;//●忠彦ZAP ;//ブロック40310『忠彦zap』 ;//@konya 11/18 EV_CGほか ;//@konya 40300.txtから *40310_TOP ;{SceneSet 忠彦zap} ;//--------------------------------------------------------------- ;//背景:神社 ;//・視点:忠彦 一人称 または 客観三人称 ;//   忠彦 立ち絵なし ;//・場所:神社のお社の中 ;//・時間:4日目 午後 ;//--------------------------------------------------------------- ;//@konya 40300で暗転済み ;//〆:ノイズフェード ; ;[eval exp="f.l_map = 4"] ;mm白randomあんま使いたくないけど切り変え分かりにくいから入れとく ;[white_toplayer][trans_c random time=1000][hide_chara_int_w] ;[black_toplayer][trans_c random time=1000][hide_chara_int] [zapfade] ;mm zapfadeか ;[wait time=1000] [bgm storage="BGM05"] [sysbt_meswin] *2137| [fc] [ns]忠彦[nse] 「チッ……」[pcms] *2138| [fc] 俺は地下通路を抜け、[r] オヤジの屋敷の近くの神社の社の中に出た。[pcms] *2139| [fc] 外を見るまでもなく、感染者共があげるクソみたいなうなり声で、[r] ヤツラの存在は容易く掴むことができた。[pcms] *2140| [fc] 神社だっつーのに……。[r] 化け物共が入って来ちまってるじゃねえか……。[pcms] *2141| [fc] 今のご時世、どいつもこいつも信仰心なくしちまってっからな。[r] 俺らァ、神様にも仏様にも見捨てられっちまったのか……。[pcms] *2142| [fc] クソな状況だぜ、ホントによ……。[pcms] *2143| [fc] クソだけどよ……。[r] 航が、俺の事、久々に『兄さん』って呼んでくれた。[pcms] *2144| [fc] 嬉しいモンだな、やっぱり。[pcms] ;//se023・携帯のバイブ音 [se buf=0 storage="se023" loop=true] *2145| [fc] [ns]忠彦[nse] 「…………」[pcms] *2146| [fc] ポケットの中で小刻みに震える携帯を取り出し、[r] ディスプレイを見ると『不在着信あり』と表示されていた。[pcms] *2147| [fc] [ns]忠彦[nse] 「悠帆か」[pcms] *2148| [fc] そういや、電話来てたな。[r] まだ聞いてなかった。[pcms] *2149| [fc] 正確には……聞けなかった。[pcms] *2150| [fc] 悠帆からの伝言じゃなくて、その一つ前。[r] 緒織の残した留守電が。[pcms] *2151| [fc] [ns]忠彦[nse] 「緒織……」[pcms] *2152| [fc] 覚悟はできてるつもりだった。[pcms] *2153| [fc] だが、俺は聞くことができなかった。[r] 怖かったからだ。[r] 緒織の残した言葉を聞くことが。[pcms] *2154| [fc] 街中こんな状況じゃ、緒織は……。[pcms] *2155| [fc] だが、もしかしたら。[r] 緒織もどっかに逃げて助かって、それの連絡かもしれねえ。[pcms] *2156| [fc] 航。[pcms] *2157| [fc] オメェに『兄さん』って言われて……。[r] 俺ァ勇気づけられたぜ。[pcms] *2158| [fc] ずっと聞かないでいる訳にゃいかねぇからな。[pcms] *2159| [fc] [ns]忠彦[nse] 「……」[pcms] *2160| [fc] ヘッ……。[r] 俺とした事が。たかが留守電聞くくらいで[r] 手ェ震えるなんてな。[pcms] *2161| [fc] 俺らしくもねえ……。[pcms] *2162| [fc] とはいえ、いくら強がってみても手の震えは止まらない。[pcms] *2163| [fc] [ns]忠彦[nse] 「ままよ……」[pcms] ;//se022・携帯の操作音 [se buf=0 storage="se022"] *2164| [fc] 自分に言い聞かせ、震える指に力を込める。[pcms] *2165| [fc] [vo_mob s="keitai0001"] [ns]携帯のアナウンス[nse] 「二件のメッセージがあります。[r]  一件目。昨日」[pcms] *2166| [fc] [vo_ior s="iori0133"] [ns]緒織[nse] 「忠彦はん……待ってたんだけど、もう駄目やわ……。[r]  私が……あのヘンなヤツラみたくなった所なんて、[r]  見られたくないから……彦はんには見られたくないから……」[pcms] *2167| [fc] 携帯に残されたに声は、扉を叩く音や[r] 何かが割れる様な音が被さっていた。[r] きっと、あの化け物が暴れている音だ。[pcms] *2168| [fc] 緒織の声は、泣いているのか少し震えている。[pcms] *2169| [fc] [ns]忠彦[nse] 「クソッ……」[pcms] *2170| [fc] 俺がその場に居さえすれば……。[r] だが、もう遅いか……。[pcms] *2171| [fc] [vo_ior s="iori0134"] [ns]緒織[nse] 「な……忠彦はん。堪忍や。堪忍してな、私のこと。[r]  短い間だったけど、[ruby text="あそこ"][ch text="京都"]……から連れ出してくれて、[r]  ホンマありがとな」[pcms] *2172| [fc] [vo_ior s="iori0135"] [ns]緒織[nse] 「最後にな……忠彦はんに抱かれたかったわ……。[r]  大好きな彦はん。[r]  ありがとな。今までホンマ、ありがとう」[pcms] *2173| [fc] [ns]忠彦[nse] 「緒織!」[pcms] *2174| [fc] 返事などあるわけがないのに。[r] 無駄だとわかっているのに。[pcms] *2175| [fc] [vo_ior s="iori0136"] [ns]緒織[nse] 「……ありがと、な……。[r]  またウチのこと、連れ出して、な?[r]  約束やで」[pcms] ;//se026・銃声 [se buf=0 storage="se026"] *2176| [fc] [ns]感染者・男L[nse] 「あ、もったいねえことしやがって。[r]  お楽しみが減っ――」[pcms] *2177| [fc] 緒織……。[pcms] *2178| [fc] [vo_mob s="keitai0002"] [ns]携帯のアナウンス[nse] 「一件目は以上です。次のメッセージ」[pcms] *2179| [fc] [vo_yuh s="yuho0909"] [ns]悠帆[nse] 「彦ちん!? 彦ちんは無事なの? 無事だったら、電話か、[r]  メールで教えて! わたし達は学園の地下にいる。みんな一緒。[r]  だけど彦ちんと緒織さんが心配で……」[pcms] *2180| [fc] やっぱり、お前は……。[pcms] *2181| [fc] [vo_yuh s="yuho0910"] [ns]悠帆[nse] 「二人とも合流したいし……それに、お祭りの日に[r]  何も言わないで帰っちゃったお詫び言ってないから……。[r]  ううん……だから、また会おう? お詫び言わせてね!」[pcms] *2182| [fc] 最高の……。[r] 俺の、最高の女だ……。[pcms] *2183| [fc] [vo_mob s="keitai0003"] [ns]携帯のアナウンス[nse] 「メッセージは以上です。消去する場合は――」[pcms] ;BGM即時停止 [fadeoutbgm time=500] *2184| [fc] …………。[r] ……。[pcms] [bgm storage="BGM06"] *2185| [fc] また会おう。[r] みんな一緒、か。[pcms] *2186| [fc] わりぃな。[r] そりゃ、もう無理だ。[pcms] *2187| [fc] しかしよぉ……悠帆……。[pcms] *2188| [fc] [ns]忠彦[nse] 「みんな一緒か……気の利くヤツだな、相変わらず。[r]  朴念仁でヘタレの航にゃ、もったいねぇか?」[pcms] *2189| [fc] ……もったいねえ、か。[r] そんな事ねえな。[r] 今の航なら、な。[pcms] *2190| [fc] ……………………。[r] …………。[pcms] *2191| [fc] 感染者共が上げるうっとうしいうなり声が街中に響き渡る。[r] もはや、その声に対しては、何も感じない。[pcms] *2192| [fc] うっとおしさも。[r] 怒りも。[r] 恐怖も。[pcms] *2193| [fc] 腰に隠していた匕首を取り出し、鞘を捨てる。[pcms] *2194| [fc] 緒織……。[r] 待ってろ。[r] 今、行くぞ。[pcms] *2195| [fc] [ns]忠彦[nse] 「…………また会おう、か……」[pcms] *2196| [fc] [ns]忠彦[nse] 「また会おうぜ。絶対にな」[pcms] *2197| [fc] 鈍い銀の光を放つ匕首を握りしめ、[r] 俺は[ruby text="ク ソ 共"][ch text="感染者"]のいる境内へ――[pcms] *2198| [fc] 緒織の待つ、外へ。[pcms] *2199| [fc] [ns]忠彦[nse] 「緒織ィィ!!! 待ってろよォ!![r]  すぐ行くぜぇェェ!!!!!!!!」[pcms] ;//se087・木製ドアを蹴破る音 ;//[se buf=0 storage="se087"] *2200| [fc] 気合い入れて行くぜ。[r] 航にだけ気合い入れろとか言って、[r] 俺がヘタレてたら世話ねぇからな。[pcms] *2201| [fc] 全身に力を込め、社のドアを蹴破り、外へ。[pcms] *2202| [fc] 俺の身体は、眩しい光に包まれていった。[pcms] ;//〆ホワイトアウト [fadeoutbgm time=500] [stopse buf=0] ;[sysbt_meswin clear] ;[white_toplayer][trans_c cross time=2000][hide_chara_int_w] ;[zapend_random] [zapfade] ;//→50000へ [jump storage="50000.ks" target=*50000_TOP]