*D0010_C ;//●ラベルC ;//〆:m_infectionが成立している場合 ;//〆:視点・真坂 ;//小原 [bgm storage="bgm10"] ;//★_山奥の学園 廊下 朝・昼 bg27a.bmp前ラベルから継続 [bg storage="bg27a"][trans_c cross time=500] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *7466| [fc] 仙道君は、危険性と緊急性が高いからという理由で、昇降口に[r] 向かった。眞琴さんは、一階の廊下にあるはずの防火扉の施錠へと[r] 走っていき、私と梢さんは各教室の施錠を分担する事になった。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150] *7467| [fc] [vo_koz s="kozu_0458"] [ns]梢[nse] 「じゃあわたし、あっちの奥から順番に閉めてくるね」[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] ;//■_スニーカーで走る音 [se buf=0 storage="se048"] *7468| [fc] そう言って走り去る梢さんとも別れ、私はひとりになった。[pcms] ;//seフェード停止 [stopse buf=0] ; ;//★_山奥の学園 教室 朝・昼 bg26a.bmp [bg storage="bg26a"][trans_c cross time=500] ;// ノイズ開始 ;noise.csv *7469| [fc] 手近の教室に慎重に入り、窓の鍵をひとつひとつ確認しながら[r] 閉めていく。窓から見える校庭は、ところどころ地面が[r] えぐれていて、周りに生えていたはずの木々は、焼け落ちていた。[pcms] *7470| [fc] 私が今見ている光景は、まぎれもない現実なんだと思う。[r] でも、今ひとつ現実感が無く、またどうしてこんな状況に[r] なったのか、完全な理解には及んでいなかった。[pcms] *7471| [fc] 車内のラジオから流れていた断片的な情報。[r] 一昨日聞いた街中の暴徒というのは、本当の事で、[r] しかもその人数は思っていたよりも多く、街中だけではなかった。[pcms] *7472| [fc] 実際に、私たちが居たキャンプ場にも、おかしなひとが現れ、[r] 私は怪我などはしなかったけれど、そのうちのひとりに[r] 襲われて唇を奪われた。[pcms] *7473| [fc] 今、思い返しても嫌悪感で背筋が粟立ってくる。[r] でも、どうしてこんな事態に陥ってしまったのか、[r] その背景を私は未だにしっかりと理解できずにいた。[pcms] *7474| [fc] キャンプ場で聞いたサイレンの音。駐車場で見かけた、[r] 空を駆け抜ける爆撃機。車のラジオから流れ出た緊急放送……。[r] まるで戦争が起こったかのよう……と、表現したらいいのかしら。[pcms] *7475| [fc] 私はもちろん戦争なんて経験した事がない。[r] でも、あの光景、あの音を聞いたとき、すぐに頭の中に[r] 浮かんだ言葉は『戦争みたい』だった。[pcms] *7476| [fc] 今見ている光景。割れた窓ガラス。散乱する瓦礫。[r] 燃え落ちた木。凄い力でえぐられた地面……。[r] これらは現実で、確かに爆撃があったのだと思える。[pcms] *7477| [fc] あの放送どおりの区域に爆撃がなされたのだとしたら……、[r] お母さんは、大丈夫だろうか?[r] 冴子さんのお母さんが避難誘導してくれているとは信じたい。[pcms] *7478| [fc] でも、避難できていたとしても、お母さんの病状が心配……。[r] 最近、落ち着いてきていたとはいえ、大勢の見ず知らずの人に[r] 囲まれて、果たして安定していられるだろうか……。[pcms] *7479| [fc] もしも、避難出来なかったり、避難している途中で、大混乱に[r] 巻き込まれていたら……きっと、お母さんは症状をぶり返し、[r] そして周りにも迷惑を掛けているかもしれない……。[pcms] *7480| [fc] 助けに行きたい。[r] それが娘としての正直な気持ち……。[r] でも、現実には無理なのだという事はわかっている。[pcms] *7481| [fc] 私だけ、勝手に抜けて行動するわけにはいかない。[r] そんな事をしたら、他のみんなに迷惑を掛けるのだという事が、[r] 仙道君との昨日の会話でなんとなく認識出来ていた。[pcms] *7482| [fc] それに実際問題、街までの移動が困難だ。[r] まだ距離があるし、移動手段はせいぜいが徒歩。[r] これまで見かけたように、おかしなひと達だって居るはず。[pcms] *7483| [fc] とても、街まで自分ひとりの力で、自分を守りきって[r] たどり着けるとは、到底思えない。[r] それに、情報を考えたら、簡単に街中に入れるとも思えない……。[pcms] *7484| [fc] だとしたら、今の状況を何とかして、みんなと一緒に、[r] 早く街に、家に、戻れるようにしなければ。[pcms] *7485| [fc] でも……いったい何をすればいいのだろう……。[pcms] *7486| [fc] 今までの私は、他の誰かと協調して行動を共にするなんて事が[r] ほとんど無かった。[r] 学園でもひとり、自宅でも、お母さんは居てもひとり……だった。[pcms] *7487| [fc] 周囲に人が居なかったわけではない。でも、ただ居ただけ。[r] 私には関わりのない人。むしろ積極的に、関わることを避けて[r] 私は、過ごしてきた。[pcms] *7488| [fc] 私と関わったら、幸せな人たちの笑顔を奪ってしまうような気が、[r] いつもしていたから……。[pcms] *7489| [fc] でも、今は少しだけ違う。[r] 私は変わりたいと思っていたし、冴子さんや仙道君、石郷岡さん、[r] 眞琴さんも梢さんも、こんな私を受け入れようとしてくれた。[pcms] *7490| [fc] みんなのそういう気持ちが嬉しかったけれど、私は人づきあいに[r] 慣れていなくて、どうしたらいいのかわからなくて、[r] きっとぎくしゃくした態度が多かったと思う。[pcms] *7491| [fc] それなのに、みんなは私を仲間として友達として接してくれた。[pcms] *7492| [fc] だから、私はもっと積極性を頑張って出して、みんなと歩調を[r] 合わせて、自分に出来る事はしっかりとやって……。[pcms] *7493| [fc] そして、今のおかしな状況から、なんとしても抜け出したい。[r] みんなと一緒に街に戻り、そして家に、私の家に帰る。[pcms] *7494| [fc] 必ず帰り着く。絶対に……。[pcms] ;// ノイズ停止 ;ノイズ消し ;[zapend_random] [zapfade] ;//〆:合流Aへ [jump storage="D0010_F.ks" target=*D0010_F] ;//----------------------------------------------------------