;//block:D016 ;//ブロック30175 『脱出へ4』 ;//@konya 11/12 bg貼付 *30175_TOP ;{SceneSet 脱出へ4} ;//--------------------------------------------------------------- ;//背景:・体育館非常階段&屋内プール ;//   ・体育館内 ;//登場人物:主人公・マルガリータ・漣・浩助 ;//時間帯:朝 ;//合計4K程度 ;//--------------------------------------------------------------- ;//背景は黒背景継続中 ;[sysbt_meswin] *1477| [fc] いいや。[r] あの用心深い先輩がそのまま行ったってことは、[r] このハッチはこのままにしておいていいんだろう。[pcms] [chara_int_ layer=5][trans_c cross time=150] *1477a| [fc] ボクは急いではしごを降りると、先に行ってる[r] 先輩と漣たちの後を追った。[pcms] *1478| [fc] 身を少しかがめて歩かないといけないくらいの天井の低さで、[r] 電気らしいものは先輩が持ってる懐中電灯の光だけだった。[pcms] *1479| [fc] ;一応通風孔から入ってくる外の光が眩しいけれど、[r] 一応通風孔から入ってくる外の光が、[r] 通路全体を明るくするほどでもなくて、ボクは壁を伝わって[r] なんとか先輩たちがいるところまで行った。[pcms] *1480| [fc] [ns]航[nse] 「先輩、ドアが破られちゃって、たぶん、[r]  もうすぐここに来ると思います」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a1"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1481| [fc] [vo_mar s="maru0202"] [ns]マルガリータ[nse] 「そうか。あのドアがそう支えられるとは思えないからな、[r]  想定済みだ。それよりこのハッチを開けて抜けるぞ」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f12"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1482| [fc] [ns]浩助[nse] 「はぁ? こんな所に入るのもわけわからないのに、[r]  さらにこのハッチに入るなんて何考えてるんだよ。[r]  閉じ込められんぞ?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a9"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1483| [fc] [vo_mar s="maru0203"] [ns]マルガリータ[nse] 「なら、ついてくるなっ!」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a2"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1484| [fc] 今までコースケが文句を言っても、[r] 冷たくあしらっていた先輩だったけれど、いい加減頭にきたのか、[r] 怒気を露に言い放った。[pcms] *1485| [fc] [ns]航[nse] 「おい、コース……」[pcms] ;//se038・金属のドアがぶち破られたような音 [se buf=0 storage="se038"] *1486| [fc] ガコンッ![pcms] *1487| [fc] ボクがコースケに一言言おうとしたその瞬間、[r] 言葉に重なるようにドアが完全にぶち破られる音が聞こえてきた。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j2"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1488| [fc] [vo_ren s="ren0280"] [ns]漣[nse] 「閉じ込められるって、もうこのハッチを開けて[r]  逃げなきゃ、ここに閉じ込められてるのと同じだよ?[r]  コーちゃん」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f4"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1489| [fc] [ns]浩助[nse] 「そりゃあ……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j5"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1490| [fc] [vo_ren s="ren0281"] [ns]漣[nse] 「それとも何か先輩にあるの?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f2"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1491| [fc] [ns]浩助[nse] 「別に、俺は頭ごなしにごちゃごちゃ言われるのが[r]  気に食わないだけだよ。バカにした態度がムカつく」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j5"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1492| [fc] [vo_ren s="ren0282"] [ns]漣[nse] 「こんなときにムカついたからって、いちいちごねてる[r]  コーちゃんの態度のほうがどうかしてるよ」[pcms] *1493| [fc] ボソボソと呟くように言うコースケを、漣が静かに[r] 言い諭しているのに任せて、ボクは二人の脇を通って[r] 一人ハッチを開けようとしている先輩を手伝った。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f12"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1494| [fc] [ns]浩助[nse] 「こんなときにって……オレだって心配なんだよ瑞樹が。[r]  それなのに、こんなわけのわからないトコに連れて行かれて……[r]  瑞樹は街にいるのに」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j2"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1495| [fc] [vo_ren s="ren0283"] [ns]漣[nse] 「でもだからって、いくらコーちゃんが運動神経がよくても、[r]  あの中に突っ込んでいって抜け出せると思うの?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f5"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1496| [fc] [ns]浩助[nse] 「それは……」[pcms] *1497| [fc] なるほど、コースケが妙にいらだっていたのは、[r] 瑞樹が街でどうなっているか心配だったかららしい。[pcms] *1498| [fc] それでずっとイライラして、いつものコースケらしくない言動を[r] 繰り返していたのか。[pcms] *1499| [fc] ボクだって……ボクだって幸いに先輩が諌めてくれたし、[r] コースケが守ってくれたから漣は助けられたけれど、悠帆は……。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a1"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1500| [fc] [vo_mar s="maru0204"] [ns]マルガリータ[nse] 「開いたぞ」[pcms] *1501| [fc] 一瞬、ボクが暗い考えになったとき、[r] 先輩がボクを現実に引き戻すように声をかけてきた。[pcms] *1502| [fc] だけど背後から聞きたくもない声も追いかけてくる。[pcms] *1503| [fc] [ns]感染者・男A[nse] 「ここからいい匂いがするなぁ?」[pcms] *1504| [fc] [ns]感染者・男B[nse] 「おんなぁ……女がいるぞぉ」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j9"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1505| [fc] [vo_ren s="ren0284"] [ns]漣[nse] 「ひっ!」[pcms] *1506| [fc] 男たちの声に驚いて、漣が小さく叫び声をあげた。[r] 薄闇の中はわからないけれど、[r] 男の足が開けっ放しの穴から伸びてくる。[pcms] *1507| [fc] [ns]航[nse] 「早く逃げよう」[pcms] [chara_int_ layer=5][trans_c cross time=150] *1507a| [fc] ボクは今開かれたばかりのハッチを指差して、[r] 漣を素早く誘導した。懐中電灯に照らし出されたそこは[r] まるで地獄に繋がる穴のように、ぽっかりとしている。[pcms] *1508| [fc] 地下へと降りるのがさっきみたいなはしごじゃなく、[r] コンクリートの階段だから漣でも急いで降りれるだろう。[pcms] *1509| [fc] ハッチは手を放すと勝手に閉まるようになっているのか、[r] 先輩は漣が降りるまでハッチの蓋を支えていてくれた。[pcms] *1510| [fc] [ns]航[nse] 「先輩も先に降りてください。今度はボクが支えていますから」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a1"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1511| [fc] [vo_mar s="maru0205"] [ns]マルガリータ[nse] 「そうか? ならば……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f2"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1512| [fc] [ns]浩助[nse] 「どこに繋がってんだよ、これ」[pcms] *1513| [fc] 先輩と交代してボクがハッチの蓋を支えようとした[r] その時、コースケの声が通路に響いた。[pcms] *1514| [fc] [ns]航[nse] 「どこに繋がってるって……どこだっていいだろ?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f12"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1515| [fc] [ns]浩助[nse] 「こんな得体の知れないトコに行けるか」[pcms] *1516| [fc] [ns]航[nse] 「馬鹿か! ここがどこに繋がっていようと、[r]  ボクらに残された道はここしかないんだ」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f9"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1517| [fc] [ns]浩助[nse] 「ワタル、てめぇっ!」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j6"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1518| [fc] [vo_ren s="ren0285"] [ns]漣[nse] 「お兄ちゃんもコーちゃんもやめて。[r]  お願いだから一緒に逃げよう、コーちゃん」[pcms] *1519| [fc] [ns]航[nse] 「漣の言う通りだ。それともお前はあの今にも[r]  降りてくるヤツラの中突っ込んでいくのか?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a6"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1520| [fc] [vo_mar s="maru0206"] [ns]マルガリータ[nse] 「行きたくなければ来なくていい。妹のほうは先に降りてろ。[r]  奥にそのまま向かうんだ」[pcms] *1521| [fc] こちらに向けられていた懐中電灯の光が、[r] 漣が階段を降りるための補助に地下へと向けられて、[r] コースケの顔が見えなくなる。[pcms] *1522| [fc] [ns]航[nse] 「コースケ」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ren_j3"][ChrSetXY layer=5 x=185 y=0][trans_c cross time=150] *1523| [fc] [vo_ren s="ren0286"] [ns]漣[nse] 「コーちゃんっ! 早くこっちに来て」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="kou_f9"][ChrSetXY layer=5 x=161 y=0][trans_c cross time=150] *1524| [fc] [ns]浩助[nse] 「あー! もうチクショウっ!!」[pcms] *1525| [fc] 漣の悲痛な叫びに応じるように、漣の後を追うように[r] コースケが穴の中に飛び込んでくれた。[pcms] *1526| [fc] [ns]航[nse] 「先輩、早く」[pcms] [chara_int_ layer=5][trans_c cross time=150] *1526a| [fc] ハッチを支える先輩と交代して、先に穴へ飛び込む[r] ように促すと、先輩は無駄口も言わずにすぐに穴の中に[r] 飛び込んでくれた。[pcms] *1527| [fc] それに続くようにボクも穴に飛び込む。[pcms] *1528| [fc] [ns]感染者・男A[nse] 「女は犯す〜、男は食う」[pcms] *1529| [fc] [ns]感染者・男B[nse] 「腹減ったぁ」[pcms] *1530| [fc] 感染者たちの声がだいぶ近くなってきた。[r] もうヤツラはハシゴを降りたんだろうか?[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a8"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1531| [fc] [vo_mar s="maru0207"] [ns]マルガリータ[nse] 「閉めるぞ」[pcms] [black_toplayer][trans_c cross time=501][hide_chara_int] ;[ChrSetEx layer=5 chbase="maru_a2"][ChrSetXY layer=5 x=147 y=0][trans_c cross time=150] *1532| [fc] 短い先輩の声と、追いかけてきた男たちの声を[r] 遮断するかのように、重くハッチが閉まる音が聞こえた。[r] 助かったんだろうか? ボクたちは。[pcms] ;[chara_int_ layer=5][trans_c cross time=150] *1532a| [fc] ガチャリ……。[pcms] [se buf=0 storage="se034"] *1533| [fc] 先輩が施錠をする音が、ボクの耳に重く響いた。[pcms] ;//〆フェードアウト ;[fadeoutbgm time=500] ;[stopse buf=0] ;[sysbt_meswin clear] ;[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] [ANTEN bl] ;//→本編・中盤・エンディングへ [jump storage="42000.ks" target=*42000_TOP]