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2025-01-19 20:27:37 -06:00

1.9 KiB

1テキストピクチャIDBGMIDMAPIDコマンドIDコマンドテキストコマンド値1コマンド値2コマンド値3コマンド値4
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103月第1週。 土曜日の夜。 9993000000
11自分の名前はジョフ。 13000000
12街の商品取引所の職員で、今は単身赴任先から妻の待つ村へ帰るところだ。 13000000
13商品取引所は、王国の機関で市場産品の流通や市場価格の管理を担っている。 9993000000
14商品取引所に勤めるには王国官吏資格が必須で、辺境の村出身の自分には無縁の職業のはずだ った。 9993000000
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16はじめに自分が勤めたのは、商品取引所が現地事務所として設けた村の出張所。 23000000
17ここの職員採用は所長の裁量に任されていたから、学校を卒業したばかりの自分でも雇っても らうことができた。 23000000
18数年後、業務再編の一環で出張所は街の本所に統合となってしまう。 33000000
19現地採用組の解雇で途方に暮れていたら、所長が街の商品取引所での勤務を誘ってくれた。 33000000
20理由は単純で、仕事ができるから、ただそれだけ。 9993000000
21出張所長はそうとしか説明しなかったし、自負がなかったと言えば嘘になる。 9993000000
22ともあれ、王国官吏と引き換えに自分は単身赴任の身の上となった。 43000000
23以来、土曜日の仕事を終える度、こうして妻の待つ村に帰る生活を送っている。 43000000
24馬車が薄暗い森を抜ける。駅まではもうすぐだ。 43000000
25駅には駅職員のバックが一人。 とても良い人柄の男で村の出張所勤務の頃も世話になっていた。 9993000000
26さて、駅から自宅までは徒歩だ。 帰りを待つ人がいれば苦になる距離じゃない。 9993000000
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