kansen-5/Kansen5_patch/1115.ks
2023-12-30 20:05:58 -06:00

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;//_____________________________
;//シーン名 :『』
;//file名 1115
;//登場人物 :彩月、稼津央
;//服装 :制服
;//日付 8/19
;//時間 ()
;//背景 ()
;//予想容量 全体を通して16K前後
;//備考 :彩月一人称視点
;//_____________________________
*1115_TOP
;{SceneSet 戦場の特等席}
[sysbt_meswin clear]
;//ザッピング告知 aspect_*** ←**をそれぞれのキャラ名に変える
;ムービーを適宜再生させる
[zapfade storage="aspect_satuki.mpg"]
[bg storage="BG10a"][trans_c cross time=500]
[bgm storage="BGM19"]
;//♪bgm19 ふたりっきり。哀愁系。
[sysbt_meswin]
*2033|
[fc]
[vo_stk s="satuki0169"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
*2034|
[fc]
わたしは、中澤君たちを見殺しにした。[pcms]
*2035|
[fc]
色々理由を付けているけれど、[r]
つまるところは、恐いだけなんじゃないだろうか。[pcms]
*2036|
[fc]
みんなは立派だと思う。[r]
自分の命を犠牲にして、他人を助けて……。[pcms]
*2037|
[fc]
西君はいい人だと思っていたけれど、[r]
ここまでだとは思わなかった。[pcms]
*2038|
[fc]
中澤君も、4年前の地獄を生き延びた人なのに、[r]
越智さんを助けるため、またそこに飛び込んでいる。[pcms]
*2039|
[fc]
出渕くんも荒井君も、気持ちよく死ねるのかも知れない。[r]
誰を恨むでもなく、未練を残すでもなく……。[pcms]
*2040|
[fc]
[vo_stk s="satuki0170"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
*2041|
[fc]
喉が渇いたわたしは、何か飲み物を探しに[r]
レストランの方に移動していった。[pcms]
*2042|
[fc]
通りに面したコンビニには行きたくない。[r]
どうせ、人がたくさんいるだろうし……。[pcms]
;//〆黒画面(感染3のBG流用)
;//#_ブラックアウト
[black_toplayer][trans_c cross time=500][hide_chara_int]
*2043|
[fc]
レストランに入ると、そこはやっぱり[r]
人がまばらにしか存在していなかった。[pcms]
*2044|
[fc]
注文ができるわけでもないレストランに、[r]
用がある人も少ないだろう。[pcms]
*2045|
[fc]
わたしは、厨房の奥、バックヤードを目指して[r]
進んで行く。[pcms]
*2046|
[fc]
冷えてはいないだろうけれど、[r]
なにか飲み物があるはずだ。[pcms]
*2047|
[fc]
すると、奥の方からなにか人の話し声が聞こえてきた。[r]
どうやら先客が居るらしい。[pcms]
*2048|
[fc]
面倒だなと思いつつ、どんな人たちがいるのか、[r]
耳をそばだててみる。[pcms]
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,5000>
;//<SoundVolume 0,-10000,3000>
*2049|
[fc]
[ns]男A[nse]
「オズ……潮時……」[pcms]
*2050|
[fc]
どうも、オズ一尉という人物が、奥にいる男たちに[r]
潮時だという連絡をしてきたらしい。[pcms]
*2051|
[fc]
もう少し近寄って、その話をじっくり聞いてみる。[pcms]
;//<SoundRun 0,Stop,ON>
;//<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
;//<SoundVolume 0,0,1000>
*2052|
[fc]
[ns]男A[nse]
「運んできた標本も、混乱してるうちにどこかに行っちまった。[r]
 あの女が持っているデータやサンプルを奪って、[r]
 島を脱出しよう」[pcms]
*2053|
[fc]
[ns]男B[nse]
「向こうと合流する気か?」[pcms]
*2054|
[fc]
[ns]男A[nse]
「出て行ったガキやビッチがどうなったか知らないが、[r]
 俺たちも出て行く準備をした方がいい」[pcms]
*2055|
[fc]
なんの話をしているんだろう。[r]
どうも、あの稼津央という部下の黒服らしいけど……。[pcms]
*2056|
[fc]
[ns]男C[nse]
「行くなら早く連絡しないとな、[r]
 少し待ってもらうかした方がいい」[pcms]
*2057|
[fc]
[ns]男B[nse]
「向こうに行くのか……」[pcms]
*2058|
[fc]
[ns]男A[nse]
「行かなきゃ大金にありつけないかもしれん、[r]
 あのメガネの若大将から貰えるギャラなんて、[r]
 たかが知れている」[pcms]
*2059|
[fc]
[ns]男B[nse]
「感染者がたくさんいるぞ?」[pcms]
*2060|
[fc]
[ns]男A[nse]
「あんなウスノロの、みっともねえ奴らなんか敵じゃない。[r]
 格好付けてくたばった、扉のガキとは違う」[pcms]
*2061|
[fc]
扉のガキ……西君のことか。[pcms]
[bgm storage="BGM15"]
;//♪bgm15 シリアス嫌疑思考
*2062|
[fc]
あの女というのは美沙緒さんのことだろうか。[r]
データやサンプルと言っているから、[r]
間違いないだろう。[pcms]
*2063|
[fc]
この島で研究職に就いている人間が、[r]
そうそう居るとも思えない。[pcms]
*2064|
[fc]
[ns]男C[nse]
「そういや、あのメガネの若大将はどうする?」[pcms]
*2065|
[fc]
[ns]男B[nse]
「どうするって……」[pcms]
*2066|
[fc]
[ns]男C[nse]
「このまま俺たちが消えたら、あいつから話が広がって、[r]
 これからの仕事がやりにくくなる」[pcms]
*2067|
[fc]
[ns]男A[nse]
「なら、決まりだな」[pcms]
*2068|
[fc]
メガネの若大将……稼津央さんのことか。[r]
話の流れからして、殺すつもりらしい。[pcms]
*2069|
[fc]
男たちが、意思を統一して他の仲間に連絡を付けはじめた。[r]
これは、どういうことなのか考える。[pcms]
*2070|
[fc]
稼津央さんを殺して口封じをした上に、[r]
美沙緒さんの研究成果を奪って逃げると言っているのか。[pcms]
*2071|
[fc]
それはつまり、美沙緒さんのところに向かっている、[r]
みんなだって無事では済まないと言うことになる。[pcms]
*2072|
[fc]
でも、ここで危険を冒すわけにはいかない。[r]
それじゃ、ここに残った意味がない。[pcms]
*2073|
[fc]
下手に動くと、こいつらに殺される可能性がある。[r]
感染者から逃げて、こんな男たちに殺されてどうするのか。[pcms]
*2074|
[fc]
わたしは……。[pcms]
;//*_選択肢
;//1,関わるのはよそう  ラベルthrough_ozu_mens 
;//2,稼津央に知らせよう ラベルcall_kaduo 
; [link target=*through_ozu_mens]関わるのはよそう[endlink]
; [link target=*call_kaduo]稼津央さんに知らせよう[endlink]
; [s]
*SEL12|関わるのはよそう/稼津央さんに知らせよう
[fc]
[pcms_sel]
[eval exp="f.seltext04 = '関わるのはよそう'"]
[eval exp="f.seltext06 = '稼津央さんに知らせよう'"]
[if exp="tf.sys_sub == 0 || tf.選択肢ログ表示してね == 1"]
;選択肢内容をバックログに表記。改行コード必須。
[sel_hisout txt="&f.seltext04"][hr]
[sel_hisout txt="&f.seltext06"][hr]
[endif]
[hr]
[履歴出力復帰]
;選択肢ベース
[selbase]
;文字の左マージン
;[eval exp="sf.seltext2_x = 250"]
;[eval exp="sf.seltext4_x = 250"]
;[eval exp="sf.seltext6_x = 250"]
[sel04 target=*SEL12_1]
[sel06 target=*SEL12_2]
[s]
;選択肢後の処理しときたいからここに飛ばしてから実際のjump先へ
;-------------------------------------------------------------------------------
*SEL12_1|&f.seltext04
[sel_hisout txt="&f.seltext04"][hr][fc][selbt_clear]
[jump target=*through_ozu_mens]
;-------------------------------------------------------------------------------
*SEL12_2|&f.seltext06
[sel_hisout txt="&f.seltext06"][hr][fc][selbt_clear]
[jump target=*call_kaduo]
;-------------------------------------------------------------------------------
;//_______________________
*through_ozu_mens
;//◎_ラベルthrough_ozu_mens
*2075|
[fc]
やめよう。[r]
今更格好を付ける理由もないはずだ……。[pcms]
*2076|
[fc]
男たちがバックヤードから出てこようとしている。[r]
わたしは辺りを見回して、隠れられるところを探した。[pcms]
*2077|
[fc]
[vo_stk s="satuki0171"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
*2078|
[fc]
調理台の影に隠れて身体を丸くする。[r]
これだけ薄暗ければ、見付かる心配はない。[pcms]
;//◆SE 複数の足音
*2079|
[fc]
複数の足音が通り過ぎていく。[r]
力強い大人の男の足音だ。[pcms]
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,3000>
;//<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
;//#_ブラックアウト
[black_toplayer][trans_c cross time=500][hide_chara_int]
*2080|
[fc]
わたしは頭を抱えて目を閉じ、耳を塞いで、[r]
なにもわからなくなった。[pcms]
*2081|
[fc]
わたしには関係がない。[r]
どうしようもなかった。[pcms]
*2082|
[fc]
わたしの家族を奪った連中の子供や孫がどうなろうとも、[r]
関係がない。[pcms]
*2083|
[fc]
[vo_stk s="satuki0172"]
[ns]彩月[nse]
「ううっ……」[pcms]
*2084|
[fc]
自然に込み上げてくる涙をそのままにして、[r]
わたしはその場で丸くなり続けていた。[pcms]
;//〆フラグthrough_ozu_mens 成立
[eval exp="f.l_through_ozu_mens = 1"]
;//ザップ戻り効果
[zapfade]
;//次のブロック1120へjump
[jump storage="1120.ks" target=*1120_TOP]
;//_______________________
*call_kaduo
;//◎_ラベルcall_kaduo
*2085|
[fc]
急いで知らせなくちゃ。[r]
みんな……殺されちゃう。[pcms]
*2086|
[fc]
話が本当なら、狙われているのは稼津央さんだけじゃない。[r]
美沙緒さんだって無事じゃ済まないはずだ。[pcms]
*2087|
[fc]
越智さんの実家に向かっているみんなだって……、[r]
取りあえず稼津央さんに知らせよう。[pcms]
*2088|
[fc]
[ns]男A[nse]
「よし、行くか」[pcms]
*2089|
[fc]
男たちが行動を開始しようとしている。[r]
急がないと。[pcms]
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,3000>
;//◆背景 リゾートホテル商業施設エントランス
;不要?[wait_c time=2000]
[bg storage="BG10a"][trans_c cross time=500]
*2090|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「はい、食料や飲み物は心配ありませんが、[r]
 それよりも……」[pcms]
*2091|
[fc]
[vo_stk s="satuki0173"]
[ns]彩月[nse]
「ちょっと、すみません!」[pcms]
*2092|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「君は……?」[pcms]
*2093|
[fc]
[vo_stk s="satuki0174"]
[ns]彩月[nse]
「緊急事態です!」[pcms]
*2094|
[fc]
自衛隊の制服を着ている男と話をしていた稼津央さんを、[r]
遠くから呼び止める。[pcms]
*2095|
[fc]
そして、近くまで寄るとそのまま強引に手を取って、[r]
裏の方に引っ張っていった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F1_kz17"][ChrSetXY layer=5 x=350 y=0][trans_c cross time=150]
*2096|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「緊急事態とはなにかな?」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[bgm storage="BGM04"]
;//♪bgm04 シリアスシーン
*2097|
[fc]
わたしに手を引かれるまま、[r]
稼津央さんは落ち着いて対応している。[pcms]
*2098|
[fc]
この人には、動じるということがないのだろうか。[pcms]
*2099|
[fc]
わたしは、歩きながらさっき聞いたことを[r]
手短に説明していった。[pcms]
*2100|
[fc]
もう、男たちが動いていることも。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz16"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
;不要?[wait_c time=1000]
*2101|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「なるほどね、それは“大変”だ」[pcms]
*2102|
[fc]
[vo_stk s="satuki0175"]
[ns]彩月[nse]
「随分、落ち着いているんですね」[pcms]
*2103|
[fc]
稼津央さんは、このことを予見していたように[r]
うろたえるということがなかった。[pcms]
*2104|
[fc]
これから自分が殺されるかも知れないというのに。[pcms]
;//◆自衛隊に助けを求めればええのにとか突っ込まれりゅ
[bg storage="elevator_hall"][trans_c cross time=500]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2105|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「さあ、こちらにどうぞ」[pcms]
*2106|
[fc]
稼津央さんの案内で、最上階と直通のエレベータに[r]
連れて行かれる。[pcms]
*2107|
[fc]
[vo_stk s="satuki0176"]
[ns]彩月[nse]
「わたしもですか?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2108|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「南君でしたっけ、私に緊急事態だと迫ってきた君を、[r]
 多くの人が目撃している」[pcms]
*2109|
[fc]
[vo_stk s="satuki0177"]
[ns]彩月[nse]
「あ……」[pcms]
*2110|
[fc]
男たちは稼津央さんの姿を探すことだろう。[r]
そして、緊急だと言って一緒に歩いて行ったわたしのことを、[r]
彼らは見逃すだろうか。[pcms]
*2111|
[fc]
稼津央さんの居所を吐かせるため、[r]
事情を知っていそうなわたしを消すため……、[r]
彼らはなんでもするに違いない。[pcms]
*2112|
[fc]
[vo_stk s="satuki0178"]
[ns]彩月[nse]
「あの人たちは誰なんですか?[r]
 このホテルの警備みたいなものなんでしょう?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2113|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「いや、彼らは仕事のために雇った傭兵です」[pcms]
*2114|
[fc]
[vo_stk s="satuki0179"]
[ns]彩月[nse]
「傭兵……?」[pcms]
*2115|
[fc]
映画の中でしか聞けないような言葉が、[r]
わたしの命を脅かそうとしているなんて……。[pcms]
*2116|
[fc]
どこまで混乱が広がれば気が済むのだろうか。[r]
死ぬまで終わりは来ないのだろうか……。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2117|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「父が雇って、姉が引き継いだSPのような兵隊を[r]
 私は持っていないんですよ」[pcms]
*2118|
[fc]
[vo_stk s="satuki0180"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2119|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「黒服を着せているから見分けがつかないでしょうが、[r]
 金で“どうとでも”動くゴロツキです」[pcms]
*2120|
[fc]
どうしてそんな連中とつるんでいるのか、[r]
自業自得としか思えなかった。[pcms]
*2121|
[fc]
この混乱の中で、安定した収入のために動ける人間なんて、[r]
数えるくらいしかいないだろう。[pcms]
*2122|
[fc]
[vo_stk s="satuki0181"]
[ns]彩月[nse]
「仕事ってなんですか?」[pcms]
*2123|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「君は知らない方がいい」[pcms]
*2124|
[fc]
傭兵を雇うような仕事なんて、ろくなものじゃないはずだ。[r]
荒事なのは間違いないとしても、きっと犯罪性があるだろう。[pcms]
*2125|
[fc]
[vo_stk s="satuki0182"]
[ns]彩月[nse]
「そういえば、彼らは電話を使っているみたいでした。[r]
 携帯は駄目になっているのに……無線ですか?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2126|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「彼らの無線は、そこまで遠くの人間とは話せない。[r]
 多分、本家の衛星電話を使ったんでしょう」[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=4 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_kz02"][ChrSetXY layer=4 x=650 y=0][trans_c cross time=150]
*2127|
[fc]
稼津央さんはエレベータの扉を開けると、[r]
レディーファーストだと言わんばかりに私を先に乗せた。[pcms]
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,3000>
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
;不要?[wait_c time=2000]
[bgm storage="BGM19"]
;//♪bgm19 作中劇用/夜
[bg storage="room08a"][trans_c blind_lr time=1000]
*2128|
[fc]
最上階の部屋は、稼津央さんの執務室に[r]
なっている部屋だった。[pcms]
*2129|
[fc]
社長室のようなものだろうか。[r]
稼津央さんはホテルの社長ではなかった気もするが。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2130|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「ドアを開けたままにしておいてください」[pcms]
*2131|
[fc]
[vo_stk s="satuki0183"]
[ns]彩月[nse]
「はい……」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2132|
[fc]
わたしは開閉スイッチを押しっぱなしにして、[r]
ドアを開け続ける。[pcms]
*2133|
[fc]
そして、稼津央さんは室内から椅子を運んでくると、[r]
それをエレベータのドアに挟んだ。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="kz2_sui"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_kz01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2134|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「これで、少し時間が稼げるでしょう」[pcms]
*2135|
[fc]
彼らがエレベータを使えないようにしたのか。[r]
でも、感染者がいるとはいえ、階段から上ってくることもできる。[pcms]
*2136|
[fc]
稼津央さんは、室内にある少し変わった電話機を取り出し、[r]
どこかに連絡を取り始めた。[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=4 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_kz02"][ChrSetXY layer=4 x=650 y=0][trans_c cross time=150]
*2137|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「衛星電話だよ、姉さんに警告しておかないと」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2138|
[fc]
[vo_stk s="satuki0184"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
*2139|
[fc]
みんなもそっちに向かっている。[pcms]
*2140|
[fc]
準備できるかどうかわからないけれど、[r]
不意を突かれることはなくなるだろう。[pcms]
*2141|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「姉さん、大変なことになったね。[r]
 いや、世間話じゃない。[r]
 私の雇った傭兵が、姉さんの研究資料を狙っているらしい」[pcms]
;不要?[wait_c time=2000]
*2142|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「生き延びられたら、いくらでも文句を聞くよ。[r]
 一応、SPにも気をつけた方がいい」[pcms]
;不要?[wait_c time=4000]
*2143|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「わかった、そこで頑張って。[r]
 茜梨は中澤君と友達が必ず連れて行くから、待っていて」[pcms]
;不要?[wait_c time=2000]
*2144|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「最後になるかも知れないけど、すまなかった。姉さん」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_kz09"][ChrSetXY layer=4 x=650 y=0][trans_c cross time=150]
;不要?[wait_c time=2000]
*2145|
[fc]
稼津央さんはそう言って受話器を置いた。[r]
複雑な心境なんだろう。[pcms]
*2146|
[fc]
わたしに似ているのかも知れない……、[r]
みんなを見捨てたわたしと。[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_kz02"][ChrSetXY layer=4 x=650 y=0][trans_c cross time=150]
*2147|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「そう落ち込まなくていい、[r]
 君がここに残ったおかげでみんなが助かるんだ。[r]
 自分を責めるのはまだ早いだろう」[pcms]
*2148|
[fc]
[vo_stk s="satuki0185"]
[ns]彩月[nse]
「わたしは、なにも言っていませんが」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="kz1_sui"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_kz01"][ChrSetXY layer=4 x=650 y=0][trans_c cross time=150]
*2149|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「それは失礼」[pcms]
*2150|
[fc]
でも、わたしは許してくれる相手がいることで、[r]
心が楽になり始めていた。[pcms]
*2151|
[fc]
前田の息子に慰められてホッとするなんて、[r]
皮肉な話だけど。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[fadeoutbgm time=500]
;<SoundFade 0,3000>
;//<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
[se buf=0 storage="seC046"]
;//ライフル単発;//◆SE 銃声
*2152|
[fc]
突然、辺りに銃声が鳴り響いた。[r]
革靴の音を鳴らして、黒服たちが階段から現れる。[pcms]
[bgm storage="BGM14"]
;//♪bgm14 逃走エロ緊迫緊張
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*2153|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「どうした? 慌てているみたいだが」[pcms]
*2154|
[fc]
[ns]男A[nse]
「説明は必要なさそうだな」[pcms]
*2155|
[fc]
男たちが一斉に銃を構える。[r]
こんなに早く見付かるなんて……。[pcms]
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*2156|
[fc]
[ns]稼津央[nse]
「話は聞いたよ、私から得られるギャラが少ないことが[r]
 不満らしいね」[pcms]
*2157|
[fc]
[ns]男C[nse]
「自衛隊が来ているから面倒でね、[r]
 手っ取り早くやらせてもらうよ」[pcms]
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*2158|
[fc]
[vo_stk s="satuki0186"]
[ns]彩月[nse]
「…………」[pcms]
*2159|
[fc]
稼津央さんが、そっとわたしの手を握ってきた。[pcms]
*2160|
[fc]
振り解くこともできたけれど、[r]
そうする気になれない。[pcms]
*2161|
[fc]
わたしは、しっかりとその手を握り返していった。[pcms]
*2162|
[fc]
いよいよ、最期の時。[r]
4年間、先延ばしにされていた運命がこれだ。[pcms]
;//めも:最後 → 最期 にしました
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;<SoundFade 0,3000>
;//◆SE 複数の銃声
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;//♪SE銃声
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;//♪SE銃声
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;//♪SE銃声
;//◆効果 レッドフラッシュとか色々
*2163|
[fc]
銃声が聞こえた瞬間、[r]
身体のあちこちに熱い点のようなものを感じた。[pcms]
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;//♪SEライフル発砲音遠くから・単発
*2164|
[fc]
自分の血が、宙を飛び散る様が見える。[pcms]
*2165|
[fc]
不思議と痛みはなかった。[r]
それほどの恐怖もない。[pcms]
*2166|
[fc]
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[ns]彩月[nse]
「ごめんね……彩月……」[pcms]
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*2167|
[fc]
床に倒れる衝撃を感じることもなく、[r]
頭の中にそれだけが反芻していた。[pcms]
*2168|
[fc]
ただ……それだけが……。[pcms]
;//〆フラグcall_kaduo 成立
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;//ザップ戻り効果
[zapfade]
;//次のブロック1120へjump
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;//_____________________________