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2025-01-19 20:27:37 -06:00

13 KiB
Raw Blame History

1テキストピクチャIDBGMIDMAPIDコマンドIDコマンドテキストコマンド値1コマンド値2コマンド値3コマンド値4
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28テーブルを囲むのはチェーカとヨウセ、ルマとセス。そしてミラと自分。 999329500000
29神妙な面持ちのチェーカと目が合うと、軽く睨まれてしまう。 999329500000
30ルマ: 「それでは、チェーカを歓迎して、乾杯!」 999329500000
31多少のぎこちなさは食事と酒で緩む。 999329500000
32というより、場に緊張していただけで、各々には元から深い関係が絡んでいる。 999329500000
33まず自分。 なんとこの場の3人の女性全員とセックス経験あり。 999329500000
34チェーカは以前からルマとの顔見知りで、どうやらセスも仕事の客だったらしい。 999329500000
35ヨウセはセスと仕事上の取引があり、ミラとは特殊な肉体関係にある。 999329500000
36下手をすれば修羅場だが、それぞれが割り切った大人の関係だ。 少なくとも、面倒な自己紹介は要らない。 999329500000
37一通り料理が片付いた頃、ヨウセと話し込んでいたセスが口を開く。 999329500000
38セス: 「さて、テーブルも片付いたことだし、余興にカードでもどうかな?」 999329500000
39ヨウセ: 「いいですね。  といっても、嗜む程度なんですが」 999329500000
40セス: 「役人さんとは手合わせしたことはなくてね。  ジョフさんとも是非やってみたいな」 999329500000
41「期待されても困りますが、セスさんの賭けをお受けできるほど甲斐性はなくて…」 999329500000
42一応遠慮するのは、自分への言い訳だ。 999329500000
43感情を読める自分には、ゲームなんてただの作業に過ぎない。 999329500000
44騙すつもりはなくても結果的にそうなるなら、罪悪感がないほうがいい。 999329500000
45セス: 「ああ、そのことなら心配なく。  3組のペアがいることだし、カードに興を添えるならちょうどいい」 999329500000
46セス: 「そうだな、私が説明するより…ルマ?」 999329500000
47ルマ 「…ええ」 1329500000
48シャツの前を開けたルマにセスを除く面々がどよめく。 2329500000
49ミラ: 「ルマさん!?」 3329500000
50ルマ: 「負けたらパートナーが脱いでいくのだけど…」 3329500000
51ルマ: 「セスの無茶ぶりだし、無理に付き合わなくてもいいのよ?」 3329500000
52ミラ: 「えぇ!?」 3329500000
53…おっぱい? 2329500000
54おっぱい! 4329500000
55再会の喜びに震える。 4329500000
56ほうほう、ふむふむ。 4329500000
57サイズはミラと同等。 柔らかさで優り、張りでは一歩譲るというところ。 4329500000
58 「…ョフ?」 4329500000
59ミラ: 「ジョフ!?」 5329500000
60ミラ: 「どこ見てるの!?」 5329500000
61…おっぱい。 5329500000
62おっぱいから視線を外すのは、難しくて、辛い。 5329500000
63ヨウセだって惚けているし、自分だけ責められるのは納得いかない。 5329500000
64ただ、俄然やる気になってきた。 5329500000
65ミラ: 「ふーん…。  じゃあ、いいよ」 6329500000
66ミラ: 「私が脱がされないようにジョフに頑張ってもらうから」 6329500000
67 6329500000
68チェーカ: 「それ、私はパートナーいないから大丈夫です」 7329500000
69ルマ: 「チェーカはヨウセと組んでもらうわ。  若い二人でちょうどいいもの」 7329500000
70ヨウセ: 「えへへ。  君と仲良くなれるなんて、光栄だなあ」 7329500000
71チェーカ: 「仲良くするつもり、ないけど」 7329500000
72ヨウセ: 「そういうことなら、君の裸を見せてもらってから考えようかな」 7329500000
73チェーカ: 「最っ低…」 8329500000
74ヨウセ: 「あ、そういう感じ…いいかも」 8329500000
75カードを配るセスは自信たっぷり。 999329500000
76その自信っぷりは謎だが、商会の会頭ともなれば普通でないのが普通だ。 999329500000
77その証拠に、歓迎会で脱衣を賭けるなんてイカれている。 999329500000
78だからこそ、負けて気分を悪くしないといいのだけど。 999329500000
79自分なりに整理を済ませると視野に集中する。 9329500000
8010329500000
81これで…よし。 11329500000
82 12329500000
83視野が戻ってしまう。 こんなことは初めてだ。 9329500000
84多少の動揺を抑え、集中してもう一度。 9329500000
85ゆっくりと色彩が薄れてゆく。 10329500000
86完全に色が失われた世界となったとき。 11329500000
87 12329500000
88…駄目だ。 999329500000
89何度やっても幻影の視界に入れず、終いには視界の切替さえ効かなくなってしまう。 999329500000
90肝心のときに役に立たなくては困る。 999329500000
91999329500000
92能力がなくても、ただのカードゲームになるだけ。 999329500000
93そう判っていても、丸裸にされたように不安だ。 999329500000
94テーブルを見回せば、セスも落ち着かない顔をしている。 999329600000
95さっきまで溢れていた自信はない。 999329600000
96能力でギリギリ読み取れる感情は…戸惑い? 999329600000
97カードゲームに関係する感情は二通り。 …嵌めるか、騙すか。 999329600000
98セスの感情はどっちでもない。 999329600000
99…イカサマで下手を打って臍を噛んでいる? 999329600000
100それは、今現在自分が抱いているまま。 999329600000
101どういうことだ? 999329600000
102とはいえ、自分もそれどころじゃない。 ゲームに集中するので精一杯だ。 9993000000
1039993000000
104セス: 「ルマ、すまない」 999329500000
105ルマ: 「あら?セスが負けるなんて。  もしかして、わざと…かしら?」 2329500000
106セス: 「いや、今日はどうも調子がおかしいみたいだ」 2329500000
107ルマ: 「気弱なセスなんて珍しいわ。  でも、私たちが言い出したことですものね?」 2329500000
108チェーカ: 「ルマさん…それって?」 13329500000
109ルマ: 「ふふっ、セスの趣味なの」 13329500000
110セス: 「見せるつもりじゃなかったんだが、まいったな」 13329500000
111声色からしても本気で困惑しているらしい。 13329500000
112その点は自分も変わらない。 9993000000
113「ごめん、ミラ」 999329500000
114ミラ: 「一応聞くんだけど、わざとじゃないよね?」 14329500000
115「そんな趣味はないよ。  …今のところは」 14329500000
116ミラ: 「なら、しょうがないけど…。  変な性癖開くの、やだよ?」 15329500000
117…目覚めそう。 15329500000
1189993000000
119チェーカ: 「一応聞いておくんだけど…」 999329500000
120ヨウセ: 「違うって!」 16329500000
121ミラ: 「ヨウセは戒律で嘘つけないから、そこは大丈夫だと思うよ」 16329500000
122ヨウセ: 「ミラぁ!  愛してるよ!」 16329500000
123…潰すぞ、若造! 16329500000
124ミラ: 「それ、ジョフの前で言うのって勇気あるね?」 16329500000
125喜びを押し隠してミラは半笑いになっている。 16329500000
126チェーカ: 「責任…とってもらうから」 17329500000
127ヨウセ: 「う…うん」 17329500000
128順調にゲームは進み、目的が逆転してゆく。 9993000000
129男が同じ志に目覚めたなら、もう言葉はいらない。 183000000
130ルマ: 「いやだわ…」 183000000
131ヨウセ: 「うぉ!?」 193000000
132ルマ: 「ありがとう、ヨウセ。  でも、見るだけよ?」 193000000
133193000000
134ミラ: 「…もう!  しっかりしてよね」 193000000
135「ごめん…でも、ルールだし」 193000000
136スカートに手を掛けながら恥じらうミラを促す。 これは、癖になりそう。 193000000
137ミラ: 「お家で、しっかり責任とってもらうよ?」 203000000
138203000000
139ヨウセ: 「ああっ!?」 203000000
140チェーカ: 「だからそっちのカード駄目だって…」 203000000
141ヨウセ: 「ふぁ?  いや、そんなつもりじゃ…」 203000000
142チェーカ: 「なら、わざとやったの?  …最低」 213000000
143チェーカ: 「…あなたも脱いで」 213000000
144ヨウセ: 「え?一緒に脱ぎたいってこと?  えへへ、照れるなあ。なんか…引っ掛かって、うまく脱げな…」 213000000
145チェーカ: 「ちょっと待って!  そこパンパンにして…やめて。やっぱりいいから」 213000000
146チェーカ: 「お財布の覚悟、できてるんでしょうね」 223000000
147ヨウセ: 「うっは…ヤッバ…」 223000000
148チェーカ: 「なんなの…」 223000000
149ヨウセ: 「若いって…いい」 223000000
150ミラ: 「あぁん!?」 233000000
151ヨウセ: 「ひっ…!  べ、別に何も…」 233000000
152チェーカ: 「…馬鹿」 9993000000
153もう脱ぐ余地はない。 9993000000
154セス: 「さて、こうなったら引き分けということで収めるしかないね。  こんなに熱中したのは久しぶりだよ」 999329700000
155ルマ: 「それじゃ、悪いけどお先に失礼するわ。  皆さんも、良い夜を過ごしてね」 999329700000
156999329800000
157煽情的に揺れるルマのお尻を見送る。 ミラの視線に突き刺されても、こんな機会は逃せない。 999329900000
158セス: 「ああ、ジョフさん。  お互いの秘密は、また機会を改めて」 999330000000
159ミラ: 「秘密?  なんのこと?」 999330100000
160「いや、知らないよ?」 999330200000
161ミラ: 「もしかして、セスさんと示し合わせてたとか?」 999330300000
162「あ、それいいね。  今度はそうするよ」 999330400000
163ミラ: 「最っ低!」 999330500000
164ヨウセ: 「じゃあ、ミラ。  僕たちも…上、行こう?」 999330600000
165ミラ: 「へ?  わたしたちは、帰るよ?」 999330700000
166ヨウセ: 「いや、上で泊まろうよ。  きっとジョフさんもその方がいいと思うよ?」 999330800000
167「!」 999330900000
168ミラ: 「ジョフ?…そう、なの?」 999350700000
169999350800000
170チェーカ: 「…見てられない」 9993246800000
171忍びよったチェーカが背後からヨウセの腕を締めあげる。 9993246900000
172ヨウセ: 「えっ!?…動けない?  どういうこと?どうして!?」 9993247000000
173チェーカ: 「パートナー放り出すとか、あり得ない。  それに…脱がされた分、払ってもらうまで逃がさないから」 9993247100000
174ヨウセ: 「でも…ミラとは、前からのアレがあって…  そのほうがジョフさんもいいんだって!」 9993247200000
175チェーカ: 「知ってる」 9993247300000
176ヨウセ: 「は?」 9993247400000
177チェーカ: 「私、ミラさんより若いけど」 9993247400000
178ヨウセ: 「?」 9993247500000
179チェーカ: 「若いけど?」 9993247600000
180ヨウセ: 「ま、まあ…たしかに…。  …え?  もしかして、それって…お誘い?」 9993247700000
181ヨウセを後ろ手に締め上げたまま連行しようとしたチェーカが振り向く。 9993247800000
182チェーカ: 「ジョフさん?  これ、貸しだから」 9993247800000
183「あ…ありがとう」 9993247900000
184ミラ: 「…」 9993248000000
185ヨウセ: 「あの…君みたいな…清楚なコがお誘いって…。  これ、ホント?」 9993248100000
186チェーカ: 「…清楚か、確かめてみれば?」 9993248200000
187半ば引きずられてヨウセが連行されてゆく。 律儀なチェーカには頭が下がる。 9993248300000
1889993000000
1899993248400000
190自宅への帰路、夜風が火照った身体に心地よい。 9993248500000
1919993248600000
192いざベッドに入ってみたら、過ぎた酒が祟って使い物にならない。 9993248700000
193その分、抱きしめたミラが愛おしすぎて、幸福感に満たされてしまう。 9993248700000
194柔らかな笑顔に口づけした後は、もう覚えていない。 9993248700000
1959993000000
196…? 243000000
197静かな吐息が響く。 243000000
198ベッドの縁に腰掛けたミラが寝ぼけ眼に映る。 243000000
199朧に映った絵は幻だったのかもしれない。 243000000
2009990000000