kansen-4/Kansen4_patch/a0080.ks
2023-12-30 00:52:32 -06:00

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*A0080_TOP
;{SceneSet 兄貴分と、姉貴分}
;//タイトル:兄貴分と、姉貴分
;//----------------------------------------------------------
;//file名 A0080
;//登場人物:主人公・真坂・能登屋・鐙・石郷岡・桐越
;//服装 :私服(キャンプ場用スタイル)
;//日付
;//時間 :午前5時~
;//場所 :学園・通学路・鐙自宅整備工場・主人公自室
;//予想容量20kb
;//----------------------------------------------------------
;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み
;//〆:プロローグフロー・10のマーク点灯フラグ
;//♂:ここまでセット
;<Mov flow_page,1>
;<Mov flow_no,10>
;//♪_BGM無音
[fadeoutbgm time=500]
;^<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
;//★_主人公自室 朝・昼 bg11a.bmp
[bg storage="bg11a"][trans_c circle time=1000]
[sysbt_meswin]
*2434|
[fc]
[ns]大介[nse]
「うわああぁぁぁっ!!」[pcms]
*2435|
[fc]
全身ぐっしょりと寝汗をかいていた。[r]
頭はぼうっとしていて、ぞくりと背中を震えが走り上がる。[r]
胸のあたりが締め付けられるように感じられた。[pcms]
*2436|
[fc]
内容はすでに曖昧になってきているけれど、[r]
その恐怖感だけが残っている悪夢。[pcms]
*2437|
[fc]
楽しみにしているキャンプ当日の朝だっていうのに、[r]
俺は嫌な目覚めを迎えてしまっていた。[pcms]
*2438|
[fc]
傍らの目覚まし時計に目をやると、まだ朝の6時だった。[pcms]
*2439|
[fc]
今日の出発は午後遅くになってからだ。二度寝をしても間に合う。[r]
レストアの作業も今日からは休みにした。[r]
持って行く荷物も夕べの内に揃えてあった。[pcms]
*2440|
[fc]
だから二度寝に入ってもかまわないのだが、未だにざわざわとした[r]
胸騒ぎが残っていて、とてもじゃないがあの夢をまた見たらと[r]
思うと、二度寝をする気にはなれなかった。[pcms]
*2441|
[fc]
仕方がないので起きる。窓を開けるとすでに太陽は元気で、[r]
今日も暑くなりそうだなと予感させた。[pcms]
*2442|
[fc]
梢も起きているのかと思ったけれど、[r]
窓のカーテンは閉まったままだ。[pcms]
*2443|
[fc]
てっきりわくわくして眠れなかったのとかなんとか、[r]
そんな事を言ってくるかと思ったのだけれど。[pcms]
*2444|
[fc]
俺は着替えを済ませると、朝食を食べに一階へと向かった。[pcms]
;//♪_BGM01
[bgm storage="bgm01"]
;//★_主人公宅 居間 朝・昼 bg42a.bmp
[bg storage="bg42a"][trans_c circle time=1000]
*2445|
[fc]
[vo_mob s="nagi_0004"]
[ns]渚[nse]
「今日からキャンプに出かけるんだっけ?」[pcms]
*2446|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ああ。二泊三日で帰ってくるから」[pcms]
*2447|
[fc]
[vo_mob s="nagi_0005"]
[ns]渚[nse]
「そう。今日は何時頃出かけるんだっけ?」[pcms]
*2448|
[fc]
[ns]大介[nse]
「午後……遅く……」[pcms]
*2449|
[fc]
朝食を食べていると、おふくろが目の前に座って[r]
根掘り葉掘り訊いてくる。[pcms]
*2450|
[fc]
最低限の情報は事前に言ってあるので、俺の返事は[r]
半ば反射的なものになっていた。[pcms]
*2451|
[fc]
だけど、おふくろはおふくろなりに[r]
心配しての問いだったようだ。[pcms]
*2452|
[fc]
結局最後には体調を崩さないようにとか、怪我に気をつけろとか、[r]
ちゃんと無事に帰ってくるんだよなんて言葉で締めくくられた。[pcms]
*2453|
[fc]
たかが二泊三日で、とも思ったけれど、毎日出かけるのをガミガミ[r]
言われてはいたけれど、それでも、やっぱりおふくろは俺の事を[r]
心配してのことなのかもしれないと感じていた。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//♯_ブラックアウト時間経過
;//★_黒画面
;//井上 黒画面連続中、処理しないよ
;//黒フェード
[black_toplayer][trans_c circle time=1000][hide_chara_int]
;//強制ウェエイト
[wait time=1500]
;//■_車のクラクション
[se buf=0 storage="se026"]
;//★_主人公宅 居間 朝・昼 bg42a.bmp
[bg storage="bg42a"][trans_c cross time=500]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2454|
[fc]
そろそろ翔くんが向かえに来る時間だと思って、俺は居間で[r]
スタンバっていた。車のクラクションが鳴ったので、[r]
俺は急いで玄関を開けると、翔くんが車の中から手を振っていた。[pcms]
*2455|
[fc]
[ns]大介[nse]
「じゃあ、おふくろ。行ってくるよ。3日後には帰るからっ!」[pcms]
*2456|
[fc]
俺は荷物を持って、玄関を出ながら台所あたりに居るであろう[r]
おふくろに向かって大声で伝えた。[pcms]
;//se053 ドアを開ける
[se buf=0 storage="se053"]
;//★_通学路 朝・昼 bg05a.bmp
[bg storage="bg05a"][trans_c cross time=500]
*2457|
[fc]
[ns]大介[nse]
「翔くん、冴子さん、真坂さん、お待たせ」[pcms]
;//自動車フレーム表示(セカンドシート昼・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_a"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_eA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2458|
[fc]
[vo_aya s="aya_C0001"]
[ns]絢[nse]
「おはようございます」[pcms]
;//自動車フレーム消去(キャラ毎)
[chara_int_ layer=1][chara_int_ layer=5][chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
;//■_戦闘機飛行音
[se buf=0 storage="se001"]
*2459|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おうっ! 忘れ物ないか?」[pcms]
*2460|
[fc]
また戦闘機が上空を飛んでいる。夕べのニュースで言っていた[r]
日本海沖での演習が今日も続いているのだろうか?[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2461|
[fc]
[ns]翔[nse]
「なんだろなあ、昨日からやたらと飛んでやがるよな」[pcms]
*2462|
[fc]
[ns]大介[nse]
「うん、そうだね。夕べ、ニュース……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*2463|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0194"]
[ns]梢[nse]
「お待たせぇ~!! 翔兄ちゃん、ありがと~!!」[pcms]
*2464|
[fc]
俺の言葉は、元気良く飛び出してきた梢によって遮られた。[r]
満面の笑みで、全身から嬉しさがにじみ出ている。[r]
足取りも軽やかだった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*2465|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0195"]
[ns]梢[nse]
「大介兄ちゃん、いよいよだねぇ~。[r]
 ちゃんと、制服持ってきた?」[pcms]
*2466|
[fc]
[ns]大介[nse]
「おう、大丈夫。持ったぜ。[r]
 でもさ、実は忘れそうになって、慌てて突っ込んだんだけどな」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*2467|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0196"]
[ns]梢[nse]
「やっぱりぃ~。そんなことじゃないかなぁって思った」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//■_自動車が立ち去る走行音
[se buf=0 storage="se036"]
*2468|
[fc]
俺と梢が車に乗り込むと、翔くんは空吹かしを一発決めて、[r]
マコトの家へと走り出した。[pcms]
;//#_ブラックアウト時間経過
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
;//seフェード停止
[stopse buf=0]
;<SoundRun 2,Stop,ON,2000>
;//★_鐙モータース前 朝・昼 bg09a.bmp
[bg storage="bg09a"][trans_c cross time=500]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2469|
[fc]
[vo_mak s="mako_0252"]
[ns]眞琴[nse]
「おっそーーーーいっ!!」[pcms]
*2470|
[fc]
マコトの家に着くと、はやマコトは家の前で足もとに荷物を置き、[r]
腰には手を当てたいつもの仁王立ちで俺たちの到着を[r]
待ちわびていた。[pcms]
*2471|
[fc]
ついつい笑顔になるのをこらえた怒り顔で。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2472|
[fc]
[vo_mak s="mako_0253"]
[ns]眞琴[nse]
「じゃあ、行ってくるねーっ!」[pcms]
*2473|
[fc]
マコトは荷物を持ちながら家の方に向かって声高に出発の[r]
挨拶を送っている。[r]
すると家の中から見慣れない女性が出てきた。[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="etc_05a"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2474|
[fc]
[vo_mob s="ayase_0001"]
[ns]綾瀬[nse]
「マコちゃん。行ってらっしゃい。気をつけてね」[pcms]
*2475|
[fc]
[vo_mak s="mako_0254"]
[ns]眞琴[nse]
「あ、おばさん。ありがとう。でもごめんね。じいちゃんの事、[r]
 よろしくお願いします」[pcms]
*2476|
[fc]
[vo_mob s="ayase_0002"]
[ns]綾瀬[nse]
「いいのよ。気にしないで楽しんでらっしゃい。[r]
 私はそのためにも先乗りして来たんだから。ね?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2477|
[fc]
[vo_mak s="mako_0255"]
[ns]眞琴[nse]
「はい。楽しんできまっっす! 航と漣ちゃんにも何か[r]
 おみやげ買ってくるから、楽しみにしててね!」[pcms]
*2478|
[fc]
[vo_mob s="ayase_0003"]
[ns]綾瀬[nse]
「ええ、ありがとう。でも、あんまり気にしないでね。[r]
 あの子たちは、ここに来るだけで十二分に楽しい事だから」[pcms]
*2479|
[fc]
会話から察するに、どうやらこのひとがマコトの言う[r]
『綾瀬のおばさん』らしい。[r]
優しそうで上品そうなひとに思えた。[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cC01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2480|
[fc]
[vo_mak s="mako_0256"]
[ns]眞琴[nse]
「あ、ダイスケ。アタシが後ろに乗るから代わってよ」[pcms]
*2481|
[fc]
[ns]大介[nse]
「へ? なんでだよ、セカンドシートでいいだろ?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cC01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2482|
[fc]
[vo_mak s="mako_0257"]
[ns]眞琴[nse]
「い・や・だ! サードシートでくつろぐんだもん。[r]
 ほらほら、早く代わってよ」[pcms]
*2483|
[fc]
[ns]大介[nse]
「やれやれ……」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2484|
[fc]
言いだしたらきかないマコトに苦笑しながらも、[r]
梢と一緒に座っていたサードシートから真坂さんの隣の[r]
セカンドシートへと移ってやる事にした。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="etc_05a"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2485|
[fc]
[vo_mob s="ayase_0004"]
[ns]綾瀬[nse]
「もう、ごめんなさいね。マコがわがまま言って」[pcms]
*2486|
[fc]
[ns]大介[nse]
「あ、いいえ。いつもの事なんで」[pcms]
*2487|
[fc]
[vo_mak s="mako_0258"]
[ns]眞琴[nse]
「なんだってー? ダイスケ、ひと言余計っ!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2488|
[fc]
すでにサードシートに収まったマコトが反論するのを[r]
受け流しながら、俺は真坂さんと並び、翔くんの真後ろの[r]
セカンドシートへと収まった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="etc_05a"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2489|
[fc]
[vo_mob s="ayase_0005"]
[ns]綾瀬[nse]
「じゃあ、気をつけて行ってらっしゃい。[r]
 みなさんも怪我などないように、楽しんでらっしゃいね」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//■_自動車が立ち去る走行音
[se buf=0 storage="se036"]
*2490|
[fc]
手を振りながら見送ってくれている綾瀬のおばさんに、[r]
俺も手を振り返し、車は一路キャンプ場に向かって出発した。[pcms]
;//■_自動車の走行音車内(LOOP)
[se buf=0 storage="se031" loop=true]
;//以下のブロック、画像との不整合のためいったんハブっておきます(た)
;//嶺岸 復旧させました
;//自動車フレーム表示(セカンドシート昼・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_a"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2491|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0197"]
[ns]梢[nse]
「ねえねえ、翔兄ちゃん。レースのカーテンひいてもいい?[r]
 ちょっと日差しが強くてぇ、日焼けが気になるぅ」[pcms]
;//SEボリューム変更
;<SoundVolume 2,-500,500>
*2492|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おお、いいぜ。バックだけは開けておいてくれれば、[r]
 他のサイドはカーテンひいちまってかまわないぜ。[r]
 悪いな、未だにUVカット仕様のシート貼って無くてな」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2493|
[fc]
[vo_mak s="mako_0259"]
[ns]眞琴[nse]
「ったく、仕事遅いっての、翔。んじゃ、アタシも日焼けが[r]
 気になるからひいちゃおうっと。ほら、ダイスケもひいてよ」[pcms]
*2494|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ったく、日焼けが気になるってガラじゃないだろが」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA03"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2495|
[fc]
[vo_mak s="mako_0260"]
[ns]眞琴[nse]
「なんだってー?! 殴ってやるっ!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2496|
[fc]
『殴ってやる』と言うのと同時に、俺の真後ろの席から[r]
後頭部めがけてポカリ程度だったけれど鉄拳制裁をくらった。[r]
『痛てぇ』と言うと同時に車内は笑いに包まれていた。[pcms]
*2497|
[fc]
マコトを俺の真後ろの席に座らせておくのは多少危険っぽいが、[r]
車内は楽しげな雰囲気で満たされて、キャンプの滑り出しは[r]
上々だと思えた。[pcms]
;//seフェード停止
[stopse buf=0]
;<SoundRun 2,Stop,ON,2000>
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//ブラインド黒
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
;//嶺岸・佐藤指示でここから全て夕方に
;//★_車内効果 BGはバス停前 夕方 bg33b.bmp
[bg storage="bg33a"][trans_c blind_lr time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2498|
[fc]
10分ぐらい走ったあたりで、不意に車が停まった。[pcms]
*2499|
[fc]
翔くんがタバコを買ってくると言って、いったんエンジンを切ると[r]
車から降りて駅前の方に向かって行った。[pcms]
*2500|
[fc]
陽が少し傾きかけてきていた。[pcms]
*2501|
[fc]
日没までには到着出来ると翔くんが胸を張って答えたので、[r]
出発はのんびりと遅い時間になったけれど、大丈夫だろうか。[pcms]
*2502|
[fc]
まあ、心配してもしょうがない。[pcms]
*2503|
[fc]
たとえ日没までに到着出来なくたって、それほど大荷物が[r]
ある訳じゃないから、コテージへの移動は苦労しないはずだ。[pcms]
*2504|
[fc]
そんな事をぼんやり考えていた俺の目に、対岸のロータリーの[r]
団体が映り込んできた。[pcms]
*2505|
[fc]
[ns]大介[nse]
「………んー?」[pcms]
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_a"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cB02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2506|
[fc]
[vo_mak s="mako_0261"]
[ns]眞琴[nse]
「……?」[pcms]
*2507|
[fc]
[ns]大介[nse]
「…………」[pcms]
*2508|
[fc]
[vo_mak s="mako_0262"]
[ns]眞琴[nse]
「ねえ、ダイスケ。さっきから何見てるの?」[pcms]
*2509|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ん? あ、ああ。ほら向かいのロータリー。夏休みだってのに[r]
 制服姿の六人組。何かもめてんなって、さ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2510|
[fc]
[vo_mak s="mako_0263"]
[ns]眞琴[nse]
「んー? どれどれ?」[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//◆_イベント絵レースのカーテン越しの涼ヶ陵高校の
[evcg storage="ETC_N104a"][trans_c cross time=300]
;//強制ウェエイト
[wait time=500]
[evcg storage="ETC_N104b"][trans_c cross time=300]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2511|
[fc]
[vo_mak s="mako_0264"]
[ns]眞琴[nse]
「あ、ほんとだ。何かもめてるねえ。あの制服は……[r]
 『私立涼ヶ陵学園』だっけ?」[pcms]
*2512|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ああ、確かそうだったよな」[pcms]
*2513|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0198"]
[ns]梢[nse]
「えぇ~? 何なにぃ? わたしも見たいぃ」[pcms]
;//★_バス停前 夕方 bg33a.bmp
[bg storage="bg33a"]
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cC01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2514|
[fc]
[vo_mak s="mako_0265"]
[ns]眞琴[nse]
「チビっ子は、見なくていいのー」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA06"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2515|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0199"]
[ns]梢[nse]
「ああん、まことちゃんのいじわるぅ。ちょっとだけ身体[r]
 ずらして見せてよぉ~」[pcms]
;//◆_私立涼ヶ陵学園
[evcg storage="ETC_N104b"][trans_c cross time=300]
*2516|
[fc]
[vo_mak s="mako_0266"]
[ns]眞琴[nse]
「見なくていいって。ん……あれ? あの髪の長い女の子。[r]
 確か学園の総代表で来たひとだよ、ダイスケ」[pcms]
*2517|
[fc]
[ns]大介[nse]
「へー、そうなんだ」[pcms]
*2518|
[fc]
[vo_mak s="mako_0267"]
[ns]眞琴[nse]
「うん、前に学園どうしの交流会のとき、総代表ってことで来て、[r]
 ほかの子たちの話だと、結構やり手なんだってさ」[pcms]
*2519|
[fc]
[ns]大介[nse]
「へえ……」[pcms]
*2520|
[fc]
俺もマコトも、梢も必死になって、真坂さんまで[r]
俺にくっつきそうな勢いで乗り出して、俺たちは対岸の[r]
ロータリーでもめている一団に見入っていた。[pcms]
;//★_車内効果 BGはバス停前 夕方 bg33a.bmp
[bg storage="bg33a"][trans_c cross time=500]
;//■_自動車のドア開ける
[se buf=0 storage="se003"]
;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_driver_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_handle"][trans_c cross time=150]
*2521|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おっ待たせ~! お? なんだなんだ? みんなして[r]
 片側に寄っちまってさ」[pcms]
*2522|
[fc]
[ns]大介[nse]
「向かいのロータリーの六人組がちょっと気になってさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2523|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おお、あれか。あの超カワイイ子が『アイス』が[r]
 どうのこうのってんで、キレてたぜ」[pcms]
*2524|
[fc]
アイス? それはまたずいぶんと、低次元というか何というか。[pcms]
*2525|
[fc]
俺は急速に興味を失ってしまっていた。[r]
みんなも同じようで、それぞれが席に収まり直していた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA10"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2526|
[fc]
[ns]翔[nse]
「ああいう子、いいよな~。あの長い黒髪の子。[r]
 すっげぇ美人だったぜ。おまけに脚が超キレイでな」[pcms]
;//自動車フレーム表示(助手席・夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_UP_bA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150]
*2527|
[fc]
[vo_sae s="sae_0090"]
[ns]冴子[nse]
「…………っ」[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_driver_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA05"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_handle"][trans_c cross time=150]
*2528|
[fc]
[ns]翔[nse]
「あ、痛てててて。冗談だって、サエ。お前だけだって」[pcms]
;//自動車フレーム表示(助手席・夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_UP_bA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150]
*2529|
[fc]
[vo_sae s="sae_0091"]
[ns]冴子[nse]
「…………」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2530|
[fc]
無言のまま、冴子さんが翔くんの耳に爪を立てて引っ張っていた。[pcms]
*2531|
[fc]
冴子さんは拗ねた顔をしていたけれど、翔くんはでへへと笑い、[r]
俺たちは苦笑いしながら、ふたりの仲良しぶりを眺めていた。[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席・夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_driver_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_handle"][trans_c cross time=150]
*2532|
[fc]
[ns]翔[nse]
「さて、と。再出発しますか。一路キャンプ場へと向かいまーす。[r]
 みなさま、安楽な旅をお楽しみ下さいませ」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//■_自動車のエンジン指導空ぶかし
[se buf=0 storage="se030"]
;//強制ウェエイト
[wait time=1500]
;//■_自動車が立ち去る走行音
[se buf=0 storage="se036"]
*2533|
[fc]
そんなセリフと同時にエンジンは空吹かしされて、いつもの[r]
翔くんの荒っぽい運転で、車は走り出した。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//ブラインド黒
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
;//seフェード停止
[stopse buf=0]
;<SoundRun 2,Stop,ON,2000>
;//★_山道民家 夕方 bg22b.bmp
[bg storage="bg22b"]
;//自動車フレーム表示(運転席前方・夕)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c blind_lr time=1000]
;//■_自動車の走行音車内ループ
[se buf=0 storage="se031" loop=true]
;//SEボリューム変更
;<SoundVolume 2,-500,500>
[quake_bg xy m]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2534|
[fc]
しばらく走ると、次第に民家がまばらになってきていた。[r]
遠かった山並みも徐々に近づいてきている。[pcms]
*2535|
[fc]
[vo_mak s="mako_0268"]
[ns]眞琴[nse]
「……ぅ゛……ぅ……」[pcms]
*2536|
[fc]
[ns]大介[nse]
「……?」[pcms]
[quake_bg xy m]
*2537|
[fc]
[vo_mak s="mako_0269"]
[ns]眞琴[nse]
「ぅ゛……ぇ゛……」[pcms]
*2538|
[fc]
俺の真後ろから、小さいけれど呻き声が聞こえてきた。[pcms]
*2539|
[fc]
マコトの声のようだけれど、あまりに小さくてしっかりと[r]
聞き取れなかった。そう言えばしばらくマコトは静かなままだ。[pcms]
*2540|
[fc]
てっきり眠っていて、寝言なのかもとも思ったが、[r]
念のため俺は振り返ってマコトを見てみた。[pcms]
*2541|
[fc]
[ns]大介[nse]
「おい、マコト。何か言ったか?」[pcms]
;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
[eval exp="f.chara_x = 0,f.chara_y = 0"][quake_chara layer=5 xy exp="f.quake_scale=10"]
*2542|
[fc]
[vo_mak s="mako_0270"]
[ns]眞琴[nse]
「う゛……き゛も゛ぢ……わ゛……る゛い゛……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cB01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2543|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0200"]
[ns]梢[nse]
「えぇっ? やだ、まことちゃん、顔色悪い。[r]
 止めて止めてぇ翔兄ちゃん、まことちゃんが気持ち悪いって!」[pcms]
;//■_自動車の急ブレーキの音
[se buf=0 storage="se034"]
*2544|
[fc]
梢の半ば叫びながらの声に、翔くんは急速にスピードを落とし、[r]
路肩に車を停めてくれた。[pcms]
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
;//★_山道民家 夕方 bg22b.bmp
[bg storage="bg22b"][trans_c cross time=500]
;//■_自動車のスライドドア開ける
[se buf=0 storage="se027"]
*2545|
[fc]
俺が席を立ってスライドドアを開け外に出ると、[r]
すぐに転げるようにマコトが下りてきた。[r]
顔が真っ青で口を手で覆っている。[pcms]
*2546|
[fc]
道路際では危ないので、俺はマコトを抱き寄せるようにして[r]
路肩際にマコトを連れて行った。[pcms]
*2547|
[fc]
マコトはなされるがままに俺に身体をあずけ、[r]
次いで路肩に座り込んだ。[pcms]
*2548|
[fc]
[ns]大介[nse]
「おい、マコト。大丈夫か? 車に酔ったのか? 吐きそうか?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2549|
[fc]
[vo_mak s="mako_0271"]
[ns]眞琴[nse]
「う゛……ん……」[pcms]
*2550|
[fc]
みんなも下りてきてマコトを中心に円を描くように囲む。[r]
真坂さんがしゃがみ込んで、マコトの背中をさすりだした。[pcms]
*2551|
[fc]
[vo_aya s="aya_0173"]
[ns]絢[nse]
「眞琴さん、大丈夫ですか? 吐けるなら、吐いてしまったほうが[r]
 楽になりますよ」[pcms]
*2552|
[fc]
[vo_mak s="mako_0272"]
[ns]眞琴[nse]
「う゛……ん……だい……丈夫……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_bA05"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2553|
[fc]
[vo_sae s="sae_0092"]
[ns]冴子[nse]
「大丈夫、マコ? ショーちゃん、もう少し丁寧に運転しないと」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA05"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2554|
[fc]
[ns]翔[nse]
「ええ? 俺のせいか? だって眞琴はバイク運転するのに[r]
 車で酔うってことはないだろ? 何か出る前に悪いモンでも[r]
 喰ったんじゃねえの?」[pcms]
*2555|
[fc]
[vo_mak s="mako_0273"]
[ns]眞琴[nse]
「ぢが……う゛……うう゛……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA04"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2556|
[fc]
[vo_aya s="aya_0174"]
[ns]絢[nse]
「誰か飲み物をお願いします。スポーツドリンクが一番ですが、[r]
 無ければお茶かお水で」[pcms]
*2557|
[fc]
[ns]大介[nse]
「あ、俺持ってるよ、スポーツドリンク。[r]
 飲みかけだけどいいかな?」[pcms]
*2558|
[fc]
俺は席にとって返し、車内でちびちび飲んでいたペットボトルの[r]
スポーツドリンクを持ってきて真坂さんに差し出した。[pcms]
*2559|
[fc]
真坂さんは受け取って蓋を開け、マコトの目の前に差し出した。[pcms]
*2560|
[fc]
[vo_aya s="aya_0175"]
[ns]絢[nse]
「眞琴さん、少しでもいいから飲んでください。刺激になって[r]
 吐くかもしれないけれど、吸収されれば少し楽になりますから」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2561|
[fc]
マコトらしくない弱々しい手がペットボトルを受け取り、[r]
みんなが見守る中で、口もとへと運ばれていった。[pcms]
*2562|
[fc]
こくり……こく……こくり……。マコトの喉が鳴った。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA11"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*2563|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0201"]
[ns]梢[nse]
「……まことちゃん、どお? 大丈夫?」[pcms]
*2564|
[fc]
[vo_mak s="mako_0274"]
[ns]眞琴[nse]
「…………」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA04"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2565|
[fc]
[vo_aya s="aya_0176"]
[ns]絢[nse]
「どうですか? 吐きそうですか?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2566|
[fc]
[vo_mak s="mako_0275"]
[ns]眞琴[nse]
「……ううっ……大丈夫みたい……ありがとう」[pcms]
*2567|
[fc]
[ns]大介[nse]
「飲めるなら、それ全部飲んじまっていいからな、マコト」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2568|
[fc]
[vo_mak s="mako_0276"]
[ns]眞琴[nse]
「うん……うん、大丈夫。本当だ……少し楽になったよ、絢さん」[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ma_eA04"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2569|
[fc]
[vo_aya s="aya_0177"]
[ns]絢[nse]
「良かったです。やっぱり車に酔ったんでしょうか?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA07"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2570|
[fc]
[vo_mak s="mako_0277"]
[ns]眞琴[nse]
「うん……あのね、アタシ自分で……バイク転がすけど……[r]
 小さい頃からひとの運転って駄目で……ぅぅっ……」[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA05"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA05"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2571|
[fc]
[vo_sae s="sae_0093"]
[ns]冴子[nse]
「ほら、やっぱりショーちゃんの運転が乱暴なのよ」[pcms]
*2572|
[fc]
[ns]翔[nse]
「そっかー? 悪いな、眞琴。もう少し気を遣うよ」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2573|
[fc]
[vo_mak s="mako_0278"]
[ns]眞琴[nse]
「ううん……翔の運転がっていうか……自分の運転以外駄目なの。[r]
 父さんや母さんの運転は、さすがに慣れたんだけど……。[r]
 まだ時々ね、酔っちゃうことあるんだ……」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA04"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2574|
[fc]
[ns]翔[nse]
「そっか……まあでも、心して丁寧にこの先は運転するよ。[r]
 ちったあ、違うだろうと思うしな」[pcms]
*2575|
[fc]
[vo_mak s="mako_0279"]
[ns]眞琴[nse]
「うん……ありがと……。後ろの席だったら……安楽に[r]
 出来て大丈夫……って思ったんだけど……ね」[pcms]
*2576|
[fc]
マコトが半ば強引にサードシートに座りたがったのに、[r]
そんな訳があったとは気付かなかった。[pcms]
*2577|
[fc]
てっきり、いつものわがまま程度に俺は思っていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ma_eA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2578|
[fc]
[vo_aya s="aya_0178"]
[ns]絢[nse]
「顔色が少し良くなりましたね、眞琴さん。[r]
 もう少し飲めるなら飲んでおいた方がいいですよ。[r]
 それと、出発する時に私と席を代わりましょうね」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cA11"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2579|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0202"]
[ns]梢[nse]
「どうして、絢さん?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ma_eA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2580|
[fc]
[vo_aya s="aya_0179"]
[ns]絢[nse]
「前の席の方が酔いづらいって言います。でも、眞琴さんの場合[r]
 ご自分の運転以外が駄目なら、助手席はかえって運転する[r]
 感覚に近いですから、気持ち悪くなるんじゃないかしら」[pcms]
*2581|
[fc]
[vo_aya s="aya_0180"]
[ns]絢[nse]
「だから、セカンドシートの私の席と交換しましょう。[r]
 山が近くて涼しくなってきてるから窓を開けて風を入れて、[r]
 なるべく視線を遠くにやった方が酔わないですよ」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cA01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2582|
[fc]
[ns]大介[nse]
「へえ……そうなんだ。詳しいんだね、真坂さん」[pcms]
*2583|
[fc]
残念ながらマコトの思惑はまるっきり外れていたという事だ。[pcms]
*2584|
[fc]
最初から酔うかもしれないって言ってくれれば、真坂さんの[r]
アドバイスを受けられて、違ったのにな。[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2585|
[fc]
[vo_sae s="sae_0094"]
[ns]冴子[nse]
「こういうとき、アヤは頼りになるわね」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ma_eB01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2586|
[fc]
[vo_aya s="aya_0181"]
[ns]絢[nse]
「そんなことないですよ。でも、少しでもお役に立てたなら[r]
 嬉しいです……」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2587|
[fc]
[vo_mak s="mako_0280"]
[ns]眞琴[nse]
「うん、すっごい助かったよ、絢さん。ふう……まだちょっと[r]
 ムカムカしてるけど、だいぶん楽になった。[r]
 ほんと、車内で吐いちゃったらどうしようかって……」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2588|
[fc]
[vo_sae s="sae_0095"]
[ns]冴子[nse]
「その時はショーちゃんが泣き笑いしながらお掃除して[r]
 くれたわよ。ね、ショーちゃん?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2589|
[fc]
[ns]翔[nse]
「はいはい。俺の運転のせいでもありますからね。[r]
 だいに手伝ってもらって、綺麗に掃除させていただきます」[pcms]
*2590|
[fc]
[ns]大介[nse]
「えー? 俺も手伝うの?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA10"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2591|
[fc]
[ns]翔[nse]
「当たり前だろー? 眞琴はだいの大っ事な[r]
 レストアの師匠なんだからな」[pcms]
*2592|
[fc]
[ns]大介[nse]
「うー。不承不承……」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2593|
[fc]
[vo_mak s="mako_0281"]
[ns]眞琴[nse]
「あはは……はは。でも吐かなかったから良かったー。[r]
 ふう……うん、もう大丈夫。ほんとありがとね、みんな」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="nt_cA09"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2594|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0203"]
[ns]梢[nse]
「良かったぁ、まことちゃん顔色良くなってきたね」[pcms]
*2595|
[fc]
そう言えば真坂さんは医療関係に詳しいって前に言っていた。[pcms]
*2596|
[fc]
そのことが今回マコトの窮地と言ったら大げさだけれど、[r]
マコトを回復させてくれた。いざとなったら本当に頼りになるな。[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2597|
[fc]
[vo_sae s="sae_0096"]
[ns]冴子[nse]
「さあ、マコが大丈夫ならそろそろ出発しましょうか?[r]
 ショーちゃん、くれぐれも丁寧で安全な運転をお願いね」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2598|
[fc]
[ns]翔[nse]
「はっ。承知いたしました」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2599|
[fc]
真坂さんと梢がサードシートに乗り込み、マコトは手を貸さずとも[r]
自力でセカンドシートに乗り込めた。[pcms]
*2600|
[fc]
真坂さんが言っていた通りに窓を開け、[r]
空吹かし無しで俺たちは再出発をした。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//井上 一旦暗転した方が
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
;//■_自動車の走行音車内ループ
[se buf=0 storage="se031" loop=true]
;//★_山道民家 夕方 bg22b.bmp
;//自動車フレーム表示(運転席前方・夕)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_b"]
[bg storage="bg22b"][trans_c blind_lr time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2601|
[fc]
翔くんの運転とは思えないほど、のんびりとした速度で[r]
車は進んでいく。[pcms]
*2602|
[fc]
さっきよりも更に人家はまばらになってきたが、[r]
まだ道路は舗装されていて快適なドライブになっていた。[pcms]
;//SEボリューム変更
;<SoundVolume 2,-500,500>
*2603|
[fc]
[ns]翔[nse]
「お、チャリダーだぜ」[pcms]
*2604|
[fc]
[vo_mak s="mako_0282"]
[ns]眞琴[nse]
「チャリダー? 何それ?」[pcms]
*2605|
[fc]
[ns]大介[nse]
「自転車で旅行しているひとの事、言ってるみたいだよ。[r]
 こんにちわーーっ!!」[pcms]
*2606|
[fc]
自転車に荷物を積んだ一団が通り過ぎていく。[pcms]
*2607|
[fc]
俺が手を振りながら挨拶をすると、向こうも片手を上げて[r]
応えてくれた。夏休みらしい情景だと思えた。[pcms]
*2608|
[fc]
傍らを川が流れていた。透明で冷たそうな水だった。[pcms]
*2609|
[fc]
山並みがどんどん近くなってくると同時に、[r]
空気が澄んできたように感じられた。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//黒フェード
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
;//★_山道 夕方 bg23b.bmp
;//自動車フレーム表示(運転席前方・夕方)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_b"]
[bg storage="bg23b"][trans_c blind_lr time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2610|
[fc]
[ns]翔[nse]
「さーて、そろそろ山道に入るぜ。舗装されてるけど[r]
 多少カーブが増えると思う。丁寧な運転は心がけるけど、[r]
 気持ち悪くなったらすぐ言ってくれな、眞琴」[pcms]
*2611|
[fc]
[vo_mak s="mako_0283"]
[ns]眞琴[nse]
「うん、ありがと。今のところ大丈夫だけど、ちゃんと早めに[r]
 申告させていただきまっす」[pcms]
*2612|
[fc]
[ns]大介[nse]
「あれは……学校なのかな?」[pcms]
*2613|
[fc]
いよいよ山道に入るという分岐点のきわに、こじんまりとして[r]
いかにも学校然とした建物が建っていた。[pcms]
;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2614|
[fc]
[vo_mak s="mako_0284"]
[ns]眞琴[nse]
「どれどれー? うん、たぶん学校じゃないのかな?[r]
 山奥の学校って雰囲気だね。でもさー、通学大変そう」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2615|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0204"]
[ns]梢[nse]
「やっぱりみんな徒歩で、ここまで通ってるのよねぇ?[r]
 でも、これまでおうち、少ないし遠かったよねぇ?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_UP_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2616|
[fc]
[vo_sae s="sae_0097"]
[ns]冴子[nse]
「学校だと思うわよ。ちょっと街中からはずれちゃえば、[r]
 未だに2キロ3キロ、歩いて通うのは、ふつうの事よ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA11"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2617|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0205"]
[ns]梢[nse]
「わあ、大変そう……」[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席前方・夕)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150]
*2618|
[fc]
学校とおぼしき建物は、すぐに窓の外を流れていってしまった。[pcms]
*2619|
[fc]
ついで、見えてくるのは木がうっそうと生える林、森、[r]
山だけになってきた。[pcms]
;//自動車フレーム表示(セカンドシート夕方・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_s_t_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40]
[chara_int_ layer=6][trans_c cross time=150]
*2620|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0206"]
[ns]梢[nse]
「あ、木を切ってるひとがいるよ~」[pcms]
*2621|
[fc]
[ns]翔[nse]
「ああ、営林署のひとだろ。整備するために余計な枝を[r]
 払ったり、木の伐採をしてるんだろうさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA05"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2622|
[fc]
[vo_mak s="mako_0285"]
[ns]眞琴[nse]
「ふうーん。木から落ちそうで怖いね」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_eA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2623|
[fc]
[vo_aya s="aya_0182"]
[ns]絢[nse]
「ちゃんと安全対策はしているようですよ」[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席前方・夕)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_b"][trans_c cross time=150]
*2624|
[fc]
流れる風景は木ばかりになってきた。民家らしきものは[r]
一軒たりとも見あたらない。[pcms]
*2625|
[fc]
ふと、俺は雷雨があるかもという予報を思い出し、[r]
天気を携帯で調べようとしたら、しっかりと圏外になっていた。[pcms]
*2626|
[fc]
[ns]大介[nse]
「翔くん、テレビかラジオつけてくれないかな?[r]
 昨日、雷雨が来るかもとかって天気予報で言ってたんだ」[pcms]
*2627|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おうよ。テレビはあいにく駄目なんだ。いかれちまってる。[r]
 ラジオなら大丈夫だから……どれ……」[pcms]
;//♪_BGM01 フェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
;^<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
;//■_カーラジオのスイッチ押す(CH3)
[se buf=1 storage="se005"]
;//■_カーラジオのイズ
;//se052.ogg
[se buf=0 storage="se052"]
*2628|
[fc]
[vo_mob s="radio_0008"]
[ns]ラジオアナウンサー[nse]
「次のニュースです。以前お伝えしました夏に修業旅行を[r]
 予定した山方県の『協和学園』ですが、賛否両論ある中[r]
 実施され、生徒は無事に千台市に到着したようです」[pcms]
*2629|
[fc]
[ns]翔[nse]
「他県の安否放送までしなくていいっての」[pcms]
*2630|
[fc]
[vo_mob s="radio_0009"]
[ns]ラジオアナウンサー[nse]
「次に天気予報です。今晩にかけては県内全域、[r]
 安定した晴天が続く模様です」[pcms]
*2631|
[fc]
[vo_mob s="radio_0010"]
[ns]ラジオアナウンサー[nse]
「しかしながら以前大気の状態は不安定で、明日以降も[r]
 雷雨の可能性がありますので、情報にお気をつけください。[r]
 次に予報です……」[pcms]
;//♪_BGM01 フェードイン
[bgm storage="bgm01"]
;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_driver_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_handle"][trans_c cross time=150]
*2632|
[fc]
[ns]翔[nse]
「だとさ……」[pcms]
*2633|
[fc]
[ns]大介[nse]
「時々天気予報は確認した方がいいかもしれないね。[r]
 山の天気はより不安定だろうし、遭難でもしたら[r]
 大変な事になるだろうからさ」[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席・夕・キャラ付き)
[CarSetBase carbase="car_flame_navigator_b"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_UP_bA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0]
[CarSetCover carcover="car_flame_navigator_dash"][trans_c cross time=150]
*2634|
[fc]
[vo_sae s="sae_0098"]
[ns]冴子[nse]
「遭難は、オーバーだけど。ふふっ。でも、そうね。[r]
 ダイちゃんの言う通り、気をつけて予報チェックしましょうね」[pcms]
;//自動車フレーム表示(運転席前方・朝昼)
[chara_int][CarSetBase carbase="car_flame_window_a"][trans_c cross time=150]
;//■_自動車の不調な走行音車内ループ
[se buf=0 storage="se033" loop=true]
;//♂佐藤:下記地の文調整しました。この部分は
;//    コメントアウトしているので、このまま残してください
;//少しエンジンの調子がおかしくないだろうか……?
*2635|
[fc]
なんか、ヘンな音がする……。[r]
エンジンルームからかな……。[pcms]
*2636|
[fc]
ちょっと気になったけれど、翔くんは鼻歌交じりで[r]
運転を続けている。[pcms]
*2637|
[fc]
運転者が気にしないなら、大丈夫なんだと思いたい。[pcms]
*2638|
[fc]
マコトはどう感じているかと思って隣を見たら、[r]
どうやら必死に酔わないように遠くを眺めているようで、[r]
ごくわずかな異音にまでは、注意が回っていないようだった。[pcms]
;//♂佐藤:ここまで
;//seフェード停止
[stopse buf=0]
;<SoundRun 2,Stop,ON,2000>
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//♯_ブラックアウト時間経過
[black_toplayer][trans_c blind_lr time=1000][hide_chara_int]
[wait time=300]
;//♪_BGM03
[bgm storage="bgm03"]
;//★_キャンプ場全景 夕方 bg15b.bmp
[bg storage="bg15b"][trans_c blind_lr time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*2639|
[fc]
ほどなくして、キャンプ場に到着した。[r]
マコトに気を遣っての優しい運転だったし結構な山奥だから、[r]
意外と時間を喰ったけれど、日没には間に合った。[pcms]
*2640|
[fc]
駐車場には、到着した俺たちの車以外一台も停まっていなかった。[pcms]
*2641|
[fc]
駐車場の奥にコテージがあるらしいが、車止めが置いてあって、[r]
ここから先は徒歩で行くしかないようだった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2642|
[fc]
[ns]翔[nse]
「さて……と。えーと、確かあれが管理棟のはずだ。[r]
 受付に鍵を置いておくって言ってたから、[r]
 ちょっと行って取ってくるよ」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2643|
[fc]
翔くんは管理棟に向かい、俺たちは自分の荷物と食材の入った[r]
クーラーボックスやらを協力して車から降ろしていた。[pcms]
;//井上 時間経過の尺が気になるので以下に一文付け足してみます。
;//   余計であれば削除してください。
*2644|
[fc]
そうこうしている間に、[r]
のんびりした足取りで翔くんが戻ってきた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2645|
[fc]
[ns]翔[nse]
「お待たせっ! ほい、それぞれのコテージの鍵な。[r]
 一番奥がだいで、次が梢ちゃん。その次が眞琴で[r]
 次がアヤちゃん。一番手前が俺とサエ。それでいいかな?」[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA05"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2646|
[fc]
[vo_mak s="mako_0286"]
[ns]眞琴[nse]
「えー? こっからコテージまでどのくらい荷物持って歩くの?」[pcms]
*2647|
[fc]
[ns]翔[nse]
「いちばん奥で100mぐらいかな」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cA10"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2648|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0207"]
[ns]梢[nse]
「……結構あるんだねぇ」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2649|
[fc]
[ns]翔[nse]
「大丈夫だって。食材なんかの大荷物は俺とだいで運ぶから。[r]
 女性陣は自分の荷物とあと軽いもの持って移動してくれれば[r]
 いいからさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2650|
[fc]
[vo_mak s="mako_0287"]
[ns]眞琴[nse]
「そういう事なら、オッケー! あ、でもさ、登校日に[r]
 持ってくカバンは、車に置きっぱーでも、いい?[r]
 コテージに持ってってもしょーがないし」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2651|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おお、いいぜ」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2652|
[fc]
[vo_mak s="mako_0288"]
[ns]眞琴[nse]
「サンキューっ! んじゃ、絢さん、梢ちゃん、冴子さん、[r]
 我らは優雅に行こうっかー!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2653|
[fc]
車内でのマコトとは大違い。すっかり元気を取り戻したマコトを[r]
先頭にして、女性陣は自分の荷物とあと軽い食材類を手に持って[r]
先に移動を始めていた。[pcms]
*2654|
[fc]
車には三人分のカバンが残された。俺も便乗して、[r]
カバンは車に置きっぱなしにさせてもらう事にした。[pcms]
*2655|
[fc]
[ns]大介[nse]
「えっと、俺はクーラーボックス運べばいいのかな?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2656|
[fc]
[ns]翔[nse]
「それは俺が運ぶよ。それよりも、悪いけど管理棟の下に[r]
 行って、焚き火に使う薪を取ってきてくれないかな。[r]
 今晩の分だけでいいから、3~4束もあればいいだろうさ」[pcms]
*2657|
[fc]
[ns]大介[nse]
「了解。じゃあ取って追い掛けるよ」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//♯_ブラックアウト
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
*2658|
[fc]
俺は管理棟に向かって、入り口の階段下にあった[r]
薪の束を抱え込んだ。[pcms]
*2659|
[fc]
自分の荷物は背中に背負って片手に2束ずつ持ち、[r]
自分に割り当てられた一番奥のコテージを目指した。[pcms]
;//★_コテージ内部 夕方 bg17b.bmp
[bg storage="bg17b"][trans_c cross time=500]
*2660|
[fc]
コテージはなかなか快適そうだった。二段ベッドにソファー。[r]
シンプルなキッチンも備え付けられている。[pcms]
;//★_コテージ外部 夕方 bg16b.bmp
[bg storage="bg16b"][trans_c cross time=500]
*2661|
[fc]
それぞれのコテージにはウッドデッキも付いていて、[r]
コテージの前の敷地にはウッドテーブルと焚き火用の区画が[r]
設定されていた。[pcms]
*2662|
[fc]
5棟の中で真ん中の、マコトのコテージで[r]
料理をすることになった。[pcms]
*2663|
[fc]
女性陣がわいわいがやがや楽しそうにキッチンに集まっている。[r]
俺と翔くんは焚き火をおこす役回りについた。[pcms]
;//♯_ブラックアウト時間経過
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
;//★_コテージ外部 焚き火 bg16c.bmp
[bg storage="bg16c"][trans_c cross time=500]
*2664|
[fc]
焚き火の火起こしは、わりとすんなりと済み、キッチンへの[r]
立ち入りは断られたので、俺と翔くんは外のテーブルに陣取って、[r]
機械いじりやエンジニア、将来の事など話ながら過ごしていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2665|
[fc]
[ns]翔[nse]
「やっぱ、山あいだと、静かなもんだな……」[pcms]
*2666|
[fc]
翔くんは、タバコをくゆらせながら、しみじみと呟く。[pcms]
*2667|
[fc]
焚き火の炎がちらちらゆらぎ、俺と翔くんの影を揺らしていた。[pcms]
*2668|
[fc]
コテージからはにぎやかな声が聞こえてくるけれど、[r]
俺も翔くんも、小声でもお互いの声が聞こえるぐらい、[r]
まわりはしんとしている。[pcms]
*2669|
[fc]
気の早い秋の虫の鳴き声がちらほらと聞こえ、時々夜泣き鳥の声が[r]
ギャギャギャと聞こえ、俺たちを驚かせた。[pcms]
*2670|
[fc]
あたりは真っ暗で、焚き火の廻りだけぽうっと闇が紅く染まる。[pcms]
*2671|
[fc]
あとは等間隔に距離を保って点在する、それぞれのコテージの[r]
灯りがぽつりぽつりと見えるだけだ。[pcms]
*2672|
[fc]
それ以外は暗闇の中に沈んでいたけれど、空には星が輝き[r]
月が柔らかな明かりを投げかけている。[pcms]
*2673|
[fc]
俺たちが居る場所だけが、[r]
唯一、人工的なにぎわいをみせていた。[pcms]
;//♂:下記テキスト、語尾を調整しました
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2674|
[fc]
[vo_sae s="sae_0099"]
[ns]冴子[nse]
「はい。お待たせ~。晩ご飯にしましょう。ふふっ。[r]
 結構いい出来上がりよ~」[pcms]
*2675|
[fc]
女性陣がそれぞれ料理を持ってウッドテーブルに運んでくる。[r]
次々に料理が並べられ、広いテーブルが埋まっていく。[r]
なんとも言えない良い匂いがあたりに漂い始めた。[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2676|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おーっ! 美味そーっ!! 豪華豪華っ!!」[pcms]
*2677|
[fc]
[vo_sae s="sae_0100"]
[ns]冴子[nse]
「ついついみんな張り切っちゃったわ。ふふっ。[r]
 さあ、じゃあいただきましょうか?」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//◆_キャンプファイアを囲み食事会。ETC_N003
*2678|
[fc]
『いっただきまーす』全員が声を上げて、キャンプ初日の[r]
晩餐が始まった。[pcms]
*2679|
[fc]
俺はてっきりカレーだろうと思っていたけれど、[r]
予想外に色々な料理が目の前に並んでいた。[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="nt_cA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=40]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2680|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0208"]
[ns]梢[nse]
「あ、これ美味しい。ほんと冴子さんってお料理上手ですね」[pcms]
*2681|
[fc]
[vo_mak s="mako_0289"]
[ns]眞琴[nse]
「どれどれ? あ、ほんとだ。美味しい。[r]
 ちぇっ、翔がこんな美味しい料理に毎日ありつけてるのかと[r]
 思うと、なんか悔しーっ!」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2682|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おいおい、別に毎日じゃないって。たまーにだって、俺だって」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2683|
[fc]
[vo_sae s="sae_0101"]
[ns]冴子[nse]
「ふふっ。そう言ってもらえると嬉しいわ。でも、どちらかと[r]
 言うと、お酒のおつまみの方が得意なんだけどねぇ。[r]
 梢ちゃんのも家庭的であったかい味がしてて好きだわぁ」[pcms]
*2684|
[fc]
[ns]大介[nse]
「これも美味しいな。味に深みがあるなあ……」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="nt_cA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*2685|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0209"]
[ns]梢[nse]
「あ、それはねぇ、絢さんが味付けしたんだよ。[r]
 絢さんって、凄いの。包丁さばき手慣れてるし、[r]
 手際もすっごく良くて、わたし尊敬しちゃう~」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ma_eB01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2686|
[fc]
[vo_aya s="aya_0183"]
[ns]絢[nse]
「そんな事ないです……。その、毎日やってることなので……」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2687|
[fc]
[vo_mak s="mako_0290"]
[ns]眞琴[nse]
「へー毎日。それだけでも凄いよー。うん、尊敬尊敬っ!!」[pcms]
*2688|
[fc]
[ns]大介[nse]
「で、どれがマコトが手がけたやつなんだ?」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cA03"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2689|
[fc]
[vo_mak s="mako_0291"]
[ns]眞琴[nse]
「うっ。訊くだけ野暮ってもんだわよ。アタシはあくまで[r]
 お手伝いっ!! わかってるくせに。ムカツクーッ!!」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2690|
[fc]
並べられた料理は、次々とみんなのお腹の中に収まっていく。[pcms]
*2691|
[fc]
談笑と美味い料理。ついでに腹ぺこという調味料まで加わって[r]
初日の晩餐は、満ち足りた笑顔を作り出していた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA10"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2692|
[fc]
[ns]翔[nse]
「さて……と。みんなの腹もひと心地ついたことだし……。[r]
 ジャジャーンッ!! お楽しみはこれからだぜーっ!」[pcms]
*2693|
[fc]
いつの間に持ってきていたのか、翔くんは足もとから[r]
酒の瓶をどっかりとテーブルの上に取り出した。[r]
みんなの歓声があがる。でも、真坂さんだけきょとんとしていた。[pcms]
*2694|
[fc]
残っている料理、そして冴子さんが更につまみになるものを[r]
作ってくれて、みんながみんな酒の杯を重ねていった。[r]
もうすでにほろ酔い状態だ。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2695|
[fc]
[ns]翔[nse]
「このキャンプ場には、川しかないけどな~。[r]
 これが湖だったら……て、思うとゾクゾクしねえ?[r]
 やっぱ夏にキャンプ場は、おきまりの設定だもんな~」[pcms]
[chara_int]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cA06"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2696|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0210"]
[ns]梢[nse]
「あ~。翔兄ちゃんまた怖い話しようとしてるぅ~」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA10"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2697|
[fc]
[ns]翔[nse]
「こーやって酔っぱらってるところをさ、誰かがこ~っそり[r]
 覗いてたりしてな~。ひとりになった所で……」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cB01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2698|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0211"]
[ns]梢[nse]
「やだやだぁ~。聞かない聞かないぃ~」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=5 chbase="is_UP_bA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
;//キャラ揺らし
[eval exp="f.chara_x = 0,f.chara_y = 0"][quake_chara layer=5 xy m]
*2699|
[fc]
[ns]翔[nse]
「物陰から、ウォオオオオーーッ!! てさ!!」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA02"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0]
[ChrSetEx layer=4 chbase="ab_cA02"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2700|
[fc]
[vo_mak s="mako_0292"]
[ns]眞琴[nse]
「きゃはははははっ! んな、バケモンじゃないんだから、[r]
 うぉおおなんて言いっこないってっ![r]
 襲うんだったら、無言に決まってるじゃんっ!!」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2701|
[fc]
[ns]翔[nse]
「わっかんねーぞ。いろんなタイプが世の中いるんだからさ」[pcms]
*2702|
[fc]
[ns]大介[nse]
「叫びながら襲いに来るってのも、想像したら結構怖いよな」[pcms]
;//○(ザッピングでわかるローターが可動中ですので以降もやや色っぽく)
[ChrSetEx layer=4 chbase="ki_bA06"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2703|
[fc]
[vo_sae s="sae_0102"]
[ns]冴子[nse]
「どっちにしても、襲われるのなん……てぇ、ごめんよぉ。[r]
 んふっ……んっ……」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="ab_cC01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2704|
[fc]
[vo_mak s="mako_0293"]
[ns]眞琴[nse]
「あっれー? 冴子さん結構酔っぱらってる?[r]
 顔が紅くなってきてるよー。色っぽいー。きゃはは」[pcms]
*2705|
[fc]
[vo_sae s="sae_0103"]
[ns]冴子[nse]
「えっ? そ、そう? そ、そうね……んっ……ちょっと、[r]
 酔いが回って来てる……のかしらん」[pcms]
[ChrSetEx layer=3 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=3 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2706|
[fc]
[ns]翔[nse]
「この人数じゃあなー、肝試しなんて訳にもいかないしなー」[pcms]
*2707|
[fc]
[ns]大介[nse]
「いやあ、おどかす役がいなくても、この暗闇だよ。[r]
 結構歩き回るだけでも、十二分に肝試しになりそうだけどなー」[pcms]
[ChrSetEx layer=4 chbase="nt_cB01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=40][trans_c cross time=150]
*2708|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0212"]
[ns]梢[nse]
「やぁだ~。反対~。絶対ぜったい反対ぃ~。[r]
 んもう、翔兄ちゃんも大介兄ちゃんも、いじわるぅ~」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2709|
[fc]
いやだぁと言っている梢の目はとろんとしてきている。[pcms]
*2710|
[fc]
マコトはどうやら笑い上戸のようで、テンションが高い。[pcms]
*2711|
[fc]
冴子さんは、酔いが回ってきてるのだろうか、[r]
なんだか妙に仕草が色っぽく感じられる。[pcms]
*2712|
[fc]
で、真坂さんはと言うと、見た目はあまり変わってない感じだ。[r]
コップを両手で包むように持って、ちびりちびりと酒を[r]
呑んでいる。結構酒豪なのかもしれない……。[pcms]
*2713|
[fc]
翔くんがネタにしている元は、真坂さんも読んだはずだけど、[r]
今ひとつピンと来てない感じで、やはり映像を見せないと[r]
あの怖さはわからないのかもしれない。[pcms]
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[ChrSetEx layer=4 chbase="is_bA01"][ChrSetXY layer=4 x=324 y=0][trans_c cross time=150]
*2714|
[fc]
[vo_mak s="mako_0294"]
[ns]眞琴[nse]
「ねー、翔はさー、やっぱり冴子さんと結婚するのー?」[pcms]
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*2715|
[fc]
[ns]翔[nse]
「なんだよ、藪から棒に」[pcms]
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*2716|
[fc]
[vo_mak s="mako_0295"]
[ns]眞琴[nse]
「だってさー。ラブラブ過ぎて目の毒なんだもーん。[r]
 結婚しちゃえば、少しは落ち着いてくれるかなーって」[pcms]
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*2717|
[fc]
[vo_sae s="sae_0104"]
[ns]冴子[nse]
「うふふっ。そうね~どうかしらね。んふっ……」[pcms]
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*2718|
[fc]
[vo_mak s="mako_0296"]
[ns]眞琴[nse]
「青春まっただ中の若者には、刺激的すぎー。[r]
 うらやましーったらさー」[pcms]
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*2719|
[fc]
[ns]翔[nse]
「おいおい、俺とサエだって、まだまだ青春まっただ中の[r]
 若者だってーの」[pcms]
*2720|
[fc]
[vo_mak s="mako_0297"]
[ns]眞琴[nse]
「だーめ。ちゃーんと恋人がいるひとはー、青春の色合いが[r]
 違うもーん」[pcms]
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*2721|
[fc]
[vo_sae s="sae_0105"]
[ns]冴子[nse]
「マコは、誰か好きな人いないの?[r]
 お付き合いしたいな~とか思っているひと」[pcms]
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*2722|
[fc]
[vo_mak s="mako_0298"]
[ns]眞琴[nse]
「え? ええー? わ……わかんない……」[pcms]
*2723|
[fc]
[ns]大介[nse]
「何だよ、煮え切らない返事だなー」[pcms]
*2724|
[fc]
[vo_sae s="sae_0106"]
[ns]冴子[nse]
「そういうダイちゃんは、どうなの?」[pcms]
*2725|
[fc]
[ns]大介[nse]
「え? 俺? んーーーーー……」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2726|
[fc]
最初に真坂さんの顔が浮かぶ。次になぜか梢の顔が浮かび、[r]
おまけにマコトの顔まで浮かんできて、あろうことか冴子さんの[r]
顔まで浮かんできてしまっていた。[pcms]
*2727|
[fc]
ふと気付くと、考え込む俺にみんなの視線が集中していた。[pcms]
*2728|
[fc]
いきなり10個の瞳が探るように見てくるので、[r]
俺はどう答えたらいいものかと、真剣に迷っていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ki_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2729|
[fc]
[vo_sae s="sae_0107"]
[ns]冴子[nse]
「もしかして、ダイちゃんって、まだ童貞?」[pcms]
*2730|
[fc]
[ns]大介[nse]
「な、ななな、なにをいきなり言い出すんですか、冴子さん」[pcms]
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*2731|
[fc]
[vo_sae s="sae_0108"]
[ns]冴子[nse]
「んふふっ。だって、そんなに真面目に考え込むから」[pcms]
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*2732|
[fc]
[vo_mak s="mako_0299"]
[ns]眞琴[nse]
「へー。そうなんだ。ダイスケってまだドーテーなんだ。[r]
 きゃははは」[pcms]
*2733|
[fc]
マコトのやつ。本当に意味分かって言ってるんだろうか?[r]
仮にも女の子がそんな言葉を口にするもんじゃないだろうが。[pcms]
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*2734|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0213"]
[ns]梢[nse]
「ど~て~……なの、大介兄ちゃん? へえ……そうなのぉ……」[pcms]
*2735|
[fc]
梢まで可愛らしい顔してなんて言葉を口にするんだ。[r]
いくら酔っぱらってきているとはいえ、困ったヤツだ。[pcms]
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*2736|
[fc]
[vo_aya s="aya_0184"]
[ns]絢[nse]
「…………そうなんですか……」[pcms]
*2737|
[fc]
ずっと静かに飲んでいたのに、そこで反応してくるとは。[r]
やはり真坂さんは意外性の固まりだ……。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2738|
[fc]
[ns]大介[nse]
「冴子さん、勘弁してくださいよ」[pcms]
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*2739|
[fc]
[vo_sae s="sae_0109"]
[ns]冴子[nse]
「あら……ごめんなさいね~。ちょっとした好奇心から[r]
 だったんだけど。んふっ。でも、カワイイわね、ダイちゃん」[pcms]
[chara_int]
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*2740|
[fc]
[ns]翔[nse]
「まったく、男のデリケートな部分に踏み込むなよなー。[r]
 カワイイだいが、余計に可愛くなっちまうだろー」[pcms]
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*2741|
[fc]
[vo_mak s="mako_0300"]
[ns]眞琴[nse]
「えー? 何それー? きゃははははっ」[pcms]
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*2742|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0214"]
[ns]梢[nse]
「冴子さんから見ると、大介兄ちゃんって……可愛いんだ……」[pcms]
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*2743|
[fc]
[vo_sae s="sae_0110"]
[ns]冴子[nse]
「そうよぉ。男の子はみぃんな、カワイイのよ、梢ちゃん」[pcms]
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*2744|
[fc]
[vo_mak s="mako_0301"]
[ns]眞琴[nse]
「おー。おとなのオンナの発言だー! で? で?」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2745|
[fc]
冴子さんを中心に女の子どうしの話は止まらない。[r]
言葉はソフトだけど、中身は結構きわどい話になっている。[pcms]
*2746|
[fc]
真坂さんは、直接話に加わってはいないけれど、[r]
聞き役に徹しているのかもしれない。ぼーっとしているようにも[r]
見えたけれど、目はみんなをしっかりと見ていたから。[pcms]
*2747|
[fc]
俺と翔くんはと言えば、余計な口を挟まずに呑んでいた。[r]
触らぬ神に祟りなしだ。耳ではしっかり聴いているんだけど、[r]
なるべく素知らぬふりと苦笑いでやり過ごした。[pcms]
;//♯_ブラックアウト時間経過
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
[bg storage="bg16c"][trans_c cross time=500]
*2748|
[fc]
[ns]翔[nse]
「さて……と。そろそろ俺は……眠い……ぞ、と」[pcms]
*2749|
[fc]
ゆらりと翔くんは立ち上がる。冴子さんの肩に手を掛けて促す。[pcms]
*2750|
[fc]
『おやすみ~』なんて言いながら、冴子さんの肩を抱いて[r]
ふらふらと薄闇の中に消えていった。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2751|
[fc]
[vo_mak s="mako_0302"]
[ns]眞琴[nse]
「ほんと、ラブラブだよねー。ふう……んーアタシも結構[r]
 眠くなってきてるかもー」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*2752|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0215"]
[ns]梢[nse]
「えへへ~。けっこう呑んじゃったしぃ~。わたしも[r]
 そろそろ寝ちゃおうかなぁ」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2753|
[fc]
ふたりは言いながらすでに腰が上がっていて、ふわふわとした[r]
足取りでそれぞれのコテージに向かっていってしまった。[pcms]
*2754|
[fc]
確かに俺も眠くなってきていた。でも、目の前にある皿や器、[r]
残っている食事の残骸などが気になっていた。[pcms]
*2755|
[fc]
このまま放置して明日の朝の片づけでもいいだろうか?[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eD02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2756|
[fc]
[vo_aya s="aya_0185"]
[ns]絢[nse]
「どうか……しましたか?」[pcms]
*2757|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ん? ああ、片づけどうしようかなってさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA04"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2758|
[fc]
[vo_aya s="aya_0186"]
[ns]絢[nse]
「ああ……そうですねぇ……私たち以外ぃ、ほかに誰もいない[r]
 ですからぁ……明日の朝みんなでぇ……。[r]
 でもいいんじゃないでしょうかぁ?」[pcms]
*2759|
[fc]
なんだか真坂さんの語尾が伸びている。[r]
これは、そこそこ酔いが回っているのかもしれない。[pcms]
*2760|
[fc]
でも、真坂さんはまだコップからちびちびと酒を口にしていて、[r]
立ち上がる気配も眠いと言い出す気配も見られなかった。[pcms]
*2761|
[fc]
さて、どうしたもんか。[pcms]
*2762|
[fc]
いくら他にひとが居ないとはいえ、[r]
女の子を暗闇の中残すわけにもいかない。[pcms]
*2763|
[fc]
これは、彼女が眠くなるまでつき合った方がいいだろうな。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//■_コテージのドアの開く音
;//se053.ogg
[se buf=0 storage="se053"]
;//嶺岸・UP立ちはキャラの頭切れてるので横スライドにしました
;//スライドさせる記述をセリフの後ろにしました
*2764|
[fc]
[vo_mak s="mako_0303"]
[ns]眞琴[nse]
「ダーーイーースーーケーーっ」[pcms]
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;[wm cond=sf.efect]
;[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cC01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2765|
[fc]
[ns]大介[nse]
「うわあっ! 何だよ、マコトっ!」[pcms]
*2766|
[fc]
室内の灯りが消えたコテージ。そのドアからマコトは[r]
にゅっと顔だけ出して、しかも自分の顔を下から懐中電灯で[r]
照らしている。よくある怖い顔の演出で現われた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ab_UP_cA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*2767|
[fc]
[vo_mak s="mako_0304"]
[ns]眞琴[nse]
「えへへぇーー。絢さんにーヘンなコトすんなよー」[pcms]
;//se054.ogg
[se buf=0 storage="se054"]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2768|
[fc]
にたりと笑ってそう言い残すと、パタリとドアを閉めて[r]
マコトはコテージの中に消えてしまった。[pcms]
*2769|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ったく。何だってんだ……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2770|
[fc]
[vo_aya s="aya_0187"]
[ns]絢[nse]
「…………」[pcms]
*2771|
[fc]
真坂さんと俺は顔を見合わせて、お互い苦笑いする。[pcms]
*2772|
[fc]
俺を見返す真坂さんの顔は、焚き火の灯りを受けて陰影が[r]
強調され、いっそう目鼻立ちが整って見える。[pcms]
*2773|
[fc]
暗闇の中、白い肌に炎の紅を施して明るく浮かび上がっていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eB01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2774|
[fc]
[vo_aya s="aya_0188"]
[ns]絢[nse]
「仙道君……この前ぇ……うちを見て、どう思いました……?」[pcms]
*2775|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ん? そうだなあ……確かに古い建物だよね。昔からある[r]
 集合住宅なんだろうなあって。昔の建前だから、間取りなんかも[r]
 こぢんまりしてるんだろうなあって思ったけど」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2776|
[fc]
[vo_aya s="aya_0189"]
[ns]絢[nse]
「……ふふっ。仙道君って、正直ね……」[pcms]
*2777|
[fc]
[ns]大介[nse]
「真坂さんが言っていたように、古くて小さいのかもしれない。[r]
 でもさ、家があるだけいいじゃん。古くても小さくても、[r]
 自分の家って言える場所があるんだからさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eC03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2778|
[fc]
[vo_aya s="aya_0190"]
[ns]絢[nse]
「……そうねぇ……世の中には家のないひともいるんだし……」[pcms]
*2779|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そうだよ。それにさ、俺もみんなも、家の形状がどうとか、[r]
 古いとか新しいとか、そんなの気にしないぜ。[r]
 真坂さんという人間と友達になるのに、関係ないことだよ」[pcms]
*2780|
[fc]
[vo_aya s="aya_0191"]
[ns]絢[nse]
「…………」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eC02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2781|
[fc]
[vo_aya s="aya_0192"]
[ns]絢[nse]
「…………ありがとう……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2782|
[fc]
[vo_aya s="aya_0193"]
[ns]絢[nse]
「……あのね……私のうち、母子家庭なの……。[r]
 私が小さい頃、父と母は離婚してしまって、[r]
 それ以来、母とふたりきりで暮らしてきたの……」[pcms]
*2783|
[fc]
真坂さんは口は付けずにコップを握りしめたまま、[r]
言葉を選んでいるんだろうか、時々考え込みながら[r]
ゆっくりと自分の身の上を話し始めた。[pcms]
*2784|
[fc]
お父さんが去ったあとお母さんに恋人が出来たが、その恋人も[r]
去ってしまい、それからお母さんに鬱病の症状が現われたらしい。[r]
一時は死ぬの生きるのと酷い時期もあったという事だ。[pcms]
*2785|
[fc]
お母さんは冴子さんのお母さんと昔からの友人同士で、[r]
離婚した後出身地であるここに戻ってきて、真坂さんと[r]
冴子さんとの付き合いは、小さい頃かららしい。[pcms]
*2786|
[fc]
今は生活保護とわずかばかりの父親からの養育費で[r]
なんとか生活している状態だという事だ。[pcms]
*2787|
[fc]
[vo_aya s="aya_0194"]
[ns]絢[nse]
「最近は、少し母の状態も落ち着いてきてて……お医者さまからの[r]
 薬も少しだけれど減ってきたの……。でも、やっぱり家の事も[r]
 母の事も、私が面倒見なくてはならなくて……」[pcms]
*2788|
[fc]
[vo_aya s="aya_0195"]
[ns]絢[nse]
「たぶん、学園を卒業してからも、母の面倒はみなくては[r]
 ならないと思うの。母の事は好きだし、嫌な訳では[r]
 ないけれど、時々息詰まりを感じていて……」[pcms]
*2789|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そっか……じゃあ、今回のキャンプは真坂さんにとって、[r]
 いい息抜きになるといいな」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2790|
[fc]
[vo_aya s="aya_0196"]
[ns]絢[nse]
「……ええ。本当に、みんなには感謝しているのよ。[r]
 こんな私とみんな仲良くしようとしてくれて……」[pcms]
*2791|
[fc]
[ns]大介[nse]
「こんな私なんて言い方しちゃ駄目だよ、真坂さん。[r]
 俺だってさ、いろいろあって、そりゃあ真坂さんの事情とは[r]
 全然違うけど、ひとそれぞれ何かしらあるもんだろうしさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_eA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*2792|
[fc]
[vo_aya s="aya_0197"]
[ns]絢[nse]
「…………」[pcms]
;//----------------------------------------------------------
;//※ポイント判定
;//真坂ポイントが1、能登屋ポイントが0、鐙ポイントが0
;//真坂ポイントが1、能登屋ポイントが1、鐙ポイントが0
;//真坂ポイントが1、能登屋ポイントが0、鐙ポイントが1
;//真坂ポイントが1、能登屋ポイントが1、鐙ポイントが1
;//ラベルAへ
[if exp="f.l_masaka == 1 && f.l_notoya == 0 && f.l_abumi == 0"][jump storage="A0080_A.ks" target=*A0080_A][endif]
[if exp="f.l_masaka == 1 && f.l_notoya == 1 && f.l_abumi == 0"][jump storage="A0080_A.ks" target=*A0080_A][endif]
[if exp="f.l_masaka == 1 && f.l_notoya == 0 && f.l_abumi == 1"][jump storage="A0080_A.ks" target=*A0080_A][endif]
[if exp="f.l_masaka == 1 && f.l_notoya == 1 && f.l_abumi == 1"][jump storage="A0080_A.ks" target=*A0080_A][endif]
;//真坂ポイントが0、能登屋ポイントが0、鐙ポイントが1
;//真坂ポイントが0/1、能登屋ポイントが2、鐙ポイントが0
;//真坂ポイントが0/1、能登屋ポイントが0、鐙ポイントが2
;//ラベルBへ
[if exp="f.l_masaka == 0 && f.l_notoya == 1 && f.l_abumi == 1"][jump storage="A0080_B.ks" target=*A0080_B][endif]
[if exp="f.l_masaka <= 1 && f.l_notoya == 2 && f.l_abumi == 0"][jump storage="A0080_B.ks" target=*A0080_B][endif]
[if exp="f.l_masaka <= 1 && f.l_notoya == 0 && f.l_abumi == 2"][jump storage="A0080_B.ks" target=*A0080_B][endif]
;//井上 フェイルセーフ(D2/冴子エロ判定に強制ジャンプ)
[jump storage="A0080_D.ks" target=*A0080_D2]
;//----------------------------------------------------------