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2024-01-18 23:50:16 -06:00

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*2050_TOP
[SceneSet t="最後の疾走"]
;;//----------------------------------------------------------
;;//背景:学園全景、周辺風景
;;//登場人物:主人公、静、本間、美樹
;;//・視点:主人公一人称
;;//・時間帯2010年8月19日 
;;//☆概要:裏門へ向かい、学園から
;;//    病院へ向かう克己。
;;//    危機に陥るが、自衛隊に救われる
;;//・テキスト容量10k前後短くてもOK
;;//----------------------------------------------------------
;;//メモ BGMは継続させておく
;;//[bgm storage="bgm01-02"]
;;//メモ グラウンドに出たんだからグラウンド表示しようず
;;//〆学園全景もしくは青空in黒煙
;;//★学園外観・朝昼
[bg storage="BG20a"][trans_c lr time=301]
*6822|
[fc]
二度と振り返ることなく中庭を走り抜け、グラウンドに出ると、[r]
そこにはかなりの数の感染者がうろついていた。[pcms]
;;//メモ 感染者並べると距離感が近すぎるから出さない
*6823|
[fc]
そいつらは早速俺の姿に気が付いたのか、[r]
数人がじわりじわりとにじり寄ってくる。[pcms]
*6824|
[fc]
仕方なく急停止した俺は、突破するのか戻るのか、[r]
辺りを見回しながら考えてみた。[pcms]
*6825|
[fc]
戻るのはかなり難しいが、[r]
このまま進むのも大して変わらないだろう。[pcms]
*6826|
[fc]
数人で突破を試みるなら出来るかもしれないが、[r]
勇者様とは言っても今は一人プレイだ。[pcms]
*6827|
[fc]
バット一本で出来る事なんて、限界があるにも程がある。[pcms]
*6828|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くそっ……」[pcms]
*6829|
[fc]
俺は、どこかに抜け道がないかあたりを良く見渡してみる。[pcms]
*6830|
[fc]
感染者はまんべんなくグラウンドをうろついていて、[r]
間を縫うように走っていくのは、かなり難しいだろう。[pcms]
*6831|
[fc]
だからといって、正門の方に戻るのは……。[r]
いっそ、校舎にでも立て籠もるしかないか……。[pcms]
*6832|
[fc]
そのとき、視界に一本の木が飛び込んできた。[pcms]
*6833|
[fc]
体育館の方向、感染者の姿が若干まばらな付近に、[r]
大きな木が生えている。[pcms]
*6834|
[fc]
そして、その木の側には忍び返しの付いた学園の塀。[pcms]
*6835|
[fc]
あの木の枝を伝っていけば、[r]
塀を乗り越えられるかも知れない……。[pcms]
*6836|
[fc]
何、ここに来る時だって同じ事して来たんだ。[pcms]
;;//s:上の台詞は整合性が合うかな?[pcms]
*6837|
[fc]
[ns]克己[nse]
「やるしかないだろうがっ!」[pcms]
[bg storage="BG31a"][trans_c cross time=500]
[se buf1 storage="seA048"]
*6838|
[fc]
再び走り出した俺は邪魔な感染者を躱し、打ちのめし、[r]
バットを赤く染めながら体育館の方向に進んでいく。[pcms]
*6839|
[fc]
[ns]克己[nse]
「おりゃぁぁっ!」[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;;//#_赤フラ
[赤フラ]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6840|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「う゛ん゛ふ゛っ」[pcms]
*6841|
[fc]
木の下までたどり着いた俺は、[r]
足をかけられそうな場所を探して、塀と見比べてみる。[pcms]
*6842|
[fc]
[ns]克己[nse]
「これなら行けそうだな……」[pcms]
*6843|
[fc]
俺は、木をどう登っていくか頭に思い描きながら、[r]
順序よく手を伸ばしていく。[pcms]
*6844|
[fc]
入ってきたときとは逆の事をすればいいだけだ。[r]
俺一人なら何とでもなる。[pcms]
*6845|
[fc]
木の枝を伝って塀の辺りまで行くが、[r]
トゲの付いている忍び返しを超えることが出来ない。[pcms]
*6846|
[fc]
木の下を見ると、そこには何人かの感染者が集まりはじめ、[r]
俺のことを物欲しそうに見上げているのが見えた。[pcms]
*6847|
[fc]
[ns]克己[nse]
「こいつらって、木に登れるのか……?」[pcms]
*6848|
[fc]
……わからない。[r]
でも、それを確かめる余裕はない。[pcms]
*6849|
[fc]
[ns]克己[nse]
「……行くぞぉおおぉおっ!!!」[pcms]
*6850|
[fc]
俺は、有刺鉄線が自分の身体に食い込んでいる未来を受け入れ、[r]
木の枝から塀の上に向かってジャンプした。[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
[black_toplayer][trans_c bt time=300][hide_chara_int]
[wait time=1000]
;;//メモ このSEはちょっと派手すぎるかなあ……
[se buf1 storage="seB027"]
;;//#_赤フラ
[赤フラ]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6851|
[fc]
[ns]克己[nse]
「うぐあぁあぁぁっ!」[pcms]
*6852|
[fc]
服が裂けて血がにじみ、あちこちに軽い裂傷を負う。[r]
でも、なんとか塀の上に飛び乗ることは出来た。[pcms]
*6853|
[fc]
しかし、塀の上から飛び降りるにも、[r]
張り出した忍び返しの有刺鉄線が待ち構えている。[pcms]
*6854|
[fc]
道路沿いに感染者の姿は見えない。[r]
今なら逃げることが出来るはずだ。[pcms]
*6855|
[fc]
俺は、なるべくそれに引っかからないように身を乗り出し、[r]
塀の上を歩きながら、道路に向かってジャンプした。[pcms]
[stopbgm]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;;//#_赤フラ
[赤フラ]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6856|
[fc]
[ns]克己[nse]
「あっ! ぐうううっ!」[pcms]
*6857|
[fc]
飛び降りた瞬間、俺のズボンに有刺鉄線が引っかかり、[r]
横向きになって地面に落ちてしまう。[pcms]
[se buf1 storage="seB014"]
[旧quake_bg xy m]
*6858|
[fc]
どんという衝撃の後、足に鋭い痛みが伝わってきた。[r]
反動で転げ落ちたバットを目で追いながら、[r]
なんとか足の状態を確認する。[pcms]
*6859|
[fc]
[ns]克己[nse]
「うくっ……つつっ……」[pcms]
*6860|
[fc]
少し足をひねったか。[r]
骨折はしていないみたいだが、かなり痛い。[pcms]
*6861|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くそっ!」[pcms]
[bgm storage="bgm01-09"]
;;//★玉川通り・朝昼
[bg storage="BG08a"][trans_c cross time=500]
*6862|
[fc]
俺は、転がったバットをつかんで立ち上がると、[r]
なるべく足を地面に付けないようにしながら、[r]
ひょこひょこと歩き始めた。[pcms]
[se buf1 storage="seA046"]
*6863|
[fc]
学園の向かい側、ここはもう自衛隊の敷地内だ。[pcms]
*6864|
[fc]
柵が張り巡らされていて入れないけれど、[r]
この道沿いに100メートルも行かずに、[r]
自衛隊の病院入り口がある。[pcms]
*6865|
[fc]
俺は、最後の気力を振り絞って、[r]
今出せる全速力で走っていった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan1_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kan1_x調整*340" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 17 金髪筋肉 
*6866|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「あ゛、あ゛あ゛、あ゛ああ゛あぁ~」[pcms]
*6867|
[fc]
向かいの歩道に乗り上げている車の中から、[r]
感染者がよたよたと姿を現してくる。[pcms]
*6868|
[fc]
進行方向とは反対側の曲がり角からも、[r]
数人の感染者が顔を見せ始めていた。[pcms]
*6869|
[fc]
[ns]克己[nse]
「病院の入り口はすぐそこなのに、[r]
 こんなところで怪我をするとか……バカみてぇ」[pcms]
[stop_se buf1]
*6870|
[fc]
自分のうかつさを呪いながらも、[r]
車から出てきた感染者を迎え撃つ。[pcms]
*6871|
[fc]
俺の今のスピードで、こいつを振り切れる自信がない。[r]
倒していった方が安全なはずだ。[pcms]
*6872|
[fc]
[ns]克己[nse]
「悪いが死んでくれっ!」[pcms]
*6873|
[fc]
俺は、感染者の頭に思い切りバットを振り下ろす。[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;;//#_赤フラ
[赤フラ]
[se buf1 storage="seB011"]
[旧quake_chara layer=5 xy m]
;レイヤ5揺らし
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6874|
[fc]
そして、そのバットは感染者の頭を見事にかち割ると……、[r]
鈍い音を立てて、真ん中から二つに折れていた。[pcms]
[move layer=5 time=300 path='&@"(${&sf.move調整*340},${&sf.move調整*1200},255)"'][wm]
*6875|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「う゛あ゛あ゛あ゛ああ゛あ゛~」[pcms]
[se buf1 storage="seB048"]
*6876|
[fc]
感染者が地面に倒れるのと同時に、[r]
折れたバットの半身が地面に乾いた音を立てる。[pcms]
*6877|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くっ……!」[pcms]
*6878|
[fc]
足をかばって変な風に打ち付けてしまったからだろうか、[r]
それとも、今までの酷使がたたってしまったからなのか……。[pcms]
*6879|
[fc]
俺は、折れたバットのグリップを呆然と眺めると、[r]
それを曲がり角の感染者に向かって投げ捨てた。[pcms]
*6880|
[fc]
[ns]克己[nse]
「やばい……これはやばいぞ……」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;レイヤの枚数変更
;[eval exp="f.maxlayer = 10"][layers_num_add]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan_b2"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kanB_x調整*400" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 08 セーラー 
[wait time=500]
[ChrSetEx layer=3 chbase="mob_kan3_x"][ChrSetXY layer=3 x="&sf.std_kan3_x調整*0" y=0]
;;//MOB左感染者 19 デブ魚屋 
[ChrSetEx layer=8 chbase="mob_kan_a5"][ChrSetXY layer=8 x="&sf.std_kanA_x調整*800" y=0][trans_c cross time=300]
;;//MOB左感染者 05 ギャル風
[wait time=500]
[ChrSetEx layer=4 chbase="mob_kan5_x"][ChrSetXY layer=4 x="&sf.std_kan5_x調整*500" y=0]
;;//MOB右感染者 21 細身茶髪 
[ChrSetEx layer=6 chbase="mob_kan4_x"][ChrSetXY layer=6 x="&sf.std_kan4_x調整*200" y=0][trans_c cross time=300]
;;//MOB左感染者 20 細身金髪 
[wait time=500]
[ChrSetEx layer=1 chbase="mob_kan_a1"][ChrSetXY layer=1 x="&sf.std_kanA_x調整*-100" y=0]
;;//MOB右感染者 01 制服  
[ChrSetEx layer=7 chbase="mob_kan6_x"][ChrSetXY layer=7 x="&sf.std_kan6_x調整*650" y=0]
;;//MOB右感染者 19 デブ店員 
[ChrSetEx layer=9 chbase="mob_kan_c1"][ChrSetXY layer=9 x="&sf.std_kanC_x調整*600" y=0][trans_c cross time=300]
;;//MOB左感染者 11 私服  
*6881|
[fc]
背後の道からも、どんどん感染者が現れてくる。[pcms]
*6882|
[fc]
このままヤツらと追いかけっこをしながら、[r]
逃げ切ることは出来るんだろうか?[pcms]
*6883|
[fc]
[ns]克己[nse]
「……いや……考えている時間はない!」[pcms]
[se buf1 storage="seA046" loop]
*6884|
[fc]
俺は、痛みを我慢しながら最速の歩みで進んでいった。[pcms]
*6885|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「ま゛って゛~、ま゛っ゛て゛くれ゛よぉ~」[pcms]
*6886|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くそぉっ!!」[pcms]
*6887|
[fc]
あいつらの方が速い![r]
このままじゃ追いつかれる![pcms]
*6888|
[fc]
でも、これ以上速く歩くのは無理だ。[pcms]
*6889|
[fc]
もう既に、折れてもいいくらいの覚悟で足を使っているが、[r]
どんどんスピードが落ちていっている![pcms]
*6890|
[fc]
やばい、逃げ切れない。[r]
でも、戦おうにも武器がない……。[pcms]
*6891|
[fc]
もう、素手で殴るしかないのか?[r]
いや、足を怪我した今、どこまで戦えるって言うんだ?[pcms]
*6892|
[fc]
内心の焦りと反比例するように、[r]
足が動かなくなっていくのを感じていた。[pcms]
;;//seフェード停止###[stop_se buf1]
[stopse_fadeout buf1 time=1000]
*6893|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0349"]
[vo_s s="R_siz0193"]
[ns]静[nse]
「克己さーんっ!」[pcms]
*6894|
[fc]
[ns]克己[nse]
「静ちゃんっ!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;レイヤの枚数元に戻す
;[layers_num_def]
[ChrSetEx layer=4 chbase="hon1_hak_a"][ChrSetParts layer=4 chface="F1_hon06"][ChrSetXY layer=4 x="&sf.std_h_x調整*500" y="&sf.std_h_y調整*-10"]
[ChrSetEx layer=3 chbase="mik1_jar1_a"][ChrSetParts layer=3 chface="F1_mik07"][ChrSetXY layer=3 x="&sf.std_m_x調整*650" y="&sf.std_m_y調整*36"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz1_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F1_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*200" y="&sf.std_s_y調整*60"][trans_c cross time=150]
*6895|
[fc]
そのとき、前方の曲がり角から静ちゃんと本間先生が、[r]
こっちに向かって走ってくるのが見えた。[pcms]
*6896|
[fc]
本間先生の背中には美樹ちゃんが括り付けられたままだ。[r]
ということは、助けに来たんじゃない……。[pcms]
*6897|
[fc]
俺の推測を物語るように、三人の後ろを追いかけるようにして、[r]
感染者がぞろぞろと姿を現していた。[pcms]
*6898|
[fc]
[ns]克己[nse]
「病院には行けなかったのか!?」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_b"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6899|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0350"]
[vo_s s="R_siz0194"]
[ns]静[nse]
「すみません! 通りに感染者がいっぱいいて、[r]
 病院に近づくことが出来ませんでした!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon10"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*6900|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0134"]
[vo_h s="R_hon0088"]
[ns]本間[nse]
「はぁっ、はぁっ、君も追いかけられていたのね……、[r]
 これはちょっと、覚悟を決める必要があるかな……」[pcms]
[stopbgm]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*6901|
[fc]
…………。[r]
覚悟を決める……か。[pcms]
[bgm storage="bgm01-04"]
*6902|
[fc]
違うって!![pcms]
*6903|
[fc]
何とかして、このピンチを切り抜けなきゃダメだろ![pcms]
*6904|
[fc]
俺は自分の心が折れそうになるのを、[r]
必死に止めて、静ちゃんのことを見た。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz06"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6905|
[fc]
まっすぐに俺を見つめる眼差しには、[r]
信頼と希望が輝いている。[pcms]
*6906|
[fc]
この子は、俺の事を信じてくれているんだ。[pcms]
*6907|
[fc]
感染者に追いかけられながら、[r]
俺の姿を見つけたときに希望がわいてきたはずだ。[pcms]
*6908|
[fc]
俺が守ってやる。[r]
静ちゃんの期待を裏切るわけにはいかない。[pcms]
*6909|
[fc]
俺は足を怪我して、本間先生は息も切れ切れ。[r]
無事なのは静ちゃんだけだけど……。[pcms]
*6910|
[fc]
[ns]克己[nse]
「静ちゃん、バットを貸して!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_b"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz03"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6911|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0351"]
[vo_s s="R_siz0195"]
[ns]静[nse]
「はい!」[pcms]
*6912|
[fc]
武器があれば、戦うことは出来る。[pcms]
*6913|
[fc]
たとえ感染することになっても、三人を逃がすために、[r]
道を切り開くことは出来るはずだ。[pcms]
*6914|
[fc]
そのためには、後ろの連中じゃない。[r]
前からやってくる連中を弾く![pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*6915|
[fc]
[ns]克己[nse]
「俺が合図をしたらこのまま突っ切って走れぇぇっ![r]
 うおぉぉぉぉっ! 行くぞぉおおおおっ!!」[pcms]
[se buf1 storage="seA048"]
*6916|
[fc]
痛む足をかばわずに、よたよたとしながら感染者に向かい、[r]
全速力で走っていく。[pcms]
;;//メモ まだ遠いので表示しない
*6917|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「な゛、な゛んた゛、お゛と゛こ゛~?」[pcms]
*6918|
[fc]
感染者までの距離が遠い。[r]
進んでも進んでも、バットが届く距離まで近づけなかった。[pcms]
;;//メモ 振り向いてないので表示しない
*6919|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0352"]
[vo_s s="R_siz0196"]
[ns]静[nse]
「克己さん!」[pcms]
*6920|
[fc]
静ちゃんは俺の名を叫びながら、背中を抱きしめる。[pcms]
*6921|
[fc]
[ns]克己[nse]
「おああぁぁぁぁぁっ!」[pcms]
;;//m:貼り
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz1_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F1_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*342" y="&sf.std_s_y調整*60"][trans_c cross time=150]
*6922|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0353"]
[vo_s s="R_siz0197"]
[ns]静[nse]
「克己さん、足を怪我してるんですか!!」[pcms]
*6923|
[fc]
[ns]克己[nse]
「大丈夫だ! ピンチの時には力が出るもんなんだよ!」[pcms]
*6924|
[fc]
そうだ、ピンチには手から気合いの波を出せるし、[r]
9回裏に、三点負けから逆転満塁ホームランを打つことも出来る。[pcms]
*6925|
[fc]
人生はそうでなくちゃいけない。[r]
少なくとも、俺はそう信じて生きてきた![pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6926|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0354"]
[vo_s s="R_siz0198"]
[ns]静[nse]
「克己さんっ!!」[pcms]
*6927|
[fc]
俺は、静ちゃんの涙混じりの叫び声に、後ろを振り返る。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz11"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6928|
[fc]
[ns]克己[nse]
「放してくれ静ちゃん![r]
 俺が、道を切り開いてみせるっ!」[pcms]
[stopbgm]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6929|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0355"]
[vo_s s="R_siz0199"]
[ns]静[nse]
「やめてくださいっ!」[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
[赤フラ]
;;//◆SE ビンタ
[se buf1 storage="seB001"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz08"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6930|
[fc]
俺は、耳から空に抜けるような甲高い音と、[r]
遅れてやってくる、ジンと痺れるような頬の痛みを感じていた。[pcms]
*6931|
[fc]
俺は、静ちゃんに叩かれたのか……?[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz09"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6932|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0356"]
[vo_s s="R_siz0200"]
[ns]静[nse]
「こんなときこそ![r]
 こんな時だからこそ、いつもの克己さんでいてください![r]
 いつもの、慎重な……克己さんのままで!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz06"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6933|
[fc]
俺は、そのビンタの意外な痛みに驚きながら、[r]
静ちゃんも体育会系なんだということを思い出していた。[pcms]
[bgm storage="bgm01-05"]
*6934|
[fc]
[ns]克己[nse]
「…………」[pcms]
*6935|
[fc]
[ns]克己[nse]
「ごめん、ちょっとヒロイックになってたかも知れない。[r]
 でも、俺は本当に逆転ホームランを打てると思ってる男だぜ?」[pcms]
*6936|
[fc]
痛む足を堪えながら、精一杯の微笑みを静ちゃんに向ける。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz10"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6937|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0357"]
[vo_s s="R_siz0201"]
[ns]静[nse]
「もう……」[pcms]
*6938|
[fc]
静ちゃんが、俺の胸に顔を埋めてくる。[r]
まるで……最後のお別れをするみたいに。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz06"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6939|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0358"]
[vo_s s="R_siz0202"]
[ns]静[nse]
「ここは、私が一番の適任です。[r]
 バットは私が持ちます」[pcms]
*6940|
[fc]
本間先生のバットは、いざというときのために、[r]
持っておいてもらわなくちゃいけない。[pcms]
*6941|
[fc]
でも、静ちゃんにバットを渡したら……、[r]
なんだか拙いような気がしていた。[pcms]
*6942|
[fc]
この絶望的な状況の中で誰かが生き残るには、[r]
誰かが犠牲にならなくちゃいけない。[pcms]
*6943|
[fc]
感染することさえ恐れなければ、[r]
あいつらを足止めすることは、なんとか可能なはずだった。[pcms]
*6944|
[fc]
それが、俺がさっき出した結論。[r]
そして、静ちゃんも、もしかしたら……。[pcms]
*6945|
[fc]
[ns]克己[nse]
「いや、ヒロインを守るのはヒーローの役目だ。[r]
 逆じゃ様にならないだろ?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz04"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6946|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0359"]
[vo_s s="R_siz0203"]
[ns]静[nse]
「大丈夫です、正義のヒロインは男の子を守るものなんです」[pcms]
*6947|
[fc]
[ns]克己[nse]
「そりゃ、最近の流行だろ。[r]
 俺の時代は違う。男が、女を守るって決まってんだよ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz03"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6948|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0360"]
[vo_s s="R_siz0204"]
[ns]静[nse]
「何を言ってるんですか。[r]
 ここは、私が戦うしか選択肢がありません。[r]
 冷静に考えてください」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon10"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*6949|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0135"]
[vo_h s="R_hon0089"]
[ns]本間[nse]
「どうやら、そんな時間は残されていないみたいね……、[r]
 はぁぁぁぁっ!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon06"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*6950|
[fc]
本間先生が、後ろからにじり寄ってくる感染者を、[r]
ラケットで突き飛ばす。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan6_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kan6_x調整*330" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 19 デブ店員 
*6951|
[fc]
前から来る感染者も、もう2、3メートルのところまで[r]
近づいてきていた。[pcms]
*6952|
[fc]
すっかり囲まれている。[r]
これじゃもう突破口を開くのも無理……。[pcms]
*6953|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0361"]
[vo_s s="R_siz0205"]
[ns]静[nse]
「私がやりますっ!」[pcms]
*6954|
[fc]
[ns]克己[nse]
「あっ!」[pcms]
*6955|
[fc]
静ちゃんは、俺の手からバットを奪うと、[r]
感染者に向かってそれを振り下ろしていった。[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;;//◆赤フラ
[赤フラ]
[se buf1 storage="seB008"]
[旧quake_chara layer=5 xy m]
;レイヤ5揺らし
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6956|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「あ゛う゛あ゛ぁぁ゛ぁ~」[pcms]
*6957|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0362"]
[vo_s s="R_siz0206"]
[ns]静[nse]
「くっ……!」[pcms]
*6958|
[fc]
肩を打たれた感染者が、そのまま前に向かって進んでくる。[pcms]
*6959|
[fc]
生来から気の優しさを持つ静ちゃんに、[r]
生き物を打ち据える……それも、人間の形をしたものを殴るのは、[r]
いくらかの無理があるみたいだった。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*6960|
[fc]
感染者が進んでくる分、静ちゃんが下がる。[r]
でも、後ろでは本間先生がギリギリの距離で戦っていた。[pcms]
*6961|
[fc]
もう、病院の建物が見える距離にまで来ているのに……。[pcms]
*6962|
[fc]
俺は靴を脱ぐと、それをボクシングのグローブのようにして、[r]
感染者を殴る準備をする。[pcms]
*6963|
[fc]
こうなったら、最後までやってやるだけだ![pcms]
*6964|
[fc]
[ns]克己[nse]
「うおおおおぉぉぉぉっ!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan5_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kan5_x調整*344" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 21 細身茶髪 
*6965|
[fc]
手近にいる、本間先生が相手をしていた感染者に殴りかかる。[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;;//#_赤フラ
[赤フラ]
[se buf1 storage="seB010"]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*6966|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「な゛ん゛た、こ゛れ゛~?」[pcms]
*6967|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くううっ!」[pcms]
*6968|
[fc]
踏み込みのない、体重の乗っていないパンチは、[r]
感染者にはじき返されて、そのまま後ろによろめいてしまう。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon10"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*6969|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0136"]
[vo_h s="R_hon0090"]
[ns]本間[nse]
「最後のお祈りをする時間は、まだ少し残されてるわ……」[pcms]
*6970|
[fc]
[ns]克己[nse]
「馬鹿言えっ!」[pcms]
*6971|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0363"]
[vo_s s="R_siz0207"]
[ns]静[nse]
「きゃっ!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan6_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kan6_x調整*330" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 19 デブ店員 
*6972|
[fc]
静ちゃんの叫び声に後ろを振り返ると、[r]
感染者に打ち付けたバットが、手に掴まれている姿があった。[pcms]
*6973|
[fc]
そして、感染者はその怪力でバットを[r]
思い切り引っ張ろうとする。[pcms]
*6974|
[fc]
[ns]克己[nse]
「手を離すんだっ!」[pcms]
*6975|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0364"]
[vo_s s="R_siz0208"]
[ns]静[nse]
「……っ!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*6976|
[fc]
静ちゃんがバットを離すと、[r]
思い切り引っ張った感染者が、そのまま後ろに倒れるのが見えた。[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="mob_kan3_x"][ChrSetXY layer=3 x="&sf.std_kan3_x調整*0" y=0]
;;//MOB左感染者 19 デブ魚屋 
[ChrSetEx layer=4 chbase="mob_kan4_x"][ChrSetXY layer=4 x="&sf.std_kan4_x調整*660" y=0]
;;//MOB右感染者 20 細身金髪 
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_kan1_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_kan1_x調整*340" y=0][trans_c cross time=150]
;;//MOB中感染者 17 金髪筋肉 
*6977|
[fc]
だけど気が付けば、俺たちを囲む感染者の輪が、[r]
二重三重になって厚みを増している。[pcms]
*6978|
[fc]
[ns]克己[nse]
「…………」[pcms]
*6979|
[fc]
もう、感染者との距離は1メートルちょっと。[r]
時間にして、3秒あるかないかという距離だ。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon08"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*6980|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0137"]
[vo_h s="R_hon0091"]
[ns]本間[nse]
「ぐっ!」[pcms]
*6981|
[fc]
本間先生が後方の感染者をバットで押しながら、[r]
前方の様子をうかがっている。[pcms]
*6982|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0138"]
[vo_h s="R_hon0092"]
[ns]本間[nse]
「祈るなら……コレが最後か……?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_b"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz12"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*6983|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0365"]
[vo_s s="R_siz0209"]
[ns]静[nse]
「か、克己さん……」[pcms]
*6984|
[fc]
[ns]克己[nse]
「くっ……」[pcms]
*6985|
[fc]
感染者が俺たちに手を伸ばしてきていた。[pcms]
;[chara_int][trans_c cross time=150]
;;//#_ブラックアウト
[black_toplayer][trans_c cross time=501][hide_chara_int]
*6986|
[fc]
俺は……静ちゃんを胸に抱きしめて、[r]
ぎゅっと目をつぶった。[pcms]
*6987|
[fc]
丞実……。[r]
すまねえ……。[pcms]
*6988|
[fc]
大切な人は誰一人守れず、勇者にもなれず、[r]
ただの愚か者として死ぬのが、俺のポジションなんだ。[pcms]
*6989|
[fc]
9回裏、3点負けている状況でフルベース。[r]
その打席に、俺は立っているというのに……。[pcms]
*6990|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「あ゛、あ゛あ゛ぁ、あ゛~」[pcms]
*6991|
[fc]
奇跡は、起こせなかったんだ……。[r]
せっかく助けてくれたのに、ワリィ……丞実ッ!![pcms]
*6992|
[fc]
感染者が俺の肩をつかむ。[pcms]
*6993|
[fc]
[ns]克己[nse]
「神様……」[pcms]
[stopbgm]
*6994|
[fc]
静ちゃんに触れさせないように、[r]
俺はぎゅっと背を丸くして思い切り抱きしめた。[pcms]
;;//◆SE 銃声
[se buf1 storage="seC046"]
*6995|
[fc]
[ns]克己[nse]
「うわっ!!」[pcms]
*6996|
[fc]
[ns]感染者[nse]
「あ゛ぁ゛ぁ゛~」[pcms]
[bgm storage="bgm01-10"]
;;//★玉川通り・朝昼
[bg storage="BG08a"][trans_c cross time=300]
*6997|
[fc]
突然轟いた銃声に、俺は目を開けて辺りを見渡す。[pcms]
*6998|
[fc]
俺につかみかかっていた感染者が、[r]
足からくずおれるように地面に転がっていた。[pcms]
*6999|
[fc]
何が起きたんだ!?[pcms]
*7000|
[fc]
すると、学園の向かい側。[pcms]
*7001|
[fc]
自衛隊の敷地内から、[r]
柵を越えて隊員が飛び降りてくる姿が見えた。[pcms]
*7002|
[fc]
しかも、一人じゃない、何人も何人も……、[r]
手に手に銃をとって、感染者よりも多い隊員の姿が……。[pcms]
[se buf1 storage="seC047"]
*7003|
[fc]
銃声が響き渡る度に、感染者が一人、また一人と倒されていく。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="mob_sdf1_x"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_sdf_x調整*340" y="&sf.std_sdf_y調整*0"][trans_c cross time=150]
;;//MOB中自衛隊 22 自衛隊  
*7004|
[fc]
[ns]自衛隊隊員[nse]
「もう大丈夫です! 早くこっちに!」[pcms]
*7005|
[fc]
援護射撃を受けながら、[r]
一人の隊員が俺たちに手を伸ばしてくる。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="siz2_pol1_b"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_siz14"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_s_x調整*96" y="&sf.std_s_y調整*-21"][trans_c cross time=150]
*7006|
;旧ナンバー[vo_s s="sizuka0366"]
[vo_s s="R_siz0210"]
[ns]静[nse]
「たす……かったの?」[pcms]
*7007|
[fc]
[ns]克己[nse]
「はは、はははっ……やっぱり、人生はこうでなくっちゃな」[pcms]
*7008|
[fc]
気合いの波動は出せなかったけれど……、[r]
それでも、静ちゃんも本間先生も美樹ちゃんもみんな無事だ。[pcms]
*7009|
[fc]
世界大会の決勝戦で、9回裏3点ビハインド。[pcms]
*7010|
[fc]
そこで、逆転満塁ホームランを……。[r]
観戦した客にでもなった気分だった。[pcms]
*7011|
[fc]
……俺が打った訳じゃ無いのが、残念だけど。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="hon2_hak_a"][ChrSetParts layer=5 chface="F2_hon03"][ChrSetXY layer=5 x="&sf.std_h_x調整*0" y="&sf.std_h_y調整*-90"][trans_c cross time=150]
*7012|
;旧ナンバー[vo_h s="honma0139"]
[vo_h s="R_hon0093"]
[ns]本間[nse]
「ああ、そうね……。人生はこうでなくちゃね。[r]
 誰かさんが、神様に祈る声も聞けたことだし」[pcms]
*7013|
[fc]
[ns]克己[nse]
「いじわる……」[pcms]
[stopbgm]
;;//#_ブラックアウト
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