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2025-01-19 20:27:37 -06:00

12 KiB
Raw Blame History

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370001690_32地図.png3200100
385月第2週。 祭りの一週間が始まる。 999128700000
39街中に景気よく飾られた花が目に楽しい。 見慣れた街路も、違う街かと錯覚してしまう。 999128700000
40平和な街の眺めに反して、西部戦線では激戦が続いているらしい。 辺境伯は相変わらず派兵要請を跳ね付けたまま。 言い訳も変わらず反王国勢力だ。 999128700000
41誰もが知っているのに、誰も見たことがない反王国勢力。 不可解としか言いようがない。 999128700000
42夕陽が街を染める頃になると、酔客が広場に繰り出してくる。 笑い、嬌声、怒号で街は大騒ぎだ。 9992244000000
43徴兵が現実になりつつある今、祭りの喧騒は現実離れしているように思えてしまう。 9992244000000
449992244000000
45そろそろ、宿舎に帰ろう。 9992244000000
469992000000
47人々が商業街に繰り出した住宅街は閑散としている。 9993244100000
48広場から喧騒が響くなか、誰もいない街路はもの寂しい。 9993244200000
499993244300000
50ん? 9993244400000
51宿舎の前の人影に気付く。 9993244500000
529993244600000
53あれは…ミラ? 13244600000
54視線が重なる。 9993244700000
55ミラ: 「あ!  ジョフ!」 9993244800000
56「ミ、ミラ?」 9993244900000
57ミラ: 「おかえりー!  帰ってくるの、いつもこのぐらいの時間なの?」 23245000000
58「大体こんなもんだけど」 23245000000
59「どうしてここに?」 23245000000
60ミラ: 「ガサ入れ!」 33245000000
61「ええ?」 33245000000
62ミラ: 「うそうそ!  ホントはね、ヨウセがお礼に祭りに連れてきてくれたの」 43245000000
63「じゃ、村で言ってたのって…」 43245000000
64ミラ: 「あの時は迷ってたけど、遠慮しないでいいって言ってくれたから、来ちゃった」 43245000000
65「下手なこと言わなきゃよかったかな」 43245000000
66そこで気付く。この時間は、もう村に帰る馬車はない。 43245000000
67「…もう、夜だけど?」 43245000000
68ミラ: 「昨日から、泊まりで来てるの」 43245000000
69ヨウセと泊まり!? 43245000000
70この街で、ミラが他の男と泊まっていた? 43245000000
71それを何でもないことのように告げるミラに戸惑う。 43245000000
72ミラ: 「ここが宿舎?」 53245000000
73「うん」 53245000000
74ミラ: 「ここにチェーカさん呼んでたんだ?」 53245000000
75その通り。 でも、答えるのが気まずい。 53245000000
76ミラ: 「じゃあ、わたしだったら、買う?」 53245000000
77「…は?」 53245000000
78ミラ: 「だから、わたしがジョフの奥さんじゃなくて」 63245000000
79ミラ: 「もし、そういうお仕事の人だったら、買う?」 63245000000
80唐突過ぎて話についていけない。 63245000000
81ミラ: 「それか、ヨウセに買ってもらおっかな?」 63245000000
82「買う!」 63245000000
83対抗意識で即答だ。 63245000000
84ミラ: 「じゃあ、今夜はジョフに買われてあげる!」 43245000000
85「とにかく、こんなところもなんだから、中にどうぞ」 43245000000
86ミラ: 「…男の人に買われるのって、こんな感じなんだね」 23245000000
87呟いた不穏な言葉に心がさざめく。 横顔をみても、真意は読めない。 23245000000
889993000000
89ミラ: 「結構綺麗にしてるんだ?  っていうか、何にもないね」 9993245100000
90「まあ、寝るだけだし」 9993245100000
91見慣れた宿舎だから、ミラが新鮮に映る。 23245100000
92「そっちの服着てるの久しぶりだね」 23245100000
93ミラ: 「うん。  でも、全然視線感じなくて、逆に違和感あったりするんだよね」 73245100000
94「見られたいみたいに聞こえるよ?」 73245100000
95ミラ: 「そういう訳じゃないけど。  そういうのに慣れてきてたから」 73245100000
96「村ならいいんだ?」 73245100000
97ミラ: 「変態ちゃんを喜ばせるために着てるんだけど?」 33245100000
98グウの音もでない。 33245100000
99ミラ: 「…でもね、この格好だってこうしたら…どう?」 33245100000
100 83245100000
101言葉と裏腹に特に変わったところはない。 93245100000
102「どう…って、なにが?」 93245100000
103ミラ: 「なんだと思う?」 103245100000
104ミラが身体を揺らし、捲れたスリットから…一瞬なにかが見えた。 93245100000
105「なにか…ついてる?」 93245100000
106ミラ: 「これ、なーんだ?」 103245100000
107 118245100000
108ミラの太腿に巻き付いた紐。 118245100000
109そこに括りつけられた避妊具。 118245100000
110それも、使用済み。 118245100000
111「まさか…」 118245100000
112ミラ: 「ジョフのところに行くっていったら、ヨウセがどうしてもって」 118245100000
113「それは…彼の?」 118245100000
114ミラ: 「うん。  …今日は朝からずっと」 118245100000
1159998245100000
116ミラ: 「顔、怖いよ?」 9998245200000
117「挑発するからだよ」 9998245300000
118ミラ: 「なかよし…じゃなくって、エッチするならお金払ってね?」 9998245300000
119「ホントに?」 9998245300000
120ミラ: 「そのほうが、雰囲気あるでしょ?」 68245300000
121「じゃあ…これ」 68245300000
122渡すのではなく、払う。 68000000
123欲望を吐き出すために、意のままに使える身体を買うということ。 68000000
124それだけのことなのに、確かに意識が変わる。 128000000
12598000000
126スカートに手を掛けても軽く身体を震わせるだけで何も言わない。 138000000
127白い肌が視界を埋め、その隅で醜悪な粘液が揺れる。 148000000
128女を貪ったことを誇示するため男が巻き付けた印。 148000000
129本来は屈辱なのに、娼婦が他の男に身体を許した証にしか思えない。 158000000
130躊躇が消えてゆく。 158000000
131「ベッドに座って」 9998245400000
1329998245500000
133返事抜きでミラが従う。 9998245600000
1349998245700000
135ミラ: 「や…っ」 9998000000
136ベッドに掛けたミラの脚を開かせる。 僅かな抵抗もすぐに解ける。 9998000000
137ミラ: 「は…恥ずかしい」 168000000
138ミラ: 「こんなこと、してたの?」 168000000
139「チェーカには、その恰好で他の客とした話をしてもらってたよ」 268000000
140ミラ: 「…」 268000000
141ミラ: 「わたしも…こっちに来る前まで、ずっと…」 178000000
142ミラ: 「今日も朝に起きてから…ずっと」 178000000
143「身体は大丈夫?」 178000000
144ミラ: 「どっちかっていうと動くの、ヨウセだし」 188000000
145ミラ: 「でも…何度目かな」 188000000
146ミラ: 「だんだんヨウセが出すときがわかるようになってきて…それで」 188000000
147「それで?」 188000000
148ミラ: 「そういう感じが…気持ちいいかなーって」 188000000
149 188000000
150ミラ: 「ひゃっ!  ちっ、近い…よ?」 198000000
151「チェーカは平気だったよ」 198000000
152ミラ: 「でも…そこ。  まだ…変な感じだから、そんな見られたら…」 198000000
153ミラ: 「んん…っ。  ジョフの、息…掛かってる…」 168000000
154「…濡れてる?」 168000000
155ミラ: 「…」 188000000
156ミラ: 「…ん。ちょっと…だけ」 208000000
157「そこ、気持ちいい?」 208000000
158ミラ: 「…うん」 218000000
159ミラ: 「たまに、こうやって…ジョフを思い出すの」 228000000
160下着越しに指先が粘膜を撫でる。 228000000
161ミラ: 「だから、ジョフも…ここでわたしを想って、してくれて…る?  ん…ぁ」 238000000
162悩まし気な吐息が漏れる。 238000000
163「いつも下着越しに撫でてるの?」 238000000
164ミラ: 「汚れるから、脱いでから…だけど」 218000000
165「じゃあ、捲って触ってみて」 218000000
166ミラ: 「ほっ、ほんとに!?」 198000000
167「嫌なら…いいけど」 198000000
168ミラ: 「ううん…いいよ」 188000000
169ミラ: 「買ってもらったんだから…言う通りしなきゃ、だよね」 188000000
170ミラ: 「こ…これで、いい?」 248000000
171「うん。  そのまま…してみて」 248000000
172ミラ: 「ん…ふっ。  見られてると、いつもより…敏感に、なる」 258000000
173繊細な指先が膣口の滴を秘裂に沿ってに塗り伸ばす。 258000000
174ミラ: 「…は…ふぅ。  やっ…零れちゃ…う」 258000000
175膣口から滲む愛液が肌を伝う。 258000000
176それでも指先の柔らかな動きは止まらない。 258000000
177思考が溶け落ちてゆく。 258000000
178ミラ: 「ん…っ」 278000000
179膣口に添えた亀頭が滑って陰唇を舐める。 278000000
180数時間前まで他の男に使われていた女性器の窪みに亀頭を押し当て、腰を入れる。 278000000
181ミラ: 「あう…っ!」 288000000
182自分でもわからない焦燥感に駆られながら、一息に貫く。 温もりのある圧迫が肉棒を包み込む。 288000000
183ミラ: 「…っ、はぁ」 298000000
184この肉壺が同じ快楽を、他の男に与えていた。 298000000
185ミラ: 「あ…あぁ」 288000000
186腰を押し付けて更に深く貪る。 288000000
187ミラ: 「んあ゛…っ!」 308000000
188ヨウセに身体を開いたミラと…娼婦は何が違うのだろう。 308000000
189ミラ: 「ふ…ぁ」 298000000
190娼婦は、誰にでも身体を許す女。 ミラが…多くの男に、身体を? 298000000
191快楽が思考を侵食していく。 298000000
192ミラ: 「あぅ…っ!」 288000000
193他の男にも同じように鳴くのかい、ミラ? 288000000
194ミラ: 「わ、わた…しっ…」 298000000
195ミラ: 「ん…あっ!  おっ…おかしく、なっちゃ…ぅ」 288000000
196両手で押さえつけている腰が肉棒を求めて揺れる。 288000000
197ミラ: 「あぁ…ん」 298000000
198ミラ: 「やっ…ぁ」 288000000
199望み通り奥底をほじる。 288000000
200ミラ: 「んっ…ふ」 298000000
201ミラ: 「も、もうっ…こわれちゃ…ぅ」 288000000
202ミラ: 「あ゛あ゛ぁっ!」 308000000
203ミラ: 「ジョフが…いいよぉ…」 288000000
2049990000000
205翌朝、目覚めた時にはミラは居なくなっていた。 9991245800000
2069991000000
207週末までの数日。 9991245900000
208仕事の合間、つい懐から紙片を取り出してしまう。 311245900000
209週末が待ち遠しい。 311245900000
2109991000000
211週末、祭りの最終日の喧騒を掻き分けて馬車に飛び乗る。 9993000000
212そういえば、チェーカの歓迎会があるんだっけ。 323000000
213ミラが待ち遠しくて、早い時間の馬車に乗って良かった。 323000000
214チェーカを歓迎するのはやぶさかでないのに、歓迎会を煩わしく感じてしまう。 323000000
2159990000000