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Dazed 2023-10-23 23:44:41 -05:00
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commit a53bec457d

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@ -0,0 +1,723 @@
;//■⇒ブロック05690『理由』
;//BG:地下室:消灯
;//登場人物;主人公・瞳
*05690_TOP
;[debug_win]なう 05690[debug_win_end]
;*SceneSet|『理由』
;使ってない[eval exp="sf.g_05690 = 1"]
;//♪BGM007
[bgm007]
;//;//BG:bg23b
[bg storage="bg23a"]
[trans_c cross time=500]
;;;[sysbt_meswin]
*6064|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「ふぅ……」[pcms]
*6065|
[fc]
全然足りない……。[r]
食パン一枚じゃ、当たり前だよな……。[pcms]
*6066|
[fc]
買い出し担当の佐伯が、ゴッソリと買ってきた筈の食材[r]
は、冷蔵庫の中にはなかった。[pcms]
*6067|
[fc]
一昨日、晩メシの後に冷蔵庫を見た時は、まだかなり食[r]
いモンがあった筈なんだけどな……。[pcms]
*6068|
[fc]
晩メシの材料に、ほとんど使っちまったのかな……。[pcms]
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[trans_c cross time=150]
;立ち
*v2505|
[fc]
[vo_sa s="sae0647"]
[ns]佐伯[nse]
「どうぞ」[pcms]
*6069|
[fc]
声をかけられて顔をむけると、佐伯が半分残した食パン[r]
を、俺に差し出していた。俺、そんなに物足りなさそう[r]
な顔してたのかな……。[pcms]
*6070|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「いや、いいよ……腹減ってるんだろ? 佐伯が全部食[r]
べろよ」[pcms]
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[trans_c cross time=150]
*6071|
[fc]
佐伯は無言で首を横に振り、さらに俺に向かってパンを[r]
押し出してくる。佐伯が相手では、いらない、あげる、[r]
とのやり取りが永遠に続くだけだろう。[pcms]
*6072|
[fc]
ありがたく貰っておこうと考え直して、俺は佐伯の手か[r]
らパンを受け取った。[pcms]
*6073|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「悪いな……」[pcms]
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[trans_c cross time=150]
*6074|
[fc]
少しずつ、味わうように食パンを食べている間、佐伯は[r]
ずっと、俺の様子を見つめていた。[pcms]
*6075|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「……? どうした?」[pcms]
;立ち
*v2506|
[fc]
[vo_sa s="sae0648"]
[ns]佐伯[nse]
「……昔の事を、思い出していました」[pcms]
;//♪BGM007フェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
*6076|
[fc]
佐伯は俺から視線を外し、微笑んで、遠くを見るような[r]
目になった。[pcms]
*6077|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「昔のこと……?」[pcms]
;立ち
*v2507|
[fc]
[vo_sa s="sae0649"]
[ns]佐伯[nse]
「ええ。あなたを初めて意識した時の事を……」[pcms]
[sysbt_meswin clear]
;//;//BG:学園入り口・セピア(?)
;[backlay_c][chara_int][trans_c cross time=150]
[bg storage="bg01a_s"]
[trans_c wave time=1000]
;//♪BGM004フェードイン
[bgm010]
;;;[sysbt_meswin]
*6078|
[fc]
去年の体育祭、私は実行委員として、上級生に混じって[r]
進行を行っていました。[pcms]
*6079|
[fc]
ですが、その上級生、特に女子の上級生達はまともに仕[r]
事をせず、怠けていたのです。私はそれが許せず、彼女[r]
達に注意をしました。[pcms]
*v2508|
[fc]
[vo_sa s="sae0650"]
[ns]佐伯[nse]
「あなた達、それでも実行委員なのですか!? 少しは[r]
自分の仕事をしたら如何ですか!!」[pcms]
*v2509|
[fc]
[vo_mob s="other010001"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「ハァ……? 何? コイツ……」[pcms]
*v2510|
[fc]
[vo_sa s="sae0651"]
[ns]佐伯[nse]
「あなた達と同じ、体育祭の実行委員です! あなた達[r]
が怠けているせいで、他の実行委員が迷惑しているので[r]
すよ!? 少しは他の人間のことも考えなさい!」[pcms]
*v2511|
[fc]
[vo_mob s="other010002"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「コイツ……イッコ下じゃん! 上の人間に向かってナ[r]
マイキなこと言ってんじゃねーよ!」[pcms]
*v2512|
[fc]
[vo_mob s="other020001"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「ホントー、ナマイキー!」[pcms]
*v2513|
[fc]
[vo_sa s="sae0652"]
[ns]佐伯[nse]
「上級生だと偉ぶるなら、下級生の手本となる様、割り[r]
当てられた仕事ぐらい責任をもって遂行なさいッ!!」[pcms]
*v2514|
[fc]
[vo_mob s="other010003"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「コイツ、ムカつかねー? ちょっとマジメにやってた[r]
ぐらいでさー」[pcms]
*v2515|
[fc]
[vo_mob s="other020002"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「ねー! こっちだって、ちゃんとやってんじゃん! [r]
見てから言いなよー!」[pcms]
*6080|
[fc]
騒ぎを聞きつけた先生が来て、その場はそれで収まった[r]
のですが……。[pcms]
;;;[sysbt_meswin clear]
;//;//BG:渡り廊下 セピア
[bg storage="bg09a_s"]
[trans_c cross time=500]
;;;[sysbt_meswin]
*6081|
[fc]
校庭のトイレに入ったのを見られていたのか、出てきた[r]
ところを彼女達に囲まれたのです。[pcms]
*v2516|
[fc]
[vo_sa s="sae0653"]
[ns]佐伯[nse]
「……数に頼って、他人から見えない場所で、[r]
たった一人を攻撃ですか? さすが上級生ですね」[pcms]
*v2517|
[fc]
[vo_mob s="other010004"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「ウルセーよ! お前が騒いだせいで怒られたじゃねー[r]
かよ!」[pcms]
*v2518|
[fc]
[vo_mob s="other020003"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「そうだよー! アンタのせいで、男子にチクられたん[r]
だからね!!」[pcms]
*v2519|
[fc]
[vo_sa s="sae0654"]
[ns]佐伯[nse]
「あなた達が真面目に仕事をしないからでしょう?[r]
私を恨むのは筋違いもいいところです」[pcms]
*v2520|
[fc]
[vo_mob s="other010005"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「ワタクシぃ!? スカシてんじゃねーよテメェ![r]
アタシらにあやまれよ!!」[pcms]
*v2521|
[fc]
[vo_sa s="sae0655"]
[ns]佐伯[nse]
「あなた達に対して謝らなければならない理由は、[r]
私に一切ありません」[pcms]
*v2522|
[fc]
[vo_mob s="other010006"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「……もうさァ、メンドくさいから、このガキやっちゃ[r]
わねー?」[pcms]
*v2523|
[fc]
[vo_mob s="other020004"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「そうそう、やっちゃお!」[pcms]
*v2524|
[fc]
[vo_mob s="other010007"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「二度とこんなエラそーなこと言わないように、裸にし[r]
て写メ撮ってやろーか」[pcms]
*v2525|
[fc]
[vo_mob s="other020005"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「あ、じゃぁさー、タカちゃんとワカッチ呼んでこない?[r]
んで、このブス、レイプしてもらうの」[pcms]
*v2526|
[fc]
[vo_mob s="other010008"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「あ、だったらさー、その写メも撮って、こいつ、みん[r]
なのサイフにようよ」[pcms]
*v2527|
[fc]
[vo_mob s="other020006"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「それさんせ~い! いくら入ってるかな~、[r]
このおサイフ~♪」[pcms]
*v2528|
[fc]
[vo_sa s="sae0656"]
[ns]佐伯[nse]
「どこまで下劣なの……人間として恥ずかしくないので[r]
すか!?」[pcms]
*v2529|
[fc]
[vo_mob s="other010009"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「なに? レイプされるって聞いてビビッってんのォ?[r]
さっきまでの元気はどーしたんだよ、コラァ!」[pcms]
;;;[sysbt_meswin clear]
;//SE:殴る
[se0 storage="se026"]
;//redflash
[flash_re]
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[quake_bg xy m]
;;;[sysbt_meswin]
*v2530|
[fc]
[vo_sa s="sae0657"]
[ns]佐伯[nse]
「うぐ……っ!!」[pcms]
*6082|
[fc]
私は下腹部を蹴られて、壁に叩きつけられました。お腹[r]
ではなく、下腹部です。悪意を以て狙ったように、私に[r]
は思えました。[pcms]
*6083|
[fc]
思ってもみなかった暴力に、私は急に恐怖で一杯になっ[r]
てしまって、動くことも、声を出すこともできなくなっ[r]
たのです。[pcms]
*v2531|
[fc]
[vo_sa s="sae0658"]
[ns]佐伯[nse]
「……」[pcms]
*v2532|
[fc]
[vo_mob s="other020007"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「キモ~! 泣いてるよコイツぅ~っ![r]
キャハハハハッ!!」[pcms]
*v2533|
[fc]
[vo_mob s="other010010"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「おーおー、目にナミダためちゃってよー! そうやっ[r]
ておねだりして、オトコだましてんじゃねェのォ?」[pcms]
*v2534|
[fc]
[vo_mob s="other020008"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「あぁ~、だから男子がセンセーにチクッたんだぁ~![r]
もしかしてウチのガッコの男子、ほとんどコイツに食[r]
われてんじゃないのぉ?」[pcms]
*v2535|
[fc]
[vo_mob s="other010011"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「ゲェー、ヤリマンかよー![r]
どうりで公衆便所クサイと思った♪」[pcms]
*v2536|
[fc]
[vo_mob s="other020009"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「キャハッ! キャハハハハハッ!! マジウケるんで[r]
すけどぉ~!!」[pcms]
*6084|
[fc]
あの時、本当に泣いてしまいそうでした。あんな低俗な[r]
人間にいいように言われ、足蹴にされて、それでも反撃[r]
もできない自分が悔しくて……。[pcms]
*6085|
[fc]
そして、心が折れそうになった時、あなたが……加藤さ[r]
んが現れたのです。[pcms]
*6086|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「お~いお~い不良ども~」[pcms]
*v2537|
[fc]
[vo_mob s="other020010"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「何だよ、お前よ!」[pcms]
*6087|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「宇宙の果てからやってきた、ドロタボー星人です。[r]
取りあえず、田んぼ返してくれる?」[pcms]
*v2538|
[fc]
[vo_mob s="other010012"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「ハァ……? 何だコイツ。このブスのオトコぉ?」[pcms]
*6088|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「ハァ? どこの星のエイリアンが、こんなかわいい子[r]
をブス呼ばわりしてんだよ。お前らのライバル……なん[r]
て言ったっけ? プレジターだっけ? 呼ぶぞ?」[pcms]
*v2539|
[fc]
[vo_mob s="other010013"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「エイリ……!?」[pcms]
*v2540|
[fc]
[vo_mob s="other020011"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「おい! お前、タカちゃんとワカッチ知らねーのかよ![r]
アタシたち、あの二人とすごい仲イイんだからな!!」[pcms]
*6089|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「タカちゃん……? ワカッチ……? 何か聞いたこと[r]
あるな……」[pcms]
*v2541|
[fc]
[vo_mob s="other010014"]
[ns]女子生徒Ⅲ[nse]
「ウチのガッコで一番つえーんだよ! あの二人に言っ[r]
て、お前ボコしてもらうからな!!」[pcms]
*6090|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「……あー、思い出した! そいつらあれだろ? この[r]
前、祐二に全身縛られて、しかもケツの穴にバイブ突っ[r]
込まれて、駅前に放り出されたって奴ら! 違う?」[pcms]
*v2542|
[fc]
[vo_mob s="other020012"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「ゆうじ、って……もしかして、田中祐二……?」[pcms]
*6091|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「そうだよ、俺の幼なじみ。あいつ、面白そうってだけ[r]
でムチャクチャするからなー。頭いいんだけど、ネジが[r]
何本か緩んでるんだろうな」[pcms]
*v2543|
[fc]
[vo_mob s="other020013"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「ねぇ、田中の知り合いだって……。関わらない方がよ[r]
くない?」[pcms]
*v2544|
[fc]
[vo_mob s="other010015"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「だよね……何されるかわかんないもんね……」[pcms]
*v2545|
[fc]
[vo_mob s="other020014"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「……」[pcms]
*6092|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「祐二ってさぁ、同じ学年はもちろん、違う学校にも友[r]
達多いんだろ? 仲いい先生も多いし……。明日から大[r]
変なことにならなきゃいいけどなー」[pcms]
*v2546|
[fc]
[vo_mob s="other010016"]
[ns]女子生徒Ⅰ[nse]
「……チッ! なんかシラけちった。もう行こ!」[pcms]
*v2547|
[fc]
[vo_mob s="other020015"]
[ns]女子生徒Ⅱ[nse]
「行こ行こ!」[pcms]
*6093|
[fc]
言っていることは、まるでわからなかったけれど……。[r]
でも、あなたはあの上級生達を退けてくれた。私を、窮[r]
地から救ってくれたのです。[pcms]
*6094|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「ハァ~……良かった、祐二と幼なじみで……」[pcms]
*v2548|
[fc]
[vo_sa s="sae0659"]
[ns]佐伯[nse]
「あ、あの……」[pcms]
*6095|
[fc]
お礼を言おうと思って呼び止めたけれど、あなたは振り[r]
向きもしないで手を振って、立ち去ってしまった。[pcms]
*6096|
[fc]
それもあってか、自分を助けてくれた貴男が、私の心に[r]
強く印象に残ったのです。[pcms]
;;;[sysbt_meswin clear]
;//♪BGM004フェードアウト
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;//blackout
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;//♪BGM010フェードイン
[bgm010]
;//;//BG:bg23b
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;;;[sysbt_meswin]
;立ち
*v2549|
[fc]
[vo_sa s="sae0660"]
[ns]佐伯[nse]
「その日から、私の心の中に、常にあなたの存在があり[r]
ました。これを、一目惚れ、というのでしょうね……」[pcms]
*6097|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「……」[pcms]
;立ち
*v2550|
[fc]
[vo_sa s="sae0661"]
[ns]佐伯[nse]
「でも、自分の気持ちに素直になれずにいて、[r]
結局、昨日まであなたに言い出せなかったのです」[pcms]
*6098|
[fc]
佐伯はそこで言葉を止めて、うつむいていた顔を俺の方[r]
へ向けた。[pcms]
;立ち
*v2551|
[fc]
[vo_sa s="sae0662"]
[ns]佐伯[nse]
「加藤さんは……今がこんな状況だから、私の気持ちを[r]
受け入れてくれたのですか?」[pcms]
*6099|
[fc]
不安そうに聞く佐伯に、どう答えていいのか迷ったけど、[r]
俺は自分の正直な気持ちを伝えることにした。[pcms]
*6100|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「……確かに、それもあるかもしれない。だけど、こん[r]
なに佐伯のことが好きになれるなら、もっと早く告白さ[r]
れたら良かったなって、今は思ってるよ」[pcms]
*6101|
[fc]
そう答えたあと、急に恥ずかしくなってきた俺は、照れ[r]
隠しで笑って、佐伯の肩に手を置いた。[pcms]
*6102|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「だから、絶対、無事に帰ろうな!」[pcms]
*6103|
[fc]
佐伯は微笑んでうなずき、俺を見つめて言った。[pcms]
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;立ち
*v2552|
[fc]
[vo_sa s="sae0663"]
[ns]佐伯[nse]
「ありがとう……」[pcms]
[backlay_c][chara_int][trans_c cross time=150]
*6104|
[fc]
自分が持っていた想いを口にしたことで、佐伯も気恥ず[r]
かしくなったのか、それっきり黙ってしまった。[pcms]
*6105|
[fc]
そのまましばらくの間、お互い何も喋らずにいたが、時[r]
間のあるうちに体を休めておいた方がいいと俺は考え、[r]
佐伯にそれを提案した。[pcms]
*6106|
[fc]
[ns]加藤[nse]
「ここを出る時のために、今のうち休んどいて、体力回[r]
復させとこうぜ。おかしな奴らから逃げるのに、走りっ[r]
ぱなしになるかもしれないからな」[pcms]
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;立ち
*v2553|
[fc]
[vo_sa s="sae0664"]
[ns]佐伯[nse]
「はい……」[pcms]
*6107|
[fc]
佐伯の返事にうなずいて返し、俺は壁にもたれて、目を[r]
閉じた。[pcms]
;;;[sysbt_meswin clear]
;//blackout
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