなことに、マルトはぐっすりと +眠ってしまったらしく、すうすうと +健やかな寝息を立てている。 +\endtext + +\text +この狂乱の宴にもまったく +気付いている様子はない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ!? ああっ、なぜ? なぜなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だって……ああっ、急に、動くのを + やめるから……な、なにごとかと、 + お、思って……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうじゃないだろう? イキそう + だったのに、急に動きを止められて + 不満なのだろう?」 +\endtext + +\text +そう、オルフィスが絶頂へ向けて加速して +いく中、カイムは不意に動きを止めていた。 +\endtext + +\text +もちろん、それはオルフィスを焦らすため +であることは明白だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、し、して! も、もっとして! + 思いっきりして欲しいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをして欲しいんだ? 言葉にして + くれなくてはわからんな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「オマ●コ! オマ●コしてぇっ! + チ●ポでオマ●コ、ずぼずぼしてぇっ! + デカマラカリ高チ●ポでイカせてぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムが意地の悪い口調で訊ねると、 +オルフィスはためらいなくその言葉を +口にしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ないな。そんなにマ●コをほじって + 欲しいのか? 息子が寝ているそばで」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「は、はいっ! オマ●コ、チ●ポで + ずこずこほじってくださいぃっ! + 奥まで、いっぱいほじってください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「息子に乱れ狂っているところを見られても + 構わん、と?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、い、意地悪しないでぇっ! + お願いぃっ! チ●ポでオマ●コ + ほじくってイカせてぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、行くぞ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっはああああんっ! あ、ああああ、 + き、来た! チ●ポ来たぁぁっ! + 奥まで、ずっぽり奥まで来たぁっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの懇願を聞いて満足したのか、 +カイムは再び激しく腰を使い始める。 +\endtext + +\text +今度は、完全にオルフィスを +イカせるための動きだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んああっ、い、いいっ、チ●ポいいっ! + チ●ポ奥までずっぽりハマって + 気持ちいいっ! 気持ちいいのぉっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あひあああ、マ●コ! マ●コ広がる! + チ●ポでほじくられてぇぇっ、マ●コ + 広がっちゃうぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、広がるどころか、さっきから + チ●ポがへし折れそうなほど + 締めつけて来ているのだがな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、だって! チ●ポ気持ちいい + からぁっ! チ●ポでオマ●コ、 + 気持ちよくなってるからぁぁっ!」 +\endtext + +\text +卑猥な言葉を吐き散らし、オルフィスは +自らもカイムの怒張を迎え入れるかのように +腰をうねらせる。 +\endtext + +\text +二人の動きがシンクロし、ペニスと +ヴァギナの擦れ合う距離が長くなった。 +\endtext + +\text +そして、それに伴い、摩擦から生み出される +悦楽もどんどん大きくなっていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああああーっ! い、いいっ、 + チ●ポいいっ! チ●ポでマ●コ、 + 気持ちいいぃっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあっ、マ●コの中でっ、チ●ポ、 + ビクンビクンしてるっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイムも出る? 出るのっ!? + ああっ、いいっ! 出して! 精液、 + 思いっきり膣内に出してぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もとより、そのつもりだ……くっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、チ●ポぶわって! + マ●コの中でぶわってふくらんでるぅっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「き、来て! 来てぇっ! 膣内に、 + 膣内に来てぇっ! 私もイクッ! + イク……からぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐ、出す、ぞ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふっはあああっ、ああっ、いいっ、 + イク、イッちゃう! あ、イクッ、 + んぅ、イク……イクゥゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっはあああああんっ! あ、あああっ、 + で、出てるっ! 膣内に出てるっ! + ああっ、熱い! 熱いぃぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒が脈動し、再びオルフィスの +膣内に大量の濁精を注ぎ込む。 +\endtext + +\text +その迸りを受け、彼女は絶頂した。 +\endtext + +\text +全身がガクガクとベッドの上で跳ね、 +ペニスをくわえ込んだヴァギナは、 +不規則に蠕動を繰り返す。 +\endtext + +\text +まるで、下から上へと +しごき立てるかのように膣壁がざわめく。 +\endtext + +\text +それは、尿道の残滓までも搾り取ろうとする +肉体の無意識な反応だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうううっ、ああ、あ、まだ、出てる、 + 膣内に……あぁ、は、入りきらない + くらい、出されちゃってるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おおっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、ぶるっと腰を震わせた。 +\endtext + +\text +同時に、弛緩した膣から肉棒がずるりと +抜ける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああ、い、いや! + は、恥ずかしい……く、うぅんっ!」 +\endtext + +\text +ブリュッと、放屁のような音と共に、 +愛液と混じり合った精汁が逆流する。 +\endtext + +\text +カイムの抽送によって膣内に空気が入り、 +それがオルフィスの腹圧で押し出された +もののようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、散々中出ししてもらっておいて、 + 礼が屁とはな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、違う……違うのにぃ……!」 +\endtext + +\text +しかし、オルフィスが否定しながら +身悶えるたびに、下品な音と共に +精液が逆流し続ける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、止まって……止まって!」 +\endtext + +\text +精液の逆流が終わるまで、オルフィスは +まるで貞淑な乙女のように恥じらっていた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルト……」 +\endtext + +\text +後始末と身支度を終えたオルフィスは、 +ベッドで寝息を立てるマルトの髪を +そっと撫でた。 +\endtext + +\text +そうされても、マルトは反応しない。 +\endtext + +\text +ただ、静かに寝息を立てているだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、横で母親があんなことに + なっていたというのに。まったく、 + 肝の据わった坊主だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、元はと言えば、あんたがやり出した + ことだろうに。 + 他人事みたいに言わないでおくれよ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、カイムの方をにらむと、 +不満げにそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、旦那の前でも、そんな顔を + したのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、お前の亡くなった旦那のこと、 + 詳しく聞いていなかったと思ってな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……聞きづらいことをずばり + 聞くんだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう、旦那のことは、心の中で + ケリをつけているのではないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そう……だね」 +\endtext + +\text +カイムに言われ、オルフィスはおずおずと +うなずいた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「まあ、確かにそうだね。旦那のことは、 + 悲しいけど……今は、マルトを食わせて + いかなきゃいけないからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんな男だったのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そりゃもう、あんたに似た男だったさ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、そう言うと口元に +笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +まるで、悲しさを払拭しようと +しているかのように。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、俺に似ているということは、 + 相当なイケメンだったのか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだね、そういうバカっぽいところは + 本当にそっくりだね!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、言ってくれる」 +\endtext + +\text +オルフィスの言葉に、カイムも思わず +笑みをこぼしていた。 +\endtext + +\text +ひとしきり、視線を交わした後、 +オルフィスはぽつぽつと話し始めた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「旦那は……私のお腹に、この子が + できたことを知ってね。 + 危ない仕事に手を出しちまったんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「身の丈に合わない仕事に手を出した + あげくに女房と子供を置いて + 逝っちまうなんて……」 +\endtext + +\text +オルフィスの口から、思わずため息が +漏れる。 +\endtext + +\text +彼女は、すぐさま首を振って、心に浮かんだ +感傷を追い払った。 +\endtext + +\text +そして、カイムの目を見ながらはっきりと +言葉にする。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私は心配なんだよ。あんたも、私を置いて + 逝っちまうんじゃないか、って」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……ふふふ……ははははは!」 +\endtext + +\text +オルフィスがそう言うと、それまで大人しく +椅子に腰掛けていたカイムは突然 +立ち上がった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんだい? 急にどうしたって + いうんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪いが、俺とお前の旦那はまったく + 似ていないようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え、ど、どうしてさ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺なら、お前のようないい女を残して + 死ぬことなど、あり得んからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「は? ば……バカじゃないの?」 +\endtext + +\text +カイムの大見得に、オルフィスは思わず +呆気にとられていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんとでも言うがいい。だが、これは + 事実だ。俺は死なん。ましてや、 + お前を置いて逝くことなどあり得ん」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「か、勝手に言ってなよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、言うだけならタダだからな。 + さて、では俺はこれで失礼する。 + 坊主とゆっくり休むがいい」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはニヤリと笑みを +残して部屋を出て行く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「本当……言うだけならタダだけどさ、 + 言ったことは守ってくれなくちゃ + 困るんだよ、カイム……」 +\endtext + +\text +お前を置いて逝くことなどあり得ん。 +\endtext + +\text +そう力強く宣言したカイムの表情に、 +オルフィスは久しぶりに胸がときめくのを +感じていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_14.txt new file mode 100644 index 0000000..57d8b0e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_14.txt @@ -0,0 +1,1406 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_14") + +\text("カイム") +「開いている」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、来たか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんの用なんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がお前を呼びつけてすることなど、 + 決まり切っているだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私が……拒んだらどうするのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……ふふふふ、はははは!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なにがおかしいのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな風にもじもじしながら、膝を + すりあわせているヤツが、拒むだと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか面白い冗談じゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐ、ぐうう……!」 +\endtext + +\text +反論できない。オルフィスは、思わず +唇を噛んでいた。 +\endtext + +\text +ここのところ、カイムに抱かれ続けて +きたため、声をかけられると自然に +身体が反応してしまう。 +\endtext + +\text +そのことが、カイムの思い通りに +なっているようで悔しいが、自らの +身体の疼きを認めないわけにはいかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 反論があるなら聞こう。 + 俺は心が広いからな。 + 諫言でも受け入れるぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、もうっ! そうだよ、私はもう、 + あんたに開発されて、抱かれないと + 欲求不満になりそうなんだよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、とうとう自白したか。しかし、 + いささか溺れすぎではないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なっ、あ、あんたがこうしたくせに!」 +\endtext + +\text +改めて指摘されると、とても気恥ずかしい。 +\endtext + +\text +例えそれが事実だとしても。 +\endtext + +\text +そして例えそれが、自分をこんな風に +変えてしまった相手からのものであっても。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、諫言が必要なのは、俺ではなく + お前の方だったようだな、オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ……もう、そんなことはどうでも + いいからさ……早く抱いておくれよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まるで反省するつもりなし、か? + 病膏肓に入るとはこのことか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でも、あんたも『いや』とか『やめて』 + ばっかりのめんどくさい女より、 + この方が手っ取り早くていいだろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやがる女を徐々に馴致していくのもそれ + はそれで趣がある。だが、手早く欲望を + 満たすなら、確かにこちらの方がいいな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、オルフィスは胸を +なで下ろして服を脱ぎ去った。 +\endtext + +\text +そんな彼女を、カイムはやや乱暴に +ベッドに押し倒す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっはぁぁぁぁんっ! ああっ、いいっ、 + 深いぃっ! お、奥に……お、奥に、 + き、来てるっ、来てるうううーっ!」 +\endtext + +\text +どろどろにぬかるんだヴァギナの入り口。 +\endtext + +\text +そこを亀頭がかき分け、肉竿が膣洞内に +侵入する。 +\endtext + +\text +それだけで、オルフィスは絶頂したかの +ように、嬌声を漏らした。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、そ、そんなに、つ、 + 突かないで! 急にっ、突かないでぇっ、 + ひあっ、あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。チ●ポにマ●コ汁を + 馴染ませているだけだ」 +\endtext + +\text +その言葉通り、カイムはペニスに愛蜜を +馴染ませているだけだった。 +\endtext + +\text +しかし、オルフィスは野太い怒張に +子宮まで貫かれるような感覚に +襲われていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅむ……今までが禁欲的すぎて、 + ここに来て急に男を激しく求めるように + なったか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? あ? な、なに? なんだって?」 +\endtext + +\text +はぁはぁと喘ぎながら、オルフィスが背後を +振り返る。 +\endtext + +\text +今の彼女には、カイムの言葉に反応する +だけの余裕すらない。 +\endtext + +\text +膣内に打ち込まれた肉槍の太さをこらえる +ことしかできないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんでもない。気にするな。では、 + お望み通りにしてやろうか!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっはああああーっ! ああっ、す、 + すごいぃぃっ! お、奥に! 奥にぃ、 + あた……当たってるぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムがグイッと腰を突き出すと、 +オルフィスは悦声をこぼした。 +\endtext + +\text +ズンッ、と内奥に打ち込まれた肉槍が、 +オルフィスの子宮を容赦なく突き上げる。 +\endtext + +\text +そのたびに、じんじんと全身に甘い +痺れが広がってゆく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああ、いいっ、チ●ポいい、 + 奥まで来て……気持ちいいぃっ! + ふあああっ、はっあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか、そんなに気持ちいいか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいっ、気持ちいいっ! 他になにも + 考えられなくなるくらいっ! + ああっ、おかしくなりそうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、迷宮内なら命取りだが、今は + 構わんぞ。好きなだけ乱れるがいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってニヤリと笑うと、 +怒張を突き入れる動きを速めていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっはああああんっ、ああっ、あひいっ、 + ひあああっ、す、すごい! お、奥が、 + ぐりぐりされてっ、すごいぃっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、は、激しい……激しすぎるっ、 + そんなにしたら……くうっ、はぁぁんっ、 + ああっ、だめ、だめよっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? + 激しいのはお気に召さないと? + わがままだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だって……激しくされると、すぐにっ、 + い、イッちゃう! イッちゃいそう、 + だからぁ……ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの容赦ない抽送に、オルフィスは +あっという間に白旗を掲げた。 +\endtext + +\text +このままでは、すぐさまイカされて +しまうだろう。 +\endtext + +\text +さすがにそれは恥ずかしすぎるし、 +できればもっと快感を愉しみたかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、のろのろやっていたのでは、 + 俺が愉しめんのだがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そんな、後生だから! あ、 + ひいっ! ああっ、は、激しく、 + し、しないでぇっ! くふうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。やはりお前は肉欲に溺れすぎ + だな。傭兵としては失格だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな……ああっ、そんなぁっ! + んはあっ、あ、あぐっ、くっふううっ、 + ふあっはぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。ここでイカれてもつまらんし、 + 少し緩めてやるか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あああっ! はっ、はっ、はぁぁっ、 + ん、ふはぁぁんっ、あ、あぁ……!」 +\endtext + +\text +カイムが抽送を緩めたため、オルフィスは +一息つくことができた。 +\endtext + +\text +それまでは、ひたすらたたき込まれる +肉棒と、それが生み出す快感に翻弄され、 +息をつく暇もなかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、んん、そ、そう……ゆ、ゆっくり + して……あぁ、オマ●コの中に、じっくり + チ●ポを擦りつけて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……こんな感じで、どうだ? + これなら、溺れすぎの誰かさんも、すぐに + イキそうにはならんだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、ひあっ! あっ、ああっ、んぐっ、 + くっふううんっ、い、いいっ、 + すごく……いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、カリで膣壁を引っ掻くように +ペニスを前後させる。 +\endtext + +\text +その焦れったいようなゆったりした動きが、 +熱いような、かゆいような疼きを +オルフィスにもたらす。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふああっ、んっ、くはああっ、あ、あ、 + い、いいっ、それっ、いいっ、 + も、もっと! ああっ、もっとぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと? だがしかし、これ以上 + 激しくすれば、またイキそうになるのでは + ないのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んんっ! ああっ、そんな、 + 焦らさないで……お願いっ、お願いよ!」 +\endtext + +\text +どうやらカイムは、オルフィスをじわじわと +嬲る方針に作戦を変更したようだ。 +\endtext + +\text +その方が、オルフィスをより辱め、淫らな +反応を引き出せると踏んだらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「激しくするなと言ったり、 + 焦らすなと言ったり、注文が多いな、 + お前は」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにくだが、いちいちその注文には + 応えていられん。こっちの好きにさせて + もらうぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな……ああっ、い、いや、 + 意地悪しないで! お、お願いぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、そんな注文を聞いてやる + つもりはないと言っているのだ。 + 俺は、俺が愉しむためにお前を使う」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが嫌なら、お前も自分のペースに + 合わせて腰を振ればいいだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、わかったよ! わかったから!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んんぅ! くふはああっ、ああっ、 + んくううっ、くはああっ、あひいい、 + はっひいんっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んああああっ、いいっ、 + 奥まで来てるっ! チ●ポ、奥まで + 来てるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムが再び抽送を速めるのと同時に、 +オルフィスも腰を振り始めた。 +\endtext + +\text +カイムが突き入れる時は、尻を突き出し、 +カイムが引き抜く時には自らも腰を引く。 +\endtext + +\text +そうすることで、膣と陰茎が擦れ合う +距離と時間が増え、それだけ快感も +増していく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くはあああんっ! あっ、あああっ、 + ふあっ、はあっ、ああっ、んううっ、 + いいっ、も、もっと!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、もっとちょうだい! チ●ポ、 + 奥までちょうだいっ! あっふうん、 + はふああっ、あぁ! んあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まったく貪欲な女だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くふうううんっ! ふあっはああんっ、 + あ、ああっ、ふ、深い、深いぃっ! + し、子宮に! 子宮に届いてるぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムは乱暴に腰を使った。 +\endtext + +\text +オルフィスはその突き込みを受け入れ、 +自らも悩ましげに腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +前後するペニスのカリに膣襞を擦りつけ、 +思うがままに悦楽をむさぼる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、いいっ、す、すごいぃっ、 + す、すごすぎて……も、もうイキそう! + ああ、イク、イッちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうイクだと? 勝手な真似は許さんぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんなっ! でも、ああっ、オチ●ポ + 気持ちよすぎて……ふああっ、い、イク、 + イキそう、あっ、あっ、イク……!」 +\endtext + +\text +カイムの突き込みを受けて、オルフィスは +ガクガクと身体を震わせる。 +\endtext + +\text +唇を噛みしめ、ベッドに爪を立てて絶頂の +到来をこらえる。 +\endtext + +\text +しかし、カイムが抽送を続ける限り、その +努力が水泡に帰すのは目に見えていた。 +\endtext + +\text +おまけに、オルフィスは自ら腰を振って +カイムの剛棒を受け入れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、すさまじい締めつけだ。チ●ポが + 持って行かれそうだ。そんなにイキたくて + たまらないのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、もう我慢できない……我慢できない、 + ひああっ! んっはああっ、あぁっ! + イク、イクのぉっ! イッちゃううっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの身体がぶるぶると震え始める。 +\endtext + +\text +同時に、ヴァギナが規則的に収縮し、 +カイムのペニスを締めつけ、射精を促す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、もうだめ! イク、イッちゃう! + あ、ああっ、イク、イクの……イク、 + イクよぉっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおおっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んおうっ、くうううんっ、ふあっはあっ、 + んああああーっ!」 +\endtext + +\text +ペニスが、痛いほどに食い締められる。 +\endtext + +\text +カイムは、その締めつけに逆らって +怒張を内奥に突き入れた。 +\endtext + +\text +その瞬間、ヴァギナが不規則に痙攣する。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お……おおっ!」 +\endtext + +\text +カリを擦り上げる快感に、カイムは +精液をしたたかに放っていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ、熱いぃぃっ! 膣内、 + 膣内にぃっ、熱いの出てるぅっ! + 入ってくるぅっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの膣内で、カイムの肉棒が +何度も脈動を繰り返す。 +\endtext + +\text +そのたびに、濁精が噴き上がり、 +膣壁を叩く。 +\endtext + +\text +熱汁を浴び、オルフィスの身体は激しく +痙攣を繰り返した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くふあああ、はあんっ! あ、ああ、 + 膣内にぃ、いっぱい……ああっ、 + いっぱい入ってくるぅっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふあぁぁぁっ、ま、まだ入ってくる。 + まだ入ってぇ、来るぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おおっ!」 +\endtext + +\text +カイムが呻きながら、 +ぐっと腰に力を入れる。 +\endtext + +\text +ビュッと残滓が尿道から飛び、 +射精が終わった。 +\endtext + +\text +同時に、ごぼっと濁った音を立てて、 +オルフィスの膣から精液があふれ出す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ、漏れちゃう……精液、 + 漏れてっちゃうぅ……はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、せっかくたっぷりと出して + やったんだ。 + しっかり受け止めておけ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんなこと……言われてもぉ……んっ、 + ああっ、はっ、あぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが呼吸するたびに、ドクドクと +粘液がこぼれ出る。 +\endtext + +\text +愛蜜と混じり合い、白く泡立った精液が +秘裂からだらだらと流れ落ちた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、満足するまで中出しされたら、 + 今度はお漏らしか? + お前のマ●コはだらしないな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いや! そんな言い方しないで! + ああっ、止まって……くうっ!」 +\endtext + +\text +しかし、オルフィスが焦れば焦るほど、 +精液は逆流してくる。 +\endtext + +\text +カイムがあまりにも大量に射精したため、 +すべてを膣内に収めきれないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。まあいい。だったら、 + もう一度、マ●コに精液の匂いが + 染み付くまで出してやる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふっひいいいいっ!? いひああっ、 + あっ、あっ、んああああーっ! + だ、だめっ、そんな、急にっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「す、少し、や、休ませて! あっぐう、 + んふっはあああっ、ああっ、そんなっ、 + 今、またされたら……ひあああんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの抗議もむなしく、カイムは +再び激しく抽送を始めた。 +\endtext + +\text +その動きに、オルフィスは背をのけぞらせ、 +必死に逃れようとする。 +\endtext + +\text +絶頂直後の膣内を肉棒でかき回されるのは、 +快感を通り越して身の危険を感じる +ほどの刺激だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふううっ、ふあっはああんっ、ひっ、 + くっひいいっ! あ、は、激しいっ、 + 激しすぎるっ、そんなにっ、くう!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、つ、突かないでっ! そんなに、 + 奥まで突かないでぇぇっ! 壊れるっ! + 壊れちゃうううううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に不平不満の多いヤツだな。 + だが、さっきも言った通り、お前の + 注文を聞いてやる義理はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、俺が愉しむためだけに動く。 + お前もせいぜい、後れを取らぬよう + ついてこい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そ、そんなこと、い、 + 言われても……んああっ、くふうんっ、 + は、はひっ! んっひいいいーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが亀頭で膣壁をなぞり上げる。 +\endtext + +\text +そのたびに、オルフィスは大仰に総身を +震わせた。 +\endtext + +\text +しかし、その動きは彼女自身も +制御できないものだった。 +\endtext + +\text +鮮烈すぎる快感から、オルフィスの身体が +本能的に逃れようとしているのだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、ゆ、ゆるめて! は、激しいっ、 + 激しすぎるからっ、ゆるめてぇ! + 変になる! おかしくなるぅっ1」 +\endtext + +\text("カイム") +「充分おかしいヤツが何を言う。 + それに、イッたばかりのマ●コは、 + ヒクヒク吸い付いてなかなかいいぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ、あ、あぐっ、ぐううっ、 + んっくうううっ、ふはっ、はぁぁんっ、 + あ、ああああっ! くあああーっ!」 +\endtext + +\text +抽送と絶頂により、充血し、肥厚した +膣の粘膜。 +\endtext + +\text +それを、硬い肉竿が容赦なく擦り上げる。 +\endtext + +\text +じんじんと局所から広がる熱を帯びた +悦楽に、オルフィスは身悶え、唇を +強く噛む。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐ、ぐううっ、ふっぐううんっ、んっ、 + んあああっ、あ、あふぁぁっ、ひうう、 + んぐっくうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その様子だと、まだまだ + 余裕がありそうだな。どれ……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ!? あ、ああっ、そ、 + そんな!? 急に、お、奥に、 + く、来るなんてっ! ひいいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、すごいな。まるでチ●ポを + 食いちぎろうとしているかのような + 締めつけだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうっ、あ、あぐっ、んぐふううっ、 + し、子宮! 子宮に当たってるっ! + チ●ポ! チ●ポ当たってぇっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっあああんっ、あ、あぐっ、ふあぁ、 + 子宮疼くっ、疼くのぉっ! んくうう、 + あっ、あはぁぁっ! はひああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、肉槍の切っ先を子宮口に +叩きつける。 +\endtext + +\text +すると、オルフィスの膣は、きりきりと +怒張を食い締めた。 +\endtext + +\text +それは、射精を促し、精子を子宮内へ +迎え入れようとする雌の本能による +ものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は苦しそうにしているが、お前の + 身体は、もっと精液を注いで欲しくて + たまらないようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふぐっ、んぐうううっ、あ、あぐっ、 + んああっ、あひあぁっ! い、いや、 + お、奥! 奥、しないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「奥を……どうして欲しくないんだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「奥を……んああっ、奥を、チ●ポで + 突かないでぇっ! ひっ、ひああっ、 + あ、あはぁっ! はふぅぅん!」 +\endtext + +\text +奥を突かないで。オルフィスはそう +訴えていた。 +\endtext + +\text +だが、彼女は気付いていなかった。 +\endtext + +\text +彼女の腰は、カイムのペニスを +更に深々と迎えるために、自ら +くねりはじめていることに。 +\endtext + +\text("カイム") +(今は指摘しないでおくか。 + 後から教えてやった方が + 楽しそうだしな) +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、い、いや、いやぁ、 + つ、強すぎる、奥まで……くう、 + んはああっ、あ、あぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、そんなに奥を責められるのを + 嫌がるのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だ、だって! 奥を責められると、 + オマ●コが……オマ●コが、じんじん + 痺れて……ひっあああっ!」 +\endtext + +\text +確かに、カイムのペニスが子宮口を +叩くたびに、オルフィスの身体は +ガクガクと震えていた。 +\endtext + +\text +もちろん、抽送による動きではない。 +\endtext + +\text +内奥を突かれることによって、肉体が +ついつい反応してしまっているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。つまり、あまり何度も + 奥を責められると、またイッて + しまいそうだ、ということか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、ああっ、そ、そうよ。すぐに、 + イッちゃいそうなの……だ、だから、 + ああっ、て、手加減してぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり性欲に溺れすぎだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度も我慢できないとは、戦士として + 少々たるんでいるのではないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんなこと、い、言われても、 + ん、くううっ! ふああっ、はぁっ、 + んあああーっ! あくうううっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの必死の懇願に、カイムは +仕方なしに腰の動きを緩めた。 +\endtext + +\text +激しい抽送から解放され、オルフィスは +ため息を漏らす。 +\endtext + +\text +しかし、ペニスを突き入れる動きは +続いているため、完全な休息には +なっていない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、んぅ、くっふううんっ、ふぁ、 + はぁっ、はぁっ、あ、あああっ、 + そんな、まだ、動いて……くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度も言わせるな。俺は、俺が愉しむ + ためだけに動いている。お前の都合など + 知ったことではないな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、はぁんっ! ああっ、そんな、 + ひっ、くひいいっ! あっ、深いっ、 + 深くまで……き、来てるっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりとした動きではあったが、 +カイムはペニスをオルフィスの膣内 +奥深くまで突き入れてくる。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口を叩くたびに、彼女は +荒い吐息を漏らしてしまっていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「す、少し、や、休ませて! お、 + お願い……ああっ、お願いよぉ! + も、もうだめ! だめなのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度で、音を上げるとは、 + やはりたるんでいる証拠だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、それとこれとは、か、関係、 + な、ないでしょう!? + く、うぅっ!? んはあああっ!」 +\endtext + +\text +今にも絶頂が襲ってきそうな中、 +オルフィスは必死に抗議する。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそれをあざ笑うかのように +ペニスを規則正しく前後させた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、お願い! も、もうだめ、 + 本当にもうだめなのっ、や、休ませて! + 少し休ませてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、こうして動きを緩めて、 + 休ませてやっているではないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな……これじゃ、とても + 休んでなんて……ひっ、ひああっ! + ああっ、い、いやっ! あひいいっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがそう訴えても、カイムは +動きを止めない。 +\endtext + +\text +それどころか、緩めていた動きを、 +再び速めていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あぁぁぁっ! んはああっ、 + だめ、だめぇっ! ほんとに、 + ほんとにおかしくなっちゃううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、だったら、一つ教えて + もらおうか。 + 旦那と俺では、どちらが気持ちいい?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ!? そんなこと――痛いっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが口ごもると、カイムは +強めに乳首をつねった。 +\endtext + +\text +それまで快楽漬けだった身体に痛みを感じ、 +オルフィスは反射的にすくみ上がっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「答えろ。どっちが気持ちいいんだ? + 答えられないというのなら、今日は + これまでだな」 +\endtext + +\text +そうなったら、やめてくれと懇願していた +オルフィスの思うつぼだ。 +\endtext + +\text +だが、彼女は必ず答えるとカイムは +踏んでいた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、言えない……そ、そんなこと、 + い、言えない! 言えるわけが……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「く、くひいいいっ!? ひあああっ! + ああっ、つ、突かないでっ! + 激しくしないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「言いたくないわけではあるまい? + 気付いていないようだから + 教えてやろうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっき、やめてくれと頼んでいる間、 + お前の腰は、自ら動いて俺のチ●ポを + 深々とくわえ込もうとしていたぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、嘘……そ、そんな! あっ、んっ、 + くっはああんっ! あぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、この状況でやめられたら、 + お前は欲求不満を抱えて部屋に + 帰ることになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「果たして、それに耐えられるかな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな……く、ううっ! ど、 + どうしても、言わなくちゃ、 + いけないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろんだとも」 +\endtext + +\text +カイムがニヤリと口元を歪める。 +\endtext + +\text +邪悪と言ってもいい、底意地の悪そうな +笑みだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あぁ……あんたの……カイムの、 + その、アレの方が……いい」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の……なんだって?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたの……チ●ポ! あんたの + チ●ポの方が、気持ちいいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰のに比べてだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「旦那の、チ●ポよぉ……もう、許して。 + いや! いやぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、旦那のより気持ちいい + 俺のチ●ポでどうされたいのか、 + きちんと言ってみろ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、イカせて! 思いっきり + イカせて! めちゃくちゃにしてぇっ!」 +\endtext + +\text +半ばやけくそ気味にオルフィスが絶叫する。 +\endtext + +\text("カイム") +「その言葉を待っていた! では、いくぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあああっ、す、すごいぃっ! チ●ポ! + 奥まで! 奥まで届くぅっ! + 子宮! 子宮にがんがん当たるぅっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「すごいの! すごいのぉぉっ! いい、 + 気持ちいいっ! チ●ポ気持ちいいっ! + チ●ポでマ●コ気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、締めつけがキツくなってきたな。 + そろそろイキそうか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ええ、イク、イクわ! あぁっ、 + イッちゃう、イク、イクのっ! + んひああっ、イク……くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、俺も出してやる。 + マ●コにぶちまけてやる。 + さあ、イクがいい……っ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはっ、はぁぁんっ! あ、イク、 + イク……んぁ、イクゥゥゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くううううんっ! んあぁぁーっ! + あっはああああああっ!」 +\endtext + +\text +ビュルルルルッ、ビュップ、ドビュルッ。 +\endtext + +\text +オルフィスの膣内に、再び大量の精液が +注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +熱湯のようなそれを注ぎ込まれ、女体が +わななく。 +\endtext + +\text +膣壁がざわざわと蠕動し、ペニスを擦り上げ、 +しごき立てる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あああっ、いいぃっ! 気持ちいいっ! + 精液気持ちいいっ! オマ●コにぃ、 + 精液入って気持ちいいぃぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがあられもなく喘ぐ。 +\endtext + +\text +自らがなにを言葉として発しているのか、 +理解できていない状態だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐふうううっ、ふはああっ、あっ! + ああっ、んひあああっ、はぁぁぁんっ! + いいのっ、気持ちいいのぉぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬっ、ふうう……っ!」 +\endtext + +\text +尿道から残滓が放たれ、カイムが吐息を +漏らす。 +\endtext + +\text +その最後の一滴を膣壁で受け止め、 +オルフィスはうっとりした表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふはぁぁ、あ、あぁっ! い、いっぱい、 + いっぱい膣内に入ってるぅ! + チ●ポからいっぱい出てるのぉ……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くはぁぁぁ、あっああ、はっふううん、 + ひぁ、あ、あぁぁっ! んんぅ!」 +\endtext + +\text +その身体が小刻みに痙攣しているのは、 +よほど絶頂が大きかったからだろうか。 +\endtext + +\text +オルフィスは、しばらくそのままの体勢で、 +ヒクヒクと総身を震わせていた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんだい!? 含み笑いなんて + 気味が悪いね!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、いろいろと思い出していて、な」 +\endtext + +\text +カイムが、ニヤニヤと意味ありげな +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +その笑みの下でなにを考えているのか、 +オルフィスには大体想像がついていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なににやけてるんだい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやぁ、なかなか楽しい言葉を + 聞かせてもらったぞ、オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたって、ほんとに下世話な男だね!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにせ魔王だからな。ふははは!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「バカなこと言ってるんじゃないよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあなんとでも言うがいいさ。 + どうせベッドの上では従順に + なるのだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だからバカだって言うんだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったわかった。そう怒鳴るな。 + それじゃ、今日はゆっくり休め。 + 俺も寝ることにしよう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「まったく……誰のせいでカッカしてる + と思ってるんだい」 +\endtext + +\text +にやけ続けるカイムを尻目に、オルフィスは +廊下へ出た。 +\endtext + +\text +情事の後の火照った身体には、 +ひんやりとした空気が心地よかった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ、ほんとにもう……いやになるね。 + あんなのが魔王だなんてさ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でもまあ……これも運命だと思って、 + 最後までつきあうかねぇ」 +\endtext + +\text +カイムの部屋のドアに一瞥をくれると、 +オルフィスは肩をすくめてから +自室へと歩を進めた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_15.txt new file mode 100644 index 0000000..106158c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_15.txt @@ -0,0 +1,1322 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_15") + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ねえ、ちょっとカイム……いったい、 + どこまで行くんだい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいところだと言っただろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「…………」 +\endtext + +\text +ある日の夜。マルトを寝かしつけた +オルフィスのところへ、カイムが +訪ねてきた。 +\endtext + +\text +また彼の寝室へ招かれるのかと思って +部屋を出たオルフィスであったが、 +カイムは部屋を通り過ぎてしまった。 +\endtext + +\text +以後、迷宮内の廊下を延々と歩いている。 +\endtext + +\text +おまけに、行き先を聞いても、そのたびに +はぐらかされ要領を得ない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(カイムはいったいどこへ行こうって + いうんだい?) +\endtext + +\text +目の前を歩くカイムの背中を見つめながら、 +オルフィスは考えを巡らせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(今更、私のことを処刑しようとでも? + けど、それも考えにくいしねぇ) +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ痛っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをやっているんだ、いきなり + 体当たりしてくるとは」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ご、ごめんごめん。ちょっと考えごと + しててさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? まあいい。ここが目的地だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なんだい、ここ?」 +\endtext + +\text +目の前にあるのは、他のものより +やや頑丈な作りのドア。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、中で話をしようじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「別に構わないけどね」 +\endtext + +\text +カイムに促され、オルフィスはその部屋に +足を踏み入れた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うっ!?」 +\endtext + +\text +室内に足を踏み入れた途端、鼻腔に +忍び込んできたのは、青臭いような、 +泥臭いような異臭。 +\endtext + +\text +同時に目に飛び込んできたのは、無数の蛇が +絡まり合って一つの塊と化したかのような、 +奇妙な物体だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんだい、これ」 +\endtext + +\text("カイム") +「実験中の魔法生物だ。 + 相手を傷つけるのではなく、 + 行動不能にして捕らえるためのな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふぅん……で、これを私に見せて、 + どうしようって――」 +\endtext + +\text +そう言って、オルフィスは背後のカイムに +注意を向けた瞬間、無数の触手が彼女に +襲いかかってきた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な……っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「こういうことさ。ちょっと人体実験に + つきあってもらおうと思ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、心配はいらん。こいつは + 俺の命令には従順だし、人を殺すほどの + 力もない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんなこと言われても……ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムはノンキなことを言っているが、 +触手に拘束されているオルフィスにして +みれば、たまったものではない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょ、ちょっと! 冗談じゃないよ、 + こんな――」 +\endtext + +\text("カイム") +「冗談ではないのだ。残念ながら、な」 +\endtext + +\text +カイムは、ニヤッと口元を歪めると、 +オルフィスの背後に回った。 +\endtext + +\text +そして、彼女の菊座に怒張をあてがう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ? えっ!? ま、待って! + そこ、違――」 +\endtext + +\text("カイム") +「違わん。今日の目的は、ここだ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいーっ!?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐううううーっ!? んはああ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、あっさり入るんじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うっ、うぐっ! ぐふううっ、ふんっ、 + くふっはあああっ! あ、あひあああっ、 + ひ、広がるっ、広がっちゃうっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスのそこは、カイムのペニスを +割合すんなり受け入れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「旦那に、こっちも開発されていたか。 + 普通の夫婦生活というものは俺には + 想像できないが、当たり前なのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやっ! ち、違う! 違うの! + こ、これは、旦那がどうしてもって、 + 仕方なく……ひんんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう。お前の旦那は、なかなか + 探求心旺盛な、前向きな男だった + ようだな。んん?」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤと笑みを浮かべ、二度、 +三度と腰を揺する。 +\endtext + +\text +最初は抵抗するかのように締めつけていた +肛門の括約筋も、太い肉竿にほじくられ、 +次第に抵抗を諦めていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あぐっ、く、苦しいぃっ! や、め、 + やめてっ、苦しいのっ! + な、慣れてないから、苦しいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、俺がここで慣らしてやる。 + こいつ――クロウラーを使ってな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、触手の塊に向けて +顎をしゃくってみせる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、待って、それってどういう――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐむううううーっ!? んぶふうっ、 + ぐっむうううんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがなにか言いかけたその時、 +クロウラーの触手が、彼女の口と膣へ +無理矢理に挿入された。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お、おぶっ!? ぐぶぶぶううっ! + んぐむううううっ! むっふうう!」 +\endtext + +\text +抗議の声は、口に突き入れられた触手により +意味をなさない呻きにしか聞こえない。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? こいつはちょっと + 特殊だと」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつはな、ただひたすら女を嬲るため + だけに品種改良されたものなんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その触手も、女のツボを責めるためだけに + 使われる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐ、ぐぶうっ!? んぐむっふうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ちょっと青臭いかも知れんが、 + 人体に影響がないことは確認している。 + すぐに慣れるだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめふぇぇ! い、いくらなんでも、 + これは……ふああっ! あ、あぁ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んむっふううううっ、ふああ! ふっ、 + んぐふうううっ、ふはっ、はっ! あっ、 + あひああっ! んああああーっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが苦しげに紡ぎ出した +抗議の言葉。 +\endtext + +\text +しかし、それが形になることはない。 +\endtext + +\text +ただ、くぐもった呻きと、悦声の混じった +不協和音と化すだけだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうううんっ、んぐむううっ、んおぅ、 + おっふううっ! ふあっ、はふっ! + んぐっふうううっ、くふうんっ!」 +\endtext + +\text +触手が、大胆かつ繊細な動きで膣穴を +責め始める。 +\endtext + +\text +それだけで、オルフィスはガクガクと +全身を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、これはたまらんな。 + マ●コを責められると、ケツ穴まで + よく絞まるじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐむううっ! んぐっむううーっ! + むふーっ、むふーっ、んふうぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? そうかそうか。ケツ穴も + 責めてくれと。マ●コだけでは + 物足りないのか? いいだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、んうぅぅーっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、カイムの言葉に +ぶんぶんと首を振った。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くぶっ!? んぐううううっ、くふうっ、 + ふはっ! あっ、あひあああっ、んぐ、 + んむっふううううんっ!」 +\endtext + +\text +しかし、オルフィスがその言葉を +否定する前に、クロウラーの触手が +蠢き始める。 +\endtext + +\text +ずぼずぼと膣穴に出入りを繰り返し、 +内部から恥液を掻き出す。 +\endtext + +\text +その動きに、オルフィスはガクガクと +腰を震わせてしまっていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んもおおおおっ! おぶうううっ、 + くっむうううんっ! んむはぁぁ、 + あぶっ! ぐぶぶううううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、よほどその触手が気に入った + と見える。ケツ穴もヒクヒクしながら + チ●ポを食い締めているぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐっぶうんっ、んぐむううっ、むふうっ、 + んぶぶぶっ、ぶじゅるるるっ、むっちゅ、 + ぶっちゅううっ! ぶしゅーっ!」 +\endtext + +\text +唾液に混じって吐息が漏れる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、なんとか触手の群れから +逃れようと身体をひねった。 +\endtext + +\text +しかし、そこかしこに絡みついたその +縛めから逃れることはできなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう……すごいケツマ●コの絞まりだな。 + チ●ポがもぎ取られそうだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やめふぇぇ! も、もうやめふぇぇ! + い、いひやぁぁっ! いやなのほぉっ! + んぐっ! あ、あぐううっ!」 +\endtext + +\text +口にまで触手を突き入れられたオルフィスの +抗議の言葉は不明瞭だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうか? だが、こんな風に + 中途半端に身体を弄られた状態で + やめられたら、困るのではないか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、くうううっ! そ、そんな! + あっ、ああ……ひああっ! あひいっ! + ゆ、許してぇっ! ひいいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「許すも許さないもないな。俺はただ、 + お前に愉しんでもらおうと思っただけだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ!」 +\endtext + +\text +カイムの物言いに、オルフィスは +引きつったような声を漏らし、 +肩をすくませた。 +\endtext + +\text +それはとりもなおさず、カイムが +満足するまで責め続けるという宣言に +他ならないからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、まずは一回イッておこうか。 + そうすればお前も、落ち着いてこの事態を + 受け入れられるようになるだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ!? ぐううっ!? そ、そんな、 + い、いやよ、こんな、触手のバケモノに + イカされるなんて――」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぶふううううっ! ぐっむううんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスがそう言うか言わないかという +タイミングで、触手がせわしなく +動き始める。 +\endtext + +\text +明らかに、自分を絶頂させるための動きだ。 +\endtext + +\text +そう気付いて、オルフィスは戦慄した。 +\endtext + +\text +カイムにイカされるのなら別に構わない。 +\endtext + +\text +しかし、こんなバケモノにいいように +やられるなんて……。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやぁっ! せ、せめて、お尻で! + お尻でイカせてぇっ! + 触手でイキたくないのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、贅沢なヤツだ。マ●コを + 塞がれても、ケツ穴の方で + イキたいとは、な!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっふううううんっ! ふはああっ、 + あっひいいっ! い、いいっ、いいのっ、 + ケツ穴! ケツ穴いいっ!」 +\endtext + +\text +触手にヴァギナを弄られながらも、 +オルフィスはアヌスへの突き込みを +受け入れていた。 +\endtext + +\text +それどころか、自らむさぼるように +腰を振り、カイムのペニスを肛穴で +深々とくわえ込む。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いいっ! ああっ、イク、イクのっ、 + イッちゃう! ケツ穴! + ケツマ●コでイク……んぅ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、出す……ぞっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっはあああーっ! あーっ、いい、 + イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ああああーっ、熱いっ! + 熱いザーメンがぁ……!あひいいっ! + お腹、灼けるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +拘束している触手を引きちぎりそうなほどの +力で、オルフィスの身体が痙攣する。 +\endtext + +\text +その間にも、クロウラーは彼女のヴァギナを +責め続けていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んくうううっ!? あひああっ、ああっ、 + だめ、そ、そんなに! + つ、突かないでっ! 突かないでえっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こんなにチ●ポをギリギリと + 締めつけながらよく言う」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当は触手にマ●コをほじくられながら、 + ケツ穴に射精されて、気持ちよくて + たまらないのだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そ、そんな……! そんなこと、 + んひいいっ! あっひいいいーっ!」 +\endtext + +\text +しかし、カイムの指摘通り、彼女の菊座は +挿入されたペニスを浅ましいまでに +締めつけていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはああっ! あっ、あああーっ、んあ、 + あっはあああんっ! はぁぁっ!」 +\endtext + +\text +ビクン、ビクンと大きな痙攣と共に、 +オルフィスの絶頂が終わる。 +\endtext + +\text +しかし、クロウラーはそんな彼女の身体の +事情などお構いなしに、ひたすらヴァギナを +ほじくり続けている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ! や、やめて! も、もう、 + やめてぇっ! イッたばかりなのっ! + イッたばかりで、敏感だからぁっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああっ、そ、そんなにオマ●コ、 + ほじくらないでぇっ! あひいいっ! + また欲しくなっちゃう!」 +\endtext + +\text +最初示していた触手への嫌悪感もどこへやら。 +\endtext + +\text +間断なくヴァギナを抽送される刺激に、 +彼女の身体は絶頂直後にもかかわらず、 +再び燃え上がり始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、底なしと言うヤツだな。 + 少しは自重しようと思わないのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんなこと……い、言われてもっ! + こ、この触手が……ひいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。仕方のないヤツだ。まあ、 + 今回は俺の責任だからな。 + 最後までつきあってやるとするか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あひあああっ! んっはああーんっ! + はぐうっ! んあっ、んあああっ! + くふううううんっ、ふあっはあっ!」 +\endtext + +\text +カイムが肛穴にペニスを突き入れ始めるのと +同時に、クロウラーの触手がヴァギナを +嬲り始める。 +\endtext + +\text +たちまち、オルフィスの口からは火の +ついたような熱い吐息と艶めいた声が漏れた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふおあああっ、あ、あっはあっ、あ、 + い、いやっ! ああっ、すごっ、すごいっ、 + すごすぎて……変になる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、相当気に入ったようだな。 + ケツマ●コが、チ●ポを + へし折りそうなほど締めつけているぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はひああああんっ! あっ、あっ、あぐ、 + んぐうううっ! あひぁぁぁっ! おぅ、 + くっふううんっ! ふあはぁぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 二つの穴を同時に責められる + 気分は? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おぐうううんっ! くっはああんっ、 + あっ、あああーっ! くあああっ、 + あうああっ! お、おふうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムのその問いかけにもオルフィスは +まともに答えられない。 +\endtext + +\text +ただ、成されるがままに膣と菊座に +抽送され、喘ぎ狂うだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、もはや言葉もないか? まあ、 + このクロウラーは特別製だからな。 + お前がおかしくなるのも無理はない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふああっ! あ、あっふんんっ! くう、 + あひはああっ! あ、あぐっ、くふうっ、 + んあああっ、あ、あっくうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。好きなだけ狂え。そのために + 用意したクロウラーなのだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、い、いやっ、は、恥ずかしい、 + そんな、み、乱れたら……ひああっ、 + んっはああっ! 恥ずかしいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの意地の悪そうな言葉に、 +オルフィスはふるふると首を振った。 +\endtext + +\text +やはり、ここまで悦楽を受け入れていても +その状態を正面切って指摘されるのは +恥ずかしいらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? これだけ喘いで + おきながら、今更恥ずかしいだと? + その姿、充分に恥ずかしいじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやぁ! い、言わないでぇっ! + 言わないでえ……あっ、あっ、んあ、 + あっひいいっ! くふあああああっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、抗議の言葉を口に +しようとする。 +\endtext + +\text +しかし、それはすぐさま甘い声に +変わってしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、そうやって淫らな声を + 漏らしているのがなによりの証拠だ。 + 違うかな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやっ、い、言わないでっ! + ああっ、い、言わないでえっ! + くっふううんっ、ふあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、もっと恥ずかしい声を + 出さずにはいられないように + してやろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふっひいいんっ! あっ、あああっ、 + くっああっ、んぐっ、あ、うっ、 + ふあああんっ! あっふううう!」 +\endtext + +\text +カイムは、わざと肉竿が肛穴を擦り +上げるように角度をつけて抽送を +続ける。 +\endtext + +\text +硬い肉棒に括約筋を擦り上げられ、 +オルフィスは否応なく悦楽が +高められていくのを感じた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くっふうううんっ、ああ、お、 + お尻っ! お尻ぃっ! いや、 + んああっ、い、いやぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやではないだろう? これだけ + 悦んでおきながら」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふぐうううんっ、んはっ、はあっ、 + あっ、あっ、あひあああっ、あぐっ、 + んっふううんっ! くふはぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、もうイキそうなのか? なにも + 言わなくてもわかるぞ。ケツマ●コが、 + 物欲しそうにヒクついているからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやっ、言わないで! ああっ、 + 言わないでぇぇっ! くひああっ、 + ああっ、だめ、イク、イッちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんぞ。どんどんイッてくれ……と、 + マ●コの方もヒクついているようだな。 + ケツの方にまで伝わってくるぞ?」 +\endtext + +\text +その言葉通り、触手が嬲っている膣が +ざわざわと収縮している様子が、腸壁越しに +カイムのペニスに伝わってきていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「うはあああーんっ! あっ、あっ、いや、 + イク、イッちゃうのっ! イクッ、 + んはああっ! あ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、こっちも出してやる……たっぷりと + 受け止めろ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、い、イク、イキますっ! + イッちゃうのっ! い、イク……ふあっ、 + ああっ! イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おお……うぬううっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふあっはああああああーんっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐうううっ! ふはっ、あっ、あっ、 + んっはあああああーっ! あぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュルルッ、ドピュルッ。 +\endtext + +\text +肉棒が脈動し、白濁液がオルフィスの +肛内に遠慮なく注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +その迸りの刺激によって彼女は絶頂した。 +\endtext + +\text +熱い精汁が腸壁を叩くたび、括約筋が +キュッ、キュッと窄まり、怒張を +締めつける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あひいいっ! あ、熱いのが、熱いのが、 + いっぱい! いっぱい入ってくるぅっ! + んっはああっ! いっぱいぃぃ……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、ま、まだ! まだ出てるっ、 + まだナカに出てるのぉっ! 熱い、んぅ、 + くううんっ! 熱いぃぃっ!」 +\endtext + +\text +あれだけ恥ずかしがっていたにもかかわらず、 +オルフィスはうっとりした表情で肛内射精を +受け入れていた。 +\endtext + +\text +それどころか、もっと搾り出そうとする +かのように、自ら腰をうねらせて肉棒を +しごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? まだ物足りないのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、ああ、そんなこと……言えない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それだけ腰をうねらせていれば、 + 今更言葉にする必要もないがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、いや、いやぁ……そんな、 + 止まってぇ! 腰、止まってぇ……んっ、 + くふああ、あ、あふうんっ! はぁ!」 +\endtext + +\text +そうつぶやきながらも、オルフィスの腰は +動き続ける。 +\endtext + +\text +既に快楽の虜と成り果てた彼女の肉体は、 +本人の精神とは無関係に更なる悦楽を +欲していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。そうでなくてはな。なにしろ、 + 俺はまだ満足していないのだから」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「えっ!?」 +\endtext + +\text +カイムの信じられないような言葉に、 +オルフィスはビクッと肩を震わせた。 +\endtext + +\text +一瞬、背後に顔を向けた彼女の目に +飛び込んできたのは、ニヤッと笑みを +浮かべたカイムの口元だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? お前の身体は満足して + いないのだろう? + だったら、もう一度最初からだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そんな! これ以上されたら、 + 本当におかしくなっちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、構わんぞ。今日はたっぷりと + おかしくなって見せてくれ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そんな! も、もう + やめて!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、クロウラー、そのうるさい口を + 塞げ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んむううーっ!? ぐむううっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んもおおおっ! うぶほうううっ、 + くっふうううんっ! んぐむううっ、 + あ、あぶっ、んぐっぷうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、どうだ? たまらないだろう? + もっと愉しんでくれ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くふううんっ! んぶぅ、ぐむっ、 + んぐっぶううううっ! ふああっ、 + あおっふううっ! くうううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。やはりまだまだ愉しむだけの + 余地があったようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んひああっ! はっぐううっ! んむ、 + くっむううんっ! おふっ! ふああ、 + あ、あっ! あぐっ、んぐううーっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いながら、激しく +抽送を続ける。 +\endtext + +\text +オルフィスは上の口と下の口を触手に +塞がれたまま、肛穴でその抽送を +受け入れるハメになった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くむうんっ、んっぐうっ、くはっ、 + あ、あおうっ! くはぁぁんっ! + んっ、ぐっ、ぐぶぶううっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひあっ、あっ、あっ! あぐっ、 + く、狂っちゃう! き、気持ち + よすぎて、狂っちゃうぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘を言うな。ケツ穴でこれだけ + チ●ポを受け入れられるのなら、 + この程度で狂ったりなどするものか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああああーっ! そ、そんなにっ、 + そんなに強くしないでぇっ! + お尻壊れるっ! 壊れちゃうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ここまでチ●ポをくわえ込んで + おいて、今更壊れるも何もないだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっはあああっ! あ、あぐっ、んぅ、 + くはああっ、あ、あふっ、はぁぁんっ! + あっ、あっ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……さっきから、自分のケツ穴で + 俺のチ●ポをしごいているじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ!? くはあぁっ! あっ、いやっ、 + あっ、あっ、あひっ! はっひいいっ、 + んぐふうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、それだ。そうやって、物欲しそうに + ケツ穴でチ●ポをしごいているだろう? + それがお前の本心なのだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやっ! あっ、ち、違うのっ! + これは、勝手に……違うのぉっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「じ、自分の意志じゃないのぉっ! + あひっ、はひああああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツマ●コチ●ポしごきは、自分の + 意志ではない、と?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そう! そうよ! わ、私の + 意志じゃないっ! 私のっ、んああっ、 + 意志じゃないのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、ケツ穴チ●ポしごきは気持ちいい + のだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いやぁっ! い、言えないっ! + 恥ずかしくて、言えないぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが恥ずかしくて言えないのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ケツ穴で、チ●ポしごいちゃうのはぁ、 + ああっ、き、気持ちいいからじゃなくて、 + は、はひあああんっ!」 +\endtext + +\text +そんなことを言っている間にも、 +オルフィスの腰の動きはどんどん +激しくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと素直になったらどうだ? + そうすれば、もっともっと気持ちよく + なれるんだぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「も、もっと? + もっと気持ちよくなれるの? + もっとケツマ●コ気持ちよくなるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、その通りだ。だから、素直に + 認めてしまえ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ああ……ど、どうすれば……私、 + どうしたら……く、くぅんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたらいいかわからんか? + なら、言わせてやろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おふううっ! んはあああああっ、 + あっ、あっ、あぐうううんっ! + あっはああああんっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスが逡巡している間に、 +カイムは腰の動きを加速させた。 +\endtext + +\text +オルフィスの身体ががくんがくんと +大きく揺さぶられ、触手が激しく +ヴァギナを嬲り始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あああっ、すごいいっ! + オマ●コもケツ穴もっ! すごいっ、 + 気持ちよくてすごいのおおおっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んくはあああっ、ああっ、く、来るっ、 + 来ちゃう! すっごいのが来ちゃう! + マ●コとケツ穴気持ちよすぎてぇっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「来る! あっ、ああっ、来ちゃう! + 来ちゃうのぉっ! オマ●コ来ちゃう! + ケツ穴来ちゃうぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、では、こっちももう一度出すと + するか……う、ぬっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あーっ、ああっ! あひあああっ、 + い、イク! イッちゃうっ! + あっ、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、おおーっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふっはああああああんっ、ああっ、 + あくうんっ! あっ、あああっ、 + はっひああああんっ! あはぁぁっ!」 +\endtext + +\text +三度、オルフィスの肛内でカイムの肉竿が +脈動する。 +\endtext + +\text +噴き上げる濁精が腸壁を叩き、そのたびに +オルフィスの身体が震える。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はひあぁぁぁ……ああっ、また、 + いっぱいになっちゃう……んふうう、 + はっふううんっ! あ、お、うぅぅ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あはぁぁ! ま、まだ入って来る! + まだ中に出ちゃってるぅっ! + いっぱい……いっぱいぃぃっ!」 +\endtext + +\text +精汁を注ぎ込まれるたび、オルフィスは +艶めいた声で呻きを漏らす。 +\endtext + +\text +彼女の身体もまた、熱精を受け入れるたびに +ぶるぶると震えていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はぁぁ……あっ、あぁぁっ! + い、いいっ、精液気持ちいいぃぃっ! + いっぱい入って気持ちいいのぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうだ? 今度ばかりは + 満足したか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、うん! ああ、お腹、いっぱい + だよ……はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。最初はあれだけいやがって + いたのに、変われば変わるものだな。 + なあ、オルフィス?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅ? んぁ、あぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +揶揄するようなカイムの言葉。 +\endtext + +\text +だが、オルフィスはそれには明確な反応は +返せない。 +\endtext + +\text +彼女はただ、陶然とした笑みを浮かべ、 +自らの身体の中でくすぶる悦楽の余韻に +ひたっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、オルフィス。 + 気持ちよかったか? ぜひとも + 感想を聞きたいのだがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はっ、あぁ……んぁぁ、はぁ、 + はふぅ……あ、あんっ、あっ、く、 + ふはぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。イクだけイッたらこの + 有様か? まあ、それだけ気に入って + くれたんだということにしておくか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はひぃ……あっ、あぁ……はぁん!」 +\endtext + +\text +カイムが、再びからかうように言っても +オルフィスは反応しない。 +\endtext + +\text +その後、オルフィスが正気を +取り戻したのは、随分と経ってからの +ことだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_16.txt new file mode 100644 index 0000000..a450b41 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_16.txt @@ -0,0 +1,2426 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_16") + +\text +ある日のこと……迷宮の外を視察したい +というカイムに付き添い、オルフィスは +彼と共に夜道を歩いていた。 +\endtext + +\text +場所は、山間の街道。数ある迷宮の +出入り口の一つからほど近いところだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「どうした、カイム――」 +\endtext + +\text +なにかあったのか。 +\endtext + +\text +オルフィスがそう言いかけたところで、 +彼女の鼻にも明白な炎の匂いが飛び込んで +来た。 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お、おい! カイム!」 +\endtext + +\text +その出所にオルフィスが気付くよりも早く +カイムが疾風となって駆け出す。 +\endtext + +\text +慌てて後を追った彼女の目に飛び込んできた +のは、夜空を赤々と焦がして燃え上がる +小さな村の惨状だった。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「村が襲われているみたいだぜ!」 +\endtext + +\text("オーク") +「ま、魔王様がお怒りだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お前たち、迷宮に戻って応援を連れてきて + くれ! 急いで頼む!」 +\endtext + +\text +護衛としてついてきたゴブリンとオークの +兵にそれだけ告げると、オルフィスもまた +カイムを追って走り出した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なんだ、あれは――はっ!?」 +\endtext + +\text +村に駆け込む道すがら、オルフィスは +そこここに斃れている人々がいることに +気付いた。 +\endtext + +\text +それはどれもディアボリカ――カイムの +同族達だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様ら――――ッ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ッ!!」 +\endtext + +\text +カイムの怒号と同時に、複数の野太い +悲鳴があがる。 +\endtext + +\text +なぎ倒されたのは、粗末な皮の鎧に +身を包み、錆びかけた剣や刃こぼれした斧を +手にした山賊達だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こいつらッ!!」 +\endtext + +\text +恐らくは冒険者崩れか、脱走兵の一団 +といったところだろう。 +\endtext + +\text +食うに困って山に入り、村々を襲っては +略奪を繰り返しているらしい。 +\endtext + +\text("山賊A") +「ひ、ひぎいいーっ!?」 +\endtext + +\text("山賊B") +「てめ、この! ディアボリカ風情が + 俺達に楯突――ぎゃああ!?」 +\endtext + +\text +カイムは、手当たり次第に、そこいらの +山賊達をなぎ倒しておく。 +\endtext + +\text +躊躇も、容赦も、手加減もない。 +\endtext + +\text +一瞬で赤黒い霧に姿を変えられるなら +まだマシだ。 +\endtext + +\text +頭を半分吹っ飛ばされ、痙攣を +繰り返しながら絶命する者。 +\endtext + +\text +土手っ腹に風穴を開けられ、そこから +漏れ出てくるはらわたを抱えて +のたうち回る者。 +\endtext + +\text +手足を切り落とされ、もんどり打って +地面に叩きつけられる者。 +\endtext + +\text +どれもこれもが、殺されたディアボリカの +村人達よりも悲惨な状況になっていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちいいーっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスもまた、得物を振るって +群がってくる山賊達を蹴散らす。 +\endtext + +\text +さすがにカイムのように鎧袖一触とは +いかない。 +\endtext + +\text +しかし、冒険者として場慣れした彼女に +してみれば、数頼みの山賊など大して +苦戦する相手でもなかった。 +\endtext + +\text("山賊C") +「ひいいっ!? に、逃げ――ぎゃあ!」 +\endtext + +\text("山賊D") +「ゆ、許して――おぐぼおおおっ!?」 +\endtext + +\text +カイムが、戦意を喪失して逃げ始めた +山賊達を、一人一人『処刑』していく。 +\endtext + +\text +殺された村人と、そこかしこに転がる +山賊の死体。 +\endtext + +\text +そして、天をも焦がす勢いで燃え上がる +村の建物。 +\endtext + +\text +その酸鼻を極めた光景に、オルフィスは +胃の中のものが逆流しそうな気分になって +いた。 +\endtext + +\text("???") +「カイム様ー! オルフィスさーん!」 +\endtext + +\text +その声に、オルフィスが顔を向けると、 +村の入り口からリズベルが小走りに +こちらへやってくるところだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「リズベル……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは――」 +\endtext + +\text +いったい……と、言葉を紡ごうとして、 +リズベルは絶句する。 +\endtext + +\text +凄惨な光景に、さしもの彼女もそれ以上 +なにか言うことができなかったらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……は、はい、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「村人たちは、できるだけ丁重に葬って + やってくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それと、万が一にも生存者がいるかも + 知れない。村内の捜索を頼む」 +\endtext + +\text("カイム") +「山賊共の死体はうち捨てておいて + 構わん。生き残っているヤツらは + 全員縛り首にしろ」 +\endtext + +\text +カイムは、それだけ言い残すと +足早にその場を後にした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……カイムのヤツ、怒りに我を + 忘れていたようだね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「同族であるディアボリカが、目の前で + 無残に虐殺されたのですから、仕方ない + でしょう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そう、だね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オルフィスさん、ここは私達に任せて、 + カイム様をお願いします」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? 私が……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「恐らく後始末は朝まで……あるいは、 + 明日の昼くらいまで掛かるかも + 知れません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オルフィスさんにはお子さんが + いらっしゃいます。先に戻って + いただきたいのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに……今のカイム様に + 必要なのは、なによりも + オルフィスさんでしょうから」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……わかったよ」 +\endtext + +\text +子供がいるから……というのは、 +リズベルなりの心遣いだろう。 +\endtext + +\text +マルトは、母が不在でも +ぐずったりはしない。 +\endtext + +\text +それでも、自分を先に帰らせようと +するのは、カイムに自分が必要だと、 +彼女が認めたからだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +(悪いね、リズベル) +\endtext + +\text +心の中でそうつぶやき、オルフィスは +踵を返して迷宮へと戻っていった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +迷宮へ戻った後、カイムはすぐさま浴室へと +足を向けていた。 +\endtext + +\text +まったくもって、自分らしくない。 +\endtext + +\text +オルフィスの前で、生の感情をむき出しに +山賊共を皆殺しにした。 +\endtext + +\text +あんな虫けらどもの命はどうでもいい。 +\endtext + +\text +奴らは死ぬべくして死んだ。 +\endtext + +\text +問題は、殺されたディアボリカの村人達だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「抗う力すらなければ、ああも簡単に + 人は死ぬのだな」 +\endtext + +\text("???") +「でなきゃ、守る力かね」 +\endtext + +\text("カイム") +「?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――オルフィスか。 + 人が悪いな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「別にあんたの独り言を盗み聞きしようと + 思って来たわけじゃないよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だったら、なんなのだ」 +\endtext + +\text +そう言葉を吐き出してしまってから、 +カイムは少しだけ後悔した。 +\endtext + +\text("カイム") +(しまったな。俺は想像以上に + 動揺しているらしい) +\endtext + +\text("カイム") +(いらつくなとは言わんが、それを + オルフィスにぶつけるのはお門違いだ) +\endtext + +\text("オルフィス") +「構わないさ。誰だって、あんな光景を + 見た後じゃ、心がささくれちまうよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「利いた風な口をきく。で? + 実際のところ、なにをしにきた?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうだねぇ……私の身体の疼きを鎮めに + 来た……ってのはどう?」 +\endtext + +\text +そう言うと、オルフィスはカイムが +よくやるように口元にニヤッと笑みを +浮かべた。 +\endtext + +\text +ああ、こいつは……とカイムは思う。 +\endtext + +\text +自分も、凄惨な光景を見ながら俺を +気遣ってくれているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが生憎、俺はそんな気分じゃ + ないんだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいさ。今日のところは私が面倒 + 見てあげるよ。これでも、子供の + 扱いには慣れてるんだ」 +\endtext + +\text +そんなことを言うと、オルフィスは +カイムにウィンクを送り、彼を浴場へと +連れ込んだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁら、そんな気分じゃないと + 言ってたのに、下の暴れん坊は + 正直なのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ、いい女の裸を目の当たりに + すれば勃起もするさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も、まるで無反応よりは、 + その方がいいだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ、まあ、そりゃそうだけどね」 +\endtext + +\text +いい女、というカイムの言葉に、 +オルフィスは気をよくしたようだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、それにしても、あんたのコレとも + 随分長いつきあいのような気がするね」 +\endtext + +\text +オルフィスはそんなことを言うと、目の前の +屹立した肉棒を手でしごく。 +\endtext + +\text +やや荒々しいとも思える動きにも、カイムの +怒張は敏感に反応した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、すごいよ……こんなにビンビンに + 硬くなって、青すじ浮かべて、先っぽの + 傘が開いて……ん、んくっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい。さっきはお前がすべて面倒を + 見るような口ぶりだったじゃないか。 + 勝手に興奮してどうする?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そりゃ、私だって女だからね。これだけ + ご立派なモノを目の前に突きつけられりゃ、 + 興奮するなと言われてもね。ふふふ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふ……ふはぁ、は、む、んんっ、ちゅっ、 + れろろろ、んじゅるるっ、ちゅばっ、 + ちゅぶるるっ、んむちゅうう、ちゅっむ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ!」 +\endtext + +\text +敏感な裏すじ。オルフィスの熱い舌がそこを +くすぐると、カイムは思わず腰を +浮かせそうになっていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、だめだよ、まだ。 + 焦らない焦らない。 + んれちゅっ、ちゅっるるっ、んちゅっ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はむるるっ、ちゅぷるぅぅん、んっちゅ、 + ちゅっぱ、ちゅっぶうっ、んちゅっ、 + じゅるるるるっ、ぐじゅるうううんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……そうだ、そこを重点的に + 頼む」 +\endtext + +\text +オルフィスの舌先が、包皮輪とカリの間に +潜り込む。 +\endtext + +\text +そこをぐるりと舐め回されると、思わず +ペニスがビクビクと震えてしまう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅ、いいね。感じてくれてるんだね。 + あんたのコレ、嬉しそうにぴくぴくして + 暴れてるよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなかのテクニックだ。それは、 + 認めざるを得ないな」 +\endtext + +\text +その言葉通り、カイムはオルフィスの +テクニックに舌を巻いていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「は、あむ……んむむううっ! ぐぶっ、 + ずじゅるるるううっ、んむっちゅう、 + ちゅぼっ、ぶじゅるるっ、ぐじゅう」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、唐突にペニスをくわえ込まれ、 +思わず呻いていた。 +\endtext + +\text +熱い粘膜に包まれた肉棒から、甘い +痺れがじんじんと背すじを駆け上がって +くる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぶううっ、ぐぶむううっ、ちゅっる、 + んじゅっちゅうっ、ちゅぐるるるっ、 + じゅちゅるううんっ、んむちゅっ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んむうう……ふあぁ、太くて、硬くて、 + 熱い……あむ、んっちゅううっ、 + ちゅぶるっ、ずぶじゅるるるるぅん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはぁ、いいよ、もっと感じておくれよ。 + いっぱいしゃぶってあげるからさぁ。 + んはむううっ、ちゅぽっ、ちゅっぷ」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、ペニスを強く吸い立てながら +首を上下に振る。 +\endtext + +\text +そうすることで、きつく窄めた唇で、肉竿を +しごき上げていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはああっ! あぁ、あまりにもコレが + 大きすぎて、口が疲れちまうよ。 + ほんと、女泣かせだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かに、コイツに散々いい声で鳴かされた + 女が言うのなら、その通りなのだろう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふっ、でも、別にコレがでかいから + ばかりじゃないんだよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なぜだ? チ●ポがでかければ + でかいほど、女は悦ぶのだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「呆れた。 + 本気でそんなこと思ってるのかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「違うと言うのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「さぁてね。ちったぁ自分で考えて + みなよ……ちゅるるるっ、ちゅっぷ、 + んむちゅうっ、ちゅっ、ちゅるん」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう言いながら、再び +裏すじを舌先で責め立て始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、全然わからん」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「早っ! いくらなんでも、考え + なさすぎじゃないの!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、考えるより、まずは身体を + 動かせってな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……はぁ。あんたを心配してきたのが + ばからしくなってくるね」 +\endtext + +\text +カイムの物言いに、オルフィスは心底 +呆れているようだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐむむううーっ、んじゅっぐううっ、 + ずぶじゅるるるっ、ずっちゅううん、 + んぐむううっ、むはぁっ、はむっふう!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちゅっぷ、んぶじゅるるっ、ずじゅるっ、 + ぐっちゅるうううんっ、ちゅぼぼっ、 + くぶじゅぼぼぼっ、じゅるるるうん」 +\endtext + +\text +そして、彼女はカイムの言った通り、 +考えるのをやめた。 +\endtext + +\text +この男の言い出すことにいちいち +付き合っていたらこちらが疲れてしまう。 +\endtext + +\text +だったら、自分も頭を空っぽにして愉しむ +べきだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ずじゅるるうううっ、ぐぶじゅっ、んぐ、 + ぐっちゅっ、ちゅぼぼっ、ぶじゅるっ、 + ずじゅるるるぅん、んむっちゅうう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちゅばっ、ちゅっぼっ、ぶっちゅっ、 + ぐじゅるっ、ずぶじゅるるっ、ちゅるっ、 + んぐむちゅううっ、ちゅぞぞぞっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、随分と熱心にしゃぶりついて + くるじゃないか。興が乗ってきたか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぷあっ、はぁ、あんたの言うことに + 付き合ってると疲れちまうからね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こっちも、なにも考えないことに + したのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まあ、その方がいいだろう。 + 男女の睦みごとの最中に辛気くさい + 顔ではつまらんからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふ、そうだね。上の口ではなんとでも + 言えるけど、下の口は正直だからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 下の口? どこのことを + 言っているのだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、口じゃない……下の、棒?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そこで考え込まれても、俺も困る + のだがな」 +\endtext + +\text +オルフィスの言葉に、カイムは +苦笑していた。 +\endtext + +\text +しかし、少なくともさっきまでの、一人で +いたときのようなささくれた気持ちは +消え去っている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、なんでもいいよ。あんた自身も言った + じゃないのさ。考えるよりも、まずは + 身体を動かせってね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ちゅっ、ちゅっぱっ、ちゅるるるっ、 + れろろろっ、んぐむっ、ちゅっぱ、 + ちゅううっ、んむはぁぁん、ちゅうっ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、んふふ、下の口じゃないけど、 + 先っちょの口は、苦しそうに + パクパクしてるよ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、カリもこんなに高くなって、 + その先っちょの口から、いやらしい + 液がトロトロ出てる」 +\endtext + +\text +オルフィスは、うっとりとそんなことを +言うと、再び深々とペニスをくわえ込む。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐっむうううっ! むふーっ、んむ、 + ちゅぶるるるっ、ぶじゅるうんっ、 + んぐっちゅっ、ちゅぼぼぼっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞ……まさに、口マ●コと + 言ったところだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはぁ、あぁ、あふぅ……はむう、 + んぐむうううっ、ちゅっ、ちゅっぶう、 + ぐじゅるるっ、ちゅっぷっ、んむちゅ」 +\endtext + +\text +口マ●コという言葉に、オルフィスは +かすかに恥じらいの表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +だが、カイムの表現ももっともだと思い、 +ペニスをくわえ直す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐむうう、ちゅっぷ、ぶちゅるるっ、 + ずぶじゅるううっ、んむちゅっ、ちゅ、 + んじゅっちゅううっ、ぐじゅるるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、もっとも、マ●コの方は口ほど + 器用ではないな。俺の協力がなければ、 + チ●ポをしごくこともできんしな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ずじゅるるるぅっ、ちゅっぷ、ちゅぶっ、 + じゅぶじゅぶぶううっ、ぐっちゅるるっ、 + んむっちゅうっ、ちゅぼっ、ぐじゅ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んふあぁ……んぅ、人の口のこと、 + マ●コ呼ばわりしてるけど、あんたの + チ●ポだって、ヒクヒクしてるじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ、くわえ込んでる口マ●コが + 極上だからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ちゅっ! ふふっ、まあ、そう + 言われると、悪い気はしないね。 + ちゅ、ちゅう、れろろっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、満足げな笑みを浮かべると、 +唾液と先汁でテラテラと輝くペニスを、 +上から下まで舐め上げる。 +\endtext + +\text +すっかり、カイムの怒張に奉仕することに +夢中になっているようだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっちゅっ、ちゅば……っ、ああ、 + 舐めても舐めてもあふれてくるよ。 + いやらしい汁が」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の唇が、チ●ポに吸い付いて + 離れないからな。致し方ない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んちゅっ、ちゅるるるっ、ちゅぱっ、 + んふふ。そりゃ、これだけの + チ●ポだからねぇ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、含み笑いをしながら、 +尽きぬ泉のように溢れでてくる +先汁を舐めとり続ける。 +\endtext + +\text +舌先が、敏感な亀頭を這い回るたびに、 +カイムの腰に熱くて重い痺れが走る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それじゃ、もっと舐めてあげるよ。はむ、 + んっちゅ……ずぶぶっ、ぶじゅるっ、 + んぐっちゅううっ、ちゅぼぼっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬっ!」 +\endtext + +\text +一度口内から出され、冷えた空気に触れた後、 +もう一度熱い粘膜に包み込まれ、カイムは +思わず呻いていた。 +\endtext + +\text +その反応に気をよくしながら、オルフィスは +きつく窄めた唇で肉竿を締めつけながら +しごき立てる。 +\endtext + +\text +カイムは、突然激しくなったオルフィスの +動きに、思わず呻いていた。 +\endtext + +\text +そして、彼女を制止しようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィス、ちょ、ちょっと待て! + それはさすがに激しすぎる! + もう少しゆっくり……ぐっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐっちゅうううっ、ずじゅるるっ、 + んじゅぶっ、ぶじゅうるるるっ、 + ちゅっぷう、んぐむちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! あっ! オルフィス、 + 聞こえないのか、オルフィス!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐぶじゅうううっ、んむちゅるうっ、 + ちゅぼぼっ、ぐぶっちゅっ、ちゅむ、 + んぐじゅるるるっ、ちゅじゅうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まずい……う、あっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぶぶぶっ、じゅっちゅううんっ、 + ちゅじゅうううっ、むっちゅっ、 + ちゅぼっ、ぐじゅるぼっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、う……あぁっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ぐっむうううーっ!? んぐっ、 + ぶじゅっ、ぐぶっちゅっ、 + ぐじゅるぶうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が耳に入っていなかったのか、 +オルフィスはいきなり口内に射精されて +目を白黒させていた。 +\endtext + +\text +あるいは、ただ舐めしゃぶるという行為に +夢中になりすぎていただけだったのかも +知れない。 +\endtext + +\text +いずれにせよ、突然口中に大量の濁精を +注ぎ込まれたため、オルフィスは慌てた。 +\endtext + +\text +それでも、むせないように注意しながら、 +ドクドクと噴き上げる濁汁を舌ですべて +受け止める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぶぶぶっ、ぶじゅるるっ、ぐじゅっ、 + ずぶっちゅううっ、んむふうう、 + んぅっ! くふうううーっ!」 +\endtext + +\text +あまりにも大量の精液に、オルフィスは +息苦しささえ覚えた。 +\endtext + +\text +しかし、自分がカイムの注意を聞かずに +射精させてしまったことに責任を感じ、 +すべてを受け止めることにする。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ! う、くっ!」 +\endtext + +\text +ビクン、ビクンとオルフィスの口内で +ペニスが跳ね、射精が終わる。 +\endtext + +\text +彼女はこの際だからとばかり、肉棒を +強く吸い立て、尿道の残滓をもすべて +搾り取る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ずじゅるるるるっ、んむちゅるぅぅ、 + ちゅっぼっ、ぶじゅるぼっ! ぐぶっ、 + んぐむうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、はっ!」 +\endtext + +\text +どろりと尿道口から精液の残滓が流れ出た。 +\endtext + +\text +そこでようやくオルフィスは吸い立てるのを +やめ、口内に残った精液を飲み干す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぐっ、ぐむっ! んぐむうう! ふ、 + はぁっ! あ、あぁ、はっ、はっ、 + はふぅっ!」 +\endtext + +\text +喉を、固体のように濃い精液が流れ落ち、 +オルフィスは息苦しさを感じた。 +\endtext + +\text +それでも、カイムが満足してこれだけ +出してくれたのだと思うと、達成感の +ようなものがこみ上げてくる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「じゅるるるるぅんっ! ちゅばっ、 + ちゅっ、ちゅっぷ、んちゅううっ、 + ちゅむるっ! ぐじゅちゅうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! チ●ポの掃除までしてくれるとは + 気が利いているじゃないか」 +\endtext + +\text +亀頭や竿にへばりついた精液。オルフィスは +それらもきれいに舌でこそげ取って飲み干す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふはぁっ! はぁっ、はぁっ、あ、ああ、 + くはぁぁっ!」 +\endtext + +\text +すべてが終わったところで、オルフィスは +ようやくペニスから口を離した。 +\endtext + +\text +唇をきつく窄め、首を振ってペニスを +しごき立てるという激しい運動をして +いたため、息が上がっている。 +\endtext + +\text +彼女は、暑い盛りの犬のように口を開けて +ハァハァと喘いだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「随分とチ●ポに執心だったようだが、 + そんなに美味かったのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、ああ……そうじゃないけどさ、 + なんか、舐めるって行為そのものに + 夢中になっちまって……」 +\endtext + +\text +カイムに問いかけられ、ぼうっとした +頭でそう答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、目的が手段になったという + ところか? まあいい。 + いずれにせよ、愉しめたのだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、愉しんでもらえたらなにより + だけど……これで終わり + じゃないんだろうね?」 +\endtext + +\text +オルフィスは、やや放心気味だが、 +そう言ってまだ硬度を失わぬ +ペニスを手でしごき立てた。 +\endtext + +\text +その仕草に、カイムもまた、笑って +答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だろう? 俺がこの程度で + 満足すると考えているなら、まだまだ + 甘いと言わざるを得ないな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうこなくっちゃね……じゃあ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、来い」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってうなずくと、いったん +オルフィスを下がらせて身体を起こした。 +\endtext + +\text +そして、彼女を手招きし、自らの +怒張をまたがせる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっふううーんっ! ふあっ、はぁん!」 +\endtext + +\text +オルフィスは自ら、膣口に亀頭をあてがうと、 +ゆっくりと腰を下ろした。 +\endtext + +\text +ズブブブ……と、空気の抜ける音と共に +ペニスがヴァギナへ潜り込んでいく。 +\endtext + +\text +同時に、ビチャッと大量の愛液が肉棒に +押し出されて肉幹を伝う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、チ●ポを舐めるだけで、これほど + マ●コを濡らしていたとは驚きだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んぅ、あんたも言ったじゃないのさ。 + 口マ●コって。口でチ●ポをくわえてても + アソコが疼いちゃってぇ……!」 +\endtext + +\text +そう言うと、オルフィスは切なげなため息を +漏らした。 +\endtext + +\text +火のついたように熱いその吐息には、彼女の +官能が含まれていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、深い……深いよ。すごく、奥まで + 届いてる……んぅっ! くふううっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう言いつつ、臼を引くように +腰をひねり、怒張に自らの愛蜜を馴染ませて +いく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、自分から腰を振るとは。もう + 待ち切れんと言ったところか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、そうだよ、恥ずかしながら、 + 疼いちゃって仕方ないんだ。 + だからさ……早く!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。たっぷりと愉しめ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁぁんっ! あっ、あーっ、ん、ふっ、 + くうううっ! い、いいっ! + すごく……いいよっ! あっ、はぁっ!」 +\endtext + +\text +ぐいぐいと肉棒に子宮口を突き上げられ、 +オルフィスは思わず喘いでいた。 +\endtext + +\text +彼女の膣穴は、カイムの肉棒を +しゃぶっている時から、それを挿入される +ことを待ち望んでいた。 +\endtext + +\text +それがかなえられたのだ。膣壁は、 +一瞬でも多く、長くペニスに触れ合おうと +歓喜に打ち震える。 +\endtext + +\text +ざわざわと蠢く皺襞が肉竿にまとわりつき、 +擦り上げ、包み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、お前のマ●コも待ちきれなかった + ようだな。浅ましいくらいに、チ●ポに + 吸い付いてくる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、そんな、そんなつもりは……ん、 + はっ! あっ、あっ、あーっ、くうっ、 + ふああっ! はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが、そんなつもりは……だ。 + そうやって淫らに自分から腰を振っている + くせに」 +\endtext + +\text("カイム") +「認めてしまえば、もっと愉しめる + というのに、な」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あくっ、くはぁぁっ! み、認める! + 認めるからぁっ! もっと、 + 気持ちよくしておくれよ……んっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んんんーっ!? くああっ! あはぁっ、 + あっ! あ、お、奥にっ、き、来てるっ! + ふああんっ! あ、あひあああんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの口から懇願の言葉が出る。 +\endtext + +\text +同時に、カイムがぐいと腰をうねらせ +怒張を突き上げた。 +\endtext + +\text +子宮口にまで達する亀頭に、オルフィスが +呻く。 +\endtext + +\text +カイムはそのまま、ぐいぐいと怒張の +切っ先を子宮口へと押し当てる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あああっ、い、いいっ、奥が、 + 奥がいいのっ! はぁんっ! あっ、 + ああっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。お前は子宮口を責められると、 + いい声で鳴いてくれるな。ほら、 + これでどうだ? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はひいいんっ! あ、あひあっ、あっ、 + くあっはああんっ! んぅぅ! くう、 + あ、あふあっ! はうんんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの突き上げに、オルフィスは +なすすべもなく翻弄される。 +\endtext + +\text +もっとも敏感な部分の一つである子宮口。 +\endtext + +\text +そこに、下からの突き上げと、自らの +体重が掛かる。 +\endtext + +\text +そのため、オルフィスは二重に強い +快感を味わうことになった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ! つ、強すぎるっ! + んはああっ! ふ、深いっ! 深くて、 + ああ、怖いっ! ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。さすがに届きすぎたか。 + だったら、自分で腰を振って調整すれば + いいだろう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、はっ! ああっ、あひああんっ、 + んくっ! くふううんっ! はふっ、 + んっはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、オルフィスは自ら、淫らに +腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +ごつごつと、亀頭が子宮口を直撃し、鮮烈な +快感が彼女を射貫く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ! くはあっ、はっ、あ、あふぁっ! + ん、ぐふっ! はぐっ、んぐううんっ! + ああっ、い、いいっ! いいのっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あーっ、いい、くうううんっ! はふっ、 + あっふううんっ! ひ、ひうっ! くぅ、 + あ、あぁんっ! いいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、なかなか激しいな。そんなに + チ●ポが欲しくてたまらなかたのか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「い、いや! そ、そんなこと、い、 + 言わないで、おくれよ……あ、あっ、 + はひんっ! ひあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前のマ●コは、物欲しげに + チ●ポをむさぼっているぞ? + これが違うとでも?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そんな……ああっ、そんなこと! くぅ、 + ふぅんっ! あはぁっ! あ、ああっ、 + でも、うぅんっ、でも、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、どっちなのだ? いいのか、 + よくないのか。はっきりしてくれ」 +\endtext + +\text +カイムは、笑いをこらえながらそんなことを +言いつつ、更にオルフィスを責め立てる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はひいいんっ! あっ、あひあっ、 + んぐううっ! い、いいのっ! 子宮、 + チ●ポで突かれて気持ちいいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり感じていたのだな。ま、これだけ + されて感じないのなら、それは不感症だ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああっ! あっ、あぐっ、んぐううっ、 + お、おふっ! んふうううっ、はふっ、 + くああっ! あ、あはああああーっ!」 +\endtext + +\text +波濤に弄ばれる木の葉のように、 +オルフィスの身体が揺れる。 +\endtext + +\text +それはカイムが下から突き上げているから +だけではない。 +\endtext + +\text +オルフィスもまた、彼女自身が気付かぬ間に +より大きく腰をうねらせていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あーっ! あ、く、来る! 来ちゃうよ、 + 来ちゃうよっ! す、すごいのが、 + すごいのが来ちゃうよぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そのようだな……急に締め付けが、 + ぬうっ、きつくなってきた……ぐぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムが舌を巻くほどに、オルフィスの +ヴァギナが激しく収縮を始める。 +\endtext + +\text +それは彼女の身体が絶頂へと向けて +加速していくことの証拠だった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はあああんっ、あ、あぁぁっ! イク、 + イッちゃう……あっ、い、イク! + んぁぁぁっ! イク、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、たっぷりと膣内にくれてやる。 + 残さず飲み干せ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、ちょうだい! チ●ポミルク! + チ●ポミルク、マ●コに注いでぇっ! + はひんっ! あひいいんっ! ふぁ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの律動が、次第に不規則に +なっていく。 +\endtext + +\text +ペニスから与えられる快感が大きすぎ、 +自らの身体を制御できないらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、来る、来ちゃうっ! んはぁぁっ、 + あっ、あっ、イク、イク、んぅっ! + イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬううっ! くあっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふああああーっ! あっ、あああっ、 + ひあああ! + は、あ……あああーっ!」 +\endtext + +\text +ドクッ、ドクドクッ、ビュッ。 +\endtext + +\text +オルフィスの胎内でペニスが脈動する。 +\endtext + +\text +尿道口を割って、濁精が膣内へ吐き出される。 +\endtext + +\text +その迸りが引き金となって、彼女は +絶頂した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひ、んんっ! くああっ、あ、熱いっ、 + 熱いのぉっ! い、いっぱい! ああっ、 + 熱いのがぁっ、いっぱいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うっ!」 +\endtext + +\text +ドプドプと射精を続ける肉幹。それを +媚肉が締め上げ、擦り立てる。 +\endtext + +\text +更なる刺激によって、できるだけ多くの +精を注がせようとする雌の肉体の反応だ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはあああーっ! あああっ、あ、ぐっ、 + ま、まだ出てるっ! はひぃっ! + まだ、熱いのが……出てるうぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この際だ、全部持っていけ……くっ!」 +\endtext + +\text +カイムが下腹に力を入れ、怒張をぐいっと +内奥へ叩きつける。 +\endtext + +\text +同時に、尿道の残滓が噴き上がり、子宮口を +叩く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひあああっ!? そ、注がれてるっ!? + 子宮に、直接、精液注がれてるっ!? + あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ん、はああっ、あっ、はっ、はっ、あぁ、 + く、はぁぁぁーっ!」 +\endtext + +\text +ようやく射精が終わり、同時にオルフィスは +その口から大きな吐息を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、まただな。チ●ポミルクを + 注がれると、胸からミルクが漏れる。 + どうやら、癖になっているようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ……」 +\endtext + +\text +カイムに言われ、オルフィスは自分の胸元に +目をやった。 +\endtext + +\text +彼の言葉通り、乳首からは乳汁が +したたっている。 +\endtext + +\text +絶頂時、全身が硬直したために、胸に +力が掛かり、押し出されてきたものだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあ、いつも通りに気持ちよかった + と解釈していいのだろうな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいや」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、オルフィスは首を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いつもより、ずっと気持ちよかったよ」 +\endtext + +\text +どこか、陶酔したような表情で +オルフィスが言う。 +\endtext + +\text +その口元には、微笑みが浮かんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、なかなか言うではないか。 + だったら、まだ俺につきあえるな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え? ちょっと待っ――んああっ! + あ、あああっ! そんな、急に、 + ひあああああーっ! あはぁっ!」 +\endtext + +\text +余裕の笑みを浮かべていたオルフィスも、 +再びカイムが動き始めると素っ頓狂な +声を漏らした。 +\endtext + +\text +絶頂直後、敏感になっている膣内を +硬い肉棒で擦り上げられ、熱を帯びた +痺れが、ジンジンと全身を駆け巡る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひううんっ! あっ、そんな、は、 + 激しいっ! 急に、されたら、あぁ、 + お、うああっ! んくううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや。先ほどまでの余裕の表情は + どこへ行ったのだ? んん?」 +\endtext + +\text +カイムは底意地の悪い笑みを浮かべ、 +ただひたすらにオルフィスの膣内を +怒張で蹂躙する。 +\endtext + +\text +その感覚にオルフィスは打ち震え、カイムの +なすがままとなっていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひうっ! くっはああーっ! あああっ、 + はんんっ、ふぐっ! あ、あひんんっ、 + ひ、ひぐっ、うっぐうううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は余裕をなくしているようだが、 + お前の身体は、もう既にチ●ポを + 受け入れ始めているぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、ああああっ、そ、そんなっ、 + あぐっ、ぐうううっ、はふあぁっ! + ひ、ひあああっ! あ、あぐっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいっ! そんな、つ、突かないで、 + 奥、突かないでぇっ! ああっ、そんなに + されると、ぐうっ、痺れるっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、オマ●コ! オマ●コと子宮、 + 痺れちゃう! ひぐっ、んはああっ、 + はっ、あっ、ああっ! くあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの容赦ない責めに、オルフィスは +息も絶え絶えになっていた。 +\endtext + +\text +それでもカイムは責めの手を緩めず、 +オルフィスの膣内を肉棒でかき回し続ける。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはああっ! あひあああっ、くうっ、 + んっぐううーっ! ふはっ、はぁぁっ、 + あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。先ほどまでは余裕綽々 + だったではないか。んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くひいいっ! おっぱい! おっぱい、 + だめぇっ! つ、つかまないでぇっ! + ああっ、揉まないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの手が伸び、ぷるぷると弾む乳房を +つかむ。 +\endtext + +\text +思いの外、強く握りしめられ、オルフィスは +ガクガクと身体を震わせた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、ひあっ、あ、あうっ! んふぁっ、 + はうんんっ! くううんっ、あーっ、 + あっ、あっ! ひぐっ、んううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、よく弾む胸だな。手触りもいい。 + まるで手に吸い付くようだ。どうやら、 + 揉んで欲しくてたまらんようだな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ち、違う、あ、ああっ、い、弄っちゃ、 + 弄っちゃだめ! ああっ、ひああっ、 + 熱い! おっぱい! おっぱい熱いっ!」 +\endtext + +\text +カイムが乳房を強く握るたびに、 +オルフィスの全身が熱く燃え上がる。 +\endtext + +\text +それと同時に、ヴァギナもまた物欲しげに +ヒクヒクと蠢いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、乳房を握られると、マ●コが + 物欲しげに吸い付いてくるぞ? + もっとして欲しいのか? ほら」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひああああーっ! あっ、あぐはっ、 + んああっ、だめ、だめぇっ! + それ以上されたら、ま、また……!」 +\endtext + +\text +オルフィスの身体を走り抜ける戦慄が +次第に大きくなっていく。 +\endtext + +\text +彼女は自らも気付かぬうちに、カイムの +下腹に尻を押しつけるようにして、 +ペニスをむさぼっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろイキそうなのか? さっきから + ケツがもじもじしているな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああああっ、い、イク! イッちゃうよ、 + イッちゃう! ああっ、あんああっ、 + はっぐううっ! ふあっ、はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは、再び絶頂へ向けて +加速していく。 +\endtext + +\text +カイムも、彼女の膣内へ射精するため、 +激しく腰を突き上げ始めた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうああああっ、あっ、あっ、届くぅ、 + お、奥にぃっ! 届くのっ! チ●ポ、 + チ●ポ奥までぇっ、届いてるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、子宮口まで……くっ、届いて + いるぞ。ほら、もっと突っ込んでやる。 + どうだ? んん?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいいっ! ふ、深いっ! 深くて、 + 怖いぃっ! 奥まで来すぎてるっ! + 奥までぇっ、来ちゃってるぅっ!」 +\endtext + +\text +はらわたまで突き上げられるような +激しすぎる悦楽にオルフィスは、興奮と +同時に恐怖をも覚えていた。 +\endtext + +\text +だが、彼女の雌の身体は貪欲にその快感を +むさぼり尽くす。 +\endtext + +\text +ヴァギナの皺襞が収縮し、内部を突く +肉棒に射精を促す。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おお! 出すぞ、出すぞ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、んはぁっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふうああああああんっ! あひあああっ、 + あぐっ、あっ、あっ、はあああーんっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスの絶頂と共に、カイムは彼女の +膣内へ精液を放っていた。 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと力強く噴出する濁精に、 +オルフィスの身体が痙攣する。 +\endtext + +\text +熱汁が膣壁を叩くたびに、彼女の身体は +歓喜に打ち震えた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あーっ、で、出てるっ、膣内にぃ、 + いっぱい! いっぱい出てるっ! + おチ●ポミルク、いっぱい出てるっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふあああっ、ああっ、おっぱい、 + おっぱいミルクも漏れちゃってるぅ! + はひいぃぃんっ! ひっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +彼女の言うとおり、乳首からは再び乳汁が +迸っていた。 +\endtext + +\text +やはり、絶頂の瞬間に身体に力が入るため +押し出されたようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、絶頂のたびに潮ならぬ乳を噴く + 女か。見世物小屋に出演させたら、 + いい稼ぎになるかも知れんな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「や、やだ、そんなの、やめとくれよ! + ああ、あっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの、ぞっとするような言葉に +オルフィスはぶるっと身体を震わせた。 +\endtext + +\text +同時に、自分の絶頂を、そして自分が乳汁を +噴くところを多数の観客に見られたら +どうなるのか、という好奇心も沸き起こる。 +\endtext + +\text("カイム") +「その様子では、満更でもないようだな。 + なんだったら、知り合いに頼んで、 + 出演させてやるぞ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふぅ、はぁ……ああ、あんたが一緒に + 出てくれるってんなら、考えてやっても + いいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、そいつはごめんこうむりたいな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふ、なんだかんだ言ったって、あんたも + 人並みに羞恥心ってヤツはあるんだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「出演するのは構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺のこのチ●ポと、テクニックに + 魅了された女達に追いかけ回されるのは + 遠慮したいのでな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ニヤッと口元を歪めた。 +\endtext + +\text +どうやら、本気で言っているらしい。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ……あんたに、人並みの感覚を + 期待した私がバカだったねぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「人並みではない。馬並みだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なにバカなこと言って――あぁん!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ、ま、まだするの? ああっ、 + い、いくらなんでも、ひいっ! んぐっ、 + あぁぁっ! ふあああーっ!」 +\endtext + +\text +冗談めいたことを、しごく真面目な顔で +言い放つと、カイムはいきなりオルフィスの +膣内で動き始めた。 +\endtext + +\text +これで三度目だ。 +\endtext + +\text +さすがにもう終わりだろうと安心していた +オルフィスは不意打ちを食らい、狼狽する。 +\endtext + +\text("カイム") +「誰が終わりにすると言った? 俺がそう + 宣言しない限り、いつまでも続くのだよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぐうっ、んはああっ、あっ、ひああっ、 + あっ、あっふううんっ! ふはっ、ああ、 + くううんっ、あ、あはああああっ!」 +\endtext + +\text +カイムに下から突き上げられ、オルフィスは +火のついたような熱い吐息を漏らす。 +\endtext + +\text +既に何度も抽送された膣壁は、充血し、 +肥厚していた。 +\endtext + +\text +敏感になったそこをごりごりと肉棒で +かき回され、擦り上げられる。 +\endtext + +\text +ペニスが上下するだけで、ジンジンと熱い +痺れが股間から背すじを通って頭に +直接響く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぐ、あ、あぐううっ! んはあんっ、 + はっふうううんっ、あぁっ! あひっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前の身体は、まだまだチ●ポが + 欲しくてたまらんようだ。 + これだけされても、まだ吸い付いてくる」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひいっ、んひいいいっ、くはっ、はんっ、 + あっ、あっ、あはああっ! はふああっ、 + あぐっ、んぐっむうううっ! くう!」 +\endtext + +\text +膣壁が充血し、肥厚しているため、 +ペニスとの密着度がより増している。 +\endtext + +\text +その中を縦横にかき回され、オルフィスは +より強い快感を覚えていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、すごい……すごいぃっ! + チ●ポ……くうううんっ、チ●ポが、 + 膣内で暴れてるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! マ●コの方も、さっきより + ずっと物欲しげに吸い付いてくるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「根元から引っこ抜かれて持って + 行かれそうだ」 +\endtext + +\text +そう、膣が相対的に狭くなったことで、 +抽送の際の抵抗も増していた。 +\endtext + +\text +それはとりもなおさず、 +カイムとオルフィス、双方により強い +悦楽をもたらすことになる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あああっ、い、いいっ、くうううっ、 + いいっ! 気持ちいいっ! + オマ●コ、気持ちいい……ふああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、よほど気持ちいいらしいな。 + 子宮がかなり下降してきている。 + 先ほどよりも子宮口が近い」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はっ、ああっ! 当たるっ、 + 当たるよっ! 奥に、くううんっ、 + 奥に、たくさん当たってるぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、何度も絶頂にさらされ、 +オルフィスの子宮は下降してきていた。 +\endtext + +\text +それは、子宮が精液を望んでいる +ということだ。 +\endtext + +\text +更なる濁精を浴び、受精のための準備を +整えようとしている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んはあっ、い、いいっ、ああっ、いいっ、 + 子宮! 子宮に当たってるっ! チ●ポ、 + 子宮に当たってぇ、いいのぉっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「深いっ! ああっ、深くまで来てるっ! + チ●ポ、奥まで来てるぅっ! ふはぁ、 + あっ、あっ、ひあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「先ほどまでは、深すぎると言って + 怯えていなかったか?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいのっ! 今は、奥までハメられて、 + 気持ちいいのっ! くっふうううっ、 + ああっ、いいっ! いいのっ、いいっ!」 +\endtext + +\text +本人の言葉通り、彼女の腰は深々とペニスを +迎え入れようとするかのようにうねっている。 +\endtext + +\text +そこには、先ほどまで、深すぎる挿入に +恐怖を感じていた姿はない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、ああーっ! あ、また、またっ! + また来ちまう! 来ちまうよぉっ! + はふううんっ! あっ、あはぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、俺も……今度はさすがに、これで + 終わりだ……!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょうだい! ああっ、最後の精液! + 思いっきり、オマ●コに中出ししてっ! + 子宮に精液浴びせてぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの絶頂が近づいたことを悟り、 +オルフィスはより激しく腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +カイムもまた、その動きに合わせるように +下からの突き上げを激しくしていく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひぐっ! んぐっはああーっ、ああっ、 + イク、イクよぉっ! イク、んはぁっ、 + あああっ! イク……くふううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、ふううっ! そろそろ、出すぞ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「来て! 思いっきり膣内に来てぇっ! + おチ●ポミルク、マ●コの奥にっ! + 子宮に! たっぷりぶっかけてぇ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、おおーっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「くうああああああーっ! はぁぁんっ、 + あっはあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスがオルフィスの胎内で +二度、三度と律動する。 +\endtext + +\text +ドクドクと噴き上がる熱精。 +\endtext + +\text +それを膣壁に浴びて、オルフィスは +絶頂した。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふああっ、はっふうううんっ! ああ、 + 出てるっ! 膣内にっ、いっぱい! + あふれるほどぉ、出てるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +それまでに注ぎ込んだ精液と混じり合い、 +泡だった愛蜜。 +\endtext + +\text +そこへ更にカイムのペニスから精液が +注がれると、行き場を失った粘液が +膣口からだらだらと流れ落ちた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああっ、漏れてる! + 漏れちゃってるっ! + せっかく出してもらった精液ぃ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いっぱい出してもらった精液ぃ、 + 漏れちゃってるぅぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、うっ! ぐううっ!」 +\endtext + +\text +ビュルッ、ドププッ。 +\endtext + +\text +その間にもカイムは射精を続ける。 +\endtext + +\text +熱汁が何度も膣壁を叩き、そのたびに +オルフィスはがたがたと震えていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふはあああ、あっ、あっ、熱い、 + くううんっ! いっぱい、熱いのが、 + あはぁぁっ! 膣内に熱いのが……!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +オルフィスは、その最後の迸りを受け止め、 +長く尾を引くため息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁぁぁ……あっ、ああ、はぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう。さすがに、これだけ出すと + くたびれるものだな」 +\endtext + +\text +カイムもまた、一仕事終えたといった +表情でそんなことをつぶやく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、はっ、あぁぁ……ん、はぁ、 + あぁ、カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私を……傭兵や雇いの冒険者として + じゃなく、一人の人間として魔王軍に + 入れちゃくれないかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、男女の睦みごとの後に + 切り出すにしては、いささか無粋だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ、ふぅ……んぅ、そんなこと、 + わかってるよ。でもね、今、本気で + そう思ってるんだ」 +\endtext + +\text +オルフィスは、陶然とした表情ながらも、 +カイムの目を見て、はっきりとそう告げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いったい、どういう風の吹き回しだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ、現金なもんだね。これだけ + 愉しんじゃうとさ、惜しいんだよ。 + この愉しみをなくすのがさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたが死んだら、私を愉しませられる + 男がいなくなっちまうからね。 + だから、力を貸そうってのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら心配はいらん。俺は死なんからな。 + だが、お前が力を貸してくれるのなら、 + これほど心強いことはない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それじゃあ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、これからも変わらずによろしく + 頼む。オルフィス」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こちらこそ、よろしく頼むよカイム。 + いや、魔王様……かな?」 +\endtext + +\text +オルフィスは気恥ずかしげにそう言うと、 +カイムにもたれかかってきた。 +\endtext + +\text +たまにはこんなのも悪くない。 +\endtext + +\text +カイムはオルフィスの身体を抱き留めながら、 +そう考えていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_99.txt new file mode 100644 index 0000000..24f5fd6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/オルフィス_99.txt @@ -0,0 +1,47 @@ +\setgamedatatitle("オルフィス_99") + +\text("オルフィス") +「お邪魔するよ」 +\endtext + +\text +部屋に入ってきたオルフィスを、 +カイムは出迎えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、待っていたぞ。 + で、お前の息子はどうしてるんだ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「アグリに面倒見てもらってるよ。 + 昼まで預かってくれるってさ」 +\endtext + +\text +それを聞いたカイムは満面の笑みで、 +オルフィスを抱く。 +\endtext + +\text +そして、熱烈な口付けを交わす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、 + これで遠慮なく朝までヤれるな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょっと……明日も非番じゃないんだから、 + ほどほどにしておくれよ?」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("  オルフィスの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("オルフィスの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_01.txt new file mode 100644 index 0000000..2fcc04c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_01.txt @@ -0,0 +1,2111 @@ +\setgamedatatitle("グラス_01") + +\text("グラス") +「そうか……」 +\endtext + +\text +玉座に座り、 +グラスは臣下からの報告を受けていた。 +\endtext + +\text +形式上、敗戦国の捕虜という扱いを +受けているため、手には錠がはめられている。 +\endtext + +\text +玉座の背後には魔王軍の兵士がおり、 +監視と警護を続けている。 +\endtext + +\text +だが、そのような状況にもかかわらず…… +グラスの表情は穏やかだった。 +\endtext + +\text +魔王軍に占拠され、最初はわずかながらに +混乱はあったものの、今は平穏無事であると +聞いて、グラスは胸をなでおろす。 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスは……救われたのか……」 +\endtext + +\text("臣下") +「申し訳、ございません……。 + 我らの力が及ばなかったばかりに……。 + 陛下をお辛い目に……」 +\endtext + +\text("衛兵") +「陛下……」 +\endtext + +\text +敗戦国となったキロスだったが、 +魔王軍は臣下や兵を捕虜とはしなかった。 +\endtext + +\text +今まで通り彼らに帯剣を許し、 +行動の自由さえ与えていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「そう悲観するな。 + 私は今……ホッとしているのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「私では、民を守ることはできなかったで + あろうからな」 +\endtext + +\text +いけにえに捧げられるために、 +グラスは生まれてきた。 +\endtext + +\text +国を守るため、救うためと教えられ、 +十余年を生きてきた。 +\endtext + +\text("グラス") +「備えにすぎぬ……。 + ただそのために生かされてきた私だが、 + 事ここに至っては、もはや無用の長物だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが、それでよい。 + 忌まわしき慣習が私の代で終わったのだ。 + 喜ばしいことだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをひとりでブツブツ言っているのだ?」 +\endtext + +\text +靴音を鳴らしながら、 +カイムが正面より歩いてくる。 +\endtext + +\text("衛兵") +「ま、魔王カイムッ!!」 +\endtext + +\text +玉座の間の警護に当たっているキロスの兵が、 +カイムの姿を認めるや否や、ざわつく。 +\endtext + +\text("グラス") +「控えよ」 +\endtext + +\text +中には剣を抜こうとするものまで現れるが、 +グラスの一言でその場は鎮まった。 +\endtext + +\text("衛兵") +「ぐっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「キロスの内部は腐っていると思ったが、 + 忠義に厚い者も残っているのだな。 + 安心したぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……よく来たな。魔王カイム。 + いや……新たなキロス国王よ」 +\endtext + +\text +グラスはそう言うと、玉座から立ち上がった。 +\endtext + +\text +そしてカイムにその場を明け渡す。 +\endtext + +\text("臣下") +「グラス様っ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「なにを驚く? + この国は、この者によって救われたのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「無能な女王は退き、 + 有能なものが王となるべきであろう。 + それが国のため、臣民のためというものだ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「……グラス……女王陛下……」 +\endtext + +\text +今まさに、国の王が変わろうとしている。 +\endtext + +\text +その瞬間に立ち会い、複雑な表情を浮かべる +臣下、兵士たち。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムよ。さあ、座るがいい。 + 今よりこの国は、貴殿のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もういいのか?」 +\endtext + +\text +しかしカイムは玉座に座ることなく、 +代わりにグラスにそう訊ねた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……なにがだ? + 別に私は王の座に未練など……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない。身体の方は、 + もういいのかと聞いているのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……王権を譲ろうとしている時に、身体の + 心配をされるとは思ってもいなかった」 +\endtext + +\text("グラス") +「身体の方は大丈夫だ。 + むしろ、今まででいちばん軽いくらいだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「おそらく、私を縛っていた色々なものを、 + 貴殿が断ち切ってくれたからなのだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + ならばもういいな」 +\endtext + +\text("グラス") +「?」 +\endtext + +\text +小首をかしげるグラスの下腹部に、 +カイムがおもむろに手を伸ばした。 +\endtext + +\text("衛兵") +「なっ!?」 +\endtext + +\text("臣下") +「カイム殿、何をなされますっ!!」 +\endtext + +\text +それを見たキロスの男たちが血相を変えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにとは、異なことを。 + そんなもの、見ればわかるだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +今度はグラスの尻へと手を伸ばす。 +\endtext + +\text +そしてムニュムニュと +これ見よがしに揉みしだく。 +\endtext + +\text("衛兵") +「きっ、さまぁぁああっ!! + 陛下に対して何たる侮辱っ!!」 +\endtext + +\text +衛兵のひとりが剣を抜き、 +カイムに向かって切りかかった。 +\endtext + +\text("臣下") +「や、やめんかっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん」 +\endtext + +\text +カイムは衛兵の剣をかわすと、 +短く呪文を詠唱した。 +\endtext + +\text +するとカイムの腕から小さな電撃が走り、 +衛兵の身体を直撃した。 +\endtext + +\text("衛兵") +「ぐぁぁぁあああっ!! + ぐっ……ぐがぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +しかし衛兵は倒れず、剣を握ったまま、 +カイムに再度近づこうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……魔法を食らい続けながらも、 + なお立ち向かおうとするその闘志、 + 敵ながらあっぱれだ」 +\endtext + +\text +カイムが手を振ると、魔法は掻き消えた。 +\endtext + +\text +しかし衛兵の力も尽き、 +その場で膝をついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがおまえが剣を向けるべきは、 + 俺ではなかったはずだ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは――いや、ここにいるおまえたち + は、グラスをずっと見てきたのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺などよりはるかに長い時間、 + 助けを求めているグラスを見ていたはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ助けなかった? + 俺に切りかかる勇気を持ちながら、 + なぜ救ってやらなかった?」 +\endtext + +\text("臣下") +「……そ、れは……」 +\endtext + +\text("衛兵") +「……ぐ、ぅっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスを救ったのはおまえたちの誰でも + なく、この俺だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰にも文句は言わせない。 + こいつは今日から、俺の女だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +グラスを玉座に座らせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……なぜ私を玉座に座らせるのだ? + この椅子は、貴殿のものだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなものに興味はない。 + 俺が欲しいのは、おまえだけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの時の約束、覚えているか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あの時……。 + 私の部屋に、貴殿がやって来た時のこと + だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、覚えている。 + 貴殿は私が捧げられるものは、 + 2つあると言っていた」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひとつは……唇。 + そしてもうひとつはキロスを落とした時に、 + そういう約束だった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう。 + そして今が、その約束の時だ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの下腹部から、 +さらに下へと手を伸ばす。 +\endtext + +\text +大勢の臣下が息を呑む。 +\endtext + +\text("グラス") +「……?」 +\endtext + +\text +しかし当のグラスだけは、 +きょとんとした顔でカイムを見上げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……声を出してもいいんだぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ声を出す必要がある? + 貴殿は私になにをしようとしているのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、強がる必要はない。 + 感情の赴くまま、その可憐な唇でさえずれ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +グラスのスカートをめくり上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「すまない、カイム。 + 私は、貴殿の期待に応えられない」 +\endtext + +\text("グラス") +「本当に、わからぬのだ。 + 私は……どうすればいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムはそこでようやく、 +自分の思い違いに気付いた。 +\endtext + +\text +グラスは強がっているのではなく、 +本当に、何も知らないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい……おい、そこのおまえ。 + こいつ、本当に何も知らんのか?」 +\endtext + +\text +カイムは傍仕えの侍女に訊ねると、 +呆れたとも、侮蔑ともとれる態度で +返された。 +\endtext + +\text("侍女") +「……グラス様は、そのようなはしたない + ことはなにも知りません」 +\endtext + +\text("カイム") +「どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("侍女") +「そのような知識も含めて、 + 喜怒哀楽に関わることも全て、 + グラス様はなにも知らないのです」 +\endtext + +\text("侍女") +「感情が育てば、ウィンガのいけにえを、 + 拒んでしまうから……と」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん、大方そのようなことだと思った。 + 屑どもめ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム。その者を悪く言わないでくれ。 + 彼女はずっと、私に仕えてきてくれた者だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。屑と言ったのは、 + 教会連中に対してだ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスに向き直ると、 +その顔を覗き込む。 +\endtext + +\text +水晶のような瞳、雪原の様に白い肌。 +\endtext + +\text +滑らかな肌は、まるで粉雪のようでもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、本当に何も知らないわけか」 +\endtext + +\text("グラス") +「……すまない」 +\endtext + +\text("カイム") +「謝ることではない。 + おまえはなにも悪くないのだからな」 +\endtext + +\text +グラスの顎を持ち上げ、 +伏せがちな視線を上げさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは、俺が教えてやろう。 + 本来、おまえが知るべきだったものの + すべてを」 +\endtext + +\text("グラス") +「私が、知るべきだった、もの……」 +\endtext + +\text +グラスはカイムの言葉を、 +まるで心に刻み込むかのように繰り返す。 +\endtext + +\text("グラス") +「よろしくお願いする。 + 私に、教えてほしい。 + 私はまず……なにを知ればいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、いい心がけだ。 + では教えてやろう。 + おまえが最初に知るべきことは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「知るべき、ことは……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスだっ!!!!!」 +\endtext + +\text +カイムはこぶしを高々と掲げ、 +声を大にして言い放った。 +\endtext + +\text("衛兵") +「きさまっ……ふざけるなぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふざけてなどいない。 + こいつはキロス国王である前に、 + 1匹の雌だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「雌がセックスを知らずしてなんとする」 +\endtext + +\text("衛兵") +「くっ……陛下を、雌呼ばわりだと……。 + 許さんっ、許さんぞっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハハハッ、許さんだと? + おまえ達がぼやぼやしているから + 俺のような輩に大事な女を獲られるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はグラスを助けた。 + だからこいつはもう、俺の女だ。 + 先ほどもそう言っただろうが」 +\endtext + +\text +玉座の間に響き渡る大声で、 +カイムはそう宣言した。 +\endtext + +\text +すると魔王軍の兵士たちが、これに呼応する。 +\endtext + +\text +その宣言に、 +異論を唱える者は、もはやいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、さぁ、グラス。 + それでは、捧げてもらおうか。 + もうひとつのものを」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは、なんなのだ? + 私に、本当にそれがあるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、あるさ。 + ではいただくぞ、おまえの……初めてをな」 +\endtext + +\text("グラス") +「分かった。あるというなら、あるのだろう。 + 私は貴殿に、それをささげる。 + そういう約束だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ぬぅ……」 +\endtext + +\text +カイムの頭の中では、 +悔しがりながらも感じてしまうグラスという +展開がこの先続く予定であった。 +\endtext + +\text +しかし性知識の全くないグラスには、 +そもそも羞恥心というものが欠如している。 +\endtext + +\text +調子を崩されながらもカイムは気を取り直し、 +グラスへと手を伸ばすのだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「私は……何をすればいいのだ?」 +\endtext + +\text +服をはだけさせられ、 +股を大きく開かされたグラスは、 +カイムを不思議そうに見上げている。 +\endtext + +\text("臣下") +「女王陛下っ……」 +\endtext + +\text("衛兵") +「くっ……うぅ……」 +\endtext + +\text +手を縛られ、今にも犯されそうになっている +主君から、兵士たちは目を逸らした。 +\endtext + +\text +自らの無力に涙しながら、 +歯を食いしばっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、まずはクンニから教えてやろう。 + 濡れていなくては俺のものは入らんからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「? わかった。よろしく頼む」 +\endtext + +\text +事ここに及んでも、グラスは自分がこれから +なにをされるのかが、わからない。 +\endtext + +\text +きょとんとした表情のまま、 +言われるがままに股を開いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのこの部分、 + 名前は……もちろん知らないのだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「股間、ではないのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に一から教えねばならんようだな」 +\endtext + +\text +カイムが笑いながらそう言うと、 +グラスは申し訳なさそうに瞳を伏せた。 +\endtext + +\text("グラス") +「す、すまない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「謝る必要はない。無垢な女を + 自分の色に染め上げる……。 + 素敵なことではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではまず、この部分……」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの股間に顔を近づけると、 +舌を出して秘裂を舐めあげた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひゃっ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの足が、ピンッと伸びた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、可愛い声が出るではないか。 + ここが、マ●コだ。覚えておけ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ま、マ●コ……あぁっ…… + マ●コっ……お、覚えた……」 +\endtext + +\text +グラスは未知の快感に戸惑いながらも、 +カイムの言葉に従う。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、この反応…… + 自分ですら触れたことがないのだろうな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あぁ……ない……。 + そこは触れてはならない場所と…… + 教えられて、きたから……」 +\endtext + +\text +カイムの舌が、チロチロと尿道を舐めた。 +\endtext + +\text +ピリピリとした塩味が、カイムの口に広がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「その禁忌の場所を今舐められている + わけだが、どうだ? どんな感じがする?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あくっ……んっ、ふぁっ……。 + か、身体が、勝手に……震える、のだ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、この感覚は、なんだ? + むずむずして、でも……なぜだか、 + ずっと……味わっていたいような……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これが、快感というものだ。 + 女は、マ●コを舐められたり、 + 触られたりすると感じるようにできている」 +\endtext + +\text +カイムは更にその上に舌を伸ばし、 +皮に包まれたクリトリスを舐める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひゃっ、あふぅっ……そ、そこはっ、 + なにっ……!? そこだけ、すごくっ…… + あぁっ、感じる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここはクリトリスという。 + 男でいうチ●ポみたいなものだな」 +\endtext + +\text +カイムは肉芽を舌の先で舐め転がす。 +\endtext + +\text +グラスの頬はいつの間にか赤くなり、 +膣穴からも愛液が滴っていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ……ふっ、んぅっ……」 +\endtext + +\text +氷のように無機質だったグラスの声に、 +若干の艶っぽさが混じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「男を興奮させる良い声だ。 + どうだ、気持ちよかろう?」 +\endtext + +\text +カイムは再度膣穴に舌を伸ばし、 +ほじくるようにして舐めている。 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁ……あ、あふぁ……。 + き、きもち、いい? 感じる……。 + これが、気持ちいい……?」 +\endtext + +\text +身体に伝わってくる、 +今まで体験したことのない刺激の数々。 +\endtext + +\text +それらひとつひとつを、 +グラスは快感という言葉に関連づけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。感じるということは、 + 気持ちいいということだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、あはぁ……気持ち、いい……。 + マ●コ、気持ちいい……あひぁっ!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、グラスの身体が痙攣する。 +\endtext + +\text +味わったことのない刺激に対し、 +人はあまりにも弱い。 +\endtext + +\text +数多くの女を手籠めにしてきたカイムの舌に +かかっては、処女の……しかもオナニーすら +したことのないグラスは、ひとたまりもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + こんなに愛らしくよがっているというのに」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの膣穴を舐めながら、 +視線を横へとずらす。 +\endtext + +\text +そこには顔を俯けた臣下たちが並んでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおまえたち、 + 主君の晴れ舞台なのだぞ? + きちんと見てやれ」 +\endtext + +\text("臣下") +「し、しかしっ…… + そのような恐れ多いこと……」 +\endtext + +\text("衛兵") +「……女王、陛下……」 +\endtext + +\text +主を守れなかった自分の無力さを +悔いているのか、 +男たちは一様にうなだれている。 +\endtext + +\text +これではカイムは面白くない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいグラス。こいつらに命令をしろ。 + 自分をきちんと見て欲しいとな」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁっ、はぁ……あふぁ……。 + い、言えば、いいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、 + もっと気持ちよくなりたいだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「な、なり、たい……。 + わかった……いう……」 +\endtext + +\text +グラスは口の端から涎を一滴垂らしながら、 +居並ぶ家来に視線を向けた。 +\endtext + +\text +そして喘ぎ声を交えながら、命令した。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁんっ、ふぁっ……み、皆のもの……。 + 頼む、私を……見てくれ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「目を、そらさないで……。 + 私を……あっ、あふぅんっ……見てぇっ!」 +\endtext + +\text("臣下") +「うぐっ……うぅっ……グラス、様っ……」 +\endtext + +\text("衛兵") +「陛下っ……くっ、うぁ……」 +\endtext + +\text +忠誠心の厚い者は、グラスの命令に従って +顔を上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、ひっ……見、見てる……。 + カ、カイム……見てる、ぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、よくやった。 + これで、俺も興が乗るというものだ」 +\endtext + +\text +カイムはさらに顔を近づけ、 +舌を奥深くまでねじ込む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ! ひっ、んっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ、うぅっ……か、身体がっ……。 + さっき以上に、気持ちよく、なって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、見られて感じているのか? + おまえも俺と同じ性癖を持っている + らしいな」 +\endtext + +\text("グラス") +「せ、性……癖。見られて、感じる……。 + あ、あはぁっ…… + そ、そうなのかも、知れな、いっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、カイムが言うのなら、 + きっと、そうなのだろう」 +\endtext + +\text +鳥は、初めて見た動くものを +親だと思い込むという。 +\endtext + +\text +グラスは、自分を鳥籠から出し、 +救ってくれたカイムを無条件で信用している。 +\endtext + +\text +知識がなく、まっさらなグラスは、 +カイムが白と言えば、たとえ黒であっても、 +それを白だと信じるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「見られることは、恥ずかしいことではない。 + 気持ちいいことだ。股をもっと開き、 + もっと見てもらえ」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、あんっ……わ、わかった……。 + こ、これで……いいか? + 遠くの者も、ちゃんと、見えているか?」 +\endtext + +\text +玉座の上で、 +グラスは自分から大きく股を開く。 +\endtext + +\text +その痴態を見た兵士たちは、 +顔を赤くし、股間を膨らませてしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、グラス。 + おまえも気持ちよかろう? + 身体が、どんどん軽くなっていくだろう?」 +\endtext + +\text +愛液をだらだらと滴らせる膣穴を +舐めほじくりながら、カイムが訊ねる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、ひぃっ……んっ、あぁっ……。 + 気持ちいいっ……身体が、ふわって、 + あはぁっ……」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +グラスの肢体が断続的に震える。 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイム……こ、これは、なんだっ!?」 +\endtext + +\text +快感に蕩けながら、 +不安げにカイムを見上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? イキそうなのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「い、イ……キ、そう? あはぁぁああっ! + ち、違うっ……むしろ逆に、 + なにかが、来そうなのだっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それは絶頂、またはアクメという。 + 何も怖がることはない。 + 股を開いたまま、それを受け入れろ」 +\endtext + +\text +カイムの舌が、ヌリュッと膣内に入り込む。 +\endtext + +\text +処女膜に塞がれた部分まで舌先が到達し、 +グラスの視界の端がチカチカと明滅する。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっひぁぁああっ! ア、アクメ? + 絶頂? ふぁっ……分かった……。 + 受け入れ、るっ……」 +\endtext + +\text +グラスはググッと股を再度開き、 +歯を食いしばる。 +\endtext + +\text +初々しいその反応はカイムを興奮させ、 +舌の動きを鋭くさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これから、おまえを未曾有の快感が襲う。 + 目の前が真っ白になり、何も考えられなく + なる。それが、アクメだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁ、はぁ、はぁっ……アクメ……。 + こ、怖いっ……けどっ、 + カイムを、信じる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「アクメしたなら、ここにいる者たちに + わかるよう、イクと言え」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……言う、あぁっ!! + 来るっ……来るっ、アクメ、来るぅっ!! + マ●コ気持ちいいっ、マ●コ、マ●コっ!」 +\endtext + +\text +羞恥心を持たないグラスは、 +ためらいなく卑猥な言葉を連呼する。 +\endtext + +\text +無垢な少女を淫らに染めているという自覚が、 +カイムを昂ぶらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、イクがいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +舌先でグチュリと膣穴をほじくった。 +\endtext + +\text +それがとどめとなり、 +グラスは生まれて初めてのアクメを +味わわされた。 +\endtext + +\text("グラス") +「イッ、イク、イク、イクゥゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +玉座の間に、グラスの嬌声が響き渡った。 +\endtext + +\text +グラスが今まで生きていたなかで、 +もっとも声を張り上げた瞬間だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ気持ちいいだろう、グラス?」 +\endtext + +\text("グラス") +「き、きもちいいっ!!! + マ●コ気持ちいいっ! イク、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +足を何度も痙攣させながら、 +グラスは絶頂し続ける。 +\endtext + +\text +その間も、カイムは膣穴をほじくり、 +快感を与え続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「マ●コ、マ●コがいいっ!! + 本当に、目の前が、真っ白になって……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁぁああっ、なにも、かんがえられなっ、 + あひぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text("臣下") +「…………っ!」 +\endtext + +\text("衛兵") +「…………ツ!?」 +\endtext + +\text +グラスの嬌声に驚き、 +男たちは目を見開いている。 +\endtext + +\text +何年も仕えていながら、男たちはグラスの +ほんの一面しか知らなかった。 +\endtext + +\text +女らしく、艶っぽく喘ぐグラスなど、 +これまで想像すらできなかったのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +しかしグラスは、変身を遂げた。 +\endtext + +\text +知ることで、生まれ変わった。 +\endtext + +\text +そのきっかけを与えたのは、魔王カイム。 +\endtext + +\text("グラス") +「……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グラスは玉座の背に身体を預けながら、 +大きく息をしている。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、これが……セックス、なのか? + 私はこれで……お前に、ふたつめを、 + 捧げられたのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、まだだ。むしろこれからだ。 + 今までのは、単なる下準備にすぎん」 +\endtext + +\text("グラス") +「し、下準備…… + こ、こんなに、気持ちいいのに……?」 +\endtext + +\text +アクメの余韻に包まれたまま、 +グラスは呆けた顔でカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これから、もっと気持ちよくしてやろう。 + だがその前に、 + おまえには正式に誓いを立てて貰う」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の女になるという、誓いをな」 +\endtext + +\text("衛兵") +「なっ、むぐぐっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その誓いをもって、 + キロスを正式に俺の国の一部とする」 +\endtext + +\text("カイム") +「異存は……あるまいな?」 +\endtext + +\text +カイムのその問いは、グラスにというよりも、 +臣下たちに向けられたものだった。 +\endtext + +\text("臣下") +「…………」 +\endtext + +\text +臣下たちはグラスとのセックスは +ともかくとして、魔王軍による統治自体に +異論はない。 +\endtext + +\text +故に胸中に様々な感情を抱きつつも、 +沈黙を続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「その沈黙をもって、是とする。 + さぁ、キロス女王グラスよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「誓いの言葉を教えよう。 + ここにいる者全員を証人として、 + 誓いを立てよ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、グラスの耳元で囁く。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それを……言えば、いいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、この場にいる男たち + すべてに聞こえるように、大声でな」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。 + 皆の者……聞いてくれ……」 +\endtext + +\text +グラスは無意識に唇を舌で湿らせると、 +目の前のカイムを見つめた。 +\endtext + +\text("グラス") +「キロス女王、グラスは…… + 今、この時より……魔王軍のあるじ、 + カイムの……女に、なる」 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスの全権をカイムに託し、 + 私は……1匹の、雌になる」 +\endtext + +\text("グラス") +「これから私はカイムに、処女を、捧げる」 +\endtext + +\text("グラス") +「どうか……み、見ていてくれ……。 + 私の処女膜が、破られる瞬間を」 +\endtext + +\text("衛兵") +「ぐっ……うぁっ……女王陛下……」 +\endtext + +\text("臣下") +「……グラス陛下……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハハハハっ!! + わかったかっ! + こいつは、俺の女なのだっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁグラス。 + 最後の1つを捧げてもらうぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text +既に勃起しているそれを見ても、 +性知識のないグラスは眉をピクリとも +動かさない。 +\endtext + +\text("グラス") +「処女というものが……そうなのか? + ならば……ぜひ、そうしていただきたい。 + 膜を破って……貴殿の、女にしてくれ」 +\endtext + +\text +カイムはクチュッと、 +処女穴に亀頭をあてがう。 +\endtext + +\text +既に舌で充分に濡らしたその穴だが、 +やはり処女ということもあり、きつい。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、カイム……少し、痛い……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろうな。その痛みを覚えておけ。 + おまえが一生に一度しか味わえん、 + 大事な大事な痛みだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、グラスにキスをする。 +\endtext + +\text +そしてその直後、 +ググッと腰を前へと突きだした。 +\endtext + +\text("グラス") +「あくぅっ……んっ、んんんっ!!」 +\endtext + +\text +ブツッと、鈍い音がしたかと思うと +肉棒がズリュリュッと膣内に入り込んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、かはっ……はっ、あっ……」 +\endtext + +\text +グラスは破瓜の痛みに顔をしかめる。 +\endtext + +\text +膣穴からは、 +愛液とともに血があふれ出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、初めて男を受け入れた。 + この痛みが、その証明となる」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を膣奥までねじ込むと、グラス +が落ち着くまではと、腰の動きを止めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「な、なにやら……嬉しげだな……。そんな + 無防備な顔をしている貴殿を見るのは、 + 初めてだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの処女を奪えたのだ、 + 嬉しくないわけがないだろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「処女というものは、そんなに…… + あ、んくぅっ……価値があるものなのか?」 +\endtext + +\text +グラスの膣穴は、 +当然のことながら狭く、きつい。 +\endtext + +\text +カイムの太く長い肉棒を、 +根元まで呑み込むことができない。 +\endtext + +\text +しかしそれでも、十分に濡れた膣穴は +心地よかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それだけの価値がある。 + 大軍を率い、国を落とそうと思うほどにな」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、んっ……こ、こんなことで、 + そんなに喜んでくれるとはな……」 +\endtext + +\text("グラス") +「悪くない気分だ。 + 約束は……これで、果たせたのだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、おまえの初めてはすべて俺が頂いた。 + あとは俺がおまえとの約束を果たすだけだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑い、 +ゆっくりと腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ひぃっ……あくっ、うぅっ!!」 +\endtext + +\text +気を抜けば押し出されてしまいそうなほど +きつい膣穴を、カイムの肉棒がゴリゴリと +えぐる。 +\endtext + +\text +グラスの身体中を、痛みが駆け巡る。 +\endtext + +\text("カイム") +「痛いか、グラス?」 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、あはぁっ……いた、いっ……。 + で、でもっ……それだけじゃ、なくて……。 + あ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +グラスの膣奥を、ゆっくりとではあるが、 +執拗に亀頭で突き上げる。 +\endtext + +\text +すると痛みに紛れ、別の感覚がグラスを襲う。 +\endtext + +\text("グラス") +「ま、マ●コ舐められたときみたいに…… + あぁっ、気持ちいいっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「痛いけどっ……あぁっ、気持ちいいっ! + カイムっ……これっ、これは、 + いったい何だっ……」 +\endtext + +\text +年相応の少女のように、 +グラスは目の端に涙を浮かべている。 +\endtext + +\text +そんな少女をいたわるかのように、 +カイムは涙をぬぐい、微笑みかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「これが、セックスだ。 + 女のおまえが、もっとも知るべきだった + もののひとつだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「せ、セックス……ふぁっ……あぁっ!! + これがっ、んっ、あひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +狭い膣内を太い亀頭でえぐられ、 +グラスは足をビクビクと震わせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「痛みがどんどん……なくなっていくっ! + き、気持ちいいのだけが、残って…… + あぁっ! おかしく、なりそうだっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク、そうか。それはいいことを聞いた。 + ならばもう少し、速度を上げるとしよう」 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、ふぇっ!?」 +\endtext + +\text +快感に理性を蕩かされつつあるグラスは、 +カイムの言葉の意味を +すぐには理解できなかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの手首ほどもある太さの肉棒に、 +ズポズポと音を立てて穴をほじくられる。 +\endtext + +\text +亀頭のエラが膣粘膜をひっかき、 +今まで知らなかった快感を +グラスに覚え込ませていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムッ……あぁっ!! + 私のお腹の中がっ……ひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムのでっ…… + かきまわ、されっ、てっ……」 +\endtext + +\text +ビク、ビクビクッと、 +グラスは玉座の上で激しく肢体を痙攣させる。 +\endtext + +\text +膣穴はさらに締め付けを増し、 +肉棒を圧迫してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「苦しいか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ!? + ちがっ……苦しく、なっ、いっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ま、またっ……来るっ……。 + 来そうだっ!! イクのが、来るっ!! + あぁ、私もうっ……頭が、混乱して……」 +\endtext + +\text +グラスは冷静沈着で、 +普段は感情というものを表に出さない。 +\endtext + +\text +いや、感情を抱くという事すら、 +禁じられていたのだろう。 +\endtext + +\text("グラス") +「気持ちいいっ! マ●コが気持ちいいっ! + カイムっ、私っ……私っ、またイクッ!!」 +\endtext + +\text +しかし今カイムの目の前にいるグラスは、 +感情をむき出しにして、快感によがっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、処女を捧げたばかりだというのに + もうイクのか。思いのほか淫乱だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……抑圧されていた分が、 + いまになって押し寄せたか? + まぁどちらでもいい」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、グラスを見下ろす。 +\endtext + +\text +そして亀頭に力を込め、 +ギュウギュウに締まる膣内をえぐり続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムッ……カイムーーーーーッ!! + 私はっ、どうすればいい? + カイムっ、私っ……私っ……あーーーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにしろ。 + おまえはもう、好きにしていいんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺の女となったからには、 + 全てが自由だ。なにものにも縛られず、 + 自由に振る舞え」 +\endtext + +\text("グラス") +「じ、じゆ、うっ……? + し、知らないっ……私は、そんなのっ、 + 知らないっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、怖いっ、カイムっ…… + 離さないでくれっ!! + 私を、ひとりにしないでっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは縛られた腕で、カイムの顔に触れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、気づいているか、グラス? + おまえは俺にいま…… + ひとりにするなと言った」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが、自由ということだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ひぁっ、あっ……んっ、あっ!! + 分からないっ、まだっ……わからないっ! + でもっ……でもっ……」 +\endtext + +\text +絶頂が迫りくる中、 +グラスは涙を流しながらカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「一緒に……いてくれる……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無論だ。おまえは俺の女なのだからな。 + 一生涯、俺はおまえの元を離れない」 +\endtext + +\text("グラス") +「……う、うれしっ、いっ……。 + 温かくて、うれしいっ…… + 近くて、嬉しいっ……」 +\endtext + +\text +生まれながらにして、いけにえとなる運命を +背負わされていたグラス。 +\endtext + +\text +彼女はこれまで、自分のために何かを +願うことはなかった。 +\endtext + +\text +グラスが願うことは、国民の安寧。 +\endtext + +\text +常に、これただひとつだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムがいれば、いいっ!! + 私っ……もう、ほかに何も、要らないっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + おまえは本当に、欲というものがないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではそんなおまえに俺からのプレゼントだ。 + 俺の子種を、おまえの腹の中に + 注ぎ込んでやるっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「こ……だね? カ、カイムがくれるもの + なら、欲しい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あぁっ……私っ、イクッ!! + カイムはっ!? カイムはっ!?」 +\endtext + +\text +子種を注ぐという事の意味を知らない +グラスは、カイムにそう訊ねる。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムも、イクッ!? + イクならいっしょにっ…… + 私とっ、一緒にっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、一緒にイこう」 +\endtext + +\text +カイムがうなづくと、 +グラスは安心したように表情を蕩かせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うれしっ、いっ!! + イクッ、カイムと一緒にっ、 + 私っ……イクぅぅぅうううッ!!」 +\endtext + +\text +カイムがニ度三度と鋭く膣穴を突いた直後、 +グラスの身体がビクンッと大きく跳ねた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +グラスの絶頂と同時に、 +カイムが精液を注ぎ込んだ。 +\endtext + +\text +膣内を満たされる熱さに驚き、 +グラスの嬌声は一際大きなものとなった。 +\endtext + +\text("グラス") +「熱いっ、あつっ、熱いーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +人生でニ度目となるアクメを味わいながら、 +グラスは喘ぎ続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁっ、んっ……あっ、あひぁぁああっ! + あついっ、これっ……これが、子種っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ふぅっ……ふぅっ、あぁ、そうだ。 + これが、子種……精液だ。 + 俺との子供を宿すために必要なものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムとの、子供っ……。 + あぁっ……これで、私にっ…… + 子供が、できるのか……?」 +\endtext + +\text +ビュルッ、ビュルルルッと音を立てて +膣内に勢いよく精液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +その心地よさに、 +グラスの理性は蕩けきってしまっている。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふっ、あーーーーっ!! + 子供っ……カイムとの、子供っ……」 +\endtext + +\text +グラスはアクメの痙攣をしている間、 +夢見がちな表情でそう繰り返していた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、んっはぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +ドロリと、膣穴から精液が溢れ出す。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、れが……セックス……。 + す、すごく……きもち、いい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろう? これを知らないと + 人生の九割は損することになるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「教えてもらえてよかっただろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うん……」 +\endtext + +\text +グラスはコクンと、うなづいた。 +\endtext + +\text +ニ度の絶頂で、 +完全に体力を消耗しきってしまったらしい。 +\endtext + +\text +時折身体を痙攣させているものの、 +手足を自分で動かすことができないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日のところは、ここまでとしよう。 + 明日からまた、 + おまえにいろいろと教えてやるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスの事だけではなく、 + この世界の事や、色々なことをな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +侍女にグラスの世話を命じる。 +\endtext + +\text +そして玉座から離れようとすると、 +グラスが口を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「い、行かないで、欲しい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 心配せずとも、 + 明日になればまた……」 +\endtext + +\text("グラス") +「行かないで……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を遮り、グラスがつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムはしばらくグラスと目を合わせ、 +無言で立っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。 + おまえの傍にいよう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +グラスに軽く口づけをした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがとう……カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは存外、寂しがり屋だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうなのかも、知れない……。 + これは、よくないことか? + だったら私は……もう言わないようにする」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わんぞ。 + これからはどんどん、俺に甘えるがいい。 + 今までできなかった分、遠慮なくな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("グラス") +「うん、わかった♪」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、頷く。 +\endtext + +\text +その時彼女が浮かべた表情に、 +誰もが驚いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ。 + おまえは澄ましているときも可愛いが、 + 笑うともっと可愛らしいな」 +\endtext + +\text("グラス") +「笑う? + 私は……今、笑ったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気づいていなかったのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ど、どうしよう……。どうすれば笑える? + もう一度……笑ってみたい」 +\endtext + +\text +グラスはなんとか笑みを形作ろうとするが、 +うまくいかない。 +\endtext + +\text +そんな事で悪戦苦闘するグラスを見て、 +カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「心配しなくとも、俺が教えてやる。 + 俺が、おまえに与えてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「自然に笑える、毎日をな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの手を縛る縄を、断ち切った。 +\endtext + +\text +自由になった手を見つめた後、 +グラスはスッと、それをカイムへと伸ばした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがとう……カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、礼には及ばん」 +\endtext + +\text +カイムはその手を取り、 +グラスの身体を抱き上げるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_02.txt new file mode 100644 index 0000000..b52070a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_02.txt @@ -0,0 +1,308 @@ +\setgamedatatitle("グラス_02") + +\text("カイム") +「入るぞ」 +\endtext + +\text +カイムはノックもせず、 +部屋に足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +そこはグラスが療養に使っている部屋で、 +定期的にティーリアが訪れては、 +魔法でグラスの治療を施していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ノックぐらいしたらどうですか。 + グラスさんは女性で、 + しかも病人なんですよ?」 +\endtext + +\text +カイムの後に続いて、 +リズベルが部屋に入る。 +\endtext + +\text +彼女はベッドに横たわるグラスに +小さく頭を下げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「申し訳ありません、グラスさん。 + 起こしてしまいましたか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、先ほどまでティーリアの診察を + 受けていた。 + 足音も聞こえていたゆえ、気にするな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ティーリアは何をしに + ここに来ているのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですから……はぁ、 + 治療だって言っているじゃないですか」 +\endtext + +\text("グラス") +「今の私は、 + 魔力の器が欠けているのだという」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を引き継ぎ、 +グラスが説明を続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「ウィンガ様の膨大な魔力を無理やり + 押し込められたせいらしい」 +\endtext + +\text("グラス") +「その器を、ティーリアに治して + もらっているところだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、病は気からというしな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「若干違う気も致しますが、 + 今はどうでもいいです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それより、具合はいかがですか。 + 着替えと…… + 簡単ですが料理を持ってまいりました」 +\endtext + +\text("グラス") +「それはかたじけない。 + ティーリアのおかげで、具合はだいぶ良い。 + だが完治するにはしばらくかかるそうだ」 +\endtext + +\text +そう口にするグラスの顔は、 +迷宮に運ばれてきたころに比べると +はるかに血色がよくなっている。 +\endtext + +\text +しかしまだ自分では起き上がることも +できないらしく、こうしてリズベルが +定期的に介護をしに来ている。 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿も忙しかろうに、わざわざすまぬ。 + 礼を言うぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな…… + 礼を言われるほどのことはしていません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今はそんなことを気にせず、 + 治療に専念してくださいね」 +\endtext + +\text +甲斐甲斐しくグラスの世話を焼く +リズベルを見ながら、カイムは手持無沙汰 +なのか、室内を見回している。 +\endtext + +\text +そんなカイムにも、グラスは声をかけた。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムも、ありがとう。 + 心配してきてくれたのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、リズベルがちょうど見舞いに行くと + 言うのでな。ついてきた。 + 何か不自由なことはないか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、こうして世話をしてもらっている。 + これ以上望むものはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンターから、話は全て聞いた」 +\endtext + +\text +グラスはホッとひとつ息をつく。 +\endtext + +\text("グラス") +「我が国……いや、今はもう貴殿の国だな。 + 民達に随分と良くしてくれていると聞いた」 +\endtext + +\text("グラス") +「深く感謝している。 + 力のない私には、 + きっとなしえなかったことであろう」 +\endtext + +\text +グラスはそう言うと、深々と頭を下げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、王が自国の民を大切にするのは + 当然のことだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「当然……。そうだな、至極当然のことだ。 + だがその当然が、ひどく難しいこともある。 + 力なくしては、できないことだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから、貴殿には本当に感謝している。 + 私を……そしてキロスを救ってくれて、 + ありがとう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あまりこの人の言葉を + 真に受けないでください」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぬ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様は女のことしか考えてない + お方ですからね。信じるとバカを見ますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。俺は常にニルトの行く末を + 案じているぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ニルトに住む女を、でしょう? + さて、私は仕事が残っておりますので + これにて失礼いたします」 +\endtext + +\text +リズベルは一礼すると、踵を返した。 +\endtext + +\text +そして流し目でカイムを見る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、これから軍議ですからね。 + 絶対に逃げないでくださいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + それではまた来るぞ、グラス」 +\endtext + +\text("グラス") +「――カイム」 +\endtext + +\text +リズベルとともに部屋を出ようとする +カイムの背中に、グラスが声をかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした?」 +\endtext + +\text +振り返ったカイムを見つめ、 +グラスはしばらく口を閉ざしていた。 +\endtext + +\text +視線をさまよわせ、 +言葉を探しているようにも見える。 +\endtext + +\text +やがて見つかったのか、 +グラスはカイムを見上げながら、口を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「約束通り私は……カイムのものだ。 + 私にできることがあるならば、 + 何でも言ってほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……殊勝な心がけだな。 + だが今その気遣いは無用だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に抱かれる日を夢見て、 + 早く元気になれ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、部屋を出ていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんてひどい捨て台詞ですか。 + ああいうのは今後無視してくださって + 結構ですからね、グラスさん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でないと今度は + 胃に穴が開いちゃいますから」 +\endtext + +\text +リズベルはため息をひとつ吐くと、 +カイムの後を追って部屋を出た。 +\endtext + +\text("グラス") +「抱かれる、日を……か。 + 本当に、おかしな男だ」 +\endtext + +\text +ひとりになったグラスは、 +ポツリとそうつぶやいた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_03.txt new file mode 100644 index 0000000..35e305a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_03.txt @@ -0,0 +1,1318 @@ +\setgamedatatitle("グラス_03") + +\text +グラスが迷宮にやってきて、 +数日が経過した。 +\endtext + +\text +身体の具合はよくなったものの、 +未だ本調子ではない。 +\endtext + +\text +たまには気分転換もいいだろうということで +グラスを寝室に招いたのだが、 +いささか早すぎたかと、カイムは自問する。 +\endtext + +\text("グラス") +「これは、なんだ? + なにをするものなのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、それはな……」 +\endtext + +\text +グラスはカイムの部屋の調度品を指さしては、 +先ほどから質問を繰り返している。 +\endtext + +\text +カイムは5個目となる質問に対する答えを +口にしながら、 +グラスの身体をまじまじと見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +(多少……というかかなり小柄だが、 + 元女王というだけあって気品があって + なにより美しい) +\endtext + +\text("カイム") +(正直、犯したくて仕方がない) +\endtext + +\text("カイム") +(だが……リズベルやティーリアからは、 + 病み上がりだからあまり無理をするなと + 言われている……悩ましいな) +\endtext + +\text("グラス") +「どうしたのだ、カイム? 先ほどから、 + 何か難しそうな顔をしているが」 +\endtext + +\text +グラスがチョコチョコと +カイムの傍に歩み寄り、顔を覗き込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。正直に言うとだ。 + おまえを今すぐ犯したい」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ。よくわからんが、 + 犯せばいいのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞くが、犯すという言葉の意味を + おまえは分かっているのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「流石にそれは知っている。 + だが私は貴殿の女だ。 + 貴殿がしたいことは、させてやりたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ぬぅ……」 +\endtext + +\text +女性経験の豊富なカイムだが、グラスの様に +無垢な少女の相手をしたことはない。 +\endtext + +\text +カイムとしても、いつもと勝手が異なり +どうも調子が狂ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「本来なら、玉座の間でおまえの部下たちが + 見ている前で犯したかったのだがな」 +\endtext + +\text +カイムはそうしみじみとつぶやいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「それにどんな意味があるのだ? + 今からそれをするのでは、ダメなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんな意味……か。 + ふむ、それには2つの意味がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえを部下たちの目の前で犯すことで、 + 俺がキロスを支配したことを知らしめる + 効果がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてもうひとつは…………それが、 + 俺が最も興奮するシチュエーション + だからだ」 +\endtext + +\text +カイムはひとり興奮しながらそう言い放つ。 +\endtext + +\text("グラス") +「ほう、そうなのか。 + 貴殿は不思議な趣味を持っているのだな」 +\endtext + +\text +グラスは頷き、 +呆れるどころか、感心して見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……まぁ、そういう訳だ」 +\endtext + +\text +これがリズベルであれば呆れた表情で +白い目をカイムに向けるのだろう。 +\endtext + +\text +しかし今カイムの目の前にいるのは、 +純真無垢なグラスだ。 +\endtext + +\text +いつものノリが通用せず、 +カイムは困惑するばかりだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ない。 + 今日のところは軽めですませるとするか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベッドに腰掛け、 +グラスをそばに呼び寄せる。 +\endtext + +\text +そしておもむろにズボンをずらして +肉棒を取り出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「グラス、これがなんだかわかるか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「なんだ……これは? 肉……ソーセージ、 + なのか? なぜ貴殿はこんなところから + ソーセージを出すのだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そういう趣味なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そういう趣味ではない。 + よく見ろ。身体についているだろう?」 +\endtext + +\text +カイムが肉棒の付け根を指さすと、 +グラスは興味津々といった様子で見てくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「本当だ。すごいな、これは……。 + だがいったいどういうことだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿はなぜソーセージを股間につけようと + 思ったのだ? + 趣味でなければ、そういう宗教か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て。似ているのは分かるが、 + とりあえずソーセージから離れろグラス」 +\endtext + +\text("カイム") +「今からすることに + ソーセージは一切かかわってこない」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぬ? そうなのか? + ではなぜ今ソーセージを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ソーセージではないのだ。 + いいか? 今おまえが目にしているのは、 + ソーセージではない」 +\endtext + +\text("グラス") +「ソーセージではない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。これはチ●ポという男性器だ。 + これを女の中に入れることで、 + 子を成すことができる」 +\endtext + +\text("カイム") +「……のだが、まぁそれは次回にとっておく。 + おまえの体調も完全ではないようだしな」 +\endtext + +\text("グラス") +「チ●ポ。男性器か。なるほど」 +\endtext + +\text +グラスはそうつぶやくと、 +スッと手を伸ばして肉棒を握った。 +\endtext + +\text("グラス") +「おぉ、硬いな。それにすごく熱いぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「意外にも積極的だな。 + 本当にまだ本調子ではないのか? + まぁそれはいいとして」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を擦るグラスの手を +やんわりとつかんで離した。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいか。 + 男はここから精液というものを出すのだが、 + これを溜めてしまうと苦しくなるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ろ、今チ●ポはそそり立っているが、 + これは精液がたまって苦しいと言っている + 状態だ。これを放置すると……」 +\endtext + +\text("グラス") +「放置すると……どうなるのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……爆発する」 +\endtext + +\text("グラス") +「なっ……大丈夫なのか? + カイム、貴殿は今苦しいのか? + どうすれば助けてやれるのだ?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を疑う事も無く、 +グラスは真剣な表情でカイムを気遣う。 +\endtext + +\text +そんなグラスの純真さを目の当たりにして、 +カイムは感動すら覚えた。 +\endtext + +\text("カイム") +(こんな無垢な少女を + 今から俺は穢そうとしているのか……) +\endtext + +\text("カイム") +(いや……らしくないな。 + 穢すことに迷いを覚えるなど) +\endtext + +\text +カイムは顔を横に振り、決意を新たにする。 +\endtext + +\text("カイム") +(無垢だからこそ、犯すのだ。 + それこそが、魔王の歩む修羅道よっ!!) +\endtext + +\text("グラス") +「どうしたカイム? 大丈夫か? + 苦しいなら、ティーリアを呼ぶか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、あぁ……苦しい。だがグラス、 + この苦しみから解放する方法が、 + ひとつだけあるのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「なに? + それは……私でもできることなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、できる。 + 協力してくれるか?」 +\endtext + +\text +カイムはわざとらしく +苦しげな表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +しかしグラスはそれを演技とは見抜けず、 +本当に心配そうな顔で頷く。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、私にできることなら、何でもするぞ。 + 言ってくれ。どうすればいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく言ってくれた、グラス。 + では早速、やり方を教えよう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +グラスの身体をひょいと持ち上げ、 +ベッドに寝かせた。 +\endtext + +\text +そして肉棒を指さし、説明を始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「間近で見ると……すごく大きく感じるな」 +\endtext + +\text +目の前の肉棒をまじまじと見つめながら、 +グラスはつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「大きく感じるのではない。 + 実際に大きいのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうなのか。 + 初めて見るゆえ、違いが判らん」 +\endtext + +\text("グラス") +「男にはみな、これがついているのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、男性器だからな。 + おまえに女性器がついているように、 + 男には全員こいつがついている」 +\endtext + +\text("グラス") +「ほぅ……これが……」 +\endtext + +\text +グラスは小さな手で肉棒を握る。 +\endtext + +\text +その動きには躊躇というものはない。 +\endtext + +\text +なぜならば彼女には、 +羞恥心というものが欠如しているからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「気に入ったか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだな。興味はある。 + 今度ギュンターにも見せてもらおう」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはやめておけ。 + これはおいそれと見せられるものでは + ないし、また求めるものでもないのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜだ? 皆が持っているなら、 + 取り合いにはなるまい? + ましてやくっついているならなおさらだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぅ……どう説明したものかな」 +\endtext + +\text +性知識のないグラスに貞節を教え込もうと、 +カイムは頭を悩ませる。 +\endtext + +\text("カイム") +「とにかくだ。 + みだりに求めるものではないのだ。 + わかったな?」 +\endtext + +\text +そしてさっそく放棄した。 +\endtext + +\text("カイム") +「詳しく知りたいならば、 + 今度リズベルに聞くがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつはむっつりスケベだから + 詳しく教えてくれるぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか。わかった」 +\endtext + +\text +グラスがコクンと頷くと、 +カイムは肉棒をグラスの顔へと向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それではさっそくはじめよう。 + いい加減、俺も我慢できないしな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだな。 + 貴殿は私を苦しみから解き放ってくれた」 +\endtext + +\text("グラス") +「今度は私が貴殿を苦しみから + 解放してやる番だ」 +\endtext + +\text +グラスは意気込み、 +ぎゅっと肉棒の根元を握る。 +\endtext + +\text("グラス") +「早くやり方を教えてくれ。 + これをいったいどうすればよいのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「やり方はいろいろとあるが、 + まずはいちばん簡単な方法を教えよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「舌を出して、これを舐めてくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ……舐めればいいのか? + わかった。ではさっそく……」 +\endtext + +\text +グラスは躊躇なく、カイムに言われるが +ままに肉棒に舌を這わせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ん、ふぁ……ジュルッ……ピチャ……」 +\endtext + +\text +グラスの小さな舌が、亀頭に触れた。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、これでいいのか? + こんなことで……レロ…… + 精液は、出るのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……舐め続けていればな。 + 手で根元をしごくとより早く精液が出るぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「レロ、ぢゅるるっ……ピチャッ……そうか。 + これで、んはぁっ……いいのか?」 +\endtext + +\text +グラスはゆっくりと肉棒をしごきながら +亀頭を舐める。 +\endtext + +\text +そのたどたどしい手つきがもたらす快感に、 +カイムは満足げに頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、グラス。その調子で続けるんだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。ピチャ、チュルッ……。 + はぁ、んっ……レロレロ……ピチュッ……」 +\endtext + +\text +小さなグラスの舌が、亀頭を這い回る。 +\endtext + +\text +慣れないなりに懸命に、 +グラスは奉仕を続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「本当に、熱い……。 + 舌が、やけどしそうだ」 +\endtext + +\text +ピチャピチャと唾液を糸引かせながら、 +グラスがそう言った。 +\endtext + +\text +既に肉棒は彼女の涎で濡れそぼっており、 +手で竿をしごくたびにグチュグチュと +卑猥な音を立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそうだ。俺の血液が + その部分に集中しているのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうなのか? な、なんとも…… + 見れば見るほど、不思議だな」 +\endtext + +\text +性知識とは無縁の時を過ごしてきた +グラスにとっては、 +自分の性器の認識すら危うい。 +\endtext + +\text("カイム") +「これがお前のマ●コ…… + つまり女性器に入って精液を吐き出す事で、 + 子供ができるわけだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「女性器……マ●コ? + それが、私についているのだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。今度きちんと教えてやるぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがとう、カイム。 + ピチャッ……はふっ、んっ……ジュルルッ」 +\endtext + +\text +グラスは小さな手で一生懸命肉竿をしごく。 +\endtext + +\text +亀頭の周りをぬめる舌で拭うように舐め、 +刺激を与えていく。 +\endtext + +\text +なにが正解かわからないグラスは、 +ただ必死に、カイムの言葉に従い続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、うまいぞグラス。 + そろそろ……うっ、精液が出るぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「本当か? + では、もっと頑張るとしよう。 + 待っていろカイム。すぐに助けてやる」 +\endtext + +\text +ひとつひとつは小さな刺激でも、 +同時に味わえば大きな快感となる。 +\endtext + +\text +グラスが漏らす温かな吐息すら、 +今のカイムにとっては心地よい愛撫となる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、んはぁ……ペロ、レロレロ……。 + ジュルッ、チュッ……ピチャ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うっ、出すぞグラス。 + そのまま、そのまま舐め続けるのだ」 +\endtext + +\text +肉棒がビクビクッと震え、 +鈴口からは先走り汁がにじみ出てくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかっひゃ……んっ、ンチュッ……。 + レロ、ジュルッ……いつでも、いいぞ……」 +\endtext + +\text +グラスは言われたとおり、 +愚直に肉棒を舐め、しごき続けた。 +\endtext + +\text +すると次の瞬間、肉棒が大きく痙攣し、 +ビュルルルルッと白濁液が飛び出した。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、あふぁっ!? あうっ、うっ……」 +\endtext + +\text +グラスの顔に、精液がかかっていく。 +\endtext + +\text +ドロリとしたその粘液にグラスは驚く。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、これがっ……せい、えき? + あふっ……んっ、あっ……」 +\endtext + +\text +グラスの顔が、 +瞬く間に精液によって塗りつぶされていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁ……はぁ、んっ……。 + すごい、においい……。それに、熱い……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁ、はぁ……んっ、あっ……。 + ま、まだ、出てる……すごい、いっぱい」 +\endtext + +\text +グラスは射精中も、肉棒をしごき続けている。 +\endtext + +\text +カイムがやめろと言っていないからだ。 +\endtext + +\text +グラスは舌を出して舐めようともするが、 +流石に精液に驚いてしまって、 +口を近づけることができないでいる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、ふぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +元々白いグラスの肌が、 +精液によって更に白く染められた。 +\endtext + +\text +初めて目の当たりにした精液を、 +グラスは興味深げに見つめている。 +\endtext + +\text +そして鼻を鳴らし、くんくんと匂った。 +\endtext + +\text("グラス") +「不思議な、匂いだな……。 + 今まで嗅いだことのない、 + 独特の匂いだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろうな。 + だがこれから何度となく嗅ぐことになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜならおまえは、 + 俺の女になったのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、んふぁ……そうか。 + 貴殿のものになった女は精液をここから + 出すことが、仕事になるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、おおむね間違ってはいない。 + いやか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +グラスはニチュニチュと +肉棒をしごきながら、首を横に振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「いやでは……ない。 + 見慣れると、なんだか可愛らしいしな」 +\endtext + +\text +グラスはそう言うと、 +舌先で亀頭をくすぐった。 +\endtext + +\text +その横顔は、普段目にするグラスからは +想像できない、大人びた雰囲気を備えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえはひょっとすると、 + 大化けするやも知れんな」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん? どういう事だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、何でもない。それではもう少しだけ + 付き合ってもらうが、いいか?」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの頭を撫でながら訊ねる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、構わない。私は貴殿の女だからな。 + 貴殿がしたいように、するがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しいことを言ってくれる。 + では……今度は咥えてもらおうか」 +\endtext + +\text("グラス") +「咥える……これを、か?」 +\endtext + +\text +グラスは目の前の肉棒を見つめながら +つぶやいた。 +\endtext + +\text +一度射精したとはいえ、 +それはまだ硬いまま反り返っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。口に含んで、舌で舐めるのだ。 + できるか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「やってみよう」 +\endtext + +\text +グラスは最初こそ戸惑っていたものの、 +すぐに大きく口を開く。 +\endtext + +\text("グラス") +「あむっ、んふぁっ……ふ、太すぎ、る……」 +\endtext + +\text +グラスの口が、限界まで広げられた。 +\endtext + +\text +それでも、亀頭を呑み込むだけで +精いっぱいのようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「はは、無理かと思ったが、 + 入ったではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か? 苦しくないか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ら、らいじょうぶ、ら……。 + ひょれで……なめれば、いいのひゃ?」 +\endtext + +\text +グラスは亀頭を口にしたまま、しゃべる。 +\endtext + +\text +舌や歯が先端に当たり、 +カイムの背筋をゾクリと快感が駆け上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。 + 最初は無理せず、ゆっくりでいいぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わかっひゃ…… + ジュルッ……んちゅっ、んぶっ……」 +\endtext + +\text +グラスはコクンと頷くと、 +肉棒をしゃぶり始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「レロッ……レロッ、んっ……んぷはっ……。 + ジュルルッ、ズプッ、じゅぢゅヂュッ……」 +\endtext + +\text +涎を垂らしながら、グラスが肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +小さな口に対し、 +カイムの肉棒はあまりに太い。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぅ……はふぅっ、んっ……レロォ……。 + ジュルップ……んぷっ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +しかしカイムを助けたいという一心で +舐めている内に、次第に余裕が生まれてくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ルロルロ……ヂュルルッ……ぷはぁ、 + どうらやカイム? + 少しは楽に、なっひゃか?」 +\endtext + +\text +舐めながらそう訊ねてくるグラスに、 +カイムは頷きかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが丁寧に舐めてくれるおかげで、 + 随分楽になった」 +\endtext + +\text("カイム") +「あと一回出せば…… + この苦しみから解放されそうだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひょうか……ジュルルッ。 + 私に、任せろ。ズチュッ……レロレロ……」 +\endtext + +\text +唾液まみれの肉棒を、 +ニチュニチュとしごく小さな手。 +\endtext + +\text +少しずつ、その動きも速まっていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「んはぁ、あぷっ……ジュル、ヂュルッ……。 + あはぁ、んっ……ここから、出るのだな」 +\endtext + +\text +グラスは舌先をとがらせ、 +鈴口をえぐるように舐めてくる。 +\endtext + +\text +かと思えば口いっぱいに亀頭を頬張り、 +頬の裏の粘膜で擦ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うおっ……グラス……」 +\endtext + +\text +カイムは思わず声を上げ、身体を震わせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぁ? すまん、痛かったか?」 +\endtext + +\text +グラスは口の動きを止め、 +カイムを見上げながらそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そうではない。 + あまりに気持ちがよかったのでな。 + つい声が出てしまった」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……では、続けよう。 + ズチュルッ……んぷっ、レロ、ジュルッ」 +\endtext + +\text +知識に飢えているのか、 +ひとつを教えられればグラスは真綿の様に +それを吸収し、ものにする。 +\endtext + +\text +知識への欲求と、好奇心。 +\endtext + +\text +そのふたつがグラスの小さな体の中に、 +渦巻いている。 +\endtext + +\text("グラス") +「ここをこうひゃれると……ずぢゅっ…… + カイムは、気持ちいいのだな……」 +\endtext + +\text +グラスは鈴口や亀頭の裏などを +重点的に舐めはじめる。 +\endtext + +\text +手の動きも最適化されていき、 +ジュチュジュチュッと激しく肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ……」 +\endtext + +\text +少し前まで何も知らなかった少女に +肉棒を激しく責められ、 +再び射精の欲求が膨らんでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、レロ……あふぁ、んっ……。 + また、震えて、来たぞ……?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぇいえきが、また……出るのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、うっ……くっ……あぁ、出るぞ。 + 今度はおまえの口の中に、出すからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「わらひの、ジュルッ……口の、中……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、しっかり飲めよ。 + 俺がいいというまで、口を離すな」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われ、 +グラスはコクッと頷いた。 +\endtext + +\text +ビクビクッと跳ねる肉棒を手でしごきながら、 +涎がたまった口で亀頭を舐る。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかっ……ひゃ、ジュププッ……。 + ジュルップっ、ンんっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「せ、精液……あぷっ、んへぁっ……。 + また、たくさん……だして、くれ……」 +\endtext + +\text +顔中を精液まみれにしたグラスは、 +頬を紅潮させながら肉棒を舐る。 +\endtext + +\text +男女の関係とは無縁だった彼女だが、 +本能が刺激されたのか、腰をくねらせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……はぁ、はぁっ……出すぞ。 + 強く、吸ってくれ。 + 中のものを、外に、吸い出してくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わかっひゃっ……んっ、ぐっ……。 + ジュルルルルルルルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +グラスはめいっぱい息を吐くと、 +その直後、一気に肉棒を吸う。 +\endtext + +\text("カイム") +「くはっ!」 +\endtext + +\text +小さな口で肉棒を吸い上げられるその快感は、 +完全にカイムの予想を上回っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐおっ……出るぞっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「だ、だひて、くれっ……ジュルルルッ!! + 精液っ……いっぱいっ…… + ズジュルルルルルルルルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +グラスが一際強く肉棒を吸うと、 +尿道を精液が駆け上がり、 +鈴口からドプッと吐き出された。 +\endtext + +\text("グラス") +「んぶっ、あふっ、んっ……んーーっ!!」 +\endtext + +\text +粘ついた雄汁が、 +無垢な少女の喉奥に放たれた。 +\endtext + +\text +精液が来るとわかっていたグラスだが、 +その勢いと熱さ、そして何より味に驚き、 +目を丸く見開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ……あっ……んんっ、んぶっ……」 +\endtext + +\text +グラスは思わず口を離しそうになるが、 +カイムとの約束を守るため、 +肉棒を咥え続けた。 +\endtext + +\text +そうしている間にも精液は次々に +口の中に放たれ、溜っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「早く飲まないと、溢れだすぞ? + 精液はまだまだ出るからな」 +\endtext + +\text +カイムはそんなグラスを笑いながら見下ろし、 +射精を続けている。 +\endtext + +\text("グラス") +「んぐっ……ゴクッ……ゴク、ごほっ!!!」 +\endtext + +\text +カイムに促され、 +グラスは精液を飲み込み始めた。 +\endtext + +\text +しかし二口目で、精液が喉に引っかかる。 +\endtext + +\text +そして盛大にせき込んでしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「がはっ、んっ……ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +しかしグラスは忠実に、 +精液を飲み下そうとする。 +\endtext + +\text("グラス") +「んぶはっ、んっ……ゴクッ、ゴキュッ……。 + んくっ、んっ……あふぁっ……」 +\endtext + +\text +途中で息継ぎをしながらも、 +グラスは何とかすべての精液を飲み終えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「偉いぞグラス。しっかり飲めたな。 + もう口を離してもいいぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぷはぁっ……はぁ、はぁっ…… + はぁ、ふぁ……」 +\endtext + +\text +一度目は顔に、二度目は口の中に、 +精液を吐き出されたグラス。 +\endtext + +\text +肩で息をしながら放心状態になっている +少女に、カイムは声をかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、大丈夫か?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あふ、……あ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「病み上がりなのに、 + 少し無理をさせてしまったな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、いや……はぁ、はぁ……。 + だ、だいじょうぶだ……ぞ?」 +\endtext + +\text +グラスは緩慢に、首を横に振る。 +\endtext + +\text("グラス") +「ただ…… + これが、セックス……なのかと思って……」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、んっ…… + なんだかふわふわして、いい気分だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。今おまえがしたのは + 男が気持ちよくなる行為だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当のセックスは、 + ふたりで気持ちよくなれるものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿が最初に言っていた、 + 女性器に入れるという、あれか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。その身体が治ったら、 + おまえにも教えてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +グラスを優しく抱き寄せる。 +\endtext + +\text("グラス") +「わかった……。楽しみに、している」 +\endtext + +\text +グラスは顔を赤くしながら、 +カイムの言葉に頷いたのだった。 +\endtext + +\dlg("グラスが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_04.txt new file mode 100644 index 0000000..772ea2b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_04.txt @@ -0,0 +1,532 @@ +\setgamedatatitle("グラス_04") + +\text +小腹を空かせたカイムが +酒場へと足を踏み入れると、 +グラスの姿を見つけた。 +\endtext + +\text +グラスの両隣りには、 +エルとマーガレッタがいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「変わった組み合わせだな」 +\endtext + +\text +カイムはそうつぶやき、 +グラスがいるテーブルへと近づく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おぉ、引きこもりが部屋から出てくるとは + 珍しい」 +\endtext + +\text("エル") +「もうコレクションの手入れは + 終わったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、まだだ。少々腹が減ってな。 + 何かを口にしようとやってきたんだが…… + グラス、もう出歩いていいのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……今朝ティーリアが + もう大丈夫だと言っていた」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから朝からエルに迷宮内を + 案内してもらっている。 + いまは小休止中だ」 +\endtext + +\text +グラスは酒ではなく、 +ミルクを飲みながらそう言った。 +\endtext + +\text("エル") +「そうなんですよ。 + で、途中でマーガレッタさんに会って、 + そのままご一緒しているというわけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「暇なのか、マーガレッタ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今宵の相手は無理じゃぞ? + 体調が芳しくないため休暇をもらっている + 最中なのじゃ」 +\endtext + +\text("エル") +「あれ、そうだったんですか? + それならそうと言ってくだされば……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、別に熱があるとかいう + 訳ではないのじゃ。ほれ、あれじゃ……。 + わかるじゃろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、生理か」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……お主はいつも直球じゃな。 + まぁ、つまりはそういう訳じゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今回は重くてのぉ。 + じゃが、お主らと共に過ごせて + だいぶ気が紛れた。感謝するぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は生理中でも構わんぞ。 + むしろ興奮する」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主は少し黙っておれ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは沈痛な表情を浮かべて +天井を見上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「エル……少し聞きたいことがあるのだが」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはい、なんですか?」 +\endtext + +\text +エルもグラスと同様、 +ミルクを飲みながら耳を寄せた。 +\endtext + +\text("グラス") +「生理とは、なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「ぶはっ……」 +\endtext + +\text +エルの口から、ミルクが噴出した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……あ~、えっと……じゃな……」 +\endtext + +\text +どう説明したものかと迷い、 +視線を泳がせるエルとマーガレッタ。 +\endtext + +\text +好奇心旺盛なグラスは +今か今かと答えを待っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「説明しよう。 + 生理とはマ●コが子を孕みやすく……」 +\endtext + +\text("エル") +「あー、あーっ!! + 私が、私があとで教えますからっ!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム、お主は口出し無用じゃ。 + グラスの教育によくない。 + というかはよう向こうに行け。しっしっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 先ほどから主人に対して + ずいぶんな態度だなマーガレッタ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんなら、この場でオナニーさせた上で + 犯してやってもいいんだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どちらが主人で、どちらが犬か、 + その身体にたっぷりと教え込んでやろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「オナニー? オナニーとはなんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「き、聞くな、忘れるのじゃっ!!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは顔を真っ赤にして +両手を左右に振った。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カ、カイム、すまん。 + 頼むからグラスの前では……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、まぁよかろう。 + その代わり、今度の調教は…… + ハードになるぞ。覚えておけ」 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタの顎を +指でクイッと持ち上げた。 +\endtext + +\text +そして猛禽を思わせる目で、 +マーガレッタの瞳を覗き込む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、わかった……」 +\endtext + +\text +顔を赤くしたままのマーガレッタが、 +先ほどまでとは打って変わって +大人しく頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで三人で何の話をしていたのだ? + 共通の話題などあまりなさそうだが」 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタの隣に腰かけ、 +テーブルに並んだ料理に +勝手に手を付け始めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、カイム……今は……」 +\endtext + +\text +そしてちゃっかりとマーガレッタの尻に +手を回し、撫でまわすのも忘れていない。 +\endtext + +\text("エル") +「私たち、グラスさんがカイム様の夜伽を + 仰せつかったって聞いて、 + それについて聞いてたんですよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さっそくグラスに手をかけるとは、 + ほんに……お主は鬼畜じゃのぉ」 +\endtext + +\text +尻を揉みしだかれながら、せめてもの +抵抗にとマーガレッタはそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、教育に悪いと言いながら + おまえ達も同じようなことをしているでは + ないか」 +\endtext + +\text("エル") +「えへ。でもやっぱり気になりますからねぇ。 + 同じ女として」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうじゃ。 + これは単なる情報交換じゃからな。 + 下心からのものでは決してない」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラス、あまり男女の仲のことを + 口外するものではないぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうなのか。今後は気を付ける」 +\endtext + +\text +グラスはコクッと頷くが、 +そんな彼女の肩をエルがポンポンっと叩いた。 +\endtext + +\text("エル") +「ちょっとちょっと、 + グラスさんてば素直すぎますよ」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様の言葉、 + あんまり真に受けない方がいいですよ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ。リズベルにも同じようなことを + 言われたことがある」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「であろう? こやつはおなごとセックス + することしか頭にない奴じゃからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほれ、見てみい。飯を食う間も、 + 私の尻から手を離さん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まこと、あきれる程の色欲の持ち主じゃ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……リズベルも、そう言っていた。 + 本当にそうなのか、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、その通りだ」 +\endtext + +\text +カイムは肉を食べる手を止め、 +マーガレッタが飲んでいた酒で +口の中のものを胃に流し込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はいい女を抱ければそれでいい。 + このようになっ!!!」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと立ち上がり、 +マーガレッタ、エル、そしてグラスを +抱きかかえた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「きゃあっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ちょ、ちょっとカイム様っ!? + ってマーガレッタさん + 今すごい可愛い声出しませんでした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うるさいぞっ! 黙っておれっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「わっ……わっ……高い……」 +\endtext + +\text +小さな身体の三人は一抱えにされ、 +声を上げて驚く。 +\endtext + +\text +しかしグラスだけは、 +しばらくするとクスッと笑い始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ふふっ……あははっ……これ、すごい」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん?」 +\endtext + +\text("エル") +「おぉ、グラスさんが笑ってる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今日初めて笑ったな……。 + もしや笑い方を知らんのではと思ったが」 +\endtext + +\text +グラスが迷宮に来てからというもの、 +彼女が笑顔を浮かべた事は、 +ただの一度もなかった。 +\endtext + +\text +そんな彼女が、いま鈴を転がしたような +可愛らしい声で笑っている。 +\endtext + +\text("エル") +「グラスさん、 + そんなにおかしかったですか、私たち?」 +\endtext + +\text +エルが不思議そうな顔をしてそう訊ねると、 +グラスは視線を落とし、はにかむ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ……皆が、楽しそうなので……」 +\endtext + +\text("グラス") +「それに、こうして同じ年頃の子たちと + しゃべることも、食事することも、 + いままで……できなかったから……」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから、楽しい」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか、カイム……。 + 私は今、楽しいのだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「楽しいと自然に笑いが + 出てくるものなのだな。 + 初めて知った、こんな感覚……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか」 +\endtext + +\text +しみじみとつぶやくグラスに、 +カイムは神妙な顔で頷く。 +\endtext + +\text +エルもマーガレッタも、 +かつてのグラスの環境を知っている。 +\endtext + +\text +知っているからこそ、グラスが先ほど発した +言葉がどれほどの意味を持っているかを、 +瞬時に理解する。 +\endtext + +\text("エル") +「グラスさんっ! + これからたくさんたくさん、 + 楽しい思い出を作りましょうねっ!!」 +\endtext + +\text +エルがグラスの手を掴むと、 +マーガレッタもそれに続いた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。人には皆幸せになる権利がある」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「これまで苦労ばかりしてきたお主には、 + 誰よりも幸せになる権利がある」 +\endtext + +\text +ふたりの少女が、ひとりの少女を励ます。 +\endtext + +\text +その見目麗しい光景に +カイムは目を細めて頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。ではこれから俺の部屋で + 4Pとしゃれこもうではないか」 +\endtext + +\text("エル") +「……ないです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「この流れでそれはないな」 +\endtext + +\text +乙女が友情をはぐくむ中、 +割り込んだカイムに向けられた視線は +冷ややかだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「4P? 4Pとはなんだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「説明しよう。4Pとは……」 +\endtext + +\text("エル") +「しなくていいっ!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「しなくてよいっ!!」 +\endtext + +\text +時間的ににぎわい始めた酒場にて。 +\endtext + +\text +エルとマーガレッタの怒声が、響き渡った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_05.txt new file mode 100644 index 0000000..90bd1bb --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_05.txt @@ -0,0 +1,1602 @@ +\setgamedatatitle("グラス_05") + +\text +グラスを連れて、キロス地方の視察へと +赴いていたカイム。 +\endtext + +\text +精霊ウィンガの影響は薄れ、 +キロスが猛烈な吹雪に見舞われることは、 +もはやない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルも尽力してくれているし、 + キロスはもう大丈夫だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「良かったな、グラス」 +\endtext + +\text("グラス") +「うん……。 + 連れて行ってくれて、ありがとう、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに。たまには故郷の空気を吸わねば + 落ち着かんだろうと思ってな」 +\endtext + +\text("グラス") +「くちゅん」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 今のはひょっとして、くしゃみか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……くちゅん」 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ? まさか風邪を引いたのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「分からない。でも大丈夫だ。 + くしゃみなど、そう珍しくは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、それはいかんぞ。 + 風邪は万病の元というしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、手もずいぶん冷えているではないか。 + さっそく風呂に入ろう」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの手を取り、 +風呂へと向かう。 +\endtext + +\text("グラス") +「お風呂……。温かいのは、嬉しい」 +\endtext + +\text +風呂と聞き、グラスは表情を緩める。 +\endtext + +\text("グラス") +「くちゅん」 +\endtext + +\text +可愛らしいグラスのくしゃみが、浴場に響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「足を滑らさないようにな。 + さぁ、こっちにこい。暖めてやる」 +\endtext + +\text +足を湯につけたカイムが、 +裸のグラスを手招きする。 +\endtext + +\text("グラス") +「うん……わかった」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って頷くと、 +じゃぶじゃぶと湯の中を歩き、 +カイムの腕の中へと収まる。 +\endtext + +\text("グラス") +「これでいいか?」 +\endtext + +\text +カイムの首に腕を回し、 +グラスはピトッと抱きついた。 +\endtext + +\text +決して大きくはない胸が、触れるほどに。 +\endtext + +\text("カイム") +「今のところは、くしゃみだけか? + 咳が出るとか、頭が痛いとかはないか?」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの身体を抱きしめ、 +湯と体温とで彼女を温めていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。咳もないし、頭痛もないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。おまえのことは + 特別丁寧に扱えと言われているからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「本格的に風邪を引いているのだとしたら、 + この後の本番に移れん」 +\endtext + +\text("グラス") +「……本番?」 +\endtext + +\text +グラスは小首を傾げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はな、おまえに本物のセックスを + 教えてやろうと思っていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初はベッドの上でと思っていたが、 + この場でも、まぁいいだろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「本物の……セックス……。 + また、気持ちいいのをするのか?」 +\endtext + +\text +グラスは少しだけ不安げに表情を曇らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? したくないのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……そういう訳ではないが、 + マーガレッタから、聞いたのだ。 + 本物のセックスは、痛いものだと」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。マーガレッタの奴に、 + どこまで聞いている?」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの身体を +手で撫でさすりながら訊ねる。 +\endtext + +\text +グラスは記憶をたぐりたぐり、話し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「えぇと……最初のセックスは、 + 膜が破られるから、痛い」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムは鬼畜だから、恐らく + やめてと言ってもやめてくれないだろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「姓名判断で、カイムは意外に早漏という + 事実がわかっている」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムはたまにきざな言葉を吐くが、 + 普段の行動があれなので、結構引く」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいやめろ。 + 最後のは愚痴というか悪口ではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「というか姓名判断などで + 早漏かどうかなどわかるはずがなかろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「す、すまん、 + でも……私が言ったわけでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかっているぞ。 + マーガレッタの奴…… + 言いたい放題言いおって……」 +\endtext + +\text +カイムがぽつりとつぶやくと、 +グラスはあわてたように付け足した。 +\endtext + +\text("グラス") +「しまった。これはカイムには + 内緒にしておけと言われたのだった」 +\endtext + +\text("カイム") +「何事も秘密はよくない。 + おまえは正しいことをしたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからもマーガレッタが俺の悪口を + 言っていたら、ちゃんと報告するのだぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……だが、それだとマーガレッタは + お仕置きされるのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お仕置きと言っても、 + なにも叩くわけではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「かるーく尻を揉んだり、ほんの少ーしだけ + おっぱいを揉みしだくだけだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか、軽くなら……いいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、軽く、だからな。クククッ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「それより、カイム? セックスとは、 + これを……私の中に入れる事なのだろう?」 +\endtext + +\text +グラスは下腹部に当たる肉棒を見下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、最初は痛いがな。 + すぐに気持ちよくなるぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうなのか……」 +\endtext + +\text +グラスはしばらく肉棒を見つめたまま、 +動かなくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「怖いか? 今日はやめておくか? + 俺はおまえに無理強いするつもりはないぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、いや……怖くは、ないのだ。 + カイムが優しい男なのは、知っているから」 +\endtext + +\text +グラスはそういうと意を決し、 +カイムを見つめる。 +\endtext + +\text("グラス") +「し、してくれ……。 + 私に、セックスを教えてほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかった。最初だけ、我慢しろ。 + あとはすぐに、気持ちよくしてやる」 +\endtext + +\text +カイムはチュッと、 +軽くグラスに口づけをした。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが今から味わうことになる痛みも、 + 覚えておけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この痛みは、 + 一生に一度しか味わえん痛みだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが大人の女になったという、 + だいじな節目を示すものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。 + きっと、覚えておく……」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムに、初めてを捧げた…… + その証明だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、初めてを捧げるか。 + 耳に心地よいフレーズだ。 + よく知っていたな」 +\endtext + +\text("グラス") +「エルに、教えてもらった。 + そう言ってあげると、 + カイムは単純だから喜ぶだろうと」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。 + エルが、そう言っていたか」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、ほかにも……色々と聞いた。 + アナル好きの変態だとか…… + 今の私には、何のことかよくわからないが」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつが何を言っていたかは、 + 終わってから改めて聞くことにしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、入れるぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒の先を割れ目へと押し当てた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あふっ……カ、カイム? + お願いが、ある……」 +\endtext + +\text +未知の刺激に不安そうにしながら、 +グラスがカイムにさらに抱きつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ? 言ってみろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「キ、キス……してほしい。 + さっきの……キス……。 + い、痛い間、ずっと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、そんなことか。あぁ、構わんぞ。 + それで、おまえが喜ぶならな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って頷くと、 +グラスの唇に自分のそれを重ねた。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、 +ズズズッと肉棒を膣内にねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「んぁっ……んっ、んんんーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が処女膜の抵抗を突き破り、 +膣内に入り込んでいく。 +\endtext + +\text +今まで誰の侵入も許さなかった聖域を、 +カイムの肉棒が蹂躙する。 +\endtext + +\text +純潔を証明する赤い血が、 +ツツッと滴った。 +\endtext + +\text("グラス") +「ぷはっ……あっ、 + 痛いっ……痛いっ、あっ!」 +\endtext + +\text +グラスはキスをしながら、 +小さく悲鳴を上げた。 +\endtext + +\text +しかし肉棒の侵入と合わせて +グラスの身体も下ろされ、徐々にではあるが +膣奥まで入っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少しで奥まで入る。 + 身体から力を抜いて、 + 俺にすべてをゆだねろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃっ……くっ、んぅっ……。 + カ、カイムに……すべてを、あぁっ……」 +\endtext + +\text +グラスは痛みに身体を震わせながらも、 +カイムに教えられたとおり、 +少しずつ力を抜いていく。 +\endtext + +\text +しかし肉棒が数ミリ侵入するだけで +鋭い痛みが走り、それもままならない。 +\endtext + +\text("グラス") +「チュッ……ふぁっ……キス、して……。 + もっと、もっと……キス、して……」 +\endtext + +\text +グラスはさらなる口づけをせがむ。 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、 +グラスの身体を抱き寄せる。 +\endtext + +\text +ズズッ、ズッと……肉棒が膣奥に到達し、 +子宮口を押し上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぁっ……あっ、んっ……クチュッ、 + ジュルッ、んっ、ぷはぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく我慢したな。 + これで全部入ったぞ」 +\endtext + +\text +グラスの膣穴はカイムの肉棒の形に +ミッチリと拡げられている。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふっ、ふっ……ふぅっ……。 + んあっ……あっ、すごく、熱い……」 +\endtext + +\text("グラス") +「鉄の芯を、入れられて、るっ…… + みたいっ……」 +\endtext + +\text +グラスはギュッと、 +カイムの背中に爪を立て、痛みをこらえる。 +\endtext + +\text("カイム") +「女であれば、誰もが経験する痛みだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これで……おまえは俺の女になったわけだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムの、女……。 + 私が……カイムの、もの……」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは、嬉しい……。 + すごく、心が楽しくなる……」 +\endtext + +\text +痛みに顔をしかめながらも、 +声は笑っている。 +\endtext + +\text +グラスは自分からカイムにキスをすると、 +甘い吐息を漏らす。 +\endtext + +\text("グラス") +「つ、続きを頼む……。 + セックスは……女の中に精液を + 注ぎ込むことなのだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そして、子供を作ることであろう? + わ、私も……カイムの赤ちゃん、 + 産みたい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「私を、あ……あ、愛して、欲しい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「愛か。クククッ、ここにきて、 + どんどん言葉を覚えていくな。 + 実にいいことだ、グラス」 +\endtext + +\text("カイム") +「良かろう。 + では、おまえにも我が子種を授けよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも、 + お願いされずともそうしていたがな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの細い腰を腕でしっかりと +押さえる。 +\endtext + +\text +そして上へと跳ね上がらないようにした上で、 +下から肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぐぅっ……んっ、あっ!! + あっ、あーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの口から、絶叫が上がった。 +\endtext + +\text +グニュッ、ニュググッと、 +柔肉をこじ開けて肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +その速度はゆっくりとはいえ、 +今のグラスには刺激的過ぎた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ……中がっ、お腹の、中がっ……。 + かき混ぜ、られてっ……あひぃっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは膣内をかき回される痛みに、 +涙を浮かべる。 +\endtext + +\text +しかし決して逃げようとはしない。 +\endtext + +\text +むしろ自分から腰を押し付け、 +肉棒を積極的に呑み込もうとすらしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「今におまえの身体が順応し、 + 気持ちよくなってくる。 + それまで、もう少しだけ耐えろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ニチュニチュッと +緩慢に腰を振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。 + あひっ、んっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「す、すごい音……してる……。 + これ、お腹の中を、出入りしてる、音?」 +\endtext + +\text +グラスがつっかえつっかえ、そう訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、おまえの身体が俺の肉棒に反応して、 + 愛液を分泌し始めた証拠だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あいえ……き? + あふぁっ……なんだかっ、身体がっ、 + あッ、ビクって……なるっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「感じ始めたようだな。このあたりか? + おまえが感じるポイントは」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒の角度を変え、 +探り探り突きこんでいく。 +\endtext + +\text +するとただ一点、 +あからさまに反応が違う部分があった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっふぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの華奢な身体が、 +ビクビクッと激しく痙攣した。 +\endtext + +\text("グラス") +「なっ、にっ!? 今のっ、あふぁっ!! + 身体がっ……身体がビクって、勝手に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、見つけたぞ、おまえの弱点を。 + さぁ、ふたりで気持ちよくなろう」 +\endtext + +\text +カイムはチュッと軽くグラスにキスをして、 +本格的に腰を突き上げ始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ひっ……んっ、あぁぁぁあああっ! + カイムっ、そこっ、そこはっ……」 +\endtext + +\text +カイムの腰に、グラスは足を回した。 +\endtext + +\text +襲い来る快感の高波に必死で耐えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しなくていい。 + 気持ちよければ気持ちいいと言え」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の目の前では、 + 我慢などする必要がないのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「はふっ、んっ、あぁっ……。 + き、気持ち、いいっ…… + そこっ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒がグチュリと +粘膜を削りながら膣奥を突き上げる。 +\endtext + +\text +するとグラスのただでさえ狭い膣穴が、 +ギュギュッと肉棒を締め付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「流石処女だけあって、よく締まる。 + まだ痛みはあるか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あるっ……あるが、 + でも今は、痛みより……あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「気持ちいいっ…… + 痛いけどっ、気持ち、いいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスとカイムはどちらからともなく +唇を寄せ、キスをする。 +\endtext + +\text("グラス") +「ンぷあっ、あむっ、んっ…… + カイムっ……あんっ、 + これが、セックス、なんだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、これがセックスだ。 + 大人の女になった感想は、どうだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ジュルッ、んはぁっ……嬉しい。 + 貴殿と会うまでの私は……あっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ただ生きて、ただ死ぬのを待つ、 + そんな生活だった……」 +\endtext + +\text("グラス") +「そんな中で生きてきた私に…… + よもや、こんな……幸せな時間が + 訪れるなんて……あひぃっ……」 +\endtext + +\text +グラスは目じりに涙を浮かべる。 +\endtext + +\text +それは痛みによるものなのか、 +快感によるものなのか、 +それとも、幸せによるものか。 +\endtext + +\text +カイムは、すべてなのだろうと感じた。 +\endtext + +\text +今、グラスの心の中はかつてないほどに +混乱している。 +\endtext + +\text +だから、 +これほどまでに感情豊かなのだ、と。 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタが言っていただろう。 + 人は誰しも、幸せになる権利があると」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはおまえも、例外ではない。 + 俺の目が黒いうちは、 + おまえを決して不幸にはさせない」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ、あぁっ、カイムっ!! + ありがとう……私を、助けて、くれて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、 + もう何度も聞いたな、そのセリフは」 +\endtext + +\text("グラス") +「何度でも、言わせてくれ……。 + 私にとって、貴殿は……英雄だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そんな貴殿のためなら……私は、 + この命をささげる覚悟がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、俺が英雄か。 + 俺はただ、欲しいものを欲しいと言って + 実際に手にしたまでだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして女に自分の肉棒を突っ込み、 + ヒィヒィ言わせるのが好きなだけだ」 +\endtext + +\text +カイムは言葉通り膣奥に肉棒を入れ、 +小刻みに出し入れした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっあーーーーーーーーーーーっ!! + カイムッ……あぁ、カイムッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてっ、はぁはぁっ……女の中に、 + 好きなだけっ……子種を注ぎ込むっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁっ、あっ、あはぁぁぁあああっ! + な、何かっ、来るっ……頭が、 + 真っ白になっ、あっ、あーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが膣穴を突き上げるたびに、 +グラスは甲高い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクか? ハハハッ、いいぞイケ。 + 処女のくせにいきなり絶頂とは、 + 大人しい顔をしてずいぶん淫乱だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぜ、ぜっちょう? いん、らん? + あぁっ、わからないっ、でもっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、イクッ、イクゥッ!! + その感覚だけはっ、 + よくっ、わかっ……あぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが子宮口をこねつぶす勢いで +肉棒を突き上げた。 +\endtext + +\text +すると次の瞬間、 +グラスの身体は落雷にあったかのように +ビクンッと仰け反った。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ、 + イクぅぅぅぅぅうううううううっ!」 +\endtext + +\text +生まれて初めてのアクメを迎えたグラスが、 +声を張り上げる。 +\endtext + +\text +膣穴はギュギュギュッと収縮し、 +肉棒を根元から先端まで激しく締め付ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぁぁぁあああっ! カイムっ、 + これっ……なにっ!?」 +\endtext + +\text("グラス") +「身体がっ、はひぁっ! + ふわって……ゾクゾクってして…… + 目の前が、白くっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。 + ありのままに、それを受け入れろ」 +\endtext + +\text +カイムは膣内に射精しながらそう言った。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……あはぁっ!! + 中にっ……んっ、 + 熱いのがっ、入ってるっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「これっ、精液っ!? + 私は今……種付けを、 + あっ、あはぁっ……されているのかっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。セックスの最終過程だな。 + これでお前は……セックスの一連の流れを + 体験したことになる」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁぁああっ……セックス……。 + これがっ、本物の……」 +\endtext + +\text +グラスは膣内を満たされていく感覚を +味わいながら、口元からトロリと涎を +垂らすのだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「お腹が……膨らんでる、みたいだ……」 +\endtext + +\text +膣穴から、 +精液がゴポリと音を立てて溢れ出る。 +\endtext + +\text +初めて男の精液を受け入れたグラスは、 +放心状態でカイムを見つめている。 +\endtext + +\text("グラス") +「これで、私は貴殿の子を孕んだのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「孕むかどうかは、運次第だが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どの道、これから何度となく + 俺はおまえを抱く」 +\endtext + +\text("カイム") +「孕むのは時間の問題だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか……私が、貴殿の子を……。 + なんだか、想像がつかないな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、実際に子を孕めば、 + いやでも芽生えるだろう。 + 女として、そして母親としての自覚がな」 +\endtext + +\text +カイムは汗と湯気で濡れたグラスを +抱えなおす。 +\endtext + +\text +そして一際濃厚な口づけをする。 +\endtext + +\text("グラス") +「んぁっ……あっ、あふっ……。 + こ、これ……好きだ。 + キス、んっ……ジュルッ、好き……」 +\endtext + +\text("グラス") +「チュル、ンぁ? ま、また……するのか? + セックス……続けるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ俺のチ●ポがおまえを抱きたいと + 言っているからな。 + お前がいやでなければ、続行だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「全然……。全然、いやじゃない。 + うぅん、してほしい。 + もっと気持ちよくなりたい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから、セックス、して。 + チ●ポでいっぱい……かき回してほしい」 +\endtext + +\text +グラスは誰に教えられたわけでもなく、 +そう懇願した。 +\endtext + +\text +カイムは口の端をニヤつかせながら、 +止まっていた肉棒を動かし始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、んんっ……。 + すごいっ、中が……ヌルヌルしてるっ……」 +\endtext + +\text +精液を注ぎ込まれた膣穴は、 +より滑らかに肉棒を咥え込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう血も止まって、 + だいぶ痛みも引いただろう?」 +\endtext + +\text +愛液と共に肉竿を伝い落ちていた破瓜の血は、 +いつの間にか止まっている。 +\endtext + +\text +グラスはカイムにしがみついたまま、 +ゆっくりと何度か頷いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うんっ…… + もうあんまり、痛みは、ない……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぁっ……んっ、んんっ……。 + すまない、名前を忘れた……あぁ、 + こ、ここが、熱くて……」 +\endtext + +\text +グラスは自分から腰を前後させ、 +肉棒を無意識にしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コだ。女性器のことを、マ●コという。 + 男性器は、チ●ポだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あふ、んっ……くぅっ! + ま、マ●コっ……マ●コが、熱いぃっ!」 +\endtext + +\text +グラスは卑猥な言葉を +躊躇することなく口にする。 +\endtext + +\text +なぜなら彼女には羞恥心というものが +存在せず、それが当たり前のことと +認識されているからだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「チ●ポがマ●コをえぐって……るっ、 + カ、カイムッ……これ、気持ちいいっ!! + セックス……すごく、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +口の端から、涎を垂らしながらグラスが喘ぐ。 +\endtext + +\text +氷のように冷たかった表情は、 +千変万化とまではいかないものの、 +今や人並み程度に変化するようになっている。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁっ、んっ、んぐっ……あはぁっ! + ニュグニュグッて……マ●コが、 + 広げられてる……」 +\endtext + +\text("グラス") +「き、気持ちいいか? + 私のマ●コは……気持ちいいのか?」 +\endtext + +\text +グラスは今度は心配そうに +カイムにそう訊ねた。 +\endtext + +\text("グラス") +「セックスは…… + ふたりで気持ちよくなるものなのだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「だったら、カイムも気持ちよくないと……。 + はぁ、んっ……それは正しいセックスでは、 + なかろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、以前も言っただろう? + 男は気持ちよくなると + チ●ポから精液を出すと」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのマ●コの中の精液をみれば、 + 俺が感じているかどうかなど聞かずとも + 分かろう?」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭に力を込め、 +膣粘膜をグチュグチュとかきまわす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁんっ……そ、そうだった……。 + マ●コの中にいっぱい精液が入ってる + ということは……そういう事なのだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか…… + 私のマ●コは、気持ちいいのだな……。 + なんだか、すごく……嬉しい」 +\endtext + +\text +グラスは微笑むと、カイムの耳元でささやく。 +\endtext + +\text("グラス") +「もっと、私のマ●コで…… + 気持ちよくなってくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「それが、私にできるたったひとつの、 + 恩返しだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……可愛らしいことを言うではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも大分慣れたようだし、 + お言葉に甘えて本気を出すとするか」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの首筋にキスをすると、 +彼女の腰をグイッと手前に引き寄せる。 +\endtext + +\text +そして激しい勢いで +ガツガツと肉棒を打ち付ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっくっ……あぁっ!! + カイムっ、あぁんっ……首、だめぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムが膣穴をかき回しながら、 +首筋に何度もキスをする。 +\endtext + +\text +時折舌で舐めたりと、 +初心なグラスを徹底的に弄ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「だめではないだろう? + 感じているのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コがキスをするたびに + ヒクついているぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あふっ、んっ……あぁっ!! + カイムッ、んっ……私っ、私っ…… + もう、溶けてしまいそうだ……」 +\endtext + +\text +処女を失ったばかりのグラスだが、 +破瓜の痛みはもはやない。 +\endtext + +\text +あるのは膣粘膜を引っ掻き回される +快感のみで、グラスは息を切らして喘ぎ鳴く。 +\endtext + +\text("グラス") +「頭が……あぁっ、また……ふわふわして、 + カイムッ……あんっ、私っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それでいいのだグラスよ。 + 心も身体も溶かしつくして、 + 二人がひとつになるのがセックスだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、あふっ……あっ、あくぅっ!! + きもち、いいっ……頭が真っ白になって、 + なにも、考えられな、いっ……」 +\endtext + +\text +カイムは空いた手でグラスの尻を撫でる。 +\endtext + +\text +小柄な割に尻の肉づきは良く、 +カイムの大きな手でも +十分に揉みごたえがあった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁんっ、カイム……お尻が好きなのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「だったら……いいぞ? + 私のお尻でよければ、いつでも…… + たくさん撫でてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「献身的だな。 + リズベルにも見習ってほしいものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁっ…… + リズベルは、触らせてくれないのか? + 私は……触らせてやるぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムには、その権利が……あるからな。 + そ、それに……カイムに触られるのは、 + 私……大好きだから……」 +\endtext + +\text +膣穴をほじくりまわされる快楽に酔った +グラスは、いつになく饒舌だった。 +\endtext + +\text +自分からキスをしたりして、 +積極的に相手に喜んでもらおうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、かわいい奴だ。 + こうして手に入れることができて、 + 俺は幸せだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムも……幸せなのか? + 私も、幸せだ。貴殿の女になれて、 + 私は……とってもとっても、幸せだ」 +\endtext + +\text +グラスは首の後ろに回した手に力を込めて、 +ギュウッと身体を密着させる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぅっ、あっ……あったかい……。 + 幸せっ、気持ちいいっ、大好きっ!!」 +\endtext + +\text +湧き起こる感情を、 +そのまま言葉にしてカイムへとぶつける。 +\endtext + +\text +カイムはそれらをしっかりと受け止めながら、 +一突き一突き力を込めて、子宮を揺さぶる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ひぁっ……カイムッ、イクッ!! + 一緒にっ……カイムと一緒に、 + イキたいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの肢体がビクッと跳ね、 +アクメが近いことを知らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、俺も我慢できなくなってきた所だ。 + このまま中に、出すぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うんっ……ほしいっ!! + 熱いの、また……私の中に + いっぱい出してほしいっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「チュッ、ジュルルッ……レロ、ぷはっ!! + 中出し、してっ……私のマ●コに、 + 種付け、いっぱいしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +グラスはカイムにキスをしながら、 +腰を前後左右に振る。 +\endtext + +\text +その動きは、つい先ほどまで処女だった +とは思えないほど、淫靡なものだった。 +\endtext + +\text +カイムはその姿に興奮し、 +射精の欲求を高める。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……うぐっ……。 + それでは、出すぞっ……」 +\endtext + +\text +小さな身体を抱きしめ、 +苛烈に肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text +愛液と精液、そして破瓜の血がわずかに +混じり合った汁が、 +膣穴からドロリと掻き出される。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーーーっ! + イクッ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +グラスの嬌声が浴室に響き渡った直後、 +カイムは膣奥めがけて肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ……かっ、はっ……。 + あぁ、いいっ……きもちいいっ!!!」 +\endtext + +\text +精液が、膣内に解き放たれる。 +\endtext + +\text +人生で2度目となるアクメを味わいながら、 +膣穴では精液を味わわされる。 +\endtext + +\text("グラス") +「種付けっ、いぃっ…… + 中出し、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「マ●コがっ……ビクビクって、 + 勝手に、震えてっ……るっ……」 +\endtext + +\text +狭い膣内はすぐに満たされ、 +精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text +それでも肉棒は容赦なく、 +無防備な子宮口に噴きかかり続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、奥にっ、 + 精液がっ、奥に当たってるっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「熱くてっ、ふぁっ…… + 身体がっ、ゾクゾクッ、するっ……」 +\endtext + +\text +射精はグラスのアクメ後も続く。 +\endtext + +\text +浴室という音が響きやすい場所だからか、 +ビュクビュクという射精音が、 +グラスの耳にまで届いていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はっ……あはぁっ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +完全に精液が空になったころには、 +グラスはカイムの膝の上で、 +ぐったりとしていた。 +\endtext + +\text +断続的に身体がビクンッと痙攣し、 +その度ごとに膣穴からは +大量に注ぎ込まれた精液があふれ出た。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ意識はあるか、グラス?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁ……だ、大丈夫、だ……」 +\endtext + +\text +グラスは息も絶え絶えといった様子で +返事をした。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はこのくらいにしておこう。 + 改めて、本物のセックスを知った感想を + 聞こうか」 +\endtext + +\text +カイムが笑いながらそう訊ねると、 +グラスもまた、微笑む。 +\endtext + +\text("グラス") +「と、途中からは……なんだか、 + 自分が自分で無くなる感じがして、 + 怖かった……」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが……自分が女であり、 + そして何より生きているのだと、 + 実感することができた」 +\endtext + +\text("グラス") +「すごく……嬉しい。 + だから、セックスは……好きだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。ではこれからもよろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わかった……。 + 私でよければ、いつでも呼んでくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そして……可愛がって、欲しい」 +\endtext + +\text +グラスははにかんだ笑顔を浮かべ、 +そうささやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ……あぁ、約束しよう」 +\endtext + +\text +カイムはグラスに軽くキスをして、 +身体を離す。 +\endtext + +\text +そして汗と体液に汚れた +グラスの身体を丁寧に洗う。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム…… + もう少し、くっついていてもいいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、構わんぞ?」 +\endtext + +\text +その後はふたりでのぼせる寸前まで +湯に浸かり、1日の疲れを落したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_06.txt new file mode 100644 index 0000000..4e4033b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_06.txt @@ -0,0 +1,1596 @@ +\setgamedatatitle("グラス_06") + +\text("カイム") +「グラス、何か欲しいものはないか?」 +\endtext + +\text +グラスとのセックスを終えたカイムは、 +服を着ながらそう訊ねた。 +\endtext + +\text("グラス") +「欲しいもの……?」 +\endtext + +\text +グラスはベッドに横になったまま、 +カイムの背中を見上げている。 +\endtext + +\text("グラス") +「特には、ない。本当に欲しいものは + もうカイムがくれたからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、それでは…… + ひとつだけ、お願いがある」 +\endtext + +\text +グラスは顎に指をあて、 +ふと思いついたお願いを口にする。 +\endtext + +\text("グラス") +「今日は……このまま一緒に寝たい。 + 今夜は少し、寒いから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、お安い御用だ」 +\endtext + +\text +カイムは着ようとしていた服を再度脱ぎ捨て、 +ベッドにもぐり込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ということが昨晩あってな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、そうですか」 +\endtext + +\text +机について書類の整理をしているリズベルに、 +カイムが一方的に話をしている。 +\endtext + +\text +書類越しにカイムを見るリズベルの瞳は、 +キロスの風よりも冷たい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで? 相談とはなんでしょうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「できれば簡潔に述べていただければ、 + これ以上余計な時間を割くことにならず + 私としては大変嬉しいのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうむ。では単刀直入に言うが……。 + グラスを恥ずかしがらせるには + どうすればいいと思う?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「帰ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスは純粋で、人を疑うことを知らん。 + そういう無垢な少女とのセックスは、 + 確かにそれはそれでたまらんものがある」 +\endtext + +\text +カイムは身振り手振りを加え、 +グラスとのセックスの魅力を力説する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「聞こえませんでしたか? + 今すぐここから出ていってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがひとつだけ難点があるとすれば、 + それはグラスが純真無垢すぎて、 + 羞恥心すら抱かないという点にある」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも見てみたくはないか? + あの可愛らしいグラスが、 + 羞恥心に震えながら感じている所を」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様? + いい加減にしないと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁそれはそれとしてだ。 + パレードを開くぞ。準備をしろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい? パレード、ですか?」 +\endtext + +\text +カイムの突然の提案に、 +リズベルは眉をしかめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ハドスとキロスの融和を + 国民にアピールしておく必要がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「キロスの国民の中には、 + いまだグラスが人質にされていると + 思っている連中もいると聞く」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうした連中の考えが的外れであることを + 知らしめ、不穏の芽をあらかじめ + 刈り取っておくのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……確かに、一部過激な連中が + 治安維持の妨げになっているという報告も + あるにはありますが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はグラスが悲しむ顔を見たくはないのだ。 + おまえとて、グラスのことは好きだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「好きか嫌いかと言われれば…… + それは、まぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では準備を進めろ。 + パレード開始は数日後だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな、無茶です。 + せめて一か月くらいの準備期間が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「安心しろ、今回は俺も手伝ってやる。 + さっそくキロスに行って話をつけてくる。 + おまえはハドスのほうを頼むぞ」 +\endtext + +\text +カイムは一方的に話を打ち切り、 +執務室を出ていった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そんな……いきなりすぎます」 +\endtext + +\text +部屋ではひとり、 +仕事を増やされてしまったリズベルが +深々と溜息をついていた。 +\endtext + +\text +それからの数日間、 +カイムは精力的に動いた。 +\endtext + +\text +パレードに必要な馬車や人材の確保に始まり、 +警備にあたる軍関係者とも +緊密に連絡を取り合った。 +\endtext + +\text +そして本当に5日後の今日、 +パレードを開催してしまうに至った。 +\endtext + +\text +その行動力は、 +リズベルを大いに驚かせた。 +\endtext + +\text +そして同時に、落胆もさせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、こうやっていつもリーダーシップを + とっていただけると、 + 私も少しは楽になるんですけどね」 +\endtext + +\text +キロスの中心街を、カイムとグラス、 +そしてリズベルの乗った馬車が +ゆっくりと走っている。 +\endtext + +\text +その前後には、軍馬に跨り、儀礼用の甲冑に +身を包んだ勇壮な騎士が配置されていた。 +\endtext + +\text +その数、実に100騎。 +\endtext + +\text +太陽の光を受け、 +白銀の鎧がダイアモンドのように輝く。 +\endtext + +\text +道の端をキロスの民が埋め尽くし、 +手や花束を振り、歓声を上げている。 +\endtext + +\text("グラス") +「すごい……民たちが、 + あんなにも明るい笑顔を浮かべて……」 +\endtext + +\text("グラス") +「夢みたいだ……」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、 +窓から小さく手を振り返している。 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがとう、カイム、リズベル。 + 私に、こんな素晴らしい景色を + 見せてくれて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +グラスに礼を言われ、 +リズベルはそれ以上の愚痴を言えなくなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、今回に限っては、 + カイム様のお考えが正しかったようですね」 +\endtext + +\text("グラス") +「見てくれ、リズベル。 + 民も皆、笑顔で手を振ってくれる」 +\endtext + +\text("グラス") +「多くの血が流れはしたが、 + キロスの民にとっては、 + これがもっともよい結末だったのだろう」 +\endtext + +\text +グラスの口元には、 +微かな笑みが浮かんでいる。 +\endtext + +\text +何事にも動じない、氷の女王。 +\endtext + +\text +グラスに対してそんな印象を抱いていた +リズベルだが、認識を改める。 +\endtext + +\text +グラスは単に感情を表に出す術を +知らないだけであり、実際には +年頃の少女となんら変わらないのだと。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、盛り上がりも最高潮に達した所で、 + 俺とグラスの親密さを更に国民に + 知らしめてやろうではないか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +グラスを自らの膝の上に乗せた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……。これで手を振ればいいのか?」 +\endtext + +\text +最初は戸惑ったグラスだが、 +すぐに窓に向かって手を振り始める。 +\endtext + +\text +カイムと一緒に手を振るグラスを見て、 +国民たちの笑顔は深まる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ん? カイム? なにやら尻に硬いものが + 当たっているのだが、まさか苦しいのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルの瞳が、スウッと細められた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クッ、ばれてしまったか……。ここ数日、 + キロス国内を駆け回っていたからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「満足に女を抱くこともできず、精液が + パンパンに溜まってしまっているのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム……このパレードのために……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グラス様、騙されないでください。 + カイム様は最初からあなた様を + パレード中に犯すつもりだったんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。俺はハドスとキロスの友好を + 国民に知らしめるために、 + 今日まで奔走していたのだぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうだぞリズベル。 + そのようにカイムを疑うでない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……グラス様……。 + はぁ……分かりました」 +\endtext + +\text +リズベルはジトーッとした視線を +カイムに向ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで……どうするんですかカイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスかおまえが俺のチ●ポを咥えこんで + くれればこの苦しみから解放されるのだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へし折ればいいのでは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではグラス、おまえに頼みたい。 + 今この時、俺を救えるのは + おまえしかいないのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム……。わかった。 + 私は貴殿のためなら、何でもするぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「流石は俺の女だ、グラス。 + では、ゆっくりと股を開け」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫だ。 + 国民からは下の方まで見えはしない」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……これで、いいか?」 +\endtext + +\text +グラスはカイムに言われたとおり、 +スカートをめくり上げて股を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、これは…… + 本当に外からは見えていないのか?」 +\endtext + +\text +グラスが少し不安げに、そうつぶやいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫だ。それにすれ違うのは一瞬だ。 + よしんば見えたとて、 + だれもが見間違いだと思うだろうさ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それなら良いのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 恥ずかしいのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「恥ずかしい? + それはいったい、どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、説明してやれ」 +\endtext + +\text +カイムは目の前で書類に視線を落としていた +リズベルに命令する。 +\endtext + +\text +リズベルは小さくため息をつくと、 +グラスの方を見ないようにして説明し始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……恥ずかしいとは、この場合……その、 + 見られたくない……とか、 + そういった感情を指す言葉になります」 +\endtext + +\text("グラス") +「見られたく、ない……。 + た、確かに……私は今、 + そう感じてるかもしれない」 +\endtext + +\text("グラス") +「セックスは、みだりに他人に + 見せるものではないと聞いた」 +\endtext + +\text("グラス") +「この状況でも、それは該当するのだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、間違いなく」 +\endtext + +\text("リズベル") +「衆人環視の中でグラス様が犯されていると + キロス国民が知れば、 + 暴動どころの騒ぎではありませんよ」 +\endtext + +\text +今度は明確に、 +カイムに向かってため息をついた。 +\endtext + +\text +しかし呆れた視線を向けられた当のカイムは、 +素知らぬ顔で外を見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、問題はない。 + こんな場所でセックスをしているなど、 + 普通は誰も思わん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それだけあなたの頭がおかしいという + 事でしょう? これを機会に自分を + 見つめ直してはいただけませんかね」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理だな。よしグラス。 + それでは入れるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「国民に不安を与えぬよう、 + 常に手を振ってやれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。 + あくっ……あ、でも待ってくれ……。 + 目の前に、リズベルが……」 +\endtext + +\text +グラスがすべてを言い切る前に、 +カイムは膣穴に肉棒を突きこんでいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、あぁぁぁぁぁああああああっ!」 +\endtext + +\text +グラスの身体を持ち上げていたカイムの +手から、力が抜けた。 +\endtext + +\text +自然とグラスの身体は下へと下がり、 +肉棒に膣穴を貫かれることとなる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぅっ、んっ……あっ!! + リズベル……が、見てっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルだけではないぞ? + 窓越しにキロスの国民がおまえを見ている」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コをチ●ポで串刺しにされている + おまえの顔をなぁ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様。 + わざとやってらっしゃるんだとは + 思いますが、今、すごく悪い顔してますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、それはいかんな。 + 俺の顔もキロスの連中に + 見られているわけだしな」 +\endtext + +\text +カイムはキリッと表情を引き締めると同時に、 +グラスの膣穴を肉棒でかき回し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、ひっ……んっ、あはぁっ!! + カイムのっ……ふとっ、いっ……」 +\endtext + +\text +寒さのせいか、 +膣穴はまだあまり濡れていない。 +\endtext + +\text +それでも肉棒を咥えこまされ、 +グラスは苦しそうな表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいグラス、そんな顔をしていると + 国民が不審がるぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誰のせいだと思ってるんですか」 +\endtext + +\text("グラス") +「はっ、あふっ……ひっ、あぁっ……。 + わ、わかってる……分かっているが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれ、手を振ってやれ。 + 笑顔をきちんと添えたうえでな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、楽しげに腰を揺らす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃんっ……んくっ、ふぁっ! + でもっ……あっ……奥にっ、奥に + チ●ポが届いてっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口を執拗に突き上げる肉棒に、 +グラスの細い身体がビクッと痙攣する。 +\endtext + +\text +足を閉じようとするグラスだが、 +カイムはそれを許さない。 +\endtext + +\text +ググッと太ももを掴み、 +無理やり開かせた状態で膣穴を責める。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁぁああっ!! 馬車が、揺れてっ…… + いつもよりっ、激しっ、いっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……もう、するのはいいですから、 + せめてさっさと終わらせてくださいね」 +\endtext + +\text +パレードの準備という、相当面倒な仕事を +率先してこなしたカイム。 +\endtext + +\text +一度は彼のことを見直したリズベルだったが、 +結局はいつも通りと知り、落胆する。 +\endtext + +\text +そして、カイムたちから視線をそらし、 +手元の書類に目を落とす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぅっ……んっ、あぁっ!! + す、すまなっ、いっ……リズベル……。 + お、怒って……いるのか?」 +\endtext + +\text +嬌声を漏らしながらも、 +グラスはリズベルを気遣う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいえ、怒ってなどいません。 + カイム様はそういう方ですから。 + ただ呆れ果てているだけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルは嫉妬しているのだ。 + 俺のチ●ポをおまえにとられた、とな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……面倒なので無視しますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが安心しろ。きちんとあとで + リズベルのことは抱いてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまは、 + おまえのマ●コで俺の苦しみを癒してくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……私のマ●コで、ひぁ……。 + チ●ポから、精液……搾り、とってやる」 +\endtext + +\text +グラスはそういうと、 +窓の外の国民に手を振りながら、 +カイムに尻を押し付ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、あはっ、はぁっ……んんっ!! + リズベル……済まない。 + す、すぐ……終わらせるから……」 +\endtext + +\text +目の前のリズベルと窓の外の国民の存在が、 +眠っていたグラスの羞恥心を呼び起こす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふっ、んんっ!! + わ、私……こんな、場所で……。 + セックス……してるっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、見てみろ。おまえを慕う国民たちが + 窓の外にはたくさんいるぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつらはおまえを一目見ようと + 集まった連中だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな奴らの目の前で、おまえは下半身を + 露出して肉棒を咥えこんでいるわけだ。 + そしてなおかつ、感じている……」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの耳元でそうささやく。 +\endtext + +\text +グラスは身体をよじるが、 +肉棒はしつこくしつこく膣穴を突き上げる。 +\endtext + +\text("グラス") +「や、あはぁんっ…… + カイム、言わないでくれ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいや、やめない」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはいやらしい女だ。 + 俺のためと言いながら、その実…… + マ●コに入れて欲しかったんだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふっ、んっあふぁ……。 + ち、ちが……う、私は…… + カイムの、ために……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? それにしては…… + ずいぶんと濡れてきているようだが?」 +\endtext + +\text +膣穴に肉棒が突きこまれると、 +透明な愛液がグチュッと溢れ出た。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁんっ……それは、あっ!! + カイム……やだっ、いじめないでくれ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういう人です。諦めてください。 + 女性が嫌がれば嫌がるほど喜ぶんですから、 + ほんと性質が悪いですよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが俺流の女の愛し方だ。 + 見ろ、グラスの蕩けた表情を」 +\endtext + +\text("カイム") +「かつて氷の女王と呼ばれていた女が、 + こんなに甘い声で鳴いている。 + 実にすばらしいことだと思わんか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「知りません。ただひとつ言えるのは、 + あなたの趣味に巻き込まれる女性が + かわいそうだという事です」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、これはあとで徹底的に + 調教しなおさねばならんな」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤと笑いながらそういうと、 +グラスへと視線を戻す。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ出させてもらうぞ、グラス? + 外の連中に感づかれないように、 + しっかりと笑っているんだぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ、ひっ……そ、そんな……無理だ。 + 私もっ、イキそうなのだ……。 + それなのに、笑うなんて……」 +\endtext + +\text +グラスもまたアクメが近づき、 +膣穴を震わせている。 +\endtext + +\text +馬車が愛液の甘酸っぱい香りで満たされ、 +カイムは興奮を募らせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……コホン」 +\endtext + +\text +そして書類に目を落としているリズベルの +頬も、心なしか桃色に染まりつつある。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、出すぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あぁっ……国民が、見てる前で……。 + 私っ、イクッ……中出し、されて……あぁ、 + イクッ、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +グラスの嬌声が、馬車の中に響いた。 +\endtext + +\text +その直後、亀頭が膣穴を鋭くえぐり、 +子宮口をこねつぶした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁぁぁぁぁあああああああっ!! + 中っ、出てるっ!! + リズベルが、いるのにっ……」 +\endtext + +\text +ドクンッ、ドクッと、肉棒が脈打ち、 +精液を膣内に送り込んでいく。 +\endtext + +\text +リズベルは直前まで書類を見ていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぃっ、んっ、あはぁぁああっ! + イクッ、マ●コがっ、熱いぃっ!!」 +\endtext + +\text +しかし精液が尿道を駆け上がり、 +狭い膣内を満たしていく快感にグラスが +声を上げた時、視線を股間へとずらした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +そして、見る。 +\endtext + +\text +パックリと開かされた無防備な膣穴に、 +精液が注入されていく様子を。 +\endtext + +\text("グラス") +「だ、めっ……リズベル……あひぃっ! + み、見ないでっ、くれっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、無理を言うなグラス。 + 狭い馬車の中では、 + どうしても視界に入ってしまうものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ……はひっ、いぃっ!! + あふぁっ……国民も、見てるっ! + 私が、種付けされてる顔をっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「笑え笑え。 + 笑って手を振っていれば、バレはしない」 +\endtext + +\text +カイムは射精をしながら、 +窓の外の国民に向かって手を振っている。 +\endtext + +\text +しかし国民から見えないところでは、 +無垢な少女に容赦なく種付けをし続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぅっ、あふっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +アクメを経て、冷えていたグラスの身体が、 +桃色に上気している。 +\endtext + +\text +膣穴からは大量に注ぎ込まれた精液があふれ、 +ボタボタと垂れ落ちている。 +\endtext + +\text("グラス") +「み、見られた……イッてるところ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしいか?」 +\endtext + +\text +カイムがグラスのうなじに顔をうずめながら、 +そう訊ねる。 +\endtext + +\text +すると、グラスは頷いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「どこかに、隠れてしまいたい気分だ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。 + それこそが恥ずかしいという気持ちだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが知るべき、 + 人間らしい感情のひとつだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうなのか……。 + これが、恥ずかしいという感覚……」 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベルに見られて、恥ずかしい……。 + でも、なんなのだ、これは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「恥ずかしいのに、 + 私は……気持ちよくなってしまっている」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、いつもより……気持ちいい気がする」 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、これは……正常な感覚なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、さてどうだろうな。 + もう一度確かめてみるか? + 見られている方が、感じるのかどうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……また、この人は……」 +\endtext + +\text +リズベルが目頭を押さえ、 +沈痛な表情で嘆息した。 +\endtext + +\text("グラス") +「た、頼む……。 + それに、カイムのチ●ポもまだ…… + 大きいままだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、そうだな。 + ふたりで気持ちよくなろうではないか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑い、 +再度グラスの膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text("グラス") +「はひっ、あぁぁぁあああっ!! + ゴリゴリッて……マ●コが、 + えぐられ、てっ……るっ……」 +\endtext + +\text +抱えられたグラスは、 +大きく股を開かされたまま +ズボズボと膣穴をほじくられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? + ふたりっきりでするよりも気持ちいいか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わからないっ……まだっ、あひぃっ! + でもっ……でもっ、気持ちいいっ!! + マ●コの奥が、物凄く……いいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは膣穴を緩慢にえぐられる快感に、 +表情を蕩かせている。 +\endtext + +\text +膣穴からは愛液と精液が混じり合った汁が +溢れ続けている。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぅっ、んっ……あぁっ!! + カイムのチ●ポっ……すごいっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぁっ、んんっ……!! + 先っぽが……膨らんで、 + 私の穴……ひっかいてるっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのマ●コはいつも締まりがいいが、 + 今日はいつにも増して、きつい気がするぞ」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭でグリグリと +子宮口を突き上げる。 +\endtext + +\text +その快感は一瞬のうちにグラスの全身に +駆け巡り、彼女の理性を溶かしていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうなのか? あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりは、それだけ感じているのかも + しれないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「見られることで、おまえはより気持ちよく + なってしまっているのだ」 +\endtext + +\text +カイムに耳元でささやかれ、 +グラスは納得してしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「か、感じて……る……。 + 私は見られて……気持ちよくなってる……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……グラス様に変なことを + 吹きこまないでくださいませんか」 +\endtext + +\text +呆れ顔を浮かべているリズベルだが、 +今では風邪を引いたように頬が赤い。 +\endtext + +\text +目の前のグラスの痴態を否応なく +見せつけられた、その結果だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「変な事だと? クククッ、事実ではないか。 + 俺は嘘は言っていない」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ろ、この気持ちよさそうな顔と、 + 濡れまくっている股間を」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの身体を抱えなおし、 +リズベルの前で股を開かせる。 +\endtext + +\text +そしてこれ見よがしに、 +荒々しく肉棒を突き込み始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひあっ、あっ、あぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +愛液が飛び散るほど +激しくグラスの膣穴がえぐられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「グラス、目の前のリズベルに教えてやれ。 + 自分が今、どれほど感じているかを」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぇ? あっ、あぁっ!! + そんなっ……見られるだけでも、 + 恥ずかしいのに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうですよ。何考えてるんですかっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「エロい事に決まっているだろう。 + 恥ずかしがる女に気持ちいいと言わせる。 + どうだ? 実にエロかろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「興奮するだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それはカイム様だけですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、さて……それはどうだろうな?」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を膣穴でしごかせながら、 +窓の外の国民に手を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、どうなのだグラス? + 正直に言ってみろ。 + 目の前のリズベルに向かってな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あっ……きっ、気持ち、いっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それではリズベルに聞こえないぞ? + もっと大きな声で言うんだ」 +\endtext + +\text +カイムは深々と肉棒を突き刺し、 +すぐさま引き抜く。 +\endtext + +\text +それを何度となく繰り返し、 +グラスから言葉を引き出していく。 +\endtext + +\text("グラス") +「いい、気持ちっ、いいっ!! + リズベルッ……私はっ、 + 見、見られてっ……感じているのだっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベルの前で、マ●コをほじくられてっ、 + 種付けっ、ひゃれてっ……私っ、私っ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃぃいいっ! + こ、興奮、してるのだっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、はーっはっはっはっ!! + どうだっ!? 俺だけではなかっただろう」 +\endtext + +\text +カイムは勝ち誇った笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("グラス") +「イッ、イクッ……リズベル……私っ、 + またっ……イキそうっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、わかりました……。 + わかりましたから、声を抑えて……」 +\endtext + +\text +グラスの大きくなっていく声に、 +リズベルは慌てる。 +\endtext + +\text +しかし抽送は激しさを増すばかりで、 +その快感に煽られたグラスの嬌声は、 +やはり大きくなっていくばかりだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ、イクッ、イクゥッ!! + も、もう我慢できないっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ!! いいぞグラスっ!! + そのままイケっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、もうっ!! + 外に聞こえたらどうするんですかっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの声も、 +アクメ寸前のグラスには届かない。 +\endtext + +\text +カイムもまた聞く耳を持たず、 +自分勝手に腰を振っている。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ……マ●コがっ、アヒィッ!! + マ●コがイクっ! 気持ちいいーーっ!」 +\endtext + +\text +グラスの身体が、ガクンッと震えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎぃっ! ひっ!? + イクッ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +グラスが絶頂すると同時に、 +膣内に2度目の精液が放たれた。 +\endtext + +\text +そして尿道からは、黄金水が噴き出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃあっ! グラス様っ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ!? あっ、だめぇっ!! + おしっこがっ……でちゃ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +対面にいるリズベルの身体に、 +小水が降り注ぐ。 +\endtext + +\text("グラス") +「す、すまないリズベルッ!! + と、止まってっ!! あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、これはいい。 + グラスもっと出せ。おまえの恥ずかしい + 姿をもっと俺に見せろ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスが絶頂している間、 +絶えず膣穴を突き続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぃっ、んっ……あはぁぁぁあああっ!! + だっ、めっ……今、マ●コ……突いたら、 + らめっ……らめぇっ……」 +\endtext + +\text +自分の身体でありながら、 +快感を与えられすぎて +グラスは小水を止めることができない。 +\endtext + +\text +突き上げられるたび、黄金水が噴き出し、 +リズベルの身体にかかる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁ……グラス、様……」 +\endtext + +\text +狭い馬車の中、逃げ場のないリズベルは +小水を受け続けるしかなかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「グスッ……う、ううっ……。 + すまぬ……リズベル……ほんとうに……」 +\endtext + +\text +小水が止まったのは、グラスのアクメの波が +完全に引いてからだった。 +\endtext + +\text +そのころには、リズベルの服は +ずぶ濡れになっており、眼鏡にもいくつか +の水滴がかかってしまっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、グラス様のせいでは + ありませんから」 +\endtext + +\text("グラス") +「で、でも……」 +\endtext + +\text +小便を漏らしてしまったグラスに、 +もはや国民に手を振る気力は残っていない。 +\endtext + +\text +代わりにカイムが歓声に応え、 +手を振っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで、グラスも人並みに恥ずかしさを + 覚えることができるようになったわけだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はすっきりできたし、 + 実にめでたいことだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですね。でもひとりだけ、 + めでたくない人がいるんですが」 +\endtext + +\text +リズベルは眼鏡を拭き終えると、 +ギロッとカイムを睨みつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「美少女の黄金水を浴びることが + できたのだぞ? + 最高の幸運ではないか」 +\endtext + +\text +しかし相手がカイムでは、 +リズベルの眼力も意味をなさなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +パレードを終え、馬車を降りたところで +グラスはもう一度リズベルに謝った。 +\endtext + +\text +そしてふと馬車を振り返り、 +心配そうにつぶやく。 +\endtext + +\text("グラス") +「パレードの最中、私はずいぶんと + 大声を出してしまったが…… + 御者に聞こえはしなかっただろうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。あれほど大声を出せば + まず聞こえていたでしょうね」 +\endtext + +\text("グラス") +「うっ、あっ……や、やはりそうか……。 + うぅ……恥ずかしい……」 +\endtext + +\text +グラスは顔を真っ赤にしてうつむく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「御者だけではありません。 + 周囲の国民にも聞こえていたでしょうね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今頃、グラス様の噂で + もちきりなんじゃないですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一晩もすればきっと国中に広まりますよ? + グラス様は馬車の中でセックスするほど + いやらしい女だと」 +\endtext + +\text("グラス") +「噂……もちきり……あ、あぁ……。 + それは、困る……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ど、どうしよう……。 + カ、カイム……リズベル? + 私はどうすればいい?」 +\endtext + +\text +あたふたとするグラスを見て、 +リズベルがクスッと噴き出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、私が魔法で馬車の中の音を + 周囲に漏れないようにしていましたから、 + 心配なさらなくとも結構ですよ」 +\endtext + +\text +リズベルがグラスに向かってウィンクする。 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぇっ!? + そ、そうなのか? 本当に?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、本当です。 + 少しだけ、からかわせていただきました。 + グラス様がお可愛らしいので」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか……? + よかった……ありがとう、リズベル」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺がグラスをいじめたくなった + 理由がわかっただろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様と一緒にしないでください」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って、 +プイッとそっぽを向くのだった。 +\endtext + +\text +かくしてパレードは大成功をおさめ、 +キロスとハドスの友好は、 +より強固なものとなった。 +\endtext + +\text +馬車の中での出来事が噂として流れる様子も +なく、グラスは人知れず二重の意味で、 +ほっとするのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_07.txt new file mode 100644 index 0000000..c588b11 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_07.txt @@ -0,0 +1,2321 @@ +\setgamedatatitle("グラス_07") + +\text +グラスを自室に招いたカイムは、 +自慢の幻像石コレクションを披露していた。 +\endtext + +\text +ベッドの上にいくつも幻像石を並べると、 +グラスは年相応の女の子のように +瞳を輝かせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、これほど並ぶと壮観だろう?」 +\endtext + +\text +幻像石は、 +そのひとつひとつが宝石のように美しい。 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ……実物は以前見たことがあるが、 + これだけあるとまたちがった迫力があるな」 +\endtext + +\text("グラス") +「これにはどんな映像が収められている + のだ? カイムの幼いころか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そういったものはハドスが + 陥落したおりに全て燃えてしまったからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか……すまない。 + いやなことを思い出させたな」 +\endtext + +\text +グラスはしゅんとして、うつむいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。それはそれとして、 + これにはありとあらゆるセックスに関する + 記録が収められている」 +\endtext + +\text("グラス") +「セックスに……関する?」 +\endtext + +\text("グラス") +「幻像石は高価だと聞くぞ。 + そんなもののために使うものがいるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、分かっていないなグラスよ。 + そんなものだからこそ、使うのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「活字は活字で味わいがあるが、 + やはりセックスは映像あってこそだろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +幻像石をひとつ手に取り、魔力を込める。 +\endtext + +\text("グラス") +「お、おおっ…… + 本当に、セックスをしているな。 + ここにあるすべてが、そうなのか?」 +\endtext + +\text +グラスはベッドの上の幻像石を指さし、 +カイムに尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、その通りだ。 + 古今東西、あらゆる文化圏で行われた + セックスが記録されている」 +\endtext + +\text("カイム") +「いうなれば……そう、これは + 人類という種の記録なのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「な、なるほど……それはすごいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろう?」 +\endtext + +\text +素直な称賛の声に気を良くし、 +カイムは胸を張った。 +\endtext + +\text("カイム") +「時にグラスよ。セックスにおいて + 最も重要なのはなんだと思う?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……チ●ポとマ●コだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。悪くない答えだ。 + 確かにそれは間違いではない。 + だが、世の中にはこういうものもある」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +またひとつの幻像石に魔力を込めた。 +\endtext + +\text +幻像石からは、 +若い女性同士が互いの性器を責め合っている +映像が収められていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ぬ? カイムよ……これはどういう事だ? + 女同士がセックスをしているように + 見えるが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで正しい。これは女同士がセックス + をしている映像を収めたものだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「このように、 + 女同士でもセックスはできるのだ。 + 例えば、おまえとリズベルとかな」 +\endtext + +\text("グラス") +「私が……リズベルと……」 +\endtext + +\text +グラスはそうポツリとつぶやくと、 +途端に顔を赤くした。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それはっ……ならん」 +\endtext + +\text("グラス") +「私はカイムのものだから、 + リズベルとセックスするのは、 + その……困るぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、まぁ、そういう事もあるという + ことだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「女同士がありならば、男同士もあるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんある。これなどは + 幼い男娼の仕事風景を収めたものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……なっ……これは、ぬぅ? + カイムよこれは……尻に入っているのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、尻に入っているのだ。このように + 男同士でセックスすることもできるし、 + 女でも尻の穴でセックスすることもある」 +\endtext + +\text("グラス") +「……セックスとは、奥が深いのだな……」 +\endtext + +\text +グラスはゴクッと、生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「で、では……話は戻るが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「チ●ポとマ●コの有無がセックスにおいて + 重要ではないのだとしたら、 + いったい何が重要なのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはだな、 + ずばり『シチュエーション』だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「しちゅ……え~しょん? それはなんだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「説明しよう。シチュエーションとは、 + 結論から言えばつまり背景、状況のことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「立場や衣装、周囲の状況などによって + 生み出されるさまざまな環境は、 + 肉体的な快楽をさらに高めることとなる」 +\endtext + +\text("カイム") +「例えば……この前のパレードの最中にお前 + を犯したが、その時おまえはいつもより + 感じると言っていたな?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだ。確かにあの時、私は感じていた。 + リズベルに見られて……私は、 + ものすごく、興奮していた」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか。 + なるほど、物凄くわかりやすかったぞ、 + カイム」 +\endtext + +\text +グラスは感心した様子でカイムを見上げた。 +\endtext + +\text +そしてパチパチと手を叩く。 +\endtext + +\text +好奇心が刺激されたのか、 +グラスは今度は自分から幻像石を手に取り、 +魔力を注ぎ込む。 +\endtext + +\text +すると今度は、椅子に座った女が +男を足蹴にしている映像が浮かび上がる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ぬ? これは……カイム、 + どういうしちゅえ~しょんなのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれどれ……ふむ。これはあれだな。 + 女王が家臣である男を + 足で責めている所だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この業界では、割と + よくあるシチュエーションだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「よくあるのか? + ぬぅ……こんな世界もあるのか……」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが、これは気持ちがいいのか? + セックスとは互いが気持ちよくならねば + ならないのだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「見れば笑っているのは女だけで、 + 男は苦しんでいるではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう見えるということは、 + まだまだ修行が足りんということだ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスから幻像石を受け取り、 +指さしながら説明を始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいか、まず注目すべきはここだ。 + 玉座に座ったこの女は、 + いったい何を踏みつけている?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん? なにを……だと? + まさか、これはチ●ポを踏んでいるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。女は男のチ●ポを踏みつけ、 + 悦に浸っているわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その一方で男はチ●ポを踏みつけられ、 + 苦しそうにしている」 +\endtext + +\text("グラス") +「か、かわいそうだ。 + やめてあげて欲しい」 +\endtext + +\text +グラスがギュッとこぶしを握り、 +映像の中の女を睨む。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、この男は本当にやめて欲しいと + 思っているのか? ……答えは、ノーだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「な、なぜノーなのだ。 + 苦しいのは良くないことだ。 + カイムだって苦しいのはいやだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「単に苦しいだけならばな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この男は自分が仕える女王に見下され + ながら、性器を足蹴にされるという屈辱を + 味わっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、その一方で高貴な女王が自らの肉棒 + を目にし、それに触れているという事実に + 対して、興奮を得てもいるのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「複雑な性を抱え過ぎではないのか、 + この男は」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ確かにこの男は侮れん。 + 間違いなく上級者だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ふむ。なにやら頭が混乱してきた。 + ただセックスと言っても、 + 様々な形があることだけは、わかったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「知識だけを詰め込んでも + なかなか身にはつかないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいい。 + このシチュエーションを実践するとしよう。 + 幸いお前は、元女王だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうと決まれば + 今からバラートホルンに行くぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「今からか? + いささか急過ぎはしないだろうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「思いついてすでに5秒経っているのだ。 + むしろ遅いくらいだ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +グラスを抱きかかえて寝室を出ていく。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("グラス") +「本当に、ここでするのか?」 +\endtext + +\text +グラスを伴い、カイムは宣言通り +バラートホルンにやってきた。 +\endtext + +\text +そしてカイムがまず最初にしたのは、 +人払いだった。 +\endtext + +\text +広い玉座の間の中に、 +カイムとグラスのふたりしかいない +というのは、異様な光景だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが恥ずかしいというからな。 + せめてもの情けでふたりきりに + してやったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これ以上不満を言うのなら、 + 兵たちの目の前でおまえを犯すぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「うっ、わ、わかった……。 + それで私は、どうすればいいのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの幻像石は最後まで見ただろう? + あれと同じことをここですればいい。 + 俺を相手にな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスを玉座へとすわらせると、 +自身はその足元に横になる。 +\endtext + +\text +そして慣れた動作で肉棒を取り出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、俺の準備はいいぞ。 + いつでも足蹴にするがいい」 +\endtext + +\text("グラス") +「……貴殿も、 + 複雑な性を抱えた者のひとりなのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は守備範囲も広いが射程距離も長い。 + さぁ早く来い。せっかくの消音魔法も、 + ぼやぼやしていると効果がきれるぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった…… + えと、まず靴を脱いで……」 +\endtext + +\text +グラスは慌てて靴を脱ぎ、素足になる。 +\endtext + +\text +肉棒は触れる前からすでに勃起しており、 +近づけるだけでその熱が伝わってくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「これでいいか? 痛くはないか、カイム?」 +\endtext + +\text +肉棒にチョンッと足を乗せただけで、 +グラスは心配そうにカイムを見下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「待て待て、グラス。そうではないだろう。 + 幻像石の通りにしろと言っただろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「し、しかし……だな……。 + あれを実際にやれと言われても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わざわざキロスに来て、さぁ足蹴にされる + ぞと意気込んでいる所に、そんな気のない + 事を言われる俺の身にもなれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それは貴殿が勝手に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいかグラス。この場でのおまえは、 + 氷の女王グラスだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もしも俺に敗れなかったら、 + もしも俺が敗れたならどうなっていたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうシチュエーションでする + セックスの応用編だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これができんようでは、 + いつまでたっても半人前だぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが、私は誰かを演じたことなど + ただの一度も……」 +\endtext + +\text("カイム") +「果たしてそうか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「えっ……」 +\endtext + +\text +グラスはビクッと身体を震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは国のために様々なものを + その背中に負わされていたな」 +\endtext + +\text("カイム") +「その際、本意ではないことを + 女王であるがゆえにやらねばならなかった + ことが多々あったはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、すでに演じていたのだ。 + 女王という仮面をつけて、 + 毎日のように舞台に上がっていたのだ」 +\endtext + +\text +カイムの力説に、グラスは息をのむ。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか……。分かった。 + 泣き言を言ってすまない。 + 私は、頑張るぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その意気だ。よし来い。俺のチ●ポを + おもちゃだと思って踏みつけろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、私は……氷の女王……。 + 幻像石で見たような、冷酷な……女……」 +\endtext + +\text +グラスはスッと目を閉じ、 +ブツブツとつぶやき始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「私は……女王。氷の、女王……」 +\endtext + +\text +幻像石に映っていた女王から拾い上げた +イメージを、可能な限り自身に投影していく。 +\endtext + +\text("グラス") +「冷酷で、非道で……情け容赦ない…… + 酷薄な笑みが似合う……女……」 +\endtext + +\text +グラスの足に、力が込められた。 +\endtext + +\text +今まではただ触れているだけだったが、 +足の指の先まで力が入り、 +ググッと肉棒を押してくる。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、グラスは瞳を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「妾に……ひれ伏せっ!!」 +\endtext + +\text +玉座の間に響き渡る声とともに、 +足が肉棒を踏みつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ!」 +\endtext + +\text +カイムは思わず声を上げ、身体をよじった。 +\endtext + +\text("グラス") +「フフッ、 + それが魔王カイムの鳴き声か」 +\endtext + +\text("グラス") +「ずいぶんと、無様な鳴き方を + するのだな――ん?」 +\endtext + +\text +一転して、 +グラスはつま先で肉棒をくすぐり始める。 +\endtext + +\text +強烈な痛みの後の甘美な快感に、 +肉棒はビクビクと震えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「魔王カイム。敗者となって + 妾の前に醜態を晒した気分はどうだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「汚い愚物を足蹴にされる気分はどうだ?」 +\endtext + +\text +グラスの小さな足が、 +血管の浮いた肉棒を撫でる。 +\endtext + +\text +シュリシュリと、 +乾いた音が玉座の間に響いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クッ……勝負は時の運だ。 + 今は敗者であっても、 + この次は、必ずおまえを……」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴様に、次など、ないっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの足が持ち上がり、 +ゴッと打ち下ろされた。 +\endtext + +\text("カイム") +「がっはっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が折れんばかりの衝撃を受け、 +カイムは歯を食いしばる。 +\endtext + +\text +しかし役に入り込んでしまっているグラスは +心配をするどころか逆に、 +さらに行為をエスカレートさせていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「このような無様な姿で、 + 妾のような小娘に良い様に弄ばれる貴様に、 + 次の機会などあるはずがなかろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴様はこれで終わりなのだ。 + あとは、妾のペットとして飼われるか、 + 死ぬかのどちらかのみだ」 +\endtext + +\text +ツツッと、親指で肉棒の裏を撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……ぐぅ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムよ。聞けば貴様は手に入れた女を + 毎夜のように抱いていたそうではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それが……どうした……」 +\endtext + +\text("グラス") +「クスクスッ、なに。そんな男がこの様では、 + 貴様に取り入り、必死で寵愛を得ようと + していた女たちも浮かばれんと思ってなぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +ギリギリギリッと、 +グラスは肉棒を踏みつける。 +\endtext + +\text +踏んだうえで、右に左にと足を動かし、 +潰そうとしてくる。 +\endtext + +\text +カイムは必死に肉棒に力を込め、抗った。 +\endtext + +\text("グラス") +「おーおー、 + 潰してやろうと思ったが、よく耐える」 +\endtext + +\text("グラス") +「魔王の名は伊達ではないという事か。 + だが……それもいつまで持つかのぅ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はーっ、はーっ……ぐっ、はっ……」 +\endtext + +\text +足蹴にされ、潰されかかっているというのに、 +肉棒はなおも勃起し続けている。 +\endtext + +\text +鈴口からは先走り汁が溢れ出し、 +ドロリとしたたり落ちていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「クククッ、なんだこれは? + 貴様……足蹴にされて感じているのか? + 情けない男よ」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、 +鈴口から滴る先走り汁を足で拭う。 +\endtext + +\text +そしてその足で、肉棒の腹を擦り始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「貴様の汚い汁で、妾の足が汚れてしもうた。 + 拭いて綺麗にしてもらおうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ……ぉっ……」 +\endtext + +\text +ニチュニチャッと、 +肉棒を擦るたびに卑猥な音が響くようになる。 +\endtext + +\text +その音に興奮してか、 +グラスの言葉はさらに勢いを増す。 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベルから聞いたぞ? + 貴様、魔王と言いながら + 実際は何もしておらんらしいな?」 +\endtext + +\text("グラス") +「にもかかわらず、所構わずセックスをし、 + その後始末を押し付けているとか」 +\endtext + +\text("グラス") +「駄犬はやはり + 首に縄をつけて飼わねばならんらしいっ!」 +\endtext + +\text +グラスは足の甲で、肉棒を横から蹴りつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぁっ、はぁっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「フフッ、決めたぞ。貴様は妾が飼ってやる。 + 牢獄に鎖で繋いで、 + こうして時折遊んでやろう」 +\endtext + +\text +蹴られた肉棒は左右にブルブルと震えるが、 +かろうじて折れはしなかった。 +\endtext + +\text +先走り汁がブプッと飛び出し、床に飛び散る。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは、とんでもないものを + 呼び起こしてしまったのかもしれんな) +\endtext + +\text +カイムは肉棒を足蹴にされつつも、 +そんなことを考えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(元々グラスは自分の意志や目標などなく、 + 人格もまだ完全に形成されては + いないのかもしれん) +\endtext + +\text("カイム") +(故に、これから何色にも染まることが + 出来る、ということか……) +\endtext + +\text("グラス") +「おい、妾が飼ってやると言っているのだぞ。 + 感謝の言葉もないのか、この愚図めがっ!」 +\endtext + +\text +今度は足の裏が肉棒を押しつぶす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐふっ……あがっ、はっ……。 + ご、御免こうむる。 + 飼われるくらいなら、死んだ方がましだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「クククッ、ほざくではないか。 + 妾に足蹴にされてチ●ポを勃たせるような、 + 変態風情がっ!!」 +\endtext + +\text +頬を紅潮させたグラスは、 +連続で肉棒を踏み、蹴り、そして潰した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ、おっ……がはっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはその度に声を上げ、 +床の上で無様にのた打ち回る。 +\endtext + +\text("グラス") +「はははっ、 + 死にたいならこのまま殺してやろうっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「チ●ポを踏み抜かれて、イクがいいっ!! + この変態めっ!!」 +\endtext + +\text +グラスはトドメとばかりに +つま先でカイムの肉棒を +グリリッと押しつぶした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ははっ、はははははっ!! + こいつ、イキおったっ!! + 妾に蹴られて射精しおったわっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの高笑いが上がり、 +精液も高々と打ち上げられる。 +\endtext + +\text +そのさなか、グラスは哄笑を浮かべながら +肉棒を蹴り続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「この変態っ、変態っ、変態がっ!! + 妾の様な小娘に足蹴にされて興奮するとは、 + 愚物以下のカスだなっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの瞳は、爛々と妖しく輝いている。 +\endtext + +\text +無垢な分だけ、 +外部からの影響を受け易いのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「まだ出るのかっ!? + ははっ、これはいいおもちゃを手に入れた」 +\endtext + +\text("グラス") +「気が向いたらまた遊んでやるぞ? + まぁ、それまで貴様が生きていれば + だがなっ!」 +\endtext + +\text +グラスは最後に力任せに肉棒を蹴り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぁっはっ!」 +\endtext + +\text +ブルンッと肉棒が跳ねあがり、 +精液もその勢いに乗って遠くまで飛んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はははっ、あははははっ!! + 妾の城を汚すとは、やはり飼うのはやめだ。 + 今すぐ貴様は処刑だっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「処刑だっ、処刑だっ!!」 +\endtext + +\text +精液が出なくなってからも、 +グラスは執拗に肉棒を蹴り続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……はぁ、はーっ……はぁ、はっ……」 +\endtext + +\text +グラスは玉座に身体を沈め、 +顔についた精液をペロッと舐めあげた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ふ、ふふっ……ふふふっ……楽しい♪」 +\endtext + +\text +不敵な笑みを浮かべるグラスに、 +カイムはゾクッと寒気すら覚えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「男を足蹴にするのは……面白いな。 + チ●ポがその度に勃起して……ふふっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、どうした、これで終わりか」 +\endtext + +\text +射精を終えたカイムは、よろりと立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、次は俺の番だな。 + よくも、この俺をコケにしてくれた」 +\endtext + +\text("カイム") +「その罪は……重いぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ガバッとグラスへと抱きついた。 +\endtext + +\text +そしてグラスを抱え上げると身体を反転させ、 +玉座に手を突かせる。 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムッ!? あっ、何をするんだ」 +\endtext + +\text +驚いたのか、 +グラスは素に戻り、カイムに尋ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、今度は俺がおまえを気持ちよくして + やろうというだけの話だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、演技を続けろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……。 + えぇと……な、何をするっ! + 妾をキロス女王と知っての狼藉かっ!」 +\endtext + +\text +グラスは瞬時に役に戻り、 +カイムを睨みつけた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ……やめろっ…… + 誰かっ、誰かおらぬかっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはグラスのスカートと下着を脱がし、 +尻を突き出させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、この部屋一帯に + すでに消音魔法を張り巡らしてある」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様がどんなに悲鳴を上げたところで、 + 気づく者などおりはせぬ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、自らの指を舐める。 +\endtext + +\text +そして唾液に濡れたその指を、 +グラスの股間へと伸ばす。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぅぅぅうううっ! なっ、やめっ……。 + そこはっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの指は、グラスの膣穴ではなく、 +肛門へと触れた。 +\endtext + +\text +そしてしわを伸ばすように、 +外周を愛撫し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムッ……カイムッ!? + そこは違っ……うっ、 + そこはお尻の穴だっ! カイムッ!」 +\endtext + +\text +グラスはあまりに衝撃的な出来事に、 +演技を忘れて叫ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっているぞ? ここでいいのだ。 + ほれ、演技の続きをしろ。 + でないと前戯なしでチ●ポをねじ込むぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ……嘘っ、 + そんなところに、入れるなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも見たであろう? + アナルでセックスをしている映像を」 +\endtext + +\text("カイム") +「何も特別なことではない。 + ほれ、演技をしないなら……指を入れるぞ」 +\endtext + +\text +カイムは指先に力を込め、 +ググッと肛門内にねじ込んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃっ!? ひぁぁぁあああっ!! + わ、わかった、するっ、するからっ!! + 指っ、抜いて……指、指ぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。ほれほれ、早く続きをしないと + 指が根元まで入ってしまうぞ」 +\endtext + +\text +ズプッ、ズププププッと、 +肛門内に指が侵入していく。 +\endtext + +\text +あらかじめ唾液で濡らしていた指は、 +きつい直腸内でも難なく滑り込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ああっ、あーーーーーーーっ!! + わ、妾はっ、妾はっ……女王、なるぞっ! + 妾にこんなことをして……ただで済むと」 +\endtext + +\text +グラスは指を抜いてもらおうと、 +必死に演技の続きをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、この魔王カイム。 + 受けた屈辱は倍にして返す主義だ」 +\endtext + +\text +しかし、カイムは指を引き抜くどころか、 +更に深くまで沈めてしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃぃぃいいいっ! + だめっ、やめろっ! + それ以上奥に、入れるなっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +指が第二関節くらいまで入り込むと、 +カイムはようやくそれ以上の侵入をやめた。 +\endtext + +\text +しかしその代わり、 +クチュクチュと直腸粘膜をひっかき始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐっ、んっ、あふぅぅぅうううっ!! + 動かすなっ、あぁっ!! お尻が、妾の、 + お尻がっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +指の腹が、敏感な粘膜を刺激する。 +\endtext + +\text +本来は排泄するための器官に異物が入り込み、 +尚且つ好き勝手に動き回っているこの状況に、 +氷の女王グラスは悶え続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「ゆ、許さんぞっ!! + 妾を侮辱したこと…… + 必ず、後悔させてやるっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「させられるものならさせてみろ。 + おぉ、ズプズプと良く呑み込むケツ穴だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「おぉ、おっ……またっ、また中にっ……。 + やめろっ、それ以上は、入れる、なっ……」 +\endtext + +\text +ついには、指が根元まで入り込んでしまう。 +\endtext + +\text +カイムはその状態で、指を回転させる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、はひぃぃいいっ! + だめっ、それっ、やめろっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぅぅううっ! + 妾の尻の穴で、遊ぶなっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、良く締まるいいケツ穴だ。 + だが少々締まりがよすぎて + 俺のものが入らんかもしれんな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、指を更に1本ほど、 +肛門内に滑り込ませた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あひぃぃぃいいいっ! + だめっ……指、増やしたら、あぁっ!! + 裂けるっ、妾の尻が、裂けるぅっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは膝をガクガクと震わせ、 +その場にしゃがみ込みそうになる。 +\endtext + +\text +しかし肛門に指をひっかけられ、無理やりに +尻を持ち上げられ、強制的に立たされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度では裂けはせん。 + 俺の腕をねじ込めば、 + 流石にそうなるかもしれんがな」 +\endtext + +\text +カイムは意地の悪い笑みを浮かべると、 +グチュグチュと音を立てて肛門をほじくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁっ、あっ、あっ、あっ!! + 妾の、尻がっ…… + 魔王に、もてあそばれ、て……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぐぅっ…… + だ、誰か……誰か、妾を助けよ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「誰か、誰かぁぁぁぁああああっ!」 +\endtext + +\text +グラスは喉が裂けんばかりに声を上げる。 +\endtext + +\text +しかし、カイムの消音魔法によって、 +その声がこの部屋から漏れ出ることはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、いいのか? + もし万が一兵が駆けつけてきたとして、 + この状況を見られることになるわけだが」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ……」 +\endtext + +\text +グラスの身体が、ビクッとこわばる。 +\endtext + +\text("カイム") +「一国の女王が、尻を突き出して + 肛門をほじくられているところを、 + 見られてもいいのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それはっ……あぁっ! + あぐっ、あっ、はひぃっ……」 +\endtext + +\text +グリュンッと、またも指が回転する。 +\endtext + +\text +そしてヂュプッと音を立て、 +肛門から指が引き抜かれた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はひっ、はっ、あふっ……あはぁ……。 + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グラスはぐったりとして、肩で息をしている。 +\endtext + +\text +身体からは汗が吹き出し、 +宝石のように輝いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ヒクヒクとうごめいて、 + 実に美味そうなアナルだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「くっ、あはぁ……お、終わった、のか? + ならば、今すぐ貴様を処刑して……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、それでは本番といこうか」 +\endtext + +\text +グチュリとグラスの肛門に肉棒をあてがった。 +\endtext + +\text +そしてそれ以上何を言うでもなく、 +グググッと肉棒を肛門へとねじ込む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ!? あーーーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +悲鳴、絶叫。 +\endtext + +\text +それに似た嬌声が、玉座の間に響き渡った。 +\endtext + +\text +亀頭が入り込み、肉竿が半分までねじ込まれ、 +そして肉棒すべてが、直腸内に収められた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あがっ……がっ、はっ……」 +\endtext + +\text +その間、実に1秒。 +\endtext + +\text +グラスがそれについて何かを思うよりも早く、 +肉棒は肛門を蹂躙していた。 +\endtext + +\text("グラス") +「い、今すぐ……それを、ぬけっ……。 + 妾の、尻からっ……あ、あぁっ!! + 抜けっ、早く抜けぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、仕方ないな。 + ではご要望に応えて、抜いてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、腰を引いた。 +\endtext + +\text +肉棒がズルルルルッと、 +直腸粘膜をひっかきながら出ていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「は、はへぁっ……あっ、ふっ……。 + そのまま……そのままっ、ゆっくり……」 +\endtext + +\text +しかし残るは亀頭だけという段階になった時、 +カイムはニュルルルッと、 +再び肛門内に肉棒を滑り込ませた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ、ひっ、あひぃぃぃぃいいいいっ! + なにしてっ、あぁっ!! 妾は抜けとっ、 + 言っ、あはぁぁぁあああッ!!」 +\endtext + +\text +ヌルルッ、グチュッ、ヌルルッ、グチュッと +肉棒がゆっくりと出入りする。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの命令に従う義務は、俺にはない。 + このままおまえのケツ穴を犯し、 + 恥辱の限りを味わわせてやる」 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ、ぐっ……妾の、尻がっ、尻がっ……。 + こんなっ、けだものにっ……あひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、獣か。その獣に、バックから + 犯されてヒィヒィ言っているおまえもまた、 + 獣だろうよ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの細い腰を掴み、 +ねちっこく肉棒でかき回す。 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +桃色の直腸粘膜が露わになり、 +カイムの興奮を高めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「氷の女王と言えど、人の子か。 + 中はやけどするほど熱く、 + ぬるりとしている」 +\endtext + +\text("カイム") +「実に気持ちの良いケツ穴だ。 + 今度おまえの兵たちにも + 使わせてやってはどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムはペシッと尻を叩くと、 +抽送速度を上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっひぃぃいいっ! + そんなことっ、できるはずがなかろうっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「妾を、これ以上愚弄するならば……。 + あぐっ、ひっ…… + 必ず後悔することになるぞっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは歯を食いしばりながらも、 +ビクビクと身体を震わせている。 +\endtext + +\text +腸奥を亀頭で突かれると甘い声を漏らす。 +\endtext + +\text +もはや隠しようがないほどに、 +グラスは尻穴で感じてしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ということはつまり、いまのおまえには + この俺をどうすることもできないわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、はははっ!! + ではその後悔する時が来るまで、 + たっぷりと楽しませてもらおうではないか」 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく肛門をえぐり、 +肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁっ、んんっ!! だめっ、やめろっ! + 妾の尻がっ、壊れるぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがどうした? 俺には何の関係もない。 + 俺はただ、おまえの恥辱にまみれた姿を + 見ながらチ●ポをしごき、射精するだけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはもはや、女王ではない。 + 俺にとっては、ただの肉穴にすぎん」 +\endtext + +\text +ベシッ、ペシッと、 +右と左の尻を交互に叩きながら、 +鋭く肉棒を突き立てる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はあっ……あがっ、あぁぁぁあああっ!! + やめっ、あひぃんっ!? だめっ、 + 叩くなっ、妾の、尻っ……ひぃっ!?」 +\endtext + +\text +肛門が、ギュウッときつく締まる。 +\endtext + +\text +カイムがしっかりと腰を掴んでいなければ、 +そのままグラスは床に膝をついてしまって +いただろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは、忌むべき魔王のチ●ポに + 尻穴を犯されて感じるとは、 + やはりおまえも、ただの女か」 +\endtext + +\text("グラス") +「はひぃっ、ひっ……か、感じてなど、 + いないっ!! + 誰が、貴様のチ●ポなどで……」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、妾はっ……ヒィんっ! + キロス女王っ……グラス、はふぁっ……。 + 誰が、貴様の、思い通りになど……」 +\endtext + +\text("グラス") +「なって……や、やるっ、もの、かっ……」 +\endtext + +\text +口の端からツツッと唾液を垂らしながら、 +グラスは最後の最後まで、抵抗を貫く。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、こんな状況になっても + 女王の誇りを忘れぬか」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがその誇り…… + 我が精液にて穢しつくしてくれようっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ズルルッと肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text +そして勢いをつけて一気に、 +腸奥へと肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁっ、あがっ……だめぇぇぇえええっ! + イクッ、イクぅぅぅぅうううううっ!!」 +\endtext + +\text +魔法すら貫通しそうなほどの大きな嬌声が、 +玉座の間全体に響き渡った。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひはぁぁぁあああっ! あっ、あがっ!! + だめっ、中は、中はやめろぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの声を無視し、 +精液が直腸内に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +ビュククッ、ビュルルンッと、 +瞬く間に狭い直腸内を満たしていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ……はっ、はひぁぁぁあああっ!! + だめっ、イクッ、イックゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +熱い精液の迸りを受け、 +グラスは抵抗むなしく絶頂した。 +\endtext + +\text +しかしグラスがアクメを迎えても、 +カイムは容赦なく肛門をほじくり続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「やめへっ、くれっ……。 + もう、妾の、尻をいじめないでっ…… + あぁっ!! もう、だめぇぇええっ!」 +\endtext + +\text +生まれたての小鹿の様に、 +足を震わせているグラス。 +\endtext + +\text +下から上につきあげるように +肉棒を出し入れしている関係で、 +グラスはしゃがもうにもしゃがみ込めない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、こんなに気持ちよくて楽しいのに、 + やめるはずがなかろう?」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌で精液を放ち続ける。 +\endtext + +\text +直腸を満たして精液は、 +さらに奥へと流れ込む。 +\endtext + +\text +排泄器官を性器の様に犯しぬかれ、 +グラスの身体からガクリと力が抜けてしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「も、もう……やめて、くれ……。 + あひっ……尻が、こわれ、る……」 +\endtext + +\text +精液を無理やり飲み込まされた +桃色の肛門粘膜が、僅かに赤く充血している。 +\endtext + +\text +しかし肉棒は引き抜かれることなく、 +奥深くまで突き刺さったままだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっくっくっ、おまえは俺のことを + 変態だと言ったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがケツ穴でイクおまえの方が、 + よっぽど変態だとは思わんか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「はひっ……あっ、あはぁっ、あふぅっ……。 + 違、う……。妾は……変態などでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうか。 + ではいま一度確かめることにしよう」 +\endtext + +\text("グラス") +「え、まっ……待て、 + 待って、待ってくれっ!!」 +\endtext + +\text +しかし、カイムは待たない。 +\endtext + +\text +グラスの制止を無視し、 +中出しされた精液が飛び散るほど激しく +かき回し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁんっ! + あっ、あはぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +ズルルルルッと、 +無情にも肉棒は肛門をこじ開けていく。 +\endtext + +\text +華奢な身体の小さな肛門が、 +カイムの凶悪な肉棒によって広げられていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふっ、あっ、がっ……。 + がはぁっ……また、妾の、尻が……」 +\endtext + +\text +パチュッグチュッと、荒く出入りする肉棒に、 +グラスは歯を食いしばり、耐えようとする。 +\endtext + +\text +しかしすぐに口の端からは唾液が滴り、 +嬌声が漏れ出す。 +\endtext + +\text +そして結局、口は大きく開かれてしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁーーーーーーーーーーーっ!! + 尻がっ、尻がぁぁぁあああッ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「焼けるっ、溶けるっ、裂けるぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +髪を振り乱し、グラスは吠えた。 +\endtext + +\text +まるで本物の雌犬のように、 +背後から肛門をほじくられて鳴いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「も、もうっ……やめてっ、くれっ……。 + 頭がっ……頭がっ、おかしくなるぅっ!」 +\endtext + +\text +膣穴からは、射精されたかのように、 +白い本気汁がドロリと垂れ落ちている。 +\endtext + +\text +それを見たカイムは、腰の動きを +緩めるどころか逆にさらに激しくしていく。 +\endtext + +\text +肉棒にも力を込め、 +亀頭を膨らませて敏感な直腸を削る。 +\endtext + +\text("カイム") +「やめて欲しければ、負けを認めろ。 + ケツ穴でイク変態だと自分で認めるなら、 + やめてやってもいいぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そっ、れはっ……あっ、ぎっ、あはぁっ! + そんなっ、妾にそんなことを認めろと + 申すのかっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「恥を知れ、この愚物めっ!! + 妾は、妾は決して……貴様などに…… + ヒィッ!? 貴様などにぃっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは必死に快感に耐えようとする。 +\endtext + +\text +しかしがっちりと腰を掴まれ、 +逃げる事も許されず太い肉棒に肛門を +貫かれては、どうしようもない。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ、ひっ、ひぁぁぁあああっ!! + 認めっ、な、ひっ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「妾はっ、絶対っ……あ、あぁっ!! + 尻がっ……あはぁっ、尻がっ……またっ!」 +\endtext + +\text +キュンッと、肛門が収縮する。 +\endtext + +\text +肛門アクメを覚えさせられたばかりの +グラスにとって、その快感はとてつもなく +甘美であり、抗いがたいものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれほれ、どうした? + またイクのか? この変態め。 + アクメをすれば、それがいい証明になる」 +\endtext + +\text +カイムはひたすら、 +汗だくのグラスを犯し続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「い、やらっ……ハヒィッ!! + イ、イキたく、ないぃっ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では認めろっ!! + 感じているのだろうっ!! + だからやめて欲しいのだろうっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「でなければ、 + このまま我慢し続けて見せろっ!!」 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が、 +桃色の直腸粘膜をゴリゴリとえぐる。 +\endtext + +\text +凄絶な快感に襲われ、 +グラスは一瞬白目を剥いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「む、無理っ……我慢なんて、無理だっ!! + こんなっ、あぁっ!! + だめっ、イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +グラスの身体が、本人の意思に関係なく +アクメを迎えようとしている。 +\endtext + +\text +役に入り込んでいるグラスにとって、 +氷の女王の意志こそが本心。 +\endtext + +\text +カイムを拒絶する心に嘘偽りはなく、 +グラスは懸命に快感を押し殺そうとした。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎっ、あふぁっ……」 +\endtext + +\text +しかし、限界はまたも訪れる。 +\endtext + +\text +アクメへの秒読みが始まった。 +\endtext + +\text +絶頂を止めるには、もはやカイムに +抽送をやめてもらうよりほかない。 +\endtext + +\text +グラスは涙と涎、 +そして汗でドロドロになった顔で、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、わかった……み、認め、るっ……。 + 認めるから、もうやめてぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +普通の少女のような可愛らしい口調で +グラスはそう叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、偉そうにしていても、 + 仮面を外してしまえばおまえもただの女か」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、妾は……尻穴で感じて……るっ、 + あはぁんっ、変態……ですぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは切羽詰った表情で、 +声を枯らしながら哀願する。 +\endtext + +\text("グラス") +「認めたっ……認めたからっ…… + もうっ、妾の尻穴を突くのは + やめてぇぇぇえええっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ……。はははははっ!! + 実にいい。強気な女を屈服させる瞬間は、 + 実に楽しいっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはひとしきり笑うと、グラスの尻肉に +指が沈むほど、強く揉みしだく。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、やめてやろう。 + おまえのケツ穴に、 + 精液をもう一度注ぎ込んだ後にな」 +\endtext + +\text +相手を小馬鹿にする笑みを浮かべて、 +カイムがそう言った。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、んなっ……。 + それじゃ、間に合わ、ない……」 +\endtext + +\text +グラスは騙されていたと愕然とし、 +そして同時に……諦める。 +\endtext + +\text("グラス") +「は、ははっ……も、もう、だめ……。 + イクッ……イカされるっ、また、妾は…… + 尻穴で……あぁ、イカされるぅっ!!」 +\endtext + +\text +諦観の境地に達したグラスの顔には、 +笑みすら浮かんでいる。 +\endtext + +\text +それが、プライドをずたずたに引き裂かれ、 +はしたなく肛門でアクメさせられる運命を +無理やり受け入れさせられた女の顔だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハッ、だすぞっ!! + 俺を足蹴にしていた女のケツ穴に、 + たっぷりと精液を吐き捨ててやるっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ……イク、イクゥッ!! + ふぁぁぁあああっ! + もう、立ってられないぃっ!!!」 +\endtext + +\text +グラスがビクンッと背中をのけぞらせた +瞬間だった。 +\endtext + +\text +肉棒がヌリュッと肛門を奥までほじくり、 +精液を吐き出した。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あふぅぅぅぅぅううううううっ! + イクッ、尻穴で、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ズッポリと肛門に肉棒が刺さったまま、 +グラスは二度目の肛門アクメを迎えた。 +\endtext + +\text +ビュルルッと精液が再度注ぎ込まれ、 +グラスの下腹部はわずかではあるが膨らむ。 +\endtext + +\text("グラス") +「はひぃっ、お腹がっ……苦しっ、あぁっ! + もう出すなっ、中に、出すなぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +グラスがどれだけ拒もうとも、 +カイムは射精をやめない。 +\endtext + +\text +ビュルッ、ビュルルルルルッと、 +生々しい音を響かせて腸内に白濁液を +注ぎ込み続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぁっ……あつっ、いぃ!! + 妾の、尻穴……精液で、いっぱいに、 + なるっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +アクメの余韻に浸るグラスの肛門は、 +キュン、キュンッと断続的に収縮する。 +\endtext + +\text +直腸から漏れた精液は太ももを伝い落ち、 +床へとしたたり落ちる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ、ひぃっ、んっ……あはっ……。 + もう、出さないでっ、おねが、ひっ……」 +\endtext + +\text +グラスは最後の最後まで懇願し続けたが、 +結局、カイムは最後の一滴まですべて、 +肛門へと注ぎ込んだのだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、ふっ……ん、あぁっ!! + だめっ、漏れるっ……あひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +直前まで肉棒が入っていた肛門は +すぐには閉じず、中に溜めこまれた精液が +あふれ出す。 +\endtext + +\text("グラス") +「やぁっ、あっ……出ちゃう……。 + はずかし、あっ……だめっ、 + 見ないで、くれ……」 +\endtext + +\text +未だアクメの余韻のただなかにあるグラスは +恍惚の表情を浮かべながら、 +精液を排泄していく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、カイムッ……恥ずかしいっ……。 + やめてっ、こっち、見たら、ダメっ……」 +\endtext + +\text +あまりの恥ずかしさに役の呪縛から解放され、 +素に戻ったグラスがそう懇願する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いいではないか。 + 実に可愛らしいぞ、グラス」 +\endtext + +\text +カイムは思うさま射精して満足したのか、 +こちらもいつもの調子に戻っている。 +\endtext + +\text +しかし口にすることは、あまり変わらない。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁ……う、あぁ……。 + お、お尻が……ジンジン、する……」 +\endtext + +\text("カイム") +「痛かったか、グラス?」 +\endtext + +\text +カイムが優しくそう訊ねると、 +グラスはフルフルと首を横に振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、こっちの穴…… + すごく、気持ちよかった……」 +\endtext + +\text("グラス") +「できたら……もう少し、 + 続けて欲しい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、淫乱め。それでは次は普通に、 + ゆっくりと楽しむとするか」 +\endtext + +\text("グラス") +「うん。よろしく頼む。 + 来て、カイムのチ●ポ…… + 私のお尻に、入れて」 +\endtext + +\text +グラスは自ら尻を持ち上げると、 +指で精液まみれの尻穴を広げるのだった。 +\endtext + +\text +ゴトゴトと、馬車が揺れる。 +\endtext + +\text +近くの迷宮の入り口まで馬車で移動する事に +なり、グラスはカイムの身体にピトリと +寄り添っていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした。 + 眠っていてもいいのだぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……少し、気になったことがあるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。聞こうか」 +\endtext + +\text("グラス") +「玉座の間で冷酷な女王を演じていた時―― + 私は本当に自分がそのような女になって + しまった様な、そんな錯覚に囚われたのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「これが、演じるという事なのか……。 + 少しだけ、怖くなった」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは今まで感情を抱くことや + 人とつながること、そういった事を + 経験する機会を奪われていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「女王の使命から解き放たれたおまえは、 + 誰も荒らしたことのない + 真っ白な雪原そのものだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「真っ白な……雪原……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが心配するな。 + これから、俺がおまえを染め上げる。 + 俺好みの女に、おまえを成長させてやる」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……ならば、 + 何も不安に思うことはないのだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿の色に染められるのであれば、 + それはむしろ、歓迎すべきことだ」 +\endtext + +\text +グラスは頷き、 +安心したように眼を閉じた。 +\endtext + +\text +寝息をたてはじめたグラスを +冷たい風から守るように、 +カイムは彼女を抱くのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_08.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_08.txt new file mode 100644 index 0000000..dc07839 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_08.txt @@ -0,0 +1,437 @@ +\setgamedatatitle("グラス_08") + +\text +夜、客も少なくなった酒場で、 +カイムはひとり幻像石を磨いていた。 +\endtext + +\text +僅かな光に透かして見る石は神秘的なまでに +美しく、それを見つめるカイムの心は、 +凪の様に穏やかになる。 +\endtext + +\text +そこに、ひとりの男が近づいてくる。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ご一緒しても、よろしいかな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにく、男と酒を飲む趣味はない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ほう? これを見ても?」 +\endtext + +\text +ギュンターはそういうと、 +手にした酒瓶をカイムに差し出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ギュンター、これはまさか……」 +\endtext + +\text +カイムの目が、見開かれた。 +\endtext + +\text +幻像石を箱に収め、酒瓶を手にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはアドナイで少量のみ生産されて + いるという幻の酒……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もその噂を聞いて、 + あの街では散々歩き回ったのだが…… + 結局手には入らなかった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「その酒は私の知り合いの老人が + 作っているのだが、一人で作っている為に、 + どうしても出回る量が少ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それゆえの、幻……か」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「偏屈な老人でね、 + たまに気が向いたらこうして譲ってくれる」 +\endtext + +\text +ギュンターは酒瓶を受け取ると、 +杯に注いでカイムへと差し出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。遠慮なくいただこう」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +目を閉じ、酒を口に含む。 +\endtext + +\text +そしてたっぷりと時間をかけて舌で吟味し、 +嚥下する。 +\endtext + +\text("カイム") +「……うまい」 +\endtext + +\text +ギュンターも同じく杯を空にし、 +大きく息をついていた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「あぁ、うまい。 + 私はあの爺さんの酒が大好きでね」 +\endtext + +\text +ギュンターはもう一度、 +カイムの杯に酒を注ぐ。 +\endtext + +\text +カイムは今度はゆっくりと、 +ひと口ずつ酒を味わう。 +\endtext + +\text("カイム") +「次に手に入った時は、また声をかけてくれ。 + 男と飲む趣味はないが、 + この酒ならいくらでも付き合うぞ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ははっ、そういうところが + 貴方の美点なのだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「美点? 何の話だ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「だってそうだろう。気に入った酒があって、 + それを作れる老人がいる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ならばその爺さんを捕えて + 自分のためだけに酒を造らせれば + いつでも飲める……が、貴方はそうしない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「その力を、持っていながら」 +\endtext + +\text +ギュンターは杯に口をつけながら、 +カイムを見た。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「欲しいならば、なぜそうしない?」 +\endtext + +\text +その瞳は、長年かけて研ぎ澄まされた +深く、重く、鋭い槍のような光を帯びている。 +\endtext + +\text +カイムはその視線をしばらく浴びた後、 +杯を空けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「この酒の味は、無理やり作らせたところで + 再現はできまい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、幻は、幻でいいのだ。 + 手に入れにくいということも酒の付加価値」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを台無しにしかねない真似なんぞは、 + 無粋の極みというものだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ははっ、本当に不思議な人だな、貴方は」 +\endtext + +\text +ギュンターの視線が和らぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺を試したか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「恐れながら」 +\endtext + +\text("カイム") +「その目に適わん答えをしていたなら、 + どうした」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「切っていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。 + まぁ、おまえにやすやすと切られる様な + 俺ではないが……」 +\endtext + +\text +カイムは杯を置き、 +ギュンターをまっすぐに見る。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ本題に入れ。 + 酒を飲んで眠くなってきた」 +\endtext + +\text +ギュンターも酒を空にすると、 +姿勢をただしカイムに頭を下げた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「礼を、言いに来たのだ。ありがとう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……礼? 何のことだ? + 俺はおまえに何もしておらんぞ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私の事ではない、グラス様のことだ」 +\endtext + +\text +ギュンターは顔を上げ、続けた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「この国の象徴でありながら、 + 同時にウィンガに捧げられる巫女として + グラス様は生きてきた」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いや、 + 生かされてきたと言った方が正しいな」 +\endtext + +\text +ギュンターは自嘲的にそう言い直した。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「自由はおろか、 + 自分というものがそもそもなかった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そんなグラス様が―― + 先日、私に笑顔をお見せになった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス様のその笑顔を見て、 + 私は……どこか救われた気持ちになった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス様に剣を捧げながら、 + 私は私の立場に縛られ、何もできなかった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス様が置かれている状況、 + 立場から……救うことができなかった」 +\endtext + +\text +ギュンターは一気にそこまで口にすると、 +固く握りしめていた拳を解いた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「だが、そんなグラス様の状況を、 + 貴方が変えてくれた」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴方が、グラス様を救ってくれた。 + だから……一言礼を言いたかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。俺の半分も生きていない + 若造だけに、考え方が青臭いな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はグラスを自分の女にしたかっただけだ。 + 抱く為に邪魔なものを取り払った、 + それだけのこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も知っているだろう? + 俺がグラスに何をしているか」 +\endtext + +\text("カイム") +「決して礼を言われるような類のことは + しておらん」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「くくくっ、はははははははっ!!」 +\endtext + +\text +ギュンターは突然、笑いだす。 +\endtext + +\text +静かな酒場には不似合いな、 +大きな笑い声だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「耳が痛い。 + 笑うならもう少し小さく笑え」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いやはや、失礼。 + あまりに嬉しかったもので、 + つい笑いが出てしまった」 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しい? お前は自分の娘を + 魔王に奪われて悔しくはないのか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……娘……か。 + そうだな、ではこう返そう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「自分が認める男に娘が嫁ぐ。 + 親として、これほど嬉しい事があろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん、気持ち悪いな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「なんとでもいうがいい。 + 自分がどう思おうと、 + 貴方はそれだけのことをしたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「話はそれで終わりか。では俺は帰るぞ。 + 感謝したければ、その分剣を振れ。 + それがグラスのためにもなる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ああ、そうさせてもらう」 +\endtext + +\text +カイムは幻像石の入った小箱を +ギュンターに押し付け、立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「酒の礼だ。それはおまえにやろう。 + 剣を振るしか能のないおまえでも、 + それを扱う魔力くらいはあるだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、立ち去った。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「はて……これは、幻像石?」 +\endtext + +\text +小箱を開けたギュンターは、 +中に入っていた幻像石を手に取った。 +\endtext + +\text +そして力を込め、幻像石を光らせる。 +\endtext + +\text +するとグラスの顔が、浮かび上がった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「お、おぉ……グラス、様……」 +\endtext + +\text +冷たい玉座に就いていた頃のグラスではない。 +\endtext + +\text +年相応の笑顔を浮かべた、 +今のグラスの姿が収められていた。 +\endtext + +\text +ギュンターは幻像石を握りしめ、 +テーブルに足を乗せると +酒瓶に直接口をつけ、ゴクゴクと飲んだ。 +\endtext + +\text +その目には、涙が光っている。 +\endtext + +\text +使命と立場、 +そして誓いに苦しんできた男が、 +歓喜の涙を流す光景が、そこにあった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_09.txt new file mode 100644 index 0000000..2a1efa0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_09.txt @@ -0,0 +1,2729 @@ +\setgamedatatitle("グラス_09") + +\text +夜……。 +\endtext + +\text +カイムが眠りにつこうとしていると、 +突然扉がノックされた。 +\endtext + +\text("カイム") +「誰だ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「私だ。 + その……入ってもいいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスか。いいぞ、どうした?」 +\endtext + +\text +カイムがグラスを部屋に入れるなり、 +グラスはカイムに抱きついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたというのだ。 + 泣いているのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「――夢を、見たのだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「夢? 怖い夢か?」 +\endtext + +\text +カイムがグラスの背中をさすりながら、 +そう訊ねた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……」 +\endtext + +\text +グラスはコクッ、と小さく頷く。 +\endtext + +\text("グラス") +「暖炉の前で本を読んでいたら、 + 暖かくて、つい……ウトウトして……」 +\endtext + +\text("グラス") +「そこは……確か酒場だった。 + カイムや、ティーリアや、 + マーガレッタや、エルや、リズベル……」 +\endtext + +\text("グラス") +「他にもたくさんの人や魔物がいて、 + 楽しくパーティーをしていたのだ」 +\endtext + +\text +カイムに抱かれながら、 +グラスは夢の中の内容を話し始めた。 +\endtext + +\text("グラス") +「皆、幸せそうだった。ギュンターなどは + 普段見ない程笑っていて別人みたいだった」 +\endtext + +\text("グラス") +「でも……突然床が抜けて、 + 皆が地下に飲み込まれたのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「下には、完全な暗闇が広がっていた」 +\endtext + +\text("グラス") +「でもその暗闇の奥には、何かがいた。 + そいつは落ちていく皆を、次から次に……」 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムもっ…… + そいつに、飲み込まれてしまった」 +\endtext + +\text("グラス") +「私も、最後には飲み込まれて……」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そこで……目を、覚ました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text +グラスの肩が、震えている。 +\endtext + +\text +普段何事にも動じないグラスが怯えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは怖い夢だったな。 + だが、所詮は夢だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、笑い飛ばす。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。怖い夢を見たから + 一緒に寝て欲しいという訳か。 + クククッ、まるで子供だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「ほっ、本当に怖い夢だったのだっ! + とても、現実味があって…… + 本当に、怖かったのだ……」 +\endtext + +\text +グラスはカイムにギュッと抱きつく。 +\endtext + +\text("グラス") +「死ぬな、カイムッ!! + 私の傍から、いなくならないでくれ……」 +\endtext + +\text +笑って励まそうとしたカイムだったが、 +グラスが感じた恐怖はその程度では +払拭できなかったらしい。 +\endtext + +\text +グラスは半泣きになりながら、 +カイムの胸に顔をうずめている。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまん、グラス。 + からかうつもりはなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、約束しよう。俺は死なん。 + おまえの傍を離れたりもしない」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの頭を、愛おしげに撫でる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ほんと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、本当だ」 +\endtext + +\text +カイムが頷いたことで、グラスは +落ち着きを取り戻し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「グスッ……なら、いい」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では一緒に寝るか」 +\endtext + +\text("グラス") +「うん」 +\endtext + +\text +カイムはグラスをベッドに連れていくと、 +ふたり並んで横になった。 +\endtext + +\text("グラス") +「……」 +\endtext + +\text +グラスはドキドキしながら、 +チラチラと横目でカイムを見る。 +\endtext + +\text("カイム") +「グーッ……」 +\endtext + +\text +しばらくすると、 +カイムがいびきをかき始めた。 +\endtext + +\text +それを聞いた途端、 +グラスはガバッと身体を起こした。 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ寝るのだ」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムの脇腹を +えぐるように手で突いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぉっ!?」 +\endtext + +\text +カイムは寝入り端を起こされ、困惑している。 +\endtext + +\text("カイム") +「ど、どうしたグラス? 今何をした?」 +\endtext + +\text("グラス") +「私が何をしたかはどうでもいい。 + 貴殿が何もしないことが問題なのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なに? + おまえは何を言っているのだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「夜。女を部屋に入れて + 貴殿はなぜ何もしようとしない?」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは男としてどうなのだ?」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、頬を膨らませた。 +\endtext + +\text("カイム") +「待て。確かにおまえの意見はもっともだが、 + そんな話を誰から聞いた?」 +\endtext + +\text("グラス") +「エル先生だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルか……」 +\endtext + +\text +カイムは脱力し、うなだれた。 +\endtext + +\text("グラス") +「最近は週に一度行われている報告会に + 私も参加させてもらうようになった」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ、その報告会とやらは」 +\endtext + +\text("グラス") +「その週にカイムにどんなことをされたかを + 報告し合う会だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そこで私は、色々と男女の関係というもの + を勉強したぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「エルとマーガレッタは今や私の先生だ。 + 彼女たちから私は学べる限りのことを + 学ぶ所存だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あのバカふたりはやめておけ。 + 余計なことまで覚えさせられるぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「先生方を悪く言うな。 + それよりも目の前に女がいるのに + 襲わない自分を恥じるのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ……。 + さっきまではガクガク震えていたくせに + ずいぶんと強気だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「女としての自信を身に着けた私に、 + ことセックスにおいて死角はない」 +\endtext + +\text("グラス") +「なんなら、 + 今日は私がリードしてやろうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「リード……か。 + それもエルたちに教わったのか」 +\endtext + +\text("グラス") +「名前の後に先生をつけろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……いいだろう。 + おまえがそう言うなら、 + 望み通り犯してやろうではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「その先生とやらの中途半端な知識など、 + この俺の前では無力である事を、 + その身をもって知るがいい」 +\endtext + +\text +カイムは服をはだけさせると肉棒を取り出し、 +グラスをベッドに押し倒した。 +\endtext + +\text("グラス") +「あんっ……やっとその気になったか……。 + そ、それで……今日はどうするのだ?」 +\endtext + +\text +グラスの細い腰を掴み、 +カイムはその尻肉の割れ目で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +既に期待が高まっているらしく、 +膣穴は微妙に濡れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、 + もうすでにこんなに濡らしているとは」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当はこれが目的だったのではないか? + 夢の話も、これを見た後では信憑性に + 疑念を抱かざるを得んな」 +\endtext + +\text("グラス") +「なにを言う。私は本当に怖い夢を見たのだ。 + 自分の女の言葉を疑うとは、 + カイムはひどい男だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし決めたぞ。今日は徹底的に犯す。 + まずはマ●コから先に食い破ってやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、ズププッと肉棒を +膣穴にねじ込んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっんっ…… + まだ、濡れきってないのにっ! + んっ、ぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +ズズッ、ズズズズズッと、ゆっくりと侵入し、 +肉棒が子宮口にまで到達する。 +\endtext + +\text +グラスの言葉通り濡れているとはいえ、 +まだ愛液の量自体は少ない。 +\endtext + +\text +しかしグラスはカイムと性交を重ねることで +確実に女として開花し始めている。 +\endtext + +\text +多少の痛みもすぐに快感に変わり、膣穴自体 +も嬉しそうに適度に肉棒を締め付けてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「今から犯そうというのに、 + そんな気遣いなど不要だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、突くぞ。 + せいぜい気を失わないように、 + 歯を食いしばっておくのだな」 +\endtext + +\text +カイムは指が食い込むほど強くグラスの腰を +掴むと、肉棒を出し入れし始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ、あっ、あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が、肉竿が、 +激しく膣粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text +愛液が不十分なせいで、 +いつもより刺激が多い。 +\endtext + +\text +グラスは悲鳴のような嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、いい声だ。さぁ、どんどん突くぞ。 + しっかりと立っていろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはっ、ひっ……あぐぅぅぅうううっ!! + かはっ、あっ、あはぁああっ!」 +\endtext + +\text +四つん這いになり、 +尻を高々と上げさせられているグラスは、 +反転した視界にカイムを収める。 +\endtext + +\text +カイムが激しく腰を振るたびに、 +自分の身体に波紋のように広がる快感。 +\endtext + +\text +その甘美な刺激に、 +早くもグラスの足から力が抜けそうになる。 +\endtext + +\text("グラス") +「は、ははっ……流石は、魔王……。 + そのチ●ポで……今までいったい + 何人の女を鳴かせてきたのだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「知りたいか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「え、遠慮……しておく……。 + だが、私だって、負けはせんぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「い、いつまでも……あふっ、 + されるばかりの私では、な、ないっ……」 +\endtext + +\text +グラスはそういうと、 +キュッと膣穴を意図的に締めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぉっ!?」 +\endtext + +\text +突然の膣穴のうねりに、 +カイムは思わず腰の動きを止めそうになる。 +\endtext + +\text("グラス") +「さ、さぁ、どうした? + 突きまくるのだろう? 突いてこいカイム」 +\endtext + +\text("グラス") +「もっとも……あふっ……。 + その分だけ貴殿は、射精を早めることに + なるだろうが、なっ……あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +逆さまになったグラスの顔は、 +血が上って赤くなっている。 +\endtext + +\text +膣穴をほじくられて陶然としながらも、 +ただカイムに身を任せるのではなく、 +積極的に肉穴で奉仕しようとしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。 + あいつらの教えも、バカにはならんな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って口の端に笑みを滲ませる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、締めれば締めるほど、 + おまえが味わう快感も増える。 + いわばもろ刃の剣だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま締め続けるというならそれもいい。 + 一気にアクメさせてやるぞ、グラスっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは果敢に腰を振り、 +ズボズボと小さな肉穴をほじくりまわした。 +\endtext + +\text("グラス") +「あーーーーーーーーーっ! + あひっ……あっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +グラスの膝が、ガクガクッと震えた。 +\endtext + +\text +少なかった愛液は瞬く間に分泌し、増え続け、 +今では太ももに滴るほどの量となっている。 +\endtext + +\text +それが単なる防衛反応か、快感によるもの +なのかは、グラスの蕩けた表情を見れば +一目瞭然だった。 +\endtext + +\text("グラス") +「くひぃっ……んっ、あはぁぁぁあああっ! + そ、そういう貴殿もっ…… + チ●ポがビクビクって……震えて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……華奢なくせに、 + 生意気な身体をしている」 +\endtext + +\text("カイム") +「きつく締まりながら、 + 俺のものを根元まで呑み込んで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クッ、まずい……このままでは、 + 俺の方が先に、出てしまう……」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁっ……出せっ……! + 私のマ●コにっ……心ゆくまでたっぷりと、 + 種付けするがいいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスはトドメとばかりにきつくきつく、 +膣穴を締めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くはっ……ただでは、イかんぞっ!! + おまえも道連れにしてやるっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭に渾身の力を込め、 +ヌリュリュッと膣穴をえぐった。 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り膣穴を締めれば締めるほど、 +穴をえぐられた時の快感は大きくなる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐっ、ひっ、あーーーーーーーっ!! + だめっ、イクッ、私もっ……イクゥッ!」 +\endtext + +\text +グラスは詰めを誤り、最後にはカイムと +一緒に絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁ、うぅっ!! + もう少し、だったのにっ!! + あぁ、イクぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +狭い膣内に、精液が打ち込まれる。 +\endtext + +\text +熱くたぎった子種に子宮口を焼かれることで、 +グラスのアクメはより深いものとなった。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクイクっ、イクッ!!! + マ●コっ……焼かれて、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +瞬く間に中を満たした精液は、 +愛液とともに外へと溢れ出す。 +\endtext + +\text +しかしそれでもなお、精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、すごいっ……私のマ●コに…… + 子種が、いっぱい……」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの腰に自分の腰を押し付け、 +密着させた状態でビュルビュルと注いでいく。 +\endtext + +\text +それはまさに、 +種付けという行為にふさわしい動きだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「まだ、はいってっ……るっ……! + ひっ、あぁっ!! ボタボタって、 + 流れ、落ちてるのにっ、まだ……」 +\endtext + +\text +精液の量は、男の興奮の度合いに比例する。 +\endtext + +\text +そんな事をエルたちから聞いていたグラスは、 +カイムがたっぷりと射精しているのを見て、 +素直に喜ぶ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ……はぁ、はっ…… + ふふっ……ふふふっ」 +\endtext + +\text +グラスは肩で息をしながらも、 +微かに笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text +しかも、ただの微笑みではない。 +\endtext + +\text +不敵な、 +見るものを挑発するようなそれだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「私の中が気持ちよすぎたか? + 少し……はぁ、はぁ、 + 射精が早すぎたのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうやって挑発しろと、 + エルが言っていたのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁいい。確かにおまえのマ●コは + 実に具合がよかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのせいで、思いのほか早く + 射精してしまったのは事実だ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの身体を褒め、その上で +引き抜いた愛液まみれの肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺をそこらの男と + 一緒にしてもらっては困る」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度はこちらの穴にぶち込んで + ヒィヒィ言わせてやるぞ」 +\endtext + +\text +グラスの肛門に肉棒を押し当て、 +亀頭をねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、それは……楽しみだ。 + も、もっとも……どちらの穴に入れようと、 + 同じ結果になるのは目に見えているがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「言うではないか。 + ではその通りになるかどうか、 + 今一度勝負だ」 +\endtext + +\text +カイムは遠慮容赦なく、 +ググッと一気に肛門へと肉棒を突き立てた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あんっ、あっはぁぁぁぁあああああっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴よりも狭い肛門を、 +肉棒が押し開いて進む。 +\endtext + +\text +愛液に濡れている肉棒は、 +ニュルルルルッと直腸内に滑り込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぐっ、あひぃっ!? + はぁっ、はっ、はっ……」 +\endtext + +\text +グラスは下腹部を圧迫され、 +呼吸を更に乱していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「相変わらず良くうねるケツ穴だ。 + さぁ、手加減なしで行かせてもらうぞ」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの返事を待つことなく、 +肛門内を肉棒でかき回し始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぎっ、んっ、あひぃぃぃいいいっ!! + あがっ……はひっ、はひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュリュッと、肛門を肉棒がえぐる。 +\endtext + +\text +膣穴に比べ、 +グラスの後ろの穴はまだ経験が浅い。 +\endtext + +\text +慣れ切っていないために、 +先ほどよりは余裕のない嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("グラス") +「お尻っ、あひっ…… + ジュボジュポって、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、目に見えて反応が変わったな。 + 前を犯しているときよりも、 + 切羽詰っているように見えるぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、んなことはっ……なっ、ひっ……。 + あはぁっ……私は、別にっ……」 +\endtext + +\text +カイムが細い腰を抱えなおし、 +より深くまで肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっひぃぃぃぃいいいいっ!!」 +\endtext + +\text +それだけで、グラスは背中をのけぞらせ、 +甲高い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +尻に力を入れた関係で、 +膣穴からはゴポッと精液があふれ出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、強がりはよせ。 + おまえが前よりも後ろで感じる女だと + いうことはすでに分かっているのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あっふっ……あひっ、 + 太いのが、お尻の奥までっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「入るだけではないぞ? + 入った分だけ、一気に引きずり出してやる」 +\endtext + +\text +カイムはその言葉通り、何度も突きこんでは +ズルルルッと肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぅっ、あっ……あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +擬似的な排泄を何度も行わされ、 +グラスは恍惚とした表情をさらけ出す。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ、んぎっ……ひっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +太い肉棒が出入りするたび、肛門が捲れる。 +\endtext + +\text +可憐な少女の痴態を +背後から見下ろすカイムは、征服欲が +満たされていくのを感じていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、 + 女のケツ穴をバックから犯すこの快感」 +\endtext + +\text("カイム") +「いつ味わってもいいものだ。 + さぁ、鳴けっ!! ケツ穴を掘られて + 無様にアクメしろっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぐっ……あひっ、ひぃぃぃいいいっ!! + 私の、お尻がっ……壊れっ、あぐぅっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは頭に血が上っていることと相まって、 +快感でろれつが回らなくなる。 +\endtext + +\text("グラス") +「わらひのっ、お尻がっ……あひっ、ひっ! + らめっ……来るっ、また来るぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、今更謝ったところで遅いぞ? + 徹底的に、完膚なきまでに、 + この俺の方が上だと分からせてやろうっ!」 +\endtext + +\text +グラスの手首ほどある肉棒が、 +ブチュブチュッと卑猥な音を立てて +出入りする。 +\endtext + +\text("グラス") +「くひっ……あがっ、あはぁぁぁあああっ! + らっめっ……イか、ない…… + わらひは、まだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、無駄だ無駄だ。 + この俺の肉棒にかかれば抵抗など無意味だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし…… + ははっ、前よりも尻穴が好きとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「キロス国民も、こんな変態で淫乱な女王を + 戴いていたと知ったら、 + さぞかし嘆くことだろうな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃっ……い、言わないで、くれっ……。 + それだけは、だめっ、 + 今は……言わないでぇっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが言葉でグラスをなじると、 +その分だけ肛門がきつく締まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハハハッ、随分としおらしくなったな。 + 最初に出会ったころに比べて実に女らしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなおまえを見ていると……興奮する」 +\endtext + +\text +カイムはさらに抽送を速め、 +グラスの肛門を責めぬく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ、イクッ、イクッ!! + またっ……お尻で、あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、そうだ。 + おまえはまたケツ穴でイクのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「王城で俺にケツ穴をほじくられて + はしたなく絶頂したあの日のように、 + 今宵もケツ穴で……イケッ!!」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの尻に、 +肉棒を深く深くねじ込んだ。 +\endtext + +\text +排泄器官を好き勝手にえぐられる屈辱と +羞恥に煽られ、グラスはいつも以上の快感を +味わわされる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁっ、あっ……あぁっ、イクッ!! + だめぇっ、私っ……お尻で、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +口から涎を垂らしながら、 +グラスは嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +次の瞬間、直腸に精液を注ぎ込まれ、 +元キロス女王は尻穴でアクメさせられた。 +\endtext + +\text("グラス") +「いっ、くっ……イクッ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ビュブッ、ビュルルルルッと、 +精液が直腸内に迸る。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぉっ……あっ、はひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +グラスはその姿勢に見合った獣じみた声を +上げ、ガクガクと身体を痙攣させている。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ、ひはっ……あっ! あぁっ! + わらひの、お尻にまたっ…… + 精液がっ……あっ、あぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの脳裏に、玉座の間で徹底的に +尻穴を犯された時の記憶がよみがえる。 +\endtext + +\text +氷の女王という冷徹な女を演じていた +グラスだったが、いつの間にかその役に +なりきってしまっていた。 +\endtext + +\text +そんな自分が屈服させられた原因が、 +このアナルセックスでの快感だった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎっ、ひぁぁぁあああっ!! + はふっ、らめっ…… + 頭が、変に、なるっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「これ、きもちっ、よすぎてっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、可愛いぞグラス。 + 最初のころの人形のようなおまえを + 抱くのもよかったが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまの人間臭いおまえも、実にいい」 +\endtext + +\text +美少女の肛門に射精するという +普通では味わえない快感に没頭しながら、 +カイムはそう言った。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひっ……んぁっ、ひっ、あはぁっ!! + お尻、気持ち、イッ……イクッ、 + またっ、イクッ!!」 +\endtext + +\text +絶頂に次ぐ絶頂を味わわされ、 +グラスは最終的には、 +ぐったりとしてしまった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ、へはっ……は、あはぅ……」 +\endtext + +\text +グラスの肛門から、肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あんっ、だめっ……漏れちゃ……う……」 +\endtext + +\text +直前まで太い肉棒を咥えこまされていた +肛門は、すぐには閉じてくれない。 +\endtext + +\text +そのままぽっかりと開いたまま、 +白濁液をドボドボと垂れ流す。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これでわかっただろう。 + 俺とおまえでは経験とテクニックにおいて + 天と地ほども差があるということを」 +\endtext + +\text("グラス") +「あが……は、はひぃ……。 + わ、わかった……す、すまな、い……」 +\endtext + +\text("グラス") +「す、少し、だけ…… + 調子に乗って……しまっていたようだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。分かればいい。 + ではそれを理解したところで、 + 続きと行こうか」 +\endtext + +\text("グラス") +「え……」 +\endtext + +\text +グラスが絶句する暇もなく、 +衰えを知らない肉棒を膣穴に突きこんだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あーーーーーーーーーーっ! + あ、あーーー、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは言葉を紡ぐことも忘れ、 +ただただ、吠えた。 +\endtext + +\text +歓喜の表情で、腰をくねらせて悶える。 +\endtext + +\text +その姿は、エサをもらって喜び、 +尻尾を振る犬そのものだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「私っ……さっきイッたばかりなのにっ、 + あひっ……マ●コほじっちゃ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな事は、俺の知ったことではない。 + 言っただろう? 徹底的に犯すと」 +\endtext + +\text("カイム") +「こういうセックスもあるという事を、 + 俺がおまえに教えてやる」 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく腰を振り、 +膣奥を執拗に突き上げる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっぐっ……あはぁんっ!! + か、かたっいっ…… + あんなにっ、精液出したのにっ……」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は萎えることなく、 +力強く膣穴をえぐっている。 +\endtext + +\text +亀頭はエラが張り、 +精液と愛液でヌルヌルになっている膣肉を +容赦なく引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は魔王だぞ? 世界中のいい女を + 自分のものにしようとしている俺が、 + たかが数発で種切れを起こしてたまるか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ニュルルッと膣穴から肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっあーーーーーーーーっ!! + こ、今度はっ、あひっ……お尻っ!?」 +\endtext + +\text +膣穴に入っていた肉棒は、 +間髪入れず肛門へとねじ込まれた。 +\endtext + +\text +しかし荒々しかった今までの動きに比べ、 +酷く緩やかなものとなる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ……はひっ、ひぃっ!! + あっふぅっ……お尻がっ、お尻がぁっ!!」 +\endtext + +\text +動きが遅い分、それだけじっくりと +刺激を受け止めることになる。 +\endtext + +\text +グラスは直腸をえぐられる快感を +たっぷりと味わわされ、よがる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのマ●コも、ケツ穴も、 + どちらも俺のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして……どちらに出すのかも、 + 俺の気分次第だ」 +\endtext + +\text +カイムは悠然と笑い、 +ニチニチと肛門をいたぶり続けた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぐっ、うぅっ……はひっ、あひぃっ!! + 太いチ●ポが……出たり、入ったり……」 +\endtext + +\text("グラス") +「お尻、すごっ……いぃっ!! + あぁっ、また、また抜けるぅっ!!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンッと、グラスの肢体が痙攣する。 +\endtext + +\text +軽く絶頂したのを見計らい、 +カイムは膣穴へと肉棒を移す。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐっ、ひっ、あはぁぁぁあああっ! + らっ、めっ……また、オマ●コっ…… + ほじく、られっ、てっ……へはぁっ」 +\endtext + +\text +ベッドの上で汗だくになり、 +グラスはボタボタと汗と愛液を滴らせている。 +\endtext + +\text +シーツは彼女の汗と愛液とで、 +じっとりと濡れてしまっていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「いいっ、いっ……気持ちいいっ!! + オマ●コも、お尻も、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは最初のころの余裕をすっかり失い、 +カイムにされるがままとなっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + まだまだおまえには経験が足りんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺が、 + 今後ともおまえにセックスを教えてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「その身体に、直接な」 +\endtext + +\text +カイムは自分の気分次第で、 +肉棒をしごく穴を変える。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ぎっ……あひっ、ひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +膣と肛門、その両方を交互に犯され、 +グラスの頭の中はますます快感によって +混濁していく。 +\endtext + +\text("グラス") +「も、あっ、あふぁっ……もうっ、もうっ! + ら、めっ……頭の中が、白くっ、真っ白く、 + なって……あ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ガクガクッ、ビクッ、ビクッと、 +断続的にアクメの波が押し寄せ、 +理性が完全に洗い流されようとしている。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ……私またっ、イクッ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + では俺も、本気を出させてもらうか」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながらそう言うと、 +ズロロロロッと、肉棒をアナルから引き抜く。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっひぃぃぃあああっ!! + らめっ、イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、俺ももう少しで出るぞっ!! + 前か後ろか、これだけ具合がいいと + 迷ってしまうな」 +\endtext + +\text +射精が近づいたカイムは +両方の穴で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はひぃっ……あぁっ、あーーーっ! + また、チ●ポが太く、なって……」 +\endtext + +\text("グラス") +「がっはっ……はひっ、あはぁぁああっ! + らめっ、意識が……遠く……」 +\endtext + +\text +時折白目を剥きながら、グラスは最後の最後、 +カイムが射精するのを待っている。 +\endtext + +\text +カイムによって調教を受け、 +膣穴も、肛門も、どちらも遜色ない快感を +肉棒にもたらす。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、いいぞグラス。 + マ●コもケツ穴も、最高の締め付け具合だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あふっ、あっ、あはぁぁぁああっ! + イクッ……またイクッ、らめっ!! + あーーーっ、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ!! イキッぱなしだなグラス。 + よし決めたぞ。 + ラストはおまえのケツ穴に注ぎ込んでやる」 +\endtext + +\text("グラス") +「んひっ、ぎぁぁああっ!! + だ、出ひてっ……私の、尻穴にっ…… + 精液出してっ、ぁぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ……出るぞっ!! + おまえのケツ穴の奥の奥にっ、 + ぐぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +交互に肉穴をえぐり続けたカイムは、 +最後を、肛門で締めくくると決めた。 +\endtext + +\text +血管の浮いた凶悪な極太の肉棒で、 +可憐な少女の肛門は蹂躙される。 +\endtext + +\text("グラス") +「イグッ……イグッ、 + イグイグイグゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +グラスは普段のおとなしさが嘘のように、 +髪を振り乱し、身体を震わせながら絶叫した。 +\endtext + +\text +その半瞬後、肉棒から大量の精液が迸った。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あーーーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビュビュッ、ビュッと、 +精液が肛門内に流れ込む。 +\endtext + +\text +直腸を満たした精液は、 +更に奥へと進んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ぐっ……あはぁぁぁあああっ! + イクッ、気持ちいいっ!! + お尻っ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +完全に肛門の快感の虜となっているグラスは、 +尻を左右に振りつつアクメを貪る。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ、はっ……はひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「私のお尻っ、みっちり……広げられ、てっ、 + 中に、ビュルビュルッ……て……あぁっ!」 +\endtext + +\text +つま先で何とか踏ん張っているものの、 +その膝はアクメによりガクガクと震えている。 +\endtext + +\text +力が入らなくなり、 +カイムに腰を掴んでもらっていなくては、 +自分で支えることができなくなっている。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぅっ、あっ、あっ……あぁっ!! + お尻ぃっ……おしり、すごいぃっ!! + アナルでのセックス、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは室内に響くほどの大声をあげつつ、 +歓喜の涙を流していた。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はっ、あはぁ、あふぁ……」 +\endtext + +\text +肛門から、肉棒が引き抜かれる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、んっ……また、お尻から、あぁ……。 + 精液、出てる……」 +\endtext + +\text +グラスは自分の股から滴る精液を見ながら、 +震える声で囁く。 +\endtext + +\text("グラス") +「な、生意気を言って、ごめん、なさい……。 + カイムは、やっぱり……すご、かった……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。 + だが、リードしようというその気持ちは + ありがたく受け取っておくぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに行儀のよいおまえを愛でるのも + いいが、たまにはおまえをお仕置きする + のも、悪くない」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうか……。よかった……。 + じゃあ、カイム……」 +\endtext + +\text +グラスは息も絶え絶えといった様子で、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「こ、今度は……優しく、してほしい。 + いつもみたいに優しいカイムも、 + 私は、好きだから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ……いいだろう。 + では仰向けになって股を開け」 +\endtext + +\text +カイムはグラスにそう命じ、 +自身は少女に覆いかぶさる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ……カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、緊張しているのか?」 +\endtext + +\text +身体をこわばらせたのを見て、カイムが笑う。 +\endtext + +\text("グラス") +「緊張は別に、してない。 + ただ……まだ身体が敏感になっている + だけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだな。 + あれだけイケば、 + 普通ならばもういいとなるはずだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりおまえは、相当に淫乱らしいな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの額にキスをする。 +\endtext + +\text("グラス") +「淫乱でも……いい。 + カイムと一緒に、気持ちよくなれるなら」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、自分から股を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「来て、カイム。 + いっぱい……感じさせてほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。今日は枯れるまで、 + おまえの中に種付けするぞ」 +\endtext + +\text +カイムは勃起したままの肉棒を +膣穴にあてがい、同時に僅かな膨らみに +手を添えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぁっ……あっ、んんっ……。 + カイム……愛してる、ぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ、グラス。愛している」 +\endtext + +\text +グラスとカイムは、互いに愛をささやき合い、 +そして口付けをかわした。 +\endtext + +\text("グラス") +「ちゅっ、はぁ……はぁ……。 + いいぞ、動いても。 + 今日は、私の身体を好きにしてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんそうさせてもらうさ」 +\endtext + +\text +カイムは唇を離すと、 +腰をゆっくりと動かし始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あぁんっ……すごいな……。 + あんなに出したのに、まだ、硬い……」 +\endtext + +\text +グラスは身体に伝播する快感に喘ぎながらも、 +カイムのスタミナと性欲に、驚く。 +\endtext + +\text("グラス") +「オマ●コ……締めてても、ニュルって…… + あはぁ……こじ開けて、入ってくる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの、奥の奥までな。 + 俺のものがマ●コの奥に届いているのが、 + わかるか?」 +\endtext + +\text +先ほどまでの荒々しい抽送とは一転して、 +深くつながることを目的としたセックスに、 +グラスは幸せそうな声を上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うんっ……感じる……。 + 私の、いちばん深い場所で、 + カイムの温かいのを感じる……」 +\endtext + +\text +既に精液でドロドロになっている膣穴に、 +肉棒がゆっくりと出入りする。 +\endtext + +\text +ニチャ、ニチャアッと、 +色々な物が混じった液体が糸を引く。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁっ……カイム、カイム……」 +\endtext + +\text("グラス") +「私は、こんなに幸せでいいのだろうか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っているのだ、おまえは」 +\endtext + +\text +カイムが膣奥を突きながら、 +呆れた表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("グラス") +「だ、だって……私は、あはぁんっ! + 女王の重責から……逃げた女だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「国の行く末を貴殿に託して、 + 私はただ……守られて…… + 毎日を、過ごすだけ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが、何か問題なのか?」 +\endtext + +\text +カイムはグラスのつつましやかな胸を揉む。 +\endtext + +\text +指先で乳輪の外周をなぞったりと、 +膣穴以外での快感を擦り込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「問題では、ないのか? + 私には……国民に対する、 + ひどい裏切りだと思うのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「以前も言ったが、 + おまえは今までその国民のために、 + 自分を犠牲にし過ぎていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからこれからのおまえは、 + 自分のために生きろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分のために生きて、そして幸せになれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その権利が……おまえには + 充分過ぎるほどある」 +\endtext + +\text +グチュウッと、肉棒を肉穴に沈め、 +亀頭で子宮口に濃厚なキスをする。 +\endtext + +\text("グラス") +「んんっ、あっ、はぁぁああっ! + そう言われて……ずっと、考えてきた……」 +\endtext + +\text("グラス") +「本当に、そうなのだろうか……と。 + あふっ……私は、貴殿の愛に…… + 甘えているだけなのではないかと」 +\endtext + +\text +子宮口と乳首とを同時に責められ、 +グラスはビクンッと腰を浮かせた。 +\endtext + +\text +その浮いた腰を、 +カイムは追い打ちをかけるように肉棒で突く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、甘えているだけ……か。 + 俺がそれを最も求めているものだとしても、 + おまえは満足できないか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「求めて、いる? + 私が貴殿に甘えることを…… + 貴殿は、求めているのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。 + これはおまえにしかできないことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜなら、この世におまえは + たったひとりしかいないのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「たった、ひとり……。 + んっ……くっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +頬を赤く上気させ、 +グラスはトロンとした瞳でカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「前から言おうと思っていたが、 + おまえには、代わりなどいないのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルやエル、ティーリア、 + マーガレッタに代わりがいないように、 + おまえもまた、たったひとりしかいない」 +\endtext + +\text("グラス") +「そんなこと……考えたこと、なかった……。 + 大事の時の備えとして、私は……ひぅっ、 + 生かされて、来た……」 +\endtext + +\text("グラス") +「私が死ねば、次の巫女が選ばれ…… + 私という存在は、消えていくのだと + 思っていた……」 +\endtext + +\text("グラス") +「でも、そうでは……ないのだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、俺はキロス女王ではなく、 + グラス、おまえという個人を見ているのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしておまえに、 + もっと甘えて欲しいと思っている」 +\endtext + +\text +カイムは深くつながりながら、 +グラスと身体を密着させる。 +\endtext + +\text +そしてグラスに口を開かせ、 +濃厚なキスを交わす。 +\endtext + +\text("グラス") +「ンはぁっ、チュッ……ルルッ、ふへぁ……。 + あむっ、んっ……あふっ、あっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、自信をもって俺に甘えろ。 + 俺の大事な、グラス……愛しているぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、身体を震わせた。 +\endtext + +\text +すると肉棒がググッと膨らみ、 +ビュルルッと精液が膣穴に流れ込む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、ふっ……あっひっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +熱い精液の迸りを受け、 +グラスは身体を痙攣させた。 +\endtext + +\text +決して激しくはないが、 +大きな大きな快感の波が押し寄せる。 +\endtext + +\text +グラスの理性はいとも簡単に押し流され、 +絶頂へと押し上げられる。 +\endtext + +\text("グラス") +「イッ、クッ……あひっ!! + うれしっ、いっ……カイム……。 + 私っ、嬉しいっ……」 +\endtext + +\text +グラスはぎゅっとカイムに抱きつきながら、 +ビクビクッとアクメの痙攣を起こしている。 +\endtext + +\text("グラス") +「私も、愛してるっ……。 + カイムのことを思うと胸の奥が、 + ふわって、温かく……なる……」 +\endtext + +\text +グラスがアクメしている間も、 +肉棒は次々と精液を流し込んでいく。 +\endtext + +\text +やがて膣内は満たされ、 +白濁液が外へと流れ出ていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あうっ、はぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グラスは幸せを体現したかのような表情で、 +カイムを見つめている。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ……チュッ♪」 +\endtext + +\text +グラスはカイムの首に手を回すと、 +自分から口づけする。 +\endtext + +\text("グラス") +「あの時、貴殿に唇の初めてを奪われた時、 + 私はそれが何を意味するものなのかすら、 + 分からなかった」 +\endtext + +\text("グラス") +「でも今なら、わかる。 + それはとても……素敵なことだったのだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「私に幸せを教えてくれて、ありがとう」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、礼を言うのはまだ早い。 + おまえはまだ、すべての幸せを + 知っていないのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「この世の中には…… + これ以上の幸せが、あるのか」 +\endtext + +\text +グラスは夢見心地な表情で、 +ホウッと息をつく。 +\endtext + +\text("グラス") +「教えて、ほしい。私、知りたい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム……私に教えてくれるか? + 私をもっともっと、幸せにしてほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それでいい。教えてやるとも。 + そのためにおまえを奪い取ったのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはグラスの胸を撫でるように +揉みながら、深くつながった肉棒を動かす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁんっ、カ、カイムがそう言うなら……。 + 私、もっと……甘える♪」 +\endtext + +\text +微笑を浮かべ、 +グラスは可愛らしい声でそう言った。 +\endtext + +\text +快感に喘ぎ、真珠のように美しい汗を +浮かべるグラスに、カイムは改めて見惚れる。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムッ……好き、大好きっ……。 + ね、ねぇ、キスして……。 + もっと、くっついてほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、いいぞ。 + そのくらい、いつでもしてやる」 +\endtext + +\text +カイムはグラスが望んだとおり、 +身体を密着させ、キスをする。 +\endtext + +\text +口と性器とを濃厚に絡ませながら、 +ふたりは愛を確かめ合う。 +\endtext + +\text("グラス") +「チュッ♪ あっ、はぁんっ♪ + すごっ、いっ……。 + 頭の中が、また……蕩けそう……」 +\endtext + +\text +グラスはカイムに甘えながら、 +膣穴をギュウギュウと締め付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いくらでも蕩けるがいい。 + それが見たくて、 + 俺は腰を振っているのだからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あっ、あぁんっ! + でもっ……はずか、しいっ……」 +\endtext + +\text +快感に蕩けた表情を見られることに +羞恥を覚えるグラスは、手で隠そうとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムが、それを阻んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうはさせん……おお、かわいいぞグラス。 + もっと俺に見せてくれ。 + おまえのかわいい可愛い、恥ずかしい姿を」 +\endtext + +\text("グラス") +「や、あぁんっ♪ + カイムは……本当に好きだな……」 +\endtext + +\text("グラス") +「女が、恥ずかしがる姿が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、もちろんだ。 + この世において俺の興味をそそるものは + ふたつある」 +\endtext + +\text("カイム") +「ひとつは女が恥ずかしがる姿。 + そしてもうひとつは、 + 高潔な女が快楽に屈する、その瞬間だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、んんっ…… + ほ、ほかの皆も、言っていた……」 +\endtext + +\text("グラス") +「カ、カイムは……そういう男だと」 +\endtext + +\text +グラスはカイムの肉棒がより深く入る様にと、 +クパァッと更に股を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、幻滅するか? 俺を軽蔑するか?」 +\endtext + +\text +カイムはそんなグラスの動きに合わせ、 +肉棒をゆっくりと出し入れしていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁんっ、あっ♪ し、しない……。 + するわけが、なかろう……」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、私を辱めてもいい……。 + その結果恥ずかしくて、 + 泣いたりするかもしれないが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「相手が貴殿なら、別にいい。 + でも、あはぁっ……んんっ! + な、涙は……貴殿が、拭いてくれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「や、約束……して? + 私をずっと可愛がるって、そう約束して?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、改めて、そう約束しよう。 + おまえを、この一生をかけて愛でよう」 +\endtext + +\text +カイムはその誓いを立てた口で、 +グラスにキスをする。 +\endtext + +\text +誓いの口づけを受けて、 +グラスの目からは、涙がひと粒溢れ出た。 +\endtext + +\text("グラス") +「うれし、いっ……♪ + あふっ……カイムっ、あぁんっ♪ + カイムっ、カイムッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……出すぞ、グラス。 + 受け取れ、俺の子種を」 +\endtext + +\text("グラス") +「うんっ、ちょうだいっ……あっ♪ + 私も、イクッ、また……いくぅっん!!」 +\endtext + +\text +カイムとグラスは互いに抱き合いながら、 +深く繋がりあった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぅぅううっ!! + 来てるっ、カイムの子種がっ……あぁっ、 + 子宮の中にまで……入って、るっ……」 +\endtext + +\text +ゴポッ、ゴポボッと、 +既に許容量を超えて注ぎ込まれている精液は、 +瞬く間に古いものから溢れ出てしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐっ、あふぅっ……はぁっ、んっ♪ + すごっ、いっ……カイム、素敵っ♪」 +\endtext + +\text +一度精液を注ぎ込まれるたびに、 +妊娠の可能性が上がる。 +\endtext + +\text +いまのグラスはそれを知っており、 +歓喜の表情で精液を迎えるのだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あふぅっ…… + こ、腰が……勝手に、浮く……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはおまえの身体が、 + 俺の子を宿したいと思っているからだろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはっ……た、確かに……。 + あひっ、ンんっ♪」 +\endtext + +\text("グラス") +「私っ、カイムの子供……ほし、いっ……」 +\endtext + +\text +ビュルッ、ビュクビュクッと +精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text +膣穴はもとより、子宮内を満たしてなお、 +止まらない。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふ、あ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「存外……」 +\endtext + +\text +カイムは上気したグラスの胸の谷間に +手を当て、囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「すでに妊娠しているのかもしれんな」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁ……ほんと、に?」 +\endtext + +\text("カイム") +「子を宿しても、 + 腹が膨れてくるには時間がかかるからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そうなのか……。 + もし……もしそうなら……」 +\endtext + +\text +グラスはポロッ、ポロロッと涙をこぼす。 +\endtext + +\text("グラス") +「すごく、嬉しい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「私の、子供……。 + この世界に、私と血の繋がった存在が、 + できるのだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは、どんどん増えるぞ。 + お前が子を宿し、その子が大きくなり、 + また子を宿す」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえという存在を起点として、 + 広がっていくのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「途絶えるはずだった、私の存在が…… + カイム、貴殿のおかげで繋がれていく」 +\endtext + +\text("グラス") +「これも、私が知らなかった + 幸せの内のひとつなのだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだ。 + な? たくさんあるだろう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、なんて、素晴らしいんだ。 + 生まれてきて、よかった。 + カイムに会えて……本当によかった」 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ふぁんっ……あはぁ、はぁ……。 + な、名前は、何にしよう……。 + 男だろうか、女だろうか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どちらであろうと、 + おまえの子なら可愛いだろうな」 +\endtext + +\text +カイムは膣穴をかき回しながらそう言った。 +\endtext + +\text +すでに何度も精液を受けてアクメを経ている +膣穴だが、肉棒をギュギュッとしっかりと +締め付ける。 +\endtext + +\text +しかしグラス自身の体力は限界に近付いて +おり、吐息は乱れに乱れている。 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、私……男の子が、いい。 + カイムみたいなワンパクに、 + 育ってほしい♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ワンパクか。 + おまえでは御しきれそうもないが、 + 振り回されるおまえを想像するのも面白い」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁっ、ふっ……んっ、あぁんっ!! + あはぁ、はぁっ……カイム、 + 好き、好きっ……あんっ♪」 +\endtext + +\text +グラスは舌を出しながら、 +カイムに濃厚なキスをする。 +\endtext + +\text +カイムはそんな少女の舌を吸いながら、 +徐々に腰の動きを速めていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、はっ、あぁぁああん♪ + ジュルルッ、ンはぁっ、気持ちいいっ!! + セックス、気持ちいいっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「妊娠すれば、 + しばらくはセックスできなくなるからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「え、そ……そうなのか? + じゃあ、今のうちに……んあっ、 + カイムにいっぱい……エッチしてもらう」 +\endtext + +\text +ジュボジュポと音を立てながら、 +肉棒は出入りする。 +\endtext + +\text +今まで緩慢な動きしかしてこなかった +肉棒の変化に、グラスは息も絶え絶えに +なりながらもカイムに股を開き続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、まぁそう心配するな。 + ケツ穴であれば妊娠後もセックスできる + はずだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから産むまでは、そちらで我慢しろ」 +\endtext + +\text +亀頭でゴリュリュッと、子宮口をこねつぶす。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぅぅううっ♪ わ、わかったっ! + お尻で、するっ……子供、産むまで……」 +\endtext + +\text +何度も突き上げられた子宮口は +だらしなく緩み、注ぎ込まれた精液を +ゴポゴポと溢れさせる。 +\endtext + +\text("グラス") +「たくさん、かわいがって……♪ + 私のことっ、いっぱい……触って、 + キスしてっ、愛してぇっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは腰をくねらせ、膣穴を精一杯収縮し、 +肉棒から精液を搾りとろうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、これで最後だ。 + 子宮の中まで、俺色に染めてやるっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「くひっ、んっ、あはぁぁぁあああっ!! + 来てっ、カイムの精液っ…… + 私の子宮にいっぱい出してっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ビュルッて……あひっ、んぁぁああっ! + カイムの熱いので、種付けしてぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムは渾身の力を肉棒に込め、 +膣奥にグチュリとねじ込んだ。 +\endtext + +\text +子宮口は広げられ、 +亀頭がグポッと中へと入る。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁっ、あーーーーーーーっ!! + イクッ、イクッ、イクゥゥウウッ!!」 +\endtext + +\text +既に精液で満たされている子宮内に、 +新たな精液がビュビュッと注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはっ♪ ひっ、あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +子宮内に精液を直接注ぎ込まれる快感に、 +グラスは目を見開いて悦ぶ。 +\endtext + +\text +足が痙攣し、太ももが震え、 +つま先がピクピクと跳ねる。 +\endtext + +\text("グラス") +「中っ、いっぱいっ♪ あふっ、んぁっ!! + 出してっ、いっぱい……全部っ!! + 私の子宮に吐き出してぇっ!!」 +\endtext + +\text +グラスの願いをかなえる形で、 +カイムは射精を続ける。 +\endtext + +\text +亀頭の半分を子宮内部にねじ込んだまま、 +ビュブッ、ビュクッと濃厚な子種を注ぎ込む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃっ!? お腹っ、あはぁっ!! + 熱っ、いっ……ふぁっ♪」 +\endtext + +\text +精液の重みを感じる程、子宮に子種が溜まる。 +\endtext + +\text +それでもなお肉棒は精液を注ぎ込み続け、 +グラスの理性を溶かし尽くしてゆく。 +\endtext + +\text("グラス") +「ああーーーーっ、すごいぃっ!! + 気持ちいいっ♪ 種付けひゃれるのっ、 + 私っ、大好きぃっ!!」 +\endtext + +\text +可憐な少女の唇から、 +涎とともにそんな言葉が飛び出す。 +\endtext + +\text +それを聞きながら、カイムは最後の一滴まで、 +子宮内部に注ぎ込んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「は、ふ……あ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +射精が終わると、 +グラスの身体は柔らかなベッドに沈んだ。 +\endtext + +\text +断続的に痙攣を起こし、 +肩で大きく息をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「流石の俺も、 + これだけ出せば少しばかり疲れるな」 +\endtext + +\text +カイムがそう言って笑うと、 +グラスは弱々しく首を横に振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「き、貴殿の性欲は……本当に、底なしだな」 +\endtext + +\text +グラスの乱れた髪を手櫛で整えながら、 +カイムは囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま一緒に寝るか?」 +\endtext + +\text +カイムの誘いの言葉をうけ、 +グラスはもう一度首を横に振る。 +\endtext + +\text("グラス") +「……やめておく。 + もう、たくさん抱いてもらったから、 + 今日は部屋に戻る」 +\endtext + +\text("カイム") +「また怖い夢を見るかもしれんぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ここに、 + カイムを感じているから大丈夫だ」 +\endtext + +\text +グラスはそう言って、下腹部に手を触れた。 +\endtext + +\text("グラス") +「それに、貴殿をひとり占めしすぎると、 + 面白く思わない者も居よう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text +カイムは頷くと、グラスにキスをする。 +\endtext + +\text("グラス") +「チュッ……あはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「また抱かれたくなったら来い。 + もしも先客がいても、まとめて抱いてやる。 + 俺にはそれだけの力があるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははははっ!」 +\endtext + +\text +カイムは繋がったまま、豪快に笑う。 +\endtext + +\text +その言葉を裏付けるように、 +あれほど出したというのにまだ、 +肉棒は衰えていない。 +\endtext + +\text("グラス") +「それについては…… + 今日、思い知ったところだ……」 +\endtext + +\text +グラスは眩しげにカイムを見つめながら、 +名を呼ぶ。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがとう」 +\endtext + +\text +グラスはポツリと、そう言った。 +\endtext + +\text +ニルト地方北東に位置する氷の国、キロス。 +\endtext + +\text +狂った精霊と、 +それを利用せんとする人間がいた国。 +\endtext + +\text +少女の犠牲によって成り立っていたその国は、 +力ある勢力の侵攻によって、長い歴史に幕を +下ろした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、また礼か。おまえはこれから先も、 + そう言い続けるつもりか」 +\endtext + +\text +しかし、国は滅びても残るものはある。 +\endtext + +\text +国のために失われるはずだった少女の命は +手厚く庇護され、いまこうして、 +大輪の花を咲かせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ。私が生きて、死が訪れる間際まで。 + 私は貴殿に、感謝し続けるだろう」 +\endtext + +\text +そして花は、咲き続ける。 +\endtext + +\text +自分を咲かせてくれた者の為。 +\endtext + +\text +自分を求める者の為。 +\endtext + +\text +その可憐な姿を、惜しみなく披露するのだ。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_21.txt new file mode 100644 index 0000000..af0ef93 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_21.txt @@ -0,0 +1,1189 @@ +\setgamedatatitle("グラス_21") + +\text +獲物に剣を突き立てようとした直後、 +その剣は折れ、魔王軍は壊滅した。 +\endtext + +\text +カイムやリズベルは行方知れずとなり、 +バラートホルンは守られ、 +キロスは失地を次々に回復していく。 +\endtext + +\text("司祭") +「よくやったな。 + まぁ、この時のためにお前は生かされて + きたのだ。当然と言えば当然だが」 +\endtext + +\text("部下") +「しかし……もったいない気もしますね。 + 本当に女王……いえ、こいつを + 差し出すんですか?」 +\endtext + +\text +ウィンガ教の司祭とその部下が、 +ウィンガの喉という洞窟内で +ささやきをかわしている。 +\endtext + +\text("司祭") +「もはやそいつは女王ではない。 + いやそもそも、キロスに王など、 + クククッ、もともとおらんのだ」 +\endtext + +\text("司祭") +「ウィンガの力をこいつに憑依させることで、 + 無事魔王軍は撃退された」 +\endtext + +\text("司祭") +「だがそのせいでこいつの魔力の器は + 壊れてしまった。 + これではもう、使い物にならん」 +\endtext + +\text("司祭") +「だから、あれでよいのだ」 +\endtext + +\text +司祭は顎で、とある場所を指し示す。 +\endtext + +\text +部下がその視線の先をたどると、 +そこには……。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、うぁ……あ、あ……」 +\endtext + +\text +……満身創痍の、グラスがいた。 +\endtext + +\text +そしてその背後には、ネグザがいる。 +\endtext + +\text +グラスのスカートをめくり上げ、 +下着をずらし、今まさにいきり立った肉棒を +突きこまんとしている。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひひぃぃぃいいいっ!! + うへっ、うへへへへへっ!!」 +\endtext + +\text("司祭") +「……久しぶりの生娘を犯せるとあって、 + 奴も相当喜んでいるようだな」 +\endtext + +\text("部下") +「あ、あれが……ネグザ。 + 老人……いや、狂人ではないですか」 +\endtext + +\text("司祭") +「あぁ、その通りだ。 + もはや奴は人語をろくに解さん。 + まさに、人の姿をした獣よ」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、あっ……あ、あがっ……」 +\endtext + +\text +グラスはそんなネグザに腰を掴まれ、 +うめいている。 +\endtext + +\text +しかし今のグラスに、 +自分の身体を動かすほどの力は残っていない。 +\endtext + +\text +手足に枷をはめられなくとも、 +自由に動くことができない。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ぬひゅうっ、ひゅうっ、ひゅうっ!! + おひょぉぉぉぉぉおおおおおおおおおっ!」 +\endtext + +\text +ネグザは奇声をあげながら、 +腰を前へと突き出す。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぁぁぁあああっ!! + がっ、はっ……はひっ、はっ……」 +\endtext + +\text +呆気なく、グラスの処女が散らされた。 +\endtext + +\text +膜を破ってなお、 +狂人の肉棒は膣奥へと侵入する。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ふひひっ、ぐひっ、ひひゃぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ネグザは涎をだらだらとこぼしながら、 +女の肉を割り開いて得る快感に歓喜している。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎ、ひっ……いた、いっ……。 + 痛い、痛いぃ……」 +\endtext + +\text +グラスは破瓜の痛みに、涙を流す。 +\endtext + +\text +自分が今何をされているのか、これから +何をされるのか、グラスには分からない。 +\endtext + +\text +およそ人に必要な知識を、 +グラスは持っていないのだ。 +\endtext + +\text +自分の身体のこと、人の感情、 +恋のなんたるかも、グラスは知らない。 +\endtext + +\text +いつか生贄に捧げられるものにとって、 +そのような情報は必要がないからだ。 +\endtext + +\text("部下") +「で、でも……なんというか、 + もったいない、ですね……」 +\endtext + +\text("部下") +「仮にも女王だった女を…… + こんな狂人に与えるのは……」 +\endtext + +\text("司祭") +「そう思うなら、 + あとでお前もやればいいだろう」 +\endtext + +\text("部下") +「えっ……い、いや……それは……」 +\endtext + +\text("司祭") +「ハハッ、何を戸惑う必要がある? + そこにいるのはもはや女王ではない。 + ただの女、いや……肉穴にすぎん」 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃぃぃあああっ!! + あぁっ、あっ、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +濡れていない膣穴を、肉棒がかき回し始めた。 +\endtext + +\text +グラスは目を見開き、痛みに叫ぶ。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ぐひひひひっ!! + ぐひひっ、ぐひゃひゃひゃひゃっ!!」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ほーーーーっ、ほーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グチャッ、ニチャッと、肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +防衛反応で愛液がわずかに分泌され始める。 +\endtext + +\text +しかしおもな潤滑液は、処女の血だ。 +\endtext + +\text +太ももにまで垂れた血が、 +グラスの痛みを少しではあるが和らげる。 +\endtext + +\text("部下") +「……いえ、やっぱり……遠慮しておきます。 + 狂人が使った後の穴なんて…… + ちょっと気味悪いですから」 +\endtext + +\text("司祭") +「まぁ、大体皆がそう言うな。 + 事実こいつが犯した後の女はひどいものだ。 + 前も後ろも、口ですら精液まみれにされる」 +\endtext + +\text("司祭") +「哀れなものだ。 + この女は次に生贄が来るまでずっと、 + この穴の中で暮らすことになるのだからな」 +\endtext + +\text("司祭") +「この狂人と、二人きりでな」 +\endtext + +\text("部下") +「それは、死にたくなりますね……」 +\endtext + +\text("司祭") +「普通ならな。だがこの女は、 + 死ぬという考えには至らない」 +\endtext + +\text("司祭") +「生きていることを実感することもなければ、 + 死ぬという概念もない。 + 我々が、そう教育してきた」 +\endtext + +\text("司祭") +「せっかく生贄に捧げたのに、 + すぐに死んでもらっては困るからなぁ? + ふふっ、はははははっ!!」 +\endtext + +\text +グラスが犯されている目の前で、 +司祭は声をあげて笑う。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぐぅっ、んっ、あはぁぁああっ!! + あうっ、あうっ、あぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ぐるぁっ、ひゅおっ!! + おひょひょっ、おひょぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +ネグザの身体は細く、痩せ衰えている。 +\endtext + +\text +しかし肉棒だけは異様に太い。 +\endtext + +\text("司祭") +「ふん、性欲だけのサルめ」 +\endtext + +\text +そう言って笑う司祭の顔には、 +嘲りの感情がありありと浮かんでいる。 +\endtext + +\text("司祭") +「さて、戻るぞ。 + ここの空気は淀んでいる」 +\endtext + +\text("部下") +「はっ……」 +\endtext + +\text +司祭と部下は、 +その場にグラスを残して立ち去る。 +\endtext + +\text +女王から、生贄へ―― +\endtext + +\text +もとより決まっていた運命だが、 +そうならない未来も、あったのではないか。 +\endtext + +\text +部下の疑問は、胸の中にしまわれたまま、 +口に出されることはなかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「い、いか……ない、で……」 +\endtext + +\text +グラスが、助けを求めて +司祭たちの背中にそう呼びかけた。 +\endtext + +\text +しかし、男たちは振り返らない。 +\endtext + +\text +やがて完全に姿が見えなくなると、 +グラスは自分を犯している背後のネグザへと +振り返る。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひっ……」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「うひょひょっ……おひょぉぉぉおおおっ!」 +\endtext + +\text +ネグザは少なくなった頭髪を揺らし、 +激しく腰を振っている。 +\endtext + +\text +その度ごとに、鋭い痛みが身体中に広がる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あひぃっ、あっ、あぁっ!! + 痛いっ、いたっ、あ、あぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +グラスが悲鳴を漏らすが、 +ネグザは止まらない。 +\endtext + +\text +何故ならネグザにとって、 +グラスはただの穴でしかないからだ。 +\endtext + +\text +真新しい、肉棒をしごく為のおもちゃ。 +\endtext + +\text +グラスに対する認識は、 +その程度のものだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「んあっ、はっ……あはぁぁああっ!! + だめっ、あっ、もう、もうやめてっ……」 +\endtext + +\text +薄汚れた肉棒で一際強く処女穴を +えぐられた時、グラスの身体に痛みとは別の +感覚が起こった。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぅっ、んっ……あっ、あはぁっ! + ひっ、なにっ、これっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +愛を知らずとも、セックスを知らずとも、 +身体はごく自然な反応を導き出す。 +\endtext + +\text +それはすなわち、快感。 +\endtext + +\text +人体は膣粘膜を刺激されると +快感を覚えるようにできているのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぁっ、あっ、身体がっ…… + あっ、あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +愛液の量が増し、肉棒がより深くまで +膣穴をほじくり、かき回す。 +\endtext + +\text +愛を知らない少女に、 +痛みと快感だけが教え込まれる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はひぃっ、あっ、あーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +薄暗い洞窟の中に、グラスの悲鳴が響く。 +\endtext + +\text +しかし時間を追うごとに、 +その悲鳴は嬌声と呼ばれる物に変わっていく。 +\endtext + +\text +いや、変えさせられていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あうっ……あふっ、あっ……。 + こ、れ……が、私、の……」 +\endtext + +\text("グラス") +「生まれてきた、意味……なの、か? + こんな暗い場所で……これから、私は……」 +\endtext + +\text +グラスの瞳から、大粒の涙があふれ出す。 +\endtext + +\text +悲しいという感情を、 +グラスは教えてもらっていない。 +\endtext + +\text +しかし教えられなくとも、心は、身体は、 +快楽と同様に勝手にその反応を示す。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ふひひひひっ! + ふひっ、ふひゃひゃひゃっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「や、だっ…… + やだ、やだっ、やだぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +グラスは痛みと快感にさいなまれながら、 +誰もいない空へと、手を伸ばそうとした。 +\endtext + +\text +しかし、身体に力が入らない。 +\endtext + +\text +逃げたくても、逃げられない。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぅっ、あぁっ!! あひっ、ひっ!! + あぁっ、来るっ……なにかっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +膣粘膜を亀頭でえぐられるたびに、 +グラスの身体がビクッと痙攣する。 +\endtext + +\text +今や愛液は滴るほどに分泌されており、 +出し入れされるたびにグチュグチュと +卑猥な音を立てていた。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「グヒヒッ、ぐひっ、ぐひひひひっ!! + ふひゃひゃっ、ふひぃぃぃいいいっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が、膣内で膨らんだ。 +\endtext + +\text +その膨らんだ肉棒で入口から子宮口までを +一気に掘られ、グラスは頭が真っ白になる +ほどの快感を味わわされる。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間……純潔を失ったばかりの +膣穴に、精液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あっ!? ひぃっ!! + あーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +なにかわからない物が、体内に放たれた。 +\endtext + +\text +グラスはそう認識するとともに、 +これまで経験したことの無いような痙攣に +見舞われた。 +\endtext + +\text +それが精液であり、 +そしてアクメ、絶頂であるということを、 +グラスは知らない。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ、なにかっ、出てっ……あぁっ! + 中にっ、熱いのがっ……出てっ……」 +\endtext + +\text +ガクガクと華奢な身体を震わせながら、 +グラスは膣内を満たしていく精液に恐怖する。 +\endtext + +\text +膜が破れたその傷口に、精液がしみる。 +\endtext + +\text +しかしそれ以上にグラスを困惑させたのが、 +アクメの存在であった。 +\endtext + +\text("グラス") +「なんだ、こっ、れっ……。 + あひぃぃああっ!! 身体がっ、 + 勝手にっ……ひぃっ、あーーーーっ!」 +\endtext + +\text +普段寡黙なグラスが、大声を上げる。 +\endtext + +\text +酷使された声帯が、すでに枯れ始めている。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひひっ、ふひょぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +理性の欠片も感じさせない奇声を発しながら、 +ネグザは可憐な少女の体内をも、 +喰い散らかしていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「はふぁっ、あっ、あうっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +アクメの波が引き、 +グラスはぐったりと地面に這いつくばる。 +\endtext + +\text +しかし、ネグザの性欲は衰えを見せない。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぃっ、あっ、うぁぁぁあああっ! + やめっ、もうやっ、あーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +注ぎ込まれた精液が垂れ落ちるより早く、 +肉棒が抽送を再開した。 +\endtext + +\text +グラスは強制的に与えられる刺激に悶える。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひぃっ、あっ!! + だめっ……やだっ、あぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ふひひひひっ、ぐひひっ、 + おほぉっ……」 +\endtext + +\text +ネグザは老人でありながら、 +その性欲は常軌を逸している。 +\endtext + +\text +射精したばかりだというのに、 +血管の浮いたドス黒い肉棒は硬いままだ。 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が、 +膣粘膜を容赦なくえぐる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはっ、ひっ、あひぃぃぃいいいっ!! + あがっ、やめっ……て、くれ……」 +\endtext + +\text +僅かに動く指先で、地面を引っ掻く。 +\endtext + +\text +痛みは徐々に薄れ、快感が大きくなっていく。 +\endtext + +\text +得体のしれない感覚に支配されつつある +自分に、グラスは困惑するばかりだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ……は、はひっ……。 + ひぃっ、んっ……あっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +言葉が通じず、意思の疎通もできない相手に +グラスは犯され続ける。 +\endtext + +\text +次第にグラス自身も、 +言葉を口にすることをやめた。 +\endtext + +\text +口から漏れ出すのは、望まない嬌声のみ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎっ、ひぃっ!! + あぁっ、あはぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text +この洞窟に連れてこられた少女は、 +いずれ発狂する。 +\endtext + +\text +何故なら彼女たちは、 +四六時中狂った老人に犯され続けるからだ。 +\endtext + +\text +話す相手もおらず、 +ただ汚らわしい狂人に身体を貪られ続ける +日々は、否応なしに少女たちの精神を蝕む。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、ひっ……あがぁっ!! + あふっ、あっ、あっ、あっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text +グラスもそんな不幸な少女たちと同じ結末を +たどることとなるのだろう。 +\endtext + +\text +すがるもののないグラスの精神は、 +誰よりも脆い。 +\endtext + +\text +既にグラスの精神にはひびが入り、 +狂い始めている。 +\endtext + +\text("グラス") +「……ひぐぅっ、あっ……カ、カイム……」 +\endtext + +\text +いや、すがるものは……あった。 +\endtext + +\text +ネグザに好き勝手に犯されているさなか、 +グラスの脳裏にはひとりのディアボリカの +顔が浮かんでいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐぅっ……ひっ、あはぁっ!! + ふぁっ、んっ……んっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +数回会っただけの、自らを魔王と名乗った男。 +\endtext + +\text +その男が言ったとおり、キロスが魔王軍の手 +に渡っていたならば……グラスの辿る運命も +変わっていたのだろうか。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ぐへへっ、ふぇひひっ!! + あぁっ、がっ、がぁっ、ぐがぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +しかしその可能性は、 +すでに失われてしまっている。 +\endtext + +\text +籠の中に囚われているグラスを +解き放とうとしていたディアボリカは、 +ここにはいない。 +\endtext + +\text("グラス") +「んっ、ひぁぁぁあああっ!! + はへぁっ、あっ、あはぅっ……あーっ!!」 +\endtext + +\text +この世に存在し続けているかどうかすら、 +今となってはあやしい。 +\endtext + +\text +いや、すでに命を落としている可能性の方が、 +はるかに高いだろう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あ、あぁっ……カイムっ、あひぃっ! + た、助けっ、てっ……助けて、 + 助けてぇっ!!」 +\endtext + +\text +あの日言えなかった言葉を、 +涙を流しながら、最後に叫んだ。 +\endtext + +\text +しかし、遅い……遅すぎた。 +\endtext + +\text +既に少女の運命は、決している。 +\endtext + +\text +今後、それは決して揺らぐことはない。 +\endtext + +\text +彼女の命の灯が費える、その時まで。 +\endtext + +\text("グラス") +「……あはっ……ひっ、ひぐぅっ……」 +\endtext + +\text +グラスは、悟る。 +\endtext + +\text +今この時、自分が助からないのであれば、 +もはやその時は、来ないのだと。 +\endtext + +\text +歴代の女王がそうしてきたように、 +自分もまた生贄として、 +人生を終えることになるのだと。 +\endtext + +\text("グラス") +「あがっ、はっ、ひっ……ひぁっ、あっ!」 +\endtext + +\text +グラスは心の中で、思う。 +\endtext + +\text +どうせなら、知らないままがよかったと。 +\endtext + +\text +なまじ希望を持ってしまうと、 +それを失った時に、辛い。 +\endtext + +\text +その辛さを今まさに、グラスは味わっている。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「はっ、はっ、はははっ!!! + グヒヒッ、ぐひっ、ぐひゃひゃひゃっ!!」 +\endtext + +\text +膣肉をえぐっている肉棒が、 +また膨らんでいく。 +\endtext + +\text +また膣内に、 +得体の知れない物を流し込まれる。 +\endtext + +\text +そう思ったグラスは、必死に逃げようとした。 +\endtext + +\text +身体が思うように動かないと分かっていても、 +そうせずにはいられない。 +\endtext + +\text +知識はなくとも、 +女としての本能が、警鐘を鳴らしている。 +\endtext + +\text +それを受け入れてはならない。 +\endtext + +\text +何としても、注ぎ込ませてはならない。 +\endtext + +\text +グラスは歯を食いしばりながら、 +地面をはいずる。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ふひひっ、ふひっ、ふひっ!! + ぎひゃあっ、あーっ、あーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +しかしネグザは追いすがり、 +すぐに膣奥へと肉棒を突きこんでくる。 +\endtext + +\text +緩慢なグラスの動きでは、 +逃げることなどできない。 +\endtext + +\text +分かっていたことだが、 +グラスは悔しさに涙を流す。 +\endtext + +\text +そして絶望し、押し寄せてくる快感に +無防備にその身体を晒してしまう。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁぁああっ! く、るっ……。 + また、真っ白になるのが、来るぅっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口をゴリュッと、容赦なくえぐられた。 +\endtext + +\text +その直後、 +筆舌に尽くしがたい快感がグラスを襲った。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ぬひょぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +そしてネグザが甲高い奇声を発すると同時に、 +またも精液が流し込まれる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あふぅっ、あっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グラスは膣内に2度目の精液を受けてしまう。 +\endtext + +\text +熱すぎるその迸りは、 +グラスから抵抗の意思を奪うのに +十分な威力を持っていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぐっ、ひぃっ!! んっ、あーーーっ! + あがっ、はふっ、あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ビュルルッ、ビュブッと、 +大量の精液が流し込まれる。 +\endtext + +\text +狭い膣内は精液で満たされ、 +胎外へと流れ出ていく。 +\endtext + +\text +しかしその一部は子宮口を貫通し、 +内部へと流れ込んでしまっていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ぎっ、あがっ……はっ、はひっ……。 + なっ、中っ、あっ、あぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひひっ、ふひっ、ふひぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +耳障りなネグザの奇声も、 +だんだんと気にならなくなる。 +\endtext + +\text +意識が薄れていき、 +身体から感覚が失われていく。 +\endtext + +\text("グラス") +「あうっ、あっ……うっ、あーーーーっ!」 +\endtext + +\text +精液が執拗に流し込まれている間ずっと、 +グラスはアクメの余韻に浸らされながら、 +嬌声を漏らし続けていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひ、うぁ……あは、は……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ドロォッと、 +愛のない穢れた精液が膣穴から滴る。 +\endtext + +\text +破瓜の血はいまだ止まらず、 +精液にうっすらと混じっている。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「うフゥッ、フゥッ、フゥッ!!!」 +\endtext + +\text +ネグザは2度の射精を終え、 +肉棒を引き抜くのかと思いきや、 +そのまま繋がり続けている。 +\endtext + +\text +萎える様子はなく、 +むしろより硬く、太くなっていくのが +グラスにはよくわかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁ、ふ……あ……。 + い、や……ら……いや、ら、いやら……」 +\endtext + +\text +グラスはわずかに、首を横に振る。 +\endtext + +\text +しかし拒絶しても意味がないことは、 +グラス自身が最もよく知っていた。 +\endtext + +\text +ズズッ、ズッ……と、 +肉棒が引きずり出される。 +\endtext + +\text("グラス") +「……あっ!」 +\endtext + +\text +亀頭が入口に引っかかり、 +グラスに声をあげさせた。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ふひひ、ひひっ…… + ひっ、ひひゃぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「あぎひぃぃいいっ!? + あがっ、あっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +激しい抽送が、また始まる。 +\endtext + +\text +グラスは喉が裂けんばかりに声を上げた。 +\endtext + +\text +だが、それだけだ。 +\endtext + +\text +凌辱はまだ始まったばかり。 +\endtext + +\text +これから、数えきれないほどの日々を、 +年月を……。 +\endtext + +\text +グラスが死ぬか次の生贄が運ばれてくるまで、 +ネグザによる凌辱は続く。 +\endtext + +\text("グラス") +「ひひっ……あっ、はっ……ははっ……」 +\endtext + +\text +グラスの瞳からは +枯れることのない涙があふれる。 +\endtext + +\text +グラスは笑う。 +\endtext + +\text +誰に教えられたわけでもない。 +\endtext + +\text +自分の未来を思うと、自然と笑みがこぼれた。 +\endtext + +\text +しかし皮肉にも彼女が生まれて初めて +浮かべたその笑顔は……。 +\endtext + +\text("グラス") +「はっ、ははっ……あっ、あひっ……」 +\endtext + +\text +絶望から来る、諦観の末の笑みだった。 +\endtext + +\text +全てをあきらめた者が最後に浮かべる笑顔。 +\endtext + +\text("グラス") +「……あはっ、うっ……う、うぅ……」 +\endtext + +\text +その後少女は、笑わなくなる。 +\endtext + +\text +困惑も、羞恥も、嫌悪も、 +彼女の顔から消える。 +\endtext + +\text +そしてただ刺激に反応するだけの肉穴に、 +成り果てるのだ。 +\endtext + +\text +それが、キロス女王がたどる正しい末路。 +\endtext + +\text +例えそれが何代にもわたって +繰り返されてきた、悲劇であろうとも。 +\endtext + +\dlg("周回データを保存しますか?") + +\dlg("周回データを保存しました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_99.txt new file mode 100644 index 0000000..e703357 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グラス_99.txt @@ -0,0 +1,50 @@ +\setgamedatatitle("グラス_99") + +\text("グラス") +「入るぞ」 +\endtext + +\text +カイムが眠りにつこうとしているところに、 +グラスがやってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、グラスではないか。 + こんな時間に何の用だ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……今日はお前と寝たいのだが、 + ダメだろうか?」 +\endtext + +\text +もじもじしながら、 +グラスはカイムに尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろん構わないぞ。 + だが、すぐには寝られるとは思うなよ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん、構わない。 + カイムなら、きっとそう言うだろうと + 思っていた」 +\endtext + +\text +頬を染めて微笑むグラス。 +どうやら彼女の方も、それを期待していた +ようだ。 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   グラスの攻撃力が1%上昇しました。  (最大20%)") + +\dlg("グラスの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..e1dca1f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_01.txt @@ -0,0 +1,473 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_01") + +\text("男性A") +「魔術師様だっ!! + 魔術師様がお帰りになったぞっ!!」 +\endtext + +\text +ニルト地方のブラムから少し南に離れた、 +辺境の町。 +\endtext + +\text +いつもは閑散とし、活気のない街ではあるが、 +今日のこの日は、違っていた。 +\endtext + +\text +家々から人が飛び出し、門をくぐって +町へと入るひとりの女性を取り囲む。 +\endtext + +\text("男性B") +「おぉっ、本当に魔術師様だっ!!」 +\endtext + +\text("女性A") +「おかえりなさいませ、魔術師様っ!!」 +\endtext + +\text("女性B") +「町長っ、早くっ、魔術師様がお帰りにっ!」 +\endtext + +\text("町長") +「はぁ、はぁっ……おおっ、グリエッタ様。 + よくぞ戻ってきて下さいました」 +\endtext + +\text +町を治めている初老の男性が、 +女性に向かって深々と頭を垂れた。 +\endtext + +\text +すると住人に囲まれた女性…… +グリエッタと呼ばれた少女はサラサラの +長い髪をひとすくいし、典雅に微笑む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「出迎え、ご苦労ですわ」 +\endtext + +\text +風のように涼しい声音。 +\endtext + +\text +女性ですら思わず聞きほれてしまうほどの、 +そんな美声。 +\endtext + +\text +美しいのは声だけにとどまらず、 +その見目もこの世ならざるほどに華麗だった。 +\endtext + +\text +ふくよかな胸、すらりと伸びた長い足。 +\endtext + +\text +くびれた腰に人目を引く大きな尻。 +\endtext + +\text +瞳はマラカイトのように色鮮やかで、 +その存在自体がひとつの芸術作品のような、 +そんな雰囲気を醸し出している。 +\endtext + +\text +年の頃は20…… +それを若干下回るくらいだろうか。 +\endtext + +\text +しかしそうは思えない貫録と風格が、 +少女には備わっていた。 +\endtext + +\text("町長") +「そ、それで……首尾の方は……。 + 奴ら……盗賊団は……」 +\endtext + +\text +住人達の期待に満ちたまなざしが、 +魔術師の少女に集まる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「もちろん、ひとり残らず消し炭に + しておいて差し上げましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「野盗に堕ちた人間なんて、 + 生かしておく道理はございませんものね」 +\endtext + +\text("町長") +「お、おおっ…… + ありがとうございますっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これであなた方を苦しめる者は + いなくなりましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これから後は、国のため、街のため、 + 家族のため、存分に働きなさい」 +\endtext + +\text("町長") +「は、はいっ! + 本当にありがとうございますっ!!」 +\endtext + +\text("男性A") +「ありがとうございましたっ!」 +\endtext + +\text("女性A") +「ありがとうございます、魔術師様っ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、それでは私はこれで。 + ごきげんよう」 +\endtext + +\text +そう言って、手をヒラヒラと振って +その場を立ち去ろうとするグリエッタ。 +\endtext + +\text("町長") +「お、お待ちをグリエッタ様っ! + まだお礼をお渡ししておりませんっ!」 +\endtext + +\text +町長は硬貨がずっしりと入った袋を +グリエッタに手渡そうとする。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタはそれを受け取らない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、そんなお約束しましたっけ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は野盗を退治してほしい、 + としか聞いていませんわ」 +\endtext + +\text("町長") +「い、いえ……ですが、退治して頂いたのに、 + お礼もなしというのは……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私に、あなた方から + お金を受け取れと? + それはできない相談ですわね」 +\endtext + +\text("町長") +「は……はぁ? で、ですが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「勘違いなさらないで頂きたいのですけれど、 + この私をそこらの傭兵と一緒に + してもらっては困りますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は由緒正しいオーリック家の女。 + グリエッタ=オーリック」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「貴族たる者、弱いものに手を差し伸べる + のは当然のことですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そしてそこに対価を求めるなど、 + 決してありえません。 + さぁ、その袋をおしまいなさい」 +\endtext + +\text +決して張り上げているのではない。 +\endtext + +\text +けれどグリエッタの声は、 +魔法がかかっているかのように +その場に響く。 +\endtext + +\text("町長") +「は、ははぁっ、 + も、申し訳ございませんでしたっ!!」 +\endtext + +\text +町長はあわてて硬貨の入った袋を懐に戻し、 +頭を下げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふむ、それでよろしくってよ。 + そのお金はあなた方が汗を流して貯めた + お金なのでしょう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ならば、あなた方自身のために + お使いなさい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「野党退治など、本来あなた方の守護者で + ある貴族が率先して行うべきこと」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「まったく、 + ここの領主は何をやっているのかしら」 +\endtext + +\text +グリエッタは同じ貴族として、 +民を守ろうとしない領主に憤りを覚えていた。 +\endtext + +\text("町長") +「い、いえおそれながら……。 + 領主様は私たちをとても + 大切にしてくださっています」 +\endtext + +\text("町長") +「ですが、いまは状況が状況なだけに……。 + 領内すべてに手が回らないといった + ご様子でして……」 +\endtext + +\text("男性A") +「そ、そうなんです。 + 盗賊団がこの町の近くに現れるように + なったのも……最近のことで……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その状況…… + というのはいったい何のことかしら? + よかったら詳しく聞かせてくださる?」 +\endtext + +\text("町長") +「は、はい……グリエッタ様は + 今現在ニルト地方で起きている + 騒乱のことをご存知でしょうか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えぇ、もちろん。ディアボリカが + 魔王軍を立ち上げて戦争を起こしたとか」 +\endtext + +\text("町長") +「はい。自分を魔王と称する + カイムという男がニルト地方で + 暴れまわっているらしく……」 +\endtext + +\text("町長") +「それでニルト地方に近いここは、 + その火の粉が降ってこないように、 + 守備隊を国境沿いに回している状況でして」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……なるほど、 + その分内側が手薄になっているってわけね」 +\endtext + +\text("町長") +「はい……」 +\endtext + +\text("男性B") +「あれ、俺は魔王って女だって聞いたけどな。 + 確か、リズ……なんとかっていう」 +\endtext + +\text("女性A") +「私も魔王は女だって聞いたわ。 + 名前は確かリズベルじゃなかった? + あれ? リザベルだったかしら」 +\endtext + +\text +女性が口にした名前に、 +グリエッタが小首をかしげる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベル? もしかしてその女も + ディアボリカなのかしら?」 +\endtext + +\text("女性A") +「え……あ、はい。私はそう聞いてます。 + でも噂なので、どこまで本当かは……」 +\endtext + +\text("男性A") +「魔王なのに女って、無理がねぇか?」 +\endtext + +\text("男性B") +「でも宿に泊まった商人が言ってたんだぜ? + 俺もそう思ったから聞き返したけど、 + 確かに女だって」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「女……ディアボリカ……リズベル……。 + まさか、いえ、そんなはずは……でも……」 +\endtext + +\text +グリエッタは眉をひそめ、思案顔を浮かべた。 +\endtext + +\text("町長") +「あの、いかがなさいました?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いえ、なんでもないわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(リズベル……。 + 魔法学院時代に主席の座を争った、 + 私の……ライバル) +\endtext + +\text +グリエッタ自身、ディアボリカという種族に +対して、あまりいい感情は持っていない。 +\endtext + +\text +しかしリズベルだけは例外だった。 +\endtext + +\text +冷静で理論的に物事を考えられるリズベルを、 +グリエッタは良きライバルと認めていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(なのに……魔王軍なんていう + 世を乱す組織に彼女が?) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(いいえ、分からないわ。 + ただ名前が同じだけかもしれないし……) +\endtext + +\text +グリエッタは顔を上げ、町長に訊ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ニルトに行きたいのだけれど、 + 馬車は出ているかしら?」 +\endtext + +\text("町長") +「に、ニルトにですかっ!? + いえ流石に今むこうは戦争中ですから、 + 乗合馬車はすべて……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何とかならないかしら? + 少し調べたいことがあるの」 +\endtext + +\text("町長") +「ん~。それでしたら、 + 北にボレロという国境沿いの町が + あるんですが……」 +\endtext + +\text("町長") +「そこからニルトにいく商隊が組織する + 護衛馬車が定期的に出ていると聞きます」 +\endtext + +\text("町長") +「そこの町長とは個人的に面識があります + ので、彼に頼めば乗せてもらえるかも + しれません」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは助かるわ、お願いできるかしら?」 +\endtext + +\text("町長") +「は、はいっ! + それでは手紙を書いてまいりますので、 + 少々お待ちをっ!」 +\endtext + +\text("女性A") +「あの、私の家は宿屋なのですが、 + 宜しければいらっしゃいませんか」 +\endtext + +\text("女性A") +「貴族の方のお口に合うかどうか + わかりませんが、 + お料理も出させていただきます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、ちょうどお腹が減っていたの。 + 少し休みたくもあるし、ぜひお願いするわ」 +\endtext + +\text("女性A") +「は、はいっ♪ + それではこちらにどうぞっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(本当にあのリズベルさんが + 魔王軍にいるのか、 + ぜひともこの目で確かめないと……) +\endtext + +\text +グリエッタは女性に案内され、 +宿屋へと向かいながら、北の空を見上げた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..9b0a1e2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_02.txt @@ -0,0 +1,315 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_02") + +\text +机の上に並べられた書類の数々。 +\endtext + +\text +それらは、ニルト地方各地に散らばっている +調査員から送られてくる、報告書だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +リズベルはこうして各地の様子を +できるだけ掌握するよう努めていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん?」 +\endtext + +\text +報告書のほとんどは各地の平穏を伝える +内容であった。 +\endtext + +\text +しかしその中に1枚だけ、リズベルの柳眉を +しかめさせる報告書があった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……グリエッタ……まさか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「入るぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +扉がガチャリと開き、 +返事を待つことなくカイムが入ってくる。 +\endtext + +\text +いつもであればカイムの無作法をとがめる +リズベルであったが、今の彼女は報告書に +目を落としたまま、微動だにしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを小難しい顔をしているのだ? + 生理か?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私、カイム様のそういう無神経な + ところは嫌いです」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ、そう怒るな。 + 笑わせてやろうと思っただけではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのジョークのセンスのなさも嫌いです」 +\endtext + +\text +リズベルは、深々と溜め息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? どうしたのだ? + おまえが溜め息をつくなど珍しい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「別に、なんでもないです」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、 +その報告書を脇に置いて仕事に戻ろうとする。 +\endtext + +\text +しかしそれを、カイムが邪魔をした。 +\endtext + +\text("カイム") +「何でもなくはないだろう。 + おまえがそういう顔をするときは + たいてい一大事が起きた時だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか。よくお分かりで」 +\endtext + +\text("カイム") +「他ならぬおまえのことだからな。 + 俺はいつも、おまえを見ているぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そういうセリフ、 + カイム様には似合いませんよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あと、キモいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「似合わなかろうがキモかろうが構わん。 + さぁ言え。そこに何が書いてある?」 +\endtext + +\text +開き直ったカイムにそう命令され、 +リズベルは若干頬を赤らめながら +報告書を手渡した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ? なんだこのリストは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「迷宮に侵入する可能性のある者達を + 定期的に部下たちに報告させているんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこに、 + グリエッタという名前がありますよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、グリエッタ=オーリック。 + 女性、ラムシとかいう国の貴族だそうだな。 + ほう、まだ若いのに魔術師か」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それで? これがどうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女は私が魔法学院で勉強をしていた時の、 + 同期生です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、友達か?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「というより、ライバル……でしょうか。 + 私もそれなりの成績を修めていたので、 + 目をつけられたのだと思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……。それで、そのライバルが + 迷宮にやってくるかもしれない、と」 +\endtext + +\text("リズベル") +「国境沿いの町ボレロで、ハドス行きの + 護衛馬車を手配していると書かれています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この時期に彼女がハドスに入る理由は、 + それ以外考えられません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正義感の強い彼女のことですから、 + まず間違いなくやってくるでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。確かに俺たち魔王軍は + 現支配者である貴族にとっては悪だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「己の利益を守るため、俺たちを悪と断じて + 正義を振るうか。実に滑稽だ」 +\endtext + +\text +カイムは嘲笑を浮かべる。 +\endtext + +\text +しかしリズベルは、首を横に振った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、彼女は正しく『貴族』です。 + 貴族の権利と義務とを履行する意志と力を + 持つ人です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして彼女はバカではありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「……おまえが他人を擁護するとは、 + 珍しいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではその正しい貴族が、何のために + 他国の戦に首を突っ込んでくるのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「確かめに来るのだと思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かめる? いったい何をだ?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、 +リズベルは視線を落とし、つぶやく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の、真意を」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +理想のためとはいえ、かつての学友と +戦わなければならないリズベルを、 +カイムはしばらくの間見つめていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「強いのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。私などより、はるかに」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。ならば生け捕りだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「生け捕り? 何のために……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん決まっている。 + そいつを味方に引き入れるためだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「我が軍には魔術師は少ない。 + 味方に引き入れることができれば、 + 大きな戦力となるだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは不可能だと思います。 + 彼女はプライドが高いですから、 + 私たちの仲間になんて……」 +\endtext + +\text +カイムの提案に対し、 +リズベルは悲観的だった。 +\endtext + +\text +そして…… +\endtext + +\text("リズベル") +「それにカイム様。 + もっともらしい事をおっしゃってますけど、 + 本音は彼女を抱きたいからでしょう?」 +\endtext + +\text +……と、冷ややかな視線を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ、 + いい女ならもちろん抱くに決まっている」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの批難のまなざしにも +全く動じることなく、 +平然とそう答えるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..95191ad --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_03.txt @@ -0,0 +1,276 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_03") + +\text +国境沿いの町ボレロに着いたグリエッタは、 +ニルト地方の情報を求めて酒場へ足を運んだ。 +\endtext + +\text +そしてその酒場の店主から、 +魔王軍を指揮しているのはリズベルという +ディアボリカの少女であるとの情報を得る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なるほど、では軍を動かしているのは、 + 実質的にはその少女ということですわね」 +\endtext + +\text("店主") +「あぁ、ちょいと信じられねぇが、 + ここにはハドスで商売してる商人や + 護衛の傭兵たちがたくさん出入りしてる」 +\endtext + +\text("店主") +「そいつらが言ってんだから、 + 確かなんだろうぜ」 +\endtext + +\text +グリエッタはカウンターの席に座り、 +先ほどから水を飲んでいる。 +\endtext + +\text +しかし周りは店主の言うとおり +仕事を終えた商人や傭兵ばかり。 +\endtext + +\text +グリエッタの存在は、 +明らかに浮いてしまっている。 +\endtext + +\text +しかも少女は超がつくほどの美人であり、 +何十もの視線が彼女をとらえて離さない。 +\endtext + +\text +そんな中にあって、グリエッタは涼しい顔で +水をひとくち口に含んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(やはり話を聞く限りでは、リズベルさんで + ある可能性が高いですわね) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あの人は、学生時代もどこか、 + 私達とは違う所がありましたわ) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(私達魔術師を志す者の多くは、 + 魔術への探究心、功名心を + 大なり小なりもっているもの) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(なのにあの人は、あの人の目は、 + もっと遠く……いえ、もっと違う何かを、 + 映していたような気がする) +\endtext + +\text +グリエッタの頭の中に、 +当時の記憶が呼び起される。 +\endtext + +\text +魔術の実践と研鑽に明け暮れる +グリエッタ達を尻目に、リズベルはひとり、 +よく本を読んでいた。 +\endtext + +\text +しかもそれは魔術に関するものでなく、 +治世といった政治に関するものであることが +多かった。 +\endtext + +\text +そしてそれでいて、 +魔法の理論を学ぶ座学では +誰よりも良い成績を修めていた。 +\endtext + +\text +グリエッタはそれを、 +仲間の輪の中から見ていた。 +\endtext + +\text +その瞳には彼女に対する尊敬、 +そして嫉妬のようなものも、混じっていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(この私に嫉妬を覚えさせた人なんて、 + 後にも先にもあなただけですわ、 + リズベルさん……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(そんな優秀なあなたが、 + なぜ魔王軍などに……?) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(戦争を引き起こし、混乱を呼ぶことが + あなたの望みだったというの?) +\endtext + +\text +グリエッタはグラスに注がれた水に映る +自分の顔を見ながら、 +ここにいないかつての学友に問いかける。 +\endtext + +\text +しかし答えは、帰ってこない。 +\endtext + +\text +故にグリエッタは、 +その答えを聞きにニルトに向かうのだ。 +\endtext + +\text("店主") +「ところで、 + あんた見たところ魔術師か何かみてぇだが、 + そんなこと聞いてどうする気だい?」 +\endtext + +\text("店主") +「もし戦に参加して魔王軍と + 戦おうってんなら、絶対によした方がいい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、それはなぜかしら?」 +\endtext + +\text +グリエッタは顔を上げ、訊ねる。 +\endtext + +\text("店主") +「噂にはもう一つあってな。魔王軍を + 指揮してるのは確かにリズベルって女だが、 + リーダーはカイムって男だ」 +\endtext + +\text("店主") +「そいつは無類の女好きだそうだ。 + 敵だろうが味方だろうが、いい女となれば + 見境なく襲い掛かってくるらしい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、それは怖いわね」 +\endtext + +\text("店主") +「だったら少しは怖そうにしろよ。 + まぁ、それだけ自分の腕に + 自信があるんだろうが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は自分の実力を、 + 決して過信していませんわよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(負ければ、そのカイムとかいう魔王に + 犯されるか、あるいはそれ以前に + 魔物たちの慰み者にされる……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ただそれでも、行かなくてはなりませんの」 +\endtext + +\text +グリエッタはグラスを一気にあおり、 +空にする。 +\endtext + +\text("騎士") +「お話し中失礼いたします。 + グリエッタ=オーリック様で + いらっしゃいますでしょうか」 +\endtext + +\text +酒場には不似合いな豪奢な鎧を身に着けた +騎士が三人、グリエッタに声をかけてくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えぇ、そうよ。支度ができたのかしら?」 +\endtext + +\text("騎士") +「は。ハドスへの護衛馬車、 + まもなく出発いたします」 +\endtext + +\text("騎士") +「主の命により、我ら3名、 + 道中の護衛に当たらせていただきます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ご厚意感謝するわ。 + オーリック家は受けた恩には必ず報いる。 + あなたの主に、後でお伝え頂けるかしら?」 +\endtext + +\text("騎士") +「は、かしこまりました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お水と情報ありがとう。 + 御代はこれでいい?」 +\endtext + +\text +グリエッタはカウンターに銀貨を数枚置いた。 +\endtext + +\text("店主") +「グリエッタ=オーリック……。 + ラムシの、名門貴族の御令嬢……?」 +\endtext + +\text("店主") +「そ、そんな高貴な身分の方が、 + どうしてハドスなんかに……」 +\endtext + +\text +青ざめた店主の震える声に、 +グリエッタは世間話でもするかのように、 +軽く答える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「かつてのクラスメイトに、 + 会いに行きますの」 +\endtext + +\text +グリエッタは柔和にそう微笑み、 +出口へと歩いていく。 +\endtext + +\text +騎士を従えて歩くその姿は、 +まさに貴族の名にふさわしい気高さを +備えていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..6a72354 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_04.txt @@ -0,0 +1,188 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_04") + +\text("グリエッタ") +「ここがそう、ですわね……」 +\endtext + +\text +迷宮の入口に立ち、グリエッタがつぶやいた。 +\endtext + +\text +幾多の冒険者、傭兵、騎士を呑み込んできた、 +魔窟。 +\endtext + +\text +その中に、 +グリエッタが足を踏み入れようとしている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(……この先に、リズベルさんが……) +\endtext + +\text +グリエッタの脳裏に、かつてのクラスメイト +であり、良きライバルでもあったリズベルの +顔が思い浮かぶ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさん……。 + 私には、あなたの考えがわかりませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが、だからといって道を踏み外した + あなたを放っておくわけにもいきませんの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたが道を違えたならば、 + それを正して差し上げる……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それが、同じ学び舎で育った私の、 + 務めでしょうから」 +\endtext + +\text +グリエッタは強い決意を胸に秘め、 +迷宮へと歩を進めるのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、ついに来たかグリエッタ」 +\endtext + +\text +カイムが部下からの報告を受け、 +低く笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「飛んで火にいるなんとやら。 + 返り討ちにしてくれようぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、食べながらしゃべらないで + ください、お行儀が悪いです」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、うむ。すまん」 +\endtext + +\text +カイムは分厚いハムを挟んだパンを +むしゃむしゃとかじる。 +\endtext + +\text +隣でモグモグと口を膨らませているカイムを +見ながら、リズベルは表情を曇らせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「考えてみましたが、 + グリエッタさんは魔術の探求と習熟に + すべてをささげるような、そんな方です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして同時に彼女は貴族であり、 + とても正義感の強い方」 +\endtext + +\text("リズベル") +「きっと彼女は…… + 私に対して怒りを覚えているのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……怒り?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + 私のことが、許せないのだと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私がしていることは、 + 侵略以外の何物でもありませんから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな」 +\endtext + +\text +カイムは口の中のものを飲み物で胃に落とし、 +フウッと息をつく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですからここは、私が出ます。 + 彼女に私の考え、目的を話して、 + 引いてもらえるように……」 +\endtext + +\text("カイム") +「果たしてそれで、そいつは納得するのか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、リズベルは沈黙した。 +\endtext + +\text +そしてしばらくして、首を横に振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……分かりません、ですがこのままでは + 軍にも被害が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「何かを得ようとするならば、 + そこに犠牲はつきものだ」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を遮り、カイムは続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「話を聞く限り、その女は筋が通ったこと + ならば受け止める度量があるのだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつに話を聞かせたいならば、 + まずは正々堂々と挑戦を受けて立ち、 + 実力で打ち破った後にするべきだ」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで、行くぞリズベル。 + 久しぶりの友人との再会だ。 + 派手に歓迎してやろうではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……」 +\endtext + +\text +リズベルは渋々ではあるが、 +カイムの言葉に納得し、ついていくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_05.txt new file mode 100644 index 0000000..1dac0f5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_05.txt @@ -0,0 +1,746 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_05") + +\text +敗者がたどる末路は、死か服従か、 +大体において、そのふたつである。 +\endtext + +\text +戦いに負けたグリエッタも例外ではなく、 +縄で縛られ、身動きを封じられたうえで +カイムのもとへと連行された。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くぅっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは背中を押され、 +床へと転がされた。 +\endtext + +\text +自分で起き上がろうにも、腕の自由を +奪われていてはそれもままならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく来たな、グリエッタ=オーリック」 +\endtext + +\text +カイムは玉座に深々と腰かけ、 +床に転がっているグリエッタを見下ろす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたが……魔王ですわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いかにも、この俺が魔王カイム。 + おまえを打ち負かした魔王軍のリーダーだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔王は捕虜の扱い方を知らないのかしら。 + 流石は蛮族ですわね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私をこんなところに連れてきて + いかがなさるおつもりかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。なかなか威勢のいい女だ。 + リズベルが言っていた通りだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルッ!? + やはりここにいるんですのねっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは玉座の間を見回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、いるぞ。間もなくここに来るはずだ。 + そのためにおまえをここに連れてきたのだ」 +\endtext + +\text +カイムがそういうと、 +奥の通路からリズベルがやってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「戦闘の後処理が終わりました。 + お待たせしてしまいましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに、そう待ってはいない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんっ!!」 +\endtext + +\text +玉座の間に、グリエッタの叫びが響き渡る。 +\endtext + +\text +リズベルは名を呼ばれ、 +涼しい顔をして振り返った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お久しぶりですね、グリエッタさん。 + こんな場所まで、 + どういったご用件でしょうか」 +\endtext + +\text +眼鏡をクイッと押し上げ、冷ややかに尋ねた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなこと、決まっているでしょうっ!! + あなたを正しに来たのですわっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正す? + 私の何を、正すとおっしゃるのでしょうか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「すべてを、ですわっ!! + 魔王軍に加担し、世を乱さんとする + あなたを見て見ぬふりはできませんわっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「世を乱す……ですか。 + たしかに、貴族のあなたからしてみれば、 + 私たち魔王軍は異端なのでしょうね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなこと、決まって……? + なにをおっしゃてますの?」 +\endtext + +\text +リズベルはグリエッタへと、歩み寄る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたはいったい、 + 何を考えていますの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたが魔術を志した理由は、 + 争いを起こすためだったんですの?」 +\endtext + +\text +かつてのクラスメイトの考えがわからず、 +グリエッタは困惑している。 +\endtext + +\text +リズベルに会うまでは、 +心のどこかで別人かもしれないという期待が、 +わずかではあるが残っていた。 +\endtext + +\text +しかしこうして実際に再会し、 +その淡い期待は見事に裏切られた。 +\endtext + +\text +グリエッタは、かつての学友が魔王軍に +加担しているという事実を目の当たりにし、 +ショックを隠しきれないでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたの当たり前の世界と、 + 私の当たり前の世界は、違うんです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベル……さん?」 +\endtext + +\text +リズベルはグリエッタを見下ろしながら、 +続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは、虐げられている者たちが、 + 自分の居場所を作るための戦い」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私みたいなディアボリカや、 + 魔物という総称でくくられた種族は……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「世界のどこにいても + 悪魔だの敵だのと恐れられ、迫害を受ける」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちの思想信条以前に、 + 行いが正しいかどうか以前に、 + ただその種族だというだけで否定される」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたは、それがいったいどういう事か、 + わかりますか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――あなたはそんな風にして、自分を + 否定された事がありますか?」 +\endtext + +\text +リズベルはグリエッタにそう問うた。 +\endtext + +\text +しかし、人々から敬われる貴族として +生まれたグリエッタは、それに答えられない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そう……あるはずがない。 + あなたは人間、しかも貴族ですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誰もがあなたを敬い、 + 誰もあなたを否定しない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もちろん、あなたが尊敬されているのは、 + 貴族だからという理由だけではないことを + 私は知っています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたは素晴らしい方です。 + 才能があり、とてもお優しい。きっと、 + 貴族でなくとも慕われたことでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、ディアボリカは違う。 + 魔物は、違う」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どんなに優秀でも、どんなに優しくとも、 + ただそうであるというだけで + 否定されてしまう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ち、違いますわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は、 + あ……あなたの事を尊敬していますわっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +グリエッタの反論に、リズベルは口を閉ざす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「勤勉で、努力を惜しまず、 + ひたすらに自分を磨きぬいたあなたを、 + 私は……目標にしていました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あまりお話したことはありません + でしたけど、それでも私は、 + あなたの事をずっと目で追っていましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あとにも先にも、そんな方はあなただけ。 + 私に嫉妬という感情を教え込んだのも、 + あなた……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は、それほどにあなたを…… + 認めていますわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あなたがそう思って下さっている事は、 + わかりました。ありがとうございます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、世の人すべてが、 + あなたの様な方ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「悲しいことですが、先入観だけで + 判断してしまう人が大半です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから私は、私たちは、 + 自分たちの居場所を自分たちで + 作ることにしました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちの存在を、自主独立を、 + 戦うことで世界に認めさせるのです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなた…… + 本気で言ってますの……?」 +\endtext + +\text +リズベルの途方もない望みを聞き、 +グリエッタは眉をしかめる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんな理由で、 + 争いを生み出しているんですの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そんな理由……ですか。 + 所詮、持つものに持たざる者の + 気持ちはわからない……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「争いなんて…… + どこにでも転がっているじゃないですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「高いところにいると、 + それが見えないだけです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私には見えてますわっ! + ここに来る前、とある町が盗賊団に + 襲われていましたわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「聞けばあなたたち魔王軍が現れてから + そういうケースが増えているそうですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔王軍への対応に追われて、 + 国内の治安にまで手が回らない……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そういう状況を作り出してまで、 + あなたは戦いを続けるんですのっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい。 + 結局は、誰のエゴを押し通すかです。 + あなたか、私か。他の誰かか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……御自身のエゴのために、 + 誰かが犠牲になってもいいとおっしゃるの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんとでもおっしゃってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、優しくできる人の数が + 限られているんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すべてを救いたいならば、 + ご自分でどうぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私はハドスを、そしてニルトを + 私たちの住みよい国に作り変えます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……見損ないましたわ、リズベルさん」 +\endtext + +\text +涙を滲ませた目で、グリエッタは +リズベルを睨んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それもどうぞ、ご勝手に」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、話は終わったようだな」 +\endtext + +\text +玉座に座り、黙って話を聞いていたカイムが +唐突に口を開いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + あとはカイム様の好きになさってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。 + ではそうさせてもらうとしよう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くっ……私を、どうする気ですの……」 +\endtext + +\text +そう口にしながらも、グリエッタは +すでに覚悟ができていた。 +\endtext + +\text +魔王軍に敗北し、捕まった時点で、 +身体を弄られるだろう……と。 +\endtext + +\text +しかし次の瞬間カイムが放った言葉に、 +グリエッタは目を見開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「この女を地上に送り返して来い」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……え?」 +\endtext + +\text +命令を受けた魔物が、グリエッタへと近づく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、お待ちになってっ!! + どういう事ですのっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なにがだ?」 +\endtext + +\text +カイムは肘をつき、面倒そうに片眉を跳ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ま、魔王は捕えた女を犯し、 + その上で殺すと聞いていますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なのに、私を地上に送り返すとは…… + どういう事ですのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 死にたいのか? + 自殺志願者なら勝手にどこかで死んでくれ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「違いますわっ! 目の前に女がいるのに + 手を付けないのはどういう事かと + 聞いているんですわっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……そういう事か。 + 一体どんな噂を耳にしたのかは知らんが、 + 俺は女は殺さん主義だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして女はもうすでにリズベルがいる。 + こいつで充分間に合っている」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの腰に手を回し、 +引き寄せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんですって……!?」 +\endtext + +\text +グリエッタもまた、 +噂と違うカイムの言動に驚き戸惑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「だからおまえは帰っていいぞ。 + おい、さっさと連れていけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ついでにいい機会だ。 + 自分のその目で、ハドスを見て回って来い」 +\endtext + +\text +グリエッタはそのまま、 +魔物に連れて行かれてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……間に合ってるって…… + 何でそんな白々しい嘘をついたんですか?」 +\endtext + +\text +グリエッタのいなくなった玉座の間で、 +リズベルが冷たくそう言い放つ。 +\endtext + +\text +そしてベシッとカイムの手を叩くと、 +するりと離れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ああいうプライドの高い女は、 + ただ犯すだけではなかなか堕ちん」 +\endtext + +\text("カイム") +「やり方というものがあるのだ。 + ああいう女専用の、特別なやり方がな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、愉快そうに微笑む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほんと、いやらしい笑みですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつはいい女だ。 + 流石は、おまえが認めただけのことはある」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうやら私の方は、 + 見限られたようですけどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? + 俺には随分と仲が良さそうに見えたがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「良くありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「というか、彼女もおっしゃってました + が……私達はほとんど話をした事が + ないんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、これからすればいい。 + あいつはきっと、またここに来る」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうでもいいです」 +\endtext + +\text +リズベルはそうつぶやくと、 +玉座の間から出ていく。 +\endtext + +\text +カイムはその背中を見つめながら、 +ニヤニヤと笑っていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……御丁寧に縄までほどいてくださって、 + 感謝いたしますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは自分をここまで運んできた +魔物に対し、皮肉たっぷりにそう言った。 +\endtext + +\text +しかし魔物たちはそれを無視し、 +迷宮内へと戻っていった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……魔物って…… + もっと粗野な存在ではないんですの……?」 +\endtext + +\text +グリエッタは今まで、魔物は暴力的で +理性のかけらもない存在だと思っていた。 +\endtext + +\text +しかし、今グリエッタをここまで運んできた +魔物たちは、その途中でグリエッタに悪さを +したりはしなかった。 +\endtext + +\text +ただ淡々と、黙々と、 +カイムの命令を忠実にこなしていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「世界を、見て回れ……ですって?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「見て回っていますわよ。 + 私をなんだと思っていらっしゃるの」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、グリエッタは腹を立てる。 +\endtext + +\text +魔法学院を卒業し、魔術の研鑽を目的に +旅をしてきた。 +\endtext + +\text +色んな町で話を聞き、色々な村を救ってきた。 +\endtext + +\text +それでもなお、 +見落としているものがあるというのだろうか。 +\endtext + +\text +と、グリエッタは苦々しく表情をゆがめる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(ですが……確かに、 + 私は魔物について、何も知らない。 + いえ、知ろうとしていなかった) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(ディアボリカについても、そうですわ。 + 元々粗暴な方は好きではありませんから、 + 無意識に見ないようにしていたのかも) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こうなったら、見て差し上げますわ。 + リズベルさん……あなたのいうその理想が、 + いったいどんなものなのかを」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう口にした後で、 +ギリッと歯をきしませる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それにしてもっ……腹が立ちますわっ!」 +\endtext + +\text +噂と違い、カイムはグリエッタを犯す事無く、 +地上へと戻した。 +\endtext + +\text +自分に犯すほどの魅力がないと言わんばかり +のその仕打ちに、グリエッタは激怒する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私より……リズベルさんの方が + いい女という事ですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「許しませんわっ、魔王カイムっ! + 次に会ったときは、 + 必ず私がこの手で倒して見せますわっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタはプライドを色々な意味で +傷つけられ、復讐を誓うのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_06.txt new file mode 100644 index 0000000..da9d83a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_06.txt @@ -0,0 +1,335 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_06") + +\text +カイムに敗北しながらも、命はもとより +貞操すら奪われなかったグリエッタ。 +\endtext + +\text +彼女は今、ハドスのとある街を歩いている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……これが……ハドス? + 本当に戦時下の街なんですの?」 +\endtext + +\text +グリエッタはあちこちに視線を飛ばし、 +活気あふれる街の様子に驚いている。 +\endtext + +\text +確かに多少の戦闘の傷跡は建物などに +残ってはいるものの、そこで生活している +人々の表情は明るい。 +\endtext + +\text +中でもグリエッタを驚かせたのは、 +その種族の多様さだ。 +\endtext + +\text +元々ディアボリカの多い土地柄ではあるので +ある程度種族の比率がほかの地方よりも +違うだろうということは、予想していた。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタの予想以上に、 +ディアボリカが多い。 +\endtext + +\text +そして最もグリエッタを驚かせたのは、 +魔物の存在だった。 +\endtext + +\text("衛兵") +「そこの女。止まれ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えっ……私ですの?」 +\endtext + +\text +街角に立っていた衛兵のひとりが、 +グリエッタに声をかけ、近づいてくる。 +\endtext + +\text +その衛兵というのは、見上げんばかりの +体躯の、オークであった。 +\endtext + +\text +オークはグリエッタを見下ろすと、 +歯をむき出しにして笑う。 +\endtext + +\text("衛兵") +「ここでは見ない顔だな。旅人か?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですけど…… + それがどうかいたしまして?」 +\endtext + +\text +グリエッタはオークを睨み返す。 +\endtext + +\text +いつ襲いかかってこられても +対応できるように、 +いくつかの魔法の準備も忘れない。 +\endtext + +\text +しかし、次にオークが発した言葉は +グリエッタの予想の範疇を起きく外れていた。 +\endtext + +\text("衛兵") +「そんなにキョロキョロと周りを見ていては + 余所もんだと思われるぞ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「ここにはそういう奴を騙そうっていう + 悪い奴らも潜んでいる。 + 充分に気を付けることだ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「この街でわからないことがあれば + 俺たち衛兵に聞くか、宿屋に行け。 + 宿屋の場所を書いた地図を渡しておこう」 +\endtext + +\text +そう言って、 +オークの衛兵はグリエッタに地図を渡した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ご……ご忠告とご厚意、 + 感謝いたしますわ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「構わん、それが仕事だ。 + 用件は以上だ、行くがいい」 +\endtext + +\text +衛兵はそういうとスタスタと元いた場所に +戻っていく。 +\endtext + +\text +そして再び、 +通行人へと目を光らせるのだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……魔物が、衛兵……? + いえ……よく見れば街の人の中にも……」 +\endtext + +\text +ごく少数ではあるが、オークやゴブリン +といった魔物と称される種族のものまでが、 +ごく普通に街を歩き買い物をしていたりする。 +\endtext + +\text +その光景を目の当たりにして、 +グリエッタはわずかにめまいを覚えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「し、信じられませんわ……。 + 私の居たラムシでは、こんな光景…… + ありえない……」 +\endtext + +\text +人間と、ディアボリカ、そして魔物。 +\endtext + +\text +彼らが言葉を交わし合い、 +ひとつの街を成り立たせている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私が他国で聞いた話では、 + 魔王軍に征服された街では非道の限りが + 尽くされているはずですのに……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「男は殺され……女は、犯されて……」 +\endtext + +\text +しかし今、グリエッタの居る街では、 +そんな残虐な行為が行われているとは +思えない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……少し、疲れましたわ……。 + 今日は早めに宿をとりましょう……」 +\endtext + +\text +先ほど衛兵に渡された地図に目を落とす。 +\endtext + +\text +ここからすぐのところに、 +宿がひとつあるようだった。 +\endtext + +\text +宿をとり、グリエッタは併設された酒場で +少し早い夕食をとっていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +すると、隣のテーブルで酒を飲んでいる +男たちの会話が聞こえてくる。 +\endtext + +\text("男A") +「カイム様、どうやらまたひとつ街を + 陥落させたらしいぜ?」 +\endtext + +\text("男B") +「あぁ、破竹の勢いって奴だな」 +\endtext + +\text("男C") +「すげぇのはカイム様じゃなくて + リズベル様だろ。あの方が実質魔王軍を + 束ねてるって話だぜ」 +\endtext + +\text("男A") +「あぁ、そうみたいだな。 + 羨ましいよなぁ、カイム様」 +\endtext + +\text("男B") +「あんなに可愛らしい軍師様がいて、 + その上、女とやりまくりなんだろ?」 +\endtext + +\text("男C") +「いい女は捕えてエッチしまくって + 仲間に引き入れるらしいぜ。 + ほんと、羨ましい話だよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……っ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタの柳眉がしかめられる。 +\endtext + +\text("男B") +「今回落とした街にも + すげぇ美人がいたらしいな」 +\endtext + +\text("男C") +「噂じゃその美人も、もうカイム様に + 調教されてメロメロ状態らしいぜ」 +\endtext + +\text("男A") +「ほんと、カイム様って女好きだよな。 + それでいて女に恨まれねぇんだから、 + ほんと得な性格してるぜ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(……やはり、魔王カイムが + 女好きというのは、本当ですのね……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(いったい、どういう事ですの? + リズベルさんがいるから、女に困ってない + のではなかったんですの?) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(それなのに……それなのに、 + どうして私はっ!) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「屈辱ですわっ!!!」 +\endtext + +\text +ダンッと、テーブルにグラスを叩きつける。 +\endtext + +\text +酒場の全員が驚いた顔をして +グリエッタを見る。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタはそんなことには +お構いなしに、脇に置いていた杖を手にして +立ち上がった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「女として、私はリズベルさんより + 下だという事ですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それどころか、魔王軍に下った + ほかの女よりも、魅力がないと?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……許せませんわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは代金をテーブルに置いた後、 +席を離れる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私をコケにしたこと、 + 必ず後悔させてあげますわ」 +\endtext + +\text +すわった眼をしたグリエッタに、 +道を譲る酒場の男たち。 +\endtext + +\text +グリエッタはその晩のうちに宿を引き払い、 +再び迷宮へと向かうのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_07.txt new file mode 100644 index 0000000..c26de0c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_07.txt @@ -0,0 +1,429 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_07") + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルが、グリエッタを見下ろしている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベル……さん……」 +\endtext + +\text +グリエッタは反対に、リズベルを見上げる。 +\endtext + +\text +敗北し捕虜となったグリエッタには縄が +打たれ、自分では起き上がることもできない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なぜまたこちらに? + 用件は、先日お済ませになったはずですが」 +\endtext + +\text +そんなグリエッタに、 +リズベルは短くため息をつく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「分かりきったことを聞かないでくださる? + 用があるから、ここに来たのですわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ではお聞きしますが…… + 本日はいったいどのようなご用件で?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「言っておきますが、私とあなたは敵同士。 + 情けをかける理由も、義務もありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「くだらない理由で来られたのでしたら、 + 私はあなたを殺さなくてはなりません」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 心にもないことを言うな、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムが玉座の間にやってきて、 +リズベルたちの会話に割り込んだ。 +\endtext + +\text +そしてドカッと、玉座に腰掛ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく来たな、グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くっ……魔王、カイム……」 +\endtext + +\text +冷たい床へと転がされたグリエッタは、 +玉座に座ったカイムを睨む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様は何をしに + ここに来られたのですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「決まっているだろう、 + 侵入者の顔をあらためにだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでグリエッタ、 + おまえは何をしにここに来たのだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……ハドスの街を、 + 見て回りましたわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 俺の命令に従うとは、 + それは感心なことだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「従ったわけではありませんわっ! + ただ活動する拠点を探そうと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? どうだった?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……正直、驚きましたわ。 + 人間とディアボリカ、そして魔物が…… + 普通に一緒に暮らしてる街なんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろうそうだろう。 + これも皆、リズベルの手腕のなせる業だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつはすごいぞ。 + なんでもひとりでこなしてしまう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかげで俺はずいぶんと楽をさせて + もらっているがな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、またもこれ見よがしに +リズベルの腰を引き寄せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃっ……カイム様っ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぐっ……」 +\endtext + +\text +驚き赤面するリズベルと、 +それを見て歯ぎしりをするグリエッタ。 +\endtext + +\text +両者は、 +見事なまでに対極的な位置関係にあった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「グ、グリエッタさん。 + あなたの見たそれこそが、私が魔王軍に、 + ひいては世界に望んでいることです」 +\endtext + +\text +カイムに尻を撫でられながら、 +リズベルがそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんっ、ちょっとやめてくださいっ! + グリエッタさんが見てる前で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、では見ていなければいいのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいグリエッタ、 + 用件はこれで済んだだろう? + 気を付けて帰れよ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、部下に命じてまたもや +グリエッタを地上に送り返そうとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、お待ちなさいっ!! + なんでそうなるんですのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ? + 俺は今からリズベルを抱くのに忙しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「これ以上俺に言いたいことが + あるなら手紙で済ませてくれ」 +\endtext + +\text +カイムはシッシッと、 +まるで犬を追い払うかのような仕草をする。 +\endtext + +\text +それを見たグリエッタは、 +顔を真っ赤にして激昂する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私にっ、そんな失礼な態度を + とった男はあなたが初めてですわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、世の中は広いということだ。 + 勉強になってよかったな」 +\endtext + +\text +カイムはもはやグリエッタに目もくれず、 +リズベルの身体をまさぐり始めている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「やっ、ちょっと…… + だめです、こんなところで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では寝室に行くか。 + 今日もかわいがってやるぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あなたはっ!!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたはリズベルさんだけでなく、 + 捕えた女にも手を出しているという話を + 聞きましたわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なのに何故私には + 手を出さないんですのっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その女たちよりも私は + 魅力がないってことですのっ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタの叫びに、 +カイムは目を瞬かせる。 +\endtext + +\text +そしてしばらくして、頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、平たく言えばそういう事だ。 + ほら、もういいぞ。さっさと帰れ」 +\endtext + +\text +カイムは魔物に命じ、 +グリエッタを地上へと送り返した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……少し、かわいそうなのでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、あいつのことを殺すとか + 言っていたくせに、ずいぶんと同情的だな」 +\endtext + +\text +グリエッタが連れて行かれ、玉座の間には +カイムとリズベルだけが残された。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配せずとも、 + この程度であいつの心は折れはせん」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ今まで以上に + 俺に敵意を向けてくるだろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そう仕向けておいて、 + 最終的には犯すわけですよね。 + 本当に、趣味が悪いです」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえとて、あいつが欲しかろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……魔術師としての腕は、一流ですからね。 + 彼女の力は、魔王軍にとって有益です」 +\endtext + +\text("カイム") +「違う。クククッ、そうではない」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻を撫でながら +ニヤニヤと笑う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私には、カイム様が + なにをおっしゃりたいのか理解できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、まぁそれならそれで構わん。 + さて、それでは寝室に行くぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい? 先ほどのはグリエッタさんを + 焚きつけるための冗談なのでは」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初はそのつもりだったが + おまえの尻を撫でていると + 後ろから突いてやりたくなった」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを抱き上げると、 +玉座の間を後にし、寝室へと向かった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃあっ! い、いやですっ! + 私はまだ仕事が……」 +\endtext + +\text +リズベルは抵抗するが、 +カイムに逆らえるはずもなく、 +そのまま寝室へと運ばれてしまう。 +\endtext + +\text +その一方で、 +地上へと送り返されたグリエッタは……。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……くぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +拘束を解かれて入口に投げ捨てられた +グリエッタは、瞳に涙を浮かべて +地団太を踏んでいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「どうしてですのっ! + どうして私だけがっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私に魅力がないなんて、 + そんな事……絶対ありえませんのにぃっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは空に向かって叫ぶ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……ぜったい、絶対……。 + 許しませんわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「このまま引き下がってなど、 + やるものですか……」 +\endtext + +\text +グリエッタは街に向かって歩き始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こうなったら必ず、 + あの魔王を振り向かせてやりますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私の魅力を存分に思い知らせて、 + そして、そして……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私を抱きたいと、 + 言わせてあげますの……フフッ、フフフ」 +\endtext + +\text +悔し涙を流しながら、 +グリエッタは不敵に笑った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_08.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_08.txt new file mode 100644 index 0000000..5be3d9a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_08.txt @@ -0,0 +1,636 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_08") + +\text +2度にわたってカイムに屈辱を味わわされた +グリエッタは、ハドスのとある街に +流れ着いていた。 +\endtext + +\text +魔王軍の勢力圏内ということで +警戒していたグリエッタだったが、 +それも最初の数日だけだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(……平和、過ぎますわ……) +\endtext + +\text +気を張っているのがバカらしくなるほどに、 +街は平穏そのものだった。 +\endtext + +\text +殺人や強盗はもとより、 +スリや置き引きなどの被害にあう事もなく、 +日々が平穏に過ぎていく。 +\endtext + +\text +日を追うごとに、 +グリエッタは魔物が街を闊歩している +異常な光景に慣れつつあった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こんなの、おかしいですわ……。 + 聞いていた話と、全然違う……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あの街だけかと思ったら、 + この街にまで魔物が……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そしてそれを見ても、 + 皆がみな、平然としているなんて……」 +\endtext + +\text +魔物は人を襲い無法を働く、忌むべき存在で +ある……グリエッタの中のそんな常識が、 +次第に揺らぎつつあった。 +\endtext + +\text("老人") +「ふぉっふぉ、 + 今日はやけに元気がないのぅ、娘さんや」 +\endtext + +\text +顔をしかめて歩くグリエッタに、 +露店を開いている老人が声をかけた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……そうかしら? いえ、そうね……。 + なんだかハドスにいると、 + 自分の頭がおかしくなっていくようですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは足を止め、大きく息をつく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「今日も同じものを頂けるかしら?」 +\endtext + +\text("老人") +「おぉ、よいぞ。 + 少し待っとれ。今見繕ってやるでな」 +\endtext + +\text +グリエッタは毎日決まった時間に、 +この老人から果物を買っていた。 +\endtext + +\text +近くの菜園でとれるというその果実は、 +グリエッタの国にはないもので、 +彼女はとても気に入っていた。 +\endtext + +\text("老人") +「ほい、ひとつおまけしといたぞい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ありがとう」 +\endtext + +\text +老人から果物を受け取り、 +グリエッタはそれをひとつかじる。 +\endtext + +\text +口の中に広がるさわやかな味が、 +グリエッタの疲れ切った身体と心を癒す。 +\endtext + +\text("老人") +「それで、なにをお悩みかね。 + おぬしほどのべっぴんが恋に悩むなんて + ことはないじゃろう?」 +\endtext + +\text +好々爺の笑みを浮かべる老人に、 +グリエッタはどうしたものかと思案する。 +\endtext + +\text +しかし、自分一人で考えても埒があかないと +判断し、思い切ってグリエッタは老人に +訊ねることにした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お気を悪くなさらないで + ほしいのですけど……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この街は魔王軍に + 占拠されているのでしょう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なのになぜ、あなたはそうやって + 笑っていられるのかしら?」 +\endtext + +\text("老人") +「ふむ、いかにもその通り。 + この街は魔王軍に占拠されておる」 +\endtext + +\text("老人") +「ディアボリカや魔物までが、 + それ以降街によく出入りするようになった」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたはそれでいいんですの?」 +\endtext + +\text("老人") +「ふぉっふぉ。 + では、逆に問おう。 + それで何か悪いことがあるのかね?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……え」 +\endtext + +\text +老人の言葉に、グリエッタは言葉を失った。 +\endtext + +\text("老人") +「その身なりからして、 + おぬしは貴族じゃろう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、えぇ……」 +\endtext + +\text("老人") +「ほっほ。心配せずともその貴族が + ひとりこんな街に居ることの理由を + いちいち訊ねたりはせんよ」 +\endtext + +\text("老人") +「わしら平民にとっては、誰が上に立つか + なんてことはどうでもいいことなんじゃが」 +\endtext + +\text("老人") +「魔王とやらがこの街を治めるように + なってからは、色んな連中が街に出入り + するようになった」 +\endtext + +\text("老人") +「わしはのぅ、街が賑やかになって + 良かったと思っておるよ。 + 治安もむしろ、前より良くなったしのぅ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は……はぁ……で、ですが、 + 怖くは、ないんですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔王軍に関する噂は、 + あなたもご存じのはずですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いつ魔物が本性を現して + 襲い掛かってくるか……」 +\endtext + +\text("老人") +「確かにわしもこういう商売をしておるでな、 + 魔王軍の悪いうわさ話をたまーに耳にする」 +\endtext + +\text("老人") +「娘さんが聞いた噂とは、 + いったいどんなものかね?」 +\endtext + +\text +老人に尋ねられ、グリエッタは記憶をたどる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私が聞いたのは、 + 魔王軍が虐殺をおこなっているとか、 + 女性に乱暴しているとか……」 +\endtext + +\text("老人") +「では、娘さんはこの街で虐殺が行われた + ように見えるかね?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……い、いえ……」 +\endtext + +\text +戦いの痕跡はあるものの、 +行きかう人々はみな活気にあふれている。 +\endtext + +\text +とても、そのような惨劇が繰り広げられた +後とは思えない。 +\endtext + +\text("老人") +「その通り。そんなのは根も葉もない + 噂にすぎん」 +\endtext + +\text("老人") +「大方魔王軍の進撃を快く思わん連中が + 広めたのじゃろう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、では…… + 女性に乱暴をしているというのも……」 +\endtext + +\text("老人") +「ああ、それも嘘じゃよ。 + 魔王本人は無類の女好きらしいが……」 +\endtext + +\text("老人") +「少なくとも、軍の連中が無法を働いたと + いう話は聞いたことがないのう」 +\endtext + +\text("老人") +「リズベル、とかいう娘がおったが、あれが + 魔物どもをしっかりとまとめておるよう + じゃな。大したもんじゃよ」 +\endtext + +\text +老人はカラカラと笑い、 +グリエッタを困惑させる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(……どういう、事ですの……) +\endtext + +\text("老人") +「ま、今目に見えるものを、そこにあるもの + として認めなされ」 +\endtext + +\text("老人") +「無理に認めまいとするほどに、苦しくなる。 + そしてそれは、往々にして意味のないこと + じゃ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そう……ですわね。 + なかなか難しいですが、 + そう思えるよう努力いたしますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは老人にニコリと微笑んだ。 +\endtext + +\text("老人") +「ふむ。やはり美人は笑顔が一番じゃ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ、それではまた来ますわ。 + 話を聞いてくださってありがとう」 +\endtext + +\text +グリエッタは老人に手を振り、 +その場を後にした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(リズベルさん。 + あなたが良き統治者であることは + 認めましょう) +\endtext + +\text +ニコニコと笑顔を振りまきながら、 +心の中で、何度もそう自問する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(でも、あの男は……あの男に受けた屈辱 + だけは……!) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔王カイム……。 + やっぱり絶対、許せませんわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは果物の入った紙袋を抱きながら、 +ポツリとそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こうかしら……?」 +\endtext + +\text +グリエッタは宿屋に帰ると、 +備え付けの姿見の前でポーズをとった。 +\endtext + +\text +腰を後ろに突き出すように引き、 +自らの胸を両手で持ち上げ、 +視線を上に持っていく。 +\endtext + +\text +鏡の中の自分と目があい、 +グリエッタは赤面する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「た、確かにこの格好は…… + 自分で言うのもなんですけど、 + なんというか、卑猥……ですわね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ほ、ほかにはどんなポーズがあるのかしら」 +\endtext + +\text +グリエッタは緊急で買いそろえた恋愛や +性行為に関する、グリエッタ曰く指南書…… +単なるいかがわしい本をめくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、 + こ……こんな格好もしちゃうんですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でもさすがにこれは…… + はしたなくはないかしら……」 +\endtext + +\text +今までは低俗と切り捨て、見ることの +なかった本をグリエッタは読み漁る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こんな格好したら…… + し、下着が見えてしまうんじゃ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、見せるんですの? + それで殿方は喜ぶ……? + ほ、ほんとですの、これ……」 +\endtext + +\text +グリエッタの美貌は、 +魔法学院では有名だった。 +\endtext + +\text +言い寄ってくる男たちは数知れず、 +その度にグリエッタは断ってきた。 +\endtext + +\text +しかし小柄で胸もなく、無愛想なリズベルも +密かに男子に人気だということを知った時は、 +焦りを覚えた。 +\endtext + +\text +頭脳も魔法も一流のリズベルに、 +女性としても負けてなるものかと、 +己を磨いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でもそれだけでは、 + 不十分だったなんて……」 +\endtext + +\text +グリエッタが買った本には、 +恋愛の手引きのようなものが書かれていた。 +\endtext + +\text +元々がいかがわしく卑猥な本であるため、 +セックスありきのこじつけめいた恋愛の解説。 +\endtext + +\text +しかし恋愛に関して疎いグリエッタは、 +それをそのまま、信じてしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「さ、酒場で1秒以上異性と目が合ったら、 + その男性はこちらに気がある?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そういう時は、足を見せて + 反応を窺うとより確実でしょう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いまどきの女性って、 + しょ、初対面の殿方に…… + そ、そんなことをしちゃいますの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「と、いうことは……リズベルさんも…… + あ、あんなおとなしそうな顔をして……。 + 下着とか、見せちゃったりしてますの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そういえばリズベルさん、 + 魔王にお尻を触られても + 嫌がっていなかったですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「と、というよりっ!! + よく考えたらあの方、 + スカートすらはいてませんでしたわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんて恋愛上級者ですの……。 + 私も下着とか見せたり、お尻をいつでも + 触れる服にした方がいいのかしら……」 +\endtext + +\text +グリエッタはゴクリと唾をのみ、 +カイムに尻を触られる自分を想像する。 +\endtext + +\text +すると、瞬時に耳まで赤くなってしまった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「む、無理っ、無理ですわっ!! + そ、そんな破廉恥なこと、 + 私には想像できませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でもこのままでは……女として、 + 私はリズベルさんに負けていることに……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんだけではありませんわ、 + 他の女にも、 + この私が劣っているということに……」 +\endtext + +\text +グリエッタはギリッと歯を食いしばる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなの……認めませんわ。 + 私だって、きちんと恋愛の基本を + マスターすれば、他の女になんて……」 +\endtext + +\text +そう言って本を読み、間違った恋愛観を +順調に育んでいくグリエッタ。 +\endtext + +\text +実に半日以上をかけて、買い漁った +ほとんどの本を読破してしまうのだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、これは……?」 +\endtext + +\text +日も傾きかけたころ、 +本の中の一文を口に出してつぶやく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「エッチの相性がいい男性は、 + もしかしたらあなたの運命の相手かも + しれません」 +\endtext + +\text +そして軽く噴き出した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぷっ……流石にこれはありえませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「既に幾冊もの恋愛指南書を読んで + 知識をモノにした私から言わせれば、 + こんなものは眉唾ですわ」 +\endtext + +\text +ポイッと本をベッドに放り投げると、 +グリエッタは自信に満ちた笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「さてこれで、私も恋愛マスターですわ。 + あとはこの知識を生かして + 実践あるのみですわね」 +\endtext + +\text +グリエッタは再び姿見の前に立ち、 +覚えた卑猥なポーズをとる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、これであの魔王カイムも、 + 私の虜になること間違いなし……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ、リズベルさんの驚く顔が + 目に浮かびますわ♪」 +\endtext + +\text +自慢の胸を両手で持ち上げながら、 +グリエッタは赤面し続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、何を恥ずかしがっているんですの + グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こんなものは慣れですわ、慣れ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんにできて私にできないこと + なんて、何ひとつないということを、 + 証明して見せますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはその日遅くまで、 +鏡に向かってポーズをとり続ける。 +\endtext + +\text +既に自分の目的が当初から大幅に変わって +しまっている事に、 +グリエッタが気づく様子は……ない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_09.txt new file mode 100644 index 0000000..236782f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_09.txt @@ -0,0 +1,2571 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_09") + +\text +戦いに敗れたグリエッタは縛られ、 +みたび玉座の間へと連れて来られた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、お放しなさいっ!! + ひとりで歩けますわっ!」 +\endtext + +\text +魔物に縄を引かれ、 +グリエッタは部屋の中央へと転がされる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きゃあっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは悔しそうに歯を食いしばり、 +玉座に座るカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「またおまえか。 + 今度はいったい何の用だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「用があるなら手紙にしろと、 + 確かこの前言っておいたはずだが?」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタから視線をそらし、 +深々とため息をつく。 +\endtext + +\text +まるでおまえには興味がないと言わんばかり +のその態度に、グリエッタは激怒する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「話をするときくらい + 相手の顔を見るべきですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「どこまでこの私を + 侮辱なさる気ですのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「侮辱? 侮辱などしておらんではないか。 + 毎回毎回、きちんとおまえを地上に + 送り届けているだろう? 紳士的にな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くっ……」 +\endtext + +\text +素っ気ないカイムの態度に、 +グリエッタは歯をきしませる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ……」 +\endtext + +\text +カイムの横に立つリズベルは、 +ふたりのやり取りを見てため息をつく。 +\endtext + +\text +チラリとカイムの股間に視線を移してみれば、 +しっかりと膨らんでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +(本当に性格が悪いですね、カイム様は。 + 無関心を装えば装うほど、 + 相手はむきになる) +\endtext + +\text("リズベル") +(グリエッタさんの性格を、 + 本当によく心得てます) +\endtext + +\text("リズベル") +(グリエッタさんを挑発するために、 + 彼女の前で私を抱いたり、 + 私がいるから他の女は必要ないとか……) +\endtext + +\text("リズベル") +(そ、そんな心にもないこと、 + 言ったり……) +\endtext + +\text +リズベルは人知れず胸をドキドキさせながら、 +グリエッタとカイムのやり取りを聞いている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私を犯しなさい、魔王カイムッ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ……ちょっと、グリエッタさんっ!?」 +\endtext + +\text +ぼーっとしていたリズベルの頭に +グリエッタのとんでもない言葉が +飛び込んできて、慌てる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「少し落ち着いてください、 + グリエッタさん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そこの小便くさいディアボリカの小娘より、 + 私の方が女として下だなんて、 + そんなことありえないのですわっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んなっ……同世代じゃないですかっ! + それに人のことをしょ……しょっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「小便くさい、だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かってますよっ! + カイム様はちょっと黙っててくださいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぜ俺が怒られるのか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、 + 私は事実を申しただけですけど」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私の方が胸も大きいですし、 + 学生時代に殿方に言い寄られた回数も + 多いですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なのにあなたはこの私を + 軽んじてっ……。 + それが私は許せないのですわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、 + それがおまえが何度も何度も捕まる理由か」 +\endtext + +\text +カイムはクックッと、低い声で笑う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ……呆れました。 + あなたはもっと理性的な方だと + 思っていましたけど」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは私のセリフですわっ!! + 男には興味ないというような顔をして、 + 私を騙していたんですのねっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そうして私を油断させて、 + 自分ひとりだけ女を磨いてらしたんで + しょうっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は……はい? + いったい何の話ですか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「とぼけても無駄ですわっ!! + 私恋愛の指南書を + いくつも読みましたものっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは私が見ていないところでは + 男に媚を売っていたんですわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「し、視線を合わせたりとか、 + 足を見せたりとか、話をしたりとか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうしてそれが男に媚を売ることに + なるんですか。どんな本を読んだか + 知りませんが、影響されすぎなのでは」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お黙りなさいっ!! + 私、もう騙されませんわよ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔術師としても、女としても…… + あなたにだけは負けたくありませんの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなの、私のプライドが許しませんわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはキッと、カイムを睨む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「というわけで、あなたには是が非でも、 + 私を犯していただきますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おかしなやつだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……もう知りません。 + 好きにしてください」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「さぁ、私を犯しなさい魔王ッ! + それとも、あなたは胸の薄い小さな女しか + 抱けない腰抜けなのかしらっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひょっとして不能だったりするのかしら? + あぁ、それなら納得ですわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こんないい女を前にして手を出さない + なんて、おかしいと思っていたのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「このまま私に何もせず + 地上に返したなら、魔王は不能だって + 言いふらしますわよっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それでもいいのかしらっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ…… + キャンキャンとよく吠える雌犬だ」 +\endtext + +\text +カイムはここで初めて、 +グリエッタを前にして玉座から立ち上がった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに犯してほしいならば、 + 犯してやろうではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +(やれやれ、やっとですか……。 + ほんとは今すぐ押し倒したくて + 仕方ないくせに) +\endtext + +\text +カイムの演技に、 +リズベルは冷ややかな視線を送る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「や、やっと重い腰をあげましたわね。 + そ、そそ、そんなに不能と呼ばれたのが、 + 悔しかったのかしら」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あの…… + 怒ってらっしゃるのかしら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でしたらえっと、 + 本気で言ったのではないから + 気にしないでいただきたいのですけど」 +\endtext + +\text +気丈にカイムを睨みながらも、グリエッタの +口からは気弱な言葉が漏れ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なにがですのっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、初めてなのかと聞いているのだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ま、待ってくださいましっ!! + なにが初めてなのか言っていただきません + と、私にはわかりませんわっ!」 +\endtext + +\text +その初心な反応から、 +カイムはグリエッタが処女であると確信した。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、初めてか。クックックッ。 + ならばせめて、優しくしてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +グリエッタの足へと手を伸ばした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、あぁっ…… + ど、どこを触っているんですのっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが下着越しに秘裂をなぞると、 +グリエッタは顔を真っ赤にして叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どこをと聞かれてもな。触られている本人 + が、いちばんよく知っているだろう?」 +\endtext + +\text +足を開かせ、クニュッ、クニュッと、 +指が卑猥に股間を這う。 +\endtext + +\text +その刺激に、グリエッタは羞恥と怒りとが +ないまぜになった表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あふっ……だ、ダメですわ……。 + そ、そこはっ、触ってはいけない場所…… + あぁっ!!」 +\endtext + +\text +指先がクリュッと、 +布地越しにクリトリスをひっかいた。 +\endtext + +\text +するとグリエッタは可愛らしい声を上げ、 +身体をビクッとすくめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「見た目に反して貞操観念が強いようだな。 + クククッ、これはますます面白い」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、何がおかしいんですの。 + この私を侮辱する気ですのっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜそうなる? 俺は褒めているのだぞ? + 処女でありながら自分を犯せなどと…… + クククッ、なかなか言える事ではない」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、スッと指を滑り込ませ、 +下着をずらした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぁっ……んくっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、恥ずかしいか? 自分の大切な + 部分を敵に見られて、悔しいか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……べ、別に…… + 悔しくなんて、ありませんわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それに恥ずかしくもありませんし、 + ど、どうぞ……好きになさったらどう?」 +\endtext + +\text +ガクガクと足を震わせながら、 +グリエッタは真っ赤な顔でそう口にする。 +\endtext + +\text +その見え見えの強がりが何とも面白く、 +そして愛らしく、カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、そうさせてもらうとしよう。 + それに俺は勝者で、おまえは敗者」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前を好きにする権利が、 + もともと俺には存在するのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、指先で直に、 +グリエッタの肉ビラをこじ開けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あふぅぅぅぅううううううっ!!」 +\endtext + +\text +ビクビクビクッと、グリエッタは今までで +最も大きく身体をこわばらせた。 +\endtext + +\text +カイムの指先が、無防備なグリエッタの +秘裂をなぞっている。 +\endtext + +\text +膣穴から尿道、そしてクリトリスと、 +順番に下から上へと擦り上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、んっ、ひぃっ!! + あぁっ……カイムっ……あひっ!? + あっ、あっ、あっ!! あーーーっ!!」 +\endtext + +\text +男に触れられたことはおろか、 +自分ですら触れたことのない秘裂をなぞられ、 +グリエッタは激しく悶える。 +\endtext + +\text +その様子を見て、 +カイムは更に笑みを深くした。 +\endtext + +\text("カイム") +「この反応の激しさを見ると、 + 自分で触ったりもしていないようだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、当たり前ですわっ!! + そこに触れていいのは未来を誓った + 殿方だけと昔から……決まって、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、はははははっ!! + さすがは名家の令嬢なだけはある」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまどきそのような苔の生えた古い観念を + 持っているとはな」 +\endtext + +\text +カイムは自らの股間を膨らませながら、 +グリエッタへの愛撫を続けていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、んっ、あふぁぁああっ!! + そ、そこはっ……指いれたらっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、 +ツププッと処女穴に入り込む。 +\endtext + +\text +第一関節まで入ったところで、 +処女膜にそれ以上の侵入を遮られる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの考えで行くと、大事なところに + 触れているこの俺は、おまえと未来を + 誓い合う関係になるわけだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはそれでいいのか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いいわけが、ございませんわっ!! + だ、誰があなたのような無礼な方と、 + 未来を誓い合ったりするものですかっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは膣穴をくすぐられる刺激に +耐えながら、カイムを睨みあげた。 +\endtext + +\text +その不屈の態度が、魔王カイムの嗜虐心を +煽る結果になるとも知らずに。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、そうだろうな。 + おまえのプライドはおそらく、 + 俺のそれよりも高い」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなおまえが、 + そう簡単に俺に屈するとは到底思えん」 +\endtext + +\text +カイムは処女膜を傷つけないように +注意しながら、クチュクチュと穴を +ほじくり続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、んんっ……! あはぁっ…… + ど、どうですの……? + 私の身体に、興奮いたしまして?」 +\endtext + +\text +紅潮した顔で、 +グリエッタはカイムにそう訊ねる。 +\endtext + +\text +いじくられ続けた膣穴からは、 +透明な愛液がトロリと滴り始めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうだな。見た目に反し + 処女だったというのは評価しよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてこの肉づき、濡れ具合、どれを + とってもリズベルに劣るものではない」 +\endtext + +\text +カイムの優しい言葉と愛撫に、 +グリエッタの自尊心がくすぐられる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、その通り、ですわ……。あぁんっ! + 私が、リズベルさんに負けるなど、 + そんなことっ……あり得るはずが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、んんーーーっ!! + だっ、めっ……奥っ! それ以上、 + 指……いれたらっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +処女膜が破れるかどうかというギリギリの +ところまで、カイムは指を突き入れた。 +\endtext + +\text +見ればカイム自身鼻息が荒くなっており、 +ズボンを押し破らんばかりに、勃起している。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんな。 + 思いのほかおまえがいい女だったのでな、 + つい興奮してしまった」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁっ……んっ、んんっ!! + べ、別にっ……いいですわっ……。魅力的 + な私の身体が、悪いのですから……」 +\endtext + +\text +グリエッタの息も、徐々に上がっていく。 +\endtext + +\text +しかしそれも無理からぬこと。 +\endtext + +\text +生娘であるグリエッタが、 +何人もの女を抱いてきたカイムの指使いに +耐えられるはずがない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……あっ、んふぁっ!! + でも……ちょっと、お待ちになって……」 +\endtext + +\text +グリエッタは足を閉じようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムがそれを許さない。 +\endtext + +\text +ガバッと開かせ、 +執拗に膣穴をほじくり続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ! だ、ダメですのっ!! + それ以上はっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? なにがダメなのだ? + きちんと言わんとわからんぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなことおっしゃられても……っ! + わ、私にもわからなっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、出そうですのっ!! + なにかっ、あぁっ! 出るっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「やめてくださいましっ! それ以上指で、 + そこをっ……あひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +太ももをビクビクと震わせながら、 +グリエッタが叫ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何かは知らんが、出すがいい。 + もっとも、縛られたおまえに + 選択の余地などそもそも存在しないがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +(ほんとに、性格が悪いですね……) +\endtext + +\text +リズベルは呆れ顔で、 +グリエッタを犯すカイムの背中を見ている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、出るっ!! あっひぃぃいいっ! + いけませんっ、見てはっ、あぁっ!! + 見てはだめっ、見ちゃ……らめぇっ!!」 +\endtext + +\text +処女穴がキュウッと収縮し、 +指を追い出そうとする。 +\endtext + +\text +カイムは膣圧に押し負けない程度に +指に力を込め、処女穴をほじくり続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっひぁぁぁぁぁあああああああっ!」 +\endtext + +\text +縛られたグリエッタの身体が、 +ビクンッと大きく震えた。 +\endtext + +\text +その直後、尿道から透明な液体が噴き出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、だめっ、ひぁぁぁあああっ!! + おしっこっ!? + 私っ、おしっこ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +絶頂している膣穴を、 +カイムはニチュニチュとほじくり続ける。 +\endtext + +\text +その分だけグリエッタのアクメは長引き、 +潮が噴き出し続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「やめてっ、あぁっ!! + 見ないでくださいましっ!」 +\endtext + +\text +しかし潮の存在を知らないグリエッタは、 +それを小水と勘違いし、ひどく恥ずかしがる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさん見ないでっ!! + あぁっ、お願いです! ひぐぅぅううっ! + 後生ですからっ、あぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +アクメしている間、 +グリエッタは強がることも忘れ、 +生娘そのものの反応を見せる。 +\endtext + +\text +それがたまらなく面白く、そして愛らしく、 +カイムはさらに興奮を募らせるのだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ああっ、あ……わ、私……。 + ひ、人前で……おもらし、なんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そう恥ずかしがることはない。 + これは小便ではなく、潮というのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルも毎日のように噴いているぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことありませんっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「う、あ……し、潮……。 + こ、これ……が……」 +\endtext + +\text +グリエッタは熟読した本にそういう記述が +あったことを思い出した。 +\endtext + +\text +過激に見えた本の内容と同じことを +しているのだと思うと、 +グリエッタは背徳感に襲われる。 +\endtext + +\text +しかし彼女のプライドが、 +ここで引き下がることを許さない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなこと…… + わ、わかっていましたわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「す、少しだけ気が動転…… + していただけですわ……」 +\endtext + +\text +未知の感覚に身体を震わせながらも、 +グリエッタは呼吸を整える。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、これからが本番なわけだが…… + どうする? 本当に犯してもいいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「犯すということは、おまえの初めてを + 俺に捧げるということだぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それはっ……」 +\endtext + +\text +覚悟を決めていたはずのグリエッタだが、 +一生に一度の初めてを失うことに、 +戸惑いを覚える。 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌なら嫌と断ってもいいんだぞ? + 俺にはリズベルがいるからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「同じ女なら、男を知っている女の方が + いいに決まっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのほうが、具合がいいからな。 + ただきついだけの穴よりも、 + 男を喜ばせる技を持った穴のほうがよい」 +\endtext + +\text("リズベル") +(またあからさまな嘘を。 + それに気づかないグリエッタさんって、 + 本当に純粋なんですね……) +\endtext + +\text("リズベル") +(私とは大違いです) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、お待ちなさいっ!! + だ、だれが嫌だなんて言ったかしら……?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それに、こ……この私の身体が + リズベルさんに劣っていると、入れても + いないのにどうしてわかるのかしら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふ、ふふっ……。 + あ、あなたは大ばか者ですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「世界一の美貌を持つこの私を抱く + チャンスがあるにもかかわらず、 + それを棒に振ろうとしているのですから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「やはりあなた、不能なのではなくって?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でなければこの期に及んで + 私を抱くことに及び腰になっている + 理由が説明できませんわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + そんなにもこの俺に、犯してほしいのか」 +\endtext + +\text +カイムはゆらりと立ち上がり、 +ズボンから肉棒を取り出し始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「プライドのために憎き敵である魔王に + 処女を捧げんとするその心意気、 + 実に大した奴だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてこの俺を不能呼ばわりするその胆力、 + 実にすばらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……この場合、 + 命知らずと言うべきなのかもしれんな」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒が、 +グリエッタの顔の前に突き出された。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……えっ……あ……」 +\endtext + +\text +それを目にしたグリエッタは、言葉をなくす。 +\endtext + +\text +彼女が見たどの本にも、 +これほどに大きな肉棒は載っていなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、どうした? + これでも俺を、不能呼ばわりするか?」 +\endtext + +\text +自分の腕ほどもある太さの肉棒を +目の前にして、グリエッタは目を瞬かせる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ……えと……あ、う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、どうする? + 入れるか? やめておくか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちなみにリズベルはこの俺のモノを + 根元までマ●コで咥えこめるぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くっ……。リ、リズベルさんに出来て、 + 私に出来ない事はありませんわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どど、どうぞお入れになったら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そして私の身体が彼女に負けない + 魅力的なものであることを、 + お……思い知るといいですわっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう叫んだ後、自ら股を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、ハーーッハッハッハッ!! + いいぞグリエッタ。おまえほど気位の高い + 女を俺は今まで見たことがない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではその言葉に嘘偽りがないか、 + 確かめさせてもらうぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +肉棒の先を処女穴へとあてがった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁ、はぁっ……。 + あっ、来るっ……入るっ! + 私の、中にっ……殿方の、あぁっ!」 +\endtext + +\text +既に充分に愛液で濡れた膣穴は、 +ニュルッと亀頭を呑み込んでいく。 +\endtext + +\text +しかしすぐに処女膜が肉棒の侵入を妨げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぎぃっ、あっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +……が、肉棒は処女膜の抵抗を +歯牙にもかけず、侵入を果たした。 +\endtext + +\text +処女膜を破ってからも、肉棒は我が物顔で +膣穴をこじ開け、最奥を突き上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、ひぃっ!? + あっ、ああっ、あっ! あっ……ひっ」 +\endtext + +\text +グリエッタは破瓜の痛みに、顔をしかめる。 +\endtext + +\text +膣穴からは純潔の証である血が、 +愛液とともにあふれ出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、純潔を失った気分はどうだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、あっ……こ、こんなもの…… + ど、どうということは、ないですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それよりも…… + あなたの方こそ、いかがかしら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私の身体…… + リズベルさんと比べて……あひっ、 + んっ、あくぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +ズルルルルッと、 +カイムは肉棒を引き抜いていく。 +\endtext + +\text +今まで誰も触れることのなかった膣粘膜を +ひっかかれ、グリエッタは激しく悶えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうだな……」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭を残して肉棒を引きずり出すと、 +今度はニュルルルルッとねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あーーーーーーーーーーーっ! + またっ、入って……あぎっ、 + んっ、ひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +破瓜の痛みに涙を流すグリエッタ。 +\endtext + +\text +しかしカイムによって散々いじられた膣穴は、 +ちょうどよい具合に力が入らなくなっていた。 +\endtext + +\text +必要以上に締まることがなかったおかげで、 +痛みは徐々に引いていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、んっ、あふぁぁああっ!! + やっ、あっ……勝手に、動かさないで、 + くださいましっ!! あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言われてもな、動かさねば + 具合がいいかどうかわからんだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ゆっくりとではあるが +規則的に肉棒を抽送させはじめた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ぎっ……あぁっ、ひぁぁああ!! + ふとっ、いっ…… + 裂けるっ、裂けちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒の太さに、 +思わずグリエッタは叫んでしまう。 +\endtext + +\text +それを聞いてカイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。おまえの中はいい感じに + ドロドロになっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女とは思えない、いいぬめり具合だぞ。 + これなら多少激しく動いても大丈夫だろう」 +\endtext + +\text +興奮を抑えきれず、カイムは腰を前後させる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今のカイム様に何を言っても無駄ですよ。 + この方は自分がしたいようにしか + しませんから」 +\endtext + +\text +リズベルは赤面しながらも、カイムと +グリエッタのセックスを見てそう言った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んっ……あっ、あっ、あぁっ!! + こ、こんな太いのっ……リズベルさんもっ、 + ほんとにっ……あひぃぃぃいいいっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ、ところ構わず。 + 私が何をしていようと、 + この人はお構いなしに後ろから……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁっ! そ、そんなのっ…… + ま、まるで……獣っ、ですわっ……」 +\endtext + +\text +ニチュニチュと処女穴をかき回され、 +グリエッタは少しずつではあるが、 +快感を覚え始める。 +\endtext + +\text +それは人知れずカイムがグリエッタの感じる +部分を責めているからだが、今のグリエッタ +にそれに気づくほどの余裕はない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、まさしくその通りです。 + ですがその獣にあなたも今から、 + 中に出されるんですよ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、ひっ……んっ、あふぅっ! + え、な、中……中って、えっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、セックスは子を成すために + するものだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然、最後はおまえの中に出すぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、出すって……あ、あぁっ!! + まさかっ……お、お待ちになってっ! + それはっ、ダメですわっ!!」 +\endtext + +\text +性に疎いグリエッタではあるが、 +精液を膣内に出されればどうなるかくらいは、 +知っていた。 +\endtext + +\text +だが彼女が読んだ本は避妊についての +重要性にはまったく触れておらず、 +その可能性をすっかり失念してしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いまさら何を言っている? + お前が言ったのだぞ? 自分を犯せとな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「諦めてくださいグリエッタさん。 + もうあなたは、 + カイム様に抱かれてしまっています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こうなってしまったらもう、 + カイム様は相手が泣こうが喚こうが、 + 絶対に中に出しますよ」 +\endtext + +\text +リズベルは、頬を紅潮させてそう口にする。 +\endtext + +\text +その口元には、若干の笑みが滲んでいる。 +\endtext + +\text +その微笑みは、カイムが今浮かべている +嗜虐的なそれに、酷似していた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、んぁぁぁああっ、あぁっ!! + な、中にっ……私っ、中にっ!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁっ、あっ……子供できちゃうっ! + 魔王と私の子供がっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……せいぜい受精しないように + 願うことですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……くっ、いいぞグリエッタ。 + そろそろ出そうだ……。 + しっかりと中で受け止めろっ!!」 +\endtext + +\text +ニチュッ、ブチュッとカイムは抽送を続ける。 +\endtext + +\text +しかしその速度は、速くなっていく。 +\endtext + +\text +膣穴がグニュッと押しつぶされ、 +そして引っ掻かれると、 +グリエッタは髪を振り乱し、喘がされた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ま、待ってっ! あひぃぃいいっ! + 中はやめてっ!! + 外にっ、お願いですから外に出してっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは痛みと快感とを +同時に味わわされ続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、ひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だめっ、あっ、くぅっ! + またっ、またさっきのがっ……来るっ、 + 来ちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +ギュギュッ、ギュウッと、 +忙しなく膣穴が収縮する。 +\endtext + +\text +肉棒が激しく圧迫され、 +カイムはくぐもった声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くははっ、処女のくせにもうイクのか。 + おまえは淫乱の素質があるのやも知れんな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ……イッ、イクッ!? + こ、これ……がっ、ひっ、んぁぁああっ! + イ、イクって……言うんですのっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、そうですよ。気持ちよくなって、 + 頭の中が真っ白になる事をそう呼ぶんです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、あっ……あ、あなたもっ!? + リズベルさんもっ、イッ、イッ…… + あはぁっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュッと膣奥を突き上げられ、 +グリエッタは嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、まことに遺憾ですが、 + 最後にはイかされてしまいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですからグリエッタさんも、 + 我慢しなくていいんですよ」 +\endtext + +\text +リズベルのその言葉で、グリエッタの +快感のスイッチが、入ってしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あはっ……ひっ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +リズベルに負けまいとするグリエッタは、 +リズベルが絶頂を我慢したと言えば、 +頑なに我慢し続けるだろう。 +\endtext + +\text +しかしリズベルが絶頂したと聞けば、 +リズベルにも我慢できなかったのなら +仕方がないと、自分に言い訳を用意できる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひっ、ひっ……んっ、あはぁんっ! + イ、クッ……わ、私っ、も……」 +\endtext + +\text +グリエッタの声が、 +甘くとろみのついたものになっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、では共にイこうではないか。 + 俺の子種を子宮に受けて、 + イけッ……グリエッタッ!!」 +\endtext + +\text +カイムは激しく腰を振ったあと、 +最後にブチュウッと、 +子宮口に亀頭でキスをする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、アヒィんっ!? + だめっ、中は、中はだめぇぇぇえええっ!」 +\endtext + +\text +それがトドメとなり、 +グリエッタは初めてのセックスにして、 +アクメを迎えさせられるのだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ぎっ……ひっ、あひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは嬌声を上げ、 +生まれて初めてのセックスでのアクメを +味わう。 +\endtext + +\text +膣内には次々に精液が打ち込まれ、 +満たされていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、出てますわっ! + 私の中にっ、あひぃッ!! + せ、精液っ、出てますぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「クスッ……早く抜かないと、 + 子供ができちゃいますよ?」 +\endtext + +\text +少しだけ意地の悪い顔をして、 +リズベルがそう言った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いやですわっ、子供なんてっ!! + あぁっ、でもっ……あっ、ふぅんっ! + だめっ、身体がっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ビクビクと、何度も痙攣を起こす。 +\endtext + +\text +リズベルの言葉通り、 +頭の中が真っ白になるほど凄絶な快感に、 +グリエッタは断続的に襲われている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イッ、イッて……ますのっ、あぁっ! + 私、今っ……イッて、あひぃっ!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、ですからっ、やめっ……あふゥッ! + 今動くのは、おやめになって、 + くださいっ、ましっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなっ、あっ、ふぁぁぁぁああああっ!」 +\endtext + +\text +ビュルビュルビュルッと、 +次々に精液が流し込まれていく。 +\endtext + +\text +膣穴を満たした後は、胎外へと流れ出る。 +\endtext + +\text +その感触を直に味わいながら、 +グリエッタは嬌声を上げ続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……あ、うぁ……ふ……」 +\endtext + +\text +魔王カイムの子種を注ぎ込まれてしまった +というショックに、グリエッタは呆然となる +\endtext + +\text +しかしそれ以上に、グリエッタの心を +鷲掴みにしていたものがあった。 +\endtext + +\text +それは犯され、 +絶頂するまでの感覚と感情のうねりである。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(こ、これが……セックス、ですの……? + 男と女の、営み……なんですの?) +\endtext + +\text +本から得た知識では、 +絶頂がどういうものかまでは分からなかった。 +\endtext + +\text +男の肌の温かさや、精液の匂い、 +それらすべてが新鮮で、 +グリエッタを興奮させた。 +\endtext + +\text +一方で、グリエッタを犯すカイムもまた、 +酷く興奮している。 +\endtext + +\text +一度の射精では物足りないとばかりに、 +未だに膣内に肉棒を入れ、 +勃起させているほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよかったぞ、グリエッタ。 + こんなに興奮したのは、久方ぶりだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑い、 +肉棒を少しずつ引き抜いていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「と、当然、ですわ……。 + この私に興奮しない殿方なんて…… + この世に、存在しませんもの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。 + 確かにおまえは魅力的な女であった」 +\endtext + +\text("カイム") +「その点については、 + 俺の見る目がなかったことを認めよう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ…… + わ、分かれば、よいのですわ……。 + そ、それよりも……んっ、あっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はやく、抜いてくださいまし……。 + でないと、本当に妊娠…… + してしまいますわ……」 +\endtext + +\text +肉棒が栓になり、膣内に精液が溜まっている。 +\endtext + +\text +それを早く掻き出したくて、 +グリエッタはそう口にする。 +\endtext + +\text +しかしそれを聞いたカイムは、 +ニヤリと口の端を歪めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、もう限界か。 + これがリズベルであれば、 + 抜かずの2発3発は余裕なのだがな」 +\endtext + +\text +カイムがさも残念そうにそう言うと、 +グリエッタはピクリと眉をしかめた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そういう事でしたら…… + は、早くおっしゃってくださいまし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私ならこのまま続けて + いただいても、問題ありませんわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご無理はなさらない方がいいですよ。 + 早く精液を掻き出しませんと、 + 本当に妊娠なさるかも……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リ、リズベルさんは + 黙っててくださいましっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、わかっていますわそんなことっ! + ですが、ですが……くっ、うぅっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは歯を食いしばり、葛藤する。 +\endtext + +\text +カイムとの子を宿したくはない。 +\endtext + +\text +しかしカイムに魅力のない女と +断じられることだけは、嫌だった。 +\endtext + +\text +彼女の高すぎるプライドが、 +彼女自身を苦しめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、それで……どうするのだ? + 続けてもいいのか? + それとも、抜いたほうがいいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はどちらでも構わんぞ? + おまえがもう無理だというならば、 + リズベルの穴を使うまでだからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなことを言って……。あなたの方 + こそへばっているのではなくって?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何度も言わせないでくださいまし。 + わ、私は大丈夫ですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたに何度犯されようと…… + 全然、どうということはありませんわっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは、そうか。それを聞いて安心したぞ。 + ではもう一発、 + おまえの中に種付けさせてもらおうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グリエッタさんは、強情ですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その強がりのせいであなたは、 + 望まない子供をそのお腹に宿すことに + なるんですね。見ていて実に面白いです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、黙っててくださいと + 言ったはずですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あとそんなに見ないでくださいましっ!! + あ、あなたにこんな姿、見られたく……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ひぁぁぁぁぁぁああああああっ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタの言葉の途中で、 +カイムが肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんな。 + 我慢できずについ動いてしまった」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、ひっ……み、見ないで、 + くださいまし……。リズベル……さん……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたに……こ、こんな姿、 + 見られたく、なっ……あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣奥まで入り込んだ肉棒が、 +ゆっくりと抽送を始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ!? あ、動いてっ……あひぃっ! + 私の中っ……太いのがっ、 + かき回してますぅっ!」 +\endtext + +\text +グニュッ、ゴリュッと、膣肉を出入りしては、 +かき回す肉棒。 +\endtext + +\text +その太さと熱さを再び味わわされ、 +グリエッタは激しくよがった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、それを望んだのはあなたです。 + 下らない意地を張って、処女を捧げて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グリエッタさんって、私が思っていた + よりも負けず嫌いなんですね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「うぐっ、うぅっ……グスッ、あぁっ!! + ま、負けたく、ない……。 + あなたにだけは負けたくないんですのっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは喘ぎとともに、そう叫ぶ。 +\endtext + +\text +膣穴がギュウッと締まり、 +カイムは短くうめいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「学院にいたころも、 + そうやって事あるごとに + 私に突っかかってきてましたね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなに私のことがお嫌いですか。 + それは私がディアボリカだからですか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ふぁっ……んんっ!? + ち、違いますわっ…… + 嫌いだなんて、そんなことっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ましてやあなたがディアボリカだからと、 + そ、そんな目で見たことは、一度もっ…… + は、はぅぅぅぅううううっ!」 +\endtext + +\text +精液を注ぎ込んで滑りの良くなった膣穴を、 +カイムは情け容赦なくかき回し続ける。 +\endtext + +\text +一突きごとに快感が全身を走り、 +グリエッタは甘い声をあげさせられる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ではなぜ私をそんな目の仇にするのです? + 好きでもない男に、処女まで捧げて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうして、私と張り合おうとするのですか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ……あなたは、私が唯一認めた、 + ラ、ライバルだからですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔術師としても、女としても…… + あ、あなたに、あっ、あふっ……負ける + わけには、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒を突き立てられてよがるグリエッタを +見て、リズベルは小さく笑う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いま、確信しました。 + あなたは、バカです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、あはぁぁああっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルに罵倒され、 +グリエッタはビクンッと身体を震わせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それも特大級の、大バカです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ……あふぅっ! + な、なんとでも、言えばいいですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっはっ……んっ、あぁっ!! + 熱っ、いっ……身体がっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうほとんど痛みはないようだな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの身体を抱き寄せ、 +深々と肉棒を突き立てる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んっ、あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口を激しく突き上げられ、 +グリエッタはガクガクガクッと、 +全身を痙攣させる。 +\endtext + +\text +そんな彼女の頭を、カイムは優しくなでる。 +\endtext + +\text("カイム") +「分かるか? 俺のものがおまえの身体の + 奥に、当たっているのが」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの瞳を覗き込みながら、 +そう訊ねた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぁっ!? あ、あふっ……あっ……」 +\endtext + +\text +コクコクッと、 +グリエッタは短く何度もうなづく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、入って……ますわっ……。 + 私の中にっ、ふ、太いのがっ、 + あぁっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何度も何度もっ、私の奥をっ、 + 小突いてっ、んっ、あひぃぃぃいいいっ!」 +\endtext + +\text +リズベルを含む敵軍の中心で魔王に犯されて +いるというのに、 +グリエッタは嬌声をあげさせられている。 +\endtext + +\text +そんな自分に戸惑いながらも、 +自らを包みこむ温かい何かに、身も心も +委ねてしまいそうになる。 +\endtext + +\text +その温かい何かとは……魔王カイムの +意外なほどの、気配りと優しさ。 +\endtext + +\text +リズベルはカイムを評して獣のようだと +言っていたが、今目の前にいるカイムは、 +紳士的ですらあった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぁっ、あっ……んんっ! + いやだっ……あ、頭、 + 撫でないでくださいましっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、可愛い奴だ。 + このまま、またイかせてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってグリエッタの足を +抱えると、激しく肉棒で膣をかき回し始めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、ひっ……あっ、あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +パチュッ、ジュチュッと水音を立てながら、 +膣穴が引っ掻き回される。 +\endtext + +\text +その快感に、グリエッタは甲高い声を上げて +身体をよじった。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか、グリエッタ? + イキたくなったらいつでもイッていいぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの髪を撫でながら、 +優しく、けれど激しく責めたてる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、 + や、優しくしないでくださいましっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でないとっ、あっ、あっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +背中をゾクゾクッと、 +快感が駆け上がっていく。 +\endtext + +\text +覚え込まされたばかりのアクメが、 +再び近づいてくるのがわかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、我慢しても無駄だ。 + どうやら俺とおまえは身体の相性が + いいらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんなに耐えたところで、 + アクメからは逃れられん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「か、身体のっ……あ、相性っ!? + それって……」 +\endtext + +\text +グリエッタの頭に、 +本に書いてあった一文が浮かび上がる。 +\endtext + +\text +『エッチの相性がいい男性は、もしかしたら + あなたの運命の相手かもしれません』 +\endtext + +\text +グリエッタは、その時は鼻で笑い飛ばした。 +\endtext + +\text +しかしこうして実際にセックスを経験し、 +確かに相性というものがあるのではないかと +今現在は思わなくもない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなことっ…… + あるはずないですわっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは必死に否定しようとする。 +\endtext + +\text +しかしふと、カイムと目が合う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、うぅっ……んっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +吐息を感じるほど近くで自分を見つめている +魔王は、かなりの美形であった。 +\endtext + +\text +そしてグリエッタを見つめるその表情は、 +自分に対する気遣いを感じさせる、 +柔らかなものにさえ見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 俺をじっと見つめて。 + ひょっとして俺に見とれていたのか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぅっ、あんっ……あっ、ひぃっ!? + な、何を馬鹿なことをおっしゃるのっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、この私が、 + あなたに見とれるなんて、そんな事っ…… + あ、あるはずが……ないですわっ!!」 +\endtext + +\text +口では否定するグリエッタだが、 +その一方で鼓動は高鳴っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぐぅっ、んっ……あっ、あふぁっ……。 + あかっ、はっ……はひっ、ひぃっ!!!」 +\endtext + +\text +口元から涎を垂らしながら、 +グリエッタは呆けた顔を晒している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あら、どうやらグリエッタさんが + またイっちゃうようですよ」 +\endtext + +\text +目ざとくリズベルがそれを指摘すると、 +グリエッタは弱々しくそれを否定する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ち、がっ……あぁっ!! + わ、私はっ、まだっ……ひぃっ!?」 +\endtext + +\text +しかし付け焼刃の強がりなど、 +カイムには通じない。 +\endtext + +\text +太い肉棒で膣穴をえぐられると、 +すぐさま仮面ははがれ、 +恍惚の表情が浮かび上がる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぁっ! あーーーーーーーーっ! + だめ……私っ、もぅっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + では俺も中に出させてもらうとするか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、中っ……わ、私にまたっ…… + た、種付け、するんですのっ!?」 +\endtext + +\text +ドクンッと、心臓が一際跳ね上がる。 +\endtext + +\text +あれほど嫌悪感を抱いたというのに、 +いまはずいぶんと薄らいでいる。 +\endtext + +\text +カイムと身体を重ねるその一体感に、 +幸せすら感じ始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。魔王の子種を、 + おまえの腹の中に流し込む」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……良かったですね、グリエッタさん。 + これでより妊娠の可能性は高くなりますよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふっ、んっ……あぁっ! + に、妊娠……子種っ、ふっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「オーリック家の血筋に、俺という + ディアボリカの血が混じるというわけだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ち、血がっ……混じるっ、あっ、うぁっ! + ら、らめっ……それはっ…… + らめっ、ですわぁっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは恍惚の表情を浮かべながらも、 +最後の最後で、妊娠を拒んだ。 +\endtext + +\text +しかしその言葉とは裏腹に、 +膣穴はギュウギュウと肉棒を圧迫してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、もう遅いっ!! + さぁ、妊娠しろっ!! + たっぷりと種付けしてやるっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、ひっ、ひぁぁああっ!! + らめっ……私っ、もうっ、イクッ! + イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「見ないでくださひっ、リズベルさんっ!! + おねがっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +激しく膣粘膜を引っ掻き回され、 +グリエッタはビクビクと痙攣する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいえ? + きちんと見て差し上げますよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが忌み嫌うディアボリカの血が、 + あなたと混じり合う瞬間を――」 +\endtext + +\text +暗い笑みを浮かべたリズベルが、 +今にもアクメしそうなグリエッタを見下ろす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んっ、あぁっ!! + リズベルさんがっ、見てっ……るっ……。 + 私のことっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、出るぞっ!! おまえもイケッ!! + ライバルにイキ顔を晒せっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは一気に腰を前に突き出した。 +\endtext + +\text +ゴリュウッと、亀頭がきつく閉じる膣粘膜を +こじ開け、子宮口に到達した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃぃああっ!! + イクッ、イッくぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +汗だくになったグリエッタの身体が、 +ビクンッと震えた。 +\endtext + +\text +大粒の汗が飛び散り、松明の灯りを反射し、 +きらきらと輝く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、ぎっ……あはぁぁああっ! + イグッ……イグッ、イグぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +拘束された身体を痙攣させ、 +グリエッタがアクメする。 +\endtext + +\text +膣内には2度目となる精液を注ぎ込まれ、 +入りきらない白濁液を +ダラダラと垂れこぼしている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、またっ……あひぃぃいいっ!! + 私っ、また、潮をっ……」 +\endtext + +\text +尿道から噴き出る液体だが、 +しかし今回は色がついていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、それは潮ではなく、おしっこです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ!? そ、そんなっ……嘘っ!? + あぁ、止まってっ……あひぃっ、 + 止まってくださいましっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルに指摘されて放尿していると +気づかされたグリエッタは、 +身体をジタバタと暴れさせた。 +\endtext + +\text +しかし黄金水は止まることなく、 +ジョロジョロと迸り続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ、またっ……また入ってますわっ! + あなたの精子が、私の……中にっ!」 +\endtext + +\text +そして膣内には、 +依然として精液が流れ込んでいく。 +\endtext + +\text +ビュクビュクという射精の音は、 +グリエッタの耳にまで届く。 +\endtext + +\text +それほどに勢いよく、 +精液が子宮口へと直接噴きかかる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、溶けちゃっ、いっ、ますぅッ!! + 私の下半身が、あぁっ……あーっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは膣内射精の快感、 +そして女としての喜びを、カイムによって +すっかりと覚え込まされてしまっていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「も、もう止まって、くださいましっ!! + おしっこ、あ、ああっ……見ないでっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お願いですからっ、見ないでぇぇええっ!」 +\endtext + +\text +その言葉とは裏腹に……。 +\endtext + +\text +その後もビュクビュクと断続的に精液が +流し込まれるが、その間ずっと…… +グリエッタは至福の笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、ふっ……。あ……」 +\endtext + +\text +ズルルルッと、 +射精を終えた肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +しばらく遅れてから、 +ゴポリと破瓜の血の混じった精液が +膣穴から溢れ出た。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「う、あ……わ、私…… + に、2度も……射精、され……て……」 +\endtext + +\text +グリエッタから、カイムが身体を離した。 +\endtext + +\text +その瞬間、 +グリエッタは大きな喪失感を味わう。 +\endtext + +\text +最初は、冷静になった頭が処女の喪失を +悔いているのかとグリエッタは思った。 +\endtext + +\text +しかしそうではないことに、すぐに気付く。 +\endtext + +\text +惜しんでいるのは……カイムの温かさ。 +\endtext + +\text +そしてカイムが与えてくれる、快感だった。 +\endtext + +\text +それほどにグリエッタは、 +魔王との行為に没頭していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、むしろこの俺に2度も子種を + 注ぎこませた事、誇るがいいぞグリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは荒い呼吸をそのままに、 +カイムへと視線を向けた。 +\endtext + +\text +見ればあれほど自分を無視し続けた魔王が、 +満足げに笑っている。 +\endtext + +\text +その光景を見たグリエッタは、 +自尊心が満たされていくのを感じた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どうだったかしら……? + これで、私の女としての価値を + 正しく理解できたかしら?」 +\endtext + +\text +子種を注ぎ込まれたことに対する不安はある。 +\endtext + +\text +しかし今はそれ以上に、魔王を振り向かせる +ことができたことに、 +喜びを覚えるグリエッタだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。抱いてみて初めてわかった。 + おまえはいい女だ、グリエッタ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、おまえはリズベルに + 勝ちたいのだったな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだおまえは未知数だ。どちらが + 優れているかは、もう少しおまえのことを + 知らねば判断できんな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でしたら……。このまま私を + 捕えて、あなたの気が済むまで + 私を抱けばいいのですわ」 +\endtext + +\text +強気に戻ったグリエッタは、 +挑発的にそう言い放つ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +リズベルはそんなグリエッタを見ながら +眼鏡を押し上げる。 +\endtext + +\text +しかしそれだけで、特に何も言わない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、面白い。 + もともとおまえは捕虜なのだ。 + ではそうさせてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、部下に命じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「この女を牢に入れろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺が次に会いに行くまで、 + おまえ達で丁重におもてなしして + 差し上げろ」 +\endtext + +\text +そう言って、 +カイムはその場を立ち去っていく。 +\endtext + +\text +リズベルも何も言わず、 +カイムの後に続いてその場からいなくなった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ま、魔王……カイム……。 + リズベル……さん……」 +\endtext + +\text +残されたグリエッタに、 +カイムの命令を受けた魔物たちが近づく。 +\endtext + +\text +こうして、この日からグリエッタの捕虜と +しての生活が始まるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_10.txt new file mode 100644 index 0000000..68813bb --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_10.txt @@ -0,0 +1,828 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_10") + +\text("グリエッタ") +「お、およしになって…… + もう、これ以上入りませんわっ!!」 +\endtext + +\text +鉄の格子で区切られた、牢屋の中。 +\endtext + +\text +グリエッタの声が、石の壁に反響する。 +\endtext + +\text("オークの看守") +「ぐへへっ、何言ってやがる。 + まだまだ入るだろ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなっ…… + もうほんとに……いっぱい……」 +\endtext + +\text +グリエッタが牢屋に囚われ、 +既に短くない時間が過ぎている。 +\endtext + +\text +その間グリエッタは、このオークの看守に +よる徹底的なもてなしを受けていた。 +\endtext + +\text("オークの看守") +「まぁそんな遠慮するなよ。 + たっぷりとその口に食わせてやるぜ、 + この……」 +\endtext + +\text("オークの看守") +「シュカの国、ナンタイから取り寄せた + 極上のスワロ牛のリブロースステーキをな」 +\endtext + +\text +そう言って、オークの看守は +焼きたてのステーキの乗った皿を +テーブルの上に置いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「も、もう無理ですわーーーーーーっ!! + 本当におなかいっぱいですのっ! + どう言えば分ってくれるんですのっ!?」 +\endtext + +\text +オークの看守はこうして1日に3回、 +定期的にグリエッタに食事を出していた。 +\endtext + +\text("オークの看守") +「ひひっ、今日はそれだけじゃねぇぜ。 + 食料備蓄庫から特上のワインを持ってきた」 +\endtext + +\text("オークの看守") +「やっぱり肉には酒が一番合うからなぁ、 + ぐへへっ」 +\endtext + +\text +警備はつくものの、牢屋からの出入りは +基本的に自由であり、鍵すらかかっていない。 +\endtext + +\text +グリエッタが望めば湯あみもでき、 +まさに至れり尽くせりといった状況であった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ほ、本当に…… + 丁重におもてなしされていますわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こうして私を懐柔しようと + なさっておられるのかしら……」 +\endtext + +\text +捕虜という立場でありながら、 +カイムの命令によってグリエッタは +賓客として扱われている。 +\endtext + +\text +そのことに疑問を抱きながらも、 +漂ってくる肉の香りに +グリエッタの胃は重くなる。 +\endtext + +\text("オークの看守") +「どうした、食べないのか? + ひょっとして今日は肉よりも + 魚の方がよかったか?」 +\endtext + +\text("オークの看守") +「ならば今からシェフに作り直させて……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いいえっ!! 頂きますわっ!! + 作っていただいたものを粗末にするなんて、 + そんなこと許されませんものっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言ってナイフとフォークを +持ち、肉を切り分けて口に運ぶ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くぅっ……お肉を噛んだ瞬間、 + 肉汁がジュワァッとお口の中に + 広がっていきますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「流石はシュカの国はナンタイの + 有名なスワロ牛ですわっ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いえ、素材の質もさることながら、 + これを作った料理人の腕も + とても素晴らしいですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「味付けはシンプルな塩と胡椒でありながら、 + スワロ牛独特の臭みを、焼き加減を + 調整することで見事に消していますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あぁ、おいしいっ!! + でもっ、このままでは私の体重が。 + そういった意味では物凄くピンチですわ) +\endtext + +\text("オークの看守") +「ぐへへっ、そう言ってもらえたら + 食事を作っている俺たちとしても嬉しいぜ」 +\endtext + +\text("オークの看守") +「それじゃあ食べたら皿は + そこに置いておいてくれ」 +\endtext + +\text("オークの看守") +「またくるぜ、ひひひっ……」 +\endtext + +\text +そんなセリフを置いて、 +オークの看守は牢から出ていった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁ…… + また、また食べてしまいましたわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ここのお料理、おいしすぎますわ……。 + 私のお屋敷の料理人と腕は互角、 + いえ……それ以上かもしれませんわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは結局料理を完食し、 +がっくりと肩を落とした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、このままでは…… + とってもまずいことになりますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「また今日も迷宮内を3周ほど走って、 + 食べた分を消費しませんと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをひとりでブツブツ言っておるのだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きゃあっ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタは突然の声に驚き、 +椅子から飛び上がった。 +\endtext + +\text +開けっ放しになっている扉の方に視線を +向けると、そこにはカイムが立っていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイムッ…… + いつからそこにいらしたんですのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが肉の評論をし始めたあたりだな。 + ここでの生活を気に入ってくれている + ようで何よりだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「しょ……食事の回数が多い点以外は、 + とても快適ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは居住まいを正し、カイムを睨む。 +\endtext + +\text +しかし目を合わせようとして、 +出来ない自分に気付く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あ、うぅっ…… + 顔がまともに、見られませんわ……) +\endtext + +\text +先日犯されたときに、グリエッタは +カイムの事を男として意識してしまっていた。 +\endtext + +\text +貴族である自分よりもはるかに力を持った男。 +\endtext + +\text +自分の初めてをささげた相手。 +\endtext + +\text +状況がどうであれ、カイムはグリエッタに +とって、特別な存在であった。 +\endtext + +\text +場所が薄暗い牢でなければ、 +グリエッタの頬が薄く上気しているのが +分かったかもしれない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなた、私を太らせて + 食べようと考えていらっしゃるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか。まぁ……別の意味で食べようとは + 思っているがな、クックックッ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「うっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text +カイムはこうして数日に一度は、 +グリエッタのもとに通っている。 +\endtext + +\text +その度にこうしてグリエッタをからかい、 +その反応を楽しんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで例の件だが、 + そろそろ気は変わったか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あなたのもとで働く気なんて、 + これっぽっちもありませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔術師の力が欲しいのでしたら、 + ほかを当たってくださらないかしら」 +\endtext + +\text +そして、カイムはこのように捕虜である +グリエッタを魔王軍に誘ってもいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私はリズベルさんを正しい道に + 連れ戻すために来たのですから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その私が魔王軍に + 加わるだなんて、そんな事ありえませんわ」 +\endtext + +\text +しかしグリエッタはそのことごとくを、 +跳ねつける。 +\endtext + +\text +相手が魔王軍……世の中の平穏を乱す存在 +であるから、というのももちろんある。 +\endtext + +\text +しかしそれ以上に、グリエッタは +カイムという存在がわからなかった。 +\endtext + +\text +一人旅の中で、グリエッタは多くの人と +接してきた。 +\endtext + +\text +その経験から、彼女は顔を見れば相手が何を +考えているのか、どういう人間なのか大体 +見当がつくようになっていた。 +\endtext + +\text +しかし……ことカイムに関しては、 +それがわからなかった。 +\endtext + +\text +この男は、底が知れない。 +\endtext + +\text +そんな相手は、初めてだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、まだあいつのことを + あきらめていなかったのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「とうに愛想を尽かしたものと + 思っていたが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……確かに…… + 彼女の考えは私にはわかりませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですがやっぱり…… + このままにしては置けませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だってリズベルさんは、私の……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ、そうか」 +\endtext + +\text +カイムは俯きつぶやくグリエッタを見ながら、 +短くそう言った。 +\endtext + +\text +そして頷くと、踵を返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではまた来る。この次は色よい返事が + 聞けるものと期待しているぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何度来ても、同じですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの背中にそう言った。 +\endtext + +\text +足音が消えてから、 +グリエッタはもう一度つぶやく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そう、同じ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私自身が、 + 答えを見いだせない限りは……」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って、ため息をついた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +その日の夜。 +\endtext + +\text +誰もが寝静まる時間に、 +グリエッタの元へ近づく人影があった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……今日はやけに、来客が多いですわね」 +\endtext + +\text +ベッドから身体を起こしたグリエッタは、 +牢の中に入ってきた人物に向かって +そう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様から、たまには顔を見せに + 行って来いと言われまして」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あらそうですの。 + 別に待ってなどいませんでしたけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のことを…… + まだご心配くださっているとか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あの方から聞きましたの? + 悪いと思っているなら、魔王軍から + さっさと抜けてくださらないかしら」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、悪いとは微塵も。 + ですから私が魔王軍を抜けることは、 + ありえません」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……それを言いに、ここへ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いいえ。 + これから話すのは、私のただの独り言です」 +\endtext + +\text +リズベルはそう前置きして、話し始める。 +\endtext + +\text +彼女の、過去を。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ディアボリカとして生まれ育った + 私の傍らには常に迫害と差別がありました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「人間達に村が襲われ、両親が殺されました。 + ただ、ディアボリカであるというだけで」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私も、その時両親と一緒に弄り殺される + はずでしたが、幸いなことに私は + 命を救っていただきました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「自らを『魔王』と名乗る、 + ディアボリカに……」 +\endtext + +\text +リズベルの視線は、 +グリエッタを見ているようで、見ていない。 +\endtext + +\text +グリエッタの瞳の中に、 +当時の光景を映し、それを見ているのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「このニルトには、ただその種族に生まれた + というだけで、迫害されている人たちが + 大勢いるんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、ニルトだけじゃありません。 + あなたの故郷であるラムシでも、 + 大なり小なりそれはあるはず」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、そんな種族の違いを乗り越えて、 + みんなが共存できる国を作りたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そう思って私は今、 + ここに立っているんです」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あなたの生い立ちを…… + 初めて耳にしましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたって、学生時代ほとんど、 + 話をしませんでしたし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誰彼かまわず話して回る内容じゃ + ありませんからね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それにしたってあなたは…… + 秘密が多すぎですわ」 +\endtext + +\text +リズベルは短く息をつくと、 +語るべきことは語ったと言わんばかりに +そのまま牢から出ていこうとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お待ちになって。 + クソ真面目なあなたが仰るのですから、 + さっきの話は本当なのでしょう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「同じ人間として、 + あなたと両親に、謝罪申し上げますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、ですがあなたの目指すものと、 + あの魔王が目指しているものが同一である + と、本当に言い切れるのかしら?」 +\endtext + +\text +リズベルはぴたりと足を止め、振り返る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「独り言に聞き耳を立てるなんて、 + グリエッタさんも悪趣味ですね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひ、人が犯されているところを + 嬉しそうに見ていたあなた程では + ありませんわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません。あの高飛車なグリエッタさん + が顔を真っ赤にして鳴いているのを見ると、 + つい楽しくて見入ってしまいました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……今気づきましたけど、あなた、 + 私にケンカを売ってますの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「というか、あなたってもっと大人しい印象 + でしたけど、意外とずばずばものを + 言うんですのね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのくらい神経が図太くないと + 軍を束ねることなんてできませんよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……ものすごく説得力がありますけど、 + 先ほどの私の問いに関する答えは + いただけないのかしら?」 +\endtext + +\text +グリエッタは薄い笑みを浮かべていた +リズベルに答えを迫る。 +\endtext + +\text +すると、 +スウッとリズベルの顔から笑顔が消えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様は、いい女を手に入れて、 + 好き勝手に抱く事しか興味がありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ……あの方もかつて人間たちに + 肉親や国を奪われた経験を持つ方です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私には決して話してはくれませんが、 + きっと……秘めた何かはあるのだと、 + そう思っています」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を、しばし噛みしめるかの +ようにグリエッタは目を閉じ、沈黙した。 +\endtext + +\text +しかししばらくして、目を開く。 +\endtext + +\text +そして何かを吹っ切ったような表情で、 +口を開いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたたちが支配している街の様子は、 + きちんと見てきましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「たしかに、あなたの目指す夢は、 + 実現しつつあるように思える。 + ですが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたたち、いえ…… + あなたのその夢の実現は、世界全体を敵に + 回しかねない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その事を、 + あなたは分かってらっしゃるの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +グリエッタの問いに、リズベルは答えない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きっとこれからも、 + 多くの国と戦うことになりますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そして結果、多くの血が流れることになる。 + 大切な存在を、失ってしまうかもしれない。 + 自分の、命すら……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それでも、 + あなたはその夢を叶えようとなさるの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私の両親を殺した人間が、 + 言っていました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼曰く、『この世界には、 + お前たちのような悪魔の居場所は無い』 + のだそうです」 +\endtext + +\text +リズベルはクスッと笑った。 +\endtext + +\text +そして徐々に、その笑みは深くなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふ、あなたは世界を敵に回しても + いいのか、とおっしゃいますが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「元々、 + 私たちにとって世界は敵なんですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だからその中で自分たちの居場所を作ろう + とすれば、その世界と戦うよりほかない」 +\endtext + +\text +リズベルのその笑みは、 +笑みでありながら、物悲しさを湛えていた。 +\endtext + +\text +しかし同時に、どこか誇らしげでもあった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「その世界の敵の中には、 + あなたも入っているのですか、 + グリエッタさん?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +同じ場所で同じ時を過ごした仲間であった +はずのリズベル。 +\endtext + +\text +しかしもはや、自分と彼女とは、 +違う場所に立っているのだとグリエッタは +痛感する。 +\endtext + +\text +手を伸ばしても届かない場所に、 +今のリズベルは立っている。 +\endtext + +\text +時の流れを感じ、 +グリエッタは胸が締め付けられた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は、 + あなたと戦いたくありませんわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはポツリとそう漏らす。 +\endtext + +\text +しかしすでに、その場所にリズベルはいない。 +\endtext + +\text +シンと静まり返った牢の中には、 +冷たい闇だけが広がっていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..46a6b4d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_11.txt @@ -0,0 +1,2547 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_11") + +\text +ガチャリと、扉が閉められた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……」 +\endtext + +\text +グリエッタをここまで連れてきた +見張りの魔物は、扉の向こう。 +\endtext + +\text +今この部屋には、グリエッタと…… +そしてカイムのふたりしかいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく来たな、グリエッタ」 +\endtext + +\text +カイムはベッドに腰掛けたまま、 +グリエッタを出迎えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたが呼んだのでしょう? + 私は別に、 + あなたに用などありませんわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムから視線をそらし、 +そう言った。 +\endtext + +\text +彼女が捕虜となってしばらく経つが、 +未だにカイムをまっすぐに見る事ができない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それよりも……魔王軍の長とも + あろうものが、捕虜とふたりきりなど、 + 不用心にもほどがありますわっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは内心の焦り、照れを隠すために、 +カイムに向かって怒鳴る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私が今ここで魔法を使って + あなたを倒そうとしたら、 + どうするおつもりですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「外の見張りが来る前にあなたひとりを + 消し炭にするなど、私にとっては + 容易いことですのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、まぁそうだろうな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタに頷いてみせる。 +\endtext + +\text +しかしその顔からは、焦りや困惑といった +ものは微塵も感じられない。 +\endtext + +\text +ただ事実をありのままに受け入れている、 +そんな感じであった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうだろうって……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの言葉と態度に、 +呆れを通り越し、怒りすら覚えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたふざけてますのっ!? + 魔王軍の長なのでしたら、それなりの + 警戒はしておくべきですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたのその命は、 + あなただけのものではありませんわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんや、他の方々の夢が + 預けられているんですのよっ!? + それをきちんと自覚すべきですわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ…… + 捕虜がこの俺の命の心配をするか。 + だが、確かにおまえの言い分はもっともだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが俺とてバカではない。 + それが必要な状況であれば、 + 当然それを用意しよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、今は必要ではない。 + そう思ったから護衛をつけていないだけだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……なぜ、そう思いますの……」 +\endtext + +\text +グリエッタは眉をしかめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは3度俺に挑み、3度敗北した。 + そして今、捕虜となっている」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それが、どうしましたの? + 今は雌伏の時。 + 陰で牙を研いでいるかもしれませんわよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、おまえはだまし討ちなどという + 卑怯な手は使わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは非常にプライドの高い女だ。 + 高潔な魔術師だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺をやるのなら、正々堂々……だろう?」 +\endtext + +\text +カイムはベッドから立ち上がると、 +スタスタと不用心にグリエッタへと近づく。 +\endtext + +\text +グリエッタがその気になれば、 +一瞬のうちにカイムを焼き尽くすことも +できるだろう。 +\endtext + +\text +カイムの特殊能力である『魔力独占』も、 +先をとられては意味が薄い。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「うっ……」 +\endtext + +\text +カイムが、ずいっと顔を近づけた。 +\endtext + +\text +既に両者の距離は、手を伸ばせば届くほど。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、見ろ……。俺を殺せる距離に + いながら、おまえは俺を殺せない」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのそのプライドが、 + おまえ自身を縛っているのだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……わ、私を…… + 嘲っておられるのかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「とんでもない。褒めている……いや、 + むしろ敬意すら抱いている」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは素晴らしい女だ。 + 身体も、そして心も、美しく、そして強い」 +\endtext + +\text +カイムに面と向かってそう言われ、 +グリエッタの怒気は削がれた。 +\endtext + +\text +そして怒気の代わりに、 +恥ずかしさが込み上げてくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それは……どうも、ですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それで? + 今日はいったい何の御用かしら」 +\endtext + +\text +そう口にしながらも、 +グリエッタはうすうす感づいていた。 +\endtext + +\text +捕虜となってからというもの、 +いつか来るだろうと思っていた。 +\endtext + +\text +そして今日カイムに呼び出しを受けた時、 +心と身体が、躍った。 +\endtext + +\text +湯あみをし、髪を櫛で念入りに梳き、 +ここに来た。 +\endtext + +\text +すべては、カイムに落胆されないため。 +\endtext + +\text("カイム") +「男の寝室に女を呼んだのだ。 + やることなど決まっていよう?」 +\endtext + +\text +カイムは猛禽を思わせる笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(不思議な、方ですわ……。 + 紳士的かと思えば、 + 次の瞬間にはけだものの顔になる) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私を……抱くおつもりですのね」 +\endtext + +\text +胸の高鳴りを悟られないようにと、 +胸を手で隠し、1歩後ずさる。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分がどれほどの女かを試してほしい…… + そういう事だったからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと踵を返し、 +ベッドの方へ歩いていく。 +\endtext + +\text +そしておもむろに横たわると、 +グリエッタに手招きをした。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、俺に奉仕しろ。 + やり方はおまえの好きにしていいぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ほ、奉仕……この、私が……」 +\endtext + +\text +貴族であるグリエッタは、 +他人に奉仕をしたことなど一度もない。 +\endtext + +\text +そんなグリエッタに、カイムは命令する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(こ、この私に…… + そんな低俗で、命知らずなことを言う + 殿方なんて……) +\endtext + +\text +世界にただひとり、 +グリエッタに命令をできる人物。 +\endtext + +\text +それが、魔王カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 早く来い。 + できないのなら…… + リズベルにしてもらうことになるが」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、出来ないとは一言も言ってませんわ。 + 私だって、と、殿方への奉仕の仕方 + くらい……心得ていますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタが熟読した本の中には、 +肉棒を手でこすったり、舐めたりする +技術に関しても書かれていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それでは……失礼、致しますわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはその本から得た知識をもとに、 +恐る恐るではあるが、 +カイムの肉棒へと手を伸ばす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ……う……」 +\endtext + +\text +初めて握った肉棒の感触に、 +グリエッタは思わず声を漏らす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、熱い……ですわ、ものすごく……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それは当然だ。身体中の血が + そこに集まっているのだからな」 +\endtext + +\text +グリエッタは遠慮がちに、肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +いや、しごくといっても、 +ほんのわずかに手を動かしているにすぎない。 +\endtext + +\text +刺激に慣れているカイムにとって、 +それはなにもされていないに等しい。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、グリエッタ? + やり方は知っているのだろう?」 +\endtext + +\text +グリエッタを急かすカイムだが、 +その表情にはニヤニヤとした笑みが +張り付いている。 +\endtext + +\text +初々しいグリエッタの反応を、 +心底楽しんでいるといった様子だった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「も、もちろんですわっ!! + こ、これを擦れば……良いのでしょう? + それで、いいんですのよね?」 +\endtext + +\text +知識はあれども実践をしたことがない +グリエッタは、終始おろおろしている。 +\endtext + +\text +しかしそんな彼女に、カイムは何も答えない。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあな? + おまえがこうだと思うことをすればいい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「う、うぅっ……意地悪ですわ……。 + わかりましたわ……。 + も、もうどうなっても、知りませんから」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言うと、 +意を決して舌を出し、肉棒を舐めはじめた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ! あ、ふっ…… + ピチャ、ピチュッ……レロ……ジュルッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉっ!? いきなりフェラとは、 + なかなか思い切ったことをしたな」 +\endtext + +\text +髪を耳の後ろにかけ、 +グリエッタはチロチロと亀頭を舐める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ……んっ、レロ、ジュルルッ……。 + あぁ、私……殿方のを……んぁっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ……キスよりもフェラの方が先とは、 + やはりおまえには淫乱の素質があるようだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんですのそれ。 + そ……そんな素質、いりませんわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは眉をしかめながらも、 +亀頭の裏を舌先でくすぐる様に舐めていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ジュルルッ、ピチャ、レロレロ……。 + あふぁ……な、なんですの、 + このいやらしい……形は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「素晴らしいだろう? + 女の穴を突くことに特化した、 + すべての男がもつ武器だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「中でも俺のものは、最大級の大きさを持つ。 + その俺のものをしゃぶれて、 + おまえは幸せ者だぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんな幸せ……いりませんわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは気丈にカイムを突き放し、 +逃げるように目を閉じている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? その割には + 熱心にしゃぶっているようだが?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなことは……ありませんわ。 + 私はただ、真面目なだけですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんにできて私に + できないことなどないと、あなたに、 + そしてリズベルさんに分からせる為ですわ」 +\endtext + +\text +舌から唾液が滴り、肉棒を伝い落ちる。 +\endtext + +\text +肉竿についたその唾液を手のひらが +塗り伸ばし、徐々に滑りがよくなっていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……わ、私を + いらないといったあなたを、必ず…… + 後悔させてあげますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「振るのは……私でなくては + なりませんの。 + あなたではなく、私でなければ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、本当にプライドの高い女だ。 + おまえの実力は既に認めているというのに」 +\endtext + +\text +グリエッタが捕虜となった後、 +カイムは何度もグリエッタに魔王軍に入る +ようにと誘いをかけている。 +\endtext + +\text +しかしその度ごとに、 +グリエッタは断り続けている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは、ジュルルッ……。 + 私の魔術師としての才能が、 + 欲しいだけなのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんそれもあるが、それだけではない。 + きちんと俺は女としてのおまえを評価……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いまさら信じられませんわっ!! + 私が受けた屈辱は……心の傷は、 + 簡単には癒えませんのっ!!」 +\endtext + +\text +そう言ってグリエッタは、 +より長く舌を出し、肉棒を舐めあげる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁっ……んっ、ジュルッ、 + チュッ……ルルッ、んはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒から立ち上る強烈な雄の匂いが、 +グリエッタの鼻腔を焼く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私が……あなたを、 + ほ、骨抜きにして差し上げますわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そしてその上で、私が、 + あなたを振ってやるんですの……」 +\endtext + +\text +ニチュッ、二チャッとグリエッタは +肉棒の根元をしごく。 +\endtext + +\text +そして舌は亀頭のみならず、 +鈴口をほじくるように舐めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、なるほどな……。 + これはおまえの、女のプライドをかけた + 戦いというわけか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そのとおり……ですわ……。 + はぁ、んっ……この私の + テクニックにかかれば、あなたなんて……」 +\endtext + +\text +そう口にするグリエッタだが、魔王軍の +女性たちと比べると、性に関する経験は +圧倒的に少ない。 +\endtext + +\text +故にその舌使いも、その手つきも +カイムにしてみればもどかしく思う部分が +多々ある。 +\endtext + +\text +しかしそのぎこちなさが、 +逆にカイムを興奮させてもいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは……実に楽しみだ。 + そのテクニックとやらを、 + 存分に堪能させてもらおうか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、言われなくても…… + すぐにお見せして、差し上げますわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは肉棒をしごく動きを速めていく。 +\endtext + +\text +最初は不安げにしていたグリエッタだが、 +徐々に慣れつつあるのか、 +舌の動きも大胆になっていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ピチャッ、ジュルルルッ……はぁ、はぁ。 + リズベルさんにできて、 + 私にできないことなんて……」 +\endtext + +\text +グリエッタは +自分に言い聞かせるようにそうつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「はは、いいぞグリエッタ。 + だいぶ興も乗ってきたようだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「別に、そんなことないですわ……。 + ピチャッ、レロ……レロ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? その割には顔が赤いようだが。 + 腰もさっきから右に左にと動いて、 + とてもエロいぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムに指摘され、初めて +身体が疼きに堪えかねていることを知った。 +\endtext + +\text +そうして意識してみれば、 +確かに下半身……特に下腹部が熱い。 +\endtext + +\text("カイム") +「言われなければ気づかん程、 + 俺の肉棒に夢中だったか。 + クククッ、それはいい」 +\endtext + +\text +カイムは低く笑いながら、 +肉棒をビクビクと震わせる。 +\endtext + +\text +血管が浮き上がり、 +腹につかんばかりに反り返っている。 +\endtext + +\text +リズベルがそれを見たなら、 +カイムが射精寸前である事がわかっただろう。 +\endtext + +\text +しかしいまそれを手にし、舐めている +グリエッタは完全なる素人だった。 +\endtext + +\text +射精の予兆など、知る由もない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんとでもいうがいいですわ。 + さ、最後に笑うのは、この私……」 +\endtext + +\text +グリエッタがそう言って +舌の腹で亀頭の裏を舐めあげた時だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ!?」 +\endtext + +\text +カイムが低く唸り、 +鈴口から勢いよく精液が飛び出した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えっ!? きゃあっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの顔に、 +ビチャビチャと精液が飛んでいく。 +\endtext + +\text +突然の出来事にグリエッタは全く反応できず、 +顔で白濁液を受け止めるしかなかった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んぁっ……あぷっ、んんっ!? + こ、これっ……てっ、精液っ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +その後も精液はグリエッタの顔に飛び、 +白く染め上げていく。 +\endtext + +\text +濃厚な精臭に、激しくせき込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こほこほっ……んぷっ、あぁっ!! + ま、まだ出ますのっ!? + いつになったら……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +射精は止まらない。 +\endtext + +\text +グリエッタの手の中でビクビクと震えながら、 +ビュクビュクと音を立てて精液を飛ばす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んぷっ、あはぁっ……はぁ、はぁっ……。 + けほっ……こほこほっ、ふへぁっ……」 +\endtext + +\text +ものの十数秒で、 +誰もが振り返るような美しい相貌が、 +魔王の精液によって塗りつぶされた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは茫然としながら、 +口で息をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、すまんすまん。 + 射精が近かったのだが言うのを忘れていた」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「べ、別に……このくらい、 + どうということは、ないですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(こ、これ……精液、ですわよね? + 以前私の中にも、 + たくさん注ぎ込まれた……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(本にも、書かれていましたわ……。 + 精液は、殿方が気持ちよくなると、 + 出てくると……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ……んっ、んはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(と、いう事は……やはりあの本に書いて + あったやり方は正しいという事ですわね) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あの本では、この後……たしか……) +\endtext + +\text +グリエッタは記憶をたどりながら、 +視線を射精したばかりの肉棒に落とした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? まだしてくれるのか? 次はどんな + やり方で楽しませてくれるのだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは……。こ、こう……ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言うと、口を大きく開けた。 +\endtext + +\text +そして亀頭を丸ごと咥え込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あむっ、んっ…… + ジュルルルッ、ジュプッ、ジュププッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほうっ? まさか咥えるとは、 + なかなかやるな、グリエッタ」 +\endtext + +\text +カイムが感嘆の声を上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ジュププッ、ヂュルッ……レロ……。 + ジュプッ……んんっ、んふぁっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(わ、私……なにをしていますの……。 + こんな不浄な性器を咥えるなんて……) +\endtext + +\text +グリエッタは自発的に +肉棒をしゃぶっていながら、困惑している。 +\endtext + +\text +自分の魅力をカイムに見せつけるという点で +あれば、すでにクリアしているようなもの。 +\endtext + +\text +わざわざグリエッタが肉棒を咥える必要は、 +もはやないはずだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(なのに、どうして……) +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……はぁ、はぁっ……。 + 素晴らしいぞグリエッタ。 + いい舌使いだ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「と、当然、でひゅわ……。ジュルルッ。 + レロ、ヂュルルルッ……んぷぁっ……はぁ」 +\endtext + +\text +カイムに見つめられながら、 +グリエッタは肉棒をしゃぶりつづける。 +\endtext + +\text +カイムの視線、カイムの声……それらが +自分に向けられることが、 +彼女自身の快感になってしまっている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「レロレロ……ヂュプッ、ヂュルルルルッ。 + んはぁ、はぁっ……ペロ、ピチャ……」 +\endtext + +\text +だんだんと、 +肉棒を舐める動きが大胆になっていく。 +\endtext + +\text +はしたなく大きく舌を突き出して、 +喉の奥まで肉棒を咥え込む。 +\endtext + +\text +かと思えば、根元を激しくしごきあげながら +先端を重点的に舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text +臨機応変に動きを変えていくその様に、 +カイムは天性の才能を見出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、やはりおまえは天才だな。 + 魔術の才だけでなく、 + こちらの方の才も飛びぬけている」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、んっ……んはぁっ、 + そ、そんなの……嬉しく、ないですわ……」 +\endtext + +\text +そう言いながらもグリエッタは +まんざらではないといった表情を見せる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ンチュルッ……レロ、レロレロ……。 + はぁっ……んっ、こ、今度出す時は…… + 一声、かけてくださらないかひら」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、随分と余裕も出てきたみたいだな。 + 俺のものがそんなに気に入ったか?」 +\endtext + +\text +一度射精した肉棒だが、グリエッタの +激しいフェラを受け、 +すでにガチガチに勃起している。 +\endtext + +\text +その肉棒を、口の周りを涎まみれにしながら +舐め続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「し、知りませんわ……そんなこと。 + ジュルルッ……んぷっ、んっ、んっ……」 +\endtext + +\text +精液の味が、口の中に広がる。 +\endtext + +\text +匂いと味とを同時に味わわされることになり、 +グリエッタの興奮は一気に高まっていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あぁ、だめ、ですわ……。 + 私……濡れちゃってますわ) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(熱くて、硬くて…… + なんて凶悪ですの、これ……) +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……そろそろ出るぞ、グリエッタ。 + もちろん、飲んでくれるのだろう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(の、飲む? せ、精液を……ですの? + でも、確かに本にはそういう事もすると、 + 書いてありましたわ……) +\endtext + +\text +グリエッタは口の中に溜まった涎とともに、 +精液の残滓を飲み込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んぐっ……はぁ、んはぁ、わかりましたわ。 + 飲めば、いいんですのね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あ、あぁっ…… + 私、なんて破廉恥な……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(殿方のものを舐めしゃぶるばかりか、 + 精液を、飲むなんて……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(婚姻前の私がこんなことをしている + と知ったら、お父様きっと…… + 激怒いたしますわね) +\endtext + +\text +そんな事を考えながらも、 +肉棒を責める手は休めない。 +\endtext + +\text +顔を上下に動かし、口をすぼめ、 +ジュルジュルと吸い上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいですわっ……出して、くださいまし。 + ジュルルッ、あなたの精液私が…… + 全部飲んで差し上げまひゅわっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って手に力を込め、 +ニチュニチュとしごきあげた。 +\endtext + +\text +亀頭にかぶりつき、 +ジュポジュポと卑猥な音を立てて舐め吸う。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……で、出るぞっ……。 + 飲めっ、グリエッタッ!」 +\endtext + +\text +カイムがブルッと身体を震わせた。 +\endtext + +\text +肉棒もグリエッタの口内で痙攣した。 +\endtext + +\text +その直後、鈴口から精液が迸る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んんっ!? んっ、あふっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +来るとわかっていても、 +口の中に精液を注ぎ込まれると驚き、 +グリエッタは目を見開く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、んんっ……ジュルルルッ……。 + はぷっ、んっ……ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +瞬く間に口の中を満たしていく精液を、 +グリエッタは急いで飲み込み始めた。 +\endtext + +\text +しかし予想以上に粘度が高く、 +思うように飲み下せない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んぶぅっ!? んっ、んんっ……」 +\endtext + +\text +それでもグリエッタはカイムの要望に +応えようと、必死に喉を鳴らす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ゴキュッ……ゴクッ、んごっ……あふぅっ」 +\endtext + +\text +頬を膨らませながら、 +何度かに分けて精液を飲んでいく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(に……苦い、ですわ……。 + こ、こんなものがおいしいなんて、 + あの本、絶対に間違ってますわっ!!) +\endtext + +\text +心の中でそんな愚痴を呟きながら、 +口の中に溜まった白濁を嚥下する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぅっ、ゴクッ……ゴクッ、ゴクッ……。 + ま、まら……いっぱい……ゴクッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、まだまだ出るぞ。しっかり飲み干せ」 +\endtext + +\text +カイムは容赦なく射精し続ける。 +\endtext + +\text +口の端から、飲みきれなかった精液が +ボタボタと溢れ出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぷはっ!? はぁっ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +やがてすべての精液を飲み終えた +グリエッタは、肉棒から口を離した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、言われたとおり…… + 全部、飲みましたわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ご苦労だったな。 + どうだ、初めて飲んだ精液の味は」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あまりおいしくは、ないですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、まぁそうだろうな。 + だが何度か飲んでいくうちに、 + 病み付きになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルなどは + 自分から飲ませて欲しいと言ってくるぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……そ、そうですの……。 + 人それぞれ、好みは……ありますものね」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って +カイムから視線を逸らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、今度は俺がおまえを + 気持ちよくしてやる番だな」 +\endtext + +\text +カイムは身体を起こすと、 +股間をモジモジとさせているグリエッタに +背後から抱きついた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「き、きゃあっ……そ、そんなの誰も…… + 頼んでいませんわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、まぁそう言うな。 + これが欲しいんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「遠慮するな。すぐに入れてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの双丘へと手を伸ばし、 +グイッと自分の方へと引き寄せた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ…… + 私、こんなはしたない格好……」 +\endtext + +\text +グリエッタに股を開かせ、 +パックリと割れた秘裂に肉棒を突きつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、必要ないと言いながら、 + ずいぶんと濡れているではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これならば、前戯は全く必要ないな」 +\endtext + +\text +亀頭がニチュリと膣穴にあてがわれた。 +\endtext + +\text +愛液で濡れそぼっている膣穴は、 +まるで涎を垂らしているようにも見えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、これは……違うんですの……。 + 別に、欲しかったわけでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハッ、言い訳は無用だ。 + それ、入れてやるぞ? + 人生2度目の男の味を、堪能するがいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +グイッと腰を突き上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ! は、はいって、くるっ……。 + 太いのが私の中を、こじ開けてっ!」 +\endtext + +\text +きつく締まる膣穴に、硬い肉棒が押し入る。 +\endtext + +\text +粘膜をえぐられる快感に、 +グリエッタは甘い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「もはや痛みはないだろう? + さぁ、存分にイキ狂え」 +\endtext + +\text +膣奥まで肉棒を突き込んだカイムは、 +ズルルルルッと、引き抜く。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、荒々しい抽送を開始した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ!? んっ、あはぁぁああんっ!」 +\endtext + +\text +膣肉を乱暴にかき回され、 +グリエッタは悲鳴じみた嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +処女でないとはいえ、 +まだ経験の浅いグリエッタにとって、 +カイムの肉棒はそれだけで凶器たり得る。 +\endtext + +\text +その凶器で荒々しく膣穴をえぐられては、 +グリエッタは声を押し殺すこともできない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃっ! んっ、あぁっ!! + だめっ、ですわっ……そんなっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +膣の入り口から最奥まで、グリュリュッと +えぐられ、無理やり快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがダメなんだ? + おまえのマ●コはこんなにも + 喜んでいるではないか」 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +透明な愛液が掻き出される。 +\endtext + +\text +その愛液は肉棒を伝い落ち、 +みるみるうちにベッドに染みを作っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あくぅっ……んっ、あはぁっ!! + あっ、ひっ……だめっ、だめっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、気持ちいいのだろう? + 素直に認めたらどうだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のものを舐めしゃぶっておいて、 + 今更生娘を装うことはあるまい?」 +\endtext + +\text +グリエッタの乳房を揉みしだきながら、 +カイムは笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ! 私の、おっぱいが……。 + 揉まれっ、てっ……あひぃっ!?」 +\endtext + +\text +硬く勃起した乳首を、指でこねつぶされた。 +\endtext + +\text +その瞬間、 +グリエッタの身体は弓なりに反り返る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ、ダメですわっ! そこっ、 + そこそんなにつねったら……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + まるでおまえは楽器のようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「どこを責めても、いい声で鳴く。 + さて同時に責めたなら……一体どんな声を + 聴かせてくれるのかな?」 +\endtext + +\text +カイムは乳首と膣穴とを、 +同時に激しく責めたてる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んっ、あぁーーーーーーーっ!! + ひぐっ、ふぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +開かされた股間に、 +鋭く何度も肉棒を突き込まれる。 +\endtext + +\text +ギュギュッギュウッとその度に膣穴が締まる +が、肉棒はそのきつさをものともしない。 +\endtext + +\text +既に2度射精しているとは思えない硬さで、 +穴を穿っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だっ、だめぇぇええっ! + おかしくっ、なりますわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私の頭が、 + 変になっちゃいますのぉっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタはたまらずそう叫んだ。 +\endtext + +\text +そんなグリエッタの乳首を +執拗に転がしながら、カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりは、認めるのだな? + 気持ちよくて仕方がない…… + そういう訳だな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、くぅっ……ひっ、ひぅぅううっ! + みっ、みっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはギリッと歯を食いしばった後、 +脱力し、くはぁっと口をだらしなく広げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「認めますっ、わっ……。 + 気持ちいい……あなたのが、 + すごくっ、気持ちいいんですのっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハハハハッ! + 気の強い女に快楽を認めさせるこの瞬間。 + 何度味わってもいいものだっ!」 +\endtext + +\text +ググッ、グググッと、 +膣内で肉棒が太さを増していく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひ、あひぃぃいいっ! + 太くっ、なってますわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなっ……どこまでっ、あぁっ!! + だめっ、裂けちゃいますっ!! + 私のお股が、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「裂けはせん。おまえのマ●コは俺のものに + ねっとり絡みついてきて、 + 実に気持ちがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま中に、出してやるぞ。 + 種付けしながら、イかせてやろうっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴から愛液が飛び散るほどに、 +激しく肉棒を出し入れしていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひいっ!? あっ、ふぁぁぁあああっ!! + だ、めっ……ほんとにっ、おかしくっ…… + あ、あぁっ!! らめっ、らめぇぇええ!」 +\endtext + +\text +グリエッタの肢体が、 +ビクビクとカイムの腰の上で痙攣する。 +\endtext + +\text +膣穴がギュウッと収縮し、 +アクメが近いことを予感させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、これでトドメだっ!! + 身体の奥で、しっかりと俺の精を + 受け止めろっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは渾身の力を込め、下から上へと、 +肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ぎいっ!? ひうぅーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクビュクッと、 +子宮口に直接熱い精液が噴きかかる。 +\endtext + +\text +グリエッタは目の前が真っ白になるほどの +快感を味わわされ、呆気なく絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ、あぁーーーーっ! + らめっ、中はっ……中に出したらっ…… + らめぇぇぇえええっ!!」 +\endtext + +\text +呂律の回らない舌で、 +グリエッタは必死に拒絶する。 +\endtext + +\text +しかし膣穴は肉棒を根元まで咥え込み、 +美味しそうに精液を飲んでいる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひはぁっ、あっ、あふぅぅううっ! + に、妊娠っ、しちゃっ……いっ、 + まひゅからぁ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +しかしカイムはグリエッタの言葉を無視し、 +射精を続けた。 +\endtext + +\text +入りきらなくなった精液が、 +膣穴からゴポゴポと音を立てて溢れ出た。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「き、鬼畜……ですわ……。いやがる女に、 + 無理やり、子種を注ぎ込むなんて……」 +\endtext + +\text +射精が終わると、 +グリエッタは息も絶え絶えにそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何を言っている。 + 俺は魔王だぞ? + 気に入った女は力づくでものにする」 +\endtext + +\text("カイム") +「今までずっと、そうやって来た。 + これからも、それは変わらない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁ……わ、私も、 + あなたのものにされてしまうんですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「無理やり、あなたの、ものに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、いつかはそうなる。 + この俺の肉棒を挿し込まれて抗い続け + られた女は、ただのひとりも存在しない」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの耳元でそうささやく。 +\endtext + +\text +乳房を持ち上げるようにしながら揉み、 +突き込んだままの肉棒をゆっくりねちねちと +動かし始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃっ…… + ま、まだ、するんですのっ!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これ以上は……あっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ズルルルルッと、 +緩慢な動きで肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +荒々しい動きだった前回とは違い、 +より膣肉がえぐられているという実感を +グリエッタは味わわされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘をつくな。欲しいのだろう? + セックスを覚えたばかりのおまえは、 + もっとしてほしいと思っているはずだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなことっ……あ、ひぃっ……。 + ありませんわ……。 + わ、私の方から、欲しがるなんて」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、無理するな。 + なにせ処女を奪った時から、 + ずいぶんと経っているからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「何日も眠れない夜を過ごしたのでは + ないか?」 +\endtext + +\text +グチュウッと、子宮口に亀頭を密着させる。 +\endtext + +\text +そしてそのままの状態で、 +何度も小刻みに腰を上下させた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃぃいいっ!! それっ、だめっ! + あぁっ、またっ……またっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの肢体が、ガグガクッと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、またイッたのかグリエッタ。 + どうやら感度の方は、リズベルよりも + おまえの方がいいらしいな」 +\endtext + +\text +カイムはアクメしているグリエッタに構わず、 +膣穴をえぐり、肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぁっ……あっ、あーーーーっ!! + もっ、もぅっ……限界、ですわっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なにも、考えられなっ、あぁーーーっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは執拗に、 +そしてねちねちと責められ続ける。 +\endtext + +\text +彼女の理性が快感によって蕩かされていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あふぁぁああっ……私っ、 + らめっ……もうっ、もうっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、濡れ具合といい、締まりといい、 + 実に犯し甲斐のある身体だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この胸も柔らかく、それでいて張りがある + いい胸だ。何度揉んでも飽きがこない」 +\endtext + +\text +グリエッタの身体をそう評したあとで、 +カイムは抽送速度を上げていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっひぃっ!? あー、あーーーーーっ! + またっ、激しくっ……だめっ、らめぇっ!」 +\endtext + +\text +アクメに次ぐアクメを味わわされ、 +グリエッタは髪を振り乱して悶える。 +\endtext + +\text +口元からは涎が垂れ落ちるが、 +そんな事を気にする余裕すら、 +今のグリエッタにはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか、グリエッタ?」 +\endtext + +\text +そんなカイムの問いに、グリエッタは頷く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「き、きもちっ、いっ……ですわっ! + あぁ、もうっ……こんなのっ、 + 耐えられなっ、アヒィぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +膣奥と乳首とを同時に責められ、 +まだセックスの経験の浅いグリエッタは +半狂乱になるほど感じさせられてしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「気持ちいいっ、気持ちいいですわぁっ!! + 私っ、犯されてるのにっ、 + 感じていますのぉっ!!」 +\endtext + +\text +汗だくになりながら、 +カイムの腰の上で腰をくねらせ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も気持ちいいぞっ!! + おまえの身体は最高だっ!!」 +\endtext + +\text +カイムに身体を褒められ、 +グリエッタの心は躍る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぁぁぁぁああああっ!! + 奥までっ、奥まで届いてますわっ! + 太いのがっ……私のっ、中までっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、またこのまま中に出してやるぞ。 + はぁ、はぁっ……おまえを妊娠させてやる」 +\endtext + +\text +グググッと肉棒に力を込め、 +カイムが膣穴を激しくえぐる。 +\endtext + +\text +敏感になった膣粘膜を強引に引っ掻き回され、 +グリエッタは何度目かわからないアクメへと +押し上げられていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、だめぇっ、 + それだけは、それだけはだめですのぉっ!」 +\endtext + +\text +いやいやと、首を横に振る。 +\endtext + +\text +しかしその声音は、充分に甘い。 +\endtext + +\text +腰は淫らにくねり、肉棒を舐めている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ……種付け……種付けだけは、 + 勘弁してくださいましぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、断るっ!! + おまえは俺の女だ。おまえが拒絶しようが、 + 関係がないっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「強制的に、強引に、無理やりに…… + 俺はおまえを手にいれるっ!!」 +\endtext + +\text +愛液と精液が混じった汁が、 +膣穴からどろどろと流れ出る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「けだもの……ですわっ、野蛮ですわっ! + あぁんっ、そ、そんなあなたに…… + 私は……絶対に……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なびいたりは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その野蛮な男に抱かれて感じているのは + どこのどいつだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、ひぁぁぁあああっ! + だめっ、あぁ、また来るっ!! + 来ちゃいますわっ!! あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは無理やり犯されて感じるマゾだ。 + 俺の子種を受けて、気をやるのが + 何よりの証明だっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは乳房を鷲掴みにし、 +ギュウッと絞り上げる。 +\endtext + +\text +そして子宮が震えるほどに勢いよく、 +肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃっ!? + あっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ダメ押しとばかりに、 +カイムは再度膣内に射精した。 +\endtext + +\text +既に子種で満ちている膣内は、 +新たな精液を許容できず胎外へと吐き出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、この私にっ、こんな簡単に、 + 気安くっ……種付けする人が…… + この世にいるなんてっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私はっ、あひぃぃいいっ! + 由緒正しいオーリック家の…… + 令嬢ですのよぉぉおおっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「貴族の私にっ、あはぁっ! + こんな、簡単にっ……考えなしにっ、 + 射精するなんてっ……あっ、あはぁっ」 +\endtext + +\text +ビュクビュクッ、ビュルッと、 +無慈悲にも射精は続いていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃんっ♪ だめ、ダメですのっ! + これ以上出したらほんとにっ、あぁんっ♪」 +\endtext + +\text +強いものに、支配される喜び。 +\endtext + +\text +女であれば、誰しもが潜在的に +その欲求を持っているもの。 +\endtext + +\text +それはグリエッタですら、 +例外ではなかった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、はっ……あはぁっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタはその言葉とは裏腹に、 +幸せそうな顔を浮かべている。 +\endtext + +\text +膣にはいまだ、 +太い肉棒が杭の様に打ちこまれている。 +\endtext + +\text +そしてニュルュニュルと緩慢に動きながら、 +射精後の余韻を楽しんでいる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これ……絶対に、妊娠……してますわ…… + お父様に、なんて言えばいいんですの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そのままの通りに言えばいい。 + 魔王カイム様のお子を孕ませられました、 + とな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺は、 + いずれこのニルトの王となる男だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「相手に不足はあるまい? + おまえの父親も納得せざるをえんだろう、 + はははっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの乳房を +荒々しく揉みしだきながら笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんて人、ですの……。 + 自分勝手で……傲慢で……あはぁ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたみたいな殿方は、 + 初めて、ですわ……」 +\endtext + +\text +セックスを終えると、 +グリエッタはベッドにドサリと沈み込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +天井を見上げながら、肩で息をする。 +\endtext + +\text +その横には、大の字になって +満足げな顔を浮かべているカイムがいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……」 +\endtext + +\text +世間を騒がせている魔王軍の長が、 +今自分の横にいる。 +\endtext + +\text +そして自分はその長に抱かれ、 +息を弾ませている。 +\endtext + +\text +そのことが何とも現実離れしていて、 +グリエッタは思わず手を伸ばしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした」 +\endtext + +\text +脇腹を指でつついてくるグリエッタに、 +カイムは振り返る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、くすぐったかったかしら。 + 悪気はないんですの、ただ……なんだか、 + 夢みたいに、ふわふわしていて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「?」 +\endtext + +\text +グリエッタの要領を得ない言葉に、 +カイムは首をかしげた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひとつあなたに、聞いてもいいかしら」 +\endtext + +\text +身体を起こしたグリエッタは服を整えつつ、 +神妙な表情でカイムに聞いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、答えられることであれば、答えよう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……リズベルさんから、 + 話を聞きましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「彼女は、 + 人間に両親を殺されたんですのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……そのようだな。 + だから、ディアボリカや魔物たちが + 当たり前に暮らせる世界を求めている」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたも、同じですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたも、リズベルさんと同じような + 境遇だとお聞きしましたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まぁ、そうだな。 + 確かに人間には、昔苦渋を舐めさせられた」 +\endtext + +\text +カイムはそれだけ言うと、 +後は口を閉ざし、目も閉じた。 +\endtext + +\text +これ以上は、話したくないとばかりに。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタは +それでもカイムに語りかける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私、捕虜になってから色んな方と、 + お話をさせていただきましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その中には、あなたに関してのお話も、 + いくつかございましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「大半があなたの女癖の悪さについての + お話でしたけど、でも……それだけでは + ありませんでしたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「戦いの中でのあなたの行動、言葉」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そこからは、並々ならぬ意志を感じると、 + そうおっしゃってた方も、いました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは周囲にはただの女好きと + 思わせているみたいですけれど……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その仮面の下の目は、どこか別のところを + 向いているのでしょう? + そうではなくって?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムは肯定もしなければ、否定もしない。 +\endtext + +\text +目をつぶったまま、沈黙している。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あの、気を悪くさせてしまったかしら」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そうですわよね、 + 思い出したくないこともありますわよね。 + なのに私ったら、ずけずけと……」 +\endtext + +\text +カイムの長い沈黙に不安を募らせた +グリエッタは瞳を伏せ、 +長いまつげを震わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ごめんなさい……」 +\endtext + +\text +そして謝罪の言葉を口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そうではない。 + ただ少し昔のことを思い出していただけだ」 +\endtext + +\text +カイムは天井を見上げながら、 +ポツリポツリと言葉を紡ぎ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「100年前、 + ハドスは人間たちによって滅ぼされた」 +\endtext + +\text("カイム") +「王子であり、当時10歳だった俺は、 + その夜……何もかもを失った」 +\endtext + +\text("カイム") +「国、民、両親を失い、そして姉は…… + 俺の目の前で犯され、なぶられ、殺された」 +\endtext + +\text("カイム") +「それから100年。 + 俺は放浪の旅を続けた。 + そこで俺は知った」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにも、自分だけが特別なのではないと」 +\endtext + +\text("カイム") +「世の中には、自ら望んで敵を作りたがる + 連中が溢れている」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ肌の違い、言語の違いで + 人が人を見下し、拒絶するのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この世界は、力ある者が力のない者から + 搾取する、憎しみと争いが連鎖する世界 + なのだと、思い知らされた」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「100年……。その100年で、 + 世界は……何も変わりませんでしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「国が変わり、 + その土地に住む奴らが変わっただけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「支配者から、被支配者に代わり、 + 被支配者から支配者に代わる」 +\endtext + +\text("カイム") +「その程度の差こそあれど、 + その本質は、何も変わってはいない」 +\endtext + +\text("カイム") +「力あるものが、法律。 + 力こそが、正義。 + それこそが、この世界の仕組みだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……だからあなたは、その力を使って、 + 支配者になろうというんですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだ。 + 力には、力で対抗するよりほかはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺は……俺が作る国は……。 + 自由でありたい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「自由……」 +\endtext + +\text("カイム") +「似たような連中が集まって、 + 他人にレッテルを張り、差別し、迫害する。 + それが今の、ニルトの在り方だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが俺が作る国は、そうではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「偉そうなブライトリーフの横を + ディアボリカが平然と歩き、その横では + オークやゴブリンが酒を飲んで笑っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。そんな国が、 + この地上のどこかにひとつくらい + あってもいいとは思わないか?」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタへと顔を向け、笑う。 +\endtext + +\text +その表情、目からは、 +並々ならない覇気のようなものが感じられた。 +\endtext + +\text +貴族であるグリエッタまでもが、 +思わずゾクリとするような、 +そんな覇王の貫録がカイムには備わっていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……あなたは、本当に不思議な方ですわね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「紳士かと思えば、けだものの様になり、 + そして今はまるで猛々しい王のようですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。 + なぜなら俺は魔王だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……長々としゃべってしまったが、 + 今の話はリズベルには内緒だぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なぜですの? 彼女にこそ、 + きちんと話しておくべきではないかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「口にしたところで、 + 余計な責任を背負わされるのがオチだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は世界中の女をモノにする。 + 口実などは、その程度でいいのだ」 +\endtext + +\text +カイムは笑う。 +\endtext + +\text +その横顔を、グリエッタは眺めている。 +\endtext + +\text +いまや諸国の長が警戒している +魔王カイムと、魔王軍。 +\endtext + +\text +外に流れる噂と、実際に見て知った真実は、 +あまりにかけ離れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで、 + おまえも俺の女になれ、グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「まだ仰いますのね、それ。 + それはつまり、私が魅力的な女だと、 + お認めになるってことでいいのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、認めよう。 + おまえは正真正銘、いい女だ。 + あと何回同じことを言えばいい?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「愛してますの? 私のこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、愛しているとも。 + いい女はすべからく、愛している」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぅん、そうですの」 +\endtext + +\text +カイムの話は、リズベルが話していた夢と、 +ほとんど変わらない。 +\endtext + +\text +カイムがリズベルにではなく、 +自分に話してくれたという事実が、 +グリエッタは嬉しかった。 +\endtext + +\text +しかしリズベルとカイムが話をせずとも +想いや夢を共有している……。 +\endtext + +\text +そのお互いの関係に、 +少しばかりの嫉妬も覚える。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、答えはどうなのだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私に話をしてくださった点は評価 + しますけど、同時にイラッともしましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですから。 + 今は、保留とさせていただきますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がなにが気に障ることを言ったか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいえ、何も。 + クスクス……ッ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではなんなのだ。気になるから話せ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え~、いやですわ♪ + 絶対に、ぜーったいに話してあげませんの」 +\endtext + +\text +グリエッタは少女のように微笑み、 +カイムに背中を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……それは振りか? + 話してほしければ私を満足させてみろと + いう、振りなのだな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、さぁどうかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、はははははっ! + よかろう、その挑戦受けて立とうっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタに再度手を伸ばし、 +襲い掛かる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きゃあっ♪ おやめになって、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタは甘い声を上げて、 +形ばかりの抵抗をしてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、この俺が魔王と呼ばれる + 真の理由をその身体で思い知るがいいっ!」 +\endtext + +\text +殺戮と暴力を繰り返す残虐な魔王。 +\endtext + +\text +かつてのグリエッタはその噂を聞き、 +魔王の手からリズベルを救い出そうと、 +迷宮に飛び込んだ。 +\endtext + +\text +しかし真実は噂とは異なり、 +グリエッタは困惑した。 +\endtext + +\text +新しい世界の在り方を指摘され、 +突きつけられ、彼女は迷っている。 +\endtext + +\text +自分は、どうあるべきなのか。 +\endtext + +\text +貴族の義務を、 +どういう形で果たすべきなのか。 +\endtext + +\text +未だ彼女の中で、答えは出ていない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..c5b0978 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_12.txt @@ -0,0 +1,2404 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_12") + +\text +戦いの跡が残る街中を、 +カイムとリズベルが並んで歩いている。 +\endtext + +\text +そしてその2~3歩後ろを、 +グリエッタがついていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ここが、ダッケン……。 + もう魔王軍の支配下ですの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。戦後処理もあらかた済んだようです + ので、今日はその経過観察です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただの視察に、 + なぜこの俺が足を運ばねばならんのか」 +\endtext + +\text +無理やり連れてこられたらしいカイムが、 +愚痴をこぼす。 +\endtext + +\text +それを横目で見たリズベルが、短く嘆息した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「最高責任者だからですよ。 + なにを当たり前のことを仰ってるんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、 + 俺はこんな街に興味はないのだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が欲しいのは女だ。 + 強くて気の強い女をこの手で犯したい。 + それ以外のことは、お前に任せる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お願いですから天下の往来で + アホなことを口走るのはやめてください。 + 私までアホに見られてしまいます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……」 +\endtext + +\text +カイムとリズベルのやり取りを、 +グリエッタは黙って見ている。 +\endtext + +\text +いつかカイムがグリエッタを寝室に +呼びよせたときの話を、思い出す。 +\endtext + +\text +リズベルにすら話していない、 +カイムの秘めた想い……夢。 +\endtext + +\text +悪魔、外道とののしられながらも、 +カイムはその目標に向かって、すすんでいる。 +\endtext + +\text +リズベルも、同じだ。 +\endtext + +\text +自分たちの居場所を作るために、 +必死に戦っている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(私は……なにをしているのかしら) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(私は、何をしたいのかしら) +\endtext + +\text +リズベルを魔王軍から引き抜くという +当初の目的は、もはや諦めている。 +\endtext + +\text +今のリズベルを魔王軍から引き離すだけの +理由が、グリエッタにはない。 +\endtext + +\text +そして屈辱を味わわされたカイムとの戦いも、 +自分の魅力を認めさせたことで、 +プライドは保たれた。 +\endtext + +\text +もはや自分がこの場所にいる意味が、 +グリエッタには見いだせない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、経過は順調のようだな」 +\endtext + +\text +カイムが街の様子をぐるりと見回し、頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。基本的に魔王軍占領下にあっても + 住民の自治は認めています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こちらからの干渉は最低限に留めています + ので、そうそう混乱は起きないはずです」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。いつもながら、 + おまえの手腕には感心させられる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お褒めに預かり光栄です」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、視察は終わりだ。帰るとしよう」 +\endtext + +\text +リズベルは踵を返して元来た道を歩きだそう +としたカイムの背中に手を伸ばした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご冗談を。まだまだ見ていただく部分は + たくさんあります」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえに任せた。俺は忙しいのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本日のカイム様の行動の一切は + 私が決めます。 + 大人しくついてきてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを馬鹿な事を。 + 俺は魔王軍のリーダーだぞ? + おまえこそ俺の命令に従え」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……駄々をこねてると怒りますよ?」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って、 +スタスタと先に進んでしまう。 +\endtext + +\text +カイムはその背中をしばらく見ていたが、 +やがてグリエッタへと視線を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……おい何をしているグリエッタ。 + いくぞ。リズベルを待たせるな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私のせいですの?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルのあとをついて歩く。 +\endtext + +\text +グリエッタはリズベルがそうしていたように、 +カイムの隣を歩いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなた……本当に噂通りですのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「噂? いったい何の話だ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔王軍にいる方々から聞いたのですわ。 + 本当の魔王はリズベルさんだと」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたはそんなリズベルさんの尻に + 敷かれていると皆さん噂していましたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと? 大方スパッキオあたりだろう、 + そんな下らん噂を流しているのは」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、では事実ではないと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもの、本当に決まっているだろう。 + 今おまえも見ただろう? + ゴミを見るようなあのリズベルの目を」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつを怒らせると + 本当に何をしでかすかわからんからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この前は俺のコレクションを + 危うく処分されかけた」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……いっそ、されてしまえば + よろしかったのに」 +\endtext + +\text +カイムの趣味が卑猥な幻像石集めであること +を知っているグリエッタは、 +冷ややかな視線を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえまでリズベルの味方をするのか。 + くそ、世知辛い世の中だ。 + 俺はきっと、この世界を変えてみせるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにをごちゃごちゃと話してるんですか? + 早くこちらに来てください」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっているっ!」 +\endtext + +\text +かつて見た覇王のような貫録は、 +今のカイムからは微塵も感じられない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(まるで熟年夫婦のようですわね) +\endtext + +\text +リズベルのもとに走っていくカイムを +見ながら、グリエッタはそんなことを考える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(それにしても、確かにリズベルさんの + 手腕は、すごいですわね) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(この街も、以前見た街と同じくらい + 平穏そのものですわ) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(リズベルさんは学園で、魔術には関係が + ない本を読んでは私を含め周りを + 呆れさせていましたけれど……) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(今この時のために、 + 必要なことだったという事ですのね) +\endtext + +\text("グリエッタ") +(あの時から、リズベルさんは…… + ひとりずっと、戦い続けていたのですわ) +\endtext + +\text("グリエッタ") +「やっぱり、すごい……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムと何かを話している +リズベルの横顔を見ながら、つぶやいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは、本当にすごい人ですわ。 + リズベルさん」 +\endtext + +\text +視察をある程度終えたところで、 +一行は腹ごしらえのために酒場へやってきた。 +\endtext + +\text +既にダッケンの街ではカイムの名前と顔は +知れ渡っているらしく、 +すぐに席と料理が用意された。 +\endtext + +\text +温かなスープと肉を頬張るカイムの横で、 +グリエッタはリズベルに話しかける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさん。今日は私を連れて + きてくださったこと、感謝いたしますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「おかげであなたのことを、以前よりも + 深く知れた、そんな気がいたしますの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そう言って頂けるのは嬉しいですが、 + 同時に心が痛みますね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、なぜかしら?」 +\endtext + +\text +ワイングラスを傾けながら、 +グリエッタが小首をかしげた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は……一つの目的…… + いえ、打算を働かせてあなたを今日、 + この場所に連れてきました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたに私がしていることを知ってもらい、 + その協力者になって頂こうと……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なるほど。 + でもそんなことは、百も承知ですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは無駄なことはしない主義だって、 + きちんとわかっていますもの」 +\endtext + +\text +上等なワインをひと口飲んで、 +グリエッタはつづけた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは、たいしたものですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「理想を語り、世を惑わせる輩が多い中、 + あなたの理想は確固とした形となっている」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私や同級生にとって、 + 魔術は目的、追い求める究極でしたわ」 +\endtext + +\text +ボウッと、指先から小さな炎を出し、 +周囲の人々を驚かせる。 +\endtext + +\text +その炎を見つめながら、 +グリエッタは昔を懐かしむように一言一言、 +ゆっくりと語る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですがあなたにとっては、 + 魔術は手段でしかなかったのね。 + それが、私と、あなたの違い」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「道理で、追いかけても追いかけても、 + 追いつけないわけですわ。 + 道がまるっきり、違っていたんですもの」 +\endtext + +\text +フフフッと笑い、その吐息で指先の炎を消す。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、魔術を極めたとして、 + その魔術で何をするつもりだったのだ?」 +\endtext + +\text +肉をスープで流し込み、カイムがそう訊ねた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「分かりませんわ。滑稽なことと + 笑いたければ笑ってくださいまし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが、魔術師というのは往々にして、 + そういうものなのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔術という稀有な才能を持って + 産まれた者は、否応もなく他人が定めた + レールの上に乗せられるのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そして目的を持たず、 + ただ魔術の才能を磨くことを求められる」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私には……その先の考えなど、 + 何もないのです。お恥ずかしい限りですわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……でしたら」 +\endtext + +\text +そこで、リズベルが真剣な表情でグリエッタ +を正面から見つめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら……私たちのために、 + その力を、貸してくださいませんか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……リズベルさん……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「先ほど、グリエッタさんは私のことを + 褒めてくださいましたが…… + 私に、そんなたいそうな力は、ないんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私にできるのは、すべて裏方の仕事。 + 勝ち取る戦いでは、私の魔術なんて、 + ほとんど役に立ちません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが……グリエッタさんの魔術は、 + 非常に大きな力になります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ど、どうか、お願いします……。 + 私たちに、力を貸してください……!」 +\endtext + +\text +普段は大声を出すことなど無いリズベルが、 +腰を浮かせて身を乗り出し、酒場中の +人間たちが振り返るほどに叫んでいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +目を見張り、 +グリエッタはリズベルの懇願を聞いていた。 +\endtext + +\text +しばらく言葉を忘れていたグリエッタだが、 +やがて口を開く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「スープが冷めてしまいますわよ。 + 早くお食べになったら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その間に、少しだけお話させて頂きますわ、 + 私のことを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……すみません、 + 私としたことが、大声を出してしまって」 +\endtext + +\text +リズベルは顔を赤くし、 +椅子にちょこんと座る。 +\endtext + +\text +そしてちびちびと、スープを飲み始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「――昔、私がまだ幼かった頃。 + 1冊の絵本をお父様から頂きましたの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その絵本の中では、勇者を助ける魔法使い + が炎や氷、稲妻の魔法を操って悪い魔物や + ドラゴンを倒していたんですの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、あなた方魔王軍にとっては、 + この絵本の主人公は敵になりますわね」 +\endtext + +\text +クスッと笑った後で、グリエッタは続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「今、リズベルさんの言葉を聞いて、 + そんな昔のことを、 + 思い出してしまいましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あの絵本、私大好きでしたの。 + なのに今の今まで、忘れていたなんて……」 +\endtext + +\text +グリエッタは晴れやかな表情を浮かべ、 +リズベルに笑いかけた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんな英雄譚にあこがれていた私が、 + 魔王の片棒を担いで戦ってくれなんて + 言われるとは思いもよりませんでしたけど」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが…… + 私は魔術師であり、そして貴族」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「助けを求められて、 + それを拒むことは貴族の義務に反しますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そしてそれが……お友達からのお願いなら、 + なおのこと、それに応えたく思います」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それがたとえ、 + 世界を敵に回すことになろうとも」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あ……うっ……グリエッタさん……」 +\endtext + +\text +リズベルがパンを握ったまま、驚いている。 +\endtext + +\text +その瞳は徐々に潤み、 +その端には涙の粒が光る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「今だから言いますけど、 + 私……ずっとあなたとお友達に + なりたかったんですのよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ライバル心ももちろんありますけど…… + でも私、あなたのこと大好きですわ。 + 夢に一途な、あなたが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですからこの私の力が + あなたの夢を叶える一助となれること、 + とても光栄に思いますわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グリエッタさん…… + あ、ありがとう、ございます……。 + うぅっ、ありがとう、ございます……」 +\endtext + +\text +リズベルは人目をはばからず、涙をこぼした。 +\endtext + +\text +天涯孤独だったリズベルに、 +生まれて初めて、できた友達。 +\endtext + +\text +その友達の温かな言葉に、リズベルは +なんと返していいものか、わからない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あのリズベルさんが、泣いてますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よほどスープが美味しかったのだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちっ、違いますっ!! + カイム様は黙っててくださいっ!!」 +\endtext + +\text +目と顔を真っ赤にしたリズベルが +キッとまなじりを釣り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。 + 気難しくて友達のいなかったリズベルに、 + 初めての友達ができたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは街を上げて祝いの宴を……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やめてくださいっ! そんなことされたら、 + 私恥ずかしくて街を歩けなくなるじゃない + ですかっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら……リズベルさんは + 私とお友達になったことが + そんなに恥ずかしいんですの?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ショックですわ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ち、ちがいますっ、えとっ、あのっ……。 + それについては凄く嬉しいんですけどっ!」 +\endtext + +\text +リズベルがあたふたと戸惑うのが楽しくて、 +グリエッタは大口を開けて笑った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あははははっ! ジョークですわ。 + 少しからかっただけですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私も、 + あなたとお友達になれてうれしいですわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅ、うー……」 +\endtext + +\text +リズベルは恨みがましくグリエッタを睨む。 +\endtext + +\text("カイム") +「街をあげての宴がだめなのは分かったが、 + グリエッタの歓迎会だけは行わねばな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、 + そんなに気を遣っていただかなくても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで店主っ! + 部屋を借りるぞっ!」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がり、 +グリエッタとリズベルの手を引っ張って +2階に上がろうとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なっ……まさか歓迎会って……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、どうせ自分がやりたくなっただけに + 決まってますよ」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの手を強引に振りほどく。 +\endtext + +\text("カイム") +「むぅ? どうしたリズベル。 + たまには三人で朝まで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お断りいたします。 + 視察はまだ残ってるんですから」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、 +グリエッタに視線を向けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「で、ですから……今日はおふたりで、 + 楽しんでください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……明日からは……あの、 + よろしくお願いしますね、グリエッタさん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……」 +\endtext + +\text +いつも毅然としているリズベルしか +見たことのなかったグリエッタは、 +そのはにかんだ笑顔を見て思わず抱きついた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ♪ 可愛いですわリズベルさん。 + えぇもちろん明日からあなたのために + 働きますわっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひょっとして、酔ってますか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいえ? いたって普通ですわよ。 + 私可愛いものには目がないんですの。 + これからもよろしくお願いいたしますわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……それでは、私はこれで。 + カイム様、あまり羽目をはずしすぎないで + くださいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんわかっている。 + この俺を誰だと思っているんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなただから心配してるんですよ。 + はぁ、もう……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って溜め息をつきながら +酒場を出ていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「照れ隠しが下手だな、あいつは」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えぇ、丸わかりでしたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺からも礼を言うぞ、グリエッタ。 + 魔王軍に参加してくれることもそうだが、 + リズベルのこともな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんなに真剣にお願いされたら、 + 誰だってイチコロですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それより、 + 本当に……これから、するんですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、それはすでに確定事項だ。 + そもそも何もなくとも、 + するつもりだったがな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、そうですの……。まぁ、それが + あなたらしいと言えば、らしいですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはリズベルの苦労の一端を +垣間見た気がした。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、では行くとしよう。 + 今夜は眠らせんぞ、グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは……クスクスッ、楽しみですわね」 +\endtext + +\text +カイムとグリエッタは酒場の店主に案内され、 +部屋へと上がった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それでは最初は、 + 私からさせていただきますわね」 +\endtext + +\text +ローブを脱ぎながら、グリエッタが言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? ため息をついていた割には、 + ずいぶんとやる気だな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ、どうせ私が拒んでも + するのでしょう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でしたら、 + 私も楽しまないと損ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは艶っぽく微笑む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ベッドに仰向けになってくださいまし。 + 私が……入れて差し上げますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ではお言葉に甘えて、 + 奉仕してもらうとしようか」 +\endtext + +\text +カイムが言われたとおりベッドに横になると、 +グリエッタが、その上に跨った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふふっ♪ 本当に、大きいですわね。 + 昔お父様のを見たことがありますけど、 + こんなに大きくはなかったですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のものは特別だからな。 + そこらの人間と一緒にしてもらっては困る」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒はすでに勃起し、 +グリエッタの目の前で血管を浮かせている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……こ、こうして見ると + よくわかりますけど……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「全部いれたら、私のこんな所にまで、 + 達するんですのね」 +\endtext + +\text +肉棒と下腹部とをくっつけ、 +グリエッタはその長さに改めて驚く。 +\endtext + +\text +へそを優に超える高さまで、 +肉棒が入っていたと知り、生唾を飲んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、怖気づいたか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、まさか♪ その逆ですわ。 + 私今、 + とってもゾクゾクしてるんですの」 +\endtext + +\text +グリエッタは熱く火照った股間を、 +肉棒にこすり付ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あれからも私、 + 色々と勉強いたしましたのよ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「殿方が、どういったことで喜ぶのか…… + たくさん知識を身につけましたの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、 + ではその勉強の結果を見せてもらおうか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ♪ 言われるまでもありませんわ♪ + ああんっ、もう私…… + こんなに濡れてる……」 +\endtext + +\text +グリエッタは肉棒で股間を擦りながら、 +秘裂の濡れ具合を確かめる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「下着がもう、ヌルヌルですわ……。 + こ、これならもう……入れても、 + 大丈夫そうですわね」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って、 +ニチュリと秘裂の中に指を滑り込ませた。 +\endtext + +\text +そして露わになった膣穴で、 +肉棒を呑み込んでいく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁっ、んっ♪ あはぁっ……。 + は、入っていきますわ…… + あなたの、オチ●ポが♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うぅっ……熱くて、ぬめっていて、 + とてもいい具合だ」 +\endtext + +\text +グリエッタが腰を沈めていくと、 +必然的に肉棒が膣穴に呑み込まれていく。 +\endtext + +\text +愛液をたっぷりと含んだ膣穴は、ミッチリと +肉棒を包み込み、そして圧迫してくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ンんっ♪ は、入りましたわ♪ + はぁ、はぁっ……私いま、 + すごく、興奮していますわ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「腰が勝手に、動いちゃいそうなほど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それは俺もだ。これから先、 + 何百何千回と、お前を抱いてやる」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それだけではなくて、 + きちんと子供も、授けてくださいましね?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は、貴族の娘ですわ。 + 血筋を絶やすわけにはいきませんの」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかっている。 + 何人だろうが、何十人だろうが、 + 好きなだけ産ませてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムの腰の上で、 +グリエッタは身体をくねらせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ♪ うれしいですわ♪ + あなたの女になるにあたって、 + それだけが気がかりでしたの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だって……魔王の女なんて、 + ほかの男はきっと、 + 恐ろしくて手を出さないでしょうから♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、確かにな。 + 安心しろ。おまえのことは、未来永劫 + 俺が守ってやる」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を受け、 +グリエッタは表情を蕩かせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ、あなたはかの有名な魔王、 + アスタロスの再来なのやも知れませんわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはどうかな。 + 俺の方が男らしいに決まっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちの太さも、硬さもな」 +\endtext + +\text +カイムは膣内の肉棒を意図的に震わせた。 +\endtext + +\text +グリエッタはその刺激に、甘い声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁんっ♪ クスッ、そうですわね。 + そういう事にしておきますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは艶っぽい表情でカイムを +見下ろすと、膣穴に力を込める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「さて、それでは……動きますわよ? + 私のオマ●コでのご奉仕…… + たっぷりと味わってくださいまし」 +\endtext + +\text +そう言って、腰を上下に揺すり始めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、はぁっ……あっ、んんっ!! + 最初はゆっくり、しごいて差し上げますわ」 +\endtext + +\text +ニュルルルッと、潤沢な愛液を滴らせる +膣穴に、肉棒が舐めしゃぶられる。 +\endtext + +\text +その快感に、セックスに慣れているはずの +カイムですら、思わずうめき声をあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ……あっ……」 +\endtext + +\text +それに気を良くしたグリエッタが、 +笑いながら更に腰を上下させる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……んんっ、あふっ。 + 今日はたっぷり…… + 気持ちよくして差し上げますわ」 +\endtext + +\text +そのままグリエッタは +吐息と胸を弾ませながら、腰を振り続ける。 +\endtext + +\text +ニチャッ、グチュッという卑猥な水音が +宿の一室に響く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、あふっ……ど、どうですの? + 私の……動き♪ + 頑張って、練習したんですのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、悪くない。というよりも……ぐっ! + 素晴らしく、うまいぞグリエッタ」 +\endtext + +\text +最初のころに比べ、グリエッタの +テクニックは格段に上がっている。 +\endtext + +\text +カイムはそれを認め、息を荒げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、んっ……♪ + あなたにそう言っていただけて、 + とても……あぁン、嬉しいですわ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が、グリエッタのやる気と +興奮とを増幅させていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それではそろそろ、 + 搾り出しにかかりますわよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「か、覚悟して、くださいましね?」 +\endtext + +\text +グリエッタは口の端を釣り上げ、 +不敵な笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +するとその直後、彼女の腰の動きが激変する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、あっ……ンんっ♪ + お、奥までっ……オチ●ポ、 + 呑み込んで差し上げますわっ!」 +\endtext + +\text +ズププププッと、膣穴が肉棒を咥え込む。 +\endtext + +\text +子宮口で亀頭の先にキスをしたかと思うと、 +その直後、ズルルッと吐き出される。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ……これはっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスクスッ、こ、このまま一気に…… + 射精させてあげますわ。 + この私の、オマ●コで……」 +\endtext + +\text +ジュプッ、ズボズボッと、 +グリエッタは激しく腰を上下させる。 +\endtext + +\text +膣穴からは未だ射精されていないにも +かかわらず、ドロリと白い汁があふれ出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、んっ……私のオマ●コの + 中から、お汁が……垂れてきてますわ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたのオチ●ポっ、 + すごく、気持ちいいですわ。 + 太くて、硬くて……あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえもすっかりこれの虜だな」 +\endtext + +\text +カイムがそう言って笑うと、 +グリエッタは怒ることなく、ただ頷いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、ええっ……そうですわ。 + 私、あなたのオチ●ポの虜に + なってますの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、今だから言いますけど、 + 最初に処女を散らされた時から……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたのたくましさに、 + 心が、揺らいでいましたの♪」 +\endtext + +\text +グリエッタは愛液を肉棒に +塗りたくるように、腰を振り続ける。 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が膣粘膜を引っ掻くたびに、 +グリエッタは身体を震わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「貴族である私に、 + あんなぞんざいな態度をとる人なんて、 + いませんでしたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それなのにっ、あなたは臆する事もなく、 + わ、私の処女を……あぁっ♪」 +\endtext + +\text +膣穴が、キュンッと激しく収縮する。 +\endtext + +\text +そのきつく締まった膣粘膜で、 +肉棒をグチュグチュとしごく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、気持ちいい……ですわ。 + 熱くて、硬くて……太くて、長くて……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私の気持ちいいところ、全部…… + えぐってくるっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり俺たちの身体は、 + 相性がいいということだな」 +\endtext + +\text +グリエッタ同様、 +肉棒も膣内でビクビクと震えはじめる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですわね……。 + あぁっ、で、出そうですの? + 精液、出ちゃいますの?」 +\endtext + +\text +経験を積み、その痙攣が射精の前触れである +ことを知ったグリエッタは、 +カイムにそう訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……あぁ、出そうだ」 +\endtext + +\text +カイムが頷くと、 +グリエッタは嬉しそうに笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でしたら、 + 中に……出してくださいまし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私の子宮に、あなたの子種を、 + いっぱい、注ぎ込んでくださいましっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは髪を耳の後ろにかけながら、 +腰の動きを更に速めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。 + おまえとの約束だからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、嬉しいっ……。 + んっ、あぁっ、私もっ…… + イ、イキますわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私リズベルさんに教えられて + 覚えましたのよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こういう感覚……頭の中が、 + 真っ白になりそうな、この感覚……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これっ……イクって、言うんですわよね?」 +\endtext + +\text +カイムの顔を覗き込みながら、 +グリエッタははしたなく股を広げ、 +膣穴で肉棒を舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。一緒にイこう。 + おまえのイキ顔を俺に見せてくれ」 +\endtext + +\text +肉棒が射精寸前となり、 +太さと硬さが増していく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃぃいいっ! あっ、んんっ! + わ、わかりっ、ましたわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イ、イキますっ!! あぁ、私っ、 + あなたのオチ●ポで、オマ●コ、 + イッちゃいますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタが高々と腰を持ち上げ、 +そして下へと落した。 +\endtext + +\text +彼女の腕ほどもある肉棒に膣穴がえぐられ、 +子宮口に激しくぶつかった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぁぁぁぁああああっ!! + イクッ、イックゥゥゥゥウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュククククッと、 +勢いよく精液が噴きあがる。 +\endtext + +\text +ゼリーのように濃厚な子種は、 +子宮口に直接ぶつかり、中へと入っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぁっ!! + す、すごいっ、ですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私の子宮の中にっ、あぁッ!! + あなたの子種が、入って、あっ、あふぅっ」 +\endtext + +\text +アクメを味わいながら、 +グリエッタは精液の熱さに理性を蕩かす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「中がっ、満たされていくのがっ、 + んっ、あぁっ……わかりますわっ……」 +\endtext + +\text +ドクドクと、 +子宮の中に精液が入り込んでいく。 +\endtext + +\text +子を宿す神聖な肉の室に、 +カイムの子種が無遠慮に流し込まれていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「き、きもちっ、いっ、いっ……。 + こ、これが、セックス……ですのねっ! + 男と女の、交尾、ですのねっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは豊かな乳房を揺らしながら、 +その原始的な行為から得られる快感を貪った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はっ、あぅっ……あはぁ……」 +\endtext + +\text +ゴポッと、 +膣穴に入りきらない精液があふれ出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、私のお腹が…… + あなたの精液で、重いですわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえがあまりに淫らなのでな、 + つい出し過ぎてしまった」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、嬉しい事を言ってくださいますわね。 + そんな事を言われたら、ますます私、 + いやらしくなっちゃいますわよ?」 +\endtext + +\text +桃色の唇を舌で舐め、 +汗の珠が浮いた身体をくねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ではぜひそうなってもらおうか。 + 俺は気位の高い女も好きだが、 + そういう女も大好物なのでな」 +\endtext + +\text +グリエッタとカイムが見つめ合う。 +\endtext + +\text +互いに微笑みを交し合うと、 +グリエッタは再度腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、ではっ……遠慮なくっ! + あっ、はぁんっ……勃起チ●ポ、 + たくさんしごいて差し上げますわっ!」 +\endtext + +\text +髪を振り乱し、 +最初から荒々しくグリエッタは躍る。 +\endtext + +\text +その姿は、さながら踊り子。 +\endtext + +\text +上下のみならず、腰を前後左右に振り、 +咥え込んだ肉棒を舐めしゃぶった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、素晴らしいぞグリエッタ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いったいどこでこんな技術を身につけた? + 本を読んだにしては、呑み込みが早すぎる」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁん、実はあなたの幻像石の + コレクションを数個、 + 勝手にお借りして見ちゃいましたの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「す、すごかったですわ……。本では想像 + することしかできなかった男女の交わりが、 + あんなにも克明に記録されていて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、はははっ!! + そうか、道理で腰つきが以前とまるで + 違うわけだ」 +\endtext + +\text +秘蔵の幻像石を勝手に見られていたカイム +だが、怒るどころか逆に喜んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「勝手に見られたと聞いても、 + 怒りませんのね。 + 大事なコレクションなのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにそうだがな。 + だがそのおかげで今、 + 俺はいい思いをしているわけだからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスッ。でしたらもっともっと、気持ち + よくして差し上げないといけませんわね」 +\endtext + +\text +愛液をドロドロと垂れ流す蜜壺を +意図的にギュッと締める。 +\endtext + +\text +そしてその状態のまま、 +円を描くように腰を回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +すると根元まで咥えこまれた肉棒は、 +全体を蕩けるような粘膜で擦られた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、んっ、あぁ……あっ……んんっ! + 一度出したのに、まだまだオチ●ポ…… + 硬いままですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私のオマ●コを串刺しにして、 + ものすごく、自己主張なさってますわ」 +\endtext + +\text +カイムの腹に手を置き、 +グルグルと腰を回し続ける。 +\endtext + +\text +いまやベッドのシーツは膣穴から滲み出した +愛液によって、大きな染みが広がっている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ、はぁっ、あふぅっ……。 + 気持ちいいっ、オマ●コ、 + すっごく気持ちいいですわっ!!」 +\endtext + +\text +ポタポタと、揺れるグリエッタの乳房から +汗が滴る。 +\endtext + +\text +それを身体で浴びながら、 +カイムはグリエッタの乱れ様を見て笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「その言葉も、 + 幻像石を見て覚えたという訳か」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いけない貴族様だな。 + おまえを慕う領民が今のおまえを見たら、 + いったい何と言うかな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、それはっ…… + 言わないでくださいまし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は、貴族である前に女ですわ。 + いまの私は、あなたに抱かれている + 時の私は……あはぁっ……」 +\endtext + +\text +グリュグリュと、子宮口で亀頭にキスをし、 +そのまま自ら肉門をこね潰す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「た、ただの……ひとりの女ですわ。 + ここにっ……この中にっ、 + せ、精液を欲しがってる、ただの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただの?」 +\endtext + +\text +カイムはその時初めて、腰を突き上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁっ!! 1匹の雌ですわっ!! + 雄の射精を待ちわびている、 + 浅ましい雌犬ですわぁっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口をゴリゴリとえぐられ、 +グリエッタは絶叫する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、はははははっ!! + なにやらおまえはいきなりとんでもない + 内容のものを見てしまったらしいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴族さまの口から、雌犬とは……ククッ! + いい、いいぞグリエッタッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、もっと腰を触れ雌犬っ!! + 頑張れば種付けをしてやるぞっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは膣穴を突き上げ、 +笑いながら叫ぶ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃっ!? + はひっ、わ、わかりましたわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お尻っ、振りますわっ!! + 一生懸命っ、オマ●コでオチ●チン、 + しごかせていただきますぅっ!!」 +\endtext + +\text +下からの突き上げに加え、 +グリエッタは自ら腰を動かし、 +肉棒で膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +自分だけのペースで腰を振っていた時とは +打って変わり、完全によがらせられている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、やはりおまえはマゾだな。 + 気の強い女は大体その気があるが、 + おまえは特別その傾向が強いようだ」 +\endtext + +\text +肉棒に力を込め、精液と愛液が混じり合った +汁を垂らす膣穴を突き上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃぃいいんっ! か、硬いぃっ! + こ、こんなたくましいオチ●ポに + 突かれたら、私っ……もうっ……」 +\endtext + +\text +キュンッと、膣穴が収縮する。 +\endtext + +\text +肉棒が締め付けられるが、 +カイムは構わず出し入れを続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやダメだ、我慢しろ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃっ!? + えっ、あっ……は、はひっ……」 +\endtext + +\text +ズンッと子宮口を突き上げられ、 +グリエッタは危うくアクメしそうになる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぐっ……んっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +しかしすんでのところで膣穴を緩め、 +快感を減らすことでアクメを免れた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あっ、あっ……カイムッ…… + い、いつまでっ……我慢っ……」 +\endtext + +\text +その後もカイムは、 +荒々しく膣穴を突き上げる。 +\endtext + +\text +グリエッタはただただカイムの許しが出る +まで、快感を我慢し続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、俺が射精するまでだ。 + あとおまえは俺の女になったのだから、 + 俺を呼ぶときは様をつけろ」 +\endtext + +\text +ニヤニヤと笑いながら、カイムは言う。 +\endtext + +\text +出会ったばかりの頃のグリエッタであれば、 +その場でカイムを焼き殺していたかも +しれない。 +\endtext + +\text +しかし今は、カイムの肉棒の味を、 +徹底的に覚え込まされてしまっている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はひっ……カイム、様っ!!」 +\endtext + +\text +涎を垂らしながら、グリエッタは頷いた。 +\endtext + +\text +野盗を退治し、住民たちから尊敬の眼差しを +向けられていた時の、清楚で凛とした彼女の +面影は、何ひとつとしてない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぁっ!! オマ●コがっ…… + あひっ、んあぁっ……」 +\endtext + +\text +カイムの目の前にいるのは、涎を垂らし、 +はしたなく股を開く女。 +\endtext + +\text +自ら尻を振り、肉棒を咥え込む、1匹の雌犬。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、あはぁっ……あっ、あーっ!! + らめっ、私っ、も、もぅっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、もう我慢できないか? + イキたいか、グリエッタ?」 +\endtext + +\text +カイムは力強く膣穴を突き上げながら、 +訊ねる。 +\endtext + +\text +するとグリエッタは +コクコクと何度も頷く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はひっ……イキたいっ、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではお願いしろ。 + 俺のコレクションを見たなら、 + どうお願いすればいいかぐらいわかるな?」 +\endtext + +\text +アクメ寸前の膣穴は、 +ビクビクと忙しなく痙攣し続けている。 +\endtext + +\text +並みの女であれば我慢などできないはずだが、 +高位の魔術師であるグリエッタは、 +持ち前の精神力で激しい責めに耐え続けた。 +\endtext + +\text +だがその精神力も快感によって +溶かし尽くされようとしている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ……あはぁっ!! + お、お願い、致します……カイム、ひゃま」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どうか……グリエッタのヌルヌルの + オマ●コに、熱くて、あはぁっ…… + ドロドロの精液、中出しして、下さいっ!」 +\endtext + +\text +記憶の引き出しから卑猥なことを引っ張り +出し、それらを並べて懇願の言葉を紡ぐ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そして雌犬マ●コっ……イかせてっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ……もう限界ですわっ!! + お願いしますっ、お願いしますぅっ!! + 種付けして、してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは、 +部屋中に響き渡る大声でそう言った。 +\endtext + +\text +それを聞いたカイムは満足げに笑い、 +勢いよく肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いいだろうっ!! + 出してやるぞっ! おまえの中に、 + 本日2度目の種付けだっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あひぁぁああっ! + ありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text +目の前が白く染まるほどの快感を +味わわされながら、グリエッタが吠えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえもイケッ! 許可してやるっ!! + 盛大に、喘ぎ声をあげてイケッ!!」 +\endtext + +\text +射精に向けて、猛然と腰を振るカイム。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ふぁぁああっ!! + い、イグッ……イキますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様のオチ●ポで、 + イ、イカせていただきますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが力の限り腰を突き上げた直後、 +グリエッタの肢体が、 +ビクンッと後ろに仰け反った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ!? ひっ、あぁぁぁあああっ! + イグッ、イグイグイグゥゥウウッ!!」 +\endtext + +\text +普段の上品なグリエッタからは +想像もつかないほど獣じみた嬌声が、 +その口から飛び出した。 +\endtext + +\text +肉棒からは熱い精液が飛び出し、 +子宮口から内部へと入っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きもぢっ、いいっ!! + あぁ、オマ●コ焼けるっ! + 身体が溶けちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +我慢を重ねた後のアクメは、 +通常の2倍3倍の高波となって、 +グリエッタの理性を押し流していく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きもちいいですぅっ!! + オマ●コ種付けっ、あぁっ!! + イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +カイムはギュギュッギュウッと締まる膣穴を、 +ゴリュゴリュとえぐり続ける。 +\endtext + +\text +そして最奥に突き込んでは、 +執拗に精液を流し込み続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひはぁっ! + あ、あがっ……はっ、ひっ……」 +\endtext + +\text +ビクビクッと、アクメの痙攣は続く。 +\endtext + +\text +恍惚の表情を浮かべたグリエッタの子宮は、 +カイムの流し込んだ精液で完全に満たされた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ううっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、あ……あは、はぁ……。 + わ、私が…… + ご奉仕するはずでしたのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、つい興が乗ってしまってな。 + だがまだ夜は長い。 + たっぷりと奉仕してもらうぞ」 +\endtext + +\text +カイムは汗だくになっているグリエッタの +尻に手を回し、撫でる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……手つきがエッチですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう事をしているのだから当然だ。 + リズベルも尻はでかいが、 + おまえのは更にでかいな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「やぁんっ、カイム様…… + それって褒めてくださってるんですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。俺は尻のデカい女を + 後ろからハメまくるのが大好きだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスッ、本当に欲望に忠実なお方ですわ。 + じゃあ……してみます?」 +\endtext + +\text +グリエッタは妖艶な微笑みを浮かべ、 +カイムを見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。 + 雌犬らしく、ヒィヒィ言わせてやるぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それはとても、楽しみですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはその後もカイムに股を開き、 +カイムはグリエッタに幾度となく種付けを +した。 +\endtext + +\text +それは夜が更けるまで休みなく続き、 +グリエッタが失神をしたことで、 +ようやくの終わりを見たのだった。 +\endtext + +\text +翌日、宿を出たカイムとグリエッタを +仏頂面のリズベルが出迎えた。 +\endtext + +\text +燦々と陽光がさすなかで、 +リズベルの周りだけがどんよりと暗い。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あらリズベルさん。 + おはようございます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、はぁ……おはようございます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あら? + リズベルさん、どうなさったの? + なにやらひどくお疲れのようですけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせ夜遅くまで起きていたのだろう。 + たまには早く寝ないと禿げるぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +朝食をとり、あとは馬車で街を出るのみ。 +\endtext + +\text +ようやく帰れるということもあり、 +カイムは上機嫌だ。 +\endtext + +\text +そんなカイムに、 +リズベルはどんよりとした重たい視線を送る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、仕事自体はですね…… + 早く終わったんですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でもですね、どこかの誰かさんたちが、 + 真夜中過ぎてもですね、 + 盛りのついた犬のように……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えっ……ち、ちょっとお待ちになってっ! + ま、まさか……リズベルさん……」 +\endtext + +\text +すると今度は、リズベルの視線は +グリエッタへと向けられた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、そうですよ。私は隣に部屋をとって、 + そこでひとり夜を明かしました。 + ほとんど一睡もできませんでしたけど」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ……うっ、そ、それじゃあ…… + まさかっ……全部……」 +\endtext + +\text +生気のないリズベルの表情が、 +わずかではあるが笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「雌犬に、おなりになったんでしたか? + 帰りに首輪でも買って帰りますか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いやぁぁぁあああっ!! + わ、忘れてくださいましっ!! + お願いですからぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません、私記憶力はいいので、 + 忘れたくてもなかなか忘れられないんです」 +\endtext + +\text +リズベルはスタスタと宿を離れ、 +待たせている馬車の方へと歩き出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ではせめてっ、だ、誰にも言わないで + くださいましねっ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタは隣を歩きながら、 +リズベルの手をギュッと握った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私たちお友達ですものねっ!? + お友達が困ること、 + リズベルさんはなさいませんよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、もちろんですよ。 + そう言えばご存知ですか。 + ここダッケンでは毛織物が有名だそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「中でも養蚕が盛んで、 + シルクのスカーフは大人気だとか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうなんですの? + なんだかそのスカーフをリズベルさんに + プレゼントしたくなってきましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ま、まだ出発まで時間はあるのかしら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それがなんと馬車が出るまで + あと3時間あります」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「決まりですわねっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタとリズベルは足を止め、 +逆方向へと歩き出した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私達は少し買い物に + 行ってきますわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「申し訳ありませんけど、 + カイム様は先に行っててくださいましっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……うむ」 +\endtext + +\text +あとについて行こうとしたカイムだが、 +ピタリとその足を止めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんだかすみませんね、 + 催促をしたみたいで」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「とんでもございませんわ。 + リズベルさんとお買い物ができる日が来る + なんて、私とてもうれしいですわ」 +\endtext + +\text +手をつないだまま、 +仲良く人ごみの中に消えていくふたり。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムはそれを、ひとり寂しく見送った。 +\endtext + +\text("カイム") +「何だ、この俺が……気後れした、だと? + 声をかければいいのに、かけれない…… + 壁のようなものを感じた……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あのふたりが、同じ学院に通った + 生徒同士だから、か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ない。言われたとおり先に……」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタ達とは逆方向に +歩き出そうとする。 +\endtext + +\text +しかし再度足を止める。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやいや待て待て。 + ここは黙って引き下がるところでは + ないだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「いかにここが占領下の街とはいえ、 + まだ敵が潜んでいるやも知れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな場所に女ふたりを + そのままにしておけるか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……うむ、これで行こう。 + これなら物凄く自然だし、俺の株も上がる」 +\endtext + +\text +カイムはひとりぶつくさとつぶやきながら、 +グリエッタたちの後を追って通りへと +駆け出すのだった。 +\endtext + +\dlg("グリエッタが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..13e2ae6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_13.txt @@ -0,0 +1,1607 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_13") + +\text +グリエッタが魔王軍に加入して、 +しばらく経過したある日。 +\endtext + +\text +今日も迷宮内に侵入した冒険者たちを +魔法によって撃退したグリエッタは、 +戦闘後に玉座の間を訪れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ご苦労だったな、グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この程度、大したことはありませんわ。 + 冒険者といえど、所詮実力は野盗に + 毛が生えた程度」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「この私の敵ではございませんわ」 +\endtext + +\text +長いサラサラの髪を指ですくい、 +グリエッタは優雅に微笑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「とはいえ、おまえが味方になってくれた + おかげで、軍の損耗はかなり減った。 + 礼を言うぞ、グリエッタ」 +\endtext + +\text +玉座に座るカイムの隣にはリズベルがおり、 +先ほどの戦闘で発生した損害などの報告を +部下から受けていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「やはり、彼女の魔法は閉鎖空間で行う + 迷宮戦や敵が密集する攻城戦において + 絶大な威力を発揮しますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからもよろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えぇ、それはいいのですけど……。 + リズベルさんに少し聞きたいことが + ありますの、いいかしら?」 +\endtext + +\text +グリエッタは報告書を読んでいたリズベルに +そう問いかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい? なんでしょうか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは戦闘前に、私にやりすぎ + ないようにと仰いましたわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + 抵抗する敵には容赦しなくていいですが、 + 降伏を申し出た者には最大限の慈悲を」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これはグリエッタさんだけに + 言っているわけではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王軍結成以来、 + 全軍に守らせている鉄の掟です」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そしてその掟は守られているわけですわね。 + 実際私は捕えられたのち、 + 何度も解放されたわけですし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが、なぜこのような軍紀を? + 実際、解放したのちまた攻めてきている + 冒険者も少なくありませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「正直、リズベルさんの命令は + 手ぬるいと思いますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「世にはびこる野盗と同じく、 + 命の元を断つべきですわ」 +\endtext + +\text +そう、グリエッタは主張する。 +\endtext + +\text +その考えに、リズベルは頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「確かにグリエッタさんの言うとおり、 + その場で命を奪ってしまえば + 再び攻められることはないのですが……」 +\endtext + +\text +リズベルは報告書から顔を上げ、 +グリエッタを見つめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王軍は世間一般的には悪とされています。 + 男は殺し、女は犯す蛮族の集まりだと + 喧伝され、事実そう認識されているはず」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですよね?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、えぇ……その通りですわ。 + ですから私は、あなたの行為を + 正そうと、ここに来たわけですし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、実際は違うわけですよね。 + その時、グリエッタさんは + 戸惑いませんでしたか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「もちろん戸惑いましたわ。 + そしてどちらが正しいのか、 + わからなくなりましたわ」 +\endtext + +\text +グリエッタがそう言うと、 +リズベルは人差し指を突きつけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が狙っているのは、まさにそれです。 + 我々の敵は、冒険者ではないのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのあらぬ噂を流している、 + 噂の根源こそが敵なのですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その敵は、この地に根ざした + 大きな力を持っています。だから私たちは + 少しでも多くの力を持たねばならない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「親切に解放してもらった。 + 傷の手当までしてもらえた。 + なんだ、魔王軍っていいやつらなのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何でこんないい奴らが外ではこんな + あらぬ噂で叩かれているんだ? + 事実はこんなにも噂とかけ離れているのに」 +\endtext + +\text +リズベルは両手のひらを上へと向け、 +小首をかしげる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうして、国の現体制に不信を感じた + 冒険者たちは、我々に親近感を覚える。 + そして徐々に協力的になっていく」 +\endtext + +\text +リズベルの目が細められ、 +酷く冷たい輝きを帯びる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……」 +\endtext + +\text +その表情の移り変わりを、 +グリエッタは息することも忘れ、 +見入っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「グリエッタさん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なにかしら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私はなにも、善意で + 敵の命を救っているわけではないのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その敵も、いずれは我々の支配下に入る。 + その時我々に不満を抱いていると + 困るんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「街を、国を治めるには、 + 相手が抱くであろう善意すらも、利用 + できるものであれば利用すべきなのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな私のやり方は、 + 果たして本当に手ぬるいでしょうかね?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……なるほど。私はまんまと + あなたの術中に落ちて、 + ここにこうして立っているわけですわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……否定はしません。 + あなたのその力が欲しかったのは事実です。 + 怒りましたか?」 +\endtext + +\text +リズベルは俯き、 +視線だけをグリエッタに向けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいえ? それは事実なのでしょうけど、 + それがすべてではないと知っていますもの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたは狡猾で計算高く、隙がない。 + そして善意を秤にかけられるほど、 + ドライな方ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは明確にひとつひとつ、 +リズベルの性格を分析していく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですがそんなあなたが、ダッケンの酒場で + 涙を流した。それはなぜかしら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたが、私に友情を感じて + 下さっていたからですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私に、理解してもらいたい。 + 私に、敵になってほしくない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「その懸命さが、涙となって現れたのですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは胸の前で手を握り、 +目をキラキラと輝かせてそう言った。 +\endtext + +\text +それを聞いたリズベルは顔を赤くし、 +ますます俯く。 +\endtext + +\text +先ほどまでリズベルの瞳に宿っていた +冷酷な輝きは、すでに消え失せている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「本当に魔法の力が欲しいだけならば、 + 傭兵を雇えばいいだけの話ですものね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あー。そういえばそんな手も + ありましたね。じゃあグリエッタさんは + もう国に帰ってくださって結構ですよ」 +\endtext + +\text +リズベルは視線を泳がせ、 +そう言った。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタは満面の笑みを浮かべ、 +首を横に振る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいえ? 帰りませんわよ? + お友達である私があなたの夢を + 必ずや叶えてごらんにいれますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、本当におまえ達は仲がいいな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「べ、別にそういうわけでは……」 +\endtext + +\text +隣で赤面するリズベルを横目に、 +カイムがグリエッタに話しかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ大方リズベルが説明したが、 + 要は面倒のタネを増やす必要はない + ということだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「中にはおまえのような奴がいて、 + ともに戦ってくれるようになるやも + しれんしな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、カイム様はお優しいんですのね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違います。 + この人はただ単に面倒事を増やしたくない + だけですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、それはそれとして、グリエッタ。 + 俺はリーダーとして、おまえの働きに対し + 褒美を与えようと思うぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「何か欲しいものはないか? + 金でも何でも、好きなものを言うがいい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、ご褒美を賜れるんですの? + それは本当に何でもよろしいんですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。 + 魔王に二言はない」 +\endtext + +\text +玉座の上で、鷹揚にカイムは頷いた。 +\endtext + +\text +するとグリエッタは、 +頬を朱に染めてはにかむ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「では……今夜、カイム様のお相手を + させていただくというのは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 相手というと、セックスか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい。だめでしょうか……。 + 最近は戦闘が続いてましたので、 + 私、ちょっと欲求不満ですの」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + なにを言うかと思えば、そんなことか」 +\endtext + +\text +カイムは笑い、グリエッタに手招きする。 +\endtext + +\text("カイム") +「夜からといわず、今から抱いてやるぞ。 + さぁ、こっちに来い。 + ヒィヒィ言わせてやるぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……カイム様ったら、 + 強引ですわ」 +\endtext + +\text +近寄ってきたグリエッタの腰を抱き寄せ、 +ローブの中に手を入れ、素早く尻を揉む。 +\endtext + +\text +それを見ていたリズベルは、 +スッと身を引こうとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それでは、 + 私はこれで失礼させていただきますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、待て。ここにいろ。まだ俺への + 報告がいくつか残っているだろう?」 +\endtext + +\text +しかしそれを、カイムがとめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはそうですが、 + 私に、終わるまで待てと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、終わるまでそこで見ていろ。 + 親友が乱れるその姿をな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ、またですか……」 +\endtext + +\text +戸惑うグリエッタと、 +溜め息をつくリズベル。 +\endtext + +\text +その両者の反応は、対照的だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえには愛想というものが欠落している + からな。グリエッタの素直な部分を + 少しは見習うべきだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +グリエッタの身体を持ち上げて +自らの腰の上へと跨らせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ほんとに? + ほんとにリズベルさんの前で…… + す、するんですの?」 +\endtext + +\text +服をはだけさせられながら、 +グリエッタが訊ねる。 +\endtext + +\text +慌てていながらも、 +どこか諦観気味な口調だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「安心しろ。 + 夜は夜できっちりと抱いてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「いわばこれは、前菜という奴だ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それはありがたいのですが……。 + あっ、でもリズベルさんがっ、あっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え? もうですの? + もう入れ……あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +カイムが肉棒を取り出し、露わになった +グリエッタの膣穴にあてがった。 +\endtext + +\text +グリエッタは次に来るであろう快感に +備えて身体を硬くし、リズベルはそれを +赤面しながら見つめている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、あぁんっ! は、入って…… + きますわっ……。 + 中に熱いのがっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +わずかに濡れているだけの膣穴を、 +肉棒がゴリュリとこじ開け、奥へと進む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はふっ……あ、あぁっ!! + す、すごっ……これ、久しぶりですわっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「身体の中に、熱い芯を、 + 打ち込まれたみたいな、感覚……」 +\endtext + +\text +ズププッと、肉棒が膣奥に到達すると、 +グリエッタは歓喜の笑みを浮かべ、 +身体を仰け反る。 +\endtext + +\text +ジクリ、ジクリと、膣粘膜から愛液が +分泌されていき、肉棒を包み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも気持ちよくしてやろう。 + いつも思うが、よく揺れる胸だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +目の前にあるふたつの果実の片方を揉み、 +そして乳首に吸い付く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁんっ…… + カ、カイム様が、私のおっぱい…… + 吸ってっ……あぁっ、いいっ!」 +\endtext + +\text +突然のことで、まだ身体が刺激に +反応しきれていないグリエッタ。 +\endtext + +\text +だが、徐々にではあるが、次第に乳首も +硬くなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「今までに、この立派なものを + 誰かに揉ませたりはしなかったのか?」 +\endtext + +\text +乳首を舐め転がしながらカイムが聞いた。 +\endtext + +\text +するとグリエッタは、艶めかしい声を +漏らしながら、首を横に振る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、あぁんっ! そ、そんなこと…… + させませんわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、この身体は……オーリック家の物……。 + 家を継ぐにふさわしい方でなければ、 + 貞操を許したりは……いたしませんわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「学生時代にもグリエッタさんに言い寄る方 + はたくさんいらっしゃいましたが…… + 私が知る限りでは全て断っておいででした」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 好きな男はいなかったのか? + 貴族ともなれば、許嫁のひとりやふたりは + いよう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁんっ、んっ……か、顔も見たこと + のない許嫁なら、いましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でも、もうその方と会うことは、 + ないですわ。だって……私には、 + カイム様がいますもの」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って微笑み、 +蕩けた表情でカイムを見下ろす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイム様……もう、十分ですわ。 + 私のオマ●コ……もうヌルヌルで、 + 早く……動いてほしいって言ってますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうか。 + ではリズベル、よく見ておくんだぞ。 + グリエッタの乱れ様をな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +腰を上下に動かし始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……恥かしいですわ……。 + リズベルさんに見られるのは、 + 2回目ですわね……」 +\endtext + +\text +頬を赤らめ、 +グリエッタはリズベルに視線を向ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうですね……」 +\endtext + +\text +顔を向けられたリズベルは、 +バツが悪そうに視線を伏せた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私が処女を奪われて + そしてイかされるところを、 + ずっと近くで見ていらっしゃいましたわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……忘れてください……。 + あの時の私は、どうかしていました」 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニュルルッと、肉棒が +ゆっくりとグリエッタの膣内をかき回す。 +\endtext + +\text +グリエッタの言葉通り、すでに膣穴は愛液で +満たされており抽送に全く支障はない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルはマゾだが、 + 同時にサドッ気もあるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ていただろう? 種付けされそうに + なった時のお前を見るこいつの顔を」 +\endtext + +\text +カイムは乳首を吸いながら、 +同時に膣穴を突き上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はいっ……あっ、んんっ!! + いつも無表情なリズベルさんが、 + 私を見下した笑いを浮かべて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、うぅ……すみません……。 + ほんとに、どうかしてたんです……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いえ……いいんですのよ。 + あの時の私は、あなたにとって、 + あぁんっ!! 敵、だったんですから」 +\endtext + +\text +グリエッタはその時の事を思い出して +いるのか、どこか遠くを見つめる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……リズベルさん……。 + どうか、顔をお上げになって? + そして私を、見てくださらない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……は、はい……」 +\endtext + +\text +グリエッタにお願いされ、 +リズベルは顔を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どうかしら……私、 + 女のあなたから見て、私って、 + ど、どう映りますの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +グリエッタにそう問われ、 +リズベルはおずおずといった様子で友達を +視界にとらえる。 +\endtext + +\text +汗を浮かべ、 +松明の灯りがキラキラと反射する。 +\endtext + +\text +その輝きの中で身体をくねらせる +グリエッタは、女のリズベルから見ても、 +とても……美しかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きれい……です……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ほ、ほんと……ですの? + 正直に言って下さって、いいんですのよ?」 +\endtext + +\text +リズベルは首をフルフルと横に振った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、本当に……。本当に、きれいです。 + 目が……離せなくなるくらい、 + とても、魅力的に映ります……」 +\endtext + +\text +熱に浮かされているかのような、 +そんな声音でリズベルは言った。 +\endtext + +\text +友達からの称賛の声に、 +グリエッタは少しだけ照れくさそうに笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ありがとう。 + あなたにそう言っていただけると、 + あはぁっ……とっても、自信が付きますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言うと、 +自らも腰をくねらせ始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ンんっ、はぁっ、はぁっ……。 + リズベル……さんっ、見てっ! + 私のエッチな姿……もっと……」 +\endtext + +\text +グリエッタは扇情的な視線をリズベルに +送りながら、膣穴で肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +カイムも負けじと下から突き上げ、 +鋭く子宮口をえぐった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぁっ、あぁんっ!! + すごっ……あぁっ!! + カイム様のオチ●ポすごいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、どう凄いのだ? + 見ているリズベルにもわかるように + 丁寧に説明してやれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ、そ、そんなの……しなくても……」 +\endtext + +\text +リズベルが慌てふためき、遠慮する。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタはカイムの命令に従って、 +恥ずかしそうにしながらも、今自分の身に +起こっていることを克明に説明していく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はひっ……血管が浮いて、 + すごく、太くなっていて……たぶん今は、 + 私の腕くらいの……太さですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、その太いオチ●ポがっ…… + あっ、ひぃっ……私のオマ●コを、 + 出たり、入ったりして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんな風にな」 +\endtext + +\text +カイムは腰の抽送を速め、 +グリエッタに嬌声をあげさせる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃぃいいっ! はひっ、そうですっ! + そ、そんな風に、激しくっ……オマ●コ + の中をっ……ゴリゴリッて、あヒィッ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ゴクッ……」 +\endtext + +\text +生々しく、卑猥に、 +目の前で性器と性器がぶつかり合う。 +\endtext + +\text +それを見てリズベルは、 +思わず生唾を飲み込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぶっといオチ●ポの更にぶっとい先っぽが、 + ヌルヌルのオマ●コの粘膜を好き勝手に、 + ひ、引っ掻き回してっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ!? あふっ! あはぁぁああっ! + カイム様っ、私っ……だめっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタの肢体が、ビクッ、ビクビクッと +小刻みに痙攣していく。 +\endtext + +\text +そんな状況にあっても +カイムは乳首を舐め転がしながら、 +執拗に膣穴を突き続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、イクのか? + だったらきちんと親友に見てもらえよ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、は、はいっ……! + リ、リズベル……さんっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタの熱のこもった声に、 +リズベルは身体を緊張させている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私っ、今からカイム様の + オチ●ポでオマ●コ突かれて、あはぁっ、 + イッちゃいますのっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、ですからその瞬間を……どうか、 + 見、見ていて、くださいませ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、わかり……ました……」 +\endtext + +\text +異様で卑猥な空気にすっかり呑み込まれた +リズベルは、ぎこちなく、コクリと頷く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひっ……イ、イキます、わっ……! + あぁっ、イク、イクッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは俺も、出すとしよう。 + 親友が種付けされるところを、しっかりと + その目に収めるがいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +ジュルルッと乳首を吸い上げた。 +\endtext + +\text +それと同時に、 +グリュウッと膣粘膜を肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、イクッ、イックゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +リズベルの目の前で、肉棒から膣穴へと、 +精液が受け渡される。 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、リズベルの耳にまで届く +ほど大きな射精音が響く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……あはっ、ひぃぃいいっ! + すごっ……あっ、すごいですわぁっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私のオマ●コがっ、一気に、 + 精液で満たされて、あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +アクメに達したグリエッタは、 +リズベルの前で嬌声を上げる。 +\endtext + +\text +股を開き、涎を垂らし、子種を子宮に +注ぎ込まれるという、 +女として最も無防備な姿を、晒し続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……あ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リ、リズベルさんっ、あぁんっ!! + み、見てくださいましっ……私の、 + 恥ずかしい、姿っ……全部っ……」 +\endtext + +\text +汗を散らしながら、 +グリエッタは浅ましく腰をくねらせ続ける。 +\endtext + +\text +そして肉棒内の精液を、 +膣穴で搾り取るのだった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あふぁ……はぁ、はひ、あぁ……」 +\endtext + +\text +アクメの波が引くと、グリエッタは +身体を弛緩させ、大きく息をつく。 +\endtext + +\text +膣穴からは入りきらなかった精液が溢れ出し、 +床へとしたたり落ちていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、ん……はぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタが種付けされ、絶頂させられる +一部始終を見せつけられたリズベルは、 +耳まで赤くして吐息を乱している。 +\endtext + +\text +太ももを擦り合わせ、もじもじしている +その姿は、まるで小水を我慢しているよう +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ……」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの股間をチラリと盗み見て、 +そこからひとしずくの愛液が垂れ落ちている +のを確認する。 +\endtext + +\text +そして意地の悪い笑みを浮かべ、 +リズベルに話しかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「時に、リズベル」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃっ!? あッ、カイム様っ! + ふあっ、あっ! ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルに話しかけながら、 +カイムはグリエッタの膣穴に肉棒を突き込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、えとっ、は、はいっ…… + な、なんでしょうか……」 +\endtext + +\text +リズベルは膣穴を突かれて喘ぐグリエッタと、 +自分に話しかけてきたカイムとを +交互に見ながら、そう返事した。 +\endtext + +\text("カイム") +「報告がまだ全部済んでいないだろう? + 聞いてやるからさっさと終わらせろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、あっ……は、はいっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは慌てて胸に抱いていた報告書に +目を落とす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、くぅんっ!! カイム様っ、 + 私、イッたばかりで……あはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それがどうした? + おまえのマ●コは、 + もっと欲しいと言っているぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それでは……あの、 + 軍の糧食の備蓄についてですが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これについては近隣の村から、相場の + 1.2倍の値段で買い付けを行うことで、 + 問題の解決に、あ……あたります」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぁっ……ひっ、んんっ!! + ご、ごめんなさいっ……リズベルさん、 + でも、声が、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。多少喘いだところで + リズベルの声は聞こえている。 + それで報告は終わりか?」 +\endtext + +\text +カイムはネチネチと肉棒で膣穴を +えぐりながら、リズベルに訊ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +しかしリズベルは報告書から顔を上げ、 +グリエッタの乱れる姿に視線を向けたまま、 +返事をしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、リズベル? + 俺の話をちゃんと聞いているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ? あ、はっ…… + も、申し訳ありませんっ! + え、えと……次の報告ですが……」 +\endtext + +\text +リズベルは慌てて首を振り、 +報告書に視線を戻す。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタの嬌声、 +性器と性器がこすれ合う音などに反応し、 +どうしてもうわの空になってしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぅっ、んっ……あっ! + カイム様っ……わ、私はもう、 + いいですから……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リ、リズベルさんの報告を、 + 聞いてあげてくださいまし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは優しいな、グリエッタ。 + だが報告を聞こうにも、 + リズベルがああではな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ、はぁ……ん、あ……」 +\endtext + +\text +カイムの視線に先には、 +放心状態のリズベルがいた。 +\endtext + +\text +報告書を持ったまま手を震わせ、 +ジッとグリエッタの身体を見ている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リ、リズベルさん……あはぁっ! + カイム様……リズベルさんを + 最後に抱いたのは、い、いつですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、さぁな。 + 少なくともおまえが魔王軍に入ってからは、 + あまり記憶に無いな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんな……あぁ、リズベルさん……」 +\endtext + +\text +グリエッタは、 +リズベルの股間に視線を向ける。 +\endtext + +\text +太ももには、愛液の滴が幾筋にもわたって +垂れ落ちている。 +\endtext + +\text +その太ももを擦り合わせるたびに、 +ニチャニチャと愛液が糸を引く音が響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「かわいそうだと思うか? + クククッ、ならば自分から言えばいいのだ。 + おまえのように、抱いてくださいとな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +グリエッタの乳輪ごと口に含み、吸い上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、あひっ……んっ、あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +膣穴の入口から奥まで、 +荒々しくかき回される。 +\endtext + +\text +その快感に、 +グリエッタは悲鳴じみた嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +リズベルの手前、感じないようにと +自分に言い聞かせるも、そんな努力は +カイムの肉棒の前には無意味だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、リズベルのことは気にせず、 + 存分にイクがいい、グリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひっ、んっ、あはぁぁああっ!! + リ、リズベルさんっ……あぁっ、 + ごめんなさいっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私だけっ……ひぅぅううっ! + で、でもっ……無理、ですのっ!! + オマ●コこんなっ、かき回されたらっ……」 +\endtext + +\text +時間を追うごとに、グリエッタの身体に +浮かぶ汗の量が増していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ゴクッ……」 +\endtext + +\text +カイムの腰の上で、髪を振り乱してよがる +グリエッタにリズベルは自分を重ね合わせる。 +\endtext + +\text +下腹部が疼き、その疼きは、 +全身へと伝播していく。 +\endtext + +\text +身体が熱を持ち、正常な思考ができなくなる。 +\endtext + +\text +今すぐ犯してほしいと、 +リズベルは思ってしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、んくっ……あっ、あふぅっ! + だめっ、ですわっ……私、またっ!」 +\endtext + +\text +開ききっているグリエッタの足が、 +ビクンッと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、良く締まるマ●コだ。 + おかげで俺も、出そうだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、カイム様のオチ●ポが、 + 太すぎなんですわっ……んっ、あふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、それで、どこにほしい? + 中か、外か? どこに出してほしい?」 +\endtext + +\text +カイムは完全勃起した乳首を、 +舌で舐め転がしながら訊ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁっ、んんっ! あぁ、 + リズベル……さん……ごめんなさい……」 +\endtext + +\text +グリエッタは目をギュッとつぶり、謝った。 +\endtext + +\text +しかし次の瞬間には、大声で懇願する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、中に、種付けしてくださいませっ!! + グリエッタのオマ●コに、カイム様の + 子種を、注ぎ込んでくださいましっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、ハハハハハっ!! + いいぞ、よく言った。それでは望み通り、 + 出してやるっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのマ●コの奥の奥、 + 子宮の中にたっぷりとなっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ゴリュッと肉棒を +荒々しく膣穴に突きこんだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、んぁぁぁぁああああっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは甲高い嬌声を上げながら、 +リズベルが見ている前で絶頂の時を迎えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いっ、イクッ!! + あはぁっ、イクッ、イクゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +精液が再び、 +グリエッタの膣内に注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +子宮口に密着した状態で鈴口からほとばしる +精液は、ゆるくなった子宮口を貫通し、 +子宮内へと入り込んでいく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ、ひぃぃああっ! + は、入ってますわっ! 私の子宮に、 + カイム様の子種がっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは歓喜の表情を浮かべ、 +カイムの精液を子宮で受け止め続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きもちっ、いいっ!! オマ●コに、 + あぁっ!! 種付けされるのがっ…… + こんなに気持ちいいなんてっ……」 +\endtext + +\text +ガクガクと全身を痙攣させながら、 +甘い甘い嬌声を上げていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、ふ……あ……」 +\endtext + +\text +そんな友達を見つめるリズベルの口からも、 +一滴の唾液がしたたり落ちた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、ひっ……ま、まだっ、でてっ…… + ひぁぁああっ!! 子宮が、いっぱい…… + ですわっ、もう、はいらなっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュルルッと、 +子宮が子種で満たされた後も、 +肉棒は精液を吐き出し続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふっ……んっ、あはぁ…… + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ゴボッ、ゴププッと、 +膣穴から精液があふれ出る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁン、もったいない、ですわ……。 + オマ●コから、精液が……出て……」 +\endtext + +\text +アクメの余韻に浸るグリエッタは、 +腰を落として深々と肉棒を咥え込む。 +\endtext + +\text +そして少しでも多く +膣内に精液をとどめようとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +そんなグリエッタの姿を、 +リズベルは羨ましそうな顔で見つめている。 +\endtext + +\text("カイム") +「続きは夜にするとしよう。 + リズベルも、ご苦労だったな。 + もう下がっていいぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、は、はい……」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われ、リズベルはふらふらと +した足取りで、玉座の間を後にする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイム様……。 + あれでは、リズベルさんが可哀そうですわ」 +\endtext + +\text +満足げな表情を浮かべながらも、 +グリエッタは友達であるリズベルを心配する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがあいつはむっつりスケベだからな。 + 自分からセックスして欲しいと言い出す + ことなどまず、ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえとのセックスを見せつけることで + 少しはオープンな性格になってくれれば + いいんだが……なかなかうまくはいかんな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ひとり笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なるほど……そういう事でしたの……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの言葉を聞いて、 +納得したように頷く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でも、ということはカイム様……? + 私を抱いてる時にリズベルさんの + 事を考えていらしたという事になりますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは若干の嫉妬を覚え、 +プクッと頬を膨らませた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは少し、 + 私に対して失礼ですわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんな。この埋め合わせは、 + 夜にたっぷりとしてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +グリエッタの身体を抱きしめるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..0bdc9b3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_14.txt @@ -0,0 +1,1795 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_14") + +\text +カイムにとって、 +リズベルという存在は特別なもの。 +\endtext + +\text +グリエッタの頭の中では、 +そのように認識されている。 +\endtext + +\text +事実カイムはよくリズベルの名前を口に出し、 +その度にグリエッタは内心、 +少しばかりの嫉妬を覚えている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「正直、エッチしてる時に他の女性の名前を + 出すのはルール違反だと思いますの」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの寝室に入るなり、 +幻像石コレクションの入った箱を +引っ張り出した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「まぁ、リズベルさんは女の私から + 見ても可愛らしい方ですから……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様が夢中になるのは、 + わからなくはありませんわ」 +\endtext + +\text +ジャンル分けされた幻像石のひとつを +手に取り、魔力を送り込む。 +\endtext + +\text +すると幻像石が光を帯び、 +記録された卑猥な行為が浮かび上がってくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが、私だって + カイム様にとっての特別になりたいですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なんとかカイム様好みの女になって…… + あら?」 +\endtext + +\text +グリエッタが数個目の幻像石に +手を触れようとした時だった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「? これって……?」 +\endtext + +\text +細かくジャンル分けされている中に、 +とあるカテゴリがある事に気付く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「アナル……? + これは、一体……?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「アナルって…… + あんなところで、何をするんですの?」 +\endtext + +\text +グリエッタは『アナル』カテゴリの中の +幻像石を手に取り、魔力を送った。 +\endtext + +\text +すると、グリエッタにとって信じられない +映像が浮かび上がってくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え……な、なんですの、これ……。 + お尻? これお尻に入ってるんですの?」 +\endtext + +\text +あまりにショッキングな映像に、 +思わず幻像石を落としそうになる。 +\endtext + +\text +グリエッタは幻像石を丁寧に箱の中に +しまうが、そこでもう一つの事実に直面する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ア、アナルにジャンル分けされた + 幻像石の数が、異常に多いですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「つ、つまり……カイム様はお尻でするのが、 + お好きってこと、ですの?」 +\endtext + +\text +グリエッタはゴクリと、生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、だとしたら……大変ですわ……。 + 私そんな知識なんて、 + 全然ありませんもの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でも……お尻でできるようになれば、 + カイム様にもっともっと + 気に入って頂けるってこと、ですわよね?」 +\endtext + +\text +グリエッタはそんな自問自答を繰り返し、 +一つの結論に至る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんだって、 + きっとお尻でできるに決まっていますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私もカイム様の特別になれるように、 + 勉強あるのみ、ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは数個の幻像石を取り出すと、 +箱をもとの場所に戻した。 +\endtext + +\text +そして幻像石を大事そうに握ったまま、 +足早に部屋から出ていった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +それから数日後の夜。 +\endtext + +\text +夜伽を命じられたグリエッタは +カイムの寝室にやってきた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ごきげんよう、カイム様。 + お声をかけていただき、 + 恐悦至極に存じますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのデカい胸と尻を + 無性に揉みたくなってな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタに手招きして +近くに来させると、 +ローブの上から尻を揉んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ♪ + カイム様ったら、少し強引すぎますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがおまえは強引な方がいいんだろう? + もうすでに瞳が潤んできているぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だって……カイム様とこれからセックス + 出来るかと思うと……嬉しいんですもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、可愛いなおまえは。 + では早速……」 +\endtext + +\text +カイムがグリエッタの服を脱がそうとすると、 +彼女はその手をやんわりとつかんで止めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様? + 少し、お聞きしたいことがありますの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ、言ってみろ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい……カイム様って、 + あの、お尻でされるのも……好きですの?」 +\endtext + +\text +真面目な顔でそう訊ねるグリエッタに +小首を傾げたカイムだったが、やがて頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の守備範囲はかなり広いが、 + その中でも尻穴でのセックスは + かなり上位に位置するな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですの、やっぱり……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜそんなことを聞く?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「実は、先日カイム様のコレクションを + 拝見させて頂いていて、気づいたのですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。俺の部屋に勝手に入って + コレクションを見ていたことについては、 + 何も言わないことにするか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「アナルにジャンル分けされた幻像石の量が、 + とっても多かったんですの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そこで数個ほどお借りしまして、 + 今日まで勉強していましたの。 + お尻でセックスをする方法を」 +\endtext + +\text("カイム") +「勉強熱心なのはいいが、それは窃盗だ。 + 街ではそんな事をしないようにな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ご、ごめんなさい……。 + でも、カイム様を驚かせたかったのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あの、カイム様? + 今宵は、私の後ろの処女も、 + あなた様に捧げたく存じます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、だめ……でしょうか?」 +\endtext + +\text +瞳を潤ませ、頬を赤らめながら +グリエッタはカイムを見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、事前に俺の趣味をリサーチする + だけでなくその予習までしてくるとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。おまえの好意、 + ありがたく頂戴しよう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「キャッ♪」 +\endtext + +\text +カイムは半裸になったグリエッタを +抱きあげ、ベッドに歩いていく。 +\endtext + +\text +そしてポスンッとグリエッタを下ろすと、服を脱がせて +大きく尻を突き出させた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、この格好で……いいんですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、それでいい。 + まずは下準備をしなくてはな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、自分の指を舐めた後、 +それをグリエッタの尻へと近づける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、あふ……んっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタの肛門に、カイムの指が触れた。 +\endtext + +\text +茶褐色のすぼまりを撫でると、 +グリエッタはビクッと身体をこわばらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、初々しいな。 + 心配しなくとも、痛くはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体の力を抜いて、素直に楽しめ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい……わ、わかりましたわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って +身体から力を抜こうとする。 +\endtext + +\text +しかし心ではリラックスしようとしても、 +身体は簡単には言うことを聞いてくれない。 +\endtext + +\text +本来排泄するためだけにある器官を指で +弄られているのだから、それも無理はない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、入れるぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……あっ、ンんっ!! + は、はい……どうぞ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +ツプッ……ニュルルルルッと、 +カイムの指が肛門へと入っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、あっ……かはっ、あっ……。 + は、入って、ますわっ……。 + カイム様の、指が……私の、中に……」 +\endtext + +\text +指を1本、第一関節まで入れたところで、 +カイムは動きを止めた。 +\endtext + +\text +ギュウギュウと肛門が指を締め付けていて、 +それ以上奥に入らないのだ。 +\endtext + +\text +力を込めれば入らなくはないが、痛みが伴う。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ指の先端が入ったにすぎん。 + だが、このままではこれ以上は入らんな。 + グリエッタ、力を抜くのだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい……で、ですが、あぁっ……。 + か、身体が……いうことを、あひぃっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。では深呼吸してみろ。 + そしてゆっくりでいい。 + 肛門から力を抜いて行け」 +\endtext + +\text +カイムがそう指示をすると、 +グリエッタは愚直にそれを実行する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、わかりましたわ……。 + はぁ、んっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタが大きく深呼吸を繰り返す。 +\endtext + +\text +すると少しずつではあるが、 +肛門が緩み始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、その調子だ。 + 何も怖がることはない。お前の中に + 入っているのは、この俺の指なのだからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁっ、んっ……カ、カイム様の、指……。 + すぅ、あはぁ……すぅ、んっ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタが数度の深呼吸を繰り返すと、 +肛門はずいぶんと弛緩し、 +指が自由に動くようになった。 +\endtext + +\text +しかし少しでも勝手に動くと、 +またギュッと締まってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、グリエッタ。 + それではゆっくり動くぞ? + 俺を信じて、力を抜くんだぞ、いいな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい……わ、私…… + カイム様を、信じますわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは額に汗を浮かべながら、 +それでも微笑んでみせる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、あっ……んっ、あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +指がズプズプッと、肛門に入っていく。 +\endtext + +\text +第二関節が埋没し、そして最終的に、 +根元まで入り込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、はっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはあまりの圧迫感に、 +声が出せない。 +\endtext + +\text("カイム") +「分かるか? + 俺の指が根元まで入っているのが」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは口を大きく開いたまま、 +コクコクとうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここまで入れば、後はもうおまえが + どれだけケツ穴を締めようと、関係がない」 +\endtext + +\text("カイム") +「思う存分、力を込めていいぞ。 + 俺は俺で、この穴をほじくりまわすからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え……えぇっ? あのっ、カイム様っ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの言葉に驚き、 +後ろを振り返る。 +\endtext + +\text +しかしその直後、肛門が激しく指で +かき回され、グリエッタは再度言葉を失った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ!? あっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ガクガクッと、グリエッタの身体が痙攣する。 +\endtext + +\text +たった1本の指が、 +肛門内で粘膜をひっかいているにすぎない。 +\endtext + +\text +しかしたったそれだけで、 +グリエッタは言葉を発することが +できなくなるほど悶えさせられる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、あぎっ……ひっ、あーーーっ! + あふ……んっ、あぁっ!! あっ!!」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +ベッドの上で尻をくねらせる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを、楽しそうに見下ろしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「良く締まる、いい尻穴だ。 + それでいて奥の方は柔らかく、 + そして温かい」 +\endtext + +\text("カイム") +「粘膜はヌルヌルとぬめっていて、 + 入れるとさぞかし気持ちいいだろうな」 +\endtext + +\text +カイムは肛門を指でほじくりながら +感触を確かめていく。 +\endtext + +\text +しかしカイムのそんな感想を、 +グリエッタは聞いている余裕がない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひっ、あっ、うぁぁぁあああっ!! + あふぁっ、だめっ……あぁっ、イクッ! + 私っ、お尻でっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +グチュグチュグチュグチュッと、肛門を +容赦なくほじくられ続けたグリエッタは、 +予想外の早すぎるアクメの到来に戸惑う。 +\endtext + +\text +それはカイムも同じようで、 +嬉しそうに唇の端をゆがめていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、もうイクのか? + 少し早すぎる気もするが、クククッ、 + まぁいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +肛門内で指をくの字に曲げ、粘膜をひっかく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ、あっ、 + ひぅっ、あーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +それがトドメとなり、グリエッタは呆気なく +初めての肛門アクメを迎えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃんっ!? あっ、ふぁぁああっ! + イクッ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの尿道から、透明な液体が迸る。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、早すぎるアクメに、 + 潮噴きのおまけもつくとは…… + 本当におまえは俺を楽しませてくれる」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぁっ、あっ、あはぁぁああっ!! + だ、だって……これっ、あぁっ!! + きもち、いっ……ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタがアクメしている間も、 +カイムは肛門をほじくり続けた。 +\endtext + +\text +そのおかげで、グリエッタは何度も +潮を噴かされ、アクメを継続させられた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイム様の指がっ、あひぃっ!! + グリエッタの、おしりっ……引っ掻いて、 + あがっ……あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +プシュッ……プシャアッと、 +断続的に潮が迸り、 +ベッドに敷かれたシーツを濡らした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ふぁ……あ、はっ……」 +\endtext + +\text +肛門から指が引き抜かれると、プチュッと +いう音とともに再度穴は閉じられる。 +\endtext + +\text +その卑猥な動きに、 +カイムの肉棒は否応なく反応し、勃起する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、だいぶほぐれたことだし、 + そろそろ入れるとするか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ふぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはアクメの余韻に浸りながら、 +気だるそうにカイムへと振り返る。 +\endtext + +\text +そしてググッと、尻を突き出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、主であるカイム様に…… + 私、グリエッタ=オーリックの + お尻の穴の処女を、捧げますわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どうぞ……御存分に、 + ご堪能いただければ、幸いでございます」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハッ、殊勝な心がけだなグリエッタ。 + では遠慮なく、頂くとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +亀頭を肛門へとあてがった。 +\endtext + +\text +そしてゆっくりと、 +しかし確実に亀頭をめり込ませていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ!? んっ、あぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの切羽詰った声が、 +室内に響き渡った。 +\endtext + +\text("カイム") +「痛いのか、グリエッタ?」 +\endtext + +\text +亀頭がズプリと入り込んだところで、 +カイムは動きを止めた。 +\endtext + +\text +グリエッタは首を横に振り、 +肛門から力を抜いていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ち、違いますわ、カイム様……。 + 痛くは、ございませんの……ただ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただ? なんだ?」 +\endtext + +\text +カイムが訊ねると、グリエッタは唇を震わせ、 +涙声でつぶやく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふ、太すぎ……て、 + あぁっ……不安、なんですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ゆ、指だけでも、あ、あんなに…… + 気持ちよかったのに……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こんな太いオチ●ポを入れられたら、 + ど……どうなるのかって」 +\endtext + +\text +歯をガチガチと鳴らしながら、 +笑うグリエッタ。 +\endtext + +\text +快感への期待と不安が、 +彼女の心の中で渦巻いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、 + なんだ、そんなことを心配していたのか」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの大きな尻に手を置き、 +撫でまわす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……カイム様♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな事は、心配するだけ無駄だ。 + どうせおまえはこれからよがり鳴くことに + なるのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっきり言って…… + これからお前が味わうことになる快感は、 + 指がもたらすそれの比ではない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、うぁ……あ……こ、怖い、ですわ……。 + 私、頭がおかしくなってしまいそう + ですわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、今まで何度も言っているがな。 + 理性など捨てて、おかしくなればよい。 + 俺はそんなおまえが、見たいのだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +尻肉をベシッと一度叩いた。 +\endtext + +\text +そして肉棒の残り半分を、 +一気に肛門へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あは、ひっ……あふぁぁぁぁああああっ! + カイム様っ、ひっ、カイム様ぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ヌルルッと肉棒が入り込んだかと思えば、 +次の瞬間にはズルルルルッと +引きずり出されていた。 +\endtext + +\text +そしてまた次の瞬間には、ニュルルルッと +強引に直腸粘膜を亀頭がえぐった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、お尻の中にっ、 + カイム様のオチ●ポがっ、ひぁっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「出たり、入ったり、あぁっ!! + お尻が、熱いぃっ!! + お尻の穴が、やけどしちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、 + この程度で焼けるわけがなかろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのケツ穴の中はこんなにも + ヌルヌルしているのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの腰をガシッとつかみ、 +ゆっくり肉棒を出し入れしていく。 +\endtext + +\text +肉棒が出ていく際には直腸粘膜までもが +引きずられ、桃色のそれが露出する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぐっ、あひぃぃぃいいいっ!! + んぁっ、ふっ……あっ、はっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは歯を食いしばり、 +凄絶なアナルセックスの刺激に耐えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? + なにも我慢する必要はないのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「思うさま、快楽を貪れ。 + それはおまえに与えられた特権だからな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぎっ、でもっ……あふぁぁああっ! + わ、私はっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +根元まで突き込まれた肉棒が、 +ヌリュリュッと引き抜かれていく。 +\endtext + +\text +亀頭が直腸粘膜を引っ掻き、 +その刺激にグリエッタは肢体をのけぞらせ、 +震えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぁぁぁああああっ!? あひ、ひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ほれほれ、 + もっと可愛らしい声を上げてみろ」 +\endtext + +\text +カイムは楽しそうに +腰をリズミカルに動かす。 +\endtext + +\text +その度に、グリエッタの口から +愛らしい嬌声が上がった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「きゃふぅっ、あっ、あはぁんっ!! + わ、私っ……貴族っ、ですのにっ! + こ、こんなっ……こんなっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはシーツをぎゅっと握りしめ、 +口から涎を垂らす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お尻のセックスで、 + こんなにっ、感じるっ、なんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが言い出したことだぞ? + 素直に認めるのだな、 + 自分が尻穴で感じる変態だと」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃっ! わ、私はただ、 + カイム様に、初めてを捧げたいと…… + お、思っただけなんですぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。クククッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女をささげるだけだったはずが、 + 予想外に感じてしまって + 困惑しているというわけか」 +\endtext + +\text +カイムは忙しなく収縮する肛門を突きあげる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁんっ、あっ、くぅっ……。 + だ、だめっ……私、 + あっ、ふぁっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが戸惑う事はない。 + おまえがそういう女だったというだけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴族であろうが、所詮は女。 + おまえがケツ穴で感じる淫乱お嬢様だった、 + ただそれだけのことだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、肉棒の抽送を速める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ……はっ、あぁんっ!! + すごっ……奥までっ、串刺しに、 + あひぃっ!!」 +\endtext + +\text +しわが伸び切るほどに肛門が拡張され、 +内部をえぐられる。 +\endtext + +\text +敏感な直腸粘膜が +苛烈な肉棒の出入りを受ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ふぁ……んっ、あぁっ!! + ゆ、指よりっ……すごっ、いぃっ!! + ほんとに、あぁっ、きもち、いっ……」 +\endtext + +\text +全身に、快感が伝播していく。 +\endtext + +\text +初めて味わう肛門での快感に、 +グリエッタは加速度的に酔っぱらっていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、んっ、お尻っ、すごっ……。 + カイム様のオチ●ポで……ああっ、 + もっと……かき回してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは、アナルで快感を +得てしまっている自分をついに認めた。 +\endtext + +\text +カイムはそんなグリエッタを見下ろしながら、 +上機嫌に腰を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハッ、いいとも、かき回してやろう。 + おまえが満足するまで、 + 何度でも突いてやるっ!!」 +\endtext + +\text +汗の浮かんだ尻を掴み、 +激しく肉棒を突き込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いっ、いぃっ!! + あっ、そこっ、そこ良いですぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +肛門入口はきつく、そして奥の方は柔らかい。 +\endtext + +\text +グリエッタの肛門の感触に、 +カイムは心の中で唸る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーーっ! + オチ●ポの先が、お尻の中で、 + 引っかかって……あひっ、ぎぃっ!?」 +\endtext + +\text +肉棒先端のエラが、 +ゾリュッと直腸粘膜をひっかいた。 +\endtext + +\text +その直後、 +グリエッタの下半身から力が抜けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひぃっ!? あっ、うぁっ……。 + きもち、いっ……あはぁっ! + アナルセックス、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、確かにケツ穴でのセックスは + 前の穴でのそれに劣るものではないが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初からこんなにも感じる女は珍しい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうなんですのっ!? + でも私っ……あぁっ、本当にっ……」 +\endtext + +\text +ギュッ、ギュウッと、 +肛門が肉棒を締め付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、別におまえが嘘をついていると + 疑っているわけではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなのは、 + おまえの反応を見ていればわかる事だしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまるところ、おまえが淫乱で、 + そして俺との身体の相性がいい + ということに尽きるのだろう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、相性……? あ、あはぁ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですわ……私と、 + カイム様の身体の、相性が…… + よすぎるのですわっ!!」 +\endtext + +\text +掴まれた尻を卑猥にくねらせ、 +グリエッタが嫣然とした視線をカイムに送る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふっ、んぁっ!! あっ、あぁっ!! + カイム……様っ、あぁんっ♪」 +\endtext + +\text +ギュムムッと肛門がすぼまり、 +肉棒が押し出されそうになる。 +\endtext + +\text +カイムは肉棒に力を込め、 +グチュリと腸奥へとねじ込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、くぅぅぅあああっ!! + イ、イキそう、ですのっ…… + 私またっ、お尻で、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。 + では俺も、中に出すとしようか」 +\endtext + +\text +カイムはベッドの上で片膝を立て、 +上から下に鋭い角度で肉棒を突き込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、来てっ♪ 来てくださいましっ♪ + グリエッタのお尻にっ、カイム様の精液を + 吐き捨ててくださいましっ!!」 +\endtext + +\text +グプッ、グポッと下品な音を立て、 +肉棒が肛門をえぐる。 +\endtext + +\text +そんな淫猥な音に理性を溶かされつつ、 +グリエッタは嬌声を漏らし続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、イクッ……あひぃっ!! + お尻で、あぁっ、イクッ、イクッ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が激しく腸奥の壁を突き上げた。 +\endtext + +\text +その直後、グリエッタの肢体は +弓なりに仰け反り、アクメの時を迎える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュルルルルッと射精音が響き、 +直腸内に白濁液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +精液の熱さと量にグリエッタは驚くも、 +すぐに表情を蕩かせ、甘く鳴いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁぁああんっ♪ + すごいですわっ、お尻にっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いっぱい、カイム様の精液が、 + 流れ、込んでっ……」 +\endtext + +\text +濃厚な子種が直腸を満たし、 +そしてさらに奥へと流れ込んでいく。 +\endtext + +\text +膣穴とは違う精液の動きに、 +グリエッタは身体をこわばらせる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁっ……な、中の方まで、 + 流れ込んできますわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私のお腹の中が…… + カイム様ので、いっぱいにっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタのアクメの余韻が引いたのちも、 +肉棒は射精を続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くふ、あっ……あ、ふぁ……」 +\endtext + +\text +排泄器官に肉棒を入れられ、絶頂に達した +グリエッタは、汗だくになりながら肩で息を +している。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? + 生まれて初めての、アナルセックスは?」 +\endtext + +\text +絶頂後のアナルの感触を楽しみながら、 +カイムがそう訊ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、ん、あはぁ……最高、でしたわ……。 + こ、こんなに、気持ちいいなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、気に入ってもらえて何よりだ。 + ところで、どうする? + 俺のチ●ポは、まだ硬いままだが」 +\endtext + +\text +精液を含み、滑りがよくなった肛門に +ズリュリと肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁン♪」 +\endtext + +\text +するとグリエッタは甘く一声鳴いた後、 +舌で唇を湿らせ、囁くように言う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぜ、ぜひ♪ + もう一度お願いいたしますわ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ + ではどうすればいいか、わかるな?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言ってうなずくと、 +尻を高く突き上げ、 +自分の手で尻肉を割り開いた。 +\endtext + +\text +そして媚を売るような目をカイムに向け、 +尻を振りながら懇願する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「グ、グリエッタのお尻の穴で、 + もう一度セックス、してくださいませ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様のそのぶっといオチ●ポを、 + どうか、どうか……淫らな私に、 + お恵み下さいませ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、いいぞグリエッタ。 + だいぶ俺好みの女になってきたな」 +\endtext + +\text +カイムは勃起したままの肉棒を +ズルルッと一度引き抜くと、 +そのまま間髪入れず、腸奥に突き込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぅっ……んっ、あぁっ!! + さっきより、あぁっ……深いぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「注ぎ込んだ精液で + 滑りがよくなっているからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま一気にイかせてやるぞ、 + グリエッタ」 +\endtext + +\text +両手でガシッとグリエッタの腰を掴みなおし、 +渾身の力を込めて肛門を突く。 +\endtext + +\text +反り返った雄々しい肉棒に肛門をえぐられ、 +グリエッタはあられもない声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぅっ、あっ……あはぁぁぁあああっ! + あ、ありがとっ……ございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イ、イかせて、くださいませっ!! + グリエッタをアナルセックスで、 + 気持ちよくしてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +肛門を肉棒がかき回すたびに、 +白い精液が掻き出される。 +\endtext + +\text +ポカリと開いている膣穴からは +同じくらい白い愛液が滴り、 +精液と一緒になって下へと垂れる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ……いいっ、いいですぅっ!! + カイム様のオチ●ポ、 + とっても気持ちいいですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お尻の穴を、ゴリゴリッて、 + 削って……あひぃぃぃいいいっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のコレクションを見たのだろう? + そこに映っていた女は、 + 尻穴をそんな風に呼んでいたか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あっ……あはぁっ……♪ + わ、私に……そ、そんなはしたない + 言葉を、言わせるおつもりですの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、既にチ●ポなどと言ってる女が、 + いまさら何を気にする必要がある?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、グチュリと肉棒を +根元までねじ込み、浅く出し入れを繰り返す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ……あっ、あっ、あっ♪ + わ、わかりましたっ、い、言いますっ、 + 言いますわっ!!」 +\endtext + +\text +直腸越しに、 +薄壁の向こうの子宮を亀頭で小突く。 +\endtext + +\text +身体の中心を揺さぶられ、 +グリエッタはその快感にたまらず声を上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ケ、ケツ……穴、ですわっ!! + カイム様のオチ●ポが私のケツ穴を、 + ゴリゴリッて、えぐってますのぉっ!!」 +\endtext + +\text +高貴な生まれと育ちのグリエッタの口から、 +一際下卑た言葉が飛び出す。 +\endtext + +\text +彼女がそれを口にしたということは、 +調教がもう1段階進んだことを意味する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、おまえのような高貴な女が + その言葉を口にすると、一層興奮するな」 +\endtext + +\text +カイムは太い肉棒を更に太くし、 +ズボズボと肛門を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あぁっ!! カイム様が、 + 言わせたのですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、この私に、 + 貴族であるこの私に、アヒィッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだ。 + この俺が、おまえにそう命じた」 +\endtext + +\text +小刻みな抽送をやめ、 +再度荒々しい突き込みに切り替える。 +\endtext + +\text("カイム") +「そしておまえは、その命令に従った。 + なぜだ? なぜ人間の貴族であるおまえが、 + 魔王である俺の命令を聞く?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それはっ……あくっ、ひぃっ!?」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒はグリエッタの腕の太さに +等しい。 +\endtext + +\text +そんな太さの肉棒に肛門を荒々しく突かれ、 +グリエッタは思考を巡らせることすら +億劫になるほどの快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あなたがっ……あなた様こそが、 + この私の主だからですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私のすべてをささげるに値する、 + 王だからですわっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは嬌声とともに、そう叫んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そのあなたが……命じられたなら、 + 私、なんだって致しますっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「股を開いて、お尻を差し出すことだって、 + 喜んで、させていただきますぅっ!!」 +\endtext + +\text +シーツに涎の染みを作りながら、 +グリエッタは大声で誓う。 +\endtext + +\text +肛門はその言葉を裏付けるかのように、 +肉棒を締め付け、精液を搾り取ろうとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これからは……オマ●コでも、ケツ穴でも、 + カイム様がお望みの時に、 + 好きなだけ……お使いくださいませぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハーッハッハッハッ!! + 可愛い奴め。 + だがそれでこそ、俺の下僕だ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、下僕っ♪ はひっ…… + グリエッタはカイム様の下僕ですっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どうかっ、どうかこれからも、 + 可愛がってくださいましっ!!」 +\endtext + +\text +汗を散らしながら、グリエッタが乱れる。 +\endtext + +\text +金色の髪がベッドに広がり、 +キラキラと輝いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「言われずとも、そのつもりだ。 + こんな具合のいい穴を、 + 俺が手放すはずがなかろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「例えおまえが嫌だと言っても、 + 俺はおまえを犯し続けるぞ!」 +\endtext + +\text +射精が近いのか、 +カイムは亀頭を膨らませて肛門をえぐる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、ひっ、あひぁぁああっ!! + 嬉しい、ですわっ♪ あっ、ンんっ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様っ、私、もうっ…… + イキそうですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、中にっ、またグリエッタのケツ穴に、 + オチ●ポの汁、 + いっぱい注いで下さいましっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、くっ…… + ちょうど俺も、限界が来たところだ」 +\endtext + +\text +直腸内で肉棒がヒクヒクと跳ねる。 +\endtext + +\text +血管が浮き上がり、 +今にも鈴口から精液が飛び出そうとしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「出してやるぞ……! 腹の中が + いっぱいになるまで、浣腸してやるっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、あはぁぁぁあああんっ!! + し、してっ、くださいっ!! 浣腸…… + 私のケツ穴に、いっぱいぃっ!!」 +\endtext + +\text +同じくアクメが近づいているグリエッタは、 +肛門を無意識に収縮させている。 +\endtext + +\text +きつく締まれば締まるほど、 +粘膜はえぐられる。 +\endtext + +\text +そして快感は増し、絶頂がさらに近づく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃっ、いっ、イクッ!!! + ケツ穴で、わらくひっ……あひぁっ……」 +\endtext + +\text +その快楽のスパイラルに +どっぷりと浸かったグリエッタは、 +呂律が回らなくなった舌で喘ぎ鳴く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イクッ、イグッ……。 + ケツ穴イクッ……オチ●ポで掘られて、 + イッちゃいますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「グッ、オオッ!!」 +\endtext + +\text +絶頂に達したグリエッタの肛門に、 +カイムが力任せに肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひっ……んっあーーーーーーーーっ! + イクッ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +すっかり肛門でアクメすることを覚えた +グリエッタは、恥も外聞もなく嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +涙を流し、涎を垂らし、 +汗にまみれながらアクメするその姿は、 +とても妖艶で、そして美しかった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、はっ、ひぎぃぃいいっ! + ケツ穴、あはぁっ……ほじくったら、 + あっ!! らめっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イッてる時に掘ったら、らめぇっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタは猫なで声でそう言うが、 +カイムはそれを無視し、 +射精しながら肛門を突く。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがダメなものか。 + ギュウギュウと締まって、 + 肉棒を締め付けてくるではないか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、だって……気持ちいい、 + んっ、ですものっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ケツ穴が勝手に、 + オチ●ポしぼっちゃうんですのぉっ♪」 +\endtext + +\text +ビュクビュクッと、射精は続く。 +\endtext + +\text +グリエッタは恍惚の表情を浮かべながら、 +ビクンビクンッと、 +断続的に肢体を痙攣させていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぅ、あっ♪ は、はふぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒を引き抜いた途端、 +中に注ぎ込んだ精液が溢れ出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「や、あぁん……♪ は、はずか、し……」 +\endtext + +\text +口ではそう言いながらも、 +腰をくねらせながらグリエッタは精液を +ひり出し続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、グリエッタよ。 + いつもより感じていたのではないか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……。 + そ、そうかもしれませんわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お尻でセックスするのが、 + こ、こんなにも気持ちがいいなんて……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私、 + 病み付きになってしまいそうですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、おまえがよければまたしてやる。 + 我慢できなくなったら、また来るがいい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁ、はひ♪ その時は…… + お、お願い、致しますわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはベッドの上でぐったりと +しながら、幸せそうに微笑むのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..8ab99c9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_15.txt @@ -0,0 +1,2572 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_15") + +\text("グリエッタ") +「ふんふ~ん、ふ~ん、ふふ~ん♪」 +\endtext + +\text +カイムの部屋に呼ばれたグリエッタは、 +鼻歌混じりに服を脱いでいる。 +\endtext + +\text +これから抱いてもらえるとあって、 +すこぶる上機嫌だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶんとご機嫌だな、グリエッタ? + 何かいいことがあったか?」 +\endtext + +\text +カイムはベッドに腰掛け、 +グリエッタを見て笑っている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、そう見えます?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうにしか見えん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ♪ + えぇ、たくさんいいことがありましたわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは服を脱ぐ手を止め、 +瞳をキラキラと輝かせながら話し始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「今日はリズベルさんとお昼をご一緒 + いたしましたわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「スパッキオさんもいらして、 + 色々と興味深いお話が聞けましたの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「魔物の生態とか、習慣とか、 + そういうのって、滅多に聞けるものでは + ないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、普通に暮らしていては + まず聞く機会はないだろうな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私、思いましたの。 + 人間も、魔物も、外見の差異こそあれど + それ以外に違うものなど何もないのだと」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様、 + 私……ここに来てよかったですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは笑顔を消して、 +神妙な顔でそう言った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私の世界が、 + パァッと開けた気がいたしますの」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。では今おまえが見えている世界を、 + 今度は広げていく番だな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい。そのためなら私、 + この身を投げ打つ覚悟ですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、その意気やよし」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、おまえの命は俺のものだ。 + 例えおまえ自身であろうと捨てさせはせん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様……♪」 +\endtext + +\text +グリエッタは頬を紅潮させ、乙女の顔に戻る。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえば、 + おまえが俺のもとに来て、もう結構経つな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい。カイム様にお呼びいただいた回数も、 + もう2ケタを超えますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、もうそんなになるか。 + 以前リズベルの奴がな、 + おまえのことを話していた」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんが、ですの? + な、なんておっしゃってました?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……気になるか? + さて、どうするかな……」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑い、もったいをつける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、おっしゃってくださいまし。 + 私気になって眠れませんわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハ、おまえはリズベルのことになると + 途端に子供っぽくなるな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だって、リズベルさんは + 私の親友にしてライバルですもの。 + 彼女からの評価は気になりますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + では教えてやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「『とても助かっている』と、 + そう言っていたぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの魔術に関する知識は、 + 戦略を組み立てる際に随分役立つそうだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですの……。 + リズベルさんが、私を、そんな風に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつは何でも自分でやろうとする。 + あいつを見ていると、 + たまにひやひやすることもある」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が手伝ってもいいが、それでは逆効果だ。 + あいつは俺のために、夢のために、 + つい無理をしてしまう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、おまえに頼みたい。 + リズベルの支えになってやってくれ。 + あいつが倒れないよう、見てやってくれ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……カイム、様……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、グリエッタは胸をうたれる。 +\endtext + +\text +カイムがリズベルのことを話すと、 +今までは嫉妬の感情が少なからず +湧き起っていた。 +\endtext + +\text +しかし今は違った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +(カイム様が私を、 + 頼ってくださっている……) +\endtext + +\text +身体の奥底から、力が湧いてくる。 +\endtext + +\text +元気が湧いてくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「もちろん、お任せあれ、ですわ。 + リズベルさんはあれで + 少々抜けているところがありますからね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私が適切にサポートいたしませんと。 + リズベルさんって学生時代はですね……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの隣に座ると、 +共に学生だった頃の話を始める。 +\endtext + +\text +お互いに接点はあまりなく、 +話す機会も少なかったが、どこかで繋がって +いるように思えたこと。 +\endtext + +\text +競い合い、時に協力し合う +心地よい関係だったこと。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは本当に、 + リズベルが大好きなのだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい♪」 +\endtext + +\text +グリエッタは満面の笑みでそう答えた。 +\endtext + +\text +カイムもグリエッタの笑顔を受け、 +表情をほころばせる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ごめんなさい、私の事ばかり。 + 夜伽に来たんですものね、 + しっかりご奉仕しなくては」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わん。 + おまえ達の昔の話が聞けて面白かったぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、それでは……この瞬間からは、 + 今の私を知る時間にいたしましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、一体なにをしてくれるのかな?」 +\endtext + +\text +そう訊ねられたグリエッタは、 +乳房をさらけ出して、 +カイムの股間へと手を伸ばす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「まずは……私の胸とお口の感触を、 + 味わっていただきますわ。 + この、オチ●ポで♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ……それは楽しみだ。 + ではお願いしようか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベッドに仰向けになる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はいな♪ + 天国を、味わわせて差し上げますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ……リズベルさんでは、 + こんなことはできないでしょう?」 +\endtext + +\text +グリエッタは豊かな双丘で肉棒を挟んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、揉んだときにも思ったが、 + 柔らかくていい感触だ」 +\endtext + +\text +カイムは素直にグリエッタの乳房の感触を +褒めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ありがとうございます。 + こういうの、『パイズリ』と + いうのですわよね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様の幻像石を見て、覚えましたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは本当に勉強熱心だな。 + リズベルにも見習ってほしいものだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あの方は、まだまだ色んな部分が + 未発達でいらっしゃいますから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でも、そこが可愛らしいんですけど」 +\endtext + +\text +グリエッタは自分の胸を手で鷲掴みにし、 +胸の谷間に挟んだ肉棒を擦る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁ……とっても、熱いですわ……。 + カイム様のオチ●チン……すごく……」 +\endtext + +\text +グリエッタは頭を出した肉棒を見つめながら、 +恍惚の吐息をつく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、このオチ●ポで、 + リズベルさんの処女も奪ったんですの?」 +\endtext + +\text +グリエッタの問いに、 +カイムは自慢げにうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。 + 最初は痛がっていたが、 + 最後にはイかせてやったぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふふっ……私と、同じですわね♪ + このオチ●ポで、純潔を……あはぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは初めてカイムに犯された日の +ことを思い出しながら、肉棒に奉仕する。 +\endtext + +\text +肉棒は見る間に勃起していき、 +グリエッタの目の前でビクビクと跳ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……すごいですわ……。 + いつ見ても……たくましい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + おまえも、いつ見てもいい女だぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら? ご冗談を。 + 最初のころは、私のことなど + 眼中になかったじゃありませんの」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、あれか……クックックッ……」 +\endtext + +\text +カイムは笑う。 +\endtext + +\text +突然の笑いに、グリエッタは困惑した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ど、どういたしましたの? + 私、何か面白いこと言いまして?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに、実を言うとだな……」 +\endtext + +\text +カイムはすべてを話す。 +\endtext + +\text +初めて会った時、グリエッタに興味がないと +言ったのは、嘘だということ。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタはプライドの高い女であり、 +普通の方法では堕ちないだろうと思っていた +事。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それじゃあ……私のこと、 + 最初から手に入れるおつもりでしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。犯したい気持ちを + 抑えるのに、ずいぶんと苦労したぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁその分、いざ犯せるとなった時の + 興奮は大きかったがな」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの話を聞きながら、 +乳房を揺する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……そうでしたの」 +\endtext + +\text("カイム") +「怒ったか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……いいえ? むしろ、嬉しいですわ。 + そうですの、私の事、最初から……」 +\endtext + +\text +グリエッタはクスッと笑うと、 +目の前の肉棒に舌を這わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「嬉しいから、舐めちゃいますわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「レロッ……ピチャ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text +舌全体を使って、 +唾液を塗りつけるように肉棒を舐める。 +\endtext + +\text +汗に濡れた乳房に包まれ、 +擦られる快感と相まって、 +カイムの背筋はゾクゾクと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、騙されていたと知って喜ぶとは。 + なにがそんなに嬉しいのだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だって私、カイム様のものに + していただいた後も、ずっとそのことが + 気になっていましたの」 +\endtext + +\text +舌から垂れ落ちた唾液が、 +トロリと糸を引き、胸の谷間に落ちていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は所詮、背伸びしなくては + カイム様の目に魅力的に映らないのだと。 + そう思っていましたから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな事はない。おまえはいい女だ。 + 外見だけではない、心までもが美しい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんな…… + それはいささか、褒め過ぎですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ジュル……レロ、ピチャ……チュッ。 + 私、ずっと……リズベルさんに + 嫉妬をしていたのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私が、リズベルさんに負けるはず + がないと……。リズベルさんにしてみれば、 + 失礼な話ですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、あいつのことは好きなのだろう?」 +\endtext + +\text +肉竿をしごき、亀頭を舐める +グリエッタの頭を、カイムは撫でる。 +\endtext + +\text +くすぐったそうにしながら、 +グリエッタはうなずいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひ……ピチャッ、ジュルルッ…… + 大好き、ですわ……。でも好きだからこそ、 + 負けたくないのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「同じ学び舎で育った仲間同士、 + その目的も、同じだと思ってましたわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、リズベルは俺を担ぎ上げ、 + 魔王軍を立ち上げた」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい。正直……裏切られた思いでしたわ。 + リズベルさんを、恨んだりもしましたわ。 + クスッ、そんな筋合いはどこにもないのに」 +\endtext + +\text +グリエッタは自嘲的に微笑み、 +視線を伏せた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんな黒い部分を私は + 持っていますの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんな私の、ヂュルッ、んはぁ……。 + 心がきれいだなんて、 + そんな事、ありえないのですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「一点の曇りも無い、 + まっさらな心などあるものか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え……」 +\endtext + +\text +カイムはベッドに寝転び、天井を見上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「清濁併せ持つ。それが心だろう。 + 嫉妬に駆られて拗ねるおまえも、 + 俺は大好きだぞ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +グリエッタは胸の中が温かくなるのを感じた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、んっ……カイム、様……♪ + わ、私も……カイム様のこと、 + お慕い申しておりますわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「普通は、騙した俺を怒るはずなのだがな」 +\endtext + +\text +カイムが呆れ顔でそう言うと、 +グリエッタは首をわずかに横に振った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それだけ、私のことを欲して + くださっていたということでしょう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなた様にそんなに求めていただいて、 + 私……女としても、魔術師としても、 + 喜びを感じておりますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは涎滴る舌を更に突き出し、 +肉棒を舐める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、あはぁんっ…… + いやらしい、音……」 +\endtext + +\text +唾液と汗が、胸の谷間を濡らしている。 +\endtext + +\text +その濡れた谷間で肉棒を擦るたび、 +ニチャ、ニチュッと卑猥な音を立てる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁ……オチ●ポの先から、 + ヌルヌルしたのが、出てきましたわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは舌の先で、 +鈴口をほじくるようにして舐める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……上手くなったな、グリエッタ。 + 最初のころに比べると、まるで別人だ」 +\endtext + +\text +カイムにテクニックを褒められ、 +グリエッタは喜ぶ。 +\endtext + +\text +上目づかいでカイムのことを見つめながら、 +大きな乳房と舌とで肉棒を責めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様に気に入っていただける女に + なるために、必死に勉強しましたもの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「チュルッ……ピチャ、んはぁ……。 + わ、私……カイム様のためなら……」 +\endtext + +\text +カイムのために、 +グリエッタはかつて尻穴の処女まで捧げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何でも、しますわ……。 + ジュルッ、チュッ……レロレロ、あふぅっ」 +\endtext + +\text +ジクジクとにじみ出る先走り汁を、 +グリエッタは美味しそうに舐める。 +\endtext + +\text +そして乳房を両手で中央に寄せ、 +肉棒を圧迫しながら上下に擦る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コも、お尻の穴も、お口も、 + おっぱいも……すべてを、 + カイム様に捧げますわ……」 +\endtext + +\text +肉棒から立ち上るのは、雄の匂い。 +\endtext + +\text +雌であるグリエッタが身を焦がす、 +強烈なフェロモン。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、んっ……ピチャ、ヂュルッ……。 + レロレロっ、んはぁ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「好き、大好き……ですわ。 + カイム様、カイムひゃま……あぁん……♪」 +\endtext + +\text +身体をくねらせ、 +グリエッタは扇情的な甘い声を漏らす。 +\endtext + +\text +生温かな吐息が肉棒をくすぐり、 +肉棒がビクビクと痙攣する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ、あはぁ、すごい、 + 匂いですわ……。オチ●ポの先から出る + このお汁……私、大好きですわ……」 +\endtext + +\text +鈴口にキスするかのごとく、 +チュッと唇をくっつける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「チュルルルルルッ……」 +\endtext + +\text +そしてそんな音を立て、先走り汁をすする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、……すごく、びくびくしてますわ♪ + でますの? オチ●ポから精子、 + 発射しちゃいますの?」 +\endtext + +\text +グリエッタは楽しそうに、 +笑いながらそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「んくっ……あ、あぁ……出るぞ」 +\endtext + +\text +ベッドに横になったカイムは、 +グリエッタにすべてを任せている。 +\endtext + +\text +それが嬉しくて、 +グリエッタは張り切って乳房を揺すった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それでは、わ、私の顔に…… + ぶっかけてくださいましっ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私、 + 精液で身体を汚されるのが大好きですの♪ + 征服された感じがして……あはぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは呆けた表情でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、かけてやる。 + そのまま、舐めて、擦れ。 + うぐっ……もう少しだ、もう少しでっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁっ、ンチュッ……ピチャ、ヂュルッ! + イッてくださいましっ! + 私のパイズリと、お口で……」 +\endtext + +\text +グリエッタの舌が、尿道をほじくる。 +\endtext + +\text +それと同時に、絹の様に滑らかな胸の谷間が、 +肉竿をニュルルッと擦り上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、んっ……あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒の先から、精液が迸った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、あぁっ!! すごい勢いですわっ! + んぷぁっ、あはぁっ……素敵っ、 + もっと、出してくださいましっ!」 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュルルッと、 +鈴口から白濁液が出て、グリエッタの顔を +塗りつぶしていく。 +\endtext + +\text +グリエッタは顔をそむけることなく、 +恍惚の表情で精液を浴びた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、精液いっぱい、ですわっ……。 + すごい、におい……たくましい雄の、 + 雌を孕ませる、子種の匂い……」 +\endtext + +\text +精臭が鼻腔を焼き、 +グリエッタの理性をも蕩かしていく。 +\endtext + +\text +下半身……特に子宮が疼いたグリエッタは、 +精液を浴びながら腰をくねくねと動かす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「匂いだけで……あはぁ、 + 妊娠、しそうですわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは完全に、 +精液の熱さと匂いの虜になってしまっている。 +\endtext + +\text +なおも発射される精液を、 +グリエッタは嬉々として受け止め続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……ん、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +射精が止んだころには、 +グリエッタの顔や髪、そして胸は、 +精液でドロドロになっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……良かったぞ、グリエッタ。 + すまんな……少々出し過ぎた」 +\endtext + +\text +カイムは上半身を起こすと、 +ベットリと精液にまみれたグリエッタに +謝った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いえ……とんでもない、でひゅわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは視線の定まらない +うっとりとした顔で、つぶやく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私の身体は、 + すべて……カイム様の、ものですもの……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「顔も、髪も、胸も……あはぁ、オマ●コも、 + お尻の、穴も……」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言うと、 +カイムに視線を投げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、お次は……宜しければ、オマ●コと + お尻の穴……あはぁ、ケ、ケツ穴を…… + 両方味わってみませんか?」 +\endtext + +\text +グリエッタの提案に、 +カイムはにやりと笑ってうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それも一興だな。ではそこに手をついて、 + こちらに尻を向けろ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はい……分かりましたわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの命令通り、 +立ち上がって尻を突き出す。 +\endtext + +\text +そして肩幅以上に大きく股を開き、 +肉棒の挿入を待った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、これで……宜しいですか?」 +\endtext + +\text +グリエッタは自分で尻肉を掴み、 +グイッと開いてみせる。 +\endtext + +\text +茶褐色の肛門と、そして桃色の膣穴とを、 +カイムの目の前に惜しみなく晒した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、私…… + 今、すごい格好してますわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「下品に股を開いて……。 + 自分でオマ●コまで、開いて……」 +\endtext + +\text +グリエッタは自らの格好を眺め、 +耳まで赤く染めた。 +\endtext + +\text +そして膣穴と肛門とをヒクヒクと震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、由緒あるオーリック家の + 令嬢とは思えんふしだらな姿だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが気位の高いおまえが自分で股を開く + 姿は、俺をこの上なく興奮させる」 +\endtext + +\text +カイムは射精したばかりの肉棒を +しごきながら、笑った。 +\endtext + +\text +そしてその先端で、ニチュッ、ヌチュッと +膣穴と肛門とをくすぐる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁんっ! + じ、焦らさないでくださいませ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、一気に……オマ●コでも肛門でも、 + どちらでもいいですから……。 + ズプゥッて串刺しにしてくださいませっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの腰に尻を押し付け、 +挿入をせがんだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、淫乱な雌犬め。 + そんなにこれが欲しいか」 +\endtext + +\text +クチュッと、すでに愛液で濡れた膣穴に +肉棒をあてがう。 +\endtext + +\text +すると、グリエッタはそれだけで +ガクガクと膝を震わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、は、はひっ……。 + ほしいっ、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「淫乱な雌犬のグリエッタは、 + ご主人様のぶっといオチ●ポが + 欲しくてたまらないんですぅっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタはツププッと、 +自分から尻を突き出し肉棒を入れようとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ、だから……お願いしますっ!! + 下さいっ! オチ●ポ下さいっ、 + オチ●ポっ、オチ●ポぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは期待に満ちた瞳をカイムに向け、 +声を枯らさんばかりに卑猥な言葉を叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ククッ、ハハハッ! + 良いだろうっ、入れてやるっ!! + 雌犬のマ●コに俺のものをくれてやるっ!」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌にそう言うと、 +腰をグイッと前に突き出した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃぃいいっ! あっ……あはぁっ!」 +\endtext + +\text +ニュルルルルッと、膣粘膜をこじ開けて +亀頭が子宮口にキスをした。 +\endtext + +\text +膣内に溜まっていた愛液が肉棒の侵入に +よって行き場を失い、胎外へと押し出される。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひっ……んっ、あはぁぁああっ! + ありがとっ、ごっ、ございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コにオチ●ポ入れていただいて、 + グリエッタは、幸せですっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの膣肉は、 +今までの調教によって突きほぐされ、 +柔らかく肉棒を包み込んでくる。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタが力を込めれば、即座に +肉棒全体を適度に圧迫し、精液を搾り取ろう +としてくるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「具合のいい穴に育ったな。 + 調教してきたかいがあったというものだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ありがとうございます♪ + さ、さぁどうぞ……動いてくださいまし」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そして私のオマ●コの味を、 + たっぷりと味わってくださいませ」 +\endtext + +\text +グリエッタは可愛らしい声でそう言うと、 +カイムが出し入れしやすいようにと、 +腰を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ではそうさせてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの腰を掴むと、 +ゆっくりと肉棒を動かした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あっ……あはぁんっ♪ + いいっ、カイム様のオチ●ポっ…… + 気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +膣肉をこじ開けて進む肉棒の感触に、 +グリエッタは歓喜の声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「硬くて、熱くて……あはぁっ、 + 先っぽが、すごく、膨らんでてっ……」 +\endtext + +\text +エラの張ったカリ首が、 +敏感な膣粘膜をゴリゴリと削る。 +\endtext + +\text +その度に、グリエッタは下半身が +蕩けそうになるほどの快感を味わう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コがっ……あはっ、ひっ♪ + 引っ掻き回されて、ますぅっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私の…… + 私のオマ●コは、いかがですか?」 +\endtext + +\text +グリエッタはうっとりとした表情を +浮かべながら、背後のカイムにそう訊ねる。 +\endtext + +\text +カイムはじっくりと膣穴の感触を +吟味しながら、肉棒を出し入れする。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。動くとその動きに合わせて、 + 粘膜が締め付けたり緩んだりを繰り返す」 +\endtext + +\text("カイム") +「入れているだけでもその良さがわかるが、 + こうして動くと、より一層具合がいいな」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの膣穴をそう評しながら、 +本格的に動き始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、ひっ、あぁっ!! + お褒めに預かり、光栄ですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、こんな雌犬の……あぁっ!! + オマ●コでよろしければ、いつでもっ…… + つ、使って、くださいませぇっ!!」 +\endtext + +\text +ニュッ、ズルルッと激しく出入りする肉棒に +合わせ、グリエッタは腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +膣穴からはまるで涎の様に愛液があふれ出し、 +太ももにまで垂れ落ちている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リ、リズベルさんにしているように…… + 私の都合など構わず、 + 壁に押し付けたり、床に押し倒したり……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイム様の欲望のままに、 + あひっ、んんっ! + 私を犯してくださいませぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、フハハッ! + おまえの前で散々見せつけたからな。 + 嫉妬しているのか? んん?」 +\endtext + +\text +カイムは膣奥を突き上げる。 +\endtext + +\text +グリエッタは乳房をゆさゆさと揺らしながら、 +拗ねたような顔で答える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あはぁっ……し、してます、わっ!! + 嫉妬……してますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私もっ……カイム様が気兼ねなく、 + んっ、あぁっ! た、種付けできるような + そんな女に……なりたいん、ですのっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁっ……私も、 + カイム様の特別に、なりたいっ!! + そのためなら、私、なんだって……」 +\endtext + +\text +揺れる乳房から汗を飛ばし、 +大きな声でそう言った。 +\endtext + +\text +それを聞いたカイムは、 +肉棒をピクリと跳ねあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。それほどまでに、 + 俺のことを愛してくれているというわけだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、愛してますぅっ!! + 世界で一番、あなた様のことを…… + お慕い申し上げておりますぅっ!!」 +\endtext + +\text +部屋中に響き渡る大声で、 +身体をビクビクと快感に震わせながら +グリエッタは叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「遠征先で、どこかの裏路地で、森の中で、 + 時には人目につく場所で、 + 俺はおまえを犯すやも知れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでもいいのか? + その裸体を誰かに見られるかもしれんぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は誰かに見せつけながら + セックスするのが、大好きだからな。 + クククッ、それでもいいのか?」 +\endtext + +\text +カイムは低い笑い声をあげながら、 +グリエッタにそう聞いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、それが……カイム様のお望みとあらば、 + 私はその恥辱に、 + 耐える覚悟がありますっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、外でも……例え人前でも、あぁっ!! + カイム様のためなら……私、 + ま、股を開いて、ご覧にいれますわっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタの決意を聞き、 +カイムはニヤリと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえがそう言うならば、 + もはや遠慮はせんぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからもおまえを調教してやる。 + 人前で喜んで尻を突き出す淫乱な雌犬に + 仕立ててやるぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はひっ♪ ご、ご指導のほど、 + よろしくお願いいたしますっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ……カ、カイム様っ……あはぁっ! + 私、そろそろっ……オマ●コがっ!」 +\endtext + +\text +左足の膝が、ガクガクと震えている。 +\endtext + +\text +アクメが近づき、自分の足で +立っていることがつらくなったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + では俺もマ●コに出させてもらうぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はっ、あひぃっ! どうぞっ……中にっ! + グリエッタのオマ●コに + 中出しお願いしますぅっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは快感に煽られながら、 +膣内射精をせがむ。 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく膣奥を突き上げ、 +肉棒を粘膜でしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅっ、出るぞっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、はひっ!! くださいっ!! + 私もっ、イクッ!! + 雌犬マ●コで、イ、イキますぅっ!!」 +\endtext + +\text +犬が用を足すような格好のまま、 +グリエッタは膣穴を激しくかき回される。 +\endtext + +\text +亀頭が膣奥を突き上げ、 +子宮が大きく揺さぶられた瞬間……。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ、イッ、イクッ!! + オマ●コイクッ、イックゥゥウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュルルルルッと、 +勢いよく精液が膣内に吐き出された。 +\endtext + +\text +アクメを迎えさせられたグリエッタは、 +膣奥に精液がたまっていく感覚に、 +女としての幸せを覚える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぁっ、あっ、あーーーーーーーっ!! + 出てますぅっ!! カイム様の精液っ♪ + いっぱいっ……なかにっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣内を満たした精液が、 +愛液とともに膣外に溢れ出る。 +\endtext + +\text +ポタッボタッと滴った汁は太ももを伝い落ち、 +そのままベッドに染みを作る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「き、きもちっ、いぃっ!! + 中出し、あふぁぁああっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コの中で、オチ●ポが震えてっ、 + あぁっ!! その度に、熱い精液が、 + 奥にかかって……るっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタは快感に目の前が真っ白になり、 +口の端から涎を垂らす。 +\endtext + +\text +ビクンビクンとアクメを続ける +グリエッタの膣穴に、肉棒はしばらく +精液を送り込み続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ズルルッと、 +肉棒が膣穴から引きずり出された。 +\endtext + +\text +その後を追いかけるように、 +ゴポッと精液が溢れ出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ、もったいない、ですわ……」 +\endtext + +\text +グリエッタは膣穴に力を入れて +精液を中に留めようとする。 +\endtext + +\text +しかし太い肉棒によってかき回されていた +肉穴は言うことを聞かない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぁ……カイム様のが太すぎて、 + オマ●コが閉じなくなっちゃいました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いやらしい肉穴だな。 + それでは次は、 + こちらを味わわせてもらおうか」 +\endtext + +\text +膣穴からツツッと上へと滑らせ、 +亀頭を肛門に押し当てる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ……は、はい……♪ + ど、どうぞ……私のケツ穴を、 + 御存分に、味わってくださいませ」 +\endtext + +\text +グリエッタはうっとりとした表情のまま、 +肛門から力を抜いていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、行くぞ」 +\endtext + +\text +カイムは下腹に力を込め、 +ググッと腰を押し出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、あーーーーーーーーっ!! + あふっ……んっ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの肛門に、 +肉棒がズプズプと滑り込んでいく。 +\endtext + +\text +愛液と精液によって濡れた肉棒は、 +直腸内にすんなりと侵入を果たした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっふっ♪ んっ……すごいですわ……。 + 私のお尻を、 + みっちりとこじ開けて……あぁ……」 +\endtext + +\text +直腸いっぱいに、肉棒が入り込む。 +\endtext + +\text +ギュギュッと、 +肉棒の根元を肛門が締め付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい締まり具合だ。前の穴をほじくった + 後だと、感触の違いがよくわかるな」 +\endtext + +\text +カイムはニチニチと、 +小刻みに肉棒を前後させる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふぁぁああっ!? あぁっ、んんっ!! + お尻がっ、引きずり出されちゃ、 + あっはぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、 +グリエッタが身体を仰け反らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か? 痛かったら言うのだぞ?」 +\endtext + +\text +グリエッタを気遣い、 +カイムがそう声をかける。 +\endtext + +\text +しかしグリエッタは首を横に振った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、大丈夫ですわっ……。 + 痛みなんてっ……感じてなっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それどころか、感じて……あひぃっ!? + か、感じてますのぉっ!!」 +\endtext + +\text +またもニュルルッと肉棒が引き抜かれ、 +グリエッタの声が裏返る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「気持ちいいっ、ですわっ……。 + お尻の穴っ……ほじくられるのっ、 + すっごく……あぁっ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +本来排泄器官であるはずの肛門から、 +極太の肉棒が出ていく。 +\endtext + +\text +それにより、グリエッタは擬似的に排泄に +似た感覚を繰り返し味わわされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、リズベルですら尻穴で + ここまで感じることはないというのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、リズベル以上の淫乱だな」 +\endtext + +\text +ブチュッ、ズリュッと +肉棒で肛門をほじくりながらカイムが笑った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ……だ、だって……カイム様の + オチ●ポが、すごいんですものっ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ……お尻の穴がゴリゴリッて…… + あくっ、ひぁぁああっ! + 削られ、てっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ガクガクガクッと、グリエッタの膝が笑う。 +\endtext + +\text +既にグリエッタは快感に +全身を毒されてしまっていた。 +\endtext + +\text +カイムによって支えられ、 +ようやく立っていられるといった、 +そんな状態だった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「か、カイム、ひゃまっ……」 +\endtext + +\text +呂律もおかしくなり始め、 +グリエッタは視線をさまよわせながら、 +うわ言のように言葉を吐く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私に気遣いは、無用、ですわっ……。 + もしも、私が痛がっても、 + そ、そのまま……続けて、下さいましっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、わらくひは…… + カイム様の、下僕、ですもの……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私のことなどお構いなしに、 + お、犯してっ♪ あひっ!!」 +\endtext + +\text +直腸奥を突き上げられ、グリエッタは +蜜のように甘い声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「犯してっ、犯してっ、 + 犯しぬいてくださいませっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それこそが、グリエッタの幸せですわっ♪ + 私の穴という穴をっ、 + 気安く、使って♪ あっはぁぁああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……ククッ、フハハハハッ!」 +\endtext + +\text +尻を押し付け、振ってくるグリエッタを +見下ろしながら、カイムは高々と笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは本当に、 + 俺という男を喜ばせる術に長けているな」 +\endtext + +\text +カイムは爪が食い込むほどに強く、 +グリエッタの腰を掴む。 +\endtext + +\text +そして、それまで緩慢だった肉棒の抽送を +速めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃっ!! + ズボズボッ、ひゅごいですわっ……。 + お尻がっ、すごいぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +桃色の直腸粘膜が露わになリ、外気に触れた。 +\endtext + +\text +肛門に肉棒を突き込まれ、 +圧迫された膣穴からはゴポッ、ビュブッと +精液が溢れ出た。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、オマ●コからっ…… + 中出し精液、出ますっ!! + 出ちゃってますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃぃいいっ! きもひいいっ!! + ケツ穴が……ひぁっ……あっはぁあっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタの身体にはびっしりと汗の珠が +浮かび、よがるたびに流れ落ちていく。 +\endtext + +\text +そんなグリエッタの大きな尻を見ながら、 +カイムは背後から肛門を突き続ける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ケツ穴がっ……熱っ、いぃっ!! + 溶けるっ…… + ケツ穴が溶けちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだな。おまえの肛門の中は、 + 愛液と精液が混じった粘液でヌルヌルだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「肉がみっちりと詰まっていて、 + 突き込むと実に気持ちがいい」 +\endtext + +\text +カイムに褒められ、グリエッタの心は弾む。 +\endtext + +\text +その心に引っ張られ、 +身体までもがクネクネと卑猥に躍った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、嬉しいですわっ♪ + カイム様にそう言って頂けて私…… + 嬉しすぎて、イッちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。 + おまえも遠慮なくイクがいい」 +\endtext + +\text +亀頭に力を込め、直腸粘膜を激しくえぐる。 +\endtext + +\text +グリエッタの身体に波紋の様に快感が広がり、 +アクメへと追いやられていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぃっ! あはぁっ……イッ、クッ!! + ケツ穴っ、あぁんっ、ケツ穴掘られてっ、 + イクッ!! イクッ!!」 +\endtext + +\text +はしたなく股を開き、尻を突き出した +グリエッタは、肛門をかき回される快感に +よって、アクメを迎えさせられた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぅっ、んっ、あーーーーーーーっ!! + イクッ、ケツ穴で、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの直腸内に、 +白濁液が注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +予告なしの射精に驚いたグリエッタだが、 +すぐに歓喜の声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっはっ♪ 中出しっ……ケツ穴に、 + オチ●ポ汁がっ、ビュクビュクッて……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「流れ、込んでっ……んっ、あはぁっ!! + いいっ、中出し、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +汗に濡れた金髪を乱しながら、 +肛門からもたらされる快感に涎を垂らす。 +\endtext + +\text +貴族から魔王の下僕に成り下がった +グリエッタらしい、卑猥で淫靡な姿だった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっふぅっ……イクッ、またっ、イクッ! + ケツ穴、ズボズボ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタが絶頂している間も、 +カイムは肉棒をしごく為、 +肛門をほじくっていた。 +\endtext + +\text +その刺激によって、 +グリエッタのアクメは長時間続いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ、あっ、あふぅっ……!! + んっ、あぁっ……お腹の中まで、 + 精液が、入って、まひゅうぅっ!!」 +\endtext + +\text +直腸を満たした精液は、 +大部分が更に奥へと流れ込んでいく。 +\endtext + +\text +自分の身体がカイムのものになった事を +実感として味わう事ができるこの腸内射精を、 +グリエッタは心の底から、気に入っていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふぁっ……」 +\endtext + +\text +肛門から肉棒が引き抜かれる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはっ……ひっ、んぁ……」 +\endtext + +\text +そして一呼吸おいて、 +今度は肛門から精液があふれ出た。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はへぁ……あふっ、あ……お、お尻……。 + と、閉じな、ひ……」 +\endtext + +\text +前後の穴に精液を注ぎ込まれたグリエッタは、 +体力気力共に限界に近づいていた。 +\endtext + +\text +身体はおろか、肛門にすら力を込められない +ほど、疲弊してしまっている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、んっ……はずか、しい……ですわ。 + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。だがそんな事を感じられるのも、 + 今の内だけだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……え?」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの言葉の意味が分からず、 +振り返った。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あーーーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ヌリュリュリュリュッと、 +肉棒が膣穴に再度入り込んだ。 +\endtext + +\text +予想外の快感を送り込まれ、 +グリエッタは吠える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぁぁぁあああっ! + か、カイムひゃまっ!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、マ●コにっ、 + グリエッタの、マ●コにぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、入っているな。 + だがそれがどうした?」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤと笑い、 +膣内で肉棒をビクビクと震わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いえっ、あひぃぃいいっ!? + な、なんでもないですっ……何でもっ……」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの言葉を待たず、 +荒々しく抽送を開始する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぁっ、あっ、あーーーーーーーっ! + あーーーーーっ! あーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ベッドの縁を掴む手に、力がこもる。 +\endtext + +\text +グリエッタは喉が裂けんばかりに、絶叫する。 +\endtext + +\text("カイム") +「あれで終わりだと、誰が言った?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いっ、言ってないですぅっ! + わ、わらひの、は、早とちりでひたぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだな。この穴は俺のものだからな。 + 俺が好きな時に、好きなだけ犯す。 + 確かそれでいいんだったな?」 +\endtext + +\text +カイムはゴリュゴリュと子宮口を +すりつぶす勢いで肉棒を突き込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひっ♪ い、いいですぅっ!! + それで、お願いしますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁっ、ひっ……あひぃぃぃいいいっ! + グリエッタの肉穴は、すべて、 + カイム様のものですぅっ!!」 +\endtext + +\text +ブプッ、ゴプッと、 +開いたままの肛門から精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、はっ、はひっ、あーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、肛門から精液を +ひり出していることにすら気づけないほどに、 +グリエッタは感じさせられていた。 +\endtext + +\text +これでは恥ずかしさを覚える暇もない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「す、すごっ、いぃぃいいっ!! + オマ●コ、オマ●コがぁっ!? + 私のマ●コがっ、あふぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +あまりに抽送が激しすぎて、 +膣内に空気が入り、ブチュブチュッと +こちらからも品のない音が響く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、ひっ、あふぁ……。 + 壊れちゃ、うっ……わらくひのマ●コがっ、 + オチ●ポで、こわひゃれ……はひぇ……」 +\endtext + +\text +完全に呂律が回らなくなった舌が、 +ダラリとだらしなく垂れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばやめるか? + 俺はどちらでも構わんぞ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ、がっ……あっくぅぅううっ! + や、やめないでくだひゃいぃっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「グリエッタは、 + 今、すごく幸せなんですぅっ!! + でひゃから、おねがいしまひゅっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コこわれてもっ、続けてっ、 + くだひゃひっ……あーーーーーっ! + 気持ちいいっ、オチ●ポ凄いぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハハハハッ!! + あぁ、続けてやる。最後にたっぷりと + 中出しするまで、突きまくってやるっ!!」 +\endtext + +\text +尻を突き出し、片足を上げ、涎を垂らして +喘ぐ様はまさに雌犬のそれだった。 +\endtext + +\text +カイムの為にのみ曝け出す、 +グリエッタの痴態。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、ひっ……あぐっ、あひぃぃいいっ! + あ、ありがとっ、ございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オマ●コで、オチ●ポッ…… + いっぱいしごいてくださひっ……」 +\endtext + +\text +ビクンッ、ビクッと、 +グリエッタの肢体が痙攣する。 +\endtext + +\text +カイムが腰を支えていなければ、 +そのままベッドに突っ伏していただろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「イキそうなのか、グリエッタ?」 +\endtext + +\text +カイムがアクメの前兆を感じ取り、 +そう訊ねた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いいえっ……ま、まだっ…… + まだがんばれますぅっ!!」 +\endtext + +\text +しかしグリエッタは首を横に振り、否定した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイムひゃまがっ、あひぃっ!? + 満足、なひゃるまでっ……私っ…… + オ、オマ●コ、頑張って締めますぅっ!!」 +\endtext + +\text +健気なその姿、言葉に、 +カイムは笑みが止まらない。 +\endtext + +\text +愛らしい下僕に、早く子種を注ぎ込んで +やりたくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいぞ、グリエッタ。 + これなら、もうすぐ出せるぞ。 + マ●コの奥の奥にな」 +\endtext + +\text +カイムが射精を宣言すると、 +グリエッタは一層膣穴を締め上げる。 +\endtext + +\text +そして入ってくる肉棒をギュウギュウと +圧迫し、精液を搾り取ろうとする。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「お、奥っ!? あ、あはぁっ♪ + 来てっ、来てくださひっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「グリエッタのオマ●コの奥っ、 + 子宮に、カイムさひゃまの精液、 + いっぱい種付けしてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは嬉々として尻を振り、 +カイムとともに絶頂へと駆け上がっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うっ……はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、オチ●ポがマ●コの中でっ、 + は、跳ねてますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私もっ、あ、あぁっ…… + 血管が浮いたぶっといチ●ポに + オマ●コかき回されて……」 +\endtext + +\text +肉棒と膣穴とが、 +互いに忙しなく痙攣を起こす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イッ、イグッ……あふっ、 + も、もうっ……ら、めっ…… + イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おおおっ!! + 出すぞっ、グリエッタッ!! + 腹の奥で、受け止めろっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは汗で滑るグリエッタの腰を引き寄せ、 +トドメとばかりに肉槍で子宮口を突き刺した。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んあっ、あひぃぃぃいいいっ!! + イックッ……オマ●コイクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ビュルビュルッ、ビュククッと、 +3度目とは思えない量の精液が、 +子宮内に直接流し込まれた。 +\endtext + +\text +子を宿す場所に精液を流し込まれた +グリエッタは快感と幸せとで +目の前が真っ白になる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「イグッ……あっふぁぁぁあああっ!! + 子宮に、精液っ……あひぃっ!? + いっぱい、流れ込んで……あがっ、はっ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ありがとっ、ございまひゅぅっ! + グリエッタは……幸せ、れふぅっ!! + カイム様にっ……抱いていただけてっ!!」 +\endtext + +\text +回らない舌を使って、 +グリエッタは何とか言葉を伝えようとする。 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタに返事をする代わりに、 +アクメしている肉穴に、 +ありったけの精液を流し込む。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あーーーーーーーーーーーっ!! + 子宮がっ……いっぱいっ、精液が、 + 溢れちゃっ……あーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +何度も何度も、グリエッタは痙攣を起こし、 +膣穴を収縮させる。 +\endtext + +\text +もはや入らないとわかっていても、 +肉棒から精液を搾り取っていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あふっ、あっ……あっ……ひぁっ!!」 +\endtext + +\text +最後の1滴が鈴口から飛び出すまで、 +ニチュニチュと、卑猥にねぶり続けた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あがっ……は、は、はひっ……」 +\endtext + +\text +たっぷりと種付けをした後で、 +肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「う、あはぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ぽっかりと開いたままの膣穴から、 +濃厚な精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text +しかし、子宮内に注ぎ込まれた子種は、 +流れ出ることはない。 +\endtext + +\text +ずっしりとした重みと温かさを感じながら、 +グリエッタは恍惚とした表情でアクメの余韻 +に浸っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「グリエッタよ」 +\endtext + +\text +カイムは乱れた息を整えながら、 +グリエッタに話しかける。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「は、はひ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにリズベルは、 + 俺にとっては特別な存在だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつがいなければ、 + 俺は軍を率いて立ち上がることもなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして……おまえとも、 + 出会うことはなかっただろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、あいつには感謝をしているのだ。 + 口に出しては、言わんがな」 +\endtext + +\text +カイムはそこまで一気に言うと、 +グリエッタの身体を抱き寄せた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ふぁ……カ、カイム、ひゃま……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえに一度、言っておかねばならんと + 思っていたことがある」 +\endtext + +\text +グリエッタの耳元で、カイムは囁く。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ……そ、それは…… + いったい、何でございますの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも特別だ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「っ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタの身体が、ビクッと震えた。 +\endtext + +\text +カイムの言葉が耳を通り、鼓膜を震わせ、 +グリエッタの心に、衝撃を走らせたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルに負けないくらいに、 + おまえのことを大切に思っているぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あぁ…… + もったいない、お言葉ですわ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私、 + 嬉しすぎて……気絶しちゃいそうですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタが涙を流し、 +カイムの胸に額を擦りつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「気絶する前に、 + ひとつおまえにしてもらいたいことがある」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「何ですの? + 私……何でも致しますわ。 + おっしゃってくださいまし」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの唇を、俺にくれ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気づいてなかったのか? + まだおまえにキスだけは、 + 捧げてもらっていない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なんという事ですの……。 + 私……うっかりしていましたわ」 +\endtext + +\text +グリエッタが目を丸くして驚くと、 +カイムが声に出して笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、それで……どうだ? + この俺に捧げてくれるか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……はい♪ もちろんですわ。 + このグリエッタ=オーリック、 + 喜んで、あなた様にキスを、捧げますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの身体に腕を回し、 +ギュッと抱きつく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、これで私のすべてが、 + カイム様のもの……」 +\endtext + +\text +涙で光る瞳で、熱っぽくカイムを見上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これは……誓いの口づけですわ。 + 私の、永遠の忠誠と、愛を誓う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も誓おう。おまえを愛し、 + おまえを脅かすすべての敵から、 + おまえを守り抜くと」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「嬉しい、ですわ♪ + それでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……」 +\endtext + +\text +グリエッタとカイムは互いに顔を寄せ合い、 +唇を重ねた。 +\endtext + +\text +後の世に、大魔術師として名を残す +グリエッタ=オーリック。 +\endtext + +\text +彼女の活躍の軌跡は、 +今のこの時より始まる。 +\endtext + +\text +貴族の生まれでありながら、 +魔に下った異端。 +\endtext + +\text +貴族の生まれでありながら、 +魔を救った英雄。 +\endtext + +\text +その評価は時代や地方によって異なるが、 +全て……彼女を正しく評していない。 +\endtext + +\text +彼女は大魔術師ではなく、 +異端でもなければ、英雄でもない。 +\endtext + +\text +男に恋し、友人を想う…… +ごく普通の、女性なのだから。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..273c414 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/グリエッタ_99.txt @@ -0,0 +1,50 @@ +\setgamedatatitle("グリエッタ_99") + +\text("グリエッタ") +「お待たせしましたわ、カイム様!」 +\endtext + +\text +グリエッタはカイムの部屋に入ると、 +カイムに頭を下げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶん遅かったな。 + 待ちくたびれたぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「申し訳ありません。 + リズベルさんと、ちょっと色々と + ありまして……」 +\endtext + +\text +と、グリエッタは申し訳なさそうな表情を +浮かべて見せる。 +\endtext + +\text +が、それも一瞬。 +今度は蠱惑的な笑みを浮かべながら、 +カイムに歩み寄る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そのお詫びに……今夜はたっぷり、 + 奉仕させていただきますわ♪」 +\endtext + +\text +そう言って、グリエッタは +カイムに抱きつきくちづけを交わす。 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("  グリエッタの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("グリエッタの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_01.txt new file mode 100644 index 0000000..e014f61 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_01.txt @@ -0,0 +1,629 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_01") + +\text +ルザリオ市街にある、豪奢な屋敷。 +\endtext + +\text +その正門から、 +ひとりの少女が共も連れず、出てきた。 +\endtext + +\text +その身なりからして、 +貴族の娘というわけでもない。 +\endtext + +\text +しかし顔立ちは愛らしく、 +すらりと伸びた足は通りすがる人々の +目を引く。 +\endtext + +\text +彼女は視線を感じ、自覚しながら、 +それを悠然と受け止め、 +スカートをヒラヒラとなびかせて歩く。 +\endtext + +\text("???") +「で、フィオ。結局誰だったの、あれ?」 +\endtext + +\text +サファイアは通りを曲がり、 +市場のようなところに出たところで、尋ねた。 +\endtext + +\text +彼女が手にしている、 +ぬいぐるみに向かって。 +\endtext + +\text("フィオ") +「なんだ、サファイア。 + 誰かも知らないで殺っちまったのか?」 +\endtext + +\text +驚くべきことにそのぬいぐるみは +言葉を発するばかりか、返答をした。 +\endtext + +\text +白と黒の身体。 +\endtext + +\text +奇妙な仮面をかぶり、その頭から生えた +ふたつの突起は、耳だろうか。 +\endtext + +\text +片方が食いちぎられたかのように +欠けてはいるもののウサギに見えなくはない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん~。だってどうでもよかったんだもん。 + ただ殺せばお金くれるから、 + いつものように殺したけど」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ケケッ、いつものように、な。 + ずっぼしハメてから、事が終わった後で + ザックリ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「まったく、お前ほど男を油断させる術に + 長けた暗殺者はいねぇだろうよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「で、あれか? 急に気になったのは + そいつのアレがよっぽどよかったからか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん~、まぁそれもあるけど。 + なんか気になること言ってなかったっけ? + 依頼人のあいつ」 +\endtext + +\text +サファイアは露店でリンゴをひとつ買い、 +それをかじりながら再び歩く。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お前がつい今しがた殺した貴族は、 + あのルドールの腹心だった男だよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、そうそう。ルドールっていえば + この国の偉い人でしょ? + そんな大物の側近を殺して大丈夫なの?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ルドールはついこの間、 + 魔王軍と戦って死んだぜ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「だからつまり、あれだな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「依頼主であるヴェクサシオンは + ルドールの部下から自分らに関する + 情報が漏れることを恐れたわけだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それって口封じってこと?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「その通りだ。もががっ……おいやめろ。 + もういらないからって食いかけのリンゴを + 俺に食わせるな……って、うまいなこれ」 +\endtext + +\text +ボリボリ、ゴリゴリと +ぬいぐるみがリンゴをかじる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん。ま、なんでもいいや。 + お金も手に入ったことだし、 + お洋服買いに行きましょ?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ほんと、お前は欲望に忠実な奴だよ。 + 理由はどうあれ結局お前は、 + ヤレて殺せりゃいいんだからな」 +\endtext + +\text +フィオはリンゴの芯だけを器用に吐き出すと、 +皮肉めいた口調でそう言った。 +\endtext + +\text +しかし当のサファイアは聞いていない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ルザリオの服って + いったいどんなのがあるのかな。 + 楽しみっ♪」 +\endtext + +\text +サファイアが意気揚々と服屋を探して +歩いていた、その時だった。 +\endtext + +\text +商人の男たちの会話が、 +たまたまサファイアの耳に入ってきた。 +\endtext + +\text("商人A") +「聞いたか? 魔王軍の話」 +\endtext + +\text("商人B") +「あぁ、聞いたよ。魔王軍を束ねる + カイムって奴は相当好色な奴らしいぜ」 +\endtext + +\text("商人B") +「噂じゃこの国の女の守備隊員は + まとめて手籠めにされたらしい」 +\endtext + +\text("商人A") +「俺の話はそれじゃないんだけど、 + なんだよそりゃ気になるな、聞かせろよ」 +\endtext + +\text("商人B") +「ちょっと前に立ち寄った街で仕入れた + 情報なんだけどな」 +\endtext + +\text("商人B") +「カイムって奴は可愛い女と見りゃ見境なく + 捕らえて犯して、凌辱の限りを尽くして + 自分のものにしちまうらしい」 +\endtext + +\text("商人B") +「実際、あいつの周りには飛び切り可愛い + 女がごろごろいるみたいだぜ」 +\endtext + +\text("商人B") +「しかもそいつら全員、 + カイムにぞっこんだそうだ」 +\endtext + +\text("商人A") +「おいおいおいおい、お前事情通すぎるだろ。 + なんか興奮してきたぞ」 +\endtext + +\text("商人A") +「それじゃなにか? + まさかこの国の女王のティーリアも……」 +\endtext + +\text("商人B") +「もうドロッドロに犯されまくったらしいぜ。 + そして今じゃ、夜は嬉々として自分から + 股を開いているとかいないとか」 +\endtext + +\text("商人A") +「いいなぁ、俺も同じ男として、 + 一度でいいからそういうことしてみてぇな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……へぇ」 +\endtext + +\text +商人達の立ち話を盗み聞きしたサファイアは、 +短くそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("フィオ") +「今の話の中に、 + そんなに感心する部分があったか? + ただの頭がおかしい色情狂の話じゃねぇか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオは、魔王軍の…… + そのカイムって男の事、知ってる?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「知ってるぜ。なんでも無類の女好きで、 + 手に入れた女はひとり残らず犯しぬき、 + 自分の子供を孕ませちまうんだと」 +\endtext + +\text("フィオ") +「さっきの商人が言ってたことも、 + あながち間違いじゃねぇかもよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「今や魔王軍のカイムっていえば、 + 世界各国、街のあちこちで名前を耳にする + 有名人だからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぅん、そうなんだ……カイム、ね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「なんだ、興味がわいたのか? + お前にしちゃ、珍しいな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「べっつに? それより買い物買い物♪ + 今日は服だけじゃなくて髪飾りも + 買いたいんだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「やれやれ、 + お前はほんとに買い物が好きだな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「あれもこれも買って買って買い尽くして、 + そんで綺麗になって……それからどうする + つもりだ?」 +\endtext + +\text +フィオは呆れたようにそう言った。 +\endtext + +\text +するとサファイアは +きょとんとした顔で答える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「綺麗になるっていけないこと? + 綺麗になればみんなが優しくしてくれるし、 + 仕事もしやすいじゃない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「仕事がしやすくなればお金も手に入るし、 + お金を使えばお店の人も幸せになれるよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「少しの人を殺すだけで大勢の人が幸せに + なれるなら、それっていいことじゃない?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ギャハハハハッ! お前らしい考えだな。 + でも確かにそりゃそうだ、ハハッ!!」 +\endtext + +\text +魔王軍の占領下にあるにもかかわらず +活気のある街の中を、 +ひとりと1匹が、歩いている。 +\endtext + +\text +まるで世間話でもするかのように、 +背筋が寒くなるようなことを口にしながら。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいリズベル、暇か?」 +\endtext + +\text +カイムはノックもせずに執務室の扉を開け、 +中に入った。 +\endtext + +\text +執務室の中にはカイムの予想通り +目当てのリズベルがおり、 +書類に囲まれている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……暇に見えますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、見えんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「よかったです。腹の立つセリフの1つでも + その口から飛び出そうものなら、 + 全力で殴りに行っていたかもしれません」 +\endtext + +\text +リズベルはすさまじい速度で +書類にペンを走らせている。 +\endtext + +\text +その傍らでは、雑用係のゴブリン達が +所狭しと駆け回っている。 +\endtext + +\text +そのうちの1匹が、 +カイムの足に当たって転んでしまう。 +\endtext + +\text +視線が低いので、 +カイムの存在に気付かなかったのだろう。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「あうっ、 + あ、す、すみませんっ、すみませんっ!!」 +\endtext + +\text +バラバラッと書類が、床に散らばってしまう。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「は、はうぅっ!? + カ、カイム様っ!? わ、私…… + なんてとんでもない無礼を……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「も、申し訳ございませんでしたっ!! + こ、この上はこのお腹を切って、 + 詫びとさせて……」 +\endtext + +\text +チャキッと小さな短剣を抜いて、 +それを自らの腹につきたてようとする。 +\endtext + +\text +それをあわててカイムがとめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「待て待て待て待て。おいリズベル。 + お前はこのゴブリンにどういう教育を + 施しているのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私はなにも。 + ただその子はちょっと責任感が強すぎて + 失敗すると暴走しちゃうだけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぶつかったくらいで死なれては困るんだが。 + おい落ち着け。 + 書類も拾ってやるからもう泣くな」 +\endtext + +\text +カイムは散らばった書類を +1枚1枚拾い始める。 +\endtext + +\text +錯乱していたゴブリンは、それを見て……。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ま、魔王様に私の尻拭いを + させてしまうなど、末代までの恥っ!!」 +\endtext + +\text +やはり再度錯乱し始める。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「この上は、やはりわが身を絶命たらしめ、 + この忌まわしき家系を断絶……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからやめろと言っている。 + 命を粗末にするな。 + いいか、これは命令だぞ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「は、はうぅっ! で、ですがこのままでは、 + 私はご先祖様に顔向けが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんてめんどくさいやつだ。 + 失敗したと思ったら働いてそれを挽回しろ。 + いいな、わかったか?」 +\endtext + +\text +カイムはゴブリンの頭をポンッと叩いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「引きこもりだったカイム様がおっしゃると、 + 使い古された言葉にも説得力がありますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「黙れ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「うっ、うっ……カイム様が、 + こんなにも私に優しく……」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「よかったな」 +\endtext + +\text("ゴブリンC") +「また一緒に頑張ろうぜ?」 +\endtext + +\text +仕事仲間のゴブリン達が、 +泣き崩れるゴブリンの肩や背中を励ますよう +に叩いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「うーむ。働き者なのはいいが、 + 巻き込まれるとこの上なく疲れる奴だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、そうそう。そういえばカイム様の + お耳に入れておきたい情報が先ほど + 上がってきてました」 +\endtext + +\text +リズベルは机の上の書類を1枚、 +カイムに差し出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだこれは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでも最近シュカでは謎の暗殺者が + 暗躍しているのだとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん。 + 暗殺者が表だって動くはずがなかろう」 +\endtext + +\text +カイムは興味なさげに +その報告書を突き返そうとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「その上その暗殺者は、美少女だとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは一大事だな」 +\endtext + +\text +突き返そうとした報告書に +目を通し始めるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「持ち前の美貌とテクニックで + 男を骨抜きにし、事後に暗殺……だと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「たしか俺のコレクションの中にも + 美人暗殺者返り討ち凌辱モノがあったな」 +\endtext + +\text +カイムは珍しく思案顔でブツブツとつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ともすれば、そのシチュエーションの + 再現となるのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、その暗殺者に + 俺を襲わせるにはどうすればいい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その暗殺者にご自分で依頼なさっては + どうですか。殺してくれって」 +\endtext + +\text +カイムの反応は、 +ある程度予想の範疇だったのだろう。 +\endtext + +\text +リズベルは冷たく一蹴した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まぁ、それはともかくとしてです。 + そんな暗殺者が迷宮に侵入したら、 + 一番危険なのは間違いなくカイム様です」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「自覚がおありなら、知らない美少女に + ホイホイついて行ったりしないで下さいね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな間抜けな死に方をしたら、 + お葬式なんて出してあげませんから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりましたね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……分かった」 +\endtext + +\text +リズベルの迫力に押され、 +カイムは強引に頷かされるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_02.txt new file mode 100644 index 0000000..6445a8d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_02.txt @@ -0,0 +1,541 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_02") + +\text +とある町の宿屋。 +\endtext + +\text +その一室で、 +サファイアは男たちに囲まれている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん、それで?」 +\endtext + +\text +サファイアは部屋の中央で、 +男たちを流し目で見つめている。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「お前には魔王軍のリーダー、 + カイムを暗殺してもらいたい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わぁお♪ カイムって言ったらボクだって + 知ってるよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ハドスを統一して、敵対していた + ルザリオまで落とした英雄でしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアはフィオからの受け売りの情報を +口にして、驚いたそぶりを見せた。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「知っているなら話が早い。 + 奴は無類の女好きという情報が入っている。 + この任務はお前にうってつけだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもわかんないなぁ。 + なんでヴェクサシオンが魔王軍を + 攻撃するわけ?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「それについて、お前が知る必要はない。 + お前は依頼通り殺しを遂行し、 + そして我々はそれに対して報酬を約束する」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「それは今までも、これからも変わらない」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「これが前金だ。 + 残り半分は暗殺成功後に支払う」 +\endtext + +\text +暗殺者は懐から、ずっしりと重たい +金貨袋を出し、テーブルに置いた。 +\endtext + +\text +市井の民が一生かかっても手にすることは +おろか、目にすることもできないほどの大金。 +\endtext + +\text("サファイア") +「いいよ、わかった。 + その3倍で引き受けるよ。 + あと部下を何人か貸してもらうよ」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……わかった。ではただちに行動に移れ。 + 人員については、必要な時に連絡しろ」 +\endtext + +\text +暗殺者の男はそういうと、 +仲間をつれて部屋を出ていった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text("フィオ") +「前回の暗殺からまだそう日が経っていない + ってのに、ずいぶんあっさり引き受けたな」 +\endtext + +\text +ずっと黙っていたフィオが、 +不思議そうにそう尋ねた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん~。そうだね。お金もまだまだあるし、 + 断ってもよかったんだけど……」 +\endtext + +\text +サファイアはそこまで口にして、 +その桃色のみずみずしい唇を +キュッと釣り上げ、笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「一国の女王を自分のものにしちゃうような + 無類の女好きがさ? ボクを見たとき + なんて思うか、興味ない?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「俺はお前じゃねぇからな。 + そんなことはシラネェ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんな男にさぁ、世界一可愛いなんて + 言わせることができたら、 + それって素敵だとは思わない?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「暗殺を引き受ける理由がそれか。 + ヒヒッ、お前も大概、狂ってるねぇ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ、悪魔のキミに言われたくないよ」 +\endtext + +\text +サファイアはそういうと、テーブルの上の +金貨袋をフィオの口の中にねじ込み、 +スタスタと部屋を後にした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それにしても……」 +\endtext + +\text +依頼を受けて数日後のこと。 +\endtext + +\text +現在魔王軍が駐屯しているルザリオの街を、 +サファイアはフィオとともに歩いている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほんとに活気があるよね。 + 知らない人に占領下の街なんて言っても、 + たぶん誰も信じないと思うよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「そうだな。大体敗戦国の街は略奪が + 行われるのが戦場の習いだが、どうやら + 魔王軍のトップが禁じているらしい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「トップって、つまりカイムがってこと?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ま、そういうことだろうな。 + さっきちらっと見えたが、 + 商隊もずいぶん行き来してるみたいだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「市場での取り引きも活発になって、 + 生活しやすくなったって声が多いな」 +\endtext + +\text +フィオは片耳をピクピクと動かし、 +街を行きかう人々の声を拾い上げている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん。でも魔王軍の大半は + 魔物とかディアボリカなんでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんな軍が居座ってて、 + 街の人たちは何とも思わないのかな?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ま、ディアボリカや魔物に対する差別は + ここでもあるみたいだけどな。 + でもそういう声はごく少数みたいだぜ?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「まぁ、魔王軍が駐屯してんだし、 + 表立って言えないってだけかも + しれないけどな。ヒヒッ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「おっと、そろそろ目的の場所だぜ? + 手筈はちゃんと覚えてるか?」 +\endtext + +\text +フィオの言葉に、 +サファイアが頬を膨らませ、抗議する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクが考えた作戦だよ? + 間違えるはずがないじゃない」 +\endtext + +\text("フィオ") +「それならいいけどな。 + 今回は相手が相手だからな。 + 気を引き締めていけよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はいはい、わかってるって。 + ていうかそろそろターゲットがこの道通る + から、少しの間黙っててくれない?」 +\endtext + +\text +サファイアはポンッと +フィオの頭を手のひらで叩く。 +\endtext + +\text +今回は大物相手ということで、 +単独ではなく、ヴェクサシオンから +数人の手下を借りての暗殺計画となる。 +\endtext + +\text("サファイア") +(数日かけて手に入れた情報によれば、 + カイムはこの時間、この先の酒場に + 顔を出すはずなんだよね) +\endtext + +\text("サファイア") +(ということは、この道で待っていれば + 必ず接触できる訳だけど……) +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、きたきた」 +\endtext + +\text +遠目から、人ごみの中でも +それとわかる人物がこちらに歩いてくる。 +\endtext + +\text +カイムの赤毛と漆黒の角は、 +フィオから真っ先に聞いた特徴だった。 +\endtext + +\text("サファイア") +(間違いない。カイムだ) +\endtext + +\text +サファイアは本人であることを確認すると、 +周りに控えていた手下の男たちに +目くばせをする。 +\endtext + +\text +その男たちは労働者風の身なりをしていて、 +顔に傷があったり、入れ墨をしていたりと、 +いかにもゴロツキといった感じだった。 +\endtext + +\text +彼らはサファイアがヴェクサシオンに +特別に注文を付け、用意させた男たちだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +(それじゃ、頼むよ) +\endtext + +\text +カイムが目の前を通り過ぎようとした時、 +サファイアは男たちに合図をした。 +\endtext + +\text +するとその直後、 +男の一人がサファイアを突き飛ばした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「きゃあっ!」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「いってぇなぁ、てめぇっ!! + どこに目をつけて歩いてやがるっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、う……ご、ごめんなさ……」 +\endtext + +\text("ゴロツキB") +「おいどうした? なんだこのチビは?」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「おう、こいつが俺の身体に + ぶつかりやがってよ。あぁ、いてぇいてぇ」 +\endtext + +\text +ガラの悪い男たちは、 +立ち上がったサファイアを睨む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「え、あの…… + 私そんなに、強くぶつかってなんて……」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「うるせぇっ!! + てめぇ、ここらじゃ見ねぇ顔だな? + どこから来た?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、私は……その、この前の戦争で + 村がなくなって……この街にお仕事を + 探しに……」 +\endtext + +\text("ゴロツキB") +「なんだ、難民か? + じゃあ金は持ってなさそうだな」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「金がないんなら、慰謝料は別の形で + 払ってもらうとするか。へへッ……」 +\endtext + +\text +ゴロツキたちはサファイアを挟む形で +立ちふさがり、下卑た笑いを浮かべている。 +\endtext + +\text +そしてサファイアに向かって手を伸ばした。 +\endtext + +\text +その時。 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまでだ。その女の顔は知らずとも、 + 俺の顔は知っていよう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +(食いついたっ!) +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「あぁ? なんだてめぇは? + ディアボリカがいったい……」 +\endtext + +\text("ゴロツキB") +「お、おい待てっ!! 待て待て待てっ!!」 +\endtext + +\text +カイムを睨もうとした相棒を手で制し、 +男は後ずさりする。 +\endtext + +\text("ゴロツキB") +「こ、これはこれは…… + 魔王軍のカイム様じゃありませんか」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「カ、カイムッ!? + え、何でこんなところに…… + そんな話聞いてねぇぞ」 +\endtext + +\text +ゴロツキたちは引きつった笑みを浮かべ、 +歩み寄ってくるカイムに対し、 +ジリジリと距離をとる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の統治する街で、勝手な狼藉は許さん。 + 死にたくなければ、即刻立ち去るんだな」 +\endtext + +\text("ゴロツキB") +「ひぃっ!」 +\endtext + +\text("ゴロツキA") +「し、失礼しましたっ!!」 +\endtext + +\text +男たちは転がるように走り去り、 +あっという間に見えなくなった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、ゴミどもめ。この街も一度 + 徹底した掃除をせねばならんな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あの……その、えっと……。 + た、助けていただいて、 + ありがとうございました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「別に礼を言われたいがために + 助けたわけではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことよりおまえ、難民なのか?」 +\endtext + +\text +カイムがサファイアの身体を、 +足元から頭まで、ちらりと盗み見る。 +\endtext + +\text("サファイア") +(ふふ、気になってる気になってる) +\endtext + +\text("サファイア") +「は、はい。エズオーンの近くの村に + 住んでいたのですが、 + 戦争で焼かれてしまって……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、それでルザリオに行けばお仕事が + 何か見つかるかもしれないと思って + きたんですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうか。よし」 +\endtext + +\text +カイムは一度大きく頷くと、 +サファイアに向かって手招きをした。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕事がないならついてこい。 + 特別に俺が仕事を紹介してやる」 +\endtext + +\text +そして元来た方へと歩きはじめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +(さすが女好き。ここでこんないい女を + 手放したりできないよねぇ) +\endtext + +\text("サファイア") +「え、あ……で、でも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「別に取って喰いはしない。 + それとも、戦争を引き起こした + 軍の世話にはなりたくないか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +(取って喰う気満々なくせに♪) +\endtext + +\text("サファイア") +(ま、悪いやつじゃないみたいだけど、 + いまのところ、下心丸見えの馬鹿な男に + しか見えないなぁ) +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、いえ……そういうわけでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばついてこい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「は、はい……。 + よ、よろしくお願いいたします」 +\endtext + +\text +サファイアは心の中でカイムを評しながら、 +後についていくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_03.txt new file mode 100644 index 0000000..6a4ae1f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_03.txt @@ -0,0 +1,673 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_03") + +\text +サファイアが魔王軍に保護され、 +数日が経過した。 +\endtext + +\text +サファイアは下働きとして雇われ、 +カイムの身の回りの世話をしていた。 +\endtext + +\text +今日も今日とて、 +カイムが脱ぎ捨てた服を集め、 +洗濯かごに入れていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「まさか、このボクが洗濯なんてする日が + こようとはね」 +\endtext + +\text +若干の溜息交じりに、サファイアがぼやいた。 +\endtext + +\text +今この場に、カイムはいない。 +\endtext + +\text +たった今ティーリアのもとに行くと言い残し、 +出て行き、サファイアがそれを見送った。 +\endtext + +\text("フィオ") +「俺はおまえが掃除洗濯、 + 料理までできることの方が驚きだぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、昔取った杵柄って奴だね。 + 娼館にいたころは礼儀作法から始まって、 + 何から何まで徹底的に教え込まれたからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「その時は、それに何の意味があるのか + わからずに覚えてたけど……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そのおかげで、貴族の相手をする時は + 助かってるし、まったくこの世の中は + なにが幸いするかわからないよね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「でも肝心のお手付きはまだだな。 + お前、もしかして女として見られてねぇん + じゃねぇか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うっ……うるさいな。 + きっと先約があったんでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今日だって前々から元女王のところに + 行くって約束してたみたいだし」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それにね、あの目は絶対ボクの事 + 狙ってる目だったよ」 +\endtext + +\text +サファイアは +カイムと初めて会った時のことを思い出す。 +\endtext + +\text("サファイア") +(そうだよ。あいつはあの時、ボクの身体を + 舐めるように見てたんだから) +\endtext + +\text("フィオ") +「でもまぁ、お手付きがないんじゃ、 + いつもの手は使えねぇな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「やっぱ、あの手を使うのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……まぁ、そのためにあいつらに + 人を集めさせたわけだからね」 +\endtext + +\text +サファイアは服を拾い集めた後、 +ベッドのシーツを取り換える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「昨日も、ここに誰か女の人がいたんだ」 +\endtext + +\text +シーツには、所々染みがついている。 +\endtext + +\text +激しい情交を思わせるその跡をみて、 +しかしサファイアは眉一つ動かさない。 +\endtext + +\text +これがリズベルであれば、 +顔を真っ赤にして動揺しただろう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それにしても、毎晩毎晩女を + とっかえひっかえ、よくやるよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あれじゃただの色狂いでしょ。 + ほんっと、馬鹿じゃないのって感じ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「なんだ、今をときめく話題の人に + 相手してもらえないからってキレてんのか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そういうわけじゃないよ。 + これでも一応、占領後の街とか見て + カイムを少しは評価してたんだよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「略奪とかないし、女の人は売られたり + しないし。貧しい人には食料が配給されて、 + 生活は楽になってるっていうし」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも実際は……あれってカイムの参謀の + リズベルって女が指示してやらせてること + でしょ?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「まぁ、そうみたいだな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「噂のカイムは毎日毎日女のところに + 引きこもって、遊んでるだけじゃないか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう幻滅。まぁ……所詮英雄なんて + 言われる人の現実は、 + そういうものなのかもしれないけどね」 +\endtext + +\text +シーツを取り換えると、 +サファイアはひとつ大きく息をついた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「というわけで、今夜、決行する」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ほんとに殺すのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう興味も失せたからね。 + 観察が終わったらあとはいつも通り、 + 殺すだけだよ」 +\endtext + +\text +明日の天気の話をする時のような、 +無感動なその表情。 +\endtext + +\text +サファイアは洗濯かごを持ち、部屋を出た。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +その日の夜。 +\endtext + +\text +サファイアは警備の目をかいくぐり、 +迷宮内に暗殺者を呼び込んだ。 +\endtext + +\text +無類の堅牢性を誇る迷宮も、 +内通者の手引きがあれば、いとも簡単に +中枢部まで侵入を許してしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +(中の様子を確かめる。 + キミたちは部屋の外で待機) +\endtext + +\text +サファイアは暗殺者同士で使われるハンド +サインを用いて仲間にそう指示をする。 +\endtext + +\text +音もなく解錠し、 +扉を開けて部屋の中に入るサファイア。 +\endtext + +\text("カイム") +「……すぅ、すぅ……」 +\endtext + +\text +そこには魔王カイムがいて、 +ベッドの上で大の字になっている。 +\endtext + +\text("サファイア") +(珍しく、今日はひとりなんだね。 + 女がいたら一緒に殺さなきゃ + いけなかったから、楽で助かる) +\endtext + +\text +サファイアは猫のように、 +足音を消してベッドに近づいた。 +\endtext + +\text +そして、見下ろす。 +\endtext + +\text("サファイア") +(……よく寝てる。きっとこんなところまで + 敵が来たことって、ないんだろうね。 + そして来るとも、思ってない) +\endtext + +\text("サファイア") +(それにしても、間抜けな寝顔。 + これなら手下を使うまでもないか) +\endtext + +\text +サファイアは腰に差した短剣に +手を伸ばそうとした。 +\endtext + +\text +その時。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん?」 +\endtext + +\text +カイムが、目を覚ました。 +\endtext + +\text("サファイア") +(ようやく起きたか。でも、もう遅いよ) +\endtext + +\text("カイム") +「お前は……サファイアか? + どうしてお前がここに?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それはね」 +\endtext + +\text +サファイアが短剣を抜こうとした。 +\endtext + +\text +しかしそれより早く、カイムが動いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「誰だ貴様らっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「へ?」 +\endtext + +\text +カイムはガバッと起き上がり、 +サファイアを抱き寄せた。 +\endtext + +\text +そして傍らにかけてあった剣を抜き放つと、 +扉の前に立つ複数の人影に切っ先を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「サファイア、おまえは隠れていろっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「きゃっ!」 +\endtext + +\text +サファイアをベッドの方へと突き飛ばすと、 +彼女を守るように、両手を広げた。 +\endtext + +\text +そんなカイムに、暗殺者は襲いかかる。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「はぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ!」 +\endtext + +\text +カイムは手にした剣で、短剣をはじく。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「手数で押せ。奴は剣の扱いは + 不慣れなはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅっ、くそっ……魔法を使う余裕が……」 +\endtext + +\text +カイムは繰り出される手練れの刃を、 +剣と体術で弾き、かわす。 +\endtext + +\text +しかし多勢に無勢。 +\endtext + +\text +致命傷は免れてはいるものの、 +時間が経つごとにその身体に切り傷が +生まれていく。 +\endtext + +\text +カイムの特殊能力である『魔力独占』は、 +一対一でこそ力を発揮する。 +\endtext + +\text +そのため、複数人数を同時に相手取る +この状況では発動することが難しいのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……その装束…… + ヴェクサシオン暗殺者か? + よくここまで侵入してこれたな」 +\endtext + +\text +カイムは息を切らしながら、 +暗殺者の正体を見破る。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺の首は……まだ誰にもやれん。 + やらなくてはならないことが、ガハッ…… + まだまだ、残って……いるからな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いいか、サファイア。 + 絶対にそこから出てくるなよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫だ。おまえのことは、 + 絶対に……俺が守って、やる……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +血を失いすぎたのか、 +震える腕でカイムは剣を握りなおす。 +\endtext + +\text +その守ろうとしている者が、自分の命を +狙っているなどとは、寸分も疑っていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ぁぁぁあああっ!! + どうしたっ! + その程度ではこの俺は倒せんぞっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「……こいつ、強いぞ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「腐っても総大将なだけはあるということか」 +\endtext + +\text +剣劇が響き始めてから、1分が経過した。 +\endtext + +\text +扉の向こう側から、 +複数の足音と声が聞こえてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、残念、時間切れだな。 + 今すぐ逃げないと、 + ここに俺の手下どもが押し寄せてくるぞ」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「……まずいな」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「何をしている。 + 早く殺せ!」 +\endtext + +\text +暗殺者の一人が、そう叫んだ。 +\endtext + +\text +カイムには、それが隣にいる +仲間の暗殺者への檄に聞こえただろう。 +\endtext + +\text +しかし……暗殺者は、もうひとりいる。 +\endtext + +\text +カイムの、背後に。 +\endtext + +\text("サファイア") +「分かってるよ。言われなくても」 +\endtext + +\text +サファイアは立ち上がり、 +カイムの背後に一足飛びに近づいた。 +\endtext + +\text +必殺の間合い。 +\endtext + +\text +いかに手練れであろうとも、 +次の刃は防げない。 +\endtext + +\text +剣術が未熟なカイムに、 +それが避けられようはずがない。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、に?」 +\endtext + +\text +カイムが振り返った。 +\endtext + +\text +一瞬だけ、 +サファイアとカイムの、目と目が合った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、そういうことなんだよね」 +\endtext + +\text +サファイアはつまらなそうに言うと同時に、 +振り返ったカイムの腹を刺した。 +\endtext + +\text +鋭利な短剣は、無防備なカイムの腹に +突き刺さり、血をにじませた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐっ、あっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それじゃ、さよなら……英雄さん」 +\endtext + +\text +ガクッと膝をついたカイム。 +\endtext + +\text +手からは力が失われ、剣が床に落ちた。 +\endtext + +\text +サファイアは血だまりの中に倒れこんだ +カイムを一度だけ振り返り見たが、 +すぐに部屋から仲間とともに逃げ出した。 +\endtext + +\text +その十数秒後。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ!?」 +\endtext + +\text +入れ替わりで、 +兵を伴ったリズベルが寝室に飛び込んできた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……リズベル、か……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「動かないでくださいっ!! + お、お腹に……短剣? どうしてこんなっ、 + だ、誰がこんなことっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、この俺としたことが…… + して、やられた」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさかサファイアが、 + 暗殺者の一味だったとは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「サファイアっ!? カイム様が + 連れてこられた、あの子ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ど、どうやら……中から、 + 暗殺者の手引きを、したようだな…… + はは、綺麗な花には棘があるというが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「傷が深すぎる……でも……急所は、 + 逸れてる? + こ、これなら何とか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみませんっ! 今すぐティーリアさんを + 呼んでくださいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは部下にそう命じ、 +自らは魔法を唱え、止血をしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさんと私ですぐに治療すれば、 + まだ……可能性が」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえばおまえには、いつもの棘が + ないな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……今すぐこの場で、 + 見殺しにしてもいいんですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「というか少し黙っててくださいっ!! + カイム様、今死にそうなんですよっ!? + わかってるんですかっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、棘は、あったな。 + か、可愛いやつ……め……」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +ガクリと後ろにこうべを垂れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「死んでは……いないですね。 + そうそう、そうやって黙っててください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく、もうっ……。 + いつもいつも、心配ばっかりさせてっ!」 +\endtext + +\text +その後、カイムはリズベルとティーリアの +献身的な治療を受け、 +何とか一命を取り留めた。 +\endtext + +\text +この日を境に、迷宮内部は一層の警備強化が +施されることになった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_04.txt new file mode 100644 index 0000000..bc21b4a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_04.txt @@ -0,0 +1,428 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_04") + +\text +とある町の宿屋。 +\endtext + +\text +その一室のベッドに、 +サファイアは腰かけている。 +\endtext + +\text +そしてつまらなそうな顔で、 +窓の外を眺めている。 +\endtext + +\text +しかし、室内にはサファイアだけでなく +複数の男がおり、扉を塞いでいる。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「先ほど、本部からの使者が到着した」 +\endtext + +\text +複数の男の内の一人が、口を開いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、そう」 +\endtext + +\text +サファイアは興味なさそうにつぶやく。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……確認したところ、 + やはりカイムは生きていた」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「なぜお前はあの時、 + 確実にとどめを刺さなかった?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……お前になら容易いことのはずだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +男の質問に、しかしサファイアは答えない。 +\endtext + +\text +答えたくないのか、それとも、 +サファイア自身答えを持っていないのか。 +\endtext + +\text +その表情からは、判別がつかない。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「ふん、まぁいい。お前は暗殺に失敗した。 + どういう理由があろうとも、それは事実」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「お前には、相応の罰が下される」 +\endtext + +\text("サファイア") +「罰って、どんな?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……ククッ、さしものお前でも、 + 罰と聞いては無視はできんか」 +\endtext + +\text +暗殺者の男は、氷のように冷め切っていた +顔をわずかに笑みの形にゆがめた。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「この暗殺にかかった費用、 + そして失った人員。どれも組織にとっては + 莫大な損失だ」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「おそらく、お前は売られるだろうな。 + どこかの高級娼館で、 + 男の相手をすることになるだろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「損失の穴埋めってことね。 + でも、ボクがそんなの聞かされて、 + はいそうですか、って言うとおもう?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「その場合は、逃げ出せないように + 手足の腱を切る」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「必要であればその目もつぶして、 + その首に鎖を巻いてもいい」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「これまで……裏切り者や失敗した者たちに + そうしてきたように、な」 +\endtext + +\text +男の目からは、一寸の迷いも感じられない。 +\endtext + +\text +この男がそうすると言ったなら、 +それは必ず実行されるのだろう。 +\endtext + +\text +ここにはサファイアひとりしかいない。 +\endtext + +\text +いや、どこに行っても、サファイアはひとり。 +\endtext + +\text +この場で抵抗したとしても、 +ものの数秒で取り押さえられてしまうだろう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん。でも困るなぁ。 + ボク、以前娼館にいたんだけど、 + あそこの空気、好きじゃないんだよね」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「お前の好みは問題ではない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、お願いだからもう1回だけ、 + ボクにチャンスをくれない?」 +\endtext + +\text +サファイアは立ち上がると、手を広げ +丸腰であることをその場にいる男たち全員に +アピールする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「もちろん、ただでとは言わないよ。 + ボクの身体、一晩好きにさせてあげる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのことが怖かったら、 + 縛ってもいいよ? + ボク、そういうプレイも好きだからさ」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……」 +\endtext + +\text +男たちが、サファイアの身体を舐めるような +じっとりとした目で見つめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「殴ったり切ったり以外なら、 + ボクなんだってするよ? + そういう調教、受けてきてるから♪」 +\endtext + +\text +サファイアが男たちに一歩近づく。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「待て、止まれ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あん、なぁに? + ボクもう、その気になってるんだけど?」 +\endtext + +\text +しなを作り、男を見上げるサファイア。 +\endtext + +\text +今まで貴族相手に身体を開いていただけ +あって、その色香は、本物だった。 +\endtext + +\text +現に、すでにこの場にいる男たちの +ほとんどが、その股間を膨らませている。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、早くしようよ。キミたちだって、 + したくてしたくてたまらないんでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクなら、そこらの娼婦を抱くより + 気持ちいいこと、してあげられるよ?」 +\endtext + +\text +サファイアはスカートをつまみ、 +白い足を露わにする。 +\endtext + +\text +ゆっくりゆっくりとスカートを持ち上げ、 +視線が集中したところで、パッと手を放した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクを抱きたかったら、 + もう一度チャンスをちょうだい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「くれないっていうなら、 + この場で舌をかんで死ぬ。 + 娼館に戻るなんて、まっぴらだからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さあ、どうするの?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「その場で服を脱いで、股を開け。 + そして自分で穴を広げて、 + 中に何も隠していないことを証明しろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう……用心深いんだから♪ + でも……いいよ? キミがそうしろって + いうなら、そうしてあげる♪」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って頷くと、 +男に命令されるがままに服を脱いだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +そして……あくる日。 +\endtext + +\text +サファイアはひとり、 +迷宮の入り口に立っている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ……結局、一睡もできなかったよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……なに、フィオ。 + キミっていつもおしゃべりなくせに、 + 本当に言いたいことって隠す癖があるよね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「どうして殺さなかったんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「どっちを? + カイム? それともあいつらのこと?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「カイムのことだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……わかんない」 +\endtext + +\text +風になびく髪を撫でつけながら、 +サファイアはため息をつく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ただの馬鹿だと思ってたけど、あの時 + あいつは本気でボクを守ろうとしてた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「たぶん……だから混乱してたんだと思う。 + 今までそんなやつ、 + ボクの周りにいなかったから」 +\endtext + +\text("フィオ") +「そうか。 + それで、今からそいつを殺しに行くわけか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん。いまはもう、迷ってないから。 + あいつを殺して、 + ボクはいつも通りの生活に、戻るんだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「このまま逃げるって手もあるんだぜ?」 +\endtext + +\text +フィオの冗談なのか本気なのかわからない +言葉。 +\endtext + +\text +サファイアは迷った末に冗談と判断し、笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「冗談言わないでよ。 + あいつらからは、逃げられない。 + そんなことフィオだって知ってるでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それに、暗殺者になるって決めたのは、 + ボク自身だから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは頭が悪くてめんどくさがり屋だけど、 + 自分で決めたことからは、逃げたくない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは望んで暗殺者になった。 + 殺すことに快感すら、感じてる人間なんだ」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +フィオの口に手を突っ込む。 +\endtext + +\text("フィオ") +「ぐえ」 +\endtext + +\text +そして子供の身の丈ほどはあろうかという、 +長大な鋏を取り出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そう、ボクは暗殺者だ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「一度そう決めたら、 + ボクは死ぬまで暗殺者であり続けるし、 + そうでなくちゃいけないとも思う」 +\endtext + +\text("フィオ") +「でも、お前は負けるぜ? + 何となく、そんな気がする。 + お前……殺されるぜ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうなったら……新しい契約者を探しなよ。 + ディーモン・フィオゴムラット」 +\endtext + +\text +朝日が迷宮の入口を照らし出す。 +\endtext + +\text +その光に背を押されるようにして、 +サファイアは迷宮内部へと、足を踏み入れた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_11.txt new file mode 100644 index 0000000..0cd30d6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_11.txt @@ -0,0 +1,1521 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_11") + +\text +手首を縛られたサファイアが、 +連行されてくる。 +\endtext + +\text +それを、玉座に座ったカイムが出迎えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはあの日、俺にさよならと言った。 + だがまた会えたな、サファイアよ」 +\endtext + +\text +カイムは悠然と笑みを浮かべ、そう言った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「キミがしぶとく生き残ってくれたせいで、 + 暗殺は失敗って事になっちゃった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「組織にはその失敗の穴埋めに + 娼館に売られそうになるし、散々だよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「サファイアさん、本当にあなたが + カイム様を刺したのですか?」 +\endtext + +\text +カイムの傍らに立つリズベルが、 +静かな声でそう尋ねた。 +\endtext + +\text +サファイアはあっけらかんとした表情で +頷いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうだよリズベル。ボクが刺した。 + ボクは暗殺者だからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だった、の間違いだろう? + 現におまえは組織に売られそうになった + のだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「勘違いしてもらっちゃ困るから + 言っとくけど、スポンサーがついてようが + いまいが、ボクは暗殺者なの」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。 + 暗殺者が、おまえの生き様というわけか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そゆこと。 + そしてここにはキミを殺しに来た」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ……こうなっちゃった以上、 + もうどうしようもないけどね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なるほど、よくわかりました」 +\endtext + +\text +リズベルが片手を上げた。 +\endtext + +\text +すると槍を持った衛兵が、 +その穂先をサファイアに向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何をする気だ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女は危険です。 + ですから……この場で殺します」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。雇われとはいえ、 + ヴェクサシオンの暗殺者であることには + 変わりないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、それは許可できんな。 + 槍を引け」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な……何をおっしゃってるんですか?」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がり、 +サファイアのもとへと歩み寄る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ! 離れてくださいっ!! + 縛っているとはいえ、 + 何を隠しているかわかりませんっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ボクも、彼女の意見に賛成かな。 + そうひょいひょいと、暗殺者に + 近寄らない方がいいと思うよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、俺が目を付けた女だ。 + 誰であろうと、殺させはせん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……また、それですか……」 +\endtext + +\text +リズベルが、深く溜め息をつく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「目を付けただって? その割には、 + キミはボクに何もしてこなかったよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕事に慣れるまではそっとしておいて + やろうと思っていただけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのうち無理やりにでも俺のものに + する気だったが、 + その前に逃げられてしまった」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからまた会えてうれしいぞ、 + サファイアよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……キミって、バカじゃないの? + 自分を殺そうとしたボクが、憎くないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、俺はな、強い女が好きだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の命を脅かすほど強い女を、 + 無理やり犯して自分のものにするのが、 + 大好きなのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「故に、おまえを愛しく想いこそすれ、 + 憎むなどという気持ちは一切ない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「バカを通り越して、キミは病気だよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんとでもいうがいい。 + さぁ、話は終わりだ。 + 今度こそ、逃げられる前にヤルとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、サファイアの足を掴み、 +引き倒すとスカートをめくり上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふ、ふ~ん。ここで……するんだ。 + こんなに大勢の人が見てる前で」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、もう好きにしてください」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ♪ まぁ、ボクは別にいいけどね。 + けど……多分キミ、後悔すると思うよ?」 +\endtext + +\text +サファイアは床に仰向けにされながらも、 +不敵な笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それでも、しちゃう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。こっちはお預けを食らって + 股間がうずうずしているのだからな」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムはサファイアのショーツを +グイッと引っ張り、はぎ取った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁん、ついに見られちゃった♪ + ボクの恥ずかしい……オチ●チン♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +露わになったサファイアの股間を見て、 +カイムは目を見開いた。 +\endtext + +\text +リズベルも最初こそ視線を逸らしていたが、 +サファイアの言葉を聞き、驚いて顔を上げる。 +\endtext + +\text +周りの魔物たちも驚いている中で、 +サファイアだけが、 +クスクスと笑い声を漏らしている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あははっ、驚いた? ボク、男なんだ。 + エッチできなくて残念だったね」 +\endtext + +\text +サファイアはカイムに向かってそう言った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから言ったのに。 + 後悔することになるって」 +\endtext + +\text +カイムの目は、サファイアの股間に +向けられたまま、動かない。 +\endtext + +\text +子供のように小さな、 +皮をかぶったままの性器。 +\endtext + +\text("サファイア") +「どうする? エッチできないんだし、 + やっぱり殺す?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはもう、どっちでもいいよ? + キミのことは殺せなかったけど、 + それなりに楽しい人生だったし後悔は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、男だったのか。 + 道理で、自分のことをボクなどと + 言っていたわけだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +サファイアの股間に手を伸ばした。 +\endtext + +\text +そして人差し指で、 +肛門から性器までをなぞり上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ!? んっ、あ? + えっ、なに? ひょっとして……んっ! + ボクと、す、する気……なの?」 +\endtext + +\text +サファイアが挑発的な表情を一瞬崩し、驚く。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は最初からヤルと言っている。 + 相手が男だろうが女だろうが、 + 可愛いければ問題ない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「も、もも……問題ないって、 + そ、そんなことっ……男ですよ? + カイム様も男なわけで、そうなると……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、男と男が……あ、あわわっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは湯気が立ちそうなほど顔を赤く +染めると、それきり黙り込んでしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「可愛いって……キミ、本気で言ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。 + 俺は女に対し、嘘はつかない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、おまえは女ではなかったな。 + さりとてこんなに可愛いおまえを + 男というのもどこかおかしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。思い出したぞ。 + 昔幻像石でおまえのような可愛らしい男が + ヤラれている映像を見たことがある」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを見せてくれた旅人は、 + 確か男の娘と言っていたな」 +\endtext + +\text +カイムは指でサファイアの肛門を +こねまわす。 +\endtext + +\text +それだけではなく、指先を唾で濡らし、 +中へとねじ込んでしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あくぅっ、んひっ……あ、はっ……。 + た、勃っちゃった……。 + ボクの、オチ●チン……んあっ!」 +\endtext + +\text +肛門をほじくられ、 +サファイアの幼根は勃起する。 +\endtext + +\text +勃起したところで、大きさ、太さともに +カイムの肉棒の半分もない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これが男の娘か。 + 前々から興味はあった。しかしなかなか + 幻像石が手に入らずに困っていたのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか、本物が手に入るとはな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふ、ふん。別に、キミのものになった + わけじゃないんだけど?」 +\endtext + +\text +サファイアは挑発的な笑みを浮かべたまま、 +気丈にそう答えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「言っとくけど、 + ボクはこういうことに慣れてるからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今まで、百を超える男と + セックスして、その命を奪ってきたんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「キミが何人の女をものにしてきたか + 知らないけど、ボクを調教できるなんて、 + 思わないことだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、なるほど。 + 確かこの後、あの幻像石では……」 +\endtext + +\text +カイムが指をくの字に曲げ、 +肛門粘膜をひっかき始める。 +\endtext + +\text +そして同時に、勃起した幼根をしごき始めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐぅっ! ひっ、あっ…… + こ、こんなに早く……前立腺の場所を…… + んっ、あっ……」 +\endtext + +\text +サファイアは腰をくねらせ、 +指の動きから逃れようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムの指はすでに +深々と根元まで入ってしまっており、 +やすやすとは抜けない。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? このコリコリとしたところが + いいのか? + ここを擦ると気持ちいいのか?」 +\endtext + +\text +カイムは重点的に、 +指でサファイアの前立腺をひっかきまわす。 +\endtext + +\text +直腸粘膜を擦られる刺激と、 +そして前立腺をえぐられる快感。 +\endtext + +\text +それだけでも、下半身が蕩けそうになるほど +心地よいというのに、カイムはさらに幼根を +手でしごく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……あぐっ、くっ…… + ん、ああっ! だ、めっ……んんっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの吐息が、荒くなる。 +\endtext + +\text +身体を何度もビクッと震わせ、 +その度に肛門がキュンッと締まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ出そうか? + いつでも出していいぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「は……はぁ? な、なんの……こと? + 別に全然、気持ちよくなんて、ないし?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「で、出るのは、 + た……ため息だけなんだけど」 +\endtext + +\text +そう言って、 +あくまで快感を否定するサファイア。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。 + ならばもっと気持ちよくしてやらんとな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑い、 +執拗に肛門をほじくり続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ハァ、ハァッ……んっ、くぅっ!? + あっ……だめっ、こんなっ……のっ……」 +\endtext + +\text +それに対し、 +サファイアは我慢強く快感に耐え続ける。 +\endtext + +\text +しかし、縛られ動けないサファイアの理性は +蕩けていく一方。 +\endtext + +\text +次第に腰がカクカクと上下し始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あうっ、あっ、あっ……」 +\endtext + +\text +幼根をしごかれる快感から逃げようと +腰を下げる。 +\endtext + +\text +するとその分だけ、指によって肛門が +ほじくられる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だめっ、うっ、あっ……逃げ場が、 + なっいっ……うぁっ、あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +その指から逃げようと腰を上げれば、 +今度は幼根が激しくしごかれる。 +\endtext + +\text +どちらを選んでも、 +激しい快感がサファイアを襲う。 +\endtext + +\text +いや、どちらを選ばずとも、 +強弱の違いはあれど絶えず両方から +快感は送り込まれてくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んふぅっ、んっ、ふぅっ、くぅっ!!!」 +\endtext + +\text +サファイアの額に、汗が浮かぶ。 +\endtext + +\text +執拗なカイムの攻めに対し、 +サファイアは限界を超えて我慢し続けている。 +\endtext + +\text +本来であれば、 +とっくに射精させられていても、 +おかしくない。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、よく粘ったな。 + だが、ここまでだ。おまえがイクところを、 + 見せてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +肛門に入れていた指を2本に増やした。 +\endtext + +\text +そしてその2本の指で、 +激しく前立腺をえぐるのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あっ、あーーーーーーーーーーっ!! + だめっ、んぁぁああっ! イクッ!! + 出るっ、もうだめっ、出るぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +それがトドメとなり、 +サファイアはついに絶頂させられる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぃぃいいっ!? イクッ!! + あぁっ、出てるっ、ボクッ……イかされっ、 + てっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +皮をかぶった幼根の先から、 +ピュピュッと可愛らしく精液を噴き出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、わ……で、出た、出ちゃいましたっ」 +\endtext + +\text +リズベルは顔を手で覆いながらも、 +その指の隙間からしっかりとサファイアが +射精する瞬間を見ている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうっ、んっ、はぁんっ!! + ボクがこんな、簡単にっ……あひっ! + 射精、させられ、るっ……なんてっ……」 +\endtext + +\text +迸る精液の大部分はサファイア自身の +身体にかかり、そしていくつかは顔にまで +飛び、へばりつく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぷぁ、はっ……じ、自分の精液が、 + 顔にっ……んひぁっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、だめっ! + お尻ほじくらないでっ……あぁっ! + たくさん出ちゃうからぁっ!!」 +\endtext + +\text +射精の最中も、カイムは幼根をしごき、 +そして肛門をほじくり続けた。 +\endtext + +\text +精液は勢いよく出続け、 +彼女の……いや、 +彼の身体を白く染めたのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ……あっ、うっ……くぅっ……」 +\endtext + +\text +射精後。 +\endtext + +\text +サファイアは事後の余韻に震えている。 +\endtext + +\text +ただでさえ小さな幼根は、精液を吐き出して +ますます小さくなってしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……く、くやしい……。 + こ、こんな簡単に……ボクが、 + イかされる、なんて……」 +\endtext + +\text +紅潮した肌はうっすらと汗をかき、 +玉座の間の照明の光を反射して艶めかしく +輝く。 +\endtext + +\text +肩で息をするサファイアの肢体。 +\endtext + +\text +それは女性とは違う、けれども筋張った男の +ものとも違う、独特の柔らかさとしなやかさ +を兼ね備えている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +その妖艶、魔性の美しさは、 +リズベルが思わず見入ってしまうほど。 +\endtext + +\text +女のリズベルでさえそうなのだから、 +それを目の前で見ている男のカイムの +興奮のほどは、言うまでもないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「思った以上だ、おまえの愛らしさは」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を取り出し、軽くしごいた。 +\endtext + +\text +今度はサファイアが、驚く番だった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「な、なに……それ。 + そ、そんなもの出して、どうする気なの」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、おまえの想像通りの事……。 + いや、それよりももっと、 + 気持ちのいいことだ」 +\endtext + +\text +サファイアはジリッと、 +後ろに下がろうとする。 +\endtext + +\text +しかし手を縛られ、両足を掴まれている今、 +それはかなわない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いいの? + ボクを犯した人間は、必ず死ぬんだよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だって、ボクが殺すからね♪ + ボクは、暗殺者であり、死神なんだ。 + キミ、必ず後悔することに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は死なん」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉を遮り、 +カイムがそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえを犯し、必ず俺のものにする。 + 死神も、主には手を出すまい?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +カイムの傲慢さを目の当たりにした +サファイア。 +\endtext + +\text +今までに何百何千という男を見て、 +そして話をしてきたが、これほどに我の強い +男は初めてだった。 +\endtext + +\text +一瞬言葉を失うが、しかし次の瞬間、 +強引に声を上げさせられた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぎぃっ!? いっ、ひぃっ!!」 +\endtext + +\text +ヌヌッと、 +亀頭が肛門をこじ開けて入ってくる。 +\endtext + +\text +サファイアがどんなに肛門に力を込めて +拒んでも、目の前の傲慢な魔王は意に介さず、 +ねじ込んでくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぁっ、ふっ……ぐぅっ! + なにっ、これっ……見た目よりも、 + もっと、ふと……くてっ……硬いっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、それにっ……はぁ、んぁっ! + こんなに、熱いの……知らなっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ヌルッ、ヌルルルルッと、 +直腸粘膜をこじ開け、入り込む肉棒。 +\endtext + +\text +やがて狭い直腸内を肉棒が完全に満たした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はっ……はっ、はぐぅっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁ……は、入ってる……。 + カイム様のが、男の子のお尻に……あぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これがおまえのマ●コか。 + ずいぶんと咥え慣れているみたいだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそれでも、 + 俺のものは少々辛いようだな」 +\endtext + +\text +直腸内で肉棒に力を込め、 +ビクビクと震わせるカイム。 +\endtext + +\text +するとそれだけで、 +サファイアは可愛らしい声を上げて +身体をくねらせてしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、だめっ……動かしたらっ、あっ!! + ボクのお尻がっ、あぁっ、裂けちゃうっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、裂けるものか。 + それに動かさねば、始まらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにこれから何度も、 + 俺のものをここで咥えることになるのだ。 + 早く慣れた方がよかろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと腰を引き、 +ズルルルッと肉棒を引きずり出す。 +\endtext + +\text +そして今度は一気に腰を突き出し、 +深々と肛門をえぐるのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうっ、んっ、あーーーーーっ!! + んくっ……ふぁっ、あっ、あっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、グチュッと、サファイアの肛門を +太い肉棒がえぐる。 +\endtext + +\text +射精して萎えていた幼根が、 +再度ムクムクと鎌首をもたげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、どうやら感じてくれている + ようだな」 +\endtext + +\text +勃起していく幼根についてカイムが指摘する +と、サファイアは悔しげに睨んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……ちがっ、うっ……。 + か、感じてなんか、いるもんか」 +\endtext + +\text +無理やり快感を押し殺し、 +平静を装おうとするサファイア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではこれはなんだ? + この可愛らしく勃起したこれは?」 +\endtext + +\text +カイムは幼根をピンッと指で弾いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +その直後、 +サファイアはビクンッと大きく仰け反った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうっ、だめっ! 指でっ、弾いたらっ、 + あっ、そこだめっ、そこダメだってばっ!」 +\endtext + +\text +その後も、ピンッ、ピンッと +断続的に指で幼根をはじく。 +\endtext + +\text +肛門と肉棒を同時に攻められ、 +サファイアは嬌声を止めることができない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こっ、のっ…… + 好き勝手に、ボクをいじめて……」 +\endtext + +\text +サファイアは歯を食いしばり、快楽に抗う。 +\endtext + +\text +しかしその心中は、混乱していた。 +\endtext + +\text("サファイア") +(ウソでしょ? なんでっ? このボクが、 + こんな一方的に攻められるなんて……) +\endtext + +\text +カイムに絶対的な自信があるように、 +サファイアはサファイアで、今まで男を +手玉に取ってきたという、自負がある。 +\endtext + +\text +しかし、どんなにテクニックを駆使しようと、 +ねじ伏せられてしまう。 +\endtext + +\text +肛門を締め、肉棒から精液を奪い取ろうと +思っても、そのテクニックが、通用しない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃっ!? んっ、あーーーーーーっ! + だめっ、今はっ、今はだめぇっ!! + こんなに速くっ……動かしたらっ……」 +\endtext + +\text +抽送が、一気に早まる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……う、うわわ…… + あんなに、出たり、入ったりして……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んくぅっ!? あっ、だめっ…… + み、見ないでっ……あっ、ひぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの視線に今更ながらに気付いた +サファイアは、股を必死に閉じようとする。 +\endtext + +\text +だが、がっちりと足首を掴まれ、 +閉じることができない。 +\endtext + +\text +サファイアの股間は開いたまま、 +肉棒を肛門で咥えこまされているところを、 +リズベルや魔物たちに見られ続けている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、ひっ……んっ、あふぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いい締まりだ。 + おまえのマ●コは、実に気持ちがいいぞ」 +\endtext + +\text +勃起し、血管の浮いた肉棒がゴリゴリと +直腸粘膜を削る。 +\endtext + +\text +力では、全くかなわない。 +\endtext + +\text +そう思い知らされたサファイアは、 +ただただ快感を我慢し続けるしかなかった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、だめぇっ!! そこっ……ひぃんっ! + オチ●チンの先がっ……ボクの弱いところ、 + えぐって……るっ……からぁっ!」 +\endtext + +\text +しかし、我慢に我慢を重ねても、 +いつかは限界がやってくる。 +\endtext + +\text +逃げ場がない以上、 +それは確実に、押し寄せてくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっあーーーーーーーーーっ!! + だめっ……も、もうだめっ!! + あぁっ、イクッ!! またっ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +幼根から、透明な汁がにじみ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「弱い部分というのは、ここのことだな?」 +\endtext + +\text +女でいうGスポットにあたる、前立腺。 +\endtext + +\text +その部分を、 +直腸粘膜越しに肉棒が執拗にえぐる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひっ、んっ、あーーーーーーっ!! + イクッ、出るっ……出ちゃうっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では俺も、そろそろ出させてもらうと + するか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふぅっ! だめっ……許さないよっ!? + 勝手にボクの中に、出したらっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは俺のものだ。 + 俺のものを俺がどうしようと、俺の勝手だ」 +\endtext + +\text +射精の態勢に入ったカイムは、 +より一層抽送を速める。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから俺は出すぞ。おまえのマ●コに + たっぷりとな。ふははっ!」 +\endtext + +\text +サファイアは蕩けるほどに肛門が熱くなり、 +髪を振り乱して悶えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぐぅっ……だからボクはっ、 + まだキミのものになってないって……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、ひぃっ!? だめっ!! + 出るっ、出ちゃうっ!! あぁっ!! + やめてっ、やめてよぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの絶叫が響き渡った。 +\endtext + +\text +その直後、 +カイムの肉棒が荒々しく肛門を突き上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、出るっ! あはぁーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +サファイアとカイム、ふたり同時に射精する。 +\endtext + +\text +直腸内を、カイムの精液が満たしていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、んひぃっ!! 出てるっ!! + ボクの中にもっ、せ、精液がっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、だめって言ったのにっ!! + あぁっ、突かないでぇっ!! + ボクまだっ、イッてる途中……」 +\endtext + +\text +肉棒が肛門をえぐるたびに、 +ビュクッ、ビュルルッと、幼根から精液が +押し出されていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ、これっ……あぁっ、とまらないっ、 + 止まって、止まってよぉっ!!」 +\endtext + +\text +本人の意思に逆らい、精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text +サファイアは涙を浮かべながら、 +嬌声を上げ続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んくっ……ふっ、あふっ……」 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれると、肛門から精液が +ゴポリと音を立てて溢れ出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、ふ……あ……あはぁ……。 + だめ……あ、んっ……漏れちゃ、う……」 +\endtext + +\text +ビクッビクッと射精後の痙攣を起こしながら、 +サファイアは恍惚の表情を浮かべている。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよかったぞ、サファイア。 + あの日の俺の判断に間違いはなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえをここに連れてきてよかった」 +\endtext + +\text +カイムは可愛らしい男の娘を犯すという夢を +叶えることができ、満足顔を浮かべている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボ、ボク……怒った、から……。 + 勝手に、こんなに、出すなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方なかろう。恨むなら俺ではなく、 + おまえの愛らしさを恨むのだな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「も、もう……バカ」 +\endtext + +\text +目の前で笑うカイム。 +\endtext + +\text +そしてそれを見て、視線を反らすサファイア。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……か、かわいい……」 +\endtext + +\text +そしてここに、敵ということを忘れて +サファイアの妖しい魅力に心奪われたものが +もうひとりいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで、リズベル。 + 例のものを持ってこい」 +\endtext + +\text +セックスが終わって少しして、 +カイムがリズベルにそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぇっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルは声をかけられるとは思っておらず、 +なによりサファイアに見入っていたので +反応がしどろもどろになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? おまえもサファイアのことが + 気に入ったのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……ち、違いますっ! + 彼女は……じゃなくて、彼は我が軍の + 捕虜です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その処遇について、 + 少し考えていただけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。まぁそれはいいとして、 + 早くあれを持ってこい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あれというと、あぁ……少々お待ちを」 +\endtext + +\text +リズベルはそういうと、部下のひとりを呼び、 +何かを受け取って、それをカイムに手渡した。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、悪魔だな?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「……」 +\endtext + +\text +カイムの手には、フィオが握られている。 +\endtext + +\text +サファイアはそれを見て、眉をしかめた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だったら……なに?」 +\endtext + +\text +手を縛られたまま、 +サファイアはよろよろと立ちあがる。 +\endtext + +\text("フィオ") +「おい、サファイア」 +\endtext + +\text("サファイア") +「別に隠す必要なんてないでしょ? + ご明察通り、それはボクと契約してる + 悪魔だよ。名前はフィオゴムラット」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、道理で変な匂いがすると思った。 + よろしくな、フィオゴムラット。 + 俺は魔王カイムだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「よ……よろしく」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアにフィオを投げて渡す。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえたちをつなぐ契約は、なんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……何でそんなことを聞きたいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「単純な好奇心と、ほかでもない + おまえ自身に関わることだからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のものにしようというやつのことは、 + なるべく知りたいだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なるほどね。傲慢なうえに + 知りたがり屋なわけか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いいよ、教えてあげる。 + ボクはフィオに、永遠の若さを願った」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そしてその契約の対価は、 + フィオを楽しませること」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなあいまいな……。 + それだと、悪魔の気分次第で、 + あなたは命を奪われることに……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうだとして、それがどうかしたの? + ボクにとって、若く綺麗でいることは + 何より大事なことなんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それが失われるなら、死んだ方がマシだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは悪魔との契約で保つその若さで、 + いったい何をする気なのだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんなの決まってるよ。 + 殺すんだ。若くて綺麗なら、 + ターゲットも油断するからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ殺す?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……だって、ボクは暗殺者だもの。 + 暗殺者が人を殺しちゃいけないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、暗殺者になった?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、サファイアは答えあぐねる。 +\endtext + +\text +いや……答えられないというよりも、 +単純に驚いている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なぜって…… + どうしてそんなこと、聞くのさ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんなの、いろんな理由があるよ。 + お金のためってのもそうだし、 + 殺しが好きって理由だってあてはまる」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。 + なに、おまえのことを知りたかっただけだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと短く笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがやはり、わからないな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……なにが、わからないっていうのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが若さを望む理由だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪魔と契約していつ命を奪われるか + わからない状況になってまで暗殺者で + いたいのか? 人殺しが好きなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは本当にそんな理由で、 + それを望んでいるのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +サファイアは頷こうとした。 +\endtext + +\text +しかし、身体が動かなかった。 +\endtext + +\text +カイムに再度問われ、 +自分の心に手をかざした結果、 +そこには何もなかったからだ。 +\endtext + +\text +カイムの目に、自分という存在の底の浅さを +見透かされそうな気がして、サファイアは +それきり、口を閉ざしたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_12.txt new file mode 100644 index 0000000..f5230e9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_12.txt @@ -0,0 +1,1442 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_12") + +\text +カツカツと靴音を響かせて、 +カイムは迷宮内を歩いている。 +\endtext + +\text +その隣には、牢獄から連れ出されたばかりの +サファイアがいる。 +\endtext + +\text +サファイアはフィオを抱きしめながら、 +隣を歩くカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なるほどね。あの件以来、 + リズベルがカイムに冷たいと」 +\endtext + +\text +あの件とは、捕えたサファイアを +男と知りながら玉座の間で公然と犯した事だ。 +\endtext + +\text +その日以来リズベルは目を合わせてくれなく +なったと、サファイアに愚痴をこぼしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、 + もともと愛想のいい奴ではなかったがな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん。 + で? それを何でボクに聞かせてるわけ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そろそろボクを牢屋から出して + 連れまわしてる理由を聞かせてくれない?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まさかただ単に愚痴を聞かせるため + だなんて、言わないよね?」 +\endtext + +\text +サファイアは嘆息交じりにそう言った。 +\endtext + +\text +するとカイムは意外そうに眉をしかめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? + まさかおまえも今日は機嫌が悪いのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いや、いいわけないでしょ。捕まってから + こっち、ずっと獄中の身だよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それにボクは君の敵なんだから、 + 愛想よくしろって方が無理でしょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そういうものか。 + では俺のものになれば、 + 愛想もよくなるということだな?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「またその話? 悪いけど、 + ボクは誰のものにもなる気はないよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、ビジネスとして対価をくれれば、 + 一晩くらいは君のものになってあげても + いいけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って頷いた。 +\endtext + +\text +しかしその後、何も口にしない。 +\endtext + +\text +ただ黙って、 +サファイアを連れて通路を歩いている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……幻滅した? + ボクって、そういうやつなんだよ?」 +\endtext + +\text +沈黙に耐えかねたのか、 +サファイアがそう切り出した。 +\endtext + +\text +カイムはサファイアに視線を戻す。 +\endtext + +\text +その横顔は、 +カイムの目にはどこか寂しげに映った。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ幻滅する必要がある? + 対価を求めるのは、 + 人として当然のことだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰だってタダ働きは嫌に決まっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに対価を求めるということは、 + 逆に考えれば対価さえ約束すれば + 裏切られないということだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「無償で手を差し伸べてくるものと、 + 有償で手を差し伸べてくるもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「どちらの手を取るかと言われたら、 + 俺は後者をとるだろうな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ふーん。意外と実利主義者なんだね。 + 簡単に人を信用するあたり、 + もっと夢想家なのかと思ってた」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのあたりは、 + リズベルの影響かもしれんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、着いたぞ」 +\endtext + +\text +カイムが足を止めたのは、 +とある扉の前だった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「執務室?  + ここってリズベルがいる所じゃないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。今日はリズベルに + 理解を深めてもらおうと思ってな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「理解って……なにを?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、男の娘の良さをだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつは頭が固すぎる。男と男の娘は + 生物学的に全く別の存在であるという事が + 理解できていない」 +\endtext + +\text("フィオ") +「おいサファイア。 + 今思ったんだが、 + こいつバカじゃねぇのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、うん……。 + なんだろう、すごく同感だよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけで、おまえを連れてきた。 + これからリズベルの前で、 + エロいことをしてもらう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして男の娘の理解を深めさせ、 + ついでにおまえとも仲良くなってもらおう + という寸法だ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「仲良く……? それは無理じゃない? + だってボクは君を刺したんだよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「リズベルだけじゃない。 + この迷宮にいるすべての人に、 + ボクは嫌われてるはずだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうでもないぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物を束ねるゴブリンのスパッキオは + いい度胸をしていると褒めていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「切り込み隊長のアグリなどは + その話を聞いて俺の隊に欲しいと + 大絶賛していたな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「おい、ひょっとしてこいつ + 人望無いんじゃねぇのか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「黙っていてあげなよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、実際に軍を維持しているのは + ここにいるリズベルだからな。 + 人望という点では、あいつにはかなわん」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度狙う機会があるなら、 + 俺ではなくリズベルにしておけ、と + ヴェクサシオンの連中に言っておけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも、その場合は + 俺が全力でそいつらを殺すがな。クックッ」 +\endtext + +\text +白い歯をむき出しにして笑うカイム。 +\endtext + +\text +その笑みからは、 +獰猛な獣を連想させる雰囲気が漂っている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……それで? 話は分かったけど、 + ボクは別に君のいうことを聞く + 義理も義務もないよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。いつかは俺のものになるおまえだが、 + 現時点では違うらしいからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さっきの話じゃないけど、 + 対価はもらえるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何がほしい? 金か?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今ここで貰っても使い道がないでしょ。 + そうだね……ボクを牢獄から解放するって + 条件はどう?」 +\endtext + +\text +サファイアはクスッと笑い、 +カイムを値踏みするように見る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「え?」 +\endtext + +\text +サファイアは、先ほど出した条件はカイムに +とって到底呑めないものだと思っていた。 +\endtext + +\text +しかし、意外にもカイムはあっさりと了解 +してしまった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あの、解放するってつまり、 + ボクに自由を与えるってことだよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかっているから心配するな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いや、心配とかじゃなくてさ……。 + もしろ心配しなきゃいけないのは + 君の方なんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ついでに部屋も与えてやろう。 + 2度も暗殺に失敗しては、 + もはや古巣には戻れまい?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……そうやって、ボクを囲うつもり?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。 + 俺はおまえがほしいという + 打算で動いている」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから信用はできる……か。 + 言っとくけど、その条件を呑んだからって + 君のものになるわけじゃないからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。おまえのことはこれから + じっくりと時間をかけて調教するからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……はぁ、まったく、 + キミのその自信はどこから来るのやら」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わかったよ。その条件、呑むよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では入るとしようか」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌でそう言うと、 +執務室の扉に手をかけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「――カイム様。 + あなたはバカですか?」 +\endtext + +\text +執務室に足を踏み入れたカイムに、 +リズベルが開口一番そう言い放った。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は魔王だ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「やっぱバカだぜこいつ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あー、ちょっと黙っててフィオ」 +\endtext + +\text +尊大な態度のカイムに、 +リズベルは呆れ顔を向ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「外での会話、全部聞こえてましたけどね。 + 彼女を自由にするって、本気ですか? + あぁ、彼でしたね……紛らわしい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「可愛くてごめんね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ!? とにかく、私は反対です。 + 暗殺者を自由にするなんて、 + 正気の沙汰とは思えません」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクも同感だなぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。サファイアに俺は殺せん。 + そういう約束をしたからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束って……子供じゃないんですよっ!? + 世の中すべての人が約束を守るなんて + 思ったら大間違いですよっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこいつは守る。 + なぜならおまえと同じ匂いがするからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは約束を守る。 + だからおまえと同じサファイアも、 + 俺との約束を守る」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……その見込みが、外れたら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ!! 俺がそれまでの + 男だったというだけのことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、それでは始めるとするか。 + サファイア、準備はいいか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはいつでもいいけど、 + でもすっごくやりにくい空気だよ? + わかってる? そのあたりのこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「空気など知らん。 + 俺がやりたいと思った時にやるだけだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……なんかごめんね、リズベル? + そういうことになっちゃったんだけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「謝らないでください……。 + 余計に情けなくなりますから」 +\endtext + +\text +沈痛な表情で、リズベルはつぶやいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よしサファイア、 + この場で俺のものを舐めてもらおうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルに男の娘の良さを + 十分に思い知らせるのだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はいはい。 + まぁ、対価は十分にもらえることだし、 + ボクはやれって言われたらどこでもやるよ」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って笑うと、 +カイムの足元に跪くのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あむっ……んっ、 + ぢゅるるっ……これでいい?」 +\endtext + +\text +サファイアは目の前に屹立する +カイムの肉棒に舌を這わせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あうっ……そんな、いきなり……」 +\endtext + +\text +躊躇なくフェラを始めたサファイアを見て、 +リズベルは困惑を隠しきれない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ペロ……チュッ、ジュルルッ。 + ほんと、君のって大きいよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、こんなのが…… + ボクのお尻に、入ってたなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの尻穴は最高だった。 + また今度使わせてもらうぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ♪ 別にいいけど、 + それはまた、別報酬だからね?」 +\endtext + +\text +サファイアは舌を伸ばし、 +力強く勃起している肉棒を丹念に舐める。 +\endtext + +\text +舌を、肉棒の根元から先端へ。 +\endtext + +\text +ねっとりとした唾液を、万遍なく塗りたくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。いいだろう。 + 欲しいものがあれば、なんでも言うがいい」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌で笑う。 +\endtext + +\text +強い女を跪かせ、自分の肉棒を舐めさせる。 +\endtext + +\text +相手を無理やり屈服させ、 +支配欲を満たすことを何より好むカイムは、 +この状況を心から楽しんでいる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんでも……かぁ。 + ふふっ、それじゃたとえば…… + 君の命とかは?」 +\endtext + +\text +サファイアは上目づかいにカイムのことを +見ながら、舌で亀頭の裏側を舐める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……何を言ってるんですかっ!! + そんなの、駄目に決まってますっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ピチャ……んっ、ふぁ……。 + でもだって、カイムがなんでもって + 言うからさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の命か。 + そうだな、条件次第では構わんぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「へぇ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ!?」 +\endtext + +\text +カイムが頷くと、 +サファイアは意外そうな顔をした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「その条件、すっごく高くつきそうだね。 + めんどくさいから、君の命はいいや」 +\endtext + +\text +あっさりと要求を引き下げるサファイア。 +\endtext + +\text +すでに組織から切り捨てられた +サファイアにとって、カイムの暗殺は何の +利益も生まないと、自覚しているのだろう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「その代わり、ほかのものを貰うからね。 + 例えば、服とか。アクセサリーとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのくらい、お安い御用だ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ♪ うれしい♪ + それじゃ、いっぱいサービスしてあげる」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、精いっぱい +口を広げて、カイムの肉棒を咥えこむ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ……ん゛っ、ほんひょ…… + これ、おおひすぎるよ……」 +\endtext + +\text +唾液でドロドロになっている肉棒を、 +サファイアは口に含んだ。 +\endtext + +\text +しかし、含むといっても、肉棒の先の方だけ。 +\endtext + +\text +それ以上はサファイアの口が小さく、そして +カイムの肉棒が大きすぎるため、入らない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、うわ……わ……。く、咥えちゃってる。 + 人前で……私が、いるのに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それに……。じ、自分で……。 + サファイアさん、自分で……」 +\endtext + +\text +リズベルの目が、 +サファイアの股間に向けられた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ジュルルッ……ンチュッ、チュルッ……。 + んふぁ、い、いまさら気づいたの?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さ、最初からボク…… + 自分でオナニーしてるよ?」 +\endtext + +\text +サファイアの左手が、 +自らの幼根をしごいている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だってこの方が、気分が乗るからね。 + ヂュルルッ、んっ、ンチュッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルもこのくらい + 積極的であってほしいものだな」 +\endtext + +\text +サファイアの痴態を見た後に、 +カイムがこれ見よがしにリズベルへと +視線を向け、ため息をつく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いやですっ! + なんで私がそんなっ……そんなっ……」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にしながら、 +視線を逸らそうとするリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、目を逸らすなリズベル。 + きちんと見ておけ。いつかおまえにも、 + してもらうことだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、んっ♪ ヂュルルルルルッ。 + なに清楚ぶっへるの?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「どうせ君だってカイムのこれで、 + ヒィヒィ言わせてもらってるんでしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアは妖艶に微笑みながら、 +肉棒を口から吐き出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ぷはっ……はぁ、はぁ……。 + 大きすぎて、ずっと咥えてると + お口が痛くなっちゃう」 +\endtext + +\text +口元から涎をだらだらと垂らしながら、 +それまで咥えていた肉棒を今度は舐め始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それで、どうなの? そうなんでしょ? + 夜にはカイムのベッドの上で、 + 素っ裸でお尻突き出してるんじゃないの?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君って、バックから強引に + 犬みたいに犯されるの、好きそうだよね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ、ななっ……なっ……」 +\endtext + +\text +肉棒に舌を這わせながら、 +挑発的な視線をリズベルに向けるサファイア。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことっ、ないですっ!! + か、勝手に自分の想像を、 + 私に押しつけないでくださいっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そう? ひょっとしてされたことないの?」 +\endtext + +\text +サファイアは今度は一転、 +意外そうに眉をしかめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは自分から跨って腰振るのも + 好きだけど、バックから犯されるのも + 大好きだよ?」 +\endtext + +\text +サファイアは幼根をしごきながら、 +クネクネと妖しく腰を振る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こうやってさ…… + お尻を高く上げさせられて、 + 自分でお尻の穴を広げるの」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そして、んっ……レロ……ピチャ……。 + ボクのお尻の穴に、ぶっといオチ●ポ + 入れてくださいって、言わされるの」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そのあとは……もう、わかるよね? + お尻にオチ●ポ入れられて、 + めちゃくちゃにかき回されるんだ」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉が、 +リズベルの鼓膜を揺さぶる。 +\endtext + +\text +経験豊富なサファイアの言葉は、 +経験不足なリズベルの頭に入り、 +無知が故にその想像は幾倍にも膨れ上がる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ゴクッ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「手足を縛られて、 + 首輪をつけられて犯されたこともあったよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お尻をかき回されるたびに + ボクのこのオチ●チンがビクってなって、 + 精液が押し出されていくの」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あの時は…… + クスッ、気絶するほど気持ちよかったなぁ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あ……う、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だそうだ。今度してやろうか、リズベル? + もっとも、おまえにはついてないからな。 + そっくりそのままというわけにはいかんが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルは、 +耳まで赤くなりながら、ボーっとしている。 +\endtext + +\text +視線はサファイアの股間に釘付けになって +おり、彼女が今何を考えているのか、 +察するのはたやすい。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ちょっと、ジュルッ、レロ、んふぁ…… + 刺激が強すぎたかな」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。 + いや、リズベルにはあの位でちょうどいい」 +\endtext + +\text +サファイアの目の前で、肉棒が跳ねた。 +\endtext + +\text +裏筋をなぞるようにもう一度舐めあげると、 +今度はより大きくビクンッと震える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ……そろそろ出そうなんだ。 + そうでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オチ●チンがビクビク震えてるから、 + よくわかるよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。それでは、出させてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムが素直に頷くと、 +サファイアは笑顔を浮かべる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「いいよ♪ いっぱい、絞り出してあげる♪」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +再度肉棒を頬張る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いつでも……ジュルッ、 + 精液、出していいからね?」 +\endtext + +\text +目いっぱい口を広げ、 +肉棒をしゃぶるサファイア。 +\endtext + +\text +サファイア自身も興奮しているのか、 +幼根をしごく手も、その速さを増していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは暗殺する前、必ずターゲットと + セックスをしていたらしいな。 + そんなにこれが好きか、サファイア?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ンブッ、ジュルッ……チュプッ……あはぁ、 + す、好きだよ? じゃなきゃ…… + セックスなんて、したりしないって」 +\endtext + +\text +頬を赤らめ、肩で息をしながら +サファイアは頷いた。 +\endtext + +\text +肉棒の先を咥え、舌で亀頭を舐めまわす。 +\endtext + +\text +時おり舌先をとがらせ、 +鈴口をほじくるようにして舐め、射精を促す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……でも、大きくて硬い + チ●ポはもっと好き♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクを気持ちよくしてくれるチ●ポは、 + だいだい、だーいすき♪」 +\endtext + +\text +美味しそうに肉棒をしゃぶるサファイア。 +\endtext + +\text +その表情と言葉から、 +嘘の匂いは感じ取れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「今までにおまえがしゃぶってきた中で、 + 俺のもの以上に立派なものはあったか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「太さも、硬さも……んっ…… + 君のが、一番だよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「後は、ジュルルッ……んぷはっ、 + 真珠入りのとか、あったけど…… + 正直あれ、気持ちよくないんだよね」 +\endtext + +\text +勃起した幼根からも、 +先走り汁がにじみ出ている。 +\endtext + +\text +しごくうちに透明な汁が滴り、 +糸を引いて床に落ちる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、だから……んっ、君のが、一番さ。 + ジュプッ、ジュルルッ……ほんとだよ、 + ボク……嘘は、あんまりつかないから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「捕まって、君に犯されたとき…… + ボク我慢できなくなってイかされちゃった」 +\endtext + +\text +サファイアの身体が、ビクンッと震えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、んっ……今も、そうだよ。 + ジュチュッ……チュプッ……君のオチ●ポ + しゃぶって……すごく興奮、してる……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ……あぁんっ、出そうっ。 + ボクも、出ちゃいそうっ! + ンチュッ、ぢゅるるっ……」 +\endtext + +\text +幼根から滴る先走り汁。 +\endtext + +\text +その汁で濡れた手で肉棒をしごくたびに、 +ニチャニチャと淫らな音がする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ジュプッ、んっ、ふぁぁああっ!! + あっ、イクッ……オチ●ポ咥えながら、 + ボクッ……射精しちゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ……俺も、出るぞ。 + その顔に、たっぷり吐き出してやる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、だひてっ!! + ンチュッ、ジュプジュプッ……ひぇいえき、 + らひてっ、んっ、んんっ!!!」 +\endtext + +\text +サファイアは口をすぼめ、吸い上げる。 +\endtext + +\text +そして同時に口内粘膜と舌で、 +肉棒をしごき、舐めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、出るっ! + ボクも、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの身体が痙攣するのと、 +カイムの肉棒が射精するのは、 +ほぼ同時だった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぷはっ、あっ、んぁぁぁあああっ!! + イクッ、出るっ! 出るぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +直前で口から吐き出された肉棒から、 +精液がほとばしり出た。 +\endtext + +\text +鈴口から勢いよく白濁液が吐き出され、 +サファイアの顔を染め上げていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、すごいぃっ♪ + ボクッ……射精しながら、 + 顔に、精液っ……かけられてるっ♪」 +\endtext + +\text +舌を出し、 +射精中の肉棒を舐め続けるサファイア。 +\endtext + +\text +手では幼根もしごき続け、 +カイムほどではないものの、 +精液をビュクビュクと出し続けている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ、んっ……あひぁっ! + すごい……気持ちいっ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……す、すご……。サファイアさん、 + あんなに……気持ちよさそうに……」 +\endtext + +\text +サファイアが射精し、 +射精されている光景を見て、 +リズベルは小さくつぶやく。 +\endtext + +\text +その倒錯的な姿は理性的なリズベルの心すら、 +虜にしてしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ、んっ、あぁっ!! + まだっ、でちゃっ……うっ……。 + 精液、とまらなっ、あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは甘い声を漏らし続ける。 +\endtext + +\text +鈴口から精液が出なくなり、満足するまで。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……はぁ、はぁ…… + きれいに……お掃除、するね」 +\endtext + +\text +サファイアは射精が終わった肉棒に +舌を伸ばし、垂れた精液や涎を舐めとる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな、ことまで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、ずいぶんと親切だな。 + そういうことも仕込まれたのか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ、そうだよ? ピチャ、レロ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いつか殺した貴族が、ボクに命令したんだ。 + フェラの後はちゃんと口で綺麗にしろって」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それからは、こうやってお口でお掃除、 + んっ、ピチャ……するようにしてるんだ」 +\endtext + +\text +恍惚の表情でそう言いながら、 +サファイアは肉棒を頬張る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ンチュッ、ジュルルッ、 + ズズッ、ジュルルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +そしてストローのように吸い上げ、 +尿道の詰まった精液を綺麗にする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「チュポンッ♪ ふぅ、はい終わり♪ + どう? 気持ちよかったでしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアは口の周りに着いた精液を +舌で舐めとりながら訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、最高だったぞ。 + リズベルも、勉強になったようだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あのっ、私はっ……別にっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フェラもそうだが、男の娘の良さに + ついても、これでわかっただろう」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの頭に手を置くと、 +2度3度と軽く撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「えへへ……頭を撫でられるのは、 + 実は結構好きだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが俺のものになれば、 + 毎日でも撫でてやるぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それはお断り。ボクはもう、 + 誰のものにもなりたくないから」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +乱れた着衣を直しながら、立ち上がった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「さて、これでボクは + 牢獄に戻らなくていいんだよね?」 +\endtext + +\text +精液のついた髪を指でつまみながら、 +サファイアはカイムに尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そういう約束だからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「よかった。 + もう飽き飽きしてたんだよね、あそこ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あの……サファイアさん」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なに? 心配しなくても、 + もうカイムの命は狙わないけど? + 殺してももうお金貰えないし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ……それはもう、 + 何を言っても無駄なのでいいです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それよりサファイアさん、あなたは……。 + ずっと、このようなことを?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……このようなことってのが + さっきのあれをさすんだとしたら、 + 答えは『はい』だよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは暗殺者になる以前は、 + 身体を売って生活してたからね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そう……なのですか」 +\endtext + +\text +リズベルは視線を落とし、それきり黙りこむ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひょっとして、 + 同情されちゃってるのかな? + それとも、軽蔑?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +サファイアの問いに、リズベルは答えない。 +\endtext + +\text +どう答えたものか、迷っているという顔だ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、別に他人にどう思われようと + かまわないけどね」 +\endtext + +\text +サファイアは自嘲的に笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それじゃ、もういいかな? + お風呂にも入りたいし失礼させてもらうよ」 +\endtext + +\text +そう言って、サファイアはフィオを連れて +執務室を出ていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「――おまえはどう思っているのだ、 + サファイアのことを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……正直、わかりかねますね。 + まだ彼女……彼の事もよくわかりませんし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただ……なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いきなりやってきてこういうことを + されるのは迷惑千万ですっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたの趣味に付き合っていられるほど + 私は暇じゃないんですよっ!!」 +\endtext + +\text +神妙な顔から打って変わって +激昂するリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ? なんだ、怒っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「当たり前ですよっ!! もうここの床 + 掃除しておいてくださいねっ!! + 掃除が終わるまでご飯抜きですからっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、この俺がはいそうですかと + いうことを聞くと思っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のコレクション、処分しますよ?」 +\endtext + +\text +スゥッとリズベルの瞼が細められる。 +\endtext + +\text +カイムはその言葉の端々に、 +リズベルの本気を感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、卑怯な……。 + えぇい、すればいいのだろうすれば」 +\endtext + +\text +カイムはあっさりと脅しに屈した。 +\endtext + +\text +その後、執務室では床をぞうきん掛けする +魔王という、非常に珍しい光景が見られたの +だった。 +\endtext + +\dlg("サファイアが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_13.txt new file mode 100644 index 0000000..8066bbe --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_13.txt @@ -0,0 +1,1401 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_13") + +\text("サファイア") +「ね、ねぇ……確かに服とか + 買ってほしいとは言ったけどさ……」 +\endtext + +\text +ロスペンの街を歩くサファイア。 +\endtext + +\text +その隣にはカイムがいて、 +サファイアの手を引いている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「やっぱり勝手に抜け出したらまずくない? + それにボク、たぶんヴェクサシオンの奴ら + に狙われてると思うし」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なぜおまえを狙うのだ? + おまえはもう組織とは関係ないのだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そりゃ、ボク的には関係ないけどさ、 + 向こうは損失を埋めるためにボクを + 捕まえて売り払いたいと思ってるはずだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、そういうことか。 + 心配せずとも、おまえのことは + 俺が守ってやる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ボクにあっさり殺されかけた君に + 言われても今いち説得力に欠けるんだよね」 +\endtext + +\text +カイムに真顔でそう言われ、 +ほんのり頬を染めて視線をそらす。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お? サファイアのやつが赤くなったぜ、 + カイム。こりゃひょっとすると + 脈ありかもしんねぇぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハ、当然だ。 + この世に俺に惚れぬ女などいない」 +\endtext + +\text("カイム") +「男の娘であっても、それは変わらん」 +\endtext + +\text("フィオ") +「やっぱこいつ面白れぇな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、フィオ。 + ボクをダシにしてからかうのはやめてよね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「わりぃ。 + それで、買い物はもう済んだんだろ? + もう戻んのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうだね。黙って出てきちゃったから、 + もう戻らないと、リズベルが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。 + 今日のメインイベントはこれからだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは以前言ったな。 + ヤリたければ服を買えと。 + 服は買った。次はヤル番だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +サファイアの腰を自分へと引き寄せる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「え? ヤ、ヤルッてこれから?」 +\endtext + +\text("カイム") +「帰ってお前を抱こうと思ったが、 + 予想より早く限界が来た。 + それに、面白い趣向を思いついたのでな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんか、君がそう言うと、 + いやな予感しかしないんだけど……」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアを +無理やりロスペンの広場へと連れて行く。 +\endtext + +\text +するとおもむろにサファイアを +後ろから抱き上げ、自身は噴水の淵に座ると、 +その膝の上へと下ろすのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「え、ええ? + ちょっ……ちょっと待ってカイムッ!!」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの服を +少し乱暴にはぎ取っていく。 +\endtext + +\text +そして自身の肉棒を取り出すと、 +むき出しになったサファイアの肛門に当てた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「な、ななっ、何考えてるのさっ!! + こんな人通りが多い場所で……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うわ、わっ、見てるっ! + みんながびっくりした表情で見てるよ?」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉通り、道行く人々が +目をぱちくりさせてカイム達を見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それがどうした? 見せるために + やっているのだから、何も問題はない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「も、問題ないって…… + ボクは問題大有りだよっ!!」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ヒヒッ、 + こりゃすごいもんが拝めそうだな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオーーーーッ!! 助けてよっ!! + この薄情ものっ!!」 +\endtext + +\text("民衆A") +「なんだなんだ? + こりゃ、いったいどういうこった?」 +\endtext + +\text("民衆B") +「女の子が + レイプされそうになってるぞっ!?」 +\endtext + +\text("民衆C") +「あの野郎っ! 俺がぶん殴って……」 +\endtext + +\text +広場にいた正義感の強い男たちが +殺気立った目をカイムに向ける。 +\endtext + +\text +一触即発の空気がその場に満ちているにも +かかわらず、しかしカイムは冷静だ。 +\endtext + +\text("民衆D") +「いや待て待て。 + あれってよく見たらカイム様じゃねぇか?」 +\endtext + +\text +そしてその男の言葉で、 +緊迫した空気は霧散する。 +\endtext + +\text("民衆A") +「あー」 +\endtext + +\text("民衆B") +「あー」 +\endtext + +\text("民衆C") +「なんだ、またカイム様の道楽か」 +\endtext + +\text("フィオ") +「くひひっ、カイム。おまえ下々のものに + ちゃんと理解されてんじゃねぇか」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + ハドスは俺の庭のようなものだからな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「いや、褒めてはいねぇぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あぁっ……ちょっと、触らないで。 + あっ、だめだってばっ…… + そこ、握ったら……あぁんっ!」 +\endtext + +\text +カイムがサファイアの幼根に手を伸ばし、 +そして軽くしごき始める。 +\endtext + +\text +それを見た民衆たちは、目を丸くする。 +\endtext + +\text("民衆A") +「うわ、驚いた……。この子…… + 女の子かと思ってたけど、男の子だ」 +\endtext + +\text("民衆B") +「ほんとだ。 + ウソだろ? あんなに可愛いのに……」 +\endtext + +\text("民衆C") +「カイム様、守備範囲ほんと広いなぁ……」 +\endtext + +\text("民衆D") +「でもなんか、俺カイム様の気持ちが初めて + わかる気がする。だってあの子…… + めっちゃ可愛いもんよ」 +\endtext + +\text("民衆A") +「だな。頭おかしい奴だとしか + 思ってなかったけど…… + これには同意せざるを得ないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「サファイア、 + おまえのここを、みんなが見ているぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「や、あぁんっ! は、恥ずかしいよ……。 + ね、やめよ? もうこんなの……あっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは足を閉じようとする。 +\endtext + +\text +しかしそれを、カイムが許さない。 +\endtext + +\text +そればかりか更に足を広げさせると、 +露わになっている肛門に、 +肉棒をねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひっ!! だめっ、だめだめだめぇっ! + 入れちゃだめっ、こんなところでっ…… + あぁ、みんな見てるからぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの抵抗むなしく、 +肉棒が肛門へと入り込んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「かはっ……あっ、 + はっ……入って、来るっ……」 +\endtext + +\text +サファイアの肛門は、 +ねっとりと湿り気を帯びている。 +\endtext + +\text +カイムの太い肉棒も、易々とまでは +いかなくとも、 +半分程度まで呑み込んでしまう。 +\endtext + +\text("民衆A") +「おい、ほんとに入れちまったぞ……」 +\endtext + +\text("民衆B") +「す、すげぇ……ズッポリじゃねぇか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ……見てる……。ボクのお尻に + オチ●チン入れられてるところ…… + みんなに見られちゃったよ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、この街歩けないよ……。 + カイムの馬鹿……どうしてくれるのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「別に堂々と歩けばいいではないか。 + そんな下らん心配をするよりは、 + もっと見てもらえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの可愛い姿を見せつけて + 自慢するために、 + 今日はここに来たのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、幼根をしごきながら +肛門を肉棒で突き上げ始めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、うっ……んっ、あはぁぁああっ! + だめっ、動かさないでっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアはそう懇願するが、 +カイムの腰は止まらない。 +\endtext + +\text +太い肉棒で、 +ゴリゴリと直腸粘膜をえぐっていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃぃぃいいいっ! だめっ、お尻がっ、 + ボクのお尻が、捲れちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +桃色の直腸粘膜が顔をのぞかせる。 +\endtext + +\text +テラテラと濡れ光るそれを目にすると、 +民衆たちはゴクッと生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("民衆C") +「す、すげぇな……」 +\endtext + +\text("民衆D") +「俺こんなの見たの、初めてだわ……」 +\endtext + +\text +サファイアのことを見慣れない男たちは、 +一様にその愛らしい姿に見惚れる。 +\endtext + +\text +そして同時に、その愛らしさに内在する +妖しい美しさの虜となる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、めっ…… + お願いだから、み、見ないで……」 +\endtext + +\text +サファイアは涙ぐみながら男達に懇願するも、 +それが却って周囲のものたちの欲情をさらに +誘発していた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁっ、はぁっ……あっ、ひぃっ!! + こんな大勢の人に見られながらする + なんてっ……聞いてな……あふぁっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +徐々に奥へと突き込まれていく。 +\endtext + +\text +最初は半分程度だったが、 +今では七割程度が埋没してしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「言えばついて来ないではないか。 + だから黙っていた。それに……クックック」 +\endtext + +\text("カイム") +「驚く可愛いおまえが見たかったからな」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは幼根を激しくしごいた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、んっあーーーーーーーっ!! + お尻かき回しながら、しごいたら、 + だめっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「で、出ちゃうからっ!! + ほんとに出ちゃうからぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの広げさせられた足が、 +ビクビクンッと痙攣した。 +\endtext + +\text("民衆A") +「で、出るって……やっぱ、あれか?」 +\endtext + +\text("民衆B") +「あれだろ。 + それにしても、すげぇエロイな……」 +\endtext + +\text +男たちの視線を感じながら、 +サファイアは身体をよじる。 +\endtext + +\text +しかし逃げようとしたところで、 +カイムに後ろから強く抱きしめられていて、 +不可能だと悟る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、めっ……んぁっ!! 逃げられなっ、 + あひっ!! 出るっ、ボクッ…… + イかされちゃうっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「皆に見られながら、 + ボク……精液、出ちゃうよぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが一際大きく肉棒を引き抜き、 +そして強く突き込んだ直後。 +\endtext + +\text +サファイアは全身を痙攣させながら、 +アクメに達した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっあーーーっ! イクッ!! + イックゥゥゥゥゥウウウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +幼根から、ビュルルッと精液が迸った。 +\endtext + +\text +断続的に噴き出すそれは、 +サファイアの身体はもちろん、 +顔にまで達した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あっ、あっ!! 突かないでっ! + 今っ、突かないでぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアが射精中も、 +肉棒でゴリュゴリュと肛門をほじくっている。 +\endtext + +\text +その度に、サファイアの前立腺が刺激され、 +精液が押し出されていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがっ、ひっ……だめっ…… + まだ、出ちゃうっ!! こんな人前でっ、 + ボクッ……射精っ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("民衆C") +「おぉ……すげぇ飛んでるな……」 +\endtext + +\text("民衆D") +「あの子、俺らに見られて感じてんのかな」 +\endtext + +\text("民衆A") +「そうなんじゃないか? + だって見ろよ、あの気持ちよさそうな顔。 + かわいい顔して、すげぇ淫乱そうだぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、くひぃっ…… + そ、そんなこと、言わないでぇ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクッ、んっ……あっ!! + 好きで、こんなことしてるわけじゃ、 + あぁっ!! だめっ、出るぅっ!!」 +\endtext + +\text +その後も、ビュクビュクと精液は溢れ出て、 +その度に男たちが笑った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぎっ、ひぁぁぁぁああああっ!? + ま、またっ!? なんでっ、ボク、 + 今出したばかり……」 +\endtext + +\text +サファイアの射精が終わると、 +それまでゆっくりと動いていた肉棒が +再度本格的に上下し始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜと言われてもな。 + まだ俺は出していない。 + 続行するのは、当然だろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーーーっ、だめっ、お尻がっ、 + アヒィッ!! 奥までっ、 + かき回されるぅっ!!」 +\endtext + +\text +垂れた精液が肉棒に付着し、 +それが潤滑液となり、抽送が滑らかになる。 +\endtext + +\text +その結果、肉棒はより深くまで入り込み、 +サファイアの直腸奥を刺激する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そんな激しくっ、だめっ!! + ボクのお尻が、とけちゃうっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何を言っている? + 最初にお前を犯したときは、 + こんなものではなかったはずだぞ?」 +\endtext + +\text +身体をよじって肉棒を抜こうとする +サファイアの肛門を、容赦なくえぐるカイム。 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭で粘膜を引っ掻き回され、 +サファイアは擬似的な排泄の快感によがり +鳴いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーっ!! + そ、それっ、だめっ……抜くときっ、 + お尻がっ……引っかかれて……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぁっ! らめっ、ボクッ…… + 頭がおかしくなっちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なればいい。俺は大歓迎だぞ? + 可愛いおまえを、もっと見せてくれ。 + 声を聞かせてくれ」 +\endtext + +\text +カイムは更に抽送の速度を上げ、 +トロトロに蕩けた肛門をかき回すのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「うぁっ、ひぃっ! + だめっ、これ以上はらめぇっ!!」 +\endtext + +\text +細い身体をくねらせ、絶叫するサファイア。 +\endtext + +\text +それを見ている民衆たちが、 +ひそひそと声を交し合う。 +\endtext + +\text("民衆B") +「思い出した。こういう子って、 + 男の娘っていうんだぜ」 +\endtext + +\text("民衆C") +「あ、俺も聞いたことある。 + 確か男であるが男じゃない。生物学的にも + 別の存在だって昔偉い学者さんが言ってた」 +\endtext + +\text("民衆D") +「男の娘か……いいな、これ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + 皆がおまえの魅力の虜になっているぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれ、もっとサービスをしてやれ。 + おまえの肛門に俺のものが出入りしている + 様子がよく見えるように、股を開いてやれ」 +\endtext + +\text +カイムは幼根をしごきながら、 +開いた手でサファイアの足を更に開かせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ああーーーーーっ! + だめっ、み、見ないでぇっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「見たらだめぇっ! ボクのお尻、あぁっ! + お願いだからっ……んひぃっ! + 見ないれぇぇぇぇええええっ!!」 +\endtext + +\text +突き刺さる視線。 +\endtext + +\text +それも1つや2つではない。 +\endtext + +\text +広場には数十にも及ぶ人の輪ができている。 +\endtext + +\text +建物の窓からこちらを見下ろしている人々も +含めれば、数百もの人の視線が、 +サファイアに向けられていることになる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、こんな……のっ、 + 信じられな、いっ……」 +\endtext + +\text +サファイアの身体が、ゾクゾクと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「信じられなくても、これが現実だ。 + 今、おまえの恥ずかしい姿が、 + ここにいる全員に見られているぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、興奮している。 + 見ろ、男たちの股間を」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あぁっ……勃起、してる……。 + あの人も、あの人も……すごい、 + みんな……勃起、してる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「皆、おまえを見て興奮しているのだ。 + ククク、どうだ? 悪くない気分だろう?」 +\endtext + +\text +カイムに耳元でささやかれ、 +サファイアの理性が蕩かされる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あぁんっ……皆が、ボクを見て……。 + こ、興奮……あはぁ、ハァ、ハァっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの声に、甘いものが混じる。 +\endtext + +\text +それまで逃げようと身体をくねらせていたが、 +徐々に肉棒の動きに合わせて動くようになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう存分に見られているのだ。 + いまさら何を恥ずかしがることがある?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、そんなっ……ひどいよ。 + 無理やりこんな場所で犯したのは、 + キミなのにぃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + またおまえのモノが俺の手の中で + 震えてきたぞ」 +\endtext + +\text +一度射精した幼根がビクビクと震え、 +硬さを取り戻す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふあぁんっ、だ、だって…… + こんなことっ、されたらっ……誰だって」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、か、感じちゃうよっ!! + お尻の穴、ズボズボされて、 + オチ●チンしごかれたら……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、今度は俺も出させてもらうぞ? + 衆人環視の中、おまえは尻穴に精液を + 中出しされるのだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ、あっ、んんっ!! + な、中出し……されちゃう? + ボク……皆が、見てる前で……」 +\endtext + +\text +その時のことを想像しているのか、 +サファイアの視線が宙をさまよう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「お、お尻にっ…… + 精液流し込まれちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お、おねがいっ……見ないでねっ!? + そんなところ見られたら、ボク…… + 恥ずかしくてもう……死んじゃうからぁ!」 +\endtext + +\text +しかし、周囲の男たちは食い入るように、 +サファイアを見続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、だめって言ってるのにぃっ♪ + あっ、イクッ!! + ボクもイッちゃうよっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お尻にぶっといオチ●ポ入れられて、 + ズボズボかき回されながら…… + ボクッ、ボクッ……もうっ……」 +\endtext + +\text +肉棒がクヂュッと突き込まれ、 +直腸奥を突き上げた。 +\endtext + +\text +その直後、サファイアは涎を垂らしながら、 +絶頂した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「イクッ、イックゥゥゥゥゥウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +肛門に熱い精液を受けながら、 +幼根から射精するサファイア。 +\endtext + +\text +その姿、光景は妖艶そのもの。 +\endtext + +\text +それを見ていた男たちのうち、 +何人かが手を触れてもいないのに +射精したほどだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「またっ、出ちゃうーーーーッ!! + ボクのオチ●チンからっ、精液っ…… + いっぱい出ちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text +幼根をしごかれ、精液を絞り出される。 +\endtext + +\text +肉棒に前立腺をえぐられ、 +精液を押し出される。 +\endtext + +\text +どちらか一方だけでも抗いがたい快感だと +いうのに、サファイアはその両方を、 +同時に味わわされ続けていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「でるっ……出るっ、出るぅぅううっ!! + とまらなひっ……精液っ、 + 止まらないよぉっ!!」 +\endtext + +\text +放物線を描き、 +精液はサファイアの顔や胸に飛び散る。 +\endtext + +\text +一方で、肛門に流し込まれた精液は、 +直腸を満たし、さらに奥へと流れ込んでいく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「すごっ、あぁっ! こんなの、初めてっ! + オチ●チンが疼いてっ、あぁっ!! + また出るぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +大勢の人の前で、肛門をかき回されながらの +射精の快感を味わわされるサファイア。 +\endtext + +\text +その甘美過ぎる快楽は、 +サファイアの理性を、 +完全に溶かしつくしてしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あ……あ、あ……」 +\endtext + +\text +ニ度も射精させられたサファイアは、 +カイムの膝の上でぐったりとしている。 +\endtext + +\text +もはや、自分の意志では立つことも +できないほど、消耗させられてしまっていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん、あ……ボク……。また、イッちゃった。 + みんなが見てる前で……」 +\endtext + +\text +あまりに非現実的な光景に、 +サファイアは自分のことながら +信じられずにいる。 +\endtext + +\text +もしかしたら自分は今眠りについていて、 +もうすぐ夢から覚めるのではないか……。 +\endtext + +\text +そんなことを思いもしたが、 +未だ肛門に入り、硬さを失っていない +肉棒の熱さは夢にしては生々しい。 +\endtext + +\text +しかし実際はサファイアが +信じようが信じまいが、 +そんなことは関係がない。 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくおまえを抱く機会ができたのだ。 + もう一発くらいは出しておくか」 +\endtext + +\text +カイムの性欲が続く限り、 +サファイアは犯されるのだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あっ、あひぁーーーーーーーっ!! + そんなっ、まだっ!? あぁっ、らめっ! + もう許してっ、許してぇーーーっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの底なしの性欲、欲望に、 +サファイアは畏怖すら覚えた。 +\endtext + +\text +今まで自分を抱いてきた男の中に、 +これほど自分の欲求に素直な男はいなかった。 +\endtext + +\text +そしてこれほどまでに +自分がよがらされることなど、なかった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがっ、ひぃっ!! + もうお尻がっ、ボクのお尻がぁっ!!」 +\endtext + +\text +ズルルッと直腸粘膜をこじ開け、進む肉棒。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間にはズロロロロッと、 +粘膜をひっかきながら肉棒が出ていく。 +\endtext + +\text +何度も何度もそれが繰り返され、 +サファイアは髪を振り乱し、 +狂ったようにあえぐ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「も、もうらめっ…… + ほんとに、おかしくっ、なるぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「すごいぃっ、こんなのっ…… + こんなの知らないぃっ!!」 +\endtext + +\text +足をビクビクと痙攣させ、あえぐサファイア。 +\endtext + +\text +男たちは仕事や用事のことを忘れ、 +完全に見入ってしまっている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、そこぉっ! ボクの弱いところっ、 + オチ●ポ、ガンガン突いてきてるぅっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オチ●チンがまた勃っちゃうっ!! + 無理やり、 + また射精させられちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、いいではないか。 + ほれ。射精するところを見てくださいと + 男たちにお願いしてみろ」 +\endtext + +\text +カイムは前立腺を刺激するように、 +角度をつけて肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text +亀頭がゴリュゴリュと容赦なくサファイアの +弱点をえぐり、幼根を無理やり勃起させる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あーーーーーーーーーーーっ! + き、君って……ほんとに、鬼畜、だよね。 + そうやって、無理やり恥かしいこと……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「言わせちゃうんだからっ♪ + ほんとに、最低っ! 君こそ悪魔だよっ♪ + フィオなんかより、よっぽど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、言え。ちゃんとエロく言うんだぞ? + 言わないと、気絶するまで + 無理やり射精させ続けるからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、言うよっ、言いますぅっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは絶叫し、息も絶え絶えな様子で +周囲の男たちを見る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「お、お願い……見てぇっ♪ + ボ、ボクが凶悪なオチ●ポで + 肛門ほじくりまわされて……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オチ●ポから無理やり、 + 精液射精させられるところ、 + ど、どうか……見てっ、お願いぃっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアが広場全体に響くほどの大声で +そう叫ぶと、肉棒が激しく肛門を突き上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、もっとだっ!! + もっと卑猥な言葉でお願いしろっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぎっ、んぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「肛門ほじくられてっ、オチ●チンから + 精液ビュクビュク出るぅっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから、見てっ……エッチな男の娘の、 + ボクの射精顔を見て、後でオナニーの + おかずにしてぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +口から飛び出す卑猥な言葉に、 +サファイア自身興奮していく。 +\endtext + +\text +幼根は硬く勃起し、 +今にも精液があふれそうになっている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、イクぅぅううっ!! + チ●ポからいっぱい白いの出るからっ、 + 見ててっ、見ててーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ギリッと、サファイアが歯を食いしばる。 +\endtext + +\text +尿道を精液が一瞬で駆け上り、 +鈴口からドパッと、迸った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっひぁーーーーーーーーっ!! + イグッ、イグッ、いっぐぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text +ガクガクッと、 +サファイアの身体が仰け反った。 +\endtext + +\text +深々と肛門をえぐられ、精液を注ぎこまれる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「出るぅぅううっ!! もう、出ないのにっ、 + 無理やり出させられるぅぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +すでにニ度の射精を経ているサファイア。 +\endtext + +\text +本来であれば、スズメの涙ほども +精液は出ないはずだった。 +\endtext + +\text +しかしカイムの肉棒によって +前立腺をこねつぶされ、強引に溜まっている +精液を押し出されている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがっ、はっ……ひぁぁああっ!! + オチ●ポっ、らめっ…… + しごいちゃらめぇっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お尻の穴もっ、 + もうっ……許しっ、へっ……。 + ズボズボしないれっ、おねがっ……」 +\endtext + +\text +しかしサファイアがなにを言っても、 +カイムは幼根をしごき、肛門をかき回し +続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ……んっ、あがっ、はっ……はひっ! + あはっ、アハハッ……出てるっ……まだっ、 + ボクッ、射精……させられ、へるぅ……」 +\endtext + +\text +文字通り一滴も出なくなるまで、 +幼根はしごかれ続けた。 +\endtext + +\text +やがてサファイアの顔が涙と涎、 +そして鼻水でドロドロになった頃…… +ようやく肛門から、肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぎっ……ふ、あぁ……」 +\endtext + +\text +自分が出した精液で、 +身体中が染め上げられているサファイア。 +\endtext + +\text +先ほどまで容赦なくかき回されていた肛門は、 +自分の意志では閉じることができなくなって +いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん、あっ……あはは……」 +\endtext + +\text +サファイアはカイムに耳打ちされ、左手で +ピースサインをさせられる。 +\endtext + +\text +肛門から溢れ出る精液という間抜けな姿と +相まって、見るものに激しく劣情を催させる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「今日は……ボクのエッチなアナルセックス、 + 見てくれて……ありがと、ね……♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、またこの街に来たときは…… + もっと、いやらしい姿を見せてあげるから、 + その時は……また、見てね♪」 +\endtext + +\text +サファイアは震える声でそう言って笑った。 +\endtext + +\text +しかしその後ガクンと身体から力が抜け、 +失神してしまうのだった。 +\endtext + +\text("民衆A") +「おぉーーーーっ! + やばいっ、すげぇ可愛いっ!!」 +\endtext + +\text("民衆B") +「俺も男の娘の恋人見つけようかなっ!」 +\endtext + +\text("民衆C") +「どこに行けば出会えるんだ、男の娘……」 +\endtext + +\text("民衆D") +「いいなぁ、カイム様は、 + そんな可愛い男の娘とエッチできて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハーッハッハッハッ!! + 悔しいかおまえたちっ! + だがこいつは俺のものだ」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアを後ろから抱きしめ +ながら、高笑いをしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「悔しければ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「悔しければ……なんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムの笑いが、凍りつく。 +\endtext + +\text("民衆A") +「さて、仕事仕事」 +\endtext + +\text("民衆B") +「あ、俺そういえば用事があるんだった」 +\endtext + +\text("民衆C") +「俺も早くいかないとな」 +\endtext + +\text +ハドスに住まう者たちは、 +魔王軍の真の実力者がリズベルであることを +知っている。 +\endtext + +\text +誰もが関わり合いになりたくないという +顔をして、三々五々、 +広場から立ち去っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、俺たちも帰るか」 +\endtext + +\text +そんな人々の流れに合わせ、 +カイムも気絶したサファイアを抱き抱えて +逃げようとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「その前に、説明をしていただけませんか? + ここで、何をしていたのか」 +\endtext + +\text +リズベルの額に、青筋が浮かんでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今日は朝から軍議だと、 + 前々からお伝えしていたはずですが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「参加はしないと言ったはずだが?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、伺いましたとも。 + そのあと私はこう言いましたよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「問答無用、と」 +\endtext + +\text +時すでに遅し。 +\endtext + +\text +カイムの退路は、断たれていた。 +\endtext + +\text +いや、最初からなかったのかもしれない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_14.txt new file mode 100644 index 0000000..43ef9cc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_14.txt @@ -0,0 +1,1852 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_14") + +\text +サファイアが魔王軍の捕虜となり、 +短くない時間が過ぎた。 +\endtext + +\text +魔王軍の中である程度の自由を得た +サファイアは、いろんな人や魔物と +接する機会が与えられた。 +\endtext + +\text +それまでは、ヴェクサシオンという閉鎖的な +組織の人間としか関わることがなかった。 +\endtext + +\text +会話と言えば、もっぱらフィオとばかり。 +\endtext + +\text +悪魔との契約により永遠の若さを手に入れた +サファイアだったが……その毎日はひどく +膿んだものだったのだと気づかされる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それじゃ、今日はボクがしてあげるからね。 + そこに座ってくれる?」 +\endtext + +\text +魔王軍の中での生活は、楽しかった。 +\endtext + +\text +サファイアがカイムを狙った元暗殺者だと +知っても、驚かれこそすれ、 +疎まれることはなかった。 +\endtext + +\text +カイムはサファイアが迫害を受けない +ようにと、いろいろと便宜を図っていたのだ。 +\endtext + +\text +カイムを殺そうと思えば殺せていたのに、 +あえてサファイアは殺さなかったこと。 +\endtext + +\text +今は組織を裏切り、 +魔王軍に身を寄せていること。 +\endtext + +\text +そしてそんなサファイアが、 +カイムのお気に入りだということ。 +\endtext + +\text +そんな情報を、それとなく +魔王軍全体に流していたようだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「全く君は、お人よしなんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「何の話だ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクが恨まれないようにって、 + いろいろと根回ししてるでしょ? + 今日だってボクを連れてこんなところまで」 +\endtext + +\text +ここは、シュカのとある温泉街。 +\endtext + +\text +その一室を借り、カイムとサファイアは +湯治に来ていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「これって、ボクが君のお気に入りって + ことを、軍のみんなに知らしめるため + だよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにその意味もあるな。 + おまえと一緒に遊べて軍での理解も深まる。 + 一石二鳥というやつだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ……ほんと、お人好し」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、この案を出してきたのは + 俺ではなくリズベルだがな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「リズベルが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつはあいつなりに + おまえの事を気にかけているのだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうなんだ……。君を刺したことで、 + てっきり嫌われてるとばかり思ってたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「帰ったら、礼の一つでも言ってやってくれ。 + あいつは素直ではないからな。 + 自分からは絶対に歩み寄れん」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ふふっ、君ってバカそうに見えて、 + 実はちゃんと周りの人を見てるんだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。人の上に立つ者は、 + その分だけ見なくてはならないものが + 多くなる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんだか……怖いな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うぅん、なんでもない。 + それじゃ、はじめよっか♪ + 今日はいっぱい……ご奉仕してあげるね」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +おもむろにちゃぶ台の上に座った。 +\endtext + +\text +そしてカイムの股間へと、足を伸ばした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふ、どう? これ、気持ちいいでしょ?」 +\endtext + +\text +畳の上に座ったカイムの股間を、 +ちゃぶ台に座ったサファイアが +足蹴にしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅ、これは……新しいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のコレクションの幻像石にも、 + こういうシチュエーションのものは + なかったぞ」 +\endtext + +\text +まとった和服をはだけさせ、 +艶めかしい白い足を見せているサファイア。 +\endtext + +\text +そんな彼女の髪は、黒色に染められている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、その姿……。それはもしや……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、もしやじゃないよ。 + 最初にこの格好で出てきたときに + 触れる部分でしょそこは」 +\endtext + +\text +サファイアがグイッと足の裏で +カイムの肉棒を踏む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ……すまん。 + 妙に似合っていたのでな。 + 適当な言葉が見つからなかったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「普段のお前もかわいいが、 + 今日のお前は……なんというか、 + 実に神秘的で、綺麗だ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ、そう? + それなら、許してあげる」 +\endtext + +\text +サファイアは足の力を緩め、 +そして両足で肉棒を挟み、擦った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……しかしこれは、いったい……。 + なんというプレイなのだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ、これはね、 + 足コキっていうんだよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクが昔娼館で働いていたころ、 + よくお客さんのチ●ポをこうやって + 足でしごいていたんだよ」 +\endtext + +\text +サファイア自身、 +手で自分の幼根をしごいている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクみたいな男の娘に見下ろされて、 + 足蹴にされるのがいいんだってさ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムはどうかな? 意外とキミにも、 + マゾの素質があったりしてね?」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +肉棒を擦る足に力を込めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ……くぅっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ、この先っぽのところ、 + 足の裏で撫でられると気持ちいいよね?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも情けなくはないの? + ボクみたいな青二才にさ、 + チ●ポを足蹴にされて感じてるなんて」 +\endtext + +\text +サファイアは瞼を細め、 +カイムを見下ろす。 +\endtext + +\text +口元には嘲笑が浮かび、 +その口からは辛辣な言葉が飛ぶ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほら、またビクってなったよ? + 魔王軍のリーダーが、まさかチ●ポ + 踏まれて感じる変態だなんて知ったら……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フフッ、 + みんなはいったいどう思うだろうね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ……あっ、サファイア……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「サファイア? 誰それ? + 今日のボクは、そうだね…… + リンって呼んでもらおうかな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そのほうが別人みたいで、 + なんか気分出るでしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアは続けて肉竿を足裏で擦る。 +\endtext + +\text +木の棒を手に挟み、火をおこす時のように、 +激しく擦られる。 +\endtext + +\text +カイムはたまらず、声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぉっ……サファイア……いや、リン。 + これはっ……ぐぅっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスクスッ、みっともなく喘いじゃって。 + もうチ●ポガッチガチだね。 + あはは、情けなーい♪」 +\endtext + +\text +そう口にするサファイアの幼根も、 +完全に勃起してしまっている。 +\endtext + +\text +カイムを足蹴にすることで、 +自身も興奮を募らせているのだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……あれ? + なんか出てきたよ? + チ●ポの先から、ぬるぬるした汁がさ」 +\endtext + +\text +肉棒の先に蓋をするように足裏を乗せる。 +\endtext + +\text +そして足袋を履いたまま、撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、はぁっ……はぁっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「これ、先走り汁だよね。 + そんなに気持ちよかった? ボクの足コキ」 +\endtext + +\text +先走り汁を足裏に塗りたくっていく。 +\endtext + +\text +そしてそのあと、再び肉棒を足裏全体で挟む。 +\endtext + +\text +汁を吸った足が、肉棒を擦るたびに +ニチャニチャと淫猥な音を立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ず、ずいぶん……手馴れた…… + いや、足慣れたものだな」 +\endtext + +\text +カイムは快感を紛らわせようと、 +そう口にした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そりゃまぁね。 + 何百回とやってきたことだから」 +\endtext + +\text +その熟練の動きは、 +サファイアの言葉に説得力を与える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「それで? 話をして紛らわそうとしてる + けど、正直もうイキそうなんでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「隠しても無駄だよ? さっきから君の + オチ●チン、ビクビク震えてばかりだから」 +\endtext + +\text +サファイアは容赦なく肉棒を踏みつけ、 +擦り、撫でる。 +\endtext + +\text +肉棒のどこが感じるかを、 +完璧に把握している動きだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……そうだな。隠しても仕方ない。 + もう、出そうだ」 +\endtext + +\text +カイムは素直に射精が近いことを認める。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、それはおまえもだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えへへっ……バレちゃってたか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オチ●ポを足で踏むのってすっごく + 興奮するんだよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから、ボクももう、出ちゃいそうだよ。 + ねぇ、一緒にイこう? いいよね?」 +\endtext + +\text +サファイアは息を弾ませながら、 +幼根をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。出させてくれ。 + おまえの、その可愛らしい足で」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いいよ♪ 出させてあげる♪ + はぁ、んっ……いっぱい出してね? + ボクに、たくさん精液、かけてっ♪」 +\endtext + +\text +ニチュニチュと、足裏で肉棒を擦る。 +\endtext + +\text +膣穴や肛門の粘膜にしごかれる感覚とは違う +快感が、カイムに襲いかかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞ、リンッ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、来てっ♪ ボクも出るっ!! + 精液、出ちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの身体がビクッと痙攣した。 +\endtext + +\text +その直後、 +ふたりの肉棒から同時に精液が迸り出る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ♪ 出てるっ♪ + 君のオチ●チンから精液いっぱい + 出ちゃってるよ♪」 +\endtext + +\text +肉棒から飛び出た精液は、 +放物線を描いてサファイアの身体に降り注ぐ。 +\endtext + +\text +サファイアはそれを嬉々として受け止め、 +更に絞り出そうと足を動かす。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あぁんっ、もっと…… + もっと出していいよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクの身体、 + 君の精液で真っ白に染めてぇっ♪」 +\endtext + +\text +サファイア自身の幼根からも、 +精液は溢れ出ている。 +\endtext + +\text +カイムのそれと比べれば可愛いものだが、 +それでも、ビュクビュクと何度も白濁液を +吐き出し続けている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、気持ちいいっ!! + ボクのオチ●チンからもっ、精液がっ…… + あぁっ、いっぱい出てるよぉっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの黒く染められた髪にも、 +白い精液は付着していく。 +\endtext + +\text +ふたりの射精が終わるころには、 +サファイアの身体はドロドロになって +しまっていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……はぁ、はぁ…… + フフッ、いっぱい出ちゃったね♪」 +\endtext + +\text +精液を浴び、 +着物は汚れに汚れてしまっている。 +\endtext + +\text +しかしそんなことを気にする様子もなく、 +サファイアは妖艶に語りかける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクも興奮して、 + いつもよりたくさん射精しちゃった」 +\endtext + +\text +顔に着いた精液をひとすくいして、 +それを口にもっていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んちゅ……んっ、んはぁ♪ + 精液、おいし♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ…… + もっと気持ちよくなりたいくない? + まだまだ、物足りないよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。今日は枯れるまで + おまえを抱くと決めている」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ♪ うれしい♪ + それじゃ……今度はね……」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +ちゃぶ台から立ち上がった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こっち♪ + 今度はこっちで気持ちよくなって?」 +\endtext + +\text +畳敷きの床に四つん這いになり、 +そして大きく尻を上げる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのお尻の穴で、 + オチ●ポいっぱいしごいてね?」 +\endtext + +\text +後ろにいるカイムを股の間から見上げながら、 +卑猥に腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そして精液……ボクのお尻の中に、 + たくさんたくさん出してほしいの♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + さすがはサファイア……いや、リンだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の腰振りがあまりにいやらしくて、 + 見ろ、さっき出したばかりだというのに、 + もうこんなに硬くなってしまったぞ」 +\endtext + +\text +カイムは自身の肉棒を指さす。 +\endtext + +\text +その言葉通り、つい先ほど射精したとは +思えないほど肉棒は勃起し、反り返っている。 +\endtext + +\text +それを見たサファイアは、 +思わずゴクリと生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ……すごい……。 + そ、それ……入れて? ボクのお尻マ●コ + に、ズプゥッて……入れてほしいの♪」 +\endtext + +\text +尻を上げた状態で、 +はしたなく股を開くサファイア。 +\endtext + +\text +そして尻文字を書くように、 +上下左右に振り続ける。 +\endtext + +\text +その度に、同じく勃起している幼根が +プルプルと震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、本当に……可愛い奴だ。 + いいだろう、入れてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を2度3度としごくと、 +その先をサファイアの肛門に当てた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁっ、はぁっ……き、きてっ! + そのままっ……一気にボクのお尻、 + 貫いてっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの声が室内に響いた直後、 +カイムは突き出された腰を掴み、 +一息に肉棒で肛門を突く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっあっ……あはぁぁぁあああっ!! + いいっ、カイムのオチ●ポっ…… + すっごく太いぃぃ!!」 +\endtext + +\text +ガクガクガクッと、サファイアの膝が震えた。 +\endtext + +\text +足に力が入らなくなったらしく、 +膝をつきそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだいれただけだぞ? しっかりしろ」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの腰を持ち上げ、 +今度はズルルルルッと肉棒を抜いていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃぃぃいいいっ!? あっ、ふっ……。 + ご、ごめっ……でもっ、あぁっ!! + 足に力が入らないよぉっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムのオチ●チン、気持ちよすぎるっ! + 今までで、いちばんっ……あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +カリ首が直腸粘膜を引っ掻きながら、 +出ていく。 +\endtext + +\text +その感触、快感をサファイアに味わわせる +かのように、カイムはゆっくりと動く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐぅっ、あっ、今度はっ、入って……。 + あっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +そして今度は挿入。 +\endtext + +\text +その動きを、カイムはゆっくりじっくり +時間をかけて、続けていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あーーーっ! あふっ、あぁんっ! + すごいぃっ、ほんとにっ……すごくっ、 + 気持ちいいよぉっ!!」 +\endtext + +\text +ズププッ、ニチュウッと、 +音を立てて肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text("カイム") +「痛くはないか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ぜ、全然っ……すごくっ、気持ちいいっ♪ + あぁ、こんなのっ……こんなの初めてっ!」 +\endtext + +\text +サファイアは「痛みはない」と +首を何度も横に振った。 +\endtext + +\text +事実、サファイアの肛門はしっとりと +濡れており、適度なぬめりがあって +抽送は滑らかだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あーーーーっ! ごめんなさいっ! + ボクッ、本当にっ……立ってられないっ! + 気持ちっ、よすぎてっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は太く、サファイアの +肛門をミチリミチリと広げながら出入りする。 +\endtext + +\text +その時、桃色の直腸粘膜がこれ以上ないほど +引っ掻かれ、サファイアは凄絶な快感を +得てしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しいことを言ってくれるな。 + しかし今までに何人もの相手を + してきたのだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほ、ほんとだよっ……何でか知らないけど、 + 君のは、ほんとに……あ、あぁっ!?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「魔法とか、使ってるの? + あぁ、だめっ…… + 身体から力抜けちゃうよっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力を奪う魔法なら使えるが、 + 今は使っていないぞ」 +\endtext + +\text +カイムは少しずつ抽送の速度を上げていく。 +\endtext + +\text +ニチュッ、パチュッと、 +その度に卑猥な抽送音が響く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、恥ずかしっ……あはぁっ!! + だったら、これっ……何で…… + あぁっ、もうだめっ、ボクッ……」 +\endtext + +\text +サファイアの肢体が、 +ビクビクッと痙攣を起こした。 +\endtext + +\text +幼根からも透明な先走り汁が滴り、 +小刻みに震えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクのか? フフフッ、なるほど、 + 今まででいちばん感じているというのは、 + どうやら本当のようだな」 +\endtext + +\text +サファイアの肛門が、キュウッと締まる。 +\endtext + +\text +肉棒にかかる圧力が一気に強まり、 +カイムも声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……では俺も、出しておくか。 + 中に出していいんだったな?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いっ、いいよっ、出してっ!! + ボクのお尻マ●コに、君の精液…… + いっぱいドピュドピュしてぇっ♪」 +\endtext + +\text +肛門内を、肉棒がゴリゴリとえぐる。 +\endtext + +\text +射精を目前に控えた肉棒は更に膨張し、 +サファイアの肛門粘膜を押し広げる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あーーーーーーっ!! + だめっ、ボクもうイクっ!! + お尻ズボズボ、気持ちいいーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの絶叫が和室に響く。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、サファイアの幼根から +ドロリと精液が漏れ出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぅっ、あっ、あはぁぁぁあああっ! + 出るっ、精液っ、出るぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お尻だけでイかされるのなんてっ、 + 久しぶり……あっ、ひぃっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、 +肛門内にも精液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +幼根から押し出される精液とは、 +比ぶべくもないほどの量が、流れ込む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっひぁぁああっ! + お尻が、とけちゃうぅっ!! + すごっ……んふぁっ、気持ちいいよぉっ!」 +\endtext + +\text +サファイアは涎を垂らしながら、 +恍惚とした表情を浮かべている。 +\endtext + +\text +幼根からも涎のように、ブピュッ、ピュッと +精液が出続けている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「おっ、お尻掘られながらの射精っ…… + き、きもちっ、いっ……んふぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +アクメの痙攣のたびに肛門が締まり、 +幼根が跳ねる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んふっ、あ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +アクメを迎えたばかりのサファイアは、 +肛門内で肉棒が跳ねるたび、 +愛らしい声を上げて身体を痙攣させる。 +\endtext + +\text +サファイアの肛門に肉棒を入れたまま、 +カイムはその反応と感触を楽しんでいる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「す、すごかった……よ……。 + ボクのオチ●チン、触られてもないのに、 + 精液、出ちゃった♪ えへへっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだな。さて、もう一発出したら、 + 風呂に浸かりに行くか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「へ?」 +\endtext + +\text +サファイアは素っ頓狂な声を上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「も、もう終わりじゃないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これで終わりだなどと、誰がいつ言った?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いや言ってないし、聞いてもないけど、 + でもちょっと休ませ……」 +\endtext + +\text +カイムは意地の悪い笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うわぁ……君、 + すっごくいやらしい笑みしてるよ、今」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろうな。 + なら今俺が考えていることがわかるか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うぅ……するんでしょ? + ボクの反対を押し切って、 + このまま続けるんでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけでは不十分だな。 + 正解は、その後に……無理やり感じさせて + ヒィヒィ鳴かせる……が付く」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、悪魔……だよ。 + 君ってやっぱり、フィオより……悪魔だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 褒め言葉として受け取っておこう。 + さてそれでは、行くぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ど、どうせ断ったって + ボクのこと犯すんでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いいよ、きなよ。 + こうなったら、逆にボクが君を + ヒィヒィ言わせてやるんだからっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、足に力を込め、 +自ら尻を突き出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ……んっ、ひぃぃいいっ!! + ま、負けないんだからっ…… + 君の思い通りになってなんか……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「や、やらないんだからっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの腰を掴み、カイムは腰を振る。 +\endtext + +\text +ニチュッ、グチュッと、精液という潤滑液を +得た肛門は肉棒が出入りするたび、 +水音を響かせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、んっ、あふぅぅううっ!! + どう? お尻の穴、気持ちいいでしょ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのテクニックにかかれば、例え君でも + 一分ともたな……あっ、あーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュウッと、 +一際強く肉棒が肛門をえぐった。 +\endtext + +\text +亀頭がきつく閉じられた肛門粘膜を +無理やりこじ開けた。 +\endtext + +\text +その快感に、サファイアは言葉を忘れ、 +吠え叫んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んひぃっっ、ひ、卑怯っ…… + そこはだめだってっ!! だめ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +亀頭が刺激したのは、前立腺だった。 +\endtext + +\text +サファイアが自ら弱いと断言する場所。 +\endtext + +\text +その部分を、 +カイムは直腸越しにゴリゴリとえぐっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? ヒィヒィ言わせてやると」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに興味があったのだ。 + ここを攻め続けると、 + おまえがどうなるのか、とな」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながらひたすらに腰を振る。 +\endtext + +\text +的確に、上から下に叩き落とすように、 +肉棒を突き込む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぎっ、ひぁぁぁあああっ!! + だめっ、出るっ……出る出る出るぅっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはあまりの気持ちよさに +腰を振って逃げようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムは腰をしっかりとつかみ、 +放さない。 +\endtext + +\text +そして的確に亀頭で前立腺を刺激していく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーーーーっ、あっ、あーーーーっ!! + 出ちゃうっ、もうイクっ、だめっ、 + イグぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +ほんの数分前までの威勢は消え失せ、 +サファイアは顔を真っ赤にしながら +よがり鳴かされた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んあーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクッ、ビュクウッと、 +幼根から精液が飛んだ。 +\endtext + +\text +サファイアの口からツツッと涎が落ち、 +糸を引く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ、へはっ、あっ……ひっ! + 出てるっ、ボクのオチ●チンからっ、 + 精液……押し出されちゃってるぅっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアが射精している間も、 +カイムは抽送を続けている。 +\endtext + +\text +前立腺を何度も執拗に攻め上げ、 +幼根からの射精を促す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁんっ!! 出してるのにぃっ! + なのにっ……まだっ、お尻でオチ●ポが + 動いてっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「イクッ、またっ、イックゥゥゥウウウッ♪」 +\endtext + +\text +射精して間もない幼根から、 +強制的に精液を吐き出させていくカイム。 +\endtext + +\text +そのサファイアの姿にカイム自身興奮し、 +更に腰の振りを速めていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はっ、ひっ!?」 +\endtext + +\text +サファイアは息を呑む。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、絶叫した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビクビクッ、ガクガクッと痙攣する肢体。 +\endtext + +\text +それにかまわず、カイムはサファイアの +肛門に肉棒を出し入れし続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「も、もう出ないよっ! 出ないから、 + おねがっ……ひぃっ! もうやめっ、 + あっ、あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「たくさん出していいのではなかったか? + たっぷりしごいていいのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは意地悪く笑いながら続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「だからその通りにさせてもらっている + までだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ、それはっ、でもっ……。 + まさかこんなっ……気持ちいいなんて + 思わなっ、あっ、あひぃぃああっ!!」 +\endtext + +\text +幼根がビクン、ビクンッと跳ねる。 +\endtext + +\text +立て続けに三度も射精した後だけに、 +さすがに萎えかかっている。 +\endtext + +\text +しかし肉棒によって前立腺をえぐられ、 +強制的に勃起させられていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぎっ、あーっ、らめぇぇええっ!! + またっ、出るっ……出ないのにっ、 + 押し出されちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クッ、すごい締め付けだ。 + 俺もそろそろ、出すぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ!? あがっ……また、だひゅの? + ボクのお尻にっ、精液出すのぉっ!?」 +\endtext + +\text +快感によって呂律が +おかしくなっているサファイア。 +\endtext + +\text +視線も定まらず、 +快楽による酩酊状態と言っていい。 +\endtext + +\text +カイムはそんなサファイアの腰を掴みなおし、 +無理やり立たせ、後ろから獣のように突いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがぁっ、ひっ……出してっ……。 + ボクのお尻にっ、君の精液っ……あはぁ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「出してくだひゃいっ!! + でないとボクッ、もうっ、もうっ……」 +\endtext + +\text +カイムはズルルッと肉棒を引きずり出した +かと思うと、勢いをつけて一気にゴリュッと +肛門をえぐる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「もうっ、おかしくなるぅぅううっ!! + イクッ、イッぐぅぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +それがトドメとなり、サファイアは +四度目のアクメを迎えさせられるのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぎぃっ、んっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ブピュッ……ビュルッと、 +幼根から精液が漏れた。 +\endtext + +\text +しかしその勢いは、あまりにも弱々しい。 +\endtext + +\text("サファイア") +「またっ、ボクッ……イかされっ、てっ…… + んひぃっ!! 出ないのにっ…… + 無理やりっ、だひゃへられてるぅっ!!」 +\endtext + +\text +その一方で、カイムの肉棒からは +勢いよく精液が迸る。 +\endtext + +\text +直腸内を満たし、 +腸内にまで流れ込んでいく白濁液。 +\endtext + +\text +その温かさに、 +サファイアは更に脳髄をとろかされていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「きもちっ、いひぃっ……あーーーーっ! + ま、負け……ボクのっ、負け……だよっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君には、あひぃっ…… + エッチじゃかなわな……ひっ、んっ、 + あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +何度も痙攣し、 +何度も射精させられるサファイア。 +\endtext + +\text +涙と涎に濡れたサファイアの顔はしかし、 +とても幸せそうな笑みをたたえていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ……んっ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +ようやく、肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +クパぁっと開いたままの肛門から、 +少し時間をおいて精液があふれ出た。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁ……あ、あ……あ……だ、だめ……。 + お尻の穴、力、入らな……い……」 +\endtext + +\text +ゴポゴポッと、 +ニ度にわたって注ぎ込まれた精液が出ていく。 +\endtext + +\text +その様子を見ながら、 +サファイアは恍惚の表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……よかったぞサファイア。 + 少し休んだら温泉に浸かりに行くぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、まったく…… + 君ってホント……元気、なんだから……」 +\endtext + +\text +サファイアは呆れたように言いながら、 +コクンと頷くのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +温泉に浸かり、いろんなものを洗い流した後。 +\endtext + +\text +畳の上に敷いた布団の上で、 +仰向けになっているサファイアとカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言えばもうひとつ、 + おまえに聞きたいことがあった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん、なに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜおまえは暗殺者になったのだ? + ほかの道はなかったのか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、 +天井を見ながら、サファイアは答える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……あったんじゃない? + でもボクは、その道を選んだんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text +カイムが頷くと、 +しばし部屋に沈黙が訪れた。 +\endtext + +\text +その沈黙を、サファイアの言葉が破った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ボクはね、孤児だったんだよ。 + 両親は、シュカで宮仕えをしていて、 + 権力争いに巻き込まれて死んだって聞いた」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰から聞いたのだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「物心つく前からいたシンレンガの遊郭の長。 + ボクはそこで、下働きをして生きてたんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そこの遊女たちはとっても綺麗でね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはそんな世界を見ながら、 + いつかボクも、彼女たちみたいに + きれいになりたいと思うようになった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だって、その世界では綺麗でいることは、 + 力だったから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんなある時、とある富豪がボクに目を + 付けたんだ。だからボクは、精いっぱい + 相手をした」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そしてその日、 + ボクは下働きから男娼になった。 + 世界が変わった瞬間だよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは男だけど綺麗で可愛いから、 + それはもう大人気でね。一週間もしない + うちに遊郭で一番の人気者になったよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも、その人気に嫉妬した遊女たちには、 + 毎日のように恨み言を言われたっけ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんなことを言われたんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん~、ちやほやされるのも、若いうちだけ。 + 所詮は男だから、年をとったら相手に + されなくなる、とかだったかな?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、確かにその通りだよね。 + だからボクは、常に若くありたいと + 願い続けるようになった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんな時だよ、 + ボクがフィオの声を聴いたのは」 +\endtext + +\text +サファイアの意識は過去に飛ぶ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「その晩、ボクはひとりの商人に抱かれてた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「奴隷を扱ったりしてるいやな奴だったけど、 + お金だけはたくさん持ってるやつだった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオは最初、そいつが持ってたんだ。 + そいつがフィオとなにを契約していた + のかは、知らない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それでセックスが終わって、 + 商人が疲れて眠った時…… + フィオはボクに声をかけてきた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「商人を殺して、俺と契約しないかって」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオは商人と契約していたけど、 + つまらないから別の契約者を + 探してたらしいんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも、悪魔は契約者を直接殺すことは + できないんだって。だから……フィオは + ボクに、商人を殺すように言ってきた」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「殺せばボクと契約してくれるって言われた。 + 永遠の若さを約束してやるって言われた。 + フィオはボクの心の中がたぶん見えるんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「人を殺したことなんて、あるはずない。 + でも、ボクはフィオの言葉に、 + 完全に引き込まれちゃってた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そして気づいたら、 + ボクは近くにあった花瓶で、 + 寝ている商人の頭を殴ってた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「男は死んで、 + それで……フィオとの契約は成立」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お前が死ぬその瞬間まで、 + おまえは今の姿のまま、生き続けるだろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオがその時、ボクに言った言葉。 + どこかボクのことを嘲っているような、 + そんな気がしたのを覚えてる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもその時はそんな事気にはならなかった。 + これでずっと若いままでいられるっていう + 喜びと……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「初めて犯した殺人……。 + その昂揚感に、酔っていたんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それから、どうしたのだ? + 客を殺したのだ、 + 遊郭にはもはやいられまい?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん。その日のうちに、 + 着の身着のまま外に出た」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ヘイフォン、ハクシャ、ナンタイ。 + シュカの都市を転々としながら、 + 生きるために身体を売ってた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「その時出会ったお客のひとりに、 + ヴェクサシオンの幹部がいてね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクの魅力に目をつけて、暗殺者に + ならないかって声をかけてきたんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そのまま男娼として + 生活していくこともできた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもボクは、初めて人を殺した時の、 + あの高揚感が忘れられなかった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「実際、ボクを抱いたのにお金を払おうと + しない奴は、殺したりしてたしね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だからボクは何の抵抗もなく、 + 暗殺者になろうと思った。 + そして指導を受けて暗殺者になった」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それからのボクは…… + たぶん君も知ってるんじゃない?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「貴族とか要人専門の暗殺者。 + セックスをして油断させてから、 + 相手を殺す非情な女」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、実際は男なんだけどね♪」 +\endtext + +\text +サファイアはそこまで一気に話し終え、 +短く息をついた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ね、なかなかにクズでしょ? + ボクのこれまでの人生」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、普通ではないな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ、別に素直に言っていいよ。 + クズなのは、ボク自身自覚してるから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはボク自身の意志で、人を殺した。 + ボクはボク自身の意志で、暗殺者になった。 + どんな言い訳も通じない、悪人なんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは、君に同情してもらえるような + 境遇じゃ、全然ないんだよ……」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って、 +隣のカイムに微笑みかけた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だからさ、そんなボクと一緒にいると、 + 君までおかしな目で見られちゃうよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いい加減、ボクのことはあきらめなよ。 + キミの周りには、他にかわいい子が + いっぱいいるじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。報酬の話をしないと思ったら、 + それを言いたくてついてきたのか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君は忙しい人だから、こういう時でないと + なかなか落ち着いて話ができないからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いい? だからボクのことは、 + もうあきらめるんだよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――断る。 + おまえは必ず俺のものにする」 +\endtext + +\text +カイムは上半身だけ起こすと、 +寝ているサファイアを見下ろした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんな、意地張らずに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「意地ではない。いや、意地か? + 過去を話してくれたおまえの心根に惚れた。 + 是が非でも、手に入れてみせる」 +\endtext + +\text +そしてカイムは、サファイアに口づけをした。 +\endtext + +\text +サファイアは、拒まなかった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……君って、バカだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく言われるが、自覚はないな」 +\endtext + +\text +再び寝ころんだカイムがそう言うと、 +サファイアは笑った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ♪ + 自覚がないから、言われちゃうんだね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほんと……バカだよ。大バカ。 + なんでこんな人に…… + 話……しちゃったんだろ……」 +\endtext + +\text +サファイアはスッと、まぶたを閉じた。 +\endtext + +\text +そしてしばらくすると、 +規則正しい寝息が聞こえてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「悪人……か。 + 確かに、おまえはそうなのだろうな」 +\endtext + +\text +カイムは腕の中で眠るサファイアの頭を +優しく撫でた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそうだとして、 + お前はこれから先、ずっとひとりで + いつづけるつもりなのか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに……答えは返ってこない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_15.txt new file mode 100644 index 0000000..06f201d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_15.txt @@ -0,0 +1,1692 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_15") + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +与えられた部屋のベッドに、 +サファイアは腰かけている。 +\endtext + +\text("フィオ") +「どうした? さっきから黙りこくってるが」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、ちょっとね……」 +\endtext + +\text +サファイアはため息をひとつ吐く。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お前が溜め息なんて珍しいな。 + ひょっとしてカイムのこと考えてるのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……よくわかったね。まさにその通りだよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「あいつはお前が出会った事がない + タイプだからな。 + 戸惑ってんじゃないかと思ってたぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうだね……。戸惑ってる。 + 彼はボクに優しくしてくれるけど、 + それってさ……ボクの身体目当てだよね?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「あいつ自身そう言ってただろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもさ。ボクの身体がほしいなら、 + あのまま牢に繋ぎとめておけば、 + 面倒な事をせずにボクを犯せたはずだよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ま、そうだな。 + それで……なにが言いたい?」 +\endtext + +\text +フィオはいつになく神妙な顔をしている +サファイアの考えがわからず、そう問うた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はは。悪魔の君でもボクの考えが + わからないことがあるんだね」 +\endtext + +\text +サファイアは笑う。 +\endtext + +\text +しかしどことなく、明るさがない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……今まで、何人もの人が + ボクに優しくしてきてくれた」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもそれは、ボクを抱きたいから。 + ボクを自分のものにしたいから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもカイムは、自分でそう言いながらも、 + なんか違う気がする。ボクのことも、 + 大切にしてくれそうな気がする」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはもう…… + 身体だけの関係なんて + 飽きちゃったのかもしれない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いや、違うかな……。 + それ以外の関係もあるって、 + 彼に……気付かされたのかもしれない」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ひひっ、鬼の目にも涙。 + 暗殺者にも恋心が芽生えたか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「――うるさい」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ぐぇっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはフィオの腹を殴った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「恋とか……そんなんじゃない、はずだよ。 + ボクにそんな感情なんて、 + 芽生えるはずがない」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ケケッ、そうだろうなぁ。 + 人間って生き物の黒い部分を + ずっと見続けてきたお前だからな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「今更恋なんて、チャンチャラおかしくて + やってられねぇよな」 +\endtext + +\text +フィオは下品な声で笑う。 +\endtext + +\text +それを黙って聞いているサファイア。 +\endtext + +\text("フィオ") +「で? + だったらおまえは何を悩んでるんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……カイムってさ……。 + ボクのこと、ほんとはどう思ってるんだろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんて……考えちゃ、ダメかな……」 +\endtext + +\text("フィオ") +「それで、また裏切られるのか? + 今までお前は何人の男に裏切られた?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「俺が知ってるだけでも、 + 両手の指じゃ数えきれねぇほどだぜ?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「まぁ、俺に指なんてねぇけどなっ、 + ケケッ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そう、だよね……はぁ、ばかばかしい。 + ほんと、なんだかここに来てから + 調子狂っちゃってダメだなぁ」 +\endtext + +\text +サファイアは首を振る。 +\endtext + +\text("フィオ") +「人間なんて、どんなに善人面してても + 所詮は自分のことしか頭にねぇ奴ら + ばっかりだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「カイムだって今でこそお前にご執心だがな、 + たぶん飽きたらポイだぜ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「あいつには、 + お前でなくちゃいけない理由がねぇからな」 +\endtext + +\text +フィオの言葉が、サファイアの心に刺さる。 +\endtext + +\text +サファイアがあえて考えようとしなかった +部分を、的確に指摘してくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だよね。リズベルとか、 + 周りにたくさん可愛い女の子がいるしね」 +\endtext + +\text +サファイアはもう一度、短くため息をついた。 +\endtext + +\text +しかし今度のため息は、軽い。 +\endtext + +\text +何かを吹っ切るかのように、 +サファイアは表情を切り替える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あー、なんだかあいつのこと考えるの + 疲れちゃった。ちょっと遊びにいこっかな」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言うと、 +部屋から飛び出した。 +\endtext + +\text +ある程度自由の身になっているサファイアは、 +酒場へと足を踏み入れた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「うわぁ、男くさい♪」 +\endtext + +\text +そこには戦いを終えたばかりのオークたちが +ひしめき、酒を飲んでいた。 +\endtext + +\text +場違いなほど妖艶な色気を放っている +サファイアにオークたちの視線が集中する。 +\endtext + +\text +これがただの村娘で、オーク達が統率の +とれた魔王軍所属でなければ、間違いなく +オーク達の性欲のはけ口にされていただろう。 +\endtext + +\text +しかしサファイアはカイムのお気に入りで +あり、手を出すことが禁じられている。 +\endtext + +\text +オーク達は肉を頬張り酒を飲みつつも、 +股間を膨らませている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ、すっごい視線♪ + きっとボクのこと……押し倒して + めちゃくちゃに犯したいって思ってるよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムがいなきゃ、ボクなんて牢獄に + 繋がれたまま、一生オークの性欲処理 + させられてただろうね」 +\endtext + +\text +酒場の真ん中に立ち、 +ゾクッと身体を震わせるサファイア。 +\endtext + +\text("フィオ") +「なんだひょっとして、やる気か?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「普段のボクだったら、 + そうしてると思わない?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ヒヒッ、それもそうだ。 + お前はビッチだからな。男に自分から + 股開いてねだるのが本来の姿だろうよ」 +\endtext + +\text +サファイアとフィオの会話を聞いていた +オークがチラチラと血走って目を向けてくる。 +\endtext + +\text +その視線を感じながら、 +サファイアはスカートの端をつまむ。 +\endtext + +\text +そしてゆっくり、持ち上げるのだった。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「おおっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ♪ 見てる見てる♪ + 5、6、7、8……ここにいるのは + バグベア含めて14匹かな?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「魔物14匹に犯されちゃったら…… + ボクのお尻、どうなっちゃうかな……」 +\endtext + +\text +サファイアは頬を紅潮させ、息を弾ませる。 +\endtext + +\text +1匹のオークが席を立ち、 +のしのしと近づいてくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あは、来た。もう……後戻り、できないね。 + あのオーク、チ●ポ物凄い勃起させてる♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あのチ●ポでボクのお尻の穴…… + これからズボズボされちゃうんだ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもそれだけで終わるはずないよね。 + だって……周りにこんなにたくさん、 + ガチガチに勃起したチ●ポがあるんだから」 +\endtext + +\text +サファイアはスカートを完全にめくり、 +ショーツを露わにした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「やぁ、魔物さんたち。お仕事ご苦労様♪ + そんなみんなに、カイムからのご褒美だよ」 +\endtext + +\text +そしてその場にいる魔物たち全員に +聞こえるように、そう言った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクを……自由に犯していいよ?」 +\endtext + +\text +サファイアは自らショーツをずらすと、 +テーブルに手を突き、片足を上げた。 +\endtext + +\text +そして尻肉に手を伸ばし、 +魔物たちに見えるように肛門を広げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「この穴にね、君たちのその勃起チ●ポ…… + ねじ込んでいいんだよ? + そしてズボズボかき回していいの」 +\endtext + +\text("サファイア") +「つまり、ボクのお尻の穴で、 + オナニーしていいってこと、わかる?」 +\endtext + +\text("オークA") +「ゴクッ……」 +\endtext + +\text("バグベア") +「……グルルルッ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスクスッ、どうしたの? + ボクのお尻の穴、すっごく気持ちいいよ? + この穴に、いっぱい射精していいんだよ?」 +\endtext + +\text +サファイアは今度は魔物たちに背を向け、 +両手で尻肉を割り開く。 +\endtext + +\text +すると先ほどよりも肛門が、 +よく見えるようになった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「何回でも、していいから。 + ボクが気絶しても、おもらししちゃっても、 + 続けていいから♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今日一日は、ボク…… + みんなの精液便所になるから、だから…… + たくさん、犯して♪」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉぉおおおおおっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアにむかって、 +魔物たちが襲い掛かる。 +\endtext + +\text +サファイアは乱暴に身体を掴まれ、 +テーブルへと乗せられる。 +\endtext + +\text +そして頭を掴まれ、這いつくばらされた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、もうっ……強引なんだから♪ + 焦らなくってもちゃんとしてあげるからさ」 +\endtext + +\text +サファイアは手近にあった肉棒を掴むと、 +上体を起こした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、すっごく太いね……。 + 魔物のチ●ポってこんな感じなんだ」 +\endtext + +\text +そしておもむろに肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("オークA") +「くっ……へへっ、 + こいつ噂通りすげぇビッチだな」 +\endtext + +\text("バグベア") +「グルルルルッ……」 +\endtext + +\text +オークとバグベア2本の肉棒を同時にしごき、 +サファイアは腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁ……そうだよ、ボク……ビッチなの。 + 誰にでもお股を開いてアナルで生ハメ + 許しちゃう、とんでもないビッチなの」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だからさ……入れてよ、君のオチ●チン。 + そのぶっといの、ボクのお尻にズプゥッて + ねじ込んでほしいの」 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、ほんとにいいのかよ、 + 犯しちまっても」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そう言ってるでしょ? 今日のボクは、 + 君たちの肉便器なの。 + これはご褒美なんだよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それとも、君たちって男の娘一人犯せない + 玉なしなの?」 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、そこまで言われちゃ、 + もうやるしかねぇな」 +\endtext + +\text("オークB") +「相手が男だろうが、 + これだけ可愛けりゃ問題はねぇ」 +\endtext + +\text +オークはそう言うと、ギンギンに勃起した +肉棒をサファイアの肛門にあてがう。 +\endtext + +\text +そしてすでに溢れ出している先走り汁を +ヌルヌルと塗りたくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あっ……あはぁんっ……。 + じ、焦らさないで? 一気に…… + ボクのケツマ●コ、貫いてよぉ」 +\endtext + +\text +サファイアは腰をくねらせ、誘惑する。 +\endtext + +\text +その卑猥な動きにオークは生唾を飲み込む。 +\endtext + +\text("オークB") +「ほんとにエロガキだぜこいつ。 + んじゃ、遠慮なくズプッといかせて + もらうぜっ!」 +\endtext + +\text +オークはサファイアの腰をガシッとつかむと、 +そのまま一気に腰を前に突き出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あぁぁぁぁああああっ!!」 +\endtext + +\text +ヌルルッと、 +肛門にオークの肉棒が入っていく。 +\endtext + +\text("オークB") +「おぉ? なんだこいつ。 + もうケツ穴ン中ドロドロじゃねぇか」 +\endtext + +\text +極太の肉棒を、 +サファイアの肛門は呑み込んでいく。 +\endtext + +\text +それというのも、あらかじめサファイアは +肛門内にローションを塗り、 +滑りを良くしておいたのだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「さ、さすがに君たちみたいな規格外の + チ●ポの相手をするのに、用意なしだと + 裂けちゃうからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んくっ、はぁ、はぁ……それでも、 + ずいぶんきついけど、大丈夫かなぁ、 + ボクのアナル」 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、ずいぶんとやる気だな。 + でもたとえ裂けようが知ったことじゃねぇ」 +\endtext + +\text("オークB") +「俺らの肉便器になるってことは、 + そういう事だ覚えとけっ!!」 +\endtext + +\text +オークはそう言うと、 +荒々しく腰を振り始めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ、んっ、あはぁぁぁあああっ!! + あぐっ、くぅっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの肛門を、肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +人間のそれとは一線を画した太さの肉棒に +かき回され、サファイアの身体が +ガクガクと震える。 +\endtext + +\text("オークB") +「なんだ? 人間以外のチ●ポをケツ穴で  + 咥えるのは初めてか?」 +\endtext + +\text("オークB") +「気持ちいいだろ? 人間の女の中には、 + この快感が忘れられなくて、わざわざ + 犯されに来るやつもいるくらいだぜ?」 +\endtext + +\text("オークA") +「だな。俺らのチ●ポの味を知ったらもう、 + 元には戻れないぜ? ヒヒヒッ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ……そ、それは……楽しみ、だね。 + んっ……あぁ、このチ●ポも、すごい……」 +\endtext + +\text +サファイアは目の前のバグベアの肉棒を見て、 +甘い吐息を漏らした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こんなのでお尻ほじくられたら、ボク……」 +\endtext + +\text +サファイアはたまらないといった顔で、 +舌を出し、その肉棒を舐めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ジュルルッ……ん、ふぁっ……あ、んっ! + すっごく……獣くさいチ●ポ……。 + でも、あはぁ、たくましくて素敵……♪」 +\endtext + +\text("オークA") +「こいつとうとう自分から舐めはじめたぜ。 + どこまでエロいんだよ」 +\endtext + +\text("オークB") +「さすがにビッチだけあって、手慣れてるな。 + この腰の振り方も、普通じゃないぜ」 +\endtext + +\text +オークたちはサファイアの乱れる姿を見て、 +笑う。 +\endtext + +\text +その中心で笑われながら、 +サファイアは口元を涎まみれにしながら +肉棒をしゃぶり続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んはぁ、美味しい……。 + 先っぽの方から、もうお汁出ちゃってる♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いただき、まぁひゅ……。 + レロ……んふぁ、すっごく濃い味……♪ + 頭が、しびれちゃう……」 +\endtext + +\text +バグベアの肉棒をしゃぶりながら、 +片方の手でオークの肉棒もしごく。 +\endtext + +\text +そして肛門を締め、腰を振り、 +もう一体のオークの相手もする。 +\endtext + +\text +確かにその動きは普通ではなく、 +サファイアが輪姦され慣れていることを +うかがわせた。 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、こいつに手加減はいらねぇな。 + 本気で行かせてもらうぜっ!」 +\endtext + +\text +オークはサファイアの腰を掴みなおすと、 +手前に引く。 +\endtext + +\text +そして自身は腰を突き出し、 +肉棒を限界までねじ込んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ! んっ、あーーーーーーーーっ! + 奥までっ、一気に……ひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、サファイアの身体が仰け反った。 +\endtext + +\text +それまでうなだれていた幼根が、 +ピンッと勃起する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あぁんっ♪ ボクのオチ●チンも、 + 勃起しちゃったっ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「皆のオチ●ポに囲まれて、 + お尻の穴ほじくられて、ボクッ…… + すっごく興奮しちゃってるよぉっ♪」 +\endtext + +\text("オークB") +「これから朝まで全員で輪姦してやるよ。 + お前のチ●ポから精液出なくなっても、 + ここにいる奴らはやめないだろうぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いいっ! それでいいよっ!! + 気絶してもやめないでっ!! + ボクのお尻、好きに使ってぇっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは絶叫し、身体をよじる。 +\endtext + +\text +肉棒がサファイアの気持ちいい場所を +容赦なくえぐり、感じさせる。 +\endtext + +\text("オークA") +「あぁ、使ってやるよ。 + お前のケツ穴に入れてやるから、 + しっかりしごいてご奉仕しな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、うん、わかったよ。 + ご、ご奉仕……するね?」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って、 +再度目の前の肉棒を舐めはじめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あむっ、んっ……ジュルルッ、 + ピチャ、ジュルッ……んはぁっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +(こ、これで……いいんだ……) +\endtext + +\text +サファイアは肉棒を舐めながら、 +心の中でつぶやく。 +\endtext + +\text("サファイア") +(こ、これが……ボクが今までにいた、 + 日常……) +\endtext + +\text +肥え太った貴族の人間とオークという +違いはあるものの、そう大きくは変わらない。 +\endtext + +\text +サファイアは相手を欺く為ならば、 +プライドを捨ててどんな要求にも応えてきた。 +\endtext + +\text("サファイア") +(そんなボクが……今更優しくされたって、 + どうしていいか、わからないよ……) +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、 + もっと……もっと乱暴にしてぇっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「サファイアのお尻の穴、 + オチ●ポでぐちゃぐちゃにかき回してっ!」 +\endtext + +\text +手荒に扱われる方が、 +サファイアの心は落ち着いた。 +\endtext + +\text +髪を引っ張られ、奴隷のように犯された方が、 +サファイアの心はむしろ冷静になれた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あぁんっ、気持ちいいっ!! + ズボズボッてしてっ!! ボクのアナル、 + 君のオチ●ポでガバガバにしてぇっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +(きもち、いい……けど……。 + でも、ドキドキは、しない……) +\endtext + +\text("サファイア") +(でも、それでいいんだ。 + これが、ボクが生きる、世界だから……) +\endtext + +\text("オークB") +「ぐっ、くぅっ! そろそろ出すぞっ!! + 精液便所なんだから、 + 当然中出しだよなぁっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「っ!」 +\endtext + +\text +サファイアはオークの叫びで、我に返った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うんっ! いいよ、出してっ!! + ボクのアナルに、 + いっぱいいっぱい中出ししてぇっ!!」 +\endtext + +\text("オークA") +「へへっ、それじゃ俺も、 + まずは顔にぶちまけとくか」 +\endtext + +\text("バグベア") +「グルルッ、グァァアアッ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちが興奮をつのらせ、 +射精の時が近づいてくる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、んんっ……ボクもっ、イクッ!! + ぶっといチ●ポでアナル掘られて、 + ぁぁっ、イクッ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +カリの太い亀頭が、 +ゴリュウッと直腸粘膜をえぐった。 +\endtext + +\text +その直後、サファイアの幼根が +ビクッと痙攣し、ドロリと精液を吐き出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁーーーーーっ!! + 出るっ、オチ●ポから精液、 + 出ちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +ビチャビチャッと、 +テーブルにサファイアの精液が降り注ぐ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひっ……あっ、くぅっ!! + いいっ、気持ちいいよぉっ!!」 +\endtext + +\text +肛門内に勢いよく注ぎ込まれるオークの子種。 +\endtext + +\text +直腸内を瞬く間に満たし、 +さらに奥へと流れ込んでいく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがっ……はっ、すごっ……ひっ……。 + ボクのお中っ……膨らん、でっ……」 +\endtext + +\text +熱くなっていく下腹部。 +\endtext + +\text +下半身が蕩けてしまいそうな快感を +覚えながら、サファイアは射精し続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んあっ、あぷっ……んはぁっ!! + せ、精液、もっと……飲ませ、てっ……」 +\endtext + +\text +バグベアの肉棒から吐き出された特濃の +子種を、サファイアは嬉々として口を開け、 +飲み込む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、んっ……ゴクッ……ゴクッ、 + んふぁ……ゼリーみたいに、すっごく…… + 濃くてっ……あぁっ、まだ出てるぅっ!」 +\endtext + +\text +酒場の中心で、サファイアはひとり、 +魔物たちの精液を浴び続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、へぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("オークB") +「あぁ……いいわ、こいつの穴。 + カイム様がご執心なさるわけだぜ」 +\endtext + +\text +オークは腰をゆっくりと前後させながら、 +アクメの痙攣を続けている肛門で肉棒を +しごく。 +\endtext + +\text("オークA") +「それにしても、見ろよ。 + こいつもすげぇ精液出しやがったぜ? + チ●ポに触ってもいねぇのによ」 +\endtext + +\text +アクメし、ぐったりしているサファイアを、 +オークたちが見て笑う。 +\endtext + +\text("オークB") +「ぎゃははっ、テーブルを妊娠させる気かよ」 +\endtext + +\text +品のない笑い声が上がる。 +\endtext + +\text +笑いの種にされているサファイアだが、 +悔しさは感じない。 +\endtext + +\text +自分から望んでこの場に来て、 +そして犯されている。 +\endtext + +\text +そして何より、侮蔑、嘲りの混じった笑いを +向けられることは、サファイア自身…… +慣れているからだ。 +\endtext + +\text("オークB") +「さて、もう一回出しとくか」 +\endtext + +\text("オークA") +「おいマジかよ。次は俺だろ?」 +\endtext + +\text("オークB") +「いいじゃねぇか。時間はたっぷりあるんだ。 + もう少し楽しませろよ」 +\endtext + +\text +そう言って、 +オークは再度荒々しく腰を振り始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ぐったりしていたサファイアが、 +途端に大きな嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("オークB") +「おー、締まる締まる。 + ほんとに良い肉穴だぜ、こいつ」 +\endtext + +\text("オークA") +「ちっ、仕方ねぇな。 + もうしばらく手コキで我慢するか」 +\endtext + +\text("オークA") +「そういうわけだから、 + しっかりしごいてくれよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、わかった……よ。 + たくさんしごくから……い、いっぱい、 + だ、だして……ね?」 +\endtext + +\text +サファイアは手で肉棒をぎゅっと握り、 +竿をしごく。 +\endtext + +\text +一度射精しただけでは、 +魔物の肉棒は全く萎える気配がない。 +\endtext + +\text +目の前のバグベアの肉棒も、 +依然として雄々しく反り返ったままだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……す、すごい……♪ + 君のオチ●ポ……たくましすぎるよ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君はこのチ●ポで、 + いったい何人の女の人を、犯してきたの?」 +\endtext + +\text +サファイアは妖艶に微笑みながら、 +バグベアの肉棒を舐める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あむっ、んっ……ジュルルッ……ピチャ、 + はぁ、はぁ……こんなに血管が浮いて…… + すごい、凶悪なチ●ポ……」 +\endtext + +\text +サファイアは舌でチロチロと動かし、 +裏筋を刺激する。 +\endtext + +\text("バグベア") +「グルルッ、グギギギッ……」 +\endtext + +\text +バグベアも興奮し、 +肉棒をビクビクと跳ねさせる。 +\endtext + +\text +その様子を見て、サファイアもまた、 +身体を疼かせるのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「後で、ボクのアナルを + 楽しませてあげるからね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いっぱいいっぱい、このチ●ポで…… + あはぁ♪ ボクのケツマ●コ、 + ほじくりまわしてね?」 +\endtext + +\text("バグベア") +「グォォォオオオッ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、だんだん肉便器らしくなってきた + じゃねぇか」 +\endtext + +\text +オークがサファイアの尻を叩く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ♪ ぶっちゃいやぁン♪」 +\endtext + +\text("オークB") +「うるせぇっ! + 便器が口答えしてんじゃねぇよっ!!」 +\endtext + +\text +オークは鋭く深く、肛門をえぐる。 +\endtext + +\text +抽送に緩急をつけ、 +サファイアのペースを乱していく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁぁああんっ♪ ご、ごめんなさい♪ + お詫びにケツマ●コ、いっぱい締めるから。 + だから許して、ね?」 +\endtext + +\text +サファイアは自ら尻を高く上げ、 +オークが抽送しやすい体勢をとる。 +\endtext + +\text +その姿は周りの魔物たちの目にも当然映り、 +彼らをさらに興奮させていく。 +\endtext + +\text("オークC") +「お、おい……。自分たちばかり + 楽しんでないで早くしてくれよ」 +\endtext + +\text("オークD") +「こっちはずっと生殺し状態なんだぞ?」 +\endtext + +\text +にわかに殺気立っていく酒場の空気。 +\endtext + +\text +そんな中でも、 +サファイアは嫣然とした表情を崩さない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、焦らないで? + 心配しなくても、あぁんっ!! 全員…… + ボクのアナルでご奉仕、するから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、それまでは……ボクのエッチな姿を + 見て、オチ●ポしごいてて?」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉によって、 +怒りは情欲へと変えられていく。 +\endtext + +\text("オークD") +「くそっ……いちいちエロいやつだぜ」 +\endtext + +\text("オークC") +「その顔に精液ぶっかけてやりたくなったぜ」 +\endtext + +\text +魔物たちはサファイアの言葉通り、 +肉棒をしごき始める。 +\endtext + +\text +それを見たサファイアは、 +恍惚然とした表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、素敵っ♪ ボクを見て…… + こんなにたくさんの魔物が興奮して、 + チ●ポしごいてるっ♪」 +\endtext + +\text("オークB") +「それじゃあ、 + お前には俺のをしごいてもらうぜ?」 +\endtext + +\text("オークB") +「おら、ケツマ●コ締めろよ。 + 腰振って俺から精液絞り出せ」 +\endtext + +\text +再度サファイアの尻を叩き、 +サファイアに奉仕を強要する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、わ、わかったよ♪ + ケツマ●コ締めて、腰振って、 + 君のオチ●ポから精液、出させちゃうね」 +\endtext + +\text +サファイアは涎を垂らしながらそう言うと、 +腰をくねらせ始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「君のオチ●ポも、もっと舐めてあげるっ♪ + 皆、いっぱい出してっ♪ + ボクを精液でおぼれさせてぇっ!!」 +\endtext + +\text("オークA") +「くぅっ……こいつ、本気で手慣れてるな。 + ただの手コキなのに、マジでうめぇ」 +\endtext + +\text("オークB") +「ぐっ……こっちもすげぇぞ。 + ケツ穴が別の生き物みたいに動いて、 + じっとしてるだけでイかされちまいそうだ」 +\endtext + +\text("バグベア") +「グギギギッ……グルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちはサファイアのテクニックに +翻弄され始める。 +\endtext + +\text +しかしオークは女を犯すことを好む種族。 +\endtext + +\text +一方的になぶられるのを、良しとしない。 +\endtext + +\text("オークB") +「こういう得意げになってる女を + ヒィヒィ言わせるのが、俺は大好きなんだ」 +\endtext + +\text("オークA") +「男だけどな」 +\endtext + +\text("オークB") +「こんだけ可愛けりゃ + もう男だろうが女だろうが関係ねぇよ」 +\endtext + +\text("オークB") +「犯してやるぜ。またそのおまけ程度に + ついてるチ●ポから精液あふれ出させて + やるよっ!!」 +\endtext + +\text +オークはそう言うと、荒々しく腰を振った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あっ、あはぁぁんっ♪ + いいっ、ジュルルッ……ピチャ、ケツ穴、 + めった突きに、ひゃれてるぅっ!!」 +\endtext + +\text +極太の肉棒が、肛門を乱暴にこすり上げる。 +\endtext + +\text +出入りするたびに、 +中に出した精液が掻き出されていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ンはぁっ、レロ……ジュルルッ、んぷはっ、 + ボクの気持ちいいところにっ…… + オチ●ポが、ゴリゴリ当たって……」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクンッと、 +サファイアが身体を仰け反らせる。 +\endtext + +\text +幼根もそれに合わせて、可愛らしく跳ねた。 +\endtext + +\text +先端からは先走り汁があふれ、 +跳ねるたびに糸を引き、滴り落ちる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、すごいいっ! オークのチ●ポっ、 + 気持ちいいよぉっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはたまらず吠えた。 +\endtext + +\text +頭の中に、カイムの存在が浮かび上がる。 +\endtext + +\text +しかしサファイアはそれを、 +意図的に無視した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「オークのぶっといチ●ポで + ケツ穴ズボズボされるの、最高っ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「貴族の豚野郎のチ●ポなんかより、 + 何倍も気持ちがいいよぉっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「当たり前だろうがっ!! + 太さも硬さも精液の量も、 + 人間なんかとは比べ物にならねぇよっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの腰をがっちりとつかみ、 +手前に引き寄せるオーク。 +\endtext + +\text +そして力いっぱい肉棒を突き込み、 +根元までねじ込む。 +\endtext + +\text +そしてズルルルッと引き抜くと、 +また同じように荒々しく突く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、ああっ、んふぁぁああっ!! + ヂュルッ、んふぁ、レロ……レロ…… + ンあっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あが、ひっ……そんなに突かれ、たらっ! + ボクもうっ……イッちゃうっ!!」 +\endtext + +\text +全身に珠のような汗を浮かべ、 +腰を振りながらサファイアが言った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「イグッ……んへぁっ、ジュルルッ、 + オークチ●ポにケツ穴掘られてぇ…… + 精液、出ちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「いいぜ、出せよ。俺もお前のケツマ●コに、 + 精液ぶち込んでやるからよ」 +\endtext + +\text("オークA") +「俺も、くぅっ……そろそろ出すぜ」 +\endtext + +\text("オークC") +「俺もだっ! + 男のくせにエロい顔しやがって、 + たまんねぇんだよ畜生っ!!」 +\endtext + +\text("オークD") +「はぁ、はぁっ……出すぞっ!! + その身体に、ぶっかけてやるっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちは吐く息荒く、そう叫ぶ。 +\endtext + +\text +サファイアの肛門を犯す肉棒の動きも、 +ますます速くなっていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、嬉しいっ♪ + 一緒にっ……ボクと一緒に、 + みんなもイッてぇっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あぁっ、イクッ!! + オークチ●ポで掘られてるところ、 + みんなに見られながら、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +テーブルの上で、 +サファイアの身体がビクンッと仰け反った。 +\endtext + +\text +きつく締まる肛門に、 +オークの肉棒が容赦なく突き込まれる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あーーーーーーーーーーーっ!! + イグッ、出るぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +直腸内に精液が放たれると同時に、 +幼根から白濁液が溢れ出た。 +\endtext + +\text +それは外から見れば、注ぎ込まれた精液が +幼根から押し出されたようにも見える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「出るっ!! + 精液、ピュッピュッて…… + ボクのチ●ポから出てるぅっ!!」 +\endtext + +\text +肛門をえぐられ、絶頂させられたサファイア。 +\endtext + +\text +激しく身体を痙攣させながら、 +断続的に射精し続ける。 +\endtext + +\text +そしてそれは、オークたちも同じだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、すごいぃっ!! + ケツマ●コの中っ、精液でいっぱいぃっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んふぁっ、顔もっ、身体もっ…… + 精液かかって、あぁ、すごく熱いぃっ!!」 +\endtext + +\text +顔を、身体を、そして肛内を、 +オークやバクベアの精液が襲う。 +\endtext + +\text +極太の肉棒に、大量の精液。 +\endtext + +\text +人相手では決して得られない快感に、 +サファイアは溺れた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ら、らめっ…… + い、意識が、と、とんぢゃ、うっ……」 +\endtext + +\text +そんなサファイアに対し、 +トドメとばかりに肉棒が再度突き込まれた。 +\endtext + +\text +ドピュッと幼根から精液が押し出されると、 +サファイアは一瞬白目を剥いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あがっ……あっ、へぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれると、 +その刺激でサファイアの身体が本人の意思に +関係なく痙攣した。 +\endtext + +\text("オークB") +「ふぅ、出した出した。へへ、見ろよ。 + 俺のチ●ポなんか咥えたもんだから、 + こいつのケツ穴、ぽっかり開いたままだぜ」 +\endtext + +\text +オークの言葉通り、サファイアの肛門には +力が入らず、開いたままになっている。 +\endtext + +\text +ヌルヌルと光る桃色の直腸粘膜が、 +オークたちの視線に晒される。 +\endtext + +\text("サファイア") +「や、あ……あぁん……。 + み、見ない、で……」 +\endtext + +\text +不意に幼根から精液ではなく、 +小水が迸り出た。 +\endtext + +\text +精液で汚れたテーブルの上に、 +黄金水の水たまりが新しくできていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、ひっ……あぁ、 + と、とまら……なひ……」 +\endtext + +\text +そして肛門からは、 +流し込まれた精液があふれ出る。 +\endtext + +\text +ビヂビチャ、ゴポォッと、鳴り響く水音。 +\endtext + +\text +それらを聞いて、オークたちはゲラゲラ笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「み、見られて……笑われ、て……。 + あはは……情け、ないなぁ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも……これが、ボク……だから……。 + これが、ボクの……現実、だから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「夢なんて、見させられても、ただ……。 + つらい、だ……け……」 +\endtext + +\text +サファイアの身体から、完全に力が抜けた。 +\endtext + +\text("オークB") +「お? こいつ失神しやがったぜ?」 +\endtext + +\text("オークA") +「よし、やっと俺の出番だな。 + 3発は中出しさせてもらうぜ?」 +\endtext + +\text("オークC") +「入れてもいいのか? 気絶してるのに?」 +\endtext + +\text("オークA") +「だってこいつ言ってただろ? + 失神しても構わず犯してってよ。 + だから大丈夫だろ」 +\endtext + +\text("オークD") +「だな、それに今のこいつは + 俺たちの肉便器だからな」 +\endtext + +\text("オークB") +「ぎゃははっ、そうだったな。よし、今夜は + こいつを輪姦しまくるぜぇっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちが酒場で吠え叫ぶ。 +\endtext + +\text +酒が湯水のように飲まれ、 +肉が用意された端から食い尽くされる。 +\endtext + +\text +そしてそのお祭り騒ぎの中心で、 +サファイアは犯され続ける。 +\endtext + +\text +肛門に肉棒をねじ込まれ、快感で目を覚まし、 +そしてアクメとともにまた失神する。 +\endtext + +\text +オークたちの性欲をたったひとりで +受け止めるサファイアの目には、涙がにじむ。 +\endtext + +\text +しかしその涙は、 +オークたちの精液によって、覆い隠された。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_16.txt new file mode 100644 index 0000000..7de9d47 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_16.txt @@ -0,0 +1,2939 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_16") + +\text("カイム") +「……いない?」 +\endtext + +\text +カイムは磨いていた幻像石を箱に収め、 +報告に来たリズベルの方に振り返った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、部下からの報告によると…… + 昨晩から早朝にかけて酒場で多数の兵士と + その、性交をしていたとの報告が……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その後、サファイアさんの姿を + 見た者はいないということです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……姿を見なくなって十数時間か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「迷宮内のどこにもいないことから、 + おそらく、外に出たものと思われます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに付帯する情報として、何者かが + 迷宮の出入り口の1つを使って地上に出た、 + という不確定な報告も受けております」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがサファイアだと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「確認はまだです。 + が、可能性は高いかと」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。サファイアは暗殺者だ。 + 気配を殺して移動するなどたやすいことだ。 + 人影を発見できただけでもよしとしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではその出入り口を中心に + 捜索隊を組織しろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうおっしゃると思いまして、 + すでに手配済みです」 +\endtext + +\text +リズベルが眼鏡を押し上げながらそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? お前にしては珍しい。 + 俺がサファイアを捜しに行くことに + 賛成するとはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……正直なところ……複雑です。 + なにせ、サファイアさんはあなたを + 殺そうとした人物ですからね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、あの人にはあの人なりの事情が + あるのでしょうし、それを他人の私が + とやかく言っても、何の意味もありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それに、ですね」 +\endtext + +\text +リズベルは嘆息する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの人は一応、捕虜なんです。 + 捕虜にそんな簡単に脱走されたら、 + 軍の沽券に係わるんですよっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「言われてみればそうだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「言われなくてもそこは気づいてほしいです。 + とにかく、後はカイム様の号令ひとつです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あと、これは私の独り言ですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの方はヴェクサシオンに狙われています。 + そんな中、ひとりで行動するなど、 + あまりに危険すぎます」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がる。 +\endtext + +\text +そしてリズベルに命じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「サファイアの身柄を再度捕獲する。 + 捕虜の身に危険が生じるとあらば、 + 全力をもってこれを排除せよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞリズベル。 + 捜索には、俺も出る」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを伴い、部屋を出た。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +シュカとルザリオの国境沿いの森。 +\endtext + +\text +目撃情報を頼りに、カイムたち捜索隊は +数十規模で一列横隊をなし、 +サファイアを捜している。 +\endtext + +\text("カイム") +「本当にこの場所で + サファイアを見た奴がいるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正確には、この森に入っていく少女を + 街道を通っていた商人が見たそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「服装、容姿からほぼサファイアさんで + あることは間違いないのですが…… + いかんせんこの森の中では視界もきかず」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こうなるとわかっていれば森の地理に + 詳しいエルさんを連れてきたのですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「捜索隊の中にもブライトリーフはいる。 + その者たちの働きに期待しよう」 +\endtext + +\text +そしてさらに数時間、捜索が続けられた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +サファイアを見つけたとの一報が +カイムのもとに届いたのは、 +日も暮れかかった時間になってからだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「交戦中だと?」 +\endtext + +\text +地図をにらんでいたカイムは、 +伝令の兵士の言葉に驚く。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「はっ、サファイア殿と思しき少女と + 暗殺者風の男数名が、 + ここから少し離れた場所で戦闘中です」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「現在兵士数名がサファイア殿を + 援護すべく、向かっておりますっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「案内しろ。 + リズベル、ここは頼んだぞ」 +\endtext + +\text +カイムは手勢を率い、 +サファイア救出に走った。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("サファイア") +「くっ……」 +\endtext + +\text +サファイアは手にした大鋏で +男が繰り出した短剣を弾いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +すでに息は弾み、 +汗が頬を伝い、ポタポタと落ちている。 +\endtext + +\text +サファイアはふらつく身体を、 +地面に差した大鋏にすがることで支える。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「おのれ、しぶとい……」 +\endtext + +\text +暗殺者は総勢五人。 +\endtext + +\text +ジリジリとサファイアとの間合いを +詰めていく。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お前らヴェクサシオンのしつこさも + 相当だけどな。 + いい加減あきらめたらどうだ?」 +\endtext + +\text("捜索隊員A") +「サファイア殿、今しばらくの辛抱を」 +\endtext + +\text("捜索隊員B") +「今仲間がカイム様のもとに走っています + ので、すぐに助けがまいります」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ、ありがと……。 + ボクの、ために……」 +\endtext + +\text("フィオ") +「感謝は後だ。 + 後列から魔法が飛んでくるぜ?」 +\endtext + +\text +フィオが魔力の変化を鋭敏に察知し、 +危険を知らせる。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「手こずらせてくれたが、これで終わりだ。 + サファイア、お前は我々が連れ帰る」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「そして徹底的に調教し…… + 今一度、我らのために働く手駒に + 仕立て上げてやる」 +\endtext + +\text("捜索隊員A") +「サファイア殿、お逃げくださいっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「くっ……でも、もう足が……」 +\endtext + +\text +疲労と怪我で、 +サファイアはとっさに動けない。 +\endtext + +\text +しかしその間に魔法の詠唱は終わり、 +彼らの目の前に巨大な火球が迫ってくる。 +\endtext + +\text("捜索隊員A") +「う、ぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text("捜索隊員B") +「守れっ!! + 少女ひとり守れずして何が兵かっ!!」 +\endtext + +\text +捜索隊員がサファイアをかばい、 +前に飛び出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、だめっ……やめてっ……」 +\endtext + +\text +サファイアは自分を守ろうとしてくれた +兵士たちに向かって手を伸ばす。 +\endtext + +\text +しかし、その手は届かない。 +\endtext + +\text +だがよしんば届いたとしても、 +今のサファイアには何もできなかっただろう。 +\endtext + +\text +巨大な炎が、兵士たちを包む。 +\endtext + +\text +……はずだった。 +\endtext + +\text("魔道士") +「ぐっ、あっ……あがぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +火球が瞬時に霧散した。 +\endtext + +\text +いや、見ようによっては、 +何かに吸い取られたようにも見える。 +\endtext + +\text +そして同時に響いた悲鳴。 +\endtext + +\text +それは、暗殺者たちの背後から聞こえた。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「な、なにっ?」 +\endtext + +\text +暗殺者が振り返った先。 +\endtext + +\text +そこにはつい先ほどまで火球を生み出し、 +それを使ってサファイア達を焼こうと +していた魔道士の姿があった。 +\endtext + +\text +しかしその魔道士は顔面を蒼白にし、 +うつぶせに倒れ込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + おまえの魔力は、俺がすべていただいた」 +\endtext + +\text +夕闇の中、歪んだ笑みを浮かべて現れたのは、 +魔王カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「敵が前にだけいると思ったら + 大間違いだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、そのおかげで俺は存分にこの能力を + 使えたわけだが」 +\endtext + +\text +カイムが持つ特殊能力、魔力独占。 +\endtext + +\text +相手の魔力を一方的に奪う尋常ならざる能力。 +\endtext + +\text +しかし並々ならぬ集中を要するため +同時に複数の敵に対峙していては使えない +という制約もある。 +\endtext + +\text +だがいま、敵はサファイア達に意識が +行っており、背後に回ったカイムに +誰ひとり気づくことはなかった。 +\endtext + +\text +故に対象をひとりに絞り込むことができ、 +カイムは易々と敵の魔力を奪うことに +成功したのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カ、カイム……」 +\endtext + +\text("捜索隊員A") +「カイム様っ!!」 +\endtext + +\text("捜索隊員B") +「おぉっ!! + カイム様がいらしたということは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、待たせたな。 + あとはもう、休んでいてもいいぞ?」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「くっ……俺としたことが、 + 引き際を見誤ったか……」 +\endtext + +\text("暗殺者") +「こうなったら、カイムを殺せっ!! + 奴を倒せば突破口が開けるっ!!」 +\endtext + +\text +暗殺者は仲間にそう命じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ! + いつぞやはおまえ達にしてやられた俺だが、 + そう何度もチャンスはないぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この魔王軍リーダーであるカイム様が、 + ひとりでノコノコ現れると思ったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれ。俺のサファイアをいじめる奴は + 地獄に叩き落としてやれ!」 +\endtext + +\text +カイムの号令とともに、 +樹上から無数の矢が降り注いだ。 +\endtext + +\text("暗殺者") +「な、なにぃっ!?」 +\endtext + +\text +さしもの身軽な暗殺者たちも、 +雨のように迫る矢をかわす手段はなかった。 +\endtext + +\text +暗殺者たちは瞬く間に地面に倒れ、 +物言わぬ骸と成り果てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! どうだ、参ったか! + これが俺様の実力だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「真に強いものは自ら戦う必要すらない。 + 喧嘩を売るべき相手を間違えたな、 + ヴェクサシオンよ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「とか言いながら、 + こうして出張ってきてるじゃねぇか。 + いや、正直助かったけどよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックッ、俺がこうして前線に来たのは + サファイアに俺のかっこいいところを + 見せつけるためだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ戻るぞサファイア。 + 皆の者もご苦労だった!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが帰るまでがピクニックだ。 + 残党がいるやもしれん。気を抜くなよ」 +\endtext + +\text("捜索隊員たち") +「ははぁっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……た、たすかっ……た……?」 +\endtext + +\text +気を張り続けていたサファイアは、 +安堵すると同時にその場に倒れ込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、ずいぶんとお疲れのようだな。 + 俺の勇姿を見た感想を聞くのは + 後にするか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……今はしばし休め、サファイア」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってサファイアを抱き上げ、 +迷宮へと連れ帰った。 +\endtext + +\text +……怪我の治療を終えたサファイアが +カイムのもとにやってきたのは、 +迷宮に戻って数時間後のことだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あの……助けてくれて、 + ありがとう」 +\endtext + +\text +いつもの明るい表情ではなく、 +どこか神妙な顔をしているサファイア。 +\endtext + +\text +そんなサファイアに、カイムは訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしていなくなったりしたのだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、サファイアは答えない。 +\endtext + +\text +視線をそらし、うつむいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここでの生活に、不満でもあったか?」 +\endtext + +\text +カイムが首をかしげ、再度問うた。 +\endtext + +\text +しかし、サファイアはやはり答えない。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぅむ……」 +\endtext + +\text +カイムが困っていると、 +サファイアがおもむろに顔を上げた。 +\endtext + +\text +その顔には笑顔こそ浮かんでいるものの、 +どこか痛々しい。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、そうだ。 + 助けてくれたお礼、しなくちゃね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今ボクはお金持ってないから、 + 身体で払うね」 +\endtext + +\text +そう言って、サファイアは服を脱ごうとする。 +\endtext + +\text +しかしその手を、カイムは止めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「礼が欲しくておまえを連れ戻したわけでは + ない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……そ、そっか……。 + じゃあ、どうしようかな……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクには、 + ほかに……あげられるものなんて……」 +\endtext + +\text +サファイアはまたも、うつむく。 +\endtext + +\text +カイムは打ちひしがれているサファイアに +かける言葉が見つからず、困惑している。 +\endtext + +\text +しばらく沈黙が続き、 +カイムがどうしたものかと頭をかこうと +したとき、サファイアが口を開いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カ、カイムはさ……。 + いつかボクに聞いたよね。 + 綺麗なままで居続けたい、理由を」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……その時、おまえは + 確か暗殺者だから……と答えたな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうだった? + 正直、覚えてないけど」 +\endtext + +\text("サファイア") +「本当のことを言うとね、そんなこと、 + 本気で考えたことなかったんだよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「綺麗でいれば、暗殺がしやすい。 + それはそれで確かだし、嘘じゃないけど、 + でも綺麗じゃなくても暗殺者にはなれる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「何で綺麗でいたいのか……。 + 考えても、全然わからなかった。 + ボクは、空っぽの人間だったんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから、フィオもボクに目を付けた。 + 空っぽの人間の方が、 + 扱いやすいだろうからね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「……」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉に、フィオは沈黙している。 +\endtext + +\text +その沈黙こそが答えなのだと、 +今のサファイアには分かった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「恨んでなんかいないよ。むしろ逆。 + フィオにはすごく感謝してる」 +\endtext + +\text +サファイアはフィオの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「綺麗でいたい理由。ボク、やっと見つけた。 + その理由は、すっごく単純。 + 難しいことなんて、何もなかった……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも見つけられなかったのは、 + 答えがなかったから。用意されていない + ものを、見つけられるはずがないよね」 +\endtext + +\text +サファイアは顔を上げた。 +\endtext + +\text +その瞳には、涙が滲んでいる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボク、君が好きなんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ!?」 +\endtext + +\text +サファイアの、突然の告白。 +\endtext + +\text +カイムは金縛りにあったかのように、 +身体が動かず、声も出なかった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも……ボクはこんなに汚れてて、 + 君のそばにいる存在としては、 + ふさわしくないと思った」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そりゃそうでしょ。相手は魔王軍を率いる + 英雄。でもボクは、薄汚れた暗殺者」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは、お洋服を買ったり指輪を買ったり、 + 必死にきれいなものを集めていたつもり + なんだけど……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも実は、汚れた身体に塗りたくり + 続けていただけだったんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオがボクと契約した時、 + 最初に言った言葉。その言葉に含まれた + 嘲りの意味……今なら、わかるよ」 +\endtext + +\text +サファイアは一歩、カイムから離れた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「大分、遅かったけどね……えへへっ♪」 +\endtext + +\text +そして涙で頬を濡らしながら、笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「助けてくれたこと、絶対に忘れない。 + この命が尽きるまで、絶対ぜったい、 + 君のことを守ってみせる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「会えなくても、声をかけてもらえなくても、 + 君のことだけは……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「薄汚れたボクにしかできない方法で、 + 絶対に……守り続ける、光の中の、君を」 +\endtext + +\text +そしてサファイアは踵を返し、 +部屋を出ていこうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている?」 +\endtext + +\text +カイムが手を伸ばし、 +サファイアの手を引いた。 +\endtext + +\text +そして強引に抱きしめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは勘違いをしている。 + おまえの命が、おまえのものだと思うな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの命は、俺のものだ。 + おまえの手足も、なにからなにまで、 + 俺のものだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんな……滅茶苦茶な……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして何より、 + 俺のそばにいるのがふさわしいかどうかは、 + おまえが決めることではない」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアを向き直らせ、 +その肩を掴む。 +\endtext + +\text +そしてまっすぐにサファイアの顔を見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はおまえをそばに置きたいと + 思っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「暗殺者? 娼婦? 結構なことではないか。 + それだけお前が強く、 + そして魅力的だということだろう」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が、サファイアの心を揺さぶる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボク……いてもいいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。むしろいてもらわねば困る。 + 逃げても今回のように、必ず捕まえる」 +\endtext + +\text("フィオ") +「変なのに好かれたもんだな、サファイア」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うぅっ……」 +\endtext + +\text +サファイアは大粒の涙を溢れさせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボク……今まで、 + こんなに……必要とされたこと、ない……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのことを好きって言ってくれた人も、 + 裏では、ボクのこと、お金で売ってた……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう誰も信じないって決めて……。 + 今まで、ずっと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは、俺がそばにいる。 + 寂しくなったら、俺のところに来い」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁもっとも、そんな思いをさせるほど + 俺は淡白ではないがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからも、俺はおまえを抱く。 + 何百、何千回と、それこそおまえの方が + 嫌になっても抱いてやる」 +\endtext + +\text +真顔でそんなことを言うカイムが +おかしくて、サファイアは笑った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ、君が言うと…… + 冗談に聞こえないから困るよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「冗談ではないからな」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアを抱き寄せる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ……カイム……」 +\endtext + +\text +柔らかなサファイアの身体を、 +カイムの手が撫でまわす。 +\endtext + +\text +カイムの意図を察して、 +サファイアは頬を赤らめた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あの……お礼とか、 + そういうのじゃなくて……」 +\endtext + +\text +サファイアはカイムの胸に手を当て、 +精一杯背伸びする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「チュッ……」 +\endtext + +\text +そして軽く唇を触れ合わせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクも君に、抱いてほしい……。 + 君のことが、本当に大好きだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おまえから言わなきゃ、 + このまま押し倒していたところだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +サファイアの服を脱がしていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ね、ねぇ……まずはボクに、 + させてくれない?」 +\endtext + +\text +サファイアがはにかんだ表情でそう言った。 +\endtext + +\text("フィオ") +「おーおー、恋する乙女の顔になってんなぁ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うるさいっ! フィオは黙ってて」 +\endtext + +\text("フィオ") +「へいへい、終わったら教えてくれよな」 +\endtext + +\text +顔を赤くしているサファイアのことを +大いに笑ったあと、フィオは口を閉ざした。 +\endtext + +\text +そんなひとりと一体のやり取りを +聞いている間、カイムはベッドの上に +膝立ちになり、肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text +そして堂々と勃起させ、サファイアに向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。 + それではお願いするとしようか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん♪ 一生懸命頑張るね♪」 +\endtext + +\text +サファイアもまたベッドの上で +四つん這いになると、 +硬く反り返った肉棒に手を添えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ……今日はなんだか、 + いつもにも増して硬くなってるね♪」 +\endtext + +\text +サファイアは肉竿をしごきながら +そう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「血の匂いを嗅いだからかもしれんな。 + それに……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようやく、おまえが俺のものになった。 + これが興奮せずにおれようか」 +\endtext + +\text +ビクビクッと、サファイアの手の中で +肉棒が跳ねる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、わっ……すごい力……。 + そっか……そんなに、喜んでくれてるんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。俺は強い女を落とす瞬間が + 好きだが、落ちた女を抱くのも、 + 同じくらい好きだからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「釣った魚に餌をやらないわけじゃないって + ことね」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろやりすぎるかもしれんな。 + まぁそうなったら、 + あきらめて受け入れてくれ」 +\endtext + +\text +カイムが笑い、サファイアも笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんだろう……この気持ち。 + こんな幸せな気分になったの久しぶり…… + いや初めてだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? これからは、 + その幸せをひとつずつ見つけていくといい」 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくこの世に生まれたのだ。 + 誰にも幸せになる権利はあるだろう」 +\endtext + +\text +カイムはいとおしそうに、 +サファイアの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクなんかにも、 + そんな権利があるのかな」 +\endtext + +\text +自嘲的に、サファイアは笑う。 +\endtext + +\text +人を幾人も殺めてきたサファイア。 +\endtext + +\text +その罪の意識に引きずられ、 +幸せを素直に受け入れられずにいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが幸せを否定したければ、 + するがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが俺はそれを許さん。 + だからおまえがどう思おうと、 + 俺はおまえを幸せにするぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは俺が幸せになる権利だ。 + 誰にも否定はさせん」 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ……ほんと、君って乱暴だよね。 + でも……そういうところ、ボクは好きだよ」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って、 +カイムの肉棒に舌を這わせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ……レロ……ピチャ、ジュルルッ……。 + あはぁ……君のオチ●チン、 + やっぱりすごいね♪」 +\endtext + +\text +カイムを上目づかいで見上げながら、 +フェラチオを始めるサファイア。 +\endtext + +\text +今までとは明らかに違うとわかる舌使い。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、 + これがおまえの本気というわけか……」 +\endtext + +\text +これまでにも、カイムはサファイアに肉棒を +舐めさせたことはあった。 +\endtext + +\text +テクニックは一流であり、 +カイム自身満足もしていた。 +\endtext + +\text +しかしその時はどこかしら、 +ドライな印象を受けていたが、今は違う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「やっぱり……好きな人のオチ●チンだと + やる気も出るってものだよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お金のためっていうのもちゃんとした + 動機ではあるけど、やっぱり…… + どこか本気にはなれないし」 +\endtext + +\text +肉棒の根元を手でしごきながら、 +舌先をとがらせて裏筋をくすぐるように +舐める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んはぁ、ピチャ……ピチャ、 + 大好きな人には、 + 気持ちよくなってもらいたいから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから、あはぁ……でもこれ、やばい……。 + 舐めてると、どんどん…… + ボクまで興奮してきちゃう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「すればいい。 + なんなら俺が気持ちよくさせてやろうか?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +サファイアの尻へと手を伸ばした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ……はぁ、はぁ……だめぇ、 + 今はボクが……ご奉仕してるんだから……」 +\endtext + +\text +カイムの指が、サファイアの肛門に触れた。 +\endtext + +\text +そして指の腹で、円を描くように撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ……んっ、はぁっ……はぁ……。 + お尻の穴、だめ……クチュクチュしないで」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうは言うが、もうおまえのここは + 俺のものを欲しがっているようだぞ?」 +\endtext + +\text +指の第一関節まで、 +サファイアの肛門に入り込む。 +\endtext + +\text +そして粘膜を撫でるように指が出入りする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ……んっ、ふぁっ……。 + ほ、欲しい……けど、でも今は……ボクが + 君のオチ●チンを、気持ちよくする番なの」 +\endtext + +\text +目の前の雄々しく勃起した肉棒を、 +恍惚とした表情で見つめるサファイア。 +\endtext + +\text +唾液で濡れた肉棒は、卑猥な光沢を帯び、 +サファイアの身体を疼かせる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……すごい……いやらしい。 + 君のオチ●チン、すっごく……凶悪だよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、こんなの見せられたら、 + 誰だって身体が、疼いちゃう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「このオチ●チンでズボズボされてるところ + 想像して、無理やり興奮させられちゃうよ」 +\endtext + +\text +息を荒げながら、 +サファイアは再度肉棒を舐める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ジュルッ……んはぁ、はぁ……レロ、レロ、 + んっ、ヂュルルルッ……」 +\endtext + +\text +舌で亀頭を舐めあげる。 +\endtext + +\text +涎が肉竿を滴り落ち、手のひらに付着する。 +\endtext + +\text +唾液に濡れた肉棒は、しごくたびに +グチュニチュと卑猥な音を立てる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁ……いやらしい音。 + すごくエッチ……ボクこの音聞いてる + だけで、オチ●チンが勃っちゃうよ」 +\endtext + +\text +温かな吐息をつきながら、 +サファイアは肉棒をしごいていく。 +\endtext + +\text +鈴口からは、透明な先走り汁がにじみ出る。 +\endtext + +\text +それをサファイアはおいしそうに舐めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ♪ お汁が出てきたね。 + もうそろそろ、出ちゃいそうなのかな?」 +\endtext + +\text +サファイアは嬉しそうに笑うと、 +大きく口を開けて肉棒を咥えこんでしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……おぉっ……」 +\endtext + +\text +カイムは思わず、声を漏らした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んふぅ……ジュルル、ジュプジュプッ……。 + あはぁんっ、おひ●ひん……すっごく、 + ふとぉい……」 +\endtext + +\text +肉棒を咥えたサファイアだが、肉棒が +太すぎて亀頭までしか口の中に入らない。 +\endtext + +\text +それでも、口の中で舌を懸命に動かし、 +亀頭を舐め転がす。 +\endtext + +\text("サファイア") +「どう? これ……きもひいいれひょ? + い、いつれも……ひぇいえき、 + だひていいから、ね?」 +\endtext + +\text +肉竿をしごきながら、亀頭を舐め転がす。 +\endtext + +\text +そして時折、鈴口からあふれた先走り汁を +勢いよく吸い上げる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ジュズズズズッ!! ジュロロッ、 + んはぁ、おいひい♪ カイムのオチ●チン、 + とても、おいひいよ♪」 +\endtext + +\text +嫣然とした顔で肉棒を舐めるサファイア。 +\endtext + +\text +その姿、その声は娼婦のようでありながら、 +また恋人のような愛情に溢れてもいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのフェラも……気持ちがいいぞ。 + 腰が蕩けてなくなってしまいそうだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えへへッ♪ そんなこと言われちゃうと、 + もっと頑張っちゃいたくなるよね」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って笑い、 +頭を上下させる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んんっ、ジュプッ……ジュプジュプッ! + レロレロ……ジュルッ、ヂュズズズッ!」 +\endtext + +\text +口をすぼめ、舌と粘膜で亀頭を包み込む。 +\endtext + +\text +その状態で頭を動かすと、膣や肛門といった +肉穴とは違う快感が、カイムを襲った。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……くっ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「我慢しないれ? だひていいよ? + ボクの口マ●コに……君のひぇいえき、 + ジュルルッ、中だひひてぇっ♪」 +\endtext + +\text +サファイアは更に肉棒を咥えこむ。 +\endtext + +\text +喉奥にまで亀頭を無理やり呑み込み、 +その喉粘膜で擦る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ……んっ、んふぅっ! + らひっ、へっ……ひぇいえき、飲ませて」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ぐっ……」 +\endtext + +\text +献身的なフェラを受け、 +ゾクリとカイムの背筋を快感が駆け上がる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「遠慮、しないれ……。 + ボクは、君のものなんらから……。 + だから、レルレルッ……レロォッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁっ、はっ……では出すぞっ! + おまえの口にっ、おぉっ!!」 +\endtext + +\text +カイムがたまらずそう叫び、 +肉棒を震わせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ、らひてぇっ♪ ジュルップ…… + んっ、ひぇいえき……ちょうらいっ、 + ジュズズズルッ!!」 +\endtext + +\text +サファイアが卑猥な音を立てながら、 +肉棒を吸い上げた。 +\endtext + +\text +次の瞬間、鈴口から白濁した液が飛び出し、 +サファイアの口の中を瞬く間に満たした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んんっ、んっ、んーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの口の端から、精液があふれ出す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ゴクッ、ゴクッ……んっ、ゴキュッ……」 +\endtext + +\text +必死になって精液を飲み込んでいく +サファイアだが、射精の勢いが勝り、 +なかなか飲み干しきれない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んはぁっ、すごっ……こんなにっ、 + いっぱい……ゴキュ……ゴクゴクッ……」 +\endtext + +\text +だが、本当においしそうに、 +サファイアは精液を飲み込んでいく。 +\endtext + +\text +喉に絡みつく粘度の高い塊も、 +何度かに分けて嚥下する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぐっ……ゴクッ、まら、出てりゅ……。 + カイムの精液……んはぁ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +射精の最中も、 +サファイアは肉棒をしごくことを忘れない。 +\endtext + +\text +射精の勢いが弱まった後も、 +尿道に詰まった精液を絞り出していく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、はぁ…… + カイムの精液、おいしかったよ♪」 +\endtext + +\text +サファイアは射精し終わった肉棒に +舌を添える。 +\endtext + +\text +そして垂れた精液を舐めとっていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ピチャ、チュルルッ……。 + ボクのお口で気持ちよくなってくれて、 + ありがと♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「綺麗にお掃除、させてもらうね♪」 +\endtext + +\text +肉棒に顔を近づけ、 +ペロペロと舐め続けるサファイア。 +\endtext + +\text +そんなサファイアの腰が、クネクネと動く。 +\endtext + +\text +それを見たカイムは、フッと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、 + 今度は俺がお前を気持ち良くする番だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、お前も待ちきれないようだしな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはは……嬉しいな♪ + また君に抱いてもらえるなんて、 + 夢みたい……」 +\endtext + +\text +サファイアは涙ぐみながらそう言うと、 +カイムに促され、ベッドに寝転んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、これでいいの?」 +\endtext + +\text +サファイアは自らの足を上げて持ち、 +無防備に股を開く。 +\endtext + +\text +それを見て満足そうに頷くカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、可愛いぞ、サファイア」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも……さすがにこの格好は、 + ボクでも恥ずかしいんだけど……」 +\endtext + +\text +勃起した幼根。 +\endtext + +\text +そしてヒクヒクと動く肛門。 +\endtext + +\text +それらを余すところなくカイムに見られて +しまい、サファイアは視線を反らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしがるおまえもまた、 + かわいいぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +無防備な幼根に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃっ……だめっ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの身体が、ビクッと震えた。 +\endtext + +\text +抱えている足の先にまでグッと力が入り、 +ピンッと伸びた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? なにがダメなんだ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう尋ねながら、勃起した幼根を +指先でくすぐるように愛撫する。 +\endtext + +\text +勃起しても、カイムの手に完全に収まるほど、 +サファイアのそれは小さい。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、それはっ……あぁんっ、 + ごめんなさい、だめじゃなくてそのっ……」 +\endtext + +\text +身体の肉づきも、男のそれとは +似ても似つかないほど女らしい。 +\endtext + +\text +特に太ももから尻にかけての肉付きは、 +官能的とさえ言えるほどだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「さ、触って……いいよ? + 君になら、ボク……どんなことされても、 + うれしい、から……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えへっ、君に触られると……恥かしいけど、 + でもっ……すごく、気持ちいいっ……」 +\endtext + +\text +感じ、息を弾ませるサファイア。 +\endtext + +\text +カイムはそんな愛らしいサファイアを +もっと見たいと思い、幼根を更にしごく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あっ、あっ……すごっ、いっ……。 + え? そ、そこもなの? そこ、あっ! + お尻の穴っ……触っちゃうの?」 +\endtext + +\text +幼根をしごきつつ、カイムはもう片方の手を +肛門へと伸ばす。 +\endtext + +\text +そして指先ですぼまりを突き、そして撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んあっ、あっ……カイムの指が、 + ボクの大事なところ、 + いじくりまわしてる……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁ……気持ち、いいよ……。 + オチ●チンしごかれるのも、 + お尻の穴を指でほじくられるのも……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ、きもちいいよぉ……」 +\endtext + +\text +カイムの手によって、 +サファイアの身体に快楽の種火が灯される。 +\endtext + +\text +その種火は刺激を燃料として、 +大きく燃え上がる。 +\endtext + +\text +そして理性を蕩かし、 +サファイアを乱れさせてゆくのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、大分発情してきたようだな。 + そろそろ入れてもよさそうだな」 +\endtext + +\text +カイムは肛門を指でほじくりながら、 +中のぬめり具合を確かめる。 +\endtext + +\text +そしてツプンッと指を引き抜くと、 +代わりに肉棒を突きつける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……あ、あぁんっ♪ + い、入れるの? + ボクのお尻に、もう……入れちゃうの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも我慢できないだろう? + 俺のもので、 + ここをかき回されたいのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭で肛門を浅く小突く。 +\endtext + +\text +するとサファイアは大きく身体をよじり、 +甘い声で鳴く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁんっ♪ 欲しいっ!! + 君のそのぶっといオチ●ポで、ボクの + お尻の穴、早くズボズボしてほしいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだろうそうだろう。 + では入れてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムがそう言って +腰を前に突き出そうとしてた時。 +\endtext + +\text("サファイア") +「で、でも待ってっ!! + その前にっ……」 +\endtext + +\text +サファイアが待ったをかけた。 +\endtext + +\text +亀頭が半分ほど肛門に入りかけたところで、 +カイムは訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? + おまえのここはもう充分濡れているぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん……それは、わかってる。 + でもそういう事じゃなくて、 + い、入れてもらう前にね……」 +\endtext + +\text +サファイアははにかんだ笑みを浮かべ、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「き、君のことが……大好き、です。 + これからもボクのこと……えと、 + 気が向いたらでいいから、その、あの……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「か、可愛がって、くださいっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは耳まで赤くし、そう叫んだ。 +\endtext + +\text +潤んだ紫色の瞳。 +\endtext + +\text +涙で輝くそれは、 +まるでアメジストのように美しい。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ……なにを言うかと思えば」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、だって…… + 言っておきたかったから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ご、ごめんね? こういうの重いよね? + でもほんとに気が向いたらでいいからっ! + リズベルとか、皆の後でいいから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから……ボクも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はバカだな」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきも言っただろう? + 俺は、これからもお前を抱き続けると」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も、おまえのことが好きだぞ」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアのまなざしを正面から +受け止め、そしてそう答えを返した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、う……」 +\endtext + +\text +サファイアはその言葉を、 +大事そうに胸へとしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いれて……ください♪」 +\endtext + +\text +サファイアは涙を流しながら、 +そうお願いをした。 +\endtext + +\text +カイムはその想いに応え、 +ひとつとなるべく腰を突き出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっあーーーーーーーっ!! + オチ●チン、入って……あはぁぁんっ!!」 +\endtext + +\text +ニュルルッと、肉棒が肛門に入り込む。 +\endtext + +\text +カイムはすかさずゆっくりと抽送を始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、大好きっ…… + カイム、大好きだよっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは肉棒に貫かれながら、 +カイムの下で悶え鳴く。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日のおまえは、甘えん坊だな」 +\endtext + +\text +今まで誰にも甘えることができず、 +たったひとりで生きてきたサファイア。 +\endtext + +\text +生まれて初めて得た愛する相手を前に、 +サファイアは知らず知らずの内に、 +甘えてしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、甘え、る? ごめんなさ、ボク……。 + そう言うの、よくわからなっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「迷惑だったら、言ってね? + ボク、すぐに直すからっ!! + だからっ……あぁっ……」 +\endtext + +\text +カイムの言いつけを守り、 +必死に足を抱えるサファイア。 +\endtext + +\text +そんなサファイアのことがおかしくて、 +カイムは笑ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「甘えていいんだぞ、サファイア。 + 俺にもっと甘えるがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことで、 + 俺はおまえを嫌いになったりはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ甘えてくれた方が、 + 俺としてはうれしい」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そうなの? + ボク……このままで、いいの?」 +\endtext + +\text +戸惑いがちに、サファイアか訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、可愛いぞ、サファイア。 + 今日のおまえはいつにもまして、愛らしい」 +\endtext + +\text +カイムはが頷くと、 +サファイアは笑顔の花を咲かせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「じゃ、じゃあっ……甘えるっ!! + ボク……いっぱいいっぱい、甘えるね? + そのかわり……あぁんっ、ボクッ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「な、なんでも……いう事、聞くよ? + 君のお願いなら……ボク、なんだって…… + あぁっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの直腸粘膜を、 +亀頭が激しくえぐる。 +\endtext + +\text +その快感に、サファイアの肢体は痙攣する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「叶えてっ、あ、あげるっ……。 + 君が好きだからっ、大好きだからっ!!」 +\endtext + +\text +キュッ、キュウッと肛門が締まり、 +肉棒を圧迫する。 +\endtext + +\text +幼根からは透明な汁があふれ出し、 +サファイアの下腹部に滴り落ちていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、さっそくお願いをさせてもらうか。 + そろそろ中に出させてもらうが、いいな?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、んっ♪ 中出しっ? いいよ♪ + 君になら、ボクいくらでも中出しされて、 + 平気っ、だからっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うぅんっ、嬉しいっ!! + 中出しされると、ボクすごくうれしいっ! + だからっ、いいよっ、出してっ!!!」 +\endtext + +\text +肉棒の抽送速度が上がっていく。 +\endtext + +\text +粘膜が捲れ返るほど激しく、 +肛門がえぐられる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁぁああんっ♪ きもちいいっ!! + ボクもっ……イクッ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君のオチ●チンにお尻ジュボジュポ + されてっ、イクッ!! + イッちゃうのぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では一緒にイクとしよう。 + んくっ……出すぞっ!! + 受け取れ、サファイアッ!!」 +\endtext + +\text +カイムが反り返った肉棒で肛門を突き刺した。 +\endtext + +\text +激しく粘膜がえぐられ、サファイアは +高波のような快感に襲われ、アクメする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、イクッ!! 出るぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text +幼根から、プチュッと精液が噴き出した。 +\endtext + +\text +それと同時に、 +肛門にも精液が注ぎ込まれていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ、んぁぁああっ!! + お尻にも精液っ、出てるっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、気持ちいいっ!! + 出しながら出されるの、すごいぃっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、 +直腸を満たしていくカイムの精液。 +\endtext + +\text +それをおいしそうに、 +肛門が収縮しながら飲み込んでいく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぷぁっ、あっ……あふぁっ!! + ボクの精液、顔にっ……ンぁっ、 + かかって……」 +\endtext + +\text +幼根から飛び出した精液は、放物線を描いて +サファイアの顔や身体に飛び散る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「すごっ、いぃっ!! 気持ちいいっ!! + あぁっ、またっ、出るぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが肉棒を肛門でこするたびに、 +断続的に幼根からも精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁ……んっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒を咥えこんだままの肛門から、 +精液が漏れ出している。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ……あぁんっ、ボクのお尻…… + 君の精液で、いっぱいだよ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも……オチ●チン、まだ硬いままだね♪ + 良かったら、ボクのお尻の穴…… + もっと使って?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのお尻で、いっぱいいっぱい + オチ●ポしごいていいよ?」 +\endtext + +\text +サファイアは腰をくねらせ、 +肛門にキュウッと力を込め、肉棒をねぶる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクも……欲しいから♪ + 君のオチ●ポで、 + お尻ほじくりまわしてほしいから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、出会ったころは随分と挑発的 + だったのにな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今のおまえを見ると、同一人物とは思えん」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ど、どっちもボクだよ。 + でも、君にだけだよ? + こんなおねだり、するの……」 +\endtext + +\text +サファイアは恍惚とした表情で、 +カイムにそう言った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こういうボクは嫌い? + やっぱり少しくらい生意気なほうがいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはない。どちらのおまえも、 + 思わず抱きしめたくなるくらい可愛いぞ」 +\endtext + +\text +カイムは射精したばかりの肉棒に +力を込めると、そのまま前後に動かし始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、うれしいっ…… + 君に、そう言ってもらえて……」 +\endtext + +\text +精液で満たされた肛門は、 +より滑らかに肉棒を咥え込む。 +\endtext + +\text +カイムはその感触を楽しむかのように、 +出しては入れてを繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に、おまえの中は具合がいい。 + 中がマ●コよりツルツルしている分、 + 余計に吸い付く」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そうなの? あぁんっ……。 + ボクの中って、そうなってるんだ……」 +\endtext + +\text +カイムの感想に、 +サファイアは表情をほころばせる。 +\endtext + +\text +ニュグッ、ニュププッと、 +しばらく抽送が続く。 +\endtext + +\text +サファイアは一度突かれるたびに +喘ぎを漏らす。 +\endtext + +\text +そして身体を震わせ、涎を垂らしていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ、はぁ、はぁっ…… + 気持ち、いいよぉっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さっき出したばかりなのに…… + もうボクのオチ●チン……こんなにっ……」 +\endtext + +\text +射精したばかりの幼根だが、 +すでに硬さを取り戻し、反り返っている。 +\endtext + +\text +肛門を突かれるたびに身体を揺さぶられ、 +幼根の先が腹にあたる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、そこっ、そこ気持ちいいっ!! + オチ●ポでそこえぐられると、あぁっ!! + ボクのオチ●チンから勝手に……」 +\endtext + +\text +尿道に残っていた精液が押し出され、 +糸を引いて垂れた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「で、出てきちゃうっ!! 精液が + ピュッピュって、勝手に出ちゃうのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、いいぞ。それでこそ男の娘だ。 + もっと出させてやる。空になるまで + 攻め抜いてやるぞっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは直腸内で肉棒を膨らませながら、 +荒々しく腰を振り始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁぁああんっ!! そんなっ…… + お尻突かれながら、 + オチ●チンしごかれたらっ……ひぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムは幼根に手を伸ばし、激しく擦った。 +\endtext + +\text +肛門と幼根の同時責めに、サファイアは +あられもない声を上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ……すごいぃっ!! + きもちいいっ、オチ●チンもお尻の穴もっ、 + どっちも気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +サファイアの足が痙攣する。 +\endtext + +\text +それでも、カイムの攻めは続く。 +\endtext + +\text +亀頭で前立腺を意図的に突き上げ、 +サファイアの射精を促した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃぃああっ! そこ、そこぉぉおおっ! + そこ突かれたらっ、出ちゃうっ!! + 精液ドロォッて、押し出されちゃうのぉ!」 +\endtext + +\text +サファイアの言葉通り、 +前立腺をこねつぶされた直後、幼根から +ドロリと濃厚な精液が一滴、あふれ出す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あーっ、んあーーーーーっ!! + オチ●チンがビクって…… + 勝手に跳ねちゃうっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「とまらなひっ……射精がっ、イクのがっ、 + 止まらないのぉっ!!」 +\endtext + +\text +勢いこそないものの、その後も断続的に +ドロリ、ドロリと精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……ふははっ、 + さすがに締め付けがきつくなったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがどんなにきつくなったところで、 + 俺のもので貫けない穴はない」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭に力を込め、エラを広げ、 +強引に直腸粘膜をこじ開ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぁぁああっ!! ひゅごっ、ひっ! + カイムのオチ●チンッ、すごっ、 + あひっ、あーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +何度目かわからないほどの絶頂が、 +またもサファイアを襲う。 +\endtext + +\text +自ら開いた足がビクビクと痙攣し、 +幼根から白濁液を吐き出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、わかりやすい奴だ。 + だがこれほどあえいでくれるとはな。 + こちらも攻め甲斐があるというものだ」 +\endtext + +\text +指を精液まみれにしながら、 +ニチャニチャと幼根をしごく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はひっ、はっ、あひっ、ひぃっ!! + あはぁっ、も、もうっ……出なっ、ひっ!」 +\endtext + +\text +ガクガクと、サファイアの肢体が +過度に痙攣を起こす。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぁっ……ボクのっ、オチ●チンっ、 + もうっ……あがっ、はっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、なるほど、そろそろ限界か。 + では最後にもう一度イかせて終わりに + するか」 +\endtext + +\text +カイムは激しい水音を立てながら、 +肛門で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、カ、カイムもっ……で、出るっ? + ボクだけなんてそんなの、い……いやっ!」 +\endtext + +\text +小さな絶頂を重ねさせられ、 +すでにグロッキー状態のサファイア。 +\endtext + +\text +しかし意識をもうろうとさせながらも、 +カイムのことを気遣う。 +\endtext + +\text +その優しさに、 +カイムは思わず胸が温かくなるのを感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん俺も出すぞ。 + お前の中に、また中出しだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うんっ♪ だ、出してっ!! + ボクのお尻マ●コにっ、 + 好きなだけ射精してぇっ!!」 +\endtext + +\text +抽送の度に肛門から精液が掻き出され、 +跳ね散る。 +\endtext + +\text +ベッドのシーツにはいくつもの染みが広がる。 +\endtext + +\text +しかしカイムとサファイアはそんなことには +お構いなしで、お互いの身体を貪り続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「イクッ、あぁっ……大きいのっ、来るっ! + 出ちゃうっ、あぁっ、無理やり精液っ、 + 押し出されちゃ……」 +\endtext + +\text +ゴリュウッと、トドメとばかりに +カイムが肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text +亀頭が前立腺をえぐり、直腸奥へと到達した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あーーーーーーーっ!! + 出るっ、精液でるぅぅぅぅううううっ!」 +\endtext + +\text +ビュルルッ、ビュププッと、 +肛門内に精液が注がれた。 +\endtext + +\text +幼根からも白濁液が飛び出すが、 +さすがにその勢いは衰え始めている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひっ、いっ……あはぁぁああっ!! + すごひっ……熱いの出てるっ!! + ボクのおなかに、いっぱい出てるよぉっ!」 +\endtext + +\text +直腸を満たした精液は外に溢れ出るか、 +または奥へと流れ込むしかない。 +\endtext + +\text +故にドクドクと断続的に迸る精液は、 +サファイアの腸内を逆流していく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぐっ、ひぃっ!! 流れてるっ……。 + ボクのおなかの中、逆にっ、精液が流れて + ……あふぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっふぅぅああっ! 腰がっ、あひっ!? + 勝手に、震えてっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +凄絶な快感に晒されたサファイアの身体は、 +何度も痙攣を続ける。 +\endtext + +\text +そしてトプトプと、 +精液を垂れ流し続けるのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、んっ……ふぁ、はぁ……。 + あ、だめ……」 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれた後、 +肛門から精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text +サファイアは恥ずかしそうに身をよじるも、 +開いたままの肛門は閉じることなく、 +そのままドロドロと精液を垂れ流し続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁん……お尻に力、入らないよ……。 + あんまり見ないで、恥ずかしいから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では見るとしよう。 + おまえの恥ずかしがる姿は、 + めったに見られるものではないからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あんっ、もうっ……いじわるなんだから」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言いつつも、 +嬉しそうにしている。 +\endtext + +\text +カイムが自分を見てくれる。 +\endtext + +\text +ただそれだけで、今のサファイアは +幸せな気分になるのだった。 +\endtext + +\text +それから数分後の、ベッドの上。 +\endtext + +\text +カイムは腕の中で +目を閉じたサファイアの頭を撫でている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今、幸せ?」 +\endtext + +\text +カイムは身体を起こし、 +サファイアを見下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、幸せだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えへへっ……じゃあ、ボクも幸せ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君が幸せでいてくれれば、ボクも嬉しい」 +\endtext + +\text +サファイアもまた起き上がり、 +カイムの胸板に、手を添える。 +\endtext + +\text("サファイア") +「君のことは、絶対に守るから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、それはこちらのセリフだ。 + あぁ、そういえば忘れるところだったな」 +\endtext + +\text +カイムはベッドの脇に放置されていた +フィオを掴み、引き寄せる。 +\endtext + +\text("フィオ") +「ぐへっ、なんだよいきなり」 +\endtext + +\text +突然のことに、フィオは非難の声を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、フィオゴムラット。 + おまえはかつて契約者を裏切ったことが + あるらしいな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「あぁ、あの奴隷商人のことか? + 悪魔の俺が言うのもなんだが、 + あいつは殺されて当然の男だったぜ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではサファイアを裏切る事は + ないのだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もしも裏切り、こいつに害をなすような + ことがあれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は俺が、お前を殺す」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ケケケッ、悪魔を脅すなんて、 + 本当に面白い奴だな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「心配しなくてもそんな気はさらさらねぇよ。 + 俺は俺を楽しませてくれる奴が大好き + だからな」 +\endtext + +\text +フィオはそう言ってケタケタと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、ならばよい」 +\endtext + +\text +カイムはフィオをサファイアへと手渡す。 +\endtext + +\text +サファイアはフィオを抱きながら、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もしもね……もしもよかったらなんだけど。 + ボクのこと、リンって呼んでもらえる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リン? それは以前シュカの温泉街で……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん、あの時呼んでもらった名前。 + あれね……実はボクの本名なの」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど……そうだったのか」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの腰に手を回し、 +抱き寄せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではふたりきりの時は、 + そう呼ぶことにしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「リンか、やはりいい名前だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「綺麗なおまえにふさわしい、可憐な名だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +サファイア……いや、リンにキスをした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ……ちゅっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、こんな気持ちになるんだ……」 +\endtext + +\text +カイムに出会う前、魔王の噂を聞いて、 +興味を覚えた。 +\endtext + +\text +美しい可憐な美女を次々に自分のものにする +というその話を聞き、その魔王が自分を +見たらどう思うだろうと、思いを馳せた。 +\endtext + +\text +そして今、魔王であるカイムの口から、 +綺麗という言葉を耳にした。 +\endtext + +\text +間違いなく、それは自分に向けられた言葉。 +\endtext + +\text("サファイア") +「嬉しい……。でも、もっと嬉しいのは、 + 君が、ボクを好きでいてくれること」 +\endtext + +\text +今度はサファイアから、カイムにキスをする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクも、君のことが大好きだよ」 +\endtext + +\text +ひとりの少年が、孤独のうちに成長し、 +男娼を経て、暗殺者となった。 +\endtext + +\text +少年は自らの手で道を選択し、 +罪を重ね、そして身体に穢れをまとい続けた。 +\endtext + +\text +美しさこそがこの世のすべてと信じて疑わず、 +いや考えず、生きるため、命を殺め続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「いつか自分がしたことが巡り巡って、 + ボクに死を与えるまで……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは……君のそばにいるよ」 +\endtext + +\text +因果応報。 +\endtext + +\text +その言葉がこの世の真理を体現する言葉で +あるならば、少年にはいつか…… +相応の死が訪れるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ。 + 因果の理など、この俺が粉砕してくれよう」 +\endtext + +\text +しかし真理は、この世に数多く存在するもの。 +\endtext + +\text +カイムが体現せしもののひとつ、 +力こそが正義。 +\endtext + +\text +相反する、真理と真理。 +\endtext + +\text +左右の天秤に乗せられたこの2つ。 +\endtext + +\text +世界がどちらに傾くのかは…… +今この時において、誰も知りえない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_21.txt new file mode 100644 index 0000000..b7a61d5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_21.txt @@ -0,0 +1,2338 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_21") + +\text +扉が、バタンと音を立てて閉まった。 +\endtext + +\text +秘神の門に侵攻し、ヴェクサシオンの拠点を +壊滅させたカイムは、身体を休めるべく +自室に戻った。 +\endtext + +\text +しかしカイムはベッドに横にはならず、 +耳を澄ませて廊下から足音が聞こえない事を +確認した。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、誰もついてきていないな」 +\endtext + +\text +カイムはひとりつぶやくと、 +ベッドに腰掛け、懐から小石ほどの大きさの +幻像石を取り出した。 +\endtext + +\text +カイムはそれを、じっと見つめる。 +\endtext + +\text +武骨な黒い輝きを放つそれは、 +カイムがヴェクサシオンの拠点にあった宝箱 +から手に入れたもの。 +\endtext + +\text +見た目は黒曜石に酷似しているが、 +どこか禍々しい輝きを放っている。 +\endtext + +\text +それは中に収められた映像の内容を暗示して +いるようで、カイムもすぐには映写できない。 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか、ヴェクサシオンの連中による + 拷問の映像か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あまりグロいのは勘弁していただきたい + ものだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さりとて幻像石を集めている俺としては、 + 中身が気になって仕方ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もし、もしこの中に収められた映像がだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どこかの貴族の女が誘拐されてレイプされ、 + そして犯しぬかれて奴隷に堕ちるという + 内容だったら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……俺は間違いなく捨てたことを + 後悔するだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「えぇい、ままよ。 + 少しやばいと思ったら止めればいいだけだ」 +\endtext + +\text +カイムは意を決し、 +幻像石に魔力を注ぎ込んだ。 +\endtext + +\text +魔力を感知した石は光を放ち、 +壁に映像を映し出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ……こ、これはっ!?」 +\endtext + +\text +普段冷静なカイムが、 +その映像を見た瞬間、驚き、立ち上がった。 +\endtext + +\text +そして流れる様な動作でズボンを下ろし、 +股間に右手を添えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほ、ほら……ね? + 何も隠してないでしょ?」 +\endtext + +\text +映像の中の少女……いや、少年が、 +壁に手をついて尻を突き出している。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「まだわからない。 + 自分で尻穴を開け」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう……ほんとに、疑り深いんだから……」 +\endtext + +\text +その少年は、カイムもよく知る人物だった。 +\endtext + +\text +かつては男娼として生き、 +そして自らの意志で暗殺者となった少年。 +\endtext + +\text +悪魔と契約をし、永遠の若さを手に入れた、 +サファイアがそこにいた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん、あっ……ほ、ほら……これで、いい?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「自分でお尻の穴広げさせるなんて、 + 君たちってホント……鬼畜だよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、暗殺者なんだから…… + その用心深さは当然と言えなくもないけど」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「ふむ……中には何もないな」 +\endtext + +\text +暗殺者のひとりが、サファイアの尻穴の中を +じろじろと覗いている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いくらボクでも…… + お尻の中見られるのは、恥ずかしいよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、もういいでしょ? はやくしようよ。 + ボクもう我慢できないよ。 + 君たちだって、そうでしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアは暗殺者たちの目の前で尻穴を +広げ、そしてなおかつ淫らにくねらせる。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「も、もういいだろ。さっさとやろうぜ。 + いくらこいつだって、この人数相手に + 歯向かうわけないんだしよ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「……それもそうだな。 + おいサファイア。 + 望み通り、おまえの身体を使ってやる」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「夜が明けるまで、 + たっぷりと俺たちに奉仕しろよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん。分かった♪ + それじゃ……始めるからね」 +\endtext + +\text +サファイアはそういうと、 +寝転がった男の腰に、跨る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁ、んっ……チ●ポいっぱい……」 +\endtext + +\text +サファイアのまわりには、 +男が複数立っている。 +\endtext + +\text +その誰もが下半身を露出し、 +サファイアに向かって肉棒を向けていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「皆、ボクのこと犯したくって + うずうずしてるんだね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まぁ、それも当然だよね。 + なんてったって、ボク可愛いから」 +\endtext + +\text +サファイアは慣れた手つきで肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +男たちの肉棒は血管が浮くほどに +硬く勃起していて、手が汗ばむほどに熱い。 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そんなボクを自由にしていいんだから、 + 興奮しないわけが、ないよね……」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ぐだぐだ言ってないで + しゃぶるくらいしろよ」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「こっちは何人いると思ってんだ? + 扉の向こうにもいるんだぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わかったからさ。そんなに怒らないでよ。 + 今ボクが……チ●ポからいっぱい精液、 + 搾り取ってあげるから」 +\endtext + +\text +サファイアはそういうと、 +目の前の肉棒に舌を這わせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はむっ、んっ……レロレロ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text +サファイアは躊躇することなく、 +むしろ率先して肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +妖艶な笑みを浮かべながら、 +桃色の舌を伸ばす。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ぐっ……うっ……なるほどな。 + なかなか、やるじゃねぇか」 +\endtext + +\text("サファイア") +「チュルッ、チュッ……ジュルッ……。 + レロッ……んはぁ、はぁ……あぁんっ……」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「こいつはシュカで一番の男娼だったからな。 + 気を抜いてると、すぐに抜き取られるぞ」 +\endtext + +\text +サファイアの幼根を握る男が、 +そう言って笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「クスッ、我慢したって、無駄だけどね。 + 君たちの精液、1滴残らず搾り取って + あげるんだから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「それでだれかが死んだって…… + ボクを責めないでよね?」 +\endtext + +\text +挑発的な視線を向けるサファイアの幼根を、 +男は軽くしごく。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「だが俺たちだって今まで何人もの女を + 調教して、奴隷に堕としてきたんだ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「いくらお前でも、この人数に輪姦されたら、 + そんな余裕も吐けなくなるだろうぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だったら……クスクスッ、試してみれば?」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って、 +フェラしている男の股間に手を伸ばした。 +\endtext + +\text +そして指で尻穴をさすり始める。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「おぉっ、自分からケツを触りに来るなんて、 + やる気満々だな」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「こっちも、なかなかやばいぜ。 + ただの手コキにしちゃ、うますぎる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふっ、んっ、あっ…… + いつでも出していいからね? + ドロドロの精液、ボクが全部飲んであげる」 +\endtext + +\text +サファイアは手で肉棒をしごき、 +唾液をたっぷりとまとわせた舌で舐める。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おい、しっかり記録してるだろうな?」 +\endtext + +\text +幻像石を持った仲間に、男が問いかけた。 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「ああ、ばっちり撮ってるよ。だからさっさ + と始めろよ。俺も我慢できないんだよ」 +\endtext + +\text +幻像石を持ってサファイアの痴態を収めて +いる男も、開いた手で肉棒を擦っている。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「はは、分かった分かった。 + それじゃサファイア、覚悟しろよ?」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「俺のは……少々太いぜ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ♪ ぶっといオチ●ポ大好きだよ。 + はやく……ハァ、ハァッ、 + 早くボクのケツ穴にチ●ポぶち込んでっ♪」 +\endtext + +\text +サファイアは男に跨ったまま、 +腰をくねらせた。 +\endtext + +\text +無防備に曝け出されたアナルは、 +ヒクヒクと収縮を繰り返している。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「へへっ、全くエロいケツ穴だぜ。 + そんじゃ入れるぜ」 +\endtext + +\text +サファイアの誘いに乗り、 +男が肉棒を肛門へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んんっ、あっ! ほ、ほんとに太いっ♪ + 出るっ、ビュルッて精液っ、 + 押し出されちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの幼根から、 +精液がビョルッと噴き出した。 +\endtext + +\text +それを見て、男たちはあざ笑う。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おお、くっ……すげえ締め付けやがる……。 + と思ったらこいつ、イッたのか?」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「へへっ、入れられただけで出しちまうとか、 + ケツ穴調教されすぎてるだろこいつ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ……あっ、ひっ……。 + 太いぃっ、このチ●ポっ……すごっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクのケツ穴すごく広がって……あぁっ! + 気持ちいいところ擦ってるよぉっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が直腸粘膜をえぐり、なおも入っていく。 +\endtext + +\text +一気に射精させられてしまったサファイアは、 +身体をビクビクと震わせている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、んっ……凶悪、すぎだよ……。 + 君の、オチ●チン……」 +\endtext + +\text +射精が終わると、 +サファイアは肩で息をしながらそう言った。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「口で散々俺たちを挑発しておいてこの様か。 + 実はおまえが一番この状況に興奮している + んじゃないのか?」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「だな。暗殺者になったって、 + 結局こいつはチ●ポ狂いの男娼なんだよ」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「おら、手が止まってるぞ。 + しっかりしごかねぇと殺すぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁ、わ、わかってるよ……」 +\endtext + +\text +サファイアは男たちに口汚くののしられる。 +\endtext + +\text +しかし決して相手を睨むことなく、 +その顔には笑みすら浮かんでいる。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「分かってるならこっちにもしっかり + 奉仕しろよ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「動いてもらえるなんて思うなよ。 + お前がそのケツ穴でチ●ポしごくんだよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……わかった……。 + それじゃ、動くからね……」 +\endtext + +\text +サファイアは深々と肉棒をアナルに +咥え込まされたまま、腰を上下させ始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぅっ、あっ、あふぅっ……。 + あひっ、い……お尻が、めくれちゃう……」 +\endtext + +\text +ズルルッ、ズプッと、 +極太の肉棒が直腸内をえぐる。 +\endtext + +\text +調教されつくしているサファイアの肛門が +ゴリゴリと引っ掻き回され、 +堪えがたい快感をもたらす。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁんっ、あひっ……すごいっ、 + 君のオチ●チン、すごいよぉっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「だから言っただろ? + このチ●ポで貫かれたが最後、 + ほとんどの女はこれの虜になる」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おまえだって例外じゃねぇ。 + 今に自分からハメて欲しいっていうように + なるぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、はぁっ、はぁ、んっ……。 + ご、ごめん君たちのこと、 + ちょっと、嘗めてた……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、外に、何人……いるの? + 皆君たちみたいにぶっといオチ●ポ + 持ってるの?」 +\endtext + +\text +サファイアは目の前で勃起している肉棒を +見つめ、蕩けた表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +一度射精してしまったことで、 +サファイアは完全に主導権を男たちに +握られてしまっていた。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「もちろんだ。それにおまえみたいな + 生意気な奴を調教した経験のあるやつ + ばかりだ」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「人数は……そうだな、十五人くらいか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、んなっ……。あ、あはは…… + ボク……ちょっと早まっちゃったかも……」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「だからってやっぱ無しってのは + 通用しねぇぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「分かってるよ……ジュルッ、ピチャ……。 + 頑張るから……命だけは、助けて……」 +\endtext + +\text +サファイアは舌を伸ばし、亀頭を舐める。 +\endtext + +\text +そして唾液で濡れた肉棒をニチュニチュと +しごきあげ、必死に射精に導こうとする。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おい肉便器。腰の動きが止まってるぞ。 + ケツ穴でしっかりチ●ポに奉仕しろよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ……肉便器って、ボクのこと?」 +\endtext + +\text("暗殺者E") +「当たり前だろうが。命欲しさに + 俺たちに身体を差し出したんだろ?」 +\endtext + +\text("暗殺者E") +「自分の穴を使って精液吐き捨ててください + ってことだろ?」 +\endtext + +\text("暗殺者E") +「だったら立派な肉便器じゃねぇか、 + ギャハハッ!! + そうだろ? おまえもそう思うよな?」 +\endtext + +\text +暗殺者のひとりがサファイアの頭を掴み、 +グリグリと揺すった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん。そ、そうだね……レロォッ……。 + い、今のボクは……君たちの、肉便器……」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「自覚が芽生えたなら、 + しっかり俺たちに奉仕しろ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「手を抜きやがったらこの粗末なチ●ポ + 切り落として女の子にしちまうぞ」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ハハハッ、でもそのほうが + こいつには似合ってんじゃねぇか?」 +\endtext + +\text +サファイアを囲んで、男たちが笑いあう。 +\endtext + +\text +そんな中、サファイアはただ微笑みを浮かべ、 +手を動かし腰を振る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁんっ、ジュルルッ…… + すご、いっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「舐めるたびに、 + ビクって……ふるえて、あぁ……」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「どうだ、 + 俺のチ●ポもなかなかのもんだろ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん……すごく、立派だよ。 + 黒くて、硬くて、太くて、長くて……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、このチ●ポにもボクのケツ穴 + 掘られちゃうかと思うと…… + 身体が……ゾクゾクしちゃう」 +\endtext + +\text +サファイアは男の尻穴を指で撫でながら、 +肉棒をチロチロと舐め続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁっ、はぁっ…… + 先っぽから透明なお汁、出てきたよ。 + そろそろ……あぁんっ、出ちゃうの?」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「あぁ、エロイおまえの顔見てたら + 無性にぶっかけたくなってな」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「俺もだ。顔背けんなよ? + その可愛い顔に、 + たっぷり精液塗りたくってやるからな」 +\endtext + +\text +男たちは息を荒げ、肉棒を震わせている。 +\endtext + +\text +鈴口が開き、 +透明な先走り汁がトロリと垂れ落ちた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あぁっ……この状況じゃ、 + 逃げたくても逃げられないし……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「レロ、ピチュ、ジュルッ……。 + い、いいよ……出して。ボクの顔に、 + 君たちの汚い精液、ぶっかけてぇっ!」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ははっ、それでこそ便器だぜ。 + そんじゃ夜はなげぇし、 + ここらで1発出すとするかっ!」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「ぐっ……はぁ、はぁっ……出すぞっ! + うぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの舌と手が、 +肉棒を最後まで責めたてた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、んんっ!! んぷっ、あはぁっ♪」 +\endtext + +\text +精液が勢いよくサファイアの顔に +噴きかけられた。 +\endtext + +\text +サファイアの頭はがっちりと鷲掴みにされ、 +顔を背けようにも背けられない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んぷっ、へはぁっ……あんっ、あっ!! + 精液っ……んぷっ、あはぁっ、いっぱいっ」 +\endtext + +\text +右と左から大量の精液が飛んでくる。 +\endtext + +\text +サファイアの顔はおろか、 +美しい髪や服にも、ビチャビチャと付着する。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「おらっ、口開けろやっ! + 精液全部飲むんだろ? + 飲めるもんなら飲んでみろっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あーーーーーーっ! + おぶっ、んっ……んぶはっ、 + はぷぅっ、んんっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの口の中にも、精液が飛んでくる。 +\endtext + +\text +生臭い匂いのするドロリとしたそれを、 +サファイアは何とか飲み込もうとする。 +\endtext + +\text +しかし次から次に精液が飛んできて、 +サファイアは呼吸すらままならない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んあっ、ぶっ…… + ゴクッ、ゴクッ……んぶはぁっ!」 +\endtext + +\text +それでも何とか男の命令通り、 +サファイアは精液を飲んでいく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁっ、んっ……あはっ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +顔中精液まみれにされたサファイアが、 +陶然とした表情を浮かべている。 +\endtext + +\text +射精をし、そして男臭い精液の匂いを +嗅がされて、完全に頭の中が快楽一色に +染まっていく。 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「おい、こっち向けよ肉便器」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん、ふぁ?」 +\endtext + +\text +サファイアは肉便器という言葉に反応し、 +幻像石を持つ男の方を見た。 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「こうしてただやってるだけじゃ、 + 初めてこれを見ることになる奴には + 何のことかわかんねぇだろ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「……たしかにな」 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「だからおまえが説明しろ。 + どうしてこんなことになってるのか、 + できるだけ詳しくな」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「こういう事には頭が回るよな、おまえは」 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「たまにな、貴族の女を誘拐して身代金 + ふんだくれって仕事が来るんだよ。 + そのときによく使う手さ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「だとさ。ほら、さっさと説明しろ。 + 俺がイクまでに説明し終えないと殺すぞ」 +\endtext + +\text +そう言って脅すと、サファイアの尻穴に +肉棒を突っ込んだ男は初めて腰を動かした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、んっ、あひぃぃぃいいいっ!!」 +\endtext + +\text +太い肉棒で荒々しく肛門をかき回され、 +サファイアの足がガクガクと震えた。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「精液で汚れたチ●ポを + 綺麗にするのも忘れんなよ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁいっ……あひっ、んっ、あはぁっ! + ジュルッ……レロッ、ピチャ……あふぅっ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おいどうした? さっさと説明始めろよ。 + でないとおまえの頭と胴体が泣き別れする + ことになるぞ」 +\endtext + +\text +男は激しく直腸を突き上げる。 +\endtext + +\text +百戦錬磨のサファイアが、入れられただけで +射精するほどの太さを持つ肉棒が、 +敏感な粘膜を容赦なく引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「まずは自己紹介からだな。石の方見て + エロ~くチ●ポしゃぶりながら言えよ?」 +\endtext + +\text +別の男がサファイアの頭を強引に石の方へと +向けさせた。 +\endtext + +\text +サファイアは肛門を掘られる快感に喘ぎつつ、 +命令されるままに説明を始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぁぁああっ、ボクはっ…… + ヴェクサシオンの……雇われ暗殺者の、 + サファイア……って、いいます……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふぁっ、チュルッ……。で、でも…… + お仕事に失敗しちゃって……い、いま…… + 殺され、かけてます……」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「いいぞ。 + おまえも腰をくねらせながら続けろ」 +\endtext + +\text +幼根をギュッと握り、ニチュニチュとしごく。 +\endtext + +\text +と同時に深々と肛門を突きあげ、 +サファイアの前立腺を刺激した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、なのでボクは……いま、 + 命乞いをしています……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「レロォッ……み、みなひゃんの肉便器に + なれば……もう一度チャンスをもらえる + から……だから、だから……」 +\endtext + +\text +サファイアは幻像石に向かって笑顔を浮かべ、 +腰を淫らに振る。 +\endtext + +\text +そして舌で目の前の肉棒を舐めあげながら、 +叫んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、こうして……オチ●ポ…… + しごかせてもらってますっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「命令されたら、チ●ポだってしゃぶります。 + ケツ穴にぶっといチ●ポ……あひぃっ、 + 入れられても……喜んで腰を振りますっ!」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「へへっ、 + こいつケツ穴がヒクヒクし始めたぜ」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「撮られてるって意識して感じてんだな」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「おい、重要なこと説明し忘れてるだろうが。 + てめぇの股間についてるその粗末なものは + なんなんだよ」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「そうだな。 + これについても説明してもらおうか」 +\endtext + +\text +幼根がギュッと力を込めて握られ、 +サファイアはビクンッと身体を仰け反らせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、は、はいっ、ごめんなさいっ! + 言うからっ、だから握りつぶさないでっ!」 +\endtext + +\text +そう叫びながらも、サファイアは笑っている。 +\endtext + +\text +快感を与えられ、それを受け入れた、 +悦びに満ちた笑顔だ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボ、ボクッ……男の子ですっ! + 男なのにっ、女の格好して、 + チ●ポしゃぶってますっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「それだけじゃねぇよなぁ? + 俺のチ●ポが今どこに入ってるか、 + 見ている奴に教えてやれ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ、あふぅぅううっ! + ケツ穴ですぅっ! 肛門にチ●ポ突っ込 + まれて、ズボズボほじくられてますぅっ!」 +\endtext + +\text +幼根をしごかれる快感と +肛門をほじくられる快楽とが合わさり、 +サファイアは再度絶頂しそうになる。 +\endtext + +\text +肛門が締まる頻度で男もそれを察し、 +抽送を速める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひっ、あぁぁぁあああっ!! + だめぇっ、そんな激しくジュボジュボ + したら、だめっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「出るからっ、 + 精液、また出ちゃうからぁっ♪」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「クククッ、出したいくせに何言ってやがる。 + うまく説明できたご褒美だ。 + ケツ穴に精液たっぷり注ぎ込んでやるよ」 +\endtext + +\text +きつく締まる肛門を、 +極太の肉棒がゴリュッとえぐる。 +\endtext + +\text +前立腺が刺激され、サファイアの意思に +かかわらず肉棒は射精しようとする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あぁっ! 出ないっ、あひぃっ! + 精液、出ないよっ!!」 +\endtext + +\text +しかし男が幼根をぎゅっと力いっぱい +握っているため、精液が出せない。 +\endtext + +\text +サファイアは目を見開き、絶叫する。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「出したいか、サファイア?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ♪ ひっ……だ、出したいっ! + 出させてっ、お願いーーーーっっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「だったらそうお願いしろ。 + これを見た奴がそれだけで射精しちまう + ようなエロい言葉でな」 +\endtext + +\text +男はサファイアの身体を完全に掌握している。 +\endtext + +\text +サファイアがこの後苦痛のうちに夜を過ごす +ことになるかどうかはこの男の気分次第だ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、わかったよっ♪ + 言うからっ、セーシださせてぇっ!」 +\endtext + +\text +故に、サファイアは逆らわない。 +\endtext + +\text +命令されたままに、考え付く限りの +卑猥な言葉を使って懇願する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「お、お願い、します……。 + ボクのオチ●ポから、白くてねばねばした、 + 男の娘汁、出させてくださいっ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ぶっとくて男らしいチ●ポいれられて、 + ボクのユルユルなケツマ●コも、 + ギチギチに広げられちゃって……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、もう……イキそうなんですぅっ!! + というかイッちゃってるのに、 + イけないんですぅっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは涎を垂らしながら +肉棒にしゃぶりつく。 +\endtext + +\text +命乞いをし、その結果浅ましくこびへつらい、 +男に屈したその姿を、幻像石は無慈悲に +記録し続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、出させてぇっ♪ + チ●ポからセーシビュクビュクさせてっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「何でもしますからぁっ!! + だからお願いしますぅっ♪ + セーシっ、セーシ出させてぇっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ははっ、終わってるなこいつ」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「無様だねぇ。 + 俺なら命乞いなんてせず死を選ぶけどな」 +\endtext + +\text +男たちはサファイアを蔑んだ目で見ながら、 +下種な笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「笑わせてもらったぜ。 + それじゃ最後にこれ見てるやつに + 今からイクッてこと、教えてやんな」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「それが終わったら、出させてやるよ」 +\endtext + +\text +サファイアは限界を超え、 +射精を我慢させられている。 +\endtext + +\text +今こうしている間も何度も絶頂しているが、 +精液が出せない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃっ、ンクッ、はっ、あはっ♪」 +\endtext + +\text +出せない間はずっと満足できず、 +悶え続けるしかない。 +\endtext + +\text +ようやく射精の許しが出たサファイアは、 +幻像石に向かってヘラヘラと笑った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、これを見てる人……あはぁんっ! + ボク、今から……イクから。 + オチ●ポから、いっぱいセーシ出すから♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ、だからちゃんと、チ●ポシコシコ + しごきながら見ててね?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクがケツマ●コ掘られてイクのを見て、 + いっぱい、いっぱい……あひぃっ!! + チ●ポ汁出してぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「ぐっ、そろそろ俺も限界か。 + やっぱり人気随一の男娼なだけはある」 +\endtext + +\text +サファイアの肛門がギュギュッと締まる。 +\endtext + +\text +特に肉棒の根元が肛門によって激しく +締め付けられ、男はうめき声と共に射精する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、イクっ!! + イクイクイクゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +しごかれた幼根から、 +プリプリの精液が迸った。 +\endtext + +\text +直腸内にも少し遅れて精液が注ぎ込まれ、 +サファイアは下半身をガクガクと震わせて +嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ♪ 出されながら、出してるぅっ! + すごっ、あっ……ひぃっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「気持ちいいっ、 + 射精、気持ちいいよぉっ!!」 +\endtext + +\text +一度目とは比べ物にならないほどの精液が、 +幼根から溢れ出る。 +\endtext + +\text +肛門に突き立った肉棒が射精しながら +出入りするたびに、幼根からも +ピュッ、ピュッと断続的に飛沫が上がった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はふぅっ! んっ、あはぁんっ♪ + ボクのお腹っ、精液で…… + あぁっ、いっぱいになってくっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「すごいいっ、君のオチ●チン、 + ほんとにすごいっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふっ、うっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +その後も射精は続き、サファイアの直腸は +完全に精液によって満たされた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はうぅ……は、あはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +射精が終わると、サファイアのアクメも +ひとまずの終わりを迎えた。 +\endtext + +\text +自身の精液で身体を汚し、 +男たちの精液でも顔や髪を穢された。 +\endtext + +\text +そして今腸内までも暗殺者の精液によって +満たされた。 +\endtext + +\text +しかしサファイアの目は、死んでいない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ど、どう……かな? ボクのアナル……。 + とっても気持ちいいでしょ?」 +\endtext + +\text +卑猥な言葉を言わされ、プライドをずたずた +に切り裂くような懇願をさせられても、 +サファイアは笑っている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だから、殺さないでね? + ちゃんと皆の相手、するから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今はちょっと気になることがあってね。 + 死ぬわけには、いかないから……」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「フッ、では約束を果たすのだな。 + その身体で、俺たち全員の相手をするんだ」 +\endtext + +\text("暗殺者D") +「おいそろそろ代わってくれよ。 + 次は俺が入れるぜ、そのケツ穴によ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さっきは驚いたけど、どうぞ? + 十五人でも三十人でも百人でも……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクの身体で、満足させてあげるよ」 +\endtext + +\text +そう言って、精液まみれのサファイアは、 +近くに立った男の肉棒に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("暗殺者E") +「んじゃ、俺はしゃぶってもらおうかな」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ん~、なら次は俺が記録係になるか。 + はーい、サファイアちゃん。こっちに + 間抜けなアホ面向けてくれるかい?」 +\endtext + +\text +男たちは容赦なく、 +サファイアをおもちゃにして遊ぶ。 +\endtext + +\text +一人、ニ人、三人、四人と、男たちは +サファイアの肛門で肉棒をしごき、 +精液を吐き出していく。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ、んっ♪ + もっと……もっと出していいよ♪」 +\endtext + +\text +それから数時間が経過した頃、 +室内にサファイアの声が響いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、あはぁ……んっ、んんっ♪ + チ●ポ汁もっと、飲ませて……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お口と、ケツマ●コに、 + もっといっぱい精液、注ぎ込んでぇ♪」 +\endtext + +\text +サファイアの身体には、 +おびただしい量の精液が付着している。 +\endtext + +\text +それらはサファイアの汗や涎とともに滴り、 +床を濡らしていく。 +\endtext + +\text +いや、もはや濡れていない床などない。 +\endtext + +\text +そこら中に精液が飛び散り、 +精臭を漂わせている。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「ぐっ、うぁ……」 +\endtext + +\text +サファイアは馬乗りになり、 +肉棒の上で腰を振る。 +\endtext + +\text +最初は余裕を見せていた男たちも、 +今は若干苦しそうにしている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぅっ、んっ……あはぁっ、 + やっぱり君のオチ●チン……が、 + この中で一番、すごいよ……」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「お褒めに預かり光栄だが、 + そろそろ、限界だ」 +\endtext + +\text +ゼィゼィと息をしながら、 +男はそれでもサファイアの肛門を突きあげる。 +\endtext + +\text +これまで数多くの女を調教してきたという +男のプライドが、そうさせるのだろう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぃっ、すごっ……ボクのケツ穴、 + 君のオチ●チンでまたイかされちゃうっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはグネグネと卑猥に腰を躍らせ、 +直腸粘膜で肉棒をねぶる。 +\endtext + +\text +そして目の前で勃起している肉棒を +見つけると、それをもしゃぶり始めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはっ、んンっ♪ レロォッ、 + レロ、チュルルッ……」 +\endtext + +\text +亀頭にキスをし、 +尿道に詰まった精液を吸い上げる。 +\endtext + +\text +かと思えば舌を出し、根元から先端まで、 +ねっとりとした舌で舐めあげた。 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「はぁ、はぁっ……ぐっ、はっ……。 + ほんとこいつ、やばいな……」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「あ、あぁ…… + こいつの性欲は、底なしなのか?」 +\endtext + +\text("暗殺者B") +「ひとまわりもすれば泣いて喚き始めると + 思ったが……ぐっ、くぅっ……」 +\endtext + +\text("暗殺者C") +「蓋を開けてみれば、 + 俺たちの方が圧倒されちまってる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「チュッ、ぢゅるるっ……あぁんっ、 + こっちのオチ●ポも硬ぁい♪」 +\endtext + +\text +サファイアは精液まみれの手で、 +グチュグチュと肉棒全体をしごく。 +\endtext + +\text +射精を繰り返して過敏になっている肉棒が、 +ビクビクッと手のひらの中で跳ねまわる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁんっ、出そう? 精液出ちゃいそう? + だったら……また、ボクの顔に出して♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こっちのオチ●ポは…… + チュッ、ボクのお口の中に精液出してね♪」 +\endtext + +\text +サファイアは肉棒を咥え込んだ尻を持ち上げ、 +そのまますぐにストンと落とす。 +\endtext + +\text +根元まで肉棒を咥え込んだ後で、 +腰を前後左右にニチュニチュと +グラインドさせる。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「ぐぉっ、おっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そしてぇ、こっちは……クスクスッ♪ + もちろんボクのケツマ●コに、 + ドピュドピュしてね♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あっ…… + ボクもっ、もうイかされちゃいそう」 +\endtext + +\text +握られた幼根がピンッと可愛らしく動いた。 +\endtext + +\text +汗と精液まみれの身体を艶めかしくくねらせ、 +全身で快楽を体現する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「たくさんの女の人を調教してきた + 勃起チ●ポッ、気持ちよすぎるよっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーっ、ガバガバになってるぅ♪ + ボクのケツマ●コ、もう力はいらない……」 +\endtext + +\text +ズポッ、ズチュルッと、 +緩くなった直腸粘膜を肉棒がかき回す。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「ぬっ、ぐぅっ……だめだ、もう、出る……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あっ♪ ボクもっ……イクよっ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ケツマ●コに、顔に、口っ、出してぇっ♪ + 肉便器らしく……ボクを汚い精液で + 汚しつくしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアの絶叫が室内に響いた。 +\endtext + +\text +その直後、男たちは同時にうめき声を上げ、 +肉棒から精液を搾り取られる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぁぁぁあああっ! イクッ!! + ケツマ●コイクぅぅぅぅうううううっ!」 +\endtext + +\text +既に精液だらけになってしまっている +サファイアに、さらなる白濁液がかけられた。 +\endtext + +\text +力が入らず緩くなってしまっている +肛門からは、品のない音を響かせながら +精液が漏れ出ている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、ふぅっ! ンブッ、あっ、 + あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +最初のころに比べて精液の量は +少なくなっている。 +\endtext + +\text +しかしそれでも三人分の精液は尋常ではなく、 +それらを同時に受け止めさせられて、 +サファイアは溺れそうになる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひぁっ、ぶっ、んはぁっ……。 + ゴクッ、んっ、ゴキュッ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +口の中に飛び込んでくる精液を、 +喉に引っかからせながら飲んでいく。 +\endtext + +\text +美しい光沢を放っていた髪は +精液が付着し、見る影もなくなっている。 +\endtext + +\text +しかし精液によって汚されたサファイアは、 +平時とは違った妖しい美しさを放ち、 +男たちを魅了し続ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「気持ちいいっ……あはぁっ……。 + こんなに気持ちいいの、ひさし、ぶり……」 +\endtext + +\text +サファイアは肉棒から精液が出尽くすまで、 +容赦なく舐め、そしてしごき続けた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はぁ、はぁっ……あっ、んくぅっ…… + ハァ、あハァ……」 +\endtext + +\text +アクメを終えたサファイアは、 +大きく息をついている。 +\endtext + +\text +ふと窓を見ると、空が白み始めていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、こんな時間か……。 + 残念だけど、ここまでってことでいいかな」 +\endtext + +\text +サファイアは跨っている男にそう訊ねる。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「……はぁ、はぁ…… + 夜が明けるまでという約束だからな。 + いいだろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ありがと♪ + それでどう? 満足してくれた?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「前半のボクの演技も + なかなかのものだったでしょ?」 +\endtext + +\text +サファイアはだめ押しとばかりに、 +腰をグルっと回した。 +\endtext + +\text +射精したばかりの肉棒を肛門粘膜で +しゃぶられ、男は呻く。 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「うぐっ……そうだな。 + おまえの暗殺の成功率が異常に高い理由を + 身をもって知ることができた」 +\endtext + +\text("暗殺者A") +「おまえの色香にかかれば、色欲にぼけた + 爺などひとたまりもないだろうな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「お褒めの言葉、ありがとう。 + それじゃ出かける支度するから、 + これにてお開き」 +\endtext + +\text +サファイアはそう言って妖艶に微笑むと、 +チュプッと肛門から肉棒を引き抜くのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +カイムは映像の中の男たちに合わせて +何度も射精してしまい、そのままドサリと +ベッドに沈み込んだ。 +\endtext + +\text +左手に持った幻像石を天井の明かりに +透かしながら、満足げに見つめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつは、いいものを拾ったな。 + サファイアには悪いが、俺の永久保存版、 + 秘蔵コレクションのひとつに確定だな」 +\endtext + +\text("???") +「なにが確定だって?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うおぁっ!?」 +\endtext + +\text +誰もいないはずの室内で急に声をかけられ、 +驚いたカイムは幻像石を落としてしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「おっと危ない。 + 壊れやすいんだから丁寧に扱いなよ」 +\endtext + +\text +床に落ちる寸前でサファイアがそれを拾い、 +カイムはほっと胸をなでおろした。 +\endtext + +\text("カイム") +「す、すまんな、リン」 +\endtext + +\text +カイムは幻像石を返してもらおうと +手を伸ばす。 +\endtext + +\text +サファイアはスッと手を伸ばし、 +カイムの手のひらに石を落そうとしたが、 +すぐに手を引っ込めた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「これ、どこかで見たことある気がする」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、まぁ幻像石なんてものは + ほとんどが同じ見た目をしているからな」 +\endtext + +\text +カイムは手を伸ばすが、 +サファイアはひょいっとかわした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「何か、必死だね。見られたくないもの? + コレクションに確定とか言ってたし、 + 中身が気になるんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことを言っていたか? + 記憶にないが」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは捨てようと思っていたのだ。 + というわけで、早くそれを渡せ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「おいサファイア。 + その石はヴェクサシオンの野郎どもが + 持ってたやつだぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……ヴェクサシオン?」 +\endtext + +\text +サファイアが、ギロッとカイムを睨んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「フィオゴムラット。 + おまえには後で個人的に話がある」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ゲッゲッゲッ、俺にはねぇな♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、これって……あの時の……。 + この中身、見たの?」 +\endtext + +\text +サファイアは手の中で石を転がす。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……すまんが、すべて見た」 +\endtext + +\text +カイムは事ここに至っては +もはや隠す意味もないと思い、正直に頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ヴェクサシオンの拠点を襲撃した際、 + 見つけたものだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そっか。ということは + あいつらもう死んじゃったのか、ふぅん」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、おまえにはあとで + きちんと知らせるつもりだったのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしあの連中が持っていたものだから、 + どのような猟奇的な映像が + 収められているかわかったものではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからリズベルたちが目にする前に、 + 俺が事前にチェックしておいたのだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あー、はいはい。 + そういう事にしておいてあげる」 +\endtext + +\text +そのまま床に叩きつけられて砕かれるのでは +ないかと思っていたカイムは、 +サファイアから石を返してもらい、安堵する。 +\endtext + +\text("サファイア") +「で、どうだった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ど、どうとは?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だからさ、感想だよ。 + その中に映ってたボク、エロかった?」 +\endtext + +\text +サファイアはカイムに向かって +グイッと顔を近づけ、艶めかしい笑みを +浮かべてそう訊ねてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、腰が抜けるかと思うほど + 出してしまった」 +\endtext + +\text("カイム") +「本気を出した時のおまえは、 + もはや性別を超越した快楽の権化だな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フフッ、お褒めの言葉ありがと♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「この時はさ、この連中を本気で殺そう + と思ってたんだよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だからカイム相手に同じことをするのは、 + ちょっと無理だね」 +\endtext + +\text +そう言って、 +サファイアは少し複雑な表情を見せる。 +\endtext + +\text +笑ってはいるのだが、どこか寂しそうな、 +それでいて恥ずかしそうな顔をしている。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムがいま見たのは、 + まぎれもなく、ボクだよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「今のボクの中にも、 + その時と同じボクがいる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君を危ない目に合わせる奴、 + 君を殺そうとする奴」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクはそういう奴を、絶対に許さない。 + 必要とあらば、この身体を使って、 + 今見たことと同じことをしてそいつを殺す」 +\endtext + +\text +サファイアは瞳を伏せて、 +頬を少しだけ赤らめた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「その姿を君に見られるのは、 + ちょっと、あはは、恥ずかしいね」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がり、 +そんなサファイアを抱き寄せる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、カイム…… + あの、ボクのこと、嫌いになった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるわけがなかろう? + 俺はありのままのおまえを愛している」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そっか……そっか♪」 +\endtext + +\text +サファイアはカイムの胸に顔をうずめ、 +言葉をかみしめるように、頷きながら笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが残念だな。俺相手では、おまえが + 本気を出せないというのは」 +\endtext + +\text("サファイア") +「だって仕方ないでしょ? + ボク、カイムのこと大好きなんだもん。 + 殺してやろうなんて、思えないよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも、でもね? + その代わり気持ちよくなってほしいって、 + いつも思ってるよ?」 +\endtext + +\text +サファイアははにかみ、カイムを見上げる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムに愛してもらってる時は、 + ボク……手なんて抜いてないよ。 + 一生懸命、本気で甘えてるんだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「なにが言いたいかっていうと、 + その、あの……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、そういう本気もあるってこと。 + そんなこと考える相手は…… + カイムだけだからね?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うわ、もう恥ずかしい。 + これ恥ずかしいよ」 +\endtext + +\text +見る見るうちに、 +サファイアの顔や耳が赤くなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、フィオゴムラット」 +\endtext + +\text("フィオ") +「なんだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの契約者は可愛すぎるな」 +\endtext + +\text("フィオ") +「何で俺に言うんだよ。 + 俺にどうしろっていうんだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、 + 少し可愛すぎて頭がどうかしてただけだ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「それは元からだろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リン」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアを、本当の名前で呼ぶ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、は……はい」 +\endtext + +\text("カイム") +「愛してるぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってサファイアの顎を +持ち上げ、口づけをしようとする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、カイム……ボクも、愛して……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん? なんかくさい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +サファイアが眉をしかめ、 +鼻をスンスンと鳴らした。 +\endtext + +\text +そして自分の顎に触れているカイムの指を +見て、大声を上げた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「キャアッ、なんか変な匂いすると思ったら、 + その手っ、精液ついてるじゃんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無論だ。さっきまでお前のエロい姿を見て + オナニーしていたからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もー、しまらないなぁ」 +\endtext + +\text +サファイアは溜め息をつき、 +そしてその次にクスクスと笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「でもまぁ、カイムらしいといえばらしいか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、褒められた気はしないがまぁいいか。 + リンよ、今晩また来い」 +\endtext + +\text("カイム") +「本気で、甘えさせてやる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん、期待してるよ。大好き♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ちゅっ♪」 +\endtext + +\text +サファイアの方から +不意打ち気味にキスをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえば、なにをしに来たのだ? + 何か用があったのではないのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん~。用はあったけど、 + もうなくなったからいいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「気になる言い方だな。 + 何の用だったのだ、教えろ」 +\endtext + +\text +カイムにそう問われ、 +サファイアはクスっと笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ただカイムに会いたかっただけだよ♪ + そしたら嬉しい約束までもらえたから、 + ボクは大満足して帰るところです♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……。おまえは本当に可愛い奴だな。 + もう夜からとは言わん。 + このままここに居ろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「え、でもカイム……疲れてるんだよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「疲れてはいたが、たった今回復した。 + 見ろこれを」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまなら夜通しセックスすることも + 可能だぞ」 +\endtext + +\text +オナニーのし過ぎでしぼんでいた +カイムの肉棒が、サファイアの見ている前で +ムクムクと鎌首をもたげていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「うそ……どういう構造になってるのそれ。 + ボクでも、そんなに回復はやくは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、おまえがどうしてもというなら + 夜からでもいいが、どうする?」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの目の前で仁王立ちし、 +肉棒をこれ見よがしにビンビンと跳ねさせる。 +\endtext + +\text +それを見るサファイアの頬が、 +カァッと赤くなる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「い、いまから……お願い……」 +\endtext + +\text +そしてフィオをギュッと抱き、 +カイムを見上げながら小さくつぶやく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクを……甘えさせてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう」 +\endtext + +\text +カイムはにやりと笑い、 +サファイアを抱きしめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あー、だからもうっ、 + 精液が手についてるんだってばーーっ!!」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ゲッゲッ、楽しそうで結構なこった」 +\endtext + +\text +照れてはしゃぐ契約者を見て、フィオは笑う。 +\endtext + +\text +しかしそのフィオの頭にボタリと白濁液が +垂れた時、その笑いはぴたりとやんだ。 +\endtext + +\text("フィオ") +「……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーっ、ほらもう、 + フィオに精液ついちゃったじゃないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「許せフィオゴムラット。単なる事故だ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「……」 +\endtext + +\text +その後フィオは心を閉ざし、 +数日誰とも口をきかなくなったという。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_99.txt new file mode 100644 index 0000000..cd10211 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/サファイア_99.txt @@ -0,0 +1,50 @@ +\setgamedatatitle("サファイア_99") + +\text("カイム") +「ちょうどいいところにいたな、 + 探していたんだ」 +\endtext + +\text +カイムに声を掛けられて、サファイアが +振り向いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、カイム♪ + どうしたの、仕事の話とか…かな?」 +\endtext + +\text +そう言って首を傾げるサファイア。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなはずがなかろう。 + お前のことを抱きたくなったのでな、 + ずっと探していたのだ」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑いながら、カイムはサファイアの +腰に手を回し抱き寄せる。 +\endtext + +\text +すると、サファイアもカイムに身を任せ +ながら微笑む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふ、本当にカイムって好きだよね。 + ……まぁもちろん、ボクも嫌いじゃない + けど♪」 +\endtext + +\text +そして、二人は寝室へと向かうのだった。 +\endtext + +\dlg("  サファイアの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("サファイアの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..989173d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_01.txt @@ -0,0 +1,382 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_01") + +\text +ザクザクと、 +雪を踏みしめながら歩く女性がひとり。 +\endtext + +\text +決して治安がいいとは言えないキロスの地で +女性一人が旅をするのは、自殺行為に等しい。 +\endtext + +\text +しかし彼女が胸に提げた金色に輝く首飾り、 +聖印が、それを可能たらしめている。 +\endtext + +\text("???") +「キロスに入ったはいいけど、 + 本当に雪ばかりね」 +\endtext + +\text +聖印の形からラスファ教の聖職者、しかも +それなりに高い位に就いていると判断できる +この女性。 +\endtext + +\text +風に揺れる美しい黒髪を鬱陶しげに払い、 +ため息をついた。 +\endtext + +\text("???") +「デンフロスクまでは + 1週間といったところかしら」 +\endtext + +\text +黒髪の女性は荷物から地図を取り出し、 +なまめかしく朱色に濡れた唇でつぶやく。 +\endtext + +\text +そんななんでもない仕草が一枚の宗教絵に +思えるほど、彼女の美貌、まとう空気は +異彩を放っている。 +\endtext + +\text("???") +「途中のカザトリアで宿をとって + 休憩する必要があるか……」 +\endtext + +\text("???") +「それにしても、魔物の数が本当に多く + なってるわね。ここに来るまで、何匹の + 魔物を倒してきたかわからないくらい」 +\endtext + +\text +その口調、表情からは、恐れは感じられない。 +\endtext + +\text +むしろ喜色に満ちているようにすら思える。 +\endtext + +\text("???") +「ひ、ひぃぃぃいいいっ!?」 +\endtext + +\text +突如、彼女の前方から男の悲鳴が +聞こえてきた。 +\endtext + +\text +地図をしまい、目を向けると、男が肩口を +手で押さえながらこちらへと走ってくるのが +見える。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「し、司祭様でいらっしゃいますかっ!? + ど、どどどうか御助けをっ!!」 +\endtext + +\text +男は女性の足元に倒れこみ、 +胸元から聖印を取り出した。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「わ、私はウィンガ教の信徒ですっ!! + 商売の途中で商品が暴れて……」 +\endtext + +\text +男がすべてを説明し終える前に、その商品が +この場へと姿を現す。 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「逃げても無駄だっ!! + 絶対にぶっ殺してやるっ!!」 +\endtext + +\text +断ち切られたらしい鎖を引きずりながら、 +一人、二人、三人、手に手に武器を持って +集まってくる。 +\endtext + +\text("???") +「いかにも私は司祭だが、 + 貴様は奴隷商人か?」 +\endtext + +\text +ジェシカは傷ついた男を見下ろすと、 +そう尋ねた。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「は、はひっ! シュカから奴隷を運んで、 + キロスに売りさばくのが私の仕事で……」 +\endtext + +\text("???") +「なるほどな、それで途中で反乱にあったと、 + そういうわけか」 +\endtext + +\text +司祭の女性は荷物をまさぐりながら、 +得心顔でうなづく。 +\endtext + +\text +取り出したのは、アーバレストと言われる +大きな弩だった。 +\endtext + +\text +それに矢を番えながら、 +今度は周囲を取り囲んだディアボリカの +男たちを見据える。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はラスファ教司祭にして執行者。 + ジェシカ=プルエネである」 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「ラ、ラスファの……し、執行者っ!?」 +\endtext + +\text +その名を聞いただけで、 +男たちの顔に戦慄が走る。 +\endtext + +\text +執行者とは、教義の体現者である。 +\endtext + +\text +教会から大きな権限を与えられている彼らは、 +自らの判断でラスファの教義に反する存在を +罰することが許されている。 +\endtext + +\text +その権限や力はこの大陸全土に及び、領主や +貴族ですら恐れるといわれている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「貴様らは主であるこの男に危害を加え、 + 殺害し、逃亡を図ろうとしている。 + それに相違ないか?」 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「そ、それはっ……でもその男が俺たちを + まともに扱わないからだっ!!」 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「そうだそうだっ! シュカからここまで、 + 満足に食事ももらってないんだぞっ!!」 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「ワシの奴隷をワシがどう扱おうが + ワシの勝手だろうっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「その通りだ。奴隷は個人の所有物。 + 持ち主がどう扱おうと、 + それは持ち主の自由だ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「武器を捨て、互いの鎖を首に巻け」 +\endtext + +\text +ジェシカはそういって、アーバレストを +男たちに向ける。 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「なっ……そ、そんな薄汚いやつの肩を + 持つなんて、それでも司祭かっ!!」 +\endtext + +\text +それだけで、取り囲む男たちが後ずさる。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「ははっ、ふははははっ! + さぁ、おとなしく鎖につながれっ!! + 執行者様に逆らう気かっ!!」 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「くっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ラスファの教義、貴様らも知っていよう?」 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「せ、世界の……純化……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「その通りだ。この世に安定と + 平穏をもたらさんがため、混沌を忌み、 + 憎み、排斥せん」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「貴様らは奴隷。鎖につながれてこその奴隷。 + その摂理を乱す者には…… + 等しく死んでもらうことになる」 +\endtext + +\text +アーバレストに番えられた矢。 +\endtext + +\text +そこには嘘偽りない +純粋な殺意が込められている。 +\endtext + +\text +それを感じ取った男たちは、 +手にした武器を落とした。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「ひひひっ、よ~し、それでいいっ!! + 貴様らは奴隷なんだっ! + ワシが売り払うまで大人しくしていろっ!」 +\endtext + +\text +奴隷商人は喜色満面に立ち上がると、 +ジェシカに何度も頭を下げた。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「どうもありがとうございます司祭様っ! + これは少ないですが……」 +\endtext + +\text +そして懐から小粒の金を取り出すと、 +それをジェシカに握らせようとした。 +\endtext + +\text +……が。 +\endtext + +\text +ジェシカが手にした弩が、 +今度は奴隷商人に向けられた。 +\endtext + +\text("傷ついた男") +「あひっ!?」 +\endtext + +\text +そして引き金が引かれた。 +\endtext + +\text +頭部に矢を受けた奴隷商人は、 +訳がわからないといった表情を浮かべたまま、 +絶命した。 +\endtext + +\text("ディアボリカの男たち") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +死んだ主を見て、男たちは息をのむ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「混沌を御せぬものに + ウィンガの信徒たる資格はない」 +\endtext + +\text +彼女が信奉するラスファ教。 +\endtext + +\text +それはここキロス地方で信仰されている +ウィンガ教のもとになった宗教である。 +\endtext + +\text +ゆえにラスファから派生した +ウィンガの教義も、そう差異はない。 +\endtext + +\text +混沌に属するものの滅殺。 +\endtext + +\text +安定と平穏の維持こそが +ラスファとウィンガの法である。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「貴様らは逃亡を企てた奴隷として、 + この先のカザトリアの町の支配者に + 引き渡す」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「さぁ、鎖を巻いたなら前を歩け。 + 生きて朝日を浴びたいのなら、 + 逃げようなどと考えないことだ」 +\endtext + +\text +ジャラジャラと、 +重い鎖の音を響かせて歩く奴隷たち。 +\endtext + +\text +その鎖の一端をつかみ、 +ジェシカは祈りを唱える。 +\endtext + +\text +今日より明日が、平穏でありますように。 +\endtext + +\text +明日よりいつかが、安らかでありますように。 +\endtext + +\text +鎖という名の法と、 +武器という名の畏怖をその手にしながら。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..9ec9494 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_02.txt @@ -0,0 +1,616 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_02") + +\text +カザトリアに入ったジェシカは、 +宿を探して歩いている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(……すでに魔王軍がこの街を占拠していた + とはね。道理で道中、魔物の数が多いはず + だわ) +\endtext + +\text +ジェシカは、この街に足を踏み入れた時の +ことを思い出す。 +\endtext + +\text +特に身元を改められるわけでもなく、 +門番は奴隷を連れたジェシカを受け入れた。 +\endtext + +\text +衛兵の詰め所に行き、訳を話して奴隷を +引き渡したのが、2時間前だ。 +\endtext + +\text +それから情報収集を兼ねて +街のあちこちを歩いているが、 +街は平穏そのものだ。 +\endtext + +\text +瓦礫が崩れていたりと、所々戦いの跡は +残っているものの、 +戦争のあと特有の悲壮感がまるでない。 +\endtext + +\text +商人は元気に声を上げて呼び込みをし、 +町娘は買い物袋を提げて歩いている。 +\endtext + +\text +驚いたのは、 +その中に子供が混じっていることだ。 +\endtext + +\text +巡回している魔物を怖がりもせず、 +駆け回って遊んでいる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(この街が魔王軍によって占拠されて、 + 1週間以上は経っているらしいが……) +\endtext + +\text +それでも、この明るさは異常だ。 +\endtext + +\text +住人いわく、魔王軍は飢えていた住人に +食料を配給し、守備隊を創設し、 +治安を回復させたのだという。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「軍の物資を住民に分け与える……か。 + なるほどね。人心をつかむには、 + 最も手っ取り早くていい方法だわ」 +\endtext + +\text +ジェシカは魔王軍の手腕に感心しながら、 +宿を求めて中央広場近くの酒場に入った。 +\endtext + +\text +店内は人でごった返し、 +中には魔物の姿もちらほらと見受けられる。 +\endtext + +\text +人と魔物が一つのテーブルに付き、 +酒を飲みかわしている光景は +ついぞ見たことがない。 +\endtext + +\text +ラスファの司祭、執行者としては +大変好ましくない状況だ。 +\endtext + +\text +魔物は混沌の象徴だ。 +\endtext + +\text +理性なく暴力を振るい、人々の安寧を妨げる。 +\endtext + +\text +魔物に対する嫌悪感が、 +ゾワリと背筋を這い伝う。 +\endtext + +\text +しかし……ジェシカはそれらを視界から外し、 +カウンターへと歩いていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(なんなのよ、ここは……) +\endtext + +\text +ジェシカは涼しい顔を浮かべながらも、 +内心では困惑していた。 +\endtext + +\text +魔物が人と酒を酌み交わしている。 +\endtext + +\text +人語を解すものもいて、 +会話をしている者すらいる。 +\endtext + +\text +ここには、混沌はない。 +\endtext + +\text +あるはずのものがない。 +\endtext + +\text +胸に提げた聖印を掲げる大義名分が、 +どこにもない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ミルクをいただけるかしら」 +\endtext + +\text("バーテンダー") +「あ? ここは酒場だぞ? + こんなところにミルクなんか……」 +\endtext + +\text +グラスを拭いていた男が、 +ジロリとジェシカを睨みつけた。 +\endtext + +\text +しかし彼女が胸から提げた聖印を見て、 +顔色を変え、出かかっていた言葉も +飲み込んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ないのなら別にいいわ。 + 代わりに宿を手配してちょうだい」 +\endtext + +\text("バーテンダー") +「は、はい。あの、ミルクはないんですが、 + 水ならありますので、これをどうぞ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あらありがとう」 +\endtext + +\text("バーテンダー") +「こ、こちらが部屋のカギになります。 + 御代は出られる時で結構ですので……」 +\endtext + +\text +男からカギを受け取ると、ジェシカは +グラスに注がれた水をコクンと一口飲んだ。 +\endtext + +\text +雪の舞う地域とはいえ、 +1日中歩き通した身体は、乾ききっていた。 +\endtext + +\text +冷たい水が、身体に染み渡る。 +\endtext + +\text("???") +「ラスファの司祭とは珍しいな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「?」 +\endtext + +\text +突然後ろから声をかけられたかと思うと、 +次の瞬間には、その声の主は +ジェシカの隣に座っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「マスター、いつものやつ頼む」 +\endtext + +\text("バーテンダー") +「は、はい。かしこまりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちにはウィンガの連中しか + いないと思っていたが」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「よく私がラスファの司祭だって + わかったわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっき街で偶然見かけてな。 + 追いかけてきた」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふぅん、そう。ウィンガも元をたどれば + ラスファに行きつくのよ」 +\endtext + +\text +ジェシカは水をお替りし、 +今度は少しずつ飲み始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ初耳だ。宗教には疎いもんでな。 + それで、ラスファの司祭が + こんなところに何の用だ?」 +\endtext + +\text +みたところ、この男もディアボリカのようだ。 +\endtext + +\text +ラスファはその教義の関係で、 +混沌を好む性質のあるディアボリカからは +敵視されることが多い。 +\endtext + +\text +この酒場にいるディアボリカの男たちからも、 +先ほどから険しい視線を向けられている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひょっとして私、襲われちゃうのかしら」 +\endtext + +\text +クスリと笑みを浮かべながら、 +ジェシカが比較的大きな声でそう言った。 +\endtext + +\text +するとそれを聞いたディアボリカの男たち +数名が、ビクッと身体をこわばらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここでそんなことはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、確かにそういうのも嫌いじゃない + が……おまえに話しかけたのは、合法的に + おまえを抱くためだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あなた、 + 頭のネジが緩んでるって言われない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「全くないな。そんなことを思われて + いるのだとしたら、誠に遺憾だ」 +\endtext + +\text +軽薄な、どこにでもいる男。 +\endtext + +\text +ジェシカのカイムに対する印象は、 +それだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そういえば、私が何の用事でここに来たか、 + 言ってなかったわね」 +\endtext + +\text +だからさっさと話を終えようと、 +とっておきの言葉を口にする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「この先のデンフロスクの街にある + ウィンガの教会の連中がね、ラスファに + 泣きついてきたのよ。助けてくれって」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それで、執行者である私が + 派遣されてきたってわけ」 +\endtext + +\text("バーテンダー") +「しっ……執行者……」 +\endtext + +\text +聞き耳を立てていたのだろう、バーテンダー +が手にしたグラスを落としそうになる。 +\endtext + +\text +執行者と聞けば、たいていの者は +そういう反応をする。 +\endtext + +\text +それで軽薄なナンパ野郎なら、 +100%の確率ですごすごと逃げていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ということは……目的は + 魔王軍の討伐といったところか」 +\endtext + +\text +しかし、目の前のディアボリカの男は +顔色一つ変えない。 +\endtext + +\text("カイム") +「執行者のことは知ってるが、いくらおまえ + の腕が立つと言っても、魔王軍を相手取る + には分が悪いんじゃないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王軍をそこいらの軍と同列に見ないほう + がいい、と警告しておこう」 +\endtext + +\text +見た目からは判断がつかなかったが、 +どうやらただの軽薄な優男ではないらしい。 +\endtext + +\text +ジェシカは目の前で笑う男の認識を改めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はジェシカ。ラスファ教司祭にして、 + 執行者」 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカか、いい名前だ。 + 俺はカイム。魔王軍の頂点で勃つ男だ」 +\endtext + +\text +カイムが手を差し出し、 +ジェシカもそれに応じる。 +\endtext + +\text +話が本当なら敵と味方同士だが、 +不思議と嫌な感じはない。 +\endtext + +\text +むしろすがすがしくて、 +気持ちのいい男だと思った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それで、その魔王軍のリーダーである + カイム様がこんな酒場で何をしてるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「迷宮暮らしもなかなか退屈でな。 + いい女を求めて街に繰り出したところ、 + こうして見事目的を達成したというわけだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あらそう、それはよかったわね。 + でもあなたが本当に魔王だとしたら、 + 私とあなたは敵同士よ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いい仲になりたくても、 + 到底無理ってものじゃないかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配ご無用。俺はいい女は殺さんからな。 + とらえて凌辱の限りを尽くし、 + 最終的には俺のモノにしてみせるさ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……そう簡単に行くかしらね。 + 言っておくけど、私、強いわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう女を跪かせて、 + 屈服させるのがいいのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから強くていい女はいつだって大歓迎だ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、やっぱりあなたの頭、おかしいわ。 + ネジがごっそり抜け落ちちゃってるみたい」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でも、頭がおかしいのは私も一緒」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「今だって私ね、 + この場にいるディアボリカと魔物どもを + 殺したくって、うずうずしてるの」 +\endtext + +\text +ザワッと、酒場の空気が一変する。 +\endtext + +\text +ジェシカの身体から放たれる殺気が、 +酒場を一瞬のうちに満たしていく。 +\endtext + +\text +ジェシカは微笑みを浮かべながらも、 +その瞳は剣呑な輝きを放っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「もちろん、あなたのことも、 + 殺したくってたまらないわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でも残念ながら、殺すことができないの。 + あなたが私に襲いかかってくれれば、 + 心置きなく浄化できるんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +ジェシカの凄味のある言葉、そして表情に、 +カイムは鳥肌を立てていた。 +\endtext + +\text +しかし次の瞬間、カイムの口元が緩む。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……はーっはっはっはっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら、 + 冗談を言ってるつもりはないんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんすまん。わかっている。 + おまえの殺気は本物だ。やろうと思えば、 + 確かに俺以外の奴らは殺せるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「笑ったのは、うれしかったからだ。 + おまえは間違いなくいい女だ。 + 絶対に欲しい……必ず手に入れてやろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私に勝てたら、ね。 + そのときは改めて考えてあげるわ」 +\endtext + +\text +ジェシカが笑ったとき、 +酒場に一人の少女が現れた。 +\endtext + +\text +その少女はカイムを見つけるや否や、 +人込みをかき分け……いや、勝手に開いた +人の道を通ってやってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「見つけましたよカイム様! + また軍議を抜け出して、こんなところで + 油を売って……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これで何度目だと思ってるんですか。 + いい加減にしてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「言い訳はしない。 + 見つかったからには、素直に帰ろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、少しは悪びれてくださいよ~!」 +\endtext + +\text +少女はカイムの手を引き、酒場を出ていこう +とする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではな、ジェシカ。 + また会おう」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぁ、笑ってもらえなかったんだが、 + 頂点で勃つって、分かりにくいか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりたくないです、そんなの」 +\endtext + +\text +バタンッと扉が閉まり、静寂が酒場に満ちる。 +\endtext + +\text +少女に対する酒場の連中の反応。 +\endtext + +\text +その少女が見せたカイムへの反応。 +\endtext + +\text +それらから判断するに……冗談だと思って +いたあの男の言葉は、本物ということになる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「へぇ、あれが魔王カイム……か」 +\endtext + +\text +ジェシカは魔物たちを虐殺し、 +カイムを追い詰め、命を奪う光景を +思い浮かべる。 +\endtext + +\text +グラスに半分ほど残った水を一気にあおり、 +喉を鳴らして飲み干す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「思っていたより、楽しめそうね」 +\endtext + +\text +聖職者とは思えない妖艶な微笑みを浮かべ、 +ジェシカは唇を舐めたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..9d3a0a0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_03.txt @@ -0,0 +1,214 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_03") + +\text +デンフロスクに到着したジェシカは、 +教会へと向かった。 +\endtext + +\text +聖印を掲げ、ラスファの執行者であると +告げると、彼女は礼拝堂へと通された。 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「これはこれは、 + 遠いところを、よくおいでくださいました」 +\endtext + +\text +そこで待っていたのは、 +ウィンガ教の司祭たちだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いえ、これも神徒としての務めですから」 +\endtext + +\text +ジェシカは挨拶もそこそこに、 +司祭たちを足元から頭まで、 +値踏みするように見つめた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ここに来るまでの道すがら、 + ろくに食べるものもなく飢えた民たちを + 多く見かけました」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……その点、あなた方はずいぶんと + よい食事をとっておられるご様子」 +\endtext + +\text +ジェシカの言葉を皮肉ととり、 +司祭たちはあわてた様子を見せる。 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁ、いえ。別に非難をしているわけでは + ないのですよ?」 +\endtext + +\text +慌てふためく様子を充分に見た後で、 +ジェシカは微笑みながら言葉を足した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「我々は神の御言葉、御意志を民に伝える + 選ばれし大切な存在」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そんな我々が民草とともに苦しんでいては、 + 彼らに満足に神の御心を伝えることも + できません」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ですから、むしろ安心しているのですよ。 + ご健康でいらっしゃる司祭殿を見ることが + できて」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「そ、そうでしたか。 + ご心配いただき、感謝いたします」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ところで、ここに来るまでの間、魔王軍に + 占拠された町や村々を多く見かけました」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「現在の戦況は、いかがですか?」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「は、はい、それなのですが……」 +\endtext + +\text +司祭は地図を持ってこさせ、 +それを広げて説明を始める。 +\endtext + +\text +その説明によれば、魔王軍はカザトリアを +拠点にし、今にもこのデンフロスクに +迫らんとしているらしい。 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「我々キロス軍は雪上での戦いには慣れて + いるものの、迷宮内での戦いにはいささか + 不慣れと言わざるを得ません」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「敵は地の利を生かし、わがキロス軍を + 苦しめております」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「そこで魔物退治の専門家でいらっしゃる + ラスファの執行者、ジェシカ司祭に + お越しいただいたというわけです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なるほど、状況はわかりました。 + 追従させる兵の人選は私が行っても?」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「それはもう。我々キロス教会が可能な限り + バックアップさせていただきます」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「必要なものがあれば、いつでも + おっしゃっていただければと存じます」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「では寝所と食料、あとはこの地域一帯での + 独立行動の許可をいただけますかしら」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「は、それにつきましてはラスファ教団より + 事前に要請がありましたので、すでに + 許可証を発行させていただいております」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お仕事が早くて助かりますわ。 + それでは私はこれで」 +\endtext + +\text +ジェシカは許可証を受け取ると、踵を返す。 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「あの、食事の用意をさせていただいて + おりますが……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ありがとうございます。ですが今日の + うちに兵の人選を終わらせておきたいので。 + これにて失礼いたしますわ」 +\endtext + +\text("ウィンガ教司祭") +「おお、なんとも頼もしい……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「戦は私にお任せを。あなた方は + これまで通り、街を治めてくださいませ」 +\endtext + +\text +ジェシカは司祭たちにそう言葉をかけ、 +教会を後にした。 +\endtext + +\text +教会を出たところで、 +ジェシカはフウッとため息をつく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんな安っぽい言葉で納得するなんて、 + ウィンガの連中もたかが知れてるわね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……まぁ、せいぜい今のうちに肥え太って + おくことね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「この戦いが終わったら、審問にかけて + 牢獄にぶち込んであげるから」 +\endtext + +\text +そういって、 +ジェシカは兵の詰め所へと歩いていく。 +\endtext + +\text +一度はやんでいた雪が、 +また激しくなり始めている。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..dbc77e4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_04.txt @@ -0,0 +1,74 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_04") + +\text +吹雪の中、ジェシカは大きく口をあけた +迷宮の入り口に立った。 +\endtext + +\text +奥からは、血と鉄さび、そして魔物の体臭が +入り混じった悪臭が漂ってくる。 +\endtext + +\text +背後に控える兵たちは、 +一様に緊張した面持ちで突撃開始の合図を +待っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こんなに強烈で汚らわしいにおい…… + 本当に久しぶりだわ」 +\endtext + +\text +スウッと、 +胸いっぱいに迷宮奥からの悪臭を吸い込む。 +\endtext + +\text +魔物たちへの嫌悪感、憎しみ、殺意。 +\endtext + +\text +それらが彼女の身体から、 +心から、恐怖という感情を消し去っていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、待ってなさい、魔王カイム。 + 最高にみじめで無残な殺し方を + してあげるわ……ふふっ」 +\endtext + +\text +獲物のアーバレストに矢を装填する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「総員、抜剣」 +\endtext + +\text("兵士たち") +「うぉぉぉぉおおおおおっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカがそう命じると、 +雄たけびとともに兵たちが剣を引き抜いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それじゃあ、討伐開始。焦らなくていいわ。 + ゆっくりゆっくり、じわじわと魔物たちを + なぶり殺してあげましょう」 +\endtext + +\text +ジェシカが兵たちを伴い、 +迷宮へと足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +雪の激しい、朝方のことである。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..ccdfbb1 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_11.txt @@ -0,0 +1,1253 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_11") + +\text +戦いに負け、囚われたジェシカは +手足を縛られて玉座の間へ連れて来られた。 +\endtext + +\text +カイムは玉座に腰かけ、 +ふんぞり返りながら彼女を迎えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、ジェシカ。また会えたな」 +\endtext + +\text +カイムは玉座から降り、コツコツと靴音を +響かせながらジェシカへと近づいていく。 +\endtext + +\text +リズベルが制止しようとしてもカイム +は意に介さず、手を伸ばせば届くほどの +距離まで近づいた。 +\endtext + +\text +そんなカイムに、 +殺意のこもった眼が向けられる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「さっさと殺しなさい、魔王」 +\endtext + +\text +嘲りを含んだ笑み。 +\endtext + +\text +瞳の奥には、 +並々ならない憎悪の念が見て取れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ひとつ、どうしても聞きたかったのだが、 + なぜおまえは司祭なんてしてるんだ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「神の遣いに対してする質問じゃないわね。 + いいからさっさと殺しなさい」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それとも、拷問の限りを尽くして + 苦しめた後に殺すのが魔王軍のやり方?」 +\endtext + +\text("カイム") +「必要とあらばそうするが、 + お前に対してそんな気はおきんな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、ピラッとジェシカの +長いスカートをめくった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……なるほど、拷問するより、 + 辱めるのがお好みってわけね」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? + 俺は気に入った女は凌辱の限りを尽くして + 無理やりにでも手に入れると」 +\endtext + +\text +カイムはおもむろに、パンストに包まれた +ジェシカの大きな尻に顔をうずめる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ……あっ、ふっ……。 + す、好きにすればいいわ」 +\endtext + +\text +ジェシカはピクンッと身体を震わせるも、 +取り立てて抵抗はしなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「意外だな。 + もっと抵抗すると思っていたが」 +\endtext + +\text +カイムは布地の上からジェシカの股間を +舐める。 +\endtext + +\text +汗を含んで湿り気を帯びた生地は、 +ほんのりと塩の味がした。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「戦場で負けた女が犯されるなんて、 + よくある話だわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……別に騒ぐほどのことじゃないわよ」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムから視線をそらし、 +吐き捨てるようにそういった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな」 +\endtext + +\text +その言葉と態度から、何となくジェシカの +過去を窺い知ったカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ということは、処女じゃないのか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「残念だったわね。犯す気がなくなったなら + 殺してもいいのよ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私としては、犯されて慰み者になるより、 + 殺されて屍を晒すほうがよっぽどましだわ」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムを睨み続ける。 +\endtext + +\text +しかしジェシカのそんな視線と言葉を、 +カイムは飄々と受け流す。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を見くびってもらっては困るな。 + 俺は処女も非処女も分け隔てなく愛でる + 男だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度も言うが、お前はいい女だ。 + 必ず俺のものにしてみせる」 +\endtext + +\text +そういって、パンストを破り、 +下着をずらした。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「くっ……」 +\endtext + +\text +さすがのジェシカも、 +股間をあらわにされて動揺する。 +\endtext + +\text +同時に歯噛みし、その屈辱に耐える。 +\endtext + +\text("カイム") +「安産型の、実にいい尻だ。 + 触ってもいいか?」 +\endtext + +\text +そう尋ねたカイムだが、 +ジェシカの返事より先に、 +指を秘裂に伸ばしていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あふっ、あっ……誰が触っていいと…… + んっ、ああっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは腰をくねらせ、 +指から逃げようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムはその都度腕を伸ばし、 +絶えず股間を刺激し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、好きにしていいと言われていたのを + 思い出してな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、もうすでに濡れてるな。 + 指が入っていくぞ?」 +\endtext + +\text +ズプッ、ズプズプッと、 +膣穴にカイムの指が入っていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、ふっ……んっ、んぅぅううっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは唇を噛みながら、 +その刺激に耐える。 +\endtext + +\text +しかしカイムの指は無遠慮に根元まで +入り込み、敏感な粘膜をひっかく。 +\endtext + +\text("カイム") +「どんどん濡れてくるぞ。 + 神の遣いもこうされると感じるんだな。 + それとも自分で触ったりするのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「さ、最低な質問ね……。 + デリカシーがないって言われない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度か言われたことはあるが、 + 気にしたことは無い」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふ、ふん……。 + ほんと、さ、最低……だわ……」 +\endtext + +\text +その後もクチュクチュグチャグチャと、 +動けないのをいいことにカイムは +ジェシカの股間を弄り回した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ…… + い、いつまで、触る気、なのよ……」 +\endtext + +\text +ついにはトロリと、股間を伝い落ちる愛液。 +\endtext + +\text +膣穴は愛液でドロドロになり、 +3本の指を簡単に飲み込んでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、これはすごいな……。 + 相当欲求不満だったようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のマ●コが、 + 真っ白い本気汁でドロドロだぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、黙りなさい……。 + だまりっなさっ……あっ、あふぅっ!?」 +\endtext + +\text +指がグチュリッと、膣壁を強くひっかく。 +\endtext + +\text +ジェシカの腰がビクンッと跳ね、声が裏返る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「かはっ、ハァ、ハァッ……。 + わ、私をそれで辱めてるつもり + でしょうけど……そんなことで私は……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、うっ、んんっ!? + んぐっ、ふっ……ふぅっ、んんんっ!?」 +\endtext + +\text +何度も何度も、 +無防備な膣穴を指でえぐるカイム。 +\endtext + +\text +その一方でジェシカは +何度も何度も愛液を滴らせ、嬌声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ラスファ教の執行者が感じているところを、 + おまえたちもよく見ておくんだぞ」 +\endtext + +\text +カイムは手下の魔物たちにそう言い、笑う。 +\endtext + +\text +そこでようやく、ジェシカは気づく。 +\endtext + +\text +ここが、玉座の間であることを。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ……悪趣味、ね……。 + ほんとに、最低……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、こうやって、 + 何人の女を今までに犯してきたのかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、さてな。 + それはともかくそろそろ入れてやらないと + マ●コがかわいそうだ」 +\endtext + +\text +カイムは白い本気汁まみれになった膣穴から +ニュルッと指を引き抜いた。 +\endtext + +\text +そして代わりに +硬く勃起した肉棒を突きつける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「っ!?」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの肉棒のあまりの太さに、 +一瞬目を見開く。 +\endtext + +\text +しかし動揺を悟られまいと、 +すぐさまカイムをにらみあげる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「す、好きにすればいいわ。 + でも、後で必ず……殺すから」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私を殺さなかったこと、絶対に後悔……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「させてやっ…… + あっ、んぁぁぁぁああああっ!」 +\endtext + +\text +ジェシカの言葉が終わるのを待たず、 +カイムは肉棒をねじ込んだ。 +\endtext + +\text +いや、ねじ込んだというよりも、 +滑り込ませたという表現のほうが正しい。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ、くっ……あぐっ、あふぅっ!? + ふ、ふとっ……いっ、んっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +肉棒を突きこまれ、 +その快感に歯を食いしばって耐えるジェシカ。 +\endtext + +\text +神に仕える者として、 +当然のことながら禁欲的な生活を送っていた。 +\endtext + +\text +自分で慰める事もしてこなかったジェシカに、 +この快感は激しすぎた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぎっ、んっ……あふっ……。 + はぁ、はぁっ……はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +しかし、ジェシカは持ち前の精神力で +快感を抑え込む。 +\endtext + +\text +指よりもはるかに太く硬い肉棒に膣粘膜を +えぐられても、必死に声を押し殺して耐える。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふ、ふん……た、たいしたことない、わね。 + この程度で私をモノにできると思ったら、 + 大間違いだわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そうでなくては、面白くない。 + うぐっ、しかし……これはっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの膣穴で肉棒を出し入れしている +カイムだが、その表情がこわばる。 +\endtext + +\text +ジェシカの膣穴は処女でないぶん、 +確かに締まりの良さではほかの女に劣る。 +\endtext + +\text +しかしそれを補って余りあるほど、 +膣粘膜が肉棒に絡みついてくる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、どうしたの? + 私をモノにするんじゃなかったのかしら?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ、あっ、んっ……所詮は口だけ、ね。 + あなた程度の男なんて、道端に吐いて + 捨てるほど、い、いるわよ……」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムに辛辣な言葉を投げる。 +\endtext + +\text +その言葉に、周りの魔物たちが殺気立つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、くぅっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえを犯すのが楽しみ過ぎて日課の + オナニーをしなかったことが、ここにきて + 響いてくるとは……っ!!」 +\endtext + +\text +カイムは苦しげに言葉を吐く。 +\endtext + +\text +肉棒も膣内でビクビクと跳ね、 +今にも射精しそうになっている。 +\endtext + +\text +その一方で、ジェシカは感じてはいるものの、 +その表情からは余裕が感じ取れる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「が、我慢せずに出したら? + 苦しいんでしょ? + と、特別に私の中に出させてあげるわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お、女一人イカせることもできない + チ●ポに中出しされたって、 + ぜったい孕むわけないものね」 +\endtext + +\text +ジェシカは笑いながら、 +自分から膣穴をキュッと締め上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ!?」 +\endtext + +\text +それがとどめとなり、カイムはジェシカの +目論見通りに射精してしまった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスクスッ♪ んっ、あっ……あふっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅっ、この俺が……まさかこんなっ……」 +\endtext + +\text +カイムの意思に反し、 +精液が搾り取られていく。 +\endtext + +\text +ジェシカは司祭とは思えないほどに +妖艶な微笑みを浮かべ、腰をくねらせている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「大きいだけのチ●ポなんて、 + 何の役にも立たないわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そんなのついてても意味がないから、 + さっさと切り落としたら?」 +\endtext + +\text +ジェシカの挑発は止まらない。 +\endtext + +\text +魔物たちは血走った目でジェシカを +睨んでいて、今にも飛びかかりかねない。 +\endtext + +\text +さすがのジェシカも圧倒的な数の魔物に +囲まれ、命の危険を感じている。 +\endtext + +\text +しかしジェシカはそれに気圧されることなく、 +鋭い視線で魔物たちをけん制する。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ落ち着け。この女は俺のものだ。 + 勝手に殺すことは許さんぞ」 +\endtext + +\text +一触即発の空気を変えたのは、 +カイムだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら、まだいたの?」 +\endtext + +\text +膣穴から肉棒を取り出し、カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当たり前だ。 + 俺はお前に言ったはずだ。 + 凌辱の限りを尽くすと」 +\endtext + +\text +そういって、 +今度は肉棒をジェシカの肛門へと突きつけた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……ふ、ふぅん……? + 前で私を落とせないと知って、 + 今度は後ろというわけね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いかにも馬鹿が考えそうな安直な発想だわ。 + やりたければやれば?」 +\endtext + +\text +ジェシカはフフンとせせら笑いを浮かべる。 +\endtext + +\text +しかしカイムは見抜いていた。 +\endtext + +\text +それがジェシカの強がりだということを。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやらこっちの穴も経験済みのようだな。 + だが俺には分かるぞ」 +\endtext + +\text +幻像石を何十年にもわたって鑑賞し、 +妄想の中で女を抱き続けてきたカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いくらお前が強がろうが、 + ケツ穴を犯されて平然としていられる女 + など存在しない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、強い女ほどケツ穴に弱いと + 相場は決まっているのだっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは根拠のない持論を振りかざし、 +ジェシカの肛門に肉棒を滑りこませた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ!? + んぎっ……ひっ、あぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +愛液に濡れた肉棒がニュルンッと +肛門に入った途端、ビクビクンッと +ジェシカの身体が痙攣した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ゛っ……あふっ、んっ、あっ……」 +\endtext + +\text +熱いジェシカの肛門。 +\endtext + +\text +経験があるというのは本当らしく、 +程よく肉棒を締めつけてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「もしかして、 + 入れられただけでイッたのか?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +ジェシカはブンブンと首を横に振る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ち、ちがうっ…… + そんなことなっ……ひっ!?」 +\endtext + +\text +ズルルルッと、肉棒を引き抜いていく。 +\endtext + +\text +するとジェシカの身体は再度大きく跳ねる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「うっ、あっ、あぁっ!! + やめっ……それ、やめっ……あふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう?」 +\endtext + +\text +カイムは自分の理論の正しさを確信し、 +ニヤリと笑う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私は……ラスファ教の、司祭……。 + 執行者として、魔物たちを…… + 浄化するのが、私の、私のっ……」 +\endtext + +\text +突然ジェシカは +聞かれてもいないことを口にし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「快感を頭から追い出そうとしても + 無駄だぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度でもいうが、俺は気に入った女が + 自分のものになるまで、徹底的に犯し抜く」 +\endtext + +\text("カイム") +「泣こうが、わめこうが、 + 調教の限りを尽くし、心をへし折る」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、見せてもらおうか。 + 強く誇り高い執行者様が、ケツ穴犯されて + 無様に絶頂する瞬間を……っ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、激しく腰を振り始めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あ゛っ、んぁぁぁぁああああっ!! + だめっ、やめっ、あぎっ、ひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text +膣穴を犯していた時とは打って変わり、 +荒々しく肉棒を出し入れするカイム。 +\endtext + +\text +強引に肛門をこじ開けられ、かき回される +ジェシカは、髪を振り乱して +快感に耐えようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、無駄なことだ。 + この俺の手にかかって堕ちなかった女は + いないのだからなっ!!」 +\endtext + +\text +優位に立ったとわかるや、強気を取り戻す +カイム。 +\endtext + +\text +大きな尻を鷲掴みにして、バックから +犬のように腰を打ち付ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひっ、んあっ、あはぁぁああっ!! + だめっ、あっ、んんっ! お尻がっ、 + あぁっ!! 焼けちゃっ……うっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のケツ穴は相当使い込まれてるな。 + いったいどこの誰に仕込まれたんだ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、んなことっ……あなたには + 関係なっ……あひぃっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「教会の肥え太った豚相手にも + 股を開いたりしてるのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「するわけ、なっ……んぁぁああっ!! + こ、殺すっ!! 殺してやるからっ!! + 絶対に、殺してやるからぁっ!!」 +\endtext + +\text +それまでの余裕は消え去り、 +ジェシカは瞳に憎悪をたたえ、叫んでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははっ、いいぞいいぞっ! + もっと憎めっ、もっと恨めっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが必ずお前は俺のものにするっ!! + その強靭な心をへし折り、 + 屈服させてやるからなっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私はっ……あなたにはっ、 + 負けなっ、いっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「魔物なんかにっ、 + ディアボリカなんかにっ!! + 絶対まけたり、しなっ……んぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +普段は落ち着いた物腰のジェシカ。 +\endtext + +\text +しかし犯され、感じさせられている今、 +ジェシカの目には涙がにじんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + その心の中の憎悪……相当のものだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いったい何がお前にそうさせるのか、 + 知りたくなってきたぞ」 +\endtext + +\text +カイムは鋭く肛門を突く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃぃぃいいいっ!! + やめっ、んぎっ、んっ、あーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビクビクッとジェシカの身体が痙攣し、 +肛門がキュンッと締まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「イキそうなのか? + クククッ、イッていいぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もおまえのケツ穴の中に + たっぷりと中出ししてやるからな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「やめてっ! 出さないでっ!! + お尻はっ、お尻はいやっ……あっ!?」 +\endtext + +\text +拘束された手足に、ギリリッと力がこもる。 +\endtext + +\text +しかし食い込んだロープは切れることなく、 +彼女を拘束し続ける。 +\endtext + +\text +逃げる手段も場所もないジェシカは、 +そのまま肛門を犯し抜かれ、 +ついに絶頂させられてしまう。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あーーーーーっ! だめっ!! + いやっ、いやぁぁぁぁぁあああああっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっひぁぁぁぁぁああああああっ!! + 殺してやるっ、殺してやるぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +これまで我慢し続けてきただけに、 +いざ本格的にアクメしてしまったいま、 +その反動が大きく襲いかかってくる。 +\endtext + +\text +直腸にたっぷりと精液を流し込まれながら、 +ジェシカは涎を垂らしてあえいでいる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お尻っ、にっ……入って、あぁっ!! + 中に精液がっ……またっ、入ってるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ出してやるからなっ! + ふはははははっ!!」 +\endtext + +\text +ようやくジェシカをアクメさせることができ、 +カイムは上機嫌で射精を続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「絶対に、浄化、してや、るっ……! + 必ず、必ずっ、私がっ……あひぃっ!?」 +\endtext + +\text +どれだけジェシカが相手を憎もうとも、 +怨嗟の言葉を吐こうとも、絶頂し、 +射精されているという現実は変わらない。 +\endtext + +\text +ジェシカは自分の惨めさに歯噛みしながら、 +アクメと射精の時間が終わるのを待ち続けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっあっ……あっ、はうっ……」 +\endtext + +\text +肛門から肉棒が引き抜かれ、 +数秒後に中出しされた精液があふれ出る。 +\endtext + +\text +教義で仇敵と定められた、憎むべき +ディアボリカ相手に絶頂させられ、 +屈辱に顔をゆがめるジェシカ。 +\endtext + +\text +周りの魔物たちからは、 +嘲りの言葉が投げかけられる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「くっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text +それを聞いたジェシカは、 +自由にならない身体に鞭打って +立ち上がろうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ出したらんな。 + 今度はこっちを使わせてもらうか」 +\endtext + +\text +しかし膣穴に肉棒をあてがわれ、 +身体から力が抜けてしまう。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ……あっ、ま、また?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、あふぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +無遠慮に入り込んでくる肉棒。 +\endtext + +\text +ジェシカは突然の快感に大声で喘いでしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツ穴といいマ●コといい、 + お前の肉穴は実に具合がいい」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひぅっ!? あっ、い、今……なんて……」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が、ビクンッと痙攣する。 +\endtext + +\text +カイムは激しく肉棒を出し入れし、 +笑いながら答えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の肉穴は具合がいいといったのだ。 + そら、もっと突いてやる。尻を突き出せ」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカの尻を手前に引き寄せ、 +腰を打ち付ける。 +\endtext + +\text +2度の射精を経ても萎えることのない +硬い肉棒が、ジェシカの子宮口を突き上げた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃっ!? あっ、あひっ…… + だめっ……こんなのっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの声に、甘いものが混じり始める。 +\endtext + +\text +嫌悪の感情ばかりをにじませていた表情にも、 +どこか艶っぽい色が混じる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ま、また私っ……こんなっ、あぁっ! + モノみたいに、扱われて……」 +\endtext + +\text +ジェシカの口から、弱々しい言葉が漏れる。 +\endtext + +\text +唇をかみしめ、快感を押し殺そうとするが、 +すぐに涎とともに吐息をつき、喘いでしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? 前にも大勢に犯されたことが + あるのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「し、しらなっ……あんっ! + あなたには、関係なっ、あっ、 + あふぁぁああっ!!!」 +\endtext + +\text +ズプッ、ズルルルルッと、 +愛液と精液とが混じりあった汁を掻き出し +ながら、肉棒は出入りする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + そういわれると余計に気になるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、まぁいい。 + 今はお前を俺のものにすることだけを + 考えよう」 +\endtext + +\text +ドロドロになった膣穴を、 +何度も激しく突くカイム。 +\endtext + +\text +突き上げるたびに、ジェシカの反応は +目に見えて大きくなっていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、あっ!! + だめっ、こんなのっ……また私っ、 + 犯されてっ、あっ……イッ……イッ、クッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、いいぞっ!! + 魔物どもの前で、無様にイキ顔を + 晒すがいいっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「い、いやっ……いやっ、いやぁっ!! + わ、私はもうっ、昔っ、みたいにっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「昔っ、みっ、みたいにぃっ!!!」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +ジェシカの身体が痙攣していく。 +\endtext + +\text +刻一刻と近づいてくる絶頂に +最後の最後まで抗おうとしている。 +\endtext + +\text +しかし、カイムの肉棒はそれを許さない。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も出すぞっ!! お前の身体を、 + 俺の精液で真っ白に染め上げてやるっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だめっ、いやぁぁぁあああっ! + イキたくないっ、私はもうっ…… + 犯されて感じる肉穴じゃないのぉぉおおっ」 +\endtext + +\text +ジェシカの悲鳴……嬌声が玉座の間に響いた。 +\endtext + +\text +……が、それだけだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ! いやぁぁぁあああっ! + だめっ、あひぁぁぁぁああああっ!!」 +\endtext + +\text +ニュルンッと引き抜かれた肉棒から、 +勢いよく精液が迸る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ちがっ、私っ……私、はっ……あぁんっ! + 感じてなっ、ひっ…… + イッてなんかっ、なっ……ひっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が、 +ビクンビクンッと跳ねている。 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、誰の目から見ても、 +アクメしていることがわかるほどだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、殺しっ、てっ……やるからっ!! + 私にこんなことっ、したっ、報いを…… + あひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ぜったい、受けさせて、 + やっ、やるからぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +絶頂しながらも、カイムたち魔王軍に対する +怒り、憎しみをぶつけ続けるジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、あ……あ……。カ、カイ……ム……」 +\endtext + +\text +全身精液まみれになりながら、 +カイムをにらんでいるジェシカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、まだそんな気力が残っているのか。 + クククッ、本当に素晴らしい女だな」 +\endtext + +\text +魔物の一人が近づいて、 +カイムに耳打ちをする。 +\endtext + +\text +ジェシカの危険性を訴え、今すぐに +殺したほうがいいと、その魔物は主張した。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは首を横に振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「殺すなどともったいないことを言うな。 + こんな危険な女だからこそ、 + 堕とし甲斐があるのではないか」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカを見下ろしながら笑う。 +\endtext + +\text +そんなカイムを、 +ジェシカは憎々しげに見上げるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..6737f91 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_12.txt @@ -0,0 +1,1220 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_12") + +\text +魔王軍に敗北を喫し、 +牢獄に囚われていたジェシカ。 +\endtext + +\text +しばらくして、 +突然ジェシカはカイムに呼び出された。 +\endtext + +\text +案内されたのは、カイムの寝室だった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いったい何の用かしら」 +\endtext + +\text +開口一番、ジェシカは挑発的な言葉を吐く。 +\endtext + +\text +その態度も、 +とても捕虜とは思えない尊大なものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、最近戦続きでな。 + 日課のオナニーもろくにできん毎日だ」 +\endtext + +\text +カイムはベッドに腰掛け、 +膝に肘をついてジェシカを見つめている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのせいで溜まっていてな。 + 寝付けんのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふぅん? + じゃあそのまま睡眠不足で死ねばいいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。お前がそう思う気持ちは + 理解できるが、できれば俺としては、 + それは回避したいわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、おまえを呼び出したのだが…… + どうやらご機嫌斜めのようだな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私を性欲のはけ口にしようって男に対して + 笑顔は作れないわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、まぁいい。 + さっそくだが奉仕してくれ」 +\endtext + +\text +カイムはズボンを下ろし、 +肉棒をあらわにした。 +\endtext + +\text +溜まっているというだけあって、 +すでにビンビンに勃起している。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、 + そのでかい胸でパイズリしてもらおうか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「嫌だと言ったらどうなるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は強引に押し倒すことになるな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほんと、最低のクズね」 +\endtext + +\text +ジェシカが吐き捨てると、 +カイムはクックッと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺としては、どちらでもいいのだがな。 + 武器がないうえに、外には俺の手下が + 控えている」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は俺の言うことを聞くしかないんだ。 + なにせ敗者なのだからな、お前は」 +\endtext + +\text +『戦うヒロイン征服もの』を誰よりも好む +カイムは、今のこの状況を心底楽しんでいる。 +\endtext + +\text +最近では『魔王になってよかった』と、 +誰彼かまわず言って回っているほどだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「分かったわ。 + 抵抗して無駄な体力も使いたくないし」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「抜いてあげればいいんでしょ?」 +\endtext + +\text +ジェシカは心の底から面倒くさそうに、 +短く嘆息した。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、頼むぞ。 + では、早くこっちに来てくれ」 +\endtext + +\text +カイムは手招きし、ジェシカを近づけさせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「その無防備さが、 + いつかあなたの首を絞めることになるわ」 +\endtext + +\text +ジェシカはそうつぶやきながら、 +命じられるままにカイムの足元に跪いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、めんどくさいわね。 + ほら、これでいいの?」 +\endtext + +\text +ジェシカは衣服をはだけさせると、 +大きな胸をあらわにした。 +\endtext + +\text +そして胸の谷間に、カイムの肉棒を挟んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、さすがは巨乳。俺のものを + しっかりと挟み込めるじゃないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルじゃこんなことはできないからな。 + 本当に、よく俺のもとに来てくれたな + ジェシカ。心の底から感謝するぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「何を言ってるの。 + 私はまだあなたのものになったつもりは + ないわよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いつか殺してあげるんだから。 + まぁ、せいぜい今のうちに人生楽しんで + おくことね」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、胸を揺する。 +\endtext + +\text +カイムに手ほどきを受けなくても、 +パイズリというものを正しく理解している。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、パイズリの仕方を知っている + 聖職者か」 +\endtext + +\text("カイム") +「世界広しと言えども、お前みたいなエロい + 聖職者はそうはいないんじゃないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……ほざいてなさい」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムから視線をそらし、 +ニチュニチュと肉棒を擦る。 +\endtext + +\text +うっすらと汗をかいている胸の谷間は、 +肉棒にぴったりと吸いつく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……さっさと出しなさいよ。 + 疲れるでしょ」 +\endtext + +\text +しばらく擦り続けたジェシカだが、 +一向に射精する気配がない。 +\endtext + +\text +痺れを切らしたジェシカは、 +屈辱に表情をゆがめながら睨む。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、舐めてもらおうか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……なんですって? あんまり調子に……」 +\endtext + +\text +ジェシカの殺意を込めた視線が +カイムを射抜く。 +\endtext + +\text +だが……。 +\endtext + +\text("カイム") +「舐めろと言ったんだ」 +\endtext + +\text +執行者の視線は、相手が並みの魔物であれば +それだけで恐怖を与えることができる。 +\endtext + +\text +しかし魔王であるカイムには、 +意味をなさなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を殺すんだろう? ならば今自分が + 殺されては都合が悪いんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の部下の中には、 + お前の死を望むものも少なからずいる」 +\endtext + +\text("カイム") +「拷問にかけられ、苦しみを与えられた末に + 殺されるのと、俺に奉仕し、再起を図る道、 + どちらがいい?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……それで、恩を売っているつもりなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけではない。 + 何度も言うが、俺は気に入った女は + なるべくならば手元に置いておきたいのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「悪趣味なコレクションね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが世の連中がもつ『魔王』のイメージ + にはピッタリじゃないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……わかったわ。舐めればいいんでしょ」 +\endtext + +\text +ジェシカは短く吐息をつくと、 +舌を出して肉棒を舐め始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、ジュルッ……んっ、ふっ……ふはぁ」 +\endtext + +\text +そそり立った肉棒の根元から先端までを、 +ジェシカの舌が這い上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞ。 + 敵である女にチ●ポを舐めさせる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これほどに支配欲を満たせるシチュが + 他にあるだろうか?」 +\endtext + +\text +カイムはこぶしをぎゅっと握り、力説をする。 +\endtext + +\text +しかし当のジェシカは、聞いていない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、レロ……レロ……ジュルルッ。 + はぁ、はぁ……こう無駄に大きいと、 + 舐めるのも一苦労だわ」 +\endtext + +\text +涎で濡らした舌で、肉棒を舐めあげていく。 +\endtext + +\text +そして肉竿が涎で濡れ光るようになったら、 +再び乳房でそれを挟む。 +\endtext + +\text +すると唾液が潤滑液となり、 +より滑らかに肉棒をしごくことが +できるようになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックッ、本当に手際がいいな。 + 今までも何十本、いや何百本としゃぶって + きたのだろうな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほんと、オナニーで鍛えてるだけあって、 + 妄想がお上手なのね」 +\endtext + +\text +ジェシカは皮肉を言いながら、奉仕を続ける。 +\endtext + +\text +肉竿を乳房でこすり、先端を舌で舐める。 +\endtext + +\text +その2段責めに遭い、 +肉棒は苦しげに震えはじめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ううっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「気持ちいい? ジュルルッ、レロレロ…… + ピチャ、ンチュッ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「我慢とかしないでさっさと出してくれる? + こんな夜中に呼び出されて、 + 私今すごく不機嫌なのよ」 +\endtext + +\text +そのままいつ噛みついてもおかしくない +表情で、ジェシカは肉棒を舐め続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、出るぞ、ジェシカ。 + 口をあけて、俺の精液を飲めっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ピチャ……はぁ、はいはい。 + 飲めばいいんでしょ、飲めば」 +\endtext + +\text +カイムを上目づかいに睨んだまま、 +ジェシカは舌先で亀頭をくすぐる。 +\endtext + +\text +豊かで柔らかな乳房が肉棒全体を +ニチュリと圧迫する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あふっ……あ、はふぁ……」 +\endtext + +\text +口をあけたまま、 +精液を顔で受け止めるジェシカ。 +\endtext + +\text +鈴口から飛び出した精液は、 +彼女の顔を白く染め上げていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、んっ、んんっ……」 +\endtext + +\text +そのうちの何発かが、 +ジェシカの口の中に飛び込む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あふっ……んっ、まだ、出るの? + 少しは遠慮……んっ、あはぁっ……」 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュクビュクッと、 +口の中を精液が満たしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ出すからな。吐くなよ? + 後でちゃんと飲み込むんだ」 +\endtext + +\text +ジェシカの顔に射精するたびに、 +満たされていく支配欲と優越感。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ、はふっ……こ、こんなに + 出されたら、口から、漏れちゃうわ……」 +\endtext + +\text +射精はその後もしばらく続き、 +口の中に入りきらなかった精液が、 +顎を伝って何滴も落ちていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よぅし、飲んでいいぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……んっ……ゴクッ、ゴクッ…… + ゴクッ……」 +\endtext + +\text +口の中の精液を、 +何度かに分けて飲み込むジェシカ。 +\endtext + +\text +口の中どころか、肺の中までが精液くさい。 +\endtext + +\text +きつい精臭に、ジェシカの頭がクラリとする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ……飲んだわ。 + これでもう、帰っていいかしら?」 +\endtext + +\text +わずかに頬を朱に染めるジェシカ。 +\endtext + +\text +立ち上がろうとする彼女を、カイムが止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何を言っている。年寄りじゃあるまいし、 + 俺が1回射精したくらいで + 満足するはずがないだろう」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカの頭をつかみ、 +強引に肉棒へと近づけ、フェラを強要した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ、くっ!?」 +\endtext + +\text +唾液まみれの肉棒を顔に押し付けられ、 +ジェシカは顔をゆがめる。 +\endtext + +\text +文句を言おうとしたジェシカだが、 +それより先にカイムが口を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうそう。 + そういえばお前の過去を少し調べたぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは驚き、目を見開く。 +\endtext + +\text +しかしすぐに眉根を寄せて、 +侮蔑の言葉を吐いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「女の過去を調べるなんて、 + ルール違反じゃない?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「気持ち悪いから + さっさと死んでくれないかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女のことは気になるからな。 + それにお前が話してくれないのだから + 仕方ないだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「時間はあまり取れなかったが、 + 金は湯水のように使って調べたぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルにはこっぴどく叱られたがな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そう……別に聞きたくないわ」 +\endtext + +\text +ジェシカは興味ないとばかりに、 +肉棒を舐め始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁそう言うな。 + 答え合わせを兼ねて聞いてもらう」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は十数年前、 + 魔物の巣に囚われていたらしいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこをラスファ教団によって救われた。 + それ以来、教団内で力をつけ、 + 数年前、執行者になった」 +\endtext + +\text("カイム") +「要約するとそんな感じだが、 + それで間違いないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルッ……だったら、 + なんだっていうの」 +\endtext + +\text +ジェシカがそれを認めると、 +カイムは感嘆の言葉を吐く。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、道理で神に仕えるもので + ありながら、ありえないほどエロく + 開発されているわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物の巣に囚われていたということは、 + さぞ魔物どもに犯されまくったのだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物たちの性欲処理用の肉穴にされながら、 + よく正気を保っていられたものだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「っ!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を聞いていたジェシカが、 +一瞬身体を小さく震わせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「魔王ってずいぶんとおしゃべりなのね。 + 口うるさい男は嫌われるわよ」 +\endtext + +\text +嫌悪感をむき出しにすること。 +\endtext + +\text +それが今のジェシカにできる精一杯の抵抗。 +\endtext + +\text +しかしそんな感情を歯牙にもかけず、 +カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは、嫌われようが関係無い。 + どうせこれから、堕ちるまで凌辱し尽くす + のだからな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ピチャ、チュルルッ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ……あなたって、本当に最低だわ」 +\endtext + +\text +何を言っても無駄とわかり、 +ジェシカは呆れ気味にため息をついた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ……んっ、ピチャ、ジュルルッ」 +\endtext + +\text +それからのジェシカは、 +無言で肉棒を舐め続ける。 +\endtext + +\text +乳房を交互に揺すり、 +谷間にうずもれた肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞジェシカ。 + お前もようやく興が乗ってきたか?」 +\endtext + +\text +涎を垂らしながら、嫌そうに、けれど +どこかおいしそうに肉棒を舐めるジェシカ。 +\endtext + +\text +乳首もいつの間にか勃起しており、 +彼女が興奮している事は誰の目から見ても +明らかだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……早く終わりにしたいだけよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その割には、 + 乳首が硬くなっているようだが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のぶっといチ●ポを前にして、 + 興奮してるんだろう?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、どこまでおめでたい頭をしてるの + かしら。興奮なんて、するわけないでしょ」 +\endtext + +\text +ジェシカはしかし、自分が興奮していると +いう事実を否定する。 +\endtext + +\text +顔はもとより、肉感的な身体は赤く染まり、 +浮き出る汗は珠のように輝いている。 +\endtext + +\text +ジェシカ自身は気づいてないのだろうが、 +カイムの目からは彼女が腰をくねらせている +のがよくわかる。 +\endtext + +\text +これでは、いくら興奮していないと言っても +まるで説得力が無い。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はやく……終わらせたいだけ……。 + はぁ、はぁ……ンチュッ、レロレロ……」 +\endtext + +\text +鈴口を舌先で舐め、精液と唾液とで滑りが +よくなった谷間で肉棒を擦り上げる。 +\endtext + +\text +膣穴とは全く違う快感が、 +肉棒を通してカイムの脳髄をとろかせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、まぁいい。 + お前がそういうなら、 + そういうことにしておいてやろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、早く出して……。 + あなたは座ってるだけで楽でしょうけど、 + こっちは疲れるんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではまた飲んでもらおうか。 + 言っておくが、お前に拒否権はないぞ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「レロ……ピチャ、わ、分かってるわよ……。 + い、いいからさっさと、出しなさいよ」 +\endtext + +\text +甘酸っぱいジェシカの汗のにおいが +立ち上ってくる。 +\endtext + +\text +それを嗅ぎながら、 +カイムは射精の欲求を高めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……出すぞ。 + 執行者の口の中に射精できる男は、 + 世の中でも俺くらいだろうな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、ジュルルッ、んはぁ、はぁ……。 + あ、オチ●ポが……ビクって……」 +\endtext + +\text +胸の谷間で肉棒がビクンッと跳ねた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ!? あっ、あふっ……んっ、んっ」 +\endtext + +\text +カイムが射精すると、 +それをジェシカが口で受け止める。 +\endtext + +\text +大きく開いた口の中に、 +次から次へと精液が飛び込んでいく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ、はっ、はふっ…… + ピチャピチャ……レロォ……」 +\endtext + +\text +射精している間も、ジェシカは舌を伸ばして +亀頭を舐め転がし続ける。 +\endtext + +\text +処女ではありえないテクニックに、 +カイムは一滴残らず射精させられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞっ! + さすがは巣で魔物どもの性欲処理を + させられていただけのことはある」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そんなの、嬉しくもなんとも……ないわよ。 + んっ、んあっ、はっ……」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text +やがて射精が終わるころには、 +ジェシカの口の中は白濁液で満たされていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、出した出した。 + おっと、まだ飲むなよ」 +\endtext + +\text +射精してすっきりしたカイムが、 +清々しい顔で下種な言葉を吐く。 +\endtext + +\text("カイム") +「口の中に溜めて、 + 俺の精液をしっかり味わうんだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ん、ううっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし飲んでいいぞ。 + しっかり味わって飲めよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、んくっ……ゴキュッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +粘ついたゼリー状の精液を、 +ジェシカは数度に分けて飲み下していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んはぁっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +すべて飲み終えたジェシカは、 +精液の匂いのする吐息をついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、うまかったか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……馬鹿じゃないの? + 精液なんて、おいしいわけがないでしょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? ほかの女はおいしいといって + 喜んで飲むんだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、おまえもいつか、尻を振りながら + ねだるようになる」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そうなるより先に、 + 私があなたを殺すけどね」 +\endtext + +\text +ジェシカは2度にわたり精液を飲まされても、 +気丈にカイムのことをにらみ続けている。 +\endtext + +\text +それほどに、魔物やディアボリカに対する +恨みが強いのだろう。 +\endtext + +\text +奉仕が終わり、 +ジェシカは乱れた着衣を直し、立ち上がる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁ、そうだわ……。あなたの言葉には、 + ひとつだけ訂正すべき点があるわ」 +\endtext + +\text +ベッドに座っているカイムが、 +今度はジェシカを見上げる形となる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、それはなんだ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あなたはよく私が正気でいられたな、 + みたいなことを言ったけど……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私が正気に見えるなら、 + あなたの目は節穴よ」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムを見下ろし、不敵に笑う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はね、もう狂っているの。 + 狂い続けているの」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私の1日は、悪夢から始まる。 + 魔物たちにモノのような扱いを受けて、 + 穴という穴を犯される夢」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いいえ、夢というより…… + 過去の記憶といったほうが正しいわね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いやというほど夢の中で犯され、そして + 悪意と憎しみを抱けるだけ抱いて、起きる」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「目覚めた私は、 + その憎しみを糧に、魔物を殺し続ける」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そして疲れたらまた眠って…… + 夢の中でまた犯されるのよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こんな状態で、正気なんか保てるはずが + ないわ」 +\endtext + +\text +冷静な声で、そうささやくジェシカ。 +\endtext + +\text +カイムはしばらく彼女の言葉をじっと聞き +続けていたが、やがてすっくと立ち上がる。 +\endtext + +\text +そしておもむろに……本当に不意打ち気味に、 +ジェシカの唇を奪った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「えっ? あぐっ、んっ、んむぅっ!?」 +\endtext + +\text +ジェシカは瞬間的に飛び退ろうとする。 +\endtext + +\text +しかし腰に手を回され、 +離れようにも離れられない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ、んんんんーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +そしてキスをしたまま、 +膣穴に指を入れられる。 +\endtext + +\text +グチュグチュッ、ブチュブチュッと、 +激しく、激しく、何度も好き勝手に +かき回される。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、やはり濡れているな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、膣穴から指を引き抜き、 +ジェシカのことも解放する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「な、なにを……するのよ……」 +\endtext + +\text +目の前で愛液のついた指を +糸引かせているカイム。 +\endtext + +\text +それを見て、ジェシカは混乱する。 +\endtext + +\text +カイムを前にして、初めて恐怖…… +いや、異質さを感じた。 +\endtext + +\text +行動が読めない。 +\endtext + +\text +次に何をするかわからない。 +\endtext + +\text +教会にいる肥え太った司祭はもとより、 +今までに出会ったどんな男や魔物とも違う、 +圧倒的な存在感を漂わせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「っ!? な、なに……かしら?」 +\endtext + +\text +カイムに見つめられ、 +ジェシカは本能的に身構える。 +\endtext + +\text +一刻も早く、この場を立ち去りたい。 +\endtext + +\text +しかしカイムの視線に魔力が込められている +かのごとく、動けない。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はおまえが狂っていようがいまいが、 + どうでもいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ますます気に入った。 + 絶対におまえを俺のものにするぞ。 + どんなに外道で、汚い手を使ってでもな」 +\endtext + +\text +そして笑う。 +\endtext + +\text +清々しいまでの笑顔を浮かべて、 +最低な言葉を吐く。 +\endtext + +\text +しかし今のジェシカは、 +それが冗談でないことを知っている。 +\endtext + +\text +カイムは本気でそう思っていて、 +思っているからには、それを必ず行動に移す。 +\endtext + +\text +ジェシカが今まで出会った敵の中で、 +間違いなく、カイムはもっとも性質が悪い。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あなた……何を言ってるの。 + 私があなたのものになるなんて、 + そんなことあるはずがないでしょ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私は魔物を憎んでる。 + そしてあなたはその魔物を束ねる魔王」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に憎んでいるのか?」 +\endtext + +\text +指についた愛液を舐めながら、 +カイムが尋ねた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……え?」 +\endtext + +\text +意外な言葉を投げかけられ、 +ジェシカはすぐには意味が理解できなかった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「当たり前でしょ? 魔物が私にしてきた + ことを考えれば、憎んで当然だわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、そうか。 + ふむ、まあいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そんな下らんこだわりなどは、 + すぐに忘れさせてやる。 + そして俺のものにしてやるぞ、ジェシカ」 +\endtext + +\text +カイムは不敵に笑いながら、 +部屋の外にいる部下を呼ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日は助かったぞ、ジェシカ。 + 今はゆっくり休むといい」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「言われなくても、そうするわよ」 +\endtext + +\text +ジェシカは魔物たちに連れられ、 +部屋から出ていくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..989d93c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_13.txt @@ -0,0 +1,1078 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_13") + +\text +鎖に繋がれたジェシカのいる場所。 +\endtext + +\text +鉄の檻に仕切られた牢獄。 +\endtext + +\text +その牢獄の扉が開き、カイムが姿を現した。 +\endtext + +\text("カイム") +「久しぶりだなジェシカ。元気か?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……暗い場所に何日も閉じ込められて + 元気でいられる人間なんて、 + そう多くはないわよ」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう吐き捨てるが、 +その瞳はいまだに闘志を失っていない。 +\endtext + +\text +隙あらばカイムを殺そうと、 +虎視眈々と狙っているものの眼をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、思ったより元気そうで何よりだ。 + 実はな、あれからさらにおまえのことを + 調べたのだが」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはかつて孤児だったそうだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしその孤児院が魔物の襲撃に遭い、 + それ以来約10年間、魔物の巣の中に + 囚われていた」 +\endtext + +\text +カイムは部下から受け取った報告書に +目を通し、その内容を読み上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「かつておまえをその巣から助け出した + 教団員の証言では……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは巣の中で奴隷として鎖に繋がれ、 + 日夜魔物どもに犯され続けていたらしいな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「っ!?」 +\endtext + +\text +ジェシカはブルッと、身体を震わせる。 +\endtext + +\text +頭を押さえ、首を振る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ち、ちがう……。違うわ。 + 私は、そんなこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、違わない。当時の事を知る者数名 + から同じ証言が取れた」 +\endtext + +\text("カイム") +「教団に助け出されてからも、 + おまえはしばらくの間自分を取り戻せずに + いたらしいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「人前で股を開き、オナニーをし、 + 肉棒を浅ましくねだる……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「やめてぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは叫ぶ。 +\endtext + +\text +しかしカイムはやめない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえをふたたび、 + 肉穴奴隷に仕立てあげてやるぞ。 + こいつらが、それを手伝ってくれる」 +\endtext + +\text +カイムが背後を指さすと、そこには何匹、 +いや何十という数のゴブリンがいて、 +ジェシカをいやらしい目で見ている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クズ……め……」 +\endtext + +\text +ジェシカはきつくカイムをにらむ。 +\endtext + +\text("カイム") +「クズで結構。言われ慣れている。 + 最近では逆にその響きが心地よいくらいだ」 +\endtext + +\text +ぞろぞろと、 +牢獄内にゴブリンたちが入ってくる。 +\endtext + +\text +瞬く間に、 +ジェシカはゴブリンに取り囲まれてしまう。 +\endtext + +\text +鎖に繋がれたジェシカに、逃げ場はない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(こ、これじゃあ……本当に、 + 昔と同じ……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(む、昔と……同じ……。 + 犯される……私、また…… + モノみたいに扱われて……) +\endtext + +\text("カイム") +「10年にわたる奴隷生活で、 + おまえの身体は調教されつくしている」 +\endtext + +\text("カイム") +「すでに快感を求めずにはいられない身体に + なってしまっているのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「な、なにを……勝手なことをっ!! + そんなバカなことがあるはず……」 +\endtext + +\text +ジェシカに最後まで言わせず、 +カイムは手をスッと掲げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが毎日見ているという悪夢。 + 俺が終わらせてやる」 +\endtext + +\text +そして手を下ろす。 +\endtext + +\text +それが合図となり、逃げ場のないジェシカに +興奮しきったゴブリンが襲いかかった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クッ、離せっ! 離しなさいっ!!」 +\endtext + +\text +ゴブリンたちに押し倒され、 +股を強引に開かされるジェシカ。 +\endtext + +\text +懸命に抵抗をするが、多勢に無勢。 +\endtext + +\text +すぐさまスカートをめくられ、 +股間をあらわにさせられてしまう。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「誰が離すかっ!! + 魔王様のお許しが出たんだ。 + たっぷりヤらせてもらうぜっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「ヒヒヒッ、仲間をたくさん殺された恨み、 + 晴らしてやるっ!」 +\endtext + +\text +不潔な指がショーツにかかり、ずらされる。 +\endtext + +\text +するとぱっくりと割れた秘裂があらわれ、 +その場のゴブリンたちの関心を引く。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「んん? こいつもう濡れてるぞ?」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「汗じゃねぇのか? + 2~3日水浴びさせてねぇからな」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「いやこれはマ●汁だって。 + ぬるぬるしてるし」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「い、いやっ、汚い指で触らないでっ!!」 +\endtext + +\text +ゴブリンの指が、秘裂をなぞる。 +\endtext + +\text +嫌悪感とともにゾクッと背筋を快感が +駆け上り、ジェシカは叫んだ。 +\endtext + +\text +しかし目の前のゴブリンはジェシカの抵抗を +意に介さず、ニチュニチュと弄り回した。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「なんでこいつ、いまから犯されるってのに + マ●汁垂らしてるんだ?」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「だから汗だろ? + まぁ、どっちなのかは入れたらわかるだろ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「そうだな。それじゃさっそく入れるか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおまえたち。こいつを犯したら、 + あとは恨みを忘れるんだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「後は絶対に傷をつけるな、殺すな。 + 少しでも約束を破れば、 + この俺がおまえたちを殺すからな」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「へ、へぇっ! もちろんでさぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、分かっているならば良い。 + さて、おれはワインでも飲みながら + おまえの嬌声を聞かせてもらうか」 +\endtext + +\text +カイムは最後にジェシカにそう笑いかけると、 +近くに用意されたソファへと腰を下ろした。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、はじめろっ! + 執行者の女を犯しに犯せっ! + 肉穴奴隷に仕立てあげるのだっ!」 +\endtext + +\text +カイムの声に、オウと応じるゴブリンたち。 +\endtext + +\text +祭りのような熱狂が牢獄内に渦巻く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「い、いやよ……。 + だ、誰が肉穴奴隷になんてっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もう私は、違うんだから……。 + あの時の、私とは……違うっ、違うっ!!」 +\endtext + +\text +その渦の中心にいるジェシカは、 +何とかして逃げようと抵抗するが……。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ちがっ……あっ、んふぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text +ニュルルルンッと、 +膣穴に魔物の肉棒が滑り込んだ。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「うおっ、中まで一気に入ったぞっ!? + やっぱりこいつ、濡れてやがる」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「マジかよ。なんだこいつ、変態なのか? + さすがは10年間肉穴奴隷だった女だな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、んなっ……ちがっ、 + 私は濡れてなんてっ……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「じゃあこの濡れようはなんだ? + 俺のチ●ポを奥まで咥えこんでるじゃ + ねぇか」 +\endtext + +\text +ゴブリンはそう言うと、 +激しく腰を振り始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、あっ!! やめっ、あっ! + んっ……んひぃぃぃいいいっ!?」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が、ガクガクと痙攣する。 +\endtext + +\text +膣穴もせわしなく収縮し、 +真っ白い愛液を溢れさせる。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「あぁ、これはすごいな。 + こいつのマ●コ、ドロドロだぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「聖職者様のマ●コは + 実に高潔でいらっしゃるな、ヒヒヒッ!」 +\endtext + +\text +ズプズプと、いびつな形をした肉棒が +出入りする。 +\endtext + +\text +身体をよじり、振るい落とそうとしても、 +ゴブリンはしっかりとジェシカの身体に +しがみつき離れない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あーーーーっ! + んぎっ、んっ……ふっ、んふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +そして苛烈に腰を振ってくる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(こ、これじゃ…… + 本当に過去の、再現だわ……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(好き勝手にオマ●コ使われて、 + 精液吐き出されてた……肉穴奴隷だった + あの時と……一緒……) +\endtext + +\text +無数の魔物たちに犯され続けた過去の記憶が、 +鮮烈によみがえる。 +\endtext + +\text +本来ならば初恋を経験し、 +甘酸っぱい思い出を作るだろうその幼い時期。 +\endtext + +\text +しかしジェシカは初恋の代わりに、 +凌辱を経験した。 +\endtext + +\text +キスの代わりにフェラを教え込まれ、 +純潔はあっさりと凌辱者によって奪われた。 +\endtext + +\text +そして10年もの間、肉穴奴隷として +性欲のはけ口として使われ続けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、あはぁんっ! + やめ、もうっ……抜いてっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +その時の事を、毎日のように夢に見る。 +\endtext + +\text +夢の中で犯し抜かれ、そして目覚める。 +\endtext + +\text +ショーツが愛液で濡れていない朝など、ない。 +\endtext + +\text +そんな自分を嫌悪し、そしてそんな自分に +してしまった魔物たちを恨み、 +戦い続けてきた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃっ!? だめっ、 + それ以上掻き回したらっ、だっ、めっ……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ぐひひっ、こいつ本当に感じてやがる。 + マ●汁が後から後から溢れてくるぜ」 +\endtext + +\text +ゴブリンは肉棒の抽送を早める。 +\endtext + +\text +むろん、射精するためだ。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「おいおい、早く変われよ。 + 後がつかえてるんだからよ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「わかってるって。 + もうすぐ出るからちょっと待ってろ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、出すって……まさか、 + そ、それはだめっ!! + 中には出さないでっ!!」 +\endtext + +\text +ゴブリンが射精しようとしているのがわかり、 +ジェシカは抵抗を強める。 +\endtext + +\text +しかし鎖に繋がれ、ロープで縛られた +ジェシカに、肉棒を引き抜くすべはない。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「何言ってやがる。肉穴奴隷は精液注いで + もらってナンボだろうが」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「奴隷だった10年間、毎日のように + 中出しされてたんだろ?」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ならなんにも、問題はないだろうよっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、だめぇぇぇえええっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(あぁ、出されるっ!! 私のオマ●コ、 + また魔物の性処理用の穴にされちゃうっ) +\endtext + +\text +ゴブリンの肉棒が、勢いよく突きこまれた。 +\endtext + +\text +鈴口から熱い精液がほとばしり、 +ジェシカの子宮口を叩いた。 +\endtext + +\text +その瞬間、ジェシカは頭が真っ白に +なるほどの快感に襲われ、絶叫する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひっ……あーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ガクガクッと、ジェシカの下半身が痙攣する。 +\endtext + +\text +それを上から抑え込むように、 +ゴブリンが腰を押し付け、 +射精中の肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ、はぁんっ! だめ、入ってるっ! + 妊娠しちゃうっ! だめぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「報告書によると、囚われていた10年間で + 何匹も魔物の子供を産まされたらしいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更1匹増えるくらい、 + どうということはなかろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そんなっ……あひっ!? あっ、ひっ!? + だめっ、出さないでっ! + もう中に入れないでぇっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと精液の発射音が聞こえる中、 +ジェシカは絶叫し続ける。 +\endtext + +\text +しかしゴブリンは容赦なく、 +その後も射精し続けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ……は、はぁ……あはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +黄ばんだ精液が、 +ジェシカの膣穴からあふれ出した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、殺して……や、やる……から……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ふぅ、出た出た。10年使い込まれたに + しては、具合がいい穴だったぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「感想はいいから早くどけって。 + もう待ちきれねぇよ」 +\endtext + +\text +ジェシカの恨みのこもった言葉も、 +魔物たちは聞いていない。 +\endtext + +\text +すでに魔物たちの目には、 +ジェシカは肉穴としか映っていないのだ。 +\endtext + +\text +その証拠に、ジェシカの都合などには構わず、 +勃起した肉棒を無遠慮に肉穴に押し付ける。 +\endtext + +\text +そして……。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「や、やめなさいっ! + これ以上したら絶対に許さなっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ!? んぁぁぁあああっ!! + またっ、また勝手にっ……あぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ズププププッと、すんなりとゴブリンの +肉棒を咥えこんでしまうジェシカの膣穴。 +\endtext + +\text +意思とは裏腹に、凌辱されつくした身体が +快感を求めてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ自身は気づいていないのだろうが、 + ジェシカ、おまえは本当はこうされること + を望んでいるのだ」 +\endtext + +\text +カイムはワインをグラスの中で揺らしながら、 +続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「強いものにねじ伏せられ、 + 無理やり犯されることを望んでいるのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ば、馬鹿なことをっ!! + そんなことっ、私は願ってなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「相手を怒らせ、興奮させるのは、 + そのほうが自分を気持ちよくしてくれる + からじゃないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ちがうっ……違うぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは髪を振り乱し、 +カイムの言葉を否定する。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ別に、 + 好きなだけ否定してくれてかまわん」 +\endtext + +\text("カイム") +「それと理解するまで、続けるまでだ」 +\endtext + +\text +愛液と精液が混じった汁を垂らし続ける膣穴。 +\endtext + +\text +ゴブリンがジュボジュポと肉棒を出し入れ +するその様子は、まるでオナニーのよう。 +\endtext + +\text +相手のことを考えない、自分勝手で我儘な +抽送は続く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ!? あっ、んぁっ!! + ビクって……今、中で跳ねっ、てっ……」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「こりゃ本当にいい肉穴だぜ。 + きっとみんな気に入ってくれるぜ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなのっ…… + 私は望んでなんかないわっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、それよりっ……出さないでっ! + 中にはっ、中には出さないでっ!!」 +\endtext + +\text +グチュッ、グチュッと、硬く勃起した肉棒が +膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +その度に、ジェシカは下半身が蕩けるほどの +快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「肉穴奴隷の分際で、俺に指図する気か? + 肉穴は肉穴らしく、黙って股開いてりゃ + いいんだよっ!!」 +\endtext + +\text +怒声とともに、亀頭が鋭く膣粘膜をえぐった。 +\endtext + +\text +無防備に開かされたジェシカの足が、 +ガクガクと小刻みに震える。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっひぃぃぃいいいっ! だめっ、 + 出さないでっ!! やめてっ、 + いやぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(肉穴っ……。またこいつ、 + 私のこと肉穴って……) +\endtext + +\text +肉穴、奴隷。 +\endtext + +\text +そういった言葉を浴びせられるたびに、 +ジェシカの身体はビクビクと震える。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(ひどいっ、ひどすぎるっ!! + でも今の私は……縛られて、 + 逃げることができない……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(股を開かされて、オマ●コ好き勝手に + オチ●ポで突きまくられても、 + 抵抗ひとつできない……) +\endtext + +\text +過去に何十回何百回、 +いや何千回と言われ続けた言葉。 +\endtext + +\text +その言葉を聞くたびに、 +身体が昔を思い出してしまう。 +\endtext + +\text +快感を、求めてしまう。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(に、肉穴……。 + 私、今……本当に肉穴にされてるのね) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(昔と同じ……オチ●ポしごいて + 精液吐き捨てるだけの、肉穴にっ!) +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「さて、締まりも堪能したし、 + そろそろ出しとくか」 +\endtext + +\text +ゴブリンが、まるで用を足すかのごとき +気安さで射精を宣言する。 +\endtext + +\text +その言葉を聞いて、 +ジェシカはゾクゾクと身体を震わせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、めっ……あっ、ひっ!? + そ、外にっ……外にっ、出してっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「絶対、だめっ! 私は……認めないっ!! + あぐっ、ひぃっ! 私が……望んでる + なんて、そんなことっ、絶対……」 +\endtext + +\text +ジェシカはきつく、ゴブリンをにらむ。 +\endtext + +\text +しかしすでに執行者としての力を +行使できないジェシカは、 +魔物たちの畏怖の対象にはなりえない。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「おおっ、出るっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「やめてぇぇぇえええっ!! + 中出しっ、だめっ!! あはぁっ!! + 外に、外にぃぃぃいいいっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの絶叫が、牢獄内に響く。 +\endtext + +\text +しかし次の瞬間にゴリュッと膣穴を +えぐられると、ジェシカは呆気なく +アクメさせられるのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ!? あっ、がぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +膣穴の最奥で、精液が放たれた。 +\endtext + +\text +熱い精液が拡がっていく感覚に、 +ジェシカの身体は歓喜しているかのように +何度も痙攣する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「またっ、中にっ……注ぎ込まれ、てっ……。 + ほ、ほんとにっ……に、妊娠、しちゃ……」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「ヒヒッ、そんなに妊娠が嫌なら、 + 外に出してやるよ」 +\endtext + +\text +ゴブリンはたっぷりと膣内に精液を +吐き出した後で、肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あぁっ!! + 熱いっ、精液っ、あぁっ、かかって……」 +\endtext + +\text +そして残りの精液をすべて、 +ジェシカの顔や身体にかけていく。 +\endtext + +\text +まるで小便のように迸るゴブリンの精液。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「うぁっ、ひっ……あぁっ!! + こんなっ……ひどいっ、これじゃ私…… + 便器……みたいっ、んぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「フヒヒッ、今頃わかったか? + おまえは便器なんだよ。 + 俺ら全員の精液便所だ」 +\endtext + +\text +周りのゴブリンたちから笑いが漏れる。 +\endtext + +\text +否定の言葉は一切ない。 +\endtext + +\text +この場の全員が、 +ジェシカをそう見ているということだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(あ、あの……目……。いやらしいあの目。 + 私の身体を使って、射精することしか、 + 考えてないあの目……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(きっと私、めちゃくちゃに、される……。 + お尻の穴にもオチ●ポハメられて、 + ズボズボ……かき回されるんだわ……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +「くっ……あはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(そ、それでも……私は……) +\endtext + +\text +射精が終わるころには、 +ジェシカの身体は精液まみれになっていた。 +\endtext + +\text +ドロリとした精液の生臭いにおいが、 +ジェシカの鼻腔を突く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「認め、ない……。私は、執行者……。 + 神の教えを伝え、神の御意志に従い…… + 断罪するもの……」 +\endtext + +\text +歯を食いしばり、魔物を、 +そしてカイムを睨みあげる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「奴隷にされようが、肉穴にされようが、 + 私は必ずっ! あなたを殺すわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、あぁ、そうだろうとも。 + それでこそ俺が欲するジェシカだ」 +\endtext + +\text +カイムはワインを一気に飲み干すと、 +ソファーから立ち上がった。 +\endtext + +\text("カイム") +「また来る。 + それまでそいつらにかわいがってもらえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして自分が肉穴奴隷だった頃のことを、 + しっかりと思い出せ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、立ち去った。 +\endtext + +\text +後には興奮したゴブリンと、 +精液まみれのジェシカだけ。 +\endtext + +\text("ゴブリンC") +「へヒヒッ、それじゃあ次は俺の番だな」 +\endtext + +\text +別のゴブリンが +肉棒を擦りながら近づいてくる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私は負けない……。 + 魔王なんかに、魔物なんかに、 + 私は……絶対にっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ、んぁぁぁぁぁああああああっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの嬌声と、 +肉棒が膣穴をえぐる水音が響く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ、ひっ……んっ、あふぅっ!?」 +\endtext + +\text +挿入しては動かし、精液を吐き出す。 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれると、間髪入れず +別のゴブリンが挿入し、また精液を吐き出す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ……だ、めっ……あっ、あひぃ! + イクッ……だめっ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ジェシカは10匹の相手をする間、 +20回ほどのアクメを味わわされた。 +\endtext + +\text +しかし牢獄には未だ50近いゴブリンがいて、 +ジェシカを犯すその時を待っている。 +\endtext + +\text +肉穴奴隷にされたジェシカは、 +ただ股を開き、犯され続けるしかない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..629f3ab --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_14.txt @@ -0,0 +1,681 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_14") + +\text +薄暗く、湿った空気が漂う牢獄。 +\endtext + +\text +鎖で拘束したジェシカを、 +ゴブリンの群れに襲わせて、早1週間。 +\endtext + +\text +経過を確認しようと、 +カイムは案内のゴブリンに連れられて +牢獄へとやってきた。 +\endtext + +\text +鉄格子の前で、足を止める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? これは……」 +\endtext + +\text +中の様子を見て、 +カイムは口元に笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひぁぁぁああっ! だめっ、イクっ! + イックゥゥゥゥゥウウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +嬌声を上げ、痙攣をするジェシカ。 +\endtext + +\text +1週間ぶりに見た彼女は、 +ひどく薄汚れていた。 +\endtext + +\text +それもそのはず、ジェシカはこの1週間、 +休む間もなく犯され続けているのだから。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あーーーーっ! もうだめっ! + お尻っ、はいらなっ……ひっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく見れば相手はゴブリンじゃないな」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へいっ、俺らゴブリンはあらかた + ヤリ終えてへばってたので、 + オークの旦那方に応援を頼みやした」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、なるほどな。 + 1週間ぶっ通しで犯しても、 + それでもまだ折れんか」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へい。さすがは噂に聞く執行者。 + 俺らもびっくりしてまさぁ」 +\endtext + +\text +牢番のゴブリンはジェシカを見ながら、 +何度も頷いた。 +\endtext + +\text +ジェシカに対して恨みを持っていた +ゴブリンたち。 +\endtext + +\text +しかし彼女の精神力の強さを目の当たりに +して、一部彼女のことを認める空気が +形成されつつある。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ……が……」 +\endtext + +\text +射精が終わり、肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +睡眠も満足にとってないのだろう、 +虚ろな目をしたまま、ビクビクと震えている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、わら……ひは……。 + ど、奴隷……なんか、じゃ……な、ひ」 +\endtext + +\text +そして小さな声で、そうつぶやく。 +\endtext + +\text +それは相手に訴えるというよりは、 +自分自身に対して言い聞かせているように +見える。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく耐えるな、ジェシカよ」 +\endtext + +\text +カイムがそう声をかけると、 +ゆっくりとジェシカが視線を向けてくる。 +\endtext + +\text +すると消えかかっていた瞳の奥の炎が、 +再度燃え上がる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイムッ……殺して……やるっ!! + 私は、負けないっ!! 絶対に耐えて…… + 耐えて、見せ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あーーーーーーーーーっ!! + あーーーーーーーーっ! あーーーーっ!」 +\endtext + +\text +言葉は途中で、意味のない大絶叫へと変わる。 +\endtext + +\text +別のオークがジェシカの肛門に +肉棒を突きこんだからだ。 +\endtext + +\text +ゴブリン同様、オークにとって、 +今のジェシカはただの肉穴に過ぎない。 +\endtext + +\text +その肉穴が何をしていようと、 +関係がない。 +\endtext + +\text +会話の途中だろうが、お構いなしに穴を使う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、ひっ……あぐぅっ!! + お尻っ、あぁっ、広がるっ、お尻がっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「オークと交代して、何日が経つ?」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へ、へい……えぇっと、 + 2日ですから、今日で3日目になりやす」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「マ●コのほうはオークの旦那には + 緩かったみたいで、最初からずっと + ケツ穴ばっか使ってるようでさぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、なるほど、3日か。 + それだけケツ穴を掘られれば、 + 広がっても不思議ではないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、事実もう拳が入るぐらいには + 拡げられてるんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなっ……ひどっ、いっ!! + だ、誰のせいでっ……あぁっ!!!」 +\endtext + +\text +オークは荒々しく腰を振る。 +\endtext + +\text +肉棒をしごく為だけにジェシカの肛門を使う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひぃぃぃあああっ!! だめ、あぁっ! + もうこんなのっ……耐えられ、なっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカはギリッと歯を食いしばり、 +快感に耐えようとする。 +\endtext + +\text +しかし調教され尽くしている彼女の肛門は、 +肉棒の抽送によって +抗いがたいほどの快感を得てしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、もうそろそろ堕ちるか?」 +\endtext + +\text +ジェシカの口から弱音が漏れ始めたのを聞き、 +カイムの心は躍った。 +\endtext + +\text +強い女性が心を折られる瞬間が +何より好きだと公言している魔王カイム。 +\endtext + +\text +ジェシカにもその時が訪れたのかと、 +わくわくしながら見守る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、んっ、ぁぁぁあああっ!! + はぁ、んっ、あはぁっ、あひぃっ!!」 +\endtext + +\text +しかしあと少しのところで、 +ジェシカは踏みとどまっている。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「俺らもそう思って頑張ったんですがね、 + 無理無理。あの執行者、どうやっても + 堕ちやせんぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「一体、あいつの何がそうさせているんだ」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「たぶんでやすが、意地じゃねぇですかね。 + おそらくあの執行者さんは、意地だけで + この1週間を耐えてるんだと思いやす」 +\endtext + +\text("カイム") +「意地だと?」 +\endtext + +\text +カイムは驚くとともに、笑う。 +\endtext + +\text +ジェシカの場合、教団組織に恩義はあれど、 +その実態に愛想を尽かしている面もあると +報告を受けている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゆ、ゆるさ……なひ……。 + 魔物は、絶対、私が……駆逐、して……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あーーーーーーーーーーっ!! + だめっ、深いぃっ!! そんな奥まで、 + お尻っ……突いたらっ……またっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの精液まみれの身体が、 +ビクンッとのけぞる。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「あ、あの執行者さん、イキやすぜ。 + マ●コよりケツ穴のほうが好きみたいで、 + すぐイクんでさ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、だめぇっ!! もう中にはっ、 + 中には出さないでっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お腹の中がっ、精液で、いっぱ……」 +\endtext + +\text +オークはジェシカの言葉を無視し、 +勢いをつけて肉棒で直腸をえぐる。 +\endtext + +\text +それがとどめとなり、ジェシカは +豊かな乳房を揺らし、絶頂させられる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひっ、あーーーーーーーーーーーっ!! + イグッ、イクッ、あひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +直腸内はもとより、 +その奥にまで精液が入り込んでいく。 +\endtext + +\text +すでに100を超える数の精液を +肛門で受け止めさせられ、 +ジェシカは狂ったように悶える。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「らめっ、なっちゃ……らめっ!! + 気持ちよくっ、なったら……あーーーっ!」 +\endtext + +\text +嬌声も切羽詰ったものになり、 +完全に余裕が失われている。 +\endtext + +\text +その場にカイムがいることも忘れ、 +痴態を晒してしまっている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁっ! あはっ……だめなのにっ! + お尻の穴っ、犯されてっ、私っ……」 +\endtext + +\text +肉穴奴隷として股を開き、肉棒をしごく事に +快感を味わい、喜びを感じ始めている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でもっ……私はっ、執行者……なのぉっ! + 魔物なんかにっ、好きにされて、 + 喜ぶなんて、そんなの認めなっ、ひっ……」 +\endtext + +\text +しかし最後の最後で、 +ジェシカの意地が邪魔をする。 +\endtext + +\text +素直に犯されることを良しとしない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「殺してやるぅぅぅうううっ!! + 魔王もっ、魔物もっ、その味方も全員っ! + 全員私が殺してやるからぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +残った理性……いや矜持で、 +ジェシカは憎しみを保ち、それをばらまく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、素晴らしい。 + 素晴らしいぞジェシカ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでこそ心の折り甲斐がある。 + それでこそ、我が肉奴隷にする甲斐がある + というものだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぎっ、ひぃぃああっ!! + らめっ、やめてぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「せめてお尻は、やめてっ……! + オマ●コっ、オマ●コにしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +抜かずの再抽送を受け、 +ジェシカは涎を垂らしながら叫んだ。 +\endtext + +\text +しかしオークは鼻息荒く、彼女の肛門に +異常な執着を見せ、犯し続けた。 +\endtext + +\text +ジェシカが放つ殺気に反応して、 +興奮しているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが意地だけで抵抗し続けるなら、 + 俺は凌辱のみでその心を折ってやろう」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「うへぇ……執行者さん、頑張るなぁ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ、あひぃぃいいっ! + お尻がっ、お尻がもうっ、あぁっ!! + 馬鹿になるぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +オークの肉棒が、 +グチュリと粘膜をこじ開けて入り込む。 +\endtext + +\text +すでにジェシカの肛門はオークのそれですら +根元まで飲み込むほどに拡張されている。 +\endtext + +\text +それでもまだ膣穴よりは +締まりがいいというゴブリン。 +\endtext + +\text +膣穴がどれほど拡張されてしまっているかは、 +その言葉からうかがい知れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、もはや人間のチ●ポでは + 満足に快感を得られん身体になったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、もともとそうなのだったな。 + 昔に戻れてよかったな、ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゆるさっ、なっ……あひぃっ!! + わ、私をこんなっ、身体にしてっ…… + 絶対……ゆるさなっ……んぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が、 +ゴリゴリと直腸粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text +ジェシカの膣穴からは愛液だか精液だか +わからない汁が絶え間なくあふれ続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが安心しろ。 + 俺のモノは人間のそれよりはるかに + 優れている」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんなにおまえの穴が拡がろうとも、 + 俺はおまえを気持ちよくしてやれるぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなことっ……誰も聞いてな、 + ひっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、あっ、あーーーーっ!! + あぐっ、またっ……また来るっ! + 来ちゃうっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が小刻みに震え、 +徐々に痙攣が大きくなっていく。 +\endtext + +\text +アクメを必死に我慢しようとしている様子が +よくわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + 本当におまえはケツ穴が好きなのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢することはないぞ。 + おまえはもう執行者ではないのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただの肉穴奴隷なのだから、 + 気持ちよくなることを拒まなくとも良い」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひぃっ! いっ、いやっ!! + そんなのっ、ぜったいいやぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは必死に抗い続ける。 +\endtext + +\text +大きく肩で息をして、涎を垂らし、 +鼻水を垂らしていることにすら気づかない。 +\endtext + +\text +しかし我慢に我慢を重ねたところで、 +オークは肛門をえぐり続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっんぁぁぁあああっ!! + らめっ……はひぃっ!? もうらめっ! + いやらっ、見ないでっ……見ないでぇっ!」 +\endtext + +\text +拘束され、股を開かされているジェシカに、 +オークの肉棒から逃げるすべなどない。 +\endtext + +\text +強引に、無遠慮に肛門をほじくりまわされ、 +我慢の果てに絶頂させられる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あーーーーっ!! だめ、もうだめぇっ! + イクッ、イクイクイクぅぅううっ!! + お尻でイクッ、イグぅぅううっ!!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ、あぷっ……んっ、んはぁっ!! + らめっ、かけないでっ、ンブッ!!」 +\endtext + +\text +オークは肉棒を肛門から引き抜き、 +ジェシカの身体めがけて射精する。 +\endtext + +\text +ゴブリンのそれとは比べ物にならないほどの +量の精液が、バシャバシャとジェシカに +降り注ぐ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はふっ、んっ……すごいっ、においっ…… + あぁ、だめっ……頭が、変になるっ!」 +\endtext + +\text +身体だけでなく、顔にまで精液がかけられる。 +\endtext + +\text +立ちのぼる精臭をまともに吸い込まされて、 +ジェシカの頭は陶然としてしまう。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、このにおい……だめぇっ……。 + あふっ、んっ、あぁっ!! やめてっ、 + もうこのにおい、嗅がせないで……」 +\endtext + +\text +精液の臭いが、ジェシカの記憶を +より鮮明に掘り起こすのだろう。 +\endtext + +\text +ジェシカはその記憶を振り払おうと、 +首を弱々しく横に振る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐ、あ……は、はへぁ……」 +\endtext + +\text +1匹が射精すれば、次のオークがジェシカの +肉穴に肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text +何度も何度も、彼女が起きているときも +寝ているときも、関係なく繰り返される。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひゃめ……へ、んふぁ……。 + チ、チ●ポ……やめへ……精液、もう……」 +\endtext + +\text +堕ちそうで堕ちないジェシカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムはそんな彼女を見ながら、 +改めて自分のものにしたいと願う。 +\endtext + +\text +そのためには、もっと犯してやらなければ、 +との考えに至る。 +\endtext + +\text("カイム") +「堕ちるまで続けろ。 + 徹底的に犯しぬいて、肉穴奴隷としての + 自覚を呼び起こしてやれ」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へい、了解でやす」 +\endtext + +\text("カイム") +「2度と這い上がろうなどと + 思わないようにな……クククッ……」 +\endtext + +\text +カイムはゴブリンやオークにそう命じて、 +その場を立ち去った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..5a4150b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_15.txt @@ -0,0 +1,723 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_15") + +\text +さらに1週間が過ぎたころ。 +\endtext + +\text +カイムはみたび牢屋へとやってきた。 +\endtext + +\text +グチュリ、ニチュリと水音がする中、 +時折ジェシカのものと思しき嬌声が上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、やってるな」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌で牢屋の奥をのぞき見た。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ……はっ、 + ひっ、ぎひぃぃぃあああっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの膣穴を、肉棒がえぐる。 +\endtext + +\text +目を見開き、涎を滴らせ、 +ジェシカは狂ったように悶えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 相変わらず大人気だな、ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひぃっ! あっ、がっ……だめっ、 + 入らなっ、もうだめっ、裂けちゃ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの腕を優に上回る太さの肉棒が、 +膣穴をこじ開けて出入りしている。 +\endtext + +\text +カイムはその様子を見て、 +ピクッと眉を跳ね上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? よくよく見れば相手は + オークじゃなくてトロルではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「オークの種が尽きるまで犯されたか。 + クククッ、おまえももうそろそろ + 限界なのではないか?」 +\endtext + +\text +牢獄の中は、汗と精液の臭いで充満している。 +\endtext + +\text +そんな中で休む間も与えられず、 +数週間もの間延々と犯され続けたジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、あ……が、あはっ!! + んふぁっ!? らめっ、出したららめっ! + オマ●コらめっ……中出しらめぇっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体がビクンッとのけぞる。 +\endtext + +\text +トロルはジェシカの身体に覆いかぶさると、 +そのまま腰をブルリと震わせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、あっ……あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +もはや言葉にもならない嬌声を上げ、 +ジェシカは絶頂する。 +\endtext + +\text +膣内にはトロルの肉棒から吐き出された +精液が、ドバドバと入り込んでいく。 +\endtext + +\text +しかし狭いジェシカの膣穴には行き場がなく、 +すぐさま黄ばんだ粘液質な子種を吐き出す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぎっ……ひっ、あーーーーーっ! + あーっ、あーーーっ! あーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンと痙攣しながら、 +奇声を発するジェシカ。 +\endtext + +\text +瞳からは意思の色が消えかかっており、 +籠絡は時間の問題と思われた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ら、め……わらひ、も、もう……。 + あひっ……こ、こんな……の……」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体には無数の精液が +こびりついている。 +\endtext + +\text +延々と、魔物たちが命令通りジェシカを +犯し続けた何よりの証拠。 +\endtext + +\text +それを見て、カイムはほくそ笑む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あ……が、あはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さしもの執行者様も、 + 陥落寸前といった感じだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、たいていの女が1週間で堕ちる + 凌辱にこれだけ耐えたのだから、 + むしろよくやったというべきか」 +\endtext + +\text +牢獄の外に立ち、笑うカイム。 +\endtext + +\text +ジェシカはようやくそこで、 +カイムの存在に気付く。 +\endtext + +\text +重たくなり、力が入らなくなった身体に +鞭打ち、カイムへと顔を向けた。 +\endtext + +\text +そして切れ切れの声でつぶやく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もう……や、やめ……て……」 +\endtext + +\text +その言葉を受けて、 +カイムはにんまりと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば俺のものとなるか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、ジェシカは答えない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、うぅっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text +しかし拒みもしない。 +\endtext + +\text +逡巡し、答えあぐねている。 +\endtext + +\text +たっぷりと30秒ほど、 +ジェシカは口を閉ざしていた。 +\endtext + +\text +だがやがて、意思の光を失った瞳で +カイムを見ると、弱々しく首を横に振った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私は……もう、あのころとは、 + ち、違…う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、まだ耐えるか。だが俺には分かる。 + もうおまえの心は限界だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、手折ってやろう。 + おまえのその、くだらないプライドをな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「うぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの膣穴に、 +ゴリュッと太い肉棒がねじ込まれる。 +\endtext + +\text +そして乱雑にトロルは腰を振る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃぃぃいいいっ! またオマ●コっ、 + あぁっ!! ダメって言ったのにっ、 + だめっ、だめってっ、あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの意志など関係がない。 + 俺は言ったはずだ。おまえが堕ちるまで、 + 徹底的に犯しぬくと」 +\endtext + +\text +大股を広げさせられたジェシカの股間に、 +容赦なくトロルが巨根を突き立てる。 +\endtext + +\text +ズポッ、ズルルッと出入りするたびに、 +膣粘膜がめくれ、愛液が掻き出される。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、ひっ、んひぁぁぁあああっ! + らめっ、オマ●コがぁっ、もうオマ●コっ、 + めちゃくちゃに、ンヒィィイイッ!」 +\endtext + +\text +カリ首がゴリュッと膣粘膜をひっかくたびに、 +ジェシカは喉が裂けんばかりに嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「やめ、てっ……もうやめてっ、やめてっ! + やめてやめてやめてぇぇぇえええっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やめて欲しければ、俺を殺すんだな。 + だがお前には、絶対俺は殺せない」 +\endtext + +\text +カイムは牢の中に立ち入り、 +ジェシカをすぐ傍で見下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜならば…… + おまえはそれを望んでいないからだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なっ……そ、んな、ことっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは否定の言葉を紡ごうとする。 +\endtext + +\text +しかしトロルの肉棒がもたらす快感が、 +それを遮った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぁぁああっ! アヒィッ!? + し、子宮がっ、だめぇっ!! 押し潰され + ……あっ、あぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはマゾなのだ。 + 囚われた10年間で、おまえの身体は + 調教されつくしてしまった」 +\endtext + +\text("カイム") +「一度覚えてしまった快楽は、 + 決して忘れることはできない」 +\endtext + +\text("カイム") +「肉穴奴隷として再び鎖に繋がれ、 + 犯しぬかれることをお前の心と身体は + 望んでいるのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私がっ……? そ、そんなことっ…… + あ、あるはずなっ……いっ、に、肉穴…… + 奴隷なんて……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「肉穴っ……あぁっ、肉穴っ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの瞳の奥に、薄暗い焔が灯った。 +\endtext + +\text +それは、情欲の焔。 +\endtext + +\text +理性を溶かし、飲み込み、燃え広がる +危険な焔。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、めっ……だめなの、それだけは……。 + 私はもう……肉穴、なんかじゃ…… + あ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +その焔は、 +かつてジェシカの身体の内で燃え盛っていた。 +\endtext + +\text +しかし長い年月をかけて、禁欲的な生活をし、 +なんとかしてその焔を消していた。 +\endtext + +\text +だがカイムによって、再びその心に、身体に、 +火を灯されてしまった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひっ……だめっ、オマ●コっ、 + だめっ……ほんとに、だめっ……」 +\endtext + +\text +それまでのジェシカの嬌声とは違い、 +微かにではあるが甘い響きが混じり始める。 +\endtext + +\text +理性を溶かし、それを舐めながら、 +情欲の焔は大きくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「認めろ。自らの欲求を。 + おまえが何を欲しているのかを、 + 自らの心に問うのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「うっ、んうっ、あっ……あはぁっ! + い、いや……もうっ、あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ゴブリンの輪姦から始まり、オーク、 +そしてトロルへと払い下げられたジェシカ。 +\endtext + +\text +その身体は、精液で汚れていないところなど +どこにもない。 +\endtext + +\text +食事中も、眠っている時ですら、 +犯され続けてきたジェシカ。 +\endtext + +\text +ジェシカの都合などお構いなしで、 +魔物たちの好きな時に好きなだけ、 +穴を使われる日々。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私……に、肉、穴……。 + ま、魔物の……性処理用の……に、肉穴」 +\endtext + +\text +現実を突きつけられ、 +それから目をそらすことができないジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなのっ……認め、なひっ……! + 私が肉穴だなんてっ、奴隷だなんてっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「せ、精液を排泄するための便器だなんて、 + そ、そんなの……認め、られるはず、 + なっ……あ、あひぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの子宮が、ゴチュッと +トロルの肉棒によってこねつぶされる。 +\endtext + +\text +抗いがたい快感がジェシカの全身に広がり、 +ビクビクッと痙攣する。 +\endtext + +\text +それを見たカイムが、 +鬼の首を取ったかのように笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではなぜそんなにも感じているのだ? + モノのように扱われ、本来ならば激怒して + 快感など感じないのではないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐぅっ! んひっ、あっ、あはぁっ! + 黙れっ……うるさいっ、うるひゃいぃっ!」 +\endtext + +\text +ろれつが回らなくなった口で、 +精一杯カイムの言葉を否定する。 +\endtext + +\text("カイム") +「感じているということは、 + 喜んでいるということだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、またイクのだろう? + トロルのチ●ポにかき回されて、 + 涎を垂らしながらイクのだろう?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぎっ、んっ、あふっ……あふぅっ! + ちがっ、い、いかなっ……ひっ!? + わらひはっ、わらひはぁっ!!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ……ちが、うっ……。 + 奴隷じゃ、なひ……肉穴じゃ、なひ……」 +\endtext + +\text +ブツブツとうわごとのように +つぶやくジェシカ。 +\endtext + +\text +しかしその身体は、カイムの指摘通り +アクメを迎えつつある。 +\endtext + +\text("カイム") +「違わない、おまえは、マゾだ。 + 自分の身体がモノのように扱われることに、 + 幸せを感じる変態なのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物を殺して、心が満たされたか? + 幸せを感じることができたか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、だま……れ……。 + 違う、私は……違う、違う……」 +\endtext + +\text +しかし、ジェシカはカイムの言葉を +否定しきれない。 +\endtext + +\text +心の天秤が、どんどんと均衡を欠いていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、んっ……だめっ、あぁっ!! + イッ、クッ……またっ、私っ、あひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりは、それが答えだ。 + さぁ、イクがいい。そして幸せになれ」 +\endtext + +\text +ジェシカの膣奥に、トロルの巨根が滑り込む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だめっ、あぁっ……イクっ!! + 無理やりオマ●コ犯されてっ、私っ!! + イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!!」 +\endtext + +\text +トロルが雄たけびを上げると同時に、 +ビュルルルルッと音を立てて精液が迸った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぎっ、ひぁぁぁぁあああっ!! + 出てるっ、オマ●コに精液……でてるっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「妊娠、しちゃっ……あひぃっ!! + トロルの赤ちゃんなんてっ、 + もう生みたくなっ……あふぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +ミッチリと奥までねじ込まれた肉棒の先は、 +子宮口に密着している。 +\endtext + +\text +その状態で、トロルは次から次へと +無遠慮に精液を吐き出していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「に、妊娠、しちゃうっ!! + い、いやなのにっ……いやなのにっ、 + あはぁっ!! なんでこんなっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、気持ちいいのだな? + いいぞ、存分に感じるがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「今まで我慢し続けてきた分を、 + 取り戻すくらいにな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あぁっ……まだ出てっ……るっ! + 精液っ、オマ●コに流し込まれてっ…… + あぁ、私っ……感じて、るっ……」 +\endtext + +\text +ビクビクッ、ビクンッと、面白いほどに +ジェシカの身体は痙攣する。 +\endtext + +\text +膣穴は締まり、 +トロルの肉棒から精液を絞り出していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だめなのにっ……私は執行者で…… + 魔物なんかにっ、好き勝手…… + あっ、あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +トロルが声を上げ、 +ズブリュッと一際力強く膣穴を穿ち、 +精液を流し込む。 +\endtext + +\text +ジェシカはその瞬間、己の無力さを悟った。 +\endtext + +\text +そしてその快感に、 +心が砕かれる音を聞いた気がした。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、あ……は、あはぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれた膣穴から、 +ドバドバと精液があふれ出す。 +\endtext + +\text +便器のように精液を浴びせられながら、 +ジェシカは自分の立場を嫌というほど +思い知らされる。 +\endtext + +\text +そして自分の、心の内についても……。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私……」 +\endtext + +\text +どろりとした精液を浴びながら、 +ジェシカは弱々しくつぶやいた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(これを……望んで、いたの? + 魔物に……穴という穴を、犯しつくされて、 + 好き放題、種付け、される毎日を……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(こ、このままじゃ…… + 本当に、奴隷に、されちゃうわ……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(あの時みたいに、毎日毎日、オマ●コや + お尻の穴をオチ●ポでかき回されちゃう) +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……ゴクッ」 +\endtext + +\text +ジェシカの喉が、ゴクッと音を立てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? おいジェシカ? 大丈夫か?」 +\endtext + +\text +カイムはしばらくジェシカを見下ろして +いたが、彼女がしゃべらなくなると、 +心配そうに顔を覗き込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、気絶しただけか。 + さすがに無理をさせすぎたやも知れんな」 +\endtext + +\text +カイムは部下にジェシカの介抱を命じ、 +自らは牢獄を後にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがもうすぐだ。 + もうすぐジェシカは……俺のものに」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ふははははっ!! + その時が楽しみだ」 +\endtext + +\text +カツカツと靴音を響かせて、 +カイムは闇の中へと姿を消した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_16.txt new file mode 100644 index 0000000..c6203ec --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_16.txt @@ -0,0 +1,1259 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_16") + +\text +カイムはジェシカを連れて、 +酒場へとやってきた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text +先日まで続いていた輪姦以来、 +虚ろな目をしているジェシカ。 +\endtext + +\text +意識は回復したものの、 +カイムが何かを話しかけても、反応は薄い。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「お? + あそこにいるのは執行者じゃないか?」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「ちげぇねぇ。カイム様も一緒だ。 + いったいなんでまたこんなところに」 +\endtext + +\text +酒場には、ゴブリンだけではない、 +オーク、トロル、戦闘を終えたばかりの +魔物達が集まっている。 +\endtext + +\text("オークA") +「相変わらず良いケツしてやがる。 + あぁまたあの穴にチ●ポ突っ込みてぇなぁ」 +\endtext + +\text +皆一様に血走った目をしながら、 +一度味わったジェシカの身体の具合を +思い出したりしている。 +\endtext + +\text("オークB") +「おい、カイム様に聞こえるぞ。 + あの執行者はカイム様のものだ。 + おこぼれに預かれただけで充分だろ」 +\endtext + +\text +魔物たちはジェシカのことは犯したいが、 +カイムには忠誠を誓っている。 +\endtext + +\text +カイムの女と知りながら許しも得ず手を出す +のは、魔物たちの間でタブーとされている。 +\endtext + +\text +そんな悶々とした空気を肌で感じながら、 +カイムはジェシカを連れて、 +酒場の中央へと進む。 +\endtext + +\text +そして鎖につないだジェシカの背中を、 +ドンと押した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ……」 +\endtext + +\text +ジェシカはその場にしゃがみ込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえたち、此度の戦、実に大儀であった」 +\endtext + +\text("カイム") +「今宵はその労に報いるため、 + 俺の方で特別に褒美を用意してやったぞ」 +\endtext + +\text +魔物たちの間に、どよめきが走る。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ほ、褒美って、まさか……」 +\endtext + +\text +それまで酒をあおっていた魔物たちの手が +止まり、カイムの次の言葉を待つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「この女を好きにしていいぞ。 + 口でもマ●コでもケツ穴でも、 + 好きな穴を好きなだけ犯してやれ」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「うぉぉぉぉぉおおおおおおっ! + マジですかいカイムの旦那っ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただし殺すな。傷はつけるな」 +\endtext + +\text("オークA") +「へ、へぃっ! そりゃもちろんっ!」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカを繋ぐ鎖を握ると、 +そばにいた魔物に向かって放り投げた。 +\endtext + +\text("オークB") +「さすがはカイム様っ! + 最高のリーダーだぜっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいよせ、照れるだろう。 + では、俺はジェシカが堕ちるのを + 見ながら、酒でも飲むとするか」 +\endtext + +\text +カイムは近くの椅子に腰を掛けると、 +ワインを持ってこさせてグラスに注ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、はじめろ。 + 玉が空になるまで、犯しぬけ」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉぉぉおおおおおおおっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちは飲みかけの酒を一気にあおり、 +ジェシカの周りを取り囲んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、あっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは首に巻きついた鎖を引っ張られ、 +仰向けに倒された。 +\endtext + +\text +そこにはトロルが待ち構えていて、 +その丸太のような腕によって、 +ジェシカの足はガバッと開かされた。 +\endtext + +\text +周囲には、魔物、魔物、魔物。 +\endtext + +\text +彼らは全員、勃起した肉棒をあらわにし、 +今や遅しと順番を待っている。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「ひひっ、それじゃあまた + お世話になりますよ、執行者様」 +\endtext + +\text("オークA") +「まずはケツ穴にぶっといのねじ込んで + 身体を固定してやろうぜ」 +\endtext + +\text +ゴブリンとオークはそう言って、 +ジェシカの背後にいるトロルに挿入を促した。 +\endtext + +\text("トロルA") +「う、が……入れる。メスの、ケツ穴……」 +\endtext + +\text +トロルの極太の肉棒が、 +ジェシカの肛門にあてがわれた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あっ……は、はい……るっ! + トロルのオチ●ポが……私の、おしり、に」 +\endtext + +\text +犯され抜いたジェシカの肛門は、 +トロルの巨根にこじ開けられていく。 +\endtext + +\text +ヌヌッ、ヌヌッと、ゆっくり、 +しかし確実に滑り込んでいった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひっ、あっ……あはぁぁぁぁああああっ! + お尻にっ、オチ●チンがっ、アヒィッ!」 +\endtext + +\text +ジェシカの肛門に、 +トロルの肉棒が根元まで入り込んだ。 +\endtext + +\text +輪姦され尽くしたジェシカの肛門は、 +裂けるどころか嬉々として頬張り、 +快感を得ている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、すっ、すごっ……あはぁんっ! + お尻に、ぶっといオチ●ポが……入って」 +\endtext + +\text +それまで虚ろだったジェシカの目に、 +徐々に生気がよみがえる。 +\endtext + +\text +声にも甘さが混じり、その艶っぽい声に +周囲の魔物たちは一層興奮する。 +\endtext + +\text("オークA") +「もう我慢できねぇ、俺も入れるぞっ!!」 +\endtext + +\text +オークはそう言うと、無防備に開いた +膣穴へと肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃぃいいっ! あっ、オマ●コにもっ、 + 太いの、入って……るっ……」 +\endtext + +\text("オークA") +「くぅっ、こいつのマ●コ、 + もうドロドロに濡れてやがる」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「なんでぇ、期待してたのかい? + そういうことなら、こっちの口にも + チ●ポをあげないとかわいそうだな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぶっ、んふぅっ!? + ん、んぐっ……んふぅぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの口にもゴブリンの肉棒が入り込む。 +\endtext + +\text +そこに遠慮というものはない。 +\endtext + +\text +魔物たちはジェシカの穴を使い、 +自分が気持ちよくなることだけを考えて、 +腰を振っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んひぁっ、ん゛っ……ジュルルッ、 + あはぁ、オチ●ポが……いっぱいっ……」 +\endtext + +\text +瞳の輝きは、どんどんと増していく。 +\endtext + +\text +しかしその光は、清浄なそれではなく、 +淫靡、蠱惑的なものだ。 +\endtext + +\text +種火程度だった情欲の焔が、 +今やジェシカの全身に燃え広がっている。 +\endtext + +\text +こうなればもはや、ジェシカ自身ですら +自分を制御しきれない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュルッ、ジュルルッ、あはぁんっ! + オマ●コもっ、お尻もっ……お口もっ、 + オチ●ポでいっぱいっ!!」 +\endtext + +\text +乱暴に腰を振り、肉棒をしごく魔物たち。 +\endtext + +\text +穴という穴の粘膜が擦られ、 +ジェシカは足をビクビクと痙攣させ、 +何度も絶頂を味わわされる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(す、すごっ、いいっ!! + こ、これ……あの時と、同じ……) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(オマ●コも、ケツ穴にも、無理やり + オチ●ポねじ込まれて、精液排泄される + だけの、肉穴に……されちゃってるっ!) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(私の身体がっ、あはぁっ!! + 大事な大事な、私の身体がっ!!) +\endtext + +\text("ジェシカ") +(こ、こんな魔物のオチ●ポなんかに、 + 好き勝手、ほじくられて……えぐられて、 + あぁ、なんて……気持ちがいいのっ!) +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「おおっ? こいつ俺のチ●ポに + 舌からませてきやがりましたよ、 + オークの旦那」 +\endtext + +\text("オークA") +「マ●コも急に締まりがよくなってきたぜ。 + この前は使い物にならなくて + ケツ穴ばっか使ってたが……くぅっ!」 +\endtext + +\text("トロルA") +「うぅ、きもち、いい……。 + メスのケツ穴、ケツ穴……」 +\endtext + +\text +魔物たちはそれぞれの穴に肉棒を突っ込み、 +自分勝手に出し入れしていく。 +\endtext + +\text +膣穴からは愛液がしたたり、 +肛門へと垂れ落ちていく。 +\endtext + +\text +その愛液を潤滑液として、 +肛門をえぐる肉棒はさらに奥までかき回す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁっ、あっ、あっ……あぁんっ!! + これっ……すごっ、んぶぅっ!? + じゅるるっ、あふっ、んんんーーっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いいぞ。もっと犯せ。 + 人間だと思うな。肉穴だと思って遠慮なく + 突きまくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして自覚させるのだ。これこそが、 + 自分が長年求めていたものなのだと」 +\endtext + +\text +カイムのお墨付きをもらい、魔物たちは +さらに激しくジェシカを犯していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンッ、ジュルッ、んちゅっ、んふぁっ!? + ら、らめっ……あふぅっ!? イクッ! + ま、またイクッ……オマ●コ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("オークA") +「へへっ、いいぜ? 好きなだけイケよ肉穴。 + もっとも、俺もそう長くはもたねぇけどな」 +\endtext + +\text +オークだけでなく、トロルもゴブリンも、 +今にも射精しそうなほど昂ぶっている。 +\endtext + +\text("オークA") +「戦いが終わって興奮してるからなっ! + 濃いのが出るぜぇ? 妊娠間違いなしの、 + 特濃精液だっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「おおっ、俺も出るっ!! + たっぷり出してやるからなっ!! + 一滴もこぼさず、飲み込むんだぞ」 +\endtext + +\text("トロルA") +「出す……出す。オレも、メスのケツ穴に、 + 精液……流し込む」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひっ……んぶっ、んふぅぅううっ! + イクッ、イクッ……オマ●コも、ケツ穴も、 + 同時にっ、いっ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が、ビクンッと仰け反った。 +\endtext + +\text +その次の瞬間、彼女を犯していた肉棒から +一斉に精液が迸った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んごぼぼぼっ!! おごっ、んぶぅっ!」 +\endtext + +\text +すべての穴に精液を流し込まれ、 +その熱さにジェシカは肢体をくねらせ、 +悶えた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「せ、精液っ……いっぱ、あっ、 + んふぁぁああっ! ゴブッ、おごっ…… + んごぉぉぉぉおおおおっ!!」 +\endtext + +\text +アクメに達し、痙攣を繰り返すジェシカに、 +魔物たちは容赦ない射精を繰り返す。 +\endtext + +\text +膣穴はオークの子種でいっぱいになり、 +ゴポゴポと音を立てて溢れ出てしまっている。 +\endtext + +\text("オークA") +「へへっ、執行者様が俺らのチ●ポで + アクメしていらっしゃるぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「聖職者も穴にチ●ポ突っ込まれれば + 終わりってことですね」 +\endtext + +\text("オークA") +「ひひひっ、どうやらそうらしいな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あひっ! んぐっ…… + ゴクッ、ゴクッ……んぷはっ、あはぁっ!」 +\endtext + +\text +ジェシカは精液を飲まされながら、 +長い長いアクメを味わわされた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぷっ、あはぁっ……あ、あ……」 +\endtext + +\text +すべての穴から、肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +広がったままの穴から黄ばんだ精液が +あふれ出し、周囲の魔物たちの失笑を買う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +(あ、あはぁ……笑ってる……。 + 無様な私を見て、私を犯した魔物達が…… + 笑って、る……) +\endtext + +\text +嘲りを受けるジェシカだが、 +彼女の心中に、怒りはない。 +\endtext + +\text +むしろ嘲笑が、心地よく感じられてしまう。 +\endtext + +\text +もっと嬲って欲しい。 +\endtext + +\text +もっと虐めて欲しい。 +\endtext + +\text +そんな想いが、加速度的に強くなっていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お、犯して……」 +\endtext + +\text +ゆえにジェシカの口から +そんな言葉が出たのは、必然と言えた。 +\endtext + +\text +自ら股を開き、媚びた笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「んん? 今こいつなんて言いやした?」 +\endtext + +\text("オークB") +「俺の耳には、犯して、って聞こえたけどな」 +\endtext + +\text +周りの魔物たちが顔を見合わせる。 +\endtext + +\text +執行者が自ら股を開き、凌辱を懇願する +などとという考えは、魔物たちにはない。 +\endtext + +\text +しかし事実として、 +ジェシカは恥もプライドも捨て、股を開き、 +再度口を開く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私のオマ●コ……もっと、使って……。 + お、お願い……私を犯してぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの叫びが、酒場中に響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ……」 +\endtext + +\text +ようやく訪れた分水嶺。 +\endtext + +\text +気丈で強い女が膝を屈しようとする +その瞬間が今、目の前で起きようとしている。 +\endtext + +\text +カイムは背筋がぞくぞくするほどの興奮を +味わいながら、ジェシカに尋ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカ、今自分が + 何を言っているのか、わかっているのか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、ジェシカは弱々しくでは +あるが、確かに頷く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もう……いい……。 + いいから犯して……。お願い、お願い……」 +\endtext + +\text +ジェシカは腰をくねらせ、肉棒をねだる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あなたの……言う通り、だわ……。 + 私は、ずっと……ずっと、この時を、 + 待っていたのよ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「身体が…… + あの時のことを、忘れられないの……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「縛られて、繋がれて、地面に転がされて、 + 股を開かされて……オマ●コとお尻を + 好き勝手に使われる毎日……」 +\endtext + +\text +ジェシカは口から精液交じりのよだれを +垂らしながら、ハァハァと荒い吐息をつく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ずっと、毎日、夢にまで見てた……。 + こうしてもらえる時を……私を奴隷として + 扱ってもらえるその時を……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ずっと、否定してきたけど…… + ようやく、分かった……。 + 私の、本当の、望みを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、やはり俺の目に狂いはなかったな。 + お前は生粋の、マゾヒスト……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……肉穴奴隷だ。 + お前はたった今から、俺の所有物だ。 + 異論は、ないな?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あぁ……肉穴……奴隷……。 + ひ、人扱いすらしてもらえない…… + 最底辺の、身分……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +ジェシカは全身をゾクリと震わせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「な、なります……。 + いえ、ならせて、ください……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「に、肉穴奴隷として、カイム様に、 + 飼っていただきたいですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハーッハッハッハッハッ!! + ようやく堕ちたか、執行者ジェシカ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでお前はもう、ラスファの司祭でも + なければ執行者でもない。 + ただの肉穴奴隷だ。わかったな?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はいっ! ジェシカ=プルエネは、 + 今日からカイム様の肉穴奴隷ですっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「命令には、なんでも従いますっ!! + ですからっ、あぁっ……ですからぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、分かっている。 + 犯して欲しいのだったな?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って頷くと、 +魔物たちに続きをするよう合図した。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「へ、へえ……ですが、よろしいので?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつは肉穴奴隷だぞ? その所有者 + である俺がいいと言っているのだ。 + 前でも後ろでも、好きなだけ使え」 +\endtext + +\text("オークB") +「へ、へへっ…… + こりゃとんでもないご褒美だな」 +\endtext + +\text +オークは舌なめずりをし、 +股を開いているジェシカを見下ろす。 +\endtext + +\text("オークB") +「おい、代わってくれ。 + 今度は俺がマ●コを使うぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「そ、そそ、それじゃあ口は俺が」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁっ……き、来て……。 + 私のオマ●コ、いっぱい使って……」 +\endtext + +\text("オークB") +「言われなくても、入れてやるよっ!! + ヒャッホーッ! 執行者のマ●コに + 生ハメだっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あふぅぅぅうううっ! + ンジュルッ、ンブッ……あふぅっ」 +\endtext + +\text +再度すべての穴を肉棒で埋められたジェシカ。 +\endtext + +\text +あぶれている肉棒を両手で握り、 +積極的にしごく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、ジュルルッ……んはぁっ、 + 精液、ちょうだい……オマ●コに、お口に、 + ケツマ●コにもいっぱい中出ししてぇっ!」 +\endtext + +\text("オークB") +「ひひひっ、 + だったらしっかりと奉仕しないとな」 +\endtext + +\text +オークはトロルとともに、 +交互に両穴を肉棒でえぐっていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、するっ……するからぁっ! + いっぱいオマ●コ締めて…… + いっぱいオチ●チン舐めるから……」 +\endtext + +\text +ジェシカは股間に力を込め、 +膣と肛門を締める。 +\endtext + +\text +口の中では舌を動かし、 +小汚いゴブリンの肉棒をおいしそうに舐める。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「おふっ、この執行者……じゃなくて肉穴、 + すごいテクニックですぜ」 +\endtext + +\text("オークB") +「マ●コの方もなんだかすごいことに + なってるぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、10年もの間、魔物たちに + 調教しつくされただけのことはあると + いうわけだな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ、ぢゅるるっ……んはぁっ、 + 出してぇっ、精液……私の肉穴に、 + いつでも出してぇっ!」 +\endtext + +\text +汗に濡れた髪を揺らしながら、 +肉棒にむしゃぶりつく。 +\endtext + +\text +聖職者だったころのジェシカとのギャップに、 +魔物たちは戸惑いながらも興奮を高めていく。 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、後がつかえてるからな。 + お言葉に甘えてさっそく出させてもらうぜ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、うれしいっ! ンチュッ、 + ジュルルッ……私のオマ●コにっ、 + 精液ビュビュッて中出ししてぇっ!」 +\endtext + +\text +娼婦を思わせる腰つき、そして誘惑の言葉。 +\endtext + +\text +男が肉穴を使い、 +気持ちよく精液を吐き捨てるためだけに、 +10年間培われた知識。 +\endtext + +\text +ジェシカはそれを思い出しながら口にし、 +今か今かと射精の時を待っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オークのチ●ポ汁で、私の子宮を孕ませて。 + あなたたちの仲間を殺した償いを、 + お願いだからさせてほしいのっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「へへっ、おまえが殺した分をお前が産んで + 補うってか? いい心がけじゃねぇか」 +\endtext + +\text +オークの肉棒に血管が浮き上がり、 +ビクビクと膣内で震える。 +\endtext + +\text("オークB") +「それじゃ出すぞ、肉穴奴隷っ! + 俺の精液、しっかり子宮で呑み込めよっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぁぁぁあああっ! ちょうだいっ! + 私の子宮に、口に、ケツ穴にぃっ!! + あっついチ●ポ汁吐き捨ててぇっ!!」 +\endtext + +\text +3本の肉棒が、 +一度にゴリュッと肉穴をえぐった。 +\endtext + +\text +次の瞬間、 +それぞれの肉棒から熱い精液が吐き出された。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ごふっ、おごっ……んふぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text +アクメと同時に、魔物たちが射精する。 +\endtext + +\text +オークの子種が子宮口をこじ開け、 +勢いよく子宮内へと流れ込んでいく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃっ! んっ、あぁっ!! + 子宮の中っ……んへぁっ、精液が、 + 流れ込んでっ……るぅっ!!」 +\endtext + +\text +汚らわしい魔物の精液が、 +子を宿す神聖な子宮を侵していく。 +\endtext + +\text +そんな背徳的な快感を得て、 +ジェシカは幸せそうによがり鳴く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゴクッ、ゴキュッ……んふぁっ、 + 精液、おいしいっ……もっと飲ませてっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゴブリンの精液っ、あはぁっ!! + 濃くて、熱くて……最低の臭い……」 +\endtext + +\text +口へと直接流し込まれるゼリー状の精液を、 +ジェシカは嬉々として飲み込む。 +\endtext + +\text +口だけではない。 +\endtext + +\text +肛門に注ぎ込まれた精液も、 +ジェシカの直腸は溜めこんでいく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっぷ……んへぁ……」 +\endtext + +\text +口からズルリと肉棒が引き抜かれると、 +ジェシカは精臭交じりの吐息をついた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「し、しあわ……せ……♪ + あの10年間……ずっと、 + こんな気持ちだった……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なのに、助けられて……すごく、 + 悲しかった……。私はずっとあそこで、 + 犯されていたかったのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが、おまえの本心。おまえ自身 + 気づいてなかった、本当の自分だ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひ……。教えてくださって…… + ありがと、ございまひゅ……」 +\endtext + +\text +妖艶な微笑みを浮かべたジェシカは、 +両穴で肉棒を頬張ったまま腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あぁ……み、みなさ……ん……。 + ど、どうか……もっと、 + 私を犯してください……」 +\endtext + +\text +魔物たちに対しても、 +ジェシカは言葉を改め、懇願し始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「執行人として……たくさんの魔物を + 殺してきた私に、どうか……その恨みを、 + ぶつけてください……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私は贖罪のため、皆さんの肉穴奴隷として、 + い、いつでも、どこでも、 + 股を開かせていただきます……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「性処理用の穴として、お気軽に + 使っていただき、チ●ポにたまった汁を、 + 吐き捨てていただければ幸いです」 +\endtext + +\text +ジェシカは自ら指で肉ビラを開き、 +腰を突きだした。 +\endtext + +\text +周囲の魔物たちはそれを見て、 +ゴクッと生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「ぉぉぉぉおおおおおーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、んぶっ、 + んぉっ、おぶぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +口に肉棒がねじ込まれ、しゃぶらされる。 +\endtext + +\text +膣と肛門に入っていた肉棒は +精液を吐き出すために再び動き始めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んへぁっ、ありがとうございまひゅっ!! + ジェシカの穴をっ、ジュルルッ、 + 使っていただいてっ、んぼぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +荒々しい抽送を受け、 +ジェシカは呼吸さえままならない。 +\endtext + +\text +しかしジェシカは歓喜の声を上げる。 +\endtext + +\text +今のジェシカは、死すらも甘受しかねない +マゾヒストぶりを晒している。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃぃぃいいいっ! きもち、いっ! + オマ●コもっ、ケツ穴もっ、 + オチ●ポでゴリゴリって……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルッ、ヂュズズッ、んへぁっ、 + オチ●ポもおいしいですぅ、 + もっと、なめひゃへてくらひゃいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +心底幸せそうなジェシカを見ていたカイム。 +\endtext + +\text +ふと、自分の股間に視線を落とした。 +\endtext + +\text +すると勃起してズボンを押し上げている +自らの肉棒が目に留まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……俺は寝取られ属性はないと + 思っていたんだが、まさかここにきて + 開花するとは」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦うヒロイン征服モノは奥が深いな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、んっ……また種付け、 + してくださひっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オーク様のオチ●ポで、私をっ、 + 肉穴奴隷の私のマ●コを + 孕ませてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「はぁ、はぁっ……当たり前だろ。 + 肉穴奴隷相手に遠慮なんかするかよ」 +\endtext + +\text("オークB") +「今も、これからも、 + てめぇのマ●コは中出し専用だ」 +\endtext + +\text +激しく出し入れされ、 +捲れ返る膣と肛門の粘膜。 +\endtext + +\text +粘膜は白濁した汁を滴らせながら、 +おいしそうに肉棒をなめしゃぶり続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、ありがとうございますぅっ!! + あぁっ、イクッ!! んへぁっ、 + オチ●ポで、イかされっ、ちゃっ……」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと +大きくジェシカの肢体が痙攣する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、ジュズズッ、くらひゃいっ、 + チ●ポ汁っ、おねがい、しまっ…… + あっ、イクッ、イグゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +腰をくねらせ、口をすぼめ、 +そして手で肉棒をしごき続けるジェシカ。 +\endtext + +\text +彼女が一際甲高い嬌声を上げた直後、 +魔物たちも一斉に雄たけびを上げ、射精した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あがっ、ごふっ……ん゛、 + ンブぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ジェシカの全身が、まるで電気が +走ったかのように激しく痙攣した。 +\endtext + +\text +目を見開き、大きな声で吠えるが、 +その目も、声も、喜びに満ち溢れている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンあっ、精液っ、あはぁぁああんっ! + いっぱいっ、んっ……ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +手でしごいていた肉棒からも、 +精液が降り注ぐ。 +\endtext + +\text +身体の中と外から、穢されていく感覚に、 +ジェシカは恍惚とした表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「精液っ、んんっ!! おいしっ、あひっ! + もっとだひてっ、くださっ……あぁんっ!」 +\endtext + +\text +身をくねらせながら悶えるジェシカに、 +魔物たちは一切の容赦なく +精液を吐き散らしていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、がっ……あひぁっ……」 +\endtext + +\text +すべての穴から肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +膣穴から、肛門から、 +黄ばんだ精液が音を立てて溢れ出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、肉穴奴隷となって + 初めて味わった快感はどうだ、ジェシカ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……はぁ、はぁ……し、幸せ、です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは、俺のために尽くせ。 + さすれば、俺はおまえに望むままの + 快楽を与えるだろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひ……。 + カイム様に、忠誠を誓い、ます……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だからこれからも、肉穴奴隷として、 + ここで……飼って、ください……」 +\endtext + +\text +そう口にするジェシカの表情は、 +とてもとても、安らいだものだった。 +\endtext + +\dlg("ジェシカが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_17.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_17.txt new file mode 100644 index 0000000..3231f10 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_17.txt @@ -0,0 +1,2268 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_17") + +\text +遠征を終えたカイムが玉座に戻ると、 +そこにはリズベルとジェシカが待っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「無事の御帰還、何よりです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「おかえりなさいませ、カイム様」 +\endtext + +\text +そのほか、衛士役の魔物が敬礼し、 +カイムを出迎えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「出迎えご苦労」 +\endtext + +\text +カイムはドカッと玉座に腰を下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が留守の間、変わりはないか?」 +\endtext + +\text +リズベルはメガネをくいっと押し上げる +仕草をしてから、手にした手帳に目を落とす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい。 + 特にご報告申し上げることはありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。ウソだな。 + 何か言いたいことがあるのだろう? + 話せ」 +\endtext + +\text +この魔王軍の中で、カイムともっとも +付き合いの長いリズベル。 +\endtext + +\text +ほんの少しの仕草、癖から、 +リズベルが何かを言おうとして +言えないでいるのをカイムは察した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ですが、今ここでは……」 +\endtext + +\text +ちらっと、ジェシカのことを盗み見る。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、ジェシカのことか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら、そうなの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……そんなことはっ……」 +\endtext + +\text +図星を指され、戸惑うリズベル。 +\endtext + +\text +しかし事ここに至って隠し事をしても +仕方ないと思ったのか、頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、いえ……はい、そうです……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、その……ジェシカ……さんはまだ、 + 魔王軍の人間ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな方に、迷宮での自由を + 与えてしまうと……危険なのではないかと」 +\endtext + +\text +肉穴奴隷として迷宮内で飼われることに +なったジェシカは、自由に迷宮内を +歩き回れるようになっている。 +\endtext + +\text +それは魔物たちがいつでもすぐにジェシカを +犯せるように、というカイムの考えから +そうさせていた。 +\endtext + +\text +だがそれを、リズベルは危険視している。 +\endtext + +\text("カイム") +「武器は与えていないのだから + よいではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、ジェシカさんは司祭です。 + 神の奇跡は使用できるはずです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その気になれば、 + 今この瞬間、私たちに敵対することも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうなのか? + 教義を反故にしたことで神の奇跡は + 使えないものと思っていたが」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、確かに私はもう教義を捨てた + 奴隷ですが、神の奇跡はまだ使えますよ。 + ほら、この通り」 +\endtext + +\text +そういうと、ジェシカは指先に意識を集中し、 +光をまとわせた。 +\endtext + +\text +リズベルはもとより、 +周囲の魔物たちがざわつき始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「やはり、まだラスファの信仰を + 捨てていなかったのですね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちディアボリカや魔物を、 + まだあなたは憎んでいるのでしょうっ!?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いいえ?」 +\endtext + +\text +ジェシカはクスッと笑いながら、 +指先で光を転がし、遊ぶ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ラスファの教義は混沌の浄化っ!! + その神の力を行使できるということ自体が、 + それを証明しているではありませんかっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、やはり彼女は危険です。 + 牢獄につなぎとめておくべきでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着けリズベル。おまえの主張には + ひとつ大きな矛盾が存在している」 +\endtext + +\text("リズベル") +「む、矛盾?」 +\endtext + +\text("カイム") +「考えてもみろ。ジェシカがいまだ俺たちに + 害意を持っているとして、 + ではなぜ今この瞬間、俺たちを殺さない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今でなくとも、今までに何度も + チャンスはあったはずだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺などはすでに完全に + ジェシカを信用しているからな。 + 隙などいくらでもあったはずだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、 + ありがとうございます、カイム様♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それは…… + 私たちを、油断させようと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、 + その油断をすでにしているというのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、うう……」 +\endtext + +\text +リズベルが答えに窮し、うつむく。 +\endtext + +\text +それを見ていたジェシカは、 +光を見つめながら口を開く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「この光は、紛うことなきラスファの光。 + 確かに私とラスファは今も繋がっている」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「この光は、力は、魔物を駆逐するために + 使われるもの。ラスファの信者は、 + 混沌を廃するために戦わなくてはならない」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それが、ラスファの教義」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だからこそっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そう。あなたの疑問はもっともだわ。 + 教義に反している私がなぜ、 + 今も神の奇跡を使えるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ですから、 + あなたが私たちを欺いて……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「その教義が、ラスファの意志とは + 無関係だったとしたら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……え? + そ、そんなこと……あるはずが……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なぜそう言い切れるの? + 少なくとも私は、魔物を駆逐せよなんて + ラスファの言葉を聞いたことはないわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「時代時代の権力者が都合のいいように + 教義を変えるなんてこと、よくある話よ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だ、だとしても……。 + あなたが真実を語っているという証拠は + どこにもありません」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「まぁ、そうね。 + そこはこれから信用を少しずつ + 築いていくしかないわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では信用を築くその間、 + あなたを牢獄に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまでだ。 + 俺のために争うんじゃない」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの言葉を遮った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ!? べ、別にカイム様のために + 言ってるんじゃないですよっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は魔王軍のためにですね……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ウフフッ、私は、鎖に繋がれても + いいわよ? 身動きができない私を、 + 後ろから魔物たちが犯しにかかる……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁ、 + とっても素敵なシチュエーションだわ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは肉づきの良い身体をくねらせ、 +妄想に浸る。 +\endtext + +\text("カイム") +「こういうやつだ。 + おまえの心配は無用だ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それでも私は……まだジェシカさんを + 信用できません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何かおかしな動きをしたら、 + すぐに捕えさせていただきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにしろ。 + さてジェシカ。俺が留守の間、 + たっぷりとかわいがってもらったか?」 +\endtext + +\text +プリプリと怒っているリズベルを尻目に、 +カイムはジェシカに尋ねた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい、それはもう♪ たっぷりと + この肉穴を使っていただきました」 +\endtext + +\text +ジェシカはそういうと、 +深く切り込みの入ったスカートをめくり、 +パンストに包まれた股間をあらわにする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コも、お尻の穴も……オーク様の + ぶっといチ●ポで、いっぱいかき回して + いただきました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ、あっ、あぅっ?」 +\endtext + +\text +突如始まった報告に、 +リズベルは顔を赤くする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうかそうか。 + くそ、オークのやつらめ。 + 俺様の女をよくも……」 +\endtext + +\text("衛兵オークA") +「えぇ? + お、俺たちカイム様のお許しを得て……」 +\endtext + +\text("衛兵オークB") +「理不尽だ……理不尽すぎる……」 +\endtext + +\text +自分の女が、自分以外の肉棒で感じている +姿を想像し、カイムは股間を膨らませた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえがいったい誰のものなのか、 + もう一度たっぷりとその身体に教え込んで + やる必要があるな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +自らの肉棒を取り出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私は仕事がありますのでこれでっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て。おまえのいまの仕事は、 + そこに立ってジェシカと俺のセックスを + 見ることだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、何で私がそんなことしなきゃ + いけないんですかっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなの、ジェシカのテクニックを + おまえに勉強させるために決まっている + だろう」 +\endtext + +\text +何を当たり前のことを言わせるんだ、 +という顔をするカイム。 +\endtext + +\text +しかしそれはリズベルにしてみれば、 +理不尽極まりない命令だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「何を馬鹿な……あ、ううっ……」 +\endtext + +\text +だが部下の魔物たちが見ている前で、 +彼らの上司であるリズベルが命令違反を +犯すわけにはいかない。 +\endtext + +\text +リズベルは顔をさらに赤くしながら、 +その場に留まるしかなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、始めようか。 + まずは口で抜いてもらおう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい♪ カイム様」 +\endtext + +\text +一方で、肉穴奴隷であるジェシカは +衆人環視の中での行為に、全く抵抗がない。 +\endtext + +\text +カイムの足元に跪くと、服を脱ぎ、 +そのまま肉棒へと口を寄せた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んはぁっ♪ カイム様のオチ●チン……」 +\endtext + +\text +肉棒の根元を握り、わずかにこするジェシカ。 +\endtext + +\text +そのまなざしは蠱惑的で、妖艶。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なんで……こんな場所で……」 +\endtext + +\text +リズベルはジェシカがカイムに危害を +加えないかと、気が気ではない。 +\endtext + +\text +そして、他人のエッチな行為など見たくは +ない。 +\endtext + +\text +しかしカイムを心配するリズベルは、 +その行為から目をそむけることができない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、早く終わらせてください。 + 私だって、ひ、暇じゃないんですから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、焼きもちを妬いているのか? + だったらこっちに来て一緒に……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「するわけないでしょうっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、仲がお宜しいんですね。 + 少しだけ、妬けちゃいます」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、 +本格的に肉棒をしごき始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、さすがに手馴れているな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、手コキは肉穴奴隷としての、 + 当然のたしなみですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + では今度は舐めてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムがそう命令すると、 +ジェシカは嫌な顔一つせず、 +むしろ嬉々として舌を出すのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、へはぁ、ジュルルッ……んっ……」 +\endtext + +\text +根元から先端までを、一気に舐めあげる。 +\endtext + +\text +肉棒がビクビクッと小刻みに震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉっ、久しぶりだからな。すぐに出るぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ペロ……ピチャ、いいですよ? + いつでも、私の顔に精液かけてくださいね」 +\endtext + +\text +ジェシカは舌を動かし、亀頭の裏をなめる。 +\endtext + +\text +唾液で濡らした手で肉竿を掴み、 +ニチュニチュと音を立ててしごく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、うわ……うわ……」 +\endtext + +\text +リズベルは思わず顔をそむけるが、 +その視線は肉棒に…… +ジェシカの舌技に釘付けになっている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ、おいしい……。 + カイム様のオチ●チン、 + やっぱりとってもおいしいです♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 味の違いなどがあるのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「もちろん、ゴブリン様のオチ●ポは + 少し苦くて、オーク様のチ●ポは + すこしだけ塩辛いです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様のオチ●ポは……んはぁ、 + とっても野性的な味がして、 + 私は一番好きです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ……精液と、汗と…… + オマ●コの汁の味……。 + それが混ざり合って……あはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「野性的か。ふははっ! それはいい。 + いろんな女のマ●汁を吸ってきたからな、 + 俺の肉棒は」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここにいるリズベルもその一人だ。 + どうだリズベル。他人に自分のマ●汁を + 味わわれる気分は?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……なっ、なっ…… + 何を言ってるんですかっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んふふっ、今度直に味わわせてね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、お断りしますっ!! + もう、早く終わらせてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁそう怒るな。 + 急かさずとも、ぐっ……ジェシカ、出るぞ」 +\endtext + +\text +ジェシカの手と舌によって攻め抜かれた +肉棒は、限界を訴えた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルッ、ピチャ……あふぁ♪ + どうぞ、出してください。カイム様の + チ●ポ汁……たくさんかけてくださいっ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは舌を伸ばし、 +鈴口をくすぐるように舐った。 +\endtext + +\text +手は素早く何度も往復し、肉竿を擦る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ♪ んっ、んはぁっ……。 + でたっ、カイム様のチ●ポ汁っ♪」 +\endtext + +\text +鈴口から、ビュッと噴き出した白濁液。 +\endtext + +\text +それをジェシカは顔で受け止め、歓喜する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あはぁっ、もっと…… + もっと出してください♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様の精液で、 + 私の顔をどろどろにしてくださいっ!!」 +\endtext + +\text +射精中も、ジェシカは手を動かし、 +肉棒をしごき続ける。 +\endtext + +\text +根元から先端へ、尿道にたまった精液を +絞り出すように動かす。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ、くぅっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……わ……」 +\endtext + +\text +肉棒からほとばしる精液の量に驚くリズベル。 +\endtext + +\text +その次に、その精液を絞り出している +ジェシカのテクニックに驚く。 +\endtext + +\text +そして最後に、精液を浴びて妖艶な表情を +浮かべるジェシカ自身に……同じ女であり +ながらドキリとしてしまうのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ……たくさん、出ましたね♪ + とっても濃い精液♪ 溜まってるって + いうのは、本当だったんですね♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が嘘をつくわけがなかろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、うれしいです♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁン、精液……もったいない♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは肉棒をなめ、精液を丹念にぬぐう。 +\endtext + +\text("カイム") +「時に、ジェシカ。 + おまえに少し、聞きたいことがあるのだが」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ン、ふっ、レロ……はひ? + なんでひゅか? カイムひゃま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「先日も教団の残党が、 + この迷宮に攻撃を仕掛けてきた」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが教団を裏切り、俺の奴隷となった + ことはすでに向こうも知っているようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「一部ではおまえを捕え、異端審問にかける + という動きもあるらしい」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら♪ 怖い♪ + 捕まったら……あんなことやそんなこと、 + されちゃうんでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「仲間を裏切ったことに、後悔はないか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ヂュルルッ、レロ、ジュルッ…… + 後悔なんて、欠片もありませんわ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんな腐りきった組織になんて、 + 何の未練もありませんもの」 +\endtext + +\text +ジェシカは肉棒に滴った精液を +きれいに舐め終えると、満足げに微笑む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私の悪夢を終わらせてくれたカイム様には、 + とっても感謝しているんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、俺はただ、 + 好みの女を自分のものにしたかっただけだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「強い男のものになる……クスクスッ。 + 女として、これ以上ない喜び……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あなたも、そうは思わない?」 +\endtext + +\text +突然話を向けられ、淫靡なジェシカの姿に +見入っていたリズベルは戸惑う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私は……そんなこと、言われても……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、そう。でも今にわかるわ♪ + 女の幸せが、どういうものか」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの肉棒に視線を戻すと、 +大きく口を開いた。 +\endtext + +\text +そして硬く勃起したままの肉棒を、 +パクッと咥えこむ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっふっ……ジュルルッ、ジュズズッ + あむっ、んぅっ!」 +\endtext + +\text +肉棒を根元まで咥えこんだかと思うと、 +次の瞬間には頭を上下させる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ♪っ、んっ♪ んっ♪ + んはぁっ……どうでひゅか? + 私のフェラ……気持ちいいですか?」 +\endtext + +\text +乱れた髪を耳の後ろにかけ、 +奉仕を続ける。 +\endtext + +\text +玉座を囲んだオークたちは、 +生唾を飲み込み、ジェシカの痴態を見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……あぁ、気持ちいいぞ。 + 今まで何人もの女に咥えさせたが、 + やはりおまえのフェラは、格が違うな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、そう言っていただけると、 + とってもうれしいですわ♪」 +\endtext + +\text +ねっとりとした肉厚の舌で肉棒を絡め取り、 +口の中でねぶってくる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、チュッ……ジュルルッ、 + んはぁっ、カイム様のオチ●ポも…… + とっても硬くて、素敵……」 +\endtext + +\text +陶然とした表情で、 +カイムの肉棒を見つめるジェシカ。 +\endtext + +\text +激しく頭を上下させ、 +口内粘膜で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、一度射精したのに♪ + もうこんなに、反り返って……あぁ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは美味しそうに肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +いや、事実そう感じているのだろう。 +\endtext + +\text +口から涎を垂らし、 +はしたなく男に奉仕し続ける元聖職者。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もっと…… + 気持ちよく、して差し上げますね?」 +\endtext + +\text +気分が最高潮に達したところで、 +ジェシカは口の中に唾液を溜め込む。 +\endtext + +\text +そして肉棒を根元まで咥えたかと思うと、 +一気に吸い上げた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルルルルルルルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +激しい音を立て、肉棒を吸うジェシカ。 +\endtext + +\text +唇を突きだし、頬をすぼめた、 +肉棒を吸う時だけにできる淫らな表情。 +\endtext + +\text +その表情を見て、 +周囲の魔物たちは股間を膨らませてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、素晴らしいなジェシカ。 + 周りのやつらも、おまえの痴態を見て + 興奮しているようだぞ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、ジュズズッ、ジュロロッ! + んぷはぁっ、それはとっても光栄ですわ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「肉穴奴隷は硬くなったチ●ポを入れて貰う + のが役目ですから……ンチュッ、んはぁ」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、肉棒を咥えながら +魔物たちに向かって腰を振る。 +\endtext + +\text +魔物たちは血走った眼をしながら、 +鼻息を荒くしている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、これで今夜は輪姦決定です♪ + 無理やり押し倒されて、 + 絶対ハメまくられちゃいます♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コだけじゃなくて……ケツ穴まで + ぶっといチ●ポで犯されて……あはぁ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「朝まで……精液便所にされ続けるんです♪ + あぁ、なんて素敵なの♪」 +\endtext + +\text +挑発的に股を開き、股間を魔物たちに +見せつけながら、再度肉棒をすする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルルッ、はぁ、はぁっ! + カイム様も、どうぞ……遠慮なく、 + いつでも私の口に……排泄してください♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、肉穴奴隷っぷりが板についてきたな。 + いや、もともとそうだったのだから当然か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ……あ……」 +\endtext + +\text +異様な熱気に包まれた玉座の間。 +\endtext + +\text +その中で、リズベルは身体の火照りを覚え、 +息苦しそうにしている。 +\endtext + +\text +唇をわずかに開き、 +その隙間から、舌が覗く。 +\endtext + +\text +よくよく見れば、それがジェシカの +フェラの動きに連動しているのがわかる。 +\endtext + +\text +リズベル自身知らず知らずのうちに、 +ジェシカが放つ空気に気圧され、飲み込まれ、 +彼女の姿に自分を投影させている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……では遠慮なく、 + おまえの口に精液を吐き捨てるぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ♪ ど、どうぞっ! + ズュルルッ、ジュプ、ジュプッ……」 +\endtext + +\text +口をすぼめ、吸い上げながら、 +勢いよく頭を上下させる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「に、肉穴奴隷のジェシカの口マ●コに、 + カイムひゃまのっ、チ●ポ汁排泄して…… + くらひゃいっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が口による苛烈な愛撫を受け、 +射精の欲求が一気に増大していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ううっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの身体が仰け反る。 +\endtext + +\text +と同時に、ジェシカの口内の肉棒もまた、 +ビクンッと跳ねた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あむっ、んっ、んふぅぅぅうううっ♪」 +\endtext + +\text +口の中に、精液がぶちまけられた。 +\endtext + +\text +濃い精臭と味が、瞬く間に広がっていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンブッ、んっ♪ ゴキュッ……ゴクゴク、 + ゴクッ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは口を満たしていく精液を、 +その都度美味しそうに飲んでいく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、もっと……もっひょ、 + 精液排泄してくださひ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルルルッ、 + ズズッ、ズルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +口をすぼめ、強烈に吸い上げる。 +\endtext + +\text +尿道に詰まった精液も、 +残さず吸い出していくジェシカ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴクッ……」 +\endtext + +\text +聖衣をまとったジェシカが、肉棒を口に含み、 +あまつさえ精液を飲んでいる。 +\endtext + +\text +その光景には、ディアボリカである +リズベルですら、背徳的な匂いを感じ取った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ズルルッ、ジュルッ、ヂュルルルルルッ♪ + んはぁ、じゅぱっ、ジュルルルッ」 +\endtext + +\text +一心不乱に、上目づかいでカイムの反応を +うかがいながら肉棒を吸い続ける。 +\endtext + +\text +一滴も残さないといわんばかりに。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「チュルンッ……んはぁ、はぁっ♪」 +\endtext + +\text +すべての精液を吸い上げると、 +ジェシカはすぐに肉棒を舌で舐めはじめる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「奴隷である私の口に、精液を吐き捨てて + いただいて、ありがとうございました」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私のよだれで汚れてしまっているので、 + きれいに、舐めとらせていただきます♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そ、そんな……ことまで……」 +\endtext + +\text +フェラだけでなくその後の始末まで +嬉々として行うジェシカに、 +リズベルは絶句する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、だって私……奴隷だもの♪ + ご主人様のためなら、 + なんだって喜んでするわ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ……きれいに、なりました。 + 次は、何をお望みですか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コをお使いになりますか? + それともケツマ●コを?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それとも回復するまでの間、 + 目の前でオナニーをいたしましょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、リズベル。 + 聞いたか? これが肉穴奴隷だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「犯してもらうためならなんだってする。 + そんな女が今更俺の命など狙うはずが + なかろう」 +\endtext + +\text +リズベルは唇の乾きを覚え、 +舌で舐めて湿らせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……は、は……い……」 +\endtext + +\text +そしてようやくそれだけを口にした。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかったな、ジェシカ。 + リズベルの疑いが晴れたぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ♪ 私は奴隷だから、 + あなたも命令していいのよ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コを舐めろって言われたら、 + 喜んで舐めさせていただくわ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いいいっ、いいですぅっ!! + 遠慮しますっ! お断りしますっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは手を目の前でブンブンと振り、 +拒絶する。 +\endtext + +\text +それを残念そうに見ていたジェシカに、 +カイムは次の命令を告げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて次は、久しぶりにおまえのマ●コを + 使わせてもらうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「跨って、自分で入れてみろ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はいっ♪ + 喜んで、オチ●ポ入れさせて頂きます♪」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言うと、 +玉座に座ったままのカイムの腰に跨った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……はぁ、はぁ……んふっ、ンフフッ……。 + 見てる……見られてる……。 + 私の、オマ●コも、お尻の穴も……」 +\endtext + +\text +精液まみれの顔で笑いながら、 +ジェシカは尻を突き出す。 +\endtext + +\text +魔物たちが食い入るように、 +露わになったジェシカの股間を見ている。 +\endtext + +\text +そればかりか、浅ましく肉棒を膣穴で咥える +様子まで、これから見られてしまうのだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、あはぁ……素敵……♪」 +\endtext + +\text +そう思うと、ジェシカの膣穴は瞬く間に濡れ、 +愛液が糸を引いて滴り始めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ……カイム様のオチ●ポで + オマ●コできるなんて…… + ジェシカは幸せ者です……」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、 +肉棒を膣穴にあてがい、腰を下ろす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ……んっ、んっ、んはぁっ……。 + あんっ、うまく、入らな……あんっ!」 +\endtext + +\text +快楽を欲しすぎて、震える身体。 +\endtext + +\text +膣穴はぬるぬると滑り、 +肉棒をうまく咥えこめない。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、落ち着けジェシカ。 + 俺のチ●ポは逃げはせんぞ?」 +\endtext + +\text +カイムが悠然とした口調でそう言うと、 +ジェシカは乙女のように頬を赤らめた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はい……。見苦しいところを、 + お見せいたしました……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、それでは……んっ、あふっ…… + 入れさせて、いただきますね? + カイム様の……あんっ、オチ●ポっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、は、入って、いく……」 +\endtext + +\text +リズベルは顔に当てた手の隙間から、 +ジェシカが腰を下ろしていく様子を見ている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、あっ……熱いのが、 + オマ●コ……こじ開けて……入って……」 +\endtext + +\text +ニュルルッニュルッと、膣粘膜を広げながら +肉棒が入り込んでいく。 +\endtext + +\text +カリ首が粘膜をひっかく刺激をじっくりと +味わいながら、ジェシカはゆっくり腰を +落としていった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ふっ!? + んっ、あっ、あっ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +やがてすべての肉棒が膣穴に入り込んだ…… +いや、飲み込んだというべきか。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイム様のオチ●チン……硬くて、 + 熱くて……とっても、気持ちが、いいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、そうかそうか。 + おまえのマ●コもねっとりしていて、 + 気持ちがいいぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あぁっ……ありがとうございます。 + で、では……ご奉仕、させていただきます」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「に、肉穴奴隷のオマ●コで、 + どうぞ……気持ちよくなってください……」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、 +小刻みに腰を揺すり始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぅんっ、んっ……あ、あはぁっ……。 + カイム様のオチ●チン……すごっ…… + 硬すぎ、です……」 +\endtext + +\text +ジェシカの下腹部を穿つ肉棒の、その圧倒的 +な存在感にジェシカは恍惚となる。 +\endtext + +\text +自分を負かした男の肉棒は、 +ジェシカにとって、特別な存在だった。 +\endtext + +\text +入れているだけで、幸せな気分が胸を満たし +ていくのがわかる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁっ、んっ♪ カイム様。 + カイム様は動かず、そのまま…… + 私にお任せ、ください……」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの胸に手をつき、腰を振る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私がっ……オマ●コを使って、 + オチ●ポから精液、絞り出させて + いただきますから……」 +\endtext + +\text +はしたなく口元からよだれを垂らしながら、 +汗に濡れた胸を揺らしながら、 +淫らに腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……あ、う……。 + あ、あんなに……お尻、くねらせて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「見てる、のに…… + 周りのみんなが、みてるのに……」 +\endtext + +\text +衆人環視の中、恥ずかしげもなく腰を振る +ジェシカを見て、リズベルは自分の方が +恥ずかしくなる。 +\endtext + +\text +大きく股を開き、 +尻穴も、肉棒を咥えこんでいる膣穴も、 +余すところなく魔物たちに視姦されている。 +\endtext + +\text +魔物の中には、 +肉棒をしごきだすものまで現れ始めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、んっ、んっ♪ あはぁっ、 + カイム様のオチ●ポ……まだ…… + 太くなるんですね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コの中で、 + 膨らんでいくのが、わかります……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけおまえの中の具合が + いいということだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、うれしいです♪ + こ、こんな使い古されたオマ●コで + よければ……い、いつでも、使って下さい」 +\endtext + +\text +ジェシカは前後の動きに合わせ、 +腰を浮かせて上下させはじめる。 +\endtext + +\text +ジュルッ、ジュボッと、膣穴が肉棒を +しゃぶる音が玉座の間に響き渡る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はカイム様の、肉穴、奴隷ですから♪ + 私のオマ●コは、カイム様のものです♪ + 私のお尻も、カイム様のものですっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お口も、おっぱいも、全部、全部…… + カイム様の、モノですぅっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの身体が、ビクッと震える。 +\endtext + +\text +膣穴も収縮し、肉棒をきつく締め上げる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ですから、お気軽に…… + お、お気、軽にっ……私の中に、精液…… + あっ、あふぅっ! 排泄、して……くださ」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、イキそうなのか、ジェシカ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はいっ、す、すみませんっ!! + 肉穴の分際で、オチ●ポより早くイキそう + になって、本当にすみませんっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「た、耐えますからっ! + カイム様が射精なさるまで私、んひぃっ! + 一生懸命……耐え、あっ、ふぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカの頭に手を乗せ、 +軽くなでる。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、かわいいやつだ。 + やはりおまえを手に入れてよかった」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、カイムっ、様っ!? そんな、髪を、 + なでたら……私、あっ、だめっ、 + イッちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では一緒にイこうか。俺ももう、 + おまえの中に出したくてたまらんのだ」 +\endtext + +\text +膣穴の中で、肉棒がビクビクと震えている。 +\endtext + +\text +それを感じて、ジェシカは涙を流し喜んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひっ、ありがとうございますぅっ! + 私はっ、幸せ者ですっ!! カイム様に、 + こんなにやさしく、していただけて……」 +\endtext + +\text +全身汗だくになりながら、 +ジェシカは腰を振り続ける。 +\endtext + +\text +膣穴からは涎のように、 +ボタボタと愛液を溢れさせている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ふぅっ! ど、どうぞっ…… + 中に、出してくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「奴隷のオマ●コに……カイム様の精液、 + いっぱい、吐き捨ててくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの大きな尻が持ち上がり、ズルルッ +と肉棒を吐き出す。 +\endtext + +\text +その直後、今度はめいっぱい力を込めて +収縮した膣穴が、肉穴を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ、あっ、イクゥゥゥウウウッ!! + オマ●コ、イクッ、イクゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +膣粘膜で激しくしごかれた肉棒が脈打ち、 +勢いよく精液を吐き出した。 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュクッビュクッと音を立て、 +瞬く間に膣内を満たしていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ♪ 出てますぅっ!! + カイム様のオチ●ポからっ、子宮めがけて、 + 精液がっ、あっ、あぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ゴクッ……」 +\endtext + +\text +膣穴から、 +入りきらなくなった精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text +にもかかわらず、 +肉棒は断続的に精液を吐き出し続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、いいっ! 中出し、大好きっ!! + オマ●コに種付けされるの、 + 私っ……大好きなんですぅっ!!」 +\endtext + +\text +トロォッ……と、ジェシカの口から涎が滴り、 +カイムの腹を濡らす。 +\endtext + +\text +しかしそれに気付かないほどに、 +ジェシカは乱れ、あえぎ続けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁ♪ + あ、あんなに出したのに……まだこんなに、 + 出るなんて……」 +\endtext + +\text +膣内を精液で満たされ、 +ジェシカは蕩けた表情で囁く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様の精液で、私のオマ●コ……あん、 + 子宮の中まで、いっぱいです♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえががんばって奉仕してくれたからだ。 + 本当に気持ちよかったぞ、ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あはぁん……♪ うれしい♪ + あ、あの……えと、ですね……」 +\endtext + +\text +カイムに褒められ、照れるジェシカ。 +\endtext + +\text +モジモジしながら視線を落としたかと思うと、 +チラチラとカイムの表情をうかがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 言いたいことがあるなら言え」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はいっ。あのっ……カ、カイム様さえ + 宜しければ……あの、も、もう一度…… + ご奉仕させて頂ければと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、なんだそんなことか。 + 俺は言ったはずだぞ? + おまえの望むままの快楽を与えてやると」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしてくれるというのであれば、 + 喜んでしてもらおう。よろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +ジェシカの顔がパァッと明るくなった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あっ……あっ、あはぁんっ!! + まだ、かたっいっ♪ + すごっ……このオチ●ポっ、やっぱり……」 +\endtext + +\text +先ほどよりも積極的に、淫らに、激しく、 +肉棒を膣穴でしごくジェシカ。 +\endtext + +\text +愛液と精液が混じり合い、 +卑猥な音を響かせている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「やっぱりすごいぃっ!! あぁ、最高っ! + カイム様のオチ●ポが、 + 一番っ……きもち、いっ……あひぃっ!」 +\endtext + +\text +一度絶頂したことで、もともと僅かしか +残されていなかったジェシカの理性が、 +完全に溶けてなくなった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ♪ もっと、見てぇっ!! + オマ●コでオチ●ポしごいてるところっ、 + もっと近くで、よく見てぇっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは周りの魔物たちに向かって、 +そう叫んだ。 +\endtext + +\text +魔物たちはゴクッと生唾を飲み込み、 +吸い寄せられるように近づいてくる。 +\endtext + +\text("衛兵オークA") +「す、すげぇ……」 +\endtext + +\text("衛兵オークB") +「ひひっ、 + ほんとに恥じらいってもんがないんだな。 + あー、早く俺も突っ込みてぇ」 +\endtext + +\text +そして音を立てて肉棒を舐めしゃぶる膣穴を +見ながら、自らの肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、すごい、見てるっ♪ + 血走った眼で、私のオマ●コ、見てるっ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁっ……絶対後でレイプ、される♪ + 部屋に戻ったら、きっと何十匹も…… + オークが、私を待ち構えて……」 +\endtext + +\text +快感と妄想に煽られ、ジェシカの腰の動きが +さらに早くなる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ハァ、ハァッ♪ 私を鎖で繋いでっ、 + 身動きできなくしてからっ……あぁんっ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コも、ケツ穴もっ、 + お口もおっぱいもっ、犯されちゃうっ♪ + 朝まで、肉便器扱い……されちゃう♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、けしからんな。 + 俺の女だというのに」 +\endtext + +\text +カイムは手を伸ばし、 +ジェシカの大きな乳房を揉んだ。 +\endtext + +\text +汗で濡れ光る肌は、ぬるぬると滑る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイム様がいない間も、 + 私……首輪をつけられて、 + 肉便器に、されていたんですよ?」 +\endtext + +\text +ジェシカは肉棒で感じながら、 +生々しい記憶を呼び起こしていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひ、人として見てもらえずに、 + 床に這いつくばらされて、 + 股を、強引に広げさせられて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ、はぁ……あ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの痴態を見続けてきたリズベルの +吐息が、ここに来てさらに荒くなる。 +\endtext + +\text +股間のあたりを手で押さえながら、 +モジモジとし始める。 +\endtext + +\text +それでもカイムの命令を愚直に守り、 +視線をそらさず、ジェシカの告白にも +耳を傾け続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ご飯を食べているときも、 + 寝てる、時もっ……ずっとずっと…… + 気絶しても、犯され続けて、ました……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オチ●ポを何百本も入れられて、精液を、 + 吐き捨てられて……。私のオマ●コは、 + 精液便所、そのものでした♪」 +\endtext + +\text +ゾクッと、 +ジェシカの背筋を快感が駆け上がる。 +\endtext + +\text +ジェシカは肉棒のみならず、 +自分の言葉によっても、快楽を得ている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひぃんっ♪ こんな私を…… + け、軽蔑……なさいますか?」 +\endtext + +\text +自分を徹底的に貶めることで、 +自虐的な悦楽をむさぼっているのだ。 +\endtext + +\text +それが、ジェシカの性癖。 +\endtext + +\text +自分を汚し、恥ずかしめることでしか、 +ジェシカは安楽を得ることができない。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、そんなことはない……。 + おまえは俺の、大切な女だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……とはいえ、おまえは軽蔑して + もらった方がいいのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「蔑まれ、モノのように扱われ、 + いたぶられる事が何より好きなのだろう?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ、んっ、あぁっ!! はひっ、 + そうですっ、私は、マゾなんですぅっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「変態で汚らわしい、肉穴奴隷なんですっ! + どうかっ、どうかっ……モノのようにっ、 + ゴミの様にっ……扱って、くださひっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは心の底から幸せな表情で、 +そう叫んだ。 +\endtext + +\text +膣穴がキュンキュンッと収縮し、 +彼女のアクメが近いことを知らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、ではそうさせてもらうか。 + そろそろおまえのマ●コに出すが、 + いちいち許可も要らないというわけだな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んふぁっ、はひっ! 要らないですぅっ! + き、気軽にっ……好きな時にっ、 + 私のオマ●コに中出ししてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text +ジェシカはアクメしそうになるのをこらえ、 +カイムの射精を待つ。 +\endtext + +\text +けれど歯を食いしばり、涎を垂らしながら、 +必死に腰を振る。 +\endtext + +\text +その健気な姿に、カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……クククッ、 + それでは、出すとするかっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひっ♪ くださいっ!! + ジェシカのマ●コに、カイム様の精液っ!」 +\endtext + +\text +ジェシカは勢いよく腰を落とした。 +\endtext + +\text +アクメ寸前の膣穴が、とどめとばかりに +ゴリュッと肉棒をしごいた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっひぁぁぁぁぁあああああっ!! + いいっ、イクッ、オマ●コイグぅぅううっ」 +\endtext + +\text +2度目の膣内射精を受けて、 +ジェシカは絶叫を上げ、アクメする。 +\endtext + +\text +子宮内まで精液で満たされ、行き場を失った +子種は膣外へと溢れ出ていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あふぅっ、すごっ……いぃっ!! + オマ●コの中っ、カイム様の精液でっ、 + いっぱいっ……あはぁっ♪」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、膣内を満たした後も +音を立てて精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……す、ご……い……。 + いっぱい、あふれて、る……」 +\endtext + +\text +それを幸せそうな顔で受け止めるジェシカを、 +リズベルは羨ましそうに見ている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、まだっ……でてるっ♪ + 私のオマ●コの中でっ、オチ●チンが + ビクビクッて……痙攣、して……」 +\endtext + +\text +艶かしい吐息をつきながら、 +ジェシカはアクメの余韻に浸る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ!?」 +\endtext + +\text +しかし満足し、心も身体も緩み切って +しまったジェシカの尿道から、 +突然黄金水が迸る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、だめっ! + ごめんなさっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +小水はそのままカイムの腹にかかり、 +水浸しにしていく。 +\endtext + +\text +ジェシカは半泣きになりながら +小水を止めようとする。 +\endtext + +\text +しかしアクメしたばかりの身体は、 +全くいうことを聞いてくれない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「止まってっ! おしっこ、止まってっ! + あぁ、ごめんなさい、ごめんなさいぃっ!」 +\endtext + +\text +涙を流し、何度も謝るジェシカ。 +\endtext + +\text +その様子があまりに可愛らしく、 +カイムはそれを笑って許す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、構わん。我慢せずもっと出せ」 +\endtext + +\text +そればかりか下から肉棒で膣穴を突き上げ、 +膀胱を圧迫する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、そんなっ……突かれたらっ、 + おしっこ出ちゃうっ、 + いっぱい出ちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +その後も黄金水は漏れ続け、玉座はすっかり +ジェシカの黄金水まみれになってしまった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁ……は、うぅ……。 + も、もうしわけ、ありませ……あ、う……」 +\endtext + +\text +ようやく小水が止まった時には、ジェシカは +アクメと相まってぐったりしていた。 +\endtext + +\text +肉棒が抜けた膣穴からは、 +出したばかりの精液が溢れ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「謝ることはない。 + 気持ちよかったぞ、ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「う、うぅ……ありがとう、ございます……。 + ま、またいつでも……使ってくださいね?」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムに抱きつくと、 +おずおずとひかえめに、頬に口づけをした。 +\endtext + +\text +奉仕を終えたジェシカは、 +脱いでいた服を着て、 +カイムの隣に立っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだリズベル? + これが本物の奉仕というものだぞ」 +\endtext + +\text +カイムは片手でジェシカの身体を抱きながら、 +離れた場所で見ているリズベルに話しかけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ!? あ、うぅっ……そ、そんなの、 + 私に求められても……困ります……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、そうか? + だがその割には、熱心に見ていたようだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はうっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはビクッと身体を硬直させ、 +後ずさる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なんだったら私が手取り足取り、 + 教えてあげましょうか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「男を喜ばせる、テクニックを。 + うふふふっ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムのもとを離れて +リズベルへと歩み寄る。 +\endtext + +\text +そうして手を伸ばそうとするが、 +リズベルは顔を真っ赤にしたまま、 +駆け去っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「け、結構ですーーーーっ! + それでは私は、 + し、失礼させていただきますっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら♪ 逃げられちゃった♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、 + まぁリズベルらしいといえばらしいがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、おまえはどうするのだ? + ここに、おまえを犯してやろうと + 鼻息荒くしてるやつらが大勢いるわけだが」 +\endtext + +\text("衛兵オークA") +「はぁ、はぁ……も、もう我慢、できねぇ」 +\endtext + +\text("衛兵オークB") +「い、いいんだよな? なんたってこいつは、 + 肉穴奴隷なんだからよ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの淫靡な姿を見続けてきたオーク達。 +\endtext + +\text +今にもジェシカに襲いかからんとしている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ♪ もちろん、私は逃げませんわ。 + 望まれればこうして……うふふっ、 + 股を開くだけです♪」 +\endtext + +\text +ジェシカはそういうと、 +その場で四つん這いになって +尻をオークへと向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、淫乱女め。 + オークども。そういうことだ。 + おまえたちの好きに犯していいぞ」 +\endtext + +\text("衛兵オークたち") +「うぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの許可が出たことで、オークたちが +一斉にジェシカの身体に群がった。 +\endtext + +\text("カイム") +「望み通り、部屋に連れ込んで + 鎖につないで輪姦してやれ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ひと時の休息を +得るため寝室へと戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_18.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_18.txt new file mode 100644 index 0000000..961bf65 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_18.txt @@ -0,0 +1,1116 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_18") + +\text("カイム") +「……どうしたんだ、ジェシカ?」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカを見るなり、そう尋ねた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「別に、なんでもないです」 +\endtext + +\text +ジェシカはプイッとカイムから +視線をそらしてしまう。 +\endtext + +\text +夜の供にと思い、 +久しぶりにジェシカを呼んだカイム。 +\endtext + +\text +しかし呼び出されたジェシカは、 +ひどく不機嫌そうだった。 +\endtext + +\text +尋ねてもなんでもないというばかりで、 +らちが明かない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ひょっとして……最近お前を呼んでいない + から、それですねてるのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「っ!? + 別に……そういうわけじゃないです」 +\endtext + +\text +そういうわけではないといいつつ、 +どうやら図星らしく、動揺している。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。それは悪かったな。 + 俺もここの所忙しくてな。 + おまえだって知っているだろう?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「分かっています。ですから別に + すねてないって言ってるじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだかおまえ、最初に会ったころとは + 別人のようになったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「えらく可愛いではないか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「えっ……」 +\endtext + +\text +カイムはニヤニヤしながら +ジェシカを見ている。 +\endtext + +\text +そんな視線にさらされ、 +ジェシカは居心地悪そうに身体をくねらせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、それで……どういったご用件ですか?」 +\endtext + +\text +ジェシカが話を戻そうと、そう尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がお前をここに呼ぶ理由など、 + ひとつしかないだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そうだな…… + 今日は趣向を変えてみるか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「趣向、ですか?」 +\endtext + +\text +眼鏡の奥の瞳を細め、 +ジェシカが首をかしげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「従順なおまえも可愛いが、久しぶりに + 出会ったころのおまえが見てみたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで、今日のお前は執行者だ。 + 俺を殺すといっていたころの感覚を + 思い出しながらやってみろ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「えっ……え? + そ、そんなことを言われても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは命令だぞ、ジェシカ。 + 俺に逆らうのか? ん?」 +\endtext + +\text +命令、という言葉に +ジェシカはビクッと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「め、命令……」 +\endtext + +\text +頬をわずかに赤らめ、 +かけられた言葉を反芻する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、わかりました。カイム様の御命令には、 + 逆らえません」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それでは今宵は、私がリードして、 + カイム様を楽しませて差し上げますね?」 +\endtext + +\text +ジェシカはそういうと、 +パチリと目をつぶった。 +\endtext + +\text +そして再び見開いたとき、 +その瞳は爛々と輝いていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そこに横になりなさい」 +\endtext + +\text +そしておもむろに、 +カイムをベッドに突き飛ばすのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら、もうこんなに硬くしちゃって。 + そんなに私とオマ●コしたかったの?」 +\endtext + +\text +カイムを押し倒したジェシカは、 +ズボンに手を伸ばし、 +そのまま肉棒を引っ張り出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬお、ジェシカ。いきなりだな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスクスッ、毎晩女をとっかえひっかえ + してるくせに、よくもこう際限なく + 勃起できるものね」 +\endtext + +\text +ジェシカはスカートをめくり上げ、 +露わになった大きな尻で肉棒を擦る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、毎晩ではないぞ。 + 実際昨日は戦闘があって、 + 女を抱けずじまいだったからな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「へぇ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +しかしジェシカは一言そう返しただけだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから早く、入れさせてくれ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「え? いやだけど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text +ジェシカのまさかの拒絶に、カイムは驚く。 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの肉穴奴隷であり、 +要求を拒むなど、考えられない。 +\endtext + +\text +しかし目の前で背を向け見下ろしてくる +ジェシカは、首を横に振っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なんで私が、 + あなたに指図されなきゃいけないの?」 +\endtext + +\text +ジェシカは大きな尻をドスンッと下ろした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐうっ……」 +\endtext + +\text +尻の割れ目で肉棒が圧迫され、 +カイムは思わずくぐもった声を漏らす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「今日は、私があなたを犯すの。 + あなたは黙ってチ●ポをおったてて + いればいいの、わかった?」 +\endtext + +\text +そう言って、尻の割れ目に肉棒をサンドし、 +前後に腰を揺すり始めた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あふっ、はぁ、はぁ……。 + 相変わらず、大きくて熱いチ●ポね。 + パンスト越しに、熱が伝わってくるわ」 +\endtext + +\text +ジェシカが腰を振り続けていると、 +やがてニチャニチャと音がし始める。 +\endtext + +\text +その音の出どころは言わずもがな、 +ジェシカの股間だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、おまえのマ●コが + 濡れてきてるのがわかるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが腰を振るたびに、 + 愛液を吸ったパンストがニチャニチャ音を + 立てているからな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら、私は黙ってろって言わなかった?」 +\endtext + +\text +ジェシカの大きな尻が持ち上げられ、 +すぐさま落ちてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「かはっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぐっ……おい待て、 + おまえの尻はでかくて重すぎ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「黙ってろって言ってるでしょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「がはぁっ!」 +\endtext + +\text +肉棒がつぶれるかと思うほどの、 +圧迫感を味わわされるカイム。 +\endtext + +\text +確かにカイムが要求した通り、今目の前に +いるジェシカは、初めて会ったころの彼女 +そのものだ。 +\endtext + +\text +酷薄な笑みを浮かべ、 +冷たいまなざしでカイムを見下ろしている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、あらあら、 + こんなひどいことされても、 + あなたのオチ●チンは硬いままなのね」 +\endtext + +\text +容赦なく、尻の割れ目で肉棒を擦り続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それどころか、ひょっとしてもう + 出そうになってるんじゃないの?」 +\endtext + +\text +ひとつ違うところがあるとすれば、 +その冷たく見えるまなざしの奥に、 +情欲の炎がともっていることだろうか。 +\endtext + +\text +それを裏付けるように、愛液の染みが、 +さらにパンストに広がっていく。 +\endtext + +\text +ニチャッ、ニチュッと、腰が肉棒の上で +踊るたびに、愛液の糸が引かれ、音が響く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフフッ、情けないわね。 + 魔王ともあろうものが、女の尻に敷かれて + チ●ポ勃起させてるなんて」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でもそういうの、嫌いじゃないわよ? + ほら出して? 私のお尻の割れ目に、 + いっぱい汚い精液出していいわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、くっ……う、くぅっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒をしごかれ、言葉でも嬲られ、 +カイムの興奮は強制的に高められていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスクスッ、ほら、ほらっ♪ + 我慢しても、無駄よ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「本当は私のマ●コに中出ししたいんだろう + けど、尻に敷かれて感じるような男は、 + 空気でも孕ませてなさい」 +\endtext + +\text +ジェシカは冷たくそう言い放ち、 +ムギュウッと、尻の割れ目で肉棒を圧迫し、 +擦り上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐっ、はぁっ!」 +\endtext + +\text +ベッドの上で、カイムの身体が仰け反る。 +\endtext + +\text +肉棒から勢いよく精液がほとばしり、 +放物線を描いて落ちていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスクスッ、本当に、情けないわね。 + お尻でこすられただけでイクなんて、 + まるで童貞みたいよ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは射精中の肉棒を擦りながら、 +カイムを言葉で嬲り続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほら、まだ出るんでしょ? + 無駄な抵抗はやめて、 + 全部出しちゃいなさいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ!?」 +\endtext + +\text +容赦ないジェシカの攻めに、 +カイムは精液を搾り取られていく。 +\endtext + +\text +発射されてはただ空しく落ちていくだけの +精液を見ながら、カイムは悶えることしか +許されない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、やっと射精が止まったわね。 + あなたの汚い精液で、私のパンストが + ドロドロになっちゃったわ」 +\endtext + +\text +カイムに向かって腰を突きだし、 +愛液や精液で濡れた尻を見せつけるジェシカ。 +\endtext + +\text +それを見たカイムは、いましがた射精した +ばかりだというのに、肉棒を勃起させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカ、そろそろいいだろう? + そのでかい尻に、入れさせてくれ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text +ジェシカがピクリと眉をしかめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いてるのか、ジェシカ?」 +\endtext + +\text +しかしそんなことには気づかず、 +カイムは挿入を催促する。 +\endtext + +\text("カイム") +「目の前でそんなにでかい尻を振られたら、 + 我慢できるはずがないだろう」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……ふふっ、 + そんなに入れたいなら……仕方ないわね」 +\endtext + +\text +ジェシカは眉根をピクピクと震わせながら、 +自らパンストに手をかけ、破っていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「うふふっ、これで入れやすくなったわね」 +\endtext + +\text +パンストを破った後、ショーツを横にずらす。 +\endtext + +\text +すると愛液に濡れた秘裂と、 +肛門が露わになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、それじゃあ、早く入れてくれ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスクスッ、 + 焦らなくても、入れてあげるわよ」 +\endtext + +\text +ジェシカは直に秘裂で肉棒を撫で擦り、 +愛液を肉棒に塗布していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コで直にオチ●ポ擦られるのも、 + 悪くないでしょ?」 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニチュッ……。 +\endtext + +\text +ニチャッ、ニチュルルルッ……。 +\endtext + +\text +ジェシカは優に数分、 +じっくりと肉棒を擦り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、あっ……はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +やがて我慢の限界を超えたカイムが、 +自分で肉棒を膣穴にあてがい、 +挿入しようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう我慢できんっ! + 入れるぞジェシカッ!」 +\endtext + +\text +亀頭が膣穴に触れると、 +そのまま一気に腰を突き上げたカイム。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ♪」 +\endtext + +\text +しかしジェシカは腰をくねらせ、 +挿入を拒んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ、ジェシカ……おまえ、なにを……」 +\endtext + +\text +ジェシカは口元に悪女の笑みを張り付かせ、 +カイムの肉棒を握る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフフッ、入れてあげるとは言ったけど、 + 誰がオマ●コを使わせてあげるって言った + かしら?」 +\endtext + +\text +そう言うと、肉棒の角度を変え、 +肛門へと向けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あなたみたいなデリカシーのない男は、 + こっちの穴がお似合いだわ」 +\endtext + +\text +クスッと笑った後、 +ジェシカはそのまま腰を下ろした。 +\endtext + +\text +ズプププッと、愛液を塗りたくられた肉棒は +肛門に飲み込まれていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、ふっ……ほら、あなたのチ●ポが、 + ケツ穴に入っていくわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、これはっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカの直腸内は、カイムの想像以上に +熱く潤っていた。 +\endtext + +\text +愛液のおかげで、肉棒は根元までやすやすと +飲み込まれ、竿全体を粘膜で圧迫される。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほぉら、全部入っちゃった♪ + ガチガチの勃起チ●ポが、私のケツマ●コ + の中で、あんっ、びくびく震えてるわ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「心配しなくても……気持ちよくしてあげる。 + 私のお尻は、オマ●コよりも、あはぁ、 + 気持ちいいんだからっ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは熱のこもった声でそう言うと、 +腰を上下し始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、んっ……動いたら、だめだからね? + 私が……するんだから」 +\endtext + +\text +そう言って、 +主導権を完全に手中に収めるジェシカ。 +\endtext + +\text +緩急をつけて尻穴で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +尻穴自体を緩めたり締めたりして、 +次に来る快感をカイムに予測させない。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……ぐっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ、気持ちいいでしょ? + 私にかかれば、 + 魔王だってチェリーみたいなものだわ」 +\endtext + +\text +妄想の中では百戦錬磨のカイムだが、 +現実世界で百戦錬磨のジェシカには、 +さすがに一対一では敵わない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほら、こうしたらオチ●ポがギュッて + 締めつけられて、 + 精液絞り出されそうになるでしょ?」 +\endtext + +\text +根元まで肉棒を咥えこんだ肛門に、 +ギュギュッと力を込めるジェシカ。 +\endtext + +\text +そしてゆっくりと腰を浮かし、 +先端までねぶり上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐあっ……はっ……」 +\endtext + +\text +すると尿道にたまった先走り汁が、 +すべて絞り出されてしまう。 +\endtext + +\text +ジェシカはそれを、 +何度となく繰り返していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふふっ、そろそろまた + 出したくなってきたんじゃない?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「チ●ポが膨らんで、びくびく震えて、 + ふふふっ、とっても分かりやすいわ、 + あなたのチ●ポ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぐっ、うっ……ジェシカ…… + う、で、でるっ……」 +\endtext + +\text +カイムが身体をこわばらせ、 +射精しようとした瞬間。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、はっ……なっ!? + ジェシカ……なにを?」 +\endtext + +\text +突然、ジェシカの肛門が肉棒を吐き出した。 +\endtext + +\text +ぽっかりと開いたままの肛門が、 +ヒクヒクと収縮し、涎を垂らしている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いま、射精しようとしたでしょ? + いったい誰が許可したの? ねえ?」 +\endtext + +\text +カイムが声のした方を見上げると、 +そこにはジェシカの酷薄な笑みがあった。 +\endtext + +\text +その表情は、完全に執行者だったころの +ジェシカに戻っており……カイムですら、 +背筋がゾクリと粟立った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ジェシカ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、そろそろ射精の欲求が + おさまったところかしらね」 +\endtext + +\text +そう言って、ジェシカは再度腰を下ろし、 +肛門で肉棒を咥えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んあっ、ぐぅっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、太くてかたぁい♪ + 私のケツマ●コが、 + もっと広がっちゃいそうよ♪」 +\endtext + +\text +妖艶な微笑みを浮かべながら、 +腰を振り始めるジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「絶対に。フフフフッ、絶対に♪ + 勝手に射精なんて、させないから♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はこのオチ●ポでケツ穴をいっぱい + いっぱいかき回すから、あなたは私が + イクまで射精を我慢するの。いい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁっ……はぁっ、あぐっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい、だめぇ♪ + またイキそうになったでしょ」 +\endtext + +\text +ジェシカは腰を上げ、肉棒を抜いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「言っておくけど、 + オチ●ポの震えでわかるから、 + だまそうとしたって無意味よ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁっ、ぐっ……む、無理だジェシカ。 + 俺は我慢など、今まで……したことが……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「じゃあ、今から覚えるの。 + フフフッ、我慢に我慢を重ねた後の射精は、 + 気持ちいいわよ?」 +\endtext + +\text +ジェシカは今にも射精しそうな肉棒を手にし、 +肛門にあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「があっ、あっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ♪ すごいっ、ぶっとくて + 硬いチ●ポ、大好きっ♪」 +\endtext + +\text +限界を超えて射精を我慢させられている +肉棒は、カイム自身見たことがないほどに +膨張している。 +\endtext + +\text +血管が浮き上がり、カリ首が広がり、 +直腸粘膜をゴリゴリとえぐる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、気持ちいいわっ♪ + 私のケツ穴、ぶっといチ●ポが + ほじくりまわしてるっ♪」 +\endtext + +\text +カイムの上に跨り、 +髪を揺らして腰をくねらせるジェシカ。 +\endtext + +\text +カイムの目には、 +その背中に漆黒の羽が生えているかのように +見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……まだか、ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あぁんっ! も、もう少しよ♪ + もう少しでっ、あん、イッちゃいそうっ♪」 +\endtext + +\text +腰を上下させるたびに、肉棒にめくられて +肛門の粘膜が露わになる。 +\endtext + +\text +その淫らな光景に、カイムの射精の欲求は +いや増していく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、また出そうになってるわね。 + でも我慢しないと、また抜いちゃうわよ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「出したいんでしょ? オチ●ポから精液、 + いっぱいいっぱい出したいんでしょ?」 +\endtext + +\text +乳房を揺らし、汗を滴らせ、 +ジェシカは苛烈に腰を躍らせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「もう……少しっ、だからっ……。 + あ、あぁんっ、もう少しっ、あと少しでっ、 + 私もっ、ケツ穴でっ……アヒィッ!」 +\endtext + +\text +ジュプッ、ジュププッと、 +淫らな水音が寝室に響き渡る。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒でアナルをほじくる。 +\endtext + +\text +これはセックスではなく、単なるオナニー。 +\endtext + +\text +相手のことを考えない、一方的な快感の搾取。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、イクッ……イッちゃうッ!! + フフッ、よく我慢……したわね♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ご褒美に、んんっ♪ ケツマ●コの中に、 + 出させてあげるっ♪ うれしいでしょ? + ほら、出しなさい? 精液、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +グリグリと大きな尻を8の字に動かし、 +肉棒を徹底的に舐りまわす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私のケツマ●コの中に、ドロドロの精液、 + 排泄していいわよ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほらっ、ほらっ!! ビュルビュルって、 + そのぶっといチ●ポからゼリーみたいな + 精液、絞り出してあげるっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ……で、出るっ……。 + うぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの絶叫が上がると同時に、 +直腸内で肉棒がブルッと震えた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひぁぁぁあああっ!! + イクッ、ケツマ●コで、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くはっ、あっ、がっ……」 +\endtext + +\text +カイムとジェシカ、 +ふたりの身体が同時に痙攣する。 +\endtext + +\text +肉棒からは勢いよく精液がほとばしり、 +直腸粘膜を灼いていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ♪ いいっ!! チ●ポ汁っ、 + ケツ穴にいっぱい……あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュクンッと、 +音を立てて吐き出されていく精液。 +\endtext + +\text +ジェシカの言葉通り、 +我慢に我慢を重ねた後の快感に、 +カイムは言葉を失っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「もっと、出してぇっ♪ 出るでしょ? + ずっと我慢してたんだからっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほらっ、オチ●ポしごいてあげるわ♪ + 射精しながらチ●ポしごかれると、 + とっても気持ちがいいでしょ?」 +\endtext + +\text +ジェシカはアクメしながらも、 +肉棒から精液を搾り取ろうと腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +直腸内を満たした精液は、さらに腸奥へと +進んでいく。 +\endtext + +\text +下腹部が精液で重たくなっていく感覚を +味わいながら、ジェシカはアクメをむさぼり +続けるのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ♪ あっ、はうぅんっ……♪」 +\endtext + +\text +射精を終えた肉棒を、肛門が吐き出した。 +\endtext + +\text +直前まで太い肉棒を咥えていたせいで、 +肛門は大きく開かれたままだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、精液……漏れちゃう♪」 +\endtext + +\text +注ぎ込まれたばかりの精液が、 +閉じることのできない肛門からひり出される。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、んっ、はぁ、はぁっ……。 + どう? これで……満足?」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムを見下ろしながら、尋ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……初めてだ。 + こんなに……興奮したのは」 +\endtext + +\text +カイムは脱力し、わずかに頭を縦に振る。 +\endtext + +\text +その反応を見て、ジェシカは満足げに笑った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「またして欲しくなったら、 + いつでも呼びなさい。わかったわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……」 +\endtext + +\text +気だるい気分のカイムは、 +ぼうっとしながらうなづいた。 +\endtext + +\text +それを見て、 +ジェシカは不満げに頬を膨らませる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「本当に分かったの? 絶対呼びなさいよ? + 絶対だからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……わかったわかった」 +\endtext + +\text +性格はきついままだが、顔を赤らめながら +すねるあたり、カイムはジェシカのことを +可愛らしいと思うのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_19.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_19.txt new file mode 100644 index 0000000..2dff528 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_19.txt @@ -0,0 +1,2021 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_19") + +\text +とある日の夜。 +\endtext + +\text("カイム") +「この幻像石は人妻騎士の触手責めモノか。 + 人妻モノ箱に入れるか、 + 触手モノ箱に入れるか、悩みどころだな」 +\endtext + +\text +軍議を終えたカイムは、 +幻像石のコレクション整理をしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いっそ人妻触手モノは別個で分けるか? + だがそうすると余計に種類が増えて + 見たい時に見つけられない恐れも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅ、悩むな。またエルに相談するか」 +\endtext + +\text +カイムは手にした幻像石を +保留と書かれた箱に入れた。 +\endtext + +\text +その時だった。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「大変だ、魔王さん。 + ちょっとこっちに来てくれよ」 +\endtext + +\text +バンッと扉が開かれ、 +スパッキオがあらわれた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「うへ……なんだいこりゃ……。 + こんな薄暗い部屋で何してんだい」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が自分の部屋で何をしようが + 俺の勝手だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、何の用だ?」 +\endtext + +\text +カイムはスパッキオから視線をそらし、 +再びコレクション整理に戻る。 +\endtext + +\text +スパッキオは呆れ顔を浮かべながら、 +カイムの背中に向かって話しかけた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いやなに、 + 酒場の方で面白いことになっててな。 + ちょっと魔王さんにも見てもらおうかと」 +\endtext + +\text("カイム") +「……見てわかるとおり俺は今幻像石の + コレクション整理をしているわけだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その面白いこととやらは、 + この貴重な時間を費やしてまで見に行く + 価値のあるものか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「はぁ? あぁ、なにしてんのかと思ったら + エロい石ころの整理かい」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まぁどっちが価値があるかなんて + 俺には分からんがね、魔王さんには + どうしてもついてきてほしいんだが」 +\endtext + +\text +スパッキオは後ろ頭をかきながらそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。今は営業時間外だ。 + 魔王としての俺に用があるなら + 明日の9時に出直して来い」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ジェシカに関することなんだがねぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと? まさかジェシカに + 何かあったのではないだろうな?」 +\endtext + +\text +カイムは凄味をきかせた声で、 +スパッキオをにらんだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ち、違いやすって、はぁ……。 + 見たらわかるから来てくれやせんかね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ…… + そういうことなら見に行ってやろう」 +\endtext + +\text +カイムは幻像石を丁重に箱に戻すと、 +スパッキオの後について酒場へと向かった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、はぁんっ♪ + もっとっ、もっと激しく犯してぇっ!!」 +\endtext + +\text +スパッキオに連れられてカイムが酒場に +着くと、そこではジェシカがオークたちに +輪姦されていた。 +\endtext + +\text("オークA") +「このっ、 + 言われなくてもやってやるよっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、いつものことではないか」 +\endtext + +\text +その光景を見て、 +カイムは隣に立つスパッキオにそう言った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ、はぁっ……んっ、あぁんっ!! + いいっ、オマ●コもケツ穴もっ…… + オークのチ●ポでいっぱいっ……あはぁっ」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの所有物ではあるが、 +実際は魔王軍共用の肉穴奴隷である。 +\endtext + +\text +そこがどこで、何をしている時であろうとも、 +求められれば股を開かなくてはならない。 +\endtext + +\text("オークB") +「クッ、すげえ締め付けだ。 + このままじゃ、長くもたねぇぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「い、いつでもっ、出していいからっ!! + 精液いっぱい、私の中に注ぎ込んでぇっ!」 +\endtext + +\text +それが執行人として多くの魔物たちを +葬ってきた彼女に課せられた、罰。 +\endtext + +\text("カイム") +「という名目ではあるが、ジェシカ自身が + 強く望んでやっていることだからな。 + 俺がどうこういうことではなかろう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いや、それがね。 + 最近はそうでもなくって」 +\endtext + +\text +スパッキオはよく見ろと言わんばかりに、 +ジェシカを指さした。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まぁあいつらの性欲処理をしてくれんのは、 + まとめる側の俺としちゃ大助かりなわけ + なんだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 言われてみれば、なにやらいつもと + 様子が違うな」 +\endtext + +\text("オークC") +「あぐっ……こいつ、 + 自分から俺のを握って……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほら、もっと犯していいのよ? + 私のお尻もオマ●コも、 + 好きにしていいんだから」 +\endtext + +\text +ここでのジェシカの立場は、 +最下層に位置している。 +\endtext + +\text +実際は実力があるため、 +魔物たちからの扱いはそうひどくはないが、 +それでも奴隷であることに代わりはない。 +\endtext + +\text +故にいつもなら、ジェシカは下位層の +オークに対しても、敬語を使っている +はずなのだが……。 +\endtext + +\text("オークD") +「くぅ、くそっ、 + こいつ手コキがめちゃうめぇ。 + も、もう、出そうだっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ……あら、もう満足なの? + 期待外れだわ」 +\endtext + +\text +今日のジェシカは、やけに高圧的だ。 +\endtext + +\text("オークA") +「な、なんだとっ! + てめぇ、言わせておけばっ、 + いい気になりやがってっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「俺たちオークをなめるなよっ!! + てめぇのケツ穴なんざ、 + すぐにガバガバにしてやるからなっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカのその物言いに、 +オークたちが発奮する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁ、んっ、あぁんっ!! + やればできるじゃない。そうっ! + その調子よっ!!」 +\endtext + +\text +勢いを取り戻したオークたちによって、 +ジェシカの両穴が激しくかき回される。 +\endtext + +\text +ジェシカは嬉々として尻を突きだし、 +肉棒を両穴で受け止める。 +\endtext + +\text("カイム") +「何かあったのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いやそれが、 + 最近はちょくちょくこうなんだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「言葉も態度も高圧的になっちまって、 + 奴隷というより、 + 女王様といったほうが正しいくらいで」 +\endtext + +\text("カイム") +「……最近というが、それはいつからだ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうだなぁ……」 +\endtext + +\text +スパッキオが口にした時期を聞き、 +カイムはもしやと思った。 +\endtext + +\text("カイム") +(俺がジェシカにSプレイを強要した時期と + ぴったり重なるな……) +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺の部下なんか、肉穴奴隷のくせに + 生意気だって怒ってて……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「とはいえ、奴隷と言ってもべらぼうに + 強ぇから面と向かって文句なんか + 言えるわけもねぇし」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、イクッ!! イッちゃうっ!! + みんなもっ、一緒にっ……イクのよっ? + 私と一緒にっ……あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが見ているとも知らず、 +ジェシカは大きく身体をのけぞらせ、 +絶頂する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、イクっ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +両穴はもちろんのこと、ジェシカが握り、 +しごいていた肉棒からも精液が迸る。 +\endtext + +\text +その中心にいるジェシカは、 +腰をくねらせながら +嬉々として白濁を浴び続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んあっ、出してっ♪ + オチ●ポから精液いっぱい…… + ビュッビュッて出してぇっ!!」 +\endtext + +\text +全身を痙攣させながら嬌声を上げる +ジェシカは、淫乱そのもの。 +\endtext + +\text("オークA") +「はぁ、はぁ……ま、まだだ……。 + 俺たちはまだこんなもんじゃねぇぞっ!」 +\endtext + +\text +魔物たちは何とかして肉穴奴隷としての +自覚を促そうと、オスとしてのプライドを +保つためにもジェシカを犯す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、んっ、あはぁぁぁああんっ♪ + だ、出しながらっ、アヒィッ!! 中出し + されながら、オマ●コ、えぐって……」 +\endtext + +\text +肉棒を引き抜くことなく、 +オークたちは肉穴をえぐり始める。 +\endtext + +\text +その雄々しさ、乱暴さに、 +ジェシカは甘い声を上げてよがり鳴く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いいっ、すごっ……オマ●コいいっ!! + ケツ穴もっ、んあっ……ぶっといので、 + かき回されてるぅっ!!」 +\endtext + +\text +髪を振り乱し、汗を飛び散らしながら、 +ジェシカはあえぐ。 +\endtext + +\text +ふと視界の端に肉棒が目に入ったジェシカは、 +舌を出してそれを舐めはじめる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んはぁ、あっ、んっ……レロ、 + レロォ、ジュルルルッ……」 +\endtext + +\text("オークE") +「うぁっ、 + こいつっ……俺のを舐め始めやがった。 + どんだけ強欲なんだよ」 +\endtext + +\text +ジェシカの卑猥な姿を見て勃起した +オークの肉棒。 +\endtext + +\text("オークE") +「クッ、か、勝手に…… + 俺様のを、舐めてんじゃ……ぐはぁっ」 +\endtext + +\text +その肉棒の裏を、 +ジェシカは美味しそうに舐めあげていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁ、んっ……すごいっ、ビクビク、 + してるっ!! 血管が浮き上がって、 + とってもたくましいわ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、こんな凶悪なオチ●ポで + オマ●コかき回されたら、 + どんな女だって墜ちちゃうわ♪」 +\endtext + +\text +従順な肉奴隷から高慢な女王に +変わったとしても、ジェシカの存在が魔物達 +にとって魅力的であることに、変わりはない。 +\endtext + +\text +オークたちは肉棒をガチガチに勃起させて、 +ジェシカの穴をえぐり、ほじくりまわす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルッ、んへぁっ、あっ……あひっ! + オマ●コとケツ穴に入ったオチ●ポがっ、 + 中で、擦れてっ、んっ……ひぃっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、こっちのチ●ポもぉ……♪ + 太くて、素敵っ♪ もっと勃起させて? + できるでしょ? ほら、ウフフッ♪」 +\endtext + +\text +精液で濡れた手のひらで、 +肉棒をしごくジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、大きくなってきたわっ♪ + またいっぱい精液、吐きだしてね? + でないと、許さないから♪」 +\endtext + +\text("オークC") +「うぁっ、あがっ……くそっ、 + 調子に、乗りやがって……」 +\endtext + +\text("オークD") +「俺たちの方が、身分は上なんだぞ? + なのに、なんでこいつ…… + こんなに上から目線で……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ここの所ずっとあんな感じで、 + 魔物の方が奴隷みたいな感じなのさ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「部下の間じゃ、みんなあいつは + サキュバスなんじゃないかって + 半ば本気で言う始末で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「サキュバス……か……」 +\endtext + +\text +カイムも、ジェシカの背中に黒い羽根が +見えてしまったことがあった。 +\endtext + +\text("カイム") +(冗談には聞こえんのが、 + あいつの怖いところだな) +\endtext + +\text("オークA") +「お前ら負けんなよっ!! + 俺たちのチ●ポで、 + こいつをヒィヒィ言わせてやれっ!!」 +\endtext + +\text("オークB") +「おぉっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ♪ オチ●ポ達が、震えてきたわね。 + もう出そうなの? + チ●ポ汁出ちゃいそうなの?」 +\endtext + +\text +目の前の肉棒を舐めながら、 +上目づかいでオークを見つめる。 +\endtext + +\text +自分を取り囲むオークたちにも +挑発的な視線を投げ、笑う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、あっ、あふっ…… + 出してもいいって言ったけど、 + せめて私をイカせてから、にしてよね?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「女ひとり満足にイカせられないなんて、 + 魔物失格よ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わかったら、気合を入れて + 私を……あぁんっ、イカせてちょうだい」 +\endtext + +\text +涎を滴らせながら、肉棒を舐める。 +\endtext + +\text +両方の手のひらで、ニチャニチャと +卑猥な音を立てながら肉棒を擦り上げる。 +\endtext + +\text +腰をくねらせ、2本の肉棒を膣と肛門とで +飲み込み、舐り尽くす。 +\endtext + +\text("オークB") +「くそっ、くそっ! イケッ!! + さっさとイキやがれぇっ!!」 +\endtext + +\text("オークE") +「は、早くしてくれっ! + でないと、俺……もうっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もう少しっ、だからっ……んあっ! + あと少しでっ、イクッ……からっ!」 +\endtext + +\text +1対5だというのに、 +主導権は完全にジェシカが握っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「気持ちいいっ、あぁっ!! + イキそうっ!! オークチ●ポでっ、 + 私っ、イカされちゃ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ジュルルッ! んふぁっ、 + み、みんなも……もう、いいわよ? + イッても……私に、出してもっ……」 +\endtext + +\text +幸せそうな顔で、 +ジェシカは魔物たちに射精の許可を与える。 +\endtext + +\text("オークA") +「くっそがぁぁぁあああっ!! + あぁもうだめだっ!! + 出るっ、俺も出ちまうっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「イクッ、イクッ!! 中に出してっ! + 顔にも、身体にも、オークの精液…… + いっぱいかけてぇっ!!」 +\endtext + +\text +オークたちは肉棒に目いっぱい力を込め、 +膣や肛門をかき回す。 +\endtext + +\text +しかし最後まで、ジェシカから主導権を +奪うことはできなかった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、イクッ、イクゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +身体の内と外に、 +同時に精液を浴びる元聖職者。 +\endtext + +\text +ビクンビクンッと激しく痙攣しながら、 +快楽を貪り尽くす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いいっ、もっとっ!! + もっといっぱい中出ししてぇっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「顔にもっ、身体にもっ……んぷぁっ! + オークのチ●ポ汁っ、ぶっかけてぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさしく、サキュバスそのものだな」 +\endtext + +\text +ジェシカの姿を見て、つぶやいた。 +\endtext + +\text +隣にいるスパッキオも同意し、頷く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ♪ 素敵ぃっ! + オークのチ●ポ汁……とっても臭くて、 + この匂いだけで……妊娠しちゃいそうっ」 +\endtext + +\text +酒場に充満していく精臭を嗅ぎながら、 +ジェシカはアクメの余韻に浸るのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あ……ん、あふぁ……」 +\endtext + +\text +大量の精液を浴びたジェシカは、 +ぐったりとしている。 +\endtext + +\text +膣と肛門にはいまだに太い肉棒が入っていて、 +精液の残滓を流し込んでいる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はふ……あ、んふぁ……。 + き、きもち……よかった……」 +\endtext + +\text +ジェシカは満足げにそうつぶやいた。 +\endtext + +\text +その時、カイムは彼女に声をかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「見せてもらったぞ、おまえの乱れっぷりを」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……んふぁ?」 +\endtext + +\text +ジェシカはアクメした直後ということもあり、 +ひどくぼんやりとしている。 +\endtext + +\text +しかし振り返った先にカイムの姿を認めると、 +ハッとなる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイム……様? + い、いつから、そこに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ体力のあるオークども、 + ジェシカを取り囲め」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さん? 何するつもりで?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、簡単なことだ。勘違いをしている + 奴隷に、再教育を施すだけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも、 + それが目的で俺を呼んだのだろう?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へへっ、話が早くて助かるね。 + それじゃ、後はよろしく頼むぜ魔王さん」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、おまえはヤッていかないのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まとめ役はいろいろと忙しくてね。 + んじゃ、さいなら」 +\endtext + +\text +スパッキオはそういうと、 +手をヒラヒラとさせながら酒場を出ていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まぁいいか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あの……カイム様……。 + さ、再教育って……」 +\endtext + +\text +魔物に囲まれたジェシカが、 +肩を震わせながらカイムに尋ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「肉穴奴隷の分際で命令とは、 + ずいぶんと偉くなったものではないか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +魔物に命じてジェシカの両足を拡げさせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「すみませんっ、あっ……お許しくださいっ + ……んっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +大きく開かれた両足。 +\endtext + +\text +露わになった股間は、 +直前までの性交の名残が付着し、 +ヌラヌラと艶めかしい輝きを放っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、許せだと? + 今から何をされるか、 + 分かっているかのような口ぶりだな」 +\endtext + +\text +カイムは自らの肉棒を取り出し、 +ジェシカの膣穴へと向けた。 +\endtext + +\text +ジェシカは肢体をくねらせ、抵抗する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、んんっ……それは、あはぁ……。 + だめっ、オチ●チンが……こんなに、 + 私に……向けられ、て……」 +\endtext + +\text +しかし多勢に無勢。 +\endtext + +\text +数本の肉棒を突きつけられても、 +逃げることができないでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、分かって当然か。 + 股を開かされ、チ●ポを突きつけられたら、 + されることはひとつだけだしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、そうだ。 + いまからおまえが想像している + 通りのことをしてやるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここにいる、全員でな」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおっ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「魔王様万歳っ!!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「カイム様万歳っ!!」 +\endtext + +\text +カイムがそう宣言すると、 +酒場にいた魔物たち全員が歓声を上げた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あ…… + うぅっ、す、すみませんでしたっ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「も、もう調子に乗って、 + あんなこと、しませんから……。 + どうか、どうか……お許しを……」 +\endtext + +\text +ジェシカは目じりに涙をたたえ、懇願する。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはもとより、 +周囲の魔物たちがそれを許さない。 +\endtext + +\text("オークF") +「あやまった程度で + 許されると思ってんのか?」 +\endtext + +\text("オークG") +「そうだっ!! + 奴隷の分際で俺たちに命令しやがって」 +\endtext + +\text("オークH") +「今日は徹底的に調教しなおしてやるからな、 + 覚悟しておけよっ!!!」 +\endtext + +\text +普段はジェシカの実力を恐れ、 +強く出ることの出来ないオークたち。 +\endtext + +\text +しかし今、この場にはカイムがいる。 +\endtext + +\text +オークたちは日頃の鬱憤をぶちまけるが如く +叫び、そしてジェシカをみて舌なめずりを +している。 +\endtext + +\text("カイム") +「だそうだ。手下たちもやる気満々だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで、おまえはもう、 + 泣こうが喚こうが、ズタボロになるまで + 犯される事が確定している」 +\endtext + +\text("カイム") +「大人しく、受け入れるんだな。 + クククッ、はーっはっはっはっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはひとしきり笑うと、 +ニチュッと膣穴に肉棒の先をあてがう。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃっ!? あっ……うっ、 + お許しを……カイム様っ、お許しっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くどいっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカにみなまで言わせず、 +カイムは腰を前に突き出した。 +\endtext + +\text +するとオークたちも一斉に、 +ジェシカを犯し始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、んぐっ……くっ、んぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +膣穴と肛門に、肉棒が入り込んだ。 +\endtext + +\text +ジェシカは悲鳴じみた嬌声を上げ、 +身体をのけぞらせた。 +\endtext + +\text("オークF") +「おらおらっ!! + まだ先っぽがケツ穴に入っただけだぜ? + いい声で鳴いてくれよ? 肉穴奴隷ちゃん」 +\endtext + +\text("オークG") +「俺のもさっさとしごいてくれよ。 + 肉穴奴隷の仕事は俺たちを楽しませる + ことだぜ?」 +\endtext + +\text("オークH") +「そうそう。それを忘れてもらっちゃ困るな。 + オラ、泣いてないでしごけよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、んっ……はひぃっ、 + わ、わかりましたっ…… + しごかせて、い、いただきますぅっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言って、両手で2本の肉棒を +しごき始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、あぁぁああっ!! + 入るっ、オマ●コとお尻の穴にっ、 + オチ●ポ入ってくるぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("オークF") +「当たり前だろうがっ!! お前のケツ穴は + チ●ポ入れるためにあるんだからなっ!」 +\endtext + +\text("オークF") +「少しは思い出したか? + 肉穴奴隷の立場ってもんをよ」 +\endtext + +\text +オークはそのまま、 +太い肉棒を一気に直腸へと突き刺した。 +\endtext + +\text +カイムもまた、 +膣穴に根元まで肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃぃいいっ!! + お、思い出し……まひたっ!! + すみません、ごめんなさいっ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは2本の肉棒に両穴をえぐられ、 +切れ切れの声を上げる。 +\endtext + +\text +そして涙を流しながら謝罪した。 +\endtext + +\text("オークF") +「許すわけねぇだろうがぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっひぁぁぁぁああああっ!! + あはぁっ、だめっ、あぁっ、 + お尻がっ、オマ●コがぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +オークは激しく肛門を肉棒でかき回す。 +\endtext + +\text +ジェシカはその乱暴な抽送に、 +白目をむいて喘がされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、いつになくこいつらは + 怒っているようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうなるともはや、 + 何を言っても怒りを鎮めるのは無理だな」 +\endtext + +\text +カイムもまた、オークの抽送に合わせて +腰を乱雑に振っている。 +\endtext + +\text +ニチュッ、ズポッと、 +2つの穴を2本の肉棒が交互に出入りする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はひぃぃいいっ!? あがっ、ひっ!? + らめっ……おかしくなるっ、 + こんなのっ……あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("オークF") +「ひひひっ、わかったかっ!! + いくら腕が立とうがな、女は穴に + チ●ポ入れられたら終わりなんだよっ!!」 +\endtext + +\text("オークG") +「ひひひひっ、その通りだぜ兄弟」 +\endtext + +\text("オークH") +「俺らのチ●ポぶち込まれりゃ、 + どんな聖女だって最後には痴女みてぇに + アヘ顔浮かべて腰振るのさ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あはぁんっ、んっ……あぁっ!! + ら、らめっ……こんなっ、のっ……。 + たえられなっ、あっ、あふぁっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、耐えなくてもいいんだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは肉穴奴隷なのだ。 + 俺たちがもたらす快楽に、 + 身をゆだねていればいい」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、ゴリュッと、肉棒に力を込め、 +柔らかく蕩けた膣肉をえぐるカイム。 +\endtext + +\text +その一突き一突きに、ジェシカは最大級の +快感を味わわされ、肢体を痙攣させ始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ、んっ、ぎっ……あぁっ!! + だめっ、イクッ! イッちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コとお尻の穴、こんなにぶっとい + チ●ポで犯されたら、私っ……私ぃっ!」 +\endtext + +\text("オークG") +「ぐひひっ、お仕置きされてるってのに、 + おまえには自覚がないのか?」 +\endtext + +\text("オークH") +「仕方ねぇよ、だって肉穴奴隷だし。 + チ●ポハメられたらそこがどこであろうが + 何してようが、構わずイッちまうのさ」 +\endtext + +\text("オークF") +「おらっ、イッちまえよっ!! + 俺もてめぇのケツ穴に中出ししてやるっ! + うれしいだろ? 精液便所ちゃんよぉっ!」 +\endtext + +\text +オークたちは射精に向かって腰を振る。 +\endtext + +\text +鼻息はどんどん荒くなり、 +声も苦しげになっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それでは俺も、 + 仲良く中出しといくか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおまえたち、一斉に出すぞっ!! + こいつに自分が最底辺の身分であることを + 思い知らせてやれっ!!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「おぉっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、来るっ!! + 大きいの、来ちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカもまた切羽詰った声を上げた。 +\endtext + +\text +そしてカイムやオークたちが一斉に腰を前に +突き出した瞬間、ジェシカは落雷にあった +かのように、全身をのけぞらせる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あぁっ!! + イクッ、イックゥゥウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュビュッ、ビュクビュクッと、 +肉棒から音を立てて精液が発射される。 +\endtext + +\text +膣穴と肛門、そして口や顔に向かって、 +白濁液がほとばしる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だめっ、あはぁんっ!! + 身体がっ、あっ……ひぃっ!! + 震えてっ、んっ、あーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +荒々しい凌辱に、ジェシカの身体は +ビクビクと何度も痙攣し、アクメする。 +\endtext + +\text +その度に大きく揺れる乳房にも、 +精液はボタボタと降りかかった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひっ、んぁっ……すごっ、これっ…… + あはぁっ! こんなのっ、久しぶり……」 +\endtext + +\text +膣穴も肛門も、ギュウギュウと収縮し、 +肉棒から精液を搾り取っていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「かはっ……んっ……あはぁっ……。 + はぁ、はぁ……精液、あぁんっ♪」 +\endtext + +\text +膣と肛門の両方から、 +白濁液がゴポッと溢れ出る。 +\endtext + +\text("オークF") +「はぁ、はぁっ……自分の立場が、 + これで少しは分かったか?」 +\endtext + +\text +精液まみれになったジェシカを見て、 +暗い笑みを浮かべているオーク。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひ……わ、わかり、まひた……。 + も、もうしわけ、ありませんでした……」 +\endtext + +\text +ジェシカは口の周りについた精液を、 +チロリと舌を出して舐める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁっ……こ、これからは、 + 心を入れ替えて……肉穴奴隷として、 + 皆様にご奉仕、させていただきます……」 +\endtext + +\text +ジェシカは自らの非を詫び、 +自分から股を開いた。 +\endtext + +\text +それを見た魔物たちは、ゴクッと喉を鳴らす。 +\endtext + +\text("オークG") +「わ、わかればいいんだよ、なぁ?」 +\endtext + +\text("オークH") +「あ、あぁ……そうだな。 + 奴隷としての立場をわきまえてさえいれば、 + 俺らだって何も言わねぇよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ありがとう、ございます……。 + お嫌でなければ、もっと……私の身体を、 + 使ってくださいませ」 +\endtext + +\text +手にした肉棒を、 +再度ニチャニチャとしごき始める。 +\endtext + +\text("オークG") +「おおっ……こいつ、まだやる気か」 +\endtext + +\text("オークH") +「へへっ、根っからの淫乱なんだろ。 + 肉穴奴隷らしくていいじゃねぇか」 +\endtext + +\text("オークF") +「そ、そうだな……まだ夜は長いんだ。 + 改めて、肉穴を使わせてもらうぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +魔物たちに媚を売るジェシカを見て、 +カイムは眉をしかめる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ど、どうかなさいましたか、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、なんでもないぞ。 + それより、続きをするとしよう。 + さぁ、お前らっ! 俺に続けっ!!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉぉおおおおっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが再び、膣穴に肉棒をねじ込んだ。 +\endtext + +\text +オークたちは雄たけびとともに、 +改めてジェシカの身体を犯さんとする。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ、んっ♪ いいっ!! + どうぞ好きなだけっ、私のオマ●コと + ケツ穴、味わってくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +下半身をくねらせ、ジェシカは甘い声で +カイムや魔物たちを誘惑する。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こ、こっちのオチ●ポもっ…… + たくさん、しごかせていただきますね?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そしてできれば……私にこってりした + オーク様のチ●ポ汁、飲ませてください♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは上目づかいで、 +オークたちを見つめる。 +\endtext + +\text("オークH") +「ぐへへっ、そうそう。そうやって最初から + お願いしてくれてりゃ、俺らだってお願い + を聞いてやろうかって気になるってもんだ」 +\endtext + +\text("オークG") +「いいねぇ、 + 元執行者が俺たちにおねだりだなんて」 +\endtext + +\text("オークG") +「気の強い女を屈服させるってのは、 + やっぱ最高だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + なかなか分かっているではないか」 +\endtext + +\text +部下の言葉に、 +カイムは口の端をゆがめ、笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカもかつては、 + 気丈で、気高い女戦士だった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな女を無理やり犯し、快楽でねじ伏せ、 + 理性をたたき折り、そして籠絡し、 + 自ら股を開くよう調教する」 +\endtext + +\text("カイム") +「この世に、これほど楽しい遊びはない。 + そして、これほど愛らしい存在はいない」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んっ、あぁっ!! + カイム様のオチ●ポがっ、また、大きくっ」 +\endtext + +\text +膣内をかき回す肉棒が、 +太く、大きくなっていく。 +\endtext + +\text +一度射精をした程度では、 +カイムの性欲は収まらない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、いいっ!! + 気持ちいいです、カイム様っ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私のオマ●コがっ、カイム様のオチ●ポ + 咥えて、とっても喜んでますぅっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、おまえは本当に可愛いやつだ。 + 未来永劫、おまえは俺のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その首に鎖を巻きつけ、 + 飼い続けてやるぞっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは興奮とともに叫ぶ。 +\endtext + +\text +肉棒は血管が浮き上がり、 +大きくエラを張っている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「気持ちいいっ! + オマ●コ、気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「し、幸せですっ! カイム様にそう言って + いただけて、私は……あはぁっ! + 世界一、幸せですぅっ!!」 +\endtext + +\text +その凹凸激しい肉棒に膣穴をえぐられて +ジェシカは歓喜の声を上げる。 +\endtext + +\text("オークF") +「俺たちがいることも忘れるなよ? + ケツ穴締めてチ●ポしごけよオラッ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、はひぃっ! し、締めますぅっ!! + ケツ穴締めますっ、ケツ穴でチ●ポ + しごかせて頂きっ……ますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、ニュルルルッと、 +太い肉棒が肛門を出入りする。 +\endtext + +\text +擬似的な排泄を何度も何度も繰り返され、 +ジェシカは狂ったように悶えた。 +\endtext + +\text("オークF") +「へへっ、やっぱりこいつのケツ穴は + 最高だぜ。これからも、俺ら全員で + かわいがってやるからなぁっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、ありがとっ、ございますぅぅううっ! + んぁぁああっ! ケツ穴っ、すごいぃっ! + 太いのが、出たり入ったり……あひぃっ!」 +\endtext + +\text("オークG") +「うぉっ、そろそろ……出すぜ。 + どこにほしい? 顔か? 口か? + それとも、その馬鹿でかいおっぱいか?」 +\endtext + +\text("オークH") +「はっ、はぁっ……俺も、出そうだ。 + こいつのテクニック、半端じゃねぇ」 +\endtext + +\text +ジェシカの手によって肉棒をしごかれ続けた +オークたち。 +\endtext + +\text +今にも射精しそうなほどに肉棒を +ビクビクと痙攣させ、苦しそうにしている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、それでは……お口に♪ オーク様の + オチ●ポ汁を、卑しい肉穴奴隷の + ジェシカに、飲ませてください♪」 +\endtext + +\text("オークF") +「くっ、おぉっ!! 俺も出すぞっ! + このまままた、お前のケツ穴に + 中出ししてやるっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカの肛門を犯すオークもまた、 +限界を訴える。 +\endtext + +\text +ジェシカは嬉々として頷き、 +肛門を収縮させて射精を促す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「き、きてっ、来てくださいっ!! + ジェシカのケツ穴にオーク様のオチ●ポ汁、 + 好きなだけ排泄してくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あぁっ、私もっ…… + また、イキそうですっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒に囲まれ、ジェシカは +恍惚の表情を浮かべてそう言った。 +\endtext + +\text +そしてその視線をカイムに向けた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「イ、イッても……いいですか? + あっ、あふぅっ……どうか、 + オチ●ポでイク、許可を……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと震えながら、 +蠱惑的な瞳でカイムを見つめるジェシカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……もちろんいいぞ。 + 俺も、お前のマ●コに種付けしてやる」 +\endtext + +\text +カイムも吐息を乱しながら、 +鋭くえぐるように肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁっ、うれしいですっ♪ + カイム様にまた、 + た、種付けしていただけるなんてっ!!」 +\endtext + +\text +絶頂の許可だけでなく、主の子種を貰える +と聞いて、ジェシカは更に表情を蕩けさせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、あっ、イクッ、イクッ!! + オマ●コとケツ穴、同時に……オチ●ポで + かき回されながら……あ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは何度味わったかしれない +絶頂へと、上り詰めていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あふぁっ、肉穴奴隷の…… + ジェシカ=プルエネが、あひぃっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「み、皆様のオチ●ポで、イ、イカさせてっ、 + い、いただきますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ど、どうぞ、私のはしたないイキ顔を、 + ご覧になって、くださひっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、それを見て笑いながら、あぁっ!! + 私の身体に、お気軽にっ、 + 精液吐き捨ててくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +一気にそう叫んだジェシカの膣と肛門に、 +肉棒が同時に挿入される。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、がっ……はひぁっ!?」 +\endtext + +\text +穴の奥深くを激しく突き上げられ、 +凄絶な快感がジェシカに襲いかかった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ♪ んっ、あはぁぁああっ! + イクッ、イクイクイクぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +ジェシカは甘い声を上げ、嬉しそうな顔で +アクメしている。 +\endtext + +\text +迸る精液はジェシカの身体を、 +中と外を問わず真っ白に塗りつぶしていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぐっ……んっ、ゴクッ……あはぁっ! + くださひっ……もっとっ!! + 精液飲ませてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +上と下の口で、雄汁を飲むジェシカ。 +\endtext + +\text +飲みきれずにボタボタとこぼしながらも、 +肢体を妖艶にくねらせながら追加をねだる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「すごっ、ひっ……あはぁっ♪ + 気持ちっ、いっ♪ + オマ●コも、ケツ穴もっ……あーっ♪」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +激しく痙攣を続けるジェシカ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「んぐっ、ぷはぁっ……あふぁっ…… + ゴキュッ……んぐっ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +ジェシカは幸せそうに、精液を飲み続ける。 +\endtext + +\text +口を開き、膣穴を開き、肛門を開き、 +穴という穴で、精液を貪るのだった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、ふぁ……あ、ふ……」 +\endtext + +\text +射精が終わり、 +カイムたちはフゥッと息をつく。 +\endtext + +\text +しかし暴力的な快感に晒され続けた +ジェシカは、アクメしたまま戻ってこれない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、あがっ……あっ、あっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、少々やりすぎたか。 + だがまぁ、これで満足したのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムはアクメの余韻に浸り続ける +ジェシカに、そうささやいた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……あ、へぁ……」 +\endtext + +\text +しかし、返事はない。 +\endtext + +\text +気絶したジェシカは、 +やがてぐったりと動かなくなった。 +\endtext + +\text +………………。 +\endtext + +\text +…………。 +\endtext + +\text +……。 +\endtext + +\text +ジェシカがそのあとどうなったかというと、 +その場にいた魔物たち全員に、 +数回ずつ犯された。 +\endtext + +\text +気絶してもお構いなしに、 +足を掴んで股を広げ、肉棒をねじ込んで +精液を注ぎ込む。 +\endtext + +\text +そんな行為が、夜を徹して続いた。 +\endtext + +\text +最後には床に打ち捨てられ、放置されていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ん……あ……」 +\endtext + +\text +朝が近づいたころ、 +ジェシカは目を覚まし、 +精液まみれの身体を起こす。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「起きたか、ジェシカ。 + 昨晩は大変だったな」 +\endtext + +\text +酒をちびちびと飲んでいたカイムが +そう声をかけると、ジェシカは乱れきった +衣服をなおし、振り返る。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「おはようございます、カイム様♪」 +\endtext + +\text +そしてニコリと満面の笑みで、 +あいさつをしてくる。 +\endtext + +\text +それを見て、カイムは確信する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカ、おまえ。わざとだな?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい、何がですか?」 +\endtext + +\text +ジェシカはとぼけるが、 +カイムはうすうす気が付いていた。 +\endtext + +\text +そして先ほどの笑顔で、 +それは確信に変わった。 +\endtext + +\text("カイム") +「昨晩の……いや、俺が寝室にお前を呼んだ + あの夜から続く、おまえの行動だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはわざと魔物たちを怒らせた。 + 違うか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ……ええ、そうです。 + 実は最近、私を犯す魔物の皆さんが、 + 淡白でいらっしゃいましたので」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「少しだけ物足りなかったんです。 + だから一芝居打たせていただきました」 +\endtext + +\text +ジェシカはカイムの指摘を、 +あっさり認めた。 +\endtext + +\text +そして胸に手を当て、 +恍惚の表情を浮かべてつぶやく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「用を足すかのように気安く + やり捨てされるのもいいんですが……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「たまには本気で犯してもらいたいと、 + そう思いまして。わざと魔物の方々を + 怒らせて、お仕置きをされる方向へ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……おまえは、本当にマゾだな」 +\endtext + +\text +カイムが半ばあきれた様子でそう言った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「えぇ♪ 私もそう思います♪」 +\endtext + +\text +しかし対するジェシカは、 +天使のように無垢な笑顔を浮かべ、 +反応に困るセリフを吐く。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、変わった奴だ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「フフッ♪ + これからもよろしくお願いいたしますね♪ + カイム様♪」 +\endtext + +\text +ジェシカはそう言うと、カイムの隣に座り、 +手に持っていたグラスに酒を注いだ。 +\endtext + +\text +そして自分が手にしたグラスにも酒を注ぐと、 +杯と杯とを近づける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +キィンッと、涼やかな音が酒場に響いた。 +\endtext + +\text +そしてクイッとグラスを開ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「その酒に、何の願いをこめた?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふっ、それは秘密ですわ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカはクスッと、 +年頃の娘のように微笑んだ。 +\endtext + +\text +大勢のものが恋を経験する、青春の時期。 +\endtext + +\text +それを体感する権利を、奪われた少女がいた。 +\endtext + +\text +その少女は恋を知らず育ち、 +愛を与えられず生きてきた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様は、何を願ったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの幸せだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って自分で注いだ酒を飲む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text +その姿を、その横顔を、ジェシカは +ほんのり頬を赤く染めながら、見つめている。 +\endtext + +\text +その朱に染まった頬。 +\endtext + +\text +飲み慣れない酒によるものか、 +それとも何か別の理由があるのか。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「お注ぎしますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いえ」 +\endtext + +\text +夜が明けきらない時間。 +\endtext + +\text +朝とも言い切れないあやふやな時間。 +\endtext + +\text +人気のない酒場で、 +ふたりは恋人のように肩を寄せ、 +他愛のないおしゃべりに興じたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..8e74f44 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ジェシカ_99.txt @@ -0,0 +1,32 @@ +\setgamedatatitle("ジェシカ_99") + +\text("ジェシカ") +「やっと抱いていただけるのですね?」 +\endtext + +\text +部屋に入るなり、ジェシカは待ちきれないと +いった様子でカイムに訴えかけてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、もちろんだ。 + 今日は寝れると思うなよ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい……私のこの身体、思う存分 + 滅茶苦茶にしてください……♪」 +\endtext + +\text +ジェシカは蕩けた表情で頷いた。 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   ジェシカの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("ジェシカの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_01.txt new file mode 100644 index 0000000..23aed61 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_01.txt @@ -0,0 +1,685 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_01") + +\text +地下迷宮の、ティーリアの個室。 +\endtext + +\text +そこでは、かつての侍従である +エルを招いての小さなお茶会が催されていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ぱくぱくぱくぱくぱく」 +\endtext + +\text("エル") +「もぐもぐもぐもぐもぐ」 +\endtext + +\text +出されたお茶菓子を夢中で頬張り、 +たいらげているエル。 +\endtext + +\text +ティーリアはエルのそんな健康的な食欲を +愉しむように、にこにこと眺めている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どう、おいしい? エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! おいしいです! + ……もぐもぐもぐ」 +\endtext + +\text +身体は小さいエルなのだが、 +昔からやたら食い意地だけは張っていた。 +\endtext + +\text +そのわりに育たないが―― +いつも身体を動かしているから、 +食べた分は使ってしまっているのだろう。 +\endtext + +\text +あとは兄弟の多い家で育ったので、食べ物の +争奪戦が激しかったのだとか。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「うふふっ。誰もあなたから食べ物を + とったりはしませんから。落ち着いて + お食べなさい?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい! でもここにきてから、 + こんな美味しいお菓子食べたの + 初めてで……む、むぐっっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「むぐう! 水、水ぅぅ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい、どうぞ」 +\endtext + +\text +茶を注いだティーカップをエルに +持たせてやるティーリア。 +\endtext + +\text("エル") +「た、たすかりますぅ……こくん、 + ごくんっっ! こく、こく、こく……」 +\endtext + +\text("エル") +「ふわぁぁ……!」 +\endtext + +\text +一気にお茶を飲み干してしまい、 +ふわぁ……とお花畑にいるみたいな +表情をするエル。 +\endtext + +\text("エル") +「おいしい、です……すごくいい香りです! + こんなの、本当にルクト=ルザリオの + 王宮にいたとき以来です……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ! 当たり前よ。 + あの頃と同じものですもの」 +\endtext + +\text("エル") +「……えっ?」 +\endtext + +\text +いわれて気がついて、エルはまじまじと、 +自分が持たされているティーカップを +眺めている。 +\endtext + +\text +……金銀をふんだんに使って模様が +施された、シュカ産の最高級品だ。 +\endtext + +\text("エル") +「ええと……よくわかんないですけど。 + これ、なんだかすごく高そうですよね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「うふふ。褒めてくれてうれしいわ。 + あの頃使っていたものは、征服された + 時に誰かが持ち出してしまったらしくて」 +\endtext + +\text("エル") +「あの……それと、このお菓子は + どうしたんでしょうか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「おいしいでしょう? 専属の菓子職人が + 街に逃げていたのを見つけてきて、 + 雇ってもらったのよ」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あと……さっきから思ってたん + ですけど、この部屋、なんかすっごい + 豪華になってませんか?」 +\endtext + +\text +エルは首をめぐらす。壁は東方の絨毯と +タペストリーで美しく装われ、 +床は毛足の長い絨毯でフカフカ。 +\endtext + +\text +今座っている椅子とテーブルとテーブル +クロス。ベッドカバーや枕の寝具。 +天井のシャンデリアにいたるまで。 +\endtext + +\text +輝きが満ちている感じというか、 +はっきりいってカイムの寝室より +はるかに金がかかっている。 +\endtext + +\text +それと、これも入って来たときから +気がついていたのだが―― +\endtext + +\text +ティーリア自身、着ているものと +身に着けているものが、ここに連れて +こられた時から格段に豪華になっていた。 +\endtext + +\text +一見すると同じものにしか見えないが…… +服や指輪、宝石のアクセサリーなど、皆 +新調されているようだ。 +\endtext + +\text +最高級の脂粉と香水のえもいわれぬ香りが +エルの鼻をくすぐっている。 +\endtext + +\text +そして――ティーリア自身、 +きれいになっている。 +\endtext + +\text +王の地位を退いたことで重圧が抜け、 +若さを取り戻した……というのは +以前から感じていたのだが。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうしたの? そんなに、 + 私のことをまじまじと見て」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ……お綺麗になられた、 + と思いまして……本当に」 +\endtext + +\text +衣装と舞台効果もあるのだろう。 +しかし実際に、美しさと色気と、 +まとうオーラが違っている。 +\endtext + +\text("エル") +(と、特に、胸とお尻が…… + す、すごいです) +\endtext + +\text +エルもそうだが、実はティーリアも +美食家の上に量をよく食べる方だ。 +\endtext + +\text +エルの場合、動いているからそれが身に +つかないのだが……ティーリアの場合、 +他にはつかずに全部胸とお尻につく。 +\endtext + +\text +――どうもそういう体質としか思えない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「うふふ、ありがとうエル。 + でもここに来て揃えた服が、 + またみんな小さくなってしまって……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうね。明日にでもまたルクト=ルザリオ + の街に買い物にいきましょう。 + エル、お供をなさいな」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい! お供します、けど…… + ティーリア様、街に出ることを + 許されているんですか!?」 +\endtext + +\text +首を傾げて、『なにをいっているの?』 +という顔をするティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あたりまえでしょう? 私が + 自分の街へいってなにがいけないのです?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ、それはそうなんですけど…… + よくカイムさまがお許しになっているなと」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あとそれと、お買い物のほうの支払い + はどうなっているのでしょうか……?」 +\endtext + +\text +エルの最大の心配事はそれなのだった。 +\endtext + +\text +生まれてこの方、ティーリアは金など一度も +持ったことがない。 +\endtext + +\text +街への『買い物』にはエルもよくお供を +させられていたが―― +\endtext + +\text +店を覗いて、気に入ったものを見つけると、 +『これを届けなさい』と店主に一言。 +\endtext + +\text +それがティーリアの『買い物』で、 +値段を尋ねているのを見たことすらない。 +\endtext + +\text +当然、その支払いは王宮ではなく、 +今はカイムに――正確には魔王軍の会計を +受け持つリズベルに行っている筈だ。 +\endtext + +\text("エル") +「よ、よくカイムさまが……それより + リズベル様が許してますよね……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「リズベルさん? ああ、最初に街に出た + あとで、この部屋に飛んでいらした + のですが……」 +\endtext + +\text("エル") +「やっぱりです! ……で、なんて?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それが、何をいっているのかよく + わからなったので、カイムさまを + 呼んで頂いたんです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……私には、好きなようにさせろ、 + とおっしゃったようですわ」 +\endtext + +\text +にっこりと笑うティーリア。 +……金に関する話は理解できなくとも、 +『勝った』ということは解っているのだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ついでに、リズベルさんが管理していた + 王宮の宝から、お気に入りのものを選んで + この部屋に運んで頂いたんです」 +\endtext + +\text("エル") +「うわぁ……」 +\endtext + +\text +この部屋の豪華さに納得がいった。 +……同時に、競売にかけて軍資金にする +つもりでいたリズベルの恨みの深さも。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ところで、お茶が切れましたね。 + ……これ!」 +\endtext + +\text +ぽんぽん、とティーリアが手を叩くと、 +黒のお仕着せを着せられた魔物が二体 +入ってきて、サッとお茶を交換する。 +\endtext + +\text("エル") +「召使い!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「当然でしょう? 一人では手袋を脱ぐ + こともできないといったら、 + すぐにつけてくれましたわ」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いや、まあそうですよね。 + 女王さまですから……」 +\endtext + +\text +生まれてこの方、皿より重いものは持った +ことすらないわけで、一人で生活など +出来るはずもない。 +\endtext + +\text("エル") +(でも……カイムさまは、いったいどういう + おつもりなんでしょうか?) +\endtext + +\text +エルは考える。……ルザリオは女系相続が +伝統だから、ティーリアを確保しておくこと +にはそれなりに意味がある。 +\endtext + +\text("エル") +(でもそれなら、ティーリア様と正式に + 婚姻して、国民に知らせるはずですけど。 + そのつもりはないみたいです) +\endtext + +\text +むしろ、そんなことはする必要が無い。 +リズベルは見事な善政を敷いており、それに +よって不平を抑え込んでしまっている。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様、お聞きして + いいでしょうか? その……カイムさま + との夜のことは?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、よく通ってこられますよ? + 昨夜も……このところ毎日ですわ」 +\endtext + +\text +頬を染めて答えるティーリア。 +その色っぽさに、エルまで頬が紅くなり +そうだったが―― +\endtext + +\text("エル") +(この部屋でしてるんだ……自分の寝室に + 呼びつけるんじゃなくて) +\endtext + +\text("エル") +(……うん。なんとなく、 + わかってきた気がします) +\endtext + +\text +エルは、カイムの気持ちを考察してみる。 +\endtext + +\text +政治的な意味合いでは、カイムには +ティーリアを利用するつもりは +ないようだ。 +\endtext + +\text +監視がゆるいのも、ティーリアを使わず +とも政策によって民を味方につけられる、 +という自信の現れだろうか。 +\endtext + +\text +ただ……ティーリア個人への執着となると、 +話は別のようだった。 +\endtext + +\text +自らの手で征服した国の女王。 +――これまで手をつけてきた、迷宮の他の +女たちとは別格の存在だ。 +\endtext + +\text +その艶やかさと、高貴な美しさ。 +優雅な物腰と、洗練された話術。 +\endtext + +\text +夜は夜で、ベッドに組み敷いて切ない声で +喘がせる時、カイムは男として、 +征服の喜びを噛み締めることができるだろう。 +\endtext + +\text +――手間も金もかかる存在ではあれど、 +カイムにとって、ティーリアはそれだけの +価値がある女なのだ。 +\endtext + +\text("エル") +(そうですね……だとすると……) +\endtext + +\text +いまさら、ティーリアに庶民的な金銭感覚や +常識を仕込んで、リズベルの神経を逆撫で +しないようにすることなど無理だろう。 +\endtext + +\text +むしろ――とエルは考える。 +\endtext + +\text("エル") +「うん……オッケーですね。 + これで正解です、ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……? エル、それはどういう + 意味なのですか? 正解とは……?」 +\endtext + +\text("エル") +「リズベルさんはもちろんおっかない + ですけど。この魔王軍でいちばん強いのは、 + カイムさまだってことです」 +\endtext + +\text +にいっ、と悪戯っぽく笑ってみせるエル。 +それから真剣になって―― +\endtext + +\text("エル") +「いいですかティーリア様。我々ルザリオ + の残党組は、これからこの魔王軍の中で + サバイバルしていかないといけません」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ……?」 +\endtext + +\text("エル") +「いわばティーリア様は派閥の首領。 + ティーリア様の頑張りに、わたしたちの + 権利の拡大がかかっているんです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そういうものですか? + ……それで、私は具体的に何をすれば + いいのです?」 +\endtext + +\text("エル") +「ですから、このままいきましょう、 + ティーリア様……!」 +\endtext + +\text("エル") +「もっともっと贅沢して、お綺麗になって、 + 胸もお尻もでっかくなって――」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまをたらしこんで、デレデレの + めろんめろんにしちゃってください。 + ……後はわたし達で上手くやりますから」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ……わかったような、 + わからないような話ですが」 +\endtext + +\text +すっ……とティーリアの眼が優美に細まる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私の存在が無意味でないというのは + 嬉しい話です。……お前達も、 + うまくやりなさい」 +\endtext + +\text("エル") +「――はい、女王さま!」 +\endtext + +\text +既にその地位を失っている主君に、あえて +ひざまづいてみせるエル。……ティーリアも +それを咎めはしない。 +\endtext + +\text +ふぅ……と、しかしそこで、 +ティーリアはかすかにため息をついていた。 +\endtext + +\text("エル") +「どうしたのですか、ティーリア様?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、いえ……これはエルに話すような + ことではないのです。ですから黙って + いたのですが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「――そういう話になると、 + 無関係ともいえないのかも知れません」 +\endtext + +\text("エル") +「あの……よろしければ、お聞かせ + 願えますか?」 +\endtext + +\text("エル") +「――わたしで役に立てるかどうかは、 + ちょっとわからないですけど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ……実は、夜の閨のことなの」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ? よ、夜の……なんですか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイムさまとの、セックスのこと。 + ……顔が真っ赤よ、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ! 大丈夫ですっ! + そ、それがどうかなさったんですか?」 +\endtext + +\text +エルの初々しい反応を愉しむように、 +しかし憂鬱を漂わせてティーリアは続ける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「最近、良くないのよ。 + ――前戯は丁寧だし、回数も足りているし、 + 持続時間もまあまあなのだけれど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なにか物足りないの。 + こんな筈じゃなかった……もっともっと、 + すごい世界が待っている気がしたのに」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そう思うとどうも、しているあいだも + 上の空になってしまって――」 +\endtext + +\text("エル") +「う……! が、頑張ってくださいよ、 + ティーリア様! わたし達の運命が + かかってるんですから」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「頑張って欲しいのは、 + むしろカイムさまの方なんだけど?」 +\endtext + +\text("エル") +「う……そ、そうですよね……」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にしたまま、 +うつむいて肩を落とすエル。 +\endtext + +\text("エル") +「すみません、お役に立てません……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それはわかっていたから、気にしないで。 + ……ほら、お茶もお菓子も、 + まだまだ沢山ありますよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……すみません。 + もぐもぐもぐ……」 +\endtext + +\text +お菓子を頬張るエルを眺めつつ、 +内心で『どうしたものなのかしら……』 +と考えるティーリアなのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_02.txt new file mode 100644 index 0000000..1753db6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_02.txt @@ -0,0 +1,318 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_02") + +\text +地下迷宮の通路。 +\endtext + +\text +気晴らしと美容のための運動を兼ねて、 +ティーリアは迷宮を散歩していた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む? ティーリア殿か。良い朝じゃな。 + ……といっても迷宮の中では、 + 朝日を拝むこともできんが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「マーガレッタさん……おはようございます」 +\endtext + +\text +微笑みつつも、内心で思わず及び腰に +なってしまうティーリア。 +\endtext + +\text +もともと、ティーリアは人に対する押しが +強いほうではない。 +\endtext + +\text +物怖じせず人に対することができるのは、 +元女王であるという矜持があれば +こそなのだが―― +\endtext + +\text +この人物に対しては、それも通じない。 +\endtext + +\text +同じ王族。そして今は同じく、 +滅んだ国の王家の血を引く者だ。 +\endtext + +\text +マーガレッタ・ラザントリア。 +今は地図上から消え去った、 +ラザントリア王国の姫。 +\endtext + +\text +その身分にもかかわらず自ら戦場に立ち、 +王国の滅亡後は傭兵として、やはり +最前線で戦ってきた。 +\endtext + +\text +通称、『アサルトプリンセス』。 +\endtext + +\text +――その血なまぐさい経歴だけでも、 +ティーリアに腰を引けさせるには +充分なのだった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それでは、ごきげんよう……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あーまてまてまて。逃げるでない。 + 実は、今朝からお主を探しておったのじゃ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? 私をですか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。今となっては似た境遇の者同士、 + 一度話をしておかねばと思ってな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうじゃ? ここでの生活は。 + なんぞ不自由なことなどはないか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、ええ。特になにも…… + みなさん、私にはとてもよくして + くれますし」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。ならよいのじゃが。 + ……何かあるのではないか? + 悩みなり、気がかりなことが?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……? まるで、最初から何かあるのを + 知っているような口ぶりに思えますけど?」 +\endtext + +\text +ティーリアが首を傾げ、かすかに微笑んで +みせると、ふっ……とマーガレッタも +笑みを返していた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃな。やめじゃやめじゃ。 + ……そもそも、こんな繊細な任務は、 + 最初から私には向いておらぬのじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「では単刀直入にゆこう。カイムの奴めが、 + そなたに何か、憂鬱の種があるのでは + ないかと心配しておる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それとなく、お主に尋ねてみるよう、 + 私に頼んできたのじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……本来はこういうのはリズベルめの + 役割なのじゃろうが。そなたとは、 + どうも相性が悪いようでな」 +\endtext + +\text +にまり、と共感の笑みをみせる +マーガレッタ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですか……それは、慣れないことを + させてしまって申し訳ないです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ですが本当に、日々の生活には不満が + ないのです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……あまり健康なもので、体型を気にして、 + こうして散歩せねばならないほどですから」 +\endtext + +\text +微笑んでみせるティーリア。 +しかしマーガレッタは攻める方向を +変えていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……では昼のことではなく、 + 夜のことではどうなのじゃ?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの問いに、ティーリアは微かに、 +不機嫌に眉を上げる。 +\endtext + +\text +カイムは、そこまで話してしまったのか―― +という意味だ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「怒るな。……あれには珍しく、 + 男としての自信を喪失しかけておる + ようでな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? カイム様が……ですか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。自分ではお主を満足させられんの + ではないかと悩んでおるようじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「怪しげな薬を飲んでみたり、冷却魔法で + 己のタマを冷やしてみたり。しまいには + 私に泣きついてきたというわけじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうじゃ? ぶっちゃけたところ、 + カイムには満足できんのか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そこまでして頂いているとは…… + 思わなかったのですが」 +\endtext + +\text +――自分の欲求不満が、そんなにも露骨に +態度に出てしまっていただろうか? +\endtext + +\text +一応、隠しているつもりではいたのだが、 +男というのはティーリアの思っている +以上に繊細なのかも知れなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね……カイムさまには、 + 本当に頑張って頂いていると思うの + ですけど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ただ最初から、何かが物足りないのですわ。 + 求めているのはこれではないというか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……? 普通に部屋で、ベッドの上で + するというのが、お主には合っておらんの + かも知れんな」 +\endtext + +\text +いわれて、ティーリアは思い出す。 +――ルクト=ルザリオが征服された時、 +王宮で皆の前でカイムに犯された。 +\endtext + +\text +考えてみれば……あの時を上回る興奮を、 +あれから一度も経験していないように思う。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「かもしれません。ですが一体、 + どのような……シチュエーションが、 + 私には合っているのでしょうか?」 +\endtext + +\text +まさか、もう一度女王の地位に戻って、 +王宮をカイムに征服してもらう +わけにもいかない―― +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私にそれを訊かれてもな……と、 + おお、そうじゃ!」 +\endtext + +\text +がちゃん、と鎧がなる。 +何かを思いついたように、マーガレッタが +手を打ち合わせていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「『幻像石』をお主も知っておろう。 + 映像や音を記録した、例のアレじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイムは特に、いわゆる成人向けの幻像石 + の、ちょっとしたコレクターらしくてのう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「――頼んで見せてもらえば、お主の好きな + シチュエーションとやらもそのうち + 見つかるのではないか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「幻像石、ですか……」 +\endtext + +\text +それで本当に、自分の欲求不満が解消される +のかどうかはともかくとして―― +\endtext + +\text +カイムと一緒にそれを見るのは、 +倦怠期を乗り越えるのに少しは +役に立つのではないか。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね、いいかも知れません。 + それを試してみることに致します―― + ありがとうございます、マーガレッタさん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんの。私も肩の荷が降りた。 + ……うまくやれよ」 +\endtext + +\text +がちゃん、がちゃんと鎧を鳴らして +去って行くマーガレッタのことを、 +ティーリアは手を振って見送ったのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_03.txt new file mode 100644 index 0000000..10ba312 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_03.txt @@ -0,0 +1,587 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_03") + +\text("ティーリア") +「失礼しますわ……カイムさま」 +\endtext + +\text +ノックをする、という習慣は女王である +ティーリアにはない。 +\endtext + +\text +好きなところへ行き、好きなことを +する――その頃の習慣のまま、 +カイムがいるだろう執務室のドアをくぐる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……おいでにならないようですね」 +\endtext + +\text +長いドレスの裾をゆっくりと旋回させ、 +部屋の中を見渡す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「例の幻像石とやらのことで、 + お話がしたかったのですが――」 +\endtext + +\text +マーガレッタと交わした話の中で、 +カイムが性的な映像の入った幻像石の +コレクターだと知らされていた。 +\endtext + +\text +女王だった頃に、報告や上奏の映像などで +幻像石には触れている。 +\endtext + +\text +ティーリアがルクト=ルザリオで行った +即位の式典も、幻像石に映像として +残されている筈だ。 +\endtext + +\text +『成人向け』の幻像石というのがどのような +ものなのかは、ティーリアには想像も +つかなかったが―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「夜の生活のヒントになるかも知れない―― + そうお伝えしようと思ってきたのですが。 + ご不在では仕方ありません」 +\endtext + +\text +最近、ティーリアが満足できていないことに +カイムの方でも気がついていて、 +そのことに悩んでいるという。 +\endtext + +\text +その種の幻像石を幾つか見せてもらえれば、 +ティーリアの側から何か提案ができるかも +しれない――と考えたのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お昼のあとにでも、もう一度伺うことに + 致しましょうか……と、あら?」 +\endtext + +\text +そこでティーリアは、机の上に置いてある +磨かれた木のケースに気がついた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これは……幻像石? + なにかの報告でしょうか?」 +\endtext + +\text +ケースは蓋が開いていて、中になめらかに +輝く宝石が三つ並べられている。 +\endtext + +\text +蓋に彫り込まれたタイトルをみると―― +『究極!痴漢船コンプリートセット + 豪華特典付初回版』とあった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「『登場人物は全て18歳以上です』……? + あ、ということはこれが、マーガレッタ + さんのおっしゃっていた――」 +\endtext + +\text +性的な映像の入った幻像石。 +ティーリアは、思わず部屋の中を見渡す。 +\endtext + +\text +勝手に見てはいけない――と思いつつ、 +しかし興味のほうが勝ってしまっていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「誰もおりませんし…… + 誰も、この部屋にはこないでしょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「観て減るものではありませんし。 + この場で、少しだけ……」 +\endtext + +\text +自分に言い訳をしつつ、ケースの中の +幻像石の一つへと手を伸ばす。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「顕れ出でよ、幻なる光よ――」 +\endtext + +\text +手の平のくぼみに乗せ、軽く魔力を +篭めてやると――幻像石は、宙に光を +放ち始めていた。 +\endtext + +\text +闇の中から、ゆっくりと最初の場面が +フェードインしてくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これは――船の中? 庶民が使う、 + 連絡船か何かでしょうか?」 +\endtext + +\text +人いきれの立つ狭い船内。 +低い甲板の下に、無数の男たちが +押し込められている。 +\endtext + +\text +女は一人もいない。そして、 +男たちの様子が一様に尋常ではない。 +\endtext + +\text +フーッ、フーッという男たちの熱い息と、 +その熱気と臭気とが、映像から伝わって +くるようだった。 +\endtext + +\text +汗、獣のような顔つき、そして―― +全員がズボンの前を膨らませ、 +布地を硬く張り詰めさせている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「――っっ! な、なんなのです、 + この男たちは!?」 +\endtext + +\text +嫌悪に身をよじるようにしつつ、 +しかしティーリアは、映像に惹きつけられて +しまっている。 +\endtext + +\text +一転して、場面は明るい波止場の風景に移る。 +\endtext + +\text +ロングの黒髪を風になびかせた、 +清楚で、可憐な美少女。 +\endtext + +\text +映像は舐めるように、その美しく好ましい +印象をティーリアに伝えてくる。 +\endtext + +\text +少女は船を待っているのだった。 +やがて波止場に、黒ずんだ不気味な連絡船が +滑り込んでくる。 +\endtext + +\text +波止場とのあいだに板が渡され、 +少女はその板を踏んで船の中へ―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いけない! その船は…… + その船には、乗ってはなりません!」 +\endtext + +\text +映像の中の少女に声が届く筈はない。 +それがわかっていても、ティーリアは +叫ばずにいられなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、その船に乗っているのは、 + 邪な思いを抱いた男たち + ばかりだというのに……」 +\endtext + +\text +少女が甲板下へと降りてゆく。 +混み合った船内で身をすくめるように +して、男達の中ほどに立つ。 +\endtext + +\text +狼の中に、可憐な子羊が一匹―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! そ、その後ろの男は…… + い、いけません! 逃げるのです!」 +\endtext + +\text +若い男が少女の背後に立ち、 +長い黒髪を手に取ってその匂いを嗅ぐ。 +\endtext + +\text +良い匂いだ――とでもいっているのか、 +少女が驚いて背後を振り返る。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ! ま、前に気をつけなさい! + だ、だめ……!」 +\endtext + +\text +少女が背後に気をとられているその間に、 +数人の中年男たちが少女を取り囲む。 +\endtext + +\text +あとは――地獄だった。 +\endtext + +\text +一人が少女の胸に手を伸ばし、 +その豊かな膨らみを堂々と揉む。 +\endtext + +\text +悲鳴を押し殺す少女の脚を別の男が +すすすっと撫で、やがてその手は、 +スカートをまくり下着の中へ―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ……なんて……なんて、 + こと……」 +\endtext + +\text +複数の手が少女の肢体へと伸び、 +揉み、さすられ、撫でられ、 +さらに匂いを嗅がれ、舐められてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ……なんてこと…… + なんてことなの……」 +\endtext + +\text +泣きそうな表情で見守りつつも―― +ティーリアは、自らも吐息が熱くなるのを +抑えられない。 +\endtext + +\text +と、そこで映像の中の少女が、 +我に返って抵抗するようなそぶりをみせた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そうです。そのような男たちは、 + 振り払っておしまいなさい…… + えっっ!?」 +\endtext + +\text +最初に背後に立った男。 +――この船の中でも若い男が、 +そこで少女の身体に指を疾らせていた。 +\endtext + +\text +一瞬、稲妻が駆け抜けたように―― +あまりの衝撃に、少女がパクパクと +喘ぐように口を開ける。 +\endtext + +\text +そして、少女は墜ちていた。 +抵抗する力の抜けた少女の肉体に、 +男たちがズボンを投げ捨て殺到する。 +\endtext + +\text +白い脚が割り開かれ、巨大なペニスで +下から刺し貫かれる。 +\endtext + +\text +その悲鳴も消えぬうちに今度は +背後から貫かれ、声のない叫びをあげた +その口へ、別の男がペニスをねじこむ。 +\endtext + +\text +三本のペニスに貫かれ、両手にまでペニスを +握らされて、男たちの肉体のあいだで +翻弄される可憐な黒髪の少女。 +\endtext + +\text +――いつしか、ティーリアも空いている +手で己の胸を激しく揉んでいた。 +\endtext + +\text +すぐに物足りなくなって、手は股間へ、 +濡れそぼった下着の中へと這いこんでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いけません、こんなのは…… + だ、誰かきてしまったら…… + あ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +映像の中では、少女の表情に +変化が起きていた。 +\endtext + +\text +最初はあまりの衝撃に、ただ驚き、 +翻弄されるばかりだったが―― +\endtext + +\text +次第に状況を受け入れ、自ら求める +ようにして、男たちのペニスを +貪っていく。 +\endtext + +\text +そしてその表情には微笑みと、 +あきらかな快楽の色が―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、えぇ……っっ!? + そ、そんな……これほどの数の男に、 + む、無理やりされていますのに?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「か、感じてしまうなんて。 + そんなことが……あ、あるのでしょうか。 + ゆ、許されてしまうのでしょうか?」 +\endtext + +\text +それはティーリアにとって驚きだった。 +――こんな快楽の形というのが、 +この世には存在しているのか。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(で、でもあの時……ルザリオの宮廷で、 + 皆の見守る前で服を剥がされ、 + 犯されてしまった時……!) +\endtext + +\text("ティーリア") +(た、確かに気持ちよかった…… + こ、このように……この少女のように…… + あ、あ、あぁぁっ……!) +\endtext + +\text +――興奮するあまり、ティーリアは +手の中の幻像石に必要以上の魔力を +送り込んでしまっていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、熱ッッ! ……あっっ!」 +\endtext + +\text +過剰な魔力の負荷に赤熱した幻像石を、 +思わず取り落としてしまうティーリア。 +\endtext + +\text +カチン――! と石は鉄製の椅子の脚に +ぶつかり、床の上にコロコロと転がっていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! つ、続きを……」 +\endtext + +\text +追いかけて拾い上げ、熱くなっている +石にもう一度魔力を注ぐ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「顕れ出でよ、幻よ――あ、あれ? + なぜ? ――幻よ!」 +\endtext + +\text +今度は何度魔力を送り込んでも、 +手の中の石は反応を返してはこなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、壊れた? ……壊してしまった? + 落としたせいでしょうか、それとも……」 +\endtext + +\text +理由はわからないが、この石はもう死んで +しまっていた。ヒビが入ったのか、 +過剰な魔力で中身が消えてしまったのか―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「ど、どうしましょう。このことが、 + カイムさまに知れたら――」 +\endtext + +\text +ちょうどその時、ドアの外の迷宮の通路から、 +足音と話し声とが近づいてきていた。 +\endtext + +\text +声はカイムと、リズベルのそれだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! ど、どうすれば…… + い、今はこれを!」 +\endtext + +\text +壊れた石を持ったまま、 +声が近づいてくるのとは反対側の +ドアへ走る。 +\endtext + +\text("カイム") +「――とまあ、そういうわけだ。 + 滅多に出ない貴重なブツだったのだから、 + 仕方ないではないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにが仕方ないのです。 + ただエッチな映像の入っているだけの + 石ではないですか……」 +\endtext + +\text +議論しつつ、執務室へと入ってくる +カイムとリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「しかも、その石は三つとも同じものを + 既に持っているのでしょう? + なのにそんな大金を投じるなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ロマンというもののわからん奴だな。 + 俺にとって、あのシリーズは特別なの + だと何度いったら……む、むっっ!?」 +\endtext + +\text +だだだっ、と執務机の上に駆け寄るカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、ないっ! シリーズ三部作の! + 三つ入っている筈の石の一つが、 + ないっっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「捨てたんじゃないですか、間違えて?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなわけがあるか! + こ、このコンプリートセットは三つ + 揃っていてこそなのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……! この先、半年はここに置いて + 眺めてニヤニヤするつもりでおったのに、 + 一体何者が……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうでもいいです。――その石の購入費用 + は、この先の毎月のお小遣いからローンで + 返済して頂きますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぬう……それは承知の上だが、 + 肝心の石がなくては……おおおおお!」 +\endtext + +\text +迷宮の廊下。ティーリアはドアに背をつけた +まま、中でのやりとりを聴いている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……や、やはり、これは貴重なもの + だったのですね?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「か、返して、謝らねばなりませんが」 +\endtext + +\text +――執務室の中からは、 +カイムの悲鳴ともうめきともつかない声が +まだ響いてきている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、今は無理です。いつか…… + いつかまた、あとで……」 +\endtext + +\text +いつならそれを返せるというのか。 +わからないまま、石を服の中に隠して +逃げ出してしまうティーリア。 +\endtext + +\text +この優柔不断さが、自分に国を失わせたの +だとどこかで理解しつつ――ティーリアは、 +廊下の闇の中へと消えていった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_04.txt new file mode 100644 index 0000000..0bef34b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_04.txt @@ -0,0 +1,402 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_04") + +\text("ティーリア") +「ああ……いったい、どうしたら + いいのかしら?」 +\endtext + +\text +テーブルの上にハンカチが敷かれ、 +その上に壊れた幻像石が置かれている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これは、カイム様がとても大事にして + いたもの。なのに、それを壊してしまう + なんて……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「しかも、カイム様のいないときに、 + 勝手に入り込み、中身まで見て……ああ!」 +\endtext + +\text +床に崩折れるティーリア。 +……日がな一日、こうして壊れた石を前に、 +嘆いたり悲しんだり、おののいたりしている。 +\endtext + +\text +コンコンと、そこでドアをノックする +音がした。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様、今よろしいですか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル、でしたか……」 +\endtext + +\text +ホッとしたような、しかしどこか残念でも +あるような表情で、かつての従者を +部屋に迎えるティーリア。 +\endtext + +\text("エル") +「昼間お見かけして、なんだか元気がない + みたいでしたので、お顔を見にきたん + ですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「……あれ? なんですかそれ? + もしかして、幻像石ですか!?」 +\endtext + +\text +妙に嬉しそうにテーブルに +駆け寄ってくるエル。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、い、いけませんこれは――!」 +\endtext + +\text("エル") +「いいですよ別に。ティーリア様だって、 + えっちな幻像石くらい見ますよねー。 + で、タイトルは何ですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「……『究極!痴漢船』? + あれ、これってまさか、カイムさまが + 必死に探してたやつ……」 +\endtext + +\text +ティーリアが隠そうとしている石のラベルを +盗み見て、エルがハッと気づいたようにいう。 +\endtext + +\text("エル") +「ちょっとティーリア様! + ……カイムさま、いまコレのことで + カンカンですよ!?」 +\endtext + +\text("エル") +「はやく謝って、返さないと + まずいんじゃ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……わかっているのです。 + わかってはいるのですが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それが……返そうにも、 + 壊れてしまっているのです」 +\endtext + +\text +かいつまんで、エルに事情を説明する +ティーリア。 +\endtext + +\text +先日、カイムの不在時に執務室に行って、 +これを見つけてつい中を見て +しまったこと。 +\endtext + +\text +落として、それを壊してしまったこと―― +\endtext + +\text("エル") +「ど、どちらにしても、返して謝るしか + 方法がないんじゃ……」 +\endtext + +\text("エル") +「……ティーリア様?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……それができたら、どんなに……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「きっと叱られてしまうに違いありません。 + 下女のように蔑まれて、もしかすると + ぶたれてしまうかも……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……なんということでしょうか。 + それを考えると夜も眠れなくて…… + こうして、一日嘆いていたのです」 +\endtext + +\text("エル") +「ええと……ティーリア様?」 +\endtext + +\text +なんだか楽しそうですね……という言葉を +出そうとして呑み込むエル。 +\endtext + +\text +と、そこでもう一度、誰かがドアをノック +する音がした。 +\endtext + +\text +ノックの主は返事を待つことなく、 +勝手に開けて中へと入ってくる。 +\endtext + +\text +少しばかり、遠慮するような形で。 +\endtext + +\text("カイム") +「……失礼するぞ、ティーリア。 + 実は探し物がなかなか見つからず、 + 少々気が立っていてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでだ。お前に慰めてもらおうと + 思ったのだが……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……あ、今から……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。よければ……だが」 +\endtext + +\text("エル") +(カイム様が気を遣ってます……!? + 本当に自信をなくしてますね……) +\endtext + +\text +ティーリアも気を遣っているのだろう。 +らしくもなく控えめなふたりだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、それは!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……!」 +\endtext + +\text +テーブルの上に置かれている幻像石。 +それをカイムに見られてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……! これは、これには訳が + ありまして……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「このあいだ、執務室へ伺ったらご不在で、 + これが気になって手にとってみたら + 落としてしまって……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、壊れてしまっているみたいで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだとっ! 二度と手に入らない + 初回版の石を!? げ、げぇっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あ、い、いや、しかしお前のした + ことであれば……」 +\endtext + +\text +怒りと落胆を、何とか呑み込もうとする +カイム。 +\endtext + +\text +――なにしろ迷宮の女たちの中でも、 +特別に尊重しているティーリアのしでかした +ことである。 +\endtext + +\text +と、そこでエルがカイムの側へ駆け寄って、 +ちょいちょい、と袖を引いて部屋の隅へと +引っぱっていく。 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……ごにょごにょごにょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「む!? な、なんだと? + もっと詳しく聞かせるのだ……」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはい、実はですねあの幻像石は + ティーリア様が……ごにょごにょごにょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぬ……そういうことか。 + しかしそんなことでティーリアが……」 +\endtext + +\text("エル") +「信じてくださいって! 今だってカイム + さま、ティーリア様を満足させられて + ないじゃないですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、むぅ……ならば……ごほん」 +\endtext + +\text +わざとらしく咳をしつつ、 +ティーリアのもとへと戻ってくるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、何を話していたのでしょうか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うるさい! 口ごたえをするんじゃない!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ! ……な、なんなのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、す、すまぬ……」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさまっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうエル。わかっている……ごほん」 +\endtext + +\text +また咳をして、それから必要以上に冷酷な +表情をして威厳を出してみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「口ごたえをするんじゃないっ! + ……お前はいったい、何をしでかしたか + わかっているのか!」 +\endtext + +\text +バシン、とそこで手の平でテーブルを叩く +演出をしてみせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、いっっ……! + あ……も、申し訳ありません、カイムさま。 + い、いったいどうすれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +(ほほう、これは……!) +\endtext + +\text +半泣きになってしなだれたティーリアの +表情は、誰が見ても艶っぽい……興奮し、 +欲情しつつある女のそれだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 本当なら貴様など、 + その着ている豪華な服を全て剥ぎ取って、 + 荒野へ放り出してやるところだが――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも裸にひん剥いたままで、 + 発情したモンスターの巣の中に + 放り込んでやるほうがお似合いか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! そ、そんな……そのような + こと……はっ、はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +胸を上下させ、肌を赤らめて、 +もはや欲情を隠す術もないティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ……まあいい、ティーリアよ」 +\endtext + +\text +あごを掴み、グイッと強引に自分の方を +向かせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら俺は、おまえの扱いを完全に + 間違っていたようだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「次の夜を待っているがいい。 + ……たっぷりと、このことでのお仕置きを + くれてやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「泣き叫び、這いつくばり、 + やめてと何度も訴えるまでな……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……カイム様……」 +\endtext + +\text +ほとんど恍惚とした表情で、ティーリアは +頷き返すのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_11.txt new file mode 100644 index 0000000..52107d0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_11.txt @@ -0,0 +1,1117 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_11") + +\text +朝一番の執務室。 +\endtext + +\text +……とはいえ、迷宮の中では時間など +わかりはしないが、人の生活のリズムは +変わるものではない。 +\endtext + +\text +多くの人々が起き出してきて、一日の活動を +始めようとする活気が迷宮に満ちている。 +\endtext + +\text +コンコン、とそこで扉がノックされた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、入れ」 +\endtext + +\text +執務机の書類に適当に眼を通しつつ、 +カイムが答える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「失礼致しますわ、カイム様。 + お呼びに預かり参上いたしました」 +\endtext + +\text +今日、最初の謁見者は元ルザリオの女王で +あるティーリアだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、少し待て……と、これでよい」 +\endtext + +\text +朝イチで、とリズベルが指定していた +書類にサインを終え、カイムはティーリア +へと向き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらへこい、ティーリアよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……カイムさま」 +\endtext + +\text +執務机の前に立つティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとだ……俺の横に立て」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? は、はい。 + おおせとあらば……」 +\endtext + +\text +執務机を回りこみ、椅子に座るカイムの +横に立つティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「胸を出せ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……えっっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に向かって、そのデカい胸を差し出せと + いっているのだ。聴こえなかったのか? + この、うしちちめ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う、うしちち!? + あ、こ、これはもしかして…… + このあいだのお仕置きなのですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「他に何がある? さっさという通りにしろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……は、はい……」 +\endtext + +\text +長年、女王と呼ばれ、尊ばれてきた +反動なのか―― +\endtext + +\text +乱暴な言葉を投げかけられただけで +もう反応し、頬をほんのりと艶っぽく +染めている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうぞ……」 +\endtext + +\text +その大きな胸を持ち上げるようにして、 +カイムへと差し出してくるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……ふふ、あいかわらず、 + 良い胸だ……」 +\endtext + +\text +手を伸ばし、最初から容赦なくギュッ +ギュッと揉む。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっっ! い、痛いっ……! + も、もう少し優しく揉んでください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをいっているのだ。 + ――これはお仕置きだ。優しくして + お仕置きになると思うのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のしたいようにするだけだ――そら!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text +肩口に手をかけてドレスを引き降ろし、 +下着を引きちぎって、そのド迫力の胸を +露出させる。 +\endtext + +\text +既に見慣れているとはいえ……目の前で +揺れる白い巨大な胸に、カイムは +思わず感嘆の声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉう……これは……! + 本能が呼び覚まされるな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ほ、本能とは……? + あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これに決まっているだろうが。 + むちゅう……!」 +\endtext + +\text +赤ん坊のように唇を尖らせて、 +ティーリアの胸へとしゃぶりついて +いくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あっっ! そ、そんなに + 強く吸われては……あ、いたっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちゅば、ちゅば……うむ! + この乳輪の感触が、また何ともいえん。 + はむはむはむ……」 +\endtext + +\text +しっかりと歯ごたえのある乳輪は、 +大人であるカイムの口にも丁度よいだけの +ボリュームがある。 +\endtext + +\text +赤ん坊に戻った気分で、乳首の先をちゅう +ちゅうと吸い、唇で乳輪をほむほむと +揉みほぐしていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、はんっっ……! い、いけません! + そ、そのように、お乳を強く吸われては! + ひっ、はぁんっっ……!」 +\endtext + +\text +快楽に尻を振り、身を捩るティーリア。 +しかしカイムは本当の赤ん坊のように、 +乳首をしっかり咥え込んで離さない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちゅば……ちゅば、ちゅば……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっあっっ! はっ、あっっ…… + お、お乳が、蕩けてしまいます…… + ふぁっ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……柔らかくなってくる。 + よいものだ、これは実に良いものだな、 + ちゅば、ちゅば……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひいっ、あんっ、あん……あぁん……」 +\endtext + +\text +興奮し、ほわほわと肌から湯気を立てて +いるティーリア。その乳は本当に、 +とろけるように柔らかくなっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「良い香りだ……乳の匂いだな。 + おおそうだ、乳は出んのか、乳は? + 俺に母乳を飲ませるのだ、ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! で、出ませんわ。 + まだ一度も赤ちゃんを産んだことが + ありませんし……ひっ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだなんだ、サービスが悪いな。 + 出ませんではない。出すのだ。 + 俺の為に気合で出せ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「む、無茶をおっしゃらないでください、 + で、出ないものは……あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……気合が足らんということだな? + ならば俺がその気合を入れてやろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「えっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、乳出ろ! 出ろ! 出ろ! + ちゅぶぅぅぅ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃぃ! む、無茶をなさらないで + くださいっっ! そ、そんなに強く吸われ + たら……あ、あ、あっっ!!」 +\endtext + +\text +思いっきり胸を吸いつつ、さらにもう一方の +乳房に指をめりこませるようにして +ワシワシと揉む。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ああんっっ! し、芯まで揉まれて + しまいますっっ! な、中に感じる部分が + あるみたいで……ひっっ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むうっ! これでも出んか……ならば、 + むちゅうううっっ!!」 +\endtext + +\text +口での吸引をさらに強くし、 +ティーリアの乳房そのものを口の中へと +吸い込んでいくカイム。 +\endtext + +\text +乳輪ごと口中へ吸い込んだ乳肉を、 +もにゅもにゅと口全体を使って揉みしだく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃぃっっ! だ、駄目ぇぇぇ! + そ、そんなにされたら、我慢できません! + ひっ、あ、あ……っっ!」 +\endtext + +\text +左手は乳を搾り出すように、根元から +ギュッギュッと何度もしごきあげていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だ、駄目! 出ちゃう! + 出ちゃううぅぅ…………ッッッ!!」 +\endtext + +\text +パッパッ、と最初は白い霧になって、 +母乳が乳首の先から迸っていた。 +\endtext + +\text +カイムの口の中にも、クリームのような +トロッと甘い、優しい味の液体が +広がっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……これが母乳か。しかも + 初乳というやつだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「どことなく、懐かしい味のような + 気がするな。んく、んく、んく……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! あ、ぁ、ぁ……の、飲まれて + しまっています。私のおっぱい…… + は、初めてなのに……あ、あ、ぁ……」 +\endtext + +\text +一口カイムに母乳を飲まれるごとに、 +小さく肩を震わせて感じるティーリア。 +\endtext + +\text +女として、何か大事なものを +奪われてしまったような喪失感はある。 +\endtext + +\text +しかし、それでも……乳を吸う者にそれを +与えることで、女としての本能から +満足せずにはいられない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、出が悪くなってきたぞ。 + もっと頑張って出さないか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! む、無茶なことをおっしゃら + ないでください……は、初めてですし、 + そんなには出ませんわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を甘いことをいっているのだ。 + この馬鹿でかい乳は飾り物か! + ずちゅるぅぅぅぅ!」 +\endtext + +\text +またしても乳輪を強く吸い込み、 +指がめりこむほど強く乳房を揉み込んで +いくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃぃ! む、無茶をなさらないで + くださいっ! あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! 出るではないか! + うむ……たまらんなこの味、クセに + なりそうだ……んく、んく……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひぃぃ……ま、まだ出てしまいます…… + い、いったいどの位でるのでしょうか…… + あぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「んく、んくっ……うむ、だんだんコツが + 掴めてきたぞ。ここのところを押しつぶす + ようにしてやると……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひあっっ! だ、駄目! 出ちゃいます、 + また……あああああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……出た出た出た、素晴らしい味だ。 + ふはははは!」 +\endtext + +\text +噴き出した母乳を喉で受け止め、 +その味と快楽に酔い痴れるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、こんな美味しいものを赤ん坊 + なんぞにやってしまうのは勿体無い…… + ん、なんだ?」 +\endtext + +\text +そこでコンコン、と執務室のドアを +ノックする音がしていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! 誰か来ました。カイムさま、 + ふ、服を元に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目だ、これはお仕置きだからな。 + ……そもそも、誰が俺に意見をしてよい + などといったのだ?」 +\endtext + +\text +がりっ、と少し乱暴に口の中の乳首を +歯で噛んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いたぁぁ! も、申し訳ありません、 + カイム様……あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「身の程がわかったならよい。 + ……いいぞ、入るがよい!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼致します、カイム様。 + 預けておいた書類のほうは出来上がって + いるでしょうか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……と、何をなさっているのですか、 + この朝っぱらから」 +\endtext + +\text +乳房を露出しているティーリアと、 +それにしゃぶりついているカイムとを +交互に見て、呆れたようにいう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……これは……これは…… + ち、違うのです……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……お仕置きだ。期せずして朝食にも + なったがな。そら、書類ならその上だ、 + 持っていくがいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。ですが、他にも + 報告があります。ティーリア様は + 席を外して頂けますでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。こいつのことは気にするな。 + ……家具か、肉奴隷とでも思って + おくがいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……このあいだまでは、あんなにも + お金を使って贅沢をさせておいで + でしたのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「方針の変更だ。それより、その報告と + やらを聞こう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいんですか? 軍事に関わるものも + ありますけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くどい……! + んちゅ、れろれろ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁぁぁ! い、いけません、 + 人が見ているのに、そんな、乳首の先を + 舌でつついては……あ、あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +ふうっ……とリズベルはため息をつくが、 +気を取り直して報告を開始する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「先日から行っていた、ハドス兵、 + ルザリオ兵の合同訓練ですが、 + 無事全日程を終えました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「特に魔物兵とブライトリーフ兵の相性が + 問題だったわけですが……予想以上に、 + 両者の交流は順調です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔物兵の士官によるブライトリーフ兵の + 指揮、またその逆のケースにおいても、 + 特にこれといって問題は……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……あ、あ、あんっっ! + だ、駄目ですわ! そ、そんなにされたら、 + またお乳が出てしまいます! ひあん!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするなといったろう。 + 聞いているから続けろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! それにティーリアも、 + やめて欲しくないといっている」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃ……はぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +リズベルの存在を意識しつつ、恥ずかしい +姿を見られていることで、ますます興奮を +高めていくティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……乳の味がよくなってきた。 + ますます濃さを増してきたな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごほん! ……続けます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが問題は、各自治村の持つ守備軍です。 + これらはもともと、正式にルザリオの + 軍組織に組み込まれておりません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その忠誠は村の長老へと向けられており、 + 当然ながら長老の態度により、我が軍への + 忠誠もまちまちです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……現状では、いざという時に動員を + かけるにしても無理があるでしょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あ! そ、そんなに、 + 下からぐにぐにと揉まれては…… + は、あっっ!」 +\endtext + +\text +邪魔です、という露骨なリズベルの視線。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている……声を出すなティーリア。 + 俺がいいというまでな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「えっ……! そ、そんな、無理です…… + あ、あ、はんっっ……! + こ、こんなにされているのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「出すな、といっている。さもないと + この乳に跡が残るほど、俺の歯型を + 深く食い込ませてやるぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! うっ、くっっ…… + くぅぅ……っ……」 +\endtext + +\text +そういっておきながら、カイムは指と舌での +責めを緩めることはしない。脂汗を流し、 +ティーリアは必死に快楽に耐える。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、守備隊の件だがどうする + つもりだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。各守備隊から人員を出させて、 + 新しく部隊を作ろうと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――その人員は一定期間で交代させ、 + 守備隊の内部から忠誠を浸透させて + いきます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これならば我が軍の戦力も増え、 + 将来的な大動員の布石ともなり、 + 一石二鳥かと」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまでウチの戦力が不足している + とは思わんが――」 +\endtext + +\text +――幼い頃、力なきゆえの悲劇を噛み締めた +リズベルは、強烈な『国の力』の信奉者だ。 +\endtext + +\text +軍を鍛え、国を強くする。……その目標を +見据える眼に揺らぎはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。計画にはエルを使うがいい。 + たしか自治村の守備隊の出身だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「適任でしょう。内部の事情にも詳しい + 筈です。――早速、責任者に命じて + 細部を詰めさせます」 +\endtext + +\text +ぱらり……と手にしている書類を +めくるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まだ続くのですが。そちらの方は、 + そろそろ限界のようですが?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふっ、ふぅ……ッ! くっ、うっ…… + はっ、はぁ……はぁ……ッ……」 +\endtext + +\text +唇を噛み、身をよじるようにくねらせて、 +必死に声を出さないように耐え続けている +ティーリア。 +\endtext + +\text +その肌は真っ赤に上気し、汗の蒸気に +包まれて、ぞくぞくさせるような +エロスを発散させている。 +\endtext + +\text +――『声を出すな』という戒めをかけられた +ことで、さらに快楽が増しているのは +一目瞭然だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。この女は、こういう苦しいのも + 好きなのだ。……実はそうなのだろう、 + ティーリアよ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そんな……そんなことは…… + あっ、いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +がりっ、とカイムの歯がティーリアの +乳輪を血が出ない程度に強く噛み潰す。 +\endtext + +\text("カイム") +「声を出すなといったろうが。 + これはお仕置きだ……リズベルは + 話を続けるがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、ひどい……あぁぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……仰せとあらば。次の報告は、 + そちらの元女王にも関係のあることですが」 +\endtext + +\text +こほん、と間を取るように咳をして続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルザリオにおいては、ある年齢に達した + 少年を一定期間、ルクト=ルザリオへ + 派遣する習慣があるのだそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「森林部に広く分散し、他者との接触も + 限られているせいでしょう。宮廷において、 + 集団生活と初歩的な軍事訓練を……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん、んっっ! くっうっ……! + は、ぁ、ぁ……」 +\endtext + +\text +同性であるリズベルですら眩暈のするような、 +艶のある声と表情で喘いでいるティーリア。 +\endtext + +\text +……部屋の一角をその部分だけ、 +完全にエロスの色で塗り替えてしまっている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……さらには各村の、優秀な少年同士の + 交流を促すのが目的のようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「少年兵か……ついでに女王への忠誠を + 育む意図もあったのだろうな。れろれろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、ぃぃん……! ふっっ、ふぁう…… + ふぁ、ぁぁ……ん……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それで?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。引き受け手であったルザリオの + 王宮は現在閉鎖されています。 + どういたしましょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも適任者は一人しかおるまい。 + ――エルにやらせておけ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ。……よろしいのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。……放っておくと、 + あれもチョロチョロと裏で + いらん動きをし始めるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「任務で忙殺させておけば、火遊びにふける + 気力も体力も残らんだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「了解しました。ブライトリーフ少年兵の件、 + エルに一任することにします」 +\endtext + +\text +書類にメモを書き込み、 +パタンと閉じてみせるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「今朝の案件はそれで全てだな、 + リズベルよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです。あとはご自由にお楽しみを。 + では……」 +\endtext + +\text +一礼して出て行こうとしたリズベルのことを、 +カイムは呼び止めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まて、そこで見ていろ。今から面白い + ものが見られるぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、はぁ……はぁぁ……も、もう、 + もう駄目で……やっ、あぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……胸を責められて、喘いでいる所を + 他人に見られて、興奮して絶頂を迎える + 元女王の姿がな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっっ、や、やぁぁ……そ、それは! + ひっ……はっ、はうぅ……んっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「別に興味はありませんが…… + 命令ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。れろれろれろ……」 +\endtext + +\text +はぁ……とため息のリズベル。 +椅子を引き寄せると、早くしてくださいと +ばかりそこに腰掛ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「悦べティーリアよ、見物人ができたぞ? + ――ついでに戒めを解いてやろう。 + 好きなだけ、声に出して喘ぐがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……い、嫌です! 女王ともあろう者が、 + 人にアクメの姿を……ひ、はあうんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰が女王だ? 俺が王だ……お前は女だ。 + そのことを、これから嫌というほど体に + 思い知らせてやろう。れろれろ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! 転がしては駄目です、 + 乳首を……! あ、す、吸っては駄目です! + そ、そんなに強く……ひっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いけません! み、見られている + のに、見られてしまうのに、恥ずかしい + 姿を……あ、あ、ああぁっ……!」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、もっと見て欲しい―― +とばかりにリズベルに痴態を見せつけていく +ティーリア。 +\endtext + +\text +くだらないものとして見下すような +リズベルの醒めた視線も、今はティーリアの +興奮を高めるための装置でしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! よい乱れっぷりだ。 + 乳の味もますます良くなってきて + いるぞ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら! このまま絶頂を迎えるがいい。 + アクメの乳の味を、この俺に味わわせる + のだ……!」 +\endtext + +\text +そういってがばっと口を開け、 +右の乳を強引に口の中へと吸入 +していくカイム。 +\endtext + +\text +左の手を深く乳肉の中にめりこませ、 +その巨大な脂肪の塊を、円を描くように +してぐにゅぐにゅと捏ね回す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ……っっ! わ、私の胸が! + 大切な胸が! む、無茶苦茶になって + しまいます……! ひ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉほう……しゅ、しゅごい + ボリュームだな、これふぁ…… + もむもむ、はむはむ、ずちゅううう!」 +\endtext + +\text +乳輪ごと口いっぱいに頬張った柔肉を +ほむほむと噛みしだき、そのたびに +迸る甘い母乳を味わう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっああぁうっっ! 出てしまってます! + 絞られてます! + 私のおっぱい……! ひぃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、こっちの乳もだ……! いったい、 + 何を食っていればこんなにデカく + なるのだ……そら、そらぁ!」 +\endtext + +\text +滲み出た母乳でヌルヌルになった左の乳を、 +その潤滑を利用してさらに速く、激しく、 +強く捏ね回していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あぁぁぁぁ! と、溶けて + しまいます! 手とお乳とが、溶け合って + 一つになってしまいそうで……ひ、いぃ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……はっ、あぁぁあっっ! + あっあっ、あっ……! + はっあああああぁぁあぁぁ………ッッ!!」 +\endtext + +\text +ティーリアが絶頂を迎えた瞬間、 +ぱぱぱっ、と大量の母乳が飛沫になって +飛び散り、カイムを頭から白く染めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! 甘い、甘いぞぉぉぉ! + ほむほむ、ほむほむほむほむっっ!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! あっあっ、あああああ!」 +\endtext + +\text +ティーリアが再度の絶頂を迎え、 +噴き出した母乳がカイムの喉奥を打つ。 +\endtext + +\text +その極上の甘露を、喉を鳴らしてたっぷりと +飲み下して――カイムは、ぷうと満足の +息をついていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ……はぁぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうう! ……満腹だ。 + いや素晴らしい朝食であった」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう私は帰っていいでしょうか? + まだまだ仕事が山積みですから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。……おかげでティーリアにも良い + お仕置きをしてやることできた」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、ティーリアよ。お前もリズベルに + 礼をいうがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? あ、あっ……」 +\endtext + +\text +興奮が醒めて、羞恥と屈辱の感情が戻って +きていたのだろうが…… +\endtext + +\text +『お仕置き』という言葉に、またしても +頬が快楽に緩むティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ありがとうございました、リズベル様。 + 私の恥ずかしいところ、たっぷりと + 見てくださって……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それはどうも。 + では、私はこれで失礼します」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! なかなか面白かったが。 + まだまだこんなもので、大切な石を壊した + 罪を償えたとは思わないことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この先も、お前にはたっぷりと趣向を + 凝らしたお仕置きをくれてやる。 + ――覚悟しているがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! は、はい……カイムさま」 +\endtext + +\text +不安と恐怖と……しかし『お仕置き』への +期待も入り混じった表情で、ティーリアは +それにうなずくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_12.txt new file mode 100644 index 0000000..09ca11b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_12.txt @@ -0,0 +1,1312 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_12") + +\text +カラン……とドアの鐘が鳴って、 +酒場に女の姿が入ってくる。 +\endtext + +\text +その瞬間、ざわついていた酒場の空気が +シンと静まり返っていた。 +\endtext + +\text +女王だ……女王さまだぜ……そんな囁きが +テーブルからテーブルへと広がっていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……ど、どうすれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちだティーリア。俺の隣にこい」 +\endtext + +\text +ルザリオの街中とはいえ、こんな場末の +汚い酒場にまで足を踏み入れたことは +ないのだろう。 +\endtext + +\text +所在なげに首を巡らせていたティーリアに、 +カウンターからカイムが声をかけていた。 +\endtext + +\text +庶民としての暮らしが長かったカイムの方は、 +さすがにこういう場所にも慣れたものだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はい……失礼しますわ」 +\endtext + +\text +カイムの姿に気づいてホッとしたように、 +ティーリアは長いスカートを捌いて +スツールへと腰掛けてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、と。何を飲む?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? あ、そ、それでは + ニンジンジュースを」 +\endtext + +\text("カイム") +「却下だ。酒を飲め酒を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……で、では貴腐ワインを少し……」 +\endtext + +\text("カイム") +「置いているわけがないだろうが。 + マスター、ハチミツ酒を大ジョッキで。 + 俺にもおかわりだ」 +\endtext + +\text +酒場の店主はカイムが何者かを知っているの +だろう。店の入り口では、二体のオークが +店の中と通りの両方に睨みを効かせている。 +\endtext + +\text +――震える手でカウンターにジョッキを二つ +置いて、すぐに離れていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、この飲み物は……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてか……だろうな。ハチミツと水と + 古い酒を樽にぶちこんで発酵させて + 作るのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「蒸留なしでも、ワインより倍も強い酒が + できる。味のほうは……まあ飲んで + みるがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……こくっ」 +\endtext + +\text +汚れたジョッキを取り上げ、恐る恐る、 +という感じで一口それを口に含む―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「けっ、けほっ……! けほっ、 + けほっ、けほ……っっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「な、なんですかこれは? + く、腐っています……イガイガして…… + と、とても人の飲むものとは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……人の飲むものではないと + いうのか」 +\endtext + +\text +冷たく笑うカイム――こういう場所に来た +ことで、平民として暮らしていた頃の +気分に戻っているのだろう。 +\endtext + +\text +……ティーリアの一挙手一投足を横目で +見守っていた客たちも、今は一様に +カイムと同じ、醒めた眼をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「――ならばそれを飲んでいる俺や、 + ここの連中は、いったい何だと + いうのだ?」 +\endtext + +\text +言いながら、ごくりとジョッキの中身を +口に含んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……っっ! な、なにを…… + むちゅうっっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはティーリアを抱き寄せると、 +口付けながら液体を流し込んでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっっ、んくっ、んくっ、んくぅ…… + ぷ、ぷはぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――もう一度だ」 +\endtext + +\text +ジョッキの中の液体を一気にあおり、 +再びティーリアの頭を抱き寄せるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんん……っっ! んっっ、 + ぐっ、ぐっ、こくっ、ごくぅっ…… + ぷっ、はぁぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、はぁ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +酒場は静まり返ったままだった。 +\endtext + +\text +白皙の肌を艶っぽい朱に染めて、 +熱い息を吐き出しているティーリア。 +\endtext + +\text +――眼の前で見せられた信じられない +ショーと、無理に酔わされたティーリアの +艶っぽさに、皆が呆然としている。 +\endtext + +\text("カイム") +「マスター、奥の部屋を借りるぞ」 +\endtext + +\text +カウンターに金貨を放り、ぐったりした +ティーリアの体を抱き上げるようにして +立ち上がるカイム。 +\endtext + +\text +酒場の客たちに、ニヤリという +意味ありげな笑みをくれて―― +予約してあった奥の個室へと消えていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ、ぎっっ、 + い、い、いぃぃぃ――ッッ!!」 +\endtext + +\text +苦痛とも快楽ともつかない悲鳴。 +\endtext + +\text +カイムに後ろから抱えられたティーリア。 +巨大なペニスで貫かれているが、 +貫通しているのは前の穴ではない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、およしになってください! + そ、そこは違います! そのような + ことをする場所ではありません!」 +\endtext + +\text("カイム") +「違うかもしれん。しかし……可能なのだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! あっ、ぎっっ……! + ひぃ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +前ではさんざんやってきたが、 +後ろはまだ処女である。 +\endtext + +\text +――これまでは、ティーリアを相手に +そういうアブノーマルなプレイは +考えもしなかったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お仕置きならば、これもよかろう。 + ……ふんっっ!」 +\endtext + +\text +また少し、血の滲んだ菊門に、 +黒いペニスが埋没していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぎぃぃぃっ! ……はっ、 + はぁ……はぁ……あぁ……」 +\endtext + +\text +汗を流して苦痛と衝撃に耐えている +ティーリア。――その眼の縁に浮かぶ +涙に、ゾクゾクと背が震える。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふ……今日の俺は、少し凶暴に + なっているかも知れんな) +\endtext + +\text +あの酒のせいか――と思うカイム。 +\endtext + +\text +高級ワインなど縁のない庶民の側に立ち、 +元女王のティーリアを陵辱する―― +その行為に、反逆的な悦びを感じている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、遠慮などいるまい」 +\endtext + +\text +ティーリアを支えていた腕の力を抜き、 +ズズッ……とさらに深く、ペニスを +ティーリアへとめりこませていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いっ、いいいい! + は、入ってくる……入ってきます! + 私のお腹に、硬いのが……ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――フィニッシュだ」 +\endtext + +\text +ズンッ、と最後は一気に、 +ティーリアの後ろの処女を根元まで +刺し貫いていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「きゃはぁぁぁ! あっあっっ…… + ひっ、ああああ…………ぐッッ!」 +\endtext + +\text +歯を食いしばり、肌に脂汗を浮かべて、 +その苦痛を堪えようとするティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! いいな、その声! + たまらんぞ……!」 +\endtext + +\text +ゆさ、ゆさ、とティーリアの身体を +ゆすり、後ろの穴を蹂躙していくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひうっっ! あうッッ! + がっっ……あ、あ、あうううっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……きついな。力を抜けティーリアよ。 + そんなに力んでいたら、いつまでたっても + 痛いままだぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「む、無理です……! こ、こんなことを + されて感じるはずなど……ひっ、ぎっっ! + くっ、はうぅぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くそ、食いちぎられそうだ……ぐ!」 +\endtext + +\text +心理的な拒絶感で感じるどころでは +ないのだろう。締め付けが強いのはいいが、 +強すぎてこちらまで苦しい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば……こうだな」 +\endtext + +\text +用意していた極太のバイブを取り上げる +カイム。……尻穴はアドリブで、 +本来はこっちで愉しむつもりでいたのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……!? な、なんですか、 + その道具は……い、いやらしい……!」 +\endtext + +\text +ナマコか芋虫を思わせるその道具をみて、 +眉をひそめるティーリア。 +\endtext + +\text +――正体などわからずとも、 +道具のかもし出す禍々しい気配は +伝わっているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ、なにかに似ているだろう。 + ……見覚えがあるのではいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「例えば……今、お前の尻の穴に + 入っているものだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……ひ、ひっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「バイブというのだ。……ふふ! + これほど平和な目的で創り出された + マジックアイテムはないだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――まあ、少々大きくはあるが」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、極太のバイブの先端で +ティーリアの前の穴をえぐるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! あ、あ……やはり、 + そのような……くっ、あっっ、 + あ……」 +\endtext + +\text +回すようにして表面に愛液をなすりつけ、 +潤滑をよくしておいて――ずぶり、と熱い +沼の中に先端を沈めていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっひ……ッッ! + あ、あ、あ……あぁぁぁぁ……ッッ!!」 +\endtext + +\text +太いバイブで中を広げるようにして、 +ぐりぐりと広くえぐっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! ティーリアよ、お前には + これがお似合いだ。そら、感じてみろ! + そらそら!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっっ、うっっ! あ、あ…… + お、オマ●コに、私のオマ●コに + このような下賎な道具が……!」 +\endtext + +\text +言葉では抵抗しているものの、 +グチュグチュと泡立った愛液がすぐに +淫らな音を立て始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっっ! くひぃぃ……ふひぃぃ! + はっっ、あぁぁ……! ふ、太い、 + そ、それに何て硬い……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いけません……だ、駄目です…… + そ、そんなことを続けられたら…… + わ、私……私……ひっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……奥のほうはどうだ?」 +\endtext + +\text +バイブを下から包むように持ち替え、 +ぐいぐいと先をティーリアの奥へと +押し込んでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃいぃぃ……! と、届いてしまいます、 + 硬くて太いのがオマ●コの奥に! + ぎっっ、ひきぃぃぃ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっあっっ……! ひ、はぁぁ……! + はっ、はうう……あ、あううっっ!」 +\endtext + +\text +もはや紛れもない快楽の声をあげて +喘ぎ始めるティーリア。 +\endtext + +\text +同時に後ろの穴からも緊張が抜け、 +動く余地ができてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いけそうだな。 + そら、こちらからも気持ちよく + してやろう」 +\endtext + +\text +前の穴をバイブでかき回しつつ、 +後ろから腰での責めも加えていく +カイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はひぃぃぃ! う、後ろの太いのが、 + お腹の奥にまで……! ほ、本当に、 + こんな奥にまで……!」 +\endtext + +\text +前の穴とは比べ物にならない奥深い +貫通感に喘ぐティーリア。 +\endtext + +\text +深い部分を繰り返し突き上げつつ、 +カイムはティーリアの耳元へと囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「驚くだけではない。感じてみろ…… + そら、人はケツ穴でも、ちゃんと + 感じられるように出来ている」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う、うっっ……感じる? お、お尻の + 穴で……? あ、あ、ああっっっ!」 +\endtext + +\text +電流が流れたように背をそらし反応する +ティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、感じると気づけ……そして + ケツ穴は、セックスの時にはアナルと + いうのだ。いってみろティーリア!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、アナル……アナル! + わ、私のアナル……痺れてしまいます、 + き、気持ちが良すぎて……あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、合格だ。 + ――ところで気づいているか、 + ティーリアよ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あん……あんっっ……! + な、何をですか、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここまで、盛大に喘ぎ声をあげていた + が……このボロい建物、防音性はどの程度 + あると思う?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……!? あ、あ、あっ……!」 +\endtext + +\text +当然、ティーリアのあげていた艶っぽい声は、 +客の集うホールまで丸聞こえだったはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけではないぞ? + よくみろ、この建物に使われている材木を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はぁ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「壁を良く見ろといっているのだ。 + 節が抜けて穴だらけだろうが。 + 板と板には隙間もある――」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が客なら、覗くな。 + ……そらみろ、無数の目玉が隙間から + 覗いているだろうが」 +\endtext + +\text +壁越しにこちらを注視している、 +酒場の客たちの気配に気づくティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、いいいっっ! だ、駄目です! + 見ないで下さい! お、およし下さい、 + カイムさま…………!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を勘違いして俺に命令しているのだ」 +\endtext + +\text +ズンッ……とペニスで深くティーリアの +腸を抉り返してやる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あんっっ……! ひっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはお仕置きなのだ……忘れたか? + そら、気高い女王様がアナルを犯されて + 喘いでいる姿を、もっと見てもらうがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃ、いぃ……っ! あっ、ぐっっ! + は、はぅ……だ、駄目です……これだけは、 + 勘弁してくださいませ……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう……また具合が悪くなってきたな」 +\endtext + +\text +ようやくほぐれて柔らかくなっていた +ティーリアのアナルが、また固く緊張 +してしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、ここはこいつに真の力を発揮して + もらうとしよう。――さあ、動け! + 我が魔法の道具よ!」 +\endtext + +\text +右手から、魔法の遊具に魔力を +注いでいくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……!? な、な、なんなのです、 + これは……き、気持ちが悪い!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちがいいの間違いだろう。 + そら……全力だ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くひぃぃぃ! あ、あ、あ…… + ああああ……っっっ!」 +\endtext + +\text +バイブに嵌めこまれた魔法の宝石が +光を放ち、その革と木で出来たペニスを +グニグニと蠢めかせ始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あ、ひぃぃぃ……! + お、オマ●コが! オマ●コが + ひとりでにかき回されて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! よかったら後でこいつを + プレゼントしてやろう。これがあれば + 一人の夜も寂しくはあるまい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くひぃぃぃ! い、いりません、 + こんなもの……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちも負けるわけにはいかんな。 + そら、そらっっ!」 +\endtext + +\text +前の穴で元気に暴れているバイブに +負けじと、後ろの穴を深く突き返して +いくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……滑らかになってきた。 + 感じているな、ティーリアよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、ひぃぃ! こ、こんな…… + こんなものに……はぁぁぁぁ! + あ、あぁうん! きはあうんっっ!」 +\endtext + +\text +緊張が緩み、さらに分泌された腸液で、 +格段に滑りのよくなってきている +ティーリアのアナル。 +\endtext + +\text +カイムは自らも快感を求めて、 +その狭い穴で繰り返しペニスを +しごきあげていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、ひぃぃ……はぁぁん…… + お、お腹の中でジュポジュポいっています。 + カイムさまのオチ●チン……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁん……はっ、あぁあんっっ…… + はぁう……ふっ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅぅ……おぉ…… + いいぞ、いいぞ……!」 +\endtext + +\text +思わず吐息を漏らすカイム。 +女の熱い身体が、手の中で高まり、 +蕩けていく感じが何ともいえない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、よい香りだ……! + お前のこの時の匂いを、連中に嗅がせて + やれないのは残念だ」 +\endtext + +\text +ミルクを思わせる汗の匂いを嗅ぎつつ―― +その意識を、壁から覗いている客たちの +眼に向けさせてやる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ! あっ……み、見ないでください。 + 見ては……なりません……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘をつけ。……どうせお前のことだ、 + 興奮しているのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうして尻の穴を犯されて。前の穴には + 極太のバイブを突っこまれて、愛液を + だらだら垂れ流している所を見られて?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ああ……ありません、そのような + こと……あ、あるはずが……ひぁっ!  + あっあっ、うひゃぁああんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは! 濡れてきたぞ、前も後ろも。 + 体は実に正直だな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、このまま最初の精をお前の尻の穴に + 出してやる。いっしょにお前もイクのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――見せてやれ! あの連中に、 + アクメの時のお前の表情を!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、えっっ!? い、いや……それは + 嫌です……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だ、だめぇ! そんなにオマ●コの中 + バイブでかき回しては……お、お尻の穴、 + オチ●チンを深く差し込んでは!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くッッ……! きたぞ……! + そら、お前もいけ――!!!」 +\endtext + +\text +ティーリアの大きな尻を連続で下から +突き上げ、パンパンと叩き上げていく。 +\endtext + +\text +その最後の一回で、ブリッジして限界まで +先端をティーリアの奥へと侵入させ―― +そこで果てていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっあッあッ、ひひゃあぁぁあぁ…… + …………ッッッ!!」 +\endtext + +\text +背を反らし、豊かな胸肉を大きく震わせて、 +絶頂を迎えるティーリア。 +\endtext + +\text +そのティーリアの腹の底へ、 +二度、三度とカイムは熱い精を +放っていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、熱い……! ひ、広がっていきます、 + 熱くて沁みるのが、お、お腹に…… + 体中に……あ、あ、あ……ッッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひッッ、ふっあぁあぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text +体中に精の広がっていくその感触に +耐え切れず、再度絶頂へと +追いやられるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「――おまけだ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、ひぃぃぃぃ…………ッッ!!」 +\endtext + +\text +そのティーリアの中に、白い腹がふくれる +ほど大量の精を追加で吐き出して―― +今度こそ、カイムは果てていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、はぁぁ……ひぁぁ…… + ふぅ……はぁ……」 +\endtext + +\text +――ミルクで茹で上げた鶏のように、 +ふわふわと良い匂いの湯気をたてている +ティーリアの豊かな肉体。 +\endtext + +\text +その、無防備で柔らかな肢体は、男をさらに +嗜虐的にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……ティーリアよ。 + どうだった、今のは?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……す、素敵でした……き、気持ちが + よかったですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろうな。見事なイキっぷりだった」 +\endtext + +\text("カイム") +「――その壁ごしに見ている連中も、 + さぞ満足して愉しんだことだろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! ひっ……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text +その事実を思い出させられて、顔を押さえて +恥じ入るティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは! 今さら恥じてどうする + というのだ?」 +\endtext + +\text +そして、ティーリアの耳元に顔を寄せて囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだティーリアよ。もう一度、 + 今のをして欲しいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、連中にまた全てを見られて + しまうが……お前の恥ずかしい様を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……!」 +\endtext + +\text +ティーリアは困ったように、しかし快楽への +期待に頬をさらに朱に染めていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……してください。 + 今のを、気持ちよくて、恥ずかしくて、 + すごいのを、もう一度……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいんだな、見られてしまっても?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……よ、良くないですわ……で、でも、 + でも……」 +\endtext + +\text +言葉に詰まってしまうティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいのだな? 尻穴を犯されて + アクメを迎える、その恥ずかしい姿を + 下賎の民どもに見られてしまうのが?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……! + その通りです、カイムさま……!」 +\endtext + +\text +蕩けるように蟲惑的な表情を浮かべて、 +それにうなずいてしまうティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ! よかろう……ならば、してやろう。 + そら、もう一度だ!」 +\endtext + +\text +停止していた前の穴のバイブに、 +再度魔力を注入するカイム。 +\endtext + +\text +柄まで愛液にまみれたその道具が、 +ウネウネとティーリアの膣をかき回し +始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ……! きましたわ! + き、気持ちよいグニグニが……  + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもいくぞ、そら――!」 +\endtext + +\text +カイムもまた腰を突き上げ、 +ティーリアの後ろの穴への責めを再開する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あん……! オマ●コの穴で、 + 太いのがぐいんぐいん動いて、 + 奥へ、奥へと入ってきて……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっ、ひっっ……! お尻の穴も、 + す、すごいです……カイム様の太いのが、 + お臍の上まで、じゅぽ、じゅぽって!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁうん! ひあぁんっ! + ひっうぅうん……っ! さ、最高ですわ! + 私、幸せですわ……は、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! こんな場所でお仕置きをされて、 + 幸せになっていれば世話はないが……」 +\endtext + +\text +ちらり、と壁のほうを見るカイム。 +――直接姿は見えないが、熱中しきった +男たちの気配をそこに感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「この酒場の連中には大した見もの + だろうよ。なあ、ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あんっ……ふあんっっ……! + み、見てはなりません、ならないのです + ……は、恥ずかしい……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あぁんっ……! + み、見ないでください……ふぁああん! + はひんんっっ……!」 +\endtext + +\text +見ないで、と口ではいいつつ、 +明らかに壁を意識して、乱れた姿を +見せ付けていくティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……とんだ淫乱の女王さまだ。 + 連中もさぞ幻滅しているだろうよ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……いや……いや……」 +\endtext + +\text +嫌といいつつ、しかし少しも嫌そうでは +ないティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしアレだな。お前ばかり + 愉しませておくのもつまらんな」 +\endtext + +\text +何か面白い趣向はないか……と考えて、 +ふとカイムは思いついていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これだ……魔力充填!」 +\endtext + +\text +ティーリアの前の穴に突っ込んだ極太の +バイブ。その柄を掴み、さらに追加の +魔力を注入していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ!? あ、あ、あ! + ふあああああ! す、すごいです、 + 中で、ぐに! ぐに! ぐにぃぃぃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前を喜ばす為ではない。 + そらっ、こうだ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……な、なにを!? + あ、あ、あぁぁぁ…………ッッ!」 +\endtext + +\text +――最大限までパワーを増して、 +ティーリアの中で暴れまくっている +魔法のバイブ。 +\endtext + +\text +それをグッと力を篭めて、ティーリアの +内壁ごしに腸内のペニスへと押し当てていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、ひぁぁぁぁ! な、中で、潰れて + います、私のアナルと、オマ●コがああ!」 +\endtext + +\text +ペニスとバイブとで内壁を挟まれて +押しつぶされる、その異様な感触に +喘ぐティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お! いいなこれは! + ふはは……! やはり、これはこんな + 使い方もできるのか!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、ひきぃぃ……! きゃ、きゃひ…… + こ、これ、すごすぎておかしく…… + おかしくなってしまいます……!」 +\endtext + +\text +バイブでペニスの裏スジのあたりを +刺激しつつ、さらに腰を振って +ピストン運動を加えていくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひゃぃぃい! きゃひぃぃぃ……! + だ、駄目です! 凄すぎます! + はっひぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! イケいけ! イってしまえ! + もう一度お前の派手なアクメの姿を、 + ここの連中に見てもらえ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いやああ! 見ないでください! + 見てはいけません、いやぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +見ないで、というティーリアの悲鳴は、 +既に自分を燃え立たせるための言い訳に +過ぎない。 +\endtext + +\text +さらに熱く、色っぽく、淫らな姿を +観客に見せ付けて、絶頂へと駆け上がって +いくティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、おっっ! おおおお…………ッッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっひ……! はっ、ひ……っ! + は、あ、あ……! + ふぁっはあああぁぁぁあ……んっっ!」 +\endtext + +\text +びくん、びくん、と肉を波打たせるように +体を痙攣させて、絶頂を迎えるティーリア。 +\endtext + +\text +そのティーリアの体奥を目掛けて、 +カイムもまた今日二度目の、前回よりさらに +大量の精を噴き上げ、ぶちまけていた。 +\endtext + +\text +その同じ瞬間――恐らくは、壁の向こうで +自慰にふけっていた男達も、 +仲良く幸せになっていた筈だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃ……はぁぁ……はぁ……はぁ」 +\endtext + +\text +絶頂の余韻に浸っているティーリア。 +……前の穴に穿たれたバイブも、 +魔力を使い果たして動きを停止している。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅ……っ! + よかったぞ、ティーリアよ。 + ――観ていた連中も満足したことだろう」 +\endtext + +\text +わざとそれを思い出させてやるように、 +ティーリアの耳元に囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「連中、今日ここで眼にした出来事を、 + 喜んで吹聴して回るだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツの穴を犯されて、前には巨大バイブを + 突っ込まれて、喜んで喘いでいた高貴な + 女王様の姿をだ――!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text +エッチの余韻もそれで吹き飛んだのだろう。 +今度は本当に顔が青ざめてくるティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「な、何ということを……ひ、ひどい。 + 私は、一体どうすれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「知るか。途中でやめてやるといっても + 聞かなかったではないか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ……! 私は……私は…… + ち、違うのです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「何が、どう違うのかは知らんが」 +\endtext + +\text +フッ、と意地悪くほくそ笑むカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ、お前にくれてやるお仕置きは + こんなものではないぞ? + 次回を楽しみにしているがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっともっと、すごく恥ずかしくて、 + キモチがいいことをしてやろう…… + 今回よりもな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、えっっ……? こ、これよりも + もっと、恥ずかしいこと…… + ですか……?」 +\endtext + +\text +一体何をされてしまうのか、ティーリアは +想像もつかなかったのだろう―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……してください。 + 恥ずかしくて……き、気持ちのいいこと、 + もっともっと、たくさん……!」 +\endtext + +\text +困惑し、泣きそうな顔になりつつも―― +ティーリアは快楽の予感に負け、 +うなずいてしまうのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_13.txt new file mode 100644 index 0000000..1dd2f23 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_13.txt @@ -0,0 +1,1178 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_13") + +\text("ティーリア") +「失礼しますわ、カイム様。 + お呼びに預かり参上いたしました」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、勝手に入ってくるがいい」 +\endtext + +\text +カイムの返事に従って、魔王の寝室へと +足を踏み入れるティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! カイム、さま……」 +\endtext + +\text +最初から全裸で、ベッドサイドで +胸を張っているカイム。 +\endtext + +\text +――その股間では既にペニスがいきりたち、 +ツンツンと天井を向いてたぎっている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「な、なんという格好を……」 +\endtext + +\text +困ったように顔を手で覆いつつ、 +しかし視線で上下するペニスを追っている +ティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「人のことがいえた柄か? + ……例の下着、今日はドレスの下に + 一日中身につけていたのだろう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……はい……おわかりになって + いたのですね……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。下着の下で、あそこを濡れ濡れに + していたことまでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「他の連中は、お前の赤く上気した + 頬を見て、妙な顔をしていたようだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「男どもは特に居づらそうにしていたぞ? + 発情した女の匂いは、連中には毒だ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……いわないでください…… + そ、それより、早く……カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、わかっている。こっちへこい。 + ……今夜も、朝までたっぷりと + 可愛がってやろう」 +\endtext + +\text +蕩けるように微笑み、カイムに身を預けて +くるティーリア。 +\endtext + +\text +その豪華なドレスを乱暴に剥ぎ取りつつ、 +カイムはティーリアを押し倒す―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、あああん! ふわうんっ……! + い、いい! いいですわ! + カイムさまのオチ●チン……!」 +\endtext + +\text +最初から遠慮なく、カイムのモノを +呑み込んで喜びの声をあげている +ティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「最高、ですわ……! 前回に頂いた + バイブも良いのですけど、使えば + 使うほど、本物が恋しくなって……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、結局使っているのではないか。 + すっかり淫乱になったな、ティーリアよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでこそ、この下着にふさわしいと + いうもの……!」 +\endtext + +\text +ティーリアが身につけているのは、 +いつもの清楚だが色気のない白の +下着ではない。 +\endtext + +\text +とびきりセクシーな大人向けのランジェリー。 +カイムのプレゼントしたそれを、豪華な +ドレスの下に身につけてきていた。 +\endtext + +\text +以前のティーリアなら、自分で着るどころか、 +手に取ることすら汚らわしく思ったであろう +シロモノだが―― +\endtext + +\text +すっかり淫乱になった今のティーリアには、 +それが良く似合っている。 +\endtext + +\text +グラマラスなボディを引き締め、エロスを +引き立てている。 +\endtext + +\text +表面の高貴さと、ドレスの下の堕落っぷり。 +そそる香りの下の、適度に野卑な味わい。 +\endtext + +\text +今のティーリアは、まさに男を酔わせる +絶妙のバランスだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいな。すっかり俺の好みの + 女になったぞ、ティーリアよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁん……はうん……嬉しいですわ。 + この下着、私も気に入りましたわ…… + あ、ああん……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい……が、その姿、ルザリオの国民が + 見たらどう思うだろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「想像してみるがいい。娼婦顔負けのエロい + 下着を身につけ、自分が上になって魔王の + ベッドで喘ぐその姿――」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様に憧れ、崇拝していたルザリオの国民 + どもに晒したら、どんな反応が返って + くるか――!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! あ、あ、あ……! + い、意地悪をおっしゃらないでください、 + は、あ、あぁああんっっ……!」 +\endtext + +\text +困惑した表情をしつつも、それを想像して +ティーリアが興奮してしまっているのは +明らかだった。 +\endtext + +\text +膣の潤いが急速に増し、乳首からは甘い +匂いのする母乳が滲み出てくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっっ、出てきたな……! + お前とのエッチは、これが愉しみでも + ある……ぺろ、ぺろっ……」 +\endtext + +\text +乳首へと舌を伸ばし、クリームのような +濃厚な液体を舌で愉しむカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「――この姿もだ。ルザリオの市民に + 見せ付けてやったら、さぞ幻滅する + ことだろうな……ぺろ、ぺろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、い、いぃぃん……! それ以上、 + おっしゃらないで下さい……あ、あん、 + はぅぅん……」 +\endtext + +\text +カイムに母乳を舐められ、うっとりした +ような表情で喘ぐティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。そうか、待てよ?」 +\endtext + +\text +ベッドサイドに手を伸ばし、 +幾つかの幻像石の中からお目当ての +石を探り出すカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ、はぁぁ……そ、それは何ですか、 + カイムさま……?」 +\endtext + +\text +ティーリアが尋ねてくる。 +本能的に不安を感じたのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「幻像石の一種だ。二つの石がペアに + なっていて、離れた場所に映像を + 映し出すことができる」 +\endtext + +\text("カイム") +「逆に、もう一つの石が置いてある場所の + 映像を、こちらでも見ることができる。 + ――こんな具合だ」 +\endtext + +\text +カイムが魔力を送り込むと、 +石が光を吐き出し、映像が映し出される。 +\endtext + +\text +夜中だというのに多くの人が行き交っている、 +街の目抜き通りの交差点――ティーリアにも +見覚えのある場所だ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「――ルクト=ルザリオの中心部?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。同じように、向こうにもこっちの + 映像を映し出すことができる」 +\endtext + +\text("カイム") +「――我が軍の占領宣言や、その後の + 政府広報などに用いているものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだティーリアよ? こいつを使って、 + 俺とお前のセックスを街に中継して + やったら面白いのではないか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、ええっっ! お、おやめ下さい、 + そんなことは、絶対に……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。あくまでこの石を使えば + 可能だといっただけだ……冗談だ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「冗談……なのですか? + はっ……はぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? ……ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ほ、本当に……ただの冗談なのですね? + ただ、やろうと思えば可能だと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあな。別に難しいことはない」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あっっ! そ、想像するだけで…… + お、恐ろしくて……な、涙が出そうに + なってしまいますけど……はぁっ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ど、どんなことになってしまうのか…… + 国民の全てに蔑まれ……はぁぁ…… + お、男の慰みものにされて……あぁ!」 +\endtext + +\text +ティーリアのそこはもう洪水だった。 +身体全体を紅く染め、呼吸を早くして、 +限界まで興奮してしまっている。 +\endtext + +\text +――その反応をみて、ニヤリとほくそえむ +カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ついでに、後から幻像石にして、 + 森にもばらまいてやろうか。本当に + 全国民に見られることになるぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ……あっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした。……お前が決めろ。 + 俺はどっちでも構わん」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁぁ……あ……あんっ…… + はぁ……ふぅぅ……」 +\endtext + +\text +逡巡し、葛藤するティーリア。 +その苦悶と快楽の入り混じった表情も、 +またどうしようもなく男心をそそる。 +\endtext + +\text +表情だけで、答えはもう聞かなくても +わかっていたが―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、お願いします、カイム様。 + が、我慢できません、もう……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「わ、私の恥ずかしい姿、街の民たちに…… + いえ、全てのルザリオの民に、 + 見せてしまってください……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ! よかろう。 + ……どうなっても知らんぞ?」 +\endtext + +\text +幻像石に指を触れ、命令と魔力を送り込む。 +幾つかの石が輝きを放ち、映像に変化が +現れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「――臣民どもよ、魔王カイムだ。 + 今夜も楽しんでおるか?」 +\endtext + +\text +突然街頭に映し出された支配者の顔を、 +人々が驚いたように眺めている。 +\endtext + +\text +カイムが幻像石を軽く操作すると、 +カメラがゆっくりと引いていく―― +\endtext + +\text +カイムと、その腰の上に跨ったティーリアと、 +ベッドの全景を映し出していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、この女が誰かは、 + 紹介しなくてもお前たちには + 判るであろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あん……はぅん……! + み、皆様、ご機嫌よう…… + あ、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text +カメラに向かい笑顔を作ってみせる +ティーリア。その間も、股間ではカイムの +ペニスがぐちゅぐちゅと音を立て続けている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「きょ、今日は私から、カイムさまに + お願いして、わ、私の恥ずかしい姿を + みなさんにお送りしています」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ど、どうしてかというと…… + ああ、恥ずかしい! い、言わせないで + ください……は、あああんっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あんっ、あんっっ! すごい……! + か、感じてしまいます、いつもより…… + い、今まででいちばん! ああんっっ!」 +\endtext + +\text +市民への挨拶もそこそこに、 +中継されていることも忘れたかのように +喘ぎ狂うティーリア。 +\endtext + +\text +これまでで最高に感じている―― +というその言葉が嘘ではないことは、 +常軌を逸した愛液の量でもわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、少しは抵抗するそぶりくらい + 見せなくてもいいのか?」 +\endtext + +\text +寝室の壁にはもう一つの映像がある。 +ルクト=ルザリオの街頭の光景を映した +中継映像だ。 +\endtext + +\text +街角にカイムとティーリアの情事が映し +出されているのに気づいた市民が、指をさし、 +声をかけあって人を呼び集めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どんどん増えるぞ。……もう、 + いまさら取り返しはつかないぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いや……困ります、こ、困るのに、 + あ、あ、あはあんっっ!」 +\endtext + +\text +葛藤も一瞬のことで、すぐに腰を跳ねさせる +ようにしてペニスで膣をかき回し始める +ティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、オマ●コに、オチ●チン、もっと、 + もっと深くぅぅ! 深くぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、オチ●チン、気持ちよすぎるのぉ! + こ、困るのに……ひゃああん! + はっ、はああぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はは、大変な変態だ。……昨日までの + 自分の国の民に、墜ちきった姿を見られて + そこまで興奮するとはな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! 違います、違うのです! + み、見られて感じているのではなく…… + あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、腰をこのように、激しく突かれて + いるのだから、感じて当然です……! + ひぃぃぃんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい。今上になっているのは + お前の方なんだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「見ている連中、どう思う? + ――この女王は変態だと思うヤツは右へ、 + そうでないヤツは左へ行け」 +\endtext + +\text +一拍置いて、自分達に言っているのだと +気づいた市民たちが、わらわらと右へ、 +右へと移動していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「――変態、と判断したようだぞ。 + お前の国民たちは」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いやぁぁぁぁ! ち、違うのです! + これは違うのです……ひっっ! + あ、あ、あ、ひっあ、あっっ……!」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、白い腹をびくびくと +波打たせて絶頂へと駆け上がっていく +ティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! 言葉と違って体は正直だな! + そら……こっちも一発目だ! + 受け止めるがいい!」 +\endtext + +\text +これまでティーリアに任せきりだった +カイムが、そこで一気にダダダッと腰を +突き上げティーリアを跳ね上げていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いっ、いいいっ! + 突然、そんな……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁ……あ! あっあぁぁぁ…… + ……ッッッ!」 +\endtext + +\text +盛大な悲鳴をあげ、股間から愛液を、 +乳首からは母乳を撒き散らして +絶頂を迎えるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! そら……ッッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! 私の子宮に、カイムさまの + 子種がドピュドピュって、 + あ、溢れています……ああぁ……!」 +\endtext + +\text +たっぷりと子種を注がれ、 +満足した雌のたまらない表情を観衆に +見せつけて……ティーリアは果てていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっ、ひっっ……! はっ、はぁ…… + はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……いや、いいなこれは。 + こいつに憧れていたブライトリーフどもに + 見せつけてやるというのが、またいい」 +\endtext + +\text +カイムもまた、満足の吐息を漏らす。 +……もちろん股間の方はまだまだ満足とは +いかず、力がみなぎっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「気分はどうだ、ティーリアよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……お前を慕っていたルクト=ルザリオの + 市民どもに、たっぷりとアクメの表情を + 披露してやったわけだが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ、あっっ! ち、違うのです! + これは……これは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが違うのだ。自ら求めてその様を + 放送しておいて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ認めてしまえ。自分が立派な…… + いや、超ド級の変態であるのだと」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う……う、ぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「泣いていても始まらん。 + 俺は……涙より、こっちの方がいい」 +\endtext + +\text +乳首から垂れ流しになっている母乳に +口をつけるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……甘いな。力がみなぎって + くるようだ。辛抱たまらん……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! も、もう続きをするの + ですか……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ、くっっ! はううっっ! + んっ……あ、あうんっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、激しい……! お、オチ●チンが、 + 子宮口をドシンドシンと叩いていて…… + はっ、ああああっっ!」 +\endtext + +\text +イッたばかりだというのに、最初から激しく +突きまくられて、たまらずに色っぽい声を +あげさせられてしまうティーリア。 +\endtext + +\text +突かれる度に、乳首からは母乳が飛沫に +なって飛び散る。それを口に受けて味わい、 +カイムはほくそ笑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、とんだ変態女王様だな! + 国民に見られていようがおかまいなしに、 + そら……こんなにも母乳を撒き散らして」 +\endtext + +\text +ずちゅう、と乳首に口をつけ、 +音を立ててすすってみせるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、あああっ! の、飲まれてしまって + います、私のお乳……ん、んっっ! + の、飲まれるの、気持ちいい……!」 +\endtext + +\text +授乳の快感に、ゾクゾクと背を左右に +くねらせるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、ティーリアよ。 + 認めるか、自分が変態だと?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そんな……あっっ!?」 +\endtext + +\text +乳首から口を離すカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「な、なぜやめるのです? + も、もっと、ちゅうちゅうして下さい…… + は、はち切れてしまいます」 +\endtext + +\text +カイムに飲まれることを想定して、 +乳線は母乳を分泌し、乳首は膨らんで +はち切れんばかりになっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、ちゅうちゅうして欲しければ、 + 認めるのだ。自分が変態だと…… + 肯定しろ、その欲望を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う……あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text +唇を噛み、わずかな時間ながらも抵抗を +試みるティーリア。 +\endtext + +\text +――が、自然の本能に逆らうことなど +最初から不可能だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……認めます、認めますから…… + は、早く、その、ちゅうちゅう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「詳しく。……何を、どう認めるのだ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……そ、その……わ、私は変態です。 + おっぱい、ちゅうちゅうして欲しくて…… + み、皆が見ているというのに」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「た、たまらないのです! み、見られて + いると思えば思うほど、おっぱいも、 + オマ●コも、いっぱい濡れてきて……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「言いました! 言いましたから、 + お願いです! はやく、ちゅうちゅう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、えらいぞティーリア。  + そら、ちゅう、ちゅう……! + おっ、おおお!?」 +\endtext + +\text +前歯で乳首を軽く噛むようにしてやると、 +その度に、信じられないほど大量の乳が +びゅうびゅうと吹き出してくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……最高ですわ、 + ちゅうちゅう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! この変態め……! + ならばこっちはどうだ!? + お、お……!!」 +\endtext + +\text +試しに腰を使ってみるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これは……くっっ! + 愛液の量といい粘度といい、 + 包み込まれるようだ……!」 +\endtext + +\text +乳に負けないほどの潤いようで、 +愛液がペニスを包み込み、吸い付いて、 +締め上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「最高だな……! よし、 + このまま一気にいこうではないか!」 +\endtext + +\text +ズンッ、と深くペニスを突きこみ、 +その状態でティーリアを揺すって一気に +絶頂へと導いていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっっ、はあああっっ! し、子宮に! + 子宮にまで入ってしまいそうで…… + はっ、あっ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……あぁあぁぁぁ…………んっっ!」 +\endtext + +\text +もはや臆面もなく、だらしない悲鳴をあげ、 +乳を撒き散らしながら絶頂するティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……こっちもいくぞ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! カイムさまのミルク、 + いっぱい、いっぱい入ってきます、 + す、すごい量で……あぁっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……乳には負けんぞ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああっ! また……! の、飲み込んで + います、子宮が、精液を、ちゅうちゅう + って……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +放たれた大量の精を、本当にゴクゴクと +子宮で吸い取って……ティーリアは +放心していた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぅぅ……はぁ……はぁぁ…… + す、すごかったです、カイム様。 + い、今まで一番……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。……そいつは良かったが。 + 何を勝手に終わりにしようと + しているのだ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? + あ……でも私、もう疲れてしまって。 + 満足しましたし、戻って休みたいのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「――こんなことを言っているぞ、 + どう思う?」 +\endtext + +\text +カイムが問いかけているのはティーリアでは +なかった。――街頭の映像では、市民たちが +不満の声をあげているようだ。 +\endtext + +\text +腕を突き上げ、親指を下に向けて何度も振る。 +まだ満足していないというのか、それとも、 +ティーリアへの怒りと失望からか―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ、ぁ……なぜ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「知るか。しかし、ここで終わりはないと + いうのは同意見だ。――いくぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! あ、あ、あうっっ! + くっ、ひっっ……つ、強い…… + つ、強すぎます、ひ……っ!」 +\endtext + +\text +民の怒りが乗り移ったかのように、 +乱暴に、力強くティーリアを揺すりあげて +いくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっ、ふうんっっ! はっ、ぎっっ! + お、オチ●チンが、中で、 + 暴れていて……くっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、こっちもさぼってるんじゃない。 + 乳の出が悪くなってきているぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ! も、もうたくさん出して + しまいましたから……うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、あらたに作ればよかろう。 + ……少し刺激を与えてやろう」 +\endtext + +\text +いうなり、カイムは乳首を乳輪ごと口に含み、 +強めにそこに歯を立てていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、うっっ……! い、いたぁぁ! + ち、千切れてしまいます…… + はっ、ひぃぃぃぃ!」 +\endtext + +\text +乳首をくわえたまま、右へ左へと乳房を +伸ばすように引っぱってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「これでどうだ? ちゅるぅ…… + おお! きた、きたきたきた!」 +\endtext + +\text +刺激によって新たな乳が分泌され、 +カイムの口の中に滲み出る。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃ! ま、また出てしまっています、 + 私のお乳……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「出ているのは乳だけでは + ないようだぞ、この変態め!」 +\endtext + +\text +じゅぽ、じゅぽという水音が街頭にまで +届くように、あえて空気を含ませるように +腰を使ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いいいっっ! い、いけません、 + 恥ずかしい……恥ずかしいっっ! + あ、ああああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何が恥ずかしいだ、この変態め! + ますます濡れてきているではないか!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふっ、あっっ! ひ、ひうんっ……! + だ、だって、だって……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ああ! もう駄目です! + み、見てください、皆さん……! + わ、私の恥ずかしい姿……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「国民にオマ●コさらけ出して、 + お乳を飲まれて、気持ちよくなっている + 私の……変態の私の姿……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あ……! ひぃぃいぃぃ……! + さ、最高なのです! はあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! いったな! + まあ、最高なのには同意するが」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことなら、一番恥ずかしい姿を + もう一度国民に見てもらうがいい! + それ……それそれそれ!」 +\endtext + +\text +一気に腰を使い、ティーリアを追い込んで +いくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「きっひぃぃぃ! あっあっ! + す、すごい! はっ、あぁぁあぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもいくぞ、そら――!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、イッてしまいます! + み、見てください皆さん! + ひ……はぁああぁぁぁ…………ンッッ!」 +\endtext + +\text +涎と乳とを撒き散らし、最高に恥ずかしい +表情を見せつけるようにして、ティーリアは +絶頂を迎える。 +\endtext + +\text +カイムは冷静に、そのティーリアの子宮に +ドクドクと精を流し込んでいた。 +\endtext + +\text +三度目の、しかしそれにしては長い射精を、 +ティーリアは嬉しそうに受け止め…… +そして二人とも果てていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃ……はぁ……はぁ…… + あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅ! よかったぞ…… + どうしたのだティーリア、 + そんな青い顔をして」 +\endtext + +\text +満足げな表情のカイム。 +\endtext + +\text +しかしティーリアは、興奮が醒めて +くるにつれ、自分のしでかしたことの +重大さに気がついたようだった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あ、あ……! + こ、今度こそ、私はいったい、 + なんということを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今さらなんだ。全部やる前に + 尋ねたではないか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そうですが、あの状態で私に + 選択肢など……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あっただろう、いくらでも。 + ……さすがに国民も呆れているだろう、 + お前のその流されやすさにはな」 +\endtext + +\text +そして、納得がいったに違いない。 +なぜ、ティーリアが国を失い、 +魔王軍の占領を許すことになったのか。 +\endtext + +\text +そもそも、ルドールの専横を招いた +元凶が誰であったのか―― +\endtext + +\text +魔王軍に反感を持ち、内心でティーリアを +支持し続けていた者も、今の放送を見れば +その熱が醒めたことだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、それでは……わ、私は、 + これから一体どうしたら……あっ」 +\endtext + +\text +ティーリアを抱き寄せ、頬に口付けを +するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「小難しいことを考える必要はない。 + ――俺がルザリオを征服した瞬間から、 + お前は俺の所有物なのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はただ、この俺を楽しませること + だけを考えておけばよい」 +\endtext + +\text("カイム") +「昼は豪華に美しく装い、 + 夜は淫乱に、このベッドの上でな。 + ――わかったか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……カイムさま……」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、救われたような +表情をするティーリア。 +\endtext + +\text +はい――と、少し嬉しそうに微笑んで、 +うなずくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_14.txt new file mode 100644 index 0000000..43b4e9d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_14.txt @@ -0,0 +1,1372 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_14") + +\text("リズベル") +「――というわけです。 + 早急に、何らかの手を打つ必要が + あると思われます」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……なるほどな」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルの奴を手一杯にさせておこう + とは思ったが、少し荷が勝ちすぎたか」 +\endtext + +\text +リズベルの報告を受け、んん……と +考え込むカイム。 +\endtext + +\text +と、そこでドアをノックする音が響く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「失礼致しますわ。今夜は私をお呼びと + いうことで参上したのですけど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこでお待ちを。まだ報告は終わって + いませんから」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあまて、話はエルのことだ。 + ティーリアにも関係のないことでは + あるまい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、そうですが……はい」 +\endtext + +\text +ティーリアに不満げな視線を向けるリズベル。 +\endtext + +\text +――魔王軍の強化を第一に考えるリズベルに +とって、大事なのは権力の集中だ。 +\endtext + +\text +ルザリオの正規軍をハドスに編入した今、 +ティーリアの存在は正直目障りな部分もある +のだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう不満そうな顔をするな、リズベル。 + ……と、エルのことなのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ブライトリーフの少年兵制度のことは、 + 当然知っているであろう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、毎年楽しみにしておりましたわ。 + ……本当に、我が子のように可愛い + 子たちで」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。閉鎖中のルザリオの王宮に代わり、 + 今年は我が軍で受け入れることに + したのだが……」 +\endtext + +\text +――ルザリオ各地の自治村から、 +将来の指導者となる優秀な少年たちを集め、 +王宮で集団生活を送らせる。 +\endtext + +\text +彼らに横のつながりを持たせ、女王への +忠誠心を育ませるのが本来の意図だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「管理と指導をエルに任せたのだが、 + どうもガキどもの信頼を得られずに + いるようでな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……私はエルのことは、 + しっかりした子だと思っていましたが」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。多少、若くて浮ついてはいるが、 + 先は見込んでいる。だから今回も任せて + みたのだが……」 +\endtext + +\text +もともと、エルが魔王軍に参加したのは、 +ルドールの手からティーリアを救出する +ためだった。 +\endtext + +\text +……が、少年兵たちにしてみれば、 +カイムに忠誠を誓った今のエルは裏切り者に +しか見えないのだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの少年兵たちは、あくまで女王の + 役に立つつもりで集まってきています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リーダー格の少年を中心に、この魔王軍の + 中にあっても、女王だけに忠誠を + 尽くそうと誓い合っているようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「その結果、エルはガキどもに + 言うことをきかせられず、 + ついに泣きついてきたというわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだティーリアよ、忠誠を寄せられ + ている側としては?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ……それは、嬉しいことでは + ありますけど」 +\endtext + +\text +思わぬ状況に、ティーリアも正直困惑して +いるようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、女王を思う少年たちの心も、 + 当の女王にはそれほど届いてはいないよう + だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしエルには、何とかしてやらんと + いかんだろうが……ふむ」 +\endtext + +\text +ティーリアの姿をじっと眺めているカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「思いついたぞ、リズベル。 + ……この件は俺に任せておけ。 + ティーリアよ、少し力を貸してもらうぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ、私にできることであれば、 + 何なりと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「できるだろう、お前なら―― + ごにょごにょごにょ」 +\endtext + +\text +ティーリアを招きよせ、耳打ちを +するカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……それは素敵ですわ。 + うふふっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前ならそういうと思ったぞ、 + わははは!」 +\endtext + +\text +笑みを交わす二人に、不審げな視線を +向けるリズベル。 +\endtext + +\text +どうせロクな企みではあるまい―― +内心でそう思い、ため息をついて +みせるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +ブライトリーフ少年兵たちの宿舎となって +いる部屋。 +\endtext + +\text("カイム") +「入るぞ、貴様ら」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「失礼いたしますわ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「えっっ? 魔王さまと…… + 女王さま!?」 +\endtext + +\text +一人が気がつくと、わらわらと少年兵たちが +集まってくる。 +\endtext + +\text +さすがにブライトリーフだけだって、 +華奢な体つきをした、少女と見紛うような +可愛らしい少年ばかりだ。 +\endtext + +\text +夕食のあと、寝るまでの自由な時間を皆で +楽しんでいたのだろう。カイムとティーリア +の突然の来訪に驚いた顔をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「一度、貴様らの顔を見てやろうと + 思ってな――エルのやつをずいぶん + 困らせているようではないか?」 +\endtext + +\text +唇をとがらせ、互いに目配せをする少年たち。 +リーダー格らしい一人が、毅然とした +態度をしてカイムに向き直る。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「魔王さまにお答えします。 + ――僕らを受け入れて、日々の糧を与えて + くださっていることには感謝しています」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「ですが、エル=フラフニス様の件に + 関しては話が別です――」 +\endtext + +\text +地方の警備隊から、女王自身の手によって +取り立てられ、側近の地位にまで登りつめて +いたエル。 +\endtext + +\text +彼ら地方の少年にとって、エルは夢を託す +ヒーローだったのだ。――それだけに +どうしても変節が許せないのだろう。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「お願いです。どうか、我々の世話役には + 別の方を」 +\endtext + +\text("カイム") +「許さん。エルの命令に従え。 + なぜなら――あれは、俺の可愛い + 女だからな」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、 +少年たちがびくっと反応する。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「え、エル様が……?」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「く……! そ、それを聞いてしまったら、 + なおさら、あの方に従うわけには + いきません!」 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……強情なことだ。密かにエルに + 恋慕でもしていたか?) +\endtext + +\text +もちろん、この少年を見せしめに +処罰して、他の者を強引に従わせるのは +簡単なことだが―― +\endtext + +\text("カイム") +「……我ら魔王軍のやり方としては、 + むしろこの方が効果的だろう。 + ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい、カイム様」 +\endtext + +\text +カイムにかわり、少年たちの前に +ティーリアが進み出てくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「さて皆さん、お話は伺っていましたが――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……そこの者、これまでに、女性と一緒に + 寝たことはありますか?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「え、えっ? ボクですか? + い、いえ、ありませんっ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「よろしい。他の者はどうです? + 全員童貞ですか?」 +\endtext + +\text +コクコク、とうなずいてみせる少年兵たち。 +――予想外の質問に圧倒されてしまっている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ……恥じることはないのです。 + 男の子の童貞は、女の子の処女と + 同じように価値のあるものなのですよ」 +\endtext + +\text +眼を細めるようにして、 +少年たちを満足げに眺め渡すティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それでは、このティーリアが命じます。 + お前たちの童貞を、すべてこの私に + 捧げなさい」 +\endtext + +\text +耳を疑うような顔をして、呆然とする +少年兵たち。 +\endtext + +\text("カイム") +「聴こえなかったのか? このティーリアを、 + 好きに犯していいというのだ。 + お前たち全員でな」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われても、誰も動ける者は +いない――当然といえば当然ではある。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「あ、ありえない! 女王さまが、 + そんな……無理やりいわされているんだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「馬鹿め。女がその気になっているか + どうかなど、見ればわかるだろうが。 + そら!」 +\endtext + +\text +背後からティーリアの頭を抱き、 +その口に指を差し込んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あん……! ちゅぱ、ちゅぱぁ……! + か、カイム様、この子たちがしてくれない + のなら、カイム様がかわりに……」 +\endtext + +\text +カイムの指を舌でねぶりつつ、 +おねだりをしてみせるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? この中に男はいないのか? + ……いないのなら、本当に俺が + ティーリアをやってしまうぞ?」 +\endtext + +\text +はぁ、はぁ、と荒い息をしていた少年の +一人が、そこでティーリアの胸にむしゃぶり +ついていた。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「あっ、お前っっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、ああん……いいのですよ、何をしても。 + 揉んでも、なめても、吸っても…… + そ、そうです……あ、ぁ……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ぼ、ボクも……女王さまっっ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「あっ、コラっっ! おいらが先に + するんだいっ……!」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「お、お前ら……そんな……そんな……!」 +\endtext + +\text +苦悩するリーダー格の少年を尻目に、 +ティーリアは少年たちに服を引き剥がされ、 +ベッドへと押し倒されていく―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっ! そんなに乱暴にしては + なりません……女の人というのは、 + 敏感なものなのです」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「す、すみませんっ! で、でもボク、 + 我慢できなくて……ちゅうっ!」 +\endtext + +\text +乳房に顔をえいえいと埋もれさせていた +少年が、乳首を見つけてそれに +吸い付いていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぁあんっっ! ち、小さなお口が、 + 乳首をちゅうちゅうして……あ、あっ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ぼ、ぼ、ボクも……むちゅうっ! + ちゅっ、ちゅっ……」 +\endtext + +\text +別の少年がもう片方の乳首に吸い付く。 +母の乳を吸った記憶がまだ残っているのか、 +その巧みな吸い方に驚くティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっ、んっっ! じょ、上手です…… + あ、あぁ……か、感じてしまいます……!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「お、お、おいら、ここ舐めちゃうけど、 + いいですよね? ぺろ、ぺちゃ…… + くちゅう……」 +\endtext + +\text +足を割り広げた少年が、小さな鼻面を +ティーリアの股間へと潜りこませ、 +その部分を刺激しはじめる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……! ちっちゃな舌が、 + オマ●コをチロチロしています…… + は、あっっ……そ、そこは……!」 +\endtext + +\text +さら無数の手が、舌が、伸びてきて +ティーリアを撫で、さすり、舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい姿だぞティーリア? + 子供にたかられる女王の姿というのも、 + なかなかにエロい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっっ……! い、いわないで + ください……あ、あはあん!」 +\endtext + +\text +子供たちの手と舌に加え、カイムに視姦 +されていることで、ティーリアの興奮は +否が応にも高まってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、自分でいってみろ。 + どうだ? 国民の……それも子供たちに + 輪姦される感想は?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、ぁぁ……ん! き、気持ちいい、 + 気持ちいいです……子供たちに犯されて、 + カイムさまにそれを見られて……!」 +\endtext + +\text +気持ちいい、というティーリアのその言葉に +少年たちも安心したのだろう。より大胆に、 +ティーリアを……女の体を嬲っていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ひっっ! 激しい……! はぁぁ! + だ、駄目です! お、おかしくなって + しまいます……あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text +全身を赤く染めて、苦しそうに悶えている +ティーリア。 +\endtext + +\text +少年の一人が不安げにカイムに尋ねてくる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「か、カイムさま、これは……? + く、苦しそうですが、女王さま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、心配することはない。 + 次の段階へ移行する準備ができたと + いうことだ」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、少年たちの股間へと +眼をやるカイム。 +\endtext + +\text +ブライトリーフという種族の特徴なの +だろうか。カイムには遠く及ばないまでも、 +どの少年もなかなか立派な物を持っている。 +\endtext + +\text +皮をかむっているものも多いが…… +どのペニスも精一杯にいきりたち、 +初めて使われる瞬間を心待ちにしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「よしそこのお前、一番手だ。 + その立派なモノでティーリアのことを + 犯してやれ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「えっ? お、おいらですか? + で、でも……それは、その…… + さ、さすがに……」 +\endtext + +\text +そこまでしてはいけないのではないか、 +と躊躇する少年兵。 +\endtext + +\text("カイム") +「相変らず、度胸のないことだな。 + そらティーリア、貴様からもおねだりして + やるがいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……も、もう、ここまでして、 + 挿れないというのは逆に罪ですわ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、早く、挿れてくださいな。 + その美味しそうな童貞オチ●チン…… + 誰でも……は、早く……さあ!」 +\endtext + +\text +自ら指で秘部を割り広げ、少年たちを +誘ってみせるティーリア。 +\endtext + +\text +――濡れて熱く蠢くヒダの奥で、 +子宮の入り口が小さくヒクヒクと +震えている。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「う、わ……わ、わ、わっっ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「す、すみません! 女王さま! + おいらもう、我慢できないですっ!!」 +\endtext + +\text +欲望が理性を押し切り、尊敬する女王の +上へとのしかかっていく少年兵。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「え、えい! えいっ! + ……は、入らないよ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あん……! 焦らないの。 + 先っぽを、ちょっとここに添えて……」 +\endtext + +\text +皮をかむったペニスを指でつまんで、 +正しい位置へと導いてやるティーリア。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「うっっ? ……あ、ああッッ! + は、入っちゃった……中に……! + く、うううっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あぁあんっっ! 入ってきます…… + ちっちゃな童貞オチ●チンが、 + 私のオマ●コにぃぃ……!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「う、う、うっっ……! + す、すごい……熱うっっ! + 中が、熱くて……それにドロドロで」 +\endtext + +\text +――初めて挿れた女の膣の感触に、 +少年は快感をこらえるばかりで身動きを +とれずにいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ少年? + 気持ちいいだろうが……女は」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「は、はい……す、すごいです…… + 前に幻像石をみながら、自分でしたの + とは全然違っていて……あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +少女のように切なく喘いでいる少年兵。 +他の少年たちが、恐ろしいような、 +羨ましいような表情でそれを眺めている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なにをしているのです。は、早く…… + 動くのです……私を気持ちよくさせる + のです、さぁ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「は、はい……! くっっ! + う、うっっ……あんっ……んっ……!」 +\endtext + +\text +今にも射精してしまいそうな快感をこらえ、 +喘ぎつつ腰を振り始める少年兵。 +\endtext + +\text +他の者たちも、慌ててティーリアの胸を吸い、 +身体を愛撫して、ティーリアを悦ばそうと +奉仕を始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はぁぁ……い、いいですわ、 + 小さい子たち、可愛くて、なんだか + 胸がむずむずしてくるみたいで……!」 +\endtext + +\text +……性の快感に加え、母性本能も激しく +刺激されているのだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁぅ……! が、我慢できません、 + 出てしまいます、おっぱい……  + あ、あ、あ……っっっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアの乳首が膨らんできたかと +思うと、パッパッ、と白い母乳が噴き出し、 +少年たちの上に飛沫を散らしていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「え……!? こ、これって……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「の、飲みなさい、飲むのです! + 私の母乳を……!」 +\endtext + +\text +ティーリアに命じられて、乳から染み出した +液体に口をつけていく子供たち。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そうです、あ、あんっ…… + お乳飲まれるの、キモチいい……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……くくっ! 立派な変態だな! + 子供を育てるのに使うべき母乳を、 + 快楽のタネにしてしまうとは」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……いわないで、 + いわないでください……ひっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁっっっ! ぼ、母乳! + もっと、もっと出てしまいます…… + あああっっ!」 +\endtext + +\text +カイムになじられ、興奮してさらに大量の +母乳を分泌するティーリア。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「あ、甘い……甘いです、女王さまの + お乳……んちゅう! んく、んく……」 +\endtext + +\text +乳を出せば出すほど、少年たちも +夢中で乳首へとむしゃぶりついてくる。 +\endtext + +\text +最初の少年は小さなペニスで膣を必死に +責め続けており、あぶれた他の少年たちは、 +それを見て夢中で自慰を続けている。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「あ、あうっっ……お、おいらもう、 + 限界だよ……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +相変らず女の子のような声で喘ぎつつ、 +膣を犯している少年兵が訴える。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「で、でも……さすがに、 + な、中は駄目ですよね、女王さま……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい。ここまできて、 + それを遠慮してどうするのだ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ、はぁぁ……い、いきなさい! + 許可します、子宮に出しても + よいのですよ?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「えっっ! じょ、女王さま……! + お、おいら……おいら…… + あっ、あっあ――っっ!!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「うっっ! ぼ、ボクも―― + 女王さまっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ち、ちっちゃなオチ●チンが、 + 精液、いっぱい……! ひっ、あっっ!  + あ、あぁぁぁ……っ!!」 +\endtext + +\text +感激と興奮が頂点に達し、 +びくびくと腰を震わせて、はじめての +膣内射精を経験する少年兵。 +\endtext + +\text +周囲で自慰をしていた少年たちも +次々と限界を迎え、青臭い匂いのする +精を放っていく。 +\endtext + +\text +その中で――ティーリア自身も、 +極まって絶頂を迎え、乳を吹き上げていた。 +\endtext + +\text +アクメを迎えたティーリアの上に、 +さらに大量の精が降り注ぎ、 +豊満な肉体を白く染め上げていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、ひぃぃ……はぁ、 + はぁ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ふひぃぃ! すごかったぁ……! + おいら、こんなに心からスッキリしたの + 初めてだよ……」 +\endtext + +\text +力を失ったペニスをティーリアから +引き抜いて、満足の吐息をついている少年。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、のんびりしてるんじゃない。 + 早く代わってやらねば、次がつかえて + いるぞ?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「そ、そ、そうだよっ! + 次は、ぼ、ボクがやるんだからっ!」 +\endtext + +\text +前の少年を押しのけるようにして、 +また別の少年がティーリアの股を +押し開く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁあんっ! また入ってきます、 + 童貞オチ●チン……子供なのに、 + お、大きいのっ……!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ほ、ほんとだっ! す、すっごく + キモチいい! 女王さまの中……! + えいっ、えいっっ……!」 +\endtext + +\text +その快楽と征服感に感激しつつ、 +最初から夢中で腰を振っていく少年兵。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、いっっ! さ、最初から、 + そんなに激しくされては……! + は、はうん! あ、あぁあんっっ!」 +\endtext + +\text +イッたばかりで敏感になっている膣を +激しく突かれ、最初から感じまくって +しまうティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、他の連中もさぼってるんじゃない。 + もっともっと女王を感じさせてやるのだ」 +\endtext + +\text +少年たちはさすが若いだけあって、 +自慰で放出した後でもペニスは完全に +いきりたったままだ。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「は、はい! ぺちゃ、ぺちゃ…… + ちゅるううう!」 +\endtext + +\text +自慰を再開しつつ、再び女王の体に +むしゃぶりついていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひゃっ、ひぃぃぃ! ま、また、 + おっぱい出てしまいます……あ、あ、 + あぁぁぁん!」 +\endtext + +\text +今度のペニスはさっきの少年よりも大きく、 +胸を責める少年たちもまた、ティーリアを +悦ばせるコツを掴んできている。 +\endtext + +\text +身をよじるようにして快楽に悶え、 +その度に乳首からピュッピュッと母乳を +繰り返し噴き上げるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞティーリア。まさに快楽を貪る + 雌豚……いや雌牛か! ふははは……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、はぁぁぁ! おっしゃらないで + 下さい、そのようなこと……ひいいん!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「で、でも、おっぱい気持ちいいの……! + お、オチ●チン、最高なの……! + も、もっと……もっとぉぉ……!」 +\endtext + +\text +カイムに言葉で嬲られて、逆にタガが外れて +しまったのか、もはや恥も外聞もなく +快楽を貪り喰らうティーリア。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「う、う、うっっ! 女王さま、 + ボクもう限界です! お、オチ●チン、 + びくびくしてて……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あぁん……な、ならば、出すのです + 中に……! ほ、他のものも、 + 同時にイキなさい……命令です!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「は、はい、女王さま! + くっ、うぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +女王を取り囲み自慰をする少年たちが、 +その小さなチ●ポをこする手の動きを +速める。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「あっあっあっっ! ぼ、ボク、 + イク、イっちゃうぅ! ひ……っっ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ぼ、ボクたちも……あ、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、ひぁっっ! こ、子供たちの、 + 精液が……! あ、あ、あぁぁぁ! + ひっあぁぁぁあぁぁ……んっっ!!」 +\endtext + +\text +降り注ぐ精液のシャワーの中、 +びくびくと身悶えして絶頂するティーリア。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「わ、わわっっ! まだでるよ、ボク!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……子宮にも、子供精液、 + いっぱい……! はぁぁ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、ひぃ……はぁ……はぁ…… + あぁ……精液、いい匂いです……はぁぁ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「ぷっ、ぷはぁぁ……よ、よかったです + 女王さま! い、一生の思い出です!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「お、おい、次は誰だよ? + 公平に決めないと……」 +\endtext + +\text +この後の順番について揉めている少年たち。 +\endtext + +\text +――カイムはそこで、一人だけ自慰もせずに +耐えている、リーダー格の少年に声を +かけていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、いいのか? お前は、順番争いに + 加わらなくて?」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「……ッッ! ほ、放っておいてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「意地を張るのは勝手だがな。 + お前は、連中のリーダーなのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし他の連中はここで『男』に + なってしまうぞ? お前を置き去りに + してな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……一人だけ童貞のままのリーダーに、 + この先も連中が素直に付き従うと + 思うか?」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「くっっ……! そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、リーダーの地位どころではないか。 + むしろ、自分の尻の穴の心配をした方が + いいかも知れんな! クク……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「哀れなことだ。お前だって本当はやりたい + のだろうに。それを我慢したばかりに、 + 最低の地位に転落とは……」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「う、うっ……くッッ! クソっっ!!」 +\endtext + +\text +どけ! と叫んで、ティーリアにまたがろう +としていた別の少年を押しのける。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「みてるがいい! 俺はお前らとは違うんだ。 + お前らと兄弟なんてごめんだからな……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひゃっっ! あ、あんっっ! + そ、そこは違います……あ、あんっっ! + 痛ッッ! 太いッッ……!」 +\endtext + +\text +少年にしては立派なペニスをティーリアの +尻の穴にあてがい、ムリムリとそこに +ねじこんでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ、いッッ……! な、何かで + 濡らしてから……あ、あああんっっ!」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「ふっっ、ふんッッ! ふんッッ! + ふんッッッ……! どうだ、 + 女王め……ッッ!」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「お、お前なんか、こっちの穴で充分だ! + お、お似合いだ……くそっ、 + くそっ、くそぉぉぉ……ッッ!」 +\endtext + +\text +泣きながら、ティーリアの尻の穴を +じゅぽじゅぽと犯し続けるリーダー格の少年。 +\endtext + +\text +ティーリアはといえば、最初の衝撃を +あっさりと乗り越えて、尻穴への刺激を +嬌声をあげて愉しみ始めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! どうだティーリアよ。 + 子供らに前だけでなく、後ろの穴まで + 犯されてしまった気分は?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あんっっ! は、恥ずかしい、 + 恥ずかしいですけど……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「き、気持ちいいの……! ちっちゃい + 子供ペニス、お尻の穴に入れられて、 + じゅぽじゅぽされて……ふぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「相変らず、大変な変態だなお前は。 + ……どうだ、自分でもそう思うだろう? + この子供らにもいってやるといい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、あぁ……そ、そんな……くっっ!」 +\endtext + +\text +カイムに言葉でなじられる屈辱も、 +ティーリアにとっては快感に他ならない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……皆さん、私は + 変態なのです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「子供チ●ポに囲まれて、皆さんの童貞を + 頂いて、う、嬉しくて、興奮して――! + あ、あ、あぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアの一番感じるパターン。 +……公衆の面前での、自分が変態で +あることの告白。 +\endtext + +\text +女王時代の、どういう抑圧によって +形作られたものなのか―― +\endtext + +\text +それとも理由などなく、単純に生まれつき +そういう性癖なのか。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「く……くそッ、くそッ、くそぉぉッ! + お、お前なんか、お前なんか、 + お前なんかぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +尻を犯しているリーダー格の少年は、 +ほとんど自暴自棄になって若い腰を +ティーリアへと繰り返し叩きつけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +(こいつはエルにも恋慕していた + ようだしな……哀れなことではあるが) +\endtext + +\text("カイム") +「よかったな、少年よ? + 女王とヤッたのだ。村に帰ったら + 皆に自慢できるぞ?」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「できるわけないだろ! + こ、こんなこと、一生誰にも言える + はずが……う、うっっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば一蓮托生だな。この先は、 + 俺に絶対の忠誠を誓うがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「――お前が裏切らない限り、俺も今日の + ことは一生黙っておいてやろう」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「う、うっっ……! くそ……くそぉ! + ちくしょぉぉぉぉ………ッ!!」 +\endtext + +\text +泣きながら夢中で腰を振り、 +絶頂へと突っ走っていく少年兵。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっああっ! ああんっっ! + わ、若いって素晴らしいですわ! + あ、あっ! ひゃあ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、ひゃわぁあぁぁぁ………んッッ!」 +\endtext + +\text +そのまま宙に浮き上がっていきそうな悲鳴を +あげて、ティーリアが持ち上げた腰を +ガクガク震わせて絶頂する。 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「おッおッ! くぅおぉぉぉ……ッッ!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「あっあっ、あぁあぁぁ……ンッッ!」 +\endtext + +\text +同時に、少年たちも一斉に精を解き放ち、 +ティーリアを中も、外からも精液でドロドロ +に穢していた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、ぃぃ……はっ、はぁ…… + はぁぁ……んっ……」 +\endtext + +\text +息詰まるような青い栗の匂いの中で、 +陶然としてため息をついているティーリア。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「つ、次はボクが……!」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ少年兵") +「まてよ、ボクの方が先なんだから!」 +\endtext + +\text +若い性欲は治まらず、少年たちは争って +ティーリアの身体へと殺到する。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、焦るんじゃない。 + 全員の童貞をもらうとティーリアは + いっただろうが?」 +\endtext + +\text("リーダー格の少年") +「う、うっ……ちくしょう…… + ちくしょう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前もだ。泣いてるんじゃない。 + 少し休め……どうせなら、 + 前でもやってみたいだろう?」 +\endtext + +\text +笑みを向けてやると、コク……と +少年はうなずきを返す。 +\endtext + +\text +こうして、若い義兄弟たちとの忠誠の儀式は、 +そのまま朝まで続けられたのだった――。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_15.txt new file mode 100644 index 0000000..f2066fa --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_15.txt @@ -0,0 +1,1642 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_15") + +\text +――地下迷宮内部の酒場。 +\endtext + +\text("カイム") +「おやじ、もう一杯だ。 + あとここの連中全員に同じものをな」 +\endtext + +\text +おおー、という歓声が、酒場の薄暗く曇った +空気を揺るがす。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「しかし、魔王様もモノ好きだな。 + わざわざ、俺たちのむさい顔を見ながら + 飲まねえでも……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ルクト=ルザリオの一の高級酒場でも + 貸り切って、ブライトリーフの若い娘でも + 眺めながら飲めばいいものを」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、まあそういうのに憧れていなかった + わけではないがな」 +\endtext + +\text +目の前に置かれたジョッキを手に取り、 +中身をぐーっと飲み干すカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着かんのだ。何度かは試してみたが、 + 酒を飲んでいる時にまで格好をつけて、 + 威厳を保っているというのはな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そういうモンかね……面倒なこった」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。王や貴族など面倒なものだ。 + ――生まれてからずっとそれを強要されて + いれば、おかしくなるヤツも出てくる」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰とはいわんが……と、噂をすれば + 当人の登場だな」 +\endtext + +\text +ざわ……と酒場の入り口あたりが +ざわめいている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「失礼いたしますわ。カイム様がこちらに + いらしていると聞いてきたのですが?」 +\endtext + +\text +雑多な雰囲気の酒場に似合わない、 +豪華な衣装と威厳を身にまとったティーリア。 +\endtext + +\text +元女王の登場に、ルザリオ出身の兵士たちが +慌てて居住まいを正す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「楽になさい。私はもう女王ではないの + ですから……と、カイムさまは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここだ。まったく、お前がくると皆が + 落ち着かんだろうが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「申し訳ありませんわ。 + ですが、カイムさまにお願いが…… + は、はぁっ、はぁ……」 +\endtext + +\text +――どういう『お願い』かは、妙に赤い +ティーリアの頬の色と、熱い息づかいを +見れば検討はつく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁぁ……お、お願いです。 + 実は、我慢できなくなってしまって…… + その……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、今夜の夜の伽には、どうか私を + 呼んでやって頂けませんか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目だ。俺は王なのだからな。 + そこはケジメをつけさせてもらう。 + 今夜、誰を呼んで寝るかは俺が決める」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……も、申し訳ありません」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも……でも……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ、だが、条件次第ではあるな」 +\endtext + +\text +何か面白いことを思いついたように、 +ティーリアの身体を眺めてニヤリと +笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「女っ気のない酒場だ。兵士どもにも + 娯楽が必要だろう――」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? たった今、この場で、 + 俺を満足させてみろ。そうしたら今夜の + 伽にはお前を選んでやらんでもない」 +\endtext + +\text +半分はからかいのつもりだった―― +が、期待がなかったわけではない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、ここで……? み、皆の見ている + 前で、ですか……?」 +\endtext + +\text +酒場の中を見渡し、ルザリオの出身者も +多数居ることを確かめるティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……! あ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text +心臓の鼓動を抑えるように胸に手を当てて、 +ため息を宙に吐き出す―― +\endtext + +\text +恥辱と絶望。それはティーリアにとって、 +他に代え難い快感の材料なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(やはりな……まったく、これだから + 王族などというのは) +\endtext + +\text("カイム") +(が、ここは好都合でもあろう――) +\endtext + +\text +リズベルの心配も杞憂ではない。 +今の魔王軍は、元ルザリオの兵を +多数抱えている。 +\endtext + +\text +――そして何の権力もないとはいえ、 +彼らの偶像たるティーリアは +今も健在なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(約一名、裏でコソコソと派閥の形成に + 励んでいる馬鹿者もいるしな……) +\endtext + +\text("カイム") +(ならば……ここは例によって、 + ショーの開演といくか!) +\endtext + +\text +酒場の客を観客と意識して、 +その顔を見渡しながらいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。――本当にやるのだな、 + ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……は、はい。 + やらせて頂きます……!」 +\endtext + +\text +これからの出来事を悟ったハドス兵たちが +歓声をあげ、口笛を吹いて床を踏み鳴らす。 +\endtext + +\text +……元ルザリオの兵は、困惑しつつもそれに +同調している。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、こっちへこいティーリア。 + 俺を満足させるのだ……ただし、 + そのデカい胸だけを使ってな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? む、胸で……?」 +\endtext + +\text("魔物兵") +「パイズリですよ、女王さま! + 胸でイチモツを挟んでこするんです!」 +\endtext + +\text("魔物兵") +「そんだけデカけりゃ余裕だよ!」 +\endtext + +\text +ドッと観客から笑い声があがる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁぁ……! + は、はい……わかりました」 +\endtext + +\text +カイムの前に跪き、 +両手でその豊かな胸を持ち上げる―― +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉっ……! 予想はしていたが、 + すごいなこれは! な、並のパイズリとは + わけが違う……くっっ!」 +\endtext + +\text +豊かな丸い二つの胸のふくらみ。 +その谷間が作るトンネルは、熱く柔らかく、 +その弾力でペニスを締めつけてさえくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「き、キツいだと!? くっ……イイだろう + と予想はしていたが、確かにこれは + 想像以上だな……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はんっっ……わ、私もです……! + む、胸のあいだから、オチ●チンの頭が + 出たり入ったりしていて……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「に、匂いが……お、おかしくなってしまい + そうです……あ、あぁん……!」 +\endtext + +\text +先走りの液に塗れて、ヌルヌルと乳の間を +出入りしているカイムのペニス。 +\endtext + +\text +その匂いと存在感が、ティーリアの女と +しての本能を狂おしいまでに刺激する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、お願いですカイムさま、 + お乳だけではなくて、口でも…… + な、舐めさせてくださいませ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おぉう……よかろう。 + ならば、舐めるがいい……!」 +\endtext + +\text +内心でひるみつつ許可を出すカイム。 +\endtext + +\text +――正直パイズリだけでも気持ちよすぎて、 +すぐに射精してしまいそうだ。 +\endtext + +\text +舌を出し、ペニスへ近づけていくティーリア。 +その舌先が亀頭に触れたとき、おお……と +いう吐息が観衆から上がった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ぺろ……ぺちゃ、ぺろぉ……! + あ、ああ、カイムさまの精液、 + おいしい……!」 +\endtext + +\text +ティーリアのちろちろと動く舌先が、 +亀頭の精液を舐め取っていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……なくなってしまいました。 + カイムさま……もっと……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……ならば、こうだ!」 +\endtext + +\text +再びピストンを再開し、二つの胸の狭間で +ギュッギュッと軸をしごきあげていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっ……お乳、感じてしまいます! + あ……でも、またカイムさまの精液が…… + れろぉ……」 +\endtext + +\text +再び亀頭に溜まった先走りの精液を、 +舌先をスプーンのようにしてすくいあげる +ティーリア。 +\endtext + +\text +喉を鳴らして、それを美味しそうに飲み込ん +でみせる――あまりの色気と淫らさに、 +ルザリオ兵までが声を忘れて見入っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「つッッ……! それを全部飲んで + しまったら、滑りが悪くなるだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……おい、あれを出せティーリア。 + 連中にお前の母乳プレイを披露してやれ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? 出そうとして出るものでは…… + はっっ! あ、あ、あんっっ! + 激しい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけデカい胸をして何をいっている。 + そら、そら、そらぁぁ!」 +\endtext + +\text +ぶるんぶるんと大きな胸を揺するように +して揉みこんでいくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう、これはこっちにもくるな!」 +\endtext + +\text +――胸の振動は何倍にもなってペニスへと +伝わり、快感が脳を痺れさせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「く……ひっ、い、い……っっ! + ああん! 出る! 出てしまいますぅ! + はっはぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +乳への刺激に耐えかねて、もはや名物とも +いえる母乳を盛大に噴き上げるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、出た出た……! ならば、 + これを谷間に塗りつけて、と」 +\endtext + +\text +クリームのように脂肪分豊富な母乳を、 +乳と乳の谷間にたっぷりとなすりつける +カイム。 +\endtext + +\text +自らのペニスにも塗りつけ、ティーリアの +胸に挟んでのピストンを再開する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひゃっっ! す、滑る! + 滑っています、オチ●チン! + わ、私の胸マ●コの中で……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっっ! 出たり、入ったり、 + ぐちゅぐちゅいやらしい音がして……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、舌を使うのも忘れるんじゃないぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あん……! は、はい……! + ぺちょ、れろぉ……ん、んっっ! + に、逃げていきます、れろぉ……!」 +\endtext + +\text +舌を使うよう命じつつも、カイムはピストン +をやめようとはしない。 +\endtext + +\text +出ては引っ込むペニスを夢中で追いかけては、 +滲んだ先走りの液体を舐めとっていく +ティーリア。 +\endtext + +\text +白い肌が興奮の汗で塗れ輝き、 +艶かしい舌の動きに夢中になっている酒場の +兵士たちの視線が集中する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、いんっっ……ぺろ……カイム様、 + あ、あっっ……胸の、胸の芯に + 響いて……!」 +\endtext + +\text +ぶるんぶるん胸を震わせつつ、胸の谷間を +貫き続けているカイムのペニス。 +\endtext + +\text +その快感に、ティーリアの方が先に +耐えられなくなってくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「も、もう、無理なのです……! + あ、あぁ……はっ、ひっっ、 + ひゃぁあぁぁぁ……ん!」 +\endtext + +\text +またしても噴き上がるミルクのシャワー。 +それを期待していた観客が、うおお、 +という歓声をあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「イッたか……! ならば、 + こっちもミルクを飲ませてやろう!」 +\endtext + +\text +腰の動きを一気に速め、連続で突き上げて +おいて――頂点で、カイムは精を +解き放っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おぉぉぉぉ…………ッッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いぃい……っっ! + あ、熱いですわ! カイム様の精が、 + 顔に……く、口の中にも……!」 +\endtext + +\text +何とかそれを受け止めたくて、 +口を広げ中に注がせようとするティーリア。 +\endtext + +\text +が、暴れるペニスからの奔流はすさまじく、 +跳ね散った精がティーリアの顔面を +ドロドロに穢していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……ふぁ……ぁぁ…… + あ、ありがとうございました、 + 精液、いっぱい……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あっ……!」 +\endtext + +\text +初めて、そこで一部始終を見守っていた +観客のことを思い出したように、 +頬を赤らめてみせるティーリア。 +\endtext + +\text +恥ずかしげに、微笑んで一礼すると…… +拍手と共に、やんやの歓声が酒場には +満ち溢れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、好評ではないか。 + ……よかったな、ティーリア」 +\endtext + +\text("カイム") +「ときにどうだ? 俺の部屋ではなく、 + このままこの場所で続きというのは?」 +\endtext + +\text +カイムのその問いに、一瞬はっと +緊張するティーリア。 +\endtext + +\text +しかし、その興奮を想像してしまったの +だろう。恥じらいながらも嬉しげな表情で、 +コク……ともう一度うなずいていた。 +\endtext + +\text +再び酒場に満ちる口笛と歓声。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、この変態王族め……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、それでこそ俺の女として + ふさわしかろう」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。そして酒場にいる +元ルザリオの兵たちにも―― +\endtext + +\text("カイム") +「これを愉しめてこそ、我が魔王軍の + 兵としてふさわしいというものだ。 + ――いくぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい、カイムさま……んっっ……」 +\endtext + +\text +酒場の床によつんばいになり、 +カイムの前に尻を突き出す格好になる +ティーリア。 +\endtext + +\text +カイムはティーリアの秘部へと手を伸ばし、 +そこをまさぐっていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁん……じらさないで下さい、 + カイムさま……は、早く、オチ●チンを + いれてくださいな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しろティーリア。……まずはお前の + 恥ずかしい部分を、観客どもにしっかり + 見せてやらねばな」 +\endtext + +\text +挿入するだけなら、そこは既に充分に +濡れているが―― +\endtext + +\text("カイム") +「今日はサービスだ。そら! 憧れの女王の + 性器の中をご開帳だ……!」 +\endtext + +\text +ティーリアの花びらを観客に披露するように、 +指で広げつつ愛撫していくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ひ、あぁあんっっ! み、見られて + しまってます! べちゃべちゃに濡れた + オマ●コ……あ、あぁ……!」 +\endtext + +\text +塗れて照り輝く陰唇の迫力と淫靡さに、 +観客の股間は既に総立ちだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いってみろ。なぜこんなに濡れているのだ、 + ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……そ、それは……オチ●ポを、 + カイム様のオチ●ポを舐めさせられて + いたからです、今まで……あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「も、もっと……いじってください、 + カイムさまぁ……は、ぁぁん……」 +\endtext + +\text +尻を振り、おねだりをするティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい姿だ……が、こっちが好きな連中にも + サービスしてやらねばな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、うぅぅっ! そ、そこは…… + お、お尻の穴、広げられています! + 恥ずかしい部分が、中まで……!」 +\endtext + +\text +指の力に抵抗するように、ヒクヒクと震え +つつ閉じようとするティーリアの尻穴。 +\endtext + +\text +当然カイムはそれを許さず、皺の内側の +ピンクの内壁を、観客に余さず披露する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「く、ひぃ……はぁ……はぁ……! + は、恥ずかしくて……でも、恥ずかしい + のが、気持ちいいのです……あぁ……」 +\endtext + +\text +ティーリアの表情は蕩けて崩れ、 +前の穴は完全に濡れそぼって、ポタポタと +愛液が滴り落ちている。 +\endtext + +\text("カイム") +「準備よし、だな。それではここからが + ショーの本番だ! そら――ッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……あっっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはティーリアの腰を掴むと、 +一気に花びらの中心を貫いていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「く、あぁあんっっ! は、入ってきます、 + カイムさまのぶっといオチ●チンが、 + 奥の奥まで……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! さすがにこれだけ濡らして + いると吸い付きが違うな! いいぞ…… + この変態め!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっあぁんっ! い、いわないでください、 + カイムさま……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +口では嫌がりつつも、『変態』というのは +ティーリアにとって魔法の言葉だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いまさら何を恥じるのだ。自ら望んで、 + この姿を兵にさらしておいて……! + このド変態め!」 +\endtext + +\text +パンパンと、わざと肉のぶつかる大きな +音を響かせて、ティーリアの腰を責め立てて +いくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あぁんっっ! はぁぁ……! + わ、私は変態なのです、変態なのですわ、 + 皆様……くっっ! 見ないでください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「何をいっているのだ。見て欲しいくせに。 + 第一、この濡れようは……う、うっっ!」 +\endtext + +\text +思わず顔をしかめるカイム。快感が高まるに +つれティーリアの膣は締め付けを増し、 +ペニスを鷲づかみにしてしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……たまらんなこれは。 + 一度出しておいた方が愉しめるか。 + よし……!」 +\endtext + +\text +その方が長く愉しめる、と判断したカイムが、 +絶頂を目掛けて連続で腰をティーリアに +ぶつけていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、あっっ! く、くるのですか? + い、いっぱい出してください、 + 私の子宮に……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お腹にザーメンいっぱい注がれて、 + 赤ちゃんができちゃうところ、 + 皆に見られてしまう……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、はっふぁあぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +一足先に絶頂へと追いやられるティーリア。 +後を追うように、カイムもまた興奮の塊を +ティーリアの子宮へ解き放っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、おおお……ッッ! + 出る、出るぞぉぉ……ッ!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぁぁぁ! 出ています、 + 子宮が精液で膨らんでしまいます……! + はっひゃぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +ティーリアの言葉は嘘ではなく、 +本当に白い下腹部が一瞬、精の圧力で +盛り上がり、そして吐き出していた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、はぁぁ……はぁ……ふぁぁ……」 +\endtext + +\text +ペニスが抜き取られ、ぱくりと丸く口を +あけた膣の穴から、トロトロと精液を +垂れ流しているティーリア。 +\endtext + +\text +普段の威厳と美しさと、その姿のあまりの +ギャップに、観客は呑まれてしまい +声も上がらない―― +\endtext + +\text +やがて気がついたように、一人が床を +踏み鳴らして拳を突き上げ、残りの者も +それに続いていた。 +\endtext + +\text +おお……! という酒場を揺るがすような +歓声に両手の平をあげて応えるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「これだから魔王軍はやめられんだろうが。 + ……さて」 +\endtext + +\text +まだ隆々と勃起しているペニスを見せ付ける +ようにして、観客に向き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「次はどっちがいい? 前か後ろか、 + それとも、もう一度口か……?」 +\endtext + +\text +後ろ、という声がどこからか上がり、 +残りの観客もそれに唱和する。 +\endtext + +\text +最初の声をあげたのが元ルザリオの兵で +あることを確かめて、カイムは満足しつつ +ティーリアを再び組み敷いていく―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっ、ひっ、いぃぃ……んっっ! + は、入ってきます、今度はお尻の穴に! + き、きつい……あぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちはいいぞ……! そら、 + 奥まで挿れてやる……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、ぐぅぅ……んっっ! + あ、そ、そんな、いきなり強く……! + あ、あ、はあんっっ!」 +\endtext + +\text +奥まで深く貫き、ペニスの軸に腸液を +まぶしておいて、最初から強めのピストンを +ティーリアにくれてやる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっっ、うんっっ! はっ、うんっっ! + く、苦しいですけど、はぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! どうだ、尻穴にペニスを + 入れられて、皆の前で激しく犯されている + 気分は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「皆に説明してやれ。どんな気分か、 + なるべく具体的にな!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……お、お尻の入り口は痛いの + です。きつくて、はち切れてしまい + そうで……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちは気持ちがいいがな……続けろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……ん、んぁんっ! + で、ですけど、奥のほうは……あ、あっ! + こうして突かれるたびに……くうんっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、お腹を突かれるたびに、子宮がきゅう + っと……なって……は、あんっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「た、たまらないのです! き、気持ちが + いいのです! は、あんっっ! + あんっ! ひゃああんっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし……よくいえた。お前の尻は、 + もうすっかり快楽を貪るための器官だな! + ははははは!」 +\endtext + +\text +本来は排泄のための器官を、 +ここまで開発してやったことに深い +満足と愉悦を覚えるカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……カイムさま! いいました、 + いいましたから、お願いです! + もっと……もっと強く……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、その硬くて大きいオチ●チンで、 + 私のお尻の穴、もっと激しくじゅぽじゅぽ、 + じゅぽじゅぽしてくださいな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――よかろう。遠慮はなしでいくぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……あ、ああああっっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰の振りを速めると、 +背をそらして歓喜の声をあげるティーリア。 +\endtext + +\text +肉棒で激しくアナルを犯され、アナルだけで +興奮を高め、絶頂へと高められていく +ティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……あっあっあ! ひきゅううう! + ふっっ……くっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっっ、あぁあぁぁ…………ンッッ!!」 +\endtext + +\text +男たちの熱い視線とため息を集めつつ、 +ついに尻穴で絶頂を迎え、酒場の天井に +向かって吼えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……こっちもいくぞ! + その白い腹で受け止めるがいい……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あっっ、あ……っっ! + お、お腹が熱くて……! な、中から、 + 火傷してしまいます……!」 +\endtext + +\text +両乳から白い液体を跳ね散らして、 +射精の快感に身悶えしているティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ出るぞ……! うッッ!」 +\endtext + +\text +さらに追加の精をティーリアの腸奥へと +注いでいくカイム。 +\endtext + +\text +さすがに腸だけあって中がいっぱいには +ならず、奥へ、奥へと注ぐだけ吸い込まれて +消えていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、あ、ぁぁ……! こ、こんな奥に + まで、熱いのが……! く、口から + 出てしまいます……っ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ、いぃぃんっ! はぅあぁぁ…………!」 +\endtext + +\text +背をびくびくと震わせ、尻穴で二度目の +絶頂を迎えるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぷーうっっ!」 +\endtext + +\text +出すだけ出し終えると、カイムはペニスを +引き抜いて、汗を飛ばして息を吐き出す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふっ、ひぃぃ……はぁ……ぁぁ……」 +\endtext + +\text +広がった尻穴をひくつかせ、ゴポッ、 +ゴポッ、と中から泡立った精液を垂れ流して +いるティーリア。 +\endtext + +\text +ぽっかりと開いた尻穴は溢れた精液と愛液と +腸液とが混ざり合った、不気味なドロドロ +に覆われている。 +\endtext + +\text +カイムはティーリアの乳房へと手を伸ばし、 +流れ出た母乳を指にすくってペロリと +味見する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……いいな。 + 普段は気取ったお前の、その荒んだ姿も + また興奮をそそられる」 +\endtext + +\text +そして……フンッ、と筋肉に力を篭めると、 +都合三度の射精を終えてしなだれていた +ペニスにまたしても力が通っていた。 +\endtext + +\text +黒々と起き上がったペニスの姿をみて、 +酒場の兵たちが、同じ男として驚嘆の +うめき声をあげる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……す、すごいです、 + カイムさま……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +崇拝するかのような甘い視線を、その勃起 +したペニスへと注ぐティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ど、どうか、そのオチ●チンでもう一度、 + わ、私の前の穴を……その…… + あ、ぁぁ……ん……」 +\endtext + +\text +尻を高く持ち上げ、振るようにして、 +カイムに再度犯してくれるよう +おねだりをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ……可愛いぞ、ティーリア。 + 女というのは、やはりそうでなくてはな」 +\endtext + +\text +ティーリアの豊かな尻をがっしりと掴み、 +赤く充血して広がったティーリアのそこへ +ペニスの先をあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、三度目だ……いや、パイズリも + 入れたら四度目になるのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰が相手でも、ここまで数ができる + わけではないぞ……? + そら!」 +\endtext + +\text +熟れきったティーリアの前の穴に、 +再度ペニスを挿入していくカイム。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、くぅあんっっ……! + び、敏感になっています、 + 何度もイッたあとで……あ、あ!」 +\endtext + +\text +先っぽを軽く挿れただけでも快楽に +喘いでみせるティーリア。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ならば、こっちの穴はどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムは指を鍵に曲げると、こちらも +緩みきった尻の穴にずぶりと突き入れて +やる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁああんっっ! くはぁ! + お、おかしくなってしまいます、 + 両方は、き、気持ちがよすぎて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! もう充分おかしいだろう、 + お前は! そら、もっとおかしく + なるがいい……!」 +\endtext + +\text +腰を連続で突き入れ、ティーリアの膣を +深くえぐり始めるカイム。 +\endtext + +\text +同時に曲げた指を使って、 +ぐいぐいと容赦なく尻の穴を広げ、 +中をこねまわしていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あ、あっっ! お、お尻の穴、 + 広がってしまいます……な、中が柔らかく + なって……ひ、あ、あっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、奥を、突かれてしまっています! + 赤ちゃんの穴が、オチ●ポでずんずん、 + ずんずんされて! ひきゃあぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、なんという変態だ。ありえんな、 + かつての女王が、元の国民を前に尻穴を + ほじられてこのザマだ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっっ! い、いわないで + ください……ひ、ぁ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「とかいいながら締め付けが強くなって + きたぞ? くっっ……罵られて、侮辱され + ても興奮するのか! この変態め!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、そうです……! 私は、変態なの + です……! み、見ていますか皆さん、 + 変態の私を……!」 +\endtext + +\text +観客から上がる『ぶーぶー』の声。 +元はルザリオに所属していた兵士たちの +ものか。 +\endtext + +\text("カイム") +「――許せんだろう、貴様らも? + だから俺がかわりにこの変態豚にお仕置き + をくれてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、泣いてみろ! 豚のようにだ! + ぶうぶうだ、ぶうぶう!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、ひ、いっっ! ……ぶ、ぶう! + ぶう、ぶうっっ! い、嫌ですこんなの、 + あ、あぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「泣いてるんじゃない! ますます興奮して + 締め付けを強くしてきているくせに!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……そんな……そんなこと、 + ありませんわ……! ぶ、ぶうっっ! + ぶう、ぶう、ぶうぶうっっ!」 +\endtext + +\text +際限ない変態ぶりをみせ、自ら尻を振って、 +豚のように快楽をむさぼっているティーリア。 +\endtext + +\text +……当初はひたすら贅沢をさせ、最高の女を +抱くことで、征服の悦びに浸っていたことを +カイムは想い出す。 +\endtext + +\text +その正体がこれだったというのは、 +詐欺にでもあった気分だったが―― +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、貴様に忠誠を誓い、命を投げ出す + 気でいた兵士たちよりはましだろうな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はぁん……な、なんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。それより――もうすぐ + 出るぞ、中に出すのとぶっかけるのと、 + どっちがいい?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ、な、中に……! 子宮にたっぷり + カイムさまの精液を……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――馬鹿め。お前に訊いているのではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、選べ貴様ら! どっちがいい!」 +\endtext + +\text +酒場の観客達に向かって問いかけるカイム。 +\endtext + +\text +『ぶっかけろ!』と誰かが叫び、 +同意の叫び声がそれに続く。 +\endtext + +\text +――もはやハドス兵もルザリオ兵もなく、 +全員が同じ魔王軍兵士の眼をしているのに、 +カイムは内心で満足する。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、かけてやろう! この期待はずれの + 変態女王にな! ゆくぞ――!!」 +\endtext + +\text +おおー、という歓声の中、 +カイムはティーリアから引き抜いたペニスを +しごきあげ、自ら絶頂に達していた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あつうっっ! 熱いです! + 精液、あっうぅぅぅ……っっ!!」 +\endtext + +\text +ばばばっ、と噴き出した精の最初の奔流が、 +飛沫となってティーリアの尻を汚し、 +くびれた背を、うなじを汚す。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ、いくらでも出るぞ! + おらぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text +まったく衰えない二弾目が発射され、 +ティーリアの長く豪奢な髪を汚していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぁぁぁ! よ、よしてくださいませ! + ぷ、ぷはぁぁっっ! けふ、けふう!」 + ああっ! め、眼に……つあぁぁ!」 +\endtext + +\text +髪は嫌なのか、振り向いて拒絶しようとした +その顔を、口の中を、眼の中に到るまで、 +叩き付けられる精の奔流が汚していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「終わりだ……ふんッッッ!!」 +\endtext + +\text +とどめの一発、最後の奔流を、ペニスを +上向けてカイムは天に向かって放つ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あ、あ……! ふ、降ってきます、 + 空から、カイムさまの精液が…… + ふぁぁ……はっ、はあぁああんっっ!」 +\endtext + +\text +降り注ぐ精の飛沫に全身をくまなく汚され、 +ティーリアはびくびくと痙攣し、 +絶頂に打ち震えるのだった――。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +――ティーリアの部屋。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「さあ、お食べなさい。お茶もお菓子も、 + 今日もたっぷりと用意しておきましたよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、は、はい。ありがとうございます、 + ティーリア様。……もぐもぐもぐ」 +\endtext + +\text +お茶と菓子を届けた召使いの魔物が +一礼して部屋を出て行く。 +\endtext + +\text +今日はエルが、久々に――本当に久々に +自由な時間がとれたので、こうして +ティーリアのもとでお茶をしているのだった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どう? おいしいかしら、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。とっても……もぐもぐもぐ。 + それはいいんですけど……もぐもぐ。 + ……うっっ!!」 +\endtext + +\text +喉をつまらせて胸をトントンと叩くエル。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふっ! これをお飲みなさいな」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい。すみません、ティーリア様。 + んくんく……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「焦ることはないのですよ。お菓子なら、 + まだまだ持ってこさせますから」 +\endtext + +\text("エル") +「ぷはぁ……は、はい。 + ――それはいいのですけど」 +\endtext + +\text +不審げな様子で、相変らず優雅な +元女王のことを観察するエル。 +\endtext + +\text +――本人も、それに豪華な特別誂えの室内も、 +以前と何ら変化は見当たらない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「――どうしたのですか、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、い、いえ。なんでも…… + あるんですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「あの……ティーリア様。 + 以前、わたしがいったこと、 + おぼえてらっしゃいますか?」 +\endtext + +\text("エル") +「魔王軍の中のルザリオ残党で + 繋がりを持って、みんなの利益を + 守っていこうって――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、おぼえていますよ。 + 首尾はどうなりましたか?」 +\endtext + +\text("エル") +「――あきらめました」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら、そうなのですか」 +\endtext + +\text("エル") +「あら、じゃないですよ! + だいたい女王さまが――!」 +\endtext + +\text +――少年兵を取り込もうと思えば彼らと +エッチをして絶望させ、なら古参兵をと +思えば、酒場でまな板ショーをしてみせる。 +\endtext + +\text +とても正気とは思えない噂と事実の奔流の +前に、エルの策動は完全に無意味と化して +しまったのだった。 +\endtext + +\text("エル") +「資金を流してくれそうだった + ルクト=ルザリオの商人も、 + 例の放送でそっぽを向いちゃいましたし」 +\endtext + +\text("エル") +「――いったい、女王さまは何を考えて + いらっしゃるんですか」 +\endtext + +\text +両手でお茶のカップを握ったまま、 +恨みがましい眼でティーリアのことを +見るエル。 +\endtext + +\text +ティーリアはごく涼しい顔で、 +自分のカップをゆっくりと口に運ぶ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それもよかったではありませんか、エル?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あなたは同胞のうしろだてなどなくとも、 + 才幹だけでじゅうぶんカイムさまに + 引き立ててもらえる子です」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「――私は、そう思いますよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「う……そ、それはカイムさまには、 + 確かによくしてもらってるんですけど」 +\endtext + +\text("エル") +「……………………」 +\endtext + +\text("エル") +「あの、もしかして……ティーリア様?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい?」 +\endtext + +\text("エル") +「その……わたしは、またティーリア様に + 重荷を背負わせようとしていたんで + しょうか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……………………」 +\endtext + +\text +カチ、と音を立てて皿の上にカップを +置くティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あなたが謝ることはありません。 + ……王などは、民に求められてこその + ものなのですから」 +\endtext + +\text +静かな、美しい微笑を浮かべるティーリア。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ただ――今の私は、カイム様一人に + この身を求められているだけで、 + 充分に幸せなのですわ」 +\endtext + +\text("エル") +「――はい」 +\endtext + +\text +と、エルも釣られて微笑んで応える。 +\endtext + +\text +――ティーリアの破滅的な性行動は、 +その背の重荷をすべて放り出してしまう為の +アクションだったのかも知れない。 +\endtext + +\text +実際にティーリアは、それまで持っていた +声望も、密かに向けられていた忠誠も、 +すべてを失ってしまったのだが―― +\endtext + +\text +それでも、長年ティーリアのことを見てきた +エルにすれば、今のティーリアの笑顔が +一番朗らかで美しいと思えるのだった。 +\endtext + +\text("エル") +(うん……いいですよね。ルザリオの他の + 人たちはともかく、わたしはそのこと + を知っていますから……!) +\endtext + +\text("ティーリア") +「さあエル、お茶のおかわりはいかが? + お菓子もまだまだ、 + たくさんありますよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……いただきます、女王さま」 +\endtext + +\text +二人だけになってしまった主従は、 +しかし心から満足して、平和なお茶の時間を +愉しむのだった――。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_21.txt new file mode 100644 index 0000000..44ef5ee --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_21.txt @@ -0,0 +1,902 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_21") + +\text +ルクト=ルザリオにある、 +宰相ルドールの邸宅。 +\endtext + +\text +――いや、既にルドールは『宰相』ではなく、 +実質の『王』と呼ぶべき存在だった。 +\endtext + +\text +魔王軍の壊滅によりその地位を磐石にした +ルドールは、近いうち、新たな王朝を +開くと噂されている。 +\endtext + +\text +本来のルザリオの王であるティーリアは、 +ルドールに幽閉されたまま、夜な夜な淫らな +行為の生贄となっていた。 +\endtext + +\text +様々な金持ちや有力者を招き、ルドールは +ティーリアに夜の相手をさせている。 +\endtext + +\text +この国で、最も高級な娼婦。 +それは人々の、長年抱いてきた邪な欲望を +満足させるだけでなく―― +\endtext + +\text +古い権威を踏みにじり、ルドールの権力に +ひざまづかせる為の踏み絵でもあった。 +\endtext + +\text +今夜もまた、屋敷の秘密の地下室で、 +ティーリアは招かれた貴族たちの慰み者に +なっているのだった―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「う、うっっ……はっ、はぁう…… + あ、あ、あんっ……はんっっ……」 +\endtext + +\text +暗い地下室に揺らぐ蝋燭の灯り。 +\endtext + +\text +ルドールの秘密の娼館では、今まさに、 +ティーリアが複数の貴族の相手を +させられている所だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「む、むぐぅ……お、オチ●チン、 + お、おっきい……むぅぅ……れ、れろ、 + ぺろ、ぺちゃあ……」 +\endtext + +\text("老貴族") +「お、おお……! み、見よ! + 女王が、女王さまが、ワシのペニスを! + な、舐めておる! 舐めておるぞ!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「ええ、見ておりますよ父上。ふふっふ! + 私も長年の夢だったのです。この女王の、 + 豊満な体を犯すことが……う、うっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あ、あ、あんっっ……! + そ、そんなに強く、あんっっ! + オマ●コ、突いてはなりません……!」 +\endtext + +\text +上の口と下の口とを共同で犯している +太った貴族の親子……このルザリオで、 +最も富裕な一族の当主と前当主だった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふふふ……! わかりますよ、 + 何しろ、この私自身がそうでしたからね」 +\endtext + +\text("老貴族") +「お、おう……! このデカい胸に顔を + 埋めて、もふもふぱふぱふしたいと + 何度妄想したことか……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「してください、いくらでも。 + もふもふでも、ぱふぱふでも…… + くくくっ!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「私もですよ……ああ、素晴らしい気分だ。 + えいっ、えいっっ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、あぁあんっ……す、すごい、 + ひっ、あんっっ! はっ、あっっ、あっ、 + あぁあんっっ……!」 +\endtext + +\text +腰の振りを強める中年貴族。ティーリアは +がくがくと揺すぶられて嬌声をあげる。 +\endtext + +\text("中年貴族") +「おお……こんな声で鳴くのか女王は。 + いやルドール殿、これを経験する為だけで、 + 国を覆す価値はあったというものですな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「言葉が過ぎるでしょう、ふふ! + ……もちろん私も、女王の身体は + たっぷりと堪能させて頂きましたが」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「ならば、我らは兄弟ということですな。 + この先、どうか宜しくお願い致しますぞ?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「喜んで。当座の資金と忠誠と引き換えに、 + 最大限の利権をお約束致しましょう……!」 +\endtext + +\text("老貴族") +「良い取引だな、息子よ」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「まったくです。ふんっ、ふんっ……!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「と、父さん、お爺様……! + ぼ、ボクも最高です、あぁ……!」 +\endtext + +\text +もう一人、ティーリアに手コキをさせていた +若者が、感極まったように嘆声を上げる。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「初めてみたときから憧れていたのです。 + 手をとり忠誠の口付けをしたあと、 + 洗わずに匂いを嗅いでオナニーをして!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「そ、その手で、こうして手コキをして + もらえるなんて……ああ!」 +\endtext + +\text +ティーリアの腕を掴み、無理に握らせた +形で激しく前後させる若者。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……大きい……それに熱い…… + て、手を火傷してしまいます…… + あ、ぁ……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「この国で最も美しく、高貴な手ですからな。 + 絹の手袋に包まれ、裁縫も水仕事も + 一度もしたことはない……ふふ!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「え、ええ……いつも犯しているうちの + メイドの手とは全然違う……ああ!」 +\endtext + +\text +――夢中になった三人の男の三本の +ペニスで、好き放題に陵辱されている +ティーリア。 +\endtext + +\text +既にその髪はかけられた精液にまみれ、 +溢れた愛液で膝のあたりまでべちゃべちゃに +濡れている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「むっ、ぐっっ……れろ、ぺちょ…… + むふぅ……くぷ、ぐぷぅ……!」 +\endtext + +\text("老貴族") +「ふっっ、おっっ、お……!? + く、くるぞ。ワシは、また出るぞ……!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「おお、父上、私もです……! ここはまた、 + 親子三代、協力して女王を汚すと + しましょう。……いけるな息子よ?」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「は、はい……くっっ!」 +\endtext + +\text("老貴族") +「おっ、おっっ、お……!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「うぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +射精へ向けて欲望を剥き出しにする男たち。 +三本のペニスがティーリアを責め立て、 +その白い裸身を揉みくちゃにしていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いぃぃぃぃ! んっっ、 + ぐぷうう! んっぐっっ! + はっ、はひ……あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっぐっっ……はっっ、あっ、あっっ! + ひぃあぁぁぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +どうしようもなく、絶頂へと追いやられて +しまうティーリア。 +\endtext + +\text("老貴族") +「おお、いきましたな女王様! + ならば不肖、私めも……!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「我らも続くぞ、息子よ……! + う、うっっ!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「は、はい父上! くっ、うっっ、 + お、お、おぉぉぉ……っっ!」 +\endtext + +\text +それぞれに精を吐き出す三本のペニス。 +\endtext + +\text +膣で中年貴族が子宮をめがけて、口の中には +老貴族が、そして若い貴族が、ティーリアの +全身に青臭い液体を降りかけていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いぃぃぃ……んっっ! せ、精液! + 身体中も、中も外も、男の精液で…… + は、は、あぁあぁぁ……ん!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「せ、精液、精液、精液…………っっ! + さ、最高なの! あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text +もはや娼婦として完全に開発されきって +いるティーリア。男の精の中で悦びに +打ち震え、再び絶頂を迎える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はっ、ひぃぃ……はぁ……はぁぁ…… + い、いいの……ぁぁ……」 +\endtext + +\text +全身から熱い精液で湯気をたてつつ、 +うっとりと夢心地で息をつく。 +\endtext + +\text +ペニスを抜き取られた秘部は黒々と丸く +穴をあけ、子宮から溢れた精液をだらしなく +垂れ流している。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「えいっ、えいっ、えいっっ……! + ああ、女王さま、本当に最高だ……」 +\endtext + +\text +最後の一滴まで搾り出すようにして、 +そのティーリアに精を振りかけている +若い貴族。 +\endtext + +\text +――ティーリアはそれを嫌がるどころか、 +自ら口をあけて雫を受けている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、ぁぁ……精液……いいのぉ……」 +\endtext + +\text("老貴族") +「ふぉふぉ! さすがに女王さまも、 + こうなってはただの色狂いの女ですな。 + ふぉふぉふぉ!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「まったくです。我ら、それだけの力を + 手に入れたということですな、 + ルドール殿?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「――そういうことです。それを味わって + 頂きたくて、あなた方をお招きしたの + ですよ」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「いや感謝します。まったく素晴らしかった。 + ですが……実はもう一つだけ、 + やっておきたいことがあるのですよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text +中年の貴族は再びティーリアの股を広げると、 +自らのペニスを軽くしごいて再度勃起させる。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「父上! まだなさるのですか?」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「うむ、息子よ。実はお前に弟も妹も + おらんのには理由があってな」 +\endtext + +\text +黒光りのしている亀頭を、前ではなく +後ろの穴にあてがいながらいう。 +\endtext + +\text("中年貴族") +「母さんとこっちでばかりやっていたから + なのだが……お、おう!?」 +\endtext + +\text("老貴族") +「この馬鹿もんが! ……まあよい、 + 実はワシも口でさせるのが大好きでな」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「ボクは手です! お付き合いしますよ、 + 父上!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「そ、そうか。うむ……ではいくぞ!」 +\endtext + +\text +再びペニスをティーリアへと向けていく +貴族たち。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっふうぅぅんっっ……! + は、入ってきます、お尻の穴に、 + ぶっといのが……あ、あ!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「お、おおっ!? 呑み込む、 + 吸い付かれる……く、喰いつかれる!」 +\endtext + +\text +意思のある生き物のように中年貴族の +ペニスを中に取り込んでいく +ティーリアのアナル。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふふ! そちらは特に念入りに開発して + あります……個人的な趣味で」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「た、確かに、こんな尻穴は経験した + ことがないッ! く、うぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +吸い付いてくる粘膜に促されるようにして、 +夢中で腰を振り始める中年貴族。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はぁん! お尻の穴、最高ですわ! + お腹に響いてしまいます……は、あん! + ふぁん、あぁあん……!」 +\endtext + +\text +排泄器官を無理に犯される苦痛など微塵も +感じさせず、夢見心地で喘いでいる +ティーリア。 +\endtext + +\text("老貴族") +「お、おぉ……いや、これはエロいな…… + と、女王様、ワシのもよろしく頼み + ますぞ?」 +\endtext + +\text +ティーリアの顔面に萎びたペニスを +突きつける老貴族。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい……れろ、ぺちょ…… + ねろぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +ティーリアは嫌がるそぶりすら見せず、 +たっぷりと唾液を乗せた舌で、ペニスを +ねっとりと舐めあげていく。 +\endtext + +\text("老貴族") +「くっ、ふぉぉぉぉ! 起った! + 起ってきおったぞ! くぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +たちまち電流が走ったようにペニスを硬く +勃起させ、老貴族はグイグイとティーリアの +顔へ、その亀頭を押し付けていく。 +\endtext + +\text("老貴族") +「じょ、女王様! もっと! + もっとですじゃ! ああ、そうじゃ…… + たまらんわい! くふ……!」 +\endtext + +\text +舌の使い方のほうも、ルドールに念入りに +仕込まれているのだろう。 +\endtext + +\text +裏スジをねろりと舐め上げたかと思えば鈴口 +に入り込み、唇で亀頭を包んで前後させ―― +娼婦顔負けのテクニックを発揮してみせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くちょ、ねちょ、れろれろ…… + ん、んっ! すごい、どんどん大きく + なってきます……!」 +\endtext + +\text("老貴族") +「お、おう! わしゃ完全に蘇ったぞ! + 我が孫よ、弟や妹ならワシが作ってやろう。 + わはははは!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「く、ひっっ……そ、それより、 + こっちもそれどころじゃなくて…… + な、なんだこれ、ああああ!」 +\endtext + +\text +ティーリアの指でペニスをしごかれ、 +腰砕けになっている若い貴族。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「じ、自分でするのとは全然違う…… + ひっっ、ふくぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁぁ! オチ●チン……若いオチ●チン、 + すごいの……! 後で私のオマ●コにも + これをくださいな!」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「は、はい、喜んで! ゆ、指だけでも、 + 死ぬほど気持ちいいですけど……はぁぁ!」 +\endtext + +\text +――全身の穴という穴をペニスで陵辱され、 +しかし悦びに喘いでいる女王ティーリア。 +\endtext + +\text +ルドールは冷たい笑みを浮かべつつ、 +その様を眺めて満悦する。 +\endtext + +\text("ルドール") +「まったく、よい姿ですな、 + 女王さま……いや、元女王さまですか」 +\endtext + +\text("ルドール") +「あなたには娼婦の立場がお似合いだ。 + ……もともと王にふさわしくない者が + その地位にあったのです」 +\endtext + +\text("ルドール") +「無能な王の下で、有能な者が働かされて + いれば、叛乱のひとつも企てたくなるのは + 当然というもの――」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……いわば、この事態を招いたのは、 + そのあなたの弱さと愚かさという + わけですよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、あぁあん……! オチ●ポ、 + オチ●ポおぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「――もはや聴こえてもいませんか。 + と、どうした?」 +\endtext + +\text +そこで音を立てずにルドール配下の者が +部屋に滑り込んでくる。 +\endtext + +\text +男は影のようにルドールの背後へ回り、 +その耳元に小声で何かを囁いていた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ほう、ほう……ほう! + おお、そうか……!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「良い知らせですな、ルドール殿?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ええ。例の目障りなチビの親衛隊長―― + エルとかいう娘の亡骸が、森の中で + 発見されたそうです」 +\endtext + +\text +魔王カイムをはじめ、ハドス軍の +主だった者の死亡は既に確認されている。 +\endtext + +\text +ただエルだけは生死不明で、どこかで +女王派の残党を集めて、ティーリアの奪還を +企てているのではないか―― +\endtext + +\text +そう懸念され、賞金つきで探索が続けられて +いたのだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「よくやった。後で約束の褒美をとらそう。 + ……さがっておれ」 +\endtext + +\text +男がうなずくと、再び影のように部屋から +消えていく。 +\endtext + +\text("ルドール") +「――いまのを聴きましたか、 + ティーリア様?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「これで、あなたに忠節を尽くす者は、 + この国から……いえ、この世界から + 一人残らず消え去ったわけですが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、はぁん……はぁ、はぁ…… + ど、どうしてやめてしまうのです? + も、もっと……してくださいな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、オチ●ポ……! もっと、 + もっとぉぉ……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「――何を聞かされても、 + もはやわかりはしませんか」 +\endtext + +\text +ふぅ、と少し哀しげなため息をついて +みせるルドール。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「そ、それより、ボクはもう限界です! + う、う……っっ!」 +\endtext + +\text +年長の二人が腰を休めているあいだも、 +ティーリアの手でペニスを嬲られ続けていた +若者が叫ぶ。 +\endtext + +\text("老貴族") +「おおう、ならばワシらも、盛大に出して + しまうとしようか!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「ですな、ルドール様へのお祝いのつもりで + 派手に参りますか。それ、それそれ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! そ、そうです! + これがいいのです……お、オチ●ポが、 + オチ●ポだけが……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっあっっ! くっっ、ひ……! + はっっ……ふあ、あ、あ……っ!!」 +\endtext + +\text +興奮が高まり、絶頂が近づいてくる +ティーリア。 +\endtext + +\text("老貴族") +「ようし、ワシらもいくぞ! + 親子三代、息を合わせてな!」 +\endtext + +\text +おう、の声を合わせて、 +腰の動きを加速していく三人の貴族。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くっ、くひぃぃぃぃ……! + ふあっっ! はっ、あぁぁぁ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっっ、ひぃあぁああぁぁ……ンッッ!!」 +\endtext + +\text +びくんびくんと白い腹を大きく波打たせ、 +ティーリアは天上の快楽へと昇っていく。 +\endtext + +\text("若い貴族") +「あ、あぁっ! + 出る……出る、出るぅぅぅぅ!」 +\endtext + +\text +若い貴族が先頭を切って絶頂を迎え、 +迸る精液をティーリアの全身にぶっかける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃぃぃ! あつうっっ! + 若い精液、熱うぅぅぅ……!!」 +\endtext + +\text("老貴族") +「なんの、ワシらもまだまだ熱いぞ! + くほうっっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっっ、はうううっっ! + こ、こっちは濃くて、臭くて……! + ああ、顔が蕩けてしまいます……」 +\endtext + +\text +老人のねばつく濁った精液が、 +ティーリアの美しい顔面に叩きつけられる。 +\endtext + +\text +――その臭気すらも快感と感じ、 +陶然とした表情をするティーリア。 +\endtext + +\text("中年貴族") +「くぅぅ! こっちは、中にいきますぞ! + くほぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +中年の貴族が、これ以上は入らないという +ところまでアナルに亀頭を突きいれ、 +そこで精を放っていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あああああ! か、身体の中心で、  + 熱いのが……熱いのが弾けています!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「くほぉぉう! やっぱり尻は最高ッッ! + そら、まだ出るぞぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、いぃぃぃ……! も、もう中は + いっぱいなのにぃぃ! お、お腹が、 + ふくらんでしまいますっっ!」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「さらにもう一丁……ッッ!」 +\endtext + +\text +とどめとばかり、中年貴族が最後の、 +盛大な脈動をティーリアの最奥で +弾けさせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、きひいいい! せ、精液、 + 精液がお腹に溢れて……はああああ!」 +\endtext + +\text +白い腹が本当にぷくりと膨らみ、 +すぐにその圧力で、接合部から +勢いよく吹き出してくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、ぃ……はっ、ぁぁ…… + ふぁぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("中年貴族") +「ぷうッッ! いや、出た出た…… + 本当に素晴らしかったですよ、 + ルドール殿」 +\endtext + +\text("老貴族") +「いやあ、ワシからもお礼をいわせて + もらいますわ。この年でこんなのが + 経験できるとは」 +\endtext + +\text("若い貴族") +「さ、最高でした……はぁ、はぁ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「こちらこそ。喜んで頂けて嬉しく + 思いますよ。ふふ……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「――それにしても酷い姿です。 + こんな下品な女に、まさか今まで我らは + ひざまずいていたとは」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひ……はぁ……す、すごかったのです…… + き、気持ちが良過ぎて、オチ●チン、 + 素敵過ぎて……ふぁぁ……」 +\endtext + +\text +髪からつま先まで男の精液にまみれ、 +緩みきった前後の穴から、精液と愛液とを +垂れ流しているティーリア。 +\endtext + +\text("ルドール") +「――己の最後の忠臣の死の報告にも、 + 行為をやめようとすらしないとは。 + 軽蔑するしかありませんな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「違いますか? 本当は聴こえている + のでしょう? 女王ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁぁ……オチ●ポ……オチ●ポ…… + オチ●ポだけあれば、満足なのです、 + 私は……」 +\endtext + +\text +ふっ……と初めて同情を見せたかのように、 +哀しげに微笑んでみせるルドール。 +\endtext + +\text("ルドール") +「あるいは最初から、本当にそうだったの + かも知れませんな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ご安心なさい。……以後は貴女の + 望むままの人生を、このルドールが + お約束いたしましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁぁ……嬉しいです……オチ●ポ…… + オチ●ポ……」 +\endtext + +\text +うわごとのように呟き続ける、元女王。 +\endtext + +\text +その精液まみれになった頬に、 +かすかに涙が筋を引いて流れるのだった――。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_99.txt new file mode 100644 index 0000000..ee188bd --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ティーリア_99.txt @@ -0,0 +1,33 @@ +\setgamedatatitle("ティーリア_99") + +\text("カイム") +「邪魔するぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら、どうしたのですか、 + こんな夜更けに?」 +\endtext + +\text +部屋にやってきたカイムを、 +ティーリアは満面の笑みで出迎える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、決まっているだろう。 + お前を抱くだめだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「まあ……では、さっそく準備しませんとね。 + ふふふ♪」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("  ティーリアの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("ティーリアの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_01.txt new file mode 100644 index 0000000..28b91af --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_01.txt @@ -0,0 +1,529 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_01") + +\text +魔王カイムがハドスの復興を宣言したことで +事実上ニルト地方全土が、 +カイムのもとに統一された事となった。 +\endtext + +\text +それから数か月が過ぎた現在。 +\endtext + +\text +『全ての民族・種族に均等の機会が +与えられる社会』を謳うハドスの噂は、 +近隣諸国へと確実に浸透していった。 +\endtext + +\text +その結果、差別や貧困に喘いでいた +他国家の民たちが流入し…… +\endtext + +\text +ハドスおよびニルト地方は +異種・異民族共生国家としての体制を +着々と整えつつあった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……戦っている時も大変でしたけど、 + 終わってからの方が忙しいなんて、 + 思いもしませんでした」 +\endtext + +\text +部下のゴブリンに指示とともに書類を手渡し、 +リズベルが溜め息をついた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そう言いつつも、 + 今の貴方はとても幸せそうに見えます」 +\endtext + +\text +リズベルの隣で種類にサインをしながら、 +ベルナがそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん……そう見えますか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい。人は普通忙しい事を厭うと聞きます。 + ですが貴方は忙しい方が幸せ、 + という事でしょうか」 +\endtext + +\text +ベルナの几帳面で理論的な性格は、 +こういった事務仕事に向いており、 +リズベルは非常に頼もしく思っている。 +\endtext + +\text +今の仕事量はかつての2倍以上に +膨らんでおり、リズベルがさばききれる容量 +を完全に超えてしまっている。 +\endtext + +\text +こうして隣にベルナがいてくれなければ、 +リズベルはとっくの昔に過労で倒れていた +だろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「忙しい方が、幸せ……う~ん」 +\endtext + +\text +リズベルは椅子の背もたれに +身体を預けながら天井を仰ぎ見る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、少し違うかもしれませんね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうなのですか? + では、不都合がなければ、 + その違いを教えていただけませんか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね……私達が忙しいということは、 + それだけ私達の仕事を必要としている人達 + がいるという事です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それだけ差別や貧困に苦しんでいる人が + いるということでもあり、その + 点ではもろ手を挙げて喜べませんが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「同時に彼らを救うことができる、 + という事でもあります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が、こうして仕事をすることで + そのお手伝いができるのなら、 + それはとても幸せなことだと思うんです」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って、ベルナを見た。 +\endtext + +\text +ベルナはジーッとリズベルのことを見つめ、 +なるほど、とうなずいた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「本当に、貴方は不思議な方ですね。 + 私達が考えていたディアボリカの有り様 + とは全く正反対です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「人のため、世界のために働くことを + 喜びと感じる。 + 本当に素晴らしいことです」 +\endtext + +\text +ベルナのまっすぐな称賛に、 +リズベルは頬を赤らめ、照れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ありがとうございます。 + でもそれはきっと、種族や宗教に関わらず、 + 誰しもが持っている感情だと思うんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それが持てないのは…… + きっと世界がそうさせてくれないから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから私は、皆さんが今の私の様な + 気持ちになれる世界を作りたい。 + ……そう思っているんです」 +\endtext + +\text +ハドス復興に端を発したニルトの統一。 +\endtext + +\text +当初リズベルは、自分たちディアボリカが +安心して暮らせる国づくりを目指していた。 +\endtext + +\text +だが今では視野が広がり、究極的には +この世界に生きるすべての種族が共存できる +ような、そんな世界を目指していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +(そんな風に思うようになったのは……) +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイムのことを考えているのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ……な、なぜわかったんですか」 +\endtext + +\text +リズベルの顔が、ボッとさらに赤くなる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方と毎日過ごす内に、 + 貴方の表情の変化から心情をある程度 + 読み取ることができるようになりました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「本当に、好きでいらっしゃるのですね、 + カイムのことが」 +\endtext + +\text +ベルナはそう言って、微かに微笑む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、えっ……あのっ、えとっ、 + そのっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは肩を縮こまらせて俯き、 +小さく頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……大好きです……」 +\endtext + +\text +リズベルは頭から湯気が出そうになるほど、 +真っ赤になってしまっている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なるほど、 + この感情が……そうなのですね」 +\endtext + +\text +それを見て、ベルナが納得顔を浮かべる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい? 何の話ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私は今、 + 貴方のことを可愛らしいと思いました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なのですこしだけ意地悪な質問をして、 + 貴方を困らせてみたのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これは以前、ベアトリスに教えて頂いた + 心情に合致します」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……えと、なんですか、 + その心情って……」 +\endtext + +\text +リズベルは珍しくベルナが目を輝かせて +いるのを見て、驚きつつもそう訊ねた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「可愛いといじめたくなる、 + というものだそうです」 +\endtext + +\text +ベルナは人差し指を顔の横でピンッと立て、 +真顔に戻ってそう言った。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「最初、私はその矛盾した感情を + 理解できませんでしたが…… + 今なら、よくわかります」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「感情とは、とても面白いものですね。 + また今度ベアトリスに教えてもらいに + 行こうと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「さてそれでは、お仕事に戻りましょう。 + 私達が仕事をすればするほど、 + 迷える子羊たちが助かるのですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。頑張りましょう」 +\endtext + +\text +ベルナの意外な一面を見て、そちらに気を +とられていたリズベルだが、 +気合を入れ直して書類に向かう。 +\endtext + +\text +戦いを始める前、カイムに出会う前は +想像もしていなかった今、現在。 +\endtext + +\text +リズベルはこの得難い時間に +感謝しながら、ペンを走らせるのだった。 +\endtext + +\text +執務室でリズベルとベルナが書類と格闘して +いる最中、カイムはひとり玉座に腰を下ろし、 +沈痛な表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……うぅむ……」 +\endtext + +\text +カイムは眉をひそめ、低く唸った。 +\endtext + +\text +ニルト地方を統一し、 +名実ともに魔王となった現在、 +カイムはカイムで悩んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くそ、だめだ。 + このままでは……」 +\endtext + +\text +ハドスの今後を考え……。 +\endtext + +\text +ニルトの未来に思いを馳せ……。 +\endtext + +\text +今起きている問題に対する答えを模索し……。 +\endtext + +\text +などと……そんなものは +リズベルやベルナに丸投げし、 +カイムは今日も思い悩む。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は今夜……誰を抱けばいいのだっ!?」 +\endtext + +\text +両手をバッと広げ、 +空……もとい天井を見上げる。 +\endtext + +\text +神を信仰していないカイムに +天からの答えなど返ってくるはずもなく、 +その叫びは空しく響き渡っただけだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くそ、つまらん戦いが終わって + 俺自身の時間は出来た」 +\endtext + +\text("カイム") +「これから心ゆくまで女を抱いて過ごそうと + 思っていたのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はひとり、チ●ポも1本。 + それに対して女の数は十人以上」 +\endtext + +\text("カイム") +「1日ひとりでは、 + とてもではないが追い付かん」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦いの後にこんな罠が待っていたとは……。 + なぜ1日に夜は一度しかないのだっ!!」 +\endtext + +\text +ガバッと、カイムは立ち上がった。 +\endtext + +\text +悲嘆に暮れ、胸の前で手を握るカイム。 +\endtext + +\text +眉目秀麗な魔王が哀愁を漂わせるその光景は、 +傍から見れば1枚の絵画のような美しさだ。 +\endtext + +\text +しかし現実には、夜の相手を選びかねて +いるという、ただそれだけに過ぎない。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやまてっ……待てよっ!?」 +\endtext + +\text +傍を通りがかったオークの兵士が、 +カイムの声に驚いてビクッと足を止めた。 +\endtext + +\text +しかし自分を呼び止めたわけではなく、 +いつものように精神を病んでいるだけだと +わかり、オークはすたすたと歩き去っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ俺はそれに気づかなかったっ!? + そうだっ、俺は今、まさに……」 +\endtext + +\text +カイムの脳裏に、 +昨晩オカズにした幻像石の内容がよぎった。 +\endtext + +\text +それは古きサンの皇帝が、多くの女を +後宮に住まわせ、酒池肉林の毎日を送る +という内容のものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は……ハーレムを手に入れたのだ。 + 男の悲願、自分だけのハーレムを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今まではひとりひとり女たちを + 満足させねばと考えていたが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、これからは一対一ではなく、 + 皆で楽しめばいいのだ」 +\endtext + +\text +腹の底から、笑いがこみ上げてくる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを隠そうとせず、 +玉座の間の真ん中で、大声で笑い始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「女たちをはべらせ、おねだりしてくる + 女のマ●コに次から次に俺の子種を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、フハハッ、ハハハハハハハハっ!」 +\endtext + +\text +ひとりで高笑いしている、そんなカイムの +様子を、玉座の間の入り口付近でふたりの +少女が見ていた。 +\endtext + +\text("エル") +「うわ……カイム様、ひとりで笑ってますよ。 + あまりにやることがなくなって + 気でもふれたんでしょうか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「奴の気がふれているのは元からであろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あれはまた新しく淫らなことを思いついて + 悦に入っている笑いじゃな」 +\endtext + +\text +エルとマーガレッタは可哀想なものを +見る目で、しばらくカイムを眺めていた。 +\endtext + +\text("エル") +「なら、今は近寄らない方がよさそうですね。 + 買い物一緒に行こうかと思ったんですが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「で、あるな。相当にキモいしの。 + 買い物ならば私が付き合おう」 +\endtext + +\text +ふたりは頷きあって、 +スタスタと元来た道を戻っていく。 +\endtext + +\text +そんなやりとりがなされているなどとは +知らず、カイムはその後しばらく +ひとりで笑い続けたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_02.txt new file mode 100644 index 0000000..82187b6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_02.txt @@ -0,0 +1,2658 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_02") + +\text +玉座の間でのカイムの奇行は、 +噂となって軍内に広がった。 +\endtext + +\text +そしてそれを耳にした多くの者が、 +いつもの事かと呆れていた。 +\endtext + +\text +そんな噂も数日すれば忘れ去られ、 +また別の新たな話のタネが、人々の口に上る。 +\endtext + +\text +戦いを終えた魔王軍は一定の緊張感を +維持しながらも、そんなくだらない噂に +興じる程度には余裕ができていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「今宵はお声をかけていただき、 + 誠にありがとうございます」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「誠心誠意、肉穴奴隷としてカイム様の + オチ●ポにご奉仕をさせていただきたく + 存じます」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、頼んだぞジェシカ」 +\endtext + +\text +カイムはベッドに腰かけたまま、 +目の前で膝をつき、深々と頭を垂れている +ジェシカにそう言った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はい♪ + かしこまりました、では……」 +\endtext + +\text +ジェシカはスッと立ち上がり、 +カイムの目の前で、服を脱ぎ始めた。 +\endtext + +\text +しかしその時、部屋の扉が開く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「え?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お? ジェシカじゃない。 + あんたも呼ばれてたのかい」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……私だけかと思うたが、 + 驚きなのじゃ……」 +\endtext + +\text +入ってきたのは、オルフィスとモルテ。 +\endtext + +\text +ジェシカは奇妙な組み合わせのふたりに +まず驚き、そしてなぜここにいるのかという +疑問に眉をひそめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく来てくれたな、二人とも」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様? これはいったい……」 +\endtext + +\text +ジェシカは脱ぎ掛けた服を元に戻しながら +訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はこの四人で楽しもうと思ってな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「四人で?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「へぇ? これはまた……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……意外な、展開……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様、 + 私だけでは不満だとおっしゃるのですか?」 +\endtext + +\text +三人の美女からの視線を受けても、 +カイムは動じることなくカカと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、違う、そうではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「今までは大体ひとりずつ相手をしてきたが、 + あいにくと俺の身体は1つしかないのでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「順番が回ってくる間おまえ達に + 寂しい思いをさせてはならんなと、 + こう思ったわけだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……私は、別に……。 + カイム様が待てと言うなら、 + いくらでもお待ちいたしますのに……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「へぇ、あんたってカイムと一緒のときは + そんなしゃべり方するんだねぇ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……いつもは、とても、威圧的なのに。 + フフッ、面白いのじゃ……」 +\endtext + +\text +オルフィスとモルテに笑われ、 +ジェシカはキッとふたりを睨んだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ま、私はあんたがそうしたいなら + 構わないけど?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……私も、それで構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカも、それでよいな?」 +\endtext + +\text +カイムはジェシカの尻を鷲掴みにし、 +グニグニと揉む。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、カ、カイム様がそう仰られるなら、 + 私は……あっ、ふっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それに従います……」 +\endtext + +\text("カイム") +「従いますだと? + 俺は別に強制していないのだがな?」 +\endtext + +\text +そう言って、スカートの中に手を入れ、 +パンスト越しに秘裂を指でえぐる。 +\endtext + +\text +既に愛液で濡れているそこは、 +指が動くたびにニチュニチュと音を立てた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひっ、し、従いますっ!! + さ、三人一緒にっ、あひぃっ、 + か、かわいがってくださいませっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「へぇ、あんたが隠れマゾって噂、 + 耳にしたことはあったけど……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ここまでガチで調教済みとはね、 + カイム、あんたってホント、恐ろしいよ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あぁ……あんなに、 + グチュグチュと、音が鳴って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何ならおまえ達ふたりも + こいつの様に躾けてやろうか?」 +\endtext + +\text +カイムはスカートから腕を引き抜くと、 +愛液がついてヌルヌルに濡れ光る指を +ジェシカの顔に近づけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「舐めろ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ、はひっ♪ + 私のオマ●コのお汁で汚れた指を、 + きれいに舐めさせていただきます」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「レロォ、チュルッ…… + ピチュ……ジュプッ……ジュルルッ」 +\endtext + +\text +ジェシカは再び跪いて、 +おいしそうにカイムの指をしゃぶる。 +\endtext + +\text +普段見ているジェシカとは全く違う痴態を +前にして、オルフィスもモルテも、 +そわそわとし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、では始めようか。 + おまえ達三人を呼んだのは他でもない」 +\endtext + +\text("カイム") +「その巨乳とデカい尻を、 + たっぷりと楽しむためだ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ジェシカの口から指を引き抜き、 +その指でジェシカの胸を肌蹴させた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ……御命令のままに、致します。 + どうぞ……この肉穴奴隷に、 + 卑猥な命令を下してくださいまし」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なるほど……ね。 + 胸の大きさなら誰にも負けない自信がある」 +\endtext + +\text +オルフィスはジェシカの変貌ぶりに +戸惑いながらも、負けてなるものかと +自ら胸をあらわにした。 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も……そなたらには、負けぬぞ」 +\endtext + +\text +モルテも珍しく頬を赤く染め、 +服を脱ぎ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ではおまえ達の胸で、 + 俺のものを気持ちよくしてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムはズボンから肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text +そして三人の美女のまえでふんぞり返り、 +奉仕を待つ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「相変わらず、 + いつ見ても凶悪なチ●ポだねぇ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁん、私にも……オチ●ポしごかせて」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あはぁ……熱い♪ + 太くて硬いの、大好きじゃ」 +\endtext + +\text +オルフィス達はそれぞれに乳房を持ち上げ、 +肉棒に押し付けてくる。 +\endtext + +\text +魔王軍内でもティーリア、そしてレベッカに +並ぶ巨乳の持ち主であるこの三人。 +\endtext + +\text +その乳房の柔らかさと肉棒にかかる重量感は、 +カイムに至福の吐息を漏らさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、そう来るか」 +\endtext + +\text +カイムは三人の美女をはべらせ、 +奉仕させているという状況そのものに +興奮しきっている。 +\endtext + +\text +そこに物理的な快感が押し寄せ、 +カイムはすぐにも射精しそうなほど +肉棒を硬くしていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「おや? チ●ポがもうビクビクって + 震えちゃってるよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「まるで童貞君のチ●ポみたいだねぇ」 +\endtext + +\text +オルフィスが肉棒を見て笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。 + 俺としたことが相当に興奮しているらしい」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そんなに、よいか? + 私たち三人の乳房で、擦られるというのは」 +\endtext + +\text +モルテは肉棒の根元を胸で挟み、 +小刻みに上下させている。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私ひとりでも、カイム様を + ご満足させて差し上げますのに……」 +\endtext + +\text +ジェシカも同様、 +モルテの対面で乳房を揺すっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、別におまえ達ひとりひとりの身体に + 不満があるわけではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「美しい女たちをはべらせ、奉仕させたい。 + これは男の性だ。 + 誰もが夢見るシチュエーションなのだ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「まったく、男ってのは…… + つくづく、どうしようもない生き物だねぇ」 +\endtext + +\text +そう言って溜め息をつくオルフィスだが、 +肉棒の先端を谷間にうずめ、 +ニチュニチュと乳房を動かしている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ、んっ……」 +\endtext + +\text +そして舌を出し、涎を滴らせる。 +\endtext + +\text +胸の谷間に落ちた唾液は乳房を動かしていく +うちに塗り広げられ、潤滑液となる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それじゃあ、私も……んっ、チュッ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も、じゃ……。んんっ……ぷはっ」 +\endtext + +\text +ジェシカもモルテも、 +オルフィスと同じように涎を垂らした。 +\endtext + +\text +瞬く間に唾液は彼女たちの谷間を濡らし、 +ニチュニチュ、グチュグチュと卑猥な音を +立て始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁン、エッチな音……♪」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そうじゃのう……。こんないやらしい音を + 聞いていると、股間が疼いて仕方ない」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「全く同感だね。しかも目の前にこんなに + ぶっといチ●ポ……。あはぁ……」 +\endtext + +\text +三人は艶めかしく腰をくねらせながら、 +乳房で肉棒を擦り上げる。 +\endtext + +\text +乳房によって隙間なく圧迫され、 +擦られる肉棒は、逃げ場がない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ほんとに、たくましいチ●ポだねぇ。 + いつ見ても、ほれぼれするよ」 +\endtext + +\text +もとよりこの快感から逃れようなどとは +思わないカイムだが、全方向から絶え間なく +乳房で責められ、息つく暇がない。 +\endtext + +\text +このままでは、 +本当にすぐに射精してしまいかねない。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「このぶっといチ●ポでいまから、あぁ…… + オマ●コズボズボされるかと思うと……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはぁんっ……カイム様ぁ、 + 私もうオマ●コ濡れてきちゃいました……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も、じゃ……。 + はよう、これを入れてたもれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、入れてやる。 + 一番俺を楽しませてくれた奴に、 + 真っ先に入れてやるぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ほ、本当ですかカイム様。 + わ、私、頑張ります。 + カイム様に、一生懸命ご奉仕します」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私もじゃ……。 + そなたのチ●ポを入れてもらえるなら、 + 私はなんだってするぞ……」 +\endtext + +\text +ジェシカとモルテの献身ぶりに煽られる形で、 +オルフィスも口を開く。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私も……だよ。あんたのチ●ポ、 + オマ●コに入れてくれるなら……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「パイズリだろうが、フェラだろうが、 + 喜んで……あぁん、奉仕させてもらうよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あふぁ、ジュルッ……ピチュッ、チュッ。 + ジュルルルルルッ……」 +\endtext + +\text +オルフィスが舌を出し、亀頭を舐めはじめる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あはぁんっ……舌が、びりびりする……。 + 久しぶりの、チ●ポ……んちゅ、ジュルッ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私だって、負けないから。 + チュルピチャ……レロォ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そなたたち、 + 私が舐める場所も、残しておいてたもれ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ピチュ、ジュルルッ、チュッ……ジュル」 +\endtext + +\text +ジェシカとモルテがオルフィスに続き、 +肉棒を舐めはじめる。 +\endtext + +\text +互いに顔を寄せ合い、 +唯一覗いている亀頭を舐める。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉっ……これは素晴らしい。 + 三人の美女が俺の肉棒を取り合うとは。 + クククッ……男冥利に尽きるというものだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、ジュルルッ、レロレロ……。 + あぁん、舌が、当たってる……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふたりとも、 + そんなにがっつくんじゃないよ……。 + んっ、あはぁ……あっ、んっ……」 +\endtext + +\text +三人は互いの吐息を顔で感じ、 +そして時折舌同士を触れ合わせながら、 +亀頭を舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あはぁ……なにやら、変な気分じゃ……。 + そなたたちと、キス、している様な……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちょっと、い、言わないでおくれよ。 + 恥ずかしいじゃないか……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私は、気にしないわよ? + あら、オルフィス。あなたのお口って、 + とても甘い香りがするのね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「モルテのお口は、こっちも甘い紫煙の香り。 + クスッ、涎もとびきり甘いわ……ジュル」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、あぁ……あんた、エロすぎだろ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、ありがと♪ + でもあなただって、相当エロいわよ? + パイズリしながら、母乳溢れさせるなんて」 +\endtext + +\text +ジェシカがオルフィスの乳房へと +流し目を送った。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はっ、うぅ……これは、んっ……その……。 + ジュルッ……ピチュ、チュル……」 +\endtext + +\text +勃起した乳首の先から、 +確かに白い液体がにじみ出ている。 +\endtext + +\text +それは明らかに母乳であり、 +唾液以上に甘い香りを放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ、はぁ……んっ、チュルッ……。 + とっても、甘いのぅ……」 +\endtext + +\text +モルテは自分の胸に垂れ落ちたオルフィスの +母乳を、舌でペロリと舐めた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁんっ、やめてくれ……。 + 恥ずかしくて、頭が沸騰しそうだ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あらほんと、匂いだけじゃなくて味も + とっても濃厚ね♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オチ●ポにオルフィスのおっぱいが + ついて……とっても舐め甲斐があるわ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカとモルテはそれまで以上に熱心に +肉棒を舐めはじめる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁ、うぅっ……も、もう勝手にしてくれ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私はチ●ポに奉仕して、 + はぁ、はぁ……一番に、オマ●コ…… + してもらうんだから……」 +\endtext + +\text +オルフィスは顔を真っ赤にしながらも、 +舌を伸ばして亀頭を舐める。 +\endtext + +\text +ふたりの舌に触れても、構わず舐め続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、とっても積極的ね♪ + 私だって、負けないわ。 + ピチャ、ヂュルルルッ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も、ンんっ……あはぁ、はぁ……。 + このチ●ポを、一番に入れてもらうのは、 + 私じゃ……レロレロ、レロ、ジュルルッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……俺が直接仕込んだだけあって、 + 気持ちいいところをよく知っているな」 +\endtext + +\text +肉竿を万遍なく乳房でしごかれ、 +亀頭を3つの舌で舐めまわされる。 +\endtext + +\text +気を抜けばすぐに射精しそうなほどの快感が +カイムを襲う。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンチュッ、レロ……どうですか? + 私たちの、んぷぁっ……おっぱいの感触」 +\endtext + +\text +たわわな乳房を両手で持ち上げながら +ジェシカが訊ねる。 +\endtext + +\text +モルテもオルフィスも、口にはしないものの +カイムの返答に耳を傾けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。一口に巨乳といっても、 + おまえ達三人それぞれに味がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「オルフィスの乳は、 + 子を産んで熟れた女のそれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテの乳は滑らかで、 + 俺のものにぴったりと吸いついてくる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしておまえの乳は、 + あれだけ犯されたにもかかわらず + 形を崩していない」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「はぁ……んっ♪ それじゃあ…… + 誰のおっぱいが一番キモチイイですか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「もちろん、私であろう? + もうそなたのチ●ポがほしくて、 + たまらぬのじゃ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私、だろ? そ、そうだよな? + 頼むからそう言ってくれよ。 + 私のオマ●コ、もう……あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + さて、それはまだ決めかねるな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁン、カイム様のいじわるぅ……。 + ほ、ほら……これでどうですか?」 +\endtext + +\text +ジェシカは淫らな表情を浮かべ、 +舌を突き出してねっとりと亀頭を舐める。 +\endtext + +\text +それを皮切りに、モルテもオルフィスも +カイムに気に入られようと媚びを売り始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私だって、んちゅ、チュルッ…… + こうやって、おっぱい、塗りたくって……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「涎も、落として……あはぁ、 + これでどうだ? さっきよりヌルヌルして + 気持ちいいだろ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ、あはぁ、チュルッ……。 + カイム、好きじゃぞ……。 + 私は、そなたのことをこの世で最も……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「愛して、る、のじゃ……。 + じゃから……あはぁ、私のマ●コにはよう、 + ぶっとい、このチ●ポを……ジュルルッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハッ、可愛い奴らめ。 + これ以上焦らしてはかわいそうだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達の顔に、たっぷりとかけてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムは込み上げてくる性欲に抗えず、 +射精を宣言した。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ピチャ、ジュルルッ……あはぁ♪ + 出して……カイムの、精液……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、私の顔にも、 + たくさんかけてくださいませ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私にもっ……あ、あのっ……。 + カイムのチ●ポ汁、ぶっかけてっ!! + お、お願いだ……っ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスはもはや1秒も我慢できないと +言わんばかりに、大声でそう懇願した。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ピチャッ……レロ、ジュルッ……出して。 + あはぁ、精液っ、精液っ、精液っ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「レロォッ……ジュルルッ、愛してる……。 + カイム、カイムっ♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私も好きっ……カイムの事、大好きっ! + だから、あぁっ……ジュルルッ、 + 私の顔にも出してくれっ!」 +\endtext + +\text +三人の美女が、射精に備えて顔を寄せ合う。 +\endtext + +\text +ギュムッと乳房が密着しあい、 +肉棒が押しつぶされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、おおっ……」 +\endtext + +\text +その直後、 +うめき声をあげながらカイムが射精する。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁっ、んっ、んぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あはっ♪ + 精液っ、いっぱいかけてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぷぁっ♪ あふっ、んっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text +鈴口から、精液が勢いよく迸った。 +\endtext + +\text +白濁液はまず、 +オルフィスの顔にまっすぐに飛んだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んあっ……あぷっ、んっ、んんっ!! + カイムの、精液っ、あふっ……」 +\endtext + +\text +褐色の肌を白色に染めると、 +次はジェシカの顔へ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、こっちにもっ♪ + あはぁっ、来たっ……カイム様の精液、 + あぁっ、熱くて素敵ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +そしてその次はモルテの顔へと +精液は飛んでいく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぁっ、んっ……すごい……のじゃ。 + そなたの精液の匂い、あはぁ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「これだけで、孕んでしまいそうじゃ♪」 +\endtext + +\text +美女三人は歓喜の表情を浮かべ、 +男くさい精液を浴びていく。 +\endtext + +\text +その精臭に下半身のみならず理性まで +蕩かされ、オルフィス達は甘い声で鳴く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私もっ……あはぁんっ! + カイム様の精液の匂い、大好きです♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私だって……あふっ、んあっ……。 + はぁ、んはぁっ……身体が、熱い……。 + もう限界、だよ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あぁっ♪ チ●ポ、欲しいのじゃ……。 + そなたの、太い、凶悪なチ●ポが……」 +\endtext + +\text +三人は瞳を潤ませ、 +精液まみれの顔でカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ハァ、ハァ♪ 頼む……くれ。 + あんたの、この……ぶっとくてたくましい + チ●ポをさ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私にも、じゃ……。はようしてくれ……。 + のう? よいであろう?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、誰が一番…… + カイム様のお気に召しましたか?」 +\endtext + +\text +発情しきった表情で見つめてくる三人に、 +カイムは舐める様な視線を送る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あはぁ……私、だよな? + な、なぁ頼むよ……。 + 私もう我慢できないんだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私だって…… + もうオマ●コがヌルヌルになってるんです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「今いれたら、絶対、絶対…… + キモチイイですよ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「気持ちいいのは、私のマ●コも同じじゃ。 + はぁ、んっ……のぅ、カイム。 + 私に入れてくれぬか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私のヌルヌルの、ドロドロの、 + マ●汁まみれの肉穴に、そなたのぶっとい + チ●ポをハメまくってほしいのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほうっ、なるほどな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ずるいぞてめえ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイム様っ…… + どうか、どうか私のマ●コに……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あんっ♪」 +\endtext + +\text +オルフィスとジェシカは肉棒に手を伸ばすが、 +既にカイムはモルテをベッドに押し倒し、 +股を開かせている。 +\endtext + +\text +そして勃起したままの肉棒を、 +言葉通り愛液でずぶ濡れになっている膣穴へ +押し付けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではモルテ、ハメるぞ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ハ、ハメて……たもれ。 + 私のマ●コで、好きなだけ…… + チ●ポをしごいて良いぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よくぞ言った。それでこそ俺の下僕だ」 +\endtext + +\text +カイムは上機嫌で腰を前へと突き出した。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あはぁっ、んんっ!! + はいって……あぁっ、来るっ……んんっ」 +\endtext + +\text +モルテの艶っぽい嬌声が室内に響いた。 +\endtext + +\text +滑らかな膣粘膜に迎えられ、 +肉棒はニュルルッとすんなり入っていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、動いて……はぁ、はぁっ……。 + そのまま、最初からっ……激しくっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうがっつかなくとも、 + ちゃんとかき回してやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +肉棒で膣粘膜をえぐり始める。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぃっ、んっ、あはぁっ…… + いいっ、気持ち……いっ、あぁ!!!」 +\endtext + +\text +モルテの気持ちよさげな顔を見て、 +オルフィスやジェシカは不満の声を上げた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「畜生、何で……私だって頑張ったのに……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あうぅ、ひどいですカイム様。 + 私にも……私にもオチ●ポ入れてください」 +\endtext + +\text +モルテはふたりの目の前で、嬉々として +腰をくねらせ、快感を貪っている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あはぁんっ、いいのじゃっ、 + オチ●チンが、あぁ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +それを見てますますふたりは嫉妬に燃え、 +カイムに向かって尻を突き出す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私の尻には、魅力がないのか? + 前はあんなに激しく、あぁっ、 + 突いてくれたってのに……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私のオマ●コだって、 + カイム様は気持ちいいとおっしゃって + くださいましたよね?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私の肉穴より、 + モルテの方がいいという事ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そういう事ではない。 + 先ほどのパイズリは実に気持ちがよかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがおまえ達三人ともエロすぎて、 + 甲乙つけがたかったのだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だったら…… + 私に入れてくださっても……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そうだよ。 + 私のマ●コにぶち込んでくれても + いいんじゃないのかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、焦るな焦るな。 + 入れてやらないとは言っておらんだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは膣奥まで亀頭をねじ込んだのち、 +小刻みに動かして子宮口を連続で突く。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぃっ、あっ、あひぃぃぃいいいっ!! + いいっ、いいのじゃっ、それっ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あふっ……腹が震えてっ、ンぁっ!! + 勝手にマ●コが締まるっ! ひあぁっ!!」 +\endtext + +\text +敏感な膣奥を集中的にえぐられ、 +モルテはだらしない喘ぎ顔を晒した。 +\endtext + +\text +それを見て、 +オルフィスたちはゴクッと生唾を飲む。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んくッ……そ、それじゃあ…… + い、入れて……くれ……」 +\endtext + +\text +オルフィスはカイムによく見えるようにと、 +更に尻を高く上げた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「い、いえっ、次は私にっ!! + どうか私のオマ●コにカイム様のチ●ポを + ぶち込んでくださいっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なっ……わ、私が先に言ったんだぞっ!! + な、なぁ、私にくれるよな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私のマ●コはほんとにすごいぞ? + あんただって何度もいれてるから + 知ってるだろ?」 +\endtext + +\text +オルフィスはカイムに向かって尻を突き出し、 +尚且つ左右に振り始める。 +\endtext + +\text +膣穴からは僅かに白く濁った愛液がツツッと +垂れ落ち、甘い香りを立ち上らせている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「た、頼むからっ……入れてくれっ!! + そのチ●ポを私のマ●コに突っ込んで、 + 私をヒィヒィ言わせてくれよっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ヒィヒィか……。 + 確かにおまえの様な女戦士をバックから + 突いてよがらせるのは俺も大好きだ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなぁっ、カイム様っ、 + こっちを……こっちを見て下さいましっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「なっ、なっ? バックからこのマ●コ + ほじくりまわしてくれよっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「良い声で鳴くからさっ!! だからっ…… + あぁっ、もう我慢できないんだよっ!! + 頼むからチ●ポくれよぉっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスの悲痛な願いがカイムに届く。 +\endtext + +\text +いや、興味を引いたというべきか。 +\endtext + +\text +ともかくもモルテの膣穴から肉棒を +引き抜くと、今度はオルフィスの肉穴へと +それを突きいれた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あうっ、あっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ようやくありついた快感に、 +オルフィスは獣じみた声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつもより中がうねっているな。 + 気持ちいいぞオルフィス」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、荒々しく突き始める。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁんっ、ひっ、ひぁっ、あーっ!! + 私もだよっ、あんたのチ●ポがやっぱり、 + 一番気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「た、たくさん突いてくれよなっ!? + 壊れてもいいからっ、私のマ●コ、 + あんたの好きなように使ってくれっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは涎を垂らし、 +ビクンビクンと身体を痙攣させた。 +\endtext + +\text +焦らされた分だけ快感が増し、 +軽い絶頂に達してしまったのだろう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁ、いいっ、いいよっ!! + あんっ、あはぁっ!! チ●ポいいっ! + オマ●コ広がって、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ、はぁ……んっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私にもっ……あの、お願いしますっ! + どうか、どうか御慈悲をぉ……」 +\endtext + +\text +一度は入れてもらえて満足げなモルテに対し、 +まだ一度も入れてもらえていないジェシカは +必死にカイムの興味を引こうとする。 +\endtext + +\text +グイッと尻を突き出すことはもちろん、 +妖艶な表情を浮かべ、口の周りについた +精液を舌で舐める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様ぁっ……肉穴奴隷のオマ●コ…… + どうか、使ってくださいませ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ゴブリンやオークにまわされて + ガバガバでユルユルなマ●コですが、 + ちゃんと締めますので……」 +\endtext + +\text +ジェシカは自分で尻の肉を掴み、 +グパァッと広げて見せた。 +\endtext + +\text +肉ビラが引っ張られ、使い込まれて +少し黒ずんだ秘裂があらわになる。 +\endtext + +\text +膣穴からは精液と見紛うほどの +真っ白で濃厚な本気汁が垂れ流し、 +カイムの笑いを誘った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、もうドロドロだなジェシカ。 + 本気汁が太ももにまで垂れているぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はいっ、ご覧の通りもう私のマ●コは + 準備万端です」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いやらしい本気汁がたっぷり詰まった + ドロッドロのオマ●コの味…… + ぜひ堪能してくださいませぇっ♪」 +\endtext + +\text +ジェシカがとびきり甘ったるい声で +そう誘惑すると、カイムはオルフィスの +膣穴から肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あっ、ひっ!? あひっ、あぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +グプププッと、肉棒が膣穴を満たしていく。 +\endtext + +\text +すると本気汁が押し出され、 +甘酸っぱい蜜に似た香りがムワリと立ち上る。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁんっ、 + まだ私入れてもらったばかりなのにっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、すぐにまた入れてやるさ」 +\endtext + +\text +カイムはオルフィスの尻を軽く叩いた後で、 +ジェシカの膣穴を掘り始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、あっ、あひっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、入れてやったぞジェシカ。肉穴奴隷 + のおまえはこの後なんと言うんだ?」 +\endtext + +\text +ジェシカの尻とオルフィスの尻を +手で撫でながら、激しく突いていく。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひぃっ、あはぁ……んっ、あぁっ!! + ありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「に、肉穴奴隷の使い古しのオマ●コを + 使っていただいて、私は、幸せっ、 + あぁっ!! 幸せですぅっ!!」 +\endtext + +\text +プライドを感じさせない言葉を、 +ジェシカは歓喜の表情を浮かべて叫ぶ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ、はぁ……ジェシカ。 + そなたは本当に、 + 身も心もカイムのものなのじゃな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、はぁ……ハァ……。 + に、肉……奴隷……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだ。こいつは俺の下僕であり、 + 同時に魔王軍の精液便所でもある」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達も噂くらいは聞いた事があろう? + こいつがオークやゴブリンどもの + 性処理をしているとな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あれって、ほんとだったのか……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そうよ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私はいつでも、どこでも……誰にでも、 + チ●ポを向けられたら、 + 股を開かなきゃいけないの……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だって、クスクスッ、私は奴隷だから♪ + お口も、オマ●コもケツ穴も、 + 皆の物だからっ、拒否権なんてないのっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、自分から魔物たちの奴隷に + 成り下がる女など、世界広しといえど + おまえくらいのものだろうな」 +\endtext + +\text +使い込まれた膣穴だが、ジェシカの言葉通り +力を込めればきつく締まって +肉棒にしゃぶりついてくる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ……こ、これからも魔物たちの + 性処理は、私にお任せくださいませっ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そして、ときどきでもいいので、 + こ、こうしてカイム様にっ、あひっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「つ、使っていただければ、私はっ…… + それだけで、あぁっ……幸せですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、あぁ、使ってやるさ。 + さぁて、次はどっちの穴に入れるかな?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ゴクッ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ハァ、ハァ……」 +\endtext + +\text +肉穴奴隷であるジェシカの妖艶さに当てられ、 +オルフィスとモルテはしばし言葉を失った。 +\endtext + +\text("モルテ") +「わ、私……に……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私にっ! 私に入れてくれっ!! + 私もっ……精一杯奉仕するからっ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私だって……奉仕……するっ、 + カイムの望むことをなんでも、してやるぞ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ、あぁんっ!! + オチ●ポいいっ、気持ちいいっ!! + カイム様のチ●ポ、大好きですぅっ!」 +\endtext + +\text +大きな尻の割れ目に、肉棒がニチュヌチュと +音を立てながら出入りする。 +\endtext + +\text +それを横目で見ながら、 +オルフィスたちは卑猥な言葉で +おねだりを続ける。 +\endtext + +\text("モルテ") +「マ、マ●コでもケツ穴……でも、 + いつでも相手をしてやるゆえ…… + じゃから……のう? 頼む……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私のケツ穴だって + あんたの好きにしていいんだよっ!?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こ、この身体はもう、旦那のものじゃ + なくて、あんたのものなんだからなっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私を寝取った責任ちゃんととってくれよ♪ + 私のオマ●コで、あんたのチ●ポ…… + いっぱいしゃぶらせてくれよぉっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスはベッドに這いつくばり、 +服従のポーズをとる。 +\endtext + +\text +膣穴も肛門も惜し気もなく曝け出し、 +恥を捨てて懇願する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハハハハっ!! + 寝取った責任か、そうか、確かにそうだ。 + 俺にはその責任がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「では未亡人のマ●コで、 + たっぷりとしゃぶってもらうとしよう」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぅぅううっ! あっ、ひぃーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ズププププッと、 +肉棒がゆっくりと膣穴に挿入された。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、ありがとっ…… + 入れてくれて、ありがとうっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、奉仕してくれ。 + そのデカいケツを振って、 + マ●コでチ●ポをしゃぶれ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、わかってるよ……。あぁ、気持ちいい。 + 入れられただけで、 + こんなに気持ちいいなんて……」 +\endtext + +\text +オルフィスは尻をカイムに押し付けて +肉棒を膣奥まで呑み込む。 +\endtext + +\text +そして亀頭が子宮口に密着した状態で、 +腰を左右上下にくねらせる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あはぁっ、はぁ……んんっ!! + 熱いのがっ……私のオマ●コ、押し広げて」 +\endtext + +\text +オルフィスは緩慢な動きで、 +しかしねちっこく尻を揺らす。 +\endtext + +\text +適度に筋肉のついた女戦士の尻が +くねりながら肉棒を咥え込んでいく光景を、 +カイムはニヤニヤと笑い、見下ろしている。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁんっ……ど、どうだい? + 私のケツ……エロいだろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、実にいやらしい尻だ。 + 汗に濡れた褐色の尻はたまらんな」 +\endtext + +\text +カイムはムニムニと尻肉を揉みしだく。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんっ、あはぁんっ!! + こ、このまま……マ●コであんたのチ●ポ、 + しゃぶってやるよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「気持ちよかったら、 + そのまま中に出してもいいんだよ?」 +\endtext + +\text +オルフィスが唇を舐めながらそういうと、 +ジェシカとモルテが眉をひそめる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そ、そんなの私が許さないわよ。 + カイム様の精液は、 + 私のマ●コに注いでいただくんだから」 +\endtext + +\text("モルテ") +「違う、のじゃ……。カイムは、 + 私のマ●コの中に、射精するのじゃ」 +\endtext + +\text +モルテは足を開き、腰を持ち上げる。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カ、カイム様? + 出すなら私の中に、出してくださいませ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様のお子なら、 + 喜んで孕ませていただきますから」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっ、あんっ……そんなの、私だって……。 + カイムの子供なら、何人でも産んでやるよ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も……カイムの赤ちゃん、 + 欲しいのじゃ……」 +\endtext + +\text +退廃的で物欲しげなモルテの視線を受けて、 +カイムの背筋はゾクリとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、ケンカせずとも + そのうち全員孕ませてやる」 +\endtext + +\text +カイムはオルフィスの尻穴に人差し指を +あてがうと、肉棒を引き抜くと同時に +指をねじ込んだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あくっ、ひぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「んっあっ!! あぁっ、お尻ぃっ!」 +\endtext + +\text +モルテとオルフィスの嬌声が響く。 +\endtext + +\text +ひとりあぶれたジェシカは、 +切なげな眼でカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、私にもっ、 + 私にも何かしてくださいっ♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オマ●コでもケツ穴でも、 + 好きにほじくってくださいませっ!」 +\endtext + +\text +カイムはその言葉を受けて、 +同じく肛門を人差し指でほじくった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あひぃっ! あっ、あはぁっ♪ + ありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、本当に、おまえ達は淫乱だな」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、 +モルテの膣内の感触を味わうように +ゆっくりと肉棒を動かし始める。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あんっ、ひぃっ、あーーーーーーっ! + 太いっ、あくぅっ……チ●ポの先が、 + 今まで以上に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハーレムを得て男の望みを + 手にした今の俺は今までとは一味違うぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは俺の気の向くままに、 + おまえ達を犯す」 +\endtext + +\text +亀頭が大きくエラを張り、桃色の膣粘膜を +ゴリッ、ゴリュッと容赦なく引っ掻いていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あぁっ、あはぁぁああんっ♪ + すごいのじゃっ……カリ太チ●ポっ、 + いいっ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +大人しいモルテの、意外なほどに大きな +嬌声に驚くオルフィスたち。 +\endtext + +\text +しかしすぐにモルテを乱れさせている +その肉棒を味わいたくなり、 +卑猥な言葉と身体とでカイムを誘惑し始める。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「わ、私のオマ●コでも + カリ太チ●ポしごいてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁんっ、だめぇっ……私にっ、 + 私にそのオチ●ポ入れてくれぇっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスとジェシカは +肛門を指でほじくられながら、 +膣穴から愛液を垂れ流し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そんなに欲しいか? + 俺のチ●ポが」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひっ!! 欲しいですぅっ! + どうかっ、ジェシカのオマ●コに + 極太チ●ポねじ込んでくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ちがっ、私にっ……私に入れてくれっ! + 犬みたいにバックからハメまくって、 + マ●コに種付けしてくれっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、さて、どっちに入れるかなぁ?」 +\endtext + +\text +カイムはモルテの膣穴から肉棒を引き抜くと、 +もったいをつけて焦らした後で +ジェシカの膣穴へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひぃぃいいっ! んぁっ、あひぁっ!! + あーっ、すごっ、ほんとにこれ凄いぃっ!」 +\endtext + +\text +肉棒をハメ慣れているジェシカですら、 +ビクビクと身体を痙攣させて快感に喘ぐ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、うぅっ……私にもっ、入れてっ……。 + 私にもっ、うっ、くぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスは羨ましそうにジェシカを見た後、 +きつく歯噛みした。 +\endtext + +\text +そして口元から涎を滴らせながら、 +カイムに向かって媚びた笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あはっ……つ、次は……私だからな? + 順番通りに、次…… + 私のマ●コにハメてくれよな? なっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……」 +\endtext + +\text +しかしカイムがうなずくより早く、 +モルテが口を開いた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「い、嫌なのじゃっ、次も、私っ……。 + 私のマ●コを使ってたもれっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、何言って……次は私だろっ!? + な、なぁ? 私だよな? + 私のマ●コに、ハメてくれるよな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうしてやりたいのはやまやまだがな。 + 俺もそろそろ限界が近づいてきた」 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ、誰かの中に……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「な、なら私にっ! このまま、あひぃっ! + オマ●コの中に、ビュクビュクッて、 + 射精してくださいませぇっ!!」 +\endtext + +\text +ギュウッと、もう離さないとばかりに +肉棒を膣穴で締め付けるジェシカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、おまえの中になぁ?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「は、はひっ……奴隷のオマ●コにっ、 + いつでも気軽に中出しして下さいませっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オルフィスと違って、私は責任とか、 + 求めませんからっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「気軽にっ、おしっこするくらい気軽にっ、 + 私のオマ●コに精液、 + 吐き捨ててくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私は別に本気で責任取れなんて……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私のマ●コも、 + そなたの好きにして構わんぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「いつでも、好きな時に出して、孕ませて、 + あとは放っておいてもよい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「モルテまで……あ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +モルテは顔を真っ赤にして、 +カイムに熱くねっとりした視線を送った。 +\endtext + +\text("モルテ") +「な、なぁ? 悪い取り引きではなかろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはつまり、下僕から肉穴奴隷に + 成り下がりたいという事か?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、そうじゃ……。そなたの奴隷に、 + してたもれ。どうか、お願いじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私に、命令……してたもれ。 + 股を開けと、孕めと……そうすれば私は、 + いつでも、喜んで股を開こうぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あっ、あっ……わ、わたっ……私……」 +\endtext + +\text +オルフィスは隣のモルテを見て、焦る。 +\endtext + +\text +自分も、カイムを愛している。 +\endtext + +\text +先を越されたくない。 +\endtext + +\text +自分以外の女に、カイムをとられたくない。 +\endtext + +\text +そんな心理が働き、オルフィスは気づけば +いつもであれば決して口にしないだろう事を +口走っていた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私もっ、 + あんたの肉穴奴隷にしてくれっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「わ、私もっ、あんたにならいつでも、 + どこででも、股を開くっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたが望むなら、無理やりねじ伏せて + くれたっていいっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だからあんたの奴隷に、 + あんた専用のオマ●コ奴隷にしてくれっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、くはははははっ!! + オルフィスとモルテまでが俺の奴隷に、か」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ下僕も奴隷も似たようなものだが、 + その気持ちはありがたく受け取ろう」 +\endtext + +\text +カイムは口の端に悪党の笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あぎっ、ひぃぃああっ!! + ゴリって……ゴリって、入ってき、 + あふぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスではなく、 +モルテの膣内に肉棒がねじ込まれた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あぁ、気持ちいいっ!! + ズプズプッて……すごいのじゃ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんでっ……あ、あははっ……。 + カ、カイム……頼むよっ、 + あんたのチ●ポ……入れてくれよぉっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは狂ったように腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +膣穴から滴った愛液が飛び、 +シーツの離れた場所に染みを作った。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こ、ここっ……この穴に入れてぇっ!! + お願いだよっ、頼むよっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いじめないで……私のマ●コにっ、 + チ●ポ入れてぇっ!! + チ●ポっ、チ●ポぉっ!!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「クスッ、盛りのついた雌犬みたい。 + いえ、獣でももう少し上品よね」 +\endtext + +\text("カイム") +「この様子を、 + おまえの子が見たらどう思うだろうな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁんっ……今は、 + 今はあいつのことは言わないでくれっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私はいま…… + 母親じゃなくてひとりの女なんだよっ! + め、雌……雌犬なんだよっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だからっ、だからっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスは物欲しげにヒクヒクと収縮する +膣穴を晒し、カイムに向かって懇願し続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁン、またっ、また中にっ!! + 気持ちいいっ!! + もう、私イッちゃいそうですぅっ!!」 +\endtext + +\text +しかし期待はまたも裏切られ、 +ジェシカの膣穴に肉棒が入っていく。 +\endtext + +\text +オルフィスは笑顔を浮かべながらも、 +涙を流す。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「な、なんでっ……わ、わたっ、しっ……。 + 欲しいのに、ほんとに、欲しいのにぃっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ンあっ、あっ……はぁんっ♪ + だ、だったら……奴隷らしいおねだり、 + すればいいんじゃないかしら?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ……カイム様っ♪ + 好きっ、愛してます、カイム様ぁっ♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ど、奴隷らしい……あ、はぅっ……。 + あ、あ……カ、カイム…… + いえ、カイム、様……」 +\endtext + +\text +ジェシカの助言で、 +オルフィスの表情がパァッと華やいだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ど、奴隷の……に、肉マ●コ、に…… + チ●ポ……極太チ●ポ、 + 突っ込んで下さ、い……」 +\endtext + +\text +いつもの粗野な言葉づかいではなく、 +丁寧な口調でオルフィスは言った。 +\endtext + +\text +そうすることで、自分がカイムよりも +下の立場であるという自覚が芽生え、 +そして同時に、悦びも湧いてくる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あはぁっ…… + も、もうチ●ポ入れてもらえるなら、 + 何でも、いい……」 +\endtext + +\text +オルフィスはそう小さくつぶやき、 +自分よりも確固とした強者としてカイムを見、 +服従を誓うのだった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「お、お願いいたしますカイム様ぁっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私の、ぬるぬるになった人妻中古マ●コに、 + あなた様の硬くて長いカリ太チ●ポ、 + どうかハメてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……仕方ないな。 + そんなに欲しければ、くれてやろうっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそれをこそ待っていたと +言わんばかりに、射精目前の肉棒を +オルフィスの膣内に突きこんだ。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あはぁっ、あぁんっ!! + 来たっ、入ってくるっ、 + チ●ポっ、チ●ポぉぉおおっ!!」 +\endtext + +\text +待ちに待った肉棒が、 +オルフィスの熟れきった膣粘膜をこじ開ける。 +\endtext + +\text +オルフィスは涙を流して喜び、 +ビクンビクンッと身体を痙攣させた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あのおねだりには、勝てないのじゃ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「オルフィスってば、エロ過ぎだわ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カ、カイム様っ、 + ありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁ、イクッ……イクゥッ!! + ほんとに先っぽ、太すぎるぅっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私のオマ●コ、すごい捲れてるぅっ!! + こんなチ●ポっ、知らないっ!!」 +\endtext + +\text +一突きするたびにオルフィスはアクメし、 +膣穴からダラダラと本気汁を溢れさせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ尻を振れ。奴隷ならば俺に奉仕しろ」 +\endtext + +\text +ペシッと、軽くオルフィスの褐色の尻を叩く。 +\endtext + +\text +するとムチ打たれた馬の様に、 +オルフィスはいなないた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あおっ、おーーーーーーーーーっ!! + はひっ、ケツ振りますぅっ!!」 +\endtext + +\text +オルフィスは蕩けきった顔で叫び、 +ベッドに這いつくばり無様に尻を振る。 +\endtext + +\text +カイムが腰を前後に振り、膣奥を肉棒で突く。 +\endtext + +\text +オルフィスはその動きに合わせ、 +尻を左右にくねらせながら、 +膣粘膜を収縮させる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こ、これからもっ、どうかっ、あひぃっ! + 私の人妻マ●コ、使ってくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。おまえ達奴隷は俺のチ●ポを + 満足させるためにいるのだからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ありがひょっ、ございますぅっ! + あぅあーーっ、イクッ、またイクッ、 + イグぅっ!」 +\endtext + +\text +オルフィスは何度も絶頂させられ、 +目の前を真っ白に染め上げられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、最後はおまえにするか」 +\endtext + +\text +カイムはオルフィスからモルテに +視線を移すと、アクメの痙攣をしている +オルフィスの膣穴から肉棒を引きずり出した。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あひっ、あっ、はぁぁああん♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ひぁっっ、あっ、あぁっ!! + オマ●コに、指っ……ひぃんっ♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あがはっ、はへぁっ、あっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text +モルテの膣内に肉棒を入れたカイムは、 +両脇のふたりの膣穴にも、指を突っ込んだ。 +\endtext + +\text +最初は2本、次に3本、そして4本と、 +順に数を増やしていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「オマ●コっ……い、いいっ!! + ズボズボッて……太いオチ●ポに、 + えぐられてっ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私のオマ●コもっ、指がぁっ、 + あっひぃぃぃいいいっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「4本も、おっ、おひぃぃいいっ!! + きもひいいっ!! 指●ンズボズボ、 + 気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「苦しいか? んん?」 +\endtext + +\text +カイムがジェシカとオルフィスに尋ねると、 +ふたりは首を横に振った。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「だ、大丈夫れふぅっ!! + 私、たくひゃん、 + 子供産んでますからぁっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私っ、もっ……赤ちゃん産んだことが + あるので、この位は大丈夫ですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、そうかそうか。 + ではこのまま三人まとめてイかせてやろう」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒と指とで三人の膣穴をえぐり、 +絶頂へと押し上げていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んぁっ、ひっ……あっ、あーーーっ!! + イッ、イクッ、のじゃっ…… + オマ●コが、あぁっ、ビクって……」 +\endtext + +\text +膣奥を肉棒で激しく突かれ、 +モルテは全身をビクンッと大きく強張らせた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私っ、もっ……あひぃっ!? + イクッ、イクイクっ、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あがっ、またっ……またイクゥッ!! + カイム様ぁっ、オマ●コ……人妻マ●コ、 + またイッちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハァ、ハァッ、では俺も出すとしようっ! + おまえ達の身体に、ぶっかけてやるっ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あひぃっ、イクッ!! イックーーーッ!」 +\endtext + +\text +モルテがアクメに達した直後、 +カイムは肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あぁっ、ひっ、んぁぁぁあああっ!!っ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「イクッ、イックぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あはぁぁああっ!! あーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +肉棒から精液がビュルビュルと音を立てて +飛び出す。 +\endtext + +\text +それらを、アクメを迎えたモルテ達が +全身で受けとめる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あぁんっ、熱いのじゃっ!! + カイムの精液がっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ひっ、あはぁっ!! + お尻に、お尻にかけてくださいっ!! + 私のデカケツにぶっかけてぇっ!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「私にも、あはぁっ!! + すごいですぅっ、カイム様ぁっ!!」 +\endtext + +\text +三人の美女を、精液が穢していく。 +\endtext + +\text +汗をかき、テラテラと濡れ光る肌すべてを +覆い尽くさんと、カイムは射精し続ける。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あぁんっ、まだ出てるぅっ!! + すごいにおいぃっ…… + 精液のこの臭い、大好きっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も、じゃっ! + この生気に満ちた臭いも、熱さも、 + あぁ、もっと……もっとかけてたもれっ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私の黒い肌がっ、あぁんっ!! + カイム様ので、真っ白になって……るっ」 +\endtext + +\text +射精はその後しばらく続き、 +やがて終わるころには美女三人ともが +精液にまみれ、満足げな表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ、んんっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こんなに、出るなんて…… + さすがはカイム様です♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う、あぁ……私…… + 取り返しがつかない事、言ったんじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、戦士に二言はあるまいな? + 今よりおまえは俺の奴隷だ、忘れるなよ?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……わ、わかっ……わかった、よ……。 + い、いえ……分かり、ました……」 +\endtext + +\text +あっさりと肯定するあたり、 +しまうあたり、オルフィスからは奴隷の素質 +がうかがえる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「で……結局誰が、一番だったのじゃ?」 +\endtext + +\text +パイズリに始まった一連の争いは、 +全員を犯し、全員に精液をかけるという形で +終わりを迎えた。 +\endtext + +\text +確かにこれでは、誰が一番カイムを喜ばせた +いい女なのかがわからない。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイム、様……?」 +\endtext + +\text +三人が答えを求め、カイムを見上げる。 +\endtext + +\text +するとカイムは胸を張り、 +ついでに肉棒を雄々しく勃起させたまま笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達は俺が選んだ女だぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「全員が最高に決まっていよう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふむ……なるほど、のぅ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そ、そう言われたら…… + もう何も言えなくなるねぇ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様は本当にお口がうまくて + いらっしゃいますね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でも……そういうところが大好きです。 + たとえ嘘でも、 + その嘘に甘えて包まれていたいです」 +\endtext + +\text +三人は顔を見合わせ、クスッと笑った。 +\endtext + +\text +そして満足げに吐息をつくと、 +三人同時に股を開く。 +\endtext + +\text("モルテ") +「今度は…… + 私たちの中に出してもらえるかの?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そうよね、 + 争う理由なんて何もないものね。 + 全員に出してもらえばいいわけだし」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいぞ? 何回でもイかせて、 + 何発でも種付けしてやる。 + 魔王の底力を思い知るがいい」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それじゃあ……誰が最初に?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……」 +\endtext + +\text +三人はもう一度顔と顔を見合わせたあと、 +頬を紅潮させたままカイムへと視線を戻す。 +\endtext + +\text +そして口をそろえてこたえるのだ。 +\endtext + +\text +じゃあ、私から――と。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_03.txt new file mode 100644 index 0000000..ca794fe --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_03.txt @@ -0,0 +1,1921 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_03") + +\text +がやがやと騒がしい迷宮の酒場で、 +カイムとサファイアが酒を飲んでいる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「まさか、昼間から君とお酒を飲む日が + こようとはね」 +\endtext + +\text +大きな戦いが終わり、 +未だ軍は維持しているものの、 +起こるのは散発的な戦いだけ。 +\endtext + +\text +地方の駐留戦力でどうとでもなる状況に +おいて、カイム率いる主力の戦力は +暇を持て余しているというのが現状だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はこういう生活がしたくて + 魔王になったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「故に、今の生活は理想といえる」 +\endtext + +\text +カイムはレベッカが作った料理を食べながら、 +グイグイと杯を空けていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぅん? + まぁそういう事にしておいてあげるけど」 +\endtext + +\text +サファイアは嫌いな食べ物をフィオの口に +無理やり突っ込んでは、 +カイムをチラチラと盗み見る。 +\endtext + +\text("フィオ") +「おい、俺に何でもかんでも食べさせるなよ。 + 俺にだって好き嫌いが……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はいはい。ちょっと黙っててね」 +\endtext + +\text +サファイアはフィオの口に長大なパンを +突っ込み、栓をした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、カイム? さっきからボクのこと、 + チラチラ見てるよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはおまえだろう? + 何か言いたいことでもあるのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボ、ボクはほら……昼間から君に呼ばれて、 + これからどーするのかなーなんて、 + そんな事を思ってるだけだけど……」 +\endtext + +\text +サファイアが照れくさそうにそう言うと、 +フィオがブチッとパンを噛み切った。 +\endtext + +\text("フィオ") +「おーおー、泣く子も黙る暗殺者様も、 + カイムの前じゃ乙女に、もがぐごっ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「もう、黙っててって言ってるでしょっ!」 +\endtext + +\text +サファイアはもう一度フィオの口に +パンを突っ込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、たまにはおまえと飯を食いたくてな。 + 何か予定でもあったか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「え? あ、ひとり殺さなきゃいけない奴が + いるけど、別に今日じゃなくてもいいから」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうか。 + おまえに狙われるとは、そいつも災難だな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「さ、最近はね、殺す時にエッチしないんだ。 + ちょっと食事して、お近づきになって、 + ベッドに入ったところですぐ殺すの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、どういう心境の変化だ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えと……んとね、そうして我慢した方が、 + 君に抱かれる時、気持ちがいいから……」 +\endtext + +\text("フィオ") +「モグモゴ……ゴクン。 + というわけで抱いてやってくれ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「こいつもう10日ほど出してねぇからな。 + 欲求不満過ぎて、 + 寝てる時カイムカイムってうるせぇンだよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーもうっ!! + どうして言っちゃうのさっ! + それ秘密って言ったじゃんっ!!」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にして、サファイアが怒る。 +\endtext + +\text +その様子を、カイムは笑いながら見ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは本当に男に見えんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだけ犯してやったというのに、 + いまだについてるのかどうか + 分からなくなることがある」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボ、ボクは男だよ。 + なんならこの場でスカートめくって + 見せてあげようか?」 +\endtext + +\text +サファイアはそういうと +プクッと頬を膨らませて大胆な提案をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + お前も見られるのが好きになったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「昼とはいえ、この酒場には大勢いるぞ? + こいつら全員に、おまえの恥ずかしい姿を + 見られてもいいのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボ、ボクは…… + カイムがそうしろっていうなら、するよ?」 +\endtext + +\text +僅かに熱のこもった声でサファイアが +そう言った時、店の奥からレベッカが現れた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、ご注文のお酒ね。 + あとサービスでおつまみ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、早いな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、まだ飲むの? + ちょっと生活が自堕落すぎない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「自堕落で結構。さっきも言ったとおり、 + これが俺が求めた生き方だ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「魔王軍立ち上げる前は + 大体こんな感じだったものねぇ」 +\endtext + +\text +カイムとレベッカは互いの顔を見ながら +カラカラと笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふ、ふーん、そうなんだ……」 +\endtext + +\text +自分の知らないカイムの昔を知っている +レベッカという女に、 +サファイアが少しだけ嫉妬した時だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「時にサファイア、 + おまえは女を知っているのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぇ? いきなり何言いだすのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「先ほどの男に見えないという話の続きだ。 + いいから答えろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うぅ、絶対いま何か変なこと + 考えてるでしょ。顔がいやらしいもん」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクだってね、女性経験位はあるよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「昔、ターゲットだった男がすごく変態でさ。 + そいつのメイドとやらされた事がある」 +\endtext + +\text("サファイア") +「メイドとやってるボクのお尻を + そいつが犯してっていう感じだったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、恋愛ではないのか」 +\endtext + +\text +カイムが期待外れといった表情でそういうと、 +サファイアはベーッと舌を出した。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ベー残念でした~。ボクが人を好きになった + のは君が初めてです」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、お熱いわね♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそのシチュエーション、 + 惹かれるものがあるな。 + そのターゲットの男は相当レベルが高い」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……なに? ひょっとしてそういうの + してみたいってこと?」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも中々にわかっているな。 + というわけで、どうだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いやです。さっきのボクの告白にも + 気づかない鈍感さんの相手は御免です」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん気づいていたぞ。 + だからこそおまえを犯したくなったのだ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……もう、卑怯だなぁ。 + だったら……ボクに飲み比べで勝ったら + してあげるよ」 +\endtext + +\text +酒を指さしてサファイアが言うと、 +カイムはパチリと指を鳴らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし決まりだ。レベッカ、 + すまんがどんどん酒を持ってきてくれ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。御代はあんたのお小遣いから + 引いとくからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぐぅっ……まぁ仕方ない。 + ほれ、なにをしている、酒だ酒っ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「フフッ、面白いことになったねぇ。 + さぁ皆、賭けるなら今のうちだよっ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉおおおっ!」 +\endtext + +\text +レベッカは酒場の魔物たちを煽り、 +場を盛り上げるだけ盛り上げ、 +店の奥へと消えていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、 + これでもう逃げ場はないぞサファイア」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に負ければ、おまえはこいつらの前で + 再びアンアン鳴くことになる」 +\endtext + +\text("サファイア") +「言っとくけど仕事柄ボクお酒強いからね? + 君が負けたら……そうだなぁ、 + ボクのお願い1つ聞いてもらうよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。おまえにも勝負の見返りが + なくては不公平だからな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁ、楽しみだなぁ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「君がベロンベロンに酔っぱらう姿が + 見れる上にお願いを聞いて貰えるなんて♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺は絶対に負けん。 + 覚悟するのだな、サファイアッ!!」 +\endtext + +\text +カイムとサファイアは同時に杯を手にし、 +いっぱいまで注がれた酒をゴクゴクと +飲み始めた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("サファイア") +「う、ひょら……ひょんな……」 +\endtext + +\text +ドサッと、 +サファイアがテーブルに突っ伏した。 +\endtext + +\text +一方でカイムは顔こそ僅かに紅潮している +ものの、ピンピンしている。 +\endtext + +\text +飲み比べは圧倒的な差を見せつけ、 +カイムが勝利した。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あはは、サファイアもがんばったけど、 + 勝負事でカイムを相手にするには、 + まだまだ修行が足りないねぇ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、こんにゃの…… + なにひゃ、とりっひゅひゃ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。何言ってるかわかんないから、 + とりあえず水でも飲んで少し休みな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ベロンベロンになったのはおまえだったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これで敗者となったおまえは、 + 俺の要求をのまねばならない」 +\endtext + +\text("カイム") +「大勢が見ている前で、フハハッ、 + 久しぶりに犯しまくってやるぞっ!!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +そして30分後。 +\endtext + +\text +ようやく自力で起き上がれる程度には +回復したサファイアに、カイムが命じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいい、サファイア。 + おまえはレベッカとセックスをしろ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「えっ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あらあら、ご指名されちゃったわね」 +\endtext + +\text +サファイアは驚き、レベッカは頬に手を当て、 +クスクス笑っている。 +\endtext + +\text +そんなレベッカに、 +サファイアは遠慮がちな視線を向ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクは命令だし、負けたから従うけどさ、 + レベッカはどうなの?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ボクみたいなやつとセックスするって、 + 嫌じゃない?」 +\endtext + +\text +しかしレベッカはすでにやる気のようで、 +テーブルの上を片付け始めていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私は構わないわよ? + むしろあんたみたいな可愛い子の相手が + できて、嬉しいくらいよ♪」 +\endtext + +\text +レベッカはそう言って、 +周囲の魔物たちが見ている中、 +テーブルにお尻を乗せた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さぁほら、こっちにおいで?」 +\endtext + +\text +レベッカが服を脱ぎ、股を開いた。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「う、おおっ! 姐さん、姐さんっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちから歓声が上がり、 +その声に押されるように、 +サファイアはレベッカに近づく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえも脱げ。そして俺たちに尻を見せろ」 +\endtext + +\text +後ろに立つカイムに命じられ、 +サファイアはぎこちなく頷いた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、わかったよ……。 + 敗者は勝者のいう事、聞かないとね」 +\endtext + +\text +サファイアはドレスを脱ぐと、 +ショーツもその場で脱いだ。 +\endtext + +\text +レベッカとは対照的な白い肌が露わになる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、かわいいオチ●チンだ事。 + でもちゃんと勃起してるのね。フフッ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、これは……だって、 + 久しぶりにカイムに命令、されたから……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふぅん? + サファイアはカイムに命令されると + ゾクゾクしちゃうマゾなんだねぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、そのまま入れろ。 + 俺たちが見ていてやるぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、わかってるよ……。 + それじゃ、レベッカ……いれるから、ね?」 +\endtext + +\text +勃起した幼根が、 +レベッカの膣穴にあてがわれた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ほら、一気に入れちゃいなさい」 +\endtext + +\text +レベッカがサファイアの手を引く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、だめだよっ! 引っ張らないでっ!」 +\endtext + +\text +サファイアの身体が、 +レベッカの身体に覆いかぶさる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうっ、あっ、あぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +ズリュリュッと、 +小さな肉棒が熟れた肉壺に呑まれていく。 +\endtext + +\text +幼根を根元まで完全に咥え込まれ、 +その快感にサファイアはビクビクと +身体を震わせた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、ひあぁ、あっ……ふっ、あぁ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「初々しい反応だねぇ。 + 掘られる経験は星の数ほどあっても、 + 掘る経験はほんとに少なそうだね」 +\endtext + +\text +レベッカはサファイアの手首をつかんだまま、 +腰を艶めかしくくねらせた。 +\endtext + +\text +すると幼根が膣粘膜で擦られ、 +サファイアは可愛らしい声を漏らした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、だめっ……動いたらっ、あぁんっ! + オチ●チンが擦れちゃうよっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「クスクスッ、なに言ってるの? + セックスってのはオマ●コとチ●ポを + 擦って気持ちよくなることでしょ?」 +\endtext + +\text +ニチュッ、グチュッと、 +膣穴が幼根をしゃぶる。 +\endtext + +\text +サファイアは慣れない快感におびえ、 +思わず腰を引いた。 +\endtext + +\text +しかし……。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あはぁっ、うぅーーーっ!!」 +\endtext + +\text +後ろにいたカイムが、 +サファイアの肛門を撫でた。 +\endtext + +\text +それだけでなく、ツププッと、 +ゆっくりとではあるが指をうずめていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、あぁっ、あぁぁああっ!! + だめっ、いまはだめっ!!」 +\endtext + +\text +肛門に指を入れられ、ほじくられる。 +\endtext + +\text +腰を引くに引けず、 +かといって前に突き出すわけにもいかず、 +サファイアはただ喘ぎ鳴いた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あはぁんっ……お尻の穴ホジホジされる + のが気持ちいいの?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ちっちゃなオチ●チンが + オマ●コの中でびくびく震えてるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + こいつの弱点は熟知しているからな。 + 前立腺を少し指で引っ掻いてやれば……」 +\endtext + +\text +カイムの指が、直腸粘膜越しに最も敏感な +部分をえぐった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぅっ、あーーーーーーーーっ!! + そこっ、あぁっ、そこだめぇっ!!」 +\endtext + +\text +ズチュブチュッと、 +卑猥な音を立てて指が肛門をほじくる。 +\endtext + +\text +サファイアは幼根と肛門、2か所から +襲い来る快感に、あられもない表情を +浮かべて喘いだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、相変わらず、おまえのケツ穴は + トロトロだな」 +\endtext + +\text +カイムは指だけでなく、 +顔を近づけて舌で肛門を舐めはじめる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうぅっ、ふぁっ、あっ、ひぁぁああっ! + 見、見てるっ……ボクがお尻の穴、 + ほじくられてるところ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +周囲を魔物たちが取り囲み、 +ある者はニヤニヤと笑い、 +ある者は自らの肉棒をしごいている。 +\endtext + +\text +自分の身体が欲望の対象になっているという +事実に、サファイア自身も興奮を禁じ得ない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カ、カイムのせい、だからね……。 + ボクが、見られて感じる変態に + なっちゃったの、カイムのせいだからっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、否定はせん。むしろ肯定しよう。 + そうだ、おまえは俺が調教し、 + 変態に仕上げたのだ」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアの肛門をたっぷりと +舐めて濡らし、やがて顔を離した。 +\endtext + +\text +そしてサファイアのものとは +圧倒的に大きさの違う肉棒を取り出し、 +肛門へとあてがう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あぁっ……カイムのチ●ポ……。 + 入るっ、入って、来るっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは肛門をこじ開けられる快感に +備え、歯を食いしばった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ、あひぃっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +しかしすぐにサファイアの口は開かれ、 +涎とともに嬌声が飛び出した。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あぁんっ! カチカチのオチ●チンが + オマ●コの中で跳ねまわってる♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あがっ……だめっ、あぁっ、 + 抜かせてっ!! オチ●チン抜かせてっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でないとっ、あぁっ、だめぇっ!! + お尻入れないでっ! + それ以上チ●ポ入れたらっ、あひぃっ!?」 +\endtext + +\text +極太の肉棒が、直腸の奥までねじ込まれた。 +\endtext + +\text +サファイアは背筋をビクンッと仰け反らせ、 +腰をカクカクッと痙攣させた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「だ……めっ、だめっ、出ちゃうっ!! + 射精しちゃう、精液押し出されちゃうっ!」 +\endtext + +\text +サファイアは何とか幼根を膣穴から +引き抜こうとする。 +\endtext + +\text +しかしズッポリと肛門に肉棒をねじ込まれて +いる今、それ以上に腰を引くことはできない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あん、もう出ちゃうの? + だったらなおのこと、離さないわよ?」 +\endtext + +\text +またサファイアが尻を引いた分だけレベッカ +が腰を持ち上げ、膣穴で幼根を呑み込む。 +\endtext + +\text +太い肉棒と熟れた膣穴、 +その両方に挟まれては、流石のサファイアも +どうすることもできない。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あひっ、ひっ、ひぃぃぃいいいっ!! + でるっ、出るよぉっ!! + マ●コでオチ●チンしゃぶらないでぇっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ほらほら、さっさと出しちゃいな」 +\endtext + +\text +レベッカは楽しげに声を弾ませながら、 +腰を上下させて幼根をしごいた。 +\endtext + +\text +その結果……。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あがっ、はへぁっ、も、もう、らめっ……」 +\endtext + +\text +未だ酒が強く残るサファイアは、簡単に +理性を溶かしつくされて絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーーーーっ、あーーーっ! + あーっ、あーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +幼根から迸った濃厚な精液が、 +ビュクビュクと音を立ててレベッカの膣穴に +溜まっていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっはっ♪ なによこれ、 + 可愛い顔してすごい量の精液、 + 流し込んでくるじゃない」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はふぁっ、ごめっ……ごめ、なさっ……! + あっ、ひぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「射精するのは久しぶりだそうだからな。 + もしかしたらおまえを孕ませるかもな?」 +\endtext + +\text +射精をするたび、肛門がギュギュッと締まる。 +\endtext + +\text +その締め付けを味わいながらカイムは笑った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぃっ、ぐふぅぅぅうううっ! + うぁっ、うねってるっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オマ●コの中、すごいっ、あぁっ!! + 溶けちゃうっ、ボクのオチ●チンが、 + 溶けちゃうよぉっ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ、 + この反応……童貞と変わらないわね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ほぉら、こうするともぉっと気持ちいい + でしょ? いっぱい出していいのよ?」 +\endtext + +\text +膣穴に意図的に力を込め、 +ヌルヌルの粘膜で幼根を刺激する。 +\endtext + +\text +すると面白い様に精液が搾り取られていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はふぁーーーっ、だめっ、食べないでっ、 + ボクのオチ●チン、食べちゃいやぁっ!」 +\endtext + +\text +サファイアは精液が出なくなるまで +膣穴にしゃぶり付かれる。 +\endtext + +\text +そして搾り尽くされたサファイアは、 +レベッカの胸の谷間に、顔をうずめた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はひぁっ、はーっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +大きく息をつくサファイアの頭を、 +レベッカが撫でる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ご、ごめん……。 + ほんとに、たくさん出しちゃって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいのよ? 私も気持ちよかったから♪」 +\endtext + +\text +サファイアの額にキスをした後、 +レベッカが少し意地悪な笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それで、どっちが気持ちよかったの? + 私のオマ●コ? + それとも、カイムのオチ●ポ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text +サファイアはしばらくぼーっとしたまま、 +甘い吐息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「わ、わかんない…… + どっちも、すごく気持ちよかったから……」 +\endtext + +\text +サファイアは、照れながらそう答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「脱力しきっているところ悪いが、 + 俺はまだ挿入したばかりだぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ……え、えとっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「参考までに聞くが、 + おまえが童貞を捨てたそのターゲットとの + セックスは、気持ちよかったか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん……気持ちよすぎてボク…… + 何度もイかされたよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「最後の方は、 + 演技じゃなくて本気でよがってた」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、では俺もそいつに負けぬように + 頑張らねばな」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒が、直腸内で更に膨張していく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、あっ……し、心配しなくてもカイムが + 一番だから、そんなに張り切らなくても」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、なにこれっ…… + 先っぽが、すごく膨らんでるっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、待って、こ、こんなのだっけ? + カイムのチ●ポって元から凶悪だけど、 + ここまで……ひっ、あっ、あぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 魔王となった俺の一物にふさわしかろう?」 +\endtext + +\text +カイムはガシッとサファイアの腰を掴んだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「嘘っ、こんなのっ、無理っ!! + こんなのでお尻かき回されたら、 + ボク、ボク……」 +\endtext + +\text +これから襲い来るだろう快感に対し、 +不安と期待とを抱いたサファイアは、 +笑いながらも、ガチガチと歯を鳴らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、では始めるぞ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、待って、お願いだから待ってぇっ!!」 +\endtext + +\text +しかしサファイアの懇願は +むなしく響き渡るだけだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ひぁぁぁあああっ!! + お尻がっ、あひぃーーーーーーーっ! + お尻がめくれるぅぅぅうっ!!」 +\endtext + +\text +ズリュッ、グププッと、 +カイムの肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が桃色の直腸粘膜をこそぐ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぎぎっ、ひぁっ! + あはぁ……あふ、いっ、あひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text +前立腺もしたたかに擦られ、射精したばかり +の幼根が無理やり勃起させられていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふっ、若いわねぇ。 + あれだけ出したのに、 + もうこんなに勃起させちゃって♪」 +\endtext + +\text +精液でドロドロになった膣穴を幼根で +えぐられ、レベッカ自身も快感を覚え始める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、こっ、これはっ、無理やりぃっ! + お尻をチ●ポでほじくられて、 + 無理やり勃起させられてるのぉっ!!」 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニュルルッと、魔王の肉棒は +ゆっくりと力強く抽送を繰り返す。 +\endtext + +\text +敏感な直腸粘膜をゴリゴリと削られ、 +そして前立腺を嫌というほどえぐられ、 +サファイアはボタボタと涎を垂れ流す。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふぁーーーっ、ごめ、なひゃいぃっ! + でも、これっ、あひぃっ!! + 気持ちよひゅぎるのぉっ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっ、んっ…… + 私もだんだん、興奮してきちゃったよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「カイム以外のチ●ポは久しぶりだし……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それにこんな可愛い子がよがってる顔を + 間近で見てると…… + たまらない気分になるわぁ♪」 +\endtext + +\text +サファイアが肛門に肉棒をねじ込まれると、 +必然的に腰が前に押し出され、 +幼根が膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっはっ♪ あくっ、んんっ!! + 可愛いオチ●チンと思ってたけど、 + これだけ硬いと……あんっ、感じちゃう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、おまえのチ●ポが + 大人の女を感じさせているぞ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あふぁっ、ほ、ほんとに? + ボ、ボクの小っちゃいチ●ポでも、 + 気持ちいいの?」 +\endtext + +\text +陶然とした表情を浮かべているサファイアが、 +レベッカを見下ろす。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、んんっ……あははっ、恥ずかしいから、 + 感じてる顔はあんまり見ないでちょうだい」 +\endtext + +\text +レベッカはそう言って顔を隠そうとする。 +\endtext + +\text +しかし今度はサファイアがレベッカの手を +握り返し、動きを封じた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっ、こらっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ハァ、ハァッ……ボ、ボクが……。 + ボクが、レベッカを……」 +\endtext + +\text +それまでやられっぱなしだった +サファイアの瞳に、嬉々とした感情が宿る。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだサファイア。 + レベッカをイかせてみたくはないか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え? なに言ってるの。 + そんなことしなくていいから……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「イ、イかせたいっ!! ボク…… + レベッカのイクところ、見てみたいっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアのその声に、 +周りの魔物たちも同調する。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉおおっ! 俺も見てぇっ!!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「レベッカ姐さんのイキ顔っ、 + 見せてくれぇっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんた達までっ……んひぃっ!? + あっ、あっ……だめっ、 + そんなに突いたら、ダメだってばっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こ、これで、いいの? ボクのチ●ポじゃ + 奥までは届かないけど、あひぃっ、 + こうやって動けば、いいんだよねっ!?」 +\endtext + +\text +サファイアはがむしゃらに腰を動かし、 +ドロドロに濡れた膣穴を突く。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、それでいい。 + ククッ、では俺も少し手伝ってやるか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、サファイアの肛門から +肉棒を抜き、レベッカの尻穴へと突きこんだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっ、あーーーっ、カイムっ、なにしてっ、 + だめっ、これっ、太いぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアのものとは比較にならない +大きさの肉棒が、肛門をこじ開けていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「は、ははっ……ね? すごいでしょ? + カイムのチ●ポ……洒落にならないくらい、 + 凶悪になってるよね……」 +\endtext + +\text +サファイアは汗だくになりながらも、 +幼根で膣粘膜をえぐる。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒がもたらす快感には程遠いが、 +それでもレベッカを喘がせるには十分だった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あんっ、だ、だめっ!! + 抜いてっ、せめてどっちかにしてっ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「でないとっ、あぁんっ!! + 私の股が……裂けちゃうからぁっ♪」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、 +レベッカの顔は悦びに満ちている。 +\endtext + +\text("カイム") +「では動くぞ、レベッカ」 +\endtext + +\text +カイムはレベッカの返事を待たず、 +緩慢に、粘膜の具合を確かめるように +肉棒を動かし始める。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あひぃぃいいっ! お尻とオマ●コがっ、 + 同時にっ、あっ、ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちから一際大きな歓声が上がった。 +\endtext + +\text +普段は酒場の絶対的なおかみとして +君臨しているレベッカが、 +いまは艶っぽい声でよがっている。 +\endtext + +\text +滅多に見られないその光景に、 +魔物たちはかつてないほど盛り上がる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ハァ、ハァっ!! んっ、くっ!! + こ、今度はそう簡単には、イかないから」 +\endtext + +\text +サファイアはレベッカを絶頂させるべく、 +夢中で腰を振っている。 +\endtext + +\text +直前まで太い肉棒を咥え込んでいたためか、 +サファイアの肛門はまだ閉じきっていない。 +\endtext + +\text +カイムの目にはそれが、物欲しげに映った。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんなサファイア。 + レベッカに入れている間は、 + こっちで我慢してくれ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……え?」 +\endtext + +\text +サファイアがカイムへと振り返った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あっ、あっ、あっ!!! + だめ、またイッちゃうからだめぇえっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が、サファイアの肛門をえぐった。 +\endtext + +\text +えぐるのみならず、指がくの字に曲がり、 +グリグリと前立腺を集中して責める。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ハヒィッ、あっ、あはっ!! + ま、まだっ……あぐぅぅううっ!! + まだ、ボクッ……出したく、ないぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、マ●コに搾り取られてばかりでは + ついている意味がないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、せいぜい頑張るがいい。 + 勝者である俺は、好きにさせてもらう」 +\endtext + +\text +カイムはレベッカの肛門を肉棒でかき回し +ながら、サファイアの尻穴を指でほじくる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「んくっ、あぁっ、いいっ!! + 硬いチ●ポ2本に、あひぃっ、 + オマ●コとケツ穴えぐられてっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、んふぅぅぅうううっ!! + オマ●コが、あぁっ、 + さっきよりうねってるぅっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「オチ●チンがっ、はひっ、んっ、あぁっ! + フェラされてるみたいで……あはぁんっ! + 止まらないっ、腰がっ、止まらないよぉ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、 + それは女がイキそうになっている証拠だぞ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を受けて、 +サファイアは歯を食いしばって快感に耐える。 +\endtext + +\text +眠っていた男としての本能が、 +目の前の女をアクメさせたいと願うのだろう。 +\endtext + +\text("サファイア") +「な、ならっ、頑張るっ!! + レベッカ……ボク、負けないからねっ!! + ぜったい、イカせてみせる、からっ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっ、はぁんっ♪ + 可愛い顔して、言うじゃないか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「できるものなら、やってみな。 + でもっ、あひっ……その前にオマ●コで、 + オチ●ポ射精させてあげるっ!」 +\endtext + +\text +ふたりは互いに熱く見つめ合い、 +腰を打ち付けあう。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムだけは自由気ままに +目の前の穴に肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んひぁぁぁあああっ!? + あがっ、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +レベッカからサファイアの肛門に肉棒が移り、 +今まで以上に激しくかき回す。 +\endtext + +\text +サファイアは突然の快感に呆気なく +絶頂しそうになるが、すんでの所で耐えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「はふぅっ、あっ、ぐっ、ああーーーっ! + いまはらめっ、いまはらめっ、 + いまはらめぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +サファイアは頭をブンブンと振り、 +快感を散らそうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、手伝うとは言ったが、おまえの + ケツ穴に入れないとは言っていないぞ?」 +\endtext + +\text +すると今度は、 +レベッカの肛門に肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あひ、あぁっ!! はげしっ、いぃっ!! + すごいぃっ、こんなカリ太チ●ポ、 + 初めてぇっ!!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「んっ、あっ、あーーーーっ! + オマ●コ締まるっ、あぁっ、あーーーっ! + お尻もだめっ、ホジホジしないでぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒が肛門に押し入った分だけ、 +膣穴が圧迫される。 +\endtext + +\text +当然中に入っている幼根は締め付けられ、 +快感が押し寄せる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「んへっ、あぁっ、お尻、お尻ぃっ!」 +\endtext + +\text +加えて、ちょうどいい場所にあるせいか、 +カイムはさも当然のようにサファイアの肛門 +を指でほじくる。 +\endtext + +\text +肉棒と違って狙って前立腺を刺激できる分、 +指でほじくられる方が凶悪と言えた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「オマ●コもっ、だめっ、 + 気持ちよひゅぎるよぉっ!!」 +\endtext + +\text +酒の次は快感で酔い、 +サファイアのろれつが回らなくなる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ、そろそろ……だねぇっ!? + 私のオマ●コの中でっ、 + 可愛いチ●ポがビクビク震えちゃってるよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ら、らめぇっ、なのぉっ……♪ + 射精、したく、なひっ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ま、まだっ、ピュッ、ピュッて、 + したくないのぉっ♪」 +\endtext + +\text +しかし、 +カイムは容赦なくサファイアを責めぬく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あーーーーーーーーーーーーーーっ!! + お尻ぃっ、ボクのけちゅ穴っっ! + ひろがるぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒がズヌヌヌヌッとサファイアの肛門を +えぐり、そのまま激しく出入りする。 +\endtext + +\text("サファイア") +「きもぢいいっ!! あぁっ、あーーーっ! + 頭がおかしくなるぅっ!!」 +\endtext + +\text +涙が流れ、鼻水が垂れ、 +そして涎がボタボタと溢れ出る。 +\endtext + +\text +幼根をねぶられ、肛門を掘られる快感は +サファイアをかつてないアクメへと押しやる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「イ、イッへ……お願いらからぁっ! + も、もうっ……イッて、イッてぇっ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「んっ、あぁっ! す、すごいわっ! + 私のオマ●コ、硬いオチ●ポで + めちゃくちゃにされてるっ♪」 +\endtext + +\text +限界を超えて射精を我慢している幼根は、 +大きさこそないものの、 +硬さはカイムと同等か、それ以上だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、よく頑張ったなサファイア。 + では先ほども言ったとおり、 + 最後の一押しを手伝ってやる」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ああっ……とどめ、刺されちゃう♪ + こんな硬いチ●ポと、あんなぶっとい + チ●ポに責められたら……」 +\endtext + +\text +期待に満ちた表情で、レベッカは肛門を +ヒクヒクと収縮させる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひぁぁぁあああっ!! あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴から垂れた精液と愛液が潤滑液となって、 +レベッカの肛門の奥深くまで肉棒が入り込む。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、ひぎぃぃぃいいいっ!! + あっ、あぁっ、ケツ穴っ、指ほじぃっ♪」 +\endtext + +\text +ブチュブチュッと、 +下品な音を立てて2本の指が肛門をほじくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、そろそろ終わりにしようか。 + 二人そろって、イクがいいっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒と指に力を込め、 +激しく激しく、粘液が飛び散るほど苛烈に +穴をほじくった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぎひっ、あーーーーーーっ♪ + イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私もっ、あぁんっ♪ + みんなの前で、イかされちゃうっ♪」 +\endtext + +\text +ふたりの肛門が、 +ギュウッと凄絶な収縮を見せた。 +\endtext + +\text +そして次に膣穴がギュッと締まり、 +その粘膜を硬い幼根がえぐった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、出る出るっ!! + ケツ穴指ほじされへっ、 + 無理やり射精さへられるぅぅぅうううっ♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぁっ、いっくぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あひぃっ、あーーーーーーーーっ♪」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は射精の直前に引き抜かれ、 +抱き合うふたりへと精液を飛ばした。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あぐっ、ひぅぅううっ!! + 出てるぅっ♪ ボクの精液っ、 + オマ●コにピュッピュッて出てるよぉっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっはぁ♪ 種付けされてるわっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「アナル掘られて、 + 無理やり出されてるオチ●ポ汁っ、 + いっぱい注ぎ込まれてるッ♪」 +\endtext + +\text +ゼリーのように濃厚な精液が、 +次々に膣内に流し込まれる。 +\endtext + +\text +2度目となる射精で膣穴はいっぱいになり、 +ゴポッと精液があふれ出る。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あふぁっ……気持ちっ、いいっ!! + あぁんっ、私のイキ顔、見られてるっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「す、すごひっ……ボ、ボクがっ…… + ボクがイかせたのっ!?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、ボクのチ●ポ気持ちよかったっ? + ボクに種付けされて、感じちゃったの?」 +\endtext + +\text +サファイアはできる限り奥に精液を +流し込もうと、必死に腰を振る。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「えぇっ、イッてるっ!! + 私っ、あぁんっ!! + あなたのチ●ポでイかされちゃったのっ!」 +\endtext + +\text +カイムの助力があったとはいえ、確かに +サファイアの幼根でレベッカは感じていた。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふぁっ……ボクも、あぁっ!! + レベッカのオマ●コで、イッちゃったっ!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あうっ、オマ●コに吸われてるっ……。 + オチ●ポしゃぶられて、 + 精液、ズルルルルッて吸われてるよぉっ♪」 +\endtext + +\text +汗だくになりながら、 +ふたりは性器を擦り合わせた。 +\endtext + +\text +最後の一滴まで膣穴に注ぎ込んだサファイア +に、レベッカは軽くキスをするのだった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、ふぁ……ハァ、ハァ……」 +\endtext + +\text +ふたりは雨の様に降り注いだ精液に +濡れながら、身体を重ね合わせる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふっ、まだ勃起してる。 + そんなに私のオマ●コ、気に入った?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだサファイア。 + 久しぶりの女の中は」 +\endtext + +\text("カイム") +「たまには責める側に立つのもいいだろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「う、うん……レベッカの中、 + すごく……気持ちよかった……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あは、は……す、凄い視線の数……。 + こんな中で、オマ●コしながら、 + お尻の穴、ほじくられてたのか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえになら、これからもレベッカの + マ●コをつかわせてやってもいいぞ?」 +\endtext + +\text +サファイアはその言葉に目を丸くする。 +\endtext + +\text +しかししばらくしてゆっくりと +首を横に振った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「魅力的だけど、ボクはやっぱり、 + カイムに責められる方が好きだから」 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムに可愛がられる時、 + いっぱい気持ちよくなりたいから、 + カイム以外の人とはしないって決めたの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、それは残念ね♪ + せっかく可愛い男の娘を + おもちゃにできると思ったのに♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + だがそれでこそ俺のサファイアだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「男の娘は責められてこそだからな。 + おまえはよくわかっている」 +\endtext + +\text +カイムはうんうんと頷く。 +\endtext + +\text("サファイア") +「べ、別にそんな事、 + 考えたことないんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいか? 男の娘というものはだな……」 +\endtext + +\text +カイムはそう切り出し、周りの魔物たちに +男の娘の何たるかを力説し始める。 +\endtext + +\text +サファイアの魅力を目の当たりにした +魔物たちは熱心に聞き入り、 +\endtext + +\text +セックス鑑賞会はそのまま男の娘勉強会へと +中身を変え、男たちは酒場に入り浸る。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「まったく、昼間からセックスして、 + 飲んだくれて……ろくでもないわね♪」 +\endtext + +\text +レベッカがカイムたちを見て笑うと……。 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも、 + そうできる世の中になったってことだよね」 +\endtext + +\text +サファイアがそう答え、 +レベッカは頷くのだった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「えぇ、このろくでなしたちのおかげでね♪」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_04.txt new file mode 100644 index 0000000..6a720ba --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_04.txt @@ -0,0 +1,2610 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_04") + +\text +とある日の夜、 +カイムは風呂場へと向かっていた。 +\endtext + +\text +1日の汚れを落とし、夜伽の相手を +誰にしようかなどと考えていた頃、 +ティーリアとエルにばったりと出くわした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら、カイム様」 +\endtext + +\text("エル") +「こんばんは、カイム様」 +\endtext + +\text +仲良く談笑しながらやってきたティーリアと +エルは、カイムに気付いて会釈する。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達もこれから風呂か?」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! これからティーリア様の + お背中を流して差し上げるんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、そしてあわよくば + レズレズで百合百合な状況に + もっていこうというわけだな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「えっ……? + そうだったの、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「もう、カイム様じゃないんですから + そんなこと考えてませんよ」 +\endtext + +\text("エル") +「ちょっとお胸を触らせていただこうとか、 + せいぜいその程度です」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、え……っ?」 +\endtext + +\text +カイムと同好の士であるエルは、 +着々と幻像石の影響を受けつつある。 +\endtext + +\text +恐ろしいのは、本人には影響を受けている +という自覚が全くないということだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。大いに結構。 + 俺は女同士がニャンニャンする行為も + 大好きだぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「だからそういうのじゃないですって。 + ねぇ、ティーリア様?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、えぇ……そ、そう……ね?」 +\endtext + +\text +ティーリアは話についていけず、 +困惑気味にうなずいた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、でもカイム様的には + このままティーリア様となさりたいんじゃ + ないですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。まぁ確かにそうだな。一緒に風呂 + という美味いシチュエーションで + 何もしないというのはポリシーに反する」 +\endtext + +\text("エル") +「じゃあ、私は後で入りますね。 + おふたりで楽しんできてください」 +\endtext + +\text +そう言って気を使い、 +帰ろうとするエルの襟首をカイムが掴んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや待て。おまえも一緒に来い。 + 今日は一緒に楽しむぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「えぇ? 3Pですか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? さ、さん……ぴー?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ティーリアもそれでいいな?」 +\endtext + +\text +専門用語を当たり前のようにつかうカイムと +エルに距離を感じながら、ティーリアは頷く。 +\endtext + +\text +それが何を指すのかわからずとも。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はい。私は一向にかまいませんわ」 +\endtext + +\text +恐らく話の流れから一緒にセックスを +するのだろうとの考えに至り、 +ティーリアはエルに微笑みかける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「今夜は一緒に、楽しみましょうね♪」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、やる気満々だな。 + 見ろ、俺の息子もやる気に満ちて……」 +\endtext + +\text +カイムは風呂はまだだというのに、 +なぜかその場で服を脱ぎ始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、変態がいるわ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ええ、そのようですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ? おぉ、マガヒメにイツキか」 +\endtext + +\text +下半身を丸出しにしたカイムが振り返る。 +\endtext + +\text +するとそのやる気に満ちた息子も、 +そちらに頭を向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を変態呼ばわりするのは + やめてもらおうか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、ええ……身の危険を感じるので + 発言を撤回させていただくわ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う……いつ見ても、大きい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえ達も風呂か? + ならば俺たちと一緒に来い。 + ともに楽しい一夜を過ごそうではないか」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私は別に、いい。 + マガヒメ殿たちだけで……」 +\endtext + +\text("エル") +「ぶーぶー、そうですよぉ。 + 私たちが先に誘われたんですからぁ」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様も、そう思いますよね?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? わ、私はどちらでも……」 +\endtext + +\text +ティーリアは困惑気味に答えるが、 +出来ればカイムと少人数で楽しみたいと +顔に出ている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう言われてもねぇ。 + 私達の主様が一緒にって仰ってるのに、 + むげに断ることはできないじゃない?」 +\endtext + +\text +マガヒメはイツキの手を握り、引っ張る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あの私はほんとに……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こういうのは引いたら負けよ? + ほら、しっかり立ってなさい」 +\endtext + +\text +マガヒメはイツキにそう耳打ちし、 +お尻をパシンと叩いた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひぅっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、 + これは楽しいことになりそうだな」 +\endtext + +\text +カイムを挟んでにらみ合うエルとマガヒメを +見ながら、カイムはひとりにやにやと +笑っている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん? こんな通路のど真ん中で + なにをしておる、お主ら?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、マーガレッタさん」 +\endtext + +\text +マガヒメを子犬の様に威嚇していたエルが、 +後ろからやってきたマーガレッタのもとへと +駆け寄る。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おぉ、エル。お主もおったのか」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。マーガレッタさんが + グラス様と一緒って、珍しいですね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「グラスがキロスから戻ると言うのでな。 + 私が護衛についていたという訳じゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、グラスも一緒か。 + 今日は大入りだな」 +\endtext + +\text +マーガレッタの後ろから、 +グラスがヒョコッと顔をのぞかせた。 +\endtext + +\text +ふたりの視線は、カイムの顔から、 +ゆっくりと下がり、股間で止まる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うん。 + 本当に、なにをしておるんじゃお主……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……フフ、カイムは今日も元気だな」 +\endtext + +\text +げっそりするマーガレッタと、微笑むグラス。 +\endtext + +\text +対照的な少女の視線を受けて、 +カイムは手招きする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいい、おまえ達も + 一緒に風呂に来い」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「この人数でか? まぁ風呂はでかいし、 + 問題はなかろうが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「たくさんの人とお風呂は、 + 楽しいから好きだ」 +\endtext + +\text("エル") +「ん~、確かにそうですが、ティーリア様の + お楽しみを考えると……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「フフッ、ありがとう、エル。 + でもグラスさんのおっしゃる通りだわ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「皆さんお忙しい方ばかりですし、 + こうして一緒にお風呂に入る機会も + そうないことでしょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「であれば、私はその機会を大事にしたいと + 考えます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「へぇ、言うわねティーリア。 + 私も同感だわ。三国の元女王が一緒に + 湯あみなんて、そうある事じゃないものね」 +\endtext + +\text("グラス") +「それでは、早く行こう」 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスの風が冷たかったのでな。 + 私もマーガレッタも、 + 身体が冷えているのだ」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様がそうおっしゃるなら……。 + あ、マーガレッタさん本当に冷たいですね」 +\endtext + +\text("エル") +「さあ、行きましょう。 + 私がお背中流してあげます」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。ではお言葉に甘えようか」 +\endtext + +\text +エルはマーガレッタの手を引っ張り、 +風呂場へと歩いていく。 +\endtext + +\text +下半身を露出したままのカイムは +残りの女性たちを連れ、その後に続いた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、あれ……どうして、 + こんなことになったんでしょうか……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私に聞くでない」 +\endtext + +\text +並んで湯に浸かったエルとマーガレッタが、 +ポツリとつぶやきをかわした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁっ、んっ……カイム様。 + 私のおっぱいで、 + お身体綺麗にして差し上げますね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うわ、なにこれ……。ちょっと見ない間に + また大きくなってない?」 +\endtext + +\text("グラス") +「たしかに、先の方が太くなってるな」 +\endtext + +\text +マガヒメとグラスは肉棒を握りつつ、 +ゆっくり上下に擦っている。 +\endtext + +\text +事の始まりは、 +誰がカイムと最初にセックスするか、 +というものだった。 +\endtext + +\text +当然マガヒメは権利を主張し、 +それに対して、ティーリアやグラス側に立つ +エルやマーガレッタも手を挙げた。 +\endtext + +\text +そんな中、自分を最も楽しませた者を +最初に犯してやるとカイムが言い、今に至る。 +\endtext + +\text("エル") +「まったく、三国の元女王をはべらせて + 奉仕させるなんて、なんて羨ましい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「のぅ、気づいておるか? + お主最近カイムの奴に似てきておるぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「えー、まさか。 + 私は至って正常ですよ。 + カイム様みたいな変態じゃないです」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……それは本気で言っているのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「え……」 +\endtext + +\text +外野がそんなやり取りをしている中で、 +元女王たちの戦いは熾烈を極めていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、んんっ……ほら、見てくださいませ + カイム様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ティーリアのおっぱいから、 + 甘いあまぁい、母乳が出てます」 +\endtext + +\text +カイム自身を男根に見立て、 +胸の谷間で身体を挟んで擦る。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、素晴らしいなおまえの胸は。 + これほどエロい胸を俺は見たことがないぞ」 +\endtext + +\text +最大級の賛辞を受け、ティーリアははにかむ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あはぁ♪ お褒め頂き、光栄ですわ。 + あんっ、カイム様…… + 今オマ●コクチュクチュしたらダメですぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、よいではないか。 + おまえの身体は俺のものなのだからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、カイムったらえらくティーリアに + ご執心ね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねぇグラス? + ここは共同戦線といかない?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふたりでこのチ●ポ、 + 本気で責めてあげましょ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「それはいいな。私もカイムがティーリア + ばかりに構っていて、嫉妬していた所だ」 +\endtext + +\text +マガヒメとグラスは互いに微笑みあい、 +肉棒を握る手に力を込めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「クスッ、貴方が嫉妬だなんて……。 + 本当に変わったわね」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムに愛されれば、変わらざるを得まい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「フフッ、そうね。本当に、そうだわ。 + それじゃ……行くわよ?」 +\endtext + +\text +マガヒメとグラスは頷きあうと、 +そろって舌を出し、肉棒を舐めはじめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ!?」 +\endtext + +\text +レロォッと、生温かな舌が肉棒を這った。 +\endtext + +\text +その快感に、カイムは思わず声を上げた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、どうかしら? + 貴方仕込みのフェラの味。 + たっぷり堪能してね?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ジュルッ、ピチャ…… + レロレロ……チュッ、ジュルルッ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おぉ、いいぞグラス。 + そのまま射精させれば勝ちは見えたも + 同然じゃ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あぁ……マガヒメ殿……。 + こんな大勢の前で……」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様っ!! ここは押して押して + 押しまくるべきですっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「マ●コでカイム様の足を擦って下さいっ!」 +\endtext + +\text +外野のエルの指示に一瞬戸惑うも、 +ティーリアは言われるがままにカイムの足を +またぐ。 +\endtext + +\text +そして弄られて濡れた秘裂を押し当て、 +ニュルニュルと滑らせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こ、これでいいのかしら? + で、でもエル……? + これ、すごく恥ずかしい……」 +\endtext + +\text("エル") +「今更何言ってるんですかっ! + 今まで人前で何度も + マ●コ晒してきたでしょうっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「さぁ、次はキスですっ!! + そのだらしないおっぱいとマ●コで + 身体を擦りながらキスを迫るんですっ!!」 +\endtext + +\text +エルは硬く拳を握り、 +ティーリアに指示を飛ばす。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「うぅ、ううっ、わ、わかったわ……。 + あ、あのカイム様……き、キス……。 + キス、していただけませんか……」 +\endtext + +\text("エル") +「ちっがーうっ! 自分が行くんですよっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「普段おとなしいティーリア様が積極的に + キスをしてくる、このギャップにこそ + カイム様は萌えるんですっ!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はいっ、あ、えとっ…… + し、失礼しますっ!!」 +\endtext + +\text +ティーリアは思い切ってカイムの唇を +奪いに行った。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん、ンんっ、ンチュッ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text("エル") +「くっはー、行ったーーーーーーっ!! + いいですよティーリア様っ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「そのままキスしまくってカイム様を + メロメロにしちゃってくださいっ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「あー、いいなぁもぅっ!! + 私もキスしてほしいなぁっ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「今度私にもして下さいねティーリア様っ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……お主……毒されすぎじゃろ……。 + もうなんというか、手遅れ感が半端ないぞ」 +\endtext + +\text +マーガレッタのつぶやきも、 +興奮したエルの耳には入らない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ヂュルッ、チュッ……んはぁ、はぁっ。 + あぁ、すっごいわね、これ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……レロォ…… + 舌が、じんじんするくらい、熱い……」 +\endtext + +\text +手でしごきながら、 +亀頭を舌で舐める元女王ふたり。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐっ……流石は俺が直接仕込んだだけ + あるな」 +\endtext + +\text +カイムは三人の奉仕を受けながら、 +短くうめいた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁん、カイム様。逃げちゃいやですぅ」 +\endtext + +\text +ティーリアも最初こそ恥じらっていたものの、 +完全に身体が火照ってしまったのか、 +積極的に身体を動かし、キスをする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「チュルッ……んちゅ、チュウッ……♪」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ジュプッ、ジュルルルッ、 + んはぁ、チュッ、レロッ……ヂュルルッ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁ、はぁ、ヂュルッ、 + チュプ、レロレロ、レロォッ、んはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ、まずいな。 + このままでは、早々に……」 +\endtext + +\text +とびきりの美女に囲まれ、 +奉仕を受けるというシチュエーションは、 +カイムに最大級の興奮をもたらす。 +\endtext + +\text +射精の欲求が見る見るうちにつのり、 +肉棒がビクビクと跳ね始める。 +\endtext + +\text("グラス") +「ピチュッ、チュルルルッ、んはぁ……。 + チ●ポがビクって、してきたな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「クスッ、もう少しで出るわよ? + レロォッ、ぢゅるるっ、ヂュルルルルッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「イ、イクんですか? + あんっ……私も、んんっ!! + 私も、あぁっ……イッちゃいそうですっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ……おぉっ!!」 +\endtext + +\text +ふたりがかりの激しい手コキとフェラの +快感によって、カイムはあっという間に +射精させられてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ、んんーーーーーーーーっ!! + イクッ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ニチュニチュと腰をくねらせ、秘裂を +擦りつけていたティーリアがアクメする。 +\endtext + +\text +それとほぼ同時に、肉棒から精液が迸った。 +\endtext + +\text("グラス") +「あぁんっ……すごい、勢い……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これで私たちを堕としただけあって、 + すごい勢いね」 +\endtext + +\text +撃ち上げられた精液は、 +ティーリアの身体にまで届き、 +その肌を汚していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっはぁんっ♪ + カイム様の熱いのが、 + 私の顔にまで届いて……」 +\endtext + +\text("グラス") +「はぁ、はぁっ……もっと出して……。 + 精液、いっぱい……ジュルルッ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぶっといチ●ポしごいて、 + チ●ポ汁搾り取ってあげるわ♪」 +\endtext + +\text +グラスとマガヒメは射精中も肉棒を擦る。 +\endtext + +\text +ビュルッ、ビュククッと激しい勢いで +白濁液は溢れつづけ、女たちの顔や身体に +降り注いだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ、はぁ……カイム様、いかがでした? + 私達のご奉仕、気に入って頂けましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、こんなに簡単にイかされるとは + 思わなかったぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんなに早く終わっちゃうと、誰が一番 + 楽しませたかなんてわからなくない?」 +\endtext + +\text("グラス") +「私は頑張った」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、そうだな。すまんが甲乙つけがたい。 + ここは三人とも素晴らしかったという事で」 +\endtext + +\text +カイムは手近なティーリアの腰に手を回す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ……カイム様♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「一番近くにあったこの尻から、 + チ●ポを突っ込んでいこうと思う」 +\endtext + +\text("エル") +「くんくん、嘘の匂いがします」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あぁ、間違いないな。 + 最初から一番なんて決める気は + なかったんじゃろう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうなのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ、全く、これだから男は。 + 結局自分の欲望を満たすことしか + 考えてないんですから困ったものです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主もな」 +\endtext + +\text("カイム") +「では最初はティーリアと、 + エル、おまえも来い」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはい。私はカイム様の下僕ですからね。 + 呼ばれれば行きますとも」 +\endtext + +\text +エルは立ち上がり、 +バシャバシャとお湯を蹴りながら +カイムとティーリアのもとへ行く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぁっ、あぁんっ!! + カイム様っ♪ 太い、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは洗い場に横たわったティーリアの +胸を揉みながら、肉棒を膣穴にねじ込んだ。 +\endtext + +\text +一度絶頂するほど身体が火照っている +ティーリアの膣穴は、 +すんなりと肉棒を受け入れた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぃっ、あはぁぁぁあああっ! + オマ●コ、広がって……これ、いつもより、 + あぐっ、あはぁぁぁあああんっ♪」 +\endtext + +\text +ニュルルルルッと前進を続けていた肉棒が、 +ついに子宮口に到達した。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やっぱり、大きくなってると思ったのは、 + 気のせいじゃなかったのね……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ティーリア、すごく気持ちよさそうだな」 +\endtext + +\text +直前まで肉棒を舐め、しごいていたふたりは、 +その太さと硬さを知っている。 +\endtext + +\text +その肉棒が膣内に入り込めばどうなるか、 +想像を膨らませ、ふたりの元女王は股間を +濡らす。 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃあ私は、 + カイム様にご奉仕しますね」 +\endtext + +\text("エル") +「オチ●ポへの奉仕はティーリア様に + お任せするとして、私はこっちを……」 +\endtext + +\text +エルはそういうと、カイムの尻に顔を近づけ、 +肛門を舐めはじめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、エル……おまえいつの間に + そんな知識を……」 +\endtext + +\text +舌先をチロチロと動かし、 +すぼまりを舐めるエルに、カイムは驚く。 +\endtext + +\text("エル") +「とあるルートで特殊な幻像石を + 手に入れましてね。その中のひとつに、 + こういう事をしているのがあったんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ、なんというか屈辱的だが、 + これはこれでいいなっ!」 +\endtext + +\text +グロくなければ大体オッケーという +カイムのアバウトな性格が、 +ここにきてまた1つ特殊な性癖を開花させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「エル、そのまま舐め続けろ。 + 俺がティーリアのマ●コに + たっぷりと種付けするまでな」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぁい、あふぅ、ジュルルッ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁっ……こ、こんな太いオチ●ポに + えぐられたら、私狂ってしまいそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、狂えばよい。 + さぁ、行くぞ。魔王のチ●ポで、 + 滅多刺しにしてやる」 +\endtext + +\text +カイムはゆっくりと腰を持ち上げると、 +鋭く肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっ、あーーーーーーーーっ!! + 入ってくるっ、太いのが、私の中っ、 + あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ニチュ……ニュルルルルッと、 +緩やかに肉棒を動かす。 +\endtext + +\text +しかしそれだけで、 +ティーリアは涎を垂らし、絶叫する。 +\endtext + +\text +グニュリと揉みしだかれた乳房からは +母乳が溢れ、滴となって床に落ちていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ、はぁっ……あぁんっ!! + ご、ごめんなさいっ、私だけっ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私だけ、こんなに、感じてっ、あぁっ! + でもっ、でもっ……あひぃっ!?」 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が、 +ヌルヌルの粘膜を引っ掻く。 +\endtext + +\text +白濁した愛液が掻き出され、 +それだけでティーリアが味わっている快感が +うかがえる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、相当……みたいね……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はい……。 + なんだか私、怖くなってきました……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「グラスはどうじゃ? + ティーリアの反応を見て、怖気づいたか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そ、そんなことはない……。 + 私はカイムに、抱かれ慣れているからな」 +\endtext + +\text +ティーリアの悶えように驚きながらも、 +それから目を離せない女たち。 +\endtext + +\text +複数の視線に晒されながら、 +ティーリアは甘い嬌声をあげさせられる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁっ、ひぃっ……んっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか、ティーリア?」 +\endtext + +\text +ズププププッと、肉棒を根元まで突き刺す。 +\endtext + +\text +愛液がドロッと押し出され、 +ティーリアの肛門を濡らした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぅうっ、あっ、はひぃぃいいっ!! + き、気持ちいい、ですっ!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ティーリアのオマ●コが……カイム様の + オチ●ポでかき回されて、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「んふぁ、はぁ、はぁ……。 + ピチャ、ジュルッ、レロレロ……」 +\endtext + +\text +エルがカイムの肛門を舐めると、 +肉棒がビクンッと膣内で跳ねる。 +\endtext + +\text +血管の浮いた雄々しい肉棒に貫かれ、 +ティーリアは蕩けきった表情で鳴く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁんっ!! オチ●ポが、 + オマ●コの中で凄く、跳ねてますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルの奴が容赦なく舐めてくるのでな。 + ぐぅっ……全く、勉強熱心過ぎるのも、 + 困りものだな」 +\endtext + +\text +気を抜けばまたすぐに射精してしまいそうな +快感が、肛門から送り込まれてくる。 +\endtext + +\text +カイムはギリッと歯を食いしばり、 +射精の欲求を抑えながら膣穴を突く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっ、あひぃぃいいっ!! + オマ●コの奥が、押しつぶされ……ちゃ、 + あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅっ、ふぅっ…… + このまま、イかせてやるぞティーリア」 +\endtext + +\text("カイム") +「中にほしいか? んん?」 +\endtext + +\text +子宮口を執拗にこねつぶしながら、 +ティーリアから言葉を引きずり出す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はいぃっ!! 欲しい、ですっ!! + カイム様の精液、マ●コにほしいですっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアは他人の視線を感じながら、 +膣内射精を懇願させられる。 +\endtext + +\text +自分がどれほど淫らな姿をさらしているかを +自覚し、そして興奮を募らせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ビュクッて……思い切りっ、 + 濃いのを出してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……」 +\endtext + +\text +ルザリオ国の清純な元女王に対する +カイムの調教が完璧であることを、 +周りの女たちは知る。 +\endtext + +\text("グラス") +「……はぁ、んっ……はぁ……」 +\endtext + +\text +そしてティーリアに自分を投影し、 +犯されている自分を想像し、 +股間を更に濡らすのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁっ、あはぁっ!! + イクッ、イッちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、ティーリアの身体が痙攣する。 +\endtext + +\text +決して荒々しいわけではない、 +むしろ緩慢とさえ思えるカイムの腰使いに、 +ティーリアは白目を剥くほど感じている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、お許しを、くださいぃっ!! + イ、イッてもっ……あぁっ!! + イッてもいいですかっ!?」 +\endtext + +\text +ティーリアの身体の痙攣は、 +次第に間隔が狭くなっていく。 +\endtext + +\text +それを見て、カイムはニヤリと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、いいぞ。思うさまイクがいい。 + あそこで股を濡らしているあいつらに、 + イキ顔を晒せ」 +\endtext + +\text +カイムはしつこく、ねちっこく +肉棒で膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text +乳房を揉み、乳首を指でこね、 +甘い母乳を搾り出す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひぁっ、ありがとうございますぅっ!! + イ、イクッ! オマ●コイクぅっ!」 +\endtext + +\text +涙と涎で顔を濡らしたティーリアは、 +凶悪な肉棒によるトドメの一突きで +アクメさせられた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっぐっ、あふぁぁぁぁぁあああああっ!」 +\endtext + +\text +膣穴にゴリュッと、肉棒がねじ込まれる。 +\endtext + +\text +そして膣奥に向かって、 +勢いよく精液が放たれる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁっ、イクッ、イックゥゥゥウウウッ! + 種付け、気持ちいいですぅっ!」 +\endtext + +\text +しつこく膣穴をほじくりまわされた末の +アクメは、ティーリアの理性を +あっという間に溶かしつくした。 +\endtext + +\text +頭の中が真っ白に染まるほどの快感を +味わいながら、ティーリアは涎をたらし、 +母乳を噴き出し、身体を痙攣させ続ける。 +\endtext + +\text("エル") +「はぷっ、はふっ……ジュルルッ、レロレロ。 + んふぁ、ティーリアひゃまの中に、 + いっぱい、出してくらひゃいね」 +\endtext + +\text +カイムが射精している最中にも、 +エルは肛門を舐め続けた。 +\endtext + +\text +舌先をとがらせ、中にまでねじ込み、 +クチュクチュとかき回す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっはぁんっ!! カイム様の精液が、 + 子宮に溜まって……あ、あひっ♪」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お腹、熱いっ♪ あぁっ!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと精液は迸り続け、 +膣内のみならず子宮内まで満たした。 +\endtext + +\text +それでも精液は出続け、 +ゴボゴボと膣外へと溢れ出ていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あはぁ、んっ、あっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様、嬉しそう♪ + カイム様も気持ちよかったみたいですね。 + お尻がビクビクしてましたし」 +\endtext + +\text +満足げなティーリアを見ながら、 +エルが微笑んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「尻穴を責められる趣味はなかったが、 + 中々によかったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが一方的にやられるのは + 好きではないのでな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度たっぷりと、 + おまえの尻穴をもてあそんでやる」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様はほんとに女の子のお尻の穴、 + 好きですよね」 +\endtext + +\text +エルが自分の小さいお尻を見ながらそう言う。 +\endtext + +\text +カイムはティーリアからマガヒメに +視線を移しながら笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「尻穴は女が最も隠したがる場所だからな。 + そこを無理やりいじくりまわして、 + 楽しくないわけがない」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、今度はマガヒメ。 + そしてイツキ、おまえ達の番だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ほんと……あなたって悪趣味なんだから」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私は別に……マガヒメ殿だけで……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もう、何言ってるのよ、イツキ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんな機会滅多にないんだから。 + お祭りお祭り♪ みんなで一緒に + 楽しみましょうよ♪」 +\endtext + +\text +マガヒメはイツキの手を引っ張り、 +湯船から上がった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ほ、ほんとにこんな格好でするんですか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ほら、もっと股開きなさいよ。 + オマ●コクパァッて……ふふっ、そうそう」 +\endtext + +\text +イツキの足の間に膝をつき、 +そしてそのまま足を開かせる。 +\endtext + +\text +するとカイムの目の前に、 +ふたりの美女の秘裂が晒される。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、これはまた見事な眺めだな。 + さて、どちらに出してやるか……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あんっ、もちろん私に、ね? + あんにすごいの見せられたら、 + もう欲しくてたまらないわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねぇ……その大きくなったオチ●ポ、 + 私のオマ●コにハメて?」 +\endtext + +\text +マガヒメは積極的に尻を突き出し、腰を振る。 +\endtext + +\text +その一方で、イツキは消極的だ。 +\endtext + +\text +しかし、彼女自身もカイムの女であり、 +散々快楽を教え込まれた身。 +\endtext + +\text +ティーリアの悶えようを見て、 +身体がひどく興奮してしまっていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、私も……中に、欲しい……。 + オマ●コの中に、精液を、ください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、二人の美女に種付けを乞われるとは、 + 男冥利に尽きるな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あらイツキ。私と競おうっていうの?」 +\endtext + +\text +マガヒメがイツキを見下ろし微笑むと、 +イツキは視線をそらす。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そういう訳ではありません。 + でも、私も……カイム殿の女ですから……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、チ●ポが欲しくてたまらない + 身体にされちゃってるってわけね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私の親友をよくも調教してくれたわね。 + こうなったら、私もイツキも、 + 満足させてくれなきゃいやよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、分かっている。 + ではふたりともにくれてやる。 + 俺のチ●ポと精液をな」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、まずはマガヒメの +膣穴に太い肉棒を突きいれた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁんっ、ふぁぁぁあああっ♪」 +\endtext + +\text +ヌリュリュッと、肉棒が膣奥に滑り込む。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口にキスをしたところで、 +すぐにカイムは抽送を開始する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、あぁぁぁあああっ!! + あはぁ、あぐっ、んっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +火照らされた身体に、 +突然の快感が襲いかかる。 +\endtext + +\text +マガヒメは普段の平静さを微塵も +感じさせない乱れ様を、衆目に晒した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あんっ、あっ、あぁんっ♪ + これっ、これっ……すごいのっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「先っぽが、ほんとに、ひっ、あぁっ!! + グリュグリュって、 + オマ●コの中引っ掻いてるのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、イツキも欲しいか? + 欲しいならば、 + 今すぐにでもくれてやるぞ?」 +\endtext + +\text +自らの支配者たるカイムに見つめられ、 +イツキはゾクッと身体を震わせた。 +\endtext + +\text +そして見入られたかのように、 +コクンとひとつ頷く。 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はい……欲しい、です……。 + イツキのマ●コに、はぁ、はぁ…… + カイム殿のチ●ポ、ください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、よく言えたな。 + では入れてやるぞ。 + ヒィヒィ言わせてやるから覚悟しろ」 +\endtext + +\text +カイムはズルリとマガヒメの膣穴から肉棒を +引き抜くと、そのまま下にスライドして +イツキの肉穴へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっひぃっ!? んっ、あぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュリュッと、肉棒が膣穴を広げた。 +\endtext + +\text +マガヒメの時と同様に、 +カイムはすぐさま抽送を始める。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はひっ、んっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +グチュグチュッと、膣粘膜がかき回される。 +\endtext + +\text +イツキの膣穴も愛液に満たされており、 +肉棒を柔らかく、しかし適度な圧迫感を +もって包み込む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ハァ、ハァッ……ね? + ものすごく、凶悪なチ●ポでしょ?」 +\endtext + +\text +マガヒメが、感じているイツキを見ながら +そう訊ねた。 +\endtext + +\text +イツキは下半身から全身に伝播する快感に +よがらされながら、何度も何度もうなずいた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はひぃっ! きもちいいっ! + すごく気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「クスクスッ、 + あなたもそんな顔、するのね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「普段は剣が恋人みたいな顔して、 + チ●ポ突っ込まれたらトロトロの + オマ●コ顔になって……いやらしいわ」 +\endtext + +\text +マガヒメは興奮しきった顔で、 +イツキの頬をペロリと舐めあげた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あはぁんっ、マガヒメ殿っ、あぅっ!! + み、見ないで下さい…… + 私の、こんな顔……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「フフッ、嫌よ。こんな珍しいもの、 + 見ないわけにはいかないわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに、恥ずかしがることなんてない。 + あなたとっても、かわいいから」 +\endtext + +\text +マガヒメは軽くイツキの唇にキスをし、 +カイムへと振り返る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁんっ……カイム……。 + そろそろ私に……入れてくれないかしら?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「オマ●コが疼いて、仕方がないのよ」 +\endtext + +\text +自分で股を開き、尻を突き上げる。 +\endtext + +\text +それを見たカイムはニヤニヤと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、よかろう。 + ふたりとも満足させると言ったからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、イツキから肉棒を抜く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁっ、はっ、あはぁぁああんっ♪ + いいっ、気持ちいっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +マガヒメの艶めかしい肉づきの身体が +弓なりに反る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁっ、んっ、んんっ!! + 気持ちいいっ、カイム、素敵よっ……」 +\endtext + +\text +膣肉をえぐられながら、 +マガヒメは腰を右に左にと動かす。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マ、マガヒメ殿も……その、素敵です……。 + とてもかわいくて……」 +\endtext + +\text +乱れるマガヒメを見上げていたイツキが、 +遠慮がちにそう言った。 +\endtext + +\text +普段そんな事を言わない +イツキの賛辞の言葉に、マガヒメは一瞬驚く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あはぁっ、ありがとイツキ♪ + んっ、ンチュウッ……ジュルルッ」 +\endtext + +\text +マガヒメは再度イツキにキスをする。 +\endtext + +\text +しかし今度は濃厚な、 +愛し合う恋人同士がするそれだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぷはっ、あむっ、ンんっ!! + マガヒメ殿っ、あんっ……」 +\endtext + +\text +マガヒメはイツキの口の中に舌をねじ込み、 +舌同士を絡ませた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あふぁ、イツキ……んっ、ジュルッ。 + レロォッ、んっ、ちゅぷっ、ふぁ……」 +\endtext + +\text +その際にドロリとした甘い蜜の様な唾液を +流し込む。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あふっ、んんっ、マガヒメ殿……。 + ゴクッ……あぷぁ、マガヒメ殿の涎、 + 甘い、です……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたの舌も、とっても美味しいわ♪ + このまま食べちゃいたいくらいよ」 +\endtext + +\text +そう言って、イツキの舌を強く吸い上げた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ジュルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「んふぅっ!? + あふぁっ、あっ……ンンんっ!」 +\endtext + +\text +イツキは甘く濃厚なキスで、頭の中が +蕩かされるような快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、いい顔をしおって。 + この俺のことも忘れてもらっては困るぞ」 +\endtext + +\text +カイムは、恍惚とした表情を浮かべている +イツキの膣穴に、熱い肉の杭を打ち込んだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あぁっ、んっ、あぁぁぁぁああああっ! + さっきより、ふとっ、いっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +撹拌された白い愛液が押し出され、 +引きずり出された肉棒とともに溢れだす。 +\endtext + +\text +しかし本気汁にまみれた肉棒は、 +返す刀で勢いよく突きこまれる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「んぁっ、はふぅっ!!! + カイム殿っ、あぁんっ!! もう私っ……」 +\endtext + +\text +イツキの膣穴が、 +ギュウッと凄絶な締め付けを開始する。 +\endtext + +\text +鍛えられたイツキの膣穴は、 +押し出さんばかりの力で肉棒を圧迫する。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクか? フフッ、だがもう少し待て。 + おまえの大好きなマガヒメと一緒に + 絶頂を味わわせてやる」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒に力を込め、 +窮屈な膣内を無遠慮にかき回す。 +\endtext + +\text +膣穴を締めれば締めるほど、 +粘膜が深くえぐられて快感が増す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あひぁっ……ふぁっ、んっ、ンんっ! + い、一緒に……? マガヒメ殿と、 + 一緒……あふっ、あぁーーーっ!」 +\endtext + +\text +イツキが絶頂しそうになる直前、 +カイムは肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text +そしてすぐさまマガヒメを犯しにかかる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぃっ、んっ、あふぁぁぁあああっ!! + また、私の中にっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「イツキの中に入ってたオチ●ポが、 + 私の中で暴れてるぅっ♪」 +\endtext + +\text +マガヒメも、イツキも、極太の肉棒によって +膣穴をかき回され続け、アクメの際へと +追いやられていく。 +\endtext + +\text +先に絶頂へと片足を突っ込んだイツキが、 +マガヒメも誘い込もうと手を伸ばす。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……んっ、チュッ……」 +\endtext + +\text +そしてイツキの方から口づけをし、 +マガヒメの興奮をさらに煽る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんっ♪ イツキっ、あふぁっ!! + チュッ、チュルルッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、俺もそろそろ出すぞ。 + おまえ達の中にたっぷり出してやるからな」 +\endtext + +\text +カイムは息を弾ませながら、 +獣の様に激しく腰を振る。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……一緒にっ、 + 一緒に気持ちよく、なりましょうっ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「チュプッ、んんっ……えぇ、一緒に。 + あっ、んっ! イクッ、私も……もうすぐ」 +\endtext + +\text +マガヒメの膣穴も、 +ギュムッと激しい収縮を始めた。 +\endtext + +\text +カイムは頃合いとみて、 +まずはイツキを絶頂させるべく肉棒を移した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あぁっ、ひぐぅっ!! + んっ、あぁっ!! イクッ……イクッ!!」 +\endtext + +\text +イツキの身体が、ビクンッと大きく跳ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ、おーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは雄たけびをあげながら、 +きつく締まる膣穴をゴリゴリとえぐり続けた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あひっ、あっ、イキますぅっ!! + 私の、オマ●コ……もうっ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「イ、イッてっ! 私にイツキのイキ顔、 + 見せてぇっ!!」 +\endtext + +\text +マガヒメに見つめられながら、 +イツキはトドメの一突きを膣奥に受け、 +あられもない姿をさらして絶頂する。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あひぃっ、んっ、ふぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +ビュククククッと、根元まで膣穴に +突っ込まれた肉棒から精液が迸った。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あひっ、ぎっ、熱いのっ、中にっ!! + 中に、入って……あぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、はあぁっ……わ、私にもっ!! + 私にも、あぁ、ちょうだいっ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたの精液、 + オマ●コに流し込んでぇっ!」 +\endtext + +\text +アクメした親友を見ながら、 +マガヒメが懇願する。 +\endtext + +\text +カイムはイツキの膣内が精液で満たされた +のを確認すると、ズルリと肉棒を引き抜く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んひぃっ、イックッ!! + あぁっ、ひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +膣穴をエラの張った肉棒がこじ開け、 +子宮口に直接精液を撃ちつける。 +\endtext + +\text +その快感によってマガヒメも絶頂し、 +二人そろってイキ顔を晒す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「き、来てるっ、あひぃっ!! + 私のマ●コにも、精液いっぱい + 入ってきてるわっ!!」 +\endtext + +\text +マガヒメとイツキは互いに身体を重ねあい、 +見つめ合う。 +\endtext + +\text("イツキ") +「はあっ、んっ♪ + マガヒメ殿っ、気持ちよさそうですっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたも、あひぃっ!! + すっごく幸せそうな顔してるわっ!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンと身体を痙攣させ、 +ふたりは白濁を膣内に流し込まれつづける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁ、んはぁ……フフッ、すごい、顔……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ……殿も、です……。 + とても、きれいです……よ……」 +\endtext + +\text +やがて射精が終わったころには、満足げな +顔を浮かべてふたりは抱き合っていた。 +\endtext + +\text +膣内射精された膣穴からは +ゴポッと白濁液が滴っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、これで2組目が終わりだな。 + 残るは……グラスとマーガレッタだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「……あ……はぅ」 +\endtext + +\text +グラスはカイムに見つめられ、 +ふらりと近づいていく。 +\endtext + +\text +マーガレッタが滑らないようにと、 +その手を取った。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「キロスの風に当たって冷えた身体も、 + 風呂につかって充分温まった」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あとは存分に抱かれるが良かろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、こいグラス。 + おまえの中を、俺の子種で満たし、 + 内側から温めてやろう」 +\endtext + +\text +カイムは自ら浴室の床に寝そべると、 +グラスをまたがせて肉棒を挿入する。 +\endtext + +\text("グラス") +「んんっ、はふっ、あーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +グラスの体重が膣穴一点にかかり、 +肉棒がどんどんと呑み込まれていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、これは……ちと恥ずかしいな。 + 私は別に参加せずともよいのじゃが……」 +\endtext + +\text +マーガレッタは微笑みながらも、 +今の体勢に恥ずかしさを覚え、 +身体を強張らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。こんなにもマ●コを + 濡らしてるくせに」 +\endtext + +\text +カイムは目の前のマーガレッタの股間に +指をはわせる。 +\endtext + +\text +そして肉ビラを左右に開き、 +桃色の粘膜を露出させた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ああっ、はふっ、んっ……マーガレッタ。 + い、一緒に……気持ちよくなろう」 +\endtext + +\text +グラスはマーガレッタの手を強く握り、 +マガヒメがしていたように、キスをした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ、あっ……。 + フフッ、積極的じゃなグラス」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁ、成り行きでこうなったからには、 + せいぜい楽しむとするかの」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言って笑うと、 +カイムの顔に尻を乗せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「やる気になったか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁの。 + ほれ、気持ちよくしてくれるのじゃろ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「マ●コでも尻穴でも、 + 好きにほじってくれてかまわんぞ?」 +\endtext + +\text +カイムの顔の上で、 +むき出しの股間をグリグリと押し付ける。 +\endtext + +\text +顔を愛液まみれにされたカイムは +口の端を笑みの形にゆがめ、舌を出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶんと余裕だな。 + ではまずはその余裕を無くしてやろう」 +\endtext + +\text +カイムの舌は長く伸び、 +マーガレッタの無防備な股間を舐めあげる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あぁっ、ぐっ……あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ニュルリと、 +愛液を垂らす膣穴が舌で舐めほじくられる。 +\endtext + +\text +それだけではなく指が膣穴と肛門とを同時に +ほじくりまわし、マーガレッタをよがらせた。 +\endtext + +\text("グラス") +「んんっ、あっ、ふっ…… + ほんとに、太い……カイムのチ●ポ……」 +\endtext + +\text +グラスは腰を上下し始め、 +自分で肉棒で膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +数度射精してもカイムの肉棒は衰えを見せず、 +膣粘膜をゴリゴリと削っていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほ、ほんとに……好き放題、じゃな……。 + 人の私のマ●コと尻穴を、めちゃくちゃに + かき回しおって……」 +\endtext + +\text +愛液を塗りたくった指は、 +膣穴はもちろんのこと、肛門にもすんなりと +入り込んでいく。 +\endtext + +\text("グラス") +「んくっ……あふぁっ……。 + オマ●コっ……オマ●コッ、 + 気持ちいいっ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「大人しげに見えて、 + あぁんっ、卑猥な言葉を使うのじゃな」 +\endtext + +\text +氷の女王の異名を持ち、キロスの国に +君臨していたグラス。 +\endtext + +\text +その噂は傭兵を率いて各地を転戦していた +マーガレッタの耳にも入っていた。 +\endtext + +\text +しかしいま目にしているのは、 +噂とは程遠い嬌声を上げる、 +年相応の少女だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、俺が徹底的に調教したからな。 + おまえと同じだ、マーガレッタ」 +\endtext + +\text +グチュグチュと、 +カイムはマーガレッタの肛門を指でほじくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あぅうっ、あはっ……んっ、くぅんっ♪ + ひ、引っ掻くなっ、ひぁ、そこはっ、 + あっ、あっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +ニチュニチュ、グチュグチュ、ズプズプッと、 +2本の指で肛門をほじくる。 +\endtext + +\text +それと同時に舌でクリトリスを舐め転がし、 +垂れ落ちてくる愛液をすする。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、尻穴をいたぶると言ったのは、 + エルであろうがっ! あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそれ。これはこれだ。 + 目の前に美味そうな尻があれば、 + 俺は迷わず手を伸ばす」 +\endtext + +\text("グラス") +「わ、私も……バラートホルンの玉座で、 + カイムに、あんっ…… + いっぱい、お尻の穴をほじくられた……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「変態めっ、ま、まったくお主は、 + 女の敵じゃな……あふ、あっ、ヒィんっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「主に向かって生意気な口をきく女の尻穴を + ほじくることほど面白いことはないな」 +\endtext + +\text +カイムの巧みな責めに、マーガレッタは +ビクビクと肢体を痙攣させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さてグラス。待たせたな。 + 激しく突いてやるから、舌を噛むなよ?」 +\endtext + +\text +マーガレッタをやり込めたところで、 +カイムはグラスへと視線を移した。 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うん……た、頼む……。 + 私を、イかせてくれ……。この太いので、 + オマ●コ……ズボズボッて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、かき回してやるとも。 + では、行くぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタの股間をネチネチと +いたぶりながら、腰を突き上げる。 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ、あーーーーーっ!! + いいっ、きもちいいっ、ひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +下から激しく肉棒が膣奥を突きあげる。 +\endtext + +\text +大きく傘が広がった先端が、 +少女のきつい膣粘膜を容赦なく引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はひぁっ、あっーーっ、あふぅぅううっ! + クリトリスっ、あぁっ……噛むなっ、 + 噛んだら、あぐっ、ひぁぁああっ!?」 +\endtext + +\text +勃起した肉芽の皮をむき、甘噛みする。 +\endtext + +\text +カリッカリッと歯が削るたびに、 +マーガレッタの膣と肛門が収縮した。 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにしてよいのではなかったか? + このままグラスと共にイかせてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムはがっちりとマーガレッタの尻を掴み、 +逃げられない様に固定する。 +\endtext + +\text +そして遠慮容赦なく両穴を指でえぐり、 +クリトリスを舌と歯で責めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あぐぐっ……あっ、ひぃっ!! + あ、あぁっ……だめじゃ、 + そんな激しくされたら、あぁっ!!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「で、出るっ! カイムの顔にかかるゆえっ、 + そんな激しく、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「い、イクのかマーガレッタ? + 私も、んんっ……そろそろ、イキそうだ」 +\endtext + +\text +グラスはマーガレッタにキスをする。 +\endtext + +\text +唇を触れ合わせ、 +舌でマーガレッタの口内を舐める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ、んんっ♪ グラスっ、あふっ、 + ジュルルッ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「イこう、一緒にっ……ンチュッ、チュプッ、 + レロ、ジュルッ……あふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はっ……フフッ、いつ味わっても、 + おまえの中は最高だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞ、グラス。子宮の中に、 + 俺の精液を注ぎ込んでくれるっ!」 +\endtext + +\text +カイムは力強く腰を動かし、 +子宮口を亀頭で叩く。 +\endtext + +\text("グラス") +「ンぷぁっ、ああっ!! イクッ!! + 出してっ、私にカイムの赤ちゃん、 + 孕ませてっ!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はひっ、んっ、あーーーーーーっ! + 出るっ……もうだめっ、あぁ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +少女ふたりはギュッと手を握り合い、 +同時にアクメを迎えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「イクッ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あーーーーっ、出るっ、 + あっふぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +グラスとマーガレッタの尿道から、 +透明な潮が噴き出した。 +\endtext + +\text +グラスはカイムの腹を、 +そしてマーガレッタはカイムの顔を濡らす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だ、だから言ったのじゃっ、あひぃっ! + あぁ、ダメじゃっ、イッてるのに指で + ほじくったら、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +プシッ、プシャアッと連続して潮が噴き出し、 +マーガレッタはその度に涎を垂らして喘ぐ。 +\endtext + +\text("グラス") +「あはぁっ、子宮にカイムの精液、 + たまって……んっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「オマ●コも、精液でいっぱいにっ、んはぁ、 + いいっ、もっと……もっと、出してっ!」 +\endtext + +\text +グラスとマーガレッタはカイムの上で、 +愛らしく鳴き続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひぁ、あっ、ふぁ……はぁ、はぁ……。 + ま、全く、めちゃくちゃ、しおって……」 +\endtext + +\text("グラス") +「でも……はぁ、んっ……。 + マーガレッタ、かわいかったぞ♪」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「か、からかうでない。 + お主の方が何倍も……可愛いのじゃから」 +\endtext + +\text +射精と潮噴きが治まったころ、 +うっとりとした表情を浮かべて +ふたりは見つめ合う。 +\endtext + +\text("グラス") +「チュッ♪」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ……ふぁ」 +\endtext + +\text +グラスがマーガレッタにキスをすると、 +マーガレッタもお返しとばかりにキスをする。 +\endtext + +\text("エル") +「……」 +\endtext + +\text +そんなやりとりを、 +エルはのぼせた顔でぼんやりと見ていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ハッ……そういえば私、 + 入れてもらってないですっ!」 +\endtext + +\text +風呂場ということもあって、 +一度絶頂を味わった者は満足そうに +湯に浸かり、手足を伸ばしている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたは後で + お仕置きが待ってるんでしょ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お尻にたっぷり入れられてくるといいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「流石にこれ以上はのぼせるからな。 + 風呂から上がって一休みしたら、 + マーガレッタと一緒にハメ倒してやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私は……あぁ、もう尻穴をほじくるのは、 + 堪忍、してくれ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、断る」 +\endtext + +\text("エル") +「……マーガレッタさん。 + 一緒にアナル責め、受けましょうね♪」 +\endtext + +\text +にっこりと微笑みかけてくるエルに、 +マーガレッタは短く嘆息するのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_05.txt new file mode 100644 index 0000000..c7e9e52 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_05.txt @@ -0,0 +1,1934 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_05") + +\text +とある夜。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ、入るぞ?」 +\endtext + +\text +カイムがミネルヴァの部屋を訪れると、 +部屋の主はベルナとお茶を飲んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? この香りは紅茶か? + おまえが紅茶とは珍しいな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、これはカイム様っ! + わざわざの御足労、痛み入りますっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お呼びいただければ、 + すぐにでも参りましたのに」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは椅子から立ち上がり、 +臣下の礼をとる。 +\endtext + +\text +ベルナもゆるりと立ち上がり、 +カイムに一礼した後、口を開いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「お邪魔なようでしたら席を外しますが」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わん。むしろ好都合だ。 + おまえたちふたりを探していたのだからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私たちふたりを、ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ベルナがここにいてくれて + 手間が省けた」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「さようでございますか。 + カイム様も、お茶をお召しになりますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、いただこうか」 +\endtext + +\text +カイムはベルナに入れてもらった紅茶の +芳香を楽しみ、ひと口飲む。 +\endtext + +\text +それはティーリアが入れてくれた茶の味に +似ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? これはティーリアが飲んでいるもの + と同じ茶葉か?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、よくお分かりですね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様は最近ティーリア様が + 薦めてくれた紅茶というものに + いたく関心を示されておいでです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私もベルナ様の影響でよく摂取するように + なったのですが、心が安らぐというか、 + 平和な感じになります」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ミネルヴァ、この場合、摂取ではなく + 飲むと言った方が表現として正しいですよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっ、そうですね。 + 飲む、飲む……はい、覚えました。 + これからはそう表現します」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえ達のやりとりは、 + いつ見ても面白いな」 +\endtext + +\text +受肉してまだ日が浅いふたりは、日々の生活 +を通して言動の最適化を進めている最中だ。 +\endtext + +\text +雑多な人種、思想の混じった魔王軍という +集まりは彼女らに言わせれば、 +非常に刺激的らしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それで、 + 今宵はどのようなご用件でしょうか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、そうでした。 + 私もそれを聞こうと思っていたんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「用件か……おまえ達とお茶を飲みに来た。 + というわけではないことぐらいは、 + わかっていよう?」 +\endtext + +\text +カイムが意地の悪い笑みを浮かべて +そう言うと、ふたりは頬を朱に染め、 +そわそわとし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえ達を抱きに来たのだ。 + ふたりとも、ベッドに並んで座れ。 + もちろん、裸になって……だ」 +\endtext + +\text +猛禽を思わせる目に射抜かれ、 +ベルナとミネルヴァはゾクッと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はひっ……は、裸に、なります……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「分かりました……。 + カイム様のいう事は、絶対ですからね」 +\endtext + +\text +ストラクタという高位の存在であった +美女ふたりを意のままに従える喜びに、 +カイムの獣欲はたぎる。 +\endtext + +\text +目の前で服を脱いでいくふたりを見ながら、 +カイムはズボンから肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「裸になりましたが…… + これでよろしいのですか?」 +\endtext + +\text +ベルナとミネルヴァが、カイムに向かって +M字に開脚する。 +\endtext + +\text +これから何をされるかがわかっている二人は、 +期待で股間を濡らしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、それでいい。 + フフッ。前戯などは必要なさそうだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「す、すみません……。カイム様に相手を + していただけると思うと、私……」 +\endtext + +\text +尻肉を両手でつかみ、左右に広げる。 +\endtext + +\text +すると肉ビラが開き、 +蜜をたっぷり含んだ膣穴が露わになる。 +\endtext + +\text +室内に紅茶と蜜の甘い香りが広がり、 +カイムを楽しませた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、可愛い奴め。 + それではまずは、おまえから入れてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはベッドを踏みしめ、 +ミネルヴァに近づく。 +\endtext + +\text +そして肉棒を膣穴に突きつけると、 +そのまま一気に奥へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んんっ、あーーーーっ! + ひぐっ、うっ、うぅっ!!」 +\endtext + +\text +バタバタッと、ミネルヴァの足が動いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? どうした? 痛かったか?」 +\endtext + +\text +膣穴は十分すぎるほどに濡れている。 +\endtext + +\text +現に肉棒が入った分だけ、 +愛液が押し出されているくらいだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あひっ、ひっ……すっ、すみませんっ! + そうではなくてっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、太さにびっくりした…… + といったところか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぐっ、うぅっ……はひっ!! + あっ、ぐっ……私の、オマ●コが……あぁ、 + ギチギチって、広がってますっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……あら、ふふっ……大げさですね。 + 今まで何度も入れられてきたでしょうに」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの隣で、 +クスクスとベルナが笑っている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うぁっ、あっ……あひっ、ひっ、ぐっ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ほんとに、そんなに?」 +\endtext + +\text +しかしミネルヴァの反応を見て、 +それが決してお世辞などではないと +ベルナは理解する。 +\endtext + +\text("カイム") +「試してみるか、ベルナ?」 +\endtext + +\text +カイムはミネルヴァの膣穴から +肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぁぁぁあああっ! + あぐっ、んっ、あーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が膣粘膜をえぐるたび、 +ベッドに沈んだつま先がピンッと伸び、 +ガクガクッ、ガクッと震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだベルナ? 気持ちいいか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あふっ、ひぃ……あっはぁっ!! + は、はひぃっ! 気持ちいいですっ!! + すごくっ、太いですっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「で、ですよね……はぁ、はぁっ……。 + 私の、オマ●コだと……太すぎて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、すぐに慣れる。 + これからおまえ達の肉穴を、 + こいつでかき回してやるからな」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、 +再度ミネルヴァの膣穴へと挿入し直した。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぁーーーーっ! + カイム様っ、カイム様ぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはカイムの名を呼びながら、 +甘い嬌声を上げる。 +\endtext + +\text +膣肉がゴリゴリとえぐられていく感覚は、 +ストラクタを女へと変えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえ達の敗因は、 + 俺の前に女として現れたことだ」 +\endtext + +\text +カイムは膣奥を亀頭で押しつぶした後、 +腰を無遠慮に前後させ始めた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ああっ、ひぐぅっ!! + んっ、あぁっ……すごいっ、 + 気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text +グチュッ、ニチュッと、 +肉棒が膣内を出入りしていく。 +\endtext + +\text +それを横目で見るベルナは、 +ゴクリと生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あ……ミネルヴァの中に、 + あんなに太いのが、激しく……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぎっ、いぃっ!! + は、はひっ……すごく、太いのがっ、 + オマ●コの中っ、出入りしてますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「しっかり尻肉を開いていろ。 + 股を閉じるなよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はひぃっ! す、すみませんっ!! + ちゃんと、開きますっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「オマ●コ、開きますぅっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴からは白濁した愛液が掻き出されていく。 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするたびに、 +ニチュッ、ニチャアッとそれが糸を引く。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぁっ、い、いやらしい、ですっ……。 + 私のオマ●コ……お汁が、いっぱいで……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「喜んでますぅっ!! + 私のオマ●コ、カイム様のチ●ポで + 女にしていただいて、喜んでますぅっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はぁ、あんっ……ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text +つい先ほどまで、目の前でお茶を飲み、 +落ち着くと言っていたミネルヴァが、 +今は涎を垂らして股を開いている。 +\endtext + +\text +その変わり様にベルナは驚き、 +そして下半身を疼かせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、同じ元ストラクタが + 男の前で浅ましく股を開いているのを + 見るのはどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく膣奥を突きながら、 +ベルナに問うた。 +\endtext + +\text +ベルナは少しの間ミネルヴァを見ていたが、 +やがて震える声で、カイムを見上げながら +言った。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、私も……カイムに抱かれているときは、 + こんな顔をしているのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだぞ? + いや、もっと卑猥でエロいかもしれないな」 +\endtext + +\text +カイムがそう答えると、ベルナは赤くなる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そう……なのですか……。 + 今のミネルヴァより、卑猥……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっ、ひぃっ!! + オマ●コがっ、オマ●コがぁっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様のオチ●ポでっ……ひぐぅっ! + んっ、あぁっ!! 串刺しに、されてっ、 + ますぅッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、あぁ、串刺しだ。 + 俺の槍が、おまえの奥の奥まで + 届いているのがわかるか?」 +\endtext + +\text +カイムはひときわ強く、 +グチュリと肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text +子宮口が突き上げられ、ミネルヴァは視界が +真っ白に染まるほどの快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぎっ、ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わかり……あひっ、ますぅっ!! + オマ●コの奥に、カイム様の太いのがっ、 + あがっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ビクビクッと、ミネルヴァの足が痙攣する。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? なんだ、もうイクのか? + いつもより早いではないか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「も、申し訳ありませ……あふぁぁああっ! + でも無理、こんなの我慢できないですっ!」 +\endtext + +\text +腕以上の太さの肉棒が、 +更に傘を広げて膣内を往復する。 +\endtext + +\text +その快感は意識を奪われそうなほどであり、 +ミネルヴァは早くもアクメに達しようと +している。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「イッ、クッ……イクッ、イクゥッ!! + カイム様っ、私っ、イッちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、ではその様子をたっぷりと + ベルナに見てもらえ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なっ……カイム、貴方は何を……」 +\endtext + +\text +ベルナは期待に満ちた眼差しを、 +カイムとミネルヴァの結合部に注ぐ。 +\endtext + +\text +しかし他人のセックスを目の当たりにする +経験に乏しい彼女は、躊躇する。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、あひっ……わかり、ました……。 + ベルナ様っ……あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはベルナが見やすいようにと +股を開き、腰を突き出し、 +嫣然とした表情を向ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、私がイクところっ、 + み、みっ……見てっ、くださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ストラクタだった私が、あぁっ!! + カイム様の子種で受精するところ、 + あぁっ! 見ててくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴がギュッ、ギュギュッと収縮する。 +\endtext + +\text +他人の視線と、孕むかもしれないという +可能性が、ミネルヴァを興奮させ、 +絶頂を助長する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハハッ、いいぞミネルヴァ。 + と言うわけで、さぁ見ていろベルナ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえもすぐに、こいつと同じくイキ顔を + 晒すことになるのだからなっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ゴクッ……あ、あ……ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぁ、あぁんっ!! 見ててくださいっ! + イクッ、イキますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「オマ●コイクッ、 + 種付けされて、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは室外に漏れるほど +大きな嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぎっ、ひぁぁぁあああっ!! + イックぅぅぅぅぅうううううううっ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの膣内に、子種が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +尋常ならざる量のそれは、 +膣内をあっという間に満たした。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んあっ、あふっ!? + し、子宮にっ……熱いのが、 + 入って……来てますっ……」 +\endtext + +\text +アクメに達した後も、 +ミネルヴァは快感の波に揉まれ続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃっ、あぁっ!! + すごいぃっ……カイム様ぁっ、 + これ、ほんとにっ……妊娠しますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、もちろんだ。 + 妊娠させる為に流し込んでいるのだからな。 + あとは、種が当たる事を祈ろう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁっ……すごい、ドクンドクンって……。 + オマ●コに入ったオチ●ポが脈打って……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「に、妊娠っ……したいですっ!! + カイム様と、私の子供っ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「新しい命をっ……この世界にっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは腰をくねらせ、膣穴を収縮させ、 +貪欲に精液を飲み込み続けた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あはぁ、はぁ……んっ、くっ……。 + あぁ、もったいない……」 +\endtext + +\text +膣穴から、精液が溢れ出している。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、どんどんいこうか。 + 次は……ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はひっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの乱れた姿を見て、 +ベルナはいつもの落ち着きを失っていた。 +\endtext + +\text +声が裏返っていることにも気づかず、 +期待のまなざしをカイムに注いでいる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ど、どうぞ……。 + い……入れて、ください……」 +\endtext + +\text +ベルナはミネルヴァがしていたように、 +股を大きく開いて腰を上げた。 +\endtext + +\text +尻肉を割り開くと、 +ドロォッと、膣穴から愛液が滴る。 +\endtext + +\text +愛液は肛門を濡らし、滴となって落ち、 +ベッドのシーツに染みを作る。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、入れてやるとも。 + ミネルヴァ同様、俺の子を孕ませてやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +魔王の貫録を備えた笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んひぃっ、あっはぁぁぁあああっ!?」 +\endtext + +\text +えぐられたのは、ミネルヴァの膣穴だった。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは寝耳に水といった +表情で喘ぎ、そしてベルナは戸惑う。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「えっ、あっ、カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん~? どうした?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あひぃっ!? カイム様っ、あーーーっ! + 私っ、イッたばかりでっ、ひぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何か問題があるのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、ないっ、ですぅぅううっ! + 私のオマ●コでよければ何回でも、 + 種付けしてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +完全に調教されて堕ちきっている +ミネルヴァは、肢体を激しく痙攣させながら +カイムの極太の肉棒を受け入れる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぅっ、うっ……カイム、どうして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? + 何か言いたいことがあるのか?」 +\endtext + +\text +カイムは白々しい笑いを浮かべて、 +ミネルヴァの膣穴をこれ見よがしに突く。 +\endtext + +\text +一度味わわされた肉棒の味。 +\endtext + +\text +その快楽への期待がベルナの中で +最高潮に高まっているというのに、 +入れてもらえない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「い、いれってっ……ください……。 + カイム、いじわるをせずに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「別にいじわるなどしてはおらんぞ? + ただ、おまえの言葉が足らんだけだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、私のっ、言葉が……」 +\endtext + +\text +ベルナは横のミネルヴァを見る。 +\endtext + +\text +肉棒で弱い部分を容赦なく責められ続け、 +かつてストラクタであったとは思えないほど、 +肉欲に没頭し、乱れている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「オマ●コ、いいっ!! + カイム様のオチ●ポでオマ●コえぐられて、 + あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「またイクッ、イクッ、 + オマ●コイグぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァが気持ちよさそうに喘ぎ、 +そして絶頂している。 +\endtext + +\text +カイムが言わんとしていることを、 +聡いベルナはすぐに理解した。 +\endtext + +\text +カイムの性格、そして性癖を知っている今、 +ベルナがとるべき選択肢はひとつしかない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、私のオマ●コにもっ、 + カイムのオチ●ポを入れてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、もっとエロい言葉で + おねだりしてもらおうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ストラクタが決して口にしないような、 + 低俗でいやらしく、下品な言葉を使ってな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あぁ……はいっ!!」 +\endtext + +\text +躊躇はなかった。 +\endtext + +\text +自分もミネルヴァと同じ快感を得られるなら、 +どんなことをしてもいいとさえ、 +この時のベルナは思っていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「み、見てくださいっ!! 私のオマ●コ、 + もうオマ●コ汁でドロドロになってます!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、このいやらしい肉穴に、 + あなたの太い……ぶっといオチ●ポを、 + ズプゥッて、ハメてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハメて、その後どうする?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その後っ……ズボズボしてくださいっ!! + ヌルヌルオマ●コを、チ●ポでズボズボ、 + ズプズプッて、かき回して下さいっ!!」 +\endtext + +\text +ベルナはかつては顔色一つ変えず、 +人の命を天秤に載せていた。 +\endtext + +\text +そのベルナが、今は場末の娼婦ですら +口にすることをためらうだろう卑猥な言葉を、 +叫び続ける。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして私のオマ●コにっ、子宮にっ!! + 貴方のドロッドロの精液を、 + 種付けしてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私を孕ませて、完全に貴方の女にっ、 + い、いえっ……下僕にっ、 + 奴隷にしてくださいっ、お願いしますっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、はっはっはっ!! + いいぞベルナ。ミネルヴァ同様、 + 雌っぷりが板についてきたではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ありがとうございますっ!! + あぁ、も、もう我慢できませんっ!! + 入れてっ! そのぶっといのハメてぇっ!」 +\endtext + +\text +焦らされ、ベルナの我慢が限界に達した。 +\endtext + +\text +このまま放置していれば、 +ベルナはオナニーを始めていたかもしれない。 +\endtext + +\text +カイムはそれもいいなと思い、 +苦笑しながらも、ベルナの膣穴へと挿入する。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あひぃぃぃぃいいいいいっ!! + あぁっ、入ってきたっ、 + オマ●コにチ●ポ来てますぅっ!!」 +\endtext + +\text +ベルナの嬌声、卑猥な言葉が、 +室内に響きわたる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ、ひゃま……♪」 +\endtext + +\text +精液を流し込まれ、膣穴をぽっかりと +開いたままのミネルヴァが嬉しそうに +ベルナの名を口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いつもおまえに偉そうにしている + こいつの本性を、今日は見せてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムはベルナの乳房をギュムッと握った。 +\endtext + +\text +するとプチュッと音がして、母乳が噴き出す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁっ……カイムっ、 + ミネルヴァの前でそれはっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、よいではないか。 + どうせすぐにばれるのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ベルナの膣穴を +グチュグチュと引っ掻き回した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はひぃぃいいっ!? あぁっ!!」 +\endtext + +\text +我慢に我慢を重ねた結果、 +快感が2倍3倍に膨らみ、ベルナを襲う。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 俺のチ●ポは気持ちいいか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぐっ、んふぅっ!! + は、はひっ……気持ちっ、いいですっ!」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、ベルナは正直に答える。 +\endtext + +\text +ストラクタだった性質上、嘘はつけない。 +\endtext + +\text +というよりも、調教に調教を重ね、 +カイムがベルナの絶対の主として認識された +結果だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「尻穴を掘られる時と、 + どっちが気持ちがいい?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、れはっ……あぁ、カイムッ…… + ミネルヴァの前で、それは……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ……ひゃまも、後ろの穴を……」 +\endtext + +\text +人の身体を得た以上、排泄をする。 +\endtext + +\text +その不浄な穴をも開発されている事を +ミネルヴァに知られ、 +ベルナは羞恥というものを強く感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、ああ、ベルナにも + 徹底的に尻穴の快感を教え込んでやった」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、どっちだ? どっちが気持ちいい?」 +\endtext + +\text +カイムに急かされ、ベルナは快感に表情を +蕩かせながら、大声で答えさせられる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「り、両方っ……両方ですっ!! + オマ●コもっ、お尻の穴も、 + 同じくらい気持ちいいですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お尻の穴などと、 + 綺麗な言葉をつかえと俺は教えたか?」 +\endtext + +\text +乳首をギュムッとつねられると、 +ブピュッと甘い母乳が噴き出した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぁぁぁあああっ!! + ケ、ケツッ……ケツマ●コっ、 + ケツマ●コですぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「オマ●コもケツマ●コも、 + カイムのオチ●ポでえぐられると、 + 同じくらい気持ちいいですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、そうかそうか。 + どうだ? これがベルナの本当の姿だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「普段は理知的な仮面をかぶってはいるが、 + 股を開かせて穴に突っ込んでやれば、 + 瞬く間に浅ましい雌犬に成り下がる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はうっ……ベルナ様……」 +\endtext + +\text +隣で喘ぐベルナを見て、 +ミネルヴァは声を震わせる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、ひぁっ!! ミネルヴァッ!! + 幻滅、しましたかっ!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぁ、んんっ! 私を侮蔑しますかっ!? + ですがっ、仕方ないのですっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイムに犯されてっ、何度も快楽と + いうものを覚え込まされて……あはぁっ!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、ベルナの身体が仰け反った。 +\endtext + +\text +膣穴から白濁した愛液が滴る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、こんなものを知ったら、もう私は……。 + 戻れませんでしたっ! + そして気が付いたら、私は……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイムのチ●ポを、 + しゃぶっていたのですっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「浅ましく股を開いて、 + オマ●コと、ケツマ●コをほじってと、 + お願いさせられていたんですっ!!」 +\endtext + +\text +罪を告白するかのように、 +涙を流すベルナ。 +\endtext + +\text +しかしその身体に広がる快感には抗えず、 +浮かべる表情はまさに雌犬の様。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「幻滅なんて、侮蔑なんて……いたしません。 + だって、私もそうでしたから♪」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様に犯されて、マ●コにチ●ポを + 入れられて、何度も何度も調教されて + いくうちに、気づかされました……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「女という存在はチ●ポには勝てないのだと。 + マ●コやケツ穴に太いのをねじ込まれたら、 + もう……堕ちるしかないんだと」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、その通りだ。 + 俺の肉棒にかかって + 堕ちなかった女はいない」 +\endtext + +\text +カイムは自信に満ちた笑みを浮かべて、 +ベルナの膣穴を犯し続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「でも、それでいいんだと思いました。 + カイム様は、敵だった私にも、 + 優しくしてくださる……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「負けた相手が、カイム様でよかった……。 + だから安心して、身体を預けられる。 + ベルナ様も、そうなのでしょう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「えぇ、そう……。 + カイムは、温かくて、優しくて……。 + 私に喜びというものを教えてくれた……」 +\endtext + +\text +ベルナはカイムを見つめ、 +甘い吐息をついた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私も、カイムが……好き♪ + カイムの前では、 + どうしようもなくなってしまうんですっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁっ、カイムッ!! + 私、イキそうですっ! 私のオマ●コにも、 + 種付けしてくださいますかっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、もちろんいいぞ。 + 可愛い女の願いとあらば、 + 何度でも射精してやろう」 +\endtext + +\text +カイムがうなずくと、 +ベルナは歓喜の声を上げる。 +\endtext + +\text +そして自ら率先して腰をくねらせ、 +膣穴をギュウギュウと収縮させた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はぁんっ♪ イクッ、イクッ!! + マ●コに出してぇっ♪ + 私のいやらしい肉穴にっ、精液注いでっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぁ、ベルナ様♪ とっても綺麗です。 + 私にベルナ様のイクところ、見せて下さい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あっ、あっ!! + わ、わかりました、見ていてくださいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私のグチョグチョオマ●コにぶっとい + チ●ポで種付けされてイクところっ♪」 +\endtext + +\text +口元から涎を垂らし、母乳を滲ませながら +浅ましく腰を振り続ける。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「イクッ、イクッ、イクッ♪ + ズボズボ気持ちいいっ!! + オマ●コすごいぃっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「イクッ!! オマ●コッ、子宮まで + 串刺しにされて、イックゥゥゥウウウッ!」 +\endtext + +\text +ベルナが白目を剥いて、吠えた。 +\endtext + +\text +その直後、肉棒が膣内で震え、 +精液を迸らせる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あひぃぃぃぃぃいいいいいっ!! + イクゥッ、オマ●コイッグゥゥウウッ!!」 +\endtext + +\text +特濃の精液が、 +ベルナの子宮内に注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +アクメを迎えたベルナの乳首からは +プチュッと母乳が噴き出し、身体を濡らす。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーっ!! + 中にぃっ、マ●コの中っ、 + 精液でいっぱいっ、あがっ……」 +\endtext + +\text +収縮する膣内に、ビュルルッ、ビュクッと、 +断続的に精液が流し込まれていく。 +\endtext + +\text +そのうち子宮を満たし、膣内をも満たした +精液は、ドボドボと外に溢れ出ていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「すご、い……。オマ●コいっぱいになって + るのに、ベルナ様、まだ種付けされて……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はひぁぁぁあああっ!! + あぁっ、きもちいいですっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「子宮の中っ、精液で洗われてますぅっ!! + 種付けしてくださって、ありがと、ござっ、 + あっ、あふぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +アクメは続き、 +ガクガクと身体は痙攣し続ける。 +\endtext + +\text +アクメの余韻は射精が終わってもなお続き、 +ベルナはカイムとミネルヴァの前で、 +痴態を晒し続けることとなった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んあっ、はっ……はっ、あはぁっ……」 +\endtext + +\text +ベルナが肩で息をしている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様も……はぁ、んっ……。 + 私と、一緒なんですね♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。おまえと同じように、 + 完全に調教済みの女だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、ひ……。私は、カイムに……。 + オチ●ポの味を教え込まれました……」 +\endtext + +\text +ベルナはアクメの余韻に浸りながら、 +精液まみれとなった自分の股間を +指でなぞり上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふぁっ、あんっ♪ あはぁ……ドロドロ。 + 私の、オマ●コ……カイムの子種で……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様も、 + 一緒に孕ませていただきましょうね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様と、私たちの……子供を」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、こど……も……。 + ストラクタだった私が、命を、宿す……」 +\endtext + +\text +ベルナの背筋が、ゾクゾクっと震える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは、とっても……素敵なことですね。 + 私も、見てみたい……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私という生命から、 + 新たな命が生まれる瞬間を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、心配せずとも、 + おまえ達が俺の子を孕むのは確定事項だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「存外、もうすでにその腹に命が宿っている + やも知れんぞ? ふははははっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが笑うと、 +ふたりは嬉しそうに自分の下腹部に触れる。 +\endtext + +\text +そしてより嫣然とした表情で、 +カイムを見上げるのだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁ、嬉しいです、カイム♪」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「早く、早く……赤ちゃん、産みたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「身篭ると前の方ではやりにくくなるからな。 + 今のうちに存分に楽しむとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、だらしなく股を開いて +いるミネルヴァの膣穴に肉棒を入れた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あひぃぃいいっ!? んっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text +無防備な膣穴に、深々と肉棒が入っていく。 +\endtext + +\text +ミネルヴァの拳以上もある亀頭が、 +ゴリゴリッと荒々しく膣粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぁ、あっ……あひっ、んひぁっ! + あっ、あーーーっ、あーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはビクンッと背中を仰け反らせ、 +腰を浮かせた。 +\endtext + +\text +その間もカイムは肉棒を出し入れし続け、 +快感を与え続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふぅっ、あっ……あはぁっ!! + オマ●コっ、イッ、いいっ! んぁっ!! + きもちいいですぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +一度精を受けたミネルヴァの膣穴は、 +貪欲に肉棒を呑み込み、そして舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あんっ、あぁんっ!! カイム様っ、 + 私のオマ●コ、気持ちいいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、気持ちがいいぞ。 + 鍛えているだけあって、キツキツだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、んんっ!! うれしいですっ♪」 +\endtext + +\text +カイムを見上げるミネルヴァの顔は、 +戦士のそれではなく恋する乙女のそれだった。 +\endtext + +\text +上気させた頬、潤んだ瞳。 +\endtext + +\text +一目見ただけで恋心を察することができる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様ぁっ、あぁんっ! + これからもっ……私と、ベルナ様の事……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃんっ!? + よ、よろしく、お願い、致しますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「つ、次は……ベルナ様にっ、 + あひぃっ、ベルナ様のオマ●コを、 + グチュグチュッてしてあげてくらひゃい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、ベルナよ、よい部下を持ったな」 +\endtext + +\text +カイムは愛液と精液でドロドロになっている +肉棒を、ベルナの膣穴へと移動させた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぅぅううっ、あっ、あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの愛液がこびりついた肉棒が、 +ベルナの膣奥までやすやすと到達する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァと違って、おまえの中は + 柔らかくて絡みついてくる感じだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぃっ、ンはぁっ……カイムのはっ、 + すごくっ……太くて、硬いぃっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、当然だっ! + 俺のチ●ポは世界一だっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぃっ、んぎっ……ひぁーーーーーっ!! + あぁっ、オマ●コ凄いっ! + ズボズボ、気持ちいいですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァに感謝するのだな。 + 譲り合い、享受しあう。 + 実に美しい心をおまえの部下は持っている」 +\endtext + +\text +泡立つ愛液で満たされた膣内を、 +肉棒が蹂躙していく。 +\endtext + +\text +息することもままならない程の +快感に晒されながら、 +ベルナは隣のミネルヴァを見た。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あひっ、ミネルヴァッ♪ + ありがとうございますっ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これからもっ、私とっ……私と一緒に、 + あぁんっ、ずっと……いてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はぁっ……もちろんですベルナ様。 + 私はカイム様とベルナ様のものですから」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いらないと言われても、 + ついて、いきまひゅから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、可愛い奴だな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁんっ、ほ、ほんとにっ……。 + とても、かわいいですっ!!」 +\endtext + +\text +ベルナは2度ほど大きくうなずいた後で、 +カイムに懇願する。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「次はっ、次はっ……ミネルヴァにっ! + 彼女のオマ●コを、貴方の極太チ●ポで + イかせてあげてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様っ♪ ありがとうございますっ! + はぁ、はぁっ……カイム様、来て、下さい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私のはしたない、ヌルヌルマ●コに、 + とどめを、とどめを刺してくださいっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは自ら肉ビラを摘まみ、 +左右に広げた。 +\endtext + +\text +自分の最も弱い部分をカイムに晒すことで、 +ミネルヴァは従属、忠誠を示した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そういう事であれば、 + よかろう、とどめを刺してやる」 +\endtext + +\text +カイムは楽しげに笑うと、 +荒々しい勢いはそのままに、 +肉棒をミネルヴァの膣にねじ込む。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あぎっ……んっ、あはぁっ!! + カイム様ぁっ! 私っ、すぐっ…… + すぐッ、イッちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴が、キュンキュンッと収縮している。 +\endtext + +\text +ただでさえきつい膣内が、 +肉棒全体を圧迫してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に感じやすいな、おまえは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぁっ、お嫌いですかっ!? + 感じやすい、女はっ……あぁんっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「オマ●コにオチ●ポ入れられて、 + すぐにイク女は、嫌いですかっ!?」 +\endtext + +\text +口元から涎を垂らし、 +ビクビクと小刻みに身体を痙攣させている。 +\endtext + +\text +ミネルヴァがアクメしかけていることは、 +その身体の動きからも明白だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、嫌いなはずなかろう? + それだけ、俺のもので感じてくれて + いるという事だからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あはぁんっ♪ はひっ、はいぃっ!! + 気持ちいいです、カイム様の極太チ●ポっ、 + オマ●コゴリゴリえぐれてっ、あひぃっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「イクッ、イクッ!! + オマ●コイキます、アクメしますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではベルナと一緒に、イかせてやろうか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +ベルナの股間に手を伸ばす。 +\endtext + +\text +そして膣穴に指をズプッとねじ込み、 +自分勝手に掻き回す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁっ、ひぃっ!! + んっあーーーーーーーーーっ♪」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様っ、私とっ……あぁっ!! + 一緒にっ、イッてくらひゃい、 + お願いしますぅっ!!」 +\endtext + +\text +グチュグチュ、ズボズボッと、 +ふたりの美女の膣穴から愛液と精液の +混じった汁がボタボタと流れ出る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あはぁんっ、はいっ、カイム様の指マ●で、 + イ、イかせて頂きますっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うれしいです、ベルナ様と一緒っ♪ + 一緒にっ、オマ●コ……あぁ、オマ●コ、 + イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +亀頭がしたたかに子宮口を押しつぶした。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっひぁぁぁあああっ!! + 私も、オマ●コイクッ!! + 指でズボズボされてっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も、出すぞっ!! + おまえ達の身体に、ぶっかけてやるっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぁんっ、くださいぃっ!! + カイムのチ●ポ汁っ、 + 私たちにぶっかけてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お願いしますぅっ!! + あぁ、イグッ、マ●コイッグゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +ふたりの美女の嬌声が、室内に響き渡る。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっはぁぁぁぁぁあああああああっ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「イクッ、あぁんっ!! + ミネルヴァと一緒に、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +たわわに実った乳房を揺らし、 +母乳を噴き出しながら、ベルナが絶頂した。 +\endtext + +\text +その隣では膣穴をぽっかりと開いたままの +ミネルヴァが、イキ顔を晒している。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はひぃっ! 精液っ! あぁんっ! + カイム様の精液、かかってますぅっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「顔にっ、あぁんっ…… + 顔にかけてくださいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私が貴方のものだと分かるように、 + 私の顔をべとべとにしてくださいっ!」 +\endtext + +\text +ふたりは可愛らしい声を上げ、 +身体をくねらせる。 +\endtext + +\text +カイムはそんなふたりに向かって、 +肉棒をしごきながら精液をかけ続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私にも、精液いっぱいっ……。 + ヌルヌルでべとべとしてて、いいにおいの + 精液っ、あぁっ、こんなにっ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぷぁっ、あはぁっ……口の中にも、 + ンんっ! あぐっ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +ベルナは口の中に入った精液を、 +恍惚の表情を浮かべながら飲み下した。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はっ……あはぁ♪」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイム……ミネルヴァ♪ + あぁんっ……私、しあわせ、です……」 +\endtext + +\text +身体の中と外を精液で濡らしながら、 +ミネルヴァとベルナはうっとりとしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだぞベルナ。 + おまえ達の様な可愛い下僕を持てて、 + 俺はニルト一の幸せ者だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ありがとう、ごじゃいまふ……。 + 私も、しあわせ、です……」 +\endtext + +\text +愛液や精液でたくさんの染みを作った +ベッドのうえで、ふたりは肩を並べて +カイムを見上げる。 +\endtext + +\text +調教によって完全に従属させられた、 +かつてストラクタだったふたりは、 +尻肉を左右に開き、秘部を晒し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ夜は始まったばかりだな」 +\endtext + +\text +カイムがそうつぶやくと……。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はい♪ あの……私でよろしければ、 + マ●コとケツマ●コを、お使い下さいませ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私のマ●コとケツ穴も、開いてます♪ + 私たちのいやらしい肉穴で、 + オチ●ポたくさん、しごいてください」 +\endtext + +\text +ふたりは艶めいた笑顔を浮かべてそう答えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうさせてもらうつもりだ。 + 寝られると思うよな? + 気絶しても、やり続けてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムは勃起し続ける肉棒を、 +ふたりの目の前でビクンと跳ねさせた。 +\endtext + +\text +その雄々しい動きに、二匹の雌犬たちは +子宮を疼かせた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_06.txt new file mode 100644 index 0000000..7aa79ea --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_06.txt @@ -0,0 +1,3319 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_06") + +\text +ドダドタドタッと、足音が聞こえてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? いったい誰だ……通路は走るなと + 言っておいたはずだが」 +\endtext + +\text +ライフワークとして、お気に入りの幻像石で +オナニーしていたカイムが眉根を寄せた。 +\endtext + +\text +カイムはオナニーを邪魔されるのが +嫌いだった。 +\endtext + +\text +幻像石が映し出す淫靡な映像に意識を傾注し、 +混じりっ気無しの欲望を抱いて肉棒を擦る。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のオナニータイムを邪魔する奴は、 + たとえ相手が姉さんだろうが、許さん」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒をしまい、通路を走っている者 +に注意すべく立ちあがった。 +\endtext + +\text +しかし、カイムがノブに手をかける前に、 +勝手に扉がガチャリと開いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様っ!! + オナニー中失礼いたしますわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て。それが第一声なのは、 + 少しおかしくはないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは俺が自室にこもっているときは + いつもオナニーしているみたいではないか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、違いましたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。俺をオナニーしか頭にない + サルと一緒にするな」 +\endtext + +\text +カイムは握っていた幻像石を +こっそりポケットに入れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「とかいいつつ、オナニーの証拠を隠す + カイム様なのでした」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぐっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスクスッ、隠さなくても結構ですわ。 + いえ、むしろオナニーをしていたなら、 + なおのこと好都合ですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはピトッと、 +カイムの身体に胸を押し当てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ではそろそろ聞かせてもらおうか。 + おまえ達がこの部屋に二人できた理由を」 +\endtext + +\text +カイムがグリエッタの身体を抱く。 +\endtext + +\text +そして柔らかで肉感的なその肢体をまさぐる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、それはですね……。 + 私とリズベルさん、どちらが女として上か、 + 今日こそはっきりして頂こうと思いまして」 +\endtext + +\text("リズベル") +「と……そういう事だそうです。 + 私はまだお仕事があるのに、 + 無理やり連れてこられまして……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、あなたの性格上、本当にお嫌なら + お断りするはずですわよね? + なのに一緒に来たということは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もうマ●コが濡れ濡れに + なっていると見た」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なってませんっ!! + 勝手に決めつけないで下さいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルが顔を赤くして怒るが、 +カイムとグリエッタは気にせず笑っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしても、 + その話はまだ続いていたのだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「もっちろんですわ。 + 私はリズベルさんのこと大好きですけれど、 + この件で勝ちを譲る気はありませんわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では私が勝ちを譲るということで。 + おめでとうございます、グリエッタさん」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なっ、そんなことで勝ちを手に入れても + うれしくありませんわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「正々堂々正面から勝負っ、勝負ですわっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、どうして貴族の方は、 + こうも決闘がお好きなのか……」 +\endtext + +\text +リズベルは深々と嘆息するが、 +当のグリエッタは聞いていない。 +\endtext + +\text +服を脱ぎながら、そしてあろうことか +リズベルの服までも脱がしにかかる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ちょっとグリエッタさん? + やめてくださいっ、あっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスクスッ、別に女同士ですし、 + いいじゃありませんの」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それに私だけ裸になるなんて、 + おかしいですわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「服を着ればいいでしょうっ! + というかなんで脱ごうとするんですかっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなの、これからエッチなことをする + からに決まっているじゃありませんの」 +\endtext + +\text +グリエッタは一枚一枚、 +リズベルの服を剥いていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、オナニーはやめだ。 + 今夜はふたりに相手をしてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムは目の前でいちゃつき始めた +少女たちを見ながら、肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ほら、カイム様もすっかりやる気ですわ。 + ここは下僕である私たちが気持ちよくして + 差し上げませんと、ね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うう……どうしてこんな事に……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの、突然お邪魔する事になりましたけど、 + 私達で、その……よろしいのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言うかと思えば。 + おまえ達で不満なわけがなかろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、おまえ達。 + まずはふたりでこいつをしゃぶって貰おう」 +\endtext + +\text +ベッドに寝転んだカイムは、 +ビンビンに勃起している肉棒を指さした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フェラですわね。 + かしこまりましたわ。私たちふたりで、 + 誠心誠意、ご奉仕させていただきますわ」 +\endtext + +\text +肉棒を挟んで顔を寄せるグリエッタと +リズベル。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁんっ……カイム様のオチ●ポ。 + 久しぶりですわ」 +\endtext + +\text +グリエッタは頬擦りをしかねないほど +至近距離で肉棒を見つめている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、どうしてこんなことに……」 +\endtext + +\text +一方で、リズベルは微笑みながらも、 +そう軽く愚痴をこぼした。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私のライバルなのですから、 + 競い合うのは当然ですわ。 + さぁ、始めますわよ」 +\endtext + +\text +グリエッタがそう言って、 +肉棒にキスをしようとした時……。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私も交ぜて貰おうかしらっ!!」 +\endtext + +\text +バタンッとまたも扉が大きな音を立てて +開かれ、今度はベアトリスが入ってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんっ……。 + 何を突然、しかも何で裸なんですかっ!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「現れましたわね、エロ魔人」 +\endtext + +\text +グリエッタがギラリと瞳を光らせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふふっ、エロ魔人ねぇ。だったら私は、 + あなたのことは盛りのついた雌犬と + 呼ばせてもらうわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なんですって? 私をそう呼んでいいのは + カイム様だけですわっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「否定はしないのだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「え、だ、だって……。 + 本当の事ですもの♪ 貴族である私も、 + あなたの前では単なる雌犬なんですの」 +\endtext + +\text +グリエッタは頬を赤らめ、 +身体をくねくねさせて恥じらう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムあなた、この子を飼い馴らすなんて + なかなかやるわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の人徳のなせる業だな」 +\endtext + +\text +カイムが得意げにそう言って笑うと、 +リズベルがカイムを睨んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そろそろ帰ってよろしいでしょうか」 +\endtext + +\text +しかし答えはグリエッタから返ってくる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいわけありませんわっ!! + まだ勝負は始まってもいないの + ですからねっ!!」 +\endtext + +\text +もはや混沌という言葉がふさわしいほどに、 +状況がこんがらがっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、 + その勝負、私も交ぜてもらうわよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「何の勝負かわかっているのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もちろんよ。グリエッタがリズに仕掛ける + 勝負なんて、ひとつしかないじゃない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まぁご想像通りの状況なのですが……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「申し訳ないのですけれど、 + これは真剣勝負ですの。 + 邪魔はしないでくださいませんこと?」 +\endtext + +\text +グリエッタが強い口調でそう言った。 +\endtext + +\text +その瞬間、空気がピリッとし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「流石はグリエッタだな。 + 姉さん相手にも物怖じしない」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「当然ですわ。 + 怖がる理由がありませんもの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、私あなたのそういう所が大好きよ。 + でもね、信じて欲しいのだけれど、 + 邪魔をする気なんてこれっぽっちもないの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これは一番を決める勝負なんでしょう? + だったら、暫定一位である私もこの場に + いないと意味がないんじゃないかしら?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ!?」 +\endtext + +\text +グリエッタがベアトリスの自信満々な発言に +目を丸くする。 +\endtext + +\text +そしてリズベルは、ピクリと眉をひそめた。 +\endtext + +\text +そんなふたりに挟まれてなお、 +ベアトリスはふたりを挑発するように +言葉を重ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「2番と3番が争っても、 + 所詮一番にはなれないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、そうは思わない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えぇ、そうですね。 + ベアトリスさんの仰ることは、 + よくわかります」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でも1つわからないのが、 + 暫定一番がベアトリスさん、 + というところですわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。私もそこが理解できませんでした。 + おかしいですね、聞き間違いでしょうか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、そんなことはないのよ? + 美人で、ナイスバディで、性格もよくて、 + その上お姉さんな私が一番に決まってるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……」 +\endtext + +\text +女同士の激しい牽制、つばぜり合い。 +\endtext + +\text +それらを見ながら、 +カイムは悠々と笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「たとえカイム様のお姉さまだとしても、 + 負けるわけにはいきませんわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正直、勝負などには + 興味ありませんでしたが……」 +\endtext + +\text +リズベルは眼鏡をクイッと指で押し上げる。 +\endtext + +\text +その瞳の奥には、 +並々ならぬ闘志をみなぎらせている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「目の前であなたにそう言われてすごすごと + 引き下がれる程、私のカイム様に対する + 愛は浅くはありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら怖い。じゃあどうするの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「勝負しましょう。 + 誰が一番カイム様を満足させられるか」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「おふたりには負けませんわよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私だって負けるつもりはないわ。 + 負ける気もしないし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「上等です」 +\endtext + +\text("カイム") +「その勝負の審査員役は、もちろん俺だな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい♪ + よろしくお願いいたします、カイム様♪」 +\endtext + +\text +勝負はすでに始まっていると言わんばかりに、 +グリエッタがニコリと微笑んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様。 + 誠心誠意、ご奉仕させていただきます。 + どうぞよろしくお願いいたします」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんがいっぱい、カイムのオチ●ポ、 + 気持ちよくしてあげるからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、ああ、よろしく頼む。 + それでは、勝負開始だっ!」 +\endtext + +\text +カイムの掛け声で、 +三人の美女が肉棒に舌をはわせ始めた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ピチュッ、ジュルルルルッ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「レロレロ、ジュルッ、ヂュッ、チュルルッ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あん、私にも舐めるところ残しておいて♪ + んんっ、レロォ、ピチャ……ジュルルッ」 +\endtext + +\text +グリエッタたちは +それぞれが思い思いに肉棒を舐めあげる。 +\endtext + +\text +3つの舌が肉棒をはい回る快感に、 +カイムはくぐもった声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おぉ、これはいいな。 + 三人の女にフェラをさせるなど、 + 昔の俺では考えられなかったことだ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「軍を立ち上げようと言ってくれた + おまえのおかげだな、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんっ、別にカイム様の趣味を思って + 言ったことではありませんが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、カイム様のお役にたてたなら、 + 嬉しいです」 +\endtext + +\text +最初に出会ったころの突っぱねた感じは、 +もはやない。 +\endtext + +\text +互いに互いを知り尽くし、 +心を偽る事の無意味さに気付いたリズベルは、 +カイムの前では素直になる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ピチャ、レロォ……どうですかカイム様? + 私のフェラ、気持ちいいですか?」 +\endtext + +\text +リズベルがカイムのことを見上げながら、 +そう訊ねた。 +\endtext + +\text +カイムが上目づかいをされながらの +フェラが好きだということを知っている +リズベルの、これはひとつの武器だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、気持ちがいいぞ。 + おまえは俺の好みを良く知っているな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁ……んっ♪ 当然、です。 + 私はカイム様の右腕、ですから。 + カイム様のことは、なんでも知ってます」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だったら私はお姉ちゃんよ? 私だって + カイムのことは全部知ってるんだから」 +\endtext + +\text +ベアトリスが舌先で亀頭の裏側を +チロチロとくすぐる様に舐める。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ……」 +\endtext + +\text +カイムの背筋を、快感が駆け上がる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「チュルッ、レロレロ、レロ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「可愛い可愛い私のカイム。 + お姉ちゃんのお口で、 + い~っぱい気持ちよくなってね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハァ、ハァ、姉さん……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんに遠慮はいらないんだからね? + いつだって、私に甘えてきなさい? + 私は絶対、あなたを拒まないから」 +\endtext + +\text +嫣然とした微笑みを浮かべるベアトリスの瞳。 +\endtext + +\text +魔力がこもっているかのように、 +キラキラと輝いている。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「くっ、卑怯ですわふたりとも。 + 立場を利用するなんて」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、立場を含めて女の価値なんだから、 + 利用して当たり前でしょ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんのその意見にだけは + 賛成です。私は全力で勝ちに行きます」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「な、なるほど……チュルッ。 + あなた方がその気なら、 + 私も使えるものはすべて使っていきますわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言うと、舌を長くのばして +レロンッと肉棒を舐めあげる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁん、カイム様♪ カイム様は高潔な + 女を堕とすのが大好きですわよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、精神的にも、立場的にも + 清く強いものが俺の足元に這いつくばる。 + そういうシチュエーションが大好きだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「改めて言葉にすると、 + 本当に最低な趣味ですよね」 +\endtext + +\text +リズベルは嘆息するも、 +最終的に女を大事にする事を知っているので、 +そこに嫌悪の感情はない。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私はこの中で、唯一の貴族ですわ。 + ラムシのオーリック家といえば、 + 先祖代々続く名門中の名門ですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、その貴族の娘を、 + あなたは雌犬にしたのですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ジュチュッ、レロレロ……こうひて、 + オチ●ポを浅ましくしゃぶる、 + 淫乱な雌犬にぃ♪ あはぁんっ」 +\endtext + +\text +グリエッタは犬らしく、舌をだらしなく +突き出し、そして尻尾の代わりに尻を振る。 +\endtext + +\text +名門貴族の令嬢という凛然とした +イメージとはかけ離れたその淫らな姿に、 +カイムは興奮する。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえは真正のマゾだな。 + だがそんなところが、 + たまらなくかわいいぞグリエッタ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁン♪ ありがとうございますカイム様。 + 貴族なのに雌犬のグリエッタが、 + チ●ポ舐め舐めさせていただきますぅっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタはペロペロと一心不乱に +肉棒を舐める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルルルッ、やるわねグリエッタ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「貴族と雌犬のギャップを利用するなんて、 + カイムの性癖を知り尽くしていないと + できないテクニックだわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁ、はぁ、フェラのテクニックも、 + あなたには負けませんわよ? + ピチャ、チュプッ、ジュルルッ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ、私だって。ピチャ、チュルルッ、 + レロレロ、レロォ、ジュルルルッ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私も、負けないです。 + フェラも、カイム様を好きな気持ちも……。 + ヂュルッ、ピチャ、レロレロ、レロ……」 +\endtext + +\text +グリエッタやベアトリスに比べ、 +リズベルの身体の肉づきは乏しい。 +\endtext + +\text +しかしそんな華奢な少女が一生懸命肉棒を +しゃぶっているという姿にも、 +カイムは興奮している。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おぉっ……いいぞおまえ達。 + もう少しで出そうだ」 +\endtext + +\text +カイムがそう口にした瞬間、 +リズベル達は甘い歓声を上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら私の顔に、ジュルルッ、ジュプッ + 精液かけてくださいっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁん、かけるなら私にですわ。 + 普段は澄ましている私の生意気な顔に、 + チ●ポ汁ぶっかけてくださいませ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それよりお姉ちゃんの顔にかけない? + ヂュルルッ、弟が姉の顔に顔射なんて、 + 普通はできないでしょ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様は眼鏡っ娘にかけるのが + お好きですよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へはぁ、ピチュッ、 + どうぞ、ぶっかけてください♪ + カイム様の精子、眼鏡をかけた私にっ!」 +\endtext + +\text +三人ともそれぞれに魅力があり、 +カイムは迷う。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、おぉっ!!」 +\endtext + +\text +しかしそうしている間にも、肉棒は執拗に +舐めしゃぶられ、射精の時間が近づいている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュルルッ、ヂュルッ、レロレロォ……。 + はぁ、はぁっ、カイム様っ、出してっ、 + 私に出してくださいっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いえ私にっ、雌犬のグリエッタの顔に、 + カイム様のドロドロ精液、 + いっぱいかけてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁんっ、ジュチュッ、レロォ……。 + お姉ちゃんにかけて? 弟のチ●ポ汁、 + お姉ちゃんの顔にピュッピュってしてぇ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは最後まで決めかね、 +ついにはそのまま射精してしまう。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、やぁん♪ + 私にチ●ポ汁下さいぃっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんに顔射してっ♪ + 私の顔、ドロドロにしてぇっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁっ! カイム様どうぞ、 + 私の顔に、んっ、あはぁんっ!」 +\endtext + +\text +肉棒から精液がビュルルルルッと迸った。 +\endtext + +\text +飛び出した精液は高く打ち上がり、 +美女の顔に降り注ぐ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんっ、カイム様、精液を私に下さいっ!」 +\endtext + +\text +精液が噴き出す鈴口に、 +リズベルが顔を近づける。 +\endtext + +\text +するとビチャッと白濁液が顔に当たり、 +そのままへばりつく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ずるいですわ、私もっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私にもさせてっ、あはぁっ♪」 +\endtext + +\text +それを見たグリエッタとベアトリスまでが +顔を近づけ、精液を浴びようとする。 +\endtext + +\text +まるで三人がキスをしているように見え、 +カイムの射精は衰えるどころか、 +勢いを増していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん、ンはぁっ……カイム様の、精液♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「このにおい、大好きですわ♪ + あんっ、お口にも入っちゃいましたわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もちろん飲むのよね? + 飲まないなら私にちょうだい?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「えぇ、いやですわ。この精液は私のもの + ですから。んぐっ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +グリエッタはうっとりしながら、 +精液を飲み込んでいく。 +\endtext + +\text +それを羨ましそうに見ていた +リズベルとベアトリスは、 +自分も精液を飲もうと口を寄せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……んんっ、チュルッ……。 + お掃除させていただきますね、ピチュ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁ、私たち顔中精液まみれね。 + んっ、カイムのお汁、おいしい♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私にも舐めさせてくださいまし。 + お掃除フェラは雌犬である私の仕事ですわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「レロレロ、ピチュ、ジュルルッ。 + ピチャピチャ、レロォ、ヂュルルルッ」 +\endtext + +\text +グリエッタ達三人は、射精を終えた肉棒を +ペロペロと舐めつづける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、気持ちよかったぞ三人とも」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +三人の頭を順番に撫でた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁん、お褒め頂き光栄ですわ♪ + 私でよろしければ、 + いつでもチ●ポしゃぶらせていただきます」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁ……お姉ちゃんね、 + あなたに頭撫でられるの、大好き……。 + 私も、いつでもしゃぶってあげるからね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私だって同じです。 + カイム様の性欲の処理も、 + 側近の私の仕事ですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様? 私なら、お口だけでなく、 + オマ●コやお尻の穴もご自由にして頂いて + 構いませんから」 +\endtext + +\text("カイム") +「書類仕事をしているときでもいいのか?」 +\endtext + +\text +カイムが冗談めかしてそう言うと、 +リズベルは困った顔を浮かべた。 +\endtext + +\text +しかしすぐに恍惚とした笑みに戻る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい♪ もし私が抵抗したら、 + 無理やりにでもねじ伏せて犯してください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュルッ、ピチャ……カイム様になら、 + 乱暴にされても平気ですから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、素敵なシチュエーションですわ♪ + 私も最初のころのように、 + 無理やりハメられたいですわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私だって弟にならレイプされても平気よ? + むしろどんどん犯して欲しいくらいよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、弟に犯してほしいとか、 + ベアトリスさんってずいぶんと + 倒錯していらっしゃいますのね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、自分を雌犬と呼ぶあなたよりは + 正常だと思うけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで、カイム様。 + 誰が一番気持ちよかったですか?」 +\endtext + +\text +ヒートアップしているふたりを尻目に、 +リズベルがそう訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうだな……」 +\endtext + +\text +カイムは顎に手を当てて考える。 +\endtext + +\text +そしてすぐに口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「フェラだけでは誰が一番かは決めかねるな。 + というわけでおまえ達、 + 三人とも横に並んで俺に尻を突き出せ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……お尻を、ですか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はい♪ かしこまりました。 + カイム様の御命令通りにさせて + いただきますわ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんに尻を突き出せなんて、 + あはぁ♪ わかったわ、私のお尻…… + いっぱい見てね?」 +\endtext + +\text +先ほどまで睨み合っていたグリエッタと +ベアトリスだが、すぐにカイムの言葉通り +ベッドにうつぶせになった。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、なにをしている? + おまえも早く尻をつきだせ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ、申し訳ありませんっ!」 +\endtext + +\text +カイムに言われ、リズベルは慌てて横になる。 +\endtext + +\text +グリエッタたちに比べると小ぶりな尻を、 +カイムはペシッと軽く叩いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんっ♪ これでよろしいですか?」 +\endtext + +\text +リズベルは股間が良く見えるようにと、 +手で尻肉を割り開く。 +\endtext + +\text +両隣のベアトリスとグリエッタも、 +カイムに向かってグイッと大きな尻を +突き出す。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はぁんっ……雌犬のオマ●コとお尻の穴、 + どうぞご覧になってくださいませ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これから、どうするの? + オマ●コいじくりまわすの? + それとももうチ●ポハメちゃうの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベル達の股間を見て、 +甘い愛液で濡れ光っているのを確認する。 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけ濡れていれば + すぐに入れてもよさそうだ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「で、でしたらっ、 + 私のオマ●コからお願いいたしますっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタが誰よりも早くそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではまずはおまえのマ●コから + 味わってやろう」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの膣穴に +肉棒を突きつけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、 + 私としたことが先を越されちゃったわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁっ……でも、後でちゃんと、 + いただけるんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。 + 三人ともきっちりと中出ししてやるぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あはぁんっ……はやく、カイム様の + 極太チ●ポ、雌犬マ●コにねじ込んで + くださいませっ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタが切なそうな声でねだる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、すまんな。 + それでは行くぞ。良い声で鳴けよ?」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタの膣穴へと、 +肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、はぁぁぁあああんっ!! + オチ●ポありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは貴族の品格を全く感じさせない +顔で、肉棒を受け入れた。 +\endtext + +\text +魔術師として誰にも負けない素質と力量、 +そして貴族という身分を持ちながら、 +カイムの前では1匹の雌犬となる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひぁっ、あっ、あぁんっ!! + どうぞっ……突いてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「雌犬マ●コ、 + グチョグチョに犯しぬいてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、あぁ分かった。 + 気絶しないよう、しっかりと意識を + つなぎとめておけよ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、腰を前後させ始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ! マ●コっ、オマ●コが + ゴリゴリッて……ひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が膣内を出入りし始めると、 +グリエッタは身体をビクビクと震わせた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「これっ、太いっ、あっ、あーーーーーっ! + オチ●ポの先が、アヒィッ、 + マ●コに引っかかって、あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、カイムのチ●ポが太いのなんて、 + わかっていたことじゃない」 +\endtext + +\text +ベアトリスが、リズベル越しに喘いでいる +グリエッタを見てクスクス笑う。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんなのっ……私だって知って…… + あぁっ!!」 +\endtext + +\text +グチュッ、ゾリュリュリュッと、 +大きく傘の張ったカリ首が膣粘膜をひっかく。 +\endtext + +\text +その度にグリエッタは口元から涎を垂らし、 +その名の通り雌犬のごとく鳴いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「でもほんとにっ、あひひぃっ!! + 前よりもっと、オチ●ポがっ…… + あっあがっ!! あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ゴクッ……え、ど、どういうこと、 + かしら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういえば、先日オルフィスさんと + お話をした時、カイム様との夜のことを + 聞かれました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その時、ちゃんと入ったかとか聞かれて、 + なぜ今更そんな事をと思ってましたが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……いや、ベアトリス。 + 自分の穴で確かめてみるか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あっ……あ、あ……」 +\endtext + +\text +カイムに名前を呼ばれ、 +ベアトリスはキュンッと膣穴を収縮させた。 +\endtext + +\text +僅かに白く濁った愛液が、 +膣穴からブピュッと溢れ出る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ! あひっ、あーーーーーっ! + オマ●コが、マ●コが、 + 捲れちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あっ……えと、カイム……」 +\endtext + +\text +グリエッタのあまりに激しいよがり方を見て、 +流石のベアトリスも一瞬躊躇する。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、突き出せ。 + 俺がおまえをレイプしてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「泣いてヒィヒィよがるまで、 + 突きまくってやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムは強引にベアトリスの尻を自分に +向けさせると、情け容赦なく極太の肉棒を +突きいれた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あーーーーーーーっ!! + あぁっ、ひっ、んぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは余裕のない表情を浮かべ、 +快感に喘がされる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、あらあら……カイム様のオチ●ポが太 + いなんてわかりきってることですのに、随 + 分切羽詰まった声をお上げになりますのね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あがっ、あっ、あひぁっ……。 + これっ……んあっ、ひっ……オマ●コ、 + すごい、広がってる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「動くぞベアトリス」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、待っ……」 +\endtext + +\text +しかしカイムは待たない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっあーーーーーーーーーーーーーーっ! + オマ●コが、オマ●コがぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴクッ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「フフッ、これでお分かりになりまして? + そんなチ●ポでオマ●コほじくられたら、 + 誰だってバカになりますわ」 +\endtext + +\text +ベッドのシーツを握りしめ、激しく喘ぐ +ベアトリスを見てグリエッタは笑う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃっ、んっ、あーーーーっ!! + すごいぃっ、私のオマ●コがっ、 + あはぁっ、壊れるぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、この程度で壊れるものか。 + もっと激しくしても大丈夫なように + 女の身体というものは出来ている」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +抽送の速度をさらに速めた。 +\endtext + +\text +愛液が一突きごとに飛び散り、 +シーツを瞬く間に濡らしていく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスクスッ、本当にレイプされてる + みたいですわよ、ベアトリスさん。 + 望みがかなってよかったですわね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ! あっ、あひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +グリエッタの言葉に反論する余裕がなく、 +ベアトリスはただひたすらアンアンと +鳴かされた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて次はリズベルだな。 + 待たせてしまってすまんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ……あ、はひっ! + ど、どうぞ……私の、お、オマッ…… + オマ●コに……オチ●ポ、入れて下さい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、なにもとって喰おうという + 話ではない。 + 身体から力を抜いて待っていろ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻をすっと優しく撫でた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ……は、はいっ♪ + よ、よろしくお願い、致します」 +\endtext + +\text +リズベルはいつ挿入されても良い様にと、 +膣穴から力を抜く。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では行くぞリズベル」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの膣穴を堪能した後、 +リズベルの肉穴へと肉棒を移動させた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぎぃっ!? あっ、ふぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの狭い膣内に不釣り合いな +太い肉棒がねじ込まれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ、んんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「苦しいか、リズベル?」 +\endtext + +\text +カイムは心配してそう訊ねたが、 +リズベルは首を横に振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、大丈夫、です……。 + わ、私に気を使わないで、ください」 +\endtext + +\text +リズベルは膣奥まで貫かれながら、 +荒く息をつく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私なら、平気です♪ + カイム様のなら、私……どんなに太くても、 + 大丈夫ですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。 + では好きに動かせてもらおう」 +\endtext + +\text +リズベルの愛らしさに肉棒を更に膨張させた +カイムは、激しく腰を振り始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああーーーーーーーーーっ!! + カイム様っ、カイム、様ぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ミチミチと、 +リズベルの膣穴が広げられていく。 +\endtext + +\text +これ以上は小指ですら入らないほど、 +限界近くまで膣粘膜が拡張される。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、あぁぁぁあああっ!! + はひっ、あっ、ひっ! あひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「だ、大丈夫ですの? リズベルさん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「無理はしないでね、リズ?」 +\endtext + +\text +両隣のふたりが、 +心配そうにリズベルを見守る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、大丈夫、ですっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私だって、カイム様のものなら、 + 根元まで、あはぁっ、 + 呑み込めるんでひゅからっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは膣穴から力を抜き、 +肉棒の最奥までの侵入を許す。 +\endtext + +\text +肉棒はズボズボと無遠慮に出入りし、 +リズベルに快感を与え続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ、あひっ、ひぃっ!! + で、ですよね? 私のオマ●コ、 + ちゃんと呑み込めてますよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、根元までズッポリだ。 + 気持ちがいいぞ、リズベル。 + おまえはどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムが尋ね返すと、 +リズベルは涎を垂らしながら、 +トロンとした表情で答えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひぃっ♪ きもち、いいですっ! + カイム様のチ●ポでマ●コがえぐられてっ、 + あぁ、最高に気持ちいいですぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、最高……か。 + まさかおまえの口から、 + そんな言葉を聞ける日が来るとはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ、ぎっ……な、生意気で、 + ごめんなさいっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なかなか素直になれなくて、 + すみませんでひたっ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、これからはっ、いっぱいいっぱい…… + 愛しますっ!! カイム様のこと、 + たくさん好きっていいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル……うっ、ぐっ……」 +\endtext + +\text +リズベルのあまりのいじらしさに、 +肉棒がビクビクと膣内で跳ねる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさん…… + 本当に、あなたは素敵ですわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もちろんよ、 + だってこの子は私の妹ですもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あはぁっ……ひっ、うぅっ!! + カ、カイム様っ、ごめんなさっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの背筋が、ピンッと仰け反る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イ、イクッ、もうイキそうですっ! + だから、あひっ、そろそろ次の人に、 + いっ、入れてあげてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだ、イキたくないっ! + カイム様のオチ●ポで、 + またっ、突いてほしいんですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ふふっ、ははははっ! + ではグリエッタとベアトリスをイかせた後、 + おまえをイかせてやるとしよう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひっ、お待ち……していますっ!」 +\endtext + +\text +ズルリとリズベルの膣穴から +肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text +そして肉棒の先は、 +グリエッタへと向けられる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ……ひっ、んっあーーーーーっ! + すごっ、いぃっ!! + さっきよりまた、太くなってますわっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタの膣奥に肉棒をねじ込むや否や、 +カイムはさっそく出し入れし始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はひっ、んっ、ひぁぁぁあああっ!! + すごいぃっ、先っぽが、 + オマ●コゴリゴリしてますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの中も、気持ちがいいぞ。 + リズベル程の締め付けはないが、 + それを補って余りあるぬめり具合だ」 +\endtext + +\text +ペシッと、 +グリエッタの大きな尻をカイムが叩いた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひいっ、んっ、あはぁんっ! + あ、ありがとうございますぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カ、カイム様っ、私も……カイム様の事が、 + 好きですぅっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「こ、これからもっ、カイム様のために、 + いっぱいいっぱい、このオマ●コで、 + ご奉仕させていただきますっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタは尻をくねらせながら、 +発情しきった顔でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それは楽しみだな」 +\endtext + +\text +ベシッ、ペシッと尻肉を叩きながら +カイムは肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ……あっ、あぁんっ♪ + お尻叩きっ、あはぁんっ、 + いい、いいですぅっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私のお尻をっ、貴族のお尻を、 + もっと気安く、叩いてくださいませっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「マゾのおまえのことだ、 + そのほうが嬉しいのだろう?」 +\endtext + +\text +亀頭がグチュッと、子宮口をこねつぶす。 +\endtext + +\text +下半身から全身に広がる快感に、 +グリエッタは甲高い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「はいっ、大事なオマ●コやお尻を + カイム様にぞんざいに扱われると、 + それだけで興奮しますぅっ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「オーリック家の跡取りを産むための + 大事なマ●コを、カイム様の性欲処理に + 使ってくださいませぇっ!!」 +\endtext + +\text +グリエッタはビクビクと、 +断続的に身体を痙攣させ始める。 +\endtext + +\text +肉棒を締め付ける力も強くなり、カイムは +グリエッタのアクメが近いと判断する。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ビ、ビンビンに勃起したチ●ポで、 + お気軽に、種付け……して下さいませっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、ではそうさせてもらうか。 + ベアトリス。次はおまえだからな。 + オナニーでもして待っていろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……わ、わかったわ……。 + お姉ちゃん、オマ●コほじくりながら、 + 待ってるからね……」 +\endtext + +\text +弟の命令で、 +ベアトリスは自分の膣穴をほじくり始める。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あひぁっ、あぁっ……カイム様っ! + わ、私も……イ、イキそうですっ!! + ど、どうかお許しをっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺と一緒にイクことを許可する。 + たっぷりと中出ししてやるから、 + しっかり飲み込めよ?」 +\endtext + +\text +グリエッタは頬を赤らめ、 +コクコクとうなずいた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ありがとうございますっ!! + どうぞっ、雌犬マ●コに + オチ●ポ汁吐き捨ててくださいっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、あっ、あぁっ! イクッ、イクッ! + オマ●コイキますぅっ、 + 雌犬マ●コ、あぁ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +真っ白な愛液が滴る膣穴に、 +極太の肉槍がゴリュッとねじ込まれた。 +\endtext + +\text +その直後、グリエッタの子宮口に +勢いよく精液がかかる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んひっ、あーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビュルビュルッ、ビュククッと音を立て、 +カイムの精液が瞬く間に膣内を埋め尽くす。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、いいっ!! + 中出し気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「マ●コの奥で、 + いっぱい精液出てますぅっ!」 +\endtext + +\text +アクメの痙攣を繰り返すグリエッタは、 +ダラダラと口から涎を垂れ流し、 +嬌声を上げている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁ……はやく、はやくっ……。 + 私にも、ちょうだい……。 + カイムの、精液……チ●ポ汁……♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、イックゥゥウウッ!! + オマ●コきもちいいっ!! + あはぁっ……はっ、はひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +白濁液がボタボタと、膣穴から溢れ出る。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あは……あ、ふぁ……。 + 種付け、して頂いて、 + ありがとう、ございまひた……♪」 +\endtext + +\text +膣穴からズルリと引き抜かれた肉棒だが、 +まだその硬さは失われていない。 +\endtext + +\text +それどころか、 +未だにビュクビュクと射精し続けている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、もったいない……。 + ね、ねぇ……そのまま、そのまま入れて?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのオマ●コに、 + その射精チ●ポねじ込んでっ!!」 +\endtext + +\text +それを見て我慢の限界に達したベアトリスが、 +グイグイと尻を突き出してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、淫乱な姉だな」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑しながらも、 +望み通りに姉の肉穴に挿入する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぁっ、んっ、あひぃぃぃいいいっ!」 +\endtext + +\text +熱く熟れきっている膣穴は、 +肉棒をどん欲に呑み込んでいく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁーーーーっ! チ●ポ来たっ! + カイムのオチ●ポいいっ、 + すっごく気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだベアトリス。 + ひょっとしてもうイキそうなのか? + 今入れたばかりだぞ?」 +\endtext + +\text +膣肉をえぐりながらカイムが訊ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、ごめんなさいっ! + イキそうなのっ! あなたの命令通り + オナニーして待ってたからっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のせいか? + おまえが淫乱なだけだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながらグチュグチュと +膣奥を突き上げ続ける。 +\endtext + +\text +するとベアトリスは特段甘い喘ぎ声を上げ、 +涎を垂らした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっはぁーーーーん♪ + ごめんなさいぃっ! そう、淫乱なのっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私が淫乱だから、 + オマ●コすぐイッちゃうのぉっ!」 +\endtext + +\text +ブルンッ、ブルンッと、 +豊かな胸を弾ませながらベアトリスが悶える。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな淫乱な姉さんは、 + どのようにおねだりをするんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃ、んぁっ! こ、ここで、させるの? + リズやグリエッタが見てる前で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それがどうした? + さぁ、言え。浅ましく精液をねだってみろ + ベアトリス」 +\endtext + +\text +グリエッタにしていたように、 +尻を軽くたたく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃんっ!? んっ、あーーーっ! + い、言うっ、言うからぁっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは尻を叩かれる恥辱を +味わいながら、リズベル達の前で +膣内射精を懇願させられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お姉ちゃんのヌルンヌルンになった + マ●コに、ビュッ、ビュウッて、 + オチ●ポ汁を中出し、してほしいの♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、それで?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁっ……まだ、言わせるのね……。 + 私の弟だけあって、ほんとうに…… + 人を辱めるのが上手だわ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは改めて尻を突き出し、 +媚びた笑みを浮かべ、叫ばされる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お姉ちゃんの子宮を、弟の精液で + 孕ませて、欲しいのぉっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ど、どうかお願いっ、お願いしますぅっ! + スケベでエッチで淫乱なお姉ちゃんの + お願い、どうか叶えてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「クスクスッ、変態が抜けてますわよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、ごめんなさいっ!! 変態で + スケベでエッチで淫乱なお姉ちゃんを、 + イかせて、種付けして、孕ませてぇっ!」 +\endtext + +\text +焦らされたベアトリスは、 +恥も外聞もなく、尻を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「お願いなら、聞いてやらねばなるまいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「喜べ。 + おまえが淫乱なおかげでまた出そうだぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、嬉しいっ♪ + お姉ちゃん絶対孕むからっ!! + 今中出しされたら、絶対孕むからぁっ!」 +\endtext + +\text +極度に興奮したベアトリスの膣穴は、 +別の生き物のようにうねうねと動く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うっ……では出すぞ。 + おまえも俺のチ●ポでイケ、ベアトリス」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの腰を掴み、 +手前に引き寄せながら +力強く肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃっ、あーーーーーーーっ! + イクッ、イクぅ、弟チ●ポでイクッ! + お姉ちゃんのオマ●コ、もう、イクゥッ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあっ、イクッ、 + イックゥゥゥゥウウウウッ!」 +\endtext + +\text +姉の膣内に、弟の精液がドプドプと流れ込む。 +\endtext + +\text +アクメに達したベアトリスは、 +精液の熱さに歓喜する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コッ、あぁっ!! + イクッ、イッてるぅっ!!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……あぁ、すごい……」 +\endtext + +\text +普段つかみどころのない性格のベアトリスが +あられもない姿をさらしてアクメしている。 +\endtext + +\text +自分もこれからこんな表情を浮かべるのかと +思うと、リズベルの子宮は勝手に疼く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あひぃっ! + まだっ……あはぁんっ、出てるっ!! + 子宮の中まで、精液が入ってきてるぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん、あっ……あっ、あのっ……。 + カイム、ひゃま……」 +\endtext + +\text +快感への期待で、 +リズベルの呂律がおかしくなる。 +\endtext + +\text +唾液が次から次に湧いてきて、 +唇の端から、タラッと溢れ出た。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ふぅっ……あぁ、待たせたな。 + もうすぐ、入れてやるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、ひっ……。 + い、いつでも……私のオマ●コ、 + 使ってください……」 +\endtext + +\text +隣で種付けされているのを見つつ、 +リズベルはドキドキしながらその時を待った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひはぁ……はぁ、はぁ……。 + あ、あふ……あ、へぁ……」 +\endtext + +\text +あのベアトリスが、 +完全に骨抜きにされてしまっている。 +\endtext + +\text +やはりベッドの上では誰も、 +カイムにはかなわないのだと、 +リズベルは実感する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、いい具合だったぞベアトリス。 + また使ってやるからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふ、あ……う、うん……♪ + お、おねがい、しま、ふ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハァ、ハァッ……カ、カイム、様……。 + ど、どうぞ、こ、ここ、ここに……」 +\endtext + +\text +震える指で尻肉を掴み、膣穴を広げる。 +\endtext + +\text +白濁した愛液がゴポッと音を立て、 +垂れ落ちていくのがわかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、緊張しているのか? + それとも極度の期待からか……」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻を掴むと、 +クチュッと亀頭を押し付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「では行くぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「く、ください……私のオマ●コで、 + たくさん、気持ちよくなってくださいっ!」 +\endtext + +\text +リズベルがそう叫んだ直後、 +萎えることなく勃起した肉棒が突きこまれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あぁんっ!! + あぐっ、私の中っ……こじ開け、られ……」 +\endtext + +\text +グリュリュッと、肉棒が桃色の粘膜を +無理やり開き、押し入る。 +\endtext + +\text +腹の中に熱い異物が入ってくる快感に、 +リズベルはそれだけで絶頂してしまいそうに +なる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あがっ、あひぁぁああっ!? + はっ、はふっ……はっ、はひっ……」 +\endtext + +\text +ビクビクッと、リズベルは全身を震わせる。 +\endtext + +\text +硬い肉棒は膣奥に到達するや否や、 +ズルルルルッとゆっくりと引き抜かれていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅ!? あっ、あはぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの名前を呼ぶと、 +リズベルはその意図を察し、頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はひっ! 大丈夫でひゅっ! + どうぞ動いてくださいっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベルのオマ●コを、カイム様の + オチ●チンでめちゃくちゃにして下さい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その意気やよし。では望み通り、 + めちゃくちゃにしてやるからな。 + 覚悟しろ」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒に力を込めると、 +きつい膣穴を鋭くえぐった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ! ひっ、あ、あっあーーーっ!」 +\endtext + +\text +グチュニチュッと、 +卑猥な水音が膣穴から響く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃんっ……あっ、くぅっ! + あはぁっ、すごいっ……オマ●コの中、 + すっごくかき回されてますぅっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁ、すごい音ですわ……。 + とってもいやらしい♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、ほんとにね。 + 小さなオマ●コでぶっといチ●ポ頬張って、 + なんてよくばりオマ●コなのかしら」 +\endtext + +\text +リズベルを挟んで、 +グリエッタとベアトリスが笑っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、んんっ!! あっ、あひっ!! + はぁっ、はぁっ……あっ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「中が熱くうねって、気持ちいいぞリズベル」 +\endtext + +\text +膣粘膜のひだが肉棒に吸い付き、 +全体を愛撫してくる。 +\endtext + +\text +既に3度の射精をしているカイムだが、 +この肉穴でなら何度でも出せる、 +そんな気がするほどに、心地よかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございますぅっ!! + カイム様に褒めていただいて、 + すごく、嬉しいですっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のオチ●ポもっ、すごくっ、 + ヒィんっ! 太くて、硬くて、 + たくましくて素敵ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒を子宮口めがけて突きこむたびに、 +肛門が可愛らしく収縮する。 +\endtext + +\text +カイムはその反応を楽しみながら、 +苛烈に膣肉をえぐり続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁんっ、あっ、あひぁぁああっ!! + カイム様っ、んんっ!! + カイムっ、様っ、あふぁっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? どうしたリズベル?」 +\endtext + +\text +汗の浮かんだリズベルの背中を、 +指でなぞる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁぁぁあああんっ! + あふっ、んひぃぃいいっ! + ご、ごめんなさっ、私っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、 + イキそうだというのだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はひっ、そ、そうですぅっ!! + オチ●ポが気持ちよすぎて、私もうっ! + あぁっ、ごめんなさいぃっ!!」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクンッと、 +リズベルの尻が跳ねる。 +\endtext + +\text +膣穴は締め付けを強くして、 +力を込めねば肉棒が押し出されてしまいそう +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもアクメする直前で + お預けにしていたからな。 + そうなるだろうと思っていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ、でもっ……私だけ、 + イクなんてっ……カイム様は、まだなのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……フフフッ、そうでもないぞ? + おまえのマ●コは可愛い顔に + 不釣り合いなほど、凶悪だからな」 +\endtext + +\text +がっちりとリズベルの腰を掴み、肉棒を +突きこむカイムの顔が辛そうに歪んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、イケ、リズベル。 + 俺もすぐ後に、出してやる。 + 子宮の奥まで子種を流し込んでやるぞっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっはぁ♪ は、はひっ!! + うれしいっ、ですっ!! あぁんっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは射精してもらえると聞いて、 +一気に表情が蕩ける。 +\endtext + +\text +自分から尻をくねらせ、膣穴を締め、 +最大限カイムを楽しませようとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、イクッ、イクッ!! + カイム様っ、私のオマ●コ、 + イッちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぁぁぁあああっ!! + オマ●コイクッ、オマ●コイクゥッ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはグリエッタ達に見られながら、 +絶頂へと押し上げられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おおっ! 出すぞ、リズベルッ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「出してくださいっ!! + 私のオマ●コ、妊娠させてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text +膣奥をえぐられ、リズベルは絶頂した。 +\endtext + +\text +その直後に、 +鈴口から勢いよく子種が噴き出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あぁんっ!! 気持ちいいっ! + いくっ、いっくぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text +ビュクククッと、 +膣内に精液が流し込まれた。 +\endtext + +\text +アクメしたリズベルは、 +それを喜んで受け止める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いっ、あっ、ひっ!!! + あーーーっ! イクッ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +種付けをされながら、 +リズベルは歓喜の声を上げ、アクメし続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ♪ リズのイキ顔、かわいいわぁ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「身体ビクビクさせて、クスクスッ、 + 女の私でも興奮しちゃいますわ」 +\endtext + +\text +アクメしているリズベルを見て、 +ベアトリスたちは肢体をくねらせる。 +\endtext + +\text +一度絶頂した身体に、 +再度情欲の炎が灯ったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、んっ! あはぁぁああっ♪ + し、子宮にっ、来て……ますぅッ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の精液、赤ちゃんの部屋に、 + 届いてますっ! あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、来年の今頃は、 + おまえとの子が見られそうだな」 +\endtext + +\text +カイムは膣内に精液を注ぎ終えると、 +ニチュッと肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは恍惚の表情を浮かべ、 +ぐったりしている。 +\endtext + +\text +直前まで肉棒を咥え込まされていた膣穴から +は、ボタボタと精液が溢れ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえたちふたりにも、期待しているぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはグリエッタとベアトリスの尻を +軽くたたく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あんっ、は、はひっ♪ + 私も、早くカイム様の赤ちゃん、 + 産みたいですわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お姉ちゃんもよ? + カイムの赤ちゃんなら私何人だって産むわ。 + い、いえ……産ませてもらうわ」 +\endtext + +\text +グリエッタはもとより、ベアトリスまでもが +発情した雌の様に瞳を陶然とさせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いい心がけだグリエッタ、 + ベアトリス」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達は本当にいい女だ」 +\endtext + +\text +カイムは予告なく、 +グリエッタの膣穴に肉棒を突き挿れた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、はぁぁああんっ!! + カイム様っ!? あひっ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「す、すごいですわっ、あんなに出したのに、 + まだこんなに、硬いなんてっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなにエロいケツが並んでいるのだ。 + 萎えるはずがなかろう」 +\endtext + +\text +精液と愛液でドロドロになっている +グリエッタの膣穴を、 +カイムは猛然と突き上げる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ、ひぃぃいいっ! + いいですわっ、極太チ●ポっ、 + 素敵ですわっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「雌犬マ●コがまたっ、疼きますっ!! + ズボズボほじくって、 + また、アクメさせてくださいませぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハッ、おまえのおねだりは + 本当にいやらしいな。 + チ●ポに来るいいおねだりだ」 +\endtext + +\text +射精の影響など微塵も感じさせない、 +血管の浮きあがった雄々しい肉棒が、 +膣粘膜を苛烈に削る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁん、私にもちょうだいっ! + お姉ちゃんマ●コでチ●ポしごいてっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「グチュグチュッていっぱいオマ●コ + ほじって、お姉ちゃんをアクメさせてぇ!」 +\endtext + +\text +グリエッタに触発され、 +ベアトリスもおねだりを始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、こらえ性のない姉だな。 + そんなふしだらなマ●コには + お仕置きをせねばな」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑しながら +今度はベアトリスの膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、はぁんっ♪ お仕置きチ●ポ来たっ♪ + してっ、お仕置きしてぇっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのはしたないヌルヌルドロドロ + オマ●コに、カリ太チ●ポできつい + お仕置きしてほしいのぉっ!」 +\endtext + +\text +甘い猫なで声で、ベアトリスは懇願する。 +\endtext + +\text +弟に甘える姉の姿に、 +カイムは劣情が込み上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、おまえは甘えん坊だな。 + いいのか? リズベルやグリエッタが + 見ているんだぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁん、も、もういいっ、もういいのっ! + あなたにかわいがってもらえるなら、 + 恥ずかしい姿晒したって構わないのっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは涎をだらだらと垂らしながら +腰を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + こいつを見てどう思う、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、あはぁ……ベアトリス、さん……」 +\endtext + +\text +アクメの余韻が未だひかないリズベルは、 +眠たそうな顔でベアトリスを見ている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、リズが、見てるっ♪ + 私の情けない姿、見られてるっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これがベアトリスの本性だ。 + いくら年上ぶっていても、所詮は女。 + チ●ポをねじ込んでやればこの通りだ」 +\endtext + +\text +カイムが激しく子宮口を突き上げる。 +\endtext + +\text +するとベアトリスは脱力し、 +アンアンと鳴かされる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、ひぁんっ!! ごめんなさいっ! + 年上ぶって、あぁっ、んっ、ひぃっ! + お姉さん面してごめんなさいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが勝負に割って入ったのも、 + 単に俺にかまってほしかったからだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぁ、あぁっ!! そ、そうなのっ! + 抱いてもらいに来たらリズ達がいて、 + でも我慢できなかったからっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁぁああっ! + ごめんなさいっ、ごめんなさいぃっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、おまえに本音を語らせるのは + 楽だな。ただチ●ポを入れて突けばいい + だけなのだから」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +ベアトリスの痴態に見入っている +リズベルの膣穴に肉棒を突き挿れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひぃっ! んっ、あーーっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 本当のベアトリスを見て + 幻滅したか?」 +\endtext + +\text +肉棒を入れられた瞬間、 +リズベルは目を見開き、嬌声を奏でる。 +\endtext + +\text +グリエッタとベアトリスの股間には +カイムの腕が伸び、 +膣と肛門とが指でほじくられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぁぁああんっ! あぁっ、カイムの指が、 + オマ●コとお尻の穴、ほじってるっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁんっ、ひっ、いっ!! + やぁんっ、お尻の穴はっ……あふぅっ! + あぁ、そんな奥までっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは両の腕でグリエッタとベアトリスの +股間をいじくりつつ、リズベルの膣穴を肉棒 +で突く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぅっ、あぁっ! + 幻滅……なんて、してな、い、ですぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、んっ、あぁっ! 可愛いって……。 + お姉さんなのに、甘えて、かわいいって、 + そう思ってましたっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴から精液と愛液を滴らせながら、 +リズベルは肉棒の快感に震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「だそうだ、良かったなベアトリス?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ……ンっ、んんっ♪ + あ、ありがとっ……リズっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたも、可愛いわ。とってもとっても、 + 食べちゃいたいくらい、可愛いっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはリズベルにキスをする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んんっ、チュッ、 + ぢゅるるっ……あふぁっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ああん、ずるい、ですわっ!! + 私もリズベルさんと、キス……あひぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、女同士仲が良いのは、いいことだ。 + さぁおまえたち全員に、精液をくれてやる」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの膣肉で肉棒をしごき、 +射精の欲求を高めていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、下さいっ♪ + カイム様の、熱い精液っ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私にもっ、私のお尻にもかけてぇっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひぃっ、んっ、あぁんっ!! + イクッ、イキますわっ! + オマ●コとお尻っ、ほじくられてっ……」 +\endtext + +\text +グリエッタのみならず、リズベルも +ベアトリスも、カイムの指と肉棒とで +絶頂へと登らされていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、あぁっ……イクゥッ!! + 太いオチ●ポ、気持ちいいですっ! + オマ●コイクッ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口を、トドメとばかりに +亀頭が突き上げた。 +\endtext + +\text +それによって、まずリズベルが絶頂する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イック!! あぁ、お姉ちゃんもイクっ! + イクイクっ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁっ、んっ、ひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +そしてその直後に、 +グリエッタとベアトリスがアクメした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、あっ、あはーーーーーっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コイクッ、あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ハヒィッ、んっ、イクッ、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +三人の美女の尻や背中に、 +カイムの精液が飛び散る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ、んんっ!! あっ、熱いぃっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「んっ、あはぁんっ♪ あーーーっ! + もっと、もっとかけてくださいましっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、すごいわっ! + あんなに出したのに、まだこんなっ…… + あぁっ、たくさんっ、ひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +女達の白い肌を、精液が覆っていく。 +\endtext + +\text +アクメに達して収縮する膣穴からは +中に出された精液が溢れ出し、 +シーツに染みを作る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃんっ♪ あんっ、精液溢れてるっ! + カイム様の精液なのに、もったいないっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あんなに出されたんだもの、 + 少しくらい溢れても、んんっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そうですわっ! + きっと私たちのお腹には、もう…… + カイム様の子供が、あふぅっ!」 +\endtext + +\text +三人は悦びに満ちた笑顔を浮かべ、 +精液を浴び続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、んっ……あはぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ひ、ああ……あはぁ、んんっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ……はぁ……はぁ、あはぁ……」 +\endtext + +\text +射精が終わり、絶頂の余韻だけが残る。 +\endtext + +\text +リズベル達は一様に恍惚とした表情を浮かべ、 +無防備に尻を晒し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、実にいい眺めだ。 + これが支配者の視点か」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、ふぁ……カイム……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム、様……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぁん、カイム様ぁ……♪」 +\endtext + +\text +三人の美女が精液まみれになりながら、 +媚びた笑みをカイムに向ける。 +\endtext + +\text +手を伸ばせばだれもが羨む美女がおり、 +そしてその尻を触ったとしても、 +誰にもとがめられない。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、はははっ!! + このニルトで、俺だけが見ることを + 許された光景」 +\endtext + +\text("カイム") +「素晴らしいな。 + 選りすぐりの幻像石の映像も、 + この光景の前にはかすむというものだ」 +\endtext + +\text +カイムはそうつぶやくと、 +満足げに頷くのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +セックスを終え、 +リズベル達は子犬がじゃれ合うかのごとく +談笑しながら服を着ている。 +\endtext + +\text +満足した彼女たちの頭からは +勝負という本来の目的が、 +スコンと抜け落ちてしまっているようだ。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ」 +\endtext + +\text +いや、グリエッタだけがかろうじて +それを思い出し、ハッと顔を上げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしたんですか、グリエッタさん」 +\endtext + +\text +服を着終えたリズベルが、 +グリエッタの乱れた襟を整える。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「結果はっ!? カイム様、 + 勝負の結果はどうなりましてっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「勝負? + あぁ、そういえばそんな話をしていたな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すっかり忘れていました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「忘れてどうするんですのっ!? + 私たちはこの勝負に終止符を打つために + 来たんですのよっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもあなたも今の今まで忘れてたわよね」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あうっ」 +\endtext + +\text +ベアトリスの鋭い一言に胸を貫かれ、 +ユルリラとよろめく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ・れ・に♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスはクスッと少女の様に微笑み、 +カイムの左腕に抱きついた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「楽しかったし、気持ちよかったんだから + もうそれでいいじゃない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「むっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そ、そんな訳にはいきませんわっ! + 女性としてより高みを目指す私は、 + リズベルさんに何としてでも勝ち……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「白黒つけるための時間なんて、 + これからたくさんありますからね。 + そうですよね、カイム様?」 +\endtext + +\text +ベアトリスに対抗心を燃やしたリズベルが、 +カイムの右腕に抱きついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? あぁ、そうだな。 + 勝負をしたければまた今度 + 仕掛ければよかろう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あっ……」 +\endtext + +\text +カイムが抱きついてきたリズとベアトリスを、 +優しい目で見つめる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム♪ + 私もたくさん甘えていいわよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。いつでも来い。 + アンアンヒィヒィ言わせてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁん、大好きよカイム♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あん、 + 私だってカイム様の事大好きですっ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あぅ、うぅっ……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「わ、私だって愛してますわぁっ♪ + カイム様を二人占めしないで下さいまし!」 +\endtext + +\text +グリエッタがカイムの胸へと飛び込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、大きな甘えん坊さんだ事」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたに言われたくはないですわ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様カイム様、また今度私も + 甘えに来てもいいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、いいぞ。おまえたち全員、 + 俺がずっと可愛がってやるからな」 +\endtext + +\text +カイムの笑いと、 +リズベル達の愛らしい声とが室内に響く。 +\endtext + +\text +グリエッタがカイムにキスをねだると、 +それを見たリズベルとベアトリスも―― +\endtext + +\text +まるで子供がお菓子をねだる様に +口づけを求めるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_07.txt new file mode 100644 index 0000000..5b50e0d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ハーレム_07.txt @@ -0,0 +1,619 @@ +\setgamedatatitle("ハーレム_07") + +\text +夜も遅く、 +日も間もなく変わろうかという時間。 +\endtext + +\text +執務室の扉から灯りが漏れているのを +確認してから、カイムは扉を開けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「入るぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、カイム様……いったい何回言えば + ノックしてくれるんですか」 +\endtext + +\text +そこには案の定リズベルがいて、 +書類の束越しにカイムを睨んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方なかろう? + 両手にグラスをもっているのだからな」 +\endtext + +\text +カイムは確かに両手に良い香りのする酒を +入れたグラスを持っていた。 +\endtext + +\text +その片方をリズベルに差し出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、飲め」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私をペットか何かと + 勘違いなさっておいでなのでは」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか。 + ペットならばもう少し可愛げがあろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「むぅ、どうせ私は可愛げがありませんよ」 +\endtext + +\text +カイムが差し出したグラスを手にし、 +中の液体を覗き込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「変な物、 + 入れたりしてないですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、ここで働いている連中から + おまえが連日夜遅くまで働いていると + 聞いて、気を利かせてやったのだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムが口をとがらせると、 +リズベルはクスッと笑った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「冗談ですよ。 + ありがとうございます、カイム様」 +\endtext + +\text +そう言って、リズベルは酒を一口飲んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、これは……ジンジャーですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだな。 + レベッカに頼んで作ってもらったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれ、俺が少しの間仕事を代わってやろう」 +\endtext + +\text +カイムは先ほどまでリズベルが座っていた +椅子に腰かけると、書類にサインをしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「適当に処理しないでくださいよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が有能なのは + おまえが一番知っているはずだが?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……えぇ、知っていますとも。 + その有能な方が普段爪を隠しておいでの + せいで、私が苦労していることも」 +\endtext + +\text +以前リズベルはカイムと仕事で賭けをして、 +酷く恥ずかしい思いをさせられた事があった。 +\endtext + +\text +その時のことを思い出し、 +リズベルは顔を赤くする。 +\endtext + +\text("カイム") +「その後、部下との関係は良好か?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「最近、やっとあの時のことを + お互い忘れられたところです。 + カイム様のせいで思い出しましたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはよかった。 + 女は恥じらっている顔が一番かわいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「も、もう、からかわないでください……」 +\endtext + +\text +生姜の効能が現れたのか、 +リズベルの身体がポカポカと火照る。 +\endtext + +\text +その後しばしの間、カイムが仕事をし、 +リズベルが静かにお酒を飲むという +珍しい時間が続いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまり無理をするな。おまえの代わりは + どこにもいないのだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +リズベルはお酒を飲む手を止め、 +しばらくその言葉をかみしめていた。 +\endtext + +\text +一時期は自分の存在意義について、 +悩んだことがあった。 +\endtext + +\text +自分はカイムにとってなんなのか。 +\endtext + +\text +何をしてあげられる存在なのかと。 +\endtext + +\text +カイムの先ほどの言葉は、 +そんな悩みを吹き飛ばすほどの、 +力強く嬉しい言葉だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「このお酒、おいしいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカも、あまり無理するなと + 言っていたぞ」 +\endtext + +\text +カイムは書類に目を通し、 +さらさらと署名していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか……」 +\endtext + +\text +天涯孤独だったリズベルだが、 +今は自分を心配してくれる人がいる。 +\endtext + +\text +それがとてもうれしくて、 +目じりに涙がたまっていくのを感じていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「大丈夫です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今は、私が抱いた夢…… + そしてカイム様と出会って育まれた夢が + 実現しようとしている、その途中ですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだまだ、倒れるわけにはいきません」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って笑い、 +力こぶを作って見せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……夢か。それはディアボリカが + 迫害されることのない国、というあれか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それならばもう叶ったではないか。 + 今のハドスを見ろ。 + どこもかしこもディアボリカだらけだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、そうですね。あれはまさしく、 + 私が思い描いていた国の形です」 +\endtext + +\text +リズベルはコトンとグラスを机の上に置いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、今回の戦いで世界にはさまざまな + 考えを持った、色々な人がいると + 実感しました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで思ったんです。 + ディアボリカの為だけでなく、 + もっと多く……そう……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「世界中の様々な民族、種族の人たちが + 血を流すことなく安心して暮らせる世界を + 作れはしないかって」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、 + 前にも確かそんなことを言っていたな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……そう考えるようになったのは、 + カイム様を見ていたからですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を?」 +\endtext + +\text +カイムはペンを止め、リズベルを見た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。私の固い頭では、 + こんな突拍子もない考えは出てきません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「目の前に、とんでもなくバカなことを + 考える人がいたからです。 + 感化されちゃったんですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そうか」 +\endtext + +\text +カイムは小さく笑い、 +また書類に視線を戻した。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、似たような事を考えることはあった。 + だがお前に話したことはなかったと思った + のだがな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、多分、伺ったことはありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、カイム様って気に入った女性は + 誰彼かまわずバカみたいに自分のものに + してるじゃないですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「例えば、私たちを滅ぼそうとした + ストラクタでさえも…… + あなたは自分のものにした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしてそんなことができるのかって + 考えたんですけど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはきっとカイム様が、 + その人そのものを見ているから、 + そう気づいたんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「女騎士だの、人妻だの、眼鏡っ娘だのと + その人の外面、属性っていうんでしたっけ。 + それをすごく気にしている様に見えて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも実際にはちゃんとその内面を + 見てるんだなって」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうでなければ、あんなバラバラな人達を + ひとつにまとめきる事は出来ないですから」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムのことを、 +嬉しそうに語った。 +\endtext + +\text +そんな自分に気づき、照れながらも、 +少しだけ声を落として話を続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですから、肌の色や言葉が違っても、 + さらには種族が違っても、人と人とが + 個人として心を通わせる事ができれば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その延長線上には、私が夢見る世界が + 待っていると思うんですよね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちょっと…… + 理想論がすぎるかもしれませんけど」 +\endtext + +\text +リズベルは自分の思いを語り終え、 +喉が渇いたのかグラスを再び手に取った。 +\endtext + +\text("カイム") +「妄想することは、誰にでもできる」 +\endtext + +\text("カイム") +「夢を抱くことも、 + まぁ多くのものができるだろう」 +\endtext + +\text +カイムはペンを置き、酒で唇を湿らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、抱いた夢に向かって行動できる奴は、 + 存外少ないものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ましてや国を変えるなどと + 途方もなく大きい夢を描き、 + それを実現できる奴など……一握りだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな奴を、 + 人は英雄、天才と呼ぶのだろう」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを見ながら、 +楽しくて仕方ないと言うようにククッと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、おまえは自分のことを + 頭が固い奴というが、 + 俺から言わせればおまえの方がバカだぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ……ど、どうしてですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは俺がこのニルトを変えたと + 思っているのだろうが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「事実、そうではないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「その俺を表舞台に引きずり出したのは、 + どこのどいつだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえだ。俺を担ぎ上げ、軍を組織し、 + 敵を打ち倒し、そして勝利した。 + 英雄はおまえなのだ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私……が? 英雄……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、自覚がないか。 + そこがおまえの恐ろしいところだな」 +\endtext + +\text +カイムはひとしきり笑うと、 +目をぱちくりしているリズベルに、 +優しいまなざしを向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、おまえのその夢に乗せられた口だ。 + ほんのちょっぴり口出しもしたがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「小さな英雄よ。 + 俺はおまえが見る景色に興味がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから俺はおまえの夢がかなうその時まで、 + 付き合わせてもらおう」 +\endtext + +\text("カイム") +「この魔王に、行き先を告げるがいい。 + さすれば俺が百万の剣を掲げて、 + その道を進もうではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム、様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、柄にもないことを言ったな。 + さっさとそれを飲んでしまえ、冷めるぞ」 +\endtext + +\text +今度はカイムが照れくさそうにして、 +ポリポリと頬をかいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、なんだ?」 +\endtext + +\text +カイムは視線を上げ、リズベルを見た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます」 +\endtext + +\text +可憐な笑顔を咲かせたリズベルが、 +目に飛び込んでくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の大きな夢は、 + まだその途上にありますが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「小さな夢はもう叶っちゃいましたから、 + そのお礼を」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだその小さな夢とは?」 +\endtext + +\text +カイムが不思議そうに訊ねると、 +リズベルは微笑みながら首を振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「フフッ、カイム様が分からないと + おっしゃるなら、教えてあげません♪」 +\endtext + +\text +悲劇から始まった、ひとりの王子。 +\endtext + +\text +悲劇から始まった、ひとりの少女。 +\endtext + +\text +そのふたりが再会を果たした時、 +世界は音を立てて変わり始めた。 +\endtext + +\text +魔王と英雄。 +\endtext + +\text +並び立つ者がいないが故の、その称号。 +\endtext + +\text +しかしどういう運命の気まぐれか、 +同じ時代の同じ刻、そのふたりは同じ方向を +向き、歩き始めた。 +\endtext + +\text +魔王カイムと英雄リズベルの +世界を相手にした戦いは、 +ひとまずの決着を見た。 +\endtext + +\text +しかし彼女の夢は、果てしない。 +\endtext + +\text +彼女の器は、 +ニルトを飲み込んでなお余りある。 +\endtext + +\text +こののちも、この魔王と英雄は世界を相手に +戦い続けるだろう。 +\endtext + +\text +自らの夢を信じ、夢を託せる相手を信じ、 +\endtext + +\text +明日が約束された今が来たと、 +そう、納得できるまで。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a81ccd6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_01.txt @@ -0,0 +1,349 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点1_1") + +\text("カイム") +「連戦続きだったが、 + 魔物たちの士気はどんなものだ?」 +\endtext + +\text +カイムはスパッキオとノロを呼んで、 +魔物たちの様子を尋ねていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へへ、問題はねえよ。 + いつだって出撃できるぐらいだ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ん、みんな元気」 +\endtext + +\text +スパッキオたちの言葉を聞きながら、 +書類に目を通していると、 +リズベルが執務室に入ってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様。 + すぐにお耳に入れたい事案があります」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がそこまで言うなら + 大したことなのだろうな。 + 何があった?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + 新規拡張した迷宮から、地上に出ることの + できる箇所が発見されたのですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その周辺を調査していた密偵から、 + 報告がありました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやら、シューラという村をならず者が + 占拠しているようです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「通りかかった隊商が襲われ、付近の村にも + かなりの被害が出ている模様です」 +\endtext + +\text +リズベルは不愉快そうに顔を歪めながら、 +カイムに報告した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……お前が眉を顰めるとは、 + 相当好き勝手しているようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……金品は全て略奪され、皆殺しが + 基本のようですね。さらに悪趣味なことに + 死体を晒しているようです」 +\endtext + +\text +リズベルが吐き捨てるように、報告書にある +ならず者たちの行動を読み上げた。 +\endtext + +\text +カイムはその狂気じみた行動に、 +皮肉を込めて笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか愉快な神経をしてるようだな。 + 普通の盗賊ではなさそうだ」 +\endtext + +\text +リズベルは真剣な表情で、 +カイムの見立てに同意した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、その証拠に彼らは自分たちのことを + 『ハドス解放騎士団』と名乗っている + そうです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「本当かよ、それは!?」 +\endtext + +\text +リズベルが『ハドス解放騎士団』という名を +聞いた瞬間、スパッキオは怒りを露わにして +立ち上がった。 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +怒りに震えるスパッキオと対称的に、 +ノロは真っ青な顔をして怯えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……お前たちとそいつらは、 + なにやら因縁があるようだな」 +\endtext + +\text +スパッキオは怒りに震えながら、 +ゆっくりと口を開いた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「その連中、ノロの故郷の村を襲った + 連中でよ……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「もし討伐ってんなら、 + 俺を連れてってくれ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「スパッキオさん……あなたは戦場で、 + 冷静な判断ができますか?」 +\endtext + +\text +怒りに震えてるスパッキオに、リズベルは +静かに口を開いた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「…………ッ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたは一軍を率いる立場にいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたがもし、感情に流されて危険な行動 + をしたとして……危機に晒されるのは、 + 自分だけではないのですよ?」 +\endtext + +\text +スパッキオが同行することに、 +リズベルは難色を示す。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……大丈夫だ。 + 俺は絶対、復讐心にかられて + 無茶な真似なんてしねえ」 +\endtext + +\text +スパッキオは必死に頭を下げて、 +リズベルに頼み込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……分かりました。 + あなたを信じます」 +\endtext + +\text +リズベルに同行を許されたスパッキオは、 +ぐっと拳を握り締める。 +\endtext + +\text +カイムは頬杖をついたまま思案顔して、 +何も答えてない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ここは討伐に出るべきでしょう。 + この土地の平和と流通の安定のためにも、 + 放置することはできません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それにこのような勢力を残すと、 + 他国と相対するときに挟撃される + 恐れがあります」 +\endtext + +\text +何かを思案しているカイムに、 +リズベルは討伐を進言する。 +\endtext + +\text +そして、今まで黙っていたカイムは、 +ノロに視線を向けて口を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ノロ、お前はどうしたい?」 +\endtext + +\text +ノロを気遣うようなカイムらしからぬ態度に、 +執務室にいた全員が驚いた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あいつらの存在は、ノロにとって + トラウマになっちまってる。 + ここはそっとしてやってくれ……」 +\endtext + +\text +カイムの問いから守るかのように、 +スパッキオはノロを庇おうとした。 +\endtext + +\text +カイムは前に立ちはだかろうとする +スパッキオを手で制して、ノロの前に立つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「負けたままでいたら、誰かがお前を負か + した相手を倒してくれたとしても、一生 + 負けたという事実を克服することはできん」 +\endtext + +\text("カイム") +「辛いかもしれんが、これはお前にとって + 乗り越えなければならない試練なのかも + しれん……どうだ、ノロ?」 +\endtext + +\text +その言葉にリズベルは、国や肉親を無残な形 +で失った、カイムの過去を連想した。 +\endtext + +\text +もしかしたらノロの境遇に、自分の境遇を +重ねているのかもしれない。 +\endtext + +\text("ノロ") +「……いく。俺、あいつらをたおす」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に興奮したのか、ノロは +いつにもなく自分の意志をハッキリと +全員に伝えた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、おい……本当にいいのか?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ん」 +\endtext + +\text +スパッキオは心配して声をかけるが、 +ノロは力強く頷いた。 +\endtext + +\text +ノロの決意の固さを悟ったスパッキオは、 +やれやれと首をすくめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! そうと決まれば自らを + 『ハドス解放騎士団』とのたまう + 愚か者どもの息の根を止めに行くぞ!」 +\endtext + +\text +意気揚々と立ち上がったカイムに、 +リズベルは待ったをかけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あと一点、ご報告したいことが…… + 晒されている死体には、女性のものが + ありませんでした」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、おおかた性処理のために + 攫われたのだろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、おそらく間違いないでしょう。 + もし、攫われた女性たちに命があったら、 + その救出もお願いします」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、もし生きているなら、女性たちは + 酷い状況下にあるのは間違いないでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「劣情に任せて、考えも無しに + 襲い掛かるのはお控えくださいね」 +\endtext + +\text +愉快そうな笑みを浮かべるカイムに、 +リズベルは釘をさした。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。俺は女には等しく + 紳士的だからな。優しくしてやるさ」 +\endtext + +\text +カイムはそういって、 +ニヤリと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +そんなカイムに、リズベルは一抹の不安を +覚えるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_02.txt new file mode 100644 index 0000000..24824a4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_02.txt @@ -0,0 +1,150 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点1_2") + +\text +カイムたちが軍を率いて村に到着した時には、 +すでにならず者たちの姿はなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「逃げられたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、それはないでしょう。 + 街道や獣道を見張っている者からは、 + 何も報告はありませんでした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに、それなりの規模だというのに、 + 生活の痕跡が少なすぎます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おそらく我々と同じように、 + 地下に陣を構えているのかもしれません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ならば潜んでいるであろう賊に + 注意しながら、虱潰しに地下への入り口を + 探すぞ!」 +\endtext + +\text +カイムの命令に従い、 +兵たちは囲いを狭めていくように、 +外から内へと探索していく。 +\endtext + +\text +そして、村の中心にあった邸宅に、 +多くの足跡と地下へと続く入口を見つけた。 +\endtext + +\text +地下に降りたカイムたちは、 +かなりの規模のスペースがあることに驚く。 +\endtext + +\text +そんなカイムたちの前に、 +奥から装備に統一性がない集団が姿を現した。 +\endtext + +\text +全身に鎧もまとっている者もいれば、 +ボロボロの衣服だけの者までいる。 +\endtext + +\text +傭兵崩れの混じった盗賊たちのようだった。 +とてもではないが騎士団という名前は +似つかわしくない風貌だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くく、『ハドス解放騎士団』というのは、 + ずいぶんとみすぼらしい鎧を採用している + のだな」 +\endtext + +\text +カイムの挑発にならず者たちは、 +怒りを露わにしていた。 +\endtext + +\text("ならず者") +「薄汚い魔物どもを引きつれて + 王様気取りとは、哀れな男だ」 +\endtext + +\text("ならず者") +「貴様たちのような邪悪な者たちは、 + この世界に存在などしてはならんのだ…… + 我々『ハドス解放騎士団』が浄化してやる」 +\endtext + +\text +リズベルは頭領らしき男の口上を聞きながら、 +不愉快そうに顔を歪める。 +\endtext + +\text("リズベル") +(『浄化』ですか……まるで + ラスファ教の信徒みたいな物言いですね) +\endtext + +\text +だが、ラスファ教と繋がりそうなものは、 +あの集団からは見て取れなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(考えすぎでしょうか…… + まぁ、考察は後にしましょう。 + 今は集中しなくては……!) +\endtext + +\text +リズベルは考えていたことを頭の隅に +追いやり、目の前の敵に意識を集中させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、何が浄化だ、盗賊風情がよく言った。 + 貴様たちこそ平和を乱す害悪だろうに」 +\endtext + +\text("ならず者") +「黙れ! 貴様たちこそが世界に混乱を呼ぶ + 諸悪の根源! 」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様らのような愚か者とは、 + 言葉を交わすだけ無駄だな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これ以上、被害を出さんためにも、 + 一人たりとも逃がさず、始末してくれる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いけ、お前たち!!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「おおおおおお!!!」 +\endtext + +\text +カイムの号令と共に、 +魔物たちは雄叫びを上げる。 +\endtext + +\text +そして、スパッキオとノロを先頭に、 +魔王軍の進撃が始まった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_03.txt new file mode 100644 index 0000000..568b151 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント01_03.txt @@ -0,0 +1,1530 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点1_3") + +\text +ノロやスパッキオの奮闘もあり、 +カイムたちは『ハドス解放騎士団』の +ならず者たちを殲滅すること成功した。 +\endtext + +\text +戦闘が終結して、落ち着きを取り戻していく +魔王軍の兵たち。 +\endtext + +\text +たが、ノロは未だに肩で息をするほどの +興奮状態にあった。 +\endtext + +\text +そんなノロに、カイムは +ゆっくり近づいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「よくやってくれたノロ。 + お前のおかげで予想よりも早く片付ける + ことが出来た」 +\endtext + +\text +カイムは労いの言葉をかけるが、 +ノロは苦しそうに表情を歪めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん、どうした? + どこか怪我でもしたか?」 +\endtext + +\text +様子がおかしいノロを、 +心配そうに気遣うカイム。 +\endtext + +\text +ノロは首を左右に振って、 +負傷していないことを示した。 +\endtext + +\text +だが、ノロはカイムに自分の心の内を +辛そうに打ち上げる。 +\endtext + +\text("ノロ") +「……わからない。 + こいつらをたおせば、父ちゃんたちが + わらってくれるとおもってた……」 +\endtext + +\text +拳をぎゅっと強く握ったノロは、 +今にも泣きそうな声で苦悶を漏らした。 +\endtext + +\text("ノロ") +「でも……俺の中のみんな、 + だれもわらってくれない……」 +\endtext + +\text +ノロの苦しみは、カイムにも覚えのある…… +共感できるものだった。 +\endtext + +\text +汗と返り血で汚れたノロの肩を +カイムはそっと抱く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだな…… + 復讐なんてものはそんなものだ。 + 何も生みはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「失ったものは戻ってはこないし、 + 失った悲しみも癒しはしない…… + ましてや、喜びに浸れるわけでもない」 +\endtext + +\text +カイムは自身の過去を思い出しながら、 +優しくノロを励ましていく。 +\endtext + +\text +あまりにも似すぎているノロの立場に、 +カイムは過去の自分と重ねているのかも +しれない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでも、だ。 + お前は逃げることなく戦い、 + 仇を取った……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのことは、誇っていいぞ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……魔王さま、いいひと。 + ノロ、またがんばる」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に感じるものがあったのか、 +ノロの表情からは険が取れていた。 +\endtext + +\text +カイムはいつもののほほんとした雰囲気に +戻ったノロを離した。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、では捕らわれているだろう + 娘たちの捜索を再開するぞ!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ん、わかった」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に従って、 +ノロは地下の探索に加わった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +そのころリズベルは、護衛の兵とともに、 +地下の探索に乗り出していた。 +\endtext + +\text +さらわれたであろう女性の捜索と、 +ならず者の生き残りがいないかの調査を指示。 +\endtext + +\text +そしてリズベルは、頭領が寝起きしていた +であろう部屋を訪れた。 +\endtext + +\text +部屋の中には、これまで略奪によって +集められた品が所狭しに置かれている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「よくもまぁ、これだけ貯め込んだもの + ですね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん、あれは……?」 +\endtext + +\text +そんな部屋の中を見回していた +リズベルの目が、1冊の古書を捉えた。 +\endtext + +\text +金銀財宝の中にある明らかに場違いな古書。 +けれど、その本は何度も読まれた形跡がある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これといって価値があるとは + 思えませんが……」 +\endtext + +\text +古書を手に取ったリズベルは、 +表紙と背表紙を確認した後、 +おもむろに本を開いた。 +\endtext + +\text +そして、リズベルは +本を開いたことを後悔した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なんなのよ、これ……」 +\endtext + +\text +リズベルが開いたページには、紙面を +埋め尽くすように―― +\endtext + +\text +『ディアボリカと魔物はこの地上から + 全て殲滅せねばならない』 +\endtext + +\text +――と書かれていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……吐き気がしますね」 +\endtext + +\text +数ページ捲って中身を確認した後、 +リズベルは破り捨てたい衝動を抑えながら、 +本を閉じた。 +\endtext + +\text +全ページに渡って、同じ文字を必死に +繰り返し書きこまれているだけの本。 +\endtext + +\text +もう、これ以上読んでも、何も意味がないと、 +リズベルは悟った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「狂ってる……」 +\endtext + +\text +字は汚く、教養のある人間が書いたものとは、 +到底思えなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(まるで、読み書きも出来ない人が、 + この文章だけ覚えて、必死に書き続けた + みたい……) +\endtext + +\text +古書からそんな印象を受けたリズベルは、 +脳裏に不愉快な推測が過ぎった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「洗脳、でしょうかね……」 +\endtext + +\text +ノロたちの話から推測するに、 +彼らは魔物とされる種族の村を襲い、 +略奪を繰り返してきたのだろう。 +\endtext + +\text +だが、魔王軍が結成されたことにより、 +魔物たちの体制が統一された。 +\endtext + +\text +村単位ならまだしも、軍隊規模では +返り討ちに遭うのは目に見えている。 +\endtext + +\text +そして、安全に狩りが出来る場所を +考えた末に、辿り着いた答え。 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔物の支配を受け入れる人間も、 + 悪ということですか……」 +\endtext + +\text +リズベルはそこまで考えて、 +暗澹たる気分になる。 +\endtext + +\text +そして、胸のうちに溜まった鬱々とした +気持ちを吐き出すように、深いため息を吐く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「一体、何者なの……?」 +\endtext + +\text +ディアボリカや魔物をここまで敵視する存在。 +その不気味な影に、憂鬱になってくる。 +\endtext + +\text +カイムには、この本を見せないでおこうと +判断したリズベルは、懐にしまった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +リズベルや他の兵士たちが後始末に +奔走している中、カイムは一人で +調査の済んでない区画に足を踏み入れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちッ……!  + 連中め、ふざけた真似を……!」 +\endtext + +\text +カイムは不機嫌そうに、 +カツカツと音を立てながら歩を進めていく。 +\endtext + +\text +カイムが不機嫌な理由はいくつかあるが、 +その中で最たるもは、捕まっていた女たちが +殺されていたことだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「全く、簡単に殺したのは + 間違いだったか……」 +\endtext + +\text +今更ながら『ハドス解放騎士団』に対して +憎しみの炎を燃やすカイム。 +\endtext + +\text +このまま生存者が見つからなかったら、 +苛立ちをどこにぶつけようかと悩んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここもほとんど確認し終わったか…… + まったく、美味しい展開を期待していたが + 無駄足だったか……」 +\endtext + +\text +リズベルに隠れて捕まっている娘を抱こうと +思っていたが、当てが外れてしまった。 +\endtext + +\text +期待はずれの現状に、 +疲れが一気にカイムを襲う。 +\endtext + +\text +カイムはため息を吐きながら、 +リズベルたちがいる場所に戻ろうと +踵を返した。 +\endtext + +\text +―――カラン…… +\endtext + +\text +金属製の何かを落とした音に、 +カイムは足を止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、生き残りか…… + いい鬱憤の捌け口ができたな」 +\endtext + +\text +カイムは悪意に満ちた笑みを浮かべながら、 +再び通路の奥へと足を進める。 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちか……?」 +\endtext + +\text +音がした方を目指して、 +カイムは慎重に歩いていく。 +\endtext + +\text +そして、カイムが辿り着いた先は、 +鉄格子の前だった。 +\endtext + +\text +奥のほうに何かがいるのは分かる。 +だが、その姿は暗闇に隠れて見えない。 +\endtext + +\text +カイムは近くにあった松明に火をつけて、 +ゆっくり牢屋の奥を照らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「そこにいるのは誰だ?」 +\endtext + +\text("娘A") +「ひ……殺さないで……」 +\endtext + +\text +暗闇の中に浮かび上がったのは、 +手枷をつけられた娘の姿だった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("娘A") +「ああん……! は、激しすぎます……♪ + んっ、あ、もっとゆっくり……」 +\endtext + +\text +カイムは捕まっていた娘と、 +身体を重ねていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、すまんな…… + あまりにも気持ちよかったから、 + 思わず激しくしてしまった」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑を浮かべながら、 +腰を動かすのをやめて、 +愛撫に専念することにした。 +\endtext + +\text +そして、カイムに気持ちいいと +褒められた娘は、頬をほんのりと +赤らめて恥ずかしがっている。 +\endtext + +\text("娘A") +「んぁ……きゃう……ああっ、 + 嘘でも……そう言ってもらえると、 + 嬉しいです……ああっ♪」 +\endtext + +\text +そんな娘の姿が、 +カイムの庇護欲を刺激する。 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘なものか、こうして俺の息子が + 硬くなっていることこそが証拠だろう」 +\endtext + +\text("娘A") +「そ、そんなこと言われても…… + わ、分かりません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……しかし、アレだけ恐がっていた + お前が、こうもはっきりものを言うとはな」 +\endtext + +\text +カイムが娘の姿を見つけた時には、 +ひどく怯えられてしまった。 +\endtext + +\text +何でもするから殺さないで、と +泣きじゃくる娘に、なんとか助けに来たのだ +ということを告げたのだった。 +\endtext + +\text("娘A") +「本当に、驚いたんですから…… + んっ……ああん、だ、ダメ、乳首、 + 感じ過ぎちゃうんです♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああっ、んん、くっ……! + それに、本当に感謝してるんです、よ + ああああ、ああ、んぁ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「感謝することはないぞ。 + すでに礼はこういう形で貰っている」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + お、お礼をしたかったのは、んっ + 私の意志ですから……」 +\endtext + +\text +怯えていた彼女を宥めるために、 +カイムは親元に帰すつもりだと告げた。 +\endtext + +\text +無事とは言い難いが、再び両親に +会えることに娘は涙を流して喜んだ。 +\endtext + +\text +助けてくれたお礼がしたいと願ったが、 +攫われたときに持っていたものは +奪われて手元には何も残っていない。 +\endtext + +\text +申し訳なさそうな様子の娘に…… +カイムは返す前に抱かせて欲しいと告げたの +だった。 +\endtext + +\text("娘A") +「で、でも……抱かせてくれって + 言われたときは、本当に驚きました + ……ああ、んぁ、ひゃう♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当は、男に抱かれるなんて、 + 嫌だったんじゃないか? + 現に渋っていたしな……」 +\endtext + +\text("娘A") +「そう、ですね……ん、ああ…… + でも、あれだけ真剣に口説かれたら、 + 嫌でもなくなります」 +\endtext + +\text +娘はカイムの口説き文句を思い出して、 +くすりと笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +抱かれることに抵抗を感じていた娘に、 +魔王というのは手に入れた女を皆抱くのだ、 +と適当なことを言った。 +\endtext + +\text +カイムの調子のいい言葉に、娘は、 +はぁ、なるほど分かりました……と +呆気に取られながら納得してしまったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に嫌だと言うなら、 + 今からでもやめてもいいが……」 +\endtext + +\text("娘A") +「でも、これ……んっ……くらいしか、 + 恩を、ああっ、返せる方法が、 + ありませんから……」 +\endtext + +\text("娘A") +「それに……んっ……ああ、 + こんな汚れた私の身体なんて、 + 大した価値なんてないでしょう」 +\endtext + +\text +悲しそうに笑う娘の姿に、 +ならず者に対する怒りが再びふつふつと +湧き上がってくる。 +\endtext + +\text +だが、カイムはその気持ちを +無理矢理心の奥に仕舞い込み、 +優しく笑いかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはない…… + 俺が抱きたいと思った女に、 + 価値がないわけがない」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ……で、でも、 + 私の体、こんなにも怪我が……んっ + ……一杯ですから……」 +\endtext + +\text +カイムは自然に彼女の傷だらけの体に +視線が向いてしまう。 +\endtext + +\text +ならず者たちの乱暴な行為を如実に示す痕が、 +娘の白い肌にくっきりと刻まれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(……やはり、簡単に殺すべきでは + なかったか……女を悲しめるようなクズは、 + もっと地獄を味わわせるべきだった……) +\endtext + +\text +カイムは内心、自分の浅慮を後悔しながらも、 +過ぎたことを忘れようと頭を左右に振った。 +\endtext + +\text +そして、全神経を目の前の娘を感じるために、 +研ぎ澄ましていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そんなものを気にする必要はない。 + 今は気持ちよくなることだけを考えろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、この傷痕は、お前が必死に + ここで耐え抜いた証だ…… + 醜くなどあるはずがない」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いながら、優しく娘の体を +撫でていく。 +\endtext + +\text("娘A") +「ひゃう! ああ、んっ…… + く、くすぐったいです……あ、んぅ、 + ああああ、ひゃう♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + ……すぅん、んぁ……すっ」 +\endtext + +\text +カイムが優しく体を触れていると、 +娘は涙を流し始めた。 +\endtext + +\text +突然泣き始めたことに、 +やりすぎたのかと思い、 +手を動かしを止める。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまん……痛かったか?」 +\endtext + +\text +娘を心配した問いかけに、 +彼女は首を左右に振った。 +\endtext + +\text +娘は涙を流しながら、 +カイムに儚げな笑みを見せた。 +\endtext + +\text("娘A") +「いいえ……嬉しいんです…… + あぅ、ふぅ……はぁ、あぁ…… + こうして、優しくしてもらえるのが……」 +\endtext + +\text("娘A") +「ずっと、乱暴に犯されるだけ、だったから + ……こうして、気遣ってもらえるだけで、 + 幸せなんです……はぁ、ふぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……だったら、 + もっと、幸せを感じさせてやろう」 +\endtext + +\text("娘A") +「んんぅ、あん、あ、あああ、きゃぅ♪ + あ、ああ、んくっ……♪」 +\endtext + +\text +カイムは体を優しく愛撫しながら、 +ゆっくりと手を乳房へと移動させていった。 +\endtext + +\text +そして、大きく実った双球を、 +優しく揉んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くく……いい触り心地だ…… + 病み付きになりそうだな……」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ん、んんぅ、ひゃう♪ + あ、ありがとうございます……? + で、いいんでしょうか……んぁ♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「はぁ、はぁ、ふぅ……んっ…… + 体が、ぽかぽか、してきました……」 +\endtext + +\text +娘の顔が蕩けてきたのを見て、 +カイムの中にむくむくと悪戯心が +湧き上がってくる。 +\endtext + +\text +娘にさらに快感なる快感を与えるために、 +カイムは乳首を優しく摘んだ。 +\endtext + +\text("娘A") +「ひゃぅぅぅぅぅぅ♪ あっ、んんッ、 + ち、乳首摘まないで、ください…… + ああ、あああ♪」 +\endtext + +\text +カイムに乳首を刺激された娘は、 +体を震わせて快感を享受していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう割には、お前のマ●コは + 俺のを締め付けてくるのだがな」 +\endtext + +\text("娘A") +「は、恥ずかしいことを…… + うぁ、ふくぅ……言わないで、ください + ……あぅん、ああ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく……俺は事実を + 言っているだけだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいなら気持ちいいと、 + 素直になったらどうだ……楽になるぞ」 +\endtext + +\text +そういって、乳首を摘んでいる指に、 +少しだけ力を込める。 +\endtext + +\text +硬くなった乳首を刺激された娘は、 +目を白黒させながら感じていた。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、あ、ああああ♪ + ち、乳首、だ、ダメ…… + んぅぅぅ、あっ、あああ」 +\endtext + +\text +娘は快感に体を震わせながら、 +嬌声を上げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなことでダウンしてもらっては困るぞ、 + 本番はまだまだこれからなのだからな」 +\endtext + +\text +簡単に感じてしまっている娘に、 +ニヤリと笑って乳房を弄る。 +\endtext + +\text +激しく乳房を弄られている娘は、 +さらに乱れていく。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + は、激し、過ぎます……あっ、ああ + んんんっ、感じちゃいますぅぅ♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「んぁ、あっ、んぅぅぅ、あっ、ひゃう♪ + ふぁ、ああ、あぅん、んんっ♪」 +\endtext + +\text +カイムに好きなように乳房を揉まれ、 +いやらしく声を荒げる。 +\endtext + +\text +そして、カイムは片方の乳房に、 +おもむろに吸い付いた。 +\endtext + +\text("娘A") +「んんんぁぁぁぁぁぁ♪ + す、吸っちゃ、ああ、んぁ、 + だ、ダメ、です、ああ、あああ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ……遠慮することはない、 + 気持ちよくなりたいだろう?」 +\endtext + +\text("娘A") +「そ、そうですけど……あ、ああ、 + で、でも、少しまって…… + んぁぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +娘の言葉を遮るように、 +カイムは乳房への責めを再開させる。 +\endtext + +\text +突然のことに、娘は快感に +耐えることが出来ずに大きな声を上げた。 +\endtext + +\text("娘A") +「あ、ああ、んぁ……あああ、あぅ + ひぃ、ああ、ああ、んんぁ♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、き、気持ちいい、ああっ、 + からだが、じんじん、しますぅぅ♪」 +\endtext + +\text +カイムは娘の嬌声交じりの言葉に、 +責めの手をさらに激しくした。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒を咥え込んでいる肉壁が、 +逃さないようにぎゅっと締め付けてくる。 +\endtext + +\text("娘A") +「あ、ああ、ダメ、ダメぇ + イク、イク、イクぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +体を震わせながら、盛大な大声と共に +娘は絶頂に達した。 +\endtext + +\text +ピクピクと震える膣内の感触を楽しみながら、 +カイムは乳房から口を離す。 +\endtext + +\text("娘A") +「あ……ああ……ふぅ…… + はぁ、はぁ……んんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく……盛大にイったな…… + いやらしい顔をしていたぞ」 +\endtext + +\text +息も絶え絶えの娘に、 +カイムはニヤリと笑みを浮かべてそういった。 +\endtext + +\text +その言葉に娘は顔を真っ赤にして、 +カイムに食ってかかる。 +\endtext + +\text("娘A") +「そ、それは……んぅ…… + カイム様が、激しくするから + ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +しばらくして、息が落ち着いてきた娘は、 +潤んだ瞳でカイムのことを見た。 +\endtext + +\text("娘A") +「……あの、その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、どうした?」 +\endtext + +\text +もじもじと恥ずかしそうに身を捩る娘の姿に、 +カイムはニヤリと笑う。 +\endtext + +\text +そんなカイムの顔を見て、 +娘は少しだけ拗ねた。 +\endtext + +\text("娘A") +「……うぅぅぅ、分かってるでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろんだとも。 + だが、お前の口から聞きたいのだ」 +\endtext + +\text +カイムが真剣な表情で告げると、 +娘は黙り込んでしまった。 +\endtext + +\text("娘A") +「……う、動いてください! + あなたの、オ、オチ●ポで、 + 私のマ●コ、お、犯して!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいだろう……行くぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそういって、 +腰をゆっくりと引いた。 +\endtext + +\text("娘A") +「ふぁ……ああ、ぞくぞくって、 + ああ、あああああ♪」 +\endtext + +\text +大量の潤滑油がある膣内から、 +肉棒が姿を現していく。 +\endtext + +\text +カリが肉ヒダを擦る感触に、 +娘の顔が快感で歪む。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、あああ、ああああ、あっ + ……な、な、なにコレ…… + すごいよ……んぁ♪」 +\endtext + +\text +ゆっくりとした抽送の感覚に、 +娘は驚きを隠せなかった。 +\endtext + +\text +乱暴に犯されるとこは慣れていても、 +優しく愛されることは体験したことが +なかったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなことで、 + 満足してもらっては困るぞ?」 +\endtext + +\text +媚肉をかき分けながら、 +亀頭が膣内を開拓していく。 +\endtext + +\text +じっくりと押し寄せてくる肉棒の感触に、 +娘は我慢できずに声を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、俺好みの敏感な体だな。 + もっと感じさせてやろう」 +\endtext + +\text +じらすように遅い動きで、 +膣内を肉棒でかき回すカイム。 +\endtext + +\text +カリが媚肉を刺激するたびに、 +膣壁が反応して締め付けてくる。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んぅ、ひゃう、んぅぅぅ♪ + オチ●ポが、奥にきてる……ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くッ……気持ちいいぞ…… + その調子で、もっと感じろ」 +\endtext + +\text +肉棒を締め付ける膣壁の感触に、 +カイムは思わず声を漏らした。 +\endtext + +\text +カイムの感じている姿に、 +娘は喜びの表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("娘A") +「はいぃぃ、もっと、気持ちよくしてぇぇ! + あ、あああ、んんっ♪」 +\endtext + +\text +カイムは娘の願いにしたがって、 +腰を動かす速度を速めていく。 +\endtext + +\text +腰を打ち付けられるたびに、 +上下する乳房が揺れる。 +\endtext + +\text +肉と肉が打ち付け合う淫靡な音が、 +部屋の中に響き渡る。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + ん、ん、あっ、ああん♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪ + あ、ああ、んんっ……はぁ、はぁ」 +\endtext + +\text +快楽の電流に晒されて喘いでいる娘は、 +熱っぽい視線をカイムに送る。 +\endtext + +\text("娘A") +「……キス、してください、ああん♪ + 全身で、あなたを感じたいの……んぁ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう、感じさせてやる」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑うと、 +娘の口を唇で塞いだ。 +\endtext + +\text +カイムの舌が侵入して、 +口内をゆっくり犯していく。 +\endtext + +\text +娘もカイムの動きを真似るように、 +舌を動かした。 +\endtext + +\text("娘A") +「んっ……ちゅぅ、くちゅ…… + はぁ、はむぅ……ちゅう」 +\endtext + +\text +舌を絡み合わせながら、 +お互いの唾液を交換する二人。 +\endtext + +\text +娘は初めての濃厚なキスに、 +夢中になっていく。 +\endtext + +\text("娘A") +「ちゅぱ……くちゅ……ああっ…… + ん、あっ……んんっ、ちゅう……」 +\endtext + +\text("娘A") +「ぷわ……キスってぇ……んっ…… + こんなに、気持ちいい、ものなんですね + ……ひゃう、んっ♪」 +\endtext + +\text +濃厚なキスを交わしたカイムは、 +娘との間に唾液の柱を作りながら +ゆっくり顔を上げる。 +\endtext + +\text("娘A") +「あんっ……んっ……ふぅ…… + もっと、もっと激しく、して……ください + ……んんっ♪」 +\endtext + +\text +愛されながら犯されることに酔いしれる娘は、 +さらに快感を求めた。 +\endtext + +\text +乞われたカイムは、早速その願いを叶える +ために動き出す。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + しゅ、しゅごいぃぃぃ、あ、ああ♪」 +\endtext + +\text +激しくなったピストン運動に、 +うっとりとした顔で嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + あたまのなか、きもひいことで、 + いっぱい、なのぉ……あ、ああ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……ああ、俺もだ…… + 病み付きになりそうだなッ……」 +\endtext + +\text +カイムは、絡みつくような肉ビラの感触を +楽しむために、膣内を蹂躙していく。 +\endtext + +\text +愛液でドロドロの膣内を、 +カリで抉られるたびに、 +娘の体がビクビクと快感に震える。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪」 +\endtext + +\text +激しく乱れる娘は、 +カイムからもたらされる快感の虜に +なっていた。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んんくっ、きゃうん、ああ♪ + こ、こんなの、初めてなんです……! + んぅぅぅぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、んっ、ああああ、ひゃう♪ + いい、いいです、あ、ああん♪」 +\endtext + +\text +抽送のペースを速くした結果、 +カイムの限界が近づいてきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……そろそろ、出すぞッ……!」 +\endtext + +\text("娘A") +「わ、わたしも、イキそうなんです♪ + んぁ、ああっ、だから、いっしょにぃぃ♪」 +\endtext + +\text +カイムはラストスパートをかけるように、 +腰を強く打ち付けていく。 +\endtext + +\text("娘A") +「あ、ああ、んぁ、ああああ、んんぅぅ♪ + きた……オチ●ポ、奥にきてるぅぅ♪」 +\endtext + +\text("娘A") +「んぅぅぅぅぅぅぅ♪ あ、あああ + しゅごい、しゅごいですぅぅ♪ + あたまの、まっしろになる……あああ♪」 +\endtext + +\text +強く打ち出された肉棒は、 +容赦なく膣内の奥まで犯す。 +\endtext + +\text +体の奥までカイムのチ●ポでぐちゃぐちゃに +された娘は、嬉しそうに泣き声を上げた。 +\endtext + +\text("娘A") +「あ、ああ、んぅぅぅぅぅ♪ + ああん、きゅん、ああ、んぁ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……イクぞ……!」 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、ああああ、はいぃぃぃ!! + わたひも、いっちゃいますぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +カイムは娘の子宮口に息子を押し当てながら、 +子種を吐き出した。 +\endtext + +\text("娘A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +――どぴゅうぅぅぅぅぅ! +\endtext + +\text +子種を子宮に注ぎ込まれた娘は、 +背をそらせながら絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text +カイムはビクビクと震える体を支えながら、 +溜まっていた精液をさらに吐き出す。 +\endtext + +\text("娘A") +「ああ、あああ、ま、またぁぁぁぁ♪ + んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +――どぴゅうぅぅぅぅぅl +\endtext + +\text +イッたばかりの体を刺激されたことで、 +強烈な快感が駆け巡った。 +\endtext + +\text("娘A") +「……ああ、あ、あああ…… + んっ、あぅぅ……」 +\endtext + +\text +娘は神経が焼きつくような快感に、 +呆けていた。 +\endtext + +\text("娘A") +「んぅぅぅ♪ ……はぁ、はぁ…… + あ、あああ……ふぅ……」 +\endtext + +\text +快感の余韻に、娘の口から熱い吐息が +こぼれる。 +\endtext + +\text +それにあわせるように、白濁液が +隙間からくちゅ……とこぼれだした。 +\endtext + +\text("娘A") +「……はぁ、んっ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……コレを聞くのは礼儀に反してるが、 + どうだった?」 +\endtext + +\text("娘A") +「ふふ……最高な時間でした…… + 今日のこと、一生忘れません♪」 +\endtext + +\text +娘は幸せそうに笑いながらそういった。 +\endtext + +\text +そして、真剣な表情を作って、 +カイムのことを見つめる。 +\endtext + +\text("娘A") +「……ひとつだけ、 + お願いしてもいいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、なんだ?」 +\endtext + +\text("娘A") +「……あの、最後に…… + キスしてくれませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……もちろん、いいに決まっているだろ」 +\endtext + +\text("娘A") +「んっ……♪」 +\endtext + +\text +カイムは娘を優しく抱きしめながら、 +唇が触れ合うだけの軽いキスを交わした。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、あれほど―― + ……ここの生存者ですか?」 +\endtext + +\text +カイムと娘が後始末を終えたところに、 +リズベルたちがやってきた。 +\endtext + +\text +勝手にうろうろしていたカイムに +怒っていたリズベルは、娘の姿を見て +冷静さを取り戻した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ……俺も見つけたのは + 偶然だったがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはよかったです……ですが、一人で + 勝手に行動しないでください。もしもの + ことがあったらどうするんですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪かった、反省しているから、 + そう怒鳴るな、彼女が怯えるぞ?」 +\endtext + +\text +そういって、カイムは横目で +娘のことを見る。 +\endtext + +\text +リズベルも娘が見ていることに気づいて、 +咳払いをして誤魔化した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴホン……全く無事、とは言えませんが、 + 生きていて本当によかったです」 +\endtext + +\text("娘A") +「あ、ありがとう、ございます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そこの男に何か変なことは + されてませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、お前は俺のことを何だと + 思っているんだ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「言っていいんですか……?」 +\endtext + +\text +絶対零度の視線に晒されたカイムは、 +首を左右に振った。 +\endtext + +\text +そんな二人の様子をみていた娘は +思わず、 +\endtext + +\text("娘A") +「大丈夫でしたよ…… + とっても優しくしてくれましたから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか、分かりました。 + ひとまず、あなたのことお聞かせください」 +\endtext + +\text +リズベルは彼女を親元に返すことで、 +軍の評価が上がるだろうと考えて +満足気に笑う。 +\endtext + +\text +そんなリズベルを見ながら、 +娘と性交したことがバレなかったことに、 +ほっと胸を撫で下ろすカイムだった。 +\endtext + +\text +こうして、シューラ村に巣食った +ならず者たちは討伐され、リズベルの主導で +村は再建されることになった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_01.txt new file mode 100644 index 0000000..4201845 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_01.txt @@ -0,0 +1,331 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点2_1") + +\text("カイム") +「なぁ――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ダメですよ」 +\endtext + +\text +カイムが何かを言う前に、 +リズベルはバッサリと遮った。 +\endtext + +\text +カイムとリズベルは、 +お互いに視線をぶつけ合う。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ何も言ってないのだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大体言いたいことは察しがつきます。 + 休憩が欲しいんでしょう?」 +\endtext + +\text +そう言ってじろりと蔑んだ目で、 +カイムのことを睨むリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。 + よく分かったな、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ダメに決まってます! + 大体こうなったのも自業自得でしょう!」 +\endtext + +\text +そう言って、山積みになっている決裁待ちの +書類を指差す。 +\endtext + +\text +それは、カイムが後でいいかと後回しにして、 +溜まりに溜まった書類の山だった。 +\endtext + +\text +その結果、リズベルの堪忍袋の緒が切れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、こうしてかれこれ半日以上、 + 仕事をしているんだぞ…… + 少しぐらい休ませろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふーん、ここまで仕事が溜まるほど + 休んでいたくせによくいいますね…… + もうたっぷり休んだでしょう?」 +\endtext + +\text +晴れ晴れとした笑みを浮かべるリズベル。 +だが、その目には寒気がするほどの殺意が +宿っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだったな。 + ああ、俺は充分休んだのだった」 +\endtext + +\text +あまりの怖ろしさに、カイムは素直に書類と +向き合うことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +(……今度から書類は + 溜めないようにしないとな) +\endtext + +\text +そんな決意を胸に刻み込んでいると、 +扉を叩くを音が響いた。 +\endtext + +\text("エル") +「お仕事中失礼します! + 緊急の報告なんですけど……」 +\endtext + +\text +緊張感もなく入ってきたエルを、 +リズベルは思わず睨みつけた。 +\endtext + +\text +エルは殺気のこもったリズベルの視線に、 +顔を引きつらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、そう睨むな」 +\endtext + +\text +カイムにたしなめられて、リズベルは +ふぅと息を吐いて気持ちを落ち着かせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですね、失礼しましたエルさん。 + それで用件はなんですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「ナズ=ニドラって場所、知ってます?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、確かアルダ大森林の東部にある + 湿地帯のことですよね?」 +\endtext + +\text +エルはリズベルの言葉に、 +こくりと頷いて同意した。 +\endtext + +\text +その広大な湿地帯は、ブライトリーフすら +居住には適さないと判断して寄り付くことは +無いそうだ。 +\endtext + +\text +人の手が入っていないそこは、 +多種多様な生き物が生息する自然の楽園 +として有名だった。 +\endtext + +\text("エル") +「はい、ただ最近、どうもそこの様子が + おかしいらしくて……」 +\endtext + +\text +そう言ってエルは顔を曇らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おかしい、とはどういう意味だ?」 +\endtext + +\text("エル") +「大人しいはずの生き物が、 + 急に凶暴化したらしいんです」 +\endtext + +\text("エル") +「で、周囲の集落にも被害が出始めたんで、 + なんとかならないかー、ってことで + 私のところに報告がきたんですけど……」 +\endtext + +\text +エルから話を聞いたカイムは興味をなくし、 +リズベルは手を顎に添えて思考を走らせる。 +\endtext + +\text +迷宮から遠ければ放置も渋ることもできたが、 +最近拡張したばかりの区画から、件の土地の +近くに開口部が開いていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「放置すれば、我々の統治能力が + 疑われますね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここは討伐隊を組織して対処しましょう。 + エルさん、指揮をお願いできますか?」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、曇っていたエルの顔は +笑顔に戻った。 +\endtext + +\text("エル") +「はい、任せてください♪ + あの辺りはややこしくて、 + 私がいないと間違いなく迷いますからね」 +\endtext + +\text("エル") +「特に派手に暴れているモンスターたちは、 + 湿地帯の奥にある洞窟を巣にしてますから、 + そこさえ押さえればいけそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか。 + ではしっかりと準備してから + 向かいましょう」 +\endtext + +\text +話を切り上げようとしたリズベルに、 +エルは口を挟む。 +\endtext + +\text("エル") +「できれば、なるべく早くしていただけると + ありがたいですけど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしてですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「モンスターに攫われた人たちもいる + らしいので、できれば助けてあげたいん + ですよ」 +\endtext + +\text("エル") +「まぁ、食べられちゃってたら + それまで、ですけどね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「何?」 +\endtext + +\text +エルの言葉に、これまで無関心だった +カイムが反応した。 +\endtext + +\text +そして、真剣な表情でエルに問いかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「攫われた者の中に女はいるか?」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はい……確かいたと思いますけど。 + それがなにか?」 +\endtext + +\text +カイムの質問に、エルは不思議そうに +首を傾げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「モンスターが喰わずに女を攫ったとなれば、 + その目的はなんだと思う、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へ、ああ、ええと……それは、 + 親が巣にいる子供の餌として運んだか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あるいは、人に子種をつけるたぐいの + モンスターも、中にはいるらしいですが」 +\endtext + +\text +リズベルの答えを聞いたカイムは、 +嬉しそうに笑い立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、それだ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「洞窟の奥で、モンスターの触手に囚われ、 + 嬲られ、犯され続けるブライトリーフの + 美少女……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その胎内には、何度も射精されて + 孕まされたモンスターの子が……くく」 +\endtext + +\text +その光景を妄想して、いやらしい笑みを +浮かべるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「けしからん、それはけしからんな…… + 何としても一目見てみたい……いや、 + 一刻も早く助けださんとな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「エル、リズベル、大至急、 + 討伐隊を編成しろ! 俺も出るぞ」 +\endtext + +\text +雑食とも言っていいほどのカイムの性癖に、 +エルとリズベルは互いに顔を見合わせ、 +ため息を吐くのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("フリー拠点2_0") + +\dlg("   進路の安全を確保できていないため、  侵攻できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_02.txt new file mode 100644 index 0000000..df73a97 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_02.txt @@ -0,0 +1,136 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点2_2") + +\text("ベアトリス") +「もー、何なのよここ、じめじめしてるし + 虫は多いし、もう最悪ね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「仕方ないとはいえ、これは……」 +\endtext + +\text("エル") +「まぁ、慣れないと辛いですよねぇ…… + 私も初めて来たときは大変でしたよ」 +\endtext + +\text +カイムたち一行は、 +不快指数の高い湿地帯を抜け、 +さらにじめじめした洞窟に辿り着いた。 +\endtext + +\text +ベアトリスを筆頭に、討伐隊の中ではかなり +うんざりとした空気が流れている。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムだけは +モチベーションが異様に高かった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、囚われのブライトリーフ美少女は + この奥か。いくぞ皆の者、俺の後に続け!」 +\endtext + +\text("エル") +「あの……確かに攫われた中には女の子も + いましたけど、もう食べられちゃってる + 可能性の方が高いですよ?」 +\endtext + +\text +エルが無駄にテンションの高い +カイムを心配して、忠告をする。 +\endtext + +\text +その忠告に心外だと言わんばかりに、 +カイムは顔を顰めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何を言う、俺は決して期待などしていない」 +\endtext + +\text("カイム") +「死んでしまった者はどうにもならないが、 + まだ生存者がいるのであれば一刻も早く + 助けてやりたい、ただそれだけだ」 +\endtext + +\text +そう真面目な表情で告げるカイム。 +\endtext + +\text +そんなカイムの姿に、なんとも言えない +空気が、討伐隊の中に流れる。 +\endtext + +\text +ここにいる誰もが、それが建て前である +ことを理解していた。 +\endtext + +\text +そして、リズベルが吐いた深いため息を +皮切りに、各々は思っていることを +吐露し始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここだけ聞くと素晴らしく + 聞こえるんですが……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはははは、まぁーカイムだしね」 +\endtext + +\text("エル") +「ブライトリーフの私としては、 + もう少し真剣になってほしいかな……」 +\endtext + +\text +そういって肩をすくめるリズベルたち。 +\endtext + +\text +だが、そこでリズベルが何かに気づいて、 +真剣な表情を作る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「待ってください……この洞窟、 + 奥の方から強い魔力を感じます。 + エルさん、何か心当たりは?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、ここには魔法生物みたい + なのはいませんし、そんなはずは + ないんですけど……?」 +\endtext + +\text +リズベルの問いかけに、エルは首を捻る。 +\endtext + +\text +何かが起こっていると感じた討伐隊の面々は、 +緩んだ雰囲気を引き締めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、何があろうが奥まで行けば + 分かることだ。さあ、進軍だ」 +\endtext + +\text +こうして、カイムたちは +洞窟の奥に足を踏み入れた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_03.txt new file mode 100644 index 0000000..c4c4bad --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント02_03.txt @@ -0,0 +1,1416 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点2_3") + +\text +洞窟を慎重に進んでいったカイムたちは、 +ようやく最深部付近にまで辿り着いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく……もうすぐだ、待っていろ、 + 今すぐ助けて……いや、すぐに助けては + 旨みがないな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「バカなことを言ってないで、 + 早く行きますよ」 +\endtext + +\text +くだらないことで悩んでいるカイムの背中を、 +押していくリズベル。 +\endtext + +\text +背中を押されてつんのめりながら、 +カイムはリズベルのことを睨む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ええい、待て、待て、押すな! + 自分で歩ける!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のお言葉は、 + あまり信用できませんから」 +\endtext + +\text +討伐隊のメンバー全員が、 +強大な魔力を感じて足を止める。 +\endtext + +\text +カイムのせいで緩んだ空気を引き締め、 +戦闘に備えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なかなかの魔力ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、怖気づいたかリズベル? + なんならここで待っていても構わんぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな訳ないでしょう。ただ事実を + 述べたまでです。カイム様こそ、油断して + 怪我などなさらないでくださいね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん。誰に向かって言っている。 + そんなヘマは踏まんさ」 +\endtext + +\text +カイムは自信に満ちた笑みを、 +リズベルに向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、陵辱されているブライトリーフの + 美女を見に……ではなくて…… + 助けにいくぞ」 +\endtext + +\text +カイムの号令と共に、 +討伐隊の面々はモンスターがいる +洞窟の最深部に踏み込んだ。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ゛っ……んあ……ん゛っ…… + んぅぅぅぅぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +そこには、元はクロウラーであったと +思われる巨大な肉塊に囚われている、 +ブライトリーフの少女の姿があった。 +\endtext + +\text +少女を拘束する無数の触手の先端は、 +男性器に酷似していた。 +\endtext + +\text +そして、その触手は少女の穴という穴を塞ぎ、 +犯し続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、やはりいたではないか……! + だが、これは……!?」 +\endtext + +\text +カイムは自分が期待していた +シチュエーシュンに興奮していたが、 +急速に冷めていった。 +\endtext + +\text +そして、ふつふつと怒りが +体を支配していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……不愉快だな」 +\endtext + +\text +カイムは忌々しそうに、 +顔を歪めながら呟いた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁ……おぅ……ぐちゅっ…… + ああ……あっ……ん……」 +\endtext + +\text +少女が酷く消耗していることは、 +見るだけで分かった。 +\endtext + +\text +瞳は虚ろで、少女の四肢からは +全く抵抗の意思を感じられない。 +\endtext + +\text +そして、少女を拘束する肉塊の周りには、 +骨が散乱していた。 +\endtext + +\text +それはおそらく、一緒に連れ去られ、 +餌になった少女たちだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは……ひどい……」 +\endtext + +\text +うず高く積み上げられた人骨が、 +被害の多さを物語っていた。 +\endtext + +\text +リズベルは犠牲者の多さに、 +悲痛な表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん。こんな下劣な肉塊は、 + さっさと片付けてしまうぞ!」 +\endtext + +\text("エル") +「はい!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +討伐隊のメンバー全員が同意した。 +\endtext + +\text +そして、肉塊が我が物顔で陣取っている +洞窟の最深部に踏み込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「――なにっ!」 +\endtext + +\text +だが、その瞬間、洞窟の壁に擬態していた +触手が一斉に動き出した。 +\endtext + +\text +目の前の光景に気取られていたカイムたちは、 +触手の存在に気づけず、一瞬で捕らえられて +しまった。 +\endtext + +\text("エル") +「な、なによこれ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「離しなさい!」 +\endtext + +\text +捕まった者たちは、 +触手から逃れようと足掻く。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムの怒声が響いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「暴れるなお前たち! じっとしていろ! + 暴れれば暴れるほど締め付けてくるぞ!」 +\endtext + +\text("エル") +「だけど、このままじゃあ、私たちも + 食べられちゃいますよ!?」 +\endtext + +\text("エル") +「それにあの子だって死んじゃう! + そんなの黙って見てられない!」 +\endtext + +\text +そんなカイムの言葉に、 +エルが猛烈に食いつく。 +\endtext + +\text +焦りを顕わにするエルに、 +カイムは冷静に打開策を告げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「元がクロウラーならまだ目がある。 + 奴が果てるまで待てば拘束が緩むはずだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何を根拠にそんなことを + 言ってるんですか!?」 +\endtext + +\text +どこから湧いてきたかも分からないカイムの +打開策に、リズベルが怒鳴る。 +\endtext + +\text("カイム") +「あらゆるエロシュチュエーションを実践 + しようとした俺が、クロウラーのことを + 調べていないと思うか!?」 +\endtext + +\text +なんとも言えないカイムの言葉に、 +リズベルたちは焦りを忘れて呆れてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……理由は分かりましたが、 + もしクロウラーではなかったら + どうするのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔法を使って元凶を叩くしかあるまい」 +\endtext + +\text("エル") +「その……カイム様の力とかで、 + どうにかなりませんか?」 +\endtext + +\text +少女を早く助けたいエルは、 +一縷の望みを託してカイムに尋ねる。 +\endtext + +\text +だが、カイムは首を左右に振った。 +\endtext + +\text("カイム") +「無理だな。あれから魔力を奪ったところで、 + 状況が変わるとは思えん。逆に、魔力を + 求めてさらに暴れる可能性すらある」 +\endtext + +\text("エル") +「そんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どのみち今は待つしかないだろう。 + 魔法を使うにしても、あの様子では + 余波で娘は死ぬぞ」 +\endtext + +\text +カイムが告げる事実に、 +エルは唇をかみ締めることしかできなかった。 +\endtext + +\text +そうこうしている間にも、 +少女は触手に犯され続けていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んんっ……ぶぅ、あ、ああ…… + んぁ、はぁ……んっ……」 +\endtext + +\text +少女は身を捩ることすらできずに、 +触手に蹂躙されている。 +\endtext + +\text +じっくりと嬲るように動く触手は、 +的確に少女に快感を与えていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「おぉぉ……んぁ……うぅん…… + うぅぅ……あ゛っ……あん」 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「もう……ああ……ひぃや…… + んんっ……くちゅ……おっ」 +\endtext + +\text +まるで、肉塊に意思でもあるかのように、 +少女が悶える姿をカイムたちに見せつける。 +\endtext + +\text +討伐隊の幾人かは直視することができず、 +目を背けた。 +\endtext + +\text +触手に手足を拘束されて耳をふさげないため、 +嫌でも生々しい音が耳朶につく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あぅ……はぁ……んぐぅ…… + んぁ、はぁ……んっ……」 +\endtext + +\text +そんな少女の姿を見ていたカイムは、 +苛立ちを必死に噛み殺していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「少しは期待していたのだが、 + やはりただの下劣な肉塊か……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつは、ただ本能の赴くままに動いて + いるだけだ。ただの一方的な種付け、交尾 + に過ぎん」 +\endtext + +\text +消耗しきった女の喘ぎ声を聞きながら、 +カイムは吐き捨てるように呟く。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んんっ……ぶぅ、あ、ああ…… + んぁ、はぁ……んっ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉をあざ笑うかのように、 +触手はゆっくりと少女の膣内を犯す。 +\endtext + +\text +精液で膨れた膣の中で動かれるたびに、 +少女の身体はビクリと揺れる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んんっ……ぶぅ、あ、ああ…… + んぅぅぅぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +長い時間に渡って犯されていた少女の身体は、 +少しの動きでも快感を覚えてしまっていた。 +\endtext + +\text +気持ちよくなりたくないのに気持ちいい。 +そんな正反対の感覚が急速に少女の体力と +正気を奪っていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ふぅ、ふぅ……んっ……ぐぅ + ……あ、くちゃ……んっ…… + あん、ああ、あっ……んんん」 +\endtext + +\text +助けを求めているのか、それとも +喘いでいるのか分からない少女の声。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ふぁ、おぅ……ああ、んっ…… + やめ、ああ、んっ……」 +\endtext + +\text +触手が好きなように少女の体を犯していると、 +何本かの触手から、先走りのような透明な +液体が滲み出してきた。 +\endtext + +\text +そのことに気がついた少女は、 +明らかに怯え始める。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「い、いや……んっ……やめへ…… + ああ、いぃ……んんっ……あああ」 +\endtext + +\text +そして、触手は先から漏れ始めた分泌液を、 +少女の体に塗りつけていく。 +\endtext + +\text +塗りこまれていく分泌液を拒むように、 +なけなしの体力を振り絞り、身を捩るが +それも無駄な抵抗に終わる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「はぁ、はぁ……ん……あ、くちゅ…… + んっ……ああ、あしゅい……」 +\endtext + +\text +分泌液を体に塗られた少女の様子が、 +徐々に変化し始めた。 +\endtext + +\text +少女の虚ろだった瞳に、 +好色的な色が宿り、息遣いが荒くなり始めた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ひゃう……ああ……ふぅ…… + んぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +その少女の様子に、分泌液にどんな効果が +あるのか察するカイムたち。 +\endtext + +\text +討伐隊の中にいる女性たちは、 +その光景に嫌悪感を抱かずには +いられなかった。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ああ……んっ……ひぅ……♪ + んくちゅ……ひぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んっ……ん、ああっ…… + ひや、なのにぃぃぃ…… + んぁ、あぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +敏感になった少女の体は、 +軽く触手が蠢くだけで感じてしまう。 +\endtext + +\text +感情が塗り潰されていくことに +恐怖しながらも、どうしようもなく +快感に酔いしれていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ひゃぅん……んぐっ…… + はぁ、じゅる、くちゅ……」 +\endtext + +\text +触手に焦らすように動かれて、 +少女はもどかしさが募っていく。 +\endtext + +\text +そして、募っていく感情は、 +さらに神経を研ぎ澄ませる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「はぁ……ぐん……ずずっ…… + あんっ、ふぅ……ああ♪」 +\endtext + +\text +肌に少しだけ触れる感触でさえ、 +少女には耐え難いほどの快感の源。 +\endtext + +\text +全身を撫でるように動き回る触手は、 +否応なく少女に快感を与える。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁぁぁぁぁぁ♪ ああ、んんっ…… + ひやなのに……んぁ♪」 +\endtext + +\text +神経を焼き付かせるような快感に、 +少女は抗えなくなっていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぅぅぅぅぅぅぅ♪ + はぁ、ふぅ……んぐっ」 +\endtext + +\text +クチュクチュと淫靡な音が響く度に、 +全身を快楽の電流が走る。 +\endtext + +\text +少女の頭の中に押し寄せる快感は、 +体力を奪っていく。 +\endtext + +\text +必死に意識を保とうとしているが、 +牝としての本能がそれを許さない。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あっ……ふぅ、ああっ…… + いぃ……あんっ……ひゃう♪」 +\endtext + +\text +快感に酔いしれる肉体を、 +撫でるようにゆっくりと犯していく。 +\endtext + +\text +そして、触手に絶え間なく犯さ続けた少女は、 +とうとう限界を迎える―― +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ん! んん、んあぁぁぁぁぁ……♪」 +\endtext + +\text +娘は触手に膣内を責められて、 +潮を吹きながら絶頂に達した。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ん゛ぅぅぅぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +――ぷしゃぁぁぁ +\endtext + +\text +娘はビクビクと震えながら、 +快感を解放した爽快感に身を委ねていた。 +\endtext + +\text +だが、敏感になっていた膣内で、 +触手はそのまま容赦なく蠢き暴れ続ける。 +\endtext + +\text +そんな触手の動きに、少女は四肢を震わせ +ながら、強烈な快感を覚えていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んっ! んんっ、くっ…… + んぁ、ああっ、あああ♪」 +\endtext + +\text +イッたばかりの少女の体は、 +たった少しの刺激で絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぅぅぅぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +少女の機微など関係無しに動く触手に、 +再び感覚が研ぎ澄まされていく。 +\endtext + +\text +絶頂して精神の均衡が快感に +傾いてしまった少女は、抵抗もなく +犯されることを受け入れた。 +\endtext + +\text +そして、少女は快感に耐えることができずに、 +再び絶頂に達してしまう。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ゛……ああ……んっ…… + んぁ、はぁ……あっ……」 +\endtext + +\text +ニ度の絶頂を迎えて、少女の体は力が +入れられないほど緩んでいた。 +\endtext + +\text +そんな少女の口から、 +触手がゆっくり抜かれる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ゴホン、ゴホン……」 +\endtext + +\text +喉の奥まで犯していた触手が抜けたことで、 +激しく咳き込む少女。 +\endtext + +\text +そして、口を塞いでいたものがなくなって、 +少女は大きく息を吸った。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「はぁ……ふぅ……あ、ああ」 +\endtext + +\text +虚ろな目で、絶頂の余韻に浸る少女。 +\endtext + +\text +その視線の先にはカイムたちがいるが、 +瞳には映っていなかった。 +\endtext + +\text +そして、少女は自ら触手に +犯されることを望んだ。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ああ、もっと、もっと…… + しへほしいの……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「しょくしゅで、わたひのこと、 + じゅぽじゅぽしてぇぇ……」 +\endtext + +\text +顔は疲れきっているのに、 +目は爛々と輝いて快感を求めている。 +\endtext + +\text +その姿は痛々しさを通り越して、 +醜悪なものに見えてしまった。 +\endtext + +\text +カイムたちは少女の姿に、 +罪悪感を覚えずにはいられなかった。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ああ……はやく、はやくくてぇ + がまん、でひないのぉぉぉ♪」 +\endtext + +\text +カイムたちは己の油断を呪いながら、 +再び始まる少女が無数の触手に犯される姿を +目にすることになる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「きたぁぁぁぁぁぁぁ♪ + ああ、ああ、これ、いいのぉ + きもひいいぃぃぃ♪」 +\endtext + +\text +待っていましたといわんばかりに、 +触手に犯されることを喜ぶ少女。 +\endtext + +\text +少女が動かないように、 +触手がしっかりと体を固定した。 +\endtext + +\text +撫でまわすような犯し方はせず、 +激しく膣穴と尻穴を触手が行き来する。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ、ああ、あ、ああああ♪ + しゅごしゅぎぃぃぃぃ…… + んぁ、しょくしゅすきぃぃ♪」 +\endtext + +\text +絶叫してもおかしくない程の太さの触手が、 +体の中を蠢いているのに、少女はよがるだけ。 +\endtext + +\text +触手のせいで膨らんだ腹には、 +抽送するたびに触手の形が浮かび上がる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「おなかのなか、いっぱいぃぃ…… + あん、くぁ、はぁ……あぅん♪」 +\endtext + +\text +分泌液で感覚を弄られた少女にとっては、 +痛みすらも快感に変換されていた。 +\endtext + +\text +そして、何度も犯されていたために、 +すでに体が順応している。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ひいぃ、ひいぃよ……ああ、ああ + ……んぁ、ああ、んぁ♪」 +\endtext + +\text +涙を流しながら触手に犯さて喜ぶ少女。 +\endtext + +\text +その姿はまるで、本当はいやなのだと +訴えているようにカイムたちには見えた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「もっと、もっと、はげひくしてほしいの + ああ、んっ、んぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +そんなカイムたちの心中など関係なく、 +少女は淫らに乱れていく。 +\endtext + +\text +触手にはなんら技術はないが、 +腹の中を動き回る感覚は、 +少女に強烈な快感を叩きつける。 +\endtext + +\text +体の芯を犯すような快感に、 +少女は叫び声を上げてよがった。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「い、いい……っ! ぐじゅぐじゅされるの、 + すごくきもちいいのぉ……♪」 +\endtext + +\text +少女は痛々しいほど快感に晒されていた。 +\endtext + +\text +よがっている少女の喘ぎ声が響くたび、 +触手は嬉しそうに蠢く。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「すき、すきなのぉぉぉ♪ + お、ああ、あああ、んんぁぁ♪」 +\endtext + +\text +分泌液のせいで理性が本能に侵食されつつ +ある少女は、さらに激しく動いて欲しいと +求める。 +\endtext + +\text +肉塊が人の言葉を理解しているかは不明だが、 +徐々に触手が動く速度が上がっていた。 +\endtext + +\text +激しくなっていく触手の抽送に、 +少女は声を荒げる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「すごいぃぃぃぃぃ♪  + んぁぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +うるさい口を塞ぐかのように、 +触手が再び少女の口内を犯す。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぐっ! んぅぅぅぅ!!」 +\endtext + +\text +太い触手が口内を無理矢理犯す感覚に、 +少女の目には涙が浮かぶ。 +\endtext + +\text +嗚咽を上げながらも、 +身体はしっかりと快感を脳に伝える。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁ、ああ、あああああ♪ + くちゅ、じゅぶ、んぁぁ♪」 +\endtext + +\text +触手が少女の身体を犯す、 +卑猥な音が洞窟に響く。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぐ、ちゅっ……んっ…… + ああ、んぁ、あっ♪」 +\endtext + +\text +少女は苦しそうに顔を歪めるが、 +瞳は快楽に染まっていた。 +\endtext + +\text +触手を受け入れるのに慣れたのか、 +少女の表情が柔らかくなっていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁ、ああっ、ぐぅ…… + じゅぷ、くちゅ、ずぅぅ♪」 +\endtext + +\text +準備運動は終わった、といわんばかりに、 +触手の動きが徐々に激しくなっていく。 +\endtext + +\text +分泌液で長い時間に渡って身体を +作り変えられた少女にとっては、 +この程度ではもはや狂いはしない。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ちゅ、ああ、ああ、じゅぼ…… + ぐちゅ……あぅ……んっ♪」 +\endtext + +\text +いや……すでに快感に狂っているのかも +しれない。 +\endtext + +\text +少女は嬉しそうに目を細めて、 +触手がもたらす快感を享受していた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ゛、ああ、ひぅ、んんっ + んん♪ あぅ、んっ、くぁ♪」 +\endtext + +\text +激しく動く触手は、 +少女の身体を大きく揺らす。 +\endtext + +\text +その大きな動きに比例するように、 +少女の口から喘ぎ声が漏れる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁぁぁぁぁぁ♪ + あ、ああ、んぁ、んぅぅ♪」 +\endtext + +\text +触手が少女の腹を突き上げるたびに、 +大きく膨らんでいく。 +\endtext + +\text +妊娠と出産を繰り返しているような +錯覚すら覚えてしまう。 +\endtext + +\text +そんな痛みにも似た快感に、 +少女は目を見開いて感じていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁ……もっほ……んっ…… + ひもひいいぃぃぃ♪」 +\endtext + +\text +よがり狂ったように喘ぎながら、 +触手にすべてを任せた。 +\endtext + +\text +いくら触手の責めに耐えられるようにと、 +身体を作り変えられたとしても、少女の +憔悴しきった身体は長くは保たない。 +\endtext + +\text +それを証明するかのように、 +少女の声から次第に力が失われてゆく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「はぁ……ああっ……んん♪ + ふぅ、んんっ、あああ……♪」 +\endtext + +\text +触手はそんな状態など関係なく、 +少女の体を犯す。 +\endtext + +\text +体の中を触手が蠢くたびに、 +疲労など忘れたように喘き続ける。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぉぉぉ♪ ああ、んんっ♪ + おほっ、おぅぅ♪ ひぃぃ♪」 +\endtext + +\text +そして、口の中を犯していた触手が、 +さらに奥に入っていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぅぅぅぅぅぅ♪ + ああ、あっ、んぐっ♪」 +\endtext + +\text +体の奥の奥まで蹂躙されることに、 +目を見開いて歓喜する少女。 +\endtext + +\text +快感に喜ぶ少女の肉体を、 +触手はさらに強引に犯していく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ちゅっ、くちゅぅ、ずずっ、 + あぅ、ああっ、んん♪」 +\endtext + +\text +少女を蹂躙している無数の触手は、 +効率よく犯すために分泌液を少女に +塗りつける。 +\endtext + +\text +そして、蕩けきった少女の体に、 +さらに触手が群がっていく。 +\endtext + +\text +強引といってもいいほど強く、 +触手は少女の肉穴をかき回す。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あぐっ、ああ、ひぅ、ひぁ + はぁ、ふぅ、んんぁ♪」 +\endtext + +\text +卑猥な水音と少女のくぐもった叫び声が、 +触手の動きの激しさを物語っている。 +\endtext + +\text +激しく動けば動くほど、 +少女の感覚は研ぎ澄まされていく。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪ + あ、きてぇ、ああ、ああ♪」 +\endtext + +\text +触手が膨張して、少女の中に子種を吐き出す +準備を始める。 +\endtext + +\text +そして、少女も限界に達しようとしていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぅ、んん……ッ! + ああっ、んうううぅぅん♪」 +\endtext + +\text +少女が絶頂すると同時に、 +触手から一斉に精が吐き出される。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んぅぅぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +――ドピュ、ドプリュゥゥゥゥウゥ!! +\endtext + +\text +少女の穴という穴に、 +触手から吐き出された白濁液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ん゛っ! んんっ……おぅ……」 +\endtext + +\text +無理矢理体の中に注ぎ込まれる精液は、 +少女の身体の許容量を超えていた。 +\endtext + +\text +少女の体に納め切れなかった精液は、 +逃げ場を求めてあふれ出した。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ごぉ……んっ……ああっ……」 +\endtext + +\text +窒息するほど精液の量は止まるどころが、 +未だに注がれている。 +\endtext + +\text +妊婦のように膨れた腹は、 +すでに子を孕んでいるかのように見えた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「んっ……あぅ……ひぅ…… + あん……くちゅ、じゅる……」 +\endtext + +\text +注ぎ込まれる精液に、 +少女は苦しそうに顔を歪める。 +\endtext + +\text +そして、触手が脈動して、 +射精の終わりも見えてきた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ゛っ……んん……ぐぁ……おぇ」 +\endtext + +\text +精を吐き出し終えた触手は、 +ゆっくりと少女の体から出て行く。 +\endtext + +\text +――くちゅ…… +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「ゲホッ、ゴホッ……!」 +\endtext + +\text +大量に注がれた精液を、 +穴という穴から吐き出す少女。 +\endtext + +\text +大量の精液を吐き出した少女は、 +激しく咳き込んだ。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「はぁ……はぁ……ふぅ……」 +\endtext + +\text +体を酷使された少女は、 +呆然とした表情で息をしていた。 +\endtext + +\text +先ほどまでよがっていたとは思えないほど、 +少女の顔からは感情が抜け落ちていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフA") +「あ、ああ……んくっ……はぁ……」 +\endtext + +\text +大量の精液は濃厚な雄のニオイを、 +洞窟中に振りまく。 +\endtext + +\text +――そこで、肉塊は射精をして満足したのか、 +触手の力が弱まった。 +\endtext + +\text +カイムは待ちに待った瞬間を、 +決して逃さなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「今だ! やれ!」 +\endtext + +\text("エル") +「言われなくても!」 +\endtext + +\text +カイムの怒声と共に、エルはほんの少しだけ +緩んだ触手の拘束から抜け出し、肉塊に向けて +弓矢を放った。 +\endtext + +\text +―――シュッ!! +\endtext + +\text +エルが放った矢は、少女を傷つけることなく、 +肉塊の中心部……おそらくは頭部であろう +箇所を射抜いた。 +\endtext + +\text("モンスター") +「ギギギイイイイィィィィィィッ!!!!」 +\endtext + +\text +矢に貫かれた肉塊は、洞窟を揺らすほどの +断末魔の叫び声を発した。 +\endtext + +\text +それと共に、カイムたちを拘束していた +触手から、完全に力が抜ける。 +\endtext + +\text +ほっとする一同の中で、 +リズベルはいち早く少女に駆け寄り +治癒魔法で応急処置を施す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう大丈夫ですからね」 +\endtext + +\text +リズベルは悲しそうな表情で +少女の治療に取り掛かる。 +\endtext + +\text +そちらはリズベルに任せて…… +カイムは洞窟中を見回していた。 +\endtext + +\text +そして、周囲を観察していたカイムは、 +モンスターの死体の腹部が +鈍く輝いていることに気がついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんが、剣を貸してくれ」 +\endtext + +\text +兵士から剣を借り受けたカイムは、 +死体の腹を割く。 +\endtext + +\text +そこには、黒い光を放つ、赤子の頭部ほどの +大きさ宝石があった。 +\endtext + +\text("カイム") +「何だ、これは?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それ、ヴェクサシオンの連中が使う蠱石ね。 + この石に魅入られた者は理性を失い、本能 + ……特に生殖の欲求に従順になるのよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、ここまで大きいのは、私も + 見たことがないわね」 +\endtext + +\text +カイムの隣に立って、ベアトリスは何事かを +思案する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なるほど、ね。これほど大きな蠱石だった + ら、例えば……この近辺の生物全体に影響 + を及ぼすことも、あるかもしれないわね」 +\endtext + +\text +ベアトリスの言葉を聞きながらも、 +ついつい石に見入ってしまいそうになった +カイムは、慌てて顔を背ける。 +\endtext + +\text +少女の応急処置を終えたリズベルは、 +そんな様子のカイムを見て、 +はぁ~とため息を漏らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様が魅入られないように、 + 封印しておきますね」 +\endtext + +\text +カイムから蠱石を奪うように回収した +リズベルは、魔法封じの結界の処理を +施して兵士に渡した。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、今回の騒動の原因はコレと + いうことか。モンスターたちにも、 + 悪いことをしたかもしれんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、なぜこいつは、こんなものを + 飲み込んだのだ?」 +\endtext + +\text +カイムはそんな疑問を口にして、 +不思議そうに首を捻った。 +\endtext + +\text +そんなカイムの疑問にリズベルが、 +憶測ですが……と前置きをして答える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヴェクサシオン、あるいは彼らを + 操っている勢力が何らかの実験を行った + 可能性があります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これほど強力なマジックアイテムですから、 + 何らかの形で利用したと考えても不思議 + ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、ナズ=ニドラの魔物でその効果や + 影響範囲を調べようとしたのではないで + しょうか……」 +\endtext + +\text +そう自分の考えを述べたリズベルは、 +転がっている死体から何かを取り上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ……その目論見は失敗に + 終わったようですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヴェクサシオンの暗殺者が良く使用する、 + 手のひらに収まるサイズの短刀です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「きっと調査員だったのでしょうが…… + 監視対象のモンスターたちの餌食になって + しまったのでしょう」 +\endtext + +\text +リズベルは呆れたような表情を浮かべて、 +短刀を捨てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミイラ取りがなんとやら、というヤツか。 + 全く愚かしいことだ。こんな連中は、 + 一掃してやらねばならんな」 +\endtext + +\text +カイムの怒りを含んだ声が、 +静かな洞窟内に響いた。 +\endtext + +\text +こうして、とりあえず討伐の目的は果たし、 +一行は帰路についたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_01.txt new file mode 100644 index 0000000..c91c539 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_01.txt @@ -0,0 +1,259 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点3_1") + +\text("アグリ") +「俺からは以上だな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、私からも言うことはないかの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、では――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様。 + 至急お耳に入れたいことが」 +\endtext + +\text +アグリとマーガレッタからの報告を聞き、 +これで解散しようとしたところで、 +リズベルが部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何だ、どこかでいい女でも見つけたか?」 +\endtext + +\text +慌てて入ってきたリズベルを、 +カイムはそう茶化す。 +\endtext + +\text +そんなカイムの態度に、 +リズベルは怒りをあらわにした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなくだらないことではありません! + 真面目に聞いてください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かった分かった。そう大声で叫ぶな。 + ……で、一体どうしたんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やっと私の網にかかってくれました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、何がかかったのだ?」 +\endtext + +\text +カイムに尋ねられたリズベルは、 +真剣な表情を作り口を開いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヴェクサシオンの本拠地を捉えました」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「真か!!」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、 +マーガレッタが目を見開いて驚く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、シュカ南方の山脈。 + そこに建つ『秘神の門』と呼ばれる塔が + 彼らの本拠地です」 +\endtext + +\text +その言葉を聞いたカイムは、 +忌々しそうに顔を顰める。 +\endtext + +\text("カイム") +「山脈……ということは、 + 大軍での進行は無理か……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、普通なら不可能ですが、 + 我が軍なら進軍は可能です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「先日拡張した区画から、秘神の門の + そびえ立つ山の中腹に出ることが + できます」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、 +聞きに徹していたアグリが質問を投げかける。 +\endtext + +\text("アグリ") +「進軍するのはいいんだがよ、 + こういう組織ってのは、本拠地が落ちても + 壊滅しねえんじゃねえか?」 +\endtext + +\text +アグリの疑問を否定することなく、 +リズベルは頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、そうでしょうね。ですが、 + 多大なダメージを与えることはできます。 + これまで通りの活動は難しいはずです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに頭が潰れれば末端も反応する + でしょうから、上手くいけば一網打尽も + 夢ではありません」 +\endtext + +\text +リズベルは自分の描く予想図に、 +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「で、どうするのじゃカイム? + 決めるのはお主じゃぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、俺もヴェクサシオンの連中は気に + 入らん。自ら表舞台に決して上がらず、 + 裏でこそこそと鬱陶しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここで潰せるなら、 + 完膚なきまで潰すぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おお……! 珍しく旦那がやる気だ」 +\endtext + +\text +ヴェクサシオンを潰すことに乗り気だった +カイムの姿に、アグリは驚愕していた。 +\endtext + +\text +だが、リズベルは意気揚々としている +カイムに釘を刺す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「一応言っておきますが…… + ヴェクサシオンの女はまず間違いなく + 体内に毒を仕込んでいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「喜んで抱こうものなら、 + あの世行きですから注意してください」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、そんなことは分かっている」 +\endtext + +\text +そう虚勢を張るが、落ち込んでいるのが +手に取るように分かる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「はは、結局はいつもの旦那だった、 + ってことか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁ、カイムじゃしの……」 +\endtext + +\text +アグリとマーガレッタは、 +カイムの様子を眺めながらため息を吐いた。 +\endtext + +\text +カイムは分が悪いと感じたのか、 +強引に話題を変えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ゴホン! ところで、どうして塔なのに + 『秘神の門』なのだ?」 +\endtext + +\text +カイムの疑問に、 +誰よりも早くアグリが答える。 +\endtext + +\text("アグリ") +「昔はその塔で、武道を極めようとする + 連中がシュカの全土からやってきては + 厳しい修行をしていたらしいぜ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「で、『肉体の限界を極めた者には、 + 秘神に到達する門が開く』っていう言い + 伝えがあって、それが名の由来だな、確か」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう……なかなか博識ではないか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「シュカの武術には興味があってな。 + 昔少しかじってたからよ」 +\endtext + +\text +マーガレッタに褒められて照れたアグリは、 +頬を掻きながら誤魔化した。 +\endtext + +\text +そんなアグリを無視して、 +カイムは勢いよく立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「昔は武を磨く場所だったのだろうが、 + 今はヴェクサシオンの連中の本拠地だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「塔に巣食っている臆病者共を + 始末しに行くぞ!」 +\endtext + +\text +カイムの号令に、 +その場にいた全員が頷いた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_02.txt new file mode 100644 index 0000000..6252ad6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_02.txt @@ -0,0 +1,118 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点3_2") + +\text +山中に出る迷宮の開口部から進軍した魔王軍 +は、無事『秘神の門』に到達した。 +\endtext + +\text +その細長い塔の中は、 +外の光が一切入らない迷宮になっていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ここが『秘神の門』…… + くぅ~! 滾ってきたぜぇ!」 +\endtext + +\text +興奮しているアグリとは対称的に、 +カイムは不機嫌そうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「真っ暗ではないか。 + 全く、やり口も根暗なら住処も暗いとは、 + 本当にいけ好かん連中だな」 +\endtext + +\text +カイムは心底いやそうな表情を浮かべて、 +感想を述べた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁ仕方ないことじゃろうな。 + 暗殺者を鍛えるのに明るくしてては + 意味がないじゃろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうよね、暗闇の中あれだけ動けるのも、 + ここでの訓練の賜物ってことよね。 + これは気をつけないと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、どこから暗殺者が襲ってくるか + 分かりません。注意してください」 +\endtext + +\text +全員が気を引き締めたところに、 +カイムがポツリと呟く。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなに暗いと、暗殺者以外の + 何かが出てきそうだな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、なな、何言ってんだよ旦那! + そんな訳ないだろうが!?」 +\endtext + +\text +さっきまで興奮していたアグリが、 +急に及び腰になり始める。 +\endtext + +\text +軽口を言ったカイムに、 +非難の視線が集中した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを阿保なことをいって士気を下げて + おるのじゃ、バカ者!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまん、まさかここまで怖がるとは + 思ってもみなかった……」 +\endtext + +\text +自分の失態を素直に謝るカイム。 +\endtext + +\text +そんな姿にため息を漏らしながら、 +全員が気を引き締め直した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「これでは切り込み隊長は使えんな…… + 仕方がない、ここは私が先陣を切ろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大丈夫なのですか?」 +\endtext + +\text +心配するリズベルに、 +マーガレッタは不敵な笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なに、奴らのような隠密相手の戦にも + それなりに慣れておるでな。そこの怖がり + な切り込み隊長よりは生き残る自信はある」 +\endtext + +\text +そういってマーガレッタが先頭に立ち、 +『秘神の門』の内部を歩み進んでいく。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_03.txt new file mode 100644 index 0000000..20b31f6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント03_03.txt @@ -0,0 +1,1876 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点3_3") + +\text +『秘神の門』に巣食っていた、 +ヴェクサシオンの手の者を全滅させた。 +\endtext + +\text +カイムたちはヴェクサシオンの +末端への手がかりが残っていないか、 +徹底的に捜索することになった。 +\endtext + +\text +そして、下の階は兵たちに任せて、 +カイムたちは最上階を調べていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……これはまた、 + すさまじいな……」 +\endtext + +\text +荒れ果てた塔の最上階には、 +かつてここで厳しい修行が +行われていた形跡があった。 +\endtext + +\text +その荒々しい光景に、 +カイムは知らぬうちに気圧される。 +\endtext + +\text +古き武人たちの鍛練場に、 +アグリひとりが盛り上がっていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ヴェクサシオンの連中を追い出し、 + 俺もここで修行でもしてみるかね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こんな暗い塔で一人で修行とは、 + 怖がりのお主には到底ムリじゃろう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「何だと、バカにしてんのか!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「事実を言ったまでじゃ、 + なんなら今晩はここで一人で過ごすか?」 +\endtext + +\text +にらみ合いを続ける二人の間に、 +リズベルが仲裁に入る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「喧嘩はそれぐらいにして、 + ヴェクサシオンの手がかりを探すのに + 集中してください」 +\endtext + +\text +リズベルに注意されて、 +バツの悪そうな表情を浮かべる二人。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、それもそうじゃな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「了解だ……あとで覚えてろよ」 +\endtext + +\text +マーガレッタはすぐさま従い、 +アグリも渋々ながら捜索を始めた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +しばらくして、捜索を終えたカイムたちは +一同に会していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……やはり、手がかりはなしですか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、らしきものはあったが、 + すでに読めるような状態では + ないしのう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「長年裏で暗躍していた組織だもんね、 + そう簡単に手がかりを残す訳ないか」 +\endtext + +\text +手分けして捜索してみたが、 +成果は何一つなかった。 +\endtext + +\text +残っていたのは墨で黒く染まった紙と、 +灰ばかり。 +\endtext + +\text +『秘神の門』に残っているものから、 +ヴェクサシオンの活動の手がかりになりそう +な物は、何も出てこなかった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「チッ! 無駄足だったてことかよ!」 +\endtext + +\text +アグリはイラつき混じりに近くにあった +水瓶を蹴飛ばした。 +\endtext + +\text +アグリが蹴った水瓶には、 +それなりに水が入っていたのか、 +倒れた拍子に水飛沫が周囲に飛び散った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きゃ……ッ! + ちょっと、気をつけてよね」 +\endtext + +\text +危うく濡れそうになったベアトリスは、 +アグリのことを睨む。 +\endtext + +\text +その様子を見ていたリズベルと +マーガレッタも、アグリのことを非難する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「感心しませんね…… + いくら成果が芳しくなかったからといって、 + 物にあたるなんて」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まったくじゃな、こんなことで + イライラしおって、みっともない」 +\endtext + +\text +三人に非難されて堪えられなかったのか、 +がっくりと肩を落として落ち込んだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「わりい。 + でもよ、何もそこまでみんなして言わなく + てもいいじゃねぇか……」 +\endtext + +\text +そんな落ち込んでいるアグリを、 +カイムは彼女たちとは違って褒めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、良くやってくれたアグリ」 +\endtext + +\text +アグリを褒めたことに、 +ここにいた全員が首を傾げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今のアグリさんの行動のどこに、褒める + ような要素があったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ではよく床を見ろ、 + どうしてこんなに水捌けがいいのだ?」 +\endtext + +\text +それなりに零れた水が、 +ある境目で明らかに変わっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まさか……隠し部屋ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろうな……とにかく、 + このあたりの床をひっくり返せ」 +\endtext + +\text +カイムの命令に従い、 +兵たちは床をはがしていく。 +\endtext + +\text +そして、カイムの予想通り、 +下へと続く階段が現れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……やはり隠し部屋はあったか、 + これはいろいろと期待できそうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「確か、偵察に、ってカイム様! + 一人で勝手に降りないでください!」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの制止を振り切って、 +先に階段を降りていった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「なかなか溜め込んでいたようですね」 +\endtext + +\text +リズベルは隠し部屋に置かれた財宝の数に、 +思わず頬が緩む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「これだけの財がヴェクサシオンを + 支えていたということか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、おそらく、自然に集まったんじゃ + ないでしょうか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ありえんじゃろう、これだけの財が + 自然に集まるなど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヴェクサシオンほどの組織なら、 + 有権者に顧客がたくさんいるでしょうね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「1回仕事を成功させるだけで、 + 莫大な報酬を貰っていても不思議では + ありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヴェクサシオンを支えていたのは + 財宝ではなく、これだけの財を + 吐き出せる者たちですよ」 +\endtext + +\text +リズベルの告げた言葉に、 +マーガレッタは理解の色を示し、 +なるほどなと、頷いた。 +\endtext + +\text +思わぬ成果を手に入れた魔王軍の者たちは、 +上機嫌だった。 +\endtext + +\text +ただ、カイムを除いては。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「どうしたんだ旦那?  + さっきから難しい顔をして」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の勘では、ここにあるのは + こんなものではなかったんだが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「じゃあ、何だっていうんだよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「女に決まっているだろう、 + それも飛びっきりの美女だ!」 +\endtext + +\text +真面目にそんなことをいうカイムに、 +アグリは呆れた表情を作った。 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那、少し幻像石の観すぎだ。 + もっと現実見ろよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くッ……! + 見ていろ、俺の勘が間違って + いなかったことを証明してくれる!」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +適当に部屋を漁り出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「探しているかは知りませんが、 + あまり部屋を荒らさないでください」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ここあたりに何か隠されていると + 俺の勘が囁いているのだ!」 +\endtext + +\text +そういって、強引に探索をしていると、 +巧妙に隠してあった扉を見つけ出した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。 + 俺の勘は間違ってはいなかったようだな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「んな、バカな……」 +\endtext + +\text +カイムが言った通り、隠し部屋に通じる +扉が見つかったことにアグリは呆気に +取られてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははッ! 待っていろ、 + 今から行くからな」 +\endtext + +\text +上機嫌なカイムは何の確認もなく、 +隠し扉を開いた。 +\endtext + +\text +扉を開けた途端、周囲に死臭が漂った。 +\endtext + +\text +隠し扉の先は牢屋が並んでおり、 +その奥には無残な死体が数多く積み上げ +られていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは……ひどい……」 +\endtext + +\text +それらの死体には、ひと目見ただけで分かる +ほど残酷な拷問が行われた痕跡があった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「こりゃ、生き残りはいねぇだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはどうだろうな」 +\endtext + +\text +悲痛そうな表情のアグリにそう言って、 +カイムは部屋の中に足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +そして、いちばん奥の牢を覗きこんで、 +ニヤリと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の勘はやはり冴えていたようだな」 +\endtext + +\text +そういうカイムの視線の先には、 +女の姿があった。 +\endtext + +\text +天井と壁から張り巡らされたワイヤーに +手足を固定され、前かがみになって尻を +突き出した、屈辱的な姿で捕らえられていた。 +\endtext + +\text("士官A") +「だれだ、貴様らは?」 +\endtext + +\text +警戒心を孕んだ女の声には、 +疲れの色が濃く滲んでいる。 +\endtext + +\text +女が纏っている軍服は破れ、 +全身には擦過傷が刻まれていた。 +\endtext + +\text +それは、拷問を受けていたことを示していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、その格好……アミスの軍人か?」 +\endtext + +\text("士官A") +「ヴェクサシオンのものではないのか?」 +\endtext + +\text +いまだに疑いの色を隠せない女に、 +カイムは鷹揚に頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ、奴らはこのカイム様が + 一人残らず蹴散らしてやったぞ」 +\endtext + +\text("士官A") +「カイム? ……まさか、貴様魔王か!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、アミスの軍人に知られるとは、 + 俺も有名になったものだ」 +\endtext + +\text +そうカイムが感慨に耽っていると、 +女の怒声が牢に響く。 +\endtext + +\text("士官A") +「私にそれ以上近寄るな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ? せっかく助けて + やろうとしているというのに」 +\endtext + +\text +女の激しい拒絶反応に、 +カイムは不思議そうに首を傾げる。 +\endtext + +\text("士官A") +「聞くところによれば……お前は女という + 女に見境なしに種付けする鬼畜 + なのだろうが」 +\endtext + +\text("士官A") +「そんな下衆どもに助けられるくらいなら、 + この場で死んだ方がマシだ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……眠らせてから運び出しましょうか?」 +\endtext + +\text +怒り狂い声を荒げる女の姿に、 +危険を感じたリズベルはそう進言した。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、ここはこの女に + 魔王軍の素晴らしさを理解してもらおう」 +\endtext + +\text +そういって、カイムはズボンから +肉棒を露出させた。 +\endtext + +\text("士官A") +「ひっ! な、何をしている!?」 +\endtext + +\text +女は目を見開いて怯える。 +\endtext + +\text("カイム") +「女という女に見境なしに種付けする鬼畜。 + それは違うぞ」 +\endtext + +\text("士官A") +「な、何が違うというのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぜなら、俺はいい女にしか + 種付けしないからな――!」 +\endtext + +\text +そう叫びながら、 +カイムは女に襲い掛かった。 +\endtext + +\text("士官A") +「な! や、やめろ! さ、触るな!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、なかなかいい尻をしている」 +\endtext + +\text +すりすりと女の柔らかい尻を +撫でまわすカイム。 +\endtext + +\text +女は撫でられるたびに、 +あまりの屈辱に表情が歪む。 +\endtext + +\text("士官A") +「くッ……! 殺してやる!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、いいぞ。 + お前のような気の強い女を屈服させるのも + 悪くはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、それどころかそそるものがあるな。 + 本当に俺は運がいいようだ」 +\endtext + +\text +悔しそうに歯をかみ締める女を見ながら、 +カイムは尻を撫で回す。 +\endtext + +\text +この怒りに満ちた表情が、 +蕩けるところを想像しただけで、 +肉棒はさらに怒張していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「尻の感触は存分に楽しませてもらったし、 + そろそろお前も楽しませてやろう」 +\endtext + +\text("士官A") +「い、いやだ……ッ! やめろ!」 +\endtext + +\text +カイムは逃がれようと暴れる女を押さえつけ、 +ズボンを脱がせる。 +\endtext + +\text("士官A") +「くそ……! こんな男に + 犯されるなど……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、そう思っているのは最初だけだ、 + すぐに俺のチ●ポで堕としてやろう」 +\endtext + +\text("士官A") +「ひッ!」 +\endtext + +\text +そそり立つ肉棒の姿に、 +女は顔を青くして悲鳴を上げた。 +\endtext + +\text("士官A") +「嫌……いやだッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに怖がることはない、 + 俺のテクニックですぐに気持ちよくさせて + やる」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +下着をずらして秘裂を愛撫する。 +\endtext + +\text("士官A") +「ひぅ! さ、触るな……んっ!  + 殺してやる……絶対殺してやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「暴れるな、やりにくいだろうが」 +\endtext + +\text +カイムに秘裂を触られるや、 +女は猛烈な抵抗を始めた。 +\endtext + +\text +そのあまりにも必死な様子に、カイムは +違和感を覚える。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前……もしかして処女か? + なるほどな、これだけ嫌がるのも + 納得できるな」 +\endtext + +\text +図星を突かれたのか、女はなりふり構わず +カイムから逃れようと激しく抵抗する。 +\endtext + +\text("士官A") +「くそ…………ッ! 触るなぁぁ!!」 +\endtext + +\text +カイムは暴れる女を再び押さえつけ、 +挿入の準備を始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「動くな、入れ難いだろう」 +\endtext + +\text("士官A") +「離せ……! この手を離せぇぇぇ!!」 +\endtext + +\text +だが、純潔を守りたい、というにしても +あまりにも激しい抵抗のようにも思える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここまで嫌がるのには、処女以外にも + 何か理由がありそうだな。言ってみろ、 + 場合によっては解放してやる」 +\endtext + +\text("士官A") +「……ほ、本当、だろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、約束は守る」 +\endtext + +\text +女は警戒しながらも、 +垂れ下がってきた救いの糸にすがらずには +いられなかった。 +\endtext + +\text +カイムの言葉を信じた女は、 +涙を堪えながら必死に語り始める。 +\endtext + +\text("士官A") +「国に……婚約者がいるんだ…… + だから、処女をこんなところで、 + 散らしたくない……」 +\endtext + +\text("士官A") +「純潔のままで、いさせてくれ……頼む」 +\endtext + +\text +唇をかみ締めながら女は、 +切実にカイムに訴える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ…… + なるほど、事情はわかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も女の幸せを無理矢理踏みにじる + ような趣味はない。 + ここはお前の願いを叶えてやろう」 +\endtext + +\text("士官A") +「……ほ、本当か!?」 +\endtext + +\text +先ほどまで打ちひしがれていた表情が +嘘のように、女の顔に光が戻った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、処女のままでいさせてやろう。 + ……だが、それでは俺のこいつが + おさまらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、だ。 + ここは代わりに、 + お前のアナルバージンを頂くとしよう」 +\endtext + +\text +その様子を牢の外で窺っていた面々は、 +なんとも言えない表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("エル") +「うわ……カイム様、最低ですね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、最低じゃな。ま、アミスの女相手 + ということで、なんとも複雑な心境では + あるがの……」 +\endtext + +\text +女としてはあの士官に同情するが、アミスに +故国を滅ぼされた王女であるマーガレッタに +とっては、この上なく痛快だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「アミスの軍人を相手に何してるんですか、 + 今すぐ非礼を詫びて、破廉恥なことを + やめてください!」 +\endtext + +\text +血相を変えて牢に突撃しようとしている +リズベルを、苦笑を浮かべながら宥める +ベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うーん、あっちにスイッチが入っちゃうと、 + カイムはもう止まんないわよ。あきらめて、 + 私たちは他の場所を調査しましょ」 +\endtext + +\text +そのまま、リズベルたちの手を取って、 +牢の前から離れていった。 +\endtext + +\text("士官A") +「なッ!? 何を言っているんだ貴様は!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、当然のことだろう? + 俺のこいつをおさめるには + それしかないからな」 +\endtext + +\text +そういって、カイムはいきり立つ肉棒を +女に誇示する。 +\endtext + +\text("士官A") +「断る! それで、何故尻を犯されなければ + ならないんだ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、仕方ない…… + では、マ●コに突っ込むとしようか」 +\endtext + +\text +そういって、カイムは秘裂を愛撫し始めた。 +\endtext + +\text("士官A") +「な!? 約束が違うぅぅぅ!? あっ!」 +\endtext + +\text +急に敏感なところを刺激された女は、 +思わず甘い声を上げてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、言っただろう。 + 処女を奪わない代わりに、 + アナルバージンを奪うと」 +\endtext + +\text("カイム") +「アナルバージンが奪えないなら、 + 処女を奪うしかあるまい」 +\endtext + +\text +さも当然のように、 +自分の欲望を語るカイム。 +\endtext + +\text +女の心の中では、怒りと悔しさが +荒れ狂っていた。 +\endtext + +\text("士官A") +「くッ……んっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、最後にもう一度だけ聞こう。 + マ●コとアナル、俺はどっちを + 使えばいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もし、どっちも嫌だ、などと我儘を + 言うのならば……仕方がない、両方とも + 使わせてもらおう」 +\endtext + +\text +無慈悲なカイムの宣告に、 +女はしばし苦悩の表情を浮かべた後…… +断腸の思いで、決断を口にする。 +\endtext + +\text("士官A") +「尻、だ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか、そんなにして欲しいか。 + だが、して欲しいのならそれなりの + 頼み方があるのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムのふざけた物言いに、 +女は怒りを爆発させて噛みついた。 +\endtext + +\text("士官A") +「ふ、ふざけるのもいい加減にしろ! + なぜ、そんなことを言わなければ、 + ぁんん!」 +\endtext + +\text +カイムの指が、秘裂の中に侵入して、 +膣壁を刺激した。 +\endtext + +\text +突然の感覚に、女は声を我慢することが +できなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「何を勘違いしているかは知らんが、 + お前をどうするかは俺の裁量次第だぞ?」 +\endtext + +\text("士官A") +「くッ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どうする、早くしないと + 尻もマ●コも処女を失うぞ?」 +\endtext + +\text +背に腹は代えられないと覚悟を決め、 +女は屈辱と怒りに震えながらも、 +カイムの望み通りに口を開く。 +\endtext + +\text("士官A") +「あなたの……モノを、わ、私の尻に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ、何がどこに欲しいんだ? + もっと分かりやすく言ってくれんと、 + 勘違いしてしまうぞ」 +\endtext + +\text("士官A") +「わ、私の尻穴に、ペニスを、 + 入れてください……!」 +\endtext + +\text +怒気を纏った声色でカイムに頼み込む女。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、言ったな……アミスの気位の高い + 軍人様が、俺に尻穴を犯せ、とはな。 + いいだろう……存分に犯してやる」 +\endtext + +\text("士官A") +「貴様が、言わせたのだろうが!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、まずはほぐさんとな」 +\endtext + +\text +忌々しそうに吐き捨てる女の言葉を、 +カイムは受け流して尻穴を指で弄る。 +\endtext + +\text("士官A") +「ふぁ! くッ……! ゆ、指が!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くく、なかなかの締め付けじゃないか。 + やはり初めてはこうでないとな」 +\endtext + +\text +カイムは菊門に差し込んだ指を、 +ゆっくりと動かしていく。 +\endtext + +\text +尻穴を出入りする指の感触に、女は +恐怖に身を震わせる。 +\endtext + +\text("士官A") +「ほ、本当に尻でするつもりなのか!? + んぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、実はマ●コを犯して + 欲しかったのか?」 +\endtext + +\text("士官A") +「そんな訳があるか!? + だが、尻でなんて……んっ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「あ、あああ、ああああ……!」 +\endtext + +\text +いまだに喚く女の尻穴に、 +カイムはさらに指を突き刺していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまり力を入れるな、 + 指が動かしにくいではないか」 +\endtext + +\text("士官A") +「だったら……指を抜け! + んッ……くッ……!」 +\endtext + +\text +きつく締め付けてくる尻穴を、 +カイムは指で強引にほぐしにかかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。このまま時間をかけてでも、 + お前の尻穴をほぐしていくさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「早く終わらせたいのなら、 + あまり抵抗しないことだ」 +\endtext + +\text +それがトドメだったのか、 +女の抵抗が見るから弱まった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、素直な女は好きだぞ?」 +\endtext + +\text("士官A") +「黙れ……! 必ず、殺してやる……! + んんっ……!」 +\endtext + +\text +カイムの軽口に、 +女は憎しみを込めた視線を叩きつける。 +\endtext + +\text +そんな視線も関係なしに、 +カイムは容赦なく指を動かしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、そんな甘い声では、 + 説得力がないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、体の方は口とは違って、 + 俺に従順なようだな」 +\endtext + +\text +尻穴を指で弄るたびに、 +女の体はビクリと震えた。 +\endtext + +\text("士官A") +「そんな、ことあるものか……! + んっ、貴様のような下衆に、 + 犯されて、あくっ、感じる訳が、ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……? だが、そういってるわりには、 + マ●コからいやらしい汁が + 溢れていてるぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +尻穴をいじりながら秘唇を愛撫する。 +\endtext + +\text("士官A") +「ひぅ! そこを、さ、触るな!  + 約束、しただろうが!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女は守ってやるとはいったが、 + マ●コを弄らないとは言ってないだろう?」 +\endtext + +\text("士官A") +「屁理屈を……! んぁ、あぁん……!」 +\endtext + +\text("士官A") +「んんっ……あぁ、あああ…… + はぁ、ふぅ……んぁ」 +\endtext + +\text +秘裂と尻穴の両方を弄られて、 +女は思わず嬌声を上げる。 +\endtext + +\text +カイムはあまりにも敏感な反応する女に、 +首を傾げる。 +\endtext + +\text +そして、じっと女の体を観察していると、 +腕に針で刺された痕を見つけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、媚薬でも盛られたみたいだな」 +\endtext + +\text("士官A") +「んっ……な、に……?  + はぁ……んっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前も運が良かったな。 + 俺たちが来るのが遅かったら、 + 目茶苦茶にされていたろうな」 +\endtext + +\text +女は自分に拷問していた男たちの醜い姿を +思い出し、恐怖に身を震わせる。 +\endtext + +\text("士官A") +「くっ……下劣なことを……ああっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「良かったな、 + 今こうして犯しているのが俺様で…… + お前は幸せ者だ」 +\endtext + +\text("士官A") +「な……にが、よかっただ……あんっ + ……貴様も、奴らと……んっ…… + 大差ないだろう……!」 +\endtext + +\text +そういう女に、カイムは心外だとばかりに、 +肩を落とした。 +\endtext + +\text("カイム") +「一緒にされたくはないな…… + 尻を犯して欲しいというお前の願いを、 + ちゃんと叶えてやったというのに」 +\endtext + +\text("士官A") +「だ、黙れ……んぁ!  + 無理矢理、言わせたんだろうが! + ひぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +媚薬で敏感になっている女は、 +カイムの責めに耐えれずに +甲高い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +その姿を見たカイムは、 +ニヤリといやらしい笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、無理矢理言わせたつもりはないぞ。 + 俺は選ばせただけだろうが」 +\endtext + +\text +笑いながら、 +カイムはさらに二つの穴を弄っていく。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁ、ああ……くはぁ、ああ、んッ! + そ、そんなに、早く、動かすなぁぁ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「はぁ……ああっ、んくっ……! + た、頼む、少しだけ、ゆっくり…… + あぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +女は必死に声を我慢しながら、 +カイムに頼み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、イきそうなのだろう? + 我慢などしなくていいぞ、 + 盛大にイクがいい!」 +\endtext + +\text +カイムは女の願いを聞き入れず、 +激しく指を動かしていく。 +\endtext + +\text("士官A") +「んんっ、ああ、く、くそ…… + 気持ちよくなんか……ああっ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「あ、ああ、ああああっ…… + はぁ、ふぅ……あん!」 +\endtext + +\text +必死に我慢していたが +媚薬で敏感になった女の体は、 +すぐに限界を迎えようとする。 +\endtext + +\text("士官A") +「だ、だめ、だめ、ああ、 + だめぇぇぇぇ!」 +\endtext + +\text +――ぷしゅぅぅ……っ! +\endtext + +\text +女は盛大に潮を噴きながら、 +絶頂に達してしまった。 +\endtext + +\text("士官A") +「あ……んっ……はぁ……」 +\endtext + +\text +尻と性器を弄られて絶頂に達した女は、 +荒い息を吐きながら呆けていた。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁ……」 +\endtext + +\text +そんな女の尻穴から、 +カイムはゆっくりと指を抜いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいイきっぷりだったじゃないか、 + この姿を婚約者が見たらどう思うかな?」 +\endtext + +\text("士官A") +「あ……ぐっ……殺して、やる」 +\endtext + +\text +カイムが婚約者と口にすると、 +女の瞳に憎しみが再び宿った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうでないとな。 + あまりに従順では俺も犯しがいがない」 +\endtext + +\text("士官A") +「や、やめろ! ……イった、 + ばかりなんだぞ……!」 +\endtext + +\text +女はカイムから逃げようと暴れるが、 +体は思うようには動かなかった。 +\endtext + +\text +そしてカイムは女の腰を捕まえて、 +ほぐれた尻穴に亀頭を当てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だからこそ、だろうが…………ッ!」 +\endtext + +\text +そして、カイムは容赦なく、 +肉棒を尻穴に挿入した。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +一気に入ってきた肉棒の感触に、 +女は絶叫を上げてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは、そんなに気持ちよさそうに + 声を上げられると、悪い気はしないな!」 +\endtext + +\text("士官A") +「だっ、誰が……気持ちよくなんか、 + なるものか……んんぅぅぅ!」 +\endtext + +\text +少し動いただけで、こんな甘い声を上げる +女の言葉にはまるで説得力が無かった。 +\endtext + +\text("カイム") +「無理をするな、気持ちいいのだろう? + 我慢は体に毒だぞ」 +\endtext + +\text("士官A") +「我慢なんて……してないぃぃぃぃ!」 +\endtext + +\text +強がりを言おうとしている女を、 +カイムは肉棒を動かして黙らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは、これで感じてないなどと、 + よく言えたものだな」 +\endtext + +\text +ゆっくりとした抽送だが、 +女の体はそれだけで快感を覚えていた。 +\endtext + +\text("士官A") +「あっ……ああっ、あ…… + や、やめろ、動くなぁぁ……っ! + んぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を言っている、 + 動かないと俺がイケないだろうが」 +\endtext + +\text +カイムが腰を動かすたびに、 +女はなんとも言えない快感に襲われる。 +\endtext + +\text +そして、カリの部分が腸壁を刺激すると、 +体を震わせる。 +\endtext + +\text +そんな淫靡な体をした女を、 +カイムは言葉で責め始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前と結ばれた男は可哀想だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分が初めての男だと感動するだろうが、 + お前はすでに男の味を……しかもよりにも + よってケツで知っているのだからな」 +\endtext + +\text("士官A") +「言うなぁぁぁ! ああ、ぐぅ……! + あぅ! んんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、どんな顔をするのだろうな、 + 尻穴を犯されたと知った婚約者は! + これはなんとも興奮するな」 +\endtext + +\text +女は怒りに満ちた表情を浮かべるが、 +カイムに腰を突かれるたびに快感が怒りを +覆い隠していく。 +\endtext + +\text("士官A") +「い、嫌なのにぃぃぃ……ッ! + ああ、あっ、んンっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「己の本能に素直になったらどうだ? + もっと気持ちよくなれるぞ?」 +\endtext + +\text("士官A") +「だ、だれがそんなことを、おぅ! + あっ……んぅぅぅ!」 +\endtext + +\text +必死に快感に抗う女に、 +さらに嗜虐心をくすぐられるカイム。 +\endtext + +\text +その興奮が、さらに肉棒を硬くしていく。 +\endtext + +\text("士官A") +「な、なんだ!? ああっ、 + わたしのなかで、大きくなって…… + あん、んんっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「決まっているだろう、コレだけ + いい女を犯しているんだ、 + 滾らない方がおかしいだろう?」 +\endtext + +\text("士官A") +「そ、そんなの……あっ、はぁ…… + 知らない……んんッ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「こ、こんなの、私ではぁぁぁ、 + な、なんで、ああ、気持ちよく + なんて、なりたくないのにぃぃ!」 +\endtext + +\text +大きくなった肉棒に、 +尻の中を容赦なく蹂躙されて、 +快感を堪えることの出来る限界に来ていた。 +\endtext + +\text +必死に快感に流されないように、 +理性を総動員する女に、カイムは囁きかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「感じるのはお前が悪いのではない…… + クスリのせいだ」 +\endtext + +\text("士官A") +「ク、スリの……あっ、んぅぅぅ! + ……せい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。普通ならこんなもので、 + 感じるはずがないだろう。お前に盛られた + クスリが全ての原因だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、快感に流されても、 + それはクスリのせいだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは必死に快感に抗う女に、 +免罪符を差し出す。 +\endtext + +\text +限界を迎えようとしていた女に、 +それを拒むほどの気力は残っていなかった。 +\endtext + +\text("士官A") +「ああ、そ、そうだ! あっ、んんっ、 + クスリのせい、なんだ! わ、わたしは + わるくないぃぃぃ……ッ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「だ、だから、もっと、 + き、きもちよくしてくれぇぇ!」 +\endtext + +\text +己の痴態を全て「クスリのせい」と +片付けた女は、快感をさらに求めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、いやらしい女だ! + いいだろう、存分に犯してやる!」 +\endtext + +\text("士官A") +「ちがうぅぅぅ! あっ、んんっ! + わ、わたしはいやらしく、なんて + ないぃぃぃ! クスリのせいだ、んん♪」 +\endtext + +\text +凛々しかった女の姿はすでになく、 +貪欲に快感を求める牝になっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。望み通り、 + もっと犯してやろう!」 +\endtext + +\text +そういってカイムは抽送のペースを上げた。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪! + ああ、ああ、お、おなかにひびくぅ♪」 +\endtext + +\text("士官A") +「そう、これ、これがほしかったのぉ! + もっと、ついてぇぇぇ! んぁ♪」 +\endtext + +\text +予想以上に乱れた女の姿に、 +カイムはさらに興奮していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、この姿を見たら婚約者は + どう思うんだろうな?」 +\endtext + +\text("士官A") +「あっ、ああ、あんぅぅぅ♪ こんなのぉ、 + わたひ、じゃないの、だから、あの人は、 + かんけいないぃぃ!」 +\endtext + +\text +快感の虜になっている女の尻穴を、 +容赦なく肉棒で弄っていく。 +\endtext + +\text +肉棒が腸壁の奥を刺激するたびに、 +女は大きな嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪ + あたってるぅぅ! ああ、あっ、 + チ●ポが尻から子宮をいじめてるのぉ♪」 +\endtext + +\text("士官A") +「すごいぃぃぃぃ!  + すき、これ、すきぃぃ♪ + んぁ、ああっ、あっ、んん♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、そんなに好きなら、 + もっとしてやらんとな……!」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +女の尻に強く腰をぶつける。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁ、ひゃぅ、んんっ、ああああ♪ + あ、あぅ、んんぐっ、ひゃう♪」 +\endtext + +\text("士官A") +「は、はげしすぎぃぃぃ♪ + イっちゃう、またイっちゃう♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……俺もそろそろ出すぞッ」 +\endtext + +\text +激しく女を犯していたカイムも、 +そろそろ限界に近づいていた。 +\endtext + +\text +そして、カイムはラストスパートとばかりに、 +さらに抽送の速度を上げる。 +\endtext + +\text("士官A") +「あ、ああ、あんぅぅぅぅ♪ + くる、くるぅぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「……出すぞ!」 +\endtext + +\text("士官A") +「わたひも、いっちゃうぅぅぅ♪」 +\endtext + +\text +カイムは腰を一気に突き出して、 +溜まっていた精液を女の尻に吐き出す。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +――ブピュッ、ブピュゥゥッ……! +\endtext + +\text("士官A") +「あついのきたぁぁ!  + おなか、灼けるぅぅぅ…………ッ♪」 +\endtext + +\text +精液を吐き出された女は、 +その未知なる感覚に快感を覚えていた。 +\endtext + +\text +そして腸壁は、精液を吐き出そうと蠢く。 +\endtext + +\text +肉棒を襲う膣壁の動きが、 +再び射精を促してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……!」 +\endtext + +\text +――ドプルッ、ドピュゥゥゥゥゥッ……! +\endtext + +\text("士官A") +「んぅぅぅぅぅぅぅ♪ + ま、また、きたぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +2回も盛大に射精された女は、 +腹がいっぱいになっていた。 +\endtext + +\text("士官A") +「ああ……んっ……きもひいい……」 +\endtext + +\text +尻穴に注がれた精液の感触に、 +女はうっとりとした表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text +カイムはそんな女の菊門から、 +ゆっくりと肉棒を抜いた。 +\endtext + +\text("士官A") +「んぁ、ぁん……で、でてるぅ……」 +\endtext + +\text +尻穴に栓をしていた肉棒がなくなって、 +精液がどろどろと流れ落ちる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……いいアナルだったぞ、 + なかなか楽しませてもらった。 + お前も気持ちよかっただろ?」 +\endtext + +\text("士官A") +「……ぜ、ぜんぶ……くすりのせい、だ…… + きもちよかったのも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだったな」 +\endtext + +\text +快感にとろけた表情の女に、 +勝ち誇ったような笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text("士官A") +「こ、れで……おわり……なんだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、俺も満足できたからな、 + 解放してやろう」 +\endtext + +\text("士官A") +「そう、か……」 +\endtext + +\text +女は少し物足りなさそうな声色で呟いたが、 +そのままカクンと意識を手離した。 +\endtext + +\text +情事が終わったのを見計らって、 +リズベルが牢の中に入ってきた。 +\endtext + +\text +そして、すぐさま女に治療を施す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく、少しは自重してください」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、自重などしていて + 魔王など務まるものか」 +\endtext + +\text +そう鼻を鳴らしたカイムに、 +リズベルはため息を漏らした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それにしても、とんでもないことを + しでかしちゃいましたね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一応記憶を消しておきますが、 + 何かの拍子に蘇るかもしれませんから + あまり期待できないですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく……あなたはニルトを統一して、 + その後はアミスと事を構えるつもりですか」 +\endtext + +\text +女を治療しながらリズベルは、 +カイムのことを睨みつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、その時はその時だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「大体、女を助けたのは我々なのだ。 + 感謝こそされても恨まれる筋合いは + 全く無い!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だといいんですけど」 +\endtext + +\text +リズベルはそう呟いて、 +女の治療に専念することにした。 +\endtext + +\text +そのあと、牢を徹底的に捜索すると、 +ヴェクサシオンに協力していたと思しき +各国の貴族や商人のリストが出てきた。 +\endtext + +\text +リズベルはそれを手に、ヴェクサシオンを +追い込むのだと息巻く。 +\endtext + +\text +一方、アミスの女士官については、体調が +戻り次第、シンレンガにあるアミス大使館に +引き渡すこととなった。 +\endtext + +\text +こうして、ヴェクサシオンの拠点、秘神の門 +を巡る戦いは魔王軍の勝利となった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_01.txt new file mode 100644 index 0000000..0fc24bc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_01.txt @@ -0,0 +1,358 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点4_1") + +\text +執務室では今後のキロス侵攻の方針と、 +数件の事案を処理するために、魔王軍の主 +だった面々が招集され、会議が開かれていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これが我々が支配している + 都市の現在の状況です」 +\endtext + +\text +リズベルは、支配した地域から上がってくる +報告をまとめた書類を、全員に配る。 +\endtext + +\text +その中にあった住民の反応を記したものに、 +カイムは驚きを示す。 +\endtext + +\text("カイム") +「まさか、我々がここまで + 感謝されるとはな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それだけ、食料の配布や物流を改善させた + ことが、評価されたということでしょうね」 +\endtext + +\text +これまでキロスへ向かう街道は、 +崩れやすい天候と雪のせいで、 +閉ざされることが頻繁に起きていた。 +\endtext + +\text +そこでカイムたちは、迷宮を通して +物資をこの地方に運び込んだ。 +\endtext + +\text +その甲斐あって、住民たちは +餓えから解放されつつある。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「やはり、民にとって最も必要なのは + 主義や信条よりも飯じゃのう」 +\endtext + +\text +住民たちの反応は当然だと言わんばかりに、 +マーガレッタはしみじみと頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それが容易に手に入らない厳しい + 環境だからこそ、この地方の人々には + 信じるべき何かが必要だったのでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「教会の力が強いのも、 + それが原因でしょうね」 +\endtext + +\text +リズベルは教会に力がありすぎる理由を、 +半ば確信しながら推測を口にした。 +\endtext + +\text("カイム") +「宗教かぶれの豚の掃除は + すぐにできそうか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「無理ですね。ウィンガ教はあまりにも + キロスに広まっていますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「我々が手を出したところで、 + どうこうできるものではないでしょう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まったく、いつの時代も宗教と言うのは + 大成者にとって悩みの種じゃな」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、 +マーガレッタはため息を吐く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、教会に対しての行動はおいおいだな。 + 物資の流通はそのまま続けろ。 + で、次の議題は?」 +\endtext + +\text +カイムは議題を切り上げて、 +リズベルに次の議題を促す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、昨日キロスの商人から + 魔物討伐の要請がありました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、また剛毅な商人もいたものだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、キロスでは名の知れた豪商です。 + 我々でも無下には扱わないと踏んだので + しょう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんか、上から目線って感じで + 気に入らねぇな」 +\endtext + +\text +不満を隠そうとしないアグリを、 +リズベルは目で制した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……話を進めますね。 + 件の依頼人はボフォスト鉱山の所有者です」 +\endtext + +\text +ボフォスト鉱山。その名が出た途端、 +室内がざわめいた。 +\endtext + +\text +ニルト地方でも最大の銀の産地として +知られる、有名な鉱山だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「坑道を深く掘りすぎて、 + そこから出てきた魔物に占拠されて + 採掘が出来なくなってしまったそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶんとお粗末な話だな……」 +\endtext + +\text +リズベルから話を聞いたカイムは、 +若干呆れながら感想を述べた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まぁ、そう思わなくはないですが、 + ここで協力すればそれなりの見返りが + 期待できます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに、領地の治安維持のためにも、 + ここは出兵するべきかと」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前に任せる、好きにしろ」 +\endtext + +\text +リズベルは出兵を促したが、 +カイムにはやる気が見えない。 +\endtext + +\text +聞く限り女っ気がない話に、 +全く興味が持てなかったようだ。 +\endtext + +\text +そんなカイムに、リズベルはさらに続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あと……これはおそらく、カイム様の + 人となりの噂を聞いての提案だと + 思うのですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回の件、成功すれば商人の一人娘を + 好きにしてもよい、とのことです」 +\endtext + +\text +リズベルが微妙な表情で語った内容に、 +カイムは興味を示す。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと……魔王に自分の娘を差し出す + とは、なんとも下衆な男ではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、まあそれはそれだ…… + で、娘というのはどうなのだ?」 +\endtext + +\text +リズベルに娘の情報を要求するカイム。 +\endtext + +\text +その姿にリズベルは、 +ため息を吐きたくなってしまった。 +\endtext + +\text +そんな気持ちを押し込めながら、 +リズベルはキロス地方の重要人物について +まとめた資料をめくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやら、その商人の前妻が養子にした + 娘のようで、音楽の方面で才能を発揮し、 + 将来を嘱望されているそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「また、こちらの方がカイム様にとっては + 重要なのでしょうが……美人ということ + でも有名らしいです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、商人が前の妻を亡くし、 + 現在の妻と再婚してからは + ずいぶんと冷遇されているようですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……なんともドロドロとした + 話ではないか。まあ、もらえるものは + もらっておくさ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に思わずため息を吐くリズベル。 +そんないつものやりとりに苦笑する一同。 +\endtext + +\text +そして、討伐することに流れが向きそうに +なったとき、スパッキオが待ったをかける。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ちょいと気になったんだがよ。この話じゃ、 + 人間どもが勝手に鉱山を掘り進めて、魔物 + たちの巣穴に入り込んだってことだよな?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「で、邪魔だからこいつらを全滅させてくれ、 + ってのは……ちょっと虫が良すぎねえか?」 +\endtext + +\text +スパッキオの言葉に、部屋にいる +ほとんどの者が、同意していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、私たちが目指すものは、 + 全ての種の共存です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「人には人の、魔物たちにも魔物たちの + テリトリーがあります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしても理解しあえない……意思の疎通 + が難しい者同士であれば、互いの領域を + 侵さずに生きることも必要でしょう」 +\endtext + +\text +スパッキオの言葉に、 +リズベルも賛同して頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「元々鉱山だった区域から魔物は排除、 + しかるのちに鉱山と魔物の巣の間の坑道を + 埋めてしまう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「以後は巣の方には掘り進めないように + 人間側に注意を促す……といったところが + 落とし所になるでしょうね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この条件を呑めなければ、 + 今回の件は無かったことに、 + ということでよろしいですね?」 +\endtext + +\text +リズベルの確認に、 +カイムは迷いなく頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「このあたりの判断は、お前に任せておけば + 万が一にも間違えることはないだろう」 +\endtext + +\text +そう言って不敵に笑ったカイムに、 +リズベルは頬を少しだけ赤らめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、これにて会議は終了だ! + 全員出兵の準備を整えろ!」 +\endtext + +\text +おう!! と室内にいる全員が力強く頷いた。 +\endtext + +\text +こうして、出撃部隊は一路ボフォスト鉱山に +ほど近い開口部から、目的地に向かうことに +なった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("フリー拠点4_0") + +\dlg("   進路の安全を確保できていないため、  侵攻できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_02.txt new file mode 100644 index 0000000..5320142 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_02.txt @@ -0,0 +1,177 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点4_2") + +\text("アグリ") +「くぅー、なんでこんな寒いところに + 鉱山なんて作ったんだよ、 + キロスの連中は!」 +\endtext + +\text +いつもの上半身裸のままで来ていたアグリは、 +死にそうな顔で震えていた。 +\endtext + +\text +そんなアグリの姿に、 +出撃部隊の面々は呆れ顔だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスの中でも、この一帯は特に寒いと + 注意しましたよね……」 +\endtext + +\text("エル") +「私が大丈夫ですか? って聞いても……」 +\endtext + +\text("エル") +「『男たるもの、熱い寒いでいちいち + 着替えるような真似はしねえ』って言って + たのに……アグリさん、カッコ悪いです」 +\endtext + +\text +ため息混じりにリズベルが言ったことに、 +エルも同意して頷く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主、前々から思っていたが…… + もしかしてマゾなのかのう?」 +\endtext + +\text +そう言ってマーガレッタは、 +鎧の金属部分をアグリの体に近づける。 +\endtext + +\text +体に近づくマーガレッタの指先に気づいて、 +慌ててそれを避けるアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「うぉ! あぶねぇ! 何にしやがんだ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いやのう、マゾかどうか確かめようと + 思ってな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんなの確かめなくても分かるだろうが!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉に、憤慨するアグリ。 +\endtext + +\text +そんなアグリの姿に、 +マーガレッタはニヤリと笑い、頷いた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なるほど、確かにそうだったのう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「分かってくれたならいいんだよ」 +\endtext + +\text +マーガレッタから疑いの目がなくなり、 +アグリはほっと胸を下ろす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、マゾでホモ…… + なかなかの性癖をしておるのう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「どうしてそうなるんだ!! + 俺はマゾでもホモでもねぇ!!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉に、 +アグリは再び激怒する。 +\endtext + +\text +火花を散らすように視線をぶつける二人を、 +見かねたベアトリスがたしなめる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいはい、じゃれ合いもそれくらいにね。 + ほら、バカなことやっている間に + 鉱山の入り口が見えてきたわよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスにたしなめられた二人は、 +気を引き締めなおした。 +\endtext + +\text +そして、魔王軍の面々は、 +洞窟の中に歩を進めた。 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……やっとついた~」 +\endtext + +\text +洞窟に突入したカイムたちは、 +体に積もっていた雪を払って、 +ほっと一息をついた。 +\endtext + +\text +だが、カイム一人だけは、 +終わった後のことを考えて、 +笑みを堪えられずにいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、待っていろ、すぐに終わらせて + 迎えにいってやる」 +\endtext + +\text +そういって先に進もうとしたカイムは、 +顔を顰めて足を止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……何か臭うな?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「こりゃ、アイストロルかな? 厄介な + 連中だ、なるべくまともに相手をせずに、 + とっとと穴を塞いじまいてぇな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ん」 +\endtext + +\text +鼻を引きつかせて警戒するスパッキオに、 +ノロが頷いて同意した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、こんなところには長居は無用だ。 + さっさと終わらせるぞ」 +\endtext + +\text +そして、一同は坑道の奥へと進んで行った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_03.txt new file mode 100644 index 0000000..6c525dc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/フリー拠点イベント04_03.txt @@ -0,0 +1,2154 @@ +\setgamedatatitle("フリー拠点4_3") + +\text +坑道にいた魔物たちを蹴散らし、 +鉱山と魔物の巣を繋いでいる穴まで +やってきたカイムたち。 +\endtext + +\text("カイム") +「あとはこの穴を塞いだら終わりだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、そうですね……にしても、 + 大分深く掘り進んでいたみたいですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これはあの商人にも、厳重に注意した方が + 良さそうですね」 +\endtext + +\text +あまりにも無節操に掘り進められた坑道に、 +リズベルは商人を諌めないと、同じ問題が +起こるだろうと予感していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは後だ、まずはこの穴を塞ぐぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「でもよ、どうやって塞ぐんだ? + 壊したのはいいが、こっちも崩落して + 生き埋めなんていやだぜ?」 +\endtext + +\text +アグリがそう不安を口にする。 +\endtext + +\text +そんなアグリに、リズベルは +微笑を浮かべて答える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「その心配はありません。 + 坑道が崩れないように結界を張りますから、 + その間に天井を壊してください」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ではさっさと終わらせるか…… + 頼んだぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、分かりました」 +\endtext + +\text +リズベルが魔力を増幅させる結界を穴の中心 +部に、そしてその周囲には地形を固定し爆発 +の影響を受けないようにする結界を展開する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「準備完了です + 今のうちに天井を崩してください!」 +\endtext + +\text +リズベルの掛け声に、魔術の使い手たちが +中心部で爆破魔法を展開する。 +\endtext + +\text +そして、結界に囲まれた通路中央のみの +天井が崩れ、通路を完全に塞いだ。 +\endtext + +\text +結界を解いたリズベルは、崩れた場所に +「ここから先は魔物の領域」ということを +示す看板を立てかけさせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぅ……これで大丈夫でしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あとは、迷い込んだ魔物たちへの + 警戒のために、兵をしばらく配備して + おいた方がいいでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。とりあえず、アグリを中心に + 何人かここに残れ。あとで交代の面子を + 寄越す」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんで俺がこんな寒い場所に残らないと + いけないんだよ!?」 +\endtext + +\text +残れと言われたアグリは、 +カイムに噛み付いた。 +\endtext + +\text +カイムはそんなアグリの姿をじっと見つめ、 +尋ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに汗をかいた状態で、 + 雪空の下に出たいか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……交代の面子に俺の防寒具を + 持たせてきてください」 +\endtext + +\text +こうして、アグリと数名を残して、 +カイムたちは帰路についた。 +\endtext + +\text +そして…… +\endtext + +\text +カイムは戻ってそうそう、 +約束の報酬を貰いにいった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ここだな」 +\endtext + +\text +バラートホルンの中心部にある、 +上流階級用の宿屋。 +\endtext + +\text +宿に入り、商人に指定された部屋まで来た +カイムは、ノックもせずに室内に入った。 +\endtext + +\text +見れば、鼻筋の通った美少女が一糸まとわぬ +姿でベッドに横たわっていた。 +\endtext + +\text +艷やかな黒髪がシーツの上に広がる様は、 +なんとも艶かしい。 +\endtext + +\text("???") +「誰?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ここに来る男など + 一人しかいないだろう?」 +\endtext + +\text +カイムが笑いながらそう言うと、 +女は納得したという表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("???") +「……そう、あなたが魔王カイムなのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「いかにも……で、娘よ、お前の名は?」 +\endtext + +\text("エナ") +「エナよ。エナ=シュニール」 +\endtext + +\text +カイムが名前を聞くと、 +女――エナはぶっきらぼうに答えた。 +\endtext + +\text +全く気後れした様子はないエナを、 +気に入ったカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「エナか、いい名だ……それに、度胸もある」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +エナの白い裸体にそっと触れる。 +\endtext + +\text +エナは身動き一つせずに、 +その行為を受け入れた。 +\endtext + +\text +カイムはそんなエナの様子を見て、 +彼女の体から手を離す。 +\endtext + +\text("カイム") +「覚悟はできている、ということか。 + だが、本当にいいのか?  + 親の都合で身体を売っても?」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけに、 +エナは可笑しそうに笑う。 +\endtext + +\text("エナ") +「あら、魔王っていうのは + ずいぶんと心優しいのね」 +\endtext + +\text("エナ") +「いいのよ、どうせ私は…… + あの人の手のひらで踊り続ける + しかないのだから」 +\endtext + +\text +そして、エナはどこか諦めた表情を +浮かべていた。 +\endtext + +\text +カイムは事前に、エナについて大体の事情を、 +リズベルから聞いていた。 +\endtext + +\text +音楽の方面で才能を開花させたエナだったが、 +音楽の勉強にはとかく金がかかる。 +\endtext + +\text +楽譜に楽器、そして講師。 +\endtext + +\text +そのどれ一つも取っても、 +孤児であるエナにはまともに +用意できるものはなかった。 +\endtext + +\text +あるのは孤児院の院長が持っていた +古いヴァイオリンだけ。 +\endtext + +\text +才能があっても披露する場所は、 +ガヤの多い酒場や、広場だった。 +\endtext + +\text +そんなある日、エナに転機が訪れた。 +\endtext + +\text +いつものように広場で演奏していたエナに、 +声をかけてきた人物がいた。 +\endtext + +\text("婦人") +「あなた、私の子供になるつもりは + ありませんか?」 +\endtext + +\text +それが商人の前妻だったアガサだった。 +\endtext + +\text +エルに音楽の才能を見出したアガサは、 +このまま埋もれさせるには惜しいと、 +養子という名の援助を申し出た。 +\endtext + +\text +エナは二つ返事で了承して、アガサの元で +音楽の勉強をすることになった。 +\endtext + +\text +そこからエナの人生は順調に進んだ。 +\endtext + +\text +自分の才能を認めてくれるアガサに、 +今まで見たこともない楽譜や楽器の数々、 +そして、導いてくれる講師の存在。 +\endtext + +\text +そこからエナはめきめきと才能を +伸ばしていった。 +\endtext + +\text +孤児だったころとは比べ物にはならないほど、 +エナは幸せだった。 +\endtext + +\text +……だが、そんな幸せも +長くは続かなかった。 +\endtext + +\text +アガサの病死。そして、新たに妻として +迎えたキッタという若い娘の存在が、 +状況を一転させた。 +\endtext + +\text +音楽に何の興味も持たないキッタにとって、 +エナの存在は面白くないものだった。 +\endtext + +\text +故にキッタはエナを冷遇し、 +夫である商人にもあらぬことを吹き込み +心象を悪くしていった。 +\endtext + +\text +そんな中、鉱山の一件で大打撃を受けた +商人は、金のかかるエナの音楽の勉強を +続けさせることはできない、と判断する。 +\endtext + +\text +そして、キッタはエナを屋敷から追い出す +最後の一手を打ったのだった。 +\endtext + +\text("キッタ") +「エナを魔王にくれてやりましょう」 +\endtext + +\text("キッタ") +「エナはその音楽の才能と美貌でキロスでも + 有名ですもの、きっと魔王も気に入るわ」 +\endtext + +\text("キッタ") +「それにこちらから話を持ちかければ、 + きっと喜んでくれるはずよ」 +\endtext + +\text("キッタ") +「これを機に、魔王とパイプを作るのも + 悪くないでしょう?」 +\endtext + +\text +キッタにぞっこんだった商人は、 +深く考えることもせず、その話に乗った。 +\endtext + +\text +そして、今に至るのだった。 +\endtext + +\text("エナ") +「アガサが亡くなった今、あの人に + 逆らったら私は音楽が続けられなくなる。 + だから、従うしかないのよ」 +\endtext + +\text("エナ") +「それに、あんたに股を開くだけで + 音楽が続けられるなら……安いものだわ」 +\endtext + +\text +そういってエナは不敵に笑ってみせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + だったら、遠慮なく頂くとしよう」 +\endtext + +\text +そんなエナの強気な言葉に、 +カイムは獰猛な笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +その欲望に満ちた表情に、 +エナは初めて怯えた様子を見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、怖いならやめておくか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「……怖がってなんか、ないわよ。 + ちょっと寒気がしただけよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、 + だったら俺が温めてやらんとな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +エナの秘裂に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("エナ") +「んっ……」 +\endtext + +\text +初めて他人に秘裂を触られて、 +エナは思わず声を上げる。 +\endtext + +\text +うっすらと毛の茂った恥丘を、 +カイムは優しく愛撫していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。汚れのない綺麗な体だな…… + お前……もしかして、処女か?」 +\endtext + +\text("エナ") +「ええ……あの女は、 + 『だからこそ、アンタには価値がある』 + って言ってたわよ」 +\endtext + +\text("エナ") +「男は、女の初めてを奪うのが + 好きなんでしょう……だったら + せいぜい楽しむといいわ」 +\endtext + +\text +平静を装いながらも、 +エナの肩は震えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、存分に楽しませてもらうぞ」 +\endtext + +\text +カイムは普段より優しく、 +エナの体を愛撫していく。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……んっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと力を抜いたらどうだ? + そうガチガチでは楽しめるものも + 楽しめんぞ?」 +\endtext + +\text("エナ") +「し、かたないでしょう…… + こんなの初めてなんだから……んっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それもそうだな…… + 時間はたっぷりあるのだから、 + ゆっくりほぐしてやろう」 +\endtext + +\text +カイムは緊張しているエナの体を、 +摩るように触っていく。 +\endtext + +\text +指先が柔らかい恥丘をなぞるたびに、 +エナの体が震える。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁ……こんな、ことに時間を + かけてて、いいの……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいに決まっているだろう。 + 互いに気持ちよくなるためにも、 + 前戯を疎かにするつもりはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前が早くして欲しいなら、 + 話は別だ」 +\endtext + +\text +そういってニヤリと笑ったカイムは、 +エナの乳房に吸い付く。 +\endtext + +\text("エナ") +「ちょ! あん……! + きゅ、急になにして、るのよ……あぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……見て分からんか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「わ、私が聞きたいのは、 + んっ、何で胸を吸ってるか、 + なんだけど……ひゃう!」 +\endtext + +\text +カイムに乳首を舐められて、 +エナは甲高い声を上げた。 +\endtext + +\text +そんなエナの姿にカイムは、 +徐々に体を激しく弄っていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふぁ! ああっ……は、激しすぎ、よ + ああっ、んっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、それがいいのだろ? + 体は嬉しそうに反応しているぞ」 +\endtext + +\text +カイムは乳房を刺激しながら、 +愛液が溢れ始めた秘裂を触る。 +\endtext + +\text +クチュクチュといやらしい音が響くたび、 +エナは恥ずかしそうに頬を赤らめた。 +\endtext + +\text("エナ") +「そ、そんな音を立てないで! + き、聞きたくない……んぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を恥ずかしがる必要がある? + 俺はもっと聞きたいくらいだぞ」 +\endtext + +\text +そういったカイムは、 +ゆっくり指を秘裂に差し込んだ。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふ、ふぁ! ゆ、指が、ああっ!」 +\endtext + +\text +エナは未知の感覚に、 +目を白黒させて驚いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、指も入れたこともなかったのか。 + ということは、オナニーもしたことが + ないのか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「あ、あたり……んっ……前よ! + そんな、ことするぐらいなら…… + あっ……勉強してるわ……んぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、何もかも初めてという訳か。 + なかなかそそるものがあるな」 +\endtext + +\text +カイムはいやらしく笑いながら、 +指で膣壁を刺激する。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぅ……あぅ……あっ……」 +\endtext + +\text +撫でるように優しく膣壁を触られたエナは、 +自然に声が上がってしまう。 +\endtext + +\text("エナ") +「あっ……! んっ……ふぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前には音楽の才能だけでなく、 + 痴女としての才能もあるのかもしれんな」 +\endtext + +\text("エナ") +「そんな、わけ……んっ……ないでしょ! + ……あっ……適当なこと、いわないでっ + ……んぁ……!」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイムに、 +エナは鋭い視線をぶつける。 +\endtext + +\text +だが、カイムが指で膣壁を刺激すると、 +エナは声を上げて悶えた。 +\endtext + +\text("エナ") +「ああっ……そ、そんなに強く、 + 触らないで……んんっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪いが、それはできない相談だ」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +激しく膣内を弄っていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ああっ……ちょっと……んんっ…… + は、激しすぎっ……んぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなものまだまだ序の口だぞ? + こんなことで参ってもらっては困るな」 +\endtext + +\text +エナの抗議をそう言って受け流したカイムは、 +さらに奥に指を侵入させる。 +\endtext + +\text("エナ") +「ああっ、んん……ひゃう…… + んぁぁぁ……あ、ああっ……」 +\endtext + +\text +膣内を刺激される違和感と快感に、 +必死に抗おうとしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくだ、もう少し気持ちいいことを + してやろう」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +エナの肉芽に軽く触れる。 +\endtext + +\text +敏感なところに触れられて、 +ビクリとエナの体が跳ねた。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぅぅぅぅぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、いい声で啼くではないか。 + もっとその声を聞かせてくれ」 +\endtext + +\text("エナ") +「あ、ああ、んんぅぅぅぅ! + そ、そこ、は、ダメぇ、ああッ!」 +\endtext + +\text +エナは触れないように乞うが、 +カイムは聞く耳を持たずクリトリスを +刺激し続ける。 +\endtext + +\text("エナ") +「んんぁ、ああ……はぁ、んっ…… + ふあぁっ! ああっ……!」 +\endtext + +\text("エナ") +「ああ、んっ……え? ……ああっ! + な、なに……ああっ、んぅ……!」 +\endtext + +\text +カイムに敏感なところを責められて、 +快感を覚えていたエナの表情が、 +徐々に強張っていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふぁ……な、なにか、き、きてるっ……! + あっ、んんっ……!」 +\endtext + +\text("エナ") +「い、いやっ! んっ! ちょっと、 + 待って! ああっ、お、お願いぃぃ!」 +\endtext + +\text +怯えきった表情で懇願するエナ。 +\endtext + +\text +だが、エナの願いを、 +カイムが叶える道理はなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そろそろイキそうなのか…… + なに、別に恥ずかしがる必要はない、 + ここには俺とお前しかいないのだからな」 +\endtext + +\text +カイムは好色そうな表情を浮かべながら、 +さらに激しくエナを責める。 +\endtext + +\text +クチュクチュと淫靡な音が響くたびに、 +エナは限界に近づいていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ダ、ダメ、ダメぇ…… + あ、ああっ、んんぁっ!」 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……ッ♪」 +\endtext + +\text +――ぷしゅぅぅぅ +\endtext + +\text +エナは盛大に潮を噴きながら、 +絶頂に達してしまった。 +\endtext + +\text +脳天を突き抜けるような快感に、 +エナの全身は大きく反り返っていた。 +\endtext + +\text +ピクピクと震える体は、エナがいまだに +絶頂の余韻を感じていることを示している。 +\endtext + +\text("エナ") +「あ……あああっ……ああ……」 +\endtext + +\text +初めての感覚を処理できずに、 +エナはただ声を上げることしか +できなかった。 +\endtext + +\text +しばらくの間、絶頂の快感に晒されていた +エナは、波が引いたのかベッドに体を預けた。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ、はぁ……んっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、どうだった? + 初めて絶頂を迎えた気分は?」 +\endtext + +\text +荒い息を繰り返すエナに、 +カイムはいやらしく笑いながら、 +そう尋ねた。 +\endtext + +\text +そんな問いにエナは、赤くなった顔を +カイムから背けた +\endtext + +\text("エナ") +「ふぅ、はぁ……そんな、こと + 聞かないでよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、確かに聞かなくても分かるな」 +\endtext + +\text +カイムはそういって、 +エナの乳首を軽く摘んだ。 +\endtext + +\text("エナ") +「あんっッ♪」 +\endtext + +\text +たったそれだけでエナは、 +嬌声を上げてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、オナニーもしたことがない + 生娘がこんないやらしい声を上げるとはな」 +\endtext + +\text("エナ") +「し、仕方がないじゃない……! + き、気持ちよかったんだから……」 +\endtext + +\text +真っ赤な顔でカイムに抗議するエナ。 +\endtext + +\text +だが、恥ずかしさのあまり、 +言葉にしづらそうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、それはよかった。 + では、俺も楽しませてもらおうか」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +ズボンから隆起した肉棒を取り出した。 +\endtext + +\text +エナは初めて見る肉棒に、 +怯えと興奮が入り混じった +複雑な表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("エナ") +「そ、それが……オチ●チン、なの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、生娘のくせによく知っているな」 +\endtext + +\text("エナ") +「気に入らないけど、ここに来る前に、 + あの女に、いろいろ教えられたのよ」 +\endtext + +\text +どこか憮然とした表情をしたエナが、 +知識の収集源を口にした。 +\endtext + +\text("エナ") +「で、でも……そんな大きいものが、 + 本当に私の中に入るの……?」 +\endtext + +\text +性交がどういうものか聞かされていた +エナには、とてもそれが自分の中に入るとは +思えなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。大丈夫、元々女の身体 + というのは男のモノを受け入れるように + 作られている……」 +\endtext + +\text("カイム") +「拒もうとせず、身体の力を抜いて + 受け入れろ」 +\endtext + +\text +カイムが優しくささやきかけると、 +エナはコクリと頷いた。 +\endtext + +\text("エナ") +「わ、分かったわ…… + でも、私のことを気遣ってくれるなら、 + 出来るだけ早く終わらせてね」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしてだ?」 +\endtext + +\text("エナ") +「……すごく痛いんでしょ? + 私は痛いことを楽しむ趣味はないわ」 +\endtext + +\text +エナはむすっとした表情を浮かべて、 +そう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「それもキッタとかいう女に + 教えられたのか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「ええ、そうだけど…… + そんなに大きいのを見たら + 嘘とはとても思えなくて、ね」 +\endtext + +\text +エナは怒張した肉棒を見ながら、 +小さな声で呟く。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、一生に一度のことだが、 + そんなに簡単に終わらせて、 + 本当にいいのか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「本当に魔王様は優しいのね。 + でも、そんな優しさなんていらないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、では遠慮なく + お前の処女を頂くとしようか」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +亀頭を秘裂に押し付ける。 +\endtext + +\text +そして、ゆっくりと優しく、 +肉棒を膣内に挿入していく。 +\endtext + +\text("エナ") +「んッ……!」 +\endtext + +\text +エナは体を穿たれる恐怖に、 +ぎょっと目を閉じた。 +\endtext + +\text +徐々に体の中に入ってくる男根の違和感と、 +無念さに涙をエナは浮かべる。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……くぅ……んっ……!」 +\endtext + +\text +エナは処女を奪われる痛みを覚悟して、 +ぎゅっと歯を食いしばった。 +\endtext + +\text +だが、カイムは処女を奪う前に肉棒を抜き、 +エナの耳元でささやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の覚悟、確かに受け取ったぞ」 +\endtext + +\text("エナ") +「……どういうこと?」 +\endtext + +\text +そんなカイムを、 +エナは怪訝な表情で見つめる。 +\endtext + +\text +行為を中断したことに戸惑っているエナに、 +カイムは言葉を続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の、音楽に賭ける思いだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「親からどれほど疎まれようとも、 + たとえ魔王に処女を捧げてでも…… + 続けたいのだな、音楽を」 +\endtext + +\text +そんなカイムの言葉に、 +エナは小さく、だが、しっかりと頷く。 +\endtext + +\text("エナ") +「当たり前でしょう…… + 私には音楽しかないんだから」 +\endtext + +\text("エナ") +「それに、アガサが好きだって言ってくれた + 音楽を、これくらいの事で諦める訳には + いかないわ」 +\endtext + +\text +エナの瞳には恐怖などなく、 +強い決意が宿っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text +そんなエナの言葉に、 +カイムは満足そうに頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで話は変わるが……キッタという女、 + これまでずいぶんと悪事を働いてきた + 詐欺師らしいぞ」 +\endtext + +\text("エナ") +「……! + なんですって……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、詐欺師と言うのは語弊があるがな」 +\endtext + +\text("エナ") +「どういうことよ?」 +\endtext + +\text +カイムが苦笑気味に語ると、 +エナは怒りを押し殺した表情で先を促す。 +\endtext + +\text("カイム") +「今回の話を聞いたときから、商人の身辺を、 + 前の経歴まで含めて調べさせていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、そんな中、過去の経歴にいくつか + 不自然な点が見つかったのが…… + 今はキッタと名乗っている女だ」 +\endtext + +\text +エナはカイムの意味ありげな言い回しに +眉を寄せるが、口は挟まずにそのまま +耳を傾ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「調べているうちにいろいろと分かったが、 + 端的にいうと、この女……どこかの国の + スパイだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカのヴェクサシオンか、あるいは + どこか他の国かは分からんが、何らかの + 勢力に属し、命を受けているのは確かだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの親父は金も影響力も持っている。 + そこに潜り込んで、好き勝手をするには + エナ……お前は邪魔だったのだろう」 +\endtext + +\text +そうカイムが告げると、 +エナはどこか悔しそうに顔を歪めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、もしかしたらアガサの突然の病死 + にも、一枚噛んでいるかもしれんな」 +\endtext + +\text("エナ") +「ど、どういうことよ!?」 +\endtext + +\text +カイムから聞かされた予想外の言葉に、 +飛び掛りそうなほどの勢いで聞き返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう、 + お前の親父に取り入るためだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、何一つ証拠はないな……だが、 + あまりにも急激に病状が進行しすぎだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにアガサの病気が悪化したのも、 + キッタと出会ってからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この女のバックボーンを考えると、 + これで暗殺を疑うなと言う方が無理だろう」 +\endtext + +\text("エナ") +「そんな……」 +\endtext + +\text +エナはカイムの話に、衝撃を隠せなかった。 +\endtext + +\text +自分が今置かれている状況も忘れて、 +ベッドに体を預けて呆然としていた。 +\endtext + +\text("エナ") +「……じゃあ、今、あの女は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルに命じて身柄を押さえさせている。 + お前の親父も、それで目が覚めるんじゃ + ないか?」 +\endtext + +\text +そこで話を切り上げたカイムは、 +エナから体を離そうとした。 +\endtext + +\text +だが、そこでエナがカイムの袖を掴んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? これでもう、お前が俺に + 抱かれる理由はないだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「処女を捧げる娘の覚悟の様も見ることが + できて、俺はもう満足しているぞ?」 +\endtext + +\text("エナ") +「………………」 +\endtext + +\text +思わずカイムを掴んでいたのか、しばらく +自分の考えをまとめるかのように目を閉じる +エナ。 +\endtext + +\text +そして目を開くと、カイムを見つめながら +固まった決心を伝える。 +\endtext + +\text("エナ") +「あなたにとってはそれでよくても…… + これじゃ、あなたたちに助けられっぱなし + じゃない」 +\endtext + +\text("エナ") +「だから……私を、抱いて」 +\endtext + +\text("エナ") +「そして…… + その上で、私を欲しいと思ったのなら、 + 私をあなたの女にして」 +\endtext + +\text +エナの意外な申し出に、 +今度はカイムの方が驚く。 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかく貞操を守って + 親元に帰れるというのに…… + お前はバカか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「バカ、とは失礼ね」 +\endtext + +\text("エナ") +「……このまま帰っても、きっと私は、 + あの人にとって重荷になるわ」 +\endtext + +\text("エナ") +「それに、私の音楽が素敵だって言って + くれたのはアガサで、あの人じゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前の家族だろう?」 +\endtext + +\text("エナ") +「だからこそよ。私がいる限り、 + あの人はアガサのことを嫌でも + 思い出してしまうから」 +\endtext + +\text +そういってエナは、悲しそうに笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……まだ、愛しているのだな。 + 父のことを」 +\endtext + +\text("エナ") +「当たり前じゃない……たとえ私のことを + どう思っていたとしても……ここまで + 育ててくれたのはあの人だから」 +\endtext + +\text("エナ") +「キッタのことがあったとしても、 + これまでに受けた恩は変わらないわ」 +\endtext + +\text +涙を浮かべながら笑うエナ。 +\endtext + +\text +そんなエナの体にカイムはそっと触れて、 +最後の確認をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのだな?」 +\endtext + +\text +エナはその問いに無言で頷いた。 +\endtext + +\text +エナが頷いたのを確認したカイムは、 +再び亀頭を秘裂に添える。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、ゆくぞ……!」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +エナの膣内に肉棒を挿入していく。 +\endtext + +\text +そして、エナの処女を奪った。 +\endtext + +\text("エナ") +「んくぅぅぅぅ……ッ!!」 +\endtext + +\text +結合部からうっすらと血がにじむ中、 +エナは必死に苦痛を堪えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「痛いのは最初だけだ……俺に身を任せろ、 + そうすれば楽になる」 +\endtext + +\text +カイムの言葉になんとか頷くエナ。 +\endtext + +\text +そして、少しでも痛みを和らげるために、 +乳房を刺激していく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふぁ……んっ……ああっ……」 +\endtext + +\text +少し乱暴なくらい乳房を刺激されたエナは、 +甘い声を上げる。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……んんっ……もっと…… + 胸を強く弄って……その方が、 + 痛みが、気にならなかったから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう、たっぷりと弄ってやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそういって、エナの乳房を咥える。 +\endtext + +\text +そして、もう片方の乳房を、 +カイムは揉んでいく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふふ……あんっ……んんっ♪」 +\endtext + +\text +乳首を刺激するたびに、 +エナの体がピクリと反応する。 +\endtext + +\text("エナ") +「胸を、いじってっていったけど…… + あんっ……乳首ばっかり、は…… + んぁ、ああ……ふぅ、んんっ♪」 +\endtext + +\text +快感と痛みに悶えるエナを無視して、 +カイムは隆起した乳首を責める。 +\endtext + +\text +チュパチュパと乳房に吸い付く音がするたび、 +エナは恥ずかしそうに目を細める。 +\endtext + +\text("エナ") +「ちょ、んぁ……そんな、音、立てなくても + ……んんっ、いいじゃない……あぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、俺の女になるのだ。 + これくらいで音を上げられては + 後が持たんぞ?」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、 +エナの目に怯えの色が蘇る。 +\endtext + +\text("エナ") +「な、何するつもりよ……! + あんっ……くぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはその時になってのお楽しみだ。 + 今言ってしまっては面白くない」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +再び乳房を弄ることに集中する。 +\endtext + +\text("エナ") +「あんっ……ああっ…… + はぁ……んんっ……!」 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……ふぁ……あぅ…… + すごく、胸がじんじん、してきた…… + あああ、んくっ……」 +\endtext + +\text +カイムが容赦なく乳首を刺激していると、 +エナの声に艶っぽさが増していく。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ、はぁ……んんっ…… + はぁぁぁ……あぅ♪」 +\endtext + +\text +エナが嬌声を上げて蕩けていく表情に、 +痛みの色は見えなかった。 +\endtext + +\text +そんなエナの様子を見て、 +カイムは乳房から顔を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ、大丈夫そうか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「ええ……大分、痛みは引いたわ。 + だから、遠慮しなくてもいいわよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、俺ももどかしかったのでな。 + 遠慮なく動かさせてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムはエルに密着していた腰を、 +ゆっくりと引いていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「ひぐッ、はうぅ……んッ!」 +\endtext + +\text +きつく締め付けてくる膣壁から、 +強引に肉棒を動かす。 +\endtext + +\text +体の中を引っかかれる感覚に、 +エナは思わず声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっと動かしただけで、 + 叫ぶほど感じたか?」 +\endtext + +\text("エナ") +「ち、違うわよ、んっ……ちょ、ちょっと、 + 痛かっただけよ……あん♪」 +\endtext + +\text +肉棒を膣の奥に突き刺しただけで、 +エナの体は快感に震える。 +\endtext + +\text +そんなにエナの様子に、 +カイムはいやらしく笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきの声を聞いたら、 + とても痛がっているようには + 聞こえんがな」 +\endtext + +\text("エナ") +「う、うるさいわね……いいでしょ、別に + ……そ、そんなことより、動かないの?」 +\endtext + +\text +潤んだ瞳で尋ねてくるエナに、 +カイムは首を横に振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、動くぞ……  + だが、本当に痛かったら言うんだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムがそういうと、 +エナはコクリと無言で頷いた。 +\endtext + +\text +そして、カイムはゆっくりと腰を前後に +動かし始めた。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁ……ああっ……はぁ…… + 私の、中、気持ちいい……? + んんっ、ふぅ……あん」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、処女なだけあって、 + すごい締め付けだ……」 +\endtext + +\text +肉棒を締め付ける気持ちよさに、 +カイムは表情を歪める。 +\endtext + +\text +そんなカイムの様子に、 +エナは微笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("エナ") +「ふ、ふふ……男が、初めてが、 + 好きっていうのは……嘘じゃなかった、 + みたいね……んっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……それは否定できんッ……!」 +\endtext + +\text +そういってカイムは、 +エナの腰を強く突き上げる。 +\endtext + +\text("エナ") +「あんっ……ああ、ひゃう…… + んくっ……ん、あぅ……」 +\endtext + +\text("エナ") +「んんっ……ひゃう……ああん…… + ふぁ……んぁ……あああ♪」 +\endtext + +\text +カリに肉ヒダが擦られるたびに、 +膣壁が肉棒をさらに締め付けてくる。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁ……ああ……お腹の奥に、 + あなたのが、こつこつって、 + あたって……んんっ♪」 +\endtext + +\text +エナには痛がっている様子はなく、 +徐々に快感にも慣れ始めているようだった。 +\endtext + +\text +そして、遅々とした抽送に、 +エナはもどかしさを募らせていく。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……んっ……ああっ…… + んんぅ……ふぅ……はぁ……」 +\endtext + +\text("エナ") +「もう、ほとんど、痛くないから…… + 激しくして、いいわよ……」 +\endtext + +\text +エナはもどかしさに耐えることが出来ず、 +カイムにさらなる快感を求めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか…… + ならば遠慮なくやらせて貰おう」 +\endtext + +\text("エナ") +「ふぁぁぁぁ……ああ、んんっ♪」 +\endtext + +\text +速くなったカイムの腰の動きに、 +エナは艶やかな声を上げる。 +\endtext + +\text("エナ") +「ああ、ああ、んんっ、ひゃう♪」 +\endtext + +\text("エナ") +「んぅ、ああ、あ、くっ、あああ♪ + ふぁ、んんっ、おなか、すごいぃ + はぁ、きゃう……んぅぅ♪」 +\endtext + +\text +エナの体はすでに、 +快感を充分に享受していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてだというのに、 + もうこんなに乱れるとはな…… + やはり才能があったんじゃないのか?」 +\endtext + +\text +カイムは意地悪そうな笑みを浮かべながら、 +エナの耳元でささやく。 +\endtext + +\text +再び否定すると思っていたカイムは、 +その予想を裏切られる。 +\endtext + +\text("エナ") +「し、かたないじゃない……んっ…… + だって、気持ちいいんだから……あっ♪」 +\endtext + +\text +エナは真っ赤な顔をして、 +淫らになったことについて開き直る。 +\endtext + +\text +そんなエナの姿に、 +カイムは愉快そうに笑い声を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、別に責めてなどいないさ。 + 逆にお前の乱れた姿をもっと見せて + 欲しいぐらいだ」 +\endtext + +\text("エナ") +「んっ……ああっ……じゃあ、どうしたら、 + もっときもち、よく、なれる……? + ああ、んっ……ああん♪」 +\endtext + +\text +エナは快感に蕩けた表情をしながらも、 +カイムに尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分で感じる場所に当たるように、 + 腰を動かしてみるといい」 +\endtext + +\text("エナ") +「……こう? はぁ……んんっ……」 +\endtext + +\text +エナはカイムに言われた通り、 +ぎこちなくも腰を動かす。 +\endtext + +\text +おっかなびっくりとした動きだが、 +感じるところを貪欲に探していく。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぅぅぅぅぅぅぅぃ♪ + ああ、すごいぃ♪ びびってきたぁ♪」 +\endtext + +\text("エナ") +「ああ、んんぅぅぅぅ♪ + ひゃう、ああ、あ、ああああ♪」 +\endtext + +\text +そして、感じるところを見つけたエナは、 +肉棒がそこに当たるように +一生懸命腰を動かす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……」 +\endtext + +\text +エナが強烈な快感を覚えるたびに、 +膣壁が肉棒を締め付ける。 +\endtext + +\text("エナ") +「もっと、もっと、きもちよくしてぇぇ♪ + ああ、んっ、ひゃう、あああ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……! + これは俺も負けてられんな!」 +\endtext + +\text +さらに快楽を求めるエナに負けじと、 +カイムも激しく腰を振る。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪  + んんっ、あ、ああ、あぅぅ♪」 +\endtext + +\text("エナ") +「ああ、んぁ、すごい、すごい……! + なにも、あっ、考えられなくなっちゃうぅ」 +\endtext + +\text +激しくなった抽送に、 +エナの表情が快感に染まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「何も考えなくていいッ……! + 快感に身を委ねろッ……!」 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁ、ああ、あああ、あっ、んん♪」 +\endtext + +\text +カイムは獣欲に任せて、 +エナの体を犯していく。 +\endtext + +\text +そこには生娘への気遣いなどなく、 +激しい動きで強烈な快感を生み出してゆく。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪ + おなかのなか……掻きまわされて、 + きもちいいのぉぉ♪」 +\endtext + +\text +エナは狂いたくなるような快楽に、 +身を震わせながら嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("エナ") +「うん、あっ、あっ、ああっ……! + また、きたぁ、きたぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +そして、激しく膣内を蹂躙していると、 +体の奥から焦燥感が湧き上がってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「エナ、お前のことが欲しくなったぞ…… + このまま中に出して、お前が俺の女に + なった証としてやろう」 +\endtext + +\text("エナ") +「ああ、んんっ、ああっ、はいぃ♪ + んっ、あなたの、おんなにしてぇ♪」 +\endtext + +\text +エナは少し驚きながらも、しっかりと頷いた。 +\endtext + +\text +そして、エナの返事をしっかりと受け取った +カイムは、さらに腰に力を込める。 +\endtext + +\text("エナ") +「ひぁぁあっ! いい、気持ちいいのぉ…… + んんっ、あはぁ……ッ♪」 +\endtext + +\text +肉棒が膣道を激しく往復するたびに、 +エナの体が大きく上下する。 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞッ……!」 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁ、ああっ……あ、ああっ♪ + 私もぉぉぉ♪」 +\endtext + +\text +そしてカイムとエナは、 +二人同時に絶頂を迎える。 +\endtext + +\text("エナ") +「ひあぁぁぁああッ、 + ひぐっ、あふぅぅぅぅぅぅぅん……ッ♪」 +\endtext + +\text +――どぴゅぅぅぅぅぅぅぅっ! +\endtext + +\text +カイムはエナの子宮に、 +自分の証を深く刻み付ける。 +\endtext + +\text("エナ") +「ん……あ、ああああ……」 +\endtext + +\text +絶頂と精液の二つの刺激に、 +エナは小刻みに体を震わせる。 +\endtext + +\text +今まで感じたことのない最高の快感に、 +エナの思考は停止していた。 +\endtext + +\text("エナ") +「はぁ……はぁ……んんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これで、お前は今日から俺の女だ」 +\endtext + +\text("エナ") +「あ、はぁぁ……はぃ……♪」 +\endtext + +\text +エナの膣内にたっぷりと精液を吐き出した +カイムは、ゆっくりと肉棒を抜く。 +\endtext + +\text("エナ") +「んぁっ♪ ……あっ……んん…… + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒という栓がなくなって、 +エナの秘裂から精液があふれ出した。 +\endtext + +\text +そんな淫靡な光景が、 +カイムの支配欲を満たしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、中出しされた気分は?」 +\endtext + +\text("エナ") +「……しんじゃうかと、おもったわよ…… + ほんとに、容赦なかった、わね」 +\endtext + +\text("カイム") +「遠慮はいらないと言ったのは + お前だろうに……」 +\endtext + +\text +エナの恨み言に、 +カイムは苦笑を浮かべながら答えた。 +\endtext + +\text("エナ") +「でも……初め、てだったのよ…… + もう少し、配慮して、欲しかった、 + んだけど……ふぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、一生忘れられない + 初体験だっただろう?」 +\endtext + +\text +そう耳元でささやくと、 +エナは頬を朱色に染めた。 +\endtext + +\text("エナ") +「…………しらない、わよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうかそうか。 + それは良かった」 +\endtext + +\text +陰険に笑うカイムの姿に、 +エナはむすっとした表情を作った。 +\endtext + +\text +そしてカイムはゆっくりとベッドから +立ち上がって衣服を整える。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……すまんが、少し外に出る」 +\endtext + +\text("エナ") +「……な、んでよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「宿の外で部下を待たせていたのでな、 + 一連の騒動の首尾を聞きにいく」 +\endtext + +\text +それを聞いたエナは、少しだけ目を見開いて、 +すぐにベッドに身を沈めた。 +\endtext + +\text("エナ") +「そう……わかったわ……でも……すぐに、 + もどって、きてね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、分かっている」 +\endtext + +\text +エナの寂しそうな声に、 +カイムは思わず口角が上がる。 +\endtext + +\text +そして、ぐったりするエナを残して、 +カイムは部屋から出ていった。 +\endtext + +\text +宿を出たカイムは、外で待機させていた +リズベルに声をかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「――首尾は?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「申し訳ありません、 + 女の身柄は押さえることが + 出来ませんでした」 +\endtext + +\text +リズベルは唇をかみ締めながら、 +深々と頭を下げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。 + それより何か分かったことは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、女が残したものから、 + キロスで仕掛けようとしていた破壊活動に + ついて情報は入手できましたが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、お前はよくやってくれた」 +\endtext + +\text +そう言って、恐縮するリズベルの頭を、 +ぽんと叩いて労う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そ、それより、 + 彼女はどうなったのですか?」 +\endtext + +\text +赤くした顔を隠すように背を向けると、 +リズベルはそれを誤魔化すかのように +エナについて尋ねてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「エナには全てを伝えた。その上で…… + あいつは自ら俺のものになると言ってきた」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの言葉に少し驚きながらも、 +すぐに参謀として事態を計算し始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか。彼女の音楽に関する名声は、 + キロスの外にも届いているようですし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うまくいけば、我々の力になって + もらえるかもしれませんね」 +\endtext + +\text +先ほどまで恥ずかしそうにしていたのに、 +その姿は見る影もなくなった。 +\endtext + +\text +そんなリズベルの頭の切り替えの早さに、 +カイムは苦笑を浮かべる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、彼女の身柄は我々で預かります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「またあの女に狙われないとも + 限りませんので警護をつける + ようにします」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、任せた」 +\endtext + +\text +そう言ってリズベルの提案に頷くカイム。 +\endtext + +\text +こうして、ボフォスト鉱山を巡る一件は +一応の決着を見たのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_バッド.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_バッド.txt new file mode 100644 index 0000000..2a911b9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_バッド.txt @@ -0,0 +1,1347 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_バッド") + +\text("兵士A") +「へへっ、さすが俺らの隊長だよな。 + 話が分かっていらっしゃるぜ、まったく」 +\endtext + +\text("兵士B") +「だな。他のところだと + 略奪も強姦もダメなんだってよ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「マジかよ。 + そいつらって何のために戦争やってんだよ。 + 奪って殺すためにやってんじゃねぇのかよ」 +\endtext + +\text +男の哄笑が、響く。 +\endtext + +\text +それ以外にも、轟音、怒号、悲鳴。 +\endtext + +\text +ありとあらゆる耳をふさぎたくなる音が、 +この場には満ちていた。 +\endtext + +\text +そしてそんな地獄の真ん中に、 +ベアトリスはいる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、くっ……んっ、んふぁっ……」 +\endtext + +\text +寝転がった男の上に這いつくばらされ、 +尻を高々と上げさせられているベアトリス。 +\endtext + +\text +その身にまとう衣服はボロボロに裂け、 +白い肌があらわになっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルッ……んぶっ、んっ……。 + んぅっ、あっ……あっ、んんっ……」 +\endtext + +\text +頭、腕、腰、足と、 +そのすべてに男の腕が伸び、 +動きを封じている。 +\endtext + +\text +身動きできないベアトリスは、 +喧騒の中、複数の男たちに犯されている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んべぁっ、んっ……あぶっ、んへぁっ……。 + や、やめ……へっ、んあぁっ……」 +\endtext + +\text("兵士A") +「へへっ、やめてだとよ。 + やめるわけがねぇだろ。バカかこいつ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「まぁまぁ、こんな小さな子に + そんなこと言っても無駄だろ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「そうそう。ガキは黙って犯すに限る。 + そうすりゃすぐに自分の立場ってもんを + 身体で覚えるさ」 +\endtext + +\text +兵士たちはベアトリスの穴という穴を +犯しながら、笑う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぶっ、あっ…… + 私は、ガキ、なんかじゃ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたたちなんて…… + 武、武器さえあれば……」 +\endtext + +\text("兵士A") +「はいはい。でもそれってマ●コ突かれ + ながら言うセリフじゃねぇよな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「だな、マジで笑えるぜこいつ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「ガキの分際で本気で俺たちにかなうと + 思ってんのかね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えっ、あっ……んふっ、あぁっ……。 + も、やめ……やめ、て……やめ……あ……」 +\endtext + +\text("兵士A") +「やめるわけねぇだろ。まだまだお前を + 犯したいって言う人間が何万人も + いるんだからな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「この城落としてもうすぐ1日か? + 少なくとも、あと3日は休みなしで + 犯されるだろうぜ、お前」 +\endtext + +\text +既に何人の男が、ベアトリスの中に +精液を吐き出したことだろう。 +\endtext + +\text +両の手ではもはや数えることは出来ない位に、 +ベアトリスの穴は精液で汚れている。 +\endtext + +\text("兵士C") +「ハハッ、さすがに死ぬんじゃねぇか、それ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「ディアボリカは頑丈って聞くからな、 + 寿命も長いし、平気じゃねぇの?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「それよりさっきからケツ穴の締まりが + 悪いんだよな」 +\endtext + +\text("兵士A") +「だな。この王女様なんだか + ぼんやりしてるしそろそろ起きてもらうか」 +\endtext + +\text +兵士はそう言うと、ベアトリスの腰を掴んで +荒々しく肉棒で膣穴を突き上げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぎっ、ひぅぅぅぅぅぅううううううっ!」 +\endtext + +\text +そのあまりの激しさに、 +ベアトリスは目を見開く。 +\endtext + +\text("兵士A") +「へへっ、ガキのマ●コにゃ、 + ちょっと刺激が強すぎたかね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(ど、どういう……こと、なの……。 + こ、これってまさか、あの日の……) +\endtext + +\text +100年前の、ハドス陥落。 +\endtext + +\text +忘れようにも忘れられない、あの夜の出来事。 +\endtext + +\text +数百名の兵士たちによって、 +幼いベアトリスは輪姦され、殺された。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(でも、私の身体は……成長したまま……。 + ど、どういう事なの…… + 私は、幻覚を見せられてるの?) +\endtext + +\text("兵士B") +「あぁ、締まりがよくなってきた。 + これならまた精液を中にたっぷり + 出してやれそうだ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「もう何人分の精液が + こいつの中に入ってんだかな」 +\endtext + +\text("兵士C") +「もう絶対妊娠してるだろ、こいつ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンブッ、ンジュルルルッ! い、いやらっ、 + に、妊娠……んぶぁ、いやぁっ!」 +\endtext + +\text("兵士A") +「へへっ、だったら逃げてみろよ。 + まぁ、部屋の外にもお前の敵が + わんさかといるんだ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「絶対逃げられやしねぇけどな」 +\endtext + +\text +そう言ってげらげらと笑いながら、 +兵士たちはベアトリスを犯していく。 +\endtext + +\text("兵士A") +「そういえば、あのメガネをかけた + ディアボリカの女はどうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(リズベルちゃんのことっ!? + こ、これが夢だとしたら、 + どうしてリズベルちゃんが……) +\endtext + +\text("兵士B") +「あぁ、あの女なら隊長がお持ち帰りしたぜ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「へへっ、じゃあ今頃はあのプリプリの + ケツをねぶりまわされてるってわけか」 +\endtext + +\text("兵士C") +「うへ、あの変態の隊長の慰み者なんて、 + ついてねぇな、その子」 +\endtext + +\text("兵士B") +「あの人のケツ穴好きは病的だからな。 + でもまぁ、それでも他の女どもに + 比べたらまだましな方だろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んんっ、んっ、んんっ! んんっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(ほ、ほかの子たちは……。 + ティーリアやマーガレッタ達は……) +\endtext + +\text +ベアトリスは四肢を暴れさせて、 +何とかして拘束を解こうとする。 +\endtext + +\text +しかし男の腕の力は強く、 +またベアトリス自身、どういうわけか +身体に力が入らない。 +\endtext + +\text +股を開かされたまま、 +膣穴と肛門とを交互に突き、ほじくられる。 +\endtext + +\text("兵士A") +「あぁ、ニルトに騒乱を巻き起こした + 罪とかで身分剥奪だっけ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「あぁ、全員奴隷に落とされて + 売られるんだとさ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「へへっ、どんな変態が買うのかねぇ。 + 奴隷に堕ちたが最後、 + もう自力では這い上がれねぇからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンんっ、そんなっ……ひどっ、いっ……」 +\endtext + +\text("兵士B") +「別にひどくねぇよ。 + 戦争に負けるってのはそういう事だろうが」 +\endtext + +\text("兵士C") +「男は殺され、女は犯され、売り飛ばされる。 + それがこの世の常ってもんだろ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「お前もガキだが女には変わりねぇ。 + だからこうして犯されてるんだぜっ!」 +\endtext + +\text +兵士はそう言うと、抽送を速めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぐぅぅぅうううっ! んひっ、ひっ! + あひっ、んぶぁぁぁあああっ!?」 +\endtext + +\text +グチュグチュッ、バチュッ、ブチュッと、 +ベアトリスのそれぞれの穴から +卑猥な音が上がる。 +\endtext + +\text("兵士A") +「あー、気持ちいいわー。 + 無理やり女を犯すのってなんでこんなに + 気持ちいいんだろうな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「だよな、征服感ってーの? + しかも今回は相手が王女だぜ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「俺順番待ってる間、 + ずっと勃起しっぱなしだったぜ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「ハハッ、わかるわかる。これがただの + 村娘なら一発ヤッてポイ捨てだけどな」 +\endtext + +\text +下種な会話を続ける兵士たち。 +\endtext + +\text +そんな連中に犯されてしまっていることに、 +ベアトリスは激しい嫌悪と屈辱を感じる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぐっ、んっ……んっ、んふぅうっ!! + ゆ、ゆるひゃな……ひっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは粘膜を荒々しく +かき回されながらも、兵士たちを睨んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ふぅぅぅうううっ!?」 +\endtext + +\text +しかし、それも長くは続かない。 +\endtext + +\text +肉棒が激しく子宮口を突き上げると、 +全身に快感が伝播し甘い声を漏らしてしまう。 +\endtext + +\text("兵士A") +「ぎゃははっ、何が許さない、だよ。 + マ●コほじくられて喘いでるガキがっ! + 俺たちをどう許さないのか教えてくれよ」 +\endtext + +\text("兵士B") +「俺にも俺にも。ケツ穴ほじくられて + アンアン言っちゃってるガキがここから + どう反撃してくるのか、すごい興味あるわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ、んっ……んんっ!」 +\endtext + +\text("兵士C") +「どうした? 許さないんだろ? + だったら感じてねぇで抵抗してみろよ」 +\endtext + +\text +ズプッ、ズブリュッと、無防備な膣と肛門を +荒々しくかき回す兵士たち。 +\endtext + +\text +その度に、 +ベアトリスを抗いがたい快感が襲う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(悔しいっ! なんで私がこんな奴らにっ! + か、身体さえ動けば…… + こんな、奴ら……なんかに……) +\endtext + +\text("兵士A") +「へっ、無理だろ無理無理。 + 女ってのはマ●コにチ●ポ突っ込まれたら + もう抵抗なんてできねぇンだよ」 +\endtext + +\text("兵士B") +「王女様も例外じゃねえってことだな」 +\endtext + +\text +男たちは口々にベアトリスを貶める言葉を +吐きながら、腰を振る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、んっ、あふっ……んっ、ぶぅっ!? + や、やらっ……あんぅっ、も、やめっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体が、ビクンッと痙攣した。 +\endtext + +\text +膣と肛門とが、激しく収縮する。 +\endtext + +\text("兵士A") +「お? こいつまたイクみたいだぜ? + こんなにちっせぇのにもうマ●コでイク事 + 覚えやがった」 +\endtext + +\text("兵士B") +「そりゃ丸1日ずっと犯されつづけりゃ、 + ガキでもそうなるだろ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「へへっ、ようしっ! + それじゃ俺も、口の中に出させてもらうか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(い、いやっ……出さないで……。 + も、もう飲みたく、ない……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んんっ!? んぶはっ、い、いやっ!! + 出さないでっ、いやぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは残った力を振り絞り、 +必死に手足をばたつかせ、抗う。 +\endtext + +\text("兵士A") +「おっ!? こいつまだこんなに力残って + やがったのか」 +\endtext + +\text("兵士A") +「でも無駄無駄。 + へへっ、今イかせてやるからな。 + そして俺も、中出し決めてやる」 +\endtext + +\text("兵士A") +「王女のマ●コに中出しできるって + やっぱ勝ち戦は最高だなっ!!」 +\endtext + +\text("兵士B") +「はぁ、はぁっ……クッ、俺も出すぞっ! + 王女のケツ穴に出すっ! + 俺の精液で、浣腸してやるっ!!」 +\endtext + +\text +兵士たちは王女であるベアトリスの肉穴に +射精しようと、鼻息荒く腰を振り続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ、あっ!! ンジュルルッ!? + んんっ、んっ! んんーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(い、いやっ、出さないでっ、 + もう出さないでっ!!) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(イきたくっ、ないっ!! こんな奴らに + 犯されて、イクなんて、そんなのっ……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(助けてっ、助けてカイムっ!! + 私っ、あぁ……もうっ、だめぇっ!!) +\endtext + +\text +粘膜という粘膜を肉棒によってえぐられ、 +ベアトリスは抵抗むなしく、 +アクメさせられてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、んへぁっ! おぶぅぅううっ!?」 +\endtext + +\text +頭を鷲掴みにされ、 +肉棒を根元まで咥えこまされるベアトリス。 +\endtext + +\text +その喉奥に、ビュルビュルと勢いよく精液が +流し込まれる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごくっ、んっ……んぶぅっ!? + んべぁ、あがっ……んんっ!? ゴクッ!」 +\endtext + +\text +口だけではない。 +\endtext + +\text +膣穴にも、肛門にも、 +同様に精液が注ぎ込まれていく。 +\endtext + +\text +身体の中を、 +上から下から満たされる。 +\endtext + +\text +ベアトリスは肢体を痙攣させながら、 +その感覚を無理やり味わわされていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もっ、だひゃないれっ……あがぁっ!? + ンブッ、ゴキュッ……ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +粘ついた生臭い精液が、喉を滑り落ちていく。 +\endtext + +\text +カイムのものと同じでありながら、 +ベアトリスはその精液の味に、 +心の底からおぞましさを感じた。 +\endtext + +\text +それと同時に、人とはこれほどまでに +残酷になれるのかと、恐怖を覚える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぶぁ……は、へ……。 + カ、カイム……カイ、ム……」 +\endtext + +\text +射精がひと段落つき、 +望まないアクメの波も、引いた。 +\endtext + +\text +ベアトリスは瞳を潤ませながら、 +弟にして、最愛の男の名前を呼んだ。 +\endtext + +\text("兵士A") +「今カイムって言ったか? + それってあれじゃねぇか?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「おい誰か持ってきてやれよ。 + お姉ちゃんが弟に会いたいとさ」 +\endtext + +\text +醜悪な、兵士たちの笑み。 +\endtext + +\text +ベアトリスはゾワリと、悪寒がした。 +\endtext + +\text +その先を知ってはいけない。 +\endtext + +\text +本能が、そう警告している。 +\endtext + +\text +しかし今のベアトリスは、 +耳を塞ぐことができない。 +\endtext + +\text +その場から逃げることも、できない。 +\endtext + +\text("兵士D") +「ほらよ、お前の弟だ」 +\endtext + +\text +やがて新たにやってきた兵士のひとりが、 +そう言って何か黒いものをベアトリスの +目の前に放り投げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「――――ッ?」 +\endtext + +\text("兵士A") +「おい粗末に扱うなよ。 + 貴重品なんだぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……う、あ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの目に留まったそれは、 +どう見ても、角だった。 +\endtext + +\text +黒光りした、太くて硬いその角には、 +見覚えがある。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(う、うそ……でしょ……。 + そ、そんなはず、ない…… + カイムが、あのカイムが……) +\endtext + +\text("兵士B") +「おーおー、 + 1日ぶりに弟に会えて感動してるのか? + それとも……」 +\endtext + +\text("兵士B") +「絶望したか? 変わり果てた弟の姿に。 + くっくっくっ……ギャハハハハッ!」 +\endtext + +\text("兵士A") +「男のディアボリカなんざ + 力仕事ぐらいにしか役にたたねぇからな」 +\endtext + +\text("兵士A") +「なのにお前の弟はてんで力がねぇ + ダメ野郎ときた」 +\endtext + +\text("兵士A") +「となりゃ、もうそいつの価値は + 角にしかねぇだろ?」 +\endtext + +\text("兵士A") +「だからぶっ殺して角だけとって、 + あとは豚のエサにしちまったよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あ……う、あ゛……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(カイム……。 + カイム、カイム、カイム、カイム……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(カイム、カイム、カイム、カイムッ! + カイムカイムカイムカイムカイムカイム) +\endtext + +\text("兵士A") +「へへっ、流石にショックだったか? + まぁどうでもいいや。泣こうが喚こうが + 放心しようが、穴がありゃいいんだからな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「それじゃもう1発ケツ穴に出しとくか。 + 次に順番まわってくるのいつになるか + わかんねぇしな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンんっ、んへぁっ、か、カイムっ!! + あぐっ、んんっ、あふぅぅぅうううっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムっ、カイムゥゥゥウウウっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの瞳から、 +ぼろぼろと涙があふれ出る。 +\endtext + +\text +弟の死に直面し、 +心がずたずたに引き裂かれていく。 +\endtext + +\text +ベアトリスが丸1日犯されても +耐え続けて来られたのは、カイムはどこかで +生きていると信じていたからだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う、あっ……あぁっ! + カイム、カイムっ……あぐぅっ、んぼっ、 + ジュルルッ……んふぅぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +最愛の弟、カイム。 +\endtext + +\text +その弟の角を、姉であるベアトリスが +見間違えるはずがない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルルッ、ンチュッ、んふぅっ!? + おごっ、んぷっ……んっ、ジュルルルッ」 +\endtext + +\text +血がベットリとこびりついたその角は、 +紛れもなく、カイムのもの。 +\endtext + +\text +もう自分を助けに来るものは、誰もいない。 +\endtext + +\text +もうこの世に、愛する者はいない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あが、ひっ……ひぅっ……。 + う、うあ゛……あ、あっ……」 +\endtext + +\text +心の支えを失ったベアトリスは、 +脆かった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カ、カイムッ……うぁっ + あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、発狂する。 +\endtext + +\text +いや、それは狂う、という言葉すら +生ぬるかった。 +\endtext + +\text +彼女の精神は、完全に壊されたのだ。 +\endtext + +\text("兵士A") +「ギャハハハハッ、すげぇなこいつ。 + 泣きながら感じてるぜ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「へへっ、すげぇゾクゾクするな。 + おらおらっ! 泣け泣けっ!! + そんでもってケツ穴締めろやっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぶへぁっ、あがっ、あーーーーーっ! + あーーーっ、あーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの心の器が壊され、 +その破片すら、踏まれて砕かれていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(も、もう……だめ……。 + もう、助から、ない……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(助かっても、 + カイムがいないこの世なんて…… + もう生きていても、意味が、ない……) +\endtext + +\text +泣きながら喘ぐベアトリスの穴を、 +兵士たちが貪り続ける。 +\endtext + +\text +侵略者であり、蹂躙者であり、凌辱者である +兵士たちにとって、ベアトリスの悲鳴、嬌声、 +涙、嗚咽こそが興奮の材料となる。 +\endtext + +\text("兵士A") +「かなちいでちゅねぇ。 + でもこれが現実なんでちゅよぉ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「お姫様から一気に捕虜に転落なんて、 + 普通じゃ味わえない転落人生でちゅね」 +\endtext + +\text("兵士C") +「このガキも姫になんか生まれなきゃ、 + こんな目に合うこともなかったのにな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぶっ、あふぁっ……あっ、あーーーっ! + おひりっ、らめっ……あぐっ、んぁっ!」 +\endtext + +\text("兵士B") +「気持ちいいでちゅか? 俺みたいな下民の + チ●ポケツ穴に突っ込まれて、 + 感じてるんでちゅかぁ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へぁっ、あっ、ンジュルルルッ……。 + ヂュルッ、んごっ、んはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("兵士A") +「こっちも感じさせてあげまちゅよ。 + お姫様マ●コにまたたっぷり種付けして + あげまちゅからねぇ」 +\endtext + +\text +下卑た笑いを浮かべながら、 +ベアトリスを犯し続ける男たち。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、んっ……あぁっ!! + んぷっ、おぐっ、ジュルプッ…… + んぶぅっ!? んっ、んっ、んんーっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはもはや抵抗を放棄し、 +男たちになされるがまま、股を開き続ける。 +\endtext + +\text("兵士A") +「しっかし、惜しいよなぁ。 + こいつ輪姦し終わったら殺されるんだろ?」 +\endtext + +\text("兵士B") +「みたいだな。見せしめに国中に晒すんだと。 + ハドス国内のディアボリカも全員奴隷に + なっちまうらしいぜ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「こんな可愛い子がボロボロに犯された挙句 + 殺されて、その上死んだ後も辱められる + なんて、戦争って残酷だよな」 +\endtext + +\text +そう口にする兵士だが、 +まるで悲しんでいる様子はない。 +\endtext + +\text +その表情には暗い笑みが浮かび、 +血走った目でベアトリスを見下ろしている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んんんっ! ジュルッ、はぶっ、 + んっ、んん゛ーーーっ!」 +\endtext + +\text("兵士A") +「ハハッ、絶対思ってないだろお前」 +\endtext + +\text("兵士C") +「へへっ、ばれたか。 + 俺はそれを見るのが楽しくて + 戦争やってるからな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「この部隊にいる奴らは全員そうだろ。 + 見ろよ、ガキが犯されてるってのにどいつ + もこいつもそれ見てニヤニヤ笑いやがって」 +\endtext + +\text +ベアトリスを取り巻く屈強な兵士たち。 +\endtext + +\text +この部屋にいる者だけで、 +その数……50は下らない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ズジュッ、ジュルルッ! + んはぁ、はぁっ……あぁっ、らめっ…… + あぁっ、ひっ……」 +\endtext + +\text +彼らすべてが、 +ベアトリスを犯す順番を待っている。 +\endtext + +\text +中には我慢できず肉棒を取り出し、 +自分でしごいている者もいた。 +\endtext + +\text("兵士A") +「お? またイクみたいだぜ? + マ●コが締まり始めた」 +\endtext + +\text("兵士B") +「こっちもだ。 + ケツ穴がギュウギュウ締まって + 精液欲しいって言ってるぜ」 +\endtext + +\text("兵士C") +「へへっ、それじゃまたたっぷり + 飲ませてやらないとな」 +\endtext + +\text +男たちはそう言って笑いあうと、 +ベアトリスの身体を掴む腕に力を込めた。 +\endtext + +\text +そしてそれぞれの腰を、激しく振った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひっ! あっ、あぁっ!! + ジュルッ、ヂュププッ……んぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(イ、イク……また、私……。 + イかされ、ちゃう……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(100年前と、同じ……。嫌なのに、 + カイムの、目の前で……私……) +\endtext + +\text +すべてをあきらめたベアトリスの瞳に、 +生気は感じられない。 +\endtext + +\text +ただ身体を痙攣させながら、 +涙を溢れさせている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ズチュッ、ジュボッ……んぶぅっ!! + んんっ、あっ……はひぃっ!!」 +\endtext + +\text("兵士A") +「おらっ、イケッ!! + マ●コに精液中出しされて、イケッ!!」 +\endtext + +\text("兵士B") +「王女様のケツ穴に好きなだけ中出し + できるなんて、ほんと最高だぜっ!!」 +\endtext + +\text("兵士C") +「ぐぅっ、出るぞっ!! + その可愛い口で飲めっ!!」 +\endtext + +\text +男三人が、寄ってたかってひとりの女を +力づくで犯し続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んんっ!! んっ、んーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(い、やだ……もう……。 + 死にたい。殺して、もう……殺して……) +\endtext + +\text +ベアトリスは望まない快感に煽られながら、 +絶頂へと無理矢理導かれる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひやらっ、ひぐっ…… + イグッ、イグぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +兵士たちの肉棒が、 +一斉に膣と肛門、そして口にねじ込まれた。 +\endtext + +\text +その直後、熱い精液が暴力的なまでの +激しさで、迸った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あがっ、へぁっ……んぶぅぅううっ!? + おごっ……うっ……うぷっ、おぇっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴に穢れた精液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +肛門にも、口の中にも、 +ベアトリスの意志などお構いなしで +注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあっ、はひぁぁああっ!! + んぶぅっ、あ、あひゅいっ…… + 精液っ、ンぁぁぁあああッ!!」 +\endtext + +\text +そして周りに立つ兵士の何人かが、 +我慢しきれず射精する。 +\endtext + +\text +精液が放物線を描き、ビチャビチャと +ベアトリスの身体や髪、そして顔にかかる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ゴキュッ……ゴクッ、ゴキュッ……。 + んぉえっ……あがっ、おぼぉっ!?」 +\endtext + +\text +最初こそ精液を飲んでいたベアトリスだが、 +激しい嘔吐感に見舞われ、吐瀉する。 +\endtext + +\text +しかしそれでも兵士は容赦なく肉棒を +突き込み、喉の粘膜でしごいて射精し続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「おごぉっ、んぷっ……ぶへぁっ! + 息……がっ、おごっ……いひっ、あっ!?」 +\endtext + +\text +アクメと同時に、 +ベアトリスは呼吸困難に陥ってしまった。 +\endtext + +\text +しばらくの間もがいていたが、 +やがてぐったりとして動かなくなる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あがっ……はへ、あ……」 +\endtext + +\text("兵士C") +「あ? ひょっとして死んだか? + やりすぎちまったかな」 +\endtext + +\text("兵士B") +「いや、気絶しただけみたいだぜ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「ま、死んだところで予定が早まるだけだし、 + 別にかまわんだろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……え、あ……あ、あ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは薄れていく意識の中、 +すべてを悟った。 +\endtext + +\text +いや、思い出していた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(あ、あぁ……私また…… + 肉体を、失ったのね……) +\endtext + +\text +100年前に、ベアトリスは殺された。 +\endtext + +\text +数百名の兵士に輪姦された後の、 +惨たらしい死。 +\endtext + +\text +そうして肉体を離れたベアトリスの魂は、 +地下に眠る微睡みの王に囚われた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(やっと、蘇ったのに……。 + カイムの傍に、居られるように + なったのに……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(その身体も、失って……そして……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +(また、微睡みの王の中に、囚われたのね……。 + それで記憶が混じり合った夢を…… + 見させられて……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う、あ゛……あ、あ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(これは私の、記憶……。 + これは夢であって、夢じゃない……。 + 本当にあった、過去の出来事……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああっ……あっ、あぁ……」 +\endtext + +\text("兵士A") +「ひひっ、泣いてる泣いてる。 + 泣けるときに泣いとけよ」 +\endtext + +\text("兵士A") +「あと少しで泣くことも + できなくなるんだからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(ということは……あぁ、あぁっ!! + カイム……リズベルちゃん……。 + みんな……) +\endtext + +\text +カイムが死んだことも、 +リズベルやほかの女たちが捕虜となり、 +奴隷にされたことも……。 +\endtext + +\text +すべてが、現実。 +\endtext + +\text +すでに起こってしまった過去という事になる。 +\endtext + +\text("兵士A") +「さて、次は誰だ? + いつ死ぬかわかんねぇし、 + 生きてるうちにやっといたほうがいいぜ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(あ……は、ごめんね……。 + ごめんね、みんな……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あ……う、ンジュル……んべぁ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(私の、力が……足りなかったせいで……。 + ごめんな、さい……みんな……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カ、カイ……ム……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、悪夢を見続ける。 +\endtext + +\text +過去にあった出来事を追体験させられていく。 +\endtext + +\text +犯され、殺された後は、 +また最初から凌辱の記憶を掘り起こされる。 +\endtext + +\text +そして自分が殺されるまでの恐怖と屈辱、 +そして恥辱を何度も何度も、 +休みなく味わわされるのだ。 +\endtext + +\text +こうして微睡みの王は残酷な時間を +ベアトリスに与え、その感情、記憶を貪る。 +\endtext + +\text +次に微睡みの王に対峙するものが現れるのは、 +はたしていつか。 +\endtext + +\text +――永劫とも思える時間の中で、 +ベアトリスは犯され、殺され続けるのだ。 +\endtext + +\dlg("周回データを保存しますか?") + +\dlg("周回データを保存しました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_01.txt new file mode 100644 index 0000000..05a860f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_01.txt @@ -0,0 +1,514 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_01") + +\text("リズベル") +「私は、あなたを完全に信用したわけでは + ありませんから」 +\endtext + +\text +今現在のカイムをもっともよく知る人物。 +\endtext + +\text +そしてカイムを裏で支える魔王軍の屋台骨。 +\endtext + +\text +それがリズベルという少女だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらあら。リズベルちゃんったら、 + 私まだ何も言ってないのに」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの今を知りたいと思い、 +リズベルのいる執務室を訪ねた。 +\endtext + +\text +すると先ほどの言葉を、 +開口一番ぶつけられたのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「最初に言っておいたほうがいいと + 思いましたので、失礼を承知で言わせて + いただきました」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいはい、そんなことリズベルちゃんの + 顔を見ればわかるわよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それに、いきなりやってきた私を無条件で + 信頼しろっていう方が、無理があるものね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカツカツと靴音を響かせ、 +執務机へと近づく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたは正しいわ、リズベルちゃん。 + だから別に私は気にしてないわよ?」 +\endtext + +\text +そして机に手を突き、 +ググッとリズベルの顔を覗き込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……それで、何かご用ですか? + 見てお分かりかと思うのですが、 + 私は今手が離せませんので……」 +\endtext + +\text +見れば割と広い机であるにもかかわらず、 +書類の束で埋もれている。 +\endtext + +\text +それでいて整然としているのは、 +リズベルの性格の賜物であろう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うふふっ、怒った顔もかわいいわね、 + リズベルちゃんは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な……っ!? + か、からかわないでくださいっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは机をバンッと叩き、立ち上がる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう一度お伺いします。 + いったいどういったご用件ですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のことをからかいたいだけなら、 + その……後にしていただけますか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほんっと、リズべルちゃんはいい子ね。 + 付き合いがいいというか」 +\endtext + +\text +ベアトリスは苦笑する。 +\endtext + +\text +忙しいと言いながらも、ちゃんと自分の相手 +をしてくれるリズベルが、ベアトリスは +かわいくて仕方がない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「普通なら、 + 追い出すくらいしそうなものだけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなこと + できるわけないじゃないですかっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一応……カイム様のお姉様なのですから、 + それなりの敬意を……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも私のことは + 信用してないんでしょ?」 +\endtext + +\text +しつこくからかうベアトリスに、 +ついにリズベルが激怒する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「してないですけど、 + しなくちゃいけないんですっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もしも本当にあなたがカイム様のお姉様 + なら、ハドスの第一王女様であらせられる + わけです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな方に失礼なことなんて…… + 言えるはずがありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もう十分言ってると思うけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うう……。 + もうっ! 早く要件をおっしゃって + ください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただでさえカイム様おひとりのお世話で + 手いっぱいだというのに、その上お姉様の + 暇つぶしの相手なんてしてられません!」 +\endtext + +\text +リズベルは涙目になって抗議する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、ごめんなさい。面白くてつい……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはこれ以上はさすがに +かわいそうだと思ったのか、本題を口にした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちょっとね、 + 今のカイムについて知りたいなって思って」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? カイム様の今、ですか? + あの方でしたら今は迷宮を離れて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うぅん、そうじゃなくてね。 + この魔王軍の中では + あなたが一番長くカイムといるのよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから……そうね、 + あなたが感じてるカイムの印象とか、 + 思ってることを教えてほしいのよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「印象……ですか。でもそんなことを聞いて + どうするおつもりですか?」 +\endtext + +\text +意外とまともだったベアトリスの言葉に、 +リズベルは拍子抜けしながらも +疑問を口にする。 +\endtext + +\text +ベアトリスは少し考える仕草をした後で、 +クスッと笑った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほら、私ってつい最近 + 蘇生したばかりでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、あ……はい。 + そのことについては私は大きな疑念を + 抱いてますけど」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うふふ♪ でも、それは事実よ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それでね? 小さいころのあの子のことは + 知ってるけど、今のあの子のことは + ほとんど……いいえ、全然知らないの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、こうしてあなたに聞きに来たって + わけ♪」 +\endtext + +\text +パチンッとウィンクをするベアトリス。 +\endtext + +\text +リズベルは納得したようなしてないような、 +そんなあいまいな表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「用件は分かりましたが…… + でもベアトリスさんが思っているほど、 + 私はあの方については知りませんよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それでもいいから♪ + ほらほら話してっ? + 素敵なエピソードとか、あるんでしょ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そんなもの、ありませんけど?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは目をぱちくりさせた。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、リズベルは話し始める。 +\endtext + +\text +たまりにたまっていた、愚痴の数々を。 +\endtext + +\text("リズベル") +「性格、趣味などはもうご承知のこと + でしょうからあえて言いませんが、それに + 付き合わされるなんてまっぴらごめんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大体ですね、そもそもの動機からして + あの人はおかしいんですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの方の旗揚げ理由を知っていますか? + 女ですよ。女を抱くためにあの方は + 戦いを始めたんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まぁ、それは百歩譲っていいとしましょう。 + それを容認した私も責任はありますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、曲がりなりにも魔王軍リーダーと + なったのですから、それ相応の立ち居振る + 舞いというものをもう少し学んで……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あ、あはは……。 + これは……人選を見誤ったかしら……」 +\endtext + +\text +一度口を開いたが最後、止まらない愚痴。 +\endtext + +\text +リズベルは、その細い身体のどこに +溜め込んでいたのかと思うほど大量の不満を +姉であるベアトリスにぶつけてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん! + 聞いてますか?」 +\endtext + +\text +すわった眼で、 +ギロリとベアトリスを見るリズベル。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え、ええ……もちろん聞いているわよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……リズベルちゃん、一緒にお酒を飲むと + 大変なことになるタイプかしら……) +\endtext + +\text("リズベル") +「……それにあのときだってそうですよ。 + 勝手に軍を抜け出して……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大事な時にいてくださらないから、 + 結局私が全部決める事になるんですよっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「見てくださいよ、この書類の束っ! + 本当ならカイム様が全部目を通さないと + いけないものばかりなんですっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それを私が全部……。 + なのにあの人は人の苦労も知らずに + 毎晩毎晩女の人と……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、お話の中身が + 嫉妬に切り替わっちゃったわね」 +\endtext + +\text +今を好機と、ベアトリスが口を挟む。 +\endtext + +\text +すると流れは見事に +リズベルの恋の話へと切り替わった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「べ、別に嫉妬なんかじゃないですっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら? でもあなたはカイムのことが + 好きなんでしょ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……」 +\endtext + +\text +ポンッと、一瞬でリズベルの顔が赤くなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ち、違いますよっ! + なんで私があんな人を好きにならなきゃ + いけないんですかっ!!」 +\endtext + +\text +その赤い顔で、リズベルは必死に否定する。 +\endtext + +\text +しかしその否定の姿こそが肯定になって +しまっていることに、 +今のリズベルは気づくことができない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へぇ、リズベルちゃんは + カイムのこと好きじゃないのねぇ」 +\endtext + +\text +ベアトリスはニヤニヤと笑いながら、 +頷いてみせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうですよっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私がカイム様にお仕えしてるのは、 + 私たちディアボリカが差別されることなく + 平和に暮らせる世界を作りたいだけです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様に対する個人的な感情なんて + ……そんなの、ないですよ……」 +\endtext + +\text +最初の勢いはどこへやら、 +最後は蚊が鳴くような声でつぶやくリズベル。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なるほど、リズベルちゃんの + カイムに対する評価は大体わかったわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほ、ほんとにわかったんですか?」 +\endtext + +\text +リズベルは疑わしそうな視線を向けてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に私、カイム様のことなんて + これっぼっちもカッコいいとか + 思ってないんですからねっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいはい。 + そういう事にしておいてあげるわ」 +\endtext + +\text +ベアトリスはお腹いっぱいとばかりに +手を振り、笑いながら執務室を出ていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちょっと、 + わかってないじゃないですかぁっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「忙しいところごめんなさいね。 + お仕事がんばってねぇ~♪」 +\endtext + +\text +そして、部屋には顔を真っ赤にした +リズベルだけが残された。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほ、ほんとに…… + 何とも思ってなんか、ないんですから……」 +\endtext + +\text +聞く者がいなくなった部屋で、 +リズベルはもう一度つぶやく。 +\endtext + +\text +それは誰かに聞かせたいというよりも、 +自分自身に言い聞かせているようだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_02.txt new file mode 100644 index 0000000..2d156ff --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_02.txt @@ -0,0 +1,562 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_02") + +\text +いつも迷宮内の酒場には誰かしらがいて、 +思い思いに酒を飲んでいる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、サンキュー。これこれ。 + 仕事の後はやっぱ、肉だよなぁ」 +\endtext + +\text +この日も、アグリはひとり肉を頬張りながら +酒を飲もうとしていた。 +\endtext + +\text +すると突然その隣に美女がやってきて、 +アグリが頼んでいた酒を飲み干してしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ゴクゴクッ…… + ふぅっ、なかなかおいしいわね、このお酒」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……おいおまえ、それは俺が頼んだ酒だぞ」 +\endtext + +\text +アグリは突然のことに驚いていたが、 +すぐに眉をしかめた。 +\endtext + +\text +たいていの人間であればアグリの鋭い眼光に +射すくめられてしまうところだが、 +ベアトリスは平然としている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、ちょうど喉が渇いてたの。 + ごめんなさいね」 +\endtext + +\text +そう悪びれた風もなく言われては、 +アグリもそれ以上怒るに怒れない。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ま、いいけどよ。 + おーい、酒もう一杯追加な」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなめんどくさいことしなくても、 + 樽で持ってきて貰えばいいじゃない?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……おいおい。まだ飲む気か?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、だめ? + 一緒に飲みましょうよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だめじゃねぇけどよ。 + で、何だって俺なんかと?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、確かあなたって……女に興味が + ないんだっけ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい、それじゃあまるで、俺がホモみてぇ + じゃねえか!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……っていうか、そんなことどこのどいつ + が言ってたんだ? ちょいと今から殺して + くるからよ、教えてくれ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、誰でもいいじゃない。 + あ、お酒来たわよ。 + 御代はカイムにつけておいてね♪」 +\endtext + +\text +本当に樽ごと運ばれてきた酒に驚きながら、 +アグリは隣のベアトリスを見る。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……なぁあんた。 + 旦那の姉ちゃんってほんとなのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、本当よ? なんなら小さいころの + あの子のこと、話してあげよっか?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは上機嫌で酒を口にする。 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、いい。 + ウソつくような奴には見えねぇしな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、ありがと♪ + はい、あなたの分、飲んじゃったお返し」 +\endtext + +\text +アグリのグラスにも酒を注ぎ、手渡す。 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ、あぁ、すまねぇ、わりぃな。 + 旦那の姉ちゃんに酌なんかしてもらって」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいわよ。あなたも好きに飲んでいいわよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……それで? 旦那の姉ちゃん…… + えーっと、ベアトリス……だったか。 + 俺に何の用だ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん~、 + ちょっとね、教えてほしいことがあるのよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口元に指を当てる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「普段のあの子って、いったいどんな感じ? + あなたはあの子のこと、どう思ってる?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那のことか。 + そりゃなんというか、見たまんまだな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「破天荒で、女癖が悪くて、 + ちょっと頭のねじが何本か + 抜けちまってるわな、ありゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ま、もしかしたらねじ穴自体が + そもそもねぇのかもな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはは、散々な評価ね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、ほめてんだぜ? リーダーってのは + あのくらい型破りでなきゃ + ついていくものとしては面白くねぇ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それがそのまま + 2番目の質問にも当てはまるな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふーん、あなたは気に入ってくれてるのね、 + あの子のこと」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あぁ、面白ぇ男だぜ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おや、何やら奇妙なコンビじゃな。 + 女嫌いのアグリが美女と酒とは。 + これは明日は嵐が来るかのう?」 +\endtext + +\text +アグリとベアトリスが酒を飲んでいると、 +そこにマーガレッタとスパッキオ、 +そして少し遅れてノロがやってきた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、この子よ。 + あなたのこと女に興味が無いって + 教えてくれたの」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう、お前だったか……! + ちょっと殺すから表出ろや」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁそう怒るな。 + それに、女嫌いは事実ではないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほれ、今度は私が酌をしてやろう。 + これで機嫌をなおせ」 +\endtext + +\text +マーガレッタの注いだ酒を一気にあおり、 +アグリはほんのり赤くなった顔で三人を見た。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふん、それで? お前らの方こそ + 珍しい組み合わせじゃねぇか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺らはさっきまで軍議だったのさ。 + で、それが終わって腹が減ったから + こうして飯食いに来たってわけだ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……」 +\endtext + +\text +そう説明するスパッキオの後ろで、 +すでにノロは肉を食べている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それならちょうどいいわ。 + あなたたちにもちょっと聞きたいんだけど」 +\endtext + +\text +ベアトリスはアグリにした時と同じ質問を +三人に投げかけた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイムをどう思うか……か。 + なかなか難しい質問じゃのう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうかい? なにも難しくはねぇと思うが。 + 魔王様は魔王様だ。 + それ以上でも以下でもねぇ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「その上で個人的な感想を + 付け加えるとしたら…… + そりゃ女好きってことだな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……」 +\endtext + +\text +ノロが後ろで頷いている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「確かに、あれほどの女好きはこれまで + 見たことがないのう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「英雄、色を好むと申すが…… + あれは別格じゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へへっ、 + お前もベッドで苦労してるみたいだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、そうじゃな。あやつの相手は + 戦よりも苦労するぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……」 +\endtext + +\text +からかったつもりが真顔で返され、 +アグリは反応に困る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あの子の仕事ぶりについてはどう?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの言葉に、 +その場の誰もが首をかしげた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「仕事?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「仕事って……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はて、私はあやつが仕事をしておるのを + とんと見た記憶がない」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いつも部屋に篭って、 + 戦利品の幻像石磨いたりしてるからな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「寝る、喰う、犯すのほかにそれぐらいしか + やってねぇんじゃねぇかな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……」 +\endtext + +\text +やっぱり、ノロが頷く。 +\endtext + +\text("アグリ") +「大体戦闘指揮や迷宮内のことは + リズベルがやってるからな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那の仕事は実質、 + ほとんどゼロじゃねぇか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あぁ、幻像石のこと知りたけりゃ、 + エルが詳しいから聞くといい。 + 俺にはあの良さがよくわからん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まぁ、嗜好品として価値が高いのは + 確かじゃがな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ま、そういうわけで俺らは魔王様が + 仕事してるところなんて見たことねぇんだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だな。この軍リズベルがいなくなったら + 絶対回らなくなるぜ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「すまんがそういう事じゃ。 + どうじゃ、弟に失望したかのう?」 +\endtext + +\text +マーガレッタが若干遠慮気味にそう訊ねる。 +\endtext + +\text +しかしベアトリスはニコニコとしながら、 +それらを聞いていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいえ、むしろ安心したわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私たちって一緒にいない時間の方が + 圧倒的に多いから、どんなふうに + 変わっちゃったんだろって思ったけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんまり変わってないみたいね♪ + これなら大丈夫だわ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……あれ? 今の話に大丈夫な部分なんて + なかったはずだけどな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那はガキの頃からそうだったって事か?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふっ、どうやらカイムは + 理解ある姉に恵まれておるようじゃな。 + じゃが……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん? まだ何かあるのかしら?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ、おい……それは俺の……」 +\endtext + +\text +アグリが頼んだ肉を食べながら、 +ベアトリスが訊ねる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「だから、それは俺のだって……」 +\endtext + +\text +そしてアグリが頼んだ肉を食べながら、 +マーガレッタが答える。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私もかつては一国を預かる長であった。 + 故にわかるのじゃが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あやつは生まれながらにして、人の上に + 立つ才覚を持っておる。一見ただの女好き + にしか見えんが、それだけでは決してない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「でなければ、我々のような寄せ集めが + 軍としてまとまるなどありえぬことじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だな。確かに旦那はそういう星のもとに + 産まれたんだろう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ま、とはいえリズベルの努力もあっての + 魔王軍だけどな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なるほどねぇ……」 +\endtext + +\text +生まれも育ちも全く違う者たちが、 +それぞれ同じ評価を持っている。 +\endtext + +\text +そのことに、 +ベアトリスは少なからず感動を覚える。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「弟を誇るが良いぞ。なにせこの私に + ついていきたいと思わせたのじゃからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そんな男は、世の中広しといえど + 奴だけじゃろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そう。あなたたちに話が聞けて良かったわ。 + あの子は良い仲間にも恵まれたみたいね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これからも、 + あの子のことを助けてあげてね?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それが下につく者の務めじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「心配しなくても、 + 旦那のことは俺が守ってやるよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そういう事を口にするから + ホモだって言われるんだよ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……」 +\endtext + +\text +よせばいいのに、ノロも頷く。 +\endtext + +\text("アグリ") +「よし……おまえらまとめてかかってこいや。 + 二度と舐めた口きけねぇように + 焼きいれてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、 + 楽しい仲間に囲まれて、カイムも幸せね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃ、 + そのお酒は皆で飲んでいいからね。 + ばいばーい」 +\endtext + +\text +ベアトリスは一触即発の空気を +そのまま放置し、酒場を後にするのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_03.txt new file mode 100644 index 0000000..41c136f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_03.txt @@ -0,0 +1,624 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_03") + +\text("エル") +「どうぞ、こちらです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがとう、エル」 +\endtext + +\text +ベアトリスが部屋に入ると、 +ふんわりと良い香りに包みこまれた。 +\endtext + +\text +まるで森の中にいるかのような、 +そんなみずみずしい空気が満ちている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ようこそ、ベアトリスさん」 +\endtext + +\text +ベアトリスが芳醇な香りをたどっていくと、 +この部屋の主であるティーリアに行き着いた。 +\endtext + +\text +ティーリアは椅子から立ち上がり、 +優雅に微笑む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お招きいただいて光栄だわ、ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「突然お呼び立てしてしまって + 申し訳ありません」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「良い紅茶が手に入りましたので、 + ぜひベアトリスさんにも召し上がって + いただこうと思いまして」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、それは素敵ね。 + さっきからいい香りがしているけど、 + もしかしなくてもこれがそう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。ルザリオはエズオーン。 + その北東で少しだけ採れる、とても香りの + よいハーブなんです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル。ベアトリスさんに + さっそくお淹れして差し上げて?」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! お任せください」 +\endtext + +\text +エルはきびきびと動き、 +慣れた手つきでお茶を淹れていく。 +\endtext + +\text +ベアトリスはティーリアと対面に座り、 +すすめられたお菓子を口にする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お忙しかったりとか、しませんでしたか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、大丈夫よ。 + 皆に話を聞いて回ってただけだし」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたたちにも後で聞こうと + 思ってたから、ちょうどいいわ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら、お話ですか? それはいったい?」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様についてどう思うか、ですよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、御明察。良くわかったわね」 +\endtext + +\text("エル") +「皆ベアトリスさんに聞かれたって + 言ってましたからね」 +\endtext + +\text("エル") +「何でそんな事聞いて回ってるんだろって、 + ずっと思ってたんですよ」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、王室御用達、エズオーンでとれた + フレッシュハーブティーです」 +\endtext + +\text +エルが入れたばかりのハーブティーを +ベアトリスに差し出した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがとう。 + ん~、本当にとってもいい香り」 +\endtext + +\text +ベアトリスはお茶を一口飲むと、 +ホッと息をついた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「先ほどのお話ですが、 + なぜそのようなことを聞いて回って + いらっしゃるのですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、だって姉だもの。 + 弟が皆にどう思われてるか、 + やっぱり気になるじゃない?」 +\endtext + +\text("エル") +「あのっ、あのっ! ベアトリスさんが + カイム様のお姉様ってのは、 + 本当なんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、本当よ。あの子とは私が11の時に + 死別したのよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それ以来、あの子は100年以上もの間、 + ひとりで生きてきた」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……本当に、かわいそうなことをしたわ」 +\endtext + +\text("エル") +「し、死別…… + じゃあ、角から蘇生したというのは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、それも本当。まぁ、にわかには + 信じられない話でしょうけど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「好奇心が強い子で申し訳ありません。 + 私は、あなたのおっしゃる事を信じますわ」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様がそうおっしゃるなら、 + 私も信じますっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、ありがとう。 + ――でもあなたたちって、よく考えたら + 国を征服された立場の人間よね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なのに、どうしてそんなに明るい顔で + いられるのかしら?」 +\endtext + +\text +ベアトリスがお菓子をかじりながら訊ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あー、別に皮肉なんかじゃないの。 + 純粋な好奇心からの質問よ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「えぇ、わかっています。 + そうですね、確かに私はルザリオの王女で、 + 現在は被征服者という立場ではありますが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「リズベルさんが立派に国を治めて下さって + ますからね。私たちも自由にさせて頂いて + ますし」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですそうです。本当にリズベルさん + にはお世話になってます」 +\endtext + +\text +エルもお菓子をポリポリと食べながら頷く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「変な話に聞こえるかもしれませんが、 + 今となっては、魔王軍に征服されて + よかったと思っているんですよ」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様、女王だった頃は + 毎日とてもお辛そうでしたもんね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうね。……情けない話ですが、 + 私には政の才覚が欠けているのです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そこをルドールに付け込まれ、 + 結果、彼の暴虐を許してしまった」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも今は……とっても幸せ。 + 森の民も、以前より生き生きとしていて、 + 幸せそうです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私は何より、それがうれしい」 +\endtext + +\text("エル") +「私もティーリア様のお幸せそうなお顔を + 毎日見れて、とっても幸せですっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、ありがとう♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっか。それは何よりだわ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは微笑みあうふたりを見ながら、 +お茶を飲む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もうひとつ質問させてほしいんだけど、 + あなた……カイムに抱かれたのよね?」 +\endtext + +\text +意地悪な笑みを浮かべて、 +ベアトリスがティーリアの胸をつついた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「きゃっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアは驚いて両手で胸を押さえる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「さっきのは、 + あなたの女王としての気持ちでしょ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、あなた自身はどう? + 国を征服されて、 + その上エッチな事をされて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムに対しては、やっぱり良い感情は + 抱いてないんじゃないかしら?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……なるほど」 +\endtext + +\text +ティーリアは静かに、 +ただそう言って頷いた。 +\endtext + +\text("エル") +「も、もうベアトリスさん。 + あんまりティーリア様をいじめないで + あげてください」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、いいのよエル」 +\endtext + +\text +エルがすかさず助け舟を出そうとするが、 +しかしそれを、ティーリアが遮った。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「結論から言いますと……私はカイム様に + ついて、今は何とも思っていません」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ、何とも……というと + 少し誤解を生みそうですね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「噛み砕いて言えば、 + 私はカイム様を憎んではいません」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「むしろ、その……逆で、好ましくすら + あります」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「少々乱暴ですが、決して粗野ではない。 + お優しく、そして強い…… + 素敵な殿方だと思います」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……それ、本気で言ってるのかしら?」 +\endtext + +\text +ティーリアの発言を聞き終え、 +ベアトリスが唖然としている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の方から聞いておいてなんだけど、 + 犯されてそう思えるってのは、 + 少し普通じゃないと思うんだけど」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「確かに、普通ではないかもしれません。 + ですが事実、あなた様の弟君は、 + とっても魅力的なお方だと感じています」 +\endtext + +\text("エル") +「ん~。確かにカイム様は私たちに + すごく優しくしてくださいますが、 + 素敵かときかれると……う~ん」 +\endtext + +\text +さすがのエルも、主人に同意しかねている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ま、まぁ……さすがに、その……。 + 皆さんに見られながらセックスさせられた + のは、恥ずかしかったですが……」 +\endtext + +\text("エル") +「全くですよ。常識を疑います、常識を」 +\endtext + +\text +ぶーぶーと、エルが抗議の声を上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うちの弟が、ごめんなさいね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえいえ。もう気にしていませんから」 +\endtext + +\text +ベアトリスとティーリアはお互いに +ニコリと笑いあう。 +\endtext + +\text +しかしその中でひとり、 +エルだけが不満顔を浮かべている。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様が気にしなくても + 私が気にするんですよ」 +\endtext + +\text("エル") +「まったく、一国の女王を皆が見てる前で + 犯すなんて……」 +\endtext + +\text("エル") +「しかもあんなにたくさん中に出して。 + 妊娠したらどうするんですか」 +\endtext + +\text("エル") +「その後もティーリア様がいやがらないのを + いいことに、何回も何回も……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エ、エルッ、やめてっ、そこまでにして」 +\endtext + +\text +エルの独白で +過去のことを思い出したのだろう。 +\endtext + +\text +ティーリアが顔を真っ赤にして +エルの口をふさいだ。 +\endtext + +\text("エル") +「はい? あ、すみません。 + 私声に出ちゃってましたか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へぇ、何度も出されちゃったのね。 + もしかしたら……もうそのお腹の中には + カイムとの子供がいたりしてね」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、それは許せませんっ! + 私に許可も得ずティーリア様を + 孕ませるなんてっ!」 +\endtext + +\text +ガタンッと、エルが椅子から立ち上がる。 +\endtext + +\text("エル") +「私ちょっと走って文句言ってきますねっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エ、エルッ!? + ちょっと、お待ちなさいエルッ!?」 +\endtext + +\text +ティーリアが制止するも、 +頭に血が上ったエルは聞いてない。 +\endtext + +\text +そのまま部屋を飛び出し、走り去った。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「妊娠なんて、まだしてませんのに……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスクスッ、でもできてたら、 + やっぱり産むのかしら?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それは、えぇ……そうですね。 + きっと、産むと思います」 +\endtext + +\text +ティーリアは頬を赤らめ、 +自分のお腹を撫でる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そう。 + 今日はあなたとお話しできてよかったわ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私もです。 + これからも、ぜひ仲良くしてくださいね」 +\endtext + +\text +その後ベアトリスとティーリアは +お菓子を食べながら他愛ないおしゃべりに +興じた。 +\endtext + +\text +その一方で……。 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様ぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +ドパァンッと扉を勢いよく開き、 +カイムの部屋にエルが駆け込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ、なんだっ!?」 +\endtext + +\text +幻像石をおかずにオナニーをしていた +カイムは、世にも情けない姿で硬直する。 +\endtext + +\text("エル") +「よくも私のティーリア様を + 孕ませてくれましたねっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだとっ!? + ティーリアが俺の子供をっ!?」 +\endtext + +\text +幻像石を収納箱に放り投げ、 +神速でズボンを履いたカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「それはオナニーしてる場合ではないなっ! + おい、リズベルに祝いの準備をさせろっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやその前に医師団を組織しろっ! + 24時間体制でティーリアの経過を + 見守るのだっ!」 +\endtext + +\text +扉の外にいた衛兵が、カイムの命令を受けて +慌てて走り去った。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかっ、ようやく俺にも子供がっ! + エル、おまえはまだ孕んでいないのか?」 +\endtext + +\text("エル") +「孕んでなんかいませんよっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、ならば今ここで孕ませて + やっても良いぞっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「他を当たってくださいっ! + 今は全っ然そんな気分じゃないですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははははっ、今ならどんな女でも + 孕ませられる気がするっ!」 +\endtext + +\text +迷宮内に、カイムの高笑いが響く。 +\endtext + +\text +その後妊娠がエルの勘違いであると +知らされ、意気消沈したカイムは自室に +3日間引きこもることとなる。 +\endtext + +\text +その落胆ぶりは、ベアトリスですら +見たことがないほどだったという。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_04.txt new file mode 100644 index 0000000..9fd4fef --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_04.txt @@ -0,0 +1,688 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_04") + +\text +松明の明かりが灯る玉座。 +\endtext + +\text +パチパチと、松脂が燃え続ける音が響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +そんな中、カイムはひとり玉座に腰掛け、 +目を閉じている。 +\endtext + +\text +今は衛兵もいなければ、 +傍に仕える女性もいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……100年か」 +\endtext + +\text +静かに、カイムはそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「思えば長いようで、短かったな……」 +\endtext + +\text +カイムは、100年前の記憶をたどる。 +\endtext + +\text +必ずといっていいほど、 +過去の記憶をたどると最初に、 +姉の死にぶつかる。 +\endtext + +\text +カイムが10の時、姉である当時11歳 +だったベアトリスは……侵略者によって +目の前で犯され、そして殺された。 +\endtext + +\text +死亡した姉が角を折られていくのを、 +無力だったカイムはただ、 +物陰から見ていることしかできなかった。 +\endtext + +\text +無力だったカイムがこうしていま生きている +のは、ベアトリスが匿ってくれたからだ。 +\endtext + +\text +……そして自らおとりとなって、 +侵略者たちの注意を反らしてくれたからに +他ならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さん……」 +\endtext + +\text +国を焼かれ、命からがら脱出したカイムは、 +以後放浪の旅を続けた。 +\endtext + +\text +齢10そこそこの子供。 +\endtext + +\text +しかもディアボリカが +人の社会で生きていくには、 +筆舌に尽くしがたい苦労が伴った。 +\endtext + +\text +しかしカイムはそれに耐え、生き延びた。 +\endtext + +\text +国を滅ぼし、ベアトリスを惨たらしく殺した +人間たちに対する憎しみが、 +カイムに生きる意志と強さを与えた。 +\endtext + +\text +1年、2年、3年。 +\endtext + +\text +旅をつづけ、各地を転々としたカイム。 +\endtext + +\text +最初のころは、自分が力をつけて、 +奪われたものを奪い返そうとしていた。 +\endtext + +\text +人間たちに復讐することばかりを、 +カイムは考えていた。 +\endtext + +\text +だが、5年ほど旅を続けていく間に、 +カイムは多くのものを見た。 +\endtext + +\text +そして自分が受けた屈辱が、 +何も特別なものではなかったことを知る。 +\endtext + +\text +種族や国が変わろうとも、搾取するものと +されるものの軋轢は、常に存在し続けた。 +\endtext + +\text +それに伴う悲劇は、どこにでも転がっていた。 +\endtext + +\text +商隊が襲われれば、男は殺され、 +女は犯された挙句に奴隷として売られる。 +\endtext + +\text +またある地方では、領主が処女権を復活させ、 +領地内の女性を、我が物としていた。 +\endtext + +\text +種族の違いや肌の色の違い。 +\endtext + +\text +宗教の違いや価値観、考え方の違い。 +\endtext + +\text +人は自分たちとは違う何者かを『発見』し、 +そしてそれらを別の存在として区別したがる。 +\endtext + +\text +数が多いもの、力が強いものは、 +自分たちより少ないもの、弱いものを区別し、 +そして餌食にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん」 +\endtext + +\text +カイムは考える。 +\endtext + +\text +では、自分はどうなのかと。 +\endtext + +\text +自身は、何をなすべきなのかと。 +\endtext + +\text +現在のニルト地方は、種族ごとにまとまって +国家を形成している。 +\endtext + +\text +ディアボリカはそのいずれの国においても、 +少数派であり、虐げられる立場にある。 +\endtext + +\text +しかしルザリオを、少数派であった +ディアボリカを中心とする魔王軍が占領した。 +\endtext + +\text +このことで、一部のディアボリカからは +今まで自分たちを差別してきた +ブライトリーフに対する過激な発言が出た。 +\endtext + +\text +殺してしまえ。 +\endtext + +\text +奴隷にしてしまえと。 +\endtext + +\text +しかしカイムは、耳を貸さなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺までが、その連鎖の輪に飛び込んで + どうするというのだ」 +\endtext + +\text +カイムには、理想がある。 +\endtext + +\text +成し得たい、願いがある。 +\endtext + +\text +既存の国、種族同志が集まってできた集合体。 +\endtext + +\text +それらを解体したいのだ。 +\endtext + +\text +そして様々な種族や宗教、人々が混在する +国を作りたい。 +\endtext + +\text +それを実現することができたなら、 +果たしてどうなるだろう。 +\endtext + +\text +様々な肌をした人間や、 +ブライトリーフやディアボリカ。 +\endtext + +\text +その上例えば魔物とされている +オーク達までが街を普通に歩いている様な、 +そんな国。 +\endtext + +\text +それが実現したなら、 +世界はどんな姿になるだろう。 +\endtext + +\text +日常は、より混沌を生むだろう。 +\endtext + +\text +思想や考え方が違う個人が集まるのだから、 +当然軋轢を生みだすだろう。 +\endtext + +\text +仕事の効率も悪くなり、結果としてまた +同族同士が集まろうとするかもしれない。 +\endtext + +\text +だが、そういった衝突は社会の中で +生きようとするなら、 +本質的に避けられないことだ。 +\endtext + +\text +考え方が近いはずの人と人ですら、 +分かり合えず袂を分かつことがある。 +\endtext + +\text +だがカイムは、それを許容する。 +\endtext + +\text +違いを許容せず、厭い、種族や信仰の純化を +目指そうとすれば、必要以上の憎悪を育み、 +呼び込んでしまう。 +\endtext + +\text +そしてその結果、多くの血が流れてしまう。 +\endtext + +\text +ディアボリカという種族の根源的思想は、 +『混沌と変化』なのだという。 +\endtext + +\text +だとしたら、カイムの考える国というのは、 +まさにディアボリカのありようそのものと +いっていい。 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベルも、もしかしたら + そこまで考えているのやも知れんな」 +\endtext + +\text +だが、カイムは自分のその考えを +リズベルに話したことはない。 +\endtext + +\text +自分とリズベルとの距離は、 +今くらいがちょうどいい……そう思って +いるからだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「――リズベルちゃんがどうかした?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムはゆっくり、目を開く。 +\endtext + +\text +すると松明の明かりの届かない暗闇の中から、 +ベアトリスが現れた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、愛しのお姉様に再会できたって + いうのに、なんだか浮かない顔してるのね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカツンカツンと +ヒールを鳴らしながら、カイムに近づく。 +\endtext + +\text("カイム") +「その再会が、 + あまりにも唐突で、現実味がないのでな」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑する。 +\endtext + +\text +およそ100年越しの姉弟の再会。 +\endtext + +\text +しかも、目の前で嬲り殺された姉との、 +再びの邂逅。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私を幽霊か何かだと思ってる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もしくは……もっと別の何かだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらひどい。仕方ないわね。 + じゃあ……こうすれば分かってもらえる + かしら?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそういうと、 +玉座のそばまで歩み寄り、 +座ったままのカイムの頭を抱きしめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の身体……ちゃーんとあるでしょ? + これでも、幽霊だって思っちゃう?」 +\endtext + +\text +豊かな胸の谷間。 +\endtext + +\text +柔らかな乳房の感触。 +\endtext + +\text +そして聞こえてくる……早鐘のような鼓動。 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや、疑ってすまない。 + 確かに……姉さんだ。 + かつて嗅いだ姉さんの匂いがする」 +\endtext + +\text +カイムは目を閉じ、頭をベアトリスに預けた。 +\endtext + +\text +ベアトリスはそんな弟の頭を、 +優しくなでる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねぇ、あなたのこと……皆に聞いたわ。 + あなた、愛されてるわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「特に女性からは、 + ずいぶん慕われているのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁな。俺は気に入った女は + 必ず自分のものにするからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そう。じゃあ、私はどう? + カイムにとって、私は気に入った女? + それとも……ただの姉?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なにが言いたい?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ……もう、わかってるくせに。 + 意外と意地悪なのね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの顔を見下ろすと、 +少しだけ頬を赤らめた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私ね、嫉妬してるの。 + カイムは……私の弟よ? + 大好きでたまらない、たったひとりの弟」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その大切な弟が、私以外の女性を愛してる。 + それって……悲しいことだと思わない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の胸の鼓動……聞こえた? + すごく……早いでしょ? + 私今、とっても緊張しているの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いつ……この腕を払いのけられちゃう + のかって、不安で不安で、たまらないのよ」 +\endtext + +\text +いつもの不敵な笑みは、消えている。 +\endtext + +\text +その代わりに、今のベアトリスの顔には、 +不安の色が広がっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんは…… + あなたのお気に入りには、なれない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なにを言っている」 +\endtext + +\text +ベアトリスの震える声を聞き、 +カイムはうろたえる。 +\endtext + +\text +久しぶりに見る姉は、とても美しく、 +そして妖しい魅力に満ちていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、俺は例え姉であろうと……。 + 気に入った女であれば……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、 + お姉ちゃんでも抱いてくれるのね?」 +\endtext + +\text +途端にベアトリスが明るく笑った。 +\endtext + +\text +そしてカイムの股間に、 +スッと手を伸ばし……。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぉっ!?」 +\endtext + +\text +ズボンの中で勃起した肉棒をむんずと +つかむのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あー、よかった♪ + 姉弟なのに気持ち悪いって言われたら + お姉ちゃん自殺するところだったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい待て。手を離せ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃこのままお姉ちゃんのこと + 抱いてくれる?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「どんなふうに抱かれたとか、他の女の人 + が嬉しそうに話をしているのを聞いてると、 + もう羨ましくて仕方なかったの」 +\endtext + +\text +ベアトリスが玉座に座ったカイムの腰に跨り、 +ズボンを下ろそうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから話を聞けと言っているっ! + 今からここで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あらカイム様、 + ずいぶん早いおつきですね」 +\endtext + +\text +ベアトリスとカイムとがもみ合っていると、 +そこに部下を従えたリズベルがやってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「珍しいこともあるもの……で、え?」 +\endtext + +\text +リズベルはベアトリスがカイムに +襲いかかろうとしている光景を目撃し、 +硬直する。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、いいところに来たなリズベルッ! + 今すぐ軍議を始めようっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、そういう事だったのね。 + じゃあ、セックスはまた別の機会 + ということにしましょうか」 +\endtext + +\text +ベアトリスは悪びれた様子もなく、 +カイムから離れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んなっ、セッ……セックスっ!? + えっ、えっ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃ、また今度ねカイム♪ + チュッ♪」 +\endtext + +\text +投げキスを飛ばすと、 +ベアトリスは玉座の間からいなくなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あのっ……えとっ、 + カ、カイム様……? まさか、姉弟で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ていたならわかるだろうっ! + 俺は襲われた側だっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、冗談にしても度が過ぎて困る」 +\endtext + +\text +カイムは乱れた着衣を元に戻しながら、 +ブツブツとつぶやく。 +\endtext + +\text +特に下半身、勃起した肉棒のポジションを +戻すのには、ずいぶんと時間がかかっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「へぇ……冗談、ですか。 + その割にはカイム様、臨戦状態の様ですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……」 +\endtext + +\text +ジト目のリズベルに痛いところを突かれ、 +カイムは冷や汗を垂らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まぁ、別にいいですけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「えぇい、時間が惜しい。 + さっさと軍議をはじめろっ! + 俺は寝るからなっ、終わったら起こせっ!」 +\endtext + +\text +カイムはどかっと玉座に座りなおし、 +足を高々と組んで居眠りを決め込む。 +\endtext + +\text +その後しばらくリズベルの冷たい視線を +受け続けることになるが、 +カイムは鉄の意志でそれを無視し続けた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_11.txt new file mode 100644 index 0000000..aa72c5e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_11.txt @@ -0,0 +1,2063 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_11") + +\text +深夜の寝室。 +\endtext + +\text +その片隅で、カイムがひとりゴソゴソと +何かをいじっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……これは、こっちか? + シチュエーションがいまいちわからんが、 + たぶんこれは血のつながりは……ありだな」 +\endtext + +\text +カイムはそうつぶやくと、手にしていた +幻像石をとあるラベルの張られた箱の中に +そっと置いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……これだけ量があると + 選別にも時間がかかるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしモノがモノだけに + エルに頼るわけにはいかんしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おしゃべりなあいつのことだ。 + 口止めしてもティーリアあたりに + すぐしゃべりそうだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふーん。カイムにも知られたくない + ヒミツってのがあるのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。 + 俺にだってひとつやふたつの……」 +\endtext + +\text +カイムはそこまで口にして、 +バッと背後を振り返った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それで? その秘密ってなぁに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんッ!? + なぜここにっ、というかいつの間にっ!!」 +\endtext + +\text +幻像石を背にして立つカイムの目の前に、 +ベアトリスがにこやかな表情をして +立っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ついさっき、ノックしたんだけど + 返事がなかったから勝手に入って + 来ちゃった♪」 +\endtext + +\text +カイムに向かって手を振り、 +後ろの幻像石たちを覗き見る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それで、それはなぁに? + それがカイムのコレクションの幻像石?」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いやこれはだな、その……」 +\endtext + +\text +普段は悠然と構えているカイムだが、 +相手が姉の場合は、話が別だ。 +\endtext + +\text +これがリズベルであれば追い出すことも +できるが、姉であるベアトリスには +そうもいかない。 +\endtext + +\text +ただ姉というだけで、 +弟であるカイムは遠慮してしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねぇ? カイム? その箱のラベルに、 + 血縁関係……とか、姉弟とか + 書かれてるように見えるんだけど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの指摘に、 +カイムは冷や汗をかく。 +\endtext + +\text +何を隠そう、カイムはつい先ほどまで、 +幻像石コレクションの中から姉弟同士が +愛し合う内容のものを、選別していたのだ。 +\endtext + +\text +それを姉弟モノと新しく銘打ち、 +箱の中に入れていたのだ。 +\endtext + +\text +いつでもその気になったら見られるようにと。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「秘密って……それのこと? + ごめんね? お姉ちゃん……カイムの秘密、 + 知っちゃった♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスが、スッとカイムに近づく。 +\endtext + +\text +互いの吐息が感じられるほど近くで、 +ベアトリスはカイムを見上げ、そして微笑む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっかそっか。カイムも私のこと、 + ちゃんとそういう目で見てくれていたのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……いや、それは……だな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それより……何の用だ? + 何か用があって俺のところに来たのでは + ないのか?」 +\endtext + +\text +カイムは慌てて話をそらそうとする。 +\endtext + +\text +しかしそれこそが、 +ベアトリスが待っていた言葉だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、その通り。私はカイムに、 + あの時の続きをしてもらいに来たの」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、あの時……だと?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ……この時間、この場所なら、 + 邪魔は入らないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それを見る限り……カイムも、同じこと + 考えてくれてるってことで、いいのよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「み、見たくないから…… + その箱に入れたわけじゃ、ないのよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そういう事では、ない……。 + だがしかし、俺とおまえは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉と弟。でもそれがなに? + いえ……だからこそ、でしょ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはクスッと笑い、 +カイムの股間に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、 + やっぱり……すっごく硬くなってる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「勇気を出して部屋に来て正解だったわ。 + 今夜、私の夢がかないそう」 +\endtext + +\text("カイム") +「夢、だと?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムからはなれ、 +ベッドへと歩いていく。 +\endtext + +\text +そして腰かけると、おもむろに +カイムに向かって股を開くのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほら、カイム来て来て♪」 +\endtext + +\text +自ら足を持ち、左右に開いたベアトリス。 +\endtext + +\text +スカートはずり上がり、 +下着が露わになっている。 +\endtext + +\text +それを見たカイムは、ゴクッと生唾を飲む。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん、いきなり何を言っているんだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なにって、言わなきゃわからない? + セックスしよ、って言ってるのよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは臆面もなく、そう口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことを突然言われても、だな……。 + こういったモノにはもっと、 + ムードというものが……」 +\endtext + +\text +カイムはチラチラと姉の顔と股間とを +見ながら、つぶやく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「とかなんとか言いながらお姉ちゃんのここ、 + さっきからずっと見てるわよね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは更にググッと、足を開いた。 +\endtext + +\text +そして股間をカイムに向かって突き出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おっ……」 +\endtext + +\text +ショーツが食い込んだ股間に、 +カイムの目は釘付けになる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのオマ●コ……見たくない? + 見たいでしょ? + 見たくないわけ、ないわよね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは股間に手を伸ばすと、 +ショーツに指をひっかけた。 +\endtext + +\text +そして秘裂に食い込んだ股布を浮かせると、 +そのままゆっくり、横にずらしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ♪ 見せちゃった♪ + 弟に……私のオマ●コ……見せちゃったわ」 +\endtext + +\text +ショーツの下から現れたのは、桃色の秘裂。 +\endtext + +\text +色素の沈着の全くない、綺麗な女性器。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほら、もっと……近くで見ていいのよ? + お姉ちゃんのオマ●コ…… + 鼻が当たるくらい近くで見て♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスは腰をくねらせ、カイムを誘う。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……」 +\endtext + +\text +カイムは妖艶なベアトリスの魅力に +引き込まれ、吸い寄せられるように +近づいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これが……姉さんの……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そうよ? お姉ちゃんの、オマ●コ。 + どう? 綺麗?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムに訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ……すごく、綺麗だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「嬉しい♪ あんっ…… + カイムの息が、当たってる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「さ、さすがにお姉ちゃんでも、 + この格好は……恥ずかしいわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、でもカイムが……なかなか私のことを + 襲ってくれないから……だから……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは自分の指で、 +秘裂を開いてみせる。 +\endtext + +\text +すでにわずかに愛液で濡れているらしく、 +クチュリと……淫らな水音が室内に響く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ……わ、私のオマ●コ…… + もう、濡れてるみたい……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねぇ……私のオマ●コ、もっと見て。 + それでもっと、興奮してほしいの……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの指が、桃色の秘裂の上を這う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ……はっ、んんっ……♪ + す、すごい……カイムが、こんなに間近で、 + 私のこと……」 +\endtext + +\text +ヌリュ、ニチュッ……と、 +指が動くたびに水音が響く。 +\endtext + +\text +膣穴から愛液が滲み出て、 +指先を濡らしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……すごい音……。 + カイム、聞こえる? 私のオマ●コから + すっごくエッチな音が響いてるの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、聞こえるぞ……。姉さんの穴から、 + 透明な汁が滲んできている」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ……興奮、する? + お姉ちゃんのオマ●コ見て、 + オチ●チン大きくなった?」 +\endtext + +\text +ベアトリスが愛液に濡れた指を股間から +離すと、ニチャアッと、透明な糸を引いた。 +\endtext + +\text +頬を赤らめ、息を弾ませながら、 +ベアトリスは無防備な股間を弟に晒している。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、恥ずかしがりながらも俺の前で + 股を開いてオナニーする姉さんは、 + 最高にいやらしいぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +断りなくベアトリスの股間に舌を這わせた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んんっ、あはぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text +ガクンッと、ベアトリスの腰が浮き上がった。 +\endtext + +\text +たった1回舌が秘裂をなぞっただけだと +いうのに、ベアトリスは甲高い嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「すごい感じ様だな。 + 少し刺激が強すぎるか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぐっ……だ、大丈夫っ、だからっ!! + 続けてっ、お姉ちゃんのオマ●コっ…… + もっといっぱい舐めてっ、いいからっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは先ほどまでの余裕を一気に失い、 +震える声でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか、ではそうさせてもらおう。 + もっとも……もう俺自身でも、 + 俺を止めることはできんがな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +本格的に舌で股間を舐めはじめる。 +\endtext + +\text +舌先をとがらせ、 +皮に包まれたクリトリスを舐め転がす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃっ!? んっ、あぁっ!! + そ、そこはっ……あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +肉芽を舐めるたびに、 +ベアトリスは甘い声を上げる。 +\endtext + +\text +そしてビクビクと腰を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を散々誘惑しておいて、 + いざ攻められれば弱いんだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だ、だって……あぁんっ! + こ、こんな経験なんて……」 +\endtext + +\text +舌先がぺろりとクリトリスをくすぐる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んひぃぃいいっ!? カイムに女としてっ、 + 見られたくてっ……だからっ、だからっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ!? それっ、すごっ……。 + そこくすぐられると、私っ……もうっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体が、大きく仰け反る。 +\endtext + +\text +しかしその直前に、 +舌はクリトリスから離れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、ずいぶん感じやすいんだな。 + だがまだイクには早すぎる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えっ、あっ……はっ、あひっ……」 +\endtext + +\text +絶頂し損ねたベアトリスは、 +大きく肩で息をしながら、困惑している。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、早いって、ど、どういうっ……こと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、姉さんには散々いたずらを + されたからな。ここらで立場を逆転させて + おこうかと思っただけだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、な、なんだかカイムっ…… + 悪い顔してない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? + 俺はもともと悪人だぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、勝手に人の部屋に入ってきて + 秘密を覗く不埒な姉に罰を与えるとしよう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私はちゃんとノックしたってばっ! + ねぇ聞いてっ、私はっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは、問答無用だっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +舌先を再度とがらせて膣穴をほじくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あーーーーーっ!! + 入ってくるっ、カイムの舌がっ、 + オマ●コに入ってるぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +愛液に濡れた粘膜をこじ開け、 +長い舌が伸びる。 +\endtext + +\text +ピチャピチャと音を立てながら +舌が粘膜を舐めこそぐ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ、あぁぁああっ!! + カイムッ……あぁんっ、すごっ、いっ……」 +\endtext + +\text +膣穴に舌を突き込んでは愛液を掻き出し、 +すするカイム。 +\endtext + +\text +かと思えば秘裂全体を舐り上げ、 +尿道からクリトリスまで刺激する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、こんな風に、 + 他の子のオマ●コも、舐めてきたの?」 +\endtext + +\text +カイムを誘惑し続けたベアトリスだが、 +ことセックスの経験、技術は +カイムの方が数段上だ。 +\endtext + +\text +すでに主導権はカイムに移り、 +ベアトリスはただただ甘い嬌声を上げて +腰を振り乱している。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。俺はもう、 + お前に悪戯をされて泣いていた + かつての俺ではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「今の俺は、女を鳴かせる側に立つ男だ」 +\endtext + +\text +そう言うと、ベアトリスの足をグイッと開き、 +股間に顔をうずめる。 +\endtext + +\text +そして舌で膣穴を +何度も何度も舐めほじくった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、ひぁぁぁあああっ!! + あっ、あぁっ!! そこっ、あぁっ!! + 中がっ、舌でかき混ぜられて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふっ、あぁっ……あっ、ひっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはビクビクと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「処女のおまえが、 + 俺を誘惑するなど100年早い」 +\endtext + +\text +舌先に触れる、わずかに硬い感触。 +\endtext + +\text +膣穴から少し奥に入ったところに、 +それはある。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だっ、だって……あぁんっ!! + こうでもしないと、私っ……あぁっ!! + いつまでも、あなたに……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「処女を捧げられないって、思ったから……」 +\endtext + +\text +国が滅びた100年前の夜。 +\endtext + +\text +ベアトリスは侵略者によって、 +なぶり殺された。 +\endtext + +\text +処女を奪われ、何人もの男に犯され、 +最後には、自ら死を望むほどの恥辱を +味わわされた。 +\endtext + +\text +その死から100年以上が過ぎ、そして今。 +\endtext + +\text +ベアトリスはなぜか蘇生を果たし、 +こうしてカイムの前に立っている。 +\endtext + +\text +蘇る際に処女膜まで再生したのか…… +だが、姉の復活というあまりにも重大な事実 +の前では、そんなのは小さな問題だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だ、だからっ……私っ、恥ずかしかった + けどあなたを誘惑、して……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。イキそうになったら、 + 言うがいい。俺が天にも昇る快楽を + 味わわせてやる」 +\endtext + +\text +カイムは口の周りを愛液でドロドロに +しながら、膣穴を舐めほじる。 +\endtext + +\text +舌先で処女膜を撫でながら、 +愛液を音立ててすする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ!! うれしっ、いっ!! + カイムと一緒にっ……夜を過ごせてっ、 + あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴が締まり、舌を押し出す。 +\endtext + +\text +と同時に、ドロリと白濁した愛液も溢れ出た。 +\endtext + +\text("カイム") +「すごい締め付けだ。舐め甲斐がある」 +\endtext + +\text +カイムはその愛液を口の中に含み、味わう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに甘酸っぱくてうまい蜜だ。 + どれ、もっと飲ませてもらおうか」 +\endtext + +\text +絶頂が近づき、きつく締まる膣穴を +強引に舌で舐めほじくるカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひぃっ、ん……あぁぁああっ!! + うんっ……舐めてっ、好きなだけっ…… + 私のオマ●コっ、あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴がキュンッ、キュンッと +断続的に収縮する。 +\endtext + +\text +その度ごとに、 +中に溜まった愛液が溢れ出てくる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを音立ててすすり、 +肛門まで垂れ落ちた愛液も、舌で舐め取った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ……ひっ、んぁぁああっ!! + カ、カイムッ……私っ……あひぃっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「も、もうっ……イキそうっ!! + イ、イッても……いい? + お姉ちゃん、もう、イッて……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの言いつけを守り、 +アクメが近いことを告げるベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ちゃんと言えたな。 + えらいぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは褒美に、イかせてやろう。 + たっぷりと味わうがいい」 +\endtext + +\text +カイムは舌の動きを速め、 +グチュグチュと処女穴をかき回した。 +\endtext + +\text +ベアトリスの肢体はガクンッと仰け反り、 +断続的に痙攣を起こす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ、あーーーーーーーーーっ!! + イクッ、イクッ!! カイムっ!! + お姉ちゃんっ、あぁっ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +そして一際大きく身体を震わせた直後、 +ベアトリスは絶頂した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んひっ、あっ、はぁぁぁぁああああっ!!」 +\endtext + +\text +ドロリとした愛液が膣穴から出ると同時に、 +尿道から透明な液体が噴き出した。 +\endtext + +\text +それが潮だとわかった時には、 +カイムはそれを顔で受け止めさせられていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっっ、ごめんなさっ……いっ……。 + あひぃっ、あぁっ、でも止まらないのっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「よけてっ、顔っ……じゃないとっ、 + あぁっ!! かかっちゃうからぁっ!!」 +\endtext + +\text +プシッ、プシャアッと、 +絶頂中何度も噴き出す潮。 +\endtext + +\text +カイムはそれを顔にかけられながらも、 +執拗に膣穴を舐めほじくり続けるのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ、あっ!! だめぇぇええっ!! + 今舐めたらっ、もっと出ちゃうからぁっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コっ、もうっ……イッてるっ!! + イッてるのぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは +ビクンビクンと身体を痙攣させ続ける。 +\endtext + +\text +執拗に膣穴を舐めほじくられ、 +絶頂は随分と長く続いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、は……はひ、んぁ……」 +\endtext + +\text +彼女のアクメが終わったのは、 +最初の潮噴きから、 +優に1分は経過したころだった。 +\endtext + +\text +カイムの舌が股間から離れ、 +ようやくベアトリスは快感から解放された。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ご、ごめん……なさい……。 + で、でもお姉ちゃん、きもちよすぎて……」 +\endtext + +\text +今も時折、肢体を震わせている。 +\endtext + +\text +パックリと割れた秘裂から覗く膣穴。 +\endtext + +\text +そこからドロォッと、 +白濁した本気汁があふれ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん。 + ほんとに、いいんだな?」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスに確認をとる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ」 +\endtext + +\text +なにが、とは聞かない。 +\endtext + +\text +カイムの股間は膨らみ、 +ベアトリスは股を開いている。 +\endtext + +\text +姉と弟とはいえ、 +女と男であることに変わりはない。 +\endtext + +\text +この流れの中、 +そのふたりが同意を得てすることは、 +ひとつしかない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、ね」 +\endtext + +\text +そのまま押し倒してきそうなカイムの胸に、 +手を伸ばすベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、初めては……私に、捧げさせて?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言うと、 +カイムをベッドに寝かせた。 +\endtext + +\text +そして自身は、その上に馬乗りになる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁ…… + うふふっ、これが……カイムの……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは屹立したカイムの肉棒を見て、 +微笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か? 初めての女に、 + 俺のものは少々きついぞ?」 +\endtext + +\text +カイムなりに姉を気遣い、そう口にする。 +\endtext + +\text +しかしベアトリスは、 +すでに覚悟を決めている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「確かに、予想以上に大きいわ。 + でもね……きつくても、いいの」 +\endtext + +\text +ベアトリスは肉棒を愛おしげに撫でる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ずっと求めていたものが、 + やっと手に入る……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これほど嬉しいことは、ほかにないもの」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言って、 +クチュリと処女穴に肉棒の先を当てた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……そ、それじゃあ……。 + 入れるからね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お姉ちゃんの初めて……。 + あなたに、あげる♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスが腰を落とす。 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニュプププッと、 +肉棒を飲み込んでいく処女穴。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あっ……あふぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +肉棒の先に強い抵抗を一瞬感じ、 +そして消えた。 +\endtext + +\text +その瞬間、ブツッという鈍い音を、 +カイムは聞いた気がした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ふっ……んくっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +肉棒は、一気に根元まで飲み込まれた。 +\endtext + +\text +ベアトリスは身体をビクンビクンと +震わせながらも、微笑みを崩さない。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい? + 痛かったら、抜いていいんだぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ♪ 気遣いありがと、優しいのね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほんと……すっごく、痛いわ♪ + オマ●コが、このまま裂けちゃいそうよ」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、 +ベアトリスは幸せそうに笑っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、この痛みが……嬉しいの。 + 大好きなあなたに、 + 私の大切なものを、捧げられた……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これはその、証なんだもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……」 +\endtext + +\text +膣穴から、 +愛液に混じりツツッと赤い血が流れおちた。 +\endtext + +\text +それが、ベアトリスの破瓜の印。 +\endtext + +\text +弟に純潔をささげた、証明。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ……はぁ……。 + えっと……これから、どうするんだっけ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そうだった、動くのよね。 + オマ●コで、オチ●チン擦れば、 + いいのよね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言って、 +腰をゆっくりと持ち上げる。 +\endtext + +\text +ニュルルルッと、 +飲み込まれていた肉棒が露わになる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁ……すごい……。 + あなたのオチ●チン、私のオマ●コの汁と、 + 血で……ドロドロね」 +\endtext + +\text +ヌラヌラと、濡れ光る肉棒。 +\endtext + +\text +それを見て、ベアトリスは興奮している。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。それだけ姉さんの中が、 + 濡れているということだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「す、すごい……わね。 + それじゃ……動く、からね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「初めてだから、下手かもしれないけど……。 + 一生懸命頑張るから…… + だから、その……我慢してね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはしおらしくそう言い、 +腰を上下に揺すり始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あっ……あはぁっ、んっ、んんっ! + ひっ、んあっ……あっ、はふっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりと、しかし確実に膣穴が +肉棒を飲み込んでは、吐き出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢など、そんなものは必要ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの中は、とても気持ちがいいぞ。 + それに、俺のためにしてくれているという + その気持ちが、とても嬉しい」 +\endtext + +\text +膣穴が、肉棒を舐めるように上下する。 +\endtext + +\text +愛液と破瓜の血が、 +その度にドロリと溢れ出た。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、んっ……んっ、あはぁ……。 + カイムッ……カイムッ、私の……大好きな、 + カイム……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私ね、ずっと……こうしたかった……。 + あなたのことが、大好きだった……」 +\endtext + +\text +豊かな胸を揺らしながら、 +ベアトリスはカイムの上で踊る。 +\endtext + +\text +肌には汗が浮かび、室内の明かりを受け、 +宝石のように輝いている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うぅん、いまも……大好き、なの。 + ずっとずっと……こうなれることを、 + 夢見てた……」 +\endtext + +\text +そして瞳からは、涙。 +\endtext + +\text +いつもは飄々としてつかみどころのない +ベアトリスが見せる、心の底。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんなのにね。おかしいよね。 + でも……これが、本当の……気持ちなの」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかしいことなど、何ひとつない。 + 俺は姉さんの気持ちを、嬉しく思うぞ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を受けて、ベアトリスは笑う。 +\endtext + +\text +泣きながら、ほほ笑む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うれしい……。 + やっと……伝えることができた」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「子供の時からずっと…… + 言いたくて、言えなかったこと……」 +\endtext + +\text +約100年越しの、告白。 +\endtext + +\text +死をも乗り越え、実らせた愛。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがとう……。 + あなたのそういう優しいところが、 + 私は昔から、ずっと好きだったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺が優しい……か。 + そんなことを言うのは姉さんだけだろうな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、そう? + だとしたら、本当のあなたを知っている + のは私だけということになるわね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは涙をぬぐう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんなさい、泣いたりして。 + 私がこんなんじゃ、調子狂っちゃうわよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃ、本気出しちゃうからね。 + いつでも私のオマ●コに、 + 精液中出ししていいわよ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言って、腰の動きを速めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ…… + だんだん、痛いのが薄らいできたわ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その代わりに、 + 気持ちいいのが、大きくなっていく……」 +\endtext + +\text +ジュボッ、ジュルルッと、ベアトリスの腰が +上下するたびに卑猥な音が響き渡る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、これがっ……セックス、なのねっ……。 + これがっ、本当のっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……すごい締め付けだ。 + さすがは、処女だな」 +\endtext + +\text +ギチギチと、膣穴が肉棒を締め付ける。 +\endtext + +\text +その状態のまま、膣穴は激しく上下する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「き、気持ち、いい? カイムは…… + 私のオマ●コで、感じてくれてる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。 + すごく、気持ちがいいぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「気を抜くと、 + すぐに出てしまいそうなほどにな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ♪ うれしいっ♪ + でも我慢なんて、しなくていいのよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「さっきも言ったとおり……私の中に、 + いっぱいいっぱい、出していいの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんの処女マ●コ、 + 孕ませるくらいピュピュッて、 + 出しちゃっていいんだからね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは汗を滴らせながら、 +腰を振り続ける。 +\endtext + +\text +痛みはもはや限界まで薄れ、 +加速度的に快感が台頭していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁっ、んんっ……良いっ、 + 気持ち、いいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オチ●チンが、オマ●コ擦るたびに、 + 身体がビクッて、震えちゃう……」 +\endtext + +\text +荒い息を吐きながら、 +ベアトリスがカイムを見下ろす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……あくっ、ンんっ♪ + 気持ちいいっ、オマ●コっ…… + すごく、いいっ!!」 +\endtext + +\text +性器と性器がぶつかり合い、汁をまき散らす。 +\endtext + +\text +密着した股間が離れるとき、 +互いの身体を透明な糸が繋ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……ぐっ、あっ……。 + そろそろ、出るぞ……」 +\endtext + +\text +カイムがくぐもった声を上げた。 +\endtext + +\text +それを聞いて、 +ベアトリスは嬉々とした表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「くすっ、ほんとだ♪ オマ●コの中で、 + あなたのおっきなオチ●チンが + ビクビクって震えているわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私もね? イキそう、なのっ♪ + 太いオチ●チンにオマ●コ串刺しにされて、 + もうっ……あぁっ! イッちゃいそうっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはニチュニチュと音を立てながら、 +腰を振る。 +\endtext + +\text +ゴリュゴリュと、膣粘膜がえぐられ、 +絶頂へと登りつめていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だ、出してぇっ!! そのままっ、 + 私のオマ●コに射精してぇっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクッ、イクッ!! + お姉ちゃんもっ、あぁっ!! イクッ!!」 +\endtext + +\text +ガクガクッと、ベアトリスの肢体が痙攣する。 +\endtext + +\text +腰を深々と落とし、背筋をのけぞらせた直後、 +ベアトリスはアクメした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッ、クゥゥゥゥウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュルルルルッと、 +音を立てて精液が膣内に注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +その熱さ、勢いに驚き、 +ベアトリスは大声を上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、熱いぃぃいいっ!! + オマ●コがっ、あぁっ!! + 溶けちゃうっ!! あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +立て続けに、何度も何度も精液は迸る。 +\endtext + +\text +膣内を満たした後もそれは変わらず、 +子宮口に直接噴きかけられていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コの奥にっ、ビュビュッて…… + せ、精液がっ、当たって……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あーーーーーーーーーっ!! + 気持ちいいっ、オマ●コ中出しっ、 + すっごく気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +行き場を失った精液は、 +ゴポリと外に流れ出ていく。 +\endtext + +\text +アクメの余韻を味わいながら、 +ベアトリスは甘い嬌声を漏らし続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あふっ……はぁ、はぁ……。 + ほ、本当にたくさん、出したのね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは自分の下腹部を手で押さえ、 +そう言った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたの赤ちゃん、 + もしかしたら孕んでるかもしれないわね♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなったら、 + もちろん産んでもらうぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ♪ + えぇ、喜んでそうさせてもらうわ。 + でも……その前に……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言いおいて、 +アクメの痙攣やまない膣穴で、 +再度肉棒を擦り始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「たくさんたくさん、甘えさせてあげるわ♪ + これからずっと……。今まで会えなかった + 分を、取り戻すくらいね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのオマ●コで、 + いっぱい……気持ちよくなってね?」 +\endtext + +\text +腰が上下するたびに、 +濃厚な精液があふれ出る。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫なのか? 無理をしなくても…… + 俺は十分……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「無理なんて、してないわ。 + 私がそうしたいの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたを、いっぱい…… + 甘えさせてあげたいの」 +\endtext + +\text +ニュルルッ、ニチュウッと、 +ゆっくりと膣穴が肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +射精したばかりの肉棒だが、 +きつい締め付けとその動きのおかげで、 +すぐに硬さを取り戻す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ♪ すごい……。 + あんなに出したのに、 + もうこんなに大きくなって……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、このオチ●チンで、 + たくさんの女の子を鳴かせてるのね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いけない弟だわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのたくさんの女の中に、 + 姉さんも入っているんだぞ」 +\endtext + +\text +カイムが笑いながらそう言うと、 +ベアトリスは嬉しそうに笑った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そうね……。フフッ♪ + 私も、あなたのオチ●チンで + イかされちゃったのよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、それだけじゃなくて…… + 種付けまで……あはぁ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは自分の言葉に興奮している +らしく、背筋を震わせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私……あなたの女に、なったのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「とはいえ、姉さんが俺の姉であることには + 変わりはないがな。だが……」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒に力を込め、故意に弾ませた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅんっ、あっ、んんっ!! + オマ●コの中でっ、 + オチ●チンがビクビクって、震えてるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これからは、姉さんを抱くぞ。 + 俺が好きな時に、姉さんを犯す」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、お姉ちゃんを犯すだなんて……。 + 私、あなたにレイプされちゃうの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、姉さんを見ていると、 + どうやら遠慮は必要なさそうだからな」 +\endtext + +\text +それまでベアトリスに +どこか遠慮をしていたカイム。 +\endtext + +\text +しかしこうして結ばれ、心が近くなった事で、 +カイムから遠慮という文字が抜け落ちていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、いらないわ。 + 遠慮なんてそんなの……しなくていいの♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口元から滴る涎を気にする +ことなく、腰を振り、乱れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから……フフッ、いいわ♪ + いつでも私を……呼び出して?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そしてお姉ちゃんのオマ●コに、 + 好きなだけ射精するといいわ」 +\endtext + +\text +膣穴が、ギュッと収縮し、肉棒を締め付ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、これから私……カイムの精液、 + いっぱいいっぱい、 + オマ●コに中出しされちゃうのね……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは汗を散らしながら、 +膣穴で肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text +ニュルッ、ニュププッと卑猥な音が響き、 +ベアトリスの理性を蕩かせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁ……それって…… + すごく興奮しちゃうわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「弟に中出し……中出しされ…… + ンひぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +すでにその時のことを想像しているのか、 +ベアトリスの膣穴から愛液が今まで以上に +分泌され始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたのことだもの……。 + 私が今日はだめって言った時も……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「構わず押し倒して、 + オチ●チン、ねじ込んでくるんでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、もちろんだ。 + どうだ? これでもまだ俺は優しいか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、そう思うわ。 + 私を受け入れたくれたことが、その証よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女は例え姉であろうが俺のものにする。 + 俺は俺の信条に従ったまでだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、そういう事にしておいてあげるわ」 +\endtext + +\text +むっちりとした太ももに、滴る愛液。 +\endtext + +\text +足を更に開きながら、 +ベアトリスは一心不乱に乱れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はっ……んんっ!! + すごいっ……オチ●チンの先っぽが、 + すごくっ、広がって……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のオマ●コ、 + ゴリゴリッて引っ掻き回してるぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「相当俺のものが気に入ったみたいだな。 + 肛門がヒクヒクして、 + おまえが感じているのがよくわかる」 +\endtext + +\text +ベアトリスの尻に手をかけると、肛門が +膣穴の収縮に合わせて動いていることに +気づく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、触らないでぇっ!! + お尻の穴さわられたら…… + 恥ずかしいからっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、チ●ポをマ●コで咥えこみながら + 尻を振っている女が、 + いまさら何を恥ずかしがることがある?」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの大きな尻を、 +ペチペチと軽く平手打ちする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、お尻叩いちゃだめっ!! + お尻の穴がキュンッてしちゃうからぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから叩いているのだ。 + クククッ、これは面白い」 +\endtext + +\text +その後しばらく、 +カイムは姉の尻肉を叩き、もてあそび続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ♪ あっ、だめぇっ!! + 私っ、またっ……イッちゃうッ!!」 +\endtext + +\text +ビクンッと、ベアトリスの肢体が弾む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、いいぞ、イクがいい。 + 俺もおまえの中に + 遠慮なく出させてもらうからな」 +\endtext + +\text +カイムは笑い、ペシリと尻を叩く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃんっ!? あっ、来てぇっ!! + 中にっ、ひっ……んぅっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのオマ●コにっ、 + 精液ビュッビュッて…… + いっぱい種付けしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはバチュッ、ブチュッと +勢いよく何度も腰を下ろし、打ち付ける。 +\endtext + +\text +硬い肉棒がきつい膣粘膜をこじ開け、 +えぐり、快感を双方にもたらす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あーーーーーーーっ!! + 頭がっ、真っ白になっちゃ……あひぁっ! + イクッ……オマ●コイクっ、またっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、出るぞっ……姉さんッ!!」 +\endtext + +\text +カイムが射精を宣言した、その直後。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちょうだいっ!! + オマ●コの奥に精液注ぎ込んでぇっ!!」 +\endtext + +\text +絶頂したベアトリスの膣奥に、 +熱い精液が迸った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、んぁぁぁぁああああっ!!」 +\endtext + +\text +ビュルビュルッと、精液が流れ込む。 +\endtext + +\text +しかしすでにいろんな汁で満たされている +膣穴は、それ以上の精液を許容できない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁぁああっ! + イクッ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +音を立てて流れ込む精液は、 +すぐさま膣外へと排出される。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ……あっ、あっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でてっ、るっ……オマ●コに入りきらない + 精液がっ、いっぱいっ……外に出てっ、 + あぁっ!!」 +\endtext + +\text +アクメを続けるベアトリスにとって、 +子宮口に叩きつけられる精液は甘美に過ぎた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、きもちいいっ!! + オマ●コ中出し、すごく気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ……んふぁっ、はふぁっ……」 +\endtext + +\text +その後も断続的に、精液は注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +ベアトリスは女としての喜びを、 +カイムによって覚え込まされるのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふっ、あっ……あふぅっ……」 +\endtext + +\text +ニュルンッと肉棒が引き抜かれ、 +赤い血の混じった精液がゴポリと溢れ出る。 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクンッと、ベアトリスの身体は +いまだ断続的に大きく痙攣している。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、こんなにたくさん、入ってたのね……」 +\endtext + +\text +予想以上の量の精液が、自分の膣穴から +出ていく光景に、ベアトリスは声を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの中が気持ちよかったのでな」 +\endtext + +\text +カイムが正直にそう言うと、 +ベアトリスは満足そうに微笑む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたにそう言ってもらえて、嬉しいわ。 + 何となくコツも掴んだし……これからも、 + たくさん可愛がってあげる♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、可愛がるのは俺の方だがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「覚悟しておくといい。 + 俺はそこらの男よりも、 + はるかに貪欲だからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、それでいいわ。私を貪って。 + ずっと、あなたのそばにいるわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「――私はずっと、 + あなたと一緒にいるから……」 +\endtext + +\text +ベアトリスのいつになく真面目なその言葉に、 +カイムは束の間目を細めた。 +\endtext + +\text +しかしやがて首肯する。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、分かっている。 + 姉さんは俺の姉なのだ。 + そばにいてくれないと、俺としても困る」 +\endtext + +\text +ベアトリスが離れがたくいたことを察した +カイムは、姉を腕の中に抱き、眠りにつく。 +\endtext + +\text +長い年月を経て再会した姉と弟は、 +互いの肌のぬくもりを感じながら夜を過ごし、 +そして朝を迎えるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_12.txt new file mode 100644 index 0000000..6df1bfd --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_12.txt @@ -0,0 +1,999 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_12") + +\text +カイムの1日の始まりは、遅い。 +\endtext + +\text +日が昇り切ってようやくゴソゴソと活動を +始めるのは、魔王軍を立ち上げる前からの、 +怠惰な生活の名残だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん? んん……」 +\endtext + +\text +しかし今日は違った。 +\endtext + +\text +いつもよりずいぶん早く、 +カイムは目を覚ましてしまったのだ。 +\endtext + +\text +それというのも―― +\endtext + +\text("カイム") +「……なにをしてる?」 +\endtext + +\text +カイムが目を開くと、そこには何かがあった。 +\endtext + +\text +一瞬それがなんなのかわからなかった +カイムだが、やがてそれが、 +女性の尻であることに気付く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ウフフッ♪ + やっと起きたのね、おはようカイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、おはよう。 + だが大体俺は起きるのはいつも遅い方だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「というより、 + 早くこの状況の説明をしてくれないか」 +\endtext + +\text +カイムの顔に、 +ムギュッと押しつけられる大きな尻。 +\endtext + +\text +それが姉であるベアトリスのものだと知って、 +ペチペチと叩く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、 + だから叩いちゃだめって言ってるのに♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんは俺の女だ。 + 俺の女の尻を俺がどうしようと + それは俺の勝手だろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ、もうっ……説明するから許して♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言って身体をくねらせる。 +\endtext + +\text +彼女の手には、 +カイムの朝勃ちした肉棒が握られている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなた、昨日の晩のこと覚えてる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「昨日の夜? あぁ……姉さんとリズベルと + 一緒に結構遅くまで酒を飲んだな、確か」 +\endtext + +\text +ズキッと痛む頭。 +\endtext + +\text +カイムは顔をしかめ、溜め息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら少し飲みすぎたようだが……。 + それとこれと、どう関係があるのだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、あなた何も覚えてないのね。 + カイムは昨日、私たちに向かって + 目覚ましフェラの講釈をしたのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「は?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「目覚ましフェラがいかに素晴らしいか。 + どんなに気持ちがいいか。それをするべき + 女はどういう心構えをしておくべきか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「よくもまぁ、あんなにスラスラと + 言葉が出てくるものだと思ったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……覚えて、ないな……。 + おい、ちょっと待て。 + 今、俺はリズベルと一緒に、と言ったのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちょっと大丈夫? まだお酒残ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつもその場にいたのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だってあなたが誘ったんじゃない。 + それはもう、ばっちり聞いてたわよ? + いえ、聞かされていたというべきかしら?」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒をいじくりながら、 +楽しげにおしゃべりをするベアトリス。 +\endtext + +\text +ベアトリスと違い、 +リズベルは性的な話にかなり敏感である事を +知っているカイム。 +\endtext + +\text +リズベルが機嫌を損ねているだろうことは、 +想像するにたやすい。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それだけじゃないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まだあるのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大勢の前であなた、 + リズベルちゃんに目覚ましフェラを + させただの、毎日奉仕させているだの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が言ったのかっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたベロンベロンに酔ってたから、 + みんなはたぶん酔っぱらいの戯言ぐらいに + しか思ってなかっただろうけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私が止めなかったら + リズベルちゃんに殺されてたかも + しれないわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムは絶句する。 +\endtext + +\text +この後リズベルと顔を合わせた時、 +なにを言われるのかと、 +内心不安になるカイム。 +\endtext + +\text +そんなカイムを文字通り尻の下に敷きながら、 +顔を覗き込むベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、させてるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなこと、あるわけがなかろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ま、そうよね。 + 本当にさせてるなら今頃リズベルちゃんと + 鉢合わせしてるはずだし」 +\endtext + +\text +ベアトリスはクスクスと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? 姉さんは俺に目覚ましフェラを + するために来たのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん~、正解といいたいところだけど、 + 不正解♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今日はもっとすごいことを + してあげようかなって思ったのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これが、それだと?」 +\endtext + +\text +カイムの顔に尻を押し付け、 +肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +確かにそれは、 +ただのフェラよりも視覚的に強烈だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、女のお尻を見ながら + チ●ポしごかれるのって…… + フェラより興奮しない?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそういうと、 +グリグリと股間をカイムに押し付ける。 +\endtext + +\text +濃密な女の香りが、 +寝起きでぼんやりしていたカイムの頭を +直撃する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、確かにそうだな。 + これはこれで、なかなかアリだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがやられっぱなしというのは性に合わん。 + 俺は俺で、楽しませてもらうぞ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの機嫌のことは一時棚上げし、 +ベアトリスの股間に指を伸ばした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……んっ、あふっ……。 + いきなりオマ●コに指突っ込むなんて……」 +\endtext + +\text +カイムの指が、 +無防備に突き出された膣穴をほじくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけではないぞ?」 +\endtext + +\text +それに加えて、 +カイムの舌がクリトリスを舐めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ! だめっ、あぁンっ! + そこはっ……あふぅっ……ンンっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの腰が、ビクッと跳ねあがる。 +\endtext + +\text +しかしカイムがもう片方の手で +腰をがっちりと捕まえている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「舐めたら、あぁんっ、だめっ……。 + 今日はそんなつもりで来たんじゃないの」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? + 美味そうな尻が目の前にあるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「舐めるなと言われても、 + それは無理というものだ」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの抗議もお構いなしで、 +指で膣穴をほじくり、肉芽を舐め転がす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、これじゃ…… + どっちが気持ちよくさせられてるのか、 + わからないじゃない……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ…… + 私だって、負けないんだからね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こうなったら、意地でもあなたを先に、 + イかせてみせるんだから……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう意気込み、肉棒を擦る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、んへぁ…… + こうやって、涎を垂らして……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口の中に溜めた唾液を、 +肉棒の上に落とした。 +\endtext + +\text +そしてそれを塗りたくるようにして、 +手を動かす。 +\endtext + +\text +ニチュニチュ、グチュグチュ……と、 +卑猥な音が室内に響き始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、これでしごきやすくなったわ。 + カイムも出したくなったら + 出していいんだからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにく、まだまだ俺は余裕だ。 + 姉さんこそ、イキたくなったら + イッていいぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはその言葉通り、 +余裕の表情を浮かべている。 +\endtext + +\text +そして涼しい顔で、 +姉の膣穴をほじくり続けるのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私だって……まだまだ大丈夫よ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はもう処女じゃないんだから……。 + オマ●コほじくられたくらいで簡単に + イッたりなんか、しないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、なるほどな。 + それにしては……ずいぶんマ●汁が + 垂れてきているようだが」 +\endtext + +\text +カイムの指が、 +ズププッと根元まで膣穴に入っていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぁっ、あっ……くっ……くふぅっ!! + あっ、そこっ……そんな深くほじっちゃ、 + だ、だめっ……あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。何度も言うが、これは俺の尻だ。 + 俺が好きなように使わせてもらう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「つ、使うって……あぁんっ!! + お姉ちゃんのお尻を、 + モノみたいに扱うなんて……」 +\endtext + +\text +息を弾ませながら、 +ベアトリスが腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +愛液に濡れた股間が滑り、 +カイムの顔をドロドロにしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + それで感じているのは、姉さんだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +口の周りの愛液を舌で舐めとる。 +\endtext + +\text +そしてもう片方の腕をベアトリスの尻に +近づけ、彼女の肛門を指でほじくり始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あっ、ンンンンっ! + そんなところダメっ…… + そこはほんとに駄目なのぉっ♪」 +\endtext + +\text +ヌリュリュッと、 +肛門に指がねじ込まれていく。 +\endtext + +\text +直腸粘膜を +くの字に曲がった指が引っ掻いていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ、あっ……。 + ほ、ほんとに……お姉ちゃんのいう事を + 聞かないんだから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞く必要がないからな。 + ベッドの上では、この俺がお前の主だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……あんっ♪ + ほ、本当に……いけない弟ね。 + そうやって女を、支配下に置いて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ……い、いう事を、 + 聞かせているのね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。姉さんもじきに、そうなるだろう。 + 俺が調教を施し、俺の顔を見ただけで、 + 股を濡らす女に仕立てあげてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、んっ……んっ、あはぁ……。 + オマ●コとお尻の穴…… + 同時に、ほじくられてる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の、お豆も……舌で、そんなに……。 + あぁっ、そんなにお汁、すすらないで……」 +\endtext + +\text +次から次に、掻き出される愛液。 +\endtext + +\text +わずかに白濁したそれは、 +ベアトリスが興奮している証拠だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつ味わっても、姉さんの蜜はうまいな。 + どれ、もっと飲ませてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、膣穴にねじ込んでいた +指を引き抜き、代わりに舌を入れた。 +\endtext + +\text +そして音を立てて膣穴を舌でかき回す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぁっ……んっ、あぁッ! + あくぅっ、はぁんっ……んっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの巧みな攻めに、 +上になっているベアトリスの方が +翻弄されてしまっている。 +\endtext + +\text +しかし、ベアトリスも負けてはいない。 +\endtext + +\text +肉棒をぎゅっと握り、根元から先端にかけて、 +竿を丹念にしごく。 +\endtext + +\text +その甲斐あってか、 +鈴口から先走り汁が漏れ始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んくっ……あっ、はぁっ……。 + 出て、来たわ……。チ●ポからお汁、 + やっと……あぁっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは嬉々として先走り汁を見つめ、 +しごく速度を上げていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムも、声が出てきちゃってるわね。 + はぁ、はぁっ……気持ちいいの?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「マ●コとお尻の穴ほじくりながら + チ●ポしごかれるの、気持ちいい?」 +\endtext + +\text +互いに意地を張り、 +快感を我慢し続けるふたり。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あくっ……んはっ、あぁっ……。 + こ、このままっ……イッていいのよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんのお尻を味わいながら…… + ピュピュッて、 + チ●ポから精液出していいのよ?」 +\endtext + +\text +テクニックではかなわないと知るや、 +ベアトリスは言葉でカイムの射精を +促そうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きっと、すごく気持ちいいわよ? + 幻像石を見ながらのオナニーなんて + 目じゃないくらいね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは絶頂しそうになりながらも、 +あえてカイムに尻を押し付ける。 +\endtext + +\text +そしてグリグリと、 +顔に愛液を塗りたくっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、んっ……ねぇ、出したいんでしょ? + 本当はチ●ポ汁、もう出したくて + 出したくてたまらないのよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私に……見せて? + このぶっといチ●ポから、たくさん精液 + 出すところ……見せて頂戴?」 +\endtext + +\text +しかしその間も、カイムはベアトリスの +股間をいたぶり続けている。 +\endtext + +\text +舌で膣穴を舐めほじくり、 +肛門を指でかき回し、そしてクリトリスを +空いた手で刺激する。 +\endtext + +\text +3つの快感が絶えずベアトリスに襲い掛かり、 +気を抜けば今にもアクメしそうになる。 +\endtext + +\text +それほどの快感に耐えながら、 +ベアトリスは肉棒をしごき続けている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、ねぇっ……何とか言ってっ! + 出してっ……出したいんでしょ? + 気持ちいいんでしょッ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だったら……あっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +なんとかカイムを先にイかせてやろうと +耐えに耐えたベアトリスだが、 +やがて限界が訪れる。 +\endtext + +\text +身体が大きく痙攣し、 +アクメへのカウントダウンが始まってしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、も、もうだめっ!! + イッちゃうっ! イかされちゃうぅっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの顔を覗き込みながら、 +切羽詰った声で叫ぶ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ご、ごめんなさっ……私の、負けよっ! + でもこのままひとりでイクのはっ…… + い、いやっ……なのっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だ、だからっ……あぁっ!! + いっ、一緒にっ……一緒にイッてッ! + 私とっ、一緒にぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ……」 +\endtext + +\text +カイムはそこでようやく、声を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、かわいいな、姉さんは」 +\endtext + +\text("カイム") +「年上ぶろうとする心に + テクニックが追い付いていないあたりが、 + たまらなく愛らしい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、カイムっ、早くっ……。 + 早くイッてっ! + お姉ちゃんもう限界なのッ!」 +\endtext + +\text +ニチュッ、グチュグチュッと +必死に肉棒をしごくベアトリス。 +\endtext + +\text +指と舌から逃げようとしたため、 +完全に腰が浮いているが、 +カイムは容赦なく追い打ちをかけている。 +\endtext + +\text("カイム") +「分かったから泣くな。 + どの道俺ももう長くはもたん」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当に、姉さんの尻はエロいな。 + 正直射精を我慢するのは大変だったぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、それじゃあっ……あっ、んんっ!! + 一緒にイッてくれるのね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、仲良くイクとしようか」 +\endtext + +\text +カイムとベアトリスは、互いの性器を指で +刺激しあう。 +\endtext + +\text +愛液を滴らせ、先走り汁を溢れさせ、 +姉と弟は快楽の頂へと上り詰めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひぃっ……イクッ、イクッ!! + だ、出してっ……カイムも精液っ、 + いっぱい出してぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスが絶叫しながら、肉棒をしごく。 +\endtext + +\text +膣穴を舌でほじくられ、 +肛門を深々と指でえぐられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクッ、あぁっ!! お尻もマ●コも + 気持ちいいっ! + イクッ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの口から、 +トロォッと、唾液がしたたり落ちた。 +\endtext + +\text +その直後、全身がガクンッと震え、 +激しいアクメを迎える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふっ、んっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒から精液が勢いよく噴き出した。 +\endtext + +\text +それと同時に、 +ベアトリスの尿道から透明な潮が迸る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あふっ……あぁっ!! + ごめんなさっ、あぁっ……出ちゃうっ!! + とまらなっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +グチュグチュ、ニチャニチャと、 +ベアトリスが絶頂した後もカイムは +膣と肛門とをほじくりまわした。 +\endtext + +\text +そのせいで、ベアトリスの潮は一向に +止まらず、カイムの顔は水浸しになる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッてるのに……私っ、イッてるのにっ! + そんなにオマ●コとお尻ほじくられたらっ、 + あぁっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクのがっ、止まらないっ!! + ずっと私っ、イッちゃってるっ!! + あぁっ、きもちいいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コとお尻、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +プシュッ、ブシャアッと、 +断続的に潮が飛び出す。 +\endtext + +\text +ベアトリスは顔に精液を浴びながら、恍惚の +表情を浮かべて潮噴きを続けるのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あ、は……あうっ……う、あはぁ……」 +\endtext + +\text +激しいアクメを終えたベアトリスは、 +肩で大きく息をしている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「結局……わ、私の方がたくさん、 + 気持ちよくさせられちゃったわね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そんなことはないぞ? + 俺も十二分に楽しませてもらった」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほ、ほんと? ウソついてたら、 + このままお尻で窒息死させちゃうわよ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの顔にお尻を乗せ、 +そこに全体重をかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「もがっ!? んぐっ……ぷはっ……。 + 嘘ではない。 + その証拠に、俺も射精しただろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そうね。 + オチ●チンは嘘つかないものね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口元についた精液を、 +舌でペロリと舐めとった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「良かったら、だけど……。 + これからも毎朝、してあげましょうか?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはクスクスと笑いながら +そう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……。いや、遠慮しておこう。 + こういうのは慣れてもよくないからな。 + ほどほどが、ちょうどいい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、ほどほどなら…… + またしてもいいってことね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう事になるな。 + 次を楽しみにしておこう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ♪ 今度は負けないんだからね」 +\endtext + +\text +ベアトリスとカイムは、互いに笑いあった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +そしてしばらく穏やかな時間を +ふたりで過ごした後、 +カイムがふと思い出したように口を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん、リズベルの件だが、 + あいつの機嫌を直すのを手伝っ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いやよ? 素直に怒られてきなさい」 +\endtext + +\text("カイム") +「……悪魔か、姉さんは」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ、そうよ? + 私、あの子に怒られてるあなたを見るの、 + 純粋に好きなのよ♪」 +\endtext + +\text +そんな姉弟の語らいの時は、 +もうしばらく続いたのだった。 +\endtext + +\text +不機嫌そうな顔をしたリズベルが、 +カイムを起こしに来るまで……。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_13.txt new file mode 100644 index 0000000..744bb9a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_13.txt @@ -0,0 +1,1578 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_13") + +\text +一緒にいられなかった時間を +埋め合わせるかのように、 +ベアトリスはカイムの傍を離れたがらない。 +\endtext + +\text +それを知っているカイムは、ベアトリスを +連れてロスペンの街に繰り出した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねぇねぇ、 + 今度はあの店に行ってみない?」 +\endtext + +\text +視察という名目でカイムはここを訪れては +いるが、実際にやっていることは買い物だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「かまわんぞ。 + 姉さんの好きなようにするといい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「やったっ♪ ふふっ、それじゃいこいこ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの腕にしがみつき、 +終始微笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text +ここハドスの国で、 +カイムの顔を知らないものはいない。 +\endtext + +\text +そして、そのカイムの姉であるベアトリスの +存在も、最近になって急速に知れ渡るように +なった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ハドスも…… + 100年経つとずいぶん変わるものね」 +\endtext + +\text +実際にその目で見るハドスは、 +幼いころベアトリスが見たそれから、 +かなりの変貌を遂げている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。ここらは人間の支配を + 受けていた時間が長いからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこれからは、俺たちが統治する時代だ。 + また大きく変わっていくだろうな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、もしも本当にそうなったら…… + それはとても素敵なことだわ」 +\endtext + +\text +ベアトリスとカイムは、 +少しばかりの郷愁に浸りながら、街を歩く。 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしても、いろいろ買ったもんだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんなさい。 + たくさん荷物持たせちゃって」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「みんなにいろいろお土産を買ったんだけど、 + 人数が多くて」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……本当、人数が多くてね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なぜ繰り返すのだ。これは、首輪か? + こんなものを欲しがる女がいるのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それはリズベルちゃんにって思って + 買ったのよ。 + あと首輪じゃなくてネックレスよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……俺もこういうものを + プレゼントした方がいいのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたは別にしなくていいんじゃない? + ものをあげるより、 + 抱いてあげた方が女の子も喜ぶわよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、そういうものか。 + 姉さんもそうなのか?」 +\endtext + +\text +カイムは買い物袋の中にネックレスの入った +箱を入れながら、隣を歩くベアトリスを見た。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私? 私は……もう、バカね。 + そういう事は、面と向かって + 聞くことじゃないわよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは頬を赤く染め、そっぽを向く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほぅ……そうかそうか。 + 面と向かって聞くのがダメなら、 + その身体に聞いてみるとしようか」 +\endtext + +\text +カイムはニタリと笑い、足を止める。 +\endtext + +\text +そして荷物を足元に置くと、 +ベアトリスの腰に手を伸ばした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きゃっ……な、何するの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「話の流れから、 + これからされること位わかるだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そりゃわかるけど……。 + でも、うそでしょ? こんな場所で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「実は、 + 俺は外でセックスをするのが大好きでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアあたりから聞いた事はないか? + 人前で、セックスをさせられたと」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ま、まさか……。 + ほんとに、ここでするつもり……なの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っておくが、 + 俺はもうその気になったからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「例え抵抗しても、無駄だぞ? + 力づくで、姉さんを犯す」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……も、もう……仕方ないわね。 + 本当に、エッチなんだから……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは溜め息をつくも、 +その表情には微笑みが浮かんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、姉さんほどではないさ」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスを抱き寄せ、 +股間へと手を伸ばす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……カイム……。そこ……指……。 + んっ、あっ……」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスのスカートに +手を入れると、指で秘裂をなぞる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、やはりな。 + もう濡れているではないか」 +\endtext + +\text +指で触れたベアトリスの秘裂は、 +すでに湿り気を帯びていた。 +\endtext + +\text +指の腹で肉ビラをかき分け、 +中の桃色の粘膜を擦る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁっ、あはぁんっ! + だ、だって……あなたが、強引だから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。確かに俺は強引だ。 + そして姉さんは、強引にされるのが + 好きな女、ということだな」 +\endtext + +\text +指を立てて、ニュルルッと膣内に突き込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっん……。あっ、かき回さないで……。 + だれかがっ、来るわっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気づかれたくないなら、 + 声を漏らさないことだな」 +\endtext + +\text +カイムは構わず膣内をかき回し続ける。 +\endtext + +\text +ドロッと熱い愛液が、膣穴から滴って +指を濡らす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっ、そんなっ……あぁっ、 + こんなに激しくされて、声を出すな、 + なんて……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口をつぐみ、 +必死に声を押し殺そうとする。 +\endtext + +\text +しかし膣粘膜をかき回される快感に、 +どうしても嬌声が漏れ出てしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、カイムっ……無理だわっ!! + 声がっ、出ちゃうっ、あっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それならそれでいい。姉さんのいやらしい + 姿をそいつに見せつけてやろうではないか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ベアトリスに股を開かせる。 +\endtext + +\text +そして、腰の上に座るよう命じた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁ……ほんとに、するのね……。 + 私を……こんな……いつ人が来るか + わからない場所で……抱くのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度も言うが、姉さんは俺の女だからな。 + 俺が俺の女をどこで抱こうが、俺の勝手だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……んっ、あ……。カイムの……女……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、ゴクッと生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そう……よね。 + 私、あなたの、女だもの……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姉ちゃんである前に、ひとりの、女……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは恍惚の表情でそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、わかった……わ。ゴクッ……。 + だ、抱いて……。私のオマ●コ…… + あなたのオチ●チンで、突き上げて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、よし、ではもっと股を開け。 + おっぱいも吸ってやるから、 + 自分で服をはだけさせろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、うん……。わ、わかった、わ……。 + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは命じられたとおり、 +股を開き、そして服をはだけさせた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、これで……いい? + あぁ、私……すごい格好、してる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こんな、 + いつ人が来るかもわからない場所で……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「おっぱい、さらけ出して……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、今の姉さんは傍から見たら + 間違いなく痴女だな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「痴女なんて……あぁ、おねがい、 + は、早く入れて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「見つからないうちに、早くっ、早くゥッ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは艶めかしく腰をくねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いいだろう。 + 姉さんのドロドロのマ●コに、 + 俺の肉棒をくれてやる」 +\endtext + +\text +カイムはそれを見て笑いながら、 +ベアトリスの腰を掴み、そして引き寄せた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぎっ……ひっ、あっ……あはぁっ♪」 +\endtext + +\text +微笑みを浮かべたベアトリスが、 +カイムの腰の上で身体をのけぞらせる。 +\endtext + +\text +肉棒は膣穴を貫き、子宮口まで一気に届く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んくっ、んっ、あっ……。 + 奥まで、と、届いて、るっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。姉さんのマ●コに入っているぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんな街中でセックスしているなんて + リズベルにばれたら、 + あいつはなんというかな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ……い、言わないで……。 + 今は、リズベルちゃんのことは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もしかしたら帰りが遅い俺たちを心配して、 + ひょっこりそこから顔を出すかもしれんぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あっ……はぁ、はぁ……。 + リズベルちゃんに、こんなところ、 + 見られたら……」 +\endtext + +\text +その時のことを想像しているのか、 +ベアトリスの膣穴がキュウッと締まる。 +\endtext + +\text +その感触を楽しむように、 +カイムは更に言葉でベアトリスを責める。 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁもっとも、いちばん可能性が高いのは + 見ず知らずの男だがな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……だめっ、カイム以外の男の人に、 + こんなところ、見られたく、ない……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはぎゅっとカイムに抱きつく。 +\endtext + +\text +乳房を吸っていたカイムの顔が、 +完全に胸の谷間に埋まってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? 口ではそんなことを言いながら、 + 実はそれを期待しているのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、グチュリと一度、 +ベアトリスの膣穴を突き上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃんっ!?」 +\endtext + +\text +一際甲高いベアトリスの嬌声が、 +裏路地に響いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ……あっ、ごめんなさっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、今のは大きな声だったな。 + さすがに誰かが聞いて + ここに来るかもしれんぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは深々と膣穴を貫いたまま、 +腰の動きを止めた。 +\endtext + +\text +そして笑いながら沈黙する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はっ……はっ、はぁっ、はっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは生温かな吐息をつきながら、 +耳を澄ませて周りをキョロキョロと見回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、来るかな? 来るかな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、いや……見られたくない……。 + カイム以外の男の人に、 + 裸……見られたくない……」 +\endtext + +\text +乳首を舐め転がすカイム。 +\endtext + +\text +ベアトリスの早鐘のように鳴っている +心臓の鼓動がカイムの耳にも届く。 +\endtext + +\text("カイム") +「良かったな、ベアトリス。 + どうやら誰も気づいてないようだ」 +\endtext + +\text +表通りからは、 +相変わらず雑然とした声や音が聞こえてくる。 +\endtext + +\text +耳を澄ませても、 +近づいてくる足音は聞き取れない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、ねぇ、やっぱり……。 + か、帰りましょ? + 本当に誰かが、来る前に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん~、さてどうするかなぁ?」 +\endtext + +\text +カイムは姉の反応を楽しみながら、 +さらなる恥辱を与えんと、腰を振り始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んひぃぃいいっ、んっ、あはぁっ! + カッ、カイムッ……だめっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今動いたらっ、声がっ、ンひっ、ひぃっ!」 +\endtext + +\text +硬く勃起し、血管が浮いた肉棒が、 +ゴリュゴリュと膣粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text +ゆっくりと噛んで砕いた快感を、 +じっくりとベアトリスに味わわせるために。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ……あっ、あぁっ……。 + だ、だめぇっ……。動いたらっ、 + ほんとに……声が……あぁっ……」 +\endtext + +\text +グチュッ、ニチュッ…… +ゴリュッ、ブチュッ……と、 +膣粘膜を出入りする肉棒の音が響く。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口を突き上げるたびに、 +ベアトリスは頭の中が真っ白になるほどの +快感を味わわされる。 +\endtext + +\text +そして次第に +身体から力が抜けていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「無理に押し殺そうとするから辛いのだ。 + 別に見られてもいいではないか。 + 声を出して喘げばいい」 +\endtext + +\text +カイムは執拗に膣穴をほじくる。 +\endtext + +\text +乳首を舌で舐め転がしながら、 +チュルチュルと吸っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁぁああっ!  + だめっ、おっぱい吸ったら、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +乳輪ごと口に含み、 +時に噛んだりして刺激を与えるカイム。 +\endtext + +\text +膣穴と乳首とを同時に責められ、 +ベアトリスの声は徐々に大きくなっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、だめっ……声がっ、ン、んんっ!! + 我慢、しないと…… + ほんとに、見られちゃう……」 +\endtext + +\text +そしてそれに気づいたベアトリスは、 +再び口をつぐんで嬌声を抑える。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 身体はこんなにも喜んでいるというのにな」 +\endtext + +\text +愛液でヌルヌルになっている膣穴を、 +カイムが力強く突き上げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ……ひっ、 + んんっ、んぁーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュッと子宮口を突き上げた肉棒は、 +一度引き抜かれると更に容赦なく膣穴を突く。 +\endtext + +\text +抽送速度が上がり、ベアトリスの身体は +ガクガクッと痙攣する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぐっ、ひっ……ひぅぅぅうううっ!! + だめっ、早すぎっ、るっ……。 + オマ●コがっ、私のっ、オマ●コがぁっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムに抱きつき、 +必死に快感に耐える。 +\endtext + +\text +しかしカイムはそんなベアトリスを +あざ笑うかのように、何度も何度も、 +激しく突き上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、気持ちいいだろう? + いつ人に見られるかわからない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その緊張が、 + 快感のスパイスになっているのだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぅっ、うっ……あはぁっ、うぅっ!!! + こ、こんなのっ……だめっ、おかしく…… + なるからぁっ……」 +\endtext + +\text +乳首を執拗に舐め転がされながら、 +膣穴をほじくられ続けるベアトリス。 +\endtext + +\text +すでに愛液は白濁し、 +ニチャニチャと糸を引いている。 +\endtext + +\text +ベアトリスがどんなに快感を否定しようとも、 +身体は正直に反応を示していた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「おかしくっ、んっ、ひぁぁああっ!! + だめぇっ……あっ、あふぅっ!!!」 +\endtext + +\text +ガクッ、ビクビクッと、 +ベアトリスの太ももが震える。 +\endtext + +\text +力が入らなくなり、 +姿勢を維持できなくなっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「も、も、だめっ…… + た、立って、られなっ……ひっ!」 +\endtext + +\text +自分で立つことができなくなれば、 +腰は自然と落ちていく。 +\endtext + +\text +腰が落ちればその分深く、 +カイムの肉棒によってえぐられてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ、あーーーーーっ!! + オマ●コがっ、私のっ、オマ●コがぁっ! + オチ●チンでっ……串刺しにっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、姉さんのマ●コの奥、 + 子宮口をゴリゴリえぐっているのが + わかるだろう?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの尻を掴みながら、 +力強く肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text +本来であれば下から突き上げられれば、 +その力でベアトリスの尻は上へと跳ね上がる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ、あぁっ!! + ゴリュゴリュッて、オマ●コがっ…… + オマ●コの奥がっ……あぁーーーっ!!」 +\endtext + +\text +しかし上から押さえつけられている今、 +ベアトリスの尻はその場で固定される。 +\endtext + +\text +肉棒がもたらす衝撃を散らすことができず、 +そのすべてを膣奥……子宮口で受け止め +させられているのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「壊れちゃうっ、私のオマ●コっ…… + カイムの太いオチ●チンでっ、 + 壊されちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体に蓄積された快感が、 +許容量を超えていく。 +\endtext + +\text +膣穴がしきりに収縮し、 +アクメを求めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、イキそうか? 姉さん。 + 裏路地ではしたなく股を開いて、 + 絶頂するのがお望みか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ち、ちがっ……あっ、あふぅっ!! + 私はっ、あぁっ……カイムっ、許してっ!」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、 +その表情はひどく蠱惑的で、妖艶だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もそろそろ、出すぞ。 + 姉さんの中に、たっぷりと種付けしてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しいだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく肉棒で突き上げる。 +\endtext + +\text +蕩けきった膣穴は、易々と肉棒を飲み込み、 +そして精液を搾り取ろうとする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あぁっ!! イクッ!! + 私っ、もうっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私っ……こんなところでっ、 + オマ●コッ、イッちゃ……」 +\endtext + +\text +ビクッと、ベアトリスの足が痙攣した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、くっ……出すぞっ、ベアトリスッ!」 +\endtext + +\text +ピンッとつま先まで伸び、 +膣穴がギュウっと肉棒を締め付けた。 +\endtext + +\text +カイムはそのきつく締まる穴を強引に +こじ開け、膣奥で精液をぶちまけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひぃぃぃいいいっ!! + イクッ、イクッ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、 +熱い精液が膣内を満たしていく。 +\endtext + +\text +ベアトリスは身体を痙攣させながら、 +それを受け止めさせられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、中にっ……出されてるぅっ!! + 街中でっ、こんなっ……場所でっ、 + 私っ、オマ●コに種付け……されてっ……」 +\endtext + +\text +子宮口に直接噴きかかる精液。 +\endtext + +\text +その子種の熱さに、 +ベアトリスは恍惚の表情を浮かべさせられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、ひぁぁああっ! あふっ、うぅっ! + オマ●コがっ、身体がっ……とけちゃうっ」 +\endtext + +\text +膣内を満たした後も、 +何度も何度も、繰り返し精液は迸る。 +\endtext + +\text +その度に、ドロリと濃厚な精子が +膣穴から溢れ出るのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁ……。あ、うぅ……。 + 私、イかされ、ちゃ……あはぁ……」 +\endtext + +\text +汗だくになりながら、 +肩で息をしているベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ、ま、まだ私のおっぱい…… + そんなに吸って……」 +\endtext + +\text +チュルチュルッと、 +カイムは飽きることなく乳首を +吸い続けている。 +\endtext + +\text +右を吸った後は左、左が終われば右と、 +自分勝手に乳房の味と柔らかさを +楽しんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここから母乳が出るようになるまで、 + 何度だって犯してやるぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、ふぁ……♪」 +\endtext + +\text +カイムに見つめられ、 +ゾクゾクッと背筋に快感が走るベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私を、本気で妊娠させる気なのね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。 + 気に入った女は、必ず自分のものにして、 + 俺の子を孕ませる」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんとて、例外ではないぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、アクメの余韻に浸り、 +うっとりしているベアトリスの膣穴を、 +不意打ち気味に再度突き上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ、あはっ、んっ……ひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +油断していたベアトリスは、 +建物に遮られた狭い空に向かって +叫んでしまっていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぐぅっ、んっ……んふぅっ!! + あっ、あはっ……だめっ、もうっ…… + オマ●コ突くのっ、やめっ……てっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは慌てて声を抑えるが、 +身体は完全に喜んでしまっている。 +\endtext + +\text +膣穴がせわしなく収縮し、 +太い肉棒をギュウギュウと締め付ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「やめたとして、どうする? + この火照った身体の始末は + どうつけるつもりだ?」 +\endtext + +\text +カイムはゆっくりと膣穴をえぐりながら、 +意地悪な顔をしてそう訊ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、れはっ……あっ、んんっ!! + せ、せめて宿をとってからにしてっ!! + 誰にも見つからない場所でなら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「果たして、それで姉さんの身体は + 満足してくれるのかな?」 +\endtext + +\text +射精したばかりだというのに、 +全く萎える気配のない肉棒。 +\endtext + +\text +大きくエラの張った亀頭が、 +ゴリュリュッと膣粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あはぁぁぁあああっ!! + あ、あぁーーーーっ、あーっ!! + だめっ……オマ●コがっ、アヒィッ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口から涎を垂らしながら、 +激しく悶える。 +\endtext + +\text +完全に快感をコントロールされ、 +カイムの求めるがままに喘がされている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「誰かっ、来ちゃうっ……もうっ、 + 声が抑えられなっ、あはぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +じっくりねっとりと、焦らすように動く肉棒。 +\endtext + +\text +ベアトリスの腰は本人の意思に関係なく、 +快楽を求めてくねってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、欲しいなら欲しいと言え。 + もっとかき回してほしいんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のもので、 + もっと気持ちよくなりたいのだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁっ……あっ……」 +\endtext + +\text +カイムに優しくささやかれ、 +ベアトリスの理性は蕩かされていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私……あ、あぁっ……。 + 私は、あなたの……女」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたには、絶対……逆らえない……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、そうだ。 + 姉さんは、俺に逆らえない」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が抱くと言ったら、 + そこがどこであろうと、 + 股を開かねばならんのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きな時に姉さんを抱くと、 + 俺は最初に、確かそう言ったはずだな?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはまたも身体をゾクリと震わせた。 +\endtext + +\text +普段は姉として、 +カイムを何かと尻に敷いているベアトリス。 +\endtext + +\text +しかしひとたびカイムが雄の本性を +現したなら、両者の関係は一気に真逆となる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、言った……。 + 私……それに、うなずいて…… + あなたの、女になったの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「であればベアトリス、 + 次に言うべきこと、するべきことは、 + なんだ?」 +\endtext + +\text +カイムがベアトリスを見上げる。 +\endtext + +\text +ベアトリスは、そのカイムの瞳を見て、 +声を震わせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……お、おっ……。犯して……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは自分から大きく腰を突き出し、 +そう口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞こえんぞ? ベアトリス?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ!! その目……あなたのその目、 + メスを見下すその視線、 + ゾクゾク、させられちゃう……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、犯してっ…… + お姉ちゃんが、間違ってたわ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたが犯すって決めたのなら、私は…… + た、ただ黙ってオマ●コ、 + 差し出していればよかったのよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんなさい…… + もう、口答えとかしないから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お姉ちゃんのオマ●コ…… + あなたの好きなように、 + つっ、使って、くださいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、はははっ!! + よく言えたなベアトリス。 + それでこそ、俺の女だ」 +\endtext + +\text +姉の調教が進んでいることに、 +カイムは満足げな笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +そして突き出された膣穴へと、 +猛然と肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、んぁっ……あっ、あっ、あっ!! + 奥までっ……いっぱい、かき回されてっ」 +\endtext + +\text +抽送が激しくなり、ベアトリスの嬌声は +ますます大きくなっていく。 +\endtext + +\text +しかしもう、 +ベアトリスは喘ぎ声を抑えることはない。 +\endtext + +\text +快感に忠実に、ただただ浅ましく乱れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「気持ちっ、イッ、いいっ!! + オマ●コがっ、あはぁっ! + すっごく気持ちいいのぉっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんはマゾだな。 + それも、かなり重度のマゾヒストだ」 +\endtext + +\text +カイムは意地悪く笑いながら、 +空いた手をベアトリスの尻に回した。 +\endtext + +\text +そしてその指で、肛門を撫で始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、そこっ!? あぁんっ!! + お尻はっ……」 +\endtext + +\text +尻穴に触れられ、身体をよじるベアトリス。 +\endtext + +\text +しかしカイムは人差し指をツプッと肛門に +ねじ込みながらそう訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんは、誰の女だ?」 +\endtext + +\text +そしてズポズポと、 +好き勝手にほじくりまわす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、カ、カイムのっ……。 + ごめんなさっ……いっ、でも恥ずかしくて、 + ついっ……ひっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? やめた方がいいか? + それともこのまま、マ●コと肛門を + 同時にほじくりまわしてやろうか?」 +\endtext + +\text +規則性のない、荒々しい膣穴への抽送。 +\endtext + +\text +そこに指での肛門愛撫が加わり、 +ベアトリスは涎とともに甘い声を漏らす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そのまま……ほじくってぇっ!! + 私はカイムの女だから、 + カイムになら……なにされても……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お尻の穴もっ!! + カイムのものだからっ!! だからっ…… + あひぃっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コとお尻の穴っ、もっと…… + ズボズボしてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、本当に可愛らしいな。 + そんな姉さんを見ていると、 + 俺まで興奮してくる」 +\endtext + +\text +膣穴の中で、肉棒がビクビクと震える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……い、イクの? + またオチ●チンから精液、出しちゃうの?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは悶えながらも、 +肉棒の変化に敏感に反応する。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……あぁ、イクぞ。 + 姉さんのマ●コの中に、 + もう一度出してやる」 +\endtext + +\text +カイムも息を弾ませながら、射精に向けて +腰を振る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、う、うれしっ……いっ♪ + あひぃっ!? お尻の穴にっ、 + 指が根元まで……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +射精が近づくにつれて、 +カイムの責めは激しくなる。 +\endtext + +\text +膣と肛門とをクチュクチュニチャニチャと +かき回され、ベアトリスにもまたアクメが +近づいてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ、んっ、あっ、あぁっ!! + 私もっ、あぁっ!! イクゥッ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コとお尻っ、ほじくられてっ…… + ひっ、あぁっ!! イクッ、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体が、弓なりに仰け反る。 +\endtext + +\text +きつく締まった両穴を、 +カイムの肉棒と指がこじ開けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、中出しっ……いいっ!! + イクッ、中出しされてイクッ、 + イッ……ひっ、イクゥッ!!」 +\endtext + +\text +理性のタガが外れたベアトリスは、 +身体をビクンビクンと痙攣させながら +絶頂している。 +\endtext + +\text +今この瞬間に誰かがやってきたなら、 +どんな言い訳も通用しない。 +\endtext + +\text +それほどに、乱れていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コにっ、中出しっ……すごっ、 + いぃっ! あはぁっ……素敵ぃっ♪」 +\endtext + +\text +羞恥心を限界まで煽られた果てのアクメ。 +\endtext + +\text +それはベアトリスが今まで味わったことが +ないほど、強烈なものだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あがっ、はっ……あひぃっ!! + お姉ちゃんにっ、こ、こんな気持ちいい事、 + 教え込んでっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、これからもっ……私を、外でっ、 + アヒィッ!! 犯す気、なのねっ……」 +\endtext + +\text +断続的に、精液が膣内に吐き出される。 +\endtext + +\text +執拗に、子宮口に向かって精液で +ノックし続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あーーーーっ! + 子宮がっ、とけちゃうっ……精液がっ、 + 私を、孕ませたがってるっ!!」 +\endtext + +\text +次々に送りこまれる精液。 +\endtext + +\text +その温かさにベアトリスが完全に骨抜きに +されるまで、そう時間はかからなかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あふぅ……ん、あっ……」 +\endtext + +\text +やがて射精が止み、 +ベアトリスは恍惚の吐息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんのマ●コも、 + 俺の子を孕みたがっているみたいだぞ」 +\endtext + +\text +アクメの余韻に浸っているベアトリス。 +\endtext + +\text +その膣穴は持続的にビクビクと、 +痙攣を続けている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁ……あっ、んっ……。 + そ、それは……仕方ない、じゃない……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはギュッと、カイムの頭を抱く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だって私、 + あなたのことが……好きなんだもの♪」 +\endtext + +\text +幸せそうに微笑みながら、ベアトリスは囁く。 +\endtext + +\text +それを聞いて、カイムも頬をほころばせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。俺も、姉さんのことが好きだぞ」 +\endtext + +\text +ベアトリスとカイムはその後しばらく +抱き合う。 +\endtext + +\text +そしてどちらからともなく、 +名残惜しげに身体を離したのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「も、もうっ…… + 見つかったらどうする気だったの」 +\endtext + +\text +ベアトリスは頬の上気もそのままに、 +いそいそと服をなおしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は、そいつに自慢するだけだ。 + こんなにいい女を抱いているんだぞ、とな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ほんと、バカなんだから」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそれ以上何も言えず、 +自分が持っていた分の荷物も +カイムに押し付ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私を恥ずかしがらせた罰として、 + その荷物全部持って帰ること」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐっ……俺は姉さんと違って、 + 重いものはあまり持たない主義なのだが」 +\endtext + +\text +先ほどまでの立場が一気に逆転し、 +今はカイムが命令を受ける立場になっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「つべこべ言わないの。 + ほら、遅くなるとリズベルちゃんが + 怒るんだから、キリキリ歩く」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かった。分かったから押すな。 + 前が見えないんだぞこっちは」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの背中を押しながら、 +そんな自然な会話ができる今に、感謝した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがとね、今日は……」 +\endtext + +\text +路地を駆け抜ける風に消え入る小さな声で、 +ベアトリスはカイムの背中にそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 何か言ったか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん、何も言ってない♪」 +\endtext + +\text +満面の笑顔を浮かべながら、ベアトリスは +再度カイムの背中をグイッと押したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_14.txt new file mode 100644 index 0000000..8e2f3da --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_14.txt @@ -0,0 +1,1535 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_14") + +\text("カイム") +「姉さんと一緒に風呂に入るのも、 + 100年ぶりだな」 +\endtext + +\text +迷宮での防衛戦を終えたカイムは、 +ベアトリスに誘われて浴場に来ていた。 +\endtext + +\text +こんな場所に誘われたからには、 +やることといえばひとつだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうね……。またこうして一緒に入れる + 日が来るなんて……ほんと、夢みたいだわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あっ……カイム……」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスを後ろから抱き、 +その豊かな乳房を揉みしだく。 +\endtext + +\text +何もつけていないベアトリスの双丘は、 +カイムの手の動きに合わせて +様々な形に変化する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のおっぱい……好きなの? + この間もずっと……舐めてたわよね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはもみくちゃにされている +自身の乳房を見ながら、後ろにいるカイムに +問いかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、好きだぞ。姉さんの胸は特にな。 + これだけ揉み甲斐がある胸は、 + そうそうないからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いながら、 +肉棒を勃起させていく。 +\endtext + +\text +ムクムクと鎌首をもたげていく +それを見ながら、 +ベアトリスはカイムに促され股を開く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の身体、 + 気に入ってくれたみたいで、嬉しいわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私ね、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私、あなたとこうして一緒にいることが + 夢だった」 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶんと簡単な夢だな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ、そうね。 + すごく簡単そうに聞こえるわよね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそうつぶやくと、 +フッと視線を伏せた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもね、実はそれってすごく難しいこと + なのよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「簡単なんだとしたら、私たちは100年も、 + 離れ離れになったりしてなかったわ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは苦笑しながらそう言った。 +\endtext + +\text +それを聞いたカイムは、 +自分の軽率な発言を恥じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだったな。 + 確かに、そう考えると難しいな。 + ただ、それだけだというのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの時の俺に、力があれば……。 + 俺は国を失うことはなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、姉さんを失うこともなかった。 + 姉さんがいない100年で、 + 俺は力の重要性を痛感した」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスのうなじに顔をうずめ、 +そっとキスをする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、カイム……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは +くすぐったそうに身体をよじった。 +\endtext + +\text("カイム") +「今の俺には力がある。 + もう二度と、同じ失敗は繰り返さない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう二度と……姉さんを手放したりしない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「嬉しいわ、カイム。 + ギュッと、抱きしめていてね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その手から、私が零れ落ちないように……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、もちろんだ。 + 姉さんの夢は俺の夢、目標だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「全力で、それを守ることを誓おう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがとう、カイム」 +\endtext + +\text +ベアトリスは微笑む。 +\endtext + +\text +カイムはその微笑みの端に、 +どこか陰りが残っていることに気付く。 +\endtext + +\text("カイム") +「……?」 +\endtext + +\text +カイムは気になったが、すぐにベアトリスが +話しかけてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ、おねしょしてたあなたが…… + いつの間にか、こんなにたくましくなって」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はおねしょなどせん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、あなた毎日のようにしてたのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はおねしょなどせん」 +\endtext + +\text +カイムはオウムのように繰り返した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……まぁ、そういう事にしておいて + あげるわ。ほんと、かわいいんだから♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスはひとしきり笑うと、 +ためらいがちに正面へと目を向けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、ねぇ……ところでカイム? + さっきから、気になってるんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの乳房を揉みしだく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あのね……。 + 鏡に、映っちゃってるんだけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私たちの、裸が……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは風呂場の熱気と羞恥とで +頬を上気させている。 +\endtext + +\text +ベアトリスの言うとおり、 +浴場に備え付けられた特大の鏡に、カイムと +ベアトリスが抱き合う姿が映っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + 映っているが、それがどうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いや、どうした? じゃなくて……。 + あの、恥ずかしいんだから…… + 場所を移動しない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……やっぱり、わざとなのね、 + この場所を選んだのは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「たまには自分が感じている姿を見るのも + いいだろうと思ってな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そんなこと言って…… + ただ、私が恥ずかしがってるところを + あなたが見たいだけでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、それもある」 +\endtext + +\text +カイムが完全に勃起している肉棒を、 +ベアトリスの股間に擦りつける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んんっ……ほ、本当に……するのね。 + ここで、セックス……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、姉さんのマ●コに + 俺のものが出入りするところを、 + たっぷりと見せつけてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして姉さんが俺のものであることを、 + 姉さん自身に徹底的に教え込んでやる」 +\endtext + +\text +カイムが腰を浮かすと、 +ニュルッと膣穴に入り込んでいく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ…… + わ、私はもうっ……カイムのものよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、こんなことしなくても、 + 私の心も、身体も……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。 + 既にこんなにマ●コを濡らしているあたり、 + 調教はずいぶんと効果が出ているようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが俺は女に関しては完璧主義者だからな。 + 俺と目があっただけで股を濡らすくらい、 + 淫乱に仕上げてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「問答無用だ。さぁ、 + 鏡の前で乱れるがいい、ベアトリス。 + 俺のものを、自分で咥え込め」 +\endtext + +\text +カイムは姉にそう命令し、 +自身は乳房を揉みしだく。 +\endtext + +\text +勃起しつつある乳首を指で挟み、 +擦って刺激を送る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ、んっ、あぁっ……。 + 鏡の前で、自分で、入れさせるなんて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なんて、鬼畜なの。 + あなたは本物の、悪魔だわ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。 + 俺はディアボリカの王なのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、入れろ。 + 鏡の前で、腰を振って見せろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……こ、この私が……。 + こんな恥ずかしいことするのは、 + あなたの前でだけ、なんだから……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそうつぶやくと、 +命令通り鏡を見ながら、腰を落としていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、んっ……は、入ってく……。 + 入っていくわ、あなたの、太いのが……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは鏡に映る自分の股間を見ながら、 +ゆっくり腰を落としていく。 +\endtext + +\text +まず亀頭が膣穴の中に埋没し、 +その次に肉竿が飲み込まれていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁっ、んくっ……ふとっいっ……。 + カイムのオチ●チン、本当に……あはぁっ」 +\endtext + +\text +愛液で濡れた膣穴でも、 +カイムの肉棒を咥えこむのは容易ではない。 +\endtext + +\text +ミチミチと自分の身体の一部が +広げられていく感覚を味わいながら、 +ベアトリスは艶めかしい吐息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「一度射精してしまえば、 + 挿入もより滑らかになるのだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ処女同然の姉さんのマ●コでは、 + 俺のものを易々咥えこむというわけには + いかないな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……あ、ああぁっ……。 + 映ってる……。 + 鏡に、私の恥ずかしい姿が……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ぜ、全部、映っちゃってる……」 +\endtext + +\text +震える声で、ベアトリスがそう言った。 +\endtext + +\text +カイムは姉のうなじ越しに鏡を見つめ、 +ニヤリと笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。姉さんが股を大きく開いて、 + 浅ましく肉棒をマ●コに突っ込んでる + 様子がよく見える」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いやぁんっ、い、言わないで……。 + 本当に、恥ずかしいのよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「胸も好き放題揉まれているぞ。 + 揉んでいるのは、誰だ?」 +\endtext + +\text +カイムは鏡を見て耳まで赤くしている +ベアトリスに、そう囁く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたよ……カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では姉さんが今咥えこまされている + チ●ポは、いったい誰のものだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁ……それも、あなたよ……。 + 私のおっぱいも、オマ●コも……全部、 + あなたに好き放題されちゃってるわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだ。 + 姉さんの身体は、すべて俺のもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分の身体が俺のものだということを、 + よく覚えておけ、ベアトリス」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん、あぁ……わ、私の身体……。 + 全部、カイムの……もの……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のおっぱいも……オマ●コも、 + 全部、全部……あなたの、もの……」 +\endtext + +\text +まるで催眠の暗示にかけられたかのように、 +ベアトリスは恍惚とした表情でそう繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。 + それがわかったら、最初はゆっくりでいい。 + 自分から腰を動かして、チ●ポをしごけ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ……あ……ふぁ……。 + わ、わかった、わ……。あなたの命令は、 + 絶対……だもの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、その通りだ。 + 可愛いぞベアトリス。さぁ、動いて見せろ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉の糸に操られるかのように、 +ベアトリスは腰を上下させはじめた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……あっ、んくぅっ……。 + す、すごいっ……私、こんな…… + いやらしい……こと……」 +\endtext + +\text +ズルルッ、ニュププププッと、 +腰が上下するにしたがって、水音が響く。 +\endtext + +\text +鏡に映る自分の痴態から、 +ベアトリスは思わず目を反らしそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちゃんと見るんだ。 + 姉さんのマ●コが俺のものを美味しそうに + しゃぶっている、その様子を」 +\endtext + +\text +しかしカイムがその都度、 +ベアトリスの顔を正面に向けなおした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、んっ、あはぁっ……。 + ご、ごめんなさい……。見る……。 + 見るから……」 +\endtext + +\text +カイムの命令は絶対と頭では分かっていても、 +あまりに恥ずかしいその姿に、 +どうしても視線が泳いでしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたが言っていた…… + 徹底的な調教を受けた後の私は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、こんな恥ずかしい姿を見ても、 + 何とも思わなくなるのかしら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そんなことはないぞ。 + ただ逆になるだけだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……逆……? そ、それって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉々として、見るようになる。 + そして俺が何も言わずとも股を開き、 + 腰を振るようになる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そんな……私が? + 私、そんな淫乱な女に調教されちゃうの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。 + 姉さんにはその素質もあるしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「マゾな姉さんなら、すぐにそうなる。 + 俺が……保証してやるっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +肉棒で鋭く膣奥を突き上げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、ひっ……いぃぃぃいいいっ!!」 +\endtext + +\text +突然の抽送に、 +ベアトリスは甲高い悲鳴じみた嬌声を上げた。 +\endtext + +\text +しかしカイムの腰は止まらない。 +\endtext + +\text +ズボズボと、 +ベアトリスのきつい膣穴をえぐり続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁんっ、あっ、あひぃっ!! + 激しすぎっ、あぁっ……いきなりっ、 + こんなっ……あっ、あっ、あっ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が苛烈に子宮口を突き上げる。 +\endtext + +\text +激しい衝撃に襲われた子宮は +大きく揺さぶられ、鈍重な快感が全身に +波紋のように広がっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、こんなっ、こんなにっ…… + 激しくされたらっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +途端に呆けた表情を浮かべ、 +肢体を痙攣させるベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「なら動くのをやめるか?」 +\endtext + +\text +そんな姉に、カイムは耳元でそう訊ねる。 +\endtext + +\text +ベアトリスは少しばかり拗ねた表情になり、 +後ろのカイムを睨んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そんな質問……してこないで。 + わ、私が今どんな気持ちでいるかなんて、 + あなたなら、わかってるはずだわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでも言葉を聞きたいものだ。 + 命令だぞ姉さん。 + 動くのをやめて欲しいか? 答えるんだ」 +\endtext + +\text +鋭く膣奥を突き上げながら、 +カイムが再度訊ねた。 +\endtext + +\text +膣穴からはすでに、 +どろりとした愛液が溢れ出てくる。 +\endtext + +\text +自分の痴態を見ながらのセックスという +異常な状況に、ベアトリスの身体もまた、 +異常なほど興奮しているのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う、うごい……てっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞こえないぞ? あの裏路地で喘いでいた + 時のように、大きな声で言ってみろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、う……動いてぇっ!! + 私のオマ●コ、 + ぐちゃぐちゃにかき回してぇっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは浴場全体に響くほどの大声で +叫んだ。 +\endtext + +\text +カイムは満足げな笑みを浮かべ、 +それまで以上に激しく膣穴を突く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いいぞベアトリスッ! + だんだん恥じらいというものが + なくなってきたな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたが言わせてるんだからっ……。 + あなたがっ、私を淫乱な女に…… + してるんだからっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだ。もっと淫乱になれ。 + 嬉々として俺の前で腰を振るような、 + いやらしい雌になれ」 +\endtext + +\text +愛液が飛び散るほど激しく、 +膣穴をかき回すカイム。 +\endtext + +\text +乳首を指の腹でこねつぶされながらの抽送に、 +ベアトリスは声が嗄れそうになるほどの +喘ぎ声をあげ続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、ひぁぁぁあああっ!! + はひぃっ、んっ、んくぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、グチュウッと、 +亀頭が子宮口を小突きあげる。 +\endtext + +\text +その度にベアトリスの足は痙攣し、 +肉づきの良い太ももが震える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぐっ、ひっ……んぁぁああっ! + だ、だめっ……も、もうっ、私っ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、マ●コがヒクついてきたな。 + 姉さんがイキそうになっているのが、 + 手に取るようにわかるぞ」 +\endtext + +\text +キュンキュンッと締まる膣粘膜を、 +凶悪な極太の肉棒がこじ開ける。 +\endtext + +\text +乳首はつねり上げられ、ベアトリスは +アンアンとただ鳴かされ続けるしかなかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、イクッ!! + 私っ、イキそうになってるっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「弟のチ●ポでっ……オマ●コっ、 + 串刺しにされてっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、よく見ておくんだな。 + はしたなく涎を垂らしながらアクメして  + 種付けされているときの自分の顔をっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、ゴリュッと、何度も子宮口を +力強くノックし続けるカイム。 +\endtext + +\text +その様子を、鏡は淡々と、映し続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あふぁぁぁあああっ! + な、中出しっ……されるっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ビュクビュクッて、オマ●コにっ、 + 弟の精子、種付け……されちゃうぅッ!!」 +\endtext + +\text +子宮から全身へと、 +甘美で背徳的な快感が広がっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私っ、すごくっ、エッチな顔してるっ!! + オマ●コもっ、お汁一杯垂らしてっ…… + はぁ、はぁっ……すごいっ、すごいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……出すぞベアトリスッ!! + 子宮の中に、直接……中出しだっ!」 +\endtext + +\text +グチュウッと、肉棒が根元まで突き込まれた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぎっ、ひっ……あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +鏡の中のベアトリスが、 +気持ちよさそうに絶頂している。 +\endtext + +\text +艶めかしい肢体が、 +腰を中心にビクビクと痙攣する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「な、中っ、にっ……あひぃっ!? + 入ってきてるっ!! 子宮の中にぃっ!! + 精液が、いっぱい入ってきてるぅっ!」 +\endtext + +\text +何度も執拗に突き上げられた子宮口は緩み、 +精液の侵入を許してしまっている。 +\endtext + +\text +濃厚な白濁液は次から次に無垢な子宮内部に +入り込み、空間を満たしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ふっ……んっ、んくぅっ! + あはぁっ♪ すごっ……ひっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほ、ほんとにっ…… + た、種付け、されて、るっ……」 +\endtext + +\text +ビュクビュクと、射精は続く。 +\endtext + +\text +子宮を満たした後は、膣道を白濁液が満たす。 +\endtext + +\text +それすら満たした子種は、 +やがて膣外へと溢れ出した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「種付けされて、イッてる、顔……。 + わ、私……いつも、こんな顔、してたのね」 +\endtext + +\text +射精が終わり、 +アクメの余韻に浸っているベアトリス。 +\endtext + +\text +鏡に映る自分の姿を見ながら、笑っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、こんな間抜けな顔…… + いつも、カイムに見られてたなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、股を開いて腰を振るよりも + もっと恥ずかしい顔だろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ♪ い、いわないで……。 + 私にだって、乙女心があるんだから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「けなしているわけではない。 + 姉さんのそんな顔も、 + たまらなく可愛らしいのだからな」 +\endtext + +\text +耳朶を甘噛みしながら、カイムがささやく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあっ、ふっ……そ、そうなの? + 私のイッてるときの顔……可愛いの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、思わず抱きしめたくなる可愛さだ。 + だから、安心してイケ。 + 股を開き、腰を振り、快楽を貪れ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな姉さんも、 + 絶対に可愛いに決まっているのだからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あ……。うれし、い……。 + カイムにそう言ってもらえて、私……。 + とっても、幸せ、だわ……」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を抜こうとしたが、 +それをベアトリスがとめた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、待って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? + もう姉さんの腹の中はいっぱいだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私……ね……。も、もう少し、 + 大胆になってみようと、思うの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう?」 +\endtext + +\text +姉のその言葉を受け、 +カイムは嬉しそうに笑う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたが私のこと、かわいいって + 思ってくれてるなら、も、もう少しだけ、 + 私、頑張ってみようかなって……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたがもっと私のこと、 + 気に入ってくれるように……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「す、少しだけ……ちょっとだけよ? + 淫乱な私に、なってみようかなって……」 +\endtext + +\text +鏡の中の自分をチラチラと見ながら、 +腰をゆっくりくねらせるベアトリス。 +\endtext + +\text +最初は前後に、そしてしばらくすると左右に。 +\endtext + +\text +そんな自分を見て、 +ベアトリスは顔を真っ赤にする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、いやらしい……。 + 私自分から、腰振ってる……」 +\endtext + +\text +……真っ赤にするが、やめない。 +\endtext + +\text +卑猥に腰をくねらせ続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「股をこんなに、開いて……オマ●コで + オチ●チン、咥えこんじゃってる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだな。可愛いぞベアトリス。 + 次は……腰を上下に動かしてみろ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、 +ベアトリスはわずかに戸惑った後、 +やがてコクンとうなづいた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わかった、わ……。 + でもさっきも言ったけど、こんなこと、 + カイムの前でしか、しないんだからね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あくっ、んっ……ふっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは肉棒を膣穴で頬張ったまま、 +身体を上下させた。 +\endtext + +\text +当然、膣穴が肉棒によってえぐられるが、 +それでもベアトリスは腰を上下させ続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ、んっ、ひぃっ、あっ……。 + オマ●コがっ……オチ●チンの先っぽで、 + すごくっ、引っ掻き回されてる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「中に出した精液が掻き出されてるぞ。 + あれを見て、姉さんはどう思う?」 +\endtext + +\text +ゆっくりとではあるが確実に腰を動かし +続けるベアトリスに、カイムが訊ねた。 +\endtext + +\text +ベアトリスはトロンとした瞳で鏡の中の +自分を見ながら、震える声でつぶやく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「す、すごく……いやらしいわ……。 + ニュプニュプって……オチ●チンが + オマ●コ押し広げて入っていく……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ふぅっ……すごく、気持ちいい……。 + 私、イッたばかりなのに…… + もうこんなに、興奮しちゃってる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは俺もだ。姉さんの淫らな姿を見て、 + また勃起してしまった」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの中にまた出したい。姉さんの + マ●コで、搾り取ってくれないか?」 +\endtext + +\text +ムニュムニュと乳房の形が変わるほど +強く揉みながら、カイムがねだる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁ……わ、私のオマ●コで……。 + カ、カイムのオチ●チンから……精液、 + 絞り、とる……」 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニチャアッ……と、 +緩慢に腰を動かすベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、わかった……わ。 + 私が……カイムのオチ●チン、 + しごいて……あげる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私のオマ●コで、気持ち良くさせて + あげるから、ま、まってて……ね?」 +\endtext + +\text +湿度の高い浴場で、大粒の汗を浮かべながら、 +ベアトリスは足に力を込める。 +\endtext + +\text +そして徐々に、腰の動きを速めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはっ、んっ……んっ……。 + ど、どう? 気持ちいい?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは鏡越しにカイムを見つめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その調子で腰を振るのだ。 + 可愛らしい姉さんを、 + 俺にもっと見せてくれ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、そんなこと言われると…… + 腰が勝手に……動いちゃう♪」 +\endtext + +\text +ズポッ、グチュグチュッと、 +膣穴が肉棒をねぶる。 +\endtext + +\text +まるでフェラをしているかのように、 +腰をグラインドさせ、根元から先端まで +丹念になめしゃぶる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……いいっ、私もっ、 + き、気持ちいいわっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたのオチ●チン、すっごくいいっ! + オマ●コが……グチュグチュッて、 + 引っ掻き回されちゃってるっ♪」 +\endtext + +\text +粘液質な音を立てながら、 +ベアトリスは腰を振る。 +\endtext + +\text +肉棒に愛液と精液の混じり合った汁が +絡みつき、滴り落ちていく。 +\endtext + +\text +その様子もベアトリスの目に留まり、 +彼女の興奮を高めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁんっ、すごいっ……。 + 中出しされた精液が、 + まだこんなにいっぱい……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、これからまた…… + 子宮に直接、種付け、されるのよね……」 +\endtext + +\text +歓喜の表情を浮かべ、身体を震わせる。 +\endtext + +\text +膣穴がギュギュッと締め付け、 +肉棒を圧迫する。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……はぁ、はぁ……。 + 姉さんのマ●コがうねうね、動いて……。 + まるで別の生き物が中にいるようだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ♪ そ、そうかもしれないわね。 + 私のオマ●コって、時々私の意思を離れて、 + 痙攣したりするから……」 +\endtext + +\text +汗だくになりながら、 +荒々しく肩で息をするベアトリス。 +\endtext + +\text +長い髪が濡れた肌に張り付き、 +何とも妖艶な雰囲気を漂わせている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もっと……おっぱい揉んで。 + もっと私の身体を、めちゃくちゃにして♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんは乳首を転がされるのが好きだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う、うんっ……大好きよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたに乳輪ごと口の中に咥えられて + 乳首を舐め転がされたときは、 + すっごく……気持ちよかった……」 +\endtext + +\text +路地裏でのセックスを思い出しながら、 +ベアトリスは艶めかしい視線をカイムに送る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んんっ!! はぁ、はぁっ……。 + オチ●ポが、びくびく……してきたわ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、ねぇカイム? + そろそろ、イキそうなのよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のオマ●コの中に、精液、ピュピュッて、 + 吐き出したくなっちゃったのよね?」 +\endtext + +\text +少しだけ淫乱になると言ったベアトリス。 +\endtext + +\text +しかし今の彼女は、『少し』という言葉の +枠を大きくはみ出してしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……。 + あぁ、もうすぐ……出そうだ」 +\endtext + +\text +淫らに腰を躍らせる姉を見て、 +カイムは射精の欲求を募らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんのマ●コにまた、 + たっぷり出してやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あぁんっ♪ うれしいっ♪ + ま、待っててね……。私がいますぐ、 + オチ●ポから精液、絞り出してあげるから」 +\endtext + +\text +ベアトリスは汗の飛沫を散らしながら、 +膣穴で肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んっ、ンんっ♪ はぁ、はぁっ! + でもっ、私ももう……限界だわっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、一緒にイッていい? + お姉ちゃん……カイムと一緒に、 + 気持ちよくなってもいい?」 +\endtext + +\text +切なそうにそう懇願する姉に、 +カイムはうなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。一緒にイこう。 + 愛しているぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、私もっ!! + 私も大好きよ、カイムっ!!」 +\endtext + +\text +ジュプジュプッと、 +性器と性器がこすれあう音が響く。 +\endtext + +\text +男と女になった姉弟が互いに快感を高め合い、 +絶頂へと上り詰めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、出るぞっ!! うぉぉおおっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だ、出してっ!! お姉ちゃんマ●コに + 中出ししてぇっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぁぁああっ! 私もイクッ! イクッ! + 弟のチ●ポで、イックゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは一気に腰を落とした。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口にしたたかにぶつかった直後、 +ベアトリスとカイムは +同時に絶頂の瞬間を迎えた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひっ!? んっ! あぁっ!! + イクッ、イクゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +子宮口に密着した状態での射精。 +\endtext + +\text +ビュルルルッ、ビュッ、ビューーーーッと、 +精液が迸り、子宮内部に侵入していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひっ、なかにっ……あはぁっ! + 子宮がとけちゃうっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「精液中出しっ、気持ちいっ♪ + もっと出してっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のオマ●コが蕩けるくらいっ、 + ピュピューッて、出してぇっ!」 +\endtext + +\text +断続的に続く射精。 +\endtext + +\text +既に一度満たされている子宮はすぐに +満杯状態となり、 +胎外へと精液が吐き出されていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁっ、あっ、あはぁぁぁあああっ!! + いやらしいっ♪ 射精されながら + 腰振ってる私って、すっごく……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「すっごくっ、エッチ……。それにイキ顔、 + またカイムに見られてるっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「恥ずかしい、すっごく、恥ずかしいっ!! + でもっ、でもっ……気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +アクメしながら、 +カクカクと腰を振るベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「エッチな自分を見ながらのセックス…… + すっごく、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +涎を垂らし、浅ましく快楽を貪る自分を +鏡の中に見て、ベアトリスはゾクゾクと +背筋を震わせた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あふ……あ、はぁ……」 +\endtext + +\text +射精を終えた肉棒が、ズルリと抜け落ちた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁっ、んっ♪ やだっ…… + オマ●コから精液、出てきちゃう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「少しといいながら、 + かなりの乱れっぷりだったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかげで + すっかり空にさせられてしまったぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「や、やぁん……言わないで……。 + あなたが褒めるから、私、つい……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは恥ずかしそうに口にする。 +\endtext + +\text +しかしカイムが驚くほどの腰振りを見せた +後では、その恥じらいは意味を持たない。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、姉さんは褒めれば褒めるほど + 淫乱になる、というわけか」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはいいことを聞いた。 + 次からは褒めて褒めて褒め抜いて、 + 完璧な淫乱女に調教してやるぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、んっ……。こ、このままじゃ私……。 + ほんとに、淫乱な女にされちゃう……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ついこの前まで私……処女だったのに……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは息を整えながら、嘆く。 +\endtext + +\text +しかしその口元には、笑みがにじみ出ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それが、俺の女になるということだ。 + あきらめるんだな、クックックッ……」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、姉の胸を揉む。 +\endtext + +\text +ベアトリスはアクメの余韻が引き、 +手足が動くようになるまで、 +その乳房をもてあそばれ続けるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_15.txt new file mode 100644 index 0000000..4965ead --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_15.txt @@ -0,0 +1,2508 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_15") + +\text("カイム") +「おい、リズベル。尻を貸せ」 +\endtext + +\text +扉を開け、開口一番カイムはそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………?」 +\endtext + +\text +いつもであれば、ここで本か燭台あたりが +飛んできて、カイムがよけるというのが +一通りの流れになっている。 +\endtext + +\text +しかし、 +飛んでくるはずのものが飛んでこない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、なんだ……留守か」 +\endtext + +\text +暇を持て余したカイムがリズベルに +ちょっかいを出そうとして訪れた執務室。 +\endtext + +\text +しかしその部屋の主は、不在だった。 +\endtext + +\text +カイムは空しくなって、踵を返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「いないのなら、ほかを当たるか……。 + ティーリアあたりのデカい尻を + 後ろから犯すのも悪くない」 +\endtext + +\text +カイムはズボンの中の一物を +大きく膨らませたまま、部屋を出ようとした。 +\endtext + +\text +その時だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………ッ!?」 +\endtext + +\text +突如、背後に何者かの気配を感じた。 +\endtext + +\text +そう思った直後、視界が真っ暗になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「賊かっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはグイッと後ろに引き倒される。 +\endtext + +\text("カイム") +「クッ、おのれっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはあわてて視界をふさぐ何者かの手を +掴む。 +\endtext + +\text +しかしその腕の力は強く、 +カイムは視界をふさがれたまま、もがく。 +\endtext + +\text("カイム") +(くそっ、かくなるうえはっ……) +\endtext + +\text +自由になる口で、助けを呼ぶしかない。 +\endtext + +\text +今は体裁を気にしている場合ではなく、 +今こうしている間にも、首に短剣が +突き立てられるかもしれない。 +\endtext + +\text +そう思ったカイムは、 +声を限りに叫ぼうとした。 +\endtext + +\text +しかし次の瞬間、パッと視界が開けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫です♪ 痛いことはしませんから、 + だからおとなしくしててくださいね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ……姉さん? なにをしているんだ?」 +\endtext + +\text +カイムは我が目を疑った。 +\endtext + +\text +自分を押し倒したのはベアトリスであり、 +そのベアトリスが、目の前で胸をあらわに +している。 +\endtext + +\text +展開についていけず、カイムは説明を求めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「何って……見てわかりませんか? + パイズリですよ、パ・イ・ズ・リ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぁ姉さん。突然襲い掛かってきた + ことも、いきなりパイズリを始めたことも、 + まぁこの際いいとしよう」 +\endtext + +\text +カイムは大きくため息をつくと、 +最大の疑問を口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「その言葉遣いはなんだ? + それにそのメガネは? + いったいどこから持ってきた?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あん、もうっ……質問が多すぎるわよ。 + じゃなくて、多すぎですよ、カイム様」 +\endtext + +\text +ゾワッと、カイムの背筋が粟立った。 +\endtext + +\text +いかに自分の女であろうとも、 +実の姉に様付で呼ばれると違和感を覚えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「頼むから、答えてくれ……。 + いったいなんなんだ。 + 何がしたいんだ、姉さん……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの豊かな双丘が、窮屈なズボン +からいつの間にか解放されていた肉棒を包む。 +\endtext + +\text +カイムは先ほどまで気を張っていたのが +ばからしくなり、床に大の字に寝転がる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ、カイム様ったら + いったいどうなさったんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はリズベルですよ? + しっかりなさってください」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそういうと、 +眼鏡をクイッと指で直した。 +\endtext + +\text +カイムはそれを見て、納得する。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、どこかで見たことがあると + 思えば……それはリズベルの眼鏡か」 +\endtext + +\text("カイム") +「大方予備を拝借してきたんだろうが、 + まったく、何でそんなことを……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なにブツブツ言ってるんですか、カイム様。 + そんな事よりこっちに集中してくださいよ」 +\endtext + +\text +どういうわけかわからないが、 +ベアトリスはリズベルのまねをして、 +カイムを押し倒し、パイズリをしている。 +\endtext + +\text +これが今の時点でわかる、 +状況のすべてだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルはそんなに胸は大きくないぞ」 +\endtext + +\text +本人を前にして言えばおそらく命の危機に +さらされるだろう言葉を、 +カイムはさらりと口にした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「一晩寝てたら、大きくなったんです。 + だからこのおっぱいを使って、 + 日頃の仕返しをしてやろうと思ったんです」 +\endtext + +\text +ベアトリスはあくまでリズベルになりきって、 +肉棒を胸で擦り続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕返し、だと? + 俺がおまえに何をしたというのだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「した方は覚えてなくても、 + された方はずっと覚えているものなんです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「とにかく、 + 今日は覚悟してもらいますからね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそういうと、 +目の前で屹立している肉棒に舌を添えた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、チュルッ……ジュルルッ、レロ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うぅっ…… + いったい、何が目的なんだ……姉さん」 +\endtext + +\text +肉棒に走る快感に、 +思わず顔をしかめるカイム。 +\endtext + +\text +亀頭を舐られながらのパイズリは、 +いかにセックスに慣れたカイムでも +我慢しきれないほどの快感をもたらす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、私はリズベルですってば」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今日はですね。いつもいつも私がやられて + ばかりじゃないってことを、 + カイム様に教えて差し上げます」 +\endtext + +\text +舌を大きく突き出し、 +亀頭の裏側を丹念に舐めあげるベアトリス。 +\endtext + +\text +それと同時に、垂れる涎を潤滑液にして、 +肉竿を双丘がしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、はっ、うっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふっ、気持ちいいですか?  + カイム様。でもこれが、私がいつも + されている事なんです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の都合なんかお構いなしで……。 + 仕事中でも無理やり私にお尻を + 突き出させて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今はだめって言ってるのに、 + 最後はいっぱい、好き勝手に + 私の中に精液注ぎ込んで……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはこの日のために、 +普段のリズベルがどんな目に合っているかを +それとなく調べていた。 +\endtext + +\text +カイムは思い当たる節があり、 +少しばかり渋面になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それの何がいけないというのだ。 + 俺の女をいつ犯そうが、俺の勝手だろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなこと、ないです。ジュルルッ……。 + んは、レロ……チュルッ、ジュルルッ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私にだって、 + 都合ってものがあるんですから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私が忙しいときくらい、 + セックスは自重するべきなんです」 +\endtext + +\text +舌先をとがらせ、 +鈴口をほじくるようにねぶるベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぐっ……くっ、ひょっとしてリズベルに + そう言えと、言われたのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、私がリズベルですってば。 + まったくカイム様、 + その年で耄碌とか勘弁してくださいよ」 +\endtext + +\text +リズベルになりきるベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +その再現性はともかくとして、 +眼鏡をかけた姉にパイズリされるという +状況に、カイムは興奮してしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、オチ●チンの先っぽから、 + 透明なお汁が出てきましたよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「感じちゃってるんですね。 + 無理やり犯されてるのに感じるなんて、 + カイム様こそ淫乱じゃないですか」 +\endtext + +\text +ジュルッ、ジュルルルルルッと、 +卑猥な音を立てて肉棒をなめしゃぶる。 +\endtext + +\text +両手で乳房を掴み、根元から先端へと、 +ゆっくりと持ち上げて肉棒を絞り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっ……あっ、ぐっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふっ、良い声ですね。 + もっと聞かせてください、 + カイム様のかわいい声」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「レロレロ、ピチャッ……ヂュルルッ。 + へはぁ……ルロォッ、レロ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text +唾液を滴らせながら、 +しつこく亀頭を舐るベアトリス。 +\endtext + +\text +鼻息を荒くしながら上目づかいに見てくる +姉に、カイムはゾクッと身震いする。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なるほど……な。 + 今日はそういうプレイというわけか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なんのことでひゅかぁ? + 私はただカイム様にやられる者の気持ちを + 知ってもらいたいだけですよ」 +\endtext + +\text +大きさがあってないせいか、 +ずり下がる眼鏡を時折直しながら +肉棒を舐め続ける。 +\endtext + +\text +そんな何気ない仕草が妙に色っぽく、 +カイムは肉棒をさらに膨らませていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ♪ おっぱいの中で、 + カイム様のオチ●チンが震えてますよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もう少しでイッちゃうんですね。 + 情けないですね。女の子に無理やり + パイズリされて精子出しちゃうなんて」 +\endtext + +\text("カイム") +「リ、リズベルは、そんなことは言わないぞ」 +\endtext + +\text +リズベルのまねをしているのだろうが、 +そこかしこにベアトリスの性格が +見え隠れしている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いつもは言わないだけで、 + そう思ってるんですよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だって口に出しちゃったら、 + カイム様、傷つくじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぐっ、うっ……い、今は、良いわけか」 +\endtext + +\text +カイムは射精を我慢する。 +\endtext + +\text +しかししつこく亀頭を舐め転がされ、 +大きく張りのある乳房に肉棒をしごかれては、 +いかにカイムとはいえ限界が訪れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これはお仕置きですから。 + ジュルルッ、ほら、出しちゃってください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「レロォッ……ンチュッ、チュルルッ……。 + 勃起させられたチ●ポから、 + 無理やり精液、搾り取られちゃって下さい」 +\endtext + +\text +ベアトリスは胸の動きを早め、 +ニチュニチュと荒々しく肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うっ、うっ……。 + あっ、がっ……あぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは限界の限界まで、我慢をした。 +\endtext + +\text +しかし最後の最後に亀頭の裏をくすぐる様に +舌で舐められ、脱力し、絶頂する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ、出たっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うぅっ……くっ、うっ……」 +\endtext + +\text +乳房に挟まれた肉棒が、 +ビクンビクンと跳ねている。 +\endtext + +\text +その度に、真っ白い精液が噴水のように +噴きあがりベアトリスの顔を汚す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁっ♪ すっごい勢い。 + カイム様我慢しすぎですよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まぁ、女の子に無理やりイかされちゃう + なんて、魔王のプライドが許さなかった + んでしょうけど」 +\endtext + +\text +射精中も、ベアトリスはパイズリをやめない。 +\endtext + +\text +ねちっこく肉棒をしごき、 +精液を搾り取っていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも残念でしたね。イッちゃいましたね♪ + 情けなく声を上げて、精液ビュビュッて、 + 出ちゃってますよ♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスは精液が出なくなるまで肉棒を +しごき、そして言葉で責め続けるのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスクスッ、どうです? + これでわかりましたか? + 無理やり犯されて、イかされる屈辱が」 +\endtext + +\text +顔を精液まみれにしながら、 +ベアトリスは笑う。 +\endtext + +\text +眼鏡に白濁液がついて、 +ドロリと滴り落ちていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、お返事無しですか。 + まだお仕置きが足りないみたいですね」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそういうと、 +射精したばかりの肉棒を、今度は口に咥えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、あっ、がぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ、徹底的に搾り取ってあげまひゅね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは亀頭を頬張り、舌で舐め転がす。 +\endtext + +\text +そして口の中に唾液が十分に溜まると、 +一気にそれをすすった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルルルルルルッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐはっ……あっ、ぐぅっ……」 +\endtext + +\text +強烈な吸引を受けて、尿道に残っていた +精液までが吸い出されてしまう。 +\endtext + +\text +しかし吸い出し終えた後も、 +ベアトリスは断続的に肉棒を吸い続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んはぁ、んっ……美味しいです、 + カイムひゃまの精液♪」 +\endtext + +\text +妖艶な流し目を送ってくるベアトリス。 +\endtext + +\text +いつも見ているその瞳も、眼鏡越しに見ると +新鮮さを感じてしまうカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……ぐっ、あとで、 + 覚えていろよ、ベアトリス」 +\endtext + +\text +不意打ちを受け、完全に押し倒されている今、 +カイムの力では跳ね返すことができない。 +\endtext + +\text +故にカイムが取り得たのは、 +じっと我慢をし続けることだけだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はリズベルですから、後で + ベアトリスさんに申し伝えておきますね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルルルッ、ジュプッ、ジュププッ! + んはぁっ、また大きくなってきましたよ、 + カイム様♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「無理やりされても興奮しちゃうのって、 + 男も女も変わらないってことですかね」 +\endtext + +\text +口の中に溜めこんでいた精液交じりの唾液を、 +ドロォッと吐き出すベアトリス。 +\endtext + +\text +生温かな大量のそれが、 +肉棒に伝い落ちていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁ、オチ●チンがドロッドロです。 + おっぱいを動かすと……あはぁっ、 + すっごくエッチな音がします♪」 +\endtext + +\text +潤滑液が増え、粘液音も増大する。 +\endtext + +\text +乳房が肉棒をしごくたびに、 +ニチャニチャと音がして、唾液が糸を引く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルッ、ジュプずゅぶっ……。 + んはぁ、ど、どうですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「連続で犯されちゃう苦しさ、 + わかりました?」 +\endtext + +\text +乳房を掴む両手を更に中央へと寄せる。 +\endtext + +\text +その分だけ胸の谷間に挟まれた肉棒に +かかる圧力が増していく。 +\endtext + +\text +その状態で、 +ベアトリスは容赦なく肉棒をしごきあげる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ、んっ……んはぁっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「何度も何度も好き勝手に中出しして、 + 私がやめてって言っても、 + やめてくれなくて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「気絶しても、 + 私を犯し続けたこと、ありましたよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうだったか? 覚えて、ないな……。 + それは流石に妄想じゃないのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「とにかく……お仕置きなんです、これは。 + いつも私にしてることなんですから、 + 甘んじて……受けてくださいね♪」 +\endtext + +\text +膣粘膜とは違う、谷間の肌触り。 +\endtext + +\text +絹と言われても疑わない滑らかさを +持ちながら、唾液によるぬめりも備えている。 +\endtext + +\text +そして亀頭は完全に咥えこまれ、 +舐めしゃぶられ、時に吸引を受け、 +ありとあらゆる快感を送り込まれている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ……はぁ、はぁっ…… + うあっ、ぐっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュボッ、ズュルルッ……んはぁっ、 + またイッちゃうんですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オチ●ポしゃぶられて、 + あはぁ、んっ……精液出ちゃうんですね」 +\endtext + +\text +ベアトリスがカイムの顔を覗き込みながら、 +クスクスと笑う。 +\endtext + +\text +自分のゆるぎない優位を疑わない、 +そんな勝ち誇った表情。 +\endtext + +\text +そんなベアトリスに見下ろされながら、 +カイムは射精へと追いやられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、はっ……ベアトリス……。 + ぐっ……うっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほぉらっ、出しちゃってくだひゃい♪ + リズベルのお口マ●コに、ピュッピュって、 + 精子吐き出しちゃってください♪」 +\endtext + +\text +肉棒を咥えながら、ジュボッ、ガボッと、 +激しく頭を振るベアトリス。 +\endtext + +\text +口の中の粘膜で亀頭が荒々しく刺激され、 +カイムはたまらず声を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ、あっ、がぁっ!! + ぐぅっ、出るっ……出るっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「良いでひゅよぉ? ジュルルッ、そのまま、 + ビュルルッて中出ししてください♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わらひが、全部…… + 吸い尽くしてあげまひゅから♪ + ジュルルルルルルルルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言って、 +けたたましい音を立てて肉棒を吸った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、あがぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +それがトドメとなり、カイムは全身を震わせ、 +射精させられてしまった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んんっ!? んっ、おぐっ、んぶっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの口の中に、 +大量の精液が吐き出される。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ゴクッ、んっ、ゴクッゴクッ……」 +\endtext + +\text +喉を鳴らし、ベアトリスは次から次に +うち出される精液を飲んでいく。 +\endtext + +\text +しかし、嚥下が間に合わないほどに、 +精液の勢いは強かった。 +\endtext + +\text +口の端から、そして鼻の穴から、 +白濁液が逆流していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ぶふっ、んっ……ゴクッ、 + んっ……ゴクゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +それでも、ベアトリスは飲み続ける。 +\endtext + +\text +ジュルルルッと亀頭を吸い上げながら、 +乳房で肉竿をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、うっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「に、2回目なのにっ…… + すごい、量でひゅね……んぐっ、ゴキュッ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「の、飲むのが、追いつかないなんて……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは射精が終わるまで、 +喉にへばりつくほど濃厚な精液を飲み続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「か、はっ……はひゅうっ、はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +やがて射精が終わると、 +ベアトリスは肉棒から口を離した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お腹の中が……精液でいっぱい……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁ♪ 今日のところは、 + これで許してあげましょうかね……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言うと、ぐったりしている +カイムの上から身体を起こした。 +\endtext + +\text +カイムはその時を、待っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どこに行く、ベアトリス。いや、リズベル」 +\endtext + +\text +立ち上がろうとしたベアトリスの腕を +つかむと、今度はカイムが引っ張る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きゃっ……」 +\endtext + +\text +するとベアトリスはよろめき、 +そのまま床に倒れ込んでしまう。 +\endtext + +\text +カイムはその期を逃さず、 +ベアトリスに背後から抱きつく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、は、離してくださっ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムを振りほどこうとするが、 +いかんせん体勢が悪い。 +\endtext + +\text +カイムにそのままねじ伏せられ、 +犬のように這いつくばらされてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きゃあっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは可愛らしい悲鳴を上げ、 +背後のカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「形勢逆転、だな」 +\endtext + +\text +リズベルの真似をあくまで続けようとする +姉の下着をはぎ取り、カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「下僕のくせに主を襲うとは、 + これはきついお仕置きが必要だな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……お仕置きですか? + いったい私に、何を……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言いながらも、 +尻を左右に振って肉棒が突き込まれる時を +待っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「や、やめてくださいカイム様。 + もとはといえば、 + カイム様が悪いんですからね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム様が私の都合も考えずに + 好き勝手に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「黙れ。下僕の分際で口答えするな」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒をしごきながら、 +ベアトリスの秘裂を擦る。 +\endtext + +\text +ベアトリスの股間はすでに濡れて +しまっており、愛液が肉棒に絡みつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、ここからはお仕置きの時間だ。 + 覚悟しろよリズベル。 + 簡単に許してはやらんからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁ、はぁっ……あっ、やぁんっ♪ + お仕置きだなんて……私は別に、 + 何も悪いことなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、甘い声で鳴き、尻を振る。 + 随分と余裕だなリズベル? + だが俺は、そんなに甘くはないぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、口の端をゆがめる。 +\endtext + +\text +嗜虐的な笑みを浮かべたカイムを見て、 +リズベルに扮したベアトリスはいつもとは +何かが違うことを察した。 +\endtext + +\text +しかし時すでに遅く、 +肉棒が膣穴……ではなく肛門にあてがわれた。 +\endtext + +\text +そしてそのまま逃げる機会を与えず、 +ねじ込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぎぃっ!? ひっ、あぁーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ヌヌッ、ヌルルッと、 +肉棒がベアトリスの肛門に入り込んでいく。 +\endtext + +\text +濡れていない肛門に太い肉棒が入り込んで +いく圧迫感に、ベアトリスは悲鳴を上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぎぎっ……ひっ、あぁぁぁあああっ!! + そこちがっ……違うっ、そこは、あぁっ! + お尻っ、お尻ぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは身体をのけぞらせ、腰を引く。 +\endtext + +\text +そして這って逃げようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、どこに行く、リズベル?」 +\endtext + +\text +しかしカイムがそれを許さない。 +\endtext + +\text +ベアトリスの腰をむんずとつかむと、 +手前に引き寄せる。 +\endtext + +\text +そして更に奥へと、肉棒を突き込むのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あーーーーっ! お尻にっ、 + お尻に、オ……オチ●チンがっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、はいってっ……くっ、くるぅっ!! + あぁっ! ヌルッてっ、ヌルッて全部ッ、 + は、はいっちゃ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あーーーーーーーーーーーっ!? + は、入っちゃったっ……私のお尻にっ、 + 太いのがっ、全部っ……」 +\endtext + +\text +肉棒が、根元まで肛門に入り込む。 +\endtext + +\text +初めて肉棒を肛門で受け入れさせられた +ベアトリスは、すでに息も絶え絶えに +なっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえの涎と愛液で濡れている + から、意外とすんなり入ったな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へあっ、はっ、はひぃっ……。 + ぬ、抜いてっ……カイム様っ、お尻から + オチ●チン、ぬいてっ、くださいぃっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、仕方ない。抜いてやるとするか」 +\endtext + +\text +根元まで入り込んだ肉棒を、 +ズルルルルッと、引き抜いていくカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ、ひぃっ!! + お尻がっ、捲れちゃっ、あぁぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +出ていく肉棒に引っ張られ、 +桃色の直腸粘膜が露わになる。 +\endtext + +\text +しかし肉棒はいまだ半分しか抜かれていない。 +\endtext + +\text +ズズッ、ズルルッと、ゆっくりゆっくりと、 +その感覚を味わわせるように抜けていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ、あっ……あひっ……あはぁ……。 + お尻から、抜けてっ、あふぅぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +亀頭が敏感な直腸粘膜を引っ掻いて出ていく +刺激を受け、ビクビクッ、ガクガクッと、 +ベアトリスの身体が震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? + ひょっとして気持ちがいいのか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけに、ベアトリスは顔を +真っ赤にして首を横に振る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ち、ちがうわっ……っ! + そ、そんなところで、感じてなんか……」 +\endtext + +\text +肛門を犯されて動揺しているベアトリスは、 +演技を忘れてそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? + 生意気な口のきき方をする下僕だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の知っているリズベルは確かに生意気 + だが、そんな口調ではなかったはずだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひぃっ……えと、ち、違いますっ! + か、感じてなんか、ないですっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは慌てて言い直す。 +\endtext + +\text +カイムはクックッと喉の奥で笑いながら、 +リズベルのまねを続けるベアトリスの +大きな尻を撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか、感じていないか。 + まぁそうだろうな。ケツの穴に入れられて + 感じるような女は、ただの変態だしな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +あと少しで抜けていた肉棒を再度ねじ込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ!? あっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +そしてゆっくりとではあるが、 +肛門に入れたまま、肉棒を前後させる。 +\endtext + +\text +直腸粘膜をえぐられ、ほじくられ、 +ベアトリスはジタバタと身体を暴れさせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、またはいってるっ!! + 抜いてっ、あぁっ、だめぇぇぇええっ! + またはいってくるっ、あはぁぁああッ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスがどれだけ暴れようとも、 +背後を取っているカイムの優位は揺るがない。 +\endtext + +\text +そのまま覆いかぶさるようにして、 +肉棒で肛門をえぐり続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、言っただろうっ! + これはお仕置きだとっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お仕置きがこの程度で終わるはずがない。 + 今日は徹底的に生意気なおまえのケツ穴を + 調教してやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ち、調教って……あひぃっ!? + だめっ、やめっ……てっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、早く抜いてくださいっ!! + で、でないとっ……許しませんからねっ!」 +\endtext + +\text +ニュグッ、ニュルルッと +粘膜をひっかきながら出入りする肉棒。 +\endtext + +\text +その刺激にむず痒いものを感じながら、 +ベアトリスは叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、許さんときたか。 + クククッ、それはこちらのセリフだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もはや泣こうが喚こうが、絶対に許さん。 + ケツ穴を掘られて喜ぶメス犬になるまで、 + 犯しまくってやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、抽送の速度を上げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、だめっ、だめぇぇぇぇええええっ! + お尻がっ、お尻が壊れちゃうぅっ!」 +\endtext + +\text +それはベアトリスとしての言葉なのか、 +それともリズベルとしての言葉なのか。 +\endtext + +\text +もはや区別がつかない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひっ、ひっ……ひぅっ! + んっ、あぁっ!! だめっ、だめぇっ!!」 +\endtext + +\text +しかし唯一分かるのは、肉棒で肛門を掘られ、 +わずかながらも感じ始めている、 +という事だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがダメなものか。 + おまえのケツ穴は俺のものを + おいしそうになめしゃぶっているぞ?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、ベアトリスの肛門は +粘液を滴らせながら、 +裂けることなく肉棒を咥えこんでいる。 +\endtext + +\text +肛門がえぐられるごとに、絡みついた +唾液や愛液が粘膜に塗り込められていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁっ、ひっ……ひぅっ、あひぃんっ! + だめっ、だっ、だめっ、なのにっ……」 +\endtext + +\text +ビクッ、ビクッと、 +断続的に肢体を痙攣させるベアトリス。 +\endtext + +\text +既にずれ落ちた眼鏡をなおす気力も体力も、 +ごっそりと奪われてしまっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、ひぃぃいいっ!! + お尻がっ、お尻が熱いぃっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だめぇぇええっ!! オチ●ポで + お尻ズボズボしたらっ、ダメっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私っ、おかしくなっちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text +ヌニュルルルッと肛門から肉棒が出ていく。 +\endtext + +\text +敏感な粘膜を亀頭によって激しく引っ掻かれ、 +全身がガクガクと震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「おかしくなればいい。誰も止めはせんぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「肛門をえぐられる快感を知って、 + このままケツ穴でアクメしろっ!」 +\endtext + +\text +深く、そして浅く。 +\endtext + +\text +何回かに分けてほじくる深さを変えていく。 +\endtext + +\text +ベアトリスは次に来る刺激が予想できず、 +ただただ、喘がされる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、そこっ……そこだめぇぇええっ! + お尻の入り口っ、あぁんっ、 + ズポズポしないでくださっ……ひっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ここがおまえのアナルの弱点か」 +\endtext + +\text +ベアトリスが肛門で最も感じるポイントを +見つけたカイムは重点的にその場所を責める。 +\endtext + +\text +亀頭を肛門に引っ掛けるようにして、 +小刻みに前後させる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ!! あーーーーーーーーーっ! + あーっ、あーーっ、あーーーーっ!!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスはあまりの快感に、 +言葉をなくした。 +\endtext + +\text +身体をビクビクと震わせ、 +汗だくになりながらただただ吠える。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、さぁ、そのままイケ。 + 初めて犯されたケツ穴で絶頂しろ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あひぃぃいいっ!! + らめっ、あはぁっ!! イッちゃうッ!! + お尻の穴でっ、私っ……」 +\endtext + +\text +肛門が、ギュウッと締まる。 +\endtext + +\text +凄絶な締め付けの中、 +カイムは肉棒を強引に前後させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……俺もここまでか。 + おまえのケツの中に出すぞ、リズベルっ!」 +\endtext + +\text +込み上げてくる射精の欲求に従い、 +カイムは精液を吐き捨てる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっひっ!? イックッ!! + イクッ、イクゥゥゥゥゥウウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +宣言通り、 +ベアトリスの肛門内に精液が放たれた。 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュルルルルルッと、 +ベアトリスの耳にまで届く射精音。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃいいっ! 熱いっ、お尻がっ! + お尻が精液でいっぱいっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +初めて肛門で絶頂させられたベアトリスは、 +トロンとした表情を浮かべている。 +\endtext + +\text +そして口元からは、 +一滴の涎がしたたり落ちていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁぁああっ、あーーーーっ! + 私がっ、お尻でっ……お尻なんかでっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あっ……ひぁぁああっ!! + まだ出てるっ!! お尻にいっぱい、 + 精液出ちゃってますぅっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはアクメしている肛門で +肉棒をしごきながら射精を続ける。 +\endtext + +\text +直腸を満たした精液は体外へと溢れ出るが、 +しかし大部分は更に奥へと流れ込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お尻がっ……せ、精液でっ、 + いっぱい……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの肢体が、床の上で跳ねる。 +\endtext + +\text +射精を終えたカイムは一息つくが、未だ +肉棒は萎えず、そして肛門に入ったままだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。おまえのケツの穴が、 + 俺の精液でドロドロだ」 +\endtext + +\text +ゆっくり、ニチニチと、 +肉棒を前後させるカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぁっ……あっ、くぅんっ……。 + お、お尻で、こ、こんなに…… + 感じる、なんて……」 +\endtext + +\text +アナルの処女を奪われたベアトリスだが、 +既にカイムの肉棒によって、 +快感を覚えさせられている。 +\endtext + +\text +直腸粘膜を大きく張った亀頭で引っ掻かれる +たびに、甘い嬌声を漏らしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これでもっと動かしやすくなったな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……え?」 +\endtext + +\text +アクメを終えたばかりのベアトリスにとって、 +カイムのその言葉は寝耳に水。 +\endtext + +\text +全く予想外の言葉だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、行くぞリズベル」 +\endtext + +\text +ヌリュリュリュッと、 +肉棒がゆっくり引き抜かれていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ま、待って……くださっ……。 + まさか、まだ……私のお尻……」 +\endtext + +\text +ベアトリスが、 +歯をガチガチと鳴らしながら、振り返る。 +\endtext + +\text +これから叩き込まれる快感に期待と、 +そしてわずかばかりの恐怖を感じている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「待ってっ! 待ってくださいカイム様っ! + せめてっ、もう少し休ませ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは仕置きにならんだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは酷薄な笑みを浮かべると、 +腰を前へと突き出した。 +\endtext + +\text +ゴリュッと肉棒が、肛門を掘りぬく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あーーーーーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの悲鳴じみた嬌声が室内に響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「下僕という立場を忘れたおまえに対する、 + これは仕置き、罰なのだ」 +\endtext + +\text +遠慮や容赦といったものを一切排除した、 +無慈悲な抽送。 +\endtext + +\text +荒々しく、猛々しく、勃起した肉棒が +ベアトリスの無防備な肛門をほじくりまわす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃぃいいいっ!! + あぁっ、あっ、あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは +ビクンッ、ビクッと身体を痙攣させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、またイッたのかリズベル? + おまえのケツ穴がギュウギュウ締まって + いるぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はっ、あはぁっ、ひっ……! + お尻がっ、私のっ、おひりがぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてだというのに、 + もうこんなに感じるようになるとは」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりおまえは淫乱だな。 + その上マゾで変態とは……まったく、 + どうしようもないな」 +\endtext + +\text +肉棒のみならず、 +言葉でもカイムはベアトリスをなぶる。 +\endtext + +\text +そうすることで、 +腕の中の女がより興奮することを知っていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっひぁぁぁあああっ!! + い、淫乱っ……わらひっ、あぁーーーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「感じているんだろう? + 気持ちいいんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、答えろリズベルッ!!」 +\endtext + +\text +グリュウッと、 +一際鋭く肉棒を突きたてるカイム。 +\endtext + +\text +ほじくられ続けて柔らかくなった尻穴の +奥まで犯され、ベアトリスの頭の中は +真っ白になる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「か、感じてっ……まひゅっ……」 +\endtext + +\text +涎とともに口から洩れた、ベアトリスの本心。 +\endtext + +\text +しかしカイムは、そんな彼女にさらなる +調教を課す。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞こえないぞリズベル? + いつも俺に文句を垂れてる時くらいの + 大きな声で言ってみろっ!」 +\endtext + +\text +そう言いながら、 +ズボズボと、後ろから激しく肛門をえぐる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、ひぃぃぃぃいいいいっ!? + か、感じてまひゅっ!! + 気持ちいいですぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが気持ちいいんだ? + どこをどうされるのが感じるんだ?」 +\endtext + +\text +激しい肉棒の抽送によって +完全に主導権を奪われたベアトリス。 +\endtext + +\text +カイムの問いかけに羞恥心を覚える暇もなく、 +求められるがまま答える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お、お尻ですぅぅううっ!! + お尻の穴っ、オチ●チンでズボズボされる + のがっ、すっごく気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハーッハッハッ! + 素直になってきたではないかリズベル」 +\endtext + +\text("カイム") +「初めての肛門を掘られるのが + そんなにいいか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、いいですぅっ!! カイム様のチ●ポ、 + すっごく気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +自ら尻肉を割り、 +カイムに向かって肛門を差し出すベアトリス。 +\endtext + +\text +自分自身も腰をくねらせ、 +床の上で卑猥に踊る。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、まさかリズベルがこんなにも + アナルで感じる変態だったとはな」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでは全く仕置きにならんではないか」 +\endtext + +\text +弱点である肛門の入り口をニチニチと +しつこくほじくりながら、カイムが笑う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……ご、ごめんなさいっ!! + アナルで感じてごめんなさいっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴から白濁した本気汁を垂らしながら、 +ベアトリスは吠える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ぶっといオチ●ポにお尻ズボズボされて + 感じる変態女でごめんなさいぃっ!」 +\endtext + +\text +甘い声でよがるベアトリスを見下ろしながら、 +カイムは角度を変えつつ肛門を掘る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、ひっ……いいっ!! + すご、いいっ!! お尻、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは正体をなくして快感を貪る。 +\endtext + +\text +もはや形勢は、完全にカイムへと傾いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕置きだというのにアンアン鳴きおって。 + すこしは反省しているのか?」 +\endtext + +\text +カイムは肉づきの良いベアトリスの尻を、 +グニッとつねり上げた。 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体が、ビクンッと仰け反る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んくっ、ひぃっ!? も、もちろんっ! + は、反省してますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁ、ですからっ…… + お尻っ、つねらないでっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではおまえは俺のなんなのか、 + 言ってみろ」 +\endtext + +\text +肛門から溢れ出た精液が、 +膣から湧き出る愛液と混じり合う。 +\endtext + +\text +そしてツツッと、太ももを伝い落ちていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「げ、下僕っ……ですぅっ!! + リズベルはっ、カイム様の下僕ですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、そうだな。そのはずだ。 + そのお前が、主である俺に襲いかかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはどんな罰を受けたとて + 文句は言えない大罪だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「も、申し訳っ、ございませっ、あぁっ!! + あひぃっ、お許しくだひゃいっ!! + カイム様、カイムひゃまぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、許すはずがなかろう?」 +\endtext + +\text +肛門を犯しながら、 +グニッ、グニィッと、白い尻をつねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ、あーーーーーーーーーっ! + あひぃっ、だめっ……あぁっ、イクッ!!」 +\endtext + +\text +つねるたびに肛門はギュウッと締まり、 +カイムを喜ばせるのだが、今のベアトリスに +そのことに気付く余裕はない。 +\endtext + +\text("カイム") +「罰として、 + 今後は今まで以上におまえを犯してやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「執務をしている最中だろうが、 + 寝ているときだろうが、 + 問答無用で犯してやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁっ……カイム、さまぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「拒むことは、絶対に許さんぞっ! + 俺と目があえば自ら下着を下ろし、 + ケツを差し出せ。分かったかっ!」 +\endtext + +\text +つねられて赤くなった尻を、 +カイムがべしっと叩いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃいいっ! わ、わかりましたっ! + その罰……お受け、致しますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、いつでもリズベルのお尻、 + 犯してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +口元からダラダラと涎を垂らしながら、 +肛門をほじくられる快感に浸るベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズベルのお尻は、 + カイム様の、ものですぅっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、いつでもっ……お尻に + オチ●ポ入れられるように、ちゃんと…… + あひぃっ、濡らして、おきますからっ……」 +\endtext + +\text +完全に役に入り込んでしまっている +ベアトリス。 +\endtext + +\text +リズベルと自分とを重ね合わせ、 +妄想を膨らませ、そして興奮を高めている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ま、またっ……いっ、イクッ!! + カイム様っ、私っ……もうっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははっ、すっかり肛門で肉棒の味を + 覚えたな。この淫乱め」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、はひっ♪ リズベルは淫乱ですぅっ! + お尻の穴ほじくられて喜ぶ、 + 変態マゾなんですぅっ!!」 +\endtext + +\text +アクメを目前に控え、 +視線を泳がせるベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ではその変態マゾの身体に、 + 俺の精液をかけてやるぞ。 + どうだ、嬉しいだろう?」 +\endtext + +\text +カイムもまた、射精が近づき肩で息をする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはっ、ひぁぁああっ♪ はひっ!! + うれしいですぅっ! くださいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズベルの身体にっ、カイム様の精液、 + ビュルビュルッてかけてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ、いいぞ、 + それでこそ俺の下僕だっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスにとどめを刺すべく、 +荒々しく肛門をえぐる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、イクッ! イクッ……イクっ!! + お尻掘られて、肛門ほじくられてっ、 + イクッ……イックゥゥううんっ!!」 +\endtext + +\text +熱い杭のような肉棒が、 +粘膜を削ぎながら肛門に突き立った。 +\endtext + +\text +その直後、ベアトリスは甲高い嬌声を上げ、 +アクメした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ふぁぁぁぁああああっ!! + イクッ、イクイクイクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +ズルリと引き抜かれた肉棒から、 +精液が放たれた。 +\endtext + +\text +4度目とは思えない量の白濁液が、 +ビチャビチャとベアトリスの身体に +降り注いだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、熱いぃっ!! + 精液がっ、私の背中にっ、アヒィッ!!」 +\endtext + +\text +アクメを迎えたベアトリスは、 +恍惚の表情を浮かべながら精液を受け止める。 +\endtext + +\text +開いたままの肛門からは、 +中出しされた精液がゴポッと音を立てて +溢れ出ていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃっ!! んっ、あーーーーっ! + お尻から精液、漏れちゃっ……あぁんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いぃっ、気持ちいいっ!! + お尻でセックス、すっごくっ…… + あっはぁぁああんっ!」 +\endtext + +\text +艶めかしい吐息をつきながら、 +ベアトリスは悶え続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁ、はぁ……んっ、んはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +射精を終えたころには、 +ベアトリスの身体は白濁色に染まっていた。 +\endtext + +\text +身体の内と外に精液を塗りたくられ、 +その濃厚な匂いに鼻孔を焦がされていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃ……はぁ、はぁ……。 + せ、精液のにおい……す、すご……い……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺に逆らうことが + どんなに無意味か、これでわかっただろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「は、はひ……♪ カイム様ぁ……。 + リズベルが、バカでした……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「生意気言って、すみません、でした……」 +\endtext + +\text +うっとりとした表情で、 +そうつぶやくベアトリス。 +\endtext + +\text +ぽっかりと開いたままの肛門から +あらかたの精液があふれ出た、そんな時。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、何をやっているんですか、 + おふたりともっ!?」 +\endtext + +\text +怒りで眉根を寄せた本物のリズベルが、 +手に大量の書類を抱えて執務室に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら時間切れのようだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうみたいね。 + もう少し楽しみたかったけど、残念だわ」 +\endtext + +\text +眼鏡を外し、ベアトリスが立ち上がる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいこれ、リズベルちゃんの眼鏡。 + 返すわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、はい……どうも……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……じゃなくてっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の眼鏡かけた上に私の真似までして、 + いったい何考えてるんですかっ!」 +\endtext + +\text +リズベルが書類をバンッと机の上に置き、 +ギロッとカイムたちを睨んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、どうして私がリズベルちゃんの + 真似をしてたことまで知っているのかしら」 +\endtext + +\text +しかしベアトリスのその一言で、 +リズベルの表情、そして立場が一変する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぐっ……そ、それは、そのっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、この反応は…… + もしかしたら、もしかするな、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「えぇ、リズベルちゃん……見てたでしょ。 + 私とカイムの、アナルセックス」 +\endtext + +\text +カイムとベアトリスが同時にニヤリと笑う。 +\endtext + +\text +そんなどうでもいいところに、 +血のつながりを感じるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、ううっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはとっさに否定したい衝動に +駆られる。 +\endtext + +\text +しかしリズベルのこれまでの経験が、 +危険信号を発する。 +\endtext + +\text +この姉弟は相手が否定すれば否定するほど、 +からかってくる。 +\endtext + +\text +それを知っていたリズベルは、 +あえて懐に飛び込む決断をした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、だったらなんですかっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここは私の部屋ですっ! + 見られたくなかったら + よそでやっててくださいっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お邪魔するのは悪いと思って今回は + 終わるのを待ってましたけど、 + 私は暇じゃないんです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふ~ん。でも自分で自分を慰める時間は + あるのね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ!?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは机に置かれた書類を1枚 +手に取った。 +\endtext + +\text +するとその書類は濡れた手で +触ったかのような跡が残っていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「溜まってるならカイムにお願いして + 相手してもらったらどう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズベルちゃんもお尻の穴かわいがって + もらいなさいよ。気持ちよかったわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「よ、よよっ……余計なお世話ですっ!! + 出ていってくださいっ!! + 私は仕事があるんですからぁっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはついに怒りを爆発させ、 +カイムとベアトリスを +部屋から追い出したのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらら、追い出されちゃった」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんがリズベルをからかいすぎたせいだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ、 + だってリズベルちゃん、可愛いんだもの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ついついいじめたくなっちゃうのよね、 + 困ったことに」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで俺までとばっちりを受けては + たまったものじゃない」 +\endtext + +\text +カイムはフウッと溜め息をつく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、どこに行くのカイム」 +\endtext + +\text +執務室に背を向けて歩き出そうとした +カイムを、ベアトリスが呼び止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分の部屋だが?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だが? じゃないわよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは背伸びをして、 +カイムの頭にチョップを叩き込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたはこれからリズベルちゃんの相手を + するの。 + 見たでしょ、あのもの欲しそうな顔」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやしかし、 + 今行っても癇癪を起こすだけだぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから何? + あの子はあなたの下僕なんでしょ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だったら力でねじ伏せて + やっちゃいなさいよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それを、あの子も望んでるんだからね♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……なるほど一理ある。 + この俺が下僕相手に気を使う必要は + 確かにないな」 +\endtext + +\text +カイムは姉に乗せられ、 +意地の悪い顔でうなづいた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「想像してごらんなさい? + あのツンツンしたリズベルちゃんを + 無理やり押し倒して……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お尻をあげさせて、 + 強引に犯した時の征服感……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いやいやって言いながらも、 + 感じていくものなのよ女の子は」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だからカイム……ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははははっ! まかせろっ!! + 下僕の火照った身体をいやすのも、 + 魔王たる俺の務めだからなっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはすっかりその気になり、 +つい先ほど追い出されたばかりの +執務室へと再び入っていった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ♪ それじゃがんばってね、カイム」 +\endtext + +\text +ベアトリスは小悪魔がごとき笑みを浮かべ、 +その場を立ち去る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから何で入ってくるんですかーーーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハッ、 + どうせこれからオナニーするのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その火照った身体、この俺が慰め…… + ぶふぅっ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「出ていってくださいっ!! + 仕事の邪魔なんですよっ!!」 +\endtext + +\text +執務室からしばらく、 +重いものが何かにぶつかる音、 +何かが割れる音などが響いた。 +\endtext + +\text +しかし最後には……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、ひっ、そこはだめっ! + だめだめ、だめですってばーーっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの、切羽詰っていながらも、 +どこかうれしげな声が上がったという。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_16.txt new file mode 100644 index 0000000..ef9bd5c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_16.txt @@ -0,0 +1,1738 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_16") + +\text +吹きつける風が、100年という長い時間を +かけて、かつて王城を成していた瓦礫を +削っていく。 +\endtext + +\text +ブラムの郊外。 +\endtext + +\text +かつてのハドス王城跡を、 +カイムはひとり訪れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +暴虐の牙は深々と王城を裂き、 +形をとどめている建物はない。 +\endtext + +\text +わずかに壁と柱の基礎が残されていなければ、 +そこがかつて城であったとは +だれも思い至らないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さん」 +\endtext + +\text +カイムは廃墟の中を歩きながら、 +追憶にふける。 +\endtext + +\text +まだ幼かったカイムの目の前で、 +姉であるベアトリスは人間達の手によって +無残にも犯され、そして殺された。 +\endtext + +\text +それは、まぎれもない真実。 +\endtext + +\text +揺るぎようのない、過去。 +\endtext + +\text +カイムは確かに、その光景を見た。 +\endtext + +\text +いや、見させられた。 +\endtext + +\text +そして彼女の死体から採取された角が +ルドールの手に渡り、長い年月を経て、 +カイムが手にすることとなった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……受肉……。 + 確かに、姉さんはそう言っていた」 +\endtext + +\text +それは一般的には +この世界ではない、別の世界の存在が +この世に肉体をもった状態で現れる事を指す。 +\endtext + +\text +死者蘇生の技は魔術や神の奇跡に +無いわけではない。 +\endtext + +\text +しかし100年も前に死んだ者の…… +しかも肉体の一部しか残っていない状態。 +\endtext + +\text +その状態からの蘇生というケースは、 +カイムも聞いたことが無かった。 +\endtext + +\text("???") +「また勝手に抜け出して、 + リズベルちゃんが怒ってるんじゃない?」 +\endtext + +\text +ふと背後から声をかけられ、 +カイムは足を止めて振り返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さんか。よくここがわかったな」 +\endtext + +\text +視線の先には、あの日殺されたはずの姉、 +ベアトリスがいた。 +\endtext + +\text +いつもの妖艶な表情を浮かべ、 +カイムを慈愛に満ちた瞳で見つめている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「実はそういうわけでもないのよね。 + たぶん私の方が、 + 先にここに来てたはずよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「出会ったのは偶然。 + リズベルちゃんが怒ってるってのは、 + 私の想像」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。まぁ、怒っているだろうな。 + 何も言わずに外出したからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたは、何をしにここに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは俺が姉さんに聞きたいことだが、 + 俺は……そうだな。 + 確かめたいことがあったから……だな」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスと並び、 +再び歩き始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「確かめたいこと、か」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの方は?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私は……ううん、私も……かな。 + 昔を確かめに、ここに来たの」 +\endtext + +\text +ベアトリスが +手前に見える瓦礫のひとつを指さした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ここって、 + あなたの寝室があったところじゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そのようだな。 + この壁……どことなく見覚えがある」 +\endtext + +\text +カイムは崩れた壁に手を当て、撫でる。 +\endtext + +\text +所々燃えた跡が残っており、 +当時の侵略の凄まじさを物語る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「夜はいつも、 + 私と一緒に寝たがったわよね、あなた」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい冗談はよせ。 + 姉さんが勝手に俺のベッドに潜り込んで + いただけだろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「勝手に? いったいどの口がそう言うの? + 怖いから一緒に寝て欲しいって + 最初に言ったのはあなたでしょ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから私は毎日足しげくあなたの + ベッドに通ってあげていたっていうのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ……覚えていたんだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あなたの確かめたいことって、それ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムへと向き直り、見上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……あの日、確かに姉さんは死んだ。 + 俺たちの国も、滅びた」 +\endtext + +\text("カイム") +「その過去を、歴史を…… + 今一度確かめておきたかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして今目の前にいる姉さんが、 + 紛れもなく俺の大切な、姉さんである事を」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +ベアトリスを抱き寄せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ……泣かないの、カイム。 + 私はちゃんと、ここにいるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「気のせいだ。 + この俺が泣くわけがないだろう」 +\endtext + +\text +カイムはしばらくの間、 +ベアトリスを抱きしめ続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「本当に、 + 寂しい思いをさせてごめんなさい」 +\endtext + +\text +大きく成長したカイムの頭を、 +ベアトリスは撫でる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あのころは…… + ほんと、いつも一緒だったわね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「一緒に寝るってことがどんな意味を持つか + なんて、そんなこと知らない…… + 本当にまっさらな私たちだったわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう……だな。あのころの俺は、 + 男としてあらゆる意味で、無力だった」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、今は持ってるわ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を遮り、ベアトリスが言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もし……もしもよ? + 今のあなたがあのころに戻れたら…… + どうする?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの唐突な疑問に、 +カイムはしばらく考える。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……まずは暴徒どもを一掃し、 + その後で……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その後で……どうする?」 +\endtext + +\text +ベアトリスが、カイムの頬に手を添える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そのあと……あなたは、何をしたい?」 +\endtext + +\text +その瞳は潤み、唇はわずかに震えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな……」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスの腰に改めて手を回し、 +顎を上向かせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ベッドに忍び込んできた + 何も知らない姉さんを俺のものにする。 + 今の俺ならば、な」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ……結局私は、犯されちゃうのね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、いいわ……。あなたにならきっと、 + あの頃の私は喜んで初めてを捧げたと思う」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんは俺にべた惚れだったからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、そうよ? あなたのことが、 + すっごく好きだったんだから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもそれは……今もだけどね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言うと、 +少しだけ背伸びをしてカイムの頬に +口づけをした。 +\endtext + +\text("カイム") +「では今この場で押し倒しても、 + きっと姉さんは喜んで股を開いてくれる + はずだな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ……ここでするの? + 全くもう……ほんとにエッチなんだから」 +\endtext + +\text +ベアトリスは呆れ顔になりながらも、 +どこか期待した視線をカイムに向ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいわ、しましょ? + どうせ誰もいないんだし」 +\endtext + +\text("カイム") +「では決まりだな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +ベアトリスをその場に寝かせる。 +\endtext + +\text +そして自身も膝をつくと、 +その手を姉の股間へと伸ばした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、カイム……」 +\endtext + +\text +はだけた服の隙間から、カイムが柔肌に +触れる。 +\endtext + +\text +月明かりに照らされたベアトリスの肌は、 +白磁のように艶めかしい光を帯びていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「綺麗だ、姉さん」 +\endtext + +\text +尻を撫で、 +その指を徐々に股間へと近づけていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ……真面目な顔でそんなこと + 言われたら、私……照れちゃう……」 +\endtext + +\text +いつもの傲慢不遜なカイムはなりを潜め、 +いまベアトリスが目にしているのは、 +優しく、紳士的な弟だった。 +\endtext + +\text +開かせた股間に指が到達すると、 +その秘裂を撫で上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぅんっ、あっ、あふっ……。 + 今日は……や、優しいのね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はいつだって優しいぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そうかしら? + いつもは私のこと、もう少し手荒に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうしてもらった方が良いなら、 + いまからでもそうするがな」 +\endtext + +\text +ベアトリスの本質を +すでに見抜いているカイム。 +\endtext + +\text +耳元でそうささやきながら、 +肉ビラをかき分け、膣穴をくすぐるように +外周をなぞる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぅんっ! あっ、あふっ……」 +\endtext + +\text +持ち上げられたベアトリスの左足が、 +快感によってビクッビクンッと勝手に跳ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あふぅっ……こ、このままで……。 + 優しいカイムも、私……好きだから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、では続けようか」 +\endtext + +\text +カイムは膣穴が湿り気を帯びてきたのを確認 +すると、そのまま指をゆっくり挿入していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、んっ……はぁっ、あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの膣穴に、2本の指が入りこむ。 +\endtext + +\text +カイムはそれを根元まで挿入すると、 +クチュクチュと動かし始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あはぁんっ……あっ、んんっ! + 気持ちいいっ……カイムの指、 + 優しくて、すっごく……いいっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかるぞ。 + 姉さんの中が、どんどん濡れていく」 +\endtext + +\text +カイムはその後もゆっくりと指を動かし、 +ベアトリスの身体に情欲の種火を灯していく。 +\endtext + +\text +ニチュッ、ピチュッと……指が動くたびに +愛液の糸引く音が響く。 +\endtext + +\text +そのうち膣内に溜まった愛液が許容量を超え、 +膣外へと垂れ落ちてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、 + 音……響かせちゃいやぁんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「残念ながら、それは無理な話だ。 + 姉さんのここは、もう大洪水だ。 + 見ろ、こんなに濡れている」 +\endtext + +\text +カイムは一度指を引き抜くと、 +ベアトリスの顔の前まで近づける。 +\endtext + +\text +そして眼前で指を動かし、 +糸引く愛液を見せつける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あぁ……いやらしすぎるわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろう? 白く濁った愛液。 + 姉さんが感じている証拠だ」 +\endtext + +\text +そう言って、 +カイムは再び指を膣内に挿入する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あぁんっ! はぁ、あはぁっ……。 + い、いつもより……感じちゃうの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「この場所が…… + あなたと一緒に過ごした場所だから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたが…… + あんっ、や、優しくしてくれるから……」 +\endtext + +\text +じわじわと汗をかいていくベアトリス。 +\endtext + +\text +ほのかに香る汗の香りを味わいながら、 +カイムはベアトリスのうなじを舐める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひゃあんっ! あはぁ、はぁっ……。 + うなじ、あんっ……舐めたら、だめぇ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも無理な注文だ。 + 可愛らしい姉さんを見ていると、 + もっと可愛らしい姿が見たくなる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +うなじを舐めつつ指で膣穴をほじくる。 +\endtext + +\text +ジュプッ、ニュププッと +水音はさらに大きくなり、 +ベアトリスの身体がビクビクと震える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、カ、カイムッ……。 + 私っ……あぁっ……もうっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んひぃっ、ぐっ……あはぁっ! + イクッ、イッ、くぅんっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴が、キュンッと締まった。 +\endtext + +\text +膣粘膜が指を強く圧迫してくるが、カイムは +それでもかまわず膣穴をかき回し続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、イッたか……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ、ごめんなさいっ……。 + 勝手に私ひとりでっ……許してっ……」 +\endtext + +\text +軽い絶頂を迎えたベアトリスは、 +甘い声でカイムに許しを請う。 +\endtext + +\text +そんな姉を見ながら、カイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんぞ。 + むしろこれで準備ができたというものだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +膣穴から指を引き抜いた。 +\endtext + +\text +銀色に輝く糸が +カイムの指とベアトリスの股間とをつなぐ。 +\endtext + +\text +そしてカイムはこれ見よがしに、 +その指を舐める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあっ、あ……舐めてる……。 + カイムが、私の……お汁、なめて、る……」 +\endtext + +\text("カイム") +「甘酸っぱくてうまい蜜だ。 + さて……その蜜が滴る肉穴に、 + そろそろ入れるとしようか」 +\endtext + +\text +カイムの言葉の後に、膣穴に触れる肉棒。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あ……いれる、のね……。 + い、いいわ……はぁ、はぁ、来て、カイム」 +\endtext + +\text +ベアトリスは深呼吸して、 +自分を落ち着かせる。 +\endtext + +\text +そして肉棒を入れやすいようにと +自ら股間の向きを変え、ねだる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カ、カイムの……ぶっといオチ●チン。 + お姉ちゃんのオマ●コに……ちょうだい?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、はっ、あぁぁああんっ♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスの腕ほどもある太い肉棒が、 +膣内に滑り込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……いつにも増して、 + すごいぬめり具合だ」 +\endtext + +\text +指でほぐした膣穴は、 +柔らかく肉棒を包み込む。 +\endtext + +\text +それでいて、中は充分すぎるほど濡れていて、 +入れているだけで粘膜がねぶってくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はぁんっ……あ、んっ……。 + う、動いて……いいわ、カイム」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私のオマ●コ…… + カイムの、好きにして♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスの身体に宿った情欲の種火。 +\endtext + +\text +快感をくべられ、 +今や大きく燃え上がり始めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、 + お言葉に甘えさせていただくとしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも……そう言われなくても + 動かしていただろうがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それほどに……姉さんの中は気持ちがいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってベアトリスの足を +抱え直すと、ゆっくりと出し入れを始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっくっ……んっ、はぁんっ! + あぁっ、カイムのオチ●チン…… + んっ、あぁっ……ふとぉい♪」 +\endtext + +\text +ニュルルルルッと、 +まずは肉棒が奥まで到達する。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口にキスをして、そして離れる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、オマ●コが、引っ掻かれてっ、 + あひぁっ!! い、いいっ!!」 +\endtext + +\text +エラの張った亀頭が敏感な膣粘膜を +容赦なく引っ掻きながら出ていく。 +\endtext + +\text +その快感に、ベアトリスはビクビクッと +身体を小刻みにのけぞらせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「感じてくれて、うれしいぞ姉さん」 +\endtext + +\text +カイムは耳元でそうささやきながら、 +ゆっくりと肉棒で膣内を撹拌していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ……んっ、あぁっ!! + カイムっ、んっ……好きっ、 + 大好きよ、カイムっ!!」 +\endtext + +\text +元から白濁していた愛液は +ベアトリスの興奮とともに更に白さを +増していく。 +\endtext + +\text +そして愛液は本気汁へと変わり、 +膣からドロリと吐き出されていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も、愛しているぞ」 +\endtext + +\text +生娘を扱うがごとく、 +優しくベアトリスを感じさせていくカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あぁーーーーっ! + カ、カイムッ……私っ、もうっ……」 +\endtext + +\text +ニュルルルルッと、 +肉棒が膣穴から引き抜かれていく。 +\endtext + +\text +緩慢な肉棒の動きをもどかしく思った +ベアトリスは、腰を艶めかしくくねらせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私もうっ、たまらないのっ……。 + い、いつもみたいにっ…… + 激しくっ、してっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そのぶっといオチ●チンで、 + 私のオマ●コっ……めちゃくちゃに + かき回してぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、そろそろそう言ってくる + 頃だと思っていたぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではお望み通り、 + 激しくかき回させてもらおう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +腹に力を込めて鋭く膣奥を突き上げた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ、んっ、あーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +甘い蜜を味わう時間から、 +貪る時へと移行する。 +\endtext + +\text +血管が浮き屹立した肉棒が、 +荒々しく膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ、んっ、あぁっ!! + いいっ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムのオチ●チンっ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは髪を振り乱し、汗を散らして +悶え鳴く。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、やはり姉さんは……」 +\endtext + +\text +カイムは途中まで言いかけ、やめた。 +\endtext + +\text +それが気になったベアトリスは、 +腰をくねらせながら訊ねる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、なに? + やっぱり私は……なに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、なんでもない。 + 気にせず快楽を味わえ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「やぁんっ、気になるわ……。 + お願い言って? なにを言いかけたの?」 +\endtext + +\text +ベアトリスに可愛らしく催促され、 +カイムは苦笑交じりに囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、姉さんは荒々しくされるのが好きな + マゾだなと、そうあらためて思っただけだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あふぅんっ!! + な、なんだ、そんなこと……ね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは感じながらも、フフッと笑う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わ、私がマゾだなんて…… + 私自身がいちばんよく知ってるわ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、あなたに調教されてっ、あぁんっ!! + い、いちばん先に……分からされたこと + だもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだな。だがそんな姉さんが、 + 俺はたまらなく愛おしい」 +\endtext + +\text +カイムはうなじにキスをしながら、 +膣奥を突き上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、はぁんっ♪ うれしいっ♪ + こ、こんな日が来るなんて……。 + ほ、ほんとにっ、夢みたいっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大好きだったカイムに、 + 女として、見てもらえて…… + セックスまで、して、もらえて……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの肢体が、 +ビクンッと大きく痙攣した。 +\endtext + +\text +膣穴から白濁した本気汁がドプッと溢れ出る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あぁっ!! い、イクッ……。 + カ、カイムッ、私っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、イッていいぞ。俺も中に出すからな。 + しっかりと飲み込めよ」 +\endtext + +\text +射精の欲求が込み上げてきたカイムは、 +更に抽送の速度を上げた。 +\endtext + +\text +粘膜をひっかかれ、子宮口を突き上げられ、 +ベアトリスもまた、加速度的にアクメへと +近づいていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、あっ、あぁっ!! + イクッ、イクッ! 出してっ…… + 私の、中にっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの嬌声が、 +廃墟に囲まれた場所で響く。 +\endtext + +\text +かつては人でにぎわった、王城。 +\endtext + +\text +しかし今は、王子と王女のふたりだけ。 +\endtext + +\text +そのふたりが、互いに身体を重ねあい、 +快感の頂へと上り詰めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッ、クッ……あぁっ、イクッ!! + カイムっ、好きっ……愛してるっ、 + 大好きっ!! 大好きぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +ベアトリスのカイムへの想いが最高潮に +達した直後、快感もまた限界を超えた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぃっ、あーーーーーーーーーーーっ! + イクッ、イックぅぅぅぅううううっ!!」 +\endtext + +\text +ビュルルルッ、ビュククッと、 +膣内に吐き出される精液。 +\endtext + +\text +すぐさま精液は膣穴を満たし、 +愛液とともに流れ出る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、いっぱいぃっ♪ + カイムの精液っ、私のオマ●コの中っ…… + いっぱいにっ……広がって……」 +\endtext + +\text +膣内を満たされながらアクメする幸せに、 +酔っぱらうベアトリス。 +\endtext + +\text +恍惚の表情を浮かべ、涎を垂らしながら、 +ビクビクと痙攣し続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひぃっ、んっ、あぁぁあああっ!! + もっと、もっと中にっ……私がほんとに + 妊娠するくらいっ、いっぱいっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……くっ、うぅっ!」 +\endtext + +\text +凄絶な締め付けの膣穴に、 +根元まで肉棒を突き込むカイム。 +\endtext + +\text +その状態のまま、 +膣奥へと精液を流し込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、すごいぃっ!! + まだっ……出てるっ!! + 精液っ、たくさんっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣内を満たしても、なお余りある性欲が +ベアトリスを襲い続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあ、ふ、あ……あっ……」 +\endtext + +\text +射精が終わったのは、優に1分が過ぎたころ +だった。 +\endtext + +\text +膣穴から入りきらなかった精液を +だらだらと垂らしながら、ベアトリスが +恍惚とした表情を浮かべている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「き、きもちよかった、わ……カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……俺も、よかったぞ姉さん」 +\endtext + +\text +カイムは射精後の余韻を楽しみながら、 +ゆっくりと膣内をかき回している。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「も、もし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もしも……侵略を受けなかったら。 + 私たちって、どうなっていたのかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「……どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「好きでもない余所の国の王子と、 + 結婚させられていたのかな……って」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんなさい、流石に不謹慎よね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんなら……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんなら、周囲の反対を押し切ってでも、 + 自分の道を選んでいたと思うがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に想いを伝えて、そして俺も…… + それを受け入れていただろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「今と同じようにな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムッ♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスは嬉しそうに、弟の名前を呼ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、姉さんが望まなくとも…… + 俺が無理やりものにしていただろうな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、再度腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、ほんとに今日のカイムは…… + んっ、あぁっ!! 凄く、優しいのね……」 +\endtext + +\text +ズルルッ、ズププッと、 +精液で満たされた膣穴をほじくるカイム。 +\endtext + +\text +既にニ度のアクメを味わわされている +ベアトリスは、カイムにされるがまま +股を開き続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう気分の日もあるさ」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながらじっくりと感触を +楽しむように肉棒で膣穴を擦り続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、はぁんっ……気持ちいいっ♪ + いつもよりあなたのオチ●チン、 + 太い気がするわ……」 +\endtext + +\text +さらけ出された股間に、突き立つ肉棒。 +\endtext + +\text +無防備な膣穴をえぐられ続ける快感に、 +ベアトリスは興奮を募らせながら、感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「奥まで突いてやる。 + めいっぱい感じるがいい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「気持ちいっ、あはぁン♪ + オマ●コがっ……私のオマ●コがっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムのオチ●チンで、 + 串刺しに……あひぃっ!」 +\endtext + +\text +その動きはゆっくりとしたものだが、 +グチュッ、ゴリュッと、確実に子宮口を +突き上げる。 +\endtext + +\text +その快感に、 +ベアトリスは涎を垂らしながら喘ぐ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、んっ、ひぃっ!? + 腰がっ……あぁっ、勝手に、あひぃっ!?」 +\endtext + +\text +抽送に合わせ、ベアトリスの腰がくねる。 +\endtext + +\text +それを見たカイムが、 +少しだけ意地の悪い笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + もう激しくして欲しくなったのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はふっ、あぁんっ♪ ごめんなさい……。 + エッチなお姉ちゃんで、ごめんなさいっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは快感と嬉しさのあまり、 +涙を浮かべて叫んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、なぜ謝る。 + 俺はエロい姉さんも大好きだぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほ、ほんとに? + 嫌いになったり、しない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「するはずがなかろう。 + さぁ、どうしてほしい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの願いであれば、 + 俺はなんだって叶えてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムがベアトリスの耳朶を甘噛みしながら +ささやく。 +\endtext + +\text +するとベアトリスは身体を悶えさせながら、 +カイムに向かって甘く鳴いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「し、して♪ + 私のオマ●コ……激しく、突いて♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そしてオマ●コにびゅびゅうーって、 + いっぱい種付け、してほしいの♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、ではその願い、叶えてやろう」 +\endtext + +\text +汗だくのベアトリスの身体に密着しながら、 +背後から肉棒を荒々しく突きたてる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、あっ、あぁぁああっ!! + いい、もっと、もっと激しくしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +嬌声を上げながら、 +自らも腰を振るベアトリス。 +\endtext + +\text +肉棒が出入りするごとに、 +愛液と精液の混じり合った汁が +掻き出されていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ、大好きっ……。 + カイムっ、あぁっ、愛してるっ……」 +\endtext + +\text +100年の間、 +心の中にしまいこんで育んだ愛。 +\endtext + +\text +今ようやくベアトリスの心は開くことが +許され、カイムへ愛を惜しみなく与えている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「幸せっ……私今、すごく幸せ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたがいればっ、 + 私っ……もう何もいらない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、姉さんは欲がないな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そんなことっ、ないわっ……。 + 私はこの世でいちばん欲しいものを、 + こうして与えてもらったの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こ、これ以上を望んだら、あぁんっ!! + 絶対に天罰が下っちゃう♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、その罰は誰が下す?」 +\endtext + +\text("カイム") +「神であろうが、何であろうが、 + 俺がいる限り姉さんには傷ひとつ + つけさせはしない」 +\endtext + +\text +ニチャッ、グチュッと +性器がぶつかり合うたびに、卑猥な音が響く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム……あぁ、ありがとう……。 + あんっ、んっ♪ 好きよ。 + 心の底から、あなたを……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ、姉さん。 + はぁ、はぁっ……さぁ、一緒にイこう」 +\endtext + +\text +カイムは息を荒げながら、 +ビクビクと震えはじめた肉棒で膣穴を突く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、あはぁんっ♪ うんっ♪ + 一緒にっ……一緒にっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「な、中にっ……出してっ♪ + 私もイクからっ!! + 私のオマ●コにっ、いっぱい……」 +\endtext + +\text +ベアトリスもまた、アクメを目前に控え、 +忙しなく身体を震わせている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、精液っ、ちょうだいぃっ!! + お姉ちゃんのオマ●コにっ、 + あなたの精液中出ししてぇっ!!」 +\endtext + +\text +ふたり以外誰もいない廃墟に、 +ベアトリスの嬌声が響き渡る。 +\endtext + +\text +その直後、カイムはくぐもった声を上げ、 +膣奥へと精液を解き放つ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁっ、んっ、あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +2度目の射精が始まり、 +熱い白濁液が子宮口を激しく叩いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいっ、クぅぅううッ!! + あはぁっ、オマ●コ中出しっ、 + あひっ、気持ちいいっ!!!」 +\endtext + +\text +ガクッ、ブルブルッと、 +全身を痙攣させるベアトリス。 +\endtext + +\text +乳房が揺れ、珠のように浮いた汗がパッと +飛び散った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大好きっ、だいすきぃ……っ!! + あはぁっ、お姉ちゃんのオマ●コッ、 + あなたの精液でいっぱい……あはぁっ!」 +\endtext + +\text +一度精液を受け止めている膣穴に、 +それ以上の精液を受け入れられるはずもない。 +\endtext + +\text +ドロリと濃厚な精液は飛び出した端から、 +逆流していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふっ、んっ、あぁぁああっ!! + オマ●コッ、とけちゃうぅっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あーーーーーーっ!! + せ、精液がっ、まだっ、出てっ……んっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐはっ!」 +\endtext + +\text +ギュウっと締まる膣穴に肉棒が圧迫され、 +精液を搾り取られる。 +\endtext + +\text +カイムは最後の1滴まで、ベアトリスの +膣穴に吸い尽くされた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひはぁっ、んっ……あはぁっ♪ + はぁ、あはぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +肉棒が膣穴から引き抜かれると、 +それまで膣内に溜め込まれていた精液までが、 +一気に流れ出した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ……いっぱい、流れちゃう……。 + せっかく出して、もらえたのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、これからは、数えきれないほど + 姉さんを抱くんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「少しくらい漏れ出たところで、 + いつかは俺の子を宿すことになる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁんっ♪ うれしい……。 + あなたの赤ちゃんを産めたら…… + 私、幸せすぎて死んじゃうかも♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは困るな。もう二度と、 + 姉さんを手放さないと誓っているのだが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「クスッ♪ そうね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……しっかり私のこと、掴まえていてね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはそう言ってカイムに微笑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ」 +\endtext + +\text +カイムはその微笑みを受け、 +姉の頬にキスをした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「フフッ♪ + ねぇカイム。腕……ギュッてしていい?」 +\endtext + +\text +迷宮への帰り道を並んで歩いていると、 +ベアトリスがそう言った。 +\endtext + +\text +その表情には、満面の笑みが浮かんでいる。 +\endtext + +\text +カイムですら滅多に見かけない、 +姉の花の様な笑顔。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんが、ずいぶんとご機嫌だな。 + 何かいいことでもあったか?」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、 +ベアトリスは腕にしがみつく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムがすっごく優しくしてくれて、 + うれしいの♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それにとっても、気持ちよかったし」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、 + そんなことで姉さんは上機嫌になるのか。 + なんというか、単純だな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなただって好きな人から優しくされたら、 + 嬉しくない?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムかっこいい。 + とっても素敵って言われたら、 + やっぱりウキウキするでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……ちょっと言ってみてくれ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、私でいいの?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは益々楽しげに +カイムの腕にしがみつき、はしゃぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それもそうだな。 + 帰ってほかの女に言わせるとするか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんっ、やだやだっ! ごめんなさい。 + 私が言うのっ! 私に言わせてぇっ♪」 +\endtext + +\text +迷宮ではリズベルをからかって遊ぶ +ベアトリスもカイムの前ではただの少女だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「素敵よ、カイム。 + とってもかっこいいわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大好き、愛してる♪ + 私のすべては、あなたのものよ」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムを見つめながら、 +甘く囁く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね? うれしいでしょ?」 +\endtext + +\text +小首を傾げ、 +上目づかいでカイムを見上げるベアトリス。 +\endtext + +\text +そんな姉としばらく見つめあっていた +カイムは顔を赤くし、コホンと咳払いをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ゴホン、そ、そうだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でしょ? だから私、これから毎日 + カイムに大好きって言ってあげる♪」 +\endtext + +\text +暗い夜道。 +\endtext + +\text +街灯もなく、 +星明りだけがうっすらと道を照らしている。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムとベアトリスは +腕を組みながら、楽しげに歩いていく。 +\endtext + +\text +過去をその場に置き、 +今と未来を、その両手で掴みながら。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_17.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_17.txt new file mode 100644 index 0000000..6d1a3c7 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_17.txt @@ -0,0 +1,4049 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_17") + +\text("ベアトリス") +「お待たせ……」 +\endtext + +\text +おずおずと、ベアトリスが寝室へと +入ってくる。 +\endtext + +\text +――今夜は付き合ってあげる。 +\endtext + +\text +そう言ったベアトリスは、 +一旦自室に戻ってから +カイムのもとにやってきたのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。 + ……どうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん、なんでもない」 +\endtext + +\text +そわそわと、落ち着きのないベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……まあ、好きなところに座れ。 + すぐに酒を用意する」 +\endtext + +\text +急遽、酒場から持ってきた酒を +グラスに注ぐカイム。 +\endtext + +\text +ベアトリスはというと、ベッドの脇にある +椅子に腰を落ち着ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「緊張しているのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん、いろいろと……ね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ……決戦も近いことだしな。 + わからんでもない。ほら」 +\endtext + +\text +カイムは言いつつ、グラスを +ベアトリスに手渡しする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがと。乾杯、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、乾杯」 +\endtext + +\text +カイムは、一口を楽しむようにして +ゆっくりと喉に流しこむ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text +ベアトリスもちびちびと飲みつつ、 +気づかれぬようにカイムを見る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……ねえ、カイム。 + カイムは私のこと、気がついているの?) +\endtext + +\text +いつぞや、話を遮られたときのことを +思い出す。 +\endtext + +\text +あれは、ベアトリスの正体に +気がついたから……それでも否定したいから、 +あんなことを言ったのではないか。 +\endtext + +\text +気がついていて、 +知らないフリをしているのだろうか? +\endtext + +\text("ベアトリス") +(もし、そうなら……) +\endtext + +\text("カイム") +「……あまり、深く考えるのは + よくないと思うぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんの心配もいらん。 + ただ信じて、俺について来ればいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「大体、そんなツラを見せるために + ここに来たわけではないだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ええ、そうね。 + 考えすぎるのはよくないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(気がついていない……みたいね。 + それなら、いいかな) +\endtext + +\text +もし、気がついていたら +カイムはこんなことは言わないだろう。 +\endtext + +\text +微睡みの王を倒した後も、 +いつも通りの日常が続くと信じているのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムは、微睡みの王を倒した後のことは + 考えてる?」 +\endtext + +\text +自身で訊いておいて、 +ずきりと心が痛みを訴えてくる。 +\endtext + +\text +それをできる限り、表情には出さないように。 +いつものお喋りのように、言葉を続ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズは全然、考えてなかったんだって。 + カイムはどうなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王を倒した後……か……」 +\endtext + +\text +ベアトリスに問われて、 +カイムは改めて考える。 +\endtext + +\text +よくよく考えてみれば、 +カイムの野望はすでに叶っている。 +\endtext + +\text("カイム") +(宣言こそしていないが、実質ニルト地方は + 俺の手中にある……女王も俺のものにした) +\endtext + +\text +……では、その後はなんだろうか。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……ハドス再興を宣言して…… + その後は見届けるだけだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「見届ける……?」 +\endtext + +\text +うむ、とカイムは頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルには内緒にしておいてくれ。 + こういうことはあまり外に向けて + 言うものではないしな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぅん……じゃあ、誰かに言うのは + 私が初めてなんだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。姉さんだからな。 + 特別に教えてやってもいい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふっ、そっか。 + 私だけに聞かせてくれるんだ」 +\endtext + +\text +嬉しそうに笑うベアトリスに、 +カイムも上機嫌になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「かつてのハドスで起きたことは、 + どこにでもあった悲劇のひとつ」 +\endtext + +\text("カイム") +「滅亡のきっかけを作ったのはストラクタ + だが……その根底にあるものは、 + 種族、人種の壁だ」 +\endtext + +\text +ディアボリカと人間。 +種族と種族の間にあった垣根は、 +小さな違いすら認めなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「この国には、それがない。 + 壁を取り払ったこの国には、 + あらゆる種族が入り乱れている」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、嬉々として語るカイムに +耳を傾けていた。 +\endtext + +\text +話を遮らず、時折頷きを返す。 +ふたりが幼いときもそうだった。 +\endtext + +\text +カイムが楽しげに、自慢げに話すときは +こうしてベアトリスは熱心に +聴いてくれていた。 +\endtext + +\text +そんなことを、カイムはふと思い出す。 +思い出して、なおのこと話したくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どの国にもあるだろう垣根を、 + 力任せに取っ払った……その結果が、 + どうなるかなど、俺にはわからん」 +\endtext + +\text("カイム") +「これが正しいのかどうか、なんてのもな。 + そんなものは後世の誰かが、 + 決めることだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからまあ、ひとまずは + この行く末を見届けるさ」 +\endtext + +\text +諍いや、差別は起きるだろう。 +だが、それは避けられない問題であって、 +人が集まれば起きるものだ。 +\endtext + +\text +そういったものも含めて、 +カイムは自分の作った国を見届ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「……未知の物ほど、 + 見て触れて面白いものはないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんも、楽しみにしていてくれ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ええ。カイムの作った国だもの。 + すごく楽しみだわ」 +\endtext + +\text +ずきり、とベアトリスの心は痛む。 +\endtext + +\text +そこにはもう、自分の姿はない。 +それを見ることは叶わないだろう。 +\endtext + +\text +せめてもの救いは、 +カイムがそれを今でも知らないことだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……よかった。 + 安心したわよ、姉さんは」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だってカイムはハドスの王になるでしょ? + でも、きっとなにも考えていない + だろうな……って思ってたから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さんは俺をなんだと思ってるんだ、 + ぐびっ」 +\endtext + +\text +不貞腐れたように、カイムは残ったグラスの +中身を一息で飲み干してしまう。 +\endtext + +\text +そんなカイムを見て、ついベアトリスは +笑ってしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふっ……これなら、なんの心配も + ないわね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろう? + 今の俺を昔と一緒にしてもらっては困る」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こうやって、姉さんの手からも離れて + いくのね……寂しくて死んじゃいそう」 +\endtext + +\text("カイム") +「“ベアトリス”はそろそろ弟離れしたら + どうだ。もう俺の”女”なんだからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +そろそろ頃合か、というのもあって +わざとらしくベアトリスを +呼び捨てにするカイム。 +\endtext + +\text +それがまずかったのか。 +あるいはもっと別の理由か。 +\endtext + +\text +ベアトリスは、 +突然拗ねたようにこう言った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉さんって呼んでくれなきゃイヤ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬおっ!?」 +\endtext + +\text +カイムは、ベアトリスに +押し倒されてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「急だな、まったく……姉さん、 + ちょっと離してくれ。 + グラスを……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……離れたくない」 +\endtext + +\text +ぎゅっと、ベアトリスはカイムに抱きつく。 +\endtext + +\text +弟離れなど、できるものか。 +男としても、弟としてもベアトリスは +カイムを愛しているのだ。 +\endtext + +\text +それが物理的でも精神的でも…… +どんな意味合いであっても。 +\endtext + +\text +この人から離れるなんて、考えられない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(もう会えなくなるなんて…… + 本当は、いやなんだから……) +\endtext + +\text("カイム") +「……わかった。ならそのまま抱きついた + ままでいい」 +\endtext + +\text +諦めて、カイムはどうにかグラスを +長テーブルの上に置く。 +\endtext + +\text("カイム") +(まったく……我が姉ながら、 + 地雷がわからん……) +\endtext + +\text +“弟離れ”のなにがいけなかったのやら、だ。 +カイム本人としては軽い冗談のつもりだった。 +\endtext + +\text +抱きついたベアトリスの身体は、 +小さく震えている。 +\endtext + +\text +よほど、離れがたいのか。 +あるいは今まで押さえ込んでいた不安が、 +爆発してしまったのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「……すまない、ただの冗談だ。 + 別に俺に近づくなとか……そういう + ことじゃない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +――ただ、カイムは知らないだけだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……本当に反省してる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うそ。ここ、こんなに硬くしてるくせに」 +\endtext + +\text +じとっと、ベアトリスはカイムを見つめる。 +\endtext + +\text +――カイムはなにも知らない。 +だから、これ以上辛い顔を見せてはいけない。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の愚息は正直者だからな。 + 姉さんに抱きつかれては反省もなにもない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……デリカシーとムードもないわ。 + あと、空気も読めない、いけないムスコね」 +\endtext + +\text +布ごしに触れても、硬く大きなカイムの +男根の感触に、ベアトリスの頬はうっすら +赤みが差していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……分かってる……。 + ちょっと、待ってて……」 +\endtext + +\text +こうなってしまっては、 +カイムもベアトリスの抑えがきくものでは +ない。 +\endtext + +\text +それに、元からそのつもりでカイムに +付き合うと言ったのだ。 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムから一歩離れると、 +上着を一枚一枚脱いでいく。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあ……カイムのオチ●チン、 + カチカチ……」 +\endtext + +\text +ひざまずいたベアトリスは慣れた手付きで、 +カイムの猛々しい肉棒を取りだした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「すごく、熱くなってるね……」 +\endtext + +\text +火傷しそうなほどに熱く火照った肉棒に、 +ベアトリスは頬ずりをする。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんのそんな格好を見たら、 + こうなるのも無理はない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ……似合ってるでしょう?」 +\endtext + +\text +いって、ベアトリスはわざとらしく +豊満な胸を強調してみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……確かに似合ってる。 + エロいぞ、姉さん」 +\endtext + +\text +妖艶に微笑むベアトリスは、 +いつもの私服でも、全裸でもない。 +\endtext + +\text +わざわざ用意してくれたのだろう。 +扇情的な、この場のためだけの +下着に身を包んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「わざわざ、一度部屋に戻ったのは + そのためか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……。 + カイムに、喜んでもらおうと思ってね」 +\endtext + +\text +言いつつ、ベアトリスは指先で +ツンツンと筋張った肉棒を小突く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「このコを見る限り、 + 悦んでるのは間違いないみたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……そんな格好で弟を + 誘惑するとはいけない姉ではないか。 + これは相応の躾がいるな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ……」 +\endtext + +\text +カイムの指が、首筋からベアトリスの +唇へと伸びていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今日は、姉さんが気持ちよくして + あげるの……カイムは動かないで」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……しかしだな」 +\endtext + +\text +カイムとしては、もはや我慢の限界だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉さんがしてあげる」 +\endtext + +\text +だというのに、ベアトリスは +きゅっとカイムの肉棒を掴んで離さない。 +\endtext + +\text +そして、潤んだ瞳でカイムを +見上げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……して、あげたいの」 +\endtext + +\text("カイム") +「う……む。 + 分かった、頼むぞ」 +\endtext + +\text +そういわれては、いかなカイムでも +頷くしなかい。 +\endtext + +\text +カイムの了承を得て、 +ベアトリスは嬉しそうにはにかんだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……いっぱい、気持ちよく + してあげる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……ちゅっ……れるぅぅぅ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの舌が、カイムの肉棒を +味わうようにねっとりと舐めあげる。 +\endtext + +\text +温かいうえに、唾液でぬらついた舌は +少し触れるだけでも心地よい。 +\endtext + +\text +それが、カイムの竿を亀頭に向かって +ゆっくりと這い上がっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「れるぅ……ちゅっ、レロッ……れるっ、 + んあ……はふ、ちゅっ」 +\endtext + +\text +カイムは茶々をいれるでもなく、 +その心地よさに身体を預ける。 +\endtext + +\text +カリ首の恥垢まで舌先で舐め取り、 +先走りが滴ればすすり上げる。 +\endtext + +\text +今までになく、ベアトリスの舌の動きは +熱っぽく、そして献身的だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふぅっ、んちゅっ……気持ちいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……気持ちいいぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「よかった……れるっ、ちゅっ、 + んふ……ちゅるぅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +嬉しそうにはにかんで、 +ベアトリスは肉棒に舌を這わせていく。 +\endtext + +\text +そんな彼女に、どうしたのかと +ふと疑問に思う。 +\endtext + +\text +いつもとは、どこか違う気がする。 +それがなんなのかまでは、分からないが。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「れう、ちゅっ……それじゃあ、 + もっと気持ちよくしてあげる……」 +\endtext + +\text +そう言って、添えていただけの手指で +刺激していくベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「うおっ……!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「くすっ……可愛い声なんか、 + 出しちゃって……そんなに、 + ここが気持ちいいの?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは繊細な手付きで、 +カイムの睾丸を弄び始める。 +\endtext + +\text +彼女の柔らかい手の中で、 +絶えず転がされると、なんとも言えない +快感がカイムの背筋を駆け抜けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなこと、どこで + 覚えてきたんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そこにある幻像石をこっそり + 覗き見したの」 +\endtext + +\text +そう言って、ベアトリスの視線は +カイムの幻像石コレクションに +向けられた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「特選フェラチオ集……だっけ。 + とっても、勉強になったわ……れるっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひょうやっへ……ちゅるぅ、 + さきっひょ、に……れるぅぅぅ」 +\endtext + +\text +ざらつく舌の表面が肉棒を包み込み、 +亀頭まで舐りあげていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うらひゅじを、れるっ、ちゅっ、 + ちゅるっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふ、ふ……おしっこの穴も、 + ちゅうちゅうするのよね…… + ん、ちゅぅるるる……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬっ、く……」 +\endtext + +\text +ねっとりと先端まで舐め上げられ、 +最後に鈴口に一気に吸い付かれる。 +\endtext + +\text +とたん、ビリッと電気が駆け抜けた +ような刺激が脳天まで駆け抜けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゅるっ、ちゅぱっ……大丈夫、 + まだ、イかせないから……んっ、 + れるっ、ペロッ、れるぅっ」 +\endtext + +\text +――時間の許す限り。 +この甘やかな時間を楽しみたい。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さんの好きにすればいい。 + 今夜は、いくらでも姉さんに + 付き合おう」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムはベアトリスの +頭を優しく撫でる。 +\endtext + +\text +彼女はそれだけでも幸せで、 +身体の芯からふわふわとしてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……ありがと」 +\endtext + +\text +普段のカイムも好きだが、 +こうしてとても優しくしてくれる +カイムも、ベアトリスは大好きだ。 +\endtext + +\text +もっと、もっと気持ちよくして +あげたいと思う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大好きよ、カイム……れるっ、 + ちゅっ、れる」 +\endtext + +\text +湧き上がってくる情愛に任せて、 +ベアトリスは肉棒を貪っていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はむっ、んふ……れるぅっ、 + ちゅっ……指れも、しへあげゆ…… + れるぅぅ」 +\endtext + +\text +舌で竿を舐めあげ、手のひらで睾丸を +丹念に転がしていく。 +\endtext + +\text +さらには空いた手指で、 +亀頭を撫で回し始めていく。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒を余すことなく、 +ベアトリスはねっとりと揉み解していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んちゅっ……オチ●チン、 + おいひ……れるぅっ、ペロッ、 + くちゅっ、んふぅ……」 +\endtext + +\text +カイムはもれそうになる呻きを、 +どうにか堪える。 +\endtext + +\text +ニチャニチャと音を立てて、 +肉棒がこねくり回されている。 +\endtext + +\text +その快感が、じっくりとカイムの +理性まで蕩かせていくようだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「れるっ、ちゅっ……お汁、 + いっぱい溢れてるわよ? + ほら、私の指、こんなにトロトロ」 +\endtext + +\text +亀頭を離れた指から、つうっと +先走りの糸が伸びていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オチ●チンの先っぽから、 + こんなにエッチな涎たらして…… + やらしいわ……あむ、れるぅぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやらしいのは、 + 姉さんも同じだろう?」 +\endtext + +\text +さっきから、ベアトリスが +ふとももをモジモジしていることに +カイムが気づかないわけがない。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のチ●ポを舐めただけで、 + もうぐっしょり濡らしているだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……れるっ、ちゅるっ…… + オチ●チンのニオイ、らけれ……れるっ、 + ゾクゾクしひゃうの……れるちゅっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふぅ……はぁ……カイムのエッチな + ニオイだけで、おかしくなりそう……」 +\endtext + +\text +熱に浮かされたように、うっとりとした +様子でベアトリスは言う。 +\endtext + +\text +頬に擦り付けられた肉棒が、 +唾液の淫液でベアトリスの顔まで +ドロドロにしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まだ射精してないのに、 + 私の顔もオチ●チンもドロドロね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これじゃあ、いくら舐めても + キリがないわ……れるぅっ、チュッ、 + んへあ……れるちゅっ、チュルゥッ」 +\endtext + +\text +そうして溢れる先走りを舐めとると、 +濃厚な牡の味とニオイで眩暈すら +覚えてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はふ……んっ、ちゅっ、レル、 + ぴちゃ……れるぅっ、んふぅ」 +\endtext + +\text +それは、カイムの肉棒によって刻み込まれた +牝の本能を強烈に刺激させる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふぁっ……んちゅっ、れるっ、 + こっひ、もぉっ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……くぅっ……!」 +\endtext + +\text +ほんの少しだけ、睾丸を転がす +手に力を入れていく。 +\endtext + +\text +転がしていたものを、しっかりと五指で +包んで揉み解していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……オチ●チン、びくって…… + これ、ちゅるっ、んふ……もみもみ + ひゅるの、ひもひいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……クセになりそうだな」 +\endtext + +\text +睾丸を揉まれると、とたんに +ゾクゾクと射精欲が高まってくる。 +\endtext + +\text +快感が身体の芯まで痺れさせ、 +肉棒をビクンと、震わせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふ……まら、かたくなっへ…… + イきひょうなの……ちゅるっ、れるっ」 +\endtext + +\text +限界まで堪えようと力むと、 +肉棒は筋張ってさらに硬くなる。 +\endtext + +\text +それを見とめ、ベアトリスは +嬉しそうに口元を緩めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「レロッ、ちゅっ……いいわよ。 + 好きなときにイッて……姉さんの顔も + 髪も、ドロドロにしてもいいからね……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「れるるっ、チュッ、んふぅ…… + レロッ、ぴちゃっ、ちゅるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +一際、ベアトリスから送られてくる +刺激が強くなる。 +\endtext + +\text +竿に吸い付き、裏筋までざらつく舌で +こすり上げ…… +\endtext + +\text +両手で、睾丸と亀頭を絶えず揉みしだき、 +しごきあげていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……気持ちいいぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぅっ……ちゅるっ、もっひょ、 + ひもひよくなっへ……レルル、 + チュルッ、ヂュルルゥゥ♪」 +\endtext + +\text +カイムにほめられて、ベアトリスは +ますます口淫に熱をあげていく。 +\endtext + +\text +舐めあげる竿はカチカチに膨張して、 +撫でていた亀頭からは絶えず、 +先走りが滲み出して手のひらを濡らす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゅるっ、んふぅっ、レルッ、 + ちゅっ、ちゅっ、レルゥゥ」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……くぅっ……!」 +\endtext + +\text +破裂しそうなほどに亀頭が膨れ上がって、 +ビクンっと一際強く肉棒が震える。 +\endtext + +\text +肉棒を擦りあげられ、睾丸をもまれて、 +ゾクリと強烈な快感が指先まで浸透していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろイクぞ……望みどおり、 + 顔も髪も俺の精液でマーキング + してやる……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あむっ、んちゅっ……しへぇっ、 + マーキングっ、カイムとエッチした + 証、いっぱいかけてぇっ……♪」 +\endtext + +\text +ニチャネチャと、肉棒を舐る舌と手指の +動きが射精を導こうと一層激しくなる。 +\endtext + +\text +その刺激に、堰を切ったように +下腹部から肉棒へと熱と快感が駆け抜けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおおっ……!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「きゃっ……あぁんっ……♪」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるるるるっ!! +\endtext + +\text +勢いよく、濃厚な白濁液が +ベアトリスめがけてほとばしる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふっ、ふぁっ……熱いのが、 + いっぱい……ひゃんっっ」 +\endtext + +\text +美しい顔に、髪に、カイムは容赦なく +精液をぶちまけていく。 +\endtext + +\text +痺れるような強烈な快楽が身体の芯を +ゆすって、思考をぼんやりとさせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「染まっちゃうっ……顔も、髪も…… + カイムのザーメンで……ああぁっ……」 +\endtext + +\text +そしてベアトリスもまた、 +一際濃厚な精液をかけられて恍惚と +してしまう。 +\endtext + +\text +自身のなにもかもが、 +カイムに染め上げられていく。 +\endtext + +\text +その満足感に、身体は悦びで +震えてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……ふぁ……マーキング、 + されちゃった……んんっ……♪」 +\endtext + +\text +ぶるっ……と、ベアトリスは身震いする。 +\endtext + +\text +その表情は完全に肉欲に溺れた、 +牝そのものだ。 +\endtext + +\text +彼女が膝をついた床――ちょうど股間の +真下に向かって、つうっと愛液が +垂れてすらいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……なかなか、いや + かなりよかった。 + 最高だったぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁ……っ」 +\endtext + +\text +カイムに撫でられただけだけで、 +ベアトリスはビクンっと大げさに +反応してしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……いつにも増して敏感だな。 + いつもよりも興奮してないか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぅ……今日は、特別な日だから。 + いつもより、興奮してるみたい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「特別……?」 +\endtext + +\text +それは決戦前だからなのか。 +それとも……単純にエロ下着デビュー +だからか。 +\endtext + +\text +問いただす前に、ベアトリスが再び +肉棒を指で弄び始める。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オチ●チン、まだ元気ね」 +\endtext + +\text +――まあ、今気にすることでもないか。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のチ●ポだぞ? + 一度で満足するとでも思うか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、今度はおくちマ●コで + してあげる」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、頼むぞ」 +\endtext + +\text +ベアトリスは口元に垂れてきた精液を、 +舌先でぺろりと舐めとる。 +\endtext + +\text +そして、ゆっくりとカイムの肉棒を +くわえ込んでいった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……んむ……ふ……♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスの熱い吐息が、 +カイムの肉棒をなで上げる。 +\endtext + +\text +かと思えば、唾液でぬらりとした舌と +口内粘膜が優しく肉棒を包み込んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「むぐ……ふ……」 +\endtext + +\text +ぞくりと、身震いするベアトリス。 +\endtext + +\text +肉棒を口内へと含んだ瞬間に、 +鼻腔を抜けていく牡のニオイ。 +\endtext + +\text +頭がぼうっとして、 +下腹部がジクジクと疼いてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん、大丈夫か?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「らい、ひょうふ……んぐっ、 + ちゅぶっ……ジュルゥゥ」 +\endtext + +\text +口内いっぱいに頬張った肉棒に、 +ベアトリスは吸い付く。 +\endtext + +\text +舌で肉棒を包み込んで、 +ゆっくりと頭を前後に振っていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、ヂュルウッ、ふ……んふ、 + むぐっ、んふぅ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「くひの……なひゃ、むぐっ、ンッ…… + オチ●チンの味っ、におひ……ぢゅるっ、 + いっぱひ……れるっ、んふぅっ」 +\endtext + +\text +頭がくらくらして、ぼうっとしてしまう。 +\endtext + +\text +肉欲でふやけた思考は、カイムの肉棒のこと +しか考えられなくなってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「美味そうにしゃぶるようになったな。 + そんなに、好きか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふぅっ……じゅるっ、チュッ、 + しゅきっ……カイムのオチ●チン、 + らいひゅきっ……れるっ、ちゅるぅっ」 +\endtext + +\text +吸い付くと、尿道に残っていた精液が +びゅるっと噴出してくる。 +\endtext + +\text +それもしっかりと飲み下して、 +ベアトリスは必死に肉棒をしゃぶっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「それはよかった。 + なら、しっかり味わうんだぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぅぅ……ジュルゥッ、ちゅっ、 + ジュポッ、ヂュルルっ……んふぅっ、 + はふ……あむぅぅ……♪」 +\endtext + +\text +一生懸命に肉棒にしゃぶりつくベアトリス。 +\endtext + +\text +その懸命な姿は、カイムの支配欲と +嗜虐心をメラメラとあぶってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(今すぐにでも腰を動かして、姉さんの + 口を滅茶苦茶にしてやりたいが……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、ジュポッ、ぢゅるっ、 + ちゅるっ……んふ、ジュズルゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +(献身的な姉さんも悪くないな…… + むしろいいではないか。 + 今は我慢だ、我慢……) +\endtext + +\text +湧き上がってくる衝動をぐっと、 +カイムは抑え込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はむぅっ、ジュルッ、チュッ…… + んむぅぅぅぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ……おっ……」 +\endtext + +\text +その間にも、ベアトリスの口淫は +過激になっていく。 +\endtext + +\text +彼女はニュルゥゥゥっと、 +肉棒を根元まで飲み込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまり、無理はしなくていいぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、ふ……もっひょ、 + 味わわへて……じゅるぅっ、チュッ、 + ヂュルゥゥゥゥゥ……」 +\endtext + +\text +根元まで飲み込んだ肉棒を、 +吸いながらゆっくりと離していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……くぅっ……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、んむぅぅぅぅ……♪」 +\endtext + +\text +そして、再び根元までくわえ込んでいく。 +\endtext + +\text +吸い上げられた瞬間、根元から +吸い尽くされるような感覚がカイムを襲う。 +\endtext + +\text +その後にやってくるのは、 +優しく包み込んでくる熱さだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、ちゅっ……くひのなひゃ、 + もぐもぐ、しへあげゆ……んぐ、 + もご、んむぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……ふふ、それも俺の幻像石で + 学んだのか?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは器用にも舌と上あごで肉棒を +挟み込むと、飴玉を転がすように +口内を動かしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンッ、ちゅぱっ……上手に再現できてる + でしょう? 指とか使って、練習した + んだから……あむ、んぐっ、ちゅるぅっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こっひも、じゅるぅっ……刺激、しへ + あげゆ」 +\endtext + +\text +そして、再びベアトリスの指が +カイムの睾丸を弄び始める。 +\endtext + +\text +すると、口内で肉棒がビクンと +震えて反応する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ、ヂュルッ、ちゅっ、ジュポッ、 + ここ、コロコロしへ……じゅるぅっ、 + おくひマ●コも……ジュルゥゥゥッ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「おひゅゆっ、いっひゃいっ……んぐっ、 + ジュルッ、ちゅっ……あふれへ、 + んふぅっ、しひゃが、とけひょう」 +\endtext + +\text +一発出したにも関わらず、 +ベアトリスの巧みな攻めにふつふつと +射精欲がこみ上げて来る。 +\endtext + +\text +そして、肉棒もそれをベアトリスに +訴えるかのように、さらに硬くなっていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、ジュルゥッ、ジュポっ、 + んむっ、ふっ……ジュズルルッ!」 +\endtext + +\text +それに反応してか肉棒への吸い付きが、 +やおら激しくなっていく。 +\endtext + +\text +その分、刺激も増加してカイムの背筋を +駆け抜けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいぞ、姉さん。 + そろそろ俺も限界だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゅぽっ、チュルッ、れるぅっ、 + れひゃうの? ねえひゃんのっ、ジュルッ、 + くひのなかにっ、んぐっ、ジュルゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、しっかり飲むんだぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、ふ……のむっ、じゅるっ、 + ジュポっ、ザーメンミルクっ、 + ヂュルゥッ、のませへっ♪」 +\endtext + +\text +――にゅるぅぅぅぅぅぅっ +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んむぅぅぅぅぅぅ……♪」 +\endtext + +\text +肉棒を根元まで飲み込んで、 +そのまま吸い上げつつ、 +一気にカリ首まで離れていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐぅっ、うっ、ンンッ、ジュルゥッ、 + ふっ……ジュポッ、ジュルッ、 + んふうぅぅっ!」 +\endtext + +\text +キュウッと肉棒に吸い付いてくる口内粘膜。 +\endtext + +\text +蜜壷とは違って、吸い付く動きもあって +ゾクゾクと強烈な快感がカイムを +追い詰めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……いいぞ、やればできるじゃないか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルゥッ、んむっ、れるるっ、 + んぐっ、ふ……♪」 +\endtext + +\text +喉の奥を、硬い肉棒がゴツゴツと +突き上げてくる。 +\endtext + +\text +そのたびに頭が真っ白になって、 +身体の芯から痺れてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んちゅっ、ジュルゥッ、れるっ、 + ちゅぱっ、んぐっ、ヂュルゥッ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オチ●チン、ちゅるぅっ、んぐっ、 + あひゅく、なっへゆ……じゅるぅっ、 + ジュポッ、ちゅっ」 +\endtext + +\text +先走りがあふれ、より硬さと熱さが +増していく肉棒。 +\endtext + +\text +いちど射精したせいか、 +その硬さも熱さも増していた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゅるっ、ジュポっ……イキひょうに + なっへるわ……れるちゅっ、ジュルッ、 + ちゅるぅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「判るのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゅるるっ、さきっひょ…… + はれへ、きへるもの……じゅぅるるっ」 +\endtext + +\text +射精を我慢しているせいで、 +筋張って硬くなっている肉棒。 +\endtext + +\text +舌先からでも判るほどに、 +亀頭も厚く腫れ上がっているのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえひゃんの、ちゅっ、じゅるっ…… + くひのなかで、んぅっ……ぱんぱんに + なっへる……じゅるぅっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「れるっ、チュッ、ぢゅるぅっ…… + ラクに、しへあげゆ……ちゅるっ、 + じゅぞっ、レルルルッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは亀頭だけを改めて +口に含むと、射精させるために強く +吸い付いてきた。 +\endtext + +\text +それと同時に睾丸をも揉みしだいて、 +カイムを一気に追い込んでいく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ここが、じゅるっ、ヂュルルルッ! + いひばん、びんかんらって……れるっ、 + じゅぽっ、しっへるんらから……♪」 +\endtext + +\text +ゾクゾクっと、腰が浮いてしまうほど +強烈な快感が指先まで駆け抜ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゅるっ、ぢゅるるぅっ、んうっ、 + ふ……れるっ、ちゅるるっ!」 +\endtext + +\text +吸い付きだけでなく、ベアトリスは下を +使って鈴口や突端を責めたててきた。 +\endtext + +\text +強烈な口の動きは、 +我慢しようとするカイムの意思を +ドロドロに溶かしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ヂュルルッ、チュッ、チュルゥッ、 + んっ、ふ……れるっ、ちゅるるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……おっ……!」 +\endtext + +\text +その快感に、呻きがこぼれる。 +\endtext + +\text +下腹部で熱がたぎるほどに肉棒は過敏になり、 +びくんと脈をうつ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まひゃ、ビクッっへ……じゅるっ、ちゅっ、 + いいわよ……姉さんのおくひマ●コでっ、 + ちゅっ、ジュルッ、たくひゃんらひてっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞ……一滴も残すなよ……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んうっっ、ジュルゥッ、れんぶ、 + 飲んでっ……ジュルルッ、あげゆ…… + チュルゥッ、じゅるるるっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ジュルゥッ、んぐっ、じゅぽっ、 + れるっ、チュルッ、ジュルルルルッ!!」 +\endtext + +\text +先走りが吸い尽くされ、 +その奥に溜まっている精液まで +吸い上げようとする強烈なバキューム。 +\endtext + +\text +さらに射精を促すように睾丸を弄ばれ、 +ついに我慢の限界がやってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクぞ……!」 +\endtext + +\text +湧き上がってくる射精欲もそのままに、 +カイムは了承すらとらずに、 +肉棒をベアトリスの喉奥へと突きこんだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐぅぅぅぅぅぅ……!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んむぅぅっ、んんんん―――――!!」 +\endtext + +\text +――びゅるるるっ、びゅるっ、びゅるるる! +\endtext + +\text +喉奥へと、熱く煮えたぎった精液が +一気にほとばしる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ、おっ……ゴクッ、んぐっ……!」 +\endtext + +\text +問答無用で、喉の奥まで肉棒で +一突きされたベアトリス。 +\endtext + +\text +その衝撃に、苦しみと快感で頭が真っ白に +なってしまう。 +\endtext + +\text +反射的に吐き出された精液を嚥下したため、 +喉が灼けるように熱い。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぐっ……ふ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、ちゃんと飲み干すんだぞ…… + まだ、出るからな……」 +\endtext + +\text +――ぐりゅっ、ごりゅりゅっ +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンンッ!? ふぐっ……うっ……!」 +\endtext + +\text +喉に押し付けられた肉棒から、 +小刻みに精液がほとばしる。 +\endtext + +\text +そのたびにベアトリスは身体を震わせて、 +苦悦に表情を蕩かせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ゴクッ……コクッ……んっ…… + ふ……」 +\endtext + +\text +濃厚で、大量の精液が口内に満ちている。 +\endtext + +\text +それをどうにか飲み干していく +ベアトリス。 +\endtext + +\text +鼻を抜ける牡のニオイと、 +喉を灼く精の熱さに身体は震えて、 +ツンと乳首が勃ってしまう。 +\endtext + +\text +そんな彼女に興奮を覚えつつも、 +カイムはゆっくりと肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ン……ちゅ……んはぁっ…… + はっ……あはっ……」 +\endtext + +\text +つうっと、ベアトリスの唇から肉棒まで +白濁液の糸が垂れていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はあ……は……ば、か……。 + 動かないで、いいって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいじゃないか。 + 姉さんだって、興奮しただろう? + 乳首が勃ってるぞ」 +\endtext + +\text +言いつつ、カイムはベアトリスの +乳房へと手を伸ばした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あんっ……♪」 +\endtext + +\text +ぐったりとしてカイムへともたれかかる +ベアトリス。 +\endtext + +\text +熱でもあるのでは、と勘違いするほどに +彼女の身体は火照っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……待って、まだ口の中…… + んむぅっ……」 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスを抱え起こして、 +そのまま唇を奪う。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひゃい、むぅっ……んぐっ、チュッ、 + れるぅっ……んふぅっ」 +\endtext + +\text +唇に吸い付いて、舌を絡ませるだけで +ベアトリスの肢体はビクビクと敏感に +反応する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んむっ、はふ……ちゅぱっ…… + ふぁ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ぁ……」 +\endtext + +\text +唾液が糸を引いて、カイムの舌が +ベアトリスから離れていく。 +\endtext + +\text +自身の上に覆いかぶさったカイムは、 +ぎらついた獣の目で、彼女を見下ろしていた。 +\endtext + +\text +被虐心をそそる視線に、 +ぶつりと、身震いしてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……今度は、俺がイかせる番だな。 + “ベアトリス”?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……あぁ……」 +\endtext + +\text +カイムの指が、柔らかな唇から乳房に…… +下腹部へと滑っていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んっ……そう、よ……今度は + カイムが私のこと、気持ちよく…… + あっ……!?」 +\endtext + +\text +一際大きく、ベアトリスの腰が跳ねる。 +\endtext + +\text +カイムの指先が、真っ赤に充血して痛いほど +腫れ上がった肉芽を弾いたのだ。 +\endtext + +\text +その下でヒクつく淫裂は、 +とっくに愛液で濡れそぼっている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあ……あ……気持ちよく、して……? + 私のオマ●コ、奥までズポズポして…… + イかせて、ほしいの……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰のものでだ?」 +\endtext + +\text +言いつつ、カイムはいまだに硬さを +保っている肉棒を突き出して、 +ベアトリスの淫裂にこすり付ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「弟の……カイムのオチ●ポでしてっ…… + 姉さんのオマ●コ、気持ちよくして……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、俺もそうしてやりたいと + 思っていたところだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああ……♪」 +\endtext + +\text +そう言って、屹立した肉棒を牝穴に +添えると、一気に最奥まで突き入れた。 +\endtext + +\text +――ずちゅうぅぅぅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはぁぁぁんっ!? + あっ……ひっ、いっ……♪」 +\endtext + +\text +一息で、カイムの肉棒は蜜壷を押し開いて、 +子宮口を押し上げる。 +\endtext + +\text +その途端、ベアトリスは快感で +身体を大きくしならせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちは弄ってすらいないのに、 + いい具合にほぐれているな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、ひっ……いきなり、 + 奥までなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにか問題でもあったか?」 +\endtext + +\text +肉棒を受け止めた快感に身震いしている +ベアトリス。 +\endtext + +\text +ぷるんっと揺れる豊満なバストに +手を伸ばすと、カイムは優しく +揉みしだいていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ない、けど……あんっ、んっ、いれながら、 + おっぱいモミモミしないでっ…… + 感じすぎちゃう……ふあっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……動いていないのに、 + 乳を揉んだだけでチ●ポに + 絡み付いてくるな」 +\endtext + +\text +すでに攻守は入れ替わっている。 +カイムの独壇場だ。 +\endtext + +\text +そうなっては、ベアトリスは快感に +身体を預けるだけで精一杯になってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだけ、気持ちよくしてくれたからな。 + 次は俺が失神するまでイかせてやろうか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へ……あ……あの、私もっと、その、 + ムードたっぷりな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう遅い。あんなことされて、 + 我慢できる男などいるか」 +\endtext + +\text +カイムは意地の悪い笑みを +浮かべて見せると、 +じれったい速度で腰を動かし始める。 +\endtext + +\text +――にちゅっ、ぐちゅっ、にちゅっ…… +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ……ふあ……? + んっ、あ……れ?」 +\endtext + +\text +滅茶苦茶にされると歯を食いしばる +ベアトリスだったが…… +\endtext + +\text +やってきたのは、愛でるような +甘やかな快感だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふっ……んんっ、ふぁっ、あっ…… + カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、気持ちよくないのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううんっ……気持ちいいっ、やんっ♪ + 乳首っ、カリカリしちゃっ……あぅんっ」 +\endtext + +\text +肉棒で蜜壷を突き上げながら、 +ツンと勃起した乳首を指先で引っかく +カイム。 +\endtext + +\text +少し痛いくらいの刺激に、 +ベアトリスは可愛い声をこぼしてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……今夜だけは、不安もこの先のことも、 + 何もかも忘れさせてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、今は俺のことだけを + 考えていればいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のことしか、考えられんようにしてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……」 +\endtext + +\text +それ以上の言葉は不要だ。 +\endtext + +\text +カイムは緩慢な速度のまま、 +膣内を押し広げるように腰をグラインド +させる。 +\endtext + +\text +それと同時にリンクさせるように、 +乳房を揉みまわす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、あっ……あっ、それっ、 + 気持ちいいっ……奥っ、グリュグリュって + されるの、すごっ……ひんっ!」 +\endtext + +\text +根元までみっちり埋まった肉棒で、 +蜜壷の一番敏感なところを刺激する。 +\endtext + +\text +動きが緩やかな分、こねくりまわされる +感触が鮮明に伝わってきて、快感を何倍にも +してしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「しょこっ、あひっ……声が、 + 勝手にでひゃっ、あっ……あひっ、 + らめっ、だめぇぇっ……」 +\endtext + +\text +ろれつが回らなくなるほどに感じている +ベアトリスに、嗜虐心がむくむくと +育っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ここもしてやるぞ?」 +\endtext + +\text +それと同時に、乳房を揉みしだいていた +手を止めて、今度は乳首を指の腹で +転がしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふああぁぁぁぁぁ……♪」 +\endtext + +\text +表情を蕩かせて、だらしなく涎まで +垂らして感じてしまうベアトリスに、 +少しだけ刺激を緩めるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだロクに動いていないのにそれでは、 + この先到底保たんぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んぅっ……だって、こんな…… + こんな優しくされたら……こ、恋人…… + みたい……で……」 +\endtext + +\text +言っている側から、かああっとベアトリスの +顔が真っ赤になっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……くっ、ふはは。 + 可愛いぞ、ベアトリス」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、う……こんなときに、 + そんなこと言うのはズルくない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、嫌じゃないだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……うん……あっ、ひぅんっ、ふあっ、 + カイ、ムぅっ……♪」 +\endtext + +\text +シチュエーションやプレイではなくて、 +ただお互いを愛し合う。 +\endtext + +\text +そういうことをベアトリスが求めていたこと +くらい、カイムは判っている。 +\endtext + +\text +――にちゅっ、ずちゅっ、ぐちゅっ +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあっ、あっ……もっとっ、 + 奥まで突いてっ……じらしちゃ、いやぁっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、夜は長いからな」 +\endtext + +\text +今度は蜜壷の浅いところで抽送し、 +刺激していくカイム。 +\endtext + +\text +肉ヒダが物足りないとばかりに、 +必死に肉棒に絡み付こうとするが +カイムは意にも介さない。 +\endtext + +\text +その分、突き上げるたびにたゆんと揺れる +乳房を鷲掴んで揉みしだいていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひっ、ひんっ!? + あっ、ふあっ……おっぱいぃっ……!」 +\endtext + +\text +奥まで抽送しない分、 +形が大きく変わるほどに乳房を揉みしだく。 +\endtext + +\text +柔らかな乳たぶに五指が沈み込んでいく。 +その間も抽送は止まらず、 +蜜壷の最奥をじくじくと疼かせる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぐっ、んぅぅぅぅ……あっ、ひぃぃんっ、 + あふっ、んっ、ふあぁぁ……おっぱいっ、 + ジンジンしてっ……あっ、ひぅっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「オマ●コの奥もぉっ……あっ、ひぃっ、 + ふあぁぁ……切ないのぉっ…… + お願いっ、もっとぉっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……」 +\endtext + +\text +カイムはにたりと笑って、 +今度は下腹部の裏側を肉棒で擦りあげていく。 +\endtext + +\text +――にちゅっ、ぐちゅっ、ずちゅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、ああーーーーっ!? + そこっ、ちがっ……あっ、しびれちゃっ、 + んああぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text +一際甲高い嬌声が、寝室に響く。 +\endtext + +\text +蜜壷は肉棒にキュウッときつく絡みつき、 +そのヒダでしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だめっ、らめぇっ……おなかの裏は + 感じすぎてっ、あっ、ひぃぃんっ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そこっ、ごりゅごりゅされひゃらっ、あっ、 + はひぃっ、でりゅっ……おひっこ、 + もれちゃうぅっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。小便でも潮でも好きなだけ + もらしてしまえ」 +\endtext + +\text +エラがゴリゴリと、下腹部の裏側を +えぐりながら肉ヒダを引っ掻き回す。 +\endtext + +\text +その痺れるような快感に、ベアトリスは +身もだえしてしまう。 +\endtext + +\text +そして、膣内も忙しなく痙攣して +肉棒をしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、ひあぁぁ……もう、らめぇっ♪ + イクッ、イッちゃうっ……あっ、あっ!」 +\endtext + +\text +一層、表情を蕩かせるベアトリスに、 +カイムは途端に刺激を緩めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぅっ……んぅぅぅぅぅ……ッ♪ + あはっ、あ……」 +\endtext + +\text +その分再び、乳房を鷲掴んで +別の刺激を与えていくカイム。 +\endtext + +\text +――むにゅううっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぅんんんんっ!?」 +\endtext + +\text +――にちゅっ、ずちゅっ、ぐちゅっ…… +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひぃんっ、あっ、ひっ…… + きもち、いいの……とまらないぃ…… + んふぁぁっ」 +\endtext + +\text +強い刺激と弱い刺激が入れ替わり立ち替わり、 +ベアトリスの思考をゆさぶってくる。 +\endtext + +\text +胸と膣内の刺激は交互にやってくるが、 +蜜壷の刺激は一向に強まらない。 +\endtext + +\text +焦らすように、ゆっくりゆっくり +ベアトリスを追い詰めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こんなの……こんなの、続けられたらっ、 + あひっ、ヒィンッ……おかしくなるぅっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もうっ、イかせてぇっ……オマ●コが + キュンキュンしてっ、苦しいのぉっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……なら、もっと + おかしくしてやろう」 +\endtext + +\text +言いながら、カイムは腰を前にせり出すと、 +今度こそベアトリスの最奥まで肉棒を +突きこんでいく。 +\endtext + +\text +――ずちゅうぅぅぅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、ああぁぁぁぁぁっ! + これぇっ……これを、待ってたのぉっ♪」 +\endtext + +\text +同時に、ヒダが痛いほどに肉棒に吸い付き、 +締め上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、すごい食いつきだな。 + なら、期待に応えてやるぞ……!」 +\endtext + +\text +そう告げて、カイムはベアトリスを +絶頂させようと小刻みに腰を振り乱す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあぁぁぁぁっ!? + おくぅっ……オマ●コの奥までっ、 + ズンズンきてるぅぅっ!」 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、にちゅっ、ぱちゅっ! +\endtext + +\text +待ちわびた強烈な快感に、 +ベアトリスは歓喜の声を上げる。 +\endtext + +\text +キュウゥゥっと蜜壷は締め付けを +強めてくるが、お構いなしにカイムは +奥へ奥へと突き入れていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつでもイッていいぞ? + この後、なんどでもイかせてやるからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひっ、ひぃんっ……何度、も……?」 +\endtext + +\text +その言葉に、ぶるりと身震いする +ベアトリス。 +\endtext + +\text +期待からか、一層締め付けを +強めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。 + そして、孕むまで中出ししてやる」 +\endtext + +\text +湧き上がってくる射精欲に任せて、 +カイムは一心に腰を振り乱し始める +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃぃぃっ♪ + ひあっ、あっ、激しひゅぎっ…… + 気持ちいっ、あっ、あぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もっとっ、してぇっ……カイムの + 赤ちゃんデキちゃうくらいっ、 + いっぱい、オマ●コしてぇっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、まずは一発目だ……!」 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ぱちゅっ、ずちゅんっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うんっ、奥っ……一番奥に頂戴っ! + びゅーびゅーって、私の一番 + 大切なところ、犯してぇっ……!」 +\endtext + +\text +ぞくりと、一際強烈な快感が +カイムの指先にまで突き抜けていく。 +\endtext + +\text +それが爆発する前に、 +カイムは力任せに肉棒をベアトリスの最奥へ +突きこんだ。 +\endtext + +\text +――ずちゅうぅぅぅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃぃぃぃぃっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクゥゥゥゥゥゥっ!! + あぁっ、あぁぁぁぁぁーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるるるるっ!! +\endtext + +\text +絡みつく肉ヒダを押しのけ、 +蜜壷の最奥に到達した肉棒は容赦なく、 +精液を吐き出していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃぃぃっ♪ + イクっ、中出しでっ……あっ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンッ、と身体をしならせると +同時にぷしゃあっと潮を吹いて、 +ベアトリスは絶頂にあえぐ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあぁぁぁ……れてゆっ、わたひも、 + おしお、いっぱいふいちゃってるぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。もっと出るだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ……らめっ、ついひゃらっ、 + あっ、あひぃぃんっ♪」 +\endtext + +\text +精液が治まるまで、カイムは何度となく +ベアトリスの最奥を小突く。 +\endtext + +\text +そのたびにビュビュッと精液が出て、 +ベアトリスもまた何度も軽い絶頂を +迎えてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあっ……あぅんんんっ……♪」 +\endtext + +\text +蜜壷にみっちりとはまっているにも +かかわらず、ごぽっと溢れ出る白濁液。 +\endtext + +\text +ベアトリスは満足げに絶頂の余韻に +浸りながら、熱い吐息をこぼしていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁ……あ……カイムぅ……」 +\endtext + +\text +きゅん、と蜜壷が締まって +肉棒を離さない。 +\endtext + +\text +そして、肉棒もまた物足りないと +ばかりに怒張を保っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もっと、ちょうだい……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今夜のこと、なにがあっても + 忘れられないくらい……わたしのこと、 + 滅茶苦茶にして……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、わかっているとも」 +\endtext + +\text +ほんの少し、胸につっかえるような +ベアトリスの言葉。 +\endtext + +\text +だが、それも湧き上がってくる劣情に +あっさりと流されてしまう。 +\endtext + +\text +カイムは再び、今度は貪欲に +ベアトリスを貪っていく。 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あう゛っ、ひっ、あっ……はひぃんっ!?」 +\endtext + +\text +激しく腰を打ち付けていくカイム。 +\endtext + +\text +ぱんぱん、と肌がぶつかりあう音と、 +苦悶まじりの嬌声。 +\endtext + +\text +愛液が飛び散るほど強烈な突き上げは、 +ベアトリスの頭を真っ白にしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひうっ、あはぁっ……オマ●コ、 + 壊れっ、こわれひゃっ……んひぃっ♪」 +\endtext + +\text +肉付きのいい肢体が波打って、 +ぶるんっと乳房が大きく揺れる。 +\endtext + +\text +その乳房を鷲掴んで、 +カイムは強烈な快感をベアトリスに +送り込んでいく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぁはっ、はひっ、アヒィィンっ! + れきなっ、あかひゃっ……んぅっ、 + デキなくなっちゃっ……あはぁっ!」 +\endtext + +\text +肉ヒダを抉るようにして、 +蜜壷の奥まで抉っていくカイム。 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹にベアトリスの蜜壷は、 +今まで以上にみっちりと隙間なく +カイムへと絡み付いてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前のマ●コは悦んでいるぞ? + 滅茶苦茶に犯されて嬉しそうに + 俺に絡み付いてくるじゃないか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぅっ、ひぅっ、それ……は…… + あぅんんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、ベアトリスはこうして + やったほうが好みか?」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは小刻みな動きで +ベアトリスを責めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあっ、あぁーーっ!? + ひあっ、それ、だめっ、らめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれも駄目、これも駄目…… + まったく我侭の多いことだ」 +\endtext + +\text +しかし、それはベアトリスを翻弄して、 +手玉に取っている証でもある。 +その事実はカイムをさらに興奮させる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめっ……ごめんあなひゃっ、あひぃんっ、 + わがままでっ、ひっ、あっ……でもっ、 + 気持ち、よすぎてぇっ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはよかった。 + 感じてくれているのなら、 + このまま俺の好きにしてもいいな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「していいっ、いいから……もっと、 + 優しくぅっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……優しく、か。 + ベアトリスがエロすぎて難しいな、それは」 +\endtext + +\text +カイムは速度を緩めず、パンパンッっと +小気味のいい音を立てて、 +腰を振り乱していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text +悲鳴のような嬌声を上げるベアトリス。 +\endtext + +\text +下腹部でジクジクと疼く熱と快感が、 +一気に弾けたような感覚に頭が真っ白になる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あついぃっ、オマ●コの奥がっ…… + おかしくなってるぅっ……ふあっ、 + あぁーーっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「すごいぃっ、んあっ、あっ♪ + きもちいいの……はじけてっ、んぅっ、 + ひぅっ、とけちゃうぅっ……!」 +\endtext + +\text +背筋をなぞり上げて、脳天まで突き抜ける +ような強烈な快感だった。 +\endtext + +\text +それ以外のことはどうでもよくなって、 +理性も思考も肉欲に呑まれてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひっ、ひぃいいんっ……いくうぅっ、 + これ……また、イッちゃうぅぅっ!」 +\endtext + +\text +自身ではどうにもならないほどの昂ぶりに、 +身悶えするしかないベアトリス。 +\endtext + +\text +そんな彼女に追い討ちをかけるように、 +カイムは目の前で揺れている乳房を +むぎゅっと鷲掴み揉みしだく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んあっ!? イッちゃっ……あっ、 + ひぅぅぅぅんん――!?」 +\endtext + +\text +瞬間、ビクビクっと肉ヒダが蠢動して、 +射精を促すように肉棒を咀嚼してくる。 +\endtext + +\text +ベアトリスはぎゅうっとベッドシーツを +掴んで、身体を弓なりにしならせた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッ、ひあっ、あっ、ひぐぅ……!?」 +\endtext + +\text +――ぱちゅっ、ずちゅっ、ずちゅんっ! +\endtext + +\text +ベアトリスが絶頂を迎えたところで、 +肉棒の律動が止まるはずがなく、 +カイムも止める気などない。 +\endtext + +\text +むしろ急激な締め付けからくる快感に、 +なおのこと律動は激しさを増していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッへ……オマ●コ、イッへりゅのっ…… + ひぐっ、あっ、待っ……ひぃっ!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの言葉を気にも留めず、 +カイムは射精に向かって +一気にスパートをかけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……このまま、もう一度イカせて + やるぞ……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁんんっ、ひうっ、うっ…… + つよひゅぎっ……アヒィィィィィッ♪」 +\endtext + +\text +貪るようにして、 +ベアトリスの蜜壷を突き上げていくカイム。 +\endtext + +\text +絶頂の波が治まっていないのか、 +牝穴はヒクヒクと小刻みに収縮して +肉棒に密着してくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクのっ、とまらにゃっ……いひぃんっ、 + ふあっ、あっ、ああぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +密着する肉ヒダは常に痙攣し続け、 +同時に絞りとるような動きで +カイムを追い詰めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +カイムも、貪欲なベアトリスの蜜壷の動きに +いつもの余裕は無くなっている。 +\endtext + +\text +獣のように腰を振り乱して、 +お互いを貪りあう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「らめっ……あっ、ひんっ! + そんな……あんんっ、けだものみたいな、 + 目で見られたらぁっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ゾクゾクしてっ……あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムの手の動きも、肉棒の律動も、 +そのケダモノのような視線も。 +\endtext + +\text +ベアトリスの被虐心を煽り、 +子宮を疼かせてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「キちゃうっ……またっ、あひっ、ひんっ♪ + 大きいのっ、クるぅっ……!」 +\endtext + +\text +一際、強く締め付けてくる肉ヒダは +より強い絶頂に打ち震える。 +\endtext + +\text +そして、カイムの射精まで +強く促してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ……思い切り、イッてしまえ」 +\endtext + +\text +カイムはにやっと意地の悪い笑みを +浮かべて、力任せに肉棒を最奥まで押し込む。 +\endtext + +\text +――ずちゅうぅぅぅっ!! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぅんんんっ!? + イクッ、イッちゃ……あっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビクンッと一際大きく跳ねる +ベアトリスの艶かしい肢体。 +\endtext + +\text +それと同時に、締めちぎらんばかりに +締め付けてくる肉ヒダからの刺激に導かれ、 +背筋が震えるほどの射精欲がカイムを襲う。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……お……!」 +\endtext + +\text +反射的に、そのまま突端を最奥に押し付けて、 +快感を解き放つ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぅんんんんんっ―――!? + ふあっ、ああぁぁぁぁぁ♪」 +\endtext + +\text +――びゅるるるるるるっ!! +\endtext + +\text +絶頂を迎えた直後、蜜壷が一気に +沸騰したように感じて甘い声を響かせる +ベアトリス。 +\endtext + +\text +一気に身体が弛緩してしまって、 +ぷしゃああ……と透明な液体が +失禁したようにもれてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあぁぁぁ……あひゅいの、 + 出されてるぅ……また、中出しぃ…… + あっ、ひぅんんんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? + 孕むまで出してやるとな」 +\endtext + +\text +言いつつ、尿道に残った精液も +全て搾り出すようにズンズンッと、 +しつこいくらいカイムは突きあげていく。 +\endtext + +\text +そのたびに、小刻みに精液がほとばしり、 +蜜壷をあますことなく白濁に染めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ、んぅ゛っ……! + びゅーびゅーしながらっ、突かないで…… + 中からもれちゃ……あぅんんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあ……あは……ひうっ……♪」 +\endtext + +\text +何度も絶頂して、2度も大量の精を +受け止めたベアトリスはぐったりと +身体を弛緩させる。 +\endtext + +\text +快感の余韻と疲労で、 +もはや動くこともままならないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(……うむ、少しやりすぎたか) +\endtext + +\text +ベアトリスが特別感じ過ぎている……という +のもあって、カイムも少し力を抜く。 +\endtext + +\text("カイム") +「少し、休憩するか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……ふふ。 + 今夜のカイムは、いつもよりちょっとだけ + 優しいわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺とて、多少はムードというものを + 楽しむぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふーん……さっきは、獣みたいに + 犯したくせに」 +\endtext + +\text("カイム") +「その前は優しくしてやっただろう?」 +\endtext + +\text +そういいつつ、まだ足りないとばかりに +汗でしっとりした乳房を優しく +撫でまわすカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んぅっ……あ……カイ、ム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……次はどうしてほしい? + 姉さんの言う通りにしてやる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……本当?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃあ、最初みたいに優しく + してほしい……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「恋人と、エッチするみたいに…… + 愛してほしい……」 +\endtext + +\text +恥ずかしそうに顔を逸らして、 +ベアトリスはおねだりしてくる。 +\endtext + +\text +そんな姉が愛しく、思わず肉棒が +反応してしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ンッ……中で、びくんって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ベアトリス」 +\endtext + +\text +今すぐにでも、滅茶苦茶にしてやりたい +衝動をぐっと堪えて……カイムは +ベアトリスの顎に手を添える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……んぅ……ちゅっ……れるっ、 + んふぅ、ちゅぱっ……んむぅっ」 +\endtext + +\text +上半身をせり出して、 +彼女の唇を奪いにかかる。 +\endtext + +\text +舌を絡ませあい、唾液をすすりあうだけで +蜜壷は切なげに肉棒に絡みついてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひゃい、むぅ……んはっ、はふ…… + んっ……♪」 +\endtext + +\text +そのまま、優しく胸をまさぐりながら +耳から、首筋……腋へとキスをしていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あっ……やんっ……くすぐったいっ…… + んぅっ、腋はやぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいだろう? + マ●コも締め付けてくるぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……気持ちいい……ふあっ、あっ…… + オチ●チン、ほしくなっちゃう……んっ」 +\endtext + +\text +カイムは上体を起こすと、 +愛撫でもするように優しく肉棒の +律動を再開する。 +\endtext + +\text +――にちゅっ、ぐちゅっ、ずちゅっ +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、あひぃぃんっ♪ + ひゃっ、あ……イッたばかりで…… + 感じすぎちゃ……はぅんんっ!」 +\endtext + +\text +何度も絶頂を迎え、ほぐれきった +ベアトリスの膣内は過敏になって +必要以上に快感を得てしまう。 +\endtext + +\text +エラが肉ヒダにほんの少し引っかかった +だけでも、イッてしまいそうなほどの刺激が +駆け抜けて、肢体がビクンと反応してしまう。 +\endtext + +\text +そんなベアトリスを、カイムの肉棒と +手のひらがじっくりと責めたてていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、あはぁ……カイムぅ…… + 気持ちいいよ……ふあっ、あぁ…… + 溶けて、なくなっちゃいそう……」 +\endtext + +\text +さっきまでの苛烈な責めとは、 +全く逆の甘い刺激。 +\endtext + +\text +指先から、ゆっくりと身体を溶かしていく +ような快感にベアトリスは +表情をとろかせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ベアトリスのマ●コも気持ちいいぞ。 + いつまでも絡み付いてきてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにさっきのイキっぷりといい、 + ついこの間まで処女だったとは + 思えんぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それは、カイムが……あひっ、あっ…… + そうやってオチ●ポで私のオマ●コを + ほぐしてくるから……あんっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……俺のせいか?」 +\endtext + +\text +にやっと、カイムは意地の悪い笑みを +浮かべながら律動を速めていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぅんんっ、あっ、ひあっ、あぁっ! + 待ってっ……今、激しいのっ、 + ひんんっ、されたらぁっ……!」 +\endtext + +\text +ぱんぱんっ、と子宮口を小突きつつ、 +カイムは乳房を揉みしだいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クク、胸の揉み心地もいい。 + 乳首の感度もな」 +\endtext + +\text +さらに、乳首を転がしてベアトリスを +追い詰めていくカイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあああぁぁぁっ♪ + まっ……待っへぇっ、んあっ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「待たなかったら、どうなるんだ? + またイキまくるか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッちゃう……イッちゃう、からぁっ! + お願、いぃっ……今度は一緒に、ひんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムと、一緒がいいっ……! + 一緒に、イきたいのぉっ……」 +\endtext + +\text +ベッドシーツを握ってベアトリスは +懸命に絶頂を堪える。 +\endtext + +\text +そんないじらしい彼女に、 +ゾクゾクっと劣情が昂ぶってくる。 +\endtext + +\text +ここまでしてくれるのなら、 +カイムもなにかしてやらねばなるまい。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ!? あ……オチ●チン、 + また大きくなって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。少しばかり、魔力で太くしただけだ。 + もっと感じさせてやるからな」 +\endtext + +\text +そう告げて、カイムは抜ける一歩手前まで +腰を引いていく。 +\endtext + +\text +――ずりゅうぅぅぅぅっ +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ……あぅんんんんっ……! + あひっ、ふぁ……あは……」 +\endtext + +\text +ゴリゴリと、エラが肉ヒダをひっかきつつ、 +抜けていく。 +\endtext + +\text +それと同時にごぽっと、今まで中に +出された精液もまとめて溢れてきた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふ……はぁ……」 +\endtext + +\text +下腹部を圧迫する感覚がなくなって、 +気が抜けたように息をつくベアトリス。 +\endtext + +\text +それを見て、 +今度は根元まで肉棒を挿入していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あひぃっ!? あっ、ふあっ…… + またっ、来て……ひぅんんんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかるか? + 俺のチ●ポが奥まで届いてるのが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふ……分かる、わ……オマ●コの + 奥……子宮の入り口にね……ちゅうって、 + キス……してるぅっ……♪」 +\endtext + +\text +突端が、さらに奥深くまで入りこもうと +子宮口を押し上げてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あうっ、ひうっ……これだけで、 + イッちゃいそう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺と一緒にイクんだろう? + しっかり我慢しろよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え……あぅんっ!?」 +\endtext + +\text +蜜壷の奥で、ごりゅっと肉棒の突端に +子宮口を抉られ、ベアトリスは背筋を +しならせる。 +\endtext + +\text +そのまま、みっちりと締め上げてくる +牝穴を拡げるように、 +ぐりぐりと肉棒が動き始めた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ―――あぁぁぁぁーーーっ!? + あひっ、あっ、ああぁぁっ♪」 +\endtext + +\text +最も敏感な部分に、まるで中に出した精液を +蜜壷に刷り込むように絶えず刺激を送りこむ +カイム。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいっ、これ……中がかき混ぜられてっ、 + あひんっ、ひあっ……グチャグチャに、 + されてるぅっ……あっ、はひぃんっ!」 +\endtext + +\text +最奥も、肉ヒダも引っ掻き回され、 +こねくり回される妙な快感が +ベアトリスを責め立てていく。 +\endtext + +\text +ただ抽送されるのとはまた違う快感に、 +一気に絶頂の波が押し寄せてくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひぐっ、あふぅっ……んぅぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しなくていいぞ? + 最後はちゃんと一緒だからな」 +\endtext + +\text +歯を食いしばって快感を堪える +ベアトリスにカイムはささやきかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと、感じてくれればいい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもぉっ……んぐっ!? + んーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +――ずちゅっ、ぐちゅっ、ずちゅんっ! +\endtext + +\text +涙を浮かべて、必死に堪えていた +ベアトリスの唇を奪い、さらに腰の動きを +変えて絶頂へと追い込んでいくカイム。 +\endtext + +\text +舌を絡ませ、乳房を揉みしだき、 +蜜壷の最奥まで突き上げていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んむっ、んふぅぅぅ……ぷはっ、あっ、 + あひぃぃぃっ、あっ、あーーっ♪」 +\endtext + +\text +それに耐え切れるはずもないベアトリスは、 +嬌声をあげて乱れていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあぅっ、あはぁぁっ……もうだめっ、 + 我慢できないぃっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……可愛いぞ、ベアトリス」 +\endtext + +\text +腰を振り乱しながら、 +カイムは手の届く範囲でその肢体を +撫で回していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「今、改めて言ってやる。 + 髪も、唇も……いやらしい身体も、 + その声も……全て俺のものだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、あっ……カイムっ……!」 +\endtext + +\text +身体をせり出して、唇に吸い付き、 +首筋を舐め上げ、乳房へとかぶりつく。 +\endtext + +\text +マーキングするようにベアトリスのいたる +ところに触れて、キスをしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのなにもかも、俺のものだ。 + もう二度と、誰にも渡さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……」 +\endtext + +\text +カイムは、ベアトリスの言葉も待たずに +射精に向けてラストスパートをかける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふあっ、あぁんっ! + うんっ……私の全部っ、ああんっ! + あなたのもの……だからぁっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「愛してっ……もっと、壊れちゃう + くらい……あはぁんっ!」 +\endtext + +\text +絶頂が近いゆえか、キュウッと +牝穴が肉棒をきつく締め付けてくる。 +\endtext + +\text +肉棒に絡みつき、しごきあげてくる +快感にカイムも酔いしれるように +ベアトリスを貪っていく。 +\endtext + +\text +――ずちゅっ、ぱちゅっ、ぐちゅっ! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひぃぃぃぃんっ♪ + ふあっ、あっ、このまま……あひっ、 + 私のなかっ、いっぱいにしてぇっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひうっ、あっ……忘れないように、 + んっ……私の全部、カイムの色に + そめあげて……ひんっ♪」 +\endtext + +\text +つう、とベアトリスの頬を一筋の涙が +伝っているのをカイムは見逃さない。 +\endtext + +\text +目じりに溜まったそれを、 +優しく拭い取り――カイムから告げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……愛してるぞ、ベアトリス」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁ……ああぁぁ……」 +\endtext + +\text +牝穴が、欲しがるように +小刻みに収縮するのを感じ取り―― +\endtext + +\text +カイムは、一気に腰を振り乱す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひっ、あっ、ああーーーーーーっ♪ + ひょんなっ、はげし……あひぃぃぃんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イッひゃ……イクっ、イッ……ひんっ!? + 一緒……いっひょにぃっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……イクぞ……!」 +\endtext + +\text +駆け上がってくる射精欲を限界まで +我慢したカイムは、欲望に任せて腰を +突き出した。 +\endtext + +\text +――ずちゅぅぅぅぅぅっ!! +\endtext + +\text("ベアトリス") +「イクぅっ、イッちゃ……あっ、あっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひあああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅくんっ、びゅるるるるるるっ!! +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……おおお……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あぁーーーっ! ひあぁーーーーーっ♪」 +\endtext + +\text +どくどくっ、と今まで以上に +大量の精液が溢れて、ベアトリスの蜜壷を +真っ白に染め上げていく。 +\endtext + +\text +彼女もまた、快感と幸福感がないまぜに +なって、強い絶頂に身悶えしてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ終わらせんぞ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はひィィンッ! + まら、出て……んあぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ずちゅっ! +\endtext + +\text +一滴残さず出し切らんと、 +何度となく腰を突き上げるカイム。 +\endtext + +\text +そのたびに子宮口を突き上げられ、 +強烈な快感にビクビクとベアトリスは +痙攣する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちょうらいぃっ……全部っ、 + 私のなか、そそいれぇ……あはっ、 + ふあぁぁ……♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁ……はぁ……ん……」 +\endtext + +\text +カイムの精を全て受け止めて、 +ベアトリスは熱い吐息を漏らした。 +\endtext + +\text +カイムとの結合部からは、 +漏れ出た大量の白濁液が尻を伝って +ベッドシーツへと垂れている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あふ……おなかのなか……熱い……。 + いっぱい、愛されちゃった……」 +\endtext + +\text +体内の熱を感じ取って、 +ベアトリスはついニヤけてしまう。 +\endtext + +\text +きっと、この中は真っ白だ。 +カイムが自身を愛してくれた証で +染まりきっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……また、泣いてるな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え……んっ……」 +\endtext + +\text +カイムは、ベアトリスの目じりを +優しくぬぐう。 +\endtext + +\text +それでようやく、ベアトリスは +自分が泣いていることに気づいた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ふふ。だって、とっても + 嬉しかったから」 +\endtext + +\text +ちくりと、心に棘がささる。 +だが、それもすぐに癒される。 +\endtext + +\text +カイムと繋がっていれば、 +そんなものはすぐに気にならなくなる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、カイム……もうちょっとだけ、 + いい?」 +\endtext + +\text +――その棘すらも、感じなくなるまで。 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺が断ると思うか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん……カイム……ちゅっ……」 +\endtext + +\text +カイムの首に手を回して、 +どちらからともなくキスをかわす。 +\endtext + +\text +まだ、もっとカイムと抱き合いたい。 +\endtext + +\text +そんなベアトリスの想いを察してか、 +カイムもまた体力が尽きるまで +彼女を抱き続けるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ベアトリスに膝枕されながら、 +カイムはベッドに横たわる。 +\endtext + +\text +すでに日は昇っており、 +ふたりとも入浴も着替えも済ませ、 +のんびりとすごしていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「やけに上機嫌だな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それはもう。 + だって、愛してる……だなんて + カイムに言われたんだもの」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの頭を +優しく撫でる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「覚えてる? + 昔もこうして、膝枕してあげたの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほとんど覚えてないな。 + こうされると眠ってしまったからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「覚えてるじゃないの」 +\endtext + +\text +くすっと、ベアトリスが笑う。 +\endtext + +\text +どこか吹っ切れたような、 +すっきりとした表情。 +\endtext + +\text +カイムはどこか、釈然としないものを +感じていた。 +\endtext + +\text +どこか遠くへ行ってしまいそうな――そんな +危うささえ感じてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ね、カイム。 + 姉さんとひとつだけ、約束してくれる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なにがあっても、微睡みの王を倒すって」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それは、約束するほどのことか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「するほどのことよ。 + もし、約束してくれたら……そうね。 + 私からも大切なことを言ってあげる」 +\endtext + +\text +本当に、どこかへ行ってしまいそうで、 +カイムはつい、ベアトリスの手に +自分の手を重ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……仕方ない。 + わかった、約束だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王は俺が倒す。 + まあ、約束するまでもないがな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ……自信満々で結構。 + そうでなくちゃね」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度は姉さんの番だぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……私も、カイムのこと愛してる。 + さっきは、言いそびれちゃったから」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。一度では足りん。 + もっと頼む」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だーめ。恥ずかしいんだから」 +\endtext + +\text +これで、心残りはない。 +\endtext + +\text +時間の許す限り、こうしてカイムの側にいて。 +たくさん愛されたのだから。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……ありがとう、カイム) +\endtext + +\text +重ねられた手を、握り返す。 +その温もりを心に刻むように。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_99.txt new file mode 100644 index 0000000..716ef3b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベアトリス_99.txt @@ -0,0 +1,35 @@ +\setgamedatatitle("ベアトリス_99") + +\text("ベアトリス") +「やっほー、カイム♪ + うん、今夜は他にいないみたいね?」 +\endtext + +\text +部屋にやってくるなり、周囲をきょろきょろ +と見回すベアトリス。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、姉さんとふたりきりの時間が + 欲しくてな」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。 +二人分の酒をついで、ソファで寛ぎながら +ベアトリスを待っていたのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、嬉しいこと言ってくれるじゃない? + じゃ、たっぷり楽しみましょ♪」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("  ベアトリスの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("ベアトリスの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..99d39c2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_01.txt @@ -0,0 +1,1769 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_01") + +\text("ベルナ") +「ぐ、くう……!」 +\endtext + +\text +カイム達魔王軍の前に屈し、地に膝を +ついたベルナ。 +\endtext + +\text +カイムは疲労をにじませながらも、満足げに +彼女を見下ろしている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「殺しなさい、ディアボリカ。 + 貴方達のような存在に、情けを + かけられる謂われはありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや、受肉した女神様は、随分と + 怯えていらっしゃるようだ」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは底意地の悪い表情と +共に、ベルナに向かって挑発の笑みを向ける。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私を愚弄するのですか、卑しい + ディアボリカよ」 +\endtext + +\text +と、カイムがそこまで浮かべていた笑みを +消し、獰猛な魔王としての表情を見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだな。貴様のようなヤツは、 + 辱め、卑しめ、貶めても腹の虫が + 治まらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、ひとまずそれはおいておくとして、 + だ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでお前たちこの世の者ではない存在に、 + この世界に口出しする権利がない、という + ことは理解できただろう」 +\endtext + +\text +魔王としてのカイムの表情を見て、ベルナは +かすかに驚きと戸惑いの入り混じったような +色をその顔ににじませる。 +\endtext + +\text +だが、すぐさま毅然とした態度に戻り、 +カイムに向かって挑発的に言い返す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうですね。ですが、貴方の言うとおり + だとすれば……ディアボリカにもその権利 + はないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっていないようだな。 + 俺達は、もはやこの世界で生きていくこと + を決めた、この世界の住人だ」 +\endtext + +\text +ギリッ、とカイムが怒りをこらえながら歯を +食いしばる。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様等のような、自分達の世界のために、 + 余所の世界を弄くり回す輩とは違う」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +周囲で見守る魔王軍の兵達は、カイムが +これほど生の感情をむき出しにしたところを +ほとんど見たことがなかった。 +\endtext + +\text +いつも飄々とし、どちらかと言えばふざけた +態度の多いカイム。 +\endtext + +\text +その彼が、あからさまな怒りをその顔に +浮かべているのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……処刑を?」 +\endtext + +\text("カイム") +「処刑だと? + お前は何を言っているんだ」 +\endtext + +\text +不意にかけられたリズベルの言葉に、 +カイムは彼女の方を振り返ると呆れたような +声を出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? いえ、その……あまりにもお怒りが + 大きいようでしたので、てっきり斬首かと + 思いまして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こんないい女の首をちょん切れと? + そんなもったいないこと、 + 誰がするものか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え!? そ、それじゃまさか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、いただくに決まっている + だろう?」 +\endtext + +\text +堂々とそう言い放つカイム。 +\endtext + +\text +ああ、一瞬でもこの人のことを理解したと +思った自分が馬鹿だった……とリズベルは +ほぞを噛んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「結局、やることはやるんですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、相手はストラクタですよ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ストラクタと言っても所詮は女だ。 + チ●ポをハメればよがるだろうさ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……もう、勝手にしてください」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……貴方達は、いったいなんの話を + しているのです? 理解不能ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、気にするな。まず考えるべきことは、 + どうやってお前をよがり狂わせるかという + ことだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ――なにを?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベルナを硬い床の上に +突き倒し、その身体の上にのしかかる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ!」 +\endtext + +\text +押し倒された上に、他人に身体の上に +のしかかられるなど、ベルナにとっては +初めてのことだった。 +\endtext + +\text +受肉してしまったが故に、この世界の +物理法則にも従わなくてはならない。 +\endtext + +\text +そのため、縄をすり抜けることも、 +この状況から逃れることもかなわなかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なにをするつもりなのです? + 放しなさい、卑しいディアボリカよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ自分が捕虜だということが + 理解できんようだな。お前にごちゃごちゃ + 言う権利などない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……言わせておけば勝手なことを。 + たかだかディアボリカの分際で!」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞き捨てならんなぁ、その発言は。 + お前、受肉しているんだから + 気をつけた方がいいぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「自慢じゃないが、うちには気の荒い連中も + いるんだ。下手なことを言うと、 + 後ろからばっさりやられるぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「脅迫ですか……さすがに卑しい + 存在だけのことはありますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「受肉していれば、死ぬこともあるはずだ。 + 死ぬのはつらいぞ? 例えストラクタだと + しても、耐えきれんかも知れんな」 +\endtext + +\text +カイムは淡々とそう言うと、ベルナの衣服を +乱していく。 +\endtext + +\text +そして、その指先を彼女の股間へと伸ばした。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふっ!? あっ!? あああーっ!? + くうっ! な、なんですか、これは!? + 私に、いったい何を!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハッハッハッ! こいつは傑作だ。お前、 + この世界のことを知りもしないのに神様 + 気取りだったのか? ええ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっ、な、何を、い、言って……ひっ、 + くひいいっ! ひあっ、あああーっ! + んっはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「女ってのはな、マ●コを弄られれば、 + 誰だって感じるもんなのさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それすら知らないで世界を自分達に + 都合よく変えようなどと、 + へそが茶を沸かすぞ? んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、このような愚弄――」 +\endtext + +\text("カイム") +「愚弄しているのはお前の方だろう。 + 思い上がるな。この世界のことも + 知らんくせに介入などと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが愚弄でなければなんだと言うのだ。 + 答えてみろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、荒っぽくベルナの +股間を弄る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、ぐっ! はあああんっ! あっ、ああ、 + んあああーっ! く、ひっ、ひいっ! あ、 + あ、ん、あああっ、ふっはあっ!」 +\endtext + +\text +次第ににじみ出てきた愛蜜。 +\endtext + +\text +それを絡みつかせたカイムの指が、ベルナの +陰核をつねり上げる。 +\endtext + +\text +痛みと強い快感の入り混じった刺激に、 +彼女は呻き、悶えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、ああ、たまらんなぁ、その悲鳴。 + お前に悲鳴をあげさせているのだと思うと、 + 痛いほどチ●ポがたぎるわ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「理解不能……このようなことをして、何に + なるのか……理解不能。くっ、くあっ、あ、 + あ、あふっ! はふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前から見れば、卑しいディアボリカの、 + ちっぽけな復讐さ。たっぷりと鳴け」 +\endtext + +\text +カイムは、静かに怒りをにじませた表情で +ベルナの股間を嬲る。 +\endtext + +\text +秘裂を撫で上げ、 +クリトリスをつまみ上げる。 +\endtext + +\text +そのたびに、ベルナはガクガクと腰を +震わせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わからない……貴方が何に + 固執しているのか、わからない。 + う、ぬうっ! ふあっ、は、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「別にわかってもらおうなどとは + 思っていない。 + お前は黙って身を任せていればいい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいっ!? ひあああっ、 + あっ、あぐっ! んっはあああっ、ああっ、 + くっ! こ、このような仕打ちは――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、一人前に恥じらうか? この世の + 理から外れた存在のくせに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、今のお前は、お前の見下していた + この世界の住人と同レベルなんだったな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっ! くううっ!」 +\endtext + +\text +この世界の住人と同レベル……と言われた +瞬間に、ベルナは侮辱されたのだとようやく +理解したらしい。 +\endtext + +\text +だが、すぐさまそれまで感じたことのない +刺激――性悦に思考を乱される。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、いい具合にマ●コが緩んできたな。 + こんなところまで再現するとは、受肉と + やらは、随分手が込んでいるな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、なにを言っているのです? 貴方の + 言葉には、理解できない表現が多すぎる。 + ん! く、はあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「理解する必要はないと言っただろう? + 黙って大人しく従え」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひあっ!? あ、ああーっ、く、はあっ、 + んあああっ、あっ、あああ、こ、これは、 + い、いったい……はううっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、ストラクタとは言っても、やはり + 所詮は女……。マ●コを弄ればマ●汁が + あふれる……か」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ! ひぐっ! ん、ああっ、あはぁっ、 + や、やめなさい! こ、このような玩弄、 + 許せるものでは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、誰が誰を許すだと? 俺がお前を + 許すならともかく、お前が俺を許すこと + などあり得んな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、くうっ! あっ、ああーっ、ひっ、 + ひああっ! あ、ふっ、はあんっ、ああ、 + くああっ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、カイムの手から逃れようと身を +よじる。 +\endtext + +\text +しかし、魔力を消費し尽くした上に、両腕を +縛り上げられた状態ではどうしようもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、今頃になって怖くなってきたか? + だが、もう遅いな。今更どんな抵抗が + できると言うのだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっ、う、ううっ! こ、このような縛め + など……う、くっ! ち、力が、入らない。 + う、くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや」 +\endtext + +\text +不意にカイムがつぶやきと共に手を止める。 +\endtext + +\text +彼の目は、ベルナの乳房に注がれていた。 +\endtext + +\text +硬く尖った乳蕾。その先端からは、乳汁が +漏れ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはどういうことだ? お前、まさか + 孕んでいるのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、孕む? それは人の子が行う生殖の + ことですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なぜストラクタである私が、人の子と + 同じ生殖を行わなければ + ならないのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言われてみればそうだな。ストラクタが + どうやって増えるのかなど、考えた + こともなかったが」 +\endtext + +\text +この世の理を外れた存在なら、どうせ勝手に +増えたり減ったりするのだろう。 +\endtext + +\text +考えてもどうしようもないことに、 +頭を悩ませる必要などない。 +\endtext + +\text +カイムは、心の中でそう結論づけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……だが、これでお前の身体が、 + こちらの世界の女の肉体にきわめて近い、 + もしくはまったく同じだと確信した」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、それ相応の扱いをして + やろうじゃないか」 +\endtext + +\text +ニヤッと笑みを浮かべると、カイムは +そそり立つ剛棒を取り出した。 +\endtext + +\text +そして、濡れそぼつベルナの秘裂に +亀頭をあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「一応警告しておいてやる。最初は + かなり痛みを伴うぞ。もっとも、 + 手加減してやるつもりなどないがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、何を――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひ!? ぐっ!? あ、あぐああっ、 + あひいいっ! んひあああっ、あああっ、 + ひ、ひいいいーっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはそのまま一気に腰を押しつけ、 +ペニスをベルナのヴァギナへとねじ込んだ。 +\endtext + +\text +遠慮も配慮もない、ただ処女を奪うため +だけの動きだ。 +\endtext + +\text +当然、処女地を貫かれたベルナは、激痛に +悲鳴を漏らす。 +\endtext + +\text +その悲鳴も、カイムにとっては興奮を +かき立てる材料でしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……ははは! これは傑作だ。 + こんなところまで、こちらの世界の + 女の構造を再現しているとはな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァの時も思ったが、受肉とやらは + 随分と律儀なのだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「じゅ、受肉とは、それぞれの世界で + 知的活動を行うために、最も適したモデル + に変化するための手段……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのため、モデルとなる生物の……不必要 + な部分まで、忠実に再現してしまうのです」 +\endtext + +\text +ハアハアと喘ぎながら、ベルナがそう +説明する。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。ならお前のマ●コはやはり + 男を受け入れる機能はばっちりということ + だな。安心したぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいいっ!? ひあああっ、 + あ、あぐっ! んむっはあああっ、ああっ、 + んぐうっ! ひ、ひぐううっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、ゆっくりと抽送を開始する。 +\endtext + +\text +さすがに、全力でヴァギナをほじくり返し、 +暴れられては面倒だと思ったようだ。 +\endtext + +\text +しかし、たった今処女を失ったばかりの +ベルナにしてみれば、それでも充分な +暴虐だった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、これが……拷問ですか! やはり、 + あ、貴方達卑しいディアボリカは、 + や、野蛮……ですね!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拷問? これは子作りの行為だ。もっとも、 + これをただ子作りのためだけにやる人間 + などいないがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「子作り……? 生殖……行為? な、なぜ + 私が、ディアボリカと生殖行為を、し、 + しなければ……ならないのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいからさ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「気持ちいい? わ、わからない。 + 理解不能。相変わらず、貴方の言葉は + 私の理解の範疇を……こ、超えています」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、卑しくて野蛮なディアボリカにも、 + 高貴で崇高な目的をお持ちのストラクタを + 超える部分があったか。ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、何を言っているのです!? + ディアボリカがストラクタを + 超えるなど、あ、あり得ません」 +\endtext + +\text("カイム") +「馬鹿正直なヤツだ。皮肉も通じないのか。 + ま、それはそれでからかい甲斐が + あるが、な!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひぐっ! あ、ああっ、んふううっ、 + ふはっ! あーっ、い、痛い……ぐうっ、 + い、痛いっ!」 +\endtext + +\text +処女地を踏み荒らすようなカイムの動きに、 +ベルナは思わず苦痛を訴えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、この世の理を超えた存在のくせに、 + いっちょ前に痛みは感じるのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、お前は痛みなど知らぬのか? + 痛みを感じるのも、その受肉した身体の + せいではないのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、わからない……わ、私にも、 + わかりません! あ、ひぐっ! あ、あ、 + あぐうっ! んっ、んふあああーっ!」 +\endtext + +\text +受肉は、モデルとなる存在の余計な部分まで +再現してしまうとこの女は言っていた。 +\endtext + +\text +つまり、痛みを感じるのも『余計な部分』と +いうわけか。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、戦いに特化するのならば、 + 痛みなど感じぬように肉体を作り上げた + 方が都合がいいだろうし、な」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ふうううううんっ! くはあっ、ああ、 + あひあああっ! あ、あぐうううっ、んぐ、 + ふ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が次第に速度を上げていく。 +\endtext + +\text +だが、それに伴って、ベルナの感じる苦痛も +なぜか軽減されていった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ!? こ、これは……な、なぜ!? + い、痛みが……引いていく? う、ああっ、 + わ、わからない……理解、不能……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、それはお前のマ●コが、俺の + チ●ポの形に馴染んできたということだ。 + チ●ポ専用のハメ穴として、な」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、卑しいディアボリカの身体に + 馴染むなどと……世迷い言を……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「世迷い言を言っているのはお前だ。 + マ●コってのはそもそも、チ●ポを + 受け入れるための穴なのだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっ! わ、私を……私をどうする + つもりなのです!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうもせんよ。ただ、こうやって + 嬲るだけだ。イクまでな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「イク……? ふ、ふああっ! あああっ、 + んはあああんっ! あ、あひあっ、あぐっ、 + くっふううんっ!」 +\endtext + +\text +この世界の存在ではないストラクタには、 +絶頂の概念もないらしい。 +\endtext + +\text +カイムは思わず苦笑を浮かべていた。 +\endtext + +\text +そんな連中が、裏から人間を操って +この世界を都合のいいように作り替えよう +などと、傲慢極まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はもっとこの世界のことを学んでから + 手を出すべきだったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっとも、そうしていたところで、その + 薄汚い野望は、やはり俺が打ち砕いて + いただろうがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「薄汚いのは、貴方の方でしょう!? + 卑しきディアボリカ! あ、あぐううっ、 + んぐふうううっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはわざと抽送に角度をつけ、処女穴を +押し広げる。 +\endtext + +\text +その刺激に、ベルナは悲痛な声を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハッハッハッ! プライドだけは + 超一流だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、その卑しいディアボリカに + 組み敷かれ、情けない声を出しているのは + どこのどいつだ? ええ?」 +\endtext + +\text +サディスティックな衝動に突き動かされ、 +カイムはひたすらベルナを責め続ける。 +\endtext + +\text +そして、ベルナにはその責めから逃れる術は +なかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああっ!? あ、あ、んああっ、あぐっ、 + ふはあっ、あ、う……ああっ、な、にかが、 + ああ、おかしい……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、そろそろ本格的にマ●コが + 馴染んで来たようだな。 + 感じているのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「感じる? わ、わからない……理解、不能。 + ん、はああ……ああ、身体の中が、熱く、 + う、疼いて……ひあっ!」 +\endtext + +\text +それまで、がむしゃらにカイムのペニスを +締め上げるだけだったヴァギナが、少しずつ +緩み始めていた。 +\endtext + +\text +破瓜の衝撃から立ち直り、雄の器官を +受け入れる体勢が整いつつあるらしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひうっ! ああっ、……し、痺れが、 + 身体の奥底からこみ上げて、ひ、ひいっ! + あ、あひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、やはり所詮は女か。チ●ポを + ハメられれば、いやでも感じてしまう。 + 悲しいサガだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、貴方が……言っていることは、 + わからない……ああ、こ、この行為に、 + なんの、意味が……くうう!」 +\endtext + +\text +ベルナは、未だにカイムがこの行為を +続けることが理解できないようだった。 +\endtext + +\text +しかし、受肉によって人としての肉体を +得た彼女は、人と同じく生物としての +本能に逆らえなくなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? 気持ちいいからだと。 + お前だってそろそろ感じて + きているのではないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、その、感じるとはいったい? なにを + 感じると言うのです? う、うああっ、 + んぐっ、ぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよさだ。マ●コが疼いて + いるのだろう? チ●ポをハメられて + 気持ちいいのだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これが……気持ちいいという、感覚? + ああ、わ、わからない……理解できない。 + しかし、この疼きは……ああっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが悦楽を理解できなくても、彼女の +身体は貪欲にそれを欲していた。 +\endtext + +\text +次第にベルナの腰がもじもじと落ち着かない +様子で躍り始める。 +\endtext + +\text +カイムはその様子に、ニッと口角を +つり上げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、お前自身はその快感が理解できん + らしいが、お前の身体は悦んでいる + ようだぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、何を言って……ひうっ!? くううっ、 + ふはあっ! あ、あああーっ、んぐふうっ、 + はああんっ、あっ、あふあぁっ!」 +\endtext + +\text +やはり、ベルナの中では快感が大きく +なりつつあるようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、どうやらお前の身体はそろそろ + イキそうらしいな。マ●コがヒクヒクと + チ●ポを締めつけてくるぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、貴方は、何を言っているの? + イク? イク、とは何? 私はどこかへ + 行かねばならないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そうだな。天国にイクことになる + かも知れんな!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あぐうっ! んぐふうっ、ふはあっ、 + ああああっ、んあああーっ! あっ、あっ、 + はふうっ、くふうううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送がどんどん激しく、速くなって +いく。 +\endtext + +\text +ベルナのヴァギナは、既に、ほとんど痛みを +感じることはなくなっていた。 +\endtext + +\text +むしろ、彼女が疼きと表現する性悦の方が +大きくなっている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、う、疼き……熱、し、振動、ああっ、 + こ、これらは、い、いったい!? 何が、 + いったい、何が……あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「教えてやる。お前はマ●コで感じて + いるんだ。チ●ポでほじくられてな。 + それが雌のサガなのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それが……サガ? 肉体を持ったが + 故に逃れられぬ枷だと!? ひっ、ぐっ、 + あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! そうだ。それが証拠に、お前の + マ●コは、俺のチ●ポが折れそうなほどに + 締めつけてきている」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これが、この世界の存在としての、う、 + 受け入れるべき運命? ああ、わからない。 + もう、なにもかもがわからないっ!」 +\endtext + +\text +初めて経験する性交の快感に、 +ベルナの思考は混迷の度を増していく。 +\endtext + +\text +同時に、彼女のヴァギナは生物としての +本能に従い、カイムのペニスを貪欲に求め +始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、また一段と締めつけが強まったな。 + そろそろイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わからない……わかりません! ああ、 + ですが、お、大きな波が……波が、ひぐっ、 + お、押し寄せて……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! どうやら、本当にイキそうに + なっているようだな。ならば、イカせて + やる!」 +\endtext + +\text +ベルナを絶頂させるため、カイムは激しく +腰を使う。 +\endtext + +\text +パンッ、パンッと肉が肉を打つ音が、辺りに +響き渡る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、なにか、なにか来る! 波が、 + 大きな波が……き、来てしまう! ひう、 + あ、あひああっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、あ、あ……ああああっ! くはあっ、 + んふっはああああんっ! あ、あぐううっ、 + はっひいいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおーっ!」 +\endtext + +\text +膣の内奥に亀頭を叩きつけた瞬間、ベルナが +絶頂した。 +\endtext + +\text +それと時を同じくして、カイムもまた精液を +解き放つ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、熱い! ああっ、熱いものが……か、 + 身体の、中に……中にぃっ! ひいいっ、 + あ、や、灼ける! 灼けるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、う、ううっ! ふうっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと繰り返し注ぎ込まれる濁精。 +\endtext + +\text +その迸りを受け止め、ベルナがガクガクと +身体を震わせた。 +\endtext + +\text +その震えと同じリズムでヴァギナが収縮し、 +熱汁を噴き上げるペニスを擦り上げる。 +\endtext + +\text +受肉した身体に宿る雌の本能が、ベルナの +意思を無視してそう仕向けているのだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「く、ううっ! ああっ、はぁっ、はぁっ、 + う、ぐっ! あ、あふあっ! はふううん、 + ん、あ、ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、ふうっ! う、うぐっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、あ、あふっ、はあああっ、 + く、うう……ああ、こ、このようなこと、 + あってはならないことなのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、この世の理から外れた外道のくせに、 + 自分が汚されたことだけはわかるのか? + ふふふ、いいざまだな」 +\endtext + +\text +どうやらカイムの言葉通り、ベルナは、 +今の行為の意味を計りかねてはいても、 +自分が汚されたことだけは理解したようだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「さ、さすが卑しいディアボリカですね。 + このような扱いをするとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? ディアボリカかどうか、 + ストラクタかどうかなど、これっぽっちも + 関係ないぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女か? ヤりたくなる女か? + 抱きたい女か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポをハメたくなるのは、それだけの + ことだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ま、またそのようなことを言って、私を + 煙に巻くつもりですか? + 愚かなディアボリカ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、俺はただ、この世の中の簡単な + ことわりの一つを教えてやっただけさ。 + 憎まれ口を叩かれる覚えはないね」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ、感謝してもらいたいものだな」 +\endtext + +\text +カイムの発言一つ一つが、ベルナの思考を +混乱させていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、休憩は終わりだ。もう一戦、 + つきあってもらうぞ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう宣言すると、再びベルナの +膣穴にペニスを突き込み始める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいっ!? あっ、そ、 + そんなっ!? ま、また、無為な行為を + するつもりなのですか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無為な行為? とんでもない。お前を貶め、 + 辱めるための重要な行為だ。ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「く、やはりディアボリカは汚れた存在…… + このようなことをしても、私は……ああっ、 + ふああっ! あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! さっきまで汚された、 + 汚されたと言って、ぐずぐずと + すすり泣いていたのは誰だったかな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、泣いてなどいません……うあああっ、 + あ、はああんっ! ふああっ、あ、あひっ、 + ひっはああんっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の敏感な膣内を怒張で擦り上げられ、 +ベルナは反射的に喘いでしまっていた。 +\endtext + +\text +先ほどまでは、どちらかというと鈍く +感じられていた快感。 +\endtext + +\text +それが初めて絶頂したことにより、より強く +感じ取れるようになっていた。 +\endtext + +\text +しかし、今のベルナにしてみればそれは +ありがた迷惑もいいところだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? もっと声をあげても + いいんだぞ? 発情した雌猫みたいに、 + 甘ったるい声をあげてもな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなことを、するつもりは、 + あっ、あ、ありません! んっ、んふっ、 + くふううっ! ふあああっ!」 +\endtext + +\text +そう言いつつも、ベルナは口から漏れる +喜悦の声を抑えきれていない。 +\endtext + +\text +カイムはその様を見ながら溜飲を下げつつ、 +腰の動きを速め、強めていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、あっ! お、奥に……あ、当たるっ、 + こ、この刺激が……ああっ、意識を、 + そぎ取っていく……くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはつまり、子宮口を突かれると + たまらなく感じる……ということか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「子宮? この世界の、人間が妊娠、 + 出産の際に用いる器官? ああ、なぜ、 + なぜそれを刺激されると……くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「基本、人間なんて怠け者だからな。 + セックスの快感で釣らんと子作りを + しないからだろう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、理解……不能! わからない。 + ああっ、わ、わかりません……なぜ、 + く、はあっ、ど、どうして?」 +\endtext + +\text +休むことなく注ぎ込まれる快感が、ベルナの +思考力を奪っていく。 +\endtext + +\text +彼女は既に肉体が反応するたびに、それに +引きずられて悦楽の虜になり始めていた。 +\endtext + +\text +しかし、処女であったことと、著しく +この世界の知識に乏しかったため、 +そのことを理解できなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「わからんか……ならば、その身体に + いやというほど教え込んでやる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいーっ! ひああああっ、 + あっ、あっ、あああーっ! ふ、深いっ、 + お、奥が……身体の、奥が……っ!」 +\endtext + +\text +自分という存在の中に他人の、それも性器が +侵入してくるという異質な感覚。 +\endtext + +\text +ベルナにとっては、その感覚はまったく +理解不能なものだった。 +\endtext + +\text +しかし、その行為によって快感を +得ているのもまた事実。 +\endtext + +\text +その二律背反する事象に、ベルナの思考は +かき乱された。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、や、やめて! もうやめて! + こ、これ以上、私の中に入ってこないで! + やめて……ああっ、やめてっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、これはたまらんな。お前の口から + そんな悲痛な声が出るとは……だが、 + もちろんやめてやるつもりなどない」 +\endtext + +\text +カイムは心底楽しそうに笑いながら、抽送に +角度をつける。 +\endtext + +\text +そうすることにより、自らが犯されて +いるのだと、ベルナにより強く印象づける +ためだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああっ! くっひいいっ! あっ、あっ、 + はああんっ、い、いやっ! ああっ、もう、 + もうしないで! やめてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当にやめて欲しいのか? その割りには、 + お前のマ●コは嬉しそうにチ●ポを + 締めつけてくるのだがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「や、やめて! やめてください! ああっ、 + ん、くうううっ! あ、ひああっ、あふあ、 + あ、あぐうーっ!」 +\endtext + +\text +やめるどころか、より一層激しくペニスを +突き込み、膣壁を擦り上げるカイム。 +\endtext + +\text +ベルナはその動きと、そこから生み出される +悦楽に翻弄されていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぐっ! あ、あふうううっ! くはぁっ、 + あっ、ああーっ、んぐっふううっ、はああ、 + あぐっ、んふはあああーん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、やめてくれと言いつつ、完全に + 溺れているじゃないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「人のことを卑しいディアボリカとか言う + 割りに、お前もいやらしいストラクタだな。 + ふふふ、ははは!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、ふああっ! あ、あひっ、ひあああっ、 + そ、それは、あ、貴方が……あっ、あっ、 + 貴方が……ぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がなんだ? 確かにお前のマ●コを + ほじくっているのは俺だが、はしたない + 声を出しているのはお前だぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はしたない声など……うっ、くああっ、 + は、はぐううっ! んっ、はあっ、あひっ、 + あうっ! ふっはああーっ!」 +\endtext + +\text +はしたない声など、と言ったそばから +ベルナの口からは、熱い吐息と共に喜悦の +喘ぎがこぼれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほらほら、いやらしい声が出ているぞ? + やはり淫らなストラクタだったようだな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ! そ、そのようなそしりを受ける + 謂われは……うっ、うあっ! あ、ああ、 + はっひいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも、卑しいディアボリカなど + というそしりを受ける謂われは + ないのだがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、うう……くううっ! ふああああっ、 + あ、あひいいっ! は、はぐううんっ、 + う、あっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、お前のマ●コも随分と悦んでいる + ようだぞ? 聞こえるだろう? 淫らな + ヨダレの音が」 +\endtext + +\text +カイムが抽送に角度をつけて膣壁を +擦り上げると、グチュグチュと粘っこい +水音が響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「口からはいやらしい喘ぎ声、マ●コからは + 淫らなヨダレの音か。 + やはり淫乱ストラクタだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、私は……ち、違います……んあああっ、 + 違う……違うのっ! あ、ひああっ、あぐ、 + んっはああんっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは必死に否定する。 +\endtext + +\text +だが、そもそも抵抗できない状態でカイムに +犯されているのだから、否定しきれるはずが +ない。 +\endtext + +\text("カイム") +「認めてしまえ。そうすれば楽になれるぞ。 + 自分が淫らな女だとな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんなこと、認められるはずが、 + あ、ありません! くっ、くううっ、 + んっはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうかそうか。ならば、認めたく + なるまで、責め続けてやる。 + たっぷりとな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、次第に腰の動きを +速めていく。 +\endtext + +\text +ベルナは、その動きによって生み出される +悦楽をこらえようとした。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? 我慢しようというのか? + 無駄無駄。さっきイカされたばかり + だろう? 学ばなかったのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それでも、あ、貴方の思い通りに + なるわけには……ひっ! ひいいっ、ああ、 + あっひいいんっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの抵抗の意思が強いのを感じ取った +カイムは、更に腰をうねらせながらペニスを +突き入れ始めた。 +\endtext + +\text +膣壁を強く擦り上げられ、ベルナはきつく +目を閉じ、その快感をこらえようとする。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、だめ、だめっ! ぐ、くうう、 + ふっはああっ! ああ、だめなのに、 + だめ、なのにぃっ! ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから言っただろう? 女はチ●ポの + 前に抵抗などできないのだ。諦めろ。 + お前も所詮、一匹の雌に過ぎん」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、諦めません! 諦めません……くう、 + ふ、ぐううっ、んふううんっ! ふはあ、 + あっ、あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの意思は固かった。 +\endtext + +\text +だが、だからこそコイツを堕としてみたいと +カイムは強く思う。 +\endtext + +\text +ペニスを内奥まで届かせ、子宮口に亀頭を +押し当てながら、小刻みに突き上げるような +刺激を送り込む。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、くはあっ、あ、あぐうっ! んあっ、 + あああーっ、あひっ! ひいいっ、やめ、 + ああっ、やめてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「諦めないのだろう? だったら俺がどんな + 責めをしても、せいぜい抵抗してみせて + くれよ? ふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんなっ! そんなことって……ひっ、 + いひいっ! い、いや、あ、あっ、当たる、 + お、奥に……ひああっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体が、ガクガクと震え始める。 +\endtext + +\text +同時に、彼女のヴァギナは絶頂直前の反応を +示していた。 +\endtext + +\text +身体に走る震えと同じリズムで膣壁が収縮し、 +カイムのペニスを締めつけてくる。 +\endtext + +\text +それは射精を促す雌の本能によるものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、やはりお前の身体も悦んでいるな。 + マ●コがヒクついているぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんなはず……ああっ、そんなはずは、 + あひいいっ、く、くはあっ! あ、あぐう、 + んふあああっ、いや、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、では、そろそろもう一度膣内に + 出してやろうか。お前のマ●コも + 待ちきれないようだし、な!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「いやあっ! や、やめなさい! + 出さないでぇっ! ひ、ひいいっ!? + んひああああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が速く、激しくなる。 +\endtext + +\text +その動きによって生み出される快感が +ベルナを襲い、彼女を無理矢理絶頂へと +導いていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、だめですッ、来る、何かが……、 + あ、く……くうううっ……! ああ、 + いけない……らめぇ…………ッ!!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んあああああーっ! あ、あひああああっ、 + あ、ああああ……くはああんっ、ああっ、 + ふ、はっ、はあーんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! おおっ!」 +\endtext + +\text +カイムが膣内に精液をぶちまける。 +\endtext + +\text +同時に、ベルナの乳首からは乳汁が +迸っていた。 +\endtext + +\text +絶頂したことで全身の筋肉が収縮し、力が +入ったためだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、よくできているじゃないか。 + マ●コからチ●ポミルクを飲んで、 + 上からミルクを噴き出すとは、な!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひぐっ! あ、あああーっ、んあっ、 + あっ、あああ、熱い! 熱いぃっ! + 膣内……膣内がぁっ!」 +\endtext + +\text +ドクドクと噴き上がる濁精。その熱さに +ベルナが悲鳴とも悦声ともとれる叫びを +あげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、マ●コが……吸い上げてくるようだ。 + これも、雌のサガ、か」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふああっ! あああーっ、はぁ……!」 +\endtext + +\text +射精が終わると同時に、ベルナの口からは +呻きの混じったため息がこぼれた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、はぁ……あ、ああ……くぅ、 + ふはぁ……あ、あ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「結局、なんだかんだと言いつつ最後まで + 愉しんだようだな。ええ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、く……ふ、は……あ、あふぅ……」 +\endtext + +\text +だが、カイムがそんな揶揄混じりの言葉を +投げかけても反応は鈍い。 +\endtext + +\text +ベルナは放心したまま、激しく胸を上下させ、 +空気をむさぼっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、イクだけイッたらおねんねか? + 気楽なものだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、うう……あ、あはぁ……はっ、はっ、 + はふう……ん、ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。今はゆっくり休んでおくことだ。 + これからたっぷりと、この世界の人間の + 営みについて教えてやる」 +\endtext + +\text +カイムは彼女を見下ろしながら +ほくそ笑んでいた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..56ba36a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_02.txt @@ -0,0 +1,380 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_02") + +\text("カイム") +「……ほう、あの女、まともに飯を食い、 + 眠っているのか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。強い抵抗心を見せた + ミネルヴァさんの時とは大違いですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「食事の内容に文句を言うでもなく、 + きちんとすべて食べているようです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「睡眠も……時折目をつぶってじっとして + いることがあるようですね。本当に + 寝ているのかはわかりませんけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +受肉してしまった以上、ストラクタも超越の +存在ではない。 +\endtext + +\text +腹も減れば眠くもなる。それをこらえていた +ミネルヴァが、ある意味異常だったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、よし……ならば少し + おちょくってくるか」 +\endtext + +\text +カイムの顔に浮かんだ意地の悪い笑みに、 +リズベルが渋面になる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「またそうやって……そんなにベルナさんを + からかうのが楽しいんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、楽しいね。あのクソ取り澄ました + ツラを見ていると徹底的に弄りたくなる」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、ヤツが悔しそうな顔をするたびに、 + 溜飲が下がるというものだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……まあ、行くというのなら + 止めませんけど、そんなんじゃいつか + 刺されますからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は、骨は拾ってくれ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルにそう言い残すと、 +玉座の間を後にした。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルが報告したとおり、ベルナは +出された食事は黙って口にし、時折 +睡眠も取っていた。 +\endtext + +\text +もっとも、食事はともかくとして睡眠は、 +この世界の存在としてそれが正しいやり方 +なのか、彼女にはわからなかった。 +\endtext + +\text +ただ、目を閉じてこみ上げてくる倦怠感に +身を任せる。 +\endtext + +\text +眠りの淵に落ちて行く時、一瞬不安に +包まれる。 +\endtext + +\text +だがそれは、まだ眠るという行為に慣れて +いないせいだと彼女は結論づけていた。 +\endtext + +\text +牢獄の扉が開く音に、ハッとして顔を上げる。 +\endtext + +\text +そこには、口元に笑みを浮かべたカイムの +姿があった。 +\endtext + +\text +ただし、ベルナにはその笑みは歓迎すべき +ものとは思えなかった。 +\endtext + +\text +どこか、彼女を嘲笑うかのような色を含んで +いたからだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よう、しけたツラだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「何をしに来たのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前をからかいに来た」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうですか」 +\endtext + +\text +やはり、この男は虜囚となった自分を貶めに +来たのだ。 +\endtext + +\text +ベルナの中に、何とも言えないモヤモヤした +感情が生まれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし……なんだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なにが言いたいのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「随分と物わかりがいいな。ミネルヴァなど、 + ここにぶち込まれてからも、かなり粘って + いたのだがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……貴方が何を仰っているのか、 + 理解できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、随分こっちの生活に馴染んでいる + ものだと思ってな。飯も食えば眠りもする。 + お前達の世界では必要ないのだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、そう言うことですか。 + 確かに貴方の仰るとおりです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、こと、ここに至っては + 抵抗や拒絶は意味がありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私が、貴方達に捕らえられたミネルヴァを + 切り離したように、私ももはや + ストラクタから切り離された身……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「このまま、この矮小な肉体に囚われ、 + この地で朽ちていくより他にないのです + から」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぞっとするほど冷静な言葉だな。さすが、 + ふざけた野望を抱いていただけのことは + ある」 +\endtext + +\text +カイムは、自らのことをまるで他人事の +ように語るベルナの様子に、皮肉な笑みを +浮かべていた。 +\endtext + +\text +だが、だからこそ……。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な――なにを!? あっ、あっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「矮小な肉体、か。その矮小な肉体とやらに + 囚われたことで、あっち側にいたときには + 経験しなかった欲望を感じる――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「や、やめて! やめなさい……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「食欲、睡眠欲、性欲……そう言った + 欲望を、な」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、んっ!」 +\endtext + +\text +カイムがなんの前触れもなしにベルナの +乳房を揉む。 +\endtext + +\text +その動きに、ベルナはたちまち艶めいた +声と吐息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分すら冷静に切り捨てられるお前が、 + 俗っぽい欲望に逆らえないとは笑える + 話じゃないか。ええ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ! そ、それは……あぁ、この世界の + 人間が、ふぅん……原始的かつ非合理的な + 機能を保持していることに起因します」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「繁殖のために、あ、う、こ、興奮状態を + 作りだし、生殖行為を促すなど……全く + 合理的では、あ、ありません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういやそうだったな。受肉は、この + 世界の人間の『余計な』機能まで再現して + しまうんだったか?」 +\endtext + +\text +どうやら、こればっかりはストラクタの力を +持ってしても曲げられない定めらしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そうです……ですから、別に私が特別、 + 欲望にまみれているわけでは――んっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、吐息を抑え込み、必死に冷静さを +保とうとしている。 +\endtext + +\text +しかし、その試みは成功しているとはとても +言えなかった。 +\endtext + +\text +彼女の頬は赤みを増し、その表情は、完全に +雄を待つ雌の表情になっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(こいつはいい。 + 最初はミネルヴァよりも抵抗もなく、 + 少し面白みがないと思えたが――) +\endtext + +\text("カイム") +(この感度の高さ、調教のし甲斐があるな) +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、あ……あぁ……!」 +\endtext + +\text +愛撫を続けるうち、カイムはベルナが完全に +発情していることに気付いた。 +\endtext + +\text +居心地が悪そうに身をよじってはいるものの、 +愛撫の手を払いのけたりはしない。 +\endtext + +\text +むしろ、どこか先日のように犯されることを +予感し……そして、期待すらしているよう +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、今日はここまでにしておくか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「――――え?」 +\endtext + +\text +カイムが手を引っ込めると、ベルナはどこか +期待を裏切られたような、失望したような +表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +あえて、今日はこのまま放っておく。 +\endtext + +\text +カイムのその策に、まんまと乗せられた形に +なっているのだが、それにも気付いていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 高尚で高貴なストラクタ様は、 + 卑しいディアボリカなどと同室するのは + 気に入らんのだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、せいぜい囚人の悲哀を味わうがいい。 + では、な……」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って背を向けると、 +牢獄の扉を閉め、その場を後にした。 +\endtext + +\text +扉の向こうでは、ベルナがいつまでも +落ち着かない様子でもじもじと +身悶えしていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..c0eb053 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_03.txt @@ -0,0 +1,1258 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_03") + +\text("カイム") +「……アレをどう思う?」 +\endtext + +\text +牢獄での日々にも、さしたる動揺を見せず、 +淡々と過ごすベルナ。 +\endtext + +\text +その様子を遠くから眺めながら、カイムが +リズベルに訊ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタは受肉することで、彼女達の + 集合精神から切り離されます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、徐々に元のストラクタとしての + 力を失い、受肉のモデルになった生物と + 同一の存在になります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「受肉したストラクタが元に戻る手段は + 存在しないようですし、また、元に戻った + という話も聞いたことがありません……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……彼女は、もはやストラクタとしての + 自分は死んだも同然と考えているのかも + 知れませんね」 +\endtext + +\text +ミネルヴァから聞き取ったり、文献を +当たったりしたのだろう。 +\endtext + +\text +リズベルは、ストラクタの生態について +メモを作っているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、積極的に自害する気配もない。 + ただ無為、無気力に時が過ぎるのを + 待つだけか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、こんなヤツに世界をいいように + 操られていたのかと思うと虫唾が走るな」 +\endtext + +\text +カイムは吐き捨てるように言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこまでこの世界のことをお考え + だったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、考えているとも。この世界の + いい女のことをな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「下らん戦乱で、いい女が死んだりしたら、 + それこそ重大な損失だ。 + そうは思わんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ある意味、予想通りのお答え、 + ありがとうございます」 +\endtext + +\text +ちょっとでも、この人に期待した自分が +馬鹿だった……と頭痛を抑えるリズベル。 +\endtext + +\text +そして、そんな馬鹿な自分に腹が立っている +ようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、アレもいけ好かないストラクタだ + ということを抜きにすれば、充分いい女だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え?」 +\endtext + +\text +この人の考えていることなんて、多分 +そんなものだろう。 +\endtext + +\text +腹の中に怒りを抱えたままそんなことを +考えていたリズベルの耳に、意外な言葉が +飛び込んでくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、いい女が沈んだ顔をしている + というのは、なんとももったいない + 話だと思わんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ? そ、そう……ですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「アレに、ちっとはこの世界のしきたりって + ヤツを教え込んで、まともに生きる気に + してやろうと思うんだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら……わずかですが、彼女に変化を + もたらす方法があるとすれば、その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その? なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まるでカイム様のような考え方で + いやなのですが、彼女の肉体に + 訴えかけるのが効果的かと……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「恐らく、今の彼女にはいくら言葉や理屈を + 積み重ねてみても通じないでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、今の彼女は肉体を持った存在 + ですから、その肉体が感じる刺激には + 必ず影響を受けるはずです」 +\endtext + +\text +リズベルの推論に、カイムも頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それは俺も感じていた。あいつは、 + 受肉したために、その肉体に引っ張られて + いる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのあいつの身体は、俺を求め始めている。 + 理屈ではなく感覚でわからせるというのは、 + 俺向きの仕事だな」 +\endtext + +\text +そこで、カイムの顔にニヤッと笑みが浮かぶ。 +\endtext + +\text +そんな彼に対して、リズベルはやれやれと +いった様子で肩をすくめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「方法はカイム様のよろしいように。ですが、 + やり過ぎないでくださいね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、私はお先に失礼します」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 見学していかないのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私はそんなデリカシーのない女じゃ + ありませんっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、肩をいからせて +踵を返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……まあいいさ」 +\endtext + +\text +そのリズベルを肩越しに見送った後、 +カイムはベルナの牢に足を踏み入れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、生きてるようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どうしました? + 私を殺す決心がついたのですか?」 +\endtext + +\text +カイムが声を掛けると、ベルナはビクッと +肩を震わせた。 +\endtext + +\text +その強気な言葉とは裏腹に、彼女の視線は +既に股間でスタンバイ状態にあるカイムの +ペニスに注がれている。 +\endtext + +\text("カイム") +「前にも言ったはずだ。俺はいい女は殺さん。 + そんなことよりも、愛し合った方が + 気持ちがいいからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方達ディアボリカを根絶しようとした + 私をですか? 魔王というのは、そこまで + 慈悲深い存在なのですか?」 +\endtext + +\text +精一杯の皮肉なのだろう。ベルナは、どこか +見下したような態度でそうつぶやく。 +\endtext + +\text +しかし、カイムにそんな皮肉が通用する +はずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。いい女を抱けるかどうか。 + 重要なのはその一点のみ。お前達が何を + 画策していたか――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはもうどうでもいい。その + 薄汚い野望は俺様が打ち砕いたのだからな。 + 終わった話だよ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、服の中から +屹立した肉棒を解放した。 +\endtext + +\text +そして、そのままベルナににじり寄る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきからこれが気になって仕方がない + ようだな。興味があるのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムに図星を指され、ベルナは狼狽した +表情を浮かべる。 +\endtext + +\text +だがすぐに怜悧さを取り戻し、感情を +押し殺した声で答える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その器官の役割は既に把握しました。 + 興味などありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならなぜ、こいつを見つめたまま + なのだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「顔に書いてあるぞ。カイム様のチ●ポに + 興味があります、とな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、なにを言っているのです!? + そのようなことは決して……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。その物欲しげな、淫らな視線だよ。 + 自分自身では気付いていないのだろうがな。 + では、ご期待に応えてやろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、牢獄内の簡易ベッドに +身を横たえた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、来い。抵抗も、逃亡の試みも、 + 無意味だとわかっているはずだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ……!」 +\endtext + +\text +強い語気に、ベルナは渋々といった様子で +従った。 +\endtext + +\text +カイムはそんな彼女の頭を掴んで +引き寄せると、乳房の間に怒張を挟み込む。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「えっ? えっ!? こ、これはいったい? + この行動に、何の意味があるのです?」 +\endtext + +\text +自分の乳房の間から飛び出した赤黒い亀頭。 +\endtext + +\text +まるで、自らの首すじを狙う凶器のような +それに、ベルナは困惑の表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? なぜそんなに不安そうな + 顔をしている?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「だ、男性器というものは、女性器に + 挿入するためのものでは + ないのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! その程度の理を飲み込む + だけの冷静さは持ち合わせていたか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、当たり前です! あのようなことを + されれば、いやでも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前の理解はまだまだ足りんな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「――仰っている意味がわかりかねます」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいか、ベルナ。チ●ポというのは + なにも繁殖行為のためだけのものでは + ないのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「繁殖行為以外に使い道があると? + ああ……排泄行為ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう意味じゃない。ペニスは、 + 様々な方法で女に悦びを与える」 +\endtext + +\text("カイム") +「コミュニケーションのための手段の一つだ。 + ちなみに、これはパイズリという」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「パイ……ズリ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。女の胸でチ●ポを挟んで擦る + 行為のことだ。さあ、やってみろ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「やってみろと言われても――あっ!?」 +\endtext + +\text +どうすればいいのか硬直しているベルナ。 +\endtext + +\text +カイムは彼女の両手を、彼女自身の胸に +押し当てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうやって左右からその胸でチ●ポを + 挟んで擦り上げろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それから、舌を出して亀頭を舐めるんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、こうですか? ん、あ、熱い。そして、 + 硬いです……舐める? 先端を? んんっ、 + ひっ!?」 +\endtext + +\text +ぺとっと押しつけられた舌先の感覚に +ペニスがびくっと跳ねる。 +\endtext + +\text +それだけでベルナの頭がのけぞりそうに +なるが、カイムはそれを手で押さえ込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「逃げるな。もっと強く挟め。そして舌を + 使え」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ん……く、むうう……ん、んうううっ、 + ふはっ、はっ、んれろ……ちゅっ、ちゅう、 + はむ、んむっぷう……れろろっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。その調子だ。飲み込みは悪くない + ようだな。ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、んん……はっ、はっ、ああ、熱い。 + そして硬い。脈打っているのを感じます。 + んむ、ちゅっ、ちゅっぱ……ちゅるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、その調子で続けろ。ふふふ」 +\endtext + +\text +怜悧な美貌を持つベルナに奉仕させている。 +\endtext + +\text +その事実だけでもカイムを昂ぶらせるには +充分だった。 +\endtext + +\text +しかし、挟み方はぎこちない上に、舌使いも +上手いとは言えない。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうも……思い切りが足りんのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んん? な、なんです? + なにが不満なのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに、おっかなびっくりではなく、 + もっとこう……大胆にやれんのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「無理を仰らないでください。 + このようなこと、これが初めてなのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬう、まあ仕方ない……さあ、休んで + いないで、もっと挟みつけろ。 + 舌を使うんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、んんっ! は、む……ちゅっ、ちゅる、 + んむむ……は、ぷ、んむう……むちゅっ、 + ちゅぷ、じゅるるっ、ちゅうっ!」 +\endtext + +\text +カイムにそう促され、ベルナは少しずつ +挟み込む力を強め、舌の動きを速めていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっ!? ぷはっ、な、なんですか、 + これっ!? なにか……口に入りました。 + ぬるぬるした……塩辛い液体が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、我慢汁のことか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「我慢……汁……? か、身体に悪影響の + あるものなのですか?」 +\endtext + +\text +この世界の――ひいては男女のことに疎い +ベルナは、見ていて哀れなほどにうろたえて +いた。 +\endtext + +\text +まあ、コイツもある意味『初心』なのだから +仕方ないか。 +\endtext + +\text +そんな皮肉な思いがカイムの脳裏に浮かぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そううろたえるな。心配ない。それは、 + 男が興奮してきた時に出るものだ。 + 女のマ●コだって濡れるだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……」 +\endtext + +\text +そう言われて、先日の行為のことを +思い出したのか、ベルナは顔をしかめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。お前のマ●コがびしょびしょに + なったのと同じ理屈だ。 + さあ、続けろ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……んむ……んくっ、ちゅっ、ちゅば、 + ふむんっ、ちゅっ、ちゅるるっ、じゅるっ、 + んむううう……は、むうぅ」 +\endtext + +\text +カイムに促され、ベルナは再び奉仕を +開始する。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、いいぞ。随分と思い切りがよく + なったじゃないか。その調子だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむむう、んむちゅっ、ちゅるるるるっ、 + じゅっ、ずじゅうう、は、む……はふぅ、 + はっ、はっ、ん……むちゅう」 +\endtext + +\text +左右から押し揉むようにしているため、 +ベルナの乳首からは乳汁がしたたり +始めていた。 +\endtext + +\text +そして、舌先から垂れる唾液が、乳房の +谷間で潤滑油となる。 +\endtext + +\text +カイムはベルナの動きに物足りなさを感じ、 +彼女の頭を掴んだ手を動かし始めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっむううっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「続けろ。お前の動きは、どうも + まだるっこしくていかん。このまま + 俺のするとおりに従え」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっ! んっ、んむうっ、ちゅっ、ちゅぷ、 + じゅるっ、んむうう……は、はふっ、ふぅ、 + んむ、くむう……じゅっ」 +\endtext + +\text +乳房の間で唾液がニチャニチャと粘った音を +立てる。 +\endtext + +\text +そのぬめりを活かし、カイムは彼女の舌に +亀頭を押しつけ、胸の谷間でペニスを +擦り上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んふうっ!? ふはっ、はっ、ああっ、 + か、身体が……あ、熱く、また、あの時の + ように……くっ! あっ!」 +\endtext + +\text +乳房への刺激だけでベルナは早くも +絶頂しそうになっていた。 +\endtext + +\text +カイムは彼女の言葉を無視して、自らも腰を +突き上げ、積極的に快感をむさぼる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そろそろ……出すぞ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむっ、んむじゅう、じゅぅ、ちゅるっ、 + んっぶっ! ぐむうう! んむじゅくっ、 + じゅちゅるるるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬ! くうううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぶうううーっ!? ぐむっ、んむううっ、 + んっはあああっ! あっ、あっ、あああっ、 + ひっ、ひああああっ!?」 +\endtext + +\text +鈴口を押し広げて、固体かと思えるほど +濃密な濁精が噴出する。 +\endtext + +\text +その熱い迸りを顔に受け、ベルナは自分でも +信じられないことに絶頂していた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ! ひああっ、あっ、あっはああっ、 + んああああっ! く、ふううんっ、ふぅ、 + はあっ、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! こいつは、驚いた……まさか、 + パイズリだけでイッてしまうとはな。 + ふふふ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、熱い、熱いっ! くっ、あああっ、 + こ、これは、い、いったい……!? + まさか……せ、精液……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ふううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、ま、まだ出ています……ひううっ、 + あっ、あっ、まだ……出て……くっ、 + ふああっ!」 +\endtext + +\text +次々と顔に飛び散る熱汁に、ベルナは困惑を +隠せずにいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、うう……!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +精液を顔にかけられるという、ベルナに +してみれば前代未聞のできごと。 +\endtext + +\text +それが、彼女を呆然とさせていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はぁっ、はぁっ、あ、ああ……このように + 穢されて……い、いったいこの行為に、 + どのような意味が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから言っただろう? チ●ポの使い方は + 一つだけではない、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「現にお前は、今、顔に精液を浴びせられて + イッただろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「し、信じられません……なぜ、このような + 行為で……も、もちろん、繁殖行動で + 絶頂するというのならまだ理解できます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「し、しかしこれは……繁殖行動としては、 + 全く意味がありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも前に言わなかったか? + セックスは、ただ子孫を増やすため + だけの行為ではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「男女が共に快感を得て愉しむ行為でも + あるとな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「理解に……苦しみます。このような無為な + 行動でエネルギーを消費するなど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前もイッたのだろう? + 気持ちよかったのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムにそう問いかけられると、ベルナは +何も言えなくなってしまう。 +\endtext + +\text +それは、その言葉が事実だったからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、お前の身体は随分と火照って + いるようだ。まだ満足していないのでは + ないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、難しく考えることはない。 + 気持ちいいことは愉しめばいいのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのように堕落的なディアボリカの + 考え、賛同いたしかねます」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、その身体に徹底的に教え込んで + やるまでのことだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、ベルナの頭を +ぐいっと下げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、その小難しい屁理屈を並べたがる + 口で、コイツをくわえるんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむっ!? んむぐうう!? は、むうっ、 + んむちゅっ! ちゅるるるっ、ぶじゅるっ、 + ぐじゅうううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが頭を下げたところで、カイムは半ば +無理矢理に亀頭を彼女の唇にねじ込む。 +\endtext + +\text +しかし、ベルナもまた歯を食いしばって +抵抗するようなことはなかった。 +\endtext + +\text +むしろ、迎え入れるようにしてそれを +くわえていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、これはいい。受肉したばかりの + 穢れを知らぬ唇がチ●ポをくわえ込んで + いるとはな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んんむううっ、むふうっ、んむふ、ぐむ、 + んぐむ……はっ、ふぅ……んんっ、はっ、 + あ、あむうう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、済まん。ついつい感慨に耽って + しまった。そのまま、顔を上下に動かして + チ●ポを唇でしごくんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ついでに、胸で挟みつけるのも忘れるな。 + さあ、やってくれ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「やってくれと言われても……どのように + すればいいのか、わかりません」 +\endtext + +\text("カイム") +「唇を窄めてだな、チ●ポを吸うんだ。 + そして、それを緩めずに首を振れ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くっ、勝手なことばかり……やればいいの + でしょう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむううっ、ちゅっ、ちゅじゅるっ、ぐむ、 + んぐっ、ずちゅううっ、ちゅぶぶっ、んぅ、 + ちゅっぷ、ぐじゅっ、ずじゅるうっ」 +\endtext + +\text +カイムの言いぐさにカチンときたベルナでは +あったが、仕方なく言われたとおりに動き +始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。いいぞ。唇の締めつけ方は堂に + 入ってるじゃないか。もう少し胸で + 強めに挟むんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐぷじゅっ、ずじゅるううっ、ちゅじゅっ、 + んぐむううっ、は、はむう……んはっ、 + ちゅぶぶっ、ぶじゅるるっ、ぐっちゅう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ぐ……これは、どうしても音が……。 + ああ、はしたない……でも、音を立てずに + できなくて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのだ。むしろ、男はその下品な音にも + 興奮するんだ。もっと音を立てて唾液を + すすり上げろ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え? ええ……ん、むちゅっ、じゅるるっ、 + ぐじゅっ、ずぶじゅるるるっ、ちゅっぷ、 + んむっちゅううっ、ちゅぶるっ」 +\endtext + +\text +唾液をすすり上げる音を響かせながら、 +ベルナが懸命に首を振る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむうう、ずじゅるるうっ、ちゅっぷ、 + むちゅるっ、ぐぶっちゅうううっ、じゅっ、 + じゅるるっ、んちゅるるうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、そのまま続けていろよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっむううっ!? むちゅうっ、じゅる、 + じゅっぷ、んむちゅうっ、ちゅじゅるるっ、 + ぐむじゅうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムはベルナの頭を手で上下させ始めた。 +\endtext + +\text +最初は大いに驚いたベルナであったが、 +動きはカイムに任せた方が楽だと悟ったのか、 +それを受け入れる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっぶっ、ぶじゅるううっ、むじゅるるっ、 + ちゅじゅううっ、ぐちゅっ、ぶじゅちゅう、 + んぐむっ、じゅるううっ!」 +\endtext + +\text +そうやって強制的に口唇奉仕をさせられる +ことに、彼女は次第に陶酔し始めていた。 +\endtext + +\text +その証拠に、その鼻息は荒く、そして熱い。 +\endtext + +\text +カイムもそれを悟り、少しずつ動きを +速めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、興奮してきたか? まったく、 + 高貴で崇高なストラクタ様は淫乱だな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、んむっ!? そ、そのようなそしりを + 受ける謂われは……ぐむううっ! じゅっ、 + ずじゅるるるっ、ちゅっぷうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と言いつつ、チ●ポに吸い付いて離れない + のは、どこのどなたかな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、これは……貴方が、勝手に……んぐっ、 + ぐむううっ、ずじゅるっ、じゅっちゅうっ、 + んぐむううっ、ずぶじゅるるっ!」 +\endtext + +\text +だが、ベルナはこの時悟っていた。 +カイムの言葉が真実であることを。 +\endtext + +\text +自らの身体が火照り、切ないまでに目の前の +肉棒から放たれる雄の匂いを渇望している。 +\endtext + +\text +そのことをいやというほど +思い知らされていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、いい吸い付きだ。ふふふ、母乳も + 随分とあふれてきたな。そろそろ + イキそうなのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるるっ、ずっちゅううっ、ちゅっぷ、 + んむじゅるっ、ぐじゅううっ、じゅるるる、 + はむちゅうう、ちゅっぷうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、言葉も出ないほど興奮しているか。 + いいだろう。ならばそろそろ出してやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまま口マ●コでチ●ポを + くわえ込んでいろ。一滴もこぼすなよ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう告げると、ベルナの頭を激しく +上下させ始めた。 +\endtext + +\text +その乱暴な動きに抗議しようとした +ベルナだが、結局それが言葉になることは +なかった。 +\endtext + +\text +物理的に口を塞がれているのもあったが、 +それ以上に、彼女自身興奮してしまって +いたのだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐぶじゅううっ、ずじゅるっ、じゅちゅっ、 + ぶじゅっ、ぐじゅっぷうう、んむっちゅう、 + んぐっ! ずじゅるるるううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、で、出る、ぞ……お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっぷうううーっ!? ぐっむうううっ、 + んぐじゅるるるるううっ、ちゅっぷ、じゅ、 + じゅっちゅうう!」 +\endtext + +\text +顔を離す間もなかった。ベルナの口内で +カイムのペニスがぐぐっと膨れあがる。 +\endtext + +\text +次の瞬間には、彼女の口内に大量の精液が +放たれていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐ、むううっ! んっぐううっ、んむぅ! + んふううう、んふっ! はふっ! んっ、 + じゅぷうっ! んむふううっ!」 +\endtext + +\text +同時に、ベルナもまたその熱い迸りを口内に +受けて絶頂する。 +\endtext + +\text +体内からこみ上げてくる衝動に突き動かされ、 +彼女は目の前の肉棒を強く吸い立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、うっ! う、ぬうう!」 +\endtext + +\text +一瞬、精液が喉奥に入りむせるのでは +ないかと危惧したベルナだったが、そこは +カイムが上手く対処していた。 +\endtext + +\text +気管に入らぬよう、鈴口をベルナの舌に +押し当てて濁精を放つ。 +\endtext + +\text +しかし、次々と放たれる熱汁はベルナの +口内にあふれんばかりになっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「全部だ。全部……ぬ、う、飲み干せ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐ、ぐむ……んぐっ、んぐううっ、ぐむむ、 + んじゅっ、ずじゅるるうっ、ちゅっぷっ、 + ぐじゅっちゅううっ!」 +\endtext + +\text +ごくごくと喉を鳴らしてベルナが精液を +飲み干す。 +\endtext + +\text +それが全て胃袋に消えるまで、カイムは +彼女の頭を押さえたままだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふはあっ! はっ、はっ、はあ……!」 +\endtext + +\text +苦労して全てを飲み干すと、ベルナは顔を +上げた。 +\endtext + +\text +今度は、カイムも頭を押さえ込むような +ことはしなかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、ああ……い、いったいこれは……? + こんな行為に……なんの意味が……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 愉しめたか? これが男女の + 営みというものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の知識にはない、未知の体験だった + だろう? ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「生殖行動ではないのに……生殖行動の + ような行為……理解できない。 + 理解できません……ああ……」 +\endtext + +\text +ベルナは、未だに自分がしたことを +咀嚼できずに呆然としている。 +\endtext + +\text("カイム") +「言ったはずだ。深く考える必要など + ないとな。目の前の快楽を愉しめ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前とて、この行為で快感を得たはずだ。 + ならば全く無駄だったというわけでも + ないだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「い、言いたいことはわかります。ですが、 + 快楽のためだけにこのような行為を + 繰り返すなど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、まあいいさ。考えるなと言っても、 + ついつい考え込んでしまうのは、お前の + 性分のようだしな」 +\endtext + +\text +そう言って立ち上がると、カイムは服を +整えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナ……お前が望むなら、今度は + この先の行為を見せてやろう。 + 楽しみにしておけ」 +\endtext + +\text +ベルナに向けてそう言い残すと、カイムは +牢獄を去って行った。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私はいったい……? ただの器に過ぎない + この肉体に、こうも精神が影響を受けて + しまうなど……」 +\endtext + +\text +ベルナは、そうつぶやくと、ぶるっとその +身体を震わせた。 +\endtext + +\text +快楽を欲する肉体と、それを拒絶しようと +する精神の剥離。 +\endtext + +\text +ベルナの中に、大きなジレンマが生まれつつ +あった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..7f60d28 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_04.txt @@ -0,0 +1,1260 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_04") + +\text("リズベル") +「ベルナさんを……ですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text +その日、執務室を訪ねたリズベルは、 +カイムから意外な言葉を向けられた。 +\endtext + +\text +そろそろ、ベルナを牢から出したい、と。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の意見を聞かせてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅん……そうですね……」 +\endtext + +\text +意見を求められたリズベルは、しばし宙を +にらんで考え込む。 +\endtext + +\text +そして、たっぷりと考えた後、口を開いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタとの関わりを絶たれた + 彼女が反抗する意味はもうない + でしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに……彼女の魔力をしっかりと封じて + いれば問題もないと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あとは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタとは言え、女性をいつまでも + 牢に繋いだままにしておくのも忍びない + ですし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ」 +\endtext + +\text +カイムはそこで、即断せずにリズベルの +言葉を吟味した。 +\endtext + +\text +そして、何か忘れていることがないか +心の中で一つ一つ確認していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし、特に見落としているところも + ないようだな。では、ベルナを牢から + 解放することに決定する」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かしこまりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナに個室をあてがってやれ。ただし、 + 個室の周りには魔法を封じる結界を置く。 + 室内での行動は自由でも構わん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、リズベルはうなずきながら +何かを指折り数え始める。 +\endtext + +\text +恐らく必要な備品などを頭の中で計算して +いるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「算段はついたか? では、ベルナを + 連れ出しに行くぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? あ、は、はい!」 +\endtext + +\text +この人のやることはいつも唐突だ。 +\endtext + +\text +カイムの破天荒さに苦笑を浮かべつつも、 +リズベルはその後に続いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……というわけで、お前を牢から解放する。 + 早急に用意した個室へ移れ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「何なのです、急に?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな説明の仕方でベルナさんに + 伝わるわけないじゃないですか! + まったくもう……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……貴方達は、いったい何をしに + 来たのです?」 +\endtext + +\text +いきなり牢に踏み込んできたカイムと、 +それを追って慌てて入って来たリズベル。 +\endtext + +\text +二人の様子に、ベルナは不審そうな表情を +浮かべた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「し、失礼しました、ベルナさん。あなたを + 牢から解放し、個室に入っていただきます。 + もちろん、監視はつけますが――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「室内では自由にしていただいて構いません。 + ですが、念のため、対魔法用の結界を + 置かせていただきます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは……私を囚人扱いしないという + ことですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。まあ、経過観察ということだな。 + では、早速個室に移ってもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、警備兵が牢獄に入って +来た。 +\endtext + +\text +そしてリズベルを先頭に、ベルナを警備兵が +挟む形で牢を出る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +あてがわれた個室に連れてこられたベルナは、 +物珍しそうに室内を見回していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、俺はちょっとコイツと個人的な + 用事がある」 +\endtext + +\text +突然そんなことを言い出したカイムは、 +警備兵とリズベルを部屋の外へと押し出した。 +\endtext + +\text +そして、彼らの目の前でドアをぴしゃりと +閉める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ!? ちょっと! カイム様! + まだ規制についての説明がですね――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなものは後にしろ。こっちの用事が + 終わってから、好きなようにやれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もうっ! 全く、身勝手なんだから!」 +\endtext + +\text +そんなぼやきが聞こえた気がするが、 +カイムはそれを無視した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……いいのですか? 私を牢から出しても。 + あの牢は、魔力を封じる強い結界が + 感じられました。しかし――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ここはさほどでもない様子。私が逃亡や + 反抗を企てることもあり得ますよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はそんな無駄なことはせんよ。 + おかしな話だと思うだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、その点に関しては、俺もリズベルも + お前を信頼している」 +\endtext + +\text +ベルナのもっともな意見を、カイムは笑って +切り捨てた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「どうして、それが私にとって無益な + ことだと判断したのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここはお前のホームグラウンドじゃない。 + 勝手がわからないだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな中に孤立無援。いくらストラクタ + とは言え、この迷宮内のほぼ全員を相手に + して、果たして生き延びられるかな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、不可能だ。おまけに、あちこちに + トラップがある。そいつを避けて地上へ + 抜けられる公算は低い」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして何より……受肉してからかなり経つ。 + もう、以前のような超常的な魔法は行使 + できなくなっているはずだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、お前はそんな無駄な抵抗は + しないだろう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方の仰るとおりです」 +\endtext + +\text +カイムが一通りの見立てを話し終えると、 +ベルナはかすかに微笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方方と、私達がディアボリカという + 種族に抱いていた印象には大きな + 差異があります」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方達は……ディアボリカという + 種の中でも、特異な存在なのですか?」 +\endtext + +\text +ベルナの、純粋に好奇心に満ちた視線に、 +カイムは思わず苦笑を浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「同じ種族だからと言って、俺には + ディアボリカの他の連中のことなど + わからんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにせ、この迷宮には俺とは違って、 + ディアボリカでありながら女嫌いなヤツも + いることだしな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どういうことです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「同じ種族でも、個々人によって好き嫌い + ってものもある」 +\endtext + +\text("カイム") +「ある集団を、ただの集団として見るか、 + それとも独立した個々人の集合体として + 見るか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それによって、印象は随分と変わってくる + ものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、集合意識とやらでまとまっている + お前達ストラクタにしてみれば、奇妙な + 話だろうが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、こちらにとっても同じことだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「つまり、私が貴方達に感じる + 感覚と、貴方達が、私達に + 感じる感覚は同じだ、と?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。正直、お前達ストラクタ全体の + ことはいけ好かない連中だと思っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、今のお前は別だ。 + そういうことにしておく」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わかりました。私も、今は……貴方を + 排除すべき存在と考える必然性はないと + 判断しています」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これは、ストラクタの集合意識が + そうさせており、私がそこから + 切り離されたから……なのでしょうか?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、何か思うところが +あったらしく、ベルナは考え込む。 +\endtext + +\text +だが、そんな彼女をカイムは乱暴に +抱き寄せた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな七面倒くさいことは後だ。今日、 + ここに来たのはそんなややこしい話を + するためではないからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「男と女が密室に二人っきり……この程度、 + さすがに意味は理解できるようになった + だろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いつつ、ベルナの +乳房をまさぐる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっ! そ、それは……貴方の今までの + 行動から推測するに……あっ、性交渉を + 持つため、でしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっているなら話は早い。早速ヤろう + じゃないか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って一旦ベルナを腕の中から +解放する。 +\endtext + +\text +そして自らベッドの上に横になると、彼女に +腰をまたぐように言う。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ……こんなに、大きくなって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。お前のマ●コにハメたくて + 仕方ないのさ。だが、まだだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベルナの乳房に再び +手を伸ばす。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ! んはああ、あ……あああっ!」 +\endtext + +\text +下から支えるようにして乳肉を掴むと、 +ベルナの口からは、熱い吐息と艶めいた +声が漏れた。 +\endtext + +\text +そのまま、弾む肉を揉みしだく。 +\endtext + +\text +強い刺激に、ベルナはぶるぶると身体を +震わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、格別の手触りだな。これほど立派な + ものには、なかなかお目に掛かれん」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そう、なのですか? 私には、よく + わかりません……あっ、ああっ、はああっ、 + んくっ! くうう……!」 +\endtext + +\text +カイムの手が、執拗にベルナの乳房を +揉みしだく。 +\endtext + +\text +そのたびに、ベルナは身体の芯がジンジンと +痺れるような感覚に襲われていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、乳房を揉んだだけで股間を + べとべとにしているとは驚きだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え?」 +\endtext + +\text +そう言われて股間を見下ろすと、 +いつの間にか彼女のソコは濡れそぼっていた。 +\endtext + +\text +もう既に、悦楽を与えられると濡れるという +条件反射ができあがっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけ濡れていれば充分だろう。 + さあ、自分でマ●コにハメてみろ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふうううんっ! ふ、はああっ、ああっ、 + んあああーっ! あ、あああ……あ、ひ、 + ひぐううーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは言われるままに、そそり立った +怒張を自ら掴むと、その上に腰を下ろす。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あーっ、ああ! ふ、深いっ! お、奥に、 + 奥に、届いています……はぁん、奥に! + ひ、ぐうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、よほどチ●ポが待ちきれなかった + ようだな。嬉しそうにマ●コが吸い付いて + くるぞ? んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、そんな……そのようなことは、け、 + 決して! ひ、はっ! はふうっ! あ、 + ああ……んあああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? そうか? ならばこの状態で + しばらく耐えてみるかね? お前がそれで + いいのなら構わんがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それは……く、くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがいやなら、今日はお前が動くんだ。 + どうすれば俺とお前が気持ちよくなれるか、 + 考えながらな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、わかりました」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われ、ベルナはぎこちない +ながらも、ゆっくりと上下に動き始める。 +\endtext + +\text +カイムは、その動きで弾む乳房を再び +弄び始めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あっ! う、む、胸を揉まれるのは、 + に、苦手……です。ふ、はあっ、あああっ、 + く、ううっ! んはあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? だが、お前の乳房を掴むと、 + マ●コは嬉しそうに締めつけてくるぞ? + さて、どちらが正直なのかな? ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あっ! はああんっ! あ、ああっ、 + あひいいっ! は、あぐっ! んぅぅ、 + くふううんっ!」 +\endtext + +\text +乳房を刺激されている上に、騎乗位で動く +ことに慣れていないからか、ベルナの +上下動はぎこちなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? そんな動きではお前も + 気持ちよくなれんだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、でも、そんな……ひっ、ふうっ、 + んくっふううっ! ふはっ、はああんっ、 + ああっ! ああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムにからかうようにそう言われ、 +ベルナは恥じらう。だが、その腰は悦楽を +求めて、貪欲に躍っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと……下がびしょびしょだと思ったら、 + 上もびしょびしょだな。ははは!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ! うっ! んんーっ! くふううっ、 + ふはああっ、ああっ、つ、掴まないで! + 掴まないでくださいぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムが乳房を強く握りしめると、乳首から +乳汁がにじみ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうは言うがな……ほれ、聞こえる + だろう? お前のマ●コが、ヨダレを + 垂らして悦んでいるのが」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、結合部からは淫らな +水音が漏れていた。 +\endtext + +\text +大量に分泌された愛蜜のせいだった。 +\endtext + +\text +それが、ペニスとヴァギナの接触面で +こね回され、空気を含んで音を立てていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そんなっ、よ、悦んでなど、 + い、いません! ひっ、ひああっ、ああっ、 + んっはああーんっ!」 +\endtext + +\text +しかし、悦んでなどいないという割には、 +ベルナの腰は休むことなく躍り続け、 +カイムのペニスを貪欲にむさぼっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっふっふっ、構わんのだぞ、正直に + なってもな。なんら恥じることはない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、い、いや……どうか、どうか、 + お、仰らないで! ああっ、でも、くうっ、 + ふ、はああっ! あ、い、いいっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの腰が、次第にスムーズに動き始める。 +\endtext + +\text +カイムもまた、彼女を感じさせるために腰を +うねらせ始める。 +\endtext + +\text +その二つの動きによって、ベルナの感じる +悦楽は飛躍的に大きくなった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、い、いけないのに! このような + 感覚に溺れるのは……忌むべきことなのに、 + ど、どうして……はあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスの快感に逆らえるヤツなど + そう多くはない。お前も所詮、その肉体の + 影響からは逃れられんのだよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はあああっ! あ、ああっ! そんなっ、 + くうっ、だめ、ああっ、だめなのにっ、ど、 + どうして……ああっ、どうして?」 +\endtext + +\text +思いのままにならぬ肉体に、ベルナの精神が +引きずられていく。 +\endtext + +\text +身体に注ぎ込まれる快楽に、理性が次第に +じりじりと後退していく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ! ぐ、ふううっ、あ、ああっ、い、 + いいっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいっ、 + いいのっ、ああーっ! いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、やはり俺の見立て通り、お前は + かなり感じやすい身体のようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「元からそうだったが、ストラクタであった + ためにわからなかったのか、受肉した + 影響なのか――」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんなことはどうでもいい。 + そろそろイキたいだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベルナの乳房を強く +掴んだ。 +\endtext + +\text +同時に、ぐいぐいと腰を突き上げ、彼女の +膣穴に角度をつけてペニスを擦りつける。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひいっ!? そ、そんなっ!? む、胸と + 同時に刺激されたら……が、我慢が、あっ、 + 我慢が……できませんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんぞ。俺も出すからな……さあ、 + ベルナ、お前のマ●コにたっぷりと + 注いでやる!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、ああーっ、い、いいっ、イクッ! + い、イキそうっ! イッてしまう、ああ、 + イッてしまいますっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナのヴァギナがヒクヒクと痙攣を始める。 +\endtext + +\text +その締めつけに逆らって、カイムは深々と +ペニスを突き入れ、子宮口を叩く。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああーっ、お、奥! 奥にっ、奥に、と、 + 届いてっ! ひああっ、ああっ、いいっ、 + 気持ちいい……気持ちいいーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! 出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあああっ! あ、い、イクッ、イキます、 + イク、イッちゃう! ああ、いいっ、イク、 + イク……ふああっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、ぐっ! んああっ、あっ、あああっ、 + あっはああああーっ! ああ、熱いっ、 + 熱いぃっ! く、ふうううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが絶頂した瞬間、カイムは彼女の +膣内に濁精を放っていた。 +\endtext + +\text +ドクドクと噴き上げる精汁の熱さにベルナの +身体がガクガクと震える。 +\endtext + +\text +二度、三度と白濁液が膣壁を叩き、その度に +ベルナは荒馬に乗せられたかのように腰を +跳ね上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、くうっ! ま、まだ、入って、 + 入って……来ますっ! ふ、ひあああっ、 + んああっ! はあんっ!」 +\endtext + +\text +これまでの絶頂時と同じように、ベルナの +乳首からは乳汁が滴っている。 +\endtext + +\text +カイムが絶頂の瞬間に強く掴んだためだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、またか。マ●コでチ●ポミルクを + 飲み干して、胸からミルクをこぼすとは」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっ、くっ、そ、そんなことを仰っても、 + わ、私にはどうすることも……ひあああ、 + あ、あふっ! はっふううんっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、はっ、はっ、あああっ、 + ふはあ、は、はふ……んああ、あ、はぁ、 + はふうん……ん、くう……!」 +\endtext + +\text +射精が終わり、ベルナが荒い呼吸を繰り返す。 +\endtext + +\text +その肩はせわしなく上下し、彼女が夢中で +空気をむさぼっているのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。最初はぎこちなかったのに、 + 随分と馴染んだものだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、馴染んだ? そう、なのでしょうか? + なにしろ、無我夢中で……ああ、こんな + 痴態……は、恥ずかしい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、恥ずかしがることはないさ。誰の + 目があるわけでもないからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、貴方の目があります……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ははは!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、何が可笑しいのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、まあお前の言いたいことはわかる。 + だが、俺はお前を感じさせた本人なのだ。 + 気にする必要はない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、くっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも、お前もまだこの程度では + 満足できんだろう? さあ、続けるぞ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? そんなっ!? あ、あああっ、 + ふああっ、あ、ああっ、急に、動いては、 + ああ、い、いけませんっ、く、ふうっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の膣内をペニスでごりごりと +擦り上げられ、ベルナは悲鳴を漏らす。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんな彼女の反応に +気をよくすると、更に激しくヴァギナを +責め立てた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああああーっ、ああっ! ふ、深いぃっ! + 深いですっ、お、奥に、届いてっ! くっ、 + ふああっ! あ、あっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、なんだかんだ言いつつ、マ●コは + 嬉しそうに締めつけてくるぞ? んん? + どうなんだ? 気持ちいいのだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それは……ああっ、そ、それはっ! + ひああっ、あ、あぐっ、あああっ、ふあ、 + はっふううっ!」 +\endtext + +\text +事実、ベルナは激しく感じていた。 +\endtext + +\text +だが、悦楽が強すぎ、その刺激を +受け止めきれずにいる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、も、もっと、もっとゆっくり、 + お、お願いします! こ、このままでは、 + ひいいっ! ああ、つ、強すぎます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、注文の多い女だな。だが、 + 生憎とその願いは聞いてやれんな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんな! ひっ、ひいい――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぐうううっ! んっふううあああっ、 + あ、あああーっ! ひあっ、ふ、深いぃっ、 + お、奥に……ひいいっ! 奥にぃっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが激しく感じているのを見て、 +カイムは彼女をより一層強く責め立て始めた。 +\endtext + +\text +ぐいぐいと腰を使い、膣の内奥を突き上げる。 +\endtext + +\text +子宮が押し破られるのではないかという +恐怖と表裏一体の快感に、ベルナは総身を +震わせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひ、ひぐうっ、あ、ああっ! あ、ひっ、 + ひいいっ! だ、だめっ、ああっ、だめっ、 + くっ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、だめと言いつつお前のマ●コは + 悦んでいるようだな。チ●ポが + へし折れそうなほど締めつけてくるぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、ゆ、許してくださいっ、も、もう、 + は、激しすぎますっ! ひいっ、くふうっ、 + あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +強すぎる快感は、時として苦痛にも似た +感覚をもたらす。 +\endtext + +\text +今のベルナが、まさにその状況だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もう音を上げるか。こらえ性の + ないヤツめ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、ああ……」 +\endtext + +\text +切羽詰まった様子に、カイムは仕方なしに +突き上げの速度と強さを緩めた。 +\endtext + +\text +ベルナは、激しく肩を上下させながら、 +呼吸を落ち着けようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「随分感じていたじゃないか。そんなに + 俺とのセックスが気に入ったか?」 +\endtext + +\text +カイムがそう声を掛けると、ベルナは +びくっと肩を震わせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「わ、私の精神は……こ、この行為に全く + 意味を見いだせないのです。ですが、 + この器である肉体は……ああ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「興奮を生じさせ、それが私の理性を + 蝕むのです。わき上がる……悦楽と + 恍惚……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「繁殖のために、かくも甘美な見返りが + 用意されているとは……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界の生物が、生殖行為に勤しむのも + 理解できます……ん、ふう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、小難しい理屈を並べ立てているが、 + 要は、マ●コをチ●ポでほじくられて + 気持ちいいのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だったら、その理解をもっと深めて + やろうではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あっ、ま、待ってください! + わ、私はまだ――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ! くはああっ! あ、ああっ、 + んっはあああっ、ああっ、そ、そんなっ、 + 急に……ひ、ひぐううっ!」 +\endtext + +\text +カイムは再び猛然と腰を使い始めた。 +\endtext + +\text +ベルナを絶頂させるため、そして自らも +射精するためだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、い、イクッ! イッてしまう! + イッてしまいますっ! このままでは、 + あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのためにやっているのだ。遠慮する + ことはない……くっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「く、ううっ、あ、あああっ! イキますっ、 + イッてしまいますっ! ひあっ、あああっ、 + ふあ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの激しい腰使いに、ベルナは急速に +上り詰めていく。 +\endtext + +\text +カイム自身もまた、彼女の膣壁にペニスを +擦りつけ、射精のために必要な快感を +むさぼる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、もうすぐ……くっ、出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、は、はいっ! きてきて、き、来 + て、来てくださいっ! イク、イク、イキ + ますっ、ああっ、イク……んふあああっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あ、あーっ、い、イク、イク、くはっ、 + ああああっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、ぐっ! ん、んっ! うあっ、ああっ、 + あっはああああーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体が絶頂と共にすくみ上がる。 +それと共に、彼女の乳首からは乳汁が +白い糸のように迸っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、ぐっ! う、おおっ!」 +\endtext + +\text +その瞬間、カイムはこみ上げて来ていた +圧力を解放した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあっ、はっ、ひいいいっ! あ、ああっ、 + あああーっ、で、出てるっ! 膣内にっ、 + 膣内にぃっ! 出てるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……く、おおっ!」 +\endtext + +\text +次々と噴き上げる精汁。その熱と圧力に +ベルナが呻く。 +\endtext + +\text +反射的にヴァギナが収縮し、カイムの肉棒を +締めつけ、擦り上げる。 +\endtext + +\text +もっともっと精を浴びたい。そう渇望する +雌の本能が生み出す動きだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、いっぱいに……膣内がいっぱいに、 + はふっ、あ、ああ……た、たくさん入って、 + く、ううっ! ふはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ふううっ!」 +\endtext + +\text +最後に尿道内の残滓を飛ばして射精が終わる。 +\endtext + +\text +面白いことに、タイミングを合わせるように +ベルナの乳首からも乳汁が迸っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、そんなにミルクを飛ばすなよ。 + びしょ濡れになってしまっただろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、済みません……そ、そのような + つもりはなかったのですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、ストラクタのお前がディアボリカの + 俺に謝る日が来るとは思わなかったぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、うう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。これまでのことは + これまでのこと。過ぎ去ったことを + ぐだぐだ言うつもりはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも、これから先をどうするかだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はい……」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはベルナを自らの上から +下ろしてベッドに横たえ、身支度を調える。 +\endtext + +\text("カイム") +「これから先も、俺は俺の気が向いたときに + お前を抱く。いいな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私に、もはや選択権はありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。そのうちお前自身がそれを + 望み、求めるようになる。 + その日が一日も早く訪れるといいな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、踵を返して部屋を +出て行く。 +\endtext + +\text +ベルナはその後ろ姿に、じっと視線を +注いでいた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_05.txt new file mode 100644 index 0000000..6ec4274 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_05.txt @@ -0,0 +1,274 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_05") + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +ベルナは、苦痛を感じていた。 +\endtext + +\text +この肉体の器に囚われて、ただぼーっと何も +せずに過ごすことが苦痛なのだ。 +\endtext + +\text +有り体に言えば、彼女は退屈していた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ふう」 +\endtext + +\text +部屋には小さな書棚があり、雑多な本が +置かれている。 +\endtext + +\text +最初は、それをぺらぺらとめくって眺めは +したものの、どれも知識として持っている +ものだったので、興味を惹かれなかった。 +\endtext + +\text +結局ベルナにできることは、日がな一日、 +こうしてベッドに腰を下ろしてぼーっと +することだけだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それでも牢獄に入れられていた時よりは + マシなのでしょう」 +\endtext + +\text +特に、この卑小なる肉体の器に囚われた +今となっては。 +\endtext + +\text +ベルナは心の中でそう付け加えた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい? どなたですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「失礼いたします」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お久しぶりです、ベルナ様。ご無沙汰して + おりました」 +\endtext + +\text +入り口でそう言って頭を下げるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +ベルナは、顔を上げた彼女に黙ってうなずき +返し、室内に入るように勧めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なんなのでしょうね、この……肉体と + いうものは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はぁ?」 +\endtext + +\text +ベルナから唐突に投げかけられた言葉。 +\endtext + +\text +その言葉に、ミネルヴァは気の抜けたような +返事しかできなかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「このような窮屈な器に押し込められ、 + なおかつ、知覚する手段も一部の器官に + 制限される……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「しかも、私の意志に関係なく生理的欲求が + 発生するため、それに対応することも + 求められる……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界の生き物達は、よくもこのような + 劣悪な環境下で生き続けられるものです」 +\endtext + +\text +一見すると、冷静にこの世界の人間のことを +分析しているように見えるベルナ。 +\endtext + +\text +だが、ため息と共に吐き出されたその言葉は、 +以前のベルナを知るミネルヴァからすれば、 +随分と感情的なものだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この世界の住人達からすれば、以前の + 我々のような生の方がむしろあり得ない + ことのようです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「一人一人が、今の私達のように、 + それぞれ独立した意識と肉体を持って + 生きていく……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「彼らにとってみれば、これがむしろ + 当たり前のことなのでしょう」 +\endtext + +\text +ベルナの問いにそう答えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その顔には、自然と笑みが浮かんでいた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……貴方は、随分とこの世界に適応した + ようですね、ミネルヴァ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今の貴方はとても感情豊かに見えます」 +\endtext + +\text +ベルナに言われて、ミネルヴァは改めて +自分の胸に手を当てて考える。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「否定はしません。ですが、私は今の自分を + 気に入りつつあります」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「以前の私でしたら、このような存在は + 卑小なものとして目もくれなかった + でしょう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですが、今となってはストラクタとしての + 在りようと――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この世界の住人達一人一人の在りようとに、 + 価値の大小などないのではないかと、そう + 思うのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの語る言葉を、ベルナは黙って +聞いている。 +\endtext + +\text +その表情からは、特に何の感情も読み取れ +なかった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「肉体を得て、そしてそれと同時に獲得した + 感情も……初めは戸惑い、厄介なものだと + 思いました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「しかし、今ではもう、感情のない自分と + いうものが想像し難いものになって + しまいました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +そんな感情を見せぬベルナに、ミネルヴァは +自らの思いの丈を語る。 +\endtext + +\text +それを聞き終えた後、しばらくしてから +ベルナはため息と共につぶやいた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方は受肉から時を経て、もはや完全に + この世界の存在になってしまったのですね。 + 誠に残念です」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………左様ですか」 +\endtext + +\text +目を伏せ、うつむくベルナに、ミネルヴァは +できるだけ優しく声を掛ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「でも、貴方もまた、この世界の色に + 染まりつつありますよ、ベルナ様」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「えっ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「失礼いたします、ベルナ様」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +静かにそう言い残してミネルヴァが部屋を +出て行く。 +\endtext + +\text +顔を上げたときには、もう既に踵を +返した後だったので、彼女の表情は +ベルナにはわからなかった。 +\endtext + +\text +それでもその顔には、微笑みが浮かんで +いたのだろうと、ベルナは確信していた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_06.txt new file mode 100644 index 0000000..12dda12 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_06.txt @@ -0,0 +1,1639 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_06") + +\text("ベルナ") +「……なんですか、これは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が暇を持て余しているだろうと + 思ってな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はぁ?」 +\endtext + +\text +唐突に部屋を訪ねてきたカイム。 +\endtext + +\text +彼がベルナに押しつけたのは、いくつかの +淡く輝く半透明の宝石だった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「宝石、ですか? これを眺めて暇を + つぶせ……と?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは幻像石と言ってな。ただの宝石では + ない。魔力を込めると、内部に記録した + 映像と音を再生できる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「変わった宝石なのですね」 +\endtext + +\text +ストラクタのベルナにしてみれば、映像や +音などの記録、記憶は他のストラクタと +共有するものであった。 +\endtext + +\text +それを、こんなものに記録し、回顧するとは +やはり人間というものはよくわからない。 +\endtext + +\text +おまけに、ストラクタには宝石を +ありがたがるという習性もない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それで、これには何が記録されて + いるのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「人がどれほど多様に人生を愉しんでいるか、 + その記録だよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「多様な人生の……記録……?」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text +だが、その笑みの意味に気付かなかった +ベルナは、多様な人生と言う言葉に興味を +抱いた。 +\endtext + +\text +そこで、幻像石の中の一つを手に取り、 +軽く魔力を込める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text +映像が浮かび上がった瞬間、ベルナは呆気に +とられた。 +\endtext + +\text +屈強な男が淫らな格好をした女を組み敷き、 +腰を動かしていたからだ。 +\endtext + +\text +どうやら、性行為の様子を記録したもの +らしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なんですか、これは? これが、貴方の + 言う多様な人生を愉しんでいる者達の + 記録だと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうとも」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムが自信たっぷりにそう言うところから +して、彼には彼なりの考えがあるのだろう。 +\endtext + +\text +ベルナは、心の中でそう結論づけた。 +\endtext + +\text +そして、目の前の幻像石が映し出す光景に +視線を注ぐ。 +\endtext + +\text +カイムの言わんとするところを理解しようと +思ったからだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え……!?」 +\endtext + +\text +そこでようやく彼女は、映像の中の男が、 +怒張したペニスを女のヴァギナではなく +肛穴に突き入れていることに気付いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これは……いったい、どういうこと + なのです? この者達は、いったい何を + しているのですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「行為のパターンからして、これが性行為で + あることは間違いありませんね。 + しかし――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「女性器に結合させるべき男性器を、 + 排泄器官に結合させているとなると + 純粋な生殖行為ではない……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「だとすれば、ただ生殖行為の際に + もたらされる性的快感を得るためだけに + このような行為を……?」 +\endtext + +\text +受肉してから、ベルナがもっとも +困惑したのが排泄欲求だった。 +\endtext + +\text +それは、未だに受け入れがたいものだが、 +映像の中で、女は排泄器官を男性器で +貫かれて喘いでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから言っただろう? 多様な人生の + 愉しみの記録だ、とな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、せいぜいその幻像石で人間の愉しみ + というヤツを勉強するがいいさ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムは、口をつぐんだまま幻像石の映像に +見入っているベルナをその場に残し、彼女の +部屋を出た。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +カイムから、幻像石のコレクションを +渡されて数日後……。 +\endtext + +\text +ベルナは、玉座の間に呼び出されていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のコレクションは見てもらえたかな」 +\endtext + +\text +玉座の間は、人払いされており、この場には +カイムとベルナの二人しかいない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ。時間だけはたっぷりと + ありましたので、すべて見させて + もらいました」 +\endtext + +\text("カイム") +「気に入ってもらえたかね?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……正直、意味がわかりません。 + なぜあのようなものを見せたのです?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あれらには、随分と偏りがありました。 + あのような無意味な行為ばかりを + 見せつけて、私に何を望むのです?」 +\endtext + +\text +ベルナに貸与された幻像石。それらに +記録されていたのは、有り体に言えば +アナルセックスの映像ばかりだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、無為な映像と言いながらも、結局は + 全て見たのだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは……確かにそうですが、しかし、 + 他にすることがなかったからです」 +\endtext + +\text("カイム") +「言い訳はいい。で、感想は?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「生殖器官を、排泄器官に結合させて + あのように用いるなど……やはり、この + 世界の者達は卑しいと感じました」 +\endtext + +\text +カイムに訊ねられたベルナは、石を +飲んだような強張った表情でそう答えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そんなお前も、肛門を使った行為が + 気になって仕方ない……だろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ば、馬鹿なことを!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、ベルナはキッとまなじりを +つり上げる。 +\endtext + +\text +だが、そんな彼女の怒りを前にしても、 +カイムは余裕の表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあまあ落ち着け。ここを人払いしたのは + お前の正直な感想が聞きたかったからだ。 + どうだ? 話してみてくれないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……」 +\endtext + +\text +そう言われ、ベルナの脳内には幻像石の +生々しい映像が蘇ってきた。 +\endtext + +\text +映像の中では、屈強な男達が女達を組み敷き、 +獣のように肛穴をむさぼっていた。 +\endtext + +\text +そして、女達もまた、自ら迎え入れるかの +ように腰をくねらせ、男達の怒張を菊座に +受け入れていた。 +\endtext + +\text +自分も、不浄な排泄器官にカイムのペニスを +挿入されればああなってしまうのか、という +恐怖と興奮を感じたのは事実だった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなことを……口に出すのは、 + はばかられます……」 +\endtext + +\text +自然とベルナの頬は紅潮し、股間が次第に +熱を帯びてきた。 +\endtext + +\text +ぶるっと腰に震えが走り、子宮が疼いて +膣口から淫蜜があふれてくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、いいぞ。目は口ほどにものを言う。 + その欲望に濡れた瞳が、雄弁にお前の + 精神状態を物語っているな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、なにを証拠にそのような……」 +\endtext + +\text("カイム") +「証拠などないが……お前だって興味は + あるのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体が求めることを無理に抑え込もうと + いうのが、そもそも不自然なのだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って玉座から立ち上がると +ベルナに歩み寄った。 +\endtext + +\text("カイム") +「命令だ、ベルナ。そこに這いつくばれ。 + ケツをこちらに向けろ。そしてケツを + 上げろ」 +\endtext + +\text +カイムはベルナの肩に手をかけると、 +彼女に背を向けさせ、その肩を軽く +押した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「命令……では、仕方ありませんね。 + 私は敗残の身ですから」 +\endtext + +\text +肩を押されたベルナは、そうつぶやきながら +その場に這いつくばる。 +\endtext + +\text +そして、獣の交尾のような体勢を取った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、これはこれは」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ッ!!」 +\endtext + +\text +ベルナの菊座がむき出しにされると、 +カイムは思わず感嘆していた。 +\endtext + +\text +穢れを知らぬような、淡いピンク色の +窄まり。 +\endtext + +\text +それが、ベルナの呼吸に合わせてヒクヒクと +誘うように蠢いている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなところ、あまりまじまじと + 見つめないでください」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、なぜって……そこは、不浄の器官です。 + あまり人様に見せるようなものでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! ストラクタとは言え、 + その程度の羞恥心は身についてたか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、当たり前でしょう!?」 +\endtext + +\text +それでなくてさえ、受肉した彼女にとって +排泄とは厄介なもの。 +\endtext + +\text +おまけにそれが、人間の世界では不浄と +言われることも知識として持っている。 +\endtext + +\text +そんな状況で、自分の肛穴を人前にさらせば、 +ストラクタであるベルナとは言え、羞恥心を +感じずにはいられなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、果たして本当にそれだけかな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、この屈辱的な状況下で、これから + 我が身に起こる状況に密かに期待し、 + 興奮しているのではないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そんなはずは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その言葉が本当かどうか、確かめて + みるとするか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ま、待って! あ、ああ――」 +\endtext + +\text +カイムの指がベルナの菊門を愛撫し始める。 +\endtext + +\text +その瞬間、ベルナの背がガクンとのけ反った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、感度はいいようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なっ、や、やめて! やめてくださいっ、 + ひっ、ひいいっ! くひいっ! あああっ、 + は、ふうんっ!」 +\endtext + +\text +くるくると、肛門括約筋を撫でさするように +カイムの指が動くと、それだけでベルナは +切羽詰まった声を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、淫らだな。ケツ穴が物欲しげに + ヒクヒクと蠢いている。俺の指を + くわえたがっているようだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのようなこと、あ、あるはずが! + ひ、ひあっ! あひいいんっ! はああっ、 + んくううっ!」 +\endtext + +\text +しかし、そう反論しながらもベルナの腰は +躍り続けている。 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、彼の指にもっとも +感じる部分を押しつけるように……。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? ひいいいーっ!?」 +\endtext + +\text +ぬらり……と熱い感触を押し当てられ、 +ベルナは悲鳴をあげた。 +\endtext + +\text +振り返ると、視界の隅にカイムが映った。 +\endtext + +\text +彼は、尻の谷間に顔を埋め、そこを舌先で +舐め回しているのだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「や、やめて! やめてぇぇっ! ああっ、 + そんなところ、な、舐めないでくださいっ、 + ひいっ! くひいいーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、お前のケツ穴はこれが、たいそう + お気に召したようだぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああーっ! くはあっ、ああっ、 + あああっ、ふああっ! は、ふうっ、んっ、 + くっふうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムが唾液で肛門を濡らしながら愛撫する。 +\endtext + +\text +ぬるぬるとした感触に、ベルナは肌が +粟立つのを感じた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひう、や、やめて! ああっ、やめてっ、 + ひいいっ、んひいいっ! は、はぐっ、 + あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! やめてと言われてやめるわけが + なかろう? これからこの穴をいただくの + だからな!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤッと口元を笑みの形に歪めると、 +今度は肛穴に指を突き入れた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あーっ! ああっ!? くはあああーっ、 + あ、ああっ! んあああああっ、はああっ、 + あっふうううんっ!」 +\endtext + +\text +焼け火箸を、無理矢理体内に押し込まれた +ような感覚に、ベルナが悲鳴を漏らす。 +\endtext + +\text +それほどまでに、肛穴を指でこじ開けられる +のは、彼女にとって衝撃だった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひいいっ! ふ、太い、あ、熱い! + ああっ、は、入って……来る! 入って、 + 来る……んふううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「素晴らしい感度だ、ベルナ。まるで男の + チ●ポを受け入れるために最初から + 作られていたかのようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そんなっ! ひっ、ふっぐううっ、んはっ、 + はっ、あああっ! あひいいっ! ひあっ、 + ああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が括約筋の抵抗を押しのける。 +\endtext + +\text +その動きに、ベルナの身体はガクガクと +痙攣した。 +\endtext + +\text +全身の肌にさざ波のような震えが走り、 +それが合わさって大きな戦慄となり、 +彼女の身体を駆け抜ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、さすが初物。締めつけも強烈だ。 + だが、少し緩めてもらわなくては、 + チ●ポをハメられん……なっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? ひいいいいーっ!? んひいっ、 + あっひいいいーっ!? い、いやあああっ、 + ああああっ、くはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムがねじるように深々と指を突き入れる。 +\endtext + +\text +その衝撃に、ベルナの身体がガクガクと +跳ねた。 +\endtext + +\text +カイムは、そのまま指を動かし、内部を +探るように擦り上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああーっ、く、はああっ! ああっ、あ、 + ゆ、指が……あ、熱いっ! 熱いぃっ! + ひいっ! んひいいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、これはこれは……ここまでの + 感度を持っているとは思わなかったぞ、 + ベルナ……フハハハ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、な、なぜ、このような、これは、 + まるで……ひっ!? ああっ、だめ、く、 + 来る! 来てしまいますぅっ!」 +\endtext + +\text +そう、カイムの指によってベルナは絶頂へと +押しやられていった。 +\endtext + +\text +初めて肛穴をほじくられたにも拘らず、 +まるですっかり開発されたかのように。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あっ! だめ、だめっ、い、イク、 + イッちゃう! イッちゃいますっ! + んひいいっ! あ、あひあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、すさまじい締めつけだな。 + イキたければイッても構わんぞ。 + そらっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くっひいいーっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっふうううーっ!? ふああっ!? + あっ、あぁ……んあああーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの背がのけ反った瞬間、彼女の全身を +絶頂が衝撃となって走り抜けていた。 +\endtext + +\text +肛門がヒクヒクと痙攣し、カイムの指を +へし折りそうなほどに締めつける。 +\endtext + +\text +腰が勝手に躍り、その指を擦り上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くはあああっ、あっ、あああーっ、ふああ、 + あ、ああああっ! んくううっ、ああっ、 + ま、まだ! まだイッてるぅっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナと比べても遜色のない、大きく、 +深い絶頂にベルナは総身を震わせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、ひいいっ! くひっ! ひあああっ、 + あっ、ああああ……んはっ、はあんっ、 + あ、あぐっ! んふううーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、荒い呼吸を繰り返しながら、 +初めて迎えた肛門での絶頂の余韻に +震えている。 +\endtext + +\text +そんな彼女を見て、カイムは満足げに笑みを +浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけ感じられるなら充分だな。お前も + マ●コ以外で感じられると知って嬉しい + だろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はぁっ、はぁっ、う、うう……く、うう、 + こ、このような仕打ちは……い、いやです。 + は、ふう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、前の穴も後ろの穴も、大して違わん。 + 気持ちよくなれるなら、どちらでも同じ + ことではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「で、ですが……う、後ろ……こ、肛門は、 + そのような用途に使うものでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、マ●汁とミルクを噴き出すほど + 感じておいてよく言う」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ッ!!」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、ベルナの秘裂からは +恥蜜が、乳首からは乳汁が迸っていた。 +\endtext + +\text +それらは、間違いなく彼女が激しい悦楽を +味わったことを示している。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こ、これは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや、ケツ穴もヒクヒクとしてチ●ポを + 咥えたがっているようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ま、待ってください! わ、私は!」 +\endtext + +\text("カイム") +「待たん。さあ、覚悟を決めろ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、屹立した怒張の +切っ先を、ベルナの肛門に押し当てた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいいいいーっ! ひあっ、 + あっ、あぐ……んぐふううっ!? ふはっ、 + あああっ、あ、ん……んあーっ!」 +\endtext + +\text +メリッ、ミシッと肉が軋みながら、カイムの +亀頭が肛門にめり込んでいく。 +\endtext + +\text +同時に、ベルナの口からは悲痛な叫びが +こぼれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、さすがにキツいな……何を叫んで + いる? まだ先端がハマっただけだぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんなっ!? もう、もう無理! + 無理ですっ! ひいっ!? くひいいいっ、 + ひああああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、グッ、グッと腰に体重を乗せて +ペニスを押し込んでいく。 +\endtext + +\text +もっとも太いカリの部分が括約筋によって +阻まれる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、ああぐううっ! そ、そんなっ、そ、 + それ以上は、む、無理! 無理ですっ! + いひいいっ! さ、裂けるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、まあ確かに、ここは出すところで + あって、入れるところではないからな。 + だが――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「お、おぐううっ!? んぐっふうううっ! + ふはあっ! あ、あひあっ! さ、裂ける、 + 裂けてしまいますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな道理は俺の無理でこじ開けさせて + もらう……ぐっ、ぬっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあああっ!? あっ、あああああーっ! + んああああっ、ああ、あふはっ! はぐっ、 + んぐふうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムがぐいぐいと腰に力を込めると、 +肛門はついに抵抗を諦めた。 +\endtext + +\text +亀頭が括約筋を乗り越えると、後は楽なもの +だった。 +\endtext + +\text +既に亀頭によって押し広げられた肛穴は、 +竿の侵入に対しても無力だった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、熱くて、か、硬くて、太いものが、 + あっ、ああっ! お、お腹の中、いっぱい、 + いっぱいにぃっ! ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、ケツ穴にずっぽり根元まで + ハマっているぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んひいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く腰を揺すっただけで、ベルナは +悲鳴を漏らしていた。 +\endtext + +\text +その悲鳴を耳に心地よく聞きながら、 +カイムは次第に抽送を速めていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、まっ、待って! 待ってくださいっ、 + ひっ、ひいいーっ! だめっ、だめええっ、 + ああっ、こ、壊れるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配することはない。お前のケツ穴は、 + もうチ●ポにすっかり馴染んでいるぞ。 + この程度で壊れたりするものか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ああっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、更に抽送の速度を上げる。 +\endtext + +\text +その動きに伴って、ベルナは内臓が +引きずり出されるような感覚に襲われていた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは動きを緩めるどころか、 +更に角度をつけて腸壁を擦り上げてくる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、壊れるっ! 壊れてしまいますっ、 + ひいいっ、や、やめて! やめてぇっ! + んぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そう怯えることはない。お前の + ケツ穴はすっかりチ●ポが気に入った + ようだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、何を言って……ひいっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「腸液があふれてきた。感じるだろう? + ケツ穴がぬるぬるしているのが」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、内奥からあふれてきた +腸液によって、肛門への抽送はスムーズに +なっていた。 +\endtext + +\text +耳を澄ませば、肉竿と括約筋の間で腸液が +こね回される、ニチャニチャという淫らな +音すら聞こえてくる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああ、そんな……こんなに太いものを + 入れられて、苦しくてたまらないのに、 + なぜ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、お前の身体が男に犯されるために + 存在しているからだろう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「穢れを知らぬ美しさ、豊満な胸や尻、そして + まっさらで未開発のマ●コにケツ穴……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはまさに、男の一つの理想像だな。 + お前はいい女だぞ、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、うあ……っ!」 +\endtext + +\text +そのような賞賛を受けても、ベルナはどう +反応すればいいのかわからなかった。 +\endtext + +\text +以前は、絶滅させようとしていた +ディアボリカ。 +\endtext + +\text +その首魁とも言える男に称えられても……と、 +ベルナの理性は考える。 +\endtext + +\text +だが、それ以上に肛門から駆け上がってくる +魔性の悦楽が、彼女の理性を突き崩していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、お前がその脳みそを振り絞って何を + 考えているのか当ててやろうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、理性的に考えようとしている。 + だが、理性的であろうとするほど、肉体は + お前を裏切り、肉欲に溺れる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「肉体は精神に隷属する単なる器ではない。 + 肉体と精神は、どこまでも分かちがたい、 + いわば一つの運命共同体なのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……くっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、お前は今、それをいやというほど + 思い知っているだろうがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああーっ!? くっはあああっ、 + あああっ、ふあっ! あっ、はああんっ、 + ひっ、ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +いったん、ゆっくりになっていたカイムの +抽送が、再び速さと激しさを増していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、小難しい話はいったん置いておくと + しようか。まずは再びケツ穴での絶頂、 + とくと味わうがいい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あーっ、あ、あぐっ! んふうっ、ふはっ、 + い、いいっ! くうっ、気持ちいいっ、 + 気持ちいいっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +肛穴から背筋を這い上がってくる悦楽。その +禁断の魅力に、ベルナは屈した。 +\endtext + +\text +自らも淫らに腰をくねらせ、尻穴でカイムの +ペニスをしごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! そろそろ我慢できなくなってきた + ようだな。ならば、くれてやる!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、だめ、い、イク! イッちゃう! + あーっ、イク、イク……イッちゃう、 + イッちゃいますっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあああっ! あっ、あああっ、はああ、 + んっあああああーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが絶頂し、肛穴がキュッと窄まる。 +\endtext + +\text +カイムのペニスが締めつけられ、その刺激が +呼び水となって射精が始まる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、あ、熱いっ! 熱いぃぃっ! + ふひいいっ、あ、あひあっ! 熱いのっ、 + 肛門、熱いのぉっ!」 +\endtext + +\text +ドクドクと容赦なく注ぎ込まれる熱汁に +ベルナの身体が大きく震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ケツ穴がまるで唇のようにチ●ポに + 吸い付いて来る。全部搾り取るようにな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あぐううっ、そ、そんなに入らないっ! + 入らないぃっ! ひっ、ひあっ、ああっ、 + くはああーっ!」 +\endtext + +\text +次々と注ぎ込まれる濁精にベルナが喜悦の +声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ふううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、はっ! はぁっ、はぁっ、ああっ、 + くふああ……は、ふうぅぅんっ!」 +\endtext + +\text +ビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +それと共に、ベルナはようやく一息つく +ことができるようになった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 肉体と精神が不可分だという + ことが理解できただろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、はーっ! はふぅ!」 +\endtext + +\text +改めてそう問われ、ベルナは混乱した思考が +ふっと明瞭になっていくのを感じた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ストラクタは……は、ふぅ、物質的な + 肉体を持たない不滅の精神生命体……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、この世界の住人は寿命という + タイムリミットを抱えた、物質的な肉体に + 精神を囚われた劣等種族……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、というのが、お前達ストラクタの + 考えだったわけか」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、物質的な限界……寿命こそが、この + 世界の住人達の精神に生きる力――前に + 向かって生きる力を与えるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前達は世界が滅びるその瞬間まで、 + 俺達から見れば永劫の時を生きる + のだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそれは、果たして幸せな生と + 言い切れるのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う……」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけに、ベルナは胸を +つかれたような気がした。 +\endtext + +\text("カイム") +「変化を厭い、秩序と安定のみを追求した + 果てに待っている景色は、どこまでも + 平坦で無彩色な荒野ではないのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今、お前が感じた悦びは、ストラクタで + あり続ける限り、決して経験することの + なかったものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「一度それを経験したお前なら、俺の + 言いたいことも理解できると思うがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………っ!!」 +\endtext + +\text +放心していたベルナの中に、悦楽の余韻と +共にカイムの意志が伝わってくる。 +\endtext + +\text +この世界を受容し、肉体と感情を持った +意味を理解しろという意志が。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、貴方は……不思議な男ですね、 + カイム」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「どこまでも自分の欲望に正直でありながら、 + 私達仇敵とも理解し合おうとする一面も + 持つ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして…… + そんな男だからこそ、私達は敗れ、そして + 私はここにいるのかも知れません……」 +\endtext + +\text +カイムに肛門を塞がれたまま、ベルナは +どこかうっとりした口調でそうつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どうだかな。俺はそんなご大層な + 男ではないぞ。現に、今もまだ、お前を + 犯し足りなくてうずうずしているのだ」 +\endtext + +\text +カイムが軽く腰を揺すると、ベルナは +ビクッと、身体を震わせる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んんっ! 奇遇……ですね。私もまだ、 + 刺激が……快感が欲しいと思っていた + ところなのです……」 +\endtext + +\text +ベルナが自ら行為をねだる言葉を口にした +ことで、カイムは強い満足感を覚えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう……ならば、このまま続きと + しゃれ込もうか!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んふううううんっ! ふあっはあああっ、 + あひっ! はっひいんっ! い、いいっ、 + ああっ、いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムがベルナの細腰を抱えるようにして +動き始める。 +\endtext + +\text +たちまちベルナの口からは嬌声がこぼれて +いた。 +\endtext + +\text +グチュグチュと粘っこい音を立てて肉竿が +肛穴を出入りする。 +\endtext + +\text +腸液と精液の混じり合った粘液が潤滑剤と +なり、抽送を助けていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はぐっ! あ、あぐふううっ、んっ、 + くうううっ、い、いいっ! ああっ、いい、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、よほどケツ穴をほじくられるのが + 気に入ったようだな。嬉しそうにチ●ポを + 締めつけてくる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そ、そんな……い、いや、いやぁ、 + 仰らないで……どうか、仰らないで! + ひっ! くひいいーっ!」 +\endtext + +\text +改めて言葉にされると、恥ずかしくて +たまらないらしく、ベルナはふるふると +首を振った。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? だがお前のケツマ●コは正直な + ようだな。チ●ポをくわえ込んで + 離さんぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「く、はああーっ! あっ、あああっ、 + い、いいっ、気持ちいいっ! 気持ち + いいんです、んぐっ! ふはあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり感じているんじゃないか。まあ、 + お前からねだったのだから、せいぜい + 悦んでもらわねば甲斐がないが……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐううううっ! あ、あひっ、はひい、 + んひああっ! はっ、はっ、あああーっ、 + ふ、深いぃっ! お、奥にっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「奥にっ、届いていますっ! あ、あぐっ、 + んふうううっ、ふはあっ! あっ、あっ、 + んくはあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは腸壁を通して膣側にペニスを強く +擦りつけた。 +\endtext + +\text +そうすることによって、腸壁のみならず、 +その向こう側にある子宮口の辺りをも +刺激することができる。 +\endtext + +\text +肛穴とヴァギナ。その双方から +こみ上げてくる悦楽に、ベルナは溺れて +いった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、だめっ! も、もうイキそう! + イキそうなのですっ! ああっ、少し + 緩めてくださいっ! ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もうか? 仕方のないヤツだ」 +\endtext + +\text +ベルナの肛穴はヒクヒクと痙攣を繰り返し、 +本人の言葉通り、絶頂直前の状態を +示している。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、ふ、はああっ、ああっ、 + あ、く、はああ……はぁっ、はぁっ、あ、 + はっふうう……!」 +\endtext + +\text +カイムが仕方なしに抽送を緩めると、 +ベルナは肩を大きく上下させて空気を +むさぼる。 +\endtext + +\text +それだけ彼女が追い詰められていた……と +いうことだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、もうアナルセックスに慣れたか。 + 存外、受肉するというのも悪くないこと + じゃないか? ええ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなことは……ああっ、ひっ、 + ふひいっ! ああっ、だ、だめですっ、 + ま、まだ、しないでっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「受肉したから敏感なのか、それとも元々 + お前が淫乱なのか……ぜひともじっくり + 調べてみたいところだな、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんなことを言われても、わ、私には + どうしようも……ひっ!? んひいいっ、 + ひあっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりになったとは言え、カイムの抽送は +続いている。 +\endtext + +\text +ベルナは、その動きに敏感に反応していた。 +\endtext + +\text +ごりごりと肉竿が括約筋を擦り上げるたびに、 +彼女の口からは火の付いたような熱い吐息と +淫らな喘ぎがひっきりなしにこぼれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、このまま放っておいても勝手に + イッてしまいそうだが、それではつまらん。 + 思いっきりイカせてやる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んんっ、ふあああーっ! あ、ああああっ、 + くっはああっ! い、いいっ、ああっ、 + 気持ちいいっ! だめっ、よすぎるっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、唐突に激しく動く。 +\endtext + +\text +ベルナはすぐさまその動きに反応し、肛穴を +ヒクヒクと痙攣させた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、イクッ! イッてしまいます! + そんなにっ、激しくされたらっ、ひああっ、 + あっ、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。イッてもいいぞ。俺もそろそろ + 出すからな。さあ、たっぷり愉しめ」 +\endtext + +\text +カイムは、亀頭で腸壁を引っ掻くように +ペニスに角度をつけて突き込む。 +\endtext + +\text +ベルナの腸はざわざわと蠕動し、これから +注ぎ込まれる精を待ちわびるかのように +妖しく蠢く。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああーっ! い、イク、イクッ! + あっ、イキますっ! イッてしまいます! + ああっ、イク……イクゥゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くああああーっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、カイムは半ば無理矢理に +ペニスを引き抜いていた。 +\endtext + +\text +ゾリッと肉棒が腸壁と括約筋を擦り上げ、 +その刺激でベルナが絶頂する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふうあああっ! あ、熱いっ、熱いっ! + んひあっ、あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと力強い噴出が続き、濁精が +ベルナの尻に叩きつけられる。 +\endtext + +\text +その熱と威力に、彼女の腰はガクガクと +跳ね上がっていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はぐっ! あ、ああーっ、んふあっ、 + はっ、はっ、はーっ! ああ、くううっ、 + ん、はっ! はぐうう……!」 +\endtext + +\text +同時に、膣口からは蜜液が、乳首からは +乳汁が勢いよく飛び散る。 +\endtext + +\text +精汁と腸液、愛蜜と乳汁にまみれながら +ベルナは何度も気をやっていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、はぁぁ……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ふう……!」 +\endtext + +\text +射精が終わり、カイムが肩を揺らす。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、ああ……は、ふぅ……あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 満足したか? んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいぃ……ま、満足……は、ふう、 + 満足……しましたぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけに、ベルナは恍惚とした +笑みで答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「受肉する前は味わえない感覚だろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい……はい。仰る、通り……です」 +\endtext + +\text +カイムが重ねて問いかけると、ベルナは +朦朧とした様子で何度もうなずく。 +\endtext + +\text +その様子に、カイムは強い達成感を +感じていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_07.txt new file mode 100644 index 0000000..fda653c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_07.txt @@ -0,0 +1,392 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_07") + +\text("カイム") +「リズベルか? いいぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんをお連れしました」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ご苦労」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさん、どうぞおかけください」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい」 +\endtext + +\text +この日、カイムの執務室に顔を出した +リズベルは、また唐突な申し出を受けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まあ、そろそろ言い出すんじゃないか + と思ってましたけどね、私も」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 何のことだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんを配下に加えたいと、 + カイム様がそろそろ仰るのではないかと + 思っていた……と言うことです」 +\endtext + +\text +そう、カイムが唐突に言い出したのだ。 +\endtext + +\text +ベルナを自軍に配下として迎えたいと。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「???」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、気になさらないでください。この人の + 言い出すことはいつも唐突なので」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を考えなしに行動する人間のように + 言うのはやめてくれんか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違うんですか?」 +\endtext + +\text +リズベルに詰め寄られて言葉に窮するカイム。 +\endtext + +\text +ベルナは、そんな彼らの様子をきょとんと +した表情で見つめていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……お、おほん! ええっと、今日 + ベルナさんにお越しいただいたのは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様から、ベルナさんを我が軍に + お迎えしたいという申し出があったから + です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私を……? 魔王軍に……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。だが、これがまずはお前の意志を + 確認してからにしろとうるさくてな」 +\endtext + +\text +カイムはこれ、と言いながら、横に立つ +リズベルを親指で示した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、強制はよくないと思っただけです。 + ですから、まずはベルナさんのお考えを + お聞かせください」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、ベルナはしばらく +目を閉じて考え込む。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ディアボリカの根絶は、ストラクタの + 悲願でした。 + ですが、貴方達を見ていると――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「果たして、ディアボリカは我々と相容れぬ + 敵だったのか、自信がなくなります」 +\endtext + +\text +目を開いたベルナは、椅子に腰掛けたまま +うつむき、自分の膝の辺りを見つめていた。 +\endtext + +\text +もっとも、ただ視線がそこに向いていると +いうだけで、実際にはその向こうに見える +ものと向き合っているのだろう。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今の私は、肉体と感情を持ってしまった + ことで、以前の私とは変質してしまって + います」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのため、このような混乱が生じて + いるのかも知れません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、私の中の、ストラクタとしての + 論理的思考そのものは破綻していない + はずです」 +\endtext + +\text +そこまで一気にしゃべった後、ベルナは +再び考え込む。 +\endtext + +\text +それまでのストラクタとしての自分と、 +肉体と感情を持った今の自分……。 +\endtext + +\text +その間に、なんとか整合性を見つけようと +しているようだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ストラクタの集団意識から外れて、 + ずっと考えていました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「我々ストラクタの中にあった、 + ディアボリカという種そのものを排除 + しなければならないという使命感……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それが果たして、正しいものであったのか + どうかを……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして……今、貴方達とこうして直接 + 接する中で、その使命感――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「言い換えるなら、その強迫観念には + そもそも正当性がないと結論づけるに + 至りました」 +\endtext + +\text +顔を上げたベルナの表情からは、彼女が +抱いていた使命感――強迫観念と折り合いを +つけた様子が見て取れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、理屈だけで相手を捉えようとすると、 + 大抵は極端な感情に走ってしまうものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「個人ではなく、種族などという大げさな + 単位で物事を考えることがそもそもの + 間違いだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「我々は……少なくとも俺は、そんな + 間違った考えが支配する世界、そのものと + 戦ってきたつもりだ」 +\endtext + +\text +カイムがうなずき、リズベルもまた、それに +続いてうなずく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ。我々はこの世界そのものが + ディアボリカという種に対して我々と同じ + 考え方をするよう仕向けてきたのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカは排除すべき敵だ、と。 + しかし今になって振り返れば、その行動の + 奥底にあるのは――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「自分達の種族さえよければいいという + 利己的な考えでしかなかったのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「多元世界の秩序と安定を謳う我々こそが、 + 自分達の種族の平和のために他種族を + 排斥する醜い存在……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私は、そう結論づけました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、それも理解出来なくもないがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この世は弱肉強食。 + 他者の心情が推し量れぬ以上、警戒は + 必要だ。だが、お前たちはやり過ぎたのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そう……思います。そして謝罪します。 + ディアボリカのカイム、リズベル」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私はこれから、こうして得た肉体と共に、 + 貴方達に与えた損失を埋め合わせるために + 生きることにします」 +\endtext + +\text +そう語るベルナの表情は、 +これまで見たことがないほど穏やかだった。 +\endtext + +\text +表情豊かに……とまでは、 +まだいかないようだが。 +\endtext + +\text +しかし、以前のような無機質さは薄れ、 +落ち着いた、気品ある女性という印象に +変化していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、損失の埋め合わせか。 + では、我が軍の一員として + 働いてくれるのだな?」 +\endtext + +\text +だが、カイムの問いかけに、ベルナは +自嘲気味の笑みを浮かべて首を振る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「いえ、貴方達の軍の兵から見れば…… + やはり私は未だに憎むべき仇敵でしょう。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今はまだ、 + 時期尚早なのではないかと考えます」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぅむ……」 +\endtext + +\text +だが、ベルナの言うことももっともだ、 +とカイムは納得した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひとまずは、裏方に徹しましょう。私は + リズベル……貴方の仕事を手伝いたいと + 思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。私としても、 + ベルナさんに戦力として加わって + もらいたいのは山々です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、ベルナさんは、ご自身が + 仰ったとおり、敵対していた組織の + トップだった方です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさんの時以上に、兵達からの + 強い反感も予想されます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですので、ここしばらくは私と一緒にこの + 執務室で働いていただいて、お仕事を + 手伝ってもらいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「よろしいですか、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それで構わん。こちらとしても、 + 兵達の間に余計な混乱を招くのは本意では + ないのでな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「奴らが、お前という女を正しく理解できる + ように、いろいろと考えておくさ」 +\endtext + +\text +リズベルに向かって、カイムはそう言葉を +返す。 +\endtext + +\text +だが、そんなカイムに、リズベルは唇を +尖らせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、今、すごくいやらしい顔を + してましたよね? 変なことは + やめてくださいね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はて、何のことかな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「???」 +\endtext + +\text +カイムとリズベルのやりとり。 +\endtext + +\text +その意味がわからず、ベルナは一人、 +きょとんとした表情を浮かべていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_08.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_08.txt new file mode 100644 index 0000000..d7b3440 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_08.txt @@ -0,0 +1,1857 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_08") + +\text +光翼の塔は、ベルナ達が魔王軍に下って +からも健在だった。 +\endtext + +\text +ふと気が向いたカイムは、ベルナを連れて +塔を訪れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、面倒なものだな。ちょっと + 気が向いて出掛けるだけなのに、 + 護衛の兵がぞろぞろついてくるとは」 +\endtext + +\text +さすがにこれだけ魔王軍の規模が +大きくなると、カイム一人でふらふらと +出歩けるわけもない。 +\endtext + +\text +結果、リズベルを中心とした警備の者達が +同行する事態となっていた。 +\endtext + +\text +もっとも、カイムが追い出したせいで、 +リズベル達は塔の外で待機しているのだが。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「貴方は軍の指揮官なのです。その辺りは + わきまえねばなりませんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、言うようになったではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「リズベルのところで仕事をしていました + からね。彼女から、貴方の扱いについて + 注意を受けました」 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベルがもう一人増えたような + ものか? 失敗だったな」 +\endtext + +\text +ベルナの言葉に、カイムは苦笑を浮かべる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それで、私達はなぜここに + いるのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、覚えているか。 + ここが、俺とお前の始まりの地だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この場所で、もう一度お前を抱きたいと + 思ったのだ。今度は完全に、俺の物と + した証に、な」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、何か思うところがあった +らしく、ベルナは微笑を浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そんな表情もできるようになった + のだな。なかなか可愛らしいじゃないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「可愛い……? 一般的には、女性の容姿に + 対する評価ですね。私が、可愛い、と?」 +\endtext + +\text +ベルナは、かすかに頬を染め、戸惑った +様子でうつむいた。 +\endtext + +\text +出会ったときの、無機質な人形のような +彼女からすれば、驚くほど人間的な +反応だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「演技ではなく、そういった表情ができる + ようになったのなら素晴らしいことだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ!?」 +\endtext + +\text +そんなことを言いながら、カイムはベルナを +床に押し倒す。 +\endtext + +\text +だが、そんな扱いを受けても、ベルナは +拒む様子を見せなかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「不思議です。 + 何となく、私もこうなる予感が + していました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「いいえ……正確には、 + 私もこうしたかったのでしょう」 +\endtext + +\text +カイムはベルナの服を脱がして股間に +触れると、そこはもう熱を帯び、とっくに +濡れそぼっていた。 +\endtext + +\text +カイムに抱かれると察知した途端に +濡れるよう、条件付けされてしまって +いるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはいい。手っ取り早い話だ」 +\endtext + +\text +蜜汁を滴らせた膣口。そこに怒張を +あてがうと、カイムは一気に腰を +押しつけた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ! はああーっ! あっ、ああああっ、 + ふあああああっ! ああっ、いいっ、 + すごく……いい……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬうっ!?」 +\endtext + +\text +ペニスを突き入れた瞬間、すさまじいまでの +絞めつけが襲ってきた。 +\endtext + +\text +どうやら、ベルナはすっかり発情し、挿入が +待ちきれなかったらしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、あっ! い、いいっ、気持ち、 + いいっ、く、ふうう……ふはっ、はっ、あ、 + ああ……んくぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、こちらも責めてやろう……んー」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んひいいーっ! あ、ち、乳首! 乳首ぃ、 + 吸わないでぇっ! ひああっ、あ、あふあ、 + あ、あうああっ! んくふううっ!」 +\endtext + +\text +早くも乳汁を滴らせ硬く尖る乳首を、 +カイムが吸い立てる。 +\endtext + +\text +その刺激に、ベルナはガクンガクンと大きく +身体を震わせる。 +\endtext + +\text +同時に、ヴァギナがキュッと窄まる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あーっ! だ、だめっ! い、イクッ、 + イッちゃう! イク、イキますっ、あ、 + イク、イク……んあぁっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに!? ちょっと待て――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふああああっ! あーっ、ああっ! く、 + はあああんっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふああっ! はああっ! くあ、ひああっ、 + あ、あぐふううううっ! は、ああああっ、 + あ、あ、ああ……ふはぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぶっ!?」 +\endtext + +\text +突然、何の予兆もなしにベルナが絶頂する。 +\endtext + +\text +乳首からはおびただしい量の乳汁が迸り、 +それを咥えていたカイムは、むせることに +なった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、あ、あふあっ、あ、んううっ、 + は、ふううんっ! あ、あひいっ! ひあ、 + あぐ……は、ふう……んぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。まさかお前がこんなに堪え性の + ない女だとは思わなかったぞ、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、ご、ごめんなさい……。 + でも、が、我慢できなくて……乳首と、 + 膣を一度に刺激されると……う、はぁ」 +\endtext + +\text +未だに絶頂の余韻の中にいるのか、ベルナは +ハァハァと荒い呼吸を繰り返しながら、そう +弁解する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、だがまあ、敏感なのは悪いこと + じゃない。不感症よりはよほどいい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、は、ふうう、んんんっ、 + くはああ……あ、あああ……!」 +\endtext + +\text +ブルブルッと身震いすると、ベルナは大きな +ため息を漏らした。 +\endtext + +\text +絶頂の余波が去り、ようやく正気に戻った +らしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしても驚いたぞ、ベルナ。挿れた + 瞬間にイッてしまうなど、前代未聞だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、それは……ああ、は、恥ずかしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしても、チ●ポをハメたばかりだと + いうのに、いろいろな汁でべとべとに + なってしまったな。ふふふ」 +\endtext + +\text +股間から迸った蜜汁。 +乳首から迸った乳汁。 +\endtext + +\text +それらが流れ落ち、ベルナの肌の上に +ぬらぬらと筋を残していた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、は、恥ずかしい限りです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、それもこれも敏感だからこそなせる + 技だろう? ならばよし。恥ずかしがる + 必要はない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「で、ですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことよりも、だ。お前はイッて満足 + だろうが、俺はまだこれっぽっちも + 愉しんでいないのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうですね……すみません」 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけで、このまま続けさせて + もらおうか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? あ――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああああーっ! ふあっ、あ、ああああっ、 + ひああっ! あ、あふっ! はふううんっ、 + んくううっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後のベルナの膣内を、カイムが肉棒で +かき回し始める。 +\endtext + +\text +その動きに、ベルナはたちまち反応して +嬌声を漏らしていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はひいっ、くっひいいっ! ああっ、 + い、いいっ、ふ、太い! 太くて熱いっ、 + んっ、くうっ、いいっ!」 +\endtext + +\text +絶頂を経て肥厚し、充血した膣粘膜。 +\endtext + +\text +それをカイムの野太いペニスがごりごりと +擦り上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひあっ! あ、あふううんっ、は、はふう、 + くっはああーっ! あ、ああっ、ひああっ、 + い、いいっ、ああーっ、いいっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、そこから生み出される悦楽に +翻弄される。 +\endtext + +\text +しかしながら、しっかりと自らも腰を +うねらせ、ペニスを深々とくわえ込んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやらしい女だな。自ら腰を振って、 + チ●ポをくわえ込むか。ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そんな……ち、違います、ああ、 + 違う……違うのっ! は、はひいんっ、 + あっ、ああっ! ふはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな濫りがわしい声を出しながら + 言われても説得力に欠ける、な!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んはああーっ!? はあっ、くっはああっ、 + ああ、ふ、深いっ、深いぃっ! ひああっ、 + い、いいっ! ああっ、いいぃぃっ!」 +\endtext + +\text +カイムは更に腰に力をみなぎらせ、怒張を +奥へとねじ込む。 +\endtext + +\text +子宮口を突き上げられ、ベルナは喜悦の声を +あげた。 +\endtext + +\text +同時に、膣壁がざわざわと蠕動を始め、 +カリを擦り上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、マ●コがいやらしくチ●ポに + 吸い付いて来る……これはたまらんな。 + ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひいいっ! あ、ああ、い、いいっ、 + くふうっ、ふはっ! あ、あふうんっ、あ、 + あくううっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text +ベルナはやや苦しげながらも満更ではない +らしく、自ら腰をくねらせて、膣壁でカイム +のペニスをしごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、マ●コだけではなかったか、俺の + チ●ポをくわえ込みたがっているのは。 + 淫らな女だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、どうか……どうか仰らないで! + 仰らないで! は、はひいっ! ああっ、 + くあああっ! い、いいっ!」 +\endtext + +\text +カイムにそのことを指摘され、大いに +恥じ入るベルナだが、腰の動きは止まる +どころか、より激しくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、そう言いながら、チ●ポをくわえ + 込もうといやらしくケツを振っているのは + 誰なんだ? 答えてみろ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「い、言えません! ああっ、そんな、こと、 + い、言えません! は、はふううっ、あっ、 + ああっ! い、いいのっ!」 +\endtext + +\text +口では恥じらいつつも、どうしても腰の +動きは止められないらしい。 +\endtext + +\text +ベルナは恥辱に頬を染めつつ、更に淫らな +動きでカイムのペニスをむさぼる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、ま、言わずもがな……という + ヤツかな。これだけ淫らにケツを振って + いるのだから、なぁ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああっ! あ、あふっ! はっふうんっ、 + くふううっ! い、いや、ああっ、だめ、 + んくううううっ! だめぇっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの卑猥な腰の動きに合わせるように +カイムが肉棒を突き入れる。 +\endtext + +\text +そうすることで、ペニスとヴァギナの +擦れ合う距離と時間が増し、それだけ +快感も大きくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、どうやらもうそろそろイキそうに + なっているようだな。では、お望み通り + イカせてやろう!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「お、うっ! くふううっ、ふ、はああっ、 + ああっ、あ、ああーっ! い、いいっ、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいぃっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナがヒクヒクと痙攣を始める。 +\endtext + +\text +それを肉棒で感じ取ったカイムは、抽送の +速度を上げた。 +\endtext + +\text +深々と、力強く怒張を突き立てられベルナが +悦楽に震える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、い、いいっ、気持ちいいっ、 + い、イキます! イッてしまいます! あ、 + ふ、ああっ! イク……イクッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少し我慢しろ……く、ぬううっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、自らも射精するためにベルナの +膣壁にペニスを擦りつけ快感をむさぼる。 +\endtext + +\text +だがその動きは、彼女により強い悦楽を +与えることとなった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、だめっ、もうだめですっ、我慢、 + できませんっ! あひっ、ひいいいっ、 + い、イク、イッちゃいますっ!」 +\endtext + +\text +絶頂が近づき、ベルナの身体がガクガクと +不規則に、そして大きく震え始める。 +\endtext + +\text +同時にヴァギナが収縮を繰り返し、膣壁が +ペニスに粘りついてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、だ、出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ! い、イキますっ! イクッ、 + ああっ、イク、イク……ふああっ、だめっ、 + あっ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬ、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひあああっ! あっ、ああっ、はあああっ、 + ああーっ! あ、熱いっ! 熱いぃっ! + んふうううんっ! ふはぁっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの絶頂と共に、カイムは欲望を濁精に +変えて彼女の膣内に放っていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、入ってっ! 入って、来る! ああっ、 + 来るぅっ! たくさん入って来るっ! + ふあ、ああっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと噴き上がる熱汁を膣壁に +浴び、ベルナは陶酔した表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くふううっ! ま、まだ入って来るっ! + 入って……来るぅっ! ああっ、熱いっ、 + 熱いのっ! は、ひいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ううっ!」 +\endtext + +\text +ペニスが何度も脈動し、ベルナの膣内に +精汁をまき散らす。 +\endtext + +\text +その迸りを受け、膣壁は妖しく蠕動を +繰り返した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふはあっ! あっ、ああっ、くあっ、 + あ、あふう……は、ふううんっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、あああっ、 + ふ、はあ、あ、あふう……く、ふううっ、 + んふああ……!」 +\endtext + +\text +カイムが射精を終えても、ベルナは小刻みに +身体を震わせている。 +\endtext + +\text +絶頂の余韻がさざ波のように体内を駆け巡り、 +身体が勝手に痙攣してしまうのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……さすがに挿れた途端にイクだけの + ことはある。存分に愉しんだようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はぁっ、はぁっ、あ、あふ……ど、 + どうか、も、もう仰らないで……! + ああ、は、恥ずかしい!」 +\endtext + +\text +挿入直後に絶頂したことも、激しく乱れた +ことも恥ずかしいらしく、ベルナはカイムの +言葉に首を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、あれだけ乱れたのに今更だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……お前の身体はまだまだ満足して + いないようだぞ? んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、やおら怒張を抜いた。 +\endtext + +\text +そして、ベルナの両足を持ち上げると、股を +割り開く。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ!? は、あああんっ!」 +\endtext + +\text +自らの秘処がカイムにさらけ出される姿勢を +取らされたことで、ベルナは恥辱に震えた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはその様子に邪悪とも思える +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、いい眺めだ。 + なあ、ベルナ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「い、いや、み、見ないでっ! + 見ないでください! 見ないでっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を言っている? 女のマ●コをこうも + 見せつけられては、男として視線を + 注がずにいられるわけがなかろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そんな……ひ、うっ!」 +\endtext + +\text +荒い吐息と共に、ベルナが羞恥に顔を歪める。 +\endtext + +\text +彼女が呼吸するたびに、膣口は今か今かと +ペニスの挿入をねだるようにヒクヒクと +わなないた。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっはっ! いやだ、見るなと + 言いつつ、お前のマ●コは既にチ●ポが + 待ちきれなくて仕方ないようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなことは……は、ふうっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが息を呑むと、腹圧に押されて蜜汁と +混じり合った精液が膣口から逆流してくる。 +\endtext + +\text +それは、熱くて硬い肉棒を待ち焦がれて、 +ヨダレを垂らしているかのように見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、穴は二つ……どちらを犯して + 欲しい?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「言えぬのならこのままだが……お前が、 + それでもいいのなら構わんぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ど、どちらも! ああっ、どちらも犯して + 欲しいです!」 +\endtext + +\text +あれだけ恥じらっておきながら、ベルナは +思いの外、あっさりと陥落した。 +\endtext + +\text +既に一度絶頂を迎え、欲望に火がついていた +こともあるのかも知れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、マ●コにもケツ穴にもチ●ポが + 欲しいか。あのストラクタの親玉だった + お前が、おねだりとはな……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあああーっ!? あ、あああっ、深い、 + 深いぃぃっ! んふうああっ、あ、ああっ、 + くっはあああーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナに嘲りの言葉を投げかけながら、 +カイムは予告もなしに怒張したペニスを +膣穴へと突き入れていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はふううっ! んぐっ、あっ、ああっ、 + お、奥、奥……奥にっ! し、子宮にっ、 + と、届いて……ひああっ! あ、あふあっ」 +\endtext + +\text +カイムが、全体重を掛けるような体勢で +挿入しているため、必然的にペニスの +切っ先は子宮口に届いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、ここからの展開は……わかって + いるだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、あ――」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふわああっ! あっ、あふううんっ! く、 + はあっ! あ、あっ、あひううっ、はふっ、 + んぐふうううっ!」 +\endtext + +\text +ズブズブと、カイムが大きなストロークで +抽送を始める。 +\endtext + +\text +たちまち、ベルナの口からは熱い吐息と +淫らな喘ぎがこぼれ出た。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、ふふふ……お前のマ●コはよほど + チ●ポが待ちきれなかったようだ。 + 浅ましく食らいついてくるな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、あっ! あ、あああっ! くはああっ、 + んあっ、あ、あひっ! ふぐううっ、んっ、 + ふううっ! は、ふううーっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、そ、そんな奥まで突かれたら、ひっ、 + ひいいっ! ふ、深いっ! 深いぃっ! + んぐううっ! は、あぐふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前のマ●コ……いや、子宮が + 疼いているのが手に取るようにわかるぞ。 + いやらしく蠢いているな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? くひいいっ! は、はひあっ、 + あふううっ! はふううんっ! んぐ、 + く、ふううーんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが子宮口に近い辺りを亀頭で +責め立てると、ベルナは身をよじって +喘いだ。 +\endtext + +\text +同時に、膣の内奥部がざわざわと痙攣し、 +皺襞が亀頭に絡みついてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、もう精液を注がれるのが + 待ちきれないのか? + 淫らな身体だな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そ、そんなっ! そんなあっ、 + ひあっ! は、ふうんっ! んくううっ、 + はっふううううんっ!」 +\endtext + +\text +しかし、口ではそう言いながらも、ベルナの +腰は淫らに躍り始めていた。 +\endtext + +\text +カイムのペニスをより深々と迎え入れるかの +ように、自ら腰を突き上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はひいいっ! んひっ、い、いいっ、 + くっひいいっ! い、いいのっ! ああっ、 + いいっ! お、奥が……いいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、今からそんなに飛ばして + いたのでは、あっという間にイッて + しまうのではないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、でも、我慢……くうっ、我慢、 + で、できませんっ! は、はふっ、くうっ、 + んくうううっ! は、ひいいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひあっ!? あ、ああ……はっ、はっ、 + んふううーっ、は、ふうう、あ、ああっ、 + くあ……っ! あ、あ、はぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムが抽送を緩めると、ベルナの口からは +大きなため息がこぼれた。 +\endtext + +\text +やはり、絶頂が近づいていたらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、やはりイキそうだったのではないか。 + まあ、マ●コでイッたとしても、まだ + ケツ穴があるがな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、じ、焦らさないで! + 焦らさないでくださいっ! せ、切ない、 + 切ないんですっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが抽送を緩めたことに焦れ、ベルナは +自ら腰をせり上げて刺激を求める。 +\endtext + +\text +だが、カイムはわざとそれ以上の動きを +せずにいた。 +\endtext + +\text +じんわりと遠火であぶるように、ベルナの +悦楽を途切れないようにかき立てる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、く、くださいっ! もっと奥まで、 + 深く、激しくしてくださいっ! ああ、せ、 + 切ない! 切ないんですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、カイム様の反り返った勃起 + チ●ポで、私の淫らなマ●コをイカせて + ください……とねだれ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ、ああ……カイム様の勃起 + チ●ポで、私の、淫らなマ●コを、い、 + イカせて……く、くださいぃっ!」 +\endtext + +\text +焦らされることに耐えきれなくなった +ベルナは、自ら卑猥な言葉を口走っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、いいだろう、ならばたっぷりと + イカせてやろうじゃないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んはあああーっ! あ、あひああああっ、 + くっはああっ! あ、い、いいっ、すごい、 + すごいのっ! 気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、どこが……気持ちいいんだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ま、マ●コ! マ●コですっ! ああっ、 + 気持ちいいっ! ひあっ、い、いいっ、 + んあああーっ! 気持ちいいぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが激しく腰を動かし始めると、 +ベルナはすぐさま反応した。 +\endtext + +\text +自らもいやらしく腰をうねらせ、ペニスを +より深くまでくわえ込もうとする。 +\endtext + +\text +二人の結合部からは、蜜液と先ほど出した +精液が混じり合った粘液がこね回され、 +泡立ちながらあふれかえってくる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「うぐっ、あっ! あーっ、い、いいっ、 + イク、イク……ふああっ! イッちゃう、 + んぐううっ! イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぐっ! だ、出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あひいいいっ! んひああっ、ああっ、 + くっはああーっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあっはあああーっ! あっ、あああっ、 + んぐあああ、は、ああっ! あっ、ああ、 + あひあああーっ!」 +\endtext + +\text +ドクッ、ドクッとペニスが脈打ち濁精が +迸る。 +\endtext + +\text +その熱と刺激を受けてベルナは絶頂した。 +\endtext + +\text +同時に彼女の硬く尖った乳首からは乳汁が +勢いよく噴き出していた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、は、入って、来るっ! 入って、 + 来るぅっ! 膣内に、膣内にぃっ! + い、いっぱい、入って……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ふううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああーっ、ま、まだ出てるっ! 膣内に、 + まだ、出てる! は、はひいいっ! んっ、 + くふううっ! ふはあああーっ!」 +\endtext + +\text +次々と注ぎ込まれる熱汁に、 +ベルナがブルッと腰を震わせる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふっ、はああーっ! あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ううっ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が尿道口から飛び、 +射精が終わる。 +\endtext + +\text +時を同じくして、ベルナの乳首からの乳汁の +噴出も止まる。 +\endtext + +\text +最後の一滴まで膣内に注ぎ終えたカイムは、 +未だ硬度を失わぬ怒張を、ヴァギナから +ずるりと引き抜いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、はっ、はっ、はふぅ、 + あ、あ、あふぅ……ん、くう……ああ、 + は、はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、またいろいろな汁でべとべとに + なってしまったな、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あう……く、ふ……は、ふぅ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に応える余裕もないのか、 +ベルナは言葉を発さずにコクコクと +うなずくだけだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、まさかこれで終わったなどとは + 思っていないだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え? え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「穴は二つあると言ったはずだ。お前の + ケツ穴は、さっきから見苦しいほどに + ヒクヒクと蠢いていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも塞いで欲しくて仕方ない、と + 言いたげにな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふああああーっ!? あ、あああっ、そ、 + そんなっ!? ひああっ、ふ、太いぃっ! + 太いチ●ポ……んはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤッと口元に笑みを浮かべると、 +そのまま休みなくベルナの肛穴に肉棒を +突き入れていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はひいいっ!? くっひいいっ!? + ひ、拡がる! 拡がってしまいます! + あ、あぐっ! あ、ふ、深いぃっ!」 +\endtext + +\text +ゴリッと亀頭が括約筋を乗り越え、肛内に +侵入する。 +\endtext + +\text +もっとも太い部分が通過してしまえば、 +後は楽だった。 +\endtext + +\text +カイムはそのまま体重を掛け、ペニスを +深々とベルナのアヌスに突き立てる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああっ! あ、熱いっ! 熱い、 + ひいいっ! 熱くて太いのが、お、奥、 + 奥に、届いて……ひああああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、ケツ穴も浅ましく吸い付いて + くるぞ、ベルナ。 + こちらも待ちきれなかったのか?」 +\endtext + +\text +カイムが腰を揺すって、ペニスに付着した +愛蜜を肛門の入り口にまぶす。 +\endtext + +\text +ぬるぬると肉棒が滑り、その度に、身体の +奥底から悦楽があふれて、ベルナは思わず +叫びそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そらそら、休んでいる暇はないぞ、ベルナ。 + ケツ穴でチ●ポを絞めつけろ。腰を振って + チ●ポをしごくんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、うぐううっ! ふ、ふはあっ、ああっ、 + あひあっ! そ、そんなっ! 急に + そのようなことを言われても……ひっ!」 +\endtext + +\text +やはりヴァギナへの挿入に比べて違和感が +大きいのか、ベルナは戸惑いの表情を +見せる。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはそれを斟酌することなく +乱暴に腰を使い、肉棒で肛穴を責め立てる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああっ、あ、ああっ! ふ、深いっ、 + お、奥に届いて……こ、怖いっ! ひいっ、 + あ、あひあっ! あ、あふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、これはたまらんな。まるで精液を + 吸い出そうとするかのように、チ●ポを + 絞め上げてくる……ぬうっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、ひあっ! んくひいいいっ、はああっ、 + んんっはあああっ! はふううっ、あぐっ、 + んぐむうううーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナ自身は、肛交に対して違和感が大きい +ようだが、彼女の肛穴はそうではなかった。 +\endtext + +\text +雌の器官として、ヴァギナに勝るとも劣らず +カイムの怒張に粘り着き、絞めつけてくる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あああっ、あ、熱い! 熱くて、太いっ! + くひいいっ、い、いいっ! ああっ、く、 + 苦しいのに、き、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、そんなにいいか。んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、ひあああーっ! そ、そんなっ、 + ああっ、そんなに激しく、し、しないで + くださいっ! んひあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムはわざと抽送に角度をつけ、肛穴を +押し広げるように怒張を突き入れる。 +\endtext + +\text +更に、腸壁に亀頭を擦りつけ、カリで +引っ掻くように刺激してくる。 +\endtext + +\text +その強い悦楽にベルナの身体が鞭打たれた +かのように、ガクン、ガクンと跳ねる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「お、おぐっ! んぐふうううっ、ひ、 + 拡がるっ! お、お尻っ、拡がって + しまいます! くひあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前のケツ穴は拡がるどころか、 + 俺のチ●ポをへし折りそうなくらいに + 絞めつけているぞ? んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くはああっ! はっ、はひあああっ、 + あ、あああーっ! くああっ、ああっ、 + は、はふうっ! あっふううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はぁっ、はぁっ、あ、ああっ、ゆ、許して、 + 許してくださいっ! そ、そんなに激しく + されたら、また、イッてしまいます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、まだ弱音を吐くか。やれやれ、 + 敏感なのも考え物だな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? ひいいっ! あ、あふうっ、は、 + はぐううっ! んっふうううっ! あああ、 + は、ああっ! あっふううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの苦悶の表情にカイムは抽送の速度を +落とした。 +\endtext + +\text +少し焦らしてからイカせた方が反応が面白い +だろうと思ってのことだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あぐ……はっ、はっ、はーっ! はぁ、 + ああっ、くっ、ふうっ! お尻……ああっ、 + お尻が……う、疼く……くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前からは見えんかも知れんがな、ベルナ。 + お前のケツ穴は、自分からチ●ポに + 吸い付いているぞ?」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおりだった。 +\endtext + +\text +ベルナが呼吸を繰り返すたびに、 +彼女の肛門はふっくらと盛り上がっては +へこむという動きを繰り返している。 +\endtext + +\text +それはまるで、フェラチオの際に唇で肉棒に +しゃぶりつく動きのように見えた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのような、はしたないこと、あ、 + あるはずが……ひっ!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああああーっ! あっ、あぐうううっ、 + んっはああっ! はっ、あっ、だめぇっ、 + い、イクッ、イッちゃう!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのように激しくされては、イッて + しまいます! ああっ、だめ、駄目です、 + あ、あひああああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんぞ。存分にイケ。俺も出すからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あぐふうううっ! ふはっ、はあっ、 + あっ、あーっ! い、いいっ、ああっ、 + いいっ! 気持ち、いいぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送がどんどん速度を上げていく。 +\endtext + +\text +それに伴い、ベルナの反応も激しくなった。 +\endtext + +\text +自ら腰をせり上げ、括約筋でペニスを +しごき立てる。 +\endtext + +\text +そのようなはしたないこと……と、自ら +言ったにも拘らず、だ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あーっ、イク、イッちゃう! イクッ、 + イキます! あ、イク……イクのっ、 + はひいいっ! イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、出す、ぞっ! お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「き、来て! 来てくださいっ! 肛内に、 + 肛内に、たくさん来て……ああっ、い、 + イク、イク……イクゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふっひいいいいいっ! あ、あひあああっ、 + んぐっはああああーっ! あ、あああっ、 + くううっ! で、出てるぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおーっ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、ベルナの肛門が強く収縮した。 +\endtext + +\text +その括約筋に竿を擦り上げられ、カイムは +射精する。 +\endtext + +\text +勢いよく噴出した精汁が腸壁を打ち、 +ベルナはその熱さに身もだえしながら +再び気をやってしまう。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひああっ、あ、あああーっ! ま、まだ + 出てるっ! 肛内に……まだ、出てるっ、 + ひ、ふっ! ふあああーっ!」 +\endtext + +\text +当然のことながら、ベルナが絶頂するのと +同時に、彼女の乳首からは乳汁が +噴出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ふううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、イッてる! ま、まだイッてる、 + まだイッてますっ! は、ひいいっ! + ん、ぐふううううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、はあっ!」 +\endtext + +\text +カイムが大きなため息と共に射精を終える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あぐ……ふ、はあっ、はあっ、ああ、 + はああ……んはあ……く、ふううっ!」 +\endtext + +\text +カイムがずるりとペニスを引き抜くと、 +ベルナも同じように吐息を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。どうやらお前のケツ穴、すっかり + バカになってしまったようだな。 + ぱっくり口を開けたままだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「えっ!? そ、そんな……!?」 +\endtext + +\text +またも自らの乳汁まみれになったベルナが、 +ハッとした表情で股間を仰ぎ見る。 +\endtext + +\text +とは言え、そんなことをしても彼女の +位置からでは、肛門が見えるはずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、肛門が少し疲労しているだけだろう。 + だだ漏れになったりはせんから、心配する + 必要はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも……どうだ? + まだいけそうか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「え、ええ……貴方が望むなら、 + いくらでも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを聞いて安心した。それでは、 + 続きを愉しもうじゃないか!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああーっ! くふううううっ、 + あふああっ! はああんっ、あっ、あっ、 + あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは硬度を失わぬどころか、より凶悪に +そそり立つ肉棒を、ベルナのヴァギナへと +突き入れた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、太いっ! 硬い、あ、熱いっ! ひっ、 + くひいいいっ! ああっ、い、いいっ、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいぃぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お前のマ●コもかなり悦んでいるな。 + 絞めつける力は、ちっとも衰えていない + ようだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふひいいっ! あ、あひあっ、あああっ、 + い、いいですっ、気持ちいいですっ! + んふうああっ! あっふううっ!」 +\endtext + +\text +そこは既に、蜜汁と精液の混じり合った +粘液でどろどろにぬかるんでいる。 +\endtext + +\text +そこにペニスを抜き差しすると、泥の中で +足踏みするようなピチャピチャという +濡れた音が響いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞こえるか? お前のマ●コがヨダレを + 垂らして悦んでいる音だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぐっ!? はっぐううっ、ふあああっ、 + あふああっ! は、ああっ、い、いいっ、 + 気持ちいいですっ! いいぃぃっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? く、はっ!? はああああっ、 + あっふうううっ! はぐっ、あっ、あっ、 + んあっはあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、いったんペニスを引き抜くと、 +それをすぐさま肛穴に突き入れた。 +\endtext + +\text +ヴァギナよりも絞めつけの強い肛門に +怒張を押し込まれ、ベルナは快感を +得ながらも、苦しげに呻いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふっぐううっ! ふ、太いぃっ! ひあっ、 + んはああっ! あ、い、いいっ! でも、 + いい、気持ちいいっ! 気持ちいいの!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ケツ穴も疲労から回復したか。 + チ●ポが折れそうな絞めつけだ。 + どれ、もっとかき回してやろう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひあっ! あっ、あぐああっ、あああっ、 + んふううううっ! はふっ、くふううっ、 + い、いいっ! ああっ、いいっ!」 +\endtext + +\text +膣では考えられないほどの充実感にベルナが +激しく喘ぐ。 +\endtext + +\text +同時に、肛門は一瞬たりともペニスを +逃すまいと絞めつけを強めてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬうっ、まだチ●ポにしゃぶりつくだけの + 余力を残しているとは……想像以上だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「い、いいっ! ああっ、くふううっ、んぅ、 + いいのっ! 気持ちいいっ、気持ちいいっ、 + お尻気持ちいいのっ! はひいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐうっ! ああっ、マ●コも、マ●コも + いいっ! 気持ちいいですっ! んひっ、 + くっひいいっ! ひああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、たいした感じ方だな。実際は、 + どっちが気持ちいいんだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「りょ、両方! 両方です! あ、ああっ、 + マ●コも、お尻も気持ちいいっ! + 気持ちいいですっ! くひいいいっ!」 +\endtext + +\text +前後の穴を交互に責め立てられ、ベルナは +完全に悦楽の虜となっていた。 +\endtext + +\text +いみじくもカイムが言ったように、昔日の +ストラクタの長としての威厳は微塵も +感じられない。 +\endtext + +\text +そこにいるのは、ただ雄に与えられる快感を +貪欲にむさぼる一匹の雌だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、いいぞ。もっと雌になれ。 + 雄を浅ましくむさぼる雌になるんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ! あ、あぐっ、は、はふっ、 + んふあああっ! あああっ、いいっ、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいですっ!」 +\endtext + +\text +ベルナはカイムに言われるまま、淫らに +腰を振って自らペニスを膣肉でしごき立てる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひぐうううーっ! あーっ、あっふううっ、 + はひいんっ! い、いいっ! あっ、お尻、 + お尻気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツ穴……いや、チ●ポをハメる穴なの + だから、ケツマ●コだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はひっ! ケツマ●コ! ケツマ●コ + 気持ちいいっ! ケツマ●コ気持ちいいっ、 + ああっ、いいっ! いいですっ!」 +\endtext + +\text +カイムの容赦ない責め立てに、ベルナは +たちまち絶頂へと駆け上がっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「これが最後だ……たっぷりと味わえ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐふうううっ、あ、いいっ、ケツマ●コ、 + ケツマ●コ気持ちいいっ! 気持ちいいの、 + んっふうっ! あ、イク、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +肛穴がヒクヒクと痙攣を始める。カイムは +その絞めつけに逆らって、深々とペニスを +突き立てていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、く、来る! 来ちゃいますっ、 + 来ちゃう! んああっ、い、イキますっ、 + イクのっ! イッちゃうのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、こっちもだ……出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はひぃっ! き、来て、来て! + イク、イクからぁ……ああっ、イク、 + イク……んぁっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっふうううーっ! ふはああっ、 + あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおっ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、カイムはペニスを無理矢理 +引き抜いていた。 +\endtext + +\text +鈴口を割って熱精が迸り、それが空中で +奇妙な形を描きながらベルナの身体に +降り注ぐ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふぐああああっ、あ、あふうっ! ああっ、 + あ、熱いっ! 熱いぃぃっ! 熱いのがっ、 + い、いっぱいっ! んはああっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと飛び散る精汁に肌を叩かれ、 +ベルナは二度、三度と絶頂を繰り返す。 +\endtext + +\text +その度に、彼女の乳首からはカイムの射精を +真似るように乳汁が迸っていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はひいい、ふ、ひあっ、あ、あああっ、 + くうんっ! い、いっぱい……ああっ、 + こんなに、いっぱい……は、ふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ぬう!」 +\endtext + +\text +自分自身でも、どこにこれほど残って +いたのかと不思議に思うほどの量を放って +射精が終わる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、ふう……あ、ああ……く、はぁ……」 +\endtext + +\text +期せずして、カイムとベルナの口からは +同時にため息がこぼれていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、このようにたくさん……子種汁を + 浴びせていただき、とても嬉しいです」 +\endtext + +\text +自分自身の乳汁と蜜液、そしてカイムの +放った白濁液にまみれながら、ベルナが +うっとりした表情で言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……そうか、満足してくれたか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい……はい……この上なく……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば結構」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、陶酔した様子ながらも +ベルナは微笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ。最初にお前を抱いたときには、 + ここまでになるとは思わなかった」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ふぅ……私も、です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナよ。 + 俺はどんな女でも手に入れる」 +\endtext + +\text("カイム") +「例えそれが、かつてのお前のような + 仇敵であったとしてもな」 +\endtext + +\text +ベルナの微笑みに、カイムもまた微笑みで +答える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ……その、尽きることのない欲望が、 + 貴方の力の源なのですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう。例えストラクタだろうが、 + いい女はすべて俺のものだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい……貴方の望むままに。カイム……」 +\endtext + +\text +全身をカイムの精で包まれながら、ベルナは +見たこともないような幸せそうな微笑みを +浮かべていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_09.txt new file mode 100644 index 0000000..09bcf78 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_09.txt @@ -0,0 +1,2340 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_09") + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +ベルナは、カイムとのセックスに溺れる +ようになっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふ……まだ足りんな) +\endtext + +\text +今回の戦の目標とも言うべきベルナをも +堕としたカイム。 +\endtext + +\text +満足感はそれなりに得られたものの、 +もう少し刺激が欲しいと思っているのが +本音だった。 +\endtext + +\text("カイム") +(問題はアレが我が軍に下ったとは言え、 + 将兵の間には不安や疑問を持つ者が + 多いことだ) +\endtext + +\text +ベルナの方も、魔王軍内部のそんな微妙な +空気を感じ取ってしまい、未だリズベルと +裏方に徹している。 +\endtext + +\text("カイム") +(だが、これが成功すれば兵達もアレを + 受け入れるだろう……ふふっ) +\endtext + +\text("カイム") +(リズベルには呆れられたが、まあ、それを + 考えに入れても安いものだ) +\endtext + +\text +自らの思いつきをリズベルに話したときの、 +彼女の呆れたような表情を思い出して、 +カイムは苦笑を浮かべる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ!? そんな破廉恥なことをよく + 考えつきますね、カイム様は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、お前に妙案があるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……そ、それは……あ、ありません、 + けど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、俺はこの計画を実行に移すぞ。 + 他に案がないのだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うう……わ、わかりました! ですが、 + 必ずベルナさんの了解を得てからに + してくださいね!?」 +\endtext + +\text("カイム") +(さて、お楽しみの時間だ) +\endtext + +\text +カイムが玉座の間に姿を現すと、そこに +集められた魔王軍の将兵達から、かすかに +どよめきが聞こえてきた。 +\endtext + +\text +だが、カイムが玉座に歩み寄るのと同時に +そんなざわめきも自然に消えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、お前達、楽な姿勢で聞いてくれ。 + 今日は、お前達にちょっとした贈り物を + 用意した」 +\endtext + +\text("カイム") +「周りの顔ぶれを見ればわかると思うが、 + 今日、ここに集まってもらったのは、 + 皆、ベルナに懐疑的な者達だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前達もベルナについてはいろいろ + 思うところがあるだろう。 + それは、俺も承知している」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、あの女は、今や完全に俺の物と + なった」 +\endtext + +\text("カイム") +「……これまでの戦いで同胞を喪った者に + すれば、敵の親玉まで受け入れたことに + 対する混乱もあるはずだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこで、今日はベルナ自ら、お前達と + 触れ合い、親睦を深めてもらおうと + こんな席を用意した」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、ベルナ! 皆の前で、今のお前の + 姿を披露するのだ!」 +\endtext + +\text +カイムがそう言い放つと、護衛の女兵士達に +付き添われたベルナが玉座の間に入って来る。 +\endtext + +\text +左右にいた女兵士達が、ベルナのまとう +ローブのような服の紐を軽く引く。 +\endtext + +\text +そのベルナの姿を見るや、兵士たちから +大きなどよめきの声が上がった―― +\endtext + +\text +ベルナが身につけていたのは、乳房と局部を +露わにした、淫らな衣装だった。 +\endtext + +\text +全裸よりも、着ている方がより卑猥さを +引き立てるのではないか……と思える +出で立ちだった。 +\endtext + +\text +カイムはベルナを呼び寄せると自らの腰の上 +に乗せ、いきなり騎乗位の体勢で挿入した。 +\endtext + +\text +そして、兵士たちに向かって +『お前たちのチ●ポでたっぷりと罰を与えて +やれ』と命じたのだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、たくましいオチ●ポがこんなに + たくさん……はむ、ちゅっ、じゅるるっ、 + んぐむうう……ちゅっぱ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に興奮した兵達が、 +どよめきながらベルナの肢体へと殺到する。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、汗臭い雄の匂いがします……んむ、 + ちゅばっ! じゅっ、じゅるるるっ、ぐむ、 + むちゅるううっ!」 +\endtext + +\text +オーク兵やゴブリン兵が突き出したペニスを +ベルナは拒むどころか嬉しそうに咥える。 +\endtext + +\text +中には、数日風呂に入っていないのか、 +酷い匂いを放っているものもあったが、 +それすらお構いなしだった。 +\endtext + +\text +むしろ、そんなペニスを咥え、手で +しごき立てることに、強い悦びを感じて +いるようだ。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おやあ? この女、自分からチ●ポに + 吸い付いて来てるぜ?」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「へへっ、さすが魔王様が仕込んだだけは + あるぜ。手の動きもたまんねえ。 + それとも、これが地なのかね?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、堪能してください……んむふう、 + むじゅるるっ、ずじゅっぷうっ、ぐぶっ、 + んぐむううっ、じゅるるっ!」 +\endtext + +\text +周囲の兵士達に嘲りの言葉を向けられても、 +ベルナは恥じらいの表情こそ浮かべるものの、 +本格的な嫌悪感は見せなかった。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「まったく、こいつが俺達を苦しめてきた + 敵の親玉とは驚きだなぁ」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「おうよ、こんな下品な格好でよぉ、 + ふんふん鼻を鳴らして + チ●ポ咥えやがって」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「チ●ポ咥えながら、どうせ俺達のことを、 + 下等生物とかなんとか見下してるに + 違いないぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「へへっ、その下等生物のチ●ポを咥えた + 気分はどうだい、親玉さんよ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ああっ、雄臭くて、熱くて硬い + チ●ポが、このようにたくさん……はぁ、 + 大変興奮します……んむちゅうう」 +\endtext + +\text +むしろ、今のベルナにとっては、周囲から +ぶつけられるそんな言葉も興奮を掻き立てる +刺激にしかなっていないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前達、コイツはこれで興奮して + いるのだ。その証拠に、乳房から乳汁が + 垂れているだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んっ!? ああ、どうか、仰らないで! + それは、仰らないでください! は、ふ、 + んむじゅううっ、ずじゅるるっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、ベルナの乳首からは +乳汁がしたたり始めていた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おお、本当だ! もしかしてコイツ、 + 魔王様の子を孕んでいるんで?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない。こいつはこういう体質 + なのだ。興奮するとミルクを漏らす…… + そうだろう? ベルナ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んひいいっ!? は、はひっ! ああっ、 + すみません……こんな、はしたない姿を + お目にかけて……んむじゅるるぅ!」 +\endtext + +\text +カイムに下から突き上げられ、ベルナは +素っ頓狂な声を漏らす。 +\endtext + +\text +しかしそれでも咥えたペニスは離さず、 +両手もそれぞれ突きつけられた怒張を +しごき立てている。 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「ふひひっ、こいつはとんでもねえ淫乱 + ですなぁ。敵の親玉がこんな奴だった + とは驚きですぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前達、まあそう言ってやるな。 + こいつだって、少しは恥じらいという + ものを感じているだろうしな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっ! んはああっ、あっ、ああっ、 + いいっ、気持ちいいっ! いいですっ、 + ああっ、いいっ! いいのぉっ!」 +\endtext + +\text +しかし、カイムにそう言われてもベルナは +恥じ入るどころか、自ら腰をうねらせ、 +怒張を深々と迎え入れている。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐへへ、自分から腰振ってら。 + よっぽど気持ちいいんだなぁ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、恥ずかしい……恥ずかしい! + でも、腰が止まらないのです! ああっ、 + い、いいっ! くふううっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「くっ! こいつ、チ●ポしごきの腕前が + ハンパじゃねえ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「く、ふうっ! あ、ああっ! あふう、 + んむっちゅうっ! ちゅじゅるるるっ、 + ぐじゅっぷうう!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスを一心に味わいながら、 +ベルナは周囲から突きつけられる兵達の +肉棒にも奉仕を忘れない。 +\endtext + +\text +周囲で順番待ちをしている兵達は、もはや +我慢できないとばかりに、卑猥な集団交合を +オカズに自らの怒張をしごいている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、見てみろベルナ。お前があまりに + 浅ましすぎるから、周囲の兵達が興奮して + いるようだぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、い、いけません、そ、そのような + こと、このような場所で……んむふううっ、 + ちゅじゅるるっ、ぐじゅるっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐふふ、チ●ポを上の口と下の口で + 咥え込んで言う台詞じゃねえな」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「口だけじゃなくて手も使ってくれよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、はあっ、ああっ、わ、わかりました。 + つ、使います……手で、気持ちよく + いたします……んっ、んんっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「お、おう! たまんねぇ! 手でコカれた + だけでイッちまいそうだぁ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はっ! あっ、ああっ! ふああっ、 + くふううっ! あ、い、いいっ、んああっ、 + いいっ! くふううぅっ!」 +\endtext + +\text +しかし、当の本人であるベルナもまた、 +下からカイムに突き上げられ、今にも +イキそうになっていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、だめ、だめですっ、も、もう + イキそうなんです! ああっ、くはあっ、 + あ、あひっ! ひああっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おら、ちゃんとしゃぶるんだよ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむううっ!? んぐむっ!? むふう、 + んむじゅるるっ、ぐじゅるっ、ぶっちゅっ、 + んじゅっちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、お前達、そのままこいつに + ぶちまけてやれ。遠慮はいらんぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い、激しくベルナを突く。 +\endtext + +\text +ベルナは必死に突きつけられたペニスを +舐めしゃぶり、しごき立てる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「じゅぐるっ、ぶじゅうるるっ、んじゅうう、 + ぐっちゅぷ、んぶちゅううっ、ずじゅるっ、 + んはっ! あっ、い、イク!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐはあっ! あ、い、イクッ、イキます、 + んんぅっ! イッちゃう! イク……んっ、 + ふは……ああっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「うっ、あ、あぐうっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむじゅるるうううーっ! んぐむううっ、 + んじゅるっ、ぐじゅるるっ! ぶっちゅう、 + んはっ! あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが絶頂するのと同時に、彼女が +咥えていたペニス、しごき立てていた +ペニスもそれぞれ濁精を噴き上げる。 +\endtext + +\text +おまけに、周囲でその行為を見つめながら +竿をしごいていた兵達も一斉に精を放って +いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふあああっ! あ、熱いっ! 熱いぃっ! + ああっ、せ、精液っ! 精液こんなにっ、 + 熱い……ふ、はああーっ!」 +\endtext + +\text +ありとあらゆる場所に精液を浴び、ベルナは +喜悦の声を漏らす。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふはあっ、はああっ、あ、ああ……んっ、 + ふうっ、はふううっ! あ、あふあっ、 + く、ふうう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、まだ終わりではないぞ。 + 休んでいる暇などない。周囲を見ろ。 + 順番待ちの兵がたくさんいるのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、は、はい……そ、それでは + 次の方、どうぞ」 +\endtext + +\text +おずおずとベルナがそう言うと、兵達は +場所を変わる。 +\endtext + +\text +それまで口と手を占拠していた兵が退き、 +他の兵が怒張したペニスを突き出す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむぶうううっ! ぶじゅるるっ、んぐむ、 + むじゅるるるっ、んっぐうっ! んむちゅ、 + ちゅっぶ、ぐじゅうっ!」 +\endtext + +\text +すぐさま交代の兵がためらうことなく +ベルナの口に怒張を突き込んだ。 +\endtext + +\text +ベルナも、それに大して驚くことなく +受け入れ、ぎちぎちに気張りきった肉棒を +舐め始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、すぐさま自分からしゃぶりつく + とはな。見上げた淫乱ぶりだ、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そんな……でも、ん、はむうっ、 + チ●ポを……目の前に突き出されると、 + 口が勝手に……ちゅっぷ、んむううっ!」 +\endtext + +\text +既に、大勢の兵達に弄ばれることに +酔っているのか、ベルナは満更でも +ないようだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、太くて熱いチ●ポが、たくさん、 + んむう……ちゅじゅううっ、ぐじゅるるっ、 + んはむううっ、んぐむううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「うひょおお、たまんねえ吸い付きだ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「くっ、手コキも手抜きなしってか? + 手だけに」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっ、んっ! はむちゅうっ、じゅるっ、 + ずっちゅううっ、ちゅばっ、ぐむちゅうっ、 + ん、はぁっ、はむううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体に群がる兵達は、口々に勝手な +ことを言いながら、その欲望を彼女に +ぶつけていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああっ! はっ、あああんっ、 + い、いいっ! いいですっ! ああっ、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいのっ!」 +\endtext + +\text +そんな彼女のヴァギナを、カイムは容赦なく +責め立てる。 +\endtext + +\text +悦楽に溺れながらも、ベルナは必死に +目の前のペニスを咥え、手でしごく。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おいおい、喘いでばっかりいないで + ちゃんとチ●ポしゃぶってくれよ」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「こっちもだぜ、ちゃんとしごけよな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はい、おしゃぶりします。チ●ポも + しごきますっ! ん、むちゅるううっ、 + ずぶじゅっ、ぐじゅるるるっ、ちゅ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「う、くううっ! これはたまんねぇ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「うはっ! あ、あぐ!」 +\endtext + +\text +ベルナの舌技と手技に、兵達はたちまち +舌を巻く。 +\endtext + +\text +しかし、そんな彼らの様子など気にした風も +なく、ベルナは更に激しくペニスを吸い立て、 +しごき上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐぶっちゅううっ、ずじゅるっ、んむちゅ、 + ちゅばっ! は、はむう、ああ、雄臭い + チ●ポがたくさん……ふむうっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「く、や、やばい! これはやばい!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「う、ぬっ! ぐううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んふう……ああっ、口の中でおチ●ポ、 + ビクンビクンしてる……もう出ます? + 出そうですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「でも、我慢してください……いっぱい + 我慢してから出した方が、もっと + 気持ちいいですから……ね?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ちゅっ、じゅるっ、ぐじゅるううううっ、 + ちゅじゅるるるっ、んぐむちゅううっ、 + んじゅっ! ぶじゅるううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「く、はあっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、すごいです。オチ●ポが + ビクビクして……はむう、じゅるるるっ、 + ぐじゅううっ、ちゅっぶうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、チ●ポが悦ぶと、お前のマ●コも + 悦んでいるな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむはああっ!? あ、あひっ!? ひっ、 + くひいいいっ! い、いいっ! ああっ、 + いいっ! す、すごいぃっ!」 +\endtext + +\text +兵達のペニスの脈動に合わせて、ベルナの +ヴァギナもまたヒクヒクと痙攣を繰り返す。 +\endtext + +\text +カイムは、そのベルナの膣穴をわざと +拡げるように角度をつけて腰を突き上げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んひあああっ!? あ、ああっ、だめ、 + それだめですっ! く、ひいっ! あっ、 + ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、イキそうか……? ならばまた + イカせてやろう。さあ、お前達もその女に + たっぷりとぶちまけてやれ」 +\endtext + +\text +ベルナの膣壁が蠕動し始めたのを感じ取り、 +カイムは彼女を突き上げる動きを速める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ!? ひぐううーっ!? んむうっ、 + ぐっむううっ! ちゅっ、じゅるるるうぅ、 + んむ……ふはああっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くっ、あ、や、ヤバイ。チ●ポが根元から + 吸い取られそうだ……!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「あっ、く、そ、そんなに激しく + しごかれると、う、ああっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐううううっ! は、はふああっ、あっ、 + いいっ! 気持ちいいっ、気持ちいいっ! + あっ、い、イキそう! イク……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、マ●コの絞めつけが強くなってきた。 + こちらもそろそろ出すぞ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ! あっ、あああーっ、イクッ、 + イッちゃう! イキます! あ、イク、 + イク……ふああっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむううぅ! むじゅるっ、ずじゅるる、 + んぐちゅううっ、ちゅっぶ、ずちゅううっ、 + むはっ! はああっ! んあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、おおおっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふ、はああーっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「く、ふうううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体を占拠する三人の男達が +一斉に絶頂する。 +\endtext + +\text +カイムが放つのを合図にしたかのように、 +口や手での奉仕を受けていた兵達も +濁精を放つ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、熱いのが、た、たくさんっ! + あっ、ふああっ! ああっ、す、すごい、 + こんなに……ああ、まだ出てるぅっ!」 +\endtext + +\text +彼女の痴態を見て自ら怒張をしごいていた +兵達も、ベルナに向けて熱い欲望の迸りを +叩きつけた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふはあっ、ああ、精液……精液の匂いで、 + あ、頭がくらくらして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……ふふっ、お前の身体は底知れぬ + 貪欲さを秘めているようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「な、なにを仰っているのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけ精を膣内に注ぎ込まれ、全身に + 浴びてもまだ満足できぬようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そ、そのようなことは……!」 +\endtext + +\text +だが、カイムの言うとおり、様々な男達に +精を浴びせられれば浴びせられるほど、 +ベルナは女芯が疼くのを感じていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「素直になれベルナ。今日はお前の、 + 魔王軍の一人としてのお披露目の + 日なのだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、ああ……は、はい。もっとたくさん + 精液を浴びたいです。もっとたくさん + チ●ポに奉仕したいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけだ、お前達。遠慮することは + ない。その精力を持て余したチ●ポで、 + たっぷり嬲ってやれ」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふひひっ! 順番待ちした甲斐が + あったってもんだぜ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「俺も俺も! さ、やってくれ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、ああ……は、はいっ! はむうっ、 + ちゅじゅるるっ、んむうう……ああっ、 + 雄臭いオチ●ポが、こんなに……!」 +\endtext + +\text +再び周囲から兵達がベルナの身体に殺到する。 +\endtext + +\text +ベルナは、どれでもいいといった様子で、 +目についたペニスを口に含み、更に手で +しごき始める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるっ、ずぶっちゅうっ、んむじゅ、 + ぐぶううっ、んむちゅうう……ふはっ、 + ああ、い、いいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「こんなにたくさんのオチ●ポに囲まれて、 + し、幸せです……はむうっ、じゅるるるっ、 + ずぶじゅうっ、ぐじゅううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くうううっ! こりゃ確かにたまらん!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「す、すげぇ! まるで手がマ●コみたいに + チ●ポを刺激してきやがる。 + まさに手マ●コだぜ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、奉仕だけでは愉しめぬだろう。 + それ、たっぷりと突いてやるぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、ヴァギナを下から +激しく突き上げ始める。 +\endtext + +\text +たちまちベルナは、悦楽の渦に飲み込まれて +いく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐむううっ!? んむはああっ、あああっ、 + ふむううんっ、ぐむむ……ずっ、じゅるっ、 + ちゅじゅるるううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「お、おう!? す、吸い付きが + 強くなった……くう!?」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「やべえよ……本当に手マ●コだぜ。 + チ●ポに……指が絡みついて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なかなか好評なようだな。ならば + この交流会、月に一度の開催にするか? + 兵達の士気も上がりそうだしな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、そ、そんな……ん、くううっ、 + ふあっ、はっふううんっ! んちゅうっ、 + ちゅじゅるっ、ずじゅるるるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや、その様子では満更でもないようじゃ + ないか。これは真剣に考えてみてもいい + かも知れんな。ふふふ……」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いながら、激しく +ベルナを責め立て続ける。 +\endtext + +\text +更に周囲の兵達も、期待するかのように +ニヤニヤと笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふひひ。魔王様が、月に一回これをやって + くださるんなら……」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「ふへへっ、俺達、どこまででもついて + 行きますぜ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「うああ、ああっ! あ、あふっ! はあっ、 + ん……ちゅっ、じゅるるっ、ずぶじゅるっ、 + ぐじゅうううっ、ちゅじゅうっ!」 +\endtext + +\text +月に一度も、こうやって兵達の慰み者に +される。 +\endtext + +\text +その想像はおぞましいものであると同時に、 +ベルナにとっては酷く興奮をかき立てられる +ものだった。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くうっ! この女、慰み者にされると + 言われた途端、チ●ポにいやらしく + 吸い付いてきやがる!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「お、おうっ! こっちもだ! チ●ポを + 浅ましく握りしめて……ああっ、あんなに + 胸からミルクを垂らしてよう……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「仰らないで! どうか仰らないで下さい! + は、ふう……あむっ、じゅるるっ、ずじゅ、 + ちゅぶるっ、ぐむちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、恥じることはないぞベルナ。 + これで、お前の浅ましく淫らな本性が、 + 兵達に知られることになったのだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そんな! ち、違います! わ、私は、 + あっ、あああーっ! ひああっ、ああっ、 + ん……ぐむうっ! ずじゅるううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが抗弁しようとした瞬間を狙って、 +カイムは激しく子宮口を突き上げる。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ま、魔王様! あ、あんまりコイツを + 責めると……こちらが保ちません!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「お、同じくでさぁ……あ、ぐっ! + こ、こりゃヤバイ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、構わんぞ、お前達。こいつも + どうやらまたイキそうになっている + ようだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「たっぷりとザーメンをぶちまけてやれ」 +\endtext + +\text +カイムが突き上げると、ベルナは兵達の +ペニスに激しく舌を使い、しごき立てる。 +\endtext + +\text +そのため、彼らはガクガクと腰を震わせて +こみ上げてくる射精欲をこらえていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あああーっ! イク、イキます、 + イッちゃう! イキますっ! イク、 + ああっ、いいっ! イクのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、違いますと言ったその舌の根も + 乾かんうちにそれか。まあいい。 + それでこそ……だ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はあっ、ああっ! だめ、だめぇっ、い、 + イクっ! イキますっ! ああーっ、い、 + イク……くはああっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体が、ガクガクと不規則に痙攣を +始める。 +\endtext + +\text +同時に媚肉がカイムの怒張を同じリズムで +絞めつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、出す……ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「き、来て! 来てくださいっ! ああっ、 + い、イク、イキますっ! イク……んっ、 + くううっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んはああああーっ! あっ、ああ、くうっ、 + ふはああっ! ぐ、むうう……ずじゅるっ、 + むちゅるるるうっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「ぐふううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの絶頂と共に、カイムと兵達が精液を +ぶちまける。 +\endtext + +\text +膣内、口内、そして全身……余すところなく +濁精を浴びせられる。 +\endtext + +\text +熱汁が膣壁、口の粘膜、そして肌を +打つたびに、ベルナは何度も何度も +気をやっていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はっ、はひいっ! んふうっ、くっはあっ、 + は、あああ……あ、あぐっ、ふうううっ、 + んくうう……あっ、あふぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……これだけ注いでも、どうやら + お前の身体はまだ満足できぬようだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、は、はい……でも、これ以上は + どうしようも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、まだ穴はあるではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ……!!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、ベルナはビクッと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text +そう、まだ肛門を使っていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっと待っていろ。そっちの穴も使える + ようにしてやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ベルナの身体をぐっと +引き寄せた。 +\endtext + +\text +カイムに覆い被さるような体勢になったため、 +菊門がむき出しになる。 +\endtext + +\text +周囲の兵士達の視線は、まるでヴァギナの +ようにヒクヒクと痙攣を繰り返す窄まりに +釘付けになった。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、コイツのケツマ●コを使ってみたい + 者はいるか? 早い者勝ちだぞ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「い、行きます!」 +\endtext + +\text +一人の兵が歩み出て、怒張をベルナの肛門に +あてがう。 +\endtext + +\text +彼は、ぐっと力を入れて腰を突き出した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐうううーっ!? んはああっ、ああっ、 + き、キツいぃっ! んひいっ! んぐうっ、 + くっはああーっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナとアヌス、二つの穴を塞がれ、 +ベルナは思わず呻いていた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「へへっ、じゃあ俺は口マ●コをいただく」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐ、ぐむっ! むぐうう……んむじゅっ、 + ずじゅるるるっ、ちゅっぶうっ、んむ、 + ちゅじゅるっ、ずぶじゅるうっ!」 +\endtext + +\text +それまでベルナの痴態を見ながらペニスを +しごいていた兵の一人が歩み出て、その +怒張したモノを口に押し込む。 +\endtext + +\text +ベルナは一瞬顔をしかめたものの、それが +肉棒だと認識してからは、自ら嬉しそうに +舌を絡めていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ケツ穴を使うために手が使えず、 + これでは一度に相手できる数が減って + しまったな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、仕方あるまい。おい、ケツ穴を + たっぷりと愉しめよ」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「へ、へい!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「うふううっ、んむうっ! ちゅぶるっ、 + ずじゅるううっ、ぐじゅるっ、ちゅっぷ、 + むちゅるううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、この女をたっぷりと嬲ってやると + するか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐうううっ!? んむはあっ! ああっ、 + ひっ、き、キツいっ! んぐむううっ、 + は、はうあっ! あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムと兵がそれぞれヴァギナとアヌスを +ペニスでかき回し始めると、ベルナは思わず +呻き声を漏らしていた。 +\endtext + +\text +しかし、抽送が速度を上げていくとその +苦悶の声も次第に艶めいたものに +変わっていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、ああっ! い、いいっ! ああっ、 + 気持ちいいっ! 気持ちいいですっ! + ケツ穴も! オマ●コもぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。せいぜい、その淫らな姿で + 皆を愉しませてやってくれ」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くうっ、こりゃすげえです! ケツ穴が、 + 本物のマ●コみたいに吸い付いて……!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、オチ●ポ……オチ●ポおしゃぶり、 + はむちゅうう……じゅるるううっ、ちゅっ、 + んぐむううっ! ちゅじゅるるるっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「う、おおっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが下品な音を立てて、 +口に押し込まれたペニスをしゃぶり立てる。 +\endtext + +\text +その絶妙な舌技に、フェラチオを受けている +兵は、ガクガクと腰を震わせていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、まだ出すなよ? せっかくだから、 + その女の口マ●コをもっと味わえ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるるるっ、ずじゅるうっ、ぐっぷ、 + むっちゅう……んぐうっ! ああっ、お、 + お尻っ! お尻拡がっちゃう!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふひひ! 充分拡がってると思うぜ? + ほぉら、チ●ポが出入りしてるのが + よくわかるだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、あぐっ! ふぐうううっ、ふ、太い、 + 太いチ●ポ……あっ、あっはああっ! い、 + いいっ! いいのぉぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポの太さなら負けんぞ。どうだ。 + んん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あひいいっ! いいっ、マ●コも、 + マ●コもいいのっ! ぶっといチ●ポで、 + マ●コも気持ちいいのぉっ!」 +\endtext + +\text +カイムと、肛門に挿入した兵士の動きが +シンクロする。 +\endtext + +\text +同じリズムの抽送は、ベルナに強い悦楽を +もたらした。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、大した乱れようだな、ベルナ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、あぐっ! ふ、はああっ、ああっ、 + い、いいっ! 気持ちいいっ、いいんです、 + んああっ! いいのぉっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おっと、おしゃぶりも忘れてもらっちゃ + 困るぜ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、はいっ、お、おしゃぶり……し、 + します! おしゃぶりしますぅっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「じゅぶるっ、ぶじゅるるっ、ちゅじゅっ、 + んむっちゅう……は、はむう、ああっ、 + 熱くて硬いオチ●ポ……あむむう」 +\endtext + +\text +ベルナはうっとりした様子で、突き出された +ペニスを口に含む。 +\endtext + +\text +しかし、その間にもカイムともう一人の兵は +彼女の二つの穴を責め続けていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「くふっ!? は、ふううっ! あ、ぐっ、 + んぐううっ! つ、強いっ! 深いっ! + お、奥が……ひいっ、奥がっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、この程度で音を上げるような女では + ないだろう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そんな……はっひいっ! そんな、ああっ、 + だ、だめ! ああっ、だめですっ、だめっ、 + んくううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「おいおい、口がお留守だぜ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、は、はい……むううっ、じゅるっ、 + ぐじゅっ、ずじゅうううっ、ちゅぶるっ、 + むっちゅううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、必死になってフェラチオを続ける。 +\endtext + +\text +しかし、間断なく注ぎ込まれる悦楽に、 +彼女の身体はもう間もなく陥落しようと +していた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、ああっ、だ、だめっ! い、イク、 + イキますっ! ああっ、イッちゃう! + イッちゃいますっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「く、あっ! こ、こっちもだっ!」 +\endtext + +\text +続いて、肛穴をペニスでほじくり返していた +兵も音を上げる。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くううっ、お、俺ももうっ!」 +\endtext + +\text +更に、口唇奉仕を受けている兵もまた、 +ガクガクと腰を震わせ始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、さすが、全身がマ●コだな。 + 口も、ケツ穴も……な」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あふあっ! ああーっ、く、ううっ、 + い、イク……ああっ、イキますっ、イク、 + くふうっ! あっ、イク……!」 +\endtext + +\text +カイム以外の全員が、絶頂直前にまで +追い詰められていた。 +\endtext + +\text +特にベルナは、前後の穴を突かれて +いるために、限界が近いらしい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ、くひいいっ! あ、い、イク、イク、 + イッちゃいますっ! ああっ、イクのっ、 + イク……は、ひいいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるるっ、ずじゅるるううんっ、ちゅ、 + ちゅっぷ、むじゅるるっ、ちゅぷるぅ、 + んぐっちゅううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「お、ああっ!」 +\endtext + +\text +ベルナにフェラチオを受けている兵が、 +歯を食いしばる。 +\endtext + +\text +同時に、肛穴を突いているもう一人の兵の +突き込みが、加速し始めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んじゅるっ! ふはあっ、あ、イキますっ、 + イク、イクの……あっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「んおああああーっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっむうううっ! ずじゅるるっ、じゅっ、 + じゅっぷううっ! むぐっちゅう、ちゅぷ、 + ずじゅるるるうううんっ!」 +\endtext + +\text +ベルナと二人の兵が同時に、ガクンと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむっはああっ! あ、熱いっ! 精液、 + 熱いの……お、おケツ! おケツにっ! + 出てる……んむちゅっ、じゅるるっ!」 +\endtext + +\text +兵達は遠慮も容赦もなく、ベルナに精を +注ぎ込む。 +\endtext + +\text +ベルナもまた、大量の精を浴びてそれでも +なお、うっとりした表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむうう……じゅっぷ、じゅるっ、はむ、 + はああっ、はふう、ああ……こ、こんなに + たくさん……じゅるっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んあ……っ!」 +\endtext + +\text +満足した兵が、肛門と口からペニスを抜く。 +\endtext + +\text +それぞれの穴と彼らの肉棒の間に、つうっと +粘液の橋が架かった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、これでもまだ満足できぬようだな。 + では次だ!」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、それまでベルナの +肛門と口腔を犯していた兵達がその場から +退く。 +\endtext + +\text +すぐさま交代の兵が進み出て、気張りきった +肉棒を女体に突きつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、そのまま遠慮なくハメてやれ。 + その方がこの女も悦ぶからな。ふふふ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐううーっ! あっ、あああっ、い、 + いいっ! んふうううっ、いいっ! + ああっ、ぶっといチ●ポいいっ!」 +\endtext + +\text +交代の兵が、腰に力を込めて怒張をアヌスに +突き入れた。 +\endtext + +\text +たちまちベルナは悦楽の中へと落ちて行く。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ほら、こっちもしゃぶってくれよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、ああっ、は、はい……んむじゅるるっ、 + ずじゅるうっ、ちゅっぶっ、ぐむじゅるっ、 + んむっちゅうう!」 +\endtext + +\text +興奮に先汁を垂らしたペニスを鼻先に +突きつけられ、ベルナはためらうことなく +それを口に含んだ。 +\endtext + +\text +そして、丁寧にその先汁を舐め取るように +舌を絡みつかせていく。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「お、おおっ! こ、これはたまらん! + チ●ポが……全部吸い取られそうだ!」 +\endtext + +\text +肛門に挿入した兵が思わず呻く。その間にも +ベルナは休むことなく、目の前のペニスに +しゃぶりついている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「じゅぶるっ、んじゅっちゅう……は、はむ、 + ぐむうう……ふ、はあっ、あっ、あああっ、 + い、いいっ! ケツ穴気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、ケツマ●コをほじられ、チ●ポを + 半ば無理矢理にしゃぶらされても感じるか。 + 底なしだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、お前達、遠慮するな。その『穴』を + 思う存分使ってやれ」 +\endtext + +\text +カイムがそう命じると、二人の兵は互いに +顔を見合わせた。 +\endtext + +\text +そして、同じリズムで肛門と口腔を +犯し始める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐぶううっ! むじゅるっ、ずじゅぷぷ、 + ずじゅっ、んぐじゅううっ、ちゅぶっ、 + んむじゅう……は、はふっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「休むな。もっとチ●ポをいやらしく + 舐めしゃぶるんだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、は、はい……じゅっむっぷう、 + ぐじゅっ、じゅっぷ、ずじゅぶるるっ、 + ぐむううっ!」 +\endtext + +\text +二人の兵達が激しく腰を使い、肛門と +口腔を責め立てる。 +\endtext + +\text +それでもなお、ベルナは自らペニスを +しゃぶり、腰を振って肛門の怒張を +しごき立てた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐ、ふうっ! た、たまんねえ! + チ●ポが……溶けちまいそうだ!」 +\endtext + +\text +口腔を犯していた兵が、ブルッと身震いする。 +\endtext + +\text +その反応に気をよくしたのか、ベルナは +淫らな音を立て、屹立した怒張を +舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ずじゅるるっ、ぐむっちゅうっ、ちゅっぷ、 + ずぶじゅっ、ぐじゅるううっ、ちゅじゅっ、 + んむうう……は、はむううっ!?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「へへっ、後ろががら空きだぜ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひ、ふぐうううっ!? んはああっ、あっ、 + ああーっ! そ、そんな、ああっ、お尻っ、 + お尻……拡がっちゃいますっ!」 +\endtext + +\text +ベルナがフェラチオに夢中になっている隙に、 +肛門を犯している兵が激しく腰を使う。 +\endtext + +\text +わざと抽送に角度をつけ、括約筋に肉竿を +擦りつけるようにして快感をむさぼる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、俺のことも忘れてもらっては + 困るな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむうう……じゅるるっ! んむうう、 + ああっ、い、いやっ、そんなにオマ●コ、 + つ、突かれたら……ひいいっ!」 +\endtext + +\text +そう、ベルナの相手は二人の兵士だけでは +なかった。 +\endtext + +\text +彼女の膣穴を占拠しているカイムもいるのだ。 +\endtext + +\text +しかもカイムは兵達の動きに合わせるように +して腰を突き上げ、ベルナに悦楽を注ぎ込む。 +\endtext + +\text +肛門とヴァギナ。それぞれから発生する +大きすぎる快感にベルナの身体は翻弄された。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、深いぃっ! ああっ、奥っ、子宮に、 + あ、当たるっ! は、はぐっ、あっぐう、 + んむはあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが大きく腰を突き上げると、ベルナの +身体に走る震えが次第に大きくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、これだけイカされてまだ絞めつけを + 保っているとは……大したマ●コだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐうううっ! は、はふ……あ、あむう、 + ずじゅるるっ、ちゅっぷ、んむじゅるる、 + ぐじゅるうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまけに、強制されたわけでもないのに + 自らチ●ポをしゃぶり立てるとは」 +\endtext + +\text +カイムは半ば呆れつつ、そして感心しつつ +つぶやいた。 +\endtext + +\text +その間にも、ベルナの肛門と口腔を +犯している兵達は、休むことなく腰を +使い続けている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぶじゅるるるっ、ずっちゅうっ、んぐむう、 + むじゅるるっ、ちゅっぷ、ちゅぶううっ、 + ん、んむう……ふはあっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くっ、こいつ……さっきよりも強く + 吸い付いて来やがる!」 +\endtext + +\text +口腔にペニスを突っ込んでいる兵が感嘆の +声を漏らす。 +\endtext + +\text +ベルナは大きすぎる快感をこらえるためか、 +激しく、そして熱心に怒張をしゃぶり +続けていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむううっ! ふ、はっ! ああっ、い、 + いいっ、いいですっ! ケツ穴もマ●コも、 + 気持ちいい……ですっ! は、ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、絞めつけが強まってきたな。 + そろそろイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ、い、イキそう……ああっ、 + イキそうですっ! い、イキますっ、 + ああっ、イク……イキますっ!」 +\endtext + +\text +カイムの怒張を咥え込んでいる媚肉が +ヒクヒクと痙攣を繰り返す。 +\endtext + +\text +それは彼女の絶頂の到来を告げる動きだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いたか、お前達。たっぷりと精液を + ぶちまけて、この女をイカせてやれ」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「へ、へいっ!」 +\endtext + +\text +二人の兵達の抽送が、激しく、速くなる。 +\endtext + +\text +カイムもまた、ベルナを絶頂させるため、 +大きな動きで腰を突き上げ始めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んはああっ! あ、い、いいっ、イク、 + 気持ちいいのっ、イクのっ! オマ●コ! + オマ●コ気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ケツ穴! ケツ穴にチ●ポずぼずぼされて、 + イキそうです! あ、イク……くっふうっ、 + い、イク……ああっ、イクッ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体が不規則な痙攣を繰り返す。 +\endtext + +\text +時を同じくして、二人の兵達も抽送の速度を +更に上げた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっぷ、ぐじゅるるっ、じゅっぷううっ、 + んむうああっ! あ、い、イク、イクッ、 + んじゅるる! い、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむうううっ! ずじゅるるるううっ、 + じゅっぷう、んむじゅるるっ、んぐむう、 + むふうううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナが絶頂する。同時に、カイムと二人の +兵もまた、精を放っていた。 +\endtext + +\text +ドクドクと膣内、腸内、口内に精液が +注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +ベルナはそれらをすべて受け止めていた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐ、むううっ! んぐむうう、ずじゅるっ、 + ちゅっじゅううっ、んちゅむっ! んぐ、 + は、むうう……!」 +\endtext + +\text +グビグビと喉を鳴らし、口内に放たれた +濃厚な精汁を飲み下していく。 +\endtext + +\text +それと共に、乳首からは乳汁が糸のように +迸っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、やはりチ●ポミルクを飲み干して + 胸からはミルクを放つか。つくづく淫らな + 身体だな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、ふ、はあっ! あ、ああ、 + んああ……く、はああ……!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体に挑みかかっていた兵達が、 +満足した様子でその場を離れる。 +\endtext + +\text +彼女の肛門は度重なる肛姦に疲労し、 +洞穴のようにぱっくりと口を開けていた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「見ろよ、あれ……ケツ穴がいやらしく + ヒクヒクと動いてるぜ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、み、見ないで! 見ないで + ください……あ、あふう!」 +\endtext + +\text +周囲で見物していた兵達からは、その淫らな +光景に、感嘆とも侮蔑とも取れない声が +聞こえてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、こいつのケツ穴は排泄のための + 器官ではなく、雄チ●ポをハメる専用の + 精液便所だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、おかわりだ! 我こそはと思う者は + 存分にその穴を使ってやれ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉にざわめきが拡がり、兵達の +中からまた交代の者達が進み出てくる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んくふうううーっ! ふあああっ、ああっ、 + あ、あふあっ! は、入って来る! は、 + 入って……来るぅっ!」 +\endtext + +\text +ずぶりと、野太いペニスが肛穴に +突き立てられる。 +\endtext + +\text +その太さに、ベルナは全身が勝手に +震え出すのを感じていた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「こっちだ。こっちもだ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、はあ……ああ、は、はいっ! んむう、 + ちゅじゅるっ、ずぶじゅるるっ、ぐじゅ、 + んっちゅううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、熱に浮かされたかのような表情で +突きつけられたペニスを口に含む。 +\endtext + +\text +そして、熱心に舌を絡ませ、唇でしごき +始めた。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「それにしてもすげぇな……」 +\endtext + +\text +行為を終えて、周囲で観戦していた兵の +一人がぼそりとつぶやく。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「こいつはいい女だぜ。 + いろいろ疑っちまったが、俺はこいつを + 認めるぜ」 +\endtext + +\text +その一人のつぶやきに、周りの兵達も大きく +うなずく。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ああ、俺達みたいな雑兵にここまで + してもらっちゃ、認めるしかねえな」 +\endtext + +\text("ゴブリン兵") +「まったくだぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、聞いたか、ベルナ。お前が兵達の + 相手をしてくれたおかげで、彼らがお前を + 仲間と認めたぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむううっ、ずっちゅううっ、じゅるっ、 + んんむ……ふ、はあ、は、はい……はむう、 + じゅっぷうっ、ずじゅううっ!」 +\endtext + +\text +ベルナは、うっとりした表情ながらも笑みを +浮かべている。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「へへっ、ついでにこっちも愉しませて + くれよな」 +\endtext + +\text +ベルナの肛穴を怒張でほじくり返している +兵が、勢いよく腰を動かし始める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああっ、い、いいっ! チ●ポ気持ちいい、 + 気持ちいいですっ! はふっ、あ、ああっ、 + いいっ! いいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、相当感じているようだな。マ●コが + ヒクヒクしているぞ? そんなに + たまらんのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はいっ! い、いいですっ! ケツ穴、 + 雄チ●ポ専用のハメ穴にされて……か、 + 感じてますっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、んむううう……ちゅじゅうっ、じゅる、 + ぐじゅるっ、ちゅば……ふ、はあ、ああっ、 + 口も……精液便所なのぉ……はむう!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、んぐむ……はむう! ああっ、もっと、 + もっと精液出してください! 口に、 + ケツに、オマ●コに……んぐむうっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナと肛穴だけでは足りない。口も +肉棒で塞がれたい。 +\endtext + +\text +ベルナの舌使いには、そんな真剣さが +見て取れた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「う、ぐむううう……ちゅっぶ、ぶじゅるっ、 + ぐじゅるるっ、んじゅっちゅううっ、 + は、はむ……ん、はあぁっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あ、あぐっ! い、いいっ! ああっ、 + マ●コも、ケツ穴も! チ●ポで + いっぱいなのぉっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐっぷ、ぶじゅるるっ、じゅぷ、じゅむ、 + んぐちゅううっ! ずじゅううっ、ちゅ、 + じゅろろっ、ちゅっじゅううっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くあっ! こ、こりゃたまらねえ!」 +\endtext + +\text +口唇奉仕を受けている兵が、 +歯を食いしばって射精衝動をこらえる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ、我慢しないで……出したくなったら + いつでも出してください……むじゅるうっ、 + ちゅっぶっ、ぶじゅるじゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、まだまだ愉しませてやらねば + 不公平と言うものだろう?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「く、そ、そうだぜ……まだ、満足するほど + 愉しんでねえんだ」 +\endtext + +\text +肛穴をひたすら突き続けている兵が、 +カイムの言葉にうなずく。 +\endtext + +\text +それは、肉竿をしゃぶられている兵も +同じことだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はい、もっとおしゃぶりします。 + ああっ、ケツ穴でチ●ポしごきます。 + ケツ穴チ●ポしごきしますっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるっ、じゅっぷうう、んむう、 + ちゅっじゅううっ、ぐじゅるるるっ、 + ちゅっぽ! むちゅぶうっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふ、は……ああっ、ケツ穴……ケツ穴、 + 気持ちいいですか? ケツ穴チ●ポしごき、 + 気持ちいいですか?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐ、ううっ! た、たまんねえ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、マ●コもいい具合に絞めつけて + 来ているぞ、ベルナ」 +\endtext + +\text +カイムは、ニッと口元を歪めてベルナの +子宮を突き上げる。 +\endtext + +\text +腸壁と膣壁越しに、二本のペニスが +ぐりぐりと子宮口の辺りを刺激する。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐっはあああーっ! ああっ、いいっ、 + 気持ちいいっ! オマ●コもケツ穴も、 + 気持ちいいっ! ああっ、ひいいっ!」 +\endtext + +\text +激しすぎる刺激にベルナが喜悦の悲鳴を +あげる。 +\endtext + +\text +だが、カイムは彼女を休ませることなく +責め立てていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむううっ、はっむう、ちゅぶじゅっ、 + あ、あぐ! ああっ、そ、そんなにっ、 + そんなにされたら……ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「イキそうなのか? では、こちらも + イカせてもらうとしよう、か!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、激しく腰を動かす。 +\endtext + +\text +ベルナの身体が跳ね上がり、その上下動で +強い悦楽を生み出す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひっ! ひっぐうっ! あ、いいっ、 + くはあっ! い、いいのっ、ああっ、 + いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「くあっ! チ●ポがへし折れそうだ!」 +\endtext + +\text +肛穴に挿入している兵が、その絞めつけに +舌を巻く。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んむうう……ちゅっ、じゅるるるっ、ぐ、 + じゅっぷう、んむじゅううっ、ちゅじゅ、 + んぐっぷ、むちゅるううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、そろそろ、出す……ぞっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ひ、ひうっ! あっ、あああっ、イク、 + んはああっ! イク、イキますっ、ああっ、 + い、イク……くふう、イクゥッ!」 +\endtext + +\text +ベルナの身体を走る震えが大きくなる。 +\endtext + +\text +それに伴って、カイムと二人の兵もまた +大きな動きで彼女の身体を蹂躙する。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ぐじゅるううっ、ちゅっぷ、んむちゅうう、 + じゅっぷ、ぐぶじゅるっ、ちゅじゅううっ、 + んむはあっ、は、あむううっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あっ、ああーっ! い、イク、イク、 + くはああっ! い、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐむふううううーっ! んむうううっ、 + むちゅっ、じゅっぷううっ、ぐじゅるる、 + ずちゅるうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、おおっ!」 +\endtext + +\text +ベルナの絶頂と同じタイミングで、カイムと +二人の兵が精を放つ。 +\endtext + +\text +口内に注ぎ込まれた濁精を、ベルナが喉を +鳴らして飲み干す。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「んぐううっ! あ、熱いっ、熱いぃっ! + 精液……くはあっ、精液、ケツ穴に! + マ●コにっ! 入って、来るぅっ!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ん、ぐむちゅうう……じゅるっ、ずじゅう、 + じゅっぷ、んっちゅうう、ちゅじゅるる、 + ぐじゅううっ、ちゅぶううっ!」 +\endtext + +\text +更に、周囲で行為を眺めながら +怒張をしごいていた兵達も、 +ベルナに濁精を浴びせた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はーっ、はーっ、あっ、ああっ、精液ぃ、 + いっぱい……は、ふうう……! + んぐうう……ふ、はっ、はーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……どうだ、ベルナ。頭だけで、やれ + 魔物だ、ディアボリカだと考えている + だけでは見えないものも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうして実際に触れあえば見えて + くるのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これこそが、この世界で肉体を持って + 生きるということの意味なのだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ああ……は、はい。理解できたような + 気がします……ん、は、ふぅ……」 +\endtext + +\text +散々に精汁を浴びせられ、ベルナは酷く +汚れていたが、その顔に浮かぶ笑みは +すっきりとしたものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、お前達? この女は、我が軍に + ふさわしいと思うか?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、周囲の兵達から力強い +賛同の声が返ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、ようこそベルナ。魔王軍へ。 + 今日からお前もその一員だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「は、はい……あ、あはぁ……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、ベルナは陶酔した様子で +何度も何度もうなずいたのだった。 +\endtext + +\dlg("ベルナが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..45fd914 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ベルナ_99.txt @@ -0,0 +1,39 @@ +\setgamedatatitle("ベルナ_99") + +\text("ベルナ") +「お招き頂きありがとうございます、 + カイム」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今夜は……よろしくお願いします」 +\endtext + +\text +ベルナはわずかに頬を染めながら、 +カイムの部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく来てくれた、ベルナ。 + 今夜は……お前が狂ってしまうくらい + 犯してやろう」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、ベルナの表情は +うっとりと蕩け始めた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「また、あの至福の時間を過ごせるのですね。 + ああ……もう、我慢できません」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   ベルナの攻撃力が1%上昇しました。  (最大20%)") + +\dlg("ベルナの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..7ff1e0e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_01.txt @@ -0,0 +1,1340 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_01") + +\text +ベアトリスによって、玉座の間に集められた +シュカの武官達。 +\endtext + +\text +その中には、ディアボリカの姿も見られる。 +\endtext + +\text +彼らはカイムとマガヒメの姿を見ると、 +膝をつき、頭をたれた。 +\endtext + +\text("武官A") +「申し訳ありません、マガヒメ様。 + 自分たちがしっかりしておれば、 + ツーシンなどに……」 +\endtext + +\text +一人の武官がつぶやくようにそう言うと、 +その場にいた全員がうつむき、ほぞを噛む。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はめでたい日だ。 + そんな辛気くさい顔をするものではない」 +\endtext + +\text("武官B") +「し、しかし!」 +\endtext + +\text("カイム") +「反省も後悔も、今すべきことでは + ないだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「先を見据えよ。 + 俺の支配下にあっても、この国の舵を + きるのはお前たちだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だというのに、そんなことでどうする。 + 今、お前たちのすべきことは他にある。 + 違うか?」 +\endtext + +\text +カイムが一人の武官に指を突きつける。 +\endtext + +\text +彼は、目を白黒させた後、カイムの言葉に +こくりとうなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「まずは混乱した国内を立て直し、 + 民の生活を元通りにする。 + 反省はその後だ」 +\endtext + +\text("武官C") +「かしこまりました……それで、 + カイム殿? 我らをここに集めた + 理由とは……?」 +\endtext + +\text +別の武官が口を開く。その彼に向かって、 +カイムはニヤリと笑みを向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これからお前達の国を『占領』する。 + まあ、そのためのセレモニーのような + ものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ちょ、ちょっとっ!?」 +\endtext + +\text +カイムは笑みを浮かべたまま、傍らにいた +マガヒメを抱き寄せた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なにをするつもりなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言ったろう? お前達の国を『占領』する + とな。ここでお前を抱く。これでこの国は、 + 名実共に俺の物だ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に居並ぶ武官達はどよめき、 +マガヒメは耳まで真っ赤になっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにを言っているの!?  + そんなこと、できるはずないじゃない! + 馬鹿も休み休み言いなさい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにくだな。俺は、やるとなったら + とことんやるたちなんだ。一度口に出した + 言葉、引っ込めるつもりはないぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「しょ、正気なの!?」 +\endtext + +\text +嘘でもはったりでもない。 +\endtext + +\text +カイムの揺るぎない態度を見たマガヒメの +顔がさっと青ざめる。 +\endtext + +\text("ディアボリカA") +「やれやれー!」 +\endtext + +\text("ディアボリカB") +「うっひょう! 酒だ! 酒もってこい!」 +\endtext + +\text +元々が欲望に正直なディアボリカたちが +口々にはやし立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、エルフたちと違っていい反応だ。 + そう来なくてはな。これでこそ、見せる + 甲斐があるというものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「む、無理無理! 無理よ、そんなこと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを勘違いしているのか知らんが、俺は + 善人ではない、魔王だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じょ、冗談でしょ!? + ねえ、カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにくだったな。譲位式のついでだ。 + 徹底的に公衆の面前で辱めてやる」 +\endtext + +\text +カイムは、ニッと口元を歪めるとマガヒメに +手を伸ばす。 +\endtext + +\text +そして、器用に彼女の両腕を縛り上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、嫌っ! こんなの嫌よっ!」 +\endtext + +\text +ギシギシと縄を軋ませ、マガヒメが身を +よじる。 +\endtext + +\text +だが、そもそも男の力には逆らえない上に、 +両腕を縛り上げられてはろくな抵抗ができる +はずもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、さすがにこうも男たちの視線に + 晒されては、平常心では + いられないようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、当たり前でしょう!? こんなこと + されて、喜ぶ女などいるものですか!」 +\endtext + +\text +カイムの嘲りに対して、そう気丈に言い返す +マガヒメだったが、その顔は真っ赤だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「何事にも動じなさそうなお前が、 + そうやって恥じらっている姿は、なかなか + 興味深いぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いながら、無理矢理 +マガヒメの足を開き、股間を露出させる。 +\endtext + +\text +いつもなら、秘められているべき場所。 +\endtext + +\text +それが晒されたことにより、周囲の武官たち +からは、どよめきの声があがった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やめて! やめてったら! こんな、 + こんなこと……嫌よ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌よ嫌よも好きのうち……とな。昔から、 + 女の嫌は信用しないことにしている」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? く、ひああああーっ!? い、 + 嫌ああっ! あっ、あっ、嫌っ、あ、や、 + やめて、やめてぇっ!」 +\endtext + +\text +いきなり秘処をむき出しにされ、そこに口を +つけられる。 +\endtext + +\text +うら若き乙女なら耐えられないような恥辱に、 +マガヒメの口から悲鳴がこぼれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、たまらんな、若い女の匂いという + ヤツは。実にたぎる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「へ、変態! 変態っ! あっ、あああっ、 + くあっ、あ、あひっ! ひあああんっ、 + んあっはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムを口汚く罵るマガヒメだが、彼の舌が +踊り始めると、そんな抗議の言葉も悦楽の +声の中に消えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「変態? そうだな。こうやって + 衆人環視の中、マ●コをさらけ出している + お前も変態の仲間だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたが……やったことでしょうに! + くっ、あっ! ひっ、そ、そこっ! あっ、 + そこ、だめ……ひっううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先がクリトリスを捉えると、 +マガヒメの腰がガクンと跳ね上がった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あなた達、見ていないで助けて!」 +\endtext + +\text +マガヒメは周囲で固唾を飲む武官達に助けを +求めるが、誰一人としてその言葉を聞き入れ +る者はいない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいいいいーっ!? んひあああああっ、 + はっ、あっ、あああっ! あ、熱いっ、 + くあっ、あ、熱いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +そんなことをしている間に、カイムの舌先は +矛先をクリトリスから膣の入り口へと +変えていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ、拡がる……ああっ、拡がっちゃう! + ひいっ、だめ、だめっ! ああっ、や、 + そこ……んあっ! だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。チ●ポをハメる前によく + ほぐしておかないとだめだな。 + ふふふ……ははは!」 +\endtext + +\text +心底おかしそうに笑うと、カイムは再び +膣穴に舌先をねじ込む。 +\endtext + +\text +それだけでも、マガヒメにとっては膣穴を +メリメリと押し広げられるようだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、ひぐううっ! あ、や、やめて、 + ひあっ、あ、ああっ! あぐっ、んぅ、 + はっ、は……や、やめてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のここは、そう思っていないよう + だがな。ふふふ」 +\endtext + +\text +カイムは、舌先で膣口を拡げながらニヤッと +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +事実、マガヒメの女穴は既に雌として覚醒し、 +雄の性器を今か今かと待ち構えていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なにを言っているの!? そ、そんな + こと、あ、あるはずが……ひうっ! あっ、 + ああっ、んあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけいやらしい声を出していては、 + まるで説得力がないな。そうだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは、周囲で見守る武官達にわざと +そう問いかける。 +\endtext + +\text +彼らの中からは、口々にそうだそうだと、 +カイムに同調する声があがった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いや、み、見ないでっ! こんな姿、 + 見ないでっ! あぁ、ふああっ、はふうう、 + くっあああーっ、あ、あぐっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうは言ってもな、マガヒメよ。お前の + マ●コ、周囲の視線を感じた途端に、 + 嬉しそうにヒクヒクし始めたぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、嘘っ、そんなこと、あ、あるはずが、 + ひ、んひっ! くひいいっ! あ、ああっ、 + ふああっ、んあああーっ!」 +\endtext + +\text +もちろんカイムが言ったことは、マガヒメを +煽るための方便だ。 +\endtext + +\text +だが、事実ではなくても、そうやって周囲の +視線を感じることで、マガヒメの中の羞恥が +より大きくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そろそろほぐれてきたか? しかし、 + いささか不安が残るな。 + もう少しだけ様子を見てみるか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあっ! あっ、あひっ、拡がるっ、くう、 + 拡がっちゃう! あっ、や、やめて、やめ、 + あっ、あ……あああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先が、再びマガヒメの膣穴に突き +入れられる。 +\endtext + +\text +ペニスや指でも無いのに、 +マガヒメは苦悶の声を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、今のうちにせいぜい愉しんでおけ。 + これから先は、恐らくそんなことを + 言っている余裕などなくなるだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐっ、く、はあっ、はあっ、ああっ、や、 + やめて……カイム! やめてぇっ! あっ、 + あっ、ふあ……はああっ!」 +\endtext + +\text +ちろちろと、カイムの舌が秘裂を舐め上げる。 +\endtext + +\text +そのたびに、マガヒメの腰が跳ねた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはいっこうにやめる気配を +見せず、執拗に膣口を愛撫してくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、あっ! ああ、こ、こんな……こんな + ことって……う、ううっ! いや、ああ、 + いやぁ……ん、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっくっくっ、案ずるな。お前のマ●コは、 + ちゃんと濡れてきているぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「く、はあっ! はっ、はっ、ふ、はぁ、 + あ、ああ……な、なぜこんなことを……? + ど、どうして……カイム?」 +\endtext + +\text +不意にカイムが舌での愛撫をやめた。 +\endtext + +\text +股間から這い上がってくる快感が途切れ、 +マガヒメは一息つくことができるように +なった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜか、だと? 決まっておろう。お前の + マ●コに、チ●ポをハメるためだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じょ、冗談じゃなかったの!? + ……本気なの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わざわざこんなところで、 + お前を辱めるのが + 遊びや冗談だと思うか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「せ、せめて! + 誰も人が見ていないところで……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それではこの国を完全に『占領』したか + どうか、周囲の人間にわからんだろう?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは背筋が +凍るのを感じた。 +\endtext + +\text +彼の言う『占領』とは、自分の肉体を +含めてのことなのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、恋人や夫婦がいつでもやっている + ことだ。特別なことじゃあない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それこそ、お前の父親と母親もこうした + からこそ、お前が産まれたのだし、な」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いや! やめて!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、服の中から怒張した +ペニスを解放した。 +\endtext + +\text +そして、その切っ先をマガヒメの秘裂に +あてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「大きく息を吐け。恐れて力を入れると、 + 余計に痛むぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ、ぎっ! い、痛っ! 痛いぃぃっ! + ああっ、さ、裂ける……裂けるううっ! + んひいいいーっ!」 +\endtext + +\text +玉座の間に、マガヒメの悲痛な叫びが +響き渡る。 +\endtext + +\text +同時に、観客である武官達の間からは、 +オオッというどよめきが聞こえてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、観衆はこのショーが大変お気に + 召したようだぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あぐ、あ……はっ、はっ、あ、あ、 + い、痛いぃぃっ! ひ、ひいっ! く、 + ひあ、あ、あっぐうううーっ!」 +\endtext + +\text +だが、想像を絶する破瓜の痛みに呻く +マガヒメには、カイムのそんなからかいの +言葉も届いていなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたマガヒメ? 少しは観客達に + 愛想を振りまいたらどうだ? んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなことが、できるように、み、 + 見える? あ、くっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、苦痛に表情を歪めながらも、 +カイムの言葉に抗議した。 +\endtext + +\text +しかし、身じろぎするたびに激痛が走り、 +その言葉も途中で止まってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、人ごとだが、もう少し身体を + 労った方がいいのではないか? なにせ + 処女を失ったばかりなのだからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あなたのしたことなのにっ! うぐっ、 + くっ、うう! な、なんでそんなに人ごと + なのっ! くうっ!」 +\endtext + +\text +カイムの、明らかな揶揄を含んだ言葉に +マガヒメは憤る。 +\endtext + +\text +だが、身体を動かそうとするだけで痛みが +走り、抗議の言葉も長くは続かない。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺には破瓜の痛みなどわからんからな。 + ま、その分男は面倒くさくなくていいと + 心の底から思っているよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ、くうっ!」 +\endtext + +\text +カイムはへらへらと、マガヒメに向かって +笑ってみせる。 +\endtext + +\text +それを見て、彼女は歯がみした。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「さ、最低ね、あなた! やっぱり、魔王の + 名前は伊達じゃなかったってこと!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからそう言っただろう? 勝手に勘違い + したのはそちらだ。なにか文句が + あるか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、くっ!」 +\endtext + +\text +そう言われてしまっては、マガヒメには何も +言えない。 +\endtext + +\text +おまけに、両腕は縛り上げられ、この男を +殴ってやろうにも手が動かないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、その様子ならそろそろ動いても + 大丈夫だろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ!?」 +\endtext + +\text +そう言われて、ふと気付いた。 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、少なくとも彼に怒りを +向けている間は、破瓜の痛みは +感じなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、行くぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあああーっ!? あっ、あああっ、あ、 + 熱いっ! ひいっ! あ、熱い……くう、 + ん、ああ……ど、どうしてっ!?」 +\endtext + +\text +カイムがぐいと腰を引き、そして押し込む。 +\endtext + +\text +その瞬間、マガヒメの股間に熱いとしか +言い表せないような刺激が走っていた。 +\endtext + +\text +それは、痛みと表裏一体となった強い快感。 +\endtext + +\text +だが、慣れていないマガヒメには、その +衝撃が熱として感じられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、そうだ、そうやってマ●コを + 緩めておけ。また恐れて力を入れると、 + 痛みが激しくなるぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、ぐっ! あ、あひあっ! んはっ、 + はっ、はっ、ああーっ! く、はああっ、 + ん……はあっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりと抽送されるペニス。その硬い +シャフトが媚肉を擦り上げるたびに、鮮烈な +刺激が下腹部を走り抜ける。 +\endtext + +\text +最初、熱として感じられたそれは、次第に +どこかむずがゆいような、もどかしいような +感覚に変化し始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬう……さすが処女のきつきつマ●コ。 + チ●ポが丸ごと持って行かれそうだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なにを、勝手な……ことを、ひ、ひう、 + あ、あひああっ! んっ、あくうううっ、 + ふはっ! は、はっ! ああ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰を振るたびに、内臓を +押し上げられるような奇妙な感覚が生まれる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「へ、変……くうっ! お腹の中を、全部っ、 + 持ち上げられるような……くはぁっ、あっ、 + んあっ! あ、あはあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポで突いているのだからな。 + 子宮が持ち上げられて当然だろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こ、これが……子宮が持ち上げられる、か、 + 感覚? よ、よくわからない……ああっ、 + よく、わからない……ひうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムが動くたびに発生する奇妙な感覚が、 +次第にマガヒメの正常な判断力を奪って +いく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、セックスの時には余計なことは + 考えないに限る」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう、なの? そういうもの、なの? + わからない……ああっ、だんだん、はっ、 + あっ、わ、わからなく……んぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。さて、ではもっと考える余裕を + なくしてやろうか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひあああっ、あっ、はっ、激しいっ、く、 + うう、あっ! はっひいーっ! ああっ、 + そんな、だめ、ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、不意に抽送の速度を上げる。 +\endtext + +\text +途端に、マガヒメの口からは艶めいた声が +漏れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、もう感じ始めているか。どうやら + お前はセックスの才能があるようだな。 + くくく」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな才能……い、いらないっ、い、 + いらないぃっ! ひぐっ、あ、あふああっ、 + んあっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、まだこの時気付いていなかった。 +\endtext + +\text +カイムが荒っぽく抽送しながらも、細心の +注意を払ってマガヒメを感じさせようと +していることに。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ、ああっ、お腹の中が……お、押し + 上げられて、く、苦しいっ! ひううっ、 + へ、変……変に、なるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「変になる? それは元々お前が + 変なのだろう。違うか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、あ、あるはずが、ひぐっ、 + んはっ! はあっ、あ、ああっ! ふあ、 + あ、は……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだかな。お前の処女マ●コは、淫らに + 俺のチ●ポに吸い付いてきているぞ? + それでも違う、と?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あなたが、おかしなことをしている、 + からっ! そ、そうでしょう!? うっ、 + くふうっ! ふはっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、次第に股間から鮮烈な快感が +這い上ってくるのを感じていた。 +\endtext + +\text +だが、それを認めたくなくて現実から目を +逸らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうやって目を背けようとしても + 無駄だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なにを――」 +\endtext + +\text("カイム") +「女は、男にチ●ポをハメられてマ●コを + かき回されれば、否が応でも感じるように + できているのだからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「馬鹿な、ことを……うっ、うんんっ、ああ、 + は、はふうっ! あ、あひっ! あくうっ、 + んっはああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に逆らうことで目を背けていた +悦楽は、次第に無視できないほどに大きく +なり始めていた。 +\endtext + +\text +その強すぎる刺激が脳髄を灼き、カイムの +言葉を否定することすら難しくなってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、いいぞ。あっさり陥落されては + 面白くないと思っていたところだ。 + さて、その強がりがどこまで続くか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「じっくりと試してやろうじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいいっ!? あっ、あっ、んあっ、くっ、 + そ、そんなっ! ひあっ、や、やめてっ、 + 嫌、嫌ぁっ! やめてぇっ!」 +\endtext + +\text +カイムは深々とペニスを突き立てると、 +亀頭を子宮口に押し当てた。 +\endtext + +\text +そして、そのまま小刻みに腰を揺すり、 +内奥を責め立ててくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌と言われると、もっとやりたくなるのが + 雄のサガだ。そうは思わんか、マガヒメ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、ふざけないで……ああっ、ひぐううっ、 + んっはああっ! あ、ああーっ! ふあっ、 + ああっ、つ、強いっ!」 +\endtext + +\text +強すぎる刺激に、 +身体が勝手に反応してしまう。 +\endtext + +\text +マガヒメ本人にはその気がなくても彼女の +腰は淫らに躍り、自らカイムを迎え入れる +ように突き上げられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もうイキそうなのか? + やれやれ、こんな衆人環視の中、初体験で + イッてしまうとは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はとんだ変態だな」 +\endtext + +\text("ディアボリカA") +「いやあ、魔王様の言うとおりだな!」 +\endtext + +\text("ディアボリカB") +「ははは! こりゃあたまらんなあ!」 +\endtext + +\text +周囲で見物していたディアボリカ達は +そう言ってカイムに同調する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、嫌っ! み、見ないでっ! ああっ、 + 見ないでぇっ! だめ、だめよっ! くっ、 + あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そう言いながらもお前はイキそうに + なっている。マ●コが嬉しそうにチ●ポに + 吸い付いてきているぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違う! それは……違う! わ、私の + せいでは……あ、あひっ! ひああっ、 + んはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、マガヒメの膣壁は +ざわざわと蠕動し、ペニスを擦り上げて +きていた。 +\endtext + +\text +それは、女性器が絶頂間近に見せる動き +そのものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメ、イキたいのならイッても + 構わんぞ? 俺も、お前をイカせて + やるのにやぶさかでない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イク? わ、わからない……ああっ、 + でも、こ、この感じ……なにかがっ、 + き、来そう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイクということだ。どうだ? + イキたいか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、わからないのっ、でもっ、このままに + されるのは……嫌っ! お、お願いっ、 + な、なんとかしてっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、あいつらの前で、自分が変態だと + 認めろ。臣下の前で嬲りものにされて悦ぶ + マゾだと、な!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、グッと腰を突き出し、 +マガヒメの内奥を突いた。 +\endtext + +\text +途端に、その口からは悦楽の声が漏れる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、嫌っ! そ、そんなこと、言えない、 + 言えないぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? ならこのままでお前を + 放置するぞ? それでもいいのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐっ! ぐううっ!」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われて、マガヒメは唇を +噛みしめる。 +\endtext + +\text +しかし、カイムの抽送は止むことなく続き、 +彼女を責め立て続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どうだ? 言うつもりになったか? + んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、言えるわけがないでしょ、そんな、 + こと! は、ひいんっ! あっ、ああっ、 + くはあっ! あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そう言うだろうと思っていたぞ。 + ここであっさりと認められては、逆に + 興ざめだ」 +\endtext + +\text +カイムは不敵に笑い、抽送を緩める。 +\endtext + +\text +マガヒメはようやく激しい悦楽から +解放されたが、そうされることで、より強く +絶頂への渇望が沸き起こってくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、そんな……カイム! お、お願い、 + こ、こんなことは……やめて! お願いよ、 + んっ! くっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? 本当にやめてしまっていいのか? + 俺の見た限りでは、そんなことをしたら + 狂ってしまいそうに見えるぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、あるはずが――ひっ! + ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメが何か言いかけたところで、 +カイムは再び彼女の内奥を強く突いた。 +\endtext + +\text +その刺激に、マガヒメの口から素っ頓狂な +悲鳴があがる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ! は、ああ……ひ、ふうっ、 + はっ、はっ、あふう……だめ、だめよ、 + やめて……やめてっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が出した条件はただ一つだぞ。お前が + 自ら変態だと認めることだ。それすらも + できんのか?」 +\endtext + +\text +じわじわと嬲られ、次第にマガヒメの理性が +麻痺していく。 +\endtext + +\text +本能が正常な判断力を上書きし、肉悦に +逆らえなくなる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「み、認める! 認めます! わ、私は、 + 私は……臣下の前で辱められて感じる、 + マゾの……変態ですっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、だ、だからっ! い、イカせて! + イカせてぇっ! お願いっ、お願いよぉっ、 + カイムっ!」 +\endtext + +\text +理性を灼く悦楽に耐えきれなくなった +マガヒメが陥落する。 +\endtext + +\text +その期を逃さず、カイムは彼女を絶頂へ +押しやるために、抽送を速めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ! あっ、ああっ、い、いいっ、 + 気持ちいいっ! あ、来る、な、なにか、 + 来ちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイクということだ……くっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イク……ああっ、イクの? 私、 + イクのね? んああっ、い、イク、 + イク……ふあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ……俺の女になれば、何度でも、 + 好きなだけイカせてやる。どうだ? + 俺の女になると誓うか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、誓う! 誓いますっ! 王位も、 + この国も、あなたにあげるからっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私を……カイム様の女にっ! し、して、 + してくださいぃぃーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。ならば……その証を膣内に + 注ぎ込んでやる!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「き、来て! ああっ、もう、だめっ! い、 + イクッ! イッちゃうっ! ひあああっ、 + イク……ああ、イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! お、おおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ、くううっ! あ、あああーっ、んはっ、 + あっ、あぁ……んっはあああああんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの絶頂と共に、カイムは彼女の +膣内に精を放っていた。 +\endtext + +\text +その熱汁を膣壁で受け止め、マガヒメが +絶頂する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ! あっ! ああああっ、んはああっ、 + くっ、あ……ああっ、熱いぃっ! くはっ、 + ふはああっ! 膣内にぃっ!」 +\endtext + +\text +ドクドクと注ぎ込まれる精汁。その熱さに +マガヒメが震える。 +\endtext + +\text +同時に、膣壁がざわざわと妖しく蠕動し、 +噴き上げた白濁液を上へ上へと吸い上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁぁぁっ! イッてるっ、イッてるっ! + んんーっ、ま、まだイッてるっ! あっ、 + 膣内に……いっぱい、入って……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ううっ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓を飛ばして、 +射精が終わる。 +\endtext + +\text +カイムはぶるっと腰を震わせると、未だ +硬度を失わぬペニスをずるりと引き抜いた。 +\endtext + +\text +ゴボッと、濁った音を立てて、愛蜜と精汁、 +そして破瓜血の混じった粘液が逆流する。 +\endtext + +\text +それを見た観客達からは、ため息のような +ざわめきが起こった。 +\endtext + +\text("カイム") +「見ての通り、マガヒメはその操を俺に + 捧げた。これにて、シュカを正式に + 我が支配下に置いたことを宣言する!」 +\endtext + +\text("武官A") +「お、おお!」 +\endtext + +\text("武官B") +「これで正式に……!」 +\endtext + +\text +カイムの宣言に、武官達の中からそんな +言葉が聞こえてくる。 +\endtext + +\text +とは言え、カイムにとってはシュカそのもの +よりも、どちらかと言えばマガヒメの方が +大事だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、散々な初体験になってしまったが、 + 誓ったことは守ってもらうぞ、マガヒメ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、あ、ああ……」 +\endtext + +\text +カイムの声が聞こえているのか、それとも +聞こえていないのか。 +\endtext + +\text +激しすぎる体験の後、マガヒメは虚脱状態に +陥っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、今は仕方あるまい。これからは俺の + 女として、たっぷりと可愛がってやる。 + 楽しみにしておくことだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、んぅ……はぁっ、はぁっ、あぁ……」 +\endtext + +\text +そんな言葉を投げかけられても、マガヒメの +口から発せられるのは意味をなさない +呻きだけだった。 +\endtext + +\text +さて、これからいろいろと忙しくなるぞ。 +\endtext + +\text +マガヒメの裸体に服を掛けてやりながら、 +カイムは頭を切り換え、戦後処理の +検討に入っていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..9681c7c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_02.txt @@ -0,0 +1,1458 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_02") + +\text("マガヒメ") +「静か……ね」 +\endtext + +\text +夜、人払いをした玉座の間。そこにいるのは +カイムとマガヒメのみ。 +\endtext + +\text +戦の喧噪とはかけ離れた世界に、マガヒメの +口からは自然とそんな言葉が漏れる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これで終わったのかしら。文官、武官、 + 兵士や市民……たくさんの人たちが + 死んだわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それをこうやって終わらせてしまって + いいのかしら……わからないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦だったのだ。どうやっても死人は出る。 + もちろん、それは悼むべきことだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、まずは生き残った人間のことを + 考えねばな。国内の治安を取り戻し、 + 一日も早く復興する」 +\endtext + +\text("カイム") +「先に考えるべきことはそれだ。両陣営の + 死者に対する追悼式は、戦後処理に一応の + 目安がついてからでいい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、窓から外を眺める +マガヒメの肩に手を置いた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「随分と真面目くさったことを言うのね。 + あなたなら、後は野となれ山となれ、だと + 思ったけれど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「またぞろ反政府勢力だのなんだのが現れて + 俺の足下をうろちょろされると不快だ。 + なら、民は慰撫しておくべきだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああら、お優しいこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「人が愉しんでいる時に、邪魔されては + たまらんからな。そういった災いの目は + 早いうちに摘んでおくに限る」 +\endtext + +\text +本気かどうかはわからなかったが、 +少なくともカイムは戦後処理のことを +真面目に考えているようだ。 +\endtext + +\text +もっとも、考えるだけで、実行は恐らく +リズベルにやらせることになるのだろうが。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんな話はどうでもいい。俺に + とっては国などより、お前を手中にできた + ことの方が重要だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたは……本当に自分の欲望に + 正直なのね」 +\endtext + +\text +マガヒメが感心したように言う。 +\endtext + +\text +一見すると厭味っぽく聞こえなくもないが、 +マガヒメの目には真剣な色が浮かんでいた。 +\endtext + +\text +つまり、彼女は本気でカイムを +うらやましがっているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? お前はそうじゃないのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……生憎と」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は武官だの文官だの、臣下を抱えて + いたではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「面倒はそいつらに押しつけて、 + 好きにすればよかったのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、マガヒメは小さく +ため息を吐き、首を振る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私は、ただの象徴よ、この国の。それでも + お飾りはお飾りとして、果たさなければ + ならない責任もあるわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いえ……だからこそ、隙を見せるわけには + いかなかったのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あのツーシンとかいう輩のせいか」 +\endtext + +\text +カイムが訊ねると、マガヒメはこくりと +うなずく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ツーシンとは、ずっと腹の探り合いばかり + していたわ……一生こんな生活が続くのか、 + と絶望していたけど……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「とんでもない闖入者が現れて、ぜーんぶ + なかったことにしちゃったわ」 +\endtext + +\text +ため息と共にそうつぶやくと、マガヒメは +カイムに苦笑を向けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ。今日からお前は自由の身だ。 + もっとも、俺の所有物であるという点を + 除けばだがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それのどこが自由なのよ」 +\endtext + +\text +カイムの呆れた物言いに更に苦笑いを +浮かべつつも、マガヒメは、そう言えば、 +とふと思い直す。 +\endtext + +\text +カイムの下で働く者達の生き生きとした様。 +\endtext + +\text +あれは、魔王の横暴に耐えかねているような +様子ではなかった。 +\endtext + +\text +各々が自分のやるべきことを知り、自ら考え、 +一丸となって目的遂行のために行動していた。 +\endtext + +\text +つまり、カイムにそれをやらせるだけの +カリスマがあるということだろう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そっか……そうよね。ふふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに俺の物になるのが嬉しいか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうじゃないけど……そうね、似たような + ものかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っている意味がわからんな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「気にしないで」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。ならば多くは語るまい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初はお前の家臣の前で……とも思ったが、 + 占領から日が経ち、今更の感がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「情けで人払いはしてやったから、この場で + ――つまり、玉座の間でお前を抱くことに + しよう」 +\endtext + +\text +ぎらりと、カイムの目が光ったような気が +して、マガヒメはそれが雄の欲望である +ことに初めて思い至った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわ。こうなることは + 覚悟できていたから」 +\endtext + +\text +そう言いつつも、彼女の言葉は震えている。 +\endtext + +\text +カイムはそんな彼女の肩を押しやり、股を +割る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んっ、ああ……い、嫌っ、や、やっぱり、 + は、恥ずかしいっ!」 +\endtext + +\text +誰にも晒したことのない秘処。 +\endtext + +\text +覚悟を決めたとは言え、それを他人に +晒すのは大きな心理的抵抗がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、せっかくの絶景なのだから + 隠すなよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、わかってるわ……ああ……でもこんな、 + でも、こんな恥ずかしいこと……嫌、 + 嫌よ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰でもやっていることだ。 + 今、この瞬間にも何千、何万という女が、 + 男に股を開いている」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それは……そうでしょうけど……」 +\endtext + +\text +カイムの、刺すような視線に射すくめられ、 +マガヒメはヒクッ、ヒクッと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、やはり気丈に振る舞ってはいても、 + 所詮は生娘か。男の視線に耐えられんと + 見える」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、当たり前じゃない……こ、こんなこと、 + は、初めてなのだから……誰にでも、 + 初めてってあるものでしょう?」 +\endtext + +\text +怒気を含んだマガヒメの言葉にも、カイムは +涼しい顔だ。 +\endtext + +\text +それどころか、そんな彼女の様子を見て、 +更にニヤニヤと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そうアツくなるな。おっと、アツく + なっても構わんが、お前をアツくするのは + 俺の役目だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? くっ、ひ……ひああああーっ! + あっ、あっ、あっはあああーっ、んああっ、 + い、嫌、嫌ぁ……っ!」 +\endtext + +\text +カイムがやにわに秘処に口をつける。 +\endtext + +\text +その感触にマガヒメの口からは自然と悲鳴が +漏れていた。 +\endtext + +\text +いくら国の象徴として振る舞おうとしても、 +そこはまだ男を知らぬ娘。 +\endtext + +\text +そんなはしたない行為をおいそれと受け入れ +られるものではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、今からそんな様子でどうする? + これから、もっと激しくなるのだがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こ、ここでやめにするって言うのは、ど、 + どうかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その提案には乗れんな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、あぁぁーっ! んはあっ、はっ、あ、 + あっ、ああっ! くっはああっ、んむうぅ、 + ふはあぁんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先がクリトリスを捉えると、 +マガヒメの口からはより大きな喜悦の声が +こぼれた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、そ、そこっ、じんじんするっ、く、 + くううんっ! んはっ、はっ、はふっ、あ、 + ああっ! だめ、んぅ、だめっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの身体が、ガクガクと大きな痙攣に +見舞われる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを意に介さず、彼女の膣口に +舌をねじ込んだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んああっ! ああっ、ひ、拡がるっ、ひ、 + 拡がっちゃう! あ、あふんっ、はあっ、 + くはあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「拡げようとしているのだからな。 + 当然だろう? + それもこれもお前のためだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あなたが愉しむために + やっているんじゃないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のマ●コを舐めたところで、俺は + 気持ちよくもなんともない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、確かにお前が声をあげる様は、 + なかなかの見ものだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも、マ●コをほぐさなくては、 + チ●ポをハメることすらおぼつかん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、くっ!」 +\endtext + +\text +カイムの物言いに、マガヒメは固唾を飲んだ。 +\endtext + +\text +つまり、実際に性行為を行うとなれば、 +これ以上に自らの秘孔が拡げられてしまう、 +ということになる。 +\endtext + +\text +それがどれほどの圧迫感と痛みを伴うのか、 +処女である彼女には想像もつかなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ。そんなに心配そうな顔をするな。 + そのために、お前のマ●コをほじくって + いるのだからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ、ひううっ!? んはっ、はっ、ああっ、 + くううんっ、んっふううっ、ふあっ、あっ、 + ああっ、はふっ、くふああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌先がちろちろと膣穴に出入りする。 +\endtext + +\text +その刺激に、マガヒメは艶めいた声を抑える +ことができなくなっていた。 +\endtext + +\text +舌が淫穴をいやらしく出入りするたびに、 +腰が勝手にガクガクと震えてしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぐっ、あっ、ああっ! は、ふぅぅんっ、 + んはっ! は、はあっ! あ、あっひいっ、 + くふうんっ、んあっ、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いい具合にマ●コが緩んできたな。 + 今のうちにせいぜい感じておくがいい。 + その方が後が楽だぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そういうものなの? ふ、あ……あぁ、 + く、はあ……あっ、あっ、んん……く、 + くううっ! んああーっ!」 +\endtext + +\text +膣穴を責められ、マガヒメが悦声を漏らす。 +\endtext + +\text +カイムは、更に彼女の秘裂を舌で責め立てる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、はあーっ、あ、あはぁぁっ、 + くはっ! あああっ! だめ、だめぇっ! + そ、そんなにされたら……ひ、ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もしかしてイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イク? わからない……わからない。 + でも……ああ、どうにかなりそう。ああっ、 + 変に……なりそう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、まだイクなよ? イクのは、 + マ●コにチ●ポをハメてからだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ、くあっ! はあっ、はあっ、ああっ、 + んはああっ! くっはああんっ、あ、あぁ、 + す、するなら早くして!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いつまでも、こんなの……た、耐え + きれないっ! ひうっ! くうっ、ああ、 + ふっはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌が躍るたびに、マガヒメの腰も +跳ね上がる。 +\endtext + +\text +ヴァギナの開き具合はもう充分だろう。 +\endtext + +\text +カイムは、マガヒメの感じ方からそう +判断していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。それほどマ●コにチ●ポを + ハメて欲しくて仕方ないのか? + いやらしいヤツだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違うわ……こ、この……状況に、 + た、耐えきれないってこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったわかった。そう焦るな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、ああ、んぅ、 + く、はぁ、はぁ、は、ふう!」 +\endtext + +\text +カイムが股間から口を離すと、マガヒメは +大きなため息を漏らした。 +\endtext + +\text +彼女の肩は大きく上下し、 +息が上がっているのが端からも見て取れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに興奮したか? うぶな生娘とは + 思えんな。ふふふ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「しょ、正直よくわからないの……これが、 + 男女の営みに臨んでの興奮なのかどうか。 + なにしろ、初めてなんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「それもまあそうか。だが、マ●コを + 舐められるのは + 気持ちよかったのだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それは……ひ、否定しないわ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメはうつむいて +ぼそりと答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、なら上出来だ。さ、立ってそこの + 玉座に手をつけ。そして、ケツをこっちに + 向けろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こ、こう? これで……いいのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そのままじっとしていろよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにを――あっ!? ああっ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ! あぐ! あっ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text +玉座の間に、マガヒメの絶叫に近い叫び声が +こだまする。 +\endtext + +\text +カイムは、勢いをつけてペニスを膣に +挿入していた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いたいぃぃっ! ひ、ひぐっ、 + んはああっ! さ、裂ける、さけるぅっ! + ぬ、抜い、てぇ……っ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更抜けるものか。少し我慢しろ。痛みは + すぐに引くはずだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう、言われても……くっ、あっ、 + ひううっ! んぐっ、は、はあああっ、 + あ、あぐううっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメ自身には見えなかったが、彼女の +秘裂からは破瓜血がにじみ出ていた。 +\endtext + +\text +カイムはペニスを挿入したまま、マガヒメが +落ち着くのを待つ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、あ……アソコが、じんじんして、くっ、 + はっ、はっ、ああっ、ん、ああ、あぐうっ、 + き、キツい……んぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、なにせ俺のチ●ポはデカいからな。 + そりゃキツくも感じるだろうさ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「は、ああ……あ、そ、そう、なのかしら? + よ、よくわからないわ……んぅ、くううっ、 + は、はふううっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの呼吸と同じリズムで収縮を +繰り返すヴァギナ。 +\endtext + +\text +その締めつけが緩んできたことを確認し、 +カイムはわずかに腰を揺らす。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? ひああっ! あっ、ああ、あぐ、 + んぐうううっ! い、嫌っ、動かないで、 + ふひいいっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いずれにせよ動かねばならんのだ。少し + 我慢しろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいっ、あ、あひいいっ! い、嫌っ、こ、 + 怖い、ひいいっ! 怖いのっ! あ、ああ、 + つ、突かれてる! 突かれてるぅっ!」 +\endtext + +\text +ごりごりと、膣壁を擦り上げながら体内で +前後するペニスの感覚にマガヒメが悲鳴を +漏らす。 +\endtext + +\text +その感触に、彼女は恐怖を感じていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やめて! ああっ、や、やめて……んあぁ、 + はあんっ、あ、あぐっ! ひっ、い、嫌、 + 嫌あっ! あ……ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そのうち気にならなくなる。 + 今のうちに慣れておくことだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、言われても……ひああっ、 + あ、ああーっ! あ、ぐううっ! んはっ、 + はっ、はっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +次第にカイムの動きが激しくなっていく。 +\endtext + +\text +最初は、強い痛みに襲われるかと戦々恐々と +していたマガヒメ。 +\endtext + +\text +だが、次第にその恐れていた痛みとは違う +感覚が体内を駆け巡っていることに気付く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぐっ、な、なに、これ? あ、ああっ、 + 変な……くうっ! あ、熱いような、く、 + あっ、かゆいような……ひうっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「変っ! 変なっ、感覚が……ひああっ、 + あっ、嫌、嫌ぁ、変になる、変になるっ! + お、おかしくなるうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかしなことではない。お前はマ●コで + 感じているのだ。チ●ポを突っ込まれて、 + な。ふふふ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くひいいっ! ひああっ、あっ、あっ、だ、 + だめっ! そ、そんなに激しくしたらっ、 + ひあっ! あ……んはあーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、カイムの言葉が信じられないと +ばかりに首を振る。 +\endtext + +\text +しかし、怒張が膣内を擦り上げるたびに +こみ上げてくる悦楽は、彼女の理性を次第に +麻痺させていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんな……こんなことって……ひっ、くっ、 + んはっ! はっ、はふううっ! あっ、あ、 + ああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの声が、完全に発情した雌のそれに +なったところで、カイムは少しずつ抽送を +緩めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ? な、なにっ? どうして、 + ああ……な、なぜ急に?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が嫌がっていたからやめてやったのだ。 + それとも、これでは不満かな?」 +\endtext + +\text +膣内を、じわじわとペニスでかき回しながら +カイムがしれっとした顔で答える。 +\endtext + +\text +最初に感じた痛みと、その後からこみ上げて +きた説明不能な感覚。 +\endtext + +\text +それらのショックからは抜け出せたものの、 +マガヒメの身体は急に抽送をやめられた +ことで、不完全燃焼に陥っていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「く、ううっ! か、身体が……変なのっ、 + ああ、も、もどかしい! 身体が疼いて、 + もどかしいの……くふうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきはあれほど、嫌がって泣き叫んで + いたのにな。変われば変わるものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なんとかして! あ、アソコが……ん、 + アソコが……う、疼いて、仕方ないの! + なんとかして……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。ただし今度は、泣いても + 喚いても許さんからそのつもりでな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、猛然と腰を動かし +始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひあああっ! あっ、あっ、す、すごいっ、 + 膣内っ、膣内が、ごりごりされて、ああっ、 + はあんっ! あっ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! すぐさまチ●ポにマ●コが + 食いついてきたな。これはとんでもない + 淫乱だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな、違う……私は、私は、あ、 + ああっ! ひああっ! あ、あふああ!」 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメ本人が否定しても彼女の +身体は悦楽を受け入れていた。 +\endtext + +\text +膣口がヒクヒクと痙攣し、内部の皺襞は +妖しく蠕動しながら肉棒を擦り上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あーっ! く、来る! き、 + 来ちゃう、来ちゃうううっ! ああっ、 + だめ、も、もうだめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こっちもそろそろ出すぞ。 + 余さず飲み干せ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ!? な、なにが……どうなるの!? + わからない……わからないけど、大きな + なにかが……ああっ、来る!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイクということだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イク? イクの? 私、イクの? + あっ、い、イク、イク……んはああっ、 + あああっ、イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっああああんっ! あっ、あああーっ、 + んっはああああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおーっ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、マガヒメの膣がキュッと収縮 +した。 +\endtext + +\text +その締めつけを合図に、カイムが精を放つ。 +\endtext + +\text +ドクドクと注ぎ込まれる精汁の熱さに、 +マガヒメはガクガクと腰を震わせる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あああっ、へ、変っ! か、身体、 + 身体が……熱くてっ! ひあっ、ふああ、 + んっはああーっ!」 +\endtext + +\text +休むことなく注ぎ込まれ続ける白濁液。 +\endtext + +\text +その感覚に、マガヒメの身体を戦慄が +走り抜ける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、ま、まだ……は、入って、 + 来る……入って! あっ、来る、ああっ、 + ふあっはあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと噴出する濁精が執拗に +膣壁を叩く。 +\endtext + +\text +刺激を受けるたび、マガヒメのヴァギナは +歓喜に打ち震えながらカイムの怒張を +食い締める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うああああっ、あ、あふっ! はっふう、 + んくううっ! あ、熱い……いっぱい、 + 熱いのが……いっぱいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬうう! ふう……っ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +同時にマガヒメの身体から強すぎる絶頂が +引いていき、彼女は一息つける状態になった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はーっ! はーっ! んん、はっ、はっ、 + はふ……あ、ああ……!」 +\endtext + +\text +暑い盛りの犬のように喘ぎながら、 +マガヒメは空気をむさぼった。 +\endtext + +\text +それまで呼吸すらもままならなかったことに、 +彼女自身気付いていなかった。 +\endtext + +\text +それほどまでに、初体験の絶頂は刺激的な +できごとだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……その様子だと満足のいく初体験 + だったようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「と、とにかく、なにもわからないうちに + 終わってしまった印象が……強いわ。 + 正直、今も……なんだか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。ならば、もっともっと可愛がって + やらねばならんな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え? ま、まさか――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまさかさ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、そのままマガヒメの +膣内を再び抽送し始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くああああっ!? あひいいっ! ひっ、 + んひいいっ! あっ、だ、めっ、やめ、あ、 + ひいっ、んふあああーっ!」 +\endtext + +\text +散々ペニスに擦り上げられ、充血、肥厚した +膣粘膜。 +\endtext + +\text +それでなくてさえ絶頂直後で敏感に +なっている秘孔をかき回され、マガヒメは +強すぎる快感に悲鳴をあげていた。 +\endtext + +\text +もっともそれは、破瓜直後の痛みに怯えた +ものではなくなっていたが。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、初っぱなからいい声で鳴くでは + ないか。もうチ●ポをくわえ込む術を + 身につけたか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにを……言って、ひっ! ひああっ、 + あ、ああっ! はっ、ああんっ、あぐっ、 + くっふうううんっ!」 +\endtext + +\text +挿入直後に感じた違和感、異物感は +消え去っていた。 +\endtext + +\text +それよりも今は、粘膜と粘膜が擦れ合う +快感の方が大きい。 +\endtext + +\text +油断していると、自ら腰を振ってペニスを +迎え入れそうになってしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やめて、カイム! こ、これ以上は、 + これ以上……ああっ、さ、されたらっ、 + ひ、ひうっ! んひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。それだけ悦んで + おきながら。今更言い訳がましいぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはからかうようにそう言うと、更に +激しくマガヒメを責め立て始める。 +\endtext + +\text +結合部からは、グチュグチュという粘った +音と共に、恥蜜と濁精の混じり合った粘液が +滴り始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、お前のマ●コもいやらしい音を + 立てて悦んでいるじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違うの、こ、これは私がさせている + わけじゃ……あっ、あっ、ああ……っ! + くふううっ! はっあああ……っ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは抗議の声をあげるが、それすらも +すぐさま悦楽の喘ぎの中に埋もれていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、だめっ! くふうっ、だめっ、 + そ、そんなにされたら、ま、また! もう、 + イク、イッちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや、味をしめた途端にこれか。 + だがまあ、それも悪くはないな」 +\endtext + +\text +カイムはそんなことを言いながら、ニヤリと +口元を歪めると、何かを思いついたらしく、 +不意に抽送の速度を緩める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふはあっ! あ、ああ……あ、あぁ? な、 + なに? ど、どうしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのままではイキそうだったのだろう? + だから緩めてやったのだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「く……くうっ!」 +\endtext + +\text +一度、絶頂の味を知ってしまったマガヒメは、 +カイムの狡猾な罠にはまってしまっていた。 +\endtext + +\text +性悦を失わない程度だが、絶頂にも至らない。 +\endtext + +\text +そんな生ぬるい抽送を続けられ、次第に +焦れてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、どうしたのだ? さっきから + 落ち着かないようだが?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お、お願い、カイム、意地悪しないで。 + い……イカせて! イカせてよぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、イキたいのか? だったらイカせて + やることもやぶさかでないが……だったら、 + 俺の女になると誓うのだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え――」 +\endtext + +\text +どういうこと? +\endtext + +\text +マガヒメがそう聞き返そうとした途端、 +ズンッと激しい突き込みが彼女を襲った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? ひあああーっ! あっ、あっ、 + くっはあああっ! あ、だめっ、だめぇ、 + はぐううっ、んっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どうだ? + 俺の女になると誓うか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、もう少し焦らした方が正直に + 答えられるか? んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひああっ、んああっ、あっ、あっ、は、 + 激しい……くううっ、い、嫌っ、だめっ、 + そんなに、し、しないでぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「激しくしないと、さっきのように悶々と + することになるのだが……それでも + いいのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それは嫌……ああっ、嫌ぁっ! + くううっ、で、でもっ、は、激しくて、 + ひっ! ひっふううううんっ!」 +\endtext + +\text +必死に懇願するマガヒメを、カイムは +容赦なく責め立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、誓え。俺の女になる、とな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うあっ、な、なる! なりますっ! + あ、あなたの……女にっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイム様の、だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なりますっ! カイム様の女に + なりますっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「身も心も……カイム様に、捧げますっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、よく言えたな。では、イカせて + やろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んああぁぁ……っ! あ、い、いいっ、 + き、気持ちいいっ! 気持ちいいのっ、 + い、イキそう! イッちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! 出すぞ……う、ぬうっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イク、イク……あ、イク、んくっ、 + ふああっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅ、お、おおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふっぐうっ! んはっ! はあああっ、 + あっ、あっ、あああ……っ!!」 +\endtext + +\text +マガヒメの絶頂と同時にカイムが射精する。 +\endtext + +\text +尿道を濃い精液が駆け上がり、鈴口を割って +膣内に噴出する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、熱いっ、また! 熱いっ、い、 + いっぱいっ! いっぱい入ってっ、 + く、来る! き、来てるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、まだ、だっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふっはああんっ! んああっ、くああっ、 + あ、熱い……ああっ、どんどん入って、 + 膣内が……いっぱいにぃっ!」 +\endtext + +\text +次々と膣内に注ぎ込まれる熱精にマガヒメが +震える。 +\endtext + +\text +同時にヴァギナもヒクヒクと収縮し、膣壁は +精液をすべて搾り取ろうとするかのように +ざわざわと蠕動を繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふっ! あっ! あ、ああ……!」 +\endtext + +\text +カイムがぐっと腰に力を入れ、残滓を飛ばす。 +\endtext + +\text +射精が終わり、マガヒメは大きく肩を +上下させて空気をむさぼった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、はああ……あ、ああ……な、 + 膣内、い、いっぱいになって……ん、く、 + ふああ……はぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだ。俺の女になった記念だ。 + なんなら、もっと注いでやろうか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「も、もうやめて……許して。これ以上は、 + 身体がもたないわ……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text +マガヒメは、心底疲れたようにそう言うと、 +ため息を吐いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう」 +\endtext + +\text +そのまま、ずるずると床にくずおれる +マガヒメ。 +\endtext + +\text +カイムは彼女から離れると服を整え、 +小さく吐息を漏らした。 +\endtext + +\text("???") +「ようやく終わりですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん!?」 +\endtext + +\text +背後から聞こえてきたそんな声に振り返ると、 +そこには呆れ顔のリズベルがたたずんでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、覗き見か? 感心せんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様じゃあるまいし、人様の行為を + わざわざ覗き見ようとは思いません」 +\endtext + +\text("カイム") +「だったらなにをしているのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あまりにも大きな声が聞こえてきたので、 + 消音の結界を張りに来たのです。 + まあ、終わったようなので解きましたが」 +\endtext + +\text +そう言うと、リズベルは面白くなさそうな +表情を浮かべ、カイムをにらむ。 +\endtext + +\text("カイム") +「要するにうらやましかったのだな。 + では、さっそくヤるか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヤりません。カイム様達の痴態を、 + 併合したばかりのこの国の人たちに + 知らせたくなかっただけですから」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言い放つと、くるりと +踵を返して玉座の間を出て行く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、可愛い娘ね。あの娘が、あなたの + 一番大切な人なのかしら?」 +\endtext + +\text +そんな言葉に顔を向けると、ようやく +正体を取り戻したマガヒメが服を整えて +身体を起こしたところだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、あいにくだがそんなロマンチックな + ものではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、あいつがいなければこの国も、今の + 俺の立場もなかっただろう。つまりは、 + そういうことだ」 +\endtext + +\text +上手く説明できないことにわずかに +苛立ちつつも、カイムはそう言葉をつむいだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ。なんだかうらやましいわね、 + あなた達」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を聞きながら、マガヒメは +去って行くリズベルの後ろ姿にまぶしげな +視線を向けていた。 +\endtext + +\dlg("マガヒメが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..1a5899e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_03.txt @@ -0,0 +1,374 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_03") + +\text("カイム") +「ふう……生き返るようだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう、それはよかったわ」 +\endtext + +\text +ため息を吐きながらそう言うカイムに、 +マガヒメは含み笑いで答えた。 +\endtext + +\text +シュカを併合したため、カイムにとっては +面倒な仕事が増えていた。 +\endtext + +\text +旧シュカ政府内の武官達との会議も +その一つだ。 +\endtext + +\text +なにしろ、終戦から間もないため、国境の +警備は厳としなくてはならない。 +\endtext + +\text +そのため、武官達との折衝が +続いていたのだが、あまりの会議の多さと +その進展のなさにカイムは苛立っていた。 +\endtext + +\text +そんなカイムを見かねて、マガヒメが市街へ +連れ出した……というわけだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、考えなしにあなたを連れ出したのは + ちょっとまずかったかも知れないわねえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「知ったことか。あんな進展のない会議、 + 勝手にやらせておけばいい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうじゃなくて……あなたの警護をする + 人達まで撒いてきたでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっ、自分のケツも拭けないような + 赤ん坊でもあるまいし、 + 四六時中つきまとわれては息が詰まる」 +\endtext + +\text +それもこれもシュカを併合したために生じた +責務なのだが、カイムにとっては苦痛でしか +なかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まあ、シュカを併合しちゃったんだから、 + 責任取りなさいよね……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、これって孕ませちゃったんだから、 + 責任取りなさいよね……みたいな感じね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぞっとするようなことを言うな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふふ……あら?」 +\endtext + +\text +と、マガヒメはなにかに気付いた様子で足を +止める。 +\endtext + +\text +彼女の視線の先には、街角に店を出している +占い師の姿があった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あの占い師、よく当たると評判なのよ。 + 抜け出してきたついでに、 + 占ってもらいましょ?」 +\endtext + +\text +マガヒメはそう言うと、その占い師の前に +立ち、銀貨を手渡す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お願いするわ」 +\endtext + +\text("占い師") +「ふむ、どれ……ほほう、これはこれは」 +\endtext + +\text +占い師はマガヒメの手を取ると、その手相に +目を見張った。 +\endtext + +\text("占い師") +「おぬしの人生は、一度大きな困難を迎える + ようじゃな。……じゃが、それを乗り越え + れば、幸せが訪れると出ておる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、悪くないわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、困難が訪れるのだろう? あまり + いいものではないような気がするが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「その困難さえ乗り越えてしまえばいいの + だから、人生の帳尻は合うんじゃない?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、それが今回の戦争のことなのか、 + それとももっと先のことなのかは + わからないでしょうけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「随分と楽観的なのだな」 +\endtext + +\text +カイムがそう言うと、マガヒメはわずかに +表情を曇らせた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ずっと陰湿な政治の場にいて、私自身、 + このまま腐り果てて死んでいくんじゃ + ないかと、絶望してたわ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんな状態から抜け出せるのであれば、 + どんなことであれ変化は歓迎よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +考えてみれば、カイムにしてもちょっと +会議が増えたり、その会議が伸びただけで +ストレスを感じている。 +\endtext + +\text +四六時中、政敵に足をすくわれないかと +気をつかっているような状況下では、 +それこそ気の休まる暇もないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は大したものだよ。俺ならストレスで + 胃に穴が空いているだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それは褒めてるのかしら? それとも + 図太いとけなしているのかしら」 +\endtext + +\text +マガヒメは、カイムの言葉にそう答え、 +くすりと笑みを漏らす。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうだ。ついでにあなたも占って + もらいなさいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「占い? いや、俺は……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいからっ。ほら」 +\endtext + +\text +マガヒメはカイムの背後に回ると、彼を +占い師の前に押し出す。 +\endtext + +\text +おまけに、横からさっと手を出して占い師に +銀貨を握らせてしまった。 +\endtext + +\text("占い師") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +気が進まないながらも、支払いを済ませて +しまったマガヒメの手前、無下に断ることも +できず、カイムは仕方なしに手を差し出す。 +\endtext + +\text("占い師") +「ぬうっ!? + ……このような運命線、儂はこれまで + 見たことがない……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと?」 +\endtext + +\text +嫌々ながら手を差し出したカイムと違って、 +そのカイムの手相を見た占い師は +気色ばんでいた。 +\endtext + +\text("占い師") +「むむう……力強く伸びた運命線……だが、 + その末端はいくつもの線に分かれ、 + 絡まり合いながら消えておる……」 +\endtext + +\text +興奮冷めやらぬ様子でそうつぶやくと、 +占い師はカイムの手を放して、自らの +目頭を押し揉んだ。 +\endtext + +\text("占い師") +「お主の未来を見通すことはかなわぬ。 + このような奇妙な手相、見たのは初めてだ。 + 我が力はとても及ばぬ領域よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、なにもわからんということか?」 +\endtext + +\text("占い師") +「そうではない。お主の未来はあまりに + 多様性に富んでおる。一つだけの道に + とどまらぬほどにな」 +\endtext + +\text("占い師") +「それが、良しにつけ悪しきにつけ、この先、 + 大きな流れを生み出すことだけは + 間違いないと明言できる」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり自分の未来は自分でつかみ取れ、 + と言うことか。よかろう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってニヤリと笑みを浮かべ、 +踵を返した。 +\endtext + +\text +マガヒメもその後に続く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この国では……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん?」 +\endtext + +\text +カイムの横に並んだマガヒメが、不意に +口を開く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ディアボリカ達は、官僚的な管理社会に + 馴染まなかったから、苦労したわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……まあ、そうであろうな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。彼らは常に刺激と変化を求めて + いたけれど、あなたを見ると、まさに + ディアボリカそのものね」 +\endtext + +\text +マガヒメの言葉には、どこかうらやむような +トーンが含まれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そんな俺もリズベルに引っ張り + 出される前は、ブラムの宿屋でぐうたら + 生活を送っていたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「人生とはわからないものだな。いみじくも、 + あの占い師が言ったとおりではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、まさにその通り――あら」 +\endtext + +\text("???") +「見つけましたよっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「噂をすれば何とやら、ね」 +\endtext + +\text +聞こえてきた声に、そちらを見ると、血相を +変えて走ってくるリズベルの姿が目に入る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム……あなたは、私の運命を変えて + くれたわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、あなたの運命を変えてくれたのは、 + さしずめあの娘なのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「訳知り顔で勝手に納得していないで、 + アレをなだめる方法を考えてくれ」 +\endtext + +\text +マガヒメの笑顔を横に、カイムは苦笑を +浮かべるしかなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..b788841 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_04.txt @@ -0,0 +1,1252 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_04") + +\text("カイム") +「ああ、くそ……なんだってこんな……」 +\endtext + +\text +ある日の迷宮、執務室。 +\endtext + +\text +そこには、山と積まれた書類を前に +悪戦苦闘するカイムの姿があった。 +\endtext + +\text +シュカを併合したことにより、必要な +事務手続きは爆発的に増えていた。 +\endtext + +\text +細かいところはリズベルが負担している +ものの、カイムが直接裁可しなくては +ならないものも多い。 +\endtext + +\text("リズベル") +「全ての書類に目を通して、承認のサインを + お願いします」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それが終われば、後はエッチなり、 + ソロプレイなり、お好きにどうぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「た・だ・し!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「サボれば、カイム様の秘蔵の幻像石 + コレクションは、売り払って軍資金の + 足しにしますから、そのつもりで」 +\endtext + +\text("カイム") +「鬼! 悪魔! リズベル!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「な、なに? どうしたの、急に?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おどかすな! リズベルかと思った + じゃないか!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう! それよ! ちょっとの間、 + かくまってちょうだい!」 +\endtext + +\text("カイム") +「かくまう? ちょ――待て! なにを + している!?」 +\endtext + +\text +カイムが戸惑う間に、マガヒメはカイムと +執務机の間に身を割り込ませると、その下へ +潜り込んでしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、ああ? だ、誰だ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私です。失礼します」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルか。なんだ? こちらはまだ + 終わっておらんぞ。ちなみに、サボって + いたわけではないからな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、今はそれどころではなくて……あの、 + カイム様? こちらにマガヒメさんは + お見えになりませんでしたか?」 +\endtext + +\text +リズベルの落ち着かない様子と、マガヒメの +言動から、カイムは何か裏があるのだろうと +察した。 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメ? いや、見ていないが……。 + 彼女がどうかしたのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁぁ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に大きなため息を漏らすと、 +リズベルは肩を落とした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今日は、新たに赴任することになった + シュカの文官達との会合があるのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、マガヒメさんに出席を + お願いしても、面倒だからと逃げられて + しまって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「会合? そんなものがあったのか。 + 俺は聞いていないぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、カイム様に言っても、どうせ + 同じように逃げられるでしょうから、 + 最初からお話ししていません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だからせめて、前の責任者である + マガヒメさんにだけは……と思ったの + ですが、同じことでした」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ、会合などという面倒なものには + 誰も進んで出たがらんだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことばかり言ってても、 + 国は回りません!」 +\endtext + +\text +どうやら、マガヒメに逃げられたことで、 +リズベルは憤懣やるかたないようだ。 +\endtext + +\text +ここは余計なことを言って怒りを買わない +方が懸命だろう。 +\endtext + +\text +せめて、真面目に仕事をしているフリだけ +でもするか。 +\endtext + +\text +カイムがそう考えて机に向き直ろうとした +時だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ! この書類……必要事項を + 記入するのを忘れていました」 +\endtext + +\text +カイムのサインを確認していたリズベルが、 +不意に声をあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text +どうやら、あまりにも書類が溜まりすぎた +ためか、リズベルすらも見逃していたものが +あったらしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うう……しかもこれ、急ぎの書類なのに。 + 済みません、カイム様。こちらの机を + お借りします」 +\endtext + +\text +彼女はそう言うと、執務机とは別にある +小さな書き物机に向かった。 +\endtext + +\text +そしてペンを手に取り、ぶつぶつ言いながら +書類になにか書き込み始める。 +\endtext + +\text +どうやら急ぎの書類ということで、この場で +片付けてしまうつもりらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……あれでは、しばらくここを + 立ち去るまい」 +\endtext + +\text +カイムは声を潜め、リズベルに +聞こえないようマガヒメに声を掛ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ……いいことを思いついたぞ」 +\endtext + +\text +自分の股間に押しつけられている +マガヒメの胸。 +\endtext + +\text +その感触に肉棒をたぎらせたカイムは、 +服の中から怒張したそれを解き放った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +(チ●ポを、そのおっぱいで挟んで + しゃぶってくれ) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええっ!?」 +\endtext + +\text +大きな声を出しそうになり、マガヒメは +慌てて自分の口を手で塞ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +(何もせず、そこでぼーっとしているのも + もったいないだろう?) +\endtext + +\text +好色そうな笑みを浮かべながら、 +ささやきかけるカイム。 +\endtext + +\text +マガヒメの方も、その突飛な提案について +しばらく思考を巡らせる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね……ここでこのまま、ただじっと + してるのもつまんないかな」 +\endtext + +\text +うん、と小さく頷くと、マガヒメはカイムの +言うとおり、思い切って乳房を露出させた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「リズベルにバレないようにすれば + いいんでしょう? あ、そう考えると、 + ちょっと興奮するわね」 +\endtext + +\text +状況的には、かなりとんでもないことに +なっているにも関わらず、マガヒメは意外に +楽観的だった。 +\endtext + +\text +むしろ、こんな状況だからこそカイムと +秘密を共有し、愉しんでやろうという +気持ちが芽生えたのかも知れない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで……このオチ●チンを胸で挟めば + いいのかしら? 男の人の考えることは + よくわからないわね」 +\endtext + +\text +マガヒメはそう小さな声でつぶやきながら、 +怒張したカイムの肉棒を乳房の間に +挟み込む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、熱っ……こんなに熱くなってるの? + それに硬くて……脈打ってるし。なんか + すごいわねぇ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「女の私からは、想像もつかないような + 熱さと硬さだわ」 +\endtext + +\text +そんなことをぶつぶつ言いつつも、 +マガヒメはカイムのペニスに興味津々だ。 +\endtext + +\text +確かに女性としてみれば、これほど大きく、 +硬くなる器官が股間に生えている……という +ことほど不思議なことはないだろう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「コレが私の中に入って散々暴れてくれた + のね……だったら、お礼はしなくちゃね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、ちゅ……っ、 + はむ、ちゅるるんっ、ちゅぷ……っ」 +\endtext + +\text +カイムに言われたとおり、マガヒメは自分に +向けられた肉凶器を乳房の谷間に挟んだまま、 +先端をちろちろと舐め始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、全部硬いのかと思ったら、先っぽは + 意外と柔らかいのね。悪くない舌触りだわ。 + んむ、ちゅるるっ、れろっ、ちゅっぷ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、いいぞ。その調子で頼む」 +\endtext + +\text +カイムがささやくような声でそう注文を +つける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなこと言ってると、リズベルに + 気付かれるわよ? ちゅっぷ、んちゅるっ、 + ちゅむむぅ、んむっ! くちゅう」 +\endtext + +\text +興が乗ってきたのか、マガヒメの舌使いは +次第にリズムに乗ってきた。 +\endtext + +\text +亀頭全体に舌を這わせたかと思うと、先端で +裏すじを執拗に刺激する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん? ここがいいのかしら? この、 + 先っぽの裏側のところ……当たりみたいね。 + ちゅっぷ、ちゅるるっ、んじゅ……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、初めてにしてはなかなか + やるではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お褒めにあずかり光栄だわ。ふふっ。んむ、 + ちゅっ、ちゅっぱ……じゅるっ、ちゅじゅ、 + ぐじゅるっ、ちゅっぷ、ちゅぼぼ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に気をよくしながら、 +マガヒメは更に舌を蠢かせる。 +\endtext + +\text +まるで独立した意志を持った生き物のように +ペニスの上を這い回り、カイムに快感を +送り込む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、舐めてたら、なんだかもっと熱く + なってきたみたい。それに、ビクビク + 震えてる? んんー?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「れろろ、ちゅ、ちゅじゅるるっ、むちゅっ、 + はむちゅう……は、ふう……ああ、んんっ、 + やっぱり熱くなってきてる」 +\endtext + +\text +マガヒメの舌がペニスを刺激するたびに、 +その悦楽が怒張を更にたぎらせる。 +\endtext + +\text +舌先が裏すじを舐め上げると、硬く気張った +肉棒が、ビクンビクンと震えた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちゅっぱ、ちゅっぷううっ、んじゅるるっ、 + ちゅっる、むちゅるる……はむうんっ、 + んぐむ……んふっ、熱いわ……」 +\endtext + +\text +それがカイムが感じている悦楽の証だと +思うと、ついつい笑みがこぼれ、行為に +熱が入る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、なんだか……先っぽがぬるぬるして + きたような……これ、なにかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢汁だな。女は気持ちよくなれば + マ●コが濡れるだろう? それと同じだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、そうなの……ん、舐めても、身体に + 害はないのよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ならいいわ。あなたが + 気持ちよくなっている証拠でしょ? + んむ、ちゅ……ちょっと、しょっぱいわ」 +\endtext + +\text +マガヒメは、そんなことを言いながらも +行為をやめようとはしない。 +\endtext + +\text +この奇妙な状況と、カイムに強制された +口唇奉仕に、それなりに興味を抱いて +いるようだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんなこと初めてだけど……興味深いわ。 + 閨房術の本でも読んでおけばよかった + かしら? ちゅっ、んむちゅううっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その手の蔵書なら、俺の手元にある。 + 興味があるなら貸してやろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、ちゅぱ……ちゅるるっ。あら、 + いいの? だったら今度貸してもらえる + かしら? 研究するわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえずは今、もう少し強めに、そして + 速くやってくれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わかったわ……んくむううっ、ちゅっぷ、 + ずじゅるるるるっ、ちゅるうううんっ、 + じゅっ、ぐじゅるっ、ずぶじゅるるるっ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは激しく、 +そして速く舌を蠢かせ始める。 +\endtext + +\text +舌先で裏すじを舐め上げ、胸で強く肉竿を +挟みつける。 +\endtext + +\text +拙いとは言え、熱のこもった口唇奉仕に、 +カイムは次第に射精欲がこみ上げてくるのを +感じていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、さっきの……我慢汁が、たくさん出て、 + 先が膨らんで……ああ、オチ●チンの + 本体が脈打ってるわ……はむ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そろそろ……出すぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え? 出す……? もしかして、 + この前の時に、私の中に注いだ熱いアレを + 出すつもりなの?」 +\endtext + +\text +こんなところで、そんなものを出されたら +大変だ。 +\endtext + +\text +そう思ったマガヒメは、慌ててカイムから +離れようとした。 +\endtext + +\text +しかし、自分が置かれた状況を思い出し、 +ぐっと思いとどまる。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、だめよ、カイムってば……んむう! + く、口に押しつけないで……んふう、 + はむう……んむむううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんむうううーっ!? ぶ、ふうっ、んぐ、 + んむっふうう!」 +\endtext + +\text +突如噴き上げた白濁液に、マガヒメが +呻き声を漏らす。 +\endtext + +\text +幸いなことに、リズベル自身ががさがさと +紙の音を立てているため、その声が聞かれる +ことはなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んっ、んっ! んく……! ふ、はっ、 + はっ、は、ああ……こ、こんなに……ま、 + まだ出るの!?」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと力強い噴出が続く。 +\endtext + +\text +マガヒメは、その場で硬直してしまい、その +迸りをただ顔面に受け続けることしか +できなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、ああ……熱くて、それに凄い匂い。 + これが……男の人のエキスなのね。 + は、ふう……!」 +\endtext + +\text +次々と浴びせられるそれに、マガヒメ自身も +興奮を禁じ得なかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、まだ出てる……こんなに、 + たくさん……は、ふう……ああ、どれだけ + 出るの? んんっ!」 +\endtext + +\text +最後に、肉竿がびくんと震え、鈴口から +残滓が飛んだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、すごくたくさん出たわ。ふふっ、 + これ、たくさん出たってことは、それだけ + 悦んでくれたってことよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ……そう言われると、なんだか私も + 興奮しちゃうわね。ふふふ」 +\endtext + +\text +最初こそ驚いたものの、白濁液を浴びて +マガヒメは艶然とした笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text +自分の行為で男を興奮させ、射精に導いた +という事実が、彼女の女としての部分を +くすぐっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様? さっきから何をぶつぶつ + 言っているんです?」 +\endtext + +\text +急に掛けられた声に顔を上げると、 +リズベルが怪訝な表情でカイムを見ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい加減飽きてきた。今日のところは + これで終わりにしないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なに言ってるんですか!? そんなこと + できるわけありませんよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここにある書類、今日中に全部片付け + なきゃならないんですから」 +\endtext + +\text +明らかにリズベルはいらいらしていた。 +\endtext + +\text +カイムの仕事が進まないのもそうだが、 +彼女自身が見逃した書類が多かったことも +影響しているようだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかったら、さっさと仕事に戻って + ください。私も急ぎますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「わ、わかったから、 + そういらいらするな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……まったく、自分の愚かさに + いらいらします」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、ぷりぷり怒りながら +書類に向き直った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……危なかったな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なかなかスリリングだったわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。リズベルはまだ仕事を続ける + つもりらしい。お前もしばらくはそこから + 出られんぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ? もう……なんとかして」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……では」 +\endtext + +\text +カイムは何か思いついたらしく、そういうと +身体にマナを集め始めた。 +\endtext + +\text +やがて、その身体に驚くべき変化が起こる。 +\endtext + +\text +なんと、股間のモノが普段のサイズを超えて、 +更にムクムクと大きくなっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ? ちょ、ちょっと、何してるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「先ほどの続きを頼む。それだけデカければ + 口に含めるだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「口に……含む? くわえるってこと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………わかったわ。 + やってみる」 +\endtext + +\text +このまま机の下から出られないのなら、 +暇つぶしをするしかない。 +\endtext + +\text +マガヒメはそう開き直り、巨大化した +カイムのペニスをぱくりと口に含む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐむぅーっ? んぶっ、むむう、 + んぐむううっ」 +\endtext + +\text +リズベルがいる以上、なるべく音は立て +ないようにしようとしたマガヒメだったが、 +カイムのペニスは大きすぎた。 +\endtext + +\text +口に含んだだけで、唾液がこぼれてしまい、 +慌ててそれをすすり上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う……んむう……はふ……気をつけないと、 + 大変なことになりそう……はむ、んむ、 + ちゅっ、じゅるるっ」 +\endtext + +\text +しかし、たまたまリズベルが乱暴に書類を +めくっていたため、唾液の音が彼女の耳に +届くことはなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「音を……なるべく立てないように。ちゅる、 + んむちゅうっ、じゅるっ、ちゅ……んんっ、 + これ、無理じゃない?」 +\endtext + +\text +口に含んだ怒張に対して、何かしようとする +たびに、どうしてもピチャピチャと濡れた +音が漏れてしまう。 +\endtext + +\text +カイムの様子をうかがってみると、どうやら +この行為をやめさせるつもりはないようだ。 +\endtext + +\text +だったら、開き直ってこのまま続ける +しかないか。 +\endtext + +\text +マガヒメは、覚悟を決めて肉棒を舐め +しゃぶり始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐ、ぐっむっ、んむちゅううっ、じゅる、 + ちゅっぱ、ちゅむちゅう……びちゅるっ、 + むちゅるっ」 +\endtext + +\text +胸元に突きつけられた肉のシャフトを唇で +しごき立てる。 +\endtext + +\text +だが、そのたびにじゅぶじゅぶと卑猥な音が +響いてしまう。 +\endtext + +\text +幸いなことにと言うべきか、カイムの机の +下にいるため音がこもり、集中している +リズベルの耳には届いていないらしい。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、顎が……はずれそう。ちゅっぷ、んむ、 + じゅぶるっ、ずじゅううっ、ちゅぶぶぶっ、 + ぐむっちゅう、ちゅっぷ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐむううう、むじゅっ、ずぶじゅううっ、 + ぐじゅっ、ずっちゅううっ、ちゅぶぶっ、 + んっむううんっ! はむううっ!」 +\endtext + +\text +首を振って怒張を唇でしごき立てよう +とすると、顎が外れそうになる。 +\endtext + +\text +それでも無理矢理肉棒を擦り上げると、 +今度は唇が張り裂けそうになった。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。そのまま続けろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐっむうう、むっじゅうっ、ずぶじゅうっ、 + んはっ、はっ、はっ、口が裂けそう。むぅ、 + ちゅっぷ、むっちゅっ、ぐじゅるう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう簡単に裂けたりなどしない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……カイム様? 先ほどから、変な + 音がしていませんか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んっ!?」 +\endtext + +\text +不意に聞こえたリズベルの声に、マガヒメが +身をすくませる。 +\endtext + +\text("カイム") +「変な音というのはなんのことだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その……なにか、ぴちゃぴちゃ水っぽい + 音がしているような。 + ……気のせいでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それか。気のせいではないぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text +まさか。カイムはこの状況をバラすつもり +なのだろうか。 +\endtext + +\text +マガヒメは、ますます身を強張らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまりに書類仕事が退屈な上、チ●ポが + みなぎってしまったので、自分で処理して + いるのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そ、そう、です……か」 +\endtext + +\text +カイムの言い放ったあまりにも呆れた +言いぐさに、さすがのリズベルも言葉が +ないようだ。 +\endtext + +\text +もっとも、カイムならそこまでやりかねない +と彼女に思われているというのもあるの +だろうが。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええと……その、自分でされるのは + 結構ですが、くれぐれも書類を汚すの + だけは気をつけてくださいね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている」 +\endtext + +\text +得意げにカイムがそう答えると、リズベルは +ため息を漏らした。 +\endtext + +\text +マガヒメの位置からは見えないが、恐らく +肩の一つもすくめて仕事に戻ったのだろう。 +\endtext + +\text +リズベルのいる方角からは、再び書類を +めくる音が聞こえてきた。 +\endtext + +\text +どうやら、仕事に集中することで、カイムの +言ったことを頭から追い払おうとしている +ようだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぶじゅるるるっ、ずぶじゅっ、ぐっじゅっ、 + じゅっぷ、ぐぶじゅううっ、むちゅるうっ、 + ちゅっぼ、ちゅっぱ、んむちゅう!」 +\endtext + +\text +この隙に……そう考えたマガヒメは、激しく +ペニスに吸い付き、しゃぶり立てた。 +\endtext + +\text +面白いように肉棒がビクンビクンと口の中で +跳ね回る。 +\endtext + +\text +カイムがそれだけ感じている証拠だ。 +\endtext + +\text +嬉しくなったマガヒメは、更に怒張を舐め +しゃぶる動きを強め、速めていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ずじゅうっ、ちゅぶるるっ、ぶっちゅっ、 + んぐむちゅうううっ、ちゅぞぞぞっ、ぐぅ、 + ぐっぷ、ぶじゅるうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、はっ!」 +\endtext + +\text +カイムが自分で処理していると言い放った +ため、彼が吐息を漏らしてもリズベルは気に +することもなく仕事を続けていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ずぶっちゅっ、むぐう……んはっ、口の、 + 中で……んぅ、ビクンビクンして、はぁっ、 + もう、出そうなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、出る、ぞ……っ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んっ! じゅぶるるっ、ずじゅぐじゅるっ、 + じゅっちゅううっ、ちゅぶっ、んぐむちゅ、 + じゅるるるるっ、ずっちゅううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お……おおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐむうううーっ!? ずじゅるるるるっ、 + んむむううううっ、ちゅっぶっ、じゅるっ、 + ずぐちゅううっ!」 +\endtext + +\text +巨大化したペニスが濁精を噴き上げる。 +\endtext + +\text +それをまともに喉に受けたら咳き込むだろう。 +\endtext + +\text +そう予想していたマガヒメは、あらかじめ +鈴口に舌をあてがっていた。 +\endtext + +\text +その舌をはじき飛ばしそうなほどの勢いで +精汁が迸る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んむじゅうううっ、ずじゅっ、ずじゅるっ、 + じゅっちゅうう、ちゅっぶ、ぐぶじゅうう、 + んぐむううっ、ちゅるるううっ!」 +\endtext + +\text +次々と白濁液が舌を叩き、マガヒメは必死に +それを受け止める。 +\endtext + +\text +しかし、あまりの量にすべてを受けきれる +はずもなく、一部は唇とペニスの接触部から +だらだらと漏れ始めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じゅっるううううっ、ぶはっ! けほっ、 + ごほっ!」 +\endtext + +\text +最後に飛んだ残滓が、喉奥に飛び散り +マガヒメは思わずむせてしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「んんっ、ごほんっ! ごほんっ! + ああっ、どうも喉の調子が悪いな」 +\endtext + +\text +マガヒメの咳にかぶせるように、カイムが +わざとらしくそう言う。 +\endtext + +\text +だが、リズベルはそれを、仕事を +抜け出したいがための仮病だと見なした +ようだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「仮病を使ったってだめですよ。なにが + なんでも、この書類だけは今日中に + 処理していただきますからね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁ、はぁ……は、ふぅ……」 +\endtext + +\text +リズベルの、カイムに対するお小言をどこか +遠いもののように聞きながら、マガヒメは +うっとりした表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text +やがて、リズベルは椅子から立ち上がると、 +書き上げた書類を机の上でとんとんと +そろえた。 +\endtext + +\text +そして、やおらカイムの方へと向き直る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こちらの方は終わりましたが……その + 様子では、もちろん終わっていません + よね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、と言うのが気に食わんが、 + 確かに終わっていない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……仕方ありませんね。カイム様は、 + 引き続きサインをお願いします」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はどうするのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、これを各部署に持っていきますので。 + それでは、お願いしますね」 +\endtext + +\text +リズベルが一礼し、その場を後にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……やれやれ。仕方ないな」 +\endtext + +\text +カイムは、ようやく解放されたかと、 +ため息を吐きながら肩をすくめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、そうそう……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう!? な、なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もしマガヒメさんを見かけたら、 + 私が捜していたと伝えてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「わ、わかった!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。それでは、今度こそ失礼します」 +\endtext + +\text +もう一度丁寧に一礼すると、今度こそ +リズベルは扉の向こうに姿を消した。 +\endtext + +\text +しばらく廊下を歩くコツコツという足音に +耳を澄ませてから、再びため息を吐く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうやら、行っちゃったみたいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ああ。あの様子ではしばらくは + 戻って来んだろうな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、結構スリリングな体験だったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。たまにはこうして、こそこそと + 人に隠れてヤるのも悪くないな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「呆れた。あなたって、どこまでも前向き + なのね。正直、うらやましいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「微妙に貶されている気がするが、一応 + 褒め言葉と取っておこうか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、もちろん褒め言葉よ。ふふふ。 + それじゃあね、魔王様。 + 書類仕事、がんばって」 +\endtext + +\text +カイムに向かってひらひらと手を振り、 +微笑みを振りまくとマガヒメは部屋を +出て行った。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、少しは真面目に片付けるか」 +\endtext + +\text +そうでないと、後が怖いしな。 +\endtext + +\text +カイムは心の中でそうつぶやくと、 +気の進まない書類仕事へと戻った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_05.txt new file mode 100644 index 0000000..0255324 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_05.txt @@ -0,0 +1,491 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_05") + +\text("マガヒメ") +「へえええ。これがルザリオの市街なのね」 +\endtext + +\text +マガヒメは、そう言いながらきょろきょろと +周囲を見回す。 +\endtext + +\text +立場上、来ることができなかっただけあって、 +彼女にとっては異国情緒あふれる街だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさん、楽しそうでよかったです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだなー、たのしそうだなー」 +\endtext + +\text +この後、買い物につきあわされ、荷物持ちを +させられるとあって、カイムは既にげっそり +した表情だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほら、カイム様も嬉しそうにしたら + どうです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わーい、うれしいなー」 +\endtext + +\text +棒読み口調でそう言うカイムに、リズベルは +思わずこめかみを押し揉んでいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なんでそんなに嫌そうなんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「嫌に決まっているだろう! 女の買い物 + だぞ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああでもないこうでもないと、時間だけが + 掛かるに決まっている!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはありませんよ。事前にちゃんと + リストを作ってきましたから」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、手にしたメモを +ひらひらと振って見せた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただウィンドウショッピングするだけなら + それでも問題ありませんが、今日は備品の + 買い出しですからね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、二人して内緒話? 仲間はずれに + しないでよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふっ、違いますよ。カイム様がだだを + こねるので、言い聞かせていたところ + です」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、カイムも伝説のアレをやるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、その伝説のアレとは?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あれよ、ほら……子供が地面に転がって + 『ママぁ、飴買ってえ』ってヤツ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それこそ子供じゃあるまいし、するか! + だいたいだな、買うなら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、下品な発言は禁止です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふふ、さすがに仲がいいわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「仲がいいように見えるのか、これが」 +\endtext + +\text("エル") +「あのぉ、道の真ん中で立ってますと、 + 通行の邪魔になりますので……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう、済まん」 +\endtext + +\text +エルにそう注意され、一同は再び +歩き始める。 +\endtext + +\text +そのエルは、マガヒメを連れ、あちこちの +店を指しては解説を付け加えていた。 +\endtext + +\text +曰く、あの店のイチゴタルトが美味しい。 +\endtext + +\text +曰く、あの店のオレンジシャーベットには +いつも行列ができる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……随分と食い物、しかも甘いものに + 偏った解説だな」 +\endtext + +\text("エル") +「……し、仕方ないじゃないですか! + どれも美味しいんですから!」 +\endtext + +\text +カイムの冷静なツッコミに、エルは言葉を +詰まらせ、次の瞬間には真っ赤になった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、若い女が甘いものに目がないのは + 万国共通か」 +\endtext + +\text("エル") +「ぐぬぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったわかった。そんな顔をするな。 + ならば、そろそろいい時間だし、お前の + お勧めの店で昼にしようじゃないか」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただし、言っておくが甘いものの店では + ないぞ。きちんと腹に溜まるものを出す + 店だ。案内しろ」 +\endtext + +\text("エル") +「は、はいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉にエルはとびきりの笑顔を +浮かべると、リードから放たれた子犬の +ように駆け出す。 +\endtext + +\text("エル") +「ほらほら、カイム様! リズベルさん! + マガヒメさん! 行きますよぉっ!」 +\endtext + +\text +彼女はぴょんぴょんとその場で飛び跳ねると、 +再び先陣を切って駆け出した。 +\endtext + +\text +エルお勧めの酒場はランチメニューがお得で +量も多く、味もよかった。 +\endtext + +\text +各々がそれぞれの注文した物を食べ終え、 +ハーブティーと食後のデザートに出された +ケーキに舌鼓を打つ。 +\endtext + +\text +ちなみにカイムのケーキは、手をつける前に +エルの方へとカイム自らの手で +押しやられていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ところで一つ聞いてもいいですか、 + マガヒメさん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なあに?」 +\endtext + +\text +エルの口元についていたクリームを指先で +すくい取り、マガヒメはそれをぺろりと +舐めた。 +\endtext + +\text("エル") +「マガヒメさんって、カイム様に手込めに + されたんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ!? げほっ!? ごほっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく、お茶くらい + 静かに飲めないんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、話題が唐突すぎるだろう」 +\endtext + +\text +リズベルから受け取ったハンカチで口元を +拭いながらカイムが抗弁する。 +\endtext + +\text +しかし、エルはそんなカイムの様子など +どこ吹く風といった様子で、 +目を輝かせながらマガヒメに訊ねる。 +\endtext + +\text("エル") +「それでそれで! どこで、どんな風に、 + どんな感じであんなことやこんなことを + されちゃったんですか!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「場所は、シュカの王宮の王座の間ね。 + どんな感じだったかというと……うぅん、 + 乱暴だった?」 +\endtext + +\text("エル") +「うわっ、玉座の間で乱暴に!? + カイム様って野獣ですね!」 +\endtext + +\text("エル") +「しかもそれ、ティーリア様の時と同じ + じゃないですか」 +\endtext + +\text("エル") +「もしかして、カイム様って、その手の + シチュエーションがお好きなんですか?」 +\endtext + +\text +この小娘、どう口を塞いでやろうか。 +\endtext + +\text +そんなことをカイムが考えている間にも、 +エルはぺらぺらとしゃべり続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「好きか嫌いかと問われれば好きだな」 +\endtext + +\text("エル") +「わっ、犯行を認める供述を始めましたよ。 + これは再犯の可能性ありですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「エル、お前はケーキバイキングにでも + 行って、好きなだけ食ってこい」 +\endtext + +\text("エル") +「いいんですか! じゃあ行ってきます!」 +\endtext + +\text +カイムが一言そう言うと、エルは +きらきらした表情でその場を去って行った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あらあら、お優しいのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない。アイツを黙らせるには、 + 口の中に食い物を突っ込むのが一番 + 手っ取り早いからだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、奢ってあげるんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんのことだ? 俺は一言も + 奢ってやるなどとは言っていないぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うわっ、悪い顔」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、経費につけとけ。そして + 後でエルの給料からさっ引いてやれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、もう……そのくらい、必要経費で + 落としますよ、まったく……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふふ」 +\endtext + +\text +そんなカイムとリズベルのやりとりを眺めて +いたマガヒメが、ふと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いえ、別にあなた達がどうこう言うのじゃ + ないわ。私に、こんな風にのどかな日常が + 訪れたことが信じられなくて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさん……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私……シュカの王宮内では浮いた + 存在だったし、男達にどんな目で見られて + いたかも薄々気付いてた……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、あの場所でカイムに抱かれた + ことで、むしろスッキリしたし……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに、 + 意外と興奮しちゃったかも、なんてね」 +\endtext + +\text +明るくそう言うマガヒメだが、彼女が +背負っていたものを考えると、リズベルは +胸が痛むのを感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、お前にはそっちの気があるのか。 + 露出羞恥属性はいいものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり、家臣達を連れてきて、その前で + ハメてやればよかったな」 +\endtext + +\text +そんなリズベルの感傷を吹き飛ばすような +ことをカイムが堂々と声に出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうむ……そうなると、そうだな。例えば + こんな酒場を借り切って、 + 本番生板ショーというのも悪くないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、考えただけで興奮するだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ、い、いやぁ、さすがにそういうのは + ちょっと……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王軍の長自ら、国民の前で風紀を乱す + ような行為は慎んでください!」 +\endtext + +\text +本気なのか冗談なのかわからないカイムの +発言に、リズベルは頭痛を感じていた。 +\endtext + +\text +案外、今のはカイムなりにマガヒメの過去を +気遣っての発言だったのかも知れない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いや、それはないですね。カイム様なら + ただ本能のままに言い出しただけ + でしょうし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、いつまでもこうしていてはケツに + 根が生えてしまう。さっさと帰るぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでなくてさえ、俺は荷物が多いの + だからな!」 +\endtext + +\text +リズベル達が買い込んだ備品やちょっとした +食料、雑貨、香辛料などはカイムが +運ぶことになっている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、それなら、エルおすすめのお店で、 + 王宮のみんなに焼き菓子でもお土産に + 買っていきたいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なにぃ? まだ買うのか……」 +\endtext + +\text +これ以上荷物の重みが増えるのか。 +\endtext + +\text +キャッキャウフフと賑やかな様子で店を +出て行く女性陣とは裏腹に、カイムは +重い足取りでその後に続いたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_06.txt new file mode 100644 index 0000000..35c66ca --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_06.txt @@ -0,0 +1,1263 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_06") + +\text("マガヒメ") +「未だにこの迷宮の造りには慣れないわね」 +\endtext + +\text +地下迷宮の廊下を歩きながら、マガヒメが +そんなことをぽつりと漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃまあ迷宮だからな。これがさくさく + 攻略されてしまうようでは、迷宮の意味を + 成さん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あはは。そうよねえ」 +\endtext + +\text +そんなわけで、マガヒメは +カイム立ち合いの下、迷宮内の道案内を +受けていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、なに……ここ? 空っぽの部屋?」 +\endtext + +\text("カイム") +「基本的にはな。そうやって、空っぽの + 部屋だと思って安心するだろう? + そこに罠を仕掛ける」 +\endtext + +\text("カイム") +「あるいは、逆に空っぽの部屋ということで + 警戒する連中もいる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう連中の警戒心を逆手にとって、 + 壁際にスイッチを仕掛けることもある」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、なるほど。こうなってくると、 + 攻撃側と防御側の心理戦になるのかしら」 +\endtext + +\text +マガヒメは迷宮のトラップが珍しいのか、 +きょろきょろと室内を見回している。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、あれがトラップ?」 +\endtext + +\text +マガヒメが指さした先には、一枚のお札が +ふわふわと浮かんでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、あれは『封印の符』と言ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かリズベルによると、この符がある + 結界内で発生する魔法の効果を封じる + ことができるのだそうだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だそうだ……って、カイムは使ったこと + ないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「迷宮の主である俺がトラップに掛かって + どうする。それに、今はスイッチが切って + ある」 +\endtext + +\text +カイムはマガヒメから離れ、部屋の中央に +歩み寄った。 +\endtext + +\text +そして、封印の符に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ご覧の通り、スイッチを切った状態では + なにも起こらんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもお前を案内していたのに、罠が + 発動した部屋を通るわけがないだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あははっ、それもそうよね。じゃ――」 +\endtext + +\text +と、マガヒメがカイムに続いて歩き出そうと +した瞬間だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ!? お、おおっ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、なに、これ……急に、頭が……重く + なって……気分が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐぐぐ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ!? あ、か、カイム!? ちょっと、 + しっかりして、カイム!」 +\endtext + +\text +カイムは、その場にずるずると崩れ落ち、 +そのまま仰向けにひっくり返ってしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「心配ない……生きては、いる。ぐ、うう、 + はぁっ、はぁっ、く、ううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もう、おどかさないでよ! いったい + どうしちゃったっていうの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ト、トラップだ。封印の符の力が発動して + 俺のマナを枯渇させてしまったのだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ!? スイッチ切ってあったんじゃ + ないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのはずだが……いったいなぜ……う、ぬ、 + ぐぐぐ……!」 +\endtext + +\text +カイムは起き上がって発動したトラップの +スイッチを切ろうとするが、指一本すらも +動かすことができない。 +\endtext + +\text +あまりに急激に体内のマナが枯渇したため、 +身体にさっぱり力が入らないのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「動けないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……急激にマナを失ったからな。くっ、 + こうなっては……どうしようもない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私は……ちょっと頭が重い気がするだけ + だけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、お前がマナを使い慣れていない + からだろう。この罠は、マナをよく使う + 者には効果絶大だからな」 +\endtext + +\text +ようやく呼吸が落ち着き、カイムは呻かずに +しゃべることができるようになった。 +\endtext + +\text +それでもまだ身体に力は入らず、起き上がる +ことすらできない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふーん……うふふっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? どうした?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いえ、ね……カイムが、手も足も出ない + 状況なんて、なかなかレアじゃないかな、 + と思って」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いつも酷いことされてるしなぁ。 + イタズラしちゃおうっかなぁ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふざけていないで、リズベル辺りを呼んで + 来てくれ。いつまでも、このままでいる + わけにはいかん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわよ。ただし、 + 日頃の鬱憤を晴らしてから、だけどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに? ちょ、待て――」 +\endtext + +\text +制止する間もなく、マガヒメは、 +床の上に大の字になったカイムの +頭をまたいだ。 +\endtext + +\text +そして、そのまま顔面に向けて腰を下ろし、 +服の中からペニスを引きずり出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐもっ!? うむもおおおっ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああんっ、そんなところで + しゃべらないでってば。 + くすぐったいじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そんなところと言いつつ、人様の + 顔にまたがっているのは誰だ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……そういう意味で言ったのでは + ないのだがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わかってるわよ、もう。うふふふ」 +\endtext + +\text +抵抗できないカイムを見て、変なスイッチが +入ったのか、マガヒメは嬉しそうにしながら +半勃ちのペニスを弄る。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、マガヒメ。ふざけていないで、 + 今すぐリズベルを呼びに行ってきてくれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁら、私はふざけてなんか + いないわよ? + 真剣にイタズラしてるんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「余計にたちが悪いではないか!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなただって、いつも真剣に私にイタズラ + してくるじゃない。それと同じよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬううっ! 」 +\endtext + +\text +そう言われてしまうと、カイムはぐうの音も +出なかった。 +\endtext + +\text +実際、マガヒメにしてきたことを考えると +彼女の怒りを買っても仕方ない面がある。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「覚悟は決まった? そんなにビクビク + しなくても平気よ。 + 痛いことや苦しいことは多分しないから」 +\endtext + +\text +そう言って、淫蕩な笑みを浮かべ、唇を +ちろりと舐めると、マガヒメは手でペニスを +しごき始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、ああ……硬いわ。こんなに硬くなる + なんて、本当に不思議よね。 + 大人しくしてるときはカワイイのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「……カワイイはやめてくれ。萎えるだろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁん、萎えちゃだめよお、もっと + ギンギンになってくれなくちゃ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もっとも、萎えちゃっても許さないけど。 + 徹底的に搾り取ってあげるから。ふふっ」 +\endtext + +\text +そんなことを言いつつ、マガヒメはペニスを +しごき立ててくる。 +\endtext + +\text +思いの外ツボを突いた動きに、シャフトは +みるみる力をみなぎらせていった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うーん、他の男の人は知らないけど、 + オ●ンチンって、こんなに簡単に + 硬くなるものなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃあ、美人に弄られれば、男なら + 誰だって硬くするだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたが、スケベだからじゃないの + かしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは否定せんな」 +\endtext + +\text +まるっきり悪びれたところのないカイムに、 +マガヒメは不満そうな表情になる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、否定も弁解もしないの? そういう + 悪い子にはオシオキしなくちゃ、ね?」 +\endtext + +\text +そう言い放つと、マガヒメは激しくカイムの +怒張をしごき始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぅ、くっ! それはオシオキ、なのか? + むしろご褒美にしかなってないのだが? 」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、そうぉ? じゃあもっと激しくしたら + どうなるかしら? 」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、さすがにそれ以上は……ならば、 + こちらも少し遊ばせてもらおうか」 +\endtext + +\text +カイムは、そう言うと目の前にある +マガヒメの股間に下着の上から舌を這わせる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ! ちょ、ちょっと! + だめよ、カイム……集中できない + じゃない……ん、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +(集中させないためにやっているのだ。 + 簡単にやめられるものか) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひうっ! あっ、だめ、だめだってば、 + そんな……あぁんっ、はあっ、んんっ、 + く、ふううんっ! 」 +\endtext + +\text +マガヒメは、艶めいた声を漏らすと、手の +動きを緩めた。 +\endtext + +\text +さすがに、カイムに秘処を責められながら +では分が悪いと判断したらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、どうした? もう降参か? フハハハ、 + 意外とだらしないな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁら、先っぽから我慢汁をだらだら + 垂らしておいて、その言いぐさは + ないんじゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おううっ!?」 +\endtext + +\text +マガヒメは、亀頭を手のひらで包み込んだ。 +\endtext + +\text +そして、その手のひら全体で鈴口からにじむ +先汁を亀頭全体に塗り込めていく。 +\endtext + +\text +クチュクチュと淫らな音を立て、マガヒメの +手が亀頭を撫で上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅ、あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、すごいわ。オ●ンチン、手の中で + ビクンビクンしてる。先っぽの傘も + こんなに開いて……苦しそう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん? ああ、またいやらしい汁があふれて + 来てる。感じてるの、カイム?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんな風にオ●ンチンしごかれて、 + 我慢汁が止まらないくらい + 感じちゃってるのね?」 +\endtext + +\text +マガヒメは、自らも興奮してきたのか +くねくねと身体を震わせながら、再び +怒張を激しくしごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、なんの、これ、しき……っ!」 +\endtext + +\text +カイムは激しい射精欲と戦いながら、 +マガヒメの秘処のあたりを舌で舐め上げる。 +\endtext + +\text +そこは、唾液とは違った粘度を持つ +熱い蜜で次第に湿ってそぼってきていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひああっ! だ、だめよ、カイムっ、 + んはあっ! あっ、あっ、あああーっ、 + んくっ! くはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬうっ!?」 +\endtext + +\text +カイムからの快感を忘れるためか、 +マガヒメはより強くペニスをしごき立てる。 +\endtext + +\text +その刺激に、カイムは思わず呻いていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんっ! ああっ、オ●ンチン、すごく + ビクンビクンってなって……ああ、もう + 出る? 出そうなのね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわぁ、出して! 出してカイム! + オ●ンチンから、白いのびゅーって + 出しちゃってっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ま、まだ……お、おううっ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、来て! 出して! 男の人の + エキス、ビュッて出しちゃって! + ほら、オ●ンチンしごいてあげるから」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「出して……はぁっ、はぁっ、出して! + オ●ンチン汁、たくさん出してぇっ! + 出して、カイムっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、はっ、う、ああっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっはああんっ! あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが呻きながら、ガクンと腰を +跳ね上げる。 +\endtext + +\text +その瞬間、鈴口を割って大量の濁精が +迸っていた。 +\endtext + +\text +噴き上がる熱汁を浴びて、マガヒメが +艶めいた声を漏らす。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんっ! ああっ、熱い! 熱いぃ、 + ふはあっ、あっ、くはあっ、ああっ、 + 匂いも……すごいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……ぐっ、ふううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まだ出るの? ああ、もっと出るのね。 + いいわ。もっと出して。思いっきり、 + たくさん出しちゃって!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、あぐっ、ふ、はっ!」 +\endtext + +\text +射精を続ける怒張を、マガヒメはしごき +続ける。 +\endtext + +\text +そのたびに、肉棒が脈動し、次々と濁液が +噴き上がる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはあ、ああ、すごい……こんなに + たくさん出るなんて……普段、どこに + これだけ入ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ!」 +\endtext + +\text +カイムがブルッと身体を震わせ、最後に +残滓が飛んだ。 +\endtext + +\text +そして、射精が終わる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、はっ、はっ、はーっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んん、ああ……すごくたくさん出たわね。 + 本当、これだけの量が、いつもどこに + 収まってるのか不思議で仕方ないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃ……キ●タマだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「キ●タマ? ああ、知ってるわ。 + オ●ンチンの下にある……これの + ことでしょ?」 +\endtext + +\text +マガヒメの指先が、つうっと陰嚢をなぞる。 +\endtext + +\text +その甘美な刺激に、カイムは思わず腰を +突き上げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうだが、そこは男の急所なんだ。 + 丁寧に扱ってくれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うふふ、そうね。気をつけないとまた + 萎えちゃうものね」 +\endtext + +\text +そう言いながら、マガヒメは未だ硬度を +失わぬ肉棒をしごき続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょ、ちょっと待て! も、もう + いいだろう? 」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい加減悪ふざけはやめて、リズベルか + 誰か、スイッチを切れる者を呼んできて + くれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んん、どうしようかしら? 確かカイム、 + 私相手の時は、一度イッただけでは、 + 許してくれなかったわよねぇ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「しょ、正気か?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うふふふ。もちろん。それじゃアンコール、 + 行きましょうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、おっ! おぐっ!」 +\endtext + +\text +射精直後の敏感な亀頭を擦り上げられ、 +カイムは強すぎる刺激に歯を食いしばった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あはぁ、すごい……さっきあれだけ + 出したのに、オ●ンチンがもっと + ビンビンになってるわ……んぅ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは興奮を隠さず、熱い吐息を漏らし +ながら、亀頭を手のひらで包み込み、精液と +先汁を潤滑剤にしてしごき立てる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんぅ、すごい……手の中で、 + ビクンビクンって脈打って、今にも + 弾けそうなくらい硬いわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぐうっ! う、うはっ! 」 +\endtext + +\text +マガヒメは一切容赦せずにカイムの肉棒を +責め立て続ける。 +\endtext + +\text +強すぎる刺激にカイムは再びすぐに射精欲が +こみ上げてくるのを感じていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら? またイッちゃいそうなの? + オ●ンチン、すごく震えてるわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、まだだーめ。もっといっぱい、 + シコシコしてからね」 +\endtext + +\text +子供に言い聞かせるようにそう言うと、 +乾いた唇を舌で湿らせ、肉棒をしごく作業へ +没頭していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬうう! こ、このまま引き下がって + いられるものか!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああーっ! んはああっ! ああっ、 + だ、だめよっ、カイム! イタズラ、し、 + しないでっ! ひああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは再びマガヒメの股間に舌先を +這わせた。 +\endtext + +\text +一瞬、マガヒメの身体がびくんと跳ね上がる。 +\endtext + +\text +カイムはそれに構わず、下着の上から割れ目 +に舌先をねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やめなさいったら、カイムっ! もう、 + 言うこと聞かない悪い子には + オシオキしちゃうわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、うううっ!? んぐううーっ!?」 +\endtext + +\text +マガヒメの手の動きが激しくなっていく。 +\endtext + +\text +そこから生み出される痛みと表裏一体の +刺激にカイムの口から呻きがあふれる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ、うっ! んんっ、ま、負けないわよ。 + も、もっと……ふはっ、オ●ンチン、 + シコシコしちゃうんだから……んっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くううっ、あ、あっはあっ! い、いい、 + いいけど……でも、今日はだめなんだから。 + オ●ンチン……震えてるわよ、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お前のマ●コも……うっ、ヒクヒクと + 物欲しげに収縮しているぞ。 + ん、ぬううっ! く、はっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、んはっ、アドバンテージは、まだ + 私にあるみたいよ? だって、あなたの + オ●ンチン、今にも弾けそうですもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そんなことは、な、ないっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ、そんな風に、いつまで余裕の + 態度でいられるかしら? + ほら、気持ちいいでしょう?」 +\endtext + +\text +マガヒメが指先をカリに沿ってぐるりと +周回させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、あぐっ! うぐううっ!」 +\endtext + +\text +その動きに、カイムの腰がガクガクと +跳ね上がる。 +\endtext + +\text +マガヒメは、淫蕩な笑みを浮かべながら、 +更に同じ動きを続ける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「気持ちいい? オ●ンチンのここが + 気持ちいいの? もっとして欲しい? + どうぉ? 気持ちいいかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、ぐぐぐ!」 +\endtext + +\text +しかし、カイムはマガヒメの誘惑には乗らず、 +ただひたすら悦楽をこらえていた。 +\endtext + +\text +その間にもマガヒメの手は休むことなく +ペニスをしごき立て続ける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、ああっ! すごいわ。オ●ンチン、 + 手の中でカチカチになって、先っぽから + また我慢汁があふれて……」 +\endtext + +\text +マガヒメが指をひらめかせるたびに、 +ニチャニチャと淫らな音が響く。 +\endtext + +\text +鈴口からにじむ先汁を塗り拡げながら、 +その手が亀頭を包み込み、刺激する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁっ、あ、す、すごい。先っぽの傘の + 部分がこんなに開いて……血管が浮いて、 + おつゆも、際限なくあふれて……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「気持ちいい? もっと気持ちよくなっても + いいのよ? ほら、オ●ンチン、いっぱい + シコシコしてあげるからぁ……んふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おううっ! く、はっ! はあっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、またイキそうなの? いいのよ。 + 思いっきり精液出しちゃっていいの。 + いっぱいいっぱいシコシコしちゃうから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、まだだ! まだ……ぐっ! あっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ほら、ほぉら、オ●ンチン気持ちいい? + 気持ちいいでしょう? ほら、シコシコ。 + んんぅ、シコシコしてあげるわぁ」 +\endtext + +\text +子供をあやすような口調で言いながら、 +マガヒメはカイムの肉棒をしごき続ける。 +\endtext + +\text +既に射精直後の敏感さは抜け去り、純粋な +悦楽だけがカイムのペニスから発生し、 +背筋を駆け上がっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んああっ、あ、熱い……我慢汁がいっぱい + 出て、手のひらが熱いわ。こんなに手が + どろどろになるまで出るなんて……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、くう、ああ、こんなのを挿れられたら、 + 私、どうにかなっちゃいそう。 + でも、今日はシコシコだけね。ふふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぐううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んん、もう出ちゃう? 出そうなの? + まだだーめ。もっと我慢して。ね? + いっぱい我慢した方が気持ちいいから」 +\endtext + +\text +怒張を激しくしごき立てながらも、 +マガヒメはカイムを焦らすようなことを +言う。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、すごいわ……もうオ●ンチンが + はち切れそうになって、先っぽの穴が + 苦しそうにパクパクして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬあっ! あ、あぐうっ!」 +\endtext + +\text +しかし、さすがに刺激を受け続ける状態で +そうそう我慢しきれるものではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、だ、だめだ……う、あっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んんんっ! 出る? 出ちゃうの? + じゃあいいわ。思いっきり出して。 + オ●ンチンから、ビューってして!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お……う、おおおっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、は! はああーっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはあああーっ! あっ、熱いっ! + 熱いのが……い、いっぱいぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスがぐっと太さを増し、 +次の瞬間弾けた。 +\endtext + +\text +鈴口を割って、黄色く濁った精液が空中に +飛散する。 +\endtext + +\text +ゼリーのような固形物を含んだ精汁が空中で +奇妙な形を描き、その後マガヒメの肌の上に +ぼたぼたと着地する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふああっ! あっ、ああっ、ま、また、 + またいっぱい……で、出てるぅ! + 男の人のエキスが……たくさん出てる!」 +\endtext + +\text +その迸りを受け、マガヒメは絶頂こそ +しなかったものの、強い愉悦に包まれていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわぁ。キ●タマに残ってる精液、 + 全部出しちゃってぇ! もっと、ああ、 + もっと出しちゃってぇ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、はっ! あ、ああっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの手が、乳搾りのように動き、 +最後の一滴までザーメンを搾り出そうと +する。 +\endtext + +\text +その動きにカイムは呻きながら腰を +突き上げていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぅ! もっと、もっとぉ! もっと + たくさん出してくれなくちゃ……ああ、 + 出して! いっぱい出してぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これ以上は……う、うぐっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嘘。もっといっぱい出るんでしょう? + 私のアソコからあふれるくらい出て + いたんだから、もっと出るはずよぉ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! うっ!」 +\endtext + +\text +最後にビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああんっ! また出た……ん、ふう。 + さすがに、もうこれ以上は + 出ないみたいね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それとも、またシコシコしたら、いっぱい + 出ちゃうのかしら? うふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さ、さすがにもう勘弁してくれ」 +\endtext + +\text +マナを失ったことで力が入らない上に、半ば +無理矢理精を搾り取られたことで、カイムは +疲労困憊だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、もう降参しちゃうの? でも、んん、 + なんだか、私も……ちょっとだるくなって + 来たわ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前もマナを失ったはずだからな。俺ほど + 影響は大きくないだろうが、それでも + 平気でいられるはずがない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そういうものなの? ああ、 + そう言われると、なんだか本当に + 身体の力が抜けて……ん、はぁ……」 +\endtext + +\text +マガヒメは、大きなため息を漏らすと、 +そのままずるするとカイムの身体の上に +くずおれる。 +\endtext + +\text +………………………… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、やっと……動けるようになったか。 + おい、マガヒメ、しっかりしろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、んぅ? カイム? あれ、私、こんな + ところでなにを……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「覚えていないのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、ああ……そう言えば、あなたに + イタズラしてたんだったわね。 + ああ、頭が……重いわ」 +\endtext + +\text +マガヒメはこめかみの辺りを押し揉み、 +ぶるっと頭を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、身支度をしろ。さっさとここを + 出るぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って服を整えた。 +\endtext + +\text +促されるまま、マガヒメもあちこちに +飛び散った精液をハンカチで拭い、服を +整える。 +\endtext + +\text +カイムとマガヒメがそれぞれ身支度を +終えるのと同時にドアが開き、 +リズベルが姿を見せた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、カイム様、マガヒメさん。 + こんなところにいらしたんですね。 + 捜していたんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル? 待て、入って来るな! + この部屋のトラップが――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、そうそう! そのトラップの + ことでここに来たんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この部屋の封印の符、スイッチの具合が + 悪くて修理が必要なんですよ」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、カイムとマガヒメは +互いに顔を見合わせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前……俺がマガヒメを案内してここを + 通ることを知っていたのに、そのことを + 教えなかったのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「教えるも何も、私が言う前にカイム様が + 行ってしまわれたんじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい? なんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今夜俺のところに来い。夜通し仕置きを + してやる!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放つと、頭から湯気を +立てながら部屋を出て行った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ? えっ? 私、なにか悪いことを + してしまいましたか……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うふふ……ごめんね」 +\endtext + +\text +マガヒメは複雑な表情を浮かべつつ、 +リズベルにウィンクを投げ、カイムに +続いて部屋を出て行った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、あ、あの? カイム様!? + マガヒメさん!? + せ、説明してくださいよぉ!」 +\endtext + +\text +部屋に取り残されたリズベルは、 +納得のいかない様子で、困惑した +まま立ち尽くすのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_07.txt new file mode 100644 index 0000000..0474ec4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_07.txt @@ -0,0 +1,1283 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_07") + +\text("カイム") +「マーガレッタ、お前もか……くっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「済まんのう、カイム。これもリズベルの + 依頼でな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おのれ、リズベル……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なにをしてるんですか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「『謀反を起こしたリズベルとそれに + 雇われた私、幽閉されたカイムと + マガヒメ』ごっこじゃが、なにか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……結局、遊んでいたわけですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうでもしなければ、気を紛らわせられん + からな」 +\endtext + +\text +ぶすーっとした表情でカイムがつぶやく。 +\endtext + +\text +この日、カイムはシュカの民衆の前で +演説することになっていた。 +\endtext + +\text +魔王軍がシュカを併合したとはいえ、両国の +国民の扱いに差があるわけではない。 +\endtext + +\text +魔王軍が一方的にシュカを支配し、 +植民地化した上で圧政を敷くというような +支配構造ではないのだ。 +\endtext + +\text +ハドスとシュカは対等の立場で融和し、 +これから更なる発展を目指すことになる。 +\endtext + +\text +そういった内容の演説だった。 +\endtext + +\text +これは綺麗事のお題目ではなく、カイムの +決めた方針でもあった。 +\endtext + +\text +そのため、カイム自身がシュカの国民に +アピールする必要があったのだが……。 +\endtext + +\text("カイム") +「面倒くさい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「面倒くさいわよねえ」 +\endtext + +\text +この有様である。 +\endtext + +\text("リズベル") +「国民の皆さんに今後の方針を説明する + くらいのこと、面倒くさがらないで + ください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうは言っても柄じゃないだろう、 + こんなの。説明くらいお前がやれば + いいではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私じゃだめですよ。きちんと魔王である + カイム様がやらないと」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ははは! 今回ばかりはリズベルの + 言うとおりじゃな。この程度、支配者の + 責務と思って務めを果たせ、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぬぬ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「さすがにマーガレッタは、元姫君だけ + あって、その手の意識は高いのね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。ノブレス・オブリージュ、権力を + 持つことには責任を伴うものじゃ」 +\endtext + +\text +フンス……と、鼻息が聞こえそうな勢いで +マーガレッタがうなずく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、そういうことじゃ。今回ばかりは + 諦めて国民の前できっちりと演説する + ことじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「うへぁ……」 +\endtext + +\text +及び腰だったカイムも、元王族である +マーガレッタにそう言われてしまっては、 +それ以上抗弁できなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「覚悟はできましたか? カイム様。 + では、そろそろ時間ですので + バルコニーへお願いします」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、仕方ない」 +\endtext + +\text +リズベルに促され、カイムとマガヒメは +渋々とバルコニーへと歩み出た。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +やがて、マガヒメ、続いてカイムが演説を +終えた。 +\endtext + +\text +広場に集まった民衆からは喝采が起こった。 +\endtext + +\text("カイム") +(さぁて、面倒くさい仕事をさせられた + のだから、せいぜい楽しませてもらうと + するか) +\endtext + +\text +カイムは、すっとマガヒメの背後に歩み寄り、 +彼女の身体に手をかけた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ? カイム? ちょ、ちょっと、 + なにをするつもりなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまま、下の連中に手を振ってろ。 + 怪しまれるぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、怪しまれるようなことをしなければ + いいだけのことでしょう!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そこでやるからこそ楽しいのだろう。 + そういうわけで――」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やだ、やめて、カイム!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひ――」 +\endtext + +\text +カイムはマガヒメの服を緩めた。そして、 +彼女の下着を剥ぎ取ると、肛穴に怒張を +押し当てる。 +\endtext + +\text +マガヒメは、喉元まで出掛かった悲鳴を +半ば無理矢理に飲み込んだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、待って! そ、そこは……ち、 + 違う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「違わんよ。こっちにも穴はあるだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え? そ、それって――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。アナルセックスだ。言葉くらいは + 聞いたことがあるだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、待って待って! や、やるならせめて、 + 人のいないところで……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。胸壁のおかげで、胸から下が + どうなっているかは、下の連中には見えん。 + それに……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、ひうっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前のここも、物欲しそうにヒクついて + いるぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、はんっ! あ、だ、だめっ、 + ん、んはっ、はあっ! ああ、や、やめ、 + んあっ、だめぇ……!」 +\endtext + +\text +カイムの亀頭が、マガヒメの菊門を突き回す。 +\endtext + +\text +そのたびに、マガヒメの腰がガクガクと +跳ね上がった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(カイム様!? なにしてるんです!?) +\endtext + +\text +マガヒメとカイムの様子がおかしいことに +リズベルが気付いた。 +\endtext + +\text +彼女が、幻惑魔法を唱えて放つのと、 +カイムがマガヒメの肛穴に怒張を +ねじ込むのはほぼ同時だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ!? あ、あ、ああっ、はーんっ、 + んああああーっ! あぐあああっ、ふ、 + 太いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +危機一髪。リズベルが放った幻惑魔法は、 +カイムとマガヒメの姿を周囲の人間に +普段通りであると錯覚させた。 +\endtext + +\text +同時に、二人の声もまた遮断していた +ため、マガヒメの苦悶の呻きも周囲に +聞かれることはなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、ふ、太い……太くて、 + 硬い……お、オ●ンチンがっ! ひうっ、 + はあっ、は、入って……来るっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、二度、三度と腰を揺する。 +\endtext + +\text +そのたびに、括約筋の収縮で怒張の侵入を +拒んでいたマガヒメも、次第に抵抗が +難しくなっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああっ、は、入る! は、入っちゃう、 + お尻の穴……穴にぃっ! オ●ンチン、 + は、入っちゃうのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、すごい締め付けだ。さすが初物だ。 + だが、既にケツ穴で交わる悦びを感じて + いるようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあああーっ! あっ、あっ、熱い、太い、 + お、オ●ンチンが……オ●ンチンがっ、 + お尻の中に、ずんずんって……ひあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、この状況で、ケツ穴をチ●ポで + ほじられて感じているとはな。見上げた + ものだよ、まったく」 +\endtext + +\text +マガヒメは気付かなかったようだが、 +カイムはリズベルが幻惑魔法を唱えたことに +気付いていた。 +\endtext + +\text +だからこそ、より大胆になってマガヒメを +責め立てる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、こ、壊れるっ、壊れちゃう、 + お尻の穴、壊れちゃう……や、やめて、 + やめてぇ、カイム……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけチ●ポにしゃぶりつきながら、 + やめてもなにもないものだ。ふふっ」 +\endtext + +\text +公衆の面前で、不浄の器官で繋がっている。 +\endtext + +\text +そのことが、マガヒメの羞恥を激しく +煽っていた。 +\endtext + +\text +だが同時に、彼女の身体はまるでその状況を +待ち望んでいたかのように燃え上がる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あぐっ! はあっ、あ、いいっ、 + 気持ち……いいっ! お尻っ、お尻が、 + き、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、とうとう認めたか。だが、素直で + よろしい。ならば、たっぷりと感じさせて + やろうではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あーっ! はひあっ、あっ、あぐっ、 + んあああっ、あ、ああっ! くふううんっ、 + ひうっ! あ、い、いいーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送が激しくなっていく。 +\endtext + +\text +角度をつけて、竿の部分で括約筋を +擦り上げるように抽送する。 +\endtext + +\text +その刺激が、マガヒメを狂わせる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んああっ、ひ、拡がるっ! 拡がっちゃう、 + お、お尻……お尻の穴、拡がっちゃう、ひ、 + ひぐっ! あっ、あーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、かなり腸液が分泌されてきたな。 + よほど感じていると見える。ふふふっ」 +\endtext + +\text +結合部からは、マガヒメの腸内から漏れ出た +腸液がこね回されるニチャニチャという +粘っこい音が聞こえてきている。 +\endtext + +\text +カイムは、わざとその音を響かせるように +強く、そして速く彼女の肛穴をペニスで突く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはっ、はっ、あっ、だ、だめっ、だめっ、 + そんなに……い、いやらしい音立てたら、 + みんなに気付かれちゃう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気付かれるとどうなるのだ? んん? + 答えてみろ、マガヒメ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ? そ、それは……もちろん、わ、 + 私達のしていることがバレて……は、 + 恥ずかしい目に遭うわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうか……だが、お前は本当は、 + そうなって欲しいと思っているのでは + ないのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、あ、あるわけが……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ないと言い切れるのか? 本当か?」 +\endtext + +\text +カイムの、じっくりと問い詰めるような +口調に、マガヒメは唇を噛んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうやら言い切れないようだな。 + では、その身体に、本当はどう思って + いるのか聞いてみようではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな! や、やめてカイム! + へ、変になる……変になっちゃうから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。だが、その変になった姿を + ここにいる連中に見られたら……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ! ひうっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの脳裏に、その状況が思い浮かぶ。 +\endtext + +\text +周囲から向けられる嘲りの視線。その中で +カイムに肛穴をほじくられる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だ、だめよ、そんなこと……絶対に!」 +\endtext + +\text("カイム") +「絶対にだめ、か……そう言われると!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはああああーっ! あっ、あっ、ああっ、 + くっはああんっ、ん、はーっ! あぐうっ、 + ふっ、はあっ! んああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメ本人も気付かないような、 +深層心理に押し込められた欲望。 +\endtext + +\text +それを解放するため、カイムは激しく腰を +打ち付け始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふあっはあああんっ、あっ、あぐううっ、 + ひあっ! だ、だめぇっ! んあああっ、 + もう、だめ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、し、絞まる……ぐううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だめよ、ああっ、お、お尻で……お尻で + イッちゃうなんて、だめ……だめなの! + だめ……あーっ、イク、イキそうっ!」 +\endtext + +\text +いつの間にか、マガヒメの腰もまたカイムの +抽送に合わせて踊り始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、どうした? だめと言いつつ、 + お前のケツマ●コは、嬉しそうに俺の + チ●ポにしゃぶりついているぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んくううっ、ふはっ、あ、い、イクッ、 + イッちゃうのぉっ! イッちゃう! + ああ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああああーっ! あ、んはあっ、 + あああ……んぐ! はっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスが脈動し、マガヒメの肛内に +濁精が迸る。 +\endtext + +\text +その熱と刺激を受けて、マガヒメは絶頂した。 +\endtext + +\text +肛門の括約筋が痙攣し、ヒクヒクと +わななきながら肉竿を締めつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お! お、うううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっあああーっ! あ、熱いっ、熱いのっ、 + はっ、は、はぐううっ! あ、あっ、ま、 + まだ入って……来るっ! ひううっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと精汁が肛内に飛び散る。 +\endtext + +\text +そのたびに、マガヒメはガクガクと身体を +震わせ、彼女の腸壁もざわざわと蠢いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、すごいな……くっ、ケツ穴が + まるで口みたいに吸い付いてくる。 + 精液を搾り取ろうとするみたいに、な」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな、こと……い、言われても! + ひっ、くひいいっ! ひっ、あっ、あ、 + んっはああんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメ自身にも、肛穴の痙攣は +制御できない。 +\endtext + +\text +それは、雌としての本能に突き動かされた +肉体の反応だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふあああっ、はっ、あっ、ああ……!」 +\endtext + +\text +ひときわ大きな吐息と共に、マガヒメの +絶頂が終わりを告げる。 +\endtext + +\text +同時に、勢いよく膣口から蜜汁が飛び散って +いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、お漏らしか? ははは。よほど + 気持ちよかったらしいな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違う! そ、粗相じゃないから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、違うのか……お漏らしをしても + 構わんのだぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こ、この状況でそんなことしたら、大変な + ことになっちゃうでしょう!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それなら心配いらん。さっきリズベルが + 幻惑魔法を唱えたからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺かリズベルが解除しなければ、周囲の + 人間は、幻影を見続ける」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺とお前が下の連中に向かって、愛想よく + 手を振っている幻影を、な」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「み、見えて……いないの?」 +\endtext + +\text +マガヒメは、首を巡らすようにして、周囲を +うかがう。 +\endtext + +\text +もちろん、この行為が周囲にバレていたなら、 +とっくに大騒ぎになっていただろう。 +\endtext + +\text +リズベルやマーガレッタだけならともかく、 +後ろにはシュカの文官、武官達も並んで +いるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だろう。俺が、その程度のことに + 頭が回らないと思ったか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あなたなら、欲望のために、なにを + しても不思議じゃない、から……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お褒めにあずかり光栄だよ」 +\endtext + +\text +マガヒメとしては、褒めているつもりなど +毛頭ないのだが、カイムにはそれは伝わって +いないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、いくら幻惑魔法が掛かっている + からと言っても、大きな動きはするな」 +\endtext + +\text("カイム") +「幻影と実際の動きがあまりかけ離れると、 + 周囲にバレてしまうからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +カイムの脅し文句に、マガヒメは息を呑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、もしかして周囲にバレたいのか? + 急に絞まりがよくなったな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、あるわけが――」 +\endtext + +\text +マガヒメがそう抗議しようとした瞬間、 +カイムは再び彼女の肛内をペニスで +突き始めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、はああっ! あっ、あああーっ、 + は、はぐううっ! んっはああっ、ひいっ、 + ひうっ! あっ、だ、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の『ダメ』は信用ならんな、ふふっ。 + その口から、じっくりと懇願の言葉を + 引き出してやる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やめて! も、もうやめて! ああっ、 + あひっ! ひあああっ、ん、ぐっ! はっ、 + はっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメがいくらやめるように +言っても、カイムがそれを受け入れるはずも +なかった。 +\endtext + +\text +散々に肉棒で抽送され、充血した肛穴。 +それを更に嬲るようにえぐっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、くっ、あっ、ああっ、お、お尻、 + お尻が……ひうっ、お、おかしくなるっ、 + こ、壊れる! あっ、あーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。お前の身体は、この程度で + どうにかなったりなどしない。 + そこは保証してやる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんな保証されても……ひっ、ひうっ! + んっはああーっ、はっ、はぐっ! + あ、あああーっ、んくあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、気付いているか、マガヒメ。 + もう既に、いやらしい声が出てしまって + いることに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、嘘……嘘よっ、そんな! ひっ、あっ、 + ああっ、んはあっ! はっ、あはああっ、 + んああっ、あ、あーっ!」 +\endtext + +\text +カイムにそう言われ、マガヒメはぶんぶんと +首を振った。 +\endtext + +\text +しかし、いくら否定してみても、彼女の +菊座は更なる肛悦を求めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘だと思うなら、自分の指で肛門を + なぞってみるといい。ケツ穴が、チ●ポに + 嬉しそうにしゃぶりついているぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな、こと……ひっ、ひあっ、あっ、 + あっはあんっ! は、ああっ! くああっ、 + ん、んはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……一度イッたせいか、 + 腸液も多いな。 + ケツ穴がべとべとだ。ふふふ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あはあああっ! は、はぐうっ!」 +\endtext + +\text +角度をつけて抽送すると、結合部からは +淫らな水音が響く。 +\endtext + +\text +分泌された腸液と、逆流してきた精液が +混じり合い、括約筋と肉竿の表面で +こね回されているのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞こえたか? お前のケツ穴が悦んでいる + 音が。んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違う、これは……わ、私のせいじゃ、 + 私の……あっ、あああーっ! はああんっ、 + あ、あぐ! あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、必死になって否定の言葉を +紡ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ認めぬか……まあいい。少し休ませて + やろうじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、は、は、はぁ……あっ、ああ……く、 + う、うう……はぁ、はぁ、はふう……!」 +\endtext + +\text +カイムが抽送を緩めると、マガヒメは大きな +ため息を漏らした。 +\endtext + +\text +だが、その耳には今まで聞こえなかった +音が飛び込んでくる。 +\endtext + +\text("聴衆A") +「マガヒメさまー!」 +\endtext + +\text("聴衆B") +「あのように魔王様と寄り添って……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +そう、彼女の眼前には、多くの聴衆がおり、 +その声が耳に届いたのだ。 +\endtext + +\text +今までは、カイムの激しい抽送とそれに +よって惹起される悦楽に酔っていた。 +\endtext + +\text +だが、抽送が緩められると、途端に周囲の +状況が彼女を押しつぶしそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、どうした? 聴衆に手の一つも + 振ってやれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「やらないのか? ならば、この状況を + 彼らに見せつけるか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やるわ。やるから……お願い。そ、 + それだけは許して!」 +\endtext + +\text +カイムに促され、マガヒメはおずおずと +手を上げ、それを聴衆に向けて振る。 +\endtext + +\text +同時に、広場からはどっと歓声が上がった。 +\endtext + +\text +たまたま、聴衆が見ていた幻影の動きと +マガヒメの行動が一致しただけだ。 +\endtext + +\text +しかしそれは、彼女により強く、周囲の目を +自覚させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく。あの聴衆達も、お前が胸壁の下で + 俺と繋がっているなど想像すらできまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかも、ケツの穴で、な」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あぐううーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、乱暴に腰を突き上げる。 +\endtext + +\text +それにより、強い肛悦をたたき込まれた +マガヒメは、ガクンと身体を揺らした。 +\endtext + +\text +再び、聴衆がどっと沸く。 +\endtext + +\text +これまた幻影の動きに反応しただけだが、 +マガヒメにとっては生きた心地のしない +反応だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、どうやらシュカの国民もお前の + 淫らな姿を見られて大興奮のようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんな……そんなこと……い、いや、 + いやぁ……あっ、あああーっ!? や、 + やめて! ああっ、やめてぇっ!」 +\endtext + +\text +胸壁にガードされ、その上幻惑魔法によって +カモフラージュされている。 +\endtext + +\text +その事実は、性悦が高まるのと同時に +マガヒメの頭の中から抜け落ちていた。 +\endtext + +\text +淫らな肛姦を多くの国民の前に +さらけ出している。 +\endtext + +\text +今の彼女は、そう錯覚していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、フィニッシュだ。お前が浅ましく + ケツマ●コでイクところを、国民達に + しっかりと見てもらえ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ! あっ、あああっ、だ、だめっ、 + だめえっ、そんな、ひ、人前でっ、お、 + お尻、しないでぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更取り繕っても無駄だ。お前の淫らな + 姿は、ここに集まった国民、文官、武官、 + 全ての人間が見ているのだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いやあっ! だめ、だめだめ! そんなの、 + だめえっ! くはあっ! あ、ああーっ、 + だめ、だめなのっ、だめなのにぃっ!」 +\endtext + +\text +周囲の人間全ての視線が、自分の肛門に +注がれている。 +\endtext + +\text +マガヒメはそんな錯覚の中にいた。 +\endtext + +\text +しかし実際には、そのことに気付いて +いるのはカイム以外にはリズベルしか +いない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。お前の淫らすぎるケツ穴が + 物珍しいようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルも、マーガレッタも、呆れ顔で + こちらを見ているぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いやぁっ、み、見ないでっ! こんな + 姿、み、見ないでっ! ああ、だめ、だめ、 + くあああっ! だめなのぉっ!」 +\endtext + +\text +リズベルがこちらを呆れ顔で見ているのは +事実だが、それはカイムに向けての視線だ。 +\endtext + +\text +だが、マガヒメがそのことに思い至ることも +なかった。 +\endtext + +\text +今の彼女は、それほどまでに肛悦に溺れ +切っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう遅い。あとはイクしか手立てがない + だろう? ここでやめたりしたら、お前は + 気が狂いそうになるはずだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと……な、ない! そんな、 + こと……ひっ!? ひあああっ! あっ、 + ああーっ! はあああ、あぐうっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を否定しようとした途端、 +ペニスに括約筋を擦り上げられ、マガヒメは +悲鳴に近い喜悦の声をあげていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、どの口でそんなことはないと + 言うのだ? もはや、絶頂寸前まで + 追い詰められているというのに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ち、違う、違うの……あっ、あっ、ああ、 + いや、あ……い、いいっ! 気持ちいいっ、 + 気持ち……いいぃっ!」 +\endtext + +\text +乱暴な抽送を受け、ついにマガヒメは悦楽を +認めてしまった。 +\endtext + +\text +事実、彼女の身体はカイムが言うとおり +陥落寸前だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、イクがいい。俺も……くっ、肛内に + 出してやるからな。ぐう、うっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはああああーっ、あ、い、イク、 + イッちゃう! あ、イク、お尻の穴で、 + イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、ひいいいいーっ! あ、熱い、熱い、 + んああああーっ! 熱いのぉっ! た、 + たくさん、入って……来るぅっ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、マガヒメの肛門が痛いほどに +ペニスを締めつけた。 +\endtext + +\text +その食い締めに逆らってカイムは濁精を +肛内に注ぎ込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うっ! うふううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああーっ、入って来る! 入って、 + く、来るっ! たくさん入って……あ、あ、 + ああっ! 来るぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、まだっ、まだ入って来る! ひああっ、 + んはああーっ! お尻が灼ける! + ああっ、熱いので灼けちゃうっ!」 +\endtext + +\text +次々と腸壁を打つ熱濁。 +\endtext + +\text +その刺激に、マガヒメはガクガクと身体を +震わせ、腰を躍らせた。 +\endtext + +\text +それと同時に、マガヒメの股間からは +湯気の立つ黄金水が迸っていた。 +\endtext + +\text +あまりにも強すぎる絶頂により、尿道が +弛緩し、尿意が我慢しきれなくなったらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ふふっ! はははっ! これは驚きだ。 + 俺の言った通りに、本当にお漏らしを + するとはな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「と、止まって! ああっ、止まってぇっ! + こんなのだめ! だめぇっ! ひ、ひああ、 + あっ、あーっ!」 +\endtext + +\text +しかし、一度弛緩してしまった尿道には +堰を切った小水を止める力はなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはああーっ!」 +\endtext + +\text +ぬかるみの中から、無理矢理足を +引き抜くような音と共に、カイムがペニスを +抜き去る。 +\endtext + +\text +同時に、膣口からは蜜汁が、尿道口からは +小水が勢いよく飛んだ。 +\endtext + +\text +さらには、散々に抽送され、緩んでしまった +肛門からも、腸液と精汁の混じり合った +液体がだらだらと流れ落ちてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっとっと。幻惑魔法が掛かっているとは + 言え、後始末は誰かにさせんとな」 +\endtext + +\text("カイム") +「三つの穴からそれぞれ垂れ流しとは + 驚きだよ。ふふふ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いや……ああ、い、いやぁ……!」 +\endtext + +\text +肛姦が終わり、カイムがマガヒメを床の上に +立たせる。 +\endtext + +\text("聴衆A") +「なんだか……マガヒメ様の様子がおかしく + ないか?」 +\endtext + +\text("聴衆B") +「きっと、併合後のお仕事でお疲れ + なのだろう。お労しい」 +\endtext + +\text +その頃になると、カイムとマガヒメの様子が +おかしいことに聴衆も気づき始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、さっさとずらかるぞ。マガヒメ、 + 最後に愛想を振りまいてやれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、ええ……」 +\endtext + +\text +カイムに言われるまま、マガヒメが聴衆に +向けて手を振る。 +\endtext + +\text +どっと沸き起こる歓喜の声の中、カイムは +彼女の手を引いて、そそくさとその場を +後にしたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_08.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_08.txt new file mode 100644 index 0000000..08f87f6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_08.txt @@ -0,0 +1,1266 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_08") + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ、ん、は……ああ、い、いや、 + こんなの、いや……は、放して! ああっ、 + 放してったらぁっ! あ、ひっ!」 +\endtext + +\text +暗い地下迷宮の一室。そこでは凄惨な光景が +繰り広げられていた。 +\endtext + +\text +一人の少女――と見まごうほどに幼くなって +しまったマガヒメが、触手の群れに +襲われている。 +\endtext + +\text +その触手は、マガヒメの未熟な前後の穴に +入り込み、その中を容赦なく犯していた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ、くううっ! あっ、あひっ、くっ、 + ふはっ! あっ、あああっ、な、なんで、 + どうしてこんなことに……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、い、いや、そ、そんなところ、そんな、 + ああっ、ほ、ほじっちゃだめええっ! + く、はああっ!」 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメの懇願もむなしく、触手は +思うさまに彼女の身体を蹂躙していく。 +\endtext + +\text +まるで、勝手知ったる我が家……とでも +言いたげな振る舞いだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くううう、あ、ああ、ぬるぬるして、 + なんだか気持ち悪い……い、いや、 + ああっ! ふああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ち悪いとは心外だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、でも、見た目がいかにも触手って + 感じで……ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、確かに、な」 +\endtext + +\text +触手を根元へとたどっていくと……そこに +いたのはカイムだった。 +\endtext + +\text +だが、なぜ二人がこんな異様な状況に陥って +いるのか。 +\endtext + +\text +それには、深いわけがあった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +その日、カイムはまた書類の裁可に +追われていた。 +\endtext + +\text +とは言っても、この日は書類も少なく、 +さほど切羽詰まった状況ではない。 +\endtext + +\text +やってきたマガヒメと無駄話をしつつ、 +ティータイムを楽しむ余裕すらあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「開いてるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します。追加の書類を + お持ちしました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そこに置いておいてくれ。 + それと、そこの山はもう裁可が + 終わったヤツだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます……あ、そうだ」 +\endtext + +\text +決裁済みの書類入れに入っていた書類を +手にし、それをぺらぺらとめくっていた +リズベル。 +\endtext + +\text +彼女はふと何かを思いだし、カイムの +サインを確認する手を止めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今日、新しい施設を迷宮内に追加しました。 + カイム様にはご報告を……と思いまして」 +\endtext + +\text("カイム") +「新しい施設? 秘宝館でも建てたのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんで、そういう方向にしか頭が行かない + んですか……まあ、内容はともかく、 + 名前は似たようなものですけど」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どういうことなの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「侵入してくる冒険者向けに、新たに + 宝物庫を設置したんです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ? 侵入者に、わざわざお土産の + お宝まで持たせようっていうの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違います。いかにもそれらしく見せかけた + 偽の宝物庫で、中身はトラップ満載の + 危険なシロモノです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、なるほど……そうよねえ。冒険者は + みんなお宝に目がないものねえ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。その心理を逆手にとって捕獲する + ためのトラップです。もちろん、宝物庫の + 中にはお宝がありますが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どれもこれも一癖も二癖もある厄介な + マジックアイテムです。うかつに触ると + とんでもないことになりますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜそれを俺にいう必要があるのだ」 +\endtext + +\text +カイムがそう言葉を発すると、リズベルと +マガヒメは顔を見合わせた。 +\endtext + +\text +そして、同時にうなずく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはカイム様が――」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「触っちゃうからよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……俺の、魔王軍の長としての + 立場とはいったい……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その立場を、いつも、自ら危うくして + いるのはどこのどなたですかね」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムに向けられるリズベルの +視線は、下手な氷雪魔法よりも冷たく、鋭い。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うふふ。これに懲りたら、やんちゃ坊主 + みたいなことばかりしてないで、少しは + 落ち着きなさいな、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「ううっ、ぐす……ひぐっ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はいはい。泣いてる暇があるなら、手を + 動かしてくださいね。まだまだ書類の + おかわりはありますから」 +\endtext + +\text +カイムの嘘泣きを鼻で笑い飛ばすと、 +リズベルは決裁の終わった書類を手に、 +執務室を出て行った。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「と言うわけで、ここがその宝物庫だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「リズベルに触るなって言われたわよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。だが女の『触らないで』は、 + 『もっとそこを触って』と同じだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この場合は違うと思うけど……」 +\endtext + +\text +カイムの強引な解釈に、マガヒメも +苦笑せざるを得ない。 +\endtext + +\text +リズベルが訪ねてきてからしばらく後、 +デスクワークがあらかた片付いたところで、 +カイムは宝物庫の入り口まで来ていた。 +\endtext + +\text +そのカイムを諌めようとついてきた +マガヒメではあったが、結局強引に +押し切られてしまっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもだ、あんな物言いをされれば、 + 中を覗いてみたくなる。それが男心と + いうものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「スカートの中を覗いてはいかんと + 言われれば是非とも覗きたくなる。 + そうだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、私に同意を求められても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「風呂場や更衣室とて同じだ。 + 禁じられているからこそ! ぜひとも + この目で見てみたくなるのだっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、ええっと……捕まっても、弁護は + しないわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。この迷宮では + 俺がルールだからな」 +\endtext + +\text +相も変わらず、自信のない根拠に満ちた +ドヤ顔。 +\endtext + +\text +まあ、確かにこの迷宮内でなら、なにを +してもカイムがルール、ということで +通用するのだが……。 +\endtext + +\text +マガヒメの口からは、諦めのため息が +漏れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、一通り納得できる理由ができた + ところで、お宝拝見と行くか!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はあ、やめるって発想はないのね。 + いいわ。後でリズベルに怒られるでしょう + けど……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたの暴走に見て見ぬ振りはできない + もの」 +\endtext + +\text +こうなっては一蓮托生。毒皿というヤツだ。 +\endtext + +\text +宝物庫に躍り込んでいくカイムに続いて、 +マガヒメも室内へと足を踏み入れた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +で、この状況である。 +\endtext + +\text +宝物庫に安置されていたランプ。それを +手にした瞬間、黒い霧が発生し、カイムを +飲み込んだ。 +\endtext + +\text +同じく、妖しげな壺を覗き込んだマガヒメは +ピンク色の煙に包み込まれていた。 +\endtext + +\text +そして気がつくと、二人はこの状況に陥って +いた。 +\endtext + +\text +カイムの身体からは無数の触手が生え、 +マガヒメは子供のように若返っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、変化のランプと、若返りの壺 + だったようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だからって、なんで私、襲われてるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、後学のためだ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「触手ものは嫌いではないが、 + 今までは俺自身にその感覚を + 共有できないのが難点だった」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、こうしてせっかく触手が + 生えたのだ。これで女を犯す感覚を + 体験しておけば――」 +\endtext + +\text("カイム") +「今後、幻像石でいたす時にも、プラスに + なるに違いない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、あ、うん……そう、ね」 +\endtext + +\text +やたらポジティブなカイムに対し、 +マガヒメの返答は冷め切っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけだ。お前も、その身体で + 男をくわえ込むのは初めてだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「難しいことは捨て置いて、初めて同士、 + せいぜい楽しもうじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんだか言ってることがむちゃくちゃ + なんですけどっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。では、行くぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いひいっ!? ひああっ、あ、ああーっ、 + んぐううっ! き、キツいっ、お、お尻、 + お尻が……キツいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう……さすがに、初めての触手と + あってはコントロールが難しいか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぐううう、あ、そ、そんなっ、乱暴に、 + ああっ、乱暴にしないでっ! んはああ、 + あ、あふああっ! んああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムがぐねぐねと触手を蠢かせ始める。 +\endtext + +\text +しかし、その制御に慣れていないため、 +動きは酷く稚拙、かつ乱暴なものだった。 +\endtext + +\text +そのため、激しく膣と肛門を擦り上げられた +マガヒメは、苦悶の呻きを漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうは言うがなマガヒメ、俺とて、まだ + こいつを動かすことに慣れていないのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いっそ、お前が腰を振ってこいつを + マ●コとケツ穴でしごいてくれないか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、 + できるわけないでしょ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば仕方ない。もう少しだけ我慢しろ」 +\endtext + +\text +カイムは暢気にそう言うと、再び触手を +蠢かせ始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あぐっ、ふああっ! あ、あーっ、 + んあっ、ああっ、あ、あひあっ! き、 + キツい、キツいのっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、なんとなくコントロールのコツが + つかめてきたぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、ああっ! んふああっ、はあっ、 + はっ、ひあっ! あ、あああーっ、いっ、 + いいっ、気持ちいいっ! ふああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが触手の制御方法を身につけると、 +その動きは次第に滑らかで繊細なものに +なっていく。 +\endtext + +\text +それと共に、マガヒメの口からは苦悶の +呻きではなく、悦楽の喘ぎが漏れるように +なった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、深い! お、奥まで……奥まで来て、 + ひああっ! い、いいのっ! 気持ちいい、 + ああーっ! すごいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、これは……ふふ、こちらも + チ●ポほどではないが、快感を + 得られるな」 +\endtext + +\text +不思議なことに、触手にはそれなりの +感覚器官が備わっているようだった。 +\endtext + +\text +魔法で作り出された一種の幻影に過ぎない +はずなのだが、この際、細かいことは +どうでもいい……とカイムは開き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「千載一遇のチャンスだ。せいぜい触手 + プレイを楽しむとしようじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、な、なに? さっきから + なにを一人でぶつぶつ言っているの? + 具合でも悪くなった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、むしろ元気が有り余っている + くらいだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふああっ、あ、あふうっ! んくうっ、 + あっ、あっ、い、いいっ、気持ちいいっ、 + んんぅっ、くふううんっ!」 +\endtext + +\text +今や、ほぼカイムの思い通りに動くように +なった触手が、マガヒメの前後の穴を +むさぼる。 +\endtext + +\text +指やペニスよりもフレキシブルに動く上に、 +太くて弾力性のある触手……。 +\endtext + +\text +それが膣や肛門の粘膜にぴったりと密着し、 +内部を擦り上げていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くうあああっ、あ、あひいいーっ! い、 + いいっ、気持ち、いい……あっ、あああっ、 + んぐっ! は、はーっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、どうやらすっかりコイツの味を + 覚え込んでしまったようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、うん……あっ、ああっ、すごい、ん、 + す、すごく、いい……気持ちいいっ! + ふあっ、はあっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お尻の穴も、アソコも……ぐいぐい擦れて、 + ひあっ! あ、い、いいっ! 気持ちいい、 + 気持ちいいのっ! んあーっ!」 +\endtext + +\text +次第にカイムの触手の動きが速く、激しく +なっていく。 +\endtext + +\text +それに伴って、マガヒメも淫らに腰を +躍らせる。 +\endtext + +\text +自ら迎え入れるように腰を突き出し、 +ヴァギナと肛門で触手を締めつける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くうううっ! んあっ、あっ、あーっ、 + い、いいっ、気持ちいいっ! いいのっ、 + も、もっと! もっとぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、たまらん締めつけだ。触手が + ちぎれそうだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ、い、イキそう、イッちゃう、 + いい、気持ちいいっ! お尻もアソコも、 + いっぱいなのぉ……っ!」 +\endtext + +\text +グボグボとぬかるみの中で足踏みするような +卑猥な音。 +\endtext + +\text +その音にリズムを合わせるようにして、 +二人は互いに悦楽をむさぼる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ、く、来るっ! 来ちゃうっ、 + ひあっ、あ、お、奥の方に……ぐりぐり、 + あ、当たって、いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こちらも出そうだ……触手で + 射精できるのかどうかはわからんが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いいわっ、イッて! 一緒に、ああ、 + 一緒にイッて! イク! イクからぁ! + あっ、イク……イッちゃう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふああああーっ! あっ、あっ、ああっ、 + くっはあああーんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメが絶頂するのと同時に、カイムも +触手の中心にこみ上げている圧力を解き +放った。 +\endtext + +\text +それと共に、精液に似た液体がマガヒメの +膣内と肛内に噴出し、また全身を染め上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、熱いぃっ! ひああっ、あっ、熱い、 + 熱いのが……いっぱい! はあっ、あっ、 + あぁんっ! いっぱいぃっ!」 +\endtext + +\text +次々と浴びせられ、そして注ぎ込まれる +液体。 +\endtext + +\text +その熱さに、マガヒメはガクガクと身体を +震わせる。 +\endtext + +\text +同時にヴァギナも肛門もヒクヒクと痙攣を +繰り返し、触手から更に液体を搾り取ろうと +する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ、ま、まだ入って来る! + まだ……あっ、ああっ、入って来るっ、 + た、たくさん……入って、ふああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ううっ!」 +\endtext + +\text +本数が多いだけに、噴出する液体の量も +半端なものではなかった。 +\endtext + +\text +ペニス一本だけならまだしも、全ての +触手が液体を噴き上げたため、総量は +圧倒的だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はーっ! はーっ! ふ、はああっ、 + あ、ああ……お、終わり? 終わり、 + なの? ん、あぁ……」 +\endtext + +\text +ようやく触手の脈動が終わり、マガヒメは +一息つくことができるようになった。 +\endtext + +\text +辺りは、噴出した粘液でべとべとに +なっている。 +\endtext + +\text +その中で、触手は未だざわざわと活発に +蠢いていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム? あなたは、気持ちよかった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。しかし、残念なことに一本ずつの + 快感はチ●ポほどではないな。 + 全て集めて一回分といったところだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そうなんだ? わ、私はすごく + 感じちゃったけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうか。ならば、もう少し + 楽しむか? どうせ、お前もまだ + 満足してはいないのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは恥ずかしげに +うなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを恥じらうことがある。物足りないの + なら、そう言えばいい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、でも、やっぱり恥ずかしいじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……では、やめにするか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなことは言っていないでしょう? + カイムの意地悪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ならば最初から素直に、もっと + マ●コとケツ穴をほじってくださいと + 言えばいいのだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「は、ひいいっ!? あっ、ああっ、そんな、 + 急に……ひああっ! あっ、あぐっ、んっ、 + はあんっ! あーっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +やにわに触手を蠢かせるカイム。その唐突な +動きに、マガヒメは悲鳴に近い嬌声をあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「触手プレイがお気に召したのだろう? + だからこうして続行したのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、じっくりと嬲られる方が + お好みかね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう言われても……どっちがいいか + なんて……は、ひっ!? ひあっ、ああっ、 + んくはああーっ!」 +\endtext + +\text +ズボズボと、無遠慮に触手がマガヒメの +前後の穴を蹂躙する。 +\endtext + +\text +絶頂直後の膣と肛穴をほじくり返され、 +マガヒメはガクガクと総身を震わせた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああっ、そんな、乱暴に、したら、 + ひあっ、こ、壊れるっ! 壊れちゃうっ、 + んひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「先ほどの一回戦目で限度は見極めてある。 + お前の身体は、この程度では壊れたり + などしない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう言われても……は、激しいっ、 + くあっ! は、激しすぎるっ! んぐっ、 + く、ふうううんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの抗議も激しく、カイムは更に +縦横に触手を蠢かせる。 +\endtext + +\text +ひっきりなしにかき回されるヴァギナと +肛門からは、グチュグチュという湿った +音が聞こえ始めていた。 +\endtext + +\text +掻き出されてきた愛蜜と腸液がこね回され、 +空気と撹拌されて淫らな音を響かせていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、い、いやらしい音が、し、してる、 + ふああっ、んっ、い、いや、音立てないで、 + あっ、ああーっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「音を立てるなと言われてもな。これは + お前のマ●コとケツ穴が悦んでいる音 + だぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいいっ! く、ひっ! ひあっ、ああっ、 + んはああーっ、あっ、あっ、んあっ、だめ、 + ふあ……だめなのっ!」 +\endtext + +\text +しかし、そう言いながらもマガヒメの腰は +自らカイムの操る触手をくわえ込むように +踊り続けている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、お、うううっ! んきゅううっ、ぐ、 + ふううっ、ふ、あう、ふ、深いぃっ! + い、いいっ! あーっ、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、なんだかんだ言っても、ちゃっかり + 感じているんじゃないか。好き者め」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くうあっ! はっ、はっ、はーっ、はーっ、 + あ、あ……ふ、はふうう、んんっ、くうっ、 + す、すごかった……ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの触手の動きがわずかに緩み、 +マガヒメは安堵のため息を漏らした。 +\endtext + +\text +そのままでは、イッてしまいそうだった +からだ。 +\endtext + +\text +カイムの方も、それを見越して動きを +緩めたに違いない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、せっかくの触手プレイだからな。 + あっさりとイッてしまってはつまらない」 +\endtext + +\text("カイム") +「お互いに一度イッている今だからこそ、 + より深く愉しめるというものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「む、無理……ああっ、無理よっ! す、 + すぐにでも、イッちゃいそう……ああっ、 + イッちゃいそうなんだからっ!」 +\endtext + +\text +そんなことを言っている間にも、カイムは +ゆるゆると触手を蠢かせ、マガヒメの内部を +刺激し続けていた。 +\endtext + +\text +動きが緩んだとは言え、絶頂直前の身体に +その刺激は強すぎた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに? もう少し我慢できんのか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「む、無理……無理よっ! イキそうなの。 + イッちゃいそうなの……あぁっ、お願い、 + イカせて! イカせて、カイムっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、切なげにそう訴える。 +\endtext + +\text +一人だけで先にイカれては興ざめだ。 +\endtext + +\text +そう考えたカイムは、再び触手を激しく +動かし、絶頂へと駆け出した。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あーっ、い、いいっ、くううっ、 + いいっ! 気持ちいいっ、ああっ、す、 + すごい……深くて……ああ、熱いぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、締めつけがよくわかる。よほど + イキたくてたまらないらしいな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう……そうなの。も、もう、 + 我慢できない……あっ、ひっ、ひぅ、 + あっはあっ、はああんっ、んあっ!」 +\endtext + +\text +カイムの触手が速く、強くうねり始めると、 +マガヒメもまた自ら腰を振ってそれを +受け入れる。 +\endtext + +\text +先ほどまで聞こえていた淫らな水音は、 +マガヒメの荒い呼吸と喘ぎ声に +かき消されていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いいっ、あっ、来る! き、来ちゃう、 + 来ちゃうっ! んひいいっ! いいっ、 + あ、い、いいっ! くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、こちらもそろそろ出るぞ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「き、来て! だ、出してっ! 触手から、 + い、いっぱい注ぎ込んで! な、膣内に、 + 膣内にいっぱい……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ、出る……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、い、イキそう……あっ、だめっ、い、 + イク、イッちゃう! あっ、すごい、いい、 + 気持ちいいっ! んあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! 限界だ……出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、イク、イク……んふああっ、あっ、 + ああ……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっあああっ! んはああっ、あっ、あっ、 + あぐああ……あっ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text +触手がビクンビクンと何度も脈動し、 +マガヒメの体内に熱汁を撃ち込む。 +\endtext + +\text +その刺激で、彼女は絶頂した。 +\endtext + +\text +マガヒメの腰が淫らに踊り、その脈動する +触手を更にしごき立て、締め上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くううううっ! 入って……ああっ、は、 + 入って、来るっ! 膣内に、たくさん、 + は、入ってくるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、熱いのが……お、お尻にも! + お尻にも入って……ひううっ! お腹が、 + いっぱいになっちゃうっ! はうんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの膣壁と腸壁は、触手から放たれる +粘液に何度も打たれた。 +\endtext + +\text +そのたびに、陸に打ち上げられた魚のように、 +マガヒメの身体が同じリズムで跳ね上がる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はーっ、はーっ、ふあっ、はあっ、あ、 + あぁ……ん、く、ああ……!」 +\endtext + +\text +触手からの射精にも似た粘液の放出が +収まると、マガヒメはうつろな表情で +大きく息を吐いた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、はふ……あ、あぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……どうだ、マガヒメ? + 満足したか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、んぅ……はぁ……あ、ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、聞くまでもなく一目瞭然だったな」 +\endtext + +\text +カイムの問いかけにも、マガヒメはろくに +答えられなかった。 +\endtext + +\text +それでも言っていることはわかっている +らしく、こくこくとうなずきが返ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえず、この姿ではこの部屋から + 出るわけにもいかんか。魔法の効果が + 切れるまで、待つしかないな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ!? ま、まさか、まだするの!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメはびくっと肩を +すくませる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、魔力の強さから判定して、そろそろ + 時間切れだろう。今日のところはこれで + 終わりだな」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは疲れた表情で +胸をなで下ろしていた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +それからしばらく後……カイムの言った通り、 +魔法の効果は切れていた。 +\endtext + +\text +カイムから生えていた触手は消え去り、 +マガヒメもいつも通りの体格へと戻っていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あれで永遠にあのままだったら + ちょっと困ったかも知れないわね。 + 特にあなたは」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにな。だがお前は、永遠に若いままで + いられたかも知れないぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うーん、それはそれで魅力的だけど、 + そうなったら人生に退屈しそうだわ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは肩をすくめる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まあ、リズベルの言うとおり、あそこに + あるのはあくまで囮……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、マジックアイテムも一時的な + 効果しか持たない + 粗悪品だったんでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃそうだ。 + 強力なマジックアイテムなど、 + あんなところに置いておけるものか」 +\endtext + +\text +それにしても……と、カイムは思う。 +\endtext + +\text +触手プレイはなかなか悪くなかった。 +\endtext + +\text +だが、やはり男なら、自分のモノで貫いて +こそだな。 +\endtext + +\text +あの触手も幻影だからか、感覚が本物の +ペニスのように鋭敏ではなかったし……。 +\endtext + +\text("カイム") +(本物のチ●ポ並みに敏感な触手か。 + 呪文を研究してみる価値はあるかも + 知れんな) +\endtext + +\text +マガヒメの言葉も上の空。 +\endtext + +\text +カイムは執務室への道をたどりながら、 +そんなことをずっと考えていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_09.txt new file mode 100644 index 0000000..91a306e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_09.txt @@ -0,0 +1,387 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_09") + +\text("カイム") +「ふふ……夜の街というのは、国が違っても + 似たような賑わいを見せるものだな」 +\endtext + +\text +シンレンガの市街をマガヒメと歩きながら、 +カイムはふとそんな感想を漏らす。 +\endtext + +\text +その言葉通り、夜になってもというよりは +むしろ夜になったからこそ、市街地は +賑わっていた。 +\endtext + +\text +もう既に千鳥足の酔客。 +\endtext + +\text +あちこちで飛び交う客引きの声。 +\endtext + +\text +それらの喧噪の中に、異国情緒あふれる +料理の香りが混じり合っていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、柄にもなくおセンチな気分?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は感心しているのだよ、マガヒメ」 +\endtext + +\text +ややからかいのトーンを含んだマガヒメの +言葉に、カイムはまじめくさった顔で応える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「感心?」 +\endtext + +\text("カイム") +「民というのはたくましいものだ、とな。 + 彼らにとっては他国との戦争も、宮廷内の + 政争も些細なことのように見える」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね……街のみんなにしてみれば、 + 今日の商売の繁盛具合や、 + 明日の仕入れの値段の方が重大なのね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに、サンでは王朝が変わることなんて + 日常茶飯事だったから……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「今回の一件も、おおごとだと思って + いたのは私達と軍人だけだったのかも + 知れないわね」 +\endtext + +\text +マガヒメはそう言うと、何とも言えない +眼差しで道行く人々を眺める。 +\endtext + +\text("カイム") +「腹が減ったな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきから――多分鶏肉を焼く匂いだと + 思うが、それが漂ってきて、腹の虫が + 騒ぎ立てている」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「言われてみれば晩ご飯の時間ね。いいわ。 + 近くに私のお気に入りのお店があるから、 + そこに行きましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「賛成だ」 +\endtext + +\text +マガヒメの言葉にうなずくと、カイムは +彼女の案内で細い路地へと入っていった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +マガヒメがカイムを連れて入ったのは、 +シュカ風の居酒屋だった。 +\endtext + +\text +店はそこそこの広さで、客層は中流以下の +市民が多いように見受けられる。 +\endtext + +\text +そこでは、串を打った鶏肉や野菜、魚などを +炭火で調理し、焼きたてを出してくれる。 +\endtext + +\text +また、頼めばシュカ風の穀物から作った +透明な酒を楽しむこともできた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう、食った食った」 +\endtext + +\text +串焼きを山ほど平らげ、2、3杯酒を +引っかけたカイムはご機嫌だ。 +\endtext + +\text +マガヒメもカイムにつきあって、2杯ほど +グラスを空けていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どう? お気に召したかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、まさか塩だけで味付けた鶏肉が + これほど味わい深いとはな」 +\endtext + +\text +鶏肉自体の旨味と、ほどよく乗った脂。 +\endtext + +\text +それを生かす塩の振り方と、炭火の特性を +活かした焼き加減。 +\endtext + +\text +居酒屋のあるじは、一見冴えない職人の +ように見える。 +\endtext + +\text +だが、その手腕はカイムが知る中でも +トップクラスのシェフにも勝るとも +劣らないだろう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで……これからどうするの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? どうするとは? 甘いものでも + 欲しくなったか? だったら――」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いえ、食事のことじゃなくて……これから + 先のことよ。あなたはシュカを併合した。 + それで?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そっちの方か。ふむ……まあ、まず、 + ニルト地方の統一だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、大きく出たわねえ」 +\endtext + +\text +だが、マガヒメにしてみれば、カイムに +問うた時から、そんな答えが返ってくる +だろうとは予測していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、なにしろ、ニルト中のいい女が俺を + 待っているのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを全て手に入れる。いい女、すなわち + 俺のものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あはは。なんて言うか……あなたらしいわ。 + うん」 +\endtext + +\text +ドヤ顔で大言壮語を放つカイム。 +\endtext + +\text +マガヒメもどうせそんなことを言うだろうと +思ってはいた。 +\endtext + +\text +だが、カイムはいたって真面目にそう考えて +いるらしい。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、まあ、それはいいとして……それから + 先は? ニルトを平定したとして、更に + その先もあるのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……そこから先か。 + さすがにそこまでは、この俺の頭脳を + 持ってしても予想しかねる」 +\endtext + +\text("カイム") +「正直、なにも考えていないというのが + 実情だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あらあら」 +\endtext + +\text +カイムの返答に、マガヒメは苦笑せざるを +得なかった。 +\endtext + +\text +とは言え、自分がカイムの立場だったら +どうかと考えてみれば……確かに、それ以上 +先のことを考えるのは難しそうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、その辺りのことはリズベルが考えて + いるだろうさ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あの子のこと、 + 本当に信頼してるのね」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメはかすかな +嫉妬交じりの吐息を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「前にも言ったが、アレにそんな感情は + 持っていない」 +\endtext + +\text +マガヒメの吐息の意味に気付いたらしく、 +カイムはやや照れくさそうにそう言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「アレは、胸もなければ尻も揉み甲斐が + ない。おまけに愛想もないと来た」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の方が、ずっといい女だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、ありがと。褒め言葉として + 受け取っておくわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも……そういうのじゃないのよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +どこか不満げなマガヒメの言葉。 +\endtext + +\text +そのトーンに、カイムは眉間に皺を寄せる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あの子以外の女は、 + みんなあなたの所有物」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたが優しいのは知っているけど、でも、 + 支配する者とされる者という立場が厳然と + 存在しているわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、あの子……リズベルは違う。だって、 + あの子はあなたの戦友ですもの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あの子以外の誰も、あなたに大きな目標を、 + 夢を与えることはできない……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それが、個人的にはちょっと悔しいかな」 +\endtext + +\text +一息にそういうと、マガヒメは寂しげな +微笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の言いたいことはわかったし、納得も + しよう。アイツがいなければ、今の俺も、 + この国もないのは事実だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、アレには余計なことは言わなくて + いい。あれでおだてられると弱いからな。 + 調子に乗られても困る」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね。下手なことを言って、あの子の + 戦略眼が狂っても厄介なことになるし。 + 言葉には気をつけるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、よろしく頼む」 +\endtext + +\text +それからカイム達は、そのリズベル本人が +痺れを切らして店に呼びに来るまで、他愛の +ない会話を楽しんだのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_10.txt new file mode 100644 index 0000000..e9a8ac7 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_10.txt @@ -0,0 +1,2333 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_10") + +\text("カイム") +「ああ、開いているぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんばんは。いいかしら、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……どうした?」 +\endtext + +\text +ある日の夜。 +自室で魔道書のページを繰っていたカイムの +もとを、マガヒメが訪れた。 +\endtext + +\text +カイムは魔道書を閉じ、マガヒメに向き直る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、お勉強? 邪魔しちゃったかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。暇つぶしに眺めていただけだ」 +\endtext + +\text +その言葉通り、カイムはただ寝る前に、 +眠気をより強めようと小難しい魔道書を +眺めていただけだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ? ならいいんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。で、こんな時間にどうしたのだ? + 急ぎの用でもあったのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうじゃないんだけどね……ただ、話が + したかったのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。まあ、座れ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ベッドに向かって顎を +しゃくる。 +\endtext + +\text +マガヒメはうなずくと、そこに腰を下ろした。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私を正式に妻にするつもりはないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……。 + つまり、あれか。お前を娶ることで、 + シュカ併合の正当性を主張しろ、と」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そういうこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「その話は、考えなかったわけではない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、そうだったの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。正確には俺ではなく、リズベルから + 出た話だがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふっ、あの子なら言いそうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが生憎と、俺は結婚だの幸せな家庭だの + 何だのと言ったものには一切興味がない」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにそんなことをせずとも、俺の軍門に + 下った女はすべて俺のものだからな」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは不敵な笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメの方は不満げだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ? お前もそういったことに + あこがれたりするのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それはまあ、そうね。女ですもの」 +\endtext + +\text +そう言ってむくれるマガヒメの表情は、 +恋する乙女のような恥じらいに満ちていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅむ……ならば、この戦が終わったら、 + 全員集めて派手な式を挙げるか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺、この戦いが終わったら式を挙げようと + 思うんだ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いやいや! ちょっと待って! なんか + 危ないフラグが立ちそうになってる!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに……全員まとめてだったら意味が + ないのよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まったく……女心のわからない人ね」 +\endtext + +\text +マガヒメはそうぼやいて唇を尖らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「女心か……そんな面倒なもの、 + 理解したくもないのだがな」 +\endtext + +\text +そんなマガヒメに対し、カイムは心底 +面倒くさそうに答える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もう……そんな調子じゃ、 + いつか愛想尽かされるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは困る……が、その時はその時だ。 + 今更この性格が変わるとも思えんしな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁ……」 +\endtext + +\text +マガヒメは、ため息と共に大きく首を +振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことより、 + 今夜は話だけをしに来たのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ……まさか。まだ夜も早いし、 + 今夜はたっぷりと楽しみましょう」 +\endtext + +\text +カイムに水を向けられ、マガヒメは妖艶な +笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +カイムもまた、彼女にニヤリと笑みを返すと +その細腰を抱いてベッドへと誘う。 +\endtext + +\text +ベッドに身を横たえたカイム。その顔を +マガヒメがまたぐ。 +\endtext + +\text +俗に言うシックスナインの体勢だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ……そんな風に間近で見られると、 + やっぱり恥ずかしい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、今更だな。散々いやらしいことを + してきただろうに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それはそうだけど……やっぱりあなた、 + 女心がわかってない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、だが、男心はわかるぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「目の前にいい女がいたらハメたい。自分の + ものにしたい。実に単純だな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それは……少なくともあなただけじゃ + ないかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうでもないさ。男なら誰だって + 似たようなものだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じゃ、こんな風にかしら? + ふふ……っ」 +\endtext + +\text +マガヒメは、目の前でそそり立っていく +肉棒に指を這わせる。 +\endtext + +\text +ビクンと剛棒が脈動し、カイムの興奮を +伝えてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ふう……お前だって、今すぐにでも + チ●ポをハメてもらいたくて仕方ないの + ではないか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、マガヒメの恥穴に潜り込む。 +\endtext + +\text +負けじと、マガヒメも屹立した怒張に舌を +這わせた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちゅっ、ちゅっる……っ、ちゅっ、 + んむう、ちゅっぷ、れろろっ、 + ちゅるるん……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、その調子で頼む」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「余裕綽々で腹立たしいわね……ちゅっぱっ、 + ちゅるるるっ、れろっ、じゅれろろっ、 + むちゅっ、ちゅっぷ、ぴちゅるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、お前が俺のチ●ポを舐めるたびに、 + 下の口も物欲しそうにヒクヒクしている + じゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなこと、あるわけが……あっ、 + ふあっ! ああーっ! んっ、くううっ、 + あっ、あはぁっ! はむっ、ちゅっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指が無遠慮に膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text +ペニスに舌を這わせていたマガヒメは、 +その動きに思わず嬌声を漏らしていた。 +\endtext + +\text +しかし、ただ嬲られるわけにはいかないと、 +必死でカイムのペニスを舐め上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐむ、むちゅうっ、ちゅっるっ、んっ、 + ちゅっぷ、ちゅうっ、じゅるっ、ずじゅっ、 + ぐじゅっ、じゅぷぷっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、なかなかやるじゃないか……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはあっ! あ、ああっ! はぁんっ、 + んんくっ! あ、あふ……はっ、はっ、 + あむ……ちゅっ、ちゅっるっ!」 +\endtext + +\text +カイムの口調にはまだまだ余裕が感じられた。 +\endtext + +\text +だが、彼の怒張はマガヒメの舌の愛撫を受け、 +脈動している。 +\endtext + +\text +その脈動のリズムに合わせ、マガヒメは +裏すじを重点的に責め立てる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐじゅうっ、ちゅっちゅっ、ちゅっぷぅ、 + んむちゅ……っ、ずじゅるるるっ、 + くちゅっ、ぴちゅる……っ、ちゅっぷ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そこだ……ツボを突いているな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふっ、はふ……むちゅっ、ちゅっぷっ、 + んぐむううっ、ちゅじゅるっ、ちゅじゅっ、 + じゅろろろっ、ちゅぶっ!」 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメの快進撃もそうは続かない。 +\endtext + +\text +カイムが再び、恥穴を指で嬲り始めたからだ。 +\endtext + +\text +膣粘膜を、ぞろりと撫で上げるように動く指。 +\endtext + +\text +そこから産み出される快感に、マガヒメの +腰が躍る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふああっ! はっ、はうんっ! んむうっ、 + じゅっるっ、ぐじゅるるっ、ちゅっぷう、 + んむむむううっ! は、ふうっ!」 +\endtext + +\text +息が弾むほどの強い悦楽に苛まれながらも、 +マガヒメは執拗にカイムのペニスを舐め +続けた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちゅっ、ちゅっ、ちゅばっ、じゅろろっ、 + ずじゅううっ、ちゅっぷ……はぁっ、は、 + ふぅ……あ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、こっちの口もだらしなくヨダレを + 垂らしているぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それは、カイムが弄るからでしょう? ん、 + くふう……はう、ちゅっぷ、むちゅるるっ、 + ずじゅっ、ちゅっるうぅぅんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、こちらも積極的に口を使うとするか。 + ふふ……ちゅっ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふううーっ!? ふはっ、はっ、はっ、 + あ、ああ……あ、ひいっ! そ、そこは、 + そこはだめ……だめなのっ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、クリトリスの包皮を剥く。 +\endtext + +\text +露出したルビー色の肉芽に舌先が絡みつき、 +それを刺激する。 +\endtext + +\text +鋭すぎる快感に、マガヒメの腰がガクガクと +跳ね上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、逃げるなよ。せっかく愉しませて + やろうと言うのだからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ! んひいいっ! ひあっ、あっ、あ、 + ああーっ! んんっ! んむ……じゅっ、 + じゅるるっ、ちゅっばっ、ちゅぶっ!」 +\endtext + +\text +カイムの愛撫が激しくなる。 +\endtext + +\text +同時に、マガヒメも激しく舌を使った。 +\endtext + +\text +そうすれば、カイムの気を逸らすことが +できると考えたからだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じゅっ、ちゅっぷ、んむちゅうっ、ちゅっ、 + ずじゅるるるっ、ちゅうううっ、ちゅっぷ、 + ぐじゅ、ずじゅううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、甘いな。その程度で俺がひるむと + 思ったか? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふむうう……むちゅっ、じゅっちゅうっ、 + ちゅぱっ、ちゅっぶううっ、ずじゅるっ、 + ぐじゅるるるるっ、じゅうっ!」 +\endtext + +\text +確かに、マガヒメが必死に舐め上げても、 +カイムの愛撫は止むどころか、一定の +リズムを保って続けられている。 +\endtext + +\text +もっと強い刺激を与えれば……カイムの気を +逸らせるかも知れない。 +\endtext + +\text +だが連続して責め立てられ、追い詰められた +マガヒメには、打開策が思い浮かばなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐじゅっ、ちゅっぷ、じゅるるっ、れろっ、 + んむっちゅっ、ちゅっるうっ、ふあっ、あ、 + だ、だめっ、ああっ、そんなぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? もう音を上げるか? + このまま一度気をやるか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、まだよ。まだ方法はあるわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶじゅううっ、ぶじゅっ、ずぶじゅっ、 + ぐじゅるううっ、ちゅっぷっ、ぶじゅる、 + んむっちゅううっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、唾液と先汁でテラテラと濡れ +輝く怒張を、深々とくわえ込んだ。 +\endtext + +\text +そして、唇を強く窄め、首を上下に振って +肉竿をしごき立て始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ずじゅうううっ、ちゅるっ、ちゅじゅっ、 + ぐぶっ、ぐっぶっ、じゅちゅるっ、ちゅっ、 + んぐむうう、むちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、うっ!」 +\endtext + +\text +唐突に熱い口内に迎え入れられたカイムは +思わず腰を浮かしかけた。 +\endtext + +\text +肉棒がびくんと脈動し、その悦楽を +マガヒメに伝える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふっ! んっ、んっ、んむっ、ちゅっ、 + じゅるるるっ、ぶじゅっ、ぐぶっちゅうう、 + ちゅじゅるっ、ずっちゅうっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こしゃくな!」 +\endtext + +\text +ジュボッ、ジュボッとわざと淫らな音を立て +マガヒメが肉竿を唇でしごき立てる。 +\endtext + +\text +そこから産まれる悦楽に舌を巻きながらも、 +カイムは彼女の淫穴に指を突き入れていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふんむううーっ! んむはっ、はっ、はっ、 + あっ、あーっ! く……は、はむうっ、ん、 + じゅるるるっ、じゅっぷ、ちゅっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐじゅるっ、ずぶじゅううっ、ちゅじゅっ、 + ずぶじゅるるるっ、ずちゅうっ、ぐむちゅ、 + んむっ、んむううっ、じゅむうっ!」 +\endtext + +\text +カイムの邪魔に負けぬよう、マガヒメは目を +閉じ、ひたすらペニスを舐めしゃぶることに +集中する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、なかなかやるではないか。そうで + なくては愉しめぬがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐむううっ、ちゅぷるっ、ぶっちゅううっ、 + ずじゅっ、ぐじゅるるるっ、ちゅぶるっ、 + んっちゅうっ、ちゅじゅっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぶはっ! あっ、あーっ、そ、そこはっ、 + そこはだめっ、あっ、が、我慢できない。 + そこは……ひううっ!」 +\endtext + +\text +しかし、さすがにクリトリスを舐め +上げられると、その強すぎる快感に集中が +途切れてしまうらしい。 +\endtext + +\text +それでもマガヒメは、ひたすらカイムの +ペニスにしゃぶりつく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐじゅるるうううっ、ちゅっぷ、んじゅっ、 + ずぐじゅっ、ちゅっじゅううっ、ちゅっぱ、 + んむちゅっ、ちゅっるううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、腰が震えているぞ? そろそろ + イキそうになっているのか? んん?」 +\endtext + +\text +膣穴を撫で上げるカイムの指には、熱く濃い +膣粘液が絡みついてきていた。 +\endtext + +\text +それは白く濁り、マガヒメが本気で感じて +いることを示していた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ま、まだよ……私だけイクわけには……ん、 + んむうっ。ちゅっ、ちゅっぷ、じゅるるっ、 + ぐじゅっ、ぶじゅっちゅうっ」 +\endtext + +\text +息も絶え絶えになりながら、それでも +マガヒメは飽くことなくカイムの肉棒に +口唇奉仕を続ける。 +\endtext + +\text +ただイカされるだけではつまらないという +プライドと同時に、カイムにもより +愉しんで欲しいという意思の表れだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはっ、でも、あなたのオチ●チンも、 + こんなに傘が拡がって、先っぽの穴から + しょっぱいのが……あふれてるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前が熱心にしゃぶってくれた + おかげだよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あら……そこは素直に認めるのね。 + 意外だわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そろそろ出そうになっている。 + だから、最後までしっかりとしゃぶって + くれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、わかったわ。私も、もうそろそろ + 我慢できなくなりそうなの。 + だから、ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text +二人は互いにうなずきを交わすと、絶頂へ +向けてそれぞれ愛撫を再開する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「は、はむん……むうちゅううっ、ちゅるっ、 + ずじゅるるっ、ぐじゅるうっ、ずじゅっ! + ちゅじゅうっ、んぐむうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、ふ……んっ、そうだ、いいぞ。 + こちらもたっぷりと弄ってやる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、あ、ああっ! い、いいっ、 + んくうっ! い、イキそう……は、はむ、 + んむちゅっ、ずじゅるるるうっ!」 +\endtext + +\text +カイムの愛撫と舌技に喘ぎながらも、 +マガヒメはペニスをしゃぶり続ける。 +\endtext + +\text +その怒張も、マガヒメの口内でヒクヒクと +脈動しながら絶頂の瞬間を待ち構えている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐじゅるっ、ずぶっちゅううっ、ぶじゅっ、 + くむううっ、むぐっ! ぶちゅるっ、んっ、 + ちゅっるううっ、ずじゅっちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お……おう!」 +\endtext + +\text +マガヒメの口唇奉仕が激しくなると、次第に +カイムも余裕を失い始めた。 +\endtext + +\text +だが同時に、マガヒメの膣口のわななきも +激しくなっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあああーっ、い、イクッ! イッちゃう、 + あっ、イク……んぐむううっ、むじゅるる、 + ずっちゅううっ! んぐうううーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んむっふうううーっ!? んぐむうううっ、 + うむはああっ! くぶっ、ぶじゅるるるう、 + んぐじゅううっ、ずじゅるるううっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの口内で、カイムの剛棒がぐぐっと +太さを増した。 +\endtext + +\text +そして次の瞬間、鈴口を割って大量の熱精が +マガヒメの口内に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +そのあまりの量と勢いに、マガヒメは目を +白黒させた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐむうううっ! んっむうううんっ! + ぐふううっ、ぶじゅるっ、ふーっ、 + ふーっ! はふううーっ!」 +\endtext + +\text +誤って飲み込まないように、次々と +噴き上げる精汁を舌で受け止める。 +\endtext + +\text +その間にも肉茎は放出を続け、マガヒメの +舌を白濁液が何度も叩く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、ふぐっ! ぐむううっ、んむううっ、 + はふっ! ふううーっ! んんっ! くっ、 + ぐふっ! はっぶううっ!」 +\endtext + +\text +ドクドクと噴き上げる濁精。永遠に続くかと +思われたそれも、ついに終わりを迎える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふーっ、ふーっ、はふううんっ! んんっ、 + んぐっ、ぐむう……むぐ、ぐっむうっ、 + ごくっ、んぐ……じゅるるるっ、ちゅっ」 +\endtext + +\text +唇の端からあふれてくるほどの精液。それを +マガヒメはごくごくと喉を鳴らして飲み干す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐっ、ふっ、ふはあっ、あ、あふううっ、 + けほっ! けほっ! んんっ! 喉に、 + 絡んで……けほっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、半ば嘔吐きながらも、濃厚な +精汁を飲み干していく。 +\endtext + +\text +しかし、一度や二度飲み下したところで、 +大量に注ぎ込まれた濁精が飲みきれるもの +ではなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐっ、ごくっ、んぐむうう……じゅっ、 + じゅるるっ、ぐむううっ、むちゅっ、ん、 + んぐっ、ごくっ、ごくっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、はっ、はあっ、飲みきれない……んっ、 + んぐっ、くむううっ、んむぐううっ、ふぅ、 + はっふううんっ」 +\endtext + +\text +口の周囲に飛び散った残滓をも、指で +押し込み、それを舐めるようにして +全て飲み下す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、んむううっ、ふはっ、はっ、はっ、 + ああ……」 +\endtext + +\text +全てを飲み干したところで、マガヒメは +ようやく口からペニスを引き抜いた。 +\endtext + +\text +つうっと、唾液と先汁が混じり合った +粘液が、唇と肉棒の間に銀色の橋を架ける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん、んくう……はあっ、はあっ、ああ、 + す、すごかった。あんなにたくさん + 出るなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前だって、随分とマ●コからヨダレを + 垂らしていたぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それにしても、あなたの精液ほどじゃ + なかったはずよ。全部飲みきれないほど + なんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「雀の涙ほどしか出ないよりはいいだろう? + お前だって、その方が達成感があるはずだ。 + 違うか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それは、そうだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、まあいい。競い合うのはここまでだ。 + ここからは、お互いにじっくりと愉しもう + じゃないか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、身体を入れかえ、 +マガヒメをベッドの上に組み敷いた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あん……っ、乱暴なのね。 + でも、カイムらしくていいわ」 +\endtext + +\text +組み敷かれても、マガヒメは微笑みを +浮かべるだけの余裕があるようだ。 +\endtext + +\text +カイムもまた、そんな彼女の顔を覗き込み +ニヤッと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだろう。お前がそういう + 扱いをされるのが好きなことは + 百も承知だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ? でも、痛いのとか苦しいのは + ちょっと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだったか? その手のプレイでも + 結構悦んでいたような気がするがな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それは……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは恥じらいの +表情を浮かべる。 +\endtext + +\text +そんな彼女の秘裂を、カイムは亀頭で +嬲るように撫で上げる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ! だ、だめっ、そんな、 + ああっ、し、しないでぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている? これからハメる + と言うのに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、でも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、口に出してねだれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイム様の反り返ったカリ高勃起チ●ポを、 + 私のいやらしくヨダレを垂らした + 淫乱マ●コにハメてください……とな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んっ、カイム様の……反り返ったカリ高 + 勃起チ●ポを……あっ、あっ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、私の、いやらしくヨダレを垂らした + 淫乱マ●コにハメてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、まだぎこちないが、いいだろう。 + では、行くぞ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあああーっ! あっ、あああっ、ふ、 + 太いぃぃっ! お、奥に……奥まで届いて、 + あっ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、グッと腰に力を入れて亀頭で +陰門を割る。 +\endtext + +\text +ぬらりと熱い粘膜にペニスが包み込まれる。 +\endtext + +\text +それと同時に、マガヒメの口からは嬌声が +漏れていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、ああっ、そんな、乱暴に、 + ぐいぐいしないでぇっ! ひっ、くっ、 + んふううーっ! はうんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは二度、三度と腰を揺すり、恥蜜を +シャフトに馴染ませる。 +\endtext + +\text +その動きにまで、マガヒメは敏感に反応した。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。充分にチ●ポに + マ●コ汁を馴染ませておく必要が + あるだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、でも……あっ、あっ、はうんっ! + くはあっ、はあんっ! あっ、ああっ、 + んはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……これくらいでよかろう。 + ふふ……楽しみだろう、マガヒメ?」 +\endtext + +\text +カイムはニッと口元を笑みの形に歪めると、 +ゆっくりと抽送を開始する。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はーっ! あっ、あああっ、くああっ、 + ん、んぐうっ! い、いいっ、あああーっ、 + い、いいっ! ふ、太いぃっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、太いオ●ンチンが……お、奥に! + 奥に来てるぅっ! んふううんっ! + ふあっはああーっ! あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +ずぶりと突き立てられた肉槍は、マガヒメの +子宮口にまで易々と達した。 +\endtext + +\text +もっとも感じる部分を野太い肉竿に +擦り上げられる感覚に、マガヒメは +喜悦の声をあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、この辺りがいいのか。んん? + 奥の方を責めるのがたまらないと?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ! くひっ! ひあっ、ああっ、 + ん、あああーっ! あ、あぐっ、んっ、 + んんんーっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが、臼を引くようなものへと +変化していく。 +\endtext + +\text +抽送でなく、亀頭を子宮口にぴたりと +押し当て、腰をひねって子宮膣部を +刺激する。 +\endtext + +\text +子宮口が、膣に向けて突出している部分だ。 +\endtext + +\text +俗にポルチオとも言う。そこからは深く、 +強い性悦が得られる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あぐっ! あああっ、ふああっ、 + んっはああーっ! あ、あひっ! はひっ、 + んぐふうううっ! ふあああーっ!」 +\endtext + +\text +あまりにも強すぎる刺激に、マガヒメが +苦悶の声を漏らす。 +\endtext + +\text +大きすぎる快感は苦痛と紙一重なのだ。 +\endtext + +\text +しかし、そこまでの悦楽を注ぎ込まれても +なお、マガヒメの足はカイムの腰に巻き付き +離れようとはしない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああっ! い、いいっ、気持ち、 + いいっ! ふ、深いっ! 深く、奥まで、 + 届いてる……んっ、くふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これがよほど気に入ったと見える。お前の + マ●コは嬉しそうに吸い付いて来るぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、はふううんっ! んふあああ、 + あっ、あーっ! い、いいっ、いいのっ、 + お、奥が……いいのぉっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメは、両足でカイムの腰を引き寄せる +ようにして、深々とペニスを迎え入れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、そうがっつくものではない。 + あっという間にイッてしまったら + 愉しめないだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふはっ! はーっ、はーっ、んはあっ、 + あっ、ああ……くっ、ああ、あふううっ、 + は、ふううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが緩み、マガヒメは呼吸を +整えることができるようになった。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは抽送をやめたわけではない。 +\endtext + +\text +ゆるゆると腰を動かしながら、マガヒメの +目を覗き込む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やだぁ……そ、そんな風に + 見つめないで。 + は、恥ずかしいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしいこともいやらしいことも、 + 散々してきたではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、それでも! 恥ずかしいことには + 変わりないの。んっ、あっ、や、だ、 + だめっ! ああっ、はあんっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの顔をまじまじと見つめながら +カイムが再び腰を激しく動かし始める。 +\endtext + +\text +恥ずかしいと言いながらも、マガヒメの +口からは抑えきれずに嬌声が漏れ始めて +いた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、ああっ! は、はぁんっ、んっ、 + くふううっ! あ、ひっ! ふ、深いっ、 + んぐっ、ふ、深いぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。チ●ポの先が子宮まで届いて + いるのがわかるだろう? んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはああっ! お、奥に……届いてるっ、 + ひ、ひうっ! あ、あひあっ! んああっ、 + い、いいっ! 気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムの抽送は、次第に手加減なしに +なっていく。 +\endtext + +\text +マガヒメもまた、一時の恥じらいはどこへ +やら。 +\endtext + +\text +自ら足を絡めてカイムの腰を思い切り +引き寄せる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、そう、き、来て! 奥まで! + 奥まで突いて! オ●ンチンでっ、奥っ、 + 奥を突いてぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬうっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの膣壁がざわざわと蠕動を始める。 +\endtext + +\text +うねる皺襞をかき分け、亀頭が内部を +擦り上げる。 +\endtext + +\text +その動きにマガヒメはガクガクと腰を +震わせた。 +\endtext + +\text +同時にカイムもペニスの中心に熱いものが +こみ上げてくるのを感じる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああっ! い、いいっ、気持ちいいっ、 + い、イキそう! イッちゃいそう! あっ、 + いいっ、イク……イキそう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも……そろそろ限界、だ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「き、来て! 来てっ! いいっ、ああっ、 + いいっ! イク、イッちゃう! あはぁっ、 + イクの……ああっ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、おおっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、ああっ! ふあっ、あっはああっ、 + くっ、あああああっ! あ、熱いっ、 + 熱いのが……膣内にぃっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメが絶頂した瞬間、カイムも彼女の +膣内に精を放っていた。 +\endtext + +\text +鈴口を割り、濃度の高い精汁が噴出する。 +\endtext + +\text +迸りを膣壁に受け、マガヒメはその熱さに +総身を震わせた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、ああっ、入って、来る! + 入って……来るっ! んふううっ、は、 + ふううんっ! んはああーっ!」 +\endtext + +\text +ドクドクと途切れることなく注ぎ込まれる +熱精。 +\endtext + +\text +噴き上げる精液が子宮口を叩き、マガヒメの +ヴァギナがキュッ、キュッとリズミカルに +窄まる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああっ、ま、まだ出てるっ! 膣内に、 + まだ出てるっ! ひううっ! んぐはあっ、 + あっ、あっ、はああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ、出るぞ……ぐ、ぬううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「も、もうだめっ、もう入らないぃっ! + ああっ、そんなに出したら……ああっ、 + お腹、いっぱいになっちゃううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ぬううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、はあーっ、はあーっ、あ、ああっ、 + くはああっ! は、ふうんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが最後に腰に力を入れ、ビュッと +残滓を飛ばす。 +\endtext + +\text +射精が終わり、二人は期せずして大きな +ため息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、あ、ああ……は、ふうっ、 + んく、あああ……熱いのが、まだ膣内に、 + い、いっぱい……溜まってる……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、お前のマ●コの中、いやらしい汁と + 俺の精液でぐちょぐちょになっているな。 + チ●ポが溺れそうだ。ふふふ」 +\endtext + +\text +カイムは面白がって、軽く腰を揺する。 +\endtext + +\text +そのたびに、結合部からはグチュグチュと +濡れた音と共に、精液と混じり合い、白く +泡立った恥蜜が溢れでてくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、だ、だめ、そ、そんな……い、今、 + 動かれると……ああっ、だめよ、カイム。 + い、今は……はぁんっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の充血し、肥厚して敏感になった +膣粘膜。 +\endtext + +\text +それを擦り上げられ、マガヒメは艶めいた +声を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、お前だって俺がここでやめるとは + 思ってもいないだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、そ、そんな! あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふわあああっ! あっ、あひっ、ひああっ、 + んぐっ、はっ、あっ、あああーっ、だめっ、 + そんな、だめぇっ! ひいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは休むことなくマガヒメを責め立て +始める。 +\endtext + +\text +激しすぎる絶頂の後、すぐさま膣穴を抉られ、 +マガヒメは苦悶の呻きをあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、お前自身は苦しがっていても、 + お前のマ●コはいやらしくチ●ポに + 吸い付いてくるぞ? ほぉれ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああっ! くはっ、んぐううっ、 + ふあっ、あっ、あーっ! い、いや、あ、 + ああっ! つ、強い! は、激しいっ!」 +\endtext + +\text +実際にはさほど激しい抽送ではないのだが、 +今イッたばかりのマガヒメにしてみれば +充分過ぎるほど強烈だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、更にマ●コの吸い付きがよくなって + 来たな。よほどチ●ポに飢えていると + 見える。ふふふ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぁっ、ひあっ、んっ、はあっ、あああっ、 + くああっ、あ、ふ、太いっ! んっ、お、 + 奥まで……太いのが、届いてるぅっ!」 +\endtext + +\text +ゆっくりとした抽送ながら、深々と +突き立てられる怒張。 +\endtext + +\text +敏感な子宮口付近を突かれ、マガヒメは +早くも性悦が背筋を這い上がってくるのを +感じていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、ああーっ! くああっ、い、いいっ、 + んふあっ! はーっ、いいっ、気持ちいい、 + 気持ち、いいのぉっ!」 +\endtext + +\text +カイムが少しずつ抽送の速度を上げていく。 +\endtext + +\text +それに伴い、マガヒメの身体の中で、悦楽が +次第に大きくなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、腰が躍っているぞ、マガヒメ。 + いやらしくチ●ポをくわえ込んでいるな。 + そんなにこれが欲しいのか? んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああっ、ほ、欲しいっ! もっと、 + 奥まで欲しいのっ! あっ、あひっ! ん、 + く、ふううっ! はふううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、抉るように腰をひねりながら +ペニスを突き込む。 +\endtext + +\text +その動きによって、カリが膣壁に強く +擦りつけられた。 +\endtext + +\text +マガヒメのヴァギナは、より大きな快感を +得るためにヒクヒクとわななきながら怒張を +絞めつける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふはあっ! あっ、あっ、い、いいっ、 + す、すごくいいっ、いいのっ! ああっ、 + いいっ! いいのぉっ!」 +\endtext + +\text +カイムの臼を引くような動きにシンクロして +マガヒメも腰をひねる。 +\endtext + +\text +そうすることにより、膣壁に亀頭が +擦りつけられる強さが増す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふああっ、あ、だめ、ま、またイッちゃう、 + また……ああっ、イッちゃうっ! くうっ、 + んああっ! あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? またイキそうなのか? 仕方の + ないヤツだな」 +\endtext + +\text +マガヒメの悲痛な叫びに、カイムは抽送を +緩めた。 +\endtext + +\text +マガヒメもまた、自らうねらせていた腰の +動きを緩める。 +\endtext + +\text +そうしなければ、あっという間に果てて +しまいそうだったからだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はっ、はっ、ううっ、はあっ! ああっ、 + だって、すごくて……ああっ、太くて + 熱いオ●ンチンに……突かれると……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけではないな。お前の子宮も + かなり下がってきている。本気で + 感じている証拠だろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んあああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く腰を揺すって、子宮を +突き上げる。 +\endtext + +\text +それだけで、マガヒメの身体はガクンと +大きく跳ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、どうやら、もうイキそうだと + いうのは本当らしいな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、ええ……ほ、本当よ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、イッてしまえ。俺がイカせてやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、ニタッと口元を笑みの +形に歪め、激しく腰を使い始めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふはあああーっ! あっ、ああーっ、 + はああんっ! あっ、だめ、だめぇっ! + ひあっ! くっひいいっ!」 +\endtext + +\text +唐突なカイムの動きに、マガヒメが悲鳴に +近いような喜悦の声をあげる。 +\endtext + +\text +それに構わず、カイムは自らが絶頂するため、 +そしてマガヒメを絶頂させるために抽送の +速度を上げていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、はっ、激しい……んはっ、ああっ、 + だめ、イッちゃう! 本当にイッちゃう、 + んあっ! ああーっ、くはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「イッても構わんぞ。というか、そのために + やっているのだ。さっさとイッてしまえ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、わかったわ……ああっ、イク、イクッ、 + んあああーっ! イクゥッ! ひ、ひあっ、 + あっ、はああんっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの反応がひときわ激しくなる。 +\endtext + +\text +同時に、カイムもまた絶頂が近づいて +くるのを感じていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おっ! 出す、ぞっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああっ、い、イクッ、イクのっ、イクッ、 + んはっ! イク、イッちゃうのおおっ! + あー、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ! あっ、ああっ、ふああああっ、 + あつ、熱いぃっ! な、膣内にっ、あ、 + 熱いのが……たくさんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お……おおっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメが絶頂し、ヴァギナが激しく +収縮する。 +\endtext + +\text +その絞めつけがきっかけとなってカイムは +射精した。 +\endtext + +\text +鈴口から、熱精がドクドクと膣内に +噴き上がる。 +\endtext + +\text +その熱と勢いに、マガヒメは思わず足で +カイムの腰を抱え込んでいた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふあああんっ! あ、熱いのっ、熱いのが、 + たくさん入って来て……あっ、あっ、 + 膣内、いっぱいにぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、まだまだっ! ぐううっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいいっ! ま、まだ入って来る! まだ + 出てるっ! 膣内にぃっ、たくさん、ああ、 + で、出てるのっ!」 +\endtext + +\text +次々と膣壁に叩きつけられる熱汁。 +\endtext + +\text +その熱さと量にマガヒメの腰がブルッと +震えた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はーっ、はーっ、ふはぁっ! あ、ああ、 + お腹の中、い、いっぱいに……は、入って、 + ふ、あ、ああっ!」 +\endtext + +\text +射精が終わり、マガヒメが長い吐息を漏らす。 +\endtext + +\text +それと同時に、ゴボッと濁った音を立てて +愛蜜と精汁の混じり合った体液が結合部から +逆流を始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……なんだ? せっかく出して + やったのにお漏らしか? + 締まりのないマ●コだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こ、これは……違うの! カイムが + たくさん出すから……!」 +\endtext + +\text +そんなことを言っている間にも、ゴボッ、 +ブボボッと下品な音を立てて体液が +溢れでる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、止まって! 止まってぇ……」 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメが焦れば焦るほど逆流は +激しくなった。 +\endtext + +\text +そんな彼女を見て、カイムはニッと口元を +歪める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、心配するなマガヒメ。逆流して + しまうなら、 + それを超える量を注ぎ込めばいいだけだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ? ま、待って! まだするの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう? お前だってこの程度では + 満足していないんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わ、私、そんなことは――」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? ひああっ! あ、あふああっ、 + んっはああっ! ああっ、また、急に、 + そんな……くううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは意地の悪い笑みを浮かべたまま、 +再び抽送を開始する。 +\endtext + +\text +既に何度もイカされて敏感になった膣内。 +\endtext + +\text +それを野太いペニスで擦り上げられ、 +マガヒメはガクガクと震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ! お前の身体は確実に悦んで + いるぞ? 俺のチ●ポに、淫らに + しゃぶりついてきている」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんな……ああっ、そんなこと! ひっ、 + ひぐっ! あっ、ああーっ! んふああっ、 + あっはああっ! あぐううっ!」 +\endtext + +\text +抽送はそれほど激しいものではない。 +\endtext + +\text +しかし、確実にマガヒメの膣内に性悦を +送り込んでくる。 +\endtext + +\text +その刺激に、身体が勝手に反応してしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひあっ! あ、あぐっ! んむうううっ、 + ふはっ、あっ、あっ、ああっ! だめぇっ、 + んぐううっ! だめよぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だめなものか。お前のマ●コは + ヒクヒクしながら、嬉しそうにチ●ポを + くわえ込んでいるぞ? んん?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ! くひいいっ! ひあっ、あああっ、 + ふ、深いっ! 深いぃっ! お、奥! + 奥に……んくふうううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。お前の好きなマ●コの奥だ。 + たっぷりと責めてやる。せいぜい愉しめ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言い放ち、更に突き込みを +速め、強めていく。 +\endtext + +\text +子宮口を乱暴に亀頭で叩かれ、マガヒメは +ぶんぶんと首を振った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ! あっ、だめっ! だめぇっ、 + こ、壊れるっ! 壊れちゃうっ! く、 + ひいいっ! はっひいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これまでも、散々俺のチ●ポを受け入れて + 来たではないか。今更、 + この程度で壊れたりするものか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなっ! ああっ、つ、強すぎるっ、 + お、奥! 奥が……んはあーっ! ああっ、 + 奥にぃっ、あ、当たってるぅっ!」 +\endtext + +\text +しかし、口ではそう言いながらもマガヒメは +自ら腰をうねらせ、カイムの抽送を +受け入れていた。 +\endtext + +\text +むしろ、積極的に腰を使い、膣穴で肉棒を +しごき立てている。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく淫らなことだな。自分から腰を + 振るとは」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう言われても……止まらない! + 止まらないのっ! ああっ、 + 気持ちよすぎて、止まらないのぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……仕方ないな。それでは + あっという間にイッてしまうだろう? + 少し落ち着いたらどうだ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って抽送を緩める。 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメは焦れたように首を +振り、自ら腰をうねらせ、ペニスを +むさぼる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、やめちゃいやぁっ! やめないで、 + やめないでぇっ! い、いいのっ! + イキたいのっ! イキたいのぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、そう言われると今度は逆に、 + 意地でもイカせたくなくなるな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなっ、い、意地悪しないでっ! + お願いっ! お願いよぉっ! + ああっ、して! もっとしてぇ!」 +\endtext + +\text +マガヒメのそんな懇願にも、カイムは +ゆるゆると抽送を続けるだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、カイム様の硬く反り返ったカリ高 + 勃起チ●ポで、淫らな私のオマ●コを + イカせてください――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうねだってみろ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、あ……カイム様の、硬く反り返った + カリ高勃起チ●ポで、淫らな私の + オマ●コをイカせて……く、ください!」 +\endtext + +\text +カイムが軽く腰を揺すりつつそう言うと、 +マガヒメは固唾を飲みながら、懇願の言葉を +吐き出した。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ……恥ずかしいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、だが、きちんと言えたことは + 褒めてやる。さあ、褒美だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああーっ! は、激しいぃっ! + でも、いいっ! 気持ちいいっ! + ああっ、オマ●コ……気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +やにわにカイムが激しく動き始める。 +\endtext + +\text +その動きにマガヒメもまた喜悦の声を +漏らしながら、自ら腰をくねらせる。 +\endtext + +\text +二人の動きがシンクロし、互いが互いを +絶頂へと押しやっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あっ、く、来る! き、来ちゃう、 + 来ちゃうのっ! ひあっ、い、いいっ、 + あーっ、いいっ! 気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こちらも限界だ……ぐっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だ、出して! な、膣内にっ、膣内に、 + 出して! せ、精液ぃっ! 思いっきり + 出してぇっ! んはあーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、出る、ぞっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、イク、イク……んはあっ、い、 + いいっ、ああっ! 気持ちいいっ! + んぅ、イク、イク……イクゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んくっ! ふは……はああああーっ! + あ、あ、あああんっ! あああーっ、 + 熱いっ! 濃くて熱いのがっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひうっ、は、入って、入って来るぅ! + 膣内に、いっぱい入って……来るぅ! + んっはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ!」 +\endtext + +\text +これで何度目の射精だろうか。 +\endtext + +\text +それすらもわからないのに、まるで今日 +初めての射精であるかのように、濃い精液が +マガヒメの膣内に大量に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、はっ、はっ、はーっ! ふはっ、 + あ、あぐ……あああっ! あ、ま、まだ、 + まだ入って来る! まだ出てるっ!」 +\endtext + +\text +次々と注ぎ込まれる濁精に、マガヒメの +ヴァギナが歓喜に震えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ! ふうっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、ふあ……はああっ、あっ、ああっ、 + はっ、ふうんっ! あ、ああ……くはぁ、 + あ、ああっ! いっぱい……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぅぅ……オマ●コの中、あはぁ、 + カイムの精液で、いっぱいなのぉ。 + んくう……はぁっ、熱いぃ……!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ビュッと勢いよく残滓が飛び、 +射精が終わる。 +\endtext + +\text +その最後の迸りを受け止めて、マガヒメは +満足そうな笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、満足そう……というよりは、半ば + 意識が飛んでいるようだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁっ、はぁっ、あ、あ……あはぁ、んっ、 + んっふうう……。いっぱい。いっぱい + 出してもらって……しあわせぇ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が聞こえたのか、それとも +聞こえなかったのか。 +\endtext + +\text +マガヒメは、悦楽に陶酔した表情でしきりに +そう繰り返していた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うわっ、寒っ」 +\endtext + +\text +マガヒメが正気を取り戻したところで、 +二人はゆっくりと風呂に浸かった。 +\endtext + +\text +その後、身体の火照りを冷ましたいという +マガヒメの提案で、カイムは彼女と共に +地下迷宮を抜け出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……だが、いい風だ」 +\endtext + +\text +夜中……というよりも明け方に近い荒野の +風は、マガヒメの思い通りに身体の熱を +奪い去ってくれる。 +\endtext + +\text +やや寒すぎるのが難点だな。カイムは、 +遠くを見つめながらそんなことを考えていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねぇ、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +マガヒメのやたらと真剣な表情に気付き、 +顔をそちらに向ける。 +\endtext + +\text +彼女は、じっとカイムの目を覗き込みながら +落ち着いたトーンで言葉を紡いだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「今は私、あなたのものだけど…… + いつまでも、その立場に甘んじて + いたくはないの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私は、あなたと対等な……あなたと + 釣り合いのとれる女として、 + 一緒にいたいと思うの」 +\endtext + +\text +その真摯な瞳の色を見たとき、ふとカイムの +中でなにかが腑に落ちた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。それでしきりにリズベルの + ことを気にしていたのだな」 +\endtext + +\text +俺とリズベルの関係がうらやましいと、 +何度も口に出していたのは +そういうことだったのか……。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あなたは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたは……そんなことを考える女は + いや? そんな女はお呼びじゃない?」 +\endtext + +\text +いつものマガヒメからは考えられないような +弱々しいトーンで発せられた問い。 +\endtext + +\text +その表情は、まるで見捨てられるのを心底 +恐れている弱々しい子犬のようだった。 +\endtext + +\text +だからカイムは、ニヤッと笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいや。それでこそお前だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ!?」 +\endtext + +\text +カイムは、マガヒメの肩をかき抱く。そして、 +その耳元にはっきりと聞こえるように言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「言いなりになる女。従順な女。そんな女を + 飼うのも悪くはない。だが、それだけじゃ + つまらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそも、お前はそんな器に収まっている + ような女じゃないことくらい、俺には + わかっている」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「魅力があり、刺激的で、一人の人間として + 認められるような女……。 + それが俺の求めている女だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ありがとう、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「礼を言うのは早いぞ、マガヒメ。そんな + 女が、ただ俺に依存するだけの存在に + 成り下がったら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はそいつに飽きて捨てるだろうな」 +\endtext + +\text +カイムの笑みは、魔王の名にふさわしい +獰猛なものになっていた。 +\endtext + +\text +その表情に、マガヒメは少しの間だけ +見惚れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、生憎とそれはお前にも言える + ことだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでも、己がずるずると堕落してしまう + 性格なのは自覚しているのでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「もし俺が楽な方へと流れて、魔王として、 + お前の男としてふさわしくないと + 感じたら――」 +\endtext + +\text("カイム") +「いつでも俺を誅してくれて構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時は、お前が成り代われ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マガヒメは一瞬驚いて +目を見開いた。 +\endtext + +\text +そして、すぐさま微笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あらあ? + 反乱をそそのかしてるのかしら? + リズベルに怒られちゃうわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そんなもの、お前に見限られない + 自信があるから言っているに決まって + いるだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら……ふふっ、納得」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、こんなちょっとした緊張感も + これからずっと愛し合っていくには + いいスパイスになるだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、そうね……」 +\endtext + +\text +カイムとマガヒメは微笑みを交わし合う。 +\endtext + +\text +それから二人は、どちらからともなく +唇を重ねたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_21.txt new file mode 100644 index 0000000..c0e198b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_21.txt @@ -0,0 +1,1259 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_21") + +\text("文官A") +「ふひひ……きひひっ!」 +\endtext + +\text("文官B") +「いひひひぃっ! たまらんなぁっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐっ! くっ、私へのこのような扱い、 + 狂ったか! う、あっ、ああっ、んっ、 + くうううっ! ふっはああーっ!」 +\endtext + +\text +シュカの宮廷にある地下室。 +\endtext + +\text +そこでは、複数の文官による、凄惨な行為が +繰り広げられていた。 +\endtext + +\text +その中心にいるのはマガヒメ。 +\endtext + +\text +どれほど長い間こうしているのか、 +彼女自身にも、周囲にいる文官達にも +すぐにはわからないほどの長い時間……。 +\endtext + +\text +マガヒメは、文官達の歪んだ欲望をその +身体にぶつけられ続けていた。 +\endtext + +\text("文官A") +「お、おおっ! この女のマ●コ、また + 絞まりがよくなったぞ!」 +\endtext + +\text("文官B") +「ケツ穴もだ! まさにケツマ●コとは + よく言ったものよ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あぐっ! ぐふううっ、ふ、はあっ、 + あ、あああーっ! んぐっ、ぐうううっ、 + く、ひっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +本来シュカの文官は宦官であり、去勢された +者達で構成されている。 +\endtext + +\text +だが今現在、彼らの股間からは肉棒のような +竿状の物体が生え、そそり立っている。 +\endtext + +\text +それは、失われた男性機能を取り戻すため、 +錬金術で生み出された蟲の一種であった。 +\endtext + +\text("文官A") +「く、おおっ! たまらぬ! この蟲めが、 + まるで本物のチ●ポのように疼きよる」 +\endtext + +\text("文官B") +「まったくじゃ! 錬金術の進歩のおかげ + じゃな! ハハハ!」 +\endtext + +\text +並みの男の怒張よりも大きな蟲。 +\endtext + +\text +それは彼らの股間に寄生し、栄養を受け取る +代わりに体内へと神経を伸ばし、 +性悦を宿主に送り届けている。 +\endtext + +\text +そして、その蟲は自ら積極的に蠕動を +繰り返し、マガヒメのヴァギナと肛穴を +むさぼっていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「くくくっ、いかがですかな、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ツーシン! また来たの? + 飽きもせずによくも……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おやおや。今日は特別ご機嫌斜めの + ようですな。まあ、致し方ありませんか。 + このような場所では」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「わかっているのなら、さっさと私を + 解放なさい!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「黙れ、小娘がッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶうっ!? んむううーっ!?」 +\endtext + +\text +唐突に激したツーシンが、自らの股間から +そそり立つ蟲をマガヒメの口唇に押し当てる。 +\endtext + +\text +その乱暴な扱いと、蟲への嫌悪感に、 +マガヒメは相貌を歪めた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「クソ生意気なお前のような小娘に頭を + 垂れてきたのも、この時のため。 + これを夢見ながら耐えてきたのだ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐっ、ぶううっ、ぶじゅるっ、ぐじゅっ、 + んぶううううっ! ぐむ、むっぐううっ、 + ぐうううっ、ふ、むうっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「これは失礼、マガヒメ様。 + ついつい取り乱してしまいましたなぁ。 + ですが、ご安心を」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「時間はいくらでもありますゆえ、 + たっぷりと嬲って差し上げますぞ? + フハハハ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お、おのれツーシン……このような扱い、 + 許さぬ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「どう許さぬと言うのです? あなたは + もはや籠の鳥……。 + どうやって逆らうって言うのだ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶうっ!?」 +\endtext + +\text +穏やかに話していたかと思えば、突然感情を +爆発させるツーシン。 +\endtext + +\text +それが文官として受けた宦官の手術の影響に +よるものなのか、蟲によるものなのかは +マガヒメにはわからなかった。 +\endtext + +\text +だが、少なくとも目の前の男がもはやまとも +ではないことだけは確かだった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「さあ、お前達……もっともっと、姫様を + 感じさせてあげなさい……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そのでかいチ●ポで! この雌豚を! + イカせてやれぇぇっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはああっ!? ああっ、い、いやあっ、 + やめ……ああっ! やめてぇっ、いやあっ、 + やめてえぇっ! ひいいっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの恥穴と肛腔を犯している文官達が +激しく腰を使い始める。 +\endtext + +\text +これまでも散々に凌辱され、使い込まれた +マガヒメの秘処は、望まぬ抽送によっても、 +反射的に悦楽を生み出してしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いやっ! いやあっ! ああっ、だめ、 + やめてっ! やめてぇぇっ! ひ、ひいっ、 + んぐううっ! だめぇぇっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふふふ。随分と感度が上がっている + ようですな。お労しや、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「だが、お前のような雌豚には + お似合いだなあっ! ハッハッハッ!」 +\endtext + +\text +その顔を、醜悪な笑みに歪めながら、 +ツーシンが愉快そうに身体を震わせる。 +\endtext + +\text +しかしその目には、笑みとは相容れぬ怒りと +憎悪が浮かんでおり、見た者に奇妙な感覚を +呼び起こす。 +\endtext + +\text +狂っているのはこの男ではなく、 +自分の方なのではないか……という不安感を +抱かせるような、そんな表情だった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「さあ、マガヒメ様。その可憐な唇で、私の + これに奉仕してください……。 + さっさとしろ、売女!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うぐっ!? ぐむううっ! ぶじゅるっ、 + じゅ、じゅぶううっ、んむううっ、ぐっ、 + ぐふううっ! ふぶっ、ぶっしゅう!」 +\endtext + +\text +ツーシンが押しつけてくる蟲。 +\endtext + +\text +そのヒクヒクと脈動する気味の悪い動きに +辟易しながら、マガヒメは仕方なしに舌を +蠢かせる。 +\endtext + +\text +だが同時に、肛穴と恥孔をほじくり返して +いる文官達の動きも、どんどん激しく +なっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぶっ!? ぶはっ、い、いやっ、ああっ、 + し、しないでっ! そんな風にしないでっ、 + んひいいっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だめ、あああーっ! だめ、だめなのっ、 + んぐうっ! い、いや……ああっ、お、奥、 + 奥は……やめてぇっ!」 +\endtext + +\text +遠慮も容赦もない動きで、文官達が +前後の穴を責め立てる。 +\endtext + +\text +望まない抽送とは言え、機械的に刺激を +送り込まれてはたまったものではなかった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「くくくっ、口ではいやがっていても、 + 身体は正直だな、小娘! まったく、 + はしたないですぞ、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そう思うなら、か、彼らの行為を、 + や、やめさせなさい! ひ、ぐっ、 + んぐうううっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「これは異な事を。このような素晴らしい + 肉体、徹底的に辱め、味わわなくては + もったいないというものですぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふうあああっ!? あっ、あああーっ、 + くううっ、んはっ! はああああんっ、 + あ、あひっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +文官達の抽送が、ひときわ激しくなる。 +\endtext + +\text +同時に、マガヒメの口からは明らかに喜悦の +色を含んだ喘ぎが漏れていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そうだ、この淫売をもっと鳴かせろ! + 腰を使え! ケツ穴とマ●コをえぐれ! + マガヒメ様も、腰を振ってください」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなこと、できるわけが……んぐ!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……やれと言ったんだ、聞いてるのか!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐむううっ!? むっぐっ! んぶうっ、 + ふむうんっ、ん、じゅっ、じゅるるるっ、 + じゅばっ! ちゅじゅうっ!」 +\endtext + +\text +唇に押し当てられた、ぞっとするような +蟲の感覚。 +\endtext + +\text +そのおぞましさに吐き気を感じながらも、 +マガヒメは言われたとおり腰をうねらせた。 +\endtext + +\text +そうしなければ、更にツーシンは興奮し、 +かさに掛かって彼女を責め立てるだろう。 +\endtext + +\text +ここは、言うことを聞いておくのが +得策だった。 +\endtext + +\text("文官A") +「う、ぐっ、おおっ! すごい絞まりだ!」 +\endtext + +\text("文官B") +「こ、こちらも……ちぎれそうじゃ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ハハハ! 淫乱め! おぞましい蟲に + 舌を遣い、自ら腰を振ってしごき立てるか。 + その調子ですぞ、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぅっ! ぐぶぶっ、ぶじゅるっ、ちゅっ、 + んじゅうっ! ぐぼ、ごぼぼっ!? ぐっ、 + んぐむううーっ!」 +\endtext + +\text +嘔吐きそうになりながらも、マガヒメは +ツーシンの蟲を舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text +その間にも、前後の穴を塞いだ文官達が +容赦なく腰を使う。 +\endtext + +\text +勝手に身体の奥底から悦楽がこみ上げ、 +腰が躍ってしまう。 +\endtext + +\text("文官A") +「うおおっ、な、なんという……!」 +\endtext + +\text("文官B") +「こ、これはたまらぬ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ、か、勝手に人の身体を使っておいて、 + なんて言いぐさなのっ! ひっ、ひぐっ、 + あっ、ああっ! い、いやあっ!」 +\endtext + +\text +ゴツゴツとした野太い蟲が肉洞と肛穴を +擦り上げてくる。 +\endtext + +\text +そこから産まれる快感に、マガヒメは次第に +逆らうのが難しくなってきていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふふふ、どうやら貴様の身体は、 + 男のチ●ポをハメる専用の穴のようだな、 + マガヒメェ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐううっ、んむじゅううっ、じゅるるっ、 + ぐじゅるううんっ! ちゅばっ、じゅっ、 + んむっちゅうううっ!」 +\endtext + +\text +恥洞と肛穴をぐいぐいと責め立てられ、 +マガヒメが呻く。 +\endtext + +\text +文官達は、彼女のそんな様に興奮を +かき立てられ、更に激しく腰を使う。 +\endtext + +\text("文官A") +「くうっ、なんという吸い付きか!」 +\endtext + +\text("文官B") +「ああ、たまらぬ! たまらぬのだ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そう、マガヒメ様。もっと舌を使って + くだされ……使えと言っているんだ! + この売女!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? ぐぶううっ! ぶじゅるるっ、 + んむちゅうううっ、ちゅくっ、ずぶじゅ、 + ずっちゅううんっ!」 +\endtext + +\text +おまけに、ツーシンが勃起した蟲を唇に +押しつけてくる。 +\endtext + +\text +生理的嫌悪感に打ち負かされそうに +なりながらも、マガヒメは懸命に +舌を使った。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふっ、これだけ毎日犯してやっているのに、 + なんだそのだらしない舌使いは! + 物覚えが悪いようですな、姫様は」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐっ、ツーシン……よくもそんな、 + 好き勝手なことを言えたものねッ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おお、怖い怖い。そんなに睨まないで + くださいませんか? 私は肝が小さいので、 + チ●ポも縮んでしまいますゆえ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「くくっ、ふひひひっ!」 +\endtext + +\text +そんなことはまるで思っていないらしく、 +ツーシンは愉快そうに身体を揺らす。 +\endtext + +\text +だが、相変わらずその目に浮かんでいるのは +燃えるような憎悪の光だった。 +\endtext + +\text +笑みに彩られた憎しみが、彼の狂気を +物語っていた。 +\endtext + +\text("文官A") +「くっ、マ●コが……ううっ、マ●コが + やたらにチ●ポを絞めつけて……!」 +\endtext + +\text("文官B") +「こちらもじゃ! ケツマ●コがチ●ポを + 欲しておるわ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おやおや、そろそろイキそうなのですかな、 + 姫様? ……どうなんだ、答えろ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなこと……い、言えるわけない!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「左様ですか……なら、その身体にとくと + 聞いてやるわ! お前達、もっとこいつを + 責め立てろッ!」 +\endtext + +\text +つばを飛ばしながらツーシンが叫ぶ。 +\endtext + +\text +ヴァギナと肛門を犯している文官達は、 +それぞれ頷くと、激しく腰を使い始めた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ、ひいいっ! や、やめ、ああっ、 + やめて! やめてぇっ! ひいいっ、 + い、いや、いやああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの絶叫が、地下室内にこだまする。 +\endtext + +\text +だが、彼女の身体に群がる男達にとっては、 +その叫びは興奮をかき立てるためのスパイス +でしかなかった。 +\endtext + +\text("文官A") +「お、おおっ、更にマ●コが……キツく + 絞まる……ぐうっ!」 +\endtext + +\text("文官B") +「こ、こちらもだ……チ●ポが、ううっ、 + もぎ取られそうだ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぐっ、は、激しいっ! 激しすぎるっ、 + ああ、あぐ、あ……ふああっ! は、あ、 + ああっ! んっはああーっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふふふ、感じておられるようですなあ、 + 姫様。なら、もっと舌を使え! + 早くしろ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶっ! ぶじゅるっ、んむううっ、ぐ、 + むううっ! ずじゅっ、じゅるっ、ちゅぅ、 + ちゅばっ、ぐぶじゅううっ!」 +\endtext + +\text +嬌声を漏らすマガヒメの口に、ツーシンの +そそり立つ蟲が押しつけられる。 +\endtext + +\text +マガヒメは、半ば反射的にそれに +しゃぶりついていた。 +\endtext + +\text +もはや彼女自身にも、自らの身体の反応を +制御することはできないのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、ひっ! ひああああーっ、あ、く、 + 来るっ! き、来ちゃう! んああっ、 + 来ちゃううううーっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、イキたくない! イキたくないのにっ、 + イキそうなのっ! ひあっ、だめっ、ああ、 + だめぇぇっ!」 +\endtext + +\text +望まぬ絶頂が、身体の奥底から沸き起こって +くるのをマガヒメは感じていた。 +\endtext + +\text +こんな男達に玩弄されて絶頂させられるなど、 +あってはならないこと。 +\endtext + +\text +そう思ってそれを抑え込もうとするのだが、 +怒濤のように押し寄せてくる性悦に +逆らうことはできなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あーっ、あ、ああっ! いや、だめ、だめ、 + イッちゃう! イッちゃうのっ! ひうっ、 + く、はあっ! あ、あふああっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「アハハハ! イクか、小娘! ならば + 思い切ってイクがいい! + こちらもたっぷりとくれてやる!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶっ!? ぶじゅるっ、じゅ、ずじゅっ、 + じゅちゅううっ、ぐむちゅうっ、ちゅぶ、 + ぶじゅううっ、ずじゅるるううっ!」 +\endtext + +\text +ツーシンがぐいぐいと押しつけてくる蟲。 +\endtext + +\text +息苦しくなったマガヒメは、それを舌で +押し返そうとする。 +\endtext + +\text +だが、その動きは彼の絶頂へのきっかけと +なった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ、あああっ、い、イク、イク、んぐっ、 + い、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐむふううっ!? んぶっ!? ぶはっ、 + はっ、はっ、ああああーっ! くはああっ、 + はっひいいーっ!」 +\endtext + +\text("文官A") +「お、おおおーっ!」 +\endtext + +\text("文官B") +「ふひいいっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメが絶頂するのと時を同じくして、 +彼女の前後の穴を犯していた文官達もまた +射精していた。 +\endtext + +\text +更に、唇に蟲を押し当てていたツーシンも +精を放つ。 +\endtext + +\text +人間の精液にそっくりな白濁液が、膣洞と +肛穴にドクドクと注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +更に、マガヒメの顔面にもツーシンの +肉竿から迸った濁精が降りかかる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふはああっ、はっ、はっ、あ、ああっ、 + んああ……!」 +\endtext + +\text +背筋を駆け上がる絶頂の快感と、それと +二律背反するような強い生理的嫌悪感。 +\endtext + +\text +それらの強すぎる刺激に、マガヒメは +意識を失いそうになる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふふふ、お楽しみいただけましたかな、 + 姫様。ですが、あなたのマ●コとケツ穴を + 使いたい者は、まだまだおりますぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +前後の穴を犯していた文官達は、射精後の +虚脱状態に陥っていたが、別の文官達が +その後ろに控えていた。 +\endtext + +\text +彼らの股間からは、やはり蟲が +そそり立っており、それはヴァギナと肛門を +求めて、脈打っている。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「今度は、私がマ●コを使わせてもらうと + しましょうか」 +\endtext + +\text +ツーシンはそう言うと、一人の文官に +場所を譲った。 +\endtext + +\text +そして、マガヒメの股間に未だ硬度を失わぬ +怒張を押し当てると、一気に突き入れる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ! ひいいーっ!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の膣と肛門に怒張をねじ込まれ、 +マガヒメの口から絹を裂くような悲鳴が +こぼれる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おお、これは……一度イッているのに、 + 絞まりを失わぬ名器……さすがですな、 + 姫様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひあっ、あっ、や、やあっ、やめ、ああ、 + やめてぇっ! んぎっ! い、ひいいいっ、 + やめてっ、やめてぇぇっ!」 +\endtext + +\text +ツーシンは、マガヒメの身体を気遣う +様子もなく、ただがむしゃらに腰を使う。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、た、助けて……誰か、助けて!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「助け? ああ、あの魔王とか名乗る男 + ですかな? でしたら、いくら呼んでも + 無駄ですぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっ!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「完全に首を取ったわけではありませんが、 + 魔王軍は潰走、主立った将は生死不明 + らしいですからなぁ。くくく」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そ、そんなっ! ひああっ!? ああっ、 + んぐっ! あっ、お、お尻っ、お尻っ、 + ひいいっ! 裂けるぅっ!」 +\endtext + +\text +ツーシンの口から語られた言葉に、 +マガヒメは背筋が凍るのを感じた。 +\endtext + +\text +つまり、いくら待っても助けは来ないという +ことだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ご安心を、姫様。そのうち、反乱者共の + 首を取って、御前に持参しますゆえ。 + ふふふ……はーっはっはっはっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、あぐっ! んぐううーっ! ふはっ、 + あ、ああああ、んあっ! ひっ、はっ、 + はぐうっ、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ひーはははっ! 鳴け、喚け、叫べ! + どうした、もっとマ●コを使え、淫売! + ほれほれ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んぐうううっ! い、いや、いやあっ、 + あっ、あひいいっ! ん、ぐっ、ふうっ、 + ふっはああーんっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +ツーシンの容赦ない責めに、マガヒメは +ひっきりなしに悲鳴を漏らすこととなった。 +\endtext + +\text +むしろ、ツーシンはその悲鳴を聞きたいが +ために、マガヒメを激しく責め立てていると +言っても過言ではなかった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「姫様、そのように喘いでははしたない……。 + さすが売女だなぁっ! 売女は売女らしく、 + もっと気分を出すんだよっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お、おぐううっ! んはああああっ、はっ、 + あ、ああっ! ひあっ、んぐっはああっ、 + はああんっ!」 +\endtext + +\text +子宮まで届く剛直。その先端が子宮口を +ぐいぐいと容赦なく責め立てる。 +\endtext + +\text +強すぎる性悦は、苦痛と同義だ。 +\endtext + +\text +マガヒメは、その激しすぎる刺激に苦悶の +表情を浮かべていた。 +\endtext + +\text("文官C") +「ほっほっほっ、姫様、なにもマ●コだけ + ではありませぬぞ? ほれ、このように + ケツ穴も……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んふあああっ! あっ、ひ、拡がるっ、 + 拡がっちゃう! ああっ、だめ、だめっ、 + そんなに、激しく……んあああーっ!」 +\endtext + +\text +肛穴を犯していた文官が、ツーシンと +競うようにがむしゃらに腰を使う。 +\endtext + +\text +菊門を駆け抜ける悦楽に、マガヒメは +ガクガクと総身を震わせた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぎっ! んぐうううっ、ふ、はあっ、 + ああっ、こ、壊れるっ! 壊れちゃう、 + おかしくなっちゃうううーっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おや、姫様は、未だにご自分がまともだと + お思いでしたか? 貴様はとっくになあ! + おかしくなっているんだよぉっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっひいいいいっ! ひあっ、あああーっ、 + んぐはっ、はあんっ! あっ、あはあぁっ、 + ふっはああんっ、あひああっ!」 +\endtext + +\text +前後の穴が、屹立した蟲に蹂躙される。 +\endtext + +\text +それでもマガヒメは、それらが与えてくる +快楽に負けてはいけないと精神を保とうと +する。 +\endtext + +\text +それが余計に、彼女自身を苦しめることに +なっていた。 +\endtext + +\text("文官D") +「姫様、こちらもお願いしますぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐむううっ!? ぐぶむううっ、むじゅっ、 + ずじゅるるるううっ! ぶじゅっ、んぐ、 + ぐっぷううっ!」 +\endtext + +\text +ツーシンともう一人の文官の動きがわずかに +緩んだ。 +\endtext + +\text +これでようやく一休みできる。 +\endtext + +\text +そう思ったマガヒメの唇に、新たな蟲が +押しつけられた。 +\endtext + +\text +彼女の前に立っていた文官が、そそり立つ +それを無理矢理くわえさせたのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぐぶっ、く、苦しい……ぶはっ! は、 + はむうう!? んぐむ……じゅっ、ずっ、 + ずじゅっ、ちゅぶるっ、びじゅるう!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふふふ、売女にはお似合いだなぁ、ええ? + どうした、もっと気分を出して + しゃぶってやれ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それとも姫様は、私のチ●ポの方が + お好みですかな?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だ、誰があなたのなんか……ぐむむう!? + むぐっ、ぶちゅるっ、ずじゅるるるううっ、 + んじゅっちゅううっ!」 +\endtext + +\text +息つく暇もなく、口腔に突き入れられる蟲。 +\endtext + +\text +その嫌悪感に、マガヒメの胃が反乱を +起こしそうになる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そうそう、そうやって大人しくくわえて + いればいいのですよ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「お前など、精液専用のハメ穴便所にしか + 役立たんのだからなぁぁっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひぐっ!? んぐむうーっ、ずぶじゅっ、 + ぐじゅるるっ、むっちゅううっ、ちゅばっ、 + お、おえっ! ぐぼおっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの口を占領した文官が小刻みに +腰を揺する。 +\endtext + +\text +喉奥を突かれそうになり、彼女は吐き気を +こらえるので精一杯だった。 +\endtext + +\text +その上、間が悪いことに、前後の穴を +犯しているツーシンらが、再び激しく +抽送を始める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああっ、んぶっ、ぐ、はあっ、だめ、んっ、 + だめえっ! そ、そんなに激しくされたら、 + ま、またイッちゃう!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おや、イキそうなのですか? では私めも + たっぷりと注いで差し上げましょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「姫様には今まで言いそびれていましたが、 + この蟲が放つ精……実は人を孕ます力が + あるのです」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「もっとも、産まれてくるのが人の子なのか、 + 蟲の子なのか、それとも混合種なのかは、 + 定かではありませんがねえ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? そ、そんな! それじゃ、 + 今まで膣内に出されていた分は!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ、ええ、もちろんですとも。姫様を + 孕ませるに充分な量があるはずですぞ。 + クハハハッ! 嬉しいかぁ? ええ?」 +\endtext + +\text +欲望に歪みきった笑みを浮かべ、ツーシンが +激しく腰を打ち付ける。 +\endtext + +\text +マガヒメは身体をひねって逃れようとするが、 +散々に精を注ぎ込まれた後では、もはや +何の意味もなかった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「孕むと知った途端にケツを振りやがって! + そんなに蟲の子を産むのが待ちきれないか、 + 淫売がっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いやああっ! やめて! + もう出さないでっ! もう膣内に + 出さないでぇっ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なにもかも手遅れですぞ、姫様。 + 覚悟を決めるんだなぁ、雌豚ァッ! + アーッハッハッハッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「や、やめ――くぶっ、ぶじゅうっ!? ん、 + ぐむううっ! ぐじゅるるっ、ずっちゅう、 + ぶはっ! い、いや、いやああーっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメの口から、絶望の悲鳴があふれる。 +\endtext + +\text +それを耳に心地よく感じながら、 +ツーシンらは、激しく腰を打ち付ける。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「お、おおっ! イクぞっ! イクぞっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「い、いや、ああっ! イキたくないっ! + イキたくないのにぃっ! イッちゃう! + あ、イク……イクゥゥーッ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひっ!? い、いやああっ、あ、ああっ、 + んあ……ああっ、はああああーんっ!」 +\endtext + +\text +絶望と快感、嫌悪と嬌悦が混じり合い、 +戦慄となってマガヒメの身体を駆け抜ける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひいいいっ! んあああっ! あ、あぐ、 + あ、ああああーっ! いやっ、いやあっ、 + やめて! 出さないでぇぇっ!」 +\endtext + +\text +マガヒメ自身にも、膣内に射精されることが +快感なのか、恐怖なのかわからない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いやっ、抜いて! 抜いてぇっ! ぐうう、 + も、もう出さないでえぇっ! ああっ、 + ふああああっ!」 +\endtext + +\text +ガクン、ガクンと、身体が勝手に反応して +跳ね上がる。 +\endtext + +\text +しかし、ヴァギナと菊門は、反射的に +撃ち込まれる精を受け入れてしまっていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、いや……いやぁ……う、うぐっ、 + もう、いやなの……ああ……!」 +\endtext + +\text +ドクドクと注ぎ込まれる熱精に、マガヒメは +恐怖と絶望を感じていた。 +\endtext + +\text +だが同時に彼女の雌としてのサガは、それを +悦楽として甘受していた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う、あ、ああ……あ、はぁ……!」 +\endtext + +\text +ぷつん、となにかが頭の中で切れる。 +\endtext + +\text +マガヒメはそれを感じ取っていた。 +\endtext + +\text +途端に、周囲のできごとが、遠い世界の +夢物語のように思えてくる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ぐ、ふう……! さすが姫様。 + これだけ注がれても、身体は貪欲に + 精を求めておいでのようだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「見上げた雌犬根性ですな。フハハハ!」 +\endtext + +\text +ツーシンの言葉に、周囲の文官達も +笑い声をあげる。 +\endtext + +\text +だが、マガヒメにとっては、それすらも +もはやどうでもいいことのように思えた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おいっ、雌豚! しっかりしろ! + 反応がないと人形を抱いているようで + つまらんだろうが!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うぅ……あ、うぅ……はぁ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ちっ、完全に壊れちまったか? + だが、まだまだ解放はしないからな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「何ヶ月か後に、お前がマ●コからガキを + ひり出すのを見届けてやる! + ひゃははは!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「んはあ……ああ……ふぅ、ん……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それに、まだまだ私どもは満足して + おりませんのでね。これからもずっと + お相手をしていただきますよ」 +\endtext + +\text +ツーシンはそう言って歪んだ笑みを +浮かべると、再び腰を動かし始める。 +\endtext + +\text +マガヒメの意識は、疲労と絶望、 +嫌悪と悲嘆の中に沈んでいった。 +\endtext + +\dlg("周回データを保存しますか?") + +\dlg("周回データを保存しました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..f02ab6b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マガヒメ_99.txt @@ -0,0 +1,49 @@ +\setgamedatatitle("マガヒメ_99") + +\text("マガヒメ") +「お邪魔するわよ、カイム。 + もしかして、忙しかったかしら?」 +\endtext + +\text +そう言いながら、マガヒメがふらりと +部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、構わんが……いったい何の用だ?」 +\endtext + +\text +マガヒメが訪ねてきたことに、 +カイムは首を捻った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら、こんな夜更けに女が男の部屋に + 来る理由なんて、一つでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、俺としたことが失念していた。 + すまんな」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑うと、 +歩み寄ってきたマガヒメを抱きしめる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「別にいいわ。 + 代わりに……たっぷりと楽しませて + ちょうだい♪」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   マガヒメの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("マガヒメの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..8ed034b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_01.txt @@ -0,0 +1,511 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_01") + +\text("マーガレッタ") +「では、よろしく頼む」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。カイム様、彼女の身上書には + 目を通しましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今から通す……まったく、 + めんどくさいことだ……」 +\endtext + +\text +文句を言いながらも、 +身上書に目を通すカイム。 +\endtext + +\text +落ち着いて腰を落ち着けるのであれば、 +自己紹介くらいはちゃんとしておきたい。 +\endtext + +\text +マーガレッタの進言に、まじめなリズベルが +賛同してしまったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいじゃないですか、カイム様」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今後、兵を雇いいれるときのためにも、 + 面接官の練習をしたほうがいいです」 +\endtext + +\text +カイムは逃げることもできず、 +玉座へと半ば強制的に連行されたのである。 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタ=ラザントリア。 + ニルト地方の南に存在していた + ラザントリア王国の姫……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ」 +\endtext + +\text("カイム") +「国の滅亡後、各地を転々とし、傭兵として + 名を上げる――亡国の姫君が傭兵とはな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「左様。私も、霞を食って生きている + わけではないのでな。 + 口を糊していかねばならぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで傭兵を? 姫君なら、他国の貴族や + 姫君の教育係でもなんでも、 + 仕事はあっただろうに」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「生憎と、そのような退屈な仕事には + 興味が持てんでな」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタは臆した風もなく +やれやれと言った風情で肩をすくめた。 +\endtext + +\text +国をなくしたとはいえ、さすが一国の姫 +と言ったところか。 +\endtext + +\text +魔王であるカイムと、魔王軍の精鋭が +居並ぶ玉座の間でも、萎縮した様子はない。 +\endtext + +\text("カイム") +(腕前も胆力も本物だ。 + それは以前の戦いで十二分に + 理解していたが……) +\endtext + +\text +マーガレッタの略歴が記された羊皮紙。 +\endtext + +\text +それに目を通していたカイムは、改めて +彼女の働きに舌を巻いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、兵としての能力は疑う余地もないし、 + この際どうでもいい。問題は――) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……?」 +\endtext + +\text("カイム") +(女としてどうか、という点だ) +\endtext + +\text +カイムは、あからさまに値踏みするような +視線をマーガレッタに向ける。 +\endtext + +\text +しかし、彼女はそれを、自分の兵としての +器量を見据えているのだろうと勘違いした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、まあこのなりでは、魔王殿が + 信頼できぬのも無理からぬことか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よかろう、誰でもよいぞ。魔王軍一の + 剛の者と手合わせしようではないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それを見て魔王殿が満足すれば私を雇えば + いいし、気に入らんのなら、放り出して + くれて構わぬ」 +\endtext + +\text +凛としたマーガレッタの物言いに、 +玉座の間はにわかに喧噪を増す。 +\endtext + +\text +だが、当のカイムは、そんなマーガレッタの +発言を聞いていなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +(あの胸甲の下にはどんな身体が + 隠されているのだ?) +\endtext + +\text("カイム") +(これほどの女傑でも、男に抱かれれば + 甘い声の一つもあげるのだろうか?) +\endtext + +\text("カイム") +(これは是非とも、ベッドの上で確かめん + ことにはな。ふふふ) +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ああ……なんだ? どうした?」 +\endtext + +\text +リズベルはマーガレッタの方へ視線を向ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「腕試しなど必要無いでしょう。 + 彼女の実力はロスペンの戦いでこちらも + 思い知っています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あとは、カイム様の最終的な判断を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「採用」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、またそんな考え無しに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、お前はこれを見て、彼女を + 採用しない理由でもあるのか?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、マーガレッタの +身上書をリズベルに押しつける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あるわけないじゃないですか。 + そもそもこの調査書、書いたのは私ですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「であれば、なおさらだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……」 +\endtext + +\text +ドヤ顔で笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text +その根拠のない自信に呆れながらも、 +リズベルは納得していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +(実際に戦ったからこそ、彼女は有能だと + 分かります) +\endtext + +\text("リズベル") +(実力は本物……経歴を見るかぎり、 + 参謀、指揮官としても優秀。 + きわめて有能な兵士ですね) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「では、これで決まりということで + よいかの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。今までどおり、存分に + 働いてもらう……あ、ところで」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうした?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきの身上書にあった『じいや』と + いうのは誰なんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、じいやか? 私がラザントリアの + 城にいた時から仕えてくれていた、 + その名の通りのじいやじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? だが、それらしい姿が見えんが?」 +\endtext + +\text +じいや、と言うからには壮年から初老の +男性だろう。 +\endtext + +\text +だが、そんな人物は、この玉座の間の +どこにも見当たらない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じいやは、影に徹しておるでな。私以外の + 前に姿を現すことはまずないと思って + もらって構わん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「もちろん、この迷宮内で立ち入り禁止に + なっておる場所には入らぬよう + 言い聞かせておくので、心配はいらぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……そうか」 +\endtext + +\text +カイムは、一瞬そのじいやという人物の +存在そのものを疑いそうになった。 +\endtext + +\text +だが、ふと気付くと確かに玉座の間に +慣れない気配がある。 +\endtext + +\text +それは、見知った魔王軍の面々のものでは +なかった。 +\endtext + +\text("カイム") +(気配はあっても姿は見せぬ、か。 + この気配も、俺に存在を信じさせるために + わざと……だろうな) +\endtext + +\text +マーガレッタが手練れの傭兵なら、じいやも +手練れの付き人ということらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、影に徹するというのなら、特に + 気にする必要もあるまい) +\endtext + +\text +カイムは、心の中でそう結論づけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし! では、以上でマーガレッタとの + 顔合わせを終わる。 + マーガレッタ、お前の方からはなにか?」 +\endtext + +\text +カイムがそう告げると、マーガレッタは一瞬 +逡巡の表情を見せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いまさら、遠慮することはない。 + なんでも言ってくれていいぞ」 +\endtext + +\text +カイムがそう言って促すと、マーガレッタは +ようやくうなずいた。 +\endtext + +\text +どうやら、自分のような新参が口を出して +いいものか、と遠慮していたようだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「では、一つ提案があるんじゃが、よいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、なんだ、言ってみろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「魔王軍は、最近勢力の拡張が著しい。 + それは喜ばしいことであるが、同時に + 一つ大きな問題をも孕むことになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「魔王軍が拠点にしているこの地下迷宮、 + これはあちこちに出入り口があり、 + 地上と繋がっている」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「すなわち、勢力が拡大すればするほど、 + 守らなければならない地点が + 増えると言うことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにな。 + 迷宮の防衛は、頭の痛い問題だ」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言うとおり、勢力の拡大は、 +それだけ版図が広がることであり、同時に +防衛すべき場所が増えることでもある。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そこで、私に最近拡張されたと話に聞いた + 領域の視察を許してもらいたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん……うん!? 今から、か?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの唐突な申し出に、カイムは +驚いた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうだ。なすべきことは、早めに済ませて + おいた方がいい……と、そう思ったのだが、 + なにか不都合があるか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、ああ……いや……」 +\endtext + +\text +カイムとしては、この顔合わせをさっさと +終わらせ、マーガレッタを寝室に呼びつけ +ようと思っていたところだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「マーガレッタさんの仰ることも + もっともです。早急に対策を講じた方が + よろしいかと思います」 +\endtext + +\text("カイム") +(ぐ、ぐぬ!) +\endtext + +\text +リズベルめ、わかってて言ってるな。 +\endtext + +\text +カイムは思わず、苦虫を噛み潰したような +表情になる。 +\endtext + +\text +そして、そんなカイムを見て、リズベルは +ご愁傷様でしたと言いたげに微笑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……わかった。マーガレッタと + リズベルの言うことももっともだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタ、必要な人員は連れて行って + 構わんから、視察に行ってこい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「感謝する」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、私がマーガレッタさんを + ご案内しましょう。アグリ、スパッキオ、 + 一緒に来てちょうだい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「承知した」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あいよっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……」 +\endtext + +\text +マーガレッタ、リズベル、アグリ、 +スパッキオらが出て行くと、玉座の間の +空気も弛緩する。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、よし、解散だ。全員持ち場に戻れ」 +\endtext + +\text +魔王軍の将兵達が、ぞろぞろと +部屋を出て行く。 +\endtext + +\text("カイム") +(くそう! 次こそはマーガレッタを + 抱いてやる!) +\endtext + +\text +玉座に腰掛けたまま、カイムは変な方向に +おかしな情熱を燃やしていたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..8e5618a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_02.txt @@ -0,0 +1,516 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_02") + +\text +迷宮内には、地上とは違う時間が流れている。 +\endtext + +\text +迷宮は陽光の差し込まない地下に存在する +ため、地上でのような朝昼晩の厳密な時間の +区別がないのだ。 +\endtext + +\text +もちろん、持ち場につく時間と、休息、 +就寝の時間はきちんと決められている。 +\endtext + +\text +食事の時間もその一つだ。 +\endtext + +\text +しかし、昼間に持ち場につく者もいれば、 +いわゆる夜勤をする者もいるため、 +迷宮内の酒場は一日中開店していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様はなにになさいます?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、これが美味そうだな。シェフの + おすすめ、豆と肉の煮込みシチュー」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいですね。では、それを二人前」 +\endtext + +\text +カイムは、リズベルと連れだって酒場に +足を運んでいた。 +\endtext + +\text +作戦会議などが長引いた時は玉座の間に +料理を運ばせることもある。 +\endtext + +\text +だが、そういった用がない限り、彼は +酒場で魔王軍の将兵に交じって食事する +ことを好んでいた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おや、カイムとリズベル。お主達も + これから食事か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、おお、マーガレッタ。そう言う + お前もこれからか?」 +\endtext + +\text +魔王とは言え、配膳の列にはきちんと +並ばなくてはならない。 +\endtext + +\text +リズベルと共に列に並んでいたカイムは、 +トレイを手にしたマーガレッタに声を +かけられた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「その通りじゃ。しかし、お主なら、 + 玉座の間に食事を運ばせれば + 済むことであろうに」 +\endtext + +\text("カイム") +「運動しないと太るのでな。それでは、 + 俺様の肉体美が保てん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふっ、相変わらず風変わりな男よの、 + お主は」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うーん、どうやらこちらは、少し時間が + 掛かりそうです。 + マーガレッタさん、どうぞお先に」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、構わぬよ。お主らを待とう。 + どうやら、そこのテーブルが + 空いておるようじゃしな」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そう言って一つの +テーブルを顎で示す。 +\endtext + +\text +この時間、地上で言うところの +午後のやや遅い時間であるため、 +酒場内は割合に空いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。すぐ行く」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ」 +\endtext + +\text +カイムにそううなずき返すと、 +マーガレッタは先ほど示した +テーブルの前の椅子に腰を下ろした。 +\endtext + +\text +ほどなくカイムとリズベルも食事を +受け取り、マーガレッタと同じ +テーブルに着く。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では食うぞ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。お腹ぺこぺこです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ……では」 +\endtext + +\text +三人は、それぞれ料理に手をつける。 +\endtext + +\text +カイムとリズベルは同じものだが、 +マーガレッタは違うものを注文した +ようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はなにを注文したんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん? ああ、これか?」 +\endtext + +\text +カイムが訊ねると、マーガレッタは +自分の前に置かれた料理を彼の方へ +少し押しやった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、食べてみてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや、そういうつもりで言った + わけではないのだが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「構わんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか?」 +\endtext + +\text +なんだか、もらわないのも失礼な気がして、 +カイムは切り分けられた肉を口に運ぶ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、これは……少し強めに塩味をつけて + スパイスを効かせた肉に、甘めのソースが + 掛かっているのか。美味いな」 +\endtext + +\text +カイムには馴染みのない味ではあったが、 +素直に美味いと思える料理だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私の国の伝統料理……ではないが、それに + 近いものでな。つい、懐かしくなって + 注文したのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、どうしてお前の故国の料理を + うちのシェフが知っていたんだ?」 +\endtext + +\text +そう、この料理、カイムもリズベルも +目にしたのは初めてだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「シェフに尋ねたら、以前、私の国の料理人 + に教えてもらったそうじゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マーガレッタさんの国は……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言いかけて、口をつぐむ。 +\endtext + +\text +マーガレッタの国は、既に滅ぼされている。 +\endtext + +\text +しかし、彼女は気にした風でもなく、小さく +うなずく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、滅んでおるな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「す、済みません……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「気にすることはない。私も気にしては + おらんでな」 +\endtext + +\text +あっけらかんとそう告げるマーガレッタに、 +リズベルは思わずカイムと顔を +見合わせていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私の国、ラザントリアは小国だった。 + 歴史の長さだけが取り柄の、なにもない + 小国だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、その歴史の長さに見合うだけの + 実力が伴わなかったのが滅亡の原因 + じゃな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにせ、王族とその周囲の選民意識だけは + 無駄に高かったからのう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう吐き捨てると、 +渋面になる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「大国アミスの属国になっても + 生きながらえればまだ芽はあったものを、 + それを蹴ったあげくの滅亡じゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あれはまさに、自業自得じゃな」 +\endtext + +\text +口調は軽いものの、やはり故国の滅亡に +思うところはあるのか、マーガレッタは +いつもより饒舌だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おっと……済まん済まん。飯が不味く + なりそうじゃな。この話は終わりじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……お前、王族というか、姫君だった + にしては、随分と冷静に自分の国や周囲の + 状況を見ていたのだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様」 +\endtext + +\text +『マーガレッタさんが、せっかく話題を +変えたのに蒸し返すようなことを……』 +\endtext + +\text +リズベルの口調と視線には、そんな +言葉が含まれていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はははは! 言われてしもうたか。実は + カイムの言うとおり、あまり王宮での + 稽古事には興味が持てんでな」 +\endtext + +\text +だが、マーガレッタは苦笑を浮かべると、 +ぽりぽりと頭をかいた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「子供の頃から、外に出て兵士達に剣の + 稽古をつけてもらう方が好きじゃった」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おまけに、読む本と言えば、堅苦しい + マナーの教則本ではなく、冒険譚や + 戦記物ばかりでな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いいんですか? 姫様が……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「両親は、最初のうちこそ厳しく躾けようと + しておったが、そのうち諦めたよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それに、自慢ではないが、どうやら + 軍事的な才能はあったようでな……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「隣国との諍いに出征した際に、 + 寡兵を率いて、見事敵軍を敗走させて + やったのじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それ以来、両親も私の軍事的な才能を + 認めるようになっての。若輩の身ながら、 + 一軍を任されるようになったのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、な」 +\endtext + +\text +マーガレッタが冷静に自国と、大国アミスの +状況を判断できたのも、傭兵として +生き残ってこられたのも――。 +\endtext + +\text +すべてはその頃に培った武人としての基礎と +努力の賜物というわけか。 +\endtext + +\text +カイムは、屈託なく語るマーガレッタの姿を +見て、そう納得した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主らの作ろうとしておる国は、 + ラザントリアとは少し違っておるな」 +\endtext + +\text +不意に、なにかを懐かしむような、悼むような +トーンでマーガレッタがつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? どういうことだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「この地下迷宮、もちろん秩序はあるのう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だが、魔王であるお主は、特にこだわる + ことなく、こうして私達と一緒に食事を + しておる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私の国だったら――いや、普通の国なら、 + 王が、部下や臣民と一緒の食堂で + 食事することなどあり得んことじゃよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、なんだ、そんなことか」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉に、カイムは鼻を鳴らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「食事などと言うものは、一人でもそもそ + 食うよりも、こうして誰かとわいわい + 食った方が美味いに決まっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、俺ももともと王族などという + 柄ではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「味があるんだかないんだかわからん + お上品な料理よりは、こういう気取らない + 料理の方が好きなんでな」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、彼らが注文したのは、 +濃い味付けの労働者向けの大衆料理だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「舌が貧しいと言われればそれまでだが、 + 食い物なんて、食いたいものを好きな + ように食えばいいだけの話だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふっ、やはりお主も、お主の支配して + おるこの迷宮も、どこか変わっておる」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言って目を細めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おっと、済まぬ。私は夜勤があるでな。 + この後、すぐに休まねばならん。 + お先に失礼するぞ」 +\endtext + +\text +あらかた食事を終えたところで、 +マーガレッタがふと思い出したように +席を立つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、まだ――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめですよ、カイム様。休むことだって + 立派な任務なんですから」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「済まぬな。それではごきげんよう、 + 魔王殿」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぬぬ……」 +\endtext + +\text +席を立って酒場を出て行くマーガレッタを +目で追いながら、カイムは渋面になる。 +\endtext + +\text +そういうルールを作ったのは自分自身なので +文句の持っていきどころがないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(やれやれ、致し方なし……か) +\endtext + +\text +カイムは肩の力を抜いてため息を吐くと、 +残りの料理を平らげに掛かったのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..4c84592 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_03.txt @@ -0,0 +1,356 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_03") + +\text("カイム") +「ごちそうさん」 +\endtext + +\text +魔王とは言っても、日々やらなくては +ならないことはある。 +\endtext + +\text +実務のほとんどはリズベルに任せているもの +の、それに最終的な承認を与えられるのは +立場上カイムだけだ。 +\endtext + +\text +玉座の間でふんぞり返っているだけで +迷宮内の諸事が片付くのならいくらでも +ふんぞり返るが、そうもいかない。 +\endtext + +\text +それに、兵士たちと距離感の近いカイムは、 +一般の兵士たちから相談されたりもする。 +\endtext + +\text +それらを一つ一つ片付けていると、思いの外 +夕食が遅くなってしまうこともあるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、たまには仕事しないと、リズベルが + うるさいからな) +\endtext + +\text +今日も、そんな夕食が遅くなった日だ。 +\endtext + +\text +ようやく食事を終え、酒場を出たところで、 +カイムはマーガレッタの姿を捜すことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふふ、今日こそは、あの女を + 組み敷いてやる。たっぷりと + 鳴いてもらわなくてはな) +\endtext + +\text +そんな妄想を頭に浮かべつつ、彼女が +立ち寄りそうな場所に見当をつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +マーガレッタはどこだろうか。 +\endtext + +\text +うろうろと歩き回っていたカイムは、 +執務室から話し声が聞こえるのに気付いた。 +\endtext + +\text +先ほどまで、カイムは執務室で書類と +向き合っていた。 +\endtext + +\text +正直、デスクワークなど面倒でたまらないが、 +やらなければリズベルにどやされる。 +\endtext + +\text +結果、カイムは嫌々ながらもたまった書類を +片付けなければならなかったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(一人はリズベルのようだが……もう一人は + 誰だ?) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「魔王軍、最大の問題点とはすなわち、 + 支配している領域に対して、兵が + 少なすぎることじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「平定済みのハドスはある程度手薄にして、 + 現在侵攻中の国の区画へ兵力を + 集中すべきだと私は思う」 +\endtext + +\text +カイムは執務室に足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +室内では、テーブルの上に広げられた地図と +迷宮の概略図を前に、マーガレッタと +リズベルが額をつきあわせていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、敵は3国だけではありません。 + 我が軍と地下迷宮のことを聞きつけた + 冒険者が侵入してくることもあります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼らは、場合によっては3国の兵士をも + 凌ぐ力を持っていることもあります。 + 手薄にすると危険でしょう」 +\endtext + +\text +前線に戦力を集中して、そこの防備をさらに +固めるべきだというマーガレッタ。 +\endtext + +\text +多少防御は薄くなっても全域を +警戒すべきというリズベル。 +\endtext + +\text +二人の意見、どちらもそれなりに説得力が +ある。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふぅむ、冒険者か。確かにのう。あの手の + 手合いは、こういった狭い迷宮では下手な + 兵の集団よりもやっかいじゃな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私も彼らのやっかいさは、ここに来る + までの傭兵時代に聞き及んでおる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。兵士の集団に押し入られる + よりも、手練れの冒険者数人に潜入される + 方がやっかいです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私は攻める側として潜ったことはないが、 + なるほど、彼らにしてみれば、ここは + 攻略すべき迷宮なのじゃな……」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、マーガレッタは得心が +いったらしく、何度も大きくうなずく。 +\endtext + +\text +話が途切れた今しかない。 +\endtext + +\text +なんとなく話に入りにくい雰囲気では +あったが、カイムは無理矢理二人の間に +割り込むことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +「あー、おほんおほん。 + マーガレッタ、ちょっといいか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おう、なんじゃ、カイムか。 + いつからそこにおった?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「女二人の会話を立ち聞きとか、趣味が + 悪いですよ、カイム様」 +\endtext + +\text +声をかけた途端、マーガレッタとリズベルが +同時にビクンと肩を震わせた。 +\endtext + +\text +そして、これまた同じような動きでカイムの +方を向く。 +\endtext + +\text("カイム") +「立ち聞きではない! 空気を読んで、 + 話がまとまるまで待っていたのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やっぱり立ち聞きなんじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、違うと言っているだろうに。 + おっと、それよりマーガレッタ――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめですよ、今、迷宮の警備体制に + ついての重要な話し合いの最中 + なんですから。後にしてください」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、まあまあ、リズベル。この件に + 関しては私も考えをまとめる時間が + 欲しい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それに、迷宮の責任者であるカイムの + 意見も聞いてみたい。少し時間を + くれぬか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、構いませんけど……あまり、猶予は + ありませんよ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わかっておるよ。ではカイム、 + お主の用件を聞こうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、俺の意見か。それなら俺の部屋で + ゆっくりと話すことにしようか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「失礼するぜ……っと、なんだ、リズベルに + マーガレッタもいたのかい。ちょうど + いいや」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたのだ、そんなに慌てて」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「見張りの兵からの報告だ。どうやら、 + 敵襲らしいぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、面倒くさいな。まったく、 + 空気の読めない輩はこれだから困る。 + リズベル、お前が指揮を執れ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「指揮を執れって……カイム様は + どうなさるおつもりなのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? 俺はマーガレッタと + 重要な話があるとな。冒険者風情など、 + お前なら指先一つでなんとでも――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、私も行こう」 +\endtext + +\text +と、そこで当のマーガレッタにそう言われ、 +カイムは鼻白む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こういった時に役に立たねば、魔王軍の + 禄を食むものとして、立つ瀬がない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「スパッキオ、報告のあった区画へ + 案内してくれ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「合点だ。魔王さんとリズベルは吉報を + 待っててくれ。すぐ片付けてくるからさ」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタはスパッキオに +続いて部屋を出て行ってしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もしかしてカイム様、マーガレッタさんの + こと、少し苦手だったりします?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……お前にはそう見えるのか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「少しだけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルの気遣うような視線が、今は痛い。 +\endtext + +\text +カイムはがっくりと肩を落とすと、盛大に +ため息を吐いた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..6b5f750 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_04.txt @@ -0,0 +1,300 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_04") + +\text("カイム") +「はぁ……」 +\endtext + +\text +我知らずため息を吐いていたことに気付き、 +カイムは思わず眉間に皺を寄せていた。 +\endtext + +\text +リズベルに監視されながらのデスクワークは +息が詰まる。 +\endtext + +\text +が、やらなければ後が怖い。 +\endtext + +\text +そこで、仕方なくやる。そして更にやる気が +失せていく……という悪循環だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「むう……リズベルの奴め。 + 俺の承認など求めずに、勝手にやっておけ + ばいいものを」 +\endtext + +\text +おまけに、マーガレッタを抱こうとすれば +邪魔が入ってばかりだった。 +\endtext + +\text +――どうしてこう、なにもかも上手く +行かないのだ。 +\endtext + +\text +――俺がなにかしたのか。 +\endtext + +\text +ついついそんなネガティブな感情が +浮かんできてしまう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おうおう、魔王ともあろう者が、酒場で + 辛気くさい顔をしおってからに」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、マーガレッタか」 +\endtext + +\text +カウンターのスツールに腰を下ろしていた +カイムは、背後からの声に振り返った。 +\endtext + +\text +そこには、こちらを苦笑しながら見つめる +マーガレッタの姿があった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「隣、よいかの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……好きにしてくれ」 +\endtext + +\text +どうせ、また邪魔が入るだろう。 +\endtext + +\text +カイムの本能は、そう警鐘を鳴らしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 酒を飲みに来たんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うーんっ! はぁっ! いや、私も + 勤務が終わったばかりなので、空腹なの + じゃよ」 +\endtext + +\text +マーガレッタが持っているトレイには、 +湯気の立つティーカップと、少し硬めに +焼き上げられたケーキが載っている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゃが、寝る前にあまりたくさん食うと + 腹が休まらんと聞いたのでな。 + 軽く食事じゃ」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタは大きめの +ケーキにかぶりつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、いつものお前の口調からすると、 + 甘いものに目を細めるなど、 + 考えられんな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐっ! し、失敬な! これでも + まだ若いおなごじゃぞ」 +\endtext + +\text +カイムのからかいに、マーガレッタは +珍しく慌てたように反応する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんじゃお主、なにか私に言いたいこと + でもあるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ある……だが、また邪魔が + 入るんじゃないかと警戒してるんだ」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは肩をすくめる。 +\endtext + +\text +どうやら、たびたび邪魔が入ったことで、 +すっかり疑心暗鬼になっているらしい。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今日はさすがにないじゃろう。私も、 + この前は勝手に出撃してしまったでな。 + 済まなんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あー、そうだな。雇われてる身としては、 + 見せ場を作らないと査定に響くからなぁ」 +\endtext + +\text +カイムの口調に、少し拗ねたような響きを +感じ取り、マーガレッタの顔に自然と苦笑が +浮かぶ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんじゃお主は。女のこととなると、 + まるで聞き分けのない子供じゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「子供は、女に色目を使ったりしない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃな……しかし、なぜ私なのだ? + 他にもいい女はいくらでもおろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「正直、私のような戦しか知らぬ、がさつな + 女を欲しがるなど……お主も趣味が + 悪いのう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそうつぶやきながら、 +ケーキをお茶で流し込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「違うな。 + それはお前が、お前自身の魅力に気付いて + いないだけだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「っ! ぶっ! けほっ! + ………………み、魅力!?」 +\endtext + +\text +狙い澄ましたかのようなカイムの言葉に、 +マーガレッタは思わずむせてしまう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だから悪趣味だと言うのじゃ、お主は」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはない。お前は、俺が欲しいと + 願った女だ。それだけの価値がある」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なにを――」 +\endtext + +\text("カイム") +「その魅力を、お前にもわかるように + してやろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よ、よかろう! + 受けて立とうではないか!」 +\endtext + +\text +カイムに迫られ切羽詰まったのか、 +マーガレッタは声高にそう宣言していた。 +\endtext + +\text +だが、スツールから立ち上がったところで +ふとしたことに気づき、慌ててカイムを +制止する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あ! ちょ、ちょっと待て! + しばし待て! 私は勤務明けだ。 + 汗も流しておらぬ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「す、少し時間をくれぬか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そう心配するな。今日のところは、 + 俺の都合がつかない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんと、そうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。いろいろと、準備せねばならん + ことがあるからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さ、左様か……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マーガレッタは胸を +なで下ろしていた。 +\endtext + +\text +やはり、いざとなると決心が鈍るものらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけで、俺はこれで + 失礼するぞ。またの機会に、な」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、おう、そうじゃな」 +\endtext + +\text +落ち着きなく、挙動不審なマーガレッタを +残し、カイムは酒場を後にした。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふふ、絶対に忘れられないような趣向を + 用意してやるからな。待ってろよ) +\endtext + +\text +自分の執務室へ歩を進めながら、カイムは +書類仕事の間、ほとんど使わなかった頭を +フル回転させていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..ec2f1ae --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_11.txt @@ -0,0 +1,2207 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_11") + +\text +その日、カイムに呼び出された +マーガレッタが玉座の間に入ると、 +そこには多数の魔物達が詰めかけていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、来たか。待ちかねたぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「待たせて済まぬな。それにしても、これは + いったい、なんの騒ぎじゃ?」 +\endtext + +\text +室内に居並ぶ魔物達に、マーガレッタが +不思議そうな表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「迷宮の防衛策の検討か? それなら、 + リズベルの協力の下に、現状、もっとも + 効果的と思われるものを決めたのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ? もしかして、今日、 + ここに呼び出された理由が + わからないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。譴責されるようなへまをした + 覚えはないし、さりとて、感状を賜る + ような活躍をした覚えもない」 +\endtext + +\text +そう言って、マーガレッタは再び周囲の +魔物達に視線を向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おほん……それはもちろん、お前をここで + 抱くためだ、マーガレッタ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は? な? なんじゃと!?」 +\endtext + +\text +わざとらしく咳払いをし、驚くべき事実を +告げるカイム。 +\endtext + +\text +まさか、そんなことのために +呼び出されたとは思ってもいなかった +マーガレッタは目を見開く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ここで、だ……抱くのか? 私を? + その、寝室ではなく?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text +カイムは、これ以上ないほどの笑みを +浮かべてうなずく。 +\endtext + +\text +勝ち誇ったようなその笑みに、リズベルが +いれば、間違いなくツッコミが入っていた +だろう。 +\endtext + +\text +一方のマーガレッタはと言えば、あまりの +ことに混乱し、真っ赤になってうつむく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なぜこのような場所でするのじゃ? + だ、男女のことは秘め事と言うじゃろ? + せめて人のいないところで――」 +\endtext + +\text("カイム") +「前に約束したからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「や、約束?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、この前酒場で約束しただろう。 + お前は魅力的だ。その魅力を、お前自身に + たっぷりとわからせてやる、とな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(確かに、あの時は半ば乗せられるような + 形でそんな約束をしてしまった……) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(だが、まさかカイムが、それをこんな + 衆人環視の元で言い出してくるとは、 + 予想もせんかったわい……!) +\endtext + +\text +マーガレッタは、ついついカイムの口車に +乗ってしまったことに対して、ほぞを噛む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、手練れの傭兵殿? 考えごととは + 気が緩んでいるのではありませんかな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な――!?」 +\endtext + +\text +うつむいていたマーガレッタは、カイムが +近づいてきていることに気付かなかった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「や、やめ――」 +\endtext + +\text +そのまま、強い力で抑え込まれ、服を +剥ぎ取られる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あっ! な、なにをする、 + や、やめぬか、カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、おあいにくだったな。今日は + お前が泣こうが叫ぼうが、やめてやる + つもりはないんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひうっ!?」 +\endtext + +\text +慎ましやかな双丘の上に色づく乳蕾。 +\endtext + +\text +カイムの舌がそれを捉え、ぞろりと +舐め上げる。 +\endtext + +\text +男に肌をさらした羞恥と、生まれて初めて +感じた異様な感覚に、マーガレッタは +年相応な可愛らしい声を漏らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、ちゅ! ふふっ、なんだ、 + 可愛げのある声も出せるんじゃないか。 + そら、もっと鳴いてみせてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひあっ! よ、よせ! + やめるのじゃ! そ、そのような、こと、 + ひくっ! あ、あひううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌が、次第に硬く尖っていく乳首を +転がすと、マーガレッタはガクガクと身体を +震わせた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あーっ! ひあっ、こ、声が、お、 + 抑えられぬっ! こ、こんな、こんなこと、 + ふひっ! あ、ひんっ! くふううっ!」 +\endtext + +\text +傭兵として、傷や打撲の痛みには慣れていた。 +\endtext + +\text +しかし、感じたことのないむずがゆいような、 +焼け付くような刺激には抵抗できなかった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああんっ、あっ、熱い……くうっ、胸、 + あ、つい……し、舌、熱いぃっ! くは、 + はっ、はっ! あ、あふうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、感じているか? よかったな。 + お前のここは、ちゃんと女として反応して + いるようだぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ! そ、そんなことを、い、 + 言われても、くはっ! はふうっ! + んんっ、くううっ! ひはああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、わざと音を立てて、乳首を +すすり上げるように吸う。 +\endtext + +\text +空気によって震え、吸い上げられる乳蕾の +感覚。 +\endtext + +\text +その鮮烈な悦楽に、マーガレッタは思わず +熱い吐息を漏らしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はーっ! はっ、はぁぁっ! あ、あふ、 + はふうんっ! ひあっ、あっ、そ、 + そんな風に、されると……ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな風にされると? なんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、言えぬ……! そ、そのような + 恥ずかしいこと、い、言えるわけが!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。ちゅうううーっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああああーっ! あっ、あんっ! + はっああああんっ! あ、あひあっ、 + ふ、はっ! はあああーっ!」 +\endtext + +\text +言えないのなら、イヤでも言わせてやる。 +\endtext + +\text +カイムは言外にそんなトーンをにじませ、 +マーガレッタの乳首を強く吸った。 +\endtext + +\text +その罠にまんまとはまり、彼女は甲高い +悲鳴を漏らす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くはっ! はっ、はあああんっ! あ、 + はふっ、はっ、はっ、はーっ! あぁ、 + こ、このような……このようなこと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「このようなことが、なんだって?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、このようなこと……このような感覚、 + は、初めてじゃ……あ、あぁ! あぁ、 + はふ、うんんっ! く、はぁっ!」 +\endtext + +\text +乳首からの強すぎる刺激に、 +マーガレッタはある種の恐れのようなものを +感じているらしい。 +\endtext + +\text +しかし、彼女の身体は確実にその快感に +悦びを感じているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「初めての感覚という割りには、 + お前の身体は随分と + 悦んでいるようだぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そう、なのか? なにぶん、すべてが + 初めてのこと故、よくわからぬ。 + わからぬのじゃ……ふはぁ」 +\endtext + +\text +身体の中で燃えさかる悦楽の炎。それに +焦がされながら、マーガレッタは大きく +ため息を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、もっとよくわかるように + してやらねばな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひあああっ!? あ、あふうううっ! + ふはっ! あひっ! ひああんっ、あ、 + あっ、あっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、軽く乳首を噛む。 +\endtext + +\text +痛みと快感がギリギリで同居した刺激。 +\endtext + +\text +それがマーガレッタの身体を稲妻のように +走り抜け、彼女は文字通り雷に +打たれたように背をのけぞらせた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ! くひっ! あ、あっ、んはっ、 + はっ、はふうんっ! あ、あぁ……! + ひぐっ、んふぁっ、はあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、どうやら、これが随分と + お気に召したようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……つ、強すぎる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ? なんだって?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、その刺激は……つ、強すぎるのじゃ! + あ、あぐっ、はぁっ! + か、身体が震えて、止まらぬのじゃ!」 +\endtext + +\text +その言葉通り、マーガレッタの声もまた +震えていた。 +\endtext + +\text +時折、肌の上を小さな痙攣がさざ波のように +走り抜けていく。 +\endtext + +\text +そして、それが大きな震えとなって、彼女の +身体をガクガクと揺らしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅむ、さすがにちょっとやりすぎたか。 + では、手加減して……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んひ……っ! ひあっ、あ、あっ! くう、 + あ、あふっ! はっ、は……っ! あぁ、 + んああっ、あ、あぐっ! くううんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは乳首を唇で挟むと、舌先で +掃くように転がす。 +\endtext + +\text +逃げ場を失った乳蕾は、ただ舐め回される +よりも強い刺激に翻弄される。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あーっ! はああっ、んぅ、くっ、 + はああああっ! あひっ! ひううんっ、 + んぐっ! はっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +次々と襲いかかる刺激に、マーガレッタの +口からはひっきりなしに喘ぎが漏れた。 +\endtext + +\text +逃げだそうにも、カイムに組み敷かれて +いるため、それもままならない。 +\endtext + +\text +そもそも、こんなに服を乱した状態で +逃げ出せるはずもなかった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふひっ! ひあっ、ん、あっ、あああっ、 + くあああっ! はんっ! あっはあっ、 + はひぃんっ、く、ふうっ! んぐっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、なあ、マーガレッタ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前、自分のことを魅力的ではないと + 言っていたよな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうじゃな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、今のお前は、オンナとして、充分に + 色っぽいぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なっ!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マーガレッタは瞬時に +頬を染める。 +\endtext + +\text +だが、カイムはその隙を見逃さず、再び +彼女を責め立て始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっとっと。こっちがお留守ですなあ、 + お嬢さん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ! ひあああっ! あ、あふっ、 + くううんっ、ひ、ふっ、あっ、ああっ、 + あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、乳首を強く吸い立てる。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、陸に打ち上げられた +魚のように、ビクビクと身体を震わせた。 +\endtext + +\text +そして、カイムはその反応を面白がりながら、 +更に彼女を積極的に責め立てる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あぁっ、ひっ、い、いや、も、もう + 嫌じゃ! やめ……やめて、くれ……っ! + く、ああっ、ひううっ! ふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、歴戦の傭兵ともあろうものが、 + こんなことで泣き言を言い出すのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうは言われても……く、あああっ、 + んひっ! くっひいいっ! あ、あふ、 + はっふううんっ! んあああっ!」 +\endtext + +\text +悦楽と恥辱にマーガレッタは喘いだ。 +\endtext + +\text +身も世もない様子で身体をねじり、カイムの +手から逃れようとする。 +\endtext + +\text +しかし、もちろんカイムがそれを許す +はずもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? お前が、誰よりも + 魅力的だと言うことを証明してやると。 + それなのに、逃げようというのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、しかし! こ、このようなやり方は、 + ひ、くううっ! んあああっ、はぁぁっ、 + あっふううんっ、ふ、ぐっ、んぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、なんと言っても逃がさんぞ。 + お前には、たっぷりと教え込んでやる」 +\endtext + +\text +こんな楽しい玩具を手放すものか。 +\endtext + +\text +カイムの本音を意地悪く翻訳すれば +そうなるだろう。 +\endtext + +\text +もちろん、彼が最初からマーガレッタを +辱める目的だったのは、玉座の間に居並ぶ +魔物たちを見れば明白なのだが。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、そ、そんな! や、やめて…… + やめてくれ……っ! ひ、ひうっ! + も、もう、た、耐え切れないっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おや、もうイキそうで我慢できないと、 + そういうわけか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「え? あ? な、なにを言っている + のじゃ、お、お主は!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんでもない。気にせず、イッてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ!? あっ、んあっはああ、 + あっふううんっ! はっ、はふっ、 + あっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +一瞬、怪訝な表情を浮かべたマーガレッタ。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんな彼女に構わず、愛撫を +続行する。 +\endtext + +\text +そもそも、彼女がなんと言おうと、カイムに +やめるつもりなど微塵もなかった。 +\endtext + +\text +まずは、一度イカせる。話はそれからだ。 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタの乳蕾を執拗に +舌で愛撫し、彼女を絶頂へと追い詰めていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、あ、熱い! 熱いものが……こ、 + こみ上げてくるっ!? な、なんじゃ、 + こ、これはっ!? ひいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイク、ということだ。 + 知らないのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。今日、これから、 + いやというほど知ることになるだろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひいっ!? あ、ああ、こ、怖い、お、 + 落ちる!? ああっ、落ちてしまう!? + あ、く、来る! なにか、来るっ!」 +\endtext + +\text +絶頂というものを知らないらしい +マーガレッタは、その未知の感覚に +怯えていた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムが愛撫をやめないため、 +彼女は半ば無理矢理に絶頂へと導かれる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああああーっ! もうだめっ! + あ、来る! 来るぅっ! ひっ、 + ひぐっ! あ、ああああーっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、は、あ……ああああーっ! んんっ、 + んぐっ、くっふうううんっ、ああっ、 + ひいいっ!? くっひいーっ!?」 +\endtext + +\text +全身を走り抜ける戦慄に、マーガレッタは +恐怖した。 +\endtext + +\text +初めての感覚。傭兵として様々な修羅場を +くぐり抜けてもなお、知ることのなかった +情動。 +\endtext + +\text +その、あまりに大きすぎる刺激に、彼女の +本能が警報を鳴らす。 +\endtext + +\text +だが同時に、彼女の身体は、もっとその +悦楽をむさぼれと、命令する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はーっ、はーっ、くっ、はーっ! + はっ、はっ、はぁぁぁっ! んぁぁ、 + あ、あうっ、く、ううんっ!」 +\endtext + +\text +一度、体内に沸き起こった喜悦の炎は +なかなか消えなかった。 +\endtext + +\text +むしろ、残り火のようにぱちぱちと +爆ぜながら、全身に伝播していく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐっ、く、ふーっ、ふーっ、はっ、 + ふぅぅんっ! んぬ、くううっ、 + ひ、はぁ、はぁ、はぁ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、すっかり満足してもらえた + ようだな、んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「満足? わ、わからぬ。なにせ、これが + 初めての経験だった故、 + よくわからぬのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。なら、慣れておくことだ。 + これから何度も味わうことになるからな。 + この俺の手で」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、このようなことを……また、すると?」 +\endtext + +\text("カイム") +「このようなことだけじゃないな。もっと + 過激なことも、だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんと!? こ、これ以上に過激な + ことが、あるじゃと!?」 +\endtext + +\text +乳首だけで絶頂させられたマーガレッタは、 +カイムのその言葉に驚きを隠せない様子だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。さて、これから俺はどうする + と思う?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わかるわけなかろう! + このようなことは、初めてだと + 言うておるのに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はははっ! 確かに、それはそうだ。 + それに、あらかじめどんな行動を + するのか知っていたら面白くないしな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なにをするつもりなのじゃ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと気持ちいいことだ」 +\endtext + +\text +ニタリ。そんな擬音が似合いそうな笑みを +浮かべると、カイムはやにわに、彼女の +股間に顔を埋めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!? ひいいっ!? や、やめ、 + はああっ! あっ、ああっ! く、 + はぁぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、乱暴な手つきでマーガレッタの +下着を引きずり下ろす。 +\endtext + +\text +とっさのことであり、しかも絶頂直後で +身体に力が入らないこともあって、 +マーガレッタはカイムのなすがままだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なにをしておるのじゃ!? + そ、そのようなところ、顔を近づける + ものではない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言ってるんだ? こんなもの、 + 男と女の当たり前の営みだぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なん、じゃと……!?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マーガレッタは +愕然とした。 +\endtext + +\text +あまりにも衝撃的な事実に、それが +本当なのか疑いを抱くことすらできない。 +\endtext + +\text +もちろん、カイムの言葉は事実なのだが、 +いつもの彼女なら、もっと疑って掛かった +だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘だと思うか? 俺がお前を担ぐために、 + そんな労力を払うとでも?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主ならやりかねない……とも + 思えるが、正直、私にはわからん」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。だったら、その身体で + 確かめてみろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「た、確かめるとは……ま、まさか!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひあっ!? あっ、ああっ! んくっ、 + や、やはり、そのようなことを!? + あっ、あっ、や、やめ……んああっ!」 +\endtext + +\text +乳首を責め立てられたことで、カイムの +次の行動が読めたらしく、マーガレッタは +抵抗しようとする。 +\endtext + +\text +だが、それよりも早く、カイムは彼女の +秘処に口をつけていた。 +\endtext + +\text +そして、秘裂をぞろりと舌で舐め上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「れろろ……おう、すごいな。マ●コは + もうびしょびしょだぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +さすがに、自分のソコが濡れそぼっている +ことには気付いていたらしい。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ご、後生じゃ! 後生じゃから、 + そのような行為は……ひっ、ひぐっ、 + んはぁっ、あっ! あああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やめてくれ、と? どうしてだ? + そんなに感じているのに」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、恥ずかしいからに決まっておろう! + お、お主は、自分の股間を舐められても、 + 恥ずかしくないのか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「別に。むしろ、舐めさせると興奮するな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと!? ひっ、くひいっ!? + あっ、あひっ! ひううっ、んぐっ、 + は、はあぁっ! あっ、あっ、ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの答えに、マーガレッタは衝撃を +受けているようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、男が女の股間を舐めるなら、 + 女が男の股間を舐めるのもありだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなこと……ああっ、ひいっ、 + んんっ! くっ、ふううんっ! + あぁっ、く、し、しかし、ああっ!」 +\endtext + +\text +言われてみればその通りだとマーガレッタは +密かに納得する。 +\endtext + +\text +カイムがこれだけ慣れた様子で自分の +股間を責め立ててくるなら、その逆もまた +あり得るはず。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「き、奇妙な……まことに奇妙な……あぁ、 + くはっ! はうんっ! あぁっ、ひうぅ、 + はんっ、くっふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちゅるる……なぁに、奇妙に感じるのは、 + 最初のうちだけだ。慣れれば、 + お前の方からその気になるはずだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ば、バカな! あ、あり得ん! + そのような、こと……んひいっ、ふぐっ、 + ふっはああんっ、あっ、あぁ!」 +\endtext + +\text +自分から、こんな行為を望むようになる? +\endtext + +\text +まさか、そんな……。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、カイムの言葉を心の中で +否定しようとする。 +\endtext + +\text +しかし、彼の舌が蠢くたびに、身体中を +突き抜ける鮮烈な快感が、それを邪魔する。 +\endtext + +\text +まるで、それこそが真実だと告げるかの +ように。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、はっ、はぁんっ、く、ふうんっ、 + あああっ、んはっ! あっ、そ、そこ! + ひいっ! そ、そこは、だめじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「んんー? どこのことだ?」 +\endtext + +\text +カイムの舌先が、ぷっくりと膨れあがり、 +硬く勃ち上がったクリトリスに触れる。 +\endtext + +\text +すると、彼女の腰が、見えない糸に +つり上げられているかのように強く +突き上げられる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そこ、じゃ! お、お主が、 + 今、舐めておる……と、ところ、 + じゃ、あ、ああっ! ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が舐めているところ、ではよく + わからんな。なにせ、あちこち舐めてる + からなあ……ふふふ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひううっ! くふううっ、ふはっ、ああ、 + んはああっ、あ、あひっ! はひいんっ、 + んぐっくううっ! ふ、はぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの底意地の悪い答えに、 +マーガレッタはぶんぶんと首を振る。 +\endtext + +\text +やめてくれと言いたいらしいが、快感が +強すぎて、言葉にならないらしい。 +\endtext + +\text +それでも彼女は、必死に言葉をつむぐ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「や、やめてくれ! あ、あひああっ、 + んふううっ! く、ぬうっ、あっ、あっ、 + んああっ! あひああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、お前が哀願したところで、俺が + やめるとも思っていないだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、くひいいっ! は、はんっ、くうっ、 + あっ、あっ! あはあぁっ! はぁんっ、 + あああっ、く、むうっ! んぬうう!」 +\endtext + +\text +カイムは、忍び笑いを漏らしながら、更に +マーガレッタの秘裂に舌を這わせる。 +\endtext + +\text +もちろん、マーガレッタとて、ここまでの +カイムの行動から、彼が本当にやめてくれる +とは思っていなかっただろう。 +\endtext + +\text +それでも言わずにはいられないほどの強い +刺激と恥辱が、彼女を蝕んでいた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ! ふっひいんっ、あ、あひああっ、 + ん、はっ! はふうんっ、ああっ、あっ、 + くはぁぁっ! あ、あぅああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「じゅるる……おっとっと、マ●コ汁が + あふれてきて止まらないな。まあ、 + この状況では仕方ないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひうっ! い、言うな! + 言うでない、そ、そのような + はしたない、こと! く、ふうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、マ●コを舐め回されて感じて + いるのはお前だ。つまり、お前が + はしたない、ということじゃないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと! そ、そのような誹りを + 受ける謂われはないわっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は事実を言ったまでなんだがな。なら、 + その身にたっぷりと教え込んでやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれだけお前の身体が淫らなのか、その + 事実を、な」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは秘裂を舐め上げていた +舌の矛先を、再びクリトリスへと向ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ううぅん! あ! ああっ、そ、 + そこは、そこはいかん! そこは、 + ひいいっ! や、やめてくれ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、言ったところで、俺がやめるなんて + 思ってないよなぁ? そうだろう、 + マーガレッタ」 +\endtext + +\text +カイムは、先ほどの言葉を再び繰り返す。 +\endtext + +\text +つまり、彼はどうあっても彼女を嬲り、 +辱めるつもりなのだ。 +\endtext + +\text +自分の懇願が聞き入れられないと知って、 +マーガレッタは絶望的な気分になる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、そんな、許せ! 許してくれ……! + ひいんっ! 変に! 変になるぅ! + あ、あくうっ! はふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! なにを言っているんだ。 + 変になるようにしているのだから、 + 当たり前だろうに」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんな! ああっ、や、やめ、 + あ! あひああっ! は、はふんっ、 + くふううんっ、ふああっ! あぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌の動きが、だんだん激しく +なっていく。 +\endtext + +\text +それは、明らかにマーガレッタを再び +絶頂させるための動きだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひうっ! く、ふああっ、あ、あぁ、 + だ、だめじゃ! ああ、そ、それ以上は、 + それ以上しては、いかんっ! くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、俺がそんな言葉に耳を貸すと + 思うのか? お前もまだまだ甘いな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひうううっ!? くふうううんっ、あっ、 + はひあああんっ、あ、あ、あぁぁ! + あっはああっ、ひっ! くうううん!」 +\endtext + +\text +カイムの舌の動きが速く、そして執拗に +なる。 +\endtext + +\text +マーガレッタのルビー色の肉芽が、その +舌によって蹂躙される。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひううっ! あっ、あああっ、くう、 + ふはぁぁっ、あぁんっ、あっ、あおうぅ、 + くううんっ! ひ、あ、す、すごいっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、す、すごい……くう、こ、腰の、 + 奥の方が、むずがゆくなって、先ほどの + 胸とは違う、熱さが……く、来るっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌使いに、マーガレッタは +ガクガクと腰を震わせる。 +\endtext + +\text +彼女自身は気付いていなかったが、 +その動きは、カイムに向けて腰を突き出す +ようなものだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、あっ! ああっ! す、すごい、あ、 + あはぁぁっ! はぁんっ! く、ふうう、 + はふんっ! んぐっ、くうううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、やはりお前もオンナとしての + サガには逆らえぬようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを、言って……ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろイキそうなのだろう? さっき、 + これ以上はやめてくれと言っていたのは、 + そのせいじゃないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのような、こ、こと……ひああ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタが否定の言葉を口に +出そうとした瞬間、カイムがクリトリスを +強く吸い上げる。 +\endtext + +\text +マーガレッタの腰がガクンと跳ね、その +背中が弓なりになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、その反応がなによりの証拠だな。 + さて、それではそろそろ覚悟して + もらおうか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふひああっ! あっ、あああっ! くっ、 + んぐうううっ、ふはあああんっ、ああ、 + あっはああーっ! はふうんんっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタを絶頂へと +追いやるために、忙しく舌を動かす。 +\endtext + +\text +肉芽を、舌先でつつき、転がし、叩く。 +\endtext + +\text +そのたびに、マーガレッタは火の +点いたような熱い吐息と、嬌声を +漏らしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああああーっ、く、来る! ま、また、 + また来る! さ、さきほどの、感覚! + あ、あれがまた……く、来る!」 +\endtext + +\text("カイム") +「じゅるる……言っただろう? それが + イク、ということなのだと」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、イク? イクのか、私は? + これがイク……ああっ、ひいいっ、 + つ、強い! 刺激が、強すぎて!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「も、もうだめじゃ! ああっ、私は、 + 私は……ふひいいっ! あ、あひあぁ、 + はふううっ! くうぅん! んあぁ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、ふああっ!? あ、あぁ!?」 +\endtext + +\text +不意に、カイムが動きを止める。 +\endtext + +\text +それに伴って、マーガレッタは間の抜けた +吐息を漏らしてた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、はぁ……はぁ、はぁ、ど、 + どうしたのじゃ? きゅ、急に? + わ、私が、なにかおかしなことを?」 +\endtext + +\text +自分が、なにかまずいことを言ったのか、 +あるいはしてしまったのではないか。 +\endtext + +\text +不意に、舌での愛撫をやめたカイムに対し、 +マーガレッタはそんな不安を抱いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、お前がやめてくれと + 言ったからな……お望み通りにして + やったまでだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと? お、お主の今までの + 行動からして、なにか裏が + あるのじゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! お前もだんだん馴染んできたな。 + その通り。そろそろ、次の段階に進む + 頃合いだと思ってな」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは前をくつろげて、 +勃起した肉棒をさらけ出した。 +\endtext + +\text +その露わになった剛棒に、マーガレッタの +視線が注がれる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な……そ、それは!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、さすがにチ●ポのことは知ってるか。 + なら話は早い。今から、こいつをお前の + マ●コにぶち込む」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと!? ば、バカを申すな! + そのような大きなもの、 + 人の身体に入るわけなかろう!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、言葉ではそう +否定しながらも、頭の隅では自分の運命を +悟っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、人体とは不思議なものだな。この + チ●ポが入る穴から、子が産まれて来るの + だぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなこと、できるはずが――」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がさっきから、お前のマ●コを + 舐め回してたのは、ソコをほぐすためだ。 + 多分、そろそろ大丈夫だろう」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは亀頭をマーガレッタの +秘裂にあてがう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞ……最初は痛いらしいからな。 + 力を抜いて、俺に身を任せろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ぎ! い、痛いぃぃーっ! く、 + ふ、う……うあああーっ!」 +\endtext + +\text +メリメリッ、ミシッ、と、肉が軋む。 +\endtext + +\text +同時に、カイムのペニスがマーガレッタの +肉門を割った。 +\endtext + +\text +すぐさま、処女地は異物の侵入を拒む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、はっ! はっ、はっ、あっ、はぁ、 + あぐ、ぐううう……っ! は、はぐっ、ん、 + んあっ、あ、あぐうう……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに傭兵として、痛みには慣れてる + ようだな。もう少しの我慢だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、苦しい! く、串刺しに、さ、された + ようじゃ……あ、あぐううっ! ふはっ、 + は、はふんっ! あ、あっぐうううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、マーガレッタは、 +痛みには慣れていた。 +\endtext + +\text +傭兵として、戦場での命のやりとりを +生業とするマーガレッタ。 +\endtext + +\text +そんな彼女にとって痛みは馴染みの +ものであり、時には努めて無視しなければ +ならない敵でもあった。 +\endtext + +\text +痛みにうずくまっていては、簡単に +殺されてしまう。 +\endtext + +\text +だから、それに慣れ、こらえ、無視する +必要があるのだ。 +\endtext + +\text +だが、勃起した肉棒を膣内に押し込まれる +という、文字通りの初体験は、彼女にとって +未知の感覚をもたらしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぐ、ひ、広がる! ま、股ぐらが、 + 広がってしまう! ひ、ひいいっ、く、 + んふううーっ! ふはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もうちょいだ……ふ、んっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、ぐいと腰を突き出す。 +\endtext + +\text +同時に、ギチッと肉が押し広げられた。 +\endtext + +\text +そして、その瞬間、カイムのペニスは +根元までマーガレッタの膣内に +収まっていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、はーっ! あ、あぁ! + は、入った、のか? すべて? + こ、これで?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。俺のチ●ポは、お前の + マ●コに根元までハマっている」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ……!」 +\endtext + +\text +あれほどの大きくて太いものが、自分の +体内に……。 +\endtext + +\text +そう考えるだけで、マーガレッタは恐怖にも +似た、言いしれぬ感覚に襲われる。 +\endtext + +\text +だが、彼女は恐怖もまたコントロールする +術を知っていた。 +\endtext + +\text +やはり、戦場で恐慌を来すことは +命取りになる。 +\endtext + +\text +心を静め、気を落ち着かせ、目前の出来事に +冷静に対処することが常に求められる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふっ、ふーっ! はっ、はっ、はーっ、 + あ、あぁ……く、はぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、深呼吸するのはいいことだな。 + 少し待ってやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、そ、そうだな! ふう、しかし、 + 因果なものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なにがだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「傭兵として培った経験が、こんな時にまで + よりどころとなるとはな。普通のおなご + なら、違うのだろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「我ながら、可愛げがないものだと + 嫌になる」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、やたらにギャアギャア喚かれるより + は、こっちの方がずっといい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、さっと手を伸ばし、 +マーガレッタの髪を撫でた。 +\endtext + +\text +彼女の髪は、苦痛と恐怖による脂汗で +しっとりと濡れている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、あぁ……!」 +\endtext + +\text +しかし、撫でられたマーガレッタの方は、 +まるで母親に抱かれた赤ん坊が安心した +時のような声を漏らしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ……誰かに髪を撫でられるなど、 + 随分と久しぶりのことじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。では、落ち着くまではこうして + おいてやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゃが、私が落ち着いたら、その後は、 + ひどいことをするんじゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、そうかもな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主は鬼畜じゃな……じゃが、その手は + あたたかい」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタは大きなため息を +漏らす。 +\endtext + +\text +それと同時に、ふっと身体から力が抜けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、その様子なら、お前の言う + ひどいこととやらをしても + 大丈夫そうだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「できれば、お手柔らかに頼むぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、努力しよう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひうううっ! くっ、はあっ! + あっ、あああっ、あぐ、んぐふうう! + ふはっ、ああっ! く、ううーっ!」 +\endtext + +\text +いくら落ち着いたとは言っても、そこは +破瓜を迎えたばかりの処女地。 +\endtext + +\text +肉棒が動き始めると、マーガレッタは +苦痛に呻いた。 +\endtext + +\text +しかし、彼女はそれを抑え込み、できるだけ +平静を装おうとしている。 +\endtext + +\text +そんな彼女の努力に、カイムの中の歪んだ +欲望が加速していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、ちょっと乱暴だったか? だが、 + 俺は謝らないぞ。こうすることが念願 + だったのだからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、くう! す、好きにせい。どうせ、 + お主のことだ……な、何を言っても、 + 聞く耳など持つまい! う、ぐ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。是非とも、好きにさせて + もらおうか」 +\endtext + +\text +もちろん、ここで不必要に苦痛と恐怖を +与え、性行為に嫌悪感を抱かせるのは +カイムとしても望むところでは無い。 +\endtext + +\text +だが、処女を散らしてやったという強い +征服欲は、どうにも抑え込めるものでは +なかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、周りを見てみろ、マーガレッタ。 + 観客達が、お前のことを見守っているぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを――はっ!?」 +\endtext + +\text +そう言われて、マーガレッタはこの玉座の +間に、多数の魔物が詰めかけているのを +思い出した。 +\endtext + +\text +彼らは、固唾を呑んでカイムと +マーガレッタの交合を見つめている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、ううっ! く、ううっ! 衆人環視の + 中で、このような辱めを受けるなど! + ああっ、く、くふううっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、周囲からの視線に +耐えかねて呻いた。 +\endtext + +\text +そんな彼女を、カイムはあまり激しく +なりすぎない程度に責め立てていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひあっ!? あ、ああっ!? + く、ううっ! あ、熱い! 腹の中が、 + あ、熱うなってきた、くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、感じてきたのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、わかるわけなかろう、は、初めて + なのじゃ! じゃが……くう、この + 感覚、う、うあっ!」 +\endtext + +\text +多数の視線にさらされているという +恥辱からか、それとも抽送に慣れてきたのか。 +\endtext + +\text +マーガレッタの膣からは、力一杯肉棒を +拒むような硬さが薄れつつあった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、あっ、う、動いて、おるのが、わ、 + わかるのじゃ! お主の、その、アレが、 + 膣内で……くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、なかなか鋭敏な感覚を持っている + ようだな。処女を失ったばかりにしては + いい傾向だ」 +\endtext + +\text +実際、マーガレッタの膣壁は、次第に +ヒクヒクと蠕動しながらうねり始めている。 +\endtext + +\text +彼女自身はそれを認識できていないようだが、 +カイムにはペニスを通じてそれが伝わって +きていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それは、褒めてくれているのじゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうか……よかった。私で悦んでくれて + いるというのなら、女としての自分に少し + だけ自信を持てた気がするのじゃ」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言うと、小さく息を +吐いた。 +\endtext + +\text +カイムの考えていた反応からすれば、 +肩すかしだった。 +\endtext + +\text +性器の状況を告げられ、恥じらうかと思って +いたのだが、逆に感謝される始末。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……まあ予想とは違ったが、これは + これでよしとするか。なにより、 + マーガレッタを抱けたのだからな) +\endtext + +\text +カイムは、納得することにした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ど、どうしたのじゃ? 私はなにか、 + おかしなことを言ってしまったか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前は変なヤツだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「歴戦の傭兵なのだろう? だったら、 + もっと堂々としていればいいではないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「男女のことは、私にはわからぬ! + 初めて戦場に立ったときよりも + 身がすくむ思いなのじゃ」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言うと、少しむくれた +様子で唇を尖らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。そうやって、女らしい顔を + している方が、お前には似合っている + かも知れん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主の言葉は、ほめているのか、 + けなしているのかわからぬ――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひうっ、くふうううんっ!? + あっ、あああっ! は、ふうっ! + んぐふうううっ、ふっはああん!」 +\endtext + +\text +マーガレッタが、照れ隠しにそう言おうと +したところで、カイムは大きく動いた。 +\endtext + +\text +同時に、彼女の口からは艶めいた声が漏れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、マ●コの方はこなれてきたと + 思ったが、どうやら気分も出てきた + ようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あっ! んはああっ、あ、ああ、 + くあっはああっ! はふんっ、あ、ひっ、 + んぐっふううんっ! ふあはぁぁん!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、カイムのそんな言葉にも +答えられないほどの刺激に翻弄されていた。 +\endtext + +\text +まだ、経験が少なすぎて、それを性交による +悦楽だとは認識できないのだ。 +\endtext + +\text +しかし、彼女の身体は確実に雌としての +反応を示している。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くうっ、あ、熱い……くう、腹の中が、 + 沸き立つように、あ、熱くなって + きよる! く、ううっ、ふああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「子宮が下りてきているからな。チ●ポが + 子宮口に当たっているのだ……ほら」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くひっ! んひいっ、は、はふうんっ、 + あっ、あっ、はふ、んんんー! + くふううんっ、ふっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが少し強めにペニスを突き入れると、 +マーガレッタは更に激しく反応する。 +\endtext + +\text +もう既に、痛みはどこかへ失せていた。 +\endtext + +\text +代わりに、ジンジンと疼くような、 +内臓をくすぐられるような、奇妙な +感覚が彼女を苛む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あああーっ、く、来る! また、 + アレが来る! さ、先ほどのと同じ、 + ひぐっ、お、大きな波が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうイキそうなのか? くっ、マ●コの + 締めつけもキツくなってきたな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、イク? 私はまたイクのか? + こ、このように、ふ、太いもので突かれて + イッてしまうのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。俺も……そろそろ、イキ + そうだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、怖い! ひ、一人でイクのは、 + 怖いのじゃ! カイム、い、一緒に、 + 一緒にイッておくれ!」 +\endtext + +\text +一度味わった絶頂。その大きすぎる悦楽に +マーガレッタは恐れをなしていた。 +\endtext + +\text +そして、いつの間にか自ら腰を +せり上げるようにカイムのペニスを +くわえ込む。 +\endtext + +\text +それは、マーガレッタが意識しない、 +雌としての本能によるものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、イク、ぞ……く、うっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、はああ! あ、い、イク、イク、 + くはあああーっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふわああああっ! あ、あふああ、 + んっはああああーんっ! あぁぁ!」 +\endtext + +\text +ドクッ、ドクドクッ。 +\endtext + +\text +カイムのペニスが脈動し、膣内に濁精を +ぶちまける。 +\endtext + +\text +その迸りを受け、マーガレッタは喜悦の +声をあげていた。 +\endtext + +\text +膣内を、熱いものが満たしていく感覚。 +\endtext + +\text +その未知の愉悦に、思わず腰が震えた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、入って、来る! あ、熱いのが、 + ああっ、熱いのが……は、入って、 + く、来るっ、ん、ふうううーんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、すごい、吸い付きだ……!」 +\endtext + +\text +さすがは処女のマ●コ。 +\endtext + +\text +カイムは、舌を巻いていた。 +\endtext + +\text +キツい肉洞が更に収縮し、精汁をペニスから +すべて搾り取ろうと蠕動する。 +\endtext + +\text +その強さは、怒張がへし折れそうなほどだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、はあぁぁ! ああ、い、いっぱい、 + いっぱい入って、来る……な、膣内に、 + たくさん……出てる……あぁ!」 +\endtext + +\text +最後に、ビュッと残滓が飛んて、ようやく +射精が終わる。 +\endtext + +\text +カイムは、そのまま腰を引いて怒張を +引き抜いた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあっ!」 +\endtext + +\text +肉棒を引き抜かれる感覚に、マーガレッタが +気の抜けたような声を漏らす。 +\endtext + +\text +同時に、ゴボッと濁った音を立て、膣口から +愛蜜と濁精が混じり合った粘液が +逆流してくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ああ、な、なにか、漏れておる。 + な、なんじゃ、これは……う、うぅ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のザーメンと、お前のマ●コ汁だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、ぬぅ? お主がなにを言っているのか、 + さっぱりわからぬ……頭がぼうっとして、 + よくわからぬのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。だが、少なくとも悦んでは + もらえたようだな」 +\endtext + +\text +それは、マーガレッタの反応を見れば +言わずもがなではあった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、私の思っていた男女の営みとは、 + 随分違ったが……のう」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタは目を閉じて +大きくため息を漏らした。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、それでは私はこれで失礼する」 +\endtext + +\text +事後、虚脱状態から立ち直った +マーガレッタは、慌てて衣服を整えると、 +そそくさと玉座の間を後にした。 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、おい――行ってしまったか」 +\endtext + +\text +カイムが引き留める間もなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、いいか。あの様子でも、自分の + 部屋には戻れるだろうしな」 +\endtext + +\text +それにしても、と玉座に腰を下ろしながら +カイムは考える。 +\endtext + +\text("カイム") +(マーガレッタを喘がせることができた。 + これは大きな勝利だな) +\endtext + +\text +なにが勝利なのかはよくわからないが、 +とりあえず、欲望は満たされた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、お次はどんな手を使うかな」 +\endtext + +\text +ぐふふ、と一人笑みを浮かべながら +そんなことをつぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +と、どこからともなく、一枚の紙が +ひらひらと落ちてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なになに……カイム様ゆえ、お嬢様を + お任せしていますが、他の殿方の場合、 + 命の保証はいたしかねます?」 +\endtext + +\text +その紙には、荒々しい字でそんなことが +書き付けられている。 +\endtext + +\text +書いた人間の心理状況が、文字の荒々しさに +如実ににじみ出ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +これが、噂の『じいや』とやらだろう。 +\endtext + +\text +どこかで、すべてを見ていたらしい。 +\endtext + +\text +カイムは慌てて室内を捜したが、結局 +じいやの姿は見つけられずじまいだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..fb0732e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_12.txt @@ -0,0 +1,1209 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_12") + +\text("スパッキオ") +「さぁさぁ、張った張った! めったに + 見られない好カード! + 魔王様とマーガレッタの一騎打ちだ!」 +\endtext + +\text +ある日の夜、酒場は大賑わいを見せていた。 +\endtext + +\text +そこに集まった者全員が、固唾を呑んで +とある勝負に見入っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐ、んぐ! ぷはぁ! 10杯目だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おーう、やるのう。こちらはまだ9杯目 + じゃ。はぐ……むぐむぐ」 +\endtext + +\text +なにしろ、地下迷宮というところは娯楽が +少ない。 +\endtext + +\text +せいぜい、勤務明けに酒場に繰り出して、 +飲むか食うかくらいである。 +\endtext + +\text +そんなところで、飲み比べ勝負が始まった +となれば、周囲の客達が盛り上がるのは必至。 +\endtext + +\text +しかも、当の挑戦者たちがカイムと +マーガレッタともなれば、観客達が +エキサイトするのも必定だった。 +\endtext + +\text +淡々と飲み比べをするカイムたちの横では、 +スパッキオが胴元となり、どちらが勝つか +賭けが行われている。 +\endtext + +\text +今のところ、オッズは10対1で、カイムが +圧倒的に不利と判定されていた。 +\endtext + +\text +実はマーガレッタは、すでに魔王軍内でも +かなりの酒豪として知られていた。 +\endtext + +\text +その見てくれからは想像もつかないほど +強い酒を軽々と飲み干し、それでいて酔って +暴れたり、二日酔いになったりしない。 +\endtext + +\text +もちろん、カイムとて酒がらみで暴れたりは +しない。 +\endtext + +\text +しかし、いつも強い酒を陽気に飲んでいる +マーガレッタとは勝負にならないだろうと +思われていた。 +\endtext + +\text +だが、カイムも無計画にマーガレッタに +挑んだわけではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、次だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むぐ……私にもおかわりを頼む」 +\endtext + +\text +彼らにそう声をかけられ、マスターが次の +グラスを運んでくる。 +\endtext + +\text +グラスの中の透明の液体は、芋をつぶして +発酵させ、それを蒸留したアルコール度の +高い酒。 +\endtext + +\text +唯一違う点は、カイムのものが水で +割ってあるのに対し、マーガレッタの +ものはほぼ原酒であること。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふふ、この勝負、もらったな!) +\endtext + +\text +実はカイムは、マーガレッタを飲み比べに +誘った時点で、仕込みを行っていた。 +\endtext + +\text +酒場の者を言い含め、自分には水割りを、 +マーガレッタには原酒を出すように指示して +あったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(こうでもしなければ勝てんというのは + 悔しいが、勝負は非情なのだよ) +\endtext + +\text +幸いにして、元々が無色透明の酒であるため、 +カイムが水割りを飲んでいることは、 +マーガレッタにはバレていない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「最初はちょっと癖の強い酒だと思うたが、 + 慣れると逆に、この癖の強さがたまらん」 +\endtext + +\text +カイムは、それを機械的に口に運んでいる +だけだが、マーガレッタにはおつまみを +楽しむ余裕すらあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐ、んぐ……くうう! これで、 + 15杯目だ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふわぁぁ……あふ。お主、もうそんなに + 飲んだのか。私は、これで限界じゃ」 +\endtext + +\text +カイムがその後、2杯続けてグラスを +空けると、マーガレッタはようやく +降参した。 +\endtext + +\text +グラスに残った蒸留酒を飲み干し、大きな +ため息を吐く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いやぁ、久しぶりに飲んだ飲んだ。 + ちょっと飲み過ぎた気がするが、 + まあ、よかろう。ははは!」 +\endtext + +\text +そう言って、ケラケラと笑うと、 +マーガレッタはスツールから立ち上がろうと +した。 +\endtext + +\text +しかし、さすがに飲み過ぎていたのか、その +身体がぐらりと傾いでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ!」 +\endtext + +\text +カイムが手を伸ばすが、一瞬間に合わず、 +マーガレッタの身体が床に倒れ込む。 +\endtext + +\text +……と、思われたが、彼女の身体は +太い腕によって受け止められていた。 +\endtext + +\text +隣で、もくもくと食事を続けていた +ノロだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ノロか。助かった。そのまま、彼女を + 俺の部屋まで運んでくれ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +コクコクとうなずくと、ノロはそうっと +マーガレッタを抱えて酒場を出て行く。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「本日の飲み比べ、勝者は魔王様だ!」 +\endtext + +\text +スパッキオがそう宣言すると、酒場内には +歓声と怒号が同時に沸き起こる。 +\endtext + +\text +マーガレッタに賭けていた者はもくろみが +外れたことを悔やみ、カイムに賭けていた +者は、思わぬ幸運に喜んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、げっぷ! スパッキオ、後は頼む。 + 適当に解散させろ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おうよ、了解!」 +\endtext + +\text +そう言って、にやっと笑みを浮かべる +スパッキオをその場に残すと、カイムは +ノロと共に自分の部屋へ向かった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("???") +「ん、れろっ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅっ、 + んむちゅ……ちゅっぱ、 + くちゅるっ、んむちゅるっ、ちゅぱ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うん?」 +\endtext + +\text +頭が……痛い。 +\endtext + +\text +脳の中心が、ずきずきと痛みながら +脈打っている。 +\endtext + +\text +それを認識するのと同時に、倦怠感と +胃のむかつきが襲ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うう! ん……ん?」 +\endtext + +\text("???") +「ちゅるっ、ちゅっぷ、んはっ、はぁ、 + ああ、硬くて、大きい……熱い。 + こんなものが、私の中に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰……だ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅるっ、ずじゅろっ、ぶっちゅ、 + ぐむちゅうっ、ちゅぶっ……んむっちゅ、 + んちゅう――ぷはぁ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おう、カイムよ。目が覚めたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……なにをしてるんだ?」 +\endtext + +\text +二日酔いのせいか、ひどくしゃがれた声が +出た。 +\endtext + +\text +幸い、目の前の状況がショッキングすぎて、 +先ほどまで感じていた強い頭痛は少しずつ +治まってきている。 +\endtext + +\text +しかし、喉の渇きと、胃のむかつきだけは +まだしばらく続きそうだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひどい声じゃな。これでも飲め」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そういうと +サイドテーブルの上にあったコップに +水差しから水を注いだ。 +\endtext + +\text +そして、それをカイムに差し出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「んぐっ! んぐっ! ふはぁ! + 生き返るな!」 +\endtext + +\text +よく冷えた水に、わずかに甘みと酸味、 +そして塩味が加えてあった。 +\endtext + +\text +恐らく、酸味は香りからして柑橘類の +絞り汁だろう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「二日酔いの翌朝にはそれが一番じゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これ、塩が入ってるな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「その方が、水分の吸収が早いので、 + 二日酔いにはよく効くのじゃよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。さすが酒豪だけあって、よく + 知ってるんだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、酒飲みの知恵じゃよ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは含み笑いしつつ、 +カイムからグラスを受け取り、それを +サイドテーブルの上に戻す。 +\endtext + +\text +そんなことをしている間にも、彼女は +屹立したカイムの肉棒をしごき立て +続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、なにをしてるんだ? 質問に + 答えてもらってないんだが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お目覚め、フェ、フェラと言うヤツじゃ。 + お主がやれと言ったんじゃぞ」 +\endtext + +\text +フェラ、という言葉を口にする瞬間だけ、 +マーガレッタは目元をうっすらと紅に +染めた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムのペニスをしごき立てる +動きだけは止めない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そう言えば……そんな話を + したな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「したというレベルではなかったな。熱く + 力説しておったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、もしかして、そのお目覚めフェラを + やってくれていた、と?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃ。フェラというものは、 + 女官向けの閨房術の本で学んだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。それじゃ、続きを頼む」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ……完全に本からの見聞で拙い + とは思うが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ちゅっ、ちゅばっ、ちゅるるっ、 + んむちゅうう、ちゅっぱ、ちゅっぷ…… + ふむぅん、んむむ、くむうううん!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、やはり、硬くて熱い……ちゅっ、 + ずじゅるるっ、じゅろ、ちゅっぷう、 + むちゅるるぅん、んふぅ、はふぅ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、どこかおっかなびっくりと +いった様子で、ペニスに舌を這わせる。 +\endtext + +\text +まずは丁寧に、亀頭を舌で舐め清める。 +\endtext + +\text +稚拙な動きだが、そこには拙いなりの +熱心さがあった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、これは……ちゅぅ、お主が、前に + 私にした、アレと同じことじゃな。 + ちゅっ、んむちゅっ、ちゅっぱ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、クンニか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くんに? と言うのか? 確かにあの時、 + お主に股間を舐められたらどう思うかと + 聞いたが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むちゅるるっ、ちゅっぱ、ちゅむぅぅん、 + はむむ、んむっちゅっ、ちゅぱっ、 + あむむ、くっむうんっ! んむちゅるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、正直、イマイチだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふはっ! はぁっ、はぁっ、い、いきなり + 失敬じゃな、と言いたいが、自分でも + 上手ではないことはわかっておる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにせ、閨房術の本で学んだだけ + だからのう。では、お主が、どこが + 悪いのか指摘してくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、まず、びびりすぎだ。もう少し + 強くやっても問題ない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「強く、か。その方がよいなら、そのように + してみよう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはカイムの言葉にうなずき、 +より強く舌を押しつけ始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「れろろろぉ、ちゅっ、んむちゅっ、ちゅ、 + ちゅむるっ、ぷちゅるぅ、んぐむっ、 + ちゅっぷ、ちゅぶるるるっ、はむむう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。先端を丁寧に、なおかつ、 + 力強くやってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん! れっろっ、ちゅっぱっ、ちゅむぅ、 + んむちゅっ、ちゅろろろっ、ちゅっぷ、 + ぶじゅるっ、ぶっちゅうっ、んぐじゅ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、はぁ……あぁ、熱い。 + お主のコレ、とても熱くなっているぞ。 + んむうう……ちゅるっ、ちゅっむうん」 +\endtext + +\text +マーガレッタが、亀頭に舌先を這わせながら +うっとりとつぶやく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ふぅ、これくらいで、どうじゃ? + 強すぎはせんか? どうにも、うまく + 感覚がつかめんのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「繰り返し練習だな。剣術と同じだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、繰り返しの練習じゃな……はむむ、 + んっちゅるるるうんっ、ちゅばっ、 + ぶじゅるるっ、ぐじゅっ、ちゅっる!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そう言いながら、自らの +舌で探るようにペニスを舐め続ける。 +\endtext + +\text +稚拙ではあるが、彼女の向上心が +うかがわれる動きだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はむぅぅ、んぅ、こうかのう? ちゅぅ、 + ちゅるるるっ、ん、むっちゅうっ、 + ぐぶじゅっ、ずじゅるるっ、ちゅうん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はぁ、はぁ、口が塞がれて、 + 息苦しいのう……むううっ、ちゅっぷう、 + むちゅるるっ、ちゅっ、んっちゅうう!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、時折亀頭から口を離し、 +ハァハァと荒い息を漏らす。 +\endtext + +\text +それでもめげずに、ひたすらペニスに +舌を這わせ続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっちゅうっ、ちゅぶるるっ、ちゅっぷ、 + んむぐっ、ちゅる……はぁ、先っぽは、 + つるつるして舌触りは悪くないのう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむちゅるっ、ちゅっぷう、むちゅる、 + ちゅっ、ちゅっるううんっ、はむちゅ、 + ぐちゅるっ、ちゅっぷうっ、んむ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、亀頭の一番先のほうを重点的に + やってみてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ? ここら辺りかのう? ちゅるっ、 + ちゅっ、ちゅっぱっ、ちゅむううんっ、 + ぐむちゅっ、じゅるっ、ちゅっるっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの、花びらのような舌が +尿道口を舐め上げる。 +\endtext + +\text +そのたびに、カイムのペニスにはジンジンと +熱いような疼きが走った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいぞ……そうだ、その調子で + 続けてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむ……ちゅっぱ、ちゅむるっ、ちゅっ、 + ずっちゅっ、んっちゅるんっ、じゅるる、 + ぐじゅるっ、ちゅぷるううっ、んふぅ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ぬ、なかなか……上手く、いかんな。 + んむちゅぅ、ちゅっぱ、ちゅるるるっ、 + んぐむ、ちゅるぅぅん、ちゅっぱ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、自らの舌が、思ったほど +上手く動かせないことに焦れているようだ。 +\endtext + +\text +もっとも、本で読んだだけの知識では、 +それも当たり前と言えたが。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。じゃあ、今度は口でくわえて + みてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ……歯を立てぬように、じゃな」 +\endtext + +\text +カイムの言葉にうなずくと、マーガレッタは +ペニスを口いっぱいに頬張る。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はむ……ぐむうう!? んっむーっ! + んふーっ、んふーっ! ふーっ、はふ! + ん、んむむむっ! ぐむううっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタが、口に含んだ肉棒の大きさに +戸惑いの呻きを漏らし、目を白黒させる。 +\endtext + +\text +だがすぐに落ち着きを取り戻して、 +呼吸を楽にした。 +\endtext + +\text +そして、慌てず騒がず、ゆっくりとペニスを +舐めしゃぶり始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐじゅっ、ずぶじゅっ、ちゅっぷ、んく、 + んむちゅるるるっ、ずじゅるるるっ、 + ぶっちゅうぅ、んじゅっ、ずぶじゅっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむはぁ! あ、顎が……疲れる。 + はむ、んむむっ! んむっちゅうっ、 + じゅるるぅ、ちゅっるうんっ、んむう!」 +\endtext + +\text +最初は、くわえたまま、口の中で舌だけを +動かしていたマーガレッタ。 +\endtext + +\text +だがそれでは、あまり舌を大きく動かせない +ことに気づき、気むずかしい顔になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くわえたまま、唇で締めつけて、 + 顔というか頭を上下させるんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむ! んむむぅ、ん、んっ、んむちゅっ、 + ちゅっ、ちゅるるるっ、ずじゅるっ、 + くっちゅっ、ちゅばっ! ちゅっ!」 +\endtext + +\text +じゅぼっ、じゅぼっと濡れた音を立てて、 +青すじの浮かんだ極太の肉棒を +マーガレッタの可憐な唇が磨き上げていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ、くふう、あ、熱い……口の中で、 + はふ、脈打って、ああ……太くて、硬い。 + ぐむううっ、んっむうんっ、ちゅるっ!」 +\endtext + +\text +いきり立つ怒張を深々と喉奥にくわえ込み、 +マーガレッタはどこか陶酔したような表情を +浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、相変わらず上手とは言えんが、 + さすがに度胸はいいな。その調子だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、この調子か? なるほど、んっむう、 + ちゅばっ、ちゅっるううんっ、むちゅる、 + ぶじゅっ、ぐぶじゅるるるぅぅんっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ、んぐむっ! はふ、んむっちゅう、 + ちゅっぱっ、ちゅぶっ、ぐじゅるっ、 + ずっぶじゅるるっ、ぶっちゅうんっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、自ら性的快感こそ +得ていないものの、次第にこの行為に +没頭していった。 +\endtext + +\text +手段が目的化したと言うべきか、カイムの +ペニスを舐めしゃぶる行為そのものに +熱中し始めているのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ? な、なにやら、しょっぱいぞ。 + 先っぽの穴から、ぬるぬるしたものが + 出てきたような……」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢汁だ。別に飲んでも人体に影響は + ないから安心しろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「左様か。多少、味に変化がついていいかも + 知れん……んむ、ちゅるるるっ、ちゅばっ、 + むっちゅうっ、んぐむううっ、ちゅるっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、ノンキにそんなことを +言うと再びフェラチオに没頭し始める。 +\endtext + +\text +カイムに、自分が女性であると言うことの +自信をつけてもらった、その恩返しという +ところだろうか。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、むむ? は、歯を当てぬように + するのが、意外と難儀じゃな。 + はむううん、ちゅっ、じゅるるっ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむううんっ! ちゅぶるっ、んじゅっ、 + ちゅっぱ、むちゅるうんっ、はむむうぅ、 + ぐじゅっ、ちゅじゅっ、ぶぐじゅるっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタが、荒い鼻息を漏らしながら +口唇奉仕を続ける。 +\endtext + +\text +しかし、やはり慣れていないということも +あって、カイムの興奮度はある一定レベル +から上昇しない。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少し、動きを速くできないか? + どうにももどかしくていかん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むぅ、済まん。努力しよう……ん、んんっ、 + ぐむ、むじゅるるるっ、ぶっちゅううっ、 + ちゅぶるっ、ぐぶじゅるるるっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、マーガレッタは必死に首を +振り始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「その調子だ……もう少しだ、頑張れ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむふううっ! むちゅぅ、ちゅばっ、 + ぐじゅるるるっ、ずっちゅう、ちゅぶっ、 + ちゅぼっ、ぶじゅるぼっ、ぐぶちゅう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬ……なかなか、いいぞ」 +\endtext + +\text +確かに稚拙ではあったが、マーガレッタの +口唇奉仕に熱意があった。 +\endtext + +\text +むしろ、拙いなりに一生懸命に努力する +彼女の姿が、カイムを興奮させる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐ、むうう? ふぁ、口の中で震えて、 + ああ、熱い……んむちゅうぅ、じゅるっ、 + ちゅばっ、じゅるるるっ、ずじゅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、そのままだ。そのまま首を振って、 + 唇でしごき続けてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むちゅるうっ、ぶじゅるっ、ぐぶじゅっ、 + ずじゅるうんっ、ちゅばっ、ちゅぞぞっ、 + ぐぶっちゅううんっ、んぐむちゅうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、そろそろ……出す、ぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむ、むっちゅ、ちゅぼぼっ、じゅるっ、 + ずっちゅううぅ、ぐぼぼっ、ぶじゅっ、 + ちゅっるうううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! お、おおーっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっぐうううーっ!? んむじゅううっ、 + ぶじゅるっ、ぐぶっちゅうんっ、んむぅ、 + ちゅぶっ、んもうっ、ぐももぉっ!?」 +\endtext + +\text +唐突に口内に弾けた濁精。 +\endtext + +\text +その熱さと勢いに、マーガレッタは一瞬 +口を離しそうになる。 +\endtext + +\text +だが、彼女はそれをなんとか意志の力で +抑え込み、舌先で尿道口に蓋をするように +しながら、精液を受け止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ぐううっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んんむうううっ、んぐ、ぐむむううっ、 + じゅるっ、ちゅぼっ、ん、んううううっ、 + くっふうううんっ、んぐむっ!」 +\endtext + +\text +カイムがガクガクと腰を震わせながら、 +更に濁精を彼女の口内へと注ぎ込む。 +\endtext + +\text +確かに最初は驚きこそしたものの、それが +カイムの絶頂なのだと理解し、 +マーガレッタはすべてを受け止めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっぬうううんっ、むふーっ、ふむーん、 + んんふっ、くふうううんっ、ふうぅぅ、 + はふっ! ん、ん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ああ……もう、終わりだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん! んぐ、んぐむうう、じゅるるるるっ、 + ちゅばっ、ちゅっぼっ、じゅっるううん、 + んぐっ、んぐっ、ごくっ!」 +\endtext + +\text +カイムに終わりを告げられ、マーガレッタは +小さくうなずいた。 +\endtext + +\text +そして、口内に溜まった濁精を、ごくごくと +音を立てて飲み干す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっぐんっ、んぐ、ぐむ、んむっちゅうう、 + ちゅばっ、じゅっるうっ、ちゅぼぼぼっ、 + ぐちゅるるる、ちゅっるうん、むちゅ!」 +\endtext + +\text +ひどく苦い。むしろ、渋いと言った方が +正しいかも知れない。 +\endtext + +\text +おまけに、彼女にしてみれば、異臭に近い +匂いを放ち、やたらと喉に絡む粘液。 +\endtext + +\text +それを飲み干すのは一苦労だったが、 +閨房術の本には、そうすることが礼儀だと +書かれていた。 +\endtext + +\text +そして、それを頭から信用した彼女は、 +律儀に飲精を実行してみせる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐむ、んぐんぐ! むじゅるるうぅ、 + ずじゅるるるっ、ちゅばっ、ちゅうう、 + んぐっ! ふ、ふはぁぁーっ!」 +\endtext + +\text +ひときわ大きなため息と共に、 +マーガレッタはカイムのペニスから口を +離した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はぁっ、はぁっ、あ、ああ……ふぅ、 + 興味本位でやってはみたが、ひどく + 疲れるのう……顎が、がくがくしておる」 +\endtext + +\text("カイム") +「お疲れさま。よくがんばったな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ、そうやって労われると、なにやら + 気恥ずかしい思いがするのう」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、精液を全部飲んでしまうとは俺も + 思わなかったぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ? なんじゃ、いかんのか? 例の + 閨房術の本には、すべて飲み干すのが + 正しい作法だと書いてあったんじゃがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、いけなくはない。むしろ、 + よくやったとほめてやりたいくらいだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふふ、左様か。どうにもそう言われると + こそばゆいのう」 +\endtext + +\text("カイム") +「その本、お前が欲しいのならくれてやる。 + 是非とも、すべてのテクニックを + 身につけて披露してみせてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ……よかろう。そこまで + 頼まれては嫌とは言えぬな」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、どこか気恥ずかしげに +しながらも、カイムの言葉に満足げに +うなずいた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さて、では私は自分の部屋に戻って + もう一休みさせてもらおう。 + 早起きしたので、眠くていかん」 +\endtext + +\text("カイム") +「タフだな、お前……」 +\endtext + +\text +あくびをかみ殺しながら起き上がった +マーガレッタは、そんなことを言いながら +衣服の乱れを直す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、傭兵などという因果な商売、 + 酒くらいしか楽しみがないしのう。 + いい加減、身体が慣れておる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……まあ、老婆心から + 忠告しておくが、飲み過ぎには + 気をつけろよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっはっはっ! 魔王様はお優しい + ことじゃな。だが、お主の忠告とあれば、 + 心に刻んでおこう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ではのう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言って笑うと、カイムの +部屋を後にする。 +\endtext + +\text +と、思ったら、ドアまで行ったところで +彼女は引き返してきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「昨日の勝負は昨日の勝負として、私の + 負けを認めよう。策略を巡らすのも、 + 戦術の一つじゃからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゃが、次はお互いに原酒で飲み比べを + しようぞ。なあ、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――どうしてそれを!?」 +\endtext + +\text +一瞬にして、カイムの胃が冷たい氷の塊と +化した。 +\endtext + +\text +同時に、先ほどまで忘れていた胸焼けと +胃のむかつきが再び荒れ狂い始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なぁに、簡単なことじゃよ。お互い、 + 昨日は新品のボトルを開けたじゃろ? + じゃが、さっき――」 +\endtext + +\text +と、マーガレッタはそこで言葉を句切り、 +サイドテーブルに置かれた水差しを +顎で示す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それをもらいに酒場へ行ったときに + 気付いたんじゃ。私とお主のボトルの + 減り具合が違うことにのう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そう、お主のボトルは、まだ八分目くらい + 残っておった。つまり、それだけ水で + 薄めていたんじゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぬぬぬぬ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、先ほども言うた通り、勝負は勝負。 + 潔く負けを認めておこう。 + じゃが、次こそは真剣勝負じゃぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ではのう、カイム。二日酔いじゃから + と言って、迎え酒などするなよ?」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムに向けて手を振ると、 +マーガレッタは今度こそ部屋を出て行った。 +\endtext + +\text("カイム") +「しまったな。マスターにボトルの始末を + 頼むのを忘れていたとは……」 +\endtext + +\text +ボトルをキープできる酒場のシステムが +アダとなった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、この猛烈な敗北感は……はぁぁ」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタが用意してくれた +水をもう一杯飲み干すと、頭痛とむかつきに +苛まれながら、ベッドに身を横たえた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..0b10252 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_13.txt @@ -0,0 +1,1200 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_13") + +\text("???") +「失礼する!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +玉座の間に凛と響く声。その声に、カイムが +顔を上げると、つかつかとマーガレッタが +歩み寄ってくるところだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、ご苦労。で、首尾は?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……当然、撃退した。お主が心配する + ようなことはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「む?」 +\endtext + +\text +侵入者撃退に出撃したマーガレッタだが、 +様子がどこかおかしかった。 +\endtext + +\text +しかし彼女は何も言わず、羊皮紙を +差し出してくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「任務遂行の確認書類じゃ。サインをくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ……ああ」 +\endtext + +\text +基本、書類仕事はリズベルに丸投げでは +あるが、決済や、この手の確認書類には +どうしてもカイムのサインが必要だ。 +\endtext + +\text +面倒だな、とカイムは心の中で嘆きつつ、 +マーガレッタから書類を受け取り、それに +自筆のサインを書き加える。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、これでよし、と……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ありがとう。では、リズベルに + 提出してくる。さらばだ」 +\endtext + +\text +取り付く島もないとはこのことだろうか。 +\endtext + +\text +どこか、よそよそしく、他者を拒絶する +ような態度のマーガレッタは、くるりと +踵を返して部屋を出て行こうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ待て、マーガレッタ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんだ? 私は忙しいのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいから来い。魔王の命令だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、おい!」 +\endtext + +\text +理不尽な命令を振りかざすと、カイムは +彼女の腕をつかんで、半ば引きずるように +しながら、部屋を出る。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ど、どこへ行こうというのじゃ? + 私は、この書類をリズベルに――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもん、放っておけ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、お、おい! カイム!?」 +\endtext + +\text +つかつかと廊下を進んだカイムは、とある +扉の前まで来ると、その中にマーガレッタを +無理矢理押し込む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんじゃ、風呂ではないか、ここは」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。風呂に入るぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと!? なぜお主と一緒に + 入らねばならんのじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから脱げ。俺が風呂に入りたいんだ。 + つきあえ。それくらい部下のつとめだろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、わわ、わかった! わかったから! + つきあえばよいのじゃろう!? + じ、自分で脱ぐから急かすな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「遅い。さあ急げ急げ、それでは戦場に + 着く前に戦争が終わってしまうぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、わわ、ま、待てと言うに!」 +\endtext + +\text +カイムは、無理矢理剥ぎ取るようにして +マーガレッタの服を脱がせると、彼女を +連れて浴槽に身を沈める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう。やはり風呂はいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを一人で満足しておる。いきなり + 連れてこられた私の身にもなってみよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……で? なにがあったんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主には、デリカシーというものは + ないのかのう? 普通はもっと、こう、 + 遠慮がちに聞いたりするものじゃろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「面倒くさい。つきあい始めたばかりの、 + 処女と童貞のカップルじゃあるまいし」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ……そうじゃな、お主はそういう男で + あったな」 +\endtext + +\text +マーガレッタは毒気を抜かれたような表情で +微笑む。 +\endtext + +\text +ある意味、カイムが逆に気をつかってそう +言っているのかも知れない。 +\endtext + +\text +あるいは、これが地なのかも知れない。 +\endtext + +\text +いずれにしても、彼の言葉に救われた気が +したのは事実だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……実は先ほどの戦いで、ラザントリアの + 元兵士達に会ったのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の故国の?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃ。どうやら、国が滅んでから、 + 冒険者に身をやつしておったようじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「驚かれたよ。なぜ、私が魔王の手下など + しておるのか、とな。それから……」 +\endtext + +\text +マーガレッタの表情が歪む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「聞くに耐えん言葉をぶつけられたよ。 + いろいろとな。私は……なにも + 言い返せなんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「もちろん、彼らと剣を交えることも + できんかった。なんとか深手にならぬよう + 加減して追い返したのみじゃ」 +\endtext + +\text +吐き出すようにそう言うマーガレッタの肩は +震えていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「かつては、彼らに守られておった身じゃ。 + あれは、なかなかに堪えたのう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。俺には似たような経験がないから + お前の本当の気持ちはわからん。それに、 + 気の利いた言葉の一つも思い浮かばん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前の身体を慰めてやることは + できる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、それでもよい、今は……頼む、 + カイム……抱いておくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ! ん、んううううっ、く、はぁ、 + あ、熱い! カイム、熱い……んんっ! + くううんっ、ふはっ、はっ、はぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムが腰をずらし、ペニスを突き入れる。 +\endtext + +\text +その動きに、マーガレッタは深いため息を +漏らしていた。 +\endtext + +\text +そのまま、根元まで肉棒を押し込む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああ、そうじゃ……お、奥、まで、 + はっ、はっ、はぁぁっ! あ、ああ、 + き、来ておる、奥に……くうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が望むのなら、奥まで犯してやる。 + それで忘れられるのならな。そら、 + もっと呑み込め」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、ああっ! ふ、深い、い、いいっ、 + くはぁぁっ! ん、んんっ、そう、 + もっと奥まで、来ておくれ……ああ!」 +\endtext + +\text +カイムが、ぐいっと腰を突き上げると、 +マーガレッタは、それを迎え入れるように +自ら腰をうねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、積極的だな。いいことだ。そら、 + もっと楽しめ。今日はとことんまで + つきあってやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああああ、ふ、深いぃっ! ん、くう、 + そんな、ああっ、奥まで来すぎて、 + こ、怖い、ん、ふはっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ! くっ、はあっ、ああっ、い、 + いいっ、怖い……でも、いい、ふああ、 + あ、あうっ! ん、はっ、あああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだかんだいいつつ、お前のマ●コも + 俺のチ●ポをずっぽりくわえ込んでいる + じゃないか。んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、そんな! ふはっ、あ、ああっ、 + けれど、ああっ、いいっ! き、気持ち、 + いい……ん、くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? もっと欲しいか? ならば、 + たっぷりとくれてやる。 + 好きなだけ愉しむといい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くうう! カイム、そ、そんなに激しく + せんでもいい……ああ、そうじゃ、 + ゆ、ゆっくり頼む」 +\endtext + +\text +カイムの性急な動きに、マーガレッタは +ぶるっと身体を震わせる。 +\endtext + +\text +今の彼女に、強すぎる刺激は逆効果だった。 +\endtext + +\text +カイムはそれを理解し、抽送の +速度を落とす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、それくらいが、ちょうどいい。 + ゆっくり……ゆっくり頼む。 + 今は、それが心地よいのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それとカイム……キスしてくれぬか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「キスぅ? まあ……いいか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ちゅっ! はむ……ああ、カイム。 + んむちゅうう、ちゅっぷ、ちゅう。 + んふう……は、はふ、ん……んく!」 +\endtext + +\text +カイムが唇を重ねてやると、マーガレッタは +それに飢えていたかのような熱心さで +しゃぶりついてくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅっ、ちゅっぱ、ちゅ……ん、はぁ、 + ああ、カイム……ん、んぅぅ!? ふあ、 + あ、あはっ、はん……ああぁっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタに唇をゆだねながら、 +彼女の中で抽送を少しだけ強める。 +\endtext + +\text +最初は驚いたようにびくんと身体を震わせた +マーガレッタだったが、すぐにそれに慣れて、 +再び唇を重ねることに熱中する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあああ、あ、ああっ、んっ、くふうう、 + ああ、い、いい……ん、ちゅっ、カイム、 + あ、く……ふああんっ、あはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、キスするのか喘ぐのか、どっちかに + したらどうなんだ? 欲張りだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなことを言われても……ん、 + くふ、ふはっ、ああ、い、いいっ、キスも、 + ふ、むうんっ! ちゅ……ちゅっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、マーガレッタは、 +一度にどちらも満たそうと、もじもじと +身体を動かしている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふはっ! んああっ、あ、い、いや、ま、 + また、深く……くううんっ! ひあ、あ、 + ああ、あぐ、んううっ! ふぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「一度に、どっちもやろうとするからだ。 + 少し大人しくしていろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひあああっ! あ、い、いいっ、くあっ、 + んぐうううっ、ふはっ、は、んっ! + いい、ふ、深く来て……るぅ!」 +\endtext + +\text +カイムは、再びマーガレッタの膣内深くに +ペニスを突き立てる。 +\endtext + +\text +その動きに、彼女は喘ぎを漏らし、唇を +離す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、お前が望むように動いてやる。 + どうして欲しいんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「つ、強くなりすぎないように……か、 + かき回して、欲しい……ん、くう、 + ふはっ! あ、あぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「強くなりすぎないように、か。 + なかなか難しい注文をつけるな。 + だが、これもお前のためだ」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑を浮かべ、それでも少しずつ +抽送の速度と、強さを上げていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あっ、はぁんっ! あ、す、すごい、 + ふ、深く、奥まで……届いて! んぅ、 + くはああっ、はぁんっ! あ、ひぅっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが激しくなり、マーガレッタは +嬌声をあげ始める。 +\endtext + +\text +自らも腰をくねらせ、積極的にカイムの +ペニスを迎え入れていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! なかなか積極的になってきたな。 + いいぞ。もっとマ●コでチ●ポを + しごくんだ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、しごく……こ、こうやって、か? + こ、こうして、腰を……ん、はぁっ! + あっ、ああっ、い、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ……そうやって、腰を使え。 + く、う……!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの動きに合わせ、カイムは +次第に突き上げを激しくしていく。 +\endtext + +\text +ペニスとヴァギナが激しく擦れ合い、 +生み出される快感が大きくなっていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、く、来る! き、来てしまう! + カイム……く、来る! 来るのじゃ、 + あ、ひっ、ひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、イッていいぞ。そら、思いっきり + イクがいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあああっ! あ、い、イク、イク、 + くううんっ! イッてしまう! + イク、イク……んふうぅ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあっはあああああんっ! あ、ああ! + あ、熱いっ! せ、精液、あ、熱い、 + く、うううっ! ふ、はああああんっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの膣内で、カイムのペニスが +脈動する。 +\endtext + +\text +次々と噴き上げる白濁液が、マーガレッタの +膣壁を叩く。 +\endtext + +\text +その刺激に、彼女は呻きながら絶頂した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はーっ、はーっ、あ、ああーっ! で、 + 出てるっ! お、奥まで! 膣内に、 + い、いっぱい、出てるぅっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あっ! はああんっ、ふああっ、 + た、たくさん出てる……くうんっ、 + んふっ、ふはっ! あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! お前のマ●コ、嬉しそうに + 俺のチ●ポを締めつけて来てるぞ。 + よっぽど欲しかったんだな」 +\endtext + +\text +その言葉通り、マーガレッタの膣は、 +ヒクヒクと蠢きながらカイムの怒張を +締めつけている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、そ、そんなことを……い、言われても、 + くはぁぁっ! あ、ああ、ん、うぅぅ、 + あ、ああっ! ひ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +最後に、ビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +同時に、マーガレッタが大きなため息を吐く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、はああっ! あっ、ああ……んぅ、 + はっ、はっ、ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 満足したか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その顔は、まだ満足してないという顔だな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなことはないぞ? + お、お主こそ、どうなのじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺か? もちろん満足していない」 +\endtext + +\text +確か、最初は自分を身体で慰めるという +話だったような? +\endtext + +\text("カイム") +「で? どうするんだ? 続けるのか? + それとも終わるのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、それはお主が決めることじゃろう? + 私を、身体で慰めてくれるのでは + なかったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえばそんなことを言ったか。 + まあ、今となってはどうでもいいな。 + 俺もお前も、愉しめればいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ、お主は正直じゃな。 + じゃが……私も今は同じ気持ちじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だったら、続行だな」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと微笑み、再び動き始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んはあっ! あっ、ああ、そ、そんな、 + 急に……は、激しくなんて! ひああっ、 + ん、はああんっ、く、ふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう既にマ●コもこなれてきただろうと + 思ったのだが……まずいか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、今、イッたばかりで敏感になって + いるから……ひああんっ! あっ、あ、 + そ、そんなにされると……く、ふうん!」 +\endtext + +\text +絶頂直後の膣穴をペニスでかき回され、 +マーガレッタは呻く。 +\endtext + +\text +しかし、彼女の身体はその刺激を +受け入れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうは言っても、お前のマ●コは + 嬉しそうにチ●ポにしゃぶりついている + んだがな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんな……ああっ、ひうっ! く、 + んんっ、はああっ! あ、ああっ、 + ひあっ、ふ、深いっ! お、奥にぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、チ●ポの先が子宮口に届いて + いる。わかるか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よ、よくわからぬ……が、奥の方で、 + なにかに当たっておるのは、か、 + 感じる……ふ、はああんっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉通り、自分の内奥でペニスが +なにかに突き当たっている感触がある。 +\endtext + +\text +それが恐らく子宮口というものなのだろう。 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう理解した。 +\endtext + +\text("カイム") +「その調子では、あっという間にイッて + しまいそうだな。少し緩めてやる。 + その間に呼吸を整えろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「す、済まぬ……! く、ふうっ、ふはっ、 + はっ、はっ、あ、あああーっ、んんっ、 + んぐ! は、ふうんっ! ひ、ああぁ!」 +\endtext + +\text +カイムが少し抽送を緩める。その隙に、 +マーガレッタは深呼吸した。 +\endtext + +\text +自らを内部から蝕む快感は衰えないが、 +それでも気息を整えることで、それに +対処することはできるようになった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぅ! ああ、よ、よいぞ、 + カイム。そ、そのようにゆっくりと + してくれれば……ふ、は!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆっくりがいいとは……やはりまだ、 + マ●コがこなれていないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうなのかも知れぬ。あ、ん、 + ふはっ! あ、ああっ! 激しく + されると、どうにも……くうっ!」 +\endtext + +\text +性交に慣れていないのか、マーガレッタは +激しい抽送にどこか怯えているようだった。 +\endtext + +\text +だが、いずれはもっと激しく +求めてくるようになるだろうと、 +カイムはにらんでいた。 +\endtext + +\text +実際、絶頂直前には彼女自身も自ら +腰をくねらせ、ペニスを受け入れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、お前の意志は尊重するが、 + やはり慣れてもらう必要があるな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さ、左様か? で、では、お主の + ペースでやってみてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう」 +\endtext + +\text +マーガレッタにそううなずき返すと、 +カイムは抽送の速度を上げる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んんんっ! く、はああんっ、ああっ! + はっ、はっ、あああーっ、お、奥に、 + 奥に届く! くうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おやおや、もう弱音を吐くのか? + まだまだこんなものではないのだがな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わかっておる! た、耐えてみせるから、 + 好きにせよ……くう! は、はあんっ、 + あっ、あっ、あはぁっ!」 +\endtext + +\text +売り言葉に買い言葉と言うべきか。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、馬鹿正直にカイムの言葉を +受け止めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、そうか……なら、たっぷりと + いい声で鳴いてもらわなくては、な」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、くううっ! お、お主は、根性が、 + 曲がっておるのう! んぐ、く、はあ、 + あっ、ああっ! んっはあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、よく言われるな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐぬうう! 涼しい顔をしおってからに、 + ん、はああっ! あっ、ああっ、わ、私も + いずれ、お主をあっと言わせて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、こればっかりは、俺に一日の長 + ありだと思うがな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うう!」 +\endtext + +\text +カイムの自信満々な笑みに、マーガレッタは +唇を噛む。 +\endtext + +\text +だが、彼の言うとおり、性行為に関しては +カイムの方が遥かに先輩なのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、いずれ、私も、お、お主を……くう、 + 手玉に取るほどに、なってみせる! + た、鍛錬あるのみじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! 積極的なのはいいが、 + どうも努力の方向を間違っていないか?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの物言いがおかしくて、 +カイムはついつい笑ってしまった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、私を馬鹿にしておるのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない。だが、セックスは + 剣術とは違う。もっとリラックスして + 愉しむべきだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを――ふああっ! あっ、ああ! + くああっ、ん、ああっ、ま、また、 + ふ、深く、奥まで……ひああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、再度腰の動きを速める。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、その動きに翻弄され、 +抗議の言葉を呑み込んだ。 +\endtext + +\text +自分はセックスではカイムにはかなわない +ということを、思い知らされる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆっくり慣れていけばいいのだ。 + そのために、俺も協力してやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それは、お主が……し、したいから + じゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん、下心入りの申し出に + 決まっているだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主らしい言いぐさじゃな。 + じゃが……それだけに、嘘ではないと + 感じられる……ん、んぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘘など言わん。俺は、もっとお前を + 抱きたいのでな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、マーガレッタに +唇を重ねる。 +\endtext + +\text +一瞬、ビクッと震えたマーガレッタだが、 +すぐさま、自らその唇に吸い付く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ちゅ! ちゅ、ぱっ! んはっ、 + はむん! ん、ん! んああっ、 + は、激しい……く、はあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「激しくされるのもいいだろう? + だんだん慣れてきたはずだ。 + お前のマ●コも悦んでいるようだしな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅるっ、ちゅば! あっ、あっ、 + くはああっ! あ、だ、だめじゃ、 + そ、そのようにされると!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは制止しようとする。 +\endtext + +\text +しかし、欲望に駆られたカイムは、抽送を +緩めるどころか、より激しく彼女を +突き上げていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んあああっ! ふああっ、あ、ああ、 + く、来る! ま、また来る! き、 + 来てしまうぅっ! カイムっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。俺も、またお前の膣内に + たっぷりと出してやる。全部受け止めろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、はっ! あっ、あっ、んああああ、 + は、激し……くうんっ! ふあ、はぁ、 + あっ、はっ、んああっ!」 +\endtext + +\text +カイムの動きが、より一層激しく、速く +なっていく。 +\endtext + +\text +そんな中、マーガレッタの腰もまた、 +淫らにくねり始めていた。 +\endtext + +\text +彼女自身は気付いていなかったが、 +それは、雌としての本能によるものだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くああっ、あ、い、イク……イキそうじゃ、 + ああ、カイム……く、はっ、あ、イク、 + んああっ! イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、出すぞ……お、うっ! ああっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、イク、イク……イクゥッ!」 +\endtext + +\text +脈動するペニスと、ドクドクと注がれる熱汁。 +\endtext + +\text +その刺激がきっかけとなり、マーガレッタも +絶頂する。 +\endtext + +\text +ペニスをくわえこんだヴァギナがざわざわと +妖しく蠕動し、膣内に注ぎ込まれた濁精を +すすり上げる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、あっ、ああっ! 熱い、熱いぃっ! + 膣内に、あ、熱いのが……た、たくさん、 + な、流れ込んで……く、来る!」 +\endtext + +\text +精液が膣壁を打つたびに、マーガレッタの +身体がガクガクと震える。 +\endtext + +\text +彼女は自ら腰をうねらせ、最後の一滴まで +精汁を搾り取ろうと怒張をしごきあげる。 +\endtext + +\text +これもまた、マーガレッタ本人の意識しない +本能による行動だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐっ、ふはっ! あ、ああ……まだ、 + 膣内に、は、入って来る! せ、精液が、 + は、入って……く、来るっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ! ううっ!」 +\endtext + +\text +ビュッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、はああああ……あ、あぁ!」 +\endtext + +\text +同時に、マーガレッタの口からは、深い +ため息が漏れていた。 +\endtext + +\text +彼女の膣は、まだ物欲しそうにヒクヒクと +蠢いている。 +\endtext + +\text +しかし、マーガレッタ本人は、二度目の +強い絶頂に、疲労困憊だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はぁっ、はぁっ、ふはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「疲れたか? なら、もっと寄りかかっても + いいぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ……そうさせてもらおう。 + はぁ……ああ、それにしても、 + 暑い、な」 +\endtext + +\text +風呂に浸かりながらの行為だったため、 +二人の間には熱がこもっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「しばらくこうしていればいいだろう。 + なに、時間はたっぷりあるさ」 +\endtext + +\text +また、侵入者が来なければだが。 +\endtext + +\text +カイムは、心の中でそう付け加えた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃな……カイムよ、礼を言わせて + くれ。ありがとう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした、急に」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あのままじゃったら、私は、自己嫌悪を + 抱えたままじゃったろう。じゃが、 + お主は、それを見事に払拭してくれた」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ああ、故国の兵士に会ったことか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「左様。お主は、お主が言うた通り、 + 身体で慰めてくれた。だいぶ、 + 気分が楽になったわい」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言うと、わずかに +微笑んでみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、難しく考えすぎないことだな。 + お前には、今の生活がある。 + そして、お前の故国の兵士達もそうだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふふ……そうじゃな。まったく、 + お主は、王の器の持ち主なのか、 + ただのうつけなのかよくわからぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「王の器などと面倒なことは + ごめんこうむりたいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は好きなときに、好きなことが + できればそれでいいのさ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、お主はそうじゃろうな。 + その方が、よりお主らしいわい」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そう言うとカイムの +胸に顔を埋めた。 +\endtext + +\text +二人はしばらく、そのままの体勢で、 +風呂を堪能したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..25969ca --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_14.txt @@ -0,0 +1,2154 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_14") + +\text("カイム") +「うーむ……」 +\endtext + +\text +その日、珍しくカイムは執務室で机に向かい、 +書物を一心不乱に読んでいた。 +\endtext + +\text +その姿を見たリズベルに驚かれたほどの +真剣さだ。 +\endtext + +\text +もっとも、集中して本に向き合っていた +カイム本人は、それにすら気付かなかったが。 +\endtext + +\text("カイム") +「……やはりこの手段しかないか」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタをもっと乱れさせる +方法を模索していた。 +\endtext + +\text +手っ取り早いのは、複数の男や魔物に彼女を +犯させることだ。 +\endtext + +\text +そのことに関して、カイムに禁忌はない。 +\endtext + +\text +それが自分の目的にかなうと思えば、他人に +マーガレッタを抱かせることも厭わない。 +\endtext + +\text +だが、問題は『じいや』だ。 +\endtext + +\text +見えない存在ながら、四六時中マーガレッタ、 +ひいてはマーガレッタと共にいるカイムを +監視しているじいや。 +\endtext + +\text +彼――多分、男だろう――にそんな現場を +目撃されればどうなるか……。 +\endtext + +\text +下手をすると、自分の首が胴と泣き別れに +なりかねなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやいや、別に俺は恐れてなどいない!」 +\endtext + +\text +誰もいない執務室。そこで声を張り上げる +カイム。 +\endtext + +\text +そんな彼の目の前に、はらりと一枚の紙が +落ちてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(なっ!?) +\endtext + +\text +そこには『どうなさいました?』と、骨太の +字でメモが書き付けてあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだ、じいや……い、いたのか?」 +\endtext + +\text +はらり。再び、カイムの目の前に紙片が +落ちてくる。 +\endtext + +\text("じいや") +(マーガレッタ様に、今は用がないので、 + カイム殿のお役に立つよう……と) +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうか。だが、こちらも特に用は + ないのだ。とりあえず、考えごとを + したいので、一人にしてくれ」 +\endtext + +\text +はらり。 +\endtext + +\text("じいや") +(御意) +\endtext + +\text +それだけメモを残すと、ふっと人の気配が +消える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……これだ……」 +\endtext + +\text +もし万が一、カイムがマーガレッタを複数の +男や魔物に輪姦させるなどと知ったら……。 +\endtext + +\text +恐らく、その場にいる全員が音もなく +斃れることになるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(つまり、俺に対するじいやの信用を + 裏切らなければいいのだ) +\endtext + +\text("カイム") +(となると、やはり方法はこれだけ……か) +\endtext + +\text +カイムは、机の上に広げられた一冊の +魔道書の上に手を置いた。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん?」 +\endtext + +\text +ある日のこと、自室でくつろいでいた +マーガレッタの目の前に、一枚のメモが +はらりと落ちてきた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんだ、じいやか。なになに……」 +\endtext + +\text("じいや") +(カイム殿より、火急の用件につき、姫様と + お目にかかりたいとの報せあり。 + カイム殿の寝室へお急ぎください) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう……わかった。では、すぐに向かうと + しようか。じいやは、ここに控えておれ」 +\endtext + +\text +はらり。 +\endtext + +\text("じいや") +(御意。お帰りをお待ちしております) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ」 +\endtext + +\text +誰もいない室内に向かってうなずき返すと、 +マーガレッタは自室を出た。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(カイムがわざわざ寝室と場所を指定して + 私を呼んだということは……あ、アレを + するつもりじゃな) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(いくら、子供時代から世話を焼かれて、 + 肌も見られ慣れたじいやとはいえ、 + あのような姿を晒すのは、少々……な) +\endtext + +\text +最近、自分の中にそうした羞恥心が +芽生えていることを、マーガレッタは +自覚していた。 +\endtext + +\text +それもこれも、男を知った女としての +反応なのだろうか。 +\endtext + +\text +そんなことを考えつつ、カイムの寝室の +ドアを開ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、はて、おかしなこともあるものじゃ。 + カイムが三人に分裂して見えるなど……。 + 別に酔っているわけでもないのに……」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そうつぶやいた。 +\endtext + +\text +まるで、今見た光景がなにかの間違いだった +と確認するかのように。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ! そうじゃな。そのようなこと、 + あろうはずがない。なにかの見間違い + であろう……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「見間違いではなかったーっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……さっきからなにをしているんだ、 + 出たり入ったりして」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主達……カイム、なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、俺が」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺達が」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイムだ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +得意げな顔でポーズを決める三人のカイム。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、にわかにこみ上げて来た +頭痛に耐えきれず、思わずこめかみを +押し揉んだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……いったい、なにがどうなって + そのようなことになっておるのじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「説明してやろう。 + 禁断の魔法、『分身』を使ったのだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「『分身』?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。俺のような高い魔法の技量を持つ + 者しか使えぬ古代の禁呪だ」 +\endtext + +\text +というのは大げさな話であり、実は指導書に +従って練習すれば、魔術の素養のある者なら +案外簡単に習得できる。 +\endtext + +\text +カイムも、本人からすれば血のにじむような +努力の末に体得したのだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……で、その古代の禁呪とやらを使って + 三人に分身したのはなんのためじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろん! お前と愉しむためだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そんなことであろうとは思っていたが…… + 正直ここまでやるとは思わんかったぞ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、がっくりと肩を落とし、 +ため息と共につぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「やるからには全力でやる。それが人生を + 楽しむコツだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちょ、ちょっと待て! 三人がかりで + 全力じゃと!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「待たん。さあ、行くぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、待てと言うのに――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、俺はマ●コをいただくぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺には口でご奉仕してもらおうか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ぐむ!? わ、わかったから……く、 + 口に無理矢理押し込むでない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっと待てお前達。俺はどうしろと + 言うんだ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁん? 知ったことか。好きなように + すればいいだろう?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの膣にペニスを押し入れた +カイムが、文句をつけてきたカイムに +向けて言う。 +\endtext + +\text("カイム") +「手でしごかせればいいんじゃないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お前達、さっさといい場所を + 取りおって……そうだな、俺はこちらの穴 + を使わせてもらうことにしよう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んむちゅうう、ちゅぷ、ちゅるる、 + じゅっ、じゅっるっ、ちゅっるうんっ、 + んむ? んぐ、ぶはっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「か、カイム! そ、そこは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? そこ、とはどこのことだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主の……そ、ソレが当たっておる + ところじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツの穴か? それがなにか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そこは違うじゃろう!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……そう言えば、こっちはまだ処女 + だったな。残り物には福があるというが、 + では、ここのお初をいただくとしよう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなこと――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐっ!? ふ、はっ、はあああーっ!」 +\endtext + +\text +菊門を割り、ぐいっと侵入してくる剛直。 +\endtext + +\text +その太さに、マーガレッタは思わず呻いて +いた。 +\endtext + +\text +ほぐれていない括約筋を無理矢理押し広げ、 +亀頭が肛穴を乗り越えようとする。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、太いぃっ! む、無理じゃ! そ、 + そのようなもの、入るはずが……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。普段、お前がしてるウンコの + 方が、よほど太いはずだからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なっ!? そ、そのようなこと、あ、ある + はずが……ん、んぐっ!? ぐ、うう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、ウンコするときのようにケツを + 拡げるんだ。そうしないと……切れるぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツの穴を締める筋肉が切れると、一生 + だだ漏れだな。そうなったら、この先 + ずっとおしめのお世話になるぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺としては、それはそれでなかなか + 興味深いプレイだと思うがな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、あっ! あ、あぐっ、んんーっ! + く、ふうううーっ、ふはあっ、あああ、 + あっ、あっ、拡がるぅっ!」 +\endtext + +\text +さらりと恐ろしいことを口走るカイム。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、その恐怖についつい +身体に力を入れてしまう。 +\endtext + +\text +だが、それは逆効果だった。 +\endtext + +\text +身体が引きつることで、余計に肛門の +括約筋に力が入り、カイムのペニスの +侵入を拒んでしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 力を抜けと言わなかったか? + それとも、力ずくで貫かれる方がお好み + なのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむううんっ、ちゅっ、ちゅばっ! ち、 + 違う! し、しかし、な、慣れていない + せいか、ち、力が入って……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば力が抜けるようにしてやろう。 + おい、マ●コにハメてる俺、ちょっと + マ●コを可愛がってやれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の指図は受けぬ! と言いたい + ところだが……俺としても後ろの穴を + 壊されては困るからな、協力してやろう」 +\endtext + +\text +そう言うと、ヴァギナに挿入している +カイムは、ゆっくりと動き始める。 +\endtext + +\text +たちまち、マーガレッタの口からは、 +艶めいた声が漏れた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んふうううっ! んむちゅうううん、 + んはっ、ふはっ! あっ、あっ、んぅ、 + くふううんっ! ちゅるるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おうっ! チ●ポへの吸い付きも急に + よくなったな。ふふふ、その調子で + 頼むぞ」 +\endtext + +\text +漏れ出る嬌声を抑えようと、マーガレッタは +口に突っ込まれたペニスを一心に吸い立てる。 +\endtext + +\text +その間に、アヌスを狙うカイムは、 +ゆっくりと亀頭を菊座に埋没させていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んむうううっ! ちゅばっ、ちゅうっ、 + んぐむううっ!? ん、んああっ、ひ、 + 拡がる……くうんっ、ふはああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい具合に馴染んできたようだな。 + もう少しだけ我慢しろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなことを言われても……ん、 + んむちゅっ、ちゅっぱ、ちゅるっ、んぐっ、 + ちゅう……ふはっ、はっ、はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナをペニスでかき回され、口唇奉仕を +強要される。 +\endtext + +\text +さらには、処女地の肛穴を肉棒で +押し広げられる。 +\endtext + +\text +それでもマーガレッタは、必死に目の前の +肉棒を舐めしゃぶり、自ら腰をうねらせて +ヴァギナで怒張をしごき立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ここだ。深呼吸しろ。大きく息を + 吐くんだ。ウンコするときのように、 + ケツ穴を拡げろ。行くぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふは……はっ、あっ!? あ、あーっ!」 +\endtext + +\text +カイムに事前に言い含められていたとは言え、 +ズンッと肉杭が侵入してきた瞬間には、 +自然と叫び声が漏れていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふっ、はっ、はっ、あっ、ああ……く、 + ううっ、んんっ、あ、あふっ! はぁぁ、 + あひあっ、あ、あおうっ! くうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、そんなに大きく口を開けて、 + チ●ポをしゃぶりたくて仕方ないのか? + だったらほら……くわえろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむうう!? むううんっ、ん、んむ、 + ちゅ、ちゅばっ、んむちゅ……ちゅるっ、 + んぐふうう、むふううっ、はふぅぅ!」 +\endtext + +\text +そこへ、すかさずフェラチオをさせていた +カイムが、ペニスを深々とくわえさせて +くる。 +\endtext + +\text +あまりの苦しさにマーガレッタは目を +白黒させたが、慌てず騒がず、それを +受け入れる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅっ、ちゅばっ、ちゅむむ、ん、んふ、 + ふはぁ……あ、あむ、んむちゅるっ、 + あ、熱い……熱くて、硬い……んむう」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちの熱くて硬いチ●ポは + お気に召したかな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んむちゅううっ! ふはっ、あっ、 + あっ、そ、そこは……ひああっ、あぁ、 + そ、そんなに、激しく……くううっ!」 +\endtext + +\text +ヴァギナに挿入したカイムが、だんだんと +抽送の速度を上げていく。 +\endtext + +\text +その動きによって生み出される快感に、 +マーガレッタはたちまち呑み込まれた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、こっちも根元まで入ったことだし、 + そろそろ動かせてもらうとしようか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!? さ、裂ける!? 裂けて、 + し、しまう! あ、ふ、太い、んぅ、 + くっはあっ! ふ、太いぃっ!」 +\endtext + +\text +肛穴を塞ぐ肉棒がゆっくりと動き始める。 +\endtext + +\text +慣れていない部位を怒張で刺激され、 +マーガレッタは苦しげに呻く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、口がお留守だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、むう、あ、あれこれと注文の + 多い魔王殿だな……ちゅっ、ちゅっぱ、 + は、あんむぅ……ちゅるるっ、ちゅう」 +\endtext + +\text +息つく暇もなく、口を塞ぐペニスが喉奥へと +侵入してこようとする。 +\endtext + +\text +三人のカイムは、元は同じ人間ながら、 +それぞれが勝手に快感をむさぼろうと +している。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(まったく、だだっ子のような連中じゃな) +\endtext + +\text +子供におやつをせっつかれる母親のような +気分だった。 +\endtext + +\text +それでもマーガレッタは、全員を +悦ばせるため、全身を使って彼らの欲望に +応えていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐぶちゅっ、ちゅっむ……はむん、んぅ、 + くふっ、はふぅ、あ、あふぁ、あ、ああ、 + んん、ふ、深い……ああ、奥にぃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のチ●ポが一番いいだろう? なにせ + マ●コを貫いているんだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、俺のチ●ポが一番に決まっている。 + ケツ穴は、処女かどうかなど関係ない + からな。最初から感じるはずだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ど、どっちも……ああっ、熱い、 + ふ、太くて……硬い! あ、お、奥に、 + 奥に入ってきて……く、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、口での奉仕も忘れないでくれ。 + お前自身は気持ちよくないだろうが、 + それは他の二人に任せるとするか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ぐむううっ、んむふうっ! はむ、 + ちゅっ、ちゅっぱ、ちゅるるっ、んむ、 + くふう、はむんっ! ちゅ、ちゅうう!」 +\endtext + +\text +二人のカイムが前後の穴を犯し、一人の +カイムの相手を口でさせられる。 +\endtext + +\text +その倒錯的な状況と、四六時中与えられる +悦楽に、次第にマーガレッタも流され始めた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、くううっ! あ、ああ、し、尻、 + 尻穴が……拡がる、拡がって……しまう、 + んひあ! あ、あぐっ、はああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、随分と馴染んできたな。まるで、 + ケツ穴がチ●ポをもっと欲しがっている + かのようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、マ●コの方も、びしょびしょに + なってきたぞ。ぬるぬるした粘膜が、 + チ●ポに嬉しそうに絡みついてくる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひあっ! は、激しすぎる! ああ、 + そんな……も、もっとゆっくり! ふあっ、 + あっ、あっ、あひああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。ゆっくりやっていたら、 + 俺もお前も、じいさんとばあさんに + なっちまうぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通り。だが、マーガレッタをイカせる + のはこの俺だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをえらそうなことを。 + マ●コにハメている + 俺に決まっているだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主達、同じ人間でケンカをして + どうするんじゃ。も、もっと落ち着け。 + ど、どっちも愉しませてやるわい」 +\endtext + +\text +やはりだだっ子ではないか。マーガレッタは +苦笑する。 +\endtext + +\text +そして、自分も子を持つ身になったら、 +こんな風に世話を焼くハメになるのかと頭の +片隅で考える。 +\endtext + +\text("カイム") +「それじゃあ、口で気持ちよくしてくれ。 + そっちの二人は、それぞれの穴で勝手に + 愉しめばいいさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうさせてもらう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。それでは、行くとしようか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、んんっ! くはあっ、あっ、あっ、 + はああんっ、あ、あふっ、はぁぁん、 + ひ、あ……あぁぁ、んくはああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、喘いでるばかりじゃなくて、 + こっちもしっかりやってくれないと + 困るぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぐむ……ちゅっ、ちゅばっ、ちゅる、 + んむっちゅっ、ちゅっるううんっ、はむ、 + ぐむううん……んはっ、はむちゅるる」 +\endtext + +\text +マーガレッタは口に押し込まれたペニスに +無我夢中でしゃぶりつく。 +\endtext + +\text +前後の穴をペニスにかき回される感触。 +\endtext + +\text +その強すぎる刺激から、なんとか意識を +逸らすには、それしかなかった。 +\endtext + +\text +気を抜くと、強い刺激に身体がガクガクと +震え始めてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、お前のケツ穴、随分こなれて + きたようだな。ねっとりと、俺のチ●ポに + 粘り着いてきているぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んひっ!? ひ、拡げるでない、あ、 + あひっ! は、あっひいいっ! ああ、 + くはっ! あ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +肛穴を責め立てているカイムが、無理矢理 +菊門を押し広げるように、抽送に角度を +つけて突き込んでくる。 +\endtext + +\text +硬い肉竿で括約筋を擦り上げられ、 +マーガレッタは思わず嬌声をあげていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、拡がるっ! んひああっ、あ、あうっ、 + く、はああんっ! あ、ああっ、だめじゃ、 + そ、そのような……あひいいんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、感じてきたか? 随分と + いい声が出るじゃないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、熱い! 熱いのじゃ! ち、チ●ポ、 + で、擦られると、あ、熱くて……ひぐ、 + こ、声が、出てしまう……ふああっ!」 +\endtext + +\text +竿で菊門を擦り上げられる不慣れな感触。 +\endtext + +\text +だが、それは不快なものではなくなっていた。 +\endtext + +\text +むしろ、受け入れてもいいとさえ思える、 +どこかむずがゆいような、痺れるような +刺激だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、ケツ穴で感じられるようになった + のなら、こっちもたっぷりと可愛がって + やらんとな」 +\endtext + +\text +前の穴を塞いでいるカイムは不敵な笑みを +浮かべながら、激しく腰を使い始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ぐ、ふむううんっ! んっふうっ、 + はっふうううんっ、んむちゅう、ちゅば、 + ぶはっ、はぁっ、あっ、あああーっ!」 +\endtext + +\text +膣穴をペニスでかき回され、マーガレッタは +火の着いたような熱い吐息を漏らした。 +\endtext + +\text +それに呼応するかのように、肛穴を犯す +カイムも動きを激しくする。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひいっ! あ、ああっ、し、尻、 + 尻穴が……あ、熱い、熱いぃっ! んぐっ、 + くっはああっ! は、はひああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そっちは二人に任せておけばよかろう。 + それよりも、こっちを頼む」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んむうう……ちゅっ、ちゅっぱ、 + むちゅ、ちゅっるうううんっ、ちゅっ、 + あむむ……ちゅっぷ、じゅるるるぅ!」 +\endtext + +\text +口にペニスを押し入れているカイムが腰を +揺すり、更なる口唇奉仕を要求する。 +\endtext + +\text +マーガレッタは律儀にそれに応えた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅ、ちゅっぷるるる、んむちゅるる、 + ずじゅううう、ちゅる……ふはぁ、 + は、はむんっ、あむむっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、そうだ……亀頭を重点的に頼む」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちはこっちで勝手にやるがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったくだ。好きに愉しませてもらう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ! んぐぅっ!? ぶはっ、ああぁ、 + ひいいっ! ふ、深いぃっ! お、奥に、 + 奥に届いて……く、くうああああっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、当たってる……前と、後ろで、 + ゴツゴツ当たってる……ひいんっ! くう、 + ふひああっ、あ、あぐはああーんっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言うとおり、前後のカイムが +激しく腰を使うと、二人のペニスが膣壁と +腸壁越しにごりごりとぶつかる。 +\endtext + +\text +それがマーガレッタにも振動して伝わって +きていた。 +\endtext + +\text +自分の身体の中を二本の肉棒に蹂躙される +という激しい刺激に、彼女は急速に昂ぶって +いく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひいいっ、は、激しいっ、あっ、あっ、 + ふ、深いっ! くううっ、お、奥に、 + 奥に当たって……ひあああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「奥に? 奥になにが当たっているんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主の……い、い……」 +\endtext + +\text("カイム") +「い?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、陰茎……じゃ」 +\endtext + +\text +激しく突かれながらも、マーガレッタは +消え入りそうな声でそう言う。 +\endtext + +\text +するとカイムは、少し呆れたような様子で +首を振った。 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポ、だ。ほら、言ってみろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ち、ち、チ●! ……ポ、じゃ……ああ」 +\endtext + +\text +恥ずかしい言葉を無理矢理言わされ、彼女は +羞恥と恥辱にまみれた表情で言葉をつむぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、まあいいか。そのうち、自らチ●ポを + ねだるようになるのだから、な!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひあああっ、あ、ああっ、そんなに、は、 + 激しく……く、くううんっ! あ、ああ、 + ひああっ、ん、あっ、はあああーんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもいい加減慣れてきただろう? + どうだ? ケツ穴で味わうチ●ポの味は」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、太くて、熱くて、硬い……んああっ、 + ひぐっ! そ、そのように、ひ、拡げては + ならぬ……あ、あぐっ、んはあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほらほら、口がお留守だぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむううっ! ちゅっ、ちゅばっ、 + むじゅるるるっ、ぶじゅるるっ、ぐちゅっ、 + むはぁ……はぁっ、あ、ああっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、激しすぎる……あっ、い、イク! + イッてしまう! そ、そんな……んむう、 + ちゅぶるるるっ、ぐじゅるうううん!」 +\endtext + +\text +ヴァギナとアヌスをひたすら突き続ける +二人のカイムにより、マーガレッタは +絶頂へと追い込まれていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、膣内にたっぷり出してやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらも、ケツ穴に注いでやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は口だ。さ、しっかり受け止めろ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむふううっ! ふはっ、あ、ああっ、 + い、イク、イク、んんぅ、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んふむうううううんっ! ん、ぐむうっ、 + ちゅぼおおおっ、ぶじゅるるるっ、んぐ、 + じゅっむううんっ、ずちゅるううんっ!」 +\endtext + +\text +三人のカイムが絶頂する。膣、肛穴、口内に +大量の濁精が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +その迸りを受けて、マーガレッタもまた +絶頂していた。 +\endtext + +\text +膣奥、腸内に濁精が奔流となって注ぎ +込まれる。 +\endtext + +\text +その熱さに、彼女は呻いた。だが、 +それどころではなかった。 +\endtext + +\text +口腔を塞ぐ肉棒からも精汁が迸る。 +\endtext + +\text +それを誤飲しないように舌で受け止めつつ、 +肉茎を吸い上げて、熱汁を搾り出す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ずちゅるっ、ちゅっむ……は、はむうう、 + んむちゅるっ、ちゅるるるんっ、じゅっぷ、 + んぐむちゅ……ちゅばっ、ちゅるる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お、おお!」 +\endtext + +\text +マーガレッタにしゃぶらせていたカイムが +呻く。それと共に、ビュッと残滓が口内に +飛ぶ。 +\endtext + +\text +それを合図にして、射精が終わった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぐっ、んぐっ、ごくっ! ふはっ、 + はっ、はっ、はぁぁーっ!」 +\endtext + +\text +口内にたまった、栗の花の匂いを放つ精液。 +\endtext + +\text +それをごくりと飲み干し、マーガレッタが +ため息を漏らす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふう……相変わらずすごい量じゃな。 + 精液で溺れるかと思うたぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、お前のテクニックが上達した + からだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、マーガレッタをもっとも + 感じさせたのはこの俺だがな!」 +\endtext + +\text +そう言って、ヴァギナに挿入している +カイムがニヤリと笑う。 +\endtext + +\text +しかし、すぐさま反論の声があがった。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。マーガレッタをもっとも + 感じさせたのは俺だ。なにせ、初めての + ケツ穴で感じさせたのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がマ●コを入念にほじくってやった + からに決まっているだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コなんぞ、それこそ童貞の坊主でも + チ●ポ突っ込んで腰を振れば + 感じさせられる」 +\endtext + +\text("カイム") +「今回の真の立役者は俺だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、待て待て、お主達。そのような + 言い合いをしても仕方あるまい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、もう一勝負だ! どっちが + マーガレッタを充分に感じさせられる + かのな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「望むところだ!」 +\endtext + +\text +売り言葉に買い言葉と言うべきなのだろうか。 +\endtext + +\text +妙なライバル心を燃やしたカイム達は、再び +マーガレッタの中で動き始める。 +\endtext + +\text +分身なのだから、もともと全員自分なのだと +いうことを忘れて……。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んんっ、く、ふううっ、ふはっ、あぁ、 + お、お主達、少しは私の意見も……ひう、 + あっ、ああっ、くああっ、あはぁぁ!」 +\endtext + +\text +一応抗議の声をあげてはみたものの、 +マーガレッタはそれが意味をなさないだろう +ことには気付いていた。 +\endtext + +\text +カイムがこうなったら、恐らく誰にも +止められないだろう。ましてや、今回はその +カイムが三人もいるのだ。 +\endtext + +\text +互いにライバル心を燃やし、普段よりも +意地になっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? んん? ほら。マ●コは + 感じるだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりもケツ穴だろう? なにせ + こっちは、膜なんて面倒な物は、 + 端から付いていないからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ど、どっちも……つ、強すぎるっ! + も、もう少し、て、手加減せんか。 + あぁっ、ひ、ひうっ! くうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「手加減だと? 俺がセックスに手加減する + ことなどあり得んな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだとも。ヤるからには全力を尽くす。 + そうでなくては、俺の名が廃るからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、くああっ! あ、ふ、深いっ! + は、速いっ! そ、そんなに激しく + 動かれたら……ひっ、ひあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お楽しみのところ恐縮だが、こいつの + 相手もしてもらえるかな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、んむ……ちゅっぷ、ちゅるるっ、 + んぐむうっ、ちゅばっ、じゅるるうん、 + はむ……んはぁっ、ちゅっ、ちゅぷ!」 +\endtext + +\text +前後の穴を肉凶器にえぐられ、 +息も絶え絶えのマーガレッタ。 +\endtext + +\text +そんな彼女の口内に、再び怒張が +ねじ込まれる。 +\endtext + +\text +しかし、マーガレッタはすぐさまそれに +しゃぶりついた。 +\endtext + +\text +深い考えあってのことではない。ただ、 +目の前に差し出されたからだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むちゅるるるっ、ちゅっぷ、んぐむう、 + むっちゅうっ、ちゅるぅぅん、はむちゅ、 + んはぁ……はっ、はっ、ああっ、くっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? きちんとしゃぶってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それは、残りの二人に言うてくれ。 + は、激しく突かれると……くう、上手く、 + しゃぶれぬ……んぐ、はあんっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、ペニスから口を離し、 +荒い息を漏らす。 +\endtext + +\text +さすがに前後の穴を蹂躙されては、呼吸が +間に合わないらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「知ったことではないな。まあ、奴らも + 俺だが……俺は勝手に愉しませてもらう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、待て、ちょ――んむうっ!? ぐむっ、 + んむむうう……ちゅっ、ちゅぶるるっ、 + ぐじゅるっ、ちゅっぷ、んむっちゅう!」 +\endtext + +\text +しかし、フェラチオを強要するカイムは、 +マーガレッタの懇願を無視してペニスを +口内に押し込む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むぐっ、むううんっ、ちゅっぷ、んじゅ、 + ぐじゅるうっ、んちゅるるっ、ちゅるうぅ、 + むはっ、はっ、はっ! あ、ああ!」 +\endtext + +\text +喉を突かれてはたまらない。マーガレッタは +侵入してくるペニスをなんとか舌で +押しとどめ、それに奉仕する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、マ●コが痛いほどにチ●ポを + 締めつけてくるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツ穴も同様だ。俺のチ●ポがへし折られ + そうだな。よほど感じているらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「馬鹿な! 感じているのは、マ●コを + 突かれているからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それよりも反応の大きさからして、 + ケツ穴での感じ方の方が大きい」 +\endtext + +\text +一方、前後の穴を愉しんでいるカイム達は、 +口々に勝手な推測を述べ合っている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(どっちも激しすぎてキツいということは、 + この際言わん方がいいのじゃろうな) +\endtext + +\text +フェラチオを続けながら、マーガレッタは +頭の片隅でそんなことを考える。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐじゅるっ、ちゅっぱ、ちゅる……ん、 + んぐ!? ぶはっ! はっ、はああんっ、 + あっ、あっ、そんな、急に……っ!」 +\endtext + +\text +二人のカイム達は、議論を過熱させ、それを +実証すべく激しく動き始める。 +\endtext + +\text +そのあおりを食らって、マーガレッタは強い +悦楽に呑み込まれた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのように、は、激しく動いては、 + い、いかん! あっ、ひっ! ひああ、 + あ、ああっ、くはああんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、激しくされると感じるから + だろう? 違うか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そしてそれは、マ●コではなく + ケツ穴をほじられているからだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ど、どっちも! どっちも刺激が、つ、 + 強すぎるのじゃ! ひ、ひあっ、ああっ、 + はっ、ああ、あ、あぐっ! くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どっちも? それでは満足できんな。 + どちらがより気持ちいいのか、ぜひとも + その口から聞いてみたいものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだな。たっぷりと愉しんで、 + マ●コとケツ穴、どっちがより感じたか、 + 率直な感想を求む」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひいっ! こ、壊れるっ! ああっ、 + 壊れてしまう! んひっ、くひああっ、 + はぁぁんっ! あっ、ああああっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの身体が、波濤に弄ばれる +木の葉のように揺れる。 +\endtext + +\text +前後のカイムが、力の限りに抽送を +繰り返しているためだ。 +\endtext + +\text +その傍若無人な動きに、マーガレッタは +半ば無理矢理に悦楽を体内に流し込まれる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「す、少し緩めてくれぬか? い、いくら + なんでも、これでは、つ、強すぎて、 + ひあっ、あ、あはぁっ! んああ!」 +\endtext + +\text +とどまるところを知らずに加速していく +カイム達の抽送。 +\endtext + +\text +そこから生み出される強い快感が、 +マーガレッタの脳を灼く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひぐっ! あ、あひああっ、ああ、 + はぁんっ、ん……んああっ、そ、そんな、 + は、激しすぎる! く、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「随分と楽しそうだな。だが、俺は + 手持ちぶさたなんだ + しっかりしゃぶってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ぐむうっ! んむむうう、ちゅっ、 + ちゅっぶううっ、ぐぶじゅっ、ずじゅるる、 + んむっちゅう……ふは、はっ、はっ!」 +\endtext + +\text +ガクガクと身体が揺れるほどの前後からの +抽送。 +\endtext + +\text +その最中に口をペニスで塞がれ、 +マーガレッタは息を荒げた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは執拗にフェラチオを +求めてくる。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、仕方なしに、目の前の +肉棒をしゃぶり立てる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゅっ、ずじゅるるうううん、むちゅる、 + ちゅばっ、ぶじゅるるっ、ぐっちゅうう、 + んむはぁ、はふ……ちゅじゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、美味そうにしゃぶるものだな。 + ようやくチ●ポの味を覚えてきたか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふわ? な、なんじゃ? なにを言うて + おるのか、ようわからぬ……はむんっ、 + ちゅっぱ、ちゅるっ、ぶじゅるるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、こちらの話だ。そのまま続けて + くれ。なかなかいいぞ」 +\endtext + +\text +ペニスを口に押し込んだカイムが、そう +言いながらマーガレッタの頭を撫でる。 +\endtext + +\text +そうするということは、満足している +ということなのだろう。 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう解釈し、更に熱心に +肉棒をしゃぶり立てる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむちゅうう、ちゅっぷ、ぶじゅるる、 + んぐじゅうううっ、ちゅっるっ、ふむぅ、 + ふは、あ、ああーっ!」 +\endtext + +\text +だがすぐに、その行為は中断させられる +ことになった。 +\endtext + +\text +前後の穴を占拠したカイム達が、更に激しく +腰を使い始めたからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタが感じているのは、俺が + マ●コを突いてやっているからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「違うな。俺がケツ穴をたっぷりと + 可愛がってやっているからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。見ろ、このマ●汁の量を。 + 感じていない女が、これほどの量を + 出すと思うのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは別にマ●コが悦んでいるわけでは + ないだろう。ケツ穴がよすぎて、 + 前からだだ漏れになっているだけだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、ううう、や、やめてくれ……そ、 + そのように説明されると恥ずかしくて + たまらぬ……ん、んああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いたか? 俺のチ●ポがよくて + たまらないんだとさ」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、我が分身ながらその根拠のない + 自信には恐れ入る。マーガレッタが + 悦んでいるのはケツ穴で、だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、もう……す、好きにせい」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、言い争いをやめない +カイム達に呆れて、半ばどうにでもなれ +という心境でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、好きにしていいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはいいことを聞いた」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちょ、ちょっと待て! お主達、今の + 今まで、諍いをしておったではないか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそうだが……好きにしていいという + お達しが出たのなら……なぁ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。そちらがそう来るのであれば、 + こちらも全力を投入せざるを得ない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なぜ、そのようなところで急に連帯 + し始めるのじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ? 我ながら、自分の考えている + ことはよくわからんな。 + さて、それじゃ、こっちも続けてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、むううっ!? んむうう……うむむう、 + くふう……じゅっ、じゅるるっ、ずじゅう、 + ちゅぶるっ、んむううーっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉を塞ぐかのように、その +口内にペニスが押し入れられる。 +\endtext + +\text +再び喉奥を狙ってくる肉槍を舌で押さえ込み、 +マーガレッタは少しでも侵入を遅らせようと、 +唇を強く引き絞った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、そうだ。そうやって、強く唇で + 締めつけてくれ。その方がいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐむむ! むじゅるるっ、ずぶっちゅう、 + ちゅっぼ、ぐちゅっぷ、うむちゅううん、 + ちゅるるるっ、んぐむ、ちゅるううん」 +\endtext + +\text +勝手なことを言いよる。そんなことを +考えつつも、マーガレッタは仕方がない +とばかりに、ペニスを舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、こちらもそろそろ本腰を入れると + するか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……そら!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んひいいっ!? くっひいいっ!」 +\endtext + +\text +目の前の……というか、口内のペニスで +手一杯なのに、前後の穴を塞ぐカイム達は、 +遠慮なく腰を打ち付け始める。 +\endtext + +\text +脳天を直接叩かれるような衝撃と激しい +快感に、悲鳴が漏れそうになった。 +\endtext + +\text +くわえ込んだペニスに歯を立てないように +するのが精一杯だ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひあああっ、あっ、あっむうう、 + んぐむっ! ずじゅるるっ、じゅっるう、 + ちゅぼっ、ぶじゅっぽ、むっちゅう!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぐっ、ふはっ! そ、そのように、 + 激しくされると……あ、あひっ、ひい、 + んひあああっ、あ! あああーっ!」 +\endtext + +\text +いくら口を塞がれているとは言っても、 +悦楽の声はどうしても漏れてしまう。 +\endtext + +\text +その反応に気をよくしたのか、膣と肛穴を +責め立てるカイム達の動きが更に +激しくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、急にマ●コの締まりがよくなって + きたな。そろそろイキそうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ケツ穴も、チ●ポをへし折りそうな + 力で締めつけてくる……お、う!」 +\endtext + +\text +カイム達が、口々に勝手なことを言い合う中、 +マーガレッタは前後の穴から背すじを +駆け上がってくる悦楽に翻弄されていた。 +\endtext + +\text +気をしっかり保っていないと、 +すぐに絶頂してしまいそうなほどだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あああ、んあっ、はあんっ! あ、あぐっ、 + ぐっむうう……んむっちゅうっ、ちゅばっ、 + ちゅじゅるるるっ、ずじゅううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう……そんなに口マ●コに精液が + 欲しいのか? もう出して欲しくて + たまらないと言ったところか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、カイムの……ち、チ●ポ、口の中で、 + あ、暴れて……んむちゅっ、ちゅるるっ、 + ずぶじゅううっ、ぐじゅるっ、んむう!」 +\endtext + +\text +彼女の言葉通り、フェラチオを受けている +ペニスもまた、ヒクヒクと震え、射精の +瞬間を待ち構えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、そうだ……カリをもっと重点的に + やってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふぁひ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その、亀頭の周囲の一段高くなっている + 部分だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむ……ここ、じゃな。はむ……ちゅぱ、 + ちゅっ、ずじゅるるるっ、ちゅるううう、 + ぐっちゅっ、ちゅぼっ、んむっちゅう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! チ●ポを舐めるたびに、マ●コも + キツく絞まる。どうやら、こっちも精液を + 注いで欲しくてたまらないようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぬ! ケツ穴もだ。ケツマ●コとは + よく言ったものだ。まるで本物のマ●コの + ように締めつけてくる……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んふああっ、ふ、はぁんっ! あっ、あ、 + ちゅば……んはあ! そ、そのように、 + は、激しくされると……んぐうっ!」 +\endtext + +\text +カイム達の腰の動きが速さと激しさを増して +いく。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、強い快感が身体の中で +荒れ狂うのを感じていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ぐ……ふはあっ、あ、ああっ、もう、 + もう来る……き、来てしまう! あ、あ、 + ん……ああっ! ひ、あぐううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こちらも、そろそろ出すぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ケツ穴にたっぷりぶちこんでやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむっちゅう……ちゅっ、ちゅばっ、んむ、 + ずじゅるる、ちゅっぶぅ、んは……ああ、 + このチ●ポも震えておる……じゅるる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ! そうだ、すすり上げてくれ!」 +\endtext + +\text +前後の穴を塞ぐカイム達が執拗に腰を +打ち付けてくる。 +\endtext + +\text +そのたびに、衝撃に近い大きな快感が全身に +広がっていく。 +\endtext + +\text +いつしか、マーガレッタは自らも淫らに腰を +くねらせていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ずじゅるるるっ、ちゅっばっ、んむっちゅ、 + じゅっちゅうう……んああっ、い、イク、 + イキそうじゃ……あ、あむ、んちゅう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んくうう! はあんっ、あ、ああっ、い、 + いいっ、いいのじゃ、そのまま出して、 + あ、あふ……むちゅううっ、じゅるる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、ああ……だ、出すぞ! くっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐじゅるるるるううんっ、ちゅぶるる、 + ずっじゅうううっ! んはあ、あ、ああ、 + い、イク、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおおーっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐっむうううっ! ぐじゅるるるうう、 + んっむ、ぐむうううう! ぶはっ、あ、 + あああっ! ひっ、ああああんっ!」 +\endtext + +\text +ビュッ、ドビュルッ、ビュップ! +\endtext + +\text +濁精が膣内と肛内、そして口の中へと迸る。 +\endtext + +\text +その刺激を受け、マーガレッタは絶頂した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、はあっ、あ、熱い……熱いぃ! + ん、んむちゅううっ、ちゅっぷ、はむ、 + ぐむうう、ちゅるるるっ、ちゅっぱ!」 +\endtext + +\text +強烈な悦楽に脳を灼かれながらも、半ば +無意識に目の前のペニスにしゃぶりつき、 +次々と噴き上がる精液を舐め、飲み干す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「精液ぃ、熱い……ん、ぐじゅるるっ、 + じゅっぷう、んむはあ、あむ、んぐ、 + んぐ、ごく……ふは、はむう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お掃除フェラまでとは、なかなか + わかっているじゃないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅっ、ちゅっるっ、ずじゅるるんっ、 + んぐ……あ、あぁ、ま、まだ出ておる。 + 膣内に……出て、ああ……熱い……」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、自分の唾液と精液で +テラテラと濡れ輝くペニスを口にしたまま、 +放心状態に陥っていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあ、は、はふう……あ、あう……ん、 + くはぁぁ……あぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、イクだけイッたら気絶か? + まあ、それだけ気持ちよかったのだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタをここまで乱れさせることが + できたのは成功だったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでまた一つ、彼女は淫らになった。 + 実に喜ばしい成果だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、ふぅぅ……あ、あぁ……」 +\endtext + +\text +三人のカイム達は、正体をなくした +マーガレッタを囲んで笑みを交わしあった。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……」 +\endtext + +\text +分身魔法の効果が切れ、身支度を +整えたところで、 +カイムは大きなため息を吐いた。 +\endtext + +\text +どうやら、分身するとそれぞれに体力を +消耗するのか、いつもよりも疲労が大きい。 +\endtext + +\text("カイム") +(マーガレッタはまだ気を失ったままだし、 + 俺も今日はこのまま休むとするか) +\endtext + +\text +そんなことを考えながら、床に向かおうと +する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +ふと、足下に紙切れが落ちていたことに +気付いてそれを拾い上げる。 +\endtext + +\text +そこに書かれた文面を読んだ瞬間、 +カイムは背すじが凍るのを感じた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なになに……カイム殿、お嬢様にあまり + 無理をさせぬよう……!?」 +\endtext + +\text +荒ぶった文字で書かれたそれは、 +じいやからの警告だった。 +\endtext + +\text("カイム") +(じいやもいたのか!? この部屋に!? + だ、だが、人の気配など……) +\endtext + +\text +頬を脂汗が伝うのを感じる。 +\endtext + +\text +室内の気配を探ってみても、マーガレッタの +それしか感じられない。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは、じいやの言うとおり、あまり + 無茶はしない方が得策かも知れんな) +\endtext + +\text +カイムは、じいやの隠密としての手腕に +畏怖を感じながら、室内に立ち尽くした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..9c3a9ee --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_15.txt @@ -0,0 +1,1607 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_15") + +\text("マーガレッタ") +「ははは。いやあ、いい気分じゃ。 + のう、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむう……」 +\endtext + +\text +その日、カイムはマーガレッタを連れて +夜の街に繰り出していた。 +\endtext + +\text +目的地は酒場。やることと言えばもちろん +飲み比べだ。 +\endtext + +\text +以前、迷宮内の酒場で飲み比べ勝負をした +際には、カイム側の不正によって勝敗が +決した。 +\endtext + +\text +そこでマーガレッタは再戦を要求、場所を +迷宮とは無関係な街の酒場としたのだ。 +\endtext + +\text +こうすれば、カイムが不正をしにくかろう +というマーガレッタなりの戦術だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタ、少し飲み飽きてきた。酒の + 種類を変えないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うん? ちゃんぽんになってお主に不利に + なるのではないか? 私は別に構わぬが」 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに甘い果実酒ばかりだとな。次は + あまり甘くないヤツを頼みたい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、まあ、よかろう。 + お主の好きにせい」 +\endtext + +\text +そう言うとマーガレッタはニヤリと笑って +グラスを煽る。 +\endtext + +\text +適度に酔いが回ってきたために気が大きく +なったのと、まさか街の酒場でカイムが +不正を働くとは思わないという油断からだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(そう、確かにこの酒場なら俺は不正を + 働くことはできない) +\endtext + +\text +だが、カイムはあれから何度か +マーガレッタと杯を交わす間に、 +一つのことに気付いていた。 +\endtext + +\text +それは、彼女が酒豪である割りに、酒の +種類にはあまり詳しくないということだった。 +\endtext + +\text +どちらかというと、陽気に酔えればいい +というマーガレッタは、アルコール度の +高い酒を好む。 +\endtext + +\text +しかし、それがどういう酒なのかという +知識には乏しいようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +(そこに俺のつけいる隙があるわけだ) +\endtext + +\text("カイム") +「これにしよう。ボトルで」 +\endtext + +\text +カイムは、メニューを手に取ると、それを +マーガレッタから隠して給仕に見せた。 +\endtext + +\text +給仕がなにか言いかけるが、目でそれを +制する。 +\endtext + +\text("給仕") +「かしこまりました」 +\endtext + +\text +給仕はそう言って下がると、やがて一本の +ボトルと、新しいグラスを二つ持って +戻ってくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うん? 変わった酒じゃな。随分鮮やかな + 赤じゃが……」 +\endtext + +\text +給仕が持ってきたボトルを、マーガレッタは +しげしげと眺めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、珍しい酒だったので頼んでみた。 + お前の口に合うといいんだが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「酒ならなんでも歓迎じゃよ」 +\endtext + +\text +コルク抜きで栓を開けると、スポンと +小気味いい音と共に、芳醇な香りが漂う。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、いい香りじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、ベリーの一種を発酵させて作った + 酒でな。果実酒だがあまり甘くないんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほうほう、どれどれ……お、おう、 + 見た目よりずっと強い酒じゃな!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言うとおり、この酒は +鮮やかな緋色から、炎の酒とも呼ばれている。 +\endtext + +\text +アルコール度が高く、口に含むとカッと +燃えるような感覚が味わえる。 +\endtext + +\text +しかし、フルーティな香りで口当たりがいい +ため、強い酒であるにも拘らず飲みやすい。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、改めて。乾杯」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「乾杯! んぐ……ふはぁ! この酒には、 + 塩辛いつまみが合うな」 +\endtext + +\text +猪肉のベーコンと、芋、それに根菜を加えた +炒め物をつまみにしながらマーガレッタは +上機嫌だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「気に入ってもらえたか。なら、結構」 +\endtext + +\text +マーガレッタの反応に、カイムはニヤリと +相好を崩す。 +\endtext + +\text +どうやら、やはり彼女はこの酒の素性に +気付いていないようだ。 +\endtext + +\text +そこから、二杯、三杯と好調にグラスを +空けていったマーガレッタだったが、 +しばらくすると様子がおかしくなってきた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむぅ……これは……うぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うん? どうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん!? い、いや、な、なんでも!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? 飲み過ぎで具合が悪くなった + のではないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうではないのじゃ……はぁ、はぁ、 + あ、あふぅ……」 +\endtext + +\text +彼女は必死に隠そうとしていたが、その +唇からは、熱い吐息と共に艶めいた喘ぎが +漏れ始めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふっ、どうやら効いてきたようだな) +\endtext + +\text +カイムが頼んだこの炎の酒。実は原料となる +ベリーの一種に、強い催淫作用があるのだ。 +\endtext + +\text +そのことを知らなかったマーガレッタは、 +うかつにもそれを大量に飲んでしまった。 +\endtext + +\text +結果として、今の彼女は、酔いよりも強い +欲情に陥っている……というわけだった。 +\endtext + +\text +ちなみに、カイムが先ほどそのことを +説明しようとした給仕を止めたのも、 +これを狙っていたからだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぅ……あ、あぁ……は、ふ、 + んく……あ、う……」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、しきりと太ももを +すりあわせ、尻をもじもじさせている。 +\endtext + +\text +そろそろ頃合いか。そう判断したカイムは、 +椅子を立つとマーガレッタに歩み寄り、 +その肩に手をかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、マーガレッタ、どうした? + 様子が変だぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!? ひうっ!?」 +\endtext + +\text +カイムが、軽く肩に手を置いただけで、 +マーガレッタは鞭打たれたかのように +ビクンと身体を跳ねさせた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんでもない。なんでもないのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんでもなくはなさそうだが……お前、 + 欲情しているのではないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ!」 +\endtext + +\text +図星を指され、マーガレッタが言葉を +呑み込む。 +\endtext + +\text +その間に、カイムは彼女の股間に手を +伸ばす。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひうっ!? そ、そこは、だ、 + だめじゃ! あっ、ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりな。外にまで滲みだしているぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、あああっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、服の上から秘裂をなぞるだけで +マーガレッタはガクガクと腰を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「その様子では、もう一歩も動けないという + ところか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんの、こ、これしき……んぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無茶をするな……そうだな、ここで + 一発オナニーをして発散すれば動ける + ようになるのではないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おな……にー……!? って、まさか、 + それは、あの……じ、自分で、その、 + す、することか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなこと、こんな衆人環視の + 中でできるわけなかろう! 馬鹿も + 休み休み申せ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ところがどっこい。さっきから俺達の + 会話は、周囲の物音に紛れて周りには + 聞こえてはいない」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、店内は食器やグラスが +触れあう音、酔って騒ぐ客の声、下手くそな +吟遊詩人の歌声など、喧噪に満ちている。 +\endtext + +\text +おまけに皆が皆、酒を飲み、飯を食うことに +集中しているため、カイム達のことを +気にしている者など一人もいない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、しかし!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、俺がこれから幻術魔法を使って、 + お前の姿を周囲から見えないようにして + やろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと……!?」 +\endtext + +\text +普段のマーガレッタなら断固拒否しただろう。 +\endtext + +\text +だが、酔って判断力が鈍ったことと、体内で +荒れ狂う劣情に、ついついカイムの言葉に +のせられてしまう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、その……本当に大丈夫なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。周囲に怪しまれるとマズい + から大声で詠唱はできないが、きちんと + 呪文は使ってやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうか。それなら……た、頼む。 + もう、こうして大人しく座っている + だけでもつらいのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せろ。行くぞ」 +\endtext + +\text +カイムが小さな声で呪文をつむぎ、手に +集めたマナを解放する。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで、このテーブルの周囲は、 + しばらくの間誰にも見えないし、干渉する + こともできん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さ、左様か……はっ、はっ……!」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉を信じ、マーガレッタは +いそいそと服を乱し始める。 +\endtext + +\text +だが、その呪文というのはただの詠唱の +練習用。なんの効力も持たないものだった。 +\endtext + +\text +マナが解放されたように見えたのも、正しく +呪文が唱えられたかどうか目に見えるように +するために過ぎない。 +\endtext + +\text +しかし、それを知らないマーガレッタは、 +興奮に突き動かされながら、自らを +慰め始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぁ……はぁっ、はぁっ、あっ、ふぅ、 + はふぅ……はっ、はっ、くう……あ、熱い、 + 身体が……火照って……疼く……」 +\endtext + +\text +人前で股を広げるというはしたない姿。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、そんな状況にも拘らず、 +情欲に目を潤ませていた。 +\endtext + +\text +よく見れば、頭のてっぺんから湯気すら +上がっているかも知れない。 +\endtext + +\text +それほど彼女は、体内で荒れ狂う劣情に +突き動かされていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「酷いものだな。外から見てもわかる。 + 下着がぐしょぐしょだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああ……い、言うな! 言うでない。 + じ、自分でも、なぜ急にこのようなことに + なったのか、理解できんのじゃ」 +\endtext + +\text +それはそうだろうな、とカイムは密かに +ほくそ笑んだ。 +\endtext + +\text +彼女は、強い催淫作用のある酒を、それと +知らずにがぶがぶ飲んでしまった。 +\endtext + +\text +普通は他の酒やトニック類と併用して +カクテルにするものを原酒で飲んでいる。 +\endtext + +\text +元々は、男が女を口説き落とす時によく +使われる酒だが、こんな風に原酒で飲ませる +ものではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、どうした? そのまま、股を + 押っ広げて時間を無駄にするつもりか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、くう! ん……あっ、あぁ! は、 + あんっ! あ、あああっ! く、ふうう、 + ん、んぐ! ひ、ふう! あ……あぁ!」 +\endtext + +\text +カイムがそう言って促すと、マーガレッタは +恥辱の表情を浮かべつつ、自らの秘処に手を +伸ばす。 +\endtext + +\text +指先が濡れた秘裂に触れただけで、彼女は +淫らな喘ぎを漏らしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、おかしい……こ、これほどまでに + 感じるなど……あ、あり得ぬ。な、なぜ、 + なぜなのじゃ……あ、あふっ!」 +\endtext + +\text +そう言いながらも、彼女は身体の中で +くすぶる情欲の炎に焦がされ、自らを +慰め続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、ひうっ、あ、ああっ、そ、そっと + 撫でただけなのに……ジンジン痺れて、 + くう……こ、腰が……お、躍るっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、相当なものだな。で? どこが + 一番感じるのだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なっ、そ、そのようなこと、容易く口に + できるわけがなかろう……ふ、ぐうう、 + あ、あひあっ! は、はふぅぅん!」 +\endtext + +\text +それでも一応の恥じらいは残っているのか、 +マーガレッタはカイムの意地の悪い質問を +そう言ってあしらった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あああーっ! ふあっ、あっ、あっ、 + はーっ! はーっ! あ、あぁ……くうう、 + ふはぁ……あっ、ああ……!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの指先が、クリトリスに触れる。 +\endtext + +\text +その瞬間、彼女の口からは悦声が迸っていた。 +\endtext + +\text +同時に、全身に汗がどっと噴き出し、椅子が +ギシギシと軋むほど、身体が突っ張る。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、これは……これはおかしい。こ、 + このような感じ方など、あ、あり得ぬ + ことじゃ。なぜなのじゃ……う、うう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは、お前がとてつもなく淫らだから + ではないのかな? ふふふ」 +\endtext + +\text +カイムはそううそぶき、ニヤリと笑う。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さ、左様か? わ、私には……わからぬ + のだ。こ、これが正常な反応なのか……。 + そうだ。わからぬと言えばカイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ? どうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、私は、こ、ここからどうすればよい + のだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、この状態から、どうすれば、お、 + おなにぃとやらを、成し遂げることが + できるのだ?」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタの言葉に、思わず +ずっこけそうになった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そんなもの……好きにすれば + いいだろう? 自分の一番気持ちいい + ところを触ればいいのだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、しかし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もう……では、思い切って、指を + マ●コに突っ込んでみろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「しょ、承知した」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあっ! あ、熱い……くう、指が、あ、 + 熱い……は、入ってぇ、くる、うう、 + ふ、はああんっ!」 +\endtext + +\text +グチュッと粘っこい音を立てて陰門を割り、 +指先が膣内に侵入する。 +\endtext + +\text +その瞬間、マーガレッタは全身が勝手に +ガクガクと痙攣するのを感じていた。 +\endtext + +\text +おまけに膣も強く収縮し、自ら意識せずとも、 +指を痛いほどに締めつける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、し、締めつけがこれほどまでに強い + とは、知らなんだ……あ、う、くうっ! + ふああっ、あ、あはぁっ!」 +\endtext + +\text +初めて自分の膣穴に指を入れ、その +締めつけを味わったことは、マーガレッタに +とっては大きな驚きだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「感心していないで指を動かせ。でないと、 + いつまでもイケないぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、くはっ! ん、あっ、ち、力が、 + は、入らぬ……あ、あひっ! ひっぐう、 + んはぁぁ、は、ふぅんっ! んぐうう!」 +\endtext + +\text +ヴァギナの収縮に逆らって指を動かすのは +一苦労だった。 +\endtext + +\text +四方八方から媚肉が吸い付き、指をしゃぶり +立てる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、あっ! あっ、ああああーんっ、あ、 + ふっはあああっ!」 +\endtext + +\text +ぐいっと指をねじるように動かした瞬間、 +マーガレッタの全身を戦慄が走り抜ける。 +\endtext + +\text +ぞくぞくするような快感が背すじを貫通し、 +そのまま脳内に白い火花を散らす。 +\endtext + +\text +後はもう止まらなかった。 +\endtext + +\text +その刺激が忘れられず、 +ひたすらその部分を指で責め続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひっぐううっ! んはっ、はあんっ、 + あひああんっ、あっ、あっ! くああ、 + お、う! んふっはあっ! ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お? もうイキそうなのか? 随分と + 早いが、まあ仕方あるまい。好きなだけ + イクといいさ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あーっ! い、イク、イッてしまう、 + くうっ、あ、イク……んっはああっ、ああ、 + イク、くうううっ! イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ!? ひ……ひああああーっ!?」 +\endtext + +\text +椅子の上で、マーガレッタが絶頂に震える。 +\endtext + +\text +同時に、彼女の口からは素っ頓狂な声が +あがっていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぁ……そ、そんなっ! ひ、ひい、 + と、止まれ! 止まるのじゃ……あ、 + あああーっ!」 +\endtext + +\text +彼女の身体が強張り、そして弛緩した次の +瞬間、股間から黄金色の液体が迸っていた。 +\endtext + +\text +酒を飲み、尿意を覚えていたマーガレッタは +絶頂が引き金となって失禁していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは。これは驚いた。まさか小便まで + 漏らすとは思っていなかったぞ?」 +\endtext + +\text +それは、この状況を作り出したカイムに +とっても想像以上の出来事だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあぁっ、あ、と、止まれ、止まらんか! + ぐ、ううっ! あ、ひいいっ!」 +\endtext + +\text +そんなことを言っても、尿の噴出は急には +止まらない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うぐ……はぁ、はぁ、ああ……!」 +\endtext + +\text +結局、放尿が終わったのは、マーガレッタの +身体から、絶頂の余韻が去ってからだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、くう! こ、このような恥辱、 + じ、自害に値する!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、大げさだな。気にするなよ。 + このことを知っているのは、 + 俺とお前だけだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主に見られただけで、充分じゃ! + ああ、なぜこのようなことに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪いことばかりじゃないぞ。ほら」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムは服の前をくつろげ、 +勃起した肉棒を晒した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃ!? お、お主まさか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまさかさ。お前の、淫らで恥ずかしい + 姿を見ていたらこうなってしまってな。 + その身体で鎮めさせてもらおうか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、そ、それはいくらなんでも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、お前も実はオナニーだけでは + 物足りなく感じているのではないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、あっ!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉は的を射ていたらしい。 +\endtext + +\text +マーガレッタは息を呑むと、それでなくても +赤い顔を、さらに紅潮させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、こいつをぶち込めば、お前と俺、 + 両方の需要を満たせるというわけだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「や、やめ――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はああああんっ! あっ、あっ、 + んあああああーっ!」 +\endtext + +\text +ネチャッと粘った音を立て、カイムの +ペニスが膣内に挿入される。 +\endtext + +\text +マーガレッタの口からは、悦楽の声が +漏れていた。 +\endtext + +\text +彼女の意志はこの状況で繋がることに +不安を抱いていたが、身体の方は雄の +硬くて太いモノを待ち望んでいた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、はぁぁっ! あ、あふぁっ! んぅ、 + くっ、うぐううっ! ふ、太いぃぅ、は、 + 入って……来るぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、すごい締めつけだ。よほどチ●ポが + 欲しくてたまらなかったようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなこと……あ、あるはずが、 + あ、あうっ!」 +\endtext + +\text +もちろん、こんな風に他人がたくさんいる +店内で行為をすることを望むほど +マーガレッタは淫らではない。 +\endtext + +\text +しかし、催淫作用の強い酒をしこたま飲んで +しまった後では、意志を裏切り、身体が +勝手にそれを望んでしまうのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、はぁっ! あ、あぁ、くうう、 + こ、こんな……こんなこと、なぜ、ああ、 + なぜ……んはぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、もうあまり我慢できないようだしな。 + 本格的に始めるとするか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、待て、待てと言うに――んふああ、 + あ、あうあああーっ! くっふううん! + んあああっ、い、いきなりっ、そんなっ」 +\endtext + +\text +カイムは、マーガレッタの膣内にペニスを +突き入れると、なんの遠慮もなしに抽送を +開始した。 +\endtext + +\text +あまりに唐突すぎる動きに、マーガレッタが +悦楽と苦悶の混じった声を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、すごい締めつけだな。やはり、 + チ●ポが待ちきれなかったか。 + まったく、淫らな女だな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんな……ひっ、ひううっ! くう、 + あ、ああっ! はぁんっ! あぁ、あぐっ、 + お、奥……奥にっ、届いてっ、ひうっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはない、と? ではなぜ、 + さっきから、いやらしい声を出して + いるのだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、それは――ひっ、ひああっ、んはあ、 + あっ、あああっ! くっ、あぁんっ、あ、 + はううんっ! くふあああーっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタが必死に抗弁しようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムはそれを許さず、ペニスの先で +子宮口を突いた。 +\endtext + +\text +たちまちマーガレッタの言葉は、甘い声の +中へと消えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? なにか言いたいことがあった + のではないのか? んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、それは……ひぅ! あ、あくっ、くう、 + んふあああっ! は、はひああんっ、あっ、 + あっ、んぅぅ! くううっ!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと口元に笑みを浮かべながら +マーガレッタを責め立てる。 +\endtext + +\text +ヴァギナにペニスを突き立てられ、子宮口を +突かれると彼女がなにも言えなくなることを +知っての動きだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「構わんぞ。言いたいことがあるなら、 + 遠慮なく言ってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主が……い、言わせぬのじゃろう、 + くああっ! あ、あひぃんっ! はっふう、 + ん、んぐっ! くうあああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! その通りだ。もちろん、お前の + 要望を聞くつもりなどないからな」 +\endtext + +\text +カイムは笑みを顔に張り付けたまま、抽送の +速度を上げていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、ひいいっ、くっひいいんっ! ひ、あ、 + ああっ、ふ、深いっ! お、奥に当たって、 + んはあっ! あっ、い、いや、ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? いやなのか? 気に入らんか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうではないが……あっ、んふううっ、 + は、ああっ、あぐっ、んっはあっ、はぁ、 + はぁ、あっ、はうっ! んぬううっ!」 +\endtext + +\text +ギシギシと椅子が軋む。 +\endtext + +\text +そのたびに、結合部から粘液がこね回される +淫らな水音が聞こえてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いてみろ。お前のマ●コも、こんなに + 悦んでいるじゃないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はああっ、ああ、あっ! よ、よせ、ああ、 + よすのじゃ! そ、そのような、あっ、く、 + み、淫らな音を立てては……ひうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言われても、音を出してるのはお前の + マ●コなんだがなぁ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はふううっ! ん、んぬうっ、くああっ、 + はっあああんっ、あっ、あっ、あぐっ、 + くふ……あ、ひいっ、はっひいいんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの責めに、マーガレッタはなんとか +抗議の言葉を紡ぎ出そうとする。 +\endtext + +\text +しかし、ペニスが深々と突き入れられる +たびに、脳裏を悦楽の炎が灼き、思考力を +奪い去ってしまう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あああっ! も、もう、く、来る、 + き、来てしまう! は、ああっ、んああ、 + あっ、くうう! はふううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、急にマ●コがキツくなってきたな。 + なら、そろそろ膣内にぶちまけてやると + するか……ぬうっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの身体は絶頂へ向けて加速する。 +\endtext + +\text +その反応を読み取り、カイムもまた射精する +ため、抽送を速く、大きくしていく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、い、いいっ! き、気持ちいいっ、 + ああああっ、はっ、はっ、い、いいっ、 + す、すごい! くうっ、はうんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、キツキツマ●コに、精液注いでやる。 + 全部飲み干せよ……う、ぐっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタのヴァギナは、不規則に、 +そして激しく収縮を繰り返す。 +\endtext + +\text +それはカイムの肉棒から精液を搾り出そうと +するかのような動きに思われた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あああーっ、い、イク、イクゥッ、 + くううううんっ! ふあっ、あ、あはぁ、 + イク……んぁぁ、イク、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んふううううんっ! くっはああんっ、 + あっ、ああーっ、あっ、はっ、はああん、 + ああ、熱い……んんぅ、熱いぃぃーっ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスが脈動し、膣内に濁精が迸る。 +\endtext + +\text +その熱と刺激でマーガレッタは絶頂していた。 +\endtext + +\text +同時に膣壁がざわざわと蠕動し、ペニスを +擦り上げて、更なる射精を促す。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっ、搾り取られそうだ……う、ぬ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっひいんっ、ひあっ、あっ、あっ、まだ、 + 出ておる! 膣内に……出ておるっ、くう、 + ああ、まだ、は、入って、来るぅぅ!」 +\endtext + +\text +力強く噴出を続ける精汁。その圧力に +マーガレッタがガクガクと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、いっぱいじゃ……ああっ、膣内が、 + いっぱいに……なっておる、あ、ふう、 + んっくうう、は、ふぅんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、まだだ! まだ出るぞ……ぬう!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっぐうう、ん、ふはぁんっ、あ、あふ、 + はっふううんっ、ん、くうううっ、ああ、 + あはぁぁっ! あっ、あぁ……!」 +\endtext + +\text +最後に残滓が鈴口を割って飛び、射精が +終わる。 +\endtext + +\text +同時に、マーガレッタとカイムの口からは、 +期せずして大きなため息が漏れていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……の、のう、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、なんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「と、時折、客達が私達の方を見ている + ような気がするのじゃが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それこそ、気のせいだろう?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉を、カイムは笑い飛ばす。 +\endtext + +\text +だが、実際には何人もの客が彼らの行為を +じっと見つめていた。 +\endtext + +\text +何も言ってこないのは、あまりにも堂々と +公衆の面前で性行為を始めたため、呆気に +取られているからだろう。 +\endtext + +\text +あるいは、酒場側のショーだと思っている +のかも知れない。 +\endtext + +\text +いずれにしても、下手に騒ぎを起こして +中断させるよりも、黙って見ている方が +愉しめそうだと判断しているようだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じゃ、じゃが、気になるのだ。そ、その、 + し、視線が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もしかして、さっきやたらに早く + イッたのは、見られて興奮していた + せいか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、まさか! そのようなこと、あ、 + あるはずが――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。なら、もう一度じっくりと + 身体に聞いてみるとするか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ!? あぁっはああっ、そ、そんな、 + ま、また……あ、あぐっ、んはああああ、 + だ、だめじゃ……い、いかんのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜいかんのだ? お前のマ●コは、 + 随分と嬉しそうに俺のチ●ポを締めつけて + 来るがなぁ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひぐっ! んっはああーんっ、ああ、 + はっ、はっ、あっはああっ、ああ、んっ、 + そ、そのようなことを言われても……」 +\endtext + +\text +マーガレッタにも、自らの身体の成り行きは +どうしようもなかった。 +\endtext + +\text +酒による酔いと、そこに含まれる催淫成分。 +\endtext + +\text +それらのせいで、彼女の身体は雌としての +本能丸出しで、カイムのペニスを受け入れて +いる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くく、すごいぞ。チ●ポがへし折れそうな + くらいの食いつきだ。まるで飢えていた + みたいだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さ、さっき、イカされたばかりなのに、 + そのようなこと、あるはずが……あ、あぁ、 + はぁんっ、あっ、あひぃんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、雌の身体というヤツは貪欲 + だからな。お前の身体もそのようだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのような、言い方は……ひうう、 + くっはああっ! あっ、ああっ、んぐ、 + んはああっ、あ、あっ、ああーん!」 +\endtext + +\text +マーガレッタがカイムの言葉を否定しようと +する。 +\endtext + +\text +しかし、やはり先ほどと同じようにカイムは +それを言わせなかった。 +\endtext + +\text +大きな動きで腰をくねらせ、亀頭を子宮口に +叩きつける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、あっ、お、奥を……くう、奥を、せ、 + 責められると……んはあっ! あ、あぐっ、 + くうんっ、んぐうううっ、あひいいん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 淫らな雌の身体ではないと + いうのなら、責められてもどうという + ことはないはずだな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐ、ぐぬぬうう! あ、あひんっ、ひうう、 + くっはああっ、あ、ああっ! い、いかん、 + つ、強い……ああっ、激しいっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタが快感をこらえようとすると、 +カイムの動きが激しさを増す。 +\endtext + +\text +ペニスが膣内をかき回すたびに悦楽が走り、 +思考が途切れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、やはり雌だったか。反論がない + ということは、同意したと見なすが、 + それで構わないな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、く、うううっ、な、なにも、い、 + 言えぬ……ぐうう、んはあっ、あああっ、 + なぜじゃ、なぜ抵抗できんのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この状況を、お前の身体が受け入れて + しまっているからだ。ほら、マ●コが、 + はしたなくチ●ポをしゃぶっているぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、わざと抽送に角度を +つけた。 +\endtext + +\text +カリで膣壁を引っ掻くようにしながら腰を +ひねり、ペニス全体でヴァギナを余すところ +なく刺激する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっいいっ、くひいいんっ、そ、それは、 + ああっ、それはだめじゃ! ああっ、 + くうっ、い、イッてしまう、はぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? またイキそうなのか? まあ + いい……イキたいならイカせてやる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぐっ、ぐううっ! ふ、はああっ、 + あぁ、し、子宮……お、奥、子宮に、 + あ、当たって……ひ、ひいんっ!」 +\endtext + +\text +亀頭にぐりぐりと子宮口をつつかれ、 +マーガレッタは悲鳴にも近い嬌声を +こぼしていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あっ、く、来る! き、来てしまう、 + ま、また来てしまうぅっ! あ、く、来る、 + だ、だめじゃ、ああっ、そんなっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、また締めつけてきたな。そんなに + 精液が待ち遠しいか? んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ、あ、あっひいいんっ、ひぐ、 + んはあああっ、はっ、はっ、あふああ、 + あっ、ま、また、イク……イクゥッ!」 +\endtext + +\text +もはや、マーガレッタにカイムの問いかけに +答えるだけの余裕などない。 +\endtext + +\text +身体が勝手に絶頂へ向けて疾走していく。 +\endtext + +\text +ただその流れに身を任せるしかなかった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、来る! お、大きな波が、 + 来る……ふ、ふはああっ、あ、あうああ、 + んっぐううっ! くっはあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、なら、膣内に出すぞ……そら、 + 受け取れ……ぐうう!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの蜜壺がキュッと収縮する。 +\endtext + +\text +それは、雄の性器を刺激し、射精を促す +雌の本能によるものだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あーっ! あっ、い、イク、イクゥッ、 + んっはあああんっ、イッてしまう、ああ、 + イク……くぅぅ! イクウゥッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐ、お、おうっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひっ、あ……あっはあああんっ!」 +\endtext + +\text +ドクッ、ドクドクッ、ビュルッ。 +\endtext + +\text +鈴口を割って、二度目とは思えないほど +濃厚な精液が噴き上がる。 +\endtext + +\text +半ば固体のようなそれは、ペニスの脈動に +合わせて次々と、膣内に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あああっ! で、出ておる! + 膣内に……膣内にぃっ、出ておるぅ! + あ、熱い……熱いのが、たくさん……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、ふうう……まだ、だ! まだ + 出るぞ……ぐうう!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひいいっ! んひあああっ、あ、ああっ、 + くっあああんっ、あ、あああ、入って、 + 来る……い、いっぱい……ああっ!」 +\endtext + +\text +勢いよくぶちまけられる精汁。 +\endtext + +\text +その熱さと量に、マーガレッタの身体が +ガクガクと跳ねた。 +\endtext + +\text +同時に膣の皺襞がざわざわと蠢きながら +ペニスを擦り上げ、更なる射精を促す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はーっ、はーっ、あっ、あああっ、 + んっぐうううっ、ふはっ! は、あぁ、 + あっ、あぁ……ま、まだ、入って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ふうっ!」 +\endtext + +\text +カイムがため息を漏らし、ぶるっと腰を +震わせる。 +\endtext + +\text +それと同時に射精が終わった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、はぁぁ……あ、あぁ……んあぁぁ」 +\endtext + +\text +時を同じくして、マーガレッタの口からも +大きな吐息がこぼれていた。 +\endtext + +\text +酒による酩酊と、三度にわたる絶頂が +もたらした疲労。 +\endtext + +\text +それらが同時に押し寄せ、マーガレッタの +意識を失わせていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……やれやれ。お楽しみの後は + おねんねか? まあ、今回は少しばかり + 強烈だったかも知れんしな……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、あ、うう……は、あぁん……」 +\endtext + +\text +マーガレッタの身体は弛緩していたが、 +時折、ひくっ、ひくっと痙攣を +繰り返していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……後始末か。面倒だな」 +\endtext + +\text +酒場のマスターと客たちには、なんとでも +言っておけばいいが……問題はリズベルだ。 +\endtext + +\text +知られたら面倒なことになりそうだった。 +\endtext + +\text +マーガレッタの膣内から怒張を引き抜くと、 +カイムは服を整え、カウンターに足を向けた +のだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_16.txt new file mode 100644 index 0000000..c3d3bd8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_16.txt @@ -0,0 +1,1823 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_16") + +\text("カイム") +「さて、やるか」 +\endtext + +\text +カイムからの呼び出しで彼の寝室を訪れた +マーガレッタに投げつけられたのは、そんな +唐突な言葉だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……お主、デリカシーがないと言われた + ことはないのか?」 +\endtext + +\text +あまりにもストレートすぎる上に、配慮の +かけらもないカイムの言葉に、 +マーガレッタは思わず眉間を押さえていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「デリカシー? そんなもの、産まれてくる + 時に、母親の腹の中に忘れてきたな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、お主なら言いそうなことだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「と言うわけで、さっそくやるぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「結局……そこに行き着くのじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、言いたいところだが、今日はひとつ + 趣向を凝らしたい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃ……?」 +\endtext + +\text +これは雲行きが怪しくなってきたぞ。 +\endtext + +\text +マーガレッタは声に出さずにそう考えた。 +\endtext + +\text +大体において、カイムがこんなことを +言い出すときは、ろくでもないことを +考えているのだ。 +\endtext + +\text +さすがに、これだけ付き合いが長くなると、 +マーガレッタにもカイムの思考がある程度 +読めるようになってきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「マーガレッタ……」 +\endtext + +\text +と、カイムがマーガレッタの両肩にそっと +手を置き、真剣な表情で目を覗き込んで +くる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「か、カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前、姫だったんだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうじゃが……なぜ、今頃になって + そのようなことを……?」 +\endtext + +\text +酷く思い詰めたような表情で自分の顔を +覗き込んでくるカイムに、マーガレッタは +思わず顔が赤くなるのを感じていた。 +\endtext + +\text +そして、その朱に染まった顔を見られて +いるのではないかと想像すると、余計に +頬が熱くなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、少なくとも城内ではきれいな + ドレスで着飾っていたわけだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、まあ、そうなるな……そ、それより + なんじゃ、さっきから人の顔をじっと + 見よってからに」 +\endtext + +\text("カイム") +「その、姫だった頃のドレスを着たお前と + やりたい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は? ――はああああ!?」 +\endtext + +\text +カイムの口から出た言葉に、マーガレッタは +思わず脱力していた。 +\endtext + +\text +カイムの真剣な表情に当てられて、一人で +どぎまぎしていたのが馬鹿みたいだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「姫のドレスを着たお前を抱きたいと + 言ったんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はぁぁ……いや、まあ、お主の言いそうな + ことではあるか……うむ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、どうなんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「生憎じゃの。そんなドレスなぞ、ほとんど + 戦災で失われたか、日々の糧を得るために + 売り飛ばしてしもうたわい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぬぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +背後から聞こえた音にカイムが振り返ると、 +なぜかベッドの上には一着の豪奢なドレスが +きちんと畳まれて置かれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「じいや! 余計なことを!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、なるほど。じいやの仕業か」 +\endtext + +\text +はらり。カイムの目の前に、一枚のメモが +落ちてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なになに? 姫様のお気に入りの一着で + ございます。これだけは城から持ち出し、 + なおかつ売らずにいたものです……?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「正直、私も存在を忘れておったわい。 + まさか、こんな形でお目に掛かることに + なるとはのう……」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、きれいに畳まれたドレスを +手にして広げた。 +\endtext + +\text +染み一つないそれは、長いこと丁寧に手入れ +されていたことが一目でわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいドレスだな。さすが姫様のお召し物、 + と言ったところか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのような言い方は恥ずかしいから + やめよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいじゃないか。着てみせてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む、むう……こと、ここに至っては + 致し方あるまい。カイム、少しの間、 + 向こうを向いておれ」 +\endtext + +\text +カイムが背を向けると、マーガレッタは +そそくさとドレスに着替え始めた。 +\endtext + +\text +カイムもいつもならその光景をじろじろと +無遠慮に眺めるところだっただろう。 +\endtext + +\text +だが、マーガレッタのドレス姿の新鮮さを +大事にしようと、あえて着替えは見ないで +おくことにした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「もう、よい……ぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、まさに馬子にも衣装だな。 + これなら充分に楽しめそうだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それはほめ言葉ではない……まったく」 +\endtext + +\text +マーガレッタはカイムの言葉に苦笑を +浮かべる。 +\endtext + +\text +しかし、すぐさま気持ちを切り替え、 +カイムの要求通りの体勢を取る。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃ、この恥ずかしい格好は」 +\endtext + +\text("カイム") +「シックスナインだ。知らんのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、いろいろと技の名称があるものなの + じゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「技? まあ、性技と言えば言えなくも + ないが……」 +\endtext + +\text +マーガレッタのことだから、もしかすると +体術の技かなにかと混同しているのかも +知れなかった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「し、しかしこれは、その……随分と、 + 恥ずかしいものじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ? いや、もちろん恥ずかしいのは + 恥ずかしいだろうが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、相手の顔が見えぬと言うのが、余計に + 羞恥を煽るというかなんというか……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、それと……じ、自分の、あ、アソコを + 見られているのに、相手の反応がわからん + のも気になるのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふーん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふーん……って、それしか感慨はないのか、 + お主は」 +\endtext + +\text("カイム") +「ないぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……はぁ、そうじゃったな。お主に + そのようなことを期待した、私が愚かで + あったよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、心の準備はいいか? こっちは + 準備万端だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そう急かすでない。まったく、聞き分けの + ない子供みたいじゃな、お主は」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ちゅっ、ちゅるる……ちゅっぱ、はむ、 + んぐむ、れろろ、はむっぷぅ、ちゅくっ、 + ずじゅるっ、ちゅっぷうっ、んむちゅる」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、なかなかいいぞ。その調子で頼む。 + もちろん、こっちも愉しませてやるから + 安心しろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んはっ! はぁ……あっ、あっ、 + はぁんっ! ひっ、ひああっ、ああっ、 + んぐ……はむ、ちゅうう、ちゅっぷう」 +\endtext + +\text +シックスナインの難点は、目の前のペニスに +集中できないことだな。 +\endtext + +\text +カイムに秘処を舐め回されながら、 +マーガレッタはそんなことを考えていた。 +\endtext + +\text +ペニスを舐めるのに集中しようとすると +カイムがヴァギナを刺激してくるため、 +ついついそちらに意識を取られる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぅ、はっ、はっ、はふぅん! + あ、あぁ……ちゅるるっ、ちゅっぷ、 + ぐじゅっ、ちゅむるっ、じゅっるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、マ●コがヒクヒクしているのが + よおく見えるぞ、マーガレッタ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようなことは、いちいち言わんで + いいわ! は、はむん……ちゅっ、じゅる、 + ちゅぷるぅ、ぐぶじゅっ、ずじゅるる」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っているんだ。そうやって言葉で + 責めるところに情緒があるんだろうが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主の言いたいことは訳がわからんぞ。 + は、はむ……ちゅじゅううっ、むちゅっ、 + ちゅぶぶっ、ぐぶちゅっ、んっちゅう」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうやって、マ●コの状況をいちいち + 教えられると興奮しないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主の感性は理解できん……理解したくも + ないがな。はむちゅっ、ちゅぱっ、じゅる、 + んぐむううっ、ちゅっ、ちゅるるるっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタとカイムは、互いに +そんなことを言い合いながら、それぞれの +性器を舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあっ、ああっ! そ、そこはいかん、 + いかんのじゃ! あ、あうっ、く、 + くはあっ! あ、んんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、なかなか上達してきたじゃないか。 + 一人で練習していたのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、お主が仕込んだのじゃろう? なにを + 言っておる。あむ……れろろっ、ちゅっ、 + ちゅばっ、じゅるっ、ずっちゅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしては上達が早すぎると思うが…… + まあいい。上手いに越したことは + ないからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅっ、ちゅっむ、んちゅるるっ、じゅる、 + ずじゅるるっ、ちゅ……んはぁっ、はっ、 + はぁんっ! あ、ああっ! く、うう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そのようにされると、上手く口で + できぬではないか。あ、あふ、はふぅん、 + ん……ちゅぷ、にゅちゅっ、じゅくぅ」 +\endtext + +\text +カイムの口撃に、マーガレッタはついつい +ペニスから口を離してしまう。 +\endtext + +\text +しかし、負けてたまるものかという衝動に +突き動かされ、何度も何度も舌を這わせて +いく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、んぅっ! はっ、はぁんっ、ああっ、 + くっ、あっ、あうっ! はむ……ちゅう、 + ちゅばっ、ちゅぶるっ、ぐじゅるるう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、これだけされてもまだ諦めんか。 + なかなか板についてきたと言うべきか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こ、ここでお主に負けてしまうと悔しい + のでな……ちゅっるっ、んちゅううん、 + ちゅっるううっ、ぶじゅるるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、もっとしゃぶってくれ。俺は + まだまだ満足してはいないぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっ、んむ……ちゅっぷ、はむちゅう、 + ぐじゅるっ、ぶっちゅうう、ちゅっぱ、 + んちゅっ、ちゅううっ、は、あふぅ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは熱い吐息を漏らしながらも、 +懸命にカイムのペニスに舌を這わせ続ける。 +\endtext + +\text +カイムの舌が自らの秘裂をなぞるたびに +淫らな声が漏れそうになっていたが、それを +押しとどめ、肉棒を舐め続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ずじゅるううんっ、んちゅるっ、むちゅっ、 + じゅるっ、は、はあ……あっ、ああっ、 + そ、そこは……くうんっ、そこはぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌が、クリトリスを重点的に責め +始めた。 +\endtext + +\text +強すぎる刺激にマーガレッタは思わず腰を +震わせていた。 +\endtext + +\text +しかし、これもまたカイムの陰謀なのだと +気を取り直し、ペニスを握る手に力を +込める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、うう……こ、このままではカイムに + 勝てぬ。ならば、こちらももっと激しく + するだけのことじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あむう……ぐむむうう、んっむう、 + むふーっ、むふーっ! はむう……ちゅっ、 + じゅっるっ、ずぶじゅるるるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。そう来たか」 +\endtext + +\text +ぬらりと熱い感触にペニスが呑み込まれ、 +カイムは腰を震わせた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐぶじゅるるううっ、んむちゅううっ、 + ずっちゅっ、ちゅっぶっ、むぐちゅうう、 + ちゅる、ずじゅるううんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいぞ。その調子だ。唇でチ●ポを + しごいてくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んんぅ? こ、こうか? は、むう、 + ちゅっ、ぶじゅっ、ぐじゅるるっ、んちゅ、 + むっちゅ、ずじゅっ、ずじゅっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、唇をキツく引き絞り、 +上下に首を振る。 +\endtext + +\text +引き締められた唇が肉竿をしごき立てる。 +\endtext + +\text +また同時に、舌をカリに押し当て、 +首を上下に振る動きで亀頭を責め立ててきた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐむっちゅうぅ、ずぶじゅるるるっ、ぐむ、 + ちゅっじゅううっ、ずりゅううっ、ちゅる、 + んっぶっ、ちゅっ、ずちゅっ、じゅるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、そちらがそう来るなら、俺の方も + 気合い入れて行かないとな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふはああっ!? あ、あんっ、あぁぁっ、 + ひっ、くひっ、ひああんっ、あ、あふうう、 + ん、んぐっ! ぐむう……ちゅるるっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタがペニスを舐めしゃぶる間に、 +カイムもまた、彼女のクリトリスに焦点を +絞って愛撫を繰り返す。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そこは……ひ、卑怯じゃ! あ、あぐ、 + んっむううっ……ちゅぶるるるっ、ぐぷ、 + むちゅるううんっ、ちゅぱっ、じゅるる」 +\endtext + +\text("カイム") +「卑怯もなにもないものだ。俺は、お前を + 感じさせてやろうとしているんだぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、ぐ……んむううっ、ちゅぶるっ、んぐ、 + ちゅっ、ちゅぶぅっ、んじゅっ、じゅちゅ、 + ぐむむううんっ、はっむうぅ!」 +\endtext + +\text +しかし、そう言いながらもカイムはどこか +楽しんでいるような様子だった。 +\endtext + +\text +結局は、マーガレッタが感じてしまい、 +フェラチオをたびたび中断するのが面白くて +ついついやってしまう、というところだろう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、あぁっ! そ、そのように激しく + されると、こ、こちらに集中できぬ。 + んちゅっ、ちゅばっ、じゅるっ、んむぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは困るな。 + ぜひとも集中してやってくれ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ、なら、必要以上に、私のアソコを + 弄らんでくれ……んむじゅるるっ、ずちゅ、 + ちゅるるんっ、ちゅっぱ、じゅるるるっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「と言われて、俺が大人しくすると思ったら + 大間違いだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふあっ、はっああああーんっ! あぁぁ、 + ひっ、ひああっ、あ、あぐっ、んむうう、 + ちゅっ、ずじゅるるるっ、ちゅばっ!」 +\endtext + +\text +カイムが大人しくしているはずがないのだが、 +マーガレッタは一縷の望みに賭けていた。 +\endtext + +\text +もちろん、その希望はすぐさま +打ち破られた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はぐ……むじゅううっ、ずじゅるっ、んっ、 + はむちゅううっ、ちゅぶるっ、ぐじゅっ、 + は、はふ……ああっ、そ、そこは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、ちゅ、ここか? それともここか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ、あ、あひいいんっ、は、はふ、 + あっふうんっ! だ、だめじゃ、そ、そこ、 + ああ、そこは……くふううっ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌がクリトリスを連続で責め立てる。 +\endtext + +\text +その動きに、マーガレッタは性感が急速に +昂ぶってくるのを感じた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむううっ! ずじゅるるるっ、じゅっ、 + じゅっるううんっ、ちゅばっ、ずぶちゅう、 + ぐじゅるっ、ぶちゅるううんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぐっ!」 +\endtext + +\text +自分がイカされる前に、なんとしても相手を +イカせる。 +\endtext + +\text +そんな子供じみたライバル心に支配され、 +二人は互いの性器を激しく舐めしゃぶる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふああっ、あ、い、イク、イク……くうう、 + じゅるるるっ、ずぶっちゅううっ、むちゅ、 + ずぐじゅっ、ぶちゅるうっ、ちゅぼっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こちらも……出すぞ、うっ!」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒の中心に、粘っこい圧力が +こみ上げてくる。 +\endtext + +\text +マーガレッタのヴァギナも、カイムの舌に +愛撫されながらヒクヒクと痙攣を始める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちゅばっ、ぐぶっちゅううっ、んじゅる、 + ずぶじゅるるるっ、ちゅっぷ、んちゅう、 + ずじゅるっ、んぐむちゅうううん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、おうっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んふああっ、あ、あ、イク、イク、くう、 + んむじゅううっ、じゅるるるっ、ちゅぷ、 + ふっはあっ、あ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐっむううううんっ! んぐ、ぐっむ、 + むちゅるるるっ、ずじゅるるるっ、 + ちゅぶっ、んぐっ、んぐっ、ぐむうっ」 +\endtext + +\text +マーガレッタの口内でカイムのペニスが +ぐぐっと膨れあがった。 +\endtext + +\text +次の瞬間には、大量の濁精が鈴口を割って +噴き上がる。 +\endtext + +\text +マーガレッタは口内に殺到する熱汁を舌で +受け止め、それをごくごくと飲み干していく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ぐっぷ、んぐむっ、じゅるるっ、はむう、 + んは、はぐ……じゅっちゅううっ、ちゅる、 + ん、んむ、んぐっ、んぐっ、はぁ、はふ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、ま、まだ出ておる……んむちゅうう、 + ちゅじゅっ、ずじゅるるるっ、ちゅぼっ、 + ぐじゅぼっ、あ、熱いのが……たくさん」 +\endtext + +\text +とても一度には飲み干せないほどの精汁が +マーガレッタの口内に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +彼女は慌てることなくそれを受け止め、 +尿道の残滓をも吸い出していた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぐむ、んぐ、んぐっ、ごく……ふう、 + たくさん出たのう、カイム」 +\endtext + +\text +口内に注がれた精液を、すべて飲み干すと +マーガレッタはやや疲労をにじませた表情で +ため息を漏らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前だってマ●コ汁を垂れ流しにして + いたぞ? 気付いていなかったのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと!? そ、そのようなこと、 + あ、あるはずが――」 +\endtext + +\text("カイム") +「これでも?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ!?」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、絶頂直後の秘裂を +撫で上げる。 +\endtext + +\text +それだけで、マーガレッタの腰がガクンと +大きく跳ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、マ●コがヒクヒクして、いやらしい + 汁がいくらでもあふれてくるな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひうっ! あ、か、カイム、そ、 + そのように、じ、焦らすでない。ああっ、 + ひ、ひと思いに、し、しておくれ!」 +\endtext + +\text +焦れったいほど丁寧なカイムの指の動きに、 +マーガレッタは思わずそう懇願していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、だいぶ素直になってきたようだな。 + 結構結構」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑みを浮かべると、身体を +入れかえ、マーガレッタを組み敷く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっ、はっ! あ、んっ! ああっ!」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒の切っ先をヴァギナに +押し当てると、一気に突き入れた。 +\endtext + +\text +ニチャッと粘った音と共に陰門が割れ、 +亀頭が膣内に潜り込む。 +\endtext + +\text +同時に、マーガレッタの口からは歓喜の +吐息がこぼれていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、チ●ポをマ●コにぶち込まれて + 悦ぶようになるとは……まったく淫らな + 姫だな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、あぁ、お、お主が……こうしたので + あろう? ん、んふううっ、はあっ、 + あ、あふ……は、ふうぅん!」 +\endtext + +\text +カイムの軽口に、マーガレッタも微笑で +応える。 +\endtext + +\text +そんなことを言い合っている間にも、彼女は +切なげに自ら腰をくねらせていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、自ら腰を振っておねだりか? + 随分と浅ましいことだな、姫様?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ、カイム……焦らすでない。もう、 + 我慢できんのじゃ。早う、動いておくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「動く? どのように動いて欲しいのだ?」 +\endtext + +\text +カイムが、ニヤニヤとした表情を浮かべて +マーガレッタに訊ねる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんなこと、き、決まっておろう? + その……アレ、じゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「アレではわからんな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ち……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ち?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ち……チ●チン……で、私の、あ、アソコ、 + を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポで? マ●コを?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうじゃ! ち、ち、チ●ポ! で、 + ま、マ●コを、突いて欲しいのじゃ!」 +\endtext + +\text +頬を紅潮させながら、マーガレッタは必死に +言葉をつむぐ。 +\endtext + +\text +彼女の反応に満足を覚えながら、カイムは +大きくうなずいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいとも。マ●コが壊れそうになるほど + 突いてやる。しっかり堪能するがいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふわあああっ! あ、あふううっ、くう、 + あっ、あっ、あああーっ、い、いいっ、 + んはああっ、いいっ、気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは一旦大きく腰を引くと、続けて +力強く腰を押し出す。 +\endtext + +\text +その動きにマーガレッタはつい、喜悦の声を +漏らしていた。 +\endtext + +\text +深々と肉棒が突き込まれ、亀頭が子宮口に +到達する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふはあっ、あっ、あああっ、くうんっ、 + い、いいっ、き、気持ちいいっ、いい、 + ふ、深いっ! お、奥まで……ああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくっ、チ●ポが子宮口に当たって + いるのがわかるか? こうやって、 + 奥にぶち当てると……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひっ、ひっはああっ、あ、あぐっ、んはっ、 + はっ、はっ、はっふううんっ、んああっ、 + くううう……し、痺れるっ、奥が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よほどそこが敏感なんだろうな。亀頭が + 当たると、マ●コが痛いくらいに + 締めつけてくるぞ?」 +\endtext + +\text +カイムの言うとおり、子宮口を刺激されると、 +身体が勝手に反応してしまう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くう、わ、私にも、ど、どうしようもない、 + あ、あぐっ、そ、そこを突かれると、お、 + 奥の方が痺れて、あ、熱くなって……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「か、身体が勝手に……ひあっ、あ、あぐっ、 + んふうううっ、ふはあああ、は、反応、 + し、してしまうのじゃ……ああっ!」 +\endtext + +\text +これもまた、マーガレッタ本人の言うとおり +だった。 +\endtext + +\text +彼女自身は意識していないのに、亀頭が +子宮口を突くたび、媚肉が勝手にキュッと +窄まり、ペニスを締めつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、つまり、雌のサガ……というヤツ + だな。度しがたいな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふああああっ! あっ、あーっ、んああっ、 + く、ふうううんっ! は、はぐっ、んぐ、 + う、はあっ! あひあああーっ!」 +\endtext + +\text +カイムが、わざとぐいぐいと腰を揺する。 +\endtext + +\text +そのたびにマーガレッタの口からは淫らな +喘ぎがこぼれた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、いくらなんでも感じすぎでは + ないのか? んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひ、人の弱いところを責めておきながら、 + ど、どの口で言うのじゃ……あ、ひああぁ、 + は、あぁんっ、あっ、あぐっ、んふう!」 +\endtext + +\text +マーガレッタはカイムに突かれながらも、 +自ら積極的に腰をうねらせている。 +\endtext + +\text +自分だけが一方的に責められるのではなく、 +こちらを責めているカイムに一矢報いよう +というするものだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ど、どうじゃ? わ、私の……ココは? + お、お主の、ソレとて、ココにこすり + つけられると感じるのじゃろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、さっきからいやらしく腰を + 振っていたのはそれが目的か。 + 確かに、お前の言うとおりだが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「は、はっひいいんっ、あっ、あふああっ、 + んあああっ! あっ、ああっ、卑怯な、 + ふはあぁぁっ、くあぁっ、あはぁぁ!」 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタの目的を知り、わざと +抽送に角度をつけてペニスを突き入れる。 +\endtext + +\text +カリが膣の内壁を擦り上げ、マーガレッタは +熱く燃えるような疼きに下半身を灼かれた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひぐっ、あ、あふうっ! は、はぁぁん、 + や、やめ、よ……くふぅぅ、やめよ、あぁ、 + そ、その動きは、い、いかんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これがだめなのか…なぜだ?  + 是非とも答えてみて欲しいものだな。 + なぜだめなんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、あ……あーっ! ああっ、 + くはああっ、あ、あぐっ、んっ、そ、 + そんなこと、き、決まって……ひああ!」 +\endtext + +\text +カイムは更に調子に乗って角度をつけた +抽送を続ける。 +\endtext + +\text +そのたびにマーガレッタは火の着いたような +熱い吐息を漏らし、ガクガクと身体を +震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだめなのか言えぬようでは、 + こちらもどうしようもないのでな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、ああーっ! はああんっ、はひぃん、 + んぐっ、ふあああっ、そ、そのように、 + ああっ、さ、されると、すぐにぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すぐに? なんだ? んん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、イク……イッてしまう! ひあっ、あ、 + ひっはああっ、ああっ! くふあああっ、 + だ、だから、やめておくれ! あぁ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、脳内が悦楽に灼かれて +いくのを感じながらも、必死に訴えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ、お前もそろそろわかってきたころ + だろう? 俺が、そんな風に言われて + やめるような男ではないことくらい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんな――」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうイキそうなのだろう? だったら + 望み通りイカせてやるぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、待て、カイム――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふひいいんっ! はあああっ、ひうぐっ、 + んっはあああーっ! ああっ、くうぅん、 + あっ、あああーっ、ふはっ、はぁぁん!」 +\endtext + +\text +カイムはそう宣言すると、やにわに激しく +腰を打ち付け始める。 +\endtext + +\text +その抽送で、マーガレッタの身体は大きく +揺さぶられる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああっ、い、イクッ、イッてしまう、 + は、ひああんっ! ああっ、そのように、 + は、激しくされたら……ふあああっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。そんなにイキたくて + たまらんのか。なら、思い切りイカせて + やらんとなぁ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ、ん、はああっ! く、くう、 + わ、私だけが……イク、わけには! あ、 + ふううっ! はふううんっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言いながら、自らも腰を +くねらせ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、なんだかんだ言いつつ、腰が躍って + いるじゃないか。気持ちいいのだろう? + なあ、マーガレッタ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ……ああ、気持ちよいぞ……くう、 + ふああっ、じゃが、も、もうイキそう + なのじゃ……く、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しろ。たっぷりと我慢してからイッた + 方が、悦びも大きいはずだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む、無理じゃ! そ、そのように激しく + されては、が、我慢など……ひぅ、くう、 + あっ、あひああんっ、はっあああんっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの膣壁がキュッと窄まる。 +\endtext + +\text +その締めつけにカイムは舌を巻いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……こっちが、保たん、か……くう!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あーっ、い、イク、イッてしまう! + くはああっ、あ、ああっ! イク、ああっ、 + カイム……イク! イクッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、だ、出すぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んはああっ、あ、イク、イク……くうう、 + い、イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んっはあああーっ、あ、ああ、く……ああ、 + あああっ、んくあああーっ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタのヴァギナが怒張を搾り上げる +ように激しく収縮する。 +\endtext + +\text +その締めつけに逆らってカイムは膣内に +射精していた。 +\endtext + +\text +ドクドクと何度も注がれる熱汁に、膣壁が +ざわざわと蠕動しながら反応する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ひああっ、あ、熱い! くううっ、あ、 + 熱いのが……は、入ってぇっ、来る、 + ああっ、た、たくさん、入って……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ぐうっ!」 +\endtext + +\text +肉棒がへし折れそうなほどの締めつけに +逆らい、精液をぶちまけながらもカイムは +抽送を続けた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くはあっ、ああっ、せ、精液が、あ、 + 当たるっ、し、子宮口にぃっ、ちょ、 + 直接! く、ふううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、ぬうっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、はあっ、はあっ、あっ、あ、ああ、 + く、ううう……ふぅんっ! あ、あう、 + ま、まだ……入って……来るぅ……!」 +\endtext + +\text +ドクッと残滓が飛び、射精が終わる。 +\endtext + +\text +その最後の迸りを受け止め、マーガレッタは +深い吐息を漏らした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああ……な、膣内が……い、いっぱいに、 + な、なっておる。あ、熱いのが……い、 + いっぱいに入って……ふはぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コが、まだ物欲しげに締めつけて来る。 + もっと注いで欲しいのではないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よ、よくわからぬ……ん、はぁ、はぁ、 + あ、あふぅ……!」 +\endtext + +\text +マーガレッタは、うっとりした表情でそう +つぶやく。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分の身体のことであろう? + なぜわからぬのだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「わ、私は満足しておる……だが、お主の + 言うように、私の身体は……まだ、疼いて + おるのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、その疼きを鎮めないとな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、なんじゃと? + ま、まさか続けてするつもりなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう? + それに、俺はまだ満足していないのでな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そんな。す、少し休ませて――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふっはあああんっ、あ、あああーっ、くう、 + んあっ、あっ、あっ、あはぁぁっ!」 +\endtext + +\text +不意に動き始めるカイム。マーガレッタは +正直にいえば少し休みたかったのだが、 +それはどうやら許されないらしい。 +\endtext + +\text +一度放ったとは思えないほど硬度を保つ怒張。 +\endtext + +\text +それが膣肉をえぐり取るようにして前後する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、くうっ、ああっ、あっ、ああっ、 + は、はああっ! んぐっ、くっ、深い、 + ああ、お、奥に……また、届いて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は格別奥を突かれるのが好きな + ようだからな。たっぷりと味わえ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くぅぅん! ん、はっ、はっふううっ、 + んぐ、ああ、そ、そんなに突いては、 + く、ううっ! あ、お、うぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もうイキそうだとか + 言い出すのではあるまいな? + さすがに早すぎるぞ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「て、手加減なしで突かれては、す、すぐに + イッてしまう……あ、あひっ、ふぐぅ、 + ん、んはっ、あっ、あっはああんっ!」 +\endtext + +\text +カイムの容赦ない抽送に、マーガレッタは +苦しげに呻く。 +\endtext + +\text("カイム") +「好きなだけイッていいぞ? 俺はまだまだ + 余裕があるからな。ふふふ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あーっ、く、くああっ! あ、んっ、 + ひあっ、ああ、あぐ、んっぐうううっ、す、 + 少し……ゆっくりに、ひ、ひぐっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ? よく聞こえぬが?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くっ、か、カイム、お主は……あぁっ、 + ふ、くううっ! んぐ、はふうんっ、 + あっ、あっ、んあああっ!」 +\endtext + +\text +口元に笑みを張り付かせたまま、カイムは +激しく怒張を突き入れる。 +\endtext + +\text +マーガレッタは、半ば無理矢理注ぎ込まれる +悦楽をこらえようとした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んああっ、くはっ、はっ、はっ、あぐっ、 + ふあっ、あ、あはあっ、んあっ、ああっ、 + くうううんっ! は、ひいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 我慢したいのではなかった + のか? ちっとも我慢できていないように + 見えるのだがな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、む、無茶を、申すな。こ、このように + 突かれては、我慢などできるはずも……く、 + ふううっ、あっ、あっ! んああーっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、仕方ないな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、抽送の速度を落とした。 +\endtext + +\text +それも、焦れったいほどに遅く……である。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふぅ、はぁっ、はぁっ、ん、んぅ、くう、 + ふは、ああ……んんんっ、くううんっ、 + あぁ、はっ、ん……な、なぜじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが、『なぜじゃ?』なんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なぜ、そのように必要以上にゆっくりと + 動いておるのじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が我慢できないと言うからだろう」 +\endtext + +\text +その言葉通り、マーガレッタは内なる快感に +責めさいなまれることはなくなり、一息 +つくことができた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムのそれはあまりにもゆっくり +過ぎて、逆にマーガレッタにとっては +物足りないものとなってしまっていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だ、だが、これでは……蛇の生殺しじゃ。 + ああ、カイム……どうか、焦らさないで + おくれ……う、ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……まったく、わがままなお姫様だ。 + ゆっくりやれと言ったり、焦らすなと + 言ったり。どちらかはっきりしろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「く、あ……ああぁ、じ、焦らされる方が + つ、つらいのじゃ……い、いっそ、 + ひと思いに……くう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。で、どうして欲しいのだ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いながらマーガレッタの +顔を覗き込む。 +\endtext + +\text +また、卑猥な言葉を言わされるのか。 +\endtext + +\text +マーガレッタはごくりと生唾を飲んだが、 +体内で荒れ狂う絶頂への欲求が、葛藤を +上回った。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ち……チ●ポで、マ●コを……つ、突いて、 + い、イカせて欲しいのじゃ! ああっ、 + イカせて! チ●ポで……イカせてぇ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、よかろう。では――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふああああっ! んっはあああんっ、あぁ、 + くはああああっ、あ、あぁ……あぁんっ、 + いいっ! チ●ポ! チ●ポいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムが再び、激しい抽送を再開する。 +\endtext + +\text +同時に、マーガレッタの口からは +あられもない喘ぎと、淫らな言葉が +迸っていた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んぅ! マ●コ! マ●コの奥にぃ、 + ずんずん突き刺さって……はああっ、 + い、いいっ、気持ちいいっ! くうう!」 +\endtext + +\text +子宮口を突き上げられ、マーガレッタの +身体が弓なりに反り返る。 +\endtext + +\text +カイムは、自らも再び射精するために +遠慮なくペニスを膣の内奥に叩きつける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああっはあぁぁんっ、あ、あっ、い、 + いいっ、くうっ! いいっ、マ●コ、 + 気持ちいい……気持ち、いいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ! よほど気持ちいいらしいな。 + チ●ポがへし折られそうなほど、 + マ●コが締めつけてくるぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「い、いいっ、気持ちいいっ! あ、い、 + イキそうじゃ! か、カイム! イク、 + んはあっ、い、イク……ぐううっ!」 +\endtext + +\text +迫り来る絶頂に、マーガレッタの身体が +反応し始める。 +\endtext + +\text +怒張をくわえ込んだヴァギナはせわしなく +収縮を繰り返し、精液を搾り出そうとする。 +\endtext + +\text +カイムはその締めつけに逆らってペニスを +内奥へと打ち込み、マーガレッタに悦楽を +注ぎ込む。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふっはああっ! あっ、ああ、もう、もう + だめじゃ! ああっ、い、イッてしまう! + イク……くうんっ、イク……イクッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、こっちも……出すぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ああああっ、く、はあっ! あっ、い、 + イク……もうイク、イッてしまう、イク、 + あぁぁ、イク……イクゥゥッ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あっ、あ……あああーっ! んふあああ、 + あぐっ、ん、んふうううっ! はっふう、 + くううんっ! あ、あああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、う!」 +\endtext + +\text +怒張の先端から、熱精が迸る。 +\endtext + +\text +次々と打ち上がる白濁液が膣壁を叩き、 +その刺激でマーガレッタは絶頂した。 +\endtext + +\text +精液は、その後も止むことなく噴出を続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はひいいっ、んひあっ、あ、ああっ、くう、 + あっ、熱い……膣内が、あ、熱い……んぅ、 + み、満たされていく……くう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、はっ!」 +\endtext + +\text +すでに何度も射精しているとは思えないほど、 +大量の精液が膣内に注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを膣壁にすり込むようにして +抽送を続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふ、はぁぁんっ! あぁ、く、はぁぁっ、 + ああ、まだ、入って……来る、たくさん、 + 入って……あ、あふぅぅっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「膣内が……いっぱいに、いっぱいになって + おる……精液で……ああっ、いっぱいに、 + なって……くふう……!」 +\endtext + +\text +カイムが射精を終えるのと同時に、 +マーガレッタの口から大きな吐息が +こぼれた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はっ、はっ、はふぅ、あぁ、カイム、 + た、頼みがあるのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ、頼み事とは?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「キス……しておくれ」 +\endtext + +\text +ぼーっとした様子で、マーガレッタは +そうねだる。 +\endtext + +\text("カイム") +「キス? まあ……仕方ないな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん、ちゅ、ちゅう……はむ、ちゅうう、 + ちゅ……ちゅっぱ、んむちゅうう、はむ、 + んむうう……!」 +\endtext + +\text +カイムが唇を重ねると、マーガレッタは +自らも強く唇を押しつけてきた。 +\endtext + +\text +そして、熱意を込めて唇を吸い、舌を +絡めてくる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「んむっちゅ……ちゅっぱ、ちゅるる、 + ふむぅぅん……んんっ、ちゅ、はふ、 + あぁ……カイム……」 +\endtext + +\text +二度、三度と口づけを交わして満足したのか、 +マーガレッタは幸せそうな笑みを浮かべると、 +そのまま意識を失った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、自分からキスをねだっておいて、 + すぐさま失神とはな」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑を浮かべると、マーガレッタの +髪を撫で、その身体からそっと離れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……」 +\endtext + +\text +とりあえず、気を失ってはいるものの、 +マーガレッタに危険はないようなので +カイムは彼女をそっとしておくことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +身支度を整えたところで、ふと見ると、 +またいつものように足下に紙切れが +落ちていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「またじいやか。何者なんだ、まったく」 +\endtext + +\text +思わずそんな言葉が口をついて出る。 +\endtext + +\text("カイム") +「なになに……これからもお嬢様をよろしく + お願いいたします……?」 +\endtext + +\text +そこには、穏やかな字体でそう綴られている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、なにを今更、当たり前のことを」 +\endtext + +\text +言われなくてもそのつもりだ。 +\endtext + +\text +カイムは、心の中でそうつぶやくと、 +ニヤリと口元に笑みを浮かべた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..37bb9ce --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/マーガレッタ_99.txt @@ -0,0 +1,63 @@ +\setgamedatatitle("マーガレッタ_99") + +\text("マーガレッタ") +「お邪魔するぞ、カイム。 + ……なんじゃ、準備がいいのう」 +\endtext + +\text +約束もなく訪れたにも拘らず、 +カイムはワインの入ったグラスを手に +マーガレッタを出迎えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何、お前が来るのは + 分かっていたからな」 +\endtext + +\text +マーガレッタにグラスを渡したカイムは、 +テーブルに置いてあった手紙を手に取り、 +差し出した。 +\endtext + +\text +そこには―― +\endtext + +\text +『お嬢様がお邪魔しますので、 + よろしくお願いします』 +\endtext + +\text +――と書いてあった。 +\endtext + +\text +マーガレッタはその手紙を見て、 +むすっとした表情を作った。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「爺め、いらん気を回しよって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、いいではないか、 + それより、乾杯しようではないか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、それもそうじゃな…… + 今夜は存分に楽しませてもらうぞ」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("  マーガレッタの攻撃力が1%上昇しました。(最大20%)") + +\dlg("マーガレッタの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_00.txt new file mode 100644 index 0000000..6cb0369 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_00.txt @@ -0,0 +1,229 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_00") + +\text +その男は、後悔していた。 +\endtext + +\text +魔王を倒して、名を上げる。 +そうすれば祖国で「英雄」として +祭り上げられる。 +\endtext + +\text +聞けば、魔王はただのディアボリカだという。 +\endtext + +\text +それならば、農民あがりの自分でも +倒すことはできるだろう。 +\endtext + +\text +そう、思っていた。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「オオオオオォォォォォォ!!」 +\endtext + +\text("冒険者") +「ひいぃぃっ!?」 +\endtext + +\text +迫り来る魔物一匹にすら、 +腰がくだけ、後ずさる。 +\endtext + +\text +――魔王はただのディアボリカでも。 +その配下は、正真正銘の魔物である。 +\endtext + +\text +男は、それを失念していた。 +\endtext + +\text +理性のない魔物は、なんのためらいもなく、 +この命を奪いに来る――! +\endtext + +\text("冒険者") +「助けてっ……!」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「グギャアッ!?」 +\endtext + +\text +生暖かい液体が、男の顔に飛び散る。 +\endtext + +\text +それは彼の血液でなく。 +魔物のものであった。 +\endtext + +\text +そして。 +\endtext + +\text("冒険者") +「は……あ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「大丈夫か?」 +\endtext + +\text +魔物から守るように、女神のように +美しい女性がそこにいた。 +\endtext + +\text("冒険者") +「あ、はい……ありが……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ならば行け。邪魔だ」 +\endtext + +\text("冒険者") +「ヒッ……あっ、はひっ……!」 +\endtext + +\text +男は光輝く剣を向けられて、 +一目散に迷宮の外へと逃げ去っていった。 +\endtext + +\text +そして、残ったミネルヴァは自身の頬に +飛び散った血を拭い取ると、 +口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「魔物程度では肩慣らしにもならん……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「すぐにでも、地の底から引きずり出して + やるぞ、魔王……!」 +\endtext + +\text +そうして、ミネルヴァは迷宮の奥へと +足を踏み入れた。 +\endtext + +\text +惰眠を貪っていたベアトリスが、 +ぱちりと目を覚ます。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「この感じ……」 +\endtext + +\text +侵入者――それも、あの女だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まさか、直接つぶしに来るなんてね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、好きにはやらせないから。 + カイムは殺させない……絶対に」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……」 +\endtext + +\text +そして、襲撃者……ミネルヴァの存在に +カイムもいち早く気がついた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、これは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、なにか来たな」 +\endtext + +\text +少し遅れて、リズベルも気がつく。 +\endtext + +\text +魔力に精通しているディアボリカだから +こそ、報告があがるより早く、 +気がつくことができた。 +\endtext + +\text +人間でもなければ、亜人種や魔物とは +まるで違う魔力に。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王様、いるか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、侵入者だな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「さすが魔王様、もう気がついてたんだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。そして、お前がここに来た + ということは女だな?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう、それも女神みたいに綺麗で、 + 悪魔みたいに強い女だ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この魔力……どうやら、 + これまでの侵入者とは格が + 違うようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……別格の美女ということか? + 期待していいのだな……ククク」 +\endtext + +\text("リズベル") +「またソレですか。 + ……その内、痛い目を見ても知りませんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その痛みを乗り越えた先に至宝が + あるならば、喜んで飛び込むぞ、俺は」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれだけ時間をかけようが、 + 必ず手に入れてやるぞ……!」 +\endtext + +\text +野卑な笑みを浮かべて、 +カイムは侵入者を迎え撃つのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..c0bf28e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_01.txt @@ -0,0 +1,2035 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_01") + +\text("リズベル") +「通します! 兵の皆さんは警戒を + 怠らないでください!」 +\endtext + +\text +迷宮の廊下を兵たちが塊になって移動して +くる気配。 +\endtext + +\text +その人数に加えて、カイムの居る玉座の間 +には普段に倍する警備の兵が配されている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、きたか――!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「命令とありましたから連れてきましたが、 + どこまで力を封じられているか + わかりません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにしろケタ外れの相手でしたので―― + なにもかも、異常です」 +\endtext + +\text +突如として迷宮に攻め込んできた、 +異常ともいえる戦闘力を持った存在。 +\endtext + +\text +単騎ながら一つの軍隊にも匹敵する +威力を発揮し、こうして捕らえる +までに莫大な被害を出した―― +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている……だから興味を抱いたのだ。 + 正体も何もわからずに殺してしまう + わけにはいかんだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +(そんなことをいって、男だったら有無を + いわさずに処分させていたくせに……) +\endtext + +\text +リズベルの不満げな視線にも気づかず、 +捕虜が連行されてくるのを待ち構えるカイム。 +\endtext + +\text +恐ろしいほどのペースで告げられてきた、 +前線からの被害の報告。 +\endtext + +\text +それらの報告はしかし一様に、相手が天上の +戦天使を思わせる美女であると告げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、来たな!」 +\endtext + +\text +カイムが王座の上で首を伸ばす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「兵たちは警戒を! 総員、抜刀!」 +\endtext + +\text +ものものしい警備の中、問題の捕虜が +玉座の間に運び込まれ、カイムの前に +転がされていた。 +\endtext + +\text("???") +「………………」 +\endtext + +\text +床の上で、ゆっくりと首を左右に振り、 +自分を取り囲む刃の列を観察する +謎のヴァルキリー。 +\endtext + +\text +その眼に恐れの色はない。 +どこまでも冷たく、軽蔑するような +高貴さに満ちている。 +\endtext + +\text +自らが正義であり、カイムらが悪で +あることを信じて、それを少しも疑って +いない――そんな瞳だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ……おおお!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいな! いいな、いいな、いいな! + その瞳――ゾクゾクくるぞ! + くっ……魔王をやっていてよかった!」 +\endtext + +\text +あーあ、というように、額を押さえて +頭痛をこらえるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! 俺が魔王カイムだ。 + ヴァルキリーよ、名を名乗るがいい」 +\endtext + +\text("???") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 名を教えるくらい + 構わんだろう」 +\endtext + +\text +何の興味もわかない――虫ケラを見るように、 +どこまでも冷たい瞳を向けてくる。 +\endtext + +\text("???") +「――殺せ、ディアボリカ。 + さっさとこの肉体を滅ぼすがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっっ……! + おお! おお……おおおっ!!」 +\endtext + +\text("???") +「…………?」 +\endtext + +\text +――感極まったように悶絶するカイムに対し、 +さすがに不審げな表情をするヴァルキリー。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい! いいぞぉぉ! その冷たい返事! + 気丈ですらない、軽蔑しきった表情!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだ……これぞ求めていたものだ! + 我が理想の『囚われの女騎士』だ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いかん。興奮しすぎて眩暈がしてきた。 + ……ハァハァ」 +\endtext + +\text +何をいっているのだこいつは……とでもいう +ように、隣のリズベルのことを見る女戦士。 +\endtext + +\text +こちらの方が少しはまともだと見たのだろう。 +……同情するように、首を横に振って +みせるリズベル。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――ミネルヴァだ。その気持ち悪く + ハァハァいうのをよせ!」 +\endtext + +\text +バカバカしくなったのか、 +カイムに名を明かすヴァルキリー。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ……ミネルヴァか。 + いい名だ。天上の戦天使にふさわしい」 +\endtext + +\text +カイムが玉座から立ち上がり、床の上の +ミネルヴァに歩み寄ろうとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……っ! 全員、警戒! + カイムさま!」 +\endtext + +\text +リズベルが手を挙げると、周囲の兵たちが +一斉に武器を上げて距離を詰める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「危険な相手です! 取調べるだけにして、 + すみやかに処分すべきです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「黙っていろリズベル。――これは命令だ」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの前に立ち、その華奢なあごに +手をかけるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……凄まじい美しさだな。まさに一点の + 穢れも曇りもない。この世を生きてきた + 存在とも思えん」 +\endtext + +\text +陶器のようなミネルヴァの肌。 +――肌だけでなく髪も身体も、全体が +淡い光に包まれているようにすら見える。 +\endtext + +\text +確かに美しいが、まるでこの世に +生れ落ちたばかりであるかのように、 +命の年輪を感じさせない。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは両手を縛られている。 +強力な魔力封じの縄が、何重にも回されて +いるのだが―― +\endtext + +\text +かすかに、兇悪に微笑んだかと思うと、 +空間にバチッと圧縮された魔力が +炸裂していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぁっっ! つぅぉっっ……!」 +\endtext + +\text +手首を掴むカイム。指先がぶすぶすと +煙をあげている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――このくらいのことはできる。 + この程度の封魔印で、我が力を封じる + ことなどできぬ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「殺すがいい……ディアボリカ。 + それならば、大人しく従ってやろう」 +\endtext + +\text +あくまで傲然と微笑み、己を殺せと +いい放つミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……いい態度だ。 + しかし、これはどうかな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力、独占――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……? なんだ? + 光が……?」 +\endtext + +\text +空間の魔力が、カイムを中心にして +吸い込まれ、消滅していく―― +\endtext + +\text +その状態でカイムは、再びミネルヴァへと +手を伸ばしていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――しつこいッ!」 +\endtext + +\text +ふんッ……と集中し、もう一度魔力を弾け +させようとするミネルヴァ。 +\endtext + +\text +が、何も起こらない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだ? なぜ…… + ハッッ! ハァッ……!」 +\endtext + +\text +繰り返し力を篭め、衝撃波を放出しようと +するが、その前に魔力がカイムへと +吸い込まれてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄だ……魔力独占。これが俺の能力だ。 + 剣を取ったならともかく、手の触れる + 範囲で、俺に魔法は通じん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「魔力独占だと? + 小賢しい……と、な、なんだ?」 +\endtext + +\text +縛られたままの手首を掴み、自分の膨らんだ +股間へと導いていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む? な、なんなのだこの膨らみは! + あ、熱い……それに硬い……? + な、な、な……」 +\endtext + +\text +わけもわからず、頬が熱くなってくるのを +感じているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……その反応! やはり、処女か。 + そして知識もない……いいぞ! + いいぞ、いいぞぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっ……よ、よせ! + 何をする気だっっ!」 +\endtext + +\text +知識がないなりに、本能で危機を感じて +いるのだろう。手を振り払うようにし、 +脚をすりあわせて股間を守ろうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄だ……教えてやろうその身体に。 + この世を生きておれば、穢れずにいられる + 存在などないのだということをな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! あ、脚を撫でるな! + 穢らわしい……あ、あっっ! + なぜ、そんな所を触るのだ!」 +\endtext + +\text +股間に手をさしこみ、そこをグイグイと +揉み、さすりあげるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃ! き、気持ちが悪いのだ! + あ、あぁ……!」 +\endtext + +\text +バチッ、と再び、今度は無意識のうちに、 +その強大な魔力を弾けさせようとする +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっと……!」 +\endtext + +\text +寸前でそれを感知し、『魔力独占』を発動。 +なんとか吸収して難を逃れるカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま……いっても無駄だとは + 思いますが、お気をつけを」 +\endtext + +\text +ため息と共に忠告をするリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なくなっちゃいますよ、下手をすると + 大切なオチ●チンが」 +\endtext + +\text("カイム") +「わ、わかっている。可愛いお前の + ためにも、それは避けねばな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆくぞ……!」 +\endtext + +\text +あらためて警戒しつつ、カイムは兵たちの +見守る中、穢れなきヴァルキリーを床に +組み伏せ、犯しにかかる―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっっ! 離せ! 離さぬか! + 穢らわしいっっ! 服など脱がして、 + この身体に何をする気だっ!」 +\endtext + +\text +大人しく男に身を委ねる気など全くなく、 +カイムを罵りつつ暴れるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +……が、その反応こそがカイムを +最高に興奮させることなど、 +本人は知るよしもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……おおお! + ありえん。絵に描いたようなこの反応! + 滾る、滾るぞぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……? だ、だから、その股間から + ぶらさがって……突き立っているそれは、 + 何なのだ?」 +\endtext + +\text +カイムは既にズボンを脱ぎ捨てて丸出しに +なっている。 +\endtext + +\text +股間にはミネルヴァの美しさとその反応に、 +限界まで勃起して反り返った自慢のペニスが +揺れている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、ないはずだ。雄の個体であっても、 + そこに、そのような大きさと硬さの + ものは――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああん? 何をいっているのだ一体。 + これは……こうなるのだ。お前のような + 女の、可愛い反応を目の当たりにするとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ! つ、突きつけるな! + ふ、不吉な……それに、不潔な!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うははははは! まあ、不吉かもな。 + 初めての相手がこの俺のものというのは」 +\endtext + +\text("カイム") +「この大きさだ……とびきり痛いぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、これに慣れてしまえば…… + 他の男の貧相なモノでは、永久に満足 + できんようになる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……? な、何をいっているのだ? + どういう意味なのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わからんか。本当に何も知らんのだな。 + ……まっ白な状態ということか」 +\endtext + +\text +――自分が何をされているのかわからない、 +というのでは、犯すにしても多少興醒め +ではある。 +\endtext + +\text("カイム") +(ならば少し知識を与えてやるとするか。 + ……多少、脅しを兼ねてな) +\endtext + +\text +うぉっほん、とわざとらしく咳をしてみせる +カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「知らんのなら教えてやる。……これは、 + ペニスという。いってみろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぺ、ペニス……だと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。もう一度いってみろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぺ、ペニス……? そ、それが、 + どうしたというのだ」 +\endtext + +\text +強がりつつも、自然と後ずさりをしている +ミネルヴァ。本能的に危険と恐怖を +感じているのだろう。 +\endtext + +\text +カイムはますます調子に乗り、その黒光りの +する先端をミネルヴァに近づけていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ち、近づけるな! ふ、不吉な感じが + するのだ……そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをいうか。これは女にとっても + 有難いものなのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「男と女は、これを使いセックスを + するのだ……セックスだ、いってみろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「せ、セックス? + ……その、ペ、ペニスでか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。これを、お前のこの部分…… + オマ●コに入れる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お、オマ●コ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここのことだ……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの股間を覆う布を脇によけ、 +指でそこを開いていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっ! よせ! そこに触るな! + そこは……排泄をする部分だ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァが受肉し、最も面食らったこと。 +……食事と排泄。 +\endtext + +\text +食事はともかく、その結果である排泄の +ほうは、元が清浄な存在であるミネルヴァ +にとっては耐え難いことだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「男のペニスも同じだ……二つの機能が + あるのだ。人のこの部分にはな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……? そ、そのペニスも、 + は、排泄に使うというのか? + ひっっ! 近づけるな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう嫌がるな。……セックスというのは、 + これをお前の中に入れることだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なっ……そ、その不吉なものを、 + この身体の中に入れるというのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ……この部分にな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ひっっ……! そこに触れるな! + くっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! 美しいな、これは。 + 完全なピンクか。どこにも、まったく + 穢れがない……ありえんな、これは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃぃ! 見るな! + そ、そんなところの中を……! + くっっ……!」 +\endtext + +\text +指で花びらを押し開き、中をまじまじと +観察するカイム。 +\endtext + +\text +屈辱と羞恥に、ミネルヴァは顔をそらし +唇を噛む。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、本当に――ありうるのか、これは?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァという存在自体そうなのだが―― +つやつやと、まるで生まれたての赤ん坊の +肌のように新鮮そのもので、穢れがない。 +\endtext + +\text +匂いもない。長年、この部分で排泄を +行ってきた気配というのが全くないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。これは……口でしてくれと + いっているようなものだろう」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、その部分に舌を伸ばして +いくカイム。 +\endtext + +\text +ここまで綺麗だと、洗わずに口ですること +にも全く抵抗がない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え、えっっ!? な、なにをする…… + あ、あっっ! よ、よせ! + 馬鹿なことはやめるのだ……あっっ!」 +\endtext + +\text +驚きと恐れに、首を必死で横に振る +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +カイムは、そのミネルヴァにあえて +見せつけるように、伸ばした舌で +ゆっくりとその部分に触れていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃっ! こ、こやつ、 + 本当に口で、そのようなところを! + ……う、うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「れろ、れろ、れろ……と。 + ここなどはどうだ?」 +\endtext + +\text +悪戯心を起こして、いきなり敏感な部分を +包皮の上から突いてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、い、い、あっっ! + な、なんだ、なんだこれは……!? + あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +それだけのことで、身体をビクビクと +震わせて反応してしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、感度は良好だな。 + ……まあ、この赤ん坊のような + 肌だからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁ……はぁ……はぁ…… + な、なんなのだ、一体……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これもセックスの準備だ。 + まあ、俺の愉しみでもあるのだがな。 + そら……れろ、れろぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっ、ひ、いぃぃぃ! + はっあっっ、はぁっ、はぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの舌が前庭を這い回り、 +小便の出る穴を鋭く刺激する。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「つっ、ひぃぃっ! いたぁっ! + あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し痛いのもいいだろう? + そら……少し中も舐めてやろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はううっっ! は、入ってくる? + な、中に……あ、あ! + は、這い回っている……くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ねろ、れろぉ……ふふ! 素晴らしい + 反応だな! これだけ反応されると + 嬉しいぞ……それに面白い! れろぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あぁぁうっっ! + はぅぅぅ……んっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだこれは……なんなのだ、 + これは……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text +実際、ミネルヴァの反応は最高だった。 +\endtext + +\text +舌の動きに合わせ、敏感に震え、声を上げ、 +泣き、叫び、もがき暴れる。 +\endtext + +\text +舌先の動きだけで――その快楽だけで、 +完全に女体を支配できている。征服感に +ゾクゾクと背筋が震えるほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「むう、たまらんなこれは……! + くっっ、もう我慢できなくなってきたぞ。 + れろぉぉ……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの反応と悲鳴の可愛さに、 +下半身はそれだけでガチガチに興奮して +爆発寸前だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、そろそろイカせて、 + 口での遊びは終わりにするか……! + れろっ、れろっっ!」 +\endtext + +\text +ピン、ピンと跳ね上げるように、 +舌先で敏感な突起を舐めあげてやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひゃんっっ! あ、あ、あひぃぃっ! + そ、そこはいかんっっ! + あ、あああっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、駄目だ! 身体が過剰反応している! + こ、壊れてしまったのか? + あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……? ナニをいってるのだ。 + むしろ正常すぎるほど正常だぞ? + それ……れろれろっと」 +\endtext + +\text +尖らせた舌先で包皮を剥き、 +中の豆を直接愛撫してやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「きゃっ! きゃひぁぁぁ!? + はっ、はうっっ! は、はう! + あ、あんっ! あん、ああああん!」 +\endtext + +\text +強すぎる快楽に、じたばたともがくように +腰を暴れさせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +逃れることを許さず、カイムは腰をしっかり +抱え込んで、敏感な部分に容赦のない +刺激を送り込んでいく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃぃ! だ、駄目だ! 完全に、 + 完全におかしくなっている……! + なってしまう! あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひくぅぅぅ! はっ、あ…… + あッッ、あああああ…………んッッ!!」 +\endtext + +\text +びくん、びくん、と腰を脈打たせ、 +尻を何度もバウンドさせて、 +絶頂を迎えてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text +生まれて初めての快感に、宙に涙の粒が +散り……ぷしゃぁぁ、とその部分が +愛液を跳ね散らす。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ひっっ……はぁっ…… + はぁっ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、この身体は……我が肉体は…… + い、一体どうしてしまったのだ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、我が制御を、完全に離れてしまった。 + いや、離れてしまっている…… + はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +まだ身体全体をビクビクと震わせつつ、 +余韻に泣き喘いでいるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ。本当に何も知らんのだな。 + それがイクということだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、イク……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は感じ、そしてイッたのだ。 + そら、これを見るがいい」 +\endtext + +\text +ミネルヴァのその部分が初めて +分泌したであろうその液体を +指ですくってみせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「愛液だ。そら……トロトロして + いるだろう」 +\endtext + +\text +指の腹で軽くすりあわせてみせる。 +……ミネルヴァの愛液は薄く、 +ごくサラリとしたものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちとトロ味が足らんな。 + これだと、少し……いや、かなり痛い + かも知れんが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、痛いだと? さっきから…… + いったい、この身体に何をする + つもりでいるのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……そういえば、授業がまだ途中 + だったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「いっただろう? これからするセックス + では、このペニスを、お前の中に入れる。 + ……そら、これだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! ち、近づけるな! + な、なんだ? さっきよりも、 + さらに大きく……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。なにしろ興奮しているからな。 + ……入れるだけではない。何度も中を + こするのだ。互いに気持ちよくなるまでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この液体は、その時のすべりを良くする + 為のものなのだ……もっとも、お前は + 処女だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよいのは俺だけで、 + お前は痛みに苦しむことになるだろうが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……この下衆め!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうな。女は誰しも一度は味わう + 痛みだ。……何度もしていれば、 + そのうちだんだんよくなってくる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、くっっ……! さ、触るな! + それを、近づけるな……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! いいぞその反応! + その反抗的な眼! 囚われの女騎士は + そうでなくてはな!」 +\endtext + +\text +抵抗するミネルヴァの脚を開かせ、 +亀頭の先をピンク色のその部分にあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「これほど興奮するのは久しぶりだ――! + 頂くぞ、お前の処女を……女騎士よ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっ……こ、この下衆めが! + あ、あっっ! いたいっ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ先っぽだ。おお……きついな、 + これは!」 +\endtext + +\text +ペニスの切っ先が、ぷつぷつと音を立てて +ミネルヴァの処女穴を割っていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! い、痛ぁっっ! + や、やはり私を殺す気か!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ばかめ。なにをいっている。 + これは当然の痛みだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「生まれてから一番痛かったという話は + 聞くが、それで死んだという話も聞かん。 + ……安心して痛がるがいい」 +\endtext + +\text +普段のカイムなら、たとえ初めての相手で +あっても無用に痛がらせるようなことは +しない。 +\endtext + +\text +が、今回はあえて、痛みをテーマにして +犯してみるのも悪くない、という気が +していた。 +\endtext + +\text +快楽にまぎらわせるようにして少しづつ +挿入し、拡張して、セックスに恐怖や +悪い印象が残らないようにしてやる―― +\endtext + +\text +快楽に溺れさせるのが目的ならそれもいいが、 +この燃えるような抵抗の瞳は、 +それでは次回からは味わえなくなってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +(そもそもこいつ自身、優しくしてくれ + などというヌルいことは言うまい) +\endtext + +\text("カイム") +(どこまでも誇り高く、頭を垂れる気など + まったくない相手なら――存分に痛くして + やるのが礼儀というものだろう!) +\endtext + +\text("カイム") +「よし、いくぞ!  + 歯を食いしばるがいい……!」 +\endtext + +\text +覚悟したのか、ぐっと口を結んで +痛みに身構えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その覚悟を突き崩すつもりで―― +カイムは腰を進め、ペニスでミネルヴァの +処女膜を破りにかかっていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、ぐっっ! よ、よせ! + 中で何かが引き伸ばされて…… + あ、ひぃ……っっ! くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、これか……ふんッッ!」 +\endtext + +\text +探り当てた最初の膜を、切っ先を蠢かせて +ピリピリと切り開くようにしてやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いたっ! いたっっ! + いたぁぁ……っっ!!」 +\endtext + +\text +腕の中で背を折れそうなほど反らし、 +暴れるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その涙と苦痛の表情、 +そして亀頭に伝わってくる破瓜の感触が +なんともたまらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「一度きりの痛みだ……しっかりと + 味わうがいい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! ディアボリカめ……! + 忘れぬぞ、貴様のことは、決して!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。二度と忘れられぬように、 + 痛みと共にその身体に刻んでやろう。 + ……ふんッッッ!」 +\endtext + +\text +あくまで敵意を燃やし続けるミネルヴァ。 +その瞳に、ゾクゾクと快感を覚えつつ―― +\endtext + +\text +カイムは腰を突き出し、残りの処女膜を +一気に貫き、引き千切っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くはぁぁぁぁ! い、いたぁぁぁぁ! + いたぁ! いたぁぁぁぁ……!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの背が苦痛に限界まで反り返り、 +悲鳴がカイムの脳を快楽で痺れさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっっ! すごいな……これほどまでに、 + 男を興奮させる歌声は他にはあるまい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふ、ふざけるな! これを抜けっっ! + こ、この身体が、壊れてしまう…… + いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! そこはもともと、最初の一回で + 破れるようにできているのだ。 + そら……!」 +\endtext + +\text +腰を振り、残りの癒着部分をピリピリと +引き裂くようにしてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひきぁぁぁ! いたぁ! いたっ、 + いたぁぁぁ! く、くそぉぉぉっ! + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、間違いなく処女だったな。 + 見ろ……これがお前の破瓜の血だ」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの腰に、無残に突き刺さった +黒い巨大なペニス。 +\endtext + +\text +新鮮な赤い血液が、その軸を伝い、 +ポタポタと滴り落ちている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁっ、はぁっ……殺す、 + 殺してやるぞ、ディアボリカ!  + この屈辱、決して忘れぬ! ……許さぬ!」 +\endtext + +\text +怒りで肌を真っ赤に染め、汗をぽっぽっと +湯気に変えているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +逆にその興奮が、ある程度痛みを麻痺させて +いるのだろう。これなら充分動かすことも +できそうだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「元気なことだ……が、本番はこれからだぞ? + その威勢のよさがいつまで続くかな?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァがまだまだ血気盛んなことに +逆に安心しつつ、カイムは一度腰を引き、 +ずぶり……とそこを本格的に犯しにかかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだと? はっっ……くひいっ! + はうっっ! あううっっ!」 +\endtext + +\text +いやらしく腰を前後させ、まだ出血のある +そこを繰り返しえぐっていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いたぁっ! 痛いであろうが! + いたぁ! 痛い! 痛いっっ! + くそっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁ……くっっ! + こ、この身体をいたぶって、 + 遊んでおるのか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心外だな……別に遊んでいるわけではない。 + 愉しいのは確かだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「意味のあることなのだ、これは…… + お前も、さっき経験したろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「男のコレも、繰り返し刺激を与えてやると、 + 同じように絶頂を迎える」 +\endtext + +\text("カイム") +「『イク』という状態になるのだ。 + そうすると……これは精を吐き出す」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「イク……? ぺ、ペニスが…… + 精を吐き出す? この身体の中にか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、精は子を作る材料だ。 + するとお前は妊娠する――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスとは、俺とお前、二人の子を + 作るための作業なのだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだと!? せ、生殖行為という + やつか……こ、この身体で、お前の子を + 大きくし、産み落とすことになるだと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、知っているではないか。 + まさにそれだ。……さあ、俺の子を孕む + がいい。俺をイカせることでな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く……卑劣な! 下劣な! 不浄なっ! + ありえぬ! 我がこの身体で、 + ディアボリカの子を宿すなどと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう嫌うな。可愛いものだぞきっと。 + ……角の生えた赤ん坊もな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、う……っ! はぁぁぁっっ! + おおお!」 +\endtext + +\text +怒りが魔力を増大させたのか、 +幾重にもかけられた封魔の印を打ち破り、 +再び衝撃波を弾けさせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまいわ! ……通用せんといった + だろう、この俺の魔力独占の前にはな」 +\endtext + +\text +ようやく発動させた魔力を、 +しかし『魔力独占』で吸い取ってしまう +カイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁっ……くっっ! + ありえぬ、そのような便利な能力など!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! あるのだ。 + なにしろ俺は魔王だからな!」 +\endtext + +\text +――実際は、カイムの『魔力独占』は +そこまでデタラメに便利な能力ではない。 +\endtext + +\text +使用回数、時間ともに制限があり、 +有効な範囲も狭い。 +\endtext + +\text +が、範囲の狭さは迷宮の中にいる限りそう +問題にならないし、使用制限があることを +わざわざ親切に教えてやる必要もない。 +\endtext + +\text("カイム") +(なにより、攻撃がいつくるか見え見えだ。 + この単細胞め!) +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、こちらから誘導しているのだから + 当然ではあるがな……) +\endtext + +\text +ミネルヴァに魔力が溜まってきたのに +気付き、あえて怒らせて発動を誘発したのだ。 +\endtext + +\text +そして――吸収した魔力は、 +カイムの側の新たな力になる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「っっ!? な、なんだ! 身体の中で…… + 貴様の、ぺ、ペニスが、大きく…… + それに硬く!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、素晴らしいなこの魔力は。 + この地上のものとも思えん……!」 +\endtext + +\text +そろそろ尽きかけていたエネルギーを、 +犯している当の相手から吸収できたカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「これならば、まだまだイケるぞ! + さあ、もっともっと……お前のことを + 犯してやろう! 痛く、激しくな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! この、下衆め……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ぐっっ! い、いたぁ! いたぁぁ! + お、大き過ぎる……くっっ! + いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんなのだ、この身体は……! + 潤滑に、くっっ! 少しもなっておらぬ + ではないか! いっ、いたぁぁ!」 +\endtext + +\text +――ここまで痛くして犯されても、 +心の折れる気配は全くない。 +\endtext + +\text +まさに理想の『囚われの女騎士』。 +カイムは興奮にイヌのように舌を出し、 +ミネルヴァをさらに凶暴に責め立てていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くぅぅぅっ! いたぁぁぁ! + くっ、うううっ! はううっ! + はっ、ぐぅぅ……っ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっっ! ひぃ……っ! + は、ああっ……ん、んっっ! + くふぅ……んっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? これは……?」 +\endtext + +\text +犯しているうちに、ミネルヴァの喘ぎの質が +微妙に変化してくる。 +\endtext + +\text +薄い愛液のおかげで肉のひきつれる +ようだった膣の中も、次第にヌルヌルが +増してきている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 痛みでも感じるタイプなのか? + ……いや、違うな」 +\endtext + +\text +上気し、汗の浮いたミネルヴァの肌を、 +ぺろりと舐めあげてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ! は、うっっ!」 +\endtext + +\text +斜めに身を反らし、ピクピクと舌の +動きに反応するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりな。感じているか…… + 痛みがおさまってきたのか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あるわけがないだろう! 痛い! + 痛いのだが……あ、ぐっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それ以上に、身体が……お、おかしい! + せ、制御を外れる! く、あ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな。もともと感じやすい + 体質なのを忘れていた」 +\endtext + +\text +……体質というより、肉体そのものが +まだ外部からの刺激に慣れていない感じだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! ぐ……い、いたいっ! + は、あ、あ! 身体が……跳ねるっっ! + あ、あ……んっっ!」 +\endtext + +\text +痛がりながらも激しく感じ、腰を跳ねさせて +喘ぐミネルヴァ。 +\endtext + +\text +痛みも鮮烈なら、快楽もまた、 +常人よりも遥かに敏感で、強いのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、イカせる愉しみができたと + いうことか。予定とは違うが…… + まあそれもよかろう!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの甘い汗を舌で味わいつつ、 +腰を激しく振りたてていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ひぃぃっ! な、なんだ!? + 舐められた跡が火のようで…… + はっっ! いたっ! 痛い、のに……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それ以上に! なにかが…… + なにかが湧き上がってきて…… + あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちがよいのだろう? お前はイクのだ。 + それは、受精の用意ができたという + 女の側の合図なのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして俺も……用意ができているぞ!」 +\endtext + +\text +理想の女騎士との夢のようなセックス。 +その興奮に、精の生産量が跳ね上がっている。 +\endtext + +\text +ありえないほど大量の精が股間に蓄えられ、 +渦巻きつつ、ミネルヴァの子宮を目指す +レースに備えている―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……!? よ、よせ! それは許さん! + 絶対に駄目だ! くっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もしこの身体に受精などさせたら、 + 貴様を殺してやる! 殺してやるぞ! + ひっっ、いたあぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +抵抗を試みるも、強く奥を突かれて +あっさりと制圧されてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text +いくら強がってみせたところで、 +処女穴にペニスを突き立てられた +この状態では弱いものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! たまらんな! + ペニス一本で、無敵のヴァルキリーを + 支配しているこの感覚――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう、殺しにくるがいい! + また捕らえて……犯してやる! + こんな風に、激しくな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! いたっっ! あがっっ! + お、奥に、ガンガンとぶつかって…… + い、痛いっっ! あ、熱いのだ!」 +\endtext + +\text +その敏感な身体に、痛みと快楽を同時に +大量に送り込まれて、身をよじって +泣き喘ぐミネルヴァ。 +\endtext + +\text +もはや痛いのか気持ちがいいのか、 +本人にもわからなくなっているのだろう。 +\endtext + +\text +ただ興奮し、その興奮は頂点へと +達していく―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「きっっ! ひぃぃっ! はうっっ! + あううっっ! も、もう駄目だ! + 身体の制御が外れて……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くぅ……ひぃっ! あっあっっ、 + はっあぁあぁぁぁ…………ンッッ!」 +\endtext + +\text +予想外に可愛らしい悲鳴をあげて、 +腰をビクビクと震わせ、長い絶頂を +迎えてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……こっちもだ。ゆくぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なにっっ!? ま、まて! + ひっっ、あ、あ、あ……っっ!」 +\endtext + +\text +まだ絶頂の中にある状態で抵抗など +できる筈もない。 +\endtext + +\text +収縮を続ける処女穴の中へ、 +カイムは湧き上がる爆発的な射精感を +すべて解放していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉらぁぁぁ! まだまだ出るぞぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ!? な、中で、熱いのが弾けて! + は、入ってくる……渦巻いている? + この身体の奥で? あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの腰を抱え、限界まで深くペニス +をねじりこみ、子宮口に押し当てて、 +さらに二発め―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、ひぃぃぃ! 直接! 奥に! + 熱いのが! はぁぁ……か、身体を、 + 中から穢されていくようだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまだ終わらんぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「えっっ!? も、もうよせ! + ひっっ……い、いたぁぁ! + あ、あ、ああああっっ!」 +\endtext + +\text +続けざまの高速ピストンで、 +一気に再度の絶頂を呼び寄せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、フィニッシュだ――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、は、あ……っ! + あっっ、あぁあぁぁ…………ッッ!」 +\endtext + +\text +たまらずにまた絶頂させられてしまった +ミネルヴァの子宮目掛けて、カイムは +最後の精を注ぎ込んでいた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっ、はぁっ……はぁ、はぁ、 + はぁっ……!」 +\endtext + +\text +激しい余韻にビクビクと震える身体を +持て余すように、荒い息を整えようと +しているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「も、戻らぬ、制御が……はっ、はぁっ、 + はぁ……あっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……まあ、初めてでそれだけ繰り返し + イカされればな」 +\endtext + +\text +満足げな息をつくカイム。 +素晴らしい相手であり、素晴らしいセックス +だった―― +\endtext + +\text +理想の女騎士。その外見、その気概、反応、 +全てが長年の妄想そのままだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「夢の中から出てきた――にしては、 + 少々与えてくれた被害が大きすぎたがな」 +\endtext + +\text("カイム") +(ヴァルキリーか――いったい、 + こいつは何者なのだ?) +\endtext + +\text +生まれ落ちたばかりのようなその新鮮すぎる +肉体も異様だが――この地上のどの勢力とも +関係が見受けられない。 +\endtext + +\text("カイム") +(財宝目当ての冒険者とも見えんが……) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はぁ……はぁ……くっっ……」 +\endtext + +\text +犯された後のその姿を眺めているうちに、 +しかし自然と鼻の下が伸び、ムクムクと +下半身が膨らんでくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあよいか……とりあえずエロいしな。 + というか、まだまだし足りん) +\endtext + +\text +この究極に穢れなきヴァルキリーに、 +もっともっと、あんなことやこんなことを +してやりたい。 +\endtext + +\text +徹底的に――隅々まで穢し、犯し尽くしたい。 +\endtext + +\text("カイム") +(よし、リズベルに引き渡す前に、 + とりあえずアレとアレとアレをして…… + 合間に精のつくものを食って……) +\endtext + +\text +妄想に励むカイム。……その傍らで、 +ミネルヴァが力を取り戻しつつあることに +気づいていない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(動ける……注がれたこいつの精の中に + 魔力が含まれていたのか……力が戻って + きている) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(今なら……!) +\endtext + +\text +密かに、衝撃波を出すために魔力を練り上げ、 +集中していくミネルヴァ。 +\endtext + +\text +が、そこで僅かに躊躇し―― +魔力を、別方向へと向けていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに……? 消えた、だと!?」 +\endtext + +\text +カイムが妄想にふけっていたその隙をついて、 +ミネルヴァは転移魔法によってその場から +消滅していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま! お怪我はありませんか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無事だ……が、正直冷や汗ものだったな」 +\endtext + +\text +転移魔法に使ったその魔力を、こっちに +向けられていたら―― +\endtext + +\text +ミネルヴァ自身は、殺到した兵たちに +殺されていただろうが、カイムと刺し違える +ことは充分可能だったろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それを恐れるような女にも見えなかったが。 + ……ふむ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ともかく、無事でなによりでした」 +\endtext + +\text +安堵の息をつきつつも、カイムには +キッと怒ってみせるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「以後、このようなことは、 + くれぐれも自重なさってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「次に攻めてきたときには、捕獲でなく + 殺害を命じてください。 + ……聞いていますか、カイムさま!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、わかっている。……あれほどの + 女とのセックスなら、命を懸ける価値は + 充分にあるがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまっ!」 +\endtext + +\text +何かと、気苦労の絶えない +リズベルだった―― +\endtext + +\text +どことも知れぬ荒野。 +\endtext + +\text +生身の人間では到達することすら困難な +その場所で、ミネルヴァは一人、 +屈辱に震えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くそ……くそ、くそっ……! + ディアボリカ……がっっ! + の、分際で……くそっっ!!」 +\endtext + +\text +拳で地面を叩く。――それだけで光が +弾け、大地に半球状の巨大な窪みが +生まれる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……くそっっ!!」 +\endtext + +\text +受肉した肉体にも、これだけの力は +ある――それが手も足も出ず、 +穢され、弄ばれてしまった。 +\endtext + +\text +しかし何よりミネルヴァを苛立たせて +いるのは、最後のあの瞬間、この場へ転移 +することを選んでしまった事実だった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なぜ! あのディアボリカを滅ぼすことが + できなかった? ……この身にとって、 + 初めての男だからか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text +受肉した時、あらかじめ移しておいた +共同記憶から、『生殖行為』について +検索をかけてみる―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……一度で受精するとは限らないのか。 + そうか」 +\endtext + +\text +腹の辺りに手を当ててみるミネルヴァ。 +……この中に、あの男の精を繰り返し、 +たっぷりと出されてしまった。 +\endtext + +\text +もしかすると、それは新たな命となり、 +成長を続けているのかもしれない。 +\endtext + +\text +……あの男を殺すことができなかったのは、 +だからだろうか? +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……! 生身の肉体とは…… + なんとおぞましいものなのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……む? きたか」 +\endtext + +\text +空の黒い雲が唐突に晴れ、 +そこで一筋の月光が降り注ぐ。 +\endtext + +\text +光と共に――無機質な声が、 +ミネルヴァの魂に直接届いていた。 +\endtext + +\text("???") +(任務失敗――別命あるまで待機せよ) +\endtext + +\text +それだけだった。 +待っても、それきり何の言葉も降ってこない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「任務……了解」 +\endtext + +\text +立ち尽くし、強く歯軋りをして―― +ミネルヴァはその指令にうなずくのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..2e13a7d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_02.txt @@ -0,0 +1,207 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_02") + +\text +荒野の夜明け。 +\endtext + +\text +陽光が空から星を追い払い、 +荒れ果てた大地から闇を拭い去っていく。 +\endtext + +\text +今日は天気がよい。昼になれば暑くなるの +だろうが、今は乾いた心地よい風が +ミネルヴァの頬を撫でていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「夜明けか……闇が晴れれば、 + 気分も晴れるものだな」 +\endtext + +\text +荒野に立ち尽くしているミネルヴァ。 +その姿勢は、『待機』を命じられた時から +微動だにしていない。 +\endtext + +\text +が、身体は動かずとも、心はそこまで +平穏ではなかった。 +\endtext + +\text +屈辱と怒り。それに不安と後悔―― +\endtext + +\text +このまま二度と、自分にはあのディアボリカ +に復讐するチャンスが与えられることは +ないのではないか。 +\endtext + +\text +立ち続けるミネルヴァの肩と髪に鳥が +乗り、そして飛び去っていく。 +\endtext + +\text +――乾き、荒れ果てた大地といえども、 +そこには多くの生き物が住まっている。 +\endtext + +\text +鳥だけではない、無数の小動物、 +さらに小さな虫のような存在も。 +\endtext + +\text +人が脚を踏み入れたことすらない辺境だけに、 +豊かといってすら構わないほどだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「美しい――な。 + 私は今、この世界を美しいと感じている」 +\endtext + +\text +この世界の住人でない彼女がこの世で使命を +果たす為には、『受肉』によって生身の +肉体を得るしかなかった。 +\endtext + +\text +制限の多い肉体にも、共同記憶から +切り離されたことにも、戸惑いと +不安を覚えていたミネルヴァだったが―― +\endtext + +\text +眼で見、耳で聞き、肌で感じることのできる +この世界は、しかし何もかもが目新しく、 +鮮やかに思える。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「共同記憶により、全てを知り尽くしている + つもりが……実際には、何も知らなかった + のだな、私は」 +\endtext + +\text +『美しい』という感覚すら、 +知識や理論に過ぎなかった。 +\endtext + +\text +今は違う――美しさには心を、そして身体を +震わせる感動が伴っている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうだ……この美しい世界を守ることが、 + 私に与えられた使命なのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――ならばそれを果たそう。 + 前回は遅れをとったが、次はそうはいかん」 +\endtext + +\text +拳を握り、ぎり……と奥歯を噛み締める +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ディアボリカどもめ……この世に破滅と、 + 混乱をもたらす邪悪の徒どもめ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そしてあの屈辱……許さぬ。決して!」 +\endtext + +\text +『怒り』ですら、肉体を持った今は +興奮のエネルギーが伴っている。 +\endtext + +\text +指令はまだか――と空を見上げた瞬間、 +『声』が轟いていた。 +\endtext + +\text("???") +「――任務を与える」 +\endtext + +\text +虚空から響く無機質な声。 +ひざまずいてその指令を聞くミネルヴァ。 +\endtext + +\text("???") +「『魔王軍』を称する、ディアボリカの + 軍勢を駆逐せよ」 +\endtext + +\text("???") +「交戦し、この地上から残らず + 消し去るのだ――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「任務――了解!」 +\endtext + +\text +答えると同時に、ミネルヴァは両足に +蓄えられた力を解放させていた。 +\endtext + +\text +爆発するような砂埃が荒野に連続で +上がり、その先頭には地を蹴り疾走する +ミネルヴァの姿がある。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ゆくぞ! 待っていろ魔王軍。 + ディアボリカ――魔王カイム!」 +\endtext + +\text +目指すは魔王の迷宮。 +そして憎むべき……彼女を犯した、 +魔王カイムの首。 +\endtext + +\text +さらに速度を上げ、大気と大地とを +切り裂いて、ミネルヴァは一直線に +荒野を横切っていく―― +\endtext + +\text("カイム") +「これは、ミネルヴァか……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「随分と殺気立ってますね。 + ……まあ、2回も犯されている + わけですから、当然ですが」 +\endtext + +\text +今までになく強い振動と轟音は、 +そのままミネルヴァの激情の顕れだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……今度こそ + 捕らえてやる……! + 行くぞ、リズベル!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..60a04d3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_03.txt @@ -0,0 +1,1855 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_03") + +\text("アグリ") +「さあ、歩くんだ。余計なことは + 考えるんじゃねーぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そなたの強いのはよくわかっておる。 + が、二度戦い手の内もわかってきて + おるからな」 +\endtext + +\text("エル") +「そうです! 私たち三人の力なら、 + あなたを取り押さえられます! + 何かあっても……逃がしません!」 +\endtext + +\text +今回も、魔王軍に甚大な被害をもたらした +謎のヴァルキリーの侵攻。 +\endtext + +\text +ようやく取り押さえたそのミネルヴァを、 +魔王軍の精鋭三人が取り囲むようにして +連行していた。 +\endtext + +\text +その手には前回以上に、封魔の縄が +幾重にも厳重にかけられている。 +\endtext + +\text +三人の外側は武器を持った兵たちが囲み、 +魔術師たちが封魔術の詠唱を続けていた。 +\endtext + +\text +――ここまでしてもなお、このヴァルキリー +は何をしでかすかわからない危険な +相手だった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「まあ、美人には違いねーがな。 + ……さすがの俺も、ここまでヤバい女に + 手を出そうって気は起きないが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、カイムのアレは趣味と実益とを + 兼ねておるからな……」 +\endtext + +\text +生かして捕らえることができたら、 +自分の所に連れてこい――カイムの命令に +従って、こうして連行しているのだった。 +\endtext + +\text("エル") +「でも、ちょっと……いえだいぶ気持ちよく + されたとしても、この人が味方になったり + するとは思えないですけど」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ま、そのへんの判断はカイムに + 任せようや。……と、なんだ?」 +\endtext + +\text +廊下の先に、リズベルとその配下の +事務官たちが姿を見せていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「よおリズベル。……なんだか + ものものしい雰囲気じゃねーか?」 +\endtext + +\text +うなずいて、それからミネルヴァへと +眼をやるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「命令の変更がありました。 + マーガレッタさん、エルさん、 + それからアグリさん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やはりこの女は危険です。 + ……前回のこともあります」 +\endtext + +\text +前回も同様に、戦闘のあとでミネルヴァ +はカイムのもとへと連行され、犯されている。 +\endtext + +\text +その最後に、解放した魔力で空間を転移して +逃げたのだが―― +\endtext + +\text +その魔力をカイムへと向けられていたら、 +今頃魔王軍は指導者を失い、崩壊していた +かも知れない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あまりにも……危険です。 + なので、この場ですぐに始末するように、 + とのことです」 +\endtext + +\text +顔を見合わせるアグリとエル。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「待つのじゃ……それは本当に、 + カイム本人からの命令なのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――そうです」 +\endtext + +\text +暗い表情をしてうなずくリズベル。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「責任は、お主が取るということじゃな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そう受け取っていただいてかまいません」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おい、マーガレッタ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「用意せよ、エル、アグリ。 + ――カイムの命令ということじゃ」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですね……わかりました」 +\endtext + +\text +マーガレッタが背の斧を外し、 +エルが短弓に魔法の矢を番える。 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おい、お前ら……チッッ」 +\endtext + +\text +舌打ちをして、自分も剣を抜くアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「恨んでくれるなよ? + てめえは……やっぱ危険過ぎるからな」 +\endtext + +\text +自分を囲む三本の刃を見渡して、 +それまで無表情だったミネルヴァが +初めて表情を見せていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふ……こうなるか、結局」 +\endtext + +\text("アグリ") +「悪ィな。……いいたいことがあったら + 聞いといてやるぜ、一応」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「構わん。ない……既に二度に渡り、 + 使命に敗れたのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「三度目があったとて、この身体では + 結果は変わるまい」 +\endtext + +\text +自嘲気味に笑うミネルヴァ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ? 潔し……と素直に褒められん + ものを感じるが」 +\endtext + +\text("エル") +「いいから、とにかくやっちゃいましょう! + 急がないと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「急がないと、何がくるというのだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「ほ、ほらっっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく。なかなか女を連れてこんから、 + こんなことではないかと思って来てみれば」 +\endtext + +\text("エル") +「わ、私じゃなくてですね! + これはリズベルさまがですね!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。どういうことだ…… + 説明しろ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「女を捕らえたら連れてこい…… + それが俺の命令だというのは + 忘れてはおらんな?」 +\endtext + +\text +暗い瞳をして、唇を噛んでいるリズベル。 +しかし顔をあげるとカイムに反論を始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「当然です。 + ……しかし、相手にもよります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この女は危険すぎます。現に前回、 + カイムさまは殺されていても不思議では + ありませんでした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いま、カイムさまに何かあったら、 + この軍は……この国はどうなるのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お願いですから、今は女ではなく、国の + ことを……皆のことをお考えください!」 +\endtext + +\text +エキサイトし、涙を浮かべているリズベル。 +そのリズベルの頭に、カイムはポンと +手を載せてやる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう感情的になるな、リズベル。 + 考えている……国のことも、皆のこともな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでもだ。……俺が、はいそうですか、 + この女は始末しておけというわけには + いかんだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前と、アグリはともかくな…… + エルと、マーガレッタは、 + なぜここにいる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「世界を手に入れるのに、倒した者を + 仲間とするのではなく、殺すので + あれば――」 +\endtext + +\text("カイム") +「傘下とするのではなく、滅ぼすのであれば。 + 我が魔王軍のらしさなどあったものでは + なかろう」 +\endtext + +\text("エル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、一理あるであろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……というわけだ。 + 俺は、俺のやり方を曲げることなく、 + 欲しいものを全て手に入れる」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからリズベルよ。お前はどうしたら + 俺の我がままを通した上で目的を達成 + できるのか、それを考えてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……わかったか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――はい」 +\endtext + +\text +と、うなずくリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では犯すとするか。 + 連れてこいその女を! ふふ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……まあ、素直にうなずけん気持ちは + わからんでもないがの」 +\endtext + +\text("アグリ") +「その理屈だと仲間が女ばっかりに + なりやがるしな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにかいったか、お前たち?」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえっ! なんにもですっ! + ……いきましょう。さあっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――フンッ」 +\endtext + +\text +やりとりを興味も無さそうに見守っていた +ミネルヴァが、今は大人しくその指示に +従う―― +\endtext + +\text("カイム") +「さてと。途中からやりとりは聞かせて + もらっていたが」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ずいぶんと不貞腐れているようだな、 + ヴァルキリーよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text +迷宮の玉座の間へと連れてこられた +ミネルヴァ。その周囲は前回にも増して +多くの兵に囲まれている。 +\endtext + +\text +もちろん、ミネルヴァの力を警戒した +リズベルの指示によるものだった。 +\endtext + +\text +わずかでも怪しい動きがあれば、 +即座に殺せ――兵たちには、そういい含め +られている筈だ。 +\endtext + +\text +興味もなさそうに、それらの兵たちを +見渡して、それからミネルヴァは +答えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……別に。ただ呆れているだけだ。 + 己の、いやこの肉体の役に立たなさ + 加減にな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「既に二度、任務に失敗した―― + 三度目があったとて、結果に違いが + あるとは思えん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「殺すがいい。この肉体は、 + しょせんはその程度だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまいちよくわからんが。 + そう悲観することもあるまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまでケタ外れに強くなれたのだ。 + 今回はともかく、もう何年か己を + 鍛えてみるのはどうなのだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「鍛える? ……この身体をか?」 +\endtext + +\text +そんなことが可能なのか、というように、 +自分の身体を珍しそうに見下ろしている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +(いやまあ、鍛えて手に入るようなレベルの + 力ではないだろうが……というか、 + 一体こいつは何なのだ、そもそも?) +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ。あとで、こいつの正体を + じっくりと探れ。そして報告しろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりました。……カイムさまは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺か? 俺は―― + その前にこいつを犯す!!」 +\endtext + +\text +ばばっ、とパンツを脱ぎ捨て、 +ミネルヴァへと襲い掛かるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! やはりか……この下衆め! + 離せ! くぅぅぅっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! いいぞ、その反応! + ふは! ふは! ふははっは!」 +\endtext + +\text +玉座の間に笑い声と悲鳴が響き渡り、 +リズベルが痛む頭を押さえる―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! いい格好だぞ。 + 尻の穴がまるみえだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっっ……下衆めっっ!」 +\endtext + +\text +屈辱と恥辱と共に、ミネルヴァの中に +怒りが蓄積されていくのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +(いいぞ、怒れ……もっと怒るがいい!) +\endtext + +\text +前回のセックスでわかっている。 +この『怒り』こそが、『囚われの女騎士』 +らしい反応を引き出す鍵になる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「前回と同じ、あの痛い……ペニスで、 + この身をいたぶるつもりか! + くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ。いくら無敵のヴァルキリーと + いえども、女である限りあの痛みには + 耐えられまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ今回は二度目だから、そう痛むことも + ないだろうがな……そこは安心しろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「どうでもよい。そのようなことは」 +\endtext + +\text +ふっと、ミネルヴァの美しい顔に諦めの +ような表情が浮かぶ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「痛かろうが痛くなかろうが。 + 大した違いはない……敗北の絶望に + 比べればな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやだから、諦めが早過ぎるだろうと + いっているのだが……ふむ」 +\endtext + +\text +目の前でヒクついている、ミネルヴァの +尻穴を観察する。……どんな幼い女でも、 +ここだけは黒ずんだ感じがあるものだが。 +\endtext + +\text("カイム") +(完全なピンクか。これは使っていない + のだな、本当に、まだ何度も……) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! な、なにを見ている! + そこは……出てくるのだ、汚いのが。 + よせ! みるなっっ!」 +\endtext + +\text +指でそこを押し広げて観察していると、 +慌てたようにミネルヴァが身をよじり +抵抗する。 +\endtext + +\text("カイム") +(そして、この反応だ。 + どういう理屈かは知らんが……) +\endtext + +\text("カイム") +(恐らく、この女はごく最近、 + このままの姿で世界に生み出されたのだ) +\endtext + +\text("カイム") +(諦めの早い理由はそれか。 + 執着がないのだな……人生そのものに) +\endtext + +\text +記憶や知識は、誕生時に与えられたもの +なのか。それとも、元々肉体を持たない意識 +のみでどこかに存在していたのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「……まあよい。それは後でリズベルに + 調べさせるとして」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ!? な、なに! + そこに……なにをするつもりだ!?」 +\endtext + +\text +指で尻穴を左右に押し広げ、 +その柔らかなピンクのすぼみに亀頭を +押し付けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! 痛くても構わんというなら、 + こっちでしてやろうと思ってな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、な……!? 入るのか、 + そこに……そんな大きなものが?」 +\endtext + +\text +恐怖よりも驚きの瞳で、カイムの巨大な +ペニスを見つめているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ま、毎朝……出すものですら、 + 大きくて……い、痛いのに……?」 +\endtext + +\text +ピンク色の小さなその部分は、 +まだ使いこまれていないだけに敏感で、 +穴そのものも小さいのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ。確かに少し……いや、かなり痛むし、 + 苦しむことになるだろうが) +\endtext + +\text("カイム") +(だがしかし、諦めてマグロになった + 『囚われの女騎士』などには何の + 意味もない――!) +\endtext + +\text +ククク、とわざと兇悪に笑ってみせる +カイム。 +\endtext + +\text +――実際、凶暴な高揚感が身体を駆け巡って +いる感じでもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様を最高に美しく鳴かせるには、 + 多少の苦痛と―― + それに、屈辱が必要だろう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そらゆくぞ! 苦しむがいい! + 痛みと――そして排泄の穴を犯される、 + その屈辱にな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、ぐっっ!? + よ、よせ! 入らぬ! + お、大きさが違いすぎる……いたぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉっっ!? これは、きつい…… + というより、危ないか?」 +\endtext + +\text +すべての皺が完全に引き伸ばされ、 +ピンクのその穴は真っ赤に充血している。 +\endtext + +\text +――にもかかわらず、カイムのエラの張った +亀頭はまだ三分の一も埋まっていない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、壊れて……破れてしまう! + こ、この身体が……いたぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっっ! しかし、いいな! + お前のその悲鳴は……! くっっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの美しい泣き顔と悲鳴。 +それだけでカイムの頭は興奮で痺れそうに +なる。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり、ここしかあるまい! + 耐えてみせろ……ミネルヴァ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっっ! はっっ、くぅ…… + い、い、い……っ、 + いったぁあぁぁ…………っっっ!!」 +\endtext + +\text +ズッ、とカリ首がすぼまりの内側に滑り込む。 +その瞬間の激痛に、長い髪を振って +泣き叫ぶミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁ……っ、 + はぁっ、はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「入ったな。ふふ! しかしキツキツだ。 + これは……抜こうとしても抜けるかどうか + わからんな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! この、外道め……!」 +\endtext + +\text +わざと言葉でミネルヴァを煽り、 +怒りを引き出そうとするカイム。 +\endtext + +\text +狙い通り――苦痛と無力感で萎れかかって +いたミネルヴァに、再び怒りがエネルギーを +与えたのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。その瞳だ……囚われの女騎士は、 + そうでなくてはならない」 +\endtext + +\text +キッ、と睨みつけてくるその美しい瞳に、 +劣情がムクムクと湧き上がってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よおし、では今日も愉しませてもらうと + しよう! そら――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっっ! う、動くなっっ! + は、入ってきてしまう、奥に―― + くはぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +ずず……と腰を押し進め、ペニスの軸を +ミネルヴァの中へと埋めていく。 +\endtext + +\text +全く濡らしていないのだから当然だが、 +キツい。肉が引きつれ、こちらもかなり +痛いのだが―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! いたぁぁ! + 痛い、だろうが……! そ、そんなに + 奥には、入らぬ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、痛い……っ! か、身体が、 + ペニスで串刺しにされてゆくようだ…… + くっっ、い、いたっ! いたい……っ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁっ、はぁ……っ……」 +\endtext + +\text +苦痛に加えて、前の穴のときとは比べ物に +ならない深い貫通感に……その腹の中の +異様な感触に、喉を震わせて喘ぐミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、この状態では逃げることも + かなうまい。可愛いぞ、ヴァルキリーよ」 +\endtext + +\text +言葉で侮辱されて、ミネルヴァがキッと +眉を吊り上げ、抵抗をみせようとする。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! この……! + あっっ、いたぁぁぁ! ひぃ……っ!」 +\endtext + +\text +が、身をよじったせいで腹の中のペニスが +激痛を放ち――その痛みに打ち負かされ、 +床にくずおれてしまう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、ひぃ……はぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、くく……ふはは! + ふはははははっ!」 +\endtext + +\text +前回もそうだったが――ペニス一本で、 +強大なヴァルキリーを支配下に置いている +この感覚が、どうにもたまらない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁっっ! + う、うっっ……!! この……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう怒るな。……これだけ敏感なのだ。 + いつまでも痛いだけということはあるまい」 +\endtext + +\text +ピンピンに伸びきった入り口の部分を、 +軽く指で弾いてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、いたぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ痛いだろうが、ここは立派に性感帯 + でもあるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――そのことを今から教えて + やろう。このペニスでな!」 +\endtext + +\text +いいながらミネルヴァの腰をしっかりと +掴みなおし、連続でのピストンへと移行する。 +\endtext + +\text("カイム") +「そらいくぞ、舌を噛むなよ……! + おらぁっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いっっ!? ぐっ…… + は、はうっっ! い、いたぁ! + いたぁぁ! いったあぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「痛いだけではないはずだ! + ……現に、中は濡れてきているぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだと? は、はうっっ! + うっっ、くぅ……ぐうっっっ! + いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +腸液の分泌が、快楽によるものか、 +それとも単に排便と勘違いしてのもの +かは議論の余地のあるところだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「しかしこっちは、間違いなく快楽に + よるものだろう……!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの前の穴へと手を伸ばし、 +そこが愛液を分泌し始めていることを +確認する。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! そ、そこは……ひっっ! + は、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +グチュグチュと花びらをかき回してさらに +愛液を分泌させ、泡だったその液体を +手のひらにすくう。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……これでますますよくなるぞ?」 +\endtext + +\text +愛液をペニスの軸へと塗りたくる。 +――相変らずサラリとして薄い愛液だが、 +ないよりはマシなはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「続きだ……そら! 泣いてみろ! + 感じてみろ! おら、おら、おらぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、ひぃっっ!? いっ、いたぁ! + いたぁ……いたぁぁぁ! あっっ!」 +\endtext + +\text +痛がりつつも、その悲鳴が甘い響きを +帯びてきたのをカイムは見逃さない。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにしろ初めてだ。それにその敏感さだ。 + 完全に痛みが消えることはあるまい――」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、感じぬということはないはずだ。 + そら……あるだろう? 腹のうずくような + 喜びが……快楽が!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ふっっ、うっっ……! + な、なんだ? また体が……制御を、 + 外れて……は、あっっ!」 +\endtext + +\text +普通なら、生まれてから何万回と排便を +繰り返して、刺激に慣れてしまっている +はずの腸と尻穴。 +\endtext + +\text +しかしミネルヴァの場合それが一切ない。 +常人とは比べ物にならない敏感さで、 +痛みと快感の両方を感じている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっっ! かっ、はぁあっ! + く……こ、これでは、前回と同じだ! + か、身体が、おかしくなってゆく……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは。こっちもだ。いいぞいいぞ、 + 感触も締め付けも、お前のここは + 最高だ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その声も、表情もな! くっっ、 + そろそろ最初の一発が出そうだ。 + ……出すぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なっっ!? ま、また……私の中に、 + あっ、いたぁぁ! せ、精を…… + 出すというのか……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、うっっ! よ、よせ…… + こ、今度こそ、受精してしまう…… + あっっ、い、いたぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あん? ヤっているのは尻だぞ? + 妊娠は……」 +\endtext + +\text +するわけがない……といいかけて、 +そこでカイムは口をつぐんでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +(なるほど知らんわけか。 + ……ならば、わざわざ教えてやる + 必要もないな) +\endtext + +\text +悪戯心を出すカイム。ミネルヴァの耳元へ +口を近づけ、いやらしく囁く。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。これでもかというくらい、 + お前の中にたっぷりと出してやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……孕むだろうな、今度こそ確実に。 + ククククク!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! こ、このぉぉっ! + あ、あっっ! いたぁぁ!」 +\endtext + +\text +またしても怒りに我を忘れ、 +カイムに掴みかかろうとして、 +ペニスによる痛みに悶絶するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こらこら。……そんなに無理に動こうと + すると、腸が中で破れてしまうぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁっ、はぁ…… + くぅっ、く、くそっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだ、その怒りの眼がいいのだ。 + それでこそ我が理想の女騎士……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、最後のスパートといくか! + 痛みと快感で、精一杯泣き狂って + もらおう! ふぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの尻肉を掴み、連続で腰を +叩きつけていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、ぎぃぃぃぃ……! + いたぁぁぁぁ! あ、あっっ! + あんっっ! あん、あんっっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっはぁ! あ、あああ! + し、死ぬっ! 死んでしまう…… + こ、こんなのは! あああああ!」 +\endtext + +\text +精神の容量値を超えた凄まじい刺激―― +快楽と痛みのコンビネーションに、 +もはや怒りすら忘れて泣き叫ぶミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞かんな! アナルセックスの痛みで + 死んだという話は! + そら……こっちはそろそろだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいい! よ、よせ! し、尻に出すのは! + こ、今度こそ妊娠してしまう! + ディアボリカの子を……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……笑ってはいかんな! + おおう、本当に出してやるとも! + 尻穴で妊娠するくらい、大量にな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「出るぞ! うぉぉぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、くぅぅぅ……っっ! + は、あ、あ、あ! あぁあぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text +確実に快感の方が勝った悲鳴をあげ、 +ついに絶頂を迎えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +そのきつく収縮する尻穴の中へ、 +カイムは爆発する快楽を注ぎ込んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おおお! いいぞぉ! + 搾り取られるようだ! + そらぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぁぁ! は、入って……入ってきて、 + 熱いのが……し、沁みて……! + いっっ、たぁぁ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、はぁぁ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっっ! 良い射精であった。 + 出た出た……これは孕んだかな?」 +\endtext + +\text +尻を撫でつつ、あえて侮辱するような +ことを口にしてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! こ、この……この、 + 最悪の外道めっ……!」 +\endtext + +\text +予想どおり、痛みと衝撃にしなだれて +いたミネルヴァが、キッと怒りを燃やして +睨み返してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! それでよい。 + しかし本当によかったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王として、さまざまな女を犯して + きたが……痛がり姫というのも、 + なかなか風情があってよいものだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「何が風情だっ! こっちは、 + 少しもよくなどないっっ! + あっっ、いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからその状態で暴れるなというのに…… + 学習能力に欠けるやつだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、ひっっ……はぁ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text +痛みの原因であるペニスはまだ後ろから +突き刺されたまま、ミネルヴァを深く +貫いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが……少しもよくなかったというのは、 + 嘘だな?」 +\endtext + +\text +ぺろり……とカイムは舌を出して、 +汗の浮いた背のくぼみを舐め上げてやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、あっっ? は、はう…… + あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +それだけでビクビクと背を震わせ感じて +しまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様が敏感なのは、痛みに対して + だけではない……わかっているぞ、 + ふふ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うううっっ! こ、この…… + この、この……!!」 +\endtext + +\text +ギリギリと音が聴こえるほど歯を +鳴らしているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……その意気なら、まだまだ続け + られそうだな」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、カイムはミネルヴァの腰を +掴みなおす。 +\endtext + +\text("カイム") +「前の処女も既に頂いてしまったからな。 + ……お前の痛がりをたっぷり味わえるのも、 + 今回が最後だろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……! ま、まだ……す、 + するというのか……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。まさに一期一会。 + 理想の女騎士の一度しかない初めてを、 + あっさり切り上げてしまう手はなかろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くぅ……何をごちゃごちゃと! + 私を犯し足りんというだけだろう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。何も難しいことはない。 + 貴様はただ、派手に感じ、 + 痛がってくれればそれでよい……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、この……外道がぁぁ! + はううっ! い、いったぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +頭を痺れさせる、ミネルヴァの悲鳴。 +\endtext + +\text +上質の楽器を奏でるような気分で、 +カイムは軽やかに腰を使っていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひうっっ! はううっっ! + はっ、あ、あうっっ! あっっ、 + 痛ぁ! いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +どれだけ感じているか、また痛がっている +かは悲鳴を聴いていればわかる。 +\endtext + +\text +その度にペニスの位置と強度を調整して、 +痛みと、快楽とを、与えたいだけ +自在にミネルヴァへと送り込んでいく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいいっ! あ、あんっっ! + くはぁぁ! あ、あん……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちとヌルいか……おっっ、 + このくらいか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、いいいっっ! + いたぁ! いたぁぁぁ! + あ、あぁんっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……いい音色だ! + たまらんぞ、ミネルヴァよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、ひぃっっ……はぁ、はぁ…… + はうっっ! あ、あっっ! + いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……腰がとまらんぞ。 + この地上の女とも思えん……!」 +\endtext + +\text +理想の『囚われの女騎士』としての +性格を持ちながら、肉体の感度も抜群。 +さらに痛がりというスパイスもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「この先の調教が愉しみだ。 + この痛がりの悲鳴が、どれだけ甘く、 + 切なく蕩けていくものか……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その時々によって、また違った美しい + 音色を聴かせてくれるのであろうな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……こ、この肉体は、貴様のような + 者をそのように、愉しませるための + ものでは……ひっっ! いたぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……俺はイクぞ? ここまで頑張った + ご褒美に、最後は少し、気持ちが良い + ようにしてやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……次のセックスが愉しみになる + ようにな! そら!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なっっ!? こ、このような屈辱が、 + 愉しみに思える日など、来るものか! + ……え、えっっ!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっっ、あっっ、あっっ!? + な、なんだ……? あ、あんっっ! + あんっ、あんっっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! 痛がらせるだけではない。 + 貴様のどこが感じるかも、鳴かせながら + 探っていたからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……こんな感じか。ん?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はぁうんっっ! はっあっあっっ、 + ひぁあぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +カイムのペニスが巧みに探り出してくる +快楽にあらがえず、甘い声で鳴かされて +しまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……感じているな? + 悦んでいるぞ、お前の身体は……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! こ、こんな、馬鹿な…… + ひっっ! あ、ああんっ! + はひあぁぁんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄だ。……その感じやすい身体を + 持っている限り、男に逆らうことなど + できん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なっっ……! あり、えぬ…… + ふ、ふざけるなっっ! あっっ! + あ、あんっ! あん、あぁん……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、このままいかせてやろう。 + せいぜい、可愛いアクメの悲鳴を + 俺に聴かせるのだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なるものか! 貴様の思う通りに + など……ひっっ! あ、ふああんっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、ひっっ! さ、さっきまで、 + あんなにも痛かったものが、こんな…… + あっ……! あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちがよいのだろう? + そうれぃ!」 +\endtext + +\text +さらに一段、ペニスの抽送の速度を +あげていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、ひぁぁぁ! き、気持ちよくなど…… + ひ、あ、あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、無理だ……こ、この身体では、 + 耐えられぬ……ぺ、ペニスの、 + こんな責めには……ひぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう弱気はらしくないな? + どれ、少し痛くして気合を入れてやろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ!? よ、よせ……あっっ! + い、いたぁ! いたぁ! + いたぁぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! こ、この……この! + 許さぬ! 殺してやるっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「元気が出たではないか。 + ……おや、泣いているのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、泣いてなど! ひっっ! + あっっ! いたぁぁぁ! + あ、あんっ! あん、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「自由自在だ。痛みも、快楽も…… + お前をイカせることもな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、イクがいい……イッた瞬間に + 射精すれば、妊娠しやすいと + いうからな! ふはははは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだと!? い、イクものか! + 貴様の……ペニスなどで…… + く、うっっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、耐えるというのか? + 無駄だと思うがな……そら!」 +\endtext + +\text +腰の動きをマックスまで持ち込むカイム。 +当然、痛みも快楽も、最大になるよう +位置も選んでいる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くはぁあぁぁぁぁ……ッッ! + だ、駄目だ……こ、こんな、 + こんなの……いたぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あっっ! + くっっ……はあぁあぁぁぁ……ンッッ!!」 +\endtext + +\text +背を反らして髪をなびかせ、汗の珠を +飛び散らせて――ついに絶頂の悲鳴を +あげてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「イッたか! ならば……こっちもだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! な、中に! + 熱いのが……広がって、膨れて……っ! + はぁぁぁぁっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さらに……こうだ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの腹の奥を、二度目の射精で +一杯に満たしておいて――カイムはペニスを +抜いて、さらに射精していた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふぃぃぃっっ!? はっ、はううっ! + あっっ、ふぁぁぁぁぁん……ッッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ出るぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はひぃぃぃ…………んッッ!!」 +\endtext + +\text +降り注ぐ精の中で……その匂いと、 +熱さと、陵辱感とで、ミネルヴァは +再度絶頂を迎え、そして果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、はぁ……っ…… + はぁっ、はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうっ! 精で、ドロドロだ…… + 中も……外も……くううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「見事なイキっぷりだったぞ、 + ミネルヴァよ? ふふ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだけ盛大にイッて、その瞬間に + 中にたっぷりと出されたのだ。 + ……今度こそ妊娠しているかもな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……この!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……殺せ。殺さぬのなら、 + 自ら食と水を絶って、この身体を滅ぼす」 +\endtext + +\text("カイム") +「え? ……お、おい、本気か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本気……だな」 +\endtext + +\text +睨まれると火がつきそうなその瞳を見れば、 +本気以外の何者でもないとわかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この身で……憎むべきディアボリカの + 子を宿し、育てるくらいなら。 + 当然、私は死を選ぶ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはまた……嫌われたものだが。 + いや、というか……」 +\endtext + +\text +ヤったのは尻なのだから、いくら中出し +した所で妊娠する筈はないのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +(そのことを教えたら教えたで、 + また怒るのだろうな……これは) +\endtext + +\text +とはいえ、本当に死なれたりしたら +それはそれで困る――勿体ない。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやな、ヴァルキリーよ。 + 実はだな……と、なんだ!?」 +\endtext + +\text +その瞬間、ミネルヴァの身体が圧力を +感じるほどの光に包まれ、その光が +一気に膨れ上がる―― +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……消えた、か」 +\endtext + +\text +光が消えたとき、またしてもミネルヴァの +身体は迷宮の中から消滅していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま! ご無事ですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。なんなのだ、今のは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「申し訳ありません。……あの女自身の + 魔力は、完全に封じてあったのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「外部の力か……可能なのか? + そんなことが?」 +\endtext + +\text +もし、この迷宮の最深部にまで力を及ぼす +ことのできる存在がいるのだとすれば、 +カイムがこうして生きていられる筈がない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりません。恐らく、彼女に対して + しか無理なのだと思いますが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、並みの相手ではないのは確かだった + からな」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうなされました、カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや。……あれだけの屈辱を与えたのだ。 + 性格からして、もう一度攻め込んでは + くるだろうが」 +\endtext + +\text +尻の穴では妊娠しないということを、 +誰かに教えてもらえればいいのだが―― +\endtext + +\text +内心で、それを心配するカイムだった。 +\endtext + +\text +荒野の一点に光が凝縮し、 +それが人の姿となり――光は消えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「戒めは……解けている? + 私は、救い出されたのか……」 +\endtext + +\text +そこに虚空から、無機質な声が降ってくる。 +\endtext + +\text("???") +「任務失敗を確認――回収を終了。 + 別命あるまで、その場で待機せよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「りょ、了解……くっっ」 +\endtext + +\text("???") +「――なお、受肉による影響が悪い方向へ + 働いているように思われる」 +\endtext + +\text("???") +「情動は、不要なノイズである―― + 極力排除するように努めよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、うっっ……!」 +\endtext + +\text +屈辱に唇を噛み、身を震わせる +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「任務――了解っ!」 +\endtext + +\text +何とか答えて、顔を伏せた。 +それきり声は途絶え、夜の気配だけが +後には残される。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「肉体……受肉したこの肉体。 + これがなければ、世界に影響を + 及ぼせぬとはいえ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なんと……不便で、忌まわしく、 + そして汚らわしいものなのだ!」 +\endtext + +\text +腹のあたりにそっと手を触れてみる +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「またしても、あのディアボリカに + 穢されて……犯されてしまった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「任務を続けるにしても、この身体の + 中には、恐らく……ディアボリカの + 子が、もう……」 +\endtext + +\text +腹が膨らみ、動けなくなるまでに、 +どれほどの時が残されているものなのか。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは、取り込んだ共同記憶の +中を検索してみる―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「尻では……妊娠しない……?」 +\endtext + +\text +代わりに出てきたその答えに、 +くぁぁ、と怒りの息を漏らすミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ど、ど、ど、どこまで……! + この私を! 侮辱すれば……!!」 +\endtext + +\text("???") +「情動は――ノイズである――」 +\endtext + +\text +やかましい、と天に向かって怒鳴りたいのを、 +必死にこらえるミネルヴァだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..3a6428c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_04.txt @@ -0,0 +1,81 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_04") + +\text +荒れ果てた野を、渇いた風が渡っていく。 +\endtext + +\text +その風も、砂塵も、ものともせず +立ち尽くしていたミネルヴァが、 +そこでピクリと顔をあげていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――きたか」 +\endtext + +\text +虚空から鐘のように響いてくる、 +荘厳で無機質な声―― +\endtext + +\text("???") +「任務を与える――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(それはわかっている。 + はやく内容を……!) +\endtext + +\text("???") +「……………」 +\endtext + +\text("???") +「『魔王軍』を称する、ディアボリカの + 軍勢を駆逐なさい。……これが、 + 貴女に与えられた任務です」 +\endtext + +\text("???") +「……貴女に与える最後のチャンスでも + あります。我が期待を裏切ることの + ないように」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――了解ッ!!」 +\endtext + +\text("???") +「情動はノイズです。 + 心を落ち着け――」 +\endtext + +\text +もはやミネルヴァは聴いてはいなかった。 +背後に砂嵐を巻き起こしつつ、その先端を +疾走していく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もとより、受肉を果たしたこの私には、 + 帰る場所などない――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この穢れた世界に未練もない! + 魔王カイム……この生命に代えても、 + 貴様を倒す!」 +\endtext + +\text +周囲の景色がスピードにかすみ、 +そして消えていく。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは一直線に、魔王の迷宮を +目指し荒野を駆け抜けてゆく―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_05.txt new file mode 100644 index 0000000..f4af640 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_05.txt @@ -0,0 +1,2254 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_05") + +\text +地下迷宮の玉座の間。 +\endtext + +\text +広いはずの空間には殆ど魔王軍の +全軍と思われる兵士が詰め込まれ、 +足の踏み場もない。 +\endtext + +\text +これまた全員連れてきたらしい魔術師たちが +声を揃えて封魔の術を唱えており、 +大声でないと会話もできないほどだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこへ跪きなさい。 + 少しでも動いたら、わかっていますね?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………ふんっ」 +\endtext + +\text +前回よりは素直にいうことに従う +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「連れてきました、カイムさま」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……とはいうものの」 +\endtext + +\text +ミネルヴァ自身もこれでもかというほど +大量の封魔の縄で両手を縛られ、 +それを引きずっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……これは極端すぎるだろう、 + いくらなんでも」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これが私の仕事だと、前回カイムさまは + おっしゃられましたから――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回、この女の力を完全に封じるだけで + なく、外部からの魔法的な接触についても + 徹底的にこれを排除しています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「備えは完璧です――煮るなり焼くなり + 犯すなり、後は幾らでもご自由になさって + ください」 +\endtext + +\text +そういって冷たく眼鏡を押し上げて +みせるリズベル。 +\endtext + +\text +できれば『煮る』か『焼く』のほうを +選んでくれた方が嬉しいというのは、 +態度からみえみえだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ふん!」 +\endtext + +\text +もう一度鼻を鳴らして、ミネルヴァは +自分の周囲を見渡してみせる。 +\endtext + +\text +――魔法が得意であるカイムにも、 +同じものが見えている。 +\endtext + +\text +眼に見えない魔法の障壁が二重、三重に +巡らされ、外部から完全に遮断されている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「愚かなことだ。 + 無意味だ、もはやこんなものは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 貴様から口をきくとは珍しいな。 + 無意味とは、どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「言葉通りの意味だ。……もはや、 + 私に外部からの助けはこない」 +\endtext + +\text +そういって自嘲気味に笑ってみせる +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「一度破れ、二度破れた末に助け出され、 + 最後のチャンスとして今回の侵攻の + 任務を与えられた」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その三度目の任務にも破れた今―― + 私は既に、完全に見捨てられている」 +\endtext + +\text +そういって――迷宮の底であるにも +かかわらず、空を見るように +天井を見上げるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もはや、繋がりは消滅した。 + 私が『指令』を受け取ることは + 二度とない――私は、見限られたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。……まあ、それをリズベルが + 信じることは、まずあるまいが」 +\endtext + +\text +当然です、というように、 +腰に手を当てて鼻を鳴らしてみせるリズベル。 +\endtext + +\text +兵たちは厳戒態勢を維持したままだ。 +カイムは、軽く苦笑して続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし面白いな、ミネルヴァよ。 + お前は既に三度敗れ、お前に命令していた + 奴にも見捨てられた――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのお前が、今も眼の光を失って + いないのは、なぜなのだ?」 +\endtext + +\text +使命の為にこの世に生み出され、 +その使命を取り上げられた戦士。 +\endtext + +\text +生き続ける理由を失い、抜け殻のように +なり果てたとしても不思議はない―― +むしろ、そうなるのが自然だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「抜け殻どころか、楽しそうにすら + 見えるぞ、貴様?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「楽しい? その楽しいという感情が + どのようなものなのか、私は知らん。 + しかし……そうだな」 +\endtext + +\text +いわれて初めて気がついたかのように、 +うなずいて――そして微かに微笑を +浮かべてみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私は……この身体は、まだ生きて活動を + 続けている。使命はなくなったが、 + 個人的な恨みは、少しも消えてはいない」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を殺すのが、貴様の生きがいか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その通りだ。……それを果たした時、 + 『楽しい』というのがどういう意味か、 + 私は知る気がする」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの笑みにリズベルが反応して +手を挙げる。兵たちが緊張して、 +一斉に武器を上げるが―― +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着けリズベル。ここは、俺に任せろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァよ、既にお前は三度敗れたのだ。 + ならば四度めも無駄なのではないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「やってみなくてはわかるまい。 + 人は、成長するものなのだろう?」 +\endtext + +\text +かははは、と声をあげて笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、その通りだ。だいぶ人間臭く + なったな、ヴァルキリーよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして――いいぞいいぞ、その瞳! + 怒りと恨みに燃える瞳! 二度と味わえん + のではないかと心配していた」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っ! くっっ……!」 +\endtext + +\text +カイムのズボンを下から押し上げている +巨大なペニスの存在に気づいて、 +唇を噛むミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を殺すのが貴様の生きがいなら。 + 耐えてみせよ……最後まで、 + 我が陵辱にな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、言われるまでもない。 + この……下衆めっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。お前たち、その女を俺の前に + 跪かせろ」 +\endtext + +\text +兵たちがその指示に従い、 +両手を縛られたミネルヴァをカイムの +腰の前に突き出してくる。 +\endtext + +\text +カイムはズボンを引き下げ、 +既に勃起しきっている巨大なペニスを +ミネルヴァの眼前に近づけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、挨拶するがいい。 + 一度ならず二度までも、お前を犯し、 + 精を植えつけたペニスだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……! う、っっ!」 +\endtext + +\text +怒りを燃やし、カイムのことを睨み上げて +くるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +それでも眼前に黒光りのする亀頭を +突きつけられると、その表情が恐怖と、 +嫌悪とで揺らぐ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! 近づけるな、それを……! + け、汚らわしい。それに……に、匂う + だろうがっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「慣れればよくなるのだ……この匂いがな。 + どうだ、本当は匂いだけで、興奮して + たまらなくなっているのではないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なっっ! なるものか! + こんな……こんなものでっっ!」 +\endtext + +\text +あえて言葉で煽り、怒りを引き出すように +してやるカイム。 +\endtext + +\text +――ミネルヴァという極上の素材を +味わうための下準備のようなものだ。 +\endtext + +\text +これまでミネルヴァには、このペニスで +快楽だけでなく、あえて痛みをも与える +ようにしてきている。 +\endtext + +\text +恐怖は本物だろう。そして怒りも―― +『囚われの女騎士』として、これ以上は +ない状態といっていい。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、では犯すぞ? + ときに……この上の穴は、まだ初めてを + とってあった筈だな?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの頭をがっしりと掴み、 +その口へと亀頭を近づけながら、 +カイムはそれを尋ねる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……え? ば、馬鹿な! + ありえぬ! 私が、く、口で、 + そのようなものを……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから口をあけろ。 + そら、あーんしろあーん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なっっ!? だ、誰がするものかっ! + そのようなことを――むうッッ!?」 +\endtext + +\text +カイムはミネルヴァの身体を床に組み伏せ、 +その上に互い違いになって覆いかぶさって +ペニスをねじこむ。 +\endtext + +\text +シックスナインの体勢になり、 +ミネルヴァの秘部を弄ろうとするカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっっ! ぷッッ――! + くっっ、な、なにを……んぷっっ!」 +\endtext + +\text +ペニスの先で、ミネルヴァの唇をぐりぐりと +責めるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……そら、口をあけんか。 + いつまでも駄々をこねてるんじゃない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、誰がっっ! その汚いのを…… + 臭いのを、近づけるな! む、ぷぅッッ!」 +\endtext + +\text +再びその美しい唇に、カイムの醜い亀頭が +押し付けられる。 +\endtext + +\text +熱く、生硬く、ぺちゃりといやらしく +吸い付いてくるその感触に――屈辱に、 +涙を流さずにはおれない。 +\endtext + +\text("カイム") +「えい、えいっと……強情なやつだな。 + まあ俺としては、こうして唇を汚して + いるだけでも充分面白いのだが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「よ、よせっっ! お、面白くなど…… + む、ぷっっ! んぷ、んんん……ッッ!」 +\endtext + +\text +先走りの液体が滲んだ亀頭で唇を撫で回し、 +リップクリームのようにそこをてからせて +いくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! んぷ……んっっ、 + んぐぅぅぅ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの側の怒りは、最高潮に達して +いる。そこを狙ってカイムはさらに言葉で +挑発していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのだぞ? 別にこのまま、 + 唇を閉じたままでも? + こっちは、これで充分気持ちがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただな……俺がこのまま気持ちよく + なって、ここで精を放ったら、 + お前はどうなると思う?」 +\endtext + +\text +そういって意地悪に笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……! け、穢すなら、穢せ! + 身体など、いくら穢されようとも…… + ん、ぷっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、私の本体は、精神に他ならぬ……! + む、ぷっっ! んぷぅ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「えい、えいっと……入らんか。 + まったく強情なやつだな」 +\endtext + +\text +キッ、と涙交じりの眼で睨みあげて +きたまま、唇を開こうとする気配は +まったくない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……精神がどうのとかいっていたな。 + 本体はそっちだと」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが精神などというものは、 + 肉体に引きずられるものだぞ……?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……な、なにをするっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……よ、よせ! あ、あっっ! + む、ん、ぐううううっっ!?」 +\endtext + +\text +それに抵抗してミネルヴァが叫んだ、 +その隙を逃さず開かれた口にカイムは +亀頭を滑り込ませていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ばかめ。本命はこっちだ……! + そら、もっと口を開けろ。 + 奥まで受け入れるのだ!」 +\endtext + +\text +ぐいぐいと腰を振り、床とのあいだに +挟んで、強引にペニスをねじこんでいこうと +するカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「むっっ、う、うっっ! ぐ……うっっ!」 +\endtext + +\text +口をすぼめ、舌で押し出そうとして、 +ミネルヴァは必死に奥へ入れさせまいと +抵抗してみせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(くっ、うっっ! し、舌に触れてしまう! + に、苦くて、ねばついていて…… + そ、それに、匂いがすごいっっ……!) +\endtext + +\text +それに根元まで呑まされてしまえば、 +カイムの睾丸の袋と、尻の割れ目の中に +顔を埋めることになってしまう。 +\endtext + +\text +その嫌悪から、必死に顔を背けようとして +いたミネルヴァだったが、そこでふと +気がついていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(そ、そうか。ふ、不快だが。 + これは膣や、し、尻でされた時とは、 + 根本的に違う……) +\endtext + +\text("カイム") +「お、ようやく諦めたか? + よし……そのまま、奥までくわえ込め」 +\endtext + +\text +グッ……と腰を押し進めてくるカイム。 +\endtext + +\text +長い竿がミネルヴァの口に吸い込まれ、 +頭を貫いていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(う、うっっ! 想像以上に深い…… + それに、ぐっっ! く、苦しい……!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(だ、だが、まだだ。もっと引きつけて…… + むぐぅっっ!?) +\endtext + +\text +先端が喉奥を突き、自分の意思とは +関係なくえづきあげ、涙を流してしまう +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「むっ、ぐうう……っ! + ぐっ、うぅぅ……ッッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっ、ふんっっ……! + まだ全部入っておらんぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ここだ……う、ぐっっ! + 調子に乗るな、魔王カイムっっ!) +\endtext + +\text +――ここまで苦痛と不快に耐えたのは、 +すべてこの一瞬のためだった。 +\endtext + +\text +顎に全ての力を集め、ペニスに歯を立てて、 +まっぷたつにそれを噛み千切ろうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬっっ!? う、うぉッッ……!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(くらえ……ッッ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(なっっ!? かっ、ハァッッ……! + か、硬い、だと!) +\endtext + +\text +柔らかいはずのペニスが木の幹のように +硬くなり――ミネルヴァの歯はわずかに +食い込んだだけで、跳ね返されていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……少しは痛いな。 + どんな刃物でも跳ね返せる魔法の + はずなのだが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な……こんなはずは! + くッッ! ……えいッッ!) +\endtext + +\text +繰り返しペニスに歯を立てようと +してみるが、結果は同じだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「こら、少しは痛いといっているだろうが。 + 無駄だ……俺のペニスには、 + 反応型の防御魔法をかけてあるからな」 +\endtext + +\text +そもそもは、格闘で金的を狙ってくる +相手から防御するための魔法である。 +\endtext + +\text +あらかじめかけておき、そこを狙われると +瞬時に発動、一時的に防御力を向上させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「――魔王カイムともあろうものが、 + 何の備えもなしに捕虜に対して + こんなことをすると思ったか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ぐ……そ、そんな奥の手が……! + ん、んっ! な、なんだ、 + まさか……?) +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、気づいたか。 + ……この魔法は、一度発動すれば + 数時間は元には戻らん」 +\endtext + +\text("カイム") +「自業自得だな。この硬いままのペニスで + お前を犯してやろう……この上の口と、 + それに、下の口もな」 +\endtext + +\text("カイム") +「人の命を狙った代償だ。 + 多少、痛くて苦しいかも知れんが―― + 我慢するがいい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(こ、この、この外道が……! + むっっ!? ふんっ、んっっ! + ぐうっ……っ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(か、硬いっ! む、んぐっっ! + んぐ、んぐぅぅぅ……っっ!) +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞいいぞ。 + ……やはり多少、感度は鈍くなって + しまうが」 +\endtext + +\text +安全が増したのと引き換えに、 +やはり感覚のほうは鈍くなって +しまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そのぶん強く、激しく犯してやれば + いいだけのことだがな!」 +\endtext + +\text +腰を宙に浮かせたまま、ミネルヴァの口を +グチュグチュと音を立てて責め始めるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、むぐぅっっ! ん、んっっ! + ぐちゅう! じゅぷっ、じゅぷっっ、 + ちゅぶぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ぐっ、くっっ! な、なんという硬さだ! + あ、頭の中まで、ぐちゃぐちゃに…… + うっっ! お、犯されていくようだ……!) +\endtext + +\text +硬度を増したカイムのペニス。 +それに口を犯される、凄まじい陵辱感に +翻弄されるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +大きく、硬く、果てしなく力強く―― +抵抗など無意味だとその存在感で +訴えかけてくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ま、負けるものか! ぐっっ! + た、耐え切って……これを乗り切って、 + 復讐を果たすまでは……む、ぷぅぅっ!) +\endtext + +\text +激しく口を犯されつつも、キッ――と強い +怒りの瞳を保って、カイムのことを +睨み続けるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その美しい瞳に涙を滲ませつつも、 +眼そのものの力は少しも衰えることがない。 +\endtext + +\text +が、ミネルヴァの思惑とは裏腹に、 +カイムを悦ばせているのは『囚われの +女騎士』らしいその不屈さなのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう! ゾクゾクくるな! + こうでなくてはならぬ、こうでなくては! + く、うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、止まらんぞ、腰が――くぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +歓喜の絶叫をあげて、腰の振りを一段激しく +していくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、ぐっ、うっっ! じゅ、じゅぷ! + ぐぷっっ! じゅぷっっ! + ふっ、ぐぅぅぅ……っっ!!」 +\endtext + +\text +古い木の幹のように硬くなったペニスが、 +唾液の泡をまとわりつかせ、 +ミネルヴァの唇を高速で出入りする。 +\endtext + +\text +歯でも、舌でも、抵抗は無意味だった。 +下手に舌を出せば蹴散らされる―― +ただ口を開け、蹂躙に任せる他にはない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(くっっ! この屈辱を――忘れぬ! + そ、そのような汚いもので、 + この身体の、く、口を――!) +\endtext + +\text +苦痛に耐えていられるのは、 +怒りあればこそだった。 +\endtext + +\text +――その涙混じりの怒りの眼がますます +カイムを興奮させ、責めを激しくさせていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいな……素晴らしくいい。 + 口でこれだけいいのは初めてかも知れん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふッッ、フゥ……ッ! フウッ……」 +\endtext + +\text +そこで腰を休め、ミネルヴァに息を +つかせるカイム。 +\endtext + +\text +捕らえられた獣のように―― +ペニスの隙間から息を吐きつつ、 +キッ、とミネルヴァはカイムを睨みつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、まだまだ元気だな。 + ――ならば、もうひとつやってみたかった + ことがある」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。並みの女では、 +ここまでの責めだけでも充分、心が折れて +しまうところだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「貴様なら大丈夫だろう。 + 耐えてみせろ……ヴァルキリーよ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ!? ぐ、うううっっ……!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの頭を上向かせ、 +ぐう……っとその姿勢でペニスを深く +飲ませていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……さっきは、ここまでしか + 入らなかったが」 +\endtext + +\text +喉の一番奥まで亀頭をねじこみ、 +鋼鉄のような切っ先でそこを何度も +突いてみせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっっ、ぐぅっっ!? + ふっっ、ぐっっ、んぐぅぅぅ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(よ、よせ! い、いたいっっ……! + く、苦しい……や、破れてしまう! + ん、ぐ……う、うっっ!?) +\endtext + +\text +亀頭の先端が喉の入り口にはまりこみ、 +そこをぐうっと押し開いていくのが +わかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、入るな。そのまま力を抜いて + いろ、ミネルヴァ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んん……ッッ! んんッッ! + ふぐっっ、ん、んんん……ッッ!」 +\endtext + +\text +必死に首を左右に振り、その行為を否定し、 +抵抗しようと試みるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +が、もう最大の関門は過ぎてしまっていた。 +喉口のすぼまりを潜り抜けたペニスは、 +胸へ向かって一気に滑り落ちていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっ、ぐっっ、うっっ……! + んっっ……ぐぅぅぅぅ――――ッッッ!!」 +\endtext + +\text +声にならない、ミネルヴァの悲痛な悲鳴。 +\endtext + +\text +ありえない深さまでペニスは喉に入り込み、 +ミネルヴァの鼻先はカイムの陰毛の繁みに +沈む。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ふっ、ぐ……ぐぅぅっっ! + い、一体、どうなっておるのだ、 + これは……!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(つ、貫かれている? 串刺しにされて + いるのか……? ぺ、ペニスで…… + 口から、胸まで???) +\endtext + +\text +実際には、カイムのペニスにそこまでの +長さはない。 +\endtext + +\text +喉を膨らませつつ貫いて、首の付け根あたり +まで届いているかいないかだろう。 +\endtext + +\text +それでも……その苦しさも、ペニスに肉体を +犯されている実感も、これまでとは +比べ物にならない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(そ、それに……い、息ができぬ! + くっ、ふうッ……ふ、ううッッ……!) +\endtext + +\text +喉が圧迫され、鼻から吸う僅かな息でさえも +苦しい。この貫かれた状態はいつまで +続くのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では動くぞ? + 多少苦しいかも知れんが、我慢しろ。 + それ――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、な、なに!? この上、動くだと? + ば、馬鹿な! 無理だ……む、ぐっっ! + むぐっ! むぐう! むっぐぅぅぅ!) +\endtext + +\text +ズ……とペニスを限界まで押し込み、 +引き抜いて、またゆっくりと押し込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……! こ、これはいい! + くっ……う、うううっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、ぐぷぅぅぅ!? んっ、ずずっ…… + む、ぷぅぅぅ……っっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの引き伸ばされた喉がペニスを +包み込み、吸い付いて、こすり上げる。 +\endtext + +\text +カイムの側の快感は、凄まじいほどだが―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ふうッッ! ぐうッッ! はっっ、 + く、ううう……ッッ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(よ、よせ! 苦しい! + い、息が、出来ぬ……くふっ! + ふ、ぐ、ううッッ……!) +\endtext + +\text +身体を垂直に貫いてくるペニスに呼吸が +圧迫され、嫌な汗が滲んでくるのを +感じるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「つ、強くしすぎるのは危ないか…… + し、しかし、これはたまらん……ッ!」 +\endtext + +\text +ペニスへの刺激自体も異次元の心地よさ +だが、女を犯している実感、その征服感が +凄まじい。 +\endtext + +\text("カイム") +(もともと、口でする良さは半分は + それだからな……しかも下より気持ちが + いいときている!) +\endtext + +\text("カイム") +(これは……とまらんッッ!) +\endtext + +\text +射精の時が近づいてきているのを感じつつ、 +しかしもう動きを止めることができなく +なっているカイム。 +\endtext + +\text +ミネルヴァもまた、その感触と本能とで +射精の近いことを感じ取っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、なんだと? ま、まさか、 + この状態で……?) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(よ、よせ! ど、どうなるか…… + ん、んっっ! むぐっっ! + ふっっ、ぐぅぅぅ……ッッ!) +\endtext + +\text("カイム") +「だ、だめだ、とまらん! + このまま最後までいくぞ? + 耐えろ、ミネルヴァよ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、んッッ! んっ、ぐッッ……! + ふぐう! はぐうう! んっっ、 + じゅぷぅぅぅ!?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの喉奥を目掛けて、 +激しく腰を叩き付け、ペニスを打ち込んで +いくカイム。 +\endtext + +\text +その衝撃を吸収しきれず、 +ミネルヴァの後頭部がガンガンと繰り返し +床に打ちつけられる。 +\endtext + +\text +カイムの尻に何度も鼻先がうずまり、 +その屈辱と怒りが、苦痛に耐える +手助けをしてくれるものの―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(だ、だめだ! もう、もたぬ…… + ぐっっ、ぷぅぅっっ! + し、死んでしまう……っ) +\endtext + +\text +これ以上は限界、というところで、 +しかしカイムの側の快感も頂点へと +達していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっっ、ううっっ! + うおぉぉぉ――!」 +\endtext + +\text +どくん、どくん、とペニスから吐き出されて +くる不浄の液体。 +\endtext + +\text +受精のためですらない――ただ、ミネルヴァ +を穢すことだけが目的のその液体を、 +しかし今は吐き出す術すらない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んぐっっ! んくぅ……んくっっ、 + ごく……こく、こくっ……!」 +\endtext + +\text +直接、喉奥へと流し込まれ、 +ペニスが脈動するたびに次から次へと +飲まされてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉぉ……まだまだ出るぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、う、ううう……んっっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(い、いやだ! 飲みたくない! + 飲ませるな、こんな汚い……ものを…… + ん、んくっっ! んく、こく、こく……) +\endtext + +\text +泣いても嘆いても、喉まで貫かれたこの +状態では逃れる術がない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、まだくるな……!」 +\endtext + +\text +どくんっ、と脈動と共に吐き出される +追加の精液。 +\endtext + +\text +ペニスは脈動を続け、その度に、 +ミネルヴァは精液を飲むしかない―― +無抵抗に飲まされてしまう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(く、苦しい……ど、どれだけ飲ませるのだ + ……ん、んくっ、んく、んくぅ……!) +\endtext + +\text("カイム") +「これで……おしまいだ!」 +\endtext + +\text +どくんっ、と吐き出される最後の、 +大量の精液の塊。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐうっっ! ぷ、ぷふうっっ……!」 +\endtext + +\text +飲みきれず、口から溢れさせて―― +ようやく、長い射精は終了していた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「け、けふっっ! ふぅ……ふぅぅ、 + ふぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text +まだペニスは抜かれない――硬くなっていて +噛まれないのをいいことに、挿れたままで +余韻に浸っているカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうう! ……よかったぞ。 + いや、随分大量に出たものだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふぅ……ッ! フゥ……ッッ! + ゥゥゥ……!」 +\endtext + +\text +まだ苦しいペニスを咥えさせられたまま、 +しかし捕まった猫のような息をして、 +カイムを睨みあげてきているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう怒るな……といっても無理な話か。 + ふふ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの頭を優しく撫でてやるカイム。 +――当然、ミネルヴァをさらに怒らす +効果しかない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「フゥ……ッッ! フゥ…… + フゥゥゥ……ッッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、その眼だ。その怒りの表情だ。 + それでこそ、我が理想の『囚われの女騎士』 + というものだ。クク!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――犯してやろう。たっぷりと、そして + 徹底的にな!」 +\endtext + +\text("カイム") +「最後まで、耐えてみせるがいい。 + 天上のヴァルキリーの、その誇りに + かけてな――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっっ! はっっ、あっっ! + くはあぁあぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの身体が引き降ろされ、 +巨大なペニスが下からその膣を +串刺しにしていく。 +\endtext + +\text +魔法の効果により、カイムのペニスは +その硬さを増したままだ。女の柔肉など +ものともせず、切り裂き、貫いていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く……い、いたぁぁぁ! + か、硬い……それに、お、大きいっ! + くはぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、きつい……な! + 濡れてはいるのだが……むむ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃっ……はぁ! + はぁ、はぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、力を抜け。そこを緩めて身を + 任せれば、二度目なのだ。 + それほど痛みはせん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! だ、誰が! + 貴様に……犯されて、身を委ねたり + するものかっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうくるとは思ったがな。 + せっかく、人が気持ちよくして + やろうというのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのか? ただでさえ魔法で硬く + なっているのだ。このまますると、 + また痛いぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――本気で気づかうのならば、するのを + やめればよかろう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「道理だ……が、あれを見ろ」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの身体を揺すり上げるように +して、視線を上に向けてやるカイム。 +\endtext + +\text +そこにいるのは無数の兵たち。 +拳を突き上げ、歓声をあげて、 +ミネルヴァを犯すカイムを応援している。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様に散々、苦しめられた兵士たちだ。 + 連中が復讐を求めているのであれば、 + やめられん……王としてはな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけだ! 力を抜く気が + ないのならば、せめて歯を食いしばる + のだな! ゆくぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うっっ……は、はうっっ! + い、いたぁ! いっっ……いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text +カイムの力強い腕が、ミネルヴァを揺すり +あげては引き落とすアクションを繰り返す。 +\endtext + +\text +――発動した魔法により、カイムのペニスは +鋼鉄のように硬くなっている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いたぁ! いたぁぁぁ! + そ、そこを、鋼鉄の槌で叩かれて + いるようだ……は、あぁっっ!」 +\endtext + +\text +その苦痛と、圧倒的な硬さに対する無力感に、 +悲痛な悲鳴をあげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +取り囲む兵たちはカイムの腰の動きに +合わせて歓声を上げ、床を踏み鳴らしている。 +――腰を休めてもらえる可能性はない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、あうっっ! はううっ! + ひっ、いううっっ! い、たぁ…… + いたい……のだ! かっっ、はぁっっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァが首を振ると汗と涙の粒が散る。 +その嘆きの表情がまた、兵たちを +一段と興奮させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! いいぞ、こっちも…… + ここまでして力を抜かんとは、 + しかし見上げた根性ではあるな」 +\endtext + +\text +あくまでペニスを受け入れることを +拒否して、そこをきつく閉じ続けている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +普通なら、こんな状態の女としても +気持ちよくなどないだろうが……幸い、 +ペニスを魔法で硬化させている。 +\endtext + +\text +女の柔肉による抵抗など、容赦なく +押しつぶし、切り開いていく +ことができる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、きぃぃっっ! + あ、あうっっ! はぅ…… + は、あ、あううっっ!」 +\endtext + +\text +犯され続けるミネルヴァの声には、 +甘いものが混じり始めている。 +\endtext + +\text +痛みが消えたわけではなく、痛みと同時に +身体が勝手に快楽を感じているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……これが二度目だからな。 + 抵抗をやめて完全に身を任せれば、 + ただ快楽のみを愉しめるものを!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、だ、誰が……は、あ、あう! + ふはぅ……あ、あ、あんっっ! + ひ……いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(く……痛いッッ! し、しかし、 + この痛みがあれば、最後まで私は + 耐えられる!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(必要なのだ、痛みが…… + 今は、この屈辱を乗り切るために!) +\endtext + +\text +受肉したこの肉体の、快楽の凄まじさは +既にミネルヴァは承知していた。 +\endtext + +\text +一度貪ってしまえば、それに抵抗することは +困難だろう。 +\endtext + +\text +あえてこの痛みを維持し、自分を覚醒させ +続ける――その試みは、少なくとも今の +ところはうまくいっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。なるほどな。 + 読めてきたぞ、お前の考えていることが」 +\endtext + +\text +背後でカイムがそう囁く。 +考えが読まれたような気がして、 +思わず身をすくませるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「素直に快楽に溺れてしまえば楽な + ものを……もっとも、これはこれで + 俺にとっては面白いが」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの身体を抱えなおし、 +完全に宙へと持ち上げるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、見えるか全員―― + 貴様らをあれだけ苦しませた敵を、 + 俺がいま犯してやっているぞ!」 +\endtext + +\text +兇悪なペニスを深々と突き刺された、 +ミネルヴァのその部分を、兵たちに +見せつけるようにしてみせるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! よ、よせ! + このっっっ……!」 +\endtext + +\text +屈辱に歯軋りをするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ、その意気だ。――この生意気な + 女騎士が、ペニスに屈服させられる所を + お前たちにみせてやろう!」 +\endtext + +\text +再び兵士たちの歓声。 +それに応えるように、カイムはミネルヴァの +そこを激しく突き返し始める。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くううっっ! だ、誰が……ぐっっ! + こ、このようなことで……あうっっ!!」 +\endtext + +\text +鋼鉄のようなペニスの上で跳ね踊らされ、 +どうしようもなく悲痛な声をあげさせ +られてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text +強化されたペニスはミネルヴァの体重を +それだけで支え、底を突き破りそうなほど +強く突き上げてくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃ……っ! い、いたぁ! + いたいっっ! いっ、たぁぁぁ……! + あ、あっっ! はあぁっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! 痛いだろう、苦しいだろう、 + さすがに……しかし、決してそれだけ + ではあるまい!」 +\endtext + +\text +生まれたてで、人一倍敏感なミネルヴァの体。 +それだけに、この責め苦の中でも +強烈な快感を覚えてしまわずにおれない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! はううっっ! あ、あうっっ! + くっっ……こ、こんな! 馬鹿な…… + あ、あ、ひゃんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっっ、今のはいい声で鳴いたな? + ここか……このへんか?」 +\endtext + +\text +反応がいいだけに、それに合わせて責めを +調整することもたやすい。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はうっっ!? あ、あ、あっっ! + そ、そこは……くっ、ふぅぅぅっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやらこのあたりが弱点か。 + そっちが身体を開く気がなくとも、 + こうも敏感なら必要ないな――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、このっっ! 身体が……いっっ、 + いうことを……は、あ、あうううんっ! + あ、あんっ! あん、あんあんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうか? こっちのほうがもっといいか? + ふふっ! 実に敏感な身体だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふ、ふざけるなっっ! こ、こんなことが、 + あっていいはずが……ひぁぁ! + はっっ、あっっ、あ……! あんっっ!」 +\endtext + +\text +本人の意思とは関係なく、突きまくられ、 +感じさせられまくってしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いぃぃ……はぁっ、はぁぁ…… + ま、また制御が……はぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「高まったきたな! こっちも…… + そろそろだ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの絶頂が近いのを感じ取り、 +カイムもまた責めを一段速くして、 +同時の絶頂へ向けて調整していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くく! では、共にイクとしようか。 + 貴様の絶頂と同時に、その子宮に + 精を注いでやる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「っっ!! い、いやだっっ! + だ、誰がそのような……くっ、んっっ! + あ、あ、あんんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄だ! ムダムダ! + さあ……イクぞ! まずは貴様からだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、嫌だっっ! 嫌……なのに…… + ひ……あ、はっっ、は、あ、あああっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっひ……はっっ、あぁあぁぁ……! + あっ、あああああ―――ンッッ!!」 +\endtext + +\text +溜めに溜めていた何かを吐き出すように、 +ついに全身を震わせ、絶頂の悲鳴を +上げさせられてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、ではこっちもだ! + そらぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひきぃぃぃっ! は、入ってくる! + 今度こそ、この身体の生殖用の臓器の + 中に……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、熱くて……な、なんなのだ、 + この気持ちよさは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、ひっっ……! + ひぁあぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +子宮に熱い精を注がれる快感に、 +再度絶頂を迎えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「その快感を知ったか……! + ならば、追加だ! うぉらぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はひっっ!? い、いらぬ! + もう、これ以上は……あ、あ、あっ!?」 +\endtext + +\text +どくどくと、吐き出される精が子宮を +内から膨らませていくのがわかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くひぃ……! こ、こんな……こんな! + た、耐えられる、わけが……ああっ! + ひっっ、あぁぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +一度の射精で三度の絶頂を与えられ、 +さすがのミネルヴァもぐったりとして +果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いぃぃ……はぁ…… + はぁぁ……あ、ぁぁ……」 +\endtext + +\text +その感じやすい肉体をぶるぶると +震えさせ、余韻に喘いでいるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……! よいイキっぷりだったぞ、 + ヴァルキリーよ? ぺろっっ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っっ! ひぃっっ!」 +\endtext + +\text +汗の浮いたうなじをペロリと舐めあげて +やると、それだけでビクビクと +大きく反応する。 +\endtext + +\text("カイム") +「恥じることはない。……こう敏感な身体を + 持っていたのではな。俺のテクニックを + 前に、あらがえる女などおらん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ……! はぁっ、はぁ……っ」 +\endtext + +\text +ほう、と内心で思うカイム。 +完全に落ちたかと思ったら、まだ眼の光には +充分な力が……怒りが宿っている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ま、まだだ! 身体は、犯されて…… + じ、自由にされて、精を注がれて + しまったが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この私の精神は、まだ少しも + へこたれてはおらぬ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、それは確かにな……」 +\endtext + +\text +身体を快楽に沈めるのは、あくまでそれに +引きずられる心を落とすのが目的だ。 +\endtext + +\text +その心が、まだ反抗心に燃えているので +あれば―― +\endtext + +\text("カイム") +「それは――嬉しいことだ! + ふははははは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……っっ! な、なんだと! + は、はうっ! はぁうっっ!!」 +\endtext + +\text +再びミネルヴァの身体を高くさしあげ、 +下から激しく突き始めるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「一度で折れぬとあれば、何度でも + やってやろう……快楽に、身も心も + 染まりきるまでな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、誰が……ひっっ! はううっっ! + そ、そんな……あううっっ!」 +\endtext + +\text +ガッガッと底を突かれつつ、 +それでも鋭い眼で背後のカイムを +見返すミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この身体が擦り切れ、枯れ果てたと + しても、我が心は折れたりはせぬ! + くっっ……! あ、あうっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「好きにするがよい。何度でも……! + 耐え抜いて、その後で貴様らを皆殺しに + してみせる――必ずだ! は、あううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅむ? ……どうやら本気か。 + 理想の女騎士とか、あまりいっておられん + かも知れんな、そうなると」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふんっ! ようやく気づいたか…… + あ、あ、あっっ! くぅっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺と貴様の話だけなら、それもいいの + だがな。――見てみろ、連中の表情を」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「連中、だと……? あっっ……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァに顔をあげさせるカイム。 +すると否応なく、周囲を囲む兵たちの +表情が眼に入ってくる。 +\endtext + +\text +獣欲と、情欲だけではない。 +その裏にあるものは怒りと恨み―― +\endtext + +\text +仲間を殺された、その殺した当人である +ミネルヴァへのやりきれぬ思い。 +\endtext + +\text +彼らの中には、親や子を殺された者も +いるだろう。 +\endtext + +\text +――その悲しみが。暗く兵たちの +表情を覆っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかるか? お前のしてきたことが? + 敵を降した後は過去のことは忘れ、 + 仲間とするのが魔王軍ではあるが」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも限度がある……軽い気持ちで + いうべきではないな。皆殺しなどとは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う……くっっ……しかし……しかし」 +\endtext + +\text +受肉の前、意識体として存在していた頃の +ミネルヴァなら、気にもとめなかったろう。 +\endtext + +\text +しかし生身の肉体を得て、同じ生身の +相手と向き合ってしまえば、迷わざるを +得ない。 +\endtext + +\text +本当に――自分を支えている理念は、 +目的は、目の前の彼らを殺すほどの +重みが、意味があるものなのか。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあよい。すぐに答えなどは出るまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「今は犯してやろう。せいぜい、 + 連中の想いが晴れるようにな――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! くっう……っっ! + はっあうっっ! あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そらそら! 少し抵抗が緩んだのでは + ないか? 女騎士よ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うっっ、くっっ……そ、そんなことは…… + は、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの眼の光はまだ充分に強い。 +……が、迷いの色が僅かに加わって +いるのは確かだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これまでと同じではいられん…… + それもまた、人というものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「変わらぬものなどありはしない。 + ちょうど……このペニスが、痛みから + 快楽に変わっていくようにな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、ひっっ! + はっ、あうっっ! は、はう……はう! + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text +もはや声もろくに届いてはいない +様子のミネルヴァ。 +\endtext + +\text +背後から胸を揉みしだき、腰を突き上げて +やると、いちいち快楽の声と反応が +帰ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(落ちたか……身体だけではなく、心も?) +\endtext + +\text +もともと感じやすいミネルヴァだけに、 +心の抵抗が弱まればこうなるのも +当然ではある。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……出すぞもう一発。 + 受け止めろ、ミネルヴァよ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! あ、あひぃっ……! + は、あ、あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、あぁあぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +再びの膣内射精。びゅくびゅくと震える +ペニスから、子宮の精液だまりへと +熱い濃厚な精が注ぎこまれてくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ! あ、あ、あ…… + は、入って……くる……くっっ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、はぁ……はぁ…… + はぁぁ……っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう! ふふ、観念したか、そろそろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っっ! だ、誰が…… + はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! 今日の成果は、これで充分あった + とは思うが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「連中にサービスだ! 落ちきった女騎士の + 絶頂の悲鳴を、あと一度だけ聴かせて + やるとしよう!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、ひぃぃっ! ま、まて! + もう、よせ……よすのだ……くっっ、 + あ、あ、あひ……っっ!」 +\endtext + +\text +これで三度目の責め――心に迷いの出た +ヴァルキリーには、既に以前のような +強い抵抗の意志は感じられない。 +\endtext + +\text("カイム") +(怒らせ、睨みつけるこいつを犯すのは + たしかに面白かったが……) +\endtext + +\text("カイム") +(こいつはもはや帰る所を失っている。 + ならば、味方につけるためのセックスを + 考え出す頃合だろう……!) +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァよ。貴様の今の生きがいは、 + 俺への個人的な復讐だというが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではそれを終えたら、どうするというのだ? + 続くぞ? この肉体で、この世界における + 人生は、まだまだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、くっっ! は、はうっっ! + し、知ったことか、貴様の…… + あ、あぁんっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配してやっているのだ。俺としても、 + 半端な考えのままで味方になれとは + いわん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……このペニスに逆らえなくなったから、 + というのなら、それはそれはアリなの + だがな」 +\endtext + +\text +いいながら少しだけ、ペニスでの責めを +強くしてやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっっ! あ、あ、あっ! あんんっ! + くっ……こ、この……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ば、馬鹿にするなっ! 自分のことなど、 + あ、あんっ! 自分で……くっっ! + き、決められる! は、あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。そうだろうな、貴様の場合」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこの肉体には、安らぎも、休息も…… + 快楽も必要だ。俺ならその全てを貴様に + 与えてやれる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ! あ、あ、あっっ……! + くっ……ひっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえず、快楽がどんなものかだけ + 教えてやろう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここから先は言葉はなしだ。 + ……いくぞ!」 +\endtext + +\text +口をつぐみ、責めに専念していくカイム。 +\endtext + +\text +背後から手と口も使い、ここまでに収集した +ミネルヴァの肉体を感じさせる為のデータを +総動員して、最後の責めにとりかかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ!? な、なんだ? + この肉体の反応は……ひっっ!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、これまでは、本気ではなかったと + いうのか? あ、あ、はっあぁんっっ! + はんっっ! は、あぅぅぅ……ッ!」 +\endtext + +\text +言葉はなし、という宣言の通り、 +ミネルヴァのその疑問には責めで答えていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひゃっっ! はううっっ! + む、胸を揉むなっっ! そ、そんな風に + いやらしく……はああんっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いかんっっ! 震わせるな! + そ、そこで、ペニスを、そんな風に…… + ぶ、ぶるぶると……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(だ、駄目だ……こ、心をいくら強く保とう + とも、肉体に……ひ、引きずられる…… + あ、あぁん……あん……あんっっ……!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(こ、ここまでだ……ひ、あ、あ、っっ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ひぃぃぃっ! は、あ、あ、 + はっあぁあぁぁ…………んッッ!!」 +\endtext + +\text +玉座の間に集った全軍に聴こえる悲鳴を +あげて、切ない絶頂を迎えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +この強敵を屈服させた――それを見せ付けた +上で、カイムはミネルヴァの中に、 +最後の精を放っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっうっっ! はううっ! + かっっ……ふううッッッ!」 +\endtext + +\text +精に子宮を叩かれる度、悲痛な呻き声を +あげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっっ!? ま、まだ…… + あっふっっ! はっっ、あっあっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、はぁあぁぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、ひぃぃ……はっ、はぁぁ…… + はぁ……ぁぁぁ……」 +\endtext + +\text +最後の長い悲鳴をあげて――そのまま +がっくりと、ミネルヴァは頭を垂れていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ご無事に終えられましたか、 + カイムさま」 +\endtext + +\text +安堵して近寄ってくるリズベル。 +\endtext + +\text +その表情には、本当にそれを成し遂げた +カイムに対する、多少の尊敬も +ないではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。見ての通りだぞ? + ……この先は、これまでほどの強い + 抵抗はあるまい」 +\endtext + +\text +ぐったりしたミネルヴァの身体を、 +リズベル配下の兵たちに預けるカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だからといって、味方にまでなるとは + 限りませんが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。とりあえず牢に入れておけ。 + 後のことは……寝てから考える」 +\endtext + +\text +ふああ、とあくびをするカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりました……連れていけ、お前たち」 +\endtext + +\text("カイム") +「殺すなよ、リズベル?」 +\endtext + +\text +後ろ姿に声をかけてやると、 +リズベルは僅かに立ち止まり、 +そしてうなずくのだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_06.txt new file mode 100644 index 0000000..22cfd59 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_06.txt @@ -0,0 +1,500 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_06") + +\text +迷宮の中にある牢屋。 +\endtext + +\text +そこに閉じ込められたミネルヴァは、 +脱出を試みるでもなく―― +\endtext + +\text +むしろその時間を、己の内部を探求する +ことにあてていた。 +\endtext + +\text +今、自分の中を満たしている感情…… +その多くが『不安』と『恐怖』に分類される +ものであるとミネルヴァは気づいていた。 +\endtext + +\text +かつてストラクタと一体であった頃、 +その叡智によって世界はすべて理解の下に +あり、そこに『恐怖』はなかった。 +\endtext + +\text +寿命というもののない身には過去も未来も +なく、そこに『不安』は起こりえなかった。 +\endtext + +\text +『受肉』したとき、この世界での活動に +必要な最小限の知識は、ストラクタの +共同記憶から抜粋して与えられている。 +\endtext + +\text +それは、ストラクタ本体の無限の叡智には +程遠い――ひとりの人間の知能と、脳の容量 +には限度があり、仕方のないことだった。 +\endtext + +\text +知らないことは、恐怖だ。 +知覚できるのは、肉体に備わった感覚器官の +届く範囲の僅かな出来事のみ。 +\endtext + +\text +それすらも、限られた知識では +正体を知ることがかなわない。 +\endtext + +\text +――今思えば、ああまで苛烈に、夢中に +なって剣を振るってきたのは、その恐怖を +忘れようとしてのことだったかも知れない。 +\endtext + +\text +未来のこともある。この受肉した肉体には +寿命があり、なにをしようとも、 +一定期間で衰えて死んでしまう。 +\endtext + +\text +大きなダメージを負ったり、メンテナンスの +不可能な状態が続けば、その前にでも壊れて +動かなくなってしまう。 +\endtext + +\text +そうなれば、自分という意識も同時に +消滅してしまう――『不安』を覚えるなと +いう方が無理な話だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが。それならば、疑問がある――」 +\endtext + +\text +牢の中で、一人つぶやいてみるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「『恐怖』と『不安』。どちらも概念と + しては原始的なものだ……持ってきた + 共同記憶にも入っていた」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「にもかかわらず、『受肉』して肉体を + 持つまでは、決してその本当の意味を + 知ることはかなわなかった――」 +\endtext + +\text +その二つの感情だけではない。 +ミネルヴァは、カイムの前に引き出され、 +犯された時のことを想い出す。 +\endtext + +\text +最初から、決して優しいだけのやり方では +なかった。それだけに、多くの感情の意味を +ミネルヴァに教えてくれた。 +\endtext + +\text +最初に感じたのは、もちろん『恐怖』だった。 +\endtext + +\text +この未知の世界に放り出されたことで、 +それまで感じていた恐怖とは、 +比べ物にならない濃密な『恐怖』。 +\endtext + +\text +何を求めてそれをされているのかすら +わからない――理解不能の他者が、 +自分の肉体に入り込んでくる。 +\endtext + +\text +『痛み』と『苦しみ』。 +その両者が合わさった『苦痛』。 +\endtext + +\text +何か大事なものを奪われ、 +踏みにじられた『哀しみ』。 +『怒り』と、『屈辱』。 +\endtext + +\text +後からゆっくりと、肉体に湧き上がって +きた『快楽』。その快楽が心に +引き起こした『悦び』。 +\endtext + +\text +生殖とは、肉体をもった生物が、 +その限りある命を繋いでいくための +大切な行為だという。 +\endtext + +\text +だから、それを促すために褒賞として +『快楽』が用意されている――持ってきた +共同記憶にも、そのくらいの記述はある。 +\endtext + +\text +だが何度読んだところで、それが実際に +どのようなものか、肉を持たぬ身では +絶対に理解することはできなかったろう。 +\endtext + +\text +そもそも、そんな情報に意味があると思い、 +興味を持つことすらなかったはずだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――ストラクタは、全ての叡智を持つ + ものと思っていた。この世のあらゆる + 知識を共有し、保存していればこそだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なればこそ、我らに正義はあると、 + 私は当たり前のように思っていた」 +\endtext + +\text +この手で殺めた、無数の人と魔物―― +その表情と、最期の声とを思い出して +いくミネルヴァ。 +\endtext + +\text +彼らの『怒り』すら、今は生々しく +理解することが可能だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「肉体を持たねば得られぬ叡智もあると + いうなら、ベルナ様でさえ、間違って + おらぬと誰が保証できよう――」 +\endtext + +\text +思考に沈んでいたミネルヴァは、 +そこで牢の外に、足音と人の気配とを +感じ取っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「気分はどうだ、ヴァルキリーよ。 + 様子を見にきてやったぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイムか。また私を犯しにきたのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのつもりはなかったが…… + 貴様がおねだりするのであれば、 + 相手をするのはやぶさかではないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、牢屋番。ここの鍵をあけろ」 +\endtext + +\text("牢屋番") +「え、えっっ! それは……」 +\endtext + +\text +牢屋番をしている戦傷兵のゴブリンが、 +戸惑ったような顔をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が命じているのだ。いいから開けろ」 +\endtext + +\text("牢屋番") +「い、いえそれがリズベル様が、 + 魔王様がやってきてそういっても + 開けるなと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「チッ……! リズベルのやつ。 + ともかく開けるのだ。俺はこの魔王軍の + 王なのだぞ?」 +\endtext + +\text("牢屋番") +「そういうに違いないからと、 + 牢屋の鍵をご自分の部屋にもっていって + しまいまして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まったく! 仕方ないな。 + おい牢屋番、せめてあっちへいっていろ」 +\endtext + +\text +へい、といって、こそこそと退散する +牢屋番。多分その足でリズベルの所へ +報告に向かうのだろう。 +\endtext + +\text +やりとりを見守っていたミネルヴァが、 +そこでフフッと笑う。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ままならぬのだな意外と、 + ディアボリカの王といっても――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん! 皮肉とへらず口くらいは + 覚えたようだな。よいせっと」 +\endtext + +\text +牢屋番の座っていた椅子に腰を下ろすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。少し、お前と話をしてみたいと + 思っていたところだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「話か……そうだな、私もそのように + 思っていた」 +\endtext + +\text +おっ、という顔をするカイム。 +リズベルの尋問にも、これまでミネルヴァは +何も答えずにきている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「知りたいことを問うがいい。私も多くの + 知識を持ってきてはいないが、 + わかることであれば答えてやろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……意外だな、正直」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃそうだろう……と、あれだ。 + まずはだな……」 +\endtext + +\text +さすがにカイムも、これが絶好の機会だと +承知している。逃すわけにはいかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもだ。お前らはなぜ、 + 今までのような活動をしている? + ……してきたのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、我らを目の敵にしている? + 我らの側で、ストラクタとやらに危害を + 加えた覚えはないのだが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それか――それは、我らストラクタが + 秩序と安定をこの世界に求めているからだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ディアボリカの存在はこの世に混乱を + もたらす。だから排除する必要があるのだ」 +\endtext + +\text +すらすらと答えるミネルヴァ。 +その答え方からしても、 +教条的に教え込まれた内容であるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。だが、この世に破壊だの + 混乱だのをもたらすのは、 + お前たちのしてきた扇動も同じだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……違うか? ヴァルキリーよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………………」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは答えない。 +――自分でも疑問を持つようになったから、 +こうしてカイムと話をしているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「もうひとつの問いだ。なぜ貴様らはそこ + までディアボリカを敵視する? 混乱を + もたらすなどと、一体誰が決めたのだ?」 +\endtext + +\text +それは――と答えかけて、ミネルヴァが +自身で意外そうな顔をする。 +答えがないことに気づいたのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「根拠がないのならば、単たるヨタ話に + 過ぎんだろう。そんなもので殺されたの + ではこっちだってたまらん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは――ストラクタの始まりより、 + ディアボリカという存在は悪の象徴、 + 憎むべき敵とされてきたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやそもそも、お前らの居るのは + エルキオとかいう、こことは別の + 世界なのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんでそんなところにディアボリカの + 名前が突然出てくるんだ。何の接点も + ないだろうが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その通りだ。わからぬ。 + 私には何もわからぬ……」 +\endtext + +\text +頭を抱えるミネルヴァ。 +ふう、とため息をつくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、今日はこんなところにするか。 + 少し休むがいい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……すまぬ」 +\endtext + +\text +情けないような顔をして、 +ミネルヴァは自分の手をしげしげと +眺める。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 具合でも悪いのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうではない……いや、そうかも + 知れぬ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「純粋なストラクタであった頃…… + 我らは一にして全、全にして一、 + 全き存在であったのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが、こうして受肉した今はそうではない。 + なにひとつ、今の我は確信というものを + 持てぬ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、あまり深く悩まんことだな。 + 人生というのは大体、そんなものだぞ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え……? そうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。大体、手探りだ。 + 悩むし、考えもコロコロ変わる」 +\endtext + +\text("カイム") +「といって迷っている時間もない。 + 若い時間には限りがあるからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……むちゃくちゃだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから楽しいのだ。……お前には、 + 人としての生き方というものを + もっと教えてやらんといかんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえず、ベッドに呼んで + そこでたっぷりと教えてやろうか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……下衆めっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その意気だ。 + ……また様子を見にきてやろう」 +\endtext + +\text +カイムは笑って立ち去り、 +後には牢の中に、ミネルヴァが +一人残される―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_07.txt new file mode 100644 index 0000000..985ab86 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_07.txt @@ -0,0 +1,342 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_07") + +\text +迷宮の地下牢。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ……また食べてない」 +\endtext + +\text +まだ幼いゴブリンの子供が、古い食事の皿を +引っぱりだして呟いていた。 +\endtext + +\text +――数日前から、リズベルに命じられて +牢番の見習いとなり、この独房を担当 +させられている。 +\endtext + +\text +牢屋といっても食事は悪くない。囚人にも +よるのだが、特にこの独房には兵士と同じ +メニューを出すよう指示が出されていた。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「もったいないなあ…… + でも、食べないで大丈夫なのかなあ?」 +\endtext + +\text +そこで、てっきり眠っていると思っていた +独房の主が、ぎらりと眼を光らせて +睨みつけてきていた。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ひゃあっ! ご、ごめんなさい……!」 +\endtext + +\text +慌てて食事を新しいものに入れ替え、 +退散する。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「はぁ、はぁ……やっぱりすごい迫力だなあ。 + いっぱい仲間が殺されたって、スパッキオ + さんもいってたっけ」 +\endtext + +\text +その牢屋は食事が特別なだけでなく、 +魔法を封じるための二重、三重の対策が +なされている。 +\endtext + +\text +ただものではない――ということは、 +ノロやスパッキオら、魔物の兵士たちからも +さんざん聞かされていた。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「……でもあの人、いつきてもああして + 起きていて、寝ていないよね」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「食事も食べていないし……いったい + どうなっちゃうんだろう?」 +\endtext + +\text +心配しつつ、古い食事の皿を抱えて、 +ゴブリンの子は牢を立ち去っていく―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――新しい食事、か」 +\endtext + +\text +まだ暖かい皿に盛られた食事から、 +魅力的な匂いが流れてきて鼻をくすぐって +いる。 +\endtext + +\text +ぎゅうっ……と腹が鳴る。 +\endtext + +\text +それを食べろ、栄養をとりこめ――と、 +受肉した肉体が精神に命じているのが +わかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(……だまれ。おさまれ、肉の分際で) +\endtext + +\text +精神の力で、その欲求を抑え込む。 +……と、今度はぐらりと頭が揺らぎ、 +眠りに沈みこみそうになる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(寝る……ものか! 精神の働きを、 + 身体に預けるなどと……!) +\endtext + +\text +膝を抱いたまま、カッと眼を見開いて +睡魔に対抗する―― +\endtext + +\text +受肉した当初は、まだストラクタの力が +宿っていたのだろう。食物も、睡眠も +必要とはしなかった。 +\endtext + +\text +最初の食事は、肉体の機能への好奇心から +摂ったのだ。……その後の排泄には、 +面くらうことになったが。 +\endtext + +\text +それが今はちがう。食事から栄養を摂り、 +睡眠で休養を取らねば、肉体を維持する +ことが困難になっている。 +\endtext + +\text +徐々に……自分という存在そのものが、 +この世界のヒトと同じに近づいている。 +\endtext + +\text +肉体の欲求に負け、食事を摂り、 +睡眠を取ることを拒否しているのは +それが理由だった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私は……ストラクタだ。高位の…… + 精神なのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「肉体の僕に過ぎぬ、ここの生物たち + とは……ちがう……」 +\endtext + +\text +衰弱して、そのまま息絶えるなら、 +それも構わないとさえ思っていた。 +\endtext + +\text +肉体を離れた精神は、あのストラクタの +清浄な世界へ呼び戻される―― +\endtext + +\text +ないと知りつつ、そんな妄想が脳裏を +よぎり続けている。 +\endtext + +\text +と、そこで廊下を近づいてくる、 +聞き覚えのある足音にミネルヴァは +気がついていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――カイムか」 +\endtext + +\text("カイム") +「約束どおり、様子を見に来たぞ。 + 元気――ではないようだな」 +\endtext + +\text +青ざめた顔をして、簡易ベッドの上に +うずくまるミネルヴァを見下ろして、 +牢ごしにため息をついてみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「強情なやつめ。……さっき、すれちがった + ガキに聞いたぞ? メシも食っておらんし、 + 寝てもおらんとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お前の知ったことではない。 + ……それより、用があったから来たので + あろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……そんな状態のお前を抱くわけにも + いかん。話くらいはできるのだろうな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「当然だ……我が意識は、肉体の状態などに + 左右されぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「またそういうことを……まあいい」 +\endtext + +\text +牢番の椅子に腰かけるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞くべきことは前回に聞いたが…… + 軽い疑問が残ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「この任務に、お前が選ばれた理由だ。 + 命令だったのか、自ら志願したのかとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……それが疑問か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。そのどちらかで、 + ずいぶん違う……いろいろとな」 +\endtext + +\text +ふん、と息をつくミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「志願だ。……この世界の光景をみて、 + 私は美しいと思った。ゆえに自ら + 手を挙げたのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「草原を吹く風、鳥のさえずり、 + 光と、水の色――」 +\endtext + +\text +それらを想い出すように眼を閉じる +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「戻れぬ任務だとしても、守るに足ると + 思える光景だったから……あ、うっっ!? + う、う……」 +\endtext + +\text +突然、両手で頭を抱えて苦しみだす +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、どうした?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そのはずだったのだ……それが、 + それがなぜ……?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは目を見開き、 +今この場所では無い……記憶の中の光景を +見ていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そう、血と、悲鳴……屍の山…… + なぜ、なぜ……!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私は、この世界の秩序を…… + 美しさを守るために……あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着け! ……深呼吸でもしろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……はっ、はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく。……まだ話をするには + 早かったようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえずメシを食え。 + 腹が減ったときに考え事をしても + ロクな考えは浮かばん」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして眠れ。精神自体、休息が + 必要なのだ。……お前がどう + 思おうとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……またくる」 +\endtext + +\text +立ち上がると、上着をひるがえして +去って行くカイム。 +\endtext + +\text +歯軋りをするミネルヴァが、 +あとには一人残される―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_09.txt new file mode 100644 index 0000000..0009a93 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_09.txt @@ -0,0 +1,383 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_09") + +\text("ゴブリンの子") +「また食べてないや……」 +\endtext + +\text +格子の下の取り出し口から食事の皿を +取り出して、世話役のゴブリンの子が +ため息をつく。 +\endtext + +\text +そっと中を覗く――覗いているのがバレると +恐ろしい怒鳴り声と物が飛んでくるのだが、 +今日はそれもない。 +\endtext + +\text +寝ているわけでもない……寝台の上で足を +抱くようにして、ただ呆然としている。 +\endtext + +\text +そう、ミネルヴァは睡眠をとることさえ +拒否しているのだった。 +\endtext + +\text +青白い顔をしてすっかり痩せ衰えてしまい、 +元の覇気は消えうせてしまっている。 +\endtext + +\text +それでもなお、美しい―― +\endtext + +\text +今は消え入りそうな儚さが加わって、 +この囚人が実は天上からやってきた戦乙女 +だという噂さえ、真実に感じさせる。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「お姉ちゃん……新しいご飯、 + 置いていくね」 +\endtext + +\text +まだ湯気を立てている食事のプレートを +取り出し口に置いて、ゴブリンの子は +廊下を戻っていく。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ……! 魔王さま」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはミネルヴァの食事か。 + また何も食っとらんのか、あいつは」 +\endtext + +\text +うなずいて、さらに訴えるような +表情をするゴブリンの子。 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、寝ておらんわけだな。 + まったく、あの強情ものが」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「魔王さま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。ここらで何とか + してやらんとな……俺にまかせておけ」 +\endtext + +\text +ゴブリンの子の頭をポンと叩いておいて、 +カイムはミネルヴァのいる牢へと向かう。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いたぞ。またメシを食っておらん + そうだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……カイム、か……」 +\endtext + +\text +ベッドの上で膝を抱いたまま、 +かすかに顔をこちらに向けるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「聞きたいことがあるなら…… + いまのうちに、問うがいい……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そのうち……声も、出なくなるだろう…… + こっ、こほっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ったく! 何を悲劇のヒロインを + 気取っておるのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……カイム?」 +\endtext + +\text +この格子で隔てられていなければ、 +中に入っていって頭を一発どついて +やっている所だった。 +\endtext + +\text("カイム") +(それが出来んとなれば…… + まずは、少し怒らせてみるか) +\endtext + +\text +ふんっ、と腕組みをして、 +わざとらしく笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「無様だな。本当にこの世に未練が + ないというなら、自ら命を絶てば + よかろう。なぜそれをせんのだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……わからぬ」 +\endtext + +\text("カイム") +「死にたくはないのだろう? + もがき苦しんではいても、 + まだ人生に未練はあるのだろうが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「忠告してやる。…それ以上意地を張って + 身体の欲求を無視し続ければ、取り返しの + つかんことになるぞ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……望むところだ。 + だいいち、敵である貴様らの施しを + 受けるつもりは、ない」 +\endtext + +\text +怒りとはいかないまでも、ミネルヴァの +声が反感を帯びてきている。 +\endtext + +\text +内心で、いいぞ……と思いながら続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「敵からの施しか。古風だな…… + しかしそれはまた、ずいぶんと + 人間的な思考だな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、に……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだろう。貴様らストラクタと + いうのは、感情に左右されぬ論理的な + 思考が身上なのだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「メシはメシだろう。誰から渡されようが + 味も栄養も変わらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「このメシに毒でも入ってるというなら + 別だが……その理由もない。殺そうと + 思えば、我らはいつでも貴様を殺せたのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「認めろ。貴様はもう、身も心も人に + なりきっているのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまさらストラクタのままでいたいから + 寝ません食いませんなどと、愚か以外の + 何者でもなかろう。……違うか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ちがう……もはや私には、ストラクタも + ディアボリカも、敵も味方も無い」 +\endtext + +\text +顔をそむけ、ミネルヴァは呟く。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「何もないのだ……私が信じていたものは、 + 全て覆されてしまった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「生きる理由など、もう残されてはいない。 + ……もはや私に、生き続ける意味は無い」 +\endtext + +\text("カイム") +「なればこそだ。このメシを食え。 + 食事をとって眠り、その身体を養え」 +\endtext + +\text("カイム") +「生き延びるのだ。何度絶望しても、 + 生きてさえいれば新しい何かが見つかる。 + そいつが人生というものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――でなければ、お前がこれまで手にかけ、 + 命を奪ってきた者たちも浮かばれまい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、私が……これまで手にかけてきた…… + こ、殺してきた、命を奪ってきた…… + 者たちが……?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に反応し、そこにまだ血が +ついてでもいるかのように自らの両手を +眺めるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ! あ、あっっ……あ゛……ッッ!」 +\endtext + +\text +吐きそうになり、口を押さえて背を曲げ、 +何度もしゃくりあげる……が、胃の中には +吐くものは少しも入っていない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁっ……はぁっ……!」 +\endtext + +\text +僅かな胃液だけを手の上に戻して、 +苦しげに息をしているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +――そのミネルヴァに優しい言葉をかける +かわりに、カイムはまだ湯気を立てている +スープの皿を持ち上げてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「見ろ、ミネルヴァよ。こいつは肉の + スープだ。中には殺された、獣の肉が + 入っている」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかるか? 我らは生きる為に、 + 他の命を否応なく殺している――」 +\endtext + +\text("カイム") +「肉を食わずとも同じだ。お前は生き物と + 同じように、この世界の草や木も + 美しいと感じたのだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「――我らはそういう存在だ。そしてお前も、 + 今はその一員になったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「せめて精一杯、生きてみせる他は + ないだろうが。……違うか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……………………」 +\endtext + +\text +床を睨んだまま、 +唇を噛んでいるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………なぜだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なぜお前は、私にここまでする…… + 苦しめる!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「このまま私を、放っておいて + くれぬ……?」 +\endtext + +\text +ふっ、と笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「決まっているだろうが、そんなものは」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がいい女だからだ。 + お前とのセックスは最高だったからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「元気になったお前とまたヤりたいのだ。 + ……可愛がってやるぞ。 + 今度は優しくな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっちへいっていろ! + く、くだらぬ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうさせてもらうとしよう。 + 今日のところはな」 +\endtext + +\text +またくる……そういい残して独房に +背を向け、立ち去っていくカイム。 +\endtext + +\text +後には唇を噛み、少しだけ、 +頬を赤くしたミネルヴァが残される―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_10.txt new file mode 100644 index 0000000..060ae1b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_10.txt @@ -0,0 +1,605 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_10") + +\text +――前回、カイムが訪れてから、 +どれほどの時間が過ぎたのか。 +\endtext + +\text +あの日から、ミネルヴァは眠りだけは +自分に許すようになっていた。 +\endtext + +\text +食事と共に差し入れられる、 +水の入った器にも時々は口をつけている。 +\endtext + +\text +しかし、食事そのものには決して手を +伸ばすことはしなかった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(少なくとも眠ることで、 + あらたに罪を重ねることはない―― + おそらく、水を飲むこともでも) +\endtext + +\text +肉体、というものを受け入れつつある +ミネルヴァ。その欲求を満たしてやることを、 +ようやく許しはしたものの。 +\endtext + +\text +食事を摂るというのは、殺された生物の +屍骸を体内に取り込むことであり―― +あらたに罪を重ねることだと思われた。 +\endtext + +\text +この世界に来てから、無数に積み上げて +きた罪。その象徴にも思えていたのだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(罪を踏まえて生きよ、とカイムはいう。 + 生きることは罪を重ねることだと) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(だが、わかっておらぬのはカイムの方だ。 + 我が罪が、いかに重いものかを――) +\endtext + +\text +不死であるストラクタは、その個体数も +極めて限られている。 +\endtext + +\text +ゆえに、他の個体を消滅させる―― +殺しの罪は、限りなく重い。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(正義と信じていればこそ、 + 私はそれを行うことができたのだ) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(この地上の世界には、生命が溢れ + かえっているとはいえ――) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(………………) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(……だめだ。もう、何も考えられぬ……) +\endtext + +\text +眠りと、僅かな思考とを繰り返すミネルヴァ。 +……次に眼が覚めたのは、しかし牢の外に +人の気配を感じてのことだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……カイムか?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ……ご、ごめんなさい。 + 寝ていたのに起こしちゃって」 +\endtext + +\text +牢の外にいたのは、魔物のまだ +幼い個体だった。この独房の番を +命じられているらしい。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あの、食事もってきました。 + お水も……それと、これ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そこに置いて立ち去れ。 + ……と、なんだそれは?」 +\endtext + +\text +牢の下にある食事の差し入れ口。 +そこに置かれた食事のトレーに、 +何か見慣れない物体が添えられている。 +\endtext + +\text +黒々とした、生硬そうな―― +何に似ているかといえば、カイムの +勃起したペニスにそっくりの物体だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、なんだそれは。気味が悪い。 + ……嫌なことを思い出させる」 +\endtext + +\text +カイムのペニスで陵辱され、 +さんざんいたぶられたことを思い出して、 +顔をそむけるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ、み、見た目は悪いですけど。 + これ、オトコダケっていうんです」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「迷宮の一番奥にはえるキノコで、 + 僕らゴブリンの大好物なんです」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「すごく……栄養があります。 + 食べると元気が出るんです。 + その、迷信なんかじゃなくて……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「キノコ……オトコダケか」 +\endtext + +\text +共通記憶に検索をかけてみる―― +ある種の植物が、胞子を蒔くのに +使う器官らしかった。 +\endtext + +\text +特にこの種類のものは、男のペニスに +似ているというので強壮剤になると +信じられているらしい。 +\endtext + +\text +大型のものは高値で取引されるという。 +……本当に貴重なものらしかった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それで、なぜ私にこの、ペニ…… + オトコダケを?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「それは……おねえちゃん、 + 何も食べてなくて、死んじゃいそう + だったから……」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ボクの大好物のこれだったら、 + おねえちゃんも食べてくれるかな、 + って思って」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「た、食べるのかこれを? + 私が……こんな大きくて、黒くて、 + ぬ、ぬらぬらしたのを……?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「うん! きっと元気がでるよ。 + すごくおいしいんだから」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いや。そこに置いておいてくれ。 + 後で食べる……かも知れぬ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「だめだよ。そんなこといって、 + お姉ちゃん、いつも食べていないもの」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「さがすの大変だったんだよ? + 今、ここで食べてよ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは……いやしかし、 + そういえば……」 +\endtext + +\text +その場をごまかそうとして、 +あらためて相手の姿に眼をやるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(魔物の幼体か……この迷宮では初めて見る。 + というより、なぜこのような場所に + こんな幼い個体がいるのだ?) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お前は……あの牢番の子なのか? + それとも、親である個体は別にいるのか?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「個体? ……よくわかんないけど」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ボクの両親なら、戦争で死んじゃったよ。 + 父さんも母さんも、魔物は出て行けって + いう人間たちに殺されちゃった」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「一人で泣いてるところを駆けつけて + きた魔王軍の人たちがみつけて、 + ここへ連れてきてくれたんだ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「何もせずにご飯だけもらうわけには + いかないから、自分から手伝いをさせて + ってお願いしたんだよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そうか……それは……」 +\endtext + +\text +がっくりと頭を落とすミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――すまぬ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ううん、お姉ちゃんが悪いわけじゃ + ないんだし」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「違う……私が悪いのだ、魔物の子よ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私はストラクタだ。 + ……ストラクタだった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「人間たちを扇動し、魔物を皆殺しにせよと + 命じたのは、我らなのだ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「でも……お姉ちゃんが、自分でそれを + したわけではないんでしょう?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは首を横に振る。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そのようなものだ。命じていたのは + ベルナ様だが、我らは多にして一の + 存在だからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それに実際、命じられれば、 + あの頃の私はそれを疑うことなく + 実行していただろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お前の両親だけではない。 + 幼いお前ですらも……手にかけ、 + 殺していたかも知れぬ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いや、殺してきたのだ…… + 私は……!」 +\endtext + +\text +頭を抱え、ベッドの上でうなだれて +しまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「手にかけたゴブリンの数など、 + 想い出すことすらできぬ……しかも、 + 悪と断じてな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「どうだ、憎いだろう、 + この私が……?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「お姉ちゃん……」 +\endtext + +\text +悲しげな眼をして……ゴブリンの子は、 +しかしゆっくりと首を左右に振っていた。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ううん。憎くないよもう。……お姉ちゃん + がそのことで、どれだけ苦しんできたか、 + ボクは見てきたもん」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「お父さんたちを殺したやつのことは憎いよ。 + でも……お姉ちゃんは、それだけ苦しんだ + んだもの」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「それに、お姉ちゃんはまだ生きてる。 + 償いをすることだってできるんだもの」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「償い……?」 +\endtext + +\text +その言葉の意味を、ミネルヴァは +共同記憶の中から検索して見つけていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「償い――」 +\endtext + +\text +呆然として、それから、 +ゴブリンの子に問い返す。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「頼む……教えてくれ、魔物の子よ。 + お前に対して……我が罪を償うのに、 + 私はいったい、何をしたらいいのだ?」 +\endtext + +\text +にっこりと、ゴブリンの子はミネルヴァに +微笑んでみせていた。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「うん。じゃあ……これを食べてよ。 + ボクのために、今は力をつけて。 + 元気になったところをみせて」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そんなことでいいのか?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「うん。ボクは牢番の手伝いだもん。 + お姉ちゃんが弱って死んじゃったら、 + ボクが叱られちゃう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……そ、そうか。 + うむ、わかった!」 +\endtext + +\text +真摯な顔をして、トレーからオトコダケを +取り上げてみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う……て、手触りまでリアルなのだな。 + に、匂いもだ……は、鼻にツンとくる……」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「さあ、早く食べてよ。 + すごく……おいしいんだよ?」 +\endtext + +\text +期待の眼で見ているゴブリンの子。 +いまさら無理だとも言えず、ミネルヴァは +勇気を出して先端に舌を近づける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぴ、ぴちょ……う、に、苦い……! + ま、まるでカイムの……さ、先走りの + 液のようだ」 +\endtext + +\text +先端を舐めてみて顔をしかめるミネルヴァ。 +……実際にこのキノコには催淫効果も +あるのだが、そんなことは知るよしもない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁっ……ぺ、ぺろっ…… + ぺろ、ぺろ……す、少し、ぺろ…… + あ、味に、慣れてきたかも知れん」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「ほら、ぱくっといっちゃってよ + ぱくっと、思い切って!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、うむ。……はぐっっ! + は、はぐ……ひゃむ……か、噛み切れん、 + か、硬くて……はむぅ……!」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「だいじょうぶ。唇で揉んだり、 + 舐めたりしてると、だんだん柔らかく + なってくるんだよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っっ! そ、そんな…… + は、はむっ! はむ、はむ、 + れろ……はっ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ほとんど半泣きになって、ペニス状の +キノコへの奉仕を続けるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +ゴブリンの子の言葉は嘘ではなかった。 +続けているうちに、何とか噛み切れる +硬さになってくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! かぷうっっ……! + むぐ、むぐぅぅ……んくぅ…… + ごくんっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、はぁっ! はぁっ、 + はぁっ……た、食べたぞ?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「うん。よくできました。よかったら + もう一本もってこようか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、勘弁してくれ。 + 食う、これを食うから……」 +\endtext + +\text +慌てて、ミネルヴァは残りの食事の +乗ったトレーへと手を伸ばす―― +\endtext + +\text +ミネルヴァとゴブリンの子、 +二人のやりとりを廊下の陰から +見守っている人影があった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、それなりに面白い見世物では + あったが――」 +\endtext + +\text +そろそろ面白いものが見れそうです―― +そういって、リズベルがカイムを +ここへ連れてきたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「好かんな。このようなやり方は。 + ……あのキノコからして、貴様が用意して + やったものなのだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本来なら殺すべきです。 + それを懐柔せよというのですから、 + 手段をどうこうは言わないでください」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはいわぬが……聞いておこう。 + このあと、あのガキには何をさせる + つもりでいるのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりません。すべてはあの子次第です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なに?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの子の言葉は、あの子の本心です。 + この件について、私が筋書きを用意した + わけではありません」 +\endtext + +\text +実際に、ストラクタによって扇動された +人間たちに、両親を殺されている―― +その説明は嘘ではなかったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……この時勢です。あのような子供は + 珍しくもありませんが」 +\endtext + +\text("カイム") +「条件を調えての即興劇というわけか。 + お前にしては珍しいやり方だが―― + そうか」 +\endtext + +\text +リズベルもまた孤児なのだった。 +この件では、あの少年に託すものが +あるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。もとより無茶な頼みだ。 + この件について、成功でも失敗でも + お前の責任を問うことはせん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――ありがとうございます」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、俺とて境遇は似たような + ものだからな」 +\endtext + +\text +言い置いて、去って行くカイムの背を、 +リズベルは頭を下げて見送る―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..c6b9169 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_11.txt @@ -0,0 +1,1456 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_11") + +\text +迷宮の地下牢。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「お姉ちゃん、ご飯もってきたよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ……待っていたぞ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ、前のもちゃんと全部食べてるね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――そう約束したからな」 +\endtext + +\text +先日、このゴブリンの子にミネルヴァは +それを誓っていた。 +\endtext + +\text +以来、こうして出される食事は残さず食べ、 +水を飲み、睡眠もきちんと取るように +している。 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「はいこれ、今日のご飯。 + よかったら、このあいだのキノコも + また持ってくるけど?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それはいらぬ! + が、しかし……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはあらためて、 +自分の身体を見下ろしてみる。 +\endtext + +\text +――ついでに、水の器の中に映る +自分の顔を眺めてみる。 +\endtext + +\text +こけていた頬が元に戻り、 +血色もよくなってきている。 +\endtext + +\text +体調が元に戻っている……それと同期する +ように、心もまたもとの健全さを +取り戻しているようだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「気分が晴れている。心に力が戻っている。 + ……カイムのいっていた通りだったな」 +\endtext + +\text +受肉した今、心は身体と繋がっている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これが、人であるということだな。 + ……うむ。悪いものではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようやくそれに気づいたか。 + ふむ、どうやら元気になったようだな?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「あ……カイムさま!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あっちへいっていろ。 + ここからは大人の時間だ」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「は、はい……!」 +\endtext + +\text +あわてて前回の食事の皿が乗った +トレーを持ち上げ、退散しようとする +ゴブリンの子。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああそうだ、まて」 +\endtext + +\text +その背に声をかけられて、 +ゴブリンの子が立ち止まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「――よくやったぞ?」 +\endtext + +\text("ゴブリンの子") +「……はいっ!」 +\endtext + +\text +うなずいて、駆け足になってゴブリンの子は +廊下を去っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……というわけで、ここからが + 本当に大人の為の時間だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをしにきたかは……わかるな?」 +\endtext + +\text +チャラ、と牢屋の鍵を指にかけて +回してみせるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……! + 私が元気になったら、早速か」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ。欲望には常に忠実であることを + 心がけていてな……おっ、開いたな」 +\endtext + +\text +リズベルには内緒で用意した合鍵で、 +独房の中へ侵入するカイム。 +\endtext + +\text +ふと……そこで何かに気がついた +ような表情をするミネルヴァ。 +\endtext + +\text +力はある程度戻っている。 +以前ほどではない代わりに、今は手に +封魔の縄は嵌まっていない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――よいのか? 魔王軍の総帥とも + あろうものが、このような危険に + 身をさらして」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あのリズベルという小さな軍師にも、 + これは禁じられていたであろう?」 +\endtext + +\text +直接、殺害を試みるか、 +それとも人質に取ってここからの +脱出をはかるか―― +\endtext + +\text +判断のつかないまま、 +問いの言葉を発するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「カタいことをいうな。そもそも、 + 俺が魔王をやっているのはこの為なのだ。 + リズベルにも文句はいわせん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な……っ。この為、だと? + 魔王という立場にある、その目的がか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。リズベルに魔王軍の総帥に + なれと請われた時、一度は断ったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はあいつと違って、夢だの野望だの + 理想だのを追わずとも、人生を愉しく + 過ごす術を知っていたからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし……あいつはこういいおった。 + 『囚われの女騎士とエッチできますよ』と」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わからんか。幻像石だ……中にえっちな + 映像が入っているやつだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、あれが特に好きでな……! + つまり、話をまとめるとだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、お前とヤリたくて魔王になった。 + ……リズベルが何と言おうとここは譲れん、 + というわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いや、わかったかといわれても……」 +\endtext + +\text +胸を張るカイムを前に、呆然としてしまう +ミネルヴァだったが―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ……ふ、ふふっ! + はは……は!」 +\endtext + +\text +こみあげてくるおかしさに、 +ミネルヴァは思わず、肩を揺すって +笑ってしまう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「おかしい……おかしいな! + これが『面白い』ということか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……笑い過ぎだろう」 +\endtext + +\text +そういいつつも不機嫌にならないのは、 +ミネルヴァの笑いに好意が含まれている +ことを感じ取っているからだ。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは涙を拭きながらいう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「まったく……本当に、己の欲望に + 忠実なのだな、貴様は」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪くはなかろう? + 大体、世のため人のためなどとうそぶく + やからに、昔からロクなのはいない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうだな。……ああ、ちがいない」 +\endtext + +\text +ミネルヴァ自身、以前までその一部であった +ストラクタ――それが、その最たるもの +だったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「というわけだ。 + お前も、欲望に忠実になれ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っっ!」 +\endtext + +\text +簡易寝台の上のミネルヴァへと、 +横からにじり寄っていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 思い出してみろ、 + 前回のセックスを……」 +\endtext + +\text +いいながらミネルヴァの肢体へと、 +じわじわと手を、指をいやらしく +這わせていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う……くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう緊張するな。 + 今の貴様をこれ以上痛めつけるような + ことはせん」 +\endtext + +\text("カイム") +「前回も、最後の一回は痛いだけでも + なかったろう。……後で思い出して、 + 興奮することくらいあったのではないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あるものか! そんなことが…… + は、あっっ!」 +\endtext + +\text +従順に愛撫を受け入れることはない。 +\endtext + +\text +しかし前回までと違って、今のミネルヴァは +身体を拘束されているわけではない。 +\endtext + +\text +少なくとも、完全に拒絶しているわけでは +ない――それを確かめて、カイムは簡易寝台 +の上へ、ミネルヴァの肢体を押し倒していく。 +\endtext + +\text +ミネルヴァの下半身を覆う衣服を脱がせ、 +強引に開脚させる。 +\endtext + +\text +一応、形としては抗う姿勢をみせる +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +しかし本当に、心からの拒絶では +既にない――むしろ、かすかな期待すら +そこには感じさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? あれから実は、一人でここを + 触って慰めたことくらいはあるのでは + ないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な、ないっっ! あ、あるものか…… + ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +指でその部分に触れてやると、 +透明な液体が、にちゃあっと糸を引く。 +\endtext + +\text("カイム") +「濡れているではないか。 + では、これは何だというのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「せ、生理的な反応だろう! こ、これから + 犯されるとなれば、苦痛を和らげるため + に……んっっ! ぬ、濡れもする……」 +\endtext + +\text("カイム") +「素直になれといったばかりだろうが。 + それに今回は痛くなどせん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、だとしても……く、うっっ! + や、やはり耐えられん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 本当に嫌なのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ち、違う、のだ……くっっ! + こうして、脚を広げられて、カイムに + そこを……生殖器の部分を見られていると」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、はぁ……く、苦しいのだ。 + 呼吸が、胸を打つのが速くなって、 + んっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、顔が熱くなって……ひ、火を吹き + そうなのだ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの回答に、 +苦笑せずにはおれないカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「それが普通だ。いやむしろ、それを感じ + ない今までのほうがおかしかったのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なに……っ? そうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今お前が感じているのは羞恥だ。 + 『恥ずかしい』という感情だな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、『恥ずかしい』? + これが……あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、お前がそれを感じていると + わかれば……それを使った面白いプレイも + ある」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっ! 何をする……んっっ! + よ、よせ……」 +\endtext + +\text +くちゅう、と二本の指でカイムがそこを +広げてやると、ミネルヴァは身を縮こまらせ、 +顔を背ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああ! み、見るな! + は、恥ずかしい……ああ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! 奥までよーく見えているぞ。 + 相変らずきれいなマ●コだ。ここまで完全 + なピンクというのは、そうざらにはない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ……あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text +相変らず生まれたての赤ん坊のように、 +新鮮できれいなミネルヴァの女性器。 +\endtext + +\text +そこを弄りつつ、軽く指を挿し入れ、 +中の液体をたっぷりと絡みつかせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……よ、よせ! ん、んっ……! + ふぁぁ……はぁぁ……えっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、見るがいい」 +\endtext + +\text +透明な愛液の滴る指先を、 +ミネルヴァの眼前に突きつけてやる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の中は、もうこんな有様だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のを受け入れたくて、潤滑液を + こんなにも分泌して、 + 手招きしているぞ……?」 +\endtext + +\text +いいながら、ぺろりとその液体を +指から舐め取ってやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっっっ! よ、よせ……よしてくれ。 + は、恥ずかしくて、身体が……はぁぁっ! + お、おかしくなって……しまいそうなのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! だが悪くはあるまい。 + 現にこんなに充血して、そら…… + どんどん濡れてきている」 +\endtext + +\text +ぐちゅ、ぐちゅといやらしい音をたてて、 +ミネルヴァのその部分を指で掻き回してやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああ……ひっっ! + くっ、はぁぁ……ん……っ!」 +\endtext + +\text +快楽と羞恥とで顔を真っ赤にしつつも、 +激しく喘いでいるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「感じるだろう? これが羞恥責めという + ものだ。どうやらお前には、特に有効な + ようだな?」 +\endtext + +\text +以前、迷宮に侵攻してきたミネルヴァを +犯した時には、魔王軍の全軍が +見守っていた。 +\endtext + +\text +その時には羞恥など見せなかったのだから、 +進歩したものではある。……覚えたばかり +だけに、鮮烈なのだろう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「羞恥責め……はっっ、は、あうっっ! + 本当だ、『恥ずかしい』と思えば思うほど、 + んっっ! く、あっっ!」 +\endtext + +\text +びくびくと身体を震わせてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ……か、感じてしまう…… + 気持ち良くなってしまう。 + は、恥ずかしいのに……う、くぅぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ならばどんどん恥ずかしがるがよい。 + そら……お前の性器は濡れて、充血して、 + すごいことになっているぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさに花びらだ! 受粉してくれと + 派手に咲いてアピールしているようだな! + ははは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああ! 恥ずかしい……恥ずかしい、 + のだ……ひっっ、はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +きゅっ、きゅっと、何度も痙攣するように +身体をくねらせているミネルヴァ。 +――そろそろだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、ならば一度イけ! + 俺に、一番恥ずかしい姿をみせてみろ! + そら――!」 +\endtext + +\text +指先で、一番敏感な部分をくりくりと +刺激してやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あひっっ!? だ、だめだ! + そこは、感じ過ぎて……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、可愛い表情だぞ? 声もいい…… + そら、もっとその表情をみせるのだ、 + 声を聞かせるのだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、駄目だ! 恥ずかしい……恥ずかし、 + すぎて……はっっ! あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! あ、あ、あぁぁぁっ! + はっっ、あぁあぁぁ………ンッッ!」 +\endtext + +\text +カイムの指先を中心に、股間を何度も +跳ね上げるようにして、絶頂を迎える +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その表情と、声とをたっぷりと愉しみ―― +カイムもまた、精神的に果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、はぁぁ……はぁ…… + はぁぁぁ……」 +\endtext + +\text +まだ身体を細かく痙攣させつつ、 +余韻を鎮めようとしているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅ! いいな、やはり貴様は。 + 実にいいぞ、ミネルヴァよ……!」 +\endtext + +\text +身体も感じやすいが、 +心もまた敏感で、感じやすい。 +\endtext + +\text +敵として攻めてきていた時は恐ろしかったが、 +こうしてベッドで可愛がるぶんには +実に可愛い女である。 +\endtext + +\text("カイム") +「さてと……準備は、これで充分すぎる + ほどだな?」 +\endtext + +\text +バラの花のように充血し、たっぷりの +蜜を滴らせている秘部をみて、 +ほくそ笑むカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……これを見ろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっっ! くっっ……お、大きい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ。どうだどうだ? + お前があまりにもエロいから、 + こんなになってしまったのだぞ?」 +\endtext + +\text +揺れるペニスの先をミネルヴァの +眼前に差し出し、見せつけてやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……! み、見せるな、それを…… + は、恥ずかしい……う、ううっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははははは! ……どうやら、 + 完全に理解したようだな。 + 『恥ずかしい』の意味を」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが『恥ずかしい』による快楽には + まだ一歩先がある……それを、 + これから教えてやろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、くっっ! ひ……」 +\endtext + +\text +カイムはあらためてミネルヴァの脚を +大きく拡げさせ、準備の整った秘部に +亀頭の切っ先をあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「安心しろ、力を抜け。今回は、これまでの + ように痛くしたりはせん」 +\endtext + +\text +僅かに逡巡した後、しかし素直にコク……と +うなずくミネルヴァ。 +\endtext + +\text +抵抗が緩み、自然とペニスの先が +ミネルヴァの中へと沈んでゆく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、くっっ……ひっっ!」 +\endtext + +\text +ペニスとの摩擦で顔をしかめ、 +小さな悲鳴をあげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ先っぽだぞ。もっと力を抜け、 + なにしろお前は、人一倍敏感な + タチだからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く……わかっている……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +ズッ……とミネルヴァの中に、 +深く沈みこんでゆくカイムのペニス。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! は、あ、うっっ……! + は、あ、あぁあぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +残りの距離を一気に縮めると、 +それだけでミネルヴァは軽く絶頂し、 +同時に潮の飛沫を噴き上げていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うおっ!? これは……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ……ち、違う! + 違うのだ、これは……は、あ、あっっ! + と、とまらぬ……!」 +\endtext + +\text +パッパッと、透明な液体を繰り返し +噴き上げるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +カイムの腰から胸元あたりまで、 +ミネルヴァの潮でびしょびしょに +濡れてしまう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁっ、はぁ…… + ひ……ち、違うのだ、これは…… + 小便ではない……」 +\endtext + +\text +羞恥に火傷しそうなほど頬を染め、 +首を左右に振って否定しようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +(潮吹きか……別に珍しくもない現象だが) +\endtext + +\text("カイム") +(――それを教えてやる必要もあるまい?) +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。 +\endtext + +\text +『痛くしない』とは誓ったが、 +『苛めない』とは誰もいっていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「うおっ……濡れた濡れた。 + 少し、顔にもかかってしまったぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、恥ずかしいやつだな! + 挿入しただけでお漏らしとは、 + 呆れたものだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、だ、だから違うと…… + あ、あれとは、何か違う感じだった」 +\endtext + +\text("カイム") +「あーあ、シーツもびしょ濡れだ。 + あとであのゴブリンの子を呼んで、 + 交換させてやらねばな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それはやめてくれ! + じ、自分でやれるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「味は……と、ぺろっっ。 + ふむ、やはり塩味だな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! な、舐めるな! + 頼む……恥ずかしくて、し、死んで + しまう……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、ひぃ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +覚えたばかりの『羞恥』という感情に +振り回され、既に息も絶え絶えのミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな理由で死んだやつがいるという + 話は聞かんが……こっちのほうは、 + ずいぶん潤っているようだな?」 +\endtext + +\text +軽く二、三度、腰を前後させてやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ! は、あ、あんっ……」 +\endtext + +\text +挿れたばかりの時とは比べ物にならない +ほど中は潤い、緩んで、いい感じに +なっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ、本当に恥ずかしい奴だな。 + 気持ちよさのあまりお漏らしをして、 + 中までこんな有様だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああ……いうな……い、いわないで + くれ……ひっっ! あ、ああんっ!」 +\endtext + +\text +続けて腰を突いてやると、 +電気が走ったように敏感に反応する +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、本当に準備は整ったようだな。 + ならば……本気でいくとしようか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え……? あ、あ、あんっっ! + はひ……はっ、ふぁっ! + あ、あ、ああんっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、カイムの……ペニスが! + ま、まるで火の棒のように、 + 中で……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text +ここまでの羞恥責めで、ミネルヴァの身体は +興奮しまくり、極度に敏感になっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……面白いなこれは。 + こうも反応がいいと、突いていて + 実に愉しいぞ。それ、それいっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はうん! あうんっっ! + は、あうんっっ! ああん……っ!」 +\endtext + +\text +軽く突いてやるだけでも身体を跳ね上げ、 +敏感に感じまくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +痛がりも可愛かったが、これはこれで、 +ペニスで女を自在にする征服感が +たまらない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いんっ! あ、あんっっ! + くっ、うっっ……ど、どうすれば + いいのだ、こんなの……あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +ペニスに抵抗できない――カイムが征服感を +愉しんでいるぶん、ミネルヴァの側は +屈辱に唇を噛んでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「諦めて愉しむのだな。お前はそういう + 身体をしている――男をコントロールする + など無理だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「男に身を任せて、快感に己をゆだねろ。 + さあ……そろそろイクぞ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いっっ! ま、まて……あ、あ! + は、はうっっ! はぅ、はうううっっ!」 +\endtext + +\text +射精の近づいてきたカイムが腰の動きを +さらに速めていく。 +\endtext + +\text +制止することすらできず、ミネルヴァは +ただペニスに圧倒され、翻弄されてしまう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっ……はぁぁっ……! + も、もう……もう駄目だ……あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ひぃぃっ! あ、あ、あ! + はっっあぁぁぁぁ…………んっっ!」 +\endtext + +\text +身体をくの字に折り曲げ、咆哮する獣の +ように――しかし可愛い声をあげて、 +絶頂を迎えてしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……こっちもいくぞ! + そらぁぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、ひぃぃぃっ! + い、一瞬で、中がいっぱいになって……」 +\endtext + +\text +久々のミネルヴァを相手に、 +溜まりに溜まっていたカイムの精が +子宮に炸裂する。 +\endtext + +\text("カイム") +「満足するのは早いぞ! + もう一丁!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あああうっっ! + 中が……中が、いっぱいすぎて…… + はっっ、あっっ、あぁああんっっ!」 +\endtext + +\text +精がミネルヴァの中に満ち、 +挿入部から溢れ返る。 +\endtext + +\text +女としての充実感の中で…… +ミネルヴァは再度絶頂し、果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ひ……はぁ……はぁぁ…… + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉう……また噴いたな、 + 盛大に潮を……」 +\endtext + +\text +ぴっぴっ、と水を払う仕草をしてみせる +カイム。 +\endtext + +\text +実際、絶頂と同時にミネルヴァが +放出した潮で胸から下はべちゃべちゃだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! そ、そんな……そんな…… + また……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、恥ずかしいやつだな、まったく。 + 恥ずかしい、恥ずかしい、 + 恥ずかしい……」 +\endtext + +\text +耳元に吹き込むように、何度も『恥ずかしい』 +を繰り返してやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああっっ! いやだ……そんな…… + は、恥ずかしい……恥ずかしくて…… + し、死んでしまう……!」 +\endtext + +\text +いやいやをするように、眼をふさいで +顔を振るミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「もういったろう、恥ずかしくて + 死んだ奴などおらん。だがお前の場合は + そのかわり……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ひっっ! な、なっっ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……ますます濡れてきている。 + どうやら感じてしまうようだな、 + 恥ずかしければ、恥ずかしいほど」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ああっ! そ、そんな…… + 恥ず……かしい……ひ、いいいっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そおら! ますます恥ずかしくしてやる! + もっと、もっと響かせてやろう、 + この恥ずかしい水音を――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいいいっっ! は、はうっっ! + あうっっ! あ、あ、あううっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、あっっ! か、感じてしまう…… + さっきとは、比べ物にならないほど…… + く、うううっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! お前という奴は、剣を持って + いる時は実に強かったが――」 +\endtext + +\text +ぐいっっ、とペニスを一段深く突きいれ、 +そこを基点に攻め立ててやるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ! あ、あ、あ! ふ、深い……っ! + は、あんっ! こ、こんなの、 + 耐えられぬ……あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――こうして剣ではなくペニスで攻めて + やると、実に弱いな。まさに自由自在だ。 + ははははは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くうぅっっ! わ、私ではないっ! + こ、この受肉した、肉体が…… + あ、あ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +抵抗しようにもできず、 +可愛い声で自在に喘がされて +しまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text +実際、敵として向かってきていた時の +強面ぶりとは似ても似つかない。 +\endtext + +\text +そのギャップは、男を興奮させずには +おれない――征服の本能を、これでもかと +いうほど充足させてくれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァよ、俺は今ほど、 + リズベルの誘いに乗って魔王をやることに + して良かったと思ったことはないぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前ほどの女――魔王以外の誰が + このように抱いて、喘がせることが + できるというのだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、くっっ……! ま、また! + 中で大きく……硬く、強く…… + ひっっ!!」 +\endtext + +\text +興奮にさらに大きさと硬さを増す +カイムのペニス。 +\endtext + +\text +肉体のほうもまた、性欲と征服欲に +燃えるように熱く沸き立っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし……! この滾る思い、 + すべてお前にぶつけてやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前にぶつけ、注いでやる! + ――その子宮にな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! な、なに……!? + あっっ! は、激しく……ひっっ! + あ、あ、あ、あ、あ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おらおらおら! まだ速くなる! + まだ強くなる! まだまだいくらでも + 激しくなるぞっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、ひ、いいいい! + はっ、はうっ! はう、はう、はう! + あ、あああう……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あんっっ! いい、いいっっ! + 感じる……す、すごい! あんっっ!」 +\endtext + +\text +ほとんど無意識のことだろうが―― +あまりの快感に、『羞恥』を忘れている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +(よし――! あえて、それを指摘して + やることはしないが!) +\endtext + +\text("カイム") +(羞恥心の強いやつほど、凄いものだ―― + 本気になって乱れるとな!) +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、ミネルヴァ! お前には + 才能がある……! このまま、 + 快楽の果てを見るがいい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いんっっ! はっっ、 + うんっっ! あぁ……いい、いい、 + いい……! あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あっっっ、あっあっ、あっっっ! + はっっ、あ゛ぁあぁぁ……ンッッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、イったか! + こっちも――イクぞ!!」 +\endtext + +\text +先に絶頂を迎えたミネルヴァにも容赦せず、 +さらに続けざまに腰を振り、 +射精感を限界まで蓄えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、おお、おお……! + きたぞ、きたぞ、きたぞぉぉ! + すごいのが――」 +\endtext + +\text +射精の前から世界に光が溢れ、 +高い耳鳴りと共に視界が白く染まってゆく。 +\endtext + +\text("カイム") +「いっっ、けぇぇぇぇ! + おおおおおお!!」 +\endtext + +\text +叫び――そして射精していた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ――はぁぁぁぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text +既に一度達していたミネルヴァ―― +精の奔流に吹き飛ばされるように、 +再度絶頂へと追いやられる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はあっっ! ああっっっ! + かっ、はぁぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおッ! おお……うぉぉぉっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、あぁあぁぁぁ――ンッッッ!!」 +\endtext + +\text +地下牢の天井を震わせるような +快楽の悲鳴を響かせて――そして、 +二人ともに果てていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……おおお……! + よ、よかったぞ、今のは……! + ぜぇ、ぜぇ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、はぁぁっ! + はぁっ、はぁっ、はぁ……はぁ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはまだ余韻に身体を震わせ、 +必死に呼吸を整えていて返事ができない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……可愛いやつめ。 + 忘れていたな、最後は『恥ずかしい』 + のことを」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! そういえば…… + ああっ!」 +\endtext + +\text +それを思い出して――これまでの自分の +あられもない乱れっぷりを思って、 +かあっと顔を赤くするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、それでいい。しかしお前には、 + まだまだ教えてやることが多そうだ。 + このベッドの上でもな――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうう! よかったぞ実に。 + ……また時間ができたら、 + 今日のように相手をしてやろう」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! ……す、好きにすれば + よかろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もう、私には、果たすべき使命も + 帰る場所もない――」 +\endtext + +\text("カイム") +「またそういうことを。 + ……素直でないやつだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「とはいえ、セックスは最高の + リフレッシュだ。だいぶ気分が軽くなった + のではないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……えっっ? あ……」 +\endtext + +\text +指摘されてそれに気がつくミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いったろう、心と身体は繋がっていると。 + 身体が愉しめば、心もまた愉しむのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、我らはセックスをする。 + 子作り以外の目的でもな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、騙されぬぞ! ただ、お前が + したかっただけなのだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。しかし貴様もしたいと思って + いれば、お互い様で問題はないわけだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だ、誰が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「せいぜい、欲望に忠実になることだ。 + ――またくる」 +\endtext + +\text +疲れ果てたミネルヴァをベッドの上に +残して、カイムは無事、『囚われの女騎士』 +の独房から出て行くのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..0eaa3b7 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_12.txt @@ -0,0 +1,1334 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_12") + +\text("リズベル") +「――以上です。これらが付属する書類 + ですので、全て目を通しておいてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。わかった、そこに置いておけ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今日中にお願いします。そのあとは + ご自由になさって頂いて構いませんから」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのあとって……どう見ても夜まで + かかるだろ、この量は?」 +\endtext + +\text +渡された書類の束をみてため息をつくカイム。 +\endtext + +\text +だが、リズベルの側はこれに十倍する +仕事量をこなしていると思えば、 +そうは文句もいえない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ。 + 例のストラクタの騎士……ミネルヴァの + ことなのだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや。あれだ。だいぶ大人しくは + なったようだし、いつまでも牢の中と + いうのも可哀想だろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「部屋が余っているようなら、 + あいつの為に用意してやれんか……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text +じっ、と思案しているリズベル。 +\endtext + +\text +なんで魔王である自分のほうが、こうも緊張 +せねばならんのか――とカイムは思うものの。 +\endtext + +\text +リズベルの強みは無私である所にある。 +\endtext + +\text +全ての動機は、国を強くすることと、 +魔王であるカイムへの忠誠に根ざしている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いいでしょう。最近拡張した部分に + まだ使っていない個室がありますから、 + 彼女にはそこに入ってもらいましょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「当然、監視は厳重につけさせて + 頂きますが――」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。すまん。……というか、 + 意外だな。お前が許可を出すとは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そりゃそうだろう。すぐにでも殺すべきだ + とか、以前はうるさかったではないか」 +\endtext + +\text +それが変わったのは……とカイムは想い出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「あの塔でのこと以来だな、そういえば?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……かも知れません」 +\endtext + +\text +認めるようにうなずいてみせるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「占領地で集めた資料などから、 + 『ストラクタ』という存在について、 + ある程度はわかってきています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女らは、もともと精神だけの存在。 + 肉体を持ってはいません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この世界に影響を及ぼすために、 + ミネルヴァさんは『受肉』―― + 肉体を得たわけですけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはまったく別の生き物に生まれ変わる + ことで……肉体を捨てても、元の世界に + 帰ることは許されないみたいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。そんなことをいっていたな。 + 帰れぬ任務、というわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――自分から志願したともいっていたな」 +\endtext + +\text +はい……とうなずくリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタは――あのベルナという上位の + 存在は、そういうミネルヴァさんの + 純粋な想いを踏みにじったんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「許せんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――許せません」 +\endtext + +\text +ふ……と内心で微笑むカイム。 +冷たいばかりでなく、リズベルにはこういう +熱い部分も隠れている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女には、この世界の住人として + 生きていくことの喜びを知り、 + 目標を持って欲しいと思っています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「失意のまま、この世界で朽ちていくのは、 + 私は許す気にはなれません――」 +\endtext + +\text +小さな肩をいからせて、熱く語っている +リズベルの頭に、カイムはポンと +手を載せてやる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……!」 +\endtext + +\text +柄にもなく熱い部分を見せてしまって +いたことに、リズベルは赤面しているが―― +\endtext + +\text("カイム") +「似ているのだ。貴様と、あのミネルヴァ + はな。不幸にしてやりたくはないな?」 +\endtext + +\text +はい……と小さくなってうなずくリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「『喜び』のほうは任せておけ。 + お前は、部屋の準備のほうを頼む」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あっっ! 書類っっ!」 +\endtext + +\text +カイムに上手く逃げられた、ということに +リズベルが気づいたのは、ドアが閉じて +しばらくたってからのことだった。 +\endtext + +\text +――地下迷宮の個室。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これは……なんと……」 +\endtext + +\text +連れてこられたミネルヴァは、 +室内を感心したように見回している。 +\endtext + +\text +いかにも魔王軍らしい、若干悪趣味な +デザインではあるが、内装の質は悪くない。 +\endtext + +\text +地下という空間でも快適に暮らせるように、 +よく考えられていることが見て取れた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「本当にいいのか? 敵であった私が、 + このような待遇を受けても……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「構いません。以後、この部屋の中に + あるものはミネルヴァさんのものです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「監視はつけさせて頂きますが―― + この先は、カイムさまの客人として + 扱わせて頂きます」 +\endtext + +\text +本来、魔王軍の将校に与えられる +個室なのだが、リズベルとカイムとで +話し合ってそう決めたのだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ……牢から出してもらったのだ。 + 名誉にかけて、約束は守る」 +\endtext + +\text +うなずくリズベル。 +逃げない、と誓わせた上で牢から出して、 +ここへ連れてきたのだ。 +\endtext + +\text +――そうはいいつつも、リズベルが部屋の +監視を緩めるようなことは絶対にありえない +のだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。ではリズベル、後は俺と + ミネルヴァとで大事な話があるから、 + お前は席を外してくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにが大事な話なんです…… + 招いた客人と、早々にエッチするわけ + ですね、カイムさまは」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。文句あるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありますけど、いっても無駄でしょう」 +\endtext + +\text +ため息をついて、それからミネルヴァに +向き直るリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさん、そこに呼び鈴がついて + いるのがわかりますね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまがあまりひどいことをする + ようでしたら、押して下されば衛兵が + 飛んできますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい! 普通逆だろ、それは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまもです。……ミネルヴァさんが、 + せっかくのこの世界に幻滅したりしない + ように、気をつけてお願いしますね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当にですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。まったく……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では失礼します」 +\endtext + +\text +冷たく頭を下げて、部屋を退出していく +リズベル。 +\endtext + +\text +それを見送って……ミネルヴァが、 +小さくプッと笑っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「よいな……本当に仲が良いのだな、 + カイムとリズベルは」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうみえるか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「息がぴったりだ。 + ……うらやましいほどだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、妬いているのか。 + 安心しろ、すぐに寂しくないように + してやろう」 +\endtext + +\text +カイムが肌を寄せていくが、ミネルヴァは +今ではそれほど嫌がったそぶりは見せない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「寂しい? 寂しい……か。 + そうか、それもあるのだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もっとも……いま私の中にあるのは + それだけではない。本当に、様々な『思い』 + が中を駆け巡っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? たとえば、どんなだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「とても説明はしきれん。だが、 + ひとことでいうなら――」 +\endtext + +\text +まるで草原に立ち、風を感じてでも +いるかのように、眼を閉じるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――ストラクタの一部であった頃、 + すべてのものは明らかだった。この世に + 理解不能なものなど存在しなかった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「完全なる秩序のもと、すべては定められた + 通りに進んでいく――その光景は、まさに + 完全なる秩序を体現していた」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが、いまは違う。受肉により物質化した + 私は、ちっぽけな一個体にすぎない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私を取り巻く世界は広大で謎めいていて、 + また他の者たちも誰一人として心を見通す + ことなど出来ない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――この次の瞬間、お前が何をしようと + しているのかさえ、今の私にはわからない + のだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「『恐怖』か……怖いのか、そのことが?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは、笑って首を横に振る。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「最初はそうだった。――だが次第に、 + 驚きとは楽しむべきものなのだな、 + と思えるようになった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「『期待』だ。今の私を一言でいうなら。 + この世界に待ち構えている、未知なること + すべてへの期待――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほど。そして、これもその『期待』 + の一環というわけだな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうだ――」 +\endtext + +\text +そういって、自分からカイムの首に手を +回してくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その表情にはまだ恐怖もあれば、緊張もある。 +だがそれを上回る『期待』が、ミネルヴァの +頬に笑みとなって浮かんでいる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。ならば、その『期待』を裏切る + ことのないよう尽くすとしよう」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの身体を抱き上げ、 +カイムはベッドへと運んでいく―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ! はっっ、 + あぁぁ……っ! 入ってくるっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! 熱いな、最初からもう + 濡れ濡れではないか」 +\endtext + +\text +前戯もそこそこにしての挿入だという +のに、ミネルヴァの膣は既に緩み、 +熱く潤っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……このあいだまでの、 + 囚われの女騎士っぷりとは随分な + 変わりようだな。このエロ騎士め」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そうではない……! + んっっ! こ、この部屋を、用意して + くれたのは……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あのリズベルに、牢から出られるよう + 頼んでくれたのは、カイムなのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだが……それがどうかしたか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、あうっっ! お、奥まで…… + うっっ!」 +\endtext + +\text +侵入を果たしたペニスに喘ぎつつも、 +潤んだ眼でカイムを見つめるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この部屋を見た瞬間からだ……これは、 + カイムが私にくれた贈り物だ。 + そうなのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。贈り物に弱いとは、 + お前もなかなか女らしい……いや」 +\endtext + +\text +意外ではない。この世のあらゆる感情が、 +ミネルヴァにとっては手垢がついておらず、 +新鮮で、強烈なのだ。 +\endtext + +\text +贈り物を受け取って湧き上がってくる、 +『感謝』や『愛情』も、それは同じだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……やはり、お前は可愛い女だ、 + ミネルヴァよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっっ!? あ、あっっ……! + は、激しく……くっっ! + お、大きく……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その愛情に、こっちもお返しをすると + しよう――男の愛情とは、これだからな!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァへの愛しい思いが、ペニスを +大きく、熱く燃え立たせている。 +\endtext + +\text +同じく熱く潤ったミネルヴァの膣の奥を、 +カイムは激しく、リズミカルに突き上げて +いく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっっ、くっっ! は、あうっっ! + な、なんだ? これは…… + くっっ、ふあぁぁっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、これまでとは違う……突かれる + ごとに、気持ちいい……身体も、 + 心も……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いや……身体のほうも、んっっ! + こ、これまでより……はうっっ! + ず、ずっとよくて……ああんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、そんなことか。 + コレだ、コレ」 +\endtext + +\text +ミネルヴァが頭に回している手に +注意を向けさせるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この姿勢だ。お前からしがみついて + きているだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「体位の話ではないぞ? これまでは俺が + 一方的にするだけだったが、今回は、 + お前も快楽を求めてきている。そら!」 +\endtext + +\text +ズン、ズンッ……と深く腰を突き入れて +やるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! くっ、はぁぁん! + ふ、深い……あ、あっっ?」 +\endtext + +\text +途中から、実はカイムは腰を止めている。 +その先はミネルヴァが動いて、カイムを +迎え入れる形になっている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……な、なるほど」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことだ。セックスとは、 + 男と女が協力して快楽を求めることなのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ……べ、勉強になる」 +\endtext + +\text +まあ個人的には、一方的な陵辱も嫌いでは +ないがな……と内心で想うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(それにしても、あの苛烈な『囚われの + 女騎士』が、ずいぶん従順に、 + 可愛らしくなったものだ……) +\endtext + +\text("カイム") +(その変化を愉しむのも、またセックスの + 喜びというものか――!) +\endtext + +\text("カイム") +「よし。では協力して、最初の絶頂を + 目指すとするか。……いけるな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ。共同作戦というわけだな? + まかせるがよい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまいち色気のない返事だが、 + まあよい……そら!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、くっっ! なんの……え、えいっ! + えいっ……く、はうっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい! なにもそんなに、 + 親の敵のように攻めてこなくてもよい! + く、うううっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、くっっ! ……カイムよ、 + 私も気づいたことがあるぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだ……う、うっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いや……されるのも気持ちがよいが。 + こうして……そらっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおおうっっ……!」 +\endtext + +\text +膣を引き締めつつ、さらに腰にひねりを +加えて上下させてくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――カイムを気持ちよくさせるのも、 + なかなか面白い。嬉しいものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……というか、成長早すぎだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「嫌いか? こういうのは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、大好きだが……負けてはおれん」 +\endtext + +\text +お返しとばかりに、ミネルヴァの腰を +抱えなおして連続で突き上げていくカイム。 +\endtext + +\text +男としても、それにセックスの先輩と +しても、ここはやられっぱなしという +わけにはいかない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はうっっ! あ、あ、あ! + あううっっ! くっ、ふぅぅっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁっ、はぁっ……カイム、 + 私はもう……くっ、げ、限界だ……!」 +\endtext + +\text +カイムの責めに応えつつも、 +苦しげな表情をしてみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +慣れない自分からの攻めで、 +一気に興奮を招いてしまったのか。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ならばこの先はもう一度、 + 協力していくぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、うむ。最後まで……は、はうっ! + くっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおおおお……っっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あんっっ! あん、あんっ! + はうぅぅ……カイム、カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、おおお! これは…… + くるな! 素晴らしいぞ、ミネルヴァ! + おおおおおお!」 +\endtext + +\text +互いに高めあい、貪りあって、 +絶頂へと近づいていく二人。 +\endtext + +\text +その二人がほぼ同時に絶頂し、 +精を放ったのも決して偶然ではなかった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、あっっ、あっ…… + あぁあぁぁ……んッッッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、うっっ、おっっ…… + お、おおぉぉ……うっっ!!」 +\endtext + +\text +同時に、白熱した数秒間を味わい―― +そして、同時に果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、はぁっ! はぁっ、 + はぁ……はぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうっ! ふぅ……ふぉぉ……」 +\endtext + +\text +抱き合ったまま、互いの胸が呼吸で +上下するのを感じる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はぁ……確かに、良いものだな。 + この一体感……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだろう。本当に、だいぶわかって + きたようだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、うむ。……ときにカイムよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もう一度、してもよいだろうか? + ……何か大事なことが掴めそうな + 気がするのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは構わん。 + というかむしろ大歓迎だが…… + どうも誘い方に色気が足らんな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「色気? + それは、どういうものなのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、どういうといわれても、 + 具体的には難しいのだが……そうだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、とりあえずは形からだ。 + 俺のいう通りにいってみろ」 +\endtext + +\text +うむ、とうなずくミネルヴァ。 +ごほん、とわざとらしく咳をして、 +お手本をみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コがうずうずしてガマンできないの! + もっと、もっとカイムの逞しいオチ●ポで、 + オマ●コぐちゅぐちゅしてえ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――こんなところか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なにか、頭の悪い感じだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいからいってみろ! 感情をこめてな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ……ごほん」 +\endtext + +\text +最初の咳まで真似をしてみせてから、 +おねだりの言葉を口にするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お、オマ●コが……う、うずうずして…… + くっっ、が、我慢できないのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは本当のことなのだ。だから…… + カイムの、その逞しいオチ●ポで、 + 中をひっかいて静めて欲しいのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁ……は、早く、もう一度 + 動いてくれ……お、おかしくなって + しまうのだ……あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「早く……くっっ! ぐちゅぐちゅと、 + してくれ……はっ、あぁっ……!」 +\endtext + +\text +本当に我慢できなくなってきたのか、 +腰をムズムズと動かしながら、おねだりの +言葉を口にするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおぅ……い、色っぽいな、 + これは本気で!」 +\endtext + +\text +ぶるぶるっ、と身体が震え、 +ペニスもまた奮い立ってくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし……では、二戦目だ。 + ゆくぞ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ! う、うっっ! + は、はうううう……んっっ!」 +\endtext + +\text +カイムのピストンの再開を受けて、 +それだけで軽くイッたような悲鳴を +あげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっ、ううんっっ! + はうんっ! あんっ! + あん、あぁん……っ!」 +\endtext + +\text +自らも腰を振り、カイムのペニスから +快楽を引き出していく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あん、あんっ……! + む? カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。いやちょっとな。 + ヤル気はあるのだが、寝不足のせいで + 身体がついてこん……」 +\endtext + +\text +――昨夜、遊んで戻ってきたらリズベルが +部屋で待っていて、書類を全部読むまで +寝かせてもらえなかったのである。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なんだ、それだけのことか。 + ……問題ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「も、問題ないとは……うっっ!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お前が教えてくれた……心と、 + 身体は繋がっているのだろう?」 +\endtext + +\text +そういって、妙に色っぽい表情をして +首を摺り寄せてくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +口を近づけ、息で耳をくすぐるように +して囁く。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もっと……もっと、して欲しいのだ、 + カイム。あ、あんっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「濡れているだろう? 私の中は…… + ぐちゅぐちゅで、気持ちがよい + だろう……あ、はぅうん……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふふ! さあ、もう一度動くのだ、 + カイム。そして私の子宮に、 + 熱いのをたっぷりと注いでくれ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お……うぉぉぉっっ!?」 +\endtext + +\text +疲労からしなだれ気味だったペニスに、 +みるみるうちに再び力が通うのが感じられる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「おお……元気になったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……だから、成長が早すぎ + だというのに……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふふ、今の私にとって、 + この世界の全てのものが目新しく、 + 興味深いのだ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「まだまだ、お前を驚かせてみせるぞ。 + カイムよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……楽しみだ、が!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あっっ! ふ、深い……っ! + ふあああんっっ!」 +\endtext + +\text +早速元気になったペニスで、腰を入れて +ミネルヴァを深く貫き通すカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえず今日はまだ、負けるわけには + いかんな……! そら、思い知るがいい、 + お前が元気づけたモノの威力をな!」 +\endtext + +\text +ゆっさ、ゆっさと揺すり上げられて、 +色っぽい声のまま悲鳴をあげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あんっっ! カイム、カイム! + す、すごいのだ……あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……もてよ、最後まで! + おおおおお!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁぁぁあんっっ! あ、あんっっ! + カイム……カイムぅぅぅ!」 +\endtext + +\text +力を振り絞り、ミネルヴァを単独で責め +続けるカイム。 +\endtext + +\text +ミネルヴァに煽られた結果なのだから、 +結局は掌で踊らされているような気も +するが――あえて考えないことにする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いくぞ……! + 疲れてはいるが、量は出るぞ、 + これは今回は……!」 +\endtext + +\text +ドロドロと下半身に熱く渦巻く射精感の +量から、それを予想するカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ! くるのだ! + いくらでも受け止めてやる、 + 私の中で……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。頼もしいな、さすがは天界の + 戦乙女――!」 +\endtext + +\text +頼もしくも凛々しく、美しい。 +それはセックスに目覚めた今も変わらない。 +\endtext + +\text +その戦乙女の中に、出す―― +至福に酔い痴れつつ、カイムは絶頂の +雄叫びをあげていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおっ! おっっ、おおおお……ッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あっっ! + くはぁ……あっっ、あぁあぁぁぁッッ!!」 +\endtext + +\text +胸の鼓動にあわせて、白い光が繰り返し +眼の裏で弾け、その度に大量の精が、 +ドク、ドクと受け渡されていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ああぁぁ……ッッ! + あっ、あっ、あっ…………はあっ!」 +\endtext + +\text +その生命の儀式が終わって―― +今回もまた、きれいに二人同時に +果てていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……ッッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ……はぁ、はぁ……カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、なんだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いや……少し、聞いて欲しい話が + あるのだ」 +\endtext + +\text +身を清めて服を整え、 +あらためて向かい合う二人。 +\endtext + +\text("カイム") +「――で、なんだ? 話とは?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うむ。もう少しあとにしようと + 思っていたが……決めた」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私を、お前の配下にして欲しい。 + もう一度剣をふるいたい。 + 今度は……お前のために」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? いや、いいのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……正直、お前はもう戦うことは + できんのではないかと思っていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「立ち直るにしても、修道女になって + 奉仕活動とか、罪を償う道に進むのでは + ないかとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それ考えてみなかったわけではない…… + 正直いうとな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが、あのゴブリンの子を見ていて + 思ったのだ。私が罪を償おうが償うまいが、 + ストラクタの暗躍の影響は続いている」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「悲劇は起こり続けるだろう。 + 私に救うことができるよりずっと早く、 + ずっと多く――」 +\endtext + +\text +そういって顔をあげるミネルヴァ。 +そこには天上の戦士らしい、溌剌とした +精気がみなぎっている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「償いはまとめてする。悲劇の根を + 元から断つことで――たとえその為に、 + 新たな罪を重ねようとも」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――誰と戦うことになったと + しても。その葛藤を、私は恐れはしない」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それに……どうやら私には向いていない + ようだ。過去の償いに生きるのはな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こうして力が戻ってみれば、 + 未来を見て、前に進みたいのだ――!」 +\endtext + +\text +そうだろうな……と見ていてカイムは思う。 +\endtext + +\text +力が衰え、気力が衰えていた時期は +ともかくとして。 +\endtext + +\text +本来のミネルヴァは、 +今も光の力に満ちているような女だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「正直、ストラクタのエネルギーで動いて + いた――走れば風となり、拳で岩を砕いた、 + あの頃のようにはいかぬ」 +\endtext + +\text +ぐっ、としかし、突き出した拳を +握ってみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが、この肉の身体は鍛えることが + できる。意思があれば、今よりも強く。 + ――そうなのだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだ。そして――よい眼だ」 +\endtext + +\text +まっすぐに、不敵に貫いてくる、 +ミネルヴァの輝く瞳を見返して +カイムはうなずく。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。皆を集めて、話をしてみよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「元ストラクタで、しかもあれだけ我が軍に + 被害を与えてくれたお前のことだ。 + 多少、難しくはあるだろうが――」 +\endtext + +\text +そういう存在だけに…… +いや、そういう存在すら味方にしてみせる +ことには、何か意義があるのではないか。 +\endtext + +\text +カイムの中に漠然とではあるが、 +そんな思いが去来していた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..2507901 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_13.txt @@ -0,0 +1,546 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_13") + +\text +――迷宮の酒場。 +\endtext + +\text +今日はカイムの命令で貸切にして、 +魔王軍の主要なメンバーをここに +集結させていた。 +\endtext + +\text +カイムと、リズベル、ベアトリス。 +\endtext + +\text +元女王であるティーリア、マガヒメ、 +グラス。 +\endtext + +\text +実戦部隊から、マーガレッタ、 +アグリ、スパッキオとノロ。 +\endtext + +\text +席は自然と、元の身分によって +分かれている――今は同僚とはいえ、 +気安さの問題だろう。 +\endtext + +\text("エル") +「女王さま、この椅子痛くないですか? + クッション持ってまいりましょうか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いいえ、大丈夫ですよエル」 +\endtext + +\text +そしてエルは、こういう場所では +今も必ずティーリアのための侍従として +振舞っている。 +\endtext + +\text +――それをとがめだてする必要も、 +特にないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、揃ったな。今日皆を呼んだ + のは……と、なんだレベッカ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「その前に注文を集めさせてよ。 + 大事な話なんでしょう? おいしい食べ物 + と飲み物があった方が、うまくいくわよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、道理ではあるが……」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはいはい! お肉持ってきて + くださいお肉! それからティーリア + さまに一番いいお酒を!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わかったわ。お肉とお酒ね?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、もちろん今夜は奢りなんですよね、 + カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、ああ。一応な……」 +\endtext + +\text("エル") +「ありがとうございます! + じゃあレベッカさん、お肉あと三人前 + 追加ですっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。よく食べるものね、 + エルちゃんは」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こっちも酒と食い物をもらうとするか。 + レベッカ、いつもと同じやつを頼む」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あらそれでいいの? 今夜はカイムの + 奢りだそうよ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いいんだよ。普段食い慣れねえものは + どうも落ちつかねー。酒もな。 + そうだろ、ノロ、スパッキオ?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……………………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私はティーリアと同じものをもらうわ。 + グラスもそれでいいわよね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「――と思ったけどグラスって + お酒飲めたっけ? + ジュースのほうがいい?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ああ、ジュースを頼む」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、お酒とジュースね。 + グラスちゃんには、ミルクと苺の + 特性のジュースを持ってきてあげる」 +\endtext + +\text +少し嬉しそうに、コク……とうなずくグラス。 +\endtext + +\text +やがて酒と食べ物が運ばれてきて、 +それなりにわきあいあいとした雰囲気になる。 +\endtext + +\text +酒が進むにつれ、テーブル間で話も起き、 +身分の差による壁は自然と崩れていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「やれやれ。レベッカのやつに出鼻を + くじかれてしまったが――」 +\endtext + +\text +会議室ではなくあえてこの酒場を話の場所に +選んだのは、確かにこういう雰囲気を作る +ためではあった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいじゃない。あんまり真剣なのは + 似合わないわよ、私たちには」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリス様は、少し飲みすぎです……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「かたいこといわないの。 + それでカイム、リズ、今日の話って + いったい何だったの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、そろそろよかろう」 +\endtext + +\text +皆がリラックスしたのを見計らって、 +カイムは再度立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、全員そのままで聞いてくれ。 + 今日の本題だ」 +\endtext + +\text +各テーブルからの視線がカイムへと集まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「例の捕虜にしているストラクタの戦士、 + ミネルヴァのことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――あいつを、 + 我が魔王軍の一員として迎え入れたい」 +\endtext + +\text +そういって全員の反応をうかがうカイム。 +\endtext + +\text +さすがに、先日までの幾度にも渡る凄惨な +迎撃戦の記憶が残っているだけに、 +しばらくは反応が起きてこない。 +\endtext + +\text("アグリ") +「そういうことかよ……」 +\endtext + +\text +ぐいっ、と手にした杯の中身を +あおってみせるアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……そりゃあな。あいつは強えよ。 + 少なくとも俺より強え。 + 仲間になるってんなら心強いけどよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「信用できるのか、という問題は + あるであろうな。それも、二重の + 意味でな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「一つには、あれはストラクタであろう? + いわば今回の戦を仕組んだ張本人じゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「この世界のストラクタは壊滅したとは + いえ、ベルナはまだ生きておる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「本人が真に裏切らぬのか、加えて本人の + 意思とは関係なく、肝心な所で + ベルナに操られぬのかじゃ」 +\endtext + +\text +マーガレッタ自身の疑問というより、 +皆の疑問を代表しての発言だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「本人の意思のほうは俺が確認した。 + それについては、俺を信じてもらう + 他にない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタおよびベルナとの繋がりに + ついては私が調査しました。 + 結論からいうと、その心配はありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この世界での生活が長くなり、今の彼女は + 我々とほとんど変わらないところまで + 変質してしまっています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「接触は不可能です」 +\endtext + +\text +うなずいて、続けるマーガレッタ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「二つめは我らの側じゃ。 + ……特にスパッキオとノロは、 + 心中複雑であろう」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの戦いぶりは、特に魔物に +対しては虐殺といっていい容赦のない +ものだった。 +\endtext + +\text +二人は、部下の半数近くをミネルヴァの +侵攻で失っている――その恨みも、 +兵の中にはくすぶっているだろう。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ま、な……確かに複雑ではあるわな」 +\endtext + +\text +赤い顔をして、安酒をすすってみせる +スパッキオ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「だけどよ、俺は知ってんだよ…… + 牢屋であの女を世話してたガキは、 + 俺が目をかけてたガキなんだがよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「メシも食わなきゃ水も飲まない、 + どうしようって相談されてな。 + 放っとけ、っていったんだよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「敵のメシが食いたくないだけなんだろう + ってな。……だが、どうやらそうじゃ + なかったみてえだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「自分の罪を悔やんで、死にたがってた…… + 俺はあのガキにいったさ。 + 死なせるな、償いをさせろってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――お前だったのか」 +\endtext + +\text +うなずいて、もう一口酒をすすってから +スパッキオは続ける。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「正直いうと、ギリギリまで様子はみてた。 + ……あの女は、本気で死ぬつもりだった」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「だから多分、償いも本気だ。 + あの女は信用できる……こいつは、 + ノロも同意見だぜ」 +\endtext + +\text +巨大な杯で水のように酒を飲み干していた +ノロが、話を向けられてうなずいていた。 +\endtext + +\text("ノロ") +「だいじょうぶ……あのひと、裏切らない。 + 信用できる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私も……賛成いたしますわ」 +\endtext + +\text +そこで珍しく、ティーリアが自分から +口を開いていた。その眼元は酔いで +ほんのりと桃色に染まっている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「この先、こちらの軍はいやおうなしに、 + 反ストラクタの旗をかかげていく + ことになりましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「秩序と安定を求めるのがストラクタだと + いいます。では我らは何を求めるのかと、 + 逆に人は問いましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「彼女がよい説明になります―― + たとえストラクタであれ、混沌の中に + 融和するのが我らであるのだと」 +\endtext + +\text +ほう、と見直したようにティーリアの +ことを眺めるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな……宣伝塔として + 価値があるというわけか」 +\endtext + +\text +ティーリアはうなずく。 +その表情はあくまで温和で、聡明だ。 +\endtext + +\text +自身が女王の座にあるときには、 +その重圧に耐えられず、配下の専横を許し、 +最後には国を失うことになった―― +\endtext + +\text +が、その重圧がなくなった今は、 +相談相手としてなかなか重宝な存在で +あるのかも知れない。 +\endtext + +\text("エル") +「さっすが女王さまですっ! + 私も実は前からそう思ってましたっ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嘘をおっしゃい……」 +\endtext + +\text("グラス") +「思ってない……」 +\endtext + +\text +グラスがふるふる、と首を横に振る。 +\endtext + +\text("エル") +「う……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「話は決まったみたいね? + まあ、私は最初からどっちでも + よかったんだけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません。忘れていましたが、 + 皆さんに説明しておくことがあります」 +\endtext + +\text +そういうリズベルに皆の注目が集まる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「水を差すようで申し訳ないですが…… + 先ほども説明した通り、今の彼女は我々と + そうは違わない存在です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――ストラクタに近かった頃の、 + あの超人的な力はもう完全に失われている + ようです」 +\endtext + +\text("アグリ") +「って、なんだよ。それじゃ味方にしても + 大して役には立たねーってことかよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……そいつはどうかな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……俺は知っているのだ。 + あいつは今、自分の肉体と剣術を、 + 徹底的に鍛えなおしている」 +\endtext + +\text("カイム") +「凄まじいほどだぞ? このあいだも + 部屋を覗いたら、床が汗で池みたいに + なっていたからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「何をしに部屋に行ったのかは聞かないで + おくが……だそうじゃぞ、アグリ? + すぐに追い抜かれるのではないか?」 +\endtext + +\text +どっ、と笑う一同。 +\endtext + +\text("アグリ") +「って、俺はやっぱこういう役どころ + なんだよな……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さて、それじゃ決まったみたいね。 + ……元ストラクタの子って、どんな + 料理の味付けが好みなのかしら?」 +\endtext + +\text("エル") +「歓迎会ですね、レベッカさん! + やったぁ……! わたし、 + いっぱい食べますっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の歓迎会じゃないだろう…… + ところでリズベル、その、 + 予算のほうなのだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女を仲間に加えようというのは + カイムさまの発案ですから。 + 当然、お小遣いから引かせて頂きます」 +\endtext + +\text +冷たく答えるリズベル。 +\endtext + +\text +情けなく肩を落としたカイムを囲んで、 +酒場に集った皆が一斉に笑うのだった―― +\endtext + +\dlg("ミネルヴァが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..71c6d34 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_14.txt @@ -0,0 +1,1404 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_14") + +\text +迷宮の玉座の間。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ただいま帰還しました、カイム様」 +\endtext + +\text +完全武装のミネルヴァが、カイムの前に +ひざまずく―― +\endtext + +\text +その姿は一分の隙もない、まさに天上の +戦乙女そのものだ。 +\endtext + +\text +それを従えているカイムの姿もまた、 +魔王として貫禄を増したように見える。 +\endtext + +\text("アグリ") +「いいたかねーが、絵になってやがるよな、 + 実際」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様がいってたのはこういう + ことですね……ちょっと悔しいですけど」 +\endtext + +\text +古くからの配下の間では、そんな囁きも +起こる。 +\endtext + +\text +魔王という存在に最も相応しい騎士は、 +確かにあのミネルヴァだった。 +\endtext + +\text +ストラクタの女騎士を従え、今やその完全な +忠誠を得ている魔王カイム―― +\endtext + +\text +その姿は魔王軍の全軍に、またハドスの +支配下にある国にもそうでない国にも、 +正当性、という強いメッセージを放っている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「働きのほうも実際、大したものじゃ。 + ――我らもうかうかはしておられんぞ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……だな」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですね! むんっっ!」 +\endtext + +\text +エルが両腕に力こぶをつくって闘志を +燃やしてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……連中にも、良い刺激に + なっているようだな) +\endtext + +\text +部下たちの反応を横目でうかがって、 +内心で満足するカイム。 +\endtext + +\text +予想外にというべきか、それとも予想の +通りというべきなのか。 +\endtext + +\text +敵として攻めてきている時はあれだけ +全軍の手を焼かせたミネルヴァ。 +\endtext + +\text +それがカイムの配下となることを誓って +からは、誰よりも強い忠誠を発揮し、 +献身的な働きをみせている。 +\endtext + +\text +カイムは、あらためてミネルヴァへと +向き直り、その功績を称える。 +\endtext + +\text("カイム") +「見事であった、ミネルヴァよ。 + ――このところのお前の働きは、 + 実に印象深いものだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ……光栄です、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「追って、次の任務を与える。 + 身体を休めて待っているがいい。 + いや――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………?」 +\endtext + +\text +ひざまずいたミネルヴァの、その無防備な +太ももを見て鼻の下を伸ばすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(くっ……いいな! 『囚われの女騎士』 + もよいが、『配下の優秀な女騎士』という + のも、またよい! というかたまらん!) +\endtext + +\text("カイム") +「予定変更だ。……この俺が、 + 自ら見舞ってやろう。ごにょごにょ」 +\endtext + +\text +屈んで耳を近づけ、ミネルヴァに +耳打ちをするカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「――風呂場で待っていろ。 + そこで可愛がってやる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……りょ、了解いたしました。 + 命令とあれば」 +\endtext + +\text +恥じ入り、しかし同時に期待と悦びも +抑えきれず、頬をかぁっと赤くする +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「し、失礼いたします――」 +\endtext + +\text +少し緊張した仕草で、 +玉座の間を退いていく。 +\endtext + +\text("カイム") +(うむ、よい! この初々しい反応、 + じつによい――!) +\endtext + +\text +兵と部下たちがジト眼で見守る中、 +拳を握って感動にひたるカイムだった―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、カイム様! これは一体――?」 +\endtext + +\text +風呂場に入るなり押し倒され、 +のしかかられて、勃起したペニスを +胸に押し当てられるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +カイムが何をしようとしているのか +わからず、戸惑いの声をあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「これか? これはパイズリというのだ。 + 要はこうして、胸と胸のあいだで + ペニスを挟んで……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「えっっ? あ、あっっ……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの形のよい胸を両手で支えて、 +ペニスを挟み込むように動かすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうっっ! や、柔らかいな、 + これは……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! は、恥ずかしい、 + です……これは、あ、あ……!」 +\endtext + +\text +胸と胸の間から顔を覗かせた +黒光りのする亀頭を見下ろして、 +怯えたように身をすくめるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それだ! その反応もいいッ! + ……と、これが何かという話だったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり……こういうことだ!」 +\endtext + +\text +ズッ、ズッ、ズッ……と連続で腰を振り、 +胸と胸のあいだでペニスをこすり上げに +かかるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃっ! あっっ! + あ、あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text +快感に、というよりは、連続で出入りしては +顔に近づき、引き返していく亀頭の存在感に、 +悲鳴をあげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ……! か、カイム様! + こ、この行為には、いったい何の + 意味が……? は、あっ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああん? 意味? 意味は……」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、さらに腰の動きを強めて +いくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、あぁひっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくらなんでも、胸で妊娠はせんこと + ぐらいは貴様でもわかるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりこいつは、純粋に文化的な行為と + いうことだ。互いに、快楽を愉しむだけ + のな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっ、あ……わ、わかりません! + ひっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、快楽なら、こんな場所より、 + 膣か排泄口の方が大きいはずです! + あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? ……そういう割に、 + けっこう愉しそうに見えるぞ? + そら、そら!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、私は……私より、カイム様が! + ひうんっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「密着度と、圧迫感――どちらも、 + これまでの行為には及ばないので、 + 心配しているのです。……ひっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配? 何がどう心配なのだ。 + このキモチいい最中に?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、い、い、いえ……! その…… + カイム様が、あまりこれを愉しめ + ないのではないかと……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あまり快感を得られず、私を……その、 + 呼んでこういうことをするのに、 + 飽きてしまうのではないかと」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text +思わず、カイムはミネルヴァのほっぺを +ツンと指で突っつく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あんっ……! か、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! 愛いやつめ。……しかし余分な + 心配はいらん。俺は、これを充分愉しんで + いるぞ? えい、えいっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はうっっ! あ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――以前から、お前のあの絶妙に胸を強調 + したデザインの鎧を見るたびに、こうして + 犯してやりたくてたまらなかったのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ! そ、その先端は……あっっ!」 +\endtext + +\text +指先で乳首をつまみ上げ、その状態で +亀頭をギュッギュッと前後させる。 +\endtext + +\text +当然、ペニスが突き込まれる度に乳首が +引っぱられ、ミネルヴァは首を振って +身悶えする。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ、いいっ! いひいっっ! + は、あ、あぅっっ! はぁ、はぁ、 + はぁ……!」 +\endtext + +\text +強すぎる快楽に、ほとんど涙目に +なってしまっているミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺としてはむしろ、これをする時は女の + ほうがあまり愉しめないのではないかと + 心配してしまうのだが……」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、お前に限り、その心配は + なかったようだな……?」 +\endtext + +\text +最初から今のこの姿で『受肉』した +ミネルヴァは、いわば全身がまだ生まれた +ばかりの赤ん坊のようなものだ。 +\endtext + +\text +刺激に慣れておらず、まだ柔らかく、 +敏感で感じやすい。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうお前だから、すべてが愛しい + のだ……どこを犯そうが俺は充分愉しい + から、心配などは無用だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! は、は、はい……! + はうっっ! あ、ひぃぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「実際、胸だけでこんなに感じてくれる + 女は珍しいしな。実に犯しがいがある」 +\endtext + +\text("カイム") +「というか……これだけ敏感だと、歩いて + いるだけで鎧や服と摺れて、感じて + しまったりするのではないか?」 +\endtext + +\text +カイムにそれを聞かれて、ミネルヴァの +頬がカッと紅くなる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは、普段は摺れて痛いだけです。 + ヒリヒリして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「普段は、という時は、そうでない時も + あるわけだ。それはどういう時なのだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……そ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞きたい。いえ。言わないと……こうだ。 + それそれ!」 +\endtext + +\text +ズコズコとペニスで胸を連続で犯して +いくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ、あうっっ! ひ…… + そ、それは……」 +\endtext + +\text +頬をさらに赤くし、顔をそむけてしまう +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「進軍中、か、カイム様の姿が見えた時です。 + お声をかけられた時とか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「この……実に愛いやつめ! + 褒美だ! えいえいえい……っ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ、あんっっ……! + カイム様、カイム様……あ、あんっ! + ひぃぃぃ……んっっ!」 +\endtext + +\text +カイムの名を呼び続けるミネルヴァ。 +――乱れても、かたくなに『様』づけを +続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしミネルヴァよ、我らは主従とはいえ、 + セックスの時は、ただの男と女だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだ。今だけは『カイム様』はよせ。 + 『カイム』と呼び捨てでよい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、無理です。……これは、私のけじめ + です。一度カイム様に従うと決めた以上、 + いかなる時も……あ、ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こ、こうして愛して頂いている時でも、 + 立場を忘れるわけにはいきません」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく。予想通りの答えだが…… + 思ったより、ずっと融通のきかない + 奴だったな、貴様は」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「も、申し訳ありません……ひっっ! + あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よい……苛烈で、気丈な『囚われの女騎士』 + だった頃の貴様もエロくてよかったが」 +\endtext + +\text("カイム") +「今のお前のような、忠実で優秀な女騎士と + いうのも、また犯していて実に面白い…… + キモチがよいものだ」 +\endtext + +\text +実際、カイムもミネルヴァが、ここまで +使える部下になるとは思っていなかった。 +\endtext + +\text +ストラクタに対するあてつけ、もしくは +ティーリアが進言したように、軍の内外に +対する宣伝塔――期待はその程度だった。 +\endtext + +\text +何しろ当初のミネルヴァは軍を率いた +経験もなく、ストラクタの超常の力も +完全に失っていた。 +\endtext + +\text +――今や百戦錬磨をもって鳴る将を多数 +抱える魔王軍の中で、活躍の余地があるとは +思われなかったのだ。 +\endtext + +\text +が、そのことは本人も自覚していたらしい。 +経験不足のほうは、出撃の度に同僚に素直に +頭を下げ、教えを請うた。 +\endtext + +\text +一方で超人的なトレーニングを続け、 +その生身の肉体を、再度恐るべき兵器へと +変えていったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しいぞ、ミネルヴァよ? + お前が、このような優秀な騎士に + 育ってくれて」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、はぁ、はぁ……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ! なにしろ、『配下の優秀な + 女騎士プレイ』だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「犯す女騎士は、優秀なら、優秀なほど + 気持ちがいいに決まっている――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あっっ! ひっっ……! + む、胸を、そんなに強くされては…… + あっっ、くはぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しろ! さあ、最初の絶頂に向けて + いくぞ! 貴様も、その敏感な胸で + 感じるがいい……達するがいい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いっっ! は……はいっ! + カイム様の、命令とあれば――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、それッ! その反応だ! + 天然なところがまた素晴らしいッ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおお、くる、くる、くるぞぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くひぃぃぃぃ! カイム様! + カイム様! カイム様――!」 +\endtext + +\text +胸肉を強引に寄せられ、その中心を貫かれて、 +犯され続けているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは肌も肉も柔らかい質で、 +ぶるんぶるんくるような豪快なハリはない +ものの、実に優しい感触ではある。 +\endtext + +\text +そして――快楽と、ある程度はあるであろう +痛みに必死に耐えてくれているミネルヴァの +表情が、実によい。――たまらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! も、もう、限界だ……! +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、私もです! 同時にイけると思います、 + カイム様――! あ、ああっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、それでこそ騎士の鑑! + ではついてこい! くぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +最後のスパートから、一気に快感を +盛り上げていくカイム。 +\endtext + +\text +犯されている胸が連続で震え、 +先走りの飛沫がミネルヴァの顔を +穢していく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、ひ……! あ、あっっ! + こ、このままだと……ひっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ! その美しい顔で、 + 我がほとばしりを受け止めるのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆくぞ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっっ! すうっ……!」 +\endtext + +\text +その瞬間に備えて、大きく息を吸い溜めて +身構えるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄だ! すぉらぁあぁぁ――!!」 +\endtext + +\text +射精に備えるミネルヴァを嘲笑うように、 +ペニスの勢いを強めてミネルヴァに +絶叫を上げさせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はああうっっ! あ、あ、あ――! + ひっ、くっっ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、あぁあぁぁぁ――ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっほぉおぉぉぉ―――ッッ!!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァを先にイカせ、その瞬間に +合わせて、カイムもまた熱い精を +解き放っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あひっっ! あつぅぅ……! + か、顔に飛沫が……あ、あっっ! + けほぉっっ……!」 +\endtext + +\text +叫ぶと同時に精を吸い込んでしまい、 +苦しそうに咳き込むミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「むっっ!? く……すまん、 + しかし、とまらんッッ!」 +\endtext + +\text +涙目で咳き込むミネルヴァを確認するも、 +快楽の迸りにストップは効かない。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぉぉぉッッ……!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「かっっ、かふう! かふううっっ! + お、溺れてしまいます、カイム様の、 + 精で……かふううッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまぬ……もう一丁ッ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はふぅぅッ! かふうッッ! + あ、あ、あ……かはぁあぁぁ……んッ!!」 +\endtext + +\text +激しく咳き込みつつも、その苦しさの中で、 +ミネルヴァは再度イッていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、はぁっ、はぁっ、はぁ…… + かっ、かふぅ……っ……はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうう! ……いやすまんな。 + 大丈夫だったか、ミネルヴァ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「えっ? は、はい! 私は、 + 大丈夫です……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、大丈夫かと訊けばそう答えるわな、 + お前の場合」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、質問を変えるか。 + ……気持ちがよかったか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「えっっ!? あ、あ……」 +\endtext + +\text +くっっ……と羞恥に顔を赤く染め、 +顔をしかめるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +人一倍感じやすい身体を持っている +だけでなく、その心も人一倍、 +敏感なのがミネルヴァだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「主君たる俺が聞いているのだ。 + ……気持ちがよかったのだろう?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……よ、よかったです。 + 思ったよりも、ずっと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……よくいえたぞ」 +\endtext + +\text +頬についた精液を、指でそっと +ぬぐってやるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「そして……こいつは、主君としてでは + なく男と女としての質問だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――もう一度、して欲しいか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……!」 +\endtext + +\text +もともと赤くなっていた顔を、 +かぁぁ……とさらに赤く染める +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 答えてみろ。 + 拒否しても構わんのだぞ、これは?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……くっっ……! + そ、その……」 +\endtext + +\text +ごくん、と唾を飲み込み、 +ミネルヴァは覚悟を固めたようだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お、お願いします……も、もう一度、 + してやってください……カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……具体的には、 + もう一度何をして欲しいのだ?」 +\endtext + +\text +まさかそれを問い返されるとは思って +いなかったのか、眼を見開いて +びくっと反応するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……む、む、胸を…… + う、うっっ……」 +\endtext + +\text +殆ど半泣きになり、しかし今さら後に +引くわけにもいかず、その言葉を +口にする。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぺ、ペニスで……! + ぱ、パイズリをさせてください、 + カイム様……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よおし……いい子だ! + く、うっっ……!」 +\endtext + +\text +羞恥と屈辱の入り混じった絶妙の +おねだりに、ペニスはもう +はちきれんばかりに準備を完了している。 +\endtext + +\text("カイム") +「やってやろう……! + 二回戦だ、ゆっくぞぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くぅふっっ! は、あ、あうっっ!」 +\endtext + +\text +寄せられた胸を貫かれ、その快感に +たまらない声を漏らすミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……か、カイム様! + も、もう少しゆっくり……! + あ、あ、あああ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「し、振動が、芯まで響いてしまって! + あ、あっっ! こ、これでは、 + 感じすぎますっ! ひ……!」 +\endtext + +\text +早くも快感に泣いてしまっている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おうっっ! や、優しくして + やりたいのは、やまやまなのだが」 +\endtext + +\text +いいながらもヘコヘコと腰を動かし続け、 +ミネルヴァを責め続けているカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様、ちょっと可愛いすぎだ……! + と、とまらん、腰が……くうううっ!」 +\endtext + +\text +抜群の忠誠心を持ち、戦場では屈強の、 +優秀すぎるほど優秀な騎士。 +\endtext + +\text +それが、ベッドの上ではどうしようもなく +弱い――男のどんな責めにも耐えられず、 +簡単に泣かせてしまうことができる。 +\endtext + +\text +そのギャップ、その可愛さ、 +それゆえの色っぽさ―― +\endtext + +\text("カイム") +「男には、たまらんだろう! + くぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっっ、はひぃぃぃ……! + え、えっっ!?」 +\endtext + +\text +犯しながらカイムが、胸の先端を +きゅっきゅっと摘みあげる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それは……! む、無理です! + い、今でさえ、き、気持ち良過ぎる + くらいなのに……あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよさに限度などあるものか! + 見たいのだ俺は、お前が限界まで感じて、 + 泣き狂う様をな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「命令だ。耐えろ……俺がいいという + までな!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そんな……ひっっ! + く、う、うううう………ッッ!」 +\endtext + +\text +乳首を摘み、その状態での抽送が +開始される。 +\endtext + +\text +ペニスが胸肉を貫くたびに胸が震え、 +乳首が引き伸ばされて、ミネルヴァに +残酷なまでの快感を送り込む。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はひっっ! くっ、あッッ……! + くっっ、ひっっ……ああッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うほおおっっ! こ、こっちも + いいぞ……くっっ! お、お前のその + 表情、最高だっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、あっっ! はっっ……はぅ! + あ、……ぁ……ぁ……!!!」 +\endtext + +\text +言葉にならない叫びをあげて、必死に快感に +耐えてくれているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その健気さと騎士らしい忠誠心を、 +褒めてやりたいのはやまやまなの +だが―― +\endtext + +\text("カイム") +「これでしか応えられんのが、 + 男というものだ……すまんな! + くおおおお!」 +\endtext + +\text +乳首を摘んだ状態で、さらに腰の動きを +加速していくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え、えっっ!? む、無理ですさすがに! + た、耐えられないかも知れません、 + カイム様――! あ、あ、あ゛――ッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「耐えろ! 少なくとも俺がイクまで耐えろ! + 騎士ならば、耐えてみせるのだ! + うぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +叫びつつ、しかし腰の動きをゆるめようとは +しないカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「わ、わかりました! く、ッッッ……!!」 +\endtext + +\text +本当に快感を我慢しようとするミネルヴァ。 +\endtext + +\text +噛んだ唇の端からわずかに血が滲む―― +その痛みすら、あまりの快感に気づいて +いないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、それでこそ騎士だ! + 俺も……もう少しだ!」 +\endtext + +\text +ペニスを通した肉体の刺激と、 +ミネルヴァの反応から得られる心の愉悦。 +\endtext + +\text +その両者が混ざり合い、腰のあたりに +熱く渦巻いて、巨大な射精感となって +蓄えられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「きたきた、きたぁぁぁ! + この熱い滾り、塊を、すべて + お前の顔面にぶつけてやる……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ、っっ……! あ……は、はいっ! + お、お願いします、カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、よい返事だ。それでこそ騎士! + ――時にミネルヴァよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい? ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやな、そのイクのに……これまでより + もう少し、強くしても良いか?」 +\endtext + +\text +びくっ、と思わず緊張して震える +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! そ、そ、それは……」 +\endtext + +\text +わずかに眼をそらし、しかしコク……と +うなずいてみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。大丈夫……です。 + よろしくお願いします」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ! その反応が、またよい……! + くっっ!」 +\endtext + +\text +ムクムクと、勃起しきっていたはずの +ペニスにさらなる力が通うのが感じられる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ、ひっっ……! ま、また大きく…… + ま、まだ熱く……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が可愛いすぎるからだ! + さあ、ゆくぞ……見事耐えてみせよ、 + 我が女騎士よ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……! う、うっっ!? + あ……あ、あ、ああああっっ!!」 +\endtext + +\text +潰れるほど胸を強く寄せ、勢いをつけての、 +これまでとは比べ物にならないほど +強烈なパイズリ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃ! し、芯が潰れて…… + いたぁ! いたぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、痛がりか! 久しぶりだが…… + 貴様のその悲鳴は、やはりよいな!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの忠誠を得た今、多少痛くする +こともまた許される―― +\endtext + +\text +それに気づいて、カイムはさらに激しく、 +痛く、ミネルヴァの胸を責めていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひいっっ! あ、あ、あっっ!  + いたっ! いたぁぁ! 痛い、です! + カイム様――いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「騎士ならば耐えろ! くぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっっ! くっっっ! + は、うっっ! いた……いたぁぁぁ! + く、うううううっっ!!」 +\endtext + +\text +痛みを快感と感じるような性癖は持って +いないミネルヴァだが、その強い忠誠心が +結局は同じ結果をもたらしている。 +\endtext + +\text +たとえ無茶な命令でも、こなしてみせる +ことに充足を感じる―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「か、カイム様! 私は大丈夫です! + カイム様が求めるのであれば、 + もっと強くしても――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理をするなといいたいところだが、 + それで快感を得られるならば―― + そらぁぁ! おらおら、おらぁぁ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの胸肉を、ちぎれよとばかりに +強引に責め立てていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! きひぁあぁぁ……! + はぁっ、はぁあぁぁっっ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、うっっ! す、すみません、 + カイム様! も、もう…… + く、はぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう……こっちもだ!」 +\endtext + +\text +胸を使って得られる、ほぼ極限の快感―― +さすがにカイムも長くはもたない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばいくぞ! 揃っていくのだ! + ふぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっ! あ、あ、あ…… + はああああああ……ンッッ!」 +\endtext + +\text +ついに我慢から解き放たれ、 +一気に乱れるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +そのたまらない表情に誘われるように、 +カイムから先に、絶頂していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くはっっ! うおっっっ! + ふっおぉおぉっぉぉぉ……!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あひいっっ! はひっっ……! + ぷっっ、はっひぃぃぃ……ッッッ!!」 +\endtext + +\text +顔面に叩き付けられる、熱い精の奔流。 +\endtext + +\text +その匂いと衝撃に、否応なしに、 +ミネルヴァもまた絶頂へと叩き込まれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだだ……とどめだ!!」 +\endtext + +\text +どくうん、と思いがけない最期の脈動が +あり、次の瞬間、再度の――最後の精が +弾ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……!? こふううっっ! + かっ、かふっっ! かふう……ッッ!!」 +\endtext + +\text +絶頂の悲鳴を終えたところに再度精を +浴びせられ、またも吸い込んで、 +泣きながらむせ返ってしまうミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こっ、こふぅぅ! かふっっ! + かふぅ……め、眼にも、喉にも…… + か、かふぅぅ……!」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にして、精にまみれて +何度も肩を揺らしむせ返っている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +(――いい! やはり、いいッ!) +\endtext + +\text +その痛々しいともいえる姿に―― +屈強の騎士をペニスで完全に屈服させた +実感に、一人悦に入るカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(……とはいえ。せっかくの風呂での + プレイなのだから、こいつにはもっと + 色々教えてやりたかったのだが) +\endtext + +\text("カイム") +(あんなこととか、 + こんなこととかな……むう) +\endtext + +\text("カイム") +「すまん。さすがに出しすぎた、 + 精液が在庫切れだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「前戯だけですまんな。 + 今日はこれで、許せ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ゆ、許すなどとは……私はこれで、 + 充分満足しています」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それどころか、その…… + あの、とても、気持ちが + よかったです」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、そういってもらえる + と有り難い」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ、こちらこそ、 + 有難うございました」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやいやこちらこそだ」 +\endtext + +\text +――風呂場の湯気の中で、裸のまま +頭を下げあう主従なのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..d7f2203 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_15.txt @@ -0,0 +1,622 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_15") + +\text("ミネルヴァ") +「ここは……」 +\endtext + +\text +立ち尽くすミネルヴァ。 +\endtext + +\text +背後にはカイムとリズベル、 +そして少数の護衛の兵が従っている。 +\endtext + +\text +魔王軍は進軍の途中だった。 +リズベルが、ミネルヴァに見ておいて欲しい +ものがある、といって隊列から離れたのだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いったい……なんなのだ、これは……」 +\endtext + +\text +夕焼けに染まる広大な荒地。 +人の姿はまったく見えないが、ごく最近まで +耕作され、住人のいた形跡がある。 +\endtext + +\text +あちこちにある焼け焦げた住居のあとは、 +その一つ一つが集落だったのだろう。 +\endtext + +\text +畑だった部分は踏みにじられ、 +大量の石が放り込まれて二度と耕作 +できないようにされている。 +\endtext + +\text +井戸には毒が投げ込まれているらしい。 +瘴気を放ち、滲み出た毒で周辺の草が +円形に枯れている。 +\endtext + +\text +風には炭と煙の匂いに混じって、 +肉と骨の腐る嫌な匂いがたちこめている。 +\endtext + +\text +――匂いの源は、湿地だった。 +流れ込む川もないのに、不自然な位置に +脂の浮いた広大な沼が生まれている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「大量の死者を埋葬した跡です。 + 腐敗毒で植物が育たず、脂は乾きません + から、沼になっているんです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なにがあったのだ、ここで……」 +\endtext + +\text +蒼白な表情で問うミネルヴァ。 +その顔色からして、実際にはその答えが +わかっているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ストラクタの策動の結果だ。俺も滞在した + ことがある……このあたり一帯は亜人種の + 伝統的な集落だった」 +\endtext + +\text +足もとから焼け焦げた土くれを拾い、 +指からこぼすカイム。 +\endtext + +\text +地平の彼方には、遥かに人間の街の城壁が +夕陽に染まっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「このあたりで育てられた野菜は、あの街に + 売られていた――長年、両者はうまく + やっていて、問題などなかったのだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「最近のことです。あの街の城壁の中で、 + 伝染病が発生しました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……他の街でも同時に発生しています、 + 旅人や商人によって広まったのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「抵抗力のない子供が、大勢死んだ…… + やるせない話だが、そんなことはまあ、 + よくある話だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……が、悲しんでいる大人たちを、 + この街ではストラクタが焚き付けた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「住民は固く口を閉ざしていますから、 + 調査は難航しましたが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「病気の原因は、亜人種の村から売られた + 野菜だと。彼らが毒を入れた野菜で、 + 子供たちを殺したのだと――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ストラクタと思われる存在は、 + 街の住民をそのように扇動したようです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――子供たちが集団で火葬に付された朝、 + 住民たちはその足で、手に武器を持って + この村へ向かいました」 +\endtext + +\text("カイム") +「結果がこれだ。……扇動者はとうに + 逃げおおせている。当時の事情を考えれば、 + 街の住民をそう厳しく裁くわけにもいかん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさん……大丈夫ですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「問題ありません。……これは、 + ここに限らず、大陸中で起きている + ことなのですね、カイム様?」  +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。 + 今やお前は立派な俺の部下だが……この + 光景は見ておくべきだと考えた」 +\endtext + +\text("カイム") +「辛いかもしれんが、知らずに時間が過ぎて + 後から知ってしまえば……余計辛くなる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――お心遣い、感謝いたします」 +\endtext + +\text +そういってもう一度、火に焼かれた +廃墟を振り返るミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……何が悪で、何が正義なのか。 + あの頃ほど、今は自分の中で + はっきりはしていないのです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ただ……ひとつ確信できるのは、何者かを + 『憎め』と命じる、そそのかす存在は、 + 間違いなく『悪』だということです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……かも知れませんね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、それがわかればよい。 + さあもういくぞ。完全に陽が暮れる + 前に本隊に追いつきたい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「了解いたしました。カイム様。 + ……と、これは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、ミネルヴァ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いえ、土の中になにか…… + これは……?」 +\endtext + +\text +足元の地面に半分埋まっていたそれを、 +ミネルヴァが拾い上げて土を払う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「人形、ですね。ここの子供の + 持ち物でしょうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +片腕の取れた布の人形はオークの少女を +象ったものだ。……赤黒く染まっている +のは、持ち主の血液だろうか。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……っっ!」 +\endtext + +\text +持ち主の少女の、最期の苦痛を感じ取った +かのように、ミネルヴァが喉から +嗚咽を漏らす。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは放っておけ、気にするな…… + といっても、無理であろうな」 +\endtext + +\text +ため息をつくカイム。 +そう器用な性格はしていないのが、 +このミネルヴァという女だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――私はかつて、この少女の同胞を、 + 無数に殺戮してきました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それが正義であり、逆らう者は悪で + あると断じて、何の疑いもなく――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その中には、この少女の、 + 父や兄弟もいたかも知れません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――すまない」 +\endtext + +\text +手の中の人形に……その持ち主の少女に +頭を垂れるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「今はまだ死ねぬ……やることを、 + この世でなすまでは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが、そのあとはきっと――」 +\endtext + +\text("カイム") +「こらっ!」 +\endtext + +\text +ぽかっ、とカイムは後ろから、 +うなだれているミネルヴァの頭をはたく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「え、じゃない。馬鹿者。 + そういうのも駄目だ。この俺が禁じる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「し、しかし、私の罪は――」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が死んだらなんとかなるのか? + 犯した罪がすべて消えるとでも?」 +\endtext + +\text +腕を振り、広がる荒れ果てた光景に +注意を向けさせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……この光景を見ろ。お前の命には、 + これらすべてと釣りあうほどの価値が + あるとでもいうのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐ……っ…… + で、では、私はどうすれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「生きる、しかあるまい。 + 理屈など抜きでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だいたい死んだ連中も、殺した奴がすぐに + 不景気なツラ下げてやってきて、頭を下げ + られたって嬉しくも何ともないだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「――そのぐらいなら、愉しく充実した人生 + を送って、そのあとでそいつらの所へ + いった方がずっとよい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わからんか? シケた面してすぐに後を + 追ってやってきたら、許すしかない + だろうが。殺された連中も」 +\endtext + +\text("カイム") +「それぐらいなら、『俺らを殺したくせに + 愉しくやってきやがって!』とかいって + どつき回した方がよっぽど気が晴れる」 +\endtext + +\text("カイム") +「少なくとも、俺ならそっちの方がいいな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「な……あ、いや……しかし……」 +\endtext + +\text +呆然としているミネルヴァ。 +リズベルが、同情したように様子を +見守っているが―― +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そういうことだ。 + ――自分の犯した罪が償えるなどと、 + ヌルいことを思わぬことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそも、向こうに許す気があるとは + 限らんわけだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「精一杯生きて、この世では愉しくやって、 + あの世で恨みを買った連中にどつき回され + ろ。……俺は、そうすることに決めている」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は……はい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「先にいくぞ。……少し冷えてきた」 +\endtext + +\text +背を向けて歩き出すカイム。 +かわりに、リズベルが気を使って +寄り添ってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あまり深く……というか真面目に + 考えないでください。カイムさまは、 + ああいう人ですから」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、うむ……というより私には、 + 死後の生という考え方がそもそも + 馴染まないのだが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――つまりカイム様は、死んだ後でもっと + 激しく責められる為に、この世を生きろと + おっしゃられているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……………」 +\endtext + +\text +リズベルは、しばし考えていう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまの言葉は、色々と不適切では + あるのですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまは、犯した罪を忘れろ、 + といっているわけではないのだと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちは罪を犯して生きています。 + 誰も潔白ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私も、カイムさまも、目的のために多くの + 血を流してきましたし、それはこれからも + 続くでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「罪を忘れたり、自分は罪を犯していない + のだと信じてしまうことは、とても楽な + 道ではありますが――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それは、ストラクタのすることと + 同じ、というわけか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです。――そしてこれは、 + あくまで私の考えですが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「死者が、本当に絶対に許さない相手が + いるとすれば。それは正義の為に + 罪が許されると考えている者でしょう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……なるほど」 +\endtext + +\text +しばし考えて、それからうなずいて +みせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それが、ここまで強大になっても、 + 我らがいまだに魔王の軍を名乗っている + 理由というわけなのだな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――新たな正義を名乗らず、 + 自らが悪であるとうそぶいている + 理由であると?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、そんな感じです」 +\endtext + +\text +と、リズベルはため息。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どちらにしろ、カイムさまは相変らず + あの調子ですから、魔王軍という以外に + 名乗りようもないんですが……」 +\endtext + +\text +ふ……と笑うミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なるほど。よくわかった」 +\endtext + +\text +そしてリズベルをみて、あらためて +感嘆するような表情をしてみせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「しかし……リズベル殿は、極めて + ストラクタ的な思考の持ち主なのだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは……褒め言葉なのですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この場合はそうだ。……実際、 + 自分がこうして受肉してみてわかった」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「感情や、欲求に激しく支配される…… + この肉の身体を持ちながら、そこまで + 理性的で、論理的でいられるとは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「驚異的だ。尊敬に値する」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな、褒めたってなんにも + 出てこないですよ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通りだぞ、ミネルヴァ」 +\endtext + +\text +と、そこで足を緩めて戻ってきたカイムが +口を挟む。 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつはこうみえてけっこう欲深いぞ。 + 恨み深いし、しつこいし、しょっちゅう + ヒステリーも起こす」 +\endtext + +\text("カイム") +「……えっちも大好きだしな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「も、もう! 余計なことはおっしゃら + ないでください! カイムさま!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いた、いたたっ! 叩くなリズベル!」 +\endtext + +\text +ぷっ……とそのやりとりを見て、 +笑みをみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだった……こんなことをいう為に + 戻ってきたのではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「この村の生き残りを移住させて、村を再建 + させる事業がある。――さすがに同じこの + 場所ではきついだろうからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前に向いている案件とは思って + いなかったが。やりたければ、 + リズベルと協力してやってみるがいい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! は、はい! + よろしいか、リズベル殿?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベルでいいです。……はいっ、 + もちろん喜んで」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞ。今度こそ陽が暮れてしまう」 +\endtext + +\text +腕のない人形を地面に横たえ、 +もう一度頭を下げて、ミネルヴァは +カイムの後を追う―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_16.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_16.txt new file mode 100644 index 0000000..9b00920 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_16.txt @@ -0,0 +1,2639 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_16") + +\text +――夜。魔王の寝室。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「失礼いたします、カイム様」 +\endtext + +\text +一人酒を嗜んでいるカイムの所へ、 +礼儀正しく頭を下げて、ミネルヴァ +が入ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、来たな。まあそこへ座れ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ……! その、今夜は呼んで頂いて + ありがとうございます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「先ほど風呂で身体は清めてあります。 + すぐにでも、その、お相手できますが……」 +\endtext + +\text +しゃちほこばったまま応えるミネルヴァに、 +カイムはふっと笑いかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「して欲しいのはわかるが、そう焦るな。 + 一人前の男女というのは、始める前の + やりとりからゆっくり愉しむものだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! す、すみません……」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にして恥じ入っているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +身体を小さく震わせ、太もものあたりを +もじもじ摺り合わせていることに気づいて、 +カイムは内心でほくそ笑む。 +\endtext + +\text +期待と想像と緊張とで、ここへくるまでの +途中でもう濡れてしまっているのだ。 +\endtext + +\text +生真面目で、規律正しいようにみえて―― +いや、実際その通りではあるのだが、肉体は +生まれたばかりのまだ子供のようなものだ。 +\endtext + +\text +彼女は今、ちょうど思春期の……性という +ものを意識し始めた時期に近い状態なの +だろう。 +\endtext + +\text +カイムにも記憶がある……オナニーを +知ったばかりのあの頃のようなものだ。 +\endtext + +\text +いかに厳しく己を律しても、健康すぎる +肉体が叫ぶように異性を求めてくることに、 +ミネルヴァ自身困惑しているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(可愛いやつめ。……それに応えて、 + こっちも思春期の少年のようにガツガツ + 相手をしてやってもよいのだが) +\endtext + +\text("カイム") +(それをやったら、体力ではミネルヴァ + に……本物の思春期にはかなわんからな) +\endtext + +\text +ニヤリと内心で笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(かわりに大人には経験と、手練手管と + いうものがある) +\endtext + +\text("カイム") +(ここは余裕を持って、思春期の肉体と + その反応を愉しませてもらうとしよう) +\endtext + +\text +さて……と、ゆったりと椅子に構えて +ミネルヴァに向き直るカイム。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは瀟洒な椅子の上に窮屈そうに +腰掛けて、相変らず足をそわそわ動かし、 +ときどき摺り合わせている。 +\endtext + +\text +熱があるような、困ったようなその表情から +しても、早くしてくれればいいのに―― +と内心で焦っているのは一目瞭然だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さてと、お前もゆっくりしろ。 + どうだ、酒は飲むか?」 +\endtext + +\text +あえてゆったりと構えて、カイムは自分の +杯に酒を注ぐ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ。私はそういうものは――」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろうな。お前には、まだ早かろう」 +\endtext + +\text +カイムも無理にすすめることはしない。 +このミネルヴァの場合、女――恋人と +いうより、娘のようなものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(ではひとつ、ここは父親と娘の会話らしく + いってみようか……) +\endtext + +\text +ごほん、と咳をして、カイムはミネルヴァに +尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、最近、毎日の生活のほうは? + 皆とはうまくやれているか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。親切にしてもらっています。 + 現に今日の午後も……と、え、えっっ!?」 +\endtext + +\text +――テーブルの下で靴を脱いだカイムが、 +靴下の足を伸ばして、向かい合って座る +ミネルヴァの太ももを割る。 +\endtext + +\text("カイム") +(もっとも……実の娘であれば、 + こんな悪いことはせんがな、ふふ) +\endtext + +\text +足の指で這うようにして太ももの間を進み、 +ついに肝心な部分を覆う布を探り当てる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「………っ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 今日の午後、何があったのだ? + 俺に教えてみろ」 +\endtext + +\text +ぐりぐりと足指でそこを刺激しつつ、 +カイムは意地悪に問う。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ……! は、はいっっ…… + つッッ!」 +\endtext + +\text +足の指の硬く不器用な動きがかえって +たまらないのだろう。泣きそうになって +身をよじるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、早くいうのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……そ、その」 +\endtext + +\text +既に自分が何を話そうとしていたのかすら +わからなくなっているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日の午後だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい、そうでした。……う、くっっ! + そ、その、マーガレッタ様と、アグリ様に、 + かねてより頼んでいた……く、うっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「け、剣と、戦術の訓練を、迷宮の外の + 広場で――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ……まだあの二人に教わって + いるのか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。マーガレッタ様には、部隊の + 率い方と、砦や城の攻め方を…… + ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「アグリ様には、敵の人数が多いときの + 剣の使い方を、お、教わって…… + はぁ、はあっ……くっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……?」 +\endtext + +\text +クリクリと足指を動かしてやりつつ、 +カイムは沈思する。 +\endtext + +\text +確かに、部隊の指揮と戦術では、 +戦歴が長いだけあってマーガレッタの +安定感はずばぬけている。 +\endtext + +\text +大人数を相手にした時のアグリの爆発力も、 +さすがにバーサーカーだけあって他に +比べるべくもないものだ。 +\endtext + +\text +が、その両方を総合しての武将としての +能力では――実績においても、ミネルヴァは +とっくにあの二人を凌駕していた。 +\endtext + +\text +同じ旗の下に集う仲間とはいえ、 +彼ら同士は、手柄を競うライバルである。 +\endtext + +\text +正直意外だった。よくぞあの二人から、 +それを引き出すことができたものだ――と、 +内心で感心する。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ、はぁぁ……はぁっ! + か、カイム様……も、もう、もう…… + む、無理です、もう……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、すまん。さすがにじらし + 過ぎたか」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの涙と汗がテーブルに +水溜りを作っている。椅子の上も、 +流れ出た液体ですごい有様だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よしよし、よく我慢したな」 +\endtext + +\text +立ち上がり、湯気をたてている +ミネルヴァの頭を軽く撫でて +やるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ……はぁぁ……カイムさま……!」 +\endtext + +\text +ようやくしてもらえるのか、という +ミネルヴァの安堵の表情。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ、大変だな、健康すぎる + 肉体というのも) +\endtext + +\text("カイム") +(だがしかし、それを持て余している + 娘の姿というのも、なかなかにそそる + ものがある……) +\endtext + +\text +すぐにヤッてやってもよいのだが、 +こちらは大人の余裕だ。 +\endtext + +\text +もう少しだけ、焦らしてやっても面白い―― +そうカイムは思いなおす。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、それでは本番の前に、 + お前の成長ぶりを少し見てやるとしよう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「せ、成長……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。これだ」 +\endtext + +\text +ズボンの前をおろしてみせるカイム。 +既に勃起をとげていたペニスが、 +圧力でヌッと顔を覗かせる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……!」 +\endtext + +\text +期待していたのではあろうが、 +やはり羞恥と恐怖もまだあるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はなにもせん。まずはお前の力だけで、 + このペニスを満足させてみせるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それができたら、やってやろう。 + その身体の滾りを、俺が存分に鎮めて + やろう――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! そ、そ、そんな……」 +\endtext + +\text +一瞬、絶望の色を見せるも、 +しかしすぐに思いなおしたように +うなずいてみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。わかりました、 + それでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +(……ほう?) +\endtext + +\text +素直にいうことを聞いたのを、 +内心意外に思うカイム。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは一度立ち上がると、 +着ているものをその場に +脱いでいく―― +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? そういう下着を着てきて + いたのか。……自分で選んだもの + なのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ。……カイム様を喜ばすのに + どのような下着がよいかと相談したら、 + ティーリア様がこれがよいと」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ティーリアの見立てか。 + なるほどな」 +\endtext + +\text +質朴なミネルヴァには、少し妖艶過ぎる +きらいもある。しかし生地も仕立ても、 +庶民には縁のない超一流の品だとわかる。 +\endtext + +\text +――こういうものはティーリア以外、 +どこにどう注文を出せばいいかすら +知らないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(なるほど……さっきから妙に興奮して + いたのは、これを着て気分が盛り上がって + いたせいもあるのだな?) +\endtext + +\text +ならば褒めてやらねばなるまい―― +カイムは、その姿をねぶるようにして、 +眼を細めてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、色っぽい。……よく見れば、 + お前の態度のそっけのなさを補うには、 + そのくらいのほうがいいのかも知れん」 +\endtext + +\text +素朴で健康的な魅力はあっても、匂うような +女の色香とは無縁のミネルヴァである。 +\endtext + +\text +それを考慮しての、 +ティーリアの見立てだろう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は……あ、ありがとうございます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、それでは! はじめます」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、やってみろ」 +\endtext + +\text +おずおずと手を伸ばし、カイムのペニスを +下から指で包みこむミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お……? お、お、お……!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「まずは、ここをこう……」 +\endtext + +\text +さわさわと、付け根から這い上がるように、 +触れるか触れないかのところで微妙な +刺激が与えられる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そして、先端をなでる……」 +\endtext + +\text +よしよし、をするように、 +片方の掌で亀頭の先端を撫で回す。 +\endtext + +\text +――先走りの液体が塗り広げられ、 +腰がもぞもぞ動いてしまうほど +気持ちがいい。 +\endtext + +\text("カイム") +「お! おおう……っ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そして、この液体を……ぬりぬり、と」 +\endtext + +\text +先走りの液体を無駄にはせず、 +ペニス全体に塗り広げていくミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これを使い……すりすり、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ、くっっ! あ、あうっっ! + こいつは……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「どうでしょうか、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。すばらしいぞ…… + 正直、ちょっとびっくりだ」 +\endtext + +\text +どこで身に着けてきたのやら。 +まだ応用は足りていない気がするものの、 +テクニックはそこいらの娼婦顔負けだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし。舌だ! + 次は、舌を使うのだ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「了解しました。舌を使います。 + れろ……」 +\endtext + +\text +体勢を下げ、これも下からねぶりあげる +ように、一番敏感な裏スジを的確に +舐めあげてくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっっ! ほっ、おおっ!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「れろ……ぺちょ……くりくりっ」 +\endtext + +\text +亀頭の手前まできた舌先が、 +段差の部分をクリクリと刺激する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおっっ! そ、そこは…… + くっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぺちょ……ぺろ、ぺろ、ぺろおおお!」 +\endtext + +\text +そして本命とばかり、舌をぺたりと +押し付けるようにして、亀頭をペロペロと +嘗め回してくるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、お、おおお! + こ、これは……ッッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「れろ、れろぉ……こちらにも」 +\endtext + +\text +舌で先端を舐めつつ、手を睾丸の袋へと +伸ばしてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだとっ!?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの真っ白い指が、皺の寄った +袋をやわやわと揉む。その微妙な快感と、 +背徳感―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ここなどは、いかがでしょうか?」 +\endtext + +\text +ペニスが肉の中にひっこむ付け根のあたり、 +小さなくぼみを探り出して、そこを +キュッと爪で押さえる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! な、なんだそのポイントは!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ここを押さえたまま……れろ、ぺちょ、 + くちょぉぉ……!」 +\endtext + +\text +右から左から、舌で縦横無尽にペニスを +舐めあげていく。その快感が、指技によって +数倍に増幅されている。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ! くっ、う……こ、これは!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐちょ、ぺちょ、れっろぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くほぉぉぉ! おっ、おっっ…… + おおおおお!」 +\endtext + +\text +我慢できなかった――あっ、と思った時には +もうタガが外れていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ、うっっ! くふぅぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text +顔をそむけ、眼をきつく閉じながらも、 +射精そのものからは逃れずに立ち向かう +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その勇ましい表情に、びゅっびゅっ、 +と白い飛沫がふりかかり、粘りついて +いく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっっ! まだ、出る……おおお!」 +\endtext + +\text +第二弾の精が今度は広範囲に弾け、 +ミネルヴァの髪を、うなじを穢していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「はあっっ、ふぅぅぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いかがでしたでしょうか? + ……まだ、覚えた技を全部は試して + いなかったのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに? + い、いや……確かに良かったが」 +\endtext + +\text("カイム") +「良すぎるだろう、いくらなんでも。 + いったいどこで、こんなテクニックを + 身に着けてきたのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? まさか……?」 +\endtext + +\text +健康すぎる肉体を持て余した結果、 +誰か別の男でもひっかけたのでは――と、 +内心で疑いかけるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これは……その、エル様と + グラス様が、研究会というのに + 呼んでくださって」 +\endtext + +\text("カイム") +「研究会? ……なんだそれは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。その、肉体に自信を + 持てない者同士、集まって + かわりに技術を磨く会なのだとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あん?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「本来は、寝所がたき……であるそうなの + ですが。外見でハンデを持つ以上、 + 協力しての研鑽が不可欠なのだとか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「エル様によれば、私はそのハンデを持って + いないそうなので、加えて頂けたのは + 特別なのだそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「あー、つまり、それはアレだ」 +\endtext + +\text +肉体でカイムを誘惑することに自信の +持てない者同士、協力して性の技術を +磨く会、ということだ。 +\endtext + +\text +そういうくだらないことは、 +どうせエルの発案に違いない。 +\endtext + +\text +――グラスも根が真面目なので、 +それに真剣に付き合っているのだろう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「エル様の用意された幻像石を参考に、 + キノコを使って練習をしたのですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ったく、なにをやっているのだか……と + いいたいところだが。ふむ?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァのことをみて、 +あらためて考え込むカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あの……なにか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや。……お前について、わかった気が + すると思ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の個性――お前の真価といって + もいいか」 +\endtext + +\text +ライバルであるマーガレッタやアグリから +戦術と剣を習い―― +\endtext + +\text +同じくライバルである、ティーリアやエル +から女としての魅力を習う。 +\endtext + +\text +誰よりも真面目で、謙虚で、驕ることすら +知らない―― +\endtext + +\text +そして誰の眼にもあきらかなカイムへの +忠誠が、それを可能にしているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「――なるほどな。お前は良い部下だ。 + そして、愛すべき女でもある」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前を手に入れることができて、 + 俺は本当に誇らしく――嬉しく思うぞ、 + ミネルヴァよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……カイムさま……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ありがとうございます」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、というわけでアレだ。 + そのテクニックとやらを、最後まで + やってみせてもらえるか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっ! お任せ下さい。 + 必ずや我が力で満足させて + みせます……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、それはちょっと勇ましすぎる気も + するが……まあよいか」 +\endtext + +\text +ミネルヴァのことだ。寝所での言葉づかい +くらい、いずれマガヒメあたりから教わって +くることだろう。 +\endtext + +\text +今はこの、朴訥なミネルヴァの奉仕を +愉しめばよい―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「では、いきます……! + すうぅ……っ! はむ……!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの柔らかな唇が、ペニスの +先端を柔らかく包み込み、飲みこんでいく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ず、ずっ……にゅるう…… + くちゅ、ぐちゅう……」 +\endtext + +\text +頭を前後させ、ペニスに刺激を与えていく +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぺちゃ、くちゅう……! + んっ、ぐっ、ふっっ……! + ちゅぼぉぉ……!」 +\endtext + +\text +舌で嘗め回して唾液を全体にまぶし、 +絶妙な吸引で密着度を高め、その状態で +前後運動を続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……! 確かにこれは……!」 +\endtext + +\text +感嘆の息を吐くカイム。 +思わず身体から力が抜け、蕩けていく +ような優しい心地よさだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ろうれひょうか、カイムひゃま……? + んっ、んっ……ぐちゅう…… + くちゅう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、良いな……心が落ち着くような + 感じだ。いやこれは実に良い…… + ん、んっ……!」 +\endtext + +\text +最高のマッサージを受けているような +気分。――前回のイラマチオも良かったが、 +あの時は他にやりようがなかった。 +\endtext + +\text +ずいぶん進歩したものだ……と、 +微笑みたくなるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……お前というやつは、 + 実に優秀だな。騎士としても、 + 女としても」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐちょ、くちょ……ん、んっっ!?」 +\endtext + +\text +口での奉仕を受けながら、カイムは +ミネルヴァの身体へと手を伸ばし、 +愛撫を開始する。 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな、続けろ。……俺だけ + 気持ちがいいのは悪いからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひゃ、ひゃい……ひゃぶ、ぷちゅう…… + ん、んっっ! く、くちゅう……!」 +\endtext + +\text +散々焦らされた上に、ペニスに奉仕する +興奮で感じやすくなっているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +背を、肩を、うなじを這い回り、そして胸へ +も伸びるカイムの指に、もだえるように +喘ぎつつ、それでも夢中で奉仕を続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐ、ちゅぶう! ぐっっ、ちゅぐう…… + あ、あうっっ! ん、んむぅぅ!」 +\endtext + +\text +その泣きそうな必死さが、また愛らしい…… +見ているうちに、ペニスに感じる興奮も +高まってくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、ひっっ……! か、カイムひゃま…… + ちゅぶ! ぐちゅっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いい子だ。そのままやめるなよ? + く、ううっっ……!」 +\endtext + +\text +興奮が高まってきているのはミネルヴァも +同じだ。 +\endtext + +\text +もうすぐにでも出したいのをこらえつつ、 +カイムはミネルヴァへの愛撫を続ける。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はうっ! はううっっ! + か、カイムひゃま! カイムひゃま…… + ちゅぐっ、んちゅっ、ぐぷぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +胸を下から揉まれ、乳首をきゅっきゅっと +摘まれて、頭のおかしくなりそうな快楽の +中でそれでも奉仕を続けるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし……くるぞ。俺は出す! + 貴様も一緒にこい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひゃ、ひゃい……ぐぷぅ! んぷ…… + ちゅぐ、じゅぷ、ちゅぼぉぉ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっおっおっ、おっっ……! + くっ、おおおお……ッッ!」 +\endtext + +\text +絶頂の瞬間、カイムはミネルヴァの +乳首を強く引き絞り、二人同時の絶頂を +うながしていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ、んんんん……ッッ! + ……ぐぷッッ!?」 +\endtext + +\text +ペニスが震え、吐き出された精が、 +ミネルヴァの口と喉とに溢れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「吐き出すな! 飲み込め! + 全部……飲むのだ! おおおお!」 +\endtext + +\text +無茶な命令を下しつつ、 +さらに射精するカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んッッ……! ぐっぷううう! + くッッ……!」 +\endtext + +\text +気管を詰まらせ、鼻まで逆流して +凄まじい苦痛をもたらしているで +あろう射精。 +\endtext + +\text +が、ミネルヴァは騎士らしく果敢に +立ち向かい、それを無理にでも飲み干そう +とする。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、ぐっっ! ごくっっ! + こくっ、こくっ……け、けほけほっ! + こくうっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんが、まだ出るのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「んっっ!? くっぷぅぅぅ!! + くっ……こ、こくっ! ごくんっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……ぷはぁぁぁ! + はぁっ、はぁ、はぁ……!」 +\endtext + +\text +身体を震わせ、涙を流しつつも、 +ついに全て飲み干すことに +成功するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁ……はぁぁ…… + や、やりました、カイム様!」 +\endtext + +\text +顔を上げ、晴れやかともいえる表情で +それをカイムに報告する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、よくやった! + 見事だ、ミネルヴァ……実に可愛いぞ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい! ありがとうございます、 + カイム様……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ……! し、しかし…… + ひっっ……!」 +\endtext + +\text +そこでミネルヴァは苦しげな表情をみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、どうした? 喉にでも詰まったか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ……に、匂いが、すごくて…… + か、身体が、うずいて…… + も、もう、もう……!」 +\endtext + +\text +肩を震わせ、どうしようもなくなっている +ような、苦しげで、可愛い表情を披露する +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……ずいぶん、我慢させたのだな」 +\endtext + +\text +思春期のような欲しくて欲しくて仕方のない +健康な肉体を、ここまで我慢させ、 +奉仕を続けさせてきたのだ。 +\endtext + +\text +ここが限界だろう……これ以上お預けを +食らわせれば、本当に頭がおかしくなって +しまうかも知れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よしよし。褒美だ……犯してやろう。 + ベッドに行くとしようか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっ! カイム様!」 +\endtext + +\text +ようやく救われる、というすがるような瞳で、 +ミネルヴァはそれに同意する―― +\endtext + +\text("カイム") +「おお、濡れているな……! + しかし相変らず綺麗なオマ●コだ」 +\endtext + +\text +足を広げさせ、腰を大きく持ち上げ +させた体勢で、カイムは感嘆の +声を漏らす。 +\endtext + +\text +今のこの姿でこの世に生み出され、 +それからまだ何度も使われていない。 +\endtext + +\text +その幼くも清潔なオマ●コが、今はたっぷり +の液体を垂れ流し、色づいて、カイムの +ペニスを求めてひくついている―― +\endtext + +\text("カイム") +「たまらんいやらしさだな。ふふ……!」 +\endtext + +\text +思わずほくそ笑むカイム。 +一方のミネルヴァは、しかし余裕がない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お、お願いします、早く……お、おかしく + なってしまいそうです……!」 +\endtext + +\text +そこを覗かれる羞恥に顔をそむけつつも、 +やむにやまれず犯してくれと懇願する +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その姿もまた、 +たまらなく男心を誘うのだが―― +\endtext + +\text("カイム") +「それどころではないか。どれ……」 +\endtext + +\text +ぐちゅ……と音を立てて、指でそこに +触れてやる。液体をかきまわし、 +前庭を前後にさすってやる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、ひっっ! あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text +それだけで電流が流れたように反応する +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「敏感になりすぎだろう、これは、 + 挿れたらどうなってしまうのか……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はあっ、はぁぁ……っ! + こ、このままの方が苦しいです! + お、お願いします……!」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にして、ミネルヴァはもう +泣きそうだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。 + お前ももう、限界のようだしな」 +\endtext + +\text +ペニスの先端をそこにあてがってやる。 +それだけで亀頭はもう愛液に溺れそうに +なっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ゆくぞ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、くっっ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text +濡れきったそこにペニスを埋没させていく。 +\endtext + +\text +本来はキツいミネルヴァのその部分なのだが、 +これだけ濡れていれば話は別だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞ、一気に奥まで……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、きぃぃぃっ! + はっ、くっ、うっっ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ! あっあぁぁぁ……ッ!」 +\endtext + +\text +深く入るこの姿勢で、 +奥の奥までミネルヴァを貫く。 +\endtext + +\text +すると、それだけで軽く最初の絶頂を +迎え、切なく長い悲鳴をあげていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ、ひぃ……はぁ、はぁ…… + はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、大丈夫か? これだけで + イッてしまうとは」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。大丈夫で……あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだここからだというのにな!」 +\endtext + +\text +長くおあずけに耐えていたのは +カイムも同じだった。 +\endtext + +\text +はやる肉体を波打たせ、若い女体を深く、 +激しく、残酷に貫いていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いっっ! はっ、あっっ! + くひっっ……! あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +手を突き出してカイムの勢いをとどめようと +するミネルヴァ。 +\endtext + +\text +その手を払いのけて、 +カイムは激しい責めを続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ! いいぞ、いいぞ、いいぞ! + 貴様の若い生命のエネルギーが、 + ペニスに伝わってくるかのようだ!」 +\endtext + +\text +若いといえば、このミネルヴァがカイムの +部下の中で一番若い。 +\endtext + +\text +生まれて数ヶ月のミネルヴァに比べれば、 +実際、カイムなどは老人と変わらない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! ひくうっっ! + ひ……カイム様! も、燃えてしまい + そうです……あ、あ、あ――ッッ!」 +\endtext + +\text +若さと健全さの塊のようなその肉体を、 +惜しげもなく燃焼させ、熱く興奮させている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +熱気とエネルギーとが、犯している +こっちにまで伝わってくるかのようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……! たまらんな! + 若い娘を無理に求める老人の気分が + わからんでもない……!」 +\endtext + +\text +生命のエネルギーもまた、高きから低きに +流れるものだろうか。それを満喫しながら +高笑いをするカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっひぃぃっ! あ、あ、あぁッッ! + な、中でどんどん大きく……!? + そ、それに熱く、激しく……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはははは! たまらん、たまらんぞ! + 犯せば犯すほど、力が湧いてくる―― + 流れ込んでくるかのようだ!」 +\endtext + +\text +互いに魔力を使う身であれば、 +完全に気のせいともいえないだろう。 +\endtext + +\text +湧き上がる力にあかせて、さらに速く、 +激しくミネルヴァを責めあげていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃ……はぁぁ……あっ、ああ…… + くはっ! はっ、あん! あんっっ!」 +\endtext + +\text +存分にミネルヴァを泣かせながら、 +ふむ……とカイムは考える。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、あれだな。今日は少し慎重に + いかねばと思っていたが」 +\endtext + +\text +既に二度出している。――だいたい三発 +くらいが、普通に愉しむぶんには限度である。 +\endtext + +\text +抑え気味でいかないと、ミネルヴァを満足 +させる前にこちらが疲れ果ててしまう。 +\endtext + +\text +……そう警戒していたのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、ないな。相手が貴様である + 限り、その心配は――!」 +\endtext + +\text +若いエネルギーが、犯せば犯すほどに、 +無限に流れ込んでくる―― +\endtext + +\text("カイム") +「ならば……惜しまずいくとするか! + まずは最初の一発を食らえ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! は、はいっっ! + きてください、カイム様! + 私の中に……いくらでも! 何度でも!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、よくいった! + ゆくぞ……! それえええい!」 +\endtext + +\text +全身の筋肉を汗で輝かせ、連続のピストンを +ミネルヴァへと送り込んでいくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くぁひ……っ! あっっ!  + あ、あ、あ、あ、あ、あ!!」 +\endtext + +\text +若い感じやすい肉体で、カイムの +責めを果敢に受け止めていくミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ……うぉぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、あっっ! ひぃぃぃぃ……っ!」 +\endtext + +\text +カッ――と世界に白い光が溢れる。 +同時に放たれた精が、男から女へと、ペニス +から子宮へと移され、流し込まれていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおお! ゆけ、孕ませよ、 + 我が精子たちよ――!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、いぃぃぃ! は、孕ませて + ください! あっ、あっあっ、 + くっはぁあぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +悲鳴の中、長い受け渡しの余韻があって―― +そして二人とも、同時に果てていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はっ……はぁぁ…… + はぁ、はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう! まずは素晴らしかったな…… + ぺろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃ、はぁぁ…… + あ、あっっ? なにを……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぺろり……と。いい香りだな、 + 貴様の汗は」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え、えっ!? そ、そうでしょうか…… + あ、んっ……」 +\endtext + +\text +舌を伸ばし、ミネルヴァの肌に浮いた +汗を舐め取ってやるカイム。 +\endtext + +\text +不快な匂いはまったくといっていいほど +しない。身体にまだ汚れや、不純物が +たまっていないのだろう。 +\endtext + +\text +赤ん坊のような甘いミルクの香りだ。 +――寝室の空気にはそのミネルヴァの +香りが漂い、まるで子供部屋だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、こんなエロい……本当にヤッて + しまっていい赤ん坊は、世界中のどこにも + いないだろうがな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……か、カイム様……んっ……」 +\endtext + +\text +感じやすい耳の下から頬を舐められ、 +ピクピクと反応をみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よしよし、可愛いぞミネルヴァよ。 + というわけで……次はこっちだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……!」 +\endtext + +\text +第二弾は、気分を入れ替えてこっちで…… +ということで、ペニスをアナルへと +あてがっていくカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そちらは……い、いえ、 + なんでも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした、不満か?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……いえ。その。……エル殿に頂いた + キノコを用いて、試してみたのですが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ど、どうしても、そちらは痛みが + あって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 自分でも部屋でしていると + いうのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ! そ、それは……」 +\endtext + +\text +思わず秘密を漏らしてしまい、 +頬を焼けそうなほど熱く染めるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。思春期とはそういうものだ。 + ……しかし、まだ痛いのか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。しかしカイム様が望むので + あれば」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。まだ使い慣れていないだけで、 + しているうちによくなってくるのだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが貴様が本当に嫌であれば、 + 無理にしようとは思わん」 +\endtext + +\text +ぐりっ、とアナルにあてがった亀頭を +動かしてやりながらいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が決めろ、どうするか…… + さあ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あっっ……! く、う……!」 +\endtext + +\text +痛いのはわかっているのだろう。 +しかし……若い体は、痛くてもいいから +挿れてもらえ! と命じてくる。 +\endtext + +\text +葛藤は僅かで、ミネルヴァはうなずいて +しまっていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……! 挿れてください。 + そ、そのままでは……あっっ、 + が、我慢できません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「お、おかしくなってしまいそうで…… + は、早く、お願いします……くっっ」 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふ……まあ、こうなるとは + 思っていたがな) +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ならば遠慮はせん……最初は + 確かに痛いかも知れんが、我慢しろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……くっっ! ひ、っっ!」 +\endtext + +\text +先端を沈めていくと、ミネルヴァが +痛みに顔をしかめ、身体を緊張させるのが +わかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「うっ、くっっ……! つぅ……っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぅ、これは……」 +\endtext + +\text +既にペニスは、前を犯したときの愛液と、 +精液で塗れている。――潤滑は充分だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「変に焦らさず、一気に入れてやった + 方がよかろう……覚悟せよ、 + いくぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっ! くっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぅん……そらああっ!」 +\endtext + +\text +ずんっ、と体重を乗せ、その長大なペニスで、 +ミネルヴァを臍のあたりまでズブズブと +貫いていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、う……! ふ、深い……! + あ゛っっ、あ゛……ッッ!」 +\endtext + +\text +じたばた暴れようとするのを押さえつけ、 +残るペニスを根元まで一気にねじこむ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くひ……っっ! くっっ! + いっっ、いったぁぁぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text +相変らず魅力的な、苦痛を訴える悲鳴。 +\endtext + +\text +――愉しめるのは、ミネルヴァに痛みを +受け止める体力と気力が充分にあるのを +知っていればこそだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ! はぁ、はぁ……っ! + くっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か? + いけるな、ミネルヴァよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はいっ! 大丈夫です、 + カイム様……!」 +\endtext + +\text +脂汗を浮かべつつ、ぐっとうなずいて +みせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いい返事だ。いつまでも + 痛いだけではあるまい……まずは、 + 耐えるがいい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はいっっ! 頑張ります……くっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いくぞ……ふんっっ!」 +\endtext + +\text +ズンッ……とペニスを使い、ミネルヴァの +中を突き返しにかかるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く、うっっ! はうっっ! + い、いたぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢だ、我慢。ふんっ……ふんっっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ、ぎっっ……! + は、はうっっ……くはぁうっっ!」 +\endtext + +\text +ぎし、ぎし、とベッドを鳴らし、 +ミネルヴァを責め続けるカイム。 +\endtext + +\text +シーツをわしづかみにして、 +それに耐えているミネルヴァ。 +\endtext + +\text +それでも少しづつ、緊張が +解けて中が緩くなってくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、ミネルヴァよ? 少しはよく + なってきたのではないか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、うっっ……! は、はいっ! + い、痛いだけではないです、それは、 + 最初から……くうっっ!」 +\endtext + +\text +敏感すぎて痛いというのだから、 +当然、快感のほうも人一倍強く感じている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ひっっ! あっっ…… + あっっ! あ゛……ッッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いたぁ! いたぁぁぁ! + いっっ、たぁぁぁ……ッッ!!」 +\endtext + +\text +突きを強くしてやると、骨をきしませて +泣き叫ぶミネルヴァ。 +\endtext + +\text +しかし表情を見れば、感じている +のが決して痛みだけではないことを +知ることができる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっ、うぅっ……! はっ、はぁっ……! + はぁ、はぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、とはいえ少しきついか。 + ……このあたりならば、どうだ?」 +\endtext + +\text +少しペニスを引いて、入り口の少し奥あたり +をこすってやる。 +\endtext + +\text +カリ首の下がすぼみで繰り返し刺激されて、 +カイムの側もなかなかいい感じだが―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、うっっ! は、はい! + あまり奥を突かれなければ…… + か、快感のほうが、大きいです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ならばここを中心に、少しづつ + 奥を開発していくか……むんっ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっっ、ん、んっっ! あ……! + あ、あっっ! くぁ……!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの表情を伺いつつ、 +痛みより快感が大きくなるラインを探り、 +それを少しづつ掘り下げていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「う、うっっ! くっ、うっっ…… + す、少し、深いです……は、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「このくらいか? くっっ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい! あ、あっっ! + そ、そこは……あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くう……す、すべりもよくなって + きたな! というか、たまらんぞ……! + むぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい! 大丈夫、ですから……! + あっっ! も、もう好きに動いて + くださっても……はぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし! というかこっちはもう + もたん! 好きにいくぞ…… + 耐えてみせろ、騎士ならば!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「りょ、了解ですっ! あ…… + く、うっっ!」 +\endtext + +\text +まだ完全に痛みが取れたとは +言いがたい――しかし、カイムの側の +興奮がもう限界だった。 +\endtext + +\text +ここからは本気でくる。 +それを感じ取ったミネルヴァが、 +シーツをぎゅっと掴んで身構える。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「き、来てください! 私は大丈夫です!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! ならばいくぞ! + ふぉぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの両脚を高く持ち上げ、 +突き上げさせた尻を深く、激しく、 +ペニスで貫いていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くううっ! かふうっっ! + はっ、うっっ! いたぁ! + いたぁぁぁ……! がっっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、大丈夫かミネルヴァ」 +\endtext + +\text +歯を食いしばりながら叫んだせいで +舌を噛んでしまったらしい。 +\endtext + +\text +その血をグッと飲み込んで、 +強い瞳でうなずく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「大丈夫です、カイム様! + 続けてくださいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……!」 +\endtext + +\text +遠慮するどころか、その献身と美しさに、 +ますます愛情と性欲が高ぶってくるのを +感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ! おおおおお!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ、はぁぁぁっ……はあっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よ、よし、出るぞ……! + ぬおおおっ!」 +\endtext + +\text +再び、白い閃光―― +\endtext + +\text +ミネルヴァの腹の中心をめがけて、 +精を爆発させ、濁流を流し込んでいく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひぃぃぃぃ! し、沁みる! + あつぅぅ……! い、いたぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あ……! + きっはぁぁあぁぁぁぁ――ンッッ!!」 +\endtext + +\text +文字通り爆発的な痛みと快感に、 +ミネルヴァもまた叫び、絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひはぁ……はぁ……はぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……大丈夫か、と尋ねるだけ + 無駄ではあるか」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは大丈夫、 +と答えるに決まっている。 +\endtext + +\text +しかしさすがに、今のでありあまる +体力もかなり削ることができたようだ。 +\endtext + +\text +ぐったりしたまま余韻に震えている +ミネルヴァ――対するカイムの側は、 +まだいくらかの余裕がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「既に四発か……これはやはり、 + お前の若いエネルギーにあてられている + としか考えられんな」 +\endtext + +\text +快楽もそうだが、それ以上に、 +痛みに全身を軋ませて泣き叫ぶミネルヴァは、 +強い生命のエネルギーを感じさせた。 +\endtext + +\text +そのエネルギーがカイムにも伝播し、 +引き抜いたペニスにまだビクビクと +震えるほどの力を与えている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばいくか。ミネルヴァよ、 + つきあえるであろうな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え……? は、はい。 + あと一度くらいでしたら何とか。 + あ、で、でも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、その。前で……お願いします。 + 後ろは、その、痛くて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! わかっている、すまなかった。 + とびきり今度は優しくしてやる」 +\endtext + +\text +狙いを前の穴へと切り替えて、 +三度、カイムはミネルヴァを犯していく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ん、んっっ! くふううっっ!」 +\endtext + +\text +再びペニスがミネルヴァの前の穴を +押し広げ、掘り下げていく。 +\endtext + +\text +後ろの穴は、確かに痛いだけでは +なかったのだろう。 +\endtext + +\text +濡れているなどというものではない―― +柔らかくほぐれ、大量の愛液で +カイムを包み込んでくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、優しい感触だな。 + これならば、お前も気持ちがよかろう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい。今回は……これまでは、 + 痛みがかなり残っていたのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「……難儀な体質だなあ、お前も」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「す、すみません」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、よい。……やっていて面白いのは + 事実だからな。それ!」 +\endtext + +\text +ぐん、ぐん、とピストンを開始する。 +今回から痛みはゼロになったのなら、 +遠慮は不要だろう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、あ、あうっっ! か、カイム様! + ひっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだどうした。まだ何かあるのか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ、その」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「き、気持ちがよすぎて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ばかめ」 +\endtext + +\text +微笑んで、ピストンを再開するカイム。 +\endtext + +\text +痛がりも悪くはないが――やはり互いに +快楽を感じあい、高めあう、その一体感が +セックスの醍醐味だ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……! か、カイム様! + そ、そのあたり……す、素敵です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……こうか。上側の壁が好きなのだな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「す、好きというか……あ、あっっ! + そ、そこをすられると、身体が……ん! + は、跳ねるようで……は、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、いくらでもやってやる。 + ……お前のその感じている表情を見ている + だけで、たまらんほどだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ、ありがとうございます……は、あっ! + ひ、うっっ……は、あ、ううっっ!」 +\endtext + +\text +快感に跳ね踊ろうとする若い肉体を押さえ +つけ、ズンズンと犯していくカイム。 +\endtext + +\text +この若さ、健全さ、頑丈さ―― +この肉体に種をつけることができるという +男としての愉悦が、自然と腰を早くさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいな! まったく、お前はいい……! + 孕ませ、子を産ませるなら、 + お前のような女に限る……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「え、えっっ!? か、カイム様は、 + 私を孕ませたくて、その、こういうことを + なさっているのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? それはそうだろう。気に入った女を + 孕ませたいと思わない男などいるものか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あ……て、てっきり、カイム様は、 + これが気持ちよくて、それだけが目的で + なさっているものと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「孕ませるだけでも、快楽だけでも、 + そのどっちかだけの目的でする男など + おらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「その二つが微妙に混ざり合ったものが、 + 良いセックスというものだ。 + 覚えておけ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい……ん、んっっ! + は、あぁっ……!」 +\endtext + +\text +いいながらも、妊娠を意識したことで +ミネルヴァの反応が変化したのがわかる。 +\endtext + +\text +より絡みつき、吸い取ろうとするかの +ように――ペニスを奥へ取り込み、 +貪ろうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、うっっ! い、いいな…… + うおっっ、おっおっ、おっっ……!」 +\endtext + +\text +快楽が盛り上がり、絶頂が近づいてくる。 +それはミネルヴァの側でも同じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いくぞ……! + まずは貴様が先にいけ……!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの弱い部分を集中的に責め、 +一気に絶頂へと追い立てていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひっっ……!? あっっ、 + はっあっっ、くっっ……ひ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はうっっ! あっ、あっっ…… + は、あぁあぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +突かれながら、一足先に脚をびくびくと +震わせて絶頂するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……そして、今度は…… + こうだ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁっ、はぁ、あぁっ…… + え、えっっ!?」 +\endtext + +\text +絶頂を迎える瞬間、カイムはペニスを +抜き、筒先を高く構えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひやっっ、あ、あ、あぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text +降り注ぐ精のシャワーに、その匂いに、 +熱さに、男の威力に――再度絶頂へと +呼び戻されるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ出るぞ! くぉぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひゃっあっっ! くっはぁぁぁっ! + ふぁっ、あぁあぁぁ……ん!!!」 +\endtext + +\text +股間に残る射精感を、一滴残らず熱い +飛沫へと変えて、カイムはミネルヴァの +全身を白濁で犯し抜いていった―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ひ……はぁ! はぁ、はぁ……はぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……でたでた。これでもう、 + 今夜はどうやら打ち止めだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? どうした、ミネルヴァよ? + まだし足りなかったか?」 +\endtext + +\text +犯すだけ犯し尽くされたミネルヴァ。 +\endtext + +\text +それなりに激しく削ってやったつもりだが、 +まだ物足りなそうな表情をしている―― +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 充分してやったと思うが…… + まさか、あれでもまだ不足なのか?」 +\endtext + +\text +身を清めて整えつつ、さすがにこれ以上の +相手は自分でなくとも無理だろうと +呆れるカイム。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ! そんなことは…… + し、しばらくは、足腰が立たないと + 思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、だろうな。……今日の俺は、 + 本当に種馬並みだったからな」 +\endtext + +\text +内心で安堵しつつ――しかし思い出して、 +ニヤリと笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしだとすれば、一体何が不満なのだ? + 痛くしたからか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そ、そうでもなく……その、最後のとき、 + 中に……子宮に頂けませんでしたので」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そっちの方が好きだったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんな。 + 俺としては、お前のその健康な肉体を + 隅々まで犯してやりたかったのだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「い、いえ、カイム様の望みであれば、 + 謝られることなど……ただ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ただ、カイム様の子を、なんとか + 孕みたかったと」 +\endtext + +\text +無念そうに唇を噛んでみせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「あまりそれにこだわるな、 + といったろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「……というか、たとえお前が俺の子を + 産んでも、俺は一人の女には縛られんぞ?」 +\endtext + +\text +実際、魔王軍の将は女ばかりである。 +――趣味と実益をかねて、降軍の将を +ベッドで次々と降してきた結果だ。 +\endtext + +\text +例えその誰かが孕んで子を産んだとして、 +后として優遇したりすれば全体の結束に +ヒビが入りかねない。 +\endtext + +\text("カイム") +(リズベルにもそれはするなといわれて + いるしな……まあ、俺の性格的にも + ないとは思うが) +\endtext + +\text +しかしミネルヴァは、カイムのその +言葉に首を横に振っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「違うのです……今以上の立場など、 + 私は望んではいません。ただ……」 +\endtext + +\text +眼を閉じて、遠くを想うような +表情をするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――私はストラクタでした。 + その一員であることを何より誇りに思い、 + そのことが私にとって全てでした」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですから……『受肉』してこの世界に + 来た時、私は、全てを捨ててきたのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……?」 +\endtext + +\text +腕組みをして、カイムはミネルヴァの +話の先をうながす。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――何もかも失ったと思っていた + 私にとって、『任務』はまさに残された + 全てでした」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですから、その任務すらも失ったとき…… + もう、生きる目的、意味は失われたと + 思ったものです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを過去形にできたのはよいことだ。 + ……と、お前は飲まないのだったな」 +\endtext + +\text +ベッドサイドから酒の瓶を手に取って、 +自分にだけ注ぎながらカイムはいう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい。……もし、もうお腹に子がいたら + それはよくないですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そういう理由だったか。というか、 + そういう知識だけはあるのだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私にとっては、 + とても大切なことなのです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様のおかげで、私はこの世界で + 生きる理由を得ました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「償いと、忠誠。使命と、喜び―― + 再びそれを手にしました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですが。私にとって、ストラクタの + 世界を過去のものにする、 + 最も重要なことはこれなのです」 +\endtext + +\text +微笑んで、自分の腹のあたりをさすって +みせるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これ、とは……妊娠か?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうです。ストラクタは不死の存在で、 + 新たに殖えることもありません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですが、こうして肉の身体を手にした + 私は、この世にまったく別個の、 + 新たな生命を生み出すことができます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ストラクタには、決してできない―― + それはこの世界でしかありえない、 + 最も尊貴な奇跡なのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「――なるほどな。そう考えれば、 + それは確かにそうかも知れん」 +\endtext + +\text +古巣への未練を捨て、それを乗り越えて +みせる……意外な方法ではあるが、 +確かにミネルヴァの言葉の通りだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。やってみるがいい。 + ……この世界には、お前と、お前の子を + 受け入れる余地くらいは充分あるからな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい……そして私は、ここがそういう + 豊潤な場所であり続けるように、 + 戦い続けていく所存です」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……! 何か久々に立派と思える + 言葉を聴いた気がするぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、まあそれはいいのだが。 + ……作るならあくまで俺の子だぞ? + 他の男との間には作るなよ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もちろんです……! + その為に、この先もご協力願います」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……まあ、ぼちぼちとな」 +\endtext + +\text +希望に眼を輝かせるミネルヴァの、 +その若さと健康に溢れた姿を、 +満足して眺めつつ―― +\endtext + +\text +しかし相手にするには、ちょっと節制して +身体を鍛えたほうがいいかもな……と、 +内心で怯えるカイムだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_21.txt new file mode 100644 index 0000000..7267b8d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_21.txt @@ -0,0 +1,1275 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_21") + +\text("ミネルヴァ") +「……カイム様、それは何なのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 何がだ? ……少しまて」 +\endtext + +\text +ある日、用があってカイムの部屋を訪ねた +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +カイムは部屋の整理をしている最中だった。 +……こういう趣味の人間の例に漏れず、 +とにかくやたらに物が多い。 +\endtext + +\text +ミネルヴァが取り上げているのは、 +幻像石――ではなかった。 +\endtext + +\text +それよりも一回り大きい、神秘的な輝きを +放つ黒い宝珠だ。 +\endtext + +\text +黒い半透明の宝珠の内部では、奇妙な紋様が +組み合わさり、不規則な回転を続けている。 +\endtext + +\text +――見るからに、複雑で強力な魔力が +封じられた品だとわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それか。……まだ処分して + いなかったのだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「幻像石の一種でしょうか? + 美しいですが……何か、禍々しい力を + 湛えているように思えます」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。……とある迷宮を探索している + 時に見つけたのだ」 +\endtext + +\text +手を休めてカイムは答える。 +\endtext + +\text("カイム") +「放っておくとリズベルに問答無用で + 売却されてしまうからな。こっそりガメて + きて、こちらで鑑定してみたのだが……」 +\endtext + +\text +眼鏡をかけ、分厚い本を引っ張り出すカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……これだ。『ザーリットの暗玉』。 + もしくは後世の魔術師が作った、 + 同じ働きのレプリカかも知れんが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ザーリットの名は聞いたことがあります。 + 現在でも使われている、多くの魔法を + 開発した魔術師ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。魔術を習う者ならその著作は + 外せない。古代王国時代の、伝説的な + 魔術師兼錬金術師だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――これがなかなかハタ迷惑な爺さん + でな。なにせ思考がポジティブシンキング + というか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「同時代に奴ほどの魔術師は他にもいたの + だろうが、兇悪な魔法をこれでもかと + いうほど後世に残してくれた」 +\endtext + +\text("カイム") +「――他の連中が、躊躇して書き残さな + かったような危険な魔法をだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「前向きであったがゆえに、ですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。後世の人々は今の時代の人間より + 賢明であろうから、これらの魔法も使い + こなせるであろう――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ヤツの本の前文には大抵そう書いて + あるな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ……それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、その伝説の楽天家ザーリットが、 + 最後に作り世に残した最高傑作 + といわれるのがそれだ」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの手の中の『ザーリットの暗玉』 +に注意をうながすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつはただの幻像石ではない。 + それを手にした者が最も恐れている、 + 最も見たくないと思っている光景――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつを、石の内部に意識を取り込む形で + リアルに見せてくれる――体験させて + くれる」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それが『楽天家』の最高傑作ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。……一度そいつを体験して + しまえば、もうこの世で何を見ようが + 心が揺らぐことはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう理屈だ。……ヤツの性格を、 + 最も端的に現している逸品とされている + ようだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それで……カイム様は、これを実際に + お試しになったのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺か? 好奇心くらいはあるが…… + 馬鹿馬鹿しいとしか思えんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いったろう。ザーリットのこの世に残した、 + 最後のアイテムだと」 +\endtext + +\text("カイム") +「伝説によればザーリット自身、これを + 使って頭がおかしくなり、悲惨な晩年を + 過ごしたそうだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そいつはアイテムに箔をつける + ために、後世に付け加えられた尾ひれの + 類だともいうが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうとっくにリズベルに渡して軍資金に + 換えさせたかと思っていた。というか + そうするから、それはそこに置いておけ」 +\endtext + +\text +しかしミネルヴァは従わず、手の中の暗玉に +じっと視線を落としている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私は……興味があります」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、ミネルヴァ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――私にとって最も恐ろしいことは、 + 何かの体験を引き金に、自分が使い物に + ならなくなることです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様のお荷物になり、最後には + 見捨てられる――そうなるのではないかと + いう恐怖が忘れられないのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでもう答えは出ているではないか。 + さあ、そいつをよこせ、ミネルヴァ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その引き金が何かを知りたいのです! + これを……使わせてください、 + カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……この頑固者め」 +\endtext + +\text +こうなってしまったらもう、ミネルヴァは +半端なことでは後に引かないだろう。 +\endtext + +\text +――どうせなら自分がこうして見ている前で +使わせた方が、心配がなくていい。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう、許可する。 + ただし……条件がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が何を見ているか、俺も見させて + もらう。……危ないと判断したら、 + 途中で無理にでもやめさせるからな?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はい! ありがとうございます」 +\endtext + +\text +頬を少し染めて、思い出したように +慌てて頭を下げるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、やってみろ。 + 使い方は普通の幻像石と同じだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――はい!」 +\endtext + +\text +掌の上に『ザーリットの宝玉』を乗せ、 +起動の為の魔力を送り込んでいくミネルヴァ。 +\endtext + +\text +カイムもまた石の上に掌を乗せ、 +その魔力に己を同調させていく。 +\endtext + +\text +二人の魔力によって暗玉は暗い輝きを放ち、 +そしてミネルヴァとカイムを闇が包み込んだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(う、うっっ……どうしたのだ、私は。 + ……えっっ!?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっぎぃぃぃぃ……っっ!」 +\endtext + +\text +怒りと獣欲に猛り狂う屈強のオーク。 +そのいきりたった巨大なペニスが、 +ミネルヴァの口に無理やりねじこまれる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「むっ、ぐっっ! ふぐぅぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、なんだ!? 臭いっっ! + そ、それに、苦しい……ひっっ!?) +\endtext + +\text +ペニスを咥えさせられた状態で何とか +下を見ると、そこにも別のオークのペニスが +突きたてられ、深く貫いている。 +\endtext + +\text +互いの種族の体格差など考えもせず、 +無理に突き刺された二本の巨大なペニス。 +飛沫をあげてそれが激しく出入りしている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひっ、い、いいいっっ! + いたぁ! いたぁ、いたぁぁぁぁ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(よ、よせ……! 私は、痛いのだ……! + いたぁぁ! いったぁぁ!!) +\endtext + +\text +口をペニスに塞がれたまま、 +激痛に声のない悲鳴をあげるミネルヴァ。 +\endtext + +\text +もともと敏感すぎ、最初は痛くて +たまらなかったミネルヴァである。 +\endtext + +\text +カイムのものに限り、何度もされている +うちに何とか慣れてきて、快感を得られる +ようになったものの―― +\endtext + +\text +後ろはそれでも痛いし、前もカイムのものと +大きさや形が違っていて、慣れない箇所 +を擦られるのでどうしようもなく痛い。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひ……! な、なぜ、どうして、 + このようなことになっているのだ……?) +\endtext + +\text +気がつけば突然こんなことになっていたの +だが、不思議と……思い出してみると、 +こうなるまでの記憶がある。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(はっ……! こ、ここは…… + 私とリズベル殿で移住させた、 + あのオークの村か) +\endtext + +\text +幾つも焚かれたかがり火に照らされた村は、 +まだ真新しい小屋ばかりが並んでいる。 +\endtext + +\text +あのストラクタの扇動によって焼かれ、 +虐殺されたオーク達の村――その生き残りを +移住させ、新しく作った村だ。 +\endtext + +\text +そう思ってみれば、自分を犯している男の +オーク達にも、周囲でそれを煽り立てている +村人たちにも見覚えがある。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(そ、そうだ。私は任務の途中、 + この村のことが気になって、立ち寄る + ことにしたのだ……) +\endtext + +\text +その後どうなったかを気にかけていた +ミネルヴァは、任務で近くまで行ったのを +機に、この村を訪ねてみた。 +\endtext + +\text +大歓迎を受け、食事を振舞われて、 +そのまま宿の世話になることになった―― +記憶は、そこまでで途切れている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(か、身体が、自由に動かぬ……! + あの時の食事に毒が仕込んであった + のか……?) +\endtext + +\text +巨大なオーク達といっても、ただの農夫で +ある彼らが力でミネルヴァに敵うはずがない。 +\endtext + +\text +動いていないのは――力が抜けているのは +ミネルヴァの身体のほうだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひ、卑劣な! しかし、なぜ? + なぜ彼らは、私にこのようなことを…… + ん、うっっ!?) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、なんだこれは? か、身体の中に、 + 火がついたような……な、何かが + 燃えているような?) +\endtext + +\text +口を犯しているオークが、そこでニヤリと +醜い顔を歪めて笑ったようだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふっ、ぐっっ、むぐうっっ!? + んっ、ぐっっ! がふっっ! + はっぷぅぅぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text +巨大な腰が容赦なく前後に振られ、 +硬い亀頭がガッガッと頭蓋を響かせて +喉を突く。 +\endtext + +\text +頭の中に火花が散りそうな衝撃―― +しかし、それが決して不快ではない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(そ、そういえば。消えている……? + いつのまにか、下半身の痛みも?) +\endtext + +\text +回想に浸っているあいだも下半身は +オークたちに犯され続けている。 +\endtext + +\text +あれほど耐えられないまでの苦痛を +与えていた二本のペニスが、今はそれほど +でもない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(い、いや、むしろ……こ、これは…… + ば、馬鹿な! ん、んっっ! + く、うっっ!) +\endtext + +\text +我慢せねばならないのは、今度は苦痛では +なく快楽のほうだった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(あ、ありえぬ! こんなことは、 + み、認めるわけには……はっっ!) +\endtext + +\text +目の前のオークの笑いの意味。 +まるで、いずれこうなることを +知っていたかのような―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(こ、こやつら! あの食事に入れたのは、 + 睡眠薬だけではないな! う、くっっ! + あ、ひっっ! ふあああっっ!) +\endtext + +\text +腹の中で燃えている不自然な炎が、 +確かにあるはずの痛みを蒸発させ、 +快楽を百倍にも増幅させている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(く、薬か! 女に快楽を与える―― + ひ、卑劣な! くっっ……! + あ、ひぃぃぃ……っっ!) +\endtext + +\text +薬の効果が出て、ミネルヴァが快楽に +目覚めたことを感じ取ったのだろう。 +\endtext + +\text +前後の穴を犯しているオーク達が調子に乗り、 +ますます激しく、愉しげにミネルヴァを +蹂躙にかかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(はひぃぃっ! かひっっ……! + はっ、あっっ、あ゛……ッッ!! + や、破れる! 腹が……! あ゛ッッ!」 +\endtext + +\text +突き込まれる巨大なペニスで腹が +ぐんぐんと外から見ても膨らみ、 +それが前後している。 +\endtext + +\text +恐ろしいほどの光景なのに……それなのに、 +ミネルヴァの身体は快楽を感じている。 +\endtext + +\text +いや、感じさせられてしまっている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(い、いやだ……こんなのは! + あ、ありえぬ! ありえぬのに…… + ひっっ! ぐ、ぐぷぅぅぅ!) +\endtext + +\text +頭がオークに抱えられ、口に挿入された +ペニスが一段さらに奥深くへと侵入を +はかる。 +\endtext + +\text +鋼鉄のような亀頭が喉の入り口を乗り越え、 +伸ばされた首をチューブに見立てての +ディープスロートを演じ始める。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ふ、ふぐぅぅぅ! ぐっ、ぷぅぅぅ! + ぐっ……はっ、ぐぅぅぅ……ッッ!!」 +\endtext + +\text +一段高く苦しげになったミネルヴァの悲鳴に、 +周囲で見守るオーク達も喝采をあげる。 +\endtext + +\text +その彼らも自らの醜いペニスを勃起させ、 +しごいて、筒先をミネルヴァへと向けている。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(く……! こ、こやつら全員が、 + 私を……う、うっっ! お、犯すつもりで + いるというのか? あ、あっっ……!) +\endtext + +\text +下半身を掴んでいるオークの腕に力が +篭められ、前後の穴でのピストンが力と +速度をあげていく。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎぷぎぷぎ、ぷっぎぃぃ……っっ!」 +\endtext + +\text +涎を跳ね散らし、興奮の叫びをあげる +三体のオークたち。 +\endtext + +\text +その興奮が、絶頂へと向かっていることは +犯されているミネルヴァにもありありと +伝わってくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひぃぃぃっ! よ、よせ! + よすのだ……! あ、あっっ! + きひっっ! はがっっ! あぐあぁっっ!) +\endtext + +\text +ガクガクとミネルヴァの全身を揺すぶる +三本のペニス。視界が揺れ意識も揺れ、 +快感に何も考えられなくなっていく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひうっっ! あうっっ! はっっ、 + あうううっっ! がっっ…… + は、あぁあぁぁ……ッッ!) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ、ぷぎ、ぷぎぃぃぃ……ッ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、むぐうう! ぐぷっっ! + ふぐぅっっ! んっっ…… + む、むっぐぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっっ、ぎぃぃぃ…………ッッッ!!」 +\endtext + +\text +三体のオークが汗を跳ね飛ばし、 +絶叫をあげる。 +\endtext + +\text +同時にミネルヴァもまた、 +無理やりの絶頂へと追い立てられていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「がっっ、ごぷぅぅぅッッ!? + ご、ごぷ、ごぷ、ごぷぅぅぅ……ッ!」 +\endtext + +\text +喉と口を一瞬で満たす、 +オークの凄まじい量の射精。 +\endtext + +\text +吐き出そうにも許されず、直接喉から +肺へ、胃へと注ぎ込まれていく。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎゃっ! ぷぎゃぉぉぉ……ッッ!!」 +\endtext + +\text +下半身にも大量に注がれる精液。 +その圧力でミネルヴァの白い腹が一瞬、 +ぶくっと膨れあがる。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっっ、ぎょぉぉぉぉぉぉ………!!」 +\endtext + +\text +周囲を取り囲み、ペニスを擦っていた +オーク達もまた、ミネルヴァ目掛けて精の +飛沫を一斉に、そして次々と放っていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「む、むぐうっっ! ぐくっっ! + ごぷ、ごぷぅっっ……!」 +\endtext + +\text +大量の精を注がれ、飲まされながら、 +全身に穢れた精の熱さとエネルギーを +ビリビリと感じ取り―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(はっあっっ、あ! ふっっ…… + あっあぁぁあぁぁ…………んッッ!!) +\endtext + +\text +その精に塗れた裸体を波打たせるように +して、ミネルヴァは再度の絶頂へと +追いやられてしまっていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は、はひ……ふひ……はひぃぃ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ご、ごふっ! こふっっ! + こふぅぅ! ぐぷぅぅ……」 +\endtext + +\text +口と、前後の穴に突きこまれたオークの +ペニスはまだ抜いてもらえない。 +\endtext + +\text +ペニスの隙間から、肺に入った精液を +むせて吐き出し、息を何とか整える +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(はぁ……はぁ……はぁぁ……! + し、しかし、いったいなぜこんなことに? + 彼らはなぜ、私を……?) +\endtext + +\text +答えを求めて、口を犯している +大柄なオークのことを見上げる。 +\endtext + +\text +意思が通じているのか――その大柄な +オークは、見下すように口を歪めて +笑っていた。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ……ぷぎ、ぷぎ、ぷぎ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(え……? わ、私がストラクタだから、 + だと? それを俺たちが知らぬとでも + 思ったのか……だと?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎぷぎ」 +\endtext + +\text +うなずいてみせる大柄なオーク。 +周囲の村人たちも同様にしている。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ……ぷっぎぷぎ、ぷぎ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、なに? この村を作ってもらった + ことでは魔王軍に感謝している。 + だがお前は話が別だ、だと?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ……! ぷぎ、ぷぎ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(罪を償えるなどと思わぬことだ……だと? + そんなのはお前の都合だ……だと?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっぎぎ……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(やられた方の恨みは、仕返しでしか + 晴らされぬ……だと? + う、くっっ……!) +\endtext + +\text("オークの村人") +「……ぷぎ! ぷぎ、ぷっぎ!」 +\endtext + +\text +再びニヤリと笑うオークの男。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(さっき食事に入れた薬……あれは、 + オークに伝わる、秘薬……?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「……ぷっぎ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(飲ませた後で犯せば、どんな種族の + 女でも確実に孕ませることができるだと? + ……な、なんだとっ!?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎィィィィ……!!」 +\endtext + +\text +取り囲むオーク達が、一斉に笑ったのが +ミネルヴァにもわかる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひ……! よせ、よすのだ! + い、嫌だ……オークの子など!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(私は、カイム様以外の子を孕むわけ + には……ひ、いっっ!) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっぎぃぃぃ……ッ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぐっっ、くぽぉぉぉ……ッッ! + むぐっ、うぐっっ、ひぐぅぅ……ッ!!」 +\endtext + +\text +三体のオークたちによる陵辱が、 +そこで一斉に再開されていた。 +\endtext + +\text +既に薬が回って苦痛はなく、快楽だけが +あるものの、確実な妊娠という結果が待って +いる以上、それを愉しむわけにもいかない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(よ、よせっっ! 離せっっ! + この……この、このぉぉ! + はっっ、ぐううう……ッッ!!) +\endtext + +\text +薬で力の抜けたミネルヴァの抵抗を嘲笑う +かのように、ミネルヴァを弄び、 +ペニスで翻弄していくオークたち。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(あ、あうっっ! ひゃうっっ! + は、はうううっっ! い、嫌だ……! + 嫌です、こんなのは、カイム様……!) +\endtext + +\text +薬に誘惑されて自らを裏切り、 +快楽を貪ろうとする生身の肉体。 +\endtext + +\text +その気になればミネルヴァには、 +オークの相手ができるだけの若さも +健康も体力もある。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(な、なんという……! 肉の身体と + いうのは、ままならないもの + なのだ……! は、あうっっ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(あ、あんっっ! あんっ…… + ひゃん、あん、あんっっ……!) +\endtext + +\text +ミネルヴァの表情が可愛くなり、 +反応がよくなってきたのに気がついて、 +ますます調子に乗るオークたち。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎょひぃぃ……っ!」 +\endtext + +\text +ゲラゲラ笑いつつ腰を振り、 +喉の奥を、腸を、子宮を、ガンガンと +亀頭をぶつけ、犯してくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(くっ、ふぅっっ! はっ、あうっ! + かふ……あ、はうっっ……!) +\endtext + +\text +快楽に飛びそうになる意識を必死に +繋ぎとめ、なんとか抵抗を維持しようと +するミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(だ、だめだ! このまま朝まで + 犯されたら、確実に孕んでしまう! + ど、どうすれば……え、えっ?) +\endtext + +\text +そこで気がついていた。 +笑っているとばかり思っていた正面の +オークは、実は同時に泣いている。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ、ぷぎぃ……ぷぎ!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(え……? 前の村が焼かれた時、 + 俺の妻も殺された? 腹にはもうすぐ + 産まれる子供がいた……?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ! ぷぎ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(お前にその子を代わりに産ませてやる、 + だと……?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「……ぷぎ!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(他にも同じような男が村には大勢いる、 + お前は永久にこの村で、オークの子を産み + 続けるのだ……だと!?) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷっ、ぎぃぃぃ……!!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(い、いやだ! そんなのは……ひっっ! + ぐっっ、うぷうっっ! はひぃぃぃ!) +\endtext + +\text +三体のオークが絶頂へ向け、 +腰の振りをどんどん加速していく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(くっ、うっっ! は、離せ! + この……この! あ、あぐうっっ! + はう、はうっっ! はぷぅぅぅ!!) +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎっ、ぷぎっ、ぷぎぃっっ!!」 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ! ぷんぎぃぃぃん……!」 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎゃぉぉぉぉ……!!」 +\endtext + +\text +その巨大な筋肉を躍動させ、 +力の全てをペニスに乗せて、ミネルヴァを +犯していく三体のオーク。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(き、ひ、あぁぁぁっっ! は、激しい! + は、激し過ぎるであろう、こんなのは! + か、は、ぁぁぁ……っ!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(ひ、い、い……! はっっ……! + あ、あっ、あぁぁぁぁぁ………ンッッ!!) +\endtext + +\text +薬の効果と三体のオークの力。その前に +耐え切れず、先に絶頂を迎えてしまう +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎゃおぉぉおぉっぉ……んっっ!!」 +\endtext + +\text +オークが絶叫し、そして精を炸裂させていた。 +\endtext + +\text +三穴を満たし、同時に周囲からも降り注ぐ、 +濃厚で、穢れたオークの精。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(かっひ……! はっあっっ、あ…… + あ、あ゛ぁあぁぁぁ……ん!!) +\endtext + +\text +凄まじい匂いと陵辱感に、それでも +ミネルヴァの女の本能が反応し、 +子宮を震わせ絶頂してしまう。 +\endtext + +\text +さらに大量に、喉に、膣に、腸に、 +子宮に精が弾け、溢れて、ミネルヴァを +穢していた―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「かひ……! はひ、あひ……!」 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ!」 +\endtext + +\text("オークの村人") +「ぷぎ!!」 +\endtext + +\text +三穴を犯しているオーク達がいつのまにか +入れ替わっている。 +\endtext + +\text +このまま朝まで――いや、腹の子の出産を +挟んでミネルヴァが死ぬまで、 +永久にこれが繰り返されるのだろう。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(こ、これが……こんなのが…… + 私の償いだというのですか…… + ベルナ様……カイム様!) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(む、無理です。耐えられません…… + こんなのを続けるくらいなら、 + 私は、もう、いっそのこと……) +\endtext + +\text +ミネルヴァの眼から力が失われ、 +うつろになる。 +\endtext + +\text("カイム") +(む! いかん……ここまでか) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(え? カイム様……!?) +\endtext + +\text +カイムの声と存在を感じる―― +その次の瞬間、ぶつん、という衝撃と共に +現実がかき消えていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は……こ、ここは……私は? + いったい……?」 +\endtext + +\text +眼をぱちくりとさせて、呆然としている +ミネルヴァ。 +\endtext + +\text +『ザーリットの暗玉』が生み出していた +幻から、まだ完全に醒めていないのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「しっかりしろ。大丈夫か、ミネルヴァ。 + ……さっきまでの光景は全て幻だ。 + このくだらない宝が生み出した嘘だ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「は……そ、そういえば…… + そ、そうでした」 +\endtext + +\text +経緯を思い出したのだろう。 +ぶるぶるっと頭を振るい、幻を頭から +追い出すようにするミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……恐ろしい夢でした。 + ありがとうございましたカイム様、 + 助け出して頂いて」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからいったのだ。こんなものは + さっさと売り飛ばしてしまえとな。 + ……何も得られはせん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい……しかし」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「彼らのいったことは、本当でしょうか。 + 償いなど意味はない、恨みは、 + 仕返しでしか晴らせぬと」 +\endtext + +\text +ため息をつくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「だとしても、それこそ連中の問題だろう。 + その方が好きだというなら、 + そうさせておくしかない」 +\endtext + +\text("カイム") +「……貴様を犯し殺したところで、 + 連中の恨みが消える保証もない」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様は生きているのだ。新たな悦びなり + 希望なり、この世に生み出すことに尽くせ。 + ……そう誓ったのだろう?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい……そうでした。 + ところでさっきから、何をなさっているの + でしょうか、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あ?  + いや、ちょっとな……やはり無理か」 +\endtext + +\text +未使用の幻像石を持ち出してきて、 +『ザーリットの暗玉』との間で何やら魔力を +やりとりしようとしているカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやアレだ。さっきの映像は、個人の趣味 + としてなかなか。……かなりキていたと + いうか、そそるものがあってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「オークの村で絶望の中に輪姦される + 女騎士! ……という線でこの幻像石に + コピーできんかと思ったのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「できんな。むう。 + リアルタイムでないと無理か」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ときにミネルヴァよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……なんでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その、あれだ。非常に頼みにくいのだが。 + ……もう一度やってみてくれんか? + 今度は最初から録画の準備をしておくから」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫だ、危なくなったら今度もきっちり + 助け出してやるから……と、ミネルヴァ?」 +\endtext + +\text +カイムの手から、無言で『ザーリットの暗玉』 +を取り上げるミネルヴァ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「――これは先ほどのご命令に従って、 + リズベル殿に早急に売り払っていただく + ことに致します」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いやしかし……」 +\endtext + +\text +なにか? というミネルヴァの冷たい瞳。 +殴られないだけ幸運に思ってください、 +とその瞳が語っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。強くなったなミネルヴァよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様のおかげです。では――」 +\endtext + +\text +頭を下げて去っていくその後ろ姿を、 +未練がましく見送るカイムだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..0742adc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/ミネルヴァ_99.txt @@ -0,0 +1,49 @@ +\setgamedatatitle("ミネルヴァ_99") + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様、少しよろしいでしょうか?」 +\endtext + +\text +背後から呼び止められたカイムは、 +足を止めて振り返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたミネルヴァ? + 何かあったか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いえ、その……大したことでは + ないのですが……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「今夜、お部屋にうかがっても + よろしいでしょうか?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは恥ずかしそうにしながら、 +カイムに尋ねてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、構わんどころか、むしろ大歓迎だぞ。 + では、お前が来るのを楽しみに待たせて + もらおうか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい……!」 +\endtext + +\text +その夜、カイムとミネルヴァは夜を徹して +愛し合った。 +\endtext + +\dlg("  ミネルヴァの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("ミネルヴァの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..519c129 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_01.txt @@ -0,0 +1,797 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_01") + +\text("リズベル") +「――ここからです」 +\endtext + +\text +リズベルが松明を壁に近づける。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……確かに、材質が違うな」 +\endtext + +\text +新しく掘られた手掘りのトンネルとも、 +見慣れた遺跡の石壁とも違う。 +\endtext + +\text +なにより、空気が違っている。 +太古の時代からの『死』が淀んでいるような、 +乾いた、冷え切った死臭―― +\endtext + +\text("リズベル") +「ご存知の通り、この世界に存在する迷宮の + 大半は、古代テスタ文明が残した遺産と + いわれています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「我われの利用している地下迷宮は、 + 地下に残されたそれらの遺跡を発見し、 + 繋ぎ合わせたもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、この場所の様式は、あきらかに + 他の迷宮よりもずっと古い――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「にもかかわらず、遥かに高度な技術に + よって築かれています」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「最果ての墓地、か。……いったいいつの + 時代の、どのような者達が葬られて + おるのであろうな?」 +\endtext + +\text +不思議なレリーフの刻み込まれた、 +迷宮の壁に指を這わせつつマーガレッタが +いう。 +\endtext + +\text +遥かな古代に築かれたものとは思われない。 +埃とカビの下の紋様は、昨日彫られた +ばかりのような鮮明さだ。 +\endtext + +\text +壁には一定間隔おきに空洞が掘られており、 +中には風化した骸が入っていたり、 +いなかったり―― +\endtext + +\text +迷宮の拡張工事の途中、偶然掘り当てた +通路だった。――途端に奥からアンデットの +侵攻があり、少数の被害がでた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「だ、誰だって構うもんかよ。 + 大人しく眠っててくれさえすりゃ…… + お、わっっ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ネズミじゃ。……なにをそんなに + ビクビクしておるのじゃ。 + らしくないのう?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、なんだ。驚かすなよ……って、 + ひぃぃぃっ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんじゃお主、私に気があるのか?」 +\endtext + +\text +驚きのあまり、マーガレッタに +しがみつくアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「い、いや! ネズミが! + した、した、死体に……っっ!」 +\endtext + +\text +……松明の灯の中で、錆びた兜の下の +骸に這いこんだネズミがチュウと +小さく鳴く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「妙な奴じゃのう? 死体くらい、 + 戦場でいくらでも見慣れておろうが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――統計によれば、アグリさんは + アンデッド相手の戦いでは過去に + 芳しい戦績を残せていません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「というか……むしろ逃げています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやらアンデットとの戦いが不得意、 + もしくは単にビビっているものと + 推測します」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちょ、ちょっとまて! + そ、そりゃまあ、得意とは…… + いわねえけどよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……なら連れてきたのは失敗だったの + ではないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ……わが軍の切り込み隊長が、 + いつまでもオバケ怖いとかいっている + ようでは困りますので」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「荒療治か、なるほどな。 + ならばそれ、ビビるでない。 + 先頭に立ってキリキリ歩かぬか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「つ、強え奴ならどんな奴でも、連れて + きたら相手にしてやるよ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「つーか、でも、苦手なんだよ。 + どうしてもな……昔、子供の頃に + 色々あってな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それはいいとして、ふむ……この死体は、 + まだそれほど古くはないようじゃな。 + 五年から十年という所か」 +\endtext + +\text +死体の傍らにひざまずいてマーガレッタが +いう。朽ちてはいるが、死体の鎧も武装も、 +そう古い時代のものではない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……財宝に釣られてやってきた冒険者、 + その成れの果て、という所じゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「あるいは俺同様、美女の噂に釣られて + やってきた好き者か、だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな理由でわざわざやってくるのは、 + カイム様くらいだと思いますが……」 +\endtext + +\text +最果ての墓地。それは実際に見た者は +いなくとも、冒険者達の間では有名な遺跡だ。 +\endtext + +\text +バルカ山脈の南部、外界から完全に途絶した、 +名も無き地に建つ巨大な納骨堂。 +\endtext + +\text +果てしなく険しい地形を越え、 +僅かに到達した冒険者はいるというが、 +いまだ生きて還った者はいない。 +\endtext + +\text +そこには古代の文明の、莫大な財宝が +眠っているといい―― +\endtext + +\text +もう一つ。冒険者達を迎え、 +その死を看取る、不思議な美女。 +\endtext + +\text +それも、絶世の美女がいるという。 +\endtext + +\text +当然ながら、カイムが興味を示したのは +後者のもう一つの噂のほうだった。 +\endtext + +\text +リズベルの方は、さすがに半信半疑では +あったものの―― +\endtext + +\text +掘り当ててしまった以上、いつまた +アンデットが出現するかわからない危険な +穴を、そのままにしておくわけにもいかない。 +\endtext + +\text +それに――もし本当に財宝や古代のマジック +アイテムが存在するのなら、それは魔王軍の +軍資金となり、戦力となる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「しかし実際、これは少々大げさなのでは + ないか? 私と部下だけでも事足りた + と思うのじゃが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もし、本当に財宝がまだ残っている + としたら。防衛機構のほうも + 当然生き残っているでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――長年、難攻不落を誇った地下迷宮 + です。冒険者の一隊や、少数の遠征部隊で + どうこうなるとは思えません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それにせっかく、こうして地下迷宮から + 直通の通路が繋がったのですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「軍勢を直接送り込み、長年の伝説に + 決着をつける、ここは好機かと思われます」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なるほどな。……とはいえ。 + ふぅっっ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「う、うわあぁっっ! なんか! + なんか今さわった、首筋に!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ははははは。面白いのう、 + ちょっと息を吹きかけてやった + だけでこれじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なっっ……ちくちょう、 + 地上に戻ったら覚えてやがれよ、 + マーガレッタ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「肩の力を抜いてやろうと思ったのじゃ。 + その有様では剣とてまともに振れまい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「わ、わかってるけどよ…… + お、わ、わっっ! 踏んだ! + ホネ踏んだ! ひっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……人選を誤ったのではないか、 + という気はするな、確かに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、まさか、彼がここまでの + ヘタレとは想定していませんでした」 +\endtext + +\text("アグリ") +「誰がヘタレだこの野郎! ……って、 + うわあっっ! だ、誰かいるぞっっ!」 +\endtext + +\text +武器を抜き、一斉に身構える魔王軍の兵たち。 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、アンデットじゃねえ! 女だ!  + こっちに歩いてきやがるっ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「女じゃと? このような場所にか? + 血迷ったのではなかろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやまて、まさか、例の女か……?」 +\endtext + +\text +仲間をかきわけ、先頭に出てくるカイム。 +\endtext + +\text +アグリのいう通り、通路の先にぽうっと +青白い光が漂っている。 +\endtext + +\text +光の正体は、宙に漂う青白い炎―― +俗にいう人魂というやつだ。 +\endtext + +\text +そして、幾つもの人魂に囲まれて、 +そこに確かに、美しい女の姿が +浮かびあがっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、これは――」 +\endtext + +\text +絶世の美女、という噂は必ずしも +大げさではなかったようだ。 +\endtext + +\text +禍々しい、黒い衣装を身に着けた女。 +しかもどういうわけか、胸を隠していない。 +\endtext + +\text +――肝心な部分は髪がかぶさっているものの。 +\endtext + +\text +主に胸へと視線を向けつつ、鼻の下を +伸ばして近づいていくカイム。 +\endtext + +\text +が、その美女の背後にざわ……と起こった +気配に、そこで足を止めていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ……やはりこの女が、ここのアンデッド + どもの親玉というわけか」 +\endtext + +\text +美女の背後に付き従う、見るからに +強力そうなアンデットの一群。 +\endtext + +\text +――生者をみれば襲いかかってくるはずの +彼らが、この美女に整然と統率されている。 +\endtext + +\text("カイム") +「死者の女王というわけか。 + 俺はハドスの王にして魔王軍の統帥、 + 魔王カイムだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「単刀直入にいおう。……この俺に従え。 + そのアンデットの軍隊もろともな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――嫌なら力づくで蹂躙し、 + お前を奪うまでだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、財宝とマジックアイテムの + 類についても交渉を。恭順の意思を示す + にしても、そのうちの何割かは――」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「待たぬか二人とも。……その女、先ほど + から何か言っておるぞ?」 +\endtext + +\text +えっ? と謎の美女を注視する二人。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……っくり……もっと…… + ゆっくり……話してたもれ……」 +\endtext + +\text +いわれてみると確かに、小さな声で +ぽそぽそと美女が何かいっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「喋り方が早すぎるというのか?」 +\endtext + +\text +コク、とうなずいてみせる謎の美女。 +\endtext + +\text("カイム") +「というかなんで、そんなに声が小さいのだ。 + 女王なら女王らしく、もっと大きく + ハキハキと喋ったらどうなのだ」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「………?」 +\endtext + +\text +首をかしげる謎の美女。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「わから……ないわ……はやすぎ……て……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……っ、くっっ!」 +\endtext + +\text +ストレスを噛み殺しつつ、 +大きな声で、ゆっくりという。 +\endtext + +\text("カイム") +「よいか! 俺は、魔王カイム! + カイム、だぞ? いいな?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「うん……カイ……ム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ! 俺は、お前がいい女だから + 抱きたい。わかるな?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「………?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、それはさすがに + ちょっとはしょり過ぎです」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「よく……わからない。なにしろ、 + 生きた人間と、話をするのは…… + たしか……」 +\endtext + +\text +年数を数えるように、迷宮の天井を眺める +謎の美女。……それがまた、こちらの存在を +忘れたのではというほど、長い。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「四百……十二年、ぶり?」 +\endtext + +\text +ざわ……とざわめく兵士達。 +たとえブライトリーフだとしても、 +老人に近づいている筈の年月だ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「さすがにそれだけの歳月を引き篭もって + おれば、声が出ぬようにもなるわな」 +\endtext + +\text +ち……と舌を鳴らすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「かつては俺も、似たような生活を + していたが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうと知れば、なおさらお前をここ + から引っ張り出してやらんといかんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「というかお前、いつからこの場所に + いるのだ?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「私が……ここに……いる、歳月……?」 +\endtext + +\text +カイムがうなずくと、再び天井を見上げて +考え込む謎の美女。 +\endtext + +\text +――答えをいうのかと思いきや、奇妙に +グロテスクな形をしたキセルを、 +ぷかりと吹かし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬががががが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「落ち着くのじゃカイム。……たぶん人と + 接しておらぬゆえ、会話の『間』というの + がわからなくなっておるのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……死者は、イラついたりしませんからね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、答えが出たようじゃぞ」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……たしか……今年で…… + 二千と、四年……たぶん」 +\endtext + +\text("カイム") +「――二千年だと!?」 +\endtext + +\text +さすがに、ポロっと出てきたその数字に +一堂は驚かされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……! それが本当だとしたら、 + この方は古代テスタ文明の、たぶん最後の + 生き残りということになります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どれだけの情報が得られるか想像もつき + ません。多分、我らの求める答えの全てが + この方の記憶の中に――!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。ならばこの女自体が、 + 迷宮の『宝』というわけじゃな」 +\endtext + +\text +ぷかぁ……とキセルを吹かす謎の美女。 +\endtext + +\text +ふうっ、とため息をつくと、煙の代わりに +青白い霊魂がケタケタと笑い声を立てつつ、 +そのまわりに漂う。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……昔の……ことは…… + だいぶ、忘れてしまった……わ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おいっっ!」 +\endtext + +\text +そこで前に出てきたのはアグリだった。 +――それまではマーガレッタの後ろに +ぴったり隠れていたのだが。 +\endtext + +\text("アグリ") +「き、聞かせろよっ! ……寂しくねーの + かよ? こんな場所に、何千年も、 + 一人で誰とも話さずによ?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「………?」 +\endtext + +\text +アグリの見幕をみて、首をかしげてみせる +謎の美女。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「平気……この子たちが、いる…… + もの……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「この子たちってよ! 死人とバケモン + だろうが! そんなもんが生きた仲間の + 代わりになんてなるかよっ!」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……? よく……わからないわ……」 +\endtext + +\text +ちっ、と盛大に舌打ちをするアグリ。 +――自分でもよくわからない怒りに、最初の +恐怖も忘れてしまっているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ……! どうやら、これで全員の + 思惑が一致したようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「みてーだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私は……ふむ。まあ、そうだな」 +\endtext + +\text +自慢の戦斧を肩にかつぎなおすマーガレッタ。 +\endtext + +\text +ふぁ……とそこで、あくびを一つする +謎の美女。 +\endtext + +\text("謎の美女") +「ふぁ……ひさしぶりに……声を出して、 + 話をしたら……疲れた……」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「私が欲しければ……この墓所の、 + 最下層までくるがよい……ぞ?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……不満があるなら……力でねじふせ、 + いうことを聞かせてみよ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「――のぞむところだぜ!」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……さすれば……知りたい知識は + 何でも授けてしんぜよう……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……!」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「……望むことは、何でも + してしんぜようぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおう……!」 +\endtext + +\text +初めて、そこで微かな笑みをみせて、 +一堂に背を向ける謎の美女。 +\endtext + +\text("カイム") +「待て! ……最後に聞かせろ。 + お前の名は?」 +\endtext + +\text("謎の美女") +「――モルテ」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテ、モルテか。ふふ! + なにかエロい名だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……二千年の夜の技、今から楽しみだぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私も……ディアボリカの、角つきの死体は + 珍しい……から……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死んでくれると、嬉しい……」 +\endtext + +\text +それが合図だったかのように、 +ぐぁぁ、と一斉に冷たい咆哮をあげる +ゴーストとアンデットたち。 +\endtext + +\text("アグリ") +「いくぜ――!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おおう……っ!」 +\endtext + +\text +戦士が飛び出していき、魔術師が魔法を +詠唱しはじめる。 +\endtext + +\text +『最果ての墓所』の攻略戦が、 +いま始まろうとしていた―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..70338ff --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_02.txt @@ -0,0 +1,391 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_02") + +\text("アグリ") +「よーしゃぁぁ! これで最後! + りゃあああ!」 +\endtext + +\text +疲れすらみせず、最後の一匹のアンデットを +叩き切るアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「っしゃぁぁぁ! おおおおお!」 +\endtext + +\text +額の汗を振り飛ばして、 +バーサーカーの勝利の雄叫びをあげる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よし、負傷者の手当てを急げ! + 無傷な者は、隊列を組みなおせ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……手ごわいですね、さすがに。 + それに数が半端ではありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。しかし、うちのエースはどうやら + 復調したようだし、奴を先頭に立てて + おけば何とかなるのではないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……そのことだけでも、 + 今回の攻略戦の収穫はあったといえます」 +\endtext + +\text +実際、アグリはこの戦闘中、 +一人で鬼神のような働きぶりをみせていた。 +\endtext + +\text +――アンデットへの恐怖など、 +完全にどこかへいってしまったようだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ク……! ククククク! + どっからでもきやがれ。今の俺は + 無敵だぜ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。復調どころか絶好調だのう、 + バーサーカー?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おおう。これが愛の力ってやつよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……みてろよモルテ、この俺がバケモン + どもを全部叩き切って、お前さんをこの + 迷宮から連れ出してやっからよ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む……ま、まあ、そういうのは相手の + 意思というものがあるじゃろうが…… + まあよいか」 +\endtext + +\text +戦闘中も、マーガレッタは前衛を絶好調の +アグリに任せ、そのサポートに回っていた。 +\endtext + +\text +おかげで、厳しい戦闘にもかかわらず、 +被害は最小限に抑えられている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「せめてこの戦が終わるくらいまでの間は、 + 好調を維持してくれれば有難いが…… + むっっ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「噂をすれば、お出ましじゃな。 + ……敵の親玉が」 +\endtext + +\text("アグリ") +「モルテ!?」 +\endtext + +\text +打ち負かし、撤退していく敵側の退き口。 +その中に、例の黒い装束の美女―― +モルテが現れていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふ……! モルテ。お前さんのバケモンは、 + この俺が大半ぶった切ってやったぜ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それともなんだ、やっぱ俺のことが気に + なって、こうして出てきたってか?」 +\endtext + +\text +剣で肩をトントン叩きながら、格好つけて +微笑んでみせるアグリ。 +\endtext + +\text +が、当のモルテはアグリには興味が +ないようで、きょろきょろとあたりを +見回している。 +\endtext + +\text("モルテ") +「お前ではない……角のもの、 + 角のものはおらぬか……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「角のもの、って……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……いた……! 角のものじゃ、 + おお、会いたかったぞ……!」 +\endtext + +\text +モルテの青ざめた頬の色が、 +ふわっと朱の色に染まっていく。 +\endtext + +\text +一堂が、その視線の先を追いかけると―― +\endtext + +\text("カイム") +「――俺か。ふふ、俺のことが + 忘れられずに、こうして出てきたと + いうわけか」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そうじゃ……おお、その角、 + やはり美しいのう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「う……ぐぅっっ……」 +\endtext + +\text +――何かに耐えるように、震えつつ +唸り声をあげているアグリ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「泣くな。……まあ、世の中というモノは + えてしてこのようなものじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、泣いてなんかいねーよ! + これは……汗だっつぅの!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――短い絶好調でしたね」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……? なにを揉めておるのか?」 +\endtext + +\text +きょとんとして首を傾げているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんでもない。こちらの事情だ―― + それはいいとして」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に会いにきたといったな? + つまりこのカイム様の魅力に惹かれ、 + 一目見るなり虜になったということか」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そうじゃ……! おお、その角、 + その頭蓋の形、繋がりの滑らかさ、 + 巻き具合……やはり……美しい」 +\endtext + +\text +うっとりとしてカイムの角を眺めている +モルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、わかるか。 + この角のカッコよさが」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……! なでなでしてもよいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは後のお楽しみだ。……ということは + つまり、お前は我が配下として、 + このまま俺についてくるということだな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それでも……よいのだが……ただ……」 +\endtext + +\text +もじもじと恥ずかしげな笑みをみせるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? 何か不満でもあるのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……生きてる」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………………」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……というか、やっぱりそれか。 + この変態クソ女め」 +\endtext + +\text("モルテ") +「死ねば、きっともっと……素敵になる…… + 想像するだけで……ああ……濡れてくる + ようじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「どうじゃ? カイムとやら…… + 試しに、死んでみぬか? + 意外とよいものじゃぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから試しも何も、死んだらそれで + 人生終わりだろうが!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああもう、やめだやめだ。 + 付き合っとれん。このまま戦闘再開と + いうことでよいな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……らぬ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ああ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「終わ……らぬ……死は、始まりに過ぎぬ」 +\endtext + +\text +そういって例の不吉なキセルを、 +ぷかぁ……と吹かしてみせるモルテ。 +\endtext + +\text +煙のかわりにキセルの煙口から出入りして +いるのは、青白い燐光を放つ、半透明の +霊魂のようなものだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「これは……死者の魂……私はこれで、 + 死者の話をきくの……それを味わい、 + 愉しむの……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そなたの霊魂も、この先の、私の永い + 話し相手となる……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「残された肉体は……蘇らせて、 + それも役に立つ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……不死の兵隊になるのか。 + ぞっとせん話だな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「兵隊? ……そなたのような美しい + 骸を、そのようなことには使わぬ」 +\endtext + +\text +にっこりと……妖艶な笑みをみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「もっと……いいことじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「想像はつくが……死んだ後ではな!」 +\endtext + +\text +カイムの背後で、部下と兵たちが +ザッと武器を構える。 +\endtext + +\text("カイム") +「あいにく、俺も部下たちも、貴様の嗜好品 + になるつもりはない。肉体も、魂もな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「つもりはなくても……もう生かしては + 帰さぬ……!」 +\endtext + +\text +退散したアンデット達にかわり、 +一目で段違いに強力とわかる新手が +背後から湧き出してくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様! 挑発はやめてください! + な、なにか凄いのが……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! どうせ、こいつらすべてを + ぶっ倒さねば、宝も、 + あの女も手には入らんのだ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「くっ、うっっ……! ちくしょおお! + こうなりゃ、やってやるぜ! + おおおおおお!」 +\endtext + +\text +やけくそ気味に絶叫をあげるアグリ。 +\endtext + +\text +墓場の攻略戦は、次の段階へと突入する―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..ce6e4ef --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_03.txt @@ -0,0 +1,464 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_03") + +\text +――戦いの束の間の休息。 +\endtext + +\text +強力なアンデッド達をなんとか退け、 +魔王軍の兵達は、次の戦いに備えて +めいめい身体を休めている。 +\endtext + +\text +水を飲む者、荒い息をして地面に横たわる者、 +怪我の治療を受け、その痛みに呻く者―― +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほれ、アグリ。 + 大丈夫じゃったか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おっ、水か……ありがとよ。 + んっ、んっ、んっ……くはぁぁ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタから渡された水を飲み干し、 +残りを頭の上から注いで、ぶるぶるっと +髪を振るアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……っはあっ! ようやく、人心地が + ついたってもんだぜ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よい戦いぶりであったぞ。 + ……よいしょっと」 +\endtext + +\text +重い鎧を鳴らして、アグリの隣に腰を +降ろすマーガレッタ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「お前さんもな。……そっちが背中を + 守っててくれるから、俺も安心して + 暴れられるってもんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「尻拭いは必ずしも本意ではないのだが…… + バーサーカーの戦いぶりは、傍から見て + いると危なっかしいからのう」 +\endtext + +\text +ちらり、と横目にアグリの様子を +窺うマーガレッタ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それより、本当に大丈夫か? + 少なからず落ち込んでいた + ようじゃが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ん……まあな。それで戦いに手抜いたりは + しねーから、安心しろよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そういうことをいっておるのでは + ないつもりじゃが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「まあな、あのモルテって女のことで凹んだ + のは本当だよ。……女にモテねえのは、 + 昔っから自業自得なんだがな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「けどまあ、惚れたの惚れないのって + いうのはこっちの都合なんだろうよ、 + つまり」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……一度は助けると決めた女を、 + フラれたからって見捨てるなんざ、 + えらくカッコ悪い話だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「アグリ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。……どうやら、私はこれまで、 + お主のことを少し誤解しておった + ようじゃな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふん……惚れたか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや。それは全然じゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……だろうと思ったぜ。くっっ……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「気にしねーんだよ、俺はそんなことはよ! + ちっくしょおお!」 +\endtext + +\text +傍らに置いていた剣を掴み、 +立ち上がるアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「さあいこうぜ、残りの敵も、 + この俺様が全部ぶったぎってやらあ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よい意気じゃ。が、その前に…… + お客さんのようじゃな」 +\endtext + +\text +ざわ……と兵たちが騒いでいる。 +\endtext + +\text +その警戒が向けられた先を見ると、 +護衛のアンデット達を引き連れた、 +例の美女……モルテの姿があった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「話が……ある……角のものを + 出すがよい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテか。そろそろ来ると + 思っていたぞ」 +\endtext + +\text +この会談では、戦闘は行われないことは +不文律のようになっている。――それでも、 +アグリたちがカイムの周りに集う。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまんな、死者の女王よ。 + ――見ての通りだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の可愛いアンデッドどもは、 + あらかた我々で始末してしまったぞ」 +\endtext + +\text +背後に累々と横たわる、アンデッドの +屍骸……いや、残骸というべきか。 +それをあごで示して、カイムが胸を張る。 +\endtext + +\text("モルテ") +「気に……しない。もともと死んでおる。 + すぐに……また、蘇る……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……それより……」 +\endtext + +\text +じっ、とカイムら一行に視線を注ぐ、 +死者の女王モルテ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、なんだ……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……水晶玉で……見ておった。 + そなたらの……戦いぶりを……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そなたらは、これまでこの墓場にきた + 者どもとはちがう……ようじゃ」 +\endtext + +\text +カイムだけでなく、全員に万遍なく +視線を注ぐモルテ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、なんだよおい!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、えっ……?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む? お主……」 +\endtext + +\text +まぶしいものを見るように、 +物欲しげな表情をしているモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「満ちて……おるな。命の輝きに…… + うらやましい……ほどじゃ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「う、うらやましいってんならよ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こいよ、こっちへ! + こんな陰気な墓穴と、 + 死体どもに未練なんてねーだろ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……この俺が、この胸で、どーんと + 受け止めてやっからよ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それは……いやじゃ……」 +\endtext + +\text +ふるふると首を振るモルテ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ぐっっ! うぅっ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よしよし。……懲りぬやつじゃのう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……冗談はさておきだな。 + 見ていたのならば、わかるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「我々は魔王軍だ。 + ――地上の、他のどんな軍隊とも違う」 +\endtext + +\text("カイム") +「相手が人間だろうが、魔物だろうが、 + 敵となれば滅ぼすまでだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「逆に相手が何であれ、味方とする + ことに躊躇はせん。……死体だろうが、 + オバケだろうがな」 +\endtext + +\text +カイムの背後で、人間と魔物の混成の +兵たちが歓声をあげる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、まあ……オバケは……ちっと + 勘弁して欲しくはあるがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……早い話、こっちが戦っているのは、 + お前達が『敵』だからに過ぎん」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテよ、もう一度誘おう。 + ――我々の仲間になれ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「仲間……に……? 私が……お前たちの、 + 仲間になっても……よいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そうすれば、我らがこれ以上 + 戦う理由などない」 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに、俺が死んでやることはできんが。 + この先、戦で得られた死体は全部お前に + くれてやろう。それでどうだ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……死体……あたらしい……新鮮な、 + 死体……」 +\endtext + +\text +モルテの心が、完全になびいた、 +と思われたその時―― +\endtext + +\text +地の底から、腹を揺るがし、魂を凍らせる +ような、凄まじい不気味な咆哮が響いていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、なんだこりゃあ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ……感じます……! これまでとは + 比べ物にならないほどの……!」 +\endtext + +\text +頭を抱え、膝をつくリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なんて邪悪な……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ……これは、ヤバいな……」 +\endtext + +\text +カイムとリズベル、魔術に長けている二人が +同時にその存在を感じ取る。 +\endtext + +\text +これまでとは段違いの、 +禍々しく強大な存在――その怒りの意思。 +\endtext + +\text +咆哮で揺らぐ迷宮の、その天井を見上げて +いたモルテが、カイムらに視線を戻していう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「そうじゃ……警告にきたのじゃ…… + それを忘れておった……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「引き返すの……じゃ……この先の階に + 待っておるのは……まったく…… + 別のものじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「我がここに住まうより前…… + 遥かな太古から、この地の底に + 住まう者達ぞ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、ああ……もはや……逃れられぬ…… + 我も……汝らも……あ、あ……!」 +\endtext + +\text +地面からその時、巨大な手を思わせる +白い光が湧き上がり、モルテを包み込む。 +\endtext + +\text("アグリ") +「モルテ――!」 +\endtext + +\text +アグリが駆け寄るが――光が消えたとき、 +モルテの姿はそこから消失していた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「消えた……? いや、地面に呑まれた + ようじゃが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ちいっっ!」 +\endtext + +\text +モルテのいたあたりの宙を殴るような +動作をしてみせるアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「こうなりゃ、ぶっ倒すしかない + だろうよ、そのヤバい連中もよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「――だろ? まさか、引き返すなんて + いわねえよな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……! 余分な節介は不要だ」 +\endtext + +\text +進み出て、地面を踏みにじってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どういう技か知らんが……この俺から、 + 女を奪っておいてただですむと思うなよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ゆくぞ。残らずそいつらを + 地の底に沈めてやる」 +\endtext + +\text +静かに怒るカイムに率いられ、 +魔王軍は『最果ての墓地』のさらに奥へと +進軍していく―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..aaf9937 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_11.txt @@ -0,0 +1,2109 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_11") + +\text("アグリ") +「モルテ――!」 +\endtext + +\text +長く激しい戦いの末、ついに魔王軍に +破れ、打ち倒されたモルテ。 +\endtext + +\text +くずおれたその姿に、アグリが絶叫しつつ +駆け寄っていく。 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんで降参しなかったんだよ、 + 馬鹿野郎!」 +\endtext + +\text +迷宮下層に巣食っていた、深淵の魔物たち +\endtext + +\text +それらを全て打ち倒した後にも、 +モルテは戦いをやめようとしなかった。 +\endtext + +\text +まるでそれらの存在に、 +意思を乗っ取られていたかのように―― +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よせ! ……くるでない」 +\endtext + +\text +先に倒れたモルテの側に寄っていた、 +マーガレッタがアグリを押し止める。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「リズベル!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい」 +\endtext + +\text +硬い、冷たい表情を保ったまま、 +モルテの傍らにひざまずくリズベル。 +\endtext + +\text +あくまで冷徹に、負傷者の状態を確かめる +二、三の手順を踏んだ上で、 +振り向いて首を横に振っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめですね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ……死んでおるな、完全に」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんな……くっっ……」 +\endtext + +\text +その場に両腕を突き、何度も地面を +生の拳で叩くアグリ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「くそっ、くそっ……くそっっ! + ちくしょお、ちくちょおおお……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄足に終わったか…… + くだらん結末だ」 +\endtext + +\text +さらなる下層に続く階段はあるものの、 +カイムにとっての『最果ての墓地』の攻略は +終わった。 +\endtext + +\text +長く続いた危険は取り除かれ、軍は名声と +評判を手に入れた。リズベルは回収した +古代の遺物を、軍資金へと換えるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル。後は任せる。俺は―― + 興味が失せた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かしこまりました。……それで、 + 彼はどうすればいいでしょうか?」 +\endtext + +\text +モルテの傍らにへたりこんで、 +アグリはあられもなく涙を流している。 +\endtext + +\text("カイム") +「……時が解決するのを待つしかないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「とりあえず、ここは墓場とはいえ、 + あらたな死者を埋葬するのに + ふさわしい場所とは思えん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「亡骸は回収し、 + 丁重に葬るよう指示します。 + ――皆さん、お願いします」 +\endtext + +\text +うなずいた兵たちが、モルテの亡骸を +移動させようとする。――その時、 +モルテ自身が指示を出していた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「その必要は……ない……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……えっっ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……まさか!?」 +\endtext + +\text +死亡を確認した当人であるリズベルが、 +さすがに驚いた顔をして振り返る。 +\endtext + +\text +そこでは当のモルテがむっくりと +半身を起こし、眠たげな表情で +一堂を見渡している。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おお! 生きておったのか、お主」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな馬鹿な! 脈も、体温も + ありませんでしたよ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっとまて、貴様、まさか……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……うむ。死んでおる……前も…… + 今も……ずっとじゃ。ふぁぁ……」 +\endtext + +\text +まるで軽い昼寝から醒めたばかりとでも +いうように、ふぁぁ、とあくびを +してみせるモルテ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「アンデッド……だったのか。 + お前自身も……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのような話は聞いたことが + ありませんが。彼女は、生身の人間に + しか見えません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな技が知られたら、世界中の女が + 卒倒しますよ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「男もだ。なにしろ不老不死だからな。 + ……骸骨だけのリッチにすら + なりたがる者がいるくらいだぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。文字通り、この者自身が + 迷宮の宝であったわけじゃな」 +\endtext + +\text +当のモルテは相変らずのスローペースで、 +口を開くのを待っている周囲を尻目に +ぷかり……とキセルをふかしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ……ぐ、ぐっっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この方と付き合うには我慢が肝心です、 + カイム様」 +\endtext + +\text("モルテ") +「よい……ものではない……ぞ……?」 +\endtext + +\text +ようやく、そこで首を傾げつつ、 +モルテがいう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「たいして……よい……ものではない……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ずっと、そう思っておったが…… + お主らのことをみて、あらためて + 思ったのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「よいものでは……ない……」 +\endtext + +\text +遠い遠い想い出にひたるように、 +キセルから青白い霊魂を吸い、 +宙にゆっくりと吐き出す。 +\endtext + +\text("モルテ") +「不老にして、不死の業じゃ……二千年の + 昔にも……それをなしとげたのは + 私だけであった……」 +\endtext + +\text +死んだ後、骸骨として蘇るリッチ化ではない。 +当時モルテの発見した技法は、本物の不死の +術だった。 +\endtext + +\text +生身の肉体を保ったまま、自ら不死と化す。 +または他人を不死となす。 +それは、ネクロマンサーの永遠の夢だ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……まるで、国の……いや…… + 世界のすべてが、この業を求めて + 押し寄せてくるようであった……」 +\endtext + +\text +モルテはいう。 +\endtext + +\text +当時の世界の全ての権力者、 +いや地上に生ける全ての人々が、モルテの +発見したその術を求めて殺到した。 +\endtext + +\text("モルテ") +「が、問題は……これが…… + 誰にでも、そのまま使える業では + なかったことじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「しかも……向きと不向きとがある…… + 私は特別に……この業に向いて + おったのじゃが……」 +\endtext + +\text +モルテによれば、不死の業は対象にあわせて、 +完全なオーダーメイドで用意される +ものなのだという。 +\endtext + +\text +しかも向き不向きがある。肉体と魂を詳細に +調べ上げる必要があるのだが、多くの場合、 +その間に対象の寿命が尽きてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「相手によって難易度が違うというわけか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、最初から無理な場合も + あると……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「むしろそれが大半じゃ……私以外…… + 生きている時間で術の用意が整いそうな + ものは……ついぞみつからんかった……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「しかし……そのことをいくら説明しても、 + 誰も信じようとはせんかったのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「業を出し惜しみしておると。 + 私は……そう思われたようじゃ……」 +\endtext + +\text +モルテ自身は、自ら編み出した不死の術を +独占しようとは思っていなかった。 +……が、状況がそれを許さなかった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「どうしても業を出さぬのなら…… + この身を裂いてでも秘密をさぐりだす…… + そのように脅されてな?」 +\endtext + +\text +モルテの身柄を求める国王や諸侯の軍隊から +逃れるように、モルテは地下に身を隠した。 +\endtext + +\text("モルテ") +「最初の千年は……それでも…… + 我が存在を知り……不死の業を求めて + 訪ねてくるものがいたのじゃ……」 +\endtext + +\text +ぷかり、と霊魂をふかしてみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「次の千年は……それもない。 + 何も知らず、ただ欲に溺れた、 + 無知な者が迷い込んでくるのみじゃ……」 +\endtext + +\text +文献は朽ち、口伝えの伝承も消え去って、 +ただ稀に、宝を求めてくる冒険者が +やってくるのみとなっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでこの場所で、死者のみを + 相手に二千年か……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「たしかに、あまりよいものでは + ありませんね、それでは」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……よく……ない……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「仲間の……ほうが…… + ずっと……よい……!」 +\endtext + +\text +そういって微笑んでみせるモルテ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……! 歓迎じゃ、モルテとやら。 + この先、うまくやっていこうぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ! ……強い敵は歓迎だが、 + 強い仲間なら、もっともっと + 大歓迎だからな」 +\endtext + +\text +鼻の下をこすってみせるアグリ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。歓迎する……が、 + その前に……ごほん」 +\endtext + +\text +モルテの意外にも素直な笑顔と、 +その可愛さに、しどろもどろに +なっているカイム。 +\endtext + +\text +――この後、何をする気かを悟っている +部下と兵たちが、それぞれの仕事に +さりげなく散っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「恒例の……というか、女を配下に + した場合、やっておく儀式というかな」 +\endtext + +\text +おほん……と、もう一度わざとらしく +咳をしてみせるカイム。 +\endtext + +\text +きょとんとしていたモルテだが、 +すぐにその意味を悟ったらしい。 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……そういえば、それも…… + 約束であったな……?」 +\endtext + +\text +今度は妖艶に、そして意味ありげに +微笑んでみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……くるがよいぞ…… + いちど……生きた男に抱かれて + みるのも……一興じゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! その言葉、後悔するなよ?」 +\endtext + +\text +こちらも傲然と笑って、カイムは、 +モルテの肉体へとのしかかっていく―― +\endtext + +\text +墓所の床に横たわり、カイムのなすが +ままになっているモルテ。 +\endtext + +\text +モルテには羞恥心がないのか、 +周囲の人の眼はまったく気にしていない。 +脱がすのにも殆ど抵抗しない。 +\endtext + +\text("カイム") +(マグロというか、死人とやっている + ような感じはするな……) +\endtext + +\text +実際、半分は死んでいる。……モルテの +肌はひんやりと冷たく、血流の気配を +感じない。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、夏には悪くないかも知れんな。 + ベッドに呼べば涼しかろう) +\endtext + +\text("カイム") +「ところでモルテよ。……さっき、 + 少し気になることをいっていたが」 +\endtext + +\text("モルテ") +「なんじゃ? ……知りたいことが + あるなら、なんなりと…… + 答えようぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、生きた男とするのはどうとか。 + まさか、したことがないのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……二千年前は……研究ひとすじ + であったからな……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……この墓場に篭もってからは…… + よく……死人どもに相手をさせて + おったぞ……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「というか……ここの暮らしは…… + ひどく退屈でな……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それ以外の遊びは……五百年もせずに…… + みな飽きてしもうた……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ということは、死人どもに処女もくれて + やったわけか。なんというか、 + もったいない話だ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっ……? なにをしようというのだ…… + カイム……?」 +\endtext + +\text +カイムがモルテの股間へと顔を近づけて +いくと、モルテが首を傾げて不思議そうな +顔をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことならばなおさら、 + 生きた男とのセックスの良さを教えて + やらねばなるまい」 +\endtext + +\text +モルテのそこを割り広げる―― +動きも喋りもゆっくりのモルテは、 +生命の活動レベルそのものが低いのだろう。 +\endtext + +\text +汗の匂いや、生き物らしい汚れの気配が +まるでしない。まるで人形のそこのような +清潔さだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(というか、ここも冷たいのか。 + ……どうも屍姦をしているような気分に + なってあれだが) +\endtext + +\text("カイム") +(とりあえず、クンニがしやすいのは + 助かる……!) +\endtext + +\text("モルテ") +「よし。アンデッドどもにこんなテクニック + はなかろう……味わうがいい」 +\endtext + +\text +舌を伸ばし、カイムはモルテの秘部へと +近づけていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「…………?」 +\endtext + +\text +クンニを始めたカイムのことを、 +モルテはきょとんとした表情で見ている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「なにを……しておるのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにって、クンニだろうが。 + アンデッドどもにやらせたことは + ないのか?」 +\endtext + +\text +首をゆっくり横に振るモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ない……死体は……そのような + ことをせぬ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はじめてじゃ……そのようなことを + されるのは……気持ちがよいのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、気持ちがいいのは俺ではなく、 + されるお前のほうなのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「というか、説明するより実際にした方が + 早いな。……こうみえても、 + 俺は上手いのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、じっくり味わってみるがいい」 +\endtext + +\text +されたことがない、というなら、 +それはそれで未開発の女に快楽を教え込んで +いく愉しみがある。 +\endtext + +\text +カイムは勇んで、モルテのそこに顔を +押し付け、舌をねろねろと襞のあいだに +這わせていく。 +\endtext + +\text +が、しかし―― +\endtext + +\text("カイム") +「ねちょ、れろ……ぺろ……くちゅう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぺろぺろ、べちょお……ちゅるう…… + ぐちゅるぅぅ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「………………?」 +\endtext + +\text +きょとんとして、首を傾げるばかりのモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ちょっとまて。ぜぇ、ぜぇ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムよ……これは……一体、 + なにが面白いのだ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや面白いというか、大抵の女は、 + これをされれば気持ちが良くてよがり + 狂うはずなのだが……」 +\endtext + +\text +そもそも濡れてこない。ピンク色のそこを +濡らしている液体は、カイムの唾液ばかり +である。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっとまて、モルテ……これは + 感じるか?」 +\endtext + +\text +太ももの内側、大抵の女がいちばん感じる +あたりをカイムは軽くさすってやる。 +\endtext + +\text +しっとりとした肌の感触は、手のひらに +心地がいいが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「いや……なにも感じぬ……ぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、これならどうだ?」 +\endtext + +\text +同じ部分の肌を指でつまんで、 +きゅっときつくひねりあげてやる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……………………」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……少し……痛い……」 +\endtext + +\text +かなりのタイムラグを置いて眉を +しかめるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな。わかってきたぞ、 + なんとなく」 +\endtext + +\text("カイム") +「たずねるが……その死人どもとは、 + 普段はどのようなプレイをして + いたのだ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……普段……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「普段は……そう……三人から、 + 五人くらいじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「強そうなのを召んで……どんどん犯させる + のじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そのうち……少しづつ……気持ちよく + なってくるのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「――なるほどな。それはまた随分と + 大味なプレイだが」 +\endtext + +\text +不感症気味のモルテと、原始の本能しかない +アンデッドという組み合わせでは、 +他にどうしようもないのは事実だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「となればますます、教えてやらねば + ならんな――セックスの、本当の気持ち + よさというヤツを」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ……?」 +\endtext + +\text +再びモルテの秘部へと口をつけていくカイム。 +\endtext + +\text +――普通、女を相手にするときには、 +それほど感じない場所であっても万遍なく +愛してやるのがマナーというものだ。 +\endtext + +\text +身体の全体を愛撫してやるし、 +クンニにしても、その花びらのすべてを +愛でるように舌先を這わせてやる。 +\endtext + +\text("カイム") +(しかし、モルテの場合に限っては、 + そうではないということだ……) +\endtext + +\text +一番敏感な、小さな芽。その部分の皮を +剥き、集中的に刺激を加えていく。 +\endtext + +\text +舐め、吸い、唇でついばみ、 +さらに前歯の先を使って軽く噛み潰してやる。 +\endtext + +\text +普通の女であれば、感じすぎ、痛がって +抵抗するような責めだったが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ……」 +\endtext + +\text +ぴくり、と微かな反応をみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ……ん、んっ……なにか…… + そこが……むずむずする……ような…… + あ、あ……」 +\endtext + +\text +ぴくん、ぴくん、とモルテの腰が +小さく反応を示している。 +\endtext + +\text +ここからだった――カイムは、肉の芽に +加える責めをさらに強く、激しくしていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふぁ……? な、なんじゃ……これは…… + あ、温かい? ものが…… + 生まれて……くるようじゃ……」 +\endtext + +\text +頬を染め、もじもじと体をねじるように +して感じているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふ……やはりな。可愛いではないか) +\endtext + +\text +感度は常人の数分の一、マグロ感あふれる +モルテだが、決して何も感じないという +わけではない。 +\endtext + +\text +いやむしろ、反応自体は初々しいといっても +よいほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(男として、逆にやる気にさせられる――!) +\endtext + +\text +舌先に微かに、唾液ではない湿り気を感じて、 +内心でほくそ笑むカイム。 +\endtext + +\text +モルテに初めての快楽を味わせてやるべく、 +さらに口での責めに集中していく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ん……あ……ん、んっ…… + ふぁ……あ……」 +\endtext + +\text +赤ん坊のようなふわふわした喘ぎ声を +あげているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「れろ、べちょ……ちゅうう! + にちょ、れろ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ん……そ、そこを……されて + いると……気持ちがよい…… + のじゃな……?」 +\endtext + +\text +むしろ女の身で、今までそれに気づかな +かったのはどうか……と思いつつ、 +さらにカイムは責め続ける。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっ……はぁぅ……あぁ…… + ふぁ……はっ、あぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「れろ、べちょ、べちょ……はぁはぁ、 + れろぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっ……はぁ……あぁ…… + よい……のじゃ……カイム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……ぐちゅ、くちゅ、べろ…… + はぁはぁ……くちゅう……ぜぇ、 + ぜぇ、ぜぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょ、ちょっとまて。一休みだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっ……はぁ……ぁぁ…… + ふぁ……ぁ……」 +\endtext + +\text +窒息寸前になって、文字通り一息を +入れるカイム。 +\endtext + +\text +感じるのが遅いぶん冷めるのも +遅いのか、その間もモルテは +心地良さそうに喘ぎ続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「むう……この調子では、本当に + イカせるのに一晩かかってしまうな」 +\endtext + +\text +魔王軍の兵たちはアグリとマーガレッタの +指揮のもと、撤収と負傷者の後送の +準備をしている。 +\endtext + +\text +同時にリズベルに率いられた別の一隊が、 +財宝の目録を作成している筈だ。 +\endtext + +\text +もう暫く時間はある――が、大将が女と +ヤっていて軍隊が帰るに帰れない、 +というのは無様な話だ。 +\endtext + +\text("カイム") +(……第一、俺のほうがもう限界だ) +\endtext + +\text +下半身はもうガチガチに勃起して、 +耐えられないほどになっている。 +\endtext + +\text +この女を犯したい……挿入し、 +責めあげて泣かせて、精を注ぎ込みたい。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ充分に濡れているとは言い難いが。 + 挿れさせてもらうぞ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ……ふぁ……え……?」 +\endtext + +\text +余韻の中をたゆたっているモルテに +のしかかり、足を広げさせる。 +\endtext + +\text +愛液よりは唾液のほうが多いその +部分に亀頭をあてがい、きしむそこを +強引に貫いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ……き、きついな……!」 +\endtext + +\text +濡れ方も、ほぐれ方も不十分なモルテの +中は、ペニスの表面がひきつれるような +キツさと、心地よさだった。 +\endtext + +\text +当然、無理に挿入されたモルテの側の +苦痛はそれ以上のはずで、無理は禁物 +だったが―― +\endtext + +\text("カイム") +「――そうか。それに関しては、 + それほど気にする必要はないわけだな」 +\endtext + +\text +カエルの面になんとか……というか、 +平然とした顔をしたままのモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……いれた……の? もう……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……いいぞ、お前の中は…… + くっっ……」 +\endtext + +\text +思わずうめき声を漏らすカイム。 +油断すれば、すぐにでも暴発してしまい +そうだった。 +\endtext + +\text +気を引き締めねばならない―― +どう見積っても、モルテとのこのセックスは +長期戦になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……で、痛くないのだな? + 例によってお前の側は?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「別に……痛く……ない……ぞ……?」 +\endtext + +\text +首を横に振るモルテ。 +――ただしその表情を見る限り、 +別に気持ちよくもないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは――本当に気合を入れて + いかねばなるまい) +\endtext + +\text +モルテの腰を引き寄せ、ピストンを +開始するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「動くぞ……念のため、痛かったらいえ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……平気……ん……む……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、愉しませてもらうぞ…… + く、うっっ……!」 +\endtext + +\text +感じにくいというのは難物だったが、 +逆にいえば多少我がままに、好き勝手に +腰を使ってしまっていいわけである。 +\endtext + +\text +幸い、この攻略戦の間、長くお預けを +食らってきて、精はたっぷりと +溜めこまれている。 +\endtext + +\text("カイム") +(モルテの鈍さのことは置いておいて、 + とりあえずが、こちらが愉しむことに + 専念させてもらおう……!) +\endtext + +\text +半分死体とはいえ、モルテは美しい女だ。 +それにアンデッド相手の遊戯を除けば、 +カイムが初めての男でもある。 +\endtext + +\text("カイム") +(うむ。魔王が犯す女として、 + 充分に相応しい――!) +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ん……あ……ふっ…… + あ……あっ……?」 +\endtext + +\text +ピストンの開始から暫くのタイムラグを +置いて、ようやくモルテが淡く喘ぎ始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ……こっちも、なかなかいいぞ? + んっっ……女の顔色を窺わなくてもよい + セックスというのも、悪くない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと……強くしていくぞ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「んん……はぁっ……ふっ、あん…… + あ、あ、あん……んっ……」 +\endtext + +\text +力づくで犯され、ガクガクと揺さぶられ +つつも、鼻にかかった甘い喘ぎ声を +あげ続けるモルテ。 +\endtext + +\text +それでも少しづつ、快楽が蓄積されつつ +あるのだろう。膣内の潤いは確実に +増してきている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん……んっ……カイム……あ、熱い…… + お、オチ●チンが……死体のとは…… + 違う……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「突かれれば……突かれるほど…… + あ、熱くなって……くるのじゃ…… + あ……あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、感じているな、モルテよ? + こっちも……いいぞ! くっっ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……あん……あんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うっっ……ふんっ……ふんっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……ん……いい……の…… + ふぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんっ! ふんっ! おおお……! + ……ぜぇ、ぜぇ」 +\endtext + +\text +一息を入れるカイム。モルテはその間も、 +ゆったりと喘ぎ続けているが―― +\endtext + +\text("カイム") +(こ、これは、重たい……な。 + 序盤から飛ばし過ぎたか) +\endtext + +\text +確かに、反応が得られていないわけではない。 +が、どうにも重い……鈍い。 +\endtext + +\text +このままでは最初にモルテを満足させる前に、 +カイムの側が疲れ果ててしまいそうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +(と、とにかく一発目だ。こっちはもう、 + 限界だ……うっっ!) +\endtext + +\text("カイム") +「モルテよ、俺はもうイクぞ? + 貴様も……イク、というのはどういう + ものか、わかっているのだな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……イク? き、気持ちよくなって…… + 身体が震えること……か……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。イケるのなら、俺に合わせて + いくのだ……そらっ!」 +\endtext + +\text +モルテの鈍い快楽を呼び覚ますように、 +力を振り絞って追い込みにかかるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ん……あ、あ……っ? + んっ……く、んっっ…… + あ、あ、あ……」 +\endtext + +\text +一呼吸遅れつつも、モルテも少しづつ +喘ぎ声のピッチを上昇させていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、いけ、モルテよ。 + くぉぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……あ……あぁっ……!?」 +\endtext + +\text +イッたかイッていないか、それでも微かに +モルテの身体が震えたのを確認して、 +カイムは精を放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ……! 中に、入ってくるのじゃ、 + 熱いのが……と、溶かされてしまい + そうじゃ……中から……ぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ、く……っっ!」 +\endtext + +\text +充分な量をモルテの中に放って―― +カイムは最初の射精を終えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぜぇ、ぜぇ……な、なにか疲れたな、 + やたらに……ぜぇ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ……ふぁぁ……ぁ……」 +\endtext + +\text +息をついているカイムとは対照的に、 +モルテはまだ心地良さそうに余韻に浸って +いる。 +\endtext + +\text +とはいえ、モルテに与えることの +できた快感は、ごく軽いものだった―― +そのことはカイム自身、よくわかっている。 +\endtext + +\text("カイム") +(……ここでやめたのでは、アンデッドを + 相手にする方が良かったと思われかねん) +\endtext + +\text +幸い、モルテには一度目の余韻が、 +まだ充分に残っているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、モルテよ。今のが冷めぬうちに、 + 二度目をいくぞ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……んっっ……く、くるのじゃ、 + カイム……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text +二度目のセックスに突入する二人。 +\endtext + +\text +が、その感触は最初から、一度目とは +かなり違っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっ……よ、よいぞ…… + よくなってきた……んっ、 + あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +(ほう、これは……?) +\endtext + +\text +一度目の興奮をそのまま引き継ぎ、 +最初から責めに反応してくるモルテ。 +\endtext + +\text +冷たかったその身体も、今はほんのりと +温かく、青白い肌も心なしか血の色を +帯びてきている。 +\endtext + +\text("カイム") +「感じているのか……いいぞ、 + それでこそ……奮い立つ!」 +\endtext + +\text +マグロ女もたまにはいいが、 +やはりセックスは、女の快楽の反応を +みてこそだった。 +\endtext + +\text +カイムは調子に乗り、再びモルテを +激しく責め立てていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ……良いのじゃ…… + 良くなってきたのじゃ……あ、熱いのじゃ、 + 死体のものより……ふぁ……ぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。……こっちの感度の方は、 + どうだ?」 +\endtext + +\text +腰を振り、膣を突き上げつつ、 +カイムは手を女の感じる部位へと +伸ばしていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっ……? あ……そ、そこ、 + 触られていると……も、揉まれていると、 + ん、んっ……」 +\endtext + +\text +胸を揉まれ、乳首をひねり上げられて、 +身悶えするようにして感じているモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、むずむずするようじゃ……たまらなく、 + んっ……な、なってくるのじゃ…… + あ、ぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! 可愛いぞ、モルテ。 + 想像以上だ」 +\endtext + +\text +なかなか感じてくれなかっただけに、 +感慨深いというか、妙な達成感がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここも……どうだ?」 +\endtext + +\text +さっきは何も感じないと言い切った太ももの +内側に、あらためて手を触れていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん……んっっ? なにか…… + 変じゃ……な、中まで痺れて…… + ん、んんっ……」 +\endtext + +\text +敏感な部分をさすられ、腰をもじもじと +させるモルテ。――あきらかに感じている。 +\endtext + +\text("カイム") +「よーしよし、これでこそ、 + テクニックの発揮のしがいが + あるというものだ」 +\endtext + +\text +こうなってしまえば、あとはもう、 +芸のない力技のみのアンデッドなどに +負ける気はしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様に教えてやろう。本当のセックスの、 + 醍醐味というやつをな――!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふぁぁ? あ、あっ……な、なにを…… + するのじゃ……? あ、あ!」 +\endtext + +\text +激しくモルテの奥を突き上げつつ、 +全身を絡みつかせていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ヤっている間、腰しか使わぬ男は + 二流だ――本当に良いセックスとは、 + 全身でするものだ」 +\endtext + +\text +長年、幻像石で知識だけは豊富に +蓄えてきたカイムである。 +\endtext + +\text +――その知識を実践の中で確かめ、 +取捨選択して、今やそのテクニックは +達人といってもいい域に達している。 +\endtext + +\text +胸と胸とをこすり合わせ、脚をうごめかせて +脚を刺激し、口はうなじを、耳を愛撫し、 +唇にはキスをする。 +\endtext + +\text +リズミカルに腰を動かして膣を責め立てつつ、 +全身への刺激で、モルテを夢見心地へと +誘っていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっ、う……ふぁ、ふぅんっ……! + ほ、本当に……いいのじゃ…… + あ、あ、あぁんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだモルテよ。違うだろう、 + 死人どもを相手にするのとは」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ……違う……のじゃ…… + カイムのほうが……ずっと……ずっと…… + いいのじゃ……あ、あ、あぁぁ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! くく、ククククッ!」 +\endtext + +\text +その反応の素直さに、我知らず笑みが +こみあげてくるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「よぉし! ならば、二度目の精を注いで + やるとしよう。貴様の身が、子を孕める + のかどうかは知らんが」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……孕ませてやる。 + 是が非でもな!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ん、んんっ……! あ、暴れて + おるのじゃ、中で……カイムの…… + お、オチ●チンが……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、熱くて……は、激しくて…… + んんっ……こ、こっちまで、熱く…… + なって……く、くるのじゃ……はぁぁ!」 +\endtext + +\text +モルテの言葉は嘘ではなかった。 +二千年間、凍てついたその肌が、 +今は内側から微かに熱を放っている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ほ、欲しいのじゃ……カイムのが、 + この中に……! い、今なら……孕める + 気がするのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。くれてやるとも、たっぷりと、 + 嫌というほどにな!」 +\endtext + +\text +実際、凄まじい量の精が腰の中に渦巻き、 +発射を待ちわびているのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……イクぞ? 貴様も、 + 同時にイクがいい!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ……イクのじゃ……ん、んっ! + は、あっ……はぁう……くっ、あ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっ、あっあっあっ……! + はっあっ……あぁぁぁぁ…………ッッ!」 +\endtext + +\text +カイムにしがみつき、身体をびくびくと +震わせて絶頂を迎えるモルテ。 +\endtext + +\text +今度は見間違えようのない、本当の、 +芯からの絶頂――それを見定めて、カイムは +自らも精の敷居を取り払っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くッッ、おおおおォォォ――ッッ!」 +\endtext + +\text +瞬間、モルテの子宮をカイムの精が満たし、 +すぐさま溢れて外へと勢いよく噴き出す。 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっ、ひぃぃぃ……っ! あ、洗われて + おるのじゃ……中を……カイムの…… + 熱いので……あ、あ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっっ……! あ、あ、ひっあぁぁ……!」 +\endtext + +\text +再び身体を震わせ、軽い絶頂を経験する +モルテ。――そこを目掛けて、カイムもまた +再び精を放つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら――! 孕めぇぇぇ――ッ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ、ひぃぃぃ……ッッッ!」 +\endtext + +\text +子宮の底を容赦なく精で叩かれ、 +切ない悲鳴をあげるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっ……ひぃぃ……はぁ…… + はぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅっ! 出たな、これはまた。 + まさしく記録ものだ」 +\endtext + +\text +本日二度目とは思えない、精液の量、 +快感の量、共に大充実の射精だった。 +\endtext + +\text +カイムとしては、これで終了ということに +しても問題ないだけの量を放出し終えて +いたのだが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……はっ、はっっ…… + ふぁ、はぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +もともと青白い肌を切ないほど赤く染めて、 +まだ喘ぎ続けているモルテ。 +\endtext + +\text +カイムは、思わずごくりと唾を飲む。 +二度目でこれなら、三度目は、いったい +どこまで盛り上がるのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。スロースターターとは + そういう意味なのだな」 +\endtext + +\text +序盤こそ確かに鈍かったものの、 +積み重ねによってどんどん快楽の総量を +増していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「この好き者め……こうなれば、見定めねば + なるまい。貴様の快楽が、いったい + どこまで高まるのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「――いくぞ!」 +\endtext + +\text +モルテの腰を抱えなおし、カイムは再び、 +その奥へとピストンを送り込んでいく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あっっ! ふぁああんっっ! + い、いい……まるで……生きておった + ときのようじゃ……あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。こっちもだ! 並みの―― + 生きている女より、いいぞ。 + くっっ……!」 +\endtext + +\text +今やモルテは半分死体――というより、 +三分の二程度は生きた女に近づいている +感じだった。 +\endtext + +\text +中は熱く、トロトロに潤い、 +カイムの腰の動きにもそれなりに +敏感に反応してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあこれが普通なのだが。 + 元がアレだけに、ギャップと達成感が + 凄まじい……!) +\endtext + +\text +まぎれもない喜びを感じつつ、 +さらにモルテを責め、高めていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっっ……あ、んっっ……! + よ、よいぞ……カイム……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……まるで……腰から下が、ひとつに + 溶け合ってしまったようじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう。この一体感こそセックスの + 醍醐味よ。アンデッドを相手では、 + こんなのは味わえまい――!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ……身体も熱いが……こ、 + 心も……温まってくるようじゃ…… + カイム……カイム……?」 +\endtext + +\text +キスを求めている、とわかったので、 +それに応えてやるカイム。 +\endtext + +\text +まだ、かすかに冷たさが残っているが、 +モルテの口の中もまた、ほんのりと +命のぬくもりが戻っている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっっ……くちゅ……くちゅ……」 +\endtext + +\text +柔らかなモルテの口の中を +味わっていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「くちゅう……ん、んっっ!? + こ、こくん……!」 +\endtext + +\text +湧き出してきた唾液を大量に送り込んで +やると、それを素直にこくんと飲み下す +モルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぷは……! ……はっっ、はぁ…… + はぁ……ふはぁぁ……」 +\endtext + +\text +長いキスによって、身体だけでなく心も +完全に蕩けてしまったのだろう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「か、カイム……? 困ったのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、何がだ?」 +\endtext + +\text +腰を蠢かし、モルテをゆっくりと責め上げ +ながら、カイムは尋ね返す。 +\endtext + +\text("モルテ") +「も、もうすぐ……ん、んっっ…… + いって……しまいそうなのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいことではないか。気持ちよいのなら + イケばいい。盛大にな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、そうではない……お、終わりたく + ないのじゃ……い、いつまでも…… + このままでいたいのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こ、この温かさを……もっと…… + もっと……いつまでも味わって…… + いたいのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテ……」 +\endtext + +\text +ふっっ、と笑みを浮かべてやるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「男の生理上、いつまでもというのは + 簡単ではないのだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、貴様が我が魔王軍の一員となり、 + この俺についてくるのならば――いつでも、 + 何度でも、これを経験させてやろう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ……いく……! + ついていくのじゃ、カイムに…… + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。……ならば今は、お前に、 + 二千年の生涯で最高のアクメを + 味わせてやるとしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「――いくぞ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あふぅぅっ! ……あ、あ……! + ふぁ、くぁぁ……はっ、あぁぁ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くはぁあぁんっ! あっ、あんっっ! + あん、あんっ……! あ、熱いのが、 + こみあがってくるのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、モルテよ! そのまま、 + すべてを解放してしまえ! + うぉらぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あひ……はひ……っっ! + げ、限界じゃ……これ以上、チ●ポの + 熱さに耐え切れぬのじゃ……あ、あ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっっ、きっっ! はっっ…… + ひっはぁぁああぁぁぁ…………んっっ!!」 +\endtext + +\text +腰を何度も跳ね上げるようにして、 +先に絶頂を迎えるモルテ。 +\endtext + +\text +その刺激と、急激な締めつけに―― +カイムもまた、限界を一気に飛び越えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おっおォォォォ――ッッ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、ああっっ! は、腹が……中から、 + 膨れてしまうのじゃ……はっ、あ、あ、 + はううう!」 +\endtext + +\text +迸る激流のような凄まじい射精。 +あっという間にモルテの中はいっぱいになり、 +その圧力でペニスが外に押し出される。 +\endtext + +\text +とまらない奔流がモルテの顔面を叩き、 +髪を、肩を、腹の上を、欲望のままに +白く染めあげていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひひゃぁぁぁっ! こ、今度は、 + 熱いのが、外から……ほ、本当に + 溶けてしまうのじゃ……あ、あ……!」 +\endtext + +\text +身をすくめるようにして、その衝撃に +耐えているモルテだったが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「はひぃぃぃ! はっ、 + ひゃあぁぁぁあぁぁ……ンッッ!」 +\endtext + +\text +全身を男の精に浸される、その女としての +快感に、再度身を震わせ――絶頂を +迎えていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、ぁ……ぁ……」 +\endtext + +\text +快楽の悲鳴を、次第にトーンダウンさせて +いくモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっっ……はぁ……はぁ…… + はぁぁ……」 +\endtext + +\text +表情が穏やかになっていくにつれて、 +一時的に熱くなっていた体温も +再び低く、冷たく戻っていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「束の間……生を取り戻したようで + あった……」 +\endtext + +\text +懐かしげな表情をして、モルテは +そう呟くのだった―― +\endtext + +\text("カイム") +「ふう! よいセックスであったが―― + そろそろだな」 +\endtext + +\text +身を整え、一息をつくカイム。 +\endtext + +\text +周囲では兵たちが撤収の支度を終え、 +戦利品もとりあえず運び出せるぶんに +ついては荷造りが終わっている。 +\endtext + +\text("アグリ") +「カイム、こっちの準備はできたぜ! + と、まだとりこみ中だったか?」 +\endtext + +\text +アグリ、マーガレッタ、リズベルら、 +部下たちが報告にやってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、その方の扱いに + ついては――」 +\endtext + +\text +同じくセックスを終えて身を整えている +モルテに、冷たい眼を向けるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている。……すまんなモルテよ。 + 凱旋に貴様の姿がないというのでは + 格好がつかん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがあくまで、お前は捕虜ではなく + 部下――そして、俺の女だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「当面、不自由はさせぬし、 + 必要な荷物はすぐに運ばせてやる」 +\endtext + +\text("モルテ") +「構わぬ……身一つで充分じゃ…… + カイムがいてくれれば…… + 私はそれでよい……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「どこにでも…… + ついていくのじゃ……!」 +\endtext + +\text +もう離れない――というように、 +カイムの側にそっと身を寄せるモルテ。 +\endtext + +\text +その様子をみて、ふっ……とアグリが +自嘲気味に笑う。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……はっっ! さすがに、 + そんな表情をみせられちゃな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「とにかく、これからは仲間だ。 + この先よろしく頼むぜ?」 +\endtext + +\text +こく……とうなずいてみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……アグリといったか…… + ときにそなた……身よりは…… + おるか……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あん? 天涯孤独だぜ俺ぁ。 + それがどうした?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……ならば……この先は + 安心して死ぬるがよい……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そなたの骸は……このモルテが…… + 必ずや不死者として蘇らせて + やろうぞ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お、おう……なんかゾッとしねえが」 +\endtext + +\text("アグリ") +「って、もしかしてエロいことに使って + くれるのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「いや……兵隊じゃ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だと思ったぜ。……っきしょうめ」 +\endtext + +\text +マーガレッタがアグリの肩を叩き、 +一堂は声をあげて笑うのだった―― +\endtext + +\dlg("モルテが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..305e715 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_12.txt @@ -0,0 +1,1853 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_12") + +\text +迷宮内の酒場。 +\endtext + +\text +今夜はカイムはリズベルを連れて、 +部下たちと同じテーブルを囲んでいた。 +\endtext + +\text +人間の兵の代表としてアグリが、 +魔物兵の代表としてスパッキオが +呼ばれている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「たしかあなた自身は、モルテさんの + ファンを名乗っていると聞いて + いましたが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それとこれとは話が別だぜ。 + 実際、あれから夜中に眼が覚めて、 + 妙なことを考えちまったりするしな――」 +\endtext + +\text +二人が質問されているのは、 +最近魔王軍に加わった死者たちの女王、 +モルテについてだった。 +\endtext + +\text +モルテを仲間に誘うときの条件として、 +カイムは戦の死者で身寄りのない者の死体を +彼女に提供することを約束している。 +\endtext + +\text +それらの骸はモルテの術によって蘇り、 +実験に供されたり、戦列に参加したり +することになる。 +\endtext + +\text +中でも特別に気に入られた者は、 +モルテの性欲を発散する為の玩具になると +いうのだが―― +\endtext + +\text +モルテは目下カイムのことに夢中な為、 +当面それはありえないだろう。 +\endtext + +\text +ともかく、それらの事情が兵のあいだに +動揺を生んでいるということで、こうして +二人を呼んで詳しく話を聞くことにしたのだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「なにせ俺は、モルテ本人から必ず不死の + 兵士にしてやるってお墨付きをもらっち + まってるからな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ありがたくねーよ、やっぱ。 + 体が俺でも、それはもう俺じゃねえ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「戦場で変に活躍してくれてもアレだが、 + 下手を打って大恥をかいたりするかも + しれねーと思うとな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その時はもう死んでるんですから、 + 気にする必要などないと思いますが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「気にするんだよ! なんつーか、 + 死んだあとも残るものっていうのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こんな俺でも、やっぱそういうのの + 為に戦ってんだ。……俺の物語は、 + 俺が死んだ所で終わりにして欲しいぜ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こないだマーガレッタの奴も同じような + ことをいってた。こいつは、俺一人の + 意見じゃねーと思うぜ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……なるほどな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「アグリさんはともかく、 + マーガレッタさんの意見となると + 重いですね……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いやなんで俺はともかくなんだよ!?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「旦那がた、ちょっといいかい」 +\endtext + +\text +と、そこでそれまで黙っていたスパッキオが +口を挟んでいた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「アグリの旦那の話を聞いてたがね、 + そいつは旦那や、マーガレッタのアネゴが + 戦士だからでさあ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ? ……お前が魔法使いには + みえねえぜ、スパッキオ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そういう意味じゃねえよアグリ。 + 俺らは、所詮お前らとは違う…… + 戦士じゃねえ、兵隊だ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「似たようなもんだろ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「それが違うんだよ。……俺らには + 勇気なんてロクにねえし、誇りだって + 大してありゃしねえ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「けどな……だからって戦場で + 役立たずってわけじゃねえんだ。 + わかんねえだろうな、お前には」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちっ……なんだよそりゃ」 +\endtext + +\text +不満げに唇をとがらせるアグリ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……興味深いな。誇りもなく、 + 勇気もないのなら、お前はどうして + 逃げずに戦えるのだ?」 +\endtext + +\text +スパッキオの戦場での働きぶりに +ついては、カイムが一番良く知っている。 +\endtext + +\text +いざという時、逃げるような心配は +まったくない。最も信用のおける兵の +一人といっていい。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そう、それよ……つまり戦士ってのは、 + 自分の為に戦う。報酬とか、名誉とか、 + 理想とか、そういうのの為に」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……だろ、アグリ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「それが全部とはいわねえがな。 + まあ、そうだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……けど兵隊ってのは基本、 + 仲間の為に戦うもんだ」 +\endtext + +\text +スパッキオにはいつも共に戦うノロという +親友がいることはこの場の全員が知っている。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「自分が逃げりゃ仲間に迷惑がかかる。 + 自分が助かりゃ代わりに仲間が死ぬかも + 知れない――」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ヘタな勇気より、そいつが戦場じゃ + 役に立つ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。『戦士』と『兵士』の + 違いというのは、お前にいわせれば + そこなわけだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「つまり……『兵士』のあいだでは、 + 不死の兵になることはそれほど + 厭われていないということですね?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そういうこった。死んだ後にも + 仲間のために役に立てるんだからな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「実際、前の戦で死んだやつに、 + 戦いの前にグルグル腕を回すクセの + あるやつがいたんだが……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そのクセで、今度の戦に参加してる + 不死兵がそいつだって気づいたのさ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「記憶なんてねーはずなのに、 + 同じように腕をグルグル回しててな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「もちろんもう話なんて通じねえが…… + 俺らは仲間だったぜ。その戦闘のあいだ、 + 全員がな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……チッッ!」 +\endtext + +\text +舌打ちをしてグラスの酒に手を伸ばすアグリ。 +\endtext + +\text +不貞腐れてみせてはいるものの―― +アグリなりに、スパッキオの話に思う所が +あったのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(――あとは邪魔をせぬほうが + よいであろうな) +\endtext + +\text +今夜の会合の成果はあった……カイムも +また、満足してグラスへと手を伸ばす。 +\endtext + +\text +と、そこで酒場のドアのベルがカランと +音を立てて鳴っていた。 +\endtext + +\text +入ってきた人影に……それまでの喧騒が、 +嘘のように静まり返っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……いた……カイム……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「さがしたのじゃ……今夜は……共に夜を + 過ごす約束をしていたであろう……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、そうだったな。もうそんな時間か」 +\endtext + +\text +いいながら、横目に周囲の面々の様子を +うかがうカイム。 +\endtext + +\text +……悪口をいっていた引け目もあるの +だろうが、アグリは露骨に腰が引けて +しまっている。 +\endtext + +\text +だけでなく、モルテへの賛同派だった筈の +スパッキオまでが、あからさまに恐れを +顔に出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは……まだここで酒を共にするのは、 + 無理か) +\endtext + +\text("カイム") +「よし、あとは好きにやっておけ。 + 今夜の払いは俺が持とう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ごちっす」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さん、ありがとよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテよ、待たせたな。 + ではベッドに行くとしよう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……今夜も……楽しみじゃ……!」 +\endtext + +\text +あからさまにホッとした様子をみせている +アグリとスパッキオ。 +\endtext + +\text +それに、リズベルの冷めた視線を背中に +感じつつ、カイムはモルテを連れて +酒場を後にしていた。 +\endtext + +\text +魔王の寝室。 +\endtext + +\text("モルテ") +「さて……今夜は、 + なにをするのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……」 +\endtext + +\text +モルテの姿を眺めつつ、 +しばし考えにひたるカイム。 +\endtext + +\text +半分は死んでいる不老不死。 +二千年を生きた、太古のネクロマンサー。 +\endtext + +\text +恐れられてはいるものの、 +モルテ自身は不思議と悪い女ではない。 +\endtext + +\text +二千年のあいだに荒んだ心が浄化され、 +童心に戻ってしまったのか。 +一途で、純粋な部分すら感じられる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムとのセックスは楽しみなのじゃ。 + そのあいだ……まるで生き返ったような + 心地がするからの……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ただ……どうも、私ばかりが愉しんで + いるような心地がして……それが + 気にかかるのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、お前とするのが + 少々大変なのは本当だが」 +\endtext + +\text +全てに鈍くトロいモルテは、感じてくるのも +人並み外れて遅い。 +\endtext + +\text +そのぶん最後は派手に盛り上がるとはいえ、 +そこへ持っていくまでに体力を消耗するのは +事実だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが女の側が、それを気にする必要など + あるものか。このカイムを見くびるな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……ならば……気にせぬ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、しかしそうだな。 + ならば今日は、普段とは趣向を変えて + みるとするか」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ほう……? どのようなことを + するのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、まずはフェラチオだな。 + それから――」 +\endtext + +\text +モルテの姿に眼をやるカイム。 +\endtext + +\text +――肝心な部分は髪で隠れているものの、 +相変らず胸が丸出しのファッションである。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そのデカい胸で、しごいてもらおうか。 + だがまずは口だ。フェラチオの経験は + あるのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「口でするのであるな……? 当然じゃ…… + 生きた相手にするのは初めてであるが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、ならば、俺が最初ということか」 +\endtext + +\text +内心で死者はカウントしないことに決めて +いるので、前の穴同様、上の口でもカイムが +初めての男ということになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。ならばやってみろ。 + わからんことがあったら教えてやる」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふむ……死者とは違うかも知れぬ + からな……どれ……?」 +\endtext + +\text +ゆっくりした動きで、しかし興味津々、 +という様子で、モルテはカイムのズボンの +前を引き降ろしていく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ほう……良い形じゃ……角もよいが、 + このオチ●チンもよい……見るだけで…… + 嬉しくなってくるようじゃ……」 +\endtext + +\text +嬉しげにペニスを眺めつつ、指でさわさわと +軸を刺激しているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うっ……! な、なんだ……!?」 +\endtext + +\text +その指使いが妙に上手い。まだ口でされても +いないのに、指の微妙な動きだけで快感に +息が漏れてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「は、初めてではなかったのか…… + む、むっっ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……では……舐めるぞ……? + れろぉ……!」 +\endtext + +\text +舌を出し、軸裏を下から上へ、 +ゆっくりと大きく舐めあげてくるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……はぁぁぁ……っ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「れろ……れろ……ぺちょぉ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、ちょ、ちょ、ちょっとまて!」 +\endtext + +\text +カイムの制止で、始めたフェラチオを +一時中断するモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……どうしたのじゃ? よくなかった + のか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや。逆だ。無茶苦茶気持ちいい。 + いいのだが……うっっ……」 +\endtext + +\text +口を休めても、軸を支える指はゆっくりと +蠢き続けている。その動きだけでも +凄まじくいい。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……安心じゃ……れろぉぉぉ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「は、はううっっ!」 +\endtext + +\text +背を反らし、びくびくと全身を震わせる +カイム。 +\endtext + +\text +ゆったりとした動きにも拘らず、 +モルテの舌はカイムのペニスから確実に +快楽を引きずりだしていく。 +\endtext + +\text +その間も指は絶妙にざわめき、 +位置を変えては圧迫して、舌での責めを +最大限にサポートしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、上手い……ではないか……うっっ! + というか、どうしてこんなに上手いのだ、 + う、ぐっっ……!」 +\endtext + +\text +もう認めるしかなかった。 +モルテのフェラチオは超絶的に上手い。 +これまで経験したことがない程のレベルだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「上手いのか、どうかは…… + わからぬ……が……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「死者どもは……こんなには感じぬ。 + 反応せぬ……ずっと鈍い……のじゃ……」 +\endtext + +\text +そうモルテは説明する。――半分死んでいる +だけのモルテですらこの鈍さなのだから、 +『本物』の鈍さは大概なのだろう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「なかなか感じぬ……その死者どもを、 + 感じさせる……興奮させる……やり方を、 + 二千年工夫してきたのじゃ……!」 +\endtext + +\text +かすかに悪戯っぽく笑って、 +ぺろりとペニスの先を舐めてみせるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うっっ……!」 +\endtext + +\text +それだけで、またびくびくと全身を震わせて +反応してしまう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムのオチ●チンは……敏感じゃ…… + 実に可愛いのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、女に、可愛いとかいわれるのは + 趣味ではないが……う、おっっっ!」 +\endtext + +\text +モルテの舌がゆっくりと、ナメクジを +思わせる動きでペニスに絡みつき、 +舐めあげていく。 +\endtext + +\text +舌の動きに合わせて指の圧迫の位置を +微妙に変えており、快楽にペニスは +びくびくと震えっぱなしだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ、お、お……っ! + くぅ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ふ、ふ、ふ……っ…… + 可愛いのう……れろ、れろ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「れろ……ん、むぅ……? + なんじゃ……これは……ちろっ」 +\endtext + +\text +たまらずにペニスの鈴口から盛り上がって +くる先走りの液体。 +\endtext + +\text +それを舐め取ったモルテが、 +ウサギのようにぴくんと反応していた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「お……お……おぉ……これ……は……」 +\endtext + +\text +モルテの青白い頬にみるみる赤みが差し、 +その表情が悦楽に染まっていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……あ……あぁっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なんだ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……す、すごいのじゃ…… + カイムの精液……命が、溢れて + おるのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあそうだろうな。これは生命の + 種だからな……たまに忘れそうに + なるが」 +\endtext + +\text("モルテ") +「し、死体どもには……こんなのは…… + なかったのじゃ……ふ、あ、ぁ……!」 +\endtext + +\text +モルテの眼の色が変わっている。 +……本能的に不吉なものを感じるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、まてモルテ……うっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「出すのじゃ……精液を……! + れろ、れろ……ねろぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉうっっ! まて! + お前のテクニックでそんなにも + されたら……く、ううううっっ!!」 +\endtext + +\text +もはやカイムの制止もモルテには届かない。 +命のエネルギーに満ちた精液を求めて、 +激しく舌を絡みつかせてくるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっ……れろぉ……ぺちょ、にゅろお…… + おお……出てきたのじゃ……オチ●チンの + 先から、少しづつ……ちゅうぅぅ!」 +\endtext + +\text +とまらずに鈴口から滲み出してくる先走りの +液を、音を立てて吸い上げてみせるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおぉうっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ああ……よい……よいぞ…… + はぁ……はぁぁ……もっと…… + もっと欲しいのじゃ……!」 +\endtext + +\text +生の……いや性のエネルギーを取り入れ、 +肌を赤らめ、呼吸を早くして、あからさまに +興奮してきている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、はぁ……れろ、くちゅ…… + ぺろぉ……はぁ、はぁぁ…… + ねろろぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……! だめだ、もう出して + しまうぞ……お、お、お!」 +\endtext + +\text +モルテの二千年の技、その容赦ない猛攻の +前に、これ以上耐えることは不可能だった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ! 出すのじゃ…… + 精液……たくさん……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ねろぉぉ…… + ぬちょぉぉぉ……ちゅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ、う、うっっ! + おっ、おぉおぉぉ……ッッ!」 +\endtext + +\text +瞬間、頭が真っ白になり―― +炸裂した精が、モルテの顔面を叩き、 +その頭上に降り注いでいた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ……熱い……のじゃ……! + 熱い、命の雫が、降り注いで…… + あ、あ……!」 +\endtext + +\text +さらに射精。男の熱い精の匂いと、 +その生命のエネルギーに包まれ、陶然と +しているモルテに直撃する。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んんん……っ……! + はっ、あ、あ……ふぁあぁぁ…… + あぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +胸をぶるぶると震わせ、甘い悲鳴を +あげて、モルテもまた絶頂を +迎えていた―― +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……ふっ、はぁ…… + はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +搾り取られ、肩で息をしているカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……いいのじゃ…… + はぁぁ……あぁ……」 +\endtext + +\text +一方のモルテはスロースターターである。 +ようやく体温が上がってきて、 +まだまだ夜はこれからという風情だ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「素晴らしいのじゃ……カイム…… + これは……命そのものじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうか……ちょっとまて、 + ぜぇ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「続けていくのじゃ……もっと…… + もっと……精液が欲しいのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。それには異論がないのだがな」 +\endtext + +\text +今の調子でまた責められたのでは、 +こっちは二分と持たないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、では第二ラウンドは攻守交替と + いこう。……口を開くのだ、モルテ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……精液をもらえるのなら…… + どちらでもいいのじゃ……」 +\endtext + +\text +ああん……と口をあけてみせるモルテ。 +カイムはその後頭部を掴まえ、 +グッと太い亀頭をねじこんでいた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、むぐ……ふぐぅ…… + お、大きいのじゃ……む、むぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……やはりいい! + 男は、されるよりするほうがな!」 +\endtext + +\text +モルテの柔らかな口に硬いペニスを +ねじこみ、その征服感に早くも +笑みをこぼすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、動くぞ……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、むぐぅ……? ふっっ! + む、むう! むぅぅ……!」 +\endtext + +\text +さっきの仕返しとばかり、最初から +容赦なく、力強く腰を振っていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ぐちゅう……むぐぅ…… + んっ、むぅぅ……ふあぁ……」 +\endtext + +\text +多少、苦しげではあるものの、 +しかしモルテにはまだまだ余裕が +あるようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……そうか、快感だけでなく、 + 痛覚のほうも鈍いのだな?) +\endtext + +\text +早い話が、多少乱暴にしても大丈夫と +いうことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……これは面白い」 +\endtext + +\text("モルテ") +「む……ぐぅ……?」 +\endtext + +\text +モルテの頭を抱えなおし、 +上から突き下ろすように腰の +位置を調整するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「少し……強くしていくぞ。 + 苦しければ、いうがいい」 +\endtext + +\text +そういって腰を押し進めていくカイム。 +ペニスの先端が奥のすぼまりを乗り越え、 +ずぶりと喉へ進入していく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、む……むぅぅ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おぉ……締まる……! + し、下の穴より良いかも知れん。 + くぅ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、むんぅ……ぐぅぅ……ん…… + ん……っ……」 +\endtext + +\text +思ったとおり、ここまでされてもモルテは +さほどの苦痛は感じていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「便利なものだ……並みの女では、 + 口でここまでのプレイはできんだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、動いていくぞ、モルテ――!」 +\endtext + +\text +残っていた同情心も封印し、 +カイムは獣性の命じるまま、 +モルテの喉奥を激しく犯しにかかる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、むぅ……むぐぅぅぅ! + ふっ、ぐっ……ぐちゅうう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお! 凄まじい、ぞ、 + これは……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっっ、むぅぅぅぅ!? + むぅ……むぐっ、んぐぅぅぅ……」 +\endtext + +\text +あまりの快感と強烈な征服感に、 +腰が勝手に動いてとまらない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「むっ、ぐうっ……はぐぅぅ…… + ふっぐぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +そこで微かに、恨めしそうな眼で +モルテが見上げてきているのに気づく。 +\endtext + +\text +その眼の端に涙が滲んでいるのに +気づいて、さすがに後ろめたさを +覚えるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、すまん。やりすぎたか…… + と、う、うぉっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっちゅうぅぅぅ……! + ずちゅう……! ぐちゅうう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おおっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「じゅぶ、じゅぶ、じゅぶぅぅ……!」 +\endtext + +\text +逆に自ら頭を動かして、反撃に出るモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +(頭にくるのもゆっくりなだけで、 + やはり怒るのだなこいつも…… + と、うぉっっ……!?) +\endtext + +\text +そこで、モルテの喉の形状が変化していた。 +僅かにあった隙間がなくなり、 +完全にペニスに密着する。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なにを……っ!? + く、くぉっっ……! これは……!」 +\endtext + +\text +モルテが何をしたのかに気づいて、 +思わず戦慄を覚えるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「息を……完全にとめたのか。 + く、うっっ! 吸い付く…… + た、たまらん……ぐっっ!」 +\endtext + +\text +短時間ならば、モルテには呼吸すら必要ない +のだろう。気道を閉じ、喉全体をペニスに +密着させて、その状態で前後させてくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ちゅぐ……ぶちゅう…… + じゅぶるぅぅ……!」 +\endtext + +\text +異様な吸着音と共に、凄まじい快感で +ペニスが押し包まれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ、くっっ……! う、うっっ……! + おッッ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くちゅ、ぐちゅ……ずちゅうう…… + くすくすっ……!」 +\endtext + +\text +息を完全に止めたまま、微笑みすら +浮かべてみせるモルテ。 +\endtext + +\text +恐怖の中――カイムの快感は臨界を超え、 +そのまま喉奥へと精を放っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、くぉっっ! はぅ…… + かふぅっっ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ごくっ、ごくっ、ごくぅ……っ……」 +\endtext + +\text +直接喉へと注がれる大量の精液を、 +嬉しそうに飲み干していくモルテ。 +\endtext + +\text +その喉の動きが刺激になり、 +カイムはさらに精を放ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「はっっ、はぁ……う……っ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こくっ……こくこくこく…… + ずっっ、ちゅるぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +最後の一滴まで吸引を終えて―― +ようやく、モルテはペニスを解放して +くれていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぷっ、はぁ……っ……」 +\endtext + +\text +心地よさげに、口から精液の糸を引いて +背をそらすモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ああ……精液……生きた男の精液が…… + これほどよいものとは……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……命のちからに……内から満たされて + いくようじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。それはよかったが」 +\endtext + +\text +ちらり、とモルテの顔色を窺うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう怒ってはいないか?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、ぷうっと頬を +膨らませてみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……まだすこしだけ…… + 怒っておる……ぞ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ。す、すまん」 +\endtext + +\text +怒るのが遅いぶん、一度怒らせると +許してもらえるまでの期間も長いのかも +知れない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……精液と交換じゃ……! + もっと……もっと精液が + 味わいたいのじゃ……よいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。そういうのならば + 大歓迎だ、が……」 +\endtext + +\text +今日はもう二発出してしまっている。 +モルテの期待に応えられるかどうか、 +微妙なところではある。 +\endtext + +\text +その不安を読み取ったのか、 +モルテが指先で唇の精液をふき取って、 +エロチックに笑う。 +\endtext + +\text("モルテ") +「平気じゃ……これをして…… + 欲しかったのであろう……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、お、おっっ……!?」 +\endtext + +\text +普段は髪で隠されているその豊かな乳房で、 +カイムのペニスを包み込むようにしてくる +モルテ。 +\endtext + +\text +柔らかで優しい感触に、萎れかかっていた +ペニスがまたムクムクと力を取り戻してくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ふふ……やはり…… + 可愛いのじゃ……!」 +\endtext + +\text +微笑みつつ、身体をゆったりと前後に +揺すりはじめるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお……? これは……くっっ!」 +\endtext + +\text +胸の間に挟み、その間でペニスを上下させる +通常のパイズリとは違う。 +\endtext + +\text +その豊かで柔らかな乳房を活かして、 +ペニスを先端から根元まで、完全に包み +こんでの垂直なパイズリだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、こんな技があったとは…… + ぐっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……三人……五人を相手にすることも + 多かったからの……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なるほど。第四の穴という + わけか……! うっっ……」 +\endtext + +\text +ペニスを包み込めるだけのサイズがある +ことが前提条件だが、確かに通常のパイズリ +とは別種の快感がある。 +\endtext + +\text("モルテ") +「しばし……動かずにおるのじゃ…… + 気持ちよくしてやろうぞ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。くっっ……!」 +\endtext + +\text +これも感じにくいアンデッドを相手に鍛えた +のだろう。舌技ほどの自在さはないものの、 +圧力といい動きといい、まさに絶妙だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……よいな。まるで女の優しさに + 包まれているようだ……」 +\endtext + +\text +サイドだけをこすられるパイズリと違い、 +奥まで入れると先端が底をつく。 +これは……まさに穴だ。 +\endtext + +\text +モルテは身をよじるようにして、 +ゆったりと、ペニス全体に心地よい +刺激を与えてくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「どうじゃ……カイム…… + 気持ちよいか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おぅ……いいぞ……これは、 + とても気持ちがよいものだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……! カイムがよければ…… + 私も嬉しいのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぉぉ……もうしばらく、 + このままで……たのむ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「任せるが……よい……」 +\endtext + +\text +波に揺られているような、ゆったりとした +快感。いつしか喋りまでモルテ同様、 +ゆっくりになっている。 +\endtext + +\text +子をあやす母親のように、身体を前後に +揺すり続けるモルテ。 +\endtext + +\text +モルテのゆったりとしたペースに +同調しつつも、次第に腰には快感が +蓄えられてくる―― +\endtext + +\text("モルテ") +「……む……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまましていろ。……こっちでも、 + 少し動くぞ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……ん、んっっ……!」 +\endtext + +\text +自分から腰を動かし始めるカイム。 +胸のあいだには先走りの液が溜まり、 +滑りがよくなってきている。 +\endtext + +\text +加えて、今夜はこれが三度目のモルテは +感度が増している――まるで膣を +突かれているように、微かに喘ぐモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ……はっ……あぁ……っ…… + む、胸を……カイムのオチ●チンで、 + 犯されておるのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……俺も、これは始めての + 経験というか、快感だぞ……!」 +\endtext + +\text +まさしく胸マ●コという言葉が相応しい。 +こんな位置でもちゃんと女を犯している +実感がある。 +\endtext + +\text +そしてモルテの側にも、しっかり犯されて +いる実感と、快感があるようだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ん、んっ……カイム…… + よいのじゃ……このまま……ここに + 出すのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのか? 口ではなくここに + このまま出しても?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「大丈夫……じゃ……命の力は全身で…… + 感じることができるのじゃ…… + ん、んっ……!」 +\endtext + +\text +そういえば、頭からぶっかけた時も +モルテは性のエネルギーに恍惚としていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……ではいくぞ、お前も、いけ! + そらっ!」 +\endtext + +\text +腰の抽送を速めていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっっ、んっっ……! あ、あ…… + ふっくっっ……あっっ……!」 +\endtext + +\text +もはや充分に敏感になったモルテの、 +突かれる度にあげる喘ぎ声が心地よい。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっっ……あっっ……はぁっ…… + カイム……カイム…… + くるのじゃ……あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう、こっちもだ……いくぞ、 + モルテよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、お、お、おっっ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっっ、あうぅぅ……っ……! + ああ……溢れてくるのじゃ…… + 輝きの力が……!」 +\endtext + +\text +その言葉通り、モルテは体の正面で精の +放出を受け止めて、そのエネルギーに +全身を輝かせているようだった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……素晴らしい……のじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちも、今のは予想外だったぞ。 + 意外な快感というのはまだまだあるものだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「もう一度……じゃ……カイム……! + いけるであろうな……?」 +\endtext + +\text +予想はしていた。今日はもう三発出しては +いたが―― +\endtext + +\text +スロースターターであるモルテにとって、 +いわばこれまでのはウォームアップ、 +次の一回こそが最も興奮する本番なのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう。……下でするか? + それとも、このまま胸で続けるか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「このままじゃ……また三度できる + のなら……下でもよいが……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――胸でやらせていただこう」 +\endtext + +\text +素直に頭を下げ、カイムは垂直方向での +パイズリを再開する。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ……! いいのじゃ…… + オチ●チンと……胸が……繋がって + いるようなのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう! こっちも吸い付きが + 増して、すごいぞ……! くっっ」 +\endtext + +\text +さっき放出した精液が潤滑剤となり、 +密着度も増して、まさにマ●コそのものに +なっているモルテの胸。 +\endtext + +\text +モルテ自身も、快楽と精液から受け取った +エネルギーによって活性化し、 +ぬくぬくと温かい。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ああ……よい……よいぞ…… + 下でするより……んんっ…… + よいくらいじゃ……んっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ。これなら……くっっ! + なんとか、最後までいけそうだ……!」 +\endtext + +\text +ペニスに加えられる快感と、 +悶えるモルテの悦楽の表情。 +\endtext + +\text +下よりいい、というモルテの言葉も、 +まんざらではない――さすがに妊娠させる +愉しみはないものの。 +\endtext + +\text +女との一体感、快楽の交歓、 +動きに対応する反応の喜びは、 +確かにセックスそのものだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ……あぁぁ……カイム…… + カイム……よいのじゃ…… + 好きなのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……! くっっ、あまり、 + 長くはもちそうにないが……!」 +\endtext + +\text +モルテを満足させてやるべく、 +最後の力を振り絞るカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あっっ……! ど、どろどろの + 胸が、ぐちゅぐちゅいっておるのじゃ…… + ペニスで、かきまわされて……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「か、身体がとろけそうなのじゃ…… + 気持ちがよすぎて……全身がむずむず + してくるのじゃ……」 +\endtext + +\text +トロトロに蕩けたモルテの表情と喘ぎ声。 +そのエロさと可愛さが、カイムの脳を +ジンジンと痺れさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、これは、出るかもしれん…… + 四度目だがな!」 +\endtext + +\text +腰に渦巻き待機する精の奔流。 +どこにそんなに残っていたのか、 +量も半端ではないのが感じられる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「き、きて欲しいのじゃ…… + カイムの精を……もっと……もっと、 + 注いで欲しいのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せろ……おぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +再びこみあがってきた獣欲に任せて +腰の振りを強くしていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あっっ……! ふっ、あ、あ、 + あぁぁ……ん、はぅっ…… + ひ……あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、あっあっあっあっあっ! + はっあぁあぁぁぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +我を忘れ、あられもない声をあげて、 +全身を震わせて絶頂を迎えるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よぅし、こっちもいくぞ…… + おぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text +これが四度目とは絶対に信じられない +量の精が炸裂し、谷間から爆発する +ように飛び散っていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふぁぁぁぁ! い、命の火に…… + 焼かれるようなのじゃ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ、ひっいぃぃ……んっ!」 +\endtext + +\text +再び絶頂を迎えるモルテ。 +\endtext + +\text +カイムはといえば、全てを出し切り、 +燃やしきって……今度こそ、 +完全に果てていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁ……ふぁぁ……よかったのじゃ……」 +\endtext + +\text +精液に塗れた姿のまま、 +うっとりと余韻にひたっているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……はぁ……ぜぇ……ぜぇ……」 +\endtext + +\text +もう一滴も絶対に出ない。 +心の底から確信して、ぐったりと +息をついているカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(……結局、モルテとのセックスが + 大変なのに違いはなし、か) +\endtext + +\text +モルテにだけ奉仕させて、自分は楽をしよう +という魂胆だったのだが―― +\endtext + +\text("カイム") +(……ま、気持ちが良かったから構わぬがな) +\endtext + +\text +余韻も長く愉しめるのだろう。 +まだうっとりしたままのモルテを見下ろして、 +内心でうなずくカイムだった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「では……さらばじゃ……」 +\endtext + +\text +汚れを落とし身なりを整えると―― +といっても乳丸出しだが――そのまま +フラッと出て行こうとするモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、まてまてまて! + どこへいくのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……夜じゃ……戻って寝るのじゃ…… + カイムは寝ぬのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや寝るが、まだ夜は長いだろうが。 + こうも早く引き上げることはなかろう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……? まだ……セックスが…… + できるのか……?」 +\endtext + +\text +首を傾げているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いやそれはさすがに無理だが。 + 夜の楽しみは他にもあるだろう。 + ピロートークとか」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ピロー……トーク? それはどういう + ものなのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうって……それも知らんのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりだな、セックスを終えた後の男女は、 + 普段より親密な気分になっているだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう気分のまま、じゃれあいつつ + タラタラ無駄な話をしたりだな…… + つまりそういうのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふむ……面白いのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。少なくとも俺は面白い…… + というか、嬉しいと思うが」 +\endtext + +\text +しばし考えて、それからにっこりと +微笑んでみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムが嬉しいのであれば…… + 私も嬉しいぞ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……! とりあえず、 + ベッドに戻ってこい。ここだここだ」 +\endtext + +\text +自分の座っている隣の位置をポンポンと +叩いてみせるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「では……戻るのじゃ……」 +\endtext + +\text +大人しく戻ってくるモルテを +迎えつつ―― +\endtext + +\text("カイム") +(やれやれ。なにかと疲れる女ではあるが) +\endtext + +\text("カイム") +(しかし、皆に思われているような、 + 恐ろしい存在でないことは確かだな……) +\endtext + +\text("モルテ") +「…………?」 +\endtext + +\text +せっかくベッドに呼び戻しておきながら、 +喋らずに考え込んでしまったカイムのことを、 +不思議そうに見ているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +(皆に知らせてやる必要があるだろうが。 + 俺一人だけがそれを知っている、 + というのも案外悪くない……) +\endtext + +\text +モルテの様子を眺めつつ、 +カイムは、そんなことを思うのだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..4c7657b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_13.txt @@ -0,0 +1,1174 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_13") + +\text("カイム") +「そういえば……俺が迎えにいく以前は、 + よくアンデッドとやっていたと + いっていたな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……ほかにすることがなかった…… + からの……?」 +\endtext + +\text +そういってグラスの酒を一口飲み、 +エロチックに微笑んでみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムと……するほうが…… + ずっとよい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。 + まあ、それはそうだろうが」 +\endtext + +\text +夜。魔王の寝室。 +\endtext + +\text +今夜もモルテを呼び出し、酒を用意して、 +セックスを始める前の大人の楽しい時間を +過ごしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし気になるな。いったいどのような + ものなのか……」 +\endtext + +\text +カイムの幻像石のコレクションには、 +いわゆる異種姦ものが相当数含まれている。 +\endtext + +\text +しかしそれらを思い出してみても、 +アンデッドが相手というのはそういえば +なかったような気がする。 +\endtext + +\text("モルテ") +「面白い……ものではない。 + 疲れ知らずなのが……ひとつきりの + 取り得じゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「女の側からすればそうなのかも + 知れんな。……妄想するぶんには + なかなか興奮するものだが」 +\endtext + +\text("モルテ") +「興奮……する……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。人ならぬものに犯される女と + いうのは、昔からどういうわけだか + 男を興奮させるものだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……試してみるか……?」 +\endtext + +\text +えっ、とモルテを見返すカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムがいるから……使っておらぬが…… + それ用のアンデッドを墓地に用意して + ある……」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや、あくまで幻像石での話でな。 + 自分の女をバケモノに犯させる趣味はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「……と思ったが、そうか」 +\endtext + +\text +モルテとのセックスは気持ちはいいが、 +興奮させるまでが一苦労でもある。 +\endtext + +\text +それなら『肉体労働』はアンデッドどもに +任せてしまい、自分はテクニック面のみを +担当するというのはどうか。 +\endtext + +\text("カイム") +「前言撤回だ。意外と面白いかも知れんな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……墓場へ……案内しようぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。……夜だがな」 +\endtext + +\text +早くも内心で後悔するカイムだったが、 +モルテはふらっと立ち上がると、 +そのまま部屋を出ていく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ここじゃ……入るがよい……ぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、むう……お邪魔するぞ」 +\endtext + +\text +地下迷宮に設置された墓地。 +当然ながら、ここはモルテの管轄だ。 +\endtext + +\text +薄暗い中に青白い照明が当たり、 +どこからか薄い霧が漂っている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「では……呼ぶぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。……夜の墓場というのも、 + あまりいい気分はせんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、ちゃんとソレには専用の個体が + いるのだな。……普通のアンデッドに + 犯せと命令することもできるのだろう?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「できる……が、命じられたことしかせぬ。 + 自分でするのと、それではかわらぬ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……墓場をつくると、肉体を求める亡霊が + 集まってくる……中には、色欲に飢え + 狂った者もおる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを死体に憑依させているわけか。 + なるほどな……しかし危険はないのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「土に戻すことは……いつでもできる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。よかろう……では、 + そいつらを呼び出してみるがいい」 +\endtext + +\text +うなずいて、モルテが眼を閉じ、 +何かを迎えるように両手を広げる。 +\endtext + +\text +と、墓場の何箇所かの土がもぞもぞと +動いて、不気味な唸り声と共にゾンビや +グールたちが這い出してきた。 +\endtext + +\text +久々に外気に触れて喜んでいるのか、 +首をクキクキ動かしたり、両手を左右に +交互に振ったりして踊るアンデッドたち。 +\endtext + +\text +が、女であるモルテの姿をみつけると、 +全員が手を前に突き出し、押し寄せて +こようとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「――まて」 +\endtext + +\text +そこでカイムがモルテの前に出て、 +彼らに命じていた。 +\endtext + +\text +召還した本人ですらない―― +が、カイムは魔王だ。 +\endtext + +\text +既に膨大な魔物の軍勢を従えたその実力と +貫禄が、魔物の一員である彼らの足を +ぴたりと止めさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ……俺に従え。 + でなければ滅ぼすまでだ」 +\endtext + +\text +表情などはないが、その静まった気配で、 +彼らの統率に成功したことがわかる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ……」 +\endtext + +\text +びっくりした顔をしているモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さてと。……それでは、愉しませて + もらうとしようか」 +\endtext + +\text +パチン、とカイムが宙で指を鳴らすと、 +動きをとめていたアンデッドたちが +再び一斉に踊りだす。 +\endtext + +\text +その彼らを背後に従えて、カイムは、 +モルテの体を床の上へと押し倒していく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ん……ん、んっ……! + はいってくるのじゃ……カイムのが…… + あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よぅし、やれ、お前たち」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くはぅぅぅ……! お、お尻にも + 入ってきているのじゃ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……ひ……手、手も手なのじゃ……」 +\endtext + +\text +モルテを取り囲み、犯しにかかるアンデッド +たち。たちまち尻穴を犯され、両手を使って +無理やり奉仕させられる。 +\endtext + +\text +しかしカイムはといえば、 +前の穴に挿入したまま自分では +動こうとしない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……ど、どうして……動かないのじゃ? + う、動いて……欲しいのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「動いてやるとも。……ただし、充分に + お前が温まって、準備が整って + きてからだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、お前たち、やれ――! + 存分に感じさせ、温めてやるのだ」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「ぐぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +女に飢えた悪霊に取り付かれ、その衝動に +動かされているアンデッドたち。 +\endtext + +\text +が、カイムの命令だけはきく。 +魔物という存在である以上、 +魔王の指示には従わざるを得ないのか。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ……お、お尻が…… + 突かれておるのじゃ……冷たいので……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ……はっ……く……っ…… + す、すごい力なのじゃ……!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「ぐふぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、大丈夫なのだろうな? + ……しかし実際、凄い勢いではあるな」 +\endtext + +\text +モルテ同様、いやモルテ以上に感じにくく、 +快楽に鈍い本物のアンデッドである。 +\endtext + +\text +飢餓にも似た性欲に突き動かされ、 +しかし突けども突けども、快楽は僅かに +しか起ってこない。 +\endtext + +\text +満たされぬ怒りをぶつけるように、 +がむしゃらに腰を振り、モルテの尻穴を、 +両手を、強くむさぼっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがしかし、これは本当にただ突く + だけのマシーンだな。テクニックも何も + あったものではない……」 +\endtext + +\text +そして突かれているモルテの方も、 +鈍さでは相当なものだ。 +\endtext + +\text +見た目には壊れてしまいそうなほど激しく +突かれまくっているのだが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ん……む……やはり、こやつらでは + なかなか感じてこないのじゃ…… + むうう……」 +\endtext + +\text +不満げな表情のモルテ。実際、挿入している +前の穴は冷たいままで、潤ってくる +気配すらない。 +\endtext + +\text("カイム") +(というか、寒いぞ……おい) +\endtext + +\text +布団もシーツもない床の上、 +モルテもアンデッドも体温がないので、 +温まるどころか逆に冷え切ってくる。 +\endtext + +\text +このままアンデッドどもに任せておいては、 +途中で風邪を引いてしまいそうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ない……少し、手助けを + してやるとするか」 +\endtext + +\text +文字通り、死んでも腰を振り続けることの +できるアンデッドどもと、力で勝負を +しても意味がない。 +\endtext + +\text +が、頭の働く生者であるカイムは、 +女の体のどこが敏感で、どう責めれば +感じさせられるかを熟知している。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あ、あ……カイム……そ、そこなの + じゃ……そこ……に……う、っっ! + 触って欲しかったのじゃ……あ、あ!」 +\endtext + +\text +カイムがモルテの敏感な部分に手を伸ばし、 +指を蠢かせはじめると、それだけでモルテの +喘ぎのオクターブがあがる。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはりな……アンデッドは、アンデッド + 以上のものではないか」 +\endtext + +\text +胸を弄り、腿をさすり、女の敏感な部分を +愛でてやりながら苦笑するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(無限に保つというアンデッドどもに、 + 多少、気後れしていたのは事実だが……) +\endtext + +\text +比べられたら勝ち目がないし、 +モルテが気を遣って、お世辞をいってくれて +いるのではないかと勘ぐっていたのだ。 +\endtext + +\text +しかし、それは事実だった……セックスは +衝動とパワーのみでするものではない。 +\endtext + +\text("カイム") +(そうとわかった以上、せいぜい援軍として + 活用させてもらうぞ?) +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、まずは一度、モルテをイかせるぞ。 + 皆……俺についてくるがいい」 +\endtext + +\text +そう宣言して、ようやく自ら腰を動かし +はじめるカイム。 +\endtext + +\text("アンデッド") +「うごぉおぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +アンデッド達も、自らでは辿りつけない域に +カイムなら連れて行ってくれる――と悟った +のか、勢いを増してモルテを責め始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「力で押せばいいというものではない。 + 緩急をつけるのだ……俺に合わせろ。  + そら!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「ぐお! ふごぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ん、あっ……くぅ……う、うんっ…… + 感じ始めたのじゃ……い、いいのじゃ…… + あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「――のようだな。濡れてきたぞ? + それに、温まってきた」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちも……いくぞ!」 +\endtext + +\text +いいつつも、自ら力任せの責めはしない。 +従うアンデッドたちを意識しつつ、 +自分は手と口とを主に使っていく。 +\endtext + +\text +自分の腰の動きに、アンデッドどもが +ついてくる……性の力が数倍に増幅した +感覚だ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、あぁんっっ……ほ、本当に…… + す、すごいのじゃ……あぁ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こ、これを求めていたのじゃ……やはり、 + カイムがいなくては…… + だ、だめなのじゃ……!」 +\endtext + +\text +モルテの肌はぬくもりを取り戻し、 +反応が敏感になってきている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「だ、だめじゃ……もう長くはもたぬ…… + か、カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、イきたければイクがよい。 + こいつらも、どうやら限界だ」 +\endtext + +\text +アンデッド達もまた、普段より多くの +快感を得ているのだろう。 +\endtext + +\text +全員が低くうねるような唸り声をあげ、 +絶頂が近いことを主張している。 +\endtext + +\text("カイム") +「では俺も……いかせてもらおう!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ……ひっ……いいぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text +満を持して、そこでようやく腰の振りを +本調子にまで上げていくカイム。 +\endtext + +\text +今やモルテの肉壷は熱く潤い、 +そこを突き上げ、切なく喘がせる愉悦は +筆舌に尽くしがたいほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふふ……はははは! + いいな、悪くないぞ。こいつらを率いて + 女を犯すのも……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あぁぁ……っ! こっちもじゃ! + こんなのは……はぁぁ……! + は、初めてなのじゃ……!」 +\endtext + +\text +愉しんでいるのはカイムばかりではない。 +モルテの側も、いつものやる気のない +一度目とは全く違っている。 +\endtext + +\text +二度、三度と回数を重ねた後の +ように、肌を赤らめ、加熱させて、 +高らかに声をあげて喘いでいる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「だ、だめじゃ……! イク…… + イク、いくぅぅ……っ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっあ……! あ、あ、あ、あ……! + はっあぁあぁぁ…………んっっ!」 +\endtext + +\text +悶えるようにして最初の絶頂を迎えるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ! おぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「ぐお! ふごぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっっ……あっっ、あぁぁ……っ! + 精が……カイムの精が……! + ひゃあぁぁ……ん……っっ!」 +\endtext + +\text +膣に挿入したカイムが最初の精を放ち―― +尻の穴や、手コキを続けていたアンデッド +たちもそれに同調する。 +\endtext + +\text +モルテを感じさせる、命のエネルギーに +満ちた精はカイムのものだけだ。 +\endtext + +\text +が、気分的にはそれが何倍もの量に +感じられるのだろう。 +\endtext + +\text +全身を精に浸されつつ、 +モルテは幸せそうに表情をトロかせ、 +再度イッていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひふっ……はぁ……はぁぁ…… + ぁぁ……」 +\endtext + +\text +まだ一回目だというのに、頬を赤く染め、 +胸を上下させて余韻に浸っているモルテ。 +\endtext + +\text +カイムの側も、『肉体労働』は疲れ知らずの +アンデッドどもに任せていたおかげで、 +まだまだ余裕がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……なるほどな。 + これはいいぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……カイム……つづけて…… + するのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、任せろ。いくぞ野郎ども」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「うごぉぉぉ……んっっ!」 +\endtext + +\text +なんとなく意気投合してきた気がする +アンデッドどもと声を出しあい、 +モルテ相手に二度目のセックスに突入する。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっ、ひっっ! あ、ひっっ…… + はぅあ……っっ! さ、最初から、 + すごい……のじゃ……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text +自分でもいう通り、二度目にして +モルテの興奮は最高潮に達している。 +\endtext + +\text("カイム") +(くっっ、これは……このまま続けて + いったら、どんなことになるのか!) +\endtext + +\text +期待に胸とアレを膨らませつつ、 +アンデッドどもに率先して腰を叩き +つけていくカイム。 +\endtext + +\text("アンデッド") +「はんがぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +カイムのやる気を感じ取り、 +アンデッドたちもその緩慢な動きに +ムチを入れる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっっ、あぁぁ……っ! はう…… + あぁぁっっ! こ、こやつらも、 + すごい、のじゃ……いつもより……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。俺は魔王だからな。 + 魔物を率いれば天下無敵だ……!」 +\endtext + +\text +実際、率いている魔物の数が力になると +いう部分はある。ますます自信を得て +腰を振り、ぶつけていくカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ん、んっっ! すごいのじゃ…… + カイムのオチ●チンも……お、大きいの + じゃ! それに、熱いのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あああ……どのオチ●チンも、 + 最高なのじゃ……お尻も、オマ●コも、 + 蕩けてしまいそうなのじゃ……!」 +\endtext + +\text +前をカイムに、後ろをアンデッドに容赦なく +突かれ、揺すり上げられているモルテ。 +\endtext + +\text +両手にもペニスを握らされ、さらに無数の +あぶれたアンデッドどものペニスが、 +モルテへ向けられ、慰められている。 +\endtext + +\text +加えて一度目の射精で、既に全身が +カイムとアンデッドどもの精で +ドロドロにされ、それが匂い立っている。 +\endtext + +\text +犯されている――という実感は、 +殆ど究極の域に達しているだろう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっ、いぃぃ……す、すごすぎるのじゃ、 + もう……もうイってしまうのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、イっていいぞ何度でも。 + 俺が見ていてやろう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「え……? カイムは……一緒に、 + イってはくれぬのか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「後でな。今はお前がこのまま、 + どこまで高まるのかを見ていたい」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、そんな……殺生なのじゃ……! + あ、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、やるのだお前たち! + モルテをイかせてやれ――!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「お゛ぅい゛えぇぇぇぇ……!」 +\endtext + +\text +一斉に唸り声で応えて、モルテへの責めを +強化していくアンデッド達。 +\endtext + +\text +カイムもまた、限界に達しない範囲で +腰の振りを強くしていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「は、はぅ! あ、あぁん……! + ひっ、はっ……ふぁ…… + あぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +容赦ない責めに、モルテの快楽は +どんどん高まっていき、その体が跳ねる +ように反応して震えだす。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、イけ――!」 +\endtext + +\text +ひときわ強く奥を突き上げ、そのまま +底をグリグリと刺激してやる。 +\endtext + +\text +たまらずに背をのけぞらせて、 +モルテは絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひゃっ、あ、あ、あ、 + ふぁあぁぁぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +耳に快い女の快楽の悲鳴。 +カイムはそれを愉しみ――しかし +休まずに責めを継続する。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ……! も、もう次を + するのか……? あっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いっただろう。お前がどこまで高まるのか、 + それを見てみたいとな……そら!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「う゛ぃやぁぁほぉぉ……!」 +\endtext + +\text +アンデッドたちもノリにノッている。 +この連中だけでは、女にここまでの反応を +引き起こすことはできないのだろう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっ……あ、あぁん……っ! + ふぁ……ひぁ、はぁぁ……んっ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「だ、ダメじゃ……体が……熱くなって…… + ま、まるで生きておったときのように…… + い、いや、それ以上じゃ! あぁぁっっ!」 +\endtext + +\text +今やモルテの体は熱く興奮し、 +発情した生身の女とさほど変わりがない。 +\endtext + +\text +何をしても、どこに触れても敏感に反応し、 +男を興奮させる艶やかな反応を返してくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっ、あっ、はぁんっっ! + い、いいのじゃ! すごいのじゃ! + あ、あ、ひゃあんっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こ、こんなのは初めてなのじゃ! + 二千年生きてきて……い、生きておる頃は + 処女であったから……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! ではようやく知ることが + できたわけだな。本来のセックスの + 快楽というやつを」 +\endtext + +\text("カイム") +「おめでとうを言わせてもらおうか。 + そして……お祝いはこれだ!」 +\endtext + +\text +射精へのリミッターを外し、 +熱く潤ったモルテに膣を力強く +犯していくカイム。 +\endtext + +\text("アンデッド") +「うぉふごぉぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +アンデッドたちもまた不気味な咆哮をあげ、 +今や生身の女と変わらないモルテを +ペニスでもみくちゃにしていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぅ……はぅぅ……あ、あ、あんっっ! + くぅ……ひぃ……はぁぁぁぁ! + オチ●チン、オチ●チン、熱いのじゃ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「わ、私も……もっと熱くなってしまうの + じゃ……は、あ、あ……えっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こ、今度こそ……一緒にイってくれるの + ではないのか?」 +\endtext + +\text +自らの高まりとカイムのそれが一致して +いないのに気づいて、モルテが不安の +まなざしを向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのつもりだったが……いったろう、 + お前がどこまで高まるのか見たいと」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もう一度イけ、モルテよ!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「ふぁふぁふぁふぁ……!」 +\endtext + +\text +高笑いを浮かべるようなアンデッドどもの +不気味な咆哮。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ、ひどいのじゃ……で、でも、でも! + き、気持ちが良すぎるのじゃ…… + ひっっ、あ、あ、あ、あ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっあ、あぁあぁぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +がくんがくんと上半身を揺すって絶頂を +迎えるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぁぁぁぁ! ひはぁぁぁぁ……! + な、なんなのじゃこれは……あ、あ、 + ひっひぃぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「せ、世界が、真っ白に染まっていくの + じゃ……! 何もかもが…… + あ、あ、あぁぁ……!」 +\endtext + +\text +三度目の絶頂のあと、モルテはその絶頂が +そのまま持続しているようだった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あひ、はひ、はひぃっっっ! + こ、こんなのは、頭がおかしくなって + しまうのじゃ……はっ、ひぃぃぃぃぃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど……こうなるのだな! + 気持ちはいいだろうが、長く続けば + 狂いもするか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ならば今度こそ、 + こっちもフィニッシュといこう」 + ――ゆくぞ!」 +\endtext + +\text("アンデッド") +「せんぱ、ふぁあぁぁ………い!」 +\endtext + +\text +アンデッドが一斉に歓声で応え、 +こんな素早い動きが可能だったのかと +驚くほどの速度で腰を振りはじめる。 +\endtext + +\text +それを確かめて、カイムもまた、 +快楽のギアをここで最大まで上げていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぅぅぅぅ……! + おっ、おぉぉぉぉ……っっ!」 +\endtext + +\text +最後の堰を取り払うように腰を振り―― +そして、溜まりに溜まった快楽を、 +モルテの中へと解き放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あん、ああぁぁ……! + ひっ、あぁぁぁぁぁぁん……!!」 +\endtext + +\text +自分のペースを保ちつつ、長く溜めてきた +だけあって、量、質ともに充実した +素晴らしい射精だ。 +\endtext + +\text("アンデッド") +「はぅぐぅあぁぁあぁぁぁ……うっ!」 +\endtext + +\text +アンデッド達もまた一斉に咆哮をあげ、 +モルテの尻に精を注ぎ、また周囲からも +一斉に振りかけて白く染め上げていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あぁ……はぁ……も、燃え尽きた + ようなのじゃ……本当に…… + 生まれ変わったようなのじゃ……」 +\endtext + +\text +全身を精液で汚されつつも、 +トロけきった表情で余韻に浸っているモルテ。 +\endtext + +\text +二千年のフラストレーションを全て +出し切ったかのように、満足げな +吐息を吐き出すのだった―― +\endtext + +\text +身を清め、後始末を終えたカイムとモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……それにしても…… + よかったのじゃ……!」 +\endtext + +\text +モルテは心の情動も長く持続させることが +できるのだろう。その表情はまだ、 +深く満足の余韻に浸っている感じだ。 +\endtext + +\text +女の満足した表情というのは、 +男として誇らしくさせるものではあるが―― +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、自分一人でこの表情を引き出せ + なかったのは、やや残念ではあるがな) +\endtext + +\text("モルテ") +「………む……? + どうしたのじゃ、カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、なんでもない……」 +\endtext + +\text +そういってカイムは周囲の墓場を見渡す。 +\endtext + +\text +セックスへの助太刀を終えたアンデッド達が、 +一体、また一体と、冷たい土の中へ戻って +いくところだった。 +\endtext + +\text +――最後の一体が土の中に消える前、 +グッと親指をあげてみせる。 +\endtext + +\text +同じ指の形を返しつつ、 +カイムは苦笑いをしてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、連中も迷宮の魔物には違いない。 + ならば満足させてやるのも、魔王の + 務めだったかも知れんな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……またしようぞ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう……と、は、はっくしっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「どうしたのじゃカイム?」 +\endtext + +\text +冷たい墓場でのセックスで、 +すっかり体が冷えてしまっていた。 +\endtext + +\text +……もともと体の冷たいモルテには、 +この寒さも特に気にならないのだろう。 +\endtext + +\text +次にするのは、やはり温かいベッドの +上がいい――内心でそう思うカイムだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..0f5bec5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_14.txt @@ -0,0 +1,1440 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_14") + +\text("カイム") +「――というわけだ。結局、その食料は + ノロの奴が全部食べてしまったので、 + みつかる筈がなかったのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「…………?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……面白い……ような…… + 気がするぞ……?」 +\endtext + +\text +相変らずワンテンポ遅れて反応し、 +それから口に手をあててくすくすと +笑い出すモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……面白い……それは…… + 面白い……ぞ……? + ふふ……っ……ふふふっ」 +\endtext + +\text +肩をゆすり、楽しそうにいつまでも +笑っているモルテ。 +\endtext + +\text +セックスへ向けて盛り上がる迷宮の夜。 +\endtext + +\text +例によって、カイムはモルテを寝室に呼び、 +酒を注いでやりつつ会話で愉しませていた。 +\endtext + +\text +ジョークや小話にも反応してくるのは鈍いが、 +反応そのものは素直だし、それが長続きする。 +\endtext + +\text +――こっちも相手をしていて、 +なかなか楽しい女ではある。 +\endtext + +\text("カイム") +(さて、ここまではいいのだ、ここまでは) +\endtext + +\text +モルテの性格に問題はない。 +いやむしろよい。 +\endtext + +\text +問題となるのは――その人一倍反応の鈍い、 +半分アンデッドの肉体のほうだった。 +\endtext + +\text("カイム") +(見た目にはうまそうな身体なのだが…… + 疲れるのだ、とにかく) +\endtext + +\text +どうにもスロースターターで、一度目、 +二度目のセックスは準備運動、本格的に +感じ出すのは三度目からだ。 +\endtext + +\text +毎回毎回、カイムの側としては死力を +振り絞ってのセックスとなる。 +\endtext + +\text("カイム") +(……そうだな、やはり、あれを試して + みることにするか) +\endtext + +\text +前回は、墓場でモルテの配下である +アンデッドどもに手伝わせての +セックスだった。 +\endtext + +\text +……それはそれなりに楽しかったが、 +あまりの寒さに後で風邪をひいて +しまった。 +\endtext + +\text +そこで今回、カイムは新しいプレイのネタを +用意していたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだモルテよ、このまま、このベッドで + 普通にするのもいいが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「前回のように、場所を変えてやってみると + いうのは?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……うむ……? カイムがしたい場所で + あれば……どこでもよいぞ……?」 +\endtext + +\text +にっこりと、こちらを信用しきったモルテの +笑みを見ていると、多少、罪悪感が +芽生えてもくるが―― +\endtext + +\text +プレイのネタというのは、先日リズベルから +完成の報告を受けていた退魔結界の部屋の +ことである。 +\endtext + +\text +リズベルには内緒で少し手を入れ、 +アンデッドの力を弱めるように特別に +調整してある。 +\endtext + +\text +これまでの話から推測して、 +どうやらモルテの不老不死の業というのは、 +肉体の経過時間を遅らせるものらしい。 +\endtext + +\text +死体とみまごうばかりまで肉体の活動を +不活発にし、老化の歩みを遅らせる。 +\endtext + +\text +もちろん同時に、様々な術を組み合わせて +かけているのだろう。……でなければ +遅すぎて日常生活が送れなくなってしまう。 +\endtext + +\text +だからこそアンデッドとのセックスでは +何も起こらなかったのが、カイムの精の―― +生のエネルギーに触れて、活性化したのだ。 +\endtext + +\text +おそらく一時的に術が薄れ、死者から生者へ +と近づいたのだろう。それで温もりを +取り戻し、反応も敏感になったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(この予想が正しければ――特製の退魔結界 + の中ではモルテの術は弱まり、一時的に + 生身の女へと近づくはずだ) +\endtext + +\text("カイム") +(要するに、余分な体力を使わずに、 + 普通の女とするようにセックスが + できる――はず) +\endtext + +\text("モルテ") +「……? なにを考えておるのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ。なんでもない……いや、 + 気持ちのよいことだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……カイムと……気持ちがよいのは、 + 私は好きじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ならばついてくるがいい。 + 特製の部屋へと案内しよう」 +\endtext + +\text +ベッドから立ち上がり、部屋を出ていこうと +するカイム。モルテは疑いもせず、 +その後についてくる―― +\endtext + +\text +退魔結界の部屋。 +\endtext + +\text +地面には魔法封じの陣が描かれ、 +青白い光の粒子がゆっくりと宙へ +舞い上がっている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「な、なにか……いやな雰囲気なのじゃ……」 +\endtext + +\text +カイムの後に続いて部屋に入ってこようと +して、立ち止まってしまうモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、心配はいらん。むしろ中に入って + くれば、これまでより元気になるはずだ。 + ……俺の読み通りならな」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、くるのだモルテ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、うむ……カイムがそういうので + あれば……入るのじゃ……」 +\endtext + +\text +おそるおそる、という感じで部屋に入って +きたモルテは、魔法陣の中に立つと、 +その魔力にふわりと髪を浮き立たせる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……な、なんじゃ……これは…… + 血が……血が熱くなってくる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! 成功か!」 +\endtext + +\text +退魔結界の力がモルテにかけられた +鈍化の術を緩め、内部から活性化させて +いく。 +\endtext + +\text +青白い頬が見る間に紅くなり、 +息が早くなり、生命の血潮が全身を +巡り始める―― +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……あ、あっっ! + な、なんだか、こ、興奮してしまうのじゃ。 + 体が、熱くなって!」 +\endtext + +\text +そういうモルテは、仕草や喋り方もいつも +より早くなっているようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よーしよし。では感度の方はどうか、 + この俺が試してやろう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……!」 +\endtext + +\text +早速、カイムは魔法陣の中心へと、 +モルテの温かな肢体を押し倒していく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ! ぜ、全部脱がしてからに + してたもれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「半脱ぎがいいのだ、半脱ぎが。 + そらぁ……っ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっっ、ひぃぃぃぃ……ッッ!」 +\endtext + +\text +背後から胸を揉みしだかれ、 +脚を割り広げられて、太いので貫かれて +しまうモルテ。 +\endtext + +\text +悲痛な悲鳴をあげる――が、 +中はもうしっとりと濡れ始めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、これだけでもう濡れている + とは……効いているな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あっっ! 入ってくるのじゃ、 + カイムのが、ん、んっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、奥までいくぞ!」 +\endtext + +\text +これならいける――と踏んで、 +モルテを支えていた腕の力を抜くカイム。 +\endtext + +\text +自らの体重で、モルテはずぶずぶと、 +カイムの槍で串刺しにされていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「うっっ……! く、ううっ……! + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんッッ……!」 +\endtext + +\text +軽く腰を揺すり、勢いをつけてやるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっ、あ、あ! はっうぁぁぁ……ッ!」 +\endtext + +\text +ついに奥まで貫かれてしまうモルテ。 +そしてそれだけで、モルテは身を震わせ、 +軽くイッたようだった。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっ、あぁ……ひぃ…… + な、なんなのじゃ、これは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、感じるだろう…… + まるで完全に生きていた時のように」 +\endtext + +\text("モルテ") +「え……ま、まさか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。お前の術を少し弱めて、 + 生身の体に近づけさせてもらった」 +\endtext + +\text("カイム") +「多少、危険もあるかと思ったが…… + 別に大丈夫なようだな」 +\endtext + +\text +そういって、ぺろりとモルテの耳の付け根の +あたりを舐めあげてやるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひゃっっ! は、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text +それだけでピクピクと、普段ではありえない +敏感な反応をみせるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! これは新鮮だな。 + ……可愛いぞ、モルテ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、う、うっっ! な、なんなのじゃ、 + これは。カイムのオチ●チンの形が、 + オマ●コの中ではっきり感じられて……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふ、普段は、ぼんやり何かがオマ●コに + 入っておるとしか感じられぬのじゃ。 + それが、何となく動いておると……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな。感じてくるのに + 時間がかかるわけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが今日は違う……それに敏感に + なっているのは、下半身だけでは + ないようだぞ?」 +\endtext + +\text +耳たぶをレロレロとしゃぶりつつ、 +豊かな乳房を下から揺すり上げる +ようにして揉んでやるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ! ひぁ……耳が、耳が、 + ぴくんぴくんするのじゃ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あぁっ! む、胸、揉んでは + だめなのじゃ! し、痺れてしまう + のじゃ! 芯から……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……? こいつは……」 +\endtext + +\text +指と舌とでモルテをいたぶりながら、 +その感度の良さに感心するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら不感症は、不老不死の術の + 副作用に過ぎなかったようだな。 + ……そもそもは感じやすい体か」 +\endtext + +\text("カイム") +「面白い――!」 +\endtext + +\text +いつもとは違う反応に男の本能を +くすぐられ、さらにモルテを感じさせるべく、 +カイムはモルテへの責めを強化していく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、あ、あ、あんっっ! + む、胸がこんなに感じるなんて、 + 知らなかったのじゃ! あ、あうう!」 +\endtext + +\text +両手でわしわしと胸を揉み込まれ、 +身悶えして喘ぐモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「か、体が、むずむず、むずむずするのじゃ。 + はっっ、あ、あんっっ! い、息を吹き + かけてはダメなのじゃ! み、耳がぁぁ!」 +\endtext + +\text +いちいち何をされても可愛く反応して +しまうモルテ。 +\endtext + +\text +ペニスを挿入したままの膣の中も、 +分泌された愛液でトロトロと潤って +きている。 +\endtext + +\text("モルテ") +「は、はぁっ! カイム……カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「んっ? ……どうしたのだ、モルテ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「お、お願いが、あるのじゃ…… + あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、いってみろ……れろっ」 +\endtext + +\text +汗の浮いてきたうなじをペロリと舐めあげて +やるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひゃあっ! あ、あんっっ! + そ、そこ、感じてしまうのじゃ…… + は、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 頼みがあるのでは + なかったのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、はぁぁ……意地悪なのじゃ、 + カイムは……あ、ああうっ!」 +\endtext + +\text +ぐいぐいと胸を揉まれて喘ぎ声を +あげるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「む、胸も……耳も、どこもかしこも + 心地よいが……し、しかし……な、なぜ + 動かぬのじゃ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「う、動いて欲しいのじゃ……! + お、オマ●コがうずいて、頭がおかしく + なってしまいそうなのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははは! おねだりか。 + これはまた、いつものマグロっぷり + とはえらい違いだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがよかろう。こっちも……くっっ、 + 我慢ができなくなってきたところだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞ……そら!」 +\endtext + +\text +モルテの体を抱えなおし、あらためて +ずぶりと深く貫いてやるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「は、はうっっ! お、オチ●チン、 + すごい存在感なのじゃ! こ、こんなに + カイムのは大きくて、硬かったのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嬉しいことをいってくれる……が、 + これまではロクにわかっていなかった + ということでもあるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい……この一回で、 + 存分にわからせてやる! そらっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっっ、あ、あぁんっっ! + は、激しいのじゃ……あ、頭まで + 響いてしまうのじゃ!」 +\endtext + +\text +はずみをつけ、モルテの体をいちいち宙に +跳ね上げるようにして、ペニスで奥まで +突き返していく。 +\endtext + +\text +二つの胸のふくらみをわしづかみにして、 +胸で引き上げるようにして持ち上げ、 +落とすのを繰り返す。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ、い、い、いっっ……! + い、痛いのじゃ! む、胸がちぎれて + しまうのじゃ……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、すまん。感度がよくなった代わり、 + 痛覚も増しているのだな」 +\endtext + +\text +というより、これが普通なのだが―― +これまでは多少ラフなプレイでも問題なく +モルテは受け入れていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、そのようじゃ。よって、 + やさしくしてたもれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、しかしまあ、肉体の構造が変化したと + いうわけでもない。我慢すれば気持ちよく + なるかも知れんから、我慢してみろ」 +\endtext + +\text +自分は気持ちいいのをいいことに、 +適当な理由をつけてプレイを継続するカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ま、まつのじゃ、カイム! + あ、あ、ひっっ! きひぃぃっっ! + 深いのじゃ! 激しいのじゃ! ひっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞいいぞいいぞ! + やはりセックスはこうでなくてはな!」 +\endtext + +\text +突き上げるごとにモルテのあげる切ない悲鳴。 +男をたまらなくさせる快楽の表情と、 +肉体のリアクション。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで狂わねば、男ではあるまい! + さあ、まだまだこれからだぞ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、ひきぃぃぃ……っっ! + か、堪忍なのじゃ! こ、これは + 激し過ぎるのじゃ! あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! 気持ちよくよがっているでは + ないか。……本当に嫌なら、逃げ出せば + いいのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、それが、できぬのじゃ……か、体が、 + 自由に動かぬのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう? それも結界の効果か?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そ、そのようなのじゃ。なにかに…… + 見えない力に、手足を縛られておる + ようなのじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。アンデッド封じの結界は、 + そういう方向にも働いているわけか」 +\endtext + +\text +モルテの不死の術を弱め、肉体を活性化 +すると同時に、その肉体を縛りも +している―― +\endtext + +\text +早い話が、今のモルテは感度がよくなった +上にろくに動けない状態ということだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、何とも男には都合がいい――」 +\endtext + +\text("モルテ") +「え? な、なんなのじゃ……あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、遠慮は無用ということだ! + さあ、どんどんいくぞぉぉ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぃぃぃ! はぁっっ! + くっ、ひ……はぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +ぐちゅぐちゅと音をたて、激しく腰を +使っていくカイム。 +\endtext + +\text +半分泣き崩れたようなモルテの表情を愉しみ、 +さらに良い顔をさせるべく、動きを微調整 +していく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぁぁぁん! どんどん、どんどん + よくなってくるのじゃ! あ、あ、 + あぁあんっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「へ、変なのじゃ! 突かれる度に…… + んっっ! オチ●チンが、気持ちのよい + ところへ入ってくるのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ! リアクションが良ければ + こういうこともできるのだ――おっ、 + このあたりを突かれると弱いのか?」 +\endtext + +\text +ペニスの先が、モルテの膣の中で +敏感なスポットを探り出す。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あんっっ! そ、そこ、  + だめなのじゃ! びくびくって + してしまうのじゃ! あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目といいながら感じているでは + ないか。まったく……ちょろいものだ」 +\endtext + +\text +いつもの一筋縄ではいかないモルテとの +セックスも、あれはあれでヤリ甲斐が +あって面白かったのは事実である。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、たまにはこういうお手軽なのも + いい……そら、弱いところをもっと + 突いてやろう!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あひぃぃぃ! そ、そこばかり…… + だ、駄目なのじゃ! おかしくなって + しまうのじゃ! ひ、い、いっっ……!」 +\endtext + +\text +腕の中に抱いているモルテの肉体が、 +早くも絶頂へと近づいてきているのがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、いくらでもおかしくなるがいい! + 俺もつきあってやろう……!」 +\endtext + +\text +そろそろ最初の一発を出す頃合だった。 +\endtext + +\text +絶好調な気分のまま、カイムは大げさなほど +腰の振りを大きくし、わざと大きな音を +立ててモルテを追い込んでいく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ、ひぃぃん! は、激しいのじゃ! + お、オマ●コから、水滴が飛び散って + おるのじゃ……あ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふははは! ぐちょぐちょではないか! + まるでお漏らししたかのような + 濡れかただ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは……気持ちがいいぞ、うっっ! + いつもより、数段……く、名器に + なっている……!」 +\endtext + +\text +大量の液体で潤ったモルテの熱いそこは、 +ペニスを生き物のように取り囲み、 +押し包んで、密着してしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、んんっっ! か、カイムのも、 + 大きいのじゃ! 硬いのじゃ! 熱いの + じゃ! い、いつもより……あ、あ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ……なんじゃ? あ、あがってくる + のじゃ! とろけた炎のような…… + ひ、くっっ……あ、あ……っ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひ、あ、あ、あ……! + ふっあぁぁあぁぁ…………んッッ!」 +\endtext + +\text +これもいつもより数段可愛い悲鳴をあげて、 +モルテが絶頂へと達する。 +\endtext + +\text +腕の中でびくびくと快感に震える女体の、 +その感触を満足して味わいつつ―― +\endtext + +\text("カイム") +「よし……! こっちもだ、いくぞ! + うけとめろ、モルテ……!!」 +\endtext + +\text +天へ突き抜けるような爽快な射精感―― +自らも空を見上げるようにして、 +存分に解き放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっひぃぃぃ! ふぁ、はぁぁ! + 熱いのじゃ! カイムの精液…… + こんなにも熱かったのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ! その命の熱さ、全力で + 味わってみろ――!」 +\endtext + +\text +再度の射精――膣の奥で精の飛沫が +噴き上げ、広がった子宮口をくぐり抜けて、 +子宮の底を叩いているのがわかる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっっ、ひぃぃぃぃ……! + 子供の袋の中が、熱いので洗われて + おるのじゃ! あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もう一発だ――!」 +\endtext + +\text +サービスとばかり、モルテの子宮へ追加の +精をくれてやるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひゃうっふ! ひゃひ……はっ、あ、あ! + はぅあぁぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +続けざまの射精、その衝撃に耐え切れず、 +もう一度ぶるぶると体を震わせ、 +モルテはイッていた―― +\endtext + +\text("モルテ") +「はっっ、ひ……はぁ、はぁ、はぁ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、ああ……お、おかしいのじゃ、 + あ、熱いのじゃ……体が、 + うずうずするのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、これは……?」 +\endtext + +\text +普段のモルテは不感症気味なぶん、 +一度興奮すればそれがなかなか醒めにくい +体質だ。 +\endtext + +\text +退魔結界により体が活性化し、敏感になって +いる今は、人並みに興奮が引くのも早く +なっているかと思われたが―― +\endtext + +\text("カイム") +「……どうやら、一度燃え上がると + 醒めにくい体質だけは、そのままの + ようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんとも……ふふ、これは、 + セックスに都合がいいな……!」 +\endtext + +\text +ほくそ笑むカイム。動けず、感じやすく、 +醒めにくい――まるでよく出来たセックスの +人形のようだ。 +\endtext + +\text +当然、カイムのペニスはモルテの +膣内でまだギンギンにそそり立ち、 +犯す気満々だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「では続けていくぞ、モルテよ…… + さらに、狂うがいい!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ、あ、あ! ま、まだじゃ! + まだだめなのじゃ! どうなってしまうか + わからないのじゃ……は、あぁぁっっ!」 +\endtext + +\text +いつもだったら、モルテの体が温まってきた +ここからがいわばセックスの本番だ。 +\endtext + +\text +が、今回は違う――最初から全開で感じて +いた上に、その快感が醒めることなく +継続し、蓄積している。 +\endtext + +\text +ここから一体、どうなってしまうのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「ともかく、ヤッてみないことには + わかるまい。いくぞ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ、ひぃぃぃ……! + か、感じるのじゃ……感じすぎるのじゃ! + あ、あ、あうぅっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい声だ――こっちでも感じてみろ!」 +\endtext + +\text +腰を使いつつ、両胸をわしづかみにして +指をめりこませ、芯までワシワシと +揉み込んでいく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっ、あ……! 痛い……のじゃが、 + その痛さが! あ、ひっっ! + か、感じてしまうのじゃ……ああ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「も、もうなのじゃ……もう、きてしまう + のじゃ……くっ、あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに……!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっっ、はぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +ぶるぶるっと体を震わせ、絶頂を迎えて +しまうモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……こうも早くイッてしまうとはな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、はぁっ! はぁ、はぁ……ッ!」 +\endtext + +\text +絶頂を迎えても、モルテの興奮は醒める +ことはない。 +\endtext + +\text +肌を痛々しいほど赤く染め、強すぎる快楽に、 +苦しげなほど激しく喘ぎ続けている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは……ひょっとして、もう何をしても + イッてしまうのではないのか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ……な、なにをするのじゃ?」 +\endtext + +\text +ものは試しとばかり、カイムはモルテの +わしづかみにした胸を引っぱり、 +ぐーっと体ごと上に持ち上げる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぃ……あ、ぁ……! む、胸でぶらさげ + られておるのじゃ! ひっ、い……! + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text +ふっ、とそこで、カイムはモルテのうなじに +軽く息を吹きかけてやる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっあっあ、あっはぁあぁぁ……ンッ!」 +\endtext + +\text +それだけで、またしても絶頂を迎えて +しまうモルテ。……さっきの絶頂から、 +腰はまだ少しも動かしていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお……! チョロいな。 + これは実にチョロい……面白い!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「お、面白くないのじゃ! き、気持ちが + 良すぎて……し、死んでしまうのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「女はみんなそういうぞ? + 死ぬ、死ぬ、死ぬ……とな!」 +\endtext + +\text +腕の中のモルテのあまりのチョロさに、 +男の野蛮な本能が刺激されまくっている。 +\endtext + +\text +悲鳴に近いモルテの喘ぎ声を愉しむように、 +カイムは再び腰を激しく動かし、 +モルテを責め上げていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あ、あ、あ! つ、突かれる + ごとに、頭まで響いてしまうのじゃ! + は、あ、あっっ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「きっ、ひぃぃぃ……っ、 + あっあはぁぁ…………ッッッ!」 +\endtext + +\text +十回と腰を動かさないうちに悲鳴をあげ、 +またしても絶頂へと追いやられて +しまうモルテ。 +\endtext + +\text +その心地よい音色と、膣の収縮による +締め付けを味わいつつ――カイムは +腰を休めず、さらに責め続ける。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひぃぃぃぃ! い、いまイッたばかり + なのじゃ! そ、そんなに続けて + しては駄目なのじゃ……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふはは! 一度のセックスで何度 + イッたかの記録を作るのも一興だ。 + まだまだいくぞぉ!」 +\endtext + +\text +絶好調のカイム。わけのわからない +高揚感に突き動かされている感じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(女をイカせること、男にはそれ自体を + 快感に思う本能があるのだな……!) +\endtext + +\text +通常のセックスであれば、そうそう味わえる +ものではないが――この状態のモルテが +相手であれば、話は別だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあいけ! おらおらおら―― + おらぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっきっっ……! + はっっ、ひぃいぃぃぃ……んッッ!」 +\endtext + +\text +宙に唾液を飛ばして、嘆くような長い +悲鳴をあげるモルテ。 +\endtext + +\text +その悲鳴がおわらないうちに、カイムの +腰は次の責めを開始している。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ま、まだ! イキ終わってもおらぬ + のじゃ……あ、あ、ああああ!」 +\endtext + +\text +余韻すら引かないうちに次の快楽が +湧き上がってきて、再度の絶頂へと +放り込まれるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっはぁぁ! ひゃふあああぁぁん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「続けていけ! おおおおお!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ええっっ!? ひ……はっ、は、はっ、 + ふはあぁあぁぁぁ……んッッ!」 +\endtext + +\text +前の悲鳴が途切れる間もなく、連続でイカ +され続けるモルテ。 +\endtext + +\text +カイムもまた、精神的な快感に頭が +痺れたようになっている。 +\endtext + +\text +それが頂点に達した瞬間―― +ほとんど自動的に、カイムは自らも絶頂し +精を解き放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぴゃっっ、ひぃぃぃぃ――! + はあああああ! ふあああああ! + きゃはああああああ――!」 +\endtext + +\text +この世のものとも思えぬ快楽の絶叫を +あげ、カイムの精を受け止めるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおおお! こっちも――すごいぞ!」 +\endtext + +\text +凄まじい精の快楽に、とても一度の発射では +抑えきれない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「きゃひ――はひ――くはぁぁぁ! + はっ、あぁあぁぁぁ――――ッッッ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はくぁひぃぃぃぃ――――ンッッ!!」 +\endtext + +\text +モルテを連続でイカせるうち、自らも限界を +超えて精を蓄えていたのか――ありえない +ほどの連発射精を経験するカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……! これは、孕むのではないか?」 +\endtext + +\text +生命活動が不活発なだけに、普段は射精して +やっても孕む気がしないモルテなのだが、 +今日は事情が違う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、ふおおおお……! + 孕め……モルテよ!」 +\endtext + +\text +男として、生命として、すべてを注いでの +壮絶な射精―― +\endtext + +\text("モルテ") +「はあっっ!? ふあ! はあ! + くはああ! はっああああ、 + ふっあぁぁあぁぁ―――――ンッッ!!」 +\endtext + +\text +それまでとはケタの違う激しい絶頂で +それに応え、モルテはカイムの精を +奥に受け止めるのだった―― +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……はぁ……はぁ…… + はぁぁ……で、出た……当分、 + もう出んぞ……くはぁ……」 +\endtext + +\text +どう考えても出しすぎだった。 +……飲みすぎた翌日のような虚脱感に、 +冷たい汗をポタポタと顎から垂らすカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひっ、あぁ……はっ、あぁぁ…… + ぜはぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +こちらも限界を超えた興奮で、肉体のリズム +を滅茶苦茶にされてしまったのか、 +苦しげに、不規則に喘いでいるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「少しやりすぎたな……許せ」 +\endtext + +\text +そういって、モルテの子宮のあるあたりを +軽くさすってやる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが……これは、孕んだのではないか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ……は、孕む……? + カイムの子を……私が……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それは……ない……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「たとえ産まれるとしても……また千年も + 後のことじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「むう。それでは、俺はそいつの顔を + 拝めんではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい、それもまた、ロマンという + ものだろう……死後遥か先に、我が子孫が + 再び世に出るというのもな」 +\endtext + +\text +そういってモルテを振り向かせ、 +軽く口付けをしてやるのだった―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……で、これはどうしたのですか、 + カイム様?」 +\endtext + +\text +リズベルの視線は、それはもう冷たく、 +手厳しい。 +\endtext + +\text +当然といえば当然だった――リズベルの背後 +には、すっかり破壊されてぐちゃぐちゃに +なった退魔結界の残骸がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやな、モルテの奴とエッチをするのに、 + 盛り上げる小道具として使ったのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「……予想通り盛り上がったのだが、 + 終わった後で怒ってしまってな」 +\endtext + +\text +一度怒らせると、モルテの怒りはなかなか +醒めない――なだめるのにも失敗して、 +結局このザマである。 +\endtext + +\text +はぁ……と長く深いため息を +ついてみせるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……これは、貴重な軍事予算を + つぎ込んだ、重要な防衛施設なんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「以後、こういうふしだらなことに + 使うのは厳禁です!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ここの修理費用は、カイムさまの + 趣味のものを買うお小遣いから + 引いておきますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい! リズベル! それは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なにか?」 +\endtext + +\text +冷たく振り向いて、眼鏡を押し上げて +みせるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや、なんでもない……」 +\endtext + +\text +金の絡んだ時のリズベルの気迫に +勝てる者は、魔王軍の中にはいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「くそ、次はディアボリカの女にだけ効く + 結界に改造してやる……」 +\endtext + +\text +怒りと共に帰っていくその後ろ姿を +見送りつつ、カイムはそう呟くのだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_15.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_15.txt new file mode 100644 index 0000000..be41590 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_15.txt @@ -0,0 +1,2312 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_15") + +\text("モルテ") +「……というわけなのじゃ……ノロの + やつが……おかしかったのじゃ……」 +\endtext + +\text +思い出し笑いをして、くすくすとゆっくり +いつまでも笑っているモルテ。 +\endtext + +\text +夜。カイムの寝室。 +\endtext + +\text +例によってモルテと、セックスの前の +大人の会話を愉しんでいる。 +\endtext + +\text +以前はこういう時、話をして愉しませるのは +常にカイムの側で、モルテは興味深げに +それを聞いているだけだった。 +\endtext + +\text +が、最近はそれが違ってきている―― +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……最初の頃のこいつは、生者を嫌う + とまではいかなくとも、多少苦手に + しているふしがあったが) +\endtext + +\text +本人が生命のエネルギーに欠けているせいか、 +それを強く持っている相手のことを回避する +ような傾向があった。 +\endtext + +\text +ちょうど猫が、騒がしい人間を嫌うような +感じだろうか。……アグリが嫌われたのも、 +多分それが原因だ。 +\endtext + +\text +が、最近それに変化が生じつつある +ようだった。 +\endtext + +\text +カイムとのセックスを通じて +生のエネルギーに触れ、しかもそれが +気に入ったせいだろう。 +\endtext + +\text +生者に興味をもち、自分から積極的に +迷宮の中を歩きまわり、魔王軍の他の面々と +コミュニケーションを取っている様子だ。 +\endtext + +\text +おかげで、モルテが死者を不死兵に +することで生じていたわだかまりも +自然と解消されてきているようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +(もっとも、それはアグリやスパッキオたち + の働きも大きいのだがな) +\endtext + +\text +特にアグリは、最初こそ色々あったものの、 +今では理解者としてモルテが魔王軍に +溶け込めるよう骨を折っているらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +(それはいい。いいのだが……) +\endtext + +\text +カイムは目の前のモルテの、既に見慣れた +――しかし非常識といえば非常識な、 +胸が丸出しのファッションに眼をやる。 +\endtext + +\text +肝心な部分は髪で隠れていて見えそうで +見えないのだが、それが逆に男の興奮を +煽っている感じだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「時にモルテよ……実は、お前に言わねば + ならんことがあるのだが」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……なんじゃ? あらたまって……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやな、お前のそのファッションのこと + なのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「――基本的に、我が魔王軍は自由がウリ + だからな。各人がどんな格好をして + いようが、咎め立てはしない。だが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがに……それはちょっと、 + 問題になっているようでな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……? なにかまずいことでも…… + あるのか……?」 +\endtext + +\text +首を傾げているモルテ。 +――本気で、この格好に問題があるとは +思っていないらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、その格好で迷宮内をウロウロされる + とな。さすがに我慢できなくなる奴も + いるらしい」 +\endtext + +\text +実は先日、リズベルからモルテのことで +注意を受けていた。 +\endtext + +\text +……早い話が、『ヤリてえ!』 +『ヤッちまいてえ!』という欲望が兵の +あいだに渦巻いているのだ。 +\endtext + +\text +まあ、そんなことを思われるようになった +のも、最初の頃の恐怖が薄れ、モルテが +魔王軍に馴染んできた結果なのだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「というかそもそも、恥ずかしくないのか? + いや、人のファッションにケチをつける + つもりはないのだがな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「恥ず……かしい? それは…… + どういう……感情なのじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや、今度はそこからか」 +\endtext + +\text +最近は世慣れてまともになってきたと +思っていたモルテだったが……。 +\endtext + +\text +――モルテによれば、どうやらこの乳丸出し +ファッションは、別に趣味でしていると +いうわけではないらしい。 +\endtext + +\text +単に便利だったから――二千年もの間、 +死者としか触れ合ってこないうちに、 +羞恥心というものが摩滅してしまったのだ。 +\endtext + +\text +……もう少しカイムたちが来るのが遅ければ、 +服を着るという習慣すら忘れてしまい、 +丸裸になってしまっていたかも知れない。 +\endtext + +\text +――それはそれで、ちょっと見て +みたかった気もするが。 +\endtext + +\text("カイム") +「ともかく、その格好でウロつかれるのは + 困る。お前とヤリたくて我慢できなく + なっている男がウジャウジャいるのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そう……なのか……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……させてやってもよい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……へ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「したいのなら……させてやろうぞ…… + 何人でも大丈夫じゃ……」 +\endtext + +\text +別に表情も変えず、そういってのけるモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「や、嫌だろう、普通それは……と、 + そうか」 +\endtext + +\text +胸丸出しで歩きまわることすら平気になって +しまっているモルテである。 +\endtext + +\text +当然、集団で誰にヤられようが、 +それを厭うような常識も貞操観念も +消え失せてしまっている。 +\endtext + +\text +――なにしろ墓場では、暇潰しで +アンデッドの集団に自分をレイプさせて +いたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは、とても迷宮の外には + 出せんな……) +\endtext + +\text +その件については、頭を抱えたくなるが―― +\endtext + +\text("カイム") +「――しかし、面白いなそれは。 + 名案だ」 +\endtext + +\text +集団でのプレイの方である。 +退魔結界も壊されてしまったし、 +アンデッド共とでは風邪をひいてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ただ問題は、あまり大っぴらにヤルと、 + リズベルの奴が後でなんというか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「――まあよいか、それで気持ちがよければ、 + 後で多少リズベルに叱られても」 +\endtext + +\text("モルテ") +「………?」 +\endtext + +\text +悪だくみをするカイムのことを、 +あどけないと言ってもいいほどの表情で +不思議そうに見ているモルテ。 +\endtext + +\text +そういうモルテのことを、集団で犯す、 +犯させる――それを想像するだけで、 +股間がうずいてくるような気がする。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。これは面白くなるぞ? + 早速皆に知らせねば……リズベルの奴には + バレないように……ぶつぶつ」 +\endtext + +\text +どうせなら人数は多い方が面白い―― +後のことなど考えず、一丁派手にいこうと +決意するカイムだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……というわけだ。よくぞ集まった、 + 我が同志たちよ!」 +\endtext + +\text("兵たち") +「おぉ~~」 +\endtext + +\text +まばらに歓声をあげて応える兵士たち。 +\endtext + +\text +深夜、迷宮の酒場である。 +極秘に回された情報により、魔王軍の兵の +中でも好きな連中だけが集まってきている。 +\endtext + +\text +壇上にはカイム。そして事情がよくわかって +いない様子のモルテが引き出されてきている。 +\endtext + +\text +ふ……と笑い、一同を見渡すカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……この女とヤリたいかぁっ!」 +\endtext + +\text("兵たち") +「お~~~っ!」 +\endtext + +\text +腕を突き上げ、兵たちが雄叫びで応える。 +\endtext + +\text("カイム") +「よーし。……後でリズベルに叱られるのは + 怖くないかぁっ!」 +\endtext + +\text("兵たち") +「おぉ~~」 +\endtext + +\text +と、今度は少し引き気味の歓声。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、貴様らの熱い思い、この魔王カイム + しかと受け止めたぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――なにをどう受け止めたんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うおっっ!? リズベル! + なんで貴様がここにいる?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでもなにも――我が軍の中で行われる + ことで、私の耳に入らないことなんて + ありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐ……そ、そうなのか。いやこれは、 + つまりだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだ。――貴様にいわれただろう、 + モルテをみて、ヤリたい奴が溢れている + から何とかしてくれと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、モルテさんのファッションのほうを + 何とかしてくれといったんです!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どこの誰が、したい人全員に本当に + させてあげるなんてアホなこと + 考えるんですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……なにしろ俺は魔王だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「言い訳になってないです! + ……とはいえ、まあ」 +\endtext + +\text +ちろり……と酒場に集まっている兵たちを +見て、ため息をつくリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここまで盛り上がってしまっては、 + 解散を命じて頂いてもおさまりがつかない + と思いますから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! いいのだな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、今回だけですよ! + 聞いてますか、カイム様っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっているとも。……またせたな、 + 皆の衆ッ!」 +\endtext + +\text("兵たち") +「おおおおお――――ッ!」 +\endtext + +\text +どうなることかと見守っていた兵たちが、 +一斉に歓喜の雄叫びをあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「一夜限りのショーの始まりだ。 + 愉しむぞ、朝まで――!!」 +\endtext + +\text +壇上でパンツを脱ぎ捨て、指でクルクルと +回してから兵たちの中に放り込むカイム。 +\endtext + +\text +兵たちが一斉に拳を突き上げ歓声をあげ、 +たまらなくなった者たちが同様にパンツを +脱ぎ捨て、壇上へと這い登ってくる―― +\endtext + +\text("モルテ") +「おお……ペニスじゃ。生きて…… + 生命の力に満ちた……ペニスで + いっぱいなのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こんなのは……初めてなのじゃ…… + ああ……命の力で……もう身体が + 火照ってくるようなのじゃ……!」 +\endtext + +\text +猛り狂った男たちの、突き出される無数の +ペニスに囲まれても、モルテはひるむ +気配はない。 +\endtext + +\text +逆にオーラとなって放たれる性欲―― +生命の本能を感じ取って、早くも陶然と +している様子だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。いいから早くするのだ。 + 俺も――我慢できなくなってきた」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……まかせるのじゃ……まずは…… + ここでしてしんぜようぞ……」 +\endtext + +\text +モルテは突き出されたカイムのペニスを、 +釣鐘状の大きな胸でペタンと挟み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、うぉっっ……!? + や、やはり……上手いな! つっっ!」 +\endtext + +\text +単純なパイズリに過ぎないが、 +その力の入れ加減と胸肉の震わせ加減が +絶妙だった。 +\endtext + +\text +――のんびりした印象に似合わず、 +モルテのテクニックは超一級品だ。 +\endtext + +\text +長年、感度の恐ろしく鈍い死者を相手に +技を磨いてきただけあって、男を感じさせる +腕前は過剰といっていいほどだ。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「モ、モルテ様! わしらも…… + わしらもお願いしますっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん……まかせるのじゃ……ほれ……」 +\endtext + +\text +左右から突き出されてきたペニスを、 +その細い指でそっと包み込んでいくモルテ。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶ、ぶひぃぃぃ……!?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「う、うぉぉぉぉ……っっ!」 +\endtext + +\text +途端に、その兵士たちがあまりの快楽に +悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「おお……これは立派じゃのう…… + それにこの熱さ……死体どもとは違う + のじゃ……ふふ……」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「はっはっっ、はひぃぃぃ……!!」 +\endtext + +\text +頭を抱え、腰をくねらせる兵士たち。 +ゆったりした指の動きと、その反応の +ギャップが凄まじい。 +\endtext + +\text +残りの兵士たちが顔を見合わせ、 +ごくりと唾を飲み込む。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「も、モルテ様! 俺もいいですか? + く、口で……口でお願いしやすっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……ここへ持ってくるがよいぞ…… + おお、凄い匂いじゃ……頭がくらくら + するのじゃ……れろ……」 +\endtext + +\text +突き出されてきた兵士の生臭いペニスへと、 +気にもせずに舌を伸ばしていくモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぺろ……んちゅ……れろ、れろ…… + ねろぉぉ……!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふごぉぉぉぉぉ…………!?」 +\endtext + +\text +あまりの快楽に絶叫をあげるオーク兵。 +\endtext + +\text +モルテの舌の動きは容赦がない。 +男の最も感じる部分に絡みつき、 +舐めあげ、ねぶりあげ、吸い上げる。 +\endtext + +\text +周囲の兵たちがざわめく――おっとりした +印象のモルテが、ここまでのテクニックの +持ち主とは誰も思っていなかったのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は経験しているがな……くっっ、 + そ、それにしても、慣れているな、 + 多人数を相手にするのに」 +\endtext + +\text +自身も感じにくい体質であるモルテは、 +墓場でアンデッドどもを相手にするのも +複数相手が基本だったという。 +\endtext + +\text +――これだけのペニスに囲まれていても、 +どれもおろそかにはせず、全員に等しく +快楽を与えてくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「おお……素晴らしいのじゃ……! + 精を出させずとも……命が…… + 波となって伝わってくるかのようじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? なんだ、これは……!?」 +\endtext + +\text +酒場に集った無数の兵士たち。その全員を +相手にすることは、当然かなわないの +だが―― +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶ、ぶひ……???」 +\endtext + +\text +モルテに口でされている兵士が、 +かすかに燐光を放っている己の手を見て +驚きの声をあげる。 +\endtext + +\text +見渡すと、まだ相手をしてもらっていない +周囲の兵士たちまでが、口からだらしなく +涎を垂らし、快楽に喘いでいる。 +\endtext + +\text +一方でカイム自身、あきらかに自分のもの +だけではない力が、臍の下あたりから +湧き上がってきているのを感じていて―― +\endtext + +\text("カイム") +「むぅ……そうか、そういうことか」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぺろ、れろぉ……そうじゃ……これならば + 全員が……愉しむことができようぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ネクロマンサーの技の変形か。 + なるほどな!」 +\endtext + +\text +モルテは――ネクロマンサーは、 +人の生命のエネルギーを扱う +スペシャリストだ。 +\endtext + +\text +この場に集った者たちの命の力を吸い集め、 +カイムと、モルテを犯している兵たちに +それを供給しているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……これならば、今の俺はアンデッド + 以上だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「やるぞ! さあ、皆の元気を俺にくれ! + うぉぉ……ッッ!」 +\endtext + +\text +湧き上がる力に後押しされ、力強く腰を +振ってモルテの胸を責め立てていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふぁ……あぁんっ……すごいのじゃ…… + カイム……命の力に満ちておるのじゃ…… + あ、あ……」 +\endtext + +\text +単純な性の刺激を超えたエネルギーの奔流に、 +たまらない快楽の声を漏らすモルテ。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶひ、ぶひ、ぶひぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text +ただでさえ力強いオーク兵たちがさらに +強化され、眼を血走らせてモルテの肉体へと +襲い掛かる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ぐっっ……!? れ、れろぉ…… + ぬぷうう! ぐっ、ぐちゅう……」 +\endtext + +\text +頭を引きつけられ、強引に唇を犯される +モルテ。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶっひ! ぶふぅ、ぶふぅぅ……!」 +\endtext + +\text +手でされている兵士が、飽き足らずに +上から自分の手で包み込み、強引にペニスを +しごきにかかる。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふごぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +さらに我慢の限界を超えた無数のペニスが +突き出され、モルテの身体の空いた部分に +擦りつけ、しごきあげられる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぐっ、んっっ、んちゅうう! うぷぅ! + れ、れろぉ……ん、あ、あぁっっ! + はっっ、はぅぅ……っ!」 +\endtext + +\text +針のムシロのような、無数のペニスに +よる凄まじい責め。並みの女ならば圧倒され、 +泣き喚いているところだが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、ああ……よいのじゃ……! + 少し……感じてきたのじゃ……! + んっ、ねろ……ねろぉぉ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「こ、これならば……一度目から…… + 良い感じになれそうなのじゃ…… + ふぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +もとが鈍いモルテだけに、皆の元気を +集めて強化された兵たちの強烈な責めも、 +むしろ丁度いいくらいなのだろう。 +\endtext + +\text +冷たかった身体が温まり、ペニスを +挟んでいる乳房もいい感じに柔らかく +なってきたのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……これならばそろそろイケるか。 + 皆は……どうだ?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷひぃ、ぷひぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text +強化されているとはいっても元は下級の +兵士たちだ。エロ魔人たるカイムとは +もともとの耐久力が比べ物にならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし! もう少し粘るのだ。 + 皆で揃ってイクぞ……!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶひひひっ! ぶっっ、ひぃぃぃ――!」 +\endtext + +\text +必死に射精をこらえ、モルテへの反撃を +試みようとする兵士たち。 +\endtext + +\text("モルテ") +「おお……でるのか……? でるのじゃな? + 命の……もとが……?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ならば……手伝って、しんぜようぞ……!」 +\endtext + +\text +モルテが妖艶に微笑み、その手技を、 +口技を、胸への揺さぶりを、一斉に強化する。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うぉっっ!? こら、余計なことを + せんでも、既に充分……おっっ、 + お、お、お……!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷひぃぃぃぃぃ………っ!」 +\endtext + +\text +モルテの二千年の技で搾り上げられ、 +情けない悲鳴をあげる兵士たち。 +\endtext + +\text +カイムもまた例外ではなく、胸に加えられる +二重、三重の巧みなバイブレーションに、 +快感で背が反り返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「て、手も触れずにこれだと!? + くっ、お、お、おぉぉぉぉ……ッ!」 +\endtext + +\text +たまらずに最初の精を放ってしまうカイム。 +周囲の兵士たちも、それぞれ限界を迎えて +モルテに精を叩きつけていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっ、あっ、あぁぁあぁぁ……っっ! + い、命が、降り注いでいるようなのじゃ! + あ、熱くて、生々しくて……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっうっっ、あ……ふぁぁ、 + あっあぁあぁぁ…………ッッ!!」 +\endtext + +\text +自らは絶頂を迎えつつも、兵たちへの責めを +緩めることはしない。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷぎぃぃいぃぃ……っっ!」 +\endtext + +\text +残りの精を全て出せとばかりに強引に搾り +取られ、モルテの髪に、肩に、顔面に、 +精を注いでゆく兵士たち。 +\endtext + +\text("モルテ") +「はぁぁ……す、すごいのじゃ…… + このまま……生き返ってしまいそう + なのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……はぁ、はぁ……少しは手加減を + せんか、モルテ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「大丈夫じゃ……今日は、生きておる者の + 代わりはいくらでもおるのじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……そうであろう、皆の者?」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶ、ぶひ! ぶひ!」 +\endtext + +\text +俺が俺が……とばかりに、搾りつくされた +第一陣に代わり、まだフレッシュな面々が +モルテを取り囲む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっとまて、兵士どもはそれでいいと + して、俺はそんなにもたんぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それも……平気じゃ……それ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おお!?」 +\endtext + +\text +再び、例の命の波動が自分を目掛けて +集まってくるのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「な、なに……っ!」 +\endtext + +\text +吐き出すだけ精を吐き出して、ぐったりして +いたペニスに再びビキビキと不自然なまでの +力が通う。 +\endtext + +\text("モルテ") +「蘇ったであろう……? + 何度でも……それで蘇るのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。なにかゾンビみたいで + アレだが。とりあえず…… + いくか!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぶひひぃぃ……んっっ!」 +\endtext + +\text +新たな兵士たちと力を合わせ、 +再びモルテを責め始めるカイム。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ! もがっっ……!? + べ、べちょ、れろ……」 +\endtext + +\text +再び両手にペニスを握らされ、口に強引に +ねじこまれ、体中に亀頭をなすりつけられて、 +もみくちゃにされていくモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ……すごいのじゃ…… + だいぶ……よくなってきたのじゃ…… + れ、れろぉ……ん、むぐう、はぐう……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっっ! 本当に……完全に蘇って + いるな。さすがはネクロマンサーの技だ」 +\endtext + +\text +再びモルテのパイズリを味わいながら、 +一発出した疲れが全くないことに驚くカイム。 +\endtext + +\text +酒場には兵士たちの熱気が満ちている。 +直接プレイに参加する勇気のない者たちも、 +欲望だけは熱く燃え滾らせている。 +\endtext + +\text +その欲望――生のエネルギーを集め、 +カイムへと注いでいるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり……今日は俺だけは交代なしで、 + 最後までヤリ続けることができると + いうわけだな?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そうじゃ……カイムがいなければ…… + つまらぬのじゃ……心細いのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺としては見ているのも結構好き + なのだが……まあよかろう」 +\endtext + +\text +ふん、と腰に力を加えていくカイム。 +ペニスを胸で挟みこみ、連続で素早く +上下させていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あ、あぁん……っ! + ち、力強いのじゃ……はぁんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくの計らいだ。 + せいぜい愉しませてもらうとしよう! + ……そら!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ふんがぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +大将であるカイムの気合を受けて、 +兵たちもまた興奮の度合いを一段上げる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっあんっ! はんっっ! + ひはぁぁ……んっんっっ、 + ぐちゅっ、ぬぱぁぁ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぷはぁぁぁ! す、すごいのじゃ! + 命の匂いで……むせかえるようなのじゃ!」 +\endtext + +\text +カイムには生臭い男の精の匂いと、 +鼻にチリつくような汗とアドレナリンの +匂い――セックスの匂いとしか感じないが。 +\endtext + +\text +知らないうちに、自分たちは子孫を残そうと +いう命の使命に燃え、その匂いを放散して +いるのだろう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「た、たまらぬ……ああ! + もう、もう……我慢がならぬのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、モルテ! お、おっっ! + ふぉぉぉぉ……!?」 +\endtext + +\text +またしてもモルテの自制が外れ、 +カイムを含め周りの男たちの精を +全力で吸い尽くしにかかる。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷっっぎぃぃぃぃぃ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ば、馬鹿者! こ、これでは、 + どんな男とて持つはずが…… + な、なにっっ!?」 +\endtext + +\text +あっというまにイキそうになる男たち。 +が、モルテはその直前で、ふわりと +周囲から命のエネルギーを吸い取っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「い、イク前に、吸い取られた……だと?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「さあ、続けるのじゃ……続くであろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それは、続くが……くっっ!」 +\endtext + +\text +――モルテはもはや、その持てる力を +隠そうともしていない。 +\endtext + +\text +イキそうになった男たちの精をその前に +吸い取ってしまい、さらなる奉仕を +要求してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「とんでもないな……この好き者め!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「はっ、あんっ……あんっっ……! + カイムに……それをいわれるとは…… + 思わなかったのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……まあ、それは違いない!」 +\endtext + +\text +性に関しては素朴ともいえたモルテを、 +ここまで仕込んだのはカイムなのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(にしても、もともと素質はあったの + だろうがな――!) +\endtext + +\text +アンデッドのみを相手に憂さを晴らしてきた、 +二千年の欲求不満。それを吹き飛ばして +やるべく、カイムは腰を激しく振っていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっ、はんっっ! は、はんっ! + はう、あう、ああぅ……っ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ!? ぐちゅ、ぬぷぅ…… + れろ、んちょお……ん、んぷっっ! + ぐっぷぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「くっひぃぃっっっ! はあっっ! + あっっ、あっはぁあぁぁ…………ンッッ!」 +\endtext + +\text +命を吸われつつも死力を尽くし、 +モルテを責め続けていたオーク兵たち。 +\endtext + +\text +それが一斉に、耐えられる限界を超え、 +溜まりにたまっていた精を解き放っていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひひゃああっっ! 熱いのが、命の雫が、 + 降り注いでくるのじゃ……く、口にも? + ぐぷっっ……!」 +\endtext + +\text +モルテを取り囲むペニスというペニスが +精を放ち、全身をドロドロに汚していく。 +\endtext + +\text +手指を、耳の下のくぼみを、背の凹みを、 +わきの下や臍まで、穴として使えそうな +あらゆる部位を犯され、汚されていくモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、俺もだ――!」 +\endtext + +\text +とどめとばかりに、胸を犯しているカイムが +精液を噴き上げ、モルテの顔面へと精を叩き +つけていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ぷっっ、ぷふぅぅっ! + こ、濃いのじゃ! いちばん、 + カイムのが、命の匂いが……!」 +\endtext + +\text +さらに連続の射精。 +\endtext + +\text("モルテ") +「こっ、こほっっ! うぷうぅっ! + はっあっあ、あぁあぁぁ……うんっっ!」 +\endtext + +\text +最後に一声、艶のある声でアクメの +叫びをあげ――ついにモルテは果てていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひはぁ……ふはぁ……はぁ……ぁぁ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「す、すごいのじゃ……全身が、注がれた + 命の力で沸き立つようなのじゃ……」 +\endtext + +\text +全身を浸す男の精。並みの女ならば、 +その凄まじい陵辱感に泣き叫ぶか、逆に頭の +ネジを飛ばしてしまう所だろうが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「これは……良いものなのじゃ…… + うむ……健康にも良い気がするぞ……?」 +\endtext + +\text +半分死んでいるモルテに、健康もなにも +あったものではない気もするが―― +\endtext + +\text +ともかくモルテはリラックスして、 +この集団プレイを愉しんでいるようだ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「さあ、続き、続きじゃ……! + む、どうしたのじゃ……カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや、俺はもう充分出したから、 + 後は見物でもいいのだが……はうっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「だめなのじゃ……カイムがいなくては、 + 心細いのじゃ……!」 +\endtext + +\text +だだっこのようにすねてみせ、 +そしてカイムに、再び生のエネルギーを +注ぎ込んでいくモルテ。 +\endtext + +\text +――そろそろ使いすぎで痛くなってきた +ペニスとキ●タマに、嘘のように血流が通い、 +ビーンと勃起する。 +\endtext + +\text("モルテ") +「おお、生き返ったのじゃ…… + それでは、続きといくのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……俺はお前のオモチャの死体では + ないのだぞ」 +\endtext + +\text +――その二千年の間、モルテの精の玩具と +して弄ばれていた死体たちに、妙な共感と +哀れみを覚えるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「が、まあ、勃ったからにはやってやるぞ + こんちくしょう!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「その意気じゃ……あ、ああんっ!」 +\endtext + +\text +周囲の兵たちも新しいものに入れ替わり、 +三度、モルテへの陵辱が再開される。 +\endtext + +\text("モルテ") +「きゃっっ、はひぃぃぃ……んっ! + 入って、入ってくるのじゃ! + 太いのが、何本も……ぷふっっ!?」 +\endtext + +\text +うつぶせになり、尻を突き出す格好を +させられるモルテ。 +\endtext + +\text +その尻をオークのごつい手で掴まれ、 +ずぶりと貫かれる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、ん、んんっ……こ、これも + すごいのじゃ……れろ、れろぉ…… + む、むうっ! 強引なのじゃ……む!」 +\endtext + +\text +長い間順番を待っていたのだろう。 +気がせいているオーク兵に唇を押しつぶされ、 +強引に口を犯される。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい姿だぞ、モルテ! + ここも……くっっ、潤っているな。 + おお……!」 +\endtext + +\text +カイムは下になり、当然のように前の穴を +頂いている。……それ以外の者に譲ることは +モルテの側が許さない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ!? まだ……まだおるのか? + そ、そんなにペニスばかり……あとは + 手くらいしかないのじゃ……あ、あっ!」 +\endtext + +\text +強引に手を取られ、ペニスを握らされ、 +しごかされる。それでもまだいきり立った +無数のペニスが残され、向けられてくる―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ぺ、ペニス……ペニスなのじゃ…… + オチ●チンで、周りがいっぱいなのじゃ! + ふぁ……みんな生きておるのじゃ……!」 +\endtext + +\text +男の生殖のための器官が、むさくるしいほど +に放散する生のエネルギーに、殆ど陶然と +なっているモルテ。 +\endtext + +\text +――それでも多人数の相手に慣れている +モルテは、それぞれのペニスへの責めを +忘れることはしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うお! これは……くっ。 + すごいな! 締め付けて、蠢いてくる…… + お、お、お!」 +\endtext + +\text +鈍いアンデッドを相手に鍛えた締め付けと +腰の振りのコンビネーションに、 +思わず間抜けな声をあげるカイム。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷ、ぷぎ、ぷぎ、ぷぎぃぃぃ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐっ、うぉぉぉぉ……!?」 +\endtext + +\text +同時にモルテを犯している兵士たちも、 +かつて体験したことのない快楽に驚きの +声をあげている。 +\endtext + +\text +――多人数を相手にする技に限れば、 +カイムの知る限り最高の達人であるのは +間違いない。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、う……! 素晴らしいぞ、 + モルテ! こ、これほどの技は、 + 見たことがない……く、うううう!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それはもう聞き飽きたのじゃ……! + もっと、もっと強くして欲しいのじゃ!」 +\endtext + +\text +アンデッドの遠慮会釈のない責めに慣れた +モルテには、オークどもの陵辱すら +生やさしく思えるのだろう。 +\endtext + +\text +尻を扇情的に振り、もっともっとと +男たちを催促する。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……ならば、こっちも + 負けてられん。ゆくぞ、野郎ども!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷっぎぃぃぃぃ………!」 +\endtext + +\text +もとより、モルテのおねだりの可愛さに +兵たちの興奮は最高潮に達している。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あっっ、はっっ、あ、あんっっ! + そ、そうじゃ! これなのじゃ! + もっと……もっと激しくするのじゃ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷぎゃああ、おおおお……!!」 +\endtext + +\text +筋肉の塊のようなオークどもに、 +力づくで犯され、もみくちゃに +されていくモルテ。 +\endtext + +\text +見た目には壮絶なほどの光景だが―― +半死体のモルテの鈍さには、 +このくらいで丁度いいのだろうか。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっっ、あんん! はああん! + オチ●チン、オチ●チン、すごいのじゃ! + ああ……気持ちよくなってきたのじゃ!」 +\endtext + +\text +激しく、みだらに、可憐に乱れていく +モルテ。その声と姿とが、兵たちをさらなる +興奮へと駆り立てていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「もう、もう我慢ならんのじゃ……! + こっちも……動くのじゃ……!」 +\endtext + +\text +この嵐のような輪姦の中で、逆に反撃に +転じることができるのはモルテくらいの +ものだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、う、おお……これは! + これは! すごい! ぞぉぉぉ!!」 +\endtext + +\text +自ら動き始めたモルテの性技に、 +場の快楽が一瞬にして圧縮されていく +のがわかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっっ、おおお! くぉぉぉ…… + はぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひああああ! くるのじゃ…… + 出すのじゃ! すべて差し出すのじゃ、 + 命の力を……!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷっっ、ぎぃぃぃぃぃ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおおおおおおお!」 +\endtext + +\text +その場の全員の興奮と快楽が頂点に +達し、そして弾けていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ひあ! いあ! ひっひゃ…… + はぁあぁぁぁ………ンッッ!!」 +\endtext + +\text +酒場の空気が一瞬、白く煙るほどの +爆発的な射精。 +\endtext + +\text("モルテ") +「いひぁぁぁぁ……んっっ! + 精じゃ、精じゃ! これぞ…… + 命なのじゃぁぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +蕩けるような表情で快楽に悶える +モルテの姿と表情が、男たちにさらなる +射精をうながす。 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぐぅおおおおぉおうっっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふんぬ、うぅぅぅ……ッッ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「あひぁあぁぁ……! + あ、熱いのじゃ……素晴らしいのじゃ…… + ほんに……ほんに……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +滝のように全身に精を浴びつつ、 +心からの満足に浸るモルテ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ひぃ……ぜぇ……はぁ…… + ふうっっ!」 +\endtext + +\text +場の勢いに流され、限界を超えて +精を出し尽くしてしまったカイム。 +\endtext + +\text +当然、チ●コはもうピクリとも起たなく +なっていたが―― +\endtext + +\text("モルテ") +「あぁぁ……いいのじゃ……ますます + よくなってきたのじゃ……」 +\endtext + +\text +スロースターターであるモルテの方は、 +まだまだこれからが本番とでも +いいたげな風情だ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「さあカイム、続きをするのじゃ! + はやく、はやくするのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや、だから俺はもう…… + ふ、おおおっっ!」 +\endtext + +\text +またしても――モルテが場の精気を集め、 +体に注ぎ込んでくるのを感じる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「いやなのじゃ! カイムがいなければ、 + 嬉しくないのじゃ! つまらないのじゃ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そういってくれるのは嬉しいが…… + ぬおっっ!?」 +\endtext + +\text +幼女のようなモルテのひたむきさ、我侭さ、 +純粋さ……愛しい、と僅かに思った瞬間、 +見事に再びペニスが勃起していた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「おお! きたきた……大きくなって + きおったぞ……!」 +\endtext + +\text +確かに起ちはしたものの――モルテに元気を +注がれてはいるものの、精自体は己の体内で +作られたものだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(こ、これ、終わったら死ぬんじゃないのか、 + もしかして俺は……) +\endtext + +\text +とはいえ、勃起し、元気を注がれ、 +モルテを愛しくも感じているとなれば―― +ヤルことは一つしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……知ったことか! ヤってやる、 + ヤってやるぞぉぉ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「かっこいいのじゃ、カイム!」 +\endtext + +\text +兵たちのほうはくたばった連中が後送され、 +フレッシュな面々に入れ替わっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようし、いくぞ野郎ども。 + 最後の決戦だ!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷっっ、ぎぃぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「んっ、んっっ……! + はっ、あっっ、はああうんっっ!」 +\endtext + +\text +口と尻とにあらたなペニスが挿入され、 +怖いもの知らずの勢いでモルテを +犯し始める。 +\endtext + +\text("モルテ") +「あ、あん……元気なのじゃ…… + 可愛いのじゃ……む、ぐ、うっっ! + ん、ん、んんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふおっっ……! こっちも、凄いな、 + 溶岩のようで……モルテとは思えん!」 +\endtext + +\text +熱く、ドロドロに潤った膣の中は、 +完全な生身の女よりむしろ生々しい。 +\endtext + +\text("カイム") +「殆ど完全に生き返ってるんじゃないのか? + う、うっっ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「かも知れぬ……! これをしている間は、 + 温かいのじゃ……体だけではない、 + 心もなのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど……クセになるわけだな!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ! もが……ぐっ、ぐちゅう! + じゅぶ、じゅぷ……ねろぉぉぉ…… + あ、あ、はぁんっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「オチ●チン……最高なのじゃ! + もう……もう……たまらんのじゃ……!」 +\endtext + +\text +たまらないのはカイムと男たちの方も +同じだった。――いや、それ以上だ。 +\endtext + +\text +この集団での激しい責めにも +平気で耐えるどころか、さらに可愛く悶え、 +求めてくる女。 +\endtext + +\text +性欲で脳が痺れ、生命のすべてが精液と +なって尻のあたりに集中していくかの +ようだ。 +\endtext + +\text +犯したい、犯したい、犯したい―― +ただそれだけで男たちの意思が統一され、 +ひたすらに、モルテの身体を求めていく。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ん、んっっ! ぐちゅぷっっ! + はぐっ……れろ、れろ……んっっ!  + は、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「も、もっとじゃ……! もっと、 + もっと、もっと、もっとぉぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、おぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +限界などとっくに超えて、頑健なオークども +と一体になって、無心でモルテを犯していく +カイム。 +\endtext + +\text +光の奔流のような純粋な快感が、 +恍惚と共に脳を浸してゆく―― +\endtext + +\text("モルテ") +「ふっっ、あっっ、あっあっあっっ、 + はっあっっ、あっあっあっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっううう! おっおっおっおっ、 + おっっ……!」 +\endtext + +\text("オーク兵") +「ぷっっ、ぎぃぃぃぃ――――っっ!」 +\endtext + +\text +ホワイトアウト――再び、全員の快感が +同時に飽和し、そして弾け飛んでいた。 +\endtext + +\text +射精―― +\endtext + +\text +射精、射精、射精。 +\endtext + +\text +天からの恵みを受けているかのように、 +その中で恍惚と悦びに浸るモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「精じゃ……精なのじゃ! + これは……命なのじゃ……!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふわっ、あっっ、はっっ…… + あ、あ、あぁぁぁぁ――――ッッ!」 +\endtext + +\text +ただ、その注がれる精による悦びだけで、 +モルテは絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふわぁっ、はぁぁっ、はぁぁ…… + はぁ……ぁぁ……」 +\endtext + +\text +頬を染め、呼吸を速くして、 +子供のように溌剌と喘いでいるモルテ。 +\endtext + +\text +――もはや、元の青白い半死人の面影は +どこにもない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「素晴らしかったのじゃ……! + だが……まだまだなのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、さすがにこれ以上は…… + と、うおおおっっ!?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「何度いったらわかるのじゃ! + カイムと……私は、カイムとしたい + のじゃ!」 +\endtext + +\text +注がれてくる新たな力。いい加減慣れては +きたものの、不自然さと気味の悪さは +どうしてもぬぐい切れない。 +\endtext + +\text("カイム") +(お、終わりなどあるのか、これは……) +\endtext + +\text +そう思い酒場の中を見渡すと、 +集った兵たちのうち半数は既に斃れ、 +気持ち良さそうに屍をさらしている。 +\endtext + +\text +――直接精を抜き取られた以外にも、 +ネクロマンサーの力でカイムに精を移された +ものも多いのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……仕方ない。求められているとあらば、 + 最後の一兵まで戦い抜いてやるか!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それでこそカイムなのじゃ……! + あ、あ、あ……っ……!」 +\endtext + +\text +いつ果てることなく、酒場には嬌声と呻き +声とが響き続けたのだった―― +\endtext + +\text +戦い終わって夜はふけて。 +\endtext + +\text +死屍累々と横たわる、しかし幸せそうな +顔をした兵士たちを尻目に、カイムは +モルテと杯を交わしていた。 +\endtext + +\text +穢れを拭い去ったモルテは、 +もとの鈍くスローモーな半死人に +戻ってしまっている。 +\endtext + +\text +――しかしその表情は心の底からの満足に +満たされ、見ていると男として、 +嬉しくも誇らしくもなってくる。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……なんだか……夢のようなのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう。なにがだ?」 +\endtext + +\text +酒に口をつけつつ、カイムは答える。 +あれほど励んだ後だというのに、 +不思議と身体に疲れは残っていない。 +\endtext + +\text +――単純な興奮剤の類とは違って、 +命のエネルギーそのものを注ぐというのは +こういうことなのかも知れない。 +\endtext + +\text("モルテ") +「今の……この日々じゃ……カイムが + おって、皆がおって……賑やかで…… + 楽しくて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、二千年も暗い墓穴の中で死者だけを + 相手にしていれば、そうかも知れんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「実際、よく耐えられたものだ。 + ……俺なら気が狂ってしまうかも知れん」 +\endtext + +\text +カイムもかつては似たような生活を +していたわけだが、それでも愉しむべき +趣味があり、下宿には美しい女主人もいた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「愉しいというのが……どういうものか…… + 知らなかったからじゃ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……こんなものであろうと思って + おったから……だから耐えてこられた + のじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテ……」 +\endtext + +\text +カイムは、モルテの空になっていた杯に +酒を注いでやる。 +\endtext + +\text +――酒に関してもモルテは強い。 +そして当然、醒めにくい体質だ。 +\endtext + +\text +自らにも注ぎ、それを飲み干してから、 +カイムはあらためてモルテに訊ねていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いつか訊かねばならぬと思っていたが、 + 今訊こう」 +\endtext + +\text("カイム") +「――俺は、お前の術に適合か?」 +\endtext + +\text +モルテは、カイムの顔をじっと見て、 +それから哀しげに首を横に振っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり、もう調べていたか。 + ――そうか」 +\endtext + +\text +深く息をつくカイム。 +\endtext + +\text +人をそのままの姿で不老不死となす、 +モルテの術のことだ。 +\endtext + +\text +骸骨となり、狂気にとらわれるリッチ化と +違い、ほぼ完璧といっていい術であるが、 +適合する者は僅かにしかいない。 +\endtext + +\text +――大半の者は、術の下準備として +魂の構造を調べているうち、それだけで +寿命が尽きてしまうのだという。 +\endtext + +\text("カイム") +「……たとえ世界を手に入れたとしても、 + 永久に生きることはかなわんか」 +\endtext + +\text +うなずくモルテ。 +ある意味、それは死の宣告でも +あるのだが―― +\endtext + +\text +それでいいのかも知れない、 +とカイムは思う。 +\endtext + +\text +共に戦い、夢を追っている仲間たち。 +その顔を順に思い出していく。 +\endtext + +\text +部下であり恋人であり友である―― +あの連中が残らず死に絶えてしまったあとで。 +\endtext + +\text +たとえ一人、永久に生きることができたと +して――それが何になろうか。 +\endtext + +\text +第一、命に限りがないのなら、 +その中で夢を追おうなどと、 +人は思うものだろうか――? +\endtext + +\text +と、そこまで考えて、カイムは目の前で +静かに佇んでいるモルテのことに +気がついていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。しかし、お前は残ることになるの + だな。我らが去ってしまった後にも――」 +\endtext + +\text +永久の時を流れていくモルテにとって、 +魔王軍の一員として過ごすこの時代も、 +ほんのひとときの夢に過ぎない。 +\endtext + +\text +その夢が終わったなら、再びあの暗い +墓穴に戻っていくのか―― +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + ではモルテ、貴様に約束しよう」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……やくそく……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。周りの連中にもいっておく。 + 俺が死んだら、俺の骸はお前にくれて + やることにする」 +\endtext + +\text("カイム") +「――そう悲しげな顔をするな、先の話だ。 + この角を見るたび、俺のことを + 思い出すがいい」 +\endtext + +\text +ほとんど泣きそうな顔をしているモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……いや……じゃ……」 +\endtext + +\text +そういってゆっくりと、しかし何度も首を +横に振る。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……カイムが……死んだら…… + 私も死ぬのじゃ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「――モルテ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「もう……一人は……いやなのじゃ…… + あんなのは……生きておるとは…… + いわぬのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテ……」 +\endtext + +\text +――いかなる理由であれ、自ら命を絶つ +行為を正当化できるとは思われない。 +\endtext + +\text +が、現実に永久の時の中に、 +一人取り残されるモルテにかけてやれる +言葉などあるのか。 +\endtext + +\text("カイム") +(案外……こういう時は理屈より、 + 自分勝手な我侭のほうが強いのかも知れん) +\endtext + +\text +そう思い、カイムはモルテに声をかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテよ。ならば、俺の頼みをきけ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「カイムの……頼み……? + なんじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。……よくいうだろう。 + 覚えている者が一人でもいる限り、 + 人は本当には死なんのだと」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリなどもそうだろう。連中は死ぬ為に + 戦っているのではない……生きる為に + 戦っているのだ。人の記憶の中にな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがいくら名を揚げ、人の記憶に + 刻まれても、それが永遠ということはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「人は死に、代を重ねていくものだからな。 + いつかは忘れ去られる」 +\endtext + +\text("カイム") +「――というわけで俺の我侭だ。 + 俺は、永久に俺のことを覚えている + 人間が欲しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「その役をモルテよ、お前に頼みたいのだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「…………………」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……なんだか……うまくいいくるめ + られているような気がするのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっっ! + ま、まあそうともいえるが……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「じゃが……よかろう……」 +\endtext + +\text +かすかに微笑んでみせるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……このモルテが……そのわがままを…… + 聞いてしんぜようぞ……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……幸い……生きておった頃より…… + いかなる想いも心に永く続くようじゃ……」 +\endtext + +\text +そういって、胸のあたりにそっと +手をあてるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「生きてゆく……千年でも、万年でも…… + カイムのことを忘れぬために……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……今のこの日々の想い出を…… + 皆との愉しき遊びを……そなたへの + 愛しき想いを……決して忘れぬ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……うむ。頼んだぞ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「頼まれたぞ……それはそれとして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? なんだ?」 +\endtext + +\text +ゆっくりと手を伸ばしてきて、 +カイムの頭の角を撫でるモルテ。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死んだらこの身体をくれると + いう約束のほうは…… + まだありなのであろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう。……あくまで死んだ後でな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「これも約束じゃ……美しき骸として…… + 蘇らせてやろうぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは微妙な気分だが……まあ、 + 先の話だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「生きている今をせいぜい愉しむとしよう。 + ……どうだ、モルテよ? 俺はもう + 充分に回復しているぞ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「私もじゃ……! まだまだ…… + 何度でも……大丈夫なのじゃ……!」 +\endtext + +\text +抱き合い、口付けをして、床に倒れこむ二人。 +\endtext + +\text +夜のふけるのも知らず、 +命の交歓を愉しみ続けるのだった―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..2f5a594 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/モルテ_99.txt @@ -0,0 +1,43 @@ +\setgamedatatitle("モルテ_99") + +\text("モルテ") +「……カイム。 + 今宵は抱かれにきたぞ……」 +\endtext + +\text +モルテはそう言いながら、 +するりとカイムの部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、モルテか。 + ふふ、俺の肉棒が恋しくなったのだな?」 +\endtext + +\text +カイムは突然のモルテの訪問に驚いたが、 +すぐにいやらしい笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は一向に構わんぞ。 + さあ、こっちにこい」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +ベッドの上で手招きする。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……うむ、わかった……」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   モルテの攻撃力が1%上昇しました。  (最大20%)") + +\dlg("モルテの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_01.txt new file mode 100644 index 0000000..ad57f33 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_01.txt @@ -0,0 +1,2384 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_01") + +\text +宴を途中で抜けてきたカイムは、 +まっすぐに寝室に戻ってきた。 +\endtext + +\text +迷宮で飲む前もレベッカとともに +『十三の月の牡羊亭』の常連と飲み……。 +\endtext + +\text +魔物たちの声を聞いているときも +なんだかんだで注いでもらっており、 +もはや限界だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、寝るまえに新しく仕入れた + 幻像石のチェックでもするか……ぬふふ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……いらっしゃいますか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅぅー……ひっく」 +\endtext + +\text("カイム") +「……酔っ払いがなんのようだ?」 +\endtext + +\text +ふらふらと、おぼつかない足取りの +リズベルが部屋に入ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(もはや、悪い予感しかしない……) +\endtext + +\text("リズベル") +「酔っ払いじゃ、ないです…… + 私にはリズベルって名前があります……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今夜は、折り入ってお話が…… + あってきました」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく。そんなもの明日にしろ。 + 部屋に送ってやる。いくぞ」 +\endtext + +\text +なんだかんだ言って、酔いが回っているのは +カイムも同じだった。 +\endtext + +\text +ハドス再興の余韻もあって、 +今日はリズベルを無下にはしない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめです……今じゃないと…… + あと、4日しか……あうっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「っと……満足に歩けないくせに、 + 文句を言うな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん……だめ、ですぅぅ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「非力だな。そんな力で抵抗しても + 意味ないぞ。ほら」 +\endtext + +\text("リズベル") +「イヤです……カイムさまが、ルザリオの + 侵略をやめるって言うまで放しません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その話か……。 + お前には悪いが、引く気はない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスが変わるだけでは、意味がない。 + 変えるのなら、全てだ。分かるな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりません……大体、負けたら + どうするんですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「負けたら、全部水の泡じゃないですか! + みんなもっと酷い目に遭うかもしれない + んですよ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「落ち着け。まだ戦ってもいないぞ。 + というか、俺が負けるわけない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなの言い切れないじゃないですか……。 + ハドスが……あなたの国は復活したんです。 + なら、それでいいじゃないですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そういうわけにはいかん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにがそういうわけにはいかないんですか。 + どうせ……女性とエッチがしたいだけの + くせに」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったわかった。その続きは明日だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私じゃ、駄目なんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだって?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私じゃ、駄目なんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なにがいいたい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私の、初めてを……カイム様に + 捧げます……」 +\endtext + +\text +抱きつき、起伏の少ない身体を押し付けて、 +リズベルはカイムを押し留める。 +\endtext + +\text("カイム") +(これは……なかなか) +\endtext + +\text +起伏こそ少ないが、女性らしい柔らかさと、 +特有の甘い匂いは本物だ。 +\endtext + +\text +カイムを引き止めるには十分で。 +下半身をたぎらせるには十二分だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですから、侵略なんてやめてください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル……」 +\endtext + +\text +こんなことをされては、 +なにもしないわけにはいかない。 +\endtext + +\text +だが、それはカイム自身の野望を +捨てなければならないということで―― +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +(……まあ、約束しなければいいか) +\endtext + +\text +無論、捨てるなどありえない。 +\endtext + +\text +ようは約束しなければいい話だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう、望みどおりに + 抱いてやる……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを押し倒すや否や、 +唇を奪った。 +\endtext + +\text +リズベルが手足をジタバタと動かすも、 +カイムにギュッと抱きしめられていては、 +どうすることもできない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、あっ……私の、キス……」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの口の中へと舌を入れ、 +舌同士を絡ませる。 +\endtext + +\text +口内を貪られるたびに、リズベルの身体から +次第に力が抜けていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではさっそく、 + おまえの身体を頂くとしようか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って唇を離すと、 +リズベルの衣服をはだけさせていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、自分で脱ぎますから……」 +\endtext + +\text +リズベルが慌ててそう言うが、 +カイムは取り合わない。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言う。 + 脱がせるのがいいのではないか」 +\endtext + +\text +そう言って、 +やけに慣れた手つきで服を脱がせていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……こうやって、たくさんの女性の服を + 脱がせてきたんですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「知りたいか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「別に……知りたくなんて、ないです……」 +\endtext + +\text +リズベルは顔を真っ赤にして、 +フイッとそっぽを向く。 +\endtext + +\text +いつもは毅然とした態度をしている +リズベルのそんな仕草のひとつひとつが、 +カイムは可愛くて仕方がない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、股を開け。 + 俺によく見えるようにな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……足を開くのは、 + 私にさせるんですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう? + そのほうが断然そそるからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「服との違いが、よくわかりません」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから股を開け。ガバッとだぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「女性にこんなこと、要求するなんて…… + 最低です」 +\endtext + +\text +リズベルはポツリとつぶやくも、 +カイムは無視する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、これで、いいですか……」 +\endtext + +\text +リズベルは言われたとおり、 +一気に股を開いた。 +\endtext + +\text +下着をまとわない股間を +男に晒す恥ずかしさに、 +リズベルはグッと下唇をかみしめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「良い訳がないだろう? もっとだ。 + 俺にお前の恥ずかしい部分をすべて見せろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コの奥の奥まで見えるくらい、 + 股を開け」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そういう事言わないで下さいっ!! + あぁ、もうっ……これでいいですよねっ! + もうこれ以上開きませんからっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは泣きそうになりながら、 +更にグイッと股を開く。 +\endtext + +\text +晒された小さな肉ビラの奥には、 +桃色の秘裂が顔をのぞかせている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはこれは、可愛らしいマ●コだな。 + 自分で触れたこともほとんど無いようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あたりまえですっ……。 + そんなところ触るはずないじゃないですか。 + おしっこが出るところなんて汚いだけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? その汚い部分を + 今から俺はいじくりまわすわけだが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「し、信じられないです……。 + 男の人って、そんなことして + 何が楽しいんですかね」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムと視線を合わせることなく、 +照れ隠しの為かいつもよりよくしゃべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが楽しいか、 + これからじっくりとおまえに教えてやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「べっ、別に……いいです。 + 知りたくないです。そんなことより……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はやく、済ませてください……。 + この格好、恥ずかしいんですからっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ないな。では、始めるとするか。 + だがその前に、おまえは俺を止めるために + 来たのだったな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうですっ! + 私が身体を許す代わりに、カイム様に……」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を遮り、カイムが笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ただ犯すのでは面白くないな。 + そうだ、おまえはこれから何をされても、 + 声を出すな、そして感じるな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは命令だぞ? + まぁ、自分で触れたこともないような + おまえでは到底無理だろうがな……ククッ」 +\endtext + +\text +カイムの含み笑いに、 +リズベルは眉をしかめた。 +\endtext + +\text +プライドの高いリズベルは、面と向かって +無理と言われると、それに逆らう傾向がある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなこと……ないです。 + そんなの簡単ですよ。 + 声を出さなければいいんでしょう?」 +\endtext + +\text +リズベルはゴクッと生唾を飲み込み、 +近づいてくるカイムの指を見つめている。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、触るぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いちいち言わなくていいですから、 + さっさと……」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉が終わるより先に、 +カイムの指が肉ビラをかき分けて +秘裂に触れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あっ……ぐっ……」 +\endtext + +\text +リズベルの身体が、ビクンッと跳ねた。 +\endtext + +\text +それでもカイムに命じられたとおり、 +声は最小限に抑えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おや? + 少しだけだが、もう濡れているな」 +\endtext + +\text +カイムは指先で膣穴を +クチュクチュとくすぐるように愛撫する。 +\endtext + +\text +すると膣穴からぬめり気のある汁が滲み出し、 +卑猥な音を立てる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、んんっ……んっ、んっ……。 + はふっ、あっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ちゃんと処女膜はあるようだな。 + これで貫通済みだったら、 + 大変なことになっていたぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「た、大変なことって……あんっ、 + なんですか……」 +\endtext + +\text +クチュチュッと指先でいじくられながら、 +リズベルは刺激を紛らわせるために訊ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえがビッチだったと皆に言いふらす。 + ま、おまえは処女だと確信していたがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ど、どうでもいいですよ、そんなこと……。 + どうせ、すぐに破られちゃうんですし」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、この俺が直々に、 + これからおまえの処女をもらってやる」 +\endtext + +\text +カイムは膣穴から指を抜くと、 +愛液が糸を引く指をリズベルの目の前で +舐めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがその前に、 + 色々と準備をしてやらんとな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +今度はクリトリスに触る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、声が出てるぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「す、すみませんっ……でもっ、あっ!!」 +\endtext + +\text +カイムは構わずクリトリスを指の腹で +こねていく。 +\endtext + +\text +ギュムッ、ニュルニュルッと、 +愛液のついた指先で肉芽をもてあそぶ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、ひっ……ひあっ、あっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは懸命に声を押し殺そうとするが、 +クリトリスを転がされる快感の前には +無意味だった。 +\endtext + +\text +次にカイムは肉ビラを割り開き、 +膣穴から尿道、そしてクリトリスといった +順に指でなぞり上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふぅっ、あっ、あひっ……。 + だめです、そこ……あ、あぐぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +桃色の秘部を他人の指でなぞられる刺激に、 +リズベルの腰は勝手に浮き始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「声が漏れているぞ? + まさか感じているのではないだろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「声を出すな、感じるな。 + おまえが簡単だと言ったんだぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んあ、はひぃっ……す、すみませんっ……。 + あふっ、が、我慢……しますぅっ!」 +\endtext + +\text +最初こそ抵抗していたリズベルだが、 +ねっとりと執拗なカイムの愛撫に、 +あからさまに声を漏らし始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、それでは続行するぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、ほくそ笑みながら +ニュルニュルと指先で割れ目をなぞる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、あふぅっ、ひっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +その後もジクジクと愛液はあふれ続け、 +秘裂全体に塗り伸ばされていく。 +\endtext + +\text +秘部を触られる刺激はそれによって +幾分薄らいだものの、今度は卑猥な粘液音が +リズベルの脳髄を蕩かせていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁぁああっ……はひっ、あぁっ! + そこばかりっ、あひぃっ、らめぇっ!!」 +\endtext + +\text +元々酒によって理性は半ば麻痺している +状態である。 +\endtext + +\text +そこに秘裂をいじくられる快感が混じり、 +リズベルにはすでに正常に判断を下せる +ような理性は残っていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ダメなのはおまえだ。 + つい先ほどおまえはその口で我慢すると + 言ったのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なのに、 + 全然我慢できていないではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すっ、すみませっ、んんっ……。 + んっ……すみまっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +必死に声を押し殺そうとするも、 +性器を弄られる快感に嬌声を上げてしまう。 +\endtext + +\text +そして腰をくねらせ、悶える。 +\endtext + +\text("カイム") +「また声が出ているぞ。 + 処女だというのに、淫乱な奴だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみませっ、あっ、ひぃっ……。 + あぐぅっ……ひぅっ、あひっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + もはや我慢する気などないのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「甘ったるい可愛い声がダダ漏れだぞ。 + この愛液のようにな」 +\endtext + +\text +カイムは指の動きを速め、 +わざとグチュグチュと音を立てる。 +\endtext + +\text +処女穴や尿道をくすぐられる快感に、 +リズベルの乳首はいつの間にか勃起している。 +\endtext + +\text("カイム") +「見ろ、乳首が勃っているぞ。 + おまえが感じている証拠だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぐぅっ、あ、あはぁっ……。 + ごめんなさっ……あっ、ひぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは歯を食いしばり、快感に耐える。 +\endtext + +\text +ベッドのシーツをぎゅっと握りしめ、 +必死に喘ぎ声を殺そうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「クリトリスも、こんなに勃起させおって。 + 弾いてくれと言わんばかりではないか」 +\endtext + +\text +カイムは秘裂をニュプニュプとなぞりながら、 +空いた手でクリトリスをつまむ。 +\endtext + +\text +そしてグリグリと捏ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、がっ……」 +\endtext + +\text +身体がビクンビクンッと激しく痙攣し、 +その震えはなおも大きくなっていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、あっ、あーーーーーーっ! + だめ、そんなに弄ったら、ダメですぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「出るっ、出ちゃいますっ!! + あぁ、だめっ、お願いやめてくださいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「下僕のくせに、俺に指図する気か? + これは、きついお仕置きをせねばならんな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +愛撫の手をさらに速めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「違うっ、違うんですぅぅううっ!! + あぁっ、もうだめですっ、 + 出るぅっ、出ちゃいますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、 + 許してくださいぃぃぃいいいっ!!!」 +\endtext + +\text +リズベルの絶叫が、室内に響き渡った。 +\endtext + +\text +その直後、カイムがクリトリスを指で弾くと、 +それがトドメとなってリズベルはアクメした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、ひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの腰がビクンッと浮いたかと思うと、 +尿道から勢いよくまっすぐに潮が飛んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごめっ、んっ、なさいぃっ!!! + あぁっ、あっ、あーーーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめですっ、今触らないでくださいぃっ! + おしっこ、止まらないですっ!! + やめてっ、許してぇっ!!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぁぁぁぁぁあああああっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはアクメしているリズベルに、 +執拗に追い打ちをかけ続けた。 +\endtext + +\text +プシッ、プシュウッとその度に潮が噴き出し、 +ベッドはもちろんのこと、 +カイムをも濡らしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「許してくださいぃっ、 + わざとじゃ、ないんですぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめぇっ、おしっこっ…… + もう、おしっこ止まってくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +セックスの経験など皆無なリズベルは、 +自分のことながら小水と潮との区別が +つかない。 +\endtext + +\text +主にむかって小水をかけていると思い込んで +しまったリズベルは、いつもの気丈な態度が +嘘のように謝り続けた。 +\endtext + +\text +そしてそれは、 +アクメの波が終わるまで続いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あくぅんっ……はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +ニュルッと指が引き抜かれると、 +リズベルは愛らしい声を上げ、 +身体を弛緩させた。 +\endtext + +\text +そんなリズベルを見ながら、 +カイムは口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「誰がイッていいと言った?」 +\endtext + +\text +身体に散った潮をそのままに、 +カイムは笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text +その笑みがリズベルにとっては +とてつもなく不敵なものに見え、 +思わず喉を鳴らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴクッ……ご、ごめん、なさい……」 +\endtext + +\text +リズベルは息も絶え絶えに謝る。 +\endtext + +\text +しかし当然のことながら、 +それを許すカイムではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「主に許可も得ず絶頂するような下僕には、 + さらにきつい罰を与えねばならんな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、自身の肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ……あ、うっ……」 +\endtext + +\text +そして勃起した肉棒を、リズベルの +濡れそぼった股間に擦りつけ、 +愛液を塗りたくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「望み通り、 + これでおまえの処女をもらってやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがこれはお仕置きだからな。 + 決して優しくはせんぞ? + 覚悟することだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……は、あふ……。 + わ、わかり、ました……」 +\endtext + +\text +快感に身体を火照らされたリズベルは、 +酒の影響もあって、頷いてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「さ、最初から……その、つもりで…… + 来たんでひゅから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では股を開いて、宣言してもらおうか。 + おまえが、正真正銘俺のものになるという、 + その誓いを今この場で立てろ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +リズベルの耳元でささやく。 +\endtext + +\text +赤く染まっているリズベルの顔に、 +さらに朱がさす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それを……言えば、いいんですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、股を開いたまま、 + 俺を見つめながら言え」 +\endtext + +\text +リズベルは生唾を飲み込み、 +ずれた眼鏡を指で直す。 +\endtext + +\text +そして恥ずかしそうに上目づかいで +見上げながら、リズベルはカイムに +教えられたとおり、誓いの言葉を口にする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、はぁ、はぁっ、リズベルは……。 + カイム様に……初めてを、捧げます。 + ど、どうか……受け取って、ください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そのかわりっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは教えられた言葉の後に、 +慌てて言葉を継ぎたそうとした。 +\endtext + +\text +しかしそれを、上機嫌なカイムが遮る。 +\endtext + +\text("カイム") +「よぅし、よく言ったぞリズベル。 + それでは入れてやろう。 + 破瓜の痛みを、たっぷりと味わえっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +ニュルンッと肉棒を膣内にねじ込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、あっ、ひぃぃぃいいいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの柳眉が、 +破瓜の痛みでしかめられる。 +\endtext + +\text +硬い肉棒が処女膜をやすやすと破り捨て、 +誰も侵入を果たしたことのない内部へと、 +入り込んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、約束っ……あはぁぁぁあああっ!! + 中にっ……熱いのが、入ってくるっ、 + あぁっ!! だめ、それ以上は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「バカを言うな。まだ半分も入ってないぞ? + これから何度も味わうことになるチ●ポだ。 + しっかりと味を覚えておけ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +ズズッ、ズズズッと、膣肉をこじ開けていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あっ、ふっ……。 + わ、私の……なかにっ、ひぃんっ! + カイム様、のっ、がっ……」 +\endtext + +\text +グチュリと、亀頭が子宮口をノックする。 +\endtext + +\text +膣穴いっぱいまで肉棒を咥えこまされた +リズベルは、ぜいぜいと肩で息をする。 +\endtext + +\text +しかしその表情はどこか恍惚としており、 +痛みよりも喜び、快感が勝っているようにも +見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「処女だけあって、すごい締め付けだな。 + そのくせ根元までくわえ込んで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クク……調教のしがいがあるじゃないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ち、ちょう、きょう……。 + あぐっ、ひっ……カイム様に、私……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、あぁ、してやるとも。 + 主がしつけのために下僕を調教するのは + ごく当然のことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、動くぞ。もっともこれは + お仕置きだからな。おまえが痛がって + 泣いても、やめはせんがな」 +\endtext + +\text +カイムがズルルッと肉棒を引きずり出すと、 +愛液とともに破瓜の血がにじみ出る。 +\endtext + +\text +そんな痛々しい膣穴を見てカイムは興奮を +更に高め、肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ、んっ、んっ、あぁっ! + 痛いっ、あぁっ、痛っ、あっ、あーーっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が処女を失ったばかりの膣穴を +荒々しくかき回す。 +\endtext + +\text +指でいじくられ、愛液でたっぷりと +濡れていた膣穴は、きついながらも +すんなりと肉棒を受け入れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ、はぁっ……あくっ、んんっ! + 奥までっ、私の中っ、奥までっ……」 +\endtext + +\text +若干の痛みはあるものの、 +その痛みも徐々に薄らいでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いいぞ。実に気持ちがいい。 + いつもは生意気なおまえが、俺のもので + よがっていると思うと、実に興奮する」 +\endtext + +\text +カイムは未発達のリズベルの胸を揉む。 +\endtext + +\text +いや、つまむと言った方が +より適切であるかもしれない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ、んっ、あぁっ!! + おっぱい、ダメっ……あぁっ! + 今、触ったら……あふぅっ!!」 +\endtext + +\text +白い肌に、桃色の乳首が良く映える。 +\endtext + +\text +その乳首も硬く勃起していて、 +乳輪もプックリと膨らんでいる。 +\endtext + +\text +その乳輪ごと指でつまんだり、 +指でくすぐったりと、抽送以外でも +リズベルに快感を与えていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、んっ、んんっ!! + あっ、乳首っ、乳首はだめですぅっ!」 +\endtext + +\text +眼鏡が曇るほど、 +リズベルの身体は上気している。 +\endtext + +\text +痛みの代わりに快感が台頭し、 +リズベルの身体を蕩かせていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよさそうにしているところすまんが、 + 誰が声を出していいと……感じていいと + 言った?」 +\endtext + +\text +弄んでいた乳首を、 +一転してギュッと強くひねり上げる。 +\endtext + +\text +リズベルの身体がビクンッと仰け反り、 +膣穴がギュギュッと凄絶な締め付けを見せた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、はっ、ひぃぃぃいいいっ! + ご、ごめんなさっ……あふぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、痛っ、いっ…… + 乳首がとれちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度でとれるわけがないだろう。 + それに、感じているおまえが悪いのだ。 + 我慢するのではなかったのか?」 +\endtext + +\text +カイムは激しく膣穴をほじくりながら、 +乳首も指の腹で押しつぶす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっふぅぅううっ! あはっ、ひぃっ! + せめて、優しくっ……もう少しだけっ、 + あぁんっ!! 優しくしてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何を言っている? + 優しくしてはお仕置きにならんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、もともと誘ってきたのはおまえだ。 + こうなる事くらい予想はついていたはずだ」 +\endtext + +\text +カイムは好きにさせてもらうとばかりに、 +腰を振り立てる。 +\endtext + +\text +苦痛とは呼べない、快楽寄りの強烈な刺激を +味わいながら、リズベルは歯をくいしばって +耐える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぐっ……んっく、あひぃっ!! + あふ、はぁ、はぁっ……あぁっ、あーっ!」 +\endtext + +\text +文句を言わず、 +リズベルは命令に従おうとする。 +\endtext + +\text +そのいつになく従順な彼女の姿が、 +カイムの情欲の炎を煽る。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁっ、はぁっ…… + クククッ、きつい締まりが、 + さらにきつくなってきたぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「油断していると、押し出されそうだ。 + だが、俺のものはちょっとやそっとでは + 押し負けんぞっ!」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭に力を込め、 +ゴリュッと膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、あっふぅぅぅぅうううううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの足が、ガクガクッと痙攣した。 +\endtext + +\text("カイム") +「処女のくせに、もう感じているのか。 + 我慢すると言っておきながらこれか。 + これでは仕置きにならんな」 +\endtext + +\text +ベッドをきしませながら、カイムは腰を振る。 +\endtext + +\text +上から下に、 +えぐるようにして肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃぃいいっ! すみませっ、あーっ! + あぐっ、ンクッ、んっ、ひっ、ひぐぅっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは懸命に歯を食いしばり、 +快感を押し殺そうとする。 +\endtext + +\text +しかしそれは完全な徒労に終わる。 +\endtext + +\text +アクメへの秒読みが始まり、 +リズベルは身体を激しく身悶えさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? 我慢しろ。 + 今から俺はおまえの中に出すが、 + 感じるなよ……声を出すなよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、ぐっ!! んひっ、ひぃっ! + あっ、がっ……はひ、はひぃっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは限界まで快感を我慢する。 +\endtext + +\text +一瞬でも気を抜けば、 +先ほどのようなアクメが来ることを +本能的に理解させられていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、がっ……はっ、ひ……」 +\endtext + +\text +しかし我慢するにも、限度というものがある。 +\endtext + +\text +極太の肉棒に荒々しく膣奥を突かれ、 +リズベルは強制的に感じさせられている。 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞリズベルっ!! + しっかり孕めよ、俺の子をっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ!? あっ、待っ……孕むっ!? + あぁっ、子供っ!? ひっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +孕むという言葉に、リズベルの意識が移った。 +\endtext + +\text +ひたすらに押しとどめていた快感の波が、 +一気に襲い掛かってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あがっ、ひぃぃぃいいいっ!! + 来るっ、またっ、あぁっ!! + 来るっ、来ちゃいますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは膣奥を杭のような肉棒で穿たれ、 +最後にはアクメしてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ……あはぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの言いつけを忘れ、 +絶叫した。 +\endtext + +\text +肢体をビクンビクンと大きく痙攣させ、 +快楽に身をゆだねている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、中にっ、あぁっ、あーーーーーっ! + 入って、来るっ……赤ちゃんがっ、 + 赤ちゃんができちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。 + マ●コの中に精液を出せば、子供ができる」 +\endtext + +\text("カイム") +「どんな大人でも知っていることだ」 +\endtext + +\text +カイムは深く繋がったまま、 +精液を吐き出し続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、熱いぃっ!! + 私っ、妊娠、しちゃうっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐぅっ! 外にっ、せめてっ、 + 外にっ、出してくださいぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。これはお仕置きなのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにお前は言ったはずだな。 + この俺に処女を捧げると」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばこの穴は俺のものだ。 + 俺が何をしようと、俺の勝手だろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひぃっ……まだっ、出てるっ! + あぁっ、あぐぅっ……ひっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムが笑っている間も、精液は迸り続ける。 +\endtext + +\text +穢れを知らない無垢な身体に、 +精液が染み込んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ……あっ……赤、ちゃん……。 + できちゃう、できちゃう……」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、リズベルはうっとりとした +表情を浮かべている。 +\endtext + +\text +アクメの余韻が今なお彼女の身体を痙攣させ、 +膣穴からは注ぎ込まれた精液が溢れ出ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな事よりも…… + 俺に言うべきことがあるだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの乳首を +ピンッと指で跳ねた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃんっ! + あはっ……す、すみません、でした……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、言いつけを守れなくて、 + も、申し訳、ありません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、わかっているならばいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あの……これ、で……。 + 私との、約束は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく頑張ったな、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの下腹部を、 +さらっと撫でた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ!? んっ、あっ……カイム、様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「痛かっただろう? 辛くはなかったか?」 +\endtext + +\text +カイムは優しい声でそう訊ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、えと……最初は、それなりに……。 + で、ですが……最後は、痛く、なくて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + その痛み、覚えておくがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえがこの俺のものとなった、 + 証なのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってリズベルの身体に +覆いかぶさり、キスをする。 +\endtext + +\text +そして頭を撫でながら、舌を絡ませる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んあっ、ふぅっ……じゅるっ、あふっ……。 + ふ、ぁ……ふぁい……」 +\endtext + +\text +アクメしたばかりのリズベルは、 +その心地よさに思わず頷く。 +\endtext + +\text +そして内心では、 +これでルザリオに侵攻しようとするカイムを +とめられたと、安心もしていた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムにしてみれば、 +ここまでも、そしてこれからも +筋書き通りということになる。 +\endtext + +\text +端的に言えば、飴と鞭。 +\endtext + +\text +気丈ではあるが性の経験は皆無……そんな +リズベルの身体と心を蕩かすための、 +カイムの策略だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぃっ……カイム、様っ……。 + あんっ、あっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +それまでと違い、 +カイムはゆっくりと膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text +愛液と精液でドロドロになっている膣穴が、 +ヌチュヌチュと卑猥な音を立てた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、奥っ……またっ、奥までっ、 + 届いてっ、あぁーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +緩慢な動きは、膣肉をえぐられる刺激を +リズベルに今まで以上に意識させる。 +\endtext + +\text +グチュリと子宮口をこねつぶされ、 +リズベルは声を裏返しながら、身悶えした。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、気持ちいいか、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご、ごめんなさっ、あひぃぃぃいいいっ! + む、無理ですっ……すみませっ、我慢っ、 + できなっ……あふぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは涎を垂らしながら、快感に喘ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「もういいぞ。 + おまえが我慢できなくなることは、 + 最初から分かっていたことだしな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お仕置きはもう終わりだ。 + もう我慢しなくていいぞ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってリズベルの頭を +もうひと撫でした。 +\endtext + +\text +するとビクンッと肢体を震わせながら、 +リズベルがカイムをすがるような目で見る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほ、本当……ですか? + あぁんっ、も、もう……声、出しても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、いいぞ。 + 仕置きとはいえ、少し意地悪が過ぎたな」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、おまえのかわいい声を、 + たくさん聞かせてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが感じているところを、 + 俺にたっぷりと見せてくれ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +抽送を少しずつ速めていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あふぅっ……んっ、あはぁんっ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が敏感な粘膜をえぐる。 +\endtext + +\text +リズベルは声を出していいという許しを得て、 +本格的に喘ぎ始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、リズベル。 + 気持ちよければそう言え。 + そして腰をくねらせて悶えろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、あはぁっ、んっ、あぁんっ!! + き、きもち、い……いいっ……ですっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの言葉に従い、 +腰をくねらせ始める。 +\endtext + +\text +とはいえ、つい先程まで処女だった +リズベルに、カイムが唸るほどのテクニック +はまだ備わっていない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、んっ……はぁ、はぁっ!! + ああっ、んんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛いぞ、リズベル。 + キスをするから顔をあげろ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの顎を指で押し上げた。 +\endtext + +\text +そして唇を重ね合わせると、 +口内へと舌を滑り込ませる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ!? んむっ、んっ、ジュルルッ、 + あっ、ぷぁっ……カイム様っ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text +キスをされたり、甘い言葉をかけられたりと、 +最初との違いにリズベルは戸惑う。 +\endtext + +\text +しかし次第に甘えるような声になり、 +キスをせがみ始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュッ、チュルッ……んっ、ふぁっ……。 + あんっ、カイム様っ、あふっ…… + すご、いっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう痛みはないのか?」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの長い髪を撫でながら +そう訊ねた。 +\endtext + +\text +するとリズベルは、 +コクンッと目を潤ませて頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、ひっ……。い、痛く、ないですぅっ! + もうっ……ほとんど、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうか。 + では次にイクときは、そう言え。 + またたっぷりと、中に出してやるからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、中っ……にっ? あふっ、んんっ!! + カイムひゃまの、子供……私っ、 + 孕まされちゃうんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + それが俺の女になるという事だろう?」 +\endtext + +\text +カイムはねっとりとしたキスをしたまま、 +激しく膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +汗だくになったリズベルの肢体が、 +ベッドの上でビクビクと痙攣した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ、あっ、はぁぁああんっ!! + 私っ……あひぃっ!? + か、カイム様の、女っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の、赤ちゃん、 + 孕まされちゃ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +酒の力と、徹底した愛撫と、 +そして濃厚なセックスとで、リズベルの理性 +は跡形もなく蕩けきってしまっている。 +\endtext + +\text +今現在のリズベルの頭の中は、快楽の二文字、 +ただそれだけで満たされてしまっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやか? んん?」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの瞳を覗き込みながら +聞いた。 +\endtext + +\text +するとリズベルは、弱々しくも首を横に振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だっ、だしてっ……くだっ、さぃっ!! + わ、私の、中にっ……カイム様の精液、 + 出してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「素直なおまえは可愛いな、リズベル。 + 孕ませてほしいか? + 種付けしてほしいか?」 +\endtext + +\text +カイムはそう訊ねながら、 +ズルルッ、グチュッと糸を引くほどに激しく +肉棒を出し入れする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ、あーーーーーーーっ! + は、孕ませてっ、くださいぃっ!! + 種付けして下さいっ、私の、お腹にぃっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの首に手を回し、 +自分からキスをし始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュッ、チュルッ……んんっ!! + カイム様っ、カイム様ぁっ!! + イクッ、私……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「良い締め付けだ。 + くっ……俺も、出すぞっ!! + たっぷりとマ●コで俺の精を飲み込めっ!」 +\endtext + +\text +ジュプジュプッ、ジュププッと、 +太い肉棒で激しく膣穴をかき回した。 +\endtext + +\text +そして最後にゴリュッと、 +アクメ寸前の膣穴を奥まで突いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ!? イクッ!! + カイム様……イクッ、イックゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +リズベルが断末魔の叫びのような、 +そんな嬌声を張り上げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あぁぁぁぁぁああああああっ! + イクゥゥゥゥゥウウウウウッ!!」 +\endtext + +\text +ビュルルルッ、ドププッと、 +膣内に精液が注ぎ込まれる。 +\endtext + +\text +二度目の精液を膣内で受けて、 +リズベルは深い深いアクメを味わわされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐぅぅぅうううっ! 中っ、いっぱいっ、 + 精液でっ、いっぱいぃっ!!」 +\endtext + +\text +密着している性器と性器の間から、 +ゴポッと卑猥な音を立てて白濁液が滲み出る。 +\endtext + +\text +膣内を満たし、なおも入り込んでくる精液の +熱さに、リズベルは嬌声を上げ続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「気持ちいいっ、ですぅっ!! + あぁっ、種付け、されてますぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の子宮に精液、かかって……あひぁっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「孕むっ……ほんとに、カイム様の赤ちゃん、 + 孕んじゃいますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのために出しているのだからな。 + ククッ、そしておまえも、それに同意した」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはレイプではなく、 + 完全に同意のもとの、 + 子作りセックスというわけだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ、はっ、はふぅっ!! + こ、子作り、セックス……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私がっ……カイム様とっ、子作り……」 +\endtext + +\text +狭いリズベルの膣穴に、 +最後の一滴まで精液を注ぎ込もうと肉棒が +ゆっくりと出入りする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「子作り……あっ、はっ……。 + まだ、種付け……つづいて、あっ、ひっ」 +\endtext + +\text +リズベルのアクメはなかなか治まらず、 +うわごとのようにそう繰り返していた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐぐっ……ひっ!?」 +\endtext + +\text +膣穴から肉棒が、ようやく引き抜かれた。 +\endtext + +\text +処女だったはずの膣穴だが、 +太い肉棒に連続でほじくりぬかれ、 +今では無残なまでに広がっている。 +\endtext + +\text +破瓜の血が混じった白濁液がゴポリと +溢れ出し、リズベルを恥ずかしがらせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、あはぁん……恥ずかしい、音……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その音こそが、 + おまえが種付けをされたという証だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……私、さっきまで…… + 処女だったのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今ではもう、立派な女だ。 + 綺麗だぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムはそうささやいて、 +優しく口づけをする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、んっ……レロ……チュルッ、んっ♪」 +\endtext + +\text +舌を絡ませ合う濃厚なキスをしながら、 +カイムは彼女の胸を揉む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁんっ……カイム様ぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの処女も、ファーストキスも、 + すべて俺のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしておまえは俺の女。これから先、 + 数えきれないほど抱いてやるからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん、あふぁ……チュルッ、んっ♪ + あはぁ、ひ……カイムひゃまぁ……」 +\endtext + +\text +その後もカイムの愛撫は続き、リズベルは +何度となく絶頂させられるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か? + すこし、無茶をしすぎたな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ。最初から優しくして + ほしかったです」 +\endtext + +\text +カイムのベッドの中にいるリズベルは、 +拗ねたようにそう言い返した。 +\endtext + +\text +しかし、不満はなさそうで、 +恥ずかしそうにカイムから目をそらしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺をいやらしく誘ったお前が悪い。 + ほら、水でも飲め。 + まだ酒が残っているだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ……みっ、見ないでください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今更なにを……なんなら俺も + 脱いで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「脱がないでくださいっ! + うぅぅ……」 +\endtext + +\text +まだまだ初心なリズベルに、 +カイムは表情を緩める。 +\endtext + +\text +それがなおのこと、 +彼女の羞恥心を引き立ててしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……。 + 俺も寝る。スペースを開けてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ……では、私はこれで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰が帰っていいといった。 + お前も今夜はここで寝ろ。 + 命令だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……と、隣で寝るのは駄目です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……床で寝ろと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……」 +\endtext + +\text +……どうしろというのか。 +\endtext + +\text +結局カイムはベッドの縁に腰を下ろすこと +にした。 +\endtext + +\text +リズベルから見て、背を向けたカイム。 +\endtext + +\text +眠そうにあくびをしつつも +彼女の許可が下りるまではベッドに +入ろうとはしないようだ。 +\endtext + +\text +普段、気にはしていないものの。 +いざ、事後となるとなにやら違うらしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +引き締まったカイムの背に、 +もたれかかったりする自身を思い浮かべたり、 +あるいは抱きついたり―― +\endtext + +\text +そんな、リズベルらしくもない妄想が +次々と…… +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私はなにを考えて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なにを考えているんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(でも、これで……) +\endtext + +\text +カイムを止めることが出来た。 +\endtext + +\text +らしくもない妄想をするくらい、 +そのことに安堵しているのだろう。 +\endtext + +\text +なら、これでいいではないか。 +そう思う反面…… +\endtext + +\text("リズベル") +「……あの、カイム様。 + 申し訳ありません」 +\endtext + +\text +……とも、思う。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王にしたことも、このことも…… + 全部私のわがままで……巻き込んで + しまったのに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のしたいことは否定して…… + 全然、フェアじゃないです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……それでも、止めなくちゃって……。 + もし、負けたら……カイム様が死んで + しまったら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は死なんぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、そんな風には思えません……」 +\endtext + +\text +フラッシュバックする過去に、 +自然と小さな肩が震えてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……また大切な人がいなくなる + ところなんて、もう見たくないです」 +\endtext + +\text +今の自分の顔を見られたくない。 +\endtext + +\text +リズベルは、自然とカイムの背に +もたれかかっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、お前の両親とは違う。 + だから、余計な心配はするな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +その言葉に、妙な違和感を覚えたリズベル。 +\endtext + +\text +だがどこか落ち着きのないカイムに気づき、 +その方が気になった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、まあ、なんだ。 + 今後のことは……だな。 + 少し落ち着いて、考えてやらんでもない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束ですからね……絶対、 + 破らないでください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ああ。約束する」 +\endtext + +\text +カイムの言葉は歯切れが悪い。 +\endtext + +\text +約束なんてしなければいいと思っていた。 +\endtext + +\text +だが、そんなことを言われると +そうはいかなくなってしまう。 +\endtext + +\text +カイムには、リズベルの気持ちは痛いほど +理解できるからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(……まだまだ俺も甘いということだな) +\endtext + +\text("カイム") +「だからもう寝ろ。 + 俺はそのへんで適当に寝る」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……一緒が、いいです。 + だめですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……さっきは駄目だと + 言っていただろうに」 +\endtext + +\text +言いつつ、カイムはリズベルとともに +ベッドに潜り、彼女を抱き寄せる。 +\endtext + +\text +怯える子供のように震えているのは、 +もう分かっていたからだ。 +\endtext + +\text +そして、リズベルもまたその温かさに +安堵を覚え、安らかな眠りについた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_02.txt new file mode 100644 index 0000000..fba38ee --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_02.txt @@ -0,0 +1,1302 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_02") + +\text("リズベル") +「――過日占領したファルタですが、 + その後の状況は安定しています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「特に憂慮すべき問題は見当たりません」 +\endtext + +\text +玉座に座るカイムの隣で、 +リズベルが報告書に目を落としている。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか」 +\endtext + +\text +カイムはどこを見るともなく視線を +漂わせながら、リズベルの報告にひとつ頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あとは迷宮拡張に関する進捗状況ですが、 + すこぶる順調です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やはりオークたちは力がありますから、 + 穴を掘ったりするのは得意のようですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「特にノロさんの働きぶりが顕著で、 + 方々から引っ張りだこのようですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは俺もアグリの奴から聞いている。 + ノロは酒場での食事を + しばらくタダにしてやれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつは金よりも、 + そっちの方がいいだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。きっと喜ぶと思います。 + 報告は以上です」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ご苦労だった」 +\endtext + +\text +カイムが頷いたのを見て、 +リズベルは踵を返す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでは、私はこれで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの手を掴む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい? まだ何かご用ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が抱いてやってから、しばらく経つな。 + そろそろしたくなったんじゃないのか?」 +\endtext + +\text +無遠慮にそう訊ねてくるカイムに、 +振り返ったリズベルは困惑する。 +\endtext + +\text +そしてその半瞬後には顔を真っ赤にした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、ななっ……なにをいきなりっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうなのだ? 質問に答えろ」 +\endtext + +\text +真顔でそう訊ねてくるカイムから、 +リズベルはフイッと視線をそらす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あれは……ルザリオへの侵攻を止めたくて、 + 仕方なくああしたんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから別に、抱かれたくてそうしたわけ + じゃないです。勘違いしないでください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もっとも……それも結局は + 無駄になっちゃいましたけれど……」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの手をグイッと引っ張り、 +傍に寄せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、そういう理由がなければ + 俺に抱かれたくはなかったという事か?」 +\endtext + +\text +そこで初めて、カイムはにやりと笑った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ…… + あ、あの時は……酔ってましたから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは答えになっていないな。 + もう一度聞くぞ? + 俺に抱かれたくなかったか?」 +\endtext + +\text +リズベルの心を見透かしているかのような、 +カイムのまなざし。 +\endtext + +\text +リズベルはカイムと視線を合わせることが +できず、ただ俯いている。 +\endtext + +\text +そして唇を尖らせ、 +非難がましくポツリとつぶやく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「できれば……本当はもっとロマンチックな + 感じで……経験したかったです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、つまり抱かれること自体は + 嫌ではなかったと、そういう訳だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、うっ……え、えとっ、 + そういう訳でもなくてっ、あのっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの日言ったな。 + 俺はおまえを、好きな時に抱くと」 +\endtext + +\text +カイムの言葉は決して大きくはないものの、 +リズベルの心によく響いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……。その覚悟は、 + 魔王軍を立ち上げた時からできていました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば話は早い。 + 今日はおまえが俺を気持ちよくしろ」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +玉座に座ったまま足を開いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……えっと……」 +\endtext + +\text +経験の少ないリズベルではあったが、 +その動作の意味するところは +何となくではあったが、わかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、わかり、ました……」 +\endtext + +\text +リズベルは周りを見回し、 +自分たちしかいないことを確認してから +スッと、カイムの足元に膝をついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、なにをどうすればいいのかという + 知識はあるようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text +リズベルは黙って肉棒を取り出す。 +\endtext + +\text +しかしズボンから取り出した肉棒の大きさに +リズベルは驚き、その動きを止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ひょっとすると経験があるのかと思ったが、 + その様子からして、 + ほとんど見たことはないようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、当たり前です……。 + 少し、黙っててください」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのほうがいいか? 緊張をほぐして + やろうと思っただけなのだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「緊張なんて、してないです……。 + それじゃあ、始めますから」 +\endtext + +\text +リズベルはそういうと、 +肉棒を自分の顔に向け、それを舐め始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「へぁ……レロ、んっ……ジュルルッ……。 + ペロ、ペロ……」 +\endtext + +\text +リズベルの小さな舌が、裏筋を這い上がる。 +\endtext + +\text +くすぐったいような快感が駆け上がり、 +カイムの背筋がゾクリとした。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉ、いきなりフェラとはな。 + 手コキ程度だと思っていたが、 + なかなかに大胆だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「手、コキ……? チュルッ……あふぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒を舐めながら、 +目だけを上に向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、手でチ●ポをしごくことだ。 + 今おまえが右手で握っているだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのまま、上下に動かしてみろ。 + それが手コキだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へ、変な名前ですね。 + これで、いいんですか?」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムに言われたとおり、 +手で肉竿をしごく。 +\endtext + +\text +それと同時に舌で亀頭を舐め、 +刺激を与えてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてにしては筋がいいな。 + だがまだ動きがもどかしいな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、当たり前です。こ、こんなこと…… + したことないんですから」 +\endtext + +\text +リズベルが不満げにそういうと、 +カイムはリズベルの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまん、そう怒るな。 + 俺がしっかりと教えてやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポのしごき方から舐め方、 + ひいては女の身体のつかい方まで……な」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んあっ、あふっ…… + い、言い方が、いやらしいです……」 +\endtext + +\text +肉棒を舐めながら、リズベルは視線を逸らす。 +\endtext + +\text +顔だけでなく身体までが上気していき、 +むき出しになった尻に朱がさしていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、いやらしい事をしているのだから + そう聞こえて当然だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「今おまえは男のチ●ポを舐めているのだ。 + それを自覚しろ。しかも胸と尻を出した、 + いやらしい格好でな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……んっ、チュッ……。 + い、言わないでください……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、こんなところ誰かに見られたら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「別にいいではないか。 + 軍の中ではおまえはすでに俺の女という + ことになっているのだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「初耳、ですね……。 + カイム様が言いふらしたんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言いふらさずとも四六時中一緒にいるのだ。 + 俺が手を出さないはずがないと + 思われているのだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「実際……手を出されましたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「心外だな。俺はおまえのことを + 大切に思って、大事にしていたのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに誘ってきたのはおまえではないか。 + ククッ、あの時のおまえは、 + 実に可愛らしかった」 +\endtext + +\text +リズベルの髪のサラサラとした感触を +楽しみながら、カイムは笑っている。 +\endtext + +\text +リズベルはまんざらでもない様子で、 +頭を撫でられるに任せている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そこだ。 + その膨らんでいる場所があるだろう? + その部分を、亀頭という」 +\endtext + +\text("カイム") +「その周りを重点的に舐めろ」 +\endtext + +\text +カイムは経験のないリズベルに、 +フェラの仕方を教えていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、こう……れひゅか? あむ、んぁ……。 + はぁ、はぁ……ンチュッ、レロ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ、そのあと……舌をねっとりと + 這わせるように竿の方も舐めてみろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふぁ……はい……。レロォ……ジュルッ、 + んぷっ……あはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルは唾液を含ませた舌で、 +肉棒を丹念に舐める。 +\endtext + +\text +太い肉棒の竿を指でしっかりと握り、 +ゴシゴシとしごいていく。 +\endtext + +\text +そのうち唾液が滴り、 +指がそれを塗り広げていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁ、はぁ、はぁ……んちゅ、ペロ……。 + はふ、んっ……あぁんっ……ヂュルル……」 +\endtext + +\text +肉棒をしごくたびに、 +次第にニチャニチャと卑猥な音が立ち始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが俺のものを舐める日が + 来ようとはな……」 +\endtext + +\text +カイムは感慨深げに目を細め、 +そうつぶやいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュルッ……んはぁ、そんな事言って……。 + いつかは、そうさせる気だったくせに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな」 +\endtext + +\text +リズベルの反論に、 +珍しくカイムは言い返さなかった。 +\endtext + +\text +頭を優しくなでながら、 +穏やかな目でリズベルを見下ろしている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はふっ、ジュルッ……レロレロ……」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムに教えてもらったやり方を +愚直に守り、肉棒に奉仕し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +快感は飛躍的に増大し、 +射精の欲求が高まっていく。 +\endtext + +\text +しかし初めてのフェラチオで頭がいっぱいの +リズベルは、カイムのそんな前兆に +全くと言っていいほど気付かない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヂュルッ、んはぁ、はぁっ……へはぁ、 + チュ……レロレロ、ペロッ、ジュルルルッ」 +\endtext + +\text +涎をだらだらと垂らしながら、 +リズベルは肉棒を舐め、そしてしごき続ける。 +\endtext + +\text +生温かなリズベルの吐息が肉棒にかかり、 +それがカイムの快感を更に増大させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ、出るぞ」 +\endtext + +\text +カイムが短くそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んふぇ?」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒を舐めたまま、 +眼鏡越しにカイムを見上げる。 +\endtext + +\text +その直後、しごいていた肉棒がブルッと震え、 +先端から噴水のように精液が迸り出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「キャアッ!?」 +\endtext + +\text +顔に熱い精液が突如飛んできて、 +リズベルは声を出して驚いた。 +\endtext + +\text +しかしカイムが頭を掴んでいるため、 +リズベルはそのまま精液を顔で受け止め +させられ続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なんですかこれっ、あっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これが精液だ。先日おまえの + 腹の中に注いでやっただろう? + それが、これだ」 +\endtext + +\text +実際に肉棒から精液が出るところを +見たことがなかったリズベルは、 +次々に飛び出す精液に戸惑っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ……これっ、 + どうやったら止まるんですかっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「止めなくて大丈夫なんですかっ!?」 +\endtext + +\text +初々しい反応を見て、カイムは満足げに笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫だ。そのまましごき続けろ。 + 出なくなるまで刺激するんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、わかりましたっ、ひあぁっ!!! + 顔に、いっぱいっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは精液の熱さと臭いを +肌で感じながら、言われたとおり +肉棒をしごき続けるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はふぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +雪の様に白いリズベルの肌を、 +生臭い精液が覆う。 +\endtext + +\text +ポタリポタリと落ちていくそれを、 +リズベルはボーッと見つめている。 +\endtext + +\text("カイム") +「眼鏡っ娘への顔射は、やはりいいな。 + 理知的でまじめな女を屈服させている + 感じが、ものすごく俺の想像を掻き立てる」 +\endtext + +\text +カイムのそのひとりごとで、 +リズベルは現実に引き戻される。 +\endtext + +\text +そして精液の様にねっとりとした視線を +カイムに向けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これで、よろしかったですか? + ご満足いただけたなら、私はこれで……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って立ち上がろうとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムはそんなリズベルの +頭と身体を押さえ、引き止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、俺がいつ満足したと言った? + この俺がたった一回の射精で枯れるとでも + 思っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……知りません、そんなこと。 + じゃあ、えっと……それはつまり……」 +\endtext + +\text +リズベルは視線をそらし、 +消え入るような声でつぶやく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、入れろって、ことですか?」 +\endtext + +\text +精液の匂いを嗅がされ、 +リズベルはより一層身体を上気させている。 +\endtext + +\text +数多くの女性を抱いてきたカイムは、 +今のリズベルが興奮状態にあると +すぐに分かった。 +\endtext + +\text +しかし、カイムは首を横に振る。 +\endtext + +\text +……意地の悪い笑みを浮かべながら。 +\endtext + +\text("カイム") +「んん? そうは言っていない。 + まだ処女膜を破って日が浅いからな。 + おまえに無理をさせたくない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「む、無理だなんて……別に……」 +\endtext + +\text +リズベルはわずかに腰をくねらせながら、 +歯切れの悪い返事をする。 +\endtext + +\text("カイム") +「代わりにその口で、 + 咥えてくれるだけでいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「く、咥える……って、これを、ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そのくらいならできるだろう?」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒を見下ろしながら、 +ゴクッと生唾を飲んだ。 +\endtext + +\text +唇を舌で湿らせ、口を開く。 +\endtext + +\text +しかし射精後も萎える様子のない肉棒を前に、 +躊躇している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、こんな大きなもの、 + 私の口に入るんでしょうか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、心配するな。女の口はチ●ポを + 咥える為についているのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「問題なく入るだろうさ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな話、聞いたこともありませんが……」 +\endtext + +\text +リズベルは短く嘆息すると、 +やがて意を決し、頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かり、ました……。 + く、咥えればいいんですよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「咥えて、舐めろ。なに、簡単なことだ。 + すぐに慣れるさ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「簡単に……言ってくださいますね。 + そ、それでは……失礼します……」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒をギュッと握り、 +その先端へとかぶりついた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あむっ、うっ……ジュルルッ…… + ふぶぅっ、んっ!!!」 +\endtext + +\text +リズベルの口が、亀頭を呑み込んだ。 +\endtext + +\text +しかしリズベルが思っていた以上に +肉棒は太く、苦しげに呻いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「咥えたなら舐めろ。 + 男は咥えただけでは気持ちよくならんぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふ、ふぁい……ずちぢゅぢゅ……ジュルッ、 + んふぁ……レロ、ジュププッ……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、リズベルは頷いた。 +\endtext + +\text +そして舌を動かし、口をすぼめながら、 +肉棒をしゃぶり始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヂュ……ジュズッ……んぷっ、ジュルルッ、 + んふぁ、レロレロ、ぢゅるるっ、ジュルッ」 +\endtext + +\text +眼鏡にこびりついた精液が、 +視界を奪っている。 +\endtext + +\text +しかしリズベルはそんな事にはお構いなしに、 +カイムに命令されたとおり必死に肉棒を +しゃぶり続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ、いいぞ……。 + あとは歯を立てないように気をつけろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁい、ジュププッ、ジュルッ……。 + んぐっ、ジュルッ、るろぉ、ヂュルッ……」 +\endtext + +\text +唇で輪を作り、 +亀頭だけでなく肉竿まで舐めていく。 +\endtext + +\text +根元の方では、カイムに何も言われずとも +手を動かして刺激を与えている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふへぁ、ヂュチュッ……レロ、ぢゅるるっ。 + これへ、いいれひゅか?」 +\endtext + +\text +リズベルは上目づかいをしながら、 +カイムにそう訊ねた。 +\endtext + +\text +それがカイムの支配欲を満たす行為とは +知らないままに。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ……くっ、あぁ、いいぞ……。 + 頭がいいだけあって、上達も早いな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、こんなことで褒められても、 + 嬉しく、ないれふ……ジュルッ……ふはぁ」 +\endtext + +\text +リズベルは自分から頭を上下させ、亀頭を +喉奥まで咥え込んでは激しく吸い上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +(ひとつ知識を与えればすぐに吸収し、 + ふたつもみっつも技術を物にする) +\endtext + +\text("カイム") +(これは、クククッ…… + 実に成長が楽しみだ) +\endtext + +\text +カイムはリズベルに肉棒を舐めさせながら、 +快感に身体を震わせる。 +\endtext + +\text +そのうち再び射精の欲求が高まり、 +カイムは自ら腰を動かし始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んふぁっ!? んぶ、んっ、んんーっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルは突然肉棒で喉奥を突かれ、驚いた。 +\endtext + +\text +しかしカイムに頭をがっちりと掴まれていて、 +身動きが取れない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んぶっ、んっ、ジュルルッ! + ひゃふっ、んんっ!! ジュププッ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いいぞリズベル。 + おまえの口の中は最高だっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは何度も喉奥を突かれるも、 +必死に咥え続けた。 +\endtext + +\text +そして肉竿をしごきつつ、 +舌で舐めまわした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、うごく、とっ……舐めづら、ひっ…… + ンブぁっ、はひっ、はぁ……んぶぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう時は舌を出しておくだけでもいい。 + ぐぅっ……また出そうだ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぇ……ひぇいえき、でひゅか? + ふぶっ……ジュルルッ、ヂュルッ……」 +\endtext + +\text +リズベルは息苦しさに悶えながらも、 +舌を出して肉棒を舐める。 +\endtext + +\text +時折舌を口内に引っ込め、 +唾液を補充して滑りを良くすることも覚えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヂュププッ、ひゅきにしてくらひゃい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、好きにしろ、か。 + ではそうさせてもらうとするか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは精液を飲んだことはあるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んぷっ、んぷっ…… + あ、あるはず、ないれひゅ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんなことするのって、 + 初めてなのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハッ、そうだったな。 + ではこれが初体験というわけだ、 + よかったなリズベル」 +\endtext + +\text +カイムはググッとリズベルの頭を +手前に引き寄せた。 +\endtext + +\text +そうすることで、 +より深くまで口内に肉棒が入り込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっぶぅぅううっ!? まひゃ、か……。 + 精液、今から……わらひの、口に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだ。 + 中には病み付きになる者もいるからな。 + おまえも気に入るといいな」 +\endtext + +\text +カイムは自分勝手に腰を振る。 +\endtext + +\text +フェラというよりもイラマチオに近いが、 +それでもリズベルは拒んだりはしない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んごぉっ!? おぶっ……んふぅっ! + ひぇ、ひぇいえき……わらひの、口に……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、んふぅっ、レロレロ……ジュズズッ、 + レロッ、あふぅっ……」 +\endtext + +\text +それどころか、より積極的に肉棒に吸い付き、 +手でしごいてくる。 +\endtext + +\text +リズベルの、フェラに対する適性の高さを +垣間見て、カイムは嬉しくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……フフッ、では出すぞ? + 多少はこぼしてもいいが、 + できる限り飲むんだぞ」 +\endtext + +\text +カイムが息を弾ませながら、腰を振る。 +\endtext + +\text +肉棒がビクビクッと痙攣し、 +リズベルの口内でさらに一段階膨張した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んぉっ!? ひひゅうっ……。 + ジュルッ、ジュルッ、ヂュルルルルルッ!」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒が射精寸前であることを悟り、 +大きな音を立てて激しく肉棒を吸い立てた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、リズベル、飲めっ!」 +\endtext + +\text +カイムが吠えた直後、 +リズベルの口内へと白濁液が流れ込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んんーーっ! んあっ、んっ……」 +\endtext + +\text +ドロリとした生臭い液が、 +リズベルの口内を瞬く間に満たしていく。 +\endtext + +\text +粒状のゼリーの混じった精液を、 +リズベルは喉を鳴らして飲んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んごっ、ゴクッ……ゴクッ」 +\endtext + +\text +飲んでも飲んでも、 +精液は次から次へと出てくる。 +\endtext + +\text +やがて精液の量に対して飲み込む速度が +追い付かなくなり、口の端から溢れ出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴクッ、ぶふっ……んんっ、んっ!! + おごっ、おっ……ゴクッ、ゴキュッ……」 +\endtext + +\text +射精の最中も、リズベルは言われたとおり +肉棒をしごき続ける。 +\endtext + +\text +そのせいで、射精の勢いは全く衰えない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴクッ、ゴクッ……あふぅ、ンブッ! + ジュルルッ、ゴクゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +リズベルは懸命に精液を飲み込み続ける。 +\endtext + +\text +口から喉、そして胃の中へと +精液がドロリと落ちていく。 +\endtext + +\text +外も、中も、カイムの色に染められていく +自分を自覚しながら、 +リズベルは喉を鳴らし続けるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふぁ……はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +肉棒から口を離し、 +リズベルは荒く呼吸を繰り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「偉かったぞ、リズベル。 + ちゃんと言いつけどおり、 + 飲むことができたな」 +\endtext + +\text +猫の背を撫でるように、 +カイムはリズベルの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、う……あはぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、どうだった? + 生まれて初めて男の精を飲んだ感想を + 聞かせてもらおうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「べ、別に…… + どうってことは、ないです……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「強いて感想を述べるとするなら、 + 生臭くて、好きになれません」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、最初は皆そう言う。 + だが調教を進めるにつれて、 + 自分から欲しいとねだる様になる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういう、ものですか……。 + というかこれからも、 + 私に飲ませる気なんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。 + 何十回、何百回と飲んでもらうことになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「無論、下の口でもな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +リズベルの尻に手を伸ばした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、んっ……カイム様……。 + だめです、もうこれ以上は……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これ以上は本当に、 + 誰かが来てしまいますから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + では、この続きはまた今度だな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +火照った身体のリズベルを解放した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、これで……ご満足いただけましたか」 +\endtext + +\text +口元をぬぐいながら、 +リズベルが平静を装い、そう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、ご苦労だったな。 + もう下がっていいぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした? 下がっていいぞ? + たまにはおまえもはやく休むといい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……。 + それでは、失礼いたします」 +\endtext + +\text +リズベルは立ち上がると、 +一礼して玉座の間から出ていく。 +\endtext + +\text +その後ろ姿を見ながら、カイムは思う。 +\endtext + +\text("カイム") +(ふふっ、ここはじっくり責めてやる事と + しよう) +\endtext + +\text +平然としているように見えても、 +リズベルが腰をモジモジとさせている事には +気づいていた。 +\endtext + +\text +そして歩き去っていく時の、足の震えよう。 +\endtext + +\text +それらを見れば、リズベルが肉棒を +欲しがっていることを察するのは、たやすい。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、次はどうしてくれようか」 +\endtext + +\text +カイムは玉座に深々と腰を下ろしたまま、 +笑いながら思案するのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_03.txt new file mode 100644 index 0000000..fea5ea8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_03.txt @@ -0,0 +1,301 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_03") + +\text +幻像石の手入れを終えたカイムは、 +小腹を満たすために酒場へとやってきた。 +\endtext + +\text +注文を終えたカイムが座る場所を +探していると、リズベルの姿を見つけた。 +\endtext + +\text +そこにはリズベルだけでなく +マーガレッタも同席しており、 +なにやらふたりで会話をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「何の話をしているのだ?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの隣の席が空いていたので、 +そこに座った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様っ!?」 +\endtext + +\text +するとリズベルは驚いた顔をして、 +ピョンッと横に飛びのいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いかにも俺だが。 + なにをそう驚くことがあるのだ。 + 毎日顔を合わせているというのに」 +\endtext + +\text +カイムが怪訝そうな顔でそう訊ねると、 +マーガレッタがニヤニヤしながら口を開く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いやな、先ほどまでリズベルから + お主のことについていろいろと相談を + 受けておったのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マーガレッタさんっ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そういう訳だから、 + あまり気にせんでやってくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 相談だと? + 俺の悪口でも言っていたのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ち、違いますっ!!! + カイム様には関係ありませんからっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはそういうと、 +食事もそこそこに立ち上がる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おや、もう良いのか? + まだ残っておるぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「も、もうお腹いっぱいですからっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「では私が貰っても構わんな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「好きにしてくださいっ、 + そ、それじゃあ私はこれでっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お話してくださって + ありがとうございましたっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは逃げるようにして +酒場から出ていった。 +\endtext + +\text +その背中を見送ったカイムは、 +マーガレッタに視線を戻した。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? + どんな相談を受けていたのだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「その内容は秘密じゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「口止めはされておらんが、 + 乙女の悩みをそうおいそれと + 口にするものではなかろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「では情報料としてこれだけ払おう」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムはチャリンッと +金貨を5枚テーブルに置いた。 +\endtext + +\text +マーガレッタはそれを見て、 +フンと鼻を鳴らした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ただの小娘の悩みを聞きだすのに + 金貨5枚も出すとは、お主は阿呆なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが必要と判断したならば、 + 俺は必ずそれを手に入れる」 +\endtext + +\text("カイム") +「足りないか? ならばもう5枚出そう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いらん。金は欲しいがリズベルは友人じゃ。 + 友を売って金を得ようとは思わんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではどうすれば話してくれるのだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……なぜ知りたいのか、によるな。 + 単なる好奇心であればおととい来るが良い」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。単なる好奇心……それもある。 + だがそれだけではない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……というと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは言わん」 +\endtext + +\text +カイムは届いた料理にフォークを刺しながら +胸を張ってそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ答えたぞ。 + 話してもらおうか。何を相談していたのだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、それでは答えになっておるまい……」 +\endtext + +\text +マーガレッタはリズベルの飲み残しを +口にしながら呆れた顔でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +しかしカイムはそれ以上を口にしない。 +\endtext + +\text +かといってこのままマーガレッタを +解放するつもりもない。 +\endtext + +\text +冗談を言っているようには見えず、 +マーガレッタは眉をしかめた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「分かった。言おう。 + お主、あの娘を抱いたであろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「で、それからというもの、 + リズベルはお主のことを男として + 意識するようになったらしい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それで、私にどう接すればいいかを + 聞いてきたというわけじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? + あいつが、俺を?」 +\endtext + +\text +普段であれば素直に喜び軽口を叩くだろう +カイムが微妙な表情を浮かべて眉をひそめる。 +\endtext + +\text +それを見たマーガレッタは、 +得心顔で頷く。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なるほど? お主にとってもリズベルは + 特別なようじゃな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まったく、お熱いことよのぉ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……そういう事ではない」 +\endtext + +\text +カラカラと笑うマーガレッタに、 +カイムは面白くなさそうな表情を返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、まぁいいだろう。 + あいつが俺のことを男として見るように + なったのは大きな前進だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「明日からは本格的に調教を開始して、 + もっと俺を意識せずにはいられないように、 + いや……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の肉棒なしには生きていけない女に + 仕立てあげてやる……クククッ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、頑張ることじゃな。 + では私はこれで失礼する」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、またな」 +\endtext + +\text +マーガレッタが席を立った後、 +カイムはこれから先どうやってリズベルを +調教していくかをひとり考えるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_04.txt new file mode 100644 index 0000000..4f16aaf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_04.txt @@ -0,0 +1,1393 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_04") + +\text +リズベルが普段デスクワークをこなしている +執務室。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、待たせたな」 +\endtext + +\text +カイムがいつものようにノックもせず扉を +開き、入ってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「待っていましたよ、カイム様」 +\endtext + +\text +山と積まれた書類の束から、 +リズベルが顔をのぞかせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが俺を食事に誘ってくるとは + 珍しいこともあるものだ」 +\endtext + +\text +カイムは一枚の手紙を手にしている。 +\endtext + +\text +そこにはリズベルの字で、 +確かに『一緒に食事に行きませんか』 +と書かれている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはあまり積極的ではないと + 思っていたが……俺の見当違いだったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁいい。俺は女の誘いは拒まん主義だ。 + さぁ、どこに行く? なんなら俺の部屋で + ソーセージを咥えさせてやっても……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今忙しいんですから、 + そういう冗談は後にしてください」 +\endtext + +\text +リズベルは席を立つと、 +机の上に山積みになった書類を指さす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「さっそくですが、カイム様には + この書類にサインしていただきます。 + もちろんきちんと目を通したうえで、です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ぬ? いや待て。 + 食事をしに行くのではないのか?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルに手紙を差し出す。 +\endtext + +\text +リズベルはそれを平然と見つめ、そして頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは嘘です。 + カイム様をここに呼び出すための、罠です」 +\endtext + +\text +リズベルが指をパチッと鳴らすと、それまで +執務に勤しんでいたインテリチックな +ゴブリンたちが一斉に扉の前に陣取った。 +\endtext + +\text("カイム") +「何のつもりだ、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あら、怒りましたか? でもですね、 + 怒っているのは私の方なんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私、今までにいったい何回 + 来てくださいってお願いしました?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その度に忙しい忙しいって、 + 全然来てくださらないじゃないですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんなに、未決済の書類が + たまっているというのにっ!」 +\endtext + +\text +パンッと、机を叩くリズベル。 +\endtext + +\text +部下のゴブリンたちがビクッと震えあがる。 +\endtext + +\text +しかし当のカイムは、動じる様子はない。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど、そこでこの手か。 + なかなか考えたな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マーガレッタさんに教えていただきました。 + 単純な男ほどよく引っかかるそうで」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……察するに、その書類を片付けねば、 + 俺は外に出られないというわけだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうです。今度という今度は、 + 私は本気ですからね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「軍隊の維持や迷宮の拡張なんて、 + 私の判断だけでできるものじゃないんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様にはリーダーとしての + 自覚と責任をですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ。この書類だが、 + 俺がどの程度で片づけられると見ている?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルからの手紙を大事そうに +懐にしまい込み、同時にそう訊ねた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? えっと……そうですね……」 +\endtext + +\text +リズベルは顎に手を当て、やがて答える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「4時間……いえ、3時間でしょうかね」 +\endtext + +\text +リズベルは挑発的な笑顔を浮かべて +そう言った。 +\endtext + +\text +それは暗に、3時間でできるものなら +やってみろと言っているようなものだった。 +\endtext + +\text +カイムは当然のように、その挑発に乗る。 +\endtext + +\text +その上で、取り引きを持ちかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど? では俺が1時間ですべてを + 片付けると言ったら……どうする?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「1時間で? 言っておきますが、 + ズルはなしですよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただサインするだけなら、 + 私だってそのくらいで終わります」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + もちろん中身を確認したうえで、だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……誰かに手伝ってもらうとかも、 + 無しですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「疑り深い奴だな。 + 独力できちんと確認したうえでサインする。 + これを1時間でこなしたら、どうする?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなのは無理ですよ。 + もしできたなら、何だってして + さしあげますよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そう言えばカイム様、 + 幻像石の買い付けの予算を上げて欲しいと + おっしゃってましたよね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それどころか……お小遣いだって + 増額してもいいですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当だな? 男に二言はないな? + もしできたら、 + 本当に何でも言うことを聞けよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、私は女ですが……分かりました。 + さっさと取り掛かってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「仕事が滞りすぎて + 部下に仕事を振れないんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よぅし、言質はとったぞ。 + ここにいるおまえの部下も証人だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はいはい。ではカウントしますよ。 + 位置について……」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルが先ほどまで +座っていた席に素早く着席する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「よーい、始めっ!」 +\endtext + +\text +リズベルが時間を計り始めた直後、 +カイムは猛烈なスピードで +書類にサインをし始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、これで終わりだな」 +\endtext + +\text +最後の1枚に丁寧にサインをし終え、 +カイムは筆をおいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +その仕事ぶりを見ていたリズベルや +部下のゴブリンたちも、唖然としている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい? もう終わったぞ? + いま何分だ? 1時間は経っておるまい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、あ……は、はいっ。 + えっと……50分……です」 +\endtext + +\text("カイム") +「この勝負、俺の勝ちだな。 + では約束通り……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ま、待ってください。 + 本当にちゃんと読んだんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。 + 俺が嘘をつくとでも思っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「思いませんが、 + 確認させていただきますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……ん? + それは思っているという事ではないのか」 +\endtext + +\text +カイムの疑問を、 +リズベルは無視して訊ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回の申請の中に、1件だけ壁材交換の + 案件がありましたよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「カマをかけたつもりだろうが、 + そんなものはなかったぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ぐっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あとこれらは現在の状況では許可できん。 + 戻して再検討させろ」 +\endtext + +\text +カイムは書類の束の1つをリズベルに渡した。 +\endtext + +\text +そこにはサインが入っておらず、 +代わりに修正の指針が書かれていた。 +\endtext + +\text +それは確かにカイムが内容を読んでいる +という証明になり得るものだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はぁ」 +\endtext + +\text +リズベルは大きく肩を落とし、 +溜め息をついた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりました、ご苦労様です。 + いつもこの位しっかりして下さってたら、 + 私たちも楽になりますのに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束通り、来月からは幻像石の予算を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、幻像石はいい。 + それよりリズベルよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは先ほど『なんでも言うことを + 聞いてやる』と言ったな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、ええ……言いましたけど、 + 幻像石じゃないなら、何が欲しいんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっ……」 +\endtext + +\text +カイムはガタンと席を立つ。 +\endtext + +\text +そしてリズベルに近づくと、 +その腰に手を回し、抱き寄せた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちょっ……カイム様、顔が近いです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこの壁に手をついて、尻を突き出せ。 + 俺がバックから犯してやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……え、なに、言って……」 +\endtext + +\text +カイムの突然の命令に、 +リズベルは目を丸くする。 +\endtext + +\text +そして助手であるゴブリン達に目を向けた後、 +すぐにカイムへと視線を戻した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことできませんっ!! + 私はまだ仕事が残ってますし、 + それにここには私たち以外にも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、なんでもと言ったはずだぞ? + それともまさか…… + 約束を違えるわけではあるまいな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことは、ないですけど……」 +\endtext + +\text +リズベルは視線を泳がせながら、口ごもる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、わかりました。すみませんが皆さん、 + 少しの間だけ部屋から……」 +\endtext + +\text +そう言ってリズベルはゴブリンたちを +部屋から退出させようとする。 +\endtext + +\text +しかしそれを、カイムが止める。 +\endtext + +\text("カイム") +「それはだめだ。 + おまえらはこのまま仕事をつづけろ」 +\endtext + +\text +ゴブリンたちはふたつの命令の板挟みにあい、 +戸惑う。 +\endtext + +\text +しかし形ばかりとはいえ、 +カイムは魔王軍のリーダーである。 +\endtext + +\text +最終的に、 +ゴブリンたちはカイムの命令に従った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんな、みなさんっ……」 +\endtext + +\text +リズベルの悲痛な声が上がる。 +\endtext + +\text +ゴブリンたちは胸元を押さえながら、 +なるべく視線を合わせないようにして +仕事に戻り始めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、人徳のなせる業、だな。 + さぁ、部下が仕事をしているのだから、 + おまえも仕事をせねばな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のお仕事は書類整理ですよっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「残念だったな。 + 今のおまえの仕事は、壁に手をついて + 尻を突き出し、アンアン鳴くことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、俺の性癖は知っていよう? + 逆らっても無駄だ。 + さぁ、尻をこっちに向けて股を開け」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、リズベルの手を引き、 +部屋の隅へと連れて行く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなっ、嘘ですよね? + 冗談だって言ってください、 + こんなところでっ……きゃあっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は本気だ。今からおまえを、 + 部下たちが見ている前で犯す」 +\endtext + +\text +カイムはその言葉を裏付けるかのように、 +リズベルの服をはぎ取っていく。 +\endtext + +\text +そして壁に手を突かせると、 +ズルルッと下着を擦り下ろした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う、嘘……私、こんなところで……」 +\endtext + +\text +胸や股間といった大事な部分を露出させた +リズベルが、信じられないと言った表情で +小さく呻いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、良い眺めだ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻肉を +指で左右に割り開く。 +\endtext + +\text +すると肉ビラがクパァッと開き、 +桃色の膣穴が顔をのぞかせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「こうしてマジマジと見ると、 + おまえの尻は小ぶりだが、実に美味そうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「し、知りませんっ! + あ、あぁ……見ないで、ください……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴブリンさんたちも、 + ダメ……見ないで……」 +\endtext + +\text +仕事に戻り、書類に目を落としている +ゴブリンたちだが、やはり気になるのか、 +チラチラとリズベルのほうを盗み見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、いいではないか。 + おいおまえたち、思う存分見るがいいぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてこいつがどれほど淫乱なのかを + 仲間にも話してやれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなっ……そんな事されたら、私っ……」 +\endtext + +\text +リズベルがあまりの恥ずかしさのため、 +身体をよじり、腰を前に逃がそうとした +瞬間だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ、あああぁぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムがリズベルの尻の割れ目に、 +顔をうずめた。 +\endtext + +\text +そして長い舌を伸ばし、秘裂を舐めあげる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、だめっ……だめですっ、 + 舐めないで下さいっ! そんなところっ、 + あぁっ、汚いですからっ!!」 +\endtext + +\text +カイムの舌は、まず秘裂全体を +じっくりと舐めあげていく。 +\endtext + +\text +唾液で濡れた舌で股間を擦り上げられ、 +リズベルはゾクリと身体を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの身体に汚い場所などあるものか。 + クククッ、それどころか…… + 実に美味いな、おまえの尻は」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってさらにグパッと尻肉を +割り、長い舌でニュルニュルと舐めあげる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅっ、あっ、あはぁっ……だめっ、 + あぁんっ、そこっ、だめっですぅっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは突き出した尻を +再度前に逃がそうとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムの手が、 +がっちりと腰を掴んでいるため、動かない。 +\endtext + +\text +ジュルジュルッ、ニチュニチュッと、 +卑猥な音を聞かされながら、 +秘裂を舐められる快感に喘がされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ、うぅっ!! だめぇ……。 + ほんとに、だめなんですっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「皆さん、あっち、向いてて、くださっ……。 + あ、あぁっ……見てる、皆さんが私を……」 +\endtext + +\text +部下たちの視線を浴びながら、 +リズベルは真っ赤になった顔をそむける。 +\endtext + +\text +しかし顔をそむけたところで、 +半裸になった身体を隠せるわけではない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁっ……だめっ、そこだめぇっ! + なかにっ、あひぃっ! 中に舌、 + 入れないで下さいっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +そしてなにより股間を舐められて感じている +姿を、見られなくなるわけではない。 +\endtext + +\text +今この瞬間も、 +自分の恥ずかしい姿を見られてしまっている。 +\endtext + +\text +その事実が、リズベルを混乱させる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ……あっ、はっ……。 + だめ、中……舐めたら、だ、めっ、ですぅ」 +\endtext + +\text +カイムの舌は、ズルルッとリズベルの +膣内へと入り込んでいた。 +\endtext + +\text +舌先がまるで蛇のようにうねうねと動き、 +膣粘膜を舐めこそいでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁっ……あっ、ふぅっ……。 + カ、カイム様……許して、ください……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、騙すようなことをして、 + すみませっ、あぁっ!! + 謝りますから、もうっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なにを言っている? + 俺は怒ってなどおらんぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは膣穴から舌を抜き、 +今度は尿道、そしてクリトリスを舐め転がす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああっ、ヒィんっ、だったらなんでっ! + あぁ、こんなっ、あふぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから言っただろう? + これが俺の性癖だと」 +\endtext + +\text("カイム") +「気に入った女を大勢の前で犯す。 + それが気丈な女であればあるほど、 + 俺の興奮は高まる」 +\endtext + +\text +膣穴からは、透明な愛液がにじみ出ている。 +\endtext + +\text +カイムはそれを舌ですくい取り、 +口の中で吟味する。 +\endtext + +\text("カイム") +「甘酸っぱくてうまい蜜だ。 + どうやらおまえも感じているようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことっ……あっ、ないですっ! + 感じてなんてっ、あひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? + ならばもっと気持ちよくしてやらねばな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +再度膣内に舌をねじ込ませた。 +\endtext + +\text +そして先ほどよりも激しく、 +膣内を舐りまわす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あっ、あっ!!! + やめっ、あひぃっ!! そんな、奥までっ、 + 舐めないで下さっ、ぁぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの膝から、力が抜けた。 +\endtext + +\text +ガクンッと倒れそうになるが、 +カイムが無理やり腰を持ち上げる。 +\endtext + +\text +そして容赦なく膣穴を舐め続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ……見て、るっ……。 + みなさん、見てる、のにっ……」 +\endtext + +\text +膣穴からは、 +トプトプと新たな愛液があふれ出る。 +\endtext + +\text +カイムはそれを美味そうに舐めとり、 +喉を潤す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、めっ……私っ、あっ、ひっ! + イッ、クッ……だめっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +見られる恥ずかしさと、 +膣穴を舐めほじくられる快感とが、 +リズベルから理性を奪い去っていく。 +\endtext + +\text +そして快感が許容量を超え、 +アクメを迎えそうになる。 +\endtext + +\text +だがその瞬間、 +カイムはジュプリと舌を抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はっ……あっ、え? + な、なん、で……」 +\endtext + +\text +快感が突然失われ、リズベルは戸惑う。 +\endtext + +\text +てっきりそのまま、 +絶頂させられるものだと思っていた。 +\endtext + +\text +しかしカイムは舌を引き抜き、 +そしておもむろに立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、何か言いたげだな。 + だが言わずともわかる。 + これが欲しいのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムはズボンを下ろし、肉棒を取り出した。 +\endtext + +\text +ガチガチに勃起したそれを見ただけで、 +リズベルの身体は喜びに打ち震えてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ち、ちが、い、ます……」 +\endtext + +\text +しかしリズベルは首を横に振る。 +\endtext + +\text +まだ完全には理性は失われておらず、 +部下の前でこれ以上の痴態を晒すことに +抵抗を感じている。 +\endtext + +\text +だがその抵抗も、 +今この状況において何の意味もないことを、 +リズベルはこの後すぐに知ることになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、では入れるぞ」 +\endtext + +\text +リズベルの都合など構うことなく、 +カイムが膣穴に肉棒を突きつける。 +\endtext + +\text +そして間髪入れず、 +グニュルッと膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぐぅぅぅうううっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルはきつく膣穴を締める。 +\endtext + +\text +しかし肉棒は無遠慮に膣肉をこじ開け、 +奥へと到達した。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、おまえの中に入れるのは、 + これで二回目か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ処女のようにきついな。 + だが、これから俺が使い込んで、 + ほぐしてやるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ、あはっ、ひっ……。 + 奥、まで……とどいて、あ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +ガクガクッとリズベルが膝を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「しゃがむな。そのまま立っていろ。 + 尻を突き出して、股を開け」 +\endtext + +\text +しかしそんなリズベルに、 +カイムは容赦ない命令を下す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ……わ、わかり、まひた……。 + あ、あぁ……これで、ひ……いいですか?」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの命令に従い、 +恥ずかしさを押して、尻を突き出した。 +\endtext + +\text +そして精一杯踏ん張り、カイムが出し入れ +しやすい高さに尻を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、それでいい。 + さぁ、これからが本番だ。 + 部下の前で、はしたなくよがり鳴け」 +\endtext + +\text +カイムはズルルッと肉棒を引きずり出すと、 +すぐさま膣奥へとねじ込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +ゴリュッ、ゴリュリュッと、 +亀頭が膣粘膜をえぐる。 +\endtext + +\text +ゆっくりと出たり入ったりを繰り返し、 +快感を与えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「我慢しなくていいんだぞ? + 感じるままに声をあげろ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの腰をガシッと掴み、 +手前に引き寄せる。 +\endtext + +\text +そうした上で、肉棒でじっくりと膣穴を +突きほぐしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あぁっ、あうっ、あーーーーーっ! + だめっ、声がっ、あぁっ……漏れちゃ、 + ンんっ!」 +\endtext + +\text +眼鏡の奥の瞳には、 +恥ずかしさの為か、涙が滲んでいる。 +\endtext + +\text +それとも、自分の意思とは関係なく +快楽を感じてしまう身体に、 +悔しさを感じているのだろうか。 +\endtext + +\text +どちらにせよ、カイムにとってその横顔は +たまらなく艶っぽく映り、さらなる興奮の +糧となる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれ、どんどん突くぞ。 + おまえの子宮の入り口に + 先が当たっているのがわかるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あひっ……わ、分かりますっ! + あぁっ、ふ、太すぎ、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +ひとつ突くごとに、亀頭が子宮を揺さぶる。 +\endtext + +\text +しかし揺れるのは子宮だけではない。 +\endtext + +\text +リズベルの慎ましやかな乳房もまた、 +抽送に合わせて前後に揺れている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、んっ……あぁっ、あはぁっ!! + こ、この前よりもっ……深……くっ、 + あっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「体勢的に深くまでつながりやすい + のだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「あとは、おまえの肉穴がこなれてきて、 + チ●ポを咥え込みやすくなったか。 + まぁ両方だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おかげで、 + 種付けしやすくなったというわけだ」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、腰の振りを速めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「た、ね……つけっ、あっ、ひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text +卑猥な音を立て、肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +その度に、ねっとりとした愛液が糸を引き、 +そして床に垂れ落ちていく。 +\endtext + +\text +部下のゴブリン達はもはや仕事など放りだし、 +リズベルの痴態を食い入るように見ている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あっ、あぁっ!! + 見ないでっ、くださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめですっ、ほんとに、あぁっ!! + いやっ、あぁっ!! + 見ないでっ、見ないでぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな事を言いながらも、 + おまえのマ●コはドロドロだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当は見て欲しいのだろう? + 自分が犯され、種付けされる瞬間を + 余すところなく見て欲しいのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは執拗に膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +大きく傘を広げた亀頭が、 +敏感になりすぎた膣穴粘膜を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あっ、あーーーーーっ!! + 違いますぅっ!! + ちがっ、あっひぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +もはや、声を押し殺すこともできないほど +リズベルは感じてしまっている。 +\endtext + +\text +背後から獣のように犯され、 +種付けされる時をただ、待っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁんっ、だめぇっ!! + お、奥を突かないでっ……ひぃんっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、もうっ、もう私っ、 + ひっ、あはぁっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは腰を振りはじめる。 +\endtext + +\text +右に、左にと、肉棒が気持ちいい場所を +突くようにと、腰を動かしている。 +\endtext + +\text +しかしリズベルは気づいていない、 +自分が今、どれほど卑猥な声で鳴き、 +淫靡な姿をさらしているのかを。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イッ、クッ……イクイクイクっ!! + だめっ、あぁっ、許してくださいっ!! + これ以上は、お願いですからぁっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。これは正当な取引の結果だからな。 + 俺は時間内に仕事をし、 + おまえから権利を勝ち取った」 +\endtext + +\text("カイム") +「その結果、俺がおまえに何をしようと + 俺の勝手。おまえに拒む権利はない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あがっ、あはぁぁああっ!! + あっ、ら、めっ……ヒグッ、グッ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの身体から、一瞬力が抜けた。 +\endtext + +\text +膣穴の締まりもその一瞬だけは緩くなる。 +\endtext + +\text +カイムはその隙を見逃さず、 +無防備すぎる膣穴へと、容赦のない強烈な +ひと突きを見舞った。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、イケッ!! + 部下の前で、イキ顔を晒せっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぎッ、ひはっ、あぁぁああっ!! + イクッ、あぁっ、だめっ、もうイクゥッ!」 +\endtext + +\text +リズベルは子宮口をしたたかに突き上げられ、 +呆気なく絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、あぁっ!! + だめっ、見ないでくださいぃぃいいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルがアクメを迎えた直後、 +カイムもまた精液を迸らせた。 +\endtext + +\text +膣内に勢いよく精液が注ぎ込まれ、 +リズベルは一瞬白目を剥いて吠える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぎっ、あひぁぁぁあああっ!!! + 出てるっ、私の中にっ、 + 精液出ちゃってますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、出しているのだ。 + おまえを孕ませるためにな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、ひあっ、あーーーーーっ! + なか、だし……されて、るっ……。 + 赤ちゃんできる……できちゃう、あぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、見ろ。 + これがおまえ達の上司のイキ顔だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「種付けされてトロトロに蕩けた + 雌の顔をしているだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、めへっ、くらひゃ……あはぁっ! + みない、れっ……あはぁ、 + 私のこんな顔、見ないでくださひ……」 +\endtext + +\text +リズベルは涙を流しながら、 +けれど快感には抗えず、イキ顔を晒し続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、お願い、ですっ、ひぁっ!! + 見ても、言わないでくださいぃっ!! + 誰にも、今日のことはっ、あひぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、それは無理な話だ。 + なぜなら俺が命令して噂を流させるからな」 +\endtext + +\text +カイムは最後の一滴まで、 +余すことなく膣内に精液を流し込んでから、 +肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふ、あ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ようやく射精が終わり、 +そしてアクメの波も引いた。 +\endtext + +\text +リズベルは汗だくになりながら、 +肩で息をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? 見られながらのセックスも + いいものだろう?」 +\endtext + +\text +カイムがニチニチと、 +膣穴をほじくりながら言う。 +\endtext + +\text +甘美な快感に理性を溶かしつくされた +リズベルは憮然とした表情を浮かべながらも、 +それを否定しきれない自分に気付く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁ……あ……。 + わ、私……これから、どういう顔で、 + 皆さんに接したら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いつも通りの顔でいればいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつらだってわかっているはずだ。 + おまえも所詮は、女だということを」 +\endtext + +\text("カイム") +「チ●ポをねじ込まれれば + 当然鳴いてよがるだろうことをな」 +\endtext + +\text("カイム") +「意外なことは、何ひとつとしてない。 + さぁ、仕事に戻れ。 + 俺の子種を、腹の中に溜めたままな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ふぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルはその後下着を穿かされ、 +カイムの言葉通り仕事に戻らされた。 +\endtext + +\text +その間ずっと、リズベルはゴブリンたちの +視線に晒され続けたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_05.txt new file mode 100644 index 0000000..80fd92e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_05.txt @@ -0,0 +1,1652 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_05") + +\text +その日カイムは、 +ロスペンの街の視察に来ていた。 +\endtext + +\text +隣にはリズベルがおり、 +時折チラチラとカイムを盗み見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、リズベル? + 街についてからというもの、 + 落ち着きがないな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「べ、べつにっ……そんな事はないです」 +\endtext + +\text +リズベルはまさか気づかれているとは +思っておらず、慌てて視線を逸らした。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? + それにしては、何か言いたげだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そ、それは……あれですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「次の視察場所まで時間がある。 + 言ってみろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……えと、どうして私だけ…… + 連れてこられたのかなって思いまして」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そのことか。 + 他の奴らは忙しいらしくてな、 + 一応誘ったが断られたのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私も忙しいのですが?」 +\endtext + +\text +リズベルが、キッとカイムを睨みあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ではなぜ来たのだ?」 +\endtext + +\text +しかしカイムにもっともなことを尋ねられ、 +口ごもる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それはっ……えとっ……」 +\endtext + +\text +実際、カイムとリズベルはふたりきりで +ロスペンの街を歩いている。 +\endtext + +\text +護衛の兵士もついてきてはいるものの、 +目立たないようにと少し離れて歩いている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「し、視察も重要なお仕事だからです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それにカイム様をひとりで行かせたら、 + 絶対サボると思いまして」 +\endtext + +\text("リズベル") +(でもふたりきりになるとは + 思いませんでした……) +\endtext + +\text("リズベル") +(これじゃ、 + まるっきりデートじゃないですか……) +\endtext + +\text +リズベルの頭の中は、 +先ほどからそのことばかりだった。 +\endtext + +\text +隣を歩くカイムを見上げては、 +ポッと頬を赤らめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +(ダメです。これは仕事なんですから。 + 私がしっかりしなくては……) +\endtext + +\text +そうして自分を叱咤するも、 +時間が経つとまたカイムの方を +無意識に見てしまっている。 +\endtext + +\text +そんな自分に困惑しながら、 +リズベルは大きくため息をつくのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「疲れたか? そろそろどこかで休むか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? い、いえ私はまだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理をするな。 + 今日1日歩き回って疲れただろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し早いが、今日は切り上げて + 夕飯にするとしよう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、あっ、 + ちょっと待ってくださいカイム様っ!」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの手を引き、 +そのままスタスタと酒場へと入っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日は俺のおごりだ。 + 好きなものを頼め」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いつもお小遣いが少ないと文句を仰ってる + 方が、そんな事言っていいんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無駄遣いをしなければどうという事はない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……迷宮に帰って食事すれば + タダなのに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これも立派な無駄遣いだと + 思うんですけどね……」 +\endtext + +\text +リズベルはメニューを見ながら +そうつぶやいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのために使うのだ。 + 無駄遣いなわけがなかろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルはメニューから顔を上げ、 +ジッとカイムを見つめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、今のは感動して『抱いて』という + シーンだろう? + なんだその気のない反応は」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません。ちょっといつものカイム様 + らしからぬ発言でしたので、 + 理解するのに数秒かかりました」 +\endtext + +\text +リズベルは近くにいた店員を呼び、 +注文を始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、かわいげのない奴だ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +懐から粉薬の入った包みを取り出した。 +\endtext + +\text +そしておもむろにそれを開くと、 +サラサラと水の入ったグラスに落とし、 +溶かしていく。 +\endtext + +\text("店員") +「ご注文は以上でよろしいですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、よろしくお願いします」 +\endtext + +\text +注文を終えたリズベルが +カイムの方へと振り返る。 +\endtext + +\text +その間、10数秒。 +\endtext + +\text +リズベルは薬を混ぜられたと気づく様子も +なく、喉を潤すために水を飲んだ。 +\endtext + +\text +リズベルの身体が変調をきたしたのは、 +食事を終えて迷宮に帰ろうとした頃だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん、あっ……あれ?」 +\endtext + +\text +カイムの隣を歩いていたリズベルが、 +突然頭を押さえて足元をふらつかせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、リズベル。 + 顔が赤いようだが……?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを抱きとめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「す、すみませんっ…… + 少し、頭がくらっとして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。日頃の疲れが出たのやも知れんな。 + ここは人通りが多い。こっちでしばし休め」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルを看病する。 + おまえ達はこの場にとどまって + 周囲を見張っておけ」 +\endtext + +\text +異変を察知して走り寄ってきた兵士に、 +カイムはそう命じた。 +\endtext + +\text("兵士たち") +「はっ、かしこまりましたっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、大丈夫、でひゅから……。 + 私は、大丈夫……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っている。無理をするな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを抱きかかえ、 +そのまま路地裏へと入っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ひょっと……勝手に、あ……。 + だめです、これ、なんか、おかしい……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、おろして、くださいカイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「すごい汗だなリズベル。熱いのか? + 水が欲しければ持ってくるぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルをその場に座らせる。 +\endtext + +\text +リズベルはカラカラになった喉に +唾液を流し込み、何とか言葉を紡ぐ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、なにか、私に……しましたね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何のことだ? 俺がおまえに黙って + 変なことなどするわけがなかろう」 +\endtext + +\text +心外そうにそう口にするカイムだが、 +その口元には笑みが滲んでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、やっぱ、り……。 + はぁ、はぁ……さ、最低、ですね……。 + そこまでして、私に辱めを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言っているのだ。 + とにかく水を持ってくる。 + おまえはここでしばらく待っていろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +リズベルから離れようとする。 +\endtext + +\text +するとリズベルが、 +カイムの腕をガシッとつかむ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いかないで、ください……。 + わたし、あぁっ、もうっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +(だめ……身体が、熱い……。 + 頭が、おかしくなりそう……) +\endtext + +\text("リズベル") +(でも、言っちゃダメ……。 + 言っちゃったら……この人の、 + 思惑通りに……) +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑みを隠そうともせず、 +リズベルへと振り返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 俺にどうしてほしいのだ? + 言ってみろ。なんでもしてやるぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +(はぁ、はぁ……何でも……なんでも? + あぁ、もうだめ……我慢できない……。 + 欲しい、欲しい、今すぐ、欲しい……) +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、抱いて、ください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「また抱けばいいのか? + 抱いてどこに行けばいい?」 +\endtext + +\text +カイムはとぼけた顔でそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +(あ、あぁっ……この人は、 + わかってるくせに…… + 私に、言わせようとして……わざと……) +\endtext + +\text +リズベルはカイムの意図に気付きながらも、 +湧き上がってくる感情、情欲を抑えきれない。 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの胸に飛び込み、叫んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ、私を……犯してくださいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、いいだろう。 + 犯してほしいと言われれば、 + すぐにでもぶち込んでやるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この場所でいいのだな? + この、いつだれが来るかわからない場所で + お前を犯すぞ? いいのだな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おねがい、しますぅっ!! + もう、がまん、できなっ……あはぁっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お願いしますっ、カイム様の太いので、 + 私の中、ズボズボしてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を聞いた瞬間、 +カイムはにやりと邪悪な笑いを浮かべた。 +\endtext + +\text +そしてリズベルを正面から抱きかかえ、 +壁に背中を押し当てた。 +\endtext + +\text +そしてすでに愛液でヌルヌルになっている +下着をずらすと、一気に肉棒を挿入した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あはぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text +特別甘く、可愛らしい声が路地裏に響いた。 +\endtext + +\text +ニュルッ、ニュググッと、亀頭は柔らかな +膣肉をこじ開け、奥へと進んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅぅううっ、入って、来ますぅっ! + カイム様の太いのがっ、あふぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの耳元で喘ぎ、 +両足をビクビクと痙攣させている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほぅ、入れただけでイッたのか? + そんなに欲しかったか、俺のチ●ポが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひっ……あふぅっ!! + 欲しかった、ですっ…… + あぁっ、すごくっ、硬くて、熱いですっ!」 +\endtext + +\text +カイムは、リズベルの身体をガシッと抱く。 +\endtext + +\text +彼女の身体は媚薬のおかげで、 +芯まで火照ってしまっている。 +\endtext + +\text +股間は愛液まみれとなり、 +汗も全身から噴き出している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、はぁんっ! う、動いてっ、下さひ。 + あぁっ、早くっ、早く私の中、 + かき回してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +そう言って、腰をクネクネと動かし始める。 +\endtext + +\text +たっぷりと潤った蜜壺に肉棒がしごかれ、 +カイムは軽く唸った。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。このままでは一方的に + おまえに搾り取られてしまいそうだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククッ、ディアボリカは悪魔と言われるが、 + 今のおまえはまさにそれだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「淫靡な声と姿で男を惑わす + サキュバスのようだ」 +\endtext + +\text +これほどまでに女の色香を漂わせるとは +カイム自身思っておらず、少し驚く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、悪魔でも、何でもいいですからっ!! + はやくっ、はやくぅっ…… + もう頭がおかしくなりそうなんですぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かった分かった。では動かすぞ。 + 舌を噛まないように、気をつけろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ってリズベルを抱えなおすと、 +ゆっくりと腰を上下させ始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁぁああっ! あっ、あぁんっ!! + すごいっ、ですぅっ!! 太いのが + 私の中っ……行ったり、来たりして……」 +\endtext + +\text +膣穴に肉棒が出入りするたびに、 +白濁した濃厚な愛液が +ドロリと掻き出されてくる。 +\endtext + +\text +カイムはそれを指で絡め取り、 +リズベルの顔へと近づけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、これはひどいな。 + 本気汁が出まくりではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、あぁんっ…… + そんなの、見せないでください……」 +\endtext + +\text +リズベルは視線をそらすが、 +カイムは今度は耳元で糸を引かせる。 +\endtext + +\text +そしてその卑猥な音を聞かせることで、 +リズベルのなけなしの理性を更に +とろけさせていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁっ、あっ、んんっ!! + だめぇっ、エッチな音…… + 聞かせないで、ください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言いながら、興奮しているのだろう? + マ●コの締まりがきつくなったぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはっ、あふぅっ! はぁ、はぁっ……。 + だめっ、あっ、んんっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの身体に抱きつき、 +いやいやと首を振る。 +\endtext + +\text +それがあまりにも可愛らしく、 +カイムは肉棒をさらに膨張させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、あの生意気なリズベルが + 自分から抱きついてくるとはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、もっとぉっ!! + もっと激しくっ、してくださいっ!! + お願いしますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、良いだろう。 + 素直なおまえは実に愛らしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、おまえの望みどおりにしてやろう + ではないか」 +\endtext + +\text +リズベルのうなじにキスをしながら、 +カイムは抽送の速度を上げていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、ひっ……あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +亀頭が粘膜を引っ掻き回し、 +リズベルが涎を垂らして鳴く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、路地裏とはいえ、 + いつ人が来るかわからないような場所で + よく吠えるものだ」 +\endtext + +\text +カイムが腰を突き出しながらそう言うと、 +リズベルは今更ながらに口を閉じようとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぃっぐっ…… + んふっ、んっ、ふぅっ!!」 +\endtext + +\text +しかし膣穴をえぐられる快感を +覚え込まされたリズベルに、 +喘ぎ声を我慢出来ようはずがない。 +\endtext + +\text +加えて媚薬に犯された身体は快感が何倍にも +膨れ上がり、リズベルは正気を保ち続ける +こともできない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あっ、あひぁーーーーーっ!! + だっ、めっ……声がっ、どうしてもっ、 + 声が漏れちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、安心しろ。 + 既に周りに消音魔法を展開している」 +\endtext + +\text("カイム") +「どれだけよがろうと、 + おまえの声は俺以外には聞こえない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あふぅっ……い、いつの間に……。 + そ、それじゃ、あっ、ひっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、思う存分、よがるがいい」 +\endtext + +\text +だが、それはカイムの嘘だった。 +\endtext + +\text +実際には、リズベルの嬌声は +見張りの兵士たちに筒抜けだった。 +\endtext + +\text +しかしリズベルはそんな事とは知らず、 +甘えるような声で喘ぎ続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ……はひっ!! + あぁ、いいっ……すごっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはギュッとリズベルを抱きしめ、 +下から上へと、激しく突き込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ、あっ、あーーーーっ!! + カイム様っ、カイム様ぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの名前を何度も叫びながら、 +絶頂へと押し上げられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか、リズベル?」 +\endtext + +\text +カイムが耳元でそう訊ねると、 +リズベルは髪を振り乱し、何度も頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「気持ち、いいっ! 気持ちいいですぅっ! + あひっ、あっ……あぁぁああん!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「イ、イキそうっ、ですっ!!! + 私っ……あぁっ、カイム様っ、私っ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは自らもグチュグチュと +腰をくねらせている。 +\endtext + +\text +ボタッ、ボタッと、 +撹拌されて真っ白な愛液が地面に落ちていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あっ……イク、イクゥッ!! + 私っ、こんな所でっ、あはぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +膣粘膜や子宮口をえぐられる快感に +恍惚とした表情を浮かべ、 +リズベルは絶頂へと上らされていく。 +\endtext + +\text +しかしあと少しでアクメするという時、 +ピタリと抽送が止まった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ? あぁっ、えっ? + な、なんで……え? どうして……」 +\endtext + +\text +リズベルはあからさまな不満の色を浮かべ、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに、おまえ同様、 + 俺もそろそろ出そうなのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこでひとつ確認だ。 + おまえは、どうしてほしい?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルにそう訊ねる。 +\endtext + +\text +顔には意地の悪い笑いが終始浮かんでおり、 +リズベルは瞬時に理解する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私に……言わせる気、ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、ぜひ聞きたいな」 +\endtext + +\text +意地の悪い笑みを浮かべて、 +カイムは再び突き上げ始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、んんっ! はうっ、あひっ! + カイム様って、ほ、ほんとにっ…… + 意地悪ですねっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、自覚している。 + 可愛い女を前にすると、 + どうしてもいじめたくなるのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほんとにっ、ど、どうしようもなく、 + エッチで……スケベで、変態でっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その通りだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この前だって、 + 私を……部下の前で、辱めてっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほ、本当にっ、 + 本当に恥ずかしかったんですからねっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろうな、それで?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どこに、何を、どうしてほしい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ、ううっ……あぐっ、あひぃっ!! + あっ、はひっ……ひっ、ひぐぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは膣内をゆっくりとかき回される +快感にもどかしさを感じ、 +ついには叫ばされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「くっ、くださいぃっ!! + 私の中にっ……カイム様の精子、 + な、中出ししてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +しかしカイムは、それで満足はしなかった。 +\endtext + +\text +更に、リズベルを辱める。 +\endtext + +\text("カイム") +「中とは、どこだ? + ほれ、もうわかっているんだろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「言わないといつまでも生殺しのままだぞ? + イキたいんだろう? ほら、言えっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはグチュリと、 +一際深く肉棒を突き込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んあっ、ひぃぃぃあああっ!! + お、オマ●コ……あぁっ、ひぃっ! + オマ●コですぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは快感に屈服させられ、 +卑猥な言葉を口にした。 +\endtext + +\text +カイムは背筋をゾクゾクッと震わせ、 +笑いながら荒々しく腰を振り始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははっ、はははははっ!! + 最高だっ!! いいぞリズベルッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「出してやろう、 + おまえのマ●コの奥の奥になぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あはぁぁぁあああっ!! + はひっ、くださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のオマ●コにっ、カイム様の精子っ、 + 注ぎ込んでくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは股を広げさせられた格好で、 +だらしなく腰を突き出す。 +\endtext + +\text +普段は事務的で隙のないリズベルを見ている +カイムは、その姿を目にするだけで肉棒が +はちきれんばかりに興奮してしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、出すぞっ!! + はぁ、はぁっ……俺の精子で、 + 受精しろっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひっ、あぁっ!! イクゥッ!! + 受精しますっ、孕みますぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、カイム様ぁぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、イックゥゥゥゥウウウウウッ!」 +\endtext + +\text +精液が、 +ビュクビュクッと膣内に流し込まれる。 +\endtext + +\text +鈴口から噴き出す精液は +子宮口に直接噴きかけられ、 +リズベルは涙を流すほど感じてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コ凄いっ、精液すごいですぅっ!! + 溶けるっ、私のオマ●コが、 + 溶けちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +涙と涎、そして汗で顔をドロドロにしながら、 +リズベルははしたなく嬌声を上げ続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きもちっ、いひっ!! あぁっ!! + もっと、もっと中出ししてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ブチュウッて、いっぱいっ…… + 精液種付けしてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは腰を前後に動かし、 +膣穴で肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ……あはぁっ、はうぅんっ!! + きもちいいっ……気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは何度もそう言いながら、 +アクメの余韻に浸り続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、はひ……はぁ、あふぅ……」 +\endtext + +\text +射精が終わり、膣内が満たされると、 +アクメの波も引いていく。 +\endtext + +\text +リズベルは時折ビクビクと身体を痙攣させる。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで少しは落ち着いたか?」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を引き抜き、 +リズベルの身体を下ろそうとする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、やぁんっ……」 +\endtext + +\text +しかしリズベルはカイムの首にしがみつき、 +自分から肉棒を咥え込もうとする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうした?」 +\endtext + +\text +カイムが驚いてそう訊ねると、リズベルは +トロンとした瞳でカイムを見つめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「も、もっと……してください……。 + してくれなきゃ、ダメです……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のオマ●コ、もっと…… + カイム様の太いので、かき回してください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……だめ、ですか? + 私のオマ●コが、疼くんです。 + もっともっとオチ●ポ欲しいって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、ふははははっ!! + 予想以上の効果があったな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「効……果?」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらの話だ。よぅし、いいぞ。このまま + 抜かずの二発目と行こうではないか」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、リズベルにキスを +しながら腰を前に突き出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あむぅっ、んっ、ふぅんっ♪」 +\endtext + +\text +リズベルの唇を奪いながら、 +ねちっこく肉棒で膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ、ジュルッ……んぷはっ……。 + はぁ、んっ……オマ●コ気持ちいいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まさかおまえがこれほどに淫乱だとはな。 + 疼きが治まるように、 + またたっぷりと種付けしてやるからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅっ、あひぃっ!! お願いしますっ! + あぁっ……私の中にっ、 + たくさん射精してくださいっ!!」 +\endtext + +\text +一度中出しされたことで、 +リズベルの理性は完全に失われた。 +\endtext + +\text +消音魔法が張られていると +信じ込んでいるリズベルは、 +更に声を張り上げ、淫らに乱れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、んっ、あはぁぁぁあああっ!! + もっともっとズボズボしてくださいぃっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コが壊れるくらい、 + 激しくかき回してぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クハハッ、よかろう。 + ではおまえに本物のセックスというものを + 教えてやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ……本物の……。 + 教えてくださいっ!! + 私にっ、本物のセックスっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはうっとりとした表情で、 +生唾を飲み込んだ。 +\endtext + +\text +その直後、緩慢に動いていた肉棒が +猛然と出入りを繰り返し始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ、あっ、あーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +愛液と精液がごちゃ混ぜになった膣内を、 +ニュルッ、グチュウッと、音を立てて肉棒が +動き回る。 +\endtext + +\text +その動きは激しく、 +リズベルの身体が上下に揺れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「奥っ、奥に当たって……ひぁぁああっ! + すごいっ、オマ●コがっ、壊れるぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、壊れはしない。 + 女の身体は、意外と丈夫にできているもの + だからな」 +\endtext + +\text +リズベルの尻を鷲掴みにし、 +揉みながらカイムは腰を動かす。 +\endtext + +\text +極太の肉棒に身体の中を蹂躙される刺激を +味わいながら、リズベルは甘い吐息を漏らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「気持ちっ、いいっ!! + あーーーーっ! オマ●コ凄いですぅっ!」 +\endtext + +\text +一度口から出たが最後、 +卑猥な言葉は何度も吐き出される。 +\endtext + +\text +それを口にする羞恥心は遠くに置き去りに +されたまま、リズベルはただひたすら快感を +与えられ、絶頂へと上り詰めていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぐっ、あっ、ひぃぃああっ!! + カイム様っ……あぁっ、私、もうっ…… + だめですぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、なにがダメなのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、頭の中がっ……ふわふわして、 + なにも、考えられなくなって……あぁっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは身体をビクンッと +大きく痙攣させた。 +\endtext + +\text +膣穴もギュウッと凄絶な締め付けを見せ、 +肉棒を圧迫してくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひっ、ひっ、あぁっ!! + 気持ちいいっ、もうっ、気持ちいいこと + しか、頭の中にっ、なくてっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでいいのだ。 + セックスをしているときは、 + 余計なことなど考えなくていい」 +\endtext + +\text("カイム") +「すべて俺に任せろ。 + 俺がおまえを天国に導いてやるからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ま、任せ、るっ……? + 私が、カイム様に、全部……あ、あふっ!」 +\endtext + +\text +軍の管理から占領地の統治まで、 +リズベルは多岐にわたり、 +常日頃奮闘している。 +\endtext + +\text +それは責任感の強いリズベルの性格が +そうさせており、誰かに依存することを +自分からはなかなか言い出せない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いいんですか……あひっ!! + わ、私っ……なにも、しなくてもっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、下僕を愛でるのは + 主人の務めだからな」 +\endtext + +\text +カイムもまた、射精の欲求がこみあげてきて、 +肉棒を膨張させていく。 +\endtext + +\text +太い先端が桃色の膣粘膜をめいっぱい広げ、 +その上で引っ掻く。 +\endtext + +\text +その快感は、リズベルの全身から +力を根こそぎ奪うほどだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ううぅっ……わ、私っ…… + イキたいっ、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コでいっぱい…… + 気持ちよくなりたいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ分かった。すべて俺に任せろ。 + 今、おまえの子宮の中を + 俺の精液で満たしてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの子宮口を、 +ゴリッ、ゴリュッと激しく突き上げる。 +\endtext + +\text +リズベルの狭い膣穴では、 +まだカイムの肉棒を根元まで咥え込むことは +できない。 +\endtext + +\text +しかしそれは裏を返せば、それだけ強く +膣穴を突き上げられるということだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、ひぎぃっ、あぁぁあああっ!! + 子宮がっ、すごっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「揺さぶられてっ、あひぃぃいいっ!! + カイム様っ、イクッ!! + 私またっ、イキますぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいぞ。存分にイケ。 + 俺もすぐに……クッ、中出ししてやるっ!」 +\endtext + +\text +きつく締まる膣穴を、 +亀頭がニュルルッとこじ開ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、イクッ!!! + 出してっ、出してくださいっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のオマ●コに、子宮にっ…… + カイム様の精液、注ぎ込んでぇっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは路地裏から見える +狭い空に向かってそう叫んだ。 +\endtext + +\text +その直後、少女の身体はビクンッと仰け反り、 +アクメする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イッ、イックッ!! + オマ●コ、イクぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは、肉棒が膣奥までねじ込まれた +状態で射精を受けた。 +\endtext + +\text +子宮口にゼリーのように濃厚な精液を +浴びせられ、意識が飛びそうになるほどの +快感を味わわされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「気持ちいいっ!! + オマ●コ気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あーーーーーーーーっ!! + 射精っ、来てますっ……オマ●コに直接、 + ビュルビュルッて……あひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text +散々突き上げられ、 +子宮への入り口は緩んでいる。 +\endtext + +\text +そこに勢いよく精液が襲い掛かり、 +内部へと侵入していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「せ、精液中にっ、入って…… + あっ、あぁ、あふぁぁああっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「子宮、熱いぃっ……あふぁっ!? + 種付け、ひゃれてっ……あぁっ!! + 私っ……私っ……あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +その後も、ビュルッ、ビュクククッと、 +白濁液は迸り続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぁっ……あ、あっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはその度に、 +下半身を蕩かされんばかりの快感に襲われ、 +涎を垂らした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……あ、はぅ……」 +\endtext + +\text +膣穴から、ゴポゴポと精液が流れ落ちる。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちよかったぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの頭を撫でつつ、 +そう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私も……気持ちよかった、です……」 +\endtext + +\text +リズベルはアクメの余韻に +まだ浸っているようで、息が上がっている。 +\endtext + +\text +それでもうっとりとした表情で、 +カイムのことを見上げていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あの…… + も、もう……大丈夫、ですから……」 +\endtext + +\text +二度の大きな絶頂を経て、 +身体の火照りが治まってくる。 +\endtext + +\text +それと同時に、 +理性がじんわりと回復していく。 +\endtext + +\text +すると今までの痴態を思い出し、リズベルは +違う意味で顔を赤く染めるのだった。 +\endtext + +\text +しばらくすると、 +リズベルは完全に正気を取り戻した。 +\endtext + +\text +急いで衣服や髪の乱れを直し、 +カイムと距離をとる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、えと……御迷惑をおかけしました」 +\endtext + +\text +リズベルはいつものすまし顔でそう言ったが、 +バツの悪さを感じているらしく、 +目を伏せている。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、最初はどうなることかと思ったが、 + 大丈夫そうで何よりだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしおかしなこともあるものだな。 + おまえがあんな風になるとは……」 +\endtext + +\text +カイムはそう言ったが、 +リズベルはすでに気づいていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうせ、食事の時に + 私に薬でも盛ったのでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんなことはこれっきりに + していただきますからね」 +\endtext + +\text +リズベルはキュッと口を引き結び、 +カイムを睨んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだバレたか。 + そう怒るな、ちょっとしたジョークだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「実際に薬を盛られたわけですが?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、気持ちよかっただろう? + おまえも楽しんでいたではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですからあれはっ、薬のせいです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかったわかった。 + すまん、今度からは……」 +\endtext + +\text +怒るリズベルにカイムが謝ろうとすると、 +リズベルはそっぽを向く。 +\endtext + +\text +そして消え入るような声でつぶやく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな事をしなくても…… + いつでもお相手しますから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お? いつでも? + 今いつでもと言ったか?」 +\endtext + +\text +カイムはそんなリズベルが +可愛くて仕方なくなり、背後から抱きしめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「では迷宮に帰って第二ラウンドといこうか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お断りします。 + 薬を黙って飲ませた罰です。 + 今日はもうお開きです」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの手をペシッと叩き、 +スルリと抜け出してツカツカとひとり +歩き去っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、たった今自分が言った言葉を + 忘れるな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルのあとを追いかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「さっきのあれは、いつでも私の気が向いた + 時にって意味です。ほら帰りますよっ!!」 +\endtext + +\text +この日のリズベルとカイムのやりとり…… +おもにリズベルの嬌声は、 +兵士や住人に筒抜けだった。 +\endtext + +\text +次の日には、ロスペン中にその時の様子が +噂となって駆け巡ることになるのだが…… +今のリズベルは知る由もなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_06.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_06.txt new file mode 100644 index 0000000..12057e6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_06.txt @@ -0,0 +1,351 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_06") + +\text +リズベルは執務室でひとり、 +書類とにらめっこをしている。 +\endtext + +\text +部下のゴブリンたちはすでに帰り、 +室内はシン……と静まり返っている。 +\endtext + +\text +しかしそこに、突然客が訪れた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「やっほー、リズ。 + 相変わらず仕事の虫って感じね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「部屋に入るときはノックしてくださいと + いつも言ってるはずですが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「やぁん、怒っちゃいや♪ + そんなに眉間にしわばかり寄せまくってる + とすぐにおばあちゃんになっちゃうわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「余計なお世話です。 + それで、どういったご用件ですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うふふっ、聞いたわよリズ。 + あなたカイムといっぱいいっぱい + セックスしてるんだって?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは机に腰かけ、 +色っぽくウィンクする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「人聞きの悪い言い方をしないでください。 + 私はただ、カイム様がそう望まれるので + お相手をしているだけです」 +\endtext + +\text +一方で、リズベルの態度は素っ気ない。 +\endtext + +\text +書類を束ね、ドサッと机の上に置く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふーん、そうなんだ。 + でも前にロスペンに行ったときは + あなたの方から迫ったそうだけど?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それを誰からっ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「誰からでもいいじゃない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねぇ、どうなの? + 自分からセックスしてって + おねだりしたんでしょ?」 +\endtext + +\text +リズベルはスッと視線をそらし、うつむく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あれは……カイム様が + 私に媚薬を盛ったから、仕方なく……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それはおかしいわねぇ。 + カイムから聞いたんだけど、 + あの媚薬って特殊らしいわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「と、特殊って……どういう事ですか」 +\endtext + +\text +早々に立ち去ってもらおうとつっけんどんに +対応していたはずのリズベルだが、 +いつの間にか話の相手をさせられている。 +\endtext + +\text +そのことにリズベルは困惑しながらも、 +そう訊ねざるを得ない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あの媚薬ってあくまでも身体を興奮させる + だけで、誰とでもエッチしたくなるような + ものではないそうよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それってつまり……リズはカイムとエッチ + したいって、日ごろから思っちゃってるっ + てことにならない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、えっと……それは、その……」 +\endtext + +\text +普段カイムと並んで小言ばかり言われている +ベアトリスは、リズベルをやり込める事が +出来て満足げに笑っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ま、それはそれとして……。 + あなたはカイムに求められたら + いつでも身体を開くってわけね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、だって……仕方ないじゃないですか。 + あの人は、そういう人ですし……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あくまで受け身ってことね。 + でもいつまでも受け身でいると、 + この先どうなっちゃうか心配じゃない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それって、どういう事ですか」 +\endtext + +\text +ベアトリスの意味深な言葉に、 +リズベルは再度眉をしかめる。 +\endtext + +\text +それに対しベアトリスは +ひょうひょうとした態度で言葉を続けた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いやね、カイムってどんどんかわいい + 女の子を引っ張り込んできてるじゃない?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その中から、いつ貴方のポジションを + 脅かす存在が現れてもおかしくはないと + 思わない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私のポジションを……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そそ。貴方より知略に優れてて、 + 可愛くてスタイルもよくて愛想もよくって + エッチも大好き」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんな子が現れてごらんなさい? + カイムなんかコロッとそっちに + 鞍替えしちゃうわよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、それだけじゃなくて……その子が本気 + でカイムの側近になりたい、と言ったら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +ベアトリスの話は突拍子もなければ、 +根拠もない。 +\endtext + +\text +そしてその可能性も、限りなく低い。 +\endtext + +\text +しかし低いだけで、ゼロではない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、もちろん私はすでにカイムにとって + 特別な存在だから、あなたの立場を奪って + やろうとかって気はないから安心してね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……それはどうも」 +\endtext + +\text +ベアトリスはビシッと、 +リズベルの額に指を突きつけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今、カイムはあなたを信用しているわ。 + ほとんどのことを貴方に一任しているし、 + 何かあれば、まず貴方に相談する」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、その立場を他の子に奪われたとして、 + 果たしてその時あなたは、 + 平気な顔をしていられるの?」 +\endtext + +\text +リズベルはしばし沈黙する。 +\endtext + +\text +そして、ベアトリスの指を、 +ペシッと払った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の最大の望みは魔王軍が目的を達成する + こと。その一点のみです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「例え誰かが私に代わって指揮を執り、 + カイム様がそれを認めて重用したとしても、 + 私には何の異論もありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それが本当に軍のためになるのなら、 + 私は自分から身を引く覚悟もできています」 +\endtext + +\text +ベアトリスは毅然とそう言い放つリズベルを、 +まっすぐに見つめていた。 +\endtext + +\text +だからこそわかる、 +言葉には表れない微妙な心の揺らぎ。 +\endtext + +\text +それをベアトリスは +リズベルの瞳に見出していた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっか。 + ま、リズがそう言うんだったら + 構わないけど」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、今のポジションに満足していたら、 + この先本当にどうなるかわからないわよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はカイムが他の娘をいくら抱いても + 気にはしないわ。誰よりもカイムを + 愛している自信があるから」 +\endtext + +\text +ベアトリスは机から降りると、 +扉の方へと歩いていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも……あなたはそこまで強くはないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、自分でどうすべきか、 + どうありたいか、考えてみても + いいんじゃないかしら」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それを、言いに来たの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わざわざそんな事を言いに来られるなんて、 + お暇ですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「貴方は妹みたいなものだからね。 + 可愛くって、ついお節介やきたく + なっちゃうのよね♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスは言いたいことを言い終わると、 +そのまま執務室を出ていった。 +\endtext + +\text +残ったリズベルは椅子の背に身体を沈め、 +天井を見上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたはいいですよ、ベアトリスさん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……でも私は、あなたみたいに自由には + 生きられませんから」 +\endtext + +\text +そしてそうつぶやくと、 +気持ちを切り替えるようにひとつ息をついた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_07.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_07.txt new file mode 100644 index 0000000..06c500b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_07.txt @@ -0,0 +1,1390 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_07") + +\text +カイムはいつものように玉座に座り、 +隣に立つリズベルの報告を聞いていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「報告は以上になります。 + なにかご指示などはありますか」 +\endtext + +\text("カイム") +「特にない。その通りに進めろ。 + 何かあったときの判断は、おまえに任せる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……かしこまりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +いつもであれば、リズベルは報告を終えると +すぐに立ち去る。 +\endtext + +\text +しかし、なぜか今日はカイムの方を +チラチラと見たりして、立ち去る気配が +なかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうした?」 +\endtext + +\text +カイムは気になってそう声をかけるが、 +リズベルは黙ったまま、視線をさっとそらす。 +\endtext + +\text("カイム") +「何か言いたいことがあるなら言え」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが先ほどから、何か言いたげに + こちらを見ていることは分かっているぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、いえ……言いたいことは特に…… + なにもないです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ?」 +\endtext + +\text +カイムは肘をつき、隣のリズベルを見上げた。 +\endtext + +\text +心なしか、いつもより距離が近い。 +\endtext + +\text +身体を傾けさせて手を伸ばさずとも、 +すぐ届くところにリズベルの尻がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、どうしたというのだ? + ……ひょっとして、俺に抱かれたいのか?」 +\endtext + +\text +冗談めかしてカイムは言った。 +\endtext + +\text +しかし帰ってきた答えは、 +ひどく意外なものだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい。 + 私を、抱いていただけませんか」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめ、ですか?」 +\endtext + +\text +カイムは面食らい、しばらく硬直してしまう。 +\endtext + +\text +しかしやがて、にやりと笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、驚いたな」 +\endtext + +\text +そう言って、リズベルの腰を引き寄せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ……」 +\endtext + +\text +カイムの膝の上に跨らされる格好になり、 +リズベルは慌てて股間を手で隠そうとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムはその手を掴み、 +脇へとどけさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の調教の成果が出てきたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、あの生意気だったおまえが、 + 小細工なしでこうして俺を求めてくる日が + 来ようとはな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻を両手で撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、抱いてやるとも。 + それで、今日はどうしてほしいのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「また部下の前で犯してやろうか? + それとも夜の街に繰り出して + そこでするか?」 +\endtext + +\text +カイムの提案に、リズベルは首を横に振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ……今日は私に、させてください……」 +\endtext + +\text +恥ずかしそうに頬を赤らめながら、 +リズベルはカイムの股間に手を伸ばす。 +\endtext + +\text +そして肉棒を取り出すと、 +自らも秘裂をあらわにし、擦りつけ始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、あっ……はぁんっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは秘裂に肉棒の腹を当てて、 +腰を前後させた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅっ、んっ……んっ、んんっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほぅ、おまえにしては大胆だな。 + どこで覚えたのだ? こんな動きを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、れは……はぁ、はぁ……。 + いろいろと、本を読んで……」 +\endtext + +\text +リズベルの秘裂は、愛液を滴らせている。 +\endtext + +\text +その汁が肉棒の腹に付着し、 +ニュチュニュチュと淫らな音を立てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。様子がおかしいと思ったら、 + 報告の最中ずっとセックスのことを + 考えていたのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして俺にいつ切り出そうかと、 + 悩んでいたというわけだ」 +\endtext + +\text +カイムは腰をグイッと持ち上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、うっ……それは……はぅんっ!」 +\endtext + +\text +するとクリトリスが肉棒の腹で擦られ、 +リズベルは短く鳴いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私がしますからっ、 + カイム様は大人しくしててください」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうか? + ならばおまえに任せるとしよう」 +\endtext + +\text +カイムは玉座に背を預け、 +完全に身体から力を抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それでは……失礼、しますね……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って、 +肉棒にグチュッと秘裂を押し付ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、あっ、んっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは大きく前後に腰をグラインドさせ、 +カイムの巨根を擦る。 +\endtext + +\text +ニチュッ、ニチュッ…… +グチュッ、グチュッと、愛液に濡れた秘裂は +肉棒を刺激していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、んっ……んっ、あはぁっ……。 + すご、いっ……。 + カイム様の、すごく……熱い、です……」 +\endtext + +\text +愛液に濡れた肉ビラは、 +まるで舌の様に肉棒を舐めあげる。 +\endtext + +\text +フェラされているかのような快感に、 +カイムは感嘆の声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「堅い女だと思っていたが、 + ようやくセックスを楽しむように + なってきたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、手ごわい女を俺色に染め上げて + いくのはこの世の中で最も楽しい遊びだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぅっ、くっ……あはぁんっ……。 + 私は、別に……」 +\endtext + +\text +リズベルは弱々しく首を横に振る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これも、魔王を補佐するものとしての + 務めですから……してるだけで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「クックックッ、そうだな。 + 確かにその通りだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが気づいているか? + そう思ってしまうこと自体が、 + 俺色に染められているという事なのだと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、は、うぅっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは答えない。 +\endtext + +\text +膣穴から愛液を滲ませながら、 +腰をくねらせ続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、あはぁっ……はぁ、はっ、んんっ」 +\endtext + +\text +時間を追うごとに愛液の量は増していき、 +滑りもよくなっていく。 +\endtext + +\text +リズベルはその行為と快感に +没頭しているようで、 +口からタラリと一滴の唾液を滴らせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はーっ、はーっ……」 +\endtext + +\text +リズベルが腰を上げると、 +秘裂と肉棒とが離れた。 +\endtext + +\text +ニチャアッと、湯気が立ちそうなほど +大量の愛液が糸を引く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様……そ、そろそろ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、おまえに任せる。好きにするといい」 +\endtext + +\text +カイムは鷹揚に頷き、 +肉棒をビクンッと意図的に跳ねさせた。 +\endtext + +\text +それを見たリズベルは、 +甘い吐息を漏らして亀頭を膣穴にあてがった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……そ、それでは……。 + い、入れさせて、いただきます……」 +\endtext + +\text +リズベルは少しずつ腰を落としていく。 +\endtext + +\text +亀頭が膣穴をグチュリとこじ開け、 +ズルルルルルッと中へと入っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、はっ、あーっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +穴が広げられていく感覚に、 +リズベルの口からは自然と声が漏れる。 +\endtext + +\text +やがて膣穴に肉棒がすべて埋まると、 +リズベルはしばらく、腰の動きを止めていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……んっ、あくっ……うぅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か、リズベル? + 苦しいなら無理にしなくともいいのだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って気遣うが、 +リズベルはゆっくりと腰を持ち上げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、大丈夫です……。 + それでは……動きますから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ、んっ……はぅ、くっ、うぅっ……」 +\endtext + +\text +カイムの腹に手を置いて、 +リズベルは尻を上下に揺すった。 +\endtext + +\text +肉棒を咥えこんでは吐き出す膣穴の様子が、 +カイムからはよく見える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、カイム様……ど、どうですか……。 + 私の中……気持ちいい、ですか?」 +\endtext + +\text +カイムの反応が薄いことに不安を覚えた +リズベルは、心細げな声でそう訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「もちろんだ。愛液でたっぷり濡れた + おまえの中は、最高に気持ちがいいぞ」 +\endtext + +\text +リズベルの白い肌を、汗の滴が落ちていく。 +\endtext + +\text +ニュプ、ニュプッとゆっくりではあるが、 +リズベルは確実に肉棒をしごいていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「よ、よかった……。あはっ、うぅっ……。 + もっと気持ちよく、して差し上げますね」 +\endtext + +\text +リズベルは膣穴から力を抜いて、 +できる限りカイムの肉棒を深くまで +咥え込もうと努力する。 +\endtext + +\text +そして限界まで咥えこむと、 +今度は膣穴をギュッと締め、腰を持ち上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ……あっ、くぅっ! + すごっ……先っぽが、引っかかって……」 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は、リズベルの腕ほどもあり、 +亀頭に至ってはそれより確実に太い。 +\endtext + +\text +そんな凶悪な肉棒を咥え込むリズベルは、 +必死に快感に耐え続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁっ、あっ……んんっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルが腰を持ち上げると、膣穴から +肉棒とともに真っ白い愛液が溢れ出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ……あぁっ、すごい……。 + 私の、お腹の奥まで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ……だめっ、 + 私だけ、気持ちよくなったら……」 +\endtext + +\text +リズベルは唇を噛み、 +快感を押し殺そうとする。 +\endtext + +\text +しかし肉棒に奉仕すればするほどに、 +敏感な粘膜を亀頭でえぐられ、 +快感を得てしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう心配するな。さっきも言ったが、 + 俺も充分すぎるほど気持ちがいい」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの身体を撫でながら +そう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私……こういう経験が、 + あまりなくて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、だから……他の人に比べると、 + 下手だと思いますけど……でも、 + 一生懸命、しますから……」 +\endtext + +\text +リズベルは恥ずかしそうに、 +どこか泣きそうな声でそう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムはそのいじらしさに胸を打たれ、 +優しく髪を撫でた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、このまま俺をイかせてみるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ……頑張ります……。 + あぁんっ、んっ……あひぁっ、あっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはコクンと頷いた。 +\endtext + +\text +腰を上下させるだけでなく、前後左右に +くねらせ、肉棒を徹底的にしごいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「その調子だ。上手いぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ありがとう、ございます……。 + はぁ、はぁっ……あひっ、んっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +一生懸命カイムを感じさせようとして、 +リズベルは膣穴を締めつける。 +\endtext + +\text +このリズベルの変わり様に、 +何かあったのではないかとカイムは思うが、 +今は何も言わない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅっ、うっ……カイム様のがっ…… + あぁっ……中で、跳ねて、ますっ……」 +\endtext + +\text +健気なリズベルの姿に興奮して、 +カイムの射精の時が近づいてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、おまえがあまりに可愛らしいのでな。 + 中に出したくてたまらなくなった」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然、このまま出していいのだろう?」 +\endtext + +\text +カイムは少しだけ意地の悪い笑みを浮かべて +訊ねた。 +\endtext + +\text +リズベルは短く頷くと、 +肉棒をめいっぱい咥えこんだ状態で +円を描くように腰を動かす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ……出してっ、くださいっ! + リズベルのオマ●コに……いっぱい射精、 + してくださいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text +咥え込むときには緩く包み込むように、 +そして吐き出すときにはきつく絞るように。 +\endtext + +\text +膣穴は緩急をつけて肉棒をしゃぶる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あっ、あっ……私もっ、イキますっ! + カイム様のでっ、ああっ、太いオチ●ポで、 + オマ●コ、イキますぅっ!!!」 +\endtext + +\text +リズベルもまた快感が許容量を超え、 +アクメへと向かっていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、くぅぅぅうううっ!! + 出してくださいっ!! + 私のマ●コにっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の熱い精液、 + いっぱい……あぁーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはアクメの直前、 +打ちつけるような勢いで腰を下ろした。 +\endtext + +\text +その結果、膣粘膜は杭のような肉棒に +最奥までえぐられ、大きな絶頂を迎える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、イクッ、イックゥゥゥウウウッ! + あっはっ! すごいっ、出てますぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のオマ●コにっ、ドロドロで熱いの、 + ビュクビュク出てますぅっ!!」 +\endtext + +\text +子宮口に直接精液をかけられ、 +その熱さにリズベルの腰は浮きそうになる。 +\endtext + +\text +しかしリズベルはギュウッと膣穴を締めた +まま、粘膜で肉棒をねぶりながら精液を +受け止め続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、うっ……はひっ、ひぁっ!! + 射精っ……すごいっ、勢いっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コが、溶けちゃいそうですっ……。 + あぁっ、またイクッ、私……また、 + あぁーーーーっ!」 +\endtext + +\text +リズベルはビクンッと大きく +身体を仰け反らせた。 +\endtext + +\text +連続でアクメを迎えさせられる少女の膣穴は、 +既に精液で満たされてしまっている。 +\endtext + +\text +膣穴からは入りきらなかった白濁液が +ゴポゴポと溢れ出し、垂れ落ちていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ……カイム様っ……あぁっ!! + あはぁっ、あっひぁぁぁあああっ!」 +\endtext + +\text +身体をブルブルと震わせながら、 +リズベルはカイムの精液を膣奥で +受け止め続ける。 +\endtext + +\text +もはや妊娠に対する不安も恐怖もない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もっと、出してくださいっ……。 + 私のオマ●コにっ、カイム様のせーしっ!」 +\endtext + +\text +むしろリズベルは自分から望んで +腰を突き出している。 +\endtext + +\text +その変わり様をみて、 +カイムは驚きつつも嬉しく思うのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、んっ、はぁ……はぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルが肩で息をしている。 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの呼吸が整うのを、 +膣穴に挿入したままで待っていた。 +\endtext + +\text +そしてアクメの余韻が引き、 +リズベルが顔を上げたところで +カイムは話しかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ご苦労だったな、リズベルよ。 + おかげで楽しめたぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほ、本当ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうでなければ + その腹の中にあるものはなんだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いまもおまえのマ●コから + 溢れ出てきているぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうですね……。 + あふっ……喜んでいただけたなら、 + 私も、嬉しいです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはもう少し自信を持つべきだな。 + まぁそれはさておき、今度は俺がおまえを + 気持ちよくしてやろうと思う」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいな?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻に手を回し、 +ガシッと掴んだ。 +\endtext + +\text +リズベルはこれからされることを想像し、 +ゾクリと背筋を震わせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……。お願い、します……。 + 私のオマ●コ…… + 気持ちよく、してください……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言っておねだりをし、 +自分から股を開く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひあっ、あぁんっ!! + カイム様っ、深いっ……ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +突き込んだ肉棒が、 +リズベルの子宮口を押し上げる。 +\endtext + +\text +愛液と精液が混じった汁が、 +ブピュッと押し出された。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぁっ、んんっ……か、硬いっ……。 + あ、あんなに出したのに、まだっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。俺をそこらの男と + 一緒にしてもらっては困るな」 +\endtext + +\text +カイムは得意げに笑うと、 +亀頭に力を込めて膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私は…… + カイム様しか、知りませんから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだったな。 + 本当に、おまえは可愛い奴だ」 +\endtext + +\text +ドロドロになっている膣穴を、 +極太の肉棒で引っ掻き回していく。 +\endtext + +\text +その動きはゆっくりではあるものの、 +確実にリズベルの弱い部分をえぐってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひいっっ、んっ、あぁーーーーっ!! + そんな、私なんて…… + 可愛く、なっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴の深い部分を亀頭で重点的に掘られ、 +リズベルはガクンッと身体を前屈みにさせた。 +\endtext + +\text +その拍子に涎が垂れ、 +カイムの服に染みを作る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ、す、すみませっ……あぁっ! + ごめんなさい、でもっ、私っ……あひっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、なにをいまさら。 + 今まで何度も垂らしてきたではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それはっ……あっひぃんっ!! + そこっ、そこぉっ……そこだめっ! + あぁっ……ゴリゴリだめぇっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴の上部を亀頭でえぐると、 +リズベルはそれまでとは違った反応を返した。 +\endtext + +\text +激しく悶え、股を閉じようとする。 +\endtext + +\text +しかしカイムは腕を挟み、ガバッと股を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「だめだ。よく見えるように股は開いていろ。 + いいな? 閉じるなよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ、はひっ!!! + すみませっ、開きますっ、 + ちゃんと、開きますぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはガクガクと太ももを震わせながら、 +言われたとおりに股を開く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あっひぃぃいいっ!! + ふとっ、いいっ……オマ●コがっ、 + 捲れちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、まだまだ、 + 俺の本気はこんなものではないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いま、もっと気持ちよくしてやるからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、腰の動きを速める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ふぅっ!! んっ、あっ!! + カイム様っ……すごっ、あひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは声を裏返しながらも喘ぐ。 +\endtext + +\text +Gスポットや膣奥といった弱い部分を、 +カイムの太い肉棒は容赦なくえぐり続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あはぁっ! はぁ、あっ、んんっ! + オマ●コがっ……ひぃっ、オマ●コがっ!」 +\endtext + +\text +あまりの快感に、 +リズベルは蕩けきった表情を浮かべる。 +\endtext + +\text +口は開いたまま、舌を小さく出し、 +ボタボタと涎を垂らし続ける。 +\endtext + +\text +しかし、自分のそんなことにも気づかない、 +いや、気づいていてもどうすることも +できない快感が、リズベルを容赦なく襲う。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いい表情だぞリズベル。 + いつもの凛々しいおまえもいいが、 + 無防備なその表情も、たまらなく愛らしい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁんっ、恥ずかしいですっ!! + 見ないで、下さいっ…… + 私の、こんな顔っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ……オマ●コ凄いっ、 + ジュボジュポってエッチな音…… + いっぱい立ててますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + それだけおまえが淫乱だということだ」 +\endtext + +\text +カイムは低く笑いながら、 +膣穴から垂れる汁を指ですくった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ……な、なにを……ひぁっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはその指を +リズベルの顔の前に持っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえのマ●コから出た汁だ。舐めろ」 +\endtext + +\text +そう言って、リズベルの口へと近づけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁっ……あむっ、んんっ!! + へはぁ、ジュルッ……チュルッ……」 +\endtext + +\text +リズベルは一瞬ためらいを見せたが、 +すぐにカイムの指を口に含んだ。 +\endtext + +\text +そして命令されたとおり、 +指を舐めしゃぶった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヂュプッ……ンんっ、レロ、ジュルルッ。 + はぁ、あふぅ、んっ、あはぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、自分のマ●コから出た汁の味は?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふっ、あはぁっ……甘酸っぱくて、 + ちょっと、苦い、ですぅ……」 +\endtext + +\text +リズベルは指を舐め終えると、 +発情しきった顔でそう答えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、そうだろうな。 + それには俺の精液も含まれているからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、あはぁっ……カイム様の、精液……。 + い、いつでも……出して、ください……」 +\endtext + +\text +リズベルは精液という言葉に反応し、 +キュンッと膣穴を収縮させた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のオマ●コに……どうぞ好きなだけ…… + な、中出し、し、してっ、くださいっ!」 +\endtext + +\text +たどたどしいが、 +しかし大きな声でリズベルはそう言った。 +\endtext + +\text +カイムは自分の調教が進んでいることを +喜ぶが、しかしそれだけではない事にも +気づいている。 +\endtext + +\text +カイム以外の誰かが、 +リズベルに何かを言った。 +\endtext + +\text +その何かがきっかけで、 +リズベルはここまで自分に対し、 +献身的になったのだろうと分析した。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、いい心がけだぞリズベル。 + ではこのまま、もう一度種付けしてやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁぁああっ! + ありがとうございますぅっ!」 +\endtext + +\text +激しく下から突き上げられながら、 +リズベルは絶叫した。 +\endtext + +\text +亀頭は硬いハンマーのように子宮口を叩く。 +\endtext + +\text +リズベルは下半身をガクガクと震わせながら、 +再度の絶頂へと登らされていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃぃいいっ! 私も、あぁっ!! + 私もっ、イクッ……イッちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いいです、か? このまま、私もっ! + カイム様と一緒に……一緒に、アヒィッ!」 +\endtext + +\text +リズベルは愚直に股を開いたまま、 +ビクンビクンと忙しなく痙攣をしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろんだ。 + もっとも、我慢したところで + 無理やりアクメさせるがな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑い、 +射精のため、そして絶頂させるための +抽送へと切り替える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ、あーーーーーーーーっ! + イクッ、オマ●コイクッ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ……ひっ、あぁっ!! + もう、ダメっ……限界、ですぅっ!! + 出してください、中にっ、中にぃっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは子宮口をしたたかに突き上げられ、 +アクメした。 +\endtext + +\text +遅れること半瞬、カイムもまた肉棒を震わせ、 +勢いよく精液を吐き出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぅっ、あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴から、ドプッと噴水のように +精液が噴き出した。 +\endtext + +\text +迸った精液は子宮口を貫通して +中へと入り込んだが、 +その大半は膣外へと溢れだす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、んっ、あぁっ!! + イクッ、オマ●コっ……きもちいいっ!」 +\endtext + +\text +アクメを迎えたリズベルは、 +ビクンビクンと身体を震わせる。 +\endtext + +\text +小さな乳房がプルプルとその度に弾み、 +カイムの目を楽しませる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、あっ……ひぅっ!! + カイム様の精液っ…… + オマ●コに、いっぱい……」 +\endtext + +\text +膣穴が満たされようとも、 +構うことなく肉棒は精液を迸らせ続けた。 +\endtext + +\text +その後も、 +精液で愛液が洗われるような状態は続いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひぃっ、あっ、んぁぁぁあああっ! + まだ、出てるっ……すごいぃっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴は膣穴で、精液を迸らせる肉棒を +おいしそうにしゃぶりつづける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ、あっ、ふっ……。 + ビュビュッて……あはぁっ、 + 射精、すごいっ……きもち、いい……」 +\endtext + +\text +リズベルは無意識に腰をくねらせながら、 +肉棒から精液を搾り取るのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふっ、あはぁ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、満足してもらえたようだな」 +\endtext + +\text +カイムがそう笑いかけた時、 +リズベルの膣穴から大きな音が出た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「や、あんっ……恥ずかしい……あっ……」 +\endtext + +\text +中に出された精液の量が多すぎて、 +排出が追いついていない。 +\endtext + +\text +その後もブピュッと卑猥な音を立てて +膣穴から精液があふれ続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛かったぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムに真正面からそう言われ、 +リズベルは耳まで赤くなる。 +\endtext + +\text +そして小さく、返事をする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ありがとう、ございます……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、今の今まで卑猥な言葉を連呼して + いた奴とは思えない純情っぷりだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、言わないでください……。 + そ、それでは私は……これで……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと +カイムの膝から降りた。 +\endtext + +\text +乱れた服を元に戻し、リズベルは照れ隠しに +コホンと咳ばらいをした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「本日は突然無理を言ってしまって、 + すみませんでした」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに、俺もそろそろおまえを抱こうと + 思っていた所だったからな、気にするな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、おまえは俺の女だ。 + もっと俺に甘えていいんだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「また抱いてほしくなったらいつでも言え。 + 作戦会議中でも俺は歓迎するぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……クスッ、それは……流石に無理です」 +\endtext + +\text +冗談なのか本気なのかわからないカイムの +言葉に、リズベルは僅かながら笑顔を返した。 +\endtext + +\text +いつもであれば、なにを馬鹿なことをと +一蹴していただろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでは、失礼いたします」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、また明日な」 +\endtext + +\text +リズベルは先ほどまでカイムに抱かれていた +とは思えないほどしっかりとした足取りで、 +玉座の間を出ていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、リズベルに何かを吹き込んだのは + マーガレッタか、それとも姉さんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、どちらでもいいか。 + 可愛いあいつを見れたことだしな」 +\endtext + +\text +カイムはそうつぶやくと、 +玉座に深々と腰かけ、目を閉じた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_08.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_08.txt new file mode 100644 index 0000000..8cd9d51 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_08.txt @@ -0,0 +1,2232 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_08") + +\text +もっとカイムに喜んでもらうには +どうすればいいのか。 +\endtext + +\text +リズベルはそんな事を考えながら、 +ひとり酒場で食事をとっていた。 +\endtext + +\text +そんな時、珍しくグラスが通りかかり、 +リズベルに声をかけた。 +\endtext + +\text +そういった経緯で、リズベルは現在、 +グラスの部屋でお茶を飲んでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いつもカイム様がご迷惑をおかけして、 + 申し訳ございません」 +\endtext + +\text +リズベルはカップを置くと、 +恐縮しながら頭を下げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベルが気に病むことではない。 + それに今の私は毎日を楽しんでいるからな」 +\endtext + +\text +グラスはお茶の香りを楽しみながら、 +機嫌よくそう答えた。 +\endtext + +\text +以前は冷たい印象だったグラスだが、 +最近は色々な人に様々な表情を見せるように +なった。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムと会ってからは、 + 私の中にあった色々な価値観が + すべてひっくり返った」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、価値など見いだせなかった私に、 + この世で生きる意味を教えてくれた…… + と言うべきか」 +\endtext + +\text +グラスはそう言い直し、茶をすする。 +\endtext + +\text("グラス") +「なんにせよ、私はカイムに + 迷惑をかけられた、などと思ってはいない」 +\endtext + +\text("グラス") +「あの男は信じるに足る男だ。 + まぁ、度を過ぎた女好きではあるようだが」 +\endtext + +\text +グラスはクスッと微笑む。 +\endtext + +\text +その自然な笑顔には、女であるリズベル +ですら、引きこまれそうになる。 +\endtext + +\text("グラス") +「それで? + 貴殿はなにかに悩んでいるようだったが、 + 私でよければ相談に乗るぞ、暇だしな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、えと……その、ですね……」 +\endtext + +\text +確かにリズベルは悩んでいる。 +\endtext + +\text +しかしそれをグラスに打ち明けても +いいものかと、さらに悩む。 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ。私ではだめか? + 貴殿にはキロスを救ってもらった恩がある。 + ぜひ力になりたいのだが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、いえ……グラスさんだからダメという + わけではなくて……」 +\endtext + +\text +リズベルは慌てて弁解する。 +\endtext + +\text("グラス") +「まぁ、無理にとは言わんがな」 +\endtext + +\text +あの無口だったグラスが自室に人を招き、 +相談に乗ろうとする。 +\endtext + +\text +それはそれで、 +彼女にとっては勇気がいったことだろう。 +\endtext + +\text +リズベルはグラスのその気持ちに感謝し、 +悩みを打ち明けることを決意する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あのですね……。できれば + 口外しないでいただきたいのですが……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう前置きをして、話し始めた。 +\endtext + +\text +カイムとの関係について。 +\endtext + +\text +カイムが自分をどう思っているのか、 +自分はもっと積極的になるべきなのか。 +\endtext + +\text +カイムとの距離は近いはずなのに、 +どこか遠く感じている事を、グラスに伝えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ほぅ、リズベルもそこまで進んでいたのか。 + 私も負けられんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、いえ…… + そういう事ではなくてですね?」 +\endtext + +\text("グラス") +「フフッ、わかっておる。 + 先ほどのはジョークという奴だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……それでですね。 + 私はベアトリスさんみたいに + 胸もお尻も大きくないですから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様が、どこまで本気で私との行為を + 望んでくれているのか、わからないんです。 + 自信がないんです」 +\endtext + +\text("グラス") +「私も、胸も尻も大きくはないがな。 + ふふっ」 +\endtext + +\text +なぜグラスがそこで胸を張ったのか、 +リズベルは理解できない。 +\endtext + +\text("グラス") +「自信がない、か……。なるほどな」 +\endtext + +\text("グラス") +「時に、貴殿はカイムのコレクションを + 見せてもらったことはあるか?」 +\endtext + +\text +突然話が変わったように見えて、 +リズベルは戸惑った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、はい。整理を手伝えと言われたことも + ありますし、その時に少しは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ならばわかるであろうが、 + カイムはこと女に関しては非常に幅広い + 趣味を持っているな」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぐらまーでむちむちな女性から、 + つるつるでぺったんな少女まで、 + カイムの守備範囲は広い」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はぁ……まぁ、そうですね」 +\endtext + +\text +確かに、カイムのコレクションを見て +よくもここまで節操も無く、これだけのもの +を揃えたものだと感心した記憶がある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、カイム様は私に追いつめられると + すぐにやれ胸がないだとか、 + 尻の弾力が足りないとか言ってきます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですので、やはり出るところは出た + 女性の方がいいのではないかと……」 +\endtext + +\text("グラス") +「それはリズベルをいじるのが楽しいから + そう言っているだけだ」 +\endtext + +\text +グラスは目を細めて、リズベルを安心させる +ように微笑む。 +\endtext + +\text("グラス") +「その証拠に、カイムは私にそのようなこと + を言ってはこぬ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうなんですか……」 +\endtext + +\text +リズベルも、カイムが他の女性と事に及んで +いるのを見たことは数えるほどしかない。 +\endtext + +\text +なので。カイムが他の女性にも、リズベルに +するように接している訳ではない、 +という事実に少し驚く。 +\endtext + +\text("グラス") +「話を戻すが、幻像石を見せてもらった時に、 + カイムはこう言っていた」 +\endtext + +\text("グラス") +「エッチには、シチュエーションと、 + そして属性が大事だと」 +\endtext + +\text +指を立て、諭すように喋るグラス。 +\endtext + +\text +おそらくは、カイムがそう言ったときの仕草 +を無意識に真似ているのだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「シチュエーションと属性……ですか」 +\endtext + +\text +グラスの口からそんな言葉が出るとは、 +少し新鮮だった。 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだ。シチュエーションとはまぁ、 + その場所の状況や、二人の立場などだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そして属性とは、カイムが言うところでは + 人妻だの女騎士だの眼鏡だのと、 + 人に付随する価値だそうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様はどこまでもカイム様なのですね。 + 私にもそんな事をおっしゃっていた + 記憶があります……はぁ」 +\endtext + +\text +リズベルは沈痛な面持ちで目頭を押さえた。 +\endtext + +\text("グラス") +「大事なのはここからだぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +真顔になって、身を乗り出すグラス。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムのコレクションの分類によると、 + 『ぺったんこ』も『眼鏡』も、 + 立派な属性の1つらしい」 +\endtext + +\text("グラス") +「それが好きでなければコレクションも + 少ないのだろうが、どちらも結構な量が + あった、つまり……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様は、ぺったんこで眼鏡をかけた + 女の子も、好き……?」 +\endtext + +\text("グラス") +「その通りだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「そればかりか、ぺったんこで眼鏡の貴殿は + カイムの守備範囲のど真ん中という可能性 + すらある」 +\endtext + +\text +グラスはリズベルに話をするうちに +興奮してきたのか、その白い頬を少しだけ +桃色に染めていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、そんなもの、なのでしょうか……」 +\endtext + +\text("グラス") +「大いにあり得る」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿には必要な属性がそろっていると + いうことで、あとはシチュエーションと + プレイの内容だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「先日私が体験した + 特殊なプレイというとだな……」 +\endtext + +\text +グラスは嬉々としてカイムとのセックスの +経験を語り始めた。 +\endtext + +\text +そのどれもが、リズベルにとっては +ハードルの高いものであった。 +\endtext + +\text +しかし誰かに悩みを打ち明けたことで、 +心に余裕ができたのは確かだった。 +\endtext + +\text +そしてグラスから聞いた +シチュエーションと属性の話は、 +リズベルにとある思い付きを与えた。 +\endtext + +\text +グラスに礼を言って部屋を出たリズベルは、 +両頬を手のひらで包む。 +\endtext + +\text("リズベル") +(カイム様が、喜んでくれそうなこと……) +\endtext + +\text +それを想像するだけで、 +リズベルの頬は真っ赤に染まっていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +(わ、私にそんな恥ずかしいこと、 + できるのでしょうか……) +\endtext + +\text("リズベル") +(それに、そんなことをしたら、 + 軍紀にも影響が出るのでは……) +\endtext + +\text +でも……と、リズベルは思い直す。 +\endtext + +\text +そして決意する。 +\endtext + +\text("リズベル") +(カイム様の為なら、私は……) +\endtext + +\text +リズベルは熱くなっていく頬を +手で冷やしながら、 +自分の部屋へと戻っていくのだった。 +\endtext + +\text +あくる日の夜。 +\endtext + +\text +リズベルはカイムに連れられて +酒場へと来ていた。 +\endtext + +\text +そしてリズベルにしては遅くまで、 +カイムの酒に付き合っていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「珍しいわね。リズベルちゃんが + こんな時間までここにいるのって」 +\endtext + +\text +追加の酒瓶をテーブルに置きながら、 +レベッカがリズベルを見た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、すみません。 + 今日はちょっと……色々とありまして」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「色々? ふーん?」 +\endtext + +\text +会釈したリズベルの目に、 +レベッカは何らかの決意を見て取った。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「がんばってね♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぇっ!?」 +\endtext + +\text +レベッカに肩を叩かれ、リズベルは驚く。 +\endtext + +\text("カイム") +「おいレベッカ。酒の追加はまだか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。今持ってきますってば」 +\endtext + +\text +レベッカはパタパタと酒場の奥へと +消えていった。 +\endtext + +\text +それから半刻ほど経過したころ。 +\endtext + +\text +カイムとリズベルはまだ酒場にいた。 +\endtext + +\text +リズベルが酌をして、カイムが飲む。 +\endtext + +\text +カイムは幻像石のコレクションの話や、 +街で出会ったいい女の話などをリズベルに +聞かせ、冷たくあしらわれている。 +\endtext + +\text +しかしリズベルもカイムに勧められるがまま +に酒を飲んでいたので、次第に酔いが回って +くる。 +\endtext + +\text +他の席で飲んでいた魔物の数もまばらになり、 +ふたりがかわす言葉も少なくなる。 +\endtext + +\text +だがカイムとリズベルは、時折訪れる沈黙を、 +心地よく感じていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「こうしておまえと静かに飲むのも、 + いいものだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様がもう少しお仕事して下されば、 + 私も楽になってお付き合いできるんです + けどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「究極の選択だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何でですか」 +\endtext + +\text +リズベルはグラスに入った酒を +グッと飲み干した。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっ、ここにきていい飲みっぷりだな。 + ほれ、もっと飲め」 +\endtext + +\text +カイムは空になったリズベルのグラスに +酒を注ぐ。 +\endtext + +\text +トクトクと透明な酒が注がれていく様子を +見ながら、リズベルは口を開く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ねぇ、カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、 + 執務室でのこと、覚えてますか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あのとき……皆の見てる前で、 + 私を犯しましたよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、覚えているぞ。 + あの時のおまえは可愛かったな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……その、他の女性とも、誰かの見ている + 前でしちゃったりするんですか」 +\endtext + +\text +リズベルはなみなみと注がれた酒に +自分の顔を映しながら訊ねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうだな。 + 俺はあまりに変態的で猟奇的でない限りは、 + 基本的にどんなプレイもウェルカムだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、その中でもとりわけ自分の行為を + 他人に見せつけるのは大好きだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、というよりも……」 +\endtext + +\text +カイムは顎に手を当てる。 +\endtext + +\text("カイム") +「他人に見られながら犯されている女の、 + 恥ずかしがっている表情を見るのが + 好きなのだな、うむ」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、なぜいまさら、 + そんなことを聞……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら、いいですよ。 + この場で……私を犯してくださっても」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん? 俺の聞き間違いか? + 今、おまえ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「聞き間違いじゃ、ないです……。 + わ、私を……その、えと…… + こ、この場所で……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って椅子から立ち上がると、 +近くのテーブルに手をついた。 +\endtext + +\text +そして、 +カイムに向かって尻を突き出してくる。 +\endtext + +\text +僅かに残った魔物たちの視線が、 +一気にリズベルに集中する。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいのか? + まだほかに客もいるのだぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、だから……です。 + お好きなんですよね? エッチな姿を + 他人に見られて恥ずかしがる女の顔が……」 +\endtext + +\text +リズベルは尻を突き出したまま、股を開く。 +\endtext + +\text +それだけではなく、自分で服を脱ぎ、 +そして……自分の指で、肛門を広げてみせた。 +\endtext + +\text +周囲の魔物たちから、歓声が上がる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、うっ、うぅっ……ど、どうぞ……。 + 私の恥ずかしい姿を……見てください……」 +\endtext + +\text +尻肉が広げられ、 +リズベルの肛門があらわになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そして……あの、その……。 + 今日は私の……お、おし、お尻の穴を…… + カイム様の好きに、してください……」 +\endtext + +\text +魔王軍参謀にしてカイムの側近である +リズベルのまさかの痴態に、 +周囲の魔物たちは興奮を隠そうともしない。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「見れ見れ、リズベル様が + とんでもないことしていらっしゃるぞ」 +\endtext + +\text("オーク") +「おぉ、すげぇ……あのリズベル様が……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ……あぁっ……カイム、様……」 +\endtext + +\text +人気が少なくなったとはいえ、 +酒場にはまだまだ魔物たちが残っている。 +\endtext + +\text +彼らはリズベルやカイムを囲むようにして +立ち、成り行きを見守っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、どういう風の吹き回しかは知らんが、 + 据え膳くわぬは男の恥」 +\endtext + +\text("カイム") +「ありがたくいただくとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの足元に膝をつくと、 +少女の尻をまじまじと見つめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ……カイム様……。 + そんなにじろじろ見ないでください……。 + 恥ずかしい、です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分で尻穴を広げておいてよく言う。 + クククッ、まさかおまえからこっちの穴を + 使ってくれ、などと言う日が来ようとはな」 +\endtext + +\text +カイムは尻穴の外周を指でなぞる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひゃぁんっ!?」 +\endtext + +\text +するとリズベルはビクンッと身体を +仰け反らせる。 +\endtext + +\text +しかし決して、尻を引こうとはしない。 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にしながら、 +カイムに向かって突き出し続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「グ、グラスさんから聞きました。 + カイム様は、こちらの穴も……お好きだと。 + だ、だから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。 + 準備はできているという訳か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……。 + お尻の方も、きれいにしてきました……。 + ですから、どうぞ……」 +\endtext + +\text +リズベルは更にグイッと、尻を突き出す。 +\endtext + +\text +魔物たちは拳を振り上げ、歓声を上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + これは実に燃えるシチュエーションだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの恥ずかしがる姿を、 + 周りの奴らにたっぷりと見せつけて + やるとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +尻の割れ目へと顔をうずめるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁぁぁあああっ!? + あ、だめ……カイム様待ってくださいっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなところ舐めたらだめですぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは慌てるが、 +カイムは躊躇なく尻穴を舐める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「綺麗にしてあるのだろう? + ならば何も問題はない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それはっ、そうですがっ……あぁっ! + でもっ、舐めるなんて……流石に……」 +\endtext + +\text +舌の腹が、肛門全体を撫でるように舐める。 +\endtext + +\text +突き出した尻から駆け上がってくる +未知の快感に、リズベルは思わず蕩けた声を +漏らしてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、んんっ……綺麗にしてても、あぁ、 + 汚いです……。どうか舐めるのだけは……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うが、カイムはやめない。 +\endtext + +\text +そればかりか舌先をとがらせ、 +肛門内に挿し込んでくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あぁっ、中に、あぁっ!! + お尻の中にっ、だめっ、だめぇっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの身体に、汚い部分などない。 + おまえの身体全てを、俺が愛してやる」 +\endtext + +\text +カイムはそのまま舌で肛門を舐めほじくる。 +\endtext + +\text +リズベルは酒場にいる魔物たち全員に、 +尻穴を舐められて感じる表情を見られている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、こんなに、あひぃっ、いっぱいの…… + 方たちに……私のエッチな姿……あぁっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、今自分がなにをされているか、 + 遠くにいる奴にもわかるように教えてやれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んはぁっ、はぁ、あっ……そんな……。 + そんなこと……言えないです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは命令だぞ? さぁ、言え」 +\endtext + +\text +カイムは両方の指を尻穴へと挿入した。 +\endtext + +\text +そして左右にグパッと割り開き、 +舌を更に奥深くへと沈めた。 +\endtext + +\text +リズベルは肛門を指でほじくられながら +舌で舐められることになり、激しく身悶える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひぃぃぃいいっ!! + い、言いますっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、今、私っ……お尻の、穴っ…… + 舐められてっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ガクガクッと、リズベルの膝が震える。 +\endtext + +\text +グチュッ、ブチュッと少女の肛門から +品のない音が響く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゆ、指も、入れられて…… + グチュグチュッて、あぁ、すごく激しくっ + 引っ掻き回されてますぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あっ、だめっ、あぁっ!! + それ以上舐められたら、あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの声が、だんだんと高くなっていく。 +\endtext + +\text +肛門もギュウッと収縮しようとするが、 +カイムが強引にこじ開け、舐めほじくる。、 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひっ……イクッ、だめっ! + お尻でイクッ、イッちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはテーブルにダラッと唾液を一滴、 +滴らせた。 +\endtext + +\text +その直後、リズベルは +魔物たちが見ている前で絶頂してしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、はぁっ!? + イクッ、イクイクっ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの絶叫が、酒場中に響いた。 +\endtext + +\text +同時に尿道から潮を噴き出し、 +カイムの顔を濡らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ、あはぁぁぁあああっ!! + すみませっ、ンんっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめっ、とまらなぃっ、あぁっ!! + 出ちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「す、すげぇ……リズベル様、 + 尻穴舐めほじくられただけで + 潮噴いちまったぞ」 +\endtext + +\text("オーク") +「それだけカイム様のテクニックが + すごいってことじゃねぇのか?」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「まぁなんにしても……リズベル様、 + エロいなぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、あっ、あっんんっ!! + だめっ……お尻、あひぃっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなっ、ズボズボされたら、 + また……またっ、出るぅぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは魔物たちの前で、 +何度も何度も潮噴きをさせられた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、はぅっ……ひっ、あっ!! + お尻が、お尻がもうっ……あぁっ……」 +\endtext + +\text +舌でニュルニュルと舐めほじくられるたびに、 +リズベルの身体を快感が走る。 +\endtext + +\text +膣穴とは違う、別の種類のその快感は、 +リズベルを瞬く間に虜にしてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……ひっ、あぁっ……」 +\endtext + +\text +肛門から指と舌が引き抜かれ、 +リズベルはようやく快感から解放された。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだった、初めての尻穴でのアクメは?」 +\endtext + +\text +カイムに訊ねられ、 +リズベルは荒い呼吸を繰り返しながら答える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……す、凄かった、です……。 + 舐められただけで、こんなに感じるなんて」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、本番はこれからだぞ? + この狭い尻穴に俺のものが入るんだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、 +ズボンを下ろして肉棒をあらわにした。 +\endtext + +\text +ギンギンに勃起した肉棒を見せられて、 +リズベルは思わず身体をこわばらせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、ほ、ほんとに…… + そんなのが……入るんでしょうか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、グラスから聞いたのだろう? + あいつですら入ったのだ。 + おまえの尻穴でも十分咥え込めるはずだ」 +\endtext + +\text +カイムは亀頭を肛門にあてがう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに念入りにほじくっておいたからな。 + 最初は苦しいかもしれんがすぐに慣れる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてヒィヒィよがることになるだろう。 + グラスのようにな、クククッ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グ、グラスさんの様に……」 +\endtext + +\text +リズベルは、 +グラスから話を聞いた時のことを思い出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「グラスさんを……バラートホルンの + 玉座の間で犯したって、本当ですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、その時あいつの尻穴を犯した。 + その時の話を聞いたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……。あのグラスさんが、 + 顔を真っ赤にして……でも、 + すごくよかったって、言ってました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、おまえもきっと、 + 同じ感想を持つことになるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、入れるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえ達もよく見ておけっ!! + 今から、リズベルのアナル処女を奪うっ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うぉぉぉおおおっ!!」 +\endtext + +\text +魔物たちの興奮も更に高まり、リズベルが +尻穴を犯されるのを今か今かと待っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、ではいくぞリズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、あっ……はひぃっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、入れて、ください……。 + リズベルのお尻の初めて、 + カイム様に、捧げますぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの宣言の直後、 +ニュルッと亀頭が肛門をこじ開けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あぁーーーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +唾液で濡れた直腸粘膜を擦りながら、 +太い肉棒が前進していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぅっ、あっ、ひっ……あがっ、はっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは息苦しそうに喘ぐ。 +\endtext + +\text +肉棒は膣穴の時とは違い、 +やがて根元までズッポリと入り込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、はぁっ、はぁっ……。 + あっ、ぐっ……あひぃっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「感度といい、深さといい、 + 実に楽しめそうなアナルだな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの尻穴をそう評し、 +顔についた潮を舌で舐め取る。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは動くぞ。 + 尻穴から少し力を抜け」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうすれば、俺が + おまえに天国を見せてやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひはっ、はっ、はっ……。 + わ、わかり、ました……」 +\endtext + +\text +リズベルは少しずつ、少しずつ、 +肛門から力を抜いていく。 +\endtext + +\text +すると肉棒がズルルッと引き抜かれ、 +亀頭が粘膜を激しく引っ掻く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、うっ……あっ、あっ、あっ!!」 +\endtext + +\text +唾液でたっぷりと濡れているため、 +それほど粘膜が引っ張られることはない。 +\endtext + +\text +しかし排泄に似た独特の刺激に、 +リズベルは激しく呻く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハッ、苦しいか、リズベル?」 +\endtext + +\text +カイムはゆっくりと尻穴を突き上げながら、 +そう訊ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ……はひっ! + す、少しだけっ……あぁっ!!!」 +\endtext + +\text +リズベルは素直に頷く。 +\endtext + +\text +額には脂汗がどっと噴き出し、 +柳眉もしかめられている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、すぐによくなる。 + あのグラスですら絶叫するほどの快感が + 今におまえを襲うぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あうっ……あっ、こ、怖いっ、 + です……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなの来たら、私……」 +\endtext + +\text +リズベルはサッと周囲に視線を走らせた。 +\endtext + +\text +あのリズベルがアナルセックスをしていると +聞きつけた魔物たちが、ぞろぞろと酒場へと +戻ってきている。 +\endtext + +\text +時間を追うごとに増えていく視線に、 +リズベルは逃げ出したくなるほどの +恥ずかしさを感じている。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、その時は見せてやればいい。 + 自分がケツ穴で感じているところをなっ!」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの腰を掴み、 +ジュプッと肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、はぁぁぁあああっ!? + ひんっ……あっ、ふぁっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、感じて、るっ、ところ……。 + 私がっ、あぁっ!! お尻の、穴でっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ。 + こいつらもそれを望んでいるのだからな」 +\endtext + +\text +カイムはそう言うと、血管の浮いた肉棒で +激しく肛門を掘り始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、カイム様っ……ひぃっ、 + あっ……激しいっ……あはっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +直腸の奥を突いては、 +勢いよく肉棒が引き抜かれる。 +\endtext + +\text +排泄を何度も強制的に繰り返させられている +ような感覚に陥ったリズベルは、それまで +とは違った獣じみた声を漏らすようになった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、ひっ、ひぎぃぃああっ!! + すごっ……あぁっ、私のお尻がっ、 + お尻が熱いですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、当然だ。おまえの尻穴は今、 + 俺のチ●ポを咥え込んでいるのだからな」 +\endtext + +\text +カイムの指摘で、自分がどれほど卑猥な事を +しているのかを再認識させられる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、んっ、くっ……あふぁっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「み、見てるっ…… + 私が、お尻でセックスしてるところ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、観客はまだまだ増えるぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにせ普段自分たちに命令を下している + 女が、ケツ穴を晒してセックスしている + のだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あっ、あっ……言わないでください、 + 恥ずかしくて、死にそうですっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは四方から魔物たちの視線を浴び、 +軽いパニックに陥っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、自分から股を開いておいて + 何を言ってるんだ、という顔をしているぞ」 +\endtext + +\text +周囲の魔物たちは、 +ニヤニヤとした笑いを浮かべている。 +\endtext + +\text +中には自分で自分の肉棒を +しごき始める者まで現れる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、そんなっ……まさかこんなに + 集まるなんて、思わなくて……あひぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの淫乱な姿を見て + チ●ポをしごくものまで出てきたぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「上司として + 部下の性欲の面倒でも見てやるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、い、いやっ、いやですっ!! + それだけはっ、許してくださいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは髪を乱し、首を振る。 +\endtext + +\text +肛門がギュギュッと凄絶な締め付けを見せ、 +肉棒が押し出されそうになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私っ、はっ…… + カ、カイム様の……ひぃっ、んっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のっ、女っ……ですからっ! + カイム様以外の方となんて……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +膝をガクガクと震わせながら、 +リズベルは肛門で肉棒をしゃぶらされる。 +\endtext + +\text +今まで排泄にしか使ってこなかった穴を +徹底的にほじくられ、二度目の絶頂が近づく。 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛いことを言うではないか。 + フフフッ、心配せずとも、 + おまえを誰かにあてがうつもりは毛頭ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはこの俺の手で、 + 最高の下僕へと調教してやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう宣言し、 +きつく締まる肛門を硬い肉棒で掘り続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、あっ、ひぁぁぁあああっ!! + カイム様っ、あぁっ、私っ……私またっ!」 +\endtext + +\text +狭い直腸粘膜を拡張しながら、 +亀頭が出入りする。 +\endtext + +\text +大きく広がった傘がゴリゴリと粘膜をえぐり、 +リズベルは絶頂へと押し上げられていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクか? ふふふっ、初めてだというのに、 + ケツ穴を掘られてアクメするか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ、あぁっ…… + だめっ、だめぇぇええっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すごいの、来ちゃいますぅっ!! + こんなの……ひっ、我慢できないですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハハハッ、クハハハハッ!! + いいぞリズベルっ!!」 +\endtext + +\text +カイムも上機嫌で腰を振り、快感を貪る。 +\endtext + +\text +肉棒が更に膨張し、 +射精の瞬間が、刻一刻と迫る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イキますっ、イッちゃいますっ!! + 皆さんに見られながら、 + お尻の穴でイクッ、イクぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も、出すぞっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ものども見るがいいっ! + これがリズベルの、ケツ穴でイク姿だっ!」 +\endtext + +\text +カイムは激しい音を立てながら、 +無防備な肛門に肉棒を突きこんだ。 +\endtext + +\text +そして同時に、ありったけの精液を注ぎ込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あーーーーーーーーーっ!! + イクッ、イクイクっ、イクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +肉棒による直接的な刺激と、 +言葉による羞恥心の煽り。 +\endtext + +\text +その両方によってリズベルは +今まで味わったことのない快感を与えられ、 +絶頂する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひぃぃぃいいいっ! + お尻、すごいぃっ! + 精液、入って……あっ、あーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビュルルッ、ビュクククククッと、 +リズベルの直腸に白濁液が打ち込まれた。 +\endtext + +\text +それは瞬く間に直腸を満たし、 +体外へと溢れ出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、あっ、あーーーーっ! + 奥にっ、あひっ、流れっ、込んでっ……」 +\endtext + +\text +しかし大半の精液は +そのまま腸奥へと流れ込み、 +リズベルはその熱さに悶えるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イッ、クッ……あひぃっ!! + イクところっ、見られてっ、るっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この前より、たくさんの目が、 + 私をっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お尻でイッた私を、見てますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしいか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひっ、恥ずかしいですっ!! + 消えちゃいたい位、恥ずかしいですぅっ!」 +\endtext + +\text +快楽と羞恥によって悶えるリズベルだが、 +その表情はどこか蠱惑的だった。 +\endtext + +\text +その姿を見た魔物たちは、生唾を飲み込んで +隣のものたちと短く言葉を交わす。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「リズベル様っておっかねえだけかと + 思ってたけど、ありゃあいい女だな、 + たまらん」 +\endtext + +\text("オーク") +「バッカ、リズベル様はカイム様のもんだぞ。 + でも……確かにいい女だよなぁ」 +\endtext + +\text +そんな魔物たちの言葉を耳にするリズベルの +身体から、アクメの終わりと共にガクンと +力が抜ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっと、大丈夫か」 +\endtext + +\text +カイムが腰を掴む手に力を込め、 +リズベルの身体を持ち上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふ、あ……はぁ、はぁ……。 + はひ……すみません、大丈夫、れひゅ……」 +\endtext + +\text +リズベルは震える足で、何とか尻を突き出す。 +\endtext + +\text +そしてその格好のまま、 +背後のカイムを見上げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いかがですか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「胸も、お尻も大きくない私みたいな女でも、 + こんなシチュエーションなら、 + カイム様も興奮……しますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉を聞いて、カイムはようやく +彼女がなぜこんな状況下でのセックスを自ら +持ちかけたのかに気付く。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムは無言でスッと手を伸ばし、 +リズベルの額を指ではじいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「痛っ……なにするんですか、カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえはバカな女だな、全く。 + つまりこういう事か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が相手では、俺は満足していないの + ではないか……そう心配していたわけ + だな、おまえは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……は、はい……」 +\endtext + +\text +少しだけムッとした表情のカイムに +そう問われ、リズベルは心臓が跳ね上がる +ほどの不安を覚えた。 +\endtext + +\text +しかし、カイムはすぐに笑顔になる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまぁ、そういうところが、 + おまえの魅力なのだろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え?」 +\endtext + +\text +カイムは笑いながら、腰を突き出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぃっ!? + まだなさるんですかっ!?」 +\endtext + +\text +抽送を再開した肉棒は、 +最初から荒々しく肛門をほじくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。 + それにおまえが俺を疑った事に対する + 罰も与えねばならんからな」 +\endtext + +\text +精液によって滑りの良くなった尻穴を +激しく突かれ、 +リズベルはまたも膝を突きそうになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ! あっ、ひぁっ! + お尻がっ、そんなに激しくされたら、 + お尻が壊れちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 壊れてケツ穴が閉じなくなったら大変だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁそうなったらそうなったで面白いがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、面白くないですぅっ!! + ひぁっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんなに出したのにっ、カイム様の、 + まだ……硬くて、太くて……あぁっ、 + すごくっ、熱いぃっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはアナルを掘られる快感に嵌り、 +ダラダラと涎を垂れ流している。 +\endtext + +\text +膣穴からも白濁した愛液が垂れ、 +リズベルが本気で乱れていることを +周囲の魔物たちは理解する。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は欲しくもない女など、絶対に抱かん。 + それはおまえも知っているはずだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ、ふぅぅううっ! + でも、それはっ……ひぃっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が、軍にいないと……困るから……」 +\endtext + +\text +ジュボジュポと、肛門から肉棒が出入りする +たびに品のない音が響く。 +\endtext + +\text +それが少女の尻穴から出ているという事実が、 +カイムを始め周囲の魔物達の興奮を呼び込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえは、まだ俺という男が + わかっていないようだな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの腰を抱えなおし、 +猛然と尻穴をほじくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃぃぃぃぃいいいいいいっ! + あっ、あーっ、あーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは言葉にならない嬌声を上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「確かにおまえは軍をまとめ上げる能力に + 秀でている」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそんなものは俺にとっては二の次だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺にとって最も優先すべき要素は、 + 『その女が欲しいかどうか』 + その感情そのものなのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、うっ!! + で、でしたらっ、あぁっ、カイム様は、 + カイムッ、ひゃまはっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の、ことっ……うぅっ……」 +\endtext + +\text +リズベルが涙声になりながら、 +カイムを見上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。 + 何度言ってもおまえは疑うだろうから、 + 一度しか言わんが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、おまえが欲しい」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +照れ隠しにかひときわ強くアナルを突いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃ、あーーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは歓喜の声を上げ、 +震える足を叱咤し、自ら尻を高く掲げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様っ、カイム様ぁっ! + うれしいっ、ですっ……私っ、すごくっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう、自信を持てと。 + おまえはいい女だ。 + 思わず抱きたいと思うほどのな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うれしっ、いっ……♪ + あぁ、カイム様っ、 + 私もっ、カイム様が欲しいですっ!!」 +\endtext + +\text +カイムとリズベルは互いに名を呼び合い、 +じゃれ合う。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「やれやれ。これだけ大勢の前でエッチ + しながらあんなにのろけられるなんて、 + ふたりとも大物ね」 +\endtext + +\text +店の奥から出てきたレベッカが +少し離れた場所で苦笑している。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう、リズベルの奴、 + なかなか頑張っておるようじゃな」 +\endtext + +\text +騒ぎを聞きつけたマーガレッタも顔を出し、 +カカと笑う。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、あの娘もなかなか素直に + なれなんだからのぅ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「これで少しは吹っ切れるのではないか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふっ、そうね」 +\endtext + +\text +そんな周囲にもはや目もくれず、 +リズベルはカイムに向かって尻を突き出し、 +肉棒をねだる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、カイム様ぁっ、 + 私またイキそうですっ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベルのお尻にっ、またっ…… + カイム様の精液、出してくださいっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、いいだろう。 + 可愛いおまえの尻穴に、 + たっぷり吐き出してやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、嬉しいですっ♪ + リズベルのお尻の穴に、 + 思い切り精液排出してくださいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは腰をくねらせ、射精を懇願する。 +\endtext + +\text +魔物たちの興奮も最高潮に達し、中には +オナニーの果てに達するものも出てくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、アナルは初めてでこれとは、 + 末恐ろしい女だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「出すぞっ! + ケツ穴で、たっぷりと受け取れっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはトドメとばかりに +勢いよく肉棒を突きこむ。 +\endtext + +\text +直腸内に熱い精液を注ぎ込まれた瞬間、 +リズベルは悲鳴のような嬌声を上げ、 +絶頂を迎えるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、あーーーーーーっ! + イクッ、イックゥゥウウッ!」 +\endtext + +\text +腸内射精を受けて、 +リズベルは背中をのけぞらせた。 +\endtext + +\text +肛門からは精液がボタボタと逆流し、 +床に水たまりを作る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああっ、奥にっ……精液入ってますぅっ! + お腹がっ、あひぃっ! 膨らんで……」 +\endtext + +\text +下腹部から、グルルッッ、ボコッ……と +音が鳴る。 +\endtext + +\text +腸内にカイムの精液が染みわたっていく +その感覚に、リズベルは気を失いそうな程の +幸福を味わう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふっ、うっ……カイム様っ、あぁんっ! + も、もっと、出してくださいっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベルのお尻にっ、 + 精液全部っ、注いでくださいぃっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの望み通り、精液は迸る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっはぁ♪ + すごっ……ひっ、まだいっぱい、 + 流れ込んでくるっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「きもち、いいっ……アナルセックス、 + すごくっ、気持ちいいですぅっ!」 +\endtext + +\text +少女はアクメを味わいながら、 +肢体を痙攣させ続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁっ、あんっ♪」 +\endtext + +\text +チュプンッと、肛門から肉棒が引き抜かれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ……あっ、やぁん、出るっ♪」 +\endtext + +\text +開いたままの卑猥な肛門から、 +ドロリとした精液が溢れ出る。 +\endtext + +\text +少女の腸内に注ぎ込まれた精液は、 +断続的にブチュッ、ブジュッと音を立てて +排泄されていく。 +\endtext + +\text +精液とはいえ人前で排泄させられた +リズベルは、恥ずかしさで涙を流す。 +\endtext + +\text +しかしその表情は喜びに満ちていて、 +そしてひどく……恍惚としたものだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +全ての精液を出し終えたリズベルは、 +カイムの名前を呼ぶ。 +\endtext + +\text +するとカイムは、優しくリズベルの頭を +撫でた。 +\endtext + +\text("カイム") +「頑張ったな、リズベル。 + ……可愛かったぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふぁ……は、ひ……。 + 私、頑張りまひた……」 +\endtext + +\text +リズベルは猫なで声でつぶやくと、 +小さく頷くのだった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。そろそろ店じまいするからね。 + あんたたちは散った散った」 +\endtext + +\text +レベッカは店じまいを宣言し、 +魔物たちを追い出していく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、なかなか面白い見世物じゃった。 + エルあたりが知りたがりそうじゃし、 + 話をしに行ってやるかのう」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそう言って +ニヤニヤ笑いながら酒場を後にした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム、ひゃま……」 +\endtext + +\text +ぐったりとしているリズベルを、 +カイムが抱き起こす。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、おまえは放っておくと + 何をしでかすかわからんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうこんな無茶はするな。 + まぁ、アナルセックスは + いつでも歓迎だがな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの頬に、軽くキスをした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、んっ……」 +\endtext + +\text +リズベルはくすぐったそうに肩をすくめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。今度グラスとおまえと、 + ふたりまとめて相手をしてやろうか?」 +\endtext + +\text +カイムが満足げに笑ってそう言うと、 +リズベルは首を横に振った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、今度は…… + その、よかったらふたりきりで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + ならば今度は他人の目が気にならん場所で、 + たっぷりと楽しむことにしよう」 +\endtext + +\text +セックスがもたらした快感の余韻も冷め、 +酔いからも同時に醒めつつある中……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、よろしくお願いします」 +\endtext + +\text +リズベルはうっとりとした表情で +カイムを見つめるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_09.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_09.txt new file mode 100644 index 0000000..aab2b30 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_09.txt @@ -0,0 +1,210 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_09") + +\text +ある日の夕方。 +\endtext + +\text +レベッカに誘われてリズベルとカイムは +ブラムの宿屋に来ていた。 +\endtext + +\text +食事を済ませると、カイムとリズベルは +思い出深い場所を訪れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「懐かしの我が部屋だ」 +\endtext + +\text +そこは、カイムとリズベルが +初めて出会った場所だった。 +\endtext + +\text +魔王軍を立ち上げる前のカイムが +寝起きをしていた部屋である。 +\endtext + +\text +カイムの私物のほとんどは迷宮へと +運び込まれたので、今この部屋には +備え付けの家具くらいしかない。 +\endtext + +\text +しかしリズベルは、 +その時の光景がありありと思い出せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に、懐かしいですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初におまえが来たときは、 + 面倒な奴が来たものだと思ったものだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはこちらも同じです。 + 亡国ハドスの王子。どんな素敵な殿方かと + 思って来てみれば、こんな方だったなんて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に、がっかりでしたよ」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムを見上げる。 +\endtext + +\text +カイムもまた、隣のリズベルを見つめ返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「クスッ」 +\endtext + +\text +ふたりは顔を見合わせ、笑う。 +\endtext + +\text +好き放題に思ったことを言い合える。 +\endtext + +\text +カイムとそんな関係になれたことに、 +リズベルは胸が熱くなるのを感じていた。 +\endtext + +\text +他人との適正な距離を保つのが苦手な +リズベルは、これまであまり濃密な人間関係 +を構築してこなかった。 +\endtext + +\text +魔法学院に在籍していた頃も…… +周囲の人間たちとの間に、自ら壁を +作っていたように思う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に、不思議……」 +\endtext + +\text +だが、カイムに対しては最初からそんな壁 +などなかったかのように振る舞えた。 +\endtext + +\text +カイムもまた、そんな壁などないかのように +ずかずかと踏み込んできて、リズベルを +自分のペースに引きずり込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今だから言いますけど。 + 最初にここに来た頃の私は、 + 自分の運のなさを呪っていました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうして、こんな女たらしが + よりによって王子なんだろうって」 +\endtext + +\text("リズベル") +「せめてもっとまともな人ならって、 + 毎日のように心の中で思ってましたよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「否定はできんな。 + あのころの俺は、世の中を悲観的に + 見過ぎていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも…… + カイム様には、初めからどこか人を + 惹きつけるような何かがありました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして……明確な目的も」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が今の今まで走ってこれたのも、 + カイム様が隣で、支えていてくれた + からです」 +\endtext + +\text +リズベルは身体をくるっと、 +カイムの方へと向けた。 +\endtext + +\text +そして正面から、カイムのことを見上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんだか私が最初思い描いていた計画より、 + ずっと大きな話になっちゃいましたけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あと、少しですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだな。 + あと少しだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「生意気で、なかなか素直になれない私を、 + こんなに可愛がってくださって、 + ありがとうございました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これからも、 + あなたの隣に……居させてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「無論だ。おまえには期待している」 +\endtext + +\text +ポンポンと、リズベルの頭を軽くたたく。 +\endtext + +\text +以前のリズベルであれば、 +子ども扱いするなと抗議していただろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「――はい!」 +\endtext + +\text +しかしカイムの全幅の信頼を得て、 +そして自分自身にも自信を持つことができた +リズベルは、素直に微笑むのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_10.txt new file mode 100644 index 0000000..0f94b47 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_10.txt @@ -0,0 +1,3182 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_10") + +\text +ハドス解放から始まった戦いは、 +ニルト全土を巻き込む大きな戦いとなった。 +\endtext + +\text +しかしその状況も、 +いよいよ最終局面を迎えつつあった。 +\endtext + +\text +士気高揚のために開かれた宴では、これまで +の戦いを生き延びてきたつわもの達が +雄叫び、笑いとともに酒を煽っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いよいよ、ですね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだな」 +\endtext + +\text +そんな宴が開かれている場所から離れた +この寝室では、ふたりの男女が静かに酒を +酌み交わしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「しばらくこうしてお前と酒を飲むことは + かなわなくなるな」 +\endtext + +\text +カイムの部屋で一通りの報告を終えた +リズベルは、カイムに勧められて酒を飲む。 +\endtext + +\text +酔うと明日の業務に支障が出るからと +最初は控えめにしていたリズベルだが、 +別れ難くいるのか、つい深酒をしてしまう。 +\endtext + +\text +互いに言葉は少ないが、 +今はそんな時間が、心地よい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ねぇ、カイム様」 +\endtext + +\text +リズベルは酒で唇を湿らせ、 +目の前のカイムを見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +出会ったころに感じた軽薄さは、 +表面的には今も変わらない。 +\endtext + +\text +だが、それなりに長い時間をともに過ごして +きたリズベルは、カイムがそんな中にも +秘めたものを持っていることを知っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の夢は、ディアボリカが怯えることなく、 + 安心して暮らせる国を作ることでした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それだけかなえば、後はもういい。 + だから私の戦いは、 + もう……ずいぶん前に終わってるんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +カイムは自分のグラスに酒を注ぐ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが……今は……もう少しだけ、 + 欲が出てきました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 保守的なおまえにしては珍しい。 + なんだ、言ってみろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その……私も、 + カイム様の女のひとり……なんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、そうだ」 +\endtext + +\text +カイムは頷く。 +\endtext + +\text +なにをいまさら、とばかりに。 +\endtext + +\text("リズベル") +「背が小さくても? + 胸が小さくても?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「口うるさくて、いつもカイム様を + ガミガミ叱るような私でもですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、自覚はあるのだな。 + あぁ、そうだ。それでもおまえは俺の女だ」 +\endtext + +\text +カイムは笑い、酒に口をつける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら私の夢は……。 + カイム様の女として、少しでも長い時間、 + あなたと一緒に過ごすことです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが見ているものを見て、 + あなたが感じているものを肌で感じたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが手にするものを私も手にして、 + あなたが進む道を、私も歩きたいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……す、すみません……。 + 大きな声、出しちゃって……」 +\endtext + +\text +リズベルは酒で赤くなった顔をさらに赤くし、 +両手でグラスを持ってコクッと酒を飲んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ!」 +\endtext + +\text +カイムは立ち上がり、返事をしたリズベルを +ギュッと抱きしめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はひゃっ……カ、カイム、様っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえには、 + これまでずっと苦労をかけてきたな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてこれからもきっと、 + おまえには苦労をかけるだろう」 +\endtext + +\text +カイムはいつになく真剣な表情で +リズベルを見つめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺からも聞きたい。それでもおまえは、 + 俺についてきてくれるか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text +今度はリズベルが、 +カイムの身体をギュッと抱きしめた。 +\endtext + +\text +カイムの身体は大きく、 +リズベルの腕では抱えきれないが、 +それでも一生懸命手を伸ばした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ずるいですよ……。 + 急にそんなこと言って」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういう質問は、 + 出会ったばかりの私にしておいてください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんなに……こんなにカイム様の事を…… + す、すっ……好きになった後で聞かれても、 + いまさら離れられるわけ、ないです」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムの胸に、 +顔をグリグリと押しつける。 +\endtext + +\text +眼鏡がずれるが、 +今のリズベルは全く気にしていない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふっ、それに今……仮に私がいやだって + 言っても、無理やり連れて行きますよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私がついて行きますって言うまで、 + カイム様は私を犯すはずです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、そうだな。 + 俺は気に入った女は力ずくでものにする」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ものにした後も、ちゃんと可愛がって + くれないと、いやですよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私、すぐ拗ねちゃいますからね? + これでもすごく、嫉妬深いんですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、わかっている」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの頭を撫で、 +そしてキスをする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、あっ……じゃあ、今……。 + 今、してください」 +\endtext + +\text("カイム") +「明日の業務に支障が出るんじゃ + なかったのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「気持ちが高ぶったままの方が、 + 影響が出ます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「責任、とってください。 + 私の恋心に火をつけた責任、 + ちゃんと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あぁ、わかった。 + そういう事なら、確かに俺に責任があるな」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを抱きあげ、 +ベッドへと歩いていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、んっ……あはぁ、んっ……」 +\endtext + +\text +カイムはキスをしながら、 +リズベルの服を剥いでいく。 +\endtext + +\text +リズベルはベッドの上で身体をよじりながら、 +肌をあらわにしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、んっ……カイム様? + 最初は……私がしても、いいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 構わんぞ。 + いったい何をしてくれるのかな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「フェラチオ、です……。 + カイム様は眼鏡っ娘の顔にかけるのが、 + 大好きでしたよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「3度の飯より大好きだぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「クスッ♪ では……ご奉仕しますね。 + そこに横になってください」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒を手にし、 +カイムへと微笑みかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ……もうビンビンですね。 + ひょっとしてずいぶん前から、 + 勃起しちゃってました?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい女を前にして勃つのは、 + 男の性だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「嬉しいです♪ + たくさん、ご奉仕させていただきますね」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒を手で撫でさすると、 +おもむろに舌を出して舐めはじめる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁっ、んっ……チュル……。 + レロレロ……あはぁ、オチ●チン、熱い」 +\endtext + +\text +唾液をたっぷりと含ませた舌で、 +肉棒を根元から先端へと舐めあげる。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒は人並み外れた大きさを持つが、 +こうして間近で見ると更に大きく感じられた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュルッ、レロッ……チュッ、チュッ……。 + すごいぃ……太くて、硬くて……あぁんっ」 +\endtext + +\text +リズベルはうっとりしながら、 +肉棒を舐め続ける。 +\endtext + +\text +唾液がトロリと滴り、肉竿を伝い落ちていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ……んっ、チュルッ。 + ペロ、レロレロ……ふはぁ……」 +\endtext + +\text +その滴る唾液を舌ですくい上げ、 +肉棒に塗りたくる。 +\endtext + +\text +カイムがリズベルのフェラを受けるのは +2度目となるが、見紛うばかりに、 +そのテクニックは熟達していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ずいぶんとうまくなったな。 + 気を抜くと、すぐに出てしまいそうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当ですか? うれしいです♪ + レロォ……ピチャ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様に、んっ……あはぁ、 + 喜んでもらえるように、 + 練習していたんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、おまえがフェラの練習をな」 +\endtext + +\text +カイムが驚いた表情を浮かべると、 +リズベルは恥ずかしそうに視線を伏せた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「チュルッ、はぁ、はぁ……。 + 私は、負けず嫌いですから……」 +\endtext + +\text +肉竿に横からかぶりつき、唇で愛撫する。 +\endtext + +\text +それと同時に舌で竿を舐め、 +刺激を与えていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……」 +\endtext + +\text +リズベルのテクニックに、 +思わずカイムも声を漏らしてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「色々、勉強しました。 + 本を読んだり、人に聞いたりして、 + やり方を覚えて……ジュルルッ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……。 + あぁ、まだ、大きく……」 +\endtext + +\text +リズベルのフェラを受け、 +肉棒は更に膨張していく。 +\endtext + +\text +亀頭の傘が広がり、竿には血管が浮いていく。 +\endtext + +\text +たくましい男の象徴を見上げながら、 +リズベルは下半身をくねらせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、これがもう欲しくなったか、 + リズベル?」 +\endtext + +\text +カイムはその動きを見逃さず、 +からかうようにそう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁんっ、ほ、欲しいです……。 + カイム様のオチ●チン、 + オマ●コに、欲しいです……」 +\endtext + +\text +リズベルは正直に頷き、 +肉棒に這わせる舌の動きを速める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「で、でも……その前に、 + カイム様の精液も、欲しいです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私……精液の匂い、好きです。 + 嗅いでると、すごく……あはぁ、 + 興奮、しちゃうんです」 +\endtext + +\text +肉棒から立ち上る雄の匂いで鼻腔を焦がされ +ながら、リズベルは舐め続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「我慢して、我慢して、我慢して……。 + ヂュルルッ、その後に……オチ●チンを、 + オマ●コに……いれたら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「き、きっと……へはぁ、レロ……。 + もっと……気持ち、いいから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、セックスの楽しみ方を + よく心得ているではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の、せいですよ……。 + ヂュルッ、あはぁ、私がこんなに…… + エッチになったのは……」 +\endtext + +\text +リズベルは舌全体で裏筋を舐めていく。 +\endtext + +\text +生温かな舌のヌルリとした感触に、 +カイムは全身の力が抜けるほどの快感を +味わう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「100も歳が離れた私を、 + こんなにエッチな女の子にしたんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、その責任もちゃんととってくれないと、 + だめなんですからね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、分かっている。ぐっ、うっ……。 + しかし本当にうまくなったな、リズベル」 +\endtext + +\text +肉棒がビクンッと震えた。 +\endtext + +\text +射精が近づき、 +鈴口からは先走り汁が滲み出ている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「レロレロ……チュルッ、あはぁ♪ + ひょっとして、もう出ちゃいそうですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オチ●チンがビクビクッと震えて、 + クスッ、なんだか可愛いです♪」 +\endtext + +\text +リズベルはそう微笑みながら、 +今度は舌先をとがらせて尿道をほじる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おぉっ……んぐっ……。クッ……」 +\endtext + +\text +カイムは込み上げてくる精液を +何とか押しとどめようとする。 +\endtext + +\text +しかしリズベルの執拗なフェラチオによって +だんだんと射精へと追いやられていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ほら、我慢しなくていいんですよ? + ピチャ、ピチュ、ジュルッ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……出して、ください……。 + リズベルの顔に、カイム様の精液、 + たっくさんピュピュッて、してください♪」 +\endtext + +\text +リズベルはトドメとばかりに +肉棒をしごき始める。 +\endtext + +\text +舌もレロレロと左右に動かし、 +先端をくすぐる様に舐める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュルッ、ピチャッ、ンんっ! + あはぁ、だひて、精子、出してっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ、うぁっ……出るっ!」 +\endtext + +\text +カイムは堪らずそう宣言し、 +射精させられてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁんっ♪ んっ、あはっ」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒をしごきながら、 +精液を顔で受け止める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のっ、精液……んっ、はぁんっ!」 +\endtext + +\text +ビュルッと勢いよく飛び出した精液は、 +リズベルの眼鏡にへばりつく。 +\endtext + +\text +その後も額、頬、口と、次々に飛んでいき、 +可憐な少女の顔を汚した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ついっ……あはぁんっ! + もっと、かけてくださいっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の精子で、リズベルの顔、 + 真っ白に塗りつぶしてくださいっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは卑猥な懇願をしながら、 +口を開ける。 +\endtext + +\text +その中へ飛び込んでくる精液を味わい、 +そして嚥下する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、ふぁっ……カイム様の精液……」 +\endtext + +\text +リズベルが肉棒をしごき続けたことで、 +射精は長く続いた。 +\endtext + +\text +その分リズベルの顔は +濃厚な精液で塗りつぶされてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁ、すご……い……♪ + 精液の匂い……あふ、ぁ……」 +\endtext + +\text +リズベルは大きく鼻で息を吸いながら、 +うっとりとした表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかったぞ、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムがそう褒めると、 +リズベルは嬉しそうに笑う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。 + オチ●チン、汚れちゃいましたね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が、綺麗にして差し上げますね」 +\endtext + +\text +リズベルは顔についた精液をぬぐう事もせず、 +目の前でビクビクと痙攣している肉棒を +パクリと咥えこんだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んぷっ、ジュルルルッ、 + ジュルッ……ヂュププッ!」 +\endtext + +\text +口の中に含んだ亀頭の裏を、 +舌を使って舐める。 +\endtext + +\text +それだけではなく、 +頭を上下させて竿の半ばまで呑み込み、 +口の粘膜を使ってしごく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュプッ、ジュポッ……んぷはぁっ、 + あはぁっ、んっ……ジュルッ、 + ズヂュルルッ……」 +\endtext + +\text +リズベルはリズミカルに、 +肉棒をねぶっていく。 +\endtext + +\text +カイムはその濃密な口の中の感触に、 +うめき声を禁じ得ない。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……リズベル、ぐぅっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んぷぁっ……まだ中に精液が詰まってる + みたいですので吸い出して差し上げますね」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言うと、 +喉奥まで肉棒を呑み込み、一気に吸い上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュズズズズッ、ジュルルルルルッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっはっ……」 +\endtext + +\text +強烈な快感が、カイムを襲った。 +\endtext + +\text +思わず腰を跳ね上げるが、喉を突かれた +リズベルはそれでも動じず、吸い続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュルッ……ズジュルルッ、 + レロレロっ、ヂュプッ、ジュルルッ……」 +\endtext + +\text +頭を動かし、 +肉棒を吸いながら亀頭を舐め転がす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んはぁ、んっ……粒々の精液……あぁんっ、 + 一滴残らずお口の中に出してくらひゃいね」 +\endtext + +\text +甘い声と視線とで、 +カイムを誘惑する術も身に着けたリズベル。 +\endtext + +\text +その変貌ぶりに、 +カイムは驚かされながらも賛辞を送った。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえが本気を出すと、 + ここまで変わるものなのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル。おまえは本当に、いい女だ。 + おまえと出会えて、俺は幸せだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヂュプッ……ぢゅぼっ……ぷはぁっ、 + はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わらひも、幸せ、です……。 + カイム様に出会って、愛して、頂けて……」 +\endtext + +\text +リズベルはより深くまで肉棒を咥え、 +手で根元をしごく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、チュッ……レロッ、ジュルルッ、 + んふぅっ、んっ、んっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは激しく頭を動かし、 +手と口とでニチュニチュと肉棒をしごく。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい? リズベル? + 綺麗にするだけじゃなかったのか?」 +\endtext + +\text +カイムは苦笑し訊ねるも、 +リズベルは肉棒から口を離さない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュリュッ、レロレロッ…… + へはぁ、んっ……ヂュヂュッ……ジュルッ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、今度は……ジュプッジュプッ…… + んふぁっ、わらひのお口にくらひゃい……」 +\endtext + +\text +カイムを上目づかいに見ながら、 +熱心に口全体を使ってしゃぶりつくす。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 舐めているうちにまた火が付いたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがそういう女は、嫌いじゃないぞ」 +\endtext + +\text +カイムもその気になって、 +リズベルの口の感触を味わう。 +\endtext + +\text +ベッドに沈み込み、意識を肉棒に集中させる。 +\endtext + +\text +すると、リズベルの舌の動きがよくわかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュプッ、ジュルルッ、 + ずぢゅっ……ヂュプッ、ジュルルッ……」 +\endtext + +\text +リズベルの舌はまるで別の生き物のように +激しく動き、亀頭を重点的に舐めている。 +\endtext + +\text +時折とがった舌先が鈴口をほじくっては、 +先走り汁を舐め取っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふひゅうっ、んっ……ヂュルッ、 + んふぅっ、レロォ、んっ……チュプッ……」 +\endtext + +\text +喉奥まで肉棒を呑み込んだ時は、 +その舌は肉竿を包み込むように広がる。 +\endtext + +\text +亀頭は喉粘膜によって +ギュウっと締め付けられたうえで、 +ゴリュゴリュとしごかれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ、うっ……」 +\endtext + +\text +そしてなによりカイムが驚いたのは、 +リズベルはその動きをしている間も、 +断続的に肉棒を吸い上げている点だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ペロッ、レロレロっ……ジュルルッ、 + んっ、ふぅっ、んっ、んっ……」 +\endtext + +\text +頭を上下に動かしながら舌で肉棒を舐め、 +強烈に吸い上げる。 +\endtext + +\text +その淀みない動きの連続に、 +カイムは射精したばかりだというのに +精液が込み上げてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ンんっ、フゥッ、ジュルッ、チュッ…… + ひょろひょろ、出ちゃいそうれひゅか?」 +\endtext + +\text +リズベルが肉棒をしゃぶりながら +そう聞いてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お口の中で、 + オチ●チンが、震えてまひゅよ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……この俺が、 + おまえにここまで一方的にやられるとはな」 +\endtext + +\text +カイムの賛辞に気を良くし、リズベルは +ジュルッ、ジュボッと更に下品な音を出して +肉棒に吸い付く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュヂュヂュヂュッ、ジュルルッ♪ + んぷっ、はぁっ、のまへて……くらひゃい」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒の根元を激しくしごき、 +射精を促す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ンジュッ、ビュルビュルッて、濃いの……。 + あふぅんっ……ジュルッ、ヂュルッ……」 +\endtext + +\text +リズベルは肉棒から精液を搾り出すため、 +口をすぼめて勢いよく吸った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……うぁっ……リズベル、うぐっ……」 +\endtext + +\text +射精が近づき、カイムの意志にかかわらず +肉棒がビクビクと跳ねる。 +\endtext + +\text +そんな肉棒を徹底的にしごき、しゃぶり、 +そして吸い、リズベルは精液を吐き出させる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ジュルルルッ、ズヂュルッ、ぢゅるるっ! + んふぅっ、んふぅっ、んっ、んっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だひてっ、リズベルの口にっ…… + カイムひゃまの、いっぱいだひてぇっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルがそう言って肉棒を限界まで +咥えこんだ、その瞬間だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んんっ! んぐっ、んっふぅぅううっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの喉奥に、 +ドロドロとした熱い粘液が注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっ、ぐっ、ゴクッ……ゴクッ……」 +\endtext + +\text +溜っていく精液を、 +リズベルは喉を鳴らして飲んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ぶふっ、んんっ……ゴキュッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +射精の勢いは思ったよりも強く、 +リズベルは途中で噴き出しそうになる。 +\endtext + +\text +しかし、大きく頬を膨らませながら、 +濃厚な精液を飲み続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぅっ、んっ、ジュルルッ + ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……」 +\endtext + +\text +口の端から垂れ落ちそうになる精液を +下品にすすり、一滴残らず飲み込んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「おいひ、いっ……。カイム様の、精液……」 +\endtext + +\text +射精の勢いが弱まる頃になると、 +リズベルは肉棒を吸いながら +精液を味わい始める。 +\endtext + +\text +口の中で精液と肉棒とを舌で転がしながら、 +唾液とともに嚥下する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごきゅっ、んはぁっ……ジュルルッ、 + ジュズッ、ヂュルルルルッ」 +\endtext + +\text +最後の一滴をゴクンと飲み終えたところで、 +ようやくリズベルは肉棒を離した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んっはぁっ♪ はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +口の端から精液が垂れると、 +舌を伸ばしてそれを舐め取る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はーっ、はーっ……カイム様♪ + 精液……美味しかったです……」 +\endtext + +\text +そう言って浮かべたリズベルの微笑みは、 +二度射精した肉棒を再び勃起させるほど、 +妖艶で淫靡なものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、おまえがそんな表情をするように + なるとはな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が思っていた以上に、素晴らしい女だ」 +\endtext + +\text +身体を起こしたカイムは、 +リズベルを見つめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、次は俺の番だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体が疼いているのだろう? + その疼きを、俺が癒してやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はひ♪ + お願い、致します……カイム様」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの身体を +軽々と抱え上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃ、カイム様……この格好は……」 +\endtext + +\text +そして足を持ち上げると、 +そのまま頭の方へと下ろさせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、カイム様…… + この姿勢は、恥ずかしいです……」 +\endtext + +\text +リズベルに足を持たせ、広げさせる。 +\endtext + +\text +カイムは広げたままでいろと命じ、 +リズベルは羞恥に顔を染めながらも +それを実行する。 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛いぞ、リズベル。 + これから一生をかけて、おまえを + 愛してやる」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしい目にも今まで以上に合わせて + やるから、覚悟するのだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぁ……は、はい……。 + わ、わかり、ました……カイム様……」 +\endtext + +\text +リズベルは期待に満ちた表情を浮かべ、 +コクンと頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、はぁんっ!! + ひぁっ、あっ、あふっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの股間に、カイムが顔をうずめた。 +\endtext + +\text +そして肉ビラを開くと、 +無防備な膣穴に舌を這わせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぅぅううっ! あっ、あひっ…… + カイム様っ、あぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、もうぐっしょりだな。 + 入れる前に濡らしてやろうかと思ったが、 + それも必要なさそうだ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言いながらも、 +膣穴に舌をねじ込んだ。 +\endtext + +\text +そしてジュズズッと音を立てながら、 +膣内の愛液をすする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃぃいいっ! あっ、あはぁっ! + だめっ、カイム様っ……あっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「飲んだらダメっ、 + 私の……お汁、だめぇっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、なにがダメなものか。 + 舐めほじくるたびに、 + 次から次へと湧いてくるぞ?」 +\endtext + +\text +腰をくねらせるリズベルだが、 +カイムは執拗に追いかけ、舌で膣穴を舐める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あうっ、あっ、ひぁぁああっ! + し、舌がっ……あぁっ、オマ●コ、 + ほじくってる……」 +\endtext + +\text +膣粘膜を舐められる快感に、 +リズベルは恍惚としてしまう。 +\endtext + +\text +恥ずかしさと快感とが +リズベルの理性をじわじわと溶かしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、はぅっ……あっ、あはぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、前だけでは後ろがかわいそうだ。 + こちらは指でほじくってやるか」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと愛液を塗りたくった指で、 +リズベルの肛門に触れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅっ、ひっ……んっ、あぁーーーーっ!」 +\endtext + +\text +ズプッ、ズププププッと、 +肛門に指が沈んでいく。 +\endtext + +\text +既に開発されている少女の肛門は太い指で +あっても、やすやすと呑み込んでしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、カイム様っ、あはぁっ……。 + そ、そっちは……お尻の、アヒィッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「今日はマ●コとケツ穴、両方を犯してやる。 + 楽しみにしておくんだな」 +\endtext + +\text +舌で膣穴を舐めほじくりながら、 +指で肛門を掘る。 +\endtext + +\text +両穴を一度にえぐられる快感に、 +リズベルは思わず全身を痙攣させてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「り、両方ッ……!? + オマ●コと、お尻の、穴っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私……おかしく、なっちゃいそうです。 + カイム様に、そんなに、されたら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コ舐められて、指でお尻ほじくられ + るだけで、あぁっ、こんなにっ、 + 気持ち、いっ、のにっ……あぁっ!!」 +\endtext + +\text +先ほどの痙攣を皮切りに、 +リズベルの肢体が、断続的にビクンビクンと +震え始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、カイムっ、様っ…… + また、あれが、来ちゃいますっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれ? あれとはなんだ?」 +\endtext + +\text +経験豊富なカイムは、リズベルの反応を +見るだけで絶頂が近い事を察する。 +\endtext + +\text +しかしわざととぼけ、 +リズベルから卑猥な言葉を引き出そうとする。 +\endtext + +\text +リズベルもそんなカイムの性格を +熟知しているので、恥ずかしがりながらも +答えるのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イ、イキそうっ、なんですっ!! + オマ●コと、お尻の穴っ、はふぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、今言ったら、絶対出ちゃいますっ……。 + ビュウッて、カイム様の顔に、 + 潮……噴いちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ははっ! そうか。 + ではイケ。そして出せ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺におまえの潮吹きを見せてみろ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って笑うと、 +ズブゥッと膣穴に舌を、 +肛門に指を深くねじ込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃぃいいっ! あっ、あーーーーーっ!」 +\endtext + +\text +そしてグチュグチュと、 +それぞれの穴をほじくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、イクッ、イクぅぅううっ! + 出ますっ、お潮……噴いちゃうぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは絶叫ののちに、 +大きく身体を痙攣させた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、うっ、あーーーーーーーーーっ! + イクッ、イクイクイクゥッ!!」 +\endtext + +\text +リズベルはアクメし、 +そして予想通り、潮を噴いた。 +\endtext + +\text +噴き出したその透明な液体は、 +ビチャビチャとカイムの顔にかかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ、ごめんなさいぃっ!! + あっ、ふぅっ! + でもっ、止まらないんですぅっ!!」 +\endtext + +\text +カイムがニチュリと膣穴を舐めるたびに、 +潮がビュウッと噴き出す。 +\endtext + +\text +肛門を指でほじくられるたびに、 +リズベルは絶頂を深める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あぁっ!! + い、いま気持ちよく、されたら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もっともっと、 + いっぱい出ちゃいますぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、構わん。遠慮なく出せ」 +\endtext + +\text +リズベルがアクメしている間も、 +カイムは愛撫し続けた。 +\endtext + +\text +その結果、リズベルはベッドのシーツが +びしょ濡れになるほど大量の潮を噴かされる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、んっ、はぁ、はぁっ……」 +\endtext + +\text +ようやく絶頂の波が引き、 +リズベルは股間を晒したまま大きく息を +ついている。 +\endtext + +\text +潮はリズベルの顔や身体にも降り注ぎ、 +少女の姿を更に淫靡に飾り立てた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム……さま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛かったぞ、リズベル。 + さて、もう充分すぎるほどに濡れた事だし、 + そろそろ入れるとしようか」 +\endtext + +\text +カイムは勃起した肉棒を、 +見せびらかすようにしごく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁ……く、ください……。 + それ、な、中に……入れてください……」 +\endtext + +\text +リズベルはうっとりとした表情で肉棒を +見つめると、誰に言われるでもなく指で +膣穴を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフッ、もとよりそのつもりだ。 + それでは、いくぞ」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒を膣穴にあてがうと、 +そのまま体重を乗せてねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、うぁっ……あっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text +待ちに待った肉棒を膣内に入れてもらえて、 +リズベルは歓喜する。 +\endtext + +\text +膣奥まで一気に貫かれ、リズベルは +それだけで達してしまいそうになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ、くっ……あぁっ! + カイム様の、オチ●チン、太い……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、それだけ俺も、 + 興奮しているということだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さぁ、動くぞ。 + しっかりと股を開いていろよ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの返事を待たず、 +ニュルルルッと肉棒を動かし始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ……あふっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +最初はゆっくり、肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +柔らかな膣肉が硬い肉棒によって +こじ開けられ、引っ掻き回されていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、いいっ!! + 気持ちいいですっ、カイム様っ!!」 +\endtext + +\text +ズルルルッと肉棒が引きずり出された直後、 +リズベルはそう叫んだ。 +\endtext + +\text +いや、あまりの気持ちよさに、 +思わずそう叫んでいたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの中も、ずいぶんと + ほぐれてきたな」 +\endtext + +\text +カイムは膣肉の感触を味わいながら +そう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、んんっ……あはっ、んんっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それって……はぁ、はぁっ…… + 締まりが悪くなったって、ことですか?」 +\endtext + +\text +リズベルは感じながらも、 +心配そうに尋ねた。 +\endtext + +\text +カイムは首を横に振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そうではない。 + おまえのマ●コは充分に締まるし、 + 気持ちがいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「じゃ、じゃあ……あふっ、んぁっ……。 + どういう事、ですか?」 +\endtext + +\text +そう訊ねるリズベルに、 +カイムは直ぐには答えず、抽送を速めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、あっ、ひぁぁああっ!! + カイム様っ、あぁんっ、 + 激し……過ぎ、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルの膣穴から、 +白濁した汁が掻き出されていく。 +\endtext + +\text +それは膣内で撹拌され、 +白く濁った愛液だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、すごっ……いっ、 + 私のっ、オマ●コから……真っ白いのが、 + 出て……ひぃッ、ん……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうして激しく動いても、 + おまえのマ●コはその動きに合わせて、 + 適度に締め付けてくる」 +\endtext + +\text +亀頭まで最大の硬さを保ったまま、 +肉棒は膣粘膜を容赦なく引っ掻く。 +\endtext + +\text("カイム") +「処女を奪った時はただ締まるだけだったが、 + 今は臨機応変に、俺の動きに合わせて + 収縮する」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ふぅっ……そ、そうなんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無意識にやっていることだろうからな。 + おまえがわからないのも無理はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが今は分からなくとも、 + いつか分かるようになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなったとき、おまえの中はもっと + 具合がいいものになるのだろうな。 + 今から楽しみだ」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルに覆いかぶさるようにして、 +何度も激しく膣穴をえぐる。 +\endtext + +\text +亀頭が子宮口にやすやすと到達し、 +閉じた肉門をつつく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ、んっ、あぁっ! すごっ、 + カイム様のオチ●チン、すごいですぅっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは子宮口をこねつぶされ、 +両足をピンッと伸ばした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふっ、はっ、あふぅぅううっ! + 気持ちいいっ、あぁ、オマ●コ、 + 気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + いつも以上に感じているようだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、それも当然だな。 + これを見ろ、リズベル」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +自らの股間を指さした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ふぁっ!? あっ、ひっ…… + あぁ、すごいっ……私の、オマ●コが…… + オチ●チンを……根元まで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。根元までズッポリだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初は全部入らなかったが、 + 何度も調教を続けていくうちに、 + 穴が広がったというわけだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてその分、 + 擦られる部分も多くなり……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あーーーーーっ! + う、嬉しいっ、ですっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは結合部分を見つめながら、 +そう言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ……あぅぅううっ!! + カイム様の、全部……受け入れることが + できて、私っ……幸せですぅっ!!」 +\endtext + +\text +ゴリュウッと、肉棒が膣奥をえぐる。 +\endtext + +\text +根元まで入り込んだ肉棒はすぐさま勢いよく +引き抜かれ、亀頭が粘膜をかきむしる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぅっ、あっ、うーーーーーーーっ! + いいっ、気持ちいいですカイム様ぁっ!!」 +\endtext + +\text +グチュリグチャリと膣穴をかき回されて +いくうちに、リズベルの背後からアクメが +近づいてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、あひっ……ひっ、ひぅっ!! + カイム様っ、私っ……またっ、またっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、イクか? + では俺も……出させてもらうとしよう」 +\endtext + +\text +膣奥にねじ込んだ後、 +振れ幅を小さくしながら肉棒が動く。 +\endtext + +\text +その分連続で子宮口がこね潰される事となり、 +リズベルは狂わんばかりに嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぁぁぁあああっ! イクッ! + オマ●コイキますぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様もっ、出して、くださいっ!! + 私の、オマ●コにっ…… + 精液中出ししてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴がキュウッと激しく収縮し、 +肉棒全体を締め付けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「グッ……はっ、では望み通り出してやる。 + 子宮でたっぷりと、俺の子種を味わえっ!」 +\endtext + +\text +カイムはそんなきつい締め付けをしてくる +膣穴を、硬い肉棒で貫いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっぎゅぅぅぅうううっ!? + あぁっ、イク、オマ●コイクぅぅううっ!」 +\endtext + +\text +亀頭が、子宮口をこじ開けた。 +\endtext + +\text +そして子宮内部に直接、 +精液がドプドプと注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひっ!? ひぎぃっ、あーーーっ! + すごいっ、カイム様っ、あぁーーーっ!」 +\endtext + +\text +ビュクビュクンッと +精液は立て続けに子宮内部に流れ込む。 +\endtext + +\text +子宮が精液によって満たされていく快感に、 +リズベルは目を見開いてよがり鳴いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「子宮の中にっ、中にっ、精液ぃっ♪ + すごっ、あーーーっ、あーっ、 + あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +最後の方は、もはや言葉にならないらしく、 +ただただ絶叫するだけだった。 +\endtext + +\text +普段は理知的なリズベルのその乱れ様を見て、 +カイムも上機嫌で射精し続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「これから先、 + 俺の子を何人も産んでもらうぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ、はひっ……う、産みますっ……。 + いっぱい、赤ちゃん産みますぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あがっ……はひっ、ひぁぁああっ! + カイム様との、赤ちゃん……たくさん……」 +\endtext + +\text +子宮が完全に満たされたあと、 +行き場のなくなった精液はゴポリと膣外へと +溢れ出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「んあ、は……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +ズルリと肉棒を引き抜くと、 +膣穴から愛液と精液とが混じった汁が +ドロリと流れ出た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はふ、あ……オマ●コ……ドロドロ……。 + うれしい、です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「次は尻穴だが、少し休むか?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルを気遣う。 +\endtext + +\text +しかし当のリズベルは首を横に振り、 +絶頂の余韻を感じさせる表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いえ……そのまま、ください。 + 私のお尻も……カイム様の精液、 + たくさん注ぎ込んでください」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って汗と愛液、 +そして精液によって滑りやすくなっている +尻を、何度も指で開いてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ、おまえは俺の期待を裏切らんな。 + ようし、ではこのまま続けるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おまえの尻穴にも、 + たっぷり種付けしてやる」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、愛液で濡れた肛門へと +肉棒をねじ込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、んっ……ふぅっ!! + カイム様の太いのが……お尻にっ……」 +\endtext + +\text +最初に指でほぐしていただけあって、 +肉棒はすんなりと肛門に入っていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、根元まで入ったぞ。 + ゆっくりかき回してほしいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも最初から思い切りかき回して + ほしいか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あぁ…… + 私に、選べっていう事ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。さぁ、どっちだ? + おまえが望むとおりにしてやろう」 +\endtext + +\text +カイムにそう訊ねられ、リズベルは逡巡する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、ええと……それじゃあ……」 +\endtext + +\text +リズベルは生唾を飲み込む。 +\endtext + +\text +頭の中は、すでに尻穴をほじくられた時の +快感への期待でいっぱいだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、思い切り……。あはぁっ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のお尻の穴を、 + カイム様のぶっといオチ●チンで + 思い切りかき回してくださいっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくくっ、よかろう。では行くぞ。 + 思う存分、喘ぎ鳴くがいいっ!」 +\endtext + +\text +カイムはズルルッと肉棒を肛門から +引きずり出すと、すぐさま押し込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひぃっ! んっ、あっ、あっ!」 +\endtext + +\text +リズベルの肛門が、 +肉棒の激しい抽送に晒される。 +\endtext + +\text +桃色の粘膜が捲れ返るが、 +カイムは構わずゴリゴリと引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっぐっ……あっ、ふぁっ! + お尻がっ、お尻っ……あひっ、あーーっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは内臓をかき回される感覚に、 +引きつった声を上げた。 +\endtext + +\text +しかしその表情はひどく淫靡で、 +見る者の興奮を誘うものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、あっ、うっ……きもち、いいっ! + お尻がっ、気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text +ジュボッ、ズポッと、 +卑猥な音を立てて肉棒が出入りする。 +\endtext + +\text +その度にリズベルは下半身が蕩けそうになる +ほどの快感を味わい、涎を垂らす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、んっ……あぁーーーーっ! + すごいっ、私のお尻からっ、カイム様の + オチ●チンがっ……あっ、あっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒が出入りする自分の肛門を見ながら、 +リズベルは叫ぶ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、こんなにっ、ひぃっ! + こんなに私のお尻がっ、 + 広がってるなんてっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふっ、尻穴とマ●コと、リズベルは + どちらが好きだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「んひっ!? お尻と、お、オマ●コ……? + はふぅっ、んっ、あっ……」 +\endtext + +\text +リズベルは恍惚とした顔で、 +カイムを見上げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ど、どっちもですぅっ!! + あぁっ、カイム様に使っていただけるなら、 + 私……どっちでも、いいですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、クククッ。 + おまえらしい答えだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではこれからも、 + 俺が犯したいと思った方を犯すとしよう」 +\endtext + +\text +カイムは肉棒に力を込め、 +ヌルヌルの肛門を更に鋭く突いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、あーーーーっ! + ひぃっ、あ、当たってるっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこっ、あっ! オチ●チンの先が、 + 私のっ、わっ、私のっ、子宮っ……」 +\endtext + +\text +抽送の角度を変えたことで、 +亀頭が薄壁を隔てて子宮をえぐり始める。 +\endtext + +\text +精液を注ぎ込まれ、ただでさえ興奮している +リズベルの身体は、その刺激に過剰なまでに +反応した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、んっ……あっ、あっ、あっ!! + 身体が、勝手に……ひぃんっ、 + ビクッて……震えちゃいますぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、 + 反応がいちいち可愛らしいな、おまえは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここだろう? + ケツ穴側から子宮をゴリゴリえぐられると、 + たまらなく気持ちよかろう」 +\endtext + +\text +カイムはそこがリズベルの弱点と知りながら、 +容赦なくえぐり続けた。 +\endtext + +\text +リズベルはたまらず声を上げ、 +アンアンと可愛らしく鳴かされた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、 + はひっ、気持ちいいですぅっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こ、こんなのっ……知らな、ひっ……。 + グラスさんにも、教えられてなっ、 + あぁーーーっ!!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンッと、 +少女の華奢な身体が跳ねる。 +\endtext + +\text +汗と精液にまみれた身体を震わせながら、 +はやくも絶頂へと導かれつつある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ケツ穴の締まりが更にきつくなってきたな。 + もうイクのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ……だ、大丈夫、ですっ! + 私っ、まだっ……まだ、堪えられっ、 + まひゅからっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは歯を食いしばり、 +快感に耐えようとする。 +\endtext + +\text +しかし凶悪なカイムの肉棒がゴリュッと +直腸粘膜を擦り上げると、 +すぐに甘い声が漏れ出てしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ!? あっ、はぁぁああんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふっ、だれも止めはせん。 + 俺の前で我慢などするな。 + ありのままのおまえを、曝け出せ」 +\endtext + +\text +カイムはそう言って、 +優しい目でリズベルを見下ろす。 +\endtext + +\text +少女はゴクッと口の中に溜まった唾液を飲み、 +身体から力を抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ふぁっ……う、うそでひたっ、 + すみませっ、あひぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「イッちゃいそうですっ、もうっ、私っ…… + お尻でっ、んぎっ……ひぃっ!! + イッちゃいそうなんですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ではどうすればいいか、もうわかるな?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、リズベルは頷いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イ、イかせてっ、下さいっ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベルのお尻っ、 + もっと……ズボズボしてっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そしてっ、あぁっ!! お尻の中にっ、 + カイム様のっ、あっ、あっ……精液っ♪ + 精液っ、出してくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハハハッ、よく言えたなリズベル。 + いいぞっ、最高に可愛いぞ」 +\endtext + +\text +カイムは鼻息を荒くし、リズベルの手首ほど +の太さの肉棒で肛門を引っ掻き回す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ありがとっ、ございますぅっ!! + カイム様ぁっ♪ イクッ、イクッ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「リズベル……もうっ、あぁっ、 + イックぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +窮屈な姿勢にもかかわらず、 +リズベルは絶叫する。 +\endtext + +\text +足先までピーンッと伸ばし、 +肛門をギュッと収縮させた直後……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぁっ、あーーーーーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +膣穴に続き、尻穴にも精液が注ぎ込まれた。 +\endtext + +\text +少女の肛門は肉棒をおいしそうに咥え込み、 +ドプドプと吐き出される精液も +嬉々として飲み込み続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ、ひぃんっ♪ + イクッ、お尻、いいっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もっと、出してくださいっ!! + リズベルのお尻の中っ、 + カイム様の精液でいっぱいにしてぇっ!!」 +\endtext + +\text +絶頂する少女の肛門は、 +断続的に収縮と弛緩とを繰り返す。 +\endtext + +\text +直腸内に入ったまま射精を続ける肉棒は、 +肛門粘膜に絶えずしゃぶられているかの様な +快感を与えられる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはっ、ひっ、あぁぁあああっ!! + 気持ちいいっ……お尻の穴、 + 精液でいっぱいで……あふぅっ!!」 +\endtext + +\text +ビュクッ、ビュルルルッと、射精は続く。 +\endtext + +\text +貪欲に精を欲しがる肛門は、 +アクメの波が引くまで肉棒を舐めしゃぶり +続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁんっ、ふぁ……はぁ、はふっ……」 +\endtext + +\text +尻穴から肉棒が抜かれた。 +\endtext + +\text +リズベルは尻穴を閉じようとしたが、 +アクメさせられたばかりの肛門は +少女の言うことを聞いてくれない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、だめっ……あぁんっ!」 +\endtext + +\text +クパッと開いたままの肛門から、 +音を立てて精液が溢れ出た。 +\endtext + +\text("リズベル") +「やぁ……んっ、恥ずかしい……」 +\endtext + +\text +リズベルは股を閉じて無理やり尻穴を +締めようとするが、それをカイムが止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「閉じていいとは言ってないぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁ……いじわる……。 + んっ、あっ……まだ、出てる……。 + 私のお尻から……カイム様の精液が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフッ、おまえが恥ずかしがる姿は、 + 実に愛らしい。幻像石に収めて + コレクションに加えたいくらいだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなことしたら…… + カイム様、他の誰かに嬉々として見せそう + なので、ダメです……」 +\endtext + +\text +リズベルはそう言って、 +指で種付けされたばかりの膣穴を開く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それに私の恥ずかしがるところなら、 + いつでも見られるじゃないですか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「み、見たくなったら……幻像石じゃなくて、 + 私を……犯して、ください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……フッ、それもそうだな。 + なんだ、まだしてほしいのか?」 +\endtext + +\text +カイムは股間に向かって、 +ふっと息を吹きかけた。 +\endtext + +\text +そして萎えることなく勃起し続けている +肉棒で、ニュルニュルと少女の股間を擦る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぅぅううんっ! は、はい……。 + 欲しい、です……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お口も、顔も……オマ●コもお尻の穴も、 + カイム様の精液を、いただきました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「さ、最後に……私の身体に……。 + 私の全部を、あなたのもので…… + 染め上げてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、淫乱め」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムのその言葉を受けて、 +ゾクゾクッと背筋を震わせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はい……私は、淫乱です。 + カイム様に犯してほしくてたまらない……。 + エッチな女です……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ど、どうかそんな私の淫乱オマ●コを + 使って、精液を吐き出してくださいませ」 +\endtext + +\text("カイム") +「フッ……フフフッ、フハハハハッ!」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの卑猥な懇願を聞き、 +ビンッと肉棒を反り返らせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ、今のおねだりは非常によかった。 + クククッ、穴を使って精液を出せか」 +\endtext + +\text("カイム") +「よしわかった。 + おまえの望むとおりにしてやる」 +\endtext + +\text +カイムは興奮を隠そうともせず、 +鼻息荒く肉棒を膣穴に突きいれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁっ、んっ!! あはっ、あぅっ!」 +\endtext + +\text +ズルッ、ジュボッと、 +肉棒が激しく膣穴をかき回す。 +\endtext + +\text +愛液と精液に濡れている膣穴は、肉棒を +根元まで咥え込み、全体を圧迫してくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いっ、いいっ!! あぁんっ!! + カイム様っ、気持ちいいっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「オマ●コッ、 + すごく気持ちいいですぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、ハハッ、 + すぐにイかせてやるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「身体の内側も外側もすべて俺のもので + 埋め尽くして、完全におまえを俺のものに + してやるっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはいつも以上に興奮した様子で、 +腰を上から下へと打ち下ろす。 +\endtext + +\text +亀頭が力強く膣穴をこじ開け、子宮口を貫き、 +子宮粘膜をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ、あはぁぁぁあああっ!! + オマ●コっ……すごっ、あぁっ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私のっ、子宮がっ……ひぃっ! + カイム様ので、いっぱいっ……にっ……」 +\endtext + +\text +子宮までどっぷりと精液に浸かっている +状態で、その中を肉棒が激しく動き回る。 +\endtext + +\text +中に出された精液は一突きごとに +ブプッと卑猥な音を立てて外へと飛び出す。 +\endtext + +\text +まるでリズベル自身が +射精しているかのように。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、ひぃっ!! んっ、あーーーーっ! + すごひっ……わらひの、オマ●コっ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のでっ、ズボズボって……。 + あ、あーっ、あーーーーーーーっ♪」 +\endtext + +\text +リズベルは声を枯らさんばかりに、 +嬌声を張り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、まだまだっ! + 俺の本気はこんなものではないぞっ!!」 +\endtext + +\text +カイムはそういうと、 +ズルルッと肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、あーーーーーーっ!! + 今度はっ、お尻にっ……あぁっ!」 +\endtext + +\text +膣穴から引き抜かれたばかりの肉棒が、 +間髪入れずに肛門へとねじ込まれる。 +\endtext + +\text +深々と尻穴をえぐられ、 +リズベルはただ喘ぐことしかできない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あっ、ひぁぁぁああっ!! + あぁっ……あっ、あふぅぅぅうううっ!!」 +\endtext + +\text +アクメしたばかりの肛門は、 +肉棒の抽送によって抗いがたいほどの +快感をもたらす。 +\endtext + +\text +肛門をえぐられると、膣穴が収縮して精液を +吐き出し、尿道からはピュルッ、ピュッと、 +断続的に潮を噴く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あはぁぁぁあああっ!! + オマ●コも、お尻も、すごっ……いっ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、私の頭、 + おかしくなっちゃいそうですぅっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅっ、ふうっ……それは楽しみだな。 + 快楽でおかしくなったおまえも、 + それはそれは可愛らしいのだろうな」 +\endtext + +\text +カイムは荒々しく肉棒を肛門に突き立て、 +粘膜を削っていく。 +\endtext + +\text +そして肉壁を隔てた先にある子宮を +執拗にこねつぶす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁんっ、あぁっ! もっ、らめっ……。 + 気持ちよすぎてっ……あひぃぃいいっ!」 +\endtext + +\text +リズベルは口からダラダラと涎を垂らし +ながら、押し寄せる津波の様な快楽に +身をゆだねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、がぁぁぁあああっ♪ + はひっ、ひっ、あっひぁぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +肛門に突きこまれていた肉棒が、 +また膣穴に戻ってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、あっ、だめっ……イクッ!! + イッ、クッ……あぁぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは呆気なく絶頂し、 +膣穴がギュムッと収縮した。 +\endtext + +\text +しかしアクメをしても、 +肉棒による蹂躙は終わらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「イッたか。だがまだ俺はイッてないからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぎっ、あっ、あっ……ひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +絶頂している膣穴にゴリュゴリュと肉棒で +追い打ちをかけられ、リズベルは悲鳴じみた +嬌声を上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ、あひっ……続けてくらひゃ、ひっ♪ + わらひのことは気にしないで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうぞっ……わたひの穴で、 + オチ●チン、しごいてくださいぃっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クククッ、よく言ったリズベル」 +\endtext + +\text +ズチュッ、グリュッと、アクメの痙攣を +している膣穴を、強引にこじ開ける。 +\endtext + +\text +傘の開いた亀頭が容赦なく粘膜をかきむしり、 +アクメに次ぐアクメをリズベルに味わわせた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁっ、ひっ!! あっ、あーーーーっ! + お尻っ、おひりぃっ♪ ひぁぁああっ!」 +\endtext + +\text +ビクンビクンッと、リズベルの全身が震えた。 +\endtext + +\text +絶頂を続けるリズベルの肛門は、 +膣穴以上に締め付けがきつくなっている。 +\endtext + +\text +しかしそんな収縮をものともせず、 +肉棒はゴリュゴリュッと肛門をえぐる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、うぁっ、あーーーっ! + はへっ、あっ、がっ……あふぁっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルはすでにグロッキー状態となり、 +視線を宙にさまよわせている。 +\endtext + +\text +これ以上犯せば、意識を失いかねない。 +\endtext + +\text("カイム") +「もうすぐだぞ、リズベル。 + あと少しで、おまえのすべてを + 俺の精液まみれにしてやれる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あふぁっ、はっ、はひっ…… + だ、だひてっ、くらひゃ、いっ……」 +\endtext + +\text +涙と涎、そして精液とで +顔中をドロドロにしたリズベルが、 +カイムを愛おしげに見あげた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、あいしてっ、まひゅっ……。 + 愛して、ますっ!! カイム様の、ことっ、 + 私っ……大好き、ですぅっ!!」 +\endtext + +\text +今にも失神しそうなリズベルが、 +必死に愛を告白する。 +\endtext + +\text +その言葉を受け止め、 +カイムは大きく頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺もだ。 + おまえを愛している、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひっ、うぅっ……うれし、いっ……。 + あぁっ……イクッ、またっ、イクッ!!」 +\endtext + +\text +既に身体に力が入らないリズベルは、 +だらしなく股を開いたまま、 +断続的にビクビクと体を震わせる。 +\endtext + +\text +無防備に晒した肛門を極太の肉棒で +掘られながら最後の絶頂へと上らされていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁっ……出すぞっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「これで最後だ。 + 全身で受け取れ、リズベルッ!!」 +\endtext + +\text +カイムは渾身の力を込めて、肛門をえぐった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひぃっ、あーーーっ! + イクッ、イックゥゥゥウウウッ!!」 +\endtext + +\text +リズベルが絶頂したのを確認して、 +カイムはズルンッと肉棒を引き抜いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あひっ、ひっ、あぁぁああっ!!」 +\endtext + +\text +粘ついた精液が、リズベルの身体に降り注ぐ。 +\endtext + +\text +少女は盛大にアクメしながら、 +それを歓喜の表情で受け入れた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「イクッ、イクイクイクゥッ!! + あっ、ひぁぁぁぁあああああっ!!」 +\endtext + +\text +数度にわたり射精してきたというのに、 +迸る精液の量は一向に衰えを見せない。 +\endtext + +\text +ドプッ、ビュルルッと音を立てながら、 +リズベルの身体を白く染め上げていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「嬉しっ、いっ♪ これで、私……全部っ、 + カイム様のものにっ……あぁんっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅっ、ぐっ……あぁ、俺のものだ。 + 絶対に、手放さんぞ」 +\endtext + +\text +射精しながら、カイムはそう宣言した。 +\endtext + +\text +その言葉を、リズベルは胸の中に +大事に大事にしまい込んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ……ひぃっ、あっ♪ + あふっ、はっ……はぁ、はぁ……」 +\endtext + +\text +射精が終わると、 +リズベルは恍惚とした顔で吐息をつく。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで、おまえは俺のものだ」 +\endtext + +\text +肩で息をしながら、カイムが満足げに言った。 +\endtext + +\text +同じく息を弾ませながら、 +リズベルが頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、ひ……。私、幸せ、です……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カ、カイム様……。 + ありがとう、ござ、い……まひゅ……」 +\endtext + +\text +リズベルは意識が遠のいていく中、 +最後までカイムを見つめ、微笑んでいた。 +\endtext + +\text +時計がコチ、コチ、と静かな時を刻んでいる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「昨晩は、その……失礼いたしました」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムに向かって、頭を下げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いやなに、失神したおまえを部屋に + 運んでやろうとも思ったが、 + 俺も久しぶりに疲れたのでな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「決戦も近いというのに、こんな時に + 疲れさせてしまって、本当にすみません」 +\endtext + +\text +リズベルは恐縮し、再度頭を下げた。 +\endtext + +\text +リズベルが起きた時には、 +すでに日が昇る時刻となっていた。 +\endtext + +\text +急いで湯あみをし、服を着たのが、 +つい先ほどのことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう平気か、リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + もはや私に、何の迷いもありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私の全力をもって、 + あなたを支えさせていただきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。 + 俺も全力で、おまえを守ることを誓おう」 +\endtext + +\text +カイムは胸に手を当て、静かにそう口にした。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、それでは、 + 私は軍議がありますので……」 +\endtext + +\text +リズベルは部屋を出ようとして、 +ピタリと足を止めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……ひとつだけ……」 +\endtext + +\text +そして振り返る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひとつだけ、約束してくださいますか」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? + 俺はいい女との約束は守る男だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「クスッ、では……お願いです。 + どうか、絶対に……死なないでください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたさえ生きていれば、 + 軍は立て直せます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ……それは建前……ですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが死ぬと、私はどうすればいいのか + わからなくなってしまいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたに死んでほしくない。 + ずっと、ずっと、私の傍にいて欲しい……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから、死なないでください……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、おまえは……」 +\endtext + +\text +カイムの脳裏に、 +リズベルが背負わされた過去がよぎる。 +\endtext + +\text +少女はすでに一度、 +大切な存在を奪われている。 +\endtext + +\text +故に……再び失うことを、 +極端に恐れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、死なん」 +\endtext + +\text +カイムは短くそう言った。 +\endtext + +\text +そして見るものを勇気づけるような +笑みを浮かべ、続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜなら俺は、魔王だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ!?」 +\endtext + +\text +その言葉を聞いた瞬間、 +リズベルは目を見開く。 +\endtext + +\text +何かを言おうと口を開くが、 +言葉が出てこない。 +\endtext + +\text("リズベル") +(あれ……私、この顔、この言葉、 + どこかで……) +\endtext + +\text("リズベル") +(そうだ。村が襲われて、両親が殺された時、 + あの時の、ディアボリカ……) +\endtext + +\text("リズベル") +(あの時のあの方も、そう、こんな笑顔を。 + 影と憂いがあって、でも力強い……) +\endtext + +\text +リズベルの意識が、現実へと引き戻される。 +\endtext + +\text("リズベル") +(もしかして、あの時…… + 私を助けてくれたのって……) +\endtext + +\text("カイム") +「そして魔王である俺は、 + おまえも死なせない」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの目の前で +拳を握って見せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「欲しいものはすべて手に入れる。 + それが俺……。そして俺の魔王道だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。カイム様……」 +\endtext + +\text +リズベルは胸の前で +カイムの手をギュッと握る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私も、死にません。 + 生き延びて、私が夢見た世界の行く末を、 + 見届けたいですから」 +\endtext + +\text +結局、リズベルは過去について、 +カイムに訊ねることはできなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(今は……それでいい) +\endtext + +\text("リズベル") +(戦いに勝てば、これから先たくさん、 + 私とカイム様の時間はあるのだから) +\endtext + +\text +リズベルは決意を新たに胸に秘め、 +夢を瞳に宿らせた。 +\endtext + +\text +夢という大炎で目標を照らし、 +行く先をしっかと見据えたリズベルに、 +もはや怖いものなどない。 +\endtext + +\text +その華奢な身体から溢れんばかりの +知識と可能性を武器に、少女は戦う。 +\endtext + +\text +戦いの先に広がる未来を、 +意味あるものにするために。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_99.txt new file mode 100644 index 0000000..edd542e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/リズベル_99.txt @@ -0,0 +1,59 @@ +\setgamedatatitle("リズベル_99") + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「待っていたぞリズベル。 + さあ、早速始めるとしよう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、そんなに急かさなくても…… + こういうのは、ムードも大切なのに」 +\endtext + +\text +そう言いながらも、カイムとともにベッドに +腰掛けるリズベル。 +\endtext + +\text +カイムは、リズベルの時間が空いているのに +気づくと、欠かさず自分の部屋に呼ぶように +していた。 +\endtext + +\text +そしてもちろん、男女二人が寝室ですること +といえば……。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、今夜はどうやってお前を喘がせて + やろうかな?」 +\endtext + +\text +そういいながら、リズベルの小さな肩を +抱き寄せるカイム。 +\endtext + +\text +すると、リズベルは頬を染めながら、 +カイムに囁くようにして答える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様が望むことなら、なんでも。 + あ、痛いのだけはやめてくださいね?」 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   リズベルの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("リズベルの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_01.txt new file mode 100644 index 0000000..ffa0ad8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_01.txt @@ -0,0 +1,449 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_01") + +\text("リズベル") +「……というわけで、現在の我が軍の課題が + お分かりいただけましたでしょうか?」 +\endtext + +\text +今日も今日とて、軍事増強に余念のない +リズベル。 +\endtext + +\text +カイムを前に分厚い報告書の束をめくりつつ、 +延々と読み上げ、裁可を求めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もうわかったわかった。 + 万事お前に任せるから、好きなように + するがいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうわけには参りません……というか + 自分で判断してよい部分はすべてした上で + 残りを持ってきているんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――仮にも魔王を名乗るからには、 + 仕事はともかく責任については投げ出して + 頂きたくありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている……まったく。 + それより腹が減ったな。もう昼もだいぶ + 過ぎているが、お前はメシは食ったか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだです。まあ、昼抜きはいつもの + ことですけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「働きすぎだ。今日はつきあえ……と、 + そろそろ来る頃なのだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? なにがです……?」 +\endtext + +\text +ちょうどそこで、部屋の入り口のあたりで +声が上がった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、熱いから危ないわよ! + 気をつけて――と、なあに?」 +\endtext + +\text +門番のオークが勝手に入ってこようと +している女性を遮り、騒ぎが起こっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、待っていたぞ! + いいのだ、その女性は通していい」 +\endtext + +\text +騒ぎの主は、艶やかな踊り子の衣装を +着た豊満な女性だ。 +\endtext + +\text +南方人らしく肌は褐色で、不思議な色の +眼と髪をしている。 +\endtext + +\text +女性の名はレベッカ――カイムがリズベルに +誘われて魔王になる前、下宿していた宿屋の +女主人だった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういうこと。はい、出前到着。 + 熱々よ?」 +\endtext + +\text +両手に鍋つかみを嵌めたレベッカは、 +グツグツと煮え立った大きな鍋を +抱えている。 +\endtext + +\text +――鍋の中からは、クリームと野菜が煮える +何ともいえない懐かしい匂いが放たれ、 +鼻をくすぐってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、これだこれだ。この匂い―― + これが食べたくてな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうだろうと思ってたわ。 + いっぱい作ってきたから、 + お友達にもご馳走してあげなさいな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。おいリズベル、それに門番の + 連中も来い。こいつを食わせてやる」 +\endtext + +\text +門番のオークが顔を見合わせ、おそるおそる +という感じで湯気を立てている鍋の +まわりに集まってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も食ってみろ、リズベル。 + 腰を抜かすぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……命令とあれば」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい。たんとお食べなさい」 +\endtext + +\text +シチューの入った木の椀と匙を +渡され、首を傾げるリズベル。 +\endtext + +\text +が、一口食べてみて……ぴくぴくっ、 +と身体が色っぽさを感じさせるほど反応した。 +\endtext + +\text("カイム") +「――どうだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、美味しいです……確かにこれは。 + な、なんだか……く……」 +\endtext + +\text +いつもは冷たさしか感じさせないリズベルの +瞳の端に、かすかに涙が滲んでいる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「リズちゃんでいいのかしら? + ……懐かしい味がするんでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……は、はい……」 +\endtext + +\text +匙を持った手で涙をこすりながら、 +コク、コクと何度もうなずいているリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっただろう。俺がレベッカの店に + 部屋をとっていた理由が?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、よしよし。いい子いい子…… + この子も同じね。小さい頃に、 + 大切な生活を失ったんでしょう?」 +\endtext + +\text +もう完全に降参したのか、コク……と +素直にうなずくリズベル。 +\endtext + +\text +気がつけば、警備のオークたちですら、 +シチューの皿とスプーンを手に眼をうるませ、 +鼻をすすりあげているのだった。 +\endtext + +\text +――彼らもまた、魔物であるという +理由ゆえに、この世界で幸せな過去を持つ +ことの許されなかった存在なのだ。 +\endtext + +\text +その光景を見渡して、腰に手をあてて、 +優しくため息をついてみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うん。安心したわ……実はカイムが + 魔王軍とかいうのの王様になったって + 近所の人に聞かされて、心配していたの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……悪い連中に祭り上げられて、 + 変なことをさせられてるんじゃないかって」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私個人の動機についてはともかく―― + 魔王軍は理想の下に組織された、 + まっとうな軍隊であるつもりです」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、わかるわ。そのことは―― + この人たちを見ていれば」 +\endtext + +\text +カイムと先を争うようにして鍋からシチュー +をすくい、かきこんでいる魔物たちに、 +優しい眼を向けるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それに、私は酒場の主人なんだから。 + 噂はいろいろ入ってくるの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「魔王軍の悪い噂は、今のところ殆ど聞いて + いないわ。逆に、思ったより良いっていう + 噂話ばかり」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――魔物の軍隊というイメージに、 + 逆に救われている部分もあるのかも + 知れませんけど」 +\endtext + +\text +どんな酷い連中がやってくるか―― +あらかじめそう恐れられているおかげで、 +普通にしているだけでも安堵してもらえる。 +\endtext + +\text +多少良いことをすれば、その安堵は感心に +変わる。――強面のイメージのお陰で、 +古い体制の歪みを突き崩すのも容易だ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それでも、一度この眼で確かめて + おきたかったのよ。……思ったよりも + ずっと良くて、安心したわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……リズちゃんのおかげね。 + カイムをよろしくね、リズちゃん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、は、はい――! おまかせください。 + カイム様は、この私が責任を持って + 立派な魔王にしてみせます」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやそれだと、今はこの俺が立派な + 魔王ではないようではないか……」 +\endtext + +\text +カイムがぶーたれると、レベッカは +くすくすと笑ってみせる。 +\endtext + +\text +……それなりに年はいっており、人生の経験 +も積んできてるはずなのに、少女のような +不思議な軽やかさを感じさせる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふ、カイムは本当に、 + いいお仲間を見つけたのね。 + ――うらやましいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それなのだが……どうだ。 + レベッカも入らないか、この魔王軍に? + 悪いようにはしないぞ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いいの? こんな私でも?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様! 魔王軍は遊びでは + ないんですよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている、そのくらい。だが見ろ、 + このオークどもを――どうだ、お前らも、 + レベッカが参入してくれれば嬉しいだろう」 +\endtext + +\text +コクコク、とその言葉に、熱心にうなずいて +みせるオーク達。 +\endtext + +\text +――彼らのレベッカに向ける視線は、 +既に崇拝の域にまで達している。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ、お前は優秀かもしれんが、 + 少し冷たいところがあるからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――レベッカには + 助けられることもあるだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そうかも知れませんが…… + でも、レベッカさんも!」 +\endtext + +\text +レベッカのほうに向き直るリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「――この魔王軍は、たしかに理想のための + 軍隊ではありますけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのために、どうしても既存の権力には + 歯向い、戦っていくことになります……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「安全とはとてもいえませんし、先のことも + 保証はできません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――もし我われが敗れた後のことを思えば、 + 軍籍に名を連ねているだけでも + 危険なんです」 +\endtext + +\text +新しく出る杭は、叩かれずにはおれない―― +敗戦の後では、関係者は残らず探し出され、 +厳しい処分の対象になるだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それを思えば、とてもおすすめは + できません。……考え直してもらえると + ありがたいのですが」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……いい子よね、リズちゃんは」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「でもね、わたしだって、何の考えもなしに + ここに入ろうっていうのじゃないのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「色々経験してきたんだから―― + どうしようもないって、この世の中で + 諦めてたことも多いけど」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「リズちゃんとカイムが、それを変えようと + してるってことがわかって。 + ……手伝いをしてみたいと思うの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういう私の勘を、信じてもらえる + かしら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「レベッカさん……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……わかりました。そういうことならば」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、決まりだな! 魔王軍に歓迎するぞ + レベッカ。さっそくこの迷宮に部屋を + 用意させよう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ありがとうカイム。まだお店もあるから、 + 当分は街にいて、たまに通ってくることに + なると思うけど」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「よろしくね、あなたたちも?」 +\endtext + +\text +空になったシチューの皿をスプーンで叩いて、 +魔物たちも歓迎の意を示すのだった。 +\endtext + +\dlg("レベッカが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_02.txt new file mode 100644 index 0000000..0cda631 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_02.txt @@ -0,0 +1,386 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_02") + +\text +――迷宮の酒場。 +\endtext + +\text +昼時とあって厨房は殺気だっている。 +ゴブリンのコックが走り回り、 +兵たちの食事を必死に用意している。 +\endtext + +\text +が、殺気だっているといえば、 +酒場に来ている客の兵士たちのほうが +はるかに上なのだった。 +\endtext + +\text("兵士") +「おい! 俺の頼んだ料理、いつになったら + 出てくるんだよ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「ていうかコレ、まずいぞ? + 自分で味見してみたのかよ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「こっちゃ毎日命がけで働いてんだ。 + もっとうまいもの食わせろ!」 +\endtext + +\text +コック帽をかぶったゴブリンたちは +汗だくになって立ち働いているのだが―― +\endtext + +\text +カウンターの裏に貼り付けられた注文の +走り書きは溜まっていく一方だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、こういう有様なわけだ」 +\endtext + +\text +レベッカとリズベルを引き連れて、 +カイムは厨房の視察に来ていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だいたいのところはわかったわ。 + でもどうして、わざわざゴブリンを + コックに?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あまり向いていないんじゃないかしら、 + あの子たち」 +\endtext + +\text("カイム") +「――あれでも魔物の中では器用なほう + なのだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにしろ勤務地が迷宮の底で、 + しかも毎日のように冒険者に攻められて + いる有様ですから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「敵が侵入してくれば戦わねばなりませんし、 + とても本職のコックを雇っては + いられません」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ、何とかなりそうか? + 意見を聞かせてくれ、レベッカ」 +\endtext + +\text +魔王軍に参加したレベッカは、街で宿屋の +仕事もこなしながら、こうしてたまに迷宮に +通ってきてくれている。 +\endtext + +\text +カイムとしては、そのレベッカに、 +迷宮の生活全般の向上を図るアドバイザーと +しての役を頼むつもりでいた。 +\endtext + +\text +……彼女の宿屋と同レベルとまではいかない +までも、さすがに今のままの状態では +全軍の士気にかかわってくる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね……でも、とりあえず今は」 +\endtext + +\text +貯まっているメモの一枚をピッと取り上げ、 +髪を上げながら厨房に入っていくレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、今から応援に入るわ。そこの子、 + お皿を用意して。そっちは材料! + 同じ注文が3枚たまったらこっちに回して」 +\endtext + +\text +てきぱきとゴブリンたちに指示を出し始める +レベッカ。 +\endtext + +\text +ゴブリンたちには彼女が何者か知らされて +いないが、その自信に満ちた態度を前にして、 +自然と指示に従っている。 +\endtext + +\text +鍋が振られ、指示が飛び交い、 +たまっていた注文票がみるみるうちに +その数を減らしていく―― +\endtext + +\text +顔を見合わせ、無言のうなずきを交わす +カイムとリズベル。 +\endtext + +\text +――リズベルの顔には、『あの人を招いた +のは正解でしたね』と書いてある。 +\endtext + +\text +そのうちに、客のいる店側の雰囲気にも +変化が現れていた。 +\endtext + +\text("兵士") +「お? おい、これ結構うまいんじゃないか、 + 今日のは?」 +\endtext + +\text("兵士") +「けっこうじゃなくて、めちゃくちゃ + ウマいぞ! はぐ、はぐ、はぐ! + ……俺のかーちゃんのよりウマいぜこれ」 +\endtext + +\text("兵士") +「ここのメシがうまいと思えたのって + 初めてじゃないか? こりゃ、 + みんなに教えてやらないと……」 +\endtext + +\text +客足は途絶えるどころか逆に増えてくる。 +食事を終えて戻った兵士が、味がよくなった +ことを皆に知らせているのだろう。 +\endtext + +\text +当然、厨房はさらに忙しくなるが―― +ゴブリンたちはレベッカの指示のもと、 +大車輪の働きで注文をこなしていく。 +\endtext + +\text +やがて、昼時が過ぎ去って―― +\endtext + +\text +最後の客が席を立ち、勘定を終えて、 +笑顔で出て行ったのを見届けてから、 +レベッカは髪を解き戻ってきていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ぷう! ひさしぶりにいい汗をかいたわ。 + 最近は厨房も、若い子に任せっぱなしに + していたから」 +\endtext + +\text +褐色の肌に汗が光り美しい。 +シナモンを思わせる熟れた体臭が、 +その肌からは流れてきている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「おつかれさまでした、どうぞ」 +\endtext + +\text +リズベルが、レベッカにカップに入れた +水を差し出す。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ありがとう、リズベルちゃんは + 気がきくのね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「い、いえ……」 +\endtext + +\text +思わず顔を赤くしているリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、どうだった? + 現場に入ってみての感触は」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね……最初に、さっきいったことを + 撤回させてもらうわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「この子たちはすごくできる子よ。 + ただ、今までは正しいやり方を誰からも + 教わっていなかっただけ」 +\endtext + +\text +背後のゴブリンたちに向かって、 +にっこりと微笑んでみせるレベッカ。 +\endtext + +\text +その言葉にゴブリンたちはウルウルと +瞳をうるませ、レベッカに対し殆ど +女神を見るような眼差しを向けている。 +\endtext + +\text +――この仕事についてからこれまで、 +他人に褒められたことなど一度もなかった +のだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ただ、この酒場のほうは少し改装が + 必要かもね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「人数分の設備と、資材は用意されている + はずですが――」 +\endtext + +\text +改装、と聞いてピクリとリズベルが反応する。 +\endtext + +\text +――半分はレベッカを尊敬するようになって +いるリズベルだが、金のこととなると +また話は別らしかった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私たちの働きぶりをみていたかしら? + 一人が作業しているあいだ、一人はそれが + 終わるのを待っていたり――」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「持ち場を離れている同士がぶつかったり、 + それはお客さんも同じ。混んできてからは + 流れがスムーズじゃなかった」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「明日からはもっとお客が増えるでしょう。 + 今のままじゃ対応できない……それと、 + 掃除がしにくいのも問題」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「衛生は大事よ。兵士が食中毒で寝込んで + いる時に敵が攻め込んできたら + 大変でしょう?」 +\endtext + +\text +はい……とリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……頼みがあるのだが、レベッカ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私も、それをいおうと思っていたところよ。 + スピードと衛生、それは確かに + 大切だけれど――」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「味のほうは、身につけるにはそれなりに + 時間がかかるわ。……それに、 + お客さまへのおもてなしの心も」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「これからしばらく、私がこの酒場に詰めて + この子たちに色々教えてあげることに + したいんだけど……」 +\endtext + +\text +わーっ、とコック姿のゴブリンたちが +歓声をあげダンスを踊る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……! いいのですか? + 街のお店のほうは」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。さっきもいった通り、うちも + 若い子が育ってきててね。 + 私がいなくても大丈夫になっているし」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それに……私は、困っている人がいる + ところに、できるだけいてあげたいのよ」 +\endtext + +\text +ゴブリンたちの手を取ってやり、 +微笑むレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカはこういう女なのだ、 + リズベルよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでそこで、カイム様が自慢げ + なんですか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ともかく、了解いたしました。 + お部屋の用意しますので、 + それでは宜しくお願いいたします」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「こちらこそ。よろしくね、 + リズちゃん、それにカイムも」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……はいはい、あなた達にもね?」 +\endtext + +\text +子供のようにはしゃぐゴブリンに取り囲まれ、 +厨房へと消えていくレベッカ。 +\endtext + +\text +その後ろ姿を見送って、昔こういう童話を +読んだな……とカイムは思うのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_03.txt new file mode 100644 index 0000000..17684bf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_03.txt @@ -0,0 +1,599 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_03") + +\text +――迷宮の酒場。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いただいてきましたよ、定食二人前です」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、待っていたぞ。……いや、そんなに + 待ってはいないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「頼んですぐでしたね。――昼は定食二種類、 + 高い方は安いほうに何品か追加しただけ + ですから、早いのもうなずけます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのかわり内容は日替わりで、 + バラエティーに富んでいますから毎日でも + 通う気になります……うまいやり方ですね」 +\endtext + +\text +酒場の中は、以前の荒みっぷりが嘘のように +明るい活気に満ちている。 +\endtext + +\text +次から次へと兵士がやってきては楽しげに +食事をし、会話を愉しんでは去っていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……連中、楽しそうではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。意外な効果です。皆がここで食事を + するようになったお陰で、軍の中での + コミュニケーションが改善されています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「喧嘩の件数が減っていますし、 + 部隊をまたいでの交流も活発になって + いるようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「というか連中、これまではメシはどうして + いたんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「街に出ていたようですね。 + 毎食というわけにはいきませんが――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「材料を買い込んで、めいめい集まって + それを食べていたようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで迷宮のあちこちにゴミや食べ残しが + 散らかっていたのだな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、お陰で迷宮の衛生面も大幅に + 改善されました」 +\endtext + +\text +――きれい好きのリズベルにとっては、 +それは嬉しい収穫なのに違いない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「と、これは最初から期待していたこと + ですが――我が軍の全体の収支も大幅に + 改善されています」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? この酒場のおかげでか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです。レベッカさんの提出してくれた + 最新の収支報告によれば――」 +\endtext + +\text +ごそごそと書類を取り出すリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「この酒場自体、慢性的な赤字が解消され、 + 黒字を生むようになっています。 + ですが、さらに大きいのは――」 +\endtext + +\text("カイム") +「兵が給料をここで使う。……軍の中で + 金がまわっているということか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうことです。改装にかかった費用は + 既に回収できています。……これは安い + 買い物でしたね」 +\endtext + +\text +にっこりと、心の底から嬉しそうに笑う +リズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +(……まったく、こういう時だけだな、 + こいつがこういう表情をみせるのは) +\endtext + +\text +金にかかわること……というより、 +魔王軍の強化へと繋がること。 +\endtext + +\text +リズベルの喜びも情熱も、究極的には +そこに捧げられている。 +\endtext + +\text("カイム") +「とにかく、冷める前に食ってしまおう。 + ……いただきます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いただきます」 +\endtext + +\text +二人で同時に、目の前の定食へと +フォークを伸ばす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは……おいしいですね。 + 兵たちが喜んで食べにくるのも + わかる気がします」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……まあ、悪くはないが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「美味しいですよ、充分。ぱくぱく……」 +\endtext + +\text +せっせとフォークを口に運んでいるリズベル。 +\endtext + +\text +対するカイムのほうはそれほどでもなく、 +仕方なさそうに皿の上のものを突ついている。 +\endtext + +\text +既に昼の時間は過ぎている。 +二人が食べ終わる頃には、混雑していた +酒場も殆ど人はいなくなっていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お待たせ、カイム。それにリズちゃんも」 +\endtext + +\text +髪を上げていた紐を解きながら、 +レベッカが二人のいるテーブルに +やってくる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「遅くなっちゃって悪いわね。 + まだまだ、あの子たちに厨房を + 任せきりにはしておけなくて」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……それで、どう思った? + 今日のランチのことは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……美味しかったです、すごく」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう? そういってもらえると嬉しい + けど……カイムはどうだったかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それほど悪くはなかったが。 + あえていわせてもらえば、イマイチだな。 + 俺はここには食べにこない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな! 失礼ですよ、カイム様」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいのよ、リズちゃん。 + ふふ……相変らずね、カイムの舌の + うるささは」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あの頃もね……私の店にカイムが部屋を + とるようになった頃も、なんだかんだと、 + 店の料理にケチをつけてきて」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「スタッフには、うるさい客だって怒る子も + いたけど……実はその度に、痛いところを + ついていたのよね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――まさか、王族だとは思っていなかった + けど。舌が肥えているわけよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「食い物にうるさいのは生まれつきだ。 + どんな生まれであれ、味にいい加減な + 奴はいるからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい。……でもお陰で、ウチの厨房は + 鍛えられたわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「新しいメニューは、自然とカイムに味見を + してもらうようになって。料理を目当ての + お客さんも増えていって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私が店をあそこまで大きくすることが + できたのは、カイムがいてくれた + おかげでもあるの」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? そうなのか……ならば家賃を + 割り引いてくれてもよかったものを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ケチくさいですよ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふ……それより、今日ここにカイムを + 呼ばせてもらった理由なんだけど……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……あれを持ってきて」 +\endtext + +\text +そういって、レベッカは手をあげて、 +背後に向かって声をかける。 +\endtext + +\text +指図に従って、四匹のゴブリンが +それぞれ一枚づつ、深皿を持ってきて +テーブルに並べていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……! 例のシチューですね!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう。うちのスペシャルメニュー。 + スペシャル過ぎるから、逆にたまにしか + 出さないようにしてる、とっておきよ」 +\endtext + +\text +一度食べれば忘れられない――ゆえに、 +たまにしか出さないことで、『今日はあれは +あるかな?』ということで客を呼べる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ただ、あまり出さないようにしているのは、 + 今は別の理由もあるのよね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――二人とも、お腹のほうはまだ大丈夫 + かしら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい! このシチューでしたら、 + 私は何皿でも!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この二皿のシチューを、俺たちに + 食べ比べて欲しいというわけだな?」 +\endtext + +\text +にっこりとうなずくレベッカ。 +二人の前にはそれぞれ、二皿づつの +シチューが並べられている。 +\endtext + +\text +ジャガイモ入りのクリームシチュー。 +見た目も匂いも、殆ど同じようにみえる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「一皿は私がつくったもの。 + もう一皿は――彼らが作ったものなの」 +\endtext + +\text +レベッカの背後では、皿を運んできた +ゴブリン達が緊張の面持ちで整列している。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほど。そういうことか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、彼らはお客にこれを出したがって + いるのだけれど……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私は、まだそれには早いと思うの。 + 理由を諭すより、実際にあなたたちに + 食べてもらうのが早いと思って」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりました。それじゃ、いただきます! + ぱく……!」 +\endtext + +\text +我慢できなくなったのか、スプーンを手に +取り、さっそくシチューを口に運ぶリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うわ……やっぱりおいしいです。 + ジャガイモほくほくで!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どっちのお皿のも……味付けが絶妙で。 + これ、本当においしいですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……本当にそう思うか、リズベルよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……? あ、はい。どっちのお皿も、 + とてもおいしいと思うのですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……他のことではあれだけ + うるさいお前が、食事のことだけいい加減 + だった理由がわかった気がするぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? わ、私、味オンチってことですか? + それはカイム様と違って、ろくなものを + 食べて育ってはこなかったですけど……」 +\endtext + +\text +二人の食べながらのやりとりを、 +レベッカはにこにこしながら見守っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……さて、俺にはわかったぞ」 +\endtext + +\text +カチ、とスプーンを皿に置くカイム。 +皿の中身は見事に片方だけを空にしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「こういうことだろう、レベッカ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お見事。今、カイムが食べ終えた方が + 私の作ったシチューなのよ。……どこが + 違うかわかった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は料理はせんからな。なぜなのかは + わからんが……ジャガイモだ。 + それに、少しだがニンジンもだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ、その左右の皿で、 + ジャガイモの状態を比べてみろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? あ、はい……あ、あれっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当だ、違います……! 右の皿は、 + ジャガイモの形がきれいに残っていて…… + なのに、芯までホクホクで! はふはふ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「で、こっちは……ほふ! 表面がとろけて + いますね。なのに中は生っぽくて…… + ほふほふ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに、溶け出したジャガイモで + シチューの味も濁ってしまっています。 + うん、右の方がレベッカさんのですね!」 +\endtext + +\text +それで正解だったのだろう。 +リズベルの回答に、コック姿のゴブリン達が +一様にうなだれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、興味深いな。……当然、 + 両方とも同じ材料を使っているのだろう? + なぜこの差が生まれるのだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「愛情……といいたいところだけど。 + 違いは丁寧さにあるのよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「イモやニンジンの切り方とかですか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それも少しはあるけど……私のシチューは、 + 丁寧にアクをすくいながら、冷たい水から + ゆっくりと煮てあるのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あなたたちのは、強火で急いで煮た…… + そうよね? アクはしっかりすくっては + あるけど」 +\endtext + +\text +レベッカの指摘に、コクコクとうなずく +ゴブリンたち。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「違いは本当にそれだけなのよ。彼らは + 一気に沸騰させた。……アクも一度に + 上がってくるから、すくうのも簡単」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そこを、私はゆっくりと煮た…… + 当然、アクも少しづつ上がってくる」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だから昼の忙しい中も、ずっとシチューの + ことを気にかけて、暇をみてはアクを + すくい続けていたの」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけのことで……同じ材料、 + 同じレシピで、これだけ食感が違って + しまうわけか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。彼らも料理人よ。野菜は水から + ゆっくり煮た方が煮崩れしにくいこと + くらいは知っているはずだけれど」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……他のレシピもそうね。少しづつ、 + 私の教えた形から変形させてきている。 + 手早く楽に作業できるようにね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで……カイム様は、さっきの定食に + 不満だったんですね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。今は私がいるからいいけれど。 + このままでは、いつまでたっても + 彼らにここを任せることはできないわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……え? なに? 私がいなくなって + しまう位なら、いつまでも半人前の方が + いい? ダメよそんなことじゃ……」 +\endtext + +\text +情けない顔をしたゴブリンたちに取り囲まれ、 +袖を引かれているレベッカ。 +――その様子をみて、フッとカイムは笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、料理の道は一日にしてならず、 + ということだな。精進するがいい、 + お前たち」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさまは食べただけじゃない + ですか……あ、ごちそうさまでした」 +\endtext + +\text +カイムの後を追い、酒場を出て行く +リズベル。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあて、あなた達のことはまだまだ + しごいてあげるから、覚悟なさい?」 +\endtext + +\text +腰に手を当てて、ニッと微笑むレベッカ。 +――ゴブリンたちは震え上がりつつも +嬉しそうにしている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「にしてもさすがね、カイム。 + ……格好よくなってるわよ、あなた」 +\endtext + +\text +眼を細めて、レベッカはカイムのことを +見送るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_04.txt new file mode 100644 index 0000000..ee0f61e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_04.txt @@ -0,0 +1,642 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_04") + +\text("カイム") +「まだ……開いてるか?」 +\endtext + +\text +――迷宮の酒場。 +\endtext + +\text +深夜、執務を終えたカイムは、 +一人でふらりとそこを訪れていた。 +\endtext + +\text +なんとなく寝る気が起こらず、 +といって女を呼ぶ気分でもなく。 +\endtext + +\text +一杯ひっかけるのも悪くない――と +思ったのだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、カイム。 + 今日はもう閉店なんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? 俺の目には、まだ一人、 + 客がいて飲んでいるように見えるが」 +\endtext + +\text +カイムにいわれて、ふふ、と微笑むレベッカ。 +カウンターにはグラスが置かれ、 +琥珀色の液体が底で揺れている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわ、いらっしゃい。 + ……今夜は二人とも客ね」 +\endtext + +\text +隣のスツールを指差して招いてくれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえば、長い付き合いなのに + こうして顔を突き合わせて飲んだことは + なかったな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「まあ、あの頃はそんな雰囲気じゃなかった + しね……同じものでいい?」 +\endtext + +\text +グラスに酒を注いでくれるレベッカ。 +二人で軽くグラスをぶつけあわせ、 +揺れる液体を口へと運ぶ。 +\endtext + +\text +あの頃の二人は下宿の住人と女主人。 +関係は大人と子供か、母親と息子のような +感じに過ぎなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「――大人として見られていなかったんだな、 + 俺は」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふっ、そうだったかもね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、今はどうだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……これが答えでしょう?」 +\endtext + +\text +空になったグラスに、おかわりの酒を +注いでくれるレベッカ。自分のグラスにも +同様に酒を注ぐ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ありがたいが、少し量が過ぎている + ようだな。……なにがあった?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「別になにも。ただ……昔のことを、 + 少し思い出していただけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……」 +\endtext + +\text +別に、深く問いただすこともせず、 +ただ共に酒を口へ運ぶカイム。 +\endtext + +\text +くすっ、とそこでレベッカが笑っていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「本当に、大人になったのね。 + カイム坊やも」 +\endtext + +\text("カイム") +「坊やはよしてくれ……しかし、 + 話したいことがあるなら、 + 今日はゆっくり付き合ってやろう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね。あまり、人に話さないように…… + いえ、自分でも思い出さないように + してたんだけど」 +\endtext + +\text +そういって、グラスの液体をじっと +眺めるレベッカ。 +\endtext + +\text +レベッカが自ら語りだすまで、 +カイムも無理に話をうながすことはしない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう昔のことでもないはずなのに…… + 別の世界の出来事のように思えるのは、 + 私のほうが変わってしまったからかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「――死んだ夫と、子供のことか」 +\endtext + +\text +コク……と、眼を閉じてうなずくレベッカ。 +そこには寂しさはあっても、悲しみの色は +あまり感じられない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ……あの人と私は、ちょうど今の + カイムと、リズちゃんのような + 関係だったのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「とにかく無鉄砲で無計画、 + なのに自信だけはやたらとある + 人だったから――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それのどこが俺なのだ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「彼に足りないものを、私が補う役だった + ということ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「損な役回りと思っていたけれど、 + 自分が表に出る必要はなかった…… + そこの所は彼に任せることができたのね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……リズちゃんがいくら優秀でも、 + 自分が王になって軍を率いることは + 絶対にできないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。王というのはそういうものだ。 + 無用の用とか、よくて象徴だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「逆に俺があまり何でもしてしまうと、 + 下の連中は上ばかりみて何も + しなくなるだろう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういうこと。わかってるじゃない」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「とにかく、結婚して家庭を持とう、 + っていわれた時も、どうやって家を + 持つのか彼にはプランすらなくて」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「でも彼の夢は実現してあげたかったから、 + 私が宿屋を始めることを提案したの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「融資してくれる先から、土地や建物の確保、 + 商人ギルドとの交渉や手続きまで、 + 全部私がやったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……呆れたものだな、その男は。 + 本当に自分では何もしなかったのか」 +\endtext + +\text +自分に似ているといわれただけに、 +ちょっと微妙な気分になるカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……でも彼がいなければ、その頃の + 私がそんな大それたことをしようなんて、 + 絶対に思わなかったはずだから」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……始めて何年かのあいだは、 + お店の売りは夜の私のダンス。 + この南方の踊り娘の格好をしてね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それが、彼には面白くなかったのかもね。 + よくお酒を飲むようになって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……息子のシモンにも、物心ついてきて + からは、この衣装が恥ずかしいって + よくいわれたわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……俺は嬉しいがな、その衣装は。 + なぜ今も普段から着ているのだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、なぜかしらね……」 +\endtext + +\text +くすっと大人の笑みをみせて、 +グラスに口をつけるレベッカ。 +\endtext + +\text +……そこに話を踏み込むには、 +まだ少し早かったということか。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「とにかく、あの人のことだけど……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あの頃、店の仕事は全部私がしちゃってた + から。無用の用なんていっても、男の彼は + 危機感を感じていたのかも」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「特に息子の前ではね。毎日お酒を飲んで + ゴロゴロしているのが、父親として + 自分の仕事だなんて、いえないじゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、俺はそこまでダメではないつもり + なんだが……ぶつぶつ」 +\endtext + +\text +とはいえ、実際に息子ができたりしたら、 +それは確かに微妙かも知れないと思うカイム。 +\endtext + +\text +この魔王軍にあって、実際の仕事は殆ど +リズベルがやってしまっている。 +\endtext + +\text +基本的に、リズベルの考えてきたことに +承認を出すことだけが、カイムの王として +の役割なのだ。 +\endtext + +\text +あとは毎晩女に伽をさせたり、暇な時間は +エロ幻像石のコレクションを整理したり、 +オナニーをしたり―― +\endtext + +\text +それを息子の前で、胸を張って仕事だとは +いえない気もしないでもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「で、その男はどうしたのだ。 + ……どうなったのだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。ちょうどその頃、 + 国境でちょっとしたいざこざが + 持ち上がって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あの人は、若い頃は傭兵をしてたのよ。 + 戦のない時期は酒場に入り浸って、 + それで踊り子の私と出会ったんだけど」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……もう若くない、あの頃とは違うんだ、 + って私はとめたんだけど。駄目だったわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「自分の戦うところを息子に見せてやるんだ + って。昔の武器や防具をひっぱりだして + きて……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「確かに格好いい、って私も少し思って + しまったの。……それが彼にも + 伝わったんでしょうね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だけどその戦は、早々と終結してしまって。 + ……彼はせめて、戦場の跡を息子に見せて + やりたいと言い出して」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「二人で連れ立って出かけていった―― + だけど、相手が逃げたのは、実際には + 罠だったの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「別方向から、大規模な攻勢があったと + 聞かされたわ。彼が加わっていた傭兵隊は、 + 混乱の中で散り散りになって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「息子と、彼の消息を知らされたのは + 二ヵ月後くらいだった。――生き残りは + 僅かで、二人ともその中にはいなかったの」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、か……」 +\endtext + +\text +カイムは酒のボトルに手を伸ばし、 +レベッカのグラスにも注いでやる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……ありがとう」 +\endtext + +\text +そして、互いのグラスを軽くぶつけあう―― +死んだ男と、その息子への鎮魂の意味を +こめたつもりだった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それからは夢中だったわ。とにかく、 + 残ったお店をつぶさないようにしないと + いけない」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「自分ひとりで何もかもやっていたんだから、 + あの人がいてもいなくても変わらない―― + でも、全然そんなことはなかったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……大変だったろう、女手ひとつで + 盛り場を切り盛りというのは」 +\endtext + +\text +何も仕事をしていなかったといっても、 +傭兵あがりのゴロツキが睨みをきかせて +いるといないでは大きな違いだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。従業員の誰ひとり、いうことを + 聞きやしなかったわ。仕入れ先は足元を + みて値段をふっかけてくるし」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あげくに、変な連中がいやがらせをして、 + 店を乗っ取ろうとしてきたり」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――対処するには、私の方が変わるしか + なかったわ」 +\endtext + +\text +カイムが知っているのは、街でも評判の +しっかり者で、男女を問わず信頼されている +レベッカの姿だけだ。 +\endtext + +\text +しかし、最初からそうだったわけではない。 +相応の経験を積んで、成長して、強くなって +今のレベッカになったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(なんとなく――この女に惹かれるのが、 + わかる気がするな、俺は) +\endtext + +\text +その強さにも、優しさにも、積んできた +人生の年輪がにじみ出ている。 +\endtext + +\text +若い頃から比べれば、美しさは後退して +いるのかも知れないが――その奥深さで、 +補って余りある。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえば聞いていなかったが…… + それがどうして魔王軍に入ってくれる + 気になったのだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「店のほうは本当にいいのか? + その男から受け継いだ、 + 大切な店なのだろう?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「心配しないで。お店がもう、若い子に + 任せて大丈夫なようになっているのは + 本当よ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だけど、どうして、といわれると……」 +\endtext + +\text +頬杖をついてグラスを振り、 +かすかに考えるような仕草をするレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「寂しかった……のかな。逆に、人が育って + きて、お店の方が私抜きでも回るように + なってしまって」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――今の仕事場で、あの子たちを仕込んで + いると、自分が必要とされているのを + 感じられるもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それだけか? 本当に?」 +\endtext + +\text +カイムがさらに尋ねると、 +レベッカがくすりと悪戯っぽい笑みをみせる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「鋭いわね。……ええ、羨ましかったのよ、 + あなたと、それにリズちゃんのことが」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルが、か……?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。可愛くて、いじらしくて…… + ちょっと憎たらしいくらい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、内緒よ? 私がこんなことを思って + いたのは……あくまでお酒の上のこと」 +\endtext + +\text +カイムはうなずく。レベッカは大人だ。 +実際に昼間、リズベルに意地悪をしたり +するようなことはありえない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「背負うものは男にすべて背負ってもらって。 + かわりに全てを捧げて男に奉仕する――」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どれだけ幸せなことか、あの子はわかって + いるかしらね」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は男だからな。わかっていようが + いまいが、黙ってぜんぶ背負ってやる + だけだ……と、いてっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「やっぱり、憎たらしいわ」 +\endtext + +\text +ピン、と指を伸ばしてきてカイムのこめかみ +をはじくレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「気づいちゃった。私がどうして、 + 今もこの格好をしてるのか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あの頃のことを思い出させてくれる + 服だからね。男に尽くす、可愛い女で + いられた」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……もう、今の私には似合いはしないのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカ――」 +\endtext + +\text +今でも似合う、美しい……という陳腐な +お世辞を、あえてカイムは口にしない。 +\endtext + +\text +それを喜ばないわけではないだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「今夜はそのへんにしておけ。お互い、 + 明日も仕事が待っているのだからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……ええ。ありがとうカイム。 + 話を聞いてくれて」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカよ……俺が知っているレベッカ + という女は、最初から有能で、頼れる女だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうお前だから、我が軍に来てくれた + ことを嬉しく思うのだ。 + ――働いてもらうぞ、これからも?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね。……私も、本当をいうと + 今の自分が嫌いじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「――それでこそレベッカだ。 + それじゃな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、おやすみカイム」 +\endtext + +\text +レベッカの表情に、新鮮な力が戻っている +のをみて、これで正解だった――と思いは +するものの。 +\endtext + +\text +今夜なら、うまくすれば落とせたよな―― +と、そのことは惜しく思うカイムだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_11.txt new file mode 100644 index 0000000..6cd5ae8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_11.txt @@ -0,0 +1,1732 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_11") + +\text +――宿屋、『十三の月の牡羊亭』の個室。 +\endtext + +\text("カイム") +「……久しぶりだな、この部屋に戻って + くるのも」 +\endtext + +\text +リズベルに誘われて魔王になるまで、 +借りて住んでいた部屋だった。 +\endtext + +\text +その後も、家賃だけは入れて借りたまま +にしてある。 +\endtext + +\text +カイムのような趣味の人間が長く住んでいた +だけあって、当然ながら散らかっている。 +\endtext + +\text +いや、それなりに整理されてはいるのだが、 +とにかく物の量が多いのだ。 +\endtext + +\text +――借りたままにしてあったのは、 +部屋を引き払うために掃除すると考えるだけ +で気が遠くなりそうだったのもある。 +\endtext + +\text +しかし、それ以外に、もうひとつ大きな声で +いえない――特にリズベルに知られたら +怒りを買いそうな理由があった。 +\endtext + +\text("カイム") +「――あれだ。始終冒険者に攻められている + 迷宮の底などに、大事なコレクションを + 置いておくわけにはいかんからな」 +\endtext + +\text +最初の頃は特に、魔王軍などいつ崩壊して +散り散りになり、迷宮を冒険者達に蹂躙 +されてしまうかわかったものではなかった。 +\endtext + +\text +――もしそんなことになったら、カイムの +お宝は本当に迷宮のお宝となって冒険者の +報酬と化してしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……その宝を、こうして取りにくる + 気になったということは」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も、魔王としてずっとやっていく + 覚悟が固まったということかな?」 +\endtext + +\text +コレクションの一つを手に取り、 +誰にいうとでもなく呟いてみるカイム。 +\endtext + +\text +これまでは、祭り上げられて魔王などを +やっていても、どこかそれが現実ではない +ような感覚があった。 +\endtext + +\text +望めばいつでも放り出して、この部屋での +気楽な生活に帰ってこれる―― +\endtext + +\text +そんなヌルい気分が、ようやく自分の中から +消え去ったということなのかも知れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「――まあ、今の迷宮ならそう簡単に陥落は + せんだろうし、ここに置いておくより + ずっと安全だろうがな、実際」 +\endtext + +\text +感傷を振り払い、お宝の整理に戻るカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかしこの部屋にあるものを全部 + 持って帰ったりしたら、リズベルが + 怒り狂うだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「幻像石か、そうなると……」 +\endtext + +\text +この部屋で暮らしていた頃の最大の愉しみ。 +エロい映像の入った幻像石。 +\endtext + +\text +――魔王になって、本物の女を好きに抱ける +ようになったら興味が失せるかと思って +いたのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「妙なことに、これはこれでな…… + ある意味現実の女よりキモチが + よかったりするからな」 +\endtext + +\text +既に迷宮の自室の方にも、権力にあかせた +膨大なコレクションが揃いつつあるのだが。 +\endtext + +\text +――しかし、この部屋にあるものには +どれも、あの頃の懐かしい思い出が +染み付いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「これも、これも。これもだな……! + おっ、これか……これには何度お世話に + なったことか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかし幻像石だけでも大変な量だな。 + 誰かの手を借りたいところだが」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「良かったら手伝うけど。 + その石を探せばいいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、助かる……と、うおっっ!? + き、きていたのか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なにをびっくりしてるのよ。 + ……それはこっちのセリフよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひさしぶりに様子を見にきたら、 + あなたが部屋に戻ってきてるって + 店の子に知らされてね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「昔の思い出に浸りにでも来た? + と、今夜はこっちに泊まって + いくのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや日帰りだ。ゆっくりしたいのは + やまやまだが、リズベルの奴が許して + くれそうもないからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「了解したわ。私も迷宮の酒場のほうが + 心配だから。それじゃ一緒に戻りましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう。では幻像石探しのほうだけ手伝って + もらえるか? これと同じものを、 + できるだけ見つけ出して欲しいのだが」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それね……あった、これかしら? + きれいなものね」 +\endtext + +\text +腰をかがめて、部屋のあちこちに散らばった +幻像石探しを手伝ってくれるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうそう、前にリズちゃんに聞いたん + だけど……これって中身は、エッチな + 映像が入っているんですって?」 +\endtext + +\text +ぶっ、と思わず吹き出しそうになるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「し、知っていたのか。いや、俺の場合は + 必ずしもエロ目当てではないというか、 + コレクションの意味合いもあってだな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……これはこれで案外奥が深いのだ。 + 研究したり批評したり、気に入った + 製作者の成長を見守ったりだな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「でも、見ながら自分でするんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう、それはまあ。……その為に + 作られたものであるから、逆にしないと + 失礼だからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふうん……で、今でも使っているの? + 今ならリズちゃんでも誰でも、 + 好きなときに抱けるんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いやに絡むな。まあ、使っている。 + 我ながら不思議だとは思うのだが、 + これにはこれの良さがあってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「といっても、これらの石を集めていた + 当時は女など抱きたくても抱けなかった + から、そっちの方が憧れだったわけだが」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふうん……それなら私にいってくれれば、 + お相手をしてあげたのにね?」 +\endtext + +\text +レベッカのその軽口に、カイムは少し +鼻白んだ様子をしてみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「よくいう……あの頃は俺のことを、 + まるで子供扱いで相手にしていなかった + くせに」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら……私は逆だと思っていたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「逆、だと? ……どういう意味だ?」 +\endtext + +\text +くすりと笑ってみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私こそ、当時のカイムに、 + 何度かモーションをかけてみたことが + あったのよ……気づいていなかった?」 +\endtext + +\text("カイム") +「え? いや……まさか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………………」 +\endtext + +\text +そういわれてみれば、心当たりのある出来事 +が幾つかないでもなかった。 +\endtext + +\text +当時は、そんなことはありえないと思い、 +すぐに忘れてそれきり思い出さないように +していた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「思い出した? あの頃のこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな、自分で思うほど、 + この部屋の生活も安楽ではなかったの + かもしれん」 +\endtext + +\text +これといって役に立つことをするでもなく、 +毎日を遊び暮らしていたカイム。 +\endtext + +\text +それとはまったく逆の日々を送っている +レベッカに対し、気後れを感じていた +のはあるかも知れなかった。 +\endtext + +\text +――その劣等感があったから、 +求められても、レベッカを受け入れることが +できなかったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが……幸い、今はその点については + 何の問題もない」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういうことね。……いいの? + リズちゃんを待たせてるんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「後で埋め合わせはする。一晩くらいならば、 + 問題はあるまい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね……私もよ」 +\endtext + +\text +レベッカの、匂い立つような豊満な肉体を +抱き寄せ、口付けを交わすカイム。 +\endtext + +\text +そして二人は、ベッドへと倒れこんで +いく―― +\endtext + +\text("カイム") +「おいおい、そんなサービスは不要だぞ。 + ……く、うっっ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あせらないあせらない。夜は長いんだから、 + まずは前戯からたっぷり楽しみましょう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それとも、こういうのは趣味じゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「い、いや。普通に大好物だが……う、 + うっっ!」 +\endtext + +\text +その豊満な乳房で左右からペニスを包み込み、 +乳房をゆったりと上下に揺らすレベッカ。 +\endtext + +\text +母性の象徴たる塊にペニスを優しく包まれ、 +刺激されて、心まで温かくなってくる +ような気がする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ふぅぅ……こ、こういうのもいいな。 + たまには……」 +\endtext + +\text +若い女を激しく犯すのも、それはそれで +気分が高揚して悪くないのだが―― +\endtext + +\text +女と肌を触れ合っていて、こんなに穏やかな +安心感を覚えるのは、そういえば久しぶりの +ような気がする。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……どうせ普段は、若い子と変態的な + ことばっかりやってるんでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……? い、いや、そんなことを + 考えていたわけでは……」 +\endtext + +\text +図星をさされて、思わずペニスをびくん +と震わせるカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、オチ●チン縮こまっちゃったわよ。 + 仕方ないわね……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うっ、お、おうっっ……」 +\endtext + +\text +ぷりっとした紅茶色の乳房の間から顔を +出している亀頭。その先端に、舌先で +ちょんと触れてくるレベッカ。 +\endtext + +\text +――そのままちろちろと鈴口に潜り込ませる +ように、細かな刺激を送りこんでくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う、うっっ! うまいな、 + これは……くぅぅ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、大きくなってきたわね。 + でもまだ出すには早いわよ?」 +\endtext + +\text +ペニスを奮い立たせておいて、 +いったんそこで舌の動きをとめる +レベッカ。 +\endtext + +\text +パイズリと合わせてゆっくりと舌を +使い、八割程度の快感を常に維持してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ぅぅ……い、いや、気持ちいいの + だがな……む、う……」 +\endtext + +\text +レベッカは、まだ殆ど汗もかいていない。 +\endtext + +\text +余裕があるどころではない。自分は僅かな +動きだけで、カイムの快感を完全に、 +自在に制御しきっている。 +\endtext + +\text +テクニックを勝ち誇ることすらしない―― +その経験と自然さは、正直、カイムが +これまで寝てきた相手とは別次元だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふう……! これは、競おうなどとは + 考えんほうがいいのかも知れんな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なにかいった? ……れろぉ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ……! いや、お前が相手なら、 + 男としての尊厳などいまさら気にした + ものではないと思ってな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわよ、別に。赤ちゃんみたいに + 甘えてきても……れろ、れろ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぉうっ……! い、いや、 + さすがにそこまでは……くうっっ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「同じよ。男なんて、みんな赤ちゃん + みたいなもの……ん、ぺろぉ……」 +\endtext + +\text +余裕があるといっても、男のペニスを乳で +挟み、先端を舐めしゃぶっていることで、 +じわじわ興奮してきているのだろう。 +\endtext + +\text +南方人らしい褐色の肌が上気し、 +シナモンの体臭がカイムの鼻をむずむずと +くすぐり出している。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわね……いい感じよ。 + 少し、気持ちよくしてあげるわね?」 +\endtext + +\text +自分がよくなったぶんカイムも……という +ことなのか、胸での締め付けを強め、 +舌でさらなる刺激を加えてくるレベッカ。 +\endtext + +\text +舌の動きはダンスを踊っているように +軽やかで、力は一切入れていないのに、 +その気持ちのよさは半端ではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……ふぉっっ! ど、どこで覚えたのだ + こんな技……う、ぉぉぅ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、同じことを、ダンナにもしてやって + いたのか? う、うっっ……!」 +\endtext + +\text +――カイムとしては、このテクニックを +身につけたのが踊り子時代なのか、それとも +最近のことなのか、気になるところではある。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だから、そういう野暮な詮索はしないこと。 + そうしたら……もっと気持ちよくして + あげるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、すまん……と、お、お、おお!?」 +\endtext + +\text +先端を唇で軽く咥え、舌と唇の両方を使って +ペニスを快楽でくるみこむレベッカ。 +\endtext + +\text +これもさほど力を入れているわけではない +のだが……燃え滾る液体に先端を漬けた +ような、凄まじい快楽がペニスを襲う。 +\endtext + +\text("カイム") +「くぉぉ! な、なんだこれは……??? + あ、ありえん……くっ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうか、軸のほうだなこれは……!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、もう気づいたのね。さすがね…… + ぺちょ、れろ、ねろぉぉ……でも、 + やめてはあげないから」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「このまま、私の口に一度出しちゃいなさい。 + れろぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text +たわわな乳房で挟みこまれ、しごきあげられ +ているカイムのペニス。その付け根が指で +数箇所、グッと押さえつけられている。 +\endtext + +\text +何を、どうしているのか……それでカイムの +下半身の筋がひきつり、快楽が数倍にまで +高められている。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、う……! な、南方にこういう技が + あるのを、幻像石でみたことがある、 + が……くぅぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だ、だめだ……も、もうもたん…… + く、お、お……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわよ。そのままおいでなさい。 + れろ、れろ……ちゅううう!」 +\endtext + +\text +鈴口にキスをして、ちゅうっと息を吸って +みせるレベッカ。 +\endtext + +\text +隙間から漏れ入る空気が亀頭を震わせ、 +射精感が背筋から脳まで駆け上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、お、おぉ……!? + ふっ、うぉぉぉぉぉ……ッッッ!」 +\endtext + +\text +たまらず腰をびくびくと震わせ、 +亀頭の先端から精のシャワーを +吹き上げていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっ、は、あぁぁ……んっっ! + 男の精、やっぱり気持ちいい…… + ああ、おいしい……!」 +\endtext + +\text +顔面に熱い精を存分に浴び、 +口中でも受け止めて、その潮の味を +愉しむレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もう少し出しなさい……ちゅっっ」 +\endtext + +\text +その風味をさらに味わいたくなったのか、 +ペニスに再度口づけをして、付け根を +キュッと絞り上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お……!? く、おおおっっ!!」 +\endtext + +\text +それだけで本当に、再びビクビクとペニスが +痙攣し、精の塊がドクンと吐き出されていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わ……! 出た出た、さすが若いわね。 + んっ、ごく……ごくんっっ」 +\endtext + +\text +今度はそれを全部口の中に受け、 +喉を鳴らしてうまそうに飲み込んで +みせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふぅぅ……! おいしかった。 + 素敵だったわよ、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……いったい、 + 今のは何という技なのだ……」 +\endtext + +\text +……多分その気になれば、同じ方法で +三度でも四度でも、好きに射精させること +ができたのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……南方では、ここみたいに + エッチに後ろめたい気分がないのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「愉しむための技もおおっぴらに開発されて + いて、普通の女でもこのくらいのことは + できるの」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……なるほどな」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ということは、下の穴での本番の方は + もっと期待していいわけだな?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、もちろん。……試してみる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。こい、レベッカ――」 +\endtext + +\text +ベッドの上にレベッカを招くカイム。 +\endtext + +\text +二人は重なりあって、よく手入れのされた +ベッドのシーツの上へと倒れこんでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さて、それじゃ始めましょうか」 +\endtext + +\text +当然のように上に位置しているレベッカ。 +……だが、経験の差からしてこうなるのは +仕方ないとカイムも思ってはいる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ご期待に応えて、たっぷり気持ちよく + してあげるから、覚悟してね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。……しかし、妙に緊張するな」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの頃のレベッカは、俺の憧れだった + からな――こんなことをする日がくるとは + 考えられなかった」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「嬉しいけど、私もただの女よ。 + 夜になれば、男の肌が恋しいこともある」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかってはいるが、どこか母のように + 慕っていたからな。……それとするのは + 緊張もするだろう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、それなら教えてあげる。 + ……母だって女なのよ」 +\endtext + +\text +そういって身をかがめ、優しく口付けを +してくれるレベッカ。 +\endtext + +\text +――それで緊張は抜け、もともとの性欲が +ペニスを硬くいきりたたせる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「準備は大丈夫みたいね? + それじゃ、いくわね……んっっ」 +\endtext + +\text +位置をあわせ、ゆっくりと腰を沈めてくる +レベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、ひさしぶりだから……く、んんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、お……!」 +\endtext + +\text +レベッカのそこは既にたっぷりと蜜で +潤っていた。 +\endtext + +\text +肉厚の唇がペニスを包み込み、柔らかな襞が +亀頭を刺激しつつ奥へと迎え入れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、ふぅぅ……たまらんな、 + 女のこの感触というのは、何度経験しても」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いうじゃない。私は特別な + 女なんじゃなかったの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そう思っていたから、ここは普通に + 女なんで安心したのだ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あらそう? ……普通かどうか、 + それじゃ、確かめさせてあげる」 +\endtext + +\text +悪戯っぽく笑うレベッカ。 +腹を波打たせるようにして、腰を細かく +上下させ始める。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「こんなのは……どう?」 +\endtext + +\text +指で、自分の腹の二箇所をぐっぐっと +押さえてみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「む? う、うぉっっ!? + 急に締まりが……おっ、おっ、 + おっっ……!」 +\endtext + +\text +どういう仕組みなのか、レベッカは +指で腹の二箇所を軽く押さえている +だけなのだが―― +\endtext + +\text +内部の筋肉が収縮し、形状が変わり、 +ペニスへの締め付けと、快感とが +格段に強くなっている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それで、この状態でこうして + あげると……?」 +\endtext + +\text +腰の動きに円運動を加え、上下の動きも +同時に大きくしていくレベッカ。 +\endtext + +\text +南方の扇情的なダンスにも似た動き―― +あらゆる方向から刺激が与えられ、 +ペニスが悦びにびくびくと打ち震える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、お、お……っっ! + す、すごいものだが、たしかに…… + お、おっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまて! これは、効き過ぎる…… + う、くうううっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「は、ああん……! わ、私も……やってる + こっちも気持ちがすぎるのが問題なのよね、 + これ……あ、あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょ、ちょっと緩めろ、レベッカ。 + もう出てしまう……! ふ、うっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「了解。……せっかく朝まで時間があるのに、 + 勿体無いものね」 +\endtext + +\text +そういって、腹に当てていた指を外して +くれるレベッカ。 +\endtext + +\text +それだけで魔法のように膣の圧力が抜け、 +ペニスが楽になる――ちょっと名残り +惜しい気はするが。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「まあ私の方は、五度でも六度でも、 + 何度でも問題ないんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふうう……こっちは、もう二度出して + いるからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね。じゃあ、オチ●ポ以外の + お楽しみはどう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? それはどういう……と、ま、 + まて! お、おっっ……!」 +\endtext + +\text +レベッカは十本の指を広げると、 +音楽家のような手つきで繊細にカイムの +肌の上を滑らせていく。 +\endtext + +\text +こわばった筋肉にはマッサージを加え、 +敏感な部分では逆に、触れるか触れないかの +ところで微妙な快楽を与えつつ―― +\endtext + +\text +繰り返し、上から下へ、カイムの上半身を +何度もなぞりあげていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、ぉぉぉ……き、気持ちがいいな + これも……し、しかし、ぐ、うっっ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「喘いでいいのよ、女の子みたいに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、それが沽券にかかわるから、 + こうして耐えているのだ……ぐっっ」 +\endtext + +\text +肌に脂汗を浮かべて、レベッカの指から +送り込まれてくる快楽に耐えているカイム。 +\endtext + +\text +――耐えるのをやめて女のように喘いで +しまえば楽なのだろうが、南方人でない +カイムにはやはり抵抗がある。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、俺はこう見えても魔王だからな。 + やはり……されるより、するほうが + いいのだ」 +\endtext + +\text +ふんっ、と気合を入れなおして、 +腰の上のレベッカを跳ね上げにかかる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁん……! あ、あ、あ……っ! + や、やっぱり、若いわね、 + すごい……あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +カイムの若い肉体による突き上げを、 +艶っぽく体をくねらせて受け止める +レベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「い、いいわ。やってみなさい、 + 思う存分……はっっ、あんっっ! + あはあん……っ!」 +\endtext + +\text +太く、硬いもので繰り返し突き上げられ、 +レベッカの褐色の肌に汗が光り始める。 +\endtext + +\text +肉付きのいい腹が、そして弾力のある +たわわな胸が、汗を跳ね散らかし、 +窓からの西陽の中で輝き、舞い踊る。 +\endtext + +\text("カイム") +「う、おぅぅ……! いいぞ、 + 美しいぞ、レベッカ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はんっっ、あっ、あんっっ! + ふふ! お世辞でも嬉しいわ…… + あ、はんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お世辞ではない、見事なものだ。 + この締め付けも、肉体のハリも…… + う、うっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その証拠に……もう限界だ。 + く……う、っ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁっ、あんっ……い、いいわよ。 + 中に出しても……この年なら、 + そう赤ちゃんもできないだろうし」 +\endtext + +\text("カイム") +「もとよりそのつもりだ……が、 + 俺のは特別濃いいぞ? そっちの方は、 + 保証できんな……!」 +\endtext + +\text +ニヤリと笑い、中出しへと向けて +突き上げのペースを速めていくカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっっ! あんっっ!! + そ、そんなこというと……あんっ! + 期待しちゃうわよ? ひ、いんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! 今の俺なら子供の二人や + 三人くらい育ててやるとも!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうして、お前と堂々と寝られるように + なっただけでも満足だが……うっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっっ、あ、あ、あはぁあぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +一足先に絶頂へと至るレベッカ。 +\endtext + +\text +その悦楽の表情を眺めつつ、カイムもまた、 +ペニスから精を迸らせていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くうっっ! うおっっ! + ふっ、おおお……ッッッ!」 +\endtext + +\text +繰り返しの熱い爆発が、 +レベッカの子宮へと送り込まれていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁぁぁっっ! 熱い……っっ! + 入ってくるわ、赤ちゃんの種が、 + 私の子宮に……はぁぁんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだまだ……そらぁぁ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふあああ! も、もっとくるの……? + あ、あ、はっああああ……んっっ!」 +\endtext + +\text +子宮に種をたっぷりともらう悦びからか、 +再度の絶頂に全身を打ち震わせるレベッカ。 +\endtext + +\text +カイムはそのレベッカの中へ、 +送り込めるだけの精を送り込み―― +ついに果てていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふぅ……本当にたくさんもらっちゃった。 + ……カイム?」 +\endtext + +\text +子宮のあるあたりを撫でながら、 +満足げな息をついているレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……ふうっ!」 +\endtext + +\text +――カイムはといえば、一仕事終えたあとの +ような、さっぱりした表情で感慨に +ふけっている。 +\endtext + +\text("カイム") +(俺は……レベッカとやれるようになった + のだな。本当に) +\endtext + +\text +レベッカを相手にも気後れする必要がない。 +――どころか、妊娠させてしまうことすら +恐れる必要がない。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……俺も、一人前になったものだと + 思ってな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね……ふふ、本当にできちゃってたら、 + その時はよろしくね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。……が、一度だけではまだ + 保証はできんな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もう! いいわよ、今日は朝まで、 + 何度でも」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私を、妊娠させて……?」 +\endtext + +\text +暖かく、カイムの耳元に囁くレベッカ。 +\endtext + +\text +カイムは下半身に電流が走り、ペニスが +一気に全開までいきり立つのを感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……わかっているな、 + 男というものを」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ。期待しているのは本当だから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん! ならば応えてやる……そらっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、あぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +一回目の時よりさらに硬く大きく勃起した +ペニスで突き上げられ、レベッカが悦びの +悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あんっ! はんっっ! ふっ、あぁあん! + いい……いいわ! あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +愉しげに喘いでいるレベッカ。 +が、これはまだまだレベッカの本気ではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカ、さっきのやつを頼む。 + ……腹を押さえるほうじゃなくて、 + 指のほうだ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……考えてみれば、女とセックス + するのに、見栄をはる必要など今の + 俺にはないのだからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、魔王さまだものね」 +\endtext + +\text +もし笑う者がいたとしても、 +放っておけばいい。魔王としての自信が +それで揺らぐわけでもない。 +\endtext + +\text +――しつこく笑うのをやめないなら、 +その意味を思い知らせてやるまでのことだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「素敵よカイム。 + それじゃ……いくわよ?」 +\endtext + +\text +十本の指を広げ、カイムの肉体へと +這わせてくるレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおぅ……おお……! + これは……いい、な……ふぉう……!」 +\endtext + +\text +楽器のように肉体を奏でられる喜び。 +女の側のそれに比べれば、何分の一かに +過ぎないのだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「――してもらっている分は、愉しませて + やらねばな。そらっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁあぁんっっ! すごいわ……! + 最高よ、カイム……オチ●チン、 + 力強くて……はあんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「こっちもだ……ふぉぉぉう!」 +\endtext + +\text +互いに快楽の吐息を漏らしながら、 +熱い性技にふける二人。 +\endtext + +\text +――南方人が性技をとことん楽しめるのは、 +よくいわれているように恥知らずだからなの +ではなく、逆に自信に満ちているからだ。 +\endtext + +\text +カイムは唐突にそう思う。 +例えばそう、このレベッカのように。 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカよ。亡くなった旦那は、 + お前と同じ南方人だったのだな?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、そうよ。あ、あんっっ! + ……息子と一緒に、どこかでまだ旅を + 続けてると思ってるけどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……そういうものだろうな」 +\endtext + +\text +実際はおそらく死んでいるのだろうが、 +安心するがいい……と死者に対し +思うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカよ。お前は、俺が幸せに + してやろう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、私はもともと幸せよ? + そうでないようにでも見えたかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! それでこそレベッカだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば……例のやつも、 + あわせて頼めるか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いいの? あれ本当に効くわよ、 + 旦那にも使うなって言われてたしね」 +\endtext + +\text("カイム") +「かまわん。どうせなら味わい尽くさねばな、 + お前のことを」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「嬉しいわ。……だってこれ、 + 私のほうもすごく気持ちいいから。 + ほら……?」 +\endtext + +\text +グッグッと腹の上、臍の下あたりの +二箇所を指で押さえるレベッカ。 +\endtext + +\text +どういう反応によるものなのか―― +膣の内壁が狭まり、ペニスに与えられる +快感が倍近くにまで跳ね上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、お、おうっっ……! + い、挿れているだけでも素晴らしいな、 + これは……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わ、私もなの……は、あ、あっっ……」 +\endtext + +\text +レベッカのたまらない快楽の表情に、 +ゾクゾクと征服欲を刺激されるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、この快楽がどこまで行き着く + ものなのか、いってみるか……!」 +\endtext + +\text +今日はもう、既に三度放出している。 +\endtext + +\text +気持ちのよさはハンパではないが、 +まだ少しの間なら耐えることはできる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……そらっ! くっ、ふぉっっ! + す、すごいぞこれは……おお!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ! あ、あんっっ! + くっっ……ひぃぃぃ……! はっっ、 + はひ……ほ、本当に、すごい……の!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっっ、ひんっっ! あ、あ、あんっ! + か、カイム……! 最高よ、 + あなた……あ、あんっ、あぁんっっ!」 +\endtext + +\text +旦那には禁じ手にされていたのなら、 +これはレベッカにも初めての領域なのだろう。 +\endtext + +\text +――前の男も知らなかったレベッカの快楽を +開発していくことには、密かな悦びもある。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ! いいぞ、レベッカ…… + いい表情だ、可愛いぞ、本当に」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっっ! こ、こんな年上を + つかまえて、可愛いだなんて…… + は、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛いものは可愛いのだから、いいだろう。 + お前は……俺の女だ。可愛い女だ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もう、照れちゃうじゃない……でも、 + 嬉しいわカイム。は、ひぃぃんっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そ、それより、私もうそろそろよ? + あ、ひゃあんっっ! あん、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、こっちもだ……! + ならば今度は同時といくか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。それじゃ……こうしてあげる」 +\endtext + +\text +締め付けに加え、空いた手でのカイムの +肉体への愛撫も再開するレベッカ。 +\endtext + +\text +一方でカイムも、若い肉体を奮い立たせ、 +そのレベッカを揺さぶり、跳ね上げ、 +突き上げていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっあっっ! はんっっ! あんっっ! + ひっっ……は、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、ふうぅっ! ふぅぅっ! + はっ、はううっ……!」 +\endtext + +\text +互いの荒い息。そして汗に濡れた肉体の +ぶつかりあう音が響き渡り、部屋に甘い +フェロモンの香りが充満する。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「げ、限界よ……! いくから、 + カイムも一緒に……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、任せろ。くっ、ぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぅあっっ! はっっ、あっっ、 + ひぁ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっっ、あぁあぁぁぁ…………ンッッ!」 +\endtext + +\text +左右に身をくねらせ、たわわな乳房から +汗を跳ね散らしながら、絶頂を迎える +レベッカ。 +\endtext + +\text +直後にカイムもまた、火のようになった +ペニスから溶岩を噴出させていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おっっ、お、おおおお……ッッ! + 孕め、孕めレベッカ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひぁぁぁ! ほ、本当にすごい量で…… + お腹が……中から焼かれちゃう! + あ、あ、あぁぁぁぁ……!」 +\endtext + +\text +びくびくと体を痙攣させ、長い絶頂を +味わいつつ、カイムの精を子宮で +受け止めていくレベッカ。 +\endtext + +\text +途切れることのない長い射精。 +二つの肉体が繋がり、一方から一方へ、 +精が受け渡されていく。 +\endtext + +\text +これならば確実に妊娠する――互いに +そう確信できるだけの量が注がれると、 +自然と二人とも果てていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふぅ……はぁ……はぁ…… + ふふ、いっぱいもらっちゃった」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……子供、出来るかしらね?」 +\endtext + +\text +レベッカは、指で自分の腹を +軽く撫でてみせながらいう。 +\endtext + +\text +溢れた精液と汗とで輝くレベッカの腹―― +中にたっぷり子種を仕込んでやった後では、 +それが妙に愛しく感じる。 +\endtext + +\text("カイム") +「出来なければ、またいつでも、 + 出来るまでやってやる。何度でもな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういうことね。いまさら、 + 焦るようなこともないし……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、まあとりあえずは、一休みをして + からだがな。……すぐには無理だ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、あの人なら、四度や五度の連戦 + くらいは何ともなかったのに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっっ!? ……本当か、それは?」 +\endtext + +\text +冗談よ、といってレベッカは軽やかに +笑うのだった――。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それで、今日はこの後はどうするの? + 少し休んで、夕食を食べて、それから + 本当に朝までやる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……」 +\endtext + +\text +と、窓の外を一瞥し、 +陽の傾きを確かめるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「迷宮に戻る。リズベルのやつが、 + 仕事を山盛りにして待ち構えている + だろうからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「了解。……たぶんそういうんじゃ + ないかと思ってたわ」 +\endtext + +\text +あれから二人とも風呂で汗を流し、 +服を着替えて一息入れている。 +\endtext + +\text("カイム") +「それと……この部屋も、 + そろそろ引き払うかもしれん」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら? それも私と寝たおかげなの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。すぐ、という訳ではないが――」 +\endtext + +\text +部屋の中を見渡すカイム。 +\endtext + +\text +――この部屋にいた頃欲しかったものは、 +結局、この部屋にいる限り手に入らな +かったのだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「人生はひとつしかないものね。 + 場所だけとっておいても、 + 戻ってくることはできない、か」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「実は私も、このあとは迷宮のほうに + 生活を移すことにするつもりだったのよ。 + 今日はその為にね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? + 有り難いが……本当にいいのか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。カイムがこの部屋にいて、 + 店がどんどん大きくなっていって…… + あの頃は、私にとっても思い出なの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私は、カイムと違ってもう若くないから。 + ……このまま思い出の中で、ずっとまどろ + んでいっても悪くないと思ってたけど」 +\endtext + +\text +レベッカのいう思い出の中には、 +当然、前の夫と息子のこともあるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、まだそこまでの年ではあるまい。 + いくらなんでも」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。それを、カイムが思い出させて + くれたのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカ……」 +\endtext + +\text +窓からの西陽の中で見つめあう二人。 +\endtext + +\text("カイム") +「……迷宮には夜までに戻ればよかろう。 + もう少し時間はある」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「結局、朝までになっちゃいそうな + 気もするけど……?」 +\endtext + +\text +微笑んで……二人は抱き合い、 +キスをして、もう一度ベッドの上へと +倒れこむのだった――。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_12.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_12.txt new file mode 100644 index 0000000..0babca3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_12.txt @@ -0,0 +1,1286 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_12") + +\text +地下迷宮の通路。 +\endtext + +\text +カイムはレベッカを連れて、 +迷宮の中を案内して回っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「――というわけだ。進入してくる敵に + 対しては、まず複雑な迷宮の地形に + よって分断し、勢いを削ぐ」 +\endtext + +\text("カイム") +「同時に罠によって痛めつけ、 + 数を減らし、戦意を喪失させる」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかる後に、我が兵士によって襲撃を + かけるというわけだ。――攻められる + 側は地の利を最大限に活かさねばな」 +\endtext + +\text +カイムの説明は、かつてリズベルから +受けた説明そのままの受け売りだが―― +\endtext + +\text +こうして、あらためて迷宮の中を見て +回っていると、その威力を実感できる +ような気がする。 +\endtext + +\text +暗闇の中、地形もわからず、何が待ち構えて +いるかわからない――攻めてくる人間達の +側の恐怖は相当なものだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「へええ……たいしたものね。 + これが全部、カイム坊やのもの + なのねぇ」 +\endtext + +\text +レベッカの感想は、しかしこの迷宮の +規模や施設の立派さの方に向けられて +いるようだった。 +\endtext + +\text +一国一城の主だった、という点では、 +『王』であるカイムと変わらない。 +そのせいだろうか。 +\endtext + +\text +――多少、鼻が高い気はしないでもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「こう見えても、俺は魔王だからな。 + 理由もなく名乗っているわけではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけで、『坊や』をつける + のはそろそろやめにして欲しい + ところなのだが――」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「へええ、すごいものなのねえ。 + これなんて、落ちたら本当に痛そうねえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「いやだから……まあ、いいのだが」 +\endtext + +\text +先行してきょろきょろと迷宮の施設を +見回しているレベッカ。 +\endtext + +\text +――そのレベッカの尻を眺めていると、 +先日の『十三の月の牡羊亭』でのことが +思い出されてくる。 +\endtext + +\text +長年の憧れだったレベッカと、 +ついに思いを遂げることができた…… +それも結局、朝までやりまくってしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +(あの尻を抱えて、何度も、何度も + ブチこんでやったのだな、俺は……) +\endtext + +\text +思わず鼻の下が伸び、下半身がムズムズ +してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(……いやまあ、実際には俺の方が下に + なっていて、最後まで主導権はレベッカに + 握られていたわけだが) +\endtext + +\text +なにせ長年大家として『カイム坊や』と +呼ばれ、世話をされてきた間柄だ。 +\endtext + +\text +しかもレベッカは酒場の踊り子の出身―― +性の経験の方もハンパではない。 +\endtext + +\text +南方の過激で不可思議な性技を身につけて +もいる。ベッドの上で主導権を握るのは、 +殆ど不可能に近い相手だ。 +\endtext + +\text("カイム") +(だからこそ逆に、こっちの側がレベッカを + 組み敷いて、泣くほどヒイヒイいわせて + やりたいところだが……む?) +\endtext + +\text +通路の前方に松明の灯が集まっている。 +魔物たちが集まって、何かガヤガヤと +揉めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? なにがあったのだ、 + 貴様ら?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おっ、魔王さん……なに、ここの罠が + こないだからイカれちまって」 +\endtext + +\text +ゴブリンの修繕部隊を率いているのは +スパッキオだった。その部下たちは罠を +取り囲み、ああだこうだと弄り回している。 +\endtext + +\text("カイム") +「オイルシャワーか。いつ冒険者どもの + 襲撃があるかわからん。修理を急げ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おうよ、了解。――おいお前ら、 + オイルの圧をめいっぱい上げろ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どうしたのカイム、これは……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「罠だ。滑るオイルを噴き出して敵を + ケガさせ、足止めをするタイプの + ものだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よく詰まるのだ。――こいつに限らず、 + 罠はメンテナンスが欠かせん。 + 維持費がバカにならんのだ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「へええ……面倒なものなのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。まあそれでも兵の命よりは安い。 + 俺は使っていくがな……と、レベッカ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ここが詰まっているの?」 +\endtext + +\text +オイルの噴出孔になっている黒い突起を +ナデナデと撫で回しているレベッカ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そいつは無理さ、姉さん。完全に + 詰まっちまってるんだ。一度バラバラに + して、中から詰まりを抜いてやんねぇと」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……まて」 +\endtext + +\text +レベッカの褐色の指先で、ナデナデされて +いる黒い突起が、ぶるぶるっと……中の +圧力に身を震わせる。 +\endtext + +\text +次の瞬間、まるで耐え切れなくなって +射精するペニスのように、黒いオイルを +どぴゅどぴゅと大量に吐き出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、これは……!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おいおい、こんなのアリかよ? + なおっちまったぜ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あん……! なに? このオイル、 + 熱くて、どろどろしていて…… + ひゃんっっ!」 +\endtext + +\text +つるりと足を滑らせて、オイルの池の中に +しりもちをついてしまうレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつは足を滑らせるための + オイルだからな。……いや、 + これはしかし……」 +\endtext + +\text +スパッキオたちと顔を見合わせるカイム。 +\endtext + +\text +つるつると滑ってしまい、オイルの池の中で +立ち上がることも、そこから這い出すことも +できずにもがいているレベッカ。 +\endtext + +\text +全身がヌルヌルしたオイルにまみれ、 +もともと露出の多い衣装が、半分以上脱げて +しまっている。 +\endtext + +\text +そのハリのある褐色の肌に、オイルが +てらてらと照り輝いて、こう…… +何ともいえず、エロい。 +\endtext + +\text +その場にいる男たちのあいだで、 +何がしかの期待が醸成されていく―― +\endtext + +\text +カイムは、スパッキオとその部下の +魔物たちと、グッと力強いうなずきを +交わしていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あぁん、これ、出られない……! + カイム、手を貸して?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうしてやりたいのはやまやま + だが……そうもいかん事情ができてな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「えっ、なに? ちょっとなにを + ズボン脱いでるの?!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだ! こうなったからには責任を + とってもらうぞ、レベッカ――!」 +\endtext + +\text +パンツも脱ぎ捨て、勃起したペニスを +ぶるんぶるん振りながら、カイムは自らも +オイルの池の中に飛び込んでいく―― +\endtext + +\text("カイム") +「はっはっは! これなら……勝てるっ! + って、滑るな本当にこれは」 +\endtext + +\text +自らもツルツルと足を滑らせながら、 +何とかレベッカの肢体にしがみつくカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「まったくもう、こんな時に何考えてる + のよ……ああんっ!」 +\endtext + +\text +つるつる滑る互いの肉体に手をかけ、くんず +ほぐれつしているうちに、何とかシックス +ナインに近い体勢へと持ち込むカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「む、また下になってしまったが…… + よかろう、連中に、おしゃぶりするところ + を見せてやるのだ、レベッカ」 +\endtext + +\text +オイルまみれのプロレスのあまりのエロさに、 +股間を勃起させてヨダレをたらしている +観客たち。 +\endtext + +\text +さすがに、支配者であるカイムと一緒に +なって、輪姦に参加する度胸は +ないものの――。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……! こうして見られながらと + いうのも興奮するだろうが。どうだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わ、私はちょっと……あんまり得意じゃ + ないんだけど、こういうの…… + あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text +下着をめくり、ぺろんとレベッカの秘部を +舐めあげてやるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「サービスしてやれサービス。 + 連中も暗い迷宮で男所帯の毎日だ。 + 仕事の一環だと思ってやれ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もう……いいけど、遠慮はしないわよ?」 +\endtext + +\text +レベッカは息を吸い、ぱくっと唇に亀頭を +くわえこむ――。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、おおうっっ! こ、これは……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「れろ、れろ、ねちょおおお……!」 +\endtext + +\text +てっとりばやくペニス全体に唾液をまぶすと、 +両手と舌をフルに使ってフェラチオを開始 +するレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「や、やはり、上手いな……うっっ! + こ、これは参考になる……いや、 + 勉強になる……うっっ!」 +\endtext + +\text +手の動きからしてもう、長年使い込んできた +自分の右手よりよっぽど上をいっている。 +\endtext + +\text +男のペニスの構造と、どこをどうすれば +感じるのかを知り尽くしている……力任せに +ゴシゴシやるオナニーとは全く違う。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「こっちもあるのよ? れろぉ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「はっっ! はっ、はうぅっっ!」 +\endtext + +\text +加えて、指以上に繊細な動きをする +舌の存在がある。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ここをこう絞りながら……こう! + ねちょぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「かっっ、はううっっ!」 +\endtext + +\text +腰をのたうたせるようにして快感に +もだえるカイム。 +\endtext + +\text +こっちも単に上手いだけではない。 +両手の動きと組み合わせたコンビネーション +のパターンが幾つもあり―― +\endtext + +\text +それを単独で、あるいは組み合わせて、 +ダンスのレパートリーのように次々と +繰り出してくる。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さんしっかり! 押されてるぜ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うっっ! わかってはいるのだが…… + く、うぅっっ!」 +\endtext + +\text +見物している魔物たちの声援も、 +しかし劣勢を跳ね除けるには至らない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら? この油、甘い……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ。植物の種から絞った + 最高級の油だからな。食用にもなる + そうだが……うおっっ!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それなら、こういう使い方をしても + 構わないわけね……?」 +\endtext + +\text +オイルを手にすくうと、ペニスに +塗りたくってくるレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい……!? ふっっ、 + おおおおっっ……!!」 +\endtext + +\text +両手でシェイカーを振るようにして、 +滑りのよくなったペニスを上下に +素早くしごきあげてくる。 +\endtext + +\text +同時に舌も使い、タイミングを合わせて +亀頭にも刺激を送り込む。 +\endtext + +\text +あまりの凄まじい快楽に腰が脈打ち、 +床のオイルがその度に音を立てて +周囲に飛び散る。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、お、お……っっ! + た、たいしたものだが…… + やられっぱなしというのもな!」 +\endtext + +\text +快楽をこらえるカイム。レベッカを真似て +オイルをすくいあげると、目の前の秘所へと +なすりつけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「べちょ、ねちょ、れろぉぉぉ! + ずちゅるうぅぅぅ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「えっっ? あ、あんっっ! + ちょっと、強引よ……あっっ!」 +\endtext + +\text +鼻面をオイルまみれにしつつ、 +そこを舐め上げ、舌をねじこみ、 +音を立ててしゃぶりあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、体のほうにもたっぷりだ……!」 +\endtext + +\text +両手でオイルをさらにすくうと、 +レベッカの肌へヌルヌルと塗りたくっていく。 +\endtext + +\text +その滑りを利用して、強引に揉み、さすり、 +弾力で逃れようとする肉を掴むようにして +思い切りその手ごたえを堪能する。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「う、うおっ……す、すげえもんだな、 + 本当に……う、うっっ……」 +\endtext + +\text +オイルまみれで絡みあう二人のあまりの +エロさに、配下の魔物たちは殆ど無意識の +うちに下半身へと手を伸ばしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……皆、愉しんでいるようだな。 + ここは勝負といくか、レベッカ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺と……うっっ、お前と、どっちが + 先にイクかだ……お、おっっ!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら……対等のつもりでいたなんて + びっくり。そういうことなら……こうよ」 +\endtext + +\text +はぐっ、と再び先端を口に含み、 +舌でねろねろと回し舐めつつ +頭を上下させるレベッカ。 +\endtext + +\text +その螺旋を思わせる動きに手の動きが同調し、 +果てしなく空へ上っていくような、 +壮大な快感を演出する―― +\endtext + +\text("カイム") +「お、おおお……す、素晴らしい、 + これは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「と、浸っている場合ではないな。 + それでは、禁じ手の……こっちだ!」 +\endtext + +\text +カイムは舌をとがらせると、レベッカの +秘所ではなく、あえてその上の小さな +すぼみへとねじこんでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えええっっ!? ちょっと、 + やめてよそんな、人が見てるのに…… + あ、あ、あんっっ!?」 +\endtext + +\text +まさか排泄の為の穴を口で責められるとは +思っていなかったのだろう。しかも、 +皆が見守っている前である。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。こうなればクソもミソも + あるものか! そらそら……!」 +\endtext + +\text +ねじこんだ舌先で、菊門の内側をねろねろと +嘗め回していくカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ば、ば、ばか! で、出てきちゃったら + どうするのよ、中のが……あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +その異様な快感に腹をひくつかせ、 +思わず情けない声をあげるレベッカ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「よっしゃ! 押してるぜ、魔王さん!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、どんどん責めてやるぞ。 + そーら、そらぁ!」 +\endtext + +\text +オイルをたっぷりとつけた両手で、 +レベッカの豊満な肉体を撫で回し、 +揉み上げ、めちゃくちゃにしていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「くっっ、ひっっ! はっ、あっ、あっっ! + お、お尻の穴が、緩んじゃう……! + あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ、いっああぁぁぁぁんっっ! + くっひゃあぁぁあぁぁ…………ンッッ!!」 +\endtext + +\text +よだれを跳ね散らし、絶頂の悲鳴をあげる +レベッカ。 +\endtext + +\text +同時に、渾身の力で、ペニスが両手で +絞り上げられ―― +\endtext + +\text("カイム") +「ぬおっっ!? お、お、おっっ! + ふっおぉぉぉぉ……ッッッ!!」 +\endtext + +\text +バッ、ババッ、と白い飛沫となって +吹き上がるカイムの精。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あッッ! ぷはぁッッ! + か、顔に……はぁぁっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あああッッ! や、焼けちゃう、 + 顔が……あ、あ、あぁぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text +男の精の爆発をもろに顔で受け止め、 +頭からあごの先までドロドロに +されてしまうレベッカ。 +\endtext + +\text +その熱さと、男の匂いに触発されたのか、 +もう一度体を震わせ絶頂を迎えていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふうっっ……はぁ、はぁ…… + もう、ドロドロになっちゃったじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ、はぁ……今さらそれがどうした。 + 全身オイルまみれにしておいて」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそれとして、勝ちだな俺の。 + ……皆、見ていたな? 先にイッたのは + レベッカのほうだっただろう?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……うッッ! ふはぁ……よかったぜ…… + え、なんですかい魔王さん?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぁにをしておるか貴様らは。……俺より + レベッカの方がイッたのは先だったろうと + 聞いているのだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……すまねぇ。そのへんはもう + 自分の方に夢中で」 +\endtext + +\text +……スパッキオの部下たちも、どうやら +同様の様子だった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「まあ、いいじゃない。どっちでも…… + 気持ちがよかったし。みんな愉しんだ + みたいだし」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それより誰か手を貸して。 + 早く戻ってシャワーを浴びたいわ。 + 服も洗わないと……って、きゃっ!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ちょ、ちょっと、カイム? + あ、あんっっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう1ラウンドだ、レベッカ。 + はっきりと白黒つけるぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……というか単純に、まだし足りん」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もう……まあ、私はいいけど。 + 後悔するわよ? ……ぱくっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、ふぉっっ……! + い、いいなやはり……!」 +\endtext + +\text +レベッカの舌技……男であるカイム以上に +ペニスを知り尽くしたその技巧に、 +改めて感嘆の吐息を漏らすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、一度目は変に張り合ってしまって + 楽しめなかったからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度は純粋に……お前の持つ性技を + 味わうつもりでな。く、うっっ! + い、いたのだが……ふぉうっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……読みが浅かったわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったくだ! う、おぅぅっ!」 +\endtext + +\text +じっくり味わうどころではない。 +怒涛のような快感の前に、押し流されない +ようにするだけで精一杯だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「あ、あれだ! もうちょっとこう…… + くっっ! 控えめにはできんのか? + のんびり楽しめるくらいに……うっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「できないこともないけど……そういう + ものじゃないのよ。南方の性技って + いうのはね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お互い熱くなって、炎のように燃え盛って、 + ぶつかりあって……その果ての歓喜を + 神に捧げるの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「要約すると……甘いこといってるんじゃ + ないわよ、って意味」 +\endtext + +\text +レベッカは舌なめずりをして、くすりと +微笑んでみせる。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いわれてるぜ、魔王さん?」 +\endtext + +\text +観客の魔物たちの間からも、笑い声と +ヤジとが上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「く、うぅ……っ……なるほどな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、こっちも南方式でいかせて + もらおう……そら!」 +\endtext + +\text +カイムは舌を長く伸ばし、さっきと同じ +場所へとねじこんでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっっ! + ま、またお尻の穴……?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あっっ! は、恥ずかしいけど…… + いったからには、これも愉しんでみせない + とね……ん、んっっ!」 +\endtext + +\text +尻穴に舌をさしこみ、中でぐりぐり動かして +やると、レベッカの身体が面白いほど +ビクビクと反応する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……恥ずかしいだけじゃなくて、 + 実は弱いんじゃないか、ここが……? + れろれろ、れろ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あんっっ! そ、それは…… + さすがに前のダンナも、そんな馬鹿な + ことはしなかったし……はっ、あんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「夜の寝技に禁じ手などあるものか。 + そらそら……いってしまえ! + れろ、れろぉぉ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ん、んっっ! いい、けど……! + こっちも負けてないわよ? + ぬちょぉぉ……!」 +\endtext + +\text +再び床のオイルを手ですくうと、 +レベッカはカイムのペニスに塗りたくって +くる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうくるなら……こっちもだ!」 +\endtext + +\text +カイムもまた、大量のオイルをすくっては +レベッカになすりつけ、その肢体を強引に +揉み込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……素晴らしい手ごたえだな、 + レベッカ。こう、きゅっ、きゅっ、と。 + う、うっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、はぁっっ……! + 私も興奮してきちゃった。 + こら、舌のほう休ませちゃダメ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……くっ、はぁッッ! + よ、良すぎるぞこれは……くぉ……!」 +\endtext + +\text +レベッカの扇情的に照り輝く肉体。 +その匂いと熱さと手触りとが、 +カイムの脳裏をマヒさせていく。 +\endtext + +\text +二人共に興奮で熱病のようになり、 +目の前の相手の性器と肉体とを +夢中で激しくむさぼりあう。 +\endtext + +\text +夢中でオナニーをし、歓声をあげる +観客達の前で、ついに二人とも、 +歓喜の頂点へと達する―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁッ! はぁぁッ! + ぷっはぁぁ……ッ! すごいわカイム! + 最高よ、オチ●チン……あははっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おおう! 確かにな! これは…… + くっっ、凄いな……うぉぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあみんな! 用意はいい? + どうせなら、みんな一緒にイキましょう!」 +\endtext + +\text +おお! と左の拳を上げて応える魔物たち。 +……右の拳は股間でせっせと運動を +続けている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあカイム、イキなさい……! + れろ、れろ、ねちょお! + ぬちょぉぉぉ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うおっっ!? く……こっちもだ! + ぶちゅううう!」 +\endtext + +\text +子宮まで吸い出すつもりで、レベッカの +秘部を吸引してやる。 +\endtext + +\text +同時にレベッカが亀頭を口に含み、 +左右の手を交互に使って一気にペニスを +こすり上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、くぉぉぉ……! + はっううううっっ!」 +\endtext + +\text +今度はレベッカの口の中で、二度、 +三度と光の爆発のような射精を経験する。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「んっっ、こくっっ! ごくっ、 + こくんっっ……! ああ、男の精、 + 最高よ……ごくんっっ!」 +\endtext + +\text +褐色の喉を上下させ、レベッカは大量の +精を残らず飲み下していく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「もっとよ……もっと、出しなさい!」 +\endtext + +\text +ぎゅ、ぎゅ、とペニスの何箇所かが +指で強く押される。……と、まるで機械の +ように腰が跳ね上がり、射精感が襲ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おうッッ!? くぅぉぉぉぉ!!」 +\endtext + +\text +再び、脳で快楽の光が弾けるような射精。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ! でたでたでた! わ、多い…… + んっっ、ごくっ、ごくんっっ!」 +\endtext + +\text +一瞬、口から溢れかけた精液を、 +しかしレベッカは何とか残さずに飲み下す。 +\endtext + +\text +女が、自らの出した精を無駄にせず、体内に +取り込んでくれる……その妙な至福感の中で、 +カイムは今度こそ最後になる精を放っていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「むっ、むぷうっっ!? んっっ…… + こく、こく、こくん……は、ぁぁぁ……」 +\endtext + +\text +レベッカもまた、精の洪水の中で +幸福感に満ち、長く続く絶頂に身を震わせ +続けるのだった―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「ぷはぁ……はぁ、はぁ…… + すごい……オイルがお風呂みたいに + 熱くなってるわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……はぁ、はぁ…… + なにがこういうのは苦手だ、 + 途中からはノリノリだったではないか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね。意外……でもないわね。 + お客の前で踊っていた、あの頃の感じを + 取り戻せたみたい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふう! ……どうだった、あなたたち、 + 私のショーは気持ちよかったかしら?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おおう……最高よ、姉さん! + モヤモヤが吹っ飛んで、天まで突き抜けた + みてーな気分だ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうだな、野郎ども?」 +\endtext + +\text +おお、と声を揃える魔物たち。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ! 久々にあれを味わいたいわ。 + 拍手……いいかしら?」 +\endtext + +\text +うなずいて、ぱちぱちと拍手でレベッカを +包む魔物達。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああ……いいわね、やっぱりこの感じ」 +\endtext + +\text +眼を閉じ、懐かしい表情をするレベッカ。 +……酒場で踊っていた昔のことを +思い出しているのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね……私は、これが嫌いじゃ + なかったのね。ひどい商売なのは確かだし、 + あの人は嫌ってたけど……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ねえカイム、相談があるのだけれど…… + 酒場で、私のショーをやっては + だめかしら?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ご想像の通り、あまり……いえ、 + とても上品とはいえないもの + なのだけれど」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おおっ! 本当かい、姉さん? + 魔王さん……?」 +\endtext + +\text +ふむ……と考え込むカイム。 +カイム自身は、レベッカのステージを +一度も観たことはない。 +\endtext + +\text +――カイムが『十三の月の牡羊亭』に居た +頃には、レベッカは既に踊りをやめ、 +宿の経営に専念していた。 +\endtext + +\text +ただ、内容の見当はつく。 +南方人のダンスショーといえば、 +品の良くない酒場の定番だ。 +\endtext + +\text +南方のハーレムで発達したもので、 +男の興奮を競い合って煽り、自らを夜の相手 +に選ばせる踊りが元になっている。 +\endtext + +\text +要するにストリップだった。客を舞台に上が +らせての性技の披露や、最高に盛り上がれば、 +酒場をあげての乱交に至ることさえある―― +\endtext + +\text +カイムは、息を飲むようにして自分の反応を +見守っている一同のことを見回す。 +\endtext + +\text("カイム") +「――お前らは、ここがどこだと + 思っているのだ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あ……! や、やっぱ駄目だよな、 + それはさすがに」 +\endtext + +\text +クク……と邪悪に微笑んでみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうではない。我々は魔王軍、 + そして、ここは魔王の迷宮だぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「道徳などくそくらえだ。 + この場所で許されぬ、有害なショーなど + あってたまるものか……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにやれレベッカ。金は自由に使って + 構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「神をも恐れぬ、最高に刺激的な + ショーを連中に見せてやるがいい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「カイム――!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「野郎ども、聞いたか今のを!」 +\endtext + +\text +うぉぉ、と歓声をあげる魔物達。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「皆に伝えろ、準備を始めさせるんだ。 + ――急げ!」 +\endtext + +\text +スパッキオの号令で、魔物達が報せを届ける +べく迷宮へと散っていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ありがとうカイム。――でも、 + 本当によかったの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、まあ……文句をいいそうな奴は + 一人いるわけだが」 +\endtext + +\text +予算だの風紀だのといった、リズベルの +小言が今から思い浮かぶが―― +\endtext + +\text("カイム") +「それはまあ、ベッドで黙らせてやるのが + 我らのやり方というものだろう」 +\endtext + +\text +こつん、とカイムの胸を叩いてみせる +レベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……とにかく練習しないとね。 + 私もだいぶ余分な肉がついちゃってるし、 + 昔みたいにいくかどうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「期待しているぞ、レベッカよ?」 +\endtext + +\text +実際、レベッカには、その経歴の中で +持てる力を自ら眠らせてきたような +印象がある。 +\endtext + +\text +全ての力を取り戻せば、魔王軍にとって +意外な戦力になるかも知れない―― +\endtext + +\text +内心で、そんな予感も持っている +カイムなのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_13.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_13.txt new file mode 100644 index 0000000..8195460 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_13.txt @@ -0,0 +1,1283 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_13") + +\text +――夜。迷宮の酒場。 +\endtext + +\text +夕食時も終わり、普段は酒を飲みにくる +まばらな客だけがいる時間帯。 +\endtext + +\text +が、今日に限ってはそれが異様な熱気に +満ちていた。 +\endtext + +\text +テーブルが片付けられ、部屋の隅に +寄せられて臨時のステージにされている。 +\endtext + +\text +松明はステージの周囲に集められ、 +薄暗い客席には、ショーの開演を待ちわびる +兵士達がひしめき、ざわめいている。 +\endtext + +\text +カイムはその後ろで密かに壁際に立ち、 +兵士たち同様開演の時間を待っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ここでしたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルか。――貴様も来ていたのか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……意外そうな顔ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、それは最初からな……今回の件、 + お前はてっきり反対するかと思っていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「レベッカさんには借りもあります。 + 彼女の望んでいることであれば、 + 私が反対する理由などはありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そうなのだがな……」 +\endtext + +\text +楽器や飾りつけなど、準備には多少の金も +かかっている。 +\endtext + +\text +酒場の黒字分から出ているとはいえ、 +リズベルがそれを許したのは意外だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……始まるみたいですよ」 +\endtext + +\text +ステージを取り囲む魔法の松明が、 +一つづつ消されていく。 +\endtext + +\text +――その度に空間が闇の濃さを増し、 +客席の喧騒が静まっていく。 +\endtext + +\text +完全に暗くなったところで―― +\endtext + +\text +ドオン、と太鼓が大きく鳴らされ、 +酒場の空気を揺さぶる。 +\endtext + +\text +その太鼓の音が、別世界への入り口の +ようだった。 +\endtext + +\text +ドコドコと小さく鳴らされる太鼓の中、 +何かがステージの上に現れた気配。 +\endtext + +\text +と、一斉にそこで松明に灯が点され、 +既に全身を汗で輝かせたレベッカの姿が +あらわになっていた。 +\endtext + +\text +おーっ、という大歓声の中、 +レベッカの踊りが始まる。 +\endtext + +\text +最初は手の動きと、旋回によってはためく +衣装の美しさで観客を惹きつける。 +\endtext + +\text +観客が盛り上がってくるにつれ、 +次第にその動きにきわどさが増していく。 +\endtext + +\text +全体の動きが艶かしくなり、下半身をまるで +行為の最中であるかのようにブルブル +震わせるアクションを多用する。 +\endtext + +\text +脚を天井に向けてまっすぐ伸ばし、 +その脚線美を見せつける。 +\endtext + +\text +ステージ上を右へ左へ移動して、 +観客達に、己の肢体の魅力を見せつけて +いく―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……皆、興奮してきてますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、南方の踊りというのはこういう + ものだが――」 +\endtext + +\text +酒場の観客の欲望が、一身にレベッカに +向けられている。 +\endtext + +\text +その視線は殆ど熱となって、レベッカの +全身を汗で濡らし、輝かせている。 +\endtext + +\text +実際は、集められた松明の熱による +ものなのだろうが―― +\endtext + +\text("カイム") +「……これはちょっと、雰囲気がまずいな」 +\endtext + +\text +客席に渦巻く欲望の熱気が、 +このままでは収まらないレベルにまで +高まっているのが見て取れる。 +\endtext + +\text +いや……興奮しているのは、 +観客だけではない。 +\endtext + +\text +レベッカもまた、欲情している―― +衣装のヒモに手をかけ、『脱いで欲しい?』 +という問いかけの視線を投げる。 +\endtext + +\text +『脱げ!』の大合唱の中、レベッカは +ついに着ていた薄布を脱ぎ捨てていた。 +\endtext + +\text +脱いだ衣装が次々と客席へ放り込まれ、 +暴走気味の観客を、さらなる熱気と +獣欲へと駆り立てていく。 +\endtext + +\text +カイムは、隣にいるリズベルの反応を +盗み見る――驚きも、怒りもせず、 +冷たくレベッカのステージを見守っている。 +\endtext + +\text +裸のまま、狂気のような歓声に応えて +舞っていたレベッカ。 +\endtext + +\text +ついにというか、当然の成り行きと +いうか――恍惚の表情のまま、 +フロアの魔物たちの間へと身を躍らせていた。 +\endtext + +\text +興奮してレベッカを取り囲んだ +魔物達だったが、さすがにすぐに +手を出す者はいない。 +\endtext + +\text +彼らに母親とも呼ばれ、慕われている +レベッカなのである。――最初に手を出す +には度胸がいるのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……! 遠慮することないのよ? + ほら、もうこんなに、オチ●ポ + 元気にしているのに……?」 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶひ……!?」 +\endtext + +\text +ぶよぶよと太った、醜いオークの兵士。 +その股間に屹立した巨大なペニスへと、 +褐色の指先を伸ばしていくレベッカ。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶひ……ぶひぶひ……」 +\endtext + +\text +いやいやをするように抵抗するオークの兵士。 +しかしレベッカはそのペニスを優しく指で +撫で、さらには舌を伸ばしていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ん……おっきい……それに、ふふっ! + すごい匂いね? こ、こんなに…… + はぁっ、びくびくさせちゃって……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、はぁっ、はぁ……か、可愛いの…… + れろ、れろぉぉ……!」 +\endtext + +\text +魔物の臭いペニスにも臆さず、その亀頭を +裏側から舐めあげていくレベッカ。 +\endtext + +\text +舌を動かしつつも両手の指は休まずに +ペニスの上を這い、前後に優しくしごき +続けている。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶっひぃぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text +頭を両手で抱え、苦悩するように快楽の +悲鳴をあげるオーク兵。 +\endtext + +\text +魔王軍での母と慕っていたレベッカ。 +そのショーを見に来たものの、まさかこんな +事態になるとは夢にも思わなかったのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……素敵よ? れろ、れろぉ…… + ぺちゃ、ぬちゅう……あ、ちょっと + 出てきた……んっ、ちゅうう!」 +\endtext + +\text +先走りの液体を音を立てて吸い上げてやる +レベッカ。感動からか快楽からか、 +オーク兵は頬に涙を流している。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああ……たまらないわ。もう、 + こうしちゃうんだから……ぬぽぉ!」 +\endtext + +\text +ペニスの先を口に含み、中を真空にして +頬を吸いつけながら、頭を前後に動かして +いく。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶっひぃぃ! ぶひ…… + ぶひぃぃぃ!」 +\endtext + +\text +快楽に悶えるオーク兵。……その濁った眼が +血走り、臭い息が次第に荒いものに +変化していく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「れ、れろ、ぺちょ、ねろ…… + ん、んっっ! むぐうううう!」 +\endtext + +\text +ついに快楽が一線を越え、オーク兵の理性を +生殖の本能が凌駕する。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶっっ、ひぃぃぃぃ! + ぶひ! ぶひ! ぶひひひっっ!」 +\endtext + +\text +レベッカの頭をわしづかみにして巨大な +腰を振り、そのペニスで頭ごとレベッカを +犯していく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ん、むぐう! むぷっ!  + むっぷぅぅぅ! ん…… + ねちょ、れろおおお!」 +\endtext + +\text +しかしそこは歴戦のレベッカである。 +オークの力任せの陵辱にも負けず、 +舌業でその快楽をさらに倍増させていく。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶひ!? ぶひ、ぶひ、 + ぶひっひぃぃぃ……!」 +\endtext + +\text +――ひとりと一匹の、凄まじいプレイを +呆然として見守っていた他の魔物兵たち。 +\endtext + +\text +憧れのレベッカに、ここまでのことを +していいのだ……という認識が広まるにつれ、 +場に興奮が再び蘇ってくる。 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブッヒ……!」 +\endtext + +\text +ついに屈強のオーガが一匹、周りを睥睨する +ようにして牽制しつつ、レベッカの尻へと +手をかける。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あん! いきなりお尻なんて……! + そ、それに、おっきい……!」 +\endtext + +\text +尻穴にあてがわれた亀頭の感触の、 +人間とはケタ外れのその大きさに、 +驚きの声をあげるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「で、でもいいわよ。きて……! + は、あっっ……!?」 +\endtext + +\text +がっしりと尻を掴んだオーガが、 +その筋肉の塊のような腰を前へと +押し進める。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ、ぎっっ……! + はっ、あっ、はぁぁぁ……っっ!」 +\endtext + +\text +鉄棒のように太く、硬いオーガのペニスが、 +レベッカの豊かな尻を背後から串刺しに +していく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、ぁ……そ、そんなところまで + 入るの? そ、それに……熱い! + ふ、太くて……あ、あひっっ!」 +\endtext + +\text +オーガは腰をゆすりつつさらに前へと +押し進めていく。 +\endtext + +\text +レベッカの苦痛の表情を味わうように、 +たっぷり、ゆっくりと腰を進めて +おいて―― +\endtext + +\text("魔物兵B") +「……ブヒィッッ!」 +\endtext + +\text +最後の三分の一を、勢いをつけて +一気に叩き付け、ねじこんだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっっ、あ、あぁぁあぁぁ……んっっ!」 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブヒィッッ! ブヒッ、ブヒッッ、 + ブッヒィィィ……ッッ!」 +\endtext + +\text +バンバンとレベッカの尻に叩きつける +ようにして腰を振るオーガ兵。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ、あぁんっっ! ま、まだ中が + 濡れていないのに……あ、あ、あんっ!」 +\endtext + +\text +牙の間から涎を撒き散らし、人間とは +比較にならない筋力でレベッカを犯し続ける。 +\endtext + +\text +が、レベッカの側も負けてはいない。 +こちらも百戦錬磨――オーガの相手をする +ことさえ、初めてではない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっっ……や、やっぱり、 + すごいわね……! ち、力ばかりで、 + 情緒には欠けるけど……あんんっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ちょっと……落ち着きなさい」 +\endtext + +\text +腰を「く」の字にひねるようにして、 +腹に力を入れるレベッカ。 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブッッ、ブヒィィッッ!?」 +\endtext + +\text +背を反らし、驚愕の表情で腰を止める +オーガ兵。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「休まないの。そのまま、ゆっくり + 出し入れしてご覧なさい?」 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブ、ブヒ……ブヒィィィ……」 +\endtext + +\text +その言葉に従い、信じられない、 +という表情をするオーガ兵。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……あなたのサイズに合わせて + あげたの。さっきより、ずっと + イイでしょう?」 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブ……ブヒ! ブヒ、ブヒ!」 +\endtext + +\text +感激したように何度もうなずいてみせる +オーガ兵。あまりの快感にこれも +涙を流している。 +\endtext + +\text +残りの魔物達が、顔を見合わせる―― +それに気づいたように、レベッカが +微笑を浮かべて招く。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いらっしゃい? まだ前の穴が + あいているわよ? ……そこの子、 + どうかしら?」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷ、ぷひっっ!?」 +\endtext + +\text +明らかに、まだ年少とわかる幼い顔をした +オーク兵……自分のことを指差しながら、 +左右の者の顔色をうかがう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう、あなたのことよ。いらっしゃい、 + 相手をしてあげる……!」 +\endtext + +\text +周りの者に「よかったな」というように +肩を叩かれて、幼いオーク兵が +押し出されてくる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう、下になって……あら、怯えているの? + もしかして、初めて?」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷ、ぷひ……」 +\endtext + +\text +顔を赤らめて、恥らうようにうなずく +幼いオーク兵。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、可愛いの。いいわよ…… + 素敵よ、初めての男の子って」 +\endtext + +\text +自分の下にオーク兵を寝かせ、 +勃起したペニスの上にまたがって +いくレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、元気におなりなさい? + そぉら……!」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷっっ、ぷひひっっ!」 +\endtext + +\text +ピンピン、と亀頭を指で弾いてやると、 +緊張で縮こまっていたペニスがムクムクと +起き上がってくる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さすが……! 初めてっていっても、 + 大きいのね……ああ、素敵よ、 + 本当に……んっっ」 +\endtext + +\text +位置を合わせ、ぺちょっ、と互いの性器を +押し付け合う。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それじゃ……いただくわ。えい!」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷっっ、ぷっひぃぃぃ……んっっ!」 +\endtext + +\text +長く切ないオーク兵の悲鳴が響き、 +レベッカのオマ●コがずぶずぶと +ペニスを飲み込んでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああ……いいわ。いい感じよ? + ほら、自分でも動いてご覧なさい?」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷ、ぷひ、ぷひ……!」 +\endtext + +\text +無理です、というように左右に首を振って +いるオーク兵。敏感な初めてのペニスでは、 +すぐにイってしまいそうなのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そう? それじゃ、こっちも緩めて + あげる……んっっ」 +\endtext + +\text +――これも南方の性技なのか、レベッカは +前後の穴の締め付けを自在に調節することが +できるらしかった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ほら、これでもう大丈夫。 + 動いてご覧なさいな」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷ、ぷひ……? ぷひっっ! + ぷひ……ぷひぃぃっっ!」 +\endtext + +\text +動かしてみて、いける……と思ったのだろう。 +初めての快感に目覚めたように、勇んで +腰を振りはじめる幼いオーク兵。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え? こっちもしっかりやってくれって? + わかってるわ。れろ、れろぉ…… + あ、あん! お尻も!? はううんっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「れろ、ぺろぉ……あ、あ、あんっっ! + 激しい……前も、後ろも……! + お、オチ●チン、おっきくて……ああん!」 +\endtext + +\text +三体の魔物を相手に、肉弾戦を繰り広げる +レベッカの褐色の肢体。 +\endtext + +\text +伴奏の太鼓はまだ鳴り続けており、 +見守っている観客達の興奮を煽り続けている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えっっ? あなたたちも、 + もう我慢できないって……?」 +\endtext + +\text +勃起しきったペニスをふりかざし、 +レベッカへと殺到する魔物達。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわ、きなさい……まだ手が + 二本あるもの。ほら……!」 +\endtext + +\text +そのうちの二体を招き寄せ、突き出された +ペニスを美しい指で包み込む。 +\endtext + +\text +とたんに、苦しげな悲鳴があがる…… +レベッカの指技が、驚くべき快楽を +二体の魔物に送り込んでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、あんっっ……これで五人……! + まだまだたくさんいるわね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいわ、あなた達、そろそろ交代の + 時間よ? ……イかせてあげる」 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶ、ぶひいっっ!?」 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブヒイイイ!!」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷひぷひ! ぷっひぃぃぃ!!」 +\endtext + +\text +レベッカに挿入している三体の魔物、 +そして手でペニスをしごかれている二体が +同時に悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text +微妙な締め付けの変化で快楽を倍増させ、 +さらに動きも速めていくレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「んっっ、くちゅう……れろ、れろぉぉ! + んっ、んっ、ふうんっ……れろおおお!」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷっっ、ぷひぷひ! ぷひひひぃん!」 +\endtext + +\text +若いオークが、ギブギブ、というように +レベッカの身体を叩いているが、 +それでも容赦はしない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ごめんね、後がつかえてるからね。 + でも……一生忘れられないような、 + 最高のアクメを経験させてあげる」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、いきなさい……!!」 +\endtext + +\text +五体の魔物の快楽をコントロールし、 +同時に絶頂へと導いていくレベッカ。 +\endtext + +\text +魔物たちは抵抗すら許されず、 +絶叫をあげ――精を放っていた。 +\endtext + +\text("魔物兵A") +「ぶっっ、ぶっひいぃぃぃんっっ!!」 +\endtext + +\text("魔物兵B") +「ブヒッッ、ブッヒィィィ……ッッ!」 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「ぷひぃぃん! ぷひひぃぃ……んっっ!」 +\endtext + +\text +五体の魔物の、凄まじい量の……明らかに +不自然な量の射精。 +\endtext + +\text +一度の射精で満足できるように、 +レベッカの技で大量の精が抜き取られて +いるのだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あぁ……すごいわ、あなた達。 + さすが身体が大きいだけあるわね…… + はぁぁ……」 +\endtext + +\text +身体の中にも外にも、魔物の精を洪水の +ように浴びながら、うっとりした +表情をみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("魔物兵C") +「…………ぷひっ」 +\endtext + +\text +最後の最後の一滴まで、完全に搾り取られて +脱力した魔物たちが、仲間の手でずるずると +運ばれていく。 +\endtext + +\text +すぐに別の魔物たちがその後に入り、 +レベッカを取り囲んでいた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ。今度はあなたたちね? + いいわよ……おいでなさい」 +\endtext + +\text +――この調子なら、どうやら本当に全員が +お相手をしてもらえる、ということで +落ち着いたのだろう。 +\endtext + +\text +順序よく整然と入れ替わった魔物達が、 +レベッカを相手にペニスを突き出し、 +五つの方向から貫いていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、あ、あ、あんっっ……! + す、すごいわ、今度の子たちも……!」 +\endtext + +\text +五本のペニスを同時に相手にしつつ、 +うっとりと喜びに浸るレベッカ。 +\endtext + +\text +――相手をさせられている魔物たちの方は +それどころではなく、異常な快楽に身悶えし、 +うめき声をあげている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「たくましいオチ●チン……手で触る方が、 + 挿れられるより形を楽しめるのよ。 + ふふ……!」 +\endtext + +\text +なめらかに手首を返しつつ、根元から +先端まで何度も繰り返し撫で上げる。 +\endtext + +\text +二体の魔物がそのたびに背を大きくそらし、 +声にならない絶叫を上げる―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「口でするのも好きよ? 味と、それに + 匂いが加わるの……れろぉぉ! + ぺろ、ぺちょ……くんくん、はぁぁぁん」 +\endtext + +\text +匂いを嗅ぎ、舌を這わせ、唇で何度も +カリ首を刺激する。 +\endtext + +\text +これも激しいフェラチオではないのに、 +されている側はまるで海で溺れているかの +ように両手を彷徨わせ、口をパクパクさせる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お、お尻の子、おっきいわね……! + そ、そんなに奥まで挿れられると、 + なんだか喉がムズムズしてきちゃう……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……すごくいいの。だから、 + これはお礼!」 +\endtext + +\text +きゅっきゅっ、とお臍のあたりをすぼませ、 +腹の何箇所かに力を入れるレベッカ。 +\endtext + +\text +うおおおお、とそれで尻に入れている +魔物が悦びの絶叫をあげる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふっ。気持ちいいでしょう? + 中で何箇所も、ぐりぐり締め付け + られて……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっ! 私も……はあんっ! + き、気持ちよくなってきちゃう……!」 +\endtext + +\text +どこの筋肉に力を入れれば、腸のどこが +締まるのかを知り尽くしている。 +\endtext + +\text +――当然、締め付けている自分の側も +愉しむのが南方流だ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「オマ●コの子、サイズはちょっと + 小さいけど……面白い形してるわ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「先っぽが細くなってて……ふふっ! + まるでブタさんのオチ●チンみたい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それなら……こういうのはどうかしら?」 +\endtext + +\text +ふぅっ……と腰の力を抜くようにする +レベッカ。 +\endtext + +\text +すると、出産の時以外はきつく締まっている +はずの子宮口が緩み、広がって、 +細いペニスの先を飲み込んでいく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふっ! 入ってきた……! + 女の奥に、ここまで挿れるのは + 初めてでしょう……?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「このまま動かすと……ほらっ!」 +\endtext + +\text +膣の締め付けに加えて、上下のたびに +カリ首が狭い子宮口でクリクリと刺激される。 +\endtext + +\text +名状しがたい快感……当然、それを味わう +のはレベッカの側もだった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふっっ! うふふ! うふふふっ……! + 最高、最高よ、あなたたち……! + はっ、あ、あんっっ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、みんなそろそろ限界でしょう? + 出させてあげる……一度でたっぷりと!」 +\endtext + +\text +完全に昔の勘を取り戻したのだろう。 +五体の魔物……その巨大な肉の塊を相手に、 +圧倒しているのはレベッカの側だった。 +\endtext + +\text +取り囲み、犯しているはずの魔物たちが +逆に弄ばれ、そして絞りつくされて +いく―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、いきなさい……! + あっあっ、ふッあぁあぁぁぁ……ンッッ!」 +\endtext + +\text +野性味すら感じさせるレベッカの絶頂の叫び。 +同時に五体の魔物たちが呻き声をあげ、 +涙と共に精液を吐き出していた。 +\endtext + +\text +凄まじい量の精液の奔流――今度もまた、 +全員が一度で全ての精液を放出させられて +いる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああっ! 熱いっっ……! + すごいわよ、みんな……! + はっ、あっっ、はふあぁぁぁぁ……んッ!」 +\endtext + +\text +精液のシャワーの中で、歓喜に打ち震える +レベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふぁぁ……はぁぁ……本当に、最高……! + 私ってば、なんでこれを忘れて + いたのかしら……!」 +\endtext + +\text +もうもうと立つ精液の湯気の中で、 +恍惚とした表情を浮かべるレベッカ。 +\endtext + +\text +その周囲では、絞れるだけ絞りつくされて +屍のようになった魔物たちがズルズルと +仲間に引きずられて退場させられていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「身体もやっと暖まってきた感じ。 + まだまだ、夜はこれからよ……?」 +\endtext + +\text +妖艶な笑みを浮かべ、残りの魔物たちを +見回すレベッカ。たじろいだ人垣が、 +一瞬、思わず後退したのがわかる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、いらっしゃい。次の五人…… + いえ、七人でも八人でも、 + まとめて相手にしてあげるわ……!」 +\endtext + +\text +それでもふらふらと、次の魔物達が +レベッカに吸い寄せられていく。 +\endtext + +\text +――熱く燃え盛ってはいても、 +ここまでレベッカ自身は無駄な力を +殆ど使っていない。 +\endtext + +\text +影が真下にくる南方の国では、 +夜と昼の時間は等しくなるという。 +\endtext + +\text +その長い長い夜を飽かずに愉しむために +考え出され、伝えられてきたのが +南方の性技なのだ。 +\endtext + +\text +それを持たない魔物達など、 +一人で全員を相手にしてもどうという +ことはない―― +\endtext + +\text +再び上がり始めた嬌声と水音から、 +カイムは思わず眼をそむけていた。 +\endtext + +\text +と、そこで相変らず冷たい表情のまま、 +ショーを見守っているリズベルの姿が +眼に入ってくる。 +\endtext + +\text +ふと……そこで、カイムは気づいた +ことがあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ。貴様……さては、 + この事態を予測していたな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカがその性技で、連中の相手を + することになるだろうと……違うか?」 +\endtext + +\text +――どう反応したものかと考えて、 +あえて冷たい表情で押し通すことを +選んだのだろう。 +\endtext + +\text +はい、とリズベルはうなずく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女のショーの性格からして、 + 当然、これ以外の形では収まらない + だろうと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、ここまでの……技の持ち主とは、 + さすがに思っていませんでしたけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「道理で、金の絡む話にしては + あっさりと許可が通ったわけだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……レベッカさんのお陰で、兵士たち + の給料のうち、食事と酒に使う分について + はほとんどを回収できるようになりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、彼ら自身の給料にも反映されて + います……が、彼らは増えた給料を、 + 今度は女に使ってしまいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その分をいくらかでも回収できる + のであれば――」 +\endtext + +\text("カイム") +「今回も、安い買い物だった、 + というわけだな?」 +\endtext + +\text +カイムに対し、無言でうなずいて +みせるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「――結局、金の為というわけか。 + 反吐が出そうだぞ」 +\endtext + +\text +それには、むっとしてリズベルも +反応する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「金は、軍の血液です。……どれだけ鍛え + 上げた肉体も、血液が足りなければ + まともに働きません」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかっている――まったくな」 +\endtext + +\text +皆に守銭奴と思われているリズベルだが、 +実際はそうではない。 +\endtext + +\text +すべては軍の為。そして国の為―― +\endtext + +\text +憎まれ役を買ってくれてもいる。 +――カイムだけは、そのことを理解していて +やらねばならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが覚えておけ。『これ』は駄目だ―― + お前もだぞ、リズベル?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――お前らは全員、俺の、可愛い女なの + だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイムさま……」 +\endtext + +\text +小さくなりつつも、青白い頬を朱の色に +染めているリズベル。 +\endtext + +\text +が、これだけはいっておかねばならない、 +と思ったのだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様は魔王です。やめさせるのは、 + もちろんご自由ですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それは、レベッカさんの + 意思を踏みにじることになると思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも……わかっている。 + まったくな。お前らは……」 +\endtext + +\text +レベッカに、魔王軍の兵達の福祉を +命じたのはカイム自身だった。 +\endtext + +\text +食事を改善し、彼らの腹を満たして +やっても、満たされないものがある―― +\endtext + +\text +それを満たすことが、自分にならできる。 +そう考えての今回のショーなのだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、どちらへ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「やめさせることはしない。 + ……だが、見たくないものを見ないこと + くらいは許されるのだろう?」 +\endtext + +\text +リズベルが、カイムの背に向かい +深く頭を下げる。 +\endtext + +\text +酒場の喧騒を後にするカイム。 +胸に痛みと、苦い思いを抱えつつ―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_14.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_14.txt new file mode 100644 index 0000000..6bfc08b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_14.txt @@ -0,0 +1,2006 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_14") + +\text +コンコンとドアをノックする音。 +\endtext + +\text("カイム") +「あいている。入るがよい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「じゃ、失礼するわね」 +\endtext + +\text +ドアを開けて入ってきたのはレベッカだった。 +魔王の寝室の、豪華な内装をみてヒュウッと +軽く唇を鳴らす。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「たいしたものね。――カイム坊やも、 + 今じゃロイヤル・スイートの住人って + いうわけね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の趣味ではない……俺としてはこんな + ゴテゴテした内装より、趣味の物の + 収納スペースを重視したかったのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「が、それはリズベルに却下されてな。 + 王たる者、こういう部屋に住むのも + 責務のうちなのだそうだ」 +\endtext + +\text +王が粗末な部屋に住んでいたのでは、 +下の者に示しがつかない――今はまだ、 +部下も荒っぽい連中ばかりとはいえ。 +\endtext + +\text +この先、国が形を成してくれば、 +豪華な部屋を与えないと納得しないような +配下も増えてくるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「――あと、坊やはよせ」 +\endtext + +\text +ふふっ、と笑ってみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わかったわ。こういう部屋に住んで、 + 私を『女』として呼びつけることもできる + 相手に、坊やはないわよね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……今日、私を呼んだのはそういう + 意味なんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。……不服なら、やめることも + できるが」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら? 魔王ともあろうものが、 + ずいぶん弱気なのね。私に対しては」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、他の女とは違う。 + この俺が、母のように慕ってきた女だ…… + 昔からな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……母親を部下にする男がどこにいると + いうのだ」 +\endtext + +\text +レベッカは、魔王軍の他の女たちとは +立ち位置が少し違っている。 +\endtext + +\text +心服させ、忠誠を誓わせた部下ではない。 +あくまで自由な立場のまま、 +協力を依頼している相手だ。 +\endtext + +\text +――少なくともカイムの気分としては +そうなっている。 +\endtext + +\text +だからこそ……他の女のように、 +権力に物をいわせて夜の伽に呼び出す +ことは、これまでせずにきたのだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「嬉しいけれど…… + 気がついているかしら?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「厨房の子たちは仕方ないとして。 + この軍の魔物たちのあいだで、 + 私の人気が高まり過ぎているわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それのどこが問題なのだ? + ……そもそも、お前を魔王軍に呼んだのは + そのためだったのだ」 +\endtext + +\text +組織には、愛される者と、憎まれる者とが +必要だろう。――憎まれ役の方は、 +リズベルがよくやってくれている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私があなたの部下であれば問題はない + でしょう。……でも、あなたはそう + 振舞ってはいないもの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……私に忠誠を移した魔物は、あなたを + 軽く見るようになる。今のままだとね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「これは、同じ経営者としての忠告よ。 + 私を部下にして、相応の扱いをなさい。 + 彼らの前で、はっきりと」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あなたにそれができないのなら、 + 私がこの場所を去るしかない。 + ……そう思っていた所だったの」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカ……!」 +\endtext + +\text +激しかけて……ふっ、としかし、 +力なく笑ってみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……権力者の孤独など、物語の陳腐な + 決まり文句だと思っていた」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私もよ……でもね、カイム?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ここへ来てわかったわ。……あなたは、 + 私が思っていたより、ずっといい王様よ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私は、あなたになら仕えて力を貸しても + いいと思っていたの」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……でなきゃ、伽に来いっていわれた + ところで逃げ出しているわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「レベッカ――」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、私にお命じなさい。 + ベッドへ来て、伽をするようにね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……女を配下にする儀式としては、 + なかなか気のきいたものだと思うわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……嫌だ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「忠誠などいらん。――母が子に乳をやる + ように、俺はただ、愛を与えてくれる女が + 欲しかったのだ」 +\endtext + +\text +こうして駄々をこね、甘えていられるのも、 +レベッカが部下ではないからだった。 +\endtext + +\text +それ自体、他の部下に見せられる姿では +ないのだが―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうね。 + ……それじゃ、こうしましょう」 +\endtext + +\text +仕方ないわね……というように、 +優しくため息をついてみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「一度だけ、私が、母親としてあなたの + ことを抱いてあげる」 +\endtext + +\text("カイム") +「な……に……? + い、いいのか……?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ。でも一度だけ、これが最初で最後」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――終われば、あなたと私は王とその + 配下よ。それでもいいのなら」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さあ、おいでなさい、カイム?」 +\endtext + +\text +母が子に対してするように、 +優しく手を広げてカイムのことを +待ち受けるレベッカ。 +\endtext + +\text +その暖かな笑みに吸い込まれる +ように―― +\endtext + +\text("カイム") +「――母さん!」 +\endtext + +\text +そう叫んで、カイムはレベッカの胸の +中へと飛び込んでいく。 +\endtext + +\text +カイムのことを胸に抱きかかえ、 +レベッカはそのまま、後ろ向きに +ベッドへとカイムを迎え入れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、その……なんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「か、母さん……と、 + そう呼んでもよいのか?」 +\endtext + +\text +ためらいがちのカイムのその呼びかけに、 +にっこりと優しい笑みで応えるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なにをいっているの、カイム?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「――息子が。母親のことを、 + そう呼ぶのに何の問題があって?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お……! お、おぉう……!」 +\endtext + +\text +一瞬、感激で声が出なくなるカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どうしたのカイム? ほら、 + 呼んでみなさい。母さんって」 +\endtext + +\text("カイム") +「か……母さん…………ッ!」 +\endtext + +\text +その名を呼びつつ、レベッカの +胸に頬ずりをするように顔をうずめていく。 +\endtext + +\text +記憶などあるはずもないのに、なぜか暖かく、 +懐かしい感触―― +\endtext + +\text +これも覚えているはずなどないのに、 +自然と口が乳首を探り当て、 +それを吸っていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あんっっ! そ、そう、そこよ…… + 吸ってみなさい、ちゅっ、ちゅっ、 + って……あ……!」 +\endtext + +\text +いわれるまでもなかった。 +――記憶など必要ない。 +\endtext + +\text +呼び覚まされた『子』の本能が、 +『母』の本能を刺激すべく、舌を、 +唇を動かしていく。 +\endtext + +\text +柔らかで大きめの乳輪を唇に含み、 +はむはむと揉み、規則正しい刺激を +そこに送り込んでいく―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「ん、んっ……あ、あ、あ…… + そ、そうよ……んっっ、あっ!」 +\endtext + +\text +レベッカが身悶えし、カイムの頭を抱いて +声をあげる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ん、んっっ……ふうッッ……! + そ、そう、こんな感じよ…… + お、思い出してきたわ……あ、あんっ」 +\endtext + +\text +――記憶を呼び覚ますのを助けるように、 +乳首へと軽い吸引を加えていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あっっ! そ、そうよ…… + 昔、私の産んだ息子も、 + こんな風にお乳を吸っていた」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「不思議ね、男って……物心のつく前の + ことなのに、こんなやり方を + ちゃんと覚えているのね……」 +\endtext + +\text +レベッカの手が、カイムの頭を優しく +撫でてくれる。 +\endtext + +\text +カイムは母親を、レベッカは息子の +ことを思い出しつつ、しばし平和な時間が +流れるが―― +\endtext + +\text +やがて物足りなくなり、カイムは乳首への +吸引の度合いを高めていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ! あ、あんっっ! ちょ、 + ちょっとカイム! そんなに強く + 吸ったら……ふぁ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ま、まさか……お、お乳が飲みたいの? + 本当に……? く、ん、んっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「で、でも、それはさすがに無理よ。 + 出ないわ……あ、赤ちゃんを産んだの、 + 何年前のことだと思ってるのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「で、出ないって……い、いってるのに…… + あ、あ、あんっっっ!」 +\endtext + +\text +困惑したレベッカの抗議にも、 +カイムは乳首への吸引をやめない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「んっ、ふっっ……う、あ、あんっっ! + そ、そんなに……乳首ばっかり、ちゅぱ + ちゅぱされていると……は、うっっ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だ、だめよ、カイム……そ、そんなに + されていると、私……い、いえ、 + 母さんおかしくなっちゃうわ。あ、あっ!」 +\endtext + +\text +レベッカの身体が震え、最初の絶頂が +近づいてくるのがわかる。 +\endtext + +\text +カイムは休まず、容赦なく胸を吸い続け、 +レベッカに声を上げさせていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、いっっ! あ、あ、あんっっ…… + ふぁあぁぁぁ……んっっ! + え、えっっ!? なにこれ……あ、あ!」 +\endtext + +\text +びくびくと身を震わせ、最初の絶頂を +迎えるレベッカ。 +\endtext + +\text +そのアクメと同時に湧き上がってきた、 +不思議な……懐かしい感覚に、 +しどけなく口をあけ吐息を漏らす。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……ふ、あぁぁぁ………!」 + は、あ、あぁぁあぁぁ……ッッ!」 +\endtext + +\text +もう一度、ぶるぶると身体を震わせ、 +アクメに耐えるレベッカ。 +\endtext + +\text +同時に、耐えに耐えてきた堰がついに +切れるように――乳首から、ぴゅっぴゅっと +白い液体が噴出してきていた。 +\endtext + +\text +カイムの口の中に、甘く、懐かしい、 +優しい味が広がっていく。 +\endtext + +\text +飲んでいる、という感覚すらなかった。 +文字通りの人肌の、クリームのような、 +かすかな塩味のある甘い液体。 +\endtext + +\text +レベッカの一部であるその液体が、 +ただ自然に、口を通してカイムの身体へと +溶けていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あぁ……カイム、カイム……」 +\endtext + +\text +本当の息子に対してするように、 +カイムの頭を愛おしく抱いて、 +撫でさするレベッカ。 +\endtext + +\text +子に乳を与えるという、『母』の究極の +愛の本能に――その快感に、心まで痺れて +しまっているのがわかる。 +\endtext + +\text +『息子』であるカイムもまた、『母』の +悦びを感じて、心からの満足を味わって +いた。 +\endtext + +\text +幼子となり、再び母の胸の中に抱かれる―― +乳を吸い、愛を注がれる。 +\endtext + +\text +それは男の、密かに望む快楽のひとつ +だろう。 +\endtext + +\text +が、大人の男であるカイムには、 +母に対してもう一つの欲望も芽生えている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え……? あっ、カイム? + な、なにをするの? はぁっ……!」 +\endtext + +\text +これがセックスだということを忘れ、 +本当に母の気分に浸っていたのだろう。 +\endtext + +\text +カイムの指が股間へと伸び、そこで +いやらしい動きをし始めると、レベッカが +慌てたような表情をみせる。 +\endtext + +\text +その貞淑な反応がかえって新鮮で、 +カイムは楽しみつつ、そこを意地悪に +感じさせていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あっ……! だ、だめ……んっっ! + お、お乳を吸いながら、母さんのそこを + そんな風にするなんて……あ、あっ!」 +\endtext + +\text +手は男としてレベッカを弄びつつも、 +口では子供として乳を吸うのをやめない。 +\endtext + +\text +母と女、どっちの役を演じていいのか +わからずに、レベッカが混乱して +いるのが伝わってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(――ほう?) +\endtext + +\text +軽い驚きを覚えるカイム。 +意外な形でだが――あのレベッカを相手に、 +ベッドの上で自分の側が押せている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あんっっ! は、あんっっ! + ゆ、指、激しい……! そ、そんなに + されたら……はっあぁあんっっ!」 +\endtext + +\text +次第に、『母』から『女』の声へと +変化していくレベッカ。 +\endtext + +\text +カイムはそこで思い出させるように、 +音を立ててちゅばちゅばと乳首を吸い、 +母乳を吸いだしてやる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あ……カイム……カイム…… + は、ああっっ!?」 +\endtext + +\text +『母』に引き戻しておいて―― +しかし容赦なく、指で『女』としての +レベッカを刺激してやる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ひゃあんっっ! だ、だめ! + カイムがそんなことをしては…… + ひぁっ!? あ、はっっ、ひ……っ!」 +\endtext + +\text +実際、母乳には栄養があるのだろう。 +……赤ん坊がそれだけで育つのだから +当然ではあるが。 +\endtext + +\text +身体の底からふつふつとエネルギーが +湧き起こり、それが下半身で、 +精へと変換されていくのがわかる。 +\endtext + +\text +レベッカを犯したい――母であり、 +女でもある存在に、精を思いっ切り、 +大量に注ぎこみたい。 +\endtext + +\text +ガチガチにペニスが勃起し、獣欲が体内に +溢れかえってくるのを感じる―― +\endtext + +\text("カイム") +(――が、まずは前戯でレベッカを + 完全に屈服させてからだ) +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、いいいっっ! あ、あ、あっっ! + カイム……ゆ、指が強すぎて……はっっ、 + あ、あんっっ……ひっっ!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だ、だめ……! お、お乳を……んっ! + そ、そんなにちゅうちゅうしながら、 + そんなことを……あ、あ!」 +\endtext + +\text +『母』としての貞淑さを最大限利用して、 +レベッカを一方的に翻弄し、追い詰めていく +カイム。 +\endtext + +\text +そしてさらに、以前のセックスで知った +レベッカのもう一つの弱点……尻の穴へと +カイムは指を伸ばしていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ……!? あ、あっっ! + い、いけないわ、カイム! そ、そんな、 + は、恥ずかしい……ひ、あ、あっっ!?」 +\endtext + +\text +アナルに親指をねじこまれ、グリグリと +そこをほじられて、泣きそうな声をあげる +レベッカ。 +\endtext + +\text +性にオープンな南方人といえども、 +さすがにそこで感じている姿を息子に +見られるのは恥ずかしいのだろう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「くっ、ひぃぃ……だ、だめよこんなの、 + ち、違うの……違うのよ、母さんは、 + こんなの……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text +言い訳を許さず、さらに激しくアナルを +感じさせていくカイム。 +\endtext + +\text +同時に胸を吸い、指を総動員して、 +前の穴とクリトリスにも刺激を与えていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ……はぁぁ……! こ、こんなの、 + こんなの……い、いくらなんでも、 + 無理よ……た、耐えられない……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、ぃぃ……くっっ、はぁぁ! + あ、あ、ぁぁ……ふっ、ひぃぃ……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「く、うんっっ……あ、あ、あ…… + ひ……! ふっ、う、ぅ、ぅ……っ!」 +\endtext + +\text +最後の瞬間、秘所と、クリトリスに同時に +指を深く入れ、中をひねりあげてやって +いた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「くっ、ひぃぃいぃぃぃ……っっ! + はっっ……あ、あ、あ、 + ひっあぁあぁぁぁ…………んッッッ!」 +\endtext + +\text +たまらない表情をして、高い、切ない悲鳴を +漏らし、絶頂の時を迎えるレベッカ。 +\endtext + +\text +ついに、指と口の前戯だけでレベッカを +イカせた――その達成感に、カイムもまた、 +精神的な絶頂を同時に味わっていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっっ、はぁ……はぁ……はぁ…… + あぁ……カイム……み、見ないで……」 +\endtext + +\text +授乳、という行為がレベッカにかけた魔法は、 +まだとけてはいないようだった。 +\endtext + +\text +絶頂し、乳首からは大量の母乳を +垂れ流しているレベッカ。 +\endtext + +\text +『息子』であるカイムに、その姿を見られて +しまったことに――今も見られていることに、 +困惑し、恥じ入ってしまっている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ち、違うの……違うの、これは…… + あ、ぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +(……ほう、これは) +\endtext + +\text +普段のあの女傑っぷりを見慣れているだけに、 +そのしおらしい姿には強烈なギャップを―― +エロさを感じてしまう。 +\endtext + +\text +既に、下半身はギンギンにいきりたって +いる。――カイムの側は精神的にイッただけ +なのだから当然だ。 +\endtext + +\text +自分が上になって、レベッカを組み敷いて、 +泣くまで喘がせてやるという野望は +今なら達成は容易だったが―― +\endtext + +\text("カイム") +(いや、ここは念には念をいれて。 + 互いの役どころをよりはっきりさせて + おくべきであろう) +\endtext + +\text +精神的にでも一度イッたことで、 +カイムの側は気分も落ち着いていた。 +\endtext + +\text +――最初で最後であろう、レベッカとの +母子プレイというこの機会を、 +最大限に愉しむ気になっている。 +\endtext + +\text +過去に幻像石でみた、その手の +作品を思い出して―― +\endtext + +\text("カイム") +「……見損なったよ、母さん」 +\endtext + +\text +グッ……と拳を握り、レベッカから +顔をそむけるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「母さんが……ボクの母さんが、そんな + いやらしい人だったなんて!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あぁっ! ち、違うの! + 違うのよ、カイム!」 +\endtext + +\text +――レベッカの狼狽ぶりは、 +完全に演技だけとも思われない。 +\endtext + +\text +実際に息子を育てたこともあるレベッカで +ある。快楽による夢うつつの中で、記憶と +現実が入り混じってしまっているのか。 +\endtext + +\text("カイム") +「言い訳なんて聞きたくないよ! + ほら……母さん、みてよコレを!」 +\endtext + +\text +恐ろしいほど堅く勃起したペニスを、 +レベッカの眼前へと突きつけていくカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……や、だめ……そ、そんなに + 近づけないで……匂いが……あぁ……」 +\endtext + +\text +むんむんと匂いたつ男のフェロモンに、 +レベッカが『女』の表情になりかける。 +\endtext + +\text +――が、カイムはそれを制するようにいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほら、やっぱり! ……母さんは + いやらしい人なんだ。息子の僕のペニス + をみて、興奮しているんだろ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ち、違う……違うの……あッッ!」 +\endtext + +\text +ツン、とペニスの先端で、レベッカの頬を +突いてやりながらいう。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが違うっていうのさ。そんな + 物欲しげな表情をしておいて。 + ……そうだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ねえ母さん。本当に違うっていうなら…… + 僕のこのペニスで何をされても、 + 感じたりはしないはずだよね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えっっ? なにを……って」 +\endtext + +\text("カイム") +「決まってるだろ! ……耐えてみせてよ、 + 母さん。この僕のに、最後まで!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そ、そんな! む、無理よそんなの、 + そ、そんなに大きいのに……あっっ!」 +\endtext + +\text +レベッカの肩を掴んで引き起こし、 +ベッドへとうつむけに突き飛ばすカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(正常位もいいが、ここは……!) +\endtext + +\text +――これまでのレベッカとのセックスは、 +毎回カイムの側が下になっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(ならば、犬のように這いつくばらせての + プレイこそ、今回はふさわしかろう――!) +\endtext + +\text +レベッカの尻を掴み、カイムはその上に +荒々しくのしかかっていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ああっ! だめよ、カイム! + 母さんに……母さんなのに、こんな…… + は、恥ずかしい格好でなんて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「何をいっても信じられない……! + 母さんはきっと、恥ずかしいっていい + ながら、それを愉しんでるんだろ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ち、違うの。違うのよ、カイム! + あっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、それを証明してみせてよね……!」 +\endtext + +\text +レベッカの秘部にペニスの先端をあてがう +カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「濡れてるじゃないか。それも、こんなに + ぐちょぐちょにして……」 +\endtext + +\text("カイム") +「子供におっぱい吸われて興奮するなんて、 + 母さんが変態である証拠だよ!」 +\endtext + +\text +いいながら、亀頭の先でレベッカの秘部を +ぐちゅぐちゅとこねまわす。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あ……! そ、そんなにされたら、 + いくら母さんだって……あ、あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうしたの、母さん? お尻がヒクついて + いるよ? ……まさか、早く挿れて欲しい + っていうんじゃないよね?」 +\endtext + +\text +その通りだ、ということは知っていて、 +あえて言葉でレベッカを嬲っていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、い……っ……カイム…… + カイム……! あぁ……!」 +\endtext + +\text +挿れてください、と自分からは言い出せない +のをいいことに、レベッカを散々焦らして +苛めるカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひぃ……はぁ……はぁぁ……!」 +\endtext + +\text +――全身を汗に濡らし、必死に耐えている +レベッカのことを見ているうちに、 +しかし興奮して我慢できなくなってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……素敵だよ、可愛いよ、母さん。 + じゃあ……約束だよ? イッたら + 駄目だからね?」 +\endtext + +\text +そういって、制約をかけておいて―― +背後から、ずぶりとレベッカを刺し貫いた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひうっっ! あ、あ、あ……っっ! + ふ、太い……はあっっ!」 +\endtext + +\text +たっぷり焦らされて感度が上がっている +レベッカ。そのレベッカに、カイムはさらに +戒めをかけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「母さん、まさか感じてるんじゃないよね? + 息子のペニスで? ……母さんなのに?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ……! そ、そんなこといっても…… + あ、あっっ! お、オチ●チン、 + 動かしちゃだめぇぇぇ!」 +\endtext + +\text +ずぶっ、ずぶっ……と、長い竿で出し入れを +開始するカイム。 +\endtext + +\text +中は既にドロドロに熟しており、 +その気持ちよさは半端ではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……いやらしいな、母さんのここは。 + 僕のペニスをがっちり咥え込んで + 離そうとしない」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……い、いや……いやぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが嫌なんだ。そら、こんなに + ぎゅうぎゅう締め付けておいて…… + くぅっっ」 +\endtext + +\text +強すぎる快楽に、思わず顔をしかめる +カイム。 +\endtext + +\text +――使い込まれ、出産経験もあるレベッカの +膣が、こんなにもキツいはずはない。 +\endtext + +\text +無意識のうちに南方の性技を使い、 +カイムのペニスに合わせて締め付けを +コントロールしているのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「だめだよ母さん。これは……そうだ」 +\endtext + +\text +レベッカの耳元に口を寄せ、 +囁くカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「知ってるんだ母さん。……母さんはここの + 中の形を、好きなようにコントロール + できるんだよね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「えっ? あ、あ……そ、それは、 + 昔、母からそういう技を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「へえ? お母さんから教わるんだ? + 面白いねそれ」 +\endtext + +\text +南方では男は父親から、女は母親から、 +結婚の前に性技をあらかじめ教わるのだと +いう。 +\endtext + +\text +――乱れているように感じるが、特に二人 +とも初めてだったりすると、初体験などロク +なことにはならないのが相場である。 +\endtext + +\text("カイム") +(それはそれで、習俗としてアリなの + であろうな――) +\endtext + +\text +うなずきつつ、しかしレベッカに +命じるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいよ、じゃあその技を使って、 + 中をいちばんユルい状態にしてよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え……? 逆ではなくて?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう。できるんだろ? 母さんだけが + 一方的にキモチよくて、僕はそれほどでも + ない……中をそういう形にするんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それでもイカずに耐えられたなら、 + 僕は母さんのことを認めてあげるよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……! そ、そんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「聴こえなかったの? さあ! + やるんだ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……こ、こう……?」 +\endtext + +\text +困ったような顔をしつつ、 +んっ……と腹の力を抜いてみせる +レベッカ。 +\endtext + +\text +それで本当に、レベッカの膣がフッと緩み、 +中での滑りが格段に良くなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「うわ……ユルユルだ。ふふ! + やっぱり、母さんのここは本来は + こんな風なんだね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ……! い、いわないで…… + あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……でもその分、こっちは母さんのことを + 思う存分攻めることができるよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、いいいっっ! あ、あ、あぁぁっ!」 +\endtext + +\text +ペニスの快楽に余裕が生まれたのを +いいことに、パンパンと音を立てて腰を振り、 +レベッカを激しく責め立てていくカイム。 +\endtext + +\text +――レベッカが言うことに正直に従っている +とすれば、レベッカの側は逆に前よりも +快楽が増しているはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだい、母さん……ボクのものは? + 気持ちよくて、たまらないんだろう?  + ほら、ほらぁ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はっ、ひぃぃぃっ! だ、だめよ、 + カイム! そんなに強くしたら…… + ああ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だめ……こんなの、もたないっっ! + くっっ、ひっっ、あぁっっっ!」 +\endtext + +\text +涎を垂らし、泣きそうな表情をして、 +必死に快楽に耐えているレベッカ。 +\endtext + +\text +あのレベッカを、ここまでペニスの力で +支配下に置き、涙を流させている―― +その征服感にゾクゾクと震えるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(とはいえ、こっちももう、 + あまり長くはもたないか……!) +\endtext + +\text +今日はカイムの側はまだ一度もイっていない。 +落ち着いてレベッカを犯すために、 +一度出しておくのもアリかも知れない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……母さん。僕はこれから、 + 母さんの中に出すよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えっっ!? だ、だめよカイム! + か、母さんの中に出すなんて…… + ひっっ!」 +\endtext + +\text +尻肉をグッと掴み、腰の運動を一段激しく +していくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「見たいんだ。確かめたいんだよ。 + 子宮に精液を出されても、母さんが + 耐えられるのかどうか――!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「くっ、ひぃぃぃっ! あっっ! + あっ、あっ、あああっっ! む、無理よ! + オチ●チン、激しいっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理なことなんてあるものか! + お母さんが、本当に僕を愛しているなら、 + 耐えられるよね……?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そ、そんな……無理よ…… + こんなの無理! あ、あ、あっっ! + ひっっ、あぁぁぁ……っっ!」 +\endtext + +\text +情け容赦なく、どんな女も耐えられる筈の +ないレベルで、激しくレベッカを掻き回し、 +突き上げ、犯していくカイム。 +\endtext + +\text +レベッカの全身の肌が真っ赤になり、 +ぶるぶると震え、限界をとっくに通り越して +いるのがありありと伝わってくる―― +\endtext + +\text("カイム") +「よし、いくよ、母さん! + この状態で耐えられるのかどうか――!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああっっ! 無理よ! 無理よこんなの! + ひ……あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっっ、うぉぉぉぉ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「くっっ……ひ……! + あ、あ、ひっあぁぁぁ………!」 +\endtext + +\text +そして射精――ペニスの先で何度も熱い +波濤が弾け、精液の波で、レベッカの子宮を +繰り返し叩き、押し流していく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はああっっ! くっひあぁあぁぁ…… + あぁあぁ…………んッッッ!」 +\endtext + +\text +汗まみれの背を折れそうなほど反らし、 +ついにレベッカは、哀しい絶頂の叫びを +あげていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっ、いんっっ……はぁ……はぁ…… + はぁぁ……んっっ……」 +\endtext + +\text +激しく息をしながら、いまだ余韻で +ヒクヒクと尻を震わせているレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……はぁ、はぁ…… + す、すごかった、けど……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「イッたね、今? そうなんだろう、 + 母さん? 息子の僕に犯されて、 + 気持ちよくて、たまんなくなって!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ……あ、あ……ごめんなさい、 + カイム。で、でも無理よ。 + こ、こんなに激しくされて……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「な、中に、こんなに熱いのを出されて…… + か、母さんでなくても、誰でも耐えられ + ないわ、こんなの」 +\endtext + +\text("カイム") +「黙れ! 言い訳なんて + 聞きたくないっていっただろう!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいよ、じゃあもう一度だけ、 + 母さんにチャンスをあげるよ」 +\endtext + +\text +――完全に役にハマり切っている +レベッカのことが可愛くて、再びペニスが +パンパンに膨らんできている。 +\endtext + +\text("カイム") +「今度こそ、最後まで僕のに耐えてみせてよ。 + 不潔で嫌らしい雌犬じゃないってこと、 + 証明してみせてよ――いくよ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あっっ! ひっっ、いぃいんっっ……!」 +\endtext + +\text +今度は最初から、愛液が飛び散るほど激しく +腰を叩きつけていくカイム。 +\endtext + +\text +一度イッたことで、カイムの側には +かなりの余裕が生まれている。 +\endtext + +\text +対するレベッカの方は、二度の絶頂の余韻で、 +さらに快感が増している―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひゃう! はっっ、はううんっっ! + さ、最初から、オチ●チン、じんじんして、 + そ、それでずんずんされて……あ、あ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「きっ、ひっっ……! こ、こんなの、 + こんなの……あ、あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だめだよ、母さん! 息子の僕ので + 二度もイクなんて、母さんには許されない。 + そうだろ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ……で、でも……でも……! + はっっ、あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「む、無理よ、こんなの……い、いくら + 母さんでも、おかしくなってしまう…… + あ、あッッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……! やっぱり、母さんは + どうしようもない変態だったんだね」 +\endtext + +\text("カイム") +「息子のペニスで犯されて、こんなに…… + くっっ、興奮して、ここからいやらしい + 音を立てて……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ああ! いわないで、カイム! + 許して……母さんを……あ、ひっっ! + はぁぁっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいよ。 + じゃあ、許して欲しかったら + こういいなよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「――母さんは、変態なんだって」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えっっ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いうんだ。母さんは、息子のペニスで + 犯されて、よだれを垂らしてよがり狂う + 変態ですって……さあ!」 +\endtext + +\text +自然なプライドの持ち主であるレベッカが、 +普段は受け入れるはずがないプレイだった。 +\endtext + +\text +――が、『母』として罪悪感に満ちている +今は、素直にその指示に従う。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あぁ……カイム! 母さんを、 + 母さんを、許して……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「母さんは……母さんなのに……あっっ! + カイムのオチ●チン、気持ちいいの……! + はっ、あぁあんっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「息子のおっきいので、オマ●コ、 + じゅぽじゅぽされて、感じちゃってるの! + はっ、あ、あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「く……見損なったよ、母さん! + えいっ、えいっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……じゃあ、もうひとつ答えてよ母さん。 + この僕のと、父さんのと、気持ちが + いいのはどっち?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「え、えっっ!? そ、それは…… + あ、ああっっ!」 +\endtext + +\text +さすがに言いよどむレベッカの膣を、 +ガンガンと容赦なく責め立てていくカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、いいなよ! この僕のと、 + 僕の父さんのと、母さんはどっちが + 気持ちいいのか!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……ッッ! い、いえない! + いえないわ、そんなのは……あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう? なら答えは、そのいやらしい + 身体に聞いてあげるよ……!」 +\endtext + +\text +いいながらガッチリと尻を抱え込み、 +硬いペニスで柔らかなレベッカの内部を +えぐり返していくカイム。 +\endtext + +\text +――レベッカは指示に従って締め付けを +緩めたままにしており、カイムは好き放題に +レベッカを苛め抜くことができる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっ、いっっ! あ、あんっっ! + つ、強すぎる……はっ、あ、 + あぁあんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、もういちど聞くよ、母さん? + 僕のと、父さんのと、母さんが気持ち + いいと思うのはどっち……?」 +\endtext + +\text +ぐい……っと深くペニスを突きいれ、 +その位置で何度も細かく奥を責めつつ、 +カイムは尋ねる。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、いぃぃぃぃ……っっ! + い、いう! いうから……あ、あっっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「カイムのがいい……カイムのオチ●チン、 + あ、熱くて、大きくて、私にぴったりで! + あ、あ、あ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お、お父さんのより、いいの……! + あ、あっ! ゆ、許して、あなた……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふっ、ふふふ……!」 +\endtext + +\text +湧き上がってくる妙な愉悦に、 +思わず肩を揺すって笑うカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ははははっっ! いいよ、許してあげるよ、 + 母さん……! だけど今日から、母さんは + この僕のものだ。父さんじゃなくて!」 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま中で出して、母さんを妊娠させて + あげるよ……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええっっ!? だ、だめよカイム、 + 母さんに、それだけは……あ、あ、 + あんっっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら……もうイッていいんだよ母さん。 + イキながら出されると、妊娠しやすいって + いうからね!」 +\endtext + +\text +――当然、そういわれればこれまで以上に、 +レベッカはイクのをこらえるしかない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひぃっっ! は、あんっっ!  + あんっっ、あん、あんっっ……! + く……で、でも……ああ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「耐えるね、母さん。 + それなら……こうだ!」 +\endtext + +\text +ぐりっ、とレベッカの後ろの穴へ、 +親指をねじこんでいくカイム。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あううっっ! カイム、 + そ、そこは……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「知ってるよ母さん、ここが弱いんだろ? + ほら、ほら……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひ、ぃぃぃ! だ、だめ! + そ、そんなに広げちゃ……あ、あ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしいよ母さん、息子の僕に尻穴を + ほじられて、気持ち良さそうに + 涙まで流して……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ち、違うの……違うの……ひぃっっ! + あ、あ、あぁあぁぁ……!」 +\endtext + +\text +涙を流し、首を振って否定しつつも、 +みるみる膣は潤い、熱くなり、 +レベッカの興奮は増していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「く……こっちも、そろそろだ! + 出すよ、母さん。母さんも…… + いっしょにイって!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああ……だめ、だめ……ひっっ!? + は、あ、あ、あぁあっっ!!」 +\endtext + +\text +グイ……と二本目の指を尻穴にねじこむ +カイム。同時に最後のストッパーを外し、 +絶頂めがけて腰を振りたてていく。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ、あうぅっっ! はっひっっ、 + くっ、ひっっ……! あ、あ、あ、 + はぁぁぁぁ……っっ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「も、もうだめ、カイム……! + 母さん……母さん……! あッッ! + あ、あ、あ、あっあぁあぁぁ――ッッ!!」 +\endtext + +\text +のけぞり、褐色の肌から汗の珠を散らして、 +絶頂を迎えるレベッカ。 +\endtext + +\text +カイムもまた、練りに練り上げた性の滾りを、 +レベッカの子宮めがけて炸裂させていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞ! 妊娠しろ、母さん――!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぉぉぉぉ………ッッ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ああああっっ! 母さんの、 + 母さんの子宮に、カイムのが……! + あ、溢れて、膨らんで……はぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、あ、あ……あっあぁぁ――ッッ!」 +\endtext + +\text +もう一度身を震わせて――レベッカは、 +カイムの精を最も深いところへと注がれて +しまっていた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ひっっ、はぁ……はぁ……はぁぁ……」 +\endtext + +\text +母の役を演じたままボロボロになり、 +涙を流して、息を整えているレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅぅ……! 可愛かったよ、母さん」 +\endtext + +\text("カイム") +「これだけ出せば……きっと、母さんは、 + 僕の子供を妊娠しているよね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あ、ぁぁ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「嘆くことなんてないんだよ。母さんも、 + 生まれてくる子も、僕がきちんと養って + あげる……父さんに代わってね」 +\endtext + +\text +レベッカの髪を撫で、カイムは優しく笑い、 +そしてほくそえむのだった―― +\endtext + +\text +ふうっ……と梳き上げた髪を振って、 +ため息をついてみせるレベッカ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……なにか想像していたのと違ったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう。そうか?」 +\endtext + +\text +カイムの側も既に身を清め、 +衣服を整えている。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうよ。もっとこう……想い出に残る + みたいな、素敵な一夜にしてあげる + つもりだったのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、ことわざにもいうだろう。 + 『気持ちよければすべてよし』」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「『終わりよければ』、でしょ? + ……まあいいけど、本当に気持ちは + よかったし」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それに、たまには悪くないわね。 + ああいう、弱みをさらけだした + プレイっていうのも」 +\endtext + +\text +――普段は気丈なレベッカだけに、 +たまにはそうでない自分を演じるのも +息抜きになるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、今度またやるか? + 実際気持ちがよかったしな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それは駄目。 + 一度きりという約束だからね」 +\endtext + +\text +ち……と舌打ちするカイム。 +レベッカは、そんなカイムを見て微笑み、 +そしていう。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「さて、これで私は正式に、魔王軍の + 一員に……カイムの部下になったわけね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + ……ああ、そういうことになる」 +\endtext + +\text("カイム") +「この先、俺がお前にいうことは『お願い』 + ではない。『命令』だ……拒否することは + 決して許されん」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「わかったわ。それじゃ、最初の命令を + ちょうだい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そのために今夜、私をここに + 呼びつけたのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――そうだ」 +\endtext + +\text +レベッカに見つめられ、暗い表情をして +うなずいてみせるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「……このあいだの、酒場でのショーをみた。 + お前が、軍の為にあれをやってくれたのは + わかっている。が――」 +\endtext + +\text("カイム") +「やめろ。……というか、ああいうのは + 駄目だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はもう俺のものだ……他の男と寝る + のは見たくない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……俺が見ていないところでも、 + 他の男と寝るのは許さん」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それが最初の命令?」 +\endtext + +\text +重々しくうなずいてみせるカイム。 +\endtext + +\text +根っからの自由人であるレベッカだけに、 +どういう反応をみせるか――と思ったが。 +\endtext + +\text +眼を閉じ、どこか懐かしそうに、 +ふふ……とレベッカは微笑んでいた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「他の男と寝るな、か……あの人と + まるで同じことをいうのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「……不服か?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいえ。……誰にも頼らず、自分で商売を + 切り回して。自立した自由な女というのも + 悪くなかったけれど」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「飽きていたし、そういうのに疲れていたの + かもしれないわね――」 +\endtext + +\text +思い出したのは、リズベルのことか。 +それとも、遠い過去の男のことなのか―― +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、悪くないわ。こうして男に縛られて。 + そのかわり、男に頼ることができるのも」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私はここでの生活を愉しめると思う。 + あらためてよろしくね、カイム」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それとも……カイム様、と呼んだ方が + いいのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いままでどおりカイムでいい。が……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どうしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや。なんでも愉しめるのだな、 + と思ってな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それが南方人というものよ。 + ちがって?」 +\endtext + +\text +そういってカイムにしなだれかかり、 +首に腕を回してくるレベッカ。 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おい、レベッカ? + いましたばっかりだろうが!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「他の男と寝るなと命じたのはカイム + でしょう? ……それなら、今夜は + まだまだしたりないわ」 +\endtext + +\text +フェロモンを放ちまくるレベッカに、 +再びベッドへと押し倒されつつ―― +\endtext + +\text +自分でああ命じた以上、頑張るしかないな、 +と誓うカイムだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_99.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_99.txt new file mode 100644 index 0000000..d8b5836 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/レベッカ_99.txt @@ -0,0 +1,34 @@ +\setgamedatatitle("レベッカ_99") + +\text("レベッカ") +「お待たせ、カイム」 +\endtext + +\text +仕事を終えたレベッカは、回りに誰も +いないのを確認するとカイムの腕に +抱きついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「何、構わんさ。むしろ焦らされた分だけ、 + 滾ってきているからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、そうなの? + すごく楽しみだわ♪」 +\endtext + +\text +そして、レベッカとカイムは、 +カイムの寝室に歩いて行った。 +\endtext + +\text +こうして、二人の夜は更けていくのだった。 +\endtext + +\dlg("   レベッカの攻撃力が1%上昇しました。 (最大20%)") + +\dlg("レベッカの攻撃力はこれ以上上昇できません。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/会話イベント.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/会話イベント.txt new file mode 100644 index 0000000..e460293 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/会話イベント.txt @@ -0,0 +1,6068 @@ +\setgamedatatitle("会話イベント_1") + +\text +エルはティーリアの部屋で、 +紅茶を飲みながらくつろいでいた。 +\endtext + +\text +そして、ティーリアは +何度目かのため息を吐く。 +\endtext + +\text("エル") +「また悩み事ですか?」 +\endtext + +\text +いい加減気になって仕方がなかったエルは、 +ティーリアに尋ねる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? ええ…… + 大したことじゃないのですけど……」 +\endtext + +\text("エル") +「だったら、私に相談してくださいよ! + 力になりますから!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そう……じゃあ……」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはい♪」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「実はね、カイム様と二人でのエッチに、 + もっと刺激が欲しくなったの」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「で、一緒にエッチしてくれる人を + 探してたのだけど……」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だからね……」 +\endtext + +\text("エル") +「す、すいません!  + 用事を思い出しました!!」 +\endtext + +\text("エル") +「だから、し、失礼します~!!」 +\endtext + +\text +エルは話が進む前に席を立ちあがり、 +部屋から慌てて飛び出した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……逃げなくてもいいのに」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……ふふ、エルを誘うのも悪くなさそうね。 + これはカイム様に相談してみないと♪」 +\endtext + +\text +これからのことを妄想しながら、 +ティーリアは紅茶を楽しむのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_2") + +\text("サファイア") +「あそこにいるのって……」 +\endtext + +\text +サファイアの視線の先には、 +不機嫌そうに歩くアグリの後ろ姿があった。 +\endtext + +\text("サファイア") +(アグリって、確か…… + ボク相手なら、どんな反応するのかな?) +\endtext + +\text +好奇心がむくむく湧いてきたサファイアは、 +アグリに声を掛ける。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ね、ちょっといい?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ん? ああ、サファイアか。 + 何か用か?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「アグリってさ、女嫌いなんでしょ? + だったら、ボクはどうなの?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「別に女嫌いって訳じゃねえっての。 + しかし、お前が男、なぁ……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ、もしかして疑ってる? + なんだったら、ここで証明しても + いいけど」 +\endtext + +\text +と言いながら、スカートの裾を指で摘んで +みせるサファイア。 +\endtext + +\text +すると、アグリは慌てて顔をそむけた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちょ、やめろっての。 + そういうのは、旦那の前でしてやんな」 +\endtext + +\text +そう言い残して、アグリはそそくさと +立ち去る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なーんだ、つまんないの。 + じゃ、アグリの言うとおり、カイムの + ところに遊びにいくかな」 +\endtext + +\text +そして、サファイアはフィオと軽口を交わし +ながら、カイムの寝室へと向かうのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_3") + +\text("アグリ") +「痛ててて……」 +\endtext + +\text +前回の戦闘で負傷した箇所を庇いながら、 +通路を歩いていたアグリ。 +\endtext + +\text +すると、そこにモルテが +進路を遮るように現れた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……何故、ここにいるのじゃ……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あんたこそ、 + こんなところでどうしたんだ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「…………」 +\endtext + +\text +そういってモルテは、アグリの体を +下から上までじっくりと眺める。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死にそう……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「はっ、残念ながら俺は簡単には死なねぇよ。 + この通り、ピンピンしてるぜ!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……だが……このままなら、 + 確実に死ぬぞ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「は? + 何の根拠があってそんなこと言ってんだ?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死相が、くっきり出てる……から……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……でも、死んでくれても、いいぞ…… + きっと、いい死体になる……」 +\endtext + +\text +そう言い残してモルテは、 +キセルを吹かしながら去っていった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ティーリアに診てもらうとするか」 +\endtext + +\text +残されたアグリは寒気を覚えながら、 +救護室に足を向けるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_4") + +\text("オルフィス") +「今帰ったよ」 +\endtext + +\text +出撃を終えたオルフィスが部屋に戻ると、 +マルトが元気よく出迎えてくれた。 +\endtext + +\text("マルト") +「おかえりなさーい!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ただいまマルト。 + いい子にしてたかい?」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あら、あんたもいつもマルトの面倒を + 見てくれてありがとうね」 +\endtext + +\text +マルトの頭を撫でながら、玩具を片付けて +立ち去ろうとしているアグリに声をかける。 +\endtext + +\text("アグリ") +「別に気にしなくてもいいぜ。 + 俺が好きでやってることだからな」 +\endtext + +\text("マルト") +「おじちゃんってすごいんだよ~♪」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だから、おじちゃんはやめろっての」 +\endtext + +\text +マルトと言い合うアグリの姿を見て、 +オルフィスは自然と笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんたってさ、もしかしたら戦よりも + こっちのほうが向いてるのかもね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いやいや、んな訳ねーっての。 + じゃあまたな、マルト」 +\endtext + +\text +アグリはそういって苦笑を浮かべながら +部屋を出ていった。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふ、そういう割には、いつもマルトの + 面倒をしっかり見てくれてるんだけどね」 +\endtext + +\text +オルフィスはつぶやきながら、夕飯の献立を +考え始めるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_5") + +\text +ベアトリスが執務室に立ち寄ると、いつも +通りにリズベルが仕事中だった。 +\endtext + +\text +何をするでもなく、適当に本のページを +めくっていると、リズベルの方から声を +かけてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの、ベアトリスさん。 + 少々お聞きしたいことがあるんですけど、 + いいですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん? 別にいいわよ、何でも聞いて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今のカイム様はああいった方ですけど…… + 昔のカイム様って、どんな感じの子供 + だったんですか?」 +\endtext + +\text +ベアトリスだけが知っている、昔のカイムの +姿。 +\endtext + +\text +それにリズベルが興味を抱いていることに、 +少し自尊心をくすぐられながら、ベアトリス +は過去の記憶を探る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「子供のころのカイムか。 + そうねぇ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスはうなりながら、頭の中で +昔のカイムと今のカイムを比べてみる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う~ん……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ゴクリ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうね。 + いろんな意味で、今と変わりないわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、昔からあんな風に、その…… + エッチだった、ってことですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうそう。 + いつも年上の女の人の尻ばっかり + 追いかけてたっけ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「昔も今も、こんなに美人の姉が + すぐそばにいるのに、失礼な話だと + 思わない?」 +\endtext + +\text +そこで、リズベルはベアトリスから酒の匂い +がすることに気づく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はあ……」 +\endtext + +\text +これは藪蛇でしたね、と後悔しながら、 +リズベルはその後数時間に渡りベアトリスの +愚痴に付き合う羽目になった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_6") + +\text +ティーリアが迷宮を歩いていると、 +可憐なドレス姿の少女……いや、少年の +後ろ姿を見かけた。 +\endtext + +\text +サファイアのことを男だと聞かされていた +ティーリア。 +\endtext + +\text +だが、こうして見ていても、どうしても +信じられない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、サファイアさん? + 少しよろしいですか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん? なに?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「その……サファイアさんが男性というのは + 本当ですか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「男? ボクが? + 違うよ! + ボクをそんなものと一緒にしないで」 +\endtext + +\text +その言葉を聞いて、ティーリアはほっとした +様子で笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そうですよね、こんなに綺麗な人が + 男性なはずはないですわよね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうそう♪ + ボクは男じゃなくて、男の娘なんだから。 + そこのところ、間違えないでね♪」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え? それって――」 +\endtext + +\text +どういう意味ですか、と聞こうにも、 +サファイアはすでに立ち去っていた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_7") + +\text("レベッカ") +「あら、こんにちは、 + マーガレッタちゃん」 +\endtext + +\text +食事を終えて自室に帰ろうとしていると、 +レベッカと鉢合わせした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、レベッカか。 + 荒っぽい連中相手でいつも大変じゃろう?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いえいえ。 + あ、そちらのかたも、お勤めご苦労様です」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……うん?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それじゃあね♪」 +\endtext + +\text +マーガレッタは完全に姿と気配を消している +はずの、爺の方に視線をやる。 +\endtext + +\text +すると、そこから爺が申し訳なさそうに +コクリ、と頷く気配がした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「むう…… + まさか爺の姿を見ることができる者 + がいようとはな」 +\endtext + +\text +純粋に驚きの表情を浮かべて、 +マーガレッタは呟いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_8") + +\text +ティーリアはジェシカを誘い、 +部屋でお茶を楽しんでいた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こうしてじっくり話すのは初めてですね + ジェシカさん」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ええ、そうですね。私もあなたとは + 1度じっくり話してみたかったの、 + ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「まあ、そうでしたのね。でしたら、 + もっと早く話しかければよかったです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……そうですね、今まで話せなかった分、 + 今日はたくさん話しましょう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……でも、私はジェシカさんみたいに + 自慢することなんて……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら? + 謙遜はよくないですよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「先日はカイム様との行為の映像を、 + 大衆の前で公開したんですってね?」 +\endtext + +\text +ジェシカが笑いながら言ったことに、 +ティーリアは恥ずかしそうに頬を赤く染める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そういうジェシカさんも、 + 大勢の殿方と……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふふ、ティーリア様も + きっと気に入りますよ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……ど、どんな感じなんですか? + 大勢の殿方に犯されるのって……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「とても刺激的ですよ…… + 一度経験したら病み付きになるほどに♪」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……私にはあなたのようになれる自信が + ありません」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「大丈夫ですよ、ティーリア様だったら。 + 何でしたら、私が色々教えてさしあげます + よ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「まぁ……! それは素敵な提案ですね。 + ぜひともお願いします」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふふ、ティーリア様なら + そういってくれると思ってました♪」 +\endtext + +\text +こうして、ジェシカとティーリアは、 +ディープでアブノーマルなエッチの話題に +花を咲かせるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_9") + +\text("アグリ") +「痛つつ……またやっちまったぜ」 +\endtext + +\text +アグリは先の戦闘で負傷した箇所を +さすりながら、通路を歩いていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ん、なんだ?」 +\endtext + +\text +アグリは通路の先で楽しそうに話している +ゴブリンたちの姿を捉えた。 +\endtext + +\text +いつもなら素通りするのだが、 +どうにも気になったアグリは +気づかれないように聞き耳を立てた。 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「――今のアグリ隊長なら + 余裕で勝てる気がするぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「おう! すげえ自信だな」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「当たり前じゃねえか、 + 俺は前線にいたけど無傷だぜ」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「なのにあのアグリ隊長は、 + いやアグリは一太刀浴びてたしな」 +\endtext + +\text +そう言って腹を抱えながら笑うゴブリン。 +\endtext + +\text +相手をしていたゴブリンも笑おうとしたが、 +近づいていくるアグリを見つけて凍りついた。 +\endtext + +\text("ゴブリンB") +「お、おい、そろそろ……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「あっ? せっかく乗ってきたとろだろ? + このことがバレて突っかかってきても + 返り討ちにしてやるよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ほう、言ってくれるじゃねえか……」 +\endtext + +\text("ゴブリンA") +「え?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「じゃあ、せっかくだから模擬戦に + 付き合ってくれや、俺より強いんだろ?」 +\endtext + +\text +生意気なことを言っていたゴブリンを、 +アグリは有無を言わさず模擬戦場まで +引きずっていった。 +\endtext + +\text +アグリが模擬戦場を去った後には、 +ボロボロになったゴブリンが倒れていたの +だった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_10") + +\text +リズベルは執務室で仕事をしていたが、 +なかなか集中できなかった。 +\endtext + +\text +その最たる原因は、 +じっと視線を向けてくるエルの存在だ。 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あの、何か御用ですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あー、私のことは気にしなくていいです。 + 仕事続けちゃってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「むぅ……」 +\endtext + +\text +リズベルは言い返す気にもなれず、 +無理矢理手を動かしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……どこを見てるんでしょうか?) +\endtext + +\text +視線がどうしても気になったリズベルは、 +エルが何を見ているのかその視線を追った。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……私の、胸?) +\endtext + +\text +そして、エルはリズベルから視線を外して、 +自分の胸を見て勝ち誇ったように笑う。 +\endtext + +\text("エル") +「……ふふ♪ それじゃあ + お邪魔しました♪」 +\endtext + +\text +そう言ってエルは執務室から出て行った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ま、待ってください!! + 勝手に勝った気分になっても、 + 私は納得しませんよ!!」 +\endtext + +\text +リズベルは慌てて立ち上がり、 +エルの後を追いかけたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_11") + +\text +ティーリアはオルフィスに頼まれて、 +マルトと一緒に遊んでいた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうぞ、開いてますよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうかい。 + じゃ、遠慮なくお邪魔するよ」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママだ!!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ただいま、マルト。 + ちゃんといい子にしてたかい?」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね、ちょっとやんちゃでしたけど、 + 男の子なら元気なのはいいことです」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そういってもらえると助かるよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「この子は元気が有り余ってるみたいだから、 + 迷惑かけてないか心配だったんだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふふ、そんなことありませんよ。 + またいつでも来てください」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ありがとう、助かるよ。 + それじゃあ、戻ろうかマルト? + ちゃんとお礼をいいな」 +\endtext + +\text("マルト") +「は~い!」 +\endtext + +\text +元気よく返事をしたマルトは、 +満面の笑みで一言。 +\endtext + +\text("マルト") +「ありがとう、おばちゃん! またね!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お、おばちゃん……!?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あ、あはははは……そ、それじゃあ、 + 私たちはこれで……」 +\endtext + +\text +オルフィスは苦笑いを浮かべながら、 +マルトをつれて逃げるように部屋を +後にした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……そんなに老けて見えるのかしら……」 +\endtext + +\text +ティーリアの悲しそうな呟きが、 +静かな部屋に響いた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_12") + +\text +小腹が空いたティーリアは、 +いい匂いに誘われて酒場にやってきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、ティーリアさんがここに来るなんて + 珍しいわね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……ええ、あまりにも美味しそうな + 匂いがしたものですから、少しお腹が + 空いてしまって」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あらあら、それは大変ね。 + 少し待っててね、すぐ持ってくるわ」 +\endtext + +\text +レベッカはそう言って、 +カウンターの奥へと消える。 +\endtext + +\text +しばらくしてレベッカは、湯気をたてた +熱々のスープと共に戻ってきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「おまたせ、 + 身体があったまる、特製スープよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ありがとうございます。 + ああ、いい匂い……早速いただきますね」 +\endtext + +\text +そういってティーリアは、 +スープを口に運んだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……おいしい……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、ティーリアさんにそういって + もらえるなんて光栄だね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふう……こんな美味しい料理が + 食べられるなら、毎日ここに来たいもの + ですね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ええ、いつでも来て。 + 美味しい料理を出せるように + しとくから♪」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「じゃあ、お言葉に甘えて……明日も + このスープ、頂きにきますね」 +\endtext + +\text +ティーリアは微笑みながら、 +スープを味わうのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_13") + +\text("ティーリア") +「お邪魔しますよ、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「ティ、ティーリア様!! + な、何でここに!?」 +\endtext + +\text +ティーリアの訪問に驚いたエルは、 +慌てて何かを隠した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、いつもエルの方が来てくれるので、 + たまには私の方から遊びにいこうかと + 思って」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それよりエル、 + 今、何を隠したんですか?」 +\endtext + +\text +ティーリアのその言葉に、 +エルの体がビクンと跳ねる。 +\endtext + +\text("エル") +「な、何も隠してませんよ!! + きっと錯覚ですよ、錯覚!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……本当のことを教えてくれないのね」 +\endtext + +\text +そう言って、残念そうな表情を浮かべる +ティーリア。 +\endtext + +\text +その顔は、エルも以前にいつも見ていたもの +だ……ルドールに全てを委ね、何もかもを +諦めたような、その表情。 +\endtext + +\text("エル") +「わ、分かりましたっ! 言いますから、 + そんな顔しないでください!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「本当ですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……コレなんですけど、 + カイムさまから借りてきた幻像石です」 +\endtext + +\text +カイムの幻像石と聞いたティーリアは、 +大体どんな内容かを察してうっすらと頬を +赤らめる。 +\endtext + +\text("エル") +「じゃ、どうせなんで、ティーリア様も + 一緒に見ませんか?」 +\endtext + +\text +ティーリアはしばらく躊躇したものの、 +コクリと頷く。 +\endtext + +\text +こうして、エルの部屋で幻像石の鑑賞会が +始まったのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_14") + +\text +マーガレッタが通路を歩いていると、 +背後からティーリアに呼び止められた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「マーガレッタさん、 + ちょっとお待ちください」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん? + ああ、ティーリアか。 + 何か急ぎの用でもあるのか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、急ぎ、ではないのですけど、 + どうしてもお礼が言いたくて」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「礼じゃと? 礼を言われるような + ことをした憶えはないんじゃが……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、以前にマーガレッタさんから + アドバイスをいただいたおかげで、 + 私の悩みが解消しましたから」 +\endtext + +\text +その言葉にマーガレッタは、 +自分が何を言ったか思い出そうとして、 +記憶を掘り返す。 +\endtext + +\text +そして、1つだけ該当する記憶を見つけて、 +頬を引きつらせる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……幻像石を見てみろ、 + といったアレか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい、そうです♪ あのおかげで、 + カイム様にいろいろしていただきました + から♪」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そ、そうか……。 + それはよかったのう……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい、本当にありがとうございました。 + それでは、私はこれで失礼しますね」 +\endtext + +\text +そういって頭を下げると、ティーリアは +通路の奥に消えていった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……うーむ。 + これは、責任を感じてしまうのう」 +\endtext + +\text +ティーリアがカイムとどのような行為に +及んでいるかは、エルから色々と聞かされて +いた。 +\endtext + +\text +そして、そうなるきっかけとなったのは +自分のアドバイスかもしれないのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だがまあ、当のティーリアが幸せそうで + 何よりじゃな」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそれ以上深く考えないように +しながら、部屋に戻るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_15") + +\text +サファイアが化粧品を物色していると、 +背後からエルに話しかけられた。 +\endtext + +\text("エル") +「あ、こんにちは! + サファイアさんも買い物ですか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん。ここは色々支給してくれるけど、 + 化粧品や可愛い服はくれないから自分で + 買わないとね」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですか、大変ですね……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あれ? + エルはこういうの興味ないの?」 +\endtext + +\text("エル") +「あははは、機能面重視って感じですよ。 + それに私が着飾っても大して代わり映え + しないでしょうし……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そう? エルなら結構いい線いくと + 思うんだけどな……」 +\endtext + +\text("エル") +「サファイアさんに + そう言ってもらえるだけで、 + もう満足ですよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんなに簡単に諦めちゃうの……? + 大好きな人に、綺麗だな、って言って + もらいたくない?」 +\endtext + +\text("エル") +「えーと……そ、それは……いいかも……」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふふふ、そうでしょ♪ + どうせなら一緒に買い物する? + いろいろ教えてあげるよ♪」 +\endtext + +\text("エル") +「え……ちょ、ちょっと待ってくださいね!」 +\endtext + +\text +エルは慌ててポケットから財布を取り出して、 +中身を確認する。 +\endtext + +\text +ぺらぺらの財布の中身を確認したエルは、 +ぎゅっと握り締めポケットに突っ込んだ。 +\endtext + +\text("エル") +「ま、待っててくださいね! + 今からお金持ってきますから!!」 +\endtext + +\text +走り去っていくエルの後姿を見ながら、 +サファイアは楽しそうに笑う。 +\endtext + +\text("サファイア") +「うんうん♪ いいよね、 + ああいう恋する乙女の姿は♪」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ケケケ、 + 何他人事みたいに言ってんだよ?」 +\endtext + +\text("フィオ") +「お前もカイムにそう言ってもらいたくて、 + 今も買い物で悩んでるんだろうに」 +\endtext + +\text("サファイア") +「……うるさいよ」 +\endtext + +\text +サファイアはむすっとした表情で、 +フィオを叩いた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_16") + +\text +サファイアが散歩していると、 +背後から声をかけられた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうじゃ、ここにも慣れたかの?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ああ、マーガレッタか。 + みんなよくしてくれるし、食べ物も + おいしいし……今のところ快適だよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それはよかった。 + だが、うーむ……何度見ても可憐な少女 + にしか見えんな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……おぬし、本当に男なのか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん、一応男だけど……男の娘、って + 言って欲しいかな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……よう分からんが、まぁ、ともに + 同じ男に尽くす身、よろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text +そういってマーガレッタは、 +にこやかな雰囲気のまま立ち去った。 +\endtext + +\text +マーガレッタが立ち去ってからすぐ、 +フィオが口を開いた。 +\endtext + +\text("フィオ") +「……警戒されてたな、おまえ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ん? どこが?  + 殺そうと思えばいつでも殺せたよ♪」 +\endtext + +\text +サファイアの明るい声色に、 +フィオは呆れたようにため息を漏らす。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お前、気づいてなかったのかよ? + お前の死角から、おっかね爺が + 睨んでたぞ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「大方、お前の反応を見てたんだろうよ。 + お前が、あのマーガレッタの敵かどうかを、 + な」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ほ、本当? + 全然気が付かなかったよ……」 +\endtext + +\text +フィオの言葉に、 +サファイアは冷や汗をかいたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_17") + +\text +酒場を訪れたオルフィス親子に、 +レベッカが熱々のスープを出してくれた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「う~ん♪ やっぱりレベッカの料理は + 絶品だね♪」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、同じ主婦経験のあるあなたに + 褒めてもらえるなんて、嬉しいわね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「私も結構自信があったんだけどね…… + レベッカには完敗だよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「これでも長年お店を守ってきたのよ? + そう簡単に負けたら私の立つ瀬がないわ」 +\endtext + +\text("マルト") +「おばちゃん! おかわり♪」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はいはい、ちょっと待っててね♪」 +\endtext + +\text +レベッカは空になった器を持って、 +厨房へ向かう。 +\endtext + +\text +レベッカがスープを入れた器を +持って戻ってくると、マルトの顔に +笑みが浮かんだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、お待たせ♪ またまだ一杯あるから + たくさん食べてね」 +\endtext + +\text("マルト") +「うん♪ ありがとう♪」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……私も、料理を覚え直そうかねぇ」 +\endtext + +\text +マルトが美味しそうに食べる姿に、 +オルフィスはポツリと呟いた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、だったらここの子たちに + 色々教えてるから、オルフィスも + 一緒にどう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいのかい? + じゃ、せっかくなんで、好意に甘えさせて + もらうよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、都合がいい日に来てくれて + 構わないから。待ってるわ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、できるだけ来れるように + 頑張るよ」 +\endtext + +\text +そういいながら、オルフィスは、 +スープを口に運んだのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_18") + +\text +酒場にやってきたエルは、 +黄昏ているリズベルを見つけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……」 +\endtext + +\text("エル") +「何かあったんですか、リズベルさん? + ものすごく元気ないですけど?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、別にこれといって何かあった + 訳ではないんですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ちょっと、カイム様のことで + 悩んでまして」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様のことで……? + ……何か、やらしい命令でもされました?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、そういうことでは + なくてですね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様には、この軍の長として、 + 普段からもう少し威厳のある態度を + 取って欲しいんですけど……」 +\endtext + +\text +リズベルは自信なさ気に、 +声が徐々に小さくなっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「それは無理でしょう。 + だって、あのカイム様ですよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですよね……そうですよね、 + 分かってはいたんです」 +\endtext + +\text +がっくりと肩を落としたリズベルに、 +エルは優しく手を添えた。 +\endtext + +\text("エル") +「今日は私が奢ります! + 一緒に飲みましょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うう、ありがとうございます……」 +\endtext + +\text +エルはリズベルの肩を優しく叩きながら、 +レベッカに酒を注文したのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_19") + +\text +幻像石の手入れをするカイムの隣で、 +リズベルは帳簿をつけていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……あれ? 計算が合ってない?) +\endtext + +\text +そこから何度か書類を見比べて計算しても、 +軍資金の残高と計算の結果が食い違う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「少しよろしいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うわっと、急に声をかけるな! + 危うく幻像石を落とすところだったぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いえ、そんなことはどうでもです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうも軍資金の残高と、 + 書類上での計算が合わないんですが、 + 何か心当たりはありませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもの、俺が知るわけないだろうが。 + 魔王軍の運営はほとんどお前に任せている + のだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それもそうですね…… + もう1回やり直してみます」 +\endtext + +\text +リズベルはため息混じりにそう言って、 +書類に視線を戻そうとした。 +\endtext + +\text +その途中、カイムが持っていた幻像石に +目が止まる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、もうひとつおうかがいしたい + ことができたのですが、よろしいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今度は何だ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その幻像石、 + どうやって買ったんですか?」 +\endtext + +\text +リズベルがそう尋ねると、 +カイムの体が目に見えて硬直した。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん~、何のことかな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、今お持ちのその幻像石、新しいもの + ですよね? どうやって入手したのか、と + うかがっているんです」 +\endtext + +\text +何も答えようとしないカイムの様子に、 +リズベルの疑念は確信に変わった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なるほど、私の計算が合わないのは + その幻像石のせいですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ち、違うぞ!? コレが金貨二枚も + するわけがないだろう!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……へえ、何で計算の誤差が + 金貨二枚だなんて分かったんですか?」 +\endtext + +\text +カイムは自ら掘った墓穴に、 +顔を引きつらせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あれほど言いましたよね!! + 軍資金には手をつけないでくださいと!!」 +\endtext + +\text +怒りで顔を赤くしたリズベルは、 +時間を忘れてカイムを叱ったのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_20") + +\text +訓練を終えたエルは、 +へとへとになりながら酒場までやってきた。 +\endtext + +\text("エル") +「うう、お腹空いた……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、どうぞ」 +\endtext + +\text +エルが席に座ると同時に、 +レベッカが料理を運んできた。 +\endtext + +\text("エル") +「え? 私まだ頼んでないですけど?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「訓練があるって聞いてたからよ。 + 前もって色々と用意したんだけど……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「余計なことしちゃったかしらね? + じゃ、せっかくだけど下げましょうか」 +\endtext + +\text("エル") +「ああ! ま、待ってください! + 食べます、食べちゃいますから!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふふ、そんなに慌てちゃって、 + 余程お腹が空いてたのね」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……んっ、もぐ…… + 明日も訓練が続くんだと思うと、 + ちょっと憂鬱です……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふふ、じゃあ、明日もこのぐらいの + 時間に料理を用意しておくわね♪」 +\endtext + +\text("エル") +「本当ですか? + よーし、美味しい料理が食べれるなら、 + 明日も乗り切れそうな気がします!」 +\endtext + +\text +そう言って、エルは嬉しそうに +用意された料理を平らげたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_21") + +\text +カイムが書類を睨んでいると、 +マーガレッタが入ってきた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、昼間から夢でも見ておるのかの? + カイムが仕事をしているなど…… + ありえんからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が普段、どんな風に俺を見ているのか + よーく分かった。 + だが、残念ながらこれは夢ではないぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……しかし一体どんな風の吹き回しじゃ? + お主が真面目に仕事をするなど」 +\endtext + +\text +マーガレッタは机の上から一枚、 +書類を掴み内容を確認する。 +\endtext + +\text("カイム") +「別に仕事をしているわけではない。 + ただ確認しているだけだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう……部隊の内容など確認して + どうするんじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王軍を立ち上げた頃は、兵士のひとり + ひとりの顔を覚えていたのだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「領土が広がり、兵士たちも増員された。 + 最近では、俺が顔を知らない奴らも大勢 + いる」 +\endtext + +\text +そこでカイムは、少しだけ遠い目をした。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、そいつらは俺たちのために戦って + くれている。ならば……奴らのことを、 + 少しでも知っておきたいのだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう、殊勝な心掛けじゃな…… + やはりおぬし、人の上に立つ者としての + 資質はしっかり持ち合わせておるようじゃ」 +\endtext + +\text +ふむふむ、と納得しながら頷くマーガレッタ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、俺に何か用があったんじゃ + ないのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おお! そうじゃった! + お主と約束があるとかで商人が + 迷宮に来ておるんじゃが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお! もうそんな時間か! + 商人はどこに待たせている!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「玉座の間じゃが…… + 部隊の確認はよいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは後でもできることだ。だが、ここで + あの商人を逃せば、次に会えるのはいつに + なるか分からんからな……!」 +\endtext + +\text +と言うなり、カイムは急いで部屋を出て +いった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「商人……? ああ、また例の幻像石か。 + ま、それもあやつらしいのう」 +\endtext + +\text +置き去りにされたマーガレッタは、 +ひとり苦笑するのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_22") + +\text +カイムが街中を散策していると、 +突然左腕を衝撃が襲った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイム♪ ここで何してるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うおっと! + なんだ、サファイアではないか」 +\endtext + +\text +抱きついてきたサファイアは、 +カイムの反応にむっとした表情を見せる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「むー……何、その言い方? + ボクじゃあ不満?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そんなことはないぞ。 + 突然抱きついてきたら誰でも驚くだろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「でも、 + ボク傷ついちゃったもんね」 +\endtext + +\text +サファイアは拗ねてみせながら、 +カイムに意味ありげな視線を送る。 +\endtext + +\text("サファイア") +「これは……服でも買ってもらわないと + 癒されないかも♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、最初からそのつもりだったの + だろう?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ううん、全然そんなことないよ♪」 +\endtext + +\text +満面の笑みで疑いを否定するサファイア。 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……それで、お目当ての服はどこに + あるんだ? 仕方ない、買ってやろう」 +\endtext + +\text("サファイア") +「本当!? うーん、言ってみるものだね♪ + じゃあさ、そうと決まれば早く行こう♪」 +\endtext + +\text +カイムはサファイアに引っ張られながら、 +ショッピングに向かうのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_23") + +\text("エル") +「あの、カイム様? + 聞いてます?」 +\endtext + +\text +机の上に置いてあるワインと果物を見ながら、 +カイムは呆けていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 何だ、エルか…… + いつの間に入ってきた?」 +\endtext + +\text("エル") +「『何だ』はないでしょう、『何だ』は? + ていうか、私が入ってきたのに + 気づいてなかったんですか!?」 +\endtext + +\text +むっとした表情のエルに、カイムは向き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、すまんな。 + ちょっと考え事をしていてな…… + しかし、ちょうどいいところに来た」 +\endtext + +\text("エル") +「何がちょうどいいんですか?」 +\endtext + +\text +カイムが再び果物に視線を戻すと、 +エルもつられてそれに目を向ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……珍しい果物が手に入ったんだが、 + 足が速いらしくてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今日中に食べようと思ったんだが、 + 誰も捕まらなくてな、一人で食べるのも + どうかと思っていたところだ」 +\endtext + +\text("エル") +「あ! もしかして私にも + 食べさせてくれるんですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、せっかくだからな。 + いらんと言うなら酒場にでも持っていくが」 +\endtext + +\text("エル") +「ああ! 食べますよ私! + ていうか食べさせてください + お願いします!」 +\endtext + +\text("カイム") +「せっかくだ、酌でもしてもらう」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、喜んで♪」 +\endtext + +\text +カイムの差し出したグラスに、 +エルは机の上に置いてあったワインを +注いでいった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_24") + +\text("マルト") +「あ! まおうさまだ~♪」 +\endtext + +\text +カイムが酒場で食事をとっていると、 +オルフィスがマルトをつれてやってきた。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「席が空いてなさそうなんで + ここに座ってもいいかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、いいぞ。 + オルフィスのようないい女と昼食が取れる + なんて、最高だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルトがいるところで、そんな恥ずかしい + こと言わないでおくれよ……」 +\endtext + +\text +オルフィスは顔を赤くしながら +カイムの隣に腰を下ろす。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、お前も満更ではないだろ? + だったらいいじゃないか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「だから、マルトの前だからやめてって + 言ってるんじゃないか」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママとまおうさまって + けっこんするの?」 +\endtext + +\text +マルトの突拍子のない言葉に、 +オルフィスは思いっきり咳き込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、だったらマルト、 + お前は次期魔王だな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「何言ってんだい! + そんなことある訳ないだろ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか? 俺は別に構わんぞ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「というか、誰にそんなこと + 教わったんだい?」 +\endtext + +\text("マルト") +「レベッカおばちゃんが、 + ママたちみたいにおはなししてた + ひとたちにいってたの!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いいかい? そういう人を見ても + 無闇にそんなこと言っちゃいけないよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「悲しいな…… + そんなに俺と結婚するのが嫌か?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「アンタも! + 茶化すものいい加減にしな!」 +\endtext + +\text +怒るオルフィスをなだめながら、 +カイムは昼食を楽しんだ。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_25") + +\text +カイムが街を散策していると、 +人だかりを見かけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? これは何の騒ぎだ?」 +\endtext + +\text("市民A") +「……いや、実は胸を露出させた痴女が + いるんですけど、どうも不気味で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、痴女か……街の風紀を守るのも + 軍の役目。ここは俺自らそれを示そうでは + ないか!」 +\endtext + +\text +カイムはニヤリと笑いながら、 +騒ぎの中心に足を進めた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「………ふぅ……」 +\endtext + +\text +そこには、キセルを吹かせるモルテがいた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が昼間に外にいるなんて、 + 珍しいを通り越して有り得ん光景だな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……そう……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより痴女を見なかったか? + このあたりにいるという話なんだが?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……知らんぞ……でも、さっきから、 + 視線が煩わしいのじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? 確かに見られているが、 + 近くに噂の痴女がいるのか?」 +\endtext + +\text +周囲を見ていたカイムは、 +不意にモルテの姿に目が止まった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。 + なんでお前が見られているのか + 分かったぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……どうしてじゃ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、大したことじゃない…… + 外に出るなら、胸ぐらい隠しておけ」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、話を聞いていた +野次馬たちは一斉に頷いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_26") + +\text +ティーリアはカイムと共に +ルザリオの市を練り歩いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、大分活気が戻ってきたじゃないか、 + さすがリズベルだな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……そうですね」 +\endtext + +\text +ティーリアはどこか複雑な表情で、 +ルザリオの街並みを眺めていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?  + 何か気になることでもあったか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、こんなに賑わっているところを + 見たことがなかったもので……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……まあ女王だったんだ。 + こうして用もないのに街も歩くことなど + できなかったのだろうな」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、ティーリアは頷いた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルザリオはやはり、カイム様に支配されて + 良かったのかもしれませんね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私もこうして、彼らの暮らしを + 見られるようになったのですから」 +\endtext + +\text +ティーリアはカイムの腕にそっと腕を回し +ながら、街中を散策したのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_27") + +\text("エル") +「はぁ~痛たたた……」 +\endtext + +\text +前回の戦闘で負傷したエルは、 +手当てされた箇所をさすりながら歩いていた。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……こんなところで、 + どうしたのじゃ……?」 +\endtext + +\text("エル") +「モルテさんこそ、 + こんなところでどうしたんですか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……なる、ほど……」 +\endtext + +\text("エル") +「な、なんでしょうか?  + 私の顔に何かついてますか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……大丈夫……」 +\endtext + +\text("エル") +「じゃ、じゃあ、どうして、私のことを + じっと見ているんですか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……あなたから、臭うから……」 +\endtext + +\text("エル") +「え、ええ!! もしかして汗臭いですか! + 怪我してからお風呂に入れなかったし……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……違う……」 +\endtext + +\text("エル") +「ええ? じゃあ……どんな匂いが + するんですか?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死の臭い…… + それも、戦で死ぬもの特有の……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ブライトリーフの死体は、 + 珍しいからの……楽しみじゃ……」 +\endtext + +\text +モルテは艶やかに笑いながら +エルの前から立ち去り―― +\endtext + +\text +残されたエルは、ちゃんと怪我を治そうと +誓うのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_28") + +\text +暇を持て余していたカイムが +迷宮を歩いていると、アグリを見つけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなところで何をしている?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ん? おお、旦那か!  + いや、いいところに来てくれた!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいところだと?  + 何かいいものでも手に入れたのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いんや。 + 旦那に鍛錬の相手をして欲しいんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「何故俺が、そんな面倒なことを + しないといけない?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、旦那暇そうだったからさ。 + どうせなら相手でもしてもらおうってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、何が楽しくて男と鍛錬をしない + といけない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前と鍛錬するくらいなら、部屋に戻って + 幻像石でも見るさ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ええ、いいじゃねかよ、 + せっかくなんだしよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ええい、しつこい! + だからお前に男色の噂が出てくるのだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ええっ? + ちょ、旦那までそんな……っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もういいか? 今から部屋に戻って + 幻像石を見る。俺は忙しいのだ!」 +\endtext + +\text +そう言ってカイムは、 +アグリを残し立ち去るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_29") + +\text +リズベルが書類を確認していると、 +オルフィスが部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしたんですか? オルフィスさんが + 来るなんて珍しいですね」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「いや、大した用じゃないんだ。 + ちょっと礼を言いたくてね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……私にはオルフィスさんにお礼を + 言われるようなこと、した記憶がないん + ですけど……?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルトのために予算を組んでくれたって + カイムから聞いてね。どうしてもお礼を + 言いたくなったのさ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……! + 私はただ、カイム様が決めたことに + 従っただけですし……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でも、断ることはできたんだろ? + だったら、アンタにはやっぱりお礼を + 言わなきゃね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マルトさんは今後の魔王軍を担うかも + しれませんからね。 + これは先行投資だ思ってください」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふふ、そうかい、そういうことに + しておくよ」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「でも、 + あの子のこと考えてくれてありがとね」 +\endtext + +\text +顔を赤くして仕事に戻るリズベルに、 +オルフィスはそういって微笑んだ。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_30") + +\text("オルフィス") +「ちっ……こんなドジを踏むなんて、 + 体が鈍ってたのかね……」 +\endtext + +\text +先の戦闘で負傷したオルフィスは、 +手当てを受けてベッドに横になっていた。 +\endtext + +\text +オルフィスが呆けていると、 +扉を叩く音が来客を告げる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「用があるなら入ってきておくれ、 + 鍵はかかってないから」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……お邪魔する……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「……珍しいね、あんたが人の部屋を + 訪ねてくるなんて」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……ふむ、でも意味が + なかったようじゃな……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あんた、見舞いに来ておいて + それはないんじゃないかい?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……そう?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「はぁ……一体何しに来たんだい?」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死にそうなら、不死にしようかと + 思ったが……いらんじゃろ……?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「それはそうだよ、私はマルトを残して + 死ぬつもりはないけど、アンデッドに + なるつもりもないからね」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……なら、死なぬことじゃな…… + 主の子に頼まれたら……蘇らせるかも + しれんからの……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「忠告どうも。 + あんたの世話にならないように、 + 努力するよ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……うむ、頑張ることじゃ……」 +\endtext + +\text +そういって、モルテは満足気な表情を +浮かべながら部屋を後にした。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_31") + +\text +カイムが戦闘の事後処理で慌ただしい通路を +歩いていると、声をかけられた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あれ、カイムじゃない。 + もしかしてお姉ちゃんが心配で + 迎えに来てくれたのかな~?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、 + 偶然通りかかっただけなんだが……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふ、照れちゃって♪ しょうがないな、 + そういうことにしてあげる♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、本当に通りかかっただけ + なんだが?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もう、そんなこと言っちゃって…… + お姉ちゃんのこと心配じゃなかったの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、姉さんならあのぐらいの敵は + 余裕だと思っていたからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う~ん、嬉しいこといってくれるわね♪ + でも、ちょっとぐらいは心配してくれても + いいんじゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「では……今度からなるべく、前線に + 出ないで欲しいのだがな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……ま、考えとくわ。 + それよりお腹空いたから、何か食べに + 行こ♪」 +\endtext + +\text +そう言って、ベアトリスはカイムの腕を引き +酒場へ向かうのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_32") + +\text +マルトと遊んでいるオルフィスを見かけ、 +ベアトリスが声をかけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こんにちは、オルフィス。 + その子が噂のマルトね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そういえば会うのは初めてだったね。 + ほら、マルト! お姉ちゃんに挨拶しな」 +\endtext + +\text("マルト") +「こ、こんにちは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こんにちは、マルト。 + ベアトリスよ、よろしくね♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスが笑顔で挨拶すると、 +マルトはさっとオルフィスの影に隠れた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありゃりゃ、 + 嫌われちゃったかな……?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「あははは、違う違う! + 綺麗なお姉ちゃんに急に話しかけられて + 恥ずかしがってるだけさ」 +\endtext + +\text +オルフィスがそう言うと、 +マルトは顔を赤くしてオルフィスの脚を +叩いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あはは、そうなんだ、よかったー。 + でも、恥ずかしいからってお母さんを + 叩いたらダメよ」 +\endtext + +\text("マルト") +「……ごめんなさい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん、マルトはいい子だね。 + じゃあ、今度からは恥ずかしがらずに + ちゃんと挨拶してよね♪」 +\endtext + +\text("マルト") +「……うん、わかった! + そうだ、おねちゃんもいっしょに + あそぶ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、ごめんね。 + これからカイムと予定があるから……」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そうかい……残念だったねマルト。 + ま、機会があったらマルトの相手を + してやってくれるかい?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ、もちろん! + それじゃあまたね、マルト♪」 +\endtext + +\text +笑顔で手を振って、ベアトリスは +カイムの部屋に向けて歩き始めた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_33") + +\text +ジェシカが通路を歩いていると、 +背後からベアトリスに声をかけられた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ね、ちょっといい?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……何の用かしら?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらら、つれないわね……でも、 + 私にそんな態度をとっていいの?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……それ、どういう意味?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はカイムの姉よ? 未来の義姉に + なるかもしれない相手と仲良くしようと + 思わないの?」 +\endtext + +\text +ジェシカは一瞬眉をしかめたが、 +すぐに体から力を抜いた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それもそうね……せっかくだから、 + どこかでお茶でもしながら話しましょう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふ、賛成♪ + 未来の義姉に奢ってね♪」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あら? こういうのって普通義姉が + 奢るものでしょう?」 +\endtext + +\text +ジェシカとベアトリスは軽口をいいながら、 +酒場を目指して歩き出した。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_34") + +\text +ティーリアが自室で暇を持て余していると、 +リズベルが訪ねてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します、ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いらっしゃい、リズベルさん。 + ……でも、私に様付けなんてしなくても + いいのですよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、流石にそういう訳には……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、困らせてごめんなさいね。 + ところで……何か用ですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大したことではないのですが。 + 迷宮暮らしで、何か不便を感じませんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「何かありましたら、 + できるだけ改善しますので」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お心遣いありがとうございます…… + でも、大丈夫ですよ。今の生活には + とても満足してますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか、それはよかった。 + もし何かあったら遠慮なくいってください」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ありがとうございます、リズベルさん。 + そうだ、せっかく来て下さったんですし、 + お茶でもしませんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね、好意に甘えさせてもらいます。 + 色々とお話も聞きたいですし」 +\endtext + +\text +リズベルとティーリアは、 +お茶を楽しみながら話をして過ごした。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_35") + +\text +エルとジェシカは、激しく火花を散らし +ながらにらみ合っていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……」 +\endtext + +\text("エル") +「……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「その口はよく回るようね」 +\endtext + +\text("エル") +「その言葉、そっくりそのまま返して + あげますよ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「何を言ってるのよ、カイム様を + 一番満足させているのは私よ」 +\endtext + +\text("エル") +「何を言っているんですか、寝言なら + 寝てからにしてください。カイム様を + 一番満足させているのは私です!」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こうなれば……分かるわね?」 +\endtext + +\text("エル") +「……ええ、そうですね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様に――」 +\endtext + +\text("エル") +「白黒つけてもらいましょう!」 +\endtext + +\text +エルとジェシカは競うように +カイムを捜しに通路を駆け出したのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_36") + +\text +鍛錬をしているイツキの姿を見かけ、 +カイムが声をかけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さすがだな、惚れ惚れするするほど + 素晴らしい太刀筋だ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「み、見ていたのか…… + 恥ずかしいところを見られてしまったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「何を恥ずかしがる必要がある、 + そこまで極めたら、最早芸術の域だ。 + もっと胸を張ったらどうだ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや……私などまどまだ…… + だが、貴殿にそこまで言われると + 逆に気恥ずかしくなってくるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そんなにしおらしい姿を + 見せられたら、興奮してしまうな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「だ、ダメだ! + い、今は汗のニオイが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ずいぶんと女らしくなったじゃ + ないか。あの堅物がこうなるとは驚きだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、それは、貴殿に色々と + 教えられたからで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、そうかそうか! + これは色々体に直接教え込んだかいが + あった!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、あんまりそういうことを + 大声で言わないでくれ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、今夜は期待しておくぞ?」 +\endtext + +\text +カイムが耳元でそういうと、 +イツキは顔を赤くして頷いた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_37") + +\text("イツキ") +「カイム殿、少しよろしいか?」 +\endtext + +\text +カイムが幻像石の手入れをしていると、 +イツキが入室を求めてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん、イツキか……入っていいぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「失礼する……料理を作ってみたのだが、 + 食べてみてくれぬか?」 +\endtext + +\text +イツキの手には、美味しそうに湯気を立てる +スープの載せられた盆があった。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("イツキ") +「カ、カイム殿? + どうかなされたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くそ! ぬかった!! そんな美味しい + 新妻イベントを逃してしまうとは……! + このカイム、一生の不覚……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いらないなら、 + 下げさせていただく」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰も食べんとは言ってないだろ? + せっかく俺のために作ってくれたのだ、 + 食べさせてもらうぞ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、初めて作ってみたが、 + それなりのできだと思う」 +\endtext + +\text +イツキはスープの乗った盆を、 +机の上に置いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、いただくとしよう」 +\endtext + +\text +カイムはスプーンを手に取り、 +イツキが作ったスープを口に含んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ゴフ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「カ、カイム殿! 大丈夫か? + 一体何が!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……イツキ……お前はやはり、剣一筋に + 生きろ……」 +\endtext + +\text +そう言って、 +カイムは気絶してしまった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_38") + +\text +イツキが自室でくつろいでいると、 +リズベルが訪ねてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お聞きしたいことがあるのですが…… + 少しお時間をいただけませんか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ああ、構わないぞ、リズベル殿」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメ様の警護をしたことがあると + 聞きまして、意見を聞きに来たんです」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……私などにそんな重大な機密を見せても + よろしいのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の寝床に自由に出入りできる + 者にとっては、今更でしょう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ふふ、確かにそうだな……では、 + 微力ながらお手伝いしよう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、期待しています。 + よろしくお願いしますね」 +\endtext + +\text +イツキとリズベルは意見を交わしながら、 +迷宮の警備を見直したのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_39") + +\text +イツキが通路を歩いていると、 +何事か悩んでいる様子のベアトリスを +見つけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う~ん……どうしたものかしら?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ベアトリス殿、何かお悩みか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああ、イツキ。 + ええ、大したことじゃないんだけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今度はどうやってリズベルを + からかおうか、って考えてたのよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……からかわない、という + 選択肢はないのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふ、それは無いわね。 + だって、これが私とあの娘の + スキンシップなんだもの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、そうだ! イツキも一緒に、 + リズベルのとこ行かない?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いえ、私は遠慮しておこう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「残念……いいアイデアだと + 思ったんだけど」 +\endtext + +\text("イツキ") +(リズベル殿、申し訳ない…… + 私には止められそうにない) +\endtext + +\text +楽しそうなベアトリスの様子を見ながら、 +イツキは心の中でリズベルに謝罪した。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_40") + +\text("アグリ") +「ぐッ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ~! また勝てなかったか……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いえ、最後の一撃はヒヤリとした…… + アグリ殿は、最初に剣を交えたときと + 比べて格段に強くなっている」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いつもなら喜べるんだが、 + 負けた後にそういわれてもな……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、私はまだまだ未熟だ。 + 貴殿ならすぐに私に……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「世辞でもそういってもらえると嬉しいぜ。 + あ~あ……あんたみたいな女とだったら、 + 喜んで付き合うんだがな」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え、えっと、それは……」 +\endtext + +\text +アグニのその言葉を聞いて、 +イツキは顔を赤くし始めた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ほ、本当に申し訳ない! + だが、私には心に決めた方がいるゆえ、 + 貴殿の気持ちには……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……何言ってるんだよ、あんた?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? いや……貴殿は、私に告白 + したのだろう?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、俺はそんなつもりで + 言ったんじゃねえぞ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……よ、用事を思い出した。 + し、失礼する」 +\endtext + +\text +重い空気に耐えかねたイツキは、 +慌ててその場から逃げ出した。  +\endtext + +\text("アグリ") +「だ~!! 何で告白もしてねぇのに + 振られないといけねぇんだよ!!」 +\endtext + +\text +そして、後に残されたアグリの絶叫が、 +むなしく響いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_41") + +\text("イツキ") +「はぁ~……」 +\endtext + +\text +席につき、大きなため息を吐くイツキ。 +\endtext + +\text +それを見かねたレベッカは、 +思わず声をかけた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どうしたのよ、イツキちゃん。 + 辛いことがあったなら、相談に乗るわよ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、大したことでは………」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「嘘はよくないわよ。 + あんな大きなため息ついて、大した + ことじゃない、なんて通じないわよ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う……!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「いいから話してみなさいな、 + 愚痴るだけでも楽になるわよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「レベッカ殿……実は――」 +\endtext + +\text +イツキは自分の料理の不味さに、 +カイムが気を失ってしまったことを +レベッカに告白した。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なるほど、それは落ち込むわよね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「はい……やはり私のような者が料理など、 + するべきではなかったのだろうか……」 +\endtext + +\text +そんなイツキの弱気な言葉に、 +レベッカが猛烈に反応した。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そんなことはないわよ、 + イツキちゃん!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「レ、レベッカ殿!?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「大丈夫よ! 私がイツキちゃんを + 一流の料理人にしてあげるわ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え、あ、それはどうも……」 +\endtext + +\text("イツキ") +(別に、料理人になりたいわけでは + ないのだが……) +\endtext + +\text("レベッカ") +「明日からカイムをぎゃふんと + 言わせるために特訓よ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は、はい! + よろしくお願いする!」 +\endtext + +\text +レベッカの勢いに押されて、 +イツキは思わず返事をしてしまうのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_42") + +\text("リズベル") +「モルテさん。 + 実は、前から言おうと思っていたことが + あるんですが……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……私に、か……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、そうです」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……私に何か、問題でもあるのか……?」 +\endtext + +\text +モルテの不思議そうな顔に、 +リズベルは怒りを爆発させた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もっと服装に気を配ってください! + む、胸を丸出しなんて、魔王軍の風紀が + 乱れます!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……そうかの……?  + 皆、それほど気にしておらぬようだし…… + 大丈夫じゃぞ……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことありません!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「モルテさんを見て、発情した兵たちの + 精の捌け口がおかしな方に向いたら、 + どうするんですか!」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……でも……カイムの方が…… + 風紀をみだしておるのでは……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ぐ……そ、それはそうですが……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……それに、この服装…… + カイムが気に入っておるからの…… + やめさせたいなら、カイムに言え……」 +\endtext + +\text +そういってモルテは去って行く。 +\endtext + +\text +残されたリズベルは、 +悔しそうに震えるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_43") + +\text +グリエッタは、リズベルと共に、 +書類を片付けていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「助かりました、グリエッタさん。 + おかげで大分早く仕事が終わりました」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いえ、礼には及びませんわ。 + 当然のことをしたまでですから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それにしても、すごい量でしたわね…… + いつもこれほどの量を一人で?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、今日は溜まっていた分を、 + 片付けれる範囲で片付けただけですよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら珍しい…… + あなたがこんなに仕事を溜めるだなんて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……1ついいですか。 + これは私が溜めた訳ではありません」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「では……一体誰が、こんなに + 溜め込んだのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……今ここにいないといけないのに、 + 遊び呆けている人ですよ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「……なるほど、カイム様が + 溜め込んでいたのですね」 +\endtext + +\text +ため息混じりのリズベルの言葉に、 +グリエッタは苦笑を浮かべた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_44") + +\text +グリエッタが通路を歩いていると、 +ベアトリスを見かけた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ご機嫌麗しゅうございます、 + ベアトリス様」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ははは、様だなんて堅苦しいから + 呼び捨てでいいよ♪」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「い、いえ、そんな恐れ多いことは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「別に構わないわよ。 + 私が偉い訳じゃないんだから」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ですが……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、命令♪ + 私のことを呼び捨てにしなさい」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「せ、せめて、さん付けで + ご容赦ください……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もう、しょうがないわね。 + それで勘弁してあげるわ♪」 +\endtext + +\text +グリエッタはベアトリスに、 +終始押されたまま会話を続けたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_45") + +\text +グリエッタは怒りに満ちた表情で、 +ある人物に会うために走っていた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「聞きましたわよ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「な、何だよ突然?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ、ああ、あなた! カイム様のことを + 狙ってらっしゃるのでしょう!?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「はあ!? んな訳あるかよっ! + デマだデマ!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私もそう思い、色々調べました…… + だからこそ断言できます! あなたは + カイム様を狙っていると!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「何でそうなる!?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「なら、周りの方々の反応を見なさい!!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんなの――」 +\endtext + +\text +グリエッタとアグリの口論を聞いていた +野次馬たちは皆、「やっぱりか」といった +表情をして納得していた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「何納得してんだ! + 否定してくれよ!!」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ふん! あなたがいくら己の本心を + 隠そうとも、バレバレですのよ!!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんな訳あるか! 冷静に考えろ!」 +\endtext + +\text +アグリは必死に叫ぶが、 +グリエッタには届かなかった。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あなたの男として間違った性癖! + ここで断罪してあげます!!」 +\endtext + +\text +そういって魔法を放とうとするグリエッタを、 +野次馬たちが慌てて取り押さえたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_46") + +\text("グリエッタ") +「少しよろしくて? モルテさん」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……何の、用じゃ……?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ちょっとあなたに、 + 頼みごとがあるんですの」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……私じゃないと、ならんのか……?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ええ、ネクロマンサーである + モルテさんにしか頼めないことですわ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……誰かを、蘇らせたいのか……?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いいえ、もし戦場で私が死んだら、 + 綺麗に復元して欲しいんですの」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……何故、そんなことを + しなければならんのじゃ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「最後にカイム様に見せる姿が、 + 傷だらけなんて耐えられませんから」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……死ぬつもりなのか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなつもりは毛頭ありませんわ。 + まぁ、保険のようなものです」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……分かった、その願い引き受けよう。 + だが、気が進まぬのう……」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ええ、分かってますわよ。 + 私も簡単に死ぬつもりはありませんから」 +\endtext + +\text +グリエッタはそう言って、 +不敵な笑みを浮かべた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_47") + +\text("マーガレッタ") +「邪魔するぞ」 +\endtext + +\text +グリエッタが暇を持て余していると、 +マーガレッタが尋ねてきた +\endtext + +\text("グリエッタ") +「いらっしゃい、マーガレッタさん。 + 何のご用ですの?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いやなに、お主と + 少し話してみたかっただけじゃ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私と?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、ラムシの貴族でありながら、 + 魔王軍に加わったお主に興味があった + のでな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「一体何を求めておるのじゃ? + 名誉か? 金か? それとも他の何かか?」 +\endtext + +\text +マーガレッタの問いに、 +グリエッタは不敵な笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなもの、カイム様の + ご寵愛を得るために決まってますわ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんと……お主、そんなことのために、 + 家を捨てたのか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そんなこと、とは失礼ですわね。 + 女としては至極当然のことだと思います + けれど?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それに……そういうあなたも、カイム様に + 魅せられた一人ではなくて?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、そうじゃな。 + 私も人の事をとやかく言えたものでは + ないからの」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「失敬な質問をしてすまんかったな。 + 詫びと言ってはなんだが……お主が来る + 以前のカイムの話、聞きたいかのう?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あら、それは魅力的な提案ですわね♪ + せっかくですから、お茶でもしながら + 聞かせてくださいな」 +\endtext + +\text +こうしてグリエッタとマーガレッタは、 +優雅な一時を過ごしたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_48") + +\text +エルはいつものように、ティーリアの部屋で +お茶を飲んでのんびりしていた。 +\endtext + +\text("エル") +「ずぅぅぅ~……は~…… + やっぱりティーリア様の部屋は + 落ち着きます」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、最初にあった時の面影は、 + 全くありませんね」 +\endtext + +\text("エル") +「……やっぱりまずいですかね?」 +\endtext + +\text +エルは気まずそうにして、 +だらけていた姿勢を正した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、構わないわ。畏まらないでって + 頼んだのは私なんだから」 +\endtext + +\text("エル") +「は~、よかったです。 + 私、今更態度を戻せる自信なかった + ですから……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、エルが気楽でいてくれる方が、 + 私も嬉しいもの」 +\endtext + +\text +こうして、ティーリアとエルは穏やかな +ひとときを過ごすのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_49") + +\text +暇を持て余していたベアトリスは、 +ジェシカの部屋に遊びに来ていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お邪魔しま~す…… + あれ、本当に邪魔しちゃったかな?」 +\endtext + +\text +見れば、ジェシカはソファに深く腰を下し +ながら、本のページをめくっていた。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いらっしゃい、別に気にしなくても + いいわよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そう? でも、真剣にそれ読んでた + みたいだけど。やっぱり未練があったり + するの?」 +\endtext + +\text +本の表紙を改めると、それは信者に広く +普及している、ラスファ教の聖典だった。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「いいのよ、これを眺めるのは癖みたいな + ものだしね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……それに、あんなところにいまさら + 未練なんてないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、自分の古巣だっていうのに辛辣ね。 + 愛着はないの?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「当たり前じゃない! あんな腐った場所に + 居続けるくらいなら、娼婦でもしてた方が + ずっとマシね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それに比べれば、ここは天国よ。 + いろんな意味で、満たされてる気がするわ」 +\endtext + +\text +恍惚とした表情を浮かべるジェシカに、 +ベアトリスは苦笑するのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_50") + +\text +迷宮を散策中のベアトリスは、どこか +ぎこちなく歩くリズベルを見つけた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、 + 昨日はお楽しみだったみたいね♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な、何言ってるんですか、 + ベアトリスさん!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、図星でしょ? + 歩き方が面白いことになってるわよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う゛……じ、事実だとしても、 + 場所を考えてください場所を!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいじゃない。第一、 + みんな察してるわよ? ねぇ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは自分たちの様子を遠巻きに +窺っていた魔物の兵士たちに話を振った。 +\endtext + +\text +突然話を振られた兵士たちは、 +さっと顔を背けて飛び火を防ぐ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、あなたには構ってられません! + し、失礼します!!」 +\endtext + +\text +真っ赤な顔をしたリズベルは、 +そう言って走り去っていった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふ、やっぱりいい反応♪ + だから、からかうのをやめられない + のよね♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスの愉しげな様子を眺めながら、 +魔物たちは、心の中でリズベルに同情する +のだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_51") + +\text("エル") +「マーガレッタさん、 + ちょっといいですか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん? + 何の用じゃ、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、近くに爺や、って方いますか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今も居るが、それがどうした? + ……もしや、男には聞かれたくない + たぐいの話か?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、そういうわけじゃなくて、 + ちょっとお願いがありまして……」 +\endtext + +\text("エル") +「あの、爺やさんの弟子にして + いただけませんか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……だ、そうじゃが、どうする?」 +\endtext + +\text +マーガレッタが虚空にそう尋ねると、 +エルの目の前に紙が落ちてきた。 +\endtext + +\text +そこには―― +\endtext + +\text +『私ごときの未熟者には、荷が勝ちすぎて +おります。他の方にお頼みになった方が +よろしいかと』――と書いてあった +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だ、そうだ、今回は諦めてくれ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは苦笑を浮かべて、 +その場から立ち去った。 +\endtext + +\text("エル") +「……爺やさんが未熟なら、 + 私なんて素人ですよ……」 +\endtext + +\text +エルは一人ため息を吐いて +肩を落とすのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_52") + +\text("リズベル") +「サファイアさん。 + あなたの性別を知らない兵士を + 誘惑して楽しむのはやめて頂けませんか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ええ~! 別にいいじゃない、 + 誰も困ってないんだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが男だと知りショックを受けて、 + 寝込んだ兵士が何人いるか知ってて + 言ってるんですか?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「その代わり、新たな性癖に + 目覚めた子もいるみたいじゃない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは代わりになってません! + 兵士が寝込んだほうが問題なんです」 +\endtext + +\text("サファイア") +「じゃあ、今度からアフターケアなんかも + した方がいい、ってこと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だから、そんなことするくらいなら、 + 最初から誘惑しないでください、って + 言ってるんです!」 +\endtext + +\text("サファイア") +「はいはい、善処するよ♪」 +\endtext + +\text +微笑みながら立ち去るサファイアを、 +リズベルはため息をつきながら見送るの +だった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_53") + +\text +ベアトリスが迷宮をうろうろしていると、 +サファイアとばったり遭遇した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、こんなところで + 会うなんて珍しいわね」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そういうベアトリスも、 + 何でこんなところに?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「暇だったから、リズベルで + 遊ぼうかなって思って捜してるの♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「あ♪ それすごく面白そうだね、 + よかったら僕も混ぜてよ♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、いいわね、私たち二人を前にして、 + リズベルがどんな反応するか見ものかも♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そうと決まったらさっそく行こう♪ + 確か執務室で仕事しているはずだよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃあ、執務室に + お邪魔しましょうか♪」 +\endtext + +\text +満面の笑みで執務室に向かう +ベアトリスとサファイア。 +\endtext + +\text +しばらくして、執務室からリズベルの +怒鳴り声が響いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_54") + +\text +サファイアはカイムと静かに時間を +過ごしていた。 +\endtext + +\text +サファイアはゆっくりと +カイムの肩に寄りかかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? どうしたサファイア?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ねぇ、今、せっかくの + 二人っきりなんだけど……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「くくく、すまんすまん、 + そんなに拗ねるな、リン」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うん、よろしい♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、急にどうした?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ううん、なんでもないけど…… + もう少しこのままでいさせて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、好きにしろ……」 +\endtext + +\text +カイムとサファイアはそのまましばらく、 +寄りそって過ごしたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_55") + +\text +ティーリアが散歩をしていると、 +モルテと遭遇してしまった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「き、奇遇ですね、こんなところで + 会うなんて……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……そんなに怯えなくても、 + 大丈夫じゃぞ……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「べ、別に怯えているつもりは + なかったのですが……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……気にしなくても良い……私とそなたは、 + 天敵のようなもの……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、そういってもらえると + ありがたいです」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……それなのに、こんなに近くにおる…… + 不思議なものじゃ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、それもカイム様の魅力が為せる + ことなのでしょうね」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……かもしれんな……」 +\endtext + +\text +ティーリアとモルテはその後も、 +カイムの話題で盛り上がるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_56") + +\text +部下と仲良く盛り上がっているアグリの姿を +目に留めたリズベル。 +\endtext + +\text +しばらく、その光景を見つめていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「どうした、リズベル? + そんなじっと見つめて…… + 俺に何か用でもあるのか?」 +\endtext + +\text +アグリに声をかけられたリズベルは、 +顔を背けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、別に大した用はありません」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そのわりにはこっちを見てたじゃねぇか、 + 気になってしかたねぇんだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、本当に大したことはないんです。 + ただ、噂は本当なのだと確信しただけです + から」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ? 噂って……もしかして、あれか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、出鱈目だと思っていたいましたが、 + どうやら事実だったようですね……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちょ、ちょっと待て! 誤解だ誤解!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなに慌てて誤魔化さなくても + いいですよ。誰が誰を好きになろうと + 問題はありませんから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は応援しますよ……! + 頑張ってくださいね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「本当に誤解なんだ! + 俺の話を聞いてくれ!!」 +\endtext + +\text +頬を少し赤らめて立ち去ったリズベルを、 +アグリは慌てて追い掛けたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_57") + +\text +エルが部屋に戻ろうと歩いていると、 +怒髪天をつくといった状態のアグリが +向かい側からやってきた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「だ~もう、一体なんだ! + 絶対にとっちめてやる……!」 +\endtext + +\text("エル") +「どうしたんですか、そんなに荒れて…… + あっ! もしかして誰かに振られました?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なわけないだろ…… + 俺が困ってんのは噂のことだ」 +\endtext + +\text("エル") +「噂? ……ああ、アグリさんが男好きって + いうやつですか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう……それのせいで色々困ってんだ。 + 目がギラギラした野郎どもがな……今夜 + 空いてますよって迫って来るんだよ……」 +\endtext + +\text("エル") +「うわ……何て言うか……ご愁傷様です」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんな同情いらねぇよ…… + それより誰が流してるか心当たりねぇか?」 +\endtext + +\text("エル") +「う~ん……残念ながら、 + 私にはさっぱりです」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうか……やっぱりか…… + まぁ、何か分かったら教えてくれ」 +\endtext + +\text +エルはぐったりしたアグリの背中を +見送るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_58") + +\text +マーガレッタとベアトリスは、 +お茶をしながら他愛も無い会話を +楽しんでいた。 +\endtext + +\text +ベアトリスが空になったカップに +紅茶を注ごうとすると、ティーポットの中も +いつの間にか空になっていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お茶が無くなっちゃった。 + ちょっともらってくるね」 +\endtext + +\text +そういって席を立とうとしたベアトリスを、 +マーガレッタが制した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「大丈夫じゃ、もうすでに代わりは + 用意してある」 +\endtext + +\text +そう言うと、マーガレッタは +どこからともなくティーポットを +取り出した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、用意周到じゃない。 + でも、どうやって用意したの?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なに、爺やがちょっとばかり + 気を利かせてくれたのじゃ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいな~、私も爺や欲しい! + どうやったら手に入るの?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……爺やは物ではないんじゃ、 + 諦めてくれ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっか、仕方ないね…… + じゃあ、ちょっといい感じのを見繕って + 私だけの執事に仕上げてくる!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「な、何を物騒なことを言っておる! + 早まったマネはよすんじゃ!」 +\endtext + +\text +意気揚々と出かけようとするベアトリスを、 +マーガレッタは慌てて引き止めた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_59") + +\text +閉店時間も過ぎて、 +レベッカが一人で後片付けをしていると、 +リズベルがふらりと入ってきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら? こんな夜遅くにどうしたの + リズベルちゃん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「執務が長引いてしまいました。 + 夕食を逃してしまったので、 + 何か食べられるものはないかと……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なるほどね、ちょっと待ってて。 + 簡単な物を作ってあげるから♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ありがとうございます」 +\endtext + +\text +そしてレベッカは厨房から +スープとパンを二つ持ってきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、どうぞ。……それにしても大変ね、 + こんな夜遅くまで仕事だなんて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。でも、大変かもしれませんけど、 + 私が選んだことですから……後悔は + してません」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふふ、本当にいい顔しちゃって、 + でも、あんまり無理はしちゃダメよ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「リズベルちゃんが寝込んだら、 + ここは全然回らなくなっちゃうから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ははは、そんなこと…… + あ、ありそうですね……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「だからお仕事が多くて大変なら + カイムにも手伝ってもらいなさい。 + 文句言ってきたら、私に相談して」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私ががつんと言ってあげるから、 + ふふふ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……では、明日カイム様に仕事するように + 言ってやってください」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「了解よ。任せて♪」 +\endtext + +\text +レベッカはリズベルの願いに、 +満面の笑みで頷いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_60") + +\text("ベアトリス") +「う~ん、美味しい! + レベッカの作る料理は最高ね♪」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そういってもらえると嬉しいわ。 + でも、そういえばベアトリスって + お姫様だったんでしょう?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私の料理より美味しいもの、 + たくさん食べてたんじゃないの?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うーん、そうね……美味しいものは + 結構食べたけど……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、レベッカの料理って、 + なんかほっとする味なのよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なんていうか、お袋の味、ってやつ + なのかな。そんな感じがするのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あらあら♪ そんなにいわれちゃったら、 + ますます頑張らなきゃね♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ、お願いね。 + こんな美味しい料理が食べられなく + なったら、私死んじゃうかも」 +\endtext + +\text +そういって、ベアトリスはレベッカと会話を +楽しみながら食事を再開するのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_61") + +\text +料理をじっと見つめるジェシカのことが +気になり、レベッカが声をかけた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「どうしたの、料理をじっと見つめて? + もしかして、何か食べたらいけないもの + でもあったかしら?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「大丈夫、問題ないわよ。ただ、こんな贅沢 + をするのは久しぶりだから……少し + 浮かれてるのかしらね?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「贅沢って……こんな普通の食事が?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ここに来るまで、質素な食事ばかり + だったの。だから、こんなに具が入ってる + スープ1つとってもご馳走なのよ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうだったの…… + 執行者っていうのも大変なのね」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「でも、私みたいに自分を律しているものは + 珍しいでしょうね……まぁ、私も + 人のことは言えなくなってしまったけどね」 +\endtext + +\text +ジェシカは苦笑を浮かべながら、 +スプーンを口に運んだ。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「なるほどね……癪に障るけど、 + 贅沢する連中の気持ちが分かるわ……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「こんな美味しいもの食べたら、 + 質素な料理じゃ満足できなくなるわね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、じゃあ下げたほうがいいかしら?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「冗談じゃないわよ! こんな美味しいもの + 手離すわけないじゃない!」 +\endtext + +\text +冗談交じりで下げようとしたレベッカから、 +ジェシカは慌てて料理を確保したのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_62") + +\text +執務をリズベルに押し付けて、 +カイムは酒場に来ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「相変わらず賑わっているな」 +\endtext + +\text +ほとんどの席が埋まっている酒場を見て、 +カイムの口から感想が漏れた。 +\endtext + +\text +入り口で立っているカイムに、 +盆を持ったレベッカが声をかけてきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いらっしゃいカイム。 + 今日は何にするの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうだな…… + 酒とつまみを用意してくれ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「こんな時間からお酒なんて + 飲んでていいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まぁ、大丈夫だろう。 + リズベルが何とかしてくれる」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はぁ~……そんなんだと、そのうち + リズベルちゃんに愛想を尽かされるわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、それは気をつけんとな。 + リズベルに見限られたら、 + 俺は破滅だからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「じゃあここでお酒なんか飲んでないで、 + リズベルちゃんを手伝って来なさい。 + ほらほら♪」 +\endtext + +\text +レベッカはにこやかな笑みを浮かべながら、 +カイムを酒場から追い出した。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_63") + +\text +グラスはいつものように、 +ティーリアの治療を受けていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「大分よくなりましたね…… + あと何回か治療したら完治するでしょう」 +\endtext + +\text("グラス") +「ありがたい……初めは寿命を数日延ばす + だけの延命処置だと思っていたが、 + ここまでとは……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、私にはこれくらいしかとりえが + ありませんけどね」 +\endtext + +\text("グラス") +「羨ましいものだな。私にもティーリアの + ような才能があれば、より多くの民を + 助けることが出来たやもしれんのに……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんな大したものじゃありません。 + 私が女王だった時には、この力で誰も + 助けることはできませんでしたから」 +\endtext + +\text +ティーリアはそういって、 +切なげに笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +そんなティーリアの言葉に、 +グラスは首を捻った。 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか? コレだけ治せるのだ、 + 多くのものを救えたのではないのか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「では……女王が誰かを治療するような + 機会なんて、あると思います?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ああ、なるほど、確かにそうだな。 + 来たとしても、私の耳に入る前に、 + 誰かが止めただろう」 +\endtext + +\text +納得して頷くグラス。 +そんな彼女に、ティーリアは言葉を続ける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも、今はこの力があって本当に + よかったと思っています」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だって、こうしてあなたを助けることが + できるのですから」 +\endtext + +\text("グラス") +「感謝する、ティーリア」 +\endtext + +\text +そして、二人は微笑みを交わすのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_64") + +\text +グラスが迷宮を歩いていると、 +リズベルと遭遇した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「グラスさん? + このようなところでどうしたんですか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ああ、ちょうどいいところに + 来てくれたな」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿に聞きたいことがあるのだが、 + 構わないだろうか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、構いませんよ、 + 私に答えられることでしたら……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ、では…… + チ●ポについて、詳しく教えてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……耳か遠くなったんでしょうか? + 今、とんでもない言葉が聞こえたような」 +\endtext + +\text +リズベルは渋い表情を作り、 +眉間に手を当てた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……すみません、 + もう一度おっしゃっていただけますか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「うん? だからチ●――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あああああああ!  + それ以上言わないでください!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一体誰ですか!? あなたにそんな言葉を + 教えたのは!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムが、リズベルはむっつりだから + チ●ポについて詳しく教えてくれると + いっていたが、違うのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふ、ふふ、ふ…… + すみません、用事が出来ました、 + 私はこれで失礼しますね」 +\endtext + +\text +そう言ってリズベルは早足で去っていった。 +\endtext + +\text +残されたグラスは、 +不思議そうに首を傾げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……何故あんなに怒っていたのだ?」 +\endtext + +\text +……後日。 +\endtext + +\text +執務室に閉じ込められ、リズベルに仕事を +強制されるカイムの姿が目撃されたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_65") + +\text +グラスが迷宮の中を散策していると、 +ベアトリスが声をかけてきた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「どうしたの、こんなところで? + 何か用でもあるの?」 +\endtext + +\text("グラス") +「いや、用はない。ただ、護衛をつげずに + 出歩くのが楽しくてな、気ままに歩いて + いただけだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その気持ちは分からなくはないけど、 + ここら辺は侵入者用の罠とかあるから、 + 危ないわよ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ、貴殿に出会わなかったら、 + 罠にかかっていたかもしれない + ということか……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「貴殿ねぇ……う~ん、ちょっと堅いわね。 + どうせなら、お姉ちゃんって呼んで + くれてもいいわよ♪」 +\endtext + +\text +ベアトリスが冗談交じりにそう言うと、 +グラスは真に受けてしまった。 +\endtext + +\text("グラス") +「……お姉ちゃん」 +\endtext + +\text +上目目線でそういったグラスの姿に、 +ベアトリスは思考停止してしまった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……はっ! なかなかの破壊力…… + 恐れ入ったわ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「くッ……カイムったら、こんないい子を + 隠していたなんて、ちょっとお仕置きが + 必要かしら……ふふふ」 +\endtext + +\text +ベアトリスの笑みに、 +グラスは少しだけ恐怖を感じるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_66") + +\text +リズベルが書類の決裁をしていると、 +グラスが部屋に入ってきた。 +\endtext + +\text("グラス") +「聞きたいことがあるんだが、 + 後にした方がいいか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいえ、構いませんよ。 + ちょうど一区切りついたところです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それより、私に聞きたいことって + なんですか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ユリ、とは一体何なのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、ユリですか。 + 花の一種ですね」 +\endtext + +\text("グラス") +「違う。カイムは私とリズベルが + ユリユリしいと言っていた」 +\endtext + +\text +――バキッ!! +\endtext + +\text +リズベルが持っていたペンが、 +砕けてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……不良品ですかね? + 勝手に砕けてしまいました」 +\endtext + +\text("グラス") +(……いや、リズベルが砕いたのでは……) +\endtext + +\text +だが、グラスには真実を口にする勇気は +なかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「しまった、私としたことが代えのペンを + 用意してないなんて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません、ペンを取りに + 行ってきますので、少し待っててください」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うん、分かった」 +\endtext + +\text +リズベルのなんとも言えない迫力に、 +グラスは自然と頷いた。 +\endtext + +\text +そして……リズベルが部屋から立ち去って +からしばらくして、リズベルの怒声が +迷宮中に響いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_67") + +\text +グラスはいい匂いに誘われて、 +酒場まで足を運んでいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ここが、酒場か……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、いらっしゃい。 + 何か食べる?」 +\endtext + +\text("グラス") +「いいのか? + 金銭の持ち合わせはないんだが?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「構わないわよ、 + カイムにつけとくから」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムがどうして関係あるのか + 分からないが、頂けるなら食べてみたい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「分かったわ。適当な席に座って、 + 少しだけ待っててね♪」 +\endtext + +\text +グラスはレベッカに言われた通り、 +近くにあった席に座った、 +\endtext + +\text +そして、しばらくしてレベッカは、 +できたての料理を持ってやってきた。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、おまちどうさま」 +\endtext + +\text("グラス") +「……温かい」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「料理って普通、そういうものじゃないの?」 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスは寒い国だったからな、 + 侍女が何度も毒見していたら自然と冷める」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから、あまり温かい料理は + 口にしたことがないのだ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「じゃあ、これからは一杯食べなさい、 + ここには、料理の中に毒を入れるような + バカなんていないから」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ……ありがとう」 +\endtext + +\text +グラスはスプーンでスープを掬い、 +口に運んだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「芳醇な味わいだ…… + こんなに美味しいものは、初めて + 食べたかもしれない……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、それはよかった♪」 +\endtext + +\text +夢中で料理を食べるグラスの姿を、 +レベッカは微笑みながら見守るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_68") + +\text +グラスが通路を歩いていると、 +エルの後ろ姿を見つけた。 +\endtext + +\text("グラス") +「エル先生」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、久しぶりですね、 + グラス様」 +\endtext + +\text("グラス") +「先生、私のような未熟者に + 様付けなど必要ない」 +\endtext + +\text("エル") +「い、いえ、そんな訳には……」 +\endtext + +\text("エル") +(じょ、冗談で言ったつもり + だったんだけどなぁ……) +\endtext + +\text("グラス") +「私は導くに値しないと + いうことなのか……」 +\endtext + +\text("エル") +「ああ、もう! 分かったから、 + そんなに悲しそうな顔しないでください!」 +\endtext + +\text("グラス") +「では、また新たな技を + 教えてくれるのだな?」 +\endtext + +\text("エル") +「ええ、もちろんですよ!」 +\endtext + +\text +だが、グラスに先生などと呼ばれているのを、 +キロスの人たちに見つかったら殺されるかな、 +と、内心ビクビクしているエルだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_69") + +\text("マガヒメ") +「暇なのって最高よね。 + あなたもそう思わない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね、 + いいことだとは思いますよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――ただ、自分が暇だからといって、 + 他人の邪魔をしてくる人は + 最低だと思いますけど」 +\endtext + +\text +リズベルが書類と格闘している横で、 +マガヒメがだらけていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「仕方ないじゃない、だって暇なんだもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「じゃあ、仕事を手伝ってください。 + シュカから上がってきた事案もたくさん + ありますよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いやよ、私書類仕事なんてしたこと + ないもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だったらなんでここにいるんですか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、さっきから言ってるじゃない。 + 暇だからよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「勘弁してください……」 +\endtext + +\text +満面の笑みでそう答えたマガヒメの姿に、 +リズベルは深いため息を吐く。 +\endtext + +\text +まるでカイムが二人になったみたいだ、と +いう感想は胸にしまっておきながら……。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_70") + +\text +マガヒメはベアトリスに誘われて、 +彼女の部屋でゆっくりとした時間を +過ごしていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こうしてのんびりした時間を過ごすのは + いつ以来かしらね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「シュカの女皇なんだから + 忙しいのは仕方ないんじゃないの?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね……こんな時間を過ごせるなら、 + 早く戦争でもして負ければよかったかしら」 +\endtext + +\text +そんなマガヒメの冗談めかした言葉に、 +ベアトリスが皮肉げな表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「落としたのがカイムだったのが幸い + したわね。もしキロスだったら、 + 今頃地獄だったわよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、分かってる。 + 負けた相手がカイムだったからこそ、 + 私は安心してシュカの民を任せたのよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「本当にいい弟を持ったわね、あなた」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、いいでしょう♪ 羨ましい?」 +\endtext + +\text +カイムのことを褒められて、 +ベアトリスは上機嫌に笑った。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_71") + +\text +カイムに呼ばれて執務室に来た +グラスとマガヒメ。 +\endtext + +\text +だが、呼んだ当人は居らず、リズベルが +連れて来るまで待つことになった。 +\endtext + +\text +向かい合って座るグラスとマガヒメの間に、 +なんとも言えない空気が漂っていた。 +\endtext + +\text +そんな空気の中、 +マガヒメはグラスに話しかける。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まさか、こんな日が来るとは + 思わなかったわ」 +\endtext + +\text("グラス") +「それには同感だ。貴殿と生きて対面する + ときは、どちらかが相手に屈している + ものと思っていた」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうよね。 + それがまさか、こうして同席してお茶 + してるってのも変な話よね」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふむ。カイムにはいくら感謝しても、 + 感謝しきれないな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「彼はそんなもの求めてなんてないでしょう。 + 感謝するぐらいなら、夜中にベッドに忍び + 込んだほうが、百倍は喜ぶわよ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……確かにそうだな」 +\endtext + +\text +易々とその光景を想像できたグラスは、 +クスリと笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text +カイムを話題に打ち解けた二人は、 +リズベルが戻るまで会話を楽しむのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_72") + +\text +マガヒメとティーリアが、 +優雅にお茶を楽しんでいた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お互い、配下には恵まれなかった + わよね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに比べて、ここはいい子たちが + 揃ってて、羨ましいったらありゃしない」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね……ここにいる方々が、 + 私の周りにいてくれたら、ずいぶん違った + 未来になっていたでしょうね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まぁ、それも今だからこそ + 言えることよね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ディアボリカはともかく、魔物たちを + 軍に登用するなんていったら正気を + 疑われてたわね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、それだけ私たちが、ここに + 染まったということなのでしょうね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね……ここに、っていうよりも、 + カイムに染められちゃった感じかしら?」 +\endtext + +\text +マガヒメのその言葉に、 +ティーリアも頷いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_73") + +\text +マガヒメの部屋を訪れたイツキは、 +挨拶もそうそうに頭を下げた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「申し訳ない、マガヒメ殿…… + 私が不甲斐ないばかりに、御身を + 守ることができなかった」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「気にすることはないわよ、 + こうして無事だったんだから」 +\endtext + +\text("イツキ") +「しかし……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「終わったことなんだから、 + 今更うじうじしてもしょうがないじゃない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そう、でしょうか……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうそう、それに私がこうして無事なのも + あなたがここで頑張ってくれたからよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、そんなに気落ちする + 必要なんてないわ。逆に胸を張って + いいくらいよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……そう言ってもらえると、 + 少しは気が楽になります」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「じゃあ、これでこの話は終わり! + あなたも気にしないこと!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……分かりました……」 +\endtext + +\text +イツキは口ではそういっているが、 +顔を見ればまだ気にしているのが +手に取るように分かる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁ……じゃあ罰として、 + 今日1日、私の護衛をしなさい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「は! かしこまりました」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうと決まったら、早速買い物に + 行きましょう! + 荷物持ちは頼んだわよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え! あ! マガヒメ殿! + 私は護衛なのでは!?」 +\endtext + +\text +上機嫌なマガヒメはイツキを引きずって、 +街に繰り出すのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_74") + +\text +イツキと会話を楽しんでいたマガヒメは、 +不意に気になっていたことを尋ねてみた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「前々から聞こうと思っていたんだけど、 + あなた、カイムのどこに惚れたの?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「な、何故そのようなことを……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「面白そうだからに決まってるじゃない♪」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……そ、そんなに面白いことでは、 + ありません?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それを決めるのは私よ! + さ、分かったなら白状しなさい」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いえ、しかし……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいじゃない、減るもんじゃないんだし。 + それに私とあなたの仲でしょう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「う……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ~ショックだわ…… + こんなに頼んでいるのに + 答えてくれないなんて」 +\endtext + +\text("イツキ") +「わ、分かりました! + い、言いますから」 +\endtext + +\text +顔を真っ赤にしながら、 +イツキは呟くように言葉を紡ぐ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「その……女として、私のことを + 見てくださいましたから……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なるほどね……その反応からして、 + 私を助けるためにやむなくカイムの女に + なったって訳ではなさそうね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「カイム殿はそのような + 卑劣漢ではありません!」 +\endtext + +\text +イツキが大声を出したことに、 +マガヒメは目を丸くする。 +\endtext + +\text +そんなマガヒメの様子を見て、 +イツキは慌てて頭を下げた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「も、申し訳ありません! + 怒鳴ったりなどして……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「謝らなくてもいいわよ。それにしても、 + カイムは愛されてるわね。ふふふ♪」 +\endtext + +\text +顔を赤くして居心地の悪そうなイツキを +見ながら、マガヒメはニヤニヤ笑うのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_75") + +\text("アグリ") +「ふうっ! はっ! とうりゃっ!」 +\endtext + +\text +アグリはいつものように +剣の素振りをしていた。 +\endtext + +\text +そんなアグリの鍛錬している姿を、 +ベアトリスはじっと眺めている。 +\endtext + +\text +その視線を感じて、アグリは剣を振るう +手を止めた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうじっと見られてると、 + えらくやりずれぇんだが……」 +\endtext + +\text +アグリはかいた汗を拭いながら、 +ベアトリスの方に向き直る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああ、私のことは気にしなくてもいいから。 + そのまま続けて♪」 +\endtext + +\text("アグリ") +「って言われても気が散るんだよ。 + 用事があるならさっさと済ませてくれ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「別に用があるわけじゃないわよ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だったらよ、何で俺のことを + じっと見てたんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いやね、もしかしたら私の弟になるかも + しれないから、しっかり見極めようかな + と思ったのよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あんた! まだ俺のことをホモだと + 疑ってるのか!!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あははは、ごめんごめん。 + 2割ぐらいは冗談だから」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ほとんど本気じゃねえか!!」 +\endtext + +\text +怒鳴るアグリに、ベアトリスは冗談だって +と謝るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_76") + +\text +ミネルヴァが食事をとっていると、 +カイムが話しかけてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「随分とここに馴染んできたようだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「馴染んでいるのでしょうか? + あまり実感がないのですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここに来る前のお前なら、きっと + 料理など食べようとは思わなかっただろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかも、ディアボリカや魔物などと + 同じ空間にいるなどとは、想像すること + すらできなかっただろうな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうですね。 + あのころの私は、体の脆弱さを嘆きながら + も、正義を成すことだけを考えていた……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。高飛車だった昔のお前も悪くは + ないが、やはり今のお前の方が魅力的だな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「美醜の観点で言えば……私の体は + どんな者でも美しいと思えるように + 構築されています」 +\endtext + +\text("カイム") +「外見の問題ではない。 + 俺が言っているのは内面についてだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に忌々しげな視線を向けるお前を犯す + のもよかったが、今のお前と愛し合うのも + 捨てがたい魅力だ、と言ってるんだ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「カイム様は、本当に性行為のことしか + 頭にないのですね……」 +\endtext + +\text +カイムが得意気に語った内容に、 +ミネルヴァは呆れ顔を作った。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「まぁ、一応褒められたようですから。 + ありがとうございます、カイム様」 +\endtext + +\text +ミネルヴァは微笑を浮かべながら、 +料理を食べ進めるのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_77") + +\text +自室で休んでいるミネルヴァのもとを、 +リズベルが訪ねてきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさん、 + 最近調子はどうですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「どう、といわれても困りますが…… + 体調には変化はなく、良好です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、そういうことを聞いているのでは + なくてですね……」 +\endtext + +\text +簡潔な返答に、リズベルはどこか戸惑った +ような表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「意図した答えでなければ申し訳ありません + ……できれば、単刀直入に言って頂けると + ありがたいのですが」 +\endtext + +\text +すると、リズベルは意を決して口を開く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、ハッキリといいますね。 + ……カイム様との性行為に関して、 + 何か困ったことはありませんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もし仰って頂ければ、改善するように + カイム様には私から言っておきますので」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なるほど、そういうことですか。 + いや、カイム様には良くしてもらって + います。特に困ったことは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「みだらな衣装を着ることを要求されたり、 + 卑猥な行為を強制されたり……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おかしな言葉を言わされたりは、 + してないんですね?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いえ、それは……全て当てはまります。 + でも、カイム様がそれを望むのなら…… + 私はそれに従うまでです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はぁ……まったく、 + あの人は何をしているのやら……」 +\endtext + +\text +リズベルは思わず眉間に手を添えて、 +ため息を吐いたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_78") + +\text +ベアトリスが自室でくつろいでいると、 +ミネルヴァがやってきた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、どうしたの? あなたが + 私の部屋に来るなんて……珍しいわね」 +\endtext + +\text +緊急事態かと険しい表情を作ったが、 +ミネルヴァは首を横に振った。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「その……すまなかった」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へ? + 私、謝られるようなことされたっけ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「キロスでのときでもそうだが…… + 知らなかったからと言って、 + 私はお前たちを悪辣に罵ってしまった」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああ、そのことね。 + でも、そんな気にしなくてもいいわよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だが……」 +\endtext + +\text +苦笑を浮かべるベアトリス。だが、 +ミネルヴァは簡単に受け止められなかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いや、本当に気にしてないから。 + 私にはあなたを責める気なんてないわよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「だからと言って、 + そう簡単に水に流せるものなのか……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、ここに参加している兵は、 + 皆似たようなものよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「キロスにシュカ、敵対していた兵たちが + ここでは今、肩を並べて戦っているのよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だったら、昔のことを水に流して、 + 元ストラクタとディアボリカが + 共に戦ってもいいでしょ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうか……そうだな。 + では、これからも戦友として、 + よろしく頼む」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ。 + よろしくね、ミネルヴァ♪」 +\endtext + +\text +ミネルヴァとベアトリスは、 +笑みを浮かべながら握手を交わすのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_79") + +\text("カイム") +「今日はこれくらいでいいだろう。 + 後は任せたぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なりません」 +\endtext + +\text +椅子から立ち上がったカイムを、 +ベルナはその一言で制した。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ? + 残りの作業はお前でも出来るだろう。 + 俺がここにいる必要はあるまい」 +\endtext + +\text +カイムは不機嫌そうな表情をしながら、 +ベルナのことを睨む。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あるに決まっています。あなたは + 王なのですから、きちんと仕事をして、 + 皆の模範になってください」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それにリズベルからも、 + 仕事が終わるまで部屋から出すなと + 言われていますので」 +\endtext + +\text +リズベルの名前が出てきて、 +カイムの表情がさらに歪んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……やはり、リズベルの補佐につけたのは + 失敗だったかもしれんな……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうでしょうか? + 私がリズベルの補佐についてから、 + 事務効率は上がったようです」 +\endtext + +\text +カイムの苦々しげな呟きに、 +ベルナは不思議そうに首を傾げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「その分俺も忙しくなっているではないか! + これを失敗だと言わずして何と言う!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これが当然の仕事量です。今までが + おかしかっただけでしょう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……さあ、次は + これらの書類にサインをお願いします」 +\endtext + +\text +カイムの訴えを、ベルナは顔色一つ変えずに +切り捨て、分厚い書類の束を差し出す。 +\endtext + +\text +その量を見て、カイムは、 +がくりと肩を落としたのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_80") + +\text("リズベル") +「今日はここまでにしましょうか。 + お疲れ様でした、ベルナさん」 +\endtext + +\text +書類がいつもよりかなり早く片付いたことに、 +リズベルは上機嫌だった。 +\endtext + +\text +そんなリズベルに労われたベルナは、 +不思議そうに首を傾げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この程度の仕事でしたら、 + いつもの半分以下なので + 苦にはなりませんが……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……今日ほど、カイム様の悪い癖に + 感謝した日はないかもしれません」 +\endtext + +\text +リズベルは先ほどベルナが言った言葉を、 +ぐっとかみ締めていた。 +\endtext + +\text +今日は書類の量を意図的に減らして、 +ベルナの能力を確認してみたのだが……、 +彼女はリズベルの予想以上に優秀だった。 +\endtext + +\text +リズベルは、自分が一手に引き受けていた +書類仕事の負担が軽減すると想像しただけで、 +喜びに打ち震えている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「どうかしましたか?」 +\endtext + +\text +そんなリズベルの様子に、 +ベルナは不思議そうに首を傾げる。 +\endtext + +\text +ベルナの視線に気がついたリズベルは、 +咳払いをして誤魔化した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ゴホン……どうやら余裕みたいですね。 + では、明日から量を増やしますが、 + 大丈夫ですよね?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ、任せてください。 + 期待には応えてみせましょう」 +\endtext + +\text +リズベルの問いかけに、 +ベルナは自信ありげに頷いた。 +\endtext + +\setgamedatatitle("会話イベント_81") + +\text +ある日、ベルナは執務室での仕事の合間を +見つけて、ミネルヴァの部屋を訪れた。 +\endtext + +\text +部屋に入るなり、ベルナは +頭を下げて謝罪した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ミネルヴァ。 + 私は、あなたに謝らなければなりません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界で、ディアボリカを含む多くの + 種族に対する抹殺を命じ……結果として、 + あなたに大きな罪を犯させてしまった」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今の私になら、それが大きな過ちであった + ことが明確に理解できます。 + 申し訳ありません、ミネルヴァ」 +\endtext + +\text +自責の念を表情に浮かべるベルナに、 +ミネルヴァは首を左右に振った。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「謝らないでください、ベルナ様」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ストラクタとしての上下関係があったとは + いえ、最終的には私の意思でしたことです。 + ベルナ様のせいではありません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それに――この世界で、自分のしたことを + ベルナ様のせいにしたら……私はここの + 者たちと向き合えそうにありません」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはそういうと、 +悲しそうに笑みを浮かべた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ですが」 +\endtext + +\text +そう言葉を紡ごうとするベルナを、 +ミネルヴァは制した。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もうこの話はやめましよう。 + いくら昔の自分を悔いても、 + この罪悪感からは逃げられません」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはそういって、 +胸に手を置いて痛みに耐えるかのような +表情を浮かべた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なるほど、この胸を押し潰すような痛み。 + これが、罪悪感なのですね……」 +\endtext + +\text +ベルナはぎゅっと拳を握り締めて、 +苦しそうに顔を歪める。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私たちは、一生この気持ちを背負って + 生きていくのですね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうですね……ですから、 + この世界の者たちのように、 + 助け合って生きていきましょう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この世でたった二人の元ストラクタ + なのですから」 +\endtext + +\text +そういってミネルヴァは、 +そっと手を差し出した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ええ、そうですね。 + よろしくお願いします」 +\endtext + +\text +ベルナは微笑を浮かべると、 +差し出された手を握ったのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/謎のアイテム入手.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/謎のアイテム入手.txt new file mode 100644 index 0000000..4384bbb --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/謎のアイテム入手.txt @@ -0,0 +1,105 @@ +\setgamedatatitle("謎のアイテム入手1") + +\text +暗闇に覆われた秘神の門の内部。 +\endtext + +\text +襲いかかるヴェクサシオンの暗殺者を +撃退し、魔王軍は進撃を続けていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん……?」 +\endtext + +\text +カイムが目にとめたのは、通路の端の目立た +ない場所に置かれた、小さな箱だった。 +\endtext + +\text +宝箱にしては簡素な作りだ。 +が、そんな様子が却ってカイムの興味を +引いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「罠はかかっていないな。 + どれどれ、中身は……」 +\endtext + +\text +罠感知の呪文をこっそりと唱えて安全を +確認すると、カイムはわくわくしながら箱を +開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは……幻像石、なのか?」 +\endtext + +\text +カイムがコレクションしている幻像石と、 +大きさや形は似ている。だが、黒く輝くそれ +はどこか禍々しい印象を与える。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + 一応、俺のコレクションに入れておくか」 +\endtext + +\text +そっと懐に石をしまうと、カイムはリズベル +たちのもとに戻るのだった。 +\endtext + +\setgamedatatitle("謎のアイテム入手2") + +\text +迷宮の最深部での戦いを終えた魔王軍。 +カイムはひとり、周囲を探索していた。 +\endtext + +\text("カイム") +「これほど苦労したのだ。 + もっと収穫があってもいいはずだが……」 +\endtext + +\text +ふとそこで、部屋の片隅から異様な魔力を +感知した。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、これは……? + やけに禍々しい魔力を放っているでは + ないか」 +\endtext + +\text +魔力の源は、幻像石よりも一回りほど大きな +黒い宝珠だった。 +\endtext + +\text +その中では、見たことも無いような複雑な +紋様が蠢いている。魔力を生み出しているの +は、この紋様が作り出す術式なのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……これはなかなかの値打ち物かも + しれん。回収しておこう」 +\endtext + +\text +簡単な探知魔法で安全を確認してから、宝珠 +を懐に入れるカイム。 +\endtext + +\text +そして、リズベルにどやされる前に +一行の元に戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_01.txt new file mode 100644 index 0000000..4afe77d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_01.txt @@ -0,0 +1,134 @@ +\setgamedatatitle("オープニング\n魔王軍結成①") + +\text("???") +「――静粛に」 +\endtext + +\text +Wtf its working. +\endtext + +\text +爛々と輝く獣の瞳と、 +肌を焦がす熱気のような視線。 +\endtext + +\text +――この三日三晩ともに酒を酌み交わし、 +歌い、踊った魔物……同胞たちが膝をつき、 +女を見上げていた。 +\endtext + +\text("???") +「まずは、改めて感謝しなければなりません。 + 私たちを信じ、 + この場に集まってくれたことに」 +\endtext + +\text("???") +「あなたたちが、 + ここに来てくれなければ……」 +\endtext + +\text("???") +「リズベル――堅苦しい話はそこまでに + しておけ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様。ええ、そうですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここにいる以上、お前たちはこの世界を + 認める気はない……そうだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、俺について来い。 + この俺が……魔王がお前たちの世界を + 変えてやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この戦いは我々を地の底に追いやり、 + 全てを奪った者たちへの復讐ではない!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「奪われたもの全てを、この手に取り戻す + ための聖戦である!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誇りと尊厳を今一度この手に! + そして、世界をあるべき姿にするために!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今ここに、魔王軍結成を宣言する!!」 +\endtext + +\text +ひとつに纏まった咆哮がリズベルの鼓膜を、 +身体の芯を揺さぶって、気分を高揚させる。 +\endtext + +\text +――三日前までただの魔物の群れだったと +いうのに、今では軍隊のようだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(あるいは、それこそが + 宴の本当の目的……?) +\endtext + +\text("カイム") +「おう……やる気マンマンだな、こいつら」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。カイム様もなんだかんだ言って、 + ちゃんと魔王様してくださるんですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……興が乗っただけだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(……なんて言ってますけど、 + ちょっと楽しそうでしたもんね) +\endtext + +\text +羨望と期待、そして畏怖の眼差しが +魔物たちから向けられる。 +\endtext + +\text +上に立つものだけが味わうことができる、 +優越感と支配欲が融けあった甘美な美酒。 +\endtext + +\text +これが、カイムを酔わせてくれるのなら +なにも文句はないのだが――。 +\endtext + +\text("リズベル") +(この調子で魔王としての役目を + こなしてくれたらいいんですけど……) +\endtext + +\text +ハドス王の嫡子……カイム。 +これまでの彼の行動を思い出して、 +リズベルはため息がこぼれそうになった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……それでも、やるしかないわ。 + もう、後戻りなんてできないんだもの) +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_02.txt new file mode 100644 index 0000000..6005f47 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_02.txt @@ -0,0 +1,1202 @@ +\setgamedatatitle("オープニング\nカイムとリズベル") + +\text("リズベル") +「……私たちは、悪魔らしい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「悪魔たちが住まう煉獄界から這い出てきた + 不純物。それがディアボリカだそうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「たったそれだけのことで、 + ディアボリカはなにもかも奪われていく」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ううん、違う。 + 種族なんて、ただの言い訳にすぎない」 +\endtext + +\text +――とどのつまり。 +\endtext + +\text("リズベル") +「何者であれ、力があれば…… + 奪われることなんてなかった」 +\endtext + +\text +――父と、母の骸がそこにあった。 +\endtext + +\text +身体は恐怖で動かず、周囲を囲む男たち +から逃げることも叶わない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうしてわたしたち、 + こんな目に遭うの?」 +\endtext + +\text("男1") +「悪魔に生まれたことを恨むんだなぁ。 + 諦めろよ」 +\endtext + +\text("男2") +「まあ、悪魔だろうがガキだろうが女は女だ。 + ちゃんと一端のメスにしてから、 + ママんところに送ってやるよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうして? わたし……たちは……」 +\endtext + +\text +――あなたたちと同じように、この世界に +生まれてきただけなのに。 +\endtext + +\text("???") +「貴様ら、なにをしている?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("男1") +「お? なんだ、テメェ?」 +\endtext + +\text("男2") +「カカッ、こいつディアボリカじゃねぇの。 + その角と、目……そうだよなぁ?」 +\endtext + +\text("???") +「ああ……そうだが、ただのディアボリカ + と一緒にするな」 +\endtext + +\text +リズベルを守るように割って入った男は +なんのひねりもなく、 +ばかばかしいことを平然と―― +\endtext + +\text +胸をはって、告げた。 +\endtext + +\text("???") +「俺は、魔王だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まおう……様……?」 +\endtext + +\text("男1") +「……ひっ、ぎゃははははっ! + おい、聞いたか? 魔王だってよ!!」 +\endtext + +\text("男2") +「寝言ってなぁ、寝て言うもんだぜ? + つーか、恥ずかぎゃっ」 +\endtext + +\text("男1") +「………………は?」 +\endtext + +\text("???") +「この俺を嗤うとは、無礼な男だ」 +\endtext + +\text("男1") +「てっ、てめぇ! 悪魔の――ぎゃっ!?」 +\endtext + +\text("男1") +「ひっ、ひぃっ! やめっ、たっ、 + たすけ……うわああああっ!!?」 +\endtext + +\text("???") +「……さて、と。おい、小娘。 + 大事ないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……え……?」 +\endtext + +\text("???") +「ふむ……無事なようでなによりだ」 +\endtext + +\text +そう微笑んで、“魔王”と名乗った男は +リズベルの頭を優しく撫でた。 +\endtext + +\text +大きくて、暖かい手のひらが思ったよりも +優しかったことを今でも覚えている。 +\endtext + +\text +――伝説は真実だった。 +\endtext + +\text +かつて偽の神を倒して、この地に一大国家 +を作り上げた魔王――アスタロス。 +\endtext + +\text +この人こそが、伝説の魔王に違いない――。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ねえ、魔王様」 +\endtext + +\text("???") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうして、私たちはこんな目に + 遭わなくちゃいけないの?」 +\endtext + +\text +遠方の孤児院に預けられるその間際。 +\endtext + +\text +リズベルは“魔王”にそう問いかけた。 +\endtext + +\text +……生まれたことを恨め。 +人間はそう言った。 +\endtext + +\text +目の前の“魔王”は、どう答えるのだろう? +\endtext + +\text("???") +「そんなもの、決まっている。 + 俺たちに力がないからだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちから……」 +\endtext + +\text("???") +「力があれば奪われることも、虐げられる + こともない。それはシュカの同胞が + 証明していよう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("???") +「お前も、力を手にいれろ。 + 今の世界を変えたければな」 +\endtext + +\text +力がなければ、全て奪われる。 +それは一国の王であっても変わらない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だからといって、私だけが + 力を得てもなにも変わらない。 + ディアボリカが、強くならないと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのために、私にできることを。 + 私のなすべきことを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……でなければ、私を助けてくださった + アスタロス様に合わせる顔がない」 +\endtext + +\text +旧ハドス領、ブラムの市街地をリズベルが +早足で通り過ぎていく。 +\endtext + +\text +期待と喜びに、自然と足取りが軽く、 +早くなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +(やっと、やっと見つけた……!) +\endtext + +\text +きっかけは、本当にささいなことだ。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「カイム? 彼なら私の宿に泊まってるわよ。 + あ、もしかしてあなた……ふふ。 + なぁんだ、カイムもヤることヤってるのね」 +\endtext + +\text +昨夜、情報収集にやってきた酒場で、 +偶然居合わせたレベッカという女性。 +\endtext + +\text +彼女には感謝してもしたりないぐらいだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(なにか勘違いされていたみたいだけど…… + おかげでうまく聞き出せたし、 + 結果オーライね) +\endtext + +\text("男") +「ああん? てめぇ、人間様にぶつかって + おいてなに素通りしてんだ?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「すっ、すみませ――」 +\endtext + +\text("男") +「だれが喋っていいつったよ、おい」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「うぐぅっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ッ……」 +\endtext + +\text("男") +「あー、おい、靴が汚れた。つーか俺らの街 + がテメェのせいで汚く見えるな。 + 綺麗にしねぇと」 +\endtext + +\text("リズベル") +(……私には、やらなくちゃいけない + ことがある) +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「すみませ……すぐ、綺麗に……」 +\endtext + +\text("男") +「おう、じゃあさっさと死ね。 + おい、誰か憲兵呼べ、憲兵!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「そんな……まっ、待ってください! + 嫌だっ、そんなの、放せ! + 嫌だ! 死にたくない!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ッ……」 +\endtext + +\text +憲兵に連れて行かれる同胞から目を逸らし、 +その場をあとにする。 +\endtext + +\text +大事の前の小事だ、と何度も自分に +言い聞かせてリズベルは走り出す。 +\endtext + +\text +旧ハドス領はとくに、ディアボリカの扱いが +ひどい。 +\endtext + +\text +差別も迫害も当たり前で。 +あんなふざけた理由で粛清されるのも +日常茶飯事だという。 +\endtext + +\text("リズベル") +(でも、それももうすぐ終わる…… + 彼を見つけたから) +\endtext + +\text +『十三の月の牡羊亭』。 +彼が、滞在しているという宿の前で、 +リズベルは足を止めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当にいるのかしら?」 +\endtext + +\text +どこにでもあるような宿。 +\endtext + +\text +レベッカと名乗った女性の言が正しければ、 +ここに彼はいるはずなのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(カイム……ハドス王の息子。 + 私たちの、ディアボリカの希望……) +\endtext + +\text("リズベル") +「ごめんくださーい」 +\endtext + +\text("リズベル") +(あなたには、魔王になっていただきます!) +\endtext + +\text("カイム") +「――いい尻のラインだが、今日はそういう + 気分じゃない……かといって巨乳ものに + 行くのも安直だな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここはやはり腋か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………………………」 +\endtext + +\text +――さて、これはいったいどういうこと +なのだろう? +\endtext + +\text("カイム") +「……レベッカからお前のことは聞いている。 + 俺になんの用だ?」 +\endtext + +\text +部屋の中央でくつろいでいた、目当ての男が +ジロリと不機嫌そうにリズベルを一瞥する。 +\endtext + +\text +とうの彼女の視線は、彼が持つ幻像石の…… +正確にはそれが映し出す裸の女体に +釘付けだったわけだが。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、いや……えっと……あの」 +\endtext + +\text("リズベル") +(これがカイム王子……? でもこんなの、 + ただの変態男じゃないの!?) +\endtext + +\text +カイムは幻像石で今度は映像まで流し始める。 +艶やかな嬌声がリズベルの鼓膜を震わせて、 +その顔を火照らせる。 +\endtext + +\text +そして、映像とリズベルを交互に見ながら、 +実に真剣な表情で、こういった。 +\endtext + +\text("カイム") +「用がないなら帰れ。 + 見ればわかるだろうが、俺は今、おかずの + 厳選で忙しいんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうわけにはいきません! + 私はあなたに話があって来たんです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。俺にはない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……あなたはハドス王の第一王子、 + カイム様なんですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……もう100年以上も前の話だがな。 + 今はどこにでもいるただの男だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それでも、です。 + あなたがハドス王の息子であるという事実 + に変わりはないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それもそうだな。 + で?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「単刀直入にお願いします。 + あなたに、ハドスを再興して欲しいのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……は?」 +\endtext + +\text +――なにを言っているんだ、この小娘。 +\endtext + +\text +表情がそう言っている。 +だが、ここでくじけるような小娘に +育ったつもりは無い。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム王子。あなたは、ディアボリカへの + 差別や迫害が続いているこの現状を、どう + お考えなのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなものは、 + 人間同士でもよくある話だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、ここ数年の間、私たちの種族や + 魔物と呼ばれる者たちへの弾圧は日を追う + 毎に過激になりつつあります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「このままでは、本当に私たちは……」 +\endtext + +\text +――滅びてしまう。 +\endtext + +\text +そこに至るまでに、果たしてどれほど多くの +犠牲が出るのだろうか。 +\endtext + +\text +考えるのも恐ろしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今、彼らを守るものは何もありません。 + ……ですが、今ならまだ間に合います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私に力を貸してください! + ディアボリカの……いえ、全ての魔物の + ために!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたの力で、今一度ハドスを再興して + ほしいのです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「興味ないな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text +あっさりと断られてしまって、 +リズベルは二の句が継げなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなに救いたければ、 + お前だけでやればいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……私だけでは駄目なんです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、いい太ももだな……。 + そうやって、誰かを頼らないと何も + できんのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ッ! + ……誰かが手を差し出さないと、 + 立ち上がれない人だって、いるんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなただって同じディアボリカでしょう? + ハドスの復興は私たちの地位向上にも + 繋がるんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「同胞を救おうとは思わないのですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ま、確かに今の状況は気に喰わん。 + バカな連中が幅を利かせて、ふざけた理由 + で弱者を虐げてるのはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だったら!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、こうなってしまったのはそいつら + 自身にも責任がある。抗うことも忘れた + 奴らの面倒など、見る気はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「大体、お前の理屈も理由も知ったことか。 + 俺に押し付けるな」 +\endtext + +\text +そういって、カイムは幻像石に目を向ける。 +\endtext + +\text +話は終了だ、と。 +耳を傾ける気すらない……態度がそう告げて +いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「やはり、ヒロイン屈服物はいい…… + 心が洗われるようだ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +(そんなくだらないものの何が + いいのよ……あなたはそれでいいかも + しれないけれど……) +\endtext + +\text +多くのディアボリカは娯楽を楽しむどころか、 +生きていくことさえも難しいというのに。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでも……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでも、王族ですか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「はぁ……いいなぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……最低……最低です」 +\endtext + +\text("リズベル") +(こんな男に私は……) +\endtext + +\text +期待も、喜びも、今や落胆と失望に +変わってしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(こんな男を王に据えるなんて…… + 絶対無理よ……) +\endtext + +\text +でも、今から自分がやろうとしていることは、 +このニルトの全ての民を相手取った大勝負。 +\endtext + +\text +この男の……亡国ハドスの王子、という +肩書きは必ず役に立つはずだ。 +\endtext + +\text +彼がいれば、大義名分が立つ。 +『滅びた祖国の再興』という図式は、誰から +見ても分かりやすい。 +\endtext + +\text +そう、だから……たとえ最低の変態であろう +とも、今はこの男にすがるしか無いのが事実 +なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なあ、お前もそう思うだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい?」 +\endtext + +\text +落胆するリズベルとは違って、 +カイムは目を輝かせて幻像石を彼女に見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「正義を信じ、自らの勝利を疑わないような + 女が悪に敗北する……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その屈辱と怒りに満ちた瞳に睨まれたら、 + と考えると、ゾクゾクしてしまうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もういいです。 + 勝手にやってればいいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「この女の心が折れたとき、 + どんな表情を見せるのか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それまでにどんな表情で耐えて、 + どんな言葉で罵ってくるのか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、少しずつ快楽に堕ちていく心と + 身体……む、いかんな。 + 想像していたら勃ってきたぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「たっ……知りません、そんなこと!」 +\endtext + +\text("カイム") +「知らんとはなんだ。 + いいか、一番の見所はここだ。この、 + 心が折れ、雌の顔を見せる瞬間がな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「勝手にやってください…… + もうやだ、この人……」 +\endtext + +\text +嬉々として語り始めるカイムに、 +ため息が出そうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「落ちた後のデレもたまらん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんで、そんなに楽しそうなんですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きだからに決まっているだろう」 +\endtext + +\text +――このエロ魔人め。 +\endtext + +\text +喉まででかかった言葉を飲み込んで…… +ふと思いついた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それ、そんなに好きなんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「大好きだ。 + 俺の原点と言っても過言ではない。 + なんならひとつずつ解説してやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あなたが魔王になれば実現しますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +ピタっとカイムの動きが止まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ。俺も舐められたものだな。 + その手には乗らんぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが魔王を名乗り、魔物を率いて + 宣戦布告すれば、人間は放っておかないで + しょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「たかが賊軍など、奴らが相手にするとは + 思えん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスもシュカも動くでしょう。 + ルザリオも、あるいは」 +\endtext + +\text("カイム") +「話にのるだけ無駄だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ちなみに、近隣三国の国家元首は + 見目麗しい女性だとか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……おい、ちょっとそこに座れ。 + 続きを聞かせろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………はあ」 +\endtext + +\text +今度こそ、リズベルはため息をついた。 +\endtext + +\text +………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、なかなかいい眺めじゃないか」 +\endtext + +\text +玉座に座ってふんぞり返るカイムは、 +ふたりしかいない玉座の間を見渡す。 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしてもブラムの地下に迷宮とはな。 + 噂には聞いていたが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正確にはニルト地方の地下全域、ですね。 + 寝室から酒場に浴場……もちろん牢屋も、 + 必要なものは一通りそろえています」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前ひとりでやったのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「使い魔を使えばこれくらいは。 + それに、魔王様を迎えるわけですから、 + 体裁くらいは整えます」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、よくやった。 + 小さいくせにやるじゃないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あ、ありがとうございます。 + あと小さいのは関係ないです」 +\endtext + +\text +うむ、と頷き大きく背筋を伸ばすカイム。 +\endtext + +\text +――まさか、労ってくれるなんて。 +嬉しいような、恥ずかしいような。 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで、魔王軍とやらは俺たちだけ + なのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「数日前に触れを出しています。 + 早ければ今日のうちに……遅くとも + この三日の間に必要最低限は」 +\endtext + +\text("カイム") +「準備のいいことだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(それにしても、本当に王女目当てで + ついてくるなんて……) +\endtext + +\text +三国を落とせば、女王を自分のものにできる。 +カイムはたったそれだけのことで、 +リズベルについてきてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(どうしよう……さすがに三国と事を + 交える気はないし……) +\endtext + +\text +あれは言葉のあやだったのだ。 +\endtext + +\text +そうでも言わなければ、 +この男は来てくれないと思ったから。 +\endtext + +\text +リズベル自身は、戦争をする気なんてない。 +\endtext + +\text +ハドス復興はあくまでも、ディアボリカの +地位向上のきっかけで。 +\endtext + +\text +魔物と蔑まれて、居場所を失った者たちの +居場所を作るためなのに。 +\endtext + +\text("リズベル") +(欲望に忠実なのも考え物ね……。 + 王たるもの強欲なのはいいことだけど……) +\endtext + +\text("???") +「おー、やってるやってる……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お待ちしていました。 + 魔王軍志願者ですね?」 +\endtext + +\text("???") +「ああ……だが、ずいぶんとしょっぱい + 集まりだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。あなた方が一番乗りですから」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「なるほどねぇ……俺はスパッキオ。 + で、こっちの無口なやつが相棒のノロだ。 + よろしくな、魔王さん」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「歓迎します。私は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル、自己紹介は後にしろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺だって何度も名乗る気はない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい? どういう意味です……え?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お? こいつぁ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? えぇっ!?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おお! こいつぁスゲェや」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +スパッキオに続くかのように。 +\endtext + +\text +続々と魔物たちが集まってくる。 +その数はリズベルの予想を遥かに +上回っており…… +\endtext + +\text +同時に、それだけ魔物たちに不満が +募っていた証でもあった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……! すみませんっ、 + こ、こんなに集まるなんて……私っ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう焦るな。たかが、100…… + いや、200といったところか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「よう、魔王さん。ここはひとつ、 + ビシっと決めてくれやな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「決めるって……こんな数、どうやって + まとめるつもりなんですか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかたない。音頭ぐらいはとるか。 + でなければ静まりそうもないな、これは」 +\endtext + +\text("カイム") +「皆の者、よくぞ我が下に集まってくれた。 + 礼を言おうぞ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へぇ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「我こそは今は亡きハドス王が嫡子…… + この魔王軍が長、カイムである!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここにいる者は多かれ少なかれ、 + 今の世界に不満があるものたち + ばかりだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、今だけはそれを忘れてくれ。 + お前たちは我が声に応えてくれた…… + まずはその礼をしたいのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ささやかながら、宴の準備をしている。 + まずは腹を満たし、疲れを癒してくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっ? 宴って、 + そんな準備してませんよ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら今すぐにすればいいだけのことだ。 + 酒ぐらいなら、すぐに出せるだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな簡単に……いえ、わかりました。 + しばらく時間をいただきますから」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。後のことは任せる。 + 今宵は祝宴だ! 思う存分に愉しめ!」 +\endtext + +\text +音頭をとるカイムを背にリズベルは足早に、 +玉座の間をあとにする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにが『後は任せる』なのよ……!」 +\endtext + +\text +こんなことになるなんて、 +想像もしていなかった。 +\endtext + +\text +あんなに魔物たちが集まるのも。 +宴を開くことも。 +\endtext + +\text +……音頭をとったカイムに +見とれてしまったことも。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あんな人……スケベで変態で、最低です! + 適当だし、やる気もないし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +(しかも“魔王様”とカイム様を重ねてみる + なんてどうかしてるわ……!) +\endtext + +\text("リズベル") +(私を助けてくれた“魔王様”は…… + アスタロス様はあんな変態じゃないもん) +\endtext + +\text +――ああ、よくやった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……と、とにかく宴の準備ね。 + 材料はともかく、使い魔を総動員しても + 回るかどうか……」 +\endtext + +\text +――小さいくせにやるじゃないか。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ううう……別に、褒めてほしいわけじゃ + ないわよ……これも役目の内なんだから」 +\endtext + +\text +王を補佐し、命令に従うのもまた部下の +務めだ。 +\endtext + +\text +そう言い聞かせて、顔を真っ赤にしながら +リズベルは厨房に向かう。 +\endtext + +\text +そうして、魔王軍結成の祝宴と称した宴は +三日三晩続いたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_03.txt new file mode 100644 index 0000000..37d740a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/00_オープニング_03.txt @@ -0,0 +1,952 @@ +\setgamedatatitle("オープニング\n魔王軍結成2") + +\text("カイム") +「ふぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物、魔物、魔物……なんとまあ、 + むさくるしいことだ」 +\endtext + +\text +宣戦の儀を終えたカイムは、 +まっすぐ自分に与えられた寝室に戻ってきた。 +\endtext + +\text +玉座の間に集まった魔物たちの群れを +思い出し、気が滅入ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「かわいい魔物娘の一人でもいたらよかった + のだがな。 + サキュバスに、アルラウネ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……今日は人外娘で行くか」 +\endtext + +\text +……といっても、基本的にヒロイン屈服モノ +であることに変わりはない。 +\endtext + +\text +カイムの枕元には、お気に入りの +コレクションがいくつも転がっている。 +\endtext + +\text +宿から持ってきた、数少ない私物だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……やはりヤられちゃうシリーズは + いい。疲れた心も癒される」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……これがついに現実になるわけだ。 + この俺の手で……むふふ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「勝手にいなくなったと思ったら…… + なにをやってるんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、リズベル。それを今すぐ返せ。 + 今、いいところなんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……返してほしかったら、まずはご立派な + 一物をしまってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけにはいかん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……あなたはもう魔王軍の指揮官 + なんですよ? その自覚を持ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「“賢者”になるほうが先だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「涼しい顔で自慰を続けないでください」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ならお前もすればいいんじゃないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「断固お断りします。だいたい誰が寝室に + 戻っていいと言いました? + このあとは作戦会議ですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなものお前とスパッキオで済ませろ。 + 国盗りごっこもお前に任せる。 + 俺は女をここで待つのが仕事だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様。配下の者にはあなたの + 本当の目的は黙っておいてください」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一応、大義名分を掲げて魔王軍を結成 + したのですから。いいですね? + 約束ですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「会議のほうには顔だけでも出してください。 + それも王の務めです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それと横になるときは上着を脱いで下さい。 + 動かないでください、皺を伸ばしますから + あと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、小うるさいことだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お目付け役の仕事をこなしているだけです」 +\endtext + +\text +そういうと、カイムの上着の皺を +伸ばしていくリズベル。 +\endtext + +\text +そのとき―― +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え?」 +\endtext + +\text +硬く勃起した肉棒を露出したままのカイムと、 +彼の上着に手をかけていたリズベル。 +\endtext + +\text +それをどう解釈したのか、 +スパッキオはニヤっと口の端を吊り上げた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ははぁん。 + こいつはお邪魔だったみたいだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違いますっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、むしろいいタイミングだ。 + 俺は見せ付けるのも好きだぞ?」 +\endtext + +\text +にやっと笑うと、カイムは唐突にカイムは +リズベルを抱きしめる。 +\endtext + +\text +一物を晒したままで、だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「~~~~~~っ!?!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、どうかしたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あたっ……あたって……あう、あ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いやなに。あいつら、早く暴れたくって + 仕方ねえってよ」 +\endtext + +\text +みんな魔王を待っている、とスパッキオは +笑う。 +\endtext + +\text +それにカイムも獰猛な笑みで返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。 + 俺も下半身の魔物が暴れたいと……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そっちはいいですから! + 早く行きますよ!」 +\endtext + +\text +どうにか拘束を解いてリズベルは +カイムの手を引き、玉座の間に +向かうのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「……で、どうしてあなたがここに + いるんでしょうか」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「なんでって、そりゃあ、出前を + 頼まれたからに決まってるじゃない」 +\endtext + +\text +――それがどうしたの? +レベッカの表情はそう言っていた。 +\endtext + +\text +大事な軍議の前に出前である。 +しかも、ごく普通にこの玉座の間まで +やってきている。 +\endtext + +\text +それは、とても大きな問題だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「誰ですか、そんな勝手なことをした人は!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたですか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、心配するな。ちゃんと使い魔を + 使って頼んでおいたぞ。お前らの分もな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「びっくりしたわ~。いきなりコウモリが + やってきて喋りだすんだもの。ねぇ」 +\endtext + +\text +そういうと、怖れる様子もなくレベッカは +傍らのオークの頭をなでた。 +\endtext + +\text("オーク") +「ブヒ♪」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あー……俺もなでなでされてぇ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「俺も」 +\endtext + +\text("カイム") +「膝枕を所望する」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「うふふ、いいけど順番よ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この男どもは……!」 +\endtext + +\text +リズベルにはあんな包容力もなければ、 +女性らしい起伏にも乏しく。 +\endtext + +\text +無性にこみ上げてくる怒りに、 +ぶるぶると肩を震わせることしかできない。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「うへへ……それで、 + まずはどうするんだい?」 +\endtext + +\text +頭を撫でられつつ、スパッキオが問いかける。 +\endtext + +\text +その幸せそうな表情に苛立ちを覚える +リズベルだが、同時に戸惑ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつは気にするな。信用できる女だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様がそうおっしゃるなら。 + では、いかがなさいますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の好きにしていい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は。魔物の地位向上……そのためには + なにより、ハドス奪還が必要不可欠です」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ふーん……でもよ、そういうのって + シュカとかキロスでもよくねぇか? + あっちのほうが人は多いだろ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「訴えるにしても、戦うにしても + そういう場所のほうが、俺らの力を + 示せそうなもんだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、我が軍の錬度では三国の + 攻略は不可能……返り討ちに + あうでしょうね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それにハドスほど、我ら魔王軍の初陣に + ふさわしい地もありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、がんばってくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……陣頭指揮を執るのはあなたですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろ。 + 国盗りごっこなんて興味ない。 + いい女がいれば話は別だが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +(つまり、私はいい女じゃない + ということですかね……) +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……なんでそんなにハドスに拘るんで? + そりゃ、魔王さんがハドスの王子ってのは + 解ってるけどよ。敵討ちじゃないんだろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもの決まってい……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「知ってのとおり、ハドスはカイム様の…… + ディアボリカの祖国でもあります」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスが人間の手によって滅亡したのが、 + 120年前……私たちの、いえ、魔物の + 迫害が酷くなったのもその頃からです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスの滅亡を機に今の世界が + 出来上がったのなら……世界を変えるのも + また、ハドスからでしょう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「しかもその旗頭がこの人ってんなら、 + なおのことってわけだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういうことです。だから、この戦い + だけは……絶対に負けられないんです」 +\endtext + +\text +だというのに、当のカイムはふて腐れた +様子で幻像石を見始める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもんどーでもいい。 + 本題に移れ、本題に」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにを怒っているんですか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「リズベルちゃんに話を遮られちゃったから、 + 拗ねてるのよねぇ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……子供ですか、まったく」 +\endtext + +\text +肩を落としつつも、リズベルはカイムの +ために幻像石でニルトの地図を +映し出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「近隣三国……ルザリオ、シュカ、キロス。 + 定石とおりに行くなら、ルザリオを + まず攻略すべきでしょう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「エルフの国だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。そもそもこの三国は + もう100年以上も争うことなく、 + 良きにしろ、悪しきにしろ安定しています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは地勢上……中央に広がるアルダ + 大森林と、北のバルカ山脈によって他国 + への侵攻が極めて困難だからです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大森林はあまりに広く、一度足を踏み込め + ばブライトリーフたち以外は生きて出る事 + ができないと言われています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「また、バルカ山脈は年中ひどい吹雪に + 見舞われています。こちらも……行軍する + のは難しいと思われます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、私たちにはこのニルトの地下に + 広がる迷宮があります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「古代テスタ文明の遺した、この地下迷宮が + ニルト地方全土にひろがっているのは + 皆さんご存知だと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして……我々にとって非常に都合のいい + ことに、この地方の城や都市は、全てこの + 地下迷宮と開口部で繋がっているのです」 +\endtext + +\text +リズベルはどこか得意気に眼鏡の位置を +直しながら、言葉を続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「地上の人々からすれば、地下迷宮はただの + 遺跡です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「危険な罠や魔物が潜んでいるというそんな + 場所を、彼らが利用することはありません。 + ……せいぜい冒険者くらいですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが……我々からすれば、この迷宮を + 進むだけで、各国の拠点となる都市に + 直接部隊を送りこむことができるのです」 +\endtext + +\text +ここが肝心、とリズベルは語気を強める。 +\endtext + +\text("リズベル") +「我々の軍はまだまだ小さなものです。 + 各国の正規軍と比較するのもおこがましい + ほどの烏合の衆……それが今の我々です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな我々が、都市にまともに攻め入った + ところで、数の暴力に押しつぶされるのが + 関の山でしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、この地下迷宮から、敵拠点に直接 + 進軍すれば……?」 +\endtext + +\text +そこでスパッキオが、なるほどと頷く。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「屋内での戦闘になれば、数に任せた戦いは + しにくくなるな。敵との戦力差を埋める + には、なるほど良い手だ」 +\endtext + +\text +その発言に、リズベルも我が意を得たりと +いう調子で頷き返す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「この地下迷宮は、長い間人の手が入らず + 放置されてきました。至るところで崩壊が + 起き、通行できない場所も多いです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこで……我々はこのブラム地下の迷宮を + 拠点として、崩壊した箇所を掘り進めて + 整備して、ニルト全体の迷宮を掌握します」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうすれば、この迷宮を通ることで + ニルトのどの国にも攻め入ることが可能 + です」 +\endtext + +\text +リズベルのその案は、皆を納得させるに +充分足るものだったようだ。 +\endtext + +\text +いつの間にか彼女の話に引き込まれていた +カイムも、なるほどといった様子で頷いて +いる。 +\endtext + +\text +そうなると…… +問題は、どの国から攻略するか……だ。 +\endtext + +\text +大森林に囲まれたエルフの国、ルザリオ。 +\endtext + +\text +朱王海に面した湾岸国家シュカ。 +\endtext + +\text +バルカ山脈に守られた北の軍事国家、キロス。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルザリオのエルフなら森を抜け、 + 他国に侵攻することもできるでしょうが + 彼らは森の外には不干渉なんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスが滅んでも一切無視だったな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですので、ルザリオを無視してキロス…… + あるいはシュカを攻めることもできる + でしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もし、私たちが人間だったら、 + の話ですが」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうか、俺たち魔王軍にまで不干渉を貫く + とはかぎらねぇもんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。最悪、キロスやシュカとの + 戦闘中に挟撃される可能性もあるかと」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「その分、ルザリオにはそんな危険性は + ないってわけだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの大森林のおかげで、両国とも手を + 出そうにも出せませんから。 + ルザリオに集中できます」 +\endtext + +\text("カイム") +「……よくわかった」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「要するに、手っ取り早く近場から落として + いこうというわけだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「身も蓋もねぇな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうか……エルフの女か。 + ふふふ……」 +\endtext + +\text +さっそく幻像石でエルフものを見始める +カイム。 +\endtext + +\text +頭の中はすでにそれしかないようだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(本当に大丈夫なのかしら……) +\endtext + +\text("カイム") +「そんな顔をするな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はお前を信用している。 + お前は俺を勝たせてくれる。 + そうだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……う……当たり前ですっ。 + それが私の役目ですからっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、聞いたな、お前たち! + さっさとハドスを落としてルザリオだ! + エルフの女王を俺に献上するのだ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう、任せろよ。女王様の首くらい + 俺らでちゃちゃっと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「首などいらん! 女王そのものを + 俺のもとにもってこいと言ったのだ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あん? どういう意味だい?」 +\endtext + +\text +リズベルの顔が一瞬で蒼白になっていく。 +だが、遅かった。 +\endtext + +\text +リズベルの思惑などカイムの +知ったことではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく聞け。俺が軍を旗揚げした理由は + ただひとつ」 +\endtext + +\text +玉座から立ち上がるカイム。 +\endtext + +\text +その眼下には配下の魔物たちが、 +群がりなにごとかと見上げてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ、駄目です……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「三国の女王を俺の女にするためよ!」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら♪」  +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……は?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぁぁ……」 +\endtext + +\text +――いとも容易く、カイムは本音を +バラしてしまった。 +\endtext + +\text("カイム") +「故に三国に喧嘩を売るわけだ。 + 悪の魔王に楯突く女どもは一人残らず、 + 俺のものにしてやる……ククク」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにあっさりバラしてるんですか! + ついさっき、黙ってろって言ったばっかり + でしょう!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、なんのことだかなぁ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様!!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「く、はははははは! いいじゃねぇか。 + 魔王はそれぐらいじゃねぇと + つまんねぇよ。なあ?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「見ろ。あいつらはよく解っているぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「結果論じゃないですか…… + もう、なにを考えてるんですか、 + あなたは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「本音を言わんヤツに誰がついてくるものか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……それは、そうですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに俺が女王どもを手に入れれば、 + ニルトは結果的に俺のものになる。 + お前の目的も果たせるんじゃないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +(もしかして、ちゃんと + 考えてくれていたんでしょうか……?) +\endtext + +\text +もし、そうなら素直に +喜んでもいいのだろうか。 +\endtext + +\text +いや、喜ぶくらいなら結果で答える +べきかもしれない。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ねえ、カイム。もしかして喧嘩でも + する気?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……そっか。あんまり無理しちゃ嫌よ。 + 大事なお得意様がいなくなると + 商売あがったりなんだからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。レベッカこそ、しばらくは + ここにいろ。ここなら安全だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……では、行くとするか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「スパッキオ、彼らは?」 +\endtext + +\text +チラリと、魔物たちに視線を送るリズベルに、 +スパッキオは獰猛な笑みを浮かべてみせる。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「準備万端よ。つーか、待ちくたびれたぜ。 + とっとと大暴れしたいってな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大いに結構です。では派手に参りましょう。 + 初陣ですので、華々しい勝利を。 + ……ですよね、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ハドス攻略など前哨戦にすぎん。 + 勝って当然の戦いだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まず狙うはルザリオの美しいエルフだ。 + ひっとらえてあの長耳をイクまで + 舐めしゃぶってやる、ククク」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そういうことは心の中だけで + 言ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「全軍出陣! + この俺のもとに、いい女を持ってこい!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_01.txt new file mode 100644 index 0000000..396f3cf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_01.txt @@ -0,0 +1,266 @@ +\setgamedatatitle("第1の都市ファーガン") + +\text("兵士1") +「市長、どうか出てきてください! + ファーガンを守らなければならないのです!」 +\endtext + +\text("兵士2") +「魔王がやってきているのですよ!? + あなたの街でしょう!」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「うるさい、うるさい、うるさい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いけ、者共! ふはははは!」 +\endtext + +\text +ファーガンの中心部にある庁舎付近は、 +今や地獄絵図となっていた。 +\endtext + +\text +魔王と名乗るディアボリカが率いる +魔物の群れが、どこからともなく現れて +庁舎の中で暴れている。 +\endtext + +\text +魔物たちは上の階……つまり、市長のいる +階を目指して進軍中だという。 +\endtext + +\text +つい数時間前まで平和だったのが、 +嘘のようだった。 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「あっ、あんなの無理だっ……!」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「あんなに魔物に包囲されて…… + 絶対、絶対殺されるぅぅ……」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「ジャコモのせいだ……あいつが、 + あんな政策を打ち出すから僕がこんな目に + 遭うんじゃないか……」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「こうなったのは僕のせいじゃない…… + 僕はなにも悪くな……」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「へあぁぁぁぁっ!!?」 +\endtext + +\text("兵士1") +「市長っ! このままではファーガンが、 + 魔王軍にのっとられてしまうんですよ!」 +\endtext + +\text("兵士2") +「ビビッてないでさっさと出てきて指揮を + とりやがれ! それでもこの街の市長か!」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「ぅうるさぁいっ! そんなもの知るか! + お前らで勝手にやってろ!」 +\endtext + +\text("兵士1") +「っ……」 +\endtext + +\text("兵士2") +「ちっ、もういい! + テメェ、この戦いが終わったら覚えておけ、 + ただじゃすまさねぇからな!」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「いやだ、いやだ、いやだ…… + 死にたくないっ、死にたくないっ……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いけいけ! 人間共に俺たちの恐ろしさを + 教えてやれ!」 +\endtext + +\text("市民") +「ひいいっ、化け物だー!」 +\endtext + +\text("市民") +「いやあっ、助けてぇぇ!」 +\endtext + +\text +庁舎の周囲を取り囲むように、 +魔王軍が街の中心部を制圧してゆく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では第一部隊は東の大通り側を。 + 第二部隊は、南の市場付近から市民を + 追い払ってください」 +\endtext + +\text("ノロ") +「ウオオオォォ……!」 +\endtext + +\text("市民") +「きゃああああっ!?」 +\endtext + +\text +リズベルの陣頭指揮のもとに、統制された +魔物たち。 +\endtext + +\text +自分たちよりも強大な力をもつ魔物に +追われる恐怖。 +\endtext + +\text +人間にとっては悪夢でしかないだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「スパッキオさん、彼らにはちゃんと + 伝えてありますよね」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おうよ。できる限り殺すなって言ってある。 + あいつらなら問題ねえ。 + でも、本当にこれでいいんだな?」 +\endtext + +\text +だが、それでも市民に死者は出ていない。 +リズベルがそれを許さないのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「国を取り戻すための戦いですから。 + 自国の民を殺すわけにはいきません」 +\endtext + +\text +逃げていく市民を見やり、リズベルは小さく +うなずく。 +\endtext + +\text +スパッキオが、言葉の通じない魔物にも +通訳してくれたおかげとも言えた。 +\endtext + +\text +リズベルとスパッキオの指揮に従って、 +魔物たちが統率されている。 +\endtext + +\text +予定通り、民間人の被害は最小限。 +\endtext + +\text +その結果に、ざわっとリズベルの胸中で +喜びが沸き起こる。 +\endtext + +\text +――だが、喜ぶのは勝ってからだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかし、つまらんな。 + いい女はそこそこいるが、俺に逆らうヤツ + がいない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。街の中心部から出てきたの + ですから……本来ならすぐに防衛部隊が + 出てきてもおかしくはないはずなんですが」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……いや、噂をすればってやつだ。 + 来たみたいだぜ」 +\endtext + +\text +遅ればせながらやってきた防衛隊を見据え、 +スパッキオはうっすら口角を吊り上げる。 +\endtext + +\text("兵士") +「ここまでだ、魔王軍! + これ以上ファーガンを好きにはさせんぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +(……市長の姿が見えんな。逃げたか?) +\endtext + +\text +旧ハドスは、元々が複数の自治都市の集合体 +として成立していた。ゆえに、今もその一切 +の権力が各市長に与えられている。 +\endtext + +\text +もちろん、軍権も例外ではない。 +その市長が姿を見せないということは +あるいは敵前逃亡か。 +\endtext + +\text("カイム") +「……お前、市長を捜して俺のもとに + 連れて来い」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へい!」 +\endtext + +\text +であれば、逃がすわけにはいかない。 +\endtext + +\text("兵士") +「貴様らの進軍もここまでだ! + 観念するがいい!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「観念するのはそちらです。 + 指揮官もいない寄せ集めが、カイム様に + かなうわけありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことだ。いけお前ら。 + あんな雑魚、とっとと片付けろ」 +\endtext + +\text("兵士") +「抜かせ、ディアボリカが! + 全軍、あの魔王もどきを蹴散らせ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_02.txt new file mode 100644 index 0000000..6e79287 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_01_02.txt @@ -0,0 +1,738 @@ +\setgamedatatitle("第1の都市ファーガン制圧") + +\text("リズベル") +「あは……勝った……やった……! + これなら、ハドスを……」 +\endtext + +\text +最後の兵士が倒れる。 +\endtext + +\text +この戦場に立っているのは、 +魔王軍の兵士たち。 +\endtext + +\text +その事実が、リズベルの身体を震わせる。 +内から沸き起こる歓喜に身体が熱くなって、 +倒れこみそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、当然の結果だろうな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さんはなんもやってねぇけどな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……真の王とはな、山のてっぺんで + 踏ん反りかえるだけで勝利を + 手にするものだ」 +\endtext + +\text +――指揮官のいない集団が、魔王軍に +勝てるはずもないのだ。 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「ちくしょうっ、放せよっ! + 嫌だっ、嫌だぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、来たか」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「カイム様、連れてきました」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ご苦労だった」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「ひいぃっ、やめっ、助けてくれっ!」 +\endtext + +\text +その指揮官も、無様な姿をさらしながら +魔物たちによってカイムのもとに +連れてこられていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様が、ファーガンの市長だな」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「はひぃっ、ひっ……助けてっ、 + 命っ……命だけは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。魔物どもになぶり殺しに + されてしまえ」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「ヒッ……!? + すみませ……いやっ、死にたくない……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なら、二度とこんな真似はせんことだ。 + わかったら、お前の持っている幻像石を + 俺に全て渡すがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「拒めばどうなるか……解っているな?」 +\endtext + +\text("オーク") +「ぐるるる……!」 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「はひ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかろう、なら恭順の証に、この我に頭を + 垂れるがいいわ! ふっはっはっ!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王様、楽しそう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ノリノリだねぇ。 + で、あっちはどうするんだい?」 +\endtext + +\text +スパッキオの視線の先には、 +負傷した防衛隊がいる。 +\endtext + +\text +魔物に囲まれて、逃げることも叶わない +彼らは程なくして迷宮へと連れていかれる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね……」 +\endtext + +\text +彼らがカイムに服従するとは思えない。 +\endtext + +\text +……どころか、今の自分たちのように +いつか牙を向けてくるだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +(それに、彼らだってディアボリカを + たくさん殺してる……) +\endtext + +\text +なのに、生かしておいていいのか。 +\endtext + +\text +この戦いは第一歩だ。 +ディアボリカが差別から抜け出すための。 +\endtext + +\text +ふつふつと湧き上がってくるのは義憤なのか、 +それとも憎悪なのか、わからない。 +\endtext + +\text +ただ、勝利の余韻が沸きあがってくる感情を +煮えたぎらせているのは確かだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……粛清しましょう。 + 解らせてやります。私達の苦しみを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃぅんっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、これはなかなか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どっ、どこ触ってるんですかぁ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「尻だ。いいものを持ってるな。 + 小さいくせに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「小さいは余計ですっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「決めたぞ。 + あいつらには、これから魔王軍の兵として + この街を守ってもらう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なに言ってるんですか! + 彼らは、今まで散々……」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、お前はこれからもずっと、少しでも + 歯向かう者たちは皆殺しにし続ける + つもりか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あう……それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はなんのためにそこにいる?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「過去は水に流せ。 + お前は明日を変えるために、 + ここにいるんじゃないのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……うぅぅ……」 +\endtext + +\text +カイムと違って、そう簡単に割り切れる +リズベルではなかった。 +\endtext + +\text +そうやって逡巡している間に、 +魔物たちが痺れを切らしてカイムの下に +集まってくる。 +\endtext + +\text("ホブゴブリン") +「魔王様、魔王様! + あいつら殺す? 食っていい?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……豆のほうが美味い。 + 殺したくない……どうする?」 +\endtext + +\text("オーク") +「ブヒ、ぐるる……ブヒー」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、待て。それを決めるのは + リズベルだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私ですか……?」 +\endtext + +\text +待ちわびる魔物たちと視線が合う。 +彼らはリズベルの指示を待っている。 +\endtext + +\text +そして、その答え次第では魔王軍の方針も +決まるだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………わかりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼らは殺しません。 + 魔王軍に迎え入れましょう」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「決まりだな。お前ら、勝ったからって + 乱暴なことはすんなよ! + 人間も俺らの仲間だからな!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「よかった……人間の飯は美味い」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お前は + どんだけ食い意地張ってんだよ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふ。 + では、まずは防衛隊の治療をします」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それが済み次第、彼らとともに + ファーガンを平定しましょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様。 + ここはひとつ、我が軍を立ち上げた時の + ように、演説をお願いできますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「演説だと? + ……だが、何を喋ればいいのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これまで、私が説明した内容をざっと + まとめる感じでお願いします。 + お任せして大丈夫ですよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……あまり気は進まんが、 + まあいいだろう」 +\endtext + +\text +街の中心部にある庁舎は、いまや完全に +魔王軍に制圧されていた。 +\endtext + +\text +その様子を、遠巻きに不安げな市民達が +見守っている。 +\endtext + +\text +そんな彼らの前に、カイムは捕らえた市長と +ともに姿を見せる。 +\endtext + +\text +何事が始まるのか、といぶかしげな市民たち +に向けて、カイムが口を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ファーガンの民たちよ、 + お初にお目にかかる」 +\endtext + +\text("カイム") +「我が名はカイム。 + 今は亡き王国、ハドスの生き残り…… + ハドス王家の血を継ぐ者だ」 +\endtext + +\text +その言葉に、人々の間からざわめきが起こる。 +\endtext + +\text("市民") +「おいおい、じゃああいつら、国を滅ぼされ + た復讐のために……?」 +\endtext + +\text("市民") +「そんな……! 防衛隊もやられちゃったし、 + 私たち、これからどうすれば……!」 +\endtext + +\text("市民") +「皆殺しだ……あいつらの国を滅ぼした人間 + を、皆殺しにするつもりなんだ……ッ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺が望むのは復讐などではない!」 +\endtext + +\text +そんな市民たちの気持ちを察したかのように、 +強い口調で言葉を重ねるカイム。 +\endtext + +\text +市民たちは静まり返り、自然とカイムの +次の言葉を待ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「人はいつか死に、国もいつかは滅びる。 + これは覆し難い、世のことわりだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「我が故国であるハドスも、その運命には + 逆らえなかった……それだけのことだ」 +\endtext + +\text +先ほどの言葉から一転、今度は淡々とした、 +どこか哀愁さえ感じさせる様子で語るカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「例え国が滅びようとも、それで国民が死に + 絶えるわけではない。新たな国での、新た + な人生を送ればよいのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスが健在であった頃、この国では + 人とディアボリカ、そしてその他の種族 + が当たり前のように共存していた」 +\endtext + +\text +遠い目をするカイム。 +長寿のディアボリカは、100年以上前の +ことをまるで昨日のことのように語る。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、ハドスを滅ぼした後の、今のこの + ニルトはどうだ?」 +\endtext + +\text +そして、再びの激情。 +もはやファーガンの街は、カイムの独壇場 +だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスが滅び、状況は変わった。 + 国の簒奪に成功した者たちは、特定の種族 + への差別を支配構造に組み込んだのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「我々ディアボリカは虐げられ、また魔物 + たちも平和のためという名目で集落ごと + 虐殺されている」 +\endtext + +\text("カイム") +「その根底にあるのは、過剰な純血主義で + あり、また自分たちの種族だけ栄えれば + 良いというエゴイズムだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう、ディアボリカは新しい人生を送る + ことさえ否定されたのだ!」 +\endtext + +\text +ここで再び、言葉に力を入れるカイム。 +身振りも交え、市民たちに強い印象を与える。 +\endtext + +\text("カイム") +「国を奪われ、そして生きる権利すら + 奪われ……ディアボリカは、そのまま滅び + よというのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「否。断じて否だ。 + 俺たちは決して、そのような運命の前に + 黙って屈することはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「我々虐げられた民が、当たり前に + 生きていける場所……それを作ることが、 + 俺の望みだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺はハドスを滅ぼした者たちの轍は + 決して踏まない。我が魔王軍に賛同する者、 + 全ての生きる権利を保証する」 +\endtext + +\text("市民") +「う、嘘だ……っ! + そんな甘い言葉にゃ、俺達は + 騙されないぞ――っ!」 +\endtext + +\text +勇気を振り絞り、カイムの演説に抵抗の意志 +を示す者がいた。 +\endtext + +\text +急いで兵たちが殺到しようとするが、 +カイムはそれを手で制する。 +\endtext + +\text("カイム") +「信じられないのも無理はない。 + 我々が今日、武力を以って、血を流して + この地を占領したのは事実だからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、あればだ。 + 俺の言ったことが本当かどうか、自分の目 + で確かめてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「去りたい者は、この街を去って構わん。 + 我々はそれを止めることはしない」 +\endtext + +\text("カイム") +「この街の住民たちには、以前と + 全く変わらない生活が続くことを + 保証しよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、ただひとつだけ、 + 変わることがある」 +\endtext + +\text +ここでカイムは、聴衆をぐるりと見渡した。 +\endtext + +\text("カイム") +「特定種族への差別は、これを恒久的に + 禁ずる。これを破った者には、 + それ相応の罰が与えられるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、この施策については、引き続き + 市長にも協力してもらう……そうだな、 + 市長?」 +\endtext + +\text +そこで、カイムの演説に思わず引き込まれて +いた市長は、反射的に何度も頷いた。 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「か、カイム殿とはすでに話はついている。 + 皆も不安はあるだろうが……」 +\endtext + +\text +そこで、市長は思わずカイムに不安げな視線 +を向ける。それに、大きく頷くカイム。 +\endtext + +\text("ファーガン市長") +「明日からは、普段どおりの生活を送って + 欲しい。そうなるように、我々も努力 + する……以上だ」 +\endtext + +\text +よくやった、とカイムが肩を叩くと、市長は +思わず倒れそうになった。 +\endtext + +\text +見れば、市民たちからも、先ほどまでの +怯えた様子は薄れ、むしろ魔王軍に対する +興味さえ示し始めていた。 +\endtext + +\text +だが、すぐに彼らの信頼が得られるとは、 +リズベルはもちろん考えていない。 +\endtext + +\text +それを得るために、カイムはしっかりと +役割を果たしてくれた。 +\endtext + +\text +であれば、今度はリズベルたちが +働く番だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……やはりカイム様は、ハドスの王族に + 連なるかたなんですね。民衆の前で見せた、 + あのカリスマは……) +\endtext + +\text +そこで、演説を終えたカイムが戻ってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、こんなもので良かったのかな、 + 軍師どの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、充分すぎるほどです。 + ありがとうございます、カイム様」 +\endtext + +\text +普段よりも少し優しく、カイムに声を +かけるリズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、俺はこれから街の視察に行く。 + 実は演説中に、何人かいい女を見つけて + な……」 +\endtext + +\text +その言葉を聞いて、柔らかかったリズベルの +態度は凍りつく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「邪魔ですので、カイム様は + 先に迷宮に戻ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +――そうして、ひと段落したと思った +そのときだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……やっぱり出てきやがった」 +\endtext + +\text +小さな光が、カイムとリズベルの間を +飛んでいく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「キラムシ……」 +\endtext + +\text +詳しい生態は誰にもわからない。 +それが生き物かどうかすら不明だ。 +\endtext + +\text +幻想的な光は人々の心を癒し、 +それゆえ万人に愛される存在だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「綺麗ですね。私たちの勝利を + 祝ってくれているんでしょうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ありえん。 + そんな可愛いものか、これが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ! 駄目ですよ、乱暴なことしたら。 + なにもしてないじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、俺の気分を害したんだ。 + 潰されても文句は言えん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「理不尽すぎませんか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「大体ハドスが滅んだときも大量に現れたぞ、 + こいつら。それだけでも縁起が悪い」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは……でも、お祭りとかでもよく + 見かけますよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん」 +\endtext + +\text +確かに祭りでも多くのキラムシが現れる。 +\endtext + +\text +年越し祭りや収穫祭などは +その最たるものだろう。 +\endtext + +\text +だが、それでもハドスが滅んだときと +比べれば微々たるものだった。 +\endtext + +\text +――たった一人の姉が死んだときも、 +キラムシはまるで蛆が群がるようにして +その亡骸にまとわりついていた。 +\endtext + +\text +死肉に群がるハイエナ。 +それがカイムの、キラムシに対する +イメージだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_02_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_02_00.txt new file mode 100644 index 0000000..8018114 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_02_00.txt @@ -0,0 +1,272 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオの内情1") + +\text +ニルト地方の中心部に広がるアルダ大森林。 +\endtext + +\text +その最奥にブライトリーフ・エルフの王国、 +ルザリオがある。 +\endtext + +\text +その女王であるティーリアは、憂いを帯びた +瞳で眼下に広がる自国を見下ろしていた。 +\endtext + +\text +木々と融合した高層都市。 +国民のエルフだけではない。 +目には見えずとも、そこには精霊たちもいる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(みんなも気づいているでしょうね……) +\endtext + +\text +森が……精霊たちが、ざわめいている。 +それは彼女だけでなく、国民の不安をも +煽っているだろう。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様! + エル=フラフニス、ただいま戻りました!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お疲れ様。森の様子はどうでした?」 +\endtext + +\text +エル……ティーリアが心を許せる数少ない +友人であり、ルザリオ随一の弓兵。 +\endtext + +\text +大森林の巡回を終えると彼女はまっさきに +ここにやってきて、森の様子を +聞かせてくれる。 +\endtext + +\text +それはティーリアにとって、数少ない楽しみ +のひとつだった。 +\endtext + +\text("エル") +「はい。今日はですねー、シロキツネの + 親子を見かけたんですよ? + もふもふで可愛かったです!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、そうですか」 +\endtext + +\text +どこの木の実りがいいとか、 +怪我をした動物の治療をしたとか、 +寄り道して、初めての場所に行ってみたとか。 +\endtext + +\text +楽しそうに話してくれたが、 +最後にかすかに表情を曇らせるエル +\endtext + +\text("エル") +「……でも、精霊たちの様子がちょっと + おかしかったんですよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エルもそう思いますか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。慌ててるっていうか、 + 怖がってるっていうか…… + どうしたんでしょうか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……なにか、よくないことが起こるのかも + しれませんね」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫です!」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様のことは、私が絶対に + 守ってみせますから! 悪いやつらなんて、 + 私の弓でバンバン射抜いちゃいます!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……」 +\endtext + +\text("???") +「それはそれは、頼もしいことですな」 +\endtext + +\text +突然やってきた男に、ティーリアはわずか +ながらに萎縮してしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……」 +\endtext + +\text("エル") +「宰相どの! いつも部屋に入るときは + ノックしてって言ってるじゃないですか! + ティーリア様が怖がってます」 +\endtext + +\text("ルドール") +「申し訳ありません、ティーリア様。 + 急ぎ、お伝えせねばならないことが + ありましてな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「しばし、お時間をいただくことに + なりますが……よろしいですかな?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「先日、旧ハドスにて魔王軍と名乗る賊が、 + 現れたとの報告がありました」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「魔王……?」 +\endtext + +\text +ティーリア、そしてエルの脳裏を +過ぎったのは魔王アスタロスの名だった。 +\endtext + +\text +数百年前、ディアボリカとともに +非道の限りを重ねた悪魔―― +\endtext + +\text("エル") +「魔王って、あの魔王ですか!?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それはありますまい。 + 彼の魔王は姿を消して久しい。 + 名を借りただけのまがい物でしょうな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ですが、精霊たちが怯えているのは + 事実でしょう?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そう気に病むこともないでしょう。 + 所詮は魔物どもの寄せ集め……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ルザリオへの侵攻どころか、 + 旧ハドス領の占領すらままならないかと」 +\endtext + +\text("エル") +「でも……そうやって相手を侮るのは危険 + じゃないですか?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ほう……エル殿はルザリオの兵が、 + 賊に劣ると。その弓では魔王もどきの + 首も射抜けぬと仰いますか?」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなわけありません! + 私の弓は見敵必殺、一撃滅殺です!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……とエル殿も言っておられます。 + そも、“魔王”など、もはや前時代の遺物。 + 本物など……いるはずがないでしょう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そう……ですよね……」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、やっぱり心配ですよ……。 + 物見だけでも増やしたほうが + いいんじゃないですか?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「では、こちらで手配しておきましょうか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「よろしくお願いします」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それでは、私はこれで」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text +――魔王軍。ティーリア様を脅かすもの。 +\endtext + +\text +ならば、自身のやるべき事は決まっている。 +\endtext + +\text +難しいことを考えるのはエルは苦手だった。 +\endtext + +\text +だから、明確に答えがあると解りやすい。 +やることはひとつだけなんだから。 +\endtext + +\text("エル") +(ティーリア様は、私が絶対に + 守ってみせる……!) +\endtext + +\text +不安に表情を曇らせるティーリアの傍らに +立ち、エルはそう決意したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_03_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_03_00.txt new file mode 100644 index 0000000..8a28977 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_03_00.txt @@ -0,0 +1,373 @@ +\setgamedatatitle("シュカの内情1") + +\text("ホンジュ") +「この時勢に魔王とはな。 + ずいぶんと時代遅れな連中だ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「魔王かどうかなど、関係ない! + 現に彼奴らはファーガンを占領したのだ。 + ここで捨て置けば禍根となるぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(早く終わらないかしら……) +\endtext + +\text +――同刻、シュカでは官僚を交えた +緊急会議が行われていた。 +\endtext + +\text +朱王海と、アルダ大森林にはさまれた +湾岸国家・シュカ。 +\endtext + +\text +ハドスからは離れたこの国でも、 +魔王軍の進撃には動揺を隠せないでいた。 +\endtext + +\text +女帝マガヒメ、そして官僚のトップ二人 +を除いて……だが。 +\endtext + +\text("武官1") +「だいたい、なにを怯えるのです? + 結局、あれらと戦うのは我ら……貴方がた + は、安全な場所から高みの見物でしょう」 +\endtext + +\text("文官2") +「なんだ、その物言いは! + 戦っているのは貴様らだけではないわ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(私はそっちのけ……はー、つまんない) +\endtext + +\text +人間に混じり、かなりの数のディアボリカが +登用されている武官と、人間のみで構成 +された文官。 +\endtext + +\text +ディアボリカの武官たちは皆、ハドスが +滅亡する前から、その地位にいたものばかり。 +\endtext + +\text +滅亡しても、その権力と武力で今なお +シュカの中枢に身をおく、数少ない差別や +迫害から免れた者だ。 +\endtext + +\text +だからなのか、実力主義者ばかりで +傲慢、おまけに欲深い……というのが +マガヒメの評価だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(人間もディアボリカも、歳をとると + あーなっちゃうのかしらねぇ) +\endtext + +\text("文官2") +「調子付く前に打ってでるべきじゃ!」 +\endtext + +\text("文官3") +「左様。今すぐにでも軍を派遣し、 + 叩き潰すべきだ」 +\endtext + +\text("武官2") +「否、それではキロスに隙を見せる + ことになる」 +\endtext + +\text("武官2") +「……仮にハドスが落ちようとも、次の + 狙いはルザリオだ」 +\endtext + +\text("武官3") +「でなければ我らとエルフに挟撃されるわな。 + いかに不干渉とて、ルザリオも降りかかる + 火の粉は払うだろうよ」 +\endtext + +\text("文官2") +「ルザリオが落ちたらどうするというのだ!」 +\endtext + +\text("武官1") +「やつらにあの森を抜けられますかねぇ」 +\endtext + +\text("武官2") +「いっそ、共倒れになってくれれば良し。 + あの森を手に入れればキロス侵攻も + 容易くなる」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「そりゃあ、ことがうまく運べばな。 + そう簡単にはいかんだろうさ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……はぁ」 +\endtext + +\text +彼らは過去から、いったいなにを +学んだというのか。 +\endtext + +\text +ため息がこぼれるマガヒメに気づく者は、 +ひとりもいない。 +\endtext + +\text +いや、ひとりだけいるが、その男は丞相故か +一切会議には口を出さないでいた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「………………」 +\endtext + +\text +その間にも武官は妄想を膨らませ、 +文官は苛立ちを募らせていくばかりだった。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「……所詮は、ディアボリカ。 + 同類は殺したくない、ということか」 +\endtext + +\text("武官2") +「なに?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「情報によればかの賊軍……頭目は + ディアボリカだそうだ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「しかもその目的は故国ハドスの + 再興……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("武官1") +「……どういう意味ですか?」 +\endtext + +\text("文官1") +「武官殿ならおわかりでしょう。 + 軍隊を維持するのにどれだけの金と労力が + いるか……」 +\endtext + +\text("文官3") +「到底、ひとりでできることではないの」 +\endtext + +\text("文官2") +「協力者がいて、しかるべきかと」 +\endtext + +\text("武官3") +「貴様ら……ッ」 +\endtext + +\text("文官1") +「加えて、その目的はハドス復興。 + この時勢で、それをやるにはなおさらだ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「権力も金もあり……かつ同じ悪魔が + 力を貸していると見ていい。 + なあ、武官殿?」 +\endtext + +\text("武官1") +「それ以上、我らを愚弄してみろ…… + ここでその首――」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「まあ、落ち着けや」 +\endtext + +\text("武官1") +「しかし、将軍……!」 +\endtext + +\text +ホンジュ――武官の大将軍が部下を制する。 +感情的になりやすい部下を抑えるのは、 +彼の仕事でもある。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「別にそういうわけじゃねえ。 + だが、様子見は必要だろうよ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「将軍、私たちはそこのディアボリカ + どもと話しているのです。 + あなたは……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……いい加減になさい。 + くだらない」 +\endtext + +\text("武官1") +「……」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ッ…………」 +\endtext + +\text +しん、と静まり返る中、ホンジュが…… +そしてツーシンが口を開く。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「なににしても間者は放っておくべきだな。 + 情報が欲しい」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ、そのほうがいいでしょうね。 + キロスの方はいかがなさいますか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「一応、そっちにも鼠を放っておきなさい。 + ま、向こうも当分は動かないでしょうけど」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「御意」 +\endtext + +\text +今しばらくは様子見するしかない。 +\endtext + +\text +下手に動いて、キロスに背を見せる +わけにはいかず。 +\endtext + +\text +かといって、魔王軍を無視するわけにも +いかない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それじゃ、今日のところは解散。 + これ以上続けられて、ここを血の海に + されたらたまったものじゃないわ」 +\endtext + +\text +官僚たちが立ち去っていく。 +その最後尾にいるツーシンにマガヒメは +声をかけた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「丞相、ちょっといいかしら?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なんでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あまり、つまらないことはしないで頂戴。 + 内輪もめなんてしている場合 + じゃないでしょう?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「つまらないこと、ですか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私にとって、ね。 + あなた、賊の頭のこと……武官には + 言ってないんじゃないの?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「彼らが聞き逃していただけですよ。 + そんなこと、するわけないでしょう?」 +\endtext + +\text +それでは、とツーシンは今度こそ踵を返す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……その笑みが胡散臭いのよ、あなたは」 +\endtext + +\text +まして、文官たちの中心人物がゆえに、 +そう思ってしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はあ……誰も彼もつまらないこと、 + この上ないわねぇ」 +\endtext + +\text +それでも、天井を仰いだマガヒメは +笑っている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……でも、ディアボリカ率いる魔王軍か。 + 喰らいついてくるかしら。 + 私の喉元まで――) +\endtext + +\text +戦局がそこまで傾いていたら、 +そのときはシュカが終わるときだろうが―― +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ……退屈しのぎには + なるかしらねぇ♪」 +\endtext + +\text +マガヒメは艶やかな唇を、 +妖しく吊り上げた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_01.txt new file mode 100644 index 0000000..d13b1c5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_01.txt @@ -0,0 +1,524 @@ +\setgamedatatitle("第2の都市テレスニール") + +\text("テレスニール市長") +「――先日、ファーガンが魔王を名乗る + 賊軍に占領されたことはご存知ですね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「あなたたちと同じディアボリカが、 + 私たち人間の住む街を蹂躙した…… + というのも、当然知っているでしょう」 +\endtext + +\text("アグリ") +(だからなんだってんだよ……) +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「おそらく、次はこのテレスニール。 + まったく許しがたいことです」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「……そこで、同じディアボリカの + あなた方に奴らを駆除していただきます」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「…………」 +\endtext + +\text +兵舎前に集めた防衛隊――ディアボリカ達を +一瞥し、市長は言葉を続ける。 +\endtext + +\text +柔和な笑みを浮かべているはずだが、 +その目はまったく笑ってはいなかった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……俺らが、ですか?」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「ええ」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「あなた方は賊軍をディアボリカの + 居住区まで誘いこんだ上で、そこで彼らと + 戦っててください」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……おい、なんでそんなとこで戦う必要が + あるんだ?」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「決まっているじゃないですか。 + 市民を巻き込むわけにはいきませんから」 +\endtext + +\text("アグリ") +「っ……俺達や、あそこに住むディアボリカ + だってそうだろ……!」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「違いますよ? + あなたたちは人間を守るための盾」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「あの区画で管理されているのは奴隷」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「……お前達は黙って私の言うことを + 聞いていればいいんだよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんだと……!!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「待て、アグリ!」 +\endtext + +\text("テレスニール市長") +「では、お願いしますね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「待ちやがれ! てめえ、俺たちを + なんだと思ってやがる!」 +\endtext + +\text +アグリの言葉が、彼に届くことはない。 +\endtext + +\text +このテレスニールを治める男にとって、 +ディアボリカはただの奴隷だ。 +\endtext + +\text +人間以下の、劣等な種族。 +そんな存在の発する音声などこれ以上 +聞く意味がない。 +\endtext + +\text +市長の考えを理解していても、 +それを納得するなど到底できはしない。 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「もうやめろって。 + 逆らってなんになるんだよ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「っ……てめえらもなんで黙ってやがんだ! + あんな風に言われて悔しくないのかよ!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「仕方ないだろ? ディアボリカなんだから」 +\endtext + +\text +なあ、と同僚たちは諦めたように笑う。 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「それに俺たちは人間の代わりなんだ。 + それがわかって、お前も防衛隊になったん + じゃないか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふざけんな……俺とお前らを + 一緒にすんじゃねぇ!」 +\endtext + +\text +――労働は、奴隷の義務である。 +街を守るために戦うのもまた、奴隷の義務だ。 +\endtext + +\text +人間が危険な目に遭う必要はない。 +戦って死ぬのはディアボリカの役目だ。 +\endtext + +\text +市長が定めたテレスニールの掟だった。 +\endtext + +\text +誰も納得なんてしていない。 +反対しても意味がないと諦めているから。 +\endtext + +\text +だが、アグリは違う。 +\endtext + +\text("アグリ") +(俺は奴隷だから、命令されたからここに + いるわけじゃねえ……!) +\endtext + +\text +アグリは望んで、ここにいる。 +それもこれも、強くなるためだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「魔王が来るだと……上等だぜ……!」 +\endtext + +\text +そして、魔王と戦うのも、人間の代わりに +街を守って死ぬためじゃない。 +\endtext + +\text("アグリ") +「誰にも渡さねえ。 + 魔王の首は、俺のもんだ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスはシュカの支援を受け、復興した + ロスペンを中心にまとまった都市国家群 + です」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ふぁあ~……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「各都市には独自の法令がありますが、 + ディアボリカの奴隷制度のみ、 + 共有しており……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「zzz……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……この奴隷制度を発案、施行したのが + ジャコモ=ボンチ。ロスペン市長です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この制度のせいで、他国と比べると + ディアボリカの立場は非常に + 悪いのですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせなら肉奴隷制度を作ればいいものを。 + いや、俺が作れば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちゃんと聞いてます?」 +\endtext + +\text +今のディアボリカ……ひいてはハドスの +情勢を理解してもらおうと玉座に +皆を呼び集めたリズベル。 +\endtext + +\text +……その結果がこれである。 +\endtext + +\text("カイム") +「キモデブ肉奴隷宣言までは聞いた」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ジャイロ=ボンチが悪の親玉ってわけだろ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「zzz……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もうそれでいいです。 + それでですね、このふざけた制度が + まかり通ったのはラスファ教のおかげです」 +\endtext + +\text +――ラスファ教はニルト地方に伝わる +大きな宗派だ。 +\endtext + +\text +その掲げる教義「世界の純化」こそが、 +問題の根底にある。 +\endtext + +\text +この世に安定と平穏をもたらすために、 +混沌に属する存在をこの世から駆逐する。 +\endtext + +\text +ゆえに混沌の象徴たるディアボリカや、 +不純な魔物こそ彼らの敵だ。 +\endtext + +\text +そうすることで世界を純粋にするという―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……極めて悪質で、独善的で、 + 言いがかりも甚だしいですね、まったく!」 +\endtext + +\text +しかも、とリズベルは続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「国、人種、宗教、文化は違っても、ニルト + 地方ではディアボリカを敵視する…… + この一点だけはどの国も同じなんです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、何十年も放浪したが、 + どこもそれだけは同じだったな」 +\endtext + +\text("カイム") +(そうだ……不自然だといってもいい。 + なぜ、そこだけが一致している?) +\endtext + +\text("リズベル") +「ラスファ教の教えが根底にありますから、 + あんな制度に反対するものがいなかった + んです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺たちの神様が許してるからいい、って + ことか……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ラスファ教には何百年という歴史が + ありますからね。それだけ影響力が + 強いんです」 +\endtext + +\text +……そんな単純な話だろうか。 +\endtext + +\text +放浪のさなか、ラスファ教が普及して +いない未開の地にも足を踏み入れたことも +あるカイム。 +\endtext + +\text +そんな場所ですら、ディアボリカは悪魔と +恐れられていた。 +\endtext + +\text +そういうものだ、といわれると +言い返せないのだがどうも釈然としない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、いいか。 + 考えて答えが出るわけでもなし」 +\endtext + +\text +であれば、ニルトを支配したほうが +手っ取り早いというものだ。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「魔王様! + 急ぎ、お渡ししたいものがございます」 +\endtext + +\text("カイム") +「あん? どうした?」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「これを……。 + 先ほど、テレスニールの使者から、 + 預かったものです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんですか、その封筒は?」 +\endtext + +\text +リズベルが代わりに受け取り、内容を +確認する。 +\endtext + +\text +それを横から覗き込んだスパッキオは。 +眉間に皺を寄せた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「これは……挑戦状?」 +\endtext + +\text("兵士") +「隊長、市民の避難は完了しました」 +\endtext + +\text("アグリ") +「よし。各自持ち場につけ。 + あのクソったれ市長に俺らの意地を + 見せてやる」 +\endtext + +\text +テレスニールの一角に、ディアボリカが +生活することを許された区画がある。 +\endtext + +\text +戦場ともなる場所だ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「民間人には被害は出さねえ。 + そのための避難も済ませた。 + これで、好きなだけ暴れられる……」 +\endtext + +\text("兵士") +「隊長、来ました!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「見りゃ、わかる。 + てめえが魔王軍の親玉だな……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……お前か? + この挑戦状を出したバカは」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ。この俺様が、テレスニール防衛隊 + 隊長……てめえをぶっ倒すただ一人の + 男、アグリ様よ!」 +\endtext + +\text +アグリは息巻き、カタナを抜いてカイムを +にらみ据える。 +\endtext + +\text("カイム") +「……テレスニールが欲しければ、俺と + 勝負しろ、だったか。 + お前、なにが目的だ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「んなもん決まってんだろ! + てめえをぶっ倒して、最強のディアボリカ + になるためだ! だから勝負しろ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「やっぱり、無視してよかったんじゃね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……カイム様とは別のベクトルで + バカのようです」 +\endtext + +\text +わざわざそんな目的のために、 +自身の守る街をエサにして戦うというらしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「アグリさん、 + 考え直していただけませんか? +\endtext + +\text("リズベル") +「同じ種族で戦う理由もありませんし、 + そもそも私達は……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「チビはすっこんでやがれ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……人が気にしてることを……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こっちにはテメエらをたたっ斬る理由が + あんだよ。退く気はねえぞ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ。同族は腑抜けばかりかと + 思ったが、面白いやつもいるんだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいですよ……私をチビと言った + 落とし前はつけてもらいますから!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「上等だぜ! 魔王軍ぶっ潰しゃあ、 + こっちのもんだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらに見せてやれ、お前達の力をな。 + 全軍――」 +\endtext + +\text("アグリ") +「突撃ィィィ!!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_02.txt new file mode 100644 index 0000000..1ae39cf --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_04_02.txt @@ -0,0 +1,501 @@ +\setgamedatatitle("第2の都市テレスニール制圧") + +\text("アグリ") +「ぐあぁぁっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……魔物にすら勝てんか。 + 俺を倒すにはほど遠いな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「くそっ……まだだ……! + 負けるわけにはいくかよ……っ!」 +\endtext + +\text +勝負がついてなお、アグリは立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……いいぞ。お前たち、下がっていろ」 +\endtext + +\text("オーク") +「ブヒ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王様……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺を倒し、最強になってどうする + つもりだ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……英雄になれるだろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そんなことのために?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あんたを倒した英雄に逆らえるヤツなんざ、 + いねえだろうが……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうすりゃ、変えられるだろ。 + 弱いヤツらの居場所がない世界をよ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「力がねえと、同族だって守れねえ。 + なら、やることはひとつだ」 +\endtext + +\text +守るために、防衛隊に志願して。 +守るために、力をつけてきた。 +\endtext + +\text +それでも足りないのなら。 +\endtext + +\text("アグリ") +「あんたをぶっ倒す!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「駄目ッ、カイム様……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なに……俺のカタナを……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……言うだけのことはあるか」 +\endtext + +\text +振り下ろされた刃を、カイムは右手を +盾にして受け止めていた。 +\endtext + +\text +流れる血を目の当たりにして、 +リズベルが口元を押さえて蒼白になるが、 +カイムは気にも留めない。 +\endtext + +\text("カイム") +「また来い。お前なら、いくらでも + 相手をしてやる」 +\endtext + +\text("アグリ") +「は……なんだそりゃ。 + 殺さねえってのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、腕が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「たいした傷じゃない。 + なあ、アグリ。世界を変えたいなら、 + まだ死ぬのは早いぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なに……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「勝負しようじゃないか。 + 俺達とお前、どちらが先に早く世界を + 変えられるか」 +\endtext + +\text("カイム") +「きっと、楽しいと思うぞ? + やはりこういうことは“勇者”がいないと + 張り合いがないしな! ふはは!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「楽しい……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「馬鹿なこと言わないで下さい! + こんな大怪我して言う台詞じゃないです! + 真っ二つですよ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ繋がってる。それに魔力を通して + 出血も抑えてあるから大丈夫だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大丈夫じゃないでしょう!?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「………………」 +\endtext + +\text +なんなんだろう、この男は。 +\endtext + +\text +アグリが今まで会ってきたディアボリカとは、 +まるで違う。 +\endtext + +\text +かといって思っていた“魔王”とも違う。 +\endtext + +\text +自分の欲求に忠実な、 +いかにもディアボリカ然とした男だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたもあなたです! カイム様の腕を + 三枚おろしにするつもりですか!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「え? いや、だって……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「戦う理由がないと言ったでしょう!? + 私達とあなたの目的は同じなんですから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、違うぞ。三国の女王を俺のものに + するためだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違います。 + ディアボリカを差別から救うためです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして救ってやったディアボリカの女とも、 + セックスをするためだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いい加減殴りますよ?」 +\endtext + +\text +さっきまで、泣きそうだったリズベルが +今は怒っている。 +\endtext + +\text +彼女もまた違う。 +これまでに見てきた同族たちのような +卑屈な面影はどこにもない。 +\endtext + +\text +前を見据えた、決意がこめられた目だった。 +そんなディアボリカを、アグリは今まで +見たことがなかった。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……そうだ。なあ、あんた、俺らの + 仲間にならねぇかい?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「は……俺を、仲間にだと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです!私もそれを言おうとしたのに、 + カイム様が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、勝手に決めるな。俺が欲しいのは + 男の仲間より、綺麗で可愛くて、エロい + 女だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の好みをいちいち聞いていたら + やってられませんので」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんだ、こいつら……」 +\endtext + +\text +周りにいる者たちはディアボリカもいれば、 +魔物も、そして人間もいた。 +\endtext + +\text +彼らもまた、リズベルと同じだった。 +\endtext + +\text +種族も強弱も超えた魔王軍。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……王であるはずの俺の扱いが……。 + で、どうするんだ?」 +\endtext + +\text +その頂点に立つ男が、問いかけてくる。 +答えなんて考えるまでもない。 +\endtext + +\text +目の前にあるものはアグリが望んだ力をもち、 +世界を変えようとしているのだから。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……いいぜ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺はあんたについていく。 + あんたのために、力を振るわせてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「決まりか。なら早速働いてもらうぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう、任せろ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この街の全てを俺のものにする。 + まずは市長を捕らえて、 + 俺の下に連れて来い!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +テレスニールを治めていた市長は、 +アグリが市庁に着いた時には自害していた。 +\endtext + +\text +お陰で占領自体は手早く済んで、 +カイムとリズベルは一足先に迷宮に +戻っていた。 +\endtext + +\text +……それもこれも、カイムが無茶をした +せいだからだが。 +\endtext + +\text +カタナを掴もうとしたのはいいのだが、 +親指と人差し指の間から、腕の半ばまで +ばっさり切られてしまったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんで避けなかったんですか?」 +\endtext + +\text +傷を治癒魔法で癒しつつ、リズベルが +問いかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「あんなもん避けられるか。 + 俺の予想ではあのまま、カタナを + 掴んで止めるつもりだったんだが……」 +\endtext + +\text +無論、視力と皮膚を魔力で強化した上での +行為である。 +\endtext + +\text +ただ、思った以上に切れ味がよかった上に、 +剣筋が速かった。 +\endtext + +\text +途中で腕をひねらなかったら、 +本当に切り落とされていたところだ。 +\endtext + +\text +それは同時に、アグリの腕のよさも証明 +しているわけだが。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……かっこ悪いですね」 +\endtext + +\text +リズベルは、お気に召さなかったようだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もう二度とあんな無茶はしないで + ください。大事なお体なんですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +泣きそうな顔をされると、さすがに +カイムもおとなしくなるしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……似たようなことを、怪我をするたびに + 姉さんに言われてた」 +\endtext + +\text +無言に耐え切れず、といった様子でカイムが +口を開く。 +\endtext + +\text +リズベルのほうも、そのほうが気が楽だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お姉様も大変だったでしょうね。 + こんな人のお守りなんて」 +\endtext + +\text("カイム") +「お守りをしていたのは俺だぞ? + あいつ、姉貴ぶるくせに甘えん坊でな。 + 俺にずっとべったりしていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……大好き、だったんですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあな。家族のことで覚えているのは + 姉さんくらいだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうなんですね。 + はい、終わりましたよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ご苦労。いい腕をしてるじゃないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふ。これでも、魔法学校主席ですから。 + カイム様はもうお休みになってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリス……カイム様のお姉様……か」 +\endtext + +\text +ベアトリスの話をしているときの、 +少しさびしそうなカイムが脳裏を過ぎる。 +\endtext + +\text +カイムとは腹違いの姉。 +側室の子だったはずだ。 +\endtext + +\text +……当然、生きているはずがない。 +\endtext + +\text +記録では、その遺体さえも十字架に架けられ、 +執行者の手で焼き払われたらしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、その角だけはラスファ教に + 回収された……」 +\endtext + +\text +ディアボリカの角はそれだけでも価値があり、 +帯びている強力な魔力は魔道具の +素材にもなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……さすがに残っていませんよね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もし、残っていたらカイム様、 + 喜んでくれるかな……」 +\endtext + +\text +全てが終わったあと、 +無駄でも捜してみようか。 +\endtext + +\text +そんなことを思うリズベルだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_05_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_05_00.txt new file mode 100644 index 0000000..d5e11c7 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_05_00.txt @@ -0,0 +1,275 @@ +\setgamedatatitle("キロスの内情1") + +\text +テレスニール陥落から数日―― +\endtext + +\text +静観に徹していた北の軍事国家、キロスも +ようやく動き始めていた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……魔王軍の戦力は拡大し続けており、 + すでにテレスニールを攻略。ハドス占領 + までそう時間はかからないでしょう」 +\endtext + +\text +キロス帝国軍最高司令官、ギュンターは +膝をつき、頭を垂れる。 +\endtext + +\text +玉座にちょこんと座り、彼を見下ろす少女 +こそが、皇帝グラスだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「ハドスの次はやはり、ルザリオか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「おそらく。アルダ大森林は強大な + 防衛拠点にもなり、また資源も豊富です」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ここを抑えずして、キロス、シュカの + 攻略はならないでしょう」 +\endtext + +\text("グラス") +「では、今しばらくは平和なのだな」 +\endtext + +\text +表情のないグラスがほんの少しだけ +微笑んだような気がして、 +ギュンターもほっとする。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いずれにしても、静観に徹すべきでしょう。 + 下手に打って出れば + シュカに背中を見せることになります」 +\endtext + +\text +いかにバルカ山脈に守られているとはいえ、 +いまは戦時中だ。 +\endtext + +\text +平和だった今までのようにはいかないだろう。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「国同士の戦争だけは避けたいところです。 + 今年はただでさえ食料不足ですから、 + これ以上国民に負担は……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ああ……ならば、儀式を早めねばならんな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「教会のほうには私からも、 + 打診しておこう。これ以上、 + 皆を苦しませるわけにはいかない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それは……いえ、ですが“貢物”は + すでに用意されていると伺っていますが」 +\endtext + +\text("グラス") +「まだ半分にも届いていないそうだ。 + ならば、最初から私が出向いたほうが早い」 +\endtext + +\text("グラス") +「そのほうが、ウィンガ様もお喜びになる。 + 天候が回復すれば、 + 国民が飢えに苦しむこともない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……陛下はそれでよいのですか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「この命はそのためにある。 + 国を、民を守るためなら人身御供でも + なんにでもなろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが……もし魔王軍と戦争になれば、 + この命、お前の好きなように使ってくれ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「ウィンガ様でも、戦争は止められない。 + けれど、私なら止められるだろう。 + だから、そのときは頼む」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「――はっ」 +\endtext + +\text +膝をつき、深く頭を垂れるギュンター。 +\endtext + +\text +ほんの少しでも、悲しげな表情を見せる +わけにはいかない。 +\endtext + +\text +それは自身の王の想いを +無碍にするのと同じだからだ。 +\endtext + +\text("侍女") +「――グラス様、司祭様がお見えに + なられました」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうか。ではすぐに向かおう」 +\endtext + +\text +侍女とともに立ち去るグラス。 +\endtext + +\text +ギュンターと目が合うと、侍女は +『任せてください』と軽く会釈を返す。 +\endtext + +\text +――彼女には、教会の人間と接触するときは +何があってもグラスの傍から離れぬように +言いつけてある。 +\endtext + +\text +ウィンガ教会。 +一大宗教、ラスファの一派だ。 +\endtext + +\text +キロスの神、ウィンガを崇める宗教組織は +いつしかキロスに太く強い根を +張るようになっていった。 +\endtext + +\text +今では、国政にまで口出ししてくるほどだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「余所者であるお主たちの王、清らかなる + 乙女を我の前に捧げよ。 + さすれば怒りを鎮めよう……か」 +\endtext + +\text("部下") +「……ここ最近よく来てますね、 + 教会のやつら。陛下は大丈夫でしょうか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私の教え子が護衛についている。 + 心配はいらん」 +\endtext + +\text("部下") +「……本当にこのままでいいのですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「もし、なにがあっても陛下の命を + 守るといったら、あのお方は困って + しまうだろうな」 +\endtext + +\text("部下") +「……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それでは自分の存在意義がなくなって + しまうと…… + そんな風に考えてしまうだろう」 +\endtext + +\text +――グラスの全ては、この国の……そして +ウィンガのためだけにあるのだから。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(そういう風に育てたのは我らなのだがな) +\endtext + +\text("部下") +「……だとしても、このままでは陛下が!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「解っている。皆まで言うな」 +\endtext + +\text +解っている。 +\endtext + +\text +部下にはそう答えたものの、 +どの選択が正しくて、どの結果がグラスに +とって幸せなものなのか? +\endtext + +\text +ギュンターは答えが出せないでいる。 +\endtext + +\text +――それでも。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「引き続き、教会には目を光らせておけ。 + それとハドスに密偵を放ち、魔王軍の + 動きを探れ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「守ることこそ、我ら軍人の使命だ。 + なにがあってもこの国を、民を…… + そして陛下をお守りする。いいな?」 +\endtext + +\text("部下") +「……はっ!」 +\endtext + +\text +なにが正しいのかわからなくても、 +守ることが、己に課せられた使命だ。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_06_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_06_00.txt new file mode 100644 index 0000000..9be6e31 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_06_00.txt @@ -0,0 +1,289 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオの内情2") + +\text("ティーリア") +「ファーガンに続き、テレスニールも + 魔王軍の手に落ちたのですか……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そのようです。 + これで主要都市を三つ……不甲斐ない + 結果ですな」 +\endtext + +\text +ブラム、ファーガン、テレスニール…… +次々と占領されるハドス領。 +\endtext + +\text +それは同時に、魔王軍の魔手がルザリオに +近づいていることを意味していた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「そう心配はなさらずに。 + 人間側とて、このまま黙ってやられは + しないでしょう」 +\endtext + +\text("ルドール") +「仮にハドスが陥落したとしても…… + その後のことは、このルドールめに + お任せしてくれればよいのです」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……」 +\endtext + +\text +不安げなティーリアに微笑みかける +ルドール。 +\endtext + +\text +だが、不安なのは……否、焦っているのは +そう言ったルドール本人であった。 +\endtext + +\text("ルドール") +(魔王めが……!) +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫ですよ~、私たちが森を + 守ってみせますからね~♪」 +\endtext + +\text +少し怯えている精霊たちに、上機嫌に +振舞いながらエルは森を巡回する。 +\endtext + +\text("エル") +「うふふ、今日のおやつはなにかなぁ~♪」 +\endtext + +\text +問題などあるはずもない。 +\endtext + +\text +故に、エルの頭の中はこのあとの +ティーリアとのお茶会でいっぱいなのだった。 +\endtext + +\text("エル") +「まあ、おいしければなんでも……ん?」 +\endtext + +\text +森の中を、馬車が駆け抜けていく。 +\endtext + +\text +単騎であるからには商団ではない。 +となれば、外からの来訪者だろう。 +\endtext + +\text("エル") +「でも、なんの報告も聞いてないんです + よねー……?」 +\endtext + +\text +この時間、このルートはエルの担当だ。 +\endtext + +\text +間違っても迎撃しないように、 +外からやってくる者がいれば +報告があるはず。 +\endtext + +\text("エル") +「御者も顔を隠してるし…… + 荷車も真っ黒……」 +\endtext + +\text("エル") +「むむむ、あやしい……! + 事件のニオイがします……!」 +\endtext + +\text +幸い、馬車も急いでいるようには見えない。 +エルの足でも十分に追いつける。 +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……そうして、たどり着いたのはティーリア +がいるルザリオの王宮だった。 +\endtext + +\text +それも人目にはつかない、宮殿の裏手。 +\endtext + +\text +馬車から降りてくるローブの男を、 +エルはにらむ。 +\endtext + +\text +顔が見えない。 +同族か、人間か……それ以外か。 +\endtext + +\text("エル") +「魔物……魔王軍……?」 +\endtext + +\text +想像はどんどん悪い方向に進んでいく。 +\endtext + +\text +その手は自然と、腰に掛けた弓に +伸びていた。 +\endtext + +\text("エル") +(ふたり……まずは御者を狙って、 + 逃げ足を奪って、それから……) +\endtext + +\text("エル") +「私に見つかったのが運のツキです……!」 +\endtext + +\text +弓を引き絞り、矢を放とうとした瞬間だった。 +妙にいらだった様子でルドールが現れたのは。 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「おのれ……たかが魔物風情が、 + なぜここまで……!」 +\endtext + +\text("間者") +「魔王軍の力が本物だということでしょう」 +\endtext + +\text("間者") +「彼らなら、ハドス攻略も容易い。 + ルザリオの攻略も成し遂げるでしょうね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「アルダの森を抜けられるものか!」 +\endtext + +\text("間者") +「それは言い切れません。 + 相手は人間でも、エルフでもない。 + 悪魔そのもの……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぬうぅ……」 +\endtext + +\text("間者") +「まして、あの魔王はかならずや + あなたを捕らえる」 +\endtext + +\text("間者") +「あなたを決して、許さない。 + 彼らは同胞との絆が強い…… + 身内となれば、なおさら」 +\endtext + +\text("間者") +「ですが、考えようによっては好機とも + なりましょう。彼の魔王は角付き + という話です」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ふむ」 +\endtext + +\text("間者") +「それに、起きた事象がどのような結果を + 迎えようとも、愉しんだほうがいい」 +\endtext + +\text("ルドール") +「確かに……。 + では、そのためにはどうするかだな」 +\endtext + +\text("間者") +「では、こういうのはどうでしょう――」 +\endtext + +\text("エル") +「なんの話をしているんだろ……」 +\endtext + +\text +しばらく話すと、馬車は去っていく。 +\endtext + +\text +残されたルドールも難しい顔をして、 +王宮に戻ってしまった。 +\endtext + +\text("エル") +「魔王軍……とは違うっぽいけど……?」 +\endtext + +\text +もし、あの馬車が魔王軍ならルドールは +あんな顔をしないだろう。 +\endtext + +\text("エル") +「じゃあ、なんでコソコソしてるの……? + うーん……う~ん……」 +\endtext + +\text("エル") +「……あっ! そろそろおやつの時間です!」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様のことはあとで直接聞けば + 判りますもんね~♪」 +\endtext + +\text +お腹を鳴らして、エルは王宮へと戻る。 +\endtext + +\text +……結局、空腹を満たしたころには +完全にルドールのことを忘れてしまったのは、 +言うまでもない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_01.txt new file mode 100644 index 0000000..11b62fc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_01.txt @@ -0,0 +1,329 @@ +\setgamedatatitle("第3の都市ダッケン") + +\text("ジャコモ") +「すでに3つの都市が魔王軍の手に堕ちた。 + その意味が諸君にわかるかね、んん?」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「貴様らにはもうあとがないのだよ! + ここが落とされれば、ハドスは奴らに + 奪われるのだ!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「貴様らが手にいれたこの国を! + 守り続けた街を、あの愚劣な種族に + 明け渡してよいのかね!?」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「…………」 +\endtext + +\text +兵舎前で、旧ハドス領の王ともいえる +男が声を張り上げている。 +\endtext + +\text +防衛隊は中身のない演説にも、嫌な顔 +ひとつしない。 +\endtext + +\text +彼らの王の本心が見え隠れしたとしても、 +表情に出せば真っ先に死ぬのは自分たちだ。 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ここで、あの悪魔どもの息の音を止めて + やるのだ! そして教えてやれ!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「この国は私たち、人間のものだとな!!」 +\endtext + +\text("兵士たち") +「オオオオォォォォッ!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「……どんな手を使ってでも、あの魔王を + 殺せ。いいな?」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「はあ……そんなに恐れるもんですかね。 + たかが、劣等種ごときに」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「自称魔王のディアボリカでしょう? + それに、他の市長はただの馬鹿だ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ただのヘタレに、態度だけはでかい + 無能。一緒にされちゃあ困りますよ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「能書きはいい。これは命令だ。 + 死んでも食い止めろ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「はは、死んじまったらできませ……」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「聞こえなかったのか? + 死んでも食い止めろ、と言ったぞ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ッ……」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「失敗すれば、お前もお前の家族の命も + ないと思え」 +\endtext + +\text +ジャコモ。 +シュカの丞相の支援を得て、今の地位を +得た男だ。 +\endtext + +\text +その背後はヴェクサシオン……悪名名高い +暗殺組織の影も見え隠れする。 +\endtext + +\text +……逆らうことなど、できるはずがない。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「……分かりました。 + 必ずや、魔王を食い止めてみせましょう」 +\endtext + +\text +ふん、といらだたしげに鼻を鳴らして +さっていくジャコモ。 +\endtext + +\text +残された市長は安堵のため息をつく。 +\endtext + +\text("兵士") +「いかがなさいますか?」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「……至急、ディアボリカを集めろ」 +\endtext + +\text +魔王に殺されるのも、 +ジャコモに殺されるのも真っ平だ。 +\endtext + +\text +ならば、命令どおりにどんな手でも使って、 +勝つしかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「準備が整い次第、ダッケンに攻めいるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……それは構いませんが、 + どうしたんですか?」 +\endtext + +\text +玉座にふんぞり返り、上機嫌なカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふん、わからんか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかるわけないじゃないですか。 + 教えていただけますか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう少しでハドスが俺のものに + なるじゃないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか。やっとカイム様にも + 王としての自覚が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなれば、とりあえずはハドスの女を + 選び放題だぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「復興を祝ってな、女を集めて酒宴を + 開こうと考えていた。無論、女は裸で俺に + 酌を……いや、ワカメ酒でだな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……期待した私が馬鹿でしたね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、その次はエルフだ……ククク」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……とにかく、早くハドスを統治したい + というのはわかりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「兵を招集します。すぐにでも参りましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、頼むぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(その次……。 + カイム様は本気なんですか……?) +\endtext + +\text +リズベルの望みは叶いつつある。 +しかし、カイムの野望はきっと始まってすら +いないだろう。 +\endtext + +\text +その手伝いをするのがリズベルの +役目だというのも分かっている。 +\endtext + +\text +それでも、とリズベルは決意を固める。 +\endtext + +\text("リズベル") +(この戦いが終わったら、 + カイム様とちゃんと話し合わないと……) +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「魔王の首をとれ。 + とったやつには褒美をくれてやる!」 +\endtext + +\text("兵士") +「ウオオオオォォォ!」 +\endtext + +\text +魔物が、街の地下水路から隊列をなして +ダッケンにやってくる。 +\endtext + +\text +それを見とめるや、市長は表情を +引き締める。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「隊列を組んでいるだと……?」 +\endtext + +\text +ただの魔物の群れとは違う。 +人間の兵士同様、統率が取れている。 +\endtext + +\text +それは確かに脅威だ。 +これまでの市長が勝てなかったのも、 +仕方ないことかもしれない。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「……ふん、馬鹿が。 + ならば人間の兵と同じように戦える + ということだ」 +\endtext + +\text +それに、いくら彼らとて“これ”は +想定していないはずだ。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ディアボリカなら、ありったけ用意 + してある……使い潰してもいい。 + やつらを叩き潰せ!」 +\endtext + +\text +市長の言葉に、カイムは楽しげに +口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「これより、我ら魔王軍がダッケンを + 掌握する!  + 死にたくない者は道をあけろ!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「………………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あれは……?」 +\endtext + +\text("兵士") +「これ以上、やつらの侵攻を許すな! + ここで食い止めろ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「うおおおお!!」 +\endtext + +\text +ディアボリカの兵が無表情のまま、 +突っ込んでくる。 +\endtext + +\text +士気の高い人間との違いに違和感を覚えた +リズベルの声が、一層大きく響く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ディアボリカの様子がおかしいです。 + 皆さん、注意してください!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ! 魔王軍切り込み隊長、 + アグリ様だ! 腕に自信のあるヤツは + かかってきやがれぇッ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_02.txt new file mode 100644 index 0000000..06f755d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_07_02.txt @@ -0,0 +1,669 @@ +\setgamedatatitle("第3の都市ダッケン制圧") + +\text("ディアボリカ") +「………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なっ……くそ、こいつら!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……どうして、 + 盾になんかなるんですか!?」 +\endtext + +\text +アグリの振るったカタナは、防衛隊を +切り捨てるはずだった。 +\endtext + +\text +だが、とっさに割って入ったディアボリカが +身代わりとなって斬られる―― +\endtext + +\text +そうしてできた一瞬の隙をついて、 +兵士たちが反撃に出る。 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「う、うぅ……」 +\endtext + +\text("兵士") +「このぉっ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ぐあっ!? くそッ……旦那ァ! + どうすりゃいい!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +もし、敵を殺していたならばこうは +ならなかっただろう。 +\endtext + +\text +だが、彼らはまだ動ける。 +傷ついた身体を動かし、ディアボリカを盾に +迫ってくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ここはいったん退いて + 体勢を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふざけるなよ……屑が」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム……様……?」 +\endtext + +\text +――最初に気がついたのはリズベルだった。 +\endtext + +\text +背筋を這い上がる殺気が、 +彼女の動きを止める。 +\endtext + +\text +魔物たちも次々に気がつき、 +カイムのほうに視線を向ける。 +\endtext + +\text +この一瞬。 +確かにできた隙を、人間をすべる指揮官は +見逃さなかった。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「あの女ディアボリカが指揮官だ! + やつを殺せ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「うおおおおおお!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("兵士") +「覚悟ぉぉぉっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ッ……!!」 +\endtext + +\text +リズベルの脳裏を、忘れらない過去が過ぎる。 +\endtext + +\text +あのときと同じ。 +男どもの慰みものにされ、殺されると思った。 +\endtext + +\text +それが怖くて、嫌で、目を閉じた。 +目の前の現実から逃げるように。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("兵士") +「ぎゃあああああああっ!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なに……?」 +\endtext + +\text +反射的に目を閉じてしまったリズベルには、 +なにが起きたのか分からなかった。 +\endtext + +\text +斬られるはずだった。 +剣が振り下ろされ、自分は死ぬ。 +\endtext + +\text +だが、そうはならなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム……さま……」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +かつて見た“魔王”と同じように。 +\endtext + +\text +リズベルが魔王に仕立てた男が、 +守るように立っていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……貴様、こいつらになにをした?」 +\endtext + +\text +硬く握り締めた拳から滴る血に、 +市長が気づくはずがない。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「たいしたことはしてない。 + なに……少しばかり、自由意志を奪って + やっただけだ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「魔法は偉大だよ。あっという間に + 人形ができるんだからなあ……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あの野郎……!」 +\endtext + +\text +歯をむき出しにして、怒りを見せるアグリ。 +だが、カタナを振るうことはできない。 +\endtext + +\text +意思を奪われ、望んでもいないのに +身代わりになるディアボリカを斬ってしまう。 +\endtext + +\text +殺してはならない。 +それが、リズベルの命令だ。 +\endtext + +\text +それを、市長も分かっていた。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「立てる者は進め! 理由は分からんが、 + やつらは俺たちを殺さん!」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ディアボリカを盾に進むのだ! + いくら死んでも構わん! 代わりなど、 + いくらでもいるのだからな!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。いいだろう」 +\endtext + +\text +しかし、だ。 +市長は理解していなかった。 +\endtext + +\text +カイムはリズベルほど、甘くはない。 +\endtext + +\text +目の前の男の非道を許せるほど、 +優しくはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「――全軍に命じる」 +\endtext + +\text("カイム") +「今このときだけは、我が名において + あらゆる暴虐も非道も赦す」 +\endtext + +\text("カイム") +「ひとりも生かすな。逃がすことも許すな。 + 皆殺しにしろ!!」 +\endtext + +\text +なによりカイムの怒りが、 +どれほどのものなのかを。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「オオオオオオオオ――――!!!」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「なっ、あ……!?」 +\endtext + +\text +魔王の怒号に、魔物たちが吼える。 +\endtext + +\text +殺されない、というアドバンテージ。 +たった一瞬で消えうせる。 +\endtext + +\text +鼓膜を震わせる魔物たちの咆哮。 +肌を突き刺し、臓腑を鷲掴む殺気。 +\endtext + +\text +膨れ上がる恐怖に、悲鳴があがる。 +\endtext + +\text("兵士") +「ひっ……うああああああああっ!!」 +\endtext + +\text("兵士") +「ぐああぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text("兵士") +「なんっ……殺さないんじゃっ、 + ぎゃああぁっ!!」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ぐぅっ……撤退しろぉっ! + 退け、退けぇっ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「ひっ、助けてっ、たすけてぇぇぇ!!」 +\endtext + +\text +我が王の怒りは己が怒りといわんばかりに、 +咆哮をあげて、牙を、爪を振るう。 +\endtext + +\text +兵の断末魔が、血に染まる街中に響き渡る。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ひぃぃぃぃっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「逃がさん……!」 +\endtext + +\text +逃げ出そうとする市長を、敵から奪った剣で +カイムは斬りつける。 +\endtext + +\text +この男だけは、許せない。 +この手でしとめなければ気がすまなかった。 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「うぎゃあっ!?」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「うぐっ、く……た、助けてくれ……! + ああするしかなかったんだ! + 負けたら、ジャコモに……」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「がぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の都合など知るか。 + 生かす理由にもならん」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ぎぃぃぃっ……足がっ、あっ、あが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「簡単に死ねると思うなよ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ヒッ……うぁぁ……助けてっ…… + 助けて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の命乞いなど聞く気はない……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、二度と命乞いなどできんように、 + 喉を潰して……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「駄目ですっ、カイム様!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこを退け、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう勝敗は決しています! + これ以上の戦闘に意味はありません!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを決めるのは俺だ。 + もう一度言うぞ、そこを退け」 +\endtext + +\text("リズベル") +「退きません。剣をおろしてください、 + カイム様」 +\endtext + +\text +周囲に集まる魔物たちが、固唾を呑んで +ふたりを見守っている。 +\endtext + +\text +それはアグリたちも同じだった。 +どのような結末であれ、決着をつけるべきは +カイム……王の役目だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あなたはなんのためにそこに + いるんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「恨みを晴らすためですか? + 人間を殺すためですか? + ……違いますよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………チッ」 +\endtext + +\text("ダッケン市長") +「ヒッ……ひぃっ……」 +\endtext + +\text +怯えて、身体を縮こまらせる市長を一瞥して +カイムは小さくため息をつく。 +\endtext + +\text +張り詰めた空気が、 +あっという間に弛緩していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、こいつの傷を治せ」 +\endtext + +\text("カイム") +「助けるわけじゃない。 + こいつにはきっちり落とし前を + つけてもらうからな」 +\endtext + +\text +そういい残すと、カイムはさっさと +迷宮に帰ってしまった。 +\endtext + +\text +残されたリズベルは、ほっとため息をつき、 +魔物たちもそれぞれ納得した様子だった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「お前って、根性あるんだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、そんな……私は、私の役目を + 果たしただけですよ」 +\endtext + +\text +感心したようにうなずくアグリ。 +\endtext + +\text +王が道を踏み外そうとしたら、 +身体を張ってでも止めるのが従者だ。 +\endtext + +\text +これで、ひとまず魔王軍としての戦いは +決着がついた。 +\endtext + +\text +だが、リズベルの勝負はこれからだ。 +\endtext + +\text +ダッケン占領後、カイムはリズベルに +連れられて執務室にいた。 +\endtext + +\text +最後の書類に印を押し、書斎机に突っ伏す。 +\endtext + +\text("カイム") +「おのれ……なぜ、俺がこんなことを……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「調印はカイム様じゃないと駄目なんです。 + だいたい、今までサボってきたせいですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「溜め込まずにコツコツやっていれば、 + こんなことにはならなかったんですから。 + ともあれ、お疲れ様でした」 +\endtext + +\text("カイム") +「言葉では足りん……もっと俺をいたわれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいこでちゅねーって、なでなでして + あげればいいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いらん」 +\endtext + +\text +ふたりとも、先の戦闘のことは +口には出さない。 +\endtext + +\text +カイムはまず気にしていないし、 +リズベルもリズベルでいつ切り出すかで +頭がいっぱいなのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ハドス復興まで、あと一息ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。あとひとつか……。 + ふふふ、やっとスタートラインに立てる」 +\endtext + +\text +品のない笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text +なにを考えているのか、大方予想のつく +リズベルはこれからだ、と内心意気込む。 +\endtext + +\text("リズベル") +「スタートラインですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。国と渡り合うには、こちらも国を + 持たねばならんからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あの、そのことなんですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +これは勝負だ。 +\endtext + +\text +カイムの野望をくじくということ。 +自分の願いのために。 +\endtext + +\text +いずれ復興するハドスのためにも、 +必要なことなのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……考え直してくれませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルザリオに攻め込むという話です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「女性なら他にも……ハドスにだって、 + いるじゃないですか。 + 他国に攻め込んでまでなんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、もう決めた。絶対にやる。 + 女王どもは俺のものにする」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことのために、戦争なんて + おかしいです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなこととはなんだ。 + 俺にとって、最高の女とやるということ + はな……過去との決別だ。聖なる行為だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ!? たかがセックスでしょう!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「たかが? たかがと言ったか? + さてはお前、キスもしたことがない + 処女だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なぁっ……!? + そんなこと、カイム様には関係ないですっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「図星か……ククク。 + だいたいお前だぞ? 女王をものに + できるといったのは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……あれは、言葉のあやで…… + それに話に勝手に乗ったのはカイム様 + じゃないですかっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……逆ギレされても困るんだが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅぅ~……怒ってなんかいません!!」 +\endtext + +\text +結局、カイムの野望を砕くどころか +玉砕したリズベル。 +\endtext + +\text +残されたカイムはただただ、 +首を傾げるばかりだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_08_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_08_00.txt new file mode 100644 index 0000000..ffa9f1d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_08_00.txt @@ -0,0 +1,183 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオの内情3") + +\text("エル") +「……ティーリア様にどうやって + ご報告すればいいんだろう……」 +\endtext + +\text +ファルタでの仕事を終わらせて、 +エルはとぼとぼと王宮に向かっていた。 +\endtext + +\text("エル") +「人さらいなんて、ここしばらくは + なかったのに……」 +\endtext + +\text +ルザリオでは時折、 +子供が失踪することがある。 +\endtext + +\text +昨夜、ファルタで三人の子供が攫われた。 +\endtext + +\text("エル") +「夜中に家に忍び込むっていう方法も、 + 森の中に逃げ込むのも同じ……」 +\endtext + +\text("エル") +「そこからの足取りが掴めないのも、 + 同じです……」 +\endtext + +\text("エル") +「むむむ……魔王軍のせいで物見も + 森の巡回も増やしたのに…… + どうして見つけられないのです?」 +\endtext + +\text("エル") +「うーん……?」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですか……今度はファルタで……。 + 今回もなんの手がかりもないのですね?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、すみません……」 +\endtext + +\text +なんの答えも出ないまま、ティーリアに報告 +したエル。 +\endtext + +\text +思ったとおり、まるで自分のことかのように +悲しそうな表情をするティーリアの様子に、 +エルまで、視線を伏せてしまう。 +\endtext + +\text +そんななか、ティーリアとは対照的に +ルドールは冷静さを保っていた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「仕方ないことでしょう。 + 魔王軍の件で浮き足立っているところを + 狙われては」 +\endtext + +\text("エル") +「む……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「どうかしましたかな、エル殿」 +\endtext + +\text("エル") +「……どうもしてないですっ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふむ……では私はこれで。 + 失礼いたします、ティーリア様」 +\endtext + +\text("エル") +「ぬぬぬ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル、どうしたの?」 +\endtext + +\text("エル") +「私、やっぱりルドール様が嫌いですっ! + なんですか、あの人!」 +\endtext + +\text +ルドールが立ち去るなり、吼え始めるエル。 +\endtext + +\text("エル") +「子供たちが攫われたんですよ!? + なのにあんな他人事みたいに!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それは……感情を表に出さないだけ、 + じゃないかしら?」 +\endtext + +\text("エル") +「うぐぐぐ……ティーリア様はあの人に + 優しすぎます……」 +\endtext + +\text +ルドールが宰相の地位にいることも。 +ティーリアの傍にいることも。 +\endtext + +\text +もっと言えば考えていること、その言動、 +果ては容姿に声まで……エルはあの男の +全てが気に入らなかった。 +\endtext + +\text +彼だけは信用ならない。 +女の堪がそう告げるのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「優しいのはルドールの方よ。 + こんな私のために尽くしてくれている + んだもの」 +\endtext + +\text("エル") +「うー。でも、私は嫌いです」 +\endtext + +\text +退室する直前、ルドールはティーリアを +見ていた。 +\endtext + +\text +なにを考えているのかわからない。 +けれど纏わりつくような、絡み付いてくる +視線。 +\endtext + +\text +今日だけじゃない。 +\endtext + +\text +時折、ティーリアに向けるその視線が、 +エルはなにより嫌いだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_01.txt new file mode 100644 index 0000000..9864538 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_01.txt @@ -0,0 +1,720 @@ +\setgamedatatitle("第4の都市ロスペン") + +\text +ロスペン偵察の報告書に目を通すリズベル。 +本来なら、ここにカイムもいてくれた +ほうがいい。 +\endtext + +\text +……その本人は面倒くさがって、 +目を通そうともしない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「幻像石のエッチな映像のほうが大事だ + なんて……これだから男は……」 +\endtext + +\text +その忌々しい幻像石とセットの報告書に +目を通す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「防衛隊に傭兵を確認……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……『アサルトプリンセス』まで + 用意するなんて、よほど負けたくない + ようですね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +幻像石に映る傭兵の姿を見て、 +眉間に皺をよせるリズベル。 +\endtext + +\text +防衛隊とはわけが違う。 +戦場を転々とし、勝ち続けて、 +名が知れ渡るほどの相手だ。 +\endtext + +\text +対して魔王軍は、 +ようやく戦いに慣れてきた魔物たち。 +\endtext + +\text +まだ軍隊として半人前もいいところだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そう容易い相手ではないですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「確かに。身持ちの堅そうな女だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ノックしてから入ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ拗ねてるのか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「拗ねてなんかいません」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、こいつは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マーガレッタ=ラザントリア…… + ジャコモが雇った傭兵……向こうの切り札 + といったところです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ラザントリア……聞いたことがあるな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「南方の国です。数年前に滅びた、と + 聞きましたが……確か姫の名が + マーガレッタのはずです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + わかった、ならば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「先に言っておきますが、馬鹿なことは + 考えないでくださいね。 + 俺のものにするとか言ったら怒りますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「安心しろ。実物を見てから決める」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どこに行くんですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ないからな。俺がじきじきに + 敵情視察してやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「状況を考えてから言ってください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はいっ!?」 +\endtext + +\text +カイムはリズベルの肩を掴み、彼女の目を +まっすぐ見つめる。 +\endtext + +\text +すると小柄な身体は強張り、みるみるうちに +リズベルの顔が真っ赤になっていく。 +\endtext + +\text +――ふ、ちょろいな。 +\endtext + +\text("カイム") +「ただでさえ人手が足りんのだ。 + それくらい、俺にもやらせてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちかっ……近いっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに傭兵だろう? + 代価さえ払えば役に立つ。違うか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、分かります……けど…… + カイム様を危険にさらすわけには」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。お前のもとには必ず戻る。 + だから、行かせてくれないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、う……わかりました……。 + お願いします……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、そうこなければな! 任せろ、 + 必ずマーガレッタも連れてくる。 + 寝室を片付けておいてくれ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……はいぃ!? 連れてくるって、 + ちょっと待ってください! カイム様!」 +\endtext + +\text +――結局、そうなるんですか! +\endtext + +\text +リズベルは慌てて、カイムのあとを +追うのだった。 +\endtext + +\text +ロスペンの一角にある酒場。 +\endtext + +\text +あるテーブルでは冒険者たちが宴を開き、 +また別の一角では兵士たちが飲み比べをし。 +カウンターでは娼婦が男を品定めしている。 +\endtext + +\text +なんのことはない。 +どこにでもある、雑多で、俗物的な酒場だ。 +\endtext + +\text +その片隅に、この場所にはまったく +似つかわしくない男がいた。 +\endtext + +\text +このロスペンの……否、旧ハドス領の実質的 +な統治者、ジャコモ=ボンチ。 +\endtext + +\text +見た目もさることながら、 +そもそもジャコモ自身、普段はこんな低俗な +店には近寄りもしない。 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「この俺をこんな場所に呼ぶとはな……。 + 傭兵は礼儀も知らんのか?」 +\endtext + +\text("???") +「こういう場所の方が怪しまれん。 + 市長殿がいつものように女子と遊んで + おる……くらいにしか見えんよ」 +\endtext + +\text +向かいの傭兵――には見えない女性こそ、 +ジャコモが用意したロスペンの切り札。 +\endtext + +\text +マーガレッタ=ラザントリアは、 +慣れた様子で椅子に腰掛け、グラスをあおる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……しかし、おぬしも大変じゃの」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「賊と舐めてかかったツケが今になって + 返ってきおった」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「傭兵の手まで借りねばならんほどに、 + 戦況は傾いておる……さて、これでは + シュカが黙っておれんだろうなぁ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにせ、お主が今の地位につけたのは + シュカの援助があったからじゃしな」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ぬ……く」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、その前にディアボリカか。 + さぞ恨まれているじゃろ?」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「黙れっ……! + くそっ、魔王め……せっかく + 築き上げてきた俺の地位を……!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「それより貴様、本当にあの魔王の首を + とれるのだろうな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……お主が提示した額では足りん。 + せめてその倍はなければな」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ばっ……払えるか、そんなもの! + 1億など……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……出せぬのなら話はここまで。 + 他をあたれ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「まて、わかった! 出す、出してやる! + だから……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「決まりじゃな。魔王の首をおぬしの + もとに持っていってやる。それでよいな?」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「……うむ」 +\endtext + +\text +マーガレッタは礼も言わなければ、 +挨拶もなくその場をあとにする。 +\endtext + +\text +たかが傭兵に上からものを言われ、しかも +足元を見られて金だけはきっちり取られて +しまったのだ。 +\endtext + +\text +ジャコモは、憎憎しげに傭兵の背中を +にらみつけた。 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「薄汚い戦争屋が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむぅ……もうちょっと値上げしたほうが + よかったかの」 +\endtext + +\text +酒場を出たマーガレッタは早速後悔する。 +\endtext + +\text +どうせ、民の血税で私腹を肥やすことしか +考えていない男だ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうせなら全財産よこせ……くらいは + 言ってもよかったかもしれん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……ところで、なにか用かの? + あいにく、金は持っておらんのだが」 +\endtext + +\text("カイム") +「気づいていたのか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「酒場からずっとつけておったな。 + キロス……いや、シュカの手の者か」 +\endtext + +\text +ディアボリカならシュカと見るべきか、と +マーガレッタは判断する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私を雇いに来たのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、なかなかの上玉だったからな。 + 声をかけておきたいと思ったんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ、そうか。そういう目的で + 声をかけられるのは久しぶりじゃが…… + 他をあたってくれんかの」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言うな。 + 酒くらいなら構わんだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そう言われても、宿でじいやが待っておる。 + それに明日の準備もある故……参ったな」 +\endtext + +\text("カイム") +「忙しいのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「魔王軍のせいでな。私のような雇われは + 誰も彼も大忙しじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほど。リズベルの情報は + 正しいようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うん?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、であればまた会う機会もあるわけだ。 + なあ。マーガレッタよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……そういえば、おぬしの名前を + 聞いておらんかったな」 +\endtext + +\text +マーガレッタは周囲を警戒しつつ、 +腰に忍ばせたナイフに手を伸ばす。 +\endtext + +\text +――なぜ、この男は自分の +名前を知っている? +\endtext + +\text("カイム") +「俺か? 俺は魔王……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「見つけましたよ、カイム様!!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ん……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、見つかってしまったか。 + 俺の寝室は片付けたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……戻ったら片付けてさしあげます。 + どうせ、幻像石しか捨てるものなんて + ありませんから」 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ……俺の宝物を捨てると言ったか!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「幻像石とマーガレッタさんと、 + どちらが大事ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐぅ……ッ! 物質とは卑怯な……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……そこは迷うところかの」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……許せ、マーガレッタ……! + 今はお前を俺の女にすることはできん……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あ、ああ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、約束する。必ずお前は俺の……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 + ほら、帰りますよ、カイム様」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルに連れ去られるように去っていく +カイムを、呆然と見届けるマーガレッタ。 +\endtext + +\text +あの男は確かに、自分のことを +『魔王』と言った。 +\endtext + +\text +言ったのだが……。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あれが、魔王……? + 思っていたのとは随分違うの……演技か? + いやしかし……」 +\endtext + +\text +考えこもうとして、マーガレッタは頭を振る。 +\endtext + +\text +あれが本当に魔王なら、 +明日にはわかることだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……まあ、よいか。次に相まみえるときは + 戦場。考えるだけ無駄じゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「楽しみにしておるよ、魔王カイム」 +\endtext + +\text +そうして、マーガレッタもその場を +立ち去った。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「雑魚どもに用はない! 蹴散らせ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおりゃあ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「ぐあっ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「後退! 後退しろ! + 本隊と合流するのだ!」 +\endtext + +\text +――ロスペンの地下から、魔王軍が +進軍する。 +\endtext + +\text("ノロ") +「ウオオオ……!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「やっぱ総大将が張り切ってると、 + こっちの士気も上がるな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……実に不純な動機ですけどね」 +\endtext + +\text("カイム") +「不純なものか。これはな、男が女を + 求めるという純粋で崇高な欲望に過ぎん!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ、カイム様が前に出て + どうするんですか!」 +\endtext + +\text +ずんずん前に進むカイムの後を、 +群れを成す魔物たちがついていく。 +\endtext + +\text +その邪魔をするものは、 +魔王軍の力によって排除される。 +\endtext + +\text +当然だ。これは侵略などではない。 +奪還戦でもない。 +\endtext + +\text +王が、王都に帰還するのだ。 +であれば、邪魔者は防衛隊である。 +\endtext + +\text +否、防衛隊ですらない。 +彼らは簒奪者なのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ようやくお目見えのようだな。 + ジャコモとやら」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ふん……現れおったか、悪魔どもめ。 + だが、この国は渡さんぞ……!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「この国は貴様らのものではないのだ。 + この地上の王たる我々人間の…… + 俺のものだ。貴様らは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うるさい、黙れ。耳が腐る」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ぬぐ……その不遜な物言い、 + 後悔することになるぞ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「約束だ。会いに来たぞ、マーガレッタ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ぐっ、くっ……貴様っ、俺を無視するか!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主は黙っておれ。 + ……本当に魔王軍の長じゃったか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。俺こそ、魔王カイムだ。 + 俺がここにいる理由など……いわずとも + わかっているな?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まさか、本当に私のためだけにか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「少なくとも俺はな。 + ハドスはもののついでだ。 + 俺が勝ったら、俺のものになってもらうぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それはできん。魔王を討て、との依頼でな。 + その首、私が貰い受けるが……よいな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「クク……いいだろう。 + そうでなくてはな……!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「俺から全てを奪うのがついでだと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、ついでに他ならん。 + もとより、ここは俺のものだ。 + 盗人を追い払うくらい、片手間で十分だ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ぬかせ! やつらを潰せ!! + 皆殺しだ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「王の帰還には悪くない座興だ。 + 格の違いを見せてやれ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_02.txt new file mode 100644 index 0000000..ec248d2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_02.txt @@ -0,0 +1,343 @@ +\setgamedatatitle("第4の都市ロスペン制圧") + +\text("マーガレッタ") +「あうっ……!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「馬鹿な……馬鹿なっ! + おのれ、こんな……こんなことが + あってたまるか……!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「つかまえる……!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ひっ、来るなぁっ!」 +\endtext + +\text("兵士") +「うわっ!?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「うぶっ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「くそっ、くそ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あやつ……私たちを置いて逃げたか……」 +\endtext + +\text("兵士") +「そんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうはさせん。 + あの豚を殺せ。逃がすなよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が教えてくれただろう。 + 奴隷制度を作ったのはあの男だと」 +\endtext + +\text("カイム") +「奴の後ろにいる奴らのことも考えろ。 + 生かして帰せば、いずれハドスを + 滅ぼす毒になる」 +\endtext + +\text +故に、あの男は始末せねばらならないだろう。 +\endtext + +\text +ダッケンの時とは状況も、相手も違うのだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺も行く。あいつらだけじゃ心配だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配はいらん。アグリはスパッキオたちと + ともに兵舎、市庁舎を制圧しろ。 + リズベルは俺と来い」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい!」 +\endtext + +\text +リズベルを引き連れて、 +カイムもジャコモのあとを追う。 +\endtext + +\text +その間際、魔物たちに介抱されて戸惑う +兵士たちを視界に収める。 +\endtext + +\text +そこに、マーガレッタの姿はなかった。 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「はぁっ……はぁ……ここまで来れば……!」 +\endtext + +\text +魔物たちを振り切り、ジャコモは逃げ去った。 +\endtext + +\text +やつらは鼻が利く。 +馬に乗って、早く遠くに逃げなければ。 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「あの小娘……あれだけ言っておきながら! + 俺の街が……国がっ……許さんぞ……」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「必ず復讐してやる……俺にはまだ、 + 力がある……あいつらの力を借りれば……」 +\endtext + +\text("???") +「それは、シュカの文官のことかの」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「貴様……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それとも、ヴェクサシオンか? + まあ、どちらにせよ変わらんがな」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「黙れ黙れ黙れ! 話が違うではないか!! + 貴様、言っただろう! あの魔王もどきを + 殺せると! だから俺は……」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ヒッ!? そっ、そこを退け!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「あの魔物どもを殺せ! 俺を守るくらい + できるだろ! いいな、これは命令だぞ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……聞けんな」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「は……き、きさまぁっ! + 一体なんのつもりだぁっ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おぬしはこの街の王……民を守り、 + 兵の命を預かる身じゃろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だというのに、兵を盾に逃げ出すとは + なにごとか」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「うあ……退け! 退かんか! + でないと、やつらが……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私も人のことは言えんが、 + お主に王たる資格はない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「戦に負けた王には、なさねばならん + 責任があるじゃろう」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「え……?」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「いぎゃああああああっ!? + 足がっ……足がぁぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「きさっ……ま……! + 俺を……よくも俺様を……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……ふむ、やっと来たか」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……?」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「は……ひっ……!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「このような男の命まで背負う気はなくてな。 + お主らにやる。好きにしてよいぞ」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「は……嘘だろ? おい、待て、待ってくれ! + 金ならいくらでも払う! + だから助けてくれ!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王様の命令……お前、殺す!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ひっ、あっ……来るなっ! 来るなぁっ!」 +\endtext + +\text("ジャコモ") +「ぎゃああああああああぁぁぁっ!!!」 +\endtext + +\text +魔物たちは容赦なく、 +ジャコモの肉を引き裂き、骨を砕いていく。 +\endtext + +\text +戦を始めた者にはその責任があるように。 +\endtext + +\text +負けた者には、その責任がある。 +\endtext + +\text +逃げることは、許されないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、やはりここだったか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……カイムか。ジャコモの兵はどうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「心配しないでください。 + こちらで治療を施していますから」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「治療? 敵兵をか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつらになにをしようが、 + 勝者の自由だからな。 + それはお前も一緒だぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうか……仕方ない。 + もとより傭兵、捕虜待遇は期待しておらん。 + 好きにしてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。だったら早速……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、彼女の処遇は私に + 任せていただきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあいい。俺のものにできるなら、 + それでいいしな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、彼女も魔王軍に + 参列していただきます」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……私を雇い入れるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「我が軍には魔物をまとめる者はいても、 + 人間の兵をまとめる者がいませんので」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それに、癪ですがカイム様もあなたを + 気に入っているようですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。リズベルもお前が必要だと + 言っている。だから来い。 + 拒否は許さん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……許さんもなにも、好きにしろと言った。 + 断る理由がない」 +\endtext + +\text("カイム") +「決まりだな。 + なら、さっさと傷を治してもらえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちは市庁舎に出向くぞ。 + ハドス再興を宣言する」 +\endtext + +\text +――そうしてその日のうちに、 +ロスペンは魔王軍によって占領され……。 +\endtext + +\text +ハドス再興が、カイムによって高らかに +宣言されたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_03.txt new file mode 100644 index 0000000..ca0a1b6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_09_03.txt @@ -0,0 +1,148 @@ +\setgamedatatitle("ハドス再興") + +\text +ハドス再興を宣言から数日、地下迷宮は +再興を祝して盛大な宴を開いていた。 +\endtext + +\text +迷宮内の酒場では、その主賓たるカイムを +抜いて魔物たちとリズベルたちが +酒を酌み交わしている。 +\endtext + +\text +酒場だけではない。 +迷宮のいたるところで。 +\endtext + +\text +人間の住まう地上でも、祝宴が開かれていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「よう、戻ったぜ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お疲れ様です。魔物たちの様子は + どうでしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪くない。 + ハドス復興にも、この魔王軍にも不満は + ないそうだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なんの話じゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ちょっとしたコミュニケーションだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔物たちの統制をとるためです。 + 人語を話せない者もいますから、 + スパッキオさんとノロさんには通訳を」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王様、人気者」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「でよう、旦那。やっぱ次はルザリオか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。だが、しばらくは動かん。 + 今は内輪のほうが忙しいからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そのほうがいいじゃろうな。 + 国政だけではない。戦力、物資、治安…… + 問題は山積しておる」 +\endtext + +\text("アグリ") +「エルフには森の恵みがあるからな。 + それに比べてハドスは復興したばかりだし」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……食べ物も少ない」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「常に食ってるお前が言っても + 説得力ねえよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………。 + すみません、おかわりを」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て、俺も同じものを。 + ……でだ、もしルザリオが動くとしたら + 猶予はどれくらいだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。今頃密偵も戻っておる頃…… + 軍議に入り、戦備を整えるとして…… + ルザリオなら4日といったところか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「4日……」 +\endtext + +\text("カイム") +「短いな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ、なんの足しにもなんねぇ。 + こっちの平定もしつつ、 + 戦うにゃ辛いかもな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「んなもん関係ねえな。 + 大事なのは、どんな困難にも屈しない + 根性だ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そんなものでどうにかなったら、 + 今頃誰も彼も名軍師じゃよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、焦らず行こうじゃないか。 + 三国はすでに俺の手の中なのだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text +意気揚々とグラスを掲げ、 +酒を一気に煽るカイム。 +\endtext + +\text +その横で、浮かない顔をしている +リズベルには気づきもしなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_10_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_10_00.txt new file mode 100644 index 0000000..c8a4c25 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_10_00.txt @@ -0,0 +1,370 @@ +\setgamedatatitle("シュカの内情2") + +\text +ハドス再興の報は、遠く離れたシュカにも +届いていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「先日、魔国ハドスが再興したことは、 + 武官の方々も耳にしたことでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「魔王軍の力は、私たちの予想を大きく + 上回っている。 + ルザリオ侵攻も時間の問題……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「やがてはこのニルト全土を巻き込んだ + 戦になりましょう」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「早々に討ち倒していれば、こんなことには + ならなかったものを……」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「……我らのせいだと言うか」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「そうだと言った。あなた方の将軍様が + 日和見なんてするからだろう?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「聞けば、ハドスの防衛隊に加え彼の + 『アサルトプリンセス』まで懐柔したとか」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ただの賊軍が、今や国軍にも等しい。 + ……その機会を与えたのは誰かな?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……それで、キロスに隙を見せろと?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「違う。私はただ……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「仮にだ。キロスが魔王軍に対して軍を + 動かしゃあ、お前はどう動く?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「…………」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それが答えだ、素人。それに、やつらの + 目的はハドス再興……そこかしこに + 戦争をふっかけることじゃねえ」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「こっちから手ぇ出してみろ。 + 無駄な戦を起こすことになるぞ」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様も、そんなこと望んじゃ + いねえでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうね。避けられるのなら、 + それに越したことはないわ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「……ッ」 +\endtext + +\text +手を出さなければ、という話ではある。 +\endtext + +\text +現時点で魔王軍の目的は達成している。 +侵略のメリットはないようにも思える。 +\endtext + +\text +だが――。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私がそう思っていても、魔王軍がなにを + 考えているかは分からないわ。 + 訳わかんない理由で攻めてくるかも」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「マガヒメ様の仰る通り。 + それに、内のディアボリカについても + 気は抜けません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにかあった?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ハドス再興に国内のディアボリカが呼応 + しております。謀反の動きも見られるとか」 +\endtext + +\text("文官") +「今はまだ民間の活動団体です。 + その規模もまた民間の域を出ませんが…… + やがて大きな流れとなりましょう」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「おお、それは恐ろしい。 + 暴動まで発展しては取り返しが + つかなくなりますね」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「そうなる前にマガヒメ様から声明を + 出すべきだ」 +\endtext + +\text("文官") +「否。叛乱分子も、魔王軍と同じ。 + 鎮圧すればよい」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「というか、お前たちも謀反を考えて + いるのではないか?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「貴様はたんに我らが気に食わんだけだろう。 + 黙っていろ。話が進まん」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なっ……くっ、口を慎め! + 私を誰だと思っている! + 私は御史大夫だぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……うるさい」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「え? あ、いや……申し訳ありません……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「国民には近く、声明を出すわ。 + それで少しはおさまるでしょ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そうですね。となると、目下の脅威は + やはりキロスですか」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「今のシュカは、 + 内にも外にも敵がいるからな。 + 攻め込むにはいい機会だろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうかしらね。向こうだって似たような + ものでしょうから」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ。だからこそ、好都合です」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どういう意味かしら?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「魔王軍……ハドスは内政の立て直し、 + 物資の不足からすぐには動けないでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「彼らが動く前に、ルザリオと協定を結び + キロスを打倒すべきです。 + 魔王軍はそのあとでもいい」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「難しいな。やつらは森の外には不干渉を + 貫く。協定以前の問題じゃねえか」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ブライトリーフは外界には疎い。 + ……キロスが魔王軍と結託した、となれば + 協定を拒む理由はないでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「キロスが魔王軍と結託した……なんて、 + 初耳なんだけど」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……既成事実を作ってしまえばいいのです。 + ちょうど、収容所にはディアボリカの + 囚人もいることですから」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「丞相……貴様、なにを言っているのか + 分かっているのだろうな?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「犯罪に手を染めたディアボリカを、 + 今一度この国のために利用すると + 言ったのです」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「全てはシュカの繁栄のため。 + ……それを抜けば、反逆者としてあなたを + 処刑することもできますよ?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「その前に貴様を切れば済む話だ……!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「座れ」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「将軍……!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「命令だ。聞こえなかったか?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ武官") +「ッ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「いや、助かりましたよ、将軍。 + あなたが剣を抜いて止めてくれなければ、 + 今頃私は真っ二つになっていたでしょう」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +ホンジュの鋭い視線が、ツーシンを射抜く。 +\endtext + +\text +張り詰めた空気が官僚たちの背筋を、 +凍らせる。 +\endtext + +\text +武官を止めた剣は、いまだホンジュの手の中。 +いつ文官たちに向けられるか分からない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、ツーシン」 +\endtext + +\text +そんな空気を打破したのは、 +ひとりつまらなさそうに肩肘をついていた +マガヒメだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「かつて分を弁えず拡大し、腐敗した国は + どこだったかしら?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………さて。昔話には興味がありません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なら教えてあげる。 + サンよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私たちの先祖が権力闘争の末に負けて + 逃げてきた、私たちの祖国」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ここまで逃げてきて、同じことを + 私たちで繰り返すつもり?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……いえ、申し訳ありません。 + 少しばかり、口が過ぎたようです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたたちも、本当にシュカのことを + 考えているのなら馬鹿なことはよしなさい」 +\endtext + +\text("官僚達") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「キロスには既に放った間者がいるでしょう。 + 引き続き彼らに諜報をさせて。 + なにか動きがあれば逐一報告するように」 +\endtext + +\text +これでお終いだと、マガヒメは不機嫌な +まま玉座を後にする。 +\endtext + +\text +あとを追うようにいそいそと官僚たちが +退室する中―― +\endtext + +\text +ひとり残ったツーシンは、 +まるで自分の席だというように +玉座にふんぞり返る。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「考えていますよ、マガヒメ様……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「だから、あなたはなにも心配しなくて + よいのです……なにも」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_11_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_11_00.txt new file mode 100644 index 0000000..3f09618 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_11_00.txt @@ -0,0 +1,263 @@ +\setgamedatatitle("光の星国1") + +\text("???") +「抜かりはないようで、なによりです」 +\endtext + +\text +いつの間にそこにいたのか。 +\endtext + +\text +全身を黒い外套で包んだ何者かが、 +玉座の背後に現れた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ……あの悪魔どもの引きつった顔、 + なかなかの見ものだったよ」 +\endtext + +\text +それにツーシンも驚くことなく、 +玉座に肘をつく。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「魔王軍もいいところで現れたものだ。 + おかげで、首尾よく事は進んでいる」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それもこれも、お前のおかげだ」 +\endtext + +\text("???") +「いえ、私は情報提供しただけです。 + 全て、あなた自身の力によるものです」 +\endtext + +\text("???") +「さすがは、真の王たるお方です」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……ふん」 +\endtext + +\text("ツーシン") +(……その言葉の真意はどこにある?) +\endtext + +\text +魔王軍が現れる、少し前のことである。 +\endtext + +\text +――あなたの望みを、私がかなえましょう。 +\endtext + +\text +そんな言葉とともに、この人物は現れた。 +魔王軍が現れるという情報とともに。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(その情報どおり、魔王軍は現れ…… + ハドスは再興された) +\endtext + +\text("ツーシン") +(情報の見返りはただひとつ。 + 魔王討伐……それ以外はなにもいらないと + 来ている) +\endtext + +\text("ツーシン") +(金も、地位も、名誉もいらない……。 + 真っ当な見返りを求めてくれたほうが + 信用できるのだがな) +\endtext + +\text("???") +「叛乱分子のほうはいかがなさいますか?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ヴェクサシオンに任せるさ」 +\endtext + +\text("???") +「では、こちらを」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふむ、これは?」 +\endtext + +\text("???") +「今、判明している叛乱分子……そして、 + それに加担する高官です」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「相変わらず、手際のいいことだ。 + ……それで、いくら欲しい?」 +\endtext + +\text +答えを分かっていながら、 +ツーシンは問いかける。 +\endtext + +\text("???") +「必要ありません。以前も申し上げたように、 + 私たちが求めるのは秩序と安定…… + そのために魔王を討伐してくださるのなら」 +\endtext + +\text +そういう綺麗事ほど信用ならない、という +のが解っているのだろうか。 +\endtext + +\text("???") +「それでは、私はこれで」 +\endtext + +\text +現れたときと同じように忽然と消え、 +残されたツーシンはひとり考え込む。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「秩序と安定……まるでラスファ教の + 司祭のようなことを言うのだな」 +\endtext + +\text +ラスファ教にも、キロスのウィンガ教にも +間者を放っている。 +\endtext + +\text +だが、どう探っても繋がらない。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「いったい何者だ、貴様は……?」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("神父") +「これは神の、我らがウィンガ様の + 託宣である!!」 +\endtext + +\text +――キロス、カザトリア。 +\endtext + +\text +この国に根付く宗派、ウィンガ教の神父が +高らかに声をあげる。 +\endtext + +\text("神父") +「ついに闇の魔国、ハドスが復活した! + それは魔王の脅威が、このキロスに + 迫りつつある証である!」 +\endtext + +\text +――同時刻。 +バラートホルン、教会内…… +\endtext + +\text("司祭") +「やがて、魔王はルザリオを滅ぼし! + シュカを滅ぼし! + その牙をキロスに向けるであろう!!」 +\endtext + +\text +膝をかかえ、耳を傾ける信者たち。 +\endtext + +\text +すがるような彼らの視線が、 +司祭の小さな優越感を満足させる。 +\endtext + +\text("司祭") +「今こそ、ウィンガ様の力を世界に + 知らしめるときなのだ!!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「………………」 +\endtext + +\text +司祭の声は、わずかに開いた扉から漏れて、 +近くを通りかかったギュンターにも +届いていた。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「司令、どうかしたのですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……いや、なんでもない」 +\endtext + +\text +――アドナイ。 +\endtext + +\text("神父") +「娘を捧げるのだ! + キロスを、友を、愛する者を守るために! + ウィンガ様に捧げるのだ!」 +\endtext + +\text +キロスの中でもとりわけ厳しい環境にある +アドナイは、もっとも信者の少ない街だった。 +\endtext + +\text +ふくよかに肥えた神父とは対照的に、 +頬がこけ、やせ細った市民たち。 +\endtext + +\text +市民たちのほとんどは耳を傾けない。 +にもかかわらず、神父は言葉を続ける。 +\endtext + +\text("神父") +「魔王を討つのだ! ウィンガ様の力で + 魔なるものを滅ぼすのだ!」 +\endtext + +\text +――ハドスの再興。 +\endtext + +\text +それは、ニルト地方全土に大きな混乱を +呼び起こしつつあった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_12_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_12_00.txt new file mode 100644 index 0000000..677563b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_12_00.txt @@ -0,0 +1,684 @@ +\setgamedatatitle("森の王国ルザリオ") + +\text +ハドスの再興が影を落としたのは、 +シュカ、キロスだけではない。 +\endtext + +\text +ルザリオにもまた――2国よりも暗く、 +深い影が落ちていた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「もはや、我らに猶予はない。 + 道を過てば、その先にあるのは滅びのみだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「………………」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「魔王軍は、ルザリオに牙を向けよう。 + 120年前、ハドスを見殺しにした我らに + 復讐するために」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そして、その次はハドスを滅ぼし、 + 同胞を迫害した人間どもへの復讐だ」 +\endtext + +\text +ルドールの確固とした言葉に、 +議会がざわめきはじめる。 +\endtext + +\text +彼らの多くは“戦争”を知らないエルフだ。 +未知の恐怖に駆られるのは当然のことだろう。 +\endtext + +\text +そんな中、知らないながらもルドールに +次いで長く生きたエルフが口を開く。 +\endtext + +\text("老議員") +「……すべては流れのままだ、宰相よ。 + 我らも世界の一部。滅ぶるときは滅ぶ」 +\endtext + +\text("老議員") +「それが魔国によってもたらされたとしても、 + すなわちそれは世界の導き。 + 抗うべきではない」 +\endtext + +\text("ルドール") +「では、あなたは愛する者を魔王に捧げる + というのか? 犯され、殺されることも + よしとするのか?」 +\endtext + +\text("老議員") +「我らはブライトリーフだ。 + たとえ、この身になにが起きようと、 + 高潔なる魂は誇りある限り、穢されはせん」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……笑わせる。 + 高潔? 同胞を見殺しにすることが、 + 誇り高い行いというのか?」 +\endtext + +\text("老議員") +「……そうは言っていない。我らは……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ふむ。では、お前は自分の娘を + 助けてはならん」 +\endtext + +\text("ルドール") +「助けを求められても、手を伸ばされても + 応えてはならん。それが導きなのだろう?」 +\endtext + +\text("老議員") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「我らがこの世界の一部だというのなら、 + やがて来る滅びから世界を守るのもまた、 + 誇り高い行いだろう」 +\endtext + +\text("ルドール") +「彼の魔王、アスタロスの所業…… + 皆も知らぬわけではあるまい」 +\endtext + +\text("ルドール") +「此度の戦はそれ以上の戦火となろう。 + この森だけでなく、ニルトそのものが + 魔王の手に落ちるのだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それだけはなんとしても、 + 阻止しなければならぬ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「我らの森を守るために。我らの子らが、 + この世界で幸せに生きるために」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なによりも我らの大切なものを + 守るために、今こそ戦うときではないか」 +\endtext + +\text("ルドール") +「我ら、ルザリオはハドス……魔王軍に対し、 + 宣戦布告をする。異論はあるまいな?」 +\endtext + +\text +たとえ、なにがあっても森の外には +不干渉を貫き通してきたルザリオ。 +\endtext + +\text +それは攻めこまないからこそ成り立つ、 +“最強の盾”でもあった。 +\endtext + +\text +それが、今この瞬間、砕かれる。 +\endtext + +\text +彼らは“盾”を捨て、外敵を射抜く“弓矢” +に手を伸ばしたのだ…… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「……本当にこれでよかったのですか?」 +\endtext + +\text +議員たちが退室した玉座の間で、 +ティーリアがぽつりと呟いた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ご不満ですか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だって、戦争なんて……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「では、黙って滅ぼされますか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ティーリア様はなにも心配いりません。 + 全て、私に任せてくださればよいのです」 +\endtext + +\text +安心させようと、柔和な笑みを浮かべる +ルドール。 +\endtext + +\text +だが、ティーリアは視線を落としたまま、 +不安げに表情を曇らせる。 +\endtext + +\text +そんな中、ティーリアを案じて残っていた +エルが口を開いた。 +\endtext + +\text("エル") +「……私は、こんなの反対ですから」 +\endtext + +\text("ルドール") +「エル殿まで、なにを仰るのです」 +\endtext + +\text("エル") +「私には、ルドール様がみんなを戦うように + 扇動しているように見えました」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……はて、なにが言いたいのですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様は、 + なにを考えているんですか?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「…………」 +\endtext + +\text +エルとて、確信があるわけではない。 +\endtext + +\text +ただ、エルがルドールを嫌っているから、 +そう見えるのかもしれない。 +\endtext + +\text +それでも、エルにはこの男がなにかを +隠しているように見える。 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……私とて、誇り高きブライトリーフです。 + この国を守りたい、と考えるのは + 至極当然のことでしょう」 +\endtext + +\text("エル") +「……本当ですか?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「はい」 +\endtext + +\text("エル") +「……じゃあ、今は信じてあげます。 + でも、もしその言葉が嘘だったら……」 +\endtext + +\text("エル") +「もし、そのせいでティーリア様になにか + あったら……私の弓は魔王よりも先に、 + ルドール様を射抜きます」 +\endtext + +\text("ルドール") +「………………」 +\endtext + +\text +ほんの一瞬。 +寒気がするほどに冷たい視線がエルを射抜く。 +\endtext + +\text +だが、それで十二分だった。 +\endtext + +\text +それだけで、エルにとってルドールは +“信用できない人”から“敵”に変わる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……心しておきましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……?」 +\endtext + +\text("エル") +「……ティーリア様、やっぱりあの人は + 信じちゃ駄目です」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも……あの人がいなければ、私は……」 +\endtext + +\text +だから、疑うことなんてできない。 +そう、目を伏せるティーリア。 +\endtext + +\text +それは、エルだって分かっている。 +\endtext + +\text +実質、この国の舵をとっているのは +ルドールだ。 +\endtext + +\text +あの男がいなければティーリアは恐らく、 +王の責務に押しつぶされていただろう。 +\endtext + +\text +エルにとってみても、ティーリアを +助けてくれた恩人のようなものだ。 +\endtext + +\text +だからこそ、ティーリアを騙したり、 +傷つけようものなら、 +エルは絶対にルドールを許せない。 +\endtext + +\text("エル") +「私、ルドール様のことを調べてみます!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「調べるって……なにを?」 +\endtext + +\text("エル") +「わかりません! でも、私は私のやり方で + ティーリア様をお守りします!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……」 +\endtext + +\text +これも、全て自分のためだ。 +そう思うと、ティーリアにはエルを +止めることなどできなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……分かったわ。 + でも、無理はしないでね」 +\endtext + +\text("エル") +「はい! + それじゃあ、早速行ってきます!」 +\endtext + +\text +こうして、エルにとって『大切なもの』 +を守るための戦いが幕を開けたのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「リズベル! リズベル、おるか!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん……ふぁぁ……まーがれったさん……?」 +\endtext + +\text +突然のノック音に、無理やり意識を +呼び起こされるリズベル。 +\endtext + +\text +書斎机に置かれた調印書には +見事によだれのあとがついている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「調印書がよだれでビチャビチャ…… + マズイですね……。 + 修復魔法かけとかないと……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうしたんですか、そんなに慌てて」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうしたもこうしたもない。 + ルザリオが私たちに宣戦布告しおった!」 +\endtext + +\text +――宣戦、布告? +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text +マーガレッタに腕を引かれて、 +カイムがいるであろう玉座へと向かう。 +\endtext + +\text +リズベルの頭の中は真っ白だった。 +\endtext + +\text +理解が追いついてこない。 +\endtext + +\text +追いついてこないまま、 +カイムの下に来てしまった。 +\endtext + +\text +そんなリズベルにカイムは実に楽しそうに、 +こう言ってのけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「聞いたか、リズベル? + エルフどもが、俺たちに宣戦布告したぞ! + フハハハハ!」 +\endtext + +\text +魔物たちが集まる玉座の間に、 +カイムの哄笑が響く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……嘘ですよね? + だって、そんなこと……そんな理由なんて」 +\endtext + +\text("カイム") +「本当のことだ。これで、正々堂々やつらと + 戦える。女王を俺のものにできるわけだ。 + 残念だったな、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……他人事みたいに言わないでください! + 国同士の戦いになるんですよ!? + 私はそんなこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔物を兵に置いた国など、 + 誰が放っておくものか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは……でも、そうならないように + 各国との和平交渉だってするつもり + だったんです……なのに……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まあ、仕方ないだろうよ。 + なっちまったものはどうしようもねぇ。 + これからどうするかだろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………食べると、元気になる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……お気持ちだけ受け取っておきます」 +\endtext + +\text("アグリ") +「しかし、意外だよなぁ。あいつらが喧嘩を + 吹っかけてくるなんてよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。エルフにしてはずいぶんとお粗末な + 判断じゃな。他国に攻め込む理由を + 与えるとは」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「――こうなっては、3国を相手取ることも + 考えねばならん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……それは考えすぎなんじゃ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、ルザリオの動きに呼応してキロス、 + シュカも腰をあげるぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「キロスからすれば、ルザリオの肥沃な大地 + は喉から手が出るほど欲しかろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「シュカは文官どもがニルト掌握に + 積極的じゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちがルザリオに勝てば魔王軍殲滅の + 大義名分……負けてもエルフたちに + 戦意有りと無理やりに戦端を開く……と?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。今までどおり、不干渉を貫いて + おればこんなことにならんかったものをな」 +\endtext + +\text +リズベルとて、なにもこうなることを +予想していなかったわけではない。 +\endtext + +\text +こうなる前に手を打つはずだったのに、 +先を取られてしまったのは +彼女の不手際でもある。 +\endtext + +\text +それでもやはり、この結末はショックだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そう暗い顔をするな。 + 結局、ハドス再興からニルト統一に + 最終地点が変わっただけだろう」 +\endtext + +\text +リズベルの気持ちを知ってか知らずか。 +カイムは人に見せるには、あまりよくない +笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……そうか、そうか。 + 酒池肉林も悪くない……むふふ。 + アグリもそう思うだろう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だなぁ。シュカには随一の女剣士が + いるって聞いたことがある。 + 一度相まみえてみたいもんだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「女剣士……だと……!?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんでも、言い寄る男を片っ端から + 切り捨てるとか――」 +\endtext + +\text +アグリとカイムが“女剣士”に熱中するなか、 +マーガレッタが呆れたようなため息をつく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まったく、相変わらずの色魔よなぁ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ありゃ、一生なおんねぇよ。 + 病気みてえなもんさ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ、良い良い。 + 無欲な魔王など、らしくなかろうよ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………もぐもぐ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルの不手際と、覚悟の甘さを +悪く言うものはここにはひとりもいない。 +\endtext + +\text +各々、次の戦いに備えて心を切り替えている。 +\endtext + +\text +であれば、ウジウジしている暇などない。 +\endtext + +\text +リズベルは魔王軍の参謀。 +導くことこそ、彼女の本分である。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……よし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様。私にルザリオを調査する + 時間をください」 +\endtext + +\text("カイム") +「もとよりそのつもりだ。 + 頼むぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、お任せください!」 +\endtext + +\text +――戦うのであれば、勝利に導いてみせる。 +\endtext + +\text +それが、リズベルの役目だ。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_13_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_13_00.txt new file mode 100644 index 0000000..d25efc6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_13_00.txt @@ -0,0 +1,432 @@ +\setgamedatatitle("キロスの内情2") + +\text("グラス") +「……魔王軍はどうしている?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ルザリオ付近で魔王軍を確認しております。 + 偵察でしょうが……近いうちに動きが + あるかと」 +\endtext + +\text +ルザリオの宣戦布告から、 +キロス軍、ウィンガ教は気を張り詰めていた。 +\endtext + +\text +この戦いの結果がどうあれ、 +キロスは動かざるを得ないだろう。 +\endtext + +\text +今まで不干渉だった国が、 +他国への侵略を是としたのだ。 +\endtext + +\text +キロスにとってそれは +非常に都合のよい流れだった。 +\endtext + +\text("司祭") +「魔王軍もルザリオもどうでもよいでしょう。 + 眼前の敵はシュカを置いて他にありません」 +\endtext + +\text("グラス") +「シュカがなにか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「シュカの密偵が増えてきています。 + ……なんらかの動きがあるかもしれません」 +\endtext + +\text("司祭") +「我らと一戦、交えるつもりでしょう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「まだ、そうと決まったわけではない」 +\endtext + +\text("司祭") +「甘いですな。密偵が増えているのが + なによりの証拠。やつらは魔王より先に + 我らを滅ぼすつもりなのです、グラス様」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……だから、我らもシュカと戦えと?) +\endtext + +\text("司祭") +「ここ数年、気候は回復せず食料の調達も + ままなりません」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは分かっている……だから」 +\endtext + +\text("司祭") +「はい。ですから、グラス様をウィンガ様に + ささげ、早急に国民を救わねばなりません」 +\endtext + +\text("司祭") +「ですが、その救いも永久には続きません。 + ゆえに、シュカとルザリオを滅ぼし、 + 肥沃な大地を手に入れなければ!」 +\endtext + +\text +そう。そのためにも。 +ルザリオの宣戦布告は都合が良かった。 +\endtext + +\text +ルザリオがハドスに侵攻した。 +それだけで、他国への侵攻の意思があると +みなされる。 +\endtext + +\text +ならば、周辺国としては対応せざるを得ない。 +\endtext + +\text +まして、キロスは多くの飢餓者を +抱え込んでいる。 +\endtext + +\text +ゆえにアルダの森は喉から手が出るほどに +欲しい領土だった。 +\endtext + +\text("司祭") +「さすれば、これより何十年、何百年と + 民が飢えに苦しむことはなくなりましょう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「確かにそうすれば、飢えに苦しむ者は + いなくなる。だが、飢餓者を救うのなら、 + もっとよい方法もあるだろう」 +\endtext + +\text("司祭") +「それは?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「他国の農作法や、寒冷地に強い作物を + 仕入れるのもひとつの方法だろう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「また、三国で同盟を結ぶのもひとつの手だ。 + 魔王軍打倒という大義名分もあれば + 可能だろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「戦わずに済むのなら、それに越した + ことはない」 +\endtext + +\text("司祭") +「それはなりません、ギュンター殿」 +\endtext + +\text("司祭") +「邪教の輩に頼るのは、ウィンガ様を + 裏切るも同じ……! + まして手を結ぶなど言語道断です!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……決定権はグラス殿にある」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「なにより、守るべきは民の命。 + お前達の教えを守っても、民を救うことは + できん」 +\endtext + +\text("司祭") +「言葉を慎みなさい。 + この国はウィンガ様あってのもの」 +\endtext + +\text("司祭") +「民も、グラス様もこの国にある全ては + ウィンガ様のためにあるのです」 +\endtext + +\text("司祭") +「そして、私達はウィンガ様の + 手足にして耳目。この言葉はウィンガ様の + お言葉……」 +\endtext + +\text("司祭") +「司令官殿がなにを仰ろうが、 + 私達の言葉こそが心理」 +\endtext + +\text("司祭") +「唯一無二の、絶対正義なのですよ。 + それをご理解していただきたい」 +\endtext + +\text("グラス") +「……だが、争わずに済ませたい。 + この身を捧げれば、それもできるだろう?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿……!」 +\endtext + +\text("司祭") +「はい、それはもちろんです。 + グラス様がウィンガ様の望みをかなえれば」 +\endtext + +\text("司祭") +「それでは、私はこれで」 +\endtext + +\text +勝ち誇ったかのように、ギュンターに向けて +口の端を吊り上げてみせると +玉座の間を出て行く。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text +ギュンターの視線は、 +自然とその背を追っていた。 +\endtext + +\text +ここが戦場であれば、今すぐにでも +法衣ごと切り捨てているところだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「では、私も。巡回任務がありますゆえ、 + 失礼します」 +\endtext + +\text +惜しむらくは、ここが戦場ではないこと…… +グラスの御前だということだ。 +\endtext + +\text +ギュンターは苛立ちを覚えながら、 +玉座の間をあとにした。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +キロス首都、バラートホルン。 +\endtext + +\text +城下といえど、やはりここも食料不足による +飢餓者はいる。 +\endtext + +\text +夜も近づき、人影はまばら。 +いち軍人が路地裏に足を踏み入れても、 +誰も気には留めない。 +\endtext + +\text +否、この街の住人たちには、もはや +気に留める気力すらなかった。 +\endtext + +\text("浮浪者") +「いつも悪いね、ギュンターさん。 + もぐ……はむ、んぐ……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「構わん」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「でも、いいんかい? + 少ない納品からくすねてきたやつだろ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私の家で作ったものだ。 + 民の血税でこんな真似はできん」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「ふーん。でもあんただって収穫した + もんは城に納めてんだろ。 + 大丈夫なのか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「気にするな」 +\endtext + +\text +キロスでは物資が少ないゆえに、 +徹底した配給制度を実施している。 +\endtext + +\text +軍……正確にはウィンガ教が、 +厳しく食料を制限しているのだ。 +\endtext + +\text +そんななか、ギュンターは時折こうして +自分で収穫し、作ったものを浮浪者に +配っている。 +\endtext + +\text +本来これも禁止ではあるのだが、 +かといって彼らを見捨てられるはずがない。 +\endtext + +\text +浮浪者は家もなければ、職もない。 +それはウィンガから見放されたからだ。 +\endtext + +\text +――そんな者たちはキロスの民ではない。 +それがウィンガ教の言い分だった。 +\endtext + +\text("浮浪者") +「こんな生活、いつまで続くんかねぇ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「すまん……。 + 儀式まで、今しばらく辛抱してくれ」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「ははあ。司令官殿が浮かない顔をしている + のはそういうわけだったのか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……顔に出したつもりはないがな」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「いや、もうバレバレだって。 + ……俺達なんてどうなってもいいからよ。 + グラス様だけでも助けてくれないか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text +――どう、答えたものか。 +\endtext + +\text +つい、視線を落としてしまうギュンターに +困った様子で頭をかく浮浪者。 +\endtext + +\text +ふと、あることを思い出した彼は +そういえば……と口を開いた。 +\endtext + +\text("浮浪者") +「最近の話だけどな、神父どもが熱心に + 集会を開いてるの知ってるか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ああ……以前見かけたが、 + なにかあったのか?」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「ここだけじゃねえ。 + 他所でもやってるようでな。 + あまりいい噂を聞かねえ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「内容は?」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「娘を捧げろだの……他国を殲滅 + しろだの……実にけったいな中身だったぜ」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「気をつけたほうがいいんじゃねえか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +ハドス再興以来、ウィンガ教の集会は +続いている。 +\endtext + +\text +それ以来だ。 +“毒”が、少しずつキロスを冒している。 +\endtext + +\text +放っておけば、手足はしびれ、 +やがて心臓に達するだろう。 +\endtext + +\text +そうなる前に、手を打たねばならない。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_14_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_14_00.txt new file mode 100644 index 0000000..c724988 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_14_00.txt @@ -0,0 +1,601 @@ +\setgamedatatitle("光の星国2") + +\text +――市外の一角。 +\endtext + +\text +王宮の裏手から、数人の武官たちが +息を殺し宮内へと向かっていた。 +\endtext + +\text +彼らは数日前から、キロスへの密偵として +放たれた隠密部隊である。 +\endtext + +\text +だが、キロスへは向かっていない。 +\endtext + +\text +彼らを編成しキロスへ放ったのは、 +あるディアボリカの高官だった。 +\endtext + +\text +――キロスへの密偵任務は書類上では、 +の話である。 +\endtext + +\text +任された真の任務は別にある。 +\endtext + +\text("武官") +「狙いはツーシンただひとり。 + 奴を始末し、マガヒメ様を拘束する」 +\endtext + +\text("武官") +「ガンロンの情報が正しければ、 + 奴は今、寝室にいる。 + ……各員、ぬかるなよ」 +\endtext + +\text("部下達") +「了解」 +\endtext + +\text +たった数名による、丞相ツーシンの暗殺。 +\endtext + +\text +それを狼煙にして、宮廷内の同胞たちが +文官を一斉排除する。 +\endtext + +\text +これは、ディアボリカ達によるクーデターだ。 +\endtext + +\text +今、この瞬間しか機会はない。 +\endtext + +\text +成功させなければ、シュカのディアボリカは +ツーシンたちの手で粛清されるだろう。 +\endtext + +\text +それだけは避けねばならない。 +たとえ、どんな手を使ってもだ。 +\endtext + +\text("武官") +(裏手の監視はいない。 + 宮廷内の監視もガンロンが配置を + 変えている……侵入は容易だ) +\endtext + +\text("武官") +「あ――?」 +\endtext + +\text +視界が、反転する。 +\endtext + +\text +天と地がひっくり返り、 +腹部が灼熱したように熱かった。 +\endtext + +\text +倒れた――と認識したときには、 +すでに手遅れだった。 +\endtext + +\text +そうして、薄れゆく意識の中、 +武官は気がつく。 +\endtext + +\text +上半身と、下半身が綺麗に真っ二つに +別たれていたことに。 +\endtext + +\text +倒れたのではない。 +\endtext + +\text +上半身だけが、無様に地面に転げ落ちた +だけなのだ―― +\endtext + +\text("部下") +「な……あ……何者だ、貴様ァッ!」 +\endtext + +\text("???") +「キミたちだよね? 叛乱分子って」 +\endtext + +\text +武官を真っ二つにした大鋏を軽くふるって、 +可憐な少女は微笑みかける。 +\endtext + +\text +本当に唐突だった。 +\endtext + +\text +走り抜ける横合い――路地からなにかが +突き出たと思ったときには、 +武官が真っ二つになったのは。 +\endtext + +\text("部下") +「……貴様、ツーシンの雇った殺し屋か!」 +\endtext + +\text("???") +「ていっ」 +\endtext + +\text("部下") +「ぐえっ」 +\endtext + +\text +少女は、無造作に鋏で男の首を切り落とす。 +\endtext + +\text +噴き出す血しぶきが雨になって、 +少女と武官の部下たちを濡らしていく。 +\endtext + +\text("???") +「ダメだよ。口じゃなくて、 + 手を動かさないとさぁ……♪」 +\endtext + +\text +血で、赤く艶めく唇がつりあがる。 +\endtext + +\text +興奮しているのか頬は上気し、 +熱い吐息が少女の口からこぼれた。 +\endtext + +\text +獲物を前にした飢えた獣のように、 +その瞳が爛々と輝き――次の獲物を捉える。 +\endtext + +\text("部下") +「ヒッ……」 +\endtext + +\text("部下") +「ぐあぁぁっ!?」 +\endtext + +\text +殺し屋を前にして、一瞬でも恐怖を +覚えてしまったら終わりだ。 +\endtext + +\text +その隙を縫うようにして、 +少女は標的の命をいとも容易く +刈り取っていく。 +\endtext + +\text("部下") +「ちっ……邪魔をするなら、お前から + 始末してやる!」 +\endtext + +\text("部下") +「うがあっ!!」 +\endtext + +\text("部下") +「おのれぇぇぇ!」 +\endtext + +\text("???") +「残念♪」 +\endtext + +\text("部下") +「ぐぅっ……!」 +\endtext + +\text("???") +「んー……手ごたえないなぁ……。 + ボク、こんなのじゃ満足できないよ」 +\endtext + +\text("部下") +「ぐッ……なぜ……だ。 + なぜ、気づかれた……」 +\endtext + +\text("???") +「知らない。丞相に聞いたら? + ああ、それとね……」 +\endtext + +\text +いまだ息のある男の首に鋏を添えて、 +少女は可愛らしく微笑む。 +\endtext + +\text("???") +「ガンロンって武官の人も、 + さっき殺してきたから」 +\endtext + +\text("部下") +「な……に……?」 +\endtext + +\text +その驚愕に、少女は笑みの中に嗜虐的な +色を浮かび上がらせる。 +\endtext + +\text("???") +「ふふ……全部、お見通しだよ?」 +\endtext + +\text +鋏の刃が少しずつ、男の首に食い込んでいく。 +\endtext + +\text("部下") +「うぐっ……無駄だ……! + 俺達が失敗しても……宮廷にいる仲間 + たちが動く……どちらにしても……」 +\endtext + +\text("???") +「……そうだな。 + どのみち、お前たちの計画は失敗する。 + 無駄なことだ」 +\endtext + +\text("部下") +「な……バカな……なぜ…… + お前がここにいる……!?」 +\endtext + +\text +そこに現れたのは、宮廷内にいるはずの +ツーシンだった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……宮廷内にいるのは影武者だ。 + お前達が来ると知っていて、 + なんの対策もしていないと思ったか?」 +\endtext + +\text("???") +「ばいばい♪」 +\endtext + +\text +――そう、全て知っていた。 +\endtext + +\text +誰が、叛乱を起こすのかも。 +いつ、起きるのかも。 +誰がどう動くのかすらも。 +\endtext + +\text +どのみち、クーデターは失敗に +終わっていたのだ。 +\endtext + +\text("???") +「宮廷内のほうはもう終わったの?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ。すでに収容所に連行している。 + ……噂どおりの腕だな、サファイア」 +\endtext + +\text("サファイア") +「こんなの目をつぶっててもできるよ。 + おかげで、ボク、欲求不満なんだけど?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ね、丞相さん。このあと暇してる?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「事後処理がある」 +\endtext + +\text("サファイア") +「いーじゃん、そんなの部下に任せちゃえば。 + 一晩だけでいいからさ、付き合ってよ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオに頼めば今夜だけでも“コレ”…… + 使えるようになるし……。 + あはっ、ふにゃふにゃだー♪」 +\endtext + +\text("サファイア") +「丞相さんのここ、ボクのアソコで + とっても、気持ちよくしてあげるよ?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「他をあたれ」 +\endtext + +\text +ツーシンは抱きつくサファイアを振り払うと、 +宮廷にさっさと戻ってしまった。 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふられちゃったぁ……。 + ま、いいや。ボクも引き上げよっと」 +\endtext + +\text +人に見られる前に――と、 +踵を返すサファイア。 +\endtext + +\text +――と、その目の前を淡い光が、横切った。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……珍しいな。 + こんなところにキラムシが出るなんて」 +\endtext + +\text +幸運の象徴だとか、神様の贈り物だとか…… +巷ではその美しさゆえに愛される存在だ。 +\endtext + +\text +たとえ、殺し屋であっても +その美しさには目を奪われる。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なにかいいことあるといいなぁ……♪」 +\endtext + +\text +殺し屋らしからぬ愛らしい笑みを浮かべて、 +サファイアは軽い足取りでその場を去った。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――それは、異常な光景だった。 +\endtext + +\text +地面にはサファイアによって、 +無残にも殺されたディアボリカたちの亡骸と、 +血の色をした大きな水溜り。 +\endtext + +\text +血肉と臓物がぶちまけられて、 +赤一色で染め上げられた一画。 +\endtext + +\text +否応なく、死を連想させるその場所を +照らすのは闇夜に輝く月光だけのはずだった。 +\endtext + +\text +月光より、なお強く。 +眩いほどの輝きが、一帯を埋め尽くしていた。 +\endtext + +\text +宙を飛び交うキラムシの群れ。 +\endtext + +\text +ディアボリカたちの亡骸に群がるように、 +数え切れないほどのキラムシが集まっている。 +\endtext + +\text +幸運の象徴、愛される存在――そう呼ばれて +いるキラムシが、死に群がっている。 +\endtext + +\text +いつにないほど、強い輝きを放つ +キラムシ達。 +\endtext + +\text +だが、それらとは別の光もそこにあった。 +\endtext + +\text +キラムシとも、月の光とも違う。 +強烈な魔力を帯びた光が一点に集中する。 +\endtext + +\text +やがて、それは人の――女の姿へと、 +変わっていった。 +\endtext + +\text("???") +「――術式、終了。 + 受肉は、成功……か」 +\endtext + +\text +多くの光に包まれてなお、圧倒する美しさを +持った女だった。 +\endtext + +\text +月光もキラムシも、むしろ彼女の美しさを +穢していると思えるほどの美貌。 +\endtext + +\text +だが、隔絶しているのはそれだけではない。 +魔力を扱えるものなら、気づいただろう。 +\endtext + +\text +その身に宿す魔力が、人とも魔物とも違う、 +異質なものであることを。 +\endtext + +\text +女は、ふと足元の死体に気がつく。 +\endtext + +\text("???") +「……ディアボリカか」 +\endtext + +\text +ディアボリカ。 +魔族。混沌の象徴。 +排除すべき、存在。 +\endtext + +\text +その血が、肉が、彼女の足を赤く汚していた。 +\endtext + +\text +気づいた次の瞬間には、 +端正に整った顔立ちが怒りに歪んだ。 +\endtext + +\text("???") +「目障りなゴミどもめ……」 +\endtext + +\text +足元に転がるディアボリカの頭を踏み砕く。 +\endtext + +\text +そうして、改めて彼女の足が地面を踏んだ、 +次の瞬間だった。 +\endtext + +\text +その足を起点にして、周囲のディアボリカの +血肉が“光の粒子”となって消えていく。 +\endtext + +\text("???") +「くく……ふふふ……!」 +\endtext + +\text +まるで浄化されていくように、 +ディアボリカの亡骸は残らず光へと還元され、 +無に返っていく。 +\endtext + +\text("???") +「これが感情というものか……? + ふふ……気分がいいな……あはは……!」 +\endtext + +\text +目の前で奴らが、悪魔どもが無に帰る。 +他でもない自身の力で。 +\endtext + +\text +その事実が、この上なく彼女を高揚させる。 +\endtext + +\text("???") +「この世に破壊と混沌をもたらす悪魔め…… + 私が、この力で皆殺しにしてやる……!」 +\endtext + +\text("???") +「……誰だ?」 +\endtext + +\text +ふと、誰かの視線を感じて女は周囲を見渡し、 +神経を集中させる。 +\endtext + +\text +だが、誰もいない。 +気配も、魔力も感じられない。 +\endtext + +\text +自身を見ている……といっても、知性が +あるかも分からないキラムシくらいだ。 +\endtext + +\text("???") +「気のせい、か……」 +\endtext + +\text +――せっかく、高揚していた気分が台無しだ。 +\endtext + +\text("???") +「……フン」 +\endtext + +\text +いらだち混じりに、女は鼻を鳴らすと +忽然とその場から姿を消した。 +\endtext + +\text +後に残ったのはディアボリカの亡骸の消えた、 +普段と変わらない光景だった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_01.txt new file mode 100644 index 0000000..32fbf1e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_01.txt @@ -0,0 +1,462 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第1の都市ファルタ") + +\text +玉座の間に、魔王軍の幹部とも言える +面子が集まっている。 +\endtext + +\text +これより、宣戦布告をした +ルザリオに侵攻する。 +\endtext + +\text +そのための作戦会議だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「以前にもルザリオはアルダ大森林により、 + 侵攻の難しい国だとお話ししました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「さらに、この森に加えて王都・ + ルクト=ルザリオには大結界があり、 + 侵攻はほぼ不可能だとわかりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その大結界を支えているのは、 + 周囲の4つの都市です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まずは都市を片っ端から制圧することで、 + 大結界の弱体化を図ります」 +\endtext + +\text("アグリ") +「地下からは無理なのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「無理だったぜ。上も下もな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……やはり前戯は大事ということだな。 + 十分に濡らさねば、破ることもままならん。 + リズベルとは大違いだな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「侵攻、撤退は必ず地下からお願いします。 + 森の中では、彼らに地の利がありますから。 + 魔物たちにもそう伝えてください」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「了解」 +\endtext + +\text("カイム") +「華麗にスルーされたぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「大人になったってことだろ。 + 心身ともに」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「めでたいねぇ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そこの三人、黙ってください。 + っていうか、なんでバレてるんですか!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「祝宴の翌朝にカイムの部屋から出てきた + お主をノロが見ておった」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ところで、エルフどもはどうする気じゃ? + ハドスの民ではないじゃろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こちらに取り入れる。 + 無闇に殺す必要はない。 + そういうのはどうも好かん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「リズベル?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あう……はい、そうですね。 + 戦力の拡充も必要ですから……うう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「もうバレてんだし、 + 恥ずかしがることか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「恥ずかしいに決まってるじゃないですか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それにしてもなんだかんだで、 + お前も戦る気じゃないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「当然です。戦うからには勝ちます。 + ……カイム様を守るためですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう、可愛いことを言ってくれる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……そういうつもりでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ。では方針も決まったことだし、 + 行くとするか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ。では私とアグリで先陣を切ろう。 + 厄介な弓兵を潰さねばな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「矢倉があるはずですから、そちらを + 優先してください」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、任せておけよ。 + それを潰しゃあ、しばらくは + 使い物にならねえな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここからが本番だ。エルフの女王…… + 必ず、俺のものにしてやる。 + 全軍、出陣せよ!」 +\endtext + +\text +………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「くそっ……なにが戦争だっての。 + ルドールの奴め……!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「ああ、まったくだぜ。 + こんなこと、ティーリア様が + 望んでるものか」 +\endtext + +\text +ファルタを一望できる物見矢倉の上。 +\endtext + +\text +二人の弓兵は、事実上ルザリオのトップで +ある男をののしりつつ、弓矢を放つ。 +\endtext + +\text +五感を研ぎ澄ませて、見据えた先。 +\endtext + +\text +街の中心部の地下から、まるで湧いて出る +ように現れた魔王軍とファルタの先発隊が +激しく火花を散らしていた。 +\endtext + +\text +彼らは矢を放ち、味方を援護する。 +\endtext + +\text +遠方からの狙撃は、確実に魔王軍の +進軍を足止めしていた。 +\endtext + +\text +これならいける……そんな思いが、 +彼らに余裕を与える。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「エル隊長の話じゃ、ルドールのやつが、 + 議員どもをたきつけたそうだがな」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「その隊長殿はルドールを調べるって、 + 出ていっちまったし……!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「どうした?」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「いや、今向こうでなにか――」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「なんだ?」 +\endtext + +\text +ぐらっと、彼らの視界が大きく揺れる。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「地震……いや、支柱が揺れたのか?」 +\endtext + +\text +いらだたしげに、身を乗り出して、 +下を見た瞬間だった。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「なっ……」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「うおおおおおおおっ!?」 +\endtext + +\text +音を立てて、矢倉が崩れていく。 +\endtext + +\text +突然のことに体勢を立て直すことも +ままならない。 +\endtext + +\text +そのまま、崩壊に巻き込まれるようにして +落下していく兵士たち。 +\endtext + +\text +ただ、運が良かったのは彼らが矢倉の上に +いたこと。 +\endtext + +\text +そして、下から崩れ落ちるように崩壊 +したことだった。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「ぐっ……くそ……! + なんで急に……」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「ッ!?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「死にたくなきゃ、動くな」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「魔王軍……だと……!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「投降したほうがお主らのためぞ」 +\endtext + +\text +――矢の援護が途絶える。 +\endtext + +\text +その瞬間を、待っていたかのように +魔王軍は攻勢に出た。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「今だ、行けぇぇっ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グオォォォォォ!!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「ヒッ……!? うわあぁぁぁぁぁ!!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「さすがに何百年も引きこもってただけの + ことはあるな。手ごたえがねえ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。ですが、彼らは先発隊でしょう。 + すぐに本隊とぶつかることになります」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「マーガレッタたちは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「矢倉を壊した以上、すぐに合流できる + はずです。心配はいりません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……ふふふふ……!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……どうしたんだ、魔王さん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうせ、エルフの女性で妄想でも + してるんでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「その通り。粒揃いのエルフ達だ。妄想が + 滾るな。このままでは、はちきれそうだぞ。 + ナニがとは言わんがな……!」 +\endtext + +\text +女兵のエルフに熱い視線を送りつつ、 +嗜虐の笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text +ハドス再興……という大義名分が消えた今、 +彼を動かすのは正真正銘、 +己の欲望のみだった。 +\endtext + +\text("ルザリオ女兵士") +「くっ……こうなれば、本隊が来るまで + どうにか時間を……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう? ということは、貴様が俺の相手を + してくれるというのだな」 +\endtext + +\text("ルザリオ女兵士") +「あうっ……!? このっ、離せ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……魔王たるもの、戦いながら + 女を抱くなど造作もない……!」 +\endtext + +\text("ルザリオ女兵士") +「ひっ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……!」 +\endtext + +\text("ルザリオ女兵士") +「くっ……!」 +\endtext + +\text +制動をかけるようにして放たれた弓矢を、 +間一髪かわしたカイム。 +\endtext + +\text +危うく命を落とすところだったが、 +愉しげに獰猛な笑みを浮かべて、 +矢の到来した方角に視線を向ける。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵士") +「魔王、覚悟!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……ようやく本隊の到着か。 + だが、こちらも勢ぞろいだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那ァ! 矢倉のほうは全部ぶっ壊したぜ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ、こっちもようやく本隊の + お出ましか」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵士") +「仲間が増えたか……! + 建物を壁にしろ! 近づかれる前に倒せ! + ルザリオの誇りを見せてやるんだ!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵士たち") +「オオォォォォォ!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「恐れず前へ! 近づけば、勝機は + こちらにあります! 攻撃開始です!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_02.txt new file mode 100644 index 0000000..7c84a09 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_15_02.txt @@ -0,0 +1,379 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第1の都市ファルタ制圧") + +\text("カイム") +「何百年もぬくぬくと森の中でだらけていた + 引きこもりが、俺に勝てるとでも思ったの + が大間違いだ! フッハッハッハッ!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「っ……」 +\endtext + +\text +勝利を手にし、捕虜たちの前で呵呵大笑する +カイム。 +\endtext + +\text +そんな彼を憎憎しげに、ルザリオの兵達は +睨み返す。 +\endtext + +\text +恐らく、彼らには『憎き、悪の大魔王』に +映っているのだろう。 +\endtext + +\text +実際、カイム自身もそう装っている節がある。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「……俺たちを殺すのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。殺したりはせん」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「じゃあ、なんなんだ? + 敵を生かす理由などないだろう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、観客が減る。 + やはりな、俺としては大勢に見せ付けたい。 + 自慢するならそのほうが気持ちいい」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「観客……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。そのためにはルザリオの女王が + 俺には必要だ」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「ティーリア様になにをする気だ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、ティーリアというのか。 + そのティーリアを、お前達の前でヤるのだ」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「なんだと……!」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「ティーリア様に指一本触れてみろ! + お前を殺してやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「自らの臣民の前で犯される女王……。 + 羞恥と快感、屈辱に歪む表情もいいがな、 + やはり醍醐味はお前達だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「守れなかった己の不甲斐なさと、奪われる + 怒り、悲しみ、憎しみ……その裏腹に + 沸いてくる情欲……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「それらが入り混じった卑屈な視線は、 + 至上の優越感を生むのだ。 + うむ、興奮せん方がおかしい」 +\endtext + +\text("ルザリオ女兵士") +「変態め……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「褒め言葉だ。存分に浴びせるがいい。 + 俺が喜ぶ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……リズベル。 + あやつら、仲間にするんじゃろ。 + 大丈夫か……?」 +\endtext + +\text +カイムからほんの少し離れたところで、 +あきれ返るリズベルと、 +不安げに言葉を漏らすマーガレッタ。 +\endtext + +\text +正直に言えば、もしルザリオの兵の立場なら、 +死んでも魔王軍に寝返りたくはない。 +\endtext + +\text +アグリやスパッキオがいれば +彼らとも話が出来そうな気もする。 +\endtext + +\text +だが、彼らは市庁舎の占拠や負傷者の +救助でここにはいない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうにかしましょう」 +\endtext + +\text +というか、どうにかしなければならない。 +そのための策も、ないわけじゃない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません。少し伺いたいことが + あるのですが」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「なんだ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今は、カイム様のことは忘れてください。 + 私が聞きたいのは、どうしてあなた方が + 宣戦布告したのか……その理由です」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「そんなもの、お前達がいるからだろ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……キロスやシュカならば、 + それで納得もしましょう。 + ですが、あなた達は“不干渉”のルザリオ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにがあっても、森の外には関わらない。 + それがブライトリーフの掟だと + 聞きました。なぜ、それを破ったのです?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「他国に攻め込む理由を作ってまで、 + 私たちと戦おうとしたんじゃ。 + 相応の理由があってしかるべきじゃの」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「…………知るか、そんなもん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい?」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「ハドスは滅びる直前、各国に救援を + 求めていたと聞いている。 + 結果はあれだったが」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ああ。だが、どの国もディアボリカの + 国だからと手を差し伸べなかった」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「……見殺しにした復讐だ。 + 必ず、魔王軍はルザリオを……ニルトを + 滅ぼす」 +\endtext + +\text("カイム") +「……意味がわからん」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「なら、やられる前にやるしかない…… + そう言ったんだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「言った? 誰がじゃ?」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「ルドール宰相だ。本当は議会も反対してた。 + けれど、宰相に説得されたって聞いた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「女王陛下は反対されなかったのですか?」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「………………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……これはティーリアが望んだ戦か」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「違う。ティーリア様は、優しいお方だ! + 戦いとは無縁なお人だ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……あり得ん。戦も、政治も争いじゃ。 + 王はその先導に立つ者。 + 無縁なものか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それでも、無縁だと言うなら…… + ティーリアは逃げておるということじゃ。 + 王の器ではないの」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「……ティーリア様を侮辱するな……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふん……どうやら、図星のようじゃの。 + ゆえに臣下の暴走を抑えられず、 + このような結果になった……と」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「ッ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……では、私達がルドールに裁きを + 下し、ルザリオを救いましょう」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「なに……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんで、そんな面倒くさいことを……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……でなければ、ルドールがティーリア + 陛下になにかするかも知れませんよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それは許せん。許すわけにはいかん。 + 決まりだ。ルドールは俺が潰す」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「……そこまでして、ティーリア様を + 我が物にしたいのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。俺はティーリアをものにしたい。 + だが、ただ支配するのではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「支配するのと、虜にするのでは生死ほどに + 違いがある。そして俺は、そのどちらも + 極めている」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアに女の悦びを教えてやる。 + それができるのは、三千世界どこを + 捜してもこのカイム以外にはいない」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「…………」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「……おい、こいつは馬鹿なのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが感じたままが正解です。 + 私に聞かないでください」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「……こんなやつの臣下によく + なろうと思ったな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「傍から見れば馬鹿でスケベですが、 + それなりには信用できます」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あとは主ら次第じゃ。私たちはお主らに + 非道はせんし、占領した都市も荒らさぬ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「臣下というなら、お主らの王のために + その弓を引くがよい」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前達で決めろ。 + 俺はあーしろ、こーしろと言う気はない」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵2") +「……もう少し、考えさせてくれ」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵1") +「……ああ、すぐに結論を出せるような + 話ではない。時間が欲しいんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……じっくり考えるがいい。 + そのうち、ぜひとも俺のために + 働きたくなるぞ」 +\endtext + +\text +ブライトリーフたちに、 +笑みを浮かべてみせるカイム。 +\endtext + +\text +その後、ルクト=ルザリオを守る結界石の +機能を停止させ、ルザリオでの初戦は +無事勝利を収めたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_16_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_16_00.txt new file mode 100644 index 0000000..5608ec8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_16_00.txt @@ -0,0 +1,391 @@ +\setgamedatatitle("シュカの内情3") + +\text("ホンジュ") +「だとしても、あいつらは俺の部下だ! + 貴様が勝手に――」 +\endtext + +\text +マガヒメが、玉座の間にやってきたとき、 +ホンジュの怒声が扉ごしに届いた。 +\endtext + +\text +恐らく、中にはツーシンとウェンジンも +いることだろう。 +\endtext + +\text +そして、なにを話しているかも +容易に想像がつく。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ッ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「――おや、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……邪魔だったかしら?」 +\endtext + +\text +――間が悪かったわね。 +\endtext + +\text +ギリ、とホンジュが歯軋りする音が +聞こえた気がした。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「いいか……今度、俺の許可なく + こんな真似をしてみろ。 + ただでは済まんぞ……!」 +\endtext + +\text +ホンジュが怒っているところを、 +初めて見た。 +\endtext + +\text +……ただ、その怒りの理由がわからない。 +\endtext + +\text +向けるべきはツーシンではなく、 +部下たちのはずだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あの様子じゃあ、報告は事実だった + ようね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ。残念なことです。 + 民ではなく……武官が謀反を起こすとは」 +\endtext + +\text +魔王軍に呼応して、ディアボリカたちが +謀反を起こすかもしれない……。 +\endtext + +\text +危惧していたことが、本当に起こるなんて。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「他人事みたいに……貴方達が煽った + ようなものでしょう」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「そんな……言いがかりですよマガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……それで、彼らはハクシャの収容所? + とにかく会って、話を聞かないと……」 +\endtext + +\text +まして、魔王軍の脅威が近づいている今、 +安易に処刑するわけにはいかない。 +\endtext + +\text +ディアボリカを始末すれば、 +彼らを刺激することになる―― +\endtext + +\text("ツーシン") +「……その必要はありません」 +\endtext + +\text +――だというのに。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どういう意味?」 +\endtext + +\text +ツーシンは、いつもの柔和な笑みを浮かべて、 +こういった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「叛徒はすでに粛清いたしました」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……なんですって?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「彼らと共謀していた者たちも、 + すでに収容しています。 + マガヒメ様はお気になさらず」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どういうことなのか、 + 説明してくれないかしら?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「はて……なにをでしょうか? + 収容した理由なら、聞かずとも + お分かりでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「粛清したですって……? + 私には、そんな報告はあがっていないわ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「今しがた、済ませたではありませんか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふざけないで! 私にもホンジュにも + 許可なく、独断でやったこと事態、 + 問題なのよ!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「その点については、申し訳ありません。 + ですが……非常事態だったのです。 + ご理解していただきたい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ……もう、いいわ。 + 武官たちを解放しなさい。 + 彼らから話を聞くから」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……それは、いくらマガヒメ様からの + 命令でも承服しかねます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私の命令が聞けないの?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「これもシュカのためなのです。 + 叛徒の刃が、あなたの喉を引き裂くかも + しれないのですよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なら、牢の外から話を聞く……!」 +\endtext + +\text +――もはや、こんな男に構っていられない。 +\endtext + +\text +踵を返そうとするマガヒメ。 +だが、その腕をツーシンが掴んだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「お待ちください」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「離して……きゃっ!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「――この国に牙を向いた者の言葉に、 + なんの価値がありましょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「痛ッ……!?」 +\endtext + +\text +ギリ……と骨がきしむほど、強い力で +マガヒメの腕を掴み、ツーシンは彼女を +引き寄せる。 +\endtext + +\text +その表情は、いつもの笑みとは性質の違う +ものだった。 +\endtext + +\text +嫌悪感が這い上がってくるような、 +下卑た男の顔が、目の前にある。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あるいは被害者を装い、あなたを + 欺くやもしれません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ……」 +\endtext + +\text +身体がこわばって動かない。 +\endtext + +\text +這い上がってくる悪寒に、 +マガヒメは抗うこともできず、 +ツーシンに抱き寄せられる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あなたは人間であり、シュカの王なのです。 + なら、それらしく振舞っていただかねば」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ……」 +\endtext + +\text +――男の指が、腰へと伸びてくる。 +\endtext + +\text +まるで蛇のように巻きついてくる、 +ツーシンの細腕。 +\endtext + +\text +その細い指は、少しずつ……舐るように +マガヒメの下半身に伸びて―― +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ……離しなさい、この無礼者っ!!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「………………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁっ……はぁっ……」 +\endtext + +\text +――なぜ。 +どうして、この男は笑っている? +\endtext + +\text +背筋に汗が伝う。全身に鳥肌が立って、 +吐き気がこみ上げてくる。 +\endtext + +\text +あの手はなんだったのか。身体に巻きつく +男の指、吐息、舐めるような視線、怖い、 +気持ち悪い、怖い、怖い、怖い―― +\endtext + +\text +混乱する思考と、ツーシンの笑みが +恐怖と悪寒を助長する。 +\endtext + +\text +これ以上、ここにはいられない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……この件については、もういい」 +\endtext + +\text +搾り出した声が、情けないほどに震えている。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、今後は勝手な真似は許さないから」 +\endtext + +\text +視線を合わせず、それだけ言うと +マガヒメは逃げるように去っていった。 +\endtext + +\text +それだけで精一杯だった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふ……活きのいいことだ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ですねぇ。であればこそ、 + 組み伏せる甲斐もあるというもの」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「それにしても、ここまでうまくいくとは。 + ……あの間者、どこの者でしょうか」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「さてな。探りは入れているが、 + 尻尾どころか毛先すら掴めん」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「まあ、今のところは利用されてやると + しよう」 +\endtext + +\text +武官の粛清は、あの間者がいたからこそ +成功したことだ。 +\endtext + +\text +ただ、ひとつ気がかりなことがある。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(……武官どもの死体を始末したのは誰だ?) +\endtext + +\text +ヴェクサシオンには、こちらで処理すると +伝えてあった。 +\endtext + +\text +ゆえに彼らではないことは確かだ。 +\endtext + +\text +――であれば、間者が与する組織ということ +になるのだが。 +\endtext + +\text +だとしても、その痕跡ひとつ残っていない +のはどういうことだろうか? +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a09cab3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_01.txt @@ -0,0 +1,519 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第2の都市エズオーン") + +\text("エズオーン市長") +「……はあ? ルドール様に怪しい + ところがあるかといわれましても……」 +\endtext + +\text("エル") +「なんでもいいんです! + どんな些細なことでもいいですから!」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「そう言われましても……。 + 視察に何度か来られたくらいで……」 +\endtext + +\text("エル") +「嘘です……ルドール様がよくエズオーンに + 来てるって聞きました! しかも夜中に! + さあ、白状するのです!!」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「はあ、私には心当たりがないのですが」 +\endtext + +\text("エル") +「………………本当に本当ですか?」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「はい。お力になれず申し訳ありません」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなぁ~~……」 +\endtext + +\text +がくり、とうなだれるエル。 +\endtext + +\text +馬車の御者から、ルドールがエズオーンに +よく出向いていると聞き、 +足を運んだのだが無駄足に終わってしまった。 +\endtext + +\text +もとから、手がかりもなく調査を始めたエル。 +\endtext + +\text +アテもなく、情報屋やギルドのようなものも +このルザリオにはない。 +\endtext + +\text +詰め所から始まり、これで50件目。 +全て空振りである。 +\endtext + +\text +……あっという間に、行き詰ってしまった。 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「……ふむ、でしたら酒場に出向いてみては + いかがでしょう」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「あそこは人の出入りも多いですから、 + 情報を集める分には困らないと + 思いますよ」 +\endtext + +\text("エル") +「なるほど……! + あれ、でも酒場って……」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「やっぱり、ルドールの宣戦布告には + 納得できません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ファルタの兵の話を聞く限り、 + 彼の独断……それも、私達との戦いを + 望んでいるかのようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。ところで、ここは酒場だろ。 + 酒がないとはどういうことだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルドールが施行した禁欲法のせいです。 + 仕方ないですよ。そういう決まり + なんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「また、それか。 + 決まり、掟、決まり、掟……あいつら、 + よく生きていけるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「幻像石も売っていなければ、 + 風俗もない……地獄か、ここは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご不満なら、カイム様が + 作ればいいじゃないですか」 +\endtext + +\text +リズベルとともに偵察に来ていたカイム。 +\endtext + +\text +すでに地下には魔物たちが息を潜め、 +森にはブライトリーフたちが弓を手に +待機している。 +\endtext + +\text +本来なら、ブライトリーフたちに +やらせるほうが安全なのだが――。 +\endtext + +\text +『俺が行く。この前もやったんだ。 + 今回もやらせてくれ、頼む』 +\endtext + +\text +……とカイムに頼み込まれてしまっては、 +断り切ることのできないリズベルであった。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、マスター。 + 酒がないなら、酒場なんて名乗るな。 + 紛らわしい」 +\endtext + +\text("マスター") +「はは、そりゃ申し訳ねえ。 + だが、あれ以上いい店の名前が + 浮かばなくてな」 +\endtext + +\text("マスター") +「しかし珍しいお客さんだ。 + ディアボリカなんてな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やはり、人間のほうが多いんですね」 +\endtext + +\text("マスター") +「あんたらみたいな物好きとか、 + あとはまあ、商人くらいのものさな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ブライトリーフの客は?」 +\endtext + +\text("マスター") +「顔見知りばかりよ。昔はルドールさんも + 来てくれたぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「宰相がか?」 +\endtext + +\text("マスター") +「おう、すげぇだろ? + 市長さんがあの人を支持しててな」 +\endtext + +\text("マスター") +「うちもこの街で唯一の酒場だからよ。 + 昔はよくお二人で、飲みに来て + くれたんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("???") +「たのもー!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん?」 +\endtext + +\text +酒場中に響く元気いっぱいの声に、 +客の視線が集まる。 +\endtext + +\text("マスター") +「いらっしゃい……って、エルちゃんか。 + どうした? 今日はやけに元気じゃないか」 +\endtext + +\text("エル") +「こんにちは、マスター。 + ちょっと聞きたいこと + あるんですけど……」 +\endtext + +\text +小走りで走っていくエルを、 +カイムは数秒値踏みするように見つめ―― +\endtext + +\text +すぐにグラスへと視線を戻した。 +\endtext + +\text("カイム") +「……尻はいいが、いろいろ小さいな。 + リズベルといい勝負だ」 +\endtext + +\text +本人たちが聞いたら、すぐにでも矢なり +ビンタなりが飛んできそうなことを +ぼそっと呟く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……聞こえてますよ」 +\endtext + +\text("マスター") +「ルドール様かい? 最近は来てねえな。 + 禁欲法ができてからじゃなかったかね」 +\endtext + +\text("エル") +「また空振り……」 +\endtext + +\text("マスター") +「ルドール様がどうかしたかい?」 +\endtext + +\text("エル") +「………………ミルクください、ぐすっ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ルドールの調査ということは、 + なにかあったのでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本人に聞いてみるか」 +\endtext + +\text("エル") +「……ああ、もう太陽があんなに落ちてる」 +\endtext + +\text +……手当たりしだい、というのは +とにかく時間を著しく奪う。 +\endtext + +\text +男性が通う店などわかるはずもなく、 +朝からエズオーンにある店を一軒一軒 +回って聞き込みをし―― +\endtext + +\text +惨敗を喫したエルは、とぼとぼと +宿に向かっていた。 +\endtext + +\text +なまじ、ルクト=ルザリオですぐに +馬車の御者というあたりを引いたのが +悪かった。 +\endtext + +\text("エル") +「手がかりなんてすぐに見つかると + 思っていた自分が馬鹿でした……」 +\endtext + +\text("エル") +「調査中にファルタが魔王軍に + 占領されて……こっちの収穫もゼロ……」 +\endtext + +\text("エル") +「不甲斐ないです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい、そこのちっちゃいの」 +\endtext + +\text("エル") +「……?」 +\endtext + +\text +――ちっちゃいの、とは私のこと? +\endtext + +\text +あんまり反応したくはないものの、 +無視というのもいかがなものか。 +\endtext + +\text +うなだれつつ、エルは振り向く。 +そこにいたのは、ルザリオには珍しい他種族。 +\endtext + +\text +ふたりのディアボリカだった。 +\endtext + +\text("エル") +「私ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。少しいいか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はあ……迷子ですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなところです」 +\endtext + +\text("エル") +「ほぇ~、よく森を抜けられましたねぇ。 + 誰かに案内してもらったんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、地下から来た」 +\endtext + +\text("エル") +「地下?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、少しは話を + あわせてください」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなー、魔物じゃないんですから~」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はその魔物どもの長だが」 +\endtext + +\text("エル") +「またまたぁ。魔王がこんなところに + いるわけないじゃないですか」 +\endtext + +\text("エル") +「敵地のど真ん中に、無防備でいるなんて + おバカさんです。いい的です。 + プスっと射抜いちゃいます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう。俺がバカだと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、あなたは何者ですか? + ルドールを調べているようですが」 +\endtext + +\text("エル") +「私はティーリア親衛隊隊長にして、 + 防衛部隊隊長のエル=フラフニスです! + ふふふ、すごいでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……こんなバカっぽいガキが隊長?」 +\endtext + +\text("エル") +「うぬぬ……信じてませんね!!」 +\endtext + +\text("エル") +「ここにいるのだって重要な + 任務があるからなんですよ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「重要な任務……それがルドールの + 調査というわけですか」 +\endtext + +\text("エル") +「はっ!? ちちっ、違います! + ルドール様なんて調べてませんよ!? + 怪しいなんてちっとも思ってませんから!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なるほど……では全く調べていない、と?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい! ちっとも調べてません! + だって手がかりなんて + ありませんでしたから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……残念な奴だな」 +\endtext + +\text("エル") +「残念ってなにがですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふむ……手がかりがなかったということは、 + なにかしら確信があってここで + 調査していたようですね」 +\endtext + +\text("エル") +「……あれ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「で、聞き込みをしたがなにも掴めず…… + というか騙されて、無駄足を踏んだ……と」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そのようで」 +\endtext + +\text("エル") +「え? え? どうしてバレてるの……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺は誤魔化せん。 + 市長か酒場のマスターか……誰でもいい。 + 俺が吐かせてやろう」 +\endtext + +\text +――その音が、合図となった。 +\endtext + +\text +魔物たちの咆哮が、カイムたちの足元で +地鳴りのように響く。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、思う存分、暴れるがいい!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グオオォォォォォォ―――!!!」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ!? えぇぇぇぇぇぇっ!?!?」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_02.txt new file mode 100644 index 0000000..faa3da1 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_02.txt @@ -0,0 +1,1640 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第2の都市エズオーン制圧") + +\text("エル") +「………………」 +\endtext + +\text +防衛部隊とともに、エルはエズオーンを +守るために戦った。 +\endtext + +\text +だが奮戦むなしく。 +魔王軍にかなわず敗北し、結界も弱体化 +されるという無残な結果に終わった。 +\endtext + +\text +その敵軍のなかに、ファルタの防衛部隊…… +かつての部下たちの顔も見える。 +\endtext + +\text +彼らは魔物たちとともに、 +負傷したブライトリーフたちの治療を +行っている。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「あれ、隊長。 + エズオーンにいたんですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あう……い、いたらダメですか……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「いや、そういうわけじゃないですよ。 + ルドールのこと、調べてるって + 聞きましたから」 +\endtext + +\text("エル") +「うっ……! いっ、痛いところを + つかないでください……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「はあ……? + 動かないでくださいね、治療しますから」 +\endtext + +\text("エル") +「あ、ありがとうございます。 + でも、あなたこそどうして魔王軍に?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「そりゃ、負けたからですよ。 + でも……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「でも、ここにいるのはティーリア様を + 助けるためです。あいつの仲間になった + わけじゃないですから」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様を……?」 +\endtext + +\text +――魔王軍に、降ったのに? +\endtext + +\text +エルは自然と、ぼうっとしてあくびを +しているカイムに視線を向ける。 +\endtext + +\text("エル") +(そういえば、誰も死んでない…… + 手加減してくれたのかな?) +\endtext + +\text("エル") +(怪我も治してくれるし…… + なんでこんなことするんだろう?) +\endtext + +\text +小首をかしげて、エルは考える。 +\endtext + +\text +彼女の思い描く魔王は極悪人だった。 +少なくとも、誰かを助けるような +人物ではない……と。 +\endtext + +\text +だが、現実の魔王はどうもちょっとだけ、 +違うようだ。 +\endtext + +\text("エル") +(魔王……もしかして、いい人?) +\endtext + +\text +じっと、魔王を見ていると、彼のところに +別のディアボリカがやってきた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「市長を連れてきたぜ」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「あぐっ……た、頼みます……命っ、 + 命だけはどうか……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、ルドールについて、 + 正直に話していただきます。 + でなければ……」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「わかった……知っていることは + 全部話す…………」 +\endtext + +\text("エル") +「え……話すって、なんにも知らないって + 言ってたじゃないですか!?」 +\endtext + +\text("エズオーン市長") +「うっ……それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから、さっさと話せ。 + 俺はそこまで気の長い男じゃない」 +\endtext + +\text +カイムに睨まれ、市長はとつとつと +しゃべりだした。 +\endtext + +\text +エズオーンのはずれに『ミュージアム』 +というルドールの別荘があるということ。 +\endtext + +\text +ルドールは時間を見繕っては、 +よくやってきていたということ。 +\endtext + +\text +だが『ミュージアム』になにがあるのかは、 +誰も知らない。 +\endtext + +\text +そして、その存在は決して口外しては +ならない―― +\endtext + +\text("エル") +「うう……騙された……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あっさり信じるほうが馬鹿だ。 + しかし、気になるな……なぜ隠す必要が + あるんだ?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「隠してるってことはそれだけ + やばいってことだよな。どうするんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにがあるのかだけでも、 + 確かめましょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルドールが宣戦布告した本当の + 目的もわかるかもしれませんから」 +\endtext + +\text("老ブライトリーフ") +「なら、ワシらも途中まで連れていって + くれんかの……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちも興味があるのか?」 +\endtext + +\text("老ブライトリーフ") +「勝つにせよ、負けるにせよ……戦いが + 終われば遷化の儀を執り行おうと + 思うておった……」 +\endtext + +\text("老ブライトリーフ") +「魔王軍の邪魔はせん。 + この老いぼれの最後の頼み…… + 聞いてはくれんか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いいだろう。 + ただし、こちらの用件が先だ」 +\endtext + +\text +そうして、数人の老いたブライトリーフを +連れて、カイムたちはルドールの別荘に +向かうことにした。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +エズオーンを北に、しばらく歩くと +“ミュージアム”があった。 +\endtext + +\text +大木を幹をくりぬき、外部から隠れるように +して……あるいは守られるようにして、 +その建物はある。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「別荘にしちゃ、なんというか……変だな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……この壁、≪反魔/はんま≫結晶ですね。 + 中の魔力を遮断して探知できない + ようにしています」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまで隠したいものというわけか。 + ……で、なんでお前までついてきた?」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様の調査が終わってません! + やっと手がかりが出てきたんです。 + ついていくに決まっています!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「調査……ですか。 + ルドールに怪しいところでも?」 +\endtext + +\text("エル") +「はうっ……それは……女のカンという + かなんというか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「確証があったんじゃないんですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「だって、ティーリア様のこと変な目で + 見るし、時々変な人と話してたし、 + あなたたちと戦おうとするし……」 +\endtext + +\text("エル") +「エズオーンに来たのだって、夜中に + こっちでこそこそしてるって + 聞いたからなんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いくつか気になるところはありますが、 + ほとんど言いがかりに等しいですね」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、野盗がでるのに夜中に出歩くのは + かなり怪しいです。危ないのに……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……む? 野盗じゃと?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい……ここ何年も被害に遭っていて。 + 子供を攫っていく極悪人です。 + でも、今まで捕まえられなくて……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……森を抜けて、か……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、中に入るぞ」 +\endtext + +\text +考え込むマーガレッタを無視して、 +カイムは一足先にミュージアムに足を +踏み込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +一歩踏み込んだところで、 +その足が止まった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうかしましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや……リズベルは、あまり見ない方が + いいぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ? どういう意味ですか。 + 私にも……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なんですか、これは」 +\endtext + +\text("エル") +「ずるいですっ、私も見た……い……」 +\endtext + +\text +ルドールの別荘『ミュージアム』。 +\endtext + +\text +確かにそこは、≪ミュージアム/美術館≫だった。 +\endtext + +\text +見栄えよく壁にかけられたディアボリカの +角、角、角―― +\endtext + +\text +出迎えてくれるのは、今なお美しい +ディアボリカの女性の剥製―― +\endtext + +\text +虹彩の色がよく見えるように、 +照明を当てられたディアボリカの瞳―― +\endtext + +\text +ここは、ディアボリカの美術館だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「物は気にいらんが、気は合いそうだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……最悪です。カイム様にも、 + こんな趣味があるんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「蒐集家としては、という意味だ。 + さすがに俺もここまで悪趣味じゃない」 +\endtext + +\text("エル") +「うう……気は進まないけど、 + 調査開始ですっ。悪者チックな証拠でも + あればいいんですけど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「手伝いましょう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「禁欲とか言っておいて、自分はこれか。 + 政治家ってのはどこもかわんねえな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「だが、確かにこれは隠しときたく + なるわなぁ。見せられるもんじゃねえ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……確かにな。 + しかし、これなら……私の思った通り + やもしれん」 +\endtext + +\text +マーガレッタも物色し始める中、 +リズベルはある資料に夢中になっていた。 +\endtext + +\text +ディアボリカのコレクションのなか、 +その一角だけ様子が違った。 +\endtext + +\text +何十冊も積み重ねた本の山。 +その一冊を手に取る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……大破壊……かつて、光の洪水が + 起こり、地上にあるすべてのものが光に + 飲み込まれた……」 +\endtext + +\text("エル") +「そして、生き残ったわずかな精霊たちが + 私達のご先祖様と森を甦らせた…… + シルバームーンの伝承ですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こちらではポピュラーな伝承ですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。実は続きがあって、森を元通りに + したシルバームーン様が魔王様を + 倒し、平和を……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ノロ、ここにあるものを持ち帰りたい + ので、手伝ってくれますか?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「無視ですか!? ここから先が + 面白いのに!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あとでちゃんと聞いてあげます。 + ……カイム様?」 +\endtext + +\text +ふと、カイムがある角をぼんやり +見つめていることに気が付いたリズベル。 +\endtext + +\text +その角だけは唯一、透明なケースに保管 +され、触れることすらできなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +そうして、しばらく見ていたカイムだが、 +おもむろに拳を振り上げると―― +\endtext + +\text("カイム") +「……間違いないな」 +\endtext + +\text +ケースを叩き割り、保管されていた角を +手にとるや、懐にしまいこんでしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、趣味が悪いです」 +\endtext + +\text +眉間に皺を寄せ、あからさまに不快感を +見せるリズベル。 +\endtext + +\text +そんな彼女に、カイムはいつもの調子で +こう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんの角だ、これは」 +\endtext + +\text +姉の角……ということは、それはかつて +ハドス滅亡の際に亡くなったカイムの姉、 +ベアトリスの角、ということだろうか。 +\endtext + +\text +全く予期せぬ事態に、リズベルは +慌ててしまい、反応もしどろもどろになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え? + あ……も、申しわけありませんっ」 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんなリズベルの様子も +気にしていない様子で、エルたちに向き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、気にするな。 + それより、お前たちの方はどうだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「……なにもなかったです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうでもない。私の思った通りじゃった。 + ほれ……このリストを見よ」 +\endtext + +\text +マーガレッタが探し当てたもの。 +それは、なんらかのリストだった。 +\endtext + +\text("エル") +「なんですか、それ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……取引先のリストじゃろうて。 + それもつい最近のな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「取引?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ……どれも周辺国の貴族や、 + 王族じゃよ。中にはヴェクサシオンも + おる」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「加えて、どこもディアボリカを弾圧 + しておる国じゃ」 +\endtext + +\text("エル") +「それで……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここにあるコレクションの数々は、 + そのリスト先から手にいれたもの…… + というわけですか……」 +\endtext + +\text +恐らく、とマーガレッタは頷く。 +\endtext + +\text +ミュージアムの実態が隠されていた以上、 +取引自体にも違法性があると見ていい。 +\endtext + +\text +このリストが、ここにあるという事実が +それを物語っている。 +\endtext + +\text +そして、こちら側の商品もまた―― +\endtext + +\text("エル") +「あのー……ふたりで納得していないで、 + 私にも教えてください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その……ですね。エルさんの手前では、 + 言いにくいのですが……」 +\endtext + +\text("エル") +「……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「取引ということは、こちらからも + 渡したものがあるんです。 + これらと等価値のものを」 +\endtext + +\text("エル") +「うーん……それって、珍しくって、 + とっても高いものですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。それも、好事家たちが喜び、 + 今後も取引を続けたいと思うものです」 +\endtext + +\text("エル") +「……おいしいもの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いえ。エルさん、言ってましたよね。 + 野盗が出る……と」 +\endtext + +\text("エル") +「言いましたよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text +リズベルと目が合うと、ため息をつくカイム。 +\endtext + +\text +だが、その意図を読み取ると +面倒くさそうに口を開いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ようは、野盗に攫われたガキどもと、 + これを交換してるということだ」 +\endtext + +\text("エル") +「へ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「犯人はルドールの仲間だろう。 + 見つからんのは、ルドールが抜け道を + 作っているからだ」 +\endtext + +\text("エル") +「本当ですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「推測だがな、こういう趣味を持っている + やつにロクなヤツはおらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「野盗にしても、ルドールにしても + 不審な点はあったんじゃないか?」 +\endtext + +\text("エル") +「あ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、そろそろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……。 + その前にここは跡形もなく燃やしておけ。 + せめて、弔ってやらねばな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わかりました。あとはお任せください」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムの後を追って、エルも外に出る。 +\endtext + +\text +頭のなかは、一気にいろんなことが +ありすぎてもうパンパンだった。 +\endtext + +\text("エル") +(……確かに、魔王の言う通りです。 + 怪しいところ、いっぱい……) +\endtext + +\text +子供たちが攫われても、驚いた様子も +怒りすら見せなかったルドール。 +\endtext + +\text +荒らされた形跡もなく、足取りすら +掴めない野盗―― +\endtext + +\text +――まさか、本当に? +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +そこには、巨大な穴が開いていた。 +\endtext + +\text +小さな町くらいなら、すっぽり飲み込む +ほどの大きな穴だ。 +\endtext + +\text +底なんて、見えるはずもなく。 +風が吹くでも、溶岩が噴出すでもない。 +\endtext + +\text +ただ、そこだけ不自然なほど綺麗に、 +なにもなかった。 +\endtext + +\text +そんな穴の縁に、老いたブライトリーフが +十人ほど立っている。 +\endtext + +\text +疲れたような、なにかを悟ったかのような +表情が印象的だ。 +\endtext + +\text +遷化の儀とは果たして、どんなものなのか。 +\endtext + +\text("老ブライトリーフ") +「……………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あそこで祈りでも捧げる気か?」 +\endtext + +\text("エル") +「違いますよ。祈りを捧げる儀式ではなく、 + 地に還るための儀式なんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「地に還る……?」 +\endtext + +\text +その言葉の意味は、次の瞬間に +理解することになった。 +\endtext + +\text("老ブライトリーフ") +「精霊様、このお体を地へ還します。 + どうか、祝福を――」 +\endtext + +\text +恐れも、ためらいもなく。 +ブライトリーフは言葉とともに、 +穴へと落ちていった。 +\endtext + +\text +なんの比喩でもなく。 +彼らは、カイムたちの目の前で、 +身を投じたのである。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをやってるんだ、あれは? + 根性試しの上位互換か?」 +\endtext + +\text("エル") +「……魔王はでりかしーがないですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「無理に難しい言葉を使うなよ。 + 余計、馬鹿に見えるぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「ぬぐっ……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「俺たちはあんたたちと同じで、 + 長命なんです。だから、“迎え”が来たら + ああやって死ぬんです」 +\endtext + +\text("エル") +「私の台詞……」 +\endtext + +\text("カイム") +「迎え?」 +\endtext + +\text("エル") +「はいはいはい! + 迎えというのは、生を全うすると見れる + 夢のことです!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その“迎え”とやらが見れるように + なったらあそこに落ちるわけか」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……意味がまったくわからん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「儀式というからにはそれなりに意味が + あるんでしょう?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「この命を育んでくれたのはこの森です。 + だから、地に墜ちることで大地に還り、 + 今度は俺たちが恵みになるんです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……くだらんな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんにしても、見ていて気分のいい + ものじゃねえな」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がルザリオを占領したら、 + こんな儀式禁止にしてやる……ぬ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんで、アレが出てくる……」 +\endtext + +\text +それは、キラムシだった。 +\endtext + +\text +ブライトリーフたちが落ちていった大穴から、 +大量の光が、湧き上がってくる。 +\endtext + +\text +それまでにはない、目も眩むほどの強い +光を放って、辺り一帯を美しく +照らしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「すごい……こんなにキラムシが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。しかし、よく見るキラムシとは + ちと違うな。光が強い。 + エル、これはいったい……?」 +\endtext + +\text("エル") +「さあ……おじいちゃんの話じゃ、これは + 還った魂を大地が受け入れた証だって」 +\endtext + +\text("エル") +「去年はもっとすごかったですよ。 + 還った人も多くて、キラムシも + ぶわーって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……凄くもなんともない。 + なにがキラムシだ。ゴミムシどもめ」 +\endtext + +\text("エル") +「……どーしたんですか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さんはキラムシが嫌いなんだよ。 + 俺も、綺麗だと思うんだがなぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここまで眩しいと目が痛いだけだ。 + 害虫と変わらん。 + ええい、なぜ俺に寄ってくる……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ、もう用は済んだ! + さっさと戻るぞ!」 +\endtext + +\text +リズベルは小首をかしげる。 +\endtext + +\text +――カイムは、気がついていたのだろうか。 +\endtext + +\text +カイムの周囲を執拗に飛び回っていた +キラムシたち。 +\endtext + +\text +より正確に言えば、カイムの胸ポケット +……懐のあたりに群がっていたことに。 +\endtext + +\text("リズベル") +(胸ポケット……もしかして、カイム様 + ではなく、お姉さまの角に……?) +\endtext + +\text +いや、そんなはずはない。 +キラムシにはそんな知性はないはずだ。 +\endtext + +\text +リズベルは思考を振り払って、 +カイムの後を追った。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("エル") +「え……? + 私を解放してくれるんですか?」 +\endtext + +\text +街に戻っても、不機嫌なカイムは先に +迷宮に戻ってしまった。 +\endtext + +\text +そうなると、立場的にもエルに処遇を +下せるのはリズベルになる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。そのほうが、あなたにも + 都合がいいでしょう」 +\endtext + +\text +捕虜にもしなければ、殺しもしない。 +かといってなにか対価を求めるでもない。 +\endtext + +\text +無条件で、リズベルはエルを開放したのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたにはやることがある。 + こんなところで、油を売っている暇は + ないと思いますが」 +\endtext + +\text("エル") +「リズベルさん…… + ありがとうございますっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえいえ。おそらくルドールについて + 調べても無駄足でしょうから、 + 野盗の方を調べてみてはいかがでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「戦時下なら誘拐も容易いでしょう。 + 彼らも動きやすくなっているはずです」 +\endtext + +\text("エル") +「なるほど……! + それじゃあ、私行ってきます!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだ話の途中……。 + はあ……どこでどう調べるつもり + なんですか……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どういうつもりじゃ? + ルドールの仕業かどうかもまだ + 決まっておらんじゃろうに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。ですから、彼女に動いて貰います。 + これで、私達は侵攻に集中できますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これで証拠が出れば、 + 戦わずして彼を失脚させることも + 可能でしょう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はー……そういうことか。 + エルめ、うまくいくといいがのぉ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text +大丈夫です、とはっきり言えない +リズベルであった。 +\endtext + +\text +――その頃、先に戻っていたカイムは +自身の寝室に引きこもっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。なかなかいいじゃないか」 +\endtext + +\text +道中、ファルタに寄り道して買った +漆塗りの箱に綿と絹を敷き詰め、 +その上に姉の遺品を置く。 +\endtext + +\text +先に迷宮に戻ってきた本当の理由は +これだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……写真でもあれば、もう少し見栄えも + 変わってくるだろうが……フム」 +\endtext + +\text +姉……ベアトリスの角。 +\endtext + +\text +カイムにとって、家族の思い出とは +ベアトリスとの記憶だけだ。 +\endtext + +\text +形見など、家族のものはなにひとつ +持っていない。 +\endtext + +\text +形として残っているものなど、 +もうないと思っていたのだが―― +\endtext + +\text +よもや、見ず知らずのわけのわからない男 +が持っていようとは。 +\endtext + +\text +あれならば、まだヴェクサシオンに +保管されていたほうがマシである。 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +姉の遺品を手に入れた。 +エズオーンやエルのこともリズベルが +いれば大丈夫だろう。 +\endtext + +\text +リズベルが戻ってくるまで、 +まだ少し時間がある。 +\endtext + +\text +襲い来る眠気に逆らわず、カイムは +惰眠を貪ることにした。 +\endtext + +\text +そうして、目を閉じる直前。 +視界の端で、キラムシが飛んでいるのが +確かに見えた………………………………… +\endtext + +\text +――待て。キラムシだと? +\endtext + +\text("カイム") +「……俺の神聖な寝室に忍び込むとは、 + 舐めた真似を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「す…………」 +\endtext + +\text("???") +「あら……起きてたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………………………なに?」 +\endtext + +\text +眠気が吹き飛ぶ。 +\endtext + +\text +ディアボリカの女がいる。 +それも、寝首をかかれてもいいと思える程、 +とびっきりのいい女だった。 +\endtext + +\text +顔も、胸も、腹も、尻も、足も、 +すべてが一級品で、さらに全体が +バランスよくまとまっている。 +\endtext + +\text +カイムの琴線に触れるどころか、 +べったり癒着してしまうレベルである。 +\endtext + +\text +そんな美女が、なぜか部屋にいた。 +\endtext + +\text("カイム") +(いや、それはいい。むしろ良い。 + 夜這いはご褒美だ。どこから入ったかも + 問うまい……) +\endtext + +\text +そう。問題は別にある。 +由々しき事態といっていい。 +\endtext + +\text +その頭に生えた角は、見まごうはずがない。 +\endtext + +\text +あれは、ベアトリスのものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………姉さん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん。久しぶりね♪ + 大きくなったじゃない、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「……は?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあ、びっくりするのも仕方ないわね。 + 私、120年前に死んじゃったし」 +\endtext + +\text +そう、そのはずだ。 +\endtext + +\text +カイムの目の前で、彼女は犯されて、 +殺されたはずだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもね、カイムがとっても寂しそうに + してるから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉さん、ついキュンってしちゃって…… + 化けて出てきちゃった♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、化けてって……ありえん。 + 魂が現世に留まっていたとしても、 + 肉体が死滅していては……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなことないわよ。“手本”もあったし、 + なによりカイムへの深く、濃厚な愛が + あればこれくらいはね」 +\endtext + +\text("カイム") +「説明になっていない。 + とにかく、1から説明を……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はあ、会いたかったわ、カイムぅー♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐっ……!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、カイムはどう? + 姉さんに会えて嬉しい? + 姉さんはとっても嬉しいわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「あー、わかったわかった。 + 嬉しい。俺も嬉しいから話を聞いてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +(……この乳のやわらかさ、本物だな。 + この角も、人の話を聞かず、甘えたがり + なのも姉さんそのものだ) +\endtext + +\text +違うといえば、記憶の中のベアトリスは +少女だったというところだけだ。 +\endtext + +\text +少なくとも、ここまで +ナイスバディではなかった。 +\endtext + +\text +原因らしきものが角にあるというのは、 +判るのだが……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「エズオーンの平定ですが…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……………………」 +\endtext + +\text +沈黙。 +\endtext + +\text +それから血管が切れるような音――を、 +カイムは聞いたような気がした。 +\endtext + +\text +そして最後に。 +\endtext + +\text +ドアノブの、破壊音。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……申し訳ありません、カイム様。 + つい、勢いあまって、ドアノブを + 壊してしまいました」 +\endtext + +\text("カイム") +「お、おう……それは、アレだ。 + 俺が直しておこう、うむ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、そうですね。 + ドアひとつで他人の手を煩わせないで + ください。ところで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「う、うむ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ところで、その女性は誰で、 + なぜ抱きあっているのか……説明、 + していただけますよね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……落ち着け、リズベル。 + 俺もよくわからん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「説明、していただきますから」 +\endtext + +\text +――うむ、これは誤魔化しが利かん。 +下手をすれば殺される。 +\endtext + +\text("カイム") +「……すまん。信じられんが、姉さんだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はじめまして、リズベルちゃん。 + 姉のベアトリスよ。よろしくね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あれ? 私のこと知らない? + カイムのこと知ってたんなら、 + 私のことも知ってるわよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ。ですが、いささか + お歳を召しておられるようで」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ。120年もあれば大人の女に + なれるわ。リズもね♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「余計なお世話です。 + そして気安く呼ばないでください。 + カイム様、今すぐ彼女を迷宮の外に!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら。私もカイムを手伝って + あげようと思ったんだけど?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……はあ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私が許可しません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ダメ? 私、役に立つわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いけません。正体不明のあなたを + 魔王軍にはおけません。 + 出て行ってください」 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さんがしたいなら、 + そうしていい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回ばかりは駄目です。 + カイム様、撤回を」 +\endtext + +\text +――こうなるとは判っていても、 +カイムはベアトリスを受け入れる +しかなかった。 +\endtext + +\text +彼女の性格は、よく知っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……無駄だ。勝手についてくる。 + 許可するしかない」 +\endtext + +\text +半ば、諦めたような物言い……では +あるものの、どこか嬉しそうなカイム。 +\endtext + +\text +そんな表情をされては、 +リズベルも反駁できない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですか。 + カイム様がそう言うのでしたら、 + 従います。ええ、従いますとも」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ありがと、リズベルちゃん。 + ところで、私の部屋どこ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すぐに、ご用意いたします。 + ですので、玉座の間でお待ちを。 + 魔物に案内させます」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいはーい。それじゃ、またあとでね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、案内役の魔物とともに +玉座へと向かっていく。 +\endtext + +\text +それをしっかりと確認してから、 +リズベルは改めてカイムをにらむ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の言いたいことはわかるが、 + 本当に俺もわからんのだ。 + 答えようがない」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、姉さんは本物だ。 + だから、信用はできる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本物なら、なおのこと信用できない + でしょう……」 +\endtext + +\text +リズベルからすれば +正体不明と言っていい人物だった。 +\endtext + +\text +今になって現れた理由も、 +どうして蘇ったのかも。 +\endtext + +\text +そもそも、本当にカイムの姉かすら +リズベルには疑問だった。 +\endtext + +\text +信用できるのはカイムの言葉くらいの +もので。 +\endtext + +\text +そのカイムはリズベルと違って、 +ベアトリスを信用しきっているのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう気にするな。そのうち慣れる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……だといいのですが」 +\endtext + +\text +カイムには悪いが、 +そこまで楽観はできないリズベルだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_03.txt new file mode 100644 index 0000000..9e32b09 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_17_03.txt @@ -0,0 +1,235 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第2の都市エズオーン制圧2") + +\text("カイム") +「まだ、納得できていないようだな」 +\endtext + +\text +書類を手に何事か悩んでいる様子の +リズベルに、カイムは声をかけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。 + 私はカイム様のようには割りきれません。 + 人がそう簡単に生き返るなんて……」 +\endtext + +\text +リズベルの疑問はもっともだ。 +\endtext + +\text +カイム自身も、未だ姉の復活劇をどう捉えて +いいか分からずにいるのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、それもそうだ。 + が、本人には、ちゃんと説明するつもりは + なさそうだしな……」 +\endtext + +\text +カイムもそこまでお気楽に考えている訳では +ない、と知り、リズベルは少しほっとした +様子を見せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、私の推測を聞いて頂けますか? + 何かしらの説明がつけば、もう少し + 落ち着けると思いますので」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、お前が少しでも楽になるのなら、 + いくらでも聞いてやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。 + ではまず、カイム様もお持ちのその角の + ことですが……」 +\endtext + +\text +ずれた眼鏡を直し、カイムの方に向き直る +リズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ディアボリカの中には、生まれながらに + して角を持った個体が誕生することが + あります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その個体はほぼ例外なく、 + 通常のディアボリカよりも強力な魔力を + 操ることができる、と言われています」 +\endtext + +\text +このことは、ディアボリカのいる地方では +広く知られていることだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + 俺も姉さんも、その素養はある、と + 教えられていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かの魔王アスタロス様も、 + 角を持っていたといいます」 +\endtext + +\text +かつての英雄の名を口にする時、少しだけ +リズベルが力を込めたことにカイムは気づく。 +\endtext + +\text +が、特にそれについて詮索はしない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「また、これはあまり気持ちのいい話では + ありませんが……ディアボリカの角は、 + 魔術の触媒として非常に珍重されています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルドールは、純粋にコレクションとして + 蒐集していたようですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「錬金術士たちの間では、角は非常に高額で + 取引されることもあるといいます」 +\endtext + +\text +眉をひそめ、困ったような表情を浮かべる +リズベル。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、この肉体を離れても、角には特別な + 力がある、ということか」 +\endtext + +\text +自分の角をぺしぺしと叩いてみるカイム。 +だが、当然何の反応も無い。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。 + そしてもうひとつ……あの大空洞のこと + です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、あの辛気臭い場所か」 +\endtext + +\text +今度は、カイムの方が顔をしかめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「年老いたブライトリーフは大空洞に身を + 投げ、大地がそれを受け入れた証として + キラムシが飛ぶ、と言われています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だとすると……あの場所には、そうやって + 身投げしたブライトリーフの魂が無数に + 漂っている、とも言えます」 +\endtext + +\text +ブライトリーフの老人が身投げした光景は、 +戦に慣れつつある二人にとっても衝撃的な +光景だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり……あの大穴は非常に霊的な場所だ、 + ということだな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。それに、カイム様にキラムシが + まとわりついていたとき、ベアトリスさん + の角のあたりに特に多く集まっていました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「知能を持たないはずのキラムシが、まさか、 + とその時は考えました。が……」 +\endtext + +\text +ふむ、とリズベルの言葉に頷くカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「角の魔力……もしくは、角に残された + 魂の残滓などに反応したとすれば理屈が + 通るか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。 + そこで、私が考えたのが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「特別な力を持つ角と、特別な場所である + 大空洞が何らかの共鳴作用を起こした、 + という筋書きです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こんな説明では、曖昧すぎて何も言って + いないのに等しいですが……何の理由づけ + もなく納得するよりは、まだマシかと」 +\endtext + +\text +リズベルは自信の無さそうな表情で、 +カイムを見つめる。 +\endtext + +\text +そんな彼女を励ますように、カイムは +笑顔を見せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、そうだな。 + それに、おいおい本人から聞き出す + チャンスもあるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう気に病むな。 + 俺も分かったことがあれば、お前には + 伝えるようにする」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + お気遣い、ありがとうございます」 +\endtext + +\text +微笑んだリズベル。その表情は、カイムが +やってきた時よりも心持ち明るくなったよう +に見えた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_00.txt new file mode 100644 index 0000000..3926c6d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_00.txt @@ -0,0 +1,416 @@ +\setgamedatatitle("シュカの内情4") + +\text +武官と武官が衝突するのは、 +いつものことである。 +\endtext + +\text +軍議を開いても、 +まったく進まないなどざらにあったことだ。 +\endtext + +\text +だが、今日は違った。 +おそらく、これからもそうなのだろう。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「やはり、ルザリオでは + 魔王に敵わないか……」 +\endtext + +\text("武官") +「もとより、戦い慣れしていない + 連中だ。期待せん方がいい」 +\endtext + +\text("文官") +「では、どうするのだ?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「やはり、我らで潰すしかないな」 +\endtext + +\text("武官") +「うむ」 +\endtext + +\text +ウェンジンの言葉にほとんどの武官が、 +頷き、同調する。 +\endtext + +\text +ここにディアボリカの武官たちはいない。 +\endtext + +\text +先の叛乱未遂の影響は、 +なんの関係のない武官たちにも +強い影響を与えた。 +\endtext + +\text +同じ、ディアボリカの武官は無関係で +あっても収容―― +\endtext + +\text +結果、軍内部のディアボリカは +ひとりもいなくなってしまった。 +\endtext + +\text +争いの原因がなくなったのだ。 +\endtext + +\text +そして人間の武官たちも、文官たちと +対立すればどうなるか見ている以上、 +強く出ることが出来ないでいた。 +\endtext + +\text +だから、官僚たちの衝突はない。 +\endtext + +\text +事実上、文官が政権を手に入れた +ようなものだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「だとして、どうする? + なにか勝算があっての言葉だろうな」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「そっ、そんなもの後から作ればいい! + だいたい、戦争は武官の仕事だ!」 +\endtext + +\text +ホンジュは、危うくため息を +吐きそうになった。 +\endtext + +\text +こういう馬鹿には、死んでも軍権は +預けられない。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「――マガヒメ様、具申しても + よいでしょうか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……なに?」 +\endtext + +\text +ツーシンには目を合わせず、 +マガヒメは短く聞いた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「このままでは魔王軍との戦いは + 避けられないでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「彼らはハドスと同様に敵国の兵を + 接収する……最悪、ルザリオだけでなく + キロスも同じ道を辿るでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そうでなくとも、ハドスとルザリオ…… + そして魔王軍の混成軍を相手どることに + なります」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「このままでは、シュカは魔王軍に + 負けるでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ホンジュ、どうなの」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「少なくとも、キロスが魔王の手に + 落ちればこちらの負けは確定でしょうよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そう」  +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……ですからせめて、キロスだけでも + 潰しておかねばなりません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなた、まだそんなことを……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ。ただし、このキロス襲撃は + 私に任せてほしいのです」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「実行部隊もこちらで選び、 + 最小限にとどめます」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……キロスの女王を暗殺する気か」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「まさか。今のキロスは軍や貧困に + 対する不満が溢れている。 + それに火をつけるまでです」 +\endtext + +\text("武官") +「……内側から、キロスを滅ぼすと?」 +\endtext + +\text +ツーシンの言葉に、武官や文官がうなる。 +\endtext + +\text +だが、ホンジュも……そしてマガヒメも +険しい表情でツーシンを見ていた。 +\endtext + +\text +ふたりの脳裏を掠めるのは、 +ディアボリカの武官粛清だ。 +\endtext + +\text +この男は、そのときと同じことを +再びやろうと言うのだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「許可を、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……手段は選んでいられない、か」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +ツーシンは気に食わない。 +\endtext + +\text +だが、私情では民を守ることも +出来ない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ただし、条件があるわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なんでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「魔王軍が負けたら、許可しないわ。 + 無駄な血はこれ以上、流さないで」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……御意」 +\endtext + +\text +ツーシンは、内心でほくそ笑む。 +\endtext + +\text +予想通りの答えだ。 +そして、ほぼ間違いなくルザリオは +魔王軍の手に落ちるだろう。 +\endtext + +\text +そうすれば、次はキロスである。 +\endtext + +\text +すべて、この手の中――予定調和だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……それじゃあ、今日のところは + お開きね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +マガヒメがそういうと、 +官僚たちも彼女についていく。 +\endtext + +\text +用が済んだ以上、長居をする必要はない。 +\endtext + +\text +いや、なにより早くツーシンから +離れたかった。 +\endtext + +\text +あれ以来、あの男の目が変わっている。 +\endtext + +\text +別に珍しいことではない。 +兵の中には、女として自分を見ている +者がいることくらい気がついている。 +\endtext + +\text +それは魅力に惹かれたが故のものだ。 +心地よささえ、感じる。 +\endtext + +\text +だが、ツーシンの視線は寒気がする。 +思い出すだけで鳥肌が立ってくるほどだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……はあ」 +\endtext + +\text +息をついて、力を抜く。 +今、このときだけは嫌なことも良いことも、 +すべて忘れられる。 +\endtext + +\text +――邪魔者さえいなければ、だが。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、少しよろしいですか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「よくない。後にしなさいよ…… + 疲れてるんだから……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……なにかあったんで?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにもないわ。いいからどこか行って」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………失礼しました」 +\endtext + +\text +扉ごしにホンジュの気配が消えて、 +マガヒメはようやく一息ついた。 +\endtext + +\text +そもそも、ホンジュには自分に +構っている暇なんてないはずだ。 +\endtext + +\text +軍内部からディアボリカが消えたことで、 +シュカは大きく変わっていくことに +なるだろう。 +\endtext + +\text +それはマガヒメが望んだ変化とは違う。 +むしろ、あってはならない。 +\endtext + +\text +やはり、内部から変えるのは無理だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………魔王軍、か」 +\endtext + +\text +まるで、すがるように。 +マガヒメはそうつぶやいた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「話はすべて、聞いていたな」 +\endtext + +\text("間者") +「もちろんです。 + キロスの民は、我らにお任せください」 +\endtext + +\text +どこにも姿は見えないが、 +声は確かにツーシンに届いた。 +\endtext + +\text +信頼はできない。 +だが、ああ答えたからには結果は +出すだろう。 +\endtext + +\text +その一点だけは、信用できる。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「これでキロスは終わりですね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ……予定に狂いはない。 + あと、もう少しだ……」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_11.txt new file mode 100644 index 0000000..bdfa170 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_11.txt @@ -0,0 +1,483 @@ +\setgamedatatitle("リズベルの諜報活動1") + +\text("リズベル") +「……ふぅん。シュカもキロスも + しっちゃかめっちゃかって感じですね」 +\endtext + +\text +報告書に目を通しつつ、 +そんな感想をついこぼしてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカでは武官の叛乱を契機に、 + 軍内部のディアボリカを排除……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスでは、ウィンガ教の発言力が + 強まっている……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「結果、ディアボリカの待遇がさらに + 悪化……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスへの亡命者が、加速度的に + 増加していったわけですね……」 +\endtext + +\text +浮上してくる問題など、ほかにも、 +目を瞑りたくなるほど出てくる。 +\endtext + +\text +その極めつけが、最新の報告書。 +半日前に上がってきたものである。 +\endtext + +\text("リズベル") +「両国の襲撃計画……情報提供者は + なぜかベアトリスさん……」 +\endtext + +\text +ご丁寧に、盗聴した音声を幻像石つきで。 +\endtext + +\text +……問題は山積みだ。 +山脈のように連なって、踏破するのも +至難に思える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「国民が増えるのは大変結構ですが、 + 問題は増えていく一方…… + 睡眠時間がガリガリ削られます……」 +\endtext + +\text +机にたまっている書類の山を見て、 +リズベルの心は折れそうになる。 +\endtext + +\text +これは、真剣にカイムにも仕事を +してもらわないといけない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「オーバーワークです。 + それもこれもカイム様が怠けているせい + です。……あれ?」 +\endtext + +\text +適当に、パラパラと亡命申請書を +流し読みしていると、あることに気づいた。 +\endtext + +\text +シュカ、キロスからの亡命者。 +それがあるときを境にして、 +一気に増加している。 +\endtext + +\text +それはいい。 +無論、問題も増えるがそれも承知の上。 +\endtext + +\text +だが、物事にはタイミングというものがある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「両国とも、まるで見計らったかのように + 同じ時期に同じことが起きてますね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「武官の失脚による文官の台頭…… + ウィンガ教も同時期により深く、 + 国政に食い込んでます……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「当然、亡命者も同じ時期から + 増加……」 +\endtext + +\text +偶然で片付けてもいい。 +だが、こちらがつかんでいないだけで +両者には繋がりがあるのかもしれない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……念を入れて、調べてみますか」 +\endtext + +\text("???") +「そうね……その方がいいかも」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………ベアトリスさん」 +\endtext + +\text +……どうして、あなたがここに。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたたちご姉弟は、部屋に入るときは + ノックをしないんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「驚くかな~って……ダメだった?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ご用件は?」 +\endtext + +\text +――どうも、この人は苦手だ。 +女性としていろいろ負けている気がする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズに相談したいことが + あるんだけど……忙しそうね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちっとも忙しくないです。 + これくらいどうってことありません」 +\endtext + +\text +負けている気がするから、 +せめて意地くらいは張っておきたい。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、じゃあ聞いてくれる?」 +\endtext + +\text +ずいっと、机に身を乗り出すベアトリス。 +\endtext + +\text +たゆん♪ +と、慎ましいリズベルの前で +弾む、豊かなバスト。 +\endtext + +\text +――ええ、悔しくなんかありません。 +ありませんとも。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もちろんです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ♪ よかったわ。 + 実はシュカとキロスのことなんだけど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、もしかして両国の + 襲撃計画のことですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカでは文官主導でキロス襲撃を。 + キロスでは、まだ“案”止まりですが + 教会勢力がシュカ襲撃を……」 +\endtext + +\text +言いかけて、ふと気がつく。 +これもまた、ほぼ同時期である。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうそう♪ + よかったわ、ちゃんと報告が入ってる + みたいで」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ、ばっちりです。 + カイム様にも見習ってほしいですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、問題はないでしょう。 + その前にこちらで先手を打ちますから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……なら追加で、面白い情報をあげる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ただ、止めるだけじゃ意味がないわ。 + あいつら、しつこいもの。 + 何度だってやるわ」 +\endtext + +\text +――あいつら。 +\endtext + +\text +ベアトリスの台詞の中に、 +第三者がいるようにも思える言葉があった。 +\endtext + +\text +それも、既知の勢力ではない。 +もしそうなら“あいつら”とは言わないだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……続きをお願いします」 +\endtext + +\text +ベアトリスはその言葉に、 +うれしそうに微笑む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「シュカにも、キロスにも協力している + 勢力がいるの。 + ルザリオの宣戦布告にも噛んでるかもね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そいつらは、私達ディアボリカを + この世界から消し去ることができるなら、 + どんなことだってやるわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そのためなら、国がひとつ滅んでも、 + 人間が何人死んでもお構いなし + なんだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、シュカの叛乱やウィンガ教の + 暴走は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そいつらが裏で糸を引いていたのよ。 + 今回と同じようにね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「この襲撃には文官と + ウィンガ教の思惑もあるんだけど…… + そいつらも一枚噛んでる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だって、国内にはまだ逃げていない…… + 逃げられないディアボリカたちが + いるんだもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……この襲撃の真の狙いは、 + 逃げられなかった者の粛清……」 +\endtext + +\text +――いったいこの話のどこが面白いのか、 +小一時間ほど問い詰めたいところだ。 +\endtext + +\text +ルザリオとの戦いで勝利したところで、 +この襲撃作戦を止められなかったら、 +意味がない。 +\endtext + +\text +いや、それ以前の問題だ。 +\endtext + +\text +その勢力をどうにかしなければ、 +根本的な解決にはならない。 +\endtext + +\text("リズベル") +(早急に対策を取らねばなりません……。 + 同時に彼らの実態を暴かないと……) +\endtext + +\text("リズベル") +「……もっと詳しい情報が必要ですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「信じてくれるの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あなたがカイム様を裏切るとは + 思えません。その点だけは信用できます」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの姉なのだ。 +\endtext + +\text +腹違いだろうが、種違いだろうが、 +一度亡くなっていようがそれは変わらない。 +\endtext + +\text +ならば、信じるしかない。 +というか、信じなければいけないのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「我が義妹ながら、手厳しいわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誰が義妹ですか、誰が」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あららぁ? + カイムのお嫁さんになりたくないの? + ≪妾/めかけ≫でいいんだ、リズベルちゃんは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリスさんには、 + 関係ありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、一度でいいからお義姉様って + 呼んでみて? ね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「絶、対、呼びません! + 用が済んだのなら出て行ってください。 + これから忙しくなるんですから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ツれないわね。 + それじゃあ、手伝ってあげるから + その代わりにお義姉様って……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「断固拒否します。 + だいたい、あなたが手伝うことなんて + ありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なに言ってるのよ、情報を持ち込んだのは + 私よ? 手伝うに決まってるじゃない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「二人で、カイムを守るの。 + リズはただでさえ仕事が + 溜まってるんだから。いい?」 +\endtext + +\text +ぴっと、人差し指を立てるベアトリス。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お気持ちは嬉しいですが……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、決まりね。 + ふふ、リズが手伝ってくれるなら + 心強いわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、そうではなくて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「当面は私に任せなさい。 + リズにはルザリオに集中してほしいし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……話聞いてますか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うふふ。心配は無用よ? + こう見えて、義姉さん強いんだから♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +ふふん、と胸を張るベアトリス。 +\endtext + +\text +自分にはない豊満なバストを一瞥して、 +リズベルは諦めのため息をつく。 +\endtext + +\text +なにが嬉しいのか、満面の笑みを浮かべる +彼女を見ていると咎める気も失せて来る。 +\endtext + +\text +確かにこれでは説得も無駄だと、 +諦めたくもなる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……わかりました。 + ですが、無理だけはしないでください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「分かってるってば。 + それじゃあ、よろしくね、リズ♪」 +\endtext + +\text +笑みを浮かべて、手を差し出すベアトリスに +リズベルもまた同じ表情でその手を握り返す +のだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_21.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_21.txt new file mode 100644 index 0000000..9eca604 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_18_21.txt @@ -0,0 +1,330 @@ +\setgamedatatitle("リズベルの諜報活動0") + +\text("リズベル") +「……ふぅん。シュカもキロスも + しっちゃかめっちゃかって感じですね」 +\endtext + +\text +報告書に目を通しつつ、 +そんな感想をついこぼしてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカでは武官の叛乱を契機に、 + 軍内部のディアボリカを排除……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスでは、ウィンガ教の発言力が + 強まっている……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「結果、ディアボリカの待遇がさらに + 悪化……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスへの亡命者が、加速度的に + 増加していったわけですね……」 +\endtext + +\text +浮上してくる問題など、ほかにも、 +目を瞑りたくなるほど出てくる。 +\endtext + +\text +……問題は山積みだ。 +山脈のように連なって、踏破するのも +至難に思える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「国民が増えるのは大変結構ですが、 + 問題は増えていく一方…… + 睡眠時間がガリガリ削られます……」 +\endtext + +\text +机にたまっている書類の山を見て、 +リズベルの心は折れそうになる。 +\endtext + +\text +しかも、まだ具体的な報告は上がっていない +が、両国内で何やら大がかりな謀略が進行中 +との噂もある。 +\endtext + +\text +シュカでは、宰相ツーシンの一派が +裏での活動を活発化させており…… +\endtext + +\text +一方のキロスでも、ウィンガ教会が +国の上層部とは異なる動きを見せていると +いう。 +\endtext + +\text +これらの動きが、どの国を標的にしたものか +は分からない。 +\endtext + +\text +だが、今争いの中心にいるのは魔王軍だ。 +こちらに対して、戦以外でも色々と +仕掛けてくる可能性は高い。 +\endtext + +\text +これは、真剣にカイムにも仕事を +してもらわないといけない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「オーバーワークです。 + それもこれもカイム様が怠けるせいです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……誰が怠けてるって?」 +\endtext + +\text +気がつくと、すぐそばにカイムが立ち +リズベルが手にした書類を覗きこんでいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、ノックしてから入ってください。 + ……どうかなさいましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、政治的なことは全てお前に任せきり + だが……少しは今の状況でも聞いておこう + と思ってな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、それはいい心がけですね。 + では……」 +\endtext + +\text +そしてリズベルは、先ほど目を通した報告書 +の内容について、かいつまんで説明した。 +\endtext + +\text +カイムにとってもそれほど愉快な話では +ないはずだが……カイムは不敵な笑みを +浮かべた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな。 + どの国も、面倒事を抱えてるという訳か」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。今、私たちの敵は + ルザリオですが……シュカとキロスも + この戦いの趨勢に注目しています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本意ではありませんが、いずれ戦う可能性 + は高い相手です。状況はなるべく把握して + おきたいところです。が……」 +\endtext + +\text +そこで表情を曇らせたリズベルに、 +カイムが尋ねる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした? + 何か問題でもあるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王軍は魔物たちが主力のため、人間の国 + で人に混じって諜報活動を行える者は不足 + しています」 +\endtext + +\text("カイム") +「雇うことはできんのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「最悪、悪名高いヴェクサシオンに依頼 + しようかとも考えましたが……シュカと + 繋がっているとの噂もあり、断念しました」 +\endtext + +\text +ふぅ、と溜息をつくリズベル。 +カイムの知らないところで、色々と動こうと +していたことがうかがえる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今の我が国の諜報力では、シュカ・キロス + 両国について充分な情報を得るのは + 難しい状況ですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですので、これまでの状況を元に、 + どちらかの国に対してこちらの諜報活動を + ある程度集中させようと思います」 +\endtext + +\text +リズベルは、カイムをじっと見つめながら +言葉を続ける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どちらがより、魔王軍にとって早急に対応 + すべき相手なのか……」 +\endtext + +\text +そこでカイムは、リズベルが決断を求めて +いることを悟る。 +\endtext + +\text +ここは王としての責務を果たし、リズベルの +悩みを解消してやるべきだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、そうだな……」 +\endtext + +\sel("シュカに諜報活動を集中させる","キロスに諜報活動を集中させる") + +\text("カイム") +「では、シュカだな。 + 同族の連中が多い国だ、色々と厄介なこと + になりそうだしな」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を聞いて、リズベルも少し +ほっとした様子を見せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「かしこまりました。 + では、密偵および協力者をシュカに対して + 集中させます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスについても引き続き情報収集は + 続けますが……どうしても手薄になって + しまう部分も出てきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、キロスだな。 + 教会の連中は好かんが、それが好き勝手に + 動いているというのはさらに好かん」 +\endtext + +\text +カイムの言葉を聞いて、リズベルも少し +ほっとした様子を見せる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「かしこまりました。 + では、密偵および協力者をキロスに対して + 集中させます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカについても引き続き情報収集は + 続けますが……どうしても手薄になって + しまう部分も出てきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「ま、やむを得まい。 + では、何か続報があれば頼む」 +\endtext + +\text +話を終え、立ち去ろうとするカイムに +リズベルが声をかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。 + その……ありがとうございます、 + カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? + 俺が何か、礼を言われるようなことを + したか?」 +\endtext + +\text +足を止め、振り返るカイム。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ…… + 実をいうと、この件は自分ひとりでは + 決めかねてたんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様に決めて頂き、 + ほっとしています」 +\endtext + +\text +柔らかい笑顔を見せるリズベル。 +普段の様子を見ているだけに、こんな表情は +カイムを少しだけドキリとさせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、お前は何でも自分ひとりで + 抱え込もうとするからな……少しは + 他人に頼れ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい。 + でも、頼りたくてもその場にいないことも + 多いですよね? カイム様って」 +\endtext + +\text +藪蛇だったか、と自分の発言を後悔する +カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「あ……ま、それはあれだ。 + 俺も色々と忙しいからな」 +\endtext + +\text +そう言ってリズベルの追及を逃れながら、 +カイムは立ち去った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_01.txt new file mode 100644 index 0000000..aa410f1 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_01.txt @@ -0,0 +1,399 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第3の都市ムームーン") + +\text +ムームーンには、 +魔王軍の魔の手が伸びていない。 +\endtext + +\text +その領内はブライトリーフの縄張りであり、 +魔物たちがおいそれと足を踏み込んで +いい場所ではない。 +\endtext + +\text +視界の外――遠く離れた矢が、 +いつその喉を射抜くかも分からないのだ。 +\endtext + +\text +そんな一秒先に死が待っているかも知れない +森の中で、魔物たちがこそこそとしていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おい、本当に大丈夫なのか? + どこかから狙われていたり + してねえよな?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………もぐもぐ」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「ええ。 + 警備隊がここを通るのは一時間後です。 + といっても……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「な、なんだよ……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「結界をふたつ落とされましたし。 + 巡回の回数が増えてたら、 + 分かりませんよ。もう狙われてるかも」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「うおおおおっ!? + びっ、ビビらせんじゃねえっ!」 +\endtext + +\text +ここがムームーンの市街なら、 +スパッキオもここまで警戒し、 +驚くこともない。 +\endtext + +\text +だが、ここは森の中。 +ブライトリーフの狩場だ。 +それを忘れてはいけない。 +\endtext + +\text +わざわざ、こんなところに +足を踏み入れるのは野盗を見つけるためだ。 +\endtext + +\text +巡回ルートを把握し、かつルドールに +見咎められない魔王軍のブライトリーフたち。 +\endtext + +\text +彼らは巡回ルートの死角を知っている。 +それは、野盗が行き来する道でもある。 +\endtext + +\text +もし、野盗が見つかれば +エルに引き渡し――でなくとも、 +魔王軍がいるルートは使えなくなる。 +\endtext + +\text +どちらにしても、野盗の妨害……エルへの +手助けになるわけだ。 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ノロ、どうした?」 +\endtext + +\text +立ち止まったノロが、 +ある方向を指差した。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……なんも見えねえぞ?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「……あれ、荷馬車ですね。 + 多分、商団だと思います」 +\endtext + +\text +ゴブリンのスパッキオには見えなくとも、 +ブライトリーフの目にはしっかり +捉えられていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「ムームーンは果物が特産で…… + ちょうど出荷の時期なんです」 +\endtext + +\text("ノロ") +「うまそう……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「護衛はついてるか?」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「…………いえ。そもそも、 + ここを通ること自体ありえません」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「輸出入ルートは森の中の運河を利用 + しているはずです。それにルクトでしか + 貿易は許可されていませんよ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「はっ、こいつはいきなり + アタリを引いたかもな」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「あのままいけばムームーンです。 + ……ここで仕留めますか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いや、深追いは禁物だな。 + いったん、戻って報告するぞ」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("商人") +「……ではこれを。 + いや、手にいれるのは苦労しましたよ」 +\endtext + +\text +顎鬚をさすりながら、 +商人は豪奢な装飾が施された箱の蓋を開ける。 +\endtext + +\text +中にあったのは山羊のように、 +ねじれた角だった。 +\endtext + +\text("商人") +「東の国にて“第六天魔”を名乗った + ディアボリカの角でございます」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ああ」 +\endtext + +\text +ルドールはさして、眺めることもせずに +角を懐に収める。 +\endtext + +\text +――珍しいこともあるものだ。 +\endtext + +\text +普段の彼なら、角の傷まで確かめて +受けとるはずだ。 +\endtext + +\text +なにより、取引の場所がおかしい。 +いつもなら“ミュージアム”で行うはずだ。 +\endtext + +\text("商人") +「……急いでおられるようで。 + 魔王軍が近くに?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そうだ。まったく、間の悪いときに + きたものだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +(……エズオーンが占領されなければ、 + こんな場所で取引などせずに済んだ + のだがな……) +\endtext + +\text +そんなルドールの苛立ちを、 +商人も気がついている。 +\endtext + +\text +ここが、引き際だ。 +\endtext + +\text +これ以上関われば、こちらにまで +火の粉が降り注ぐ。 +\endtext + +\text +いや、火の粉ならまだ可愛いほうだ。 +\endtext + +\text("商人") +「で、そちらのブツは?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「北端の倉庫。 + 10の29番、赤い屋根だ」 +\endtext + +\text +エズオーンが無事であれば、 +まだ取引を続けてもよかった。 +\endtext + +\text +ルドールの用意する代物は、 +どんな顧客でも満足させられる +一級品だったのだが――。 +\endtext + +\text("部下") +「……ルドール宰相」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("部下") +「魔王軍の軍勢を確認、 + 防衛部隊が交戦したとの報告です」 +\endtext + +\text("商人") +「魔王軍が……!?」 +\endtext + +\text +その火の粉が、すでにここに来ている―― +\endtext + +\text("ルドール") +「ふ……そうか。 + ついに来たのか」 +\endtext + +\text +だというのに、ルドールは愉快げに +口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「迎撃体制をとれ。 + 最悪、私がムームーンを出るまで + 時間を稼げればいい」 +\endtext + +\text("部下") +「……はっ」 +\endtext + +\text("商人") +「……楽しそうですね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ああ……手を伸ばせば届くところに、 + 魔王がいるからな」 +\endtext + +\text +ルドールは、心臓を鷲掴みにするような +高揚感の中で笑っている。 +\endtext + +\text("ルドール") +「知っているか? + 魔王は角付きのディアボリカだそうだ」 +\endtext + +\text("商人") +「……そうでしたか」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それも、120年前に滅んだハドスの + 王子……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「今度は私が国を滅ぼし、奪えるのだ。 + 初めての経験だ……心が躍るよ」 +\endtext + +\text("商人") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「さあ……私のもとに来い。 + そうすれば、私は“全て”を手に入れられる + のだから――」 +\endtext + +\text +窓の外……爆煙があがった街中を、 +ルドールは“欲”で輝く瞳で見つめた。 +\endtext + +\text("カイム") +「むっ……!?」 +\endtext + +\text +防衛隊との攻防のなか、 +カイムは咄嗟に背後を振り向いた。 +\endtext + +\text +ぞくり、と彼の背筋をなにかが +駆け上がったような気がしたのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「どうしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、何者かの視線を感じたような……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルザリオの兵がカイム様の + 首を狙っているのですから、当然だと + 思いますが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……俺に寒気を感じさせるとはな。 + ついに俺もヤンデレエルフに + 命を狙われる時がきたか……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……皆さん、カイム様は無視して + 防衛隊を突破してください」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グオオオオオオォォォォ!!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_02.txt new file mode 100644 index 0000000..dfd1dfc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_19_02.txt @@ -0,0 +1,973 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第3の都市ムームーン制圧") + +\text("エル") +「………………」 +\endtext + +\text +エルは肩身が狭そうに、とぼとぼと +ムームーンを歩く。 +\endtext + +\text +レブレスクでルドールの調査をしていた +エルは、ムームーンに魔王がやってきたと +耳にして急ぎ駆けつけた。 +\endtext + +\text +しかし、彼女がついたときにはすでに +ムームーンは陥落した後……。 +\endtext + +\text +死者こそ出ていなくても、 +けが人は大勢いる。 +\endtext + +\text +家を失った者だっている。 +\endtext + +\text +彼女が今もこうして調査を続けられるのは、 +見逃してもらったからだ。 +\endtext + +\text +彼らが優しいからではない。 +\endtext + +\text +殺さないのは、仲間にするためだ。 +優しいからでは断じてない。 +\endtext + +\text("エル") +「やっぱり、魔王は魔王です…… + 極悪人です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は俺をなんだと思ってる」 +\endtext + +\text("エル") +「ひゃわぁっ!? + い、いつの間に私の後ろにぃ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前こそ、ここにいたんだな」 +\endtext + +\text +マーガレッタという女性と…… +以前はいなかった美女と、カイム。 +\endtext + +\text +……特に美女のほうはなにからなにまで、 +エルが負けており勝ち目が全くない。 +\endtext + +\text("エル") +「ぬぐぐ……卑怯な……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ。それより、ちょうどいい。 + ここからバルカ山脈が見える場所は + どのあたりにある?」 +\endtext + +\text("エル") +「え? それなら、向こうに高台が + ありますからそこにいけばいいですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、助かる」 +\endtext + +\text("エル") +「いえいえ、どういたしまして」 +\endtext + +\text +立ち去り、小さくなっていく背中を +見ながら、エルはふと気がつく。 +\endtext + +\text +――どうして、普通に話していたんだろ。 +\endtext + +\text("エル") +「……はあ。親切にしてしまいました……」 +\endtext + +\text +極悪人のはずなのに、 +ああして面と向かって話すとそうは見えない。 +\endtext + +\text +今すぐ、弓で射抜いてしまえばいいものを +なぜか、やる気が出ない。 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「エル隊長……?」 +\endtext + +\text +肩を落とし、歩くエルの足が +ピタっと止まる。 +\endtext + +\text +彼女に声をかけたのは、 +ムームーンの防衛隊だろう。 +\endtext + +\text +魔王軍の治療をうけてか、 +身体のいたるところに包帯を巻いていた。 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「ご無事だったんですね……よかった」 +\endtext + +\text("エル") +「……はい。今来たばかりですから」 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「今……?」 +\endtext + +\text +元気なく頷き、エルは彼に今まで +どこでなにをしていたのかを説明した。 +\endtext + +\text +なにをやっているんだ、とか +お前のせいで……と恨み言を言われるのか +と思っていたのだが―― +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「……自分なら、協力できますよ?」 +\endtext + +\text("エル") +「え……協力?」 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「はい。北端の倉庫街に向かうルドール様を + 見かけました。 + なんの用かまでは分かりませんが……」 +\endtext + +\text +陰鬱だった気分が一気に吹き飛ぶ。 +\endtext + +\text("エル") +「それ、本当ですか!?」 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「え、ええ……こんな時にここにどうして、 + とは思ったんですけど、 + 自分にも仕事がありましたし……」 +\endtext + +\text("エル") +「むむむむ……魔王軍が近づいているのに、 + こんなところでなにを……」 +\endtext + +\text("エル") +「今の時期は出荷直前のフルーツが + たくさんあります……ルドール様も + つまみ食いをするとは思えません……」 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「……ルドール様も?」 +\endtext + +\text("エル") +「な、なななんでもないです! + これでも親衛隊隊長ですよ、 + つまみ食いなんてするはずないでしょう!」 +\endtext + +\text("ムームーン兵") +「はあ……」 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃ、私、行ってきますね。 + つまみ食いなんてしませんから!」 +\endtext + +\text +コロコロと表情を変えて、 +エルは走り去っていく。 +\endtext + +\text +ついに見つけた……のかもしれない手掛かり。 +\endtext + +\text +エルは期待に胸を膨らませて、 +風にように駆けてゆく。 +\endtext + +\text +ムームーン占領後、後方支援をしていた +ブライトリーフたちから入った報告―― +\endtext + +\text +バルカ山脈に、巨大な影らしきものがある。 +\endtext + +\text +平定に忙しいリズベルに代わって、 +カイムは仕方なくその真偽を確かめるために +出向いていた。 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「魔王様、あれです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。確かに影だな……なんなんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「見ようによっては、塔のようにも見えるの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「少なくとも、あそこになにかあるのは + 間違いないと思うけど」 +\endtext + +\text +ブライトリーフが指を差す方角には、 +バルカ山脈がある。 +\endtext + +\text +シュカとキロスの中間あたりだろうか。 +\endtext + +\text +そこに、天まで届くほどの塔――のような +ものが雲の隙間から見え隠れしている。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと思う?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「場所からしてキロスの防衛拠点……では + あるまい。あれなら、あちらの新兵器だと + 言われた方がまだ納得できる」 +\endtext + +\text("カイム") +「……要するに、意味がわからん、と」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、そういうことじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんはどう思う?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え? ああ、うん。 + 動きがあるまで放っておいても + いいんじゃないかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。しばらくはルザリオを + 相手にせねばならんからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それにわけの分からぬものには、 + 慎重になったほうがよかろう」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言い分は理解できる。 +カイムとしても、文句はない。 +\endtext + +\text +それ以上に、先ほどのベアトリスの +取り繕うような笑顔のほうが +カイムには気になった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +倉庫街に近づくほど、 +人の気配は少なくなる。 +\endtext + +\text +街中の明かりは消え、 +その中をエルは歩いていく。 +\endtext + +\text +つい数時間前まで魔王軍と戦っていたのだ。 +それも仕方ないことだろう。 +\endtext + +\text("エル") +「あれ……スパッキオさん達だ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ん、なんだ、エルか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おまえ、なんでこんなところにいるんだ?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +魔王軍三人の視線に、 +肩身が狭くなったような気もしないではない。 +\endtext + +\text +ルザリオ軍の自分は、 +場違いのようにも思える。 +\endtext + +\text("エル") +「そんなの、ルドール様の調査に + 決まっているじゃないですか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「だったら、ちょうどいいかもな」 +\endtext + +\text("エル") +「へ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いいから、こっから見てみろって」 +\endtext + +\text +スパッキオに手招きされて、 +促されるまま建物に隠れつつ倉庫街を見る。 +\endtext + +\text("アグリ") +「あそこの赤い屋根の倉庫だ」 +\endtext + +\text("エル") +「……荷馬車? 商人ですか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ。聞いた話じゃルザリオは + 水路を使って、ルクトで貿易してんだろ?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。商人が直接、荷を取りに + くることは禁じてますから……」 +\endtext + +\text +エルが覗き込むと同時に、 +荷馬車がゆっくり走り出す。 +\endtext + +\text +それと同時に、ピクっとノロの鼻が動く。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ノロ?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「………………におい」 +\endtext + +\text("エル") +「におい?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「馬車から、エルフのにおい……する」 +\endtext + +\text("エル") +「え……?」 +\endtext + +\text +荷馬車が、エルたちに気づかずに +目の前を通る。 +\endtext + +\text +その瞬間。 +エルの目は確かに、捉えていた。 +\endtext + +\text +荷台を隠すように覆う天幕。 +その隙間からこちらをのぞく、少女の顔を。 +\endtext + +\text("エル") +「待てぇっ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい!」 +\endtext + +\text +口を塞がれていたのが見えた。 +助けを呼ぶこともできず、 +あの少女は連れ去られてしまう。 +\endtext + +\text +ルドールなんて、今はどうでもいい。 +今はなにより、あの少女を救い出す。 +\endtext + +\text +アグリたちの制止も聞かず、 +エルは走りだしていた。 +\endtext + +\text("商人") +「くそっ……!」 +\endtext + +\text +――やはり、無理を押してでも +魔王軍と防衛隊が戦闘しているときに +逃げるべきだった。 +\endtext + +\text +商人は焦りとともに、 +鞭をうって荷馬車を走らせる。 +\endtext + +\text +ルドールとの取引の直後、 +魔王軍がムームーンに攻め込んできた。 +\endtext + +\text +戦闘に巻き込まれるくらいなら、 +落ち着いてから逃げ出したほうがいい。 +\endtext + +\text +おそらく、その判断は正しかった。 +ただ運が悪かったのだ。 +\endtext + +\text +ルドールにせよ、この商人にせよ…… +誰にも見つかっていなければ、 +無事に取引は終了していただろう。 +\endtext + +\text +あるいは、取引そのものを中止しておけば。 +あるいは、今ここで荷台を捨てれば―― +\endtext + +\text("商人") +「がっ!?」 +\endtext + +\text +まるで、木々の間を縫うようにして +飛来した矢が馬の足を射抜く。 +\endtext + +\text +そうなったら、商人の敗北は決まったも +同然だった。 +\endtext + +\text +落馬した彼は、すぐさま起き上がると +荷車の陰に隠れて辺りを見回す。 +\endtext + +\text("商人") +「はあ……はぁ……」 +\endtext + +\text("商人") +(どこだ……どこから来る……!) +\endtext + +\text("エル") +「動かないで」 +\endtext + +\text +商人の真正面――弓を構えたエルが、 +ゆっくりと姿を見せる。 +\endtext + +\text("商人") +「……参った。 + 森の中じゃ、あんたらに勝てる気がしない」 +\endtext + +\text("エル") +「当然ですっ!  + 手を腰の後ろに回してください!」 +\endtext + +\text("商人") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「ふふふ、私ってばお手柄です。 + あなたですね、子供を攫ってる + 野盗というのは」 +\endtext + +\text("商人") +「そんなことしちゃいませんよ。 + 俺は受け取って、届けてるだけで……」 +\endtext + +\text +商人は命令どおりに、 +その両手を腰の後ろに回す。 +\endtext + +\text +そこには、ベルトに挟んだナイフがある。 +\endtext + +\text("商人") +(バカが……商人だからって、 + なんの武器もないと思ってるのか) +\endtext + +\text +指先に、柄の硬い感触が触れた。 +\endtext + +\text +そして“どういうわけか”、 +喉にも冷たい感触がある。 +\endtext + +\text("商人") +「っ!?」 +\endtext + +\text +喉に触れる冷たい感触はカタナだった。 +\endtext + +\text +いつの間に現れたのか。 +彼の横にはカタナの持ち主のディアボリカが、 +殺気を隠さずにそこにいた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「両手をあげな。妙な真似をしたら、 + ナマスにすんぞ」 +\endtext + +\text("商人") +「っ……ディアボリカ……!? + 魔王軍だと……!」 +\endtext + +\text("エル") +「アグリさん!?」 +\endtext + +\text +商人の意識は完全に目の前のエルのみに、 +向けられていた。 +\endtext + +\text +だからこそ、傍らまで近づいていたアグリ +に気づくことができなかったのだ。 +\endtext + +\text +だが、エルを追ってきたのは +アグリだけではない。 +\endtext + +\text("ブライトリーフの子供") +「んーっ! んーっ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おうおう、今助けてやるからな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「怪我、ない……?」 +\endtext + +\text("商人") +(魔物!? 魔王軍の魔物か……!?) +\endtext + +\text +魔王軍が、魔物たちがなぜここにいるのか +商人には全く理解できなかった。 +\endtext + +\text +エルを追って、子供たちを助けにきたなど、 +想像できるはずもない。 +\endtext + +\text("アグリ") +「さっさと手を上げろよ。 + 上げねえなら、このカタナで + 切り落とすぞ!」 +\endtext + +\text("商人") +「ブライトリーフが、なぜ悪魔と……」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなこと、どうでもいいです。 + なぜこんなことをしたんですか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だんまり3秒で耳を落とす。 + 嘘をついたら問答無用で殺す。 + さっさと答えやがれ!」 +\endtext + +\text("商人") +「だっ……だから、言っただろ。 + 俺は商人だ。売り買いしかしてねえよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうかい。じゃあ、お別れだな!」 +\endtext + +\text("商人") +「落ち着けよ……なんでかなんて、 + 俺は知らない。ガキを攫ってるのは + ルドールの手下だがな」 +\endtext + +\text("エル") +「……本当ですか?」 +\endtext + +\text("商人") +「仕事がら、嘘はつけないんでね。 + そういうのは信用に関わるんだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……嘘じゃねえな。 + もういい、とっとと行け」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぇっ!? まだ話は終わってません!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「うるせえ。あとはルドールとかに + 聞けばいいじゃねえか」 +\endtext + +\text("エル") +「む……確かにその方が、 + 手っ取り早いかも……」 +\endtext + +\text("商人") +「……殺さないのか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「無闇に殺すなって言われてんだよ。 + だいたい、てめえを殺って解決する + もんでもねえだろ」 +\endtext + +\text("商人") +「……じゃあ、そうさせてもらうぜ」 +\endtext + +\text +立ち去っていく商人を見届けて、 +アグリはようやく一息つく。 +\endtext + +\text +勝手に持ち場を離れたのだ。 +あとで、リズベルになにを言われるか +想像したくもない。 +\endtext + +\text("エル") +「うぬぬ……やはり、ルドール様が + 真犯人でしたか……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「みてえだな。 + で、どうするんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「決まってます! ルドール様なんか + 私が牢屋にぶちこんでやります!」 +\endtext + +\text("エル") +「善は急げです! + アグリさんはその子たちのこと + 頼みます!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だから落ち着いて動けって……おい! + ……もう追いかけねえからな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「イノシシだな。 + いや、ウリ坊のほうが似合ってるか」 +\endtext + +\text +猪突猛進の勢いで駆け出すエルを、 +ため息をつきつつ三人は見送るしかなかった。 +\endtext + +\text +あとは、リズベルの思惑どおりに +ことが進んでくれることを祈るしかない。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「……そうですか。 + ではこれで、結界は残りひとつ……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そうなりますな。 + 残るはレブレスクのみ……もはや、 + 後はございません」 +\endtext + +\text +ムームーンの陥落に、 +ティーリアは深く肩を落とす。 +\endtext + +\text +エルもいまだに、戻ってこない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(……私が、しっかりしていれば + こんなことには……) +\endtext + +\text +今にも、心臓が押しつぶされそうになる。 +\endtext + +\text +この国を守れないのは、ほかでもない +ティーリア自身の責任だ。 +\endtext + +\text +王として、兵を率いていれば。 +あるいは戦いを回避するために +尽力していれば。 +\endtext + +\text +だが、できなかった。 +いや……しなかった、という方が +正しいのだろう。 +\endtext + +\text("議員") +「他人事のように言うなよ、宰相。 + 誰のせいで支配され、追い詰められている + のか分かっているはずだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……分かっていますとも」 +\endtext + +\text("議員") +「ならいい。だがな、ルザリオが敗北した + とき、あなたには命を持って + 責任をとってもらう」 +\endtext + +\text +もし、これが自分ならと思うと、 +足が震えてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(やはり、私には向いていないのです…… + 王座なんて……) +\endtext + +\text +国を背負うということは、 +民の命運も背負うということだ。 +\endtext + +\text +道を過てば、あっという間に +消えてしまう。 +\endtext + +\text +世襲で手にいれた――望まなかったわけでも、 +望んだわけでもないが故に。 +\endtext + +\text +ティーリアには、それが重過ぎる。 +自身には“女王”なんて、向いていない。 +\endtext + +\text +だからこそ、こんな自分を信じて、 +戦ってくれている兵士たちに申し訳なかった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「全ての責任は私にありますゆえ。 + そのようなお顔はなさらないでください」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ですが……いえ……それは私が……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「あなたはただ、兵や民のために在って + くれればよいのです。 + 責を負うのは私の役目ですから」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text +ティーリアに、そう微笑みかけるルドール。 +\endtext + +\text +その真意がどこにあるのか、 +ティーリアには気づけない。 +\endtext + +\text +優しさも、忠節も、そこにはなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_20_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_20_00.txt new file mode 100644 index 0000000..d180e96 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_20_00.txt @@ -0,0 +1,358 @@ +\setgamedatatitle("キロスの内情3") + +\text("グラス") +「此度の戦いで、ルザリオは国土の六割を + 魔王に奪われたわけか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そうなります。 + もはや、魔王軍の勝利は確定したような + ものでしょう」 +\endtext + +\text +組織的な観点からすれば、もはや戦闘どころ +の話ではない。 +\endtext + +\text +まして国、という大きな単位になれば +その影響力は計り知れないだろう。 +\endtext + +\text +国土が奪われる――支配される、というのは +士気にも、国民にも深い絶望を与えるのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「……時間の問題なのだな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「国内はどうなっている?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……食料不足の状況が続き、天候回復は + いまだ望めません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「国民の不満は解消されず、 + 散発的ではありますが、軍との衝突も + 起きています」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……手は打ちますが、 + 放置しておけば暴動にまで発展 + する恐れがあります」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……」 +\endtext + +\text +そして、周辺国家にも大きな +影響を及ぼしている。 +\endtext + +\text +今のキロスは内側にも外側にも、 +不安と恐怖が渦巻いていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……このままでは、内側から + 崩壊するほうが早そうだな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスの繁栄のためだけに、 + 私の命はあるのに……これでは、 + 意味がない……」 +\endtext + +\text("グラス") +「私という存在がなんのために + 生まれてきたのか、分からなくなる……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そんなことには、なりません」 +\endtext + +\text +視線を落とすグラスに、 +ギュンターは強く断言する。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今はただ、不安なだけなのです。 + みな、それから逃げたいだけなのでしょう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そして、私たちはその不安を取り除く + ためにここにいるのです」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……このキロスを、魔王軍の好きには + させません。我らが守り抜いてみせます」 +\endtext + +\text("グラス") +「……本当か?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「我が誇りにかけて、誓いましょう。 + ……ですから、なにも心配はいりません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿は、グラス殿の役目を + 安心して全うしてください。 + それが、私の望みです」 +\endtext + +\text("グラス") +「………………」 +\endtext + +\text +ギュンターは、グラスを安心させようと +優しく微笑みかける。 +\endtext + +\text +だが、グラスの目にはなぜか +その表情が辛そうに見えた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――あまり、よくない空気だ。 +\endtext + +\text +市民からの敵意や、懐疑の視線を受けながら +ギュンターは部下とともに巡回していた。 +\endtext + +\text +些細なことではちきれそうなほどの不満を、 +彼は肌で感じ取っていた。 +\endtext + +\text +解消するには、ウィンガに娘を捧げるしか +ないのだろうか。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……だが、ウィンガに捧げられた娘は + 誰ひとりとして戻ってきていない) +\endtext + +\text +ウィンガが奉られている……とされる、 +『ウィンガの喉』。 +\endtext + +\text +着の身着のまま、 +その洞窟に足を踏み入れた娘たちは +それこそ何十、何百といる。 +\endtext + +\text +――だが、その後のことは誰も知らない。 +\endtext + +\text +年月がたてば、名誉の死として +ウィンガ教が処理してしまう。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(役目を全うしろ、か……) +\endtext + +\text +ギュンターは確かに、グラスに向かって +そう言ったのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「死ね、と言ったようなものだな……」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……司令? なにか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いや、ひとりごとだ」 +\endtext + +\text +捧げられる娘の数は、年々増えている。 +だというのに天候は回復の兆しを見せない。 +\endtext + +\text +そんな折に現れた魔王軍と合わせるように、 +力をつけてくるウィンガ教。 +\endtext + +\text +こんな状況で、 +魔王軍とも戦わなければならない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(どれから片付けていくべきか…… + 課題は多いな) +\endtext + +\text("司祭") +「もはや、選択の余地はない!」 +\endtext + +\text +閑散とした市街に、 +その声はよく響いていた。 +\endtext + +\text("司祭") +「今こそ、我らウィンガ教とともに + 立ち上がるときなのだ!」 +\endtext + +\text("司祭") +「ウィンガ様を蔑ろにしている軍が + いる限り、ウィンガ様の加護を + 受けることは出来ない!」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……司令、あれは」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ふむ……」 +\endtext + +\text("司祭") +「彼奴らはグラス陛下をたぶらかし、 + ウィンガ様から遠ざけようとしている! + それは許されないことなのだ!」 +\endtext + +\text("司祭") +「我らとともにグラス陛下をお守りしよう! + そして、軍人をこの手で裁くのだ! + 正義は我らにある!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +(なるほど……民との衝突は、 + ウィンガ教の仕業というわけか) +\endtext + +\text +なにが目的なのかは分からないが、 +ウィンガ教は軍を排除したいのだろう。 +\endtext + +\text +そのために、国民を扇動している―― +\endtext + +\text("ギュンター") +(よほど、我々が邪魔なようだな……。 + いったい、なにを考えている……?) +\endtext + +\text("アドルフ") +「司令、あいつらを拘束しましょう! + 今なら、反逆罪で……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今、ここで動けばそれこそ + ウィンガ教の思う壺だろう」 +\endtext + +\text("市民1") +「司祭の言う通りだ……。 + どうせ、あいつらだけいいモン食って、 + 楽してるんだ。邪魔なだけだ、軍なんて」 +\endtext + +\text("市民2") +「そうよ、ウィンガ様とグラス様のために + 追い出してしまいましょう!」 +\endtext + +\text("市民3") +「で、でも、魔王軍が来たら誰が + 俺たちを守ってくれるんだ……?」 +\endtext + +\text +同調したり、迷いを見せている市民たちを +建物の影から厳しい表情で +見守るギュンターたち。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……しかるべき方法で、手を打たねば + 我らは自分の首を絞めることになる。 + 今は耐えよ」 +\endtext + +\text +アドルフの言うとおり、 +司祭は捕らえるべきだし、 +それ自体は不可能ではない。 +\endtext + +\text +問題はそれを見た国民がなにを思って、 +どう動くか、だ。 +\endtext + +\text +なにも、しないわけではない。 +だが、今はそのときではない。 +\endtext + +\text +もはや手遅れかもしれない――そんな不安を +かみ殺し、ギュンターは踵を返すのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_01.txt new file mode 100644 index 0000000..7a3ca29 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_01.txt @@ -0,0 +1,1172 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第4の都市レブレスク") + +\text +――あなたはただ、兵や民のために在って +くれればよいのです。 +責を負うのは私の役目ですから。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……兵や、民のため」 +\endtext + +\text +あれ以来、その言葉がずっしりと +ティーリアの肩にのしかかる。 +\endtext + +\text +責任を負うのは、王の務めである。 +\endtext + +\text +否、それは務めでもなんでもなく、 +人の上に立つのであれば当然のこと。 +\endtext + +\text +それを、ティーリア自身も分かっているから、 +なおのこと彼女を陰鬱にさせる。 +\endtext + +\text +だが、それも今日で終わりにすると決めた。 +\endtext + +\text +今も戦っている兵士たちのために、 +自分の代わりに責を負うといったルドール +のために。 +\endtext + +\text +……そして、自分のために +動いてくれているエルのために、 +ティーリアは決意を固めた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はいっ」 +\endtext + +\text +思えば、ルドールの決定に反するのは +これが初めてだ。 +\endtext + +\text +緊張を押し殺し、ティーリアは +玉座へと向かった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ティーリア様。 + 今、なんと仰いましたか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text +玉座の間の空気が張り詰めている。 +\endtext + +\text +引きつった表情のルドール。 +他の臣下たちもまた、目を見開き、 +ティーリアを見つめていた。 +\endtext + +\text +彼女も彼女で、 +緊張と不安で気を抜くと卒倒しそうだった。 +\endtext + +\text +それでも、品よく膝の上におかれた拳を +きゅっと握ると顔を上げる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……魔王軍に、降伏……します」 +\endtext + +\text("臣下1") +「ここまで来てなにを……」 +\endtext + +\text("臣下2") +「そんなこと、いまさら国民が + 納得するとは思えませんが……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「…………」 +\endtext + +\text +やはり、聞き届けてはくれない。 +\endtext + +\text +自身の意思ひとつを口にするだけで、 +臣下たちは狼狽したり、 +懐疑の視線を向けてくる。 +\endtext + +\text +それだけで、奮い立たせたもの全てが +砕けそうになる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これ以上、民や兵たちを苦しめたく + ないのです……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それに、責任は私が背負わないと + いけないと思います……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それで、民が無事で済む保証は + ありますまい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「わ……私の命を差し出しますっ! + そうすれば、魔王もきっと……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……いけません、ティーリア様。 + あなたは、この国の王なのですよ? + そのようなことは――」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だからです。魔王軍に支配されても、 + みんなが平和に暮らせるなら、私は……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「支配されて、喜ぶ者などおりません。 + 先の言葉……撤回を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「嫌です……もう、決めたことです」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ティーリア様」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「この国の王は私です……。 + 全ての責任は私がとります……!」 +\endtext + +\text +……ここまで食い下がってくるとは、 +ルドールは思ってもみなかった。 +\endtext + +\text("臣下3") +「実際、このまま戦うよりはいいかも + しれませんな」 +\endtext + +\text("臣下4") +「……降伏するにしても、もっと別の + 方法があるでしょう。ティーリア様が + 命を差し出す必要はありません」 +\endtext + +\text("ルドール") +「………………」 +\endtext + +\text("臣下1") +「…………」 +\endtext + +\text +ルドールの頭のなかに、 +降伏の先の未来が思い浮かぶ。 +\endtext + +\text +そこには“なにもない”。 +\endtext + +\text +ただただ、真っ暗な闇がルドールを +包み込んでいく。 +\endtext + +\text +指先から少しずつ、自身そのものが +なくなっていく。 +\endtext + +\text +なにもないことほど、恐ろしいものはない。 +\endtext + +\text +それだけは、なんとしても +避けねばならない未来だ。 +\endtext + +\text +降伏なんて結末は、 +もってのほかだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……いまさら、女王気取りですかな? + それはまた都合のよいお方だ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……あうっ!?」 +\endtext + +\text("臣下3") +「な……?」 +\endtext + +\text +――ならば、これ以上は待てない。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……まあいい。 + 衛兵、ティーリアを拘束しろ。 + もはや用無しだ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「は……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……」 +\endtext + +\text("臣下3") +「宰相!?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……それと、そこにいる無能どももだ。 + ティーリアの味方は私には必要ない」 +\endtext + +\text +愕然とした表情のまま、 +ティーリアは衛兵に拘束される。 +\endtext + +\text +なにが起こったのか、 +理解することも出来ない。 +\endtext + +\text("ルドール") +「全く……おとなしく、私に従って + おけばよかったものを」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……? + なんなんですか、これは……?」 +\endtext + +\text("臣下1") +「……ふむ。国民にはいずれ、 + あなたが即位されたことを知らせねばな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「任せる。私には、魔王軍を討つという + 使命があるのでな……」 +\endtext + +\text +そんなティーリアを差し置いて、 +ルドールはそれが当然のように +話を進めていく。 +\endtext + +\text +まるで、演劇でも見ているかのようだった。 +\endtext + +\text +ティーリアは確かにここにいるのに。 +周りは、まるで彼女がいないかのように +会議を続けている―― +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様っ、ただいま戻りました! + ……はれ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル……?」 +\endtext + +\text +そこに、エルがやってくるまでは。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ほう。生きていたのですか、エル殿」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール、様……」 +\endtext + +\text +もとより、エルにはティーリアしか +見えていなかった。 +\endtext + +\text +なぜか、拘束されているティーリア。 +彼女はいまにも泣きそうな表情で、 +エルを見つめていた。 +\endtext + +\text +なぜそうなっているのか、 +いきさつは分からない。 +\endtext + +\text +だが、ルドールがティーリアに危害を +加えたのは分かる。 +\endtext + +\text +――それだけでも、 +弓を引くには十分すぎる理由だった。 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様を離してください……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……その前に、武装を解除したまえ。 + でなければ、ティーリアが無事では + すまんぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「……やっぱり、悪党はあなた + だったんですね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「勘違いしないでもらおう。 + 私は錯乱した彼女に代わって、 + 政務を執り行うだけだ」 +\endtext + +\text("エル") +「嘘ですっ! 野盗なんていませんでした! + あなたが子供を攫わせて、 + 売っていたのも知ってるんですよ!?」 +\endtext + +\text +ティーリアを人質に取られても、 +エルは決して弓を下ろさない。 +\endtext + +\text +手放せば、ティーリアを助けることも +出来なくなる。 +\endtext + +\text("エル") +「そんな人の言葉なんて、 + 信用しませんから……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「まったく……その小娘も拘束しろ! + これでは話もできん」 +\endtext + +\text("エル") +「え!? きゃあっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エル!?」 +\endtext + +\text("エル") +「いやあっ、放してください! + 放せぇっ……ふぬぬぬ……!」 +\endtext + +\text +殺到した衛兵に押し倒されたエルは、 +どうにかその拘束を解こうとする。 +\endtext + +\text +だが、小柄な少女には振りほどくどころか +身じろぎすることも困難だった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「今、王宮内にいる兵は全て私の味方だ。 + ……抵抗しないほうが身のためだぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「ううっ……よくもティーリア様を + 裏切りましたね!  + 絶対、絶対、許さないです……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「子犬にしてはよく吠える。 + 躾がなっていないようですな、元陛下?」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様に近づかないでっ!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……責任を取りたいのだったな。 + では、不躾な犬を育てた責任を今、 + ここで取ってもらうとしよう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぐっ……!?」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様っ!? + 嫌っ……ティーリア様に手を出さないで!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……それはお前の返答次第だ」 +\endtext + +\text("エル") +「っ……うぅぅ……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「私は魔王を打ち倒し、しかる後、 + 王に即位する」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そして、ティーリアには都市を占領された + 責任をとってもらう」 +\endtext + +\text("エル") +「責任……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……有体に言ってしまえば、 + 処刑だ」 +\endtext + +\text("エル") +「なっ……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「しかし、お前が魔王の首を私のために + 獲ってくるのであれば、話は別だ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……どうするね? + 親衛隊隊長、エル=フラフニス」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text +信じることなど、出来ない。 +\endtext + +\text +だが、断ればあの男はまたティーリアを +傷つけるのだろう。 +\endtext + +\text +それだけは駄目だ。 +ティーリアを助けなければならない。 +\endtext + +\text +そのためなら……。 +\endtext + +\text("エル") +「……魔王の首を持ってくれば、 + いいんですね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そうだ。これもティーリアのためだ。 + ……どんな手を使っても構わん。 + 結果を出せばな」 +\endtext + +\text("エル") +「……わかりました」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ならば、いけ。 + 期待しているぞ、エル」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「単純な娘だ。 + 処刑など、そんなもったいないこと + するものか」 +\endtext + +\text +走り去る背中に、そう言ってルドールは +嗤った。 +\endtext + +\text +その表情は、ティーリアが今まで +一度も見たこともない悪意に満ちたもの +だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なに、心配は無用だ。 + あれの弓術に関しては私も一目置いている」 +\endtext + +\text("ルドール") +「結果は出すだろう。 + あなたのために」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうして……私、あなたのこと……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……本来ならもう少し時間をかけ、 + しかるべき手順を踏んで私に譲位 + してほしかったのだがな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「遅かれ早かれ、あなたはその玉座から + 引き摺り下ろされていた……と + いうことだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「欲しかったのだ。 + “王”という肩書き、責務、権力、重圧、 + 期待……すべてがすばらしい」 +\endtext + +\text("ルドール") +「すべてが、私の感情を刺激し、 + 欲を生み出し、心を満たしてくれるだろう」 +\endtext + +\text +ただ、王座が欲しかっただけなのだ――と +ルドールは言う。 +\endtext + +\text +その意味が、ティーリアには分からない。 +\endtext + +\text +欲に生きるのは獣と同じだ。 +誇りや秩序とは縁遠いものだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あなたは“≪萎れ/ウィザー≫”に、落ちるつもり + なのですか……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふ……願ってもない。 + できることなら、そうなりたいものだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「欲が失せ、感情が磨耗し、心が麻痺すれば + 生きる気力もなくなろう。 + そうなれば、愚かな死を選ぶほかない」 +\endtext + +\text("ルドール") +「生を全うし、森の恵みとなる? 違うな。 + ≪倦み/うみ≫疲れただけではないか」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふざけた話だ。 + この世界には、800年あってもなお + 尽きぬ欲が渦巻いているというのに」 +\endtext + +\text("ルドール") +「王座だけではない。 + あなたも、その欲のひとつだ」 +\endtext + +\text +その、ブライトリーフともウィザーとも +外れた男の視線にティーリアは +怖気すら感じた。 +\endtext + +\text +ねっとりと纏わりつくような野卑な視線に、 +身震いしてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私をどうするつもりですか……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「心配せずとも殺しはしない。 + あなたのように美しく、たおやかな + ブライトリーフはそうはいない」 +\endtext + +\text("ルドール") +「この私ですら、男の欲に突き動かされた + ほど……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「嫌……っ」 +\endtext + +\text +ルドールに触れられただけで、 +鳥肌が立つ。 +\endtext + +\text +自身の知っているルドールは、 +本当に目の前にいる男なのか……? +\endtext + +\text("ルドール") +「娼館などいいとは思わんかね? + この熟れた肢体なら、どんな男も + 病み付きになるだろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いたっ……嫌ッ、放してください……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「牢に入れておけ。 + 丁重に扱うのだ。一応は、まだ女王陛下 + なのだからな」 +\endtext + +\text("衛兵") +「ははっ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あうっ……待って、待ってくださいっ! + ルドール、もうこれ以上は戦わないで…… + お願いです……!」 +\endtext + +\text +衛兵に腕を引かれながらも、 +ティーリアはルドールに懇願する。 +\endtext + +\text +だが、背を向けた彼にはその言葉は +届いていなかった。 +\endtext + +\text +彼にしてみれば、ティーリアはすでに +女王ではない。 +\endtext + +\text +コレクションのひとつだ。 +所有物の言葉に、意味はない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……!」 +\endtext + +\text +その、最後の一瞬までティーリアに目を +あわせなかった新たな王は、 +自身の臣下を一瞥する。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……これで、この国は私のものだ。 + あなたがたも、今後は私に忠誠を誓って + もらおう」 +\endtext + +\text("臣下1") +「…………」 +\endtext + +\text +逆らえる者はここにはいない。 +新たな王が、それを許さない。 +\endtext + +\text("ルドール") +「では、会議を続けるとしよう。 + 魔王を討伐するために」 +\endtext + +\text("ルドール") +「皆、案ずるな。 + ルザリオの真の精兵はルクト=ルザリオに + 未だ健在である」 +\endtext + +\text("ルドール") +「地の利もある。 + 烏合の衆である魔王軍に敗北することなど、 + 万に一つもなかろうよ」 +\endtext + +\text +腰かける玉座は、至極の安堵を +ルドールに与える。 +\endtext + +\text +いつの間にか、ルドールを包む闇は +消えてなくなっていた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ちょうど、レブレスク攻略の算段が +ついたころだった。 +\endtext + +\text +目元を真っ赤に晴らして、 +顔を涙でぐしゃぐしゃに濡らした +エルがカイムのもとにやってきたのは。 +\endtext + +\text("エル") +「うぐっ……ぐすっ……まおうざまは、 + いらっじゃいまずか……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「エルさん!? + どうしたんですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……ティーリア様を…… + 助けて……うぅぅ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「えっと……」 +\endtext + +\text +ハンカチを渡しつつ、困ったように +カイムの様子を見るリズベル。 +\endtext + +\text +カイムは出陣のために立ち上がっていたが、 +再び面倒くさそうに玉座に腰を下ろした。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。ティーリアのことなら + 無下にはできん。どうした?」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぁい……全部、お話します…… + だから……だから、ティーリア様を + 助けてください……!」 +\endtext + +\text +涙をぬぐいながら、エルは話し始めた。 +\endtext + +\text +ルドールがティーリアを王座から +引き摺り下ろしたことを。 +\endtext + +\text +それは、リズベルの思惑が失敗したという +ことでもあるが。 +\endtext + +\text +――同時に、時間に余裕がなくなったと +いうことでもあった。 +\endtext + +\text("エル") +「このままじゃ、ティーリア様が + 処刑されちゃう……そんなの、 + 嫌……嫌です……ぐすっ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「泣くでない。 + まだ、そうなると決まったわけでは + なかろう?」 +\endtext + +\text("エル") +「でもっ……でも……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「のんびりはしておれんが、 + 私たちのこともあって、 + すぐには手は出せんはずじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だが、なんで俺たちに助けを? + 旦那の首をとらねえと処刑されんだろ?」 +\endtext + +\text("エル") +「あの人は信用できないです……。 + でも、魔王なら……ここにいる人たちなら、 + 助けてくれるかもって……思って……」 +\endtext + +\text("エル") +「お願い、です……私の初めてを…… + 引き換えにしますから、 + ティーリア様を助けてください……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい!? 今、なんて……というか、 + どうしてそんなこと……」 +\endtext + +\text("エル") +「魔王は捕まえた女の人、めちゃくちゃに + 犯すって聞きました……初めての人が + 大好きだって……だから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そ、そんなの誰から……」 +\endtext + +\text("エル") +「噂になってますよ……ぐすっ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「悪い噂は広がるのが早ぇな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「しかも間違ってねえ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……」 +\endtext + +\text("エル") +「魔王様、駄目ですか……?」 +\endtext + +\text +俯いていたエルが、玉座にふんぞり返る +カイムを見上げる。 +\endtext + +\text +釣られるようにして、 +全員の視線がカイムへと集中し、 +その判断を待った。 +\endtext + +\text +エルが話している間、カイムは黙っていた。 +相槌すら打っていない。 +\endtext + +\text +なにか、考え込むように難しい顔を +している。 +\endtext + +\text("エル") +「……ダメ、ですよね。 + そもそも敵の国の王様なんて、 + 助ける理由もないのに……」 +\endtext + +\text("エル") +「それに……引き替えって言っても + 私みたいな、ぺったんこじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう……ティーリアは助ける」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぇ……? + 今、なんて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「悪趣味なジジイにくれてやる気はない。 + お前の願い、聞き届けてやろう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……この俺の獲物に手を出したら + どうなるか、たっぷり教えてやる……!」 +\endtext + +\text("エル") +「ホント……ですか? + 本当に、ティーリア様を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。王に二言はない。 + ……これで合法的に……フフフ」 +\endtext + +\text("エル") +「ありがとうございます、魔王様っ!」 +\endtext + +\text +深々と頭を下げるエルだが、 +それを見ている周りとしては複雑な +気持ちである。 +\endtext + +\text +エルを除くほとんどが、カイムの下半身の +膨らみに気がついていたからだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイム、絶対話聞いてなかった + わよね。あそこ、膨らんでるし」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……どうせティーリアさんの + 妄想で頭がいっぱいだったんでしょう」 +\endtext + +\text +とはいえ、助けるというのであれば。 +臣下は従うのみだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……結局、こうなるんですよね。 + 普通に助けるという選択肢はないんですか、 + あの人は……はあ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあまあ、いいじゃない。 + 助けることには変わりはないんだし」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「左様。それに助けてやるんじゃ。 + 操のひとつやふたつ、カイムにくれて + やってもバチは当たるまい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……あいつ、ティーリアのこと + 嫌ってんのか?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「同じ女王だしな。思うところがあんだろ。 + やっぱ、アレかね、キャラが被るとか…… + いや、ヤキモチかもな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「マーガレッタも、女の子……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……聞こえておるぞ、 + そこのうつけどもめ……」 +\endtext + +\text("エル") +「………………」 +\endtext + +\text +彼らのあとに続くように、 +魔物たちも玉座をあとにする。 +\endtext + +\text +今さらながら、エルはその光景に +驚きを隠せなかった。 +\endtext + +\text +魔物も、人間も、ブライトリーフも +入り混じった混成軍。 +\endtext + +\text +彼らからは、悪意を感じられない。 +いや、敵国の王を助けるような者たちに +そんなものあるはずもない。 +\endtext + +\text("エル") +(魔王軍……本当に、ルザリオを滅ぼし + ちゃうような悪者なのかな……) +\endtext + +\text("カイム") +「おい、早く来んと置いていくぞ」 +\endtext + +\text +魔物たちの最後尾についたカイムが、 +足を止めたエルに振り返る。 +\endtext + +\text("エル") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアを助けるのだろう、 + エル親衛隊隊長殿?」 +\endtext + +\text("エル") +「……そんなの、魔王様に言われるまでも + なく分かってます! + ちょっと驚いていただけですから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のことはカイムでいい。 + 分かっているなら行くぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「ふんっ、ティーリア様を助けるまで + ですからね! それまではカイム様って + 呼んであげます!」 +\endtext + +\text +言ってしまえば、エルは裏切り者だ。 +\endtext + +\text +本来なら、無下にしてよかった話……。 +普通なら牢屋に入れられるべきだったろう。 +\endtext + +\text +だが、カイムはそんなエルを +戦列に加えてくれた。 +\endtext + +\text +そのことに内心感謝しつつ、 +エルは魔王軍の列へと飛び込んでいった。 +\endtext + +\dlg("エルが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_02.txt new file mode 100644 index 0000000..817c966 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_02.txt @@ -0,0 +1,349 @@ +\setgamedatatitle("ルザリオ\n第4の都市レブレスク制圧") + +\text("カイム") +「調子はどうだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「問題ありません……あと少しで、 + 結界の力は弱まります」 +\endtext + +\text +ルザリオの都市は占領するだけでは +終われない。 +\endtext + +\text +ルクト=ルザリオを守る大結界。 +\endtext + +\text +この結界を維持する『結界石』を、 +操作し、大結界を弱めなければならない。 +\endtext + +\text +マーガレッタたちが市庁舎の占領や、 +負傷者の治療をしている中、 +リズベルは『結界石』の下に来ていた。 +\endtext + +\text +レブレスクの『結界石』……最後の砦を +操作し、大結界を弱めるためだ。 +\endtext + +\text +その傍らで……仕事のないカイムと、 +そわそわしているエルが見守っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「よし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「これで結界は弱体化する…… + はずですね?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。これで魔物たちも、 + ルクトに入れるはずです! + 早く行きましょう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。ティーリアが心配だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お二人には申し訳ありませんが、 + 今日のところはここまでです」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「どうしてですか!?」 +\endtext + +\text +二人に詰め寄られるリズベルは、 +冷静に二人を諭していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「回復もせずに敵の本拠地に + 攻め込むのは無謀だからです」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、ティーリア様が……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。ティーリアになにかあったら + どうする。 + 俺の野望はどうなってもいいのか!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の野望が潰えたところで + 私は別に困りません。 + むしろ、そう望んでいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だいたい、大結界が解除された今、 + それどころじゃないでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この状況で国家元首になにかあれば、 + 国としての体裁すら保てなくなる……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですから、私たちが勝つまで + ティーリアさんには無事で居て貰わないと、 + ルドールが困ります」 +\endtext + +\text("エル") +「……むぅ、わかりました……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかたない」 +\endtext + +\text +不承不承納得した様子の二人に、 +リズベルはため息をつく。 +\endtext + +\text +最後の結界石……守りの要というのも +あって、レブレスクの防衛隊は +数も多く、手ごわかった。 +\endtext + +\text +占領するまでに消耗した戦力を考えれば、 +ルクト=ルザリオ攻略は難しい。 +\endtext + +\text("???") +「………………」 +\endtext + +\text +――ふと、視線を感じたような気がして、 +リズベルは振り返った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いえ、なんでもありません」 +\endtext + +\text +気配も、視線も感じない。 +いや、そもそも気のせいだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……引き続き、平定に移ります。 + エルさんも一緒に来てもらえますか?」 +\endtext + +\text("エル") +「いいですよ~」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も行くぞ、暇だしな」 +\endtext + +\text +平定に向かう彼らを、 +その人物は建物の影から忌々しげに見つめる。 +\endtext + +\text("???") +「……やはり、ルザリオでは魔王軍を + 倒すことはできない」 +\endtext + +\text("???") +「ハドスにいたディアボリカや人間なら + ともかく、エルフまで引き込むなんて」 +\endtext + +\text +カイムの傍らにいる小柄なブライトリーフを +にらみつつ、歯噛みする。 +\endtext + +\text("???") +「……ここは捨てて、次に進むしかない」 +\endtext + +\text +その人物は、影に溶けるようにして +その場から消えうせる。 +\endtext + +\text +あとには、影も形も残さずに………………… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ルドール") +「ええいっ、なぜだ……!」 +\endtext + +\text +苛立ち任せに、玉座の手すりに +拳をたたきつけるルドール。 +\endtext + +\text +玉座の間には彼しかいない。 +\endtext + +\text +大結界が破られた――。 +\endtext + +\text +その事実は、ルドールだけでなく +臣下の危機感に火をつけるには十二分だった。 +\endtext + +\text +臣下たちはルクトでの戦いに、 +逃げるにせよ戦うにせよ準備を整えて +いるところだろう。 +\endtext + +\text +レブレスクが落ちなければ、 +こんなことにはならなかった。 +\endtext + +\text +ルドールになびかなかった兵と、 +レブレスクの防衛隊。 +そこにエルが加わってなお、敗北した。 +\endtext + +\text +それはまだいい。 +一時の敗北とて、ルドールからすれば心を +満たすもののひとつだ。 +\endtext + +\text +気にいらないのは、あの“間者”だ。 +\endtext + +\text("???") +「……魔王を討つというのであれば、 + あなたの望みを叶えるお手伝いを + しましょう」 +\endtext + +\text("???") +「魔王を討ってくださるのであれば、 + 私たちは何事にも協力を惜しみません」 +\endtext + +\text +――魔王軍発足の情報とともに、 +ルドールの下にやってきた人物。 +\endtext + +\text +それもまたひとつの刺激だろう……と +ルドールはその話に乗った。 +\endtext + +\text +だが、今では連絡すら取ることが +できない。 +\endtext + +\text("???") +「これ以上はあなた方に協力することは + できません。ご容赦を」 +\endtext + +\text +その言葉とともに、 +あの間者は姿を消してしまった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「あの間者め……私に協力すると + 言っておきながら……!!」 +\endtext + +\text +土壇場になって、逃げられるとは +思ってもみなかった。 +\endtext + +\text +だが、それと同時にルドールに対する評価も +容易に想像できる。 +\endtext + +\text +魔王を討つために力を貸すということは、 +ルドールでは魔王が討てないと見れば +力は貸せないということでもあるのだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「この私が魔王軍に負けるというのか…… + そんな無意味な結末を、 + 私が受け入れるとでも……!」 +\endtext + +\text +怒りと屈辱に、ルドールは肩を震わせる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「いや、まだいける……ティーリア麾下の + 親衛隊は、あの小娘を除けば健在だ。 + そうやすやすと敗れるはずは無い」 +\endtext + +\text("ルドール") +「見ておれ……必ずや、魔王を + 我が手で討ち倒してくれよう……!!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_03.txt new file mode 100644 index 0000000..9051edc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_21_03.txt @@ -0,0 +1,197 @@ +\setgamedatatitle("シュカの内情3") + +\text("ツーシン") +「魔王軍の脅威が迫っている上、 + キロスもこちらを警戒しているでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「軍勢を率いることができない以上、 + 隠密行動を取らざるをえません」 +\endtext + +\text +玉座の間に、幻像石で映した地図が +ぼうっと浮かび上がる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「こちらは2、3名の隠密部隊を + 各都市に潜入させ……キロス人に + 成りすまし、食料庫を焼き払います」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「もともと、キロスでは軍や王家に対する + 民の不満が溜まっています。 + それを利用しない手はないでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「どこかで不満が爆発すれば + あとはそれが勝手に広まり…… + キロスは内側から崩壊します」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「その“誰か”の役を、 + お前が用意した工作員に + やらせようってわけか」 +\endtext + +\text +ホンジュの言葉に、 +ツーシンは頷く。 +\endtext + +\text +軍の兵は、魔王軍のせいでほとんど +動かすことができない。 +\endtext + +\text +少ない兵で動くとなると、それこそ +方法は限られてくる。 +\endtext + +\text +そして、この作戦を許可した +のはマガヒメ本人だ。 +\endtext + +\text +どんな方法であっても、 +それを咎める資格は彼女にはない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ツーシン、分かっていると + 思うけど」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ。魔王軍が敗北したら、 + 彼らには帰還命令を下します」 +\endtext + +\text +その言葉を信用できるかといえば…… +マガヒメは素直に頷くことが出来ない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もうひとつだけ、条件があるわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふむ……なんでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ルザリオが落ちるまで、 + 絶対にキロスには手を出さないで」 +\endtext + +\text +今更、自身の下した命令を撤回することが +出来ない以上、そうするしかないのだった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「承知しました。 + では、魔王軍が勝利した場合は……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……その時は、仕方ないわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ではそのように」 +\endtext + +\text +ツーシンは一礼すると、 +玉座の間を後にする。 +\endtext + +\text +その後についていく文官たちも、 +なにやら勝ち誇ったかのような顔で、 +マガヒメを無性に苛立たせる。 +\endtext + +\text +それは、武官たちも同じだった。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……マガヒメ様、このまま + ツーシンの好きにさせていいんですかね」 +\endtext + +\text("武官") +「そうですよ! + このままじゃ、あいつ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、ツーシンの言うことも + もっともよ」 +\endtext + +\text("武官") +「でも……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あなたたちはツーシンの思い通りに + ことが進んでいて、それが気に食わない + だけなんじゃないの?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「思い通りに進んだ結果が本当に国のために + なるなら、文句なんて出やしませんよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(どんな結果が出たって、 + 同じように文句を言うくせに……) +\endtext + +\text +出そうになる言葉を、 +寸でのところで呑み込む。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もういいでしょう。 + 私が決めたことなんだから」 +\endtext + +\text +だから、それ以上会話が進む前に +マガヒメは玉座から立ち上がる。 +\endtext + +\text +これで、話は終わりだという合図だ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様……」 +\endtext + +\text +ホンジュがマガヒメを呼び止めようとする。 +\endtext + +\text +それを無視して、 +マガヒメは玉座の間を後にした。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_01.txt new file mode 100644 index 0000000..5588de4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_01.txt @@ -0,0 +1,230 @@ +\setgamedatatitle("首都ルクト=ルザリオ1") + +\text +――首都、ルクト=ルザリオに +色鮮やかな夕日が差し込む。 +\endtext + +\text +朱色に照り映える町並みは絵画のように +美しく、見るものの目を奪うだろう。 +\endtext + +\text +そんな街の一角が、王宮に向かって +黒く染まっていく。 +\endtext + +\text +耳をつんざくような咆哮とともに、 +地下から現れた魔物たちが王宮へと進軍を +開始したのだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ふん。ついに来たか」 +\endtext + +\text +遠くから響く魔物の咆哮に、 +ルドールは忌々しげにつぶやく。 +\endtext + +\text +レブレスク陥落から、このときまで +ルザリオも戦備は整えてある。 +\endtext + +\text +ルドールにとって、この一戦は命運を +かけた戦いだ。 +\endtext + +\text +負ければ地獄だが、 +勝てばその瞬間に文字通りすべてが +手に入る。 +\endtext + +\text("衛兵") +「報告! 魔王軍が王宮に向かって + 進軍を開始……防衛隊は壊滅状態です!」 +\endtext + +\text("老臣下") +「壊滅だと……バカな!」 +\endtext + +\text("衛兵") +「やつら、占拠した我が街の防衛隊をも + 取り込み、戦力を増強しています! + このまま王宮まで侵攻されては……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ティーリアを部屋に戻しておけ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「……は? しかし……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「地下牢にいては万が一もある。 + 私の側に置いておく方が安全だ」 +\endtext + +\text("ルドール") +(まだ、あの女には利用価値がある。 + 魔王に渡すわけにはいかん) +\endtext + +\text("衛兵") +「……了解しました」 +\endtext + +\text +そう容易いものではない、というのは +ルドールとて理解している。 +\endtext + +\text +だからこそ緊張もすれば、心も躍る。 +\endtext + +\text +感情への刺激は、生きている実感を +彼に与える。 +\endtext + +\text("ルドール") +(そうだとも……私は、愚民とは違う) +\endtext + +\text("ルドール") +「宮内の兵士に通達せよ。 + 魔王軍との戦闘に備えよ、と」 +\endtext + +\text("臣下") +「まさか、本当に迎え撃つつもりか……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「当然だ。私はこの国の王なのだぞ? + 国を、民を守るのは当然ではないか」 +\endtext + +\text("臣下") +「なにが国を守るだ、お前は……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「全て、私に預けるのだ。 + ルザリオの全てを私が背負おう」 +\endtext + +\text("老臣下") +「ルドール……?」 +\endtext + +\text("衛兵") +「まっ、魔王軍が……魔王軍が城門を + 突破しました! + 魔物が敷地内に侵入してきます!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ほう……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「魔王軍を迎撃せよ! + 今こそ、ルザリオの底力を見せるのだ!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「クク……来るがいい、魔王……! + そして私を愉しませろ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フハハハハハッ! + 引きこもりの時間は終わりだ! + やつらを引きずり出せ!」 +\endtext + +\text +力ずくで開け放たれた城門に、 +魔物たちが殺到する。 +\endtext + +\text +矢を放たれようが、魔法を受けようが +魔物たちの足は止まらず、 +その勢いは止まらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアを見つけたヤツには、 + 褒美をやるぞ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「うおおおおおっ!!」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなにティーリア様に + 会いたいんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。いい女だと聞いたからな」 +\endtext + +\text("エル") +「えっ……それって、もしかして + カイム様、ティーリア様のことが好……」 +\endtext + +\text("カイム") +「助け出したら、臣下の前で子宮の + 隅々まで犯しぬいてやるぞ。 + 待っているがいい……!」 +\endtext + +\text("エル") +「……………………助けを求める相手を + 間違えたかもです……」 +\endtext + +\text +野蛮な笑みを浮かべてみせるカイムに、 +今更ながら後悔するエル。 +\endtext + +\text +だが、この後のことを考えると +カイムがそうなるのは仕方のないことと +いえた。 +\endtext + +\text +女王を手に入れれば、 +野望がひとつ叶い、理想に一歩近づく。 +\endtext + +\text +彼の頭には、そもそも失敗するという考えは +端から無い。 +\endtext + +\text +この戦いは必ず勝利する。 +\endtext + +\text +魔王にとって、勝利とは当然のごとく +手にするものなのだ。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_02.txt new file mode 100644 index 0000000..fb0d28f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_02.txt @@ -0,0 +1,264 @@ +\setgamedatatitle("首都ルクト=ルザリオ2") + +\text("衛兵") +「ルドール様! 魔王が最上階に…… + このフロアに到達しました……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「そうか……ならば、あとは私に任せよ」 +\endtext + +\text("衛兵") +「しかし……!」 +\endtext + +\text("???") +「――退け」 +\endtext + +\text("衛兵") +「え……あぐっ!?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……来たか、魔王」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、来てやったぞ。 + ルドールとかいうのは、お前だな」 +\endtext + +\text +我が物顔で玉座に腰をおろしていた +ルドールを、カイムは一瞥した。 +\endtext + +\text("ルドール") +「いかにも。私こそが、ルザリオが真の王、 + ルドール=デン=カスケンである」 +\endtext + +\text("エル") +「なにが真の王ですか! + どいてください、そこは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の席だ。 + 老いぼれはさっさと隠居するんだな」 +\endtext + +\text("エル") +「違いますっ! ティーリア様のですっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どの道、俺のものになる」 +\endtext + +\text("エル") +「なりませんっ! + エルがそんなこと許しませんよ!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ふん。裏切っても、その威勢は + 相変わらずか」 +\endtext + +\text("エル") +「むむ、あなたに言われる筋合いなんて + ありません。先にティーリア様を + 裏切ったのはそっちです」 +\endtext + +\text("ルドール") +「降伏、などという民を裏切る道を + 取ったのだ。当然のことだろう」 +\endtext + +\text("エル") +「なにを勝手な……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、待て。 + お前はどうするつもりだ? + 降伏するか、あるいは……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「降伏など、ありえん」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ルザリオの全ての民と、誇りにかけて + 貴様をここで討ち倒す」 +\endtext + +\text("ルドール") +「それが、ルザリオの王としての責務だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まさか、この局面でそんな言葉を + 聞けるとは思わなかったぞ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふん。貴様には分かるまい……」 +\endtext + +\text +睥睨するルドールを、カイムは一瞥する。 +\endtext + +\text +部下の前だからそう言っているのか、 +本心を隠す理由が別にあるのか。 +\endtext + +\text +値踏みするようにカイムはルドールを +見据える。 +\endtext + +\text +なににしても、今あの男と戦っても、 +興が冷めるというものだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「違うでしょう?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……なに?」 +\endtext + +\text +そんなカイムの傍らで、 +ベアトリスが悪戯っぽく笑った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたが本当に欲しいものはなにかしら? + カイムの角? 私の角? + それとも……もっと別のものかしら?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「貴様……その角は……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ……ああ、違うわね。 + あなたは、なにもかも本当に心の底から + 欲しいとは思っていないもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほどな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「いったい、なにを言っているのだ、 + 貴様たちは」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですよ、エルにも分かるように + 説明してください!」 +\endtext + +\text +ベアトリスが、なぜそれに気がついたのかは +気になるものの、それは後だ。 +\endtext + +\text +推測どおりであれば、ルザリオの不可解な +宣戦布告やティーリア失墜も納得がいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前ほど長寿のブライトリーフであれば、 + 王座はさぞ、甘美に見えるだろうからな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「貴様、なにが言いたい……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よかったではないか。 + 失墜もまたひとつの経験…… + お前の乾きを潤してくれよう」 +\endtext + +\text("ルドール") +「っ……黙れ! 知った風な口を聞くな、 + ディアボリカが!」 +\endtext + +\text +――図星、か。 +\endtext + +\text +ルドールの怒号に、カイムは口の端を +吊り上げる。 +\endtext + +\text +嗜虐をたっぷりと含んだ、 +悪意に満ちた言葉がルドールに突き刺さる。 +\endtext + +\text("カイム") +「宣戦布告も、ミュージアムも根っこは + 同じものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦になれば退屈はまずせん…… + 蒐集すれば蒐集するほど、より + 欲しくなる」 +\endtext + +\text("ルドール") +「貴様っ……ええい、魔王を殺せ! + ヤツを即刻、黙らせろ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「強烈な刺激だっただろう? + 襲い来る倦怠すら、忘れるほどに」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様……もしかして、 + 迎えが……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何百年生きているかは知らんが、 + そろそろ限界だろう。 + 俺が、その退屈を終わらせてやるぞ!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「黙れと言った! + ルザリオの兵よ、その命を懸けて + あのディアボリカを殺すのだ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_03.txt new file mode 100644 index 0000000..8953559 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_03.txt @@ -0,0 +1,1069 @@ +\setgamedatatitle("首都ルクト=ルザリオ\n攻略後1") + +\text("エル") +「勝負アリですっ! + 終わりですよ、ルドール様!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぐぅっ……ふざけるな……この私が、 + 下等なディアボリカに負けるなど……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「あってはならん……こんなこと、 + あってはならんのだ!!」 +\endtext + +\text +怒号とともに、ルドールの足元に展開する +魔法陣。 +\endtext + +\text +周囲の兵たちが倒れてもなお、 +ルドールは諦めようとはしない。 +\endtext + +\text +諦めてはならない。 +今ここで、この座を手放しては全てが +この手から零れ落ちていく。 +\endtext + +\text +全てを失った先に待つのは、 +あの真っ暗闇だ。 +\endtext + +\text +そこにだけは、たどり着くわけには +いかなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「抵抗は無意味だ。 + お前では俺には勝てん」 +\endtext + +\text("ルドール") +「終わるものか……ようやく手に入れた + ものを、みすみす渡すものか!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「案外、女々しいのね。 + 潔く負けを認めたほうがいいんじゃない?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「黙れ! 貴様らは邪魔なのだ! + 消えうせろ、ティアボリカめ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様!」 +\endtext + +\text +魔法陣の光が収束する。 +まばゆいほどの光は、限界まで凝縮された +証だった。 +\endtext + +\text +一瞬後には炸裂し、カイムたちを +なぎ払うだろう。 +\endtext + +\text +――だが。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「抵抗するというのなら……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「な……っ!? + 私の魔法が……無効化される……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無効化ではない。 + 支配したのだ、貴様の魔力をな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なんだとッ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の魔力を俺のものとし、 + 根こそぎ奪い取る……それが俺の、 + 俺だけに許された力だ」 +\endtext + +\text +――魔力独占。 +他人の魔力すら、己のものとし、糧とする。 +\endtext + +\text +その力の前には、あらゆる魔法が無力と化す。 +たとえ、誰が相手であったとしても、だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「その魔法も、魔力も、この俺のものに + してやろう……!!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なっ……魔力が、抜けて……!」 +\endtext + +\text +魔力が身体から漏れ出て行く。 +\endtext + +\text +それはやがて血液どころか、 +身体の中身を全て吸い尽くされるような +苦痛となってルドールの身体を引き裂いた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぐおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「降参するのだな。 + 王にとって引き摺り下ろされるほど、 + 惨めな最期はないぞ、ルドール」 +\endtext + +\text +――惨めな最期。 +その言葉に、ルドールの頭にカッと血が昇る。 +\endtext + +\text +身体中を這いずり回る苦痛すら、 +吹き飛ぶ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「誰がっ……誰が、惨めな死など……! + 私は、凡百のブライトリーフとは + 違うのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ、立てるか……ならば……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なっ!?」 +\endtext + +\text +――逃げただと!? +\endtext + +\text("エル") +「逃がしません!」 +\endtext + +\text("カイム") +「待て、エル。 + お前はここに残ってティーリアを探せ」 +\endtext + +\text("エル") +「でも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「宮内に詳しいのはお前だけだろう。 + やつは俺が追う」 +\endtext + +\text("エル") +「むぅ……分かりました。 + それじゃあ行ってきます」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あいつには借りがあるし、 + 私はカイムについていくわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。リズベル、後は任せる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりました」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……それが、いつからなのかルドール自身も +覚えてはいない。 +\endtext + +\text +眠りにつけば、必ずその夢を見る。 +\endtext + +\text +明かりのない真っ暗闇の中、 +一歩たりとも動くことができない。 +\endtext + +\text +その闇は、指先からじわじわと +ルドールを多い尽くしていく。 +\endtext + +\text +苦痛はない。 +\endtext + +\text +ただ気だるく、身体が重くなる。 +思考する気力も失せ、感情も沸き起こらない。 +\endtext + +\text +闇が全身を覆ったが最後、 +水底に落ちるように、静かに意識が遠のき、 +目が覚める。 +\endtext + +\text +だが、そんな夢も仕事をしていれば、 +その瞬間だけは忘れることができた。 +\endtext + +\text +王の仕事は全て、ルドールがこなしている。 +\endtext + +\text +――であれば、自身が王になったとしたら? +\endtext + +\text +王からの借り物ではなく、その政務も、 +権力も、この手にあったとしたら? +\endtext + +\text +始まりは、そんな些細な想像からだった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「おのれ……よくも、よくも……!」 +\endtext + +\text +魔力を奪われ、鉛のように重い身体に +鞭をうち、ルドールは王宮から逃げる。 +\endtext + +\text +あのまま戦っても、魔王に勝つことが +出来ないのは理解している。 +\endtext + +\text("ルドール") +(……今は逃げるしかない……! + まだチャンスはある……ルザリオを、 + この手に取り戻すチャンスは……) +\endtext + +\text("ルドール") +(クク……そうだ、私にはまだ + やることがある……! + まだ、私の心は欲に飢えている……!) +\endtext + +\text +だから、まだ大丈夫だとルドールは森を走る。 +\endtext + +\text +他のブライトリーフのような、 +無様な結末にはならない。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ッ……!?」 +\endtext + +\text +ルドールの足が、止まる。 +\endtext + +\text +たどり着いた先。 +そこは、森の外ではなかった。 +\endtext + +\text +……大空洞。 +アルダ大森林の一角に開いた、 +底なしの大穴。 +\endtext + +\text +老い、疲れ果てたブライトリーフが +身を投げる、最果ての場所。 +\endtext + +\text("ルドール") +「あ……う……」 +\endtext + +\text +ルドールが、もっとも忌避してきた +ものが目の前にある。 +\endtext + +\text +自身を覆いつくした真っ暗闇にも似たもの。 +否、まさしくそのものだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら……やっぱり、カイムの言う通り + 限界だったのね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「逃げ出した先はその穴か。 + 結局、貴様も他の老いぼれどもと + 同じというわけだ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「違う……私は……私には欲がある! + 生への執着も、望みもある!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ミュージアムも、ティーリアを + 引き摺り下ろしたのも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「真っ当なブライトリーフでは + 手を出すようなものではないな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ッ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「刺激を欲したのだろう? + それも、過剰なほど強いものを」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺も蒐集が趣味だからな。 + わからんでもない」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぐ……う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういったものを求める理由も、 + あらかた想像がつく」 +\endtext + +\text("ルドール") +「黙れ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「特にお前の場合は哀れだ。 + なにせ……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「黙れぇぇぇぇ!」 +\endtext + +\text +これ以上、言葉を聞いてはならない……! +\endtext + +\text +巨大な不安がルドールの焦燥を煽り、 +ナイフを抜かせる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぬおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「長く生きたが故の生への倦怠…… + そこからの逃避なのだからな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「死ね、ディアボリカぁぁぁぁ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「死ぬのはあなただけどね」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ぐあぁっ!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まったく……さっさと諦めて、 + 穴に落ちてくれればよかったのに」 +\endtext + +\text +ルドールを斬りつけた身の丈もある大鎌を、 +軽々と振り回し、ベアトリスはため息を吐く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私を閉じ込めていた借りはそれで + チャラにしてあげるわ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「あ……ぐふっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……言っただろう。 + 貴様は、そこに落ちていった阿呆どもと + 同類だと」 +\endtext + +\text +――ルドールはやがて気がついた。 +\endtext + +\text +自身が王になるという想像は、 +同時にそうなりたいという欲望なのだと。 +\endtext + +\text +欲望があれば、闇を忘れられる。 +忘れられるほどの欲望を手にしたい。 +\endtext + +\text +でなければあの真っ暗闇が―― +生への倦怠に蝕まれてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんな場所に何百年も引きこもっていれば + 刺激がなくなって当然だ。 + 緩慢な日々に嫌気が差すのも道理だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようは逃げた先が、欲か穴かの違いだ。 + 逃避のために欲に走るなど、 + 愚の骨頂だな」 +\endtext + +\text("ルドール") +「うぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様は、王の器ではない。 + この国も、ティーリアも俺がもらう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「とどめ、刺さないのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「放っておいてもその傷では + 助からん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ところで、姉さんはなぜ + ルドールに“迎え”が来ていることが + 分かったんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「角だったけど、もう何十年もの + 付き合いなのよ? + それくらい、気がつくわ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「………………」 +\endtext + +\text +必死になって真っ暗闇から逃げてきた。 +だが、それも無意味に終わる。 +\endtext + +\text +身体が重く、斬られた痛みさえも感じない。 +\endtext + +\text +魔力が使えれば、 +傷も癒すことが出来るだろう。 +\endtext + +\text +だが、これ以上生き延びたところで +何になるというのか。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……まだ立ち上がるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや」 +\endtext + +\text +もはや生気すら感じられない、 +昏く沈んだルドールの瞳にカイムは +哀れみすら覚えた。 +\endtext + +\text +遷化の儀で、穴に落ちていった +老ブライトリーフたちと同じ表情を +していたからだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「どうせ……貴様も、無意味に終わる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「聞くだけ無駄か。 + 行くぞ、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ええ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「この地の全てが…… + まもなく、無に還るのだから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ッ……!?」 +\endtext + +\text +ルドールの言葉に、ベアトリスは慌てて +振り返る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text +だが、そこにルドールはもういなかった。 +\endtext + +\text +あの老ブライトリーフたちのように、 +大空洞に身を投じたのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……なんでもないわ。 + 早く、リズのところに戻りましょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……?」 +\endtext + +\text +ベアトリスはカイムの腕を引いて、 +歩いていく。 +\endtext + +\text +その柔らかな笑みに、カイムはかすかな +違和感を覚えるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……ほほう……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「………………」 +\endtext + +\text +カイムが玉座の間に戻ったとき、 +ティーリアはエルの手によって、 +すでに解放されたあとだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よくやった、エルよ。 + しかし、噂どおりではないか! + すばらしい女だな!」 +\endtext + +\text("エル") +「ダメですよ、ティーリア様をそんな目で + 見るのは。ほら、怯えていらっしゃる + じゃないですか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え、あ……そういうわけでは……」 +\endtext + +\text +確かに、彼女自身の言葉通り +怯えた様子は見られない。 +\endtext + +\text +かといって、感謝しているようにも +見えない。 +\endtext + +\text +肩を落とし、視線を落とす弱々しい姿は +むしろ気を落としているようにも見える。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、アグリたちはどうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「皆、事後処理でここには来られません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅ……つまらんな」 +\endtext + +\text +玉座にいるのは、リズベル、ティーリア、 +エル……それに臣下と兵が数名だ。 +\endtext + +\text +ギャラリーとしては、 +あまりに少ない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、エル? 本当にこの方が?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい。魔王様ですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。お初にお目にかかる。 + 会いたかったぞ、ティーリアよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、は、はい……」 +\endtext + +\text +にやりと笑ってみせると、 +ティーリアはビクっと肩を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう怯えるな。取って食うが、 + 殺したりはせん」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う……」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様っ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まさか、本気でここでする気ですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だ。 + ルドールから救ってやったのだぞ? + 相応の謝礼はあってしかるべきだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「分かっています……。 + 助けていただいたのは事実ですから、 + どんなことでもするつもりです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……どんなことでも、か?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。あなたが望むのであれば…… + 私の、その……命であろうと――」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。では、お前の操を俺に捧げるのだ。 + 今、ここでな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……はい?」 +\endtext + +\text("老臣下") +「な……」 +\endtext + +\text("臣下") +「…………」 +\endtext + +\text("衛兵") +「あいつ、なにを……」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ兵") +「……本気でやるのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのようで……。 + もう突っ込みたくありません」 +\endtext + +\text("エル") +「なななっ、なにを言ってるんですかー! + そんなのダメに決まってますー!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、玉座の間がにわかに +騒がしくなる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、それはつまり……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのままの意味だ。 + 手始めにここで初夜と譲位を + 済ませるとしよう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なっ……なにを言ってるのですか!? + 私はそんなつもりで言ったわけでは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。なら、この国は必要ないな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……!?」 +\endtext + +\text +一瞬にしてその場が凍りつく。 +\endtext + +\text +殺気など必要ない。 +勝者は魔王軍だ。 +\endtext + +\text +この国の行く末は、 +カイムの言葉ひとつで決まる。 +\endtext + +\text +本人にその気はなくとも、 +敗者からすればその言葉は +恐ろしいものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……あの臣下どもも必要あるまい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ま、待って!」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("エル") +「なんで、そんなこと言うんですか……! + 助けるって……ティーリア様を助けるって、 + 約束したのに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「助けただろう。 + その後のことまでは約束してない」 +\endtext + +\text("エル") +「ぬぐっ……! + そんなの屁理屈です! + 魔王のくせにずっこいですよ!」 +\endtext + +\text +――そんな中、唯一カイムの本心を +理解しているであろうリズベルが動いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……エルさんはこちらに」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぇっ!? 放してください! + リズベルさんっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、どこに行く気だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだ仕事が残ってますので。 + それにカイム様と違って男性の腰を振る + 姿なんて見たくありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなもん俺だって見たくない。 + それよりエルは置いておけ。 + その方が盛り上がる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「射抜かれたいのなら構いませんが。 + 魔王軍は私についてきてください。 + ほら、エルさんもいきますよ」 +\endtext + +\text("エル") +「リズベルさん、放してっ! + ティーリア様が、ティーリア様ぁっ!」 +\endtext + +\text +再び、静まり返る玉座の間。 +\endtext + +\text +残されたカイムは実に残念そうに、 +ため息をこぼした。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まったく。 + これだから理解のないやつは」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあいい。 + ティーリアよ、さっきの言葉に + 二言はないな?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それは……」 +\endtext + +\text("老臣下") +「なりませぬ、ティーリア様! + 我らは誇り高きブライトリーフ…… + ディアボリカなどに……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……敗者が勝者に逆らうとはな。 + この国の命運は俺が握っているのだぞ?」 +\endtext + +\text("老臣下") +「貴様に従うぐらいであれば……誇りを + 汚すのなら我らも民も死を選ぶ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……それは面白い。 + ならば――」 +\endtext + +\text +カイムは口の端を吊り上げる。 +底意地の悪い笑みを浮かべながら、 +ティーリアを引き寄せる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あうっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「直接、女王陛下に聞くとしよう。 + 貴様と同じ考えかどうかをな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「痛っ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ひとまず、こいつに奉仕して貰おう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text +足から力が抜けた――そう思ったときには、 +ティーリアはその場に跪いていた。 +\endtext + +\text +いったいなにが起きたのか分からず、 +恐る恐るカイムを見上げてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「足の魔力を少し抜いてやっただけだ。 + 魔力独占の応用でな……それで、 + しばらくは立てまい」 +\endtext + +\text("カイム") +「驚いている暇はないぞ? + 次はこれだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ……!」 +\endtext + +\text +目の前で、ビンっとそそり立つ +カイムの肉の棒。 +\endtext + +\text +身体が思うように動けないのもあって、 +嫌悪だけでなく、恐怖まで湧き上がってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「まずはその口で、俺を悦ばせろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「くち……?」 +\endtext + +\text +――いったい、なにを言っているのだろう? +\endtext + +\text +本当にその言葉の意味が分からない。 +\endtext + +\text +だが、次の瞬間。 +それを身を以って知ることになった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_04.txt new file mode 100644 index 0000000..609ca04 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_04.txt @@ -0,0 +1,3342 @@ +\setgamedatatitle("首都ルクト=ルザリオ\n攻略後2") + +\text("ティーリア") +「むぐぅぅぅぅぅ……!?」 +\endtext + +\text +カイムはなんの断りもなく、 +屹立した肉棒をティーリアの口内に +ねじ込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「おおっ、これはなかなか……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ふ……んぅぅっ!? + んふぁっ、いやっ……そんなもの、 + 口の中に入れないで……!」 +\endtext + +\text +男性器を口にふくむという行為は、 +ティーリアにとってはあり得ないことだった。 +\endtext + +\text +そんな汚いものをくわえ込むなど、 +出来るはずもない。 +\endtext + +\text +そこにどのような意図があるかすら、 +彼女には理解できなかった。 +\endtext + +\text +そのあまりの嫌悪感に、 +ティーリアはどうにかカイムから +離れようとする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なんで、こんなこと……こんなことに + なんの意味が――んむぅぅぅぅっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いいから黙ってしゃぶれ。 + これも俺の女になるためには必要な + ことなのだ」 +\endtext + +\text +再び喉の奥まで、カイムの肉棒が +なんの遠慮もなしに突きこまれる。 +\endtext + +\text +唾液で濡れた舌と、粘膜が肉棒に +ねっとり絡み付いてきて、 +カイムは思わず吐息をこぼした。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふぅ……ブライトリーフの口は + なかなかの名器だな。 + 唾液も、舌も、実にいい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐぅっ、んぅっ……はなひへ…… + これ以外ならなんでも、しますから…… + んぐぅぅ……!」 +\endtext + +\text +だが、ティーリアはそうはいかなかった。 +\endtext + +\text +突然のことに混乱して、 +味やニオイを気にする余裕すらない。 +\endtext + +\text +口内を性器が満たしているという嫌悪感から、 +カイムを拒むことに必死だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「離していいとはいっていないぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぁ……むぐっ、ふ…… + くるひ……息、れひな、ひ……」 +\endtext + +\text +初めての経験であろうことは、 +今の彼女を見れば一目瞭然だった。 +\endtext + +\text +苦悶と嫌悪に表情を歪ませるティーリアの +様子はカイムの嗜虐心を煽るには充分だった。 +\endtext + +\text +その興奮は、肉棒をより硬く、太くする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐぅ……ひゃめぇ…… + ふとく、んぐっ……しないれ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺に言うな。これはいわば生理現象。 + こうなってしまうのは、いやらしいお前の + 責任だ」 +\endtext + +\text +カイムは抗うティーリアの頭を +両手で押さえつける。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせ、今のお前は動けんからな。 + 逃げることも出来んと思うが……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん……ふ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今は抵抗せんほうがいいぞ? + 窒息しても責任は取れんからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんな余裕があれば…… + の話だがな」 +\endtext + +\text +カイムは底意地の悪い笑みを浮かべると、 +おもむろに腰を前後にゆすり始めた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んうっ!? ふぐっ、ジュルッ、 + んんっ、チュパッ、ふっ、んふぅぅっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が唾液で濡れる舌や粘膜を擦りあげて、 +口の中をかき回していく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(嫌っ、口のなかで……ぬるぬる動いて、 + 気持ち悪い……!) +\endtext + +\text +そのカイムの動きから逃げようにも、 +頭をがっちり掴まれていては +どうすることもできない。 +\endtext + +\text +激しくはないものの、口の中を好き勝手に +されることには悪寒すら覚える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んひゃっ、はむっ、んぐぅっ…… + ひゃめて、おねが……ンジュッ、ジュポッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、どんなことでもすると、 + 言ったではないか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「れもっ、んっ、ふぐっ…… + ひょんな、ことっ……んんんっ!」 +\endtext + +\text +確かにそう言った。カイムが望むのであれば、 +どんなことでもする。 +\endtext + +\text +自身を求めるというのであれば、 +それにだって応えよう。 +\endtext + +\text +だが……。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「おねがっ、むぐっ……ジュルッ、 + ひもひわるい、んんっ、でひゅぅっ…… + ジュルッ、んぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……フェラをするのは初めてか。 + なら、心配するな。 + いずれ、お前から求めるようになる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(私からこれを求めるなんて、 + そんなのあり得ない……っ!) +\endtext + +\text +今ですら、吐き気を堪えるのに必死なのだ。 +ティーリアにとって、カイムの言葉は +なにひとつ理解できない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それに王への奉仕は妻妾として、 + 当然のこと。しっかりと味わえ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぶぅぅっ、ンッ、ふぐっ、んんんっ!?」 +\endtext + +\text +カイムは言葉を切ると、 +ティーリアの喉の奥までゆっくりと肉棒を +押し込んでいく。 +\endtext + +\text +その分すぼまっていく口内はきつく、 +カイムの肉棒を締め付けていく。 +\endtext + +\text +嚥下しようと喉がコクコクと動くたびに、 +亀頭にうずくような刺激が走った。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「おぐっ、ん゛っ、ふ……んぐっ、 + ジュルぅぅぅッ、んふぅっ……」 +\endtext + +\text +――にゅるぅぅぅぅ、ごりゅっ +\endtext + +\text("ティーリア") +「んーっ、うっ、んぐぅぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text +肉棒が引き抜かれたかと思うと、再び喉の奥 +まで挿入される。 +\endtext + +\text +その苦痛はティーリアを不自由にさせ、 +思考を寸断する。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(苦しいっ……息がっ、できな……) +\endtext + +\text +こんなこと、もうしたくない。 +早く、終わってしまえばいい。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぐぅっ、んっ、んん……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(そうよ、いつもと……同じ…… + なにも、考えなければ……気がついた時に + 終わっているわ……) +\endtext + +\text +国政がそうであったように。 +全て、カイムに任せておけば―― +\endtext + +\text +この苦しみも、すぐに終わるはずだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぅっ、ジュルルルッ、んぅっ、 + ふぅぅ……」 +\endtext + +\text("カイム") +(む……?) +\endtext + +\text +さっきまで抵抗していたティーリアが、 +たちまちおとなしくなる。 +\endtext + +\text +苦痛に耐えているようだが、 +それとは別にどことなく上の空のようにも +見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +(……ふふ。なにも考えず、感じぬように + 思考を停止したか。 + だがな、そんなつまらんことは許さん) +\endtext + +\text("カイム") +「いいのか? + 臣下の前で、そんなに美味そうに + チ●ポをしゃぶって」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅ……?」 +\endtext + +\text +――臣下。 +\endtext + +\text +その言葉に停止していた思考が、 +再び動き始める。 +\endtext + +\text +今まで、カイムのことだけで +いっぱいいっぱいだったティーリアは、 +その存在を完全に失念していた。 +\endtext + +\text("臣下") +「ティーリア様……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んあ……」 +\endtext + +\text +視線を感じ、その声を聞いた瞬間、 +ティーリアの背筋をなにかが駆け上がった。 +\endtext + +\text +ティーリアの頬に一瞬、赤みが差す。 +それをみとめるとカイムは腰の動きを止めた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……やつらからしてみれば、 + お前が俺を受け入れたように見えても、 + 仕方ないな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今のお前を見て、あいつらはなにを + 思うだろうな?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ジュルっ……んふぁ……」 +\endtext + +\text +駆け上がったなにかは、 +ティーリアの羞恥心を強く掻き立てた。 +\endtext + +\text +失望や、悔しさに染まった臣下たちの +視線が彼女の身体を突き刺していく。 +\endtext + +\text +それだけではない。 +彼女の目には、しっかりと映っていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(あ……みんな、魔王と同じ……? + あそこが、膨らんで……) +\endtext + +\text("ティーリア") +「ン……んん……!」 +\endtext + +\text +ブルっと、ティーリアは身震いする。 +\endtext + +\text +悪寒や恐怖などではなく。 +身体の芯まで熱くするほど強い、 +羞恥心によって。 +\endtext + +\text +それは同時に、これ以上続けては +ならないという警告にも感じた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ふぁっ……だめっ、 + もう、これ以上は……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「よいではないか。 + もっと、あいつらに見せてやれ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「むぐぅぅぅっ!?  + ジュルッ、おぐっ、んむぅぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text +――にゅるっ、ずちゅっ、にぢゅっ! +\endtext + +\text +カイムは逃げようとするティーリアを掴み、 +激しく腰を動かし始めた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「やめっ、ングッ、うっ、ジュルッ、 + はげひっ、んっ、ジュルルッ!」 +\endtext + +\text +口内粘膜を引っ掻き回すように、 +カイムは激しく肉棒を抽送していく。 +\endtext + +\text +ざらつく舌が裏筋をこそぎ上げ、 +粘膜と喉奥が、コクコクと亀頭を +強くしごきあげてくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぶぅっ、ズジュルルっ、おぐっ、 + ん゛っ、ジュッ、んぐぅっ!?」 +\endtext + +\text +口内を熱く、硬い肉棒が蹂躙している。 +喉の奥まで突き上げられると、 +ティーリアの頭は真っ白になった。 +\endtext + +\text +強制的に、思考することも呼吸することも +奪われてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ジュポッ、ジュルッ、んぐっ、 + ふ……んふぅっ、う゛っ、ンンンッ!」 +\endtext + +\text +羞恥心や、嫌悪感までグチャグチャに +回されているようだった。 +\endtext + +\text +ぽろぽろと零れ落ちる涙の意味さえ、 +今のティーリアには判断がつかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「くはははっ。いいぞ……涙を流すお前も + また美しい。犯しがいがあるというものだ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ふ……たひゅけ、て…… + むぐっ、ジュルっ、たひゅけ…… + うむっ、ふぐっ、ジュルルッ」 +\endtext + +\text +懇願するティーリアの言葉も表情も、 +カイムの興奮を煽る。 +\endtext + +\text +下腹部で疼きだす精に、 +腰の動きを一層激しくしようとした +そのときだった。 +\endtext + +\text("衛兵") +「も、もう止めろ! + それ以上ティーリア様を穢すな!」 +\endtext + +\text +ひとりの衛兵が、震える手で +弓をカイムに向けていた。 +\endtext + +\text +怒りと悔しさで表情をゆがめる男の様子に、 +カイムはさらに口の端がつりあがる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺にそれを向けるのはお前の自由だが、 + その分ティーリアが苦しむことに + なるぞ?」 +\endtext + +\text +――ぐりゅうっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんんっ!? おぐっ……ふっ、 + んふぅぅ……!?」 +\endtext + +\text +カイムは意地の悪い笑みを浮かべたまま、 +肉棒をティーリアの喉の奥までねじ込む。 +\endtext + +\text +とたん、ティーリアから苦悶の声があがり、 +ビクンっと肩を大きく痙攣させた。 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、苦痛で歪むティーリアの + 顔が見たいのか?」 +\endtext + +\text +――ごりゅっ、にゅりゅっ、ぐりゅっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん゛っ、んんっ、ふぅぅ……!」 +\endtext + +\text("衛兵") +「うっ……」 +\endtext + +\text +衛兵の腕が、力なく下りていく。 +その様子を嬉しそうに眺めながら、 +カイムは絶頂に向けて律動を再開する。 +\endtext + +\text +――にゅるっ、ぐちゅっ、ずりゅっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふうっ、ジュルルッ、んぐっ、 + ふ……ジュポッ、ん゛うっ、むぐぅっ」 +\endtext + +\text +もはや抵抗する力もないティーリアは、 +カイムにされるがままだった。 +\endtext + +\text +頭は真っ白でなにも考えられなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「よかったな。ああやって怒るということは、 + お前を女として見ている証拠だ。 + 女王としてではなく、な」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(女……? 女王じゃ、なくて……?) +\endtext + +\text("カイム") +「口をすぼめろ。 + お前が俺の精液を飲み干す姿を、 + しっかり見せ付けてやれ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっ、ふぐっ、ジュルッ……せい、 + えひ……?」 +\endtext + +\text +その言葉をティーリアが理解するより早く、 +カイムはラストスパートをかけた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んひゅうっ、んぐっ、ジュルッ、 + んうぅぅぅっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアを気にも留めず、 +カイムは激しく肉棒を抽送する。 +\endtext + +\text +粘膜に擦れるたびに、肉棒が熱く焼ける +ような感覚と快感が背筋を駆け上がってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいか? 一滴残らず飲み干せ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんっ、んぐっ、うっ、むぐぅっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(性器が、熱くなって……だめぇっ、 + 舌がしびれてっ、喉が……もう、 + やめてぇっ……) +\endtext + +\text +雁首で粘膜が擦られると、 +ティーリアの頭は真っ白になっていく。 +\endtext + +\text +激しさを増す肉棒の蹂躙を堪えるように、 +ぎゅっとドレスの裾を掴む。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクぞ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅぅーーっ、んむっ、んぅぅぅっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(ひっ、あっ……口のなかで、 + 膨らんで……!) +\endtext + +\text +下腹部からゾワッ、と快感が駆け上がる。 +\endtext + +\text +それと同時に、カイムは肉棒をティーリアの +喉奥まで押し込んだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ、おっ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぅぅぅぅぅっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐぅぅぅっ、んんっ!? + んんんーーーーっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるるるっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +(あぁっ……熱いのが、出てるっ…… + 口の中に、いっぱい出てっ…… + あっ、あぁ……) +\endtext + +\text +鈴口からほとばしる精液が、 +ティーリアの口内を満たしていく。 +\endtext + +\text +口の端からあふれ、さらには否応なく +飲み下さねばならないほどの量に +ティーリアは目を瞬く。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ、出るぞ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅぅ……んぅぅぅぅぅっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるるっ!! +\endtext + +\text +カイムは湧き上がってくる快楽に任せて、 +ティーリアの喉奥に肉棒を押し付けながら、 +何度となく射精する。 +\endtext + +\text +肉棒の先端が喉奥を突き上げ、 +精液がほとばしるたびにティーリアは +身体をビクン、と痙攣させて堪えた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ごくっ……んふっ…… + ふーっ、んふぅっ……ゴクッ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(なに、これ……これが、精液……? + 熱くて……すごいニオイ…… + 頭がくらくらする……) +\endtext + +\text +鼻腔の奥を、濃厚な牡のニオイが +ツンと刺激する。 +\endtext + +\text +それまで、それを気にする余裕がなかった +からか……そのニオイはなおのこと、 +強烈に感じられた。 +\endtext + +\text +下腹部がうずき、背筋をなにかが +這い上がってくる感覚に +ティーリアは身震いしてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅ……んん……」 +\endtext + +\text +身体に力が入らず、肉棒を咥えたまま +呆然とするティーリア。 +\endtext + +\text +疲労と、ようやく終わった解放感に +完全に気を抜いていた。 +\endtext + +\text +そんなティーリアに、 +カイムはにやりと笑いかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まだまだ、これからだぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん……ふぇ……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(もう、終わったんじゃ……) +\endtext + +\text("カイム") +「俺の魔力独占はな、 + こんな使い方もできる」 +\endtext + +\text +カイムは、自身の肉棒に意識を集中し、 +魔力を注ぎ込んだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんんんっ……!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(嘘っ……まだ、大きくなるの……!?) +\endtext + +\text +口内粘膜を押しのけるような勢いで、 +血管を浮き上がらせて肥大する肉棒。 +\endtext + +\text +ギチギチと、口内を押し広げてくる巨根に +ティーリアは目を見開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「ただ巨大化したわけではないぞ? + お前が悦ぶように、少しばかり + 細工もしてある」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅ……ん……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その苦痛も、すぐに快感に変わるぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(そんなこと、あるはずがないです…… + こんなこと、苦しいだけ…… + 早く、終わってほしいのに……!) +\endtext + +\text +そんなティーリアの思いに +気がつくはずがなく。 +\endtext + +\text +カイムは再び、腰を前後に振って +彼女の口内を蹂躙し始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「おぐぅっ、んぐっ、ンッ、 + ジュポっ、チュッ、んんんっ!?」 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ぢゅぷっ、にちゅっ!! +\endtext + +\text +カイムは最初から加減なしで、 +肉棒を彼女の喉奥に突き入れた。 +\endtext + +\text +出っ張った雁が粘膜を擦り上げ、 +喉奥を突端が刺激する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、いいぞティーリア。 + お前の口マ●コは最高だな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ジュポッ、んぶぅっ、息がっ……ングッ、 + んんっ、ジュポッ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぐっ、ん゛ぅっ……ひぬぅっ、 + ジュポっ、むぐっ、死んひゃ、 + うむぅっ、ムグッ!」 +\endtext + +\text +肥大した肉棒は奥に押し込む必要が +ないくらい長く太い。 +\endtext + +\text +口内どころか喉の奥にある +気道まで塞いでくる。 +\endtext + +\text +最初から加減のない律動というのもあって、 +その息苦しさは、今までの比ではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……それほどまでに苦しいなら、 + 口をすぼめてしゃぶってみろ」 +\endtext + +\text +カイムは臣下には聞こえないように、 +ティーリアに囁きかけ、腰の動きを止める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が協力してくれれば、 + 少しは早く済むだろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(早く、終わるの……?) +\endtext + +\text +それならば……とティーリアは、 +恐る恐るカイムの肉棒を喉奥まで +呑み込んでいく。 +\endtext + +\text +彼女自身が、肉棒を呑み込んでいく姿が +彼らにどう映るのか……それを考えもせず。 +\endtext + +\text +――にゅるぅぅぅぅっ +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん、むぅぅぅぅ……」 +\endtext + +\text("臣下達") +「ティーリア様……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(さっきと、同じように……) +\endtext + +\text +口を犯されていた時のように、 +根元まで呑みこんだ肉棒からゆっくり +離れていく。 +\endtext + +\text +その動きに合わせるように、肉棒の尿道に +残っていた精液もピュピュッと +出てくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅぅぅっ……ヂュルゥゥゥッ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(まだ、精が残って……全部、 + 吸い出さないと……) +\endtext + +\text("ティーリア") +「チュルッ、こくっ……んふぅっ、 + チュウゥゥッ……んむぅっ、ジュポッ」 +\endtext + +\text +肉棒全体を包み込みしごいてくる +肉ヒダのねっとりした動きと、 +尿道を責める鋭い刺激がカイムを襲う。 +\endtext + +\text +ゾワッと背筋を突き抜ける快感に、 +カイムもうめきがこぼれそうになる。 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……いいぞ、ティーリア。 + 初めてにしては上出来だ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はひゅ……んぐっ、レルッ、ジュルッ…… + はやひゅ……らひて……ジュルゥッ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(早く、終わらせないと……身体が熱くて、 + どうにかなってしまいそう……) +\endtext + +\text +粘つく先走りと、濃厚な精液を喉に +通してから身体がやけに熱い。 +\endtext + +\text +頭がぼうっとして、思考が鈍ってきている +ことが、ティーリア自身にも分かっていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、ジュルゥッ、んふぅっ…… + むぐっ、んちゅっ、ヂュルッ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ジュルッ、んむっ、んっ、ふぐっ…… + ヂュルルル、チュルゥッ!」 +\endtext + +\text +ニュルっと粘膜を擦りあげて、 +ゴツゴツと喉の最奥が突き上げられる。 +\endtext + +\text +ただただ、早く終わってほしいと +カイムの肉棒に舌を這わせてしゃぶりつき、 +喉の奥まで呑み込んでいく。 +\endtext + +\text +にじみ出る先走りも、残っていた精液の +残り滓も絶えず飲み干す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(なに……すごい、ゾクゾクして…… + とまらない……) +\endtext + +\text +苦痛はなく、むしろ頭がぼうっとするほどの +心地よささえ感じてしまう。 +\endtext + +\text +背筋が這い上がってくるその快感に、 +ティーリアの肌は汗ばみ、朱色が刺してくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「チュルッ、んふぅっ、んふぁっ、 + はふ……んむっ、チュルッ、んぅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +(効いてきたようだな) +\endtext + +\text +陶酔して、肉棒に奉仕するティーリアに +カイムは口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text +カイムが自身に施した精力強化には、 +ちょっとしたオマケもついている。 +\endtext + +\text +カイムの体液を摂取したものを、 +強制的に発情させる……催淫効果だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のチ●ポをしゃぶって興奮している + ようだな……ドレス越しに乳首が + 勃っているのがわかるぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐ、ふ……こうひゅんなんへ…… + ジュルッ、チュルッ、しへないれひゅ…… + んぐっ、ヂュルゥッ」 +\endtext + +\text +あくまで催淫……感度上昇の効果こそない +ものの、ティーリアにはそれだけで充分だ。 +\endtext + +\text +肉棒を根元まで呑み込み、 +恍惚としているティーリアを見ていれば、 +それくらいはわかる。 +\endtext + +\text +だが、臣下たちは違う。 +\endtext + +\text("カイム") +「……やつらはそう思っては + くれんだろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王に犯されているのにも関わらず、 + 欲情している淫乱女王にしか + 見えんぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅっ、んふぁっ、はあっ…… + 私は、欲情なんて……」 +\endtext + +\text +カイムはティーリアが否定の言葉を +発せぬように、彼女の動きに合わせて +腰を動かし始める。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんーっ! んぐっ、ジュルッ、 + ジュポッ、んぐぅぅっ!?」 +\endtext + +\text +ビクビクッ、とティーリアの身体が震える。 +\endtext + +\text +カイムの肉棒がほんの少し動いただけで、 +頭が真っ白になる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(欲情なんて……私、興奮なんて + していない……のに……) +\endtext + +\text +臣下たちのさまざまな視線と、 +目が合うティーリア。 +\endtext + +\text +悔しげに目を伏せる者もいれば、 +落胆している者、軽蔑の視線を向ける者も +いる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(どうして、そんな目で見るの……? + それじゃあ、本当に私がこんなことで + 悦んでいるみたいで……) +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、その言葉が本当なのか + 試してみようではないか」 +\endtext + +\text +添えられていただけだったカイムの手が、 +ティーリアの頭をガシッとつかむ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んん……!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(……嫌ッ……苦しいのは、いやぁっ……) +\endtext + +\text +その瞬間、ぞくりとティーリアの背筋に +快感がかけあがった。 +\endtext + +\text +また、口内を滅茶苦茶に犯されてしまう。 +そう思った瞬間、身体から力が抜けていく。 +\endtext + +\text +――にゅるっ、ちゅぐっ、にゅぐっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「おぐぅっ、ンッ、ジュルゥッ、 + ふぐっ、うっ、んうぅぅぅッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いい表情だ。 + もっと苦悦に歪む表情を見せてみろ」 +\endtext + +\text +肉棒が乱暴に、ティーリアの口内粘膜を +犯していく。 +\endtext + +\text +呼吸もままならないほどの勢いは、 +苦痛しかないはずだが…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「んむぅっ♪ んぐっ、ふ……ジュルゥッ、 + チュッ、んっ、ヂュルルッ……♪」 +\endtext + +\text +肉棒が口内で少し擦れるだけでも、 +頭がぼうっとしてしまい、思考が定まらない。 +\endtext + +\text +最初のときとはまるで違う感覚に、 +ティーリアは快感すら覚えてしまう。 +\endtext + +\text("臣下") +「ティーリア様……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐっ、むぐっ、ジュルゥッ、ふ…… + あふ、んむっ、んぶぅっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、臣下の声すら届かんほど + こいつに夢中なようだな……!」 +\endtext + +\text +抵抗する気配も見せないティーリアに、 +カイムの腰の律動は激しさを増していく。 +\endtext + +\text +熱くとろけた口内がちゅうっと、 +肉棒を吸いついてくる。 +\endtext + +\text +腰をひけば尿道が吸い上げられ、 +突けば舌と粘膜が肉棒をしごき上げてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうだ? + 口を犯されるのも、 + なかなか気持ちいいだろう?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(きもち、いい……? + この感覚が……気持ちいい、の……?) +\endtext + +\text("ティーリア") +(体中ビリビリして、頭がぼうっとして…… + 嫌なのに……嫌じゃ、ない……) +\endtext + +\text("ティーリア") +「ジュルゥッ、んぐっ、ジュポッ、 + ふぐっ、ン゛ぅっ、ジュルルッ!!」 +\endtext + +\text +吸い上げが一層強くなった途端、 +下腹部から込みあがってくる熱さに +カイムは背筋を震わせる。 +\endtext + +\text +その強烈な吸い上げも、 +見上げてくる陶酔した表情も、 +カイムの獣欲を煽るには十分すぎた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。口マ●コを犯されて、 + 感じるなど、実に俺の女として相応しい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(くちマ●コ……犯されて、 + 私、気持ちよくなってるなんて…… + そんなの……) +\endtext + +\text("ティーリア") +「ジュルルルッ、ジュポッ、んぅっ、 + ングッ、うっ、んふぅぅっ♪」 +\endtext + +\text +――ずにゅっ、ちゅぐっ、にちゅっ!! +\endtext + +\text +駆け上がってくる射精欲に、 +カイムは加減することなく腰を +突き上げていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぅぅぅっ、んぐぅっ、ヂュルル、 + ふっ、ングッ、んんん!?」 +\endtext + +\text +そのあまりの刺激に全身を震わせて、 +ティーリアはドレスの裾をギュッと +つかんで堪える。 +\endtext + +\text +喉の奥が小突かれるたびに、 +快感とも苦痛ともとれない感覚が指先まで +走って、目の前を真っ白にする。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んんんっ、うぐっ、ヂュポっ、ヂュルゥッ、 + んふぅっ、ンンッ、ヂュルル!」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくぞ……さっきのように全て、 + 飲み干せ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(出る……? 性器が、ビクビクして…… + あっ、あぁっ……) +\endtext + +\text +その瞬間を思い描いた瞬間、 +ぞくん――とティーリアの背筋が震えた。 +\endtext + +\text +総毛立ち、指先まで……それこそ神経の +末端まで痺れてしまい、下腹部が +強くうずいた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐぅっ、んんん!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +カイムはティーリアの身も案じず、 +肉棒を根元まで突きこんでいく。 +\endtext + +\text +粘膜が敏感な亀頭をこそぎ、 +喉がコクッ、と締まりをあげる。 +\endtext + +\text +その瞬間、精液が噴火するように +駆け上ってきた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ンッ、んんーーーっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んむぅぅぅぅっ!? んーっ、んーーっ♪」 +\endtext + +\text +――びゅるるるっ、びゅるるるるるっ! +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ングッ、んっ、んぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +ティーリアの喉の奥まで肉棒をねじ込み、 +そのキツさと快感にカイムは身震いする。 +\endtext + +\text +一度目の比ではないほどの、 +満足感と快感に吐息すらこぼれそうになる。 +\endtext + +\text +それもこれも、肉棒をくわえ込むティーリア +が、まるで絶頂したかのような反応をした +からだ。 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「んひゅうぅぅ……んぐっ、コクッ、 + んふ……ジュルゥゥッ……♪」 +\endtext + +\text +身震いし、涙をこぼすティーリア。 +だが、そこに苦痛はまるで見えない。 +\endtext + +\text +時折、身体をビクンと痙攣させて、 +快感に蕩けただらしない表情をカイムに +見せてくれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……まさか、今のでイッたのか?」 +\endtext + +\text +――ごりゅっ、ぐりゅぅっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぐぅぅっ……♪ + おぐっ、んふ……んんんっ……」 +\endtext + +\text +しっとり汗ばんだ胸の谷間に、 +カイムは視線を移す。 +\endtext + +\text +ドレス越しでもわかるほど、 +乳首がツンと勃起していた。 +\endtext + +\text +それよりも下……スカートの下に +隠されたショーツもぐっしょりと +濡れていることだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぅぅ……ん……♪」 +\endtext + +\text +喉の奥まで肉棒が突きこまれ、 +射精された瞬間、ティーリアはなにも +考えられなくなっていた。 +\endtext + +\text +今もなお頭は真っ白で +ただ、子宮のあたりでうずく熱に +身を委ねるだけで精一杯だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。よくやった、ティーリア。 + なかなか気持ちよかったぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……はふ……」 +\endtext + +\text +ティーリアの顎に、カイムの手が優しく +添えられる。 +\endtext + +\text +それがなにを意味するのか、 +分かっていながら、彼女は拒むことが +できなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふ……んむ、ちゅっ……んふぁっ、 + はむ、ンチュっ、チュッ……」 +\endtext + +\text +カイムの舌が、絡み付いてくる。 +\endtext + +\text +肉棒と違って、甘く、心すら溶かして +きそうな濃厚な口付け。 +\endtext + +\text +不器用ながらも舌を絡み返すティーリアは、 +我に返った瞬間、慌ててカイムから +舌を放した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んぅ……? ふぁ……あ…… + な、なにを……!」 +\endtext + +\text +だが、今更拒んでも遅かった。 +\endtext + +\text +臣下はティーリアがカイムを受け入れ、 +キスした瞬間を見ている。 +\endtext + +\text +それに、舌を絡めてからというもの、 +体内でうずく熱が強くなっている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はぁ……んぅっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただのキスではないか。 + そう、怯えることでもない」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それだけじゃ、ないでしょう…… + 私の身体になにを……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、お前が素直になるように少し、な。 + なに、感度をいじるなど姑息な真似はせん。 + そういうのは俺の女になってからだな」 +\endtext + +\text +うむ、とひとり頷くカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがまあ、今のキスはなかなかよかった。 + 小細工など関係なく、 + お前が俺を求めている証拠だ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんなこと……」 +\endtext + +\text +ない、とは言おうとしたが +その言葉を呑み込む。 +\endtext + +\text +拒めばどうなるかわからない。 +なにより、身体の強い疼きがそうさせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「言いたいことがあるなら言ってもいいぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……なにもありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。なら、横になれ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……」 +\endtext + +\text +カイムの獣のような視線に、 +どくんと心臓が鼓動をうつ。 +\endtext + +\text +それが緊張によるものなのか、 +それとももっと別――期待によるものなのか、 +判断がつかないままティーリアは横になった。 +\endtext + +\text("カイム") +「いい眺めだ。 + やはり、俺の目に狂いはなかったか」 +\endtext + +\text +カイムは横になったティーリアのドレスを +はだけさせ、満足そうにうなる。 +\endtext + +\text +露わになった白磁のように美しい素肌と、 +たわわに実った乳房に嫌でも +視線がいってしまう。 +\endtext + +\text +床に組み伏せられたティーリアは、 +恥ずかしそうに目をそらした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「うぅ……」 +\endtext + +\text +カイムのねぶるような視線を感じて、 +ティーリアは逃げるように身をひねる。 +\endtext + +\text +催淫の効果のせいか、 +その視線だけで背筋がゾクゾクと +してしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「逃げるな。 + 男に見せることなど初めてではあるまい。 + もっとよく見せろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だ、男性に肌を見せたことなんて + ありません……」 +\endtext + +\text +見るからに滑らかそうな肌に伸びようと +したカイムの手が、ピタっと止まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……ということは、処女か」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……どうして喜んでいるのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「女王の純潔を奪えて悦ばん + 男などいてたまるか」 +\endtext + +\text +それにな、とカイムは口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前をこの手にする瞬間を、 + 俺がどれだけ待ち望んだと思う?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この際だから言っておくがな。 + 俺はお前を手に入れるために + ここまで来たのだぞ」 +\endtext + +\text +カイムの指先が、ティーリアの腹部から +下半身の秘部に向かって、 +ゆっくりと滑っていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んっ……ふぅ……私のため……? + そのために、攻め込んで…… + この国を支配するのですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「逆だ。お前を手に入れれば自動的に + ルザリオも俺のものになる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それじゃあ、本当に……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それ以外になにがあるというのだ」 +\endtext + +\text +張りのある柔肌を、カイムの爪先が +くすぐっている。 +\endtext + +\text +その力加減も、動き方も +おかしなほどティーリアは鮮明に +感じることができた。 +\endtext + +\text +それも、秘部に近づくほどに。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……あぁ、ダメ……それ以上は……」 +\endtext + +\text +心臓が痛いほどに、脈を打つ。 +\endtext + +\text +ゾクゾクとした感覚が、ティーリアの +背筋をはいあがる。 +\endtext + +\text +腰が勝手にくねってしまい、 +乳首がツンっと主張し始める。 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目ではないだろう。 + 触ってほしい、の間違いではないか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぅんんっ……!?」 +\endtext + +\text +誰にも触れられたことのない秘裂を、 +カイムの指先が優しくなで上げた。 +\endtext + +\text +その瞬間、静電気でも起きたかのような +刺激がティーリアの身体を突き抜けた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あふっ……嫌っ、そんな汚い…… + んぅっ、あうっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クク……俺のチ●ポをしゃぶって + 濡れていたようだな」 +\endtext + +\text +本当に使われていなかったのだろう。 +綺麗なピンク色の秘裂は、 +愛液で妖しく光っていた。 +\endtext + +\text +カイムは指を秘裂にあてがうと、 +ほぐすように指を動かしていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、あっ、あっ……! + あそこがっ、しびれて…… + ビリビリって……くひぃんっ♪」 +\endtext + +\text +揉みほぐすような緩やかな刺激でも、 +陰部全体をこね回されている +ようなものだ。 +\endtext + +\text +まして、人に触られたこともないティーリア +はその刺激だけで甘い声をこぼし、 +身悶えてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「臣下の前で犯されて感じるなど、 + 変態の極みだぞ、ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「違いますっ、私は……変態なんかじゃ、 + あぅ、あっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういい返せるのも今のうちだがな。 + この処女マ●コに、俺のチ●ポを + 入れてしまえば……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text +――にゅるんっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、ひぃンッ……!?」 +\endtext + +\text +カイムの太い指が、なんの抵抗もなく +ティーリアの膣内へと侵入を果たす。 +\endtext + +\text +熱く蕩け、ふやけきった媚肉が +指にぴっとりと吸い付いてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ヨガりまくって、二度とその快楽を + 忘れられなくなるぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「な、なにを入れて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「指を1本入れただけだ。 + そう驚くことでもあるまい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「指なんてっ、あふっ、ひぅぅんっ…… + そこは、入れるところでは……あひっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「こうして濡らすことに意味があるのだ。 + お前はただ、楽にしておけばいい」 +\endtext + +\text +それまでの乱暴さは影も形もなく、 +ティーリアの緊張まで解きほぐすような +優しい手つきで、膣内を刺激していく。 +\endtext + +\text +肉壷の中で指を軽く折り曲げ、浅く抽送を +繰り返し、肉芽も転がしていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ですが……あっ、ふあぁっ♪ + やっ、あっ……そこっ、やめっ…… + はぁんっ!」 +\endtext + +\text +甘い刺激が駆け抜け、 +臣下の視線を気にならないほどの快感に、 +ティーリアは背筋を反らせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「クリトリスか。 + 気持ちいいだろう。もっと感じている顔を + 臣下どもに見せてやれ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いやっ、ふあっ、見ないで……ひぅんっ! + そこっ、だめ……敏感でっ、あひっ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんなに、強くクリクリしないで……っ! + あぅっ、ひんんっ!」 +\endtext + +\text +指の腹で転がしているだけで、 +ティーリアは身悶える。 +\endtext + +\text +その間にも、ひくついた秘裂からは +半透明の愛液が床にツーッとたれていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、ふあっ、あはぁんっ……もう、 + やめっ……熱くなって、私、また + ヘンになってしまいますぅっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、お前の言葉で処女を捧げ、 + 王位を俺に譲れ」 +\endtext + +\text +臣下たちがざわつき始めるが、 +カイムはそれも無視して、ティーリアに +ささやきかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「自分でも理解しているはずだ。 + ――お前は、王には向いていない」 +\endtext + +\text +――クチュッ、二チュッ、クチュッ +\endtext + +\text("ティーリア") +「んふぁっ、あっ……でもっ、そんな…… + 皆の、前でなんて……くひぃんっ!? + ナカっ、ナカで指がっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからだろう。 + 今まで、流されてきたのだ。 + 最後くらいはお前の意思で決断しろ」 +\endtext + +\text +ティーリアの肉ヒダを引っかきつつ、 +淫核も丹念にこねていく。 +\endtext + +\text +その甘い刺激はティーリアの思考を、 +ゆっくりと揺さぶっていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぅぅぅぅっ♪ だめぇっ、こんなの…… + クるぅっ、また、熱いのがっ、キて…… + あっ、ふあぁぁっ……!」 +\endtext + +\text +思考が定まらず、なにを言おうにも +快感に翻弄されてしまうティーリア。 +\endtext + +\text +絶頂が近いのもあって、 +最初にあった羞恥も嫌悪も忘れて、 +甘い声をこぼす。 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま、 + 犯してやってもいいのだが……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「らめっ、あっ、あひぃっ、あっ、 + ふぁ……あぁ……ふぁ……」 +\endtext + +\text +カイムの指の動きが緩慢になる。 +急激に弱くなる刺激に、ティーリアは +全身から力が抜けていくのを感じた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……ふぁぁ……♪」 +\endtext + +\text +だが、緩慢になっただけでカイムの指は、 +絶えず焦れるような刺激を送り続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は、お前の意思を尊重したい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私、の……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。お前の意思だ」 +\endtext + +\text +自然と、ティーリアの視線が臣下たちへと +移ってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「横槍など気にするな。 + やつらが文句を言ったら、俺がじきじきに + そいつを処刑してやる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「王として見られることも、その責務も + さぞ辛かっただろう。 + 後は、この俺に任せればいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「これから先も女王として生きるか、 + 俺の女として生きるか、お前が選べ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私が、選ぶ……?」 +\endtext + +\text +臣下たちの、縋るような視線を +感じる。 +\endtext + +\text +その視線が、ティーリアの罪悪感を煽る。 +\endtext + +\text +カイムは指に食いついてくる肉ヒダの +感触にほくそ笑む。 +\endtext + +\text +――もう一押し、か。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。お前はまだ男を知らんのだったな。 + ならば、今すぐ決めろというのも難しい」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……」 +\endtext + +\text +にちゅ……と淫らな音を立てて、 +カイムの指が肉壷から引き抜かれる。 +\endtext + +\text +その代わりに、指よりも何倍も太く、 +大きな肉棒が姫穴に添えられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならまずは知ることだ。 + 決めるのはそれからでも遅くはない」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁ、あぁっ……待っ――」 +\endtext + +\text +カイムの腰がせり出す。 +\endtext + +\text +ピリッと、下腹部に静電気が走ったような +感覚をティーリアは感じて―― +\endtext + +\text +それは、炸裂したかのように +彼女の肉壷を襲った。 +\endtext + +\text +――ずちゅうぅぅぅぅぅっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ……!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪」 +\endtext + +\text +ティーリアの甘い嬌声が、 +玉座に響き渡る。 +\endtext + +\text +熱く熱せられた鉄の棒が +狭い肉ヒダを押し拡げ、灼いていく感覚。 +\endtext + +\text +ジィンとした熱い感覚が、 +蜜壷から指先まで駆け抜けていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ……ひぃっ……! + 入ってる……本当に、私のナカにぃっ……」 +\endtext + +\text +濃厚に絡みつく肉ヒダに、 +巨根がビクンと膣内ではねる。 +\endtext + +\text +それだけの小さな動きで、 +ティーリアの身体は一際大きく +のけぞってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ、全部はいっていないぞ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ま、待って……くださいっ……これ以上は、 + 入らないですぅっ……」 +\endtext + +\text +未開通だった穴にねじ込まれた肉棒は、 +みっちりと蜜壷を埋め尽くしている。 +\endtext + +\text +今でさえ、蜜壷の内側から圧迫されて +苦しいのである。 +\endtext + +\text +これ以上、奥まで入ってこられたら――。 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言っているわりには、 + 嬉しそうだな……!」 +\endtext + +\text +ぐっと、力をこめて、 +カイムは腰を前にせり出す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぐぅぅぅぅ……あっ、ああぁぁっ!」 +\endtext + +\text +肉棒は力ずくで閉じきった膣内を、 +こじ開けていく。 +\endtext + +\text +それは本来なら痛みであるはずだが、 +焼け付くような熱さが快感となって、 +ティーリアを身もだえさせた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひっ、ひぃっ……燃えてっ…… + ナカっ、あっ……あついぃっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、処女のくせに痛くはないのか……。 + 小細工を施したとはいえ、なかなかの + 素質だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに……」 +\endtext + +\text +カイムは言いつつ、肉棒を根元まで +ティーリアの蜜壷にねじ込んでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぐぅぅぅぅっ、んうぅぅっ!?」 +\endtext + +\text +しつこいほど絡みつく肉ヒダを引っかきつつ、 +その最奥を突端でグリグリと押し上げる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひぃぃぃっ!? そこっ、あっ、 + らめっ……奥を、ひぃんっ! + グリグリしてはっ、あっ、ひあっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「キツさといい、纏わりつくヒダの + 柔らかさといい……俺の期待以上だぞ、 + お前のマ●コは」 +\endtext + +\text +肉棒全体をねぶるように、 +肉ヒダがうねりをあげて絡みつく。 +\endtext + +\text +ぬるりと舐られる感触に、 +カイムは背筋を震わせながら腰を +押し付けていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぐっ、うぅっ……動かないでっ…… + ナカを、かき混ぜないでっ…… + オカしくなって、しまいますぅっ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「初めてでこれなら、加減は必要ないな」 +\endtext + +\text +そう笑いかけつつ、 +カイムは肉棒を律動させるべく、 +ゆっくりと腰を引き始める。 +\endtext + +\text +――ずるぅぅぅぅぅっ +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあっ、あっ……やめっ、やめてぇっ……」 +\endtext + +\text +――ずちゅっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あはぁんっ!?」 +\endtext + +\text +引き抜かれそうになった肉棒が、 +一息で根元まで抽送される。 +\endtext + +\text +勢いよく肉ヒダを抉り、 +突端が子宮口を押し込んでいく。 +\endtext + +\text +その強烈な刺激がしびれとなって、 +ティーリアを追い込んでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、あそこがぁっ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「マ●コが、どうした?」 +\endtext + +\text +小刻みに痙攣し、快感にあえぐティーリアに +カイムは休みなく追い打ちをかけていく。 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひっ、あっ、んひぃっ!? + つかっ、突かな……ひっ、ひぃんっ! + なに……なんですか、これ……ひあっ♪」 +\endtext + +\text +初めて感じる快感に甘い声をこぼしつつ、 +ティーリアは戸惑っている。 +\endtext + +\text +蜜壷を刺激されるたびに、 +身体の芯までしびれるような快感に +襲われてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それが快感というやつだ。 + たいてい、最初は痛がるだけなのだが…… + 気持ちいいだろう、これが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、んぅっ……気持ち、いい……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……周りの目も気にならんほどにな」 +\endtext + +\text +――周り。臣下と、兵たち。 +\endtext + +\text +彼らの悔しさに満ちた視線、哀れみを +浮かべた視線……あるいは蔑みの視線が +ティーリアに突き刺さる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あぁ……見られっ…… + ぜんぶ、見られて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……お前のびしょ濡れのマ●コも、 + 俺のチ●ポであえぐ姿も、 + やつらは見て、興奮しているぞ」 +\endtext + +\text +ゾワワッ、と肉ヒダが蠢くのを感じ取り、 +カイムは腰の律動を速めた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁっ!? あっ、ひぃんっ! + いやっ、あっ、とめてぇっ♪」 +\endtext + +\text +言葉とは裏腹に、加速する律動に +ティーリアは悦を含んだ甘い声を上げる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「皆に、見られながらなんて…… + いやっ、あひぃっ……嫌、ですぅっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「恥ずかしいか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ、んうぅ……恥ずかしいっ、ですっ! + んひっ、見られたら……アソコが、 + ゾクゾクって、してぇっ……」 +\endtext + +\text +訴える間にも、ティーリアの肉ヒダは +食らいつくようにカイムに絡んでくる。 +\endtext + +\text +熱く蕩ける柔らかな媚肉は、 +ただ絡みついてくるだけでもカイムに +極上の快楽を与えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あそこでは分からん。 + どこが、ゾクゾクするんだ? + 言えば、止めてやろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひうっ、あっ……あは…… + 本当、ですか……? + 本当に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text +カイムは笑みを浮かべながら、 +ほんの少しだけ、腰の律動を緩めた。 +\endtext + +\text +快感でふやけきった思考のティーリアは、 +それだけで安心しきってしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあっ、あっ……おまた……ですぅっ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あなたが、性器を入れているところがっ、 + ゾクゾクして、もう私ぃっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……マ●コのことだな?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですぅっ……マ●コ…… + オマ●コが、ゾクゾクって……」 +\endtext + +\text +蕩けきった表情で、そう訴えてくる +ティーリア。 +\endtext + +\text +そして、その言葉を証明するように、 +肉棒に絡みつくヒダがせわしなく蠢動する。 +\endtext + +\text("カイム") +「では、これはやめて激しくしてやろう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text +ピタ……と、カイムの腰の動きがとまる。 +だがそれは、一瞬だけで。 +\endtext + +\text("カイム") +「――もっと、してほしいということだ、 + それはな」 +\endtext + +\text +次の瞬間には +激しくティーリアを突き上げ始めた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひあぁぁぁぁぁっ!? + あーっ、あぁぁーーーっ!!」 +\endtext + +\text +パンパンッ、と肌がぶつかる子気味のいい +音が連続して響く。 +\endtext + +\text +その激しい動きに合わせて、 +カイムの目の前で豊かな乳房が上下に +波打った。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあぁぁっ、あぁぁっ! + なん、れっ……言った、のにぃぃっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。だから、止めただろう? + 一瞬だけだがな」 +\endtext + +\text +肉棒を咀嚼する肉ヒダの感触だけではない。 +\endtext + +\text +ティーリアの快楽に蕩けた表情と、 +淫らに揺れ動く豊乳がカイムの興奮を煽り、 +射精欲を促してくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんなのっ、卑怯……ですぅっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「卑怯であることは魔王の特権だ。 + そら、そろそろイかせてやるぞ」 +\endtext + +\text +その欲望に任せて、 +カイムは一心不乱に腰を振り乱す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぅぅぅぅぅっ、んぅーーっ♪ + んぐっ、ひっ……はげしっ、ひぃんっ!」 +\endtext + +\text +ティーリアは悲鳴が出そうになるのを、 +必死で押さえ込む。 +\endtext + +\text +勢いよく突きこまれる肉棒はこそぐように +肉ヒダを抉って、最奥を突き上げてくる。 +\endtext + +\text +断続的に続く強烈な刺激は、 +あっという間に彼女を絶頂の淵へと +追い込んでいく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぐっ、ひっ……もう、だめっ、 + 奥っ、突かれたら……あっ、んぐぅっ! + 頭、まっしろにッ……んひぃんっ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「それがイクというやつだ。 + お前のアクメ顔を臣下どもに見せてやれ」 +\endtext + +\text +絶頂が近いのかキュっと締まりを強めてくる +蜜壷に、カイムはラストスパートをかける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「んひぃぃぃぃぃぃっ♪ + ふあぁぁぁっ、あはぁぁぁぁっ」 +\endtext + +\text +激しさを増す肉棒の抽送に、 +もはや声を抑えることも出来ず、 +ティーリアは快感に身悶える。 +\endtext + +\text +口内を犯されたときよりも強烈な熱が、 +突き上げられるたびに下腹部で +うずき始める。 +\endtext + +\text +嬌声が勝手に出て、力が抜けてしまうほどの +痺れがティーリアの指先まで駆け抜ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクときはちゃんと教えろ。 + でなければ、お仕置きだからな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はひぃっ、言いますっ……言いますぅっ! + だからっ、許してぇっ…… + オマ●コ、もうズンズンしないでぇっ!」 +\endtext + +\text +狂おしいほどの快楽にティーリアの +身体の芯がうずいて、 +蜜壷が肉棒にぎゅうっと絡みつく。 +\endtext + +\text +うねる媚肉はカイムの射精を促し、 +カイムもまたその快感に身震いする。 +\endtext + +\text("カイム") +「イクぞ……お前の子宮で、 + 俺の精をすべて受け止めるのだ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はひぃんっ! イクッ、イキまひゅうっ♪ + ああっ、ふぁあああっ!!」 +\endtext + +\text +肉棒をなぞりあげるヒダの快感に、 +カイムの背筋が震える。 +\endtext + +\text +その快感を捕らえるかのように、 +カイムは力任せに肉棒をティーリアの +最奥へと突きこんだ。 +\endtext + +\text +――ずちゅんっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひいぃぃぃっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅくんっ、びゅるるるるるっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあぁぁんっ!? 出てっ、ナカに、 + 熱いのが、あっ、あぁぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text +きゅうっ、と一際きつくティーリアの +膣内が肉棒をしごき、絞り上げてくる。 +\endtext + +\text +柔らかな媚肉は小刻みに痙攣し、 +痛いほどにカイムの肉棒に食らいついてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……!」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるっ! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひっ、いぃっ……もう、だめっ、 + 破裂しちゃ……あっ、ひっ!? + まだ、出てっ……あはぁぁっ……」 +\endtext + +\text +しつこいほどにしゃぶりついてくる +ティーリアの蜜壷にカイムは +思わずうめきをこぼしてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でてっ……魔王の精がっ、あひっ…… + 私のナカに、いっぱいぃっ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あふ……ひうっ……あっ……♪」 +\endtext + +\text +カイムの精を受け、また自身も絶頂し、 +ティーリアはぐったりと横になっていた。 +\endtext + +\text +体内で渦を巻いている快楽の余韻と、 +膣内を炙るような、熱く濃厚な精が、 +彼女の意識をなんとかつなぎとめていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふぁ……あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……さて、答えを聞こうか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……んぅ……」 +\endtext + +\text +カイムの手が、乱れたティーリアの髪を +すいていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、どちらを選ぶ?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私、は……」 +\endtext + +\text +快感でぼんやりとしている頭は、 +なかなかその答えを導き出せない。 +\endtext + +\text +しかし、視界の隅に臣下たちの顔が映ると +ぽつぽつと言葉が出てくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だめ……ですぅ……私は、女王だから…… + 許されないです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、この俺が許す。 + ルザリオを倒し、支配しているこの俺がな」 +\endtext + +\text +ティーリアの髪をすいた手が、ゆっくりと +首筋から豊満な乳房へと伸びていく。 +\endtext + +\text +指先は首筋から、ツンと上を向いた乳首を +なで上げ、下腹部へと滑っていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ……んふぅ……でも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は、よくがんばった。 + だからもう楽になれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王たる、この俺が許す」 +\endtext + +\text +カイムの甘いささやきが、 +ティーリアに残った理性をゆっくりと、 +蕩かせていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ん……ふぁぁ……」 +\endtext + +\text +そう耳打ちしつつ、カイムは再び腰を +動かし始めた。 +\endtext + +\text +今度は膣内に出した白濁液を、媚肉に +刷り込むように円を描くように。 +\endtext + +\text +――ぐりゅっ、ぐりゅっ…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぅぅぅんっ……グリュグリュって、 + しないれぇっ……あなたの精がっ、 + 沁みてしまいます、からぁっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はもう王ではない。 + 民のことなど気にするな」 +\endtext + +\text +――だから言え。 +\endtext + +\text +そう念じるようにして、カイムは +ティーリアに押し付け子宮口をグリグリと +刺激していく。 +\endtext + +\text +そこを刺激されるとティーリアは苦しいほど、 +下腹部に強いうずきを感じてしまう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあっ、あはぁっ……溶ける、うぅっ…… + オマ●コ、くちゃくちゃに + なってしまいますぅっ……ふあぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前を責めるやつがいれば、 + 俺が守ってやろう。 + それも王の務めだからな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ……ふぁぁ……魔王、様ぁ……」 +\endtext + +\text +快楽を求める本能と、カイムの甘い言葉に、 +ついにティーリアはそう言った。 +\endtext + +\text +うっとりとした声と表情で、 +カイムを求めるように。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のことはカイムでいい。 + 譲位するのだな?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はいぃ……しますぅっ……カイム様の、 + 欲しいものは、王位でも私でも…… + あんっ、全部捧げます……だからっ……」 +\endtext + +\text +そして、その言葉を裏づけするように +ティーリアの肉ヒダが大きく収縮して、 +肉棒をしごいてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「もっと、このチ●ポで犯して欲しいか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「して、欲しいです……もっと、 + してくださいぃっ……奥をグリグリされる + だけじゃ、私……」 +\endtext + +\text +甘えるような声色に、カイムは嗜虐的な +笑みを浮かべてみせる。 +\endtext + +\text +這いずりまわるような背徳感に、 +肉棒はさらに硬くなっていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「よく言った。 + これで、お前は俺のものになり…… + この国は俺のものだ!」 +\endtext + +\text +その宣言と同時に、 +カイムは湧き上がってくる欲望のままに +腰を振り乱した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あはぁんっ、ふあっ……あっ、 + ふあぁぁっ、カイム様ぁっ♪」 +\endtext + +\text +加速した抽送によって、 +肉棒が子宮口にまでやすやすと到達する。 +\endtext + +\text +杭でも打たれたような衝撃とともに、 +意識までそぎ落とすような、強烈な刺激が +駆け抜けてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「気持ちいいか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「気持ちいい、ですぅっ! + オマ●コごりごりされるのもっ、 + 奥をゴツゴツされるのもぉっ、ひぃんっ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ……なら、臣下にもちゃんと + 言ってやれ、お前は今、誰のものかをな」 +\endtext + +\text +だが、手にいれただけではカイムは +飽き足らない。 +\endtext + +\text +それでは、ここでティーリアを犯す +必要性がまるでないのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひあっ……そんな恥ずかしいこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「言うのだ。お前が俺のものになったのだと、 + 理解させろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁ……♪」 +\endtext + +\text +ティーリアのぷるんとした唇が、 +わなわなと震える。 +\endtext + +\text +拒絶を許さぬ物言いが、 +快感となって背筋をなで上げる。 +\endtext + +\text +そして、快楽に屈した今、 +カイムの言葉にはまるで逆らえなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「わ、私は……カイム様の、女ですぅ……! + ふぁ……あぁぁっ」 +\endtext + +\text +それを言葉にした瞬間、 +快感が何倍にも膨れ上がったような気がした。 +\endtext + +\text +そして、その快感に後押しされるように +言葉が溢れてくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ティーリアは、あっ、ふぁっ……もう、 + ルザリオの、王ではなくて…… + カイム様のものですっ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ごめんなさい……ごめんなさ、んひぃっ! + 臣下も、民も裏切って……私、は魔王と、 + あぁっ、いやらしいことを……」 +\endtext + +\text("老臣下") +「裏切り者め……貴様はもう、 + 女王でもブライトリーフでもない…… + 薄汚い淫売め……」 +\endtext + +\text +その罵倒すら、今のティーリアには +至極の快感だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あぁんっ、あっ、ひぃぃっ! + ごめんなひゃっ、いぃっ、ひぃんっ!?」 +\endtext + +\text("臣下") +「そんな……ティーリア様が……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふわっ、あっ、ゾクゾクして…… + 見ない、でぇっ……言わないでぇっ! + あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +蜜壷から蕩けてしまうほどの快感の波が +押し寄せ、ティーリアを追い詰めていく。 +\endtext + +\text +近づいてくる絶頂に、 +再び蜜壷がせわしなくうねりをあげる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……またマ●コがうずきだしたな。 + また臣下の前でイくのだな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はひぃっ、イキそう……ですぅっ! + 皆の前で、またはしたなく、 + 達してしまいますぅっ♪」 +\endtext + +\text +そんな蜜壷に、カイムもまたむくむくと +射精欲が沸き起こる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいぞ。それでこそ、俺の女だ。 + ならばもう一度、イかせてやる……!」 +\endtext + +\text +――ぐちゅっ、ぱちゅっ、ずちゅっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あはぁぁんっ!? ひあっ、あっ、 + えぐれっ、ナカがっ、えぐれて…… + あひぃぃぃんっ!」 +\endtext + +\text +射精に向けての肉棒の抽送に、 +悲鳴のような嬌声をあげるティーリア。 +\endtext + +\text +快感とも苦痛ともとれない強い刺激が、 +膣内で爆発したように広がっていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひぐぅっ、あ゛うっ……こわれっ、 + 壊れて、しまいまひゅうっ…… + オマ●コがっ、あっ、ひぃぃっ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +きゅうっと、痛いくらいに絡みつく肉ヒダに、 +肉棒がしごかれていく。 +\endtext + +\text +媚肉は絶え間なく蠢動し、咀嚼して、 +カイムに極上の快感を与えていく。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「もうらめっ、ひゃめぇっ……イクっ、 + イっひゃ、あっ、あぁっ!」 +\endtext + +\text +ビクビクッ、と震えるティーリアの足を +捕らえる。 +\endtext + +\text +身体の芯をも痺れさせるような射精欲に、 +カイムの全身が総毛立つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……なら、征服した証に、 + 今一度俺の精を注いでやる……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあっ、あっ、まひゃナカにぃっ…… + 熱いのがクるぅっ、きひゃうぅぅっ……♪」 +\endtext + +\text +それを待ち望むように、陶酔した声音と +蕩けた表情がカイムの背筋を震わせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「イけっ……!」 +\endtext + +\text +――ずちゅんっっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひぃぃぃぃんっ!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふあぁぁぁぁぁぁっ、あぁぁっ、 + あああぁぁぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +――びゅるるっ、びゅるるるるるるっ!! +\endtext + +\text("ティーリア") +「んあーーっ、あっ、あぁーーっ♪」 +\endtext + +\text +頭も、心も、蕩けるような快感が +ふたりを支配する。 +\endtext + +\text +溢れんばかりの濃厚な白濁液が、 +快楽とともに蜜壷を浸していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬっ、くぅ……ふ、ははっ……! + この程度ではまだ足りんぞ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あひゅぅぅんっ……!?」 +\endtext + +\text +――びゅくんっ、びゅるるるっ! +\endtext + +\text +ずんっ、ずんっ! +と、カイムは飽きることなく突き上げ続け、 +ティーリアの膣内に射精していく。 +\endtext + +\text +そうして、一滴も出なくなったところで +カイムはようやく肉棒を引き抜いたのだった。 +\endtext + +\text +――にゅるるる…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「あうっ……ふぁ……」 +\endtext + +\text +言葉すら出ないほど、疲弊しきった +ティーリアは力なく床に倒れこんでいる。 +\endtext + +\text +そのヒクついた淫裂からは、 +白く濁ったカイムの精が泡を立てて +溢れていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……これで、お前は俺のもの……。 + いいな、ティーリア?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はいぃ……私、は……身も心も、 + あなたのもの……です……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(これで、本当に解放……された……) +\endtext + +\text +もう、自身は女王ではなくなった。 +\endtext + +\text +そのことに小さな安堵を覚えながら、 +ティーリアの意識は闇の底に落ちていった。 +\endtext + +\text("カイム") +「む……少々やりすぎたか」 +\endtext + +\text +気を失ってしまったティーリアを見とめ、 +カイムは難しい顔をした。 +\endtext + +\text("カイム") +「しかたない。 + お掃除フェラは我慢するとして……だ」 +\endtext + +\text +手早く、後処理をしたカイムは +ティーリアを抱き上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで、この国は俺のものになった。 + あとはお前達の処分だが……」 +\endtext + +\text("老臣下") +「…………」 +\endtext + +\text("臣下") +「…………」 +\endtext + +\text("衛兵") +「……これ以上、 + なにを求めるというんだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そっちの若いヤツらは今後、リズベルの + 下につき、ルザリオを平定しろ。 + 老いぼれどもはクビだ。出て行け」 +\endtext + +\text("老臣下") +「なっ……なぜ、我らだけが……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「種族の誇りだのなんだのを持ち出すやつに、 + 俺の国を任せる気はないのでな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。よいタイミングだ。 + ちょうど、今済んだところだが…… + まさか、覗き見していたのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな暇がありません。 + ……気を失っているようですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、平定が済み次第部屋を用意しろ。 + それまで、俺の部屋で預かっておく」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かしこまりました。 + ……彼らは?」 +\endtext + +\text +リズベルは玉座の間に残っていた +臣下たちを一瞥する。 +\endtext + +\text("カイム") +「処分なら下した。 + そこの衛兵にでも聞いておけ」 +\endtext + +\text +そういい残し、カイムはティーリアと +ともに迷宮に戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_05.txt new file mode 100644 index 0000000..87ab3d7 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_22_05.txt @@ -0,0 +1,828 @@ +\setgamedatatitle("首都ルクト=ルザリオ\n攻略後3") + +\text("ティーリア") +「まあ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今後はここがあなたの部屋です。 + 家具など、一通り揃えていますが…… + 不足があればお申し付けください」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はあ……」 +\endtext + +\text +カイムの部屋で目を覚ましたティーリアは、 +身だしなみを整えた後…… +\endtext + +\text +迷宮の酒場で食事を済ませ、 +入浴もさせてもらってからここに連れて +こられた。 +\endtext + +\text +この、牢屋には全く見えない部屋に。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、牢ではないのですか……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたは捕虜ではなくて……カイム様の、 + その……そういうことですから」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そ、そうですわね……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +(そうでした……あぁ、私、今思い出しても + なんてはしたないことを……) +\endtext + +\text("ティーリア") +(はっ……もしかして、この方も + あんなことやこんなことを……?) +\endtext + +\text("リズベル") +「……なにか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「い、いえ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +――さすがに、やりづらい。 +\endtext + +\text +ティーリアの言いたいことはなんとなく、 +察しがつく自分もどうかと思う。 +\endtext + +\text +が、それ以上に彼女は被支配側で。 +リズベルはルザリオを支配した側だ。 +\endtext + +\text +加えて、相手は元国家元首。 +どうにも気を遣ってしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……話は変わりますが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルザリオのことは心配しなくて + いいですよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……どうなるのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「主権はこちらにありますが、自治権を + 認めます。それに圧政を敷く気も + ありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことをしてしまっては、 + この戦いが無駄になってしまいますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「信用できないでしょうが……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、そのようなことは……。 + あなたの言葉なら、信用できます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。 + それと、あなたに関しても + ある程度の自由を保証します」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「好きなときにルザリオに戻っても + 構いません。外泊されるのでしたら、 + 一言声をかけていただきますが……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「よいのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「『俺の女だから大丈夫』だそうですよ……。 + まったく、ちょっと美人だからって + 鼻の下を伸ばして……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はあ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「む……と、とにかく以上です! + 今日はお疲れでしょうからもう + お休みになってください」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい、それでは……」 +\endtext + +\text +ぱたぱたと、急ぎ足で立ち去っていく +リズベル。 +\endtext + +\text +残されたティーリアはそんな彼女の背中を +見送りつつ、ぽつりともらした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「魔王軍というのは、想像していたもの + とまるで違うのですね……」 +\endtext + +\text +自身への扱いも、魔物達の雰囲気も、 +180度違っている。 +\endtext + +\text +凶悪や、非道、邪悪な要素は +微塵も感じられなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「確かに、ルザリオは支配されたし…… + 私もあんな目に遭ってしまったけど……」 +\endtext + +\text +こと、後者にいたってはリズベルいわく、 +カイムの個人的な趣向なのだとか。 +\endtext + +\text +ならばなぜ、魔王軍は蜂起し、 +戦うことを選んだのか。 +\endtext + +\text +問えば、リズベルは毅然とした態度で +こう答えてくれた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は……ディアボリカや、魔物たちの + ための居場所を作りたいのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「差別も迫害もなく、穏やかな日々を + すごせる場所を」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「同じ女性ですが、私とは大違い……」 +\endtext + +\text +それが羨ましくもあり、 +また信用できると断言した理由だった。 +\endtext + +\text +そして今や、ティーリアは +その魔王軍の長たる男の女となってしまった。 +\endtext + +\text +ベッドの縁に腰をかけ、天井を仰ぎ見る。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私は、このままでいいのかしら……」 +\endtext + +\text +王の責務から解放され、 +ひとりの女性となった今。 +\endtext + +\text +ティーリアは改めて、考えるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんに続き、ティーリアさん + まで……はあ……」 +\endtext + +\text +ティーリアを部屋に案内した後のことである。 +\endtext + +\text +平定も終わって、やっと一息つく時間が +できたリズベルはようやく食事にありつけた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「こうして落ち着いてみると、 + 不安なことだらけですね……」 +\endtext + +\text +ティーリアに関しては扱いが難しいとか、 +ルザリオを統治する上での扱いなど……。 +\endtext + +\text +政治的側面が悩みどころだが、 +基本的にカイムに任せてしまっても +問題はないだろう。 +\endtext + +\text +問題は、ベアトリスだ。 +彼女の存在そのものが、最大の不安材料と +言っていい。 +\endtext + +\text("エル") +「リズベルさぁぁぁん!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ、そういえば彼女もどうにか + しなければ……」 +\endtext + +\text("エル") +「やっと見つけましたよ! + ティーリア様はどこですか!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「心配しないでください。 + 今はこちらが用意した寝室で + お休みになっておられます……」 +\endtext + +\text("エル") +「そ、そんな……もしかして、 + あまりにえげつないことをされて、 + 精神的に病んでしまわれて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大丈夫ですよ。 + むしろ、助けたときよりも多少ですが + 元気でしたから」 +\endtext + +\text("エル") +「ふぇ……よかったですぅ~」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイムに限ってそんなことはすまい。 + まずは落ち着いて食事でもとれ。 + 馳走してやろう。好きなだけ頼むがよい」 +\endtext + +\text +エルに続いてやってきたマーガレッタが、 +落ち着いた物腰でエルを宥めつつ、 +注文を頼んでいく。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「元気がないの。悩み事か?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……悩みというか、不安というか……。 + こうして落ち着いてしまうと、 + 気になってしまって……」 +\endtext + +\text("エル") +「えっと、ここからここまで、全部 + 大盛りにしてください! + 悩みってカイム様のことですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、実は……」 +\endtext + +\text +やはり、こういうときは同じ +女性に頼るに限る。 +\endtext + +\text +そうして、リズベルはふたりに不安を +打ち明けた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、確かに信じがたい話じゃなぁ。 + 100年以上も前に死んだ者が、 + 生き返るなんぞ」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、本当に美人ですよねー。 + カイム様のお姉さんとは思えません」 +\endtext + +\text +ティーリアの扱いから始まり、 +今後の魔王軍のあり方から私生活…… +そして、最後はやはりこの話題に行き着いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「記録では、王の側室が生んだ姉がいると + 記されています。 + それがベアトリスさんであることも」 +\endtext + +\text("エル") +「しかも、ハドスが滅んだときに、 + 亡くなってて……角だけはナントカ + 教が回収して……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ラスファ教、じゃ。そして巡り巡って + ルドールの手に……か」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あやつがベアトリスに遠慮しておるように + 見えるのは、その辺りを気にして + おるんじゃろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……気にしていても、 + 結局受け入れていることに変わりは + ありませんから」 +\endtext + +\text +リズベルは、カイムのように +はいそうですか、とは納得いかない。 +\endtext + +\text +カイムもこちらの気を遣い、一度相談に +乗ってくれたものの……それでリズベルの +疑念が消えるわけではなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +(でも、納得できないからといって、 + 追い出すわけにも……) +\endtext + +\text("リズベル") +(もしそうなったとして、 + カイム様は私の言葉と、ベアトリスさん、 + どちらをとるのですか……?) +\endtext + +\text +と、想像してみるが…… +\endtext + +\text("カイム") +「は? 姉さんを追い出す? + そんなこと許すわけがないだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……」 +\endtext + +\text +自分で考えておいて、悲しくなった +リズベルであった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……私のカイム様が盗られてしまう! + と言ったところか」 +\endtext + +\text("エル") +「リズベルさん、ああいう人が + タイプなんですか……変わってますね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちっ、違いますよ!! + そんなこと、これっぽっちも思ってません! + 寂しくなんかないですから!」 +\endtext + +\text("エル") +「寂しいんですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ……マーガレッタさんっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「くくっ……はて、どうかしたかの?」 +\endtext + +\text +真っ赤なリズベルに、くつくつと +マーガレッタは笑いを堪える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅぅっ……! + そ、それはそれとしてですね、 + 気になることがあるんです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なぜ、どうやって蘇生したか……じゃな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。ミュージアムで、カイム様は + お姉様の角を手にいれて…… + その後、すぐ彼女は現れました」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ということは、死んだはずのベアトリスは + なんらかの方法でその角から蘇った、と」 +\endtext + +\text("エル") +「ほへー……じゃあ、角さえあれば + ディアボリカは死なないんですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いくらディアボリカでも、そこまで + 出鱈目じゃありません」 +\endtext + +\text("エル") +「じゃあ、すごい魔法が使えるとか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私も戦場でいろいろと見聞きしたが、 + そのような魔法も奇跡も見たことがない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大空洞という特別な場所と、角の魔力が + 何らかの共鳴を起こしたのではないか、と + 推測もしたのですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この説明も曖昧で…… + どうも決め手に欠ける気がします」 +\endtext + +\text("エル") +「だったらもう、 + 直接聞いたらいいじゃないですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんに直接、ですか……」 +\endtext + +\text +果たして、答えてくれるだろうか。 +\endtext + +\text +むむ、と難しい表情をして考え始めた +ときだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら~?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……」 +\endtext + +\text +その、ベアトリスまでもが酒場にやってきた。 +しかもワイングラスを片手に、千鳥足で。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なになに、女子会? + 私も混ぜてほしいなぁ……部屋でひとりで + 飲むのも飽きちゃったし~」 +\endtext + +\text +目を輝かせつつ、 +リズベルにしなだれかかるベアトリス。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、女子会というわけでは…… + というか、お酒……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ひどい……私だけ仲間はずれなんて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、もしかしてそういうプレイ? + どうしよう……私、ゾクゾク + してきちゃう……♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「酒くさいですっ! + どれだけ飲んでるんですか、もう!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「やあんっ、リズが怒ったぁ~」 +\endtext + +\text +コロコロと表情を変えては、 +リズベルにひっつくベアトリス。 +\endtext + +\text +まるで人の話を聞いてくれないのは、 +弟のカイムにそっくりだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちょうどお主のことを話しておってな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私の? あー、もしかして + 私が本物なのかとか、なぜ生きている + のかとか? んふふ~♪」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、まあそんなところじゃ。 + ちょうどよい。お主の口から + 聞かせてもらえんか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいわよ。なんでも聞いて? + あ、お水もらえるかしら」 +\endtext + +\text +リズベルの横に腰を落ち着け、 +マスターから貰った水を一気に飲み干す +ベアトリス。 +\endtext + +\text +それを待ってから、リズベルが切り出した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では……あなたは記録上、ハドスが滅びた + 際、処刑されたとあります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なのに、こうして生きている。 + あなたは本当にカイム様のお姉様なの + ですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ。本当に、本物のベアトリスよ。 + 証明はできないけどね」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、処刑されちゃったんですよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあねぇ……。 + 犯されちゃって、殺されて……で、 + こうして生き返ったってわけ」 +\endtext + +\text +平然とした様子で、ベアトリスはそう言った。 +\endtext + +\text +あまりにも、あっけらかんとした感じで +リズベルたちのほうが肩透かしだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……生き返ったと言われてもな。 + そもそも、どうやって生き返った?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムへの愛、かしら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……冗談はよしてください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「本当よ。私もあなたたちと同じ…… + カイムを愛している。 + だから、受肉してここにいるの」 +\endtext + +\text("エル") +「ちょっと待ってください! + 私はあの人をこれっぽっちも、 + 愛してないですけど!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、それは今はって、ことじゃなくて?」 +\endtext + +\text("エル") +「あーりーえーまーせーん! + あんな嘘吐きヘンタイ魔王をエルが + 好きになるわけないですー!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ。でも、私は愛してる。 + カイムのことが大好き。 + これだけは信じてほしいな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「さて、と。 + 酔いも冷めちゃったし、部屋に戻るわ。 + それじゃあ、また明日ね」 +\endtext + +\text +ベアトリスは言いたいことを言ってすっきり +したのか、足取り軽く部屋に戻っていく。 +\endtext + +\text +その背中が見えなくなったところで、 +リズベルは疑惑の眼差しを酒場の入り口に +向けながら―― +\endtext + +\text("リズベル") +「やはり、にわかには信じがたいです」 +\endtext + +\text +と、断じた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「具体的には?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「蘇った経緯が……特に」 +\endtext + +\text("エル") +「じゅにく……って、言ってましたね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。それを含めて、やはり + 調べたほうがいいですね」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、カイム様を愛しているっていう、 + あの言葉は嘘じゃないです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お得意の野生の勘かの」 +\endtext + +\text("エル") +「……せめて、乙女の勘と言ってください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ま、その思いを共有しておるのなら、 + カイムのために戦う仲間としてはともに + やっていけよう。のう、リズベル?」 +\endtext + +\text +リズベルは少し考えて、 +控えめに頷き返した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですね。 + そこだけは、信用できます」 +\endtext + +\text +本当にそこだけは、だが。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主は本当に損な性格をしておるな」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですねぇ」 +\endtext + +\text +そんなリズベルに、 +ふたりは苦笑するのだった。 +\endtext + +\dlg("ティーリアが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_01.txt new file mode 100644 index 0000000..bd92442 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_01.txt @@ -0,0 +1,137 @@ +\setgamedatatitle("光の星国3") + +\text +世界の在り方が、変わりつつあった。 +\endtext + +\text +魔王軍……ディアボリカの台頭は、 +世界に波乱と混沌をもたらす。 +\endtext + +\text +彼の“魔王”が、そうであったように。 +\endtext + +\text +それは彼らにとって、 +あってはならないことだった。 +\endtext + +\text("???") +「……忌々しいことだ。 + ハドスだけでは飽き足らず、このニルト + を手に入れようとは」 +\endtext + +\text +窓から見えるのは雪が降りしきる曇天のみだ。 +\endtext + +\text +だが、彼女の視線の先にはルザリオがある。 +\endtext + +\text +ブライトリーフの国、ルザリオ。 +彼の国はすでにカイムの手中にあった。 +\endtext + +\text +忌々しい、ディアボリカの国。 +\endtext + +\text("???") +「――ミネルヴァ」 +\endtext + +\text +彼女の背後、また新たな女の声がした。 +\endtext + +\text +だが、ミネルヴァと呼ばれた彼女は +視線を窓の外に向けたまま振り向かない。 +\endtext + +\text("???") +「その肉体の調子はどうですか? + 力を制限されていると聞きましたが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「問題はありません。 + ですが……」 +\endtext + +\text("???") +「…………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「この脆弱性はいただけません。 + 寒暖にも弱く、枝に引っ掛けただけで + 負傷する」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「人間どもは、よくこんな肉体で + 80年も生きていられる……」 +\endtext + +\text("???") +「……戦闘における支障は?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「支障はありません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私の……私たちの使命、必ずや + 果たしてみせます。 + 魔王は、この手で必ず……!」 +\endtext + +\text +殺気を押し殺しもせず、 +ミネルヴァはそう言い放つ。 +\endtext + +\text +それが“異常”であることを、 +ミネルヴァ本人は気がついていなかった。 +\endtext + +\text("???") +「頼りにしています」 +\endtext + +\text +その過剰な自信も、起伏の激しい感情も、 +彼女たちとは無縁のもののはずだ。 +\endtext + +\text("???") +(それも、受肉したことで人間に + 近づいたからでしょうね) +\endtext + +\text("???") +「では、あとは任せます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい……我らの安定と、秩序のために」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「待っているがいい、魔王……! + その存在すら、 + 私の力で消し去ってやる……!」 +\endtext + +\text +――そうして『変化と混沌』を正すべく、 +『安定と秩序』を司る彼女たちも動き出した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_11.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_11.txt new file mode 100644 index 0000000..fd624e8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/01_共通_23_11.txt @@ -0,0 +1,640 @@ +\setgamedatatitle("リズベルの諜報活動2") + +\text("司祭") +「うっ……がぁ……やめ、ろ…… + 頭が、割れるぅっ……!」 +\endtext + +\text("信徒") +「あ……う……」 +\endtext + +\text +傍らに倒れこみ、キラムシに纏わり +ついている信徒すら無視するしかない。 +\endtext + +\text +割れるような頭痛に頭を抱えながら、 +司祭は外へと逃げる。 +\endtext + +\text +教壇や、椅子にぶつかり、 +床を這ってでも司祭は逃げ出そうとしていた。 +\endtext + +\text("司祭") +「なんなんだ……なにが、起こって…… + あぐうぅぅっ……!」 +\endtext + +\text +司祭のすぐそばを、キラムシが通り過ぎた。 +その瞬間、彼は脳がかき混ぜられたような +感覚に頭を押さえ込む。 +\endtext + +\text +それだけではない。 +その瞬間に、彼は自分が何者かすら +“忘れてしまった”。 +\endtext + +\text("司祭") +(消えてゆく……私の名前が…… + 記憶が……思い出が……) +\endtext + +\text +真っ白になっていく。 +\endtext + +\text +思い出せないことが恐ろしい。 +\endtext + +\text +それまで記憶にあったものが突然 +消えてしまう。 +\endtext + +\text +それが嫌だから、逃げている。 +だが、いったいなにから逃げている? +\endtext + +\text("司祭") +「違うっ……私には、使命が…… + 果たすべき任務がある……のに……!」 +\endtext + +\text +そのために、なにかしていた気がする。 +それを思い出さねばならない。 +\endtext + +\text +そして、その答えがこの扉の向こうに +ある気がする―― +\endtext + +\text("司祭") +「あ……」 +\endtext + +\text +殺到する光の波は、司祭の記憶と感情すらも +飲み込んでいった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +……………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――同時刻、バラートホルン。 +\endtext + +\text +北の雪国、キロス。 +その首都を、食料庫に向けて走り抜ける +一団があった。 +\endtext + +\text +シュカの兵である。 +だが、ただの兵ではない。 +\endtext + +\text +ツーシン自らが選び抜き、 +己の手駒として鍛え上げた特殊部隊だ。 +\endtext + +\text +彼らの任務はふたつある。 +ひとつはキロスの食料庫襲撃。 +\endtext + +\text +もうひとつはそれを契機に +キロスの市民が抱える不安に火をつけ、 +暴動を起こさせること。 +\endtext + +\text +その結果、起こるのはキロスの内乱だ。 +\endtext + +\text +彼らならば、実に容易な任務である。 +\endtext + +\text +しかし、その先頭を走る兵士の足がとまる。 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「おかしい……そろそろ食料庫に + 着くはずだが……」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「そうですね。 + それに、人の気配がありません。 + これはいったい……」 +\endtext + +\text +もう、何十分と走っている気がする。 +それは減った体力で分かる。 +\endtext + +\text +だが、風景は少しも変わらない。 +城にすら近づけない。 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「まさか、これは……」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「な……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……こんばんは」 +\endtext + +\text +風景が、一瞬にして変わった。 +その異常な光景に兵士たちは驚きを隠せない。 +\endtext + +\text +いや、それ以上に目の前にいる +ディアボリカに驚きを隠せなかった。 +\endtext + +\text +彼らは知っている。 +\endtext + +\text +ハドスに放った間者から受け取った情報の +中に、彼女がいたからだ。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ま、魔王軍だと!? + なぜ、ここに……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたがたを、出迎えるためです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わざわざ幻術をかけて、ここまで + 誘導したんですよ。 + キロスを、巻き込まないように」 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「だ、だったらさっきの街は…… + いや、幻術なんていつから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「さあ。それは、あの世で考えてください。 + さすがにあなた達のような卑劣な輩は、 + 生かしておく訳にはいきません」 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「へ――」 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「ぐあっ!?」 +\endtext + +\text +不意をうつように、兵士達の背後から +斬撃が走る。 +\endtext + +\text +白い雪原に、赤い雨が降る。 +\endtext + +\text +風を切り、血糊を払いながら、 +ベアトリスは妖艶に微笑んだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ……♪」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「く……もうひとり仲間がいたのか……! + こうなれば、貴様らから――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ああ……足元、気をつけてくださいね。 + 爆発しても知りませんから」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ッ……!?」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「うおっ……!?」 +\endtext + +\text +兵士たちが踏み込んだとたん、 +積もっていた雪が上空に向けて舞い上がった。 +\endtext + +\text +その場にいた全員の視界が真っ白に染まる。 +シュカの兵士だけではない。 +\endtext + +\text +リズベルと、ベアトリスも同じように +視界を奪われたはず―― +\endtext + +\text("シュカ兵1") +(視界が奪われたのは相手も同じだ…… + ヤツらの魔力を探知して、先手を……!) +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「な……あ……がふっ……」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ぐは……っ」 +\endtext + +\text +舞い上がった雪が、再び積もっていく。 +\endtext + +\text +視界が晴れたときには、 +兵士たちはまっぷたつになって倒れていた。 +\endtext + +\text +ベアトリスも、リズベルも無傷だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「魔力を探知して、先手を取る……。 + そういうのって私達ディアボリカの方が + 一枚も二枚も上手なのよねぇ」 +\endtext + +\text +兵士たちの足元には、 +役目を終えたリズベルの罠魔法が +淡く輝いている。 +\endtext + +\text +ベアトリスの目には見えないが、 +この周囲には他にも10を超える罠が +仕掛けられてある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これでシュカの謀略は止められましたが、 + ウィンガ教の方は本当に放っておいて + いいんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ああ、いいのいいの。 + もう、済んだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はあ?」 +\endtext + +\text +気楽に笑っているベアトリスに、 +リズベルは小首を傾げる。 +\endtext + +\text +両国の襲撃計画。 +\endtext + +\text +シュカの兵士による内乱誘発と、 +ウィンガ教徒による武官襲撃。 +\endtext + +\text +それを未然に防ぐため、ベアトリスと +リズベルはたったふたりで動いた。 +\endtext + +\text +それも、カイムにはニルト統一に +集中してほしいからであり―― +\endtext + +\text("リズベル") +(これで、この人たちの裏にいる存在を + あぶりだせればいいのですが……) +\endtext + +\text +それこそが、彼女たちの目的だった。 +少なくとも、カイムの出番はその後だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(これで彼らが手を + 引いてくれれば……) +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリスさん?」 +\endtext + +\text +ふと、険しい表情をしているベアトリスに +気がつくリズベル。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん……ちょっと、こっちに来て」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え、きゃっ!?」 +\endtext + +\text +グイッ、とリズベルはベアトリスに +腕を引っ張られてしまった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、いきなり引っ張るなんて + なにを考えて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……随分と悠長なのね。 + 余裕、ってことかしら」 +\endtext + +\text("リズベル") +「意味が分かりません。 + いったいなにを……え?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの前に乗り出そうとして、 +リズベルはその存在にようやく気がついた。 +\endtext + +\text +女神、天使……そのような神々しい存在を +想起させるほどの美しさと神々しさに、 +リズベルは一瞬、目を奪われしまった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……私の後ろにいてね。危ないから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん……?」 +\endtext + +\text("???") +「……お前たちか。 + 私達の邪魔をしていたドブネズミは」 +\endtext + +\text +その外見とは裏腹に、 +ひどい暴言を吐かれたような気がする。 +\endtext + +\text +だが、だからこそリズベルは +すぐに思考を切り替えられた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……つまりそれは、貴女が……あるいは + 貴女たちが、両国をそそのかした元凶で + あると自白しているようなものですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「逆に聞きますが、 + あなたこそ何者なんですか?」 +\endtext + +\text("???") +「私に問いただすな。 + 悪魔風情が、分をわきまえろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………」 +\endtext + +\text +――嫌なひと。 +\endtext + +\text +口には出さないものの、毒づくリズベル。 +\endtext + +\text("???") +「無駄な真似はせんことだ。 + 滅びまでの時間がわずかに延びるだけ…… + 無意味な抵抗だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぅん……延びるだけ、か。 + 今すぐは滅ぼせないのね。 + どうしてかしら?」 +\endtext + +\text("???") +「知る必要はない。 + なぜなら、ここで私がお前達を + 粛清するからだ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「随分と血の気の多いお方で……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、私達はあなたに付き合ってる + ほど暇じゃないのよね!」 +\endtext + +\text +二人は全く同じタイミングで、 +謎の女に背を向けた。 +\endtext + +\text +女の魔力は、二人の魔力を +合計しても半分にも届かないほどに圧倒的だ。 +\endtext + +\text +まして慣れない雪原での戦闘など、 +奇襲でもしない限り分が悪すぎる。 +\endtext + +\text("???") +「この私が、お前達を逃がすとでも……!」 +\endtext + +\text +無論、二人を追いかけようと一歩 +踏み出す。 +\endtext + +\text +リズベルの仕掛けた罠が張り巡らされた、 +エリアに。 +\endtext + +\text("???") +「な――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こうなったら、全部起動させてあげます!」 +\endtext + +\text +連続して魔法が起動し、 +爆発や雷撃が起こり、雪が舞い散る。 +\endtext + +\text +耳を塞ぎたくなるほどの轟音と、 +立っているのもやっとの振動。 +\endtext + +\text +それは、雪崩すら引き起こし、 +女は雪の波に飲み込まれた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うわぁ……派手ねえ」 +\endtext + +\text +これを、数人のシュカの兵のために +設置していたというのだから +恐ろしいものである。 +\endtext + +\text("リズベル") +「確実を期すためです。 + ……ベアトリスさん、彼女は?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズの予想通りよ。 + ……それもまあ、この有様だけれど」 +\endtext + +\text +シュカとキロスを裏から操っていたのは +彼女たちだろう。 +\endtext + +\text +だが、これで倒したとはベアトリスは +思っていない。 +\endtext + +\text +必ず、また襲ってくるだろう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「行きましょう。 + ここに長居する必要はないわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね……」 +\endtext + +\text +仕留め切れていない。 +そのことが、リズベルに一抹の不安を +残すものの……。 +\endtext + +\text +勝算はなく、そして目的を達成した以上、 +反駁する余地はなかった。 +\endtext + +\text +そうして、リズベルたちが +立ち去った後……。 +\endtext + +\text("???") +「おのれ……小癪な真似を……!」 +\endtext + +\text +雪の中から外へと転移して、 +女は脱出を果たした。 +\endtext + +\text +だが、すでにリズベルたちは逃げ去った後だ。 +\endtext + +\text("???") +「……まあいい。 + 逃げたのなら、やつらの根城に + 踏み込めばいいだけの話だ」 +\endtext + +\text +噴出しそうになる怒りを押さえ込み、 +女は消え去った。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_01_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_01_00.txt new file mode 100644 index 0000000..c91e13a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_01_00.txt @@ -0,0 +1,997 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n炎の皇国シュカ") + +\text("市民") +「軍人を追い出せ! + ウィンガ様の敵を、この国から追い出せ!」 +\endtext + +\text("軍人") +「ぐわぁっ!?」 +\endtext + +\text("軍人") +「ウィンガ教め……! + なんとしても耐えるのだ! + 陛下が逃げるまで……!」 +\endtext + +\text +首都、バラートホルンが炎に包まれている。 +\endtext + +\text +武装した市民が王城へと攻め込み、 +いたるところで軍人たちを襲い、 +その命を奪っていた。 +\endtext + +\text("市民") +「殺せ! ウィンガ様の敵を! + 邪なる存在を、浄化するんだ!!」 +\endtext + +\text +雄たけびが、燃え盛るキロスにこだまする。 +\endtext + +\text +ウィンガ教率いるキロスの市民が、 +口々に粛清を叫ぶ。 +\endtext + +\text +ウィンガの敵を滅ぼせ、と。 +邪なる存在を浄化せよ、と。 +\endtext + +\text +……数日前に起きた食料庫の火災。 +\endtext + +\text +それを端に発した市民の暴動は、 +泥沼の様相を呈している。 +\endtext + +\text +それはキロスの主要都市全てを巻き込み、 +巨大な内乱へと発展しつつあった…………… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「……つまりだ。 + 今回のキロスの内乱はシュカのせいか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい、それも、丞相お抱えの特殊部隊に + よるものです……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに加えて、キロスでは軍への不満が + あったようだな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「食料庫が焼かれちまったら、 + そりゃ爆発しちまうな」 +\endtext + +\text +肩を落とすリズベルの横で、 +カイムがふむ、と頷く。 +\endtext + +\text +キロスの内乱と、シュカの動き。 +\endtext + +\text +それはニルト統一を推し進める +魔王軍にとっても無視できないものだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「キロスにもシュカにも、 + 間者は放っておったじゃろう。 + なぜ、気づけんかった」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すみません。私の力不足です……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや、リズベルに責はあるまい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……」 +\endtext + +\text +こと、カイムにとっては普段のように +楽観できない問題である。 +\endtext + +\text("カイム") +(内戦の誘発……まるで、 + かつてのハドスだな) +\endtext + +\text("カイム") +「……手際がいい。 + 少々、うまくことが運びすぎている」 +\endtext + +\text("カイム") +「少数精鋭での作戦遂行にしても、だ。 + キロスの懐に忍び込めるか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……魔王軍を前にして、 + 警備も強化されておるじゃろうしな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あー……ってことは、 + キロスに内通者がいるってことか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「どーかしらね。シュカとキロスが手を + 結ぶなんて考えられないもの」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「では、シュカの兵を導いた + 何者かがいる……と?」 +\endtext + +\text +ふむ、とカイムは考え込む。 +\endtext + +\text +そうなれば、キロスが滅んで喜ぶ国が +首謀者となるが、見当がつかない。 +\endtext + +\text +あるいはもっと、別の目的があるのか。 +\endtext + +\text("カイム") +(……まあ、シュカを手にいれれば、 + 自ずと尻尾は掴めるだろう) +\endtext + +\text("カイム") +「わからんことは考えても仕方ない。 + それよりキロスの女王はどうなった? + 無事なのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「行方不明です。王城を占拠された現在でも + 遺体は確認されてませんので、 + 亡命したのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだと……!? + 慰み者にされておるのならともかく、 + 亡命だと……!」 +\endtext + +\text("エル") +「慰み者ならいいんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……むしろ興奮するだろう? + だが、逃げられてはそれすら出来ん……! + 俺の野望が遠のくではないか……!」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁ……相変わらずのサイテイっ + ぷりですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにを言うか。 + むしろ最低はシュカの後ろにいる + やつだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「目障りだ。この上なく、な」 +\endtext + +\text +その言葉を皮切りに、 +玉座の間の空気が一変する。 +\endtext + +\text +それはここに来て、最も日の浅い +ティーリアですら感じるほどだった。 +\endtext + +\text +息がつまるほどの殺気。 +ほんの少し、些細な音でも首をはねられて +しまうのではないか。 +\endtext + +\text +そんな不安を抱かせてしまうほど、 +濃厚で、重く、冷たい殺気が張り詰めていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあまあ。そっちは姉さんのほうで + なんとかしておくわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ……しかしだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいのいいの。 + それより、シュカの女王様のこと聞いた? + すごい美人よー?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベルよ。シュカの王とはどんな + 女だ。いや、映像だ……絵でもよい。 + すぐ俺のもとに持ってこい」 +\endtext + +\text +しかし、それもほんの少しの間だった。 +\endtext + +\text +女の話題になれば、いつものカイムだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……マガヒメさんですね。 + 一応こちらの幻像石に写してあ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、寄越せ。ふふ、さすが俺の右腕。 + 俺に言われるまでもなく用意をしている + とはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうぞ。美しいからといって、 + 勝手に会いに行かないでくださいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + ほほう……東方人の女か。 + これはなかなかいい脚を持っている……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「絶対ですよ? + カイム様の命が狙われていても + おかしくないんですから」 +\endtext + +\text +幻像石を起動しつつ、ご満悦なカイムに +リズベルは安堵の吐息をつく。 +\endtext + +\text +見れば、玉座にいる全員が安心していた。 +\endtext + +\text +カイムの内戦を引き起こした者への怒りは、 +付き合いが長い者ほど理解できる。 +\endtext + +\text +その怒りが爆発したとき、どうなるかもだ。 +\endtext + +\text +だから、ベアトリスに +感謝しなければならない。 +\endtext + +\text +そう思うリズベルだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +シュカの商店街はどこも活気で +溢れかえっていた。 +\endtext + +\text +露店が立ち並び、人がごった返し、 +楽しそうな声がイツキの耳に届いている。 +\endtext + +\text("イツキ") +(人が多い……うう……) +\endtext + +\text +ただでさえ、武士は人の目を引く。 +それも女性ともなればなおさらだった。 +\endtext + +\text +――人目は、どうも苦手だ。 +恥ずかしいというか、落ち着かないというか。 +\endtext + +\text +夕飯の買い物ひとつするだけでも、 +イツキには一苦労だった。 +\endtext + +\text("占い師") +「あいや、そこのお侍さん!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「っっ!?」 +\endtext + +\text +危うくカタナを抜こうとして、 +慌てて柄から手を放す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……えっと、私になにか?」 +\endtext + +\text("占い師") +「どうかね、一回、占ってみんか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……ああ、占い……か」 +\endtext + +\text +このあたりでは評判のいい、 +辻占いの老婆だった。 +\endtext + +\text("占い師") +「安くしとくよ? + なに、心配はいらないさね。 + あたしの占いは一度も外れたことがない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、その」 +\endtext + +\text("イツキ") +(参った。占いとか興味がないのに……) +\endtext + +\text("占い師") +「ほらほら、こっちだよ。 + 今日は手相でも見てみるかね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? いや、だから」 +\endtext + +\text("占い師") +「はい、そこ座って。 + 手、出して、手」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……う……はい……」 +\endtext + +\text +気がつくと、座らされて、 +手を差し出していた。 +\endtext + +\text +断る理由がないことと、 +対面で初対面の人物と話すことになって +しまったのが運のツキだった。 +\endtext + +\text +これが例えば、敵であったり…… +ここが道場で互いに竹刀でも持っていれば +話は別なのだが……。 +\endtext + +\text("占い師") +「ふむふむ……あー……あんた、 + こりゃ、一生オトコできないね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうか……」 +\endtext + +\text("占い師") +「や、でもね、お侍さん。 + 近々大きな出会いがあるよ。 + それ次第じゃあ……」 +\endtext + +\text("占い師") +「む……ぬぅ……こ、これは……!?」 +\endtext + +\text +終始、ニコニコしてイツキを占っていた +占い師の表情が曇っていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あの、なにか……?」 +\endtext + +\text +悪いものでも見えたのだろうか? +そう、考えた矢先のことだった。 +\endtext + +\text("占い師") +「き、凶兆じゃ……! + 凶兆が……不吉が来る……!!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え……?」 +\endtext + +\text("占い師") +「シュカが滅ぶっ! 悪魔どもが…… + あのディアボリカどもが、シュカを + 灰に変える未来が見える……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「シュカが、滅ぶ……? + いったいなにを言っている?」 +\endtext + +\text("占い師") +「ならんっ、この未来だけはあっては + ならん! あの悪魔共を滅ぼさねば……! + 浄化せねばならん……おおお……!!」 +\endtext + +\text +急に立ち上がったかと思えば +占い師は頭を抱え、そんなことを言い出した。 +\endtext + +\text("イツキ") +「大丈夫か!?」 +\endtext + +\text("占い師") +「シュカが……シュカが……」 +\endtext + +\text +だが、彼女だけではなかった。 +\endtext + +\text("占い師2") +「悪魔共を浄化しなければ、シュカは + 滅びてしまう……私には見える! + 滅びの未来が!!」 +\endtext + +\text("占い師3") +「滅びは確実にやってくる……見える…… + 見えてしまう……浄化っ……滅びを、 + 浄化して……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「なんだ、これは……?」 +\endtext + +\text +同じように道端で占っていた占い師たちが、 +一斉に騒ぎ出した。 +\endtext + +\text +全員が、同じことを口走って、だ。 +\endtext + +\text +その異常な光景に商店街は騒然としていた。 +\endtext + +\text("市民") +「お、おい、これやばいんじゃないか?」 +\endtext + +\text("市民") +「どうすんだよ……ディアボリカって、 + それってあいつ等が、俺達を……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……≪咎切/とがきり≫?」 +\endtext + +\text +動揺にゆれる市民の中で、 +イツキは表情を険しくする。 +\endtext + +\text +腰に差した己の愛刀が、 +微弱ではあるもののなにかに反応して、 +魔力を発していたからだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +(占い師たちと同じように『咎切』も、 + 不吉を感じ取っているというのか……。 + シュカを滅ぼす未来を……) +\endtext + +\text +だとして、疑問が浮かんでくる。 +\endtext + +\text +シュカの目前に迫る危機。 +そして、一斉に同じ未来を見たという +占い師たち。 +\endtext + +\text +それは、一介の武士でしかないイツキですら +異常だとわかる状況だった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「……いったい、なにが起きている?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「これでキロスと魔王軍による挟撃…… + あるいは戦力増強は防げましたね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +報告書に目を通しつつ、 +ツーシンは淡い笑みをマガヒメに +浮かべてみせる。 +\endtext + +\text +だが、マガヒメは視線を投げることも +返事をすることもなかった。 +\endtext + +\text +ルザリオが落ちた時点で、 +キロスを襲撃することは決まっていた。 +\endtext + +\text +これに関してはマガヒメも了承の上だ。 +だからといって、納得したわけではない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……できることなら、その上でキロスの + 戦力を接収しておきたかったところだけど」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「仕方ないでしょう、ああなってしまっては。 + それより、今は先のことです」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ。魔王軍の増長は国内の + ディアボリカにも力を与えます」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「今後の戦のためにも、彼らを + 強制収容すべきでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それは……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「性急な判断だな。 + それじゃあ、逆に反発されるぞ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「別に、処刑するとは言っていません。 + 収容する……と言ったのです」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それに、我らの決定に反発するなら好都合。 + 叛乱分子など、この国には不要です」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それに魔王軍に対する人質としても使える。 + 悪い話ではないでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「その程度で屈するなら、 + 誰も苦労しないわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「できることならディアボリカには手は + 出したくないわね……」 +\endtext + +\text +人質に使うにせよ、粛清するにせよ、 +それは魔王軍にとっては大義名分を与え、 +士気をあげることになるだろう。 +\endtext + +\text +かといって、ツーシンの言うことも分かる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(魔王軍……ひいてはディアボリカの + 増長は国民に不安を与えるでしょうね……) +\endtext + +\text("マガヒメ") +(彼らが魔王軍に呼応して、 + 叛乱する可能性も否定できないし。 + ……どうすればいいかしら) +\endtext + +\text +出来ることなら、強制収容なんて手は +使いたくない。 +\endtext + +\text +マガヒメにとっては、彼らも同じ +シュカの民なのだから。 +\endtext + +\text("占術師") +「マガヒメ様、失礼いたしますっ!」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なにごとか! 軍議の最中だぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわ。用件は?」 +\endtext + +\text +息を切らせてやってきたのは、 +王宮抱えの占術師だった。 +\endtext + +\text("占術師") +「ははっ……凶兆にございますっ! + シュカの未来に関わる、重大なことです!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……話して」 +\endtext + +\text("占術師") +「近く、シュカに滅びが訪れます…… + あの悪魔どもが、剣を持ち、火を放ち、 + シュカを内から滅ぼすのです……!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「悪魔、とは……ディアボリカのこと + ですか?」 +\endtext + +\text("占術師") +「白き肌、宝石の瞳……ねじれた角…… + ディアボリカに相違ありませぬ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……その滅びの未来が、 + 占いに出た、と?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くだらない……そんな世迷言で……」 +\endtext + +\text("門兵") +「マガヒメ様、街の占い師どもが……!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「今度はなんだ?」 +\endtext + +\text("門兵") +「それが、シュカが滅ぶ未来を見たと…… + 今すぐ、マガヒメ様と接見し、 + その未来を伝えねばと……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんですって?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +(ほう、これは……) +\endtext + +\text +驚愕に目を見開くマガヒメと、 +ほくそ笑むツーシン。 +\endtext + +\text("文官") +「街の占い師どもまでか。 + いったい、どういうことだ?」 +\endtext + +\text("武官") +「尋常ではあるまい。 + 無視できるものでもないですぞ、これは」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメ様、このまま放っておくわけにも + いかないでしょう。 + どうか、ご決断を」 +\endtext + +\text +ディアボリカの強制収容を促してくる +ツーシン。 +\endtext + +\text +首を縦に振れば、それで済む問題だ。 +\endtext + +\text +シュカの総人口の9割以上は人間である。 +対して、ディアボリカは1割にも満たない。 +\endtext + +\text +が、人間と比較すれば少数でも、 +それは無視していい数では無い。 +\endtext + +\text +ここでの騒ぎは、市民にも動揺を +広げていることだろう。 +\endtext + +\text +ディアボリカの叛乱どころではない。 +\endtext + +\text +最悪、市民たちが不安から暴走して +彼らを弾圧しかねない。 +\endtext + +\text +マガヒメがとるべきは、どちらか―― +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ディアボリカを収容して。 + せめて、この戦いが終わるまでは彼らを + 隔離するわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……仰せのままに」 +\endtext + +\text +ツーシンの笑みに、はらわたが煮えくり返る。 +\endtext + +\text +怒鳴り散らしてやりたいが、 +それも無意味なことだと解っていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ただし、彼らに危害を加えないで。 + いいわね?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「御意。では、さっそく準備を + 整えましょう」 +\endtext + +\text +ツーシンが文官を連れて出て行き、 +後に続いて武官たちも出て行く。 +\endtext + +\text +残されたマガヒメは大きく、 +深いため息をついた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どうなってるのよ」 +\endtext + +\text +魔王軍が現れたとき、 +マガヒメは彼らの到来を心待ちにしていた。 +\endtext + +\text +この鬱屈した日々が変わる。 +そして、この国も。 +\endtext + +\text +……だが、実際のところ、そんな思いは +もはや雲の彼方だ。 +\endtext + +\text +気味が悪いほどのタイミングで、 +占術師たちが見た凶兆も。 +\endtext + +\text +どういうわけか、ディアボリカを排除しよう +としているツーシンも。 +\endtext + +\text +全て、マガヒメの思いを裏切る結果だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「結局、ツーシンの思惑どおり……。 + さぞ、気分がいいでしょうね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああするしかなかったとはいえ、 + 王様としては失格ね」 +\endtext + +\text +玉座の上で、膝を抱える。 +抱えた膝が震えているのが自分でも +わかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうすればよかったのかしら……」 +\endtext + +\text +自身の見えないところで、 +なにかが大きく動いている。 +\endtext + +\text +加えて、ツーシンたち文官が裏でこそこそと +なにかしていることもある。 +\endtext + +\text +不安は国の外より、中にあった。 +\endtext + +\text +いつ、その切っ先がこの喉元に +突きつけられるのか。 +\endtext + +\text +王という肩書きも、魔王を倒せる力も、 +あったところで意味などない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やっぱり、私ひとりだけじゃ、 + どうにもならないわよね……」 +\endtext + +\text +ぽつりと、弱音をはいて膝を抱え込む。 +\endtext + +\text +弱音を吐ける相手も、頼れる者もいない。 +これまで全てを拒んできたその代償が、 +今やってきただけのことだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +今のマガヒメには、心配で様子を見に来た +ホンジュに気づく余裕すらなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_01.txt new file mode 100644 index 0000000..616c872 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_01.txt @@ -0,0 +1,411 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第1の都市トージン") + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様。 + これから軍議の……」 +\endtext + +\text +トージン攻略前の作戦会議。 +\endtext + +\text +リズベルはいつものように、 +カイムを呼びにやってきたのだが……。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もぬけの殻と来ましたか……。 + 次は誰を抱きに行ったんですか」 +\endtext + +\text +だとしても、幻像石くらい +片付けていけというものだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「子供じゃないんですから、 + 片付けてから出かけてくださいよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は家政婦じゃないんです。 + というか、もう私が片付けること前提で + ほったらかしてますよね、これ」 +\endtext + +\text +誰が返事するでもないが、ぶつぶつと +文句をたれつつ幻像石を片付けていく。 +\endtext + +\text +いないのなら仕方なし。 +カイムなしで、軍議を進めるほかない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ん……手紙? + 置手紙ですか……カイム様にしては + 珍しいですね」 +\endtext + +\text +テーブルの上に置かれた手紙には、 +『リズベルへ』という宛名つきだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(もしかして感謝の手紙……とか? + いや、まあ、あの人に限ってそんな……) +\endtext + +\text("リズベル") +「……シュカの偵察に行ってくるついでに、 + マガヒメの様子を見てくる…… + 軍議は任せた……」 +\endtext + +\text +読んでみて、理解するのにさらに +数秒の時間を要した。 +\endtext + +\text +つまり、出て行ったのだ。 +\endtext + +\text +あれほど、出るなと言ったのにも関わらず。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これは、戻ったらお仕置きですね。 + うふふふふ……」 +\endtext + +\text +不気味な笑みをたたえつつ、 +リズベルは玉座の前へと戻るのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +素顔を隠しもせず、カイムはシュカの首都、 +シンレンガを歩く。 +\endtext + +\text +屋台の横に立ち、イカ焼きをむさぼりつつ、 +往来の中央を歩く一団を見つめる。 +\endtext + +\text("市民1") +「いい気味ね。ディアボリカが収容されれば + しばらくは安心して暮らせるわ」 +\endtext + +\text("市民2") +「そうだね。占い師たちのおかげだ」 +\endtext + +\text("市民3") +「でも、本当にあいつらがシュカを + 滅ぼすのかな……」 +\endtext + +\text("市民4") +「なに言ってんだ。 + あいつらの味方をするのか?」 +\endtext + +\text +その一団とは、ディアボリカを連行する +シュカの兵士たちだ。 +\endtext + +\text +それを眺めて、市民たちが口々にする噂に +カイムは耳を傾ける。 +\endtext + +\text +占い師たちが見たというシュカの未来。 +ディアボリカ収容の賛否。 +彼らへの印象。 +\endtext + +\text +大体が、ディアボリカへの非難と +収容の肯定だ。 +\endtext + +\text("カイム") +(強制収容……まだ報告にあがっていないな。 + 始めたのはつい最近か……) +\endtext + +\text("屋台店主") +「兄さんもそれ食ったら、 + シュカを出て行ったほうがいいよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「むぐ……俺はよそ者だが、 + 関係ないのか」 +\endtext + +\text("屋台店主") +「ないない。シュカにいるディアボリカは + 例外なく、ああなっちまうからな」 +\endtext + +\text +無論、カイムに向けられる敵意がいくつも +あるのは気がついている。 +\endtext + +\text +この店主は数少ない例外のようだ。 +\endtext + +\text("???") +「同じディアボリカとして、 + ああいうのはどう思う?」 +\endtext + +\text("カイム") +「――ん?」 +\endtext + +\text +ふと気がつくと、傍らに美女がいた。 +彼女は憂いを秘めた瞳で、 +カイムを見つめてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……そうだな。 + 総じてアホ、バカ、間抜け、と + 言ったところだ」 +\endtext + +\text("???") +「酷い言い様ね」 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらは助けを求めもしない。 + 上の連中も占いなど信じて、あれだ。 + 他になにがある」 +\endtext + +\text("???") +「そうね。確かに、馬鹿かもね」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は……マガヒメはどうだろうな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんだ、気づいていたのね」 +\endtext + +\text +対して、驚く様子もないマガヒメ。 +彼女は自嘲気味にカイムの問いに答えた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私も、そのひとりよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「多くの民の不安を解消するために、 + 彼らには辛い思いをしてもらうって + 決めたんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「民を蔑ろにするなんて、 + 女王失格でしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ。はっきり言うじゃない」 +\endtext + +\text +ここまではっきり言われると、 +逆にすがすがしい。 +\endtext + +\text +それも、カイムの言葉からは嫌味を +感じられないからだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、俺がシュカの王になったほうが + いい。間違いなくな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どういう意味?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の女にならんか、という意味だ。 + どうだ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「えっと……どうだって言われても + 困るんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜだ?」 +\endtext + +\text +心底分からない、というように首を +かしげるカイム。 +\endtext + +\text +確かに、目の前の男はマガヒメを女として +見ている。 +\endtext + +\text +だが、不思議とツーシンのような +気持ち悪さはなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なぜって……私はシュカの女王よ。 + それに、ついさっき馬鹿といった女 + を欲しいって思うの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「欲しいに決まっている。お前みたいな + 美女を大勢侍らせたら幸せだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう……?」 +\endtext + +\text +こういう男が国王だと、国は滅茶苦茶になる。 +\endtext + +\text +だが、正直にここまで自分の願望を +口にできる人物はうらやましかった。 +\endtext + +\text +こういう男が自身の臣下なら楽しい +だろう……とマガヒメは思う。 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那ー!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、どうやら迎えが来たようだ。 + 名残惜しいが、ここまでだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。もう少し、話してみたかった + けど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、またすぐに会える。 + 玉座でな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……待って! + あなた、名前は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイムだ。忘れるなよ、 + お前を手に入れる男の名だからな」 +\endtext + +\text +――カイム。 +\endtext + +\text +ツーシンからの報告にあった、魔王の名だ。 +\endtext + +\text +ハドスを再興し、ルザリオを支配する、 +シュカの敵。 +\endtext + +\text +それが、あの男だというのか? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム……。そう、あれが魔王なんだ」 +\endtext + +\text +マガヒメは、立ち去るカイムの背中を +ずっと見送っていた。 +\endtext + +\text +本当に、また合えるのだろうかと +淡い期待を胸にしながら。 +\endtext + +\text("カイム") +「軍議はどうした?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「もう終わったぜ。 + ただ、リズベルがやべえ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「戻ったら謝っておけ。 + ただの軍議じゃというのに、 + 生きた心地がせんかったぞ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、さくっとトージンを落として + リズベルの機嫌でもとるか。 + 尻でも揉めば問題あるまい!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あー……だといいがな」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_02.txt new file mode 100644 index 0000000..4bfdadd --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_02_02.txt @@ -0,0 +1,709 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第1の都市トージン制圧") + +\text +――尻を揉む、どころではなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……すまぬ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回ばかりは許しません。 + 私、二回も言いましたよね。 + シュカには出かけるな、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………すまぬ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「聞こえませんし、聞く気もありません。 + 軍議やあなたの意識に関してはもう + 諦めてるのでいいんです。ですけど!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束くらい守っていただきたいですね。 + 分かりますよね? + 小さいときに習いませんでした?」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………すまぬ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「許しません。 + 罰として今日一日は執務について頂きます。 + エッチも幻像石もおあずけですから」 +\endtext + +\text +陥落したトージン。 +\endtext + +\text +トージンの防衛隊も見ている中、 +魔王が正座させられ、説教を食らっている +という絵はなんとも情けないものだった。 +\endtext + +\text +普段のカイムならリズベルの説教も +どこ吹く風なのだが―― +\endtext + +\text("リズベル") +「この幻像石コレクションは + 執務が終わるまで私が預からせて頂きます。 + サボったら容赦なく廃棄です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐぐ……」 +\endtext + +\text +大事なコレクションを人質にされては、 +そうすることも出来ないのだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……心配してたのなら、素直に + そう言えばいいのにね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それが出来んのがリズベルじゃからな」 +\endtext + +\text("エル") +「……でも、 + やっぱり甘いですよね」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「触らぬ神に祟りなし……。 + 俺たちにゃまだ仕事があるしな。 + いくぜ、お前ら」 +\endtext + +\text("アグリ") +「すまねえ、旦那……!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ごめんなさい」 +\endtext + +\text +そんな中、助け舟を出したのは +ティーリアだけだった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あの、カイム様。 + カイム様は偵察に向かわれたのでしょう? + なにか成果はあがりましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、そうだ。 + リズベルよ、ひとまず怒りを収めて + 聞くのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なんでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。シュカのディアボリカたちが + 強制収容されたようでな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その件は、カイム様がおられない間に + 報告があがりましたが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、さすが我が下僕たちだ。 + 褒めて遣わす。 + ……なら、その理由は聞いたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「魔王軍に呼応して叛乱する前に、 + 隔離しようというのでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それもある……が、 + もっと大きな原因がある。 + 凶兆というやつだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「凶兆……ですか?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、リズベルとティーリアは +目を見合わせる。 +\endtext + +\text +そんな二人にカイムはトージンの防衛隊や、 +配下の者も集めて、占い師に起こった +出来事を話した。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「国内のディアボリカが、シュカを + 滅ぼす……ですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひとりならともかく、 + 国中の占い師が……というのは + 確かに不自然ですね」 +\endtext + +\text +リズベルはトージンの防衛隊を一瞥する。 +\endtext + +\text("防衛隊") +「ほ、本当です……俺もあの時は + 宮廷にいて、見てましたから」 +\endtext + +\text("防衛隊") +「みんな頭の中にその光景が + 浮かんだって…… + シュカが滅びる未来が……」 +\endtext + +\text("エル") +「それじゃあ、お告げみたいですね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうね。精霊様なら、 + そのような形で啓示してくることが + あると聞いたことがあります」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……だとして、それだけ大勢の + 人間に啓示することなどあり得るのか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「≪占術師/せんじゅつし≫の方々が、精霊様と交感できる + のであれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「精霊と交感できる人間など、 + そうそういないと聞いたが」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。ですからまずありえないと + 考えていいと思います」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「で、あれば……考えられるのは」 +\endtext + +\text +精霊に詳しいブライトリーフがその可能性を +否定しては、残る答えは限られてくる。 +\endtext + +\text +導き出された結論は、 +その凶兆が極めて作為的なものであると +いうことだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「何者かが……占術師どもに、 + その凶兆とやらを“見せた”ということか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「不特定多数に同時に、そのような幻覚を + 見せたということですか? + それこそなんのために……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ディアボリカを滅ぼすため、でしょ。 + そんなことが出来るヤツなんて限られてる + けど。国を操るようなものだし」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「国を……まさか、例の間者か」 +\endtext + +\text("カイム") +「小賢しい真似をする。 + こうなれば手近な美女占い師を集め、 + 詳しい話を聞き……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……うむ、俺は戻って執務に取り組もう」 +\endtext + +\text +リズベルの視線を受けて、そそくさと +カイムは迷宮に戻っていく。 +\endtext + +\text +その後姿にリズベルはため息を +吐きつつ、一抹の不安を覚える。 +\endtext + +\text("リズベル") +(国を裏から操る者……何者なの?) +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ウェンジン") +「とんだ失態だな、将軍! + 魔王軍にトージンを奪われるとは!」 +\endtext + +\text("文官1") +「シュカの防衛は貴様ら、武官の使命では + ないか! なのにみすみす魔王軍に + 敗北するなど……」 +\endtext + +\text("文官2") +「戦は任せろ、などよく言えましたな」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +トージン陥落から数時間後。 +\endtext + +\text +緊急で開かれた軍議は、 +ひどい有様だった。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「これでは容易くシンレンガへの + 侵攻を許してしまうではないか!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「わかっているのか!? + お前たちには、この国の防衛は + 任せられないと言っているのだ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(なら、どうするっていうのかしら) +\endtext + +\text +戦を知らない文官に指揮官が +務まるわけがない。 +\endtext + +\text +それくらいウェンジンも理解し、 +ツーシンも解っているはずだ。 +\endtext + +\text +そのツーシンも……。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………」 +\endtext + +\text +ことの成り行きを見届けるだけで、 +口を挟もうともしない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……いったい、なにを考えているの) +\endtext + +\text +もし、この場にあの男……カイムがいたら、 +どう言っていただろうか。 +\endtext + +\text +考えてもわからないが、それでも、 +こんな風に不安になることはなかっただろう。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「申し訳ありません、マガヒメ様。 + この度の敗北……どの様な処分でも + 受ける覚悟にございます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「構わないわ。 + 挽回してくれるのならね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「はっ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「マガヒメ様っ! + それではあまりにも……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あまりにも、なにかしら? + 軍人に戦を任せるのは当然のことでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それとも、あなたが代わりに戦ってくれる + とでもいうのかしら?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「大体、この期に及んで身内争いなんて、 + なにを考えてるのよ。 + 今はそんなことしている場合なの?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「マ、マガヒメ様は将軍殿に甘いのですっ! + 私は、あなたに代わって彼らの + 失態を咎めているだけでっ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「誰もそんなこと頼んでないわ! + あなたたちで勝手に私を利用しないで!」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「わ、私はっ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ウェンジン、そこまでです。 + ……各都市の防衛隊を増強しましょう。 + これ以上の侵攻は許せません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ホンジュに任せるわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……最悪。身内で争ってる + 暇なんてないって言っておきながら……) +\endtext + +\text +ツーシンの横槍で、なおさら自己嫌悪 +してしまうマガヒメ。 +\endtext + +\text +せめて、こんなときぐらいは +派閥争いは横においてほしい。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……お疲れのようで。 + 少し、お休みになられては?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ええ。そうさせてもらうわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はあぁ~~……」 +\endtext + +\text +自室についた瞬間、 +マガヒメはベッドに倒れこむ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにがお疲れのようで、よ……。 + そりゃあ、まあ、見苦しかったと + 思うけど……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あー……私だってあの魔王みたいに + 自由奔放に振舞いたいわ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「年がら年中足を引っ張り合い。 + こんなときまで……本当にダメダメね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……いっそのこと、魔王軍に降伏 + してみてもいいかしらねぇ……」 +\endtext + +\text +ギスギスとした官僚たちの空間から解放 +されてしまえば、少しは気が楽になる。 +\endtext + +\text +魔王軍への降伏、なんて彼らの前では +決していえない言葉だ。 +\endtext + +\text +結局、現状を打破するには +魔王軍打倒しかありえない。 +\endtext + +\text("カイム") +「カイムだ。忘れるなよ、 + お前を手に入れる男の名だからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……私を手に入れる、か」 +\endtext + +\text +――総じてアホ、バカ、間抜けと +言ったところだ。 +\endtext + +\text +カイムを思い出すと同時に、 +その言葉が脳裏を過ぎった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……いつまでも馬鹿だと思われるのも + 心外ね」 +\endtext + +\text +マガヒメは手紙をしたためる。 +唯一頼れる友に向けて。 +\endtext + +\text +月明かりが差し込む、玉座の間に +三つの人影があった。 +\endtext + +\text +ツーシンとウェンジン。 +そして、謎の間者だ。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ツーシン様……先ほどは + 申し訳ありません」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「構わんよ。好きなだけマガヒメに + 反抗すればいい。 + シュカの王は彼女ではないのだからな」 +\endtext + +\text +女王とはいえ、まだ子供だ。 +まして官僚たちを遠ざけているが故、 +味方もいない。 +\endtext + +\text +少しつついてやればあのザマだ。 +ツーシンにとってはむしろ気味がいい。 +\endtext + +\text("間者") +「……しかし、よいのですか? + さっそく都市をひとつ占領されましたが」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ……地ならしの必要がなくなる」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それより、私に会いに来たということは + なにかあったということでは + ないのか?」 +\endtext + +\text("間者") +「ええ。ご報告したいことが + あります。マガヒメ様について」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「彼女になにか?」 +\endtext + +\text("間者") +「魔王軍襲撃の数時間前のことです。 + マガヒメ様が魔王らしきディアボリカと + 接触しておりました」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なに……?」 +\endtext + +\text("間者") +「魔王は以前から迷宮を抜け出し、 + 偵察と称して女漁りをする + 悪癖がありまして」 +\endtext + +\text("間者") +「そこに偶然、マガヒメ様が居合わせた + のでしょうね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……魔王はマガヒメであることを + 知っていたのか?」 +\endtext + +\text("間者") +「ええ」 +\endtext + +\text +カイムの女癖の悪さは、当然間者から +聞き及んでいる。 +\endtext + +\text +再びマガヒメに会いにくる +可能性もあるだろう。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメを監視しろ。 + 出来ることなら、魔王とともにいる + 瞬間を形に残せ」 +\endtext + +\text("間者") +「……お任せください」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ。うまく事が運べばいいがな」 +\endtext + +\text +もし、その瞬間を幻像石にでも残せば、 +この上ない切り札になる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(軍の力は衰え、文官や末端の兵は + すでに手中にある……流れは、 + 私がつかんでいる) +\endtext + +\text +その中で、もっとも大きな不安材料。 +それは、この間者だ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ところで、お前に聞きたいことがある」 +\endtext + +\text("間者") +「なんでしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「“凶兆”については、 + お前も耳にしているだろう」 +\endtext + +\text("間者") +「ええ。ディアボリカが、シュカを + 滅ぼす……とか」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あれは、お前が仕組んだことか?」 +\endtext + +\text("間者") +「いいえ、違います。私は人間ですから。 + そのようなことは出来ません」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……そうか。ならばよいのだがな」 +\endtext + +\text +間者はまるで、なにを問われるのか +知っていたかのように即答した。 +\endtext + +\text +そして、この間者はなにか知っている。 +それは、この間者を警戒するには充分な +理由だった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_01.txt new file mode 100644 index 0000000..18b33f5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_01.txt @@ -0,0 +1,606 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第2の都市ナンタイ") + +\text +マガヒメはすっかり行き付けになった酒場で、 +果実酒をちびちびと味わっていた。 +\endtext + +\text +周囲に客はいるが、 +不必要に気を遣ったり、敬ったりはしない。 +\endtext + +\text +彼らも彼女がここに「気を抜きに来た」 +ことくらいは理解しているからだ。 +\endtext + +\text +しかし、マガヒメがここに来た理由は +息抜きではない。 +\endtext + +\text("客1") +「おっ、こりゃまた可愛いお侍さん + じゃねえか。一緒に一杯どうだい?」 +\endtext + +\text("???") +「いや、私は……」 +\endtext + +\text("客2") +「お、イツキちゃんじゃねぇか! + ついに今日こそ、俺に酌を + してくれんのか!?」 +\endtext + +\text("客3") +「むしろ、俺につがせてくださいっ! + ささ、イツキさん、ここに!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ、う……その……」 +\endtext + +\text +男たちに言い寄られて、 +どんどん気弱になっていく友人に、 +マガヒメは思わず噴出してしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ごめんなさい。 + 彼女、私の連れなのよ」 +\endtext + +\text("客4") +「そんなぁ……マガヒメ様ばっかり + ずるいっすよー」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……」 +\endtext + +\text +ほっとしたイツキが、 +かすかに表情を緩めて駆け寄ってくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「相変わらず、人見知りが激しいわね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿、こういう場所は困る。 + せめて道場に……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やーよ。あんなところで飲んでも、 + ちっとも楽しくないもの」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そんなことないはないと思うが……」 +\endtext + +\text +シュカ随一の剣士、ヨザクラ=イツキ。 +\endtext + +\text +剣豪としてその名は轟いているが、 +蓋を開けてみれば人見知りの激しい +内気な少女だ。 +\endtext + +\text +マガヒメにとっては、数少ない +友人でもある。 +\endtext + +\text("店主") +「ご注文はいかがなさいますか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「………………」 +\endtext + +\text("店主") +「あのー……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ごめんなさい、この子人見知りで。 + お茶でいい?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……ん」 +\endtext + +\text +だが、カタナさえ持てば……戦いの場さえ +あれば、彼女は変わる。 +\endtext + +\text +魔物すら寄せ付けない、 +シュカ最強の剣士に。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「よかったわ。 + 手紙、ちゃんと届いていたみたいで」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ツーシンに見つかったら、 + 中身を変えるどころか、あなたに届いて + すらいないだろうし」 +\endtext + +\text("イツキ") +「大丈夫。ちゃんと届いた。 + 開けられた後もない。 + 読んだのは、私だけのはずだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……魔王討伐、引き受けてくれる?」 +\endtext + +\text +マガヒメが友にしたためた手紙。 +それはイツキに宛てた、魔王討伐依頼だった。 +\endtext + +\text +ツーシンが力をつけるよりも先に。 +シンレンガに到達するよりも前に。 +魔王を倒してほしい……と。 +\endtext + +\text +マガヒメの問いに、 +イツキはなんの迷いもなく、 +首を縦に振った。 +\endtext + +\text("イツキ") +「友の頼みだ。断るわけがない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……イツキ」 +\endtext + +\text +まして、マガヒメたっての願いである。 +\endtext + +\text +イツキには、なにひとつ +断る理由はなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ごめんなさい。 + あなたは剣士なのに、こんな暗殺者 + みたいなことをさせて……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、魔王との一騎打ちを望めるのなら + これ以上の舞台はない。 + 感謝しているくらいだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それに、マガヒメ殿のお役に立てる。 + それだけでも私は嬉しい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ありがとう。 + 本当、頼りになるわ。官僚たちとは大違い」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それは、凶兆となにか関係が?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん……そうね、それもあるかしら。 + でも調べようにも私ひとりじゃ、ね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「宮廷には私の味方なんていないし」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………味方なら、ここにいる。 + 私はなにがあっても、マガヒメ殿の + 味方だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「イツキ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王の≪首級/しるし≫、必ずやこのイツキが + 貰い受ける」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そして、あなたを陥れようとする者も、 + この私がひとり残らず切り捨てる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「だから、安心して……。 + 私を、信頼してほしい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ……信頼も信用もしてる。 + けれどね、その前に手を放した方が + いいんじゃない? みんな見てるわよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……」 +\endtext + +\text +イツキ自身、無意識だったのか。 +マガヒメの両手をぎゅっと握っていた。 +\endtext + +\text +それに今、気がついてイツキの頬が +赤くなっていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、その……ごめんなさい……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私はいいんだけどね~、ふふ」 +\endtext + +\text +マガヒメはそんなイツキに癒されつつ、 +時間の許す限り、彼女とともにいたのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +マガヒメと別れたイツキは、 +その足で迷宮へと向かおうとしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿をひとりにして、 + 本当に大丈夫なんだろうか……」 +\endtext + +\text +しかし、後ろ髪を引かれる思いだった。 +\endtext + +\text +不安そうなマガヒメを思い出すと、 +イツキまで不安を覚える。 +\endtext + +\text +マガヒメが官僚たちを信頼できず、 +孤立していることはイツキも知っていた。 +\endtext + +\text +だが、その不安を取り除く術が分からない。 +自身にできることは、 +このカタナで敵を切りふせることだけだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王の首をとる……」 +\endtext + +\text +そのことに対して、 +緊張も恐れもない。 +\endtext + +\text +心はいつもと変わらず、 +シンと冷えて、すでに戦いのために +切り替わっている。 +\endtext + +\text("イツキ") +(ルザリオさえも落とした魔王を討つ。 + マガヒメ殿の頼みは、必ず遂行する) +\endtext + +\text("イツキ") +「そして、マガヒメ殿をお守りする + ことができれば……」 +\endtext + +\text +そのときこそは、剣士としての自分に +自信を持てるはずだ。 +\endtext + +\text +イツキは自分のために、 +そして大事な友のために、 +魔王のもとへと向かった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「おらっ、きびきび歩けっ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ぐぅっ……ちくしょう……」 +\endtext + +\text +ナンタイから少し外れた場所に、 +簡易的な作りをした収容所がある。 +\endtext + +\text +ここに集められたディアボリカたちは、 +みなナンタイで連行された者たちだ。 +\endtext + +\text +この日、彼らはここからハクシャの +大型収容施設へと移送されることに +なっていた。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「馬の様子がおかしいな。 + 怯えてやがる」 +\endtext + +\text +ディアボリカたちを荷馬車に移しつつ、 +兵のひとりがぽつりとつぶやいた。 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「こいつらに怯えてんじゃねえか。 + なにせ、悪魔だしよ」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「案外、魔王軍が近くにいたりしてな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「だとしても襲われるのはナンタイだろう。 + 支配ついでに武官どもを + 始末してくれたらなぁ……」 +\endtext + +\text +ナンタイから外れているうえに、 +あるのは収容所だけだ。 +\endtext + +\text +ここが襲われる要素はほとんどなかった。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ああ。武官が減ればツーシン様も…… + ん?」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「どうした?」 +\endtext + +\text +水平線の向こうでなにか動いたような +気がした兵は、足を止める。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「いや、向こうでなにか動いたような + 気がしたんだが……」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「気のせいじゃないのか。 + それか、お前が疲れているかだ」 +\endtext + +\text +そうだろうか……と兵は目を凝らす。 +確かに、動いた気がするのだが。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「……いや、やっぱり動いているって。 + ほら見て――」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「ッッ……!?」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「な、なんだ……!?」 +\endtext + +\text +腹の底にまで響く遠雷のような咆哮。 +そして―― +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「あ、ああ……まさか……」 +\endtext + +\text +水平線が、黒色に染まっていく。 +それはやがて兵たちの目にはっきりと +見えるようになっていった。 +\endtext + +\text +魔物の大群へと。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「魔物……? 魔王軍だと!? + なぜ、ここに……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんなもん、こいつらを解放して、 + ナンタイを占領するために決まってるだろ」 +\endtext + +\text +そして、アグリもまた魔物たちと +同時に動き出した。 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「ちっ……だったら、今すぐにでも…… + いや、なぜお前はそれを知っている?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そりゃあ、お前……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺も魔王軍だからよ」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「は……お、お前……!!」 +\endtext + +\text +アグリは隠し持っていたナイフを引き抜き、 +兵士の喉元に突きつける。 +\endtext + +\text("アグリ") +「動かねえ方が身のためだぜ」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「くっ……」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「ウオオオォォォォォォォ!!」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「ひッ……!」 +\endtext + +\text +そうこうしているうちに、 +魔物達は瞬く間に収容所を包囲していく。 +\endtext + +\text +抵抗することもできなければ、 +逃げることもできなかった。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「こ、ここになんの用だ……! + お前たちが占領しても + 得をするようなものは……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「言っただろうが。 + ここに収容されたディアボリカを + 解放するためだってよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お前らに連行されたのもそのためだ。 + こうやって挟み撃ちにしてやりゃ、 + なにもできねえだろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリ、そいつらを縛れ。 + あとでゆっくりと話を聞かせてもらうぞ」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「は、話すと思うか……? + 我らが悪魔に屈するなど……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたたちに選択の余地はありません。 + カイム様、彼らを捕虜にしますが + よろしいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、任せる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では予定通り、ディアボリカを + 保護しだいナンタイへと侵攻します」 +\endtext + +\text +魔物たちは咆哮を響かせて、 +ナンタイへと侵攻していった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_02.txt new file mode 100644 index 0000000..b5422f9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_03_02.txt @@ -0,0 +1,722 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第2の都市ナンタイ制圧") + +\text("マーガレッタ") +「カイム、リズベル、連れてきたぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、ご苦労」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「…………」 +\endtext + +\text +ナンタイ攻略後、カイムのもとに +収容所にいた兵が連れてこられた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなた方を生かし、ここに連れてきたのは + お聞きしたいことがあったからです」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「……なにが聞きたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの集めたディアボリカたちは、 + どこに連れていくつもりだったのですか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「正直に答えろ。 + でないと、痛い目を見るぜ」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「こ、答えたら助けてくれるんだろうな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「正直に答えれば、な」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「……ハクシャだ。 + あそこにはシュカで一番大きな + 収容所がある」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「この国にいるディアボリカは、 + 全員そこに収容されてる……武官たちと + 一緒に」 +\endtext + +\text("カイム") +「武官も、だと? + なぜだ?」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「シュカは人間の国だ。ディアボリカに + 与するやつらなど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことを聞いているのではない。 + だが……ふむ。そいつらから聞いたほうが + よさそうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、彼ら……文官の処分はいかが + なさいますか? 正直に申し上げれば、 + 魔王軍には不必要な人材ですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「放っておけ。 + 引きこむ価値も殺す価値もない」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「ッ…………」 +\endtext + +\text +つまるところは無能、といわれたような +ものだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「人間の国、か……ジャコモを思い出すのぉ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そういや、あいつも似たような + こと言ってたな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「シュカはあやつの後ろ盾じゃったからな。 + さもあらん」 +\endtext + +\text +しかし、とマーガレッタは文官を +一瞥する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム。こやつら、本当に捨て置いて + よいのか?」 +\endtext + +\text +マーガレッタが斧を担ぎなおして、 +カイムに確認する。 +\endtext + +\text +命令さえあれば、始末するが……と +言いたいのだろう。 +\endtext + +\text +次の狙いはハクシャの収容所ということは、 +逃がした兵士たちも気がついているだろう。 +\endtext + +\text +その情報はマガヒメだけでなく、 +ツーシンにも届くだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、構わん。むしろ逃がせ。 + そして、俺の活躍を貴様らの王に + 伝えよ」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「なぜ、そんなことを……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ただの自慢と嫌がらせだ。 + そら、さっさとどこへなりと消えろ」 +\endtext + +\text +魔王の意図は分からないものの、 +生きながらえるのであればそれに +越したことはない。 +\endtext + +\text +そう考え、兵士たちはその場から +立ち去っていく。 +\endtext + +\text +そして、残ったカイムには口をへの字に +曲げた少女が詰め寄ることになった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……で、無条件で敵兵を逃したのは + なにか考えあってのことか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まさか、本当にただの自慢と嫌がらせ + ではありませんよね?」 +\endtext + +\text +ふたりに詰め寄られても、 +カイムは堪える様子もなくにやっと +口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「それがほとんどだ。あとはまあ、これで + ハクシャへの収容に歯止めがかかれば + 文句はないがな」 +\endtext + +\text +それこそ、もののついでではあるのだが。 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +(ふむ……?) +\endtext + +\text +その傍らで、アグリが暗い表情で +なにか考え込んでいることに +カイム以外は誰も気づいてはいなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「……以上が、ナンタイ陥落の顛末です。 + 申し訳ありません。我らの力不足ゆえ、 + このようなことに……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +ナンタイから無事戻ってきた兵士の報告に、 +マガヒメとツーシンはそれぞれ +全く別の感情を露わにした。 +\endtext + +\text +それは、カイムの思惑通りであった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……いえ、無事に戻ってきただけでも + 喜ばしいことです。疲れたでしょうから + まずは休息をとりなさい」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「――はっ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +(……舐めた真似をするではないか。 + 魔族風情が……!) +\endtext + +\text +今、この状況でハクシャにディアボリカを +収容するわけにはいかない。 +\endtext + +\text +仮にハクシャが落とされた場合、 +彼らは魔王軍の庇護下に入るだろう。 +\endtext + +\text +最悪、魔王軍の仲間になるかもしれない。 +みすみす、戦力を増強させるようなものだ。 +\endtext + +\text +そこまで考えて、魔王はあの兵たちを使い、 +わざわざ次の標的を教えたのだろう。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(あの下等な魔族の思惑通りに + 動かざるを得んとはな……) +\endtext + +\text +ツーシンの導きだした結論に、 +マガヒメもたどり着いていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(助けて、くれたのよね……彼らのことを) +\endtext + +\text +同類だから助けたのか。 +だとしても、シュカの兵を無傷のまま +放っておくものだろうか。 +\endtext + +\text +そして、驚くべきはもうひとつある。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「しかし、解せんな。 + 収容者を解放し、誰も殺さずナンタイを + 占領……あげく敵兵の治療とは」 +\endtext + +\text +それこそが、驚くべきことだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……あの文官の話が事実なら、 + トージンにも同じことが言えるかもね…… + ルザリオにも」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「だとして、なんだと言うのですか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「理性的よね、魔王って。 + 和平……とまでは行かなくても、 + 停戦くらいは可能じゃないかしら」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なにを言っているのですか! そう見せ + かけてるだけかもしれないでしょう! + 大体、悪魔になんぞ話は通じません!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そうかしら」 +\endtext + +\text +脳裏に浮かんだカイムの姿。 +バカではあるが、到底悪魔とは思えない。 +\endtext + +\text +ともすれば、ナンタイでの行動も +納得できる気がする。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「シュカの街が支配されている事実に + 変わりはなく、まして仕掛けてきたのは + 魔王軍です」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「話が通じても、停戦に答えてくれる + 確証はありません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……しかし、敵の目的が分かれば + こちらもやりやすくなりますね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「魔王軍の狙いは収容所だ。 + ……だとすりゃあ、罠を張るのもそこか」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「情報ではかの魔王は、自ら偵察に + 出向くことが多いそうです。 + 収容所にも現れるかと」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(そっか……だから、あの時も + シンレンガに来てたのね) +\endtext + +\text("ツーシン") +「収容者を囮にしましょうか。 + 施設ごと爆破してしまえば、 + 処刑の手間も省けます」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……俺の部下もいるんだがな。 + 第一、民間人にも被害が出るだろうが」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「大儀のためならば本望でしょう。 + 反逆者の方は死んで当然です」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「大儀のためなら、か。 + ……そいつは本気で言ってるんだな?」 +\endtext + +\text +自身の部下への扱いより、 +その言葉のほうがホンジュの感情を +逆撫でする。 +\endtext + +\text +市民を犠牲にするなど、 +軍人としてあってはならないことだ。 +\endtext + +\text +だが、そのやりとりすら +マガヒメには目障りなことこの上ない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やめなさい。 + なににしても、そんなこと私が許さないわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメ様、手段を選んでいては……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「決めるのは、この私。 + あなたたちじゃない。分かるわね?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +相手を黙らせるような物言いに、 +マガヒメ自身も内心驚いた。 +\endtext + +\text +だが、こうでもしなければ +この場は収まらなかっただろう。 +\endtext + +\text +武官と文官がいがみ合い続ける以上、 +どうしても険悪なやりとりに +なってしまうのだから。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……結局、重い空気のまま軍議は終わった。 +\endtext + +\text +決断は終始、マガヒメに任され、 +マガヒメは有無を言わさぬ上意下達で +進んでいったのだ。 +\endtext + +\text +誰からも文句が出なかったのは、 +王と臣下という関係性以外に +なにもなかったからだ。 +\endtext + +\text +たとえば、もし。 +そこにほんの少しでも信頼関係があれば +違ったかもしれない。 +\endtext + +\text +あるいは、マガヒメが少しでも +彼らに近づいていれば少しはましだったかも +しれないが―― +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……できるわけないじゃない。 + 私まで、彼らみたいになるわけには + いかないんだから」 +\endtext + +\text +王である自身まで、官僚のように +腐敗してしまうことだけはごめんなのだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、失礼してもよろしいですか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……いいわ。鍵、あいてるから」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「失礼します。 + ……やっと中に入れてくれましたな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これで何度目よ。 + ……本当にしつこいんだから」 +\endtext + +\text +このところ、軍議が終わるとこうして +ホンジュがやってくる。 +\endtext + +\text +以前、ウェンジンに怒鳴り散らして、 +その翌日から、毎日である。 +\endtext + +\text +中にまで招き入れたのは、 +今夜が初めてだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なにか用?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「いや……このところ、無理をしていられる + ようでしたから。 + 少し、気になりましてな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……無理なんてしていないわ」 +\endtext + +\text +心配されたのは、初めてだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なによ。言いたいことがあるなら + 言いなさい」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……いえ。 + さきほどは申し訳ありませんでした」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……謝るくらいなら、いい加減 + いがみ合うのはやめなさい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「別に仲良くしろって言ってるわけじゃない。 + シュカのためになすべきことをして、 + と言ってるの」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「すみません……もしかして、 + 私らを信用してくれないのはそのせい + なんですかい?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……そうでしょうね。マガヒメ様は、 + 幼いころから、私たちを見ておられる。 + ……信用なんて、できんでしょう」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「だとしても、今は信じちゃくれませんか。 + 俺だって、この国を守りたいんです。 + 部下も同じ気持ちなんですよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……だから、信じてくれって? + そんなこと、出来るわけないでしょう」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「話が終わったなら、出てって」 +\endtext + +\text +ホンジュに背を向けるマガヒメ。 +それはあからさまな拒絶だった。 +\endtext + +\text +こうなることは、ホンジュも解っている。 +解っているが、それでも言葉として +伝えねば届かない。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……俺たちは、なにがあっても + マガヒメ様の味方です。 + それだけは、覚えていてください」 +\endtext + +\text +バタン、とドアの閉まる音がして、 +ホンジュの気配が消える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「信用なんて、できるわけないじゃない」 +\endtext + +\text +今更、そんなことを言われて +首を縦にふれるわけがない。 +\endtext + +\text +これまでマガヒメが官僚たちの何を見てきた +のかを知っておいて、よく言えたものだ。 +\endtext + +\text +……ただ、それだけマガヒメやシュカの +ことを思ってくれているのではないか。 +\endtext + +\text +少なくとも、ツーシンよりは。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……今はそんなことより、 + カイムのことよ」 +\endtext + +\text +思うところはあるものの、 +マガヒメはカイムのことを考えることにする。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ハクシャに来る……ディアボリカたちを + 助けるために」 +\endtext + +\text +その前に、収容所の様子を見に行った +方がいいかもしれない。 +\endtext + +\text +武官たちから、話を聞いておきたい…… +というのもあるが、なにより +収容者のことが心配だった。 +\endtext + +\text +危害は加えるな、と厳命してあるが、 +彼らは果たして無事なのだろうか。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……最悪、私の命令があれば + ディアボリカを解放するはず……) +\endtext + +\text("マガヒメ") +(魔王軍には、自由になった彼らを + 匿ってもらった方がいいかもしれないわね) +\endtext + +\text +そう考える反面で――。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……また会えないかしら」 +\endtext + +\text +純粋に。 +敵味方関係なく、マガヒメは再会を +望むのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_01.txt new file mode 100644 index 0000000..53a9198 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_01.txt @@ -0,0 +1,721 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第3の都市ハクシャ") + +\text("カイム") +「……あれが収容所か?」 +\endtext + +\text +ハクシャから遠目で、 +収容所を確認するカイム。 +\endtext + +\text +その傍らでマーガレッタとアグリも、 +収容所に視線を移した。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「リズベルからの情報が正しければな。 + お主ら、私から離れるでないぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「言われなくてもわかってるっての」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。離れぬように、手をつなごうでは + ないか。恋人つなぎを所望する」 +\endtext + +\text +三人の足元――地下には魔物たちがすぐに +でも出られるように待機している。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「全く……あまり目立ちすぎるでないぞ。 + お主はただでさえ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。偵察だということは + 俺も十分に承知している」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……うむ。声に出して言っておる時点で + 偵察もなにもないの」 +\endtext + +\text +襲撃直前などに、敵情視察するのは +カイムにとっては珍しいことではない。 +\endtext + +\text +本来は斥候にやらせるべき任務だが、 +時折理由をつけてはひとりでフラフラと +出ていってしまう。 +\endtext + +\text +今回は、あの収容所は気になると言い…… +それにアグリがついていくと言い出した。 +\endtext + +\text +そしてリズベルに頼まれる形で、 +マーガレッタが二人の保護者として +ついていくことになったわけだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「しかし、収容所に偵察など…… + どうせハクシャを落とすのなら + 今でなくともよかろう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「馬鹿野朗、だからって放って + おけるか!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。囚人の中に美女がおるやもしれん。 + いれば俺のモチベーションがあがるのだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……カイムはともかく、じゃ。 + 戦闘前に助け出す気か?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ? だったらなんだよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「巻き込んでしまったらどうする気じゃ。 + 少数で突っ込んでも、勝ち目はないぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「でもよ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「収容者を人質に取られるやもしれんぞ。 + そうなっては困るのは私たちじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あー……また旦那がブチきれるな、 + そんなことになったら」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +そもそも、マーガレッタまでついてきたのは +そうなったときのための保険だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「万が一ということもあります。 + あのお二人が暴走するようなことがあれば、 + あなたが止めてください」 +\endtext + +\text +マーガレッタが仲間になる前、 +一度、そういうことがあったらしい。 +\endtext + +\text +カイムもアグリも、弱者への蹂躙を +許せない性質なのだそうだ。 +\endtext + +\text +故にアグリは強者となり弱者を守ろうとし、 +カイムは一度だけ兵士たちを +皆殺しにしたという。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(アグリはまだわかるが、 + カイムがのぉ……) +\endtext + +\text("カイム") +「む、どうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「見かけによらんと思ってな」 +\endtext + +\text("カイム") +「どういう意味の発言だ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主は、ああいうのが許せんそうじゃな」 +\endtext + +\text +マーガレッタは収容所の前で、 +起きている惨状に目を向けた。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「脱走するなど……自分の立場を + わかっていない奴には罰が必要だな!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「やめてっ……もう痛いのは嫌っ、いやっ、 + あうっ……! ひっっ、ぎゃっ!?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「ひうっ……うぐっ……」 +\endtext + +\text +看守だろう男が、振り上げた剣を振り下ろし、 +収容者を斬りつける。 +\endtext + +\text +斬りつけるだけで、殺しはしない。 +まるで痛めつけるのを楽しんでいる +ようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、あれは別に構わん。 + 脱走して失敗したのはあいつの責任だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、擁護する点があるとしたら + まあ、それなりに可愛い娘ということだ。 + 助け出したら礼を貰わねばな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「弱者は淘汰される。弱肉強食は摂理だ。 + だが淘汰されることと、蹂躙されることは、 + また別の話ということだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……そうか。ちゃんと線引きして + おるのならよい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「時を待て。 + あの様子ではまだ殺すまい。 + 殺されなければ、傷を癒すこともできる」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……ちっ。わかった」 +\endtext + +\text +殺気をみなぎらせるアグリをなだめるカイム。 +\endtext + +\text +その傍らで、マーガレッタはひとり +安心していた。 +\endtext + +\text +これなら、リズベルが案じているような +ことにはならないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「む!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「どうかしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し野暮用ができた。 + お前たちは俺の指示があるまでここにいろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム?」 +\endtext + +\text +マーガレッタから手を離し、 +カイムはそそくさと“彼女”の下に +向かう。 +\endtext + +\text +収容所を複雑な表情で眺めている +マガヒメの下に。 +\endtext + +\text("カイム") +「こんなところでなにをしている?」 +\endtext + +\text +そして、挨拶代わりとばかりに +丸い尻たぶを鷲掴んでやる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひゃあっ!? ちょっ、なにするのよ、 + この痴漢……あ、カイム!? + あなたねぇ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ただの挨拶ではないか。 + 尻のひとつやふたつで王が + 喚くものではない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どこの世界にお尻を揉んで挨拶する男が  + いるのかしら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の目の前にいるではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はいはい、そうでした……。 + もう、人が落ち込んでいるのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「アレのことか?」 +\endtext + +\text +カイムが指を差したのは、収容所だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「強制収容はお前の命令ではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……危害は加えるな、ってちゃんと + 言いつけたわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「魔王軍との戦いが終わるまで…… + 本当に一時的に収容するだけだったの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……こんなこと、私は命令していないし + 望んでもいない」 +\endtext + +\text("カイム") +「人間にしては珍しいことを言う。 + お前たちは俺たちを毛嫌いしていると + 思ったが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私は違うわ。 + だいたい、ディアボリカに対する偏見って、 + ずっと昔からのものでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私ね、そういう昔っから未練たらしく + ネチネチ続いている価値観とか、 + しがらみとか大っ嫌いなのよ」 +\endtext + +\text +ふん、と鼻を鳴らしてマガヒメは +忌々しげに収容所の前で起きている +暴虐を見つめる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……もう10年くらいかしら。 + そういうのをね、ずっと見てきたのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +お互いにこうあるべきだと、 +意地を張り合い―― +\endtext + +\text +逃げ延びた先でも続く権力争い……。 +\endtext + +\text +飽きることなく続いたそれらは、 +やがて国を腐敗させ、崩壊に導くものだと +マガヒメは学んでいる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嫌になるわ、本当に。 + 一度腐っちゃうとダメね。 + もう、直しようがないもの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「根っこから取らないと駄目。 + 自分じゃどうしようもないし……そこだけ + 切り取っても別のところから腐敗するもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「……頼ればよかったのではないか? + それこそ、武官なんぞはディアボリカも + 多いと聞くが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうやって、私まで権力争いに + 巻き込まれたら本末転倒でしょ? + それに、弱みを見せればツーシンに……」 +\endtext + +\text +そこで、マガヒメは視線を落としてしまう。 +\endtext + +\text +ツーシン……という名前には、 +カイムも聞き覚えがある。 +\endtext + +\text("カイム") +(ツーシン……ツーシン……確か、文官の + 頭だったか。国というのはどこも同じだな) +\endtext + +\text +あるいは、このニルト地方ゆえかもしれない。 +\endtext + +\text +怠惰な平和が、 +国内を腐敗させてツーシンや、ルドールの +ような男を生み出したのだろうか。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だったら、変えるには大きな変化が…… + たとえば魔王軍に支配されるとか……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それぐらいじゃないと、 + きっといつまで経っても変わらないわ、 + シュカは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう……それは、この国を + 俺に寄越すということか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お生憎様。私はまだ諦めていないの。 + できることを全部して負けるのはいいけど、 + 最初から諦める気はないのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふ、そうか。 + できることは……か。 + ならば、早速してもらおうか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「早速って、なにをする気なの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ついてこい。 + お前は今から人質だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「人質って……きゃっ!?」 +\endtext + +\text +突然のことにマガヒメは小さな悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text +カイムの太く硬い腕が、 +自身を抱きしめている。 +\endtext + +\text +抱き寄せられ、収容所へとずるずると +引きずられているのだ。 +\endtext + +\text +それはタイミングも含めて、 +想定していなかった出来事だった。 +\endtext + +\text +マーガレッタとアグリは慌てて、 +カイムの後を追ってくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちょっと、カイム! + あなた一体なにをする気なの!」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな、用が済めば + 自由にしてやる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そういう問題じゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「おい」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「あん?」 +\endtext + +\text +そうして、マガヒメとともにディアボリカを +痛めつけている兵の下に来ると―― +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「なんだ、貴様は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこを退け」 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「がっ!?」 +\endtext + +\text +無造作に、その兵を殴り飛ばした。 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「おい、なんだ、貴様は!」 +\endtext + +\text("カイム") +「動くな。マガヒメがどうなっても知らんぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「痛ッ……あぐっ……!?」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「マガヒメ様!? なぜ、ここに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は魔王軍のカイムだ。 + 即刻、武装を解除し降伏しろ。 + でなければマガヒメを殺す」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うっ……カイ、ム……!」 +\endtext + +\text +カイムはマガヒメを人質にシュカの兵を +脅しにかかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「我らの目的はハクシャの制圧……そして、 + 収容者の解放だ。おとなしく命令を聞けば、 + お前たちも、マガヒメも無傷で……」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ふん……なにかと思えば……。 + ならば、さっさと始末するといい。 + 我らが貴様に屈するなどありえん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なに?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「げほっ……けほっ……あなた、たち…… + なにを言って……」 +\endtext + +\text +あまりの言葉に、カイムは力を緩め、 +マガヒメは呆然とする。 +\endtext + +\text +動揺すら見せない兵士たちは、 +むしろ敵意とともにカイムをにらみつける。 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「マガヒメひとりの命で、 + 魔王を討てるのなら安いものだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「ここには簒奪者の味方はひとりもいない。 + 魔王とともに死んでいただきます」 +\endtext + +\text("カイム") +(……簒奪者だと?) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そう、ね。 + あなたたちはツーシンの味方だものね。 + それなら、仕方ないわ……」 +\endtext + +\text +兵の言葉ひとつひとつがではなく。 +\endtext + +\text +マガヒメという王を否定されたということの +方が、心をえぐられた。 +\endtext + +\text +死を望まれるなんて、 +思いもしなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ないとはどういうことだ。 + お前を貰いに来た俺の立場はどうなる?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え……?」 +\endtext + +\text +だが、落ち込む暇などまるでなかった。 +\endtext + +\text +抱き寄せてくれた男の言葉と力が、 +それを許さなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は俺のものだ。死なせるつもりはない。 + やつらが必要ないというなら好都合だ。 + 今ここで、貰い受けるぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぁ……」 +\endtext + +\text +一際力強く抱き寄せられ、 +思考がショートしてしまうほど +顔が熱くなる。 +\endtext + +\text +――死なせない? 貰い受ける? +\endtext + +\text +そんなに欲しいの? この私を? +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「好きにするといい。 + どうせ、お前たちはここで終わるのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、後はお前たちに任せる。 + マガヒメもいるのでな……俺の手を + 煩わせるなよ」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グゥオオオオォォォォ!!」 +\endtext + +\text +咆哮とともに魔物たちが地面から、 +路地から、いたるところから現れる。 +\endtext + +\text +その先頭に立つのは、アグリだった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「収容所だ! + ディアボリカを助け出せぇっ!!」 +\endtext + +\text("シュカ兵3") +「魔物どもが……貴様らも収容所に、 + ぶちこんでやるぞ!!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_02.txt new file mode 100644 index 0000000..73afb0a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_04_02.txt @@ -0,0 +1,657 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第3の都市ハクシャ制圧") + +\text("シュカ兵1") +「ひっ……た、頼む、許してくれ! + 俺たちが悪かった! 悪かったから……」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「ふざけるな! + よくも俺たちをいたぶってくれたな!」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「ただで済むと思うなよ……! + お前たちにも同じ苦痛を味わわせてやる!」 +\endtext + +\text +無力化されたシュカの兵士たちを取り囲む +ディアボリカたち。 +\endtext + +\text +彼らは皆、収容されていた者たちだ。 +\endtext + +\text +ティーリアたちによって傷を癒された +両者だが……その立場はすでに逆転していた。 +\endtext + +\text +このまま、放っておけば +彼らの手で兵士たちは皆殺しにされるだろう。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まあまあ、いいじゃねぇか。 + そんなことしたって……」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「外野はすっこんでろ! + これは俺たちとこいつらの問題だ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ、いや、それはそうだけどな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「駄目だ。そんなことするんじゃねえ」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「でもっ……!」 +\endtext + +\text +感情を抑えきれないディアボリカに、 +アグリは諭すように言葉を続ける。 +\endtext + +\text("アグリ") +「やり返したけりゃ、こいつらを + 牢屋にぶちこんだ後だ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「恨んでいるのはお前らだけじゃない。 + なのに、お前らだけが……なんて + ずるいだろうが」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「……くそっ。わかったよ。 + だが、いずれ報復はする…… + 全部終わったら、絶対だ」 +\endtext + +\text +それは構わないと、アグリは思う。 +\endtext + +\text +許してはいけないことだ。 +だが、今はそのときではない気がするのだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おー……お前って切った張ったしか + できねえと思ったら案外やるな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「単細胞の汚名、返上?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……そりゃあ、褒めてんのか? + 馬鹿にしてんのか?」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「馬鹿にしてるんだろう」 +\endtext + +\text +殺伐とした空気が弛緩する一方で、 +カイムの悔しげな呻きがハクシャに +低く木霊する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅおおおお……おのれぇ…… + この俺としたことがぁぁッ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……リズベルさん、カイム様が + くねくねと妙な踊りをしておられます。 + どうしたのでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ああ、放っておいて構いません。 + マガヒメさんに逃げられただけですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「逃げられたのではないっ! + 連れ去られたのだ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「一応お聞きしますが、 + 誰がマガヒメさんを?」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰と言われてもな……全身を黒い外套で + 覆った変質者としか……」 +\endtext + +\text("エル") +「黒いマント?」 +\endtext + +\text +真っ先に反応したのは、リズベルではなく +エルだった。 +\endtext + +\text("エル") +「顔隠してました? + 隠してましたよね? + 私知ってますよ、その人!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text("エル") +「ルドール様とこそこそしているのを + 見たことあります。絶対、同じ人です」 +\endtext + +\text +お手柄です、とばかりに断言するエルに +リズベルが苦言を呈した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「同一人物だと断言するには早すぎます。 + その可能性は濃厚だとは思いますが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、なんでマガヒメちゃんを? + 結構、危険よね。戦場に入ってくるなんて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。それに姿を見られるのも + 厭わないほどの理由も気になります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさんについて、 + 調べてみたほうがいいでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ならついでにシュカの王族に + ついて調べてくれんか? + 少し気になることがあってな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりました」 +\endtext + +\text +簒奪者……マガヒメがツーシンを +警戒しているのはその辺りに理由が +あるのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、なににしてもこの国は + 俺のものになるのだから無意味だがな) +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……しかし、マガヒメを連れ去られたのは + 失敗だったかもしれんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……俺の野望がまた一歩遠のいて + しまった」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうではなくてな。 + お主、あの兵士たちが言った言葉を + 覚えておるか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……あいつら、というか文官どもか。 + マガヒメに死んで欲しそうな + 物言いだったな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ルザリオのときとは違い、 + 多くの文官がそれを望んでおる。 + 武官どもはあのザマ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「今のマガヒメさんには味方が少ない…… + 危険、ということですね。 + それに、例の間者の件も……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……マガヒメは処刑されると思うか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「間者が危険を冒してまで助けたのです。 + それだけの価値があるなら、 + しばらくは無事でしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……なら急ぐ必要もない、か」 +\endtext + +\text +カイムはいまだに残っているマガヒメの +柔らかな感触を思いだしながら、 +自身を納得させる。 +\endtext + +\text +楽しみというものは、 +後にとっておくものだ、と。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――シュカの首都、シンレンガ。 +\endtext + +\text +王宮の門前で、一台の馬車が止まる。 +\endtext + +\text("間者") +「どうぞ、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +促されるまま、マガヒメが降車する。 +\endtext + +\text +ハクシャでカイムに捕まったマガヒメは、 +混戦の中、この人物の手で助けられていた。 +\endtext + +\text +魔王軍ともキロス軍とも……まして、 +シュカ軍とも思えない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あなた、何者? + 少なくともシュカではないわよね」 +\endtext + +\text("間者") +「シュカの味方です」 +\endtext + +\text +シュカの味方――その微妙な言い回しに、 +なおのこと、マガヒメは警戒せざるを +得なかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ツーシンの命令?」 +\endtext + +\text("間者") +「いえ……あなた様をお助けしたのは、 + 私の独断でございます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……関係があるのは否定しないのね) +\endtext + +\text("間者") +「万が一にでも“龍の力”を、 + あの魔王に渡すわけにはいきませんので」 +\endtext + +\text +マガヒメは、自分の身を守るように +一歩後ずさる。 +\endtext + +\text +“龍の力”……なぜ、シュカの者でもない +この人物がそれを知っている? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、いいわ。 + 飼い犬は飼い犬らしく、ご主人様の元に + 帰りなさい」 +\endtext + +\text +その言葉に従い、間者は音もなく +消えていく。 +\endtext + +\text +そして、マガヒメもまたツーシンの +思惑に不安を覚えながらも自室へと +戻るのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ツーシン") +「……マガヒメは無事だったか」 +\endtext + +\text +マガヒメが自室で休んでいる中、 +玉座にはツーシンたちが集まっていた。 +\endtext + +\text("間者") +「ええ。傷ひとつなく……。 + しかし、兵の教育はしっかりして + おくべきでは?」 +\endtext + +\text("間者") +「マガヒメ様を殺めようとしていたのは、 + 魔王ではなく彼らでしたよ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「それはツーシン様を思うが故…… + いたし方ないことだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……それで、どうだった?」 +\endtext + +\text("間者") +「ここに」 +\endtext + +\text +間者がツーシンに差し出したのは、 +幻像石だった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふむ」 +\endtext + +\text +映し出されたのは、 +カイムとマガヒメが並んで、 +収容所を見ている場面だった。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ほほう、これは……」 +\endtext + +\text("間者") +「偶然居合わせたようですが、 + これで十分でしょう」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ……マガヒメを引きずりおろすには + これだけでもな」 +\endtext + +\text("間者") +「それはよかった。 + ですが……今のままでは魔王軍には + 勝てませぬ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……なに?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「貴様っ! 我らが勝てぬだと!? + 愚弄する気か!」 +\endtext + +\text("間者") +「そう申されても事実にございます」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……“龍の力”を利用してもか」 +\endtext + +\text("間者") +「ええ……それでは、マガヒメ様が + 手心を加えてしまいます故」 +\endtext + +\text +間者の言葉に、ツーシンは目を細める。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「手心、か……。 + マガヒメが魔王に惹かれているとでも?」 +\endtext + +\text("間者") +「……そこまでは。 + ですが、マガヒメ様はお優しい方ですので」 +\endtext + +\text("間者") +「しかし兵器に心は必要ないでしょう。 + 私達はその力さえ利用できれば + よいのですから」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……“龍”はこちらで引き出す。 + 操心術は貴様に任せてもいいな?」 +\endtext + +\text("間者") +「ええ、それはもちろん」 +\endtext + +\text +間者は快く承諾すると用はないと +ばかりにその場から姿を消した。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「相変わらず神出鬼没ですな」 +\endtext + +\text +ツーシンは答えず、考え込む。 +\endtext + +\text +魔王さえ倒すことが出来るのなら、 +この者はどんなことでもすると言った。 +\endtext + +\text +故に、承諾してくれたこと自体に +ツーシンも異論はない。 +\endtext + +\text +……ないのだが、ここまでだ。 +\endtext + +\text +魔王を倒すために、このシュカを +犠牲にすることも大いにあり得るのだから。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(貴様も魔王とともに始末してやる。 + いずれ、な) +\endtext + +\text("ウェンジン") +「これで、ようやく計画を実行できますな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ああ……だが」 +\endtext + +\text +ツーシンは扉を一瞥する。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……盗み聞きはよくありませんね、将軍」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「えっ……!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ホ、ホンジュ将軍!?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「別に驚くことはねえだろう、御史大夫殿。 + ちょいと通りかかっただけだ」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……それとも、人に聞かれちゃまずい + 話でもしてたか? こんな場所で」 +\endtext + +\text +ホンジュとツーシンがにらみ合う。 +\endtext + +\text +聴かれていたかどうか、 +ツーシンには判らない。 +\endtext + +\text +ホンジュに気がついたのは、 +ついさっきのことなのだ。 +\endtext + +\text +だが、言葉ひとつ間違えれば +彼は疑いの目を向けるだろう。 +\endtext + +\text +腰に差した剣を抜かれでもすれば、 +ツーシンの命運はここで尽きてしまう―― +\endtext + +\text("ツーシン") +「……人に聞かれたくないことなんて、 + 将軍にだってひとつやふたつ、 + あるでしょう?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それで納得しろ、とでも言うのか?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そう怪しまないでください。 + マガヒメ様も仰っていたではありませんか。 + 内輪もめなどするな、と」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………」 +\endtext + +\text +――お前がそれを言うか。 +\endtext + +\text +そんな言葉を呑み込み、 +ホンジュは踵を返した。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……その通りだ。 + だからよ、妙な真似はするな」 +\endtext + +\text +気づいている、というわけではないだろう。 +\endtext + +\text +だが、ホンジュとツーシンは長年、 +この場所で争ってきたのだ。 +\endtext + +\text +考えていることの良し悪し程度ならば +表情を見れば、お互い解るものだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(……どこから聞かれていたのやら。 + のんびりしていられんか) +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_01.txt new file mode 100644 index 0000000..b70efb9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_01.txt @@ -0,0 +1,434 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第4の都市ヘイフォン") + +\text("ホンジュ") +「失礼します、マガヒメ様。 + しばしの間、よろしいですかな」 +\endtext + +\text +険しい表情をしたホンジュが、 +マガヒメのもとにやってくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……いいわ。どうしたの?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ツーシン丞相のことで、 + 御耳に入れたいことが」 +\endtext + +\text +ホンジュは、マガヒメの顔色を伺うでもなく、 +早速本題に入ろうとした。 +\endtext + +\text +――先日見かけた、ツーシンと何者かの密談。 +\endtext + +\text +なにを話していたかまでは聞こえなかったが、 +無視していいものではないとホンジュの勘が +訴えていた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……続けて」 +\endtext + +\text +そして、マガヒメ自身もツーシンのことと +なれば無視できなかった。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「は……実は――」 +\endtext + +\text("武官") +「まっ、マガヒメ様っ!!」 +\endtext + +\text +しかし、ホンジュの言葉は遮られる。 +\endtext + +\text +玉座に駆け込んできた、 +血まみれの自身の部下によって。 +\endtext + +\text("武官") +「丞相がっ……ツーシン丞相が、 + 謀反を……」 +\endtext + +\text("武官") +「ぐあっ!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……謀反などと、人聞きの悪いことは + 言わないでもらおう」 +\endtext + +\text +――そして。 +\endtext + +\text +武官の後を追うようにして、 +宰相府の衛兵たちを引き連れたツーシンが、 +玉座の間へと足を踏み入れる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ツーシンっ……! + あなた、なにを……!?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ちっ……!」 +\endtext + +\text +マガヒメを背に、ホンジュは剣を抜くと +ツーシンを睨みすえる。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ツーシン、そいつは一体なんの + つもりだ?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それは、こちらの台詞だ。 + 王に剣を向けるとは、何事だ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「王、ですって……!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「投降しろ。でなけば、貴様の部下を + 一人ずつ処刑する」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「っ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「武官どもはすでに我らの拘束下にある。 + 賢明な判断を期待するよ、将軍」 +\endtext + +\text +意味するところは、人質である。 +\endtext + +\text +この状況でツーシンが嘘をつく理由はなく、 +抵抗したところで結果は +火を見るよりも明らかだ。 +\endtext + +\text +ツーシンに向けられた剣先が、 +ゆっくり地面に向けられ、そして―― +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……これで、いいか?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「結構。ホンジュを拘束し、牢へ連れて行け。 + それと、マガヒメ様……そこを退いては + くれませんか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなた、自分がなにをしているのか + 解って言っているのよね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……あなたこそ、理解しておいでですか? + そこに座すべきは、 + この私であるということを」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そんなに私が気に入らないの?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あなたではなく……そこに私以外の + 誰かが座っていることが、ですよ」 +\endtext + +\text +そう言いつつ、 +ツーシンは幻像石を取り出した。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ですので、そこから降りて貰いますよ。 + ……マガヒメ様」 +\endtext + +\text +ツーシンがその幻像石を起動させると、 +そこにはハクシャの収容所前にいる +カイムとマガヒメの姿が、浮かんでくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なっ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「いけませんよ、マガヒメ様。 + いくら仲間がいないとはいえ…… + 魔王と手を組もうなどとは」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちっ、違うわ! + ハクシャで会ったのは偶然で……!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ええ、判っていますとも。 + ですので、シナリオはこちらで好きに + 作らせてただきますよ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なぜマガヒメ様が王位を放棄されたのか。 + 私が責任を持って、 + 民に説明しておきましょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ふん。私を引き摺り下ろして、 + 王になって、なにがしたいの?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「クク……その余裕。実にいい。 + へし折りがいがある」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「私の先祖は、 + サンの王族だったのですよ」 +\endtext + +\text +サン――シュカの民にとって、 +祖国と言ってもいい。 +\endtext + +\text +サンで権力争いに敗れたシュカの先人たちは、 +流れ流れて、このニルトにたどり着いた。 +\endtext + +\text +当然、敗れた者の中には +王家に縁ある者もいただろう。 +\endtext + +\text +ツーシンが、そのひとりだと? +\endtext + +\text("ツーシン") +「……私の一族こそが、この国の王に + なるはずだった……だというのに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そういうこと、ね。 + 簒奪者って、そういう意味だったんだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あなたは王族でもなんでもない。 + その力も、権力も、あなたには + ふさわしくない……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……負け犬の遠吠えでも、 + まだ聞こえはいいかしら」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「王位を横から掠め取っておいて、 + なにを言うか」 +\endtext + +\text +そうではないだろうに――マガヒメは小さく +ため息をついてツーシンを見やる。 +\endtext + +\text +そんなものを、 +シュカにまで持ち込んでこなければ +こんなことにはならなかっただろうに。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメも牢へ連れて行け。 + 魔王を打ち倒した後、簒奪者には + ふさわしい結末を与えてやろう」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「……ツーシン丞相の先祖は東方の大国、 + サンの王族でした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、サン……そして、建国間もない + シュカでも王権を賭けた覇権争いに + 身を投じ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ものの見事に敗北。 + サンから逃げ、シュカではマガヒメさんの + ご先祖に敗北していますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「先のマガヒメと武官の失墜は、 + その意趣返しというわけじゃな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……表向きには魔王との密会、 + 度重なる敗北の責任ということに + なっていますが」 +\endtext + +\text +マガヒメの失墜と、武官の拘束は +その日のうちにニルト全土に知れ渡った。 +\endtext + +\text +それは当然、カイムの耳にも +しっかりと届いていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、俺のマガヒメが + 危ないということか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにが俺のマガヒメですか……」 +\endtext + +\text +そもそもの原因はカイム自身にあるわけだが、 +当の本人はどこふく風だ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「しかし、武官まで切り捨てて + なんのつもりなんだかな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「武官って言えば、シュカの軍事の + 全てを握ってるんだろ? + 大丈夫なのかよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫だからこそ、でしょうね。 + 文官たちにそれだけの力があるか……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「彼らが消えても補ってあまりある + 切り札があるってことなんだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……おそらく、それがマガヒメさんが持つ + 龍の力なのだと思います」 +\endtext + +\text("エル") +「龍の力ってなんですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカの王族が代々受け継いできた + 力……だそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「詳しいことは記録にすら残っていなくて、 + それ以上のことはなんとも……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんらかの加護なのか、武器なのか…… + いずれにしてもツーシンはそれを利用 + してくるでしょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「では、すぐにマガヒメさんに危害を + 加えるということはないのですね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……おそらくは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それさえ判れば十分だ。 + マガヒメさえ手に入れれば + どうとでもなる」 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞ、その前にヘイフォンを + 落とさねばな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、参りましょう」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_02.txt new file mode 100644 index 0000000..8c7ac05 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_05_02.txt @@ -0,0 +1,708 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n第4の都市ヘイフォン制圧") + +\text +玉座にふんぞり返るのは、 +マガヒメではなく、ツーシンだ。 +\endtext + +\text +王座を手に入れたからといって、 +喜んでいるわけでもない。 +\endtext + +\text +本来、この手にあるべきものが +戻ってきただけなのだから +その必要もないのだ。 +\endtext + +\text +かつて、ここに座っていたマガヒメは、 +今目の前にいる。 +\endtext + +\text +憎々しげにこちらを眺めるその視線は、 +ツーシンを優越感に浸らせてくれる。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「……ツーシン様、準備が整いまして + ございます」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……うむ」 +\endtext + +\text +恭しく頭をたれるウェンジン。 +だが、一瞥ひとつくれずツーシンは +床に描かれた魔法陣を見る。 +\endtext + +\text +その中心に、両手足を縛られ、 +身動きのとれないマガヒメが横たわっていた。 +\endtext + +\text("間者") +「ツーシン様……ヘイフォンが、 + 魔王の手に落ちたと報告が + あがっております」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そうか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……負けてるのに、随分余裕なのね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「慌てふためいても、どうにかなる + ものでもないのでな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あとは、魔王軍をここまで + 誘いこむだけだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どうせ、負けるのはあなたよ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「だからこそ、あなたに一肌 + 脱いでもらおうと思ってね」 +\endtext + +\text +全身を舐め回すような、ツーシンの視線に +マガヒメは身体をよじる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なによ……私に、なにをさせようって + 言うの……!?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「くくっ……いや、怯えるマガヒメ様も + なかなかの見物ですな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「シュカの王は代々、 + 龍の力を受け継いできた……。 + この地の守り神の力を」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「その力を以って、魔王を滅する。 + 私ではなく、あなたが、その手で」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふん……私が、あなたに協力するわけ + ないじゃない……!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あなたの足元にある魔法陣は、 + その龍の力を引き出すためのもの」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「あとは、あなたの心を封じるだけと + いうわけだ」 +\endtext + +\text +間者が一歩、前に踏み出す。 +\endtext + +\text +口元――口の端が釣りあがっているのが、 +見えた。 +\endtext + +\text +ツーシンやウェンジンとは、 +まるで性質の異なる笑み。 +\endtext + +\text +何を考えているのか、まるで分からない。 +そもそもマガヒメすら見ていない。 +\endtext + +\text +誰に、なにに対してこの間者は敵意で +歪んだ笑みを浮かべられるのか。 +\endtext + +\text("間者") +「ご安心ください。 + 魔王さえ倒してくれれば + あなたの心は解放してあげましょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「来ないで! + それ以上近づいたら、あなたたち全員……」 +\endtext + +\text +――燃やしてやる。 +\endtext + +\text +そう言い放つ直前、魔法陣が輝きだした。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あうっ……!?」 +\endtext + +\text +軋みをあげて、心臓が締め付けられる。 +\endtext + +\text +心臓の鼓動にあわせて、 +神経の末端まで断続的に痛みが走る。 +\endtext + +\text +その苦痛にマガヒメが呻きをあげる。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「膨大な龍の魔力が暴走しようと + しているのだ……立つこともままならん + だろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あぐ……う……!」 +\endtext + +\text("間者") +「では、しばしのお別れです、マガヒメ様。 + ……期待していますよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嫌っ……私に触らない……で……っ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……あぁ……」 +\endtext + +\text +頭が、真っ白になっていく。 +\endtext + +\text +記憶も、意識も、全てが光に +塗りつぶされて、消えてなくなっていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイ、ム……」 +\endtext + +\text("???") +「…………」 +\endtext + +\text("???") +「……全てを委ねるのです。 + 世界を、浄化するために」 +\endtext + +\text +聞いたことのない声。 +しかし、あらゆる不安や恐怖を忘れさせる +ほどの、安らぎがそこにはあった。 +\endtext + +\text +そうして。 +マガヒメの意識は光に包まれていく。 +\endtext + +\text +その安らぎに、導かれるように。 +\endtext + +\text +――ヘイフォンが陥落してすぐのことだ。 +\endtext + +\text +その異変に、最初に気がついたのは +ティーリアとエルだった。 +\endtext + +\text("エル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これは……」 +\endtext + +\text +負傷者の治療をしていた手が止まった。 +\endtext + +\text +エルも、ティーリアも全く同じ方向を見て、 +その動きを止めていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、どうしたお二人さん」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「精霊たちが、シュカからいなくなった + んです……さっきまで感じていたのに…… + それに……」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、シンレンガからなにか + ヘンな気配がします」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ヘンなって……以前、ティーリアさんの + 仰っていた気配のことですか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……多分そうだと思います」 +\endtext + +\text +そして、今度はその場にいる全員が +気がついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ……?」 +\endtext + +\text +大気が、脈動を打った。 +\endtext + +\text +正確には、大気に混ざり合った魔力の震えが +大気すら震わせて全員の肌を刺激したのだ。 +\endtext + +\text("ノロ") +「空気、震えてる……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「空気……ではないの。 + 魔力が脈打っておるんじゃろう。 + これは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ鼓動してるわけじゃない……? + シュカの中の魔力が、シンレンガに + 集まっている……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おいおい、それはあれか。 + 俺らを倒すための秘密兵器を起動したとか + そういうことか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい、やめろ。 + 笑い話にもならねえぞ」 +\endtext + +\text +その場にいた魔王軍、全員がシンレンガの +方を注視していた。 +\endtext + +\text +シュカ中の魔力がシンレンガに……王宮に +集まっているのだからそれは当然と言えた。 +\endtext + +\text +そして、魔力がシンレンガに集まれば集まる +ほど“気配”は強く、大きくなっていく。 +\endtext + +\text +つまり、ただ集まっている +というわけではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「集まっているのではない。 + 吸い上げられていると見ていいな……」 +\endtext + +\text +カイムはより一層、表情を険しくする。 +\endtext + +\text +集められた魔力はどこに向かうのか。 +その受け皿になれるものは、 +このシュカにはひとりしかいない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、このままシンレンガに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……!?」 +\endtext + +\text +誰よりも早く、カイムがベアトリスのもとに +駆け寄る。 +\endtext + +\text +脳裏に浮かべていたマガヒメの姿が、 +一気に吹き飛んだ。 +\endtext + +\text +それどころではなくなってしまった。 +\endtext + +\text +ベアトリスが、突然その場に +倒れこんでしまったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさん!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「は、はいっ!」 +\endtext + +\text +リズベルが、ティーリアとともに慌てて +ベアトリスの元に駆け寄った。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、姉さんは……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様は落ちついてください。 + 今、診てますから……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「よかった……大丈夫です。 + まだ、生きておられます」 +\endtext + +\text("カイム") +「そ、そうなのか……いや、しかし……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「原因は不明ですが、 + 意識を失っているだけですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……全く、脅かすな……。 + 心臓が止まるかと思ったぞ……」 +\endtext + +\text +リズベルは、カイムを安心させるように +表情を緩めてそう言うと、 +安堵からカイムは大きく息をついた。 +\endtext + +\text +命に別状がないのなら、大丈夫だ。 +\endtext + +\text +それよりも、大きな問題がある。 +\endtext + +\text("アグリ") +「だが、なんでぶっ倒れたんだよ。 + さっきまで一緒に戦ってたんだぞ?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そうだぜ。体調が悪そうにも + 見えなかったじゃねえか」 +\endtext + +\text +前兆はなかったのだ。 +少なくとも、誰の目から見てもベアトリスは +元気だった。 +\endtext + +\text +倒れる、だとか。 +どこか悪そうだとか。 +そういう風には見えなかったのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……なら、原因はひとつしかあるまい」 +\endtext + +\text("エル") +「もしかして、魔力がシンレンガに + 集まってるから……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なんらかの影響があったのは + 間違いないでしょう。 + いかがしますか、カイム様」 +\endtext + +\text +このままシンレンガに乗り込み、 +一刻も早く原因を断つか。 +\endtext + +\text +あるいは、一度迷宮に戻って態勢を +立て直すか――。 +\endtext + +\text("カイム") +「一度、迷宮に戻るぞ」 +\endtext + +\text +カイムは迷うことなくベアトリスを選び、 +撤退を決断したのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――身体の感覚が、戻ってくる。 +\endtext + +\text +指先から、少しづつ魔力が体中に +染み渡っていく。 +\endtext + +\text +まるで、熱い湯につかったように +身体の芯からジン、と温まってくる。 +\endtext + +\text +血の気が、戻ってきたのだ。 +そうすれば、意識も自然と鮮明になってくる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……あれ……?」 +\endtext + +\text +意識が戻って視界が鮮明になると、 +そこはシュカの市街ではなかった。 +\endtext + +\text +リズベルに用意してもらった、 +自身の寝室だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぁぁ…………あふ。 + いつ、戻ってきたっけ……」 +\endtext + +\text +ヘイフォンを攻略して、 +それからの記憶がほとんどない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ついさっきだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、おはよー」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……呑気に挨拶している場合じゃ + ありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら……もしかして寝込みを + 襲われちゃうの? + リズったら、いつのまにそんな子に……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちっ、違いますっ! + ベアトリスさんが急に倒れて…… + それで……」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配だから、とわざわざ仕事を早く + 切り上げてここに来たのだろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぐっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「倒れた……? + ……あー、そういえば倒れたわね。 + うん、あれは参ったわ」 +\endtext + +\text +何事もなかったかのように、 +ベアトリスは言うと困ったような表情をする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんね、心配かけちゃった」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。体の調子はどうだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫……かな。 + シュカには近づけないけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どういうことですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ほら、私って一度死んじゃって受肉した + じゃない?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そのせいで魔力が極端に少ない場所だと、 + 動けなくなっちゃうみたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでは、シンレンガ攻略は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「残念だけど、私はこっちで + 留守番しておくわ。 + 行っても役立たずだし」 +\endtext + +\text +苦笑を浮かべるベアトリスだが、 +彼女自身も想定外のことで驚いていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(でも、まあ……もともと反則技だもんね。 + 仕方ない、か) +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉さんはここで待ってるから。 + 気にしないで、シュカもマガヒメちゃんも + 落としてきなさい。ね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気になどしていない。 + 言ったからにはおとなしくしておけよ。 + 行くぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はいはい。カイムのこと、お願いね。 + リズ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……お任せください」 +\endtext + +\text +カイムは踵を返し、 +ベアトリスの部屋を後にする。 +\endtext + +\text +無事であれば、心配は無用だ。 +だが、やることは増えた。 +\endtext + +\text("カイム") +(ツーシン……ただで済むとは、 + 思わんことだ) +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_01.txt new file mode 100644 index 0000000..34379d2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_01.txt @@ -0,0 +1,167 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n首都シンレンガ") + +\text("ウェンジン") +「陛下、魔王軍の出現を確認しました。 + やつら、まっすぐこの王宮へ + 向かってきております」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「放っておいてかまわん。 + どちらにせよ、宮内でなければ + こちらの切り札を使えんからな」 +\endtext + +\text +魔王軍によるシンレンガ侵攻が +ついに始まった。 +\endtext + +\text +だが、ツーシンは余裕を崩さない。 +\endtext + +\text +それは絶対的な自信の表れだ。 +\endtext + +\text +それだけの力が、今この手の中にある。 +\endtext + +\text +ひとつ問題があるとすれば、 +制限の多いマガヒメだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメの意思に関係なく力を引き出した + 結果、宮内でなければこちらで制御する + ことも敵わんとはな……」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ええ……龍の力、まさかここまでとは + 思いもしませんでした」 +\endtext + +\text +現状、龍の力を引き出すために使った +魔法陣を利用せねば、今のマガヒメを +コントロールすることは不可能だ。 +\endtext + +\text +それほど、今の彼女は強力な存在と +なっていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「だが、これならばあの悪魔を + ねじ伏せられる」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そして、この国を我が物とし、 + やがてはニルトさえも……ククク」 +\endtext + +\text +祖先たちは、あらゆる争いに敗れ、 +この地に流れ着いた。 +\endtext + +\text +そして王族でありながら、 +このニルトでも敗れ去った。 +\endtext + +\text +敗北は、すでに魂の髄にまで +刻まれているのだ。 +\endtext + +\text +故に今度こそ、勝利を手にする。 +敗者から、勝者へとのし上がるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「随分、気の抜けた出迎えだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……まさか、こうも早く + 王宮にたどり着くなんて」 +\endtext + +\text +シンレンガの王宮に、迷宮から直接繋がる +出入口は見つからなかった。 +\endtext + +\text +そのため、やむをえず都市の地下水路から +進軍したのだが…… +\endtext + +\text +魔王軍を迎える兵は、 +街路にはひとりとしていなかった。 +\endtext + +\text +衛兵も、防衛隊も、いない。 +敵が、ひとりもいないのだ。 +\endtext + +\text +目につくのは、窓からこちらを覗き込む +一般市民と、キラムシくらいのものである。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「罠、だよなぁ。 + ここまでご丁寧に誘い込んで + くれたってことはよ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へっ。最初から最後まで、小せぇヤツだな。 + 旦那みてぇに、男ならガツンと + 身体張ってかかってきやがれってんだ」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、ここまで追い込んだのなら + 勝ったも同然ですね」 +\endtext + +\text +あまりにも容易い進軍に、 +方々から余裕の言葉が漏れる。 +\endtext + +\text +そんな中、ティーリアは王宮を +油断なく見据えていた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……以前よりも力が強くなっています」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「龍の力、というやつか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「恐らく……。 + これ以上、魔力を吸収し続ければ + マガヒメさんが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……その前にねじ伏せればいい。 + 行くぞ」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_02.txt new file mode 100644 index 0000000..de453f4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_02.txt @@ -0,0 +1,251 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n首都シンレンガ玉座到達") + +\text("カイム") +「マガヒメ、迎えに来てやったぞ」 +\endtext + +\text +ドアが開け放たれる。 +\endtext + +\text +カイムはそんな第一声を放ちながらも、 +玉座を見回し――自身の敵を確認する。 +\endtext + +\text +魔王軍からみれば敗残兵にも等しい、 +残されたシュカの兵たち。 +\endtext + +\text +そして、玉座にふんぞり返る男と―― +カイムの正面でくずおれる、 +異様な気配の女。 +\endtext + +\text +見まごうことなどない。 +その美貌は、間違いなくマガヒメだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿!」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し見ない間に、雰囲気が変わったな。 + なにかあったか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +言葉は返ってこない。 +人形のように感情の無い、光の消えた瞳で +見つめ返してくるだけだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「貴様…っ!マガヒメ殿に何をした!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。おい、貴様。 + マガヒメになにかしたのか?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……見れば判るだろう。 + それが全てだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほど。俺の許可もなく、 + マガヒメに手を出したというわけだな、 + ツーシンよ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「許可、か。 + 魔族風情が、傲慢な物言いだな。 + 魔王カイム」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「かい、む……?」 +\endtext + +\text +座り込んでいたマガヒメが、 +ゆっくりと立ち上がる。 +\endtext + +\text +その瞬間、ここにいた全ての者が気がついた。 +\endtext + +\text +大気、あるいは空間が鼓動を打つ感覚。 +ヘイフォンを攻略した直後に感じたものだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「む……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う……あぁぁぁぁぁ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +一際大きな鼓動が、大気中の魔力を震わせる。 +なにが起きたのかなど考えるまでもなかった。 +\endtext + +\text +魔力が一点に……マガヒメの体内へと、 +吸収されているのだ。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「どうやら、マガヒメも魔王と再会できて + 喜んでいるようで」 +\endtext + +\text("カイム") +「今のは、マガヒメの仕業か」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ええ。ほんの少し、身動きしただけでも + 周囲の魔力を貪り、食らい尽くす……」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ヘイフォンが落ちる直前だった。 + よもやシュカ全土の魔力を + 食らい尽くすとは……実にすばらしい力だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、あれはマガヒメさんが……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「龍の力とかいうやつだな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「シュカの王は代々、この土地神たる + 龍神の力を身に宿す……。 + このマガヒメのようにな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「本来ならば、私が……私の一族が + 手に入れるはずだったが……今となっては + 些細なことだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「王座はすでに取り戻し、マガヒメも我が + 手中……あとは、貴様だけだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「貴様…っ、何を言っているのか + 判っているのか! ……許さんっ!」 +\endtext + +\text +斬りかかろうとするイツキを、 +カイムが制する。 +\endtext + +\text("カイム") +「本来ならば、か。 + そのような物言いだからいつまで + 経っても負け犬なのだ、貴様は」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それもここまでだ。 + 私は、私のサンをここに築く。 + この国を本来あるべき姿に戻すのだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「オカマ野郎が……そんなチンケなことで + ディアボリカを皆殺しにしようと + してたのか!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「貴様たちとて、似たようなものだろう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「んだと……お前と一緒にすんじゃねえ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺としては似てようが、似てまいが + どちらでも構わん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、貴様と俺とでは目指す先が違う。 + ……そこだけは一緒にするな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふ……そうだな。 + 私の世界に、貴様らは必要ない。 + 魔物どもは……粛清あるのみだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「この地にのさばるディアボリカも、 + 地の底で蠢く魔物どもも…… + 我が龍の力で滅ぼしてくれる……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……存外つまらん男だな、貴様」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なに……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、いいだろう。 + 俺のマガヒメを掠め取ろうとした挙句、 + 姉さんにまで手を出したのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「王の所有物に手を出す不届き者には、 + 相応の罰を与えてやらねばな……!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「否、裁くのはこの私だ。 + マガヒメよ、その龍の力を以って + 魔王を打ち倒せ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_03.txt new file mode 100644 index 0000000..d46510d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_03.txt @@ -0,0 +1,1015 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n首都シンレンガ攻略1") + +\text("マガヒメ") +「うぁ……あう……っ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「はひ……そ、そんな……龍の力に目覚めた + マガヒメが……! つ、ツーシン様っ!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「借り物の力で、俺を倒せるとでも思ったか」 +\endtext + +\text +マガヒメを下し、カイムはツーシンへと +歩み寄る。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様らはすぐにでも処刑してやりたい + ところだが……その前にマガヒメを + 元に戻して貰うぞ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……所詮はディアボリカということだな。 + いかに力を得ようとも、絶大な力の前では + 非力だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……?」 +\endtext + +\text +近づいたのは、 +カイム自身が勝利を確信したからだ。 +\endtext + +\text +シュカの切り札たるマガヒメは殺していない。 +だが、もはや戦う余力すら残っていない。 +\endtext + +\text +兵もまた、ねじ伏せた。 +そのはずだ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「遠慮はいらん。 + お前の獲物は、すぐ目の前にいるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……!?」 +\endtext + +\text +腹部を切り裂かれた。 +灼熱と鋭い痛みがカイムの腹部を横一閃に +駆け抜けていく。 +\endtext + +\text +噴出す鮮血が、ひとりの少女の顔に飛び散る。 +彼女の指先が、カイムの血で赤く染まる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムの血で濡れたのはマガヒメだ。 +\endtext + +\text +爛々と輝く瞳は、獲物を求める獣と同じ。 +力を使い果たそうが、倒れようが関係ない。 +\endtext + +\text +獲物が近づいたのなら、 +やることはひとつだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、下がってください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る、下がるのはお前たちだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なにを言って……ッ!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「はぁ……ちゅる……れる…… + くふ……ふふふ……」 +\endtext + +\text +カイムの前に出たマーガレッタは、 +マガヒメを見て息を呑んだ。 +\endtext + +\text +恍惚とした表情で、自身の指先を濡らす +血を舐めあげていたからだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おいおい……吸血鬼かよ……」 +\endtext + +\text("エル") +「も、もしかして私達、食べられちゃう + んじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、どうだろうな」 +\endtext + +\text +――本当に、どうしたものやら。 +\endtext + +\text +血も精も生命力……魔力の塊だ。 +\endtext + +\text +魔力であればどのようなものであれ、 +今のマガヒメにとっては栄養に他ならない。 +\endtext + +\text +魔力を使い切った今のマガヒメは、 +飢えた獣も同じだ。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「く、ふふ……倒せる……? + いいぞ、これなら魔王を……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +幽鬼のように血の気のない顔だというのに、 +その瞳だけを光らせてマガヒメは +ウェンジンを見つめる。 +\endtext + +\text +次の餌を見つけた、といわんばかりに。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ッ……なな、なんだ! + こっちを見るなっ……お前の餌は…… + うぎゃあぁぁっ!?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ひっ、あっ……助けっ、助けてっ…… + ツーシン様っ……!」 +\endtext + +\text +マガヒメの爪がウェンジンの腹部を貫く。 +そして―― +\endtext + +\text("ウェンジン") +「あぐぅぅぅっ……」 +\endtext + +\text +魔力――生命力が、ゆっくりとマガヒメに +吸い取られていった。 +\endtext + +\text +枯れ枝のように、ミイラのように +干からびていくウェンジンをツーシンは +一瞥すらしない。 +\endtext + +\text +最後に言葉だけを、投げた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……どうやら、マガヒメは空腹のようだ。 + 我が国の糧となるがいい、ウェンジンよ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ツーシン……様……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あふ……うぅぅ……」 +\endtext + +\text +吸収した魔力が、身体中へと染み渡って +いるのか……ぶるりとマガヒメは身震いする。 +\endtext + +\text +だが、足りない。 +シュカの魔力を食い尽くしてもなお、 +足りないのだ。 +\endtext + +\text +人間ひとりで足りるはずなど、ない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメよ、次はあのディアボリカどもだ。 + 魔力を食いつくし、その血肉とするがいい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……聞こえなかったのか? + やつらを殺せ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふふ……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ッ……!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ごふっ!?」 +\endtext + +\text +その瞬間、誰もが息を呑んだ。 +\endtext + +\text +マガヒメの爪が貫いたのは、 +カイムではなかった。 +\endtext + +\text +玉座が、血色に染まっていく。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「ぐっ……ぐぅっ……マガヒメ、 + きさ、ま……ぐぅあああっ……!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「おのれっ……こんな、ところで…… + 終われる、か……私はこの国の、 + 王だ……私が……がぁぁ……」 +\endtext + +\text +ツーシンは手を伸ばす。 +赤く染まった玉座に。 +\endtext + +\text +貫かれても、魔力を奪われようとも、 +それだけは手放したくない、と。 +\endtext + +\text +だが、簒奪者の末路はもはや +避けられぬものだった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「う……が……」 +\endtext + +\text +――これで、二人。 +たかが、人間二人分。 +\endtext + +\text +感慨も逡巡も後悔もない。 +マガヒメにあるのは、獣じみた本能だけだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……う……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……やはり、次は俺か。 + 礼を言うぞ、マガヒメよ。 + 処刑の手間が省けた」 +\endtext + +\text +マガヒメと目が合うや、カイムはにやりと +口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうなさるおつもりですか? + 今のマガヒメさんは完全に理性を + なくしているるんですよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふ、う……あっ……ううぅっ…… + ああああぁぁぁッ……!」 +\endtext + +\text +更に周囲の魔力を吸い上げながらも、 +マガヒメは苦悶の表情を浮かべる。 +\endtext + +\text +自身の身体を抱きこみ、うずくまる彼女は +まるで痛みに堪えているようにも見えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだ魔力を食らって……!? + まさか、戦うつもりじゃ……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿、正気にお戻り下さい!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「上等だぜ……だったら、もう一度 + ぶっ飛ばしてやるぜ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……じゃじゃ馬も嫌いではないが、 + おとなしくなってくれんことにはな……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「待ってください、カイム様! + これ以上彼女に魔力を + 吸収させてはなりません……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「これ以上、魔力を取り込んだら + 彼女の身体が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。策ならある」 +\endtext + +\text +カイムが一歩、マガヒメへと踏み出す。 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王様……?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「待て、カイム! 不用意に近づいては……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ううぅあぁぁぁぁ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフ……これで暴れることも、 + 逃げることも出来まい?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「アアアァァァァァァァッ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力を奪い取れるのが、お前だけとは + 思わんことだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前が食らっている魔力、 + この俺が頂くぞ……!」 +\endtext + +\text +策などというほど、高尚なことは +考えてなどいない。 +\endtext + +\text +魔力独占も、魔力吸収も +やっていることはたいして変わらない。 +\endtext + +\text +――ゆえに力をぶつけ、相殺し、 +その上で龍の力すらその手に占有すれば +いいだけのことだ……! +\endtext + +\text("カイム") +「ぐっ……ふふ、爪を立てようが + こうなっては離せんぞ? + 離す気もないのでな!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うぅっ……ガァァァッ!!」 +\endtext + +\text +理性を失ったマガヒメは、力任せに爪を立て、 +暴れてカイムから離れようとする。 +\endtext + +\text +爪が肉を裂こうとも、魔力を奪われようとも、 +カイムは手に入れたものは決して離さない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うあ……ウゥゥゥゥゥッ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ッ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイ、ム……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここにはもう、お前の敵はいない。 + 戻ってこい、マガヒメ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う……あぁ……」 +\endtext + +\text +マガヒメの抵抗が、わずかに緩んだ。 +\endtext + +\text +その隙を突くように、カイムは全開で +魔力独占を使用する。 +\endtext + +\text +この手で、龍の力を支配するのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでいい。俺に全てを委ねろ。 + 俺が、お前を救ってやる……!」 +\endtext + +\text +この空間に満ちる魔力も、龍の力も、 +全ての魔力をこの手に―― +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あああぁぁぁぁぁぁ……!!」 +\endtext + +\text +一際大きな鼓動が大気を震わせる。 +だが、それは魔力が吸収されたものではない。 +\endtext + +\text +マガヒメを中心に、 +魔力が龍の力とともに伝播する。 +\endtext + +\text +枯渇していた魔力が、 +シュカ全土を一気に潤していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムは、マガヒメを抱きしめたまま +身動きひとつしない。 +\endtext + +\text +マガヒメもまた、抱きしめられたままだ。 +\endtext + +\text +リズベルの中に不安が募ってくる。 +\endtext + +\text +マガヒメを助けられず、 +カイムもまた無事ではないのではないか。 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……カイム様っ……!」 +\endtext + +\text +駆け出そうとしたその時だった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「う……ん……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ようやく、お目覚めか……まったく、 + 手間をかけさせる」 +\endtext + +\text +カイムの安堵した声がリズベルの足をとめた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うぅ……ん……かい、む……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「正気か?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……正気って……なに、が…… + え……え……?」 +\endtext + +\text +寝ぼけ眼だったマガヒメは、 +みるみる内に顔を赤くしていく。 +\endtext + +\text +それもそうだ。 +目が覚めたら、男に抱きしめられていたのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……う……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ……殿……ッ!」 +\endtext + +\text +涙を浮かべ安堵の声を漏らすイツキ。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう大丈夫のようだな。 + うむ、相変わらずいい尻だ。 + ついでに胸もなかなか……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あの…… + なんで、抱きしめてる……わけ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前から俺の胸に飛び込んできてくれた + ではないか。覚えていないのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……覚えてない、けど……」 +\endtext + +\text +そもそも、なにがどうしてこうなったのか、 +マガヒメにはなにひとつ分からなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならいい。たいしたことではない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……正気に戻られたのなら、 + さっさと離してあげたらどうですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「拗ねるな。後でお前にもしてやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………拗ねてません。 + お二人ともご無事なようでなによりですが、 + カイム様はすぐに治療を」 +\endtext + +\text("カイム") +「問題はない」 +\endtext + +\text("エル") +「またそんな無茶を言ってますね。 + カイム様、一番怪我してますよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。今すぐティーリアさんに治して + もらってください」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムから解放されたマガヒメは、 +呆然と周りを見渡していた。 +\endtext + +\text +魔王軍、負傷している兵士たち。 +息絶えたツーシンとウェンジン。 +\endtext + +\text +不安と安堵の入り混じった表情で +自分を見つめるイツキ。 +\endtext + +\text +傷ついたカイムと、血にぬれた自身の手。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(そうだ……私はツーシンに捕まって…… + それから――) +\endtext + +\text +――それから? +\endtext + +\text +思い出せない。 +魔王軍と、ツーシンたちが戦っていたのは +推測できる。 +\endtext + +\text +なら、この手は? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……私が、やったの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ああ……龍の力とやらだ。 + なかなかのじゃじゃ馬だったぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、俺の相手ではなかったがな…… + フフフ」 +\endtext + +\text("エル") +「……それだけ怪我しておいてなんの + 意地ですか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「格好をつけるのは構いませんが、 + まずは傷を治しましょうね、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。疲れた。膝枕してくれ。 + それとな、マガヒメ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前はシュカを混乱に導いた逆賊を倒した。 + 気に病むことではない。 + むしろ、誇るがいい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そうね。そうするわ」 +\endtext + +\text +推測はその通りなのだろう。 +\endtext + +\text +ツーシンたちを手にかけたのは自身だ。 +だが、それ自体にはなんの感慨もなかった。 +\endtext + +\text +あの二人ならば、清々したくらいで。 +むしろ気になるのはカイムの傷の具合だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかし、今回はさすがに疲れた」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嘘……ちょっと、カイム……!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「心配なかろう。誰がみても魔力が + スッカラカンになっただけじゃ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だな……ただの燃料ぎれだろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……全く、世話のやける人です。 + カイム様には先に迷宮に戻って + もらいましょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさんはカイム様の治療を。 + 残りはシュカの平定作業と文官の拘束を + 手分けして行いましょう」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿、お怪我はありませんか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え、えぇ……身体は大丈夫よ」 +\endtext + +\text +大将が倒れこんでも平然としている +部下たちは、やはり平然と敵将の目の前で +平定を始め、兵たちを拘束していく。 +\endtext + +\text +マガヒメはただただ呆然とするしかなく、 +しまいには―― +\endtext + +\text("リズベル") +「マガヒメさん、ぼうっとしているのなら + カイム様のところに行ったらどうですか? + ……仕事の邪魔なので」 +\endtext + +\text +と言われる始末であった。 +\endtext + +\text +こうして、シュカは魔王軍の手中に収まった。 +……しかし、それを快く思わない者も、 +また存在した。 +\endtext + +\text("間者") +「……龍の力を以ってしても、か」 +\endtext + +\text +平定が進むシンレンガ。 +大きな戦いの後故か街の明かりはない。 +\endtext + +\text +道を照らすのは月明かりと、 +キラムシだけだった。 +\endtext + +\text +淡い光で照らされる街中を、 +その人物は足早に進んでいく。 +\endtext + +\text +シュカの外へ。 +人目に触れないように。 +\endtext + +\text("間者") +「は……承知しております。 + すでに、次の一手を――」 +\endtext + +\text +シュカ陥落は、望ましい結果ではない。 +\endtext + +\text +しかし、起きてしまったことは +覆しようがない。 +\endtext + +\text +ならば、別の手を取る他ない。 +\endtext + +\text +たとえ、国が滅んだとしても彼らは +浄化せねばならない不浄なのだ。 +\endtext + +\text +そのためにも、まずは“主”の元に +戻らねばならない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("間者") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text +戻らねばならないというのに。 +\endtext + +\text +その女は悠々とした足取りで、 +路地裏から出てきた。 +\endtext + +\text +身の丈を超える、大鎌をその手に携えて。 +\endtext + +\text +――まるで、この道を通ることが +分かっていたとでもいうように。 +\endtext + +\text("間者") +「馬鹿な……お前は、シュカには + 近づけないはずでは……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……これだけ魔力が満ちていれば、 + 問題ないわよ?」 +\endtext + +\text("間者") +「っ……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなた……今、誰かと話してたでしょう」 +\endtext + +\text("間者") +「………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「隠さなくてもわかるわ。 + 今もまだ、繋がってるかしら?」 +\endtext + +\text("間者") +「……っ」 +\endtext + +\text +一歩、また一歩とベアトリスが歩み寄るたび、 +後ろへと後ずさる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だってね、全部見えてるの。 + “この子達”が、あなたの動きも、 + 会話も全てね」 +\endtext + +\text("間者") +「な、なにを言って……」 +\endtext + +\text +ベアトリスの言葉に呼応するように +増えていく淡い光。 +\endtext + +\text +自身に群がってくるキラムシ、キラムシ、 +キラムシ……。 +\endtext + +\text +ある推測にたどり着くものの、 +それはあり得ないことだ。 +\endtext + +\text("間者") +「な、なんなんだ……お前は……?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは微笑む。 +問いには答えない。 +\endtext + +\text +ただ、言いたいことを言うだけだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「彼らに伝えてほしいの。 + もう、あなたたちの好きにはさせないって」 +\endtext + +\text("間者") +「ひ――」 +\endtext + +\text +悲鳴をあげる暇すら与えず、 +ベアトリスは大鎌を振るった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあ、あの世から伝えられたら…… + の話だけど」 +\endtext + +\text +ベアトリスは踵を返し、迷宮へと戻る。 +\endtext + +\text +その彼女の背後では、 +キラムシがハイエナのように死体に +群がっているのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_04.txt new file mode 100644 index 0000000..51c2ee3 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_06_04.txt @@ -0,0 +1,382 @@ +\setgamedatatitle("シュカ\n首都シンレンガ攻略2") + +\text("マガヒメ") +「それで、平定のほうはどうなってるの?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「そっちも滞りなく。 + 目立った混乱もなけりゃあ、魔王軍の + 統治に反対する者もいやしません」 +\endtext + +\text +おかげで、平定も楽だ――とホンジュは、 +笑っている。 +\endtext + +\text +シュカ陥落から一夜。 +すでに魔王軍の統治は始まっている。 +\endtext + +\text +不穏分子……ツーシンについた文官たちは +ひとり残らずハクシャの収容所に +連行された。 +\endtext + +\text +国の頭が変わる。 +ツーシンからマガヒメに戻ったのでなく、 +魔王カイムへと。 +\endtext + +\text +混乱がないのなら、それに越したことはない。 +\endtext + +\text +むしろ、彼らからしてみれば +些細なことなのだろう……とも思う。 +\endtext + +\text +戦火に巻き込まれたり、 +生活の地盤が崩れたりしない限りは。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「カイム様のご容態は?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ティーリアが言うにはもう大丈夫って。 + ……早く起きてくれないかしら」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「…………ははあ、なるほど」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なによ」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「いや、お若いことはいいことだと + 思いましてな。それでは、自分は仕事の + 続きがありますんで」 +\endtext + +\text +いったい、なにがおかしいというのか。 +ホンジュはおじさんのような +品のない笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text +あんなことがあってもなお、 +彼とその部下たちはマガヒメに +ついてきてくれるという。 +\endtext + +\text +本当に、どうしようもないお人好しだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………ホンジュ。 + ふたつ、言っておきたいことが + あるんだけど」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「なんです?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「その……いろいろと、ごめんなさい」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「お互い、仕方のないことでしょう。 + なにも気にしちゃいませんよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん……それと、今後もよろしくね」 +\endtext + +\text +そう言うと、ホンジュは嬉しそうに微笑み、 +深く頭を下げると退室していった。 +\endtext + +\text +最初からこうしていれば……と、 +今更ながらに後悔するマガヒメだが +同時に思うこともある。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……これで、この国は大きく変わる。 + ねえ、カイム。私にそれを見せてほしいの」 +\endtext + +\text +つんつん、と眠っているカイムの頬を +指でつつく。 +\endtext + +\text +ディアボリカだからか、カイムだからなのか、 +人間より少し冷たい素肌。 +\endtext + +\text +大丈夫だとは聞いていても、 +心配になってくる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……だからね、早く起きなさいよ。 + でないと、逃げちゃうんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それは困る。 + 逃げられては、身体を張った意味が + ないではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ? もっとつついても構わんぞ。 + 俺は逃げんからな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いっ、いつから起きていたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「その……いろいろと、ごめんなさい…… + などと、随分しおらしかったじゃないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なぁっ……!? + お、起きてたならいいなさいよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うぅ……」 +\endtext + +\text +カァっと、顔が火照る。 +\endtext + +\text +いまだにカイムに抱きしめられた感触が…… +力強さや優しさが体に残っている。 +\endtext + +\text +魔王軍の長……ではあるものの、 +同時にこの男は身体を張って、 +自身を救ってくれた男なのである。 +\endtext + +\text +それだけならまだしも、 +カイムは幾度となく口説いてきたのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(どうしよう……意識するなっていう方が + 無理じゃない……!?) +\endtext + +\text("マガヒメ") +(しかも、カイムの部屋だし…… + 二人きりで……二人きり…… + 男の人と……) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「マガヒメちゃーん、起きてるー?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「入っちゃうわよー……あら、カイム? + よかった、起きたのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ついさっきな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……入っちゃうわよって、 + もう入ってるじゃないの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「細かいことは気にしないの。 + カイムの様子を見に来ただけなんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「この通りだ。そっちも大丈夫そうだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +心配そうなカイムを見て、 +マガヒメは気まずそうに視線を落とす。 +\endtext + +\text +二人が姉弟であることも、 +ベアトリスが倒れたこともすでに +リズベルから耳にしている。 +\endtext + +\text +それが、マガヒメの龍の力のせいで +あることも、また。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「魔王様の姉さんだもの。 + だから、気にしなくていいのよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ええ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でね、一応報告しておいたほうが + いいかなと思って来たんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「例のネズミ、もう始末しておいたから」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ネズミ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……できることなら捕まえて、 + 話を聞いておきたかったが、まあいい。 + ご苦労だったな、姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それだけ? + こーみえて姉さん、とっても頑張ったのに。 + ご褒美が欲しいなぁ」 +\endtext + +\text("カイム") +「全く、仕方ない……後でもいいか? + まずはシュカを俺のものにせねば + ならんしな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、ネズミってあの全身黒ずくめの…… + ハクシャで私を助けたあいつのこと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだが……やはり、ツーシンの + 手駒だったのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうかしら……確かに協力は + していたみたいだけど……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うーん……? + なにか、他にも見た気はするんだけど……」 +\endtext + +\text +なにか、大事なことを忘れている気がする。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、今無理に思い出すことでもあるまい。 + 今後も警戒は必要だが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、私は仕事に戻るわ。 + ……でないとリズに怒られちゃうし」 +\endtext + +\text("カイム") +「その前に武官を玉座の間に集めてくれ。 + やっておかねばならんことがある」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、了解。 + がんばってね、マガヒメちゃん♪」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「がんばる……?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは意味深な言葉を残すと、 +そそくさと出て行ってしまった。 +\endtext + +\text +――頑張る、とはどういうことだろう? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「さっきの、どういう意味なの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、すぐに解る。 + 朝飯前の準備運動というやつだ。 + ククク……!」 +\endtext + +\text +そうして、目が覚めて一時間もしないうちに +カイムはマガヒメとともに玉座の間へと +向かった。 +\endtext + +\text +シュカを、そしてマガヒメを我が物に +するために。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_07_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_07_00.txt new file mode 100644 index 0000000..646e77d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/02_シュカ_07_00.txt @@ -0,0 +1,779 @@ +\setgamedatatitle("シュカルートエンド") + +\text("スパッキオ") +「おぅしっ!! + 午前中はここまでだ、飯にするぞー!」 +\endtext + +\text +着々と復興作業が進むキロスの首都、 +バラートホルン。 +\endtext + +\text +響くのは、魔王軍に属している +スパッキオの声だ。 +\endtext + +\text("ノロ") +「メシ……!!」 +\endtext + +\text("キロス市民") +「みんなを集めろー! 昼飯だぞー!」 +\endtext + +\text +――魔王軍と、シュカが交戦する数日前、 +崩壊の淵へと立たされたキロス。 +\endtext + +\text +それから、早数ヶ月。 +キロスは少しずつ、かつての姿を +取り戻しつつあった。 +\endtext + +\text +それも、魔王軍によって。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「おう、精が出るじゃねえか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう。俺ら幹部組はやっと休みだからよ、 + その前にひと踏ん張りだ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「2日間、お休み貰ったから、 + 気合入る」 +\endtext + +\text +内乱によるキロスの崩壊。 +\endtext + +\text +ただでさえ追い詰められていたキロスには、 +戦い続けるだけの体力などなかった。 +\endtext + +\text +魔王軍が攻め入ったときには、 +疲弊しきっており……。 +\endtext + +\text +一切の戦闘をすることなく、 +占領――そのまま、復興へと着手したのだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「そっちはどうなんだ?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それが全く、だ。 + 隣国に打診しちゃいるが……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「影も形もねえか」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「まあ、仕方ねえ。 + グラス皇帝のほうも地道に探していくさ」 +\endtext + +\text +国は復興の兆しを見せつつあっても、 +その国家元首はいまだ行方知れずだった。 +\endtext + +\text("ノロ") +「帰ってこない?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「帰ってきてもらえるように、 + 今、頑張るしかねえな」 +\endtext + +\text +きっと、見つかるはずだ。 +\endtext + +\text +カイムとてそれを強く望んでいる。 +\endtext + +\text +それ以上に、キロスの民がそう +思っていることだろう。 +\endtext + +\text +そのために、皆この国をたてなおし、 +そして変えようとしているのだ。 +\endtext + +\text +変わっていく。 +キロスだけではなく、このニルトの全てが。 +\endtext + +\text +国も、人も、法も変わる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text +変わっていくことは果たして、 +忌避すべきことなのだろうか―― +\endtext + +\text +ふと、彼女の思考の隅で +そんな疑問がよぎった。 +\endtext + +\text +ここからでも、彼女の視覚と力があれば +キロスの復興作業を見ることはできる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(……なぜ、あんな表情ができる?) +\endtext + +\text +魔族に滅ぼされ、支配されてなお、 +なぜ彼らは笑っていられるのだろうか。 +\endtext + +\text +なぜ、手を取りあうことが出来るのか。 +\endtext + +\text +もし、変化がおきなければ、 +あんな表情すら浮かべることなく +この世から消えていたかもしれない。 +\endtext + +\text("???") +「……どうしましたか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……彼らはなぜ、あのように笑って + いられるのでしょうか?」 +\endtext + +\text +つい、口をついて出た言葉に対して、 +ミネルヴァ自身が疑問を抱く。 +\endtext + +\text +なぜ、そんなことを聞くのか、と。 +\endtext + +\text("???") +「その問いへの回答に、 + 意味を見出しかねます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("???") +「態勢を整えなおす必要があります。 + それまで、あなたには待機を命じます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……了解」 +\endtext + +\text +意味など、ないのだろうか。 +\endtext + +\text +いやそもそもこの疑問にすら、 +意味などないはずだ。 +\endtext + +\text +なんのために己はあるのか。 +自身の存在意義さえ把握し、理解しておけば +それ以上のことは必要ない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「魔王……時が来れば、いずれ必ず……」 +\endtext + +\text +再び訪れた束の間になるやもしれない +平穏に、目を背けるように +ミネルヴァは踵を返した。 +\endtext + +\text +……ニルト地方全土を巻き込んだ +魔王軍の蜂起と侵攻。 +\endtext + +\text +それによる国家間戦争は、 +シュカの陥落……魔王軍の支配によって +ひとまずの終結を迎えた。 +\endtext + +\text +支配のあとには、変化がある。 +\endtext + +\text +キロスがそうであるように。 +ルザリオもまた門を開き、外界との +繋がりを得た。 +\endtext + +\text +シュカもまた、大きく変わっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「――以下、10名を文官から推薦します」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいんじゃないかしら。 + リズの目から見て、信用できるのなら + 私も心配ないし」 +\endtext + +\text +第一に、その玉座に腰掛けているのは +マガヒメではなく、カイムであることだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。好きにしろ。 + お前が決めたのならとやかく文句は + 言わん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでは新閣僚は文官、武官から10名 + ずつ……丞相はホンジュさんに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「また、皇帝警護役の側近として + イツキさんを任命しますね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それでは新閣僚は文官、武官から10名 + ずつ……丞相はホンジュさんに + 任命しますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。それでいいぞ」 +\endtext + +\text +今や、シュカはカイムの支配下にある。 +\endtext + +\text +……とはいっても、カイムは政務に携わる +ことは全くない。 +\endtext + +\text +あっても、たまに遊びにきてはマガヒメを +抱くか、玉座にふんぞり返るくらいのことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメもそれでいいと言っているしな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あんっ♪ もう、皆の前よ? + まあ、それも嫌いじゃないんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろ大好きではないか。 + いいな、実にいいぞ、この胸の感触!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………………」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……」 +\endtext + +\text +……それはそれとして。 +\endtext + +\text +目の前で乳繰り合っているこのふたりは、 +果たしてどうしてくれようか。 +\endtext + +\text("カイム") +「ところで、グラスのほうはどうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「目下捜索中じゃ。 + まあ、もうしばらくは待つことじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「おのれ……ツーシンめが……死してなお、 + 俺の野望の前に立ちはだかるか……!」 +\endtext + +\text +「あら、目の前にこんな美少女がいるのに + 他の女の話をするの? + もう、おっぱい触らせてあげない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぅっ……! + 待て、これはただの報告でだな……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ご安心ください。 + 私の胸であれば、マガヒメさんよりも + 豊かで、逃げることもありませんわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「姉さんもどこにもいかないわ。 + おっぱいどころかお尻だって永遠に + もませてあげる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ちょっと、横取りしないでよ! + カイムは私のものなんだから!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あらあら。私の方が先にカイム様の + ものになったのです。この胸も、順序も、 + 私のほうが上ですのよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私なんか姉よ? + 姉属性は偉大なんだから」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くぅぅ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「目の前で美乳と巨乳と魔乳が揺れている。 + うむ。俺はよい乳にめぐり合えたな……」 +\endtext + +\text +カイムはただでさえ、 +軍議には無関心だ。 +\endtext + +\text +それだけならまだしも、 +そこにマガヒメが加わってからというもの +さらに酷くなっている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……軍議がこれっぽっちも進みません。 + マガヒメさんが来てからというもの、 + さらにグダグダになっています」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですねぇ。カイム様が三人に + 増えたみたいです。 + それにしても……大きい……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……うむ。私たち三人をあわせても、 + あの三人には敵わん。 + ≪彼我/ひが≫の戦力差が絶望的じゃな……」 +\endtext + +\text +その傍らで、膨らみの乏しい三人は +それぞれため息を吐いた。 +\endtext + +\text +その原因は、主にマガヒメにあった。 +\endtext + +\text +今や、歳相応の表情を見せるただの少女には、 +かつてのどこか倦怠感を感じさせる +面影は見えない。 +\endtext + +\text +それまでの鬱屈した政治から解放された +からだろうとは、ホンジュの言だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(まあ、以前のような性格でいられても + シュカの兵たちに悪い影響しかないので + いいのですが……) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、カイム! + 私が一番よね? ね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のおっぱいが一番って言ってくれた + わよね?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私は何番でも……カイム様のお側に + いられるなら、構いませんわ……♪」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……これぞおっぱいハーレムだ! + 構わん! 全て等しく、この俺が + 愛してやるぞ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……どうにかなりませんかね、 + あの四人は」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あぁ……マガヒメ殿…… + 何故、このような事に……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、よいではないか。 + 戦も終結し、三国は統一されたのじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今しばらくは、のんびりしても + バチはあたるまいて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まあ、それもそうですが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう。どうした、リズベル? + 寂しいのか? ん?」 +\endtext + +\text +しかし、変わらないものもある。 +\endtext + +\text +リズベルの目の前にいるこの男は、 +三国を統一してもなにも変わらない。 +\endtext + +\text +権力におぼれることも、 +欲に飲まれることもない。 +\endtext + +\text +初めてあったときと、少しも変わっていない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「断じて、ありえません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「リズももっと素直にならないと。 + カイムに見捨てられるわよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「余計なお世話ですっ! + 大体、今は軍議の最中なのに + なにをイチャついているんですか!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も少しはデレたらどうだ。 + ほれ、俺の右側が寂しそうにしている」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あっ……うぅ……」 +\endtext + +\text +自身は変わらず、その周囲を巨大な +変化の渦へと巻き込んでいく。 +\endtext + +\text +それは、確かに実を結んでいるのだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那ァ! 戻ったぜ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、珍しくリズベルが可愛がられてる + じゃねえか。こりゃあ雨でも降るかね」 +\endtext + +\text("ノロ") +「槍が降ってくる」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「槍だけなら、まだおとなしいな。 + 火矢も追加しておけ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……た、たまにはいいじゃないですか。 + 私だって、その……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もっと甘えてこい。 + 槍だろうが矢だろうが、俺が喜ぶ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、う……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おーおー、見せ付けてくれるねえ。 + それで、魔王さんよ。 + せっかく全員揃ったんだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「これからどうするのか、 + もう決まってるんなら聞かせてくれよ」 +\endtext + +\text +その渦に巻き込まれた、あるいは自ら +飛び込んできた者たちが +期待をこめた目でカイムを見つめてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……決まっているだろう。 + まずはグラスを見つけ、このハーレムに + 加える」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうすることで、真の意味でこのニルトは + 俺の支配下に置かれるのだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、やっぱりそこは変わらないんだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「変わりませんよ、カイム様ですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。なにせ、俺の目的はいまだ + 達成されていない。由々しき事態だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そしてゆくゆくはニルトの女という + 女を極め……いや、世界の女が集まる + ようなすばらしい国を作ろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……それ、お主だけではないか? + すばらしいと思えるのは」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうなると好敵手が増えていきますわ…… + まあ、どうしましょう……。 + 私、インフレについていけるかしら……」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様、困るところが違います」 +\endtext + +\text("カイム") +「この大陸に、あらゆる種族が集うだろう。 + 人間、亜人、魔物……種族の垣根を + 超えた国を俺が興すのだ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふぅん……なんか、面白そうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、チ●ポがたぎって仕方ない。 + そうなれば俺の夢が無限に広がるな……」 +\endtext + +\text +妄想に耽るカイムの腕に抱かれながら、 +リズベルは笑みがこぼれるのを +抑え切れなかった。 +\endtext + +\text +カイムの語った野望は、 +リズベルの理想が行き着くその先なのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「あとはお前たち次第だ。 + 最後まで俺について来るか? + というか、ついて来い」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あったりまえよ! + 俺はあんたに惚れこんでここまでついて + きたんだ。地獄までお供させてもらうぜ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「俺も、頑張る」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ここで投げ出すのはスジじゃねえわな。 + それに俺がいなくなったら困るだろ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……お前たちはどうする?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もともと私が言い出したことです。 + 最後まで……お供させていただきますから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私達も異論はないわよ? + だいたい、カイムから離れるなんて + 考えられないもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「――マガヒメはどうだ?」 +\endtext + +\text +期待のこもったカイムの言葉に、 +マガヒメは微笑むと、ぎゅっと抱きついた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなの、 + ついていくに決まってるじゃない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この世界の在り方まで変えちゃうなんて、 + そんな面白そうなこと、マガヒメ様が + 放っておくと思う?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「私は、マガヒメ殿にどこまでも + お供致します」 +\endtext + +\text +微笑みや、あるいは頷きが返ってくる。 +それはカイムの想像通りの――期待通りの +答えだ。 +\endtext + +\text +安堵はない。 +この結末は、当然の帰結なのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……それでこそ、俺のシモベだ。 + ならば征こう。俺の野望の果てまでな」 +\endtext + +\text +――道は未だ、半ばにある。 +\endtext + +\text +カイムの“理想”も、リズベルの目的も、 +その終着点は遥か彼方。 +\endtext + +\text +全てを巻き込み、変えていくのだ。 +\endtext + +\text +その行き着く先……望みの果てが、 +混沌であっても。 +\endtext + +\text +怖れず、踏み込むのが“魔王”たる証だと +信じて。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_01_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_01_00.txt new file mode 100644 index 0000000..5c3aeb1 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_01_00.txt @@ -0,0 +1,978 @@ +\setgamedatatitle("氷の帝国キロス") + +\text +ルクト=ルザリオはムームーンほどでは +ないにしろ、国内でも比較的北に +位置している。 +\endtext + +\text +加えて、王宮が建てられた高さであれば +バルカ山脈の峰も天気さえよければ +見ることもできた。 +\endtext + +\text +しかし、今、バルカ山脈は厚い雲に +覆われている。 +\endtext + +\text +実に、忌々しいことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、酷いものだ」 +\endtext + +\text +実に不愉快だ、といった様子でカイムは +玉座の間からバルカ山脈を一瞥する。 +\endtext + +\text +その眼下に広がっているのは、 +緑が生い茂り、大木が立ち並ぶアルダ大森林。 +\endtext + +\text +……しかし、ルクト=ルザリオ以北の森は +水底に沈んでいる。 +\endtext + +\text +木々は半ばでへし折れ、泥水に沈み、 +先日までブライトリーフが生きた面影は +微塵も感じられなかった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「報告によれば、このルクトより北の森は + 先の“大洪水”で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気に病むな。起きたものは仕方ない。 + それに、おかげでハドスは無事だ。 + 感謝せねばならん」 +\endtext + +\text +――ほんの半日前のことだ。 +キロスで大洪水が起きたのは。 +\endtext + +\text +偶然、ルザリオに来ていたカイムは +ティーリアとともにその一部始終を +見届けている。 +\endtext + +\text +地下迷宮については、 +事後処理が終わるまで戻ってくるな――と +リズベルからお達しが来ている。 +\endtext + +\text +つまり、無事ということだ。 +\endtext + +\text +問題は、ルザリオの人的被害がどれほどの +ものか、だろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「それより、人的被害のほうは?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「皆、無事ですわ。 + 精霊様のおかげで被害に遭う前に + 地下迷宮に避難することが出来ましたから」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「森のほうも精霊様のご加護を受ければ、 + すぐにでも元に戻ると思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。それならばいい。 + ともあれ民が無事でよかったではないか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……はい」 +\endtext + +\text +肩を抱き寄せられ、少しだけ +悲しみと不安が安らぐのを感じる。 +\endtext + +\text +自分を犯した相手ではあるもの、 +その人となりはそれからの短い間でも +よく理解しているつもりだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +(……意外と、 + 優しいところもあるんですね) +\endtext + +\text("カイム") +「元気がないな。 + なんなら、今からここで俺が元気に + してやろうか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……? また、ここで……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、また……と来たか。 + ならそれでもいいぞ。ここで今度こそ + 孕ませて――」 +\endtext + +\text("エル") +「カ、イ、ム、様~」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひゃっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ……惜しいところで戻ってきたか」 +\endtext + +\text +歯噛みするカイムの後ろに、 +青筋を立てているエルと、 +苦笑を浮かべているスパッキオが来ていた。 +\endtext + +\text +二人には、キロスへの情報収集に +出向いてもらっていたのだ。 +\endtext + +\text("エル") +「なにが惜しいところですか! + エッチなことしてる暇なんてありません!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……暇は作り出すものだ、エルよ。 + それでキロスはどうだった?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「無事だったぜ。 + ちっとも被害が出てねえ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、それは……んん? + 洪水はキロスで起きたのだろう?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ああ。やっぱりおかしいよな?」 +\endtext + +\text("エル") +「ですからおかしくありませんってば。 + 雪や風の精霊様が言うには、ウィンガ様の + ご加護のおかげで無事だったんですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あー……そのウィンガとやらのおかげで、 + キロスは洪水に飲まれなかったのか」 +\endtext + +\text("エル") +「そーですよ。ふふん、私、スパッキオさん + より役に立ってます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、頭を撫でてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「えへへー」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「で、そのウィンガっての、ティーリアさん + は知ってるんで?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……精霊王のことかもしれません」 +\endtext + +\text +最後に多分、とつけてティーリアは +言葉を続ける。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「バルカ山脈には氷と暴風を司る強大な + 精霊がいると聞いたことがあります」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「かの地が年中、吹雪に見舞われているのは + そのウィンガ様が起こしているもの + だとか」 +\endtext + +\text("エル") +「怪しいですよねー」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まあ、実際洪水どころか川なんか + 凍っててよ、増水どころの話じゃ + なかったんだよな」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様の色欲の酷さに精霊様は + お怒りなのです。我が国の女の子に手を + 出すのは許さーん! みたいな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういう簡単な話ならいいんだがな……」 +\endtext + +\text +カイムは雲間に隠れているバルカ山脈を +一瞥する。 +\endtext + +\text +情報が少ない。 +これでは、動こうにも動けるものではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……魔物どもを情報収集に + 向かわせろ。近隣の村落、都市の + 様子も知りたい」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「了解」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルとティーリアは俺と来い。 + 一度、迷宮に戻るぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「わかりました」 +\endtext + +\text("エル") +「了解でーす」 +\endtext + +\text +遊んでいる暇はなくなった。 +\endtext + +\text +嫌な予感、というほどでもない。 +だが妙な胸騒ぎにカイムは +足を速めるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――その大洪水が起こったとされるキロス。 +\endtext + +\text +しかし、キロスはなにも変わっていない。 +\endtext + +\text +水底に没した村落も市街もない。 +流された市民もいなければ、 +けが人すらいない。 +\endtext + +\text +いつもと、なんら変わらない日常だ。 +\endtext + +\text +しいて変わったことがあるとすれば、 +自国ではない。 +\endtext + +\text +他国である。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「先の大洪水、キロスの被害はありません。 + 死傷者もなく、建物への被害も皆無です」 +\endtext + +\text("グラス") +「……他国はどうか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……シュカは壊滅。国土の八割が洪水に + 沈み、ルザリオもまた大森林の40%を + 損失しております」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……ハドスは?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「アルダ大森林が水をせき止めたのだろう。 + 被害はない」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ふん……悪運だけは強いようだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それだけの被害を出してなお、 + 天候は回復しないのか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「その兆しは見られません」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +なぜ、という疑問がグラスの脳裏に +浮かんでくる。 +\endtext + +\text +天候を回復させるための……儀式を、 +貢物をウィンガ様に捧げたはずだ、と。 +\endtext + +\text("グラス") +「……儀式を執り行い、娘を百人 + 差し出したのだな?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「はい」 +\endtext + +\text +司祭の返事は淀みがない。 +\endtext + +\text("司祭長") +「ですから、キロスは無傷で済んだのです」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「だが、シュカは滅びた。 + あの森がなければルザリオもハドスもだ。 + なぜ、ウィンガはこんな真似をした?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今まで、こんなことは一度も + なかっただろう」 +\endtext + +\text +大洪水は、なにも今回が初めてではない。 +\endtext + +\text +過去にもウィンガの怒りを買ったとして、 +何度か起きている。 +\endtext + +\text +しかし、キロスに被害が出ても +他国にウィンガの牙が向くなど…… +\endtext + +\text +まして、国ひとつを滅ぼすような +ことは一度もなかった。 +\endtext + +\text("司祭長") +「……それを私に聞かれても困ります。 + 全ては、ウィンガ様のご意思……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「私は、その答えを持ち合わせて + いませんゆえ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……言い訳にならんぞ。 + 至急、原因を調べるのが貴様らの + 役目だろう」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ウィンガ様のことは私たちに + お任せください」 +\endtext + +\text("司祭長") +「あなた方軍人は、目の前の魔王軍との + 戦いにどう勝つのか……考え、 + 実行に移すのが仕事でしょう」 +\endtext + +\text +司祭長は、一礼もせずに踵を返すと +玉座の間を後にする。 +\endtext + +\text +残されたギュンターはその背をにらみ、 +グラスは視線を落とした。 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿」 +\endtext + +\text("グラス") +「……これは、本当にウィンガ様の + 意思なのか?」 +\endtext + +\text +ぽつりと、グラスはそんな言葉を漏らした。 +\endtext + +\text("グラス") +「おかしいではないか。 + 娘たちを差し出してもなにも + 変わっていない……」 +\endtext + +\text("グラス") +「それどころか、この国のために + 関係のない者たちまで……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「……これでは、この命を差し出しても + 本当にこの国を救えるのかわからん」 +\endtext + +\text("グラス") +「結局、私という存在にはなんの意味も + ないのだな……」 +\endtext + +\text +どこか諦観交じりにそうこぼすグラスに、 +ギュンターはなにも答えられなかった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……もはや、黙ってみていることなど + できんか) +\endtext + +\text +ウィンガ教は、国民の心の支えだ。 +それを弾圧し、奪うことは守るべき者を +追い詰めることと同じである。 +\endtext + +\text +だが、それでもこれ以上、 +ギュンターは傍観に徹することは出来ない。 +\endtext + +\text +否、もっと早く覚悟を決めるべきだったのだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「シュカが滅びた……だと……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「国土の8割を失い、 + 女王もまた生死不明ですから。 + そう仰っても間違いはありません」 +\endtext + +\text +同時刻、カイムは膝をつきうなだれていた。 +胸騒ぎの正体は、これだったのだ。 +\endtext + +\text +リズベルはシュカに救援隊を送ったらしく、 +そこから得た情報だという。 +\endtext + +\text("カイム") +「生死不明……マガヒメはどうなった? + 俺の野望はどうなる……!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはまだなんとも……。 + ただ、情報では洪水の直前に文官たちの + クーデターが起きたそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして武官たちの手で逃げ延びた……と + 救出したシュカの兵は供述してますが」 +\endtext + +\text("カイム") +「くっ……どちらにしても俺の野望が + 潰えたのは変わらん! + おのれ、ウィンガめ……!!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「なにか違う気はしますが、 + 黙っておいたほうがいいですよね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、非常に面倒くさいので」 +\endtext + +\text +苦笑を浮かべるティーリアに、 +ため息をついて返すリズベル。 +\endtext + +\text +なにがあろうと、 +この魔王は女が第一なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「こうなれば徹底抗戦だな……ウィンガを + この世から消し去らねば俺の怒りは + 収まらん……」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、迷宮の被害報告をしろ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「やる気を出してくれるのはありがたいです。 + ……迷宮の被害は奇跡的に最小限です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「浸水しましたが、複雑に入り組んだ通路を + 通して更に地下へと流れ落ちていった + みたいなんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おそらく、この迷宮を作り出した人たちは + 洪水にも対処できるように仕掛けを + 施したんでしょうね」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おかげで片付けが楽で助かったけどな」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、兵にも問題はないな。 + ならば今すぐ、ウィンガを叩き潰すぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「落ち着け。また洪水でも起こされたら + 溜まったものではないぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐ……」 +\endtext + +\text +ルザリオを襲った大洪水を思い出し、 +カイムは力なく玉座に腰を落とした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあ、まずは情報収集からよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、そうだった。 + スパッキオ、その後、どうだった?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう。キロスの被害はまったくねえな。 + 近隣の集落、中心都市も至って平和。 + 不気味なくらいな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……被害がない?」 +\endtext + +\text +リズベルがその言葉を聞き咎める。 +\endtext + +\text("ノロ") +「なにか、変?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……洪水が起こったのは山脈の間に + ある大河ですが……。 + 隣接した村落に被害は?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう。というか川も凍ってるから、 + 洪水なんか起こりゃしねえよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なるほど。それとウィンガについては + なにか関係があると思いますか?」 +\endtext + +\text +話を振られたティーリアは、 +少し考えて……小首をかしげた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「確かに精霊王であれば氷を溶かし、 + 洪水を起こすことは可能だと思います。 + もちろん、再び凍らせることも……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だとしても、本当に精霊王の仕業なのかは + 疑問ですわ。もし、怒りを買ったので + あれば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカもですが、キロスには密偵を + 送っただけで破壊活動はしていません」 +\endtext + +\text("エル") +「じゃあ、誰かがお祈りして精霊王様の + 力を借りたということになるんじゃ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうかしら……ただの精霊ならともかく、 + 人間が精霊王と交感できるなんて + 聞いたことないもの」 +\endtext + +\text("エル") +「森の外だとブライトリーフなわけ + ないですもんねぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだ。精霊でもボケるのではないか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんな話は聞いたことありませんが…… + カイム様がそう言うなら、それも + あるかもしれません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……素直に否定していただいて結構ですよ」 +\endtext + +\text +つまるところ、原因は不明。 +\endtext + +\text +あるいは本当にただの天災であり…… +キロスは運よく被害を免れたか。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……じゃあ、あの洪水がまた起こる + 可能性はあるのかしら?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それじゃな。 + もし可能なら最悪、攻め込んだその日に + 全滅するぞ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「それもないと思います。 + 精霊様の力を使うには相応の貢物を + 用意しなければなりませんから」 +\endtext + +\text("アグリ") +「洪水を起こすだけの貢物、ねえ……。 + キロスって貧乏なんだろ? + どこから用意したんだかな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、なににしてもしばらくは + 洪水が起きんことは判った。 + それさえ分かれば十分だろうな」 +\endtext + +\text +ともあれ、カイムの目的は変わらない。 +\endtext + +\text +危険がないのであれば、ルザリオ同様に +こちらから攻め込めばいいだけの話だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらはウィンガの力を借りて、 + 俺たちを滅ぼそうとしている。 + なら……徹底抗戦といこうではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね……ウィンガを放っておく + わけにもいかないでしょうから」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、ならばキロスの女王について + 俺に教えるのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まことに残念ながら、洪水とともに + 資料が流れてしまいまして」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあまあ、元気だして? + どうせ会いにいくんでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ただ、グラス陛下はウィンガ教に + とって神の子にも等しい存在だそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……む?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんだそりゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もともと、ウィンガはキロスで + 信じられている精霊のことですね」 +\endtext + +\text +古くから、彼の地を支配しているという +氷と暴風の精霊王、ウィンガは信じれば +国に平穏を与えるといわれている。 +\endtext + +\text +バルカ山脈の吹雪も、ウィンガの力に +よるものだとされている。 +\endtext + +\text +その暴風雪は、異邦人の侵入を拒み続けた。 +キロス建国時にも、入植した者たちを +冷害や豪雪で苦しめていたらしい +\endtext + +\text("リズベル") +「そこで、当時の……初代キロス皇帝の + 娘がウィンガにその身を捧げて、 + 許しを得たとか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それ以来、若い娘や皇帝の娘がウィンガに + 祈りを捧げることで天候の回復を祈願、 + ひいては豊作を祈願したわけです」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふーん……それで神の子か。 + で、そのウィンガを崇めてるのが + ウィンガ教ってわけだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お、よく出来たな。えらいではないか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「……馬鹿にしてんのか?」 +\endtext + +\text +キロスはもとより、環境の厳しい土地だ。 +\endtext + +\text +そこに生きる彼らに付け入ったのが、 +他でもないラスファ教である。 +\endtext + +\text +ウィンガの名を借り、ウィンガ教を +名乗りながらその実、広めているのは +ラスファの偏った、独善的な教えだ。 +\endtext + +\text +だが、結果として今では国政にまで口を +挟むほど強力な発言力を持つに至っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「正直、そういう点ではルザリオよりも + 面倒ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配はいらん。カイム魔王教でも + 広めておけばどうとでもなる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……冗談でも、そんな頭の悪い宗教は + 作らないでくださいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「それぐらいはしろ、ということだ。 + 倒すべき敵はそいつらのようだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「例えが悪いと言っているんです、もう……」 +\endtext + +\text +だが、確かにカイムの言う通りだ。 +\endtext + +\text +ただ、占領するだけでは勝ち目はない。 +方法を考えなければ……。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぅん……しかし、洪水ねー。 + そこまでやっちゃうんだ」 +\endtext + +\text +ベッドに倒れこみ、ベアトリスは +ひとりつぶやいた。 +\endtext + +\text +予想以上のことではあるものの、 +予想外ではない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これはちょっと……姉さんも、 + 頑張らないといけないかも」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイムの国は絶対に壊させないから」 +\endtext + +\text +愛する弟を思い、ベアトリスはひとり +決意の言葉をつむぐのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_01.txt new file mode 100644 index 0000000..47b06b0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_01.txt @@ -0,0 +1,553 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第1の都市カザトリア1") + +\text("カイム") +「うむ……寒いな、しかし」 +\endtext + +\text +身震いをひとつして、カイムは自身に +風除けと保温の魔法をかける。 +\endtext + +\text +比較的、南に位置するハドスと比べると +キロスは驚くほど寒い。 +\endtext + +\text +周囲を見渡しても通行人は数えるほどしか +見受けられず、それもまた寒々しさを +感じてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「首都であっても、浮浪者がいるとはな…… + 思っていた以上に酷いではないか」 +\endtext + +\text +遠くに見える城砦に向かいつつ、 +周囲を見渡すカイム。 +\endtext + +\text +一見、寒冷地の都市にしか見えない +バラートホルン。 +\endtext + +\text +だが、少し路地裏に視線を移せば +隠れるようにして浮浪者がこちらを +見ている。 +\endtext + +\text +その一切を無視して、進んでいくカイム。 +\endtext + +\text +しかし、その足を止めねばならなくなった。 +そのまま自然な足取りで路地裏へと逃げ込む。 +\endtext + +\text("ウィンガ教信者") +「軍を追い出し、ウィンガ様の力を示せ! + 不浄なるものを聖なる力で浄化するのだ!」 +\endtext + +\text("信者") +「ウィンガ様、万歳! 万歳!」 +\endtext + +\text +先頭に司祭、その後ろには数人の信者たち。 +\endtext + +\text +彼らはウィンガを讃えながら、 +カイムには気づかず通り過ぎていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ、あれは」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「……別に、 + 全員が全員あんなじゃないがな」 +\endtext + +\text +極々自然に、背後から話しかけてきた +浮浪者に振り向くことなくカイムは―― +警戒しつつ告げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「金はない。他をあたれ」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「金なんざあっても、食い物が + ねえんじゃな。あんた、他所もんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ああ。ここはああいうのばかり + いるのか?」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「いんや。この間の儀式以降、 + 連中に愛想がつきたヤツのほうが + 多いくらいだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……この間?」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「ああ、そうだよ。あの洪水さ。 + みんな天候が回復することを期待 + してたのに、アレだったろ?」 +\endtext + +\text("浮浪者") +「天気は日に日に酷くなる一方で、 + 配給も減ってる。 + そのくせあいつ等……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あいつ等だけいいものを着ていたな。 + 飯もたらふく食っているのだろう? + お前たちを差し置いて」 +\endtext + +\text +カイムはほくそ笑む。 +――これならば、勝算はある。 +\endtext + +\text +少なくとも、大部分の市民はこちらに +取り込める。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいことを聞いた。礼を言うぞ」 +\endtext + +\text +カイムはウィンガ教徒がいないことを +確認し、路地を出る。 +\endtext + +\text +向かうは変わらず、グラスの下だ。 +\endtext + +\text("浮浪者") +「はあ……? + 礼を言われるようなこと、言ったかね?」 +\endtext + +\text +その背を見届けつつ、 +彼はのんきにそんなことを言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ううう……どこに行ったんですか、 + あの人は!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「アテが外れたの。 + やはり、バラートホルンではないか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、そうでしょうね……ああもう! + 予定が狂いっぱなしですよ!?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そうじゃのう……予定は未定じゃ。 + 諦めよ。潔く」 +\endtext + +\text +もはや諦めの境地に達している +マーガレッタになだめられるリズベル。 +\endtext + +\text +いなくなったカイムを探しに、 +カザトリアに来たふたり。 +\endtext + +\text +日没まであと二時間――カザトリア侵攻まで +あと二時間というところで、 +捜索を打ち切ったところだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「戻ってきますよね、カイム様…… + もう時間ないですよ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「安心せい。そこについては + あやつ、守っておろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、道に迷っていたりしたら…… + もし、ウィンガ教に捕まっていたら……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(怒っておるのか、心配しておるのか、 + どっちなんかの……) +\endtext + +\text +みるみるうちに顔面蒼白になっていく +リズベルに呆れつつ、マーガレッタは +周囲を警戒していた。 +\endtext + +\text +一時間前から、誰かの視線を感じる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(さて……尾けておるのは、誰かの) +\endtext + +\text +無論、ここには姿は見えなくても彼女の +爺やもいる。 +\endtext + +\text +万が一はないだろうが―― +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(やはり、リズベルについてきたのは + 正解じゃった) +\endtext + +\text +行きかう市民の中には敵意はない。 +\endtext + +\text +飢えた人々。 +彼らから見た、今の自身たち。 +\endtext + +\text +狙いは自ずと分かる。 +どちらを狙っているのかも、 +今しかその機会がないことも。 +\endtext + +\text("リズベル") +「とりあえず戻ります……ええ、怒りは + その後に……」 +\endtext + +\text +うなだれるリズベルの腰に伸びる手。 +相手は、まだ幼い子供だった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「待て、小僧。その財布はリズベルのじゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へ?」 +\endtext + +\text("子供") +「あ……」 +\endtext + +\text +少年の手が、リズベルの財布を抜こうとした +ところで止められる。 +\endtext + +\text +マーガレッタに、その細腕を掴まれたからだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「全く……盗みなどするものではないぞ。 + ほれ、これで温かいものでも食べてこい」 +\endtext + +\text("子供") +「…………」 +\endtext + +\text +マーガレッタはそうして、自身の財布から +紙幣を少年に渡した。 +\endtext + +\text +……少年は礼も言わず、 +走り去ってしまったが。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もしかして、盗まれてました?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私が気づかんかったらな。 + 飢えた街ではよくあることじゃ。 + ほれ、迷宮に戻るぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、はいっ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(あんな子供が……) +\endtext + +\text +踵を返す間際、振り返ると路地裏から +先ほどの少年がこちらをじっと見つめていた。 +\endtext + +\text +小柄で、やせ細った少年だ。 +……そして、それは彼だけではない。 +\endtext + +\text +この街では、誰も彼もが飢えている。 +\endtext + +\text("リズベル") +(ウィンガ教どうこう以前の問題ですね、 + これは……) +\endtext + +\text +ならば、そこから改善していかなければ +ならないだろう。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +玉座の間から見えるバラートホルンの +風景は日に日に悪くなるばかりだ。 +\endtext + +\text +雲がはれることは、決してない。 +天候回復の兆しは、一向に見えない。 +\endtext + +\text +この状況を打開するには、 +この身を捧げるしかないだろうと +グラスは考えていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……だが、それで本当に大丈夫なのか?」 +\endtext + +\text +不安が、言葉に出る。 +もし、この身を捧げてなにも +変わらなかったら―― +\endtext + +\text +そんな思考が、来客によって寸断される。 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンターか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……情報によれば、それは最高司令官の + 名前らしいな」 +\endtext + +\text("グラス") +「誰だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイムだ。縁あって魔王を名乗らせて + 貰っている。以後、お見知りおきを」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか。貴殿が、魔王か。 + 単身で私のもとに乗り込んでくるとは…… + 驚いた」 +\endtext + +\text("カイム") +「驚いているようには見えんが……ふふ、 + 無表情クール系だな?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「氷の帝国にふさわしい属性だ。 + その表情が崩れる様が見たくなるぞ……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それで、なにをしに来た? + 私を殺しに来たのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「否、お前を俺の女にするために来た。 + 俺と一緒に来ないか?」 +\endtext + +\text +――額面どおりに受け取れば、 +ついて来いと言っているのだろうか? +\endtext + +\text +ならば、それはできないことだと +グラスは頭を振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「私は……私の全てはウィンガ様のために + ある。だからそれはできない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう決めたことだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「できんと言った」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスし放題だぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「よく分からんが、今のお前の表情は醜い。 + 却下する」 +\endtext + +\text("カイム") +「衣食住は確保している。 + なにより寒くない。地下を通ればニルトの + あらゆる場所にいける」 +\endtext + +\text("グラス") +「不足はない。寒いのは嫌いではない。 + 行きたい場所もない。拒絶する」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ならばこうしようではないか。 + この国を征服したら俺のものになれ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……くどい男だ。私はウィンガ様と」 +\endtext + +\text("カイム") +「キロスのものだろう? + そのキロスを俺のものにすれば、 + お前は俺のものだぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +そこで、ようやくグラスの反論がとまった。 +あまりにも屁理屈が過ぎて言葉が出ない。 +\endtext + +\text +ただそれだけのことだが、 +カイムは勝ち誇ったかのように微笑む。 +\endtext + +\text("カイム") +「ついでにウィンガとやらも倒してやろう。 + それで文句はあるまい」 +\endtext + +\text("グラス") +「……できるものか」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、やる。俺はな、言ったからには + やるのだ。そうだな……これは契約だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「勝手に決めるな。困る」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が困らなければいい。ではな」 +\endtext + +\text +そうして、カイムは来たときと同じように +堂々と玉座の間を後にする。 +\endtext + +\text +騒ぎが起きないのは、 +誰にも見つからなかったからだろうが―― +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +グラスはしばらく、カイムが出て行った +扉を感慨深げに見つめていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_02.txt new file mode 100644 index 0000000..035b972 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_02.txt @@ -0,0 +1,138 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第1の都市カザトリア2") + +\text +迷宮に戻ってきたカイムを迎えたのは、 +非常にご立腹なリズベルだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、どこにいらしたのか + 説明していただきます」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスのところだが?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにをさらっととんでもないこと + してるんですかー!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「随分心配しておったぞ? + のお、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……心配なんかしていません。 + これっぽっちもしていません」 +\endtext + +\text +照れ隠しなのか、頬を赤く染めつつも +リズベルは努めて冷静を装っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「このとおり、俺は無事だ。 + ついでに面白い情報もあるぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「う……なんでしょうか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうやら、軍と教会連中は + 不仲なようでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかも、先の洪水以来、教会に + 愛想をつかしたやつらも多いらしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「この分なら、民を味方につけるのも + たやすかろうな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「おお……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「へえ……」 +\endtext + +\text +そこかしこからあがる感嘆に、 +カイムは眉間に、む、と +不思議そうに皺を寄せる。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さんがまじめに偵察の仕事を + してるなんてなぁ。 + 頭打ったか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お医者様に見てもらったほうが……」 +\endtext + +\text("エル") +「きっと寒さでヘンになっちゃったんです。 + どこが、とまでは言いませんけど」 +\endtext + +\text("ノロ") +「天変地異が起こる前触れ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text +ひどい言われように、拗ねたカイムは +幻像石を取り出して現実逃避を始める。 +\endtext + +\text +その傍らで、考え込むリズベル。 +\endtext + +\text +市民たちは、教会を見限っているという。 +それなら―― +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ。カイム様、いきますよ……って、 + なに拗ねてるんですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「拗ねておらん。 + カザトリアなどさっさと落としてくれる」 +\endtext + +\text +少し元気のないカイムを先頭に、 +魔王軍はカザトリアへと侵攻を +開始したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_03.txt new file mode 100644 index 0000000..09d2d8c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_02_03.txt @@ -0,0 +1,424 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第1の都市カザトリア制圧") + +\text("リズベル") +「カイム様、ひとつだけよろしいでしょうか」 +\endtext + +\text +カザトリアが陥落し、平定作業を +進めようとしたところだった。 +\endtext + +\text +リズベルが、妙に改まった様子で +カイムに頭を下げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「寒い。手短にしてくれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。占領した都市の市民たちを、 + 迷宮に保護したいのです……許可を + いただけませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼らの心を掴むには、私達が彼らに + 安定した衣食住を提供するべきだと + 思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「自軍への負担は大きくなりますが、 + 市民を味方につけることができれば + ウィンガ教を追い出すことも可能です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なら、まずは炊き出しでもするんだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前に任せる。 + 俺は野暮用があるのでな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます!」 +\endtext + +\text +許可を貰うなり、リズベルは魔物たちを +集めてさっそく準備を始めている。 +\endtext + +\text +ただ、純粋に飢えた彼らを放って +おけなかっただけだろう。 +\endtext + +\text +それならそれでも、構わなかったのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +(まあ、やつらの不満につけいるには + いい方法だな) +\endtext + +\text +その点を考えれば、リズベルの提案を +却下する理由などなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリ、ついてこい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう」 +\endtext + +\text +カイムは周囲に視線を向けながら、 +教会へと向かう。 +\endtext + +\text +逃げ回っていた市民たちの中にも、 +今新たに集まってきている中にも、 +目当ての人物がいない。 +\endtext + +\text +そして、やってきた教会にも―― +\endtext + +\text("カイム") +「……アグリ、先の戦いで司祭を + ひとりでもみかけたか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いや、逃げちまったんじゃねえか? + それがどうかしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、もののついでだ」 +\endtext + +\text +いれば、情報源として役に立っていただろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……他の場所も探してみるか」 +\endtext + +\text +……しかし、すでに逃げ去った後なのだろう。 +\endtext + +\text +少なくとも、カザトリア領内には +司祭も信徒もひとりとしていなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("グラス") +「カザトリアが落ちた……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……一時間ほど前のことです。 + 兵や民への被害など、詳細は + まだお伝えできませんが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「そう、か……」 +\endtext + +\text +――あの男だ。 +\endtext + +\text +突然、目の前に現れた魔王。 +彼は宣言どおり、この国を征服するために +カザトリアを落としたのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +(……もし、あのとき衛兵を呼んでいれば、 + こんなことには……) +\endtext + +\text("グラス") +(なぜ、私は衛兵を呼ばなかった……?) +\endtext + +\text +その理由が、グラス自身にもわからなかった。 +\endtext + +\text("司祭長") +「失礼します、陛下」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("司祭長") +「司令官殿、しばらく席をはずして + いただけますかな。 + 陛下と二人で話をしたいのです」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……わかった」 +\endtext + +\text +ギュンターは司祭長を一瞥し、 +侍女とともに玉座の間をあとにする。 +\endtext + +\text("グラス") +「話とはなんだ?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「は……カザトリア陥落について、 + すでに私たちの耳にも届いて + おります」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("司祭長") +「その脅威と恐怖は、やがて民の心を + 蝕むでしょう……内乱さえも + 招きかねないほどに」 +\endtext + +\text("司祭長") +「加えて、長期の悪天候と不作が続けば、 + 魔王軍の手にかからずとも、 + キロスは……」 +\endtext + +\text +それは、グラスとて理解していることだ。 +\endtext + +\text +それを治める手立てが、自身にはない…… +そもそもその術すら知らないことも。 +\endtext + +\text +だが、それでも、である。 +それでも、この男がそれを口に出すことに +グラスは言いようのない不快感を覚えた。 +\endtext + +\text("司祭長") +「……このままではキロスは保ちません。 + 治めるためには、かつての皇帝の故事に + 習うほかないでしょう」 +\endtext + +\text("グラス") +「……『余所者であるお主たちの王、 + 清らかなる乙女を我の前に捧げよ、 + さすれば怒りを鎮めよう』……か」 +\endtext + +\text +キロスが建国して間もない頃のことだ。 +\endtext + +\text +当時から、この国はウィンガの起こす +暴風雪に悩まされていた。 +\endtext + +\text +だが、初代皇帝の姫がその身をウィンガに +捧げて鎮めたという。 +\endtext + +\text +先のお告げを受け、信じたのだろう。 +\endtext + +\text +だが、果たして目の前の男の言葉は、 +信じるに足るものだろうか。 +\endtext + +\text("グラス") +「……それで、本当にキロスは救えると + 思うか?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「もちろんです」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………すまんが、考えさせてほしい」 +\endtext + +\text("司祭長") +「それは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ウィンガ様なら、救うこともできよう。 + だが、お前の言葉は信用できん」 +\endtext + +\text +だから、グラスははっきりとそう言った。 +\endtext + +\text("司祭長") +「…………私のことは構いません。 + ですが、ウィンガ様は――」 +\endtext + +\text("グラス") +「分かっている。 + ……すまない」 +\endtext + +\text("司祭長") +「いえ、それならばよいのです。 + では、私はこれで」 +\endtext + +\text +これが精一杯の誠意だ、とばかりに頭を +下げているグラスに踵を返す。 +\endtext + +\text +その司祭長の表情は無表情ではあるものの、 +瞳だけは憤怒の色に染まっていた。 +\endtext + +\text("司祭長") +「人形風情が、私に逆らうなど…… + 身の程知らずも大概にしてほしいものだ」 +\endtext + +\text("司祭") +「んーっ! んんーっ!!」 +\endtext + +\text +教壇の前に跪いている司祭がいる。 +\endtext + +\text +両手足を縄で縛られ、 +口かせをかけられろくに言葉もしゃべれない。 +\endtext + +\text +そんな彼を見下ろしているのは +つい数時間前までグラスの下にいた司祭長だ。 +\endtext + +\text +その腰には、鈍く輝く剣が携えられていた。 +\endtext + +\text +その柄に添えられた指先が、 +せわしなく柄を小突いている。 +\endtext + +\text("司祭長") +「この国を支えているのは我ら、 + ウィンガ様だというのに……それを + 理解していないらしい」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……まあ、それは君も理解していない + ようだが」 +\endtext + +\text("司祭") +「むぐっ……んん……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「なぜ…… + カザトリアから逃げてきたのかね」 +\endtext + +\text("司祭") +「む……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「命を賭して魔王を討っていれば…… + こんなことにはならなかっただろうに」 +\endtext + +\text("司祭") +「ん……んーっ!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「また一歩、危険がウィンガ様に + 近づいてしまった……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ウィンガ様を危険に晒した罪…… + その命を以って償いたまえ」 +\endtext + +\text("司祭") +「んーーーっ!!」 +\endtext + +\text +振り下ろされた剣は、 +容赦なく拘束された司祭の命を奪い取った。 +\endtext + +\text +それが報いだ。 +それが当然だといわんばかりに。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a7d4d4c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_01.txt @@ -0,0 +1,443 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第2の都市デンフロスク") + +\text +デンフロスクの一角にある宿屋に、 +ギュンターはいた。 +\endtext + +\text +そこにいるのは自身の部下たちと、 +カザトリアから逃げてきた司祭…… +のはずだった。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「すみません、目を離した隙に……」 +\endtext + +\text +部下たちの足元に、死体が転がっている。 +\endtext + +\text +事情聴取しようと探し出した、 +カザトリアの司祭のひとりだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いや、自殺したということは + それだけ我らに知られたくなかったことが + あるということだろう」 +\endtext + +\text +あるいは、話すことでウィンガを裏切る…… +それくらいなら死を選ぶ、といったところか。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「まだ集会は続いていたな」 +\endtext + +\text("部下1") +「……密偵を出しますか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「人選は任せる。 + あまり、身内を危険に晒したくはないが + そうも言ってられんだろう」 +\endtext + +\text +そう言って、ギュンターは壁へと +視線を移した。 +\endtext + +\text +壁には、ナイフで刺された魔王の人相書き。 +その隣には同じように刺されたギュンター +自身のものまである。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……あまり、気分のいいものでは + ありませんね」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「だが、これだけではどうにもならん。 + 明確な証拠でもあれば、話は別だがな……」 +\endtext + +\text +ギュンターは大洪水以降、 +部下たちにウィンガ教の調査をさせていた。 +\endtext + +\text +ただの集会だけならば、 +目をつけておくだけでいい。 +\endtext + +\text +だが、その中身といいい先の大洪水といい、 +彼らには不審な点が多い。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「引き続き、調査を進めろ。 + カザトリアの奪還はどうなっている?」 +\endtext + +\text("部下2") +「それが……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……やはり、抵抗にあっているのか?」 +\endtext + +\text("部下2") +「いえ、抵抗といいますか……どうにも + 様子が変なんです」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「平和なんですよ、カザトリア自体は」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「魔物たちが市民に混ざって食事をしたり、 + 店に出入りしたり……密偵なんか一緒に + 酒を飲んだとか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……なに?」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「それどころか奴ら食べ物を支給したりして、 + 市民たちの生活を手助けしてるみたい + なんです」 +\endtext + +\text("部下1") +「だから、どうしていいのやら……。 + 正直、奪還しても彼らに苦しい生活を + 再び強いることになりますから……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ふむ」 +\endtext + +\text +つまりは、占領されたほうがカザトリアの +市民にとっては救いになった――と? +\endtext + +\text("ギュンター") +「……この目で見るほかないな。 + 聞いただけでは信じられん」 +\endtext + +\text +魔王軍の真意はどこにあるのか。 +それを見定める必要がありそうだった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、お待たせ~」 +\endtext + +\text("エル") +「おお~~~!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「おおお…………!!!」 +\endtext + +\text +テーブルに置かれる料理の数々に、 +エルとノロが感嘆の声を上げる。 +\endtext + +\text +その全てが、レベッカの手作りの料理だ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ひとまず、ムームーンとレブレスクで + 取れる食材を集めて参りました」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どれも寒冷地での栽培に適していますから、 + キロスでの栽培も問題はないと思いますわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あの、ここまで手を加える必要は + あったのでしょうか」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうせ、試食するなら美味いほうが + いいだろう」 +\endtext + +\text +レベッカ得意のシチューに始まり、 +野菜ソテー、煮物、サラダ、フライ…… +数々の料理が並んでいる。 +\endtext + +\text("エル") +「ぱくぱくぱくもぐもぐもぐ!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「モグモグモグモグモグモグ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「さすがレベッカさんです。 + いつもながら絶品……ですが、 + 彼らが受け入れてくれるかどうか……」 +\endtext + +\text +ここにある作物は全て、キロスへと輸出する。 +その農法も含めて、だ。 +\endtext + +\text +ただ与えるだけでなく、彼らが自らの +手で生きていく術を手に入れる必要がある。 +\endtext + +\text +そのために、ルザリオの中でもキロスに近い +ムームーンとレブレスクで取れる作物を +一度みておきたかった。 +\endtext + +\text +……なぜ、試食会になってしまったのかは +リズベルにもわからないのだが。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そうねえ……大丈夫じゃない?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ウィンガ教にとって、異国の教えは + 邪教の教えと同じだと聞いています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この先、純粋な信徒たちも魔王軍の + 配下になるでしょう。彼らが受け入れて + くれないと、市民たちは……」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「お腹も減って、生活も苦しいときに + 聖書と食べ物どっちを取るってなると、 + 食べ物なのよ、普通はね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「美味しいご飯をいっぱい食べて、 + 幸せそうにしている人たちを見れば、 + 信徒たちも解ってくれるわよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうでしょうか。もぐ、もぐ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どんなに喧嘩していても、 + おいしい食事を一緒に食べれば仲直りする + のと同じですわ」 +\endtext + +\text("エル") +「そふぇ、ははひはふ、はふ、もぐっ!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「はふっ、もぐもぐもぐっ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……おふたりは落ち着いて食べてください。 + 誰も取りませんから」 +\endtext + +\text +そううまくことが進めば文句はないのだ。 +\endtext + +\text +ウィンガ教は飢えや、厳しい環境に生きる +苦しさに付け入るように教えを +広めていった。 +\endtext + +\text +そんな彼らからしてみれば、 +その足場を崩すような―― +\endtext + +\text +環境改善や、他国の農作法の頒布などは +好まないだろう。 +\endtext + +\text +浄化し、こちらに取り込んだとしても +最後まで受け入れてくれないかもしれない。 +\endtext + +\text +時間をかけても、市民たちとの軋轢が +生まれてしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +(せめて、彼らが“悪”だと知らしめること + ができればよいのですが……) +\endtext + +\text("カイム") +「それで、次はどこを攻める?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「先の軍議で決まりましたが……。 + デンフロスク、その次がアドナイです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「前者は数少ない農業地域です。 + だから、そこで育てられる作物を + 集めてもらったんでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだったか。聞いていなかった」 +\endtext + +\text("リズベル") +「せめて悪びれてください。 + 怒る気にもなりません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、まあ気にするな。 + 試食を済ませたら早速攻め落とそうでは + ないか、もぐもぐ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それも、先ほど軍議で決めましたよ、 + もう……」 +\endtext + +\text +――そうして、試食が終わり次第、 +カイムたちはデンフロスクに向かって +出陣するのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――魔物の雄たけびが、 +デンフロスクにこだまする。 +\endtext + +\text +その瞬間、デンフロスクの防衛隊の +表情が引き締まる。 +\endtext + +\text +そんな彼らを離れて見守るギュンター。 +\endtext + +\text +すでに、防衛隊たちにはある +命令を下している。 +\endtext + +\text +なにがあっても、生き延びることを +優先すること。 +\endtext + +\text +そして、投降してでも市民たちの生命を +守り抜くこと。 +\endtext + +\text +軍人であれば、反駁するような命令だ。 +\endtext + +\text +自身の命より、民草の命こそ +守らねばならない。 +\endtext + +\text +まして、投降など以っての他だ。 +\endtext + +\text +だが、彼らはその命令を了承した。 +\endtext + +\text +それは司令官には考えあってのことだと、 +理解したうえでの了承だからだ。 +\endtext + +\text +やがて、ギュンターの目にも、街の地下から +現れる魔物の軍勢を捉えることができた。 +\endtext + +\text +その先頭には、ディアボリカの男が―― +魔王がいる。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……見せてもらうぞ、魔王よ」 +\endtext + +\text +そうして、ギュンターが見守る中、 +防衛隊と魔王軍は激突した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_02.txt new file mode 100644 index 0000000..0caea85 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_03_02.txt @@ -0,0 +1,695 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第2の都市デンフロスク制圧") + +\text +一般的に、支配や占領などの言葉は +悪い印象しかない。 +\endtext + +\text +こと、戦であり……さらに相手が魔物で +あればなおさらだった。 +\endtext + +\text +当然、ギュンターにとってもそれは +同じだった。 +\endtext + +\text +従わぬ者は力でねじ伏せられ粛清される。 +\endtext + +\text +女は魔物たちの慰み者にされ、 +男たちは理由もなく殺される。 +\endtext + +\text +強奪、虐殺、破壊、陵辱、ありとあらゆる +非道が行われる。 +\endtext + +\text +……そう思っていたのだ。 +\endtext + +\text +確かにこの戦いで、けが人は大勢出た。 +だが、戦闘の規模に対して命を落とした者は +驚くほど少なかった。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「そこの軍人さんも、どう?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ああ、頂こうか」 +\endtext + +\text +魔王軍とは思えない人間の女性が、 +魔物とともに食料を支給していた。 +\endtext + +\text +魔物たちとともに、人間が、 +ブライトリーフが、けが人を癒している。 +\endtext + +\text +民間人には食料や毛布を与えている。 +\endtext + +\text +なかには会話をし、 +笑いあっている者さえいる。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴女も魔王軍か?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私はお手伝いよ。 + リズちゃんに人手が足りないからって + 言われてね」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「それに魔物さんたちより、 + 私が配ったほうが皆安心できるんですって」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……そうなのか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「レベッカ、魔王さんがどこに行ったか + 知らねえか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「こっちには来てないけど?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おぉう……またリズベルが不機嫌に + なるなぁ……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あん、なんだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いや……うむ、なんでもない」 +\endtext + +\text +正直、魔物に隣を歩かれるだけでも驚く。 +\endtext + +\text +その上、普通に喋りあったり +話しかけられては面食らうのも仕方ない。 +\endtext + +\text("エル") +「スパッキオさーん! + スープのおかわり早く + 持ってきてください!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺はパシリじゃねえぞ、ちくしょう!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……理解が追いつかんな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「本当に軍人さんって頭がカチカチねぇ。 + もっと気楽に考えてもいいんじゃない?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……むぅ」 +\endtext + +\text +ギュンターはレベッカほど、 +気楽には考えられずにいる。 +\endtext + +\text +そして、魔王の真意も結局わからない。 +だが、少なくとも市民たちは笑っている。 +\endtext + +\text +そんな表情を見たのは、初めてだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「美味かった。 + また、機会があれば頂こう」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「はい、お粗末様でした」 +\endtext + +\text +ギュンターはその場を後にする。 +\endtext + +\text +民を苦しめる国に、存在価値などない。 +かといって、軍やグラスの手で +変えるのも難しい。 +\endtext + +\text +それほど、教会の力は強くなっている。 +\endtext + +\text +ならば……と思考をめぐらせ、 +ギュンターはグラスのもとに戻るのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +夕食を終え、玉座に戻ってきたグラス。 +その表情は、いつになく重いものだった。 +\endtext + +\text +――デンフロスクが落とされた。 +\endtext + +\text +その報告があがってきたからだ。 +\endtext + +\text +おかげで、夕食の味すらわからなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「やっと来たか。 + 待っていたぞ、グラス」 +\endtext + +\text("グラス") +「……貴殿は、神出鬼没だな。 + 衛兵を呼ぶぞ」 +\endtext + +\text +開口一番、グラスは侵入者に向かって +警戒をこめて言い放った。 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにしろ。俺は姿を消せるからな。 + 見つからずに逃げられる」 +\endtext + +\text +侵入者……カイムは玉座にくつろぎつつ、 +余裕を持って返してくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はったりか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれ、俺には角があるだろう。 + 物好きなやつはこれ目当てで襲って + くることもあるからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはその場で魔法を使い +姿を消した。 +\endtext + +\text +そして、今度はグラスの目の前で +その姿を現した。 +\endtext + +\text("カイム") +「今日は自慢しに来たのだ。 + 都市を2つ、俺のものにしたからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「……貴殿にはついていかない」 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ言うか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……我が国の民を殺した男には、 + ついていけない」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配はいらん。死人は極力出さんよう、 + きつく言ってある」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは、本当か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。 + 戦だからな、どうしても命を落とす者が + 出るのは、やむを得ない部分もある」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、降伏者は必ず受け入れ、民間人への + 手出しも固く禁じている」 +\endtext + +\text("カイム") +「大体、やがて俺の国の民になる者たちを + わざわざ殺すものか」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「それに、飢えた民には食事を与え、 + ガキとジジババは優先的に迷宮で + 暖をとらせてある」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、全部やっているのは + リズベルだがな。 + 俺はなにもしていないぞ、ふはは」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そう、か。 + 民は皆、無事なのか……」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に、グラスの表情が緩んだ。 +\endtext + +\text +それまで無表情だったがゆえに、 +ほんのわずかであっても気がつけた。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、そういう表情もできるでは + ないか。もっと喜んでもいいのだぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「喜ぶ? + お前には、そういう風に見えたのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「見えたが……分からんのならそれでいい。 + 教えてやればいいだけの話だ。 + フフフ、お前に会う楽しみが増えたぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……私と会うのが楽しいのか? + おかしな男だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前も相当変わっているぞ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿――」 +\endtext + +\text +ノック音が、途中で止まる。 +同時にカイムに向かって、 +肌をさすような殺気が扉ごしから届いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……俺に気づくとは勘のいいやつだ。 + 今日のところはここまでだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「また、来るのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、次の都市を落としたらな」 +\endtext + +\text +口の端を吊り上げたカイムの姿が消える。 +\endtext + +\text +それとほぼ同じタイミングで、 +ドアが勢いよく開かれた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……どうした?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今のは……いえ、ここに誰か?」 +\endtext + +\text("グラス") +「いたが……どこかへ行ってしまった」 +\endtext + +\text("ギュンター") +(都市を落としたその足で、 + なにをしに来た、魔王……?) +\endtext + +\text +ドアを開けた瞬間、 +ギュンターは確かにその姿を見た。 +\endtext + +\text +見たかぎりでは、グラスに危害を加えた +様子は見られない。 +\endtext + +\text +気になるといえば……今のグラスが、 +少し寂しそうに見えるくらいだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「では、今後はみつからぬよう + お願いいたします。 + 次はさすがに、見過ごせません故」 +\endtext + +\text("グラス") +「……うむ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「では、ご報告をいたします。 + まず、デンフロスク陥落の被害について + ですが……」 +\endtext + +\text +ギュンターの報告は、グラスの表情を +再び曇らせるには十分だった。 +\endtext + +\text +しかし、彼女が俯くその理由はもっと +別にあることを…… +\endtext + +\text +見過ごせない、という言葉にあることを +ギュンターは勘付いていた…… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +バラートホルン領の教会に +司祭長とその信徒たちが集まっていた。 +\endtext + +\text("司祭長") +「ウィンガ様の様子はどうだ?」 +\endtext + +\text("信徒1") +「満足されています……が、 + 次の貢物を催促されていまして」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ふん……味を占めたか。 + 仕方ない。デンフロスクやカザトリアでも + 集めろ」 +\endtext + +\text("司祭長") +「あそこは、すでに魔王の占領地だからな。 + 気兼ねする必要はあるまい」 +\endtext + +\text("信徒2") +「それは、まあ……。 + それなら、多少の味見は構いませんか?」 +\endtext + +\text("信徒2") +「こっちだって命張るんです。 + それくらいのおこぼれは欲しいものですが」 +\endtext + +\text("司祭長") +「処女には手を出すなよ。 + ウィンガ様が好まれるのは処女だからな」 +\endtext + +\text +司祭長の言葉に信徒は、口の端を吊り上げて +出て行った。 +\endtext + +\text +自身の信徒であるものの、 +ああいう信仰心の低いものは逆に +使いやすい。 +\endtext + +\text +“褒美”さえ用意すれば、どんなことでも +やってのけるからだ。 +\endtext + +\text("信徒3") +「あ……司祭長様」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ああ、こんばんわ。 + 今夜もウィンガ様にお祈りを?」 +\endtext + +\text("信徒3") +「はい」 +\endtext + +\text +入れ違いに入ってきた、純粋な信徒とは +大違いである。 +\endtext + +\text("間者") +「……ウィンガ様も、彼も相変わらずの + ようですね」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……愚か者も必要なのだ」 +\endtext + +\text +その司祭長の背後から、男の声がした。 +\endtext + +\text +いつのまにやってきたのか。 +いつからそこにいたのか、 +司祭長にも分からない。 +\endtext + +\text("間者") +「祈り、娘を捧げればウィンガ様が + 助けてくれる……本気で信じているの + ですね、彼は」 +\endtext + +\text("司祭長") +「間違ってはいまい」 +\endtext + +\text +どこか嘲笑するような声音に、 +司祭長は嘆息する。 +\endtext + +\text +そういうことは、この場にふたりで +いるときに言ってほしい。 +\endtext + +\text +ふと、間者の視線が門に向いている +ことに気がついた。 +\endtext + +\text("司祭長") +「……外が気になるか?」 +\endtext + +\text("間者") +「いえ……どうやら、羽虫が飛んでいる + ようで。処理しておきましょう」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……任せる」 +\endtext + +\text +間者の気配が消える。 +ここから先は、ただの司祭長だ。 +\endtext + +\text("司祭長") +「――さて、私も一緒にお祈りを + 捧げてもいいかね?」 +\endtext + +\text("信徒3") +「あっ……はい、どうぞ!」 +\endtext + +\text +人当たりのよさそうな笑みを浮かべて、 +司祭長は膝をつき、祈りを捧げるのだった。 +\endtext + +\text("キロス兵") +「こりゃあ、いいもん見つけたな……」 +\endtext + +\text +笑みを浮かべて、その兵は幻像石を +懐にしまいこんだ。 +\endtext + +\text +彼はギュンターの命で教会を調べている +兵士のひとりだ。 +\endtext + +\text("キロス兵") +(司祭長のあとをついていって正解だった) +\endtext + +\text +謎の人物との密会。 +そして、あの話の内容をかんがみれば、 +強制捜査までは踏み込める。 +\endtext + +\text +その会話も、この懐の幻像石で +記録済みなのだ。 +\endtext + +\text("キロス兵") +(うまくことが運べば、教会派を + 排除することだって出来るかも……) +\endtext + +\text("キロス兵") +「がっ……!?」 +\endtext + +\text +思考が、寸断される。 +\endtext + +\text +リセットされた頭は、 +背後から何者かに切られたことを +瞬時に理解した。 +\endtext + +\text +同時に、自身が襲撃された理由にもまた +気がついた。 +\endtext + +\text +だが、遅かった。 +致命傷だったのだろう。 +\endtext + +\text +倒れこんだ身体は身じろぎすら、 +できなかった。 +\endtext + +\text("間者") +「……その幻像石は私が預かりましょう。 + 必ずや、司祭長にお届けしますよ」 +\endtext + +\text +それが、兵士が聞いた最後の言葉だった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_01.txt new file mode 100644 index 0000000..1a1d894 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_01.txt @@ -0,0 +1,606 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第3の都市アドナイ") + +\text +――魔王の噂は、キロスにも届いている。 +\endtext + +\text +いわく、悪逆非道であり、 +無類の女好きである。 +\endtext + +\text +占領された街にいる美しい女は、 +一人残らず魔王に陵辱される――だとか。 +\endtext + +\text +迷宮に閉じ込められ、 +子を孕むまで毎晩犯され続ける――だとか。 +\endtext + +\text +魔王軍の悪評のほとんどが、 +そういった内容だ。 +\endtext + +\text +飽くまで、噂の粋を出ない。 +\endtext + +\text +少なくともギュンターからしてみれば、 +噂の粋を出ないのであれば、 +脅威にはなりえない。 +\endtext + +\text +恐ろしいのはハドスを再興するだけの力と、 +あの魔物たちを率いる統率力を +持っているという点だ。 +\endtext + +\text +そういう点では危険……否、彼の魔王は +強敵だ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「失礼します、グラス殿――」 +\endtext + +\text +重いドアを押し開き、玉座の間に足を +踏み入れる。 +\endtext + +\text +誰もいない玉座の間。 +グラスひとりだけが、玉座に腰を下ろし、 +寝息を立てていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「う……ん……カイム、か?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「はい?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……あ」 +\endtext + +\text +――聞き間違いではないだろう。 +\endtext + +\text +先の名は、魔王の名だ。 +\endtext + +\text("グラス") +「……間違えた」 +\endtext + +\text +ほんの少し、グラスの頬が火照る。 +\endtext + +\text +長くともにいたギュンターからすれば、 +それだけでも驚くことだった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……恥ずかしい間違いですな」 +\endtext + +\text +ギュンターは怒らず、淡く微笑んだ。 +\endtext + +\text +グラスが感情を表に出すことは、 +ほとんどない。 +\endtext + +\text +否、その方法を知らないのだ。 +今だって、彼女は照れている……とは +自覚すらしていないだろう。 +\endtext + +\text("グラス") +「……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いえ……お話、していただけますかな。 + その、カイム殿について」 +\endtext + +\text("グラス") +「……うむ。 + 黙っていろ、とは言われてない」 +\endtext + +\text +そうして、グラスはとつとつと話してくれた。 +\endtext + +\text +魔王カイムが、口説くために都市を +落とすたびにここに自慢しにくることを。 +\endtext + +\text +そして、民を救ってくれていること。 +\endtext + +\text +なぜか、自身に会うのが楽しみだと +笑っていたことを。 +\endtext + +\text("グラス") +「なんというかな……変な男だと思う。 + 私のような、空っぽの女に + 興味があるらしい」 +\endtext + +\text +最後に、グラスはそういうと淡く笑みを +浮かべている。 +\endtext + +\text +それに、ギュンターは思わず +見入ってしまっていた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「どうかしたか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「いえ……そのようなことが + あったとは思いませんでしたから」 +\endtext + +\text +……無類の女好きであることに、 +嘘はないらしい。 +\endtext + +\text +現に、グラスをものにするために都市を +落とし、この国を手に入れようと +しているのだから。 +\endtext + +\text +そして、デンフロスクでの一件は魔王軍の +気まぐれではなさそうだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(俺の国の民になるのに殺すものか……か) +\endtext + +\text +もし、その言葉が嘘偽りのない本心で +あれば。 +\endtext + +\text +そんな王であれば、ウィンガ教よりも +信頼はできるのではないか? +\endtext + +\text("ギュンター") +(……ウィンガに捧げるよりも、 + マシなのかもしれんな) +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……少し考え事をしておりました。 + では、朝食にしましょう。 + 準備が済み次第お呼びください」 +\endtext + +\text +なにより、グラスがああして +笑ってくれるのなら……。 +\endtext + +\text +ただ一人の少女として、生きてくれるのなら。 +\endtext + +\text +そんな思いが、ギュンターの脳裏を +よぎるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("防衛隊1") +「守りを固めろ! + 魔王軍が来るぞ!!」 +\endtext + +\text +早朝のアドナイに緊張が走る。 +\endtext + +\text +魔王軍の襲撃に、 +防衛隊はすぐさま臨戦態勢を整える。 +\endtext + +\text("防衛隊2") +「市民の避難がまだ済んでませんよ!」 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「ちっ……避難が済むまで耐えるのだ! + その命を盾にしろ! + 絶対にやつらを通すな!」 +\endtext + +\text +檄を飛ばすなか、その指揮官は歯噛みする。 +\endtext + +\text("防衛隊1") +(アドナイは重要拠点でもなんでもない…… + キロスでも忘れ去られたような場所だぞ?) +\endtext + +\text("防衛隊1") +(ここを落としてもなんのメリットもない。 + なぜ、よりによってここに来た……!) +\endtext + +\text +山間に位置するアドナイは、 +ほんの数十年前まで鉱山資源で潤っていた。 +\endtext + +\text +だが、枯渇した今その面影はない。 +立地もあって支給もろくに回ってこず、 +防衛隊ですら、飢えているのだ。 +\endtext + +\text +キロスからしてみればお荷物であり、 +いつでも切り捨てられるトカゲの尻尾だ。 +\endtext + +\text +攻め込む理由など、あるものか。 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「来たか……迎撃態勢をとれ!」 +\endtext + +\text("防衛隊たち") +「おおおおっ!!」 +\endtext + +\text +――対して、魔物の軍勢を率いるカイムは +防衛隊を前にしてその足を止めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いかがなさいましたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いかがも糞もあるか。 + まったく、情報どおりというのも + 困りものだ」 +\endtext + +\text +無論、魔王軍とてアドナイの情勢を +理解した上でここに来た。 +\endtext + +\text +くみしやすい相手だ、とさえ考えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +(カザトリアも、デンフロスクもだが…… + アドナイはそれ以上だな) +\endtext + +\text +防衛隊ですら、痩せ細っている。 +\endtext + +\text +逃げ惑う市民も衣服や、 +あるいは家々を見ればどれだけ酷い +生活環境なのかも分かってしまう。 +\endtext + +\text +はっきり言ってしまえば、 +戦うまでもない。 +\endtext + +\text +どころか、興がそがれてしまうほどだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「一時休戦だ。戦っていられるか」 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「な……っ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「飯の用意をしろ! + そいつらだけじゃない、アドナイの + 住人の分もだ!」 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「な、なに……? + なんのつもりだ! + 敵の施しなど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「受けておけ。 + 腹が減ってはなんとやら、だ。 + そんな状態では負けるぞ、貴様ら」 +\endtext + +\text("カイム") +「だいたい、お前たちはいらんといっても、 + 住人どもはそうはいかんのではないか?」 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「っ……! + 毒を入れて、我らを殺すつもりか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちもこい。あとマーガレッタもだ。 + 住人どもを集めねばな」 +\endtext + +\text("防衛隊2") +「待てっ!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主ら、このアドナイの防衛隊じゃろ? + 住人を飢え死にさせてどうする?」 +\endtext + +\text("防衛隊3") +「た、隊長? + 私達はいったい、どうすれば……」 +\endtext + +\text +部下の不安げな表情に、 +逡巡するが――それもほんの一瞬だ。 +\endtext + +\text +民を守るのが、兵の仕事。 +飢え死にさせるなど、以っての外だ。 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「……休戦だ。住人を集めろ!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("グラス") +「アドナイが占領されたのは、 + 今朝で間違いないのか」 +\endtext + +\text("司祭長") +「は……ですが、情報によれば + 戦うことなく占領された……とか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text +司祭長は、嫌味をこめた視線を +ギュンターへと向ける。 +\endtext + +\text("司祭長") +「まあ、アドナイの防衛力ではいたし方 + ないことでしょう。無意味に血を流す + よりは投降したほうが……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ですが、これ以上魔王の進軍は + 許せません。 + ここで打って出るべきでしょう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……アドナイを奪還する、と?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「はい。ここはぜひとも、ギュンター殿に」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……いいだろう。 + 奪還部隊は私が指揮する。 + グラス殿、許可を」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +いい機会だ、とギュンターは考える。 +\endtext + +\text +アドナイは奪還する。 +\endtext + +\text +それは軍人として、当然のことだ。 +魔王軍をここで止めることもまた必要である。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("グラス") +「わかった……頼む」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「――はっ!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +(一人の男として、貴様の真意を + 確かめさせてもらうぞ、カイムよ) +\endtext + +\text("リズベル") +「アドナイに残した部隊から報告が + きました。奪還部隊が来たようです」 +\endtext + +\text("カイム") +「存外早いな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。すでにアドナイの防衛隊とも + 合流しているそうです」 +\endtext + +\text +アドナイの支援を追終え、一度迷宮へと +戻っていた魔王軍。 +\endtext + +\text +すぐにも出られるように、アドナイの +真下で待機していたのだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今度こそ、アドナイを占領するのですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「市民の大半はすでに迷宮内に + 保護しています。戦闘に支障は + ありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、警戒は怠らないように。 + 敵の指揮官はキロス総司令官、 + ギュンター=ヒルトだそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「名前からして男か……まあいい。 + 行くぞ、者共!」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「司令! 魔王軍を確認しました! + こちらに向かってきます!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そうか」 +\endtext + +\text +市民のいないアドナイ。 +報告では、みな迷宮内に保護されている +という。 +\endtext + +\text +その点は感謝すべきなのかもしれない。 +だが、ギュンターはキロスを守る軍人だ。 +\endtext + +\text +キロスを支配するというのであれば、 +黙って見過ごすわけにはいかない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「迎撃態勢をとれ! + 魔王軍はここで打倒する!」 +\endtext + +\text("防衛隊たち") +「おおおおおぉぉっ!!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_02.txt new file mode 100644 index 0000000..13de21d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_04_02.txt @@ -0,0 +1,652 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第3の都市アドナイ制圧") + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へっ、随分とおとなしいじゃねえか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……おめえ、デンフロスクで会ったよな? + レベッカと話してたろ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……覚えていたか。 + なら、話は早い。魔王に会わせろ。 + 話がしたい」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……どうする?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「見張ってりゃ大丈夫だろ。 + アグリ、魔王さん呼んできてくれ」 +\endtext + +\text +面倒くさそうにするものの、 +アグリはカイムのもとへと走っていく。 +\endtext + +\text +その間に、ギュンターは周囲を見渡す。 +\endtext + +\text +自身の部下たちは、魔物や魔王軍の女が +治療してくれている。 +\endtext + +\text +戦の規模を考えると、損害は驚くほど小さい。 +あとは、グラスのもとに戻れるかどうかだが。 +\endtext + +\text +そこに、リズベルを引き連れてカイムが +やってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺を呼んだのはお前か。 + 話がしたいそうだな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ああ。お前のことは、陛下から + 聞いている」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「お前たちにはお前たちの戦う理由がある。 + ……それを聞く気はない。 + そんなものは誰にでもあるものだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私が聞きたいのはひとつだけだ。 + お前は陛下を……グラス殿をどうしたい?」 +\endtext + +\text +――頭は固いが、馬鹿ではないらしい。 +カイムはにやっと口の端を吊り上げる +\endtext + +\text("カイム") +「どうもこうもない。 + 男として、いい女を欲しいと思うのは + ごく当然のことではないか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「随分と欲望に正直なことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「程度の差はあれ、それが普通だろう。 + 感情があれば……の話だが」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はグラスを手にいれる。 + その邪魔をするのであれば、ウィンガは + 叩き潰す」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、お前はどうなのだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……私か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この際だ。はっきり言おう。 + 俺はグラスの味方だ。 + そして、全ての女の味方だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「次はお前が答える番だろう。 + お前は、誰の味方だ? + グラスを、どうしたい?」 +\endtext + +\text +逆に問われるとは思っていなかった +ギュンターは、答えに窮した。 +\endtext + +\text +――己は、誰の味方だ? +\endtext + +\text("ギュンター") +「……私は、軍人だ。 + 守るべきものなど、決まっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +脳裏に浮かんだグラスの姿に +ギュンターは、毅然とした態度で返し、 +カイムと視線を交錯させる。 +\endtext + +\text +そこに迷いはなく、 +鋼鉄の意志が静かに燃えている。 +\endtext + +\text +それ見てとって、カイムは不敵に口の端を +吊り上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば貴様は我が軍には不要だな。 + 部下ともども何処へなりと、消えうせろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう決めたことだ。 + アグリ、縄を切ってやれ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「了解だ」 +\endtext + +\text +そして、カイムは本当にギュンターたちを +開放してしまった。 +\endtext + +\text +ギュンター自身もそれに驚くことなく、 +自身の身体の調子を整えている。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……最後に、ひとつだけいいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「なぜ、お前たちは + 敵を皆殺しにしない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の国の民になる者たちだからな。 + どうしても命を捨てたい、という奴には + 容赦するつもりはないが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうでなければ、そもそも殺す理由が + ないだろう?」 +\endtext + +\text +それがどうしたといわんばかりの +物言いだった。 +\endtext + +\text +むしろ、聞かれることこそ疑問だと。 +カイムにとってはそれが当たり前なのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……そうだな。自国の民ならば、 + 苦しめるわけにはいかん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……?」 +\endtext + +\text +そう呟き、ギュンターは部下とともに +去っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、 + あれでよかったのですか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうだぜ。 + あのおっさん、仲間にしたほうが + よかったんじゃねえか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……いや、グラスに関して言えば、 + 俺とあいつはもう仲間だ。 + ククク……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「はあ……?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……?」 +\endtext + +\text +カイムは楽しげに笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text +そんな自分たちの王に、 +揃って小首をかしげる四人だった。 +\endtext + +\text +ギュンターが敗北し、アドナイが +陥落したことはその日のうちに +グラスの耳にも届いていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「では、ギュンターは……ギュンターは + どうなったのだ……?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「それが、なんのつもりか魔王めは + ギュンターを逃がしたようで……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……無事、なのか……?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「おそらくは」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうか、よかった」 +\endtext + +\text +安堵するグラスとは正反対に、 +司祭長は戸惑いと苛立ちを覚えていた。 +\endtext + +\text("司祭長") +(なぜ、殺されなかった……? + おのれ、このままでは……) +\endtext + +\text +彼のシナリオでは、アドナイ奪還戦にて +ギュンターは戦死しているはずだった。 +\endtext + +\text +ギュンターの死さえあれば、 +グラスとて黙ってはいられなくなると、 +踏んだのだが……。 +\endtext + +\text("司祭長") +「しかし、このままでは魔王軍の + 勢いはとまりません」 +\endtext + +\text("司祭長") +「司令官殿さえ敗れたのです。 + もはや、ウィンガ様のお力を借りるほか + ありません」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「それに、ウィンガ様の怒りを一刻も早く + 静めなければ吹雪は酷くなる一方……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「魔王軍に勝利するどころか、 + 国そのものが保ちませんぞ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("司祭長") +「あなたは、なんのためにそこに + いるのか……もう一度よくお考えください」 +\endtext + +\text("グラス") +「……なんのために……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「それでは、また後日……それまでに + 答えをお聞かせください」 +\endtext + +\text +グラスは、玉座に腰を下ろしたまま +その場を動けないでいた。 +\endtext + +\text("侍女") +「グラス様……大丈夫ですか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……すまない。ひとりにしてくれ」 +\endtext + +\text +侍女が立ち去り、玉座の間には +グラスひとりだけ。 +\endtext + +\text +なんのために、ここにいるのか。 +\endtext + +\text +司祭長の言葉が何度も脳裏で +繰り返される。 +\endtext + +\text +不信感はぬぐえない。 +それでも、そうしなければキロスを +救えないのなら…… +\endtext + +\text("グラス") +「あ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「息災か? また会いに来たぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「アドナイを手に入れたぞ、グラスよ。 + これで後ふたつだ」 +\endtext + +\text +カイムは、なにごともなかったかのように +またグラスの前に現れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の女になる日も近いな、フハハ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それは無理だ。 + 私は、近いうちにウィンガ様に + 捧げられるのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ははぁ……もしや、それであのおっさんは + あんなことを聞いてきたのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンターのことか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。その内戻ってくるだろう。 + 楽しみにしておけ」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは笑っている。 +それだけで、グラスも随分と気が楽になった。 +\endtext + +\text("グラス") +「そうやって笑っていられるのも、 + 今のうちだ。あまり、ウィンガ様を + 侮らないほうがいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……俺の心配をしてくれるのか。 + なにもせずとも、すでに俺のものになり + 始めている証拠だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「そういうわけじゃない。 + ただ……」 +\endtext + +\text +――ただ、なんだろう? +\endtext + +\text +グラスはそこで言葉が途切れる。 +\endtext + +\text("グラス") +「……なぜだろうな。 + どうしてそんなことを言ったのか、 + 自分でも分からない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それは俺に惚れているのだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうなのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「間違いない、うむ。 + ふふ……通い続けたのは正解だったな。 + キロスに攻め込んだ甲斐もある」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それではまるで、私のために + キロスに攻めこんだと言ったように + 聞こえるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。それ以外にはない。 + ルザリオもそうだ。本当はシュカも + そうするつもりだったのだがな……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……本気か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「本気だ。お前こそどうなのだ? + そういう目的……夢くらいはあるだろう。 + ああしたいだの、こうしたいだの」 +\endtext + +\text("グラス") +「ゆめ……」 +\endtext + +\text +問われても、出てこない。 +そんなことはグラスは一度だって +考えたことがなかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「ない……な。私にはなにもない。 + 全て、キロスに捧げたから」 +\endtext + +\text +――それ以外の生き方なんて、 +考えたこともない。 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなことはない。 + お前にはまだ2つ、 + 持っているものがある」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを俺にくれるなら、 + それ以外の生き方も見つかるやもしれんな」 +\endtext + +\text("グラス") +「言ったはずだ。 + お前に捧げてやれるものはない」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、これがある」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムはグラスを抱き寄せると、 +まだ薄く、しかし滑らかな唇に触れる。 +\endtext + +\text("グラス") +「くちびる……? + やることは出来んぞ。 + ちぎらなければならん」 +\endtext + +\text("カイム") +「情緒のない言い方だが……まあいい。 + 正確にはこれだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「え……ぁんっ……!?」 +\endtext + +\text +いったい、なにが起きたのかグラスには +分からなかった。 +\endtext + +\text +カイムの顔が間近にある。 +唇同士が、触れている。 +\endtext + +\text +そして気づいたときには、 +口内に、なにか暖かくヌメヌメとした +柔らかなものが入ってきた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ンッ……んぅっ? ちゅっ…… + ふっ……れる……」 +\endtext + +\text +舌だ。カイムの舌が自身のそれに、 +絡み付いてきている。 +\endtext + +\text +唇を舐められ、舌を吸われている。 +それに驚く暇もない。 +\endtext + +\text +頭がぼうっとして、 +それどころではなかった。 +\endtext + +\text("グラス") +「ちゅっ……れるっ、ちゅっ、ンッ…… + ちゅぱっ、ふぁっ、はふ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まずは、ひとつだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふぁ……はあ……ひと、つ……?」 +\endtext + +\text +身体が熱に浮かされたように、 +火照っている。 +\endtext + +\text +ドクドクと心臓が脈をうち、 +冷えた身体に熱い血液が流れていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「もうひとつは、この国を俺のものに + したときに貰うとしよう。 + それまで楽しみにしていることだ」 +\endtext + +\text +そう言い残すと、 +カイムは姿を消してしまった。 +\endtext + +\text +残されたグラスは、自身の身体の芯を +揺さぶる熱に思考が定まらず……。 +\endtext + +\text +それが落ち着いたころに、 +ようやくカイムが帰ったことに +気がついたのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_01.txt new file mode 100644 index 0000000..2665ddc --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_01.txt @@ -0,0 +1,832 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第4の都市グラクストーム") + +\text +ギュンターたちはグラクストームで、 +一度休憩した後、バラートホルンへ向けて +歩き出した。 +\endtext + +\text +バラートホルンでは話せないことが +あったのだ。 +\endtext + +\text("部下") +「……司令、やはり心配です。 + 本当に信用できるのですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「その一点において、あの男は信用に値する。 + それに理解しているだろう?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私たちだけの力では、どうにもできん。 + だから使えるものは全て利用するのだ」 +\endtext + +\text +ギュンターは、動くことを決めた。 +後は、タイミングの問題だ。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「カールが生きていれば、 + 成功率は格段に上がるんですがね……」 +\endtext + +\text +カール……教会に出した密偵だ。 +\endtext + +\text +ギュンターの部下だった彼は、 +今現在、連絡が取れないでいた。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……実家にも戻っていないとなると、 + もはや疑いようがないですね」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……連絡が途絶えたのは三日前だったな。 + だが、実際に消息を絶ったのはそれより + 前……か」 +\endtext + +\text +隠密行動ゆえに、彼は長い間軍部を +離れていた。 +\endtext + +\text +互いの無事を確認できるのは、 +定時連絡時の魔法による通信のみだ。 +\endtext + +\text +魔法を使えば、声を変えることもできる。 +故に、気づくのが遅れてしまったのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「状況からして、なにかを掴んだのだろう。 + ゆえにウィンガ教に消された……ん?」 +\endtext + +\text +雪で視界が悪かったせいだろう。 +数メートル先を進む荷馬車に今頃気がつく。 +\endtext + +\text +御者は、どうやら自軍の兵士のようだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「待て」 +\endtext + +\text("御者") +「あっ……司令っ!? + ご、ご無事だったのですか……!?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ああ、運よくな。 + すまんが、荷に余裕があるなら + 私たちも乗せてもらえんか?」 +\endtext + +\text("御者") +「あっ、や……それは」 +\endtext + +\text +なぜか慌てる御者は、 +ギュンターと荷を交互に見てこう答えた。 +\endtext + +\text("御者") +「実は逃げ出した奴隷たちを捕まえた + ところでして……司令をやつらと + 一緒にするわけには……」 +\endtext + +\text +野車の中を見せてくる御者。 +確かに中には数人の奴隷たちがいる。 +\endtext + +\text +揃って布を頭から被せられ、 +顔はよく見えない。 +小柄なのは子供か、女だからだろう。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……女子供、か) +\endtext + +\text("御者") +「それにこれだけ乗っていると、 + もう人を乗せるスペースだって……」 +\endtext + +\text +落ち着きのない御者は、 +どこか焦っているようにも見える。 +\endtext + +\text +なにを焦る必要があるのか……わずかな +違和を感じるギュンター。 +\endtext + +\text +ほんの少しでも違和感を感じたなら、 +とことん突き詰めた方がいい。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そうだな。しかし、ウィンガ様の庇護下に + ありながら逃げ出すとは不届き者だな」 +\endtext + +\text("御者") +「ええ、まったくです」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今すぐ荷車から降りよ。 + 脱走者には私自ら罰を与えてやる」 +\endtext + +\text("御者") +「えっ!?」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……さあ、降りるんだ! + 司令の命令だぞ!!」 +\endtext + +\text("奴隷") +「っ……」 +\endtext + +\text +部下たちが奴隷を降ろし始めると、 +いよいよ御者の顔から血の気が引いてきた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「顔を見せよ。奴隷風情が、私を前にして + 顔を隠し、挨拶もなしとは無礼にも + ほどがある!」 +\endtext + +\text("御者") +「まっ、待ってください! + なにもそこまでせずとも……」 +\endtext + +\text("奴隷") +「も、もうしわけありません……」 +\endtext + +\text +そうして、顔を見せた奴隷たちは +どこにでもいるキロス人の少女だった。 +\endtext + +\text("御者") +「あ……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「どこの街の奴隷だったのだ? + 正直に答えよ」 +\endtext + +\text("奴隷1") +「カ……カザトリアですっ……魔王の + 施しを受けたからって、無理矢理……」 +\endtext + +\text("奴隷2") +「ウィンガ様の捧げ物にするって……」 +\endtext + +\text +その言葉に、にわかにギュンターから殺気が +滲み出す。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……これは、一体どういうことなのか + 説明してもらおうか?」 +\endtext + +\text("御者") +「あ……う……うわぁぁぁぁぁっ!!」 +\endtext + +\text +絶叫とともに、御者は腰にさした剣を +抜き放つ。 +\endtext + +\text +最早、それが答えと言っているようなものだ。 +\endtext + +\text("御者") +「ウィンガ様の敵め…… + ここで死ねぇぇぇっ!」 +\endtext + +\text +御者が剣を振り上げる。 +そのがら空きになった胴体めがけて―― +\endtext + +\text("御者") +「あっ……」 +\endtext + +\text +横一閃――ギュンターが抜き放った剣が、 +きらめいた。 +\endtext + +\text +御者の腹部が真横に切り裂かれ、 +そこからこぼれだすように血が噴き出す。 +\endtext + +\text("御者") +「ウィンガ……様……」 +\endtext + +\text +そういい残し、御者は息たえた。 +\endtext + +\text +それを確認すると、ギュンターは剣をしまい +少女たちに向き直る。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それで、続きを聞かせて + もらえないかな?」 +\endtext + +\text("奴隷3") +「……その人、他の街でも集めてるって + 言ってました。皆、ウィンガ様の慰みもの + にするために連れて行くって」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……随分、きな臭くなってきましたね」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「――俺はグラス殿の元に戻る。 + お前たちは彼女たちをカザトリアまで + 護送しろ」 +\endtext + +\text("部下") +「司令ひとりで、ですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そうだ。後は、任せてもいいな?」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……了解です。お気をつけて」 +\endtext + +\text +ギュンターと部下たちは、 +ここで分かれることとなる。 +\endtext + +\text +『動く』タイミングは、今なのだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ギュンターがグラスのもとに戻ってきたのは、 +日が傾き、日没まであと1時間ほどといった +頃だった。 +\endtext + +\text +アドナイ陥落の報告と同時に、 +ギュンターは膝をつき、頭をたれる。 +\endtext + +\text("グラス") +「……顔を上げてくれ。 + 私は、貴殿が戻ってきてくれただけで + 嬉しいのだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「は……。やはり、ヤツはここに?」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。その日のうちにな。 + もう少しで私を手に入れられると、 + 浮かれていた」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そうでしょうな。 + あれは、無類の女好きですから」 +\endtext + +\text("グラス") +「……だが、それも無意味に終わるだろう」 +\endtext + +\text +ギュンターは苦笑するも、 +グラスはそう言って視線を伏せた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……私は、この身をウィンガ様に捧げる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……覚悟を決められたのですね」 +\endtext + +\text("グラス") +「民はきっと、カイムが救ってくれよう。 + しかし、この天候だけはどうにもならん」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text +キロスのための、この命だ。 +グラスは今まで何度もそう言ってきた。 +\endtext + +\text +だから、諦観も悲観も彼女にはない。 +この国のためなら、命を捨てることに +ためらいはないだろう。 +\endtext + +\text +だが、それはギュンターが許せない。 +彼は民と、王を守る軍人なのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……申し訳ありません、グラス殿。 + 私はどうしても、それを了承できません」 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター?」 +\endtext + +\text +左手でグラスの手を引く。 +そして、右手には腰に差した剣を携えた。 +\endtext + +\text("衛兵1") +「司令? い、いったいなにを……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿を、魔王カイムに引き渡す…… + そこを退いてはくれんか?」 +\endtext + +\text("衛兵2") +「なっ……正気ですか、司令!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「正気だ。 + 王に生きてほしい、と願うことは + 正気ではないとでも言うか」 +\endtext + +\text("衛兵1") +「っ……だとしても、なぜ魔王に! + 私達を裏切るつもりですか!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……退け。退かぬというなら、 + ここで切り捨てる!」 +\endtext + +\text("衛兵2") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +肌を刺すような殺気に、衛兵が身構える。 +ギュンターは本気だ。 +\endtext + +\text("衛兵1") +「剣をおろしてください、司令……!」 +\endtext + +\text("グラス") +(私はどうしたらいい……?) +\endtext + +\text +ギュンターの腕を、振りほどくべきなのか。 +このままついていけばいいのか。 +\endtext + +\text +グラスのなかに、迷いが生じた。 +それは本来、ありえないことだった。 +\endtext + +\text("グラス") +(迷う……? + どうして、私は迷って……) +\endtext + +\text("ギュンター") +「……すまんな。 + ならば、通らせてもらうぞ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ……待っ――」 +\endtext + +\text +待って。そう言いかけたとき、グラスは +気がついた。 +\endtext + +\text +自分たちの後ろに、誰かがいることに。 +\endtext + +\text +そして、その誰かがギュンターを +背後から襲おうとしていることに。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ぬ……!?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ぐっ……!?」 +\endtext + +\text("間者") +「…………」 +\endtext + +\text +突然現れた襲撃者は、 +ギュンターを押し倒し、床に押さえつける。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(背後を取られただと……? + こいつ、いつからそこにいた……!?) +\endtext + +\text("司祭長") +「間に合ったようだな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……タイミングのいいことだ。 + 監視していたのか、グラス殿を」 +\endtext + +\text +司祭長は答えない。 +\endtext + +\text +だが、おそらくギュンターを +押さえつけているこの男が監視していたのは +間違いないのだろう。 +\endtext + +\text("司祭長") +「羽虫を使って我らを探っていたのは、 + このためだったのか? ん?」 +\endtext + +\text +司祭長がギュンターの目の前に落とした物。 +\endtext + +\text +それは血のついた……カールの階級章と、 +砕けた幻像石だった。 +\endtext + +\text("司祭長") +「この男を牢屋へ連れて行け。 + 裏切り者は、厳罰に処さねばな」 +\endtext + +\text("衛兵1") +「……それをなぜ、 + あなたが命令するのですか?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「今後の戦のこともある。 + 裏切り者などに、軍権は預けられん。 + そうでしょう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("司祭長") +「これは命令だ。聞かぬというなら、 + 貴様らも反逆者として処分する」 +\endtext + +\text("衛兵2") +「……陛下、ご命令は?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……連れて行け。 + 手荒な真似はするな……頼む」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("衛兵1") +「行きましょう、司令」 +\endtext + +\text +ギュンターは、両脇を衛兵に固められて +連れて行かれる。 +\endtext + +\text +グラスはそれを、不安げに見届けるしか +出来なかった。 +\endtext + +\text +そしてこの瞬間から、キロスの実権は +ウィンガ教が掌握することとなった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……ロリでクールで無表情系となると + このあたりがベストか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「次はロリータ、身長の低い女の子ですか。 + 気持ち悪いです、カイム様」 +\endtext + +\text +ジャンル分けされて収納された幻像石を +吟味しているカイムの背に、 +リズベルの冷たい声が浴びせられた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ノックもなしに入ってくるとは…… + 俺を襲いに来たか? + まあ、俺は大いに構わんがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「よほどそれに熱中しておられたようで。 + ……襲いに来たのではなく、ご報告が」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ズボンを脱がないでください。 + ……誰が勃起させていいと言いましたか」 +\endtext + +\text("カイム") +「釘付けになっているくせに、 + ノリの悪いやつめ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「べっ、別に……こほん。 + 先ほど、ギュンターさんが失墜したとの + 報告があがりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「あん? ということは教会がキロスを + 掌握したのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのようです。 + どうやら、グラスさんを連れてこちらに + 投降しようとしたとか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だからといって、軍権を教会が + 握るというのはいささか、疑問が + 残りますが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……だが、なぜそんなヘマをした? + あの男なら失敗すると分かって…… + いや、分かっていたからこそ、か……?」 +\endtext + +\text +失敗すると分かっていたはずだ。 +\endtext + +\text +それでもしたのであれば、その失敗すら +織り込み済みということだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……で、あればだ。 + 部下どもはどうした?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……その件ですが、彼らは一度カザトリア + まで来ています」 +\endtext + +\text +いわく、バラートホルンへの帰還の際に +ウィンガ教に連れ去られた少女たちを +わざわざ送り届けてくれたそうだ。 +\endtext + +\text +しかもその少女たちは、ウィンガへの +貢ぎ物……慰み者になるところだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「助けた少女たちはすでに保護しています。 + それと、彼らから伝言が」 +\endtext + +\text("カイム") +「だろうな。なんだと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グラス陛下は任せる。 + だからウィンガ教は任せてくれ、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう、そう来たか。 + リズベル、どう思う?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……教会にも、ギュンターさんにも + 裏があるかと。あとは私達がどう + 動くかです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ、いいだろう。 + グラスが手に入るというのならなおさらだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「乗ってやるぞ、ギュンターよ。 + リズベル、兵を集めろ」 +\endtext + +\text +立ち上がったカイムは、いきり立った一物を +しまいこむと獰猛に笑うのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +朝日が昇ると同時に、 +魔王軍はグラクストームに侵攻を開始した。 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「いかに魔王軍が強力であっても、 + 我らにはウィンガ様がついておられる!」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「これ以上、ウィンガ様の土地を + 汚してはならん! その身、その命を + 盾にせよ!」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「骨が折れ、肉が裂けようとも、退くな! + 身命を賭し、魔王を討つのだ!」 +\endtext + +\text("信徒たち") +「ウィンガ様に、栄光あれー!」 +\endtext + +\text("信徒たち") +「オオオオォォォォォォ――!!」 +\endtext + +\text +グラクストームにこだまする信徒たちの +雄たけびに、魔物たちもまた呼応するように +咆哮する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ウィンガなどくだらん。 + 叩き潰してやれ」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グゥオオォォォォォォ!!」 +\endtext + +\text +それまでと変わらない、ただの制圧戦だ。 +\endtext + +\text +少なくとも、ここにいる魔王軍の誰もが +このときはそう思っていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_02.txt new file mode 100644 index 0000000..7e47c5b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_05_02.txt @@ -0,0 +1,975 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n第4の都市グラクストーム制圧") + +\text +戦い……戦争にしても、喧嘩にしても、 +相手にしたくない敵は共通している。 +\endtext + +\text +とくに、無益な殺生はしない、という +方針の魔王軍にとって……彼らは天敵とも +言えた。 +\endtext + +\text("信者") +「我らにはウィンガ様がついている…… + ウィンガ様が……!」 +\endtext + +\text("エル") +「も……もう、やめましょうよ! + なんで、まだ……」 +\endtext + +\text +じり、とエルが後ずさる。 +矢はすでに尽きている。 +\endtext + +\text +勝敗が決した時点で、まだ残っていた矢は +全て使いきったのだ。 +\endtext + +\text +しめて15本。その全てが、目の前にいる +ひとりの信徒に使われた。 +\endtext + +\text +肩に、太ももに、腕に――無数の矢を受け、 +普通なら戦う気力すら残っていないはずだが、 +目前の敵はまだ立ち上がる。 +\endtext + +\text("信徒") +「浄化するのだ……魔物を…… + うおおおっ!」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ……」 +\endtext + +\text +その気迫と、狂気に満ちた目にエルの +口から小さな悲鳴があがる。 +\endtext + +\text +そんな彼女と、信徒の前にノロが +立ちはだかり――豪快に野太い腕を +突き出した。 +\endtext + +\text("信徒") +「うがっ……」 +\endtext + +\text("エル") +「あわ……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text +そして、今度こそ信徒は気を失って +倒れこむ。 +\endtext + +\text +そこでようやく、エルはその場に +座り込んだ。 +\endtext + +\text("エル") +「なんなんですか、この人たち……」 +\endtext + +\text +似たような光景は、いたるところで +起きていた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ウィンガのためにってか? + 正気じゃねえな……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「文句言ってねえで、ぶっ倒せよ! + 命を張った勝負だ、相手が引かねえなら + 殺すしかねえ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ティーリアは下がっておれ……! + ええい、いつまでも鬱陶しい……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だ、大丈夫ですっ……動きさえ、 + 止めてしまえば……」 +\endtext + +\text +相手が操られているのなら、 +それはそれで気が楽だ。 +\endtext + +\text +だが、そうではない。 +彼らは自身の意思で、いくら傷つけられよう +とも立ち上がり、立ちはだかる。 +\endtext + +\text +諦めることをしない…… +心が負けない相手ほど、戦いづらい。 +\endtext + +\text +そのくせ、死すら厭わない特攻に、 +魔王軍のほうが精神的に追い詰められていた。 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「我らは負けぬ……ウィンガ様がいる限り、 + 何度でも立ち上がる! + 滅びるのはお前達だ!」 +\endtext + +\text("信徒") +「うぅ……ウィンガ様の敵を倒す…… + 我らに、御加護を!」 +\endtext + +\text("信徒") +「我らこそ正義だ……! + ウィンガ様のために……魔族は滅ぼす…… + 滅ぼす……!」 +\endtext + +\text("信徒") +「浄化……浄化する……ウィンガ様…… + うぅおおおお―――!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あぐっ……!?」 +\endtext + +\text +ギリ、と軋みをあげるほどの強さで、 +リズベルの足首が捕まれた。 +\endtext + +\text +掴んでいる当の本人は、立ち上がれないほど +痛めつけられた信者だ。 +\endtext + +\text +ただ、その目だけが強烈な敵意と殺意とで +輝いている。 +\endtext + +\text("信者") +「ころ、す……魔族は……ころ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「往生際が悪いわね」 +\endtext + +\text("信徒") +「うぐ……う……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あー……やだやだ、これだから + 狂信者は……もう殺しちゃったほうが + 手っ取り早いわよ?」 +\endtext + +\text +呆れたため息を吐きつつ、ベアトリスは +リズベルを掴んだ信徒を踏みつける。 +\endtext + +\text +確かに、彼女の言葉通り殺してしまえば +すぐに済む戦いだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「で、ですが……」 +\endtext + +\text +それでいいのか、とリズベルは +カイムの様子を伺う。 +\endtext + +\text +当のカイムはベアトリスと同様、 +信徒たちに呆れているようだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな。ここまで愚かしいと、 + 殺すのもごめんだ」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「魔王、覚悟ォォォォ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「うるさい、黙れ」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「うぐっ……ぐっ……かっ……!」 +\endtext + +\text +造作もない、とばかりにカイムは +襲い掛かってきた司祭の首ねっこを +五指で締め上げる。 +\endtext + +\text +泡を吹く司祭をつまらなさそうに +眺めつつ、カイムは命令を下した。 +\endtext + +\text("カイム") +「半殺しだな、こいつらは。 + 徹底的に恐怖を叩き込め。 + 加減は、一切するな」 +\endtext + +\text("カイム") +「二度と俺に逆らえぬよう、 + 生き地獄を味わわせてやらねばならん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……痛めつけるのはお前達、魔物の + 十八番だろう?」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グオォォォォ……!!」 +\endtext + +\text +咆哮がこだまする。 +ここから先は、魔王軍は軍隊ではなくなる。 +\endtext + +\text +獣たちの大群だ。 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「うぐっ……ふ……無駄、だ……我らは、 + 屈……しない……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だといいがな」 +\endtext + +\text +カイムは、口の端を吊り上げる。 +諦めの悪いやつは嫌いではない。 +\endtext + +\text +だから、カイムは司祭を手放した。 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「げほっ……がは……は……く、くく」 +\endtext + +\text +司祭を囲む魔物たち。 +\endtext + +\text +この時になって、彼はようやく気がついた。 +今まで戦っていたのは、 +獣ではなく兵隊だったのだ。 +\endtext + +\text +――だから、恐怖はなかったのだ、と。 +\endtext + +\text +今、目の前にいるのは檻から開放された、 +飢えた獅子に他ならない。 +\endtext + +\text("魔物") +「ぐぅるるる……」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「は……ふふ、来るがいい……私、は……」 +\endtext + +\text("魔物") +「グゥゥオオオオオ――!!!」 +\endtext + +\text("グラクストーム司祭") +「ひっ……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +バラートホルンより、 +少し北に位置する収容所。 +\endtext + +\text +そこに、ギュンターは収容されていた。 +\endtext + +\text("部下") +「……司令」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「戻ったか。あの少女たちはどうした?」 +\endtext + +\text("部下") +「無事、送り届けました。 + 伝言も、命令どおりに」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「よくやった。 + それで、魔王軍は?」 +\endtext + +\text +牢に入れられて半日ほど。 +すでに、魔王軍は動いているだろう。 +\endtext + +\text("部下") +「グラクストームが落とされました」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……そうか」 +\endtext + +\text +話したいことはあるが、看守が見ている以上 +それもできない。 +\endtext + +\text("部下") +「……情けない話です。 + この国を守る軍人が、この有様では」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……我らの敵を倒すためだ。 + 存分に利用し、勝てばよい」 +\endtext + +\text +この場合、敵がいったい誰なのかは +このふたりにしか分からない。 +\endtext + +\text +それ以上の言葉は必要ないだろう。 +\endtext + +\text +あとは、自身の部下を信じて待つのみだ。 +\endtext + +\text("司祭1") +「これはいったい、どういうことなのだ! + なぜ、我々が負けている!」 +\endtext + +\text("司祭2") +「そうだ! 話が違うじゃないか! + お前の言う通りにすれば勝てるんじゃ + なかったのか!」 +\endtext + +\text +夜半――玉座の間に集まった司祭たちは、 +敗北の苛立ちを間者へと向けていた。 +\endtext + +\text +軍権を手にいれた直後こそ、 +彼らは歓喜に震えていた。 +\endtext + +\text +ギュンターが失墜した今、キロスは +彼らの手に落ちたも同然だからだ。 +\endtext + +\text +しかし、その後の教会派が率いる +グラクストーム防衛では敗れ去った。 +\endtext + +\text +それも、信徒たち全員が魔王軍の +捕虜にされてしまうという結果を +招いている。 +\endtext + +\text("間者") +「なにも慌てずともよいでしょう。 + あなたがたにはウィンガ様が……」 +\endtext + +\text("司祭3") +「……あの“萎れ”に、なにができると + いうのだ」 +\endtext + +\text("司祭4") +「女をやらなければあれは力を貸さない。 + その女を調達するより、本山から + 援軍を呼んだほうが早い」 +\endtext + +\text("間者") +「問題ありません。 + ラスファ教総本山には、すでに + 援軍を頼んであります」 +\endtext + +\text("司祭1") +「……手の早いことだ」 +\endtext + +\text("間者") +「その上で、ウィンガの力を利用するのです。 + ……そのための、グラス陛下では + ありませんか」 +\endtext + +\text("司祭2") +「…………」 +\endtext + +\text("間者") +「どうせ、捨てるのであれば……有効に + 使ってみてはいかがでしょう」 +\endtext + +\text +思案しているのか、司祭たちは押し黙る。 +\endtext + +\text +キロスに残っている手札と、 +魔王軍が持っている手札を比べながら。 +\endtext + +\text("間者") +(……魔王軍はこちらの想定を上回って、 + 力をつけてきている……) +\endtext + +\text("間者") +(やはり、あの悪魔どもは侮れない……) +\endtext + +\text +そして、間者は内心歯噛みしていた。 +\endtext + +\text +最悪の場合、キロスが陥落した後のことも +考えなければいけない。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +グラクストームの直下に広がる +迷宮の一区画は、いつにも増して +人の出入りが多くなっていた。 +\endtext + +\text +そのどれもが、グラクストームを +防衛していた信徒たちである。 +\endtext + +\text +その誰もが、瀕死の重傷を負いながらも +魔王軍に癒され……。 +\endtext + +\text +そして、ガタガタと恐怖に身体を +震わせている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ごめんなさい、エル。 + 新しいガーゼと消毒液を持ってきて + くれるかしら?」 +\endtext + +\text("エル") +「はぁい」 +\endtext + +\text +そんな彼らを治療したのはティーリア率いる +ブライトリーフたちと、 +治癒を行えるリズベルだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさん、こちらで受け持った + 負傷者の治療は済みました。 + そちらは?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「こちらも一通りは」 +\endtext + +\text("ブライトリーフ") +「私達のほうも終わりました」 +\endtext + +\text +カイムの命令どおり、 +魔物たちは信徒たちを徹底的に痛めつけた。 +\endtext + +\text +ようは、死にさえしなければなにを +しようが構わないのだ。 +\endtext + +\text +骨を砕くのも、皮を剥ぐのも、 +肉を食いちぎるのも、死ななければいい。 +\endtext + +\text +そうでもしなければ、延々と彼らと +戦い続ける羽目になっていただろう。 +\endtext + +\text +……信徒たちは、なぜそうまでして +戦おうとしたのか。 +\endtext + +\text +その点は、魔王軍にとって大きな +疑問点ではあるのだが……。 +\endtext + +\text("信徒1") +「うぐ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「気がつかれましたか? + まだ安静にしていてくださいね」 +\endtext + +\text("信徒1") +「触るな……なぜ、助けた…… + あのまま、殺してくれれば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様の命令だからです。 + それに、あなた方には聞きたいことが + ありますから」 +\endtext + +\text("信徒1") +「話すことはない……ウィンガ様を裏切る + くらいなら、ウィンガ様のために + 戦って死んで……うぐぅっ……!」 +\endtext + +\text +そう啖呵を切る信徒だが、 +身体を起こすことすらままならない。 +\endtext + +\text +彼は魔物によって四肢の健を食いちぎられ、 +その上で意識が失うまで殴られ続けたのだ。 +\endtext + +\text +いくら治癒を受けても、 +すぐに動ける傷ではない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「だめですよ。 + 動いたら、傷が広がって本当に……」 +\endtext + +\text("信徒1") +「上等だ……このまま……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ウィンガ様はキロスの守り神でしょう? + あなたが死んでしまったら、 + きっとウィンガ様も悲しみます」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あなたのご家族も。 + だから、ね? 今は安静にしましょう?」 +\endtext + +\text("信徒1") +「っ……」 +\endtext + +\text +家族、という言葉に信徒が一瞬、 +動揺したことにティーリアは気がついた。 +\endtext + +\text +だが、言及するでもなく、 +信徒に治癒をかけていく。 +\endtext + +\text("信徒1") +「それでも、我らは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そこまでして戦う理由はなんなんですか? + 正直、私には理解しかねます」 +\endtext + +\text("信徒1") +「……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……あなた方の仲間が貢ぎ物と + 称して少女を攫っていることは + 知っています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでも、ウィンガが娘を犯したいから + だとか? ……そんな神様を守って、 + なんの意味があるんですか?」 +\endtext + +\text("信徒1") +「…………」 +\endtext + +\text +信徒は答えない。 +\endtext + +\text +その反応だけで、リズベルは今すぐにでも +この信徒を殴り倒してやりたくなった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……知っていたんですね? + 彼女たちがなんのために攫われたのか。 + 捧げられた少女たちが、どうなるのかも」 +\endtext + +\text("信徒2") +「な、なんの話をしているんだ……? + そんな話、初めて聞いたぞ……」 +\endtext + +\text("信徒2") +「本当……なのか……?」 +\endtext + +\text("信徒1") +「……本当だ。 + ウィンガ様が、そう望んでいる……と」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……?」 +\endtext + +\text("信徒1") +「だから、戦わねばならんのだ…… + でなければ、俺の娘が……」 +\endtext + +\text("信徒1") +「あの子が、報われんではないか……。 + あの子を捧げた、俺は……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……でしたら、全て話してください。 + 知っていることを、なにもかも」 +\endtext + +\text("信徒1") +「う……うぅ……」 +\endtext + +\text +ティーリアは微笑み、信徒の手を優しく握る。 +\endtext + +\text +その暖かさにとかされるように、 +信徒はとつとつと語り始めるのだった…… +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ……カイム様」 +\endtext + +\text +部屋を出てくると、 +カイムが退屈そうに壁にもたれかかっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ご苦労だったな。 + 信徒どもの様子はどうだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……やりすぎです。 + 身体の傷は治しましたが、 + トラウマになっていると思いますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それくらいで丁度いいだろう。 + ああいうのは、一度地獄に叩き落して + やらんと一生脳内お花畑だぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼らに話を聞いたのですが、ウィンガに + ついて少し気になることが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやら、貢ぎ物は定期的に行われて + いたそうなんです。 + それも、市民や一部の信徒には内密に」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「年に一度、大々的に少女を集めていた + そうですが、それとは別に……という + ことだそうで……その……」 +\endtext + +\text +言い難そうに、ティーリアが口ごもる。 +それだけでもなんとなく言いたいことが +分かってしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「別口で集められた女は、ウィンガの + 慰み者というわけか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「正確には、“も”です。 + ウィンガに捧げられた少女はひとり + 残らず慰み者です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それも別で集められた少女たちは、 + ウィンガがねだったそうですよ。 + もっと、女を寄越せ……と」 +\endtext + +\text("カイム") +「精霊が、か?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「悪魔や魔物ならともかく、精霊様が + 生贄の……しかも女性を望むなんて話、 + 聞いたことがありません」 +\endtext + +\text("カイム") +「……嘘をついている、という + 可能性は?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そのようには見えませんでした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに、少女たちがウィンガの慰み者に + なっていることは、上層部やごく一部の + 信者しか知らなかったみたいです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「おそらく、教会が本当に + 崇めているのは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ウィンガではなく、 + そのウィンガを操っている者……か」 +\endtext + +\text +胡散臭いことだ――それが、カイムの +正直な感想だった。 +\endtext + +\text +事実、そうなのだろう。 +これまでの情報を照らし合わせれば +分かることだ。 +\endtext + +\text +犯すために女を欲するなど、精霊の王など +という大層な存在であるはずが無い。 +\endtext + +\text +その事実を隠しているのはなぜなのか。 +知られれば、市民はウィンガ教に +従わなくなるからだ。 +\endtext + +\text +そうなっては、教会にとっては +不都合なのだろう。 +\endtext + +\text +事実の隠蔽。 +そして、不自然な教会派による軍部掌握。 +\endtext + +\text +そこから導き出される結論は、 +実に単純なものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……腐りきっているのは、 + どの国も同じというわけか」 +\endtext + +\text +不愉快そうに、カイムは鼻をならした。 +\endtext + +\text +100年あまりの怠惰な平穏が +生み出した腐敗。 +\endtext + +\text +しかし、それを刈り取るのはカイムの +役目ではないだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「教会のほうは放置していても + 問題あるまい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……よいのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちは俺たちで、 + キロス攻略を楽しもうじゃないか」 +\endtext + +\text +そう、カイムは不適に笑うのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a76c761 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_01.txt @@ -0,0 +1,577 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n首都バラートホルン1") + +\text("キロス兵") +「魔王軍出現を確認! + どうやら、まっすぐこちらに向かって + きているようです……!」 +\endtext + +\text +その一報が入ったとき、グラスは妙な感情に +とらわれた。 +\endtext + +\text +侵攻され、このバラートホルンが戦場に +なることへの恐れや焦りはそれほどなかった。 +\endtext + +\text +彼らとの戦いで民が巻き添えになることは、 +万が一にもないことは十二分に理解している。 +\endtext + +\text +だが、胸騒ぎは確かにするのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「民の避難はどうか」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「すでに始めていますが、 + 間に合うかどうか……」 +\endtext + +\text("グラス") +「出来る限り急げ。 + 民を巻き込んではならん」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「はっ」 +\endtext + +\text +兵が去れば、グラスの頭の中は +カイムでいっぱいになる。 +\endtext + +\text("グラス") +(来てはならん……そんな気がする……) +\endtext + +\text("侍女") +「グラス様、大丈夫です。 + きっと、ギュンター司令が……」 +\endtext + +\text("グラス") +「どういうことだ? + なぜ、ギュンターが……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「失礼いたします、陛下。 + お迎えにあがりました」 +\endtext + +\text +そこに、ウィンガ教の司祭長が現れた。 +\endtext + +\text +その瞬間、ぞわっとグラスは自身が +総毛立つのを感じる。 +\endtext + +\text("侍女") +「……迎えとはどういう意味ですか」 +\endtext + +\text("司祭長") +「儀式の準備が整いました。 + 魔王軍も来ています故…… + 急ぎ、“ウィンガの喉”に向かいましょう」 +\endtext + +\text("グラス") +「え……? + い、今なのか……?」 +\endtext + +\text("侍女") +「待て。そのような話は聞いていない。 + だいたい、こんなときに儀式など……!」 +\endtext + +\text +戸惑うグラスの前に立ち、司祭長に詰め寄る +侍女だが、司祭長は笑みを浮かべたまま +一切表情を変えず―― +\endtext + +\text("司祭長") +「邪魔をしないでいただきたい」 +\endtext + +\text("侍女") +「あうっ……!?」 +\endtext + +\text +腰に差した剣を抜き、侍女の足を切りつけた。 +\endtext + +\text("グラス") +「司祭長……?」 +\endtext + +\text +目の前でなにが起こったのかはわかる。 +だが、なぜこんなことをしたのか、 +グラスには到底理解できなかった。 +\endtext + +\text +そして、理解できないまま +彼女は立ちすくむしかなかった。 +\endtext + +\text("司祭長") +「陛下を連れて行け」 +\endtext + +\text("信徒") +「ははっ」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……近寄るな……!」 +\endtext + +\text +咄嗟に、直感と湧き上がってくる胸騒ぎに +任せて彼らを拒む。 +\endtext + +\text +だが、そんなグラスに +司祭長は表情を消して、冷厳に言い放った。 +\endtext + +\text("司祭長") +「言うことを聞かねば、 + この女を殺すが……良いのかね?」 +\endtext + +\text("グラス") +「あっ……」 +\endtext + +\text("侍女") +「っ……なにが目的だ……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「知れたこと。 + 魔王を滅ぼし、世界を浄化する…… + それ以外にありはしない」 +\endtext + +\text +そうして。 +魔王の進軍と同時に、ウィンガ教もまた +動き始めるだった。 +\endtext + +\text("部下1") +「あの、俺達本当になにもしなくて + いいんですか?」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「今は、だ。それが司令の命令だった + だろう」 +\endtext + +\text +兵舎の詰め所の窓から市街を覗き、 +不安を口にするギュンターの部下たち。 +\endtext + +\text +その場にいなくとも、教会にとって +ギュンター直属の部下たちも警戒の対象だ。 +\endtext + +\text +よって彼らは、まっさきに戦闘になるだろう +前線の防衛にまわされていた。 +\endtext + +\text +だが、結果としてアドルフらに対する +監視の目は非常にゆるくなっている。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「魔王が現れるか……教会が尻尾を出すまで、 + なにがあっても動いてはならない」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「アドナイで見た光景を思い出せ。 + 魔王軍なら、大丈夫だ」 +\endtext + +\text +そう、言葉を切ると同時にドアが勢い +よく開けはなたれた。 +\endtext + +\text +息をつかせて現れたひとりの兵。 +彼の手元には何枚もの紙と幻像石があった。 +\endtext + +\text("部下2") +「はぁっ……は……魔王軍は?」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「現在、バラートホルンに向けて進軍中 + とのことだ。それで、首尾は?」 +\endtext + +\text +アドルフの問いに、部下は勝ち誇った +かのように微笑み、テーブルに +いくつもの書類を広げる。 +\endtext + +\text("部下2") +「司令の予想通りです。 + 軍部まで掌握したせいで教会のほうの + ガードが緩々でしたよ」 +\endtext + +\text("部下3") +「まあ、もう隠す必要もないしな」 +\endtext + +\text("部下2") +「そ。で、こっちは横領と着服の証拠ですね。 + 収穫物から税まで手広くやって + ましたよ」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「ふむ……これはなんだ? + なにかの取引の書類のようだが」 +\endtext + +\text("部下2") +「それはこっちの幻像石とセットです。 + どうやら、ウィンガへの貢物から + 何人か選んで自分たちで遊んでたみたいで」 +\endtext + +\text("部下2") +「その映像を幻像石で記録して売りさばいて + ます。何年か経ったら娼婦としても + 売ってたようで……」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……よくやった」 +\endtext + +\text +ぎり、と歯軋りがなる。 +\endtext + +\text +こんなことを裏でやっていたウィンガ教にも、 +気づけなかった自分たちにも。 +\endtext + +\text +だが、それもここまでだ。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「我らは魔王軍を確認次第、防衛線を放棄。 + “予定通り”、ウィンガ教に反旗を翻す!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――その一方で、グラスはとある場所に +連れてこられていた。 +\endtext + +\text +バラートホルンより、 +少し北上したところにある洞窟。 +\endtext + +\text +その奥にウィンガが住まうとされている +『ウィンガの喉』。 +\endtext + +\text +グラスは間者と司祭長に両脇を固められて、 +その光景を見ていた。 +\endtext + +\text("グラス") +「司祭長……これは、なんだ……?」 +\endtext + +\text +搾り出すような、震えた声。 +\endtext + +\text +目の前にある現実に、 +全く理解が追いつかない。 +\endtext + +\text +ここは、ウィンガの喉……精霊王、 +ウィンガが座す聖域のはずだ。 +\endtext + +\text("司祭長") +「見れば分かるでしょう? + これが、儀式なのです」 +\endtext + +\text("グラス") +「ぎ、しき……?」 +\endtext + +\text +吐き気を催すほどの、すえた臭い。 +いたるところに転がっている、人骨。 +\endtext + +\text +倒れ、精気のない少女たち。 +その中心で、人形のように動かなくなった +少女を弄ぶ“誰か”。 +\endtext + +\text("司祭長") +「そして、あそこにおわすのが、 + 我らがウィンガ様です」 +\endtext + +\text +その“誰か”が、こちらに気がつき、 +濁った瞳をグラスへと向ける。 +\endtext + +\text +その瞬間、言いようのない嫌悪感が +グラスの背筋をなで上げた。 +\endtext + +\text("グラス") +「違うっ……あれは、 + ウィンガ様ではない……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ふ……さすがに、恐怖は + 感じるようだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「やっ……放せっ!  + あんな……あんなのは……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ご心配なく。 + あなたは、あのような目には遭いません」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ただ、あの魔王を討つための道具に + なっていただきたいだけなのです」 +\endtext + +\text("グラス") +「道具……? い、いったいなにを……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「では分かりやすく言いましょう。 + あなたには、魔王と戦って + 死んでいただきたい」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「本来なら予定通り、ウィンガ様に捧げる + つもりでしたから。結果は変わりません。 + あなたの役目は終わったのです」 +\endtext + +\text("グラス") +「どういう、意味だ……? + 私は、キロスのために……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「なにを異なことを。 + もとより、この国を支え、生かして + きたのは我々ウィンガ教……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「いや、ラスファ教です。 + そして、あなたの死を以ってこの国は + 我々のものになる」 +\endtext + +\text +そのためだけに生かしてきたのだ、と。 +司祭長は嗤っている。 +\endtext + +\text("グラス") +「騙して、いたのか……?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……後のことは任せても?」 +\endtext + +\text("間者") +「……ええ。では、こちらに、 + グラス陛下」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ……」 +\endtext + +\text +ぐいっと、腕を引かれるグラス。 +\endtext + +\text +もはや、身体に力が入らず、 +抵抗する気力も起きなかった。 +\endtext + +\text +――自分はなんのために生きてきたのか? +\endtext + +\text +本当に空っぽになってしまった。 +そんな彼女の脳裏に、 +カイムの姿が浮かび上がる。 +\endtext + +\text("グラス") +(カイム……私は……) +\endtext + +\text +魔物たちが、咆哮をあげながら +市街を突き進んでいく。 +\endtext + +\text +防衛隊は相変わらず、信徒たちのみで +手ごたえがまったくない。 +\endtext + +\text +それはそれで物足りない部分もあるが……、 +ここを抜ければ、グラスはもう目の前だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、このままキロス城を + 落とした後、ウィンガ討伐に向かいます」 +\endtext + +\text("カイム") +「ウィンガの居場所は分かっているな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「バラートホルンより北にある + ウィンガの喉と呼ばれる洞窟です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばいい。我らの敵はウィンガだ。 + 邪魔をする者はねじ伏せろ!」 +\endtext + +\text +カイムの啖呵に、魔物たちが +咆哮でもって応える。 +\endtext + +\text +その、首都すら震わせるような轟きは +王城にまで確かに届いていた。 +\endtext + +\text("司祭") +「おい、防衛隊は……ギュンターの犬 + どもはどうしたんですか!?」 +\endtext + +\text +予想を上回る魔王軍の侵攻速度に、 +司祭が焦燥を見せる。 +\endtext + +\text("信徒") +「それが、軍派ともども防衛拠点を + 放棄したようで……」 +\endtext + +\text("司祭") +「なっ……この期に及んで、 + なにを考えて……!」 +\endtext + +\text +いくら、戦いに疎い司祭でも +数を集めたところでこちらの +分が悪いことは分かる。 +\endtext + +\text +いくら、ラスファ教の援軍が来るといっても +間に合わなければ意味がない。 +\endtext + +\text +それは、グラスとて同じだ。 +\endtext + +\text("信徒") +「ひっ……!」 +\endtext + +\text("司祭") +「っ……魔王軍の好きにさせては + なりません! 迎撃態勢!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_02.txt new file mode 100644 index 0000000..6b23251 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_02.txt @@ -0,0 +1,440 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n首都バラートホルン2") + +\text("市民1") +「おい、なんでバラートホルンにまで + 魔王軍が攻めて来てるんだ!」 +\endtext + +\text("市民2") +「あなたたちとウィンガ様が、 + 魔王軍を倒してくれるんじゃなかったの!」 +\endtext + +\text("市民3") +「軍隊は! ギュンター司令はどうした! + 軍隊にやらせろよ!」 +\endtext + +\text +避難所になっている大聖堂に、 +怒号が響き渡る。 +\endtext + +\text +ただでさえたまっていた +市民たちの不満や怒り。 +\endtext + +\text +それは魔王軍の首都進攻を +皮切りに、ついに限界を超えたのだった。 +\endtext + +\text("司祭") +「いっ、今、我らの同士が + 命をかけ、ウィンガ様とあなたがたの + ために……」 +\endtext + +\text("市民1") +「いつまでもそんな理屈が通ると + 思ってるのかよ!」 +\endtext + +\text("市民2") +「あなたたちが、いつ私達を助けた + っていうのよ! + 奪っていっただけじゃない!」 +\endtext + +\text +今、こうしている間にも王城では +魔王軍とウィンガ教が戦いを繰り広げている。 +\endtext + +\text +だが、皆分かっているのだ。 +どちらが勝って、負けるのか。 +\endtext + +\text +このままでは、支配されてしまう。 +その恐怖が市民たちの、教会に対する +怒りを助長していた。 +\endtext + +\text("信徒") +「私達を信じてください! + 必ず、魔王は……」 +\endtext + +\text("市民3") +「うるせぇっ!」 +\endtext + +\text("信徒3") +「ひっ!?」 +\endtext + +\text +そうして、ついに市民のひとりが +手をあげようとしたときだった。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「…………」 +\endtext + +\text +勢いよく放たれたドアの音で、 +大聖堂内はしん、と静まり返る。 +\endtext + +\text +そして…… +\endtext + +\text("アドルフ") +「……ウィンガ教の関係者に通達する。 + 貴様らを国家反逆の罪で拘束する!」 +\endtext + +\text("司祭") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text +キロス軍と、ウィンガ教の盤上は +ひっくり返った。 +\endtext + +\text("看守") +「がっ……!?」 +\endtext + +\text +物音と短い悲鳴に、ギュンターは +落ち着いた動作で立ち上がる。 +\endtext + +\text +彼の耳にも、魔王軍がバラートホルンに +侵攻したことは看守づてに届いている。 +\endtext + +\text("部下") +「司令、お迎えにあがりました!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「状況は?」 +\endtext + +\text("部下") +「魔王軍はすでに城内に侵攻し、 + 玉座の間に向かっています。今なら……」 +\endtext + +\text +開錠しつつ報告してくる部下に、 +ギュンターは短く頷く。 +\endtext + +\text +ウィンガ教の目が魔王軍に向いている今しか、 +ここから逃げ出すタイミングはない。 +\endtext + +\text +そして、ウィンガ教を追い詰められるのも。 +\endtext + +\text("部下") +「バラートホルン領内の教会は7割を占拠、 + 市民への被害は今のところありません。 + しかし……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("部下") +「グラス陛下がウィンガの喉へ。 + 儀式を行うつもりかと……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……そうなれば、このバラートホルンも + 洪水か雪崩に飲み込まれる。 + そんな真似はすまい」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ウィンガの喉に逃げこんだか、 + あるいはもっと別の目的があるのだろう……」 +\endtext + +\text +戦うのであれば、確実に勝つ手段を +取ってくるはずだ。 +\endtext + +\text +実質的な戦闘力が低い彼らが、 +どうやって魔王軍を打倒する力を得るのか。 +\endtext + +\text +もし、自分が奴らと同じ立場だったら、 +この状況でどんな手段をとるのかを思案する。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……各教会を占拠後、増援に警戒せよ。 + 俺は魔王軍と合流する」 +\endtext + +\text("部下") +「は!」 +\endtext + +\text +――嫌な予感がする。 +\endtext + +\text +ギュンターは自身の愛剣を手に、 +牢をあとにした。 +\endtext + +\text("信徒") +「っ……!」 +\endtext + +\text +玉座の間へと通じる扉が、 +開け放たれる。 +\endtext + +\text +その瞬間、信徒たちの間に緊張が走る。 +\endtext + +\text +誰がここにやってきたのかなど、 +考えるまでもないことだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ん?」 +\endtext + +\text +魔物たちを引き連れてやってきたカイム。 +\endtext + +\text +しかし、彼は一歩室内に踏み込んだところで +その違和感に警戒を募らせる。 +\endtext + +\text +自身の息が、白い。 +\endtext + +\text +そして、床を踏みしめた瞬間。 +ザリっと薄い氷を踏む感触が伝わった。 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおぉっ!? なんだ、急に寒く + なりやがった……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主、今更なにを……む?」 +\endtext + +\text +次々に入ってくる魔王軍も、 +その感覚に一瞬足を止めてしまう。 +\endtext + +\text +確かに城内も寒いことに変わりはないが、 +床が凍ってもいなければ、 +息が白くなることもなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ちっ。詰めを誤ったか、おっさんめ」 +\endtext + +\text +忌々しげにカイムは舌打ちをして、 +玉座をにらみつける。 +\endtext + +\text +玉座の前に立ち、カイムを睥睨する司祭長。 +しかしそちらには用などない。 +\endtext + +\text +用があるのは、その傍らに立つ少女だ。 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +うつろな表情を浮かべたグラスは +妙な魔力を纏って、そこに立ちすくんでいた。 +\endtext + +\text +そして、彼女の周囲だけが氷付けに +されている。 +\endtext + +\text("司祭長") +「……見えるな? + あれが魔王……我らの敵だ」 +\endtext + +\text("司祭長") +「分もわきまえず、我らに歯向かい、 + あまつさえ牙をむく哀れな存在だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……哀れなのはどちらだろうな。 + ところで、グラスは無事なのか?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「……気安くしゃべりかけるな、 + 魔族風情が」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「えらく感じの悪いやつが出てきたのぉ」 +\endtext + +\text("エル") +「私、あの人嫌いです。べー」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……俺も」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ふん……魔王に魂を売った淫売か。 + 貴様らも同罪だ。この世から消えろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……よかろう。 + そこに直れ。侮辱には相応の礼で + 返してやる」 +\endtext + +\text("エル") +「大体、何様ですか! + いくら私でも怒ります!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「この世界は人間のものだ。 + 貴様ら、亜人どもは煉獄に還るといい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「コテコテねぇ……どんな刷り込み + されたのかしら? + 久しぶりに、腹が立ってきたわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……反吐すら惜しいほど清清しい屑ですね。 + あんな人、久しぶりに見ましたよ」 +\endtext + +\text +徹底的に蔑まされ、全員が殺気を放つ。 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……!」 +\endtext + +\text +その殺気に呼応するように、 +グラスを中心に氷が広がっていく。 +\endtext + +\text +どうやら、グラスも様子がおかしいながら +臨戦態勢を取っているようだった。 +\endtext + +\text("司祭長") +「ふ……どうやら、ウィンガ様も貴様らの + 愚行にお怒りのようだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ウィンガ……だと?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、グラスさんが纏っている + あの魔力、きっとウィンガ様の + 魔力です……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「今は正気ではないようですが、 + ウィンガ様の魔力さえ取り除けば……」 +\endtext + +\text +――グラスは元に戻る。 +\endtext + +\text +そうと分かれば、後は容易い話だ。 +\endtext + +\text +魔力であれば、その全てはカイムの +支配下なのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「つまり、俺の出番というわけだ。 + 露払いは任せるぞ」 +\endtext + +\text("司祭長") +「やれるものなら、やってみるがいい…… + 清浄なる力の前に、 + 貴様は滅びるしかないと教えてやる!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、来るがいい。 + 力の差を教えてやる……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_03.txt new file mode 100644 index 0000000..158eacb --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_06_03.txt @@ -0,0 +1,456 @@ +\setgamedatatitle("キロス\n首都バラートホルン制圧") + +\text("司祭長") +「がっ……!?」 +\endtext + +\text +一際強烈な斬撃が、司祭長の手から +剣を弾き飛ばした。 +\endtext + +\text +そして、司祭長が次の行動に移るより +早く、アグリのカタナの切っ先が +その喉元に突きつけられる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「負けを認めな」 +\endtext + +\text("司祭長") +「うっ……ぐっ……グラスっ! + こいつらを殺せ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +司祭の命令で、床に膝をついていた +グラスがゆらりと立ち上がる。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の相手は俺だぞ、グラスよ」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「この戦いに勝ったのは俺だ。 + この国はもはや、俺のものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「約束は果たしてもらうぞ。 + お前はウィンガのものでも、この国の + ものでもない」 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺のものだ……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………!」 +\endtext + +\text +グラスの本能か、あるいはウィンガの +本能か。 +\endtext + +\text +どちらにしても彼女の身体は、 +背筋を駆け上がってくる危機感に +その場から飛びのこうとする。 +\endtext + +\text +それでもなお、カイムの方が早かった。 +\endtext + +\text +そして、この空間にいる以上、 +その行動に意味などないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「―――“魔力独占”」 +\endtext + +\text +相手が何であろうが、 +その力の前では無力だ。 +\endtext + +\text +魔力であれば、その全ては +カイムの掌中……精霊王であろうと +関係はない――! +\endtext + +\text("司祭長") +「馬鹿な……! + なにをしているのだ! + あの魔王を今すぐ殺せ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「否、もう遅い……! + グラスは、俺が貰うぞ……!」 +\endtext + +\text +グラスの纏っていたウィンガの魔力が、 +急激に薄れ、消えていく。 +\endtext + +\text +カイムによって掌握されたウィンガの魔力が、 +その手で霧散していく。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("グラス") +「う…………」 +\endtext + +\text +その場にくず折れそうになったグラスを、 +カイムはそっと抱きとめる。 +\endtext + +\text +すでに、グラスからはウィンガの魔力は +微塵も感じられない。 +\endtext + +\text +顔色が悪く、意識もないが……彼女は +カイムの腕の中で眠っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、グラスさんをこちらに!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、後はお前たちに任せる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お任せください。カイム様は……」 +\endtext + +\text +カイムはグラスをリズベルたちに +預けると、司祭長へと向き直る。 +\endtext + +\text +その顔には嘲りを交えた、 +悪意のこもった笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……と。 + やれるからやってみたのだが…… + 誰が、滅びる……だと?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「っ……この程度で……! + どうした! 奴らはウィンガ様の敵だ! + 立ち上がり、ヤツを殺せ!」 +\endtext + +\text("司祭") +「で、でもウィンガ様の力が敵わない + 相手に……」 +\endtext + +\text("信徒") +「っ……」 +\endtext + +\text +司祭長の言葉に従う者たちは、 +この場にはいなかった。 +\endtext + +\text +無理もないことだ。 +絶対であると信じていた存在すら、この魔王 +には敵わなかったのだ。 +\endtext + +\text +どれだけウィンガを信じていたところで +戦意も、意思も、砕け散っている。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「へっ。あれだけいっておいて、 + たいしたことねえな」 +\endtext + +\text("司祭長") +「黙れ! まだ終わっておらん! + 終わるのは貴様らだ!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「今、ラスファ教の異端審問官が + 大部隊を引き連れてここに向かっている! + どの道、結果は変わら……」 +\endtext + +\text +司祭長の声が、振動と音にかき消される。 +\endtext + +\text +それだけではない。 +外から、聞こえてくる声がある。 +\endtext + +\text +人の声だ。 +それもひとりや、ふたりなどではない。 +\endtext + +\text("エル") +「これ……カイム様! + お城の外に人がいっぱい来てます!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……よいタイミングだ」 +\endtext + +\text +エルの耳がぴくぴくと動き、 +城の外からの声を捉えている。 +\endtext + +\text("司祭長") +「な、なんなのだ……!?」 +\endtext + +\text +司祭長にも理解できる。 +この声は増援などではない。 +\endtext + +\text +もっと多く、そして怒りに満ちた声。 +それは―― +\endtext + +\text("ギュンター") +「……貴様らを憎む、民の声だ」 +\endtext + +\text("司祭長") +「なっ……貴様、なぜ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜもなにもあるか。 + 逃げ出したからに決まっていよう。 + なあ、ギュンター」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……グラス殿は無事のようだな」 +\endtext + +\text +カイムの問いには答えず、 +ギュンターは司祭長を一瞥する。 +\endtext + +\text("司祭長") +「うっ、裏切ったのか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスを逃がした時点で裏切って + いたではないか。なにをいまさら」 +\endtext + +\text("カイム") +「味方もいなければ、周りは敵だらけ。 + そんな状況で単身グラスを助け出せると + でも?」 +\endtext + +\text +――それはただの意思表示だ。 +グラスを、カイムにささげるという。 +\endtext + +\text +それは、魔王軍に降るという +決断でもあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まして、総司令官だった男が + ただで捕まるとでも?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「うっ……くっ……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……貴様らの増援についても、 + 私の部下が迎撃しているところだろう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「これで、本当に終わりだ。 + 降伏しろ。それが、最善の選択だ」 +\endtext + +\text("司祭長") +「終わり……だと……?」 +\endtext + +\text("司祭長") +「まだだ……私たちには、ウィンガ様が…… + あの“萎れ”がいる限りは……!」 +\endtext + +\text +歯噛みし、後ずさる司祭長の目は +まだ諦めてはいなかった。 +\endtext + +\text +ここまで、追い込まれてもなお、 +しがみついている。 +\endtext + +\text("カイム") +「見苦しいな。 + もういい。この俺の手で……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「見ているがいい……貴様らなど、 + 精霊王の力でひねり潰してくれる!」 +\endtext + +\text +その瞬間、司祭長の姿は床の下に吸い込ま +れるように消えたかのように見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、隠し通路か……玉座の間にも、 + 自分たちのためにこんなものを用意して + いたとはな」 +\endtext + +\text +呆れたように呟く、カイムの言葉が響く。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私が追う。 + 貴様らに尻を拭かせる気はない」 +\endtext + +\text +そう告げて後を追おうとするギュンターを、 +リズベルがとめた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、私たちも向かいましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぜ、そんな面倒なことを」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの司祭、“萎れ”がいる限り……と + 言っていました」 +\endtext + +\text +『だからどうした?』と言わんばかりに +カイムは不服そうな表情を浮かべる。 +\endtext + +\text +リズベルは思わず +ため息をつきたくなった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……つまり“萎れ”なる人物が、 + ウィンガを操っているということです」 +\endtext + +\text("カイム") +「む……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様。もし、彼の言葉に嘘偽りが + ないのであれば放っておける相手では + ありません」 +\endtext + +\text +“≪萎れ/しおれ≫”という言葉が意味するところは、 +カイムとて知っている。 +\endtext + +\text +確かにあの種族であれば、ウィンガとの +交感も可能だろう。 +\endtext + +\text +なにより、それを倒さねば +この国を完全に支配したことには +なりえない。 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。俺たちもいくぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、動けるキロス兵にグラスさんを + 任せましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おっさん、奴の居場所はわかるか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「やつがウィンガを頼ったというのなら、 + 行き先は『ウィンガの喉』だろう。 + 案内する」 +\endtext + +\text +そうして、新たにギュンターを加えて、 +魔王軍はウィンガの喉へと進軍した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_01.txt new file mode 100644 index 0000000..004a0d2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_01.txt @@ -0,0 +1,368 @@ +\setgamedatatitle("キロス\nウィンガの喉") + +\text +ウィンガの喉。 +\endtext + +\text +キロス国内では、この洞窟の奥に +精霊王ウィンガが眠っているとされている +神聖な場所だ。 +\endtext + +\text +地面にはまだ、足跡が残っている。 +\endtext + +\text +司祭のものと、おそらくはここを +守っていた兵たちのものだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「奥から、大きな気配を感じます。 + おそらく……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「足跡も新しいし…… + 残党も中にいるんでしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、さっさと行くぞ。 + ウィンガの種明かしといこうじゃないか、 + ククク……」 +\endtext + +\text +アグリとマーガレッタを先頭に、 +ウィンガの喉に足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +真っ暗闇の中、奥に見える淡い光に +向かってゆっくりと進んでいく。 +\endtext + +\text("エル") +「ジメジメ気持ち悪い……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……くさい」 +\endtext + +\text("エル") +「エルは臭くないです!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「女のニオイ、する」 +\endtext + +\text("エル") +「ひっ……も、もしかしてノロさん、 + 私のことを……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「少しは静かにしたらどうですか」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「緊張感に欠けるな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いつものことだ。 + そら、もう抜けるぞ」 +\endtext + +\text +肌を舐めあげるような、生暖かい空気が +外へと抜けていく。 +\endtext + +\text +その空気の始まりの場所。 +\endtext + +\text +むせ返るような生臭さに、眉間に皺を寄せ +つつも、カイムたちはそこに足を踏み入れた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「っ……」 +\endtext + +\text +眼前に広がる光景に +カイムとギュンターは、お互いまったく +違う表情を浮かべた。 +\endtext + +\text +新しい玩具でも見つけたような、 +嬉々とした表情と。 +\endtext + +\text +嫌悪から一瞬にして、 +足が震えるほどの怒気を含ませた表情と。 +\endtext + +\text("少女1") +「あ……うっ……たひゅけっ…… + ふあっ……ひぐぅっ……」 +\endtext + +\text("少女2") +「あはぁぁんっ、もっとぉっ…… + もっと、私を犯してくださいっ♪ + ウィンガ様っ、ウィンガ様ぁっ!!」 +\endtext + +\text +――年端もいかない少女たちが、 +嬌声をあげて身悶えている。 +\endtext + +\text +そして、彼女たちを包み込む +半透明の無数の触手。 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼女たちは……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ウィンガに捧げられた少女たちだ」 +\endtext + +\text +その少女たちが、ウィンガの触手で +弄ばれている。 +\endtext + +\text +秘裂をぬらし、快感で喘いでいる +ように見える。 +\endtext + +\text +そこに混じって聞こえる苦悶と、 +我を失ったような快感に溺れた嬌声。 +\endtext + +\text +――これが、本当にウィンガへの供物 +であればギュンターの怒りも少しは +収まっていたかもしれない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ふざけおって」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……ウィンガへの供物とは、 + こういうことじゃったのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。嫌いではないが、いささか + 趣味が悪いな」 +\endtext + +\text +カイムは空間の一角を一瞥する。 +\endtext + +\text +それは人骨の山だ。 +おそらくは、これまでに捧げられた +少女たちのものだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「食いつぶすくらいなら、俺によこせば + いいものを……」 +\endtext + +\text +そう吐き捨て、カイムは正面を見据える。 +そこにいるのは司祭長や信徒だけではない。 +\endtext + +\text +ここにいるのが彼らとウィンガだけならば、 +まだ割り切ることもできるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……それが、貴様らのあがめる + ウィンガの正体か」 +\endtext + +\text("???") +「……?」 +\endtext + +\text +司祭たちに囲まれて、一人の男がいた。 +\endtext + +\text +声どころか身じろぎすらしない少女を、 +犯していた彼は、ゆっくりとカイムへと +視線を移した。 +\endtext + +\text("司祭長") +「正確にはウィンガ様を従える者だ……。 + 貴様らのような、低俗な存在とは + わけが違うぞ?」 +\endtext + +\text +男の肌は、褐色に染まっている。 +その耳は、ブライトリーフのように長く +尖っている。 +\endtext + +\text +否、ようにではなく。 +彼はブライトリーフだったのだ。 +\endtext + +\text +森の外に出たことで、 +精霊から見放された存在。 +\endtext + +\text +それが、あの男だ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「“萎れ”……。 + あなたが、ウィンガ様の力を借りて + いたのですね」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ネグザだ。キロス建国以前から + ウィンガ様を従えてきた…… + この国の真の支配者とも言えよう」 +\endtext + +\text("司祭長") +「今では、女を抱くことしか考えられん + 呆けた男だが……その力は本物だぞ?」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「……若い女、いる。 + こいつ、飽きた」 +\endtext + +\text("司祭長") +「どうぞ、あなたのご自由に。 + あれらは、あなたのものです」 +\endtext + +\text("カイム") +「勝手を言うな。 + こいつらは俺の……」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「邪魔者……殺していいと、言われている。 + その女、よこせ」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。欲しければ奪ってみろ。 + 命がけでな」 +\endtext + +\text +ネグザは、さっきまで犯していた女には +一切見向きすらしなくなった。 +\endtext + +\text +ゆっくりと立ち上がると、それに呼応する +ようにして彼の頭上で蠢くものがある。 +\endtext + +\text +その蠢くものの目が開くと、 +生暖かい空気が急に冷えこんでいく。 +\endtext + +\text("信徒") +「司祭長様……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「もはや我らに退路はない。 + だが、まだ終わっていない……ウィンガ様 + がいる限りこの国は我らの……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「否。 + 断じてこの国は貴様らのものではない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴様らはただの罪人だ。 + 死をもって償え……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「キロスを導いたのは我らだぞ! + 我らこそがこの国の王にふさわしいと + 今こそ解らせてやる……!」 +\endtext + +\text +いまだ、ウィンガにしがみつく司祭長たち。 +\endtext + +\text +ならばこそ、徹底的に叩きのめす。 +ウィンガも、ネグザも、敵対するものは +なにもかも、だ。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガ……力を……異邦人を、 + この地から追い払う力を……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「追われるのは貴様らだ。 + この国はすでに俺のもの……貴様らが + 居座る場所などないのだからな……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「黙れ、魔族風情が! + かかれぃ! ウィンガ様とともに + 今度こそ、やつらを浄化するのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……今度こそ、もろともに + 叩き潰してやる。 + ――行け」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_02.txt new file mode 100644 index 0000000..5dfcf36 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_02.txt @@ -0,0 +1,431 @@ +\setgamedatatitle("キロス\nウィンガの喉攻略1") + +\text("ネグザ") +「ひぃっ……!」 +\endtext + +\text +魔王軍の猛攻で、ウィンガ教の司祭たちに +一瞬の間隙ができる。 +\endtext + +\text +その隙間を縫うようにして、 +ギュンターは一気にネグザへと +肉薄した。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……弁明はあるか」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガ……ウィンガぁっ! + こいつを、この男を追い払え!」 +\endtext + +\text +恐怖に震えながらネグザが絶叫するが、 +ウィンガは応えない。 +\endtext + +\text +事態の推移を見守るように、 +頭上に鎮座したまま、見下ろしてくるだけだ。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガ……ウィンガ……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……どうやら、見放されたようだな」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「あ……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴様が、なぜここにいてウィンガの力を + 利用していたのか……私には判らん」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひっ……ひっ……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴様もまた利用されていたのかもしれん。 + だが……貴様にも罪を償ってもらおう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「なんの罪もない娘たちを手にかけたことは、 + 紛れもない事実だからな」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひあああぁぁぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text +ギュンターの振り下ろした刃が、 +容赦なくネグザを両断する。 +\endtext + +\text +ウィンガの力を借りることができても、 +ようはそれだけの男だったのだ。 +\endtext + +\text +あっさりと、始末されたネグザ…… +もっとも頼りにしていた存在の死に、 +信徒たちの戦意は一気に薄れていく。 +\endtext + +\text("信徒1") +「そ、そんな……」 +\endtext + +\text("信徒2") +「し、司祭長……私たちはどうすれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうもこうもあるか。 + 投降しろ。でなければ、ここで死ぬか。 + まあ、そいつは別だが」 +\endtext + +\text("司祭長") +「っ……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("信徒3") +「ほ……本当に投降すれば……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「貴様っ! ウィンガ様を、私を裏切る + つもりか……!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「貴様らをここまで導いたのは誰だと + 思っているのだ!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「貧困から救い、権力を与えたのは + 私だぞ! 私がいなければ貴様らは……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「もういい。それ以上、喋るな」 +\endtext + +\text("司祭長") +「黙れ! 貴様も、グラスも! + 民を救ってきたのは我々 + ウィンガ教が……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ぎゃあっ!?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それで、貴様らはどうする。 + 投降するか、否か」 +\endtext + +\text("信徒1") +「っ……」 +\endtext + +\text +剣が、次々と地に捨てられていく。 +\endtext + +\text +信ずるウィンガ――ネグザが倒れ、司祭長も +斬られた今、彼らにはもう戦う理由が +なかった。 +\endtext + +\text +その様子を見て、カイムはようやく +一息ついた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……あとはこいつか」 +\endtext + +\text +そうして、カイムは頭上を見上げる。 +\endtext + +\text +キロスを暴風雪で苦しめてきた、 +精霊王ウィンガ。 +\endtext + +\text +これが存在し続ける限りは、 +キロスは真の意味で解放されることは +ないだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうなさるおつもりですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「精霊は、魔力があるから生きていける。 + ならば俺の魔力独占で……」 +\endtext + +\text("エル") +「駄目ですっ、カイム様! + 精霊様に罪はありませんから!」 +\endtext + +\text("カイム") +「だからなんだ。 + こいつがいればキロスは一生このまま + 吹雪に包まれるのだぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「うっ……でもでもっ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……では私たちブライトリーフが + ウィンガ様を鎮めましょう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「できるのか……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お任せください。 + ネグザのようにはできませんが、 + 吹雪を止めるくらいなら」 +\endtext + +\text("エル") +「ほらほらっ、ティーリア様がああ + 言ってるんですよ! + いいですよね、カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、できるのであれば構わん。 + 任せるぞ、ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。ではすぐにブライトリーフを + 集めますね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「信徒たちは迷宮の牢屋に。 + 少女たちはこちらで保護します」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。では、俺はグラスのもとに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「せめて、彼女の回復を待ってからに + してください。それではネグザと + 変わりませんよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐ……! + 俺とあいつを一緒にするな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、グラスさんが回復するまで + 執務に勤しんで貰いますね。 + 調印書が、山ほどたまっていますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よし、私が連れて行こう。 + 逃げたらセックスはしばらくお預けじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うぐぅっ……! + ギュンターよ、なんとか言え!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿が欲しければ、 + 執務をこなすことだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほれ、行くぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「おのれ……俺の味方はおらんのか……! + アグリ、スパッキオ、ノロ!」 +\endtext + +\text +当然、カイムに手を伸ばす者はおらず。 +\endtext + +\text +カイムはマーガレッタに手を引かれて、 +迷宮へと戻っていった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく……。ベアトリスさん、 + カイム様の傍にいてあげてくれませんか? + あなたが傍にいれば……あれ?」 +\endtext + +\text +事後処理をしている仲間たち。 +\endtext + +\text +その中に、見当たらない人物がいることに +気がついた。 +\endtext + +\text +思えば、ネグザを倒してからというもの、 +やけに大人しかった気がしたが…… +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん……?」 +\endtext + +\text +ネグザが倒された――勝敗が決した +とみるや、その男は逃げ出していた。 +\endtext + +\text("間者") +「キロスは失敗か……このままでは、 + ディアボリカが力をつける + 一方だ……」 +\endtext + +\text +彼の視線の先にはバルカ山脈がある。 +その山間に伸びる影こそ、 +彼が見ているものだ。 +\endtext + +\text("間者") +「次の計画に移らねばならない。 + でなければ……」 +\endtext + +\text("間者") +「な……あ……?」 +\endtext + +\text +横合いからの衝撃。 +\endtext + +\text +わき腹を、熱い感覚が貫いていくのを +感じた。 +\endtext + +\text +痛みはない。 +ただ、体内をなにかが貫いている違和感を +覚えているのは確かだ。 +\endtext + +\text("間者") +「は……ごふっ……」 +\endtext + +\text +腹部を貫いているのは、鎌の刃だ。 +彼の背後――ディアボリカの女が、 +それを持っていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「次はないわ。残念だったわね」 +\endtext + +\text +そのまま、横一閃。 +鎌を振りぬき、男を両断する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +絶命した間者を一瞥し、 +ベアトリスは踵を返す。 +\endtext + +\text +彼女の敵は、カイムに牙を向ける者全てだ。 +\endtext + +\text +ネグザを倒してすぐ、 +間者の存在に気がついた彼女は人知れず、 +その場から立ち去っていた。 +\endtext + +\text +なにがあっても、カイムだけは守る。 +これは彼女個人の戦いなのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……用があるなら、あなたたちが + 出てくることね。卑怯者」 +\endtext + +\text +そういい残し、ベアトリスは姿を消す。 +その言葉は直後に現れた女の耳に、 +しっかりと届いていた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text +その女は――ミネルヴァは、忌々しげに +ベアトリスの消えた場所を見据え、 +再び姿を消すのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_03.txt new file mode 100644 index 0000000..7884628 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_07_03.txt @@ -0,0 +1,125 @@ +\setgamedatatitle("キロス\nウィンガの喉攻略2") + +\text +――ウィンガ教の敗退によって、 +キロスは魔王軍……ハドスによって +支配されることとなった。 +\endtext + +\text +すでに支配された都市では、 +リズベルによる統治と新たな農法の導入、 +物資の配給で平穏を取り戻している。 +\endtext + +\text +ウィンガ教もまた真実を知らず、 +純粋にウィンガを信奉していた者たちに +よって改革されていくという。 +\endtext + +\text +そして、ウィンガを鎮めるために +ここ数日はブライトリーフたちが +キロスに出入りし始めたところだ。 +\endtext + +\text +キロス陥落より、幾日。 +\endtext + +\text +少しずつキロスは元の姿を +取り戻しつつあった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ですが、まだ平定作業は + 終わっていません。 + 書類も山ほど残っています……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だというのに、あの人はまた仕事を + 放り出してどこにいったんですか!」 +\endtext + +\text +本来、カイムが目を通さなければならない +書類の数々を書斎机に叩きつけ、 +リズベルが吼えた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今朝、グラス殿が目を覚まされたからな。 + 会いに行かれたのだろう」 +\endtext + +\text +その手伝いをするギュンターは、 +リズベル以上の手際で仕事を着々と +こなしていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただのお見舞いならいいんですけどね、 + 確実にいやらしいことをするためですよ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そういう男なのだろう? + 諦めて、仕事を終わらせた方が + 懸命ではないか?」 +\endtext + +\text +――なぜ、この男はここまで冷静で +いられるのか。 +\endtext + +\text +同情してくれたほうが、 +気休めにはなるというのに。 +\endtext + +\text("リズベル") +「心配してないんですか? + わりとハードなこともしますけど」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それでも傷つけるようなことはすまい。 + それに……グラス殿も、あのお方を + 好いておられるようだからな」 +\endtext + +\text +大人の余裕とでも言うのか。 +\endtext + +\text +笑みさえ浮かべているギュンターに、 +リズベルは複雑になる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それは困ります……このままでは、 + 私のライバルが……ただでさえ小柄な + 女性が他に二人もいるのに……」 +\endtext + +\text +嫉妬に駆られるリズベルだが、 +それをギュンターが微笑ましく眺めている +ことに気づくことはない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(これは、なにかお祝いを考えて + おかねばな……) +\endtext + +\text +などと、ギュンターはギュンターで +グラスへの贈り物を考え込むのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_08_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_08_00.txt new file mode 100644 index 0000000..af557d8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/03_キロス_08_00.txt @@ -0,0 +1,505 @@ +\setgamedatatitle("キロスルートエンド") + +\text +キロスを占領したハドスは、 +程なくしてシュカ復興に着手することと +なった。 +\endtext + +\text +これにより、ニルト地方は実質的に +ハドスの支配下――つまり、 +ニルト地方は統一されることとなった。 +\endtext + +\text +シュカは、アグリ、スパッキオ、 +ノロを中心に復興作業が進んでおり…… +\endtext + +\text +キロスはティーリアたち、ブライトリーフ +がウィンガと交感することでその吹雪を +鎮めている。 +\endtext + +\text +また、リズベルの提案により、地下迷宮を +キロスの民やシュカの避難民のために +居住区として解放し…… +\endtext + +\text +今や、地下迷宮はハドス再興時とは +比べ物にならないほど賑やかになっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、キロスは静かでいい。 + 落ち着いて幻像石を楽しめるな」 +\endtext + +\text +そんな地下迷宮から、カイムは逃げてきたと +言ってもいい。 +\endtext + +\text +その足元には、彼の大事なコレクションが +置かれている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいんですか? + あの子達、きっとカイム様のお部屋を + 滅茶苦茶にしていますよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「片付けるのは俺ではない。 + それに我が宝がここにある以上、 + 被害など出るはずもなし」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは大事そうに幻像石 +コレクションをしまった箱を抱え込む。 +\endtext + +\text +受け入れた民の中には当然、子供もいる。 +そして彼らにとって“魔王”というのは、 +格好の遊び相手であるらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「なにが勇者ごっこか。 + 俺の部屋を荒らしおって……しつけが + なっとらん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ノリノリで魔王役をこなしておった + くせに何をいっとるのかのぉ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「名演技でしたよ? + 『ぐわあ~、やられた~』って」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「案外、子供好きなのね、カイムって」 +\endtext + +\text("カイム") +「言うな。忘れろ。 + まったく、こういうことはノロと + スパッキオの役目だろうに……」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム、ここにいたのか」 +\endtext + +\text +……と、かつてはその玉座に座っていた +グラスが、ギュンターとともにやってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、子供たちから逃げてきたんです。 + カイム様になにか御用ですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「うむ。平定の経過報告に迷宮に + 向かったのだが……入れ違いに + なったようだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そのようですね。 + 状況は?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「作物の収穫率は上昇傾向にある。 + それに伴い、栄養状態の悪かった者も + 少しずつではあるが減少している」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「混乱もなく、順調だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「教会のほうはどうだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「今のところは問題ないと聞いている。 + ただ、信徒が戻るまで時間は + かかるそうだ……っと」 +\endtext + +\text("リズベル") +「む……」 +\endtext + +\text +キロス占領より、一ヶ月。 +いまだ問題は残っているものの、 +少しずつそれも解消していっている。 +\endtext + +\text +そのおかげもあるのか。 +グラスの表情は柔らかい。 +\endtext + +\text +今も、淡くだが微笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカの復興も順調だと聞いている。 + ……となれば、そろそろ次だな」 +\endtext + +\text("グラス") +「次か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。そのためにも、 + まずはシュカの女王を見つけねばな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その件ですが、すでに他国に亡命している + と思われます……が、その前に + グラスさん?」 +\endtext + +\text("グラス") +「どうかしたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なぜ、カイム様の膝の上に座る必要が + あるんですか? + カイム様の邪魔ですよ」 +\endtext + +\text +ちょこん、とグラスはカイムの膝の上に +座っている。 +\endtext + +\text +カイムに抱かれてからというもの、 +グラスはかなりの頻度で彼に密着している。 +\endtext + +\text +それが、どうにもリズベルは +気に食わない。 +\endtext + +\text +こう、言いようのない怒りというか、 +苛立ちがふつふつと湧き上がってくるのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「邪魔か?」 +\endtext + +\text("カイム") +「邪魔なものか。 + 尻の感触がすばらしいぞ、うむ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……へんたい」 +\endtext + +\text +言いつつも、グラスはそこから一向に +どこうとせず、手すら握っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ぬぐぐ……皆さんもなんとか + 言ってください!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「人間らしくなられたのは、 + いいことだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「可愛いからいいじゃない」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主もあれくらい素直になれば + よかろう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うっ……ここに私の味方は + いないんですか……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ふふ」 +\endtext + +\text +小さく、笑いをこぼすグラス。 +\endtext + +\text +変わってきているのは、なにもキロス +だけではない。 +\endtext + +\text +彼女もまた人形から少しずつ、 +ひとりの少女へと変わりつつあった。 +\endtext + +\text("グラス") +「カイム。シュカの女王を手に入れて + なにをしたいのだ?」 +\endtext + +\text +ふと、グラスはそんなことをカイムに +たずねた。 +\endtext + +\text("カイム") +「言っただろう? + お前と、ティーリアと、マガヒメとで + ハーレムを作ると」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうだったな。 + 私には、カイムに問われたあの時、 + そういうものがなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ? 今はどうだ? + 俺の女になってみて、見つかったか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……どうだろうな」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムの傍にずっといたい、 + というのは……違うか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……!?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらぁ……♪」 +\endtext + +\text("グラス") +「私の知らないことをもっと教えてほしい。 + 私を救ってくれたカイムに」 +\endtext + +\text +――今はまだ、明確には思いつかない。 +\endtext + +\text +そのためには、グラスはまだ +知らないことがありすぎる。 +\endtext + +\text("グラス") +「他の者では、嫌だ。 + カイムと一緒だから、知りたいと + 思う。だから、傍に置いて欲しい」 +\endtext + +\text("カイム") +「言われなくとも離す気はないし、 + 教えてやる」 +\endtext + +\text("グラス") +「ふふ……そう言ってくれると、 + 思っていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グラスさんっ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズも抱きついたらいいじゃないの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「で、できるわけないでしょう!?」 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ、できんのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うぅぅぅ……!」 +\endtext + +\text +世界に踏み出す……その理由のひとつに、 +グラスを付け足してもいいかもしれない。 +\endtext + +\text +自身の女の望みを叶えるのもまた、 +王者たる者の……否、男の務めだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。各地に散った同胞を今すぐ、 + ここに集めるのだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それは構いませんが、 + なにをなさるのです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今後の魔王軍の方針を今決めたのでな、 + 皆の前で宣言するのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あまり、くだらないことは言わないで + くださいね」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。ニルトを征服したからには + 次は世界征服を、と思っただけだぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「はあ……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「次は世界征服ですか……頭が痛いですね」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「さすがに擁護できませんな」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう言うでない。 + なあ、リズベル。魔物はニルト以外にも + いるのだぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、まあそうですが……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それにグラス殿の知識を深めるためにも + 悪くない」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。楽しみだ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……異国のエロ知識を詰め込みたい + だけではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、俺も古今東西の女を…… + ぐふふふ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なんだかんだ言って、 + そこなのよねぇ……」 +\endtext + +\text +叶えたい望みは、尽きぬほどにある。 +\endtext + +\text +その行き着く先にこそ、 +カイムの“望み”があるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、早く召集をかけるのだ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「かけるのだ。カイムが所望している」 +\endtext + +\text +その結果として、世界を征服することに +なったとしても、そこに後悔など、 +あるはずもない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「まったく……仕方ないですね。 + ギュンターさんは、ティーリアさん達を。 + マーガレッタさんはシュカをお願いします」 +\endtext + +\text +仕方ないが、そういう男であり、 +王なのだ。 +\endtext + +\text +世界を手にするというのであれば、 +ついていく。 +\endtext + +\text +ついていきたい、と思えるのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスも期待しておくがいい。 + 俺が、おまえに新しい世界を見せてやろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「うん……楽しみにしているぞ、カイム」 +\endtext + +\text +その先にあるのが例え、 +混沌とした世界であったとしても―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_01_10.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_01_10.txt new file mode 100644 index 0000000..49738d4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_01_10.txt @@ -0,0 +1,78 @@ +\setgamedatatitle("トゥルールート\n断章") + +\text +まどろんでいる。 +\endtext + +\text +数え切れないほどの人の感情と、 +記憶が渦巻く中で。 +\endtext + +\text +その意識だけははっきりと、 +個を保ち、眠り続けていた。 +\endtext + +\text +弟がいる。 +\endtext + +\text +甘えん坊で、でも格好をつけたがって、 +そのくせ泣き虫で。 +\endtext + +\text +愛しく、可愛い弟だ。 +\endtext + +\text +彼が生きてくれているだけで。 +それだけで、なにもかも許せる。 +\endtext + +\text +どんなに辛いことがあっても、 +我慢できる。 +\endtext + +\text +たとえ会うことも、触れることも、 +話すことも出来なくても。 +\endtext + +\text +その大切な人を、奪いにくる者たちがいる。 +\endtext + +\text +それだけは、決して許さない。 +もう二度と、奪わせはしない。 +\endtext + +\text +奪うというのなら、奪いに来る者全てを +殺してでも。 +\endtext + +\text +たったひとりのためだが、だからこそ。 +\endtext + +\text +――私が、カイムを守る。 +\endtext + +\text +ハドス滅亡から100年あまり。 +\endtext + +\text +その強い想いだけが、数多の感情と記憶の +濁流の中で彼女を守り続けた。 +\endtext + +\text +そして…… +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_02_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_02_00.txt new file mode 100644 index 0000000..239ff8a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_02_00.txt @@ -0,0 +1,1613 @@ +\setgamedatatitle("トゥルールート\n闇の魔国ハドス") + +\text("ティーリア") +「や、やめてください……まだお昼ですっ! + それに、お茶が冷めて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなこと理由にならん。 + 大体、茶なんぞ終わってからでも飲める」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、ティーリアが飲むのは俺の + チ●ポミルクだがな……!」 +\endtext + +\text +ずいっと、ティーリアに歩みよるカイム。 +\endtext + +\text +その愚息は服の上からでも、十分に +分かるほど膨張している。 +\endtext + +\text +ルザリオ占領後というもの。 +カイムは、ほぼ毎日一度はティーリアの +もとにやってきてはセックスしている。 +\endtext + +\text +シュカ、キロスに動きがないこの隙に…… +というわけである。 +\endtext + +\text("リズベル") +「失礼しますっ、ティーリア様! + カイム様は……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あっ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、これでも嫌だというのなら、 + 俺をひっぱたくなり、突き飛ばすなり + してみろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……では、そのだらしない愚息を + ひねってもよろしいのですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ、リズベルか。 + どうした、お前も混ざりにきたか」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「リズベルさんと三人で……ごくり」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさん、期待しないでください。 + ……カイム様、少し厄介なご報告が」 +\endtext + +\text +いつにも増して真剣な面持ちで話す +リズベルだが、カイムは相変わらず +面倒そうに切り返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「急ぎの用か? + 俺とティーリアのセックス以上に」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。 + 視察に向かったスパッキオからの報告です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「テレスニール郊外の集落が何者かに + よって襲撃され……壊滅した、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……ここはお預けか。 + なら俺も出る。ティーリアも来い」 +\endtext + +\text +いらだたしげにカイムは一物をしまいこむと、 +颯爽と寝室を後にする。 +\endtext + +\text +――この時はまだ、ただ面倒ごとが起きた +だけのことだ、と。 +\endtext + +\text +カイムはただ、単純に考えていた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +目前に広がる光景に、リズベルは +そんな間抜けな声を上げてしまった。 +\endtext + +\text +テレスニールから少し離れたこの集落は、 +他の都市と比べてディアボリカや +魔物が多く住んでいる。 +\endtext + +\text +もとより、他都市と比べて差別の酷かった +テレスニール。 +\endtext + +\text +魔王軍支配後、住人の中には人間との +生活を拒む者がおり、そんな者たちは +ここに引っ越していたのだ。 +\endtext + +\text +かつてからここに住んでいた住人と、 +そうして新たにやってきた住人。 +\endtext + +\text +そして、警護についていた魔王軍の +魔物達。 +\endtext + +\text +……全員が、死んでいる。 +\endtext + +\text +子供も、女も、老人も、 +皆殺しにされていた。 +\endtext + +\text +地面や壁には、血が飛び散り +無残に斬り殺された死体がそこいら中に +ごろごろと転がっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +ほんの一瞬。 +かつて滅びたハドスの光景が、 +カイムの脳裏によぎった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「皆殺しか……」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、私、生存者を + 探してきますっ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「無駄だぜ……皆殺しだからな。 + 老若男女問わずな」 +\endtext + +\text +エルが駆け出そうとしたとき、 +先に街に来ていたスパッキオとノロ、 +アグリがやってきた。 +\endtext + +\text +彼らの後ろには、縄で縛られた +男が十人ほどいる。 +\endtext + +\text +その男たちが犯人であろうことは、 +返り血を見れば容易に判断できた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうか。 + それで、これをやったのがそいつらか」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ……ただ、ちょっと様子が変でよ」 +\endtext + +\text("男1") +「う……」 +\endtext + +\text +言って、アグリが乱暴に縄を引っ張る。 +\endtext + +\text +すると、男たちはロクに抵抗もせずに +引き寄せられ……無様に倒れこんでいった。 +\endtext + +\text +そんな男たちを、アグリは顎で指す。 +\endtext + +\text("男2") +「せっ……世界……混沌を、排除っ…… + 排除っ……」 +\endtext + +\text("男3") +「安定……魔族を浄化し……安定と、 + 秩序を守る……」 +\endtext + +\text +口々にこぼす、その言葉にカイムは +表情をしかめた。 +\endtext + +\text +世界の安定と、魔族の浄化……それは +ラスファ教が掲げる教義だったはずだ。 +\endtext + +\text("ノロ") +「こいつら、おかしい……。 + 俺達来たとき、こうなってた」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こんな状態で、しかもこの人数だ。 + 街ひとつ落とすことなんて、到底出来る + わけねぇんだがな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……あなた、私の言っていることが + 分かりますか?」 +\endtext + +\text("男1") +「あ……ひ……いたっ……あ……」 +\endtext + +\text +試しに話しかけても、 +男はリズベルを認識していないようだった。 +\endtext + +\text +どころか…… +\endtext + +\text("男1") +「ひっ、痛っ……頭っ、が…… + あがぁぁぁっ……!?」 +\endtext + +\text +頭を抱えてのた打ち回り、 +苦しみ、悶え始めた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……落ち着いてください! + 動かないで……今、治癒を……」 +\endtext + +\text("男2") +「あっ、がぁぁっ……頭、われっ…… + 嫌、だ……そんなこと、したくな…… + ぐあぁぁぁ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつら……」 +\endtext + +\text +痛い、と訴え……あるいはなにかを +拒絶し、男たちは息絶えていく。 +\endtext + +\text +そして、結局その場にいた男たち全員が、 +死んでいった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……暗示、か? + 拒んでいたヤツがいたな……無理やり、 + 暗示をかけたということか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それにしては雑じゃ。 + 元より使い捨て、ということか」 +\endtext + +\text("エル") +「誰がそんなこと……」 +\endtext + +\text +その場にいた全員が、 +いい様のない不安を覚えた。 +\endtext + +\text +魔王軍による統治は完璧とはいかなくとも、 +このような虐殺など、これまで起きて +いなかった。 +\endtext + +\text +それが、今になってなぜ起きたのか。 +そして、誰がこの男たちをけしかけたのか。 +\endtext + +\text +漠然とした不安に、皆一様に口を閉ざす。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムは不安ではなく +苛立ちを含ませながらスパッキオに聞いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……襲撃はいつごろだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「昨日の夜までは、こことは + 連絡が取れてたぜ」 +\endtext + +\text +つまり、朝日が昇るまでに襲撃を +受けたということだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……つくづく、似ているものだな」 +\endtext + +\text +この男たちは初めて見たが、 +似たような状態の男たちをカイムは +過去目の当たりにしている。 +\endtext + +\text +100年以上前、ハドスが滅んだ夜。 +\endtext + +\text +暴徒を率いる男たちの中にも、 +似たような言動と状態の者がいた。 +\endtext + +\text +そして、あのときも郊外から少しずつ…… +内乱が近づいていった。 +\endtext + +\text +フラッシュバックする過去に、ぞわりと +カイムの背中に悪寒が這い上がってくる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、大丈夫ですか……? + 顔色が悪いですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……問題ない。 + 他では起きていないな?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今のところ、報告はあがっていません」 +\endtext + +\text("カイム") +「では、警戒を強めろ。 + 二度とこのような真似は許すな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かっています」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……でも、なにをしてもきっとまた、 + 同じことが起きるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あの女が言っていたでしょう? + 滅びまでの時間が延びるだけって」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……ちょっと待ってください! + それじゃあ、これはあの女が……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「むしろ、あいつらの常套手段よ。 + これが当たり前なのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あの女?」 +\endtext + +\text +女、という言葉にカイムが反応する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……まあ、いいか。 + こんなことされたら、さすがに + 黙っていられないし」 +\endtext + +\text("カイム") +「……知っていること、全て話せ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……わかりました」 +\endtext + +\text +カイムに睨まれ、 +リズベルは視線を落とした。 +\endtext + +\text +こんな大事なことは、やはり早いうちに +話しておくべきだったと後悔する。 +\endtext + +\text +シュカの文官と、キロスのウィンガ教が +練っていた襲撃計画を端に発した疑念。 +\endtext + +\text +三国を裏で操り、戦端を開き…… +ディアボリカを抹殺しようとしている何者か +がいること。 +\endtext + +\text +……そして、それらしき人物と +相まみえたこと。 +\endtext + +\text +その全てをリズベルは話し、 +カイムに頭を下げた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「申し訳ありません……もっと、 + 早くカイム様にも相談していれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。 + 確かに、お前が黙っておかねば目の前の + 戦いに集中できなかっただろうしな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「しかしよ、その女はなにが目的で + こんなことするんだよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「この件にも絡んでおるのなら、 + 文字通り、魔族の殲滅……か?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……相手はラスファ教ってことか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「わからん。 + 姉さんはなにか知っているのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ごめんなさい。 + そいつらがいるのは分かっていたけど、 + 何者かまでは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私が調べてみます。 + ベアトリスさんも手伝って + いただけますか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「わかったわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「頼むぞ」 +\endtext + +\text +相手の正体は分からずじまいだ。 +\endtext + +\text +だが、分かったこともある。 +\endtext + +\text +ひとつは、その何者かがウィンガ教や、 +文官と繋がりを持っていること。 +\endtext + +\text +そして、ふたつ目は……これはかつて、 +ハドスが滅ぶ直前によく似た状況だ、 +ということだ。 +\endtext + +\text +ただ偶然、似ているというならいい。 +だが、120年前と同じことを +しようとしているのならば……。 +\endtext + +\text +それを許すわけにはいかない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル。 + シュカとキロスに宣戦布告しろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「な……正気ですか? + 両国を同時になんて……だいたい、 + 敵は彼らだけではないんですよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「命令だ。やれ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……お主、なにを考えておる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちに牙を剥く者には容赦せん。 + この俺が敵と定めた者は、 + 一人残らず、粛清する」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、それは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……それはいいけれど、 + 一体どうするの?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの問いに、 +カイムは口の端を吊り上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ウィンガ教と、文官をつぶす。 + まずはそれからだ」 +\endtext + +\text +この二つは、どちらも“何者か”の +手のかかった勢力とみて間違いない。 +\endtext + +\text +それこそ、魔王軍にとっての反動勢力。 +倒すべき敵である。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……わかりました。 + でも、本当にそれでいいのですね?」 +\endtext + +\text +明確に敵を定め粛清する。 +敵は、倒さねばならない。 +\endtext + +\text +だが、それにも限度がある。 +\endtext + +\text("リズベル") +「最悪、ディアボリカへの迫害が酷く + なるかもしれません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「国内や、軍内部にだって反感を持つ者が + 現れるかもしれませんよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、ここで起きたことをこれからも + 繰り返すつもりか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺は、やつらを許す気はない。 + やられたからには、やり返す」 +\endtext + +\text +カイムの静かな怒りは、ここにいる +全員が感じていた。 +\endtext + +\text +自国の民を殺されて、黙っていられる +王などどこにもいない。 +\endtext + +\text +それは、臣下とて同じこと。 +兵であれば、なおさらだ。 +\endtext + +\text +そして、放置しておけばその牙は +ハドスの懐まで届くことは皆 +理解している。 +\endtext + +\text +――であれば。 +やられる前にやるだけだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……そうして、数日後。 +事態はめまぐるしく動き始めた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「は……? + 今、なんと仰いました……?」 +\endtext + +\text +家臣たちが一同に集う玉座の間が +静まり返る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だからね、あなたの部下を拘束したと + 言ったのよ」 +\endtext + +\text +事実上、宰相であツーシン一派の大半が +失脚したことになる。 +\endtext + +\text +それはツーシンの勢力が著しく弱体化した +ということだ。 +\endtext + +\text +マガヒメの言葉の意味が、 +ツーシンには全く理解できなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「反逆罪であなたの部下のほとんどは + 収容所送りよ、残念ね」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ちょ、ちょっとお待ちください! + なぜ、そのようなことを……! + だいたい、反逆など……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「彼ら、謀反を起こそうとしてたのよね。 + そんな部下、あなただって + 必要ないでしょう?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「っ……」 +\endtext + +\text +マガヒメに睨まれ、ツーシンは押し黙る。 +\endtext + +\text +なぜ? +その一言に尽きる。 +\endtext + +\text +なぜ、今、このときにそれに +気がついたのだ? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「安心してちょうだい。 + そんな役立たずは、今頃ホンジュが + 拘束して牢にぶち込んでいるはずだから」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……」 +\endtext + +\text +今ここで、なにか一言でも発せば、 +首を刈り取られる。 +\endtext + +\text +そんな気すらしてしまう。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、あなたは彼らの上官でしょう? + 上の立場なら、彼らの分の責任も + 取らないといけないわよね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「今後は、ホンジュが丞相よ。 + あなたは降格ね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「それは……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……あら。寛大な処置だと思わない? + それとも、それだけじゃあ足りない?」 +\endtext + +\text +嗜虐的な笑みを浮かべるマガヒメに、 +ツーシンは答えに窮した。 +\endtext + +\text +マガヒメは知っているのだ。 +目の前の男が首謀者であることを。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「正直に言えばね。 + あなたは優秀だから、手放すわけには + いかないのよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「魔王軍の宣戦布告もあったことだし、ね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、今後は私のために、その頭を + 使ってくれないかしら?」 +\endtext + +\text +でなければ、処刑する――とその笑顔は +言っていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(ここで死ぬか……それとも犬になるか、 + 選べというか、小娘が……!) +\endtext + +\text +死ねば、そこで終わりだ。 +己が野望は……王座への帰還が、 +ここで途絶えてもいいのか。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……は」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「っ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「予想通りの返事をありがとう。 + もういいわよ、戻りなさい」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「失礼します」 +\endtext + +\text +踵を返し、ツーシンがウェンジンとともに +立ち去る。 +\endtext + +\text +それと入れ替わるように、 +ホンジュがマガヒメのもとにやってきた。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「こちらは終わりましたかな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「今しがたね。そっちは?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「収容所に順次、移送しております。 + 明日の朝には片付くでしょうな」 +\endtext + +\text +そう聞いて、ようやくマガヒメはほっと +肩をなでおろした。 +\endtext + +\text +頭痛の種をひとつ、取り除くことが +できたのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……それじゃあ、もうひとつ。 + あの手紙と幻像石の差出人について、 + なにか分かったことは?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「そちらはまだなにも。 + 手がかりがないんじゃあ、どうしようも + ないですな」 +\endtext + +\text +手紙と幻像石……ツーシンたちの +謀反に関する情報を提供してくれた誰か。 +\endtext + +\text +この2つが無ければ、近い将来 +マガヒメは玉座から引き摺り下ろされて +いたことだろう。 +\endtext + +\text +言ってしまえば、この情報提供者は +マガヒメの恩人なのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう……まあ、仕方ないか。 + 文官の中に裏切り者がいるってことだし。 + ツーシンにばれたくないものね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……さて、どうでしょうな。 + 存外、魔王軍がやってのけたかも + しれません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、偶然にしてはタイミングが一致 + しすぎてるものね、宣戦布告と」 +\endtext + +\text +それはそれで、疑問が残るのだが…… +ひとまずは安心していいだろう。 +\endtext + +\text +残る問題は、その魔王軍にある。 +\endtext + +\text("武官") +「その魔王軍はいまだ、動きを見せて + いませんが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「その方がいいじゃない。 + こっちも準備する余裕があるんだし」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「その件ですが、ひとまずディアボリカ達を + ハクシャの収容所に退避させた + 方がいいでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうして? + 彼らを拘束する理由はないわ」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「彼らが魔王軍に同調し、叛乱しては + たまらんでしょう……というのは、 + まあ建前でして」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「国内でもっとも大きく、安全なのは + そこしかありません」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「魔王軍に不安を抱いた市民が、 + ディアボリカを迫害する可能性があります」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「国内にもラスファの信者は多いですからね。 + なので、これは彼らを守るためにです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……駄目よ。どんな理由をつけたって、 + 結局やろうとしていることは + ツーシンと同じでしょう」 +\endtext + +\text +目を吊り上げるマガヒメだが、 +ホンジュも引き下がらなかった。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「別に収容するわけじゃねえんです。 + 生活環境は整えて、 + 衣食住も保証します」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それにディアボリカの武官も警護に + つけるんで……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……元から収容されている人たちは?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「別の収容所に移送しますよ。 + でなきゃ不満がでちまうでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「俺らの力じゃ限界があるんです。 + こうでもしないと、全部守るなんて + とてもできやしませんよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………はあ。 + わかったわ。なら、民は私が説得する」 +\endtext + +\text +しぶしぶ……と言った様子で、 +マガヒメは納得するしかない。 +\endtext + +\text +戦における負担を国民にかけたくないが、 +それも致し方ない。 +\endtext + +\text +ホンジュの言うように、 +すべてを守ることなんてできはしないのだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「いえ……ここは俺たちに任せちゃ + くれませんか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どうして?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「臣下が王に手を貸すのは + ごく普通のことでしょうや」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「少しは、俺たちのこと頼ってもいいんです。 + ツーシンだって、もうなにも + 出来ないでしょうから」 +\endtext + +\text +今度は、 +マガヒメのほうが言葉に詰まった。 +\endtext + +\text +ようは信頼してほしいということだ。 +だが、これまでのこともある。 +\endtext + +\text +……すぐに信用することはできない。 +できない、が。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……分かったわ。 + ちゃんと説得しなさい」 +\endtext + +\text +は、とホンジュは了承して、 +部下たちとともに出て行く。 +\endtext + +\text +その背中を、マガヒメは複雑な表情で +見つめていた。 +\endtext + +\text +翳った夕日が差し込む教会に、 +数人の信徒と、司祭長がいる。 +\endtext + +\text("信徒") +「しかし、あの男は一体なんの + つもりなんだか……」 +\endtext + +\text("司祭長") +「さてな。なににしても、ウィンガ様を + 操る術を知ることができたのだ。 + その点は感謝してもよかろう」 +\endtext + +\text +どこの国ともしれない間者は、 +ウィンガを操る術を伝えについさっきまで +ここにいた。 +\endtext + +\text +彼は、最後にこういい残している。 +\endtext + +\text +――あなたたちに手を貸す必要が +なくなりました、と。 +\endtext + +\text("司祭長") +(先の襲撃計画失敗で腰がひけたか…… + あるいは、もっと別の理由か?) +\endtext + +\text +どちらにしても、これでウィンガは +正真正銘彼らのものとなるだろう。 +\endtext + +\text +あの“萎れ”の力を借りる必要も、これで +なくなったのだ。 +\endtext + +\text +問題は、この方法を使うには +グラスを生贄にしなければならないことだ。 +\endtext + +\text("司祭長") +(……どうやって、あの番犬を + グラスから引き離すかが問題か……) +\endtext + +\text +――と。 +\endtext + +\text("信徒") +「……?」 +\endtext + +\text +外で、何者かが争っているのだろうか。 +怒鳴り声が聞こえた。 +\endtext + +\text +そう思った時だ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「キロス軍最高司令官、ギュンター=ヒルト + だ! 貴様らを拘束する!」 +\endtext + +\text +その番犬が、ドアを蹴破って教会に +足を踏み入れてきた。 +\endtext + +\text("司祭長") +「なっ、なんのつもりだ、貴様!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「とぼけても無駄だ。 + やつを捕らえろ!」 +\endtext + +\text("司祭長") +「なにをっ……貴様ァっ! + 私を誰だと思っているのだ!」 +\endtext + +\text +司祭長が剣を抜こうが、相手は軍人。 +戦いのプロだ。 +\endtext + +\text +殺到する兵士たちに信徒も司祭長も、 +なすすべなく押し倒され、 +拘束されていく。 +\endtext + +\text +いったい、なにが起こったのか。 +最後の最後まで司祭長には分からなかった。 +\endtext + +\text +そして分からないまま、彼は命以外の全てを +失ったのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +税の横領、着服。 +\endtext + +\text +ウィンガへの供物として集めた少女たちへの +淫行と、人身売買。 +\endtext + +\text +それに関する詐欺と、誘拐。 +\endtext + +\text +数え切れないほどの罪状が、 +ギュンターの口からすらすらと +述べられていく。 +\endtext + +\text +それらは全て、ウィンガ教が犯した +犯罪の数々だった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「以上……数えるのも馬鹿らしくなるほどの + 罪状だな、司祭長」 +\endtext + +\text("司祭長") +「ちっ、違うっ! + 私はそんなことはしていない! + 信徒たちが勝手に……」 +\endtext + +\text +権力も、仲間も失った途端、 +司祭長は酷く無様な姿を見せた。 +\endtext + +\text +床にひざまずく司祭長の首筋には、 +ギュンターの剣が添えられている。 +\endtext + +\text +いつでも切り落とせるように、と。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿、この男には極刑が妥当です。 + 生かす価値もない」 +\endtext + +\text("司祭長") +「な……きっ、貴様らっ! + この国を救ってきたのは私だぞ! + 私がいなければ……ひッ!?」 +\endtext + +\text +司祭長は首筋にわずかな痛みを感じて、 +息を呑む。 +\endtext + +\text("グラス") +「……もはや、言葉を聞くに値せん。 + 牢に連れて行け」 +\endtext + +\text("司祭長") +「この……小娘ぇっ! + 貴様、よくも私を……放せ! + 放さんか、無礼者ぉっ!」 +\endtext + +\text +司祭長は最後の最後まで、無様に喚きながら +牢へと連行されていった。 +\endtext + +\text +これで、ウィンガの儀式は見送られる +ことになる。 +\endtext + +\text +それは同時に、国民を救える機会が…… +天候の回復がさらに先に伸びたということだ。 +\endtext + +\text +それが果たして、よいことなのか。 +グラスにはわからない。 +\endtext + +\text("グラス") +「……ギュンター、ウィンガ教は + どうなる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「完全になくすことは不可能でしょう。 + 今まで、民の支えになっていたことは + 事実です」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ですが、裏の顔を知らなかった者も多い。 + 彼らの手でウィンガ教を改革させ、 + 存続させたほうがよいかと」 +\endtext + +\text +もちろん、今までのような独善的な +宗教組織ではなく、だ。 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか。魔王軍の動きは?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「宣戦布告以降、これといった動きは」 +\endtext + +\text("グラス") +「……やつらは、本当にシュカと同時に + 我らを相手どる気なのか……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……言ったからにはやるでしょうな。 + こちらも万全を期し、迎撃に望みます。 + ご安心ください」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ……」 +\endtext + +\text +不安げなグラスには、まだ言っていない +ことがひとつある。 +\endtext + +\text +ウィンガ教会の悪事は、軍が暴いた +ものではないということだ。 +\endtext + +\text +見栄をはったわけではない。 +その意図が読めないからだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……タイミングからして、出処は + 魔王軍からだろうが……いったい、 + なんのつもりだ……?) +\endtext + +\text +ギュンターは、その不鮮明さに +警戒を抱かずにはいられなかった。 +\endtext + +\text +いったい、なにを考えているのか。 +その目的はなんなのか。 +\endtext + +\text +考えても、答えは一向に出てこない。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「こちらの流した情報により、シュカの + 反乱分子およびウィンガ教会は実質無力化 + したものと思われます」 +\endtext + +\text +そんなリズベルの報告に、 +カイムは満足げに頷く。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。よくやった。 + これで連中も好きにはできんだろう」 +\endtext + +\text +教会の悪事、シュカのクーデター計画を +リークしたのは、リズベルである。 +\endtext + +\text +そして、その情報収集をしたのが…… +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら? 私は褒めてくれないの? + 私が情報収集しなかったら、 + こんなことできなかったのよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。俺にしては珍しく、 + 素直に感謝しているところだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「んふふ♪」 +\endtext + +\text("カイム") +(だが、いったいどうやってあんな情報を + 集めたのやら……) +\endtext + +\text +抱きついてくるベアトリスを横目に見ながら、 +感心とも呆れともとれないため息を +こぼすカイム。 +\endtext + +\text +ともかく、これで両国の勢力はともに安定し、 +内憂を抱えることはなくなった。 +\endtext + +\text +そして、両国の反乱分子を煽ったであろう +と思われる勢力は、ろくに動けなくなった +わけである。 +\endtext + +\text("カイム") +「これで幾分戦いやすくなるな。 + 同時に相手取り、勝つのも夢ではないぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「しかし、危険なことに変わりはあるまい。 + もし、両国が同盟なぞ結んだら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「大いに結構……だからこそ、 + 潰しがいがある」 +\endtext + +\text("アグリ") +「いいじゃねえか。 + 相手が強いほうが燃えるってもんだ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「なんで、 + お前はそこまで気楽なんだよ……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「馬鹿だから」 +\endtext + +\text("エル") +「脳筋ですもんねー、アグリさん」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリではないが、相手が強いほうが + なおいい」 +\endtext + +\text +いいか、とカイムは言葉を続けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「未だ姿の見えん敵を、この眼前に + 引きずり出さねばならん」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのためには、俺達がこの二カ国では + 手に負えん化け物だと知らしめねば + ならんだろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……普段からそれくらい + しっかりしていただければ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……では、近いうちに現れるかも + しれませんね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。襲撃計画を潰しただけで + 出てきたのだからな。 + 案外、ひょっこり顔を出すかもな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そう楽観できる相手とは + 思えませんが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +リズベルとベアトリスは、 +さすがに不安を隠せない。 +\endtext + +\text +この二人は、魔王軍の中で誰よりも +近くでその動きを見ているのだから。 +\endtext + +\text +そして、カイムもまた内に秘めた +思いがあった。 +\endtext + +\text("カイム") +(120年前のようにはいかん。 + 貴様らの好きにはさせん……この国も、 + 姉さんもな) +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_03_00.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_03_00.txt new file mode 100644 index 0000000..93e9805 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_03_00.txt @@ -0,0 +1,220 @@ +\setgamedatatitle("トゥルールート\nミネルヴァ登場") + +\text("カイム") +「それで、裏で暗躍している奴らは + 見つかったのか?」 +\endtext + +\text +たとえ、領内で虐殺が起こっても +仕事がなくなるわけではない。 +\endtext + +\text +むしろ、ルザリオを占領したことで増えた +書類作業に埋もれながら、 +カイムはリズベルに尋ねる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、判っているのは + そういう存在がいる、ということだけ + なんです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなに簡単に正体が掴めたら + 苦労なんてしませんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺のほうが苦労している。 + なにせ、その女が気になって夜も + 眠れんのだからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……その割には遅い起床ですね。 + それと、カイム様」 +\endtext + +\text +そのリズベルは、虐殺の真犯人の調査を +しているらしい。 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、それは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「先日の実行犯だった男たちの身辺調査を + したんです。 + ま、めぼしい情報はありませんが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「こちらの書類はウィンガ教関係の事件に、 + こちらがここ数年分の魔物たちの集落の + 虐殺事件の資料……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それから、これが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もういい。聞いた俺が馬鹿だった。 + お前は会ったことがあるんだったな? + どんなやつだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……女性でした。 + 美しい方ですが、彼女には決して + 色目は使わないでください」 +\endtext + +\text("カイム") +「抱いてしまえば、所詮は女だ。 + 危険な女ほどスリルがあっていい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様! 私は真剣に――」 +\endtext + +\text +あまりの発言に、リズベルが +身を乗り出す。 +\endtext + +\text +次の瞬間。 +迷宮全体が、大きく振動した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃあっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……爆発?」 +\endtext + +\text +地上付近だろう。 +遠く、地響のように低い音が響き、 +大きく揺れたのだ。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……これはこれは」 +\endtext + +\text +次いで、感じる……嫌でもその力を +実感させるほどの、魔力のうねり。 +\endtext + +\text +その魔力には、ただ感じ取るだけで +息がつまりそうなほどの +圧迫感がある。 +\endtext + +\text +それだけ、圧倒的な魔力量なのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「この魔力は……!」 +\endtext + +\text +以前、雪原で出会ったあの女の魔力だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「来たか……」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「撤退しろ! 魔王様をっ、 + 魔王様をよ――あがっ!?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「来てやったぞ、悪魔ども…… + さあ、出てくるがいい……!」 +\endtext + +\text +光の剣が振るわれ、魔物たちが +なぎ倒されていく。 +\endtext + +\text +立ち向かってくるものも、逃げるものも +容赦なくミネルヴァは切り捨てていった。 +\endtext + +\text +戦士か否かなど、 +彼女には関係がない。 +\endtext + +\text +世界を混沌へと導くものは、 +全て、彼女の敵なのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、全軍に通達だ。 + 侵入者を全力で迎撃しろ、とな」 +\endtext + +\text +そして、カイムは獰猛に笑って +こう付け加えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが女であれば、 + なんとしてでも捕らえよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「駄目です、カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは命令だ。 + それに、あれだけの力だ…… + 殺すほうが困難だろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……わかりました。 + では、どんな手段を用いてでも無力化 + します」 +\endtext + +\text +リズベルが急ぎ、そしてカイムは悠々と +執務室をあとにする。 +\endtext + +\text +誰が来ようと、カイムのやることは +変わらない。 +\endtext + +\text +敵ならば倒し、女なら押し倒し、 +犯すまでだ。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_01.txt new file mode 100644 index 0000000..9c1d7e2 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_01.txt @@ -0,0 +1,553 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第1の都市トージン") + +\text +シュカの商店街はどこも活気で +溢れかえっていた。 +\endtext + +\text +露店が立ち並び、人がごった返し、 +賑やかな喧騒がイツキの耳に届いている。 +\endtext + +\text("イツキ") +(人が多い……うう……) +\endtext + +\text +ただでさえ、武士は人の目を引く。 +それも女性ともなればなおさらだった。 +\endtext + +\text +――人目は、どうも苦手だ。 +恥ずかしいというか、落ち着かないというか。 +\endtext + +\text +夕飯の買い物ひとつするだけでも、 +イツキには一苦労だった。 +\endtext + +\text("占い師") +「あいや、そこのお侍さん!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「っっ!?」 +\endtext + +\text +危うくカタナを抜こうとして、 +慌てて柄から手を放す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……えっと、私になにか?」 +\endtext + +\text("占い師") +「どうかね、一回、占ってみんか?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……ああ、占い……か」 +\endtext + +\text +このあたりでは評判のいい、 +辻占いの老婆だった。 +\endtext + +\text("占い師") +「安くしとくよ? + なに、心配はいらないさね。 + あたしの占いは一度も外れたことがない」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いや、その」 +\endtext + +\text("イツキ") +(参った。占いとか興味がないのに……) +\endtext + +\text("占い師") +「ほらほら、こっちだよ。 + 今日は水晶占いだよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「え? いや、だから」 +\endtext + +\text("占い師") +「はい、そこ座って。 + ほら、この水晶をよくみるんだよ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……う……はい……」 +\endtext + +\text +気がつくと、座らされていた。 +そして、ずいっと水晶を押し付けられる。 +\endtext + +\text +断る理由がないことと、 +対面で初対面の人物と話すことになって +しまったのが運のツキだった。 +\endtext + +\text +これが例えば、敵であったり…… +ここが道場で互いに竹刀でも持っていれば +話は別なのだが……。 +\endtext + +\text("占い師") +「ふむふむ……あー……あんた、 + こりゃ、一生オトコできないね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「そ、そうか……というか、 + なにも映ってないんだが……」 +\endtext + +\text("占い師") +「や、でもね、お侍さん。 + 近々大きな出会いがあるよ。 + それ次第じゃあ……」 +\endtext + +\text("占い師") +「む……ぬぅ……こ、これは……!?」 +\endtext + +\text +終始、ニコニコしてイツキを占っていた +占い師の表情が曇っていく。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あの、なにか……?」 +\endtext + +\text +悪いものでも見えたのだろうか? +そう、考えた矢先のことだった。 +\endtext + +\text("占い師") +「なんなんじゃ、これは……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……?」 +\endtext + +\text("占い師") +「なにも見えん……見えなくなって + しもうた……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……私には最初からなにも……」 +\endtext + +\text("占い師") +「いや、待て……これは……おお、 + おおおお……!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「えっ!? あっ……ど、どうした!?」 +\endtext + +\text("占い師") +「シュカが……シュカが……」 +\endtext + +\text("占い師") +「凶兆じゃ……このままでは、 + シュカが滅ぶ……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「シュカが……? + 魔王軍の手によってか?」 +\endtext + +\text("占い師") +「そうではない! + 魔王軍すら、いや……このニルト + すら滅んでしまうぞ……!」 +\endtext + +\text +鬼気迫る占い師の形相に、なんだなんだと +周囲の見物客まで集まってきた。 +\endtext + +\text("見物客") +「ばあさん、いったいなにが + 見えたんだよ?」 +\endtext + +\text("占い師") +「“大厄”じゃ……大厄が目覚める + 時、このニルトは滅びを迎えて + しまうんじゃあっ!」 +\endtext + +\text("イツキ") +「大厄……?」 +\endtext + +\text +占い師の言葉をそのまま +受け取るのであれば。 +\endtext + +\text +魔王軍以上の脅威が迫りつつある……と +いうことなのだろう。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ニルトが滅ぶ……か。 + 妄言でなければいいのだが」 +\endtext + +\text +そんな言葉をこぼすイツキ。 +\endtext + +\text +その胸中には言いようのない不安が +渦巻いていた。 +\endtext + +\text +それと時を同じくして、 +カイムはアグリを護衛につけて +ハクシャに足を運んでいた。 +\endtext + +\text +シュカに送っていた密偵から、 +ディアボリカがハクシャの収容所に +連行されるとの報告があったからだ。 +\endtext + +\text +しかし―― +\endtext + +\text("カイム") +「……強制連行にしては、 + 実に平和だ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だなあ……拍子抜けだぜ」 +\endtext + +\text +確かに、ディアボリカは収容所に +連れて行かれているのだが…… +\endtext + +\text("カイム") +「枷をかけているわけでもない。 + というか旅行鞄を背負っている」 +\endtext + +\text("アグリ") +「皆、けっこう楽しそうに喋りながら + 収容所に入っていくな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「なんなんだ、これ」 +\endtext + +\text +強制連行に見えない。 +あるいは、そういう風に見せかけている +のだろうか……と疑ってしまう。 +\endtext + +\text +それほどに、平和だ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那。あれ、シュカの女王様 + じゃねえか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「む!」 +\endtext + +\text +そして、護衛をつけたマガヒメが +収容所の入り口にいる。 +\endtext + +\text +時折、ディアボリカと話しては +はにかんだり、申し訳なさそうに +頭を下げていた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「……なんかイメージと違うな。 + もっと、高飛車な悪女かと思ったが」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし、俺たちも行くぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あ、おい旦那! + またリズベルに怒られるぞ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前がマガヒメか?」 +\endtext + +\text("衛兵") +「マガヒメ様に何用か? + 用がないならば、列に並べ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわ。 + そうだけど、あなたはどちら様?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。魔王軍が長、カイムだ。 + 会いに来てやったぞ。 + 光栄に思え」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……は?」 +\endtext + +\text("衛兵") +「なっ……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あー……」 +\endtext + +\text +その場の空気が、一瞬凍りつく。 +\endtext + +\text +――魔王軍が長、カイム。 +\endtext + +\text +そう名乗ったのだから、 +それも当然と言えた。 +\endtext + +\text("衛兵") +「ま、魔王だ! 兵をここに……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ぷっ……あははははっ! + 面白いことを言うのね、あなた…… + ふふっ」 +\endtext + +\text +マガヒメは衛兵を制しつつ、 +笑い声を上げた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで? + 魔王様が、こんなところに + なんの用事があって来たの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これについて聞きたい。 + 強制収容されていると耳にしたのだが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「違うわ。これはディアボリカを守るため。 + 魔王軍のせいで、迫害とか酷くなる + かもしれないでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それで、暴動まで起きたら大変じゃない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ここだけじゃないわ。 + 兵舎とか、いろいろ解放してそこに + 匿ってるの。どう、わかった?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ふん、どうだかな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら。みんな納得してくれてるのに。 + 信用してくれないのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、いい女の言葉は信じる」 +\endtext + +\text +そういって、マガヒメの肢体を +頭のてっぺんからつま先まで観察して、 +カイムは納得したように頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……噂以上の美女ではないか」 +\endtext + +\text("衛兵") +「貴様、無礼な……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ありがと。それじゃあ、シュカ一 + 美しい私のお願いを聞いてくれない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「降伏しなさい」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは困る。俺はお前を口説きに + 来ただけなのだが」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふぅん……それで、あなたの + ものになって、私になんの得が + あるのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……俺と好きなだけ、 + いつでもセックスできる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……本気で言ってる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おうとも。こと、セックスと女に + 関しては俺は嘘はつかんぞ」 +\endtext + +\text +――なんだ、この男は。 +\endtext + +\text +そこは胸をはるところではない。 +というか、頭のねじが +外れているのではないか。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(でもまあ、ここまでくると + 清清しいわね……) +\endtext + +\text +そういうところは、宦官たちとは違う。 +\endtext + +\text +裏表のない人間なんて存在しない。 +だが、少なくともこの男の発言は +欲望に忠実な、馬鹿な男のそれだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、どうだ? + 俺のものになるか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そうね。 + それなら、私に勝つことね。 + そうしたら、考えてあげてもいいわ」 +\endtext + +\text +あちゃー、とアグリが頭を抱え、 +カイムはいやらしい笑みを浮かべる。 +\endtext + +\text("カイム") +「いいだろう。ならば、すぐにでも + トージンを落としてやろうではないか。 + 戻るぞ、アグリ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へいへい、仰せのままに」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「楽しみにしてるからね」 +\endtext + +\text +立ち去る背中に、マガヒメは笑みさえ +浮かべてそんな言葉を投げかけた。 +\endtext + +\text +その言葉は、しっかりとカイムの耳にも +届いている。 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリは先に戻り、伝令を伝えよ。 + 俺が戻り次第トージンを攻め落とす!」 +\endtext + +\text +そうして。 +意気揚々と、カイムは出撃命令を +下すのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_02.txt new file mode 100644 index 0000000..fc74547 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_04_02.txt @@ -0,0 +1,252 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第1の都市トージン制圧") + +\text +マガヒメは、自身の言った言葉に +後悔していた。 +\endtext + +\text +自分は、なぜあんなことを言ったの +だろうか、と。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「民間人の被害は最小限……守備隊の損害も + さほど大きくなかったのは、運がよかった + のかもしれませんな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ええ。トージンは落とされたけどね」 +\endtext + +\text +まさか、あんなことを言ったその日のうちに +トージンに攻め込むとは思っても +みなかった。 +\endtext + +\text +……というか、本物の魔王かどうか +半信半疑だった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメ様、魔王軍はこちらを上回る + 戦力を保有しています。 + このままでは……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まあ……負けたら負けたで、 + その時しだいよね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「は?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こっちの話よ……ふふ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……笑っている場合ではありません」 +\endtext + +\text +ツーシンが諌めてくるが、 +楽しいのだから仕方ない。 +\endtext + +\text +もし、あの男が自身に勝ち……シュカの王に +なったら、どう変わっていくだろうか。 +\endtext + +\text +それを考えると、 +楽しくてしかたない。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ツーシンの言う通りですな。 + マガヒメ様、軍とは別に魔王の討伐隊を + 編成したほうがいいじゃないですかい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「アテはあるの?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様は、あのイツキ殿と親交が + あるでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……わかったわ。 + 私のほうから連絡はいれておく」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ありがとうございます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……ホンジュって、結構真面目ねえ) +\endtext + +\text +今まではよく、見ていなかった。 +避けてさえいたからわからなかったのだろう。 +\endtext + +\text +これが、ずっと続くのなら +信用してみてもいい……かもしれない。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……楽しそうですな、マガヒメ様」 +\endtext + +\text +――と、終始余裕の笑みを浮かべていた +マガヒメが気になったのか。 +\endtext + +\text +ホンジュが、そんなことを言った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だって、この国が大きく変わるかも + しれないもの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私達の手でか、魔王軍の手でかは + 分からないけれど……それはずっと + 私が望んでいたことだから」 +\endtext + +\text("ツーシン") +(なにを、今更……) +\endtext + +\text +ツーシンの苛立ち混じりの視線には、 +マガヒメも気がついている。 +\endtext + +\text +しかし、以前ほどそれが気にはならない。 +\endtext + +\text("占術師") +「マガヒメ様、失礼いたしますッ!」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なにごとか、軍議の最中に……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわ。用件は?」 +\endtext + +\text +息を切らせてやってきたのは、 +宮廷お抱えの占術師だった。 +\endtext + +\text("占術師") +「ははっ……凶兆にございますっ! + シュカの未来に関わる、重大なことです!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……話して」 +\endtext + +\text("占術師") +「近く、 + “大厄”が目を覚まします……!」 +\endtext + +\text("占術師") +「このままでは、シュカだけでなく + ニルト地方が闇に包まれてしまいます」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「大厄……魔王軍のことですか?」 +\endtext + +\text("占術師") +「いえ、それが……魔王軍すら闇に飲まれ、 + 消えていくのです。 + ニルトとともに……」 +\endtext + +\text +その言葉に、官僚たちがざわめきだす。 +\endtext + +\text +それは、魔王軍以上の脅威が +せまりつつあるということだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……仮にそれが事実として。 + 止める方法は?」 +\endtext + +\text("占術師") +「……魔王軍を我らで打ち倒すほか + ありませぬ」 +\endtext + +\text("占術師") +「魔王軍が覇権を手にしたとき、 + このニルトは闇に閉ざされるのです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう。なら、問題ないわね」 +\endtext + +\text +そして。 +マガヒメは、官僚たちの不安を +かき消すようにそう切り返した。 +\endtext + +\text("占術師") +「しかし……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「シュカには、龍神と私がついている。 + だからなんの心配もいらないわ」 +\endtext + +\text +そう、言い切った。 +だが、不安がないわけではない。 +\endtext + +\text +――魔王軍以上の災厄が訪れる。 +\endtext + +\text +その事実は、小さなしこりのように +マガヒメの心に巣食うのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_01.txt new file mode 100644 index 0000000..cca879d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_01.txt @@ -0,0 +1,364 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第2の都市ナンタイ") + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、イツキ殿がお見えに + なられました」 +\endtext + +\text +午後になって、マガヒメに呼ばれた +イツキが宮廷に赴いた。 +\endtext + +\text +シュカ随一の剣士、ヨザクラ=イツキ。 +国内でその名を知らぬ者はいないと +まで言われる剣豪だ。 +\endtext + +\text +その実、非常に人見知りな性格であることは +あまり知られていないのだが―― +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +どこか不安げに見つめられて、ホンジュが +小首をかしげる。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……なにか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ……悪いけど、席を外してちょうだい。 + 彼女、人見知りなの」 +\endtext + +\text +マガヒメに言われて、やっと気がついた +ホンジュは一礼すると退室してくれる。 +\endtext + +\text +そこでようやく、 +イツキは一息ついたのだった。 +\endtext + +\text("イツキ") +「すまない。助かった」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいのよ。 + それより、ここに来てくれたってことは、 + 引き受けてくれるってことでいいのよね?」 +\endtext + +\text +――魔王討伐。 +\endtext + +\text +それも、イツキの性格からして単身、 +彼の迷宮に飛び込まなければならない。 +\endtext + +\text +それを承知の上で、マガヒメは +イツキに頼んだのだ。 +\endtext + +\text +イツキは、深く頷きを返す。 +\endtext + +\text("イツキ") +「当然だ。 + 友の頼みを断るわけがない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「断ってくれてもいいのに。 + ……こんな、暗殺者みたいな任務なんて」 +\endtext + +\text +マガヒメからすれば、 +敵の根城に侵入し、王の首を取る仕事など +暗殺者の領分だと思っている。 +\endtext + +\text +誇り高い武士には似つかわしくない、 +申し訳ないとさえ思っている。 +\endtext + +\text +そんなマガヒメに、 +イツキは頭を振ってみせた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「そんなことはない。 + むしろ、感謝しているくらいなのだから」 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王との一騎打ちに挑めるなど、 + 剣士としてこれ以上ない、誉れだ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「魔王の≪首級/しるし≫……このイツキが + 取ってみせる」 +\endtext + +\text +自慢の愛刀を手に、イツキは自信満々に +言い切った。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「うん……ありがとう、イツキ。 + 頼りになるわ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……うん……」 +\endtext + +\text +イツキは照れくさそうに視線をそらす。 +\endtext + +\text +こと、剣に関しては饒舌になるし堂々と +しているが、それ以外のことには +驚くほどにしおらしいのが彼女だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(そういうところが癒されるのよねぇ) +\endtext + +\text("イツキ") +「それと、マガヒメ殿。 + 少し気になることがあるのだが……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なに?」 +\endtext + +\text +そう切り出して、イツキは先日の +占い師のことを語りだした。 +\endtext + +\text("イツキ") +「以前、占い師に占ってもらった + ときなのだが……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「その占い師が言っていた。 + ≪大厄/たいやく≫が来る……そして、ニルトが + 滅びると」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それって……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「真に受けるようなことでは + ないだろうが、気になって……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「同じようなことを、宮廷の占術師にも + 言われたわ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「それは……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「大丈夫よ。 + この国には竜神様の加護があるんだから」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに、魔王軍さえ倒せば回避されるって + 言うし。だから、イツキもそんなこと + 気にしないで魔王に集中して」 +\endtext + +\text +マガヒメの言葉に、頷くイツキ。 +\endtext + +\text +それでも、占いの結果の奇妙な一致のせいで +不安はぬぐいきれなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +マガヒメと別れたイツキは、 +その足で迷宮へと向かおうとしていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「まさか、宮廷つきの占術師まで + 同じものを見ていたとは……」 +\endtext + +\text +いったい、なにが起きようとしているのか。 +\endtext + +\text +占いに興味がなくとも、 +その一致は決して見過ごせるものでは +ないだろう。 +\endtext + +\text +だが、マガヒメは魔王さえ倒せば +それを回避できるとも言っていた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「……ならば、私のやることは + 変わらない」 +\endtext + +\text +そのことに対して、 +緊張も恐れもない。 +\endtext + +\text +心はいつもと変わらず、 +シンと冷えて、すでに戦いのために +切り替わっている。 +\endtext + +\text("イツキ") +(ルザリオさえも落とした魔王を討つ。 + マガヒメ殿の頼みは、必ず遂行する) +\endtext + +\text("イツキ") +「そして、マガヒメ殿を……シュカを + 守ることができれば、私だって……」 +\endtext + +\text +そのときこそは、武士として自分に +自信を持てるはずだ。 +\endtext + +\text +イツキは自分のために、 +そして大事な友のために、 +魔王のもとへと向かった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、我がシモベたちよ! + この俺のために、全力で戦い、 + ナンタイを落とすのだ!」 +\endtext + +\text +魔物たちが、呼応するように咆哮をあげ、 +ナンタイに向かって迷宮内を進軍する。 +\endtext + +\text +その最後尾で、カイムはいつになく +気合をいれ、声を張り上げ、 +魔物たちの士気を高めていた。 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、どうかしたんですか? + 珍しくやる気がありますよね」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「まあ、あの人が気まぐれなのは + いつものことだろ。なんにしても + 魔物たちに気合が入るのはいいことだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう、知りたいか? + ならば教えてやろう」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、別に知りたくは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「聞いても無駄ですよ、多分」 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメがな、俺の女になれるのを + 楽しみにしているのだ。 + これで気合が入らん男がいるか」 +\endtext + +\text +先頭を走るマーガレッタたちが聞いたら +どう思うだろうか、と不安になるような +答えが帰ってきた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、 + 本来の目的を忘れてはいませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それとこれは別よ。 + さあ、突撃しろ! 目前の敵を蹴散らせ!」 +\endtext + +\text +そんな鼓舞を背に、 +魔王軍はナンタイへと進軍するのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_02.txt new file mode 100644 index 0000000..21e976f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_05_02.txt @@ -0,0 +1,398 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第2の都市ナンタイ制圧") + +\text("カイム") +「うむ、実に順調ではないか」 +\endtext + +\text +勝利を手にし、カイムはひとり、 +満足げに頷いた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お疲れ様、カイム。 + なんか今日はすごく気合が + 入ってたじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんな日もある。 + シュカの兵たちはどうだった?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今回も外れっぽいわね。 + 皆、戦い慣れてたし……宰相や + その部下たちはいないんじゃないかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。そろそろ、痺れを切らす + ころだと思っていたが……ふむ」 +\endtext + +\text +まだ、追い込みが足りないということか。 +そう考え、カイムは考え込む。 +\endtext + +\text +さて、次はどうするか、と。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ふふ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ。なにかおかしいか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今、すっごく可愛い顔してたわ。 + 悪戯を思いついた子供みたい」 +\endtext + +\text("カイム") +「可愛いはやめろ。 + いつまで子供扱いする気だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふふ、まだまだ子供ねぇ」 +\endtext + +\text +笑いながら、ベアトリスはカイムを +抱き寄せ頭を撫でる。 +\endtext + +\text +……その後ろで、青筋を立てている +リズベルには気づいていないらしい。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……邪魔です、おふたりとも」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、俺はなにもしていない。 + むしろされている側だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういう問題じゃありません! + こんなときまで、イチャつかないで + ください!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、リズにもしてあげる♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わぷっ!? むぐっ、むー!!」 +\endtext + +\text +豊満な胸にリズベルを抱きしめつつ―― +ベアトリスの視線は、市街の一角に +向けられていた。 +\endtext + +\text("間者") +「ッ……!」 +\endtext + +\text +彼女の視線の先――半壊した建物に隠れて +いた間者は、慌てて壁に身を隠す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もうっ、離してくださいっ! + なんなんですか! 嫌味ですか!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あらぁ、リズは姉さんの大きなおっぱいが + 羨ましいのかしら~?」 +\endtext + +\text +ベアトリスの視線はもう感じられない。 +\endtext + +\text +完全に気配は絶っていたはずだが、 +気づかれていた。 +\endtext + +\text("間者") +「ッ……魔王め……」 +\endtext + +\text +手にしていたナイフを間者はしまいこむ。 +この位置は、カイムの死角となっている。 +\endtext + +\text +勝利の余韻に耽っているこの瞬間しか、 +隙はなかった。 +\endtext + +\text +ベアトリスが現れなければ、だが。 +\endtext + +\text("間者") +「このままでは……」 +\endtext + +\text +歯噛みし、その場を後にするしかない。 +もはや、間者には後がない。 +\endtext + +\text +それを、理解していながら +そうするしかなかった。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ご、ご報告がありますっ! + トージンに続き、ナンタイが魔王軍に + 占拠されました……!」 +\endtext + +\text +慌てて入ってきたウェンジンの第一声に、 +玉座の間が騒々しくなる。 +\endtext + +\text("武官1") +「なんだと……!?」 +\endtext + +\text("武官2") +「ちっ……こうも易々と……! + このままではハクシャまで……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「丞相、いかがするつもりですか?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「どうもこうも、各都市の戦力を + 固めるしかないだろうな……」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なにを悠長な! + 占領された都市の防衛隊は全員が魔王軍の + 捕虜にされているんだぞ!?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「戦えば戦うほど、シュカの兵は + 減っていく! + このまま戦い続ければ、我らは……!」 +\endtext + +\text("武官2") +「ああ……こうなったら、総力を挙げて + 魔王軍と相対するしかねえ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「大厄のこともあるし……都市を + 無防備にするわけにはいかないわ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「っ……では、民はどうなるのです! + 占領された都市の民は……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「そのことだが、ちょっと気になる + ことがある」 +\endtext + +\text +ホンジュの言葉に、玉座の間がにわかに +静まり返る。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「トージンに向かった密偵からの報告だが、 + どうやら市民は無事らしい」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……どういうことです?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それがな、魔物どもが平気で闊歩しちゃ + いるが、至って平和らしい。 + 防衛隊も無事なんだそうだ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「そんな馬鹿なことが……。 + 見せ掛けだけでしょう」 +\endtext + +\text("武官1") +「同感です。 + 裏で一体、なにをしているか…… + わかったものではない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(どうかしらね……) +\endtext + +\text +確かに、なにか考えあってのことだろうと +マガヒメも思っている。 +\endtext + +\text +ならば、一体なんのために? +\endtext + +\text("マガヒメ") +(私をものにするため……じゃないわね。 + もっと、別の目的……か) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……直接、本人に聞くのはどう?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「は……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あいつ、私が気になるみたいなの。 + だから、私が囮になって聞くわ」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なにを馬鹿なことを……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「大丈夫よ。多分、私に手を出したり + しないと思うから」 +\endtext + +\text +初めて会った時のことを思い出す。 +\endtext + +\text +カイムはまだ、マガヒメにもシュカにも +勝ってはいない。 +\endtext + +\text +だから、大丈夫だ。 +そんな気がする。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわよね、ホンジュ?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……では、周囲に兵を潜ませておきます。 + うまくいけば、その場で魔王を討てる + かもしれませんな」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……」 +\endtext + +\text +危険な賭けではあるが、 +マガヒメのなにか確信があるような +言葉にホンジュは了承する。 +\endtext + +\text +そして、マガヒメを囮にした +作戦が一晩かけて練られることになった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ん~……疲れた」 +\endtext + +\text +外に出た途端、マガヒメはぐぐぐ……と +背筋を伸ばした。 +\endtext + +\text +作戦会議を終え、 +ようやく一息つく。 +\endtext + +\text +一日中、宮廷にいては流石に気疲れ +してしまう。 +\endtext + +\text +かといって、この情勢で酒場に行くのも +王としてどうだろうか。 +\endtext + +\text +結局、誰の目にも触れない裏手に出て +夜風に身体を当てるくらいしかできることは +ないというわけだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ツーシン?」 +\endtext + +\text +視界の端で、ツーシンと何者かが +話しているのに気づいたマガヒメ。 +\endtext + +\text +建物の影に隠れているのは、 +人に見られたくないからか。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +マガヒメはそれを頭の片隅に留めて、 +そそくさと宮廷内に戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_01.txt new file mode 100644 index 0000000..69719e4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_01.txt @@ -0,0 +1,304 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第3の都市ハクシャ") + +\text("リズベル") +「絶対、罠です。 + 分かってますよね、捕まったら + これまでのことがパーですよ?」 +\endtext + +\text +ハクシャを歩くカイムに、 +リズベルが口ずっぱく言いながら、 +ついていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「調子に乗ったら駄目ですから。 + マガヒメさんに手を出すのも駄目です。 + いいですか? 話をするだけですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + だから護衛を連れてきたではないか、 + 仕方なく」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「地下に魔物共も待機しておるしな。 + そう、カリカリするな」 +\endtext + +\text +そんなリズベルに苦笑を浮かる +マーガレッタ。 +\endtext + +\text +ハクシャにマガヒメがやってきていると、 +聞きつけたカイム。 +\endtext + +\text +ここにやってきたのは、 +そのマガヒメと会うためだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム、あれではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。お前たちはここにいろ。 + 合図するまで出てくるなよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束ですからね。 + 無茶は控えてください」 +\endtext + +\text +聞いているのかいないのか。 +カイムは、露店を眺めているマガヒメを +見つけるや―― +\endtext + +\text("カイム") +「こんなところでなにをしている?」 +\endtext + +\text +挨拶代わりとばかりに +丸い尻たぶを揉んだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひゃあっ!? ちょっ、なにするのよ、 + この痴漢……あ、カイム!? + あなたねぇ……!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに、ただの挨拶ではないか。 + 尻のひとつやふたつで王が + 喚くものではない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どこの世界にお尻を揉んで挨拶する男が  + いるのかしら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の目の前にいるではないか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +呆れて、ものもいえないマガヒメ。 +こんな男を王にしている魔王軍の気が +しれない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それで、俺をこんなところに呼び出して + なんの用だ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……呼び出してなんかいないわ。 + あなたが勝手に来たんじゃない」 +\endtext + +\text("カイム") +「――周囲に兵を待機させておいて、 + 偶然を装うか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そう。 + じゃあ、余計な真似はしない方がいいわよ」 +\endtext + +\text +気づかれているのなら、 +隠す必要もない。 +\endtext + +\text +待機している兵はカイムの隙を +伺っているようだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「単刀直入に伺おうかしら。 + どうして宣戦布告なんてしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「女王を俺のものにするためだが?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、占領した街の市民は殺さない? + そんなことでなびくわけないでしょ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、それか。 + そんなに知りたいのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。魔王軍のやってることって、 + 同盟を組むだけでも出来るでしょう? + 私が欲しいなら、求婚してくれれば……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは、意味がない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え――きゃっ!?」 +\endtext + +\text +突然のことにマガヒメは小さな悲鳴をあげる。 +\endtext + +\text +カイムの太く硬い腕が、 +自身を抱きしめたからだ。 +\endtext + +\text +それはタイミングも含めて、 +想定していなかった出来事だった。 +\endtext + +\text +その場にいるシュカの兵にも、 +もちろんリズベルたちにも。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様っ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム!」 +\endtext + +\text +両軍の兵が、武器を持って飛び出してくる。 +\endtext + +\text +瞬間、その場が騒然となり、 +慌てて市民たちが逃げ出す。 +\endtext + +\text +そんな中で、カイムはマガヒメを抱き寄せ、 +余裕の笑みさえ浮かべてシュカの兵たちと +対峙した。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あうっ……この……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「暴れるな。怪我をしても知らんぞ? + 貴様らもだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「貴様……!」 +\endtext + +\text +兵が武器を構えると同時に +マーガレッタがカイムの前に出る。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「離しなさいっ……どうなっても、 + 本当に知らないわよ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……知りたいと言ったのはお前だろう?」 +\endtext + +\text +カイムは、暴れるマガヒメの耳元で +そう囁いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺の敵はシュカでもないし、 + まして、キロスなどでもない」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え……?」 +\endtext + +\text +その言葉の意味が、マガヒメには +分からなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「きゃっ!?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様っ!」 +\endtext + +\text +そして考えようとするよりも早く、 +カイムはマガヒメを兵のほうへと +突き飛ばした。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、この国は俺のものにするし、 + お前も俺の女にする」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なによ、それ……あなた、 + いったいなにを言って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「今は逃げるがいい。 + ――でなければ、巻き込まれるぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは、軽く地面をつま先で叩く。 +それこそが、合図だ。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「魔物か……マガヒメ様はお逃げください! + 総員、迎撃用意!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。全力で抵抗しろ。 + だが、ハクシャはもう俺のものだ……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_02.txt new file mode 100644 index 0000000..cf157f6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_06_02.txt @@ -0,0 +1,557 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第3の都市ハクシャ制圧") + +\text("エル") +「カイム様、ハクシャの制圧完了です! + 大勝利です!」 +\endtext + +\text +兵舎、市庁舎の占拠を終え、 +エルたちがカイムのもとに報告しに来る。 +\endtext + +\text("ノロ") +「兵隊も、みんな捕虜にした。 + どうする?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なら、今まで捕虜にした兵と…… + そうだな。収容されたディアボリカを + 玉座の間に集めろ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「トージンとナンタイの兵もですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。頼むぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はあ……?」 +\endtext + +\text +今まで占領した防衛隊は +未だ捕虜扱いである。 +\endtext + +\text +彼らの処遇もそろそろ決めなければ +ならない頃だろう。 +\endtext + +\text +牢の数は限られている。 +そして、シュカの半分を占領した今、 +宰相一派が慌てて動き出す頃だろう―― +\endtext + +\text +玉座に集められた、シュカの兵と収容 +されていたディアボリカたち。 +\endtext + +\text +シュカの兵はほとんどが捕虜扱いのまま、 +処分が先送りになっていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、集まってもらって早速だが、 + 本題に入らせてもらうぞ」 +\endtext + +\text +リズベルとベアトリスを両サイドに立たせ、 +カイムはふんぞり返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「これは捕虜の処遇も兼ねている。 + と言っても、処刑するわけではない。 + どうしたいかはお前たちが選べ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「…………」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「選ぶって、あの……なにをやらされる + んですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まずは、捕虜どもの処遇だ。 + お前たちは俺の配下になれ。 + そして、ともにシュカを打倒するのだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様を裏切れというか……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「最後まで聞け。 + そして、ディアボリカたちも魔王軍の + 庇護下に入ってもらう」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「それは、どういう意味ですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦いたい者は魔王軍に入れ。 + それ以外は、我らに同調するだけでいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……混乱していますが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあ、ここはカイムに任せましょ」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「あの……それはできません。 + 俺たちはマガヒメ様に不満なんてないし + ……そりゃあ、隔離はされましたけど」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「それだって、俺らを思ってのことだって + 皆分かってます」 +\endtext + +\text("カイム") +「これは、そのマガヒメのためだと + 思ってくれ」 +\endtext + +\text +カイムがゆっくりと立ち上がると、 +玉座の間はしんと静まり返る。 +\endtext + +\text("カイム") +「小難しい話はせん。 + 我ら魔王軍には、倒さねばならん敵がいる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつらはいまだ高みの見物を決めこみ、 + 表舞台には出てこんのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そいつらを俺の眼前に引きずりだす。 + そのためには、お前たちが + 俺の仲間にならねばならんのだ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「それとマガヒメ様に、 + なんの関係がある」 +\endtext + +\text("カイム") +「……その者たちが、お前たちの国を + 滅ぼそうとしていても、無関係だと + 言うか?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「このまま放っておけばこの国は滅びる。 + 120年前のハドスのようにな」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「その次はない、とは俺は言い切れん。 + ここで止めねば、なにが起こるか + 判らんぞ」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「……そこまでして倒さねばならん敵 + なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう。 + そいつらこそ、我ら魔王軍の真の敵 + なのだからな」 +\endtext + +\text +カイムとシュカ兵は、にらみ合う。 +息がつまるほどの沈黙がその場を支配する。 +\endtext + +\text +兵は推し量ってるのだ。 +カイムの言葉と、その意思を。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「………………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「……少し、考えさせてくれ」 +\endtext + +\text +そして。 +その兵は、そう答えて沈黙を破った。 +\endtext + +\text +追従するように、他の兵たちも頷く。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「どのような理由があろうとも、それは国へ + の裏切りだ……簡単に決められるものでは + ない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もちろんだ。 + じっくり考えて、結論を出すがいい」 +\endtext + +\text("ディアボリカ") +「俺たちにも……時間をくれ」 +\endtext + +\text +そして、先ほど発言したディアボリカと +仲間たちもそれに追随した。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もうちょっと揉めるかと思ってたけど、 + 理解が早くてよかったわ」 +\endtext + +\text +ほっとした様子で、ベアトリスは微笑む。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「まだ、決めたわけではない。 + ……だが、お前たちの話を聞いて + 思い出したことがあるんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? + なんだ、それは?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「……大厄のことだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大厄?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「宮廷付きの占術師が見たんだ。 + 魔王軍などではない、さらに大きな災いが + ニルトを滅ぼす……と」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「その大厄が……もしかすると、お前たちの + 言う敵かもしれん、とな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ニルトを滅ぼす、災い……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが判るのはまだ先だ。 + リズベル、こいつらが結論を出したら、 + その情報をシュカに流せ」 +\endtext + +\text +本題はここからだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それは構いませんが、 + どうしてそんなことを?」 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカにはまだ宰相の一派が残っている。 + そいつらを炙り出す」 +\endtext + +\text +反動勢力には容赦しない――その方針に +変わりはない。 +\endtext + +\text +少しずつ、少しずつ……奴らを +追い詰めていくのだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、よくご無事で」 +\endtext + +\text +一部の兵とともにシンレンガに戻ってきた +マガヒメを、ホンジュが出迎える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……あの後、ハクシャは?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……ハクシャは魔王軍が占拠。 + 収容されたディアボリカと兵が、 + 魔王軍に降ったとの報告も……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「兵は痛いが、ディアボリカにとっては + いい結果だったかもしれませんな」 +\endtext + +\text +少なくとも、魔王軍の下なら +縛られることもないだろう。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「楽観できる問題でもないでしょう。 + 国内のディアボリカ全てが、 + 魔王についたのですよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………」 +\endtext + +\text +それもまた、なんらかの理由あっての +ことだろう。 +\endtext + +\text +そう、たとえば。 +魔王軍の敵を倒すための戦力増強だとか。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……あの男、何と戦おうとしているの + かしら) +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああ、ごめんなさい。 + ちょっと考え事してて……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「……今日はここまでにしましょう。 + マガヒメ様もお疲れでしょうから」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ふむ……そうだな」 +\endtext + +\text +ツーシンの提案に、マガヒメも頷く。 +確かに疲れているのは事実だった。 +\endtext + +\text +では、と踵を返すツーシンの背中を +ぼうっと見届けるマガヒメ。 +\endtext + +\text +ふと、先日の王宮の外でのことを思い出す。 +\endtext + +\text +あの時も、確か今頃だったはずだ。 +ツーシンが、謎の人物と話していたのは。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……ホンジュ。 + ツーシンに目をつけておきなさい」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それは……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんとなく、気になるのよ。 + この間もヘンなやつと話していたし」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……了解です。 + なにかあれば、ご報告いたします」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「お願い」 +\endtext + +\text +ホンジュは短く頷くと、足早に去っていく。 +その背を見て、つくづく思うことがある。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(……私ひとりじゃ、 + こうはならなかったわね) +\endtext + +\text +過去の自分に苦笑しつつ、 +マガヒメは意識を切り替える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私も準備だけはしておこうかしら。 + 魔王軍も近づいてきていることだし」 +\endtext + +\text +自身の内にある“力”を確認し―― +マガヒメは自室へと戻るのだった。 +\endtext + +\text +――魔王軍の戦力が、増強されつつある。 +\endtext + +\text +それは、自身とは全く逆の状態だ。 +\endtext + +\text +すでに部下の多くが失脚し、 +引き込んだはずの兵たちも +マガヒメを見直しつつあった。 +\endtext + +\text +瓦解していく。 +作り上げたものが、音を立てて。 +\endtext + +\text("間者") +「もはや、一刻の猶予もないのが + あなた方の現状です」 +\endtext + +\text +その男の言葉に、ツーシンは +苛立ちまかせに答える。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「分かっていることを言うな…… + くそっ」 +\endtext + +\text +当初の予定と見比べても、 +今、自身がおかれている状況は +大幅に狂いが生じていた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「キロスへの襲撃さえ、 + 成功していれば、こんなことには……」 +\endtext + +\text("間者") +「過ぎたことを言っても仕方ありません」 +\endtext + +\text +そんなことも分かっている。 +だが、焦りは消えない。 +\endtext + +\text +マガヒメとホンジュたちは少しずつだが、 +繋がりを強くしている。 +\endtext + +\text +魔王軍はディアボリカとシュカの兵を +引き込み、更なる力を手にいれた。 +\endtext + +\text +放っておけば、両者とも +さらに力を蓄えていくだろう。 +\endtext + +\text("ツーシン") +(……ならば、今しかない) +\endtext + +\text +これ以上、敵が強くなる前に。 +このシュカを手に入れなければならない。 +\endtext + +\text +シュカの王は、このツーシンなのだから。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_01.txt new file mode 100644 index 0000000..28bd927 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_01.txt @@ -0,0 +1,295 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第4の都市ヘイフォン") + +\text("ウェンジン") +(大丈夫だ……大丈夫だ…… + うまく行く……ツーシン様の言う通りに + すれば……) +\endtext + +\text +心臓がばくばくとうるさい。 +背筋を伝う汗が鬱陶しく感じられるほど、 +全神経を集中していた。 +\endtext + +\text +一世一代の大博打だ、とウェンジンは +思っている。 +\endtext + +\text +勝てるかどうかではなく。 +勝たなければならない。 +\endtext + +\text +負ければ、すべてが無に還るのだ。 +\endtext + +\text("シュカ兵1") +「ウェンジン様、すでに準備は + 整っております」 +\endtext + +\text("シュカ兵2") +「他、第1、第2兵舎と市庁舎にも + すでに兵は位置についています。 + あとは、命令を待つだけです」 +\endtext + +\text +そう言って、兵士は通信魔法の魔法陣を +展開した。 +\endtext + +\text +この魔法陣ひとつでヘイフォンにいる +ツーシン側の兵全員に命令を飛ばせるのだ。 +\endtext + +\text +目的はただひとつ。 +残された戦力による、シュカの制圧。 +\endtext + +\text +首都シンレンガでは、 +ツーシンが同時刻に謀反を起こすはずだ。 +\endtext + +\text +シュカを手にいれるために。 +\endtext + +\text +そのためにツーシンの命で、ウェンジンは +このヘイフォンにやってきたのだ。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「よ、よしっ」 +\endtext + +\text +退路など、あるはずもない。 +そんなもの、用意されているはずがない。 +\endtext + +\text +敗北は許されない。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「全兵に命じる……ホンジュとその部下ども + を粛清しろ!」 +\endtext + +\text +陽が落ちる。 +通例どおりなら、今から軍議が始まる時間だ。 +\endtext + +\text +玉座の間へ続く扉を蹴破り、 +足を踏み入れる。 +\endtext + +\text +先頭に立つのは佩刀したツーシン。 +続くのは、文官派の兵士たちだ。 +\endtext + +\text +――狙いはただひとり。 +現シュカの王、マガヒメである。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメ! おとなしく我らに + したがってもらおう……!」 +\endtext + +\text +そして、待ち構えていたのは +玉座に腰掛けたマガヒメだ。 +\endtext + +\text +ツーシンは切っ先をマガヒメに向けると +同時に、強烈な違和感を覚えた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「随分な物言いね。 + そんなことじゃあ、私は口説けないわよ?」 +\endtext + +\text +――なぜ今、ホンジュたちが +ここにいない? +\endtext + +\text +それに、マガヒメの足元で淡く光っている +魔法陣。 +\endtext + +\text +ツーシンは知っている。 +あの魔法陣は、マガヒメの持つ力を +引き出すためのものだと……。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「シュカを……その玉座を私に + 返してもらうぞ、簒奪者!」 +\endtext + +\text +じわじわと這い上がってくる悪寒を +かなぐり捨てて、ツーシンはそう叫ぶ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「どうした?  + 驚いて、声も出ないか?」 +\endtext + +\text +主導権を握っているのは、 +ツーシンのはずだ。 +\endtext + +\text +なのに、なぜ、マガヒメは動揺ひとつ +見せない? +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……まさか、魔王軍が近づいている + この状況下で、そんな馬鹿なことをされる + とはね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まあ、いいわ……ちょうどいい予行 + 練習になるし」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「っ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「他の兵は兵舎の方かしら。 + まあ、そっちはホンジュに任せてる + からいいんだけど」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「なに……? + 貴様、今なんと言った……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「別にどうだっていいじゃない。 + よそのことなんて」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ほら、王位が欲しいんでしょう? + なら、奪ってみなさい」 +\endtext + +\text +より強く、魔法陣が輝き始める。 +\endtext + +\text +それは枷だ。 +マガヒメの中にある力を抑えるための。 +\endtext + +\text +強力ゆえに、シュカが本当の危機に直面 +するまで、使ってはいけない封じられた +もの。 +\endtext + +\text +それが、今、開放される。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私から奪えるものなら、ね――!」 +\endtext + +\text +ヘイフォンとシンレンガ。 +残された都市で起きた文官のクーデター。 +\endtext + +\text +その混乱は、ただの内輪もめでは +すまなかった。 +\endtext + +\text +ツーシンたちはこと、 +ここに来て重要なことを失念していた。 +\endtext + +\text +シュカを狙っているのは、 +なにも自分たちだけではないということを。 +\endtext + +\text("魔物たち") +「オオオオオォォォォォォォォォ――!!」 +\endtext + +\text +鬨の声が、遠雷のごとく響く。 +\endtext + +\text +その参戦を、予想すらしていなかった。 +そもそも考えたくなかっただけかもしれない。 +\endtext + +\text +考えれば、すぐにわかることだというのに。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「なっ……あっ……魔王軍だと……!?」 +\endtext + +\text +ヘイフォンでの戦いは市街にまで、 +拡大していた。 +\endtext + +\text +そこまで広がってしまっては、 +ウェンジンもいつまでも隠れられるはずも +なく―― +\endtext + +\text +そして、魔王軍に気づかれないなど +あるはずがなかった。 +\endtext + +\text("武官") +「チッ……総員、魔王軍を迎撃しろ!」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「か、勝手に命令を……うっ、くぅぅ…… + 我らも魔王軍を迎撃するっ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_02.txt new file mode 100644 index 0000000..ba1777b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_07_02.txt @@ -0,0 +1,383 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n第4の都市ヘイフォン制圧") + +\text +打算はあって、然るべきだ。 +\endtext + +\text +そもそも市街にまで戦域が広がったのは、 +ウェンジンが撤退を指示したからである。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +(武官たちは、私の謀反を知っていた…… + なぜだ……なぜ……) +\endtext + +\text +待ち構えていたかのような迎撃に、 +ウェンジンの部下は撤退を余儀なくされた。 +\endtext + +\text +反逆は極刑に処される。 +敗北はそのまま、死に繋がる。 +\endtext + +\text +ならば、魔王軍に取り入るしか道はない。 +戦っても殺されないことは、これまでの +情報からも分かっているのだ。 +\endtext + +\text +そして、勝てないことも重々承知していた。 +だから、武官とともに戦う選択をした。 +\endtext + +\text +極刑に処されるのであれば、 +裏切ってでも生き残りたかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ヘイフォンの市庁舎を + 占拠したとの報告です」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。では、次はこっちだな」 +\endtext + +\text +敗北し、捕らえた捕虜たちをカイムは +一瞥する。 +\endtext + +\text("武官") +「……我らも、引き込むつもりか? + 魔王軍に」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、そうだ。 + お前たちを取り込み、魔王軍の + 戦力を増強する……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、文官とその一派の兵はひとり残らず + 粛清する。お前たちは必要ない」 +\endtext + +\text +実にあっさりと、カイムはそう断言した。 +\endtext + +\text +その処遇は、ウェンジンが想像していた +ものとは真逆のものだった。 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「え……? まっ、待て! + なぜだ! なぜ、我々だけが!」 +\endtext + +\text("カイム") +「説明が必要か? + なぜなら、お前たちは反逆者だからだ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「あっ、うっ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「国を守るのが軍人の務めというやつだ。 + 俺から見ても、武官どもは上出来だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、お前たちは違うな」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「私は、言われただけ……命令された + だけだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「知るか。どの道信用ならん。 + それにだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様らに手を貸してるヤツが気に食わん。 + それだけで、殺すには充分だ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「そ、そんな……待ってくれ! + 全部、あの間者とツーシンが仕組んだ + ことだ!」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「キロス襲撃も、この謀反だってそうだ! + 私達はただ巻き込まれただけなのだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……その間者はどこの国のものだ?」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「しっ、知らない……急にやってきて、 + ツーシンの願いをかなえると……」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「その代わり、魔王軍を……ディアボリカを + 殺してほしいと……知っているのは + それだけだ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。教えてくれたせめてもの慈悲だ。 + 貴様らの死は最後まで見届けてやる」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「は……お、教えたじゃないか! + 助けてっ、助けてくれ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那の命令だ。 + とっとと死んでもらうぜ」 +\endtext + +\text("ウェンジン") +「ひっ……いぎゃあああああっ!!」 +\endtext + +\text +命乞いされようが、カイムはすでに +殺すと決めている。 +\endtext + +\text +容赦など、不要だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「武官どもは玉座の間へ連れて行け。 + そいつらにも話しておかねばならんからな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あいよ。俺が案内するぜ」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて……間者、と来たか」 +\endtext + +\text +粛々と進められる戦後の処理を見つめながら、 +カイムはつぶやいた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの文官の言葉は事実でしょうね。 + おそらく、ルザリオとキロスにも + 似たような甘言を使ったのでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……追い詰められていますね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。今回のクーデターと郊外での + 虐殺は、それまでと比べてもずさんだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「加えて、あの女の襲撃…… + 直接的な方法をとったということは + 向こうも焦り始めたということかもな」 +\endtext + +\text +カイムはほくそ笑む。 +\endtext + +\text +焦っているかどうかはともかくとして、 +状況はこちらの思い通りに進んでいる +のだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかし、ヘイフォンでこれだ。 + シンレンガは、もっと面白いことに + なっているのだろうな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……本当、馬鹿なことをしたわね、 + ツーシンも」 +\endtext + +\text +マガヒメはなにごともなかったかのように、 +玉座に座っていた。 +\endtext + +\text +すでに床の魔方陣は消えて、 +ツーシンどころか兵すらいない。 +\endtext + +\text +全員、すでに牢屋に送られている。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「失礼します、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ツーシンたちはどう?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「どうもなにも、牢の中で叫んでますぜ。 + 簒奪者だのなんだの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そう……ま、仕方ないわね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「まあ、ともあれマガヒメ様がご無事で + なによりです」 +\endtext + +\text +ほっと、胸をなでおろすホンジュ。 +\endtext + +\text +シンレンガでも当然、ツーシンを中心にして +クーデターは起きていた。 +\endtext + +\text +だが、ホンジュたちによって +裏切り者たちは鎮圧され―― +\endtext + +\text +ツーシンたちもまた、マガヒメには +手も足も出ず拘束されてしまった。 +\endtext + +\text +結果として、ツーシンたちの +クーデターは失敗したことになる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私が負けるわけないじゃない。 + それより、ヘイフォンのほうは + どう?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ヘイフォンでも同様に謀反は + 起きたようですが……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「魔王軍の横槍に合い、失敗したあげく + 占領されたと報告が」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そう。 + 本当にここまで来るなんてね」 +\endtext + +\text +マガヒメは、楽しげに、妖艶に微笑んだ。 +\endtext + +\text +内側の敵はいなくなった。 +これで、魔王軍と……カイムとなんの +憂いもなく相まみえることができる。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「戦の準備はすぐに整えるとして、 + マガヒメ様の方は大丈夫なんですかい?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「龍の力のこと? + それなら、なんか大丈夫みたい」 +\endtext + +\text +マガヒメは軽く身体をひねってみたり、 +伸びをしてみせる。 +\endtext + +\text +痛みや違和感は全くなく、 +むしろ今までより快調なぐらいだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どこが危険な力なのかしらね。 + これなら、もう枷もしなくて + いいんじゃないかしら」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「はあ……しかし、万が一ってのも + あるでしょう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「どうせ、すぐに魔王軍と + 戦うことになるのよ? + 当分はこのままでいいわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私のことはいいから、ホンジュは + 魔王軍との戦いに備えなさい」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「は。マガヒメ様がそうおっしゃるのなら」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(さあ、来るなら来なさい。 + どうせ、勝つのはこの私なんだから) +\endtext + +\text +――カイムが、もうすぐここにやってくる。 +\endtext + +\text +そのことを、マガヒメは心待ちに +するのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_01.txt new file mode 100644 index 0000000..8288405 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_01.txt @@ -0,0 +1,164 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n首都シンレンガ") + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、魔王軍が現われたようです。 + やつら、まっすぐこっちに + 向かってきているようで」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「民の避難は済んでいるわね?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「すでに。あとはここに迎え入れる + だけです」 +\endtext + +\text +魔王軍によるシンレンガ侵攻が +ついに始まった。 +\endtext + +\text +だが、マガヒメは余裕を崩さない。 +\endtext + +\text +それは絶対的な自信の表れだった。 +龍の力はそれだけ強力なのだ。 +\endtext + +\text +今の彼女には、自身の敗北などというものは +想像もできない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +(力はコントロールできている。 + あとは、カイムを待つだけ……) +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……準備はいいですか、マガヒメ様」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、もちろん。 + 私には龍の力があるし……それに、ね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたたちがいるもの」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ふ……こいつぁ、なにがあっても + 負けるわけにはいかなくなりましたな」 +\endtext + +\text +マガヒメとて、シュカの王である。 +みすみす敗北し、支配される気はない。 +\endtext + +\text +そして、負け続ける気もない。 +\endtext + +\text +なぜなら、これはシュカの王として、 +ひとつの国として、民と威信をかけた +戦いなのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まさか、こうも早く + 王宮にたどり着くとはな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。私達を誘っているのでしょう」 +\endtext + +\text +首都、シンレンガに侵攻した魔王軍。 +\endtext + +\text +激しい抵抗を受けると思っていたが、 +その実、首都防衛部隊との衝突は +一度としてなかった。 +\endtext + +\text +そして、城門はまるで +カイムたちを迎え入れるかのように +大口を開けていた。 +\endtext + +\text +もぬけの殻と言ってもいい市街。 +\endtext + +\text +それは、全防衛力が王宮に集中している +ことに他ならない。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「こいつはまた大胆不敵というか、 + なんというか……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「へっ。ようはガチンコってことだよな。 + いいぜ、面白ぇじゃねえか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、どこぞのネズミなどとは + 大違いだ。行くぞ」 +\endtext + +\text +ならば、こちらも全力でねじ伏せるだけだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……来たわね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「そのようで」 +\endtext + +\text +城門が突破されたのだろう。 +宮内がにわかに騒々しくなる。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様、将軍! + 魔王軍が城門を突破、 + 城内に侵入しました!」 +\endtext + +\text +その報告を聞き、 +ホンジュとマガヒメは表情を引き締める。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……マガヒメ様は近衛とともにここに。 + 自分は迎撃部隊の指揮をとります」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……お願い」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「よし……全軍、迎撃開始! + シュカの意地を魔王軍にみせてやれ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_02.txt new file mode 100644 index 0000000..69f7355 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_02.txt @@ -0,0 +1,182 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n首都シンレンガ玉座到達") + +\text("カイム") +「マガヒメ、迎えに来てやったぞ」 +\endtext + +\text +ドアが開け放たれる。 +\endtext + +\text +カイムはそんな第一声を放ちながらも、 +玉座の間を見回し――自身の敵を確認する。 +\endtext + +\text +おそらくは近衛兵だろう者たち。 +そして、玉座に腰を下ろすマガヒメ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「待ってたわよ、カイム。 + ここまで来れたことは褒めてあげるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……聞いたか、リズベル? + 俺のことを待ち望んでいた、と言ったぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……敵の言葉を本気にしないでください」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら。 + 楽しみにしていたことは事実よ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「勝つにしろ、負けるにしろ、 + シュカは大きく変わるんだもの。 + 期待しないほうがおかしいわ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、勝つのはこの私だけど」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「大層な自信じゃな。 + 追い込まれているのは、お主じゃぞ」 +\endtext + +\text +マガヒメは、それでも余裕の微笑を +絶やさない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これを見ても、そう言えるかしら?」 +\endtext + +\text +マガヒメには、力がある。 +シュカの王が代々引き継いできた、 +国を守る力。 +\endtext + +\text +この局面で、彼女に勝利をもたらす +絶大な力が。 +\endtext + +\text("エル") +「あわわ……へ、変身した……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「シュカの王は代々、土地神たる + 龍神の力を身に宿すの」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「この国に満ちた魔力が私の武器。 + ただの女だと思って、 + 甘くみないほうがいいわよ?」 +\endtext + +\text +次の瞬間―― +\endtext + +\text("ティーリア") +「これは……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うわ……これはちょっと、私と + 相性悪いかも……」 +\endtext + +\text +大気に混ざっている魔力が、 +どくんと脈打つ。 +\endtext + +\text +そして、この空間にある魔力が――否、 +シュカ国内の魔力が、王宮へと集まり……。 +\endtext + +\text +マガヒメの身体に吸収されていく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、カイム。 + 私が欲しいと言ったわね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、言ったぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だったら、力ずくでやってみなさい。 + 私が負けたら、あなたのものに + なってあげるわ――!」 +\endtext + +\text +シュカ全土から集められた魔力が、 +マガヒメのものとして蓄えられていく。 +\endtext + +\text +その魔力量だけでも、十分に脅威だ。 +\endtext + +\text +……だからこそ、 +組み伏せる甲斐もあるというもの。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……言ったな? + その言葉、違えるなよ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……その代わり、あなたが負けたら + 私のペットにしてあげる……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ……!? + どういう意味ですか、それは!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「残念だけど……姉さんが、そんなこと + 許さないわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「面白い……だが、ペットになるのは + お前だ。俺のメス犬にな……!」 +\endtext + +\text +獰猛に笑い、カイムは……そしてマガヒメは +命令を下す。 +\endtext + +\text("カイム") +「総員、かかれ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「行きなさい!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_03.txt new file mode 100644 index 0000000..7d0f371 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_03.txt @@ -0,0 +1,626 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n首都シンレンガ攻略1") + +\text("ツーシン") +「……この国の王は私だ…… + 王位も、マガヒメも、民も……」 +\endtext + +\text +未だ、戦闘が続く王宮の地下牢。 +\endtext + +\text +龍の力が強すぎるゆえか、 +その戦いの余波はここまで伝わってくる。 +\endtext + +\text +このままでは、ツーシンが手に入れる +はずだったものが魔王の手に +渡ってしまう……。 +\endtext + +\text("間者") +「ご無事のようですね」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「………………」 +\endtext + +\text("間者") +「今なら、両軍とも隙だらけです。 + あなたの部下もすぐに解放し、 + 漁夫の利を……」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「黙れ!」 +\endtext + +\text("間者") +「うぐっ、かっ……がっ……!?」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「貴様はもう不要だ……! + ここで、死ね……!」 +\endtext + +\text +力が、ふつふつと湧き上がってくる +どす黒い感情に任せて、その首を締め上げる。 +\endtext + +\text +骨が軋み、皮膚が赤黒く変色していく。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「死ね……死ね……!」 +\endtext + +\text("間者") +「かっ……あっ……ベル……ナ…… + 様……」 +\endtext + +\text +やがて間者がぴくりとも +動かなくなっても、ツーシンは首を +絞め続ける。 +\endtext + +\text +自身の気が済むまで。 +そして―― +\endtext + +\text("ツーシン") +「ふーっ……ふーっ……。 + ふふ、ククク……マガヒメ……次は、 + お前だ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「くっ……うっ……まだよ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。全力で向かってこい。 + そして、俺には勝てんということを + 理解するがいい……!」 +\endtext + +\text +もはや、勝負はついている。 +\endtext + +\text +今、玉座の間で戦っているのは +カイムとマガヒメのただふたりだけだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「燃えてしまえ……!」 +\endtext + +\text +マガヒメの魔力が爆発的に膨れ上がる。 +次の瞬間……瞬く間もなく、 +灼熱の炎が、カイムを焼き尽くすはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……」 +\endtext + +\text +――しかし、不発する。 +炎は生まれない。 +\endtext + +\text +マガヒメの膨れ上がった魔力は霧散し…… +カイムの糧となる。 +\endtext + +\text +魔力独占の前には、 +いかに龍の力とて無意味なのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんで……魔法が発動しないの!? + なにをしてるのよ、あなた!」 +\endtext + +\text +泣き叫ぶように、吠え、何度となく +魔力を編み上げ、魔法を行使する。 +\endtext + +\text +しかし、全てが不発。 +失敗し、起動せず、行使できず、霧散し、 +ただ闇雲に魔力を浪費していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……フハハハハ!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ……な、なんなのよ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきまでの威勢はどうした?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そら、もっとあがけ。 + でなければ近衛どもの前でお前を + 犯さなければならなくなるぞ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ……うぅ……」 +\endtext + +\text +悪意に満ちたカイムの笑み。 +\endtext + +\text +今や、彼が蓄える魔力はマガヒメと対等だ。 +それもマガヒメと同じ、龍の力の魔力だ。 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様っ……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「もう決着は着いた。 + 負けたやつは、黙って見てな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大将同士の戦いに手を出すのは + 野暮よ?」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「くっ……」 +\endtext + +\text +……とはいえ、あまり時間は残っていない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(早く決着をつけなさいよね、カイム……) +\endtext + +\text +魔力独占は、非常に強力だが反面、 +数分間しか行使できない。 +\endtext + +\text +それをベアトリスは知っているが故に、 +心配でたまらない。 +\endtext + +\text +もって後、1分が限界だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「王とはいえ、小娘……ということか。 + これでチェックメイトだな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まっ、まだよ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「最後にひとつ、 + いいことを教えてやろう」 +\endtext + +\text +すでに、ここに集まっている魔力は +全て掌握したも同然だ。 +\endtext + +\text +あとはこの手で、独占するのみ。 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力を我が物にできるのは、 + お前だけではない……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……」 +\endtext + +\text +魔力が、渦を巻く。 +\endtext + +\text +ここに集まったシュカ中の魔力も、 +マガヒメの龍の魔力も。 +\endtext + +\text +その中心にいるのは魔力を食らう +マガヒメではない。 +\endtext + +\text +目の前の、あらゆる魔力を独占する、 +カイムだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「嘘……私の魔力が……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ……そんな……こんな、こと……」 +\endtext + +\text +龍の力ならば勝てる。 +かつての自身とはなにもかもが違うのだ。 +\endtext + +\text +そんな絶対的な自信が、瓦解していく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……いいぞ、その表情! + 完全敗北し、絶望に打ちひしがれる…… + 実にそそる!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ……こ、来ないで!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の女になるのだろう? + 負けたからにはどうなるか…… + 解っていよう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。優しく、激しく…… + お前の肉穴すべてを犯しつくしてやろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんなことしたら、私はあなたの + ものになんか……」 +\endtext + +\text +カイムににじり寄られ、 +マガヒメは後ずさる。 +\endtext + +\text +確かにものになるとは言ったが、 +こんなことは聞いていない。 +\endtext + +\text +女性としても、人としても、 +湧き上がってくる悪寒と恐怖に +鳥肌が立ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text +――誰だ、あの男は? +\endtext + +\text +マガヒメの背後。 +\endtext + +\text +カイム以外の全員から死角となっている +通路から、玉座の間を覗く男がいる。 +\endtext + +\text("カイム") +(いや、確か文官の……) +\endtext + +\text +その手には、血に塗れた剣があった。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「マガヒメェ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え……?」 +\endtext + +\text +マガヒメには聞きなれた男の声。 +\endtext + +\text +怨嗟と、狂気が混ざり合った、 +背筋を這うような低い声。 +\endtext + +\text +男――ツーシンは、マガヒメと目が +会った瞬間駆け出していた。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「マガヒメ様っ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ッ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「魔王……貴様ァッ!!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様、誰の許可を得て王の女に + 刃を向けている……?」 +\endtext + +\text +ツーシンがマガヒメに向けて振り下ろした +刃は、彼女には届いていない。 +\endtext + +\text +その刃が切ったのは、カイムの背中だ。 +\endtext + +\text("ツーシン") +「邪魔をするのならば、貴様から + 殺してくれる!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん!」 +\endtext + +\text +リズベルが指示を出すより速く、 +ベアトリスが駆け出していた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そこを退け!!」 +\endtext + +\text("ツーシン") +「な……」 +\endtext + +\text +気づいたときには遅い。 +\endtext + +\text +振るわれた大鎌は容赦なく、 +悲鳴をあげることすら許さず、 +ツーシンを一刀両断する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム!!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、動かないでください! + すぐに治癒を……」 +\endtext + +\text +リズベルを皮切りに、マーガレッタたちも +カイムのもとに駆け寄ろうとする。 +\endtext + +\text +だが、当の本人が声を張り上げ +それを制止した。 +\endtext + +\text("カイム") +「まだ、戦いは終わっておらん! + この程度でうろたえるな!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、カイムが……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「この程度、かすり傷だ。 + それより……」 +\endtext + +\text +カイムは抱き寄せていたマガヒメに +向き直る。 +\endtext + +\text("カイム") +「今まで、やつはどこにいた? + 他の文官どもは?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え……あ……地下牢だけど……。 + でも、どうして? + 牢には鍵をしているのに」 +\endtext + +\text +カイムは内心舌打ちをする。 +おそらくは、件の勢力がやったのだろう。 +\endtext + +\text +ならば、思考は切り替えねばならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「……アグリはオークを連れて + 文官どもの粛清を始めろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらと繋がりがある者はひとりとして + 生かして返すな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう。旦那はさっさと迷宮に戻って + 怪我治してくれよな」 +\endtext + +\text("カイム") +「スパッキオとノロはマーガレッタとともに + ツーシンを解放したヤツを見つけ、 + そいつも始末しろ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……うむ、任せよ。行くぞ。 + 全く、無茶しおって」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう。魔王さんは早く怪我治せよ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアは俺の治療だ。 + 他の者はリズベルとともに平定作業に入れ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……了解です! + エルさんと残った兵たちはこちらに。 + ……カイム様、後でお説教です」 +\endtext + +\text("エル") +「はいっ! カイム様、あんまり無茶 + しないでくださいね!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムに指示された途端、慌てふためいて +いた魔王軍は統率された軍に戻った。 +\endtext + +\text +その変わりように +マガヒメはあっけに取られていた。 +\endtext + +\text +たった一言で、カイムは魔王軍をまとめ、 +安心させたのだ。 +\endtext + +\text +こんなことは…… +きっとマガヒメには出来ない。 +\endtext + +\text +そもそも、 +王としても勝てない相手だったのだ。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、無茶をするなら仰って + ください。皆、心配するんですから。 + 私だって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、悪くはない。 + 姉さんの可愛い泣き顔も見れたからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なっ……泣いてないわよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうかそうか。 + では、マガヒメを迷宮に連れて行ってくれ。 + 俺はもう大丈夫だからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あとで、リズと一緒にお説教するから。 + ほら、行くわよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あっ……」 +\endtext + +\text +マガヒメは、有無を言わさず連れて行かれる。 +\endtext + +\text +そもそも、抵抗する気力すら +マガヒメには残ってなどいなかった。 +\endtext + +\text +この瞬間、シュカは魔王軍に完全に +敗北したのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_04.txt new file mode 100644 index 0000000..6a9468e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_04.txt @@ -0,0 +1,341 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n首都シンレンガ攻略2") + +\text +ベアトリスに連れられてきた部屋に、 +マガヒメはいた。 +\endtext + +\text +そして、リズベルたちから宣戦布告の真の +目的を聞き――最初にこう聞いた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、あなたたちの目的は + わかったわ。納得できるもの。 + その間者にも心当たりあるし」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……そういえば、その間者は + どうしたの? 探したんでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それらしき人物の遺体なら、 + 地下牢にありました。 + おそらく、ツーシンに殺されたのでしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふん。いい気味ね。 + それじゃあ、もうひとつだけいい?」 +\endtext + +\text +リズベルは頷きを返す。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これから先、シュカの民は…… + それに、ホンジュたちはどうなるの? + いつまでもこのままじゃないんでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「特には。武官たちにはシュカの防衛。 + シュカ国民にはこれまで通りの + 生活をお約束します」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……それだけ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。なにかご不満でも?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あの……なんで、こんなことしたの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、三国女王ハーレ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……分かった。黙っておく」 +\endtext + +\text +本当にこってり絞られたのか、カイムが +心なしか元気がないのは気のせいでは +ないだろう。 +\endtext + +\text +マガヒメと戦っていたときとは、 +全く別人に見える。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それじゃあ、本当に民にも…… + ホンジュたちにも手は出さないのね?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「約束します」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうことをするとリズベルが怒る。 + だが、生かした目的は別にある」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「別って……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あいつらの前で、お前を犯しぬき、 + 真の意味でお前とシュカを手に入れる + ために決まっているだろう?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………よく、こんな男を + 魔王に据えたわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……こんなスケベな人とは + 思ってもいませんでしたよ、私も。 + 黙っていれば完璧なんですけど」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「男なんて皆スケベよ。 + カイムはそのタガがちょっと外れてるだけ」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、まだ怒っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……とても」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「同じく」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……私は一応、感謝してあげる。 + 助けられたことに変わりはないもの」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、約束でもあったのでな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……犯されそうになって、 + あんなに怖がっていたのにですか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あんな風に迫られたら、誰だって + 怖いわよ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、今の素に戻ったカイムは好きよ? + エッチなことしてあげてもいいわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ……では、俺のものになると + いうことか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。そういう約束だったもの。 + それに、あなたたちについていったら + 退屈しないで済みそう」 +\endtext + +\text("カイム") +「では決まりだな……ということで、 + さっそく処女貫通と行きたいが、 + お前に会いたいというやつがいてな」 +\endtext + +\text("カイム") +「今夜は特別に気を遣ってやる。 + 行くぞ、リズベル、姉さん」 +\endtext + +\text +リズベルは一礼し、ベアトリスは手を振って +カイムとともに出て行く。 +\endtext + +\text +そして、入れ違うようにして、 +イツキが肩を小さくして入ってきた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「イツキ……?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………ん」 +\endtext + +\text +こくんと頷くイツキは、 +どこか申し訳なさそうだ。 +\endtext + +\text +対して、マガヒメはというと +ほっとしたように肩をなでおろす。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「無事なら無事だって連絡のひとつも + 寄越しなさいよ、もう……」 +\endtext + +\text +カイムが言っていた会わせたい人とは、 +彼女のことだったのだ。 +\endtext + +\text("イツキ") +「すまない……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、よかったわ。 + こうしてまた会えたんだし」 +\endtext + +\text("イツキ") +「うん……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あ、でも……ここにいるっていうことは、 + イツキも彼に落とされた、ってことね。 + そう……難攻不落のイツキがねぇ……」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……うん?」 +\endtext + +\text +叱責なり、あるいは失望される……そう +思っていたのだが。 +\endtext + +\text +マガヒメはイツキを頭のてっぺんから、 +つま先まで興味深そうに観察する。 +\endtext + +\text +そして、ひとつ頷くと。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……イツキってば、やらしい身体に + なっちゃって」 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひゃあっ!?」 +\endtext + +\text +おもむろに、イツキの胸を指先で +つついた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ななっ、なにを……!?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あなたが魔王軍にいるからって、 + 別に怒ったり、嫌ったりしないわ。 + だから、そんな顔しないの」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それに、今日から私もカイムのものだし。 + これからも今まで通り、よろしくね」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……うん。 + こちらこそ、よろしく頼む」 +\endtext + +\text +微笑み、手を差し出すマガヒメに、 +イツキは改めて手を差し出すのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「決まりだな。 + では忠誠の証に俺のチ●ポに + ほう――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では私たちは仕事が残っていますので」 +\endtext + +\text("カイム") +「ヌゥッ! 離せ、リズベルっ、姉さん! + 俺は飽くまで御奉仕フェラだけでも……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃあね。 + 今晩はゆっくり休んでいいから」 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメ、今日のとこ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……なんか、本当に思っていた + のとは違うわね。 + 魔王も、魔王軍も……」 +\endtext + +\text +残されたマガヒメは、 +ぽつりとそんな感想をこぼした。 +\endtext + +\dlg("イツキが仲間になりました。") \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_05.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_05.txt new file mode 100644 index 0000000..9c725af --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_08_05.txt @@ -0,0 +1,120 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーシュカ\n首都シンレンガ攻略3") + +\text +魔王軍の主だった面々が集まった玉座の間で、 +カイムが口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカはこの手中に収めた。 + ――次はキロスだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「これまでのお前たちの働きには + 感謝している。 + これからもよろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text +カイムがこのような場で、このようなことを +言うのは珍しかった。 +\endtext + +\text +マーガレッタはアグリたちと顔を見合わせ +ながら苦笑する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「改めてそのようなことを言われると、 + なんともこそばゆいのう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、全くだぜ。 + 大丈夫だ、言われなくてもやってやるさ」 +\endtext + +\text +魔王軍の最古参兵として、新兵たちからも +慕われているスパッキオとノロも頷いた。 +\endtext + +\text("ノロ") +「……仲間、たくさん増えた。 + もっと頑張る」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺たちの噂を聞きつけて、兵士に志願する + 奴らも増えてっからな。これからもっと + 忙しくなりそうだ」 +\endtext + +\text +エルも握りこぶしを作り、ティーリアに +熱く訴える。 +\endtext + +\text("エル") +「私たちも負けてられません! + ティーリア様、ここはルザリオ魂の見せ所 + ですよ!!」 +\endtext + +\text +そんな意味不明の発言も、ティーリアは +いつものことと華麗に受け流す。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね……キロスには、食糧不足で + 苦しんでいる民がまだ大勢います。 + 早く手を差し伸べないと……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、これから先の事も + リズは考えてるんでしょう?」 +\endtext + +\text +ベアトリスが振ると、リズベルは頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、シュカが落ちたと聞けば、キロスも + 警戒を強めるでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「激しい抵抗が予想されますが、戦いが + 長引けばその分、キロスの民の苦しみは + 続きます」 +\endtext + +\text +そこで、皆に自由に発言させていたカイムが +口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、俺もだらだらと戦いを続ける + のは好かん。さっさとケリをつけるぞ」 +\endtext + +\text +カイムが頷きかけると、リズベルはその意図 +を察して締めの言葉を口にする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここからが本番です。 + 皆さん、よろしくお願いしますね」 +\endtext + +\text +リズベルの呼びかけに、一同は力強く +頷くのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_01.txt new file mode 100644 index 0000000..e89eb32 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_01.txt @@ -0,0 +1,442 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第1の都市カザトリア") + +\text("カイム") +「うむ……寒いな、しかし」 +\endtext + +\text +身震いをひとつして、カイムは自身に +風除けと保温の魔法をかける。 +\endtext + +\text +比較的、南に位置するハドスと比べると +キロスは驚くほど寒い。 +\endtext + +\text +周囲を見渡しても通行人は数えるほどしか +見受けられず、それもまた寒々しさを +感じてしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「首都であっても、浮浪者がいるとはな…… + 思っていた以上に酷いではないか」 +\endtext + +\text +遠くに見える城砦に向かいつつ、 +周囲を見渡すカイム。 +\endtext + +\text +一見、寒冷地の都市にしか見えない +バラートホルン。 +\endtext + +\text +だが、少し路地裏に視線を移せば +隠れるようにして浮浪者がこちらを +見ている。 +\endtext + +\text +そして、時折見かける市民も +ハドスの民より痩せ細っており、 +飢えていることが判る。 +\endtext + +\text("カイム") +(もし、キロス襲撃が成功していたら + 内乱が起き、滅びただろうな……) +\endtext + +\text +いや、先延ばしになっただけだ。 +\endtext + +\text +襲撃を止めたところで、 +慢性的な食料不足が解消されたわけではない。 +\endtext + +\text +遅かれ早かれ、キロスは自滅する。 +今の軍部や王では、その一点は +なにがあっても変わらない。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、どうしたものかな……」 +\endtext + +\text +その視線の先に女王が座する城砦を見据え、 +カイムは口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +玉座の間から見えるバラートホルンの +風景は日に日に悪くなるばかりだ。 +\endtext + +\text +雲がはれることは、決してない。 +天候回復の兆しは、一向に見えない。 +\endtext + +\text +ウィンガ教は現在、改革の真っ只中にある。 +\endtext + +\text +加えて、ウィンガについても調査が入って +おり、儀式は随分と先送りに +なってしまった。 +\endtext + +\text +ギュンターいわく、 +もしかすると儀式自体も出鱈目の可能性が +あるという。 +\endtext + +\text +天候の回復は、絶望的だ。 +この身にできることはなくなってしまった。 +\endtext + +\text("グラス") +「……私は、どうしたらいい?」 +\endtext + +\text +そんな思考が、来客によって寸断される。 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンターか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……情報によれば、それは最高司令官の + 名前らしいな」 +\endtext + +\text("グラス") +「誰だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「カイムだ。縁あって魔王を名乗らせて + 貰っている。以後、お見知りおきを」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか。貴殿が、魔王か。 + 単身で私のもとに乗り込んでくるとは…… + 驚いた」 +\endtext + +\text("カイム") +「驚いているようには見えんが……ふふ、 + よもや無表情クール系だな?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「氷の帝国にふさわしい属性だ。 + その表情が崩れる様が見たくなるぞ……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それで、なにをしに来た? + 私を殺しに来たのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「否、お前を俺の女にするために来た。 + 俺と一緒に来ないか?」 +\endtext + +\text +――額面どおりに受け取れば、 +ついて来いと言っているのだろうか? +\endtext + +\text +ならば、それはできないことだと +グラスは頭を振った。 +\endtext + +\text("グラス") +「私は……私の全てはウィンガ様のために + ある。だからそれはできない」 +\endtext + +\text("カイム") +「もう決めたことだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「できんと言った」 +\endtext + +\text("カイム") +「セックスし放題だぞ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「よく分からんが、今のお前の表情は醜い。 + 却下する」 +\endtext + +\text("カイム") +「衣食住は確保している。 + なにより寒くない。地下を通ればニルトの + あらゆる場所にいける」 +\endtext + +\text("グラス") +「不足はない。寒いのは嫌いではない。 + 行きたい場所もない。拒絶する」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……では、そうだな……」 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ、私を手に入れようとする?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉をさえぎり、 +グラスは問いただした。 +\endtext + +\text("グラス") +「キロスに勝つ自信がないと言っている + ようなものだぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは手順の問題だな。 + ようは国か、お前、どちらを先に + 手に入れたいか……ということだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「手順?」 +\endtext + +\text("カイム") +「先にお前を奪ったほうが、 + キロス軍も奪還のために士気が上がる」 +\endtext + +\text("カイム") +「それだけでも、軍隊の強さは + 大きく変わってくるのでな。 + 俺としてはその方が都合がいいのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……ではこうするか。 + この国を俺のものにしたら + 俺の女になってもらおう」 +\endtext + +\text("グラス") +「……くどい男だ。私はウィンガ様とキロス + のものだ。貴殿のものでもなければ、 + なる気もない」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は全てを国のために捧げたと + 言うのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだ。ウィンガ様にこの身命を捧げ、 + 民を救う。 + それが私の役目……私の全てだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、それもまた王道のひとつか。 + 俺とは相容れん部分だな」 +\endtext + +\text +ならば、とカイムは考え直す。 +\endtext + +\text +それが全てであれば、今までの戦い方を +するわけにはいかなくなる。 +\endtext + +\text +では、どうするべきか。 +\endtext + +\text("グラス") +(なにが目的だ……?) +\endtext + +\text +そして、グラスも考えていた。 +\endtext + +\text +衛兵をすぐに呼ぶことも出来る。 +だが、カイムが自分を連れ去るほうが +おそらく何倍も早い。 +\endtext + +\text +それではまずい。 +あるいは、無理を承知で呼ぶべきなのか…… +それが迷う理由のひとつ。 +\endtext + +\text +そして、もうひとつの理由は、なぜすぐに +自分を連れ去らないのか、というその意図が +読めないからだ。 +\endtext + +\text +わざわざ来ないかと誘う必要はない。 +こうして話す理由もない。 +\endtext + +\text +ここまで侵入して来れたならば、力ずくで +グラスを拐ってしまえばいいのだ。 +\endtext + +\text +だいたい、この男には最初から、 +敵意がまったくない。 +\endtext + +\text("カイム") +「だがな、グラス。 + お前では、この国の民を救うことは + できんぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、どういう意味だろうな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、今日はお前の顔を見に来ただけでな。 + いや、できれば連れて帰りたいのだが…… + 衛兵を呼ばれても困る」 +\endtext + +\text("カイム") +「今回は、カザトリアだけ貰うとしよう。 + ではな、グラスよ」 +\endtext + +\text("グラス") +「あ……待てっ……!」 +\endtext + +\text +グラスの制止も無視して、 +カイムは姿を消してしまった。 +\endtext + +\text +残されたグラスの胸中には +疑念と、言いようのない不安が残る。 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ、私ではキロスを救えないのだ……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「出て行くならせめて、 + 一声かけてくださいと何度言えば + 理解してくれるんですか……」 +\endtext + +\text +最早、言っても無駄だと知りつつも +リズベルはそう愚痴をこぼさずには +いられなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「執務室にいなかったお前に責任がある。 + 事後報告になるが、グラスに会ってきたぞ」 +\endtext + +\text +悪びれる様子もなく、 +バラートホルンから戻ってきたカイムは +そんなことを言った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……今後はあらかじめ言ってください」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だが、ただ会いに行っていたわけでも + なかろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。いいことを思いついた。 + さっさとカザトリアを占領して試すぞ、 + フフフ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「元気を出してください、リズベルさん。 + 珍しく、カイム様がやる気なのですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルよ、侘びに後でいくらでも + 抱いてやろう。 + 行くぞ、カザトリアにな……!」 +\endtext + +\text +カイムは底意地の悪い笑みを浮かべながら、 +魔物を率いて、カザトリアに進軍を +開始した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_02.txt new file mode 100644 index 0000000..9aeff2a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_09_02.txt @@ -0,0 +1,177 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第1の都市カザトリア制圧") + +\text("カイム") +「市民も防衛隊も、迷宮に連れて行け。 + 一人残らず、だ」 +\endtext + +\text +戦闘が終わり、魔王軍が勝利を収めたあと。 +\endtext + +\text +カイムはそんな命令を、 +部下たちに下した。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ウィンガ教の連中も、 + 連れていっていいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。 + いいか、一人残らず、だからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カザトリアはともかく、 + 他の街でも同じことをするんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。 + ブライトリーフにもそのうち手伝って + もらう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうしてそのようなことを?」 +\endtext + +\text("カイム") +「これはまだ準備段階だ。 + もう一度グラスに会いにいく。 + その後で話してやろう……ククク」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はあ……?」 +\endtext + +\text("エル") +「ああいう顔をしているときの + カイム様って、大体ろくでもないこと + 考えてますよね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、本人は愉しんでおるのなら + それでよかろうて」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうねぇ……ふふふ」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("グラス") +「カザトリアが落ちた……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「は……。 + 防衛部隊は魔王軍に捕らえられた + との情報もあります」 +\endtext + +\text("グラス") +「……っ」 +\endtext + +\text +――あの男だ。 +\endtext + +\text +突然、目の前に現れた魔王。 +救えないとは、そういうことなのか? +\endtext + +\text("グラス") +「……私のせいだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿のせいではありません」 +\endtext + +\text("グラス") +「あのとき、衛兵を呼んでいれば + こんなことにはならなかった……」 +\endtext + +\text +ぽつりと、グラスはそんな言葉をこぼす。 +\endtext + +\text +もし、衛兵を呼んでいれば +カイムをあの場で倒すことができたかも +しれないのに。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……グラス殿」 +\endtext + +\text +そんな、グラスのつぶやきは +ギュンターの耳には届いていない。 +\endtext + +\text +ただ、グラスは常々、国民の身を案じている +ことをギュンターは知っている。 +\endtext + +\text +どれほど感情が希薄でも、 +民を思う気持ちは本物だ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「捕らえられたからといって、 + 殺されたとは決まっておりません」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「生きているのであれば、必ず我らが、 + 救い出してみせます」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そして、我らがこの身命をかけて + 魔王を討ち、民とグラス殿を + お守りします」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ですから、あまりご自身を + 責めないでください」 +\endtext + +\text +だが、そんなギュンターの優しさは +尚のことグラスを苛んだ。 +\endtext + +\text +そのことを、 +しかしギュンターは知るよしもなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_01.txt new file mode 100644 index 0000000..b59c64f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_01.txt @@ -0,0 +1,492 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第2の都市デンフロスク") + +\text +――お前には、キロスは救えない。 +\endtext + +\text +あの日以来、カイムのその言葉が +グラスの中に残り続けている。 +\endtext + +\text +民を守るのは、軍人の役目だと +常日頃からギュンターは言っている。 +\endtext + +\text +王たる自分はキロスを救うためにあると、 +司祭長は言っていた。 +\endtext + +\text +……だが、ウィンガの喉には近づけない。 +儀式を進める者もいない。 +\endtext + +\text +自身の存在意義が、わからない。 +\endtext + +\text +考えれば考えるほど、 +答えはでなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「やっと来たか。 + 待っていたぞ、グラス」 +\endtext + +\text("グラス") +「……カイム。 + わざわざ、捕まりにきたのか?」 +\endtext + +\text +開口一番、グラスは侵入者に向かって +警戒をこめて言い放った。 +\endtext + +\text("カイム") +「好きにしろ。俺は姿を消せるからな。 + 見つからずに逃げればいい」 +\endtext + +\text +侵入者……カイムは玉座にくつろぎつつ、 +余裕を持って返してくる。 +\endtext + +\text("グラス") +「はったりか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほれ、俺には角があるだろう。 + 物好きなやつはこれ目当てで襲って + くることもあるからな」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……」 +\endtext + +\text +そう言うと、カイムはその場で魔法を使い +姿を消した。 +\endtext + +\text +そして、今度はグラスの目の前で +その姿を現した。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前と一緒に姿を消すこともできる。 + ……試してみるか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムはグラスに手を伸ばし、 +顎を上げさせて見つめる。 +\endtext + +\text("グラス") +(……私の存在意義はひとつだけだ。 + 民を……国を救うこと……) +\endtext + +\text("グラス") +「……カザトリアの民と防衛部隊を + 連れ去ったそうだな。 + 彼らは、無事なのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「もし、無事だったとして。 + なんだというんだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……貴殿のものになる。 + その代わり、彼らを解放してほしい」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それだけか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……キロスは降伏する。 + 軍部も、私が説得しよう」 +\endtext + +\text("グラス") +「だから、どうか民には手を出さないで + ほしい」 +\endtext + +\text +グラスは、カイムをまっすぐ見つめ返して +そう要求した。 +\endtext + +\text +結局、グラスが導きだした答えはそれだった。 +\endtext + +\text +そんな方法しか、知らないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……残念だったな」 +\endtext + +\text +その答えは、カイムにはもっとも +不必要なものだった。 +\endtext + +\text +そして。 +彼の予想通りの答えでもあった。 +\endtext + +\text("カイム") +「すでに手遅れだ。 + お前の民は、俺が有効に使わせて + 貰っている」 +\endtext + +\text("グラス") +「なに……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「我らも人手が足りんのでな。 + 女には魔物どもの苗床になって + もらっている」 +\endtext + +\text("カイム") +「最初は随分抵抗されたがな……。 + 男どもを見せしめに皆殺しにしてやったら、 + おとなしくなった」 +\endtext + +\text("カイム") +「生きてはいるが、ああなっては + もう人の世には戻れんだろうな」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴様……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、降伏してくれると助かるな。 + 魔物の母体は多ければ多いほどいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「民を魔物に捧げろ。 + そうすれば、お前だけは俺の女にして…… + 救ってやろう」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はもうここには来ない。 + キロスの未来はお前が選べ」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王軍を討ち、民を守るか。 + 民を犠牲にし、お前だけが助かるか。 + 道はふたつにひとつだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿――」 +\endtext + +\text +ノック音が、途中で止まる。 +同時にカイムに向かって、 +肌をさすような殺気が扉ごしから届いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……次はデンフロスクだ。 + 楽しみにしているぞ、グラス」 +\endtext + +\text +口の端を吊り上げたカイムの姿が消える。 +\endtext + +\text +それとほぼ同じタイミングで、 +ドアが勢いよく開かれた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +――抜剣と同時に踏み込む。 +\endtext + +\text +だが、そこにいたのは悲痛な面持ちの +グラスだけだった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今のは……いえ、ここに誰か?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……魔王が、ここにいた。 + 今は、いない」 +\endtext + +\text +消え入りそうなグラスの声を聞いた瞬間、 +ギュンターは逡巡することなく +衛兵に指示を飛ばす。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「衛兵、至急警戒態勢に入れ! + 魔王が城内に侵入した! + 門を閉じ、誰も外には出すな!」 +\endtext + +\text("衛兵") +「はっ!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿、司令室にお連れします。 + お怪我はありませんか?」 +\endtext + +\text +剣を抜いたまま、落ち着いた様子で +グラスの手を取る。 +\endtext + +\text +まだ、魔王が近くに潜んでいるかもしれない。 +ここにいるのは危険だ。 +\endtext + +\text("グラス") +「私はいい……ギュンター、今すぐ + 兵とともにデンフロスクに + 向かってくれ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「すぐにでも。 + しかし、まずはグラス殿の身の安全です」 +\endtext + +\text("グラス") +「駄目だ……! + 今すぐ、向かってくれ。 + でなければ……!」 +\endtext + +\text +連れて行こうとするギュンターの腕を、 +グラスは力の限り引っ張る。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今はご自身の……」 +\endtext + +\text +言いかけて、言葉を呑んだ。 +その後の対応も、指示も全て真っ白になる。 +\endtext + +\text +そして、次の瞬間には +自身のなすべきことをリセットした。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……グラス殿を頼む。 + 兵を集めよ。私はデンフロスクに向かう」 +\endtext + +\text("衛兵") +「はっ!」 +\endtext + +\text +ギュンターは初めて見た。 +グラスがここまで強く感情を露わに +したことを。 +\endtext + +\text +目尻に溜まっていた涙。 +それは、魔王によってもたらされたものだ。 +\endtext + +\text +デンフロスクを守ってくれ―― +\endtext + +\text +間に合うかは五分五分だ。 +それでも、ギュンターはデンフロスクに +向かうのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリア。 + ブライトリーフどもの作業進捗は?」 +\endtext + +\text +迷宮に戻ったカイムは、 +すぐさま兵を集めた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「当初のスケジュール通りですわ。 + カザトリアの民だけならば現状でも + 移送することは可能です」 +\endtext + +\text("カイム") +「よしよし……では順次移送を始めよ。 + すぐにもデンフロスクの民が + やってくるぞ」 +\endtext + +\text +結論から言えば、カザトリアの市民も +防衛隊も無事だ。 +\endtext + +\text +カイムがグラスに +話したことは全て嘘である。 +\endtext + +\text +彼らは迷宮で保護された後、 +キロスには戻らない、連絡しないという +約束を交わした。 +\endtext + +\text +でなければ、食事も住む場所も用意は +しないという条件のもとに。 +\endtext + +\text +そして、森の一部を開き、そこと迷宮の +二箇所にキロスの民を隠すのだ。 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様。 + どうしてこんなことをするんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスは民を大切にする王だ。 + 救うために降伏するとまで言うほどにな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、少し騙すのだ。 + 俺たちが皆殺しにしてやったと思わせる」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのために全員連れてきた。 + 真偽を確かめる術のないグラスは、 + 信じるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「信じなくとも、その可能性を考慮する + だけでいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それで、今日はわざわざ + 皆殺しにしたと自慢しにいった、と?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。ついでに脅してやったぞ。 + 降伏すれば男は皆殺し、女は魔物どもの + 肉便器になるぞとな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……ふむ、そういわれてはどうあっても + 降伏するわけには行かなくなる。 + カイム、お主なかなか悪趣味じゃな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、これでキロスには戦う理由が + できたわけね。負けられない理由も」 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけだ。 + これでキロスは絶対に降伏しない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「誤解を正すのに苦労しそうですが…… + まあ、今回はしかたないですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。次はデンフロスクだ。 + 絶望と悲しみにくれるがいい、 + グラスよ……フフフ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、全軍出陣。 + デンフロスクを占拠します!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_02.txt new file mode 100644 index 0000000..61c9699 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_10_02.txt @@ -0,0 +1,261 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第2の都市デンフロスク制圧") + +\text("ギュンター") +「遅かったか……!」 +\endtext + +\text +ギュンターが部下を率いて、 +デンフロスクの目前まで来たときには +すでに勝敗は決していた。 +\endtext + +\text +ギュンターは雪原にて足を止め、歯噛みする。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「司令、我らだけでデンフロスクを + 奪還しましょう! + このまま黙ってみているわけには……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……たかだか十数人でかなう敵ではない。 + まずは防衛隊を解放してからだ」 +\endtext + +\text +ひとりの部下が、望遠鏡を手に +デンフロスクを見る。 +\endtext + +\text("部下1") +「……防衛隊は魔物に囲まれています。 + 10体……それに、斧を持った人間の女も。 + 狙うのなら、右翼から抜けて……あん?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「どうした?」 +\endtext + +\text("部下1") +「……いや、すみません。 + でも……あいつら、なにをやってるんだ? + 司令も見てください」 +\endtext + +\text +部下が、怪訝な表情をしながら +望遠鏡を手渡してくる。 +\endtext + +\text("部下1") +「あいつら、民間人に毛布やら + 食べ物を配ってます……あれじゃあ、 + まるで保護だ」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……迷宮に連れて行くための餌だろう。 + そんなことされたら、魔王軍であっても + ついていくに決まってる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……………」 +\endtext + +\text +ギュンターも遠眼鏡ごしに、 +デンフロスクを観察する。 +\endtext + +\text +確かに、部下の言っていることは事実だ。 +レンズ越しに見える光景は、 +想像していたものとは真逆のものだ。 +\endtext + +\text +暴虐も、殺戮も起きてはいない。 +\endtext + +\text +だが、異様なのはそれだけではない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……予想以上に、死体の数が少ない」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「本当ですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「戦の規模から考えれば、 + 驚くべきことだ……防衛隊の連中も、ほぼ + 健在のようだ」 +\endtext + +\text +ギュンターは、グラスのことを +思い出す。 +\endtext + +\text +切羽詰った彼女の表情と言葉。 +そこにはなにか理由があるはずなのだ。 +\endtext + +\text +だが、今見ている光景と、 +それが全く結びつかない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……いや、グラス殿の言葉に嘘はない。 + なんとしてでも、救い出す……!) +\endtext + +\text +市民を盾にとられれば、 +こちらに勝ち目はない。 +\endtext + +\text +だから、時間をかけるわけにはいかない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「まずは――」 +\endtext + +\text +言いかけ、ギュンターの言葉が途切れる。 +身動きすら、取れなくなった。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「指令……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「っ……」 +\endtext + +\text +ギュンターは息を呑む。 +\endtext + +\text +ここからデンフロスクは数百メートルも +離れた林の中にいる。 +\endtext + +\text +枯れ木ばかりとはいえ、 +降雪もあって視界は悪い。 +\endtext + +\text +まずもって、こちらを視認することは +不可能なはすだ。 +\endtext + +\text +――だというのに。 +\endtext + +\text +こちらを見ている女がいる。 +\endtext + +\text +たまたま、視線があったわけではない。 +\endtext + +\text +ふいに立ち止まり、あたりを見回す +こともなく。 +\endtext + +\text +まっすぐに、こちらを見つめてくるのだ。 +\endtext + +\text +そしてその女は、にやりと +妖艶な笑みを浮かべてみせ…… +人差し指を、唇に添えた。 +\endtext + +\text +まるで、こちらを制止するように。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「っ……」 +\endtext + +\text +ゾクリ、と悪寒が背筋を +なであげる。 +\endtext + +\text("部下") +「指令……?」 +\endtext + +\text +気づかれた以上、ここに長居を +するのは危険だ。 +\endtext + +\text +しかし、なぜわざわざこちらに向かって、 +制止するような……警告するような +ことをしたのだろうか。 +\endtext + +\text +死者の少ない戦場。 +保護されているようにすら見える市民たち。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……カザトリアもそうだ。 + 戦とは思えんほどに被害が + 少なかった) +\endtext + +\text +振り返ってみれば、そのときから色々と +不審な点が多い。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「やつらはこちらに気がついている。 + ……このまま戦っても、 + 助けることは不可能だ」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「では……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……退くほかあるまい」 +\endtext + +\text +少なくとも、今はそうするしか +ないだろう。 +\endtext + +\text +そして、ギュンターは部下たちとともに、 +バラートホルンへと戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_01.txt new file mode 100644 index 0000000..e0ce0ab --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_01.txt @@ -0,0 +1,309 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第3の都市アドナイ") + +\text +デンフロスクから戻ってきたギュンターは、 +すぐさまグラスのもとにやってきた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……申し訳ありません、グラス殿」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +深く頭を下げるギュンターに、 +グラスはなにも言えなかった。 +\endtext + +\text +言葉を発するほどの余裕がなかったのだ。 +\endtext + +\text +あったとしても、 +グラスはギュンターを咎めたりは +しなかっただろう。 +\endtext + +\text +ただ、自身の非力さに +自己嫌悪に陥るだけで。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……デンフロスクを切り捨てたことは + 事実。どのような処分でも + 受け入れます」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ですがその前に、魔王がここに + 来たあの日……なにがあったのか、 + 聞かせてはもらえませんか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……わかった」 +\endtext + +\text +グラスは、こくりと頷いた。 +\endtext + +\text +カイムがここに来たこと。 +カイムと話したこと……カイムが、 +言ったことの全てを。 +\endtext + +\text +だが、ギュンターにはにわかには +信じられなかった。 +\endtext + +\text +確かに、グラスから聞いた魔王……カイム +像は魔王然とした悪逆の徒だ。 +\endtext + +\text +だが、ギュンターの見た魔王軍は? +\endtext + +\text("ギュンター") +「……妙ですな」 +\endtext + +\text("グラス") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……デンフロスクは確かに魔王軍に + 占領され、市民も防衛隊も + 連れて行かれました。それは事実です」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ですが、私の見た光景とグラス殿が + 魔王から聞いた話が、一致しないのです」 +\endtext + +\text("グラス") +「どういう意味だ? + いったい、なにを見た?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「魔王軍は食料を分け与え、毛布を + 配り……まるで市民を保護しているように + 見えたのです」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そう見えただけで、迷宮に連行した後の + ことはわかりませんが、 + あの市民への対応なら……」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「救済の手は差し伸べる必要がありません。 + まして、防衛隊も生かす理由もない」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムのあの言葉は、 + 嘘だったのか……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「嘘とも本当ともいえませんが、 + 侵略に変わりはありません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そして、すこしでも真実である + 可能性があるのなら、 + 魔王軍は打倒するべきでしょう」 +\endtext + +\text +その意図がどうであれ、 +魔王軍はキロスの敵だ。 +\endtext + +\text +そして、ギュンターは民を守る軍人なのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうだな。 + ギュンター、ウィンガ様に + あわせてはくれないか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ウィンガ様のお力を借りる + つもりですか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「私はキロスの王だ。 + ……私もなにかしたい」 +\endtext + +\text("グラス") +「考えたのだ。私にできることを。 + ……でも、それしか思いつかない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「私も……この国の民と……お前たちを + 守りたい」 +\endtext + +\text +グラスは、そうはっきりと言った。 +\endtext + +\text +自身の王の言葉は、 +今までとなんら変わらない。 +\endtext + +\text +だが、違っている。 +\endtext + +\text +人形の言葉ではない。 +\endtext + +\text +ひとつの意思を……覚悟を伴った +人間の言葉だ。 +\endtext + +\text +グラスは、戦う覚悟を示したのだ。 +\endtext + +\text +ならば、ともに戦うことこそ、 +この国の軍人であり臣下たる +己の務めだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……では、ウィンガの喉に向かいましょう」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("防衛隊1") +「守りを固めろ! + 魔王軍が来るぞ!!」 +\endtext + +\text +早朝のアドナイに緊張が走る。 +\endtext + +\text +魔王軍の襲撃に、 +防衛隊はすぐさま臨戦態勢を整える。 +\endtext + +\text("防衛隊2") +「市民の避難がまだ済んでませんよ!」 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「ちっ……避難が済むまで耐えるのだ! + その命を盾にしろ! + 絶対にやつらを通すな!」 +\endtext + +\text +檄を飛ばすなか、その指揮官は歯噛みする。 +\endtext + +\text("防衛隊1") +(アドナイは重要拠点でもなんでもない…… + キロスでも忘れ去られたような場所だぞ?) +\endtext + +\text("防衛隊1") +(ここを落としてもなんのメリットもない。 + なぜ、よりによってここに来た……!) +\endtext + +\text +山間に位置するアドナイは、 +ほんの数十年前まで鉱山資源で潤っていた。 +\endtext + +\text +だが、枯渇した今その面影はない。 +立地もあって支給もろくに回ってこず、 +防衛隊ですら、飢えているのだ。 +\endtext + +\text +キロスからしてみれば荷物であり、 +いつでも切り捨てられるトカゲの尻尾だ。 +\endtext + +\text +攻め込む理由など、あるものか。 +\endtext + +\text("防衛隊1") +「来たか……迎撃態勢をとれ!」 +\endtext + +\text("防衛隊たち") +「おおおおっ!!」 +\endtext + +\text +敵軍……アドナイの防衛部隊の士気は +上々と言ってよかった。 +\endtext + +\text +だが、その防衛隊すら頬がこけ、 +痩せ細っている。 +\endtext + +\text +魔物たちにためらいが出る前に、 +カイムは声を張り上げた。 +\endtext + +\text("カイム") +「躊躇いは見せるな。 + やつらがどのような状態でも叩き潰し、 + アドナイを手に入れるのだ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_02.txt new file mode 100644 index 0000000..49b57f0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_11_02.txt @@ -0,0 +1,475 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第3の都市アドナイ制圧") + +\text +魔王軍に制圧されたアドナイから、 +少し離れた雪原。 +\endtext + +\text +ベアトリスは魔物たちを率いて、 +魔王軍とは離れて行動していた。 +\endtext + +\text +彼女の視線の先には、 +収容所がある。 +\endtext + +\text +ウィンガ教の中枢にいた者の大半が収容 +されている。大型の収容所だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これもカイムの命令なのよね」 +\endtext + +\text +ガシャ、とベアトリスは大鎌を構える。 +\endtext + +\text +被害は最小限に……無意味な殺しはしない。 +それが、魔王軍の戦い方だった。 +\endtext + +\text +だが、彼らは別だ。 +魔王軍が定めた、明確な敵。 +\endtext + +\text +それは、ベアトリスにとっても +倒さねばならない敵なのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いい? 彼らはひとりだって + 逃がしちゃ駄目……命乞いされても、 + 躊躇ってはいけないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「我らが魔王のために、 + あの収容所にいる人間たちを皆殺しに + する」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「全ては、カイムを守るため……いくわよ!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グオオォォォォォォォ――!!!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ウィンガに会いたい。 +\endtext + +\text +それは、グラスたっての願いだ。 +キロスを守るために……そのために +覚悟を決めたのだ。 +\endtext + +\text +流されるままではなく。 +望まれるままではなく。 +\endtext + +\text +彼女自身の意思で。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ウィンガ教はウィンガにあなたを捧げ、 + 空席になった王位を奪うつもりでした」 +\endtext + +\text +だからこそ、ギュンターはウィンガの +真実をグラスへと話していた。 +\endtext + +\text("グラス") +「そのためにウィンガ様を操っている + 者を、飼いならしていた……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今まで集められた少女たちは、 + その者を飼いならすための + 生贄だったのです」 +\endtext + +\text +その少女たちはすでに軍部によって保護され、 +治療が施されている。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……もっと、早くに手を打つべきでした」 +\endtext + +\text +その事実を知ることができたのも、 +あの情報がこちらに提供されたからだ。 +\endtext + +\text +もし、もっと早く動いていれば +もっと多くの少女を救い出すこともできた +はずなのに。 +\endtext + +\text("信徒") +「グラス陛下、そろそろ」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ」 +\endtext + +\text("信徒") +「ですが、お気をつけてください。 + やつは女に目がありません。 + 近づきすぎないように」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「妙な動きを見せれば、 + 切り伏せます……いいですね?」 +\endtext + +\text +グラスはこくりと頷き、 +ウィンガの喉に足を踏み入れた。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ウィンガの喉、と呼ばれる洞窟の内部は、 +不思議と穏やかな環境だった。 +\endtext + +\text +これも、ウィンガを操る者が +その力を借りて環境を整えた +からだという。 +\endtext + +\text +そして、その張本人は何人もの +兵士に囲まれていた。 +\endtext + +\text +荒れた浅黒い肌。 +そして、人間ではなくブライトリーフ +のように尖った耳。 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿が“萎れ”…… + ウィンガ様を操っていた者。ネグザか」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「あ……女……? + ウィンガの力、使うのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。魔王を倒すために、 + 力を借りたい」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「いい……お前、こっち来い」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「貴様、動くな!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それ以上、近づくな」 +\endtext + +\text +ギュンターが剣を抜き、グラスの前に立つ。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「それは私にくれるという約束だ…… + そこを……そこを……」 +\endtext + +\text +ギュンターは膨らんでいるネグザの +下腹部に気がついている。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それ以上近づけば、切るぞ」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「来い…… + こなければ、ウィンガの力は + 貸さない」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……協力する気はない、ということか。 + 仕方ないな」 +\endtext + +\text +ギュンターは兵士たちに、ネグザを +バラートホルンに連行するよう命じた。 +\endtext + +\text +正直にいえば、ギュンターはこの男を、 +この場で切り伏せたかった。 +\endtext + +\text +長い間、少女たちをなぶり続けたこの男には +その生命を以って償う他ないとさえ思う。 +\endtext + +\text +……例えそれが、ウィンガ教に利用 +されていたとしても、だ。 +\endtext + +\text +だが、今はまだ無理だ。 +ウィンガと繋がることのできる、現時点では +唯一無二の存在……それがこの男だからだ。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「うっ……いぎぃっ……!」 +\endtext + +\text +拘束する兵士たちに抗いながら、敵意を +こめてギュンターを見上げてくるネグザ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴様は、我々に協力する気になるまで + 牢屋暮らしだ」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガっ……ウィンガっ……! + こいつ、こいつらを……!」 +\endtext + +\text +首を回し、背後の空間に叫ぶネグザ。 +慌てた兵士たちは、縄を持ちだして +ネグザを縛り上げようとする。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガよ……っ! + こいつらを、殺してしまえぇっ!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それが、貴様の答えか」 +\endtext + +\text +じり、とネグザに一歩歩み寄るギュンター。 +\endtext + +\text("グラス") +「待てっ、ネグザを殺したら……」 +\endtext + +\text +ギュンターのただならぬ様子に気づき、 +グラスが手を掴んで制止しようとする。 +\endtext + +\text +その気配にネグザも気付く。 +そして、恐怖を露わにしながら喚く。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ウィンガ……っ! + 応えよ、ウィンガぁぁぁっ!」 +\endtext + +\text +いまだ、ウィンガに交感しようと +試みているのだろうか。 +\endtext + +\text +しかし、それに応えるものはなく。 +洞窟にはネグザの声が空しく響くだけだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……精霊との交感には、言葉だけでなく + 身振り手振りなども必要ではないのか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「だが、その状態ではそれも叶うまい」 +\endtext + +\text +さらに一歩、ネグザに近づくギュンター。 +そして、大きく剣を振りかぶる。 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター、ダメだッ!」 +\endtext + +\text("ネグザ") +「ひッ、来るな、くるな…… + ヒッ、ひィィイイっ……!!!」 +\endtext + +\text +ギュンターはネグザの目の前の地面に、 +深く剣を突き立てた。 +\endtext + +\text("ネグザ") +「フひィィいいいいいいッ!?」 +\endtext + +\text +そのショックで、ネグザは腰を抜かして +しまった。 +\endtext + +\text +無様に地面に腰をつき……しかも、恐怖の +あまり失禁してしまったようだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「どれほどの娘たちが、こんなつまらぬ男の + 犠牲になってきたのか……。 + いいぞ、連れて行け!」 +\endtext + +\text +ギュンターの命令に従い、兵士たちは +おとなしくなったネグザを抱えて、 +洞窟の出口へと向かった。 +\endtext + +\text +だが、これでウィンガの力を使うことは +難しくなった。 +\endtext + +\text("グラス") +「……ギュンター」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ネグザから引き続き協力を得られない + かどうかやってみます」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「が……あの様子では、 + 正直望み薄でしょうな」 +\endtext + +\text("グラス") +「では……他に、ウィンガ様に力を借りる + 方法は無いのだろうか?」 +\endtext + +\text +考えこむグラス。 +その時、同行していた信徒が口を開いた。 +\endtext + +\text("信徒") +「グラス様、少しよろしいでしょうか。 + ……もしかしたら、なんとかなるかも + しれません」 +\endtext + +\text("グラス") +「何、それは本当か……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「他に、方法があるというのか?」 +\endtext + +\text +二人から真剣な様子で尋ねられ、少し +気圧された様子の信徒は、記憶を辿りながら +続ける。 +\endtext + +\text("信徒") +「以前……酔っ払った司祭様が、つい口を + 滑らせたのか、私たちに自慢げに話して + くれたことがあったんです」 +\endtext + +\text("信徒") +「処分されていなければ、 + まだ教会に隠しているはずです」 +\endtext + +\text +ギュンターとグラスは頷きあう。 +\endtext + +\text +方法があるのなら。 +可能性があるのなら、手を伸ばさなければ。 +\endtext + +\text +魔王軍は、すぐそこまで +迫ってきているのだから……。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_01.txt new file mode 100644 index 0000000..6ebfa8c --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_01.txt @@ -0,0 +1,264 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第4の都市グラクストーム") + +\text +アドナイの陥落。 +それは、同時にキロス領の半分が、 +魔王軍の支配下になったということだ。 +\endtext + +\text +抵抗するよりも降伏。 +現状、それが最善の判断といえた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……では、最後まで抵抗する + のですね」 +\endtext + +\text("グラス") +「どちらを取ろうとも、 + 結果は変わらない……なら、 + 最後まで民を守るために戦う」 +\endtext + +\text +降伏すればどうなるか……それは、 +カイムの口から直接聞いている。 +\endtext + +\text +グラス自身の安全は保証されても、 +民が無事ではすまないのなら、 +戦うしか道はないのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……変わられましたな、グラス殿」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……?」 +\endtext + +\text +ええ、とギュンターは微笑む。 +\endtext + +\text +皮肉なのは、それは魔王カイムの +おかげということだ。 +\endtext + +\text +あの男がいなければ、 +彼女はずっと人形のままその生涯を +終えたのだろう。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ところで、グラス殿は + アドナイの収容所のことは + お聞きになりましたか?」 +\endtext + +\text +魔王のことを考えているとき、 +ギュンターはそのことをふと思い出した。 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。収容されていた教会の者たちが、 + 皆殺しにされたそうだな。 + 他の収容者は連れ去られたというのに」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……なにか、 + 魔王について心当たりは?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……いや。 + 私にもよく分からん」 +\endtext + +\text +確かにグラスはカイムと話をしたが、 +それだけだ。 +\endtext + +\text +彼の意図や、目的の全てを +聞いたわけではない。 +\endtext + +\text +ギュンターもグラスも、 +今回の件には眉を顰めるしかない。 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ、民と教会の者たちとで、 + ここまで対応が変わるのだ……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「彼らだけ、その場で殺さねばならない + 理由があったのでしょうが……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +(あの者たちがクーデターを + 企んでいた……そこになにかある……か?) +\endtext + +\text +クーデター。 +そもそもの情報源は、魔王軍だ。 +\endtext + +\text +それがなければ―― +\endtext + +\text("ギュンター") +「……グラス殿。 + グラクストームの防衛を、 + 私に任せてはもらえませんか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「なに……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「これ以上、やつらの侵攻を + 許すわけにはいきません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それに、確かめたいことが + あるのです」 +\endtext + +\text +なにかが引っかかる。 +\endtext + +\text +それは、捨て置いていいものではないと +軍人としての勘が告げている。 +\endtext + +\text("グラス") +「……わかった。 + だが、無理はしないで欲しい」 +\endtext + +\text("グラス") +「……無事に戻ってきてくれ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「――は。必ず」 +\endtext + +\text +ギュンターは深く、頭を下げる。 +\endtext + +\text +無事に戻ってこれるかは、 +分からない。 +\endtext + +\text +それでも、ギュンターは『必ず』と、 +答えるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……魔王軍の目的。 +その真意はどこにあるのだろうか。 +\endtext + +\text +そんな疑問が、ギュンターの +胸中で渦を巻いている。 +\endtext + +\text("キロス兵") +「……指令、バラートホルンは + いいのですか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……後のことは部下に任せてある。 + それにここを落とされていいわけでは + ない」 +\endtext + +\text +グラクストームには、 +すでに兵が展開している。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「私がいる以上、魔王軍は + ここで討伐する。 + 各員、心してかかれ!」 +\endtext + +\text("キロス兵たち") +「はっ!」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「っ……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「来たか……」 +\endtext + +\text +魔王軍の侵攻はここで食い止める。 +そして、この疑問について問いただす。 +\endtext + +\text +魔王を処刑するのは、そのあとだ。 +\endtext + +\text +一瞬、脳裏に浮かぶグラスの顔。 +ギュンターにとって何よりも大切な存在。 +\endtext + +\text +必ず戻るといった。 +ゆえに、ここで手にするのは敗北ではない。 +\endtext + +\text +勝利。 +そのひとつだけだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「総員、抜剣! + 迎撃体勢をとれ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_02.txt new file mode 100644 index 0000000..1857d52 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_12_02.txt @@ -0,0 +1,456 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n第4の都市グラクストーム制圧") + +\text("ギュンター") +「くっ……! + まだだ……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それはお主の勝手じゃが…… + お主が斬るより、エルの弓のほうが + 早いぞ?」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですっ! + 投降しちゃってくださいっ!」 +\endtext + +\text +ぎり、とエルが弓を引き絞る。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text +ギュンターは剣を捨てず、 +周囲に目を配る。 +\endtext + +\text +兵士たちは倒れ、あるいは拘束され +戦える者はいない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……兵の命を保証するのならな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……それはできん相談じゃ。 + 決めるのは、カイムじゃからな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ならば、答えは決まっている。 + そこを、退いてもらおうか……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あくまでも戦う……か。 + 悪いが、退くわけにはいかん」 +\endtext + +\text +マーガレッタとギュンターは互いに、 +武器を構えなおす。 +\endtext + +\text("カイム") +「そこまでにしておけ。 + もう、勝負はついただろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……カイム」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様。 + 彼はキロス軍最高司令官です」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……よし。こいつも連れて行くぞ。 + ノロ、アグリ! + このおっさんを捕らえろ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「大人しく従うとでも……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな……ではこうしよう。 + ティーリア」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……失礼します」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ぐぅっ……!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「拘束魔法です……その、 + 迷宮についたらすぐに解きますから。 + 申し訳ありません……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「っ……おのれ……!」 +\endtext + +\text +手足に光の輪のようなものが巻きつき、 +ギュンターの自由を奪う。 +\endtext + +\text +殺す、という選択肢は魔王軍にはない +ということなのか。 +\endtext + +\text +それとも、今ここでは殺さないだけか。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(……ならば、今は大人しく従う + しかない……) +\endtext + +\text +一矢報いたければ、なおのことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……案外諦めが早いな。 + まあ、そのほうが楽だ。戻るぞ」 +\endtext + +\text +踵を返すカイム。 +\endtext + +\text +ギュンターは、諦めたわけではない。 +今は大人しく従うだけだ。 +\endtext + +\text +ギュンターは、ルザリオに +連れてこられていた。 +\endtext + +\text +そこは、キロスの民のために作り上げた +一時的な居住区だという。 +\endtext + +\text("子供1") +「しれいかんどのだー!」 +\endtext + +\text("子供2") +「おじさんも、まおーさまの + おともだちになるのー?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……その間抜けな呼び方はやめろ。 + それと、向こうにい……おのれ、 + 服を引っ張るな!」 +\endtext + +\text("子供1") +「べー」 +\endtext + +\text("子供2") +「まおーさまのケチんぼー! + リズベルおねえちゃんに + いいつけてやるー!」 +\endtext + +\text +……これは、いったいなんなのだろうか。 +\endtext + +\text +拘束を解かれたギュンターは困惑を +隠せないでいた。 +\endtext + +\text +なぜ、子供がこんなところにいる? +それもキロス人の、だ。 +\endtext + +\text +この子たちだけではない。 +\endtext + +\text +ここには、キロスの民が大勢いるのだ。 +\endtext + +\text +男も、女も、子供も、老人も。 +\endtext + +\text("カイム") +「おい……怒られたいのか?」 +\endtext + +\text("子供1") +「まおーさまが怒ったー!」 +\endtext + +\text("子供2") +「怒ったー! 逃げろー!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あれだからガキは困る。 + 魔王だといって、面白がりおって」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……なんなのだ、これは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだもなにも、見ればわかるだろう。 + ……まあ、驚くのも無理はないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくつか、こういう所を作っている。 + キロスの民は皆、そこで暮らしている」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……なんなのだ、それは……? + 貴様はグラス殿に……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。聞いたのか? + ククク……その表情を見れば、 + あれはよく効いていたようだな?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「貴様は……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「そう怒るな。 + それもまた、必要なことなのだ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……貴様は今までの俺たちの行動に + 疑問があるのではないか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……だったらなんだと言うのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の疑問に答えてやってもいい。 + そして、俺たちの真の敵について + 教えてやる」 +\endtext + +\text +――真の、敵? +\endtext + +\text("カイム") +「その代わり、我が軍門に降れ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「何だと……貴様、どういうつもりで + 言っている……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の頭で考えろ。 + お前の王を守りたければな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………!」 +\endtext + +\text +カイムの声色にも目にも揺らぎは見えない。 +\endtext + +\text +選ぶのは、ギュンターだ。 +\endtext + +\text +真実を知るのか。 +グラスに忠節を近い、 +ここでカイムを斬り捨てるのか。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「俺は……」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +グラスは再びウィンガの喉に +やってきていた。 +\endtext + +\text +――グラクストームの陥落。 +そして、ギュンターたちの連行。 +\endtext + +\text +もはや、グラスには手段を選ぶだけの +余裕はない。 +\endtext + +\text("グラス") +「……本当に、その方法で + ウィンガ様の力を使えるのだな」 +\endtext + +\text("信徒") +「はい。ですが、これは最終手段だと + 司祭様は言っていました」 +\endtext + +\text("信徒") +「魔王を倒すため……そして、同時に + あなたを殺すための」 +\endtext + +\text("信徒") +「分かっていますよね? + この方法を使うということは……」 +\endtext + +\text("グラス") +「構わない。 + もともと、キロスのための命。 + 守るのは、王たる者の務めだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それに、ギュンターならきっと + こうするだろう」 +\endtext + +\text +そうして、グラスは上を見上げる。 +\endtext + +\text +以前、来たときはいなかったモノが +そこにはいた。 +\endtext + +\text +グラスには、 +それが竜のようなものに見えた。 +\endtext + +\text +ただただ大きく、霞がかかったように +不鮮明な、おぼろげな存在。 +\endtext + +\text("グラス") +「これが、ウィンガ様……」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「……しかし、本当にこいつの力を + グラス殿に移すなんてできるのか?」 +\endtext + +\text("信徒") +「もともと、この方法は外から来た者から + 教えられた方法らしいのです」 +\endtext + +\text("信徒") +「外の者について、その素性は分かりません + が、司祭様はとても信頼していた…… + 信用できると思います」 +\endtext + +\text +そういって、信徒はその方法が記された +羊皮紙を懐から出す。 +\endtext + +\text("グラス") +「……なににしても、それに縋るしか + ない。やってくれ」 +\endtext + +\text("信徒") +「……はい」 +\endtext + +\text +ウィンガを見上げるグラス。 +\endtext + +\text +人を超越し、このキロスを長年 +その力で閉ざし、苦しめてきた存在。 +\endtext + +\text +その力を、この身に宿す。 +\endtext + +\text +一時的に、ウィンガを乗り移らせるのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +(……無茶なことは分かっている。 + それでも、私はこの国を守りたい) +\endtext + +\text("グラス") +「ウィンガ様……どうか、私に力を + お貸しください……」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_01.txt new file mode 100644 index 0000000..37cc538 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_01.txt @@ -0,0 +1,203 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n首都バラートホルン") + +\text("キロス兵") +「魔王軍を確認! + こちらの迎撃部隊と交戦中との + ことです!」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「ついに来たか」 +\endtext + +\text +魔王軍の、首都侵攻が始まった。 +\endtext + +\text +本来はここに座すべき王は、今はいない。 +彼女が戻ってくるまで、 +なんとしても持ちこたえねばならない。 +\endtext + +\text +――ここにギュンターがいてくれれば、 +どれほどよかっただろうか、と +弱気が顔をのぞかせる。 +\endtext + +\text +だが、それを表情に見せることはない。 +指揮権を持つのは他の誰でもなく、 +この自身なのだから。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「陛下が戻ってくるまで、我らが + この国を守るぞ。 + 迎撃態勢をとれ!」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「はっ!」 +\endtext + +\text("衛兵") +「しっ、失礼しますっ! + 陛下が帰還しました!」 +\endtext + +\text +その言葉に、アドルフは我知らず +強気の笑みを浮かべていた。 +\endtext + +\text +王が戻ってきた。 +それだけで、力がみなぎってくる。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「陛下が戻ってきた以上、 + 無様な姿は見せられないな……!」 +\endtext + +\text +バラートホルンに響き渡る咆哮。 +\endtext + +\text +魔物たちが群れをなして、 +城へと突き進んでいく。 +\endtext + +\text +防衛隊はなぎ払われ、 +街は、戦いの余波で傷ついていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様が守ろうとした国を逆に落とすのは、 + どんな感じだ?」 +\endtext + +\text +底意地の悪い笑みを浮かべるカイムに、 +その男はなんの感情も出さず +淡々と答える。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「結果は変わらん。 + 必要であれば、こなすだけだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、つまらん。 + これがキロス一の女戦士であれば + もっと、こう――」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それよりも、 + 約束は守るのだろうな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。 + グラスの命は保証する。 + というか、殺す理由がない」 +\endtext + +\text +ギュンター。 +かつて、キロス軍最高司令官だった男は、 +今や魔王軍の一兵士だった。 +\endtext + +\text +それも全て、グラスとこの国のためだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……できることなら、 + 手を出すのもやめてほしいのだがな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならん! + あと少しで俺の野望がかなうのだ! + 待っているがいい、グラス……!」 +\endtext + +\text +――よく、こんな色魔についていこうと +思ったものだ。 +\endtext + +\text +ギュンターは、あのルザリオで +魔王に忠誠を誓った。 +\endtext + +\text +彼の敵も、戦う理由も知った上で +ここにいる。 +\endtext + +\text +カイムの言葉には嘘がない。 +少なくとも、それだけは信じられるだろう。 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、お城の方からヘンな感じが…… + これ、精霊様の気配がします!」 +\endtext + +\text("カイム") +「精霊?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「精霊……ウィンガのことか? + まさか、グラス殿が……?」 +\endtext + +\text +城砦から感じる巨大な魔力は、 +カイムも感じ取っていた。 +\endtext + +\text +それに混じって、グラスの魔力もわずかに +だが伝わってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +(グラスも必死というわけか……) +\endtext + +\text +カイムは、口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text +思惑通り、グラスは最後まで戦う道を +選び、カイムを倒すための切り札を +用意したのだろう。 +\endtext + +\text +ならば、全力を以って +叩き潰さねばならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……最後の悪あがきというところか。 + 行くぞ、キロスを攻め落とす……!」 +\endtext + +\text("魔物たち") +「グゥオオオオオ――!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_02.txt new file mode 100644 index 0000000..a37de25 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_02.txt @@ -0,0 +1,214 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n首都バラートホルン玉座") + +\text +玉座の間へと通じる扉が、 +開け放たれる。 +\endtext + +\text +その瞬間、兵たちの間に緊張が走る。 +\endtext + +\text +誰がここにやってきたのかなど、 +考えるまでもないことだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……む」 +\endtext + +\text +魔物たちを引き連れてやってきたカイム。 +\endtext + +\text +しかし、彼は一歩室内に踏み込んだところで +その違和感に警戒を募らせる。 +\endtext + +\text +自身の息が、白い。 +\endtext + +\text +そして、床を踏みしめた瞬間。 +ザリっと薄い氷を踏む感触が伝わったのだ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおぉっ!? なんだ、急に寒く + なりやがった……!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「お主、今更なにを……む?」 +\endtext + +\text +次々に入ってくる魔王軍も、 +その感覚に一瞬足を止めてしまう。 +\endtext + +\text +確かに城内も寒いことに変わりはないが、 +床が凍ってもいなければ、 +息が白くなることもなかった。 +\endtext + +\text +この玉座の間だけが、 +異様に寒いのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これも、お前の仕業か? + グラスよ」 +\endtext + +\text +カイムは玉座へと向き直る。 +\endtext + +\text +そこには兵と……そして、 +異様な魔力を纏ったグラスがいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……カイム、か」 +\endtext + +\text("カイム") +「その魔力……というか、お前の背後に + あるのがウィンガとやらか」 +\endtext + +\text +グラスの背後に、もやのようなものが +漂っている。 +\endtext + +\text +異様な魔力の発信源は、そこだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「悪い、が……貴殿の言葉に付き合う + 余裕が……ない……」 +\endtext + +\text +ふら、とグラスは立ち上がる。 +\endtext + +\text +おぼつかない足取りは、 +軽く押すだけで倒れそうだ。 +\endtext + +\text +顔色も悪く、脂汗すらかいているグラスは +それでもカイムを睨みすえた。 +\endtext + +\text("カイム") +「グラス……?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……察しの通り、この力は + ウィンガ様のものだ……」 +\endtext + +\text("グラス") +「貴殿を倒すために……この身体に、 + 力を取り込んだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……随分、 + 無理をしているように見えるが」 +\endtext + +\text("グラス") +「もとより、人の身に余る力だ…… + だが、貴殿を倒すためならば……」 +\endtext + +\text +グラスが一歩踏み出す。 +ただそれだけで、彼女の足元は凍っていく。 +\endtext + +\text +だが、凍っているのは床だけではない。 +グラスの足もまたわずかに凍っている。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……カイム様、これ以上彼女に + 力を使わせては……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのようだ……全く、なんとも + 愚直なことだな、グラス」 +\endtext + +\text +もとより人よりも高位である精霊……その +王を取り込むなど、正気の沙汰ではない。 +\endtext + +\text +死んでも、なんらおかしくないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「よもや、ここまでするとは思わなかった。 + ただの道化で終わると思っていたが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「なに……?」 +\endtext + +\text +全ては、カイムの手の上。 +今の彼女は、道化以外の何者でもない。 +\endtext + +\text +それでも、その覚悟は本物だ。 +\endtext + +\text +嗤うことも、否定することもカイムは +しない。 +\endtext + +\text +命をかけて向かってくるというのであれば、 +相応の返礼はせねばならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「それでこそ、手に入れる甲斐もある。 + 俺も全力でお前の相手をしよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前もウィンガも、この俺の手で + 組み伏せてやるぞ……!」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「総員抜剣! + 魔王軍を迎撃せよ……!!」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……これ以上、貴殿の好きには + させん……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_03.txt new file mode 100644 index 0000000..6b4c640 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_03.txt @@ -0,0 +1,514 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n首都バラートホルン制圧") + +\text("グラス") +「う……」 +\endtext + +\text +がくん、とグラスはその場にくず折れる。 +\endtext + +\text("グラス") +「まだ……倒れる、わけには……」 +\endtext + +\text("カイム") +「もはや限界だろう。 + それ以上力を使うと、お前の身体が + 壊れるぞ」 +\endtext + +\text +未だに戦おうとするグラス。 +\endtext + +\text +だが、体力も魔力も限界に近づいている。 +\endtext + +\text +彼女を支えているのは、キロスを守るという +鉄のように固い意志だけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「それとも、あのとき俺の言った言葉を + 気にしているのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならばもういいんじゃないか? + お前には民は救えん。 + すでに証明されたではないか」 +\endtext + +\text("グラス") +「それでも、私はキロス……の……」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「陛下……!?」 +\endtext + +\text +言いかけて、グラスの身体が前へと +倒れこむ。 +\endtext + +\text +糸の切れた人形のように。 +\endtext + +\text("カイム") +「……っと」 +\endtext + +\text +それを、カイムが抱きとめる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……グラス。後は、俺に任せろ」 +\endtext + +\text +カイムの腕の中のグラスは、 +意識を失っていた。 +\endtext + +\text +すでに異様な魔力の気配は失せている。 +\endtext + +\text +もとより、付け焼刃のような力だったのだ。 +\endtext + +\text +カイムの魔力独占を使うまでもなく、 +ウィンガの力はグラスには馴染まなかった +のだろう。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「貴様……陛下を放せ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「王が倒れてもなお、戦うか。 + 利口ではないな」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「カイム殿、城内の兵はあらかた + 拘束した」 +\endtext + +\text +そこに、玉座の間にはいなかった +ギュンターがやってきた。 +\endtext + +\text("アドルフ") +「なっ……司令……!?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……今の私は、司令ではない」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいいところに来たな。 + そいつらはお前に任せる」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアは俺とともに来い。 + グラスの治療をせねばならん」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「グラス殿は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「無茶をしすぎただけだ。 + 心配するほどでもない」 +\endtext + +\text +そういうと、カイムはグラスを抱き上げて +ティーリアとともに行ってしまった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……平定はどうする気だ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは私たちの仕事です。 + ここの兵はお任せしますよ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……あの男、王としての自覚は + あるのか……?」 +\endtext + +\text("キロス兵") +「しっ、司令……! + なぜ、魔王軍なんかに……」 +\endtext + +\text +疑念と、驚愕。 +そして不安のままに兵士たちは +ギュンターに問い詰める。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……話せば長くなる。 + 城内の兵士全てをここに集めて、 + それから話そう」 +\endtext + +\text +そんな自身の部下だった者たちに、 +ギュンターは穏やかにそう言った。 +\endtext + +\text +己が育てた部下たちだ。 +話せば、分かってくれるだろう。 +\endtext + +\text +そう信じて。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……目が覚めたグラスの視界に映ったのは、 +見慣れない天井だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「お目覚めになりましたか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ここは?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ここはカイム様の迷宮ですわ。 + そして、この部屋はあなたに与えられた + 部屋です」 +\endtext + +\text +――魔王の、迷宮? +\endtext + +\text("グラス") +「……そうだった。 + 私は、負けたのだったな」 +\endtext + +\text +カイムに敗北し、ここに連れてこられた +ということだろう。 +\endtext + +\text +民は……兵はどうなったのだろうか、と +真っ先にその疑問が浮かんだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリア、グラスの容態は + どうだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、目が覚めたか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。ですがしばらくは安静に + していただかないと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + でなければ、ギュンターに殺される」 +\endtext + +\text +不満そうなカイムの言葉に、 +グラスは目を見開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター……だと……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? ああ……グラスがお呼びだぞ、 + おっさん」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「無事……だったのか……?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……はい。 + 今は、魔王軍の一兵士です」 +\endtext + +\text("カイム") +「こいつだけではない。 + キロスの民は全員無事だ。 + そのうち、キロスに返してやる」 +\endtext + +\text("グラス") +「へ……?」 +\endtext + +\text +酷く、間抜けな声がグラスの喉から +こぼれた。 +\endtext + +\text +寝起きの彼女に、次から次に理解不能な +ことが続く。 +\endtext + +\text +寝耳に水もいいところだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「意味がわからん……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、あまりグラスさんを + 驚かせてはいけませんよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「サプライズというやつだ。 + どうだ? 喜んだか? + それとも驚いてその暇すらないか」 +\endtext + +\text("グラス") +「………………」 +\endtext + +\text +子供っぽく笑うカイムに、 +グラスは呆然としたまま反応できない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……信用できないのも仕方ないでしょう。 + ですが、この男の言葉は事実です」 +\endtext + +\text("グラス") +「……あの言葉は、嘘だったのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「女を肉便器にし、男は皆殺しか? + あれは嘘だ。 + まあ、肉便器はやってみたいのだが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはそれとして、だ。 + お前には悪いがそれもまた必要なこと + だったのでな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前に降伏されては困るのだ。 + だから、降伏できんように + 一芝居うったわけだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「私を、騙した……? + どうしてそんなこと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんとしても、キロスとシュカを + 落とさねばならなかった。 + でなければ、俺の目的を果たせん」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、お前が降伏せんように + 回りくどいことをしたのだ。 + 信用できんのなら、ギュンターに聞け」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は忙しいのでな。 + 今はゆっくり身体の回復に努めろ。 + 犯すのはその後だ」 +\endtext + +\text("グラス") +「おかす……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「今は考えることではない。 + さっさと寝て、休め。 + いいな?」 +\endtext + +\text("グラス") +「ん……」 +\endtext + +\text +カイムは、グラスの頭を撫でる。 +\endtext + +\text("カイム") +「後はギュンターに任せる。 + いくぞ、ティーリア」 +\endtext + +\text +カイムは女王を手に入れたからか、 +意気揚々と部屋を後にする。 +\endtext + +\text +その背中を、グラスはぼうっと見つめ―― +\endtext + +\text("グラス") +「……あれが、魔王なのか?」 +\endtext + +\text +とつぶやいた。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ええ。あれでも、です」 +\endtext + +\text +グラスの中にあるカイムは、 +悪逆非道の魔王だった。 +\endtext + +\text +それが、今の数分のやりとりで +わからなくなってしまった。 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text +グラスは、自分の頭に触れる。 +\endtext + +\text +誰かに、あんなことをされたのは +生まれて初めてだった。 +\endtext + +\text("グラス") +「……ギュンターは、カイムを + 信じているのか?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「少なくとも、かつてのウィンガ教の連中 + よりは、ずっと信用できる男です」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……認めたくはありませんが、 + あれは王にふさわしい男です」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……」 +\endtext + +\text("グラス") +(魔王、カイム……) +\endtext + +\text +グラスには、カイムのことが +よく分からない。 +\endtext + +\text +ならば、知るべきだ。 +いや、知りたい……そんな思いが、 +かすかに芽生えた。 +\endtext + +\text("グラス") +「……ギュンター。 + グラクストームで、なにがあった? + なにを見たのだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……そうですね。 + グラス殿も、知っておくべきでしょう」 +\endtext + +\text +あの男を知るのなら、 +まずはそこからだろう………… +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_04.txt new file mode 100644 index 0000000..8fb23c0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_13_04.txt @@ -0,0 +1,121 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーキロス\n首都バラートホルン制圧2") + +\text +魔王軍の主だった面々が集まった玉座の間で、 +カイムが口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「キロスはこの手中に収めた。 + ――次はシュカだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「これまでのお前たちの働きには + 感謝している。 + これからもよろしく頼むぞ」 +\endtext + +\text +カイムがこのような場で、このようなことを +言うのは珍しかった。 +\endtext + +\text +マーガレッタはアグリたちと顔を見合わせ +ながら苦笑する。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「何を水臭いことを。 + お主がそんなことを言うと、むしろ心配に + なるのう」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、全くだぜ。 + 大丈夫だ、言われなくてもやってやるさ」 +\endtext + +\text +魔王軍の最古参兵として、新兵たちからも +慕われているスパッキオとノロも頷いた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「俺たちの噂を聞きつけて、兵士に志願する + 奴らも増えてっからな。これからもっと + 忙しくなりそうだ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……みんな頑張ってる。 + 俺も、もっと頑張る」 +\endtext + +\text +負けじと、エルもティーリアの手を取り +語りかける。 +\endtext + +\text("エル") +「魔物さんたちばかりに活躍させるわけには + いきません! ティーリア様、負けない + ように頑張りましょう!」 +\endtext + +\text +エルの熱意溢れる発言にも、ティーリアは +どこまでもマイペースを貫く。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね……こうしてお世話になって + いるのですから、それに見合う働きを + しないと」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、我らが軍師さまは + この先ももう考えてるのよね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスが振ると、リズベルは頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、ルザリオにつづいてキロスも落ち、 + シュカは追い詰められた状況です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの国にはディアボリカも多くいます。 + 戦いが長引けば、彼らに対する疑いの目は + 今よりも強くなるでしょう」 +\endtext + +\text +そこで、皆に自由に発言させていたカイムが +口を開く。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな、俺もだらだらと戦いを続ける + のは好かん。さっさとケリをつけるぞ」 +\endtext + +\text +カイムが頷きかけると、リズベルはその意図 +を察して締めの言葉を口にする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここからが本番です。 + 皆さん、よろしくお願いしますね」 +\endtext + +\text +リズベルの呼びかけに、一同は力強く +頷くのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a0cddb5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_01.txt @@ -0,0 +1,1255 @@ +\setgamedatatitle("トゥルールート\n光の星国1") + +\text +キロスとシュカが、魔王軍の手に落ちた。 +\endtext + +\text +それは魔王軍……ディアボリカの手で、 +このニルト地方が統一されたことを意味する。 +\endtext + +\text +繁栄の頂点。 +そこに立つのは決まって、 +あの悪魔たちだ。 +\endtext + +\text +混沌を生み出し、戦乱を起こし、 +秩序を乱すものたち。 +\endtext + +\text +結果だけを見れば、それらは最終的には +発展をもたらす。 +\endtext + +\text +だが、それはよいことではない。 +\endtext + +\text +それは“彼ら”の在り方とは対極であり…… +まして、その存在そのものが、 +許せないのだ。 +\endtext + +\text +理屈も、理由もない。 +\endtext + +\text +ただ存在することが、 +それだけでも容認できないのだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……容認できない。 + だから、滅ぼさねばならない」 +\endtext + +\text +それは、彼女の導き出した結論にして、 +“彼女たち”の導き出した結論だ。 +\endtext + +\text +憎いのではない。 +恨んでもいない。 +\endtext + +\text +そこにあるのは否定のみだ。 +\endtext + +\text +結論が決まっていればそこにいたる過程―― +理由など必要はない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私達はその手先を失い、 + あれらは力を手に入れた」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは容認することのできない事象です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「否定せねばなりません。 + ……この手で」 +\endtext + +\text +そうして。 +混沌を晴らすべく、光が降り注ぐ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("カイム") +「うむ……実に、実にすばらしいぞ!!」 +\endtext + +\text +歓喜の声が、迷宮にこだまする。 +\endtext + +\text("カイム") +「これこそ、俺の求めていたハーレム! + ひとつの終着点だ!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……はーれむとはなんだ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「これのことよ。 + カイムは私達、元女王様を侍らすのが + 夢なんですって」 +\endtext + +\text("グラス") +「なるほど。勉強になる」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あの……カイム様…… + これ以上はリズベルさんが……」 +\endtext + +\text +三国の支配とはつまり、 +こうなることを意味していた。 +\endtext + +\text +両脇にマガヒメとティーリアを。 +そして、膝の上にはグラスを乗せて、 +カイムはご満悦だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「元よりこれが俺の夢だった…… + 実に苦労したぞ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +そんなカイムを、じ……っとリズベルは +睨みつけていた。 +\endtext + +\text +文句を言わないのは、 +これが当初からのお互いの約束だからだ。 +\endtext + +\text +とはいえ、こうも目の前で、こんなことを +されては腹立たしいことこの上ない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ああ……カイム様っ! + リズベルさんが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お気になさらず。 + そういう約束ですので」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あら。 + もしかしてヤいてるの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いえ。これっぽっちも」 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベルはカイムとふたりきり + じゃないと、めろめろになれんそうだ。 + マーガレッタがそう言っていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なっ、なりませんよ!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……私もあの中に入りたいわー」 +\endtext + +\text +女王を三人とも手に入れて、 +侍らせてからというもの……。 +\endtext + +\text +玉座の間に限らず、 +迷宮内はにわかに騒がしくなった。 +\endtext + +\text +ここにエルがいれば、 +さらに手のつけようがなくなるが +ここにはいない。 +\endtext + +\text +三国統一から数日。 +魔王軍はそれぞれの国に、 +兵を送り込んでいた。 +\endtext + +\text +気が抜けているように見えるものの、 +実際のところ、魔王軍は今までになく +警戒心を高めていた。 +\endtext + +\text +カイムもまた、三人を侍らせつつも +警戒し、待ち望んでいた。 +\endtext + +\text +そして、この日。 +ついにその時がやってきたのだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おい魔王さんっ! 大変だ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text +どくん、とカイムの心臓が期待に高鳴る。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「バルカ山脈に妙な建物が、 + 現れやがった!」 +\endtext + +\text +それまでの甘い空気は一気に霧散する。 +\endtext + +\text +ここにいる誰もが、思い至った。 +\endtext + +\text +ようやく、動いたのだ。 +魔王軍の敵が。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……おそらく、やつらだ」 +\endtext + +\text +直感だった。 +\endtext + +\text +根拠はなくとも、 +勘がそう告げている。 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……待ちくたびれたぞ……!」 +\endtext + +\text("エル") +「わー、すっごい大きい……」 +\endtext + +\text +バルカ山脈に近いルザリオの都市、 +ムームーン。 +\endtext + +\text +ここでは、どの場所よりも一番近くから +“それ”を見ることが出来た。 +\endtext + +\text +マーガレッタとエルは、防衛隊の +ブライトリーフとともに“それ”を +見上げる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「天まで届く光の柱、か……それだけなら + 神々しい……だけですむんじゃがな」 +\endtext + +\text +その光の奥に、うっすらと塔のような +影が見える。 +\endtext + +\text("エル") +「でも、前はあんなにはっきりは + 見えなかったんですけどねぇ……」 +\endtext + +\text +その言葉にマーガレッタは表情を険しくする。 +\endtext + +\text +エルの言うように、以前見たときは +ここまではっきりとは見えていなかった。 +\endtext + +\text("エル") +「まだティーリア様が女王様だったときに、 + あそこに影がぼーんやり見えてたんです」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それが今になって……いや、 + 今だからこそ、かの」 +\endtext + +\text +どうにも、マーガレッタには嫌な +予感しかしない。 +\endtext + +\text +歴戦の傭兵ゆえか。 +兵士としての勘が、マーガレッタに +訴えかけていた。 +\endtext + +\text +あれは、危険だと。 +\endtext + +\text +そう、警戒し続けたおかげか。 +マーガレッタは誰よりも早く、 +その存在に気がついた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……エル。 + お主、目がいい方じゃな?」 +\endtext + +\text +念のために、と持ってきておいた +愛用の武器に手を伸ばすマーガレッタ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あそこで、なにか光らんかったか?」 +\endtext + +\text +――気のせいであってもらいたいものだが。 +\endtext + +\text +一抹の不安を覚えつつ、マーガレッタは +光の見えた方を指差す。 +\endtext + +\text("エル") +「むむむ……?」 +\endtext + +\text +エルは、じっとその指差された方角を +見つめる。 +\endtext + +\text("エル") +「光……ひかり……ひか……あれ……?」 +\endtext + +\text +目を凝らす。 +\endtext + +\text +そんなはずはない、と自慢の視力を +疑いながら。 +\endtext + +\text("エル") +「なにか飛んでます……いっ、いっぱい + こっちに来てます!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ……私にも見えた。 + これはいささか、まずいな」 +\endtext + +\text +空を飛んでくるのは、まだいい。 +\endtext + +\text +問題は、 +その手に持っていた弓矢や、剣だ。 +\endtext + +\text("エル") +「皆さん、戦闘準備ですっ! + あいつら、武器を持ってます!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「民間人の避難を最優先じゃ! + ……嫌な予感ほど、よく当たるな。全く」 +\endtext + +\text +――その襲撃は、ルザリオだけではなかった。 +\endtext + +\text +まったく同じ時間。 +シュカとキロスにも、彼らは現れた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちっ……空からチクチクと……! + 下りてきやがれ!」 +\endtext + +\text("シュカ兵") +「頭引っ込めろ!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおっ……このやろう……!」 +\endtext + +\text +トージンもまた、ムームーン同様に +光の柱にもっとも近い都市だった。 +\endtext + +\text +突如現れたそれらは、 +背に羽を広げ、遥か上空からこちらを +攻撃してくる。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「こいつら……なんだ?」 +\endtext + +\text +空と陸。 +戦闘になれば、優位性は敵にある。 +\endtext + +\text +地形だけではない。 +兵の数も、あちらの方が上だ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「畜生、きたねえぞ! + 下りて勝負しやがれ!」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それで下りてきても、困るがな」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あん? ビビッてんのか?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「誰がだ。 + あいつらがその気なら、俺たちは + とっくに死んでる」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「連中、おそらく侵攻が + 目的じゃねえ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「突出するな! + 後退し、防衛に徹せよ!」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「厄介ですね、空とぶ兵隊なんて」 +\endtext + +\text +建物の影に隠れ……あるいは、 +盾を構え、魔物たちとキロス兵が +ギュンターの指揮で防衛線を展開する。 +\endtext + +\text("ノロ") +「……下りてこないのは卑怯」 +\endtext + +\text("アドルフ") +「でもなぜアドナイに? + せめこむならバラートホルンか、 + ハドスでしょう?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それが目的ではない。 + おそらく、威力偵察だろう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「今頃は、シュカやルザリオにも + 向かっているはずだ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王さま……!」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「迷宮にも兵はいる。 + 今はアドナイの防衛が優先だ!」 +\endtext + +\text +ギュンターは内心歯噛みする。 +\endtext + +\text +威力偵察とはいえ、 +彼らの放つ矢は兵だけでなく、 +民間人をも射抜いている。 +\endtext + +\text +ここを離れれば、アドナイが +占領される可能性もあるのだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +(グラス殿は任せるぞ、魔王……!) +\endtext + +\text("リズベル") +「アドナイ、ムームーン、トージンが + 不明勢力と交戦中です」 +\endtext + +\text +リズベルの周囲には、いくもの魔法陣が +展開している。 +\endtext + +\text +それらは今、防衛線を張っている +自軍と唯一連絡が取れる通信魔法だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「負けているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「向こうは探りを入れてる程度らしく、 + 防戦に徹しているそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「は。やっとお出ましかと思ったら + ちょっかいを出してきただけか……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そんな余裕をかましてる + 場合じゃないでしょう?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ギュンターは負けん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「別に負けるなんて一言も + 言ってないわよ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、もしかしてここにも……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、な。 + どちらにしても、女であれば歓迎して + やるのだがな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……冗談はやめてください」 +\endtext + +\text +リズベルに睨まれても、 +カイムは余裕を崩さない。 +\endtext + +\text +この余裕すら、相手を挑発する +材料になるのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル……まさか、ネズミ程度に + この俺が負けるとでも思っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「別に、そういうわけでは……」 +\endtext + +\text("???") +「……その名称は、地の底で + 這いずり回るあなた方にこそ + 相応しいでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……皆は下がって。 + どうやら、本当に来たみたいよ」 +\endtext + +\text +突然、迷宮内に響いた女の声に +ベアトリスが前に出る。 +\endtext + +\text("カイム") +「女か……いい声だな。 + それで、まさか姿を見せぬ…… + などと言うまいな?」 +\endtext + +\text("???") +「………………」 +\endtext + +\text +まるで、カイムのその言葉に乗せられる +ように。 +\endtext + +\text +なんの前触れもなく、魔力を感知させる +こともなく、その女は姿を現した。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ほう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうやってここに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァのように転移した……いや、 + 虚像か。あのヴァルキリーは + お前の仲間だな?」 +\endtext + +\text("???") +「彼女は私の同胞……肉を得た + 端末のひとつです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それで? + 貴様はなにものだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私はベルナ。 + この世界の混沌たるディアボリカを + 廃絶する者……ストラクタです」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほうほう……ミネルヴァよりは + 素直なようだな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ストラクタ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「知っているのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ……少しだけね。 + 一部地域の伝承では女神様って + 呼ばれている種族のことよ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「で、その女神様が私のカイムに + なんの用かしら?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……人間に用はありません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なに、あの女……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……用があるのは、私たち + ディアボリカでしょう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その通りです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……何が目的ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「降伏しなさい。 + そして、私たちに裁かれるのです」 +\endtext + +\text +ベルナ、と名乗った女は、 +無機質な声音で言う。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……裁かれる?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうです。 + あなたたちは、滅びなければいけない」 +\endtext + +\text +その言葉に、リズベルとベアトリスは +怒りに表情を厳しくする。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この地に、あなたたちの存在は不要。 + ただ、そこにいるだけで + 害悪なのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だから、ディアボリカを + この地から消すのですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうです。 + あなたたちがこれ以上力を付ければ、 + ニルトは必ず滅びを迎える」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたたちが、この地を + 滅ぼすのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text +――私たちが、滅ぼす? +\endtext + +\text +その言葉が、やけにリズベルの +感情を逆撫でした。 +\endtext + +\text +そもそも、魔王軍がニルト全域に +戦争をふっかけたその原因は、 +目の前の女ではないか……! +\endtext + +\text("リズベル") +「……私たちを滅ぼそうとしたのは、 + そちらでしょう……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「シュカとキロスも……もしあそこで + 止められなかったら……!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「必要な犠牲です。どのような結果に + なるにしても、いずれかの国は + 滅びなければならなかった」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なんですって……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それでカイムたちが害悪など、 + よくも言える」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なにも知らないから、そう言うのです。 + ……さあ、ディアボリカよ。返答は?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +沈黙が玉座の間を支配する。 +\endtext + +\text +目の前にいる女を、カイムは +じっくりと観察する。 +\endtext + +\text +ミネルヴァに並ぶ美貌。 +彼女が戦女神であれば、ベルナは女神だ。 +\endtext + +\text +どこまでも清廉で、神々しい存在。 +なにがあっても、届くことのない高嶺の花。 +\endtext + +\text +そんな女が、敵として +目の前にいる――手に入れられる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……お前たちは、なぜそこまで + 俺たちを敵視する?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「回答する意味がないものと + 判断します」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……。 + ならば、力づくでもいいということ + だな?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは、最後まで抵抗するという + 意味ですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「抗うのは、貴様だぞ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どういう意味です」 +\endtext + +\text("カイム") +「その高みから、俺が引きずりおろす。 + 地べたに這いつくばらせてやろう。 + 貴様には、そのほうが似合いだ」 +\endtext + +\text +その瞬間を想像し、 +カイムは下卑た笑みを浮かべてみせる。 +\endtext + +\text +ミネルヴァの上にいるやつは、 +殺してやろうとさえ思っていた。 +\endtext + +\text +だが、今は正反対の考えが +カイムの欲望を燃え上がらせていた。 +\endtext + +\text +あの清らかな肢体を穢し、 +犯してやりたい。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……では、後日改めて + 聞かせてもらいます」 +\endtext + +\text("カイム") +「何度来ても、俺の答えは同じだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今のあなたたちと戦うのは好ましくない。 + 避けるべき事象です」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなた方が降伏しない限り、 + 我が同胞は絶えず迷宮への侵攻を + 継続します」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……早急な決断を希望します」 +\endtext + +\text +そして、最後にそれだけを言い残し +ベルナは忽然と姿を消した。 +\endtext + +\text +宣戦布告ではなく、 +降伏勧告。 +\endtext + +\text +それも丸く収めるというわけではない。 +\endtext + +\text +むしろ、いずれの選択肢を選ぶにせよ、 +ディアボリカという種族を根絶すると +宣言しているようなものだ。 +\endtext + +\text +そんなもの、呑めるわけがない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、カイム。 + 降伏なんてしないわよね?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうよ。あんなのの言いなりに + なんてなったら許さないからね」 +\endtext + +\text("カイム") +「するはずがないだろう。 + あの女は、俺のものにする。 + 徹底的に叩き潰したあとでな」 +\endtext + +\text +とくに、ベルナは徹底的に、だ。 +\endtext + +\text +自分の女にしたいという欲望と、 +彼女のしでかしたことは別の問題だ。 +\endtext + +\text +許す気はない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("グラス") +「どうした?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「いえ、少し……彼女の言葉が気になって。 + 戦うことは避けたいといっていたのに、 + やっていることは逆ですから……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「考えたって仕方ないわ。 + あいつらは私たちとはなにもかも違う。 + 理解なんてできない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ですが、彼女たちがストラクタという + 存在であることはわかりました。 + これで調査も進みます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……不愉快ではありますが、 + カイム様が彼女を欲している以上は + 知る必要があります」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +それはカイムだけでなく、 +ベアトリスも一緒だった。 +\endtext + +\text +なぜなら、あのストラクタたちは―― +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……カイムが望むのなら、 + 我慢するしかないけれど) +\endtext + +\text +そんな彼女の気持ちなど、 +カイムは届いているはずもない。 +\endtext + +\text +当の本人は野卑な笑みを浮かべて、 +鼻の下を伸ばし始めている。 +\endtext + +\text("カイム") +「女神のごとき、貴い存在か…… + この俺に喧嘩を売ったことを + 後悔させてやる……フフフ」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、迎撃が済み次第、 + 兵たちにここに戻るよう伝えろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「今後の襲撃の件や、ストラクタ + について知識を共有しておかねば + ならん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「了解しました」 +\endtext + +\text("カイム") +「それと……姉さん」 +\endtext + +\text +そんなカイムだったが、 +ひとつだけどうしても気になることがあった。 +\endtext + +\text +なぜ、ストラクタを知っておきながら +ベアトリスは今の今まで +黙っていたのだろうか? +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……判ってる。 + 知っていることは話すわ」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「……彼らについて、以前あなたは + 知らないって言ってましたよね。 + どうして嘘を?」 +\endtext + +\text +各地に集まった仲間たちが戻った +玉座の間には、険悪な空気が流れていた。 +\endtext + +\text +カイムの傍らに立つリズベルが、 +厳しい表情でベアトリスを問い詰めて +いたからだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……だって、 + 本当に知らなかったんだもの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「というか、私の中であの虐殺と + ストラクタが結びつかなかったのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ストラクタなど、いるかどうかも怪しい + 存在だったからな、仕方ないといえば + しかたないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「む……それは、まあそうですけど」 +\endtext + +\text +しゅん、と肩を落とし、 +それ以上リズベルは何も言えなくなる。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、こればかりは仕方あるまい。 + 敵の正体が知れただけでも + よいのではないか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ストラクタについて詳しく + 知りたければ、もうちょっと調べるなり、 + 本人に聞けばいいじゃろうしな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですね」 +\endtext + +\text +マーガレッタに諭され、 +しぶしぶリズベルは納得する。 +\endtext + +\text +確かに、必要最低限の情報はある。 +これ以上問いただしても、 +はぐらかされそうでもあった。 +\endtext + +\text +だから、この話はここまでだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりました。 + では、今後の迷宮の防衛について + 話を進めます……」 +\endtext + +\text +軍議は滞りなく進んでいく。 +\endtext + +\text +そんな中、カイムはちらりと +ベアトリスを横目に見る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text("カイム") +(……まだ、言っていないことが + ありそうだな) +\endtext + +\text +それが果たしてストラクタに +関わることなのか。 +\endtext + +\text +知りようのないカイムは気にこそ留めた +ものの……そのまま軍議に耳を傾けるの +だった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_02.txt new file mode 100644 index 0000000..3a4a6b9 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_14_02.txt @@ -0,0 +1,151 @@ +\setgamedatatitle("トゥルールート\n光の星国2") + +\text("リズベル") +「失礼します、カイム様。 + ストラクタに関する報告です」 +\endtext + +\text +リズベルは、やけに古臭い +本を胸に抱えてカイムの寝室に +やってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ほほう……それで、 + なにがわかった? + スリーサイズか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「断じて違います。 + 古い文献の中にそれらしき + 記述があっただけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまらん返しをするな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私になにを期待しているんですか。 + これが、その文献になります」 +\endtext + +\text +埃すらかぶっている文献を、 +リズベルはなんの躊躇いもなく、 +カイムのテーブルの上におく。 +\endtext + +\text("カイム") +「古い上に汚い……俺のテーブルが + 埃まみれになるほどだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ルドールのミュージアムにあったものを + 拝借してきましたから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様でさえ生まれる遥か前の、 + 貴重な資料ですよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、そういうことではなくてだな……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「後で掃除しますので。 + カイム様、ここの記述です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……しかたない。どれ」 +\endtext + +\text +リズベルが開いたページには、 +ストラクタという名称はない。 +\endtext + +\text +エルキオと呼ばれる異界より来たり光の民。 +その者、超常の力で混沌を消し去り、 +この世に秩序と安定をもたらすものなり。 +\endtext + +\text +そんな文面の下には、角の生えた人間を +剣で斬っている羽の生えた人間の +絵まである。 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな……あのふたりは + 異世界の存在だった、と。 + ……本気で言っているのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あくまで可能性の話です。 + 真意は本人に聞くべきでしょう」 +\endtext + +\text +確かにこの絵は片方がディアボリカに見え、 +もう一方はあのベルナにも見える。 +\endtext + +\text +これが真実としたら…… +異世界の住人のくせに、この世界の +あり方に口を挟んでいるということだ。 +\endtext + +\text +ずいぶんと、虫のいい話だ。 +\endtext + +\text +ただ、肝心の、彼女たちがなぜディアボリカ +を目の仇にするのか、ということまでは +書いていないようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(ミネルヴァも、それについては + 知らなかった……確かにこれ以上は + 本人に聞くべきか) +\endtext + +\text +それに、あの妄言も無視できる +ものではないかもしれない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「この情報については、ある程度共有して + おいた方が良いでしょう。後でみなさんを + 集めてお話します」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、頼む」 +\endtext + +\text +まだ未知の存在ではあるものの、目の前に +姿を見せただけでもずっとやりやすくなる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここからが、本当の勝負だな……!」 +\endtext + +\text +カイムはひとり、決意をあらたに +拳を握り締める。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_01.txt new file mode 100644 index 0000000..80d5f7b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_01.txt @@ -0,0 +1,750 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第1層") + +\text +――ベルナの降伏勧告があった +翌日から、魔王軍はストラクタとの +戦争状態に突入した。 +\endtext + +\text +ハドス、ルザリオ、シュカ、キロス。 +魔王軍領内で散発的に起きる、 +天使――と呼ばれる者たちとの戦い。 +\endtext + +\text +迷宮を目指して襲撃してくる、空を飛ぶ +兵士たちとの戦いに魔王軍は疲弊しつつある。 +\endtext + +\text +とくに、ルザリオはそれが +顕著だった。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「申し訳ありません、カイム様。 + 貴重な時間を……」 +\endtext + +\text("カイム") +「たまには悪くない。 + なにより、ティーリアの頼みだからな」 +\endtext + +\text +玉座に集まったルザリオの兵士たち。 +\endtext + +\text +それに、通信魔法で他の都市の +兵士にも声と映像は届いている。 +\endtext + +\text +彼らは天使襲来による疲弊と、 +圧倒的な戦力差で士気が落ちているという。 +\endtext + +\text("エル") +(行かないとリズベルさんに + コレクションを没収されるから + 断れなかったんじゃ……) +\endtext + +\text("カイム") +「なにか言ったか?」 +\endtext + +\text("エル") +「いーえ、なにも」 +\endtext + +\text +だからこそ、この国の王たるカイムに、 +激励してもらいたい――と +ティーリアに頼まれたのだ。 +\endtext + +\text +しかし、とカイムは眉間に +皺を寄せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「存外、ヘタレの多いことだ」 +\endtext + +\text("エル") +「すみません……後ほど、 + 鍛えなおします……」 +\endtext + +\text("カイム") +「頼むぞ。 + ……まあ、実戦経験の + 乏しいこいつらでは仕方ないことだが」 +\endtext + +\text +それもそのはずだ。 +ここに集まっている兵士たちはまだ若い。 +\endtext + +\text +しかも、ルザリオが魔王軍に占領された +後、兵になった者たちなのだから。 +\endtext + +\text("カイム") +(先の襲撃はもとより、こちらの士気を + 下げるためなのだろうな…… + 全く、うまい具合に乗せられた) +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「すみません……」 +\endtext + +\text("カイム") +「頭を下げることでもない。 + 面倒なことではあるが…… + エル、通信はつながっているな?」 +\endtext + +\text("エル") +「ばっちりです」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし……ごほんっ。 + ルザリオの兵よ――」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は……おい、静かにしろ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様っ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん……?」 +\endtext + +\text +ティーリアに抱きつかれ、 +カイムは後ろへと振り向く。 +\endtext + +\text +そこにいたのは、ベルナだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「これはこれは、ベルナではないか。 + よもやお前も俺の演説を + 聞きに来たのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……答えを聞きに来たのです。 + 降伏するか否か」 +\endtext + +\text +前回同様、ベルナはなんの前触れもなく +姿を見せる。 +\endtext + +\text +そして、開口一番降伏を求めてきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「くどい。 + 降伏はせんし、貴様らはつぶす」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そちらのブライトリーフたちは + 違う意見を持っているようですが」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「っ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「もう一度だけ通達します。 + 降伏しなさい、ディアボリカ」 +\endtext + +\text("カイム") +「断ると言った。 + だいたい、俺たちを滅ぼしても + ここにいるやつらがお前を許さんぞ」 +\endtext + +\text +玉座の間に集まったルザリオの兵は、 +そんなカイムの言葉とは裏腹に +不安げな表情を浮かべている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのときは、私がその間違った + 認証を正してあげましょう」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「正す……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうです。 + ディアボリカは存在そのものが害悪 + である、と」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「誇りと秩序を重んじるブライトリーフ。 + あなたがたは私たちにとても近しい + 存在です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それゆえにディアボリカに毒された + あなた方を、私たちが浄化するのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「正す……か。 + この間、ハドスの集落を襲った人間は + お前がそうやって矯正してやったのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうですが、それがなにか?」 +\endtext + +\text("エル") +「それがって……あの集落が + どうなったのか、知ってるんですか!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「はい。それもまた当然の報いです。 + ディアボリカに与するのであれば、 + 生かす価値はない」 +\endtext + +\text("エル") +「そんな勝手なこと言って……! + あなたみたいな人の仲間になんて、 + 絶っっっ対になりません!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あくまでも、 + その男の味方をするのですね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……私も、あなたたちストラクタに + 救ってもらおうとは思いません」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「無辜の人々の命を奪い、 + 必要な犠牲だからと国を滅ぼそうとした + 者たちを、どう信じろというのですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「………………」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様を害悪だとおっしゃいましたが、 + その言葉、そっくりそのまま + お返しします」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私達ブライトリーフは、 + なにがあってもあなたたちストラクタに + 屈することはありえません」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text +しん、と玉座の間が静まり返る。 +\endtext + +\text +ルザリオの兵士も、長年付き添ってきた +エルですらも、ティーリアの +啖呵にしばし呆然とする。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「――そうですか。 + では、ディアボリカともども + 消し去るほかにありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカよ。あなたはこのニルトを + 統一しました……その結果として、 + ニルトは発展するでしょう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……だから、この地を滅ぼすのは + 私ではなく、あなた方なのです」 +\endtext + +\text("エル") +「……言いたいことだけ言って、 + 帰っちゃいましたね」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの言葉、どういう意味だ?」 +\endtext + +\text("エル") +「私に聞かないでください」 +\endtext + +\text +ニルトが発展すれば +滅びる……などと言われても +カイムには意味がわからなかった。 +\endtext + +\text +確かに、今のニルトは過去にないほど +巨大な国を抱えている。 +\endtext + +\text +その発展は著しいものがある、が…… +それがどうして滅びに繋がるのか。 +\endtext + +\text("カイム") +(それと、ディアボリカの根絶も + 繋がりが薄い……まったく、 + なんだというんだ……?) +\endtext + +\text("エル") +「それより、ティーリア様っ! + さっきの凄かったですって…… + どうしました?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……エル……わ、私、なんて + 恐ろしいことを……」 +\endtext + +\text("エル") +「大丈夫です! + かっこよかったですよ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「でも、私勝手なことを言って + しまって……これで本当に民に + なにかあったら、私は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、よくやったぞ。 + むしろ言い足りんぐらいだ」 +\endtext + +\text +いつものティーリアに戻ったところで、 +カイムは思考を中断し、 +彼女に声をかけた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そう……でしょうか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……お前たちも、 + そうは思わんか?」 +\endtext + +\text +そして、ルザリオの兵たちに +笑みを浮かべてみせる。 +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「それは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちの敬愛するティーリアが、 + 戦う意思を示したのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちは男であり、 + この国を守る兵士だろう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「次は、お前たちが見せてやる + 番じゃないか」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「っ……そうだ……俺たちだって、 + 誇り高いブライトリーフだ。 + こんなことで……!」 +\endtext + +\text +カイムの発破に、 +またひとり、またひとりと +若い兵士たちは覚悟を新たにする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ。これもまた、ティーリアの + おかげだな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前があそこで啖呵を切ったからこその + 結果だ。俺が来るまでもなかった」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そんなことは…………ふふ……♪ + カイム様に褒められてしまいました……」 +\endtext + +\text("エル") +「…………。 + とりあえず、これでルザリオの + ほうは心配ないですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。俺たちは迷宮に戻り、 + やつらのアジトに攻め込む。 + ここの守りはお前たちに任せるぞ」 +\endtext + +\text("ルザリオ兵") +「はいっ!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("エル") +「私、ティーリア様があんなこと + 言うなんて思ってもいませんでした」 +\endtext + +\text +その後、ハドスに戻る道すがら。 +エルはそんなことを口にした。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……やっぱり、黙っていた + 方がよかったですよね」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなことありません! + たまにはあれくらい、ビシッと + 言って頂いたほうが……ね、カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。まあ、結果オーライという + やつだしな」 +\endtext + +\text +少なくとも、カイムに出会うまでは +ああして自分の意見をはっきりと +言うことはほとんどなかった。 +\endtext + +\text +あっても、それはエルとふたりきりの +時ぐらいだったのだ。 +\endtext + +\text +自分に思うところがあっても、 +言葉にできず溜め込んでいたかつての +ティーリア。 +\endtext + +\text +当時の彼女と比べてみても、 +今のティーリアのほうが魅力的だと +エルは思っている。 +\endtext + +\text("エル") +(……ティーリア様は変わられました。 + とっても魅力的で、 + みんなに慕われて……) +\endtext + +\text("エル") +(カイム様のおかげなんです。 + カイム様がいてくれなかったら、 + ティーリア様は……) +\endtext + +\text +ベルナはそれすらも、 +間違っていると否定するのだろうか。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうしたの、エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「……今のティーリア様を見ていると、 + やっぱり間違っているのは + ベルナさんの方だと思います」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「あの人はカイム様のことを知らないから、 + あんなことを言うんです」 +\endtext + +\text("エル") +「でも、カイム様のことをもっと + 知ったら、考え方も変わるんじゃ + ないかな……なんて」 +\endtext + +\text +カイムとは異種族であり、敵同士であった +ティーリアたちは、こうして理解し合う +ことができた。 +\endtext + +\text +……だとしたら、ストラクタの彼女とも、 +同じように分かり合えないだろうか、 +とエルは思う。 +\endtext + +\text +ベルナはこれまで、さんざん酷いことを +してきた。 +\endtext + +\text +今は敵同士であり、これからも多くの犠牲が +出るだろう……彼女を許す者など、いない +かもしれない。 +\endtext + +\text +それでも……ほんの少しだけでいい。 +理解し合える、という希望はあって欲しい。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「エルは優しいのね。 + ベルナさんのことでさえ、 + 心配しているの?」 +\endtext + +\text("エル") +「だって、このままじゃあの人、 + カイム様に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナをどうするのかは、 + 俺が決めることだ。 + エルの気にすることではない」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、俺がどういう男なのか…… + お前とて喜ぶべきことに死っていよう?」 +\endtext + +\text +カイムのいやらしい笑みに、 +エルは思わずため息をつく。 +\endtext + +\text("エル") +「……それって、喜んで + いいことですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。だから気にするな。 + 今は目の前に敵に集中しろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それと、リズベルと姉さんには俺が + ベルナを狙っていることは言うなよ。 + あのふたりは俺ほど単純ではないしな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「そうですね……おふたりとも、 + ベルナさんのこと、相当お嫌いな + 様子でしたもの」 +\endtext + +\text("エル") +「……さらりとカイム様が単純馬鹿だって + こと、肯定しましたね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「えっ!? あ、その、そういう + わけでは……」 +\endtext + +\text +――優しい、というより甘いということは +エルも自覚している。 +\endtext + +\text +それでも、ベルナも自分たちのように、 +変わることができれば…… +\endtext + +\text +そう思わずにはいられなかった。 +\endtext + +\text +……カイムたちが迷宮に戻ってきたときには、 +すでに出撃の準備は整っていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ルザリオの新兵たちの + 様子はどうでしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアがケツを引っぱたいたからな。 + もう、問題はないだろう」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ほう……珍しいこともあるものじゃな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あ、あれはですね……」 +\endtext + +\text("エル") +「実はベルナがまたやってきてですね。 + その時、ティーリア様がズバッと……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ベルナがまた来たの?」 +\endtext + +\text("エル") +「……話を遮らないでくださいよぅ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ニルトが発展したら滅びるだの、 + わけのわからんことを言いに来ただけ + だったがな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ニルトが、滅びる……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ただの妄言だろう。 + それより、やつらの動きはどうだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「便宜上、あの光の柱は光翼の塔と + 呼称しますが……今のところ、 + まったく動きはみられません」 +\endtext + +\text("カイム") +「余裕の表れということか……まあいい。 + 今度はこちらが攻め込むぞ。 + やられっぱなしは性にあわん」 +\endtext + +\text +玉座の間に集まった兵士たちは、 +すでに臨戦態勢にある。 +\endtext + +\text +あとはカイムの命令ひとつで、 +放たれた矢のように敵に +向かうだけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞ。 + 奴らに、魔王軍の恐ろしさを + 教えてやる……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_02.txt new file mode 100644 index 0000000..7a49260 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_15_02.txt @@ -0,0 +1,210 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第1層制圧") + +\text("カイム") +「存外、あっけないものだな」 +\endtext + +\text +ストラクタたちの本拠地である +≪光翼/こうよく≫の塔。 +\endtext + +\text +塔の主こそ姿を見せなかったものの、 +その最下層は魔王軍によって占拠された。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ここに封魔結界を張って、天使たちの + 奪還を阻止します」 +\endtext + +\text("カイム") +「……撤退しろ、というのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「焦る必要はないじゃろう。 + 塔がここにある以上、 + やつらはどこにも逃げられん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……まあ、楽しみはあとに + とっておくか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、結界を展開後、撤収します」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、俺は先に帰る。 + 後は任せるぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +(結局、ベルナは姿を見せなかったか) +\endtext + +\text +――ストラクタ。 +\endtext + +\text +ディアボリカを目の仇にする種族。 +\endtext + +\text +なぜ、そうまでして +ディアボリカを敵視するのか。 +\endtext + +\text +そしてなぜ、ディアボリカを滅ぼさねば +ニルトが滅びるのか。 +\endtext + +\text +その答えを知っているのは、 +ベルナだけなのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(いずれ、それも聞き出してやる) +\endtext + +\text +カイムは踵を返し、 +一足先に迷宮に戻るのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +カイムが一足先に戻ってきた迷宮。 +しかし、戻ってきたのは彼だけでは +なかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +頃合いを見計らい、ベアトリスも +誰にも見つからないように +迷宮へと戻っていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……そんなわけ、ないわよね」 +\endtext + +\text +ひとり、納得したように頷く。 +\endtext + +\text +見る人によっては、それは +安堵のため息をついているようにも見えた。 +\endtext + +\text +そんな彼女の周囲には、 +淡い光を放つキラムシが何匹も +浮遊するように飛んでいた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムの言うとおりよね。 + あんなのは妄言……。 + ただの脅し……」 +\endtext + +\text +だから気にするな、とベアトリスは +自分に何度も言い聞かせる。 +\endtext + +\text +――それは、ずっと先のこと。 +――何百年も先の話なのだから。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……リズじゃない。 + 塔のほうはもういいの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう数時間以上も前に…… + 面倒だからって逃げましたね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え? あー……なんのことかしら? + うふふふ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もういいです。 + ところで……先ほど、誰と話して + いたんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ただのひとりごとよ」 +\endtext + +\text +笑みを浮かべるベアトリス。 +\endtext + +\text +それが取り繕ったように見えて、 +ますますリズベルは不審に思う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ひとりごとですか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうそう。 + それじゃあ、私は部屋に戻るから。 + おやすみー」 +\endtext + +\text +ベアトリスは落ち着きのない様子で、 +リズベルから逃げるように +立ち去っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………まあ、いいんですけど」 +\endtext + +\text +まだ、仕事が残っている。 +\endtext + +\text +リズベルは頭を切り替えて、 +執務室に戻るのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_01.txt new file mode 100644 index 0000000..cf3da9f --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_01.txt @@ -0,0 +1,493 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第2層") + +\text("ホンジュ") +「申し訳ありません、カイム様。 + 俺がついていながら……」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕方ないだろう。 + 誰がいようと結果は変わらなかった」 +\endtext + +\text +膝をつき、頭をたれるホンジュに +カイムは頭を抱えつつも +そう返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「やってくれたな、ベルナめ……」 +\endtext + +\text +脳裏に浮かぶベルナの姿に +ギリ、とカイムは奥歯を噛み締める。 +\endtext + +\text +――昨夜から今朝にかけて、 +ハドス領内で多数の死者が出たとの +報告があった。 +\endtext + +\text +シュカ、キロス、ハドス……たった +一晩のうちに数百人もの民が +殺されたのだ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「でも、天使が現われたなんて + 報告はあがってないでしょう? + どうやって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「人間を殺すのに天使を使う必要が + ないということだろう。 + 大方、例の暗示を使ったのだろうな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「キロスに向かったグラスさんと + ギュンターさんから報告です」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「死者は各都市で数十名ほど…… + 多くは老人と、若い女性 + だそうです」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「シュカも似たようなもんです。 + それがどうにも奇妙で……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「奇妙……というのは?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「降伏させるための脅しってんなら、 + 街ひとつ潰した方が + 効果的でしょう」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「だってのに殺したのは、 + 全部で千人に満たない程度で……爺さん + 婆さんと若い女……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「狙って殺したってのは分かるが、じゃあ + なんで兵士や男じゃねえんだって + 話なんですよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「脅し以外の、 + 別の理由がある……と?」 +\endtext + +\text +ホンジュは小さく頷く。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それに、死者の数がどこも + ほぼ同じってのがどうにも」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +ストラクタのことだ。 +\endtext + +\text +なぜ、と問うてもそれはニルトを +滅びから遠ざけるためだ……と +返してくるだろう。 +\endtext + +\text +だが、それならば最初から +ディアボリカを滅ぼせばいいはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「皆殺しではない……同じ数だけ、 + 殺す……いや、減らした……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「減らしたって……ニルトが滅びない + ようにってこと?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「彼らが滅ぼしたいのはディアボリカ + だけ……人間は滅ぼさず、数だけは + 減らしたい、ということでしょうか」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「それじゃあ、間引きしてる……って + ことですかい?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……気持ちのいいことじゃないわね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……リズベル、各都市の + 警護を強化しておけ。 + 今回の件で終わるとは思えん」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かりました」 +\endtext + +\text("カイム") +「グラスが戻り次第、 + 光翼の塔に再度侵攻する」 +\endtext + +\text +今回の件にしても、 +ストラクタの件にしても +悠長なことは言っていられなくなった。 +\endtext + +\text +前回は結局現われずじまいだったが、 +今度こそは直接問いただす。 +\endtext + +\text +心身だけではない。 +その上で、彼女の戦う理由も、 +信念もなにもかもを蹂躙するために。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ベルナ様のもとに、 + 向かうのか」 +\endtext + +\text +迷宮内をわずかに揺らす地鳴りは、 +魔王軍出陣の合図である。 +\endtext + +\text +ミネルヴァは、ぼんやりと +天井を見上げ――しかし立ち上がる +ことは出来なかった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……私はなにをやっているのだろう」 +\endtext + +\text +ベルナは、自分のこんな姿を見て +なにを思うのだろうか。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……なにも思わない。 + あのお方に、そんな余分な + 機能は存在しない……」 +\endtext + +\text +しかし、このままでいいというわけ +でもない。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そんなに会いたいなら + 会わせてあげてもいいわよ?」 +\endtext + +\text +――と、視線を落としたミネルヴァは +そこで動きを止めた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「貴様は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイムには内緒よ? + 私が怒られるもの」 +\endtext + +\text +なにをやっているんだろう、と +ベアトリスは思いつつも +牢の鍵を開ける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゃんと話すのは初めてよね。 + ミネルヴァ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「なんのつもりだ……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ねえ、あなた。 + 今でも自分のしたことは + 正しいって、思ってる?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「っ……それ、は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイムはね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイムは、ベルナに問いただす + つもりなの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「彼女の……ううん、ストラクタの + 真意がどこにあるのか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……私たちの、真意……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたも、知りたいとは思わない?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ここ、このままにしておくから。 + 心の準備が出来たら、 + どうするか自分で決めなさい」 +\endtext + +\text +言って、ベアトリスは踵を返す。 +\endtext + +\text +――本当になにをやっているんだか。 +\endtext + +\text +次も魔王軍が勝つから……と嫌味の +ひとつでも言おうと思っていたのだが。 +\endtext + +\text +あんな表情をして、悩まれていたら +そんなことも出来なくなってしまう。 +\endtext + +\text +後は、彼女の心次第だろう。 +\endtext + +\text +もし、ベルナのもとに戻るというのなら +そのときはこの手で始末をつけるだけだ。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ベルナ") +「……まだ諦めていないのですね」 +\endtext + +\text +第一層に到着したカイムたちを +待ち受けていたのは、ベルナだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「また虚像か……まあいい。 + すぐにでも、俺の眼前に + 引きずりだしてやる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……それは不可能です。 + 私にはミネルヴァのように + こちらに現界できる器がありません」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そっちの都合を聞く気はないわ。 + 私の国で好き勝手やっておいて、 + ただで済むと思っているの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、あんな真似をした? + お前の敵は俺たち魔王軍の + はずだが」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「人類の増加もまた、この地の滅びの + 要因なのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「正確に言うならば…… + ニルトの発展は私たちにとって + 好ましくないのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それも、ディアボリカの手で + というのならなおのこと」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……要するに、カイムたちが + 気に入らないってだけじゃない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その言葉の意味は理解しかねます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……どういう意味? + 本当に理解できないの? + それとも、喧嘩を売っているのかしら」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私たちはただ、この世界を安定 + させるために手綱を引いているに + 過ぎません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「変化も、発展も、衰退も必要ない。 + その在り方は、私たちとは + 相容れない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ならば、排除するのが当然でしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「っ……」 +\endtext + +\text +その言葉の全てを否定しようとして、 +マガヒメは言葉を閉ざした。 +\endtext + +\text +言っても、無駄なのだと理解したからだ。 +\endtext + +\text +彼女には感情というものがなく、 +自分たちの理屈のみで全てを判断している。 +\endtext + +\text +そんな彼女に、感情をあらわにするだけ +時間の無駄だ。 +\endtext + +\text +こちらの言い分を理解するはずが…… +否、理解できないのだから。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……もう言い返すのも馬鹿らしいわ。 + あんな女、さっさと倒した + 方が建設的よ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なぜ、そうまでして戦おうと + するのです。あなた達はこの地に + 無用な血を流し、混乱させているだけ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「誰が見ても、魔王軍は + 害悪に他ならないでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それに答える必要があるか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ひとまずはそこを退いてもらうぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……愚かしいですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「知るか。 + 貴様にはまだ聞きたいことがある。 + この戦いに勝ったら教えてもらうぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「全軍、第二層に侵攻、 + 制圧します!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_02.txt new file mode 100644 index 0000000..dd3d479 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_16_02.txt @@ -0,0 +1,780 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第2層制圧") + +\text("ベルナ") +「なぜ、私たちの裁きを + 受け入れようとしないのです」 +\endtext + +\text +魔王軍によって制圧された +第二層に、ベルナの無機質な +言葉が響く。 +\endtext + +\text("アグリ") +「へ、なにが裁きだ。 + お前らの言ってることは + 全部、イチャもんじゃねえか」 +\endtext + +\text +アグリの威勢のいい声が、それに答える +その横で、マーガレッタも頷きながら +言葉を続ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そもそも、はなからこちらを滅ぼすつもり + なのだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そんなお主たちの言うことなど、 + 誰も聞くはずがなかろう」 +\endtext + +\text +だが、そんな二人の言葉もベルナには +届かない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……理解できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、どうでもいいではないか。 + 滅ぼす相手を理解しようとするなど、 + 非合理的だぞ、ベルナ」 +\endtext + +\text +カイムは、ベルナの虚像へと +歩み寄る。 +\endtext + +\text("カイム") +「さて、俺が勝ったのだ。 + 俺の質問に答えてもらおう」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それに答える理由が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、お前たちは俺たちをそこまで + 敵視し、滅ぼそうとする?」 +\endtext + +\text +カイムはベルナの言葉を遮り、 +問いかける。 +\endtext + +\text +すると、ベルナはわずかにだが +感情らしきものを見せた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……解らないのですか? + いえ……忘れてしまっているのですね」 +\endtext + +\text +その顔は……まるでカイムたちを哀れんで +いるように見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「生憎、心当たりはない。 + ミネルヴァに聞いてはみたが、 + あいつは知らなかった」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちを敵とする……是非はともかく + そのこと自体はまあ、わかる」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、ストラクタが発生したときから + ディアボリカは滅ぼすべき敵だ、と + 定められているというではないか」 +\endtext + +\text("カイム") +「エルキオ……異界の住人たるお前たちが、 + なぜこの世界の俺たちを + 滅ぼそうとする?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なるほど。 + ディアボリカは本当に己のルーツを + 忘却しているのですね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「いいでしょう。 + ならば、あなたたちは + 知らなければなりません」 +\endtext + +\text +ベルナは、そっと目を閉じる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ストラクタとディアボリカ。 + このふたつは元々、同じ世界で + 発生した種なのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ふたつの種族は世界の覇権をかけて + 争い……その末、私たちストラクタが + 勝利しました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして敗れたディアボリカたちは、 + 散り散りになり、他の世界へと + 逃亡した……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……その逃亡した先のひとつが、 + この世界なのです」 +\endtext + +\text +――煉獄界からやってきた +悪魔の種族、ディアボリカ。 +\endtext + +\text +それが、この世界の通説だった。 +それでも、説……かもしれないという +ただの憶測だった。 +\endtext + +\text +だが、本当にディアボリカは +この世界の住人ではなかったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「欲深く、強い生命力を持つあなたたちが + 再び力をつけ、我々の世界を奪還 + するかもしれない……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それだけはなんとしても + 避けなければならない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そう。別世界に逃げた + あなた達を、根絶してでも」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……だから、他の世界に + 干渉したのね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなた方も疑問に思ったのでは + ないですか? この世界の住人たちの、 + ディアボリカに対する意識に」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい……待てよ。 + あれは、お前たちが仕組んだのか……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「人の意識に働きかけることは、 + 難しいことではありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカ……ひいては魔族に + 対する敵意の根源は、 + 私たちが植えつけたものです」 +\endtext + +\text("カイム") +「なるほどな……道理でどこへ行っても + 迫害されるわけだな」 +\endtext + +\text +それこそ、何百年、何千年とかけて +ストラクタたちは働きかけたのだろう。 +\endtext + +\text +例えば伝承として残し。 +あるいは宗教の教義の中に、その思想を +紛れ込ませて……。 +\endtext + +\text +ゆっくりと、ディアボリカの +居場所を奪っていったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……もっと高尚な目的が + あると思っていたが、 + 期待はずれだな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どういうことです?」 +\endtext + +\text("カイム") +「世界の秩序だ、滅びを防ぐだとか + 言っておきながら、実際は二種族間の + 勢力争いとはな」 +\endtext + +\text("カイム") +「それも、いつまでもネチネチと + しつこいことだ」 +\endtext + +\text +カイムは笑っている。 +なんでもないかのように。 +そして、ベルナを嘲るように。 +\endtext + +\text +そのことが、ベルナには理解しがたかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「じゃあ……あなたたちの言う + エルキオが、私たちの故郷 + なのですか!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカを放逐した後、 + 我々はその世界をエルキオと名づけました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「法と秩序が、あまねく世界を覆う…… + 完璧な理想郷」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「たしかにディアボリカも、始まりは + そこから発生したかもしれません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが…… + 今のエルキオにとっては、ディアボリカは + 異物に過ぎません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……!」 +\endtext + +\text +リズベルはなにか言い返そうとするも、 +言葉が出てこなかった。 +\endtext + +\text +争いに敗れたというのなら、 +そもそも口出しするのもお門違いだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……あなたは」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさん!?」 +\endtext + +\text +――なぜここにいる? +牢に入れておいたはずなのに。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……今の話は、 + 本当なのですか……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +酷く、弱弱しい声だった。 +\endtext + +\text +まるで親に捨てられた…… +拠り所を失った子供のように +今のミネルヴァは小さく見える。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「答えて……答えてください…… + 私、たちは……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたの役目は終わりました。 + 自分の始末は自分でつけなさい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そんなことはどうでもいい!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「我々の憎むべき敵、混沌と破壊を + もたらすディアボリカが我々と + 同じ世界に生まれたというのは……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「事実です。これはストラクタの中でも + 中枢のみが知ること。 + あなたが知らなくても当然です」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「く……なら、この戦いは…… + 奴らからこの世界を守るために + 私は……」 +\endtext + +\text +――ストラクタとしての存在を捨てて +受肉し。 +\endtext + +\text +――この手で、多くの命を奪ってでも。 +それでも、それは正義のためだと……。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「彼らが破壊と混沌を象徴する存在である + ことには、なんら変わりはありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「エルキオでそうしたように、 + 彼らはこの世界でも混乱を呼び、 + 破滅をもたらす……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですから、間違ってなどいません。 + それを防がなければ、我々はこの世界に + 根を下ろすことはできないでしょう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そん、な……」 +\endtext + +\text +ストラクタという共通意識体には +ベルナを含めて“中枢”と呼ばれる +上位存在がいる。 +\endtext + +\text +下位存在であるミネルヴァは +開示されていない情報があることも +承知していた。 +\endtext + +\text +それを承知の上で、ミネルヴァは +現界し……そして受肉したのだ。 +\endtext + +\text +全ては、この世界の秩序を守るため。 +ベルナからもそのような使命を受けた。 +\endtext + +\text +ならば、この戦いはなんだというのだろう? +\endtext + +\text +争った末にエルキオからディアボリカを +追い出し――それでも飽きたらず、別の世界 +でも根絶やしにするまで狩り立てる……。 +\endtext + +\text +秩序守る……そのための戦いでは +なかったのか? +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私たちの身勝手な目的のために、 + 私は……殺してきたのか……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……魔族は我らの不倶戴天の敵。 + 滅ぼされて、当然ではないですか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それに、この世界にとっても利益に + なる行為です。多くの民が、 + それを望んでいるのですから」 +\endtext + +\text("カイム") +「勝手なことを言うな。 + その望みすら、お前たちが抱かせた + 歪なものだろうが」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様らの言っている綺麗言は、 + 自分たちは絶対に正しいのだという前提で + 成り立っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかもわざわざ、人の精神にまで干渉して、 + ストラクタのしていることはこの世界に + 望ましいものだと、植えつける……」 +\endtext + +\text("カイム") +「その根幹にあるのは正義などではない。 + 身勝手でひとりよがりな、 + ただの我侭だ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉が、ミネルヴァの心に +深々と突き刺さっていく。 +\endtext + +\text +――この手は、血で汚れている。 +正しいことなど、ひとつとしてなかった。 +\endtext + +\text +その実、自らがあれほど忌避し、蔑んできた +浅ましい欲のために、命を奪ってきたのだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ぁ……うぐっ」 +\endtext + +\text +そう感じた瞬間、ミネルヴァは臓腑から +湧き上がってくる悪寒に +立っていられなくなった。 +\endtext + +\text +感情の芽生えた彼女には、 +ベルナの言葉は理解できなくなっていた。 +\endtext + +\text +湧き上がってくるのは、己の罪科から +来る自己嫌悪と……この手で斬ってきた +肉の感触だけだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……やはり、受肉はストラクタを + 堕落させる。無様ですね、ミネルヴァ…… + 見るに耐えません」 +\endtext + +\text +ベルナの無慈悲な発言に、カイムは一歩前に +出る。まるで、ベルナからミネルヴァを庇う +かのように。 +\endtext + +\text("カイム") +「――貴様には分かるまいな、ベルナよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァはようやく理解したのだ。 + 自分のその手が、なにをしてきたのか…… + なにをもたらしてきたのか」 +\endtext + +\text("カイム") +「頭ではなく、心が理解したのだ。 + 心もなにもない空っぽのお前たち + よりも、生物としてよほど正しい在り方だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして……それを無様だと嗤う貴様には、 + この世界で生きる資格はない」 +\endtext + +\text +言葉に強い憤りと決意を乗せて、カイムは +ベルナに言い放った。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「よりにもよって、異邦者たるディアボリカ + のあなたが、私にこの世界に存在する資格 + が無いと説きますか」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、何度でも言ってやるさ。 + そして、貴様もいずれその堕落した存在に + 成り下がるのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この俺が、絶対に引きずり落としてやるぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……その前に、あなた方を + 殲滅すればいいだけの話です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界にいる資格がないのは + あなた達です。いずれ、それを + 理解する日がくるでしょう」 +\endtext + +\text +そういい残し、ベルナの虚像は消えた。 +だが、ミネルヴァは残されたままだ。 +\endtext + +\text +くずおれ、呆然とする彼女に +かつての力強さは感じられない。 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ、大丈夫か?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ここにいても仕方ないだろう。 + 迷宮に戻るぞ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text +言葉もなく、ミネルヴァは +頷きを返した。 +\endtext + +\text +実際のところ、反射的に +そうしただけだろう。 +\endtext + +\text +今のミネルヴァは、ベルナとは +違う意味で空っぽだ。 +\endtext + +\text +それまでの彼女を支えていたもの、 +全てが否定されたのだから。 +\endtext + +\text +そして、それでもなお気丈に +振舞えるほど、ミネルヴァの精神や +感情は成熟していないのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(立ち直るまでには、少し時間が + かかりそうだな) +\endtext + +\text +そして、それは彼女だけではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル。 + 結界は張らなくてもいいのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かっています。 + こちらは大丈夫ですから、 + カイム様は迷宮に戻ってください」 +\endtext + +\text +と、思っていたのだが。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なにか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「案外、大丈夫そうだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはまあ、多少はショックです。 + ですが、あんな大昔の話を今更されても + 困ります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ご先祖様はともかく、 + 私たちはこの世界で生まれた者です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この世界にいる資格がないなんて、 + 異世界の存在に言われる筋合いは + ありません」 +\endtext + +\text +リズベルは淀みなく、 +きっぱりとそう言った。 +\endtext + +\text +確かにディアボリカの居場所は、 +最初からどこにもないのかもしれない。 +\endtext + +\text +だとして、なにか不都合があるのか。 +そう問われるなら、リズベルは +はっきりと『ない』と返すだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私たちの居場所がないことなんて、 + 言われるまでもなく解っています。 + だから今、作っているんです」 +\endtext + +\text +だから、不都合なんてあるはずもない。 +いつだったかも分からない大昔の揉め事も、 +知ったことではないのだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……言うようになったなぁ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「旦那がいなくなる度に + 泣きべそかいてた頃が懐かしいな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、勝手なこと言わないでください! + 結界に集中しますから、 + 話しかけないように!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ですって。 + あなたは、これからどうするのかしら」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「時間は限られているが、 + ゆっくりと考えることだな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「結界を展開しだい迷宮にもどるぞ。 + 重傷者は今のうちに応急処置を + 済ませろ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(私も一緒にもどるのか……) +\endtext + +\text +ミネルヴァはそのことに、 +安堵を覚える。 +\endtext + +\text +一刻も早く、ここから +立ち去りたかった。 +\endtext + +\text +横になれば眠気がやってくる。 +眠れば、その時だけは +なにも考えずに済むのだから。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_01.txt new file mode 100644 index 0000000..f64f7a4 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_01.txt @@ -0,0 +1,282 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第3層") + +\text +グラス、ギュンターとともに、カイムは +アドナイにいた。 +\endtext + +\text +ここは光翼の塔から最も近く、 +天使たちの襲撃頻度が高い街だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「激戦区と聞いたが、 + 意外と静かだな」 +\endtext + +\text +避難勧告は出したものの、市民の中には +骨を埋めるのなら、ここがいい、と避難を +拒む者が多いという。 +\endtext + +\text +そんな市民のために、 +ウィンガ教の信徒もまだここに +残っているそうだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「激化しているといっても、 + まだ数日に一度で、それに日が落ちてから + は奴らの襲撃はありません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「空を飛べるとはいえ、 + 夜戦は避けているのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「軍のほうは?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「連日の戦闘で消耗品が不足しています。 + 負傷者の増加も問題です」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……モタモタしていられんな」 +\endtext + +\text +そうやって、状況の確認をしている +傍らでは、グラスが時折市民にむかって +会釈をしたり手を振っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「市民たちの生活のほうはどうだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「基本的には普段どおりです。 + 斥候からの連絡があればすぐ避難できる + 態勢は整えています」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「奴らの目的地は地下迷宮ですので、 + 都市の建物に避難すれば市民の被害は + ほぼ防ぐことができます」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……ならば、ひとまずは安心と + いったところか」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが、彼らもこのような生活に疲れ始めて + いる……なんとかしなければ」 +\endtext + +\text +確かに表面上では大丈夫に +見えても、住民たちのストレスは +計り知れない。 +\endtext + +\text +それでも、彼らたちは笑みを +浮かべて過ごしているのだが…… +\endtext + +\text("グラス") +(……この厳しい状況下でも、笑顔で + いられるのは、カイムがいるから、か) +\endtext + +\text("グラス") +「…………カイムの言ったとおりに + なったのだな」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("グラス") +「私が王では皆、あんな風に + 笑顔を浮かべることすら出来なかった」 +\endtext + +\text("グラス") +「普通なら、今の状況ではとても笑っては + いられないのにな」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あいつらがお気楽というか、 + 能天気なだけだろう。 + さっさと避難してしまえばいいものを」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「できることなら、 + カイム殿に説得して欲しいものですが」 +\endtext + +\text("カイム") +「知らん。好きでここに残っているのなら、 + 俺はなんも言わんぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「……なら、早くベルナを + 倒さねばならんな」 +\endtext + +\text +そうすれば、グラスでは与えられなかった +ものをこれからずっと、失わずに済むだろう。 +\endtext + +\text +その手伝いくらいは、グラスにだって +出来るだろう。 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター。 + 魔王軍が塔に侵攻したときは + どうなのだ?」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「そのときはさすがに、 + 天使の襲撃はありませんでしたが……」 +\endtext + +\text("グラス") +「……そうか。 + カイム、ひとついいか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……言わなくとも分かっている。 + 塔に向かいたいのだろう?」 +\endtext + +\text +グラスはこくりと小さく頷いた。 +\endtext + +\text +一日でも早く、キロスの民に +平穏を約束したい。 +\endtext + +\text +そのためなら、どんなことだって +やりたかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、視察も済んだしな。 + 迷宮に戻り、ベルナの元に向かうぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。ギュンター、キロスの + ことは引き続き任せる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「は――お任せください」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +大きな振動が、光翼の塔を震わせる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +魔王軍襲撃の合図だ。 +\endtext + +\text +すでに塔の半分は制圧され、 +結界によって奪還もままならない。 +\endtext + +\text +もし、ミネルヴァがいれば +それも可能だっただろうが、 +ベルナは彼女を切り捨てた。 +\endtext + +\text +ここにいるのは物言わぬ天使たちと、 +彼女ただひとりだけ。 +\endtext + +\text +――後は、ないのだ。 +\endtext + +\text +それを考えると……言いようのない +違和感を覚えてしまう。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ノイズ……? + 思考が、鈍るほどの……?」 +\endtext + +\text +それは“中枢”にまで伝播するものの、 +同胞の答えは全て同じだ。 +\endtext + +\text +不明。 +それがなんなのか、誰にも分からない。 +\endtext + +\text +分かるのは、その原因が +あのディアボリカにあるということだ。 +\endtext + +\text +ならば、早急に対処せねばならない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「迎撃開始。 + ――魔王軍を排除する」 +\endtext + +\text +機械的な指令に、 +物言わぬ天使たちが呼応した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_02.txt new file mode 100644 index 0000000..012d276 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_17_02.txt @@ -0,0 +1,360 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n第3層制圧") + +\text("ベルナ") +「っ…………」 +\endtext + +\text +――どうして、負ける? +\endtext + +\text +戦力的にはストラクタの方が +上のはずだ。 +\endtext + +\text +いや、そもそもディアボリカは +ストラクタに敗北した種族。 +\endtext + +\text +まして、カイムというただのディアボリカ +に……なぜここまで追い込まれる? +\endtext + +\text("カイム") +「わざわざ、顔を見せにきたか。 + 命乞いでもしにやってきたのか?」 +\endtext + +\text +好戦的な笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……あなたがここで勝っても、 + 私たちの勝利という結末は変わりません」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……負け惜しみもそこまで + 来ると立派だな」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、降伏したところで + 貴様の結末は変わらん」 +\endtext + +\text("カイム") +「魔王軍が勝利し、お前たちは負ける。 + そして今度こそハドス復興…… + いや、新生を宣言しよう」 +\endtext + +\text +勝者特有の余裕の笑みを浮かべ、 +カイムはそう嘯いた。 +\endtext + +\text +カイムはすでに、勝利を確信している。 +\endtext + +\text +そんな、目の前の敵を見れば見るほど、 +ベルナの思考にノイズが走る。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私に勝ったとしても、 + ストラクタに勝ったことにはならない」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうなったのなら、 + “また”ハドスを滅ぼせばいいだけ + のこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「また、だと?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そう……120年前と同じように、 + あなたがたの国を破壊します」 +\endtext + +\text +――120年前と同じように、だと? +\endtext + +\text("カイム") +「それは、旧ハドスのことか……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それ以外になにがあるというのです?」 +\endtext + +\text +カイムの問いに、それがどうしたと +開き直ったかのようにベルナは +問い返した。 +\endtext + +\text +その物言いに、ふつふつと怒りが +湧き上がってくるのをベアトリスは +自覚しながら……。 +\endtext + +\text +それをベルナに問いただしても +意味はないと理解しながらも、 +聞かずにはいられなかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あなた、自分がなにをして、 + 今、なにを言ってるのか判ってる……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「勘違いしないでください。 + 私たちは、手を下してはいません」 +\endtext + +\text +なんでもないことのように、 +ベルナは言葉を続ける。 +\endtext + +\text +多くのディアボリカと人間を殺して。 +なにより、カイムからなにもかもを +奪っておきながら―― +\endtext + +\text("ベルナ") +「私たちは、ディアボリカの支配に不満を + 持った人間たちを、わずかに後押しした + だけに過ぎません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それが免罪符になるとでも + 思っているの……!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「神の言葉に人々は奇跡を見て、 + それを盲目的に信じようとします」 +\endtext + +\text +ベルナは激昂するベアトリスから、 +グラスへと視線を移した。 +\endtext + +\text("グラス") +「神の言葉……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「魔族の言葉は人間には届かない。 + 120年前も、そうだったでは + ありませんか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことはありません……! + 昔はそうだったかもしれませんが、 + 今は……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……しかし、キロスの民は + ウィンガを盲信していました」 +\endtext + +\text("グラス") +「……かつてはそうだった。 + だが、今は違う」 +\endtext + +\text("グラス") +「私達は今、お前の目の前にいる。 + それが全てだ」 +\endtext + +\text("グラス") +「カイムの国を壊すというなら、 + そうしろ。ここにいる者全員で、 + 貴殿を止めるだけだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「………………」 +\endtext + +\text +ベルナの言葉が途切れる。 +\endtext + +\text +否定することが出来ない。 +グラスの言葉は間違っていないと +ベルナ自身も解っているのだ。 +\endtext + +\text +カイムのもたらした変化が現に、 +己の障害として立ちはだかっている。 +\endtext + +\text("カイム") +「……だそうだ。 + 見事に言い負かされたな、ベルナ」 +\endtext + +\text +その障害の王たる男は笑みを絶やさない。 +\endtext + +\text +だが、今までのそれとは全く異質の +ものであることにベルナは気がついていた。 +\endtext + +\text +勝利から来る余裕は、カイムからは +消え去っている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……だったら、なんだというのです?」 +\endtext + +\text +チリチリ、とベルナの思考に +再びノイズが走る。 +\endtext + +\text("カイム") +「なあ、ベルナよ。 + 俺からも提案があるんだが……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +ノイズは治まらず、思考をずたずたに +引き裂いている。 +\endtext + +\text +否、それはノイズなどどいう +正体不明のものではない。 +\endtext + +\text("カイム") +「今なら赦してやる。 + ……降伏する気はないか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「降伏など……ディアボリカを根絶 + することが我らの――」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……それは残念だ」 +\endtext + +\text +生きて、大なり小なり感情を +持った存在であれば、潜在的に +内包しているものだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、どうなっても文句は言うなよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「っ……」 +\endtext + +\text +一際大きく駆け抜けるノイズの正体に、 +ベルナはようやく気がついた。 +\endtext + +\text +彼女に繋がっている『中枢』すらも、 +本能的にそれを理解した。 +\endtext + +\text +思考を寸断するような強烈なノイズが、 +その感情をストラクタに叩きつけ、 +引き起こす。 +\endtext + +\text +そう、恐怖という感情を。 +\endtext + +\text("カイム") +「……今日のところはここまでだ。 + 覚悟しておけ、ベルナ」 +\endtext + +\text +恐怖に引きつったベルナの笑みに、 +満足して、カイムは踵を返す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様――」 +\endtext + +\text("カイム") +「結界は必要ない。 + 次に会うときは、お互いに決着を + つけるときだ」 +\endtext + +\text +――その時こそ、この120年の落とし前を +つけさせてやる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +ノイズは……恐怖は消えず、 +そして立ち去る魔王軍にベルナは +追撃をかける余裕すら失っていた。 +\endtext + +\text +ただ、思考を埋め尽くすものがある。 +\endtext + +\text +魔王は、倒さなければならない。 +理由も使命も、もはや関係ない。 +\endtext + +\text +恐怖が、そんな衝動をベルナに +湧き上がらせていた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_01.txt new file mode 100644 index 0000000..235f970 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_01.txt @@ -0,0 +1,418 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n最終層") + +\text +地下迷宮の一角。 +\endtext + +\text +侵攻してきた天使を迎撃した後、 +ベアトリスは誰にも見つからないようにして、 +ここにやってきた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………はあ」 +\endtext + +\text +一度抱いた不安は、そう簡単に +消えはしなかった。 +\endtext + +\text +ひとりになると、膨れ上がってくる +不安はいつまでも残り続け……ふとした拍子 +でまた、痛み始めるのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そろそろ、戻らないと。 + 今日で決着がつくんだから」 +\endtext + +\text +目の前をふわふわと漂っているキラムシに、 +軽く触れる。 +\endtext + +\text +キラムシもまた、飼い鳴らされた犬や猫の +ようにベアトリスの指にとまる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……キラムシ、お好きなんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふえっ!?」 +\endtext + +\text +素っ頓狂な声を上げた途端、 +逃げるようにキラムシが飛び去っていく。 +\endtext + +\text +背後から声をかけてきたのは、 +リズベルだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……また、ひとりごとかと思いましたが。 + そういうことですか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……いや、これは……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、キラムシのこと + 毛嫌いしてますもんね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そ、そうなのよ。 + あんなに可愛いのに、ねぇ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、可愛いですね」 +\endtext + +\text +じいっ、とリズベルはベアトリスの目を +見つめてくる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なにを隠してるんです?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う……隠すって、なにを……?」 +\endtext + +\text +とぼけているのは、誰の目に見ても +明らかだった。 +\endtext + +\text +ただ、後ろめたさは感じているのか。 +ベアトリスはどこか申し訳なさそうに +リズベルの様子を伺っている。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まあ、いいでしょう。 + みんな、もう玉座の間に + 集まっていますよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「い、今から行こうと思ってたのよ? + それをリズが驚かせるから……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは申し訳ありません。 + ですが、隠し事はほどほどに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「度が過ぎれば、信用を失って + しまいますよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「はーい……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当に解ってるんですか」 +\endtext + +\text +ため息をつきつつも、リズベルは +ベアトリスとともにカイムのもとに向かう。 +\endtext + +\text +釘はさしておいたが、 +はたしてベアトリスに対して効果があるのか。 +\endtext + +\text +はなはだ、疑問ではある。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……別に隠し事をするな、と + 言う気はないんですけど) +\endtext + +\text +悪意のない隠し事をする理由は、自分にだけ +不都合がある場合か……。 +\endtext + +\text +あるいは、隠さなければ +誰かを傷つけてしまうかもしれないからだ。 +\endtext + +\text +ベアトリスは引け目を感じているように +見えたが、それ以上に拒絶の色が強く +見えた。 +\endtext + +\text("リズベル") +(悪意がない分、心配ですね……) +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("カイム") +「ようやく、決着の時が来た」 +\endtext + +\text +玉座に腰をおろしていたカイムは、 +そう言うと立ち上がった。 +\endtext + +\text +睥睨する彼の目には、 +魔王軍の兵士たち。 +\endtext + +\text("カイム") +「この戦いは、今まで以上に重要な + 意味を持つ」 +\endtext + +\text("カイム") +「世界を裏で操り、俺たちを貶めてきた + ストラクタ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あの女を倒さねば、真の意味での + 我々の望む世界は訪れん」 +\endtext + +\text("カイム") +「やつらに教えてやれ。 + この世界に生きているのは俺たちだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「異世界のよそ者が好きにしていい道理 + など、なにひとつないとな!」 +\endtext + +\text +迷宮全体を揺るがせるほどの、 +咆哮がこだまする。 +\endtext + +\text +ストラクタとの戦いはこれで最後だ。 +\endtext + +\text +そして、勝つのは他の誰でもない。 +カイム率いる魔王軍である。 +\endtext + +\text("カイム") +「全軍、出陣!」 +\endtext + +\text +轟音と振動。 +そして、魔物たちの咆哮。 +\endtext + +\text +それを“肌”で、ベルナは感じ取っている。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……これが、人の肉体」 +\endtext + +\text +肌を刺し、焦がすような戦場の空気に +ベルナは息を呑む。 +\endtext + +\text +ストラクタの能力は絶大だ。 +この世界に広がっている凡百の魔法術や、 +異能では到底勝ち目はない。 +\endtext + +\text +だが、その力をこの世界で十全に行使する +ためには肉体が必要だ。 +\endtext + +\text +それでも、 +本来の力からは数段性能が落ちる。 +\endtext + +\text +落ちてなお、この世界の基準からすれば +桁外れに強大な力だ。 +\endtext + +\text +魔王を打ち倒すには、充分すぎるほどに。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……来た」 +\endtext + +\text +そうして。 +\endtext + +\text +兵を引き連れたカイムが、ベルナのもとに +やってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「待ちかねたか、ベルナよ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +あの笑みだ。 +\endtext + +\text +感情というものを抱くはずの無い +ストラクタであるベルナが、 +恐怖を覚えたあの表情。 +\endtext + +\text +底の見えない悪意が見え隠れする中で、 +愉悦をにじませた邪悪な笑み。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイム、あいつ受肉してるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「受肉? + そうか……ついにお前も肉体を + 手に入れたか」 +\endtext + +\text +――それは一層、面白いではないか。 +\endtext + +\text +なにせ、あの身体に触れられるのだから。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ここで打ち倒します」 +\endtext + +\text("カイム") +「好きなだけ抵抗しろ。 + この俺が、許可してやる」 +\endtext + +\text("ベルナ") +(なぜ……なぜ、あの男は笑える? + 私を……絶大な力を前にして + 笑っていられる……?) +\endtext + +\text("カイム") +「なにせ、お前のその努力も、抵抗も…… + 全てが無駄になるのだからな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「無駄……? + 無駄は、あなたたちでしょう?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私を倒したところで、 + 民衆の意識は変わらない……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「何百年経とうが、あなたたちは + ずっとこの世界に生きる人間 + 全ての敵……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうなるように人の意識を、 + 文化を、私達の手で操作してきた……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなた方のやっていることは、 + 全てが無意味だと、なぜ + わからないのですか……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「クク……良いではないか。 + 初めての感情の発露としては、上出来だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「っ……!」 +\endtext + +\text +カイムが、あざ笑う。 +\endtext + +\text("カイム") +「そろそろ理解してもいい頃だろう。 + お前たちのしてきたことの全てが、 + この結果を招いたのだと」 +\endtext + +\text +気づいたときにはもう遅い。 +\endtext + +\text +戦端はすでに、開かれたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、その身を以って味わうがいい……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_02.txt new file mode 100644 index 0000000..a49f914 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_02.txt @@ -0,0 +1,143 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n最終層制圧1") + +\text("ベアトリス") +「入りなさい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +ベアトリスに押し飛ばされ、 +ベルナはふらつきながら牢へと入る。 +\endtext + +\text +抵抗する気配は、まるでない。 +\endtext + +\text +それがなぜか、尚のことベアトリスを +イラつかせた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたが生きているのはたまたまよ。 + カイムがそう、望んだから」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そうじゃなかったら、 + 今すぐにでも殺しているところなんだから」 +\endtext + +\text +ベアトリスは殺気を押し殺すこともなく、 +冷酷に言い放つ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そうですか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私がわざわざこうして、あなたと話して + いるのも……聞きたいことがあるからよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ニルトが滅ぶって、 + そう言っていたわよね。 + あれ、どういう意味?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのままの意味です。 + それに関しては私よりも + あなたのほうが詳しいでしょう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それが解らないから聞いてるのよ! + あなたの言っていることは、 + 何百年も先のはずじゃない!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その通りです。 + 本来ならば、十二分に対策を練れる + だけの時間は残っていたはずです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「このまま、怠惰な平穏を送って + いれば……という条件つきですが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ……」 +\endtext + +\text +ベルナの言葉に、ベアトリスは +押し黙ってしまう。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「争うこともなく、三国は緩やかに + 発展していき……やがて無に帰る」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「遅いか早いかの問題だったのに、 + あなたたちは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……もういい。黙って」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「………………」 +\endtext + +\text +ベルナの言葉ひとつひとつが、 +ベアトリスの脳裏に蘇る。 +\endtext + +\text +考えてみれば、こうなってしまうことは +予測できたことだ。 +\endtext + +\text +カイムの側にいることが幸福すぎたから。 +ただ、目をそらしていただけなのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなこと、ありえない……。 + 絶対、認めない……!」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、逃げるように +牢屋を後にする。 +\endtext + +\text +今まで自分のやってきたことが。 +カイムのしてきた全てが、 +本当は無駄だった。 +\endtext + +\text +そんなことを、容易く受け入れることは +ベアトリスにはできなかった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_03.txt new file mode 100644 index 0000000..88c5c35 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_18_03.txt @@ -0,0 +1,350 @@ +\setgamedatatitle("トゥルー光翼の塔\n最終層制圧2") + +\text +その日、ハドスは全国民を上げて +祝宴を挙げていた。 +\endtext + +\text +新生ハドスの宣誓。 +\endtext + +\text +ルザリオ、シュカ、キロスが +ハドスによって統一され―― +\endtext + +\text +一大国家、ハドスが新生する日なのだから。 +\endtext + +\text +出店が立ち並ぶ街中を、 +魔王軍のパレードが横切っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、10分後に大広場で + 演説です。 + 原稿は読みましたね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、読んどらんな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、今から5分で目を通して、 + 丸暗記してくださいね」 +\endtext + +\text +そのパレードの最後尾に、 +三人の元女王をはべらせたカイムがいた。 +\endtext + +\text("グラス") +「暗記は得意だ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私はパス。 + そうだ。パレードが終わったら + 皆で出店回らない?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「構いませんよ。 + ふふ、お祭りなんて子供のとき + 以来ですわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……まあ、いいんじゃない?」 +\endtext + +\text("グラス") +「それは楽しみだ。 + カイムも一緒に行こう」 +\endtext + +\text("カイム") +「おお、いいぞ! + 今日は俺の奢りだ、何でも買ってやろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……皆さん、それぞれ仕事があります。 + 遊んでいる暇はありません」 +\endtext + +\text +――というか、静かにしろ。 +そう言いたいところを、リズベルはぐっと +押さえ込む。 +\endtext + +\text +演奏で見物客には声が届いていないのが、 +幸いだ。 +\endtext + +\text +ここまでカイムに王の自覚がないと、 +国民が不安がってしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +(自覚がないのは今に始まった + ことではありませんが……) +\endtext + +\text("リズベル") +「皆さんも、こういうときくらいしっかり + してください! 今もまだ、3つの国を + 代表しておられるのですから」 +\endtext + +\text("グラス") +「だが、今はカイムの女だ。 + カイムの許可がなければ、しっかりする + ことも出来ん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうそう。 + そういうのは、あなたっていう適任者が + いるじゃない? ね、リズベル?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、リズベルさんも今日ぐらいは + お休みすればよいのでは……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……皆さん、今すぐ牢屋にぶち込んで + 欲しいようで」 +\endtext + +\text +――なんなんですか、この三人は。 +\endtext + +\text +青筋を浮かべるリズベル。 +\endtext + +\text +魔王軍の女性陣でも常識人である +マーガレッタを、パレードの先頭に立たせた +のは間違っていた。 +\endtext + +\text +せめてもの救いは、ベアトリスが時折、 +見ているこちらが心配になるほど +おとなしいことくらいだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんもどうだ? + この後、出店を見てまわろうと相談して + いたのだが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え? あ……なに?」 +\endtext + +\text +話を聞いていなかったのか――。 +\endtext + +\text +きょとんとした顔のベアトリスに、 +カイムは眉間に皺を寄せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうした? + 調子でも悪いのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん、大丈夫よ。 + そういうことじゃないから……」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +話してくれ、と念を押すように +ベアトリスに呼びかける。 +\endtext + +\text +しかし、気まずそうにベアトリスは +視線を逸らしてしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……目覚めが近いわ。 + でも、どうして、こんなに早く……?」 +\endtext + +\text +小さく、独り言のように呟いたベアトリスの +言葉に、リズベルが反応する。 +\endtext + +\text("リズベル") +「目覚め……? + あの、なんの話をしているんですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「どうかしたのですか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なに? 姉弟喧嘩?」 +\endtext + +\text("グラス") +「……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いつか、まではまだ分からない。 + けれどもう……」 +\endtext + +\text +――時間がない。 +\endtext + +\text +ベアトリスが、そう言葉を続けようと +した時だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃっ……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……っと」 +\endtext + +\text +下から突き上げるような、 +強烈な地震がハドスを襲った。 +\endtext + +\text("グラス") +「地震……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「もう、なんでこんなときに……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「急いで避難しないと……」 +\endtext + +\text +ドンッ、ドンッ、とまるで鼓動を打つような、 +地震。 +\endtext + +\text +支えがなくては、立つことすら +ままならない。 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫か?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい……ですが、これは……?」 +\endtext + +\text +だが、それだけでは終わらなかった。 +\endtext + +\text +どこからともなく。 +今まで見たこともないほどの量の、 +キラムシが沸いてきたのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「キラムシ……?」 +\endtext + +\text +パレード、祝祭である。 +キラムシが発生することくらいは +カイムでもわかる。 +\endtext + +\text +それにしたって、視界を埋め尽くすほどの +このキラムシの量は異常だ。 +\endtext + +\text +それはまるで、かつてハドスが +滅びたときのようで―― +\endtext + +\text("カイム") +「これは……まさか、 + またストラクタどもか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「違うわ……これは、彼女たちですら + どうすることもできないことよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「どういうことだ? + ……姉さんは、いったいなにを + 知っている?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……“大破壊”」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あるいは“大厄”」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「人も、魔族も……ストラクタでさえも…… + みな、滅ぼされるの」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_19_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_19_01.txt new file mode 100644 index 0000000..1721cb6 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_19_01.txt @@ -0,0 +1,1547 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座") + +\text +あの地震のあと、リズベルはさきに +迷宮に戻り、執務室にこもっていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +手にしていた、古い文献を静かに閉じる。 +\endtext + +\text +それは、ルドールのミュージアムで +手に入れた古い文献だ。 +\endtext + +\text +あの時は流し読みをした程度で、 +少し面白そうだったから持ち帰ったのだ。 +\endtext + +\text +あのときに目を引いたのが、 +『大破壊』に関する記述である。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんたちから、 + 話を聞かないといけませんね……」 +\endtext + +\text("市民1") +「しかし、こうも多いと + かえって目に悪そうだな」 +\endtext + +\text +中空を漂う、まばゆいばかりの +キラムシの大群。 +\endtext + +\text +それは夕日にも負けない輝きで、 +ブラムを眩く照らしていた。 +\endtext + +\text("市民2") +「シュカとかキロスでも、 + キラムシが大量発生してるんだってよ」 +\endtext + +\text("市民1") +「ふーん。 + なんかすげぇイイことが起きそうだよな」 +\endtext + +\text +このブラムだけではない。 +\endtext + +\text +空からニルト地方を見下ろせば、 +この地の異様さはすぐに気がつくだろう。 +\endtext + +\text +ハドスだけではない。 +\endtext + +\text +ルザリオ、シュカ、キロス…… +ニルト全土でキラムシが大量に姿を見せ、 +都市を……国を照らし出しているのだ。 +\endtext + +\text +ニルトの住人に、 +キラムシを嫌うものはほとんどいない。 +\endtext + +\text +だから、誰も気に留めることはない。 +\endtext + +\text +表面上ではあるが、 +ニルトはまだ平穏の中にあった。 +\endtext + +\text +――だが、それはあくまで表面上である。 +\endtext + +\text +あの後、ベアトリスは口を閉ざしてしまった。 +\endtext + +\text +そこで、何かを知っているであろうベルナに +尋ねると、彼女はこう言った。 +\endtext + +\text +これは“大破壊”、“大厄”と呼ばれた +事象である、と。 +\endtext + +\text +シュカの占い師は見た。 +“大厄”がニルトを滅ぼす、と。 +\endtext + +\text +ルザリオの言い伝えにはこうある。 +“大破壊”によって、地上にある +もの全てが光に消えた……と。 +\endtext + +\text +ルドールの持っていた文献でも、 +その程度のことしか書かれていなかった。 +\endtext + +\text +だが、このふたりなら―― +\endtext + +\text("カイム") +「急に迷宮に戻ると言い出したら、 + 今度は呼び出しか……。 + なんだ、なにか分かったのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はい。ですが、ストラクタの + おふたりの方が、これについては + 詳しいかと思います」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたも調べたのでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……大破壊。 + 光の洪水に呑み込まれて、全てが + 無に帰る……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「資料はほかにも探せば + いくらでも出てくるでしょうが、 + 時間がありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……知っていることを、 + 全て話していただけますか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私も全てを把握しているわけでは + ありませんが……それでもいいのなら」 +\endtext + +\text +リズベルが頷くと、ベルナはゆっくりと +口を開いた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ブライトリーフの言い伝えでは、 + かつてこの地に栄えた文明は、光の洪水に + 呑まれて、無に還ったとありますね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい……そうして生き残った + ブライトリーフがアルダの森を + 蘇らせた……と」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……それが2000年前の話です。 + 当時繁栄の頂点にあった + テスタ文明は一夜で滅びました」 +\endtext + +\text("カイム") +「……たった一夜で、文明が + 滅びるものなのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「正確には滅んだのでなく…… + 滅ぼされたのです」 +\endtext + +\text("エル") +「滅ぼされた……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「“落とし子”……あなたがたが + キラムシと呼ぶものが“ユメクイ” + へと姿を変え……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この地に住まう全ての命の精神を、 + そして記憶を食い尽くしたのです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あー……ってことは、 + キラムシがそのユメクイとかっての + になって、滅ぼしたってのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや……今“落とし子”と言うたな? + つまり、それには産み落とした親がおると + いうことじゃな?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「キラムシの……親?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その通りです。 + それは『エラスク』と呼ばれるもの。 + 私たちは『微睡みの王』と呼んでいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……エラスク。 + 確か、一部地域の貧困層の間で信仰のある + 神ですね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「微睡みの王は人の感情や記憶、 + 精神を糧にして生きています」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そのために、寝床と決めた地に自身の莫大 + な魔力を流し込み、肥沃な大地に変え、 + 人を集める……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうして、繁栄の頂点を極めたころを + 見定め“捕食”を行うのです」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そこが“食べごろ”ってわけだな」 +\endtext + +\text("グラス") +「では、その捕食……というのが + くだんの大破壊ということか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ええ。キラムシはやつの捕食器官 + でもあるのです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「普段は死んだ者からしか捕食はしません。 + だから、今はまだ無害です」 +\endtext + +\text("カイム") +「……戦場によく現われるのは + そのためか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうです。あれは人の感情に呼応します。 + 戦場や、祭りなどで多く見かけるのは + そのためなのです」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……で、キラムシがユメクイになったら + どうなるの?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……そうなれば、終わりです。 + 見境なく全てを食い尽くすでしょう」 +\endtext + +\text +その場にいたほぼ全員の顔色が、 +さっと青ざめた。 +\endtext + +\text +今、ニルト地方にはキラムシが +大量に発生している。 +\endtext + +\text +街という街を、埋め尽くすほどに。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「街に発生した落とし子がユメクイに + 変わったときが、 + この国の終わるときです、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なるほど。 + 確かにそれはまずいかもな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにを暢気なことを言ってるんですか! + 早くキラムシをなんとかしないと……」 +\endtext + +\text +――なんとか、できるのか? +\endtext + +\text +キラムシを排除する? +あれだけの数を? +\endtext + +\text +それに、どのタイミングで +ユメクイになるかさえ判らないのだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「街中を飛ぶ羽虫を一匹残らず + 駆除するようなものですね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「澄ました顔してる場合じゃないでしょ? + なにか、方法はないの?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ていうか、なんとかしろよ! + お前らストラクタだろ!?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王を倒せば、あるいは……。 + ですが、それまでキラムシのままで + いるかどうかは保証できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、今すぐ叩き潰せば + いいだけのことだ」 +\endtext + +\text +ひとり、落ち着いた様子でカイムは +そういった。 +\endtext + +\text("カイム") +「時間がないなら、今すぐだ。 + そいつはどこにいる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ニルトの地下深く……この迷宮より + さらに下」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「向かうというのであれば、 + そこへの入り口は私が案内しましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「よし。 + では行くか」 +\endtext + +\text +何の躊躇いも見せずに、カイムは答える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「駄目よ」 +\endtext + +\text +だが、そのカイムの決定に +反対の声があがった。 +\endtext + +\text +ベアトリス。 +あろうことか、彼女がカイムに +逆らったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「駄目なものか。 + たかが害虫退治だ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「倒せるかどうかじゃないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その間に、キラムシがユメクイになったら、 + どれだけの犠牲が出ると思ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、その前に……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「今すぐっていつ? + それまでに、本当に倒せると + 思ってるの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ。随分と反抗的じゃないか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もしかしたら、明日には捕食が始まる + かもしれない……ううん、今この瞬間にも、 + それは始まるかもしれないのよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なら、なにか手立てがあるか?」 +\endtext + +\text +カイムがベアトリスを睨む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……落とし子は魔力がないと + 動けないし、姿も見せない」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズ、各都市に魔力殺しの結界を + 張って、避難所を作れる?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それなら反魔結晶のほうがいいのでは?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「集めるのに時間がかかるわ。 + それに、落とし子自体にはたいした + 力はないもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text +ふと、リズベルはベアトリスがキラムシと +戯れていたときのことを思い出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「大破壊についても……それに、キラムシに + ついても詳しいんですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリスさん、この際なので + 正直に答えていただきます」 +\endtext + +\text +これまで、ベアトリスには何度も助けて +もらった。 +\endtext + +\text +同じディアボリカとして……カイムを慕う +女性として、親しみを抱きつつあるのは +事実だ。 +\endtext + +\text +だが、彼女がなにかを隠していることも +間違いない。 +\endtext + +\text +そう、この状況下では…… +彼女の秘密を見過ごすことはできない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、あなたのことを見てみぬふりは + できません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「微睡みの王のことも、こうなることも、 + なにもかも知っていたのでは + ないですか?」 +\endtext + +\text +リズベルは、ベアトリスの目をまっすぐに +見つめて問いただす。 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様が訊けないから、私が訊いている + んです。それに……あなたを疑っている + わけでもありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「少しでも情報が欲しいんです。 + ……微睡みの王という、これまでで最大の + 敵を倒すために」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +この場にいる者全ての視線が、 +ベアトリスに注がれる。 +\endtext + +\text +信じるように彼女をまっすぐ見つめる者。 +疑念と同時に、己の武器に手を伸ばす者。 +\endtext + +\text +その全てを受け止めて、 +ベアトリスは小さく息をついた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……リズの言う通りよ。 + 全部、知ってた」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぜ、もっと早く言わなかった?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いつかは話さなきゃって、思ってた。 + でも、今はまだいいかなって……」 +\endtext + +\text("カイム") +「どう考えればそうなる……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……微睡みの王の目覚めは、 + 何百年も先のはずだったのよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……はず、というのは?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「さっき、ミネルヴァが言ってたじゃない。 + 捕食は、その文明がもっとも繁栄している + 時に行われるって」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そうです。 + 本来、文明の発展には長い年月を + 要する……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「魔王軍がいなければ、 + 微睡みの王の捕食はずっと先のはず + だったのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……魔王軍がいなければ?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……今のニルト地方は、過去にないほど + 繁栄しています」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「三国が小国によって統一され、 + ひとつの大国となりました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ニルトの中での戦争は無くなり、 + 国は正しく治められています」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「民は安心して子を産み、 + その結果、さらに栄えてゆく……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これが、今のニルト……再興したハドスの + 状況です」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もちろん、この国はさらに発展していく + でしょう」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですが……、微睡みの王の目覚めが、本来 + よりもずっと早まってしまうほどに、 + 今のニルトの発展は著しいのです」 +\endtext + +\text +それこそ、今が“旬”なのだと +微睡みの王が判断するほどに。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……だから、私達は人の数を減らし、 + あるいは国を滅ぼそうとしたのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「我々は、ディアボリカの殲滅のためだけに + 動いていたわけではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……では、あなたたちが + 言っていた……」 +\endtext + +\text +リズベルは、動揺に声を震わせながら +言葉を絞り出す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「私達がニルトを滅ぼすというのは、 + 本当だった……?」 +\endtext + +\text +はったりでも、いいがかりでもなかった。 +\endtext + +\text +ディアボリカの……弱い者たちの、 +居場所を作るために戦ってきた。 +\endtext + +\text +そのなにもかもが、 +滅びを助長していたというのか。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王は目覚めてしまった。 + もう、滅びは避けられません」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text +――だったら。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だったら、私達が微睡みの王を + 倒します」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺らのせいだってんなら、 + なおさらだな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「それに魔王さんが戦うって言ってんだ。 + だったら、それ以外なんて + ありえねえよなぁ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナ。 + ここには、黙って滅びを受け入れる + 者はいないぞ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そうですか」 +\endtext + +\text +この戦いを始めたのは、 +他でもないカイムたちだ。 +\endtext + +\text +ならば、全てを終わらせるのは +微睡みの王ではない。 +\endtext + +\text +魔王軍であり、カイムだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんと……お前たちは + 付いてこなくていいぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「当然だろう。 + 始めたのは俺たちだからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「断る。 + 水臭いことを言うな。寒気がするわ」 +\endtext + +\text("エル") +「……もしかして、かっこつけてますか? + そんなの、カイム様には全然似合ってない + です!」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ……いつものように、 + ついてこいと命じてください。 + 私達は、あなたのものですよ?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうそう。 + いまさら、カイムに気を遣われてもねぇ」 +\endtext + +\text("グラス") +「命じなくても勝手についていく。 + それでもよいのか、カイム?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……私はあなたのために剣を振るうと + 誓いました。同行させて頂きます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だそうですよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………好きにしろ、まったく」 +\endtext + +\text +たとえ説得したとしても、彼女たちは決して +意志を曲げることはないだろう。 +\endtext + +\text +諦めたように、ぶっきらぼうにそう口に +したものの、カイムはどこか嬉しそうだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんはどうする?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……一緒に行くに決まってるじゃない。 + 断るわけないでしょう?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな。 + 姉さんなら、そう言うと思っていた」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、ついて来い。 + 微睡みの王を討伐し、滅びの運命を + この手で変えてやる……!」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +――ブラムの一角。 +\endtext + +\text +そこには、集められた通行人たちと、 +リズベル、ミネルヴァがいる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「こちらの準備は終わりました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。 + 助かりました」 +\endtext + +\text +この周囲には魔力殺しの結界を +起動するための仕掛けを施してある。 +\endtext + +\text +結局、キラムシへの対処は +ベアトリスの提案に頼るしかなかった。 +\endtext + +\text +今頃、ルザリオとシュカ、キロスでも +ティーリアやマガヒメ、グラスたちが +同じ結界を構築しているだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも、これで本当にキラムシを + 排除できるんでしょうか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベアトリスの情報は正しいです。 + ですが、これで完全に排除できるわけでは + ありません……近づけなくなるだけです」 +\endtext + +\text +そうは言われても、心配だった。 +\endtext + +\text +そもそも、どうしてベアトリスは +あんなことを知っているのだろうか。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……結界を起動します」 +\endtext + +\text +気にはなるものの、 +今は目の前の作業に集中だ。 +\endtext + +\text +リズベルが地面に描かれた魔法陣に +魔力を通す。 +\endtext + +\text +魔力殺しの結界。 +\endtext + +\text +あらゆる魔力を遮断する。 +これが果たしてキラムシに通用するのか―― +\endtext + +\text +結界が展開した瞬間、 +視界が真っ白になる。 +\endtext + +\text +そして、正常な視界を +取り戻したころには―― +\endtext + +\text +結界内のキラムシの姿は消えていた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「成功……と見ていいですね。 + 微調整は必要ですが」 +\endtext + +\text +リズベルはほっと +胸をなでおろす。 +\endtext + +\text +結界の外にこそキラムシはいるが、 +中には一匹も姿が見えない。 +\endtext + +\text("市民") +「リズベル様、これは一体……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もし、キラムシになにか異変が起きて + 人を襲うようなことがあったら + ここに逃げ込んでください、いいですね?」 +\endtext + +\text +リズベルの言葉に、 +市民たちは小首をかしげながらも頷く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ミネルヴァさんは、 + キラムシの弱点を知ってたんですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いえ、私には情報開示されていません。 + 私の役目は魔王討伐でしたから。 + 中枢は知っていると思いますが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そんな情報をどうして、 + ベアトリスさんが……?」 +\endtext + +\text +考え込むリズベル。 +\endtext + +\text +先ほどは聞きそびれたが、 +そもそも知っていること自体に +疑問を持つべきだったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(……ベアトリスさんが、微睡みの王と + グル、ということもなくはないですが……) +\endtext + +\text +キラムシから逃れる方法を教えて +くれたのは他ならぬベアトリスである以上、 +可能性は低い。 +\endtext + +\text("リズベル") +(ベアトリスさん、あなたは一体 + なにを知っていて……そして、 + 何を考えているんですか……?) +\endtext + +\text("ベルナ") +「私に聞きたいことがあるなら、 + さきほど聞けばよかったのでは?」 +\endtext + +\text +再び牢獄に入れられたベルナは、 +そんな疑問を牢の外にいるベアトリスに +投げかける。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「聞けないから、ここでこうして + ふたりきりになったんじゃない」 +\endtext + +\text +見張りにも席を外してもらい、 +ここにはベアトリスとベルナの +ふたりしかいない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「他人には……いえ。 + あの魔王には聞かれたくないこと、 + でしょうか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ストラクタのくせに + いい勘してるのね」 +\endtext + +\text +未だ、ベアトリスにとって +ベルナは気を許すことのできない存在だった。 +\endtext + +\text +ハドス滅亡のきっかけを作った存在。 +親の……そして自分の仇でもあるベルナ。 +\endtext + +\text +正直に言えば、彼女にくらべれば、 +ミネルヴァのほうが何倍もマシだった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ちょうどいいです。 + 私も、あなたについてひとつ + 気になることがあります」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……答えると思う?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたの知りたいことも、 + 関係あると思いますが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……なに?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……その身体、普通の肉体では + ありませんね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それがどうしたのかしら?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、私達ストラクタのそれとも + 似てはいますが……どこか違うようです」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたは、何者なのですか?」 +\endtext + +\text +さすがに、ストラクタの目はごまかせない +ということだろう。 +\endtext + +\text +まして、受肉はもともと彼女たちの技だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「知りたいなら教えてあげる。 + その代わり、私のお願いを…… + 望みをかなえてくれる?」 +\endtext + +\text +だからこそ、ベアトリスは +ベルナに話があってここへきたのだ―― +\endtext + +\text("リズベル") +「もうしわけありませんが、 + 皆さんにはしばらくここに + いてもらいます」 +\endtext + +\text("子供") +「えー……おうちに帰りたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ごめんね。大切なことなの。 + すぐに済ませるから」 +\endtext + +\text +結界の効力を知るために集めた市民たちは、 +一体なにごとか、とリズベルの作業を +見守っている。 +\endtext + +\text +後は、今なにが起きているのかを +彼らに伝えれば、ブラムでの任務は完了する。 +\endtext + +\text("子供") +「やだー!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は……ちょっと、待ちなさい!」 +\endtext + +\text +たたっと、リズベルの横を +すり抜けて少年が結界の外へ +走っていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text +――なんの前触れもなかった。 +足元が、大きく揺れたような気がした。 +\endtext + +\text +それは地震とはまた違う揺れだ。 +肌を震わせるような、魔力の胎動…… +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「駄目だ! 結界の外に出ては――ッ!」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの叫びに +反射的にリズベルも駆け出し、 +少年に手を伸ばす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「だめっ……!」 +\endtext + +\text("子供") +「わぷっ!?」 +\endtext + +\text +だが、少年を捕まえても時すでに遅く。 +ふたりは結界の外へと出てしまっていた。 +\endtext + +\text +再びの胎動と同時に、 +キラムシたちが一斉に動き出す。 +\endtext + +\text +光の軌跡が残るほど、 +高速で飛び回るキラムシの群れ。 +\endtext + +\text("子供") +「うわあ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text +だがそこで、キラムシたちの状態に +変化が生じた。 +\endtext + +\text +その小さな羽がもげて、地面へと落ちていく +キラムシたち。 +\endtext + +\text +それは、やがて体色を緋色へと染め上げ…… +みるみるうちに、おぞましいヒルのような姿 +へと変貌をとげる。 +\endtext + +\text +落とし子の変態――キラムシからユメクイへ。 +\endtext + +\text +ユメクイの群れは、結界の外にいたリズベル +を感知すると……大きく跳躍した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「きゃっ――」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「子供を放さないで……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「へ……ひゃあっ?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァに抱きかかえられ、 +少年とともに結界の中へリズベルは +戻ってくる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「大丈夫ですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「は、はひ……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「どうやら、捕食が始まったようです」 +\endtext + +\text +剣を携えたまま、ミネルヴァは +結界の外……キラムシの群れをにらみつける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今の、ヒルみたいなのは……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あれがユメクイでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……まだ、他の街にも + 結界を張らないといけないのに……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ここのユメクイだけでも一掃します。 + 人間たちを結界から出さないで」 +\endtext + +\text +それだけ告げると、 +ミネルヴァは単身、キラムシの群れの中に +飛び込んでいく。 +\endtext + +\text("市民1") +「うわあああぁぁぁぁっ!?」 +\endtext + +\text("市民2") +「来るなっ、来る……ああああああっ!」 +\endtext + +\text +結界の外から聞こえてくる悲鳴。 +\endtext + +\text +この中は無事でも、外にいる者たちは +微睡みの王による捕食を避けられない。 +\endtext + +\text +彼らも、守らなければ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(結界の効果範囲を広げれば……!) +\endtext + +\text("市民") +「り、リズベル様……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……皆さんは結界から決して出ないで + ください!」 +\endtext + +\text +ズン……と戦闘の余波で、 +牢獄がわずかにゆれる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どうやら、 + 捕食が始まったようですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ、そうみたいね」 +\endtext + +\text +間違いなく、この迷宮にも +ユメクイは現われるだろう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……結論だけ教えてくれる? + 早く、カイムのところに + 戻らなきゃ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……それでは納得できないでしょう。 + 手短に済ませます」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、こくりと +頷きを返した。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたの望みは叶いません」 +\endtext + +\text +きっぱりと、ベルナは告げる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「受肉するために必要なものは + この世界に充満している魔力と、 + 自身の魔力……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ですが、あなたが自身の + 魔力を使えないのであれば + それは絶望的です」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そう……やっぱり、無理か。 + ――じゃあ、仕方ないわね」 +\endtext + +\text +そして、ベアトリスはなにか吹っ切れた +ように微笑んだ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「また、それですか」 +\endtext + +\text +そんな彼女の様子に、 +ベルナは小首を傾げる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたにしても、あの男にしても…… + なぜそのような表情ができるのですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私には、理解できません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……どうしようもないなら、 + 悩んだってしかたないじゃない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、開き直ってるだけ。 + それにカイムの前ではいつも笑顔で + いたいから」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなただって、笑えるようになったら + 解るんじゃないかしらね?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは立ち去っていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ふむ」 +\endtext + +\text +残されたベルナはひとり、 +自身の指で口の端を吊り上げてみる。 +\endtext + +\text +しかし、格好だけを真似たところで、 +それを理解できるわけは無いのだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「侵入したユメクイを迎撃しろ!」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「へいっ!」 +\endtext + +\text +予想より早い捕食行動に、 +カイムは不機嫌そうに舌打ちする。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルたちはまだか……。 + チッ……こんなときに、 + 捕食が始まるとはな……!」 +\endtext + +\text +ベアトリスの忠告は正しかった。 +\endtext + +\text +もし、聞いていなければ +地上では大きな被害が出ていた +ことに違いない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「遅くなってしまって、すみません!」 +\endtext + +\text +――そこに、リズベルが駆け込んでくる。 +\endtext + +\text +それだけで、カイムの苛立ちは +すぐに収まった。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、地上のほうは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ブラムのユメクイは、 + 結界とミネルヴァさんのおかげで + 一時的ではありますが排除しました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「他の都市は、ミネルヴァさんが + 結界を張りに行ってくれています」 +\endtext + +\text("カイム") +「なら、あとはここだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。ティーリアさんたちが + 戻り次第、迷宮内のユメクイを + 掃討します!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_01.txt new file mode 100644 index 0000000..933d7e0 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_01.txt @@ -0,0 +1,484 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度1") + +\text +微睡みの王の捕食が目撃されてから、 +数日後。 +\endtext + +\text +リズベルの提案で、各国の代表が +迷宮に集まることになった。 +\endtext + +\text +各国の被害の報告。 +そして、現状を確認するためだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ハドス全域の犠牲者の数は、まだ把握 + できておりません」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「ただ、おそらくユメクイの犠牲であろう + と思われる、自我を喪失した者が各都市で + 報告されています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「大規模な、ユメクイの発生はまだ起きて + いません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もしかすると……微睡みの王は、まだ完全 + に覚醒していないのかもしれません」 +\endtext + +\text("カイム") +「寝起きといったところか。 + だったら、前の地震は身じろぎしたような + ものかもな」 +\endtext + +\text +カイムが軽口を叩く。 +\endtext + +\text +普段だったら煩わしいだけだが、今は場の +空気を和らげるために言ってくれているの +だ、とリズベルも理解している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「また調査の結果、キラムシの活動が + 周期的であることも分かりました」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それをもとに警報を発し、キラムシの大群 + 出現時には市民に避難してもらう体制を + 整えています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。それに避難用の結界のおかげも + あって、都市部での損害はまだなんとか + 抑えられています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが……小さな集落や孤立した人々まで + は、まだ手が回らないのが現状です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今報告されている被害は、 + ほとんどがそういった人々です」 +\endtext + +\text +リズベルは、悔しい気持ちをぐっと押さえ +ながら報告を続けた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「恐らく、捕食行動は今後も定期的に + 行われるものと推測されます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「微睡みの王が満足するまでなのか、 + ニルトが滅びるまでかは + 判断しかねますが」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「満足したときゃあ、俺たちは + 全員、そのナントカの王の腹ん中だろ」 +\endtext + +\text("文官") +「じょ、丞相! + 言葉は謹んでください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「その認識で間違ってはいないだろうな。 + 滅びることに変わりはない」 +\endtext + +\text +ほれみろ、とホンジュは文官に +自慢げに口の端を吊り上げる。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「魔王軍の被害は?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「まだそれほど報告されていません。 + ですが、ユメクイに襲われた者たちは……」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「……廃人か。 + 魔物も人間も関係ねえな」 +\endtext + +\text +ユメクイに襲われた者は、 +感情や記憶をごっそりと食い尽くされる。 +\endtext + +\text +その結果、犠牲者は廃人となり +やがては死に至る。 +\endtext + +\text +それは、魔物も人間も変わらない。 +\endtext + +\text +微睡みの王にとっては、 +餌になるものがあればどんな生き物でも +構わないのだろう。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「万が一のこともある。 + 市民を他国に避難させては?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「すでに打診していますが、 + 魔王の国の民は受け入れられない……と + いうのが大多数で……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「かつてのハドスと友好だった国でも、 + 全市民を受け入れる余裕は + ないでしょう」 +\endtext + +\text("エル") +「ここに来て魔王ってネームが + 仇になりましたね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それは言わないでください」 +\endtext + +\text +リズベルはため息をついた。 +\endtext + +\text +魔王軍のことも、やがては周辺国にも理解 +してもらおうと考えていた……が、今はそれ +に割ける時間が無い。 +\endtext + +\text("リズベル") +「とりあえず、今の体制で警戒を続けます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、状況がこれ以上悪化するようで + あれば、迷宮内に区画を設け、完全な + 避難体制に移行することも検討中です」 +\endtext + +\text("カイム") +「今の状況が、いつまで保つか、か」 +\endtext + +\text +実質、国民すべてを背にして +微睡みの王と戦わざるをえない。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「せめて街中のキラムシだけでも + 全部消えてくれりゃあな」 +\endtext + +\text("カイム") +「いくら倒しても沸いて出て来るそうだ。 + それについては諦めろ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……兵にも物資にも限りがある。 + 戦況が長引くのは避けたいところですな」 +\endtext + +\text +統一された各国の軍隊をあわせても、 +キラムシの総数には到底及ばない。 +\endtext + +\text +個々の力が弱い分、微睡みの王の勢力は +数でこちらを圧倒してくるのだ。 +\endtext + +\text +このままでは、長引けば長引くほどに +魔王軍が追い詰められていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「なににしても、一刻も早く + 微睡みの王を倒さなければならん」 +\endtext + +\text +それが可能なのは、 +カイム率いる魔王軍だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちが微睡みの王を倒すまで、 + お前たちにも無理を + してもらうことになる」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「民を守るのが軍人の務めです」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「その代わり、微睡みの王は + カイム様にお任せしますがね」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せておけ。 + リズベル、皆を集めろ。 + 微睡みの王のもとに向かうぞ」 +\endtext + +\text +早急に、微睡みの王を打ち倒す。 +\endtext + +\text +それはニルトを治めるカイムにとっては +必ずやり遂げなければならないことだ。 +\endtext + +\text("カイム") +(……あともう少しなのだ。 + 誰であれ、俺の野望の邪魔はさせん) +\endtext + +\text +強い輝きを放ち、ニルトの空を飛び回る +キラムシの群れ。 +\endtext + +\text +目もくらむような輝きは月明かりすら +寄せ付けず、夜空すら明るく照らすほどだ。 +\endtext + +\text +そんな中。 +その一画だけは、夜の帳が落ちていた。 +\endtext + +\text +――大空洞。 +\endtext + +\text +そこだけが、不気味なほどに静まり +返っていた。 +\endtext + +\text +地の底まで続いているとしか +思えないほどの、一切の光を通さぬ奈落。 +\endtext + +\text +多くのブライトリーフが身を投じた、 +命の終着点。 +\endtext + +\text("カイム") +「……まさか、またここに来るとはな」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様、ここ嫌いですもんね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここというか、あのわけの分からん + 儀式と、ここから沸いて出てくる + キラムシがな」 +\endtext + +\text +カイムは吐き捨てるように言って、 +大穴を覗きみる。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「本当に、この下にいるのかよ」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ここからが、 + もっとも近いというだけです」 +\endtext + +\text("アグリ") +「と、飛び降りるのか……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「深さと方向さえわかれば、 + 迷宮からここに向かうことも可能でしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +確かに、ミネルヴァの言う通り、 +この真下になにかがいる。 +\endtext + +\text +以前来たときには感じられなかった魔力の +胎動を、かすかにではあるがカイムは感じ +取っていた。 +\endtext + +\text +それは恐らく、微睡みの王の魔力なのだろう。 +まだ弱く感じるのは、地下の相当深い場所で +眠っているからか。 +\endtext + +\text +だが……感じる魔力はそれだけでは +なかった。 +\endtext + +\text("カイム") +(……微睡みの王と、他にも感じるな。 + だが、これは……ありえんぞ) +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム、どうかした?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……少しな。直接出向いて確かめる」 +\endtext + +\text +微睡みの王よりも浅い場所で感じる +魔力に違和感を覚えながら、 +カイムは地下へと向かった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +大空洞にもっとも近いエズオーンから、 +カイムたちは侵攻した。 +\endtext + +\text +迷宮よりさらに深く、地の底へ向けて +潜り続けて辿りついた場所。 +\endtext + +\text +そこからは迷宮のように作られた +道はなかった。 +\endtext + +\text +剥き出しの土と岩。 +\endtext + +\text +息苦しさを覚えるほど、濃密な魔力が +満ちている洞窟だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「ここがそうか」 +\endtext + +\text +地上で覚えた違和感は、 +さらに強くなっている。 +\endtext + +\text +微睡みの王とは違う、もうひとつの魔力。 +ありえないはずの存在。 +\endtext + +\text +それは、間違いなくここにいる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ティーリアも気がついたか?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「はい。ですが、この魔力は……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……奥にいるな」 +\endtext + +\text +カイムの睨みすえる先。 +\endtext + +\text +ユメクイの群れの気配に、 +全員が身構える。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ご命令を」 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞ。 + “亡霊”をこの眼前に引きずり出せ……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_02.txt new file mode 100644 index 0000000..d43339d --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_20_02.txt @@ -0,0 +1,698 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度1制圧") + +\text("カイム") +「余興は終わりだ。 + そろそろ、姿を見せたらどうだ!」 +\endtext + +\text +襲いかかろうとする瀕死のユメクイを +踏み潰し、カイムは声を張り上げる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「ティーリア様……?」 +\endtext + +\text +カイムの傍らに立つティーリアが、 +いつになく険しい表情で周囲に +目を凝らしていた。 +\endtext + +\text +まだ、姿を見せない敵がいるのだ。 +\endtext + +\text +そして、その敵はカイムの言葉に +応えるようにして姿を見せる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ……」 +\endtext + +\text("エル") +「え……ええぇっ!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……やはり、あなただったんですね」 +\endtext + +\text +一際強く輝くキラムシが +ゆったりと飛んでいた。 +\endtext + +\text +1匹だけではない。 +無数のキラムシがそれにまとわりつき、 +身体の中に取り込まれていく。 +\endtext + +\text +敵の姿をみとめ、 +カイムは不敵な笑みを浮かべてみせた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうやら、死に損なったみたいだな。 + ルドールよ」 +\endtext + +\text("ルドール") +「………………」 +\endtext + +\text +ベアトリスに切られた傷は、 +消えてなくなっている。 +\endtext + +\text +その代わりに、微睡みの王によく似た +気配を漂わせたルドール。 +\endtext + +\text +違和感の正体は、この男だ。 +\endtext + +\text("エル") +「な、なんで生きてるんですか!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「知らん。というか、これは……」 +\endtext + +\text +そして、ルドールを前にして +さらにカイムは抱えていた違和感を +強めることになった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「死ん……わ……ワタ……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……なんか、様子が変じゃない?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「一度死んでるからじゃない? + それも“迎え”が来て、一度正気を + 失っているんだし」 +\endtext + +\text("アグリ") +「死に損なったってなら、 + 今度こそとどめを刺してやる……!」 +\endtext + +\text("ルドール") +「き、キ様……まおう……ま……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「――魔王……魔王、カイム」 +\endtext + +\text +カチリと、人格が切り替わったように +ルドールの言葉と敵意が鮮明になる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「……ここまでやってきたのか。 + 全てが無駄になると知りながら」 +\endtext + +\text("カイム") +「……正気を取り戻したか。 + まあいい。今度こそ、あの世に + 送ってやる」 +\endtext + +\text("ルドール") +「私は死なない……私は、神の使徒として + 選ばれたのだ……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……? + なにを言っているのですか……?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ティーリア様、私は選ばれたのです。 + 破壊神、エラスクに」 +\endtext + +\text("エル") +「正気を取り戻したとは + いえない台詞ですね……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「微睡みの王が神など……世迷言にも + ほどがある。 + あれがなにをするのか分かっているのか?」 +\endtext + +\text("ルドール") +「この地を滅ぼし、蘇らせ、また滅ぼす…… + すべてはエラスクのご意思だ」 +\endtext + +\text +恍惚とした表情で謳うルドール。 +そこには最早かつての面影はなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、ここは撤退しましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「断る。あれは目障りだ。 + 今つぶす」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもこっちは消耗してるし……向こうは + まだまだ出てくるわよ?」 +\endtext + +\text +ルドールの周りを飛び交うキラムシと、 +洞窟の奥からこちらに近づいてくる +ユメクイを見てベアトリスは警告した。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「逃げるのか……それは許されない。 + お前たちは、私が食らうのだ……!」 +\endtext + +\text +ぶわっと、ルドールの身体から +キラムシがあふれ出す。 +\endtext + +\text +10、100、200……急速に +増殖していくキラムシは、 +瞬く間にユメクイへと変貌していく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ちっ……退くぞ!」 +\endtext + +\text +ユメクイが襲い掛かってくる直前に、 +カイムは撤退命令を出した。 +\endtext + +\text +引き際を失い、こんなところで +敗北しては元も子もない―― +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("エル") +「なんで、ルドールが生きているんですか!」 +\endtext + +\text +ルドールとユメクイから逃げ切ると、 +エルが真っ先に叫んだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あのときはカイム様とベアトリスさんが + 追いかけて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私が切って……あいつは + あの穴に落ちたんだけど……」 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、死んだかどうかまでは + 確認していない」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……運よく生き延びたということ + でしょうか?」 +\endtext + +\text +それはないだろう、とカイムは +頭を振った。 +\endtext + +\text +“迎え”が来ていた上に、 +あの穴自体が深すぎる。 +\endtext + +\text +あそこから落ちて、生き延びることができた +とは到底思えない。 +\endtext + +\text("エル") +「でも、蘇ったって……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……受肉したんじゃないでしょうか。 + それこそ、ベアトリスさんのように」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……その可能性はあるわね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「穴の底にいた微睡みの王に + 捕食されて……でも、消化されずに + 意識が残っていたなら……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……微睡みの王の目覚めと同時に、 + 受肉した……のでしょうか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +だとしたら……とベアトリスは +ひとり考え込む。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でもあいつ、落とし子を身体から + 出してた……もしかしたら、 + あいつ自身も“落とし子”なのかも……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ルドールのことはいいだろう。 + 障害のひとつであることに + 変わりはないのだからな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ……うん、そうね」 +\endtext + +\text +カイムのそんな言葉に、 +ベアトリスの思考は寸断される。 +\endtext + +\text("リズベル") +「では、今日はここまでにしましょう。 + 各自休息をとってください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +カイムがあえて話を遮った。 +それにここにいた誰もが気づいていた。 +\endtext + +\text +遮ったといっても、 +ある程度ルドールについて推測が +たった段階で、ではあるのだが。 +\endtext + +\text +一抹の不安に、ベアトリスは +表情を曇らせてしまう。 +\endtext + +\text +しかし、カイムにそれについて問いただす +勇気もなく―― +\endtext + +\text +魔物たちとともにトボトボと、 +玉座の間を後にするしかなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +寝付けない夜は、久しぶりだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さんには悪いことをしたかもな」 +\endtext + +\text +玉座の間で、カイムは無理やりに +ルドールの話を遮ったときのことを +思い出す。 +\endtext + +\text +……そして同時に、ルドールに対して抱いた +違和感を思い出していた。 +\endtext + +\text("カイム") +(……どうして、あのときルドールから + 姉さんの魔力を感じたんだ?) +\endtext + +\text +戦った直後で、 +神経が集中していたせいだろう。 +\endtext + +\text +本当に集中していなければ、 +気づくことすらなかったほどの、わずかな +ベアトリスの魔力。 +\endtext + +\text +それを、なぜかルドールから感じたのだ。 +\endtext + +\text +そのときのことを思い出したカイムは、 +ほとんど反射的にベアトリスの話を遮って +いたのだ。 +\endtext + +\text +なぜ、そんなことをしてしまったのか。 +\endtext + +\text +自分のことだというのに、カイムには +その理由が未だわからなかった。 +\endtext + +\text +悶々と考え込んでいるうちに、 +寝付けなくなったカイム。 +\endtext + +\text +一杯煽ってから寝ようと +思ったのだが……。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「む、カイムではないか」 +\endtext + +\text +そこにいたのはマーガレッタだった。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ちょうどいい。 + ほれ、お主も一杯どうじゃ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな。 + 俺にもマーガレッタと同じものを + くれ」 +\endtext + +\text("魔物") +「へい」 +\endtext + +\text +マーガレッタと話したほうが、 +気も紛れるだろう。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「寝付けなんだか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなところだ。 + 俺とて考え事くらいはするからな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふむ……」 +\endtext + +\text +マーガレッタはブランデーを喉に流し込むと、 +じいっとカイムの顔を見つめ……悩みのタネ +を当ててみせた。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ベアトリスのことか」 +\endtext + +\text("カイム") +「……よく分かったな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「こと女のことを考えておるときの + お主はわかりやすいからの」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それに、玉座の間でも + なにやら妙じゃったしな。 + 喧嘩でもしたか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そういうことではないが……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まあ、気にならんほうが + おかしいしの」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ストラクタにしても、 + 微睡みの王にしても、 + やけに詳しかったじゃろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「別に疑っておるわけではないがな。 + あれのカイムへの愛は本物じゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + だから、余計に気になってな」 +\endtext + +\text +かと言って、問い詰めるというのも +どうにも気が進まなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………やはり、姉となると + 違うんじゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、よいよい。 + 臣下のために悩むのも王の務め。 + 存分に悩むがよい」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんな務めはいらん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ふふ」 +\endtext + +\text +なにがおかしいのか、 +マーガレッタは笑みをこぼした。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「意識しておらんだけで、 + 常日頃からやっておるだろうに」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん、俺はいつまでもウジウジ + 悩むような男ではない!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……うむ。 + 悩むのは止めだ。 + 姉さんは姉さんだ……グビッ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +(そういうことではないんじゃがのう…… + まあよいか) +\endtext + +\text +悩むということは、それだけ +その者のことを考えていると +いうことだ。 +\endtext + +\text +臣下のことを考えるのは、 +王として当然のこと……というだけ +だったのだが。 +\endtext + +\text +しかし、その当然のことほど難しい +ものはない。 +\endtext + +\text +強大な力を持てば持つほど、 +頂点に立つ者は足元を見なくなっていく。 +\endtext + +\text +欲が強ければ強いほど、 +周囲や自身を省みることがなくなる。 +\endtext + +\text +だが、カイムはどれだけの力を手にしても +それに溺れることはなかった。 +\endtext + +\text +なんだかんだ言いつつも、 +なによりも臣下たちと、民のことを +考えているのだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……そう考えると、 + 私の見込んだ以上の王じゃな」 +\endtext + +\text("カイム") +「む、どう考えたならそうなる? + さあ、俺に教えろ。 + そして褒めるがいい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ヒミツじゃ」 +\endtext + +\text("カイム") +「それはならん。 + 白状しろ、でなければここで + 一発ヤらせろ」 +\endtext + +\text +――この男についてきて正解だったと、 +マーガレッタは思う。 +\endtext + +\text +誰かを想う心は、時に強い力を生むのだ。 +\endtext + +\text +その瞬間を、マーガレッタは +いくつもの戦場で見てきている。 +\endtext + +\text +この戦いは勝たねばならない。 +\endtext + +\text +そして、カイムとならば不思議と +負ける気はしなかった。 +\endtext + +\text +たとえ神のごとき相手であっても、 +カイムは必ず勝利を手にするだろう―― +そう、マーガレッタは確信した。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_01.txt new file mode 100644 index 0000000..4711fc5 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_01.txt @@ -0,0 +1,364 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度2") + +\text("ベルナ") +「微睡みの王は比較的、 + ストラクタに近い存在です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「自身の濃密な魔力で肉体を生成し、 + 存在していますから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「落とし子も似たような + ものなんですね?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「捕食器官……あれもまた肉体の + 一部ですから」 +\endtext + +\text +ベルナを執務室に呼び、 +微睡みの王の情報を集める +リズベルとカイム、そしてベアトリス。 +\endtext + +\text +微睡みの王に関する情報源は、 +実質彼女たちストラクタだけというのが +現状だった。 +\endtext + +\text +古き文献に残っているものは、 +ほとんどがルザリオの伝承と +同じで詳しいことはわからない。 +\endtext + +\text +かつてはニルトを……その地の文明を +滅ぼしたのだから、それだけでも +残っていたのは喜ぶべきことだろうが。 +\endtext + +\text("カイム") +「魔力で……なら、俺の魔力 + 独占なら……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたの力で、 + 私を殺せるのならば、それは + 可能でしょうね」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……お前相手では、魔力を奪って + 動けなくさせるのが限界だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それも受肉し、能力が低下して + いるという前提ですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬぐぅ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そもそも、魔力の質と密度が + 違いすぎて、カイムに独占できるかどうか、 + って問題もあるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そこは、俺の天才的なテクニックで……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな、うまくいく保証が全く無いものに + 賭ける余裕はありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに……カイム様ばかりに、 + 負担をかけるわけにはいきませんから」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text +考え込む三人を、ベルナは興味深そうに +観察する。 +\endtext + +\text +このディアボリカたちを見ていると、 +疑問が次から次へと湧いてくるのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……なに?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私との戦いでもそうでしたね」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「圧倒的な力を持つ敵を前にして…… + どうして戦おうと思えるのですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あの感情は……そう、恐怖という感情。 + それをあなたたちは感じないのですか?」 +\endtext + +\text +ベルナの問いに、カイムたちは +目を見合わせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなの、あるに決まってるじゃ + ないですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「え?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ないぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それはお二人がおかしいんです!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……どちらが正しいのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どちらも正しい感情だ。 + 感情自体間違いというものは無い」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……怖れを抱くことは理解できます。 + ですが、それが無いというのは + 理解できません」 +\endtext + +\text("カイム") +「無いわけではない。 + 俺にだって恐ろしいと思ったことは + あるぞ」 +\endtext + +\text +――この男が? +\endtext + +\text +ベルナは自然と、興味の視線を +カイムへと向けていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「あれは忘れもせん。 + 俺にとって一番恐ろしい記憶だ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなもの、あったんですね」 +\endtext + +\text("カイム") +「若さゆえの過ちだ。 + あの中年ババア、俺に薬を盛って + あろうことか俺のど……」 +\endtext + +\text +言いかけて、カイムの言葉が +妙なところで止まる。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の話はいい。もう終了だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「むしろこの記憶だけでも + 微睡みの王にくれてやりたいくらいだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………?」 +\endtext + +\text("カイム") +「というか、なぜそんなことを聞く? + まさか、お前の方こそ恐怖を + 感じているのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私が、恐怖を?」 +\endtext + +\text +カイムに問われて、 +ベルナは考え込む。 +\endtext + +\text +ただの疑問だ。 +どうしてそんなことを聞こうと +思ったのだろうか。 +\endtext + +\text +ふと、頭の中に浮かんだのは +微睡みの王によって消え去る結末。 +\endtext + +\text +自身の消滅……死だった。 +それは同時に彼女の中にノイズを生む。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ノイズが走って、身体が震えます…… + これが、恐怖と呼ばれる + ものなのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだ。 + しっかり理解しているではないか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「これは、あなたと戦っている + ときにも感じたものです」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでも、お前は俺と + 戦っただろう? + それがさっきの答えのひとつだ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「死を恐れ、それでも生きたいと + 願ったのではないか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「戦いを怖れていても、なおも戦おうとする + のは、大抵がそういう理由だ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なるほど。参考になりました」 +\endtext + +\text +リズベルも、ベアトリスも目を +見合わせる。 +\endtext + +\text +あれほど感情というものに否定的だった、 +ベルナからは想像もできない光景だった +からだ。 +\endtext + +\text +そのベルナの視線が、 +ふとベアトリスに向けられる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……あなたもそうだったのですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ええ、そうね。 + 私の場合は、どうしてもカイムと一緒に + 生きていたかったから」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんの話だ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「女の子同士の大事な話よ。 + 男の子は聞いちゃ駄目」 +\endtext + +\text +いいつつ、ベアトリスは一瞬だけ +ベルナに目配せし―― +\endtext + +\text +ベルナも意図を察して、 +小さく頷きを返す。 +\endtext + +\text("カイム") +「……意味がわからん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「失礼するぞ」 +\endtext + +\text +そこに、厳しい表情でマーガレッタが +やってきた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「ユメクイどもがまた出現した。 + 各地で暴れておると報告が入ったぞ」 +\endtext + +\text +カイムは聞くや否や、 +すぐさま踵を返した。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……ならば、 + すぐに地下空洞に向かうぞ。 + 兵を集めろ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はいっ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_02.txt new file mode 100644 index 0000000..a044817 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_21_02.txt @@ -0,0 +1,545 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度2制圧") + +\text("カイム") +「よし……制圧は完了したようだな」 +\endtext + +\text +周囲を見渡して、カイムは警戒を解く。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ねえ、カイム。 + この間よりもユメクイの数が + 増えてたような気がするんだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……姉さん、ミネルヴァ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それだけお腹が減ってるって + ことじゃないかしら」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「これからも増えていくでしょう。 + 当然、犠牲者も……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……少しずつ、か。 + 前の文明は一夜で滅んだのだろう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……その時とは目覚めたタイミングも + 違うし、なにより私達の妨害もあるからね」 +\endtext + +\text("グラス") +「……だとすれば、これ以上日が経てば + 危ないかもしれんな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……なんで?」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おめえ、一週間断食してみろ。 + 次の日どうなる?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……………………死ぬまで食べる。 + あ……」 +\endtext + +\text +本来なら、一夜で終わるはずの捕食。 +\endtext + +\text +だが、今までとはまるで異なるタイミングで +微睡みの王は目覚めてしまい…… +\endtext + +\text +さらには捕食の妨害までされているのだ。 +\endtext + +\text +当然、日が経つに連れて空腹は酷くなる。 +酷くなればその分、一度の捕食量が増え―― +ユメクイも増加するということだ。 +\endtext + +\text +最悪、伝承通りに一夜で全てを +喰らいつくすこともありえる。 +\endtext + +\text("カイム") +(問題は微睡みの王がいつまで、 + 空腹に耐えられるか……か) +\endtext + +\text("アグリ") +「……旦那、どうやら今更 + ノコノコやってきたみたいだぜ」 +\endtext + +\text +思考に沈み込む直前、 +アグリの言葉でカイムは我に返った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょうどいい。 + 貴様に聞きたいことができたところだ、 + ルドール」 +\endtext + +\text("ルドール") +「……うう……消え、る…… + 私が……消えていく……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あん?」 +\endtext + +\text +――まただ。 +また、ルドールの様子がおかしい。 +\endtext + +\text +そもそも、ルドールはこちらに +気がついていないようだ。 +\endtext + +\text +壁に手をつき、頭を抱えた +ルドールはおぼつかない足取りで +こちらに近づいてくる。 +\endtext + +\text("ルドール") +「う……貴様、ら……何者だ……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なに?」 +\endtext + +\text +おかしいのは様子だけではなかった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「違う……そうだ、お前たちは + 魔王軍の……おのれ、なぜだ…… + なぜ思い出せない……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様……」 +\endtext + +\text("ルドール") +「私はルザリオの……神の…… + ぬぅおおおお……ッ!」 +\endtext + +\text +ルドールは頭を抱えこみ、 +その場にくず折れてしまった。 +\endtext + +\text +敵であるカイムたちを前にして、 +ルドールは『覚えていない』とうめいた。 +\endtext + +\text +誰が見ても錯乱している彼に、 +魔王軍の誰もが戸惑いを見せた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あの様子なら、捨て置いても + 問題ないんじゃないかしら」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あいつは私に切られた後、落ちていった。 + その後、微睡みの王に食われて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……原因は不明ですが、微睡みの + 王の体内から出てきた……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「微睡みの王は目覚めてすぐに、 + 大量の落とし子を産んだでしょう?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もしかしたら、その時に落とし子と + 一緒に外に出てこれたのかも」 +\endtext + +\text("カイム") +「……覚えていないのは、記憶や感情が + 今も微睡みの王に食われ続けているからか」 +\endtext + +\text +運よく、外へと吐き出されたルドール。 +\endtext + +\text +しかし、微睡みの王との繋がりが +絶たれたわけではないのだろう。 +\endtext + +\text +だから、外へ逃げてもなお、 +その記憶や感情が少しづつ奪われているのか。 +\endtext + +\text("ルドール") +「うあ……ああ……誰だ…… + お前たちは……私は……」 +\endtext + +\text("エル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あれでは戦えんだろう。退くぞ」 +\endtext + +\text +いずれ自滅するのであれば、 +今ここで殺す必要もない。 +\endtext + +\text +取り残されるルドールは、 +やがて記憶も感情もなくして +今度こそ、この世から消えるのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………」 +\endtext + +\text +そんなルドールを一瞥し、 +ベアトリスも踵を返した。 +\endtext + +\text +彼に対して、なにも思わなかったわけ +ではない。 +\endtext + +\text +微睡みの王に捕食された者の結末は、 +誰よりもベアトリスが理解している。 +\endtext + +\text +故に――なにも言葉にはしなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +迷宮へと戻ってきたリズベルは、 +どさっとソファに身体を預けた。 +\endtext + +\text +仕事はまだ残っている。 +\endtext + +\text +微睡みの王を倒すという大きな目的はあるが、 +だからといって、本来の仕事がなくなる +わけではない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「30分……いえ、1時間だけ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「自分の部屋で寝たら?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……寝ません。 + 寝たら、確実に悪戯されます。 + あなたに」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、残念ながら、 + そのために来たわけじゃないのよね」 +\endtext + +\text +そして、厄介ごともなくなるわけではない。 +\endtext + +\text +その厄介ごとを運んでくる当の本人が、 +目の前にいるのだからタチが悪い。 +\endtext + +\text("リズベル") +「なんでしょうか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん、疲れてるみたいだから + 明日でいいわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、お話くらいなら + 構いませんよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そう? じゃあ、甘えちゃおうかな。 + 出来たら早いほうがいいし」 +\endtext + +\text +今更、気にするものでもないだろうに。 +\endtext + +\text +リズベルは重いまぶたを擦りつつも、 +姿勢を正す。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズにね、お願いがあるの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私にできることなら、 + どんなことでもいいですよ」 +\endtext + +\text +急に改まって、どうしたのだろうか。 +\endtext + +\text +リズベルは未だぼうっとする頭で、 +ベアトリスの次の言葉を待つ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん。カイムのことなんだけど」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様が、なにか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あのね。 + これからもずっと、彼の側にいてあげて + 欲しいの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなの当たり前じゃないですか。 + というか、私がいなかったら誰が + カイム様の補佐を……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……それもあるけど、 + 女として……って意味ね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はい。それはもちろ……はい?」 +\endtext + +\text +――今、なんとおっしゃいました? +\endtext + +\text +そんな言葉は出てこなかったものの、 +リズベルの表情がそう言っていた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、公私ともどもってこと。 + あ、もしかしてお嫁さんって + 言ったほうがいい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お、およ……いきなりなにを + 言ってるんですかーーーっ!!」 +\endtext + +\text +眠気が一気に吹き飛ぶ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「その方が分かりやすいでしょう? + 本当に結婚しろってわけじゃない + わよ? 決めるのはカイムだし」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はそうなってくれると + 嬉しいけどね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「わ、私は……それはその、考えたりは + しましたけどっ、そんな、なんで + 急に……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だって、あと少しでしょう? + 微睡みの王を倒すまで」 +\endtext + +\text +微睡みの王、という単語にようやく +リズベルの思考は冷静さを取り戻す。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そういえば、その後のことは + ちっとも考えていませんでした……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だからね、少しでもいいから + 考えておいてほしいなって」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、優しげな笑みを +浮かべている。 +\endtext + +\text +なのに、ほんの少しだけ寂しそうに +見えるのは気のせいだろうか。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「別に本気で結婚とか考えなくてもいいわ。 + 物の例えだし……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「でも、あの子のこと頼めるのは + 誰かなって考えたら…… + 真っ先にリズが浮かんだから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは、その……嬉しいです」 +\endtext + +\text +嬉しいけれど。 +そんな表情をされては、素直に喜べない。 +\endtext + +\text +これではまるで―― +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のことは、 + 私に任せてください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん、よかった。 + リズなら、そう言ってくれるって + 思ってた」 +\endtext + +\text +――まるで、別れを告げられたみたいだ。 +\endtext + +\text +だから、そんなに嬉しそうな顔をして +笑わないでほしい。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃ、用は済んだし、 + 私も眠いから、部屋に戻るわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「おやすみなさい、リズ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……あのっ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なに?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いえ。おやすみなさい」 +\endtext + +\text +不安を胸に抱いたまま……リズベルは +そう言って、ベアトリスを見送る。 +\endtext + +\text +背を向けて執務室を後にするベアトリス。 +\endtext + +\text +その姿は、今にも消えて、どこかへ行って +しまいそうなほどに小さく見えた。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_01.txt new file mode 100644 index 0000000..5537c16 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_01.txt @@ -0,0 +1,513 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度3") + +\text +視界の隅を、キラムシが飛んでいく。 +\endtext + +\text +捕食のときでもない、ましてユメクイに +変貌すらしていない落とし子は、 +今まで通りに無害な存在だ。 +\endtext + +\text +ただ、カイムからしたら気分を害すると +いう点では相変わらず害虫扱いなのだが。 +\endtext + +\text("カイム") +「人の感情に呼応する……感情が大きく + 揺れ動く場所はやつらの餌場だ」 +\endtext + +\text +今までに知りえた情報を、 +カイムは照らし合わせる。 +\endtext + +\text +人々が入り乱れる祝祭。 +あるいは精神が極限まで追い詰められる戦場。 +\endtext + +\text +長い放浪生活で見てきたものの中で、 +もっともキラムシが溢れた瞬間は +ハドス滅亡の夜だ。 +\endtext + +\text +そして、記憶に刻まれているのは +キラムシに群がられたベアトリスの +無残な亡骸――。 +\endtext + +\text +今にして思えば、 +あれは捕食行動なのだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +(ルドールは微睡みの王に捕食され、その後 + 受肉したと考えられる) +\endtext + +\text("カイム") +(そして、姉さんもルドールと同じような + 状態だとしたら……?) +\endtext + +\text +だとしたら。 +ベアトリスもルドールのように……最後には +再び記憶を――全てを失うのか? +\endtext + +\text("カイム") +(見るかぎり、姉さんはルドールの + ようにはなっていない。 + ……俺の考えすぎかもしれん) +\endtext + +\text +そもそも、ルドールが表に出てこれたのは +微睡みの王が復活したからだ。 +\endtext + +\text +……それもまた、 +ベアトリスの考えだったが。 +\endtext + +\text("カイム") +「……だとしても、ルドールのようには + なるまい。そんな風には見えんしな」 +\endtext + +\text +ならば、大丈夫だろう……とひとりで +納得した次の瞬間。 +\endtext + +\text +視界が、暗転した。 +というか、目を塞がれてしまった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だーれだ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「マガヒメ。 + 手をどけろ。乳を揉みしだくぞ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「いいわよ。はい、どうぞ」 +\endtext + +\text +目の前で、たゆんと弾むマガヒメの +豊かな乳房。 +\endtext + +\text +……しかし、愚息はぴくりとも +反応しなかった。 +\endtext + +\text("カイム") +「……俺の魔王剣が反応せん」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「なに、この胸で研いでほしいの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……それもいいか」 +\endtext + +\text +カイムはマガヒメの胸を下からたぷたぷと +持ち上げたり、指でつついてくるが +どうにも反応が薄い。 +\endtext + +\text +それはそれで、いろんな意味で +心配してしまうマガヒメだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「悩み事?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんなところだ。 + 少し考え事をしていてな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ははぁん……ベアトリスのことね」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、そんなところだが…… + マーガレッタから聞いたか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ。 + なんなら、聞いてあげてもいいわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「何、俺が考え過ぎているだけだ。 + 気にするな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ふーん……心配してるのね」 +\endtext + +\text +じーっと、マガヒメはカイムを +見つめる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私には言えないこと、ねえ……。 + それって、私がベアトリスに負けてるって + ことかしら」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、ヤキモチか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイムが教えてくれないから、 + 私も答えてあーげない♪」 +\endtext + +\text +子供っぽく拗ねてみせると、 +マガヒメはカイムへとしなだれかかる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……でもね、カイムがそうやって彼女を + 心配してるように――みんなもベアトリス + のことを気にしてるわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなのか?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「口にしないだけよ。 + ベアトリスも話してくれないから、 + 余計に……ね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だから、目を離したら駄目よ? + いなくなったって知らないから」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……縁起の悪いことを言うではないか。 + これは仕置きが必要だな?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あんっ……もう、さっきまで + “ココ”はぴくりともしなかった + くせに……」 +\endtext + +\text +ベアトリスがいなくなる。 +そんな未来が脳裏を一瞬よぎってしまう。 +\endtext + +\text +そんなこと、ありえない……と目を +逸らすようにカイムはマガヒメを +抱き寄せる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム、できたら私の部屋で……」 +\endtext + +\text("カイム") +「それでは仕置きにならんではないか」 +\endtext + +\text +――熱情が、一気に冷める。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム、今の……」 +\endtext + +\text +地下深くからビリビリと伝わってくる +魔力の鼓動に、カイムは惜しみながらも +思考を切り替えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……間の悪い――」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様は、王の器ではない。 + この国も、ティーリアも俺がもらう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……お前も見たのか?」 +\endtext + +\text +一瞬、視界を奪った映像にふたりは +驚きを隠せなかった。 +\endtext + +\text +今見たものは、夜の大空洞だ。 +そしてそこにいたのはカイム自身と +ベアトリスだった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイム、今のは……なに?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……わからん。 + だが、今のはルドールを始末した時の……」 +\endtext + +\text +ならば、今見たものは +ルドールの記憶だとでも言うのか? +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様っ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルか。 + お前も、見たのか?」 +\endtext + +\text +カイムの言葉の意味を理解して、リズベルは +すぐさま頷き返した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「恐らく、迷宮内にいる者全てが + 見たと思います。 + あれは……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ルドールの記憶だろうな……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あのブライトリーフに、 + なにかあったんじゃないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……無視するわけにもいかんな。 + 下に向かうぞ」 +\endtext + +\text +カイムはすぐさま指示を出し、 +大空洞の地下へと向かうのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +……魔力が胎動するたびに、 +その映像はいやおうなく頭へと +流れ込んできた。 +\endtext + +\text +カイムとの対峙。 +ティーリアたちとの確執。 +\endtext + +\text +幼少時代……出世……様々な悪事…… +そして、死の間際。 +\endtext + +\text +それら全てがルドールの記憶だ。 +\endtext + +\text("アグリ") +「おらぁっ!」 +\endtext + +\text +そして、映像が切り替わるたびに +キラムシが現れ、ユメクイへと +変貌していく。 +\endtext + +\text +だが、ユメクイさえ倒せば +映像はそこで途切れていく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ユメクイがいるから、ルドールの + 過去が私達にも見えてしまう……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そんなこと、今までなかった + じゃねえか……っと!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「落とし子を制御しきれていない…… + 暴走しているのでしょうか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「多分、そうね……早くルドールを + 見つけないと……!」 +\endtext + +\text("エル") +「いました! あそこです!」 +\endtext + +\text +エルの指さす先に、 +キラムシの群れがある。 +\endtext + +\text +その周囲にはユメクイも群がっていた。 +その中心にいるのは…… +\endtext + +\text("ルドール") +「う……あ……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ッ……」 +\endtext + +\text +その光景に、ティーリアが息を呑んだ。 +\endtext + +\text +確かに、ルドールはそこにいた。 +\endtext + +\text +キラムシとユメクイに集られた、 +無残な姿のルドールが。 +\endtext + +\text("ルドール") +「は……ひひ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……操りきれなくなったのね」 +\endtext + +\text("カイム") +「……随分と情けない姿じゃないか、 + ルドール」 +\endtext + +\text("ルドール") +「おまえ……まおう……」 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王に選ばれたと + 喚いていたころが懐かしいな」 +\endtext + +\text +カイムはあえて、過去を口にしてみたが +ルドールは頭をふった。 +\endtext + +\text("ルドール") +「おもいだせない……知らない……。 + どんどん、なくなっていく……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……もういいだろう。 + お前はここで引導を渡してやる」 +\endtext + +\text("ルドール") +「なくなる……なくなる、なら…… + お前たちで、補えばいい……!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉は、ルドールには +届いていなかった。 +\endtext + +\text +そもそも、理解するだけの +知識も知能も残っていない。 +\endtext + +\text +あるのは、喪失に対する恐怖だけだ。 +\endtext + +\text("ルドール") +「お前たちの記憶を、 + 私によこせぇぇ!!」 +\endtext + +\text("カイム") +「来るぞ……落とし子もろとも、 + こんどこそ、やつを地獄へ + 叩き落せ!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_02.txt new file mode 100644 index 0000000..482afe8 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_02.txt @@ -0,0 +1,298 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度3制圧1") + +\text("ルドール") +「う……あが……」 +\endtext + +\text +ルドールは、力尽きその場に膝をつく。 +\endtext + +\text +精神だけでなく、肉体もすでに +限界だったのだろう。 +\endtext + +\text +毛糸のぬいぐるみがほつれるように、 +指先から少しずつ、肉体が崩れてゆく。 +\endtext + +\text("ルドール") +「あ……きえる……私の身体が…… + あは……ははは……」 +\endtext + +\text +ルドールは消えていく自身の身体を +見下ろしながら乾いた笑いをこぼす。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ルドール……」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「消える……全部、消える…… + ……私と同じ、ように――」 +\endtext + +\text +しかし、最後の最後に。 +うつろな瞳はまっすぐ、カイムへと +向けられた。 +\endtext + +\text("ルドール") +「消えるのだぞ……私も……お前も、 + 全てこの世界から、 + 消えるんだ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「………………」 +\endtext + +\text("ルドール") +「ふふ……はははは……!」 +\endtext + +\text +そう言い残して……大気に溶けるように、 +ルドールは今度こそ消え去った。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +その消え去る直前の言葉が、 +やけに鮮明に脳裏にこびり付いている。 +\endtext + +\text +――お前も、私と同じように。 +\endtext + +\text +ルドールは確かにそう言ったのだ。 +\endtext + +\text +そしてこちらを向いてこそいたが +あの男は、カイムを見ていなかった。 +\endtext + +\text +カイムの近くにいた誰かを見ていたのだ。 +\endtext + +\text +じくりと、血がにじむように。 +\endtext + +\text +得体の知れない不安が、カイムの心中に +ゆっくりと染み込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +(ルドール……もしかして、 + 姉さんを見ていたのか……?) +\endtext + +\text +そんなはずはない、と思う反面、 +カイムはそのことを否定しきれなかった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ルドールの最後の言葉は、 +カイムだけでなく彼女にも深く +突き刺さっていた。 +\endtext + +\text +どれだけ理解していても、 +それを誰かに言われるのは辛いものがあった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム……起きてる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。勝手に入っていいぞ」 +\endtext + +\text +ドア越しに聞こえるカイムの声に、 +安心を覚えるベアトリス。 +\endtext + +\text +彼女はゆっくりと、室内を伺うように +恐る恐るドアを開けた。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん……特にはないんだけど……」 +\endtext + +\text +なにか、用があって +ここに来たわけではない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +自分しかいない部屋。 +\endtext + +\text +この時間……それも戦闘後ともなれば、 +誰かがここに来てくれることはない。 +\endtext + +\text +外に気配こそしても、 +声が漏れてくることはない。 +\endtext + +\text +ひとりでベッドに横になり…… +気がつくと、ルドールの言葉を +思い出してしまって。 +\endtext + +\text +ほんの少しだけ、心細くなっただけだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……どうした?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……一緒、に…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……一緒に寝たいなー……なんて」 +\endtext + +\text +言っておいて、ベアトリスは +羞恥心で顔を赤くしてしまう、 +\endtext + +\text +カイムに抱かれた後とは違う。 +\endtext + +\text +そういうこととは関係なく、ただ甘えると +なると、どうも気恥ずかしいものだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふ。昔を思い出すな。 + 怖い夢でも見たか? ん?」 +\endtext + +\text +意地の悪い笑みを浮かべるカイム。 +\endtext + +\text +カイムにとっては、 +きっとなんでもないことで、 +よくあることなのだ。 +\endtext + +\text +これからも、何度も繰り返されるだろう +些細な日常のひとつ。 +\endtext + +\text +だがそれは、ベアトリスにとっては +貴重な……限りあるものなのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……うん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……っと」 +\endtext + +\text +抱きつくと、 +カイムは優しく抱きとめてくれる。 +\endtext + +\text +ただ、触れ合えるだけでいい。 +それだけで、なにもかも忘れて幸せになれる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……姉さん?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………んふふ。 + もう離してあげなぁい」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……一緒に寝るんだろう? + それなら離す必要はないだろう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……うん」 +\endtext + +\text +たとえ、それがわずかな時間でも。 +\endtext + +\text +ベアトリスにとって、 +それはかけがえのない時間なのだから。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_03.txt new file mode 100644 index 0000000..b2df659 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_03.txt @@ -0,0 +1,570 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n深度3制圧2") + +\text +――いろんな映像が、何度も何度も +入れ変わっては消えていく。 +\endtext + +\text +家族との幸せな瞬間。 +\endtext + +\text +友達と遊ぶ無邪気な時間。 +\endtext + +\text +戦に向かう直前の、緊張と高揚。 +\endtext + +\text +それら全ては、他人の記憶と感情だ。 +それはただ、濁流となって流れている。 +\endtext + +\text +目の前を流れては消えていく。 +\endtext + +\text +――私は、流されない。 +\endtext + +\text +持てる魔力を全て使って、 +“自分”を守り続けた。 +\endtext + +\text +だが、それでも防ぎようのないものが +あった。 +\endtext + +\text +濁流のなかで、日増しに強く大きくなって、 +訴えかけてくるものがある。 +\endtext + +\text +それは感情や、記憶ではない。 +もっと根源的で、抑えようのない、欲求。 +\endtext + +\text +この身を焦がすほどの、 +強烈な本能―― +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ん……」 +\endtext + +\text +むくりと、ベアトリスは +身体をおこした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……おなか、すいた」 +\endtext + +\text +まぶたが重く、 +意識もまだぼうっとしている。 +\endtext + +\text +けれど、身体は空腹だとベアトリスに +訴えかけている。 +\endtext + +\text +それこそ、ここ数日なにも口にしていない +のではないかと思うほど、強烈な空腹感だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あ、れ?」 +\endtext + +\text +動こうして、ふとここが自室ではない +ことに気がつく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あー……カイムと寝て――」 +\endtext + +\text +そこまで思い出して、 +ようやく気がついた。 +\endtext + +\text +空腹など覚えるはずがない。 +そもそも、迷宮に戻ってすぐに +夕食をとったのだ。 +\endtext + +\text +ちら、と時計を見れば、まだ夜は明けて +おらず、空腹を覚える時間でもない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……違う。 + 今のは、私じゃない」 +\endtext + +\text +あれは、夢だ。 +しかし、あの真っ暗闇の夢の中では、 +確かに空腹だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………私じゃないなら、 + 答えは決まってるわね……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……捕食が始まる」 +\endtext + +\text +その夢が意味することに、 +ベアトリスは意気消沈して再びベッドに +潜りこんだ。 +\endtext + +\text +そして、眠っているカイムに抱きついて +もう一度眠りにつこうとする。 +\endtext + +\text +だが、その夜のうちに再び睡魔が +襲ってくることはなく。 +\endtext + +\text +不安を抱いたまま、 +カイムのベッドで一夜を過ごすのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「ここ数日、市街や迷宮の + 被害は減少傾向にあります」 +\endtext + +\text +迷宮内、そして市街地での +ユメクイ発生と襲撃。 +\endtext + +\text +それはここ数日……ルドールを +倒してから少しずつ状況が変わりつつある。 +\endtext + +\text +それまで増加の一途を辿っていた +ユメクイの数が減りつつあったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ただ、地下空洞に送った偵察部隊の + 報告を聞く限り、安心は出来ません」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにがあった?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「空洞内の落とし子が急激に増殖…… + 最下層と思しき場所に密集 + しているそうです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……微睡みの王の寝床、ということか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「多分、そうだと思う。 + 落とし子が増えているのは、 + 大規模な捕食を行うため……」 +\endtext + +\text +夢のこともあって、ベアトリスは +そう断言した。 +\endtext + +\text("カイム") +「根拠はあるんだな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん。いつになるかは断言できないけど、 + 近いのは間違いない。 + 落とし子が今も増え続けているなら……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「増加が止まったときが、捕食の合図……」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ。 + ならば、今のうちだな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。捕食が行われる前に……」 +\endtext + +\text("カイム") +「宴を開くぞ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「違います! + 今すぐにでも討伐に向かわないと……」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、開く。 + 奴を倒せば、今回の戦いは今度こそ完全に + 我々の勝利となるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「つまりこれは、最終決戦前の壮行会の + ようなものだ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これが、最後の楽しい思い出に + ならなければいいけどね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もう、縁起でもないこと + 言わないでください!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ、その心配はない。 + なぜなら、俺たちは絶対に負けないからだ」 +\endtext + +\text +この状況下でも、カイムは自信満々だった。 +\endtext + +\text +今となっては、その自信はカイムが部下を +信頼してくれているからだ、ということに +リズベルも気づいている。 +\endtext + +\text +だからこそ……カイムの期待に、自分は +応えないといけない。 +\endtext + +\text("カイム") +「兵の中には不安を抱いているものも + いるだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「アグリなど、あれでかなり臆病だからな。 + そんな奴らにも発破をかけてやった方が + いい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですね。 + では、盛大にいきましょうか。 + ベアトリスさんも手伝ってください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいわよ。他の子たちにも + 声かけなくちゃね」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +いつにも増して、玉座の間は騒がしく、 +にぎやかだった。 +\endtext + +\text +酒に、食事に、魔物達は手を伸ばし、 +語らい、笑い声を上げる。 +\endtext + +\text +魔物達も、次がこの戦の最後の戦いになる +だろうことには、うすうす勘付いているの +だろう。 +\endtext + +\text +だから過去を笑って、未来を語り、 +吹き飛ばす。 +\endtext + +\text +今、この瞬間だけはなにもかもを忘れて、 +純粋に楽しむのだ。 +\endtext + +\text("魔物") +「お、魔王様だ!」 +\endtext + +\text +そんな中、一匹の魔物が気がついた。 +\endtext + +\text +今まで魔物達にまざって楽しんでいた +この場の主役が、玉座の前に立ったのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そのままでいい。 + 酒を片手に聞いてくれ」 +\endtext + +\text("カイム") +「近々、微睡みの王が大規模な捕食を行う。 + そうなれば、このニルトに生きる、全て + の者たちは死に絶えるだろう」 +\endtext + +\text +一同を見渡すカイム。 +皆、告げられた事実の重さに張り詰めた表情 +をしている。 +\endtext + +\text +が、そこでカイムはニヤリと笑ってみせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが無論、奴の思い通りにさせる + つもりは無い」 +\endtext + +\text +ひときわ声を張り上げるカイム。 +その声は、迷宮の隅々まで響き渡りそうな +ほど深く、また力強い。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなる前に、あの厄介な化け物を、 + 我々魔王軍で討伐する」 +\endtext + +\text +おお、とそこでどよめきが上がる。 +だが、その中には同意や高揚だけではなく、 +不安も混じっているように聞こえる。 +\endtext + +\text("カイム") +「心配な者も、中にはいるかもしれん。 + 自分たちは本当に、あんな化け物に + 勝てるのか、とな」 +\endtext + +\text +魔物たちの中で、自信なさげにこちらを +見ている者たちに、一人ずつ視線を送る +カイム。 +\endtext + +\text("カイム") +「勝てる。お前たちは強い」 +\endtext + +\text +彼らの目を覗き込みながら、カイムは言葉に +さらに力を込める。 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜならお前たちこそが、ルザリオ、 + シュカ、キロスと戦い……ついにはあの + ストラクタをも打倒した精鋭だからだ!」 +\endtext + +\text +おおお、と、今度は先ほどよりもテンション +の高い声が上がる。 +\endtext + +\text +不安げだった者たちも、カイムの言葉と +周囲の熱気で徐々に高揚しつつあるようだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「考えてもみろ。よその世界からやってきた + ストラクタにも、我々は勝利したのだぞ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「穴ぐらで居眠りしていただけの化け物など + に、我々が負ける道理は無い!」 +\endtext + +\text +カイムの言葉のひとつひとつが、魔物たちの +中に染み渡り、力となってゆく。 +\endtext + +\text +先ほどまで弱気だった者たちも、見れば +目をキラキラさせて次の言葉を待っている。 +\endtext + +\text("カイム") +「長かったこの戦も、ついに決着のときだ」 +\endtext + +\text +カイムはこれまでの戦いを思い返すかの +ように目を閉じる。 +\endtext + +\text +そして、目を開き高らかに宣言する。 +\endtext + +\text("カイム") +「ニルトを真の意味で統一するための、 + これが我らの最終決戦だ!」 +\endtext + +\text +カイムのその言葉に、迷宮全体が揺れたかと +錯覚するほどの歓声と唸り声が上がった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当に、ここぞというときには + やってしまう人ですね、カイム様は」 +\endtext + +\text +その様子を、壁際でベアトリスと並んで +見守っていたリズベル。 +\endtext + +\text +カイムの言葉に心を動かされたのか、 +少し目尻を拭っている。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ええ、いつもはろくな事を言わない + 癖に、たまにこんなことしちゃうのよ、 + あの子は」 +\endtext + +\text +ベアトリスは、 +そんなカイムを優しく見つめている。 +\endtext + +\text +カイムはそこで普段の調子に戻ると、 +今度は気楽に言葉を続ける。 +\endtext + +\text("カイム") +「この宴は景気づけでもあるが…… + 同時に、微睡みの王への嫌がらせでも + ある」 +\endtext + +\text +その言葉に、魔物たちは首を傾げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「やつは人の記憶や感情をエサにする。 + が、俺達の妨害のせいで、今は満足に + エサを食えないでいる」 +\endtext + +\text("カイム") +「今頃は鬱憤を抱えたまま、この真下の + 薄汚い住処でふて寝中だ」 +\endtext + +\text +ニヤリと邪悪な笑みを浮かべるカイム。 +それに、魔物たちも同調する。 +\endtext + +\text +それは、いかにも魔王軍と呼ぶに +ふさわしい悪者然とした光景だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちが食って飲んで、楽しく騒いでいる + 様を、そこいらのキラムシを通じて恨めし + そうに覗き見ているかもしれんぞ?」 +\endtext + +\text +魔物たちの間から笑い声が上がる。 +今や、彼らの中にあった弱気や不安は +完全に消えていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういうわけで、だ。 + 奴に見せつけるように、思う存分飲み、 + 食い、楽しもうではないか――!」 +\endtext + +\text +賛同の声が、この場にいる全員から上がり、 +さらに熱量を上げて宴が再開された。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_04.txt new file mode 100644 index 0000000..ececd8e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_22_04.txt @@ -0,0 +1,1180 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n会話イベント") + +\text("イツキ") +(大厄が迫りつつある……。 + 私が、マガヒメ殿とカイム殿を + お守りしなければ……) +\endtext + +\text +麦茶を片手に、玉座の間の隅っこで +ひとり気合をいれるイツキ。 +\endtext + +\text +幾分、耐性ができたとはいえ +今日は特別大所帯だ。 +\endtext + +\text +ほんの少しだけ、気後れしてしまう。 +\endtext + +\text +そんなイツキを気にして、 +マガヒメはカイムとともに彼女に話しかけた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「こんな部屋の隅でなにしてるの、 + イツキ」 +\endtext + +\text("イツキ") +「マガヒメ殿、カイム殿……」 +\endtext + +\text("カイム") +「大方、この数に気後れでも + したのだろう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……すまない。 + せっかく、このような機会を + 設けてくれたのに……」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。 + 楽しんでいるならそれでいい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ひとりじゃ楽しめないでしょう? + 私と一緒に飲みましょ……って、 + お茶?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「いつ、敵襲があるかわからない以上、 + 飲むわけにはいかない」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配するな。敵がくれば酔いもさめる」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうそう。 + これなら、一杯くらい平気でしょう?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「…………」 +\endtext + +\text +マガヒメは自身が好んで飲む +果実酒をイツキに渡す。 +\endtext + +\text +しかし、イツキはなかなか +口にしようとはしない。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「あれ……イツキ、これ苦手だっけ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……私はマガヒメ殿をお守りすることが + できなかった」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……イツキ?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「今度こそ、マガヒメ殿を守る。 + カイム殿も守ってみせる」 +\endtext + +\text("イツキ") +「……だから、気は抜けない」 +\endtext + +\text +宴にはあわない、固い表情と意思に +マガヒメは困ったように眉尻を下げる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうやっていつまでも気を + 張り詰めていると、ぶっ倒れるぞ?」 +\endtext + +\text +そう言って、カイムは腋からするっと、 +服の中に手を滑り込ませた。 +\endtext + +\text("イツキ") +「ひあっ!? か、カイム殿!」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の気持ちは俺もマガヒメも嬉しい。 + だが、お前がそうして無理をしては + 意味がないだろう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「そうよ。今日は笑って、大騒ぎして、 + 楽しむの。それがここにいる + みんなの仕事」 +\endtext + +\text("イツキ") +「だが……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「私はイツキと楽しくおしゃべりしたいの。 + 駄目かしら?」 +\endtext + +\text("イツキ") +「あ……う……駄目では、ないが……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ならいいではないか。 + さっさと行ってこい」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「決まりね。向こうにティーリアたちも + いるから、皆で飲みましょう?」 +\endtext + +\text +そう言って、マガヒメはイツキの手を取る。 +\endtext + +\text +それだけで、イツキの表情は剣士のそれから +歳相応の女性のものに変わる。 +\endtext + +\text("イツキ") +「あっ……マガヒメ殿っ……!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ほら、早く!」 +\endtext + +\text +イツキに剣士として働いてもらうのは、 +明日からだ。 +\endtext + +\text +カイムは二人の背を見届けた後、 +他の仲間のもとへと向かうことにした。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル、こっちにいるのか? + 少し聞きたいことがあるんだが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、どうかしましたか?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「カイム様! + ちょうどいいところに来ましたわ!」 +\endtext + +\text +執務室には、リズベルだけでなく +ワイングラスを片手に持ったグリエッタまで +いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、グリエッタがどこにいるか + 知っているかと思ったんだが」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それなら、いいタイミングですわ。 + どうかカイム様の口からも + 言ってあげてくださいませ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「なにをだ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「せっかくカイム様が宴を開いて + 下さったというのに、 + ほら、これを見てくださいましっ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「仕事、仕事、仕事……カイム様のご好意を + 無下にするこの所業! + ワーカホリックですわ!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そのカイム様のせいでこうなって + いるわけですが」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは今しなければいけないこと + ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「今、しなければ今後の政務にも + 支障が出ますので」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ぬ……く……屁理屈ですわ!」 +\endtext + +\text +テーブルにはグリエッタが +持ってきたであろう、ワインボトルと +恐らくはリズベルの分のグラスがある。 +\endtext + +\text("カイム") +「それは明日に回してしまえ。 + グリエッタはお前と飲みたいようだぞ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………では、一杯だけですよ?」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「もう、お堅いことですわね」 +\endtext + +\text +唇を尖らせるも、グリエッタは +嬉しそうにグラスにワインを注いでいく。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「ところで、カイム様は私に用が + あるのでは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、今のお前を見ている限りでは + 大丈夫なようだな」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それは、最後の決戦に向けて…… + という意味でよろしいですわね?」 +\endtext + +\text +それならば、とグリエッタは胸を張って +答えた。 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「それならご安心を。 + 微睡みの王がいかに強大な敵であっても、 + 私の覚悟は揺るぎませんわ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「私は貴族として、カイム様の女として、 + その責務を果たしてみせましょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、期待しているぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「そのあかつきには……その…… + 私を、あなた様の」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……つまみが欲しいところですね。 + カイム様もいかがです? + チーズならすぐに用意できますが」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、もらおう」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「リズベルさんっ! + なぜ、私の邪魔をなさるのですか!?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「グリエッタさんもおひとつ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「あ……頂きま――違いますっ! + くっ……微睡みの王を倒す前にあなたを + 打倒する必要がありますわね……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ふふ。できるものなら、どうぞ」 +\endtext + +\text("グリエッタ") +「言いましたわね……! + 私、決闘を申し込みますわ!」 +\endtext + +\text("カイム") +(うむ、俺の入り込む余地がない) +\endtext + +\text +酒の回った勝負事は実に面倒である。 +巻き込まれてはたまったものではない。 +\endtext + +\text +カイムは、ふたりには気づかれないように +こっそりと執務室を後にした。 +\endtext + +\text("マルト") +「ママも、まおーさまといっしょに + 悪いやつを倒しにいくんだよね?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ああ、そうさ。 + ママのこと、応援してくれる?」 +\endtext + +\text("マルト") +「おうえんする! ぜったいかってね!」 +\endtext + +\text +盛大な宴が、迷宮内のそこかしこで +行われている中。 +\endtext + +\text +オルフィスは酒もほどほどに、 +息子とともに時間を過ごしていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……やはり、ここにいたか」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「カイム?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「俺もいるぜ」 +\endtext + +\text("マルト") +「まおーさまー! + おじちゃん!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「だーから、そのおじちゃんってのは + やめろよ」 +\endtext + +\text +駆け寄ってくるマルトを、 +アグリが抱きかかえる。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「その物言いじゃ、私を探していた + みたいだけど」 +\endtext + +\text("カイム") +「少し、話をしようと思っていたら + 早々に酒を切り上げ帰ってしまった + やつがいたからな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「そっか。悪いことをしたね。 + 向こうはいいのかい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がいなくとも、勝手に盛り上がっている。 + それに……」 +\endtext + +\text +――と、カイムはアグリとマルトに +視線を移す。 +\endtext + +\text("マルト") +「おじちゃんもママたちといっしょに、 + 悪のおやだまを倒すんだよね!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ、見てな。 + 俺様の剣で微睡みの王なんざ + コテンパンにしてやっからよ!」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふ、なるほどねぇ」 +\endtext + +\text +わざわざマルトのために、 +アグリを連れてきてくれたらしい。 +\endtext + +\text +こんな大事なときであるにも関わらず。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「心配か? この先のことが」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「仕事柄、あんたみたいに + 気楽に考えられないだけだよ。 + マルトのこともあるしね」 +\endtext + +\text("カイム") +「母親というのは、苦労が絶えんな」 +\endtext + +\text +まったくだ、とオルフィスは +笑みをこぼす。 +\endtext + +\text +口に出せないだけで、不安は多い。 +本当に勝てるのか。無事に帰ってこれるのか。 +\endtext + +\text +自分は、カイムを守れるのか。 +\endtext + +\text +それでも、カイムやマルトと話をするだけで +心はずっと軽くなる。 +\endtext + +\text("マルト") +「……おじちゃん」 +\endtext + +\text("アグリ") +「あん?」 +\endtext + +\text("マルト") +「まおーさま。 + ぼく、お願いがあるの」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("マルト") +「ママのこと、まもってくれる?」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「マルト……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text +どれだけ幼くとも、勘付いてはいるのだろう。 +この先の戦いが、どれほど危険なのか。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……任せておけ。俺は魔王だからな。 + お前の母さんを守れるくらい、強いのだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「よし、指きりだ。 + 俺と旦那で、お前の母ちゃんは絶対に + 守ってやる」 +\endtext + +\text("マルト") +「ほんと?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おう。男同士の約束だ」 +\endtext + +\text("マルト") +「うんっ、約束だからね!」 +\endtext + +\text +満面の笑みを浮かべて、 +マルトはアグリと指きりをする。 +\endtext + +\text +そんな微笑ましい光景を見て、 +オルフィスも思わず表情が緩んでしまう。 +\endtext + +\text("オルフィス") +「こりゃあ、なにがなんでも + 勝って戻ってこないといけないねぇ」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は最初からそのつもりだったがな」 +\endtext + +\text("オルフィス") +「ふふ……それもそうだったね。 + じゃあ、私達を勝利に導いて + おくれよ、魔王様」 +\endtext + +\text("カイム") +「任せておけ」 +\endtext + +\text +自信満々に胸を張るカイムに、 +オルフィスの内にあった不安は +あっという間に消えていくのだった。 +\endtext + +\text +――ばたん、と自室に通じる扉を閉じる。 +\endtext + +\text +自室でお祈りを済ませたジェシカは、 +ひとまず玉座の間に戻ろうと考える。 +\endtext + +\text("カイム") +「ジェシカ」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ……カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、宴を抜けてきたのか? + なにか不満でもあるか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「そんなことありません。 + カイム様が開いてくれた宴ですもの。 + とても楽しんでいます」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「時間でしたので、少しお祈りに」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ、まだそんなことやっていたのか?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「今日は特別です。 + それに今くらいしか、時間をとれそうに + ありませんでしたから」 +\endtext + +\text +少し、ばつの悪そうなジェシカに +カイムは無言で続きを促す。 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「カイム様のご無事と勝利を、 + 神に祈っていたんです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……余計なことでしたか?」 +\endtext + +\text +カイムの様子を伺うように、 +聞いてくるジェシカにカイムは首を振る。 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、そんなことはないが……」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ククク……人間、変われば変わるものだな。 + 初めて会ったときとは別人ではないか」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あ……カイム、様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「なあ、ジェシカよ。 + もう一息で、すべてに片がつく」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「存じて、おります…… + 微睡みの王を倒せば……ニルト、は……」 +\endtext + +\text +カイムに抱きしめられ、 +ジェシカの身体は一気に火照ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだ。この地は真に俺のものだ。 + そのためにも、改めて俺に忠誠を誓え」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「忠誠……」 +\endtext + +\text("カイム") +「この国の王に、忠誠を誓うのだ。 + ……解るな?」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「ふふ……言われるまでもありません」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「この命も、身体も、人生も……尊厳だって、 + なにもかもがカイム様の所有物なのです」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「それは、あなたが何者になっても + 変わりません。 + カイム様こそ、私の王ですわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……よい返事だ。 + では、宴を楽しんでこい。 + 俺はまだ野暮用が残っていてな」 +\endtext + +\text("ジェシカ") +「あんっ……でしたら、微睡みの王を + 倒したらきちんとご褒美を + くださいね? 絶対ですから」 +\endtext + +\text +故に、地の底であっても +ジェシカはカイムに付き従う。 +\endtext + +\text +この信仰も、力も、全てはカイムのために +あるのだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「なんか、面白いことになってきたよね」 +\endtext + +\text("フィオ") +「そうだなァ。元暗殺者が今やこの + ニルトを救うヒーローになるかもしれねえ。 + 人生どうなるか、わからんもんだぜ」 +\endtext + +\text("サファイア") +「ふーん……ヒーローねぇ。 + あ、カイムだ」 +\endtext + +\text +魔物たちに混じって宴を楽しんでいた +サファイアは、カイムを見つけると軽やかな +足取りで魔物たちの間をすり抜けていく。 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムー!」 +\endtext + +\text("フィオ") +「よお、ニルトを救うヒーローさん」 +\endtext + +\text("カイム") +「誰がヒーローだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「そんなのカイムに決まってるよ? + ボクのことを助けてくれて…… + 今度はニルトでしょ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、形だけみればそうだな。 + だが、その呼び方はよせ」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ゲッゲッ。照れてんのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前は黙っていろ、フィオラムゴット」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ヒヒヒッ、いいじゃねえか。 + 別に困るもんじゃなし」 +\endtext + +\text("サファイア") +「うんうん。 + カイムがどう言ったって、ボクには + カイムはヒーローなんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「しかしな……」 +\endtext + +\text +――まあ、それでもいいか。 +否定すればこのぬいぐるみがうるさい。 +\endtext + +\text("フィオ") +「お、なんだ? + 俺になにか言いたげだな?」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +――否定しなくてもうるさい。 +\endtext + +\text("サファイア") +「フィオは黙ってて。 + カイムが怒ってる」 +\endtext + +\text("フィオ") +「ゲッゲッ、仰せのままに」 +\endtext + +\text("サファイア") +「まったく……。 + ねぇ、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「なんだ?」 +\endtext + +\text("サファイア") +「カイムは、ボクを助けてくれたよね?」 +\endtext + +\text +一度ならず、二度までも。 +そのおかげでサファイアは今も +こうして生きていられるのだ。 +\endtext + +\text("サファイア") +「……だから、今度はボクの番。 + ボクの力でカイムを助けるよ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ。それは頼もしいことだな」 +\endtext + +\text("サファイア") +「任せといてよ♪」 +\endtext + +\text +あのとき、カイムがそうしてくれたように。 +今度はサファイアがそうするのだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「それでな、リズベルのやつ魔王さまの + 幻像石をな……」 +\endtext + +\text("モルテ") +「ふむ……ふむ……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「そのときの魔王様、ショックを + 受けてた。3日、寝込んだ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「それは……辛かったのじゃな……」 +\endtext + +\text +カイムの話を肴に、モルテとともに +スパッキオとノロが酒を飲む。 +\endtext + +\text("カイム") +「……人の失態を酒の肴にするとは、 + なかなか感心せんな」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おう、魔王さん。 + でも、なかなかいい感じだぜ?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「モルテ、魔王様の失敗談が好き」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……うむ……愉快、じゃ。 + もっと……聞かせて……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほどほどにしてくれ」 +\endtext + +\text +苦笑を浮かべるカイム。 +\endtext + +\text +モルテがこの場にいること自体、 +出会ったときと比べたら驚くべきことだ。 +\endtext + +\text +まして、楽しんでいるのであれば +野暮なことはいえない。 +\endtext + +\text +ふと、モルテが不安そうに視線を落とした。 +\endtext + +\text("モルテ") +「……カイム……この下におるモノを…… + 私は……知っている……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか、お前はテスタ文明の生き残り + だったな」 +\endtext + +\text("モルテ") +「………うむ……もはや……顔も…… + 名前も……思い出せないが…… + みんな……いなくなってしもうた……」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("モルテ") +「そなたも……いなくなって…… + しまうのか……?」 +\endtext + +\text +当時のことを、思い出すことは +もう出来ないだろう。 +\endtext + +\text +だが、ここにいる者たちが……カイムが +いなくなってしまったらどうなるかくらいは、 +モルテにも理解できている。 +\endtext + +\text +また、ひとりになってしまうことくらいは、 +想像できてしまう。 +\endtext + +\text("モルテ") +「…………また、私はひとりになるのか?」 +\endtext + +\text +らしくもなく、不安をこぼすモルテ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……そんなわけないだろ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「俺たちは、大丈夫」 +\endtext + +\text("カイム") +「モルテよ。なにも心配はいらん。 + 俺は生きている限り、 + お前をひとりにはせんぞ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「……本当じゃな……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。微睡みの王に勝つのだから、 + それは当然だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「そのためには、お前の力も必要だ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「………………うむ。 + そなたの身体は……私のものじゃ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……結局、それか」 +\endtext + +\text +それもまた、彼女らしくはある。 +\endtext + +\text("カイム") +「だから、まあ今は不安は忘れろ。 + 皆とこの宴を楽しめ」 +\endtext + +\text("モルテ") +「うむ……そうするのじゃ……。 + スパッキオ……ノロ……もっと…… + カイムの話を、聞かせてたもれ……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おお、いいぜ。 + それじゃあ、魔王軍が出来たときの + 話をしてやる」 +\endtext + +\text +そうして、モルテはスパッキオらと +ともにカイムの話に花を咲かせるのだった。 +\endtext + +\text +――最後に行き着く先は、やはりここだ。 +\endtext + +\text +カイムが酒場に足を踏み入れると、 +魔物たちが口々に歓迎の言葉を口にして、 +杯を高く掲げてくれる。 +\endtext + +\text +それに気分を良くしながら、 +カイムはカウンターに腰を下ろした。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「あら、今夜はてっきりリズちゃんの + ところに行くかと思ったのに」 +\endtext + +\text("カイム") +「後でな。こっちの様子はどうだ?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「皆、盛り上がってるわ。 + あなたが心配するようなことはないわよ?」 +\endtext + +\text +言いつつ、レベッカはコトン……と +水の入ったコップを渡す。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なぜ酒ではない」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「この後、リズちゃんと飲むんでしょう。 + それでひとまず、酔いをさましたら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気をつかうほど、酔っているか?」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「足元がフラフラよ、もうね」 +\endtext + +\text +言われて、カイムは一気に水を飲み干した。 +さすがにそれは困る。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ……貫禄がついたわねぇ。 + これじゃあ、気軽に坊や……なんて + 呼べないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「当たり前だ。 + 俺はもう、このニルトの支配者だからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「ふふ、そうでした。 + おかわりはいい?」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ、注げ」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……でも、無茶は承知しないわよ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「リズちゃんや、お姉さんを泣かせる + ような真似はしないって、言える?」 +\endtext + +\text("カイム") +「するわけがない。 + 誰も死なせんし、微睡みの王も倒す」 +\endtext + +\text +レベッカの手前、普段口にはしないことまで +言ってしまう。 +\endtext + +\text +酔いもあったのだろう。 +つい、言葉が出てしまう。 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王の好きにはさせんさ。 + ここは、俺の国だからな」 +\endtext + +\text("レベッカ") +「……ふふ。ええ、カイムなら + そう言うと思っていたわ」 +\endtext + +\text +安心したように、レベッカは微笑む。 +\endtext + +\text("レベッカ") +「私はそれが聞けたから満足よ。 + あなたのためにも、もうひとふんばり + するわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、頼むぞ」 +\endtext + +\text +カイムは注がれた2杯目も一気に飲み干し、 +リズベルを呼びに執務室へと +足を向けるのだった。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_01.txt new file mode 100644 index 0000000..a6fe431 --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_01.txt @@ -0,0 +1,861 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n地の底1") + +\text +最後の戦いまで、残された時間は少ない。 +\endtext + +\text +それは迷宮にいる誰もが、 +理解していることである。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今日は、なんの御用ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「大破壊が近づいてる今、無駄話をする + 余裕はないと思いますが」 +\endtext + +\text +――あなたもそれは理解しているだろう、と +ベルナは文献を読み漁っているリズベルに +怪訝な視線を送った。 +\endtext + +\text +彼女の周囲にはうず高く積まれた本の山が +ある。読んでいた文献もその一冊だろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かっています。 + ですが、その前にあなたたちに + 聞かなければならないことがあるんです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……なんでしょう? + 微睡みの王のことでしたら、知っている + ことは全て話したはずですが……」 +\endtext + +\text +ストラクタの彼女たちを呼び出した +リズベル本人は、目を通していた資料を +脇において、向き直る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「今回、微睡みの王は関係ありません。 + あなたたちストラクタの“受肉”について + 教えてほしいのです」 +\endtext + +\text +あの日……ベアトリスにカイムを任された +ときに抱いてしまった不安。 +\endtext + +\text +それを解消するべく、 +ふたりをここに呼んだのだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……以前来たときにはなかった蘇生術や、 + ネクロマンシーなどの資料があるのは + それを調べていたからですか」 +\endtext + +\text +ちら、と本の山を一瞥するベルナ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。ですが……どの文献を読んでも、 + 魂のみの存在に生きた肉体を与えることは + 不可能だと記されています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「死体を使うか、死肉を寄せ集めて肉体を + 作り出すか……いずれにしても、物質的な + 器が必要不可欠です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界の住人ではそれが限界でしょうね。 + 魔力の量も、質も、肉体を編み出せる + ほどのものではありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、私たちの世界には、自身の魔力で + 肉体を編み出す術があります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「その肉体のことなんですけど…… + たとえば、限界時間はあるんですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私達の魔力が尽きない限りは + 存在し続けます。 + 外的要因がなければ、ですが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text +リズベルはベルナの答えに考え込む。 +\endtext + +\text +要領を得ないリズベルの問いに、 +ミネルヴァは困惑の表情を浮かべる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……それで、結局あなたはなにを + 聞きたいのですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんも……以前、 + 『自分は受肉したのだ』と言っていました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「100年以上前に亡くなったので、遺体は + 当然残されていません。 + 残ったのは、角だけでした」 +\endtext + +\text("リズベル") +「蘇生に関する魔術や奇跡は、この世界にも + 存在しますが……そんな状態からの蘇生は + 聞いたことがありません」 +\endtext + +\text +だからこそ、こう考えてしまう。 +\endtext + +\text +もしかしたら、彼女の受肉に限界が +近づいているのではないか、と。 +\endtext + +\text +だから、ベアトリスはあんなことを +言ったのではないか、と―― +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんは、 + あなたたちからはどう見えますか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……似たようなことを、 + 彼女から直接、聞きました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text +ベルナは、なんでもないことのように言葉を +続けていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「彼女の受肉と、私達の受肉は + 非常に似通っています」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「彼女の場合、肉体を維持しているのが + 自身の魔力ではない点が私達の大きな + 違いですが、それ以外は全く同じです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あの……ちょっと待ってください。 + ベアトリスさんから聞いたって…… + なにを話したんですか?」 +\endtext + +\text +理解が追いつかず、リズベルは +ベルナの言葉を遮っていた。 +\endtext + +\text +じくじくと、不安が大きくなっていく。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「今、あなたと話していることです。 + 受肉に関することは、双方の違いも + 含めてすべて」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そのうえで、彼女は自身の望みを + 諦めたと言っていました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「望み……ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「魔王とともに生きていくこと。 + 叶わないのであれば仕方ない、と + 笑っていました」 +\endtext + +\text("リズベル") +「叶わない……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「叶わないって……カイム様と一緒に + 生きることを諦めるって…… + そういう意味……ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王を倒せば、 + 彼女はこの世界から消滅します」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………ッ!?」 +\endtext + +\text +――消滅? +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なるほど。 + 彼女から、なにも聞いていないのですね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「どうして……なぜ微睡みの王を倒すことが、 + ベアトリスさんの消滅に繋がるんです?」 +\endtext + +\text +どうにか、そう問いかけたものの +頭はろくに動いてくれなかった。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ニルトの地で亡くなった者はひとり残らず、 + キラムシを介して微睡みの王に + 捕食されます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、彼女もまた例外ではありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「100年ほど前に命を落としたベアトリス + もまた、キラムシを経由して微睡みの王に + 捕食されました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「通常、捕食された者の記憶や自我は、 + 同じように捕食された者のそれと一緒に + 微睡みの王に消化されます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、 + 彼女は角を持つディアボリカでした」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「消化を免れるほど強大な魔力をもっていた + が故に、彼女は微睡みの王の中で自我を + 保つことができたのでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「微睡みの王の……中で?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王には、キラムシによって無数 + とも言える人々の記憶や感情が情報として + 集まります」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王の中にいる彼女も、それの情報 + に接触できました。弟のカイムの足取りを、 + ずっと追い続けていたそうです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……じゃあ、カイム様にキラムシが + 寄ってきたのも?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「もしかしたら、カイムと触れることを + 求めていたのかもしれませんね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ともあれ、彼女は自我を保ち続けました。 + そして、自分の角が何者かの手に渡って + いることを知り、それを探していたのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それで……ルドールのコレクションから、 + カイム様が角を持ち去った直後に受肉 + した……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ。ルドールという男は猜疑心が強く、 + 彼の収集物も魔法を遮断する結界で + 守っていたそうですね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そのため、今や彼女の目であり耳でもある + キラムシも近寄ることができなかった」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイムのおかげで、彼女はキラムシを + 通して角に接触できたのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ベアトリスは、同じくキラムシを通して + ミネルヴァの受肉を目撃していたと + いいます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そこで、自らの角を媒介に、微睡みの王の + 膨大な魔力を使って……ついに受肉を + 果たしたのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、新しいその肉体は、自身の魔力 + ではなく、微睡みの王の魔力で維持される + もの」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王を倒せば、当然その魔力も + 消える……同時に、彼女の肉体も」 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……」 +\endtext + +\text +ベルナにそう断言され、 +リズベルは押し黙ってしまう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……だって、ベアトリスさんは + 微睡みの王を倒すために私たちに + 協力して……なのに……」 +\endtext + +\text("リズベル") +(だから、あんなことを…… + 私に、カイム様を頼むだなんて……) +\endtext + +\text +ベアトリスにはそうなる確証がなかったの +だろう。 +\endtext + +\text +あるいは、自分が消えるなんて +想像もしていなかったのかもしれない。 +\endtext + +\text +蘇ることができて。 +これからずっと、カイムと一緒にいられると +信じていたはずなのに―― +\endtext + +\text("リズベル") +「……何か、方法はありませんか?」 +\endtext + +\text +このままでは、そのカイムの手で +ベアトリスを消してしまう。 +\endtext + +\text +それだけはなんとしても、 +避けなければならない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「方法、とは?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんは、絶対に死なせたく + ありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「受肉は、本来ベルナさんたち…… + ストラクタの技術ですよね? + でしたら、なにか方法が……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ありません。 + 受肉には自身の魔力が必要不可欠です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「彼女も、この世界の存在としては規格外の + 魔力を持っています」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……が、それでも受肉した肉体を維持 + できるほどの量ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でもっ……でも、それじゃあ……」 +\endtext + +\text +リズベルは、歯噛みする。 +\endtext + +\text +だからといって諦めるなんて、 +できるわけがない。 +\endtext + +\text +そう思った、瞬間だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「っ……地震……まさか……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「捕食が始まったのか……?」 +\endtext + +\text +どうして、こんなときに。 +\endtext + +\text +考える時間すら、微睡みの王は +与えてくれないのか。 +\endtext + +\text("リズベル") +(たとえ、この国を救うことができても、 + ベアトリスさんを救えなかったら……) +\endtext + +\text +視線を落とすリズベルに、 +ベルナは言う。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……今は、魔王のもとに向かっては + どうですか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさん……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……方法がないのであれば、 + 作ればいいのです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「救いたいのでしょう?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさん……どうして」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……それが私の望みだからです」 +\endtext + +\text +ベルナはそう言って、微笑みかける +\endtext + +\text +彼女の意図は、リズベルにはまったく +分からない。 +\endtext + +\text +それでも、その言葉はリズベルの背中を +押すには十分な言葉だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………っ! + ありがとうございますっ!」 +\endtext + +\text +走り去るリズベルの背中を見届け、 +ミネルヴァはベルナへと視線を移した。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベルナ様、いったいなにを + お考えなのですか?」 +\endtext + +\text +あれほど、ディアボリカを否定していた +ベルナからあんな言葉が出るとは +思いもよらなかったのだ。 +\endtext + +\text +問われたベルナは、柔らかな表情のまま +こう答えた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ほんの少しだけ、興味が沸いたのです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「興味……ですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ。見たいものがあるのです。 + そこには彼女がいる方が、望ましい」 +\endtext + +\text +そんな人間らしい物言いで。 +\endtext + +\text +ベルナ自身もまた、そんな自分の言葉に +驚きつつも、期待していた。 +\endtext + +\text +自身を否定した男の掴みとるものが +なんなのか、この目で見届けるのだ――。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今のところ、ユメクイによる被害は + 出ておらん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「地震の被害はそこかしこからあがって + おるが、まだ大したものではないそうだ」 +\endtext + +\text +マーガレッタの報告に、 +リズベルは表情を険しくする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですか……」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ただ、地下の偵察隊の話じゃ + 揺れるたびにキラムシが増えて、 + 次々にユメクイになってるそうだぜ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「げぇ……あいつら、 + まだ増えるのかよ……」 +\endtext + +\text +これで、何度目かの地震だ。 +もはやなれた様子でグラスがぽつりと +もらした。 +\endtext + +\text("グラス") +「……揺れるな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「……ん、今ので5回目」 +\endtext + +\text("エル") +「それに……だんだん間隔が + 短くなってません?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうですね。それに回数を重ねるたびに + 揺れも強くなっている……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「大破壊までのタイムリミット、 + でしょうか?」 +\endtext + +\text +タイムリミット、という言葉にミネルヴァは +真っ先にベアトリスに視線を向けた。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ベアトリス様」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なに?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「推測でもいいです。 + あと、どれくらい時間がありますか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「多分、だけど……明日の夜までは大丈夫よ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それに、地下に侵攻すれば、微睡みの王も + 私たちの相手で捕食どころじゃなくなる + だろうから……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「それまでに攻め込んで、 + 懐に入っちゃえば時間は稼げるわね」 +\endtext + +\text +1日。 +たった1日、なのか。 +まだ1日ある、なのか。 +\endtext + +\text +捉え方は各々で変わってくる。 +だが、どのような結果になるであれ +それは貴重な時間だ。 +\endtext + +\text +そう考えて、カイムはひとつ小さく頷いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……よし。 + では、明日の正午より最下層に突入する。 + それまでは、各々自由にして構わん」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「よいのか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ + 俺も、少し落ち着きたい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……これで最期、か) +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、カイムがそう言うなら + お言葉に甘えるとしますか」 +\endtext + +\text +そんなカイムの気遣いにひとり、 +またひとりと同調していく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「王宮にいるから、なにかあったら + 連絡頂戴」 +\endtext + +\text("グラス") +「では、私も一度キロスに戻っておきたい。 + ギュンターに話をせねばならん」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「私もルザリオに……。 + エルも一緒にどうですか?」 +\endtext + +\text("エル") +「はい、ご一緒します!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でしたら、各国の民には迷宮への避難を + 呼びかけてください。戦いの趨勢によって、 + どうなるかわかりませんから」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ、わかったわ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「よっしゃ! + じゃ、朝まで飲むとするか」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「そいつはいいや。 + ならやっぱ、レベッカ姐さんの店だよな」 +\endtext + +\text("ノロ") +「ん。レベッカの飯はうまい」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「私も付き合おう。特に行かねばところも + ないしの」 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル。 + 少し――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「申し訳ありません、カイム様。 + ちょっと所用がありますので。 + ミネルヴァさん」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……分かりました」 +\endtext + +\text +――そうして、玉座に残ったのは +カイムとベアトリスのふたりだけになり、 +カイムはがくりと肩を落とす。 +\endtext + +\text("カイム") +「む……ミネルヴァまで連れていくか……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あら、残ったのが姉さんじゃ不満?」 +\endtext + +\text("カイム") +「いや、実はな。 + 姉さんとリズベルの三人で + 一晩楽しもうと……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、こんなときでも + そればっかりなんだから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それじゃあ、私だけでも + 付き合ってあげる」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……というか、ちょうどカイムと + ふたりきりになりたいなって思ってた + ところ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ダメ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……駄目なわけあるか。 + 確かに3Pは惜しかったが、 + 姉さんと二人きりだぞ?」 +\endtext + +\text +表情を緩めるカイムに、 +ベアトリスも嬉しそうに微笑み返す。 +\endtext + +\text +カイムとふたりきり。 +彼女にとって、それは大切な時間 +なのだから。 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_02.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_02.txt new file mode 100644 index 0000000..75ae82a --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_02.txt @@ -0,0 +1,845 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n地の底2") + +\text +一息つこう、と執務室を出るリズベル。 +\endtext + +\text +彼女の視界にの端には、 +当然のようにキラムシの姿があった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……キラムシ……地下に + 行き損ねた個体でしょうか」 +\endtext + +\text +あるいは、ベアトリスが操っているのか。 +\endtext + +\text("リズベル") +(正午にはカイム様のもとに + 戻らなければいけないのに……) +\endtext + +\text("リズベル") +(……ベアトリスさんを救い出す方法は、 + まだ見つからない) +\endtext + +\text +ベルナたちといくら考えても、 +その方法がまったく浮かばないのだ。 +\endtext + +\text +それどころか……むしろそれは絶対に +不可能である、という事実を痛感させられる +だけだった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「受肉……」 +\endtext + +\text +リズベルはもう一度、ミネルヴァたちの +受肉の仕組みを整理していく。 +\endtext + +\text +見つからないからといって、 +諦めるわけにはいかないのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(ストラクタの受肉は、 + 自身の魔力で生成した肉体でなければ + ならない……) +\endtext + +\text("リズベル") +(でなければ、拒絶反応が起きてしまう……) +\endtext + +\text +ベルナが +『自分自身の魔力が必要不可欠』 +と言ったのは、それが理由だ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(そして、こちらの世界の受肉は + 死肉を寄せ集めて作った器か、 + 死んだ本人の肉体が必要です……) +\endtext + +\text("リズベル") +(やはり、拒絶反応を抑えるために + 本人の肉体か……その一部となる + 依り代が必要不可欠) +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリスさんの場合、 + この依り代が角になるんですよね……?」 +\endtext + +\text +そう考えて、リズベルはある案を +思いつく。 +\endtext + +\text +ベルナたちの魔力で肉体を生成し、 +彼女の角を依り代にしたらどうか、と。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは不可能です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私たちの魔力は、受肉したことで + 弱くなっています」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「肉体の生成すら、今の私たちには + 不可能です」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +――そんなベルナの回答を思い出し、 +リズベルは肩を落とす。 +\endtext + +\text +このままではベアトリスを救うことは、 +不可能だった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「呼んだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひゃわっ!? + お、驚かさないでください……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんな辛気臭い顔して、どうしたの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、別に……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……あ。 + もしかして、私がカイムを + 独り占めにしたこと怒ってる?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……いいえ。私も忙しくて、 + カイム様のそばにいることが + できませんでしたから」 +\endtext + +\text +そういう意味では、 +感謝していると言ってもいい。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……忙しい?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「………………」 +\endtext + +\text +普段どおりの何気ない会話のように、 +ベアトリスはリズベルに聞いてくる。 +\endtext + +\text +なにもしらない、と思っているのだろう。 +この人は……全てを最後まで隠し通す +つもりなのだ。 +\endtext + +\text +きっと自分や、カイムのことを思って。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんから、 + 全部聞きました」 +\endtext + +\text +その優しさに耐え切れず、リズベルは +そう口にした。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……そう」 +\endtext + +\text +ベアトリスはとくに驚いた様子も見せない。 +ただ、困ったように笑った。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あなたが、微睡みの王の魔力で + 受肉したことも」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……このまま、私たちが微睡みの王を + 倒せば、あなたが消えてしまうことも」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そっかー。 + まあ、喋るなとは言って + ないもんねぇ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当のことなんですね?」 +\endtext + +\text +視線を落とすリズベル。 +いっそのこと、笑って否定してくれれば +よかった。 +\endtext + +\text +だが、ベアトリスは諦めたように笑って、 +その言葉を肯定する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「全部、本当のことよ。 + ベルナを相手に嘘をついても + 仕方ないしね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「酷いのよ、あの女。 + 言葉をオブラートに包むってことを + 知らないのかしらね」 +\endtext + +\text +――本当に酷いのは、ベルナではなく自分だ。 +こんな大事なことを隠し続けていたのだから。 +\endtext + +\text +そして、リズベルが本当に訊きたいことは +そんなことではないことくらい、 +ベアトリスは判っている。 +\endtext + +\text +彼女に対して、これ以上は +隠し通せない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……私の受肉はね、 + 落とし子と同じなの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なにが、どう同じなんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「落とし子は微睡みの王の魔力で + 作られた存在……そして、今の私もそう」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「微睡みの王の魔力で受肉した私は、 + 落とし子と弱点まで同じ」 +\endtext + +\text +魔力のないところでは動けず、 +姿も見せないキラムシ。 +\endtext + +\text +それは魔力がなければ、なにもできないと +いうことと同じだ。 +\endtext + +\text +魔力がなければ、ベアトリスは誰かと +触れ合うどころか……存在することも +できない。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ストラクタの受肉には、そんな弱点は + ないらしいわね」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。ストラクタは受肉した本人の魔力が + 尽きない限り消えないそうですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そうね……羨ましいわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私なんか、微睡みの王からの魔力が + 届かなくなったら倒れちゃうし」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……かといって、別の方法では + 受肉もできない」 +\endtext + +\text +寂しそうに、ベアトリスは言った。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「まあ、仕方ないわよね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ちゃんとした手順を踏んだわけでもないし、 + 実際、もう死んじゃってるんだもの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「目の前にチャンスがあれば、生き返りたい、 + と願うのは当然だと思います」 +\endtext + +\text("リズベル") +「でも……どうして、 + 受肉しようと思ったんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなの、カイムのために + 決まってるじゃない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ずっと、カイムの傍にいて、 + 私が守るんだって……今度こそ、 + 守ってみせるんだって」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それが、こんなことになるなんて + 思ってもみなかった……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「これも全部、ズルをしちゃった私への + 罰なのかしらね」 +\endtext + +\text +諦観交じりの苦笑を浮かべるベアトリス。 +その、らしくないほど穏やかな様子に、 +リズベルは苛立ちを覚える。 +\endtext + +\text("リズベル") +(そうまでして会いたいって…… + それほどカイム様のことを + 想っていながら……) +\endtext + +\text("リズベル") +「……なのに、どうしてそんなに平気で + いられるんですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「達観してるって言ってくれたほうが、 + 姉さんは嬉しいかな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……諦観、の間違いでは?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う……手厳しいわね。 + もしかして怒ってるの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、それはとても」 +\endtext + +\text("リズベル") +「必死であなたを救う手立てを考えて + いるのに、その本人がこの体たらくでは + 致し方ないかと」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……私を、救う方法?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです……でも、すみません。 + まだ、思いつかなくて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですが、必ず見つけてみせます。 + ですからベアトリスさんも……」 +\endtext + +\text +最後まで諦めないで――という言葉を、 +ベアトリスは遮る。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私のことは、なにも気にしなくて + いいわよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ベルナから全部聞いているのなら…… + 私を救う方法がないことも、 + 知っているでしょう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ。 + でも、諦める気はありません。 + 必ず……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなこと、しなくてもいい」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんなことってなんですか。 + 私は……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はもう100年も前に死んでるのよ。 + こうしてここにいることの方が + おかしいんだから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……もう、十分だから。 + だから、いいの」 +\endtext + +\text +だったら、どうしてそんなに寂しげな…… +見ている方が辛くなるような笑顔を +するのか。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当に、そう思っている + んですか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「思ってなければ、こんなこと + 言わないわ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +こちらの気も知らないで、 +なにを勝手に諦めているのか。 +\endtext + +\text +リズベルは、 +ぎゅっと拳を握り締める。 +\endtext + +\text +相手がベアトリスでなければ、 +力の限りひっぱたいているところだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あ、でもカイムには、このことは + 言わないでね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私たちは、なにがあっても + 微睡みの王を倒さなくちゃいけない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「なのに、ここに来て私のことで + 躊躇わないでほしいから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ええ、そうですね。 + その点については同意します」 +\endtext + +\text +――ですが、とリズベルは +ベアトリスを強くにらみつける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「はっきり申し上げます。 + 私はあなたを死なせる気はありません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「仰いましたよね。 + 私に、カイム様を任せると」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんがいなくなると、 + カイム様は悲しまれます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「私は、カイム様を悲しませたく + ありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それに……仲間として、 + ベアトリスさんには生きていて + ほしいですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……それでは、後ほど」 +\endtext + +\text +リズベルは踵を返す。 +\endtext + +\text +残されたベアトリスは、 +哀しそうに……けれど嬉しそうにその言葉を +反芻する。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……仲間として、か」 +\endtext + +\text +そんな言葉、リズベルの口から +聞いたのは初めてだ。 +\endtext + +\text +邪険にされたり、疑われもしたが、 +それでも認めてくれたのは +とても嬉しい。 +\endtext + +\text +……半面、なおさら辛くなってしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ありがとう、リズ」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様。 + 出陣準備が整いました」 +\endtext + +\text +集まった、数え切れないほどの +魔物たちがカイムに視線を送る。 +\endtext + +\text +信頼と忠誠。 +畏怖と敬意。 +\endtext + +\text +それらは、カイムを満足させるためには +充分すぎるものだった。 +\endtext + +\text +これから先の戦い、カイムがなにも言わず +とも、ここにいる者たちは勝利を手にする +その瞬間までついてくるだろう。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。 + お前たちも、準備はいいか?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ。聞くまでもねえだろう、 + 旦那?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふん……減らず口は相変わらずだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それくらいの気概でなければな。 + なにせ、相手は国の三つや四つ、 + 軽々と食いつぶす怪物じゃ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、ビビッてんのか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、むしろ興奮しておるわ。 + 強者との戦いに心の躍らん兵はおらんぞ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、しかもこのニルトの + 命運がかかってんだぜ……やべえだろ」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「…………理解できるか?」 +\endtext + +\text("ノロ") +「このふたり、こわい」 +\endtext + +\text("エル") +「……これだから、脳みそまで筋肉で + できている人たちは……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ、頼もしいじゃない」 +\endtext + +\text("グラス") +「エルの脳みそは、食欲と色欲でできて + いるのだから、さして違いはあるまいて」 +\endtext + +\text("エル") +「そんなことありません! + こう見えても私だって、色々考えてるん + ですから……一緒にしないでください!」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……まあ、見ての通りね。 + みんな準備はできてるみたいよ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いつも通りのようで、 + なによりです」 +\endtext + +\text +にわかに賑やかになっていく玉座の間。 +\endtext + +\text +悪く言えば緊張感がない。 +よく言えば、精神的に余裕がある。 +\endtext + +\text +いつもの光景だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……でも、リズベルの方は + そうじゃないみたいだけど?」 +\endtext + +\text +……そんな中、神経を尖らせている +リズベルにマガヒメが気づく。 +\endtext + +\text +そして、本来なら真っ先に気がつかねば +ならないカイムが首をかしげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「そうなのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……当然です。 + 負けるわけにも、諦めるわけにも + いきませんので」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうですね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ」 +\endtext + +\text +確かに、マガヒメの言うことも +もっともだ。 +\endtext + +\text +ただ、三人とも不安や恐怖に +震えているようには見えない。 +\endtext + +\text +なにか、覚悟を決めているようだ。 +\endtext + +\text +それがなんなのかは、 +カイムには解らないが―― +\endtext + +\text("カイム") +「あまり、気負うものでもあるまい。 + どうせ、勝つのは俺たちだぞ?」 +\endtext + +\text +カイムは獰猛に笑って見せる。 +\endtext + +\text +そのときだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ……もしかして、 + 怒ったのかしら?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……そのようだぞ」 +\endtext + +\text +カイムの言葉に呼応するような、 +大きな振動が迷宮全体をゆるがせる。 +\endtext + +\text +そして、いたるところからキラムシが +あふれて、ユメクイへと変貌していく。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここに現れるやつは無視しろ。 + 目指すは、微睡みの王のみだ」 +\endtext + +\text +落ち着き払ったカイムの声が、 +玉座の間に響き渡る。 +\endtext + +\text("カイム") +「今まで通りに行こうじゃないか。 + この俺と、お前たちがいる限り、 + 勝利は約束されたも同然……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺たちの手で、幕を引くのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「この戦いを始めたのは他でもない + 俺たちなのだからな」 +\endtext + +\text("カイム") +「行くぞ……! + 俺たちのこの手で、微睡みの王を + ねじ伏せる!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_03.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_03.txt new file mode 100644 index 0000000..9c0a27b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_03.txt @@ -0,0 +1,519 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n地の底3") + +\text("ベアトリス") +「微睡みの王……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あれが……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうらしいな」 +\endtext + +\text +大空洞の最下層。 +……王というのであれば、そこは玉座と +言うべきだろう。 +\endtext + +\text +ユメクイによく似た姿をした――しかし、 +街ひとつを容易く飲み込めそうなほどの +巨体を誇る―― +\endtext + +\text +魔王軍を睥睨し、待ち構えるようにして。 +国すら食らい滅ぼす、ニルトの大敵が +姿をあらわした。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「お、おおお……魔王さんよ、 + こいつはちょっととヤバイんじゃ……」 +\endtext + +\text("ノロ") +「でかい……」 +\endtext + +\text("カイム") +「あれだけデカければ、攻撃も + 当てやすいだろう?」 +\endtext + +\text("アグリ") +「こっちの攻撃が効いてくれるなら、 + 斬り甲斐もあんだがな……!」 +\endtext + +\text +全長数キロはあろうかという巨体を +目の当たりにして、 +アグリは歯噛みする。 +\endtext + +\text +纏う魔力もさることながら、 +その巨体だけで魔王軍の誰もが、 +二の足を踏む。 +\endtext + +\text +大陸を飲み込み、文明すら +滅ぼす力を持つ存在。 +\endtext + +\text +その威容は、歴戦の魔王軍の兵ですら +畏怖を覚える。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カ、カイム様……こんな相手、 + 勝てるのですか……?」 +\endtext + +\text +一度吐き出された弱音は、 +はやり病のように感染し、 +兵へと伝播していく。 +\endtext + +\text("エル") +「た、倒せるに決まってますっ! + じゃないと、地上が……皆が……」 +\endtext + +\text("グラス") +「っ……だが、これでは……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「解ってるわよ……! + そんなこと言われなくたって……」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、このままでは……!」 +\endtext + +\text +このままでは、 +微睡みの王を倒すどころではない。 +\endtext + +\text +そう訴えるよりも早く、 +魔王軍の先頭に立つカイムが口を開いた。 +\endtext + +\text +ひとりだけ落ちついた……あるいは呆れた +ような物言いで、カイムは軽口を叩く。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく……馬鹿でかいだけの相手 + ではないか。少しは落ち着け」 +\endtext + +\text +そしてそれに続くように +リズベルが声をあげた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです。 + 魔王軍がこの程度で怖気づいて + どうするのですか!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そうだ……貴方たちは、我らストラクタに + 勝利した戦士たちでしょう!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そういうことは + 俺の台詞だぞ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……カイムが、もたもた + してるからじゃない?」 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベルの横槍さえ、 + なければこのようなことには……」 +\endtext + +\text +ふん、とカイムは鼻を鳴らし、 +微睡みの王を見据える。 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様のような存在に言葉が + 通じるとは思えんが…… + 一応、言っておいてやらねばな」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺はニルトの支配者、 + 魔王カイムだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「理由は、それだけで十分だろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様がなんであれ、 + 俺の国で勝手な真似を許す気はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺の国を滅ぼすというのであれば、 + 俺たちで、お前を討伐する」 +\endtext + +\text +微睡みの王からの言葉はない。 +\endtext + +\text +そもそも言葉を理解しているのかすら、 +わかったものではない。 +\endtext + +\text +だが、己の命を脅かす存在が +目前にいるのは理解できるようだった。 +\endtext + +\text("エル") +「ユメクイがあんなに……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分の力を使うまでもないと + いうことか?」 +\endtext + +\text("微睡みの王") +「――――――――――――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……っ!?」 +\endtext + +\text +微睡みの王の目と思しき光と、 +カイムの視線が交錯する。 +\endtext + +\text +次の瞬間―― +\endtext + +\text +忌々しい記憶が、フラッシュバックする。 +\endtext + +\text +目の前で、最愛の姉が犯されている。 +\endtext + +\text +「違う……これは、過去……あのときの + 記憶じゃない……?」 +\endtext + +\text +今の姿のベアトリスが、 +延々と……あのときの男たちに +犯されている。 +\endtext + +\text +悲鳴が耳朶を打つ。 +それだけではない。 +\endtext + +\text +ベアトリスの感じている苦痛と嫌悪が、 +カイムにまで伝わってくる。 +\endtext + +\text +それと同時にベアトリスの想いも、 +苦痛とともに伝わってくるのだ。 +\endtext + +\text +どれほどの苦痛であっても。 +――それでも、カイムが守れるのなら、と。 +\endtext + +\text("カイム") +「こ、れは……」 +\endtext + +\text +次々と、その映像は入れ替わっていく。 +\endtext + +\text +否、それは映像などではない。 +記憶だ。 +\endtext + +\text +この地で死んでいったものたち。 +魔王軍との戦いで命を落としていった敵。 +\endtext + +\text +これは、ほんの一部だろう。 +\endtext + +\text +微睡みの王の『中』にはもっと、 +数え切れないほどの記憶と感情が +渦を巻いている。 +\endtext + +\text +これは、ほんの一部だ。 +\endtext + +\text +それでも。 +そんな、全体の何万、何億分の一にも +満たない記憶の奔流のなかであっても。 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん……?」 +\endtext + +\text +確かに、ベアトリスの魔力が +伝わってきた―― +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、大丈夫ですか!?」 +\endtext + +\text +視界が戻ってくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「今のは……お前たちは見ていないのか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……なんの話ですか……?」 +\endtext + +\text("カイム") +(俺にしか、見えていない……? + いや、見せなかった……?) +\endtext + +\text("カイム") +(……あのときの苦しみを…… + また、姉さんに味わわせてやる、と。 + ……そう言いたいのか) +\endtext + +\text +未だに断続的に流れ込んでくる記憶と感情。 +それは、ベアトリスだけではない。 +\endtext + +\text +恐らくはすでに吸い上げた者の記憶から、 +見つけ出したのだろう。 +\endtext + +\text +マーガレッタやアグリたち、 +ティーリア、マガヒメ、グラス、そして―― +\endtext + +\text +かつて、ただの気まぐれで救った――そして、 +今、傍らに立つ少女を、微睡みの王は +見せてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +――そのすべてを、喰らってやる。 +微睡みの王はそう、嘶きをあげた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……その程度のことで、 + この俺が怖れると思うか?」 +\endtext + +\text +カイムは、一歩前に踏み出す。 +\endtext + +\text("カイム") +「今、このニルトに生きているのは + 俺たちだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「貴様の餌になるためなどでは、 + 決してない」 +\endtext + +\text("カイム") +「まして、ここはお前の餌場ではない。 + 俺の国だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その地も、人も全てが王たる俺の所有物。 + どのような形であれ、 + 手を出すのであれば見過ごす気はない」 +\endtext + +\text("カイム") +「出て行けとは言わん。 + ……ここで、消え失せろ」 +\endtext + +\text +王が、恐れを見せずに微睡みの王を +にらみつける。 +\endtext + +\text +今までの敵と同じように。 +\endtext + +\text +そんなカイムの姿に、 +魔王軍の様子が一変する。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……恐れを抱くことの無い者は、 + 敵に回したくはないですね」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いや、違うぞ。 + あれは恐れを知らん、ただの馬鹿じゃ」 +\endtext + +\text("エル") +「誰が相手でもああなんですから……。 + ほんと、逆に安心しますよね」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ええ、カイム様を見ていると恐怖も不安も + 全部吹き飛んでしまいます」 +\endtext + +\text("グラス") +「しかし、どうする。 + 相手はあの巨躯……加えて + 雑魚も多い」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「大きいと言っても、必ずコアになる部分は + あるはずよ。そこを叩けば……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おうよ、こんだけでけえ獲物とやり合う + 機会はそうねえからよ。全力で + 叩き斬ってやる……!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「いいねえ、やっぱり魔王軍は + こうでねぇといけねえや」 +\endtext + +\text("ノロ") +「俺も、頑張る……!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +(……カイム) +\endtext + +\text("リズベル") +(微睡みの王を倒せばベアトリスさんは + 消えてしまう……けれど、それを + 戦えない理由にする気はありません) +\endtext + +\text +戦った上で、 +必ずベアトリスを救い出してみせる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、ご命令を」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム、解ってるわよね」 +\endtext + +\text +ベアトリスの視線と、 +記憶の奔流の中で感じた彼女の魔力。 +\endtext + +\text +それに違和感を覚えつつも、 +カイムは命令を下す。 +\endtext + +\text +――何にしても、 +まずは微睡みの王を倒すのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ――行くぞ」 +\endtext + +\text("カイム") +「奴に教えてやれ……ニルトの真の + 支配者が誰なのかをな……!」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_04.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_04.txt new file mode 100644 index 0000000..57ce69e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_23_04.txt @@ -0,0 +1,2351 @@ +\setgamedatatitle("終章 虚無の玉座\n地の底制圧") + +\text +嘶きとともに、微睡みの王が地へと +その巨体をなげうつ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「やった……!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いえ、まだです…… + 仕留め切れていない!」 +\endtext + +\text +消えることなく、微睡みの王はその巨体を +ぼうっと光らせる。 +\endtext + +\text +否、その光は微睡みの王自身ではなく、 +その巨体から生まれ出てきた落とし子…… +キラムシの大群だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「デカいだけあって、 + しぶといってことかしら……!」 +\endtext + +\text +微睡みの王からこぼれだす +養分と魔力。 +\endtext + +\text("グラス") +「あの魔力は……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あれは微睡みの王が蓄えた魔力よ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「身体が崩壊しかかっているから、 + 漏れ出しているんだわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「崩壊しかかっている、か。 + ならばトドメを刺す……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……だめ、待っ」 +\endtext + +\text +トドメを刺す――その直前、一際大きな +胎動が大空洞を揺るがせる。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぬ……!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「おい……なにがどうなってやがる……」 +\endtext + +\text +最後の足掻きとばかりに、 +微睡みの王は落とし子を大量に +吐き出していく―― +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……微睡みの王は魔力の塊」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「なに……?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「いくら傷を与えたところで、 + 魔力を補充してしまえば……」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの言葉と、大量に生み出される +落とし子の軍勢……それの意味する +ところはたった一つだ。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「なあ、おい……俺にはこれが + 捕食の準備に見えるんだが……」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「奇遇ね……私にもそう見えるわ」 +\endtext + +\text("エル") +「た、大変ですっ! + 早くトドメを刺さないと……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様!」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + 死に体であれば俺の力で十二分だろう!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「だ、め……」 +\endtext + +\text +それは駄目だ。 +微睡みの王を倒すということは。 +\endtext + +\text +カイムは、自身の姉をその手で +殺すことになる――! +\endtext + +\text("カイム") +「さあ、今度こそ消えうせろ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ダメです、カイム様!」 +\endtext + +\text +微睡みの王を守るように、 +リズベルはカイムの前に立ちはだかる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんのつもりだ。 + そこをどけ、リズベル」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズ……」 +\endtext + +\text +ベアトリスは頭を振る。 +もう、いいのだ……と。 +\endtext + +\text +――そんなことはない。 +私は、そんな結末を受け入れられない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、どきません」 +\endtext + +\text +リズベルのただならぬ様子に、 +全員がいぶかしむ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「リズベル……?」 +\endtext + +\text("グラス") +「なぜ止める、リズベル? + 微睡みの王を倒さねば、 + ニルトが滅ぶというのに」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それは……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……リズ、やめて」 +\endtext + +\text +ベアトリスと目が合い、 +思わず言葉を呑み込んでしまうリズベル。 +\endtext + +\text +未だ、ベアトリスを救う手立てはない。 +それはリズベルも、ベアトリスも +理解している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +ベアトリスの気持ちも、 +分からないわけではない。 +\endtext + +\text +カイムを想えばこその選択だ。 +それくらい、理解できないはずはない。 +\endtext + +\text("カイム") +「リズベル」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「リズ……!」 +\endtext + +\text +それでも、これ以上。 +リズベルは黙ってなんていられなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……微睡みの王を倒したら、 + ベアトリスさんは消えてしまいます」 +\endtext + +\text("カイム") +「なに……?」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ベアトリスが消えるって…… + どういうこと?」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん、リズベルの話は + 本当なのか?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「そんなわけないじゃない。 + 私のことはいいから、 + 早く微睡みの王を……!」 +\endtext + +\text +そう言って、トドメをさせと急かす +ベアトリスの腕……それが、指先から +透けていく。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「姉さん、今のは……なんだ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは慌てて、手を隠したが +なにもかも遅かった。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「ベアトリス……おめえ、腕が + 透けて……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +いまさら、手で隠したところで +意味などない。 +\endtext + +\text +その場にいる全員が、 +その瞬間をしっかり見ていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……頼む、答えてくれ」 +\endtext + +\text +いつにも増して、 +重いカイムの声にベアトリスの +肩がびくっと震える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫よ……本当に大丈夫、だから」 +\endtext + +\text("カイム") +「大丈夫なわけあるか……!」 +\endtext + +\text +カイムの怒号に、ベアトリスは +逃げるように視線を逸らす。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「っ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もういいでしょう、ベアトリスさん? + これ以上、隠すことはできません」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……だめっ! + リズ、約束したじゃない……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「嫌です! + 私は……カイム様にもう一度、あなたを + 失う苦しみを味わって欲しく無い」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「う……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……皆さんも聞いてください」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんはストラクタと + 同様に受肉した存在です」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……受肉した肉体は、本人の魔力によって + 構成され、維持されます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ですが……ベアトリスさんの場合は + 本人の角を依り代にして、 + 微睡みの王の魔力で受肉を果たした」 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王の魔力……?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……そうです。 + ですから、微睡みの王が消えれば……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……ちょっと待ってださい。 + どうして、そこで微睡みの王が + 出てくるんですか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この地で死んだ者たちの魂は、 + キラムシを介して捕食されるといいます」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そして、それはベアトリスさんも + 例外ではありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「捕食され……そして100年もの間、 + ベアトリスさんは強力な魔力のお陰で + 自我を保ち続けた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですよね?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それで、やたらと微睡みの王に詳しかった + わけか……」 +\endtext + +\text +――だから、なのか。 +\endtext + +\text +あの記憶の濁流の中。 +そして、ルドールから感じ取った +ベアトリスの魔力を思い出すカイム。 +\endtext + +\text +おそらく、カイムは知覚したのだ。 +微睡みの王の奥底に眠っているベアトリスを。 +\endtext + +\text +それが、カイムの才覚によるものなのか。 +それとも姉弟の絆ゆえなのかは分からない。 +\endtext + +\text +それでも……カイムは確かに +ベアトリスを感じ取ったのだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「微睡みの王を倒せば、その魔力の供給源が + 絶たれます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そして……宿主を失った彼女の魂も、 + この世にいられなくなります」 +\endtext + +\text("エル") +「そんな……」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……」 +\endtext + +\text +カイムの背筋を、ぞわりと悪寒が +駆け抜ける。 +\endtext + +\text("カイム") +(リズベルが止めてくれなければ、 + 俺は姉さんをこの手で……?) +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちは、知っていたのか……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……知ったのはつい最近です。 + ベルナさんが教えてくれました」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、もっと早く言わなかった……。 + もっと、早く知っていれば……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……知ったところで、この結末は + 変わらないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム……私を助ける方法はないの。 + だから、言っているのよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「早く、微睡みの王を倒せって」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……リズベル! + こうなることが分かっていたら、 + なにか手を……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私も必死で調べました。 + ベルナさんからも話を聞いて…… + でも……ッ!!」 +\endtext + +\text +そこではっとするカイム。 +\endtext + +\text +自分だけが辛いわけはない。 +リズベルも、ずっとその事実を抱えて +苦しんでいたのだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「すまん、リズベル」 +\endtext + +\text("カイム") +「それを知って、お前が何もしないはずは + ないな……辛かっただろう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、結局私では、ベアトリスさんを + 助ける方法を見つけられなかったの + ですから……」 +\endtext + +\text +そう、ベアトリスを救う方法は、 +今もなお見つかっていない。 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ねえ、カイム。 + 姉さんとの約束、覚えてる?」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは……」 +\endtext + +\text +――なにがあっても、微睡みの王だけは +倒して欲しい。 +\endtext + +\text +その言葉が、カイムの脳裏に蘇る。 +\endtext + +\text +だが、それはこの手で、 +ベアトリスを殺すということだ。 +\endtext + +\text +そうやって、カイムが逡巡を見せる間にも、 +微睡みの王は落とし子を産み、 +捕食を行おうと身じろぎする。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「あの野郎、どこに + そんな力が残ってたんだ?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「カイム……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺は……俺はどうすれば…… + 奴を殺せば、姉さんを……ッ!」 +\endtext + +\text +これまで誰も見たことが無いような、 +激しい葛藤を見せるカイム。 +\endtext + +\text +だが、そんなカイムを優しく見つめながら、 +ベアトリスは静かに口を開く。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「それでも、やるの」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私はとっくに死んだ身。 + なのに……もう一度、思わぬ幸運で + こんなに長い時間カイムと一緒にいられた」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、もういいの。 + 私は……充分に幸せだったんだから」 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん……」 +\endtext + +\text +――このまま、殺すしかないのか。 +\endtext + +\text +カイムがそう思った矢先、ベアトリスに +抱きしめられる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……こんな時くらい、 + 姉さんの言うこと、 + 聞いてもいいんじゃないの?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ねえ、さん……?」 +\endtext + +\text +カイムはようやく、 +ベアトリスの異変に気がつく。 +\endtext + +\text +透けていっているのは、 +腕だけではなかった。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ベアトリス、あなた……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな……待ってください!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫…… + 私の受肉が維持できなくなっただけよ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「魂も、こいつに消化されるわけじゃない。 + 他の魂と一緒に、このまま世界に還って + いくだけ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……後のことはリズに任せるわ。 + カイムのこと、お願いね」 +\endtext + +\text +リズベルに苦笑を浮かべて返す +ベアトリス。 +\endtext + +\text("リズベル") +「駄目です……! + 私だけじゃだめなんです……カイム様には、 + ベアトリスさんがいないと」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム……約束は、守ってね。 + でないと一生許さないから」 +\endtext + +\text("カイム") +「っ……俺、は……」 +\endtext + +\text +目の前で、どんどん姿が見えなく +なっていくベアトリス。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ばいばい。 + 私の大好きな――」 +\endtext + +\text +そして、最後まで言い切る前に +限界を迎えたベアトリスの姿は消える。 +\endtext + +\text("カイム") +「………………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「くっ……もう時間がありません! + カイム様!」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「覚悟を決めよ! + このままでは、なにもかも + 無意味になってしまうぞ!」 +\endtext + +\text +マーガレッタの言葉に、 +カイムは口を固く引き結ぶ。 +\endtext + +\text +今ここで、ためらって、 +再び全てを失うのか。 +\endtext + +\text +それとも…… +\endtext + +\text("カイム") +「……かつての俺には、何のしがらみも、 + 絆もなかった。俺は自分の欲望のために + のみ生きていた」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム、さま……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、リズベルと出会い、魔王軍を + 立ち上げ……気がつけば、俺の後ろには + 多くの部下が……仲間がいた」 +\endtext + +\text +カイムは振り返り、リズベルを……そして、 +彼に付き従う仲間たちを見つめる +\endtext + +\text("カイム") +「俺はもう、自分のことだけを考えるわけ + にはいかない」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺が過ちを犯せば、その所為でかけがえの + 無い仲間が命を落とすかもしれないのだ」 +\endtext + +\text +そして、何かを振り払うようにマントを +翻しながら、決断を口にする。 +\endtext + +\text("カイム") +「ならば、俺は――――」 +\endtext + +\text("???") +「……何かを諦めるというのですか? + あなたらしくありませんね、ディアボリカ + のカイムよ」 +\endtext + +\text +気がつけば、カイムの目の前にいつもと +変わらぬ様子のベルナが姿を見せた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナ……なにをしにきた」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私の望みを叶えに来たのです」 +\endtext + +\text +そう口にするベルナは、どこか楽しげに +すら見えた。 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の、望み……?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「もしかして、それは……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……はい。 + あなた達が微睡みの王を、ここまで + 追い詰めるとは予想できませんでした」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなた達は微睡みの王には勝てない…… + その前提があったために、私はリズベル、 + あなたに不可能だと言いました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、今ならば……危険は伴いますが、 + ベアトリスを助けだせるかもしれません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「本当……ですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「どうすればいい?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「角を依り代にして、微睡みの王の魔力を + 用いて私たちが肉体を生成し……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その肉体に彼女の魂を融合させて、 + 受肉させます」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「できるの? そんなことが……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界の蘇生術では、彼女のように + 元の肉体がほとんど残っていない状態 + からの蘇生は、本来不可能です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それは、魔力の供給量の限界によるもの + です」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「魂の器と成りうる肉体の生成には、 + 膨大な魔力が必要ですが……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「この世界の住人には、それを可能にする + ほど膨大な魔力を持った者はいません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「また、例え魔力を持っていたとしても、 + それを肉体の生成に必要な、極めて高い + 濃度に圧縮する技術がありません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ……いくつも文献をあたりましたが、 + 魔力に関する限界のせいで蘇生に失敗した、 + という例がほとんどでした」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、ここには微睡みの王、という + 無限ともいえるほどの魔力を蓄えた生物が + 存在します」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、魔力を圧縮する技術については、 + 受肉という技術を持った我々がいます」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「だが、お主たちストラクタに、 + ディアボリカであるベアトリスの肉体を + 正しく生成することはできるのか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それについても、本来でしたら大きな問題 + となるところでした」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが……幸いなことに、彼女には角が + 残っていました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ディアボリカの角には、その者の遺伝的 + 情報が高密度に刻まれています」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それが、彼女の肉体を生成するための + 道標になります」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、これは皮肉にも、というべきなの + でしょうが……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ストラクタとディアボリカが、同じ世界で + 生まれた存在であるということは以前 + お話したと思います」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、聞いたぜ。 + でも、それがどう関係するんだ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私たちの記憶の奥底に……なぜか、私たち + の肉体についての情報が残されていた + のです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「おい、でもストラクタといやあ、 + 肉体のない精神体なんだろ? なんで + そんな情報を持ってるんだよ?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私もそれに疑問を抱きました。 + ですが、記憶をいくら掘り返しても、それ + に対する回答は得られませんでした」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そこで、ベルナ様と私は推測しました」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もしかすると……ストラクタも、かつては + ディアボリカのような、肉体を持った種族 + だったのではないか、と」 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「元々、ストラクタとディアボリカはひとつ + の種族だったのかもしれません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「肉体を捨てて精神体になることを + 選んだ者と、肉体を持ったまま生きる者が + 対立し……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「肉体を捨てた者たちが勝利し、肉体を + 持った者たちを世界の外に放逐した」 +\endtext + +\text("カイム") +「それが、ストラクタとディアボリカだと + いうのか……?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「あくまでも推測です。が、そう考えた方が、 + ストラクタがディアボリカをあれほど敵視 + した理由も納得がいきます」 +\endtext + +\text("アグリ") +「そうだな、よその敵相手のケンカより + 内ゲバの方が怖えもんな」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そこで、先ほどの話に戻ります。 + 私たちの中に残されていた肉体の情報は、 + ディアボリカと同じものです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そうであれば、私たちは彼女の肉体を + 生成するのに最も適している、という + 結論に達します」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「前まであれほど憎み合っていた相手が + 実は同じ種族で、しかも蘇るための鍵を + 握ってるなんて……確かに皮肉ね」 +\endtext + +\text("グラス") +「ならば、出来るのか……? + だが、ベアトリスの魂は?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「使うのは、微睡みの王の中に残っている + 彼女の魔力と魂です」 +\endtext + +\text("エル") +「そうか……ベアトリスさん、まだあの中に + いるんですよね!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ただし、それには微睡みの王の中に + ある、ベアトリスの魔力と魂のみを抽出 + する必要があります」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「魂の、抽出ですか……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「崩壊しつつある今の微睡みの王からならば、 + 魂の抽出は困難ではありますが、決して + 不可能ではありません」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ですが、あれが吸収してきた、無数の人々 + の記憶や精神の中から、それを見つけるの + は至難の業」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そう、広大な砂漠の中から、たった一粒の + 砂を見つけるようなものです」 +\endtext + +\text +ベルナは、じっとカイムを見つめて +そう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「……それができるのは、俺だけ、 + ということか」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「彼女と精神的な繋がりを持っている、 + あなたの魔力独占なら、あるいは……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そして、彼女の魂はおそらく微睡みの王の + 中心に近い位置にあると思われます」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「そこまで潜り込み、魂に触れようとする + ならば……逆に微睡みの王に取り込まれて + しまう危険があります」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そんな…… + カイム様を危険に晒すなんて……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふん、その程度のリスクが怖くて + 魔王が務まるか。やるぞ、リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……」 +\endtext + +\text +不安げにカイムを見つめるリズベル。 +だが、その決意の固さを悟り、ベルナに +向き直る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……分かりました。 + ベルナさん、具体的な手順をお願いします」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「カイムには、ベアトリスの魂の抽出を。 + 私とミネルヴァは、ともに肉体の生成を + 行います」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「リズベル、ティーリア、マガヒメ、そして + グラスには微睡みの王の魔力が拡散しない + よう、その制御をお願いします」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんたちが魔力を集めやすいように + するんですね。それでしたら、私たちでも + なんとかなりそうです」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「じゃ、俺達はどうすりゃいい?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「術の行使中、私たちは無防備になって + しまいます。 + ですから……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「落とし子から旦那たちを + 守りゃいいんだな……!」 +\endtext + +\text("ノロ") +「落とし子、ぶっつぶす……!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ……お願いします」 +\endtext + +\text("グラス") +「……貴殿の口から、 + そんな言葉がでるとはな」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ええ……でも、いいわ。 + ストラクタの変化は見ていて + 面白いもの」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様、私たちも微力ではありますが + お手伝いします」 +\endtext + +\text("エル") +「ベアトリスさんのこと、お願いします!」 +\endtext + +\text("カイム") +「……分かっている。 + お前たちこそ、頼むぞ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「任せよ。 + おぬしらには、指一本 + 触れさせぬわ」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……では、始めましょう。 + 説明に時間がかかりました。あれが再生 + してしまう前に、終わらせるのです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……その前に、ひとついいか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なんでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「なぜ、お前は俺を助ける気になった?」 +\endtext + +\text +その問いに、ベルナは答えに窮するでもなく +答える。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「あなたがたは、私たちの操る運命を + 何度も捻じ曲げ、混乱させ……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「最後には、自らの願いを + 勝ち取ってきました」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……そんなあなたたちの行く先を、 + もう少しだけ見てみたいと + 思ったのです」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「私は、あなたがあがいている様を + もっと見たい」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「その傍らには彼女もいたほうが + “面白い”……そうは思いませんか、 + カイム」 +\endtext + +\text +――面白い。 +\endtext + +\text +ベルナの口から出た言葉に、 +カイムは一瞬あっけに取られた。 +\endtext + +\text +そして、哄笑する。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………ク。フハハハハ! + 面白いなど……ククっ、まさか + お前の口からそんな言葉が聞けるとはな」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、確かにそうだな。 + 姉さんがいるほうが、 + 面白くなる……なあ?」 +\endtext + +\text +ニヤリと、獰猛に口の端を吊り上げて、 +カイムはリズベルに向き直る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……面白いかどうかはともかく、 + いないとなにか物足りません」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私、このままじゃあの人に + 負けっぱなしです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、どうか、必ず――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……任せろ」 +\endtext + +\text("カイム") +「……今から迎えに行くぞ、姉さん」 +\endtext + +\text +微睡みの王に向けて、意識を集中させる +カイム。 +\endtext + +\text +カイムの能力である『魔力独占』には +制限時間がある。 +\endtext + +\text +その短い時間の間に、ベアトリスの魔力と魂 +を見つけ出し……抽出しなければならない。 +\endtext + +\text("カイム") +(姉さん、俺だ……! + 今、その檻の中から出してやる……!) +\endtext + +\text +目を閉じ、そして開くと同時に魔力独占を +発動させる。 +\endtext + +\text +その瞬間、カイムの中に膨大な、そして混沌 +とした魔力の奔流が流れこんでくる。 +\endtext + +\text +まるで、嵐の中の濁流をまるごと呑み込む +ようなその感覚に、思わず圧倒されそうに +なるカイム。 +\endtext + +\text("カイム") +(こんなもの……ッ!!) +\endtext + +\text +流れるこむ魔力に抵抗するのではなく、その +流れに身を任せる。 +\endtext + +\text +すると、先ほどと同じように無数の映像が +カイムの頭のなかに流れ込んでいく。 +\endtext + +\text("カイム") +「ぐぅっ……!」 +\endtext + +\text +自身の許容量を超えた魔力を吸収し、 +カイムが呻く。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様……!」 +\endtext + +\text +ティーリアたちとともに、微睡みの王から +流れる魔力を制御しながらリズベルが +叫ぶ。 +\endtext + +\text("グラス") +「今はカイムを信じろ。 + きっと、やってくれる」 +\endtext + +\text +動揺するリズベルに、そばにいたグラスが +頷きかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……そうですよね。 + お願いします、カイム様……ッ!」 +\endtext + +\text +リズベルはカイムから目を離し、再び +自分のなすべきことに集中する。 +\endtext + +\text +カイムはベアトリスを呼んでいた。 +\endtext + +\text("カイム") +(姉さん……どこだ、姉さん……っ!) +\endtext + +\text("カイム") +(みんなが待ってる……来い、姉さん!) +\endtext + +\text +微睡みの王が吸収してきた、無数の魂…… +その記憶が、カイムの中に流れ込む。 +\endtext + +\text +人という存在が抱くことのできる、ありと +あらゆる感情が、カイムの魂を揺さぶる。 +\endtext + +\text("カイム") +(どうした? + お前のかわいい弟が、こんなところまで + 会いに来たのだぞ……どこだ、姉さん!) +\endtext + +\text +すると、遥か先に一筋の光が見えた。 +\endtext + +\text +その光は瞬く間に広がり……カイムを +包み込んだ。 +\endtext + +\text +……………………… +\endtext + +\text +………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text("???") +「カイムは、大きくなったら + 何になりたいの?」 +\endtext + +\text +それは、幼い頃のベアトリスの声。 +\endtext + +\text +気がつけば、カイムはブラム近郊の +野原にいた。 +\endtext + +\text +そこは、姉のベアトリスとともに長い時間を +過ごした場所だ。 +\endtext + +\text("カイム") +「なりたいも何も、ボクはこの国の王に + なるんだ。姉さんだって知ってるくせに」 +\endtext + +\text +自然と、そんな言葉を口にする。 +\endtext + +\text +そう、これはハドスが滅びる日…… +穏やかな日々が終わりを告げる、その +前の日々の記憶だった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふふ、訊いてるのはそんなことじゃ + ないわ」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「親に決められた未来じゃなくて、 + カイム自身が何をしたいか、ってこと」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ボク自身が?」 +\endtext + +\text +ベアトリスは頷くと、 +どこか遠くを見るような目をする。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私は、ずっとカイムと一緒にいたい」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「こうやってそばにいて、 + 他愛もないお喋りをしたり、 + くだらないことで笑い合ったり――」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「寂しくなったら、一緒のベッドで寝たり」 +\endtext + +\text +少し照れながら、そう付け加える +ベアトリス。 +\endtext + +\text +もっと幼い頃は、毎日一緒に寝ていた +ものだが、この頃はその回数も +減ってきていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「一緒にいるなんて、当たり前だろ? + だって、姉さんは俺のお妃様になるん + だから」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うん、そうよね……そう、私はあなたの + 妃になるんだものね」 +\endtext + +\text +だが、そう口にするベアトリスは…… +やがて訪れる運命を、どこか予感している +ようにも見えた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「じゃあ、約束して」 +\endtext + +\text("カイム") +「……約束?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「もし、私がずっと遠いところに行って、 + カイムと離れ離れになったとしても……」 +\endtext + +\text("カイム") +「そんなこと、あるわけないじゃないか」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「だから、これはもしも、の話よ。 + もし、そうなったとしても……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「私に絶対に会いに来てくれる、って。 + 約束して」 +\endtext + +\text +これは、過去に本当にあったことなのか、 +それとも今のカイムとベアトリスの記憶が +作り出した風景なのか。 +\endtext + +\text +だが、そんなことは関係無い。 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ、約束するよ。 + 姉さんに、絶対に会いにいく」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ありがとう、カイム。 + 今のを聞いて、なんだか安心しちゃった」 +\endtext + +\text +見れば、ベアトリスは微笑みながらも、 +その大きな瞳にうっすらと涙を浮かべていた。 +\endtext + +\text("カイム") +「ちょっと姉さん、どうして泣いてるの? + ボク、何かおかしなこと言った――?」 +\endtext + +\text +……………………… +\endtext + +\text +………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +――そう、これは姉さんの声だ。 +\endtext + +\text +私はここにいる……そう伝える、声。 +\endtext + +\text("カイム") +(そうだ……姉さんは諦めたと言っていたが、 + 今のは本心……俺とともに生きてゆきたい + という、心の叫びだ) +\endtext + +\text("カイム") +(もっと奥へ……限界まで手を伸ばせ) +\endtext + +\text("カイム") +(待っているのは、お前の愛する + 姉さんなんだぞ……!) +\endtext + +\text +これ以上伸ばせば、自分という存在が +崩壊してしまう……限界ギリギリまで、 +カイムは微睡みの王の中に入り込んでいた。 +\endtext + +\text +その中心近く……周囲の記憶が次々と流れ、 +漏れ出してゆく中でも、じっと留まる光が +あった。 +\endtext + +\text +不安げに揺らぎながらも……近づいてくる +カイムの存在に気づいたのか、カイムに +向けて光の糸を伸ばしてくる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……あのときの約束、今ここで果たすぞ」 +\endtext + +\text +――どんなことがあっても。 +必ず、会いに来る。 +\endtext + +\text +そして、もう二度と手放したりはしない。 +\endtext + +\text("カイム") +「悪いな、微睡みの王…… + 姉さんだけは、俺に返してもらう!」 +\endtext + +\text +その瞬間、微睡みの王から、 +魔力が一気に溢れ出した。 +\endtext + +\text +カイムの腕の中には、 +半透明のベアトリスの姿があった。 +これが、彼女の魂なのだ +\endtext + +\text("マガヒメ") +「やったわね、カイム! + じゃあ後は……」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ええ。 + では、受肉をはじめます」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「了解」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お願いです……どうか、成功して!」 +\endtext + +\text +微睡みの王は、最後の抵抗とばかりに +落とし子をカイムへと向ける。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「いかん……!」 +\endtext + +\text +カイムのすぐ側にいたマーガレッタが叫ぶ。 +\endtext + +\text +だが、それより速く。 +カイムはありったけの力を、 +魔力独占に注ぎ込む。 +\endtext + +\text("カイム") +「もう終わりだ、微睡みの王よ」 +\endtext + +\text +ユメクイが、キラムシが、殺到する。 +\endtext + +\text +この空間すべての魔力を、掌握したカイムの +元へと。 +\endtext + +\text("カイム") +「……その魔力、俺が無に還してやろう」 +\endtext + +\text +元より存在していた魔力も、微睡みの王の +魔力も――なにもかもを奪いつくす……! +\endtext + +\text("カイム") +「この世界に、貴様の居場所はないと + 知れ――!」 +\endtext + +\text +大量の魔力が漏れだし、その上ベルナたちが +ベアトリスの肉体を作るためにさらに魔力を +引き出された微睡みの王。 +\endtext + +\text +哀れな肉塊は、カイムの魔力独占に +為す術もなく魔力を奪われていく。 +\endtext + +\text +その魔力はカイムに吸収され、 +吸収された魔力は魔力独占へと +つぎ込まれていく。 +\endtext + +\text +外気へと還元される余分などあるはずもない。 +魔力は消えていき…… +\endtext + +\text +微睡みの王もまた、魔力を失えば肉体を +維持することも出来ないのだろう。 +\endtext + +\text +その巨体に亀裂が走り、魔力はもれ出て、 +そうして―― +\endtext + +\text +音もなく、その巨体が内側から弾け飛ぶ。 +\endtext + +\text +光とともに、膨大な魔力が一瞬にして +大空洞に満ちていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「…………」 +\endtext + +\text +視界が、ゆっくりと回復する。 +\endtext + +\text +カイムは神経を研ぎ澄ませ、 +気を緩めない。 +\endtext + +\text +カイムの……魔王軍の目に映るのは大空洞。 +彼の巨体も、落とし子の姿も、そこにはない。 +\endtext + +\text +空間に満ちた魔力が、 +彼らを包み込んでいるだけで―― +\endtext + +\text +微睡みの王の姿は肉片の欠片すら、なかった。 +\endtext + +\text("エル") +「お、終わった……倒しました……?」 +\endtext + +\text +その意味するところを理解しても、 +誰ひとり警戒を解けないでいる。 +\endtext + +\text +不安げに、周囲に目を配らせるエルに +カイムはにやりと笑みを浮かべて見せる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そのようだな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ……さすがに、 + 今回ばかりはどうなるかと思ったが」 +\endtext + +\text +そんなふたりの言葉に、エルが脱力して +ぺたんとその場に座り込む。 +\endtext + +\text +そして、少しずつ“実感”が、 +広がっていった。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「案外なんとかなるもんだなぁ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「疲れた……腹、減った」 +\endtext + +\text("アグリ") +「お前はいつものことだろ」 +\endtext + +\text +最大の敵を打ち倒した安堵から、 +口々に言葉が漏れる。 +\endtext + +\text +そんな中、ティーリアが真っ先に +気がついた。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「この魔力……」 +\endtext + +\text +微睡みの王から溢れた魔力が、 +少しずつ薄れていっていることに。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「全部、大地に還っていく……」 +\endtext + +\text +洞窟の壁に浸透していく魔力に、 +マガヒメが目を見開く。 +\endtext + +\text +そして、その影響からなのか。 +\endtext + +\text +地上から伸びてきたのだろう木の根が、 +岩壁の隙間を縫って――さらには草花の +芽まで芽吹き始めていた。 +\endtext + +\text +そんな様子を見て、グラスがぽつりと +感嘆の言葉をこぼす。 +\endtext + +\text("グラス") +「この魔力が、ニルトを肥沃な地に + 変えたのか……」 +\endtext + +\text +それは、微睡みの王を倒したという +確かな証でもあった。 +\endtext + +\text +だが、まだ勝利を手にしたわけではない。 +\endtext + +\text +敵を倒し、国を守っただけでは、 +真の勝利とはいえなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさん!」 +\endtext + +\text +リズベルは、そんな光景に目もくれずに +ベルナたちのもとに駆け寄った。 +\endtext + +\text("カイム") +「ベルナ、姉さんは……!?」 +\endtext + +\text +カイムもまた、ベルナの……ベアトリスの +もとに駆け寄る。 +\endtext + +\text +地面に横たわるベアトリス。 +\endtext + +\text +だが、その瞼は開かない。 +身じろぎひとつ、ない。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……目を覚ましませんね」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「そんな……失敗した……?」 +\endtext + +\text +そんな、ミネルヴァの言葉がリズベルの +心に深く深く突き刺さる。 +\endtext + +\text +失敗だなんて、そんなはずはない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ベアトリスさん、 + 目を覚ましてください……」 +\endtext + +\text +血が通っていない、冷たいベアトリスの +手をぎゅっと握る。 +\endtext + +\text +こんな冷たい手が、握り返して +くるはずがない――理解していても力を +こめずにはいられなかった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「嫌ですよ、こんなところで + 死ぬなんて……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……私、ずっとベアトリスさんに + 憧れてたんですよ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「綺麗で、かっこよくて……! + 私がベアトリスさんみたいな女性だったら、 + どれだけカイム様が喜んだかな、って……」 +\endtext + +\text +――ぽつ、とベアトリスの手に涙が落ちる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……リズベル」 +\endtext + +\text("リズベル") +「起きて……起きて、ください……」 +\endtext + +\text +こんなのは、嫌だ。 +\endtext + +\text +疑いもしたし、疎ましく思うこともあった。 +いなくなればいいのにとも考えたこともある。 +\endtext + +\text +だが、今は違う。 +居てほしい。この人も居てもらわないと嫌だ。 +\endtext + +\text +ぽろぽろと、リズベルの目じりから +涙が落ちていく。 +\endtext + +\text +そうして濡れてしまった、頬に。 +\endtext + +\text +ぴと――と冷たい手のひらが、添えられた。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……んふふ。リズの泣き顔って + 可愛い」 +\endtext + +\text +そして、聞きなれた声が。 +今、一番聞きたかった声が、リズベルの +耳に届いた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ふぇ? + 目、覚めて……」 +\endtext + +\text +その声に、リズベルは頭が +真っ白になってしまった。 +\endtext + +\text +握っていたベアトリスの手が、 +暖かくなっていく。 +\endtext + +\text +涙で潤んだ視界には確かに、 +ベアトリスの微笑みが映っている。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そりゃあ、あそこまで華麗に + 泣かれると起き辛いわな」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ」 +\endtext + +\text +そんなリズベルの背後で、 +苦笑を浮かべてるカイムとマーガレッタ +にますます混乱していくリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……え……?」 +\endtext + +\text +よくよく見れば、泣いているのは +自分ひとりで。 +\endtext + +\text +ミネルヴァとベルナ以外は苦笑したり、 +あるいは嬉しそうに微笑んでいる者ばかりで。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……皆、気がついてたぜ?」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、あんなことを言った + ミネルヴァが悪いな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私のせいですか!?」 +\endtext + +\text +それまでの悲しみとか、涙とかが、 +急速に引っ込んでいく。 +\endtext + +\text +つまりはそういうことで。 +理解した瞬間、リズベルの顔は +耳まで赤くなっていった。 +\endtext + +\text("リズベル") +「あわ……わ……私の、 + はやとちり……?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「うふふふ。 + ほらほら、今度は姉さんの自慢の + 胸で泣きなさい♪」 +\endtext + +\text("リズベル") +「むぐーーーーっ!?」 +\endtext + +\text +そして、憎たらしいほど豊かな胸によって、 +それすら吹き飛んだ。 +\endtext + +\text +そこにいるのは、これまでとなにも +変わっていないベアトリスだ。 +\endtext + +\text +カイムは安心したように、 +ベアトリに微笑みかける。 +\endtext + +\text("カイム") +「ふ……まあ、なんだ。 + もう、大丈夫なんだな?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……うん。 + でも、あんなこと言ってこれじゃあ + カッコがつかないじゃない」 +\endtext + +\text +照れくさそうに、そしてどこか嬉しそうに +ベアトリスは言う。 +\endtext + +\text("リズベル") +「むぐ……う……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……リズベルさんが窒息しますよ?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「大丈夫?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ぷはっ……はっ…… + 命の恩人になんてことするんですか!」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……ん。ありがとう、リズ。 + 私を救ってくれて」 +\endtext + +\text("リズベル") +「…………」 +\endtext + +\text +――どんなに怒っても、この人はこれだから +困るんです。 +\endtext + +\text +そんな内心はおくびにも出さない。 +腹が立つほど大きな胸も、抱きしめられた +感触も、本物だ。 +\endtext + +\text +ベアトリスは、確かにここにいる。 +それだけでなにもかもよくなる。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「みんなも。 + おかげで、またカイムと会えたわ」 +\endtext + +\text("グラス") +「礼を言われるようなことではない。 + 仲間として、当然のことだ」 +\endtext + +\text +グラスのその言葉に、皆が頷く。 +\endtext + +\text +それが、なによりも嬉しかった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「仲間、か……うふふ」 +\endtext + +\text +リズベルを抱きしめて、嬉しそうに +微笑んでいるベアトリス。 +\endtext + +\text +その微笑ましい様子に、ふとエルは +思い至った。 +\endtext + +\text("エル") +「ベアトリスさんも無事…… + 微睡みの王も倒して…… + ということは完全勝利ですか!?」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「急にどうしたのです?」 +\endtext + +\text("エル") +「だって、勝ったんですよ! + あのでっかいのに!」 +\endtext + +\text +ただ、勝ったのではない。 +\endtext + +\text +ハドスを……ニルトを守り抜き、 +そして大切な仲間も守り抜いた。 +\endtext + +\text +ぬか喜びでも、半端な勝利でもない。 +エルの言葉通り、完全勝利だ。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「言われてみれば、ねぇ…… + ふふ。信じられないわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「信じられなくともそれが真実だ。 + これで、全ての決着がついた」 +\endtext + +\text("エル") +「やりましたー!」 +\endtext + +\text +そんなカイムの言葉に、いの一番に +エルが雄たけびを上げる。 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおおおおお! + やったぜぇぇぇぇぇ!!」 +\endtext + +\text +歓喜は伝播し、大きくなって、 +咆哮とともにこの大空洞を震わせる。 +\endtext + +\text +アグリのように雄たけびを上げるものも +いれば、元女王たちは抱き合い―― +\endtext + +\text +ベルナまでも、穏やかな笑みを浮かべている。 +\endtext + +\text +この結末に、喜ばない者など +ここには誰ひとりとしていないのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ふふ。 + カイム様、これはまた宴を + 開いたほうがいいのでは?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + よし、迷宮に帰還し、祝勝会と + しゃれ込むぞ!」 +\endtext + +\text +カイムの号令に、魔物達が咆哮でもって +応える。 +\endtext + +\text +討つべき敵を倒したのであれば、 +もはやここには長居は無用だ。 +\endtext + +\text +あとは、この内から溢れる喜びを +分かち合い、騒ぎ立てるだけだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +――ベアトリスは、本来ならここには +いないはずだった。 +\endtext + +\text +どんな道を選んでいたとしても、 +遅かれ早かれ、微睡みの王と…… +ニルトとともに消え去るはずの運命だった。 +\endtext + +\text("カイム") +「どうした、姉さん?」 +\endtext + +\text +そんな運命を変えてくれた人は、 +いつもと変わらない様子でベアトリスに +問いかける。 +\endtext + +\text +ふいに、視界が潤む。 +\endtext + +\text +心残りはない。 +そんな気持ちは、嘘っぱちだ。 +\endtext + +\text +だって、今こうして一緒にいられる +ことが、幸せでたまらないのだから。 +\endtext + +\text +だから、泣いてしまわないように +精一杯、微笑んでこう言うのだ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ううん……ただいま、カイム」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ああ、おかえり、姉さん」 +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_24_01.txt b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_24_01.txt new file mode 100644 index 0000000..21d210b --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/MwbExtractor/moacode/04_トゥルー_24_01.txt @@ -0,0 +1,2632 @@ +\setgamedatatitle("トゥルーエンド") + +\text +――微睡みの王がもたらすものは破滅だけだ。 +\endtext + +\text +その恵みも、繁栄もやがて来る +“捕食”のための準備でしかない。 +\endtext + +\text +一夜にして、文明は滅ぶ。 +かつてのニルト……テスタがそうであった +ように。 +\endtext + +\text +今のニルトも、滅びさる。 +\endtext + +\text +――そのはずだった。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……ふむ」 +\endtext + +\text +しかし、現実は今ギュンターの目に +映っている通りだった。 +\endtext + +\text +窓の外には、青々とした空が広がっている。 +\endtext + +\text +穏やかな日差しの下にあるのは、 +雪がとけ、緑葉に包まれたバラートホルンだ。 +\endtext + +\text +そこには、雪と氷に閉ざされていた頃の +面影はまるでない。 +\endtext + +\text +ここは本当にあのキロスだったのか、 +と疑ってしまうほどだ。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「微睡みの王が蓄えていた膨大な魔力……」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それが、倒されたことでニルト全域に + 流れ込み……キロスはこうなったのか」 +\endtext + +\text +微睡みの王が、最期に +ニルト地方にもたらしたもの。 +\endtext + +\text +それは、滅びとは逆のものだった。 +\endtext + +\text +大空洞がそうであったように。 +ニルト全土に恵みをもたらした。 +\endtext + +\text +微睡みの王は、たった一晩で +冬の国を、春の国に変えたのだ。 +\endtext + +\text("グラス") +「ベアトリスが言うにはそうらしいな」 +\endtext + +\text +グラスは化粧の最中に、そう口を開いた。 +\endtext + +\text("グラス") +「捕食のためにニルトを不毛の地から + 肥沃な地に変えたのだから、 + これくらい起きてもおかしくないだろう」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……だとしても、目が覚めたら冬が + 終わっていたのです。 + 誰でも、驚きますよ」 +\endtext + +\text("グラス") +「うむ。冬眠から目を覚ました熊の + 気分がわかった気がする」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「はあ……他国も同様に恩恵を + 受けたと聞きましたが」 +\endtext + +\text("グラス") +「真上のルザリオは大変だったらしい。 + アルダの森がジャングルに + なっていたそうだ」 +\endtext + +\text("侍女") +「動かないでください、グラス様」 +\endtext + +\text("グラス") +「む……すまん」 +\endtext + +\text +グラスは化粧こそしてはいるものの、 +それは侍女にやってもらっているのである。 +\endtext + +\text +彼女本人のそういったスキルはゼロであり、 +してもらっている側としては +おとなしく従うほかない。 +\endtext + +\text +ただし、文句は別であるとばかりに +グラスが口を尖らせる。 +\endtext + +\text("グラス") +「……この化粧は必要なのか?」 +\endtext + +\text("侍女") +「カイム様の晴れ舞台なのでしょう? + でしたら、グラス様もおめかし + しなければいけません」 +\endtext + +\text("侍女") +「よいですか? + 王妃の最たる勤めとは、妻と同じ。 + 夫を立てることです」 +\endtext + +\text("グラス") +「……ふむ」 +\endtext + +\text("侍女") +「まして、今日はお側にいることで + それをしなければいけないのですよ?」 +\endtext + +\text("侍女") +「ただお側に立つだけで殿方を + 引き立たせるには、美しくなければ + なりません」 +\endtext + +\text("侍女") +「カイム様でも気づけるように……かつ、 + 不自然に目立たぬようにお上品に + 仕上げるつもりですので」 +\endtext + +\text("侍女") +「さあ、グラス様、口紅を塗ります…… + 優しく、してあげますからね」 +\endtext + +\text("グラス") +「……それは嫌いだ。 + というか、それくらい自分で……」 +\endtext + +\text("侍女") +「なにを言っているのです。 + これもまた侍女の務め…… + 抵抗は無駄なのです……!」 +\endtext + +\text("グラス") +「ギュンター、私を助けてくれ。 + ピンチだ……むぐ、んむぅぅ」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「それもまたカイム殿のため。 + 耐え忍ぶのです」 +\endtext + +\text +というより、そこに口を挟む余地は +ないだろうことをギュンターは理解している。 +\endtext + +\text +侍女に『これは女の戦いですので司令は +黙ってください』と言われるのがオチだ。 +\endtext + +\text +つまるところ、ギュンターは窓の外を +見るくらいしかすることがないのだった。 +\endtext + +\text +――それもまた、悪いことではない。 +\endtext + +\text +微睡みの王は倒され、 +グラスは無事に戻ってきた。 +\endtext + +\text +それから、数ヶ月。 +この平穏は、ニルトに平和が戻ってきた +証なのだ。 +\endtext + +\text("侍女") +「司令、グラス様の用意ができました。 + ほら、どうです?」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……よくお似合いです。 + カイム殿も、褒めてくださるでしょう」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうか……? + それなら、いいのだが……ふふ」 +\endtext + +\text +城の外……バラートホルンは、 +暖かな日差しに包まれている。 +\endtext + +\text +肌を撫でる風は、さぞ心地よいことだろう。 +この日ほど“宣言”するにふさわしい日は +ない。 +\endtext + +\text("ギュンター") +「……それでは、 + ハドスまで馬車を出しましょう。 + 今日は、よい日差しですから」 +\endtext + +\text("グラス") +「そうだな。 + ギュンターに任せる」 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +今日という日は、ハドスにとって +大切な一日だ。 +\endtext + +\text +統一国家、ハドスの建国を宣言する +大切な一日……建国記念日なのだ。 +\endtext + +\text +この日のために東奔西走し、各国から +信頼を勝ち取ったリズベルはこの日も +仕事漬けなのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ミネルヴァさん、先日、シュカの移転 + ゲートで不具合が起きたと + 報告がありましたが……」 +\endtext + +\text +移転ゲート……この日のために用意した、 +ストラクタの“転移”を応用して、 +ベルナが作り上げた門。 +\endtext + +\text +これで、ハドスとルザリオ、シュカ、キロス +の4カ国の移動が瞬時に済む。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「解決済みです」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ありがとうございます。 + 今後も細心の注意をお願いします」 +\endtext + +\text("リズベル") +「渡航者がこちらに転移する際に + 事故なんて起きたら……」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「承知しています」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ、ノロさん、その幻像石はもう少し + 玉座から離して……そこです、そこ」 +\endtext + +\text +頭を使うのがリズベルの役目なら、 +肉体労働は男の仕事だった。 +\endtext + +\text +ノロは身の丈もある幻像石を +玉座に運び込む。 +\endtext + +\text +その表情は、どことなく浮かない。 +\endtext + +\text("ノロ") +「重い…………死ぬ……」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ちくしょう……俺も祭りにいきてぇ……。 + 今日は祝祭だろ? + なんで仕事なんか……」 +\endtext + +\text +その後ろから、スパッキオとともに +幻像石をもってきたアグリが愚痴をこぼす。 +\endtext + +\text +ハドス再興の宣言式。 +そのために、国をあげての祝祭がこの迷宮の +真上で催されている。 +\endtext + +\text +だが、その当事者たる魔王軍は +準備もあって楽しむ余裕など全くない。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「諦めろ。考えるな。 + 無心に仕事をこなそうぜ……」 +\endtext + +\text +アグリやノロと違ってもはや諦めの境地に +あるスパッキオは諭すように言う。 +\endtext + +\text +そんな彼らに、リズベルは微笑みかける。 +\endtext + +\text("リズベル") +「これが終わったら、時間までなら + 自由にして構いませんよ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………!!」 +\endtext + +\text("アグリ") +「うおっしゃあああ!」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「どんだけ遊びたいんだよ……」 +\endtext + +\text +――頑張ってもらった分、ご褒美は +必要ですもんね。 +\endtext + +\text +彼らの分のお給金にボーナスを +加算するとして、どれくらいだろうかと +考え始めたときだった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ただいまー。 + 他の都市にも幻像石、おいてきたわよ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text +ベアトリスと、 +マーガレッタがなにやら気まずそうな表情を +浮かべてやってきた。 +\endtext + +\text("リズベル") +「お疲れ様です」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「後はちゃんと動いてくれるか + だけどねぇ……」 +\endtext + +\text +身の丈ほどもある巨大な幻像石を、 +ベアトリスはこつこつと叩く。 +\endtext + +\text +世に出回っている幻像石は、 +これを小さく砕いて加工したものだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「それの選定はカイム様自らしました。 + あの人、幻像石については私よりも + 詳しいので……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ふぅん、それなら心配はいらないわね」 +\endtext + +\text +さすがにここまで巨大な幻像石は +見たことがないのだろう。 +\endtext + +\text +興味津々と言った様子で、 +ベアトリスは幻像石をぺたぺた触っている。 +\endtext + +\text +そんな彼女を、リズベルはちらっと +横目に見る。 +\endtext + +\text +ベルナのおかげで新たな肉体で +受肉したベアトリス。 +\endtext + +\text +微睡みの王討伐から数ヶ月。 +\endtext + +\text +ベアトリスは消えることもなく、 +新たな肉体にも問題はないという。 +\endtext + +\text +そのことに、リズベルは安堵を覚える。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「どうしたの?」 +\endtext + +\text +リズベルの視線に気がついて、 +小首をかしげるベアトリス。 +\endtext + +\text +きっと、今思っていることを口にすれば +この人は全力でからかってくるに違いない。 +\endtext + +\text +だから笑ってごまかして、 +視線をマーガレッタへと移した。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いえ、なんでもありません、 + マーガレッタさん、 + 警備のほうはどうですか?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「今のところ、問題はない。 + 他国からの渡航者は魔物どもに + 驚いてはいるがの」 +\endtext + +\text +魔物と人間、亜人種が共存している国など、 +世界広しといえどこのハドスだけだから、 +仕方のないことだ。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それと、ゲートの兵からの報告で + ティーリアらとグラスは + すでにこちらに来ておるそうじゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……では、マガヒメさんは?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ、シュカの王宮に戻っておると + ホンジュから聞いた。 + 迎えを送っておいたぞ」 +\endtext + +\text +面倒くさい、と仕事を投げ出し +雲隠れ中のマガヒメにため息が出る。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……せめて式だけでも、 + 顔を出してほしいものですが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それなら心配はいるまいて」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あれも年頃の娘じゃ。 + 今まで抑えておった地の部分が + 出てきたんじゃろうな」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「まして、平和になったのなら + それも仕方ないこと」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そのうち、落ち着いたよい女に + なるじゃろう」 +\endtext + +\text +言葉づかいのせいか、孫を見守る +おばあちゃんといった様子のマーガレッタ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……マーガレッタさんだって、 + 年頃の女性では?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「そこはほれ、この5年の間に + いろいろあったからの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ、分かってますよ。 + ……だというのに、マガヒメさんといい + カイム様といい、どうしてもっと……」 +\endtext + +\text +ぶつぶつと愚痴り始めるリズベル。 +\endtext + +\text +――うむ。これはまずいな、と +マーガレッタは早々に判断する。 +\endtext + +\text +こちらに飛び火しては、 +たまったものではない。 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……いかんな。これは早急に逃げねば……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです……カイム様で思い出しました。 + マーガレッタさん、カイム様は? + 連れてくるようにお願いしたはずですが」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……………………それがな、リズベル。 + 聞いても怒るでないぞ? + 私のせいではないからな?」 +\endtext + +\text +一応、とばかりに念を押すマーガレッタ。 +すでにリズベルの表情から感情が +消し飛んでいるのは言うまでもない。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……なんですか」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「う、うむ。 + ……カイムが部屋におらんのじゃ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「服も財布もなくての…… + いや、私がついた時にはもうもぬけの + 空じゃった、うむ」 +\endtext + +\text +そして。 +トドメの言葉をミネルヴァが口にする。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……カイム様なら、さきほど + 外に出て行くのを見かけましたが」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なぜ、止めなかったんですかー!」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「もうしわ……」 +\endtext + +\text +絶叫とともに、リズベルは走り出す。 +カイムを連れ戻すために。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text +やっぱり止めるべきだった、と +ミネルヴァはしゅんと肩を落とす。 +\endtext + +\text +カイムにもなにか用事があるかもしれない、 +そう思ってのことだったが裏目に +出てしまった。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「ていうか、カイムの性格考えれば + リハなんて逃げるに決まってるでしょうに」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「申し訳ありません……止めるべきでした」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「いいのいいの。 + それより、ミネルヴァに頼みたいことが + あるんだけど、いい?」 +\endtext + +\text +そう言って、ミネルヴァに耳打ちする +ベアトリス。 +\endtext + +\text +そうして頼まれたことは、 +彼女のことを考えると意外なことだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +ノックをしても返事のない玉座の間に、 +ホンジュは足を踏み入れる。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「マガヒメ様、お迎えにあがりま……」 +\endtext + +\text +――した、と言い切る前にホンジュは +ため息をついた。 +\endtext + +\text +予想どおり、マガヒメの姿がないことに。 +\endtext + +\text +午前中は確かにここにいたはずなのだが。 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「……逃げられたか?」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「宮内にはいるだろ」 +\endtext + +\text +マーガレッタの命でマガヒメを向かえに +きたというゴブリンも玉座を覗き込む。 +\endtext + +\text +迎えが来たことを勘付いたのだろうか。 +もぬけの殻だ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「リズベル様の命令どおり、 + 裏門にも私室にも兵を置いてるんだ。 + 隠れることも逃げることもできねえだろ」 +\endtext + +\text +奔放なマガヒメに呆れつつも、 +念のためにとホンジュは奥へと進む。 +\endtext + +\text +ふとホンジュは、玉座に砂糖菓子がこぼれて +いることに気がつく。 +\endtext + +\text +それが玉座の後ろまで続いている。 +どうやら、自分たちに気がついて +慌ててそこに隠れたようだ。 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「ここで飲み食いはしないようにと、 + 言ったはずです……玉座の裏に + 隠れているマガヒメ様」 +\endtext + +\text +ホンジュの言葉に、 +けだるそうな表情をしてマガヒメは +姿を見せた。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「………………なんでバレるの」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「それだけこぼしてたら、 + ばれて当然でしょう」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………というか、やけに見張りが + 多いのはホンジュのせいなのね」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「……あなたが逃げるから、 + リズベル様がそうしろと + 命じたのだが」 +\endtext + +\text +職務放棄した数はもはや +カイムに負けず劣らずのマガヒメ。 +\endtext + +\text +その無責任っぷりに、魔物たちすら +あきれ返っているのだが…… +\endtext + +\text("マガヒメ") +「リズベルのやつ……ちょっと仕事 + サボっただけじゃない」 +\endtext + +\text +……と、当の本人は頬を膨らませる。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「カイムだってよくサボってるし……。 + 私にだけ厳しくないかしら」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「だいたい、式に出ないなんて + 一言も言ってないんだから + 迎えまで寄越さなくてもねぇ」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「……予行練習には出ないけど」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「だから迎えが来たんでしょうな」 +\endtext + +\text("ゴブリン") +「そういうことだ。行くぞ」 +\endtext + +\text +逃げ道も逃げ場所も押さえられ、 +マガヒメはようやく観念したように +ため息をつく。 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「しかたないわねぇ……。 + ホンジュ、留守をお願いね」 +\endtext + +\text("ホンジュ") +「はっ、気をつけて」 +\endtext + +\text +魔王に敗北する前の彼女なら、 +決して言わなかったであろう言葉。 +\endtext + +\text +それにホンジュはかすかな嬉しさを覚えつつ、 +マガヒメの背を見送ったのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text +今日が祝祭というのもあってハドスの中心地、 +ブラムは喧騒に包まれていた。 +\endtext + +\text +ブラムだけではない。 +ほかの街も、ルザリオもシュカもキロス。 +ハドス領内はお祭り騒ぎだ。 +\endtext + +\text +ブラムは、その中でも一際華やかに、 +派手に、この日を楽しんでいた。 +\endtext + +\text("店主") +「エルフの嬢ちゃんも1本どうだい? + 安くしとくよ!」 +\endtext + +\text("エル") +「もぐっ、むぐはふもふっ!」 +\endtext + +\text("店主") +「はい、おまちどう!」 +\endtext + +\text("エル") +「ふももっ」 +\endtext + +\text +口にフランクフルトをくわえつつ、 +さらに焼き芋を買うエル。 +\endtext + +\text +彼女の両手はまだ封すら切っていない +いくつもの屋台の食べ物で埋まっているのだ。 +\endtext + +\text +食欲――という点では、この祝祭を +一番楽しんでいるのはエルだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ありがとうございます」 +\endtext + +\text +そんなエルの代わりにティーリアが +お代を払う。 +\endtext + +\text +すでにエルの財布はからっけつ。 +とっくに食費で吹き飛んでいる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「とても盛り上がっていますわね」 +\endtext + +\text +ルザリオも同じように祭を開き、 +賑わっているがこれほどの活況ではない。 +\endtext + +\text +さすがに、祝祭の中心たるハドスの都市群 +は熱の入りようが違う。 +\endtext + +\text("店主") +「そらそうさ。 + 前のパレードは地震のせいで + 中止になっちまったからなぁ」 +\endtext + +\text("店主") +「そのやり直しって意味もあるし、 + なにより今日ほど喜ばしい日は + ねえさ」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「ふふ。ええ、私もそう思います」 +\endtext + +\text +そうして、話している間にも新たな獲物を +発見したエルは両手がふさがったまま、 +器用にフランクフルトを完食すると―― +\endtext + +\text("エル") +「もぐっ、ゴキュッ。 + はふぅ……ティーリア様、 + つぎはあそこのお店に行きましょう!」 +\endtext + +\text +――と、提案しつつ手に持った食べ物の +封を切る。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「駄目よ。これ以上寄り道すると + 本当に遅れてしまうわ」 +\endtext + +\text("エル") +「うう、3色わたあめぇ……」 +\endtext + +\text +これでも、二時間前にハドスに +到着していた二人。 +\endtext + +\text +いまだブラムでうろついている理由は、 +エルの底なしの食欲に付き合っているからだ。 +\endtext + +\text +だが、そのおかげかもしれない。 +リズベルがティーリアたちを見つけることが +できたのは。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ティーリアさん、エルさん! + ちょうどいいところに……!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「リズベルさん? どうかしま……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、見かけませんでしたか!?」 +\endtext + +\text +言葉をさえぎって、リズベルが詰め寄る。 +\endtext + +\text +ティーリアとエルは目をしばたたかせて、 +次に顔を見合わせる。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「さあ……エル?」 +\endtext + +\text("エル") +「いえ、私も……。 + カイム様になにかありましたか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「この大事なときに、またフラっと + いなくなったんですよ!」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……」 +\endtext + +\text("エル") +「平常運転ですね、カイム様は」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベアトリスさんですら自重して、 + 迷宮で大人しくしているのに……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お二人も時間までには、 + 迷宮に戻ってくださいね!」 +\endtext + +\text +言うだけいうと、リズベルは走り去っていく。 +\endtext + +\text +きっと、カイムを探しに行ったのだろう。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「……リズベルさんも相変わらずね」 +\endtext + +\text("エル") +「そうですねー」 +\endtext + +\text +三国を統一して、 +微睡みの王を倒しても。 +\endtext + +\text +なにひとつ変わっていない二人に、 +二人は笑いあうのだった。 +\endtext + +\text +そして―― +\endtext + +\text("女性店員") +「カイム様、もういっぱいいかがですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「おう、注げ注げ! + 今日は良き日だ。この店の客、 + 全員分くらい俺がおごってやる!」 +\endtext + +\text("女性客1") +「やったあ♪ + それじゃあ、私はこれとこれと……」 +\endtext + +\text +――ブラムの一角にある酒場で、 +盛大に酒盛りが行われていた。 +\endtext + +\text +その主役は当然、カイムだ。 +\endtext + +\text("女性店員") +「でも、本当によろしいのですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「構わん。今日くらいは盛大にぱーっと + 騒がねばな」 +\endtext + +\text("女性客2") +「ふふ、注いであげますわよ。 + カイム様♪」 +\endtext + +\text +言いつつ、カイムはぐびぐびと酒を +飲み干していく。 +\endtext + +\text +街中でナンパした何人もの +女性をはべらせて、だ。 +\endtext + +\text("男性客") +「ははは。 + 魔王になっても相変わらずじゃねえか、 + カイム――うげっ!?」 +\endtext + +\text +酔っ払いのひとりが、 +その存在に気がついた。 +\endtext + +\text +いつから、そこにいたのか。 +今さっきかもしれないし、ずっとそこに +いたのかもしれない。 +\endtext + +\text +とにかく、“彼女”がこの店にやってきたのは +カイムがここにいると聞きつけたからだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……………………」 +\endtext + +\text +ぐいぐいと酒を煽るカイムは、 +当然彼女の存在に気がついていない。 +\endtext + +\text +額に青筋をたてた無表情のリズベルが、 +じーっとカイムを見ていることに。 +\endtext + +\text("カイム") +「フフフ、ところでこの後、 + 時間はあるか?」 +\endtext + +\text("女性客3") +「この後ぉ~? + んふふ、どうしようかなぁ……」 +\endtext + +\text("女性客4") +「私はいいよ~? + 朝まで付き合ってあげちゃう」 +\endtext + +\text("女性店員") +「私は仕事がある……あ」 +\endtext + +\text("カイム") +「仕事などいいではないか。 + 魔王に抱かれた方がよほど有意義だろう」 +\endtext + +\text("女性店員") +「あっ、待ってください、魔王さまっ…… + 後ろ……っ」 +\endtext + +\text("女性客5") +「後ろ……あ……」 +\endtext + +\text +気づいた者から、どんどんと顔が +青ざめていく。 +\endtext + +\text +彼らは理解しているのだ。 +\endtext + +\text +国を治めているのがカイムである。 +\endtext + +\text +そのカイムに首輪をかけているのは、 +ほかならぬリズベルであることを。 +\endtext + +\text("カイム") +「後ろか……ほう。 + つまりお前はこっちの穴のほうが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「――お取り込み中、失礼します」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? リズベルか。 + お前も飲みに来たのか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「お楽しみのようですね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ。見れば分かるだろう? + 実に楽しい」 +\endtext + +\text +殴ってしまいたい。 +そんな衝動をぐっと我慢するリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様、戻りましょうか。 + この後の予定が詰まっていますよ?」 +\endtext + +\text +努めて冷静に、リズベルは進言する。 +\endtext + +\text +彼女の怒りはすでに沸点をこえ、 +蒸発する勢いなのだが、 +酒に酔ったカイムがそれに気づくはずもない。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。宿をとれ。 + いや、迷宮に空き部屋があるな…… + そこでどうだ?」 +\endtext + +\text("女性客6") +「それは、その嬉しいですが……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様?」 +\endtext + +\text +にっこり笑って、優しい声音のリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様の“初めて”が + どんなものだったのか皆さんにも + 知ってもらいませんか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ほう……新手のプレイか? + いいぞ、お前の“初めて”は――ん? + 俺の、と言ったか?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様のとても、大事なものは + 薬を盛られたあげく、名も分からない + 中年じょ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まていっ! なぜ、それをここで話す! + というかなぜ知っている!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ベルナさんに話そうとしていたでしょう? + 話の流れからそうではないかと、 + 思ったのですが……」 +\endtext + +\text +哀れみの視線をカイムに向けるリズベル。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……まさか、本当なのですか? + 中年のじょ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「わかった。戻る。 + だから、それは口にするな……頼む」 +\endtext + +\text("リズベル") +「分かればよろしいのです。うふふ」 +\endtext + +\text +――リズベルは敵に回してはいけない。 +\endtext + +\text +満場一致で、店内にいた全員が +同じ感想を抱いた。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そういうわけで、戻る。 + 全員、勘定は俺につけるがいい…… + 魔王に二言はないからな」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……経費では落としませんからね」 +\endtext + +\text +そして、首輪をつけられた犬よろしく、 +カイムはリズベルに引きずられて迷宮へと +連れ戻されるのだった。 +\endtext + +\text +…………………… +\endtext + +\text +………… +\endtext + +\text +…… +\endtext + +\text("ベルナ") +「……私も、その宣言式に + 加われ、と?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァに呼ばれてやってきたベルナは、 +突然の提案に、わずかながらに困惑を覚えた。 +\endtext + +\text +ミネルヴァはともかく、彼女自身には +それに呼ばれるいわれもなく、 +その資格もないと考えていたからだ。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「はい。強制はしません。 + あなたが望むのなら……ですが」 +\endtext + +\text +ミネルヴァはひとまず、 +自身の仕事を終えてからベアトリスの +頼みごとを遂行するためにここにきた。 +\endtext + +\text +ぽかんとしているベルナは、 +ミネルヴァの予想通りの反応だった。 +\endtext + +\text +それがおかしくて、つい噴出しそうになる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「それも、カイムの命令でしょうか」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「ベアトリス様が望んだことです」 +\endtext + +\text +ベアトリス。 +\endtext + +\text +ベルナの認識では、この魔王軍のなかで +最も恨まれている相手だ。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……なぜですか?」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「さあ。私はあなたを連れてきてほしい、 + と頼まれただけですから」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……仇である私を誘うなんて、 + やはり彼らの感情は理解しがたいです」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(そう言うわりには、嬉しそうですが……) +\endtext + +\text +受肉する前のベルナは、 +こうして笑うことすらしなかった。 +\endtext + +\text +いや、知らなかったというべきか。 +\endtext + +\text +それでも。 +心を持てば、ストラクタでも変わっていく。 +\endtext + +\text +自身や、ベルナのように。 +誰かを想うことだって、できる。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……宣言式の後にでも、 + ベアトリス様と話をされては + いかがですか?」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「話……ですか?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァがうなずくと、 +ベルナは考えるそぶりを見せる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「微睡みの王が討たれた今、 + 話すこともなければ、 + 意味もないと思いますが」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「例え意味がなくとも、ベアトリス様や + カイム様と話をしますよ。 + それだけでも、私は楽しいですから」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの笑みになにを思ったのか。 +\endtext + +\text +ベルナは、小さく頷いて +こう答えた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ふむ。 + 検討してみましょう」 +\endtext + +\text +――今の私達を見て、かつての同胞たちは +どう思うのだろうか。 +\endtext + +\text +それを考えようとして、 +ふとまったく逆のことを思いつく。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(もし、ストラクタの全てが + 感情を手にすることができたら……) +\endtext + +\text +どうなるかなど、ミネルヴァには +想像すらできない。 +\endtext + +\text +想像すらできない、が…… +わかることがひとつだけあった。 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +(……それはそれで、面白そうだな) +\endtext + +\text +そんな、カイムのようなことを考える +ミネルヴァだった。 +\endtext + +\text("カイム") +「まったく、えらい目にあった」 +\endtext + +\text +玉座の間に戻るなり、 +そんなことをいいながらカイムは +玉座に腰を下ろす。 +\endtext + +\text("リズベル") +「自業自得です、まったく」 +\endtext + +\text +玉座の間には、ミネルヴァとベルナ以外が +集まっている。 +\endtext + +\text("グラス") +「なにがあったのだ?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それがですね、この人この大事な……」 +\endtext + +\text("カイム") +「む? 化粧をしてきたのか?」 +\endtext + +\text("グラス") +「う、うむ。 + 侍女が、貴殿の大事な日だから、と」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。俺のためにか。 + よく似合っているぞ」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………ありがとう」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……もういいです。 + 二人でイチャついててください」 +\endtext + +\text("グラス") +「リズベル……? + ……怒ったか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「気にするな。 + 俺を迎えに来たときからずっとこうだ」 +\endtext + +\text +玉座の間に集まっている魔王軍の兵士たち。 +\endtext + +\text +そして、大人の背丈ほどある幻像石が、 +カイムの目の前に3つ設置してある。 +\endtext + +\text("カイム") +「そういえば、ミネルヴァの姿がないが」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あー、彼女にはちょっと頼みごとをしてて。 + そろそろ戻ってくると思うわ」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか。それならその幻像石は? + 俺が選定したものだろう?」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「あの幻像石と同じものを、 + 各都市に設置してある」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「起動すると、あれを通してお主の + 姿が投影されるわけじゃな」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「あなたの言動全てが、リアルタイムで + 全国民に伝わるってわけね」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「で、これを使って今日の演説を + 国内に生放送するの」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……先日、お話しましたけど。 + この幻像石を選定するときも、 + 念を押して今朝も」 +\endtext + +\text("カイム") +「ああ……これのことだったのか」 +\endtext + +\text +カイムは、興味深げに幻像石に触れる。 +\endtext + +\text("カイム") +「……ということはあれか。 + 今から軽く予行練習というわけか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「そうです。ちゃんと演説の内容は + 考えましたね?」 +\endtext + +\text("カイム") +「出たとこ勝負だ。 + 思いついたことを話せばどうとでもなる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……各国の要人もおられます。 + くれぐれも、妙な発言は控えてください」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「控えるだけでいいの?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……しないでください。絶対に」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふむ……では――」 +\endtext + +\text("リズベル") +「行動も、です。 + とくに公序良俗に反することは、絶対に」 +\endtext + +\text("カイム") +「……なんだ、つまらん」 +\endtext + +\text("エル") +「一体なにをする気だったんですか……」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「カイム様のことですから、 + いやらしいことを全国に生放送する + つもりだったのでしょう」 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「それは、ちと恥ずかしいの……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「それ以前に、小さな子供も見ていますから + 駄目に決まっています」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうか……真面目にするしかないのだな。 + まったくもってつまらんことだ」 +\endtext + +\text +ついにこの時がやってきたのだ。 +\endtext + +\text +ルザリオ、シュカ、キロス……そしてハドス。 +四つの国が統一された大国。 +\endtext + +\text +人間も、魔物も関係なく、 +あらゆる種族が入り乱れた国。 +\endtext + +\text +それが今のハドスであり、再興――否、 +新生したことを宣言するのだ。 +\endtext + +\text +そうして、ようやくこの国は +名実ともにカイムのものとなる。 +\endtext + +\text("カイム") +(俺の国……か) +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……カイム様、よろしいですか?」 +\endtext + +\text("カイム") +「ミネルヴァ……と、ベルナも一緒か?」 +\endtext + +\text +ミネルヴァの背後には、肩身を狭そうに +するベルナもいた。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……ミネルヴァに頼まれたので」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「私はベアトリス様の頼みを + 聞いただけです」 +\endtext + +\text("カイム") +「……ふむ?」 +\endtext + +\text +ベルナの答えに、カイムのみならず +その場にいた全員の視線が集まる。 +\endtext + +\text("ベルナ") +「ベアトリス。なぜ私を?」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text +う、とベアトリスは押し黙ってしまう。 +\endtext + +\text +さらに面白がるように、 +カイムが追い討ちをかけていく。 +\endtext + +\text("カイム") +「……そうだな。 + 俺もベルナは呼ぼうと思っていたところだ。 + この式には必要だからな +\endtext + +\text("カイム") +「姉さんがどうしてベルナを呼んだのか…… + ちゃんと説明してやったらどうだ?」 +\endtext + +\text +ベアトリスを追い詰めるように、 +意地の悪い笑みを浮かべて見せるカイム。 +\endtext + +\text +さらに、ベルナの視線もあって、 +答えざるを得ない状況になってしまう。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「……私がこうして、生きているのは…… + 一応、ベルナのおかげでもあるし」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「恩人のひとりが、いつまでも + 仲間はずれっていうのも…… + なんか嫌だし」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「………………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「別に許したわけじゃないわよ? + ……ちょっとだけ、認めてあげるって + 言ってるの」 +\endtext + +\text +とっくにベアトリスの顔は耳まで +真っ赤になっている。 +\endtext + +\text +その場にいた誰もが、ベアトリスの言葉に +しばしの間唖然としており―― +\endtext + +\text +ようやく理解したスパッキオが、 +面白がるようにニヤけつつ口を開いた。 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「……デレたか」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「ああいうのって、ツンデレのライバルが + デレた時に言うのよね」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「嫌なら、帰ったっていいから」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「……いえ、あなたの意図は理解しました。 + カイムがいいというのであれば――」 +\endtext + +\text("カイム") +「さっきも言ったように、もとからお前も + 呼んでくるつもりだったんだ。 + いいに決まっているだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドス新生の宣言式……それには、 + このニルトに住む全ての種族が + いなければ意味がないんだからな」 +\endtext + +\text +全てが始まる、その瞬間は +カイムの長年の“望み”がついに成就する +瞬間なのだ。 +\endtext + +\text +この玉座の間は、 +今のニルト地方の縮図……“望み”の具現。 +\endtext + +\text +ここから始めるのであれば、 +それを見せないでどうするというのか。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ようやく、ですよね」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん?」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ですから、カイム様の望みが + やっと叶うじゃないですか」 +\endtext + +\text("カイム") +「そうだな。 + ……だが、お前に話したことがあったか?」 +\endtext + +\text +カイムはこっそりと、幻像石に向かって +魔力を流し込む。 +\endtext + +\text("エル") +「……? + 今のって……」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「しーっ」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「……またよからぬことを考えて…… + 仕方のない男じゃ」 +\endtext + +\text +幻像石が、静かに起動して各都市の +市民を移していく。 +\endtext + +\text +そして、彼らにも玉座の間の音声と映像は +しっかり映っているだろう。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ええ。カイム様は覚えていないかも + しれませんけど……私はあの夜のことは、 + 全部覚えてるんですから」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ハドスが変わるだけでは、意味がない。 + 変えるのなら、全てって」 +\endtext + +\text("カイム") +「……あの夜、な。 + いつの夜だ。全く覚えていない」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……本当に全くですか。 + 私が抱いてくださいって……初めてを + 捧げたあの夜のことですが」 +\endtext + +\text +瞬間、幻像石を通して黄色い歓声が +届いた。 +\endtext + +\text("アグリ") +「言っちまったな」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「……ええ。 + 国民の反応は、男性の反応がすごいですね」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「リズはああ見えて、 + 結構人気あるからなぁ」 +\endtext + +\text +状況が掴めていないのは、 +リズベルたったひとりだけだ。 +\endtext + +\text +しかし、なぜか起動している幻像石を +見とめた途端、ぼんっと一瞬で +顔を真っ赤にする。 +\endtext + +\text("リズベル") +「は……え? + なんで、幻像石……が……」 +\endtext + +\text("カイム") +「俺がここから起動したのだ。 + 魔力独占の応用でな……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「うあ……あ……カイム様っ! + もしかして、全部覚えているのに + わざと……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「ふふふ。俺の忌々しい過去を + 盛大にばらそうとした罰だ……!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「なぁっ……そんな子供みたいな理由で…… + バカなんですか!? + ていうか真面目にしてくださいよ!」 +\endtext + +\text("カイム") +「真面目に大暴露したではないか」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……暴露したのは私じゃないですか……」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、気にするな。 + 男どものオカズになるだけだ、くく」 +\endtext + +\text +くつくつと笑って、カイムは +視線をリズベルから幻像石へ―― +\endtext + +\text +映し出される国民に、視線を向ける。 +\endtext + +\text +ルザリオ、シュカ、キロス、ハドス。 +それぞれの市民たちを巨大な幻像石の +数々が映し出している。 +\endtext + +\text("リズベル") +「カイム様、今度こそ……」 +\endtext + +\text("カイム") +「分かっている。 + ばっちり映っているようでなによりだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「我が国民たちよ。 + 今日の祝祭はどうだ? + 楽しんでいるか?」 +\endtext + +\text +映像から、民の歓声が届く。 +それにカイムは満足げに笑った。 +\endtext + +\text("カイム") +「うむ。それはなにより。 + 俺も実はお楽しみが待っていたのだが、 + リズベルに連れ戻され……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「……カイム様」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「カイム?」 +\endtext + +\text("カイム") +「……横道にそれることすらままならん。 + まったく、困ったものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「まあ、楽しんでいるのならそれでいい。 + 存外、気にならんものだろう? + 種族や、人種などというものは」 +\endtext + +\text("カイム") +「それは今日という日が、 + お前たちにとって特別なものだから + かもしれん」 +\endtext + +\text("カイム") +「……だが、それがお前たちの日常になる。 + あらゆる種族が、ともに生きて死んでいく。 + それが、この国――」 +\endtext + +\text("カイム") +「……それが、俺の理想の国だ」 +\endtext + +\text +幻像石越しに映るハドスの民。 +\endtext + +\text +同じ人間の中でも、国が変われば肌の色や +言葉を変わってくる。 +\endtext + +\text +ブライトリーフもいれば、 +ディアボリカもおり、魔物たちもいる。 +\endtext + +\text +どの国にも、それらの種族がいて、 +隣り合って、カイムを見ている。 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、すぐにはうまくいかんだろう。 + 認めること、許すことは容易いことでは + ない」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「…………」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「垣根を超えろ、などと言う気はない。 + ほんの少しでいい」 +\endtext + +\text("カイム") +「少しだけ、許容してほしい。 + 一歩だけでも、近づいてほしいと + 俺は思っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「自分とは違うものを + 拒み、摘み取ろうとすればそれは + やがて争いを生む」 +\endtext + +\text("カイム") +「その末にあったのが、この戦いだった」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスでは、多くのディアボリカが + 虐げられ、その結果魔王軍を、 + 俺たちを呼び込んだ」 +\endtext + +\text("アグリ") +「…………」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「…………」 +\endtext + +\text("ノロ") +「…………」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「シュカは国内のディアボリカを + 粛清しようとし――」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「キロスは己の信心を正しいと決め付け、 + ディアボリカだけではく自国の民すら + 苦しめ、無辜の命を奪い続けた」 +\endtext + +\text("グラス") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「ディアボリカを殲滅せんがために、 + 利用され望まぬ戦いに挑んだ国もある」 +\endtext + +\text("ティーリア") +「…………」 +\endtext + +\text("エル") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「……そして、その全ての争いの元凶を + 作り上げたストラクタという存在」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「…………」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「…………」 +\endtext + +\text("カイム") +「全ての争いの根底は、ほんの少しの + 違いを許容できなかった。 + ……ただ、それだけのことだろう」 +\endtext + +\text("カイム") +「だが、それもここまでだ。 + この玉座……国の中心たるこの場所こそ、 + その証だ」 +\endtext + +\text("カイム") +「ここには、俺たち魔王軍が戦い、 + 支配した者たちが集っている」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドス、ルザリオ、シュカ、キロス…… + それにストラクタもな」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前たちが見ているこの玉座の間こそ、 + 今のニルト……あらゆる種族を許容した + ハドスそのものだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「その目にしっかりと焼き付けておけ」 +\endtext + +\text +この地に生きるあらゆる種族が、 +一同に介した玉座を民たちが +どう見て、なにを感じているのか。 +\endtext + +\text +それはカイムには分からない。 +\endtext + +\text +だが、その先頭に立って見せ続ければ、 +いつの日かきっと理解してくれるはずだ。 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、今ここに俺が宣言しよう」 +\endtext + +\text("カイム") +「微睡みの王は討伐され、 + 真に、このニルトは我が手で統一された + ことを」 +\endtext + +\text("カイム") +「そして、種族の違いだけで蔑まれた者たち + も、今や人間とともにこうして笑いあって + いる」 +\endtext + +\text("カイム") +「我ら、魔王軍が戦う理由は + もうなくなったのだ」 +\endtext + +\text("リズベル") +(カイム様……) +\endtext + +\text("カイム") +「よって、魔王軍はここに解散することを + 宣言しよう」 +\endtext + +\text +――魔王軍は、いなくなる。 +\endtext + +\text +そして生まれ変わるのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +(私達は、ここに興る国の中心になる……) +\endtext + +\text("カイム") +「俺もまた、このときを以って + ここに興った新たな国の王に即位する――」 +\endtext + +\text("カイム") +「ハドスは、お前たちとともに + 生まれ変わるのだ……!」 +\endtext + +\text +一際、大きな歓声が耳に届く。 +\endtext + +\text +王は、民に認められてこそ存在できる。 +\endtext + +\text +魔王軍の兵だけではない。 +彼らもまた、カイムを自身の王として +認めた――その声だ。 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「盛り上がってるわねぇ。 + とりあえず、成功ってことかしら」 +\endtext + +\text("マーガレッタ") +「うむ。受け入れられておるのなら、 + それはよいことじゃ」 +\endtext + +\text("リズベル") +「当然です。だって、カイム様ですから」 +\endtext + +\text("スパッキオ") +「魔王さんも立派になったなぁ……ぐすっ」 +\endtext + +\text("ノロ") +「魔王さま、かっこいい」 +\endtext + +\text("アグリ") +「ああ、ここまでついてきて + よかった……これからも一生 + 俺は旦那についていくぜ……!」 +\endtext + +\text("カイム") +「盛り上がっているではないか……フフフ。 + だが、まだだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「もうひとつ、お前たちに重要なことを + 教えておこう」 +\endtext + +\text +そう、不適に笑うとやおら、カイムは +リズベルの腕を引き―― +\endtext + +\text("リズベル") +「へ……」 +\endtext + +\text("リズベル") +「ひゃあっ!?」 +\endtext + +\text +国民の前で、リズベルを軽々と +抱きかかえる。 +\endtext + +\text +そんなこと、リズベルの想定していた +筋書きにはない。 +\endtext + +\text +そんな打ち合わせすら、していない。 +\endtext + +\text("ティーリア") +「あら……♪」 +\endtext + +\text("ベアトリス") +「お姫様抱っこですって……!? + 姉さんだってまだして + もらってないのに……!」 +\endtext + +\text("ベルナ") +「なんの対抗心ですか、それは」 +\endtext + +\text("リズベル") +「か、カイム様、なにを……!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「そもそもの発端はこいつ…… + リズベルのせいだからな!」 +\endtext + +\text("リズベル") +「はいぃっ!?」 +\endtext + +\text("カイム") +「この物好きが、俺を見つけて + 魔王に仕立て上げたのだ」 +\endtext + +\text("カイム") +「恨むのも、感謝するのも、 + 俺ではなく、リズベルにしてやってくれ。 + アンアン啼いて喜ぶぞ!」 +\endtext + +\text +何度目かの歓声――しかし、今までで +一番の反響に、リズベルはじたばた暴れる。 +\endtext + +\text("リズベル") +「ちょっ、なんの歓声ですか! + なんの妄想をして……」 +\endtext + +\text +そんな彼女の耳元で、 +カイムはこう言った。 +\endtext + +\text("カイム") +「……これで、お前の望みは叶ったな」 +\endtext + +\text +――と、口の端を吊り上げて。 +\endtext + +\text("リズベル") +「え……?」 +\endtext + +\text("カイム") +「お前の望んだ世界だろう。 + 特別に、俺と同じ場所から見せてやる」 +\endtext + +\text("リズベル") +「あ……う……」 +\endtext + +\text +確かに、その通りだ。 +\endtext + +\text +カイムと、リズベルの望みの行き着く先。 +それは偶然にも全く同じものだ。 +\endtext + +\text +カイムもそれを解っているからこそ、 +こんなことをしてくれたのだろう。 +\endtext + +\text +――普段は適当で、スケベで。 +私に迷惑ばかりかけるくせに。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ずるいです……。 + こんなときばっかり……」 +\endtext + +\text +嬉しいやら、恥ずかしいやらで顔が +熱いくらいに火照る。 +\endtext + +\text +きゅ、とカイムの服をつまんで身体を預ける +姿は、それこそ仲睦まじい恋人だ。 +\endtext + +\text("エル") +「……なーにをイチャコラしてんですかね」 +\endtext + +\text("マガヒメ") +「まあ、いいんじゃないの。 + こういうときくらい一人勝ちさせて + あげたら」 +\endtext + +\text("グラス") +「……私達もあとでしてもらえばいい」 +\endtext + +\text("ミネルヴァ") +「それでは結局、一人勝ちの意味が + ないのでは……」 +\endtext + +\text +そんな、周囲の嫉妬や茶々も +どうでもよくなってしまう。 +\endtext + +\text +湧き上がってくる、この幸せの前では +本当にどうでもいいことなのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「……ありがとうございます、 + カイム様」 +\endtext + +\text("カイム") +「ん? なにか、言ったか?」 +\endtext + +\text +古い記憶が、リズベルの脳裏を掠める。 +\endtext + +\text +魔王と会った、あの夜の記憶。 +すべてはあの夜に始まったのだ。 +\endtext + +\text("リズベル") +「いいえ、なにも」 +\endtext + +\text +理想はあの夜に芽吹き、そして花開く。 +\endtext + +\text +だがその実が結ぶのは、まだ先だ。 +\endtext + +\text +その時にこそ、魔王軍の戦いは +真の意味で幕が降りる。 +\endtext + +\text +その瞬間まで、二人は走り続ける。 +多くの仲間とともに。 +なにもかもを巻き込んで―― +\endtext \ No newline at end of file diff --git a/AVGX_V2/readme_en.txt b/AVGX_V2/readme_en.txt new file mode 100644 index 0000000..03c7d6e --- /dev/null +++ b/AVGX_V2/readme_en.txt @@ -0,0 +1,18 @@ +MwbExtractor is a program for working with *.mwb files. Allows you to extract text and insert its back. +GxpPacker - a program for packing files into an *.gxp archive. +gistool - a tool for working with *.gis files, taken from a Chinese patch. + +MwbExtractor and GxpPacker require .NETFramework 4.7 to work. + +Mwbextractor format: + mwb_file [--json] + folder [--json] + +Just drag and drop file/folder to extract/insert text, parameter "--json" used to extract/insert binary data in JSON format. +MwbExtractor was able to create based on information from: https://github.com/Lugia1101/AVGEngineV2-Tools. + +GxpPacker format: + folder + +Packs the contents of the given folder into the *.gxp archive. You can simply drag and drop the folder onto the program. +GxpPacker was created thanks to information from: https://github.com/morkt/GARbro/blob/master/ArcFormats/Astronauts/ArcGXP.cs. \ No newline at end of file diff --git a/GameUpdate.bat b/GameUpdate.bat new file mode 100644 index 0000000..76f5a6e --- /dev/null +++ b/GameUpdate.bat @@ -0,0 +1,14 @@ +@echo off +setlocal + +REM Copy GAMEUPDATE.bat to a new file +copy patch.bat patch2.bat + +REM Run the new file +call patch2.bat + +REM Delete the new file +del patch2.bat + +endlocal +@echo on \ No newline at end of file diff --git a/GameUpdate_linux.sh b/GameUpdate_linux.sh new file mode 100644 index 0000000..a2f617e --- /dev/null +++ b/GameUpdate_linux.sh @@ -0,0 +1,13 @@ +#!/bin/bash + +# Enable error handling +set -e + +# Copy patch.bat to a new file +cp patch.sh patch2.sh + +# Run the new file +bash patch2.sh + +# Delete the new file +rm patch2.sh diff --git a/README.md b/README.md new file mode 100644 index 0000000..41f5b36 --- /dev/null +++ b/README.md @@ -0,0 +1,102 @@ +# Apply Patch +1. Click Code +2. Click Download ZIP +3. Extract to game folder and Replace All. + +## Future Patching +1. Run GAMEUPDATE.bat to auto patch. + +# Troubleshooting +**GAMEUPDATE.bat doesn't update and closes immediately** +1. Make sure your path doesn't contain any Japanese characters or lots of whitespace. +2. Make sure you actually have permissions in the folder + +For WOLF RPG games, if you downloaded the game off of DLSite, you will need to do some extra steps to patch it. This is because there is a "master" file called Data.wolf that will take priority over the english patch files. You will need this file to be a folder before patching will work. + +# Wolf Games +1) Download the latest UberWolf.exe release from the following link: +https://github.com/Sinflower/UberWolf/releases +2) Drag Data.wolf onto UberWolf.exe. This will create a new folder called data.wolf~ +3) Rename the new data.wolf~ folder to Data +4) Delete the Data.wolf file +5) Delete previous_patch_sha.txt (this will exist if you ran GameUpdate.bat previously) +6) Run GameUpdate.bat + +# Edit/Contribute +TLDR 3 steps. + + Fork the repository. + Make the changes. + Submit a merge request. + +If everything looks good and doesn't break things I'll merge it in. + +Longer Version: + +# Required Software: +* [VSCode](https://code.visualstudio.com/) Make sure you check all the boxes for context menus. +* [Git](https://git-scm.com/downloads) (Use the default for everything. Just keep clicking Next) + +# Guide to contributing + +### 1. Fork the Repository +- Go to the repository you want to fork. +- Click the "Fork" button. + +### 2. Clone Your Fork +- Clone your forked repository to your local machine. + ```sh + git clone https://gitgud.io/YOUR_USERNAME/REPO_NAME.git + ``` + +### 3. Make Your Changes (In VSCode) +- Edit the files locally on your new branch using VSCode. +- Add and commit your changes. + ```sh + git add . + git commit -m "Description of your changes" + ``` + +### 4. Push Your Changes +- Push your changes to your fork on GitGud.io. + ```sh + git push origin your-feature-branch + ``` + +### 5. Create a Merge Request +- Go to your fork on GitGud.io. +- Click on "Merge Requests" in the sidebar. +- Click the "New merge request" button. +- Select the branch you made changes to and the target project (the original repo). +- Provide a title and description for your merge request and submit it. + +--- + +## Example + +Assuming you want to fork a repository named `example-project`: + +### 1. Fork the Repo +- Navigate to `https://gitgud.io/original_user/example-project` and click "Fork". + +### 2. Clone Your Fork + ```sh + git clone https://gitgud.io/YOUR_USERNAME/example-project.git + ``` + +### 3. Make Changes and Commit + ```sh + # Make changes to the files + git add . + git commit -m "Add new feature to example project" + ``` + +### 4. Push Changes + ```sh + git push origin add-new-feature + ``` + +### 5. Create a Merge Request +- Go to `https://gitgud.io/YOUR_USERNAME/example-project/merge_requests` and click on "New merge request". +- Choose the source branch `add-new-feature` and target branch (default: `main` or `master`). +- Fill in the details and submit the merge request. \ No newline at end of file diff --git a/bincode.gxp b/bincode.gxp new file mode 100644 index 0000000..4699360 Binary files /dev/null and b/bincode.gxp differ diff --git a/bincode/modlist.dat b/bincode/modlist.dat new file mode 100644 index 0000000..075c145 Binary files /dev/null and b/bincode/modlist.dat differ diff --git a/data/data/db_avgchar.txt b/data/data/db_avgchar.txt new file mode 100644 index 0000000..f9306cc --- /dev/null +++ b/data/data/db_avgchar.txt @@ -0,0 +1,45 @@ +#AVGL` L(d֎~) TuC[ GpX NCvWFNg {CXpX {CX{[ID Rg +#80 GxWString GxS32 GxWString GxWString GxWString GxS32 GxWString +#DBAvgCharData:DBAvgChar CharName SubLayerNum StandPath NCProjFileName VoicePath VoiceVolumeID Comment +0 * 0 * * * +1 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1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 128 128 -29.6 0 -27.5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomR 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 128 128 30.1 0 -29.75 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomR2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 128 128 30.1 0 -27.5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomN 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -29.75 0 -29.6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomN2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -27.5 0 -29.6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomS 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -29.75 0 30.1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.5 4.5 0 0 0 0.3 0 0 0 -0.012 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD03 RoomS2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -27.5 0 30.1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 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RoomN 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -40 0 -40 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 0 0 0 0.4 0 0 0 -0.016 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD04 RoomN2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -36 0 -40 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 0 0 0 0.4 0 0 0 -0.016 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD04 RoomS 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -40 0 40.4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 0 0 0 0.4 0 0 0 -0.016 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD04 RoomS2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 60 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 60 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ rooms03 0 -128 128 -36 0 40.4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 0 0 0 0.4 0 0 0 -0.016 0 0 1 1 1 0.5 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD04 Photon 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 0:TYPE_BILLBOARD 25 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 25 0 NAN 40 36 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 12 0 26.4 0 26.4 0 1.6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 360 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4.8 4.8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0.8 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_BUILD04 Photon2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 0:TYPE_BILLBOARD 26 5 0 0 0 80 0 2 2 2 0 26 0 NAN 40 48 1 0 0 uigis/ui_particle/ circle01 0 0 0 0 12 0 36 0 36 0 1.2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 360 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.4 0.4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0.8 0 -1 0 0 40 0 20 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_REMOVE01 Smoke 0:TYPE_NORMAL 2:BLDMODE_ALPHA 0:TYPE_BILLBOARD 38.5 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 38.5 0 battle/40_struct_break01.wav 50 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.14 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PRT_STRUCT_REMOVE03 Smoke2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 20 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 20 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0.6 0.6 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_REMOVE03 Shock 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 15 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 15 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ lunch 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0.6 0.6 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 30 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_REMOVE04 Smoke 0:TYPE_NORMAL 2:BLDMODE_ALPHA 0:TYPE_BILLBOARD 35 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 35 0 battle/40_struct_break02.wav 50 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.36 0 1.8 0 1.8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2.5 2.5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.6 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_REMOVE04 Smoke2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 20 0 0 0 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1 1 1 1 0 0 0 0.3 0 -1 0 0 20 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT03 Smoke 0:TYPE_NORMAL 2:BLDMODE_ALPHA 0:TYPE_BILLBOARD 45 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 45 0 battle/40_struct_break02.wav 30 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.36 0 0.72 0 0.72 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT03 Smoke2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 20 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 20 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0.6 0.6 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 30 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT03 dust 1:TYPE_GRAVITY 3:BLDMODE_ADD 0:TYPE_BILLBOARD 16 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 16 0 NAN 35 10 1 0 0 uigis/ui_particle/ triangle 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.08 0 1.08 1.08 1.08 0 0 0 0 0 0 0 0 0 360 360 360 10 10 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.24 0.24 0.08 0.08 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0.04 0 -1 0 0 30 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT03 Shock 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 24 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 24 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ lunch 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0.45 0.45 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0.4 0 -1 0 0 30 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT04 Smoke 0:TYPE_NORMAL 2:BLDMODE_ALPHA 0:TYPE_BILLBOARD 45 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 45 0 battle/40_struct_break02.wav 24 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.45 0 0.9 0 0.9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2.5 2.5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.5 0 -1 0 0 1 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT04 Smoke2 0:TYPE_NORMAL 3:BLDMODE_ADD 1:TYPE_POLYGON 20 0 0 0 0 80 0 2 2 2 0 20 0 NAN 1 1 1 0 0 uigis/ui_particle/ softclumpy 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 90 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 0 0 0.9 0.9 0 0 0 0 0 0 1 0.8 0.8 0.8 0 0 0 0.6 0 -1 0 0 40 0 0 0 1 +* -1 PRT_STRUCT_DESTRUCT04 dust 1:TYPE_GRAVITY 3:BLDMODE_ADD 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PXyN^[ XyN^[ 2: icon_uni_specter image_uni_specter specter 0.75 170 1 pFXyN^[ 3 17:MAXLV_GHOST 1.25 0.72 120 240 0 5 9 4 152 19 75 25 30 10 10 30 0 40 15 95 95 25 100 15 15 0 15 100 15 15 25 n 15 mE BE z ϐ 1:vC[ ̃X^[͗H̒łɋ\ňӂɖĂB͂ȕ̖@gA͂؂荏 jbg(ʁE) +* Pt@g t@g 2: icon_uni_phantom image_uni_phantom phantom 0.75 170 1 pFt@g 4 17:MAXLV_GHOST 1.75 0.43 225 300 0 7 14 6 166 22 100 25 30 10 30 10 0 40 15 95 95 25 100 15 15 0 15 100 15 15 25 Βe 㩉 1 mE BE z ϐ 1:vC[ ̗H͕Q̈ӎuɔRĂ邪ɑ肪NȂ̂͂ǂłǂȂĂB̂ł邱Ƃ𐶂㩂̉ȂljBsɂĂ jbg(ʁE) +* Pb` b` 2: icon_uni_lich image_uni_lich lich 1 231 1 pFb` 5 18:MAXLV_LICH 2 0.35 300 360 0 8 16 4 196 26 50 10 20 0 30 40 0 50 15 15 15 25 25 15 15 0 15 15 15 15 15 Ō 􂢂̌t 15 z z RE BE ϐ őϐ 1:vC[ ͂Ȗ@𑀂㋉̎BSĂ̐҂𑞂݁A􂢂̌t𓊂A̒ԂɈ悤Ƃ jbg(ʁE) +* Pig ig 2: icon_uni_revenant image_uni_revenant revenant 1 220 1 pFig 6 18:MAXLV_LICH 2.5 0.25 405 420 0 10 21 6 215 30 50 10 20 0 30 40 0 50 15 15 15 25 25 15 15 0 15 15 15 15 15 X ĚĐ 20 z z RE BE ϐ őϐ 1:vC[ Ɋ댯ȎŁAʂ̎iՂłaHɂȂ邱ƂBłƎ􂢂̖@ɒĂAȋ]҂̐͂ƂƂ jbg(ʁE) +* +* +* PCv Cv 3: icon_uni_imp image_uni_imp imp 0.75 185 1 pFCv 1 19:MAXLV_IMP 1 1 45 15 0 4 8 1 143 17 100 30 10 40 0 30 20 30 15 15 15 15 15 25 15 15 15 50 0 15 15 ZU 㩉 1 s s 㩊m 㩊m _ gy 1:vC[ ׈Ȏ푰ł邪̂Ɉӂɖ㩂‚A邱Ƃ𓾈ӂƂBőłアfŃJo[Ă jbg(ʁE) +* PK[SC K[SC 3: icon_uni_gargoyle image_uni_gargoyle gargoyle 1 220 1 pFK[SC 2 19:MAXLV_IMP 1.25 0.72 100 30 0 5 9 2 189 20 50 30 10 40 0 30 20 30 15 15 15 15 15 25 15 15 15 50 15 15 15 U 畆d 15 s s 󕨂̔Ԑl S _ gy 1:vC[ ͔̈畆΂̂悤ɍdĐg邱ƂłBɋ_邱Ƃɑ΂ĎOR₷悤 jbg(ʁE) +* Pf[ f[ 3: icon_uni_demon image_uni_demon demon 1 208 1 pFf[ 3 19:MAXLV_IMP 1.75 0.43 195 60 0 7 14 4 208 22 50 30 10 40 0 30 20 30 15 15 15 15 15 25 15 15 15 50 15 15 15 U }U 20 s s ptE ptE _ gy 1:vC[ _ɒ{͎׈łBNeBJ̍sUŖpt̖邱Ƃ𓾈ӂƂ jbg(ʁE) +* P_[NGWF _[NGWF 3: icon_uni_darkangel image_uni_darkangel darkangel 1 220 1 pF_[NGWF 1 19:MAXLV_IMP 1.25 0.72 150 90 0 5 9 2 157 18 25 30 10 30 10 30 40 10 15 15 15 15 15 25 15 15 15 50 0 15 15 ̌t 1 s s ϐ ϐ őϐ gy 1:vC[ “VVg̖ł邪A킸Ȃ@gƂłBMdȉ񕜗vł jbg(ʁE) +* PANl[ ANl[ 3: icon_uni_arachne 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image_uni_caterpillar caterpillar 1 212 pFL^s[ 3 1.5 0.1 33 9 10 8 0 1 196 23 25 0 30 10 40 0 50 10 15 15 15 15 25 15 15 15 15 15 15 15 15 Ŋ݂‚ Ŗ 20 ꒣ ߐH ߐH iՎE iՎE 4:UIp +* ES[ S[ 4:R icon_uni_golem image_uni_golem golem 1.2 250 2 1.5 0.1 30 27 10 8 0 1 210 25 5 0 40 20 30 10 30 10 15 15 15 15 100 100 100 15 15 0 50 15 15 @‚ Ȃ 15 x hqx {ݏC {ݏC Ђݖ 6:LXp +* EMKg MKg 4:R icon_uni_gigant image_uni_gigant gigant 1.2 250 4 1.625 0.1 39 34 16 9 0 1 231 27 5 0 40 20 30 10 30 10 15 15 15 15 100 100 100 15 15 0 50 15 15 @‚ IC`[ 15 x hqx 󕨂̔Ԑl S Ђݖ 3:Gėp +* EACXS[ ACXS[ 4:R icon_uni_icegolem image_uni_icegolem icegolem 1.2 250 pFACXS[ 5 1.875 0.1 43 46 20 10 0 1 254 30 5 0 40 0 30 50 30 10 15 15 15 15 100 100 100 15 15 0 50 95 15 @‚ t[YLm 20 x hqx 󕨂̔Ԑl S Ђݖ 6:LXp +* EhS hS 4:R icon_uni_dragon image_uni_dragon dragon 1.5 295 5 2.125 0.1 48 17 18 12 0 1 280 33 5 0 50 50 20 0 30 20 15 15 15 15 15 15 15 15 15 0 50 15 15 ̑{ ̃uX 1 ꒣ 󕨂̔Ԑl jՓ DI 啨E iՎE 3:Gėp +* Ez[[hS z[[hS 4:R icon_uni_holydragon image_uni_holydragon holydragon 1.5 295 6 2.375 0.1 57 28 20 13 0 1 308 36 5 0 50 30 30 20 50 0 15 15 15 15 15 15 15 15 15 0 50 15 15 ̑{ ̃uX 1 ꒣ 󕨂̔Ԑl jՓ DI 啨E iՎE 7:gD[p +* +* ẼXsbg ̃Xsbg 4:R icon_uni_firespirit image_uni_firespirit firespirit 0.75 232 1 2 1 0.1 22 21 10 12 0 1 160 22 5 10 40 50 0 30 20 20 15 100 95 25 100 15 15 15 15 100 15 15 25 Βe w 15 ͋ _ ϐ ϐ 3:Gėp +* EX̃Xsbg X̃Xsbg 4:R icon_uni_icespirit image_uni_icespirit icespirit 0.75 232 1 2 1 0.1 22 21 10 12 0 1 160 22 5 10 40 0 30 50 20 20 15 100 95 25 100 15 15 15 15 100 15 95 25 X Xw 15 ͋ _ Xϐ Xϐ 3:Gėp +* ẼXsbg ̃Xsbg 4:R icon_uni_windspirit image_uni_windspirit windspirit 0.75 232 1 2 1 0.1 22 21 10 12 0 1 160 22 5 10 40 30 50 0 20 20 15 100 95 25 100 15 15 15 15 100 15 15 25 n 15 ͋ _ ϐ ϐ 3:Gėp +* ẼXsbg ̃Xsbg 4:R icon_uni_lightspirit image_uni_lightspirit lightspirit 0.75 232 1 2 1 0.1 22 21 10 12 0 1 160 22 5 10 40 30 20 20 50 0 15 100 95 25 100 15 15 15 15 100 15 15 25 V 15 ͋ _ ϐ ϐ 3:Gėp +* Eł̃Xsbg ł̃Xsbg 4:R icon_uni_darkspirit image_uni_darkspirit darkspirit 0.75 232 1 2 1 0.1 22 21 10 12 0 1 160 22 5 10 40 20 20 30 0 50 15 100 95 25 100 15 15 15 15 100 15 15 25 Ō Ŗ 15 ͋ _ őϐ őϐ 3:Gėp +* Eu[WF[ u[WF[ 4:R icon_uni_bluejelly image_uni_bluejelly bluejelly 1 155 2 1.5 0.1 30 7 20 5 0 1 160 24 5 0 20 0 30 50 20 20 15 100 15 15 100 95 15 15 15 15 15 95 15 StU 15 z z Xϐ őϐ 6:LXp +* +* +* EA|Xe A|Xe 9:Vg icon_uni_apostle image_uni_apostle apostle 1 170 3 1 0.1 18 16 10 12 0 1 156 22 100 20 20 0 30 40 40 0 15 15 15 0 0 25 15 25 25 50 15 50 15 Ӗڂ̖ 25 s s {ݏC E ϐ Xϐ 7:gD[p +* EGWF GWF 9:Vg icon_uni_angel image_uni_angel angel 1 219 3 1.125 0.1 24 31 32 12 0 1 196 24 50 25 30 20 20 20 30 20 15 15 15 0 0 25 15 25 25 50 15 15 15 U ̊ 25 s s {ݏC E hqx x 7:gD[p +* E@[`[ @[`[ 9:Vg icon_uni_virtue image_uni_virtue virtue 1 217 3 1.25 0.1 30 41 32 12 0 1 210 26 50 25 30 30 40 0 30 10 15 15 15 0 0 25 15 25 25 50 15 15 15 U ̌t 25 s s E E S S 7:gD[p +* Eh~jI h~jI 9:Vg icon_uni_dominion image_uni_dominion 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