kansen-3/Kansen3_patch/20040.ks
2023-12-22 09:03:50 -06:00

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;//ブロック20040 『inferno』
;//@konya 11/12 bg貼付
*20040_TOP
;{SceneSet }
;//---------------------------------------------------------------
;[eval exp="f.l_map = 2"]
;//---------------------------------------------------------------
[eval exp="sf.SRP03 = 1"]
[if exp="tf.scene_mode==0"][jump target=*NORMAL_PLAY][endif]
;タイトルから即回想きた時用にウィンドウの設定
;[winset][scene_exp_init]
;//BGM(回想用)
;//[bgm storage="BGM10"](回想内で鳴らしているので不要)
[jump target=*LABEL_MEMORIES_START]
*NORMAL_PLAY
;//---------------------------------------------------------------
;//〆♪cage
[bgm storage="BGM04"]
;[bg storage="bg01a"][trans_c cross time=500]
;[sysbt_meswin]
;[ChrSetEx layer=5 chbase="yoshino_c"][ChrSetXY layer=5 x=173 y=0][trans_c cross time=150]
;mm 座標とレイヤがおかしくて分身しとる
[ChrSetEx layer=1 chbase="yoshino_c"][ChrSetXY layer=1 x=160 y=0][trans_c cross time=150]
*82|
[fc]
[vo_mob s="yoshino0016"]
[ns]吉野[nse]
「私の中に精液、いっぱいぶちまけていいのよ。綾瀬くんの[r]
 精液の味ってどんな味? うふふ、きっといやらしい[r]
 オスの味よね。美味しそう……」[pcms]
*83|
[fc]
涎をたらさんばかりに、吉野さんがボクに手を伸ばしてくる。[r]
よく見ればその手もどろんとした液体にまみれてた。[pcms]
*84|
[fc]
[ns]航[nse]
「あっ、うぅう……」[pcms]
*85|
[fc]
AVやグラビア、エロ漫画、エロゲの中でなら、女の子自身が[r]
スカートをまくり上げて秘部を見せてくれるなんて、[r]
思わずズボンの中で膨らみそうなシチュエーションだ。[pcms]
*86|
[fc]
でも現実に目の当たりにすると異常すぎる。[pcms]
*87|
[fc]
いや、そのかもし出す雰囲気が確実にボクに逃げろと[r]
危険信号を発していた。[pcms]
*88|
[fc]
吉野さんの手が伸びて、ボクの腕をつかみそうになる。[pcms]
*89|
[fc]
思わずボクは自転車ごと後ずさりをして、その腕から[r]
逃れた。[pcms]
;//se029・人が自動車にはねられる音
[se buf=0 storage="se029"]
*90|
[fc]
その瞬間。[pcms]
*91|
[fc]
[vo_mob s="yoshino0017"]
[ns]吉野[nse]
「あ」[pcms]
[赤フラ]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
*92|
[fc]
ボクの目の前でたった今起きた出来事なのに、ボクは[r]
理解できなかった。[pcms]
*93|
[fc]
白い塊がボクの鼻先を通り過ぎていった。[pcms]
*94|
[fc]
そして吉野さんの姿が消えた。[pcms]
*95|
[fc]
わかったのはそれだけ。[pcms]
*96|
[fc]
そう……まるで人形のように体をヘンな風によじって宙を[r]
舞う吉野さんの姿。[pcms]
*97|
[fc]
何故そうなったのかさえ、理解できずに……。[pcms]
;//se028・自動車のクラッシュ音
[se buf=1 storage="se028"]
*98|
[fc]
それが何かと気がついたのは、白い塊……猛スピードで[r]
突っ込んできた自動車が信号機に衝突した衝撃音のおかげだった。[pcms]
;//se036・人間が地面に叩きつけられる音
[se buf=0 storage="se036"]
*99|
[fc]
続けて宙に舞っていた吉野さんが地面に叩きつけられる、[r]
グシャリともグチャリともつかない重々しい音。[pcms]
*100|
[fc]
[ns]航[nse]
「よ……吉野……さん?」[pcms]
*101|
[fc]
道路に横たわる吉野さん……。[r]
た、助けな……。[pcms]
[白フラ]
;//se030・車の爆発音
[se buf=0 storage="se030"]
[quake_bg 元time=500 xy m]
*102|
[fc]
[ns]航[nse]
「うわあぁっ!?」[pcms]
*103|
[fc]
爆風と熱風が同時にボクに襲いかかってきて、ボクは[r]
地面に吹き飛ばされた。[pcms]
;//se004・人が倒れる音
[se buf=1 storage="se004"]
*104|
[fc]
[ns]運転手[nse]
「ぎゃああああああっ!!」[pcms]
*105|
[fc]
火ダルマになった運転手が自動車から飛び出してきて、[r]
地面へ転がる。[pcms]
*106|
[fc]
吉野さんはビクビクと震えているけれど、倒れたその体を中心に[r]
赤い液体がアスファルトの上に広がっていく……。[pcms]
;//SE・飛び交うヘリのローター音ループ
[se buf=0 storage="SE502" loop=true]
;//SE・サイレンループ
[se buf=1 storage="SE503" loop=true]
*107|
[fc]
[ns]航[nse]
「なんなんだ? なんなんだよ、これはっ!」[pcms]
*108|
[fc]
夢?[pcms]
*109|
[fc]
でも夢にしては自動車が爆発した際に叩きつけられた[r]
地面の痛さも、肌に感じる熱さもリアルだ。[pcms]
*110|
[fc]
それに……。[pcms]
*111|
[fc]
あぁ、なんだろう?[pcms]
*112|
[fc]
考えがうまくまとまらない![pcms]
*113|
[fc]
ずっと繰り返し繰り返し鳴っているこの音はっ![pcms]
*114|
[fc]
[ns]航[nse]
「サイレン……? それにヘリの音か?」[pcms]
*115|
[fc]
ボクの考えを邪魔する音の正体に気がついて、[r]
ボクは愕然とした。[pcms]
*116|
[fc]
街が、街全体がおかしい。[pcms]
*117|
[fc]
[ns]航[nse]
「まさか……ボクが今目の前で見たような事が、[r]
 街のあちこちで同時に起きてるのか?」[pcms]
*118|
[fc]
いったい何機のヘリコプターが飛んでいるのかも[r]
わからないほど、途切れないローターの音。[pcms]
*119|
[fc]
それにサイレン。[pcms]
*120|
[fc]
こんな事故が起きたというのに、誰も何も寄ってこない。[pcms]
*121|
[fc]
いや、ボク自身、何をどう対処していいのか[r]
わからないから、みんなもそうなのかもしれない。[pcms]
*122|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0001"]
[ns][nse]
「きゃぁあああああっ!」[pcms]
;//@女の子
*123|
[fc]
不意に響いた悲鳴に、ボクはそちらのほうに目をやった。[pcms]
*124|
[fc]
それはそうだろう。こんな惨劇を目の前にしたら、[r]
誰だって悲鳴をあげる。女の子ならなおさらだ。[pcms]
;//このあたりでループ止めておく
[stopse buf=0]
[stopse buf=1]
*125|
[fc]
そう思って見たのに……。[pcms]
;//♪cage フェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
*LABEL_MEMORIES_START
;//bgm感染pt3
[bgm storage="BGM10"]
;//BGHEV012 ※エロシーンこちらは妄想ではない
[evcg storage="HEV014a"][trans_c cross time=300]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*126|
[fc]
ボクの目に飛び込んできたのは、女の子が数人の男たちに[r]
レイプされている姿だった。[pcms]
*127|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0002"]
[ns]女の子[nse]
「い、いや……んっふぐぅううっ。や、ヤメ……[r]
 んくぅううっ」[pcms]
*128|
[fc]
[ns]男A[nse]
「ホラ、もっとしゃぶれ。チンポが好きなんだろ?」[pcms]
*129|
[fc]
[ns]男B[nse]
「こっちのチンポも忘れるなよ。ほら、喋ってる[r]
 ヒマがあったら咥えるんだよ」[pcms]
*130|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0003"]
[ns]女の子[nse]
「ひぐふぅう……や、あくふぅう、お、おじいちゃん、[r]
 や、やめて……」[pcms]
*131|
[fc]
[ns]老人[nse]
「くぅう、若い娘のマンコはたまらんわい。[r]
 味わいが違うのぉ。じゅるるるるぅうっ」[pcms]
*132|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0004"]
[ns]女の子[nse]
「ひっぐぅううっ。んっぐ、や、あぅ。んっぢゅ……[r]
 はいんな……んっく、んぐ、んぐふぅうっ」[pcms]
*133|
[fc]
わからない。これは夢なのか?[pcms]
*134|
[fc]
ボクは布団の中にいるのか?[pcms]
*135|
[fc]
でもこんな夢を見るほど、寝ぼけてなんかいない。[pcms]
*136|
[fc]
あの男たちには見覚えがないけれど、おじいさんと[r]
女の子は、見間違えじゃなければ、確か実の……[r]
実の祖父と孫だったはず。[pcms]
*137|
[fc]
[ns]老人[nse]
「もう我慢できん。ほら、みゆき、じいちゃんのチンポを[r]
 食わせてやるからなぁ」[pcms]
*138|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0005"]
[ns]女の子[nse]
「や、ヤダ。ヤダ、ヤダ、ヤダッ! お、おじいちゃん、[r]
 しょ、正気に、正気に戻ってっ!!」[pcms]
[evcg storage="HEV014b"][trans_c cross time=300]
*139|
[fc]
泣き出しそうな顔で女の子が哀願する。[pcms]
*140|
[fc]
けれど――[pcms]
*141|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0006"]
[ns]女の子[nse]
「ひゃぁあああああっ!!」[pcms]
*142|
[fc]
その哀願もむなしく、女の子のアソコにはいきり立った[r]
おじいさんのモノが深々と一気に挿入された。[pcms]
*143|
[fc]
[ns]老人[nse]
「ふぐぅうう。みゆきのマンコは具合がえぇ、具合が[r]
 えぇぞ。わしもまだまだ現役じゃぁああっ!!」[pcms]
*144|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0007"]
[ns]女の子[nse]
「ひぐふぅう、も、んっぷ、ふわぁあ……ヤダ……」[pcms]
*145|
[fc]
[ns]男A[nse]
「じいさんの腰使いに喜んで、お留守にするなよ」[pcms]
*146|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0008"]
[ns]女の子[nse]
「んっぐぅう……く、苦し……んっぐぅう」[pcms]
[evcg storage="HEV014c"][trans_c cross time=300]
*147|
[fc]
[ns]男B[nse]
「嬉しいだろ? じいさんにおまんこにぶち込んでもらいながら、[r]
 チンポ2本も舐められてよ。ほら、大好きなチンポ[r]
 3本味わってる気分はどうだ?」[pcms]
*148|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0009"]
[ns]女の子[nse]
「す、好きじゃ……好きなわけ……んっぐ。も、もうイヤ。[r]
 う、動かないで。動かな……んぢゅううっ」[pcms]
*149|
[fc]
[ns]老人[nse]
「気持ちいいか? 気持ちいいじゃろ? じいちゃんの[r]
 チンポは、まだまだ若い者には負けんぞ」[pcms]
*150|
[fc]
おぞましい。そう思うのに、ボクの目は、首は何かに[r]
固定されたかのように惹きつけられ、目をそらす[r]
ことなんてできなかった。[pcms]
*151|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0010"]
[ns]女の子[nse]
「い、いや……や、や……あっ」[pcms]
*152|
[fc]
[ns]老人[nse]
「イクぞ。ほら、たっぷりじいちゃんの精子を[r]
 ぶちまけてやるからな」[pcms]
*153|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0011"]
[ns]女の子[nse]
「な、中は……中はダメ……んっぐぅううっ」[pcms]
*154|
[fc]
[ns]男A[nse]
「大好きなザーメンまみれになれるんだ、嬉しいだろ?」[pcms]
*155|
[fc]
[ns]男B[nse]
「ぎゃはははっ! ジジイのファックは気合が入ってんな。[r]
 こっちも負けられないぜ!」[pcms]
*156|
[fc]
[ns]老人[nse]
「出すぞ。ほら、ほら、ほらぁああっ!」[pcms]
[se buf=0 storage="se_sex01"]
[evcg射精フラ storage="HEV014d"]
*157|
[fc]
ドクンッと、ボクにまで音が聞こえてくるような勢いで、[r]
女の子のアソコから真っ白なおじいさんの精子があふれてくる。[pcms]
*158|
[fc]
[ns]老人[nse]
「イイ……イイ……イヒイヒヒヒイ……。[r]
 うぐぁわああっ!!」[pcms]
[evcg storage="HEV014e"][trans_c cross time=300]
*159|
[fc]
[ns]男A[nse]
「じいさん、死んじまったぜ。天国に逝くほど具合が[r]
 いいスケベマンコか?」[pcms]
*160|
[fc]
[ns]男B[nse]
「俺の精液も浴びさせてやるぜ」[pcms]
;//[vo_mob s="onnanoko0012"]
[se buf=0 storage="se_sex01"]
[evcg射精フラ storage="HEV014f"]
*161|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0012"]
[ns]女の子[nse]
「あは、あはは……あはははははっ」[pcms]
;//@(ここから徐々に気が狂っていくような感じの笑い声で
;//お願いします。この辺りから発症し始めているような感じ)
*162|
[fc]
[ns]男A[nse]
「ほら、俺のザーメンもたっぷり呑め」[pcms]
[evcg storage="HEV014g"][trans_c cross time=300]
*163|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0013"]
[ns]女の子[nse]
「んっぐ、んぐんぐ……げふっ、げふっ、げほぉおっ」[pcms]
*164|
[fc]
男たちの精子を顔や腔内に受けて、女の子は[r]
嘔吐を繰り返した。[pcms]
*165|
[fc]
けれど男たちは遠慮会釈もなしに、つい先ほど[r]
射精したばかりだというのに、ピクリとも動かなくなった[r]
おじいさんを足蹴にして、女の子のアソコに挿入する。[pcms]
[evcg storage="HEV014i"][trans_c cross time=300]
*166|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0014"]
[ns]女の子[nse]
「ひふぅうっ、ご、ゴリゴリ……ゴリゴリする。[r]
 おまんこの中、ゴリゴリするよぉお」[pcms]
*167|
[fc]
[ns]男B[nse]
「じいさんのフニャチンより、俺たちの[r]
 チンポのほうがいいだろ?」[pcms]
*168|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0015"]
[ns]女の子[nse]
「い、いひぃいい、いいの。んっぐふぅう、[r]
 おちんちん、ぐちゅぐちゅ掻き混ぜてるぅ」[pcms]
*169|
[fc]
おじいさんが死んだショックなのか?[pcms]
*170|
[fc]
女の子の態度は急変して、男たちを受け入れ始めてる。[pcms]
*171|
[fc]
と……路地からふらりと誰かが顔を出した。[pcms]
*172|
[fc]
[ns]男C[nse]
「うはっ、マンコ……マンコッ!」[pcms]
*173|
[fc]
[ns]男D[nse]
「俺にも、俺にも突っ込ませろ」[pcms]
*174|
[fc]
[vo_mob s="onnanoko0016"]
[ns]女の子[nse]
「ちょうだい、もっと、もっといっぱい突っ込んで。[r]
 あはははははっ。おちんちん、おちんちんいっぱぁああい」[pcms]
*175|
[fc]
迷いもせずに彼らに近づいていくのを見て、凶行を[r]
とめるのかと思いきや、わらわらと女の子に群がり、[r]
挿入してる男を押しのけてまで自分のモノを挿入する。[pcms]
[white_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int_w]
*176|
[fc]
異常だ……。[pcms]
;//---------------------------------------------------------------
; 回想モード中なら、回想モード画面に戻る
[if exp="tf.scene_mode==1"]
[jump storage="b_scene.ks" target=*back_from_SR]
[endif]
;[eval exp="sf.g_scene03 = 1"]
;//---------------------------------------------------------------
*177|
[fc]
ボクは自分が見ている光景を信じることができなくて、[r]
かといって逃げ出すこともできなくて、ずっと女の子が[r]
陵辱されていく様を見続けているだけだ。[pcms]
*178|
[fc]
なんでこんなことがまかり通ってるんだ?[r]
何が原因でこんなことが起きてるんだ?[pcms]
*179|
[fc]
わからない。[r]
何もわからない。[pcms]
*180|
[fc]
少なくても昨日までは普段と変わらない一日だったはずだ。[pcms]
;//〆BG通学路・放送センター前
[bg storage="BG01a"][trans_c cross time=500]
;[eval exp="f.l_map = 2"]
*181|
[fc]
でもボクの目の前では女の子が輪姦され、信号機は壊れて、[r]
自動車は炎上したままだ。[pcms]
*182|
[fc]
ふと、急になぜかゾクリとした気配を感じて、[r]
ボクは駅の方向を振り返った。[pcms]
*183|
[fc]
早朝とは言え、そろそろ出勤ラッシュに差しかかる時間だからか、[r]
駅のほうから人がぞろぞろと[r]
やってくるのが見えた。[pcms]
*184|
[fc]
その光景は見慣れたいつもと同じ光景で、[r]
ボクは奇妙なことにホッと息を吐いた。[pcms]
*185|
[fc]
もうこれで大丈夫。[pcms]
*186|
[fc]
きっとあの中の誰かが通報してくれるなり、[r]
止めてくれるなりするだろう。[pcms]
*187|
[fc]
中には警官の姿も見えるし……。[pcms]
*188|
[fc]
[ns]航[nse]
「……?」[pcms]
*189|
[fc]
そこでボクはその異様さに気づいた。[pcms]
*190|
[fc]
もしも警官がまともならば、この惨状を見て[r]
ダッシュでこちらに駆け寄ってくるはずだ。[pcms]
*191|
[fc]
たとえ女の子を輪姦している姿は見えなかったとしても、[r]
信号機に突っ込んだ自動車ははっきりと見えるはずだ。[pcms]
*192|
[fc]
それなのに、周りの人々と同じスピードでやってくる。[pcms]
*193|
[fc]
そう……『うろついている』というのがピッタリなスピードで。[pcms]
*194|
[fc]
[ns]航[nse]
「け、警官までまともじゃないのかっ!!」[pcms]
*195|
[fc]
叫んだボクの声に気がついたように、一斉に彼らが[r]
ボクを見た。[pcms]
[evcg storage="evs002"][trans_c cross time=300]
*196|
[fc]
その瞳はみんな一様に、赤い目、[ruby text="め"]眼、[ruby text="め"]眼。[pcms]
*197|
[fc]
ゾクリと不吉な予感が背筋を這い登る。[pcms]
*198|
[fc]
この感覚は確かに最近味わった。[pcms]
*199|
[fc]
そう……一昨日、あの不良グループが連れていた[r]
女の子と目があったときに感じた、あの不吉さだ。[pcms]
*200|
[fc]
それと同時に一昨日のニュースの映像が脳裏を横切った。[pcms]
*201|
[fc]
あの『[ruby text="エ ピ デ ミ ッ ク"][ch text="東北感染災害"]』の映像。[pcms]
*202|
[fc]
出かける間際の母さんの笑顔。[pcms]
*203|
[fc]
空っぽの棺おけと遺影と位牌だけの母さんの葬式。[pcms]
*204|
[fc]
次々に今目の前にしているかのように、[r]
それらの光景が脳裏を横切っていく。[pcms]
*205|
[fc]
そして最後にまた、あの赤い目をした少女の顔。[pcms]
*206|
[fc]
[ns]航[nse]
「まさか……まさかこれって……」[pcms]
*207|
[fc]
明田を中心に起きた『[ruby text="エ ピ デ ミ ッ ク"][ch text="東北感染災害"]』?[pcms]
*208|
[fc]
でもあれから予防注射を義務付けられてるし、[r]
第一ここは東北から遠く離れた大都会東京のど真ん中だ。[pcms]
*209|
[fc]
信じられない、信じられない。[pcms]
*210|
[fc]
でも……。[pcms]
*211|
[fc]
どんなにボクの頭が否定したくても、[r]
目の前の光景がボクに事実を突きつけてくる。[pcms]
*212|
[fc]
これは紛れもない現実だと。[pcms]
[bg storage="BG01a"][trans_c cross time=500]
*213|
[fc]
[ns]航[nse]
「そう言えば……みんなはどうしたんだ?」[pcms]
*214|
[fc]
漣はボクよりも早く学園に向かった。[pcms]
*215|
[fc]
コースケも今日は朝早くからバスケ部の[r]
助っ人だって言ってた。[pcms]
*216|
[fc]
そして悠帆。[pcms]
*217|
[fc]
悠帆も大会を間近にして、練習をしに学園に[r]
行っているはずだ。[pcms]
*218|
[fc]
今日はまだ誰とも会ってないし、連絡さえ取ってない。[r]
みんなは大丈夫なんだろうか?[pcms]
*219|
[fc]
自転車を引き起こしたとき、恨めしくボクを[r]
見上げてくるような吉野さんと目があった。[pcms]
*220|
[fc]
もう何の感情さえ映していない、うつろな目。[pcms]
*221|
[fc]
[ns]航[nse]
「ごめんっ!」[pcms]
*222|
[fc]
ボクは口早に、もう動かない吉野さんに謝ると、[r]
自転車にまたがった。[pcms]
;//〆BG:黒画面
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
*223|
[fc]
そして後はまっすぐに学園を目指した。[pcms]
*224|
[fc]
走ってくる自動車を避けながら、信号も[r]
無視してただただまっすぐに。[pcms]
*225|
[fc]
彼らが無事でいてくれることを信じて、[r]
ボクは一心不乱にペダルを踏み続けた。[pcms]
;//〆・jump20050
[jump storage="20050.ks" target=*20050_TOP]