;//ブロック10120 『憂』 ;//@konya 11/12 bg貼付 *10120_TOP ;{SceneSet 憂} ;//--------------------------------------------------------------- ;//背景:・学園全景 ;//登場人物:マルガリータ ;//視点:マルガリータ・一人称 ;//時間帯:昼 ;//--------------------------------------------------------------- ;//〆BG:黒画面 [black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] [bgm storage="BGM01"] [sysbt_meswin] ;//[ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a1"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *876| [fc] [vo_mar s="maru0528"] [ns]マルガリータ[nse] 「それでは明後日の午後にお願いいたします」[pcms] *877| [fc] [ns]学園長[nse] 「うむ、わかったよ」[pcms] ;//[ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a1"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *878| [fc] [vo_mar s="maru0529"] [ns]マルガリータ[nse] 「失礼いたします」[pcms] *879| [fc] 学園長に約束を再確認したワタシは校長室を後にした。[pcms] ;//〆BG:廊下 [bg storage="BG016"][trans_c cross time=500] ;[eval exp="f.l_map = 1"] *880| [fc] 都市伝説といわれていた、地下通路。[pcms] *881| [fc] 現在の代々木公園から渋谷駅へと延びる構の一部が現存して、[r] 神南学園の下を通っている……。[pcms] *882| [fc] ワタシの予測していたことが、事実であるという[r] 裏付けがとれて、思わず歓喜の笑みがこぼれた。[r] あとはこの目で確認さえできれば完璧というわけだ。[pcms] *883| [fc] 玄関へと向かって足取りも軽く上機嫌で歩いていくと、[r] 男子学生たちがナンパ目当でいつものように声をかけてきた。[pcms] *884| [fc] しかし、相手にする気は毛頭ない。[r] ワタシはその男達が存在しないかの様な態度で、完全放置した。[pcms] *885| [fc] それをみていた女子学生たちが、羨望と、[r] 嫉妬のまなざしを投げかけて、ヒソヒソと囁いているが[r] それも無意味な雑音の一つだ。[pcms] *886| [fc] それにしても日本の学生連中には本当に失望させられる。[pcms] *887| [fc] 特に期待していたわけではないが、[r] ここまで体たらくだと呆れて言葉もない。[pcms] *888| [fc] 恵まれた国に生まれて、恵まれた環境にあるというのに[r] 頭にあるのはくだらない異性との交遊ばかり。[pcms] *889| [fc] 向上心もなければ探求心もなく、[r] ただ環境の良さに便乗して、若さを浪費するだけの日々。[pcms] *890| [fc] 勉強意欲に乏しく、本能に向かうだけ。[r] なによりも自国の文化や歴史に対する造詣すら希薄で、[r] 愛国心すらろくにないとは……。[pcms] *891| [fc] 豊かさと堕落は密接な関係だと説いていた[r] 哲学者の言葉を象徴するような国だ。[r] 心底落胆させられる……。[pcms] *892| [fc] 本当にこれがあの母の故国の学生なのだろうか?[pcms] *893| [fc] 少なくとも母はこの連中とはかけ離れていた。[r] 知的で優しく、日本を……とくに[r] 生まれ故郷である渋谷という街に愛を持っていた。[pcms] *894| [fc] ワタシは子供の頃に少し遊びに来た程度で[r] それっきりだった渋谷の街。[pcms] *895| [fc] 結局母の望郷はかなえられず、今年の春、[r] 旧軍事政権による爆弾テロで、帰らぬ人となった。[pcms] *896| [fc] 憧れであり、目標であった母の面影と母が話してくれた[r] 渋谷の街が見たくて、ワタシは駐日大使である父に[r] 無理を言ってここに来た。[pcms] *897| [fc] しかも父は母国の学園を卒業させて、[r] 合衆国へと進学させたがっていたのを押し切って来たのだ。[pcms] *898| [fc] 日本は数年前の災害……、バイオハザードに見舞われ、[r] 国力を落とした。[pcms] *899| [fc] お世辞にも安全で良い国ではなく、[r] 先進国としての威厳も失われつつある。[pcms] *900| [fc] それでも勇んでやって来たのだが……[r] これでは幻滅せざるをえない。[pcms] *901| [fc] 優しく、知的で、勤勉で向上心の豊かな日本。[r] 多様な文化を受け入れて進化する才能に満ちた日本人たち。[pcms] *902| [fc] しかし、それらはどうやらワタシの妄想だったようだ。[pcms] *903| [fc] ワタシはそんな気持ちを抱きつつも、[r] 渋谷パレスにある図書館で調べものをするべく、[r] 足を運ぶことにした。[pcms] ;//〆BG:学園前 [bg storage="BG07a"][trans_c cross time=500] ;[eval exp="f.l_map = 1"] *904| [fc] 学園前には場違いな黒衣の女が立っていた。[r] ワタシの身辺警護を担当しているセスカだ。[r] 誰かと携帯で電話をしているようだが……。[pcms] *905| [fc] ここであれこれと付きまとわれても面倒臭い。[r] 自分の身くらいは自分で守れる自信はあるし、[r] ワタシは見つからないように、裏口へと移動した。[pcms] ;//〆フェードアウト ;[fadeoutbgm time=500] ;[stopse buf=0] ;[sysbt_meswin clear] ;[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] [ANTEN bl] ;//jump:00050 『条件分岐03』へ ;mm 背景ここに追加 [bg storage="bg07a"][trans_c cross time=500] [jump storage="00020.ks" target=*00020_02]