*F0010_J ;//●ザッピング合流点 ;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み ;//〆:サバイバル2Ndフロー・4のマーク表示フラグ ;//♂:ここまでセット ;//★_山奥の学園 教室 夕方 bg26b.bmp前ラベルから継続 [bg storage="bg26b"][trans_c cross time=1000] ;//♪_BGM無音 ;//■_爆発音 ※出来るだけ派手な。プロパンガスの爆発です ;//se114 プロパンガスの爆発音 [se buf=0 storage="se114"] ;//画面揺らし [quake_bg xy m] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4688| [fc] [ns]大介[nse] 「うわあっ! 何だっ!!」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA05"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4689| [fc] [vo_mak s="mako_1391"] [ns]眞琴[nse] 「何? 今の何?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA05"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150] *4690| [fc] [vo_koz s="kozu_0992"] [ns]梢[nse] 「ふええ……やだぁ、今度は何ぃ?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4691| [fc] [vo_aya s="aya_1255"] [ns]絢[nse] 「……爆発、でしょうか?」[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] ;//♪_BGM06 フェードイン [bgm storage="bgm06"] *4692| [fc] 俺たちの沈黙を破ったのは、外からの爆発音だった。[r] 窓ガラスがビリビリと震えている。[r] その窓から外を見ると、もうもうとした砂煙が上がっていた。[pcms] *4693| [fc] [ns]大介[nse] 「行ってみようっ!!」[pcms] *4694| [fc] 俺たちは一斉に、教室を飛び出した。[pcms] ;//se017 教室の引き戸を開ける [se buf=0 storage="se017"] ;//★_山奥の学園 廊下 夕方 bg27b.bmp [bg storage="bg27b"][trans_c cross time=500] *4695| [fc] 階段を駆け下り、一階に出た。変な臭いがしている。[r] タマネギが腐ったような臭いと、焦げたような臭い。[r] そんなものが、漂ってきていた。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cC03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4696| [fc] [vo_aya s="aya_1256"] [ns]絢[nse] 「これは……ガスの臭いだと思います」[pcms] *4697| [fc] [ns]大介[nse] 「ガス……?」[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] *4698| [fc] 何があったんだ。救助隊の作戦? いや、まだ第二次救助隊の[r] 編成だって終わってないはずだ。だとしたら、何が起った?[r] 翔くん……まさか、翔くんが何かしたんだろうか?[pcms] *4699| [fc] [ns]大介[nse] 「外の様子を伺ってみよう」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cB02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4700| [fc] [vo_mak s="mako_1392"] [ns]眞琴[nse] 「……うん。確かめようよ。何があったのか」[pcms] ;//キャラ消し ;//★_山奥の学園 昇降口 夕方 bg29b.bmp [bg storage="bg29b"][trans_c cross time=500] *4701| [fc] 俺たちは、慎重に扉の鍵をひとつ開け、外へと踏み出した。[pcms] ;//★_ [bg storage="bg25b"][trans_c cross time=500] *4702| [fc] 校庭中を煙が薄く漂っている。ある地点を中心にして、[r] そこから同心円で広がってきているように見えた。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA05"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4703| [fc] [vo_mak s="mako_1393"] [ns]眞琴[nse] 「うわっぷ。煙いー。何があったの?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4704| [fc] [vo_aya s="aya_1257"] [ns]絢[nse] 「ガス爆発……では、ないでしょうか?」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA10"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150] *4705| [fc] [vo_koz s="kozu_0993"] [ns]梢[nse] 「ふええ……臭いよぉ……」[pcms] *4706| [fc] [ns]大介[nse] 「誰かが……意図して起こしたのか?[r]  それとも、なんかの事故……だろうか?」[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] *4707| [fc] ようやく少し視界が開けてきた。あちこちに人間の、いや、[r] うろついていたはずの連中が倒れている姿を確認出来た。[r] 爆風に吹き飛ばされたのだろう。[pcms] *4708| [fc] 歩いているヤツラが、わずかにしかいない。[r] それも、今居る場所、昇降口のあたりでは皆無で、[r] 校庭の端っこに数人、うろつく人影が見える程度だった。[pcms] *4709| [fc] 今なら車に乗り込めるかもしれない。[r] ここから脱出出来るかもしれない。俺はすぐに決断した。[pcms] *4710| [fc] [ns]大介[nse] 「車に行こう。今ならここから脱出出来るかもしれない。[r]  いつくるかわからない救助隊を待つよりは、この機会を[r]  逃す手は無いと思う」[pcms] *4711| [fc] みんながうなずく。俺たちはそれでも、慎重な足取りで[r] 停めてある車へと向かった。[pcms] ;//黒フェード [black_toplayer][trans_c blind_lr time=500][hide_chara_int] ;//★_山奥の学園 外観 夕方 bg25b.bmp [bg storage="bg25b"][trans_c blind_lr time=500] *4712| [fc] [ns]大介[nse] 「……なんだ、これ……血か?」[pcms] *4713| [fc] 車の近くから、どす黒い血の線が、伸びていた。[r] 爆発の中心と思えた場所に向かって。[r] 俺はその血の線を、ゆっくりと目で追っていった。[pcms] *4714| [fc] 当たって欲しくない予感ほど、当たるのだと、[r] 俺はまた実感させられていた。[pcms] *4715| [fc] 血のラインの先には……翔くんと冴子さんが居た。倒れていた。[r] 着ていた服は、かろうじてわかる程度にしか残っていない。[r] 身体だってあちこち引き裂かれていた。[pcms] *4716| [fc] でも、あの倒れている『人間』は、間違いなく翔くんと[r] 冴子さんだった。見間違いであって欲しいと思ったけれど、[r] 間違えようがない、俺の、俺たちの仲間の姿だった。[pcms] *4717| [fc] [ns]大介[nse] 「うそ……だろ?」[pcms] *4718| [fc] 俺は膝から崩れ落ちた。身体が震える。[r] 頭の中が真っ白になって、何も考えられない。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cB03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150] *4719| [fc] [vo_koz s="kozu_0994"] [ns]梢[nse] 「い、いやあっ! 翔兄ちゃんっ! 冴子さんっ!!」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA08"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4720| [fc] [vo_mak s="mako_1394"] [ns]眞琴[nse] 「翔……冴子さん……うっうあああっ!」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cC03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4721| [fc] [vo_aya s="aya_1258"] [ns]絢[nse] 「…………」[pcms] *4722| [fc] 梢が泣き崩れる。マコトは車のボディを悔しそうに叩き、[r] 声を殺して泣いている。真坂さんだけがひとり立ちつくし、[r] 爆発の中心点を見つめ続けていた。[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] *4723| [fc] 翔くんは俺たちを無事になんとか逃がそうとしたんだ。[r] どこかでガスボンベを調達して、ふたりで自爆した。[r] うろつく大勢の連中を、自分たちの血で引きつけて……。[pcms] *4724| [fc] 最後の最後まで俺たちを守ってくれた。自分の命を犠牲にして。[pcms] *4725| [fc] いや、違う。もちろんそういう意図もあったとは思う。[pcms] *4726| [fc] でも、きっと翔くんは先が長くないなら、自分たちの命ぐらい、[r] 自分たちで始末をつけようと思ったんだ。[pcms] *4727| [fc] どうせなら、ついでにアイツラも大勢巻き込もう。[r] そうすれば俺たちをここから脱出させる事も出来る。[r] 一石二鳥だ。[pcms] *4728| [fc] ――翔くんだったら、きっとそんな事を考えたに違いない。[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150] *4729| [fc] [vo_aya s="aya_1259"] [ns]絢[nse] 「ここから逃げましょう。今しかありません。[r]  ふたりの……死を無駄にしないで下さい」[pcms] *4730| [fc] 見上げる真坂さんは、毅然とした顔で、でも両の目から[r] 涙を流していた。[r] 涙をふくこともせずに、促す目で俺を見つめた。[pcms] *4731| [fc] 真坂さんの言うとおりだ。俺は兄貴の死を無駄にしたくない。[r] 与えられたチャンスは最大限に生かさなければ、[r] きっと翔くんにも冴子さんにも怒られる。[pcms] ;//キャラ消し [chara_int][trans_c cross time=150] *4732| [fc] [ns]大介[nse] 「みんな……車に乗り込めっ! 脱出するぞっ!」[pcms] *4733| [fc] 俺の言葉にマコトは涙を拭いた。[r] 泣き崩れる梢を優しく引き起こす。真坂さんは、すでに[r] 助手席の扉の前へと移動していた。[pcms] *4734| [fc] 俺のポケットの中には、車のキーがしっかりとあった。[r] 翔くんに返さなければと思っていたキーだ。[r] 永遠に返す事が出来なくなってしまっていた。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//se076 リモコンドアロック解除の音 [se buf=0 storage="se076"] ;//強制ウェイト [wait time=500] ;//se003 自動車のドアを開ける [se buf=0 storage="se003"] ;//自動車フレーム表示(運転席・昼) [CarSetBase carbase="car_flame_window_a"][trans_c cross time=150] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4735| [fc] ロックを解除して運転席に乗り込む。[pcms] ;//se003 自動車のドアを開ける [se buf=0 storage="se003"] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4736| [fc] 真坂さんが助手席に。[pcms] ;//se003 自動車のドアを開ける [se buf=0 storage="se003"] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4737| [fc] マコトが未だ泣きじゃくる梢を連れて、セカンドシートに[r] 乗り込んできた。[pcms] *4738| [fc] それぞれの扉が閉まる。[pcms] ;システムボタン&ウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] ;//se029 自動車のエンジン始動 [se buf=0 storage="se029"] ; [quake_bg xy s] ; ;//画面揺らし ; [quake_bg xy s] [quake time=2000 hmax=10 vmax=10][wq canskip=true][stopquake] ;システムボタン&ウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4739| [fc] 俺はキーを差し込みエンジンをスタートさせた。[pcms] *4740| [fc] [ns]大介[nse] 「翔くん……冴子さん……」[pcms] *4741| [fc] 俺は心の中でふたりの亡骸に手を合わせながら、[r] アクセルを踏み込んだ。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//♪_BGM フェードアウト [fadeoutbgm time=500] ;//■_自動車が立ち去る走行音 [se buf=0 storage="se036"] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) ;//黒フェード [black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] ;//強制ウェイト [wait time=1500] ;//★_ ;//se031 自動車の走行音(車内) [se buf=0 storage="se031" loop=true] [bg storage="bg23b"] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=1000] ;//♪_BGM06 フェードイン [bgm storage="bgm06"] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4742| [fc] それからの事は、記憶が曖昧だ。[r] 俺はひたすらハンドルを握り、車を走らせた。[pcms] *4743| [fc] 何度か、感染者と思えるヤツを跳ね飛ばしもした。[r] 何度か、ガードレールを擦ったかもしれない。[pcms] *4744| [fc] でも、そんな事は、どうでもいい事だった。[r] ひたすら街を目指す事だけに集中して、俺は車を走らせていた。[pcms] ;//白フラ [白フラ] *4745| [fc] 道の遙か先に、明るい光が見えた。その光が動き俺の目を[r] まともに直撃した。まぶしい。一瞬目がくらみ、俺は、[r] なんとか車を路肩に寄せ、停めた。[pcms] ;//se即時停止 [stopse buf=0] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4746| [fc] [vo_aya s="aya_1260"] [ns]絢[nse] 「どうかしました、仙道君?」[pcms] *4747| [fc] [ns]大介[nse] 「ああ。ちょっと目がくらんだんだ。ほら、あの先に見える[r]  光で。サーチライトかなんかの光かな?」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4748| [fc] [vo_mak s="mako_1395"] [ns]眞琴[nse] 「どこどこ? あ、あれ? 動いてるね。[r]  うん、きっとサーチライトだよ。誰かが操作してるんだよ。[r]  きっと、あそこまで行けば、誰かまっとうな人がいるよっ!」[pcms] ;//♪_BGM06 フェードアウト ;// ;//♪_BGM04 フェードイン [bgm storage="bgm04"] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4749| [fc] [vo_koz s="kozu_0995"] [ns]梢[nse] 「ほんと? ほんとにぃ?」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4750| [fc] [ns]大介[nse] 「ああ、たぶんそうだろうな。……はは。眩しいはずだよ。[r]  俺、車のライト、しっかり点けずに走ってた。[r]  スモールライトだけは、どっかで点けたみたいだな」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] ;[vo_mak s="mako_1396"] ;[ns]眞琴[nse] ;「しょうがないなー。あー……でも、ようやく、アタシたち……」[pcms] ;セリフ分割 *4751| [fc] [vo_mak s="mako_1396"] [ns]眞琴[nse] 「しょうがないなー……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4752| [fc] [vo_mak s="mako_1396"] [ns]眞琴[nse] 「でも、ようやく、アタシたち……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4753| [fc] [vo_koz s="kozu_0996"] [ns]梢[nse] 「まことちゃん、泣かないで……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4754| [fc] [vo_mak s="mako_1397"] [ns]眞琴[nse] 「泣いてないってば。梢ちゃんじゃないんだから。[r]  安心しただけ。ようやく気がゆるんだの。それだけよ」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] ;//外はもう闇に包まれていた。その闇の中に、いくつかの ;//眩しくて小さな光が、輝いていた。まだあそこまでは、 ;//距離があるだろう。でも、俺はひと息つきたくなっていた。 *4755| [fc] 日は落ちかけ、俺たちを水平に照らす。[pcms] *4756| [fc] 眩い光が、俺の目に突き刺さる。[pcms] *4757| [fc] そのオレンジ色の燃える光の中に、[r] 小さく光る人工的な灯りが見え始めた。[pcms] *4758| [fc] 明らかに、人の臭いのする光が。[pcms] *4759| [fc] まだあそこまでは距離があるだろう。[r] でも、俺はひと息つきたくなっていた。[pcms] *4760| [fc] [ns]大介[nse] 「ちょっとひと息、つかせてくれ。5分、10分でいいからさ」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4761| [fc] [vo_aya s="aya_1261"] [ns]絢[nse] 「お疲れさまでした。まだ到達していませんが、ようやく[r]  先が見えましたね」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4762| [fc] [ns]大介[nse] 「ああ、そうだな。あー、なんかあちこちガチガチに[r]  なってるな。ちょっとだけ休ませてくれな。悪いな」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4763| [fc] [vo_mak s="mako_1398"] [ns]眞琴[nse] 「ううん、オッケーだって。腕とか足とか腰とか、少し[r]  伸ばした方がいいよー。ほんとお疲れさま」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4764| [fc] [vo_koz s="kozu_0997"] [ns]梢[nse] 「大介兄ちゃん……ありがとう」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4765| [fc] ハンドルから手を離し、前方に向かって筋肉を伸ばした。[r] 足元のペダルから足をはずして、足首をぐりぐり回してみた。[r] 座席に座ったまま、腰を左右にひねったりもした。[pcms] *4766| [fc] なんとなく身体のコリが取れた。[r] それよりも、眩しいライトが、ようやく俺の気持ちを前向きに、[r] そして、まともに考えられるようにしてくれていた。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4767| [fc] [vo_mak s="mako_1399"] [ns]眞琴[nse] 「んっと……」[pcms] *4768| [fc] 後ろの席から、なにやらごそごそとした音が聞こえてきた。[r] マコトが何かやっているようだ。[pcms] *4769| [fc] [vo_mak s="mako_1400"] [ns]眞琴[nse] 「ね、ね、絢さん。外に出ないでセカンドシートに来られる?」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4770| [fc] [vo_aya s="aya_1262"] [ns]絢[nse] 「え? ええ、行けると思いますが……」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4771| [fc] [vo_mak s="mako_1401"] [ns]眞琴[nse] 「じゃあ、来てよ」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4772| [fc] [vo_aya s="aya_1263"] [ns]絢[nse] 「どうしてですか?」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cC02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4773| [fc] [vo_mak s="mako_1402"] [ns]眞琴[nse] 「約束したじゃん。みんなで制服に着替えよーってさ。[r]  こっち来て、一緒に着替えようよ。ね?」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cB01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4774| [fc] [vo_aya s="aya_1264"] [ns]絢[nse] 「え……ええ……」[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4775| [fc] [vo_mak s="mako_1403"] [ns]眞琴[nse] 「だってさー、ようやくまともな人達に会えそうじゃない?[r]  だったらさー、こっちも汗くさい格好から着替えておいた方が、[r]  印象いいじゃん? ね、だから、こっち来て、着替えようよ」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4776| [fc] [vo_aya s="aya_1265"] [ns]絢[nse] 「わかりました」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4777| [fc] 真坂さんは、シートベルトをはずし、セカンドシートへと[r] 移っていった。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4778| [fc] [vo_koz s="kozu_0998"] [ns]梢[nse] 「はい、大介兄ちゃん。これ、大介兄ちゃんのだから。[r]  大介兄ちゃんは、そこで着替えてね」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4779| [fc] シート越しに、俺の制服が渡ってきた。[r] どうやら俺の荷物から梢が引っ張り出したらしい。[r] 仕方がない。着替えるには狭いけれど、なんとか着替えよう。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cC01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4780| [fc] [vo_mak s="mako_1404"] [ns]眞琴[nse] 「ダイスケ、バックミラーとかで覗くなよっ!」[pcms] *4781| [fc] [ns]大介[nse] 「わーってるって。そんな恐ろしい事、ぜってーしないって」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cC02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4782| [fc] [vo_mak s="mako_1405"] [ns]眞琴[nse] 「ならいいんだけどねー」[pcms] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) [chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] *4783| [fc] こういう時は、素直に従ったほうがいい。着替えなかったら、[r] 絶対に鉄拳制裁をくらうだろう。[pcms] *4784| [fc] せっかく身体のコリを伸ばしたってのに、筋肉をつらせそうに[r] なりながら、俺はなんとか着替えを済ませた。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4785| [fc] [vo_aya s="aya_1266"] [ns]絢[nse] 「前に行っても大丈夫ですか?」[pcms] *4786| [fc] [ns]大介[nse] 「あ、ああ。俺の着替えは終わってるよ」[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c blind_lr time=500] *4787| [fc] 真坂さんが制服に着替えて、また助手席に戻り、しっかりと[r] シートベルトを締め直した。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_aA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] *4788| [fc] [vo_mak s="mako_1406"] [ns]眞琴[nse] 「あー、スッキリした。さて、出発しようよ、ダイスケ」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_aA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4789| [fc] [vo_koz s="kozu_0999"] [ns]梢[nse] 「大介兄ちゃん、着替え終わったの後ろにちょうだい」[pcms] *4790| [fc] 梢に脱いだものを渡し、シートベルトを装着して、俺たちは[r] 制服姿で、また車を走らせ始めた。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) ;//♯_ブラックアウト [black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] ;//se031 自動車の走行音(車内) [se buf=0 storage="se031" loop=true] ;//★_崩壊した通学路 夕 bg06b.bmp ;//♂:色調が暗いのでそのまま夕方として使用 [bg storage="bg06b"][trans_c cross time=1000] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4791| [fc] ようやくたどり着いた俺たちの街は、悲惨な状況だった。[r] 悲惨なんて言葉では簡単に表せられないぐらい、ひどかった。[pcms] *4792| [fc] 見覚えがない街に変わってしまっている。[r] でも、懐かしさは募る。ほんの数日前までは、この道だって[r] 周りの街並みと共に何回も通った道だったはずだ。[pcms] *4793| [fc] いっそのこと、何もかも、瓦礫も、崩れかけた建物も、[r] 焼けこげた場所も、無くなってたらよかったのに。[r] 中途半端に自分の記憶の風景と交差して、切なくなってきていた。[pcms] *4794| [fc] でも、結局、俺たちにはここしか戻る場所は無かったんだ。[r] たとえ、見てくれがどんなに変わっていようとも……。[pcms] ;//★_バリケード前 夕 bg31c.bmp ;//♂:色調が暗いのでそのまま夕方として使用 [bg storage="bg31c"] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase layer=2 carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=500] [ChrSetEx layer=1 chbase="etc_01b"][ChrSetXY layer=1 x=162 y=0][trans_c blind_lr time=500] *4795| [fc] [ns]自衛隊員[nse] 「そこの車っ! その場で停まりなさいっ!」[pcms] *4796| [fc] 前方から割れた拡声器の声が鳴り響いた。[r] ライトが点けられ、バリケードが作られている。[r] 自衛隊の制服に身を包んだ人間がいるのも、わかった。[pcms] ;//seフェード停止 [stopse buf=0] ; *4797| [fc] [ns]自衛隊員[nse] 「感染者か! それとも要救助者かっ! 要救助者なら、[r]  クラクション、もしくはライトをパッシングさせなさい!」[pcms] *4798| [fc] 俺はようやく安堵する事が出来た。[r] これで俺たちは助かる。助かったんだ。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//se026 自動車のクラクション [se buf=0 storage="se026"] ;//強制ウェイト [wait time=500] ;//白フラ [白フラ] ;//白フラ [白フラ] [wait time=500] ;//se026 自動車のクラクション [se buf=0 storage="se026"] [wait time=500] ;//白フラ [白フラ] ;//白フラ [白フラ] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4799| [fc] 何度もクラクションを鳴らし、ライトでパッシングした。[r] 何度も、何度もっ![pcms] *4800| [fc] [ns]自衛隊員[nse] 「要救助者発見っ!! ただちに保護せよっ!」[pcms] ;//キャラ消し [chara_int] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕) [CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150] ;//se041 走って近づく足音(壁越し) [se buf=0 storage="se041"] *4801| [fc] 自衛隊員が数人駆け寄ってくるのが見える。[r] まともな人間だ。ようやく、俺たちは帰り着いたんだ。[pcms] ;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150] ;mm [stopse buf=0] *4802| [fc] [vo_mak s="mako_1407"] [ns]眞琴[nse] 「……ようやく……」[pcms] [ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_aA10"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150] *4803| [fc] [vo_koz s="kozu_1000"] [ns]梢[nse] 「ううっ……嬉しい……」[pcms] *4804| [fc] マコトと梢がすすり泣いていた。[pcms] ;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き) [CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"] [ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0] [CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150] *4805| [fc] 真坂さんも、無言だけれど、目に涙を溜めて前方を見つめていた。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み ;//〆:サバイバル2Ndフロー・4のマーク点灯フラグ ;//♂:ここまでセット ; ; ; ;//♪_BGM04 フェードアウト [fadeoutbgm time=500] ;//♪_BGM無音 ;//自動車フレーム消去(キャラ毎) ;//♯_ホワイトアウト [white_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int_w] ;//★_黒画面 [black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] ;//★_ [bg storage="bg35b"][trans_c cross time=1000] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] *4806| [fc] あの日。[r] 翔くんと冴子さんの最後を見た日から、4日が経過していた。[pcms] ;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去 [sysbt_meswin clear] ;//黒フェード [black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int] ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp [bg storage="bg02a"][trans_c cross time=1000] ;//♪_BGM03 [bgm storage="bgm03"] ;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示 [sysbt_meswin] ;//太陽が沈もうとする時間だった。 ;//窓から暖かいオレンジ色に染まった空が見えた。 ;//俺たちがキャンプに出かけたあの日から1週間が過ぎていた。 *4806a| [fc] [ruby text="まばゆ"]眩い真夏の太陽に照らされ、俺の額を汗がつたう。[r] 『あの日』と同じように、暑い夏の日差しが俺に注がれる。[r] 俺たちがキャンプに出かけたあの日から、一週間が過ぎていた。[pcms] *4807| [fc] 自衛隊員に保護された翌日。[r] 俺たちの街は、自衛隊に守られて、平穏を保っていた。[r] だから、みんなでそれぞれの家を一緒に見て回ることが出来た。[pcms] *4808| [fc] でも、誰にも……俺、真坂さん、梢、マコトにも家は無かった。[r] どの家も崩壊していて、とても住めるような状況じゃなかった。[pcms] *4809| [fc] 街の中も歩いて回った。爆撃の跡。火事の跡。焼け野原に[r] なってしまった場所。[r] そして、まともな店は、強奪された形跡が残されていた。[pcms] *4810| [fc] やるせない気分になった。[r] 俺たちは自衛隊が駐屯している所へ出向いて、それぞれの[r] 家族の所在を確かめようとした。[pcms] *4811| [fc] でも、その日は、誰の家族も、その行方がわからなかった。[pcms] *4812| [fc] 仕方なく俺たちは四人とも、臨時の避難所となっていた[r] 俺たちが通っていたこの学園に、身を寄せた。[r] 何かわかったら、ここへ知らせてくれとの伝言を託して。[pcms] *4813| [fc] 他にも生き残ったひとびとが、この学園に避難していた。[r] でも、それも、一日、二日と過ぎる内に、数が減っていった。[r] 他の救助施設や、別の場所へと移動したようだった。[pcms] *4814| [fc] 今、この教室に残っているひとは、数えられるほどの人数だ。[pcms] ;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み ;//〆:サバイバル2Ndフロー・17のマーク表示フラグ ;//〆:サバイバル2Ndフロー・18のマーク表示フラグ ;//〆:サバイバル2Ndフロー・19のマーク表示フラグ ;//〆:サバイバル2Ndフロー・20のマーク表示フラグ ;//♂:ここまでセット ;//---------------------------------------------------------- ;//※条件分岐 ;//E0030ma_A2が成立→ラベルA1へ ;//E0030ab_B2が成立→ラベルB1へ ;//E0030nt_C2が成立→ラベルC1へ ;//上記いずれも不成立→ラベルD1へ [if exp="f.l_E0030ma_A2 == 1"][jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_K][endif] [if exp="f.l_E0030ab_B2 == 1"][jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_L][endif] [if exp="f.l_E0030nt_C2 == 1"][jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_M][endif] [jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_N] ;//---------------------------------------------------------- *F0010_K ;//●ラベルA1 ;//〆:E0030ma_A2が成立の場合 ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続 ;//[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=500] *4815| [fc] 俺と絢……他に数人いる程度にまで減っていた。[pcms] ;//〆:合流Cへ [jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_O] ;//---------------------------------------------------------- *F0010_L ;//●ラベルB1 ;//〆:E0030ab_B2が成立の場合 ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続 ;//[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=500] *4816| [fc] 俺とマコト……他に数人いる程度にまで減っていた。[pcms] ;//〆:合流Cへ [jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_O] ;//---------------------------------------------------------- *F0010_M ;//●ラベルC1 ;//〆:E0030nt_C2が成立の場合 ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続 ;//[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=500] *4817| [fc] 俺と梢……他に数人いる程度にまで減っていた。[pcms] ;//〆:合流Cへ [jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_O] ;//---------------------------------------------------------- *F0010_N ;//●ラベルD1 ;//E0030ma_A1、E0030ab_B2、E0030nt_C2のいずれも不成立の場合 ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続 ;//[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=500] *4818| [fc] 俺と、見知らぬ人が数人いるだけだった。[pcms] ;//〆:合流Cへ [jump storage="F0010_J.ks" target=*F0010_O] ;//---------------------------------------------------------- *F0010_O ;//●合流C ;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続 ;//[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=500] *4819| [fc] 急速に人数が減った理由は、ようやく昨日わかった。[r] どうやら、この土地、そのものが封鎖されるらしい。[r] ここだけじゃない。他の地域も、他県も、封鎖されるのだそうだ。[pcms] *4820| [fc] 相談員の役目を担った自衛隊員に、どこか別の場所に移るようにと[r] 促されていた。頼る相手がいなければ、どこかを紹介するから[r] 考えておくようにと、言い渡されていた。[pcms] *4821| [fc] 俺は、ここから離れたくなかった。[pcms] *4822| [fc] 別に街に愛着があった訳じゃない。エンジニアになる夢を[r] かなえるためになら、離れてもかまわないと思っていた。[pcms] *4823| [fc] 家にだって執着していなかった。[r] またもめたら、さっさと家を出てしまおうとさえ思っていた。[pcms] *4824| [fc] でも、今は違う。[pcms] *4825| [fc] 家は崩壊してしまった。両親の行方もわからない。[r] たぶん、もうこの世にはいないだろう。[r] 俺をこの地に引き留めるものは、何も無くなっていた。[pcms] *4826| [fc] それでも、俺はここを離れたくないと思っていた。[r] 思い出がいっぱい詰まっているこの街を離れたくなかった。[pcms] *4827| [fc] それに……この先、たったひとりきりで生きていく自信が、[r] 正直な話、俺にはまだ無かった。[pcms] *4827a| [fc] 鬱々とした気分で、俺は教室の座席に座り、何も考えられずに[r] 窓から暮れなずむ空を眺めていた。[r] 世の中全部から取り残されたような気分になっていた。[pcms] *4828| [fc] ふと、俺は背後にひとの気配を感じた気がして、[r] ついつい振り返った。[pcms] ;//---------------------------------------------------------- ;//※条件分岐 ;//E0030ma_A2が成立→ラベルA2へ ;//E0030ab_B2が成立→ラベルB2へ ;//E0030nt_C2が成立→ラベルC2へ ;//上記いずれも不成立→ラベルD2へ [if exp="f.l_E0030ma_A2 == 1"][jump storage="F0010_P.ks" target=*F0010_P][endif] [if exp="f.l_E0030ab_B2 == 1"][jump storage="F0010_Q.ks" target=*F0010_Q][endif] [if exp="f.l_E0030nt_C2 == 1"][jump storage="F0010_R.ks" target=*F0010_R][endif] [jump storage="F0010_S.ks" target=*F0010_S] ;//----------------------------------------------------------