kansen-3/Kansen3_patch/yn_002.ks
2023-12-22 09:03:50 -06:00

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3.7 KiB
Text

;//block:A001
;//●悠帆ノーマルルート接続部2
;//(ジンが漣を射殺)
;//@konya 11/13 BG貼付
*yn_002_TOP
;{SceneSet 悠帆ルートブリッジ~射殺2}
;//---------------------------------------------------------------
;//・視点:主人公一人称
;//・場所:LASER 5F&7F
;//・時間:5日目(8月19日)夕
;//---------------------------------------------------------------
;//〆黒画面
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
;mm追加
[wait time=500]
[sysbt_meswin]
*1421|
[fc]
[ns]航[nse]
「うっ…………う、うぅ……ううぅ……」[pcms]
;//bgm06・insomnia
[bgm storage="BGM06"]
*1422|
[fc]
あれから……どれくらい経っただろう……。[pcms]
*1423|
[fc]
ボクは5Fの自分の部屋に篭って泣き続けていた。[r]
目も喉もひりひりして痛い。[r]
だけど、そんなものより、心の痛みに胸が破れてしまいそうだ。[pcms]
*1424|
[fc]
漣の亡骸は毛布に包んで、マスターたちと同じ場所に葬った。[r]
あんな暗い冷蔵庫の中に、ひとりぼっちにさせて……ごめん。[r]
寂しがりやの漣が、どんなに心細いか考えるだけで胸が痛む。[pcms]
*1425|
[fc]
[ns]航[nse]
「……そんなの……欺瞞だ……」[pcms]
*1426|
[fc]
漣はもう何も感じない。どんな感情も持てない。[r]
だって……死んでしまったんだから……。[pcms]
*1427|
[fc]
[ns]航[nse]
「ごめん……ごめんよ……ごめん……ううぅぅ……」[pcms]
*1428|
[fc]
結局ボクは、自分で手を下すことはできなかった。[r]
愛する妹を見送る最後の役目を、他人に押し付けたんだ。[pcms]
*1429|
[fc]
どんなにか助けて欲しかっただろうに、[r]
救いを求めていただろうに。[r]
最後に、兄に頼れなかった漣は、どんなにか辛かったろう。[pcms]
*1430|
[fc]
[ns]航[nse]
「ボクは……ボクは、臆病ものだ……っ!」[pcms]
*1431|
[fc]
ボクは自分が傷つくのがイヤで、[r]
自分の手を汚してまで妹を救うことができなくて[r]
大事な漣を、見捨ててしまったんだ……![pcms]
*1432|
[fc]
守ってやらなくちゃいけなかったのに。[r]
どんなことをしても守り抜くつもりだったのに。[r]
そのために彦ちんから銃を託されていたのに。[pcms]
*1433|
[fc]
それなのに……。[r]
守るどころか……本当の意味で、捨ててしまった……。[r]
永遠に……喪ってしまったんだ……。[pcms]
*1434|
[fc]
[ns]航[nse]
「漣…………、れ、ん……っ、ううぉおおお……!」[pcms]
*1435|
[fc]
もしあの銃が手元にあったなら、[r]
ボクはためらわずに自分の胸を撃ちぬいていただろう。[pcms]
*1436|
[fc]
だけど、それを予想していたのかどうか、[r]
彦ちんの銃はマル子先輩に取り上げられている。[pcms]
*1437|
[fc]
ボクは髪を掻き毟り、胸をどんどんと叩く。[r]
自分を殺すことができないなら、変わりに傷を負いたかった。[pcms]
*1438|
[fc]
どんな罰を与えられたら、ボクの罪は許されるんだろう。[r]
どんな痛みを味わえば、漣の痛みが分かるんだろう……。[pcms]
;//se003・携帯の着信音
[se buf=0 storage="se003" loop=true]
*1439|
[fc]
[ns]航[nse]
「………………」[pcms]
*1440|
[fc]
携帯が鳴ってる。[r]
誰かが、ボクを心配してくれてるんだろうか……。[pcms]
;//SE即時停止
[stopse buf=0]
*1441|
[fc]
だけど今は誰とも話したくはない。[r]
慰めも同情も理解も。何も受け取りたくなかった。[pcms]
;//se003・携帯の着信音
[se buf=0 storage="se003" loop=true]
;//〆漫画喫茶アルカディア
[bg storage="BG020a"][trans_c cross time=500]
*1442|
[fc]
いったんは切れた呼び出し音が、再び鳴り始める。[r]
いつまでも鳴り響くその音に、ボクは仕方なく携帯を手にした。[pcms]
*1443|
[fc]
表示を見ると悠帆からだった。[pcms]
;//SE即時停止
[stopse buf=0]
*1444|
[fc]
[ns]航[nse]
「悠帆…………何?」[pcms]
;//★下記1ワード、yn_001と共通です
*1445|
[fc]
[vo_yuh s="yuho_T0127"]
[ns]悠帆[nse]
「航っ! テレビっ! テレビが……っ、[r]
 と、とにかく大変だよーーっ!!」[pcms]
;//bgm停止
[fadeoutbgm time=500]
*1446|
[fc]
鼓膜の破れそうな悠帆の悲鳴が、ボクを現実に引き戻した。[pcms]
;システムボタン&ウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
[stopse_all]
[black_toplayer][trans_c cross time=501][hide_chara_int]
;//→T60010
[jump storage="T60010.ks" target=*T60010_TOP]