kansen-5/Kansen5_patch/0310.ks
2023-12-30 20:05:58 -06:00

371 lines
6.8 KiB
Text
Raw Permalink Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

;//_______________________________________
;//シーン名 :『逢魔が時』
;//file名 0310
;//登場人物 :夏都、姦染3の登場人物(マルガリータ、漣、悠帆、瑞樹、渡、浩介、
;//登場人物 :重吉、壬、朋美)
;//服装
;//日付 8/17
;//時間 :夕方
;//背景 :渋谷LESER
;//予想容量 全体を通して5k前後
;//備考 :夏都の一人称
;//_______________________________________
*0310_TOP
;{SceneSet 逢魔が時}
[wait_c time=500]
[sysbt_meswin clear]
;//ザッピング告知 sw_** ←**をそれぞれのキャラ名に変える
;ムービーを適宜再生させる
[zapfade storage="aspect_natu.mpg"]
[sysbt_meswin]
;//適宜表示位置を変えて下さい。X座標0^-1464
;//目安 左端0 真ん中-800 右端-1464
;//★shibuya_laser_floor01a 渋谷・laser前
[bg storage="shibuya_laser_floor01a"][ChrSetXY layer=0 x=-800 y=0][trans_c cross time=500]
;//bgm05.ogg
[bgm storage="BGM05"]
;//システムアイコン&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4340|
[fc]
[vo_nat s="natu0062"]
[ns]夏都[nse]
「ふぃー、やっぱそれなりに出費がかさむな」[pcms]
*4341|
[fc]
オレは旅行用のキャリーバッグを引きながら、[r]
新しいシャツと下着を買い込んで、[r]
列車に向かうところだった。[pcms]
*4342|
[fc]
昼過ぎに上がってしまった仕事のことを思うと、[r]
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。[pcms]
*4343|
[fc]
みんな笑顔で送り出してくれたけれど、[r]
おみやげたくさん買って帰らなくちゃ、[r]
オレの気が済まなかった。[pcms]
*4344|
[fc]
誠とその友達が用意してくれた旅行のプレゼントなんて、[r]
わくわくしない方がどうかしてる。[pcms]
*4345|
[fc]
ライブフェスにもいけるし、久しぶりに羽を伸ばして[r]
楽しむことができそうだった。[pcms]
*4346|
[fc]
[vo_nat s="natu0063"]
[ns]夏都[nse]
「さてと……」[pcms]
*4347|
[fc]
後は、このまま渋谷駅に向かい、[r]
そこから東京駅に行って新幹線の旅のはじまりだ。[pcms]
*4348|
[fc]
さて、駅弁はどこのご当地ものを食べようかな……。[pcms]
;//■イベントCG
[evcg storage="mob_N013"][trans_c lr time=300]
*4349|
[fc]
[vo_mob s="maru0001"]
[se buf=0 storage="seB008"]
;//seB008.ogg
[ns]マルガリータ[nse]
「ハッ!」[pcms]
*4350|
[fc]
[vo_nat s="natu0064"]
[ns]夏都[nse]
「うはっ!」[pcms]
;//seB012.ogg
[se buf=0 storage="seB012"]
*4351|
[fc]
金髪のねーちゃんがくれてやった蹴りで、[r]
たるんだデカブツの男が地面にぶっ倒されていた。[pcms]
;//★shibuya_laser_floor01a 渋谷・laser前
[bg storage="shibuya_laser_floor01a"][ChrSetXY layer=0 x=-800 y=0][trans_c cross time=500]
*4352|
[fc]
悲鳴を上げる間もなく地面に転がった男が、[r]
金髪のねーちゃんを下から睨み付けている。[pcms]
*4353|
[fc]
でも、そんなゲスの視線なんてものともせずに、[r]
ねーちゃんは背筋をピンと伸ばして見下ろしていた。[pcms]
*4354|
[fc]
[ns]航[nse]
「漣っ、大丈夫かっ!」[pcms]
*4355|
[fc]
[vo_mob s="ren0024"]
[ns]漣[nse]
「お兄ちゃんっ![r]
 先輩が……先輩がちょうど通りかかってくれたから……」[pcms]
*4356|
[fc]
[ns]航[nse]
「先輩?」[pcms]
*4357|
[fc]
どうも同じ学園の仲良しグループが、[r]
チンピラに絡まれているらしい。[pcms]
*4358|
[fc]
倒れている線の細い子を、すごい美少女がかばうようにして、[r]
男たちとの間に立ちふさがっていた。[pcms]
*4359|
[fc]
両方の仲間たちが続々とこの場に集まり始めている。[r]
警察が来るのも時間の問題だな。[pcms]
*4360|
[fc]
[ns]浩助[nse]
「なんだ? やる気か?」[pcms]
*4361|
[fc]
先陣に立つ金髪のねーちゃんの隣で、[r]
喧嘩っ早そうなのが粋がっている。[pcms]
*4362|
[fc]
こいつは、チンピラとどっこいどっこいの[r]
感じしかしなかった。[pcms]
*4363|
[fc]
[ns]重吉[nse]
「ウゥ~、“また”おまえか![r]
 今日こそは思い知らせてやるゥ~!?」[pcms]
*4364|
[fc]
まるで相撲取りのように一直線の動きで、[r]
デカブツがねーちゃんに突進していく。[pcms]
*4365|
[fc]
素人は、相手のこういう動きを捌くのが苦手だ。[r]
デカブツはそれなりに喧嘩慣れしているみたいだった。[pcms]
*4366|
[fc]
でも、ぱっと見、金髪のねーちゃんはただ者じゃない。[pcms]
*4367|
[fc]
このデカブツを相手に、眉ひとつ動かさないで、[r]
迎え撃とうとしている。[pcms]
*4368|
[fc]
[ns]壬[nse]
「やめないか」[pcms]
*4369|
[fc]
[vo_nat s="natu0065"]
[ns]夏都[nse]
「うほっ」[pcms]
*4370|
[fc]
そこに現れた、アニキらしき、しぶい男の一喝で、[r]
デカブツの動きがピタリと止まる。[pcms]
*4371|
[fc]
まるで任侠映画を見ているみたいで、[r]
なんだか興奮してきた。[pcms]
*4372|
[fc]
[ns]壬[nse]
「シゲ、俺はお前にそんな事をしろと言ったか?」[pcms]
*4373|
[fc]
落ち着いた声の中に静かな怒りが忍ばされている。[pcms]
*4374|
[fc]
この男からは、チンピラの殴り合いとは違う、[r]
本物のプロの匂いが感じられた。[pcms]
*4375|
[fc]
[ns]重吉[nse]
「ア、アニキ……お、俺はその……」[pcms]
*4376|
[fc]
[ns]壬[nse]
「余計な事をするな。言われたとおりに動け!」[pcms]
*4377|
[fc]
[ns]重吉[nse]
「わ、わかったよ……。ちっ、運のいい奴らだ」[pcms]
*4378|
[fc]
どうやら見物もこれで終わりのようだった。[pcms]
*4379|
[fc]
あのアニキは素人を暴力で脅して楽しむ気はないらしい。[pcms]
*4380|
[fc]
デカブツがやられた後、金髪のねーちゃんとアニキの一騎打ちが[r]
見たかったんだけど、そうはならないみたいだ。[pcms]
*4381|
[fc]
こんなところで揉め事を起こしたって何にもならないのは、[r]
重々承知の上だろう。[pcms]
*4382|
[fc]
暴力も脅しも金のためならやるんだろうけど、[r]
プロがこんなところで油を売っていても、[r]
客の見物になるだけだからな。[pcms]
*4383|
[fc]
すると、そこにアニキの手下たちが集まり始めていた。[r]
結構な数がいるが、もう揉め事は起こさないだろう。[pcms]
*4384|
[fc]
電車の時間に遅れないようにその場を立ち去ろうとしたとき、[r]
視界の片隅に異様な雰囲気の少女がいることに気が付いた。[pcms]
*4385|
[fc]
サイズの合わない男物のシャツに身を包み、[r]
キョロキョロと辺りを見回している。[pcms]
;//BGMフェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,3000>
;//■イベントCG 姦染 朋美のイベント絵
[evcg storage="mob_N009c"][trans_c cross time=300]
*4386|
[fc]
あの瞳……血で染まったような真っ赤な瞳は……。[pcms]
;//bgm15.ogg
[bgm storage="BGM15"]
*4387|
[fc]
オレの背筋が瞬時に凍り付いた。[pcms]
*4388|
[fc]
4年前の光景が脳裏にフラッシュバックする。[pcms]
*4389|
[fc]
アレはもう終わった。[pcms]
*4390|
[fc]
米軍と協力した最後の掃討任務にオレも参加した。[pcms]
*4391|
[fc]
一人残らず殺して、燃やしたはずだ。[pcms]
*4392|
[fc]
[ns]壬[nse]
「行くぞ」[pcms]
*4393|
[fc]
気が付くと、チンピラの一味はすぐ横のビルの中に[r]
消えて行ってしまった。[pcms]
*4394|
[fc]
立ち止まっていた見物人が解散だとばかりに、[r]
歩き始める。[pcms]
;//seB023.ogg(LOOP)
[se buf=0 storage="seB023" loop=true]
*4395|
[fc]
でも、オレは……、[r]
破れそうになるほどの心臓の鼓動を止めることができなかった。[pcms]
*4396|
[fc]
いや、違う。[r]
こんな東京の真ん中にいるはずがない。[pcms]
*4397|
[fc]
あれはただのカラーコンタクトか、[r]
そういう病気なだけだ。[pcms]
*4398|
[fc]
人の流れに合わせるように、オレも自分の足を前後させ始める。[r]
同じ流れに乗ることで、不安を紛らわせるように。[pcms]
*4399|
[fc]
そんなはずはない。[pcms]
*4400|
[fc]
同じ言葉をなんども、胸の中でつぶやきながら、[r]
オレは渋谷駅への道を歩いていった。[pcms]
;//ザップ戻り効果
[zapfade]
;//ブロック0320へjump
[jump storage="0320.ks" target=*0320_TOP]
;//_____________________________