kansen-4/Kansen4_patch/a0080_c.ks
2023-12-30 00:52:32 -06:00

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*A0080_C
;//●ラベルC
;//♪_BGM14 フェードイン
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;//nt_H003
[sysbt_meswin]
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*2838|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0216"]
[ns]梢[nse]
「えへへぇ~。こんばんはぁ~。お邪魔しまぁ~すぅ」[pcms]
*2839|
[fc]
ふらふらとした足取りで、俺に身体を預けるようにして、[r]
梢が入ってきた。[pcms]
*2840|
[fc]
俺の体に寄りかかったまま歩こうとするので、俺は後退して[r]
ベッドに座り、横に梢がなだれ込むように座った。[pcms]
*2841|
[fc]
[ns]大介[nse]
「おいおい、大丈夫かよ、梢。かなり酔っぱらってるんじゃ[r]
 ないのか?」[pcms]
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*2842|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0217"]
[ns]梢[nse]
「あ~、まあたそうやって、わたしの事子供扱いするぅ」[pcms]
*2843|
[fc]
[ns]大介[nse]
「子供扱いじゃないって。ふらふらしてるから[r]
 心配して言ってるんじゃないか」[pcms]
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*2844|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0218"]
[ns]梢[nse]
「うっそだぁ~。お子ちゃまが酒なんか呑んで酔っぱらって[r]
 しょ~がないなぁ~とか、なんとか、思ってるくせにぃ」[pcms]
*2845|
[fc]
[ns]大介[nse]
「思ってないって。別に子供だなんて思ってないよ。[r]
 たったひとつしか離れてないだろ、俺と梢は?」[pcms]
;//○(最後は涙ぐむ感じで)
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*2846|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0219"]
[ns]梢[nse]
「そ~だよぉ~。たった、たった1歳しか離れてないのにぃ。[r]
 いつも、いっつも……大介兄ちゃんはぁ……[r]
 わたしのことぉ……子供……ってぇ……えっくぅ」[pcms]
*2847|
[fc]
とろんとした両目に涙をこんもりと盛り上げて、[r]
梢はその半べその顔で俺に抱きついてきていた。[pcms]
*2848|
[fc]
[ns]大介[nse]
「え? おい、どうした梢? なに泣いてるんだよ」[pcms]
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*2849|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0220"]
[ns]梢[nse]
「だって、だってぇ。大介兄ちゃん、わたしのこと、[r]
 ちゃんと見てくれてないぃ……うっうっえっくっぅ」[pcms]
*2850|
[fc]
俺の胸に顔を埋め、涙を俺のシャツに染み込ませながら、[r]
梢は頭をふりふり、泣きじゃくっていた。[pcms]
*2851|
[fc]
[ns]大介[nse]
「お、おい。なに言ってるんだよ、梢」[pcms]
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*2852|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0221"]
[ns]梢[nse]
「いつだってぇ、妹分としてしか見てくれてないぃ。[r]
 わたしだってぇ、女の子なのにぃ。ちゃんと、ちゃんとぉ[r]
 女の子として見てよぉ……えっえっうっううっ」[pcms]
*2853|
[fc]
そう言いながら力のないこぶしを俺の胸に打ちつけてくる。[r]
もう片方の手は、俺のシャツを握りしめていた。[pcms]
*2854|
[fc]
[ns]大介[nse]
「…………」[pcms]
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*2855|
[fc]
参った。まさかそんな事を言い出すとは思いもよらなかった。[r]
幼馴染みで小さい頃からよく知っている訳だから、[r]
ついつい子供の頃の気分そのままで、妹扱いしていた。[pcms]
*2856|
[fc]
でも、子供扱いしていたつもりはない。かといって、[r]
たぶん梢が言うような女の子としての扱いをしていたかと言うと、[r]
それは、自信が無かった。[pcms]
*2857|
[fc]
幼馴染みだからという欲目をさっ引いても、梢は可愛らしい。[r]
外見も可愛いけれど、性格だって考えてみれば女の子らしくて[r]
ふつうの男だったら、カワイイオンナノコだと思うだろう。[pcms]
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*2858|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0222"]
[ns]梢[nse]
「えっ……えっ……大介兄ちゃんの……ばかぁ……。[r]
 うっ……うっ……」[pcms]
*2859|
[fc]
[ns]大介[nse]
「…………」[pcms]
*2860|
[fc]
参った。でも正直ちょっと嬉しい。[pcms]
*2861|
[fc]
酒の力を借りているとは言え、梢が自分の気持ちを[r]
正直に俺にぶつけてくれたわけだ。[r]
いつもは遠慮がちに、こちらに気を遣うのを優先するのに。[pcms]
*2862|
[fc]
俺に抱きつきながら泣きじゃくる梢を愛おしく思っていた。[pcms]
*2863|
[fc]
さて、俺はどうしたらいいんだろうか……。[pcms]
*2864|
[fc]
酔った上での話とはいえ、ここはちゃんと謝って、[r]
きちんと話をした方がいいだろうな……。[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
*2865|
[fc]
[ns]大介[nse]
「なあ、梢。聴いてくれ。悪かったよ。そんな風に[r]
 感じてるなんて、正直俺は思ってなかったよ……」[pcms]
*2866|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0223"]
[ns]梢[nse]
「…………」[pcms]
*2867|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0224"]
[ns]梢[nse]
「……………………」[pcms]
*2868|
[fc]
[ns]大介[nse]
「梢? ……って、おい。寝ちまったのかよ……」[pcms]
*2869|
[fc]
梢はまだ目尻に涙を溜めたままで、眠ってしまっていた。[r]
頬には涙の跡が残っている。[pcms]
*2870|
[fc]
泣きながら寝ちまうなんて、そういうところはまだ子供っぽい。[r]
……なんて言葉は飲み込んで、俺は梢をそっと抱き上げた。[pcms]
*2871|
[fc]
このままここに寝かせるわけにはいかないからな。[pcms]
*2872|
[fc]
目覚めたら何を言い出すかわからないし、それでみんなが[r]
集まりでもしたら、どうなるか想像しただけで恐ろしい。[pcms]
;//★_コテージ外部 焚き火無し bg16d.bmp
[bg storage="bg16d"][trans_c cross time=500]
*2873|
[fc]
俺は足音を忍ばせながら、梢を抱いて隣のコテージを目指した。[pcms]
;//★_コテージ内部  bg17c.bmp
[bg storage="bg17c"][trans_c cross time=500]
*2874|
[fc]
静かに扉を開けて運び込み、ベッドへと横たえた。[r]
ちゃんと布団を掛けてやってから灯りを消して[r]
自分のコテージへと戻ることにした。[pcms]
*2875|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0225"]
[ns]梢[nse]
「ん……大介……兄ちゃ……ん」[pcms]
*2876|
[fc]
起こしたかと焦ったが、どうやら寝言のようだ。[r]
俺はそっと『おやすみ』と言って、梢のコテージをあとにした。[pcms]
;//★_コテージ外部 焚き火無し bg16d.bmp
[bg storage="bg16d"][trans_c cross time=500]
;//★_コテージ内部  bg17c.bmp
[bg storage="bg17c"][trans_c cross time=500]
*2877|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ふう……」[pcms]
*2878|
[fc]
また何か起こったりする前に、俺もとっとと眠ろう。[r]
俺だってほろ酔い程度だけど、酒が回ってないわけじゃない。[r]
すぐに眠れるだろうと思いながらベッドに入った。[pcms]
;//★_コテージ内部 夜(消灯) bg17d.bmp
[bg storage="bg17d"][trans_c cross time=500]
*2879|
[fc]
[ns]大介[nse]
「…………」[pcms]
*2880|
[fc]
抱きついてきた梢の身体は、思っていたよりも柔らかかった。[pcms]
*2881|
[fc]
ふいに、あの日の水着姿の梢が浮かんでくる。[r]
ウエストから腰にかけてのなだらかな曲線。薄闇に浮かぶ白い肌。[pcms]
*2882|
[fc]
思い返してみれば、あの日の俺は、[r]
梢を子供扱いしていたかもしれない。[pcms]
*2883|
[fc]
だけど、女の子らしいラインにどきどきして[r]
自分でそれとは知らずに誤魔化していたのかもしれなかった。[pcms]
*2884|
[fc]
女の子として見て欲しい……か。思いもよらない言葉だった。[pcms]
*2885|
[fc]
反転してみれば、梢は俺を幼馴染みの兄貴分としてではなく、[r]
男として見ているのだろうか……?[pcms]
*2886|
[fc]
はっきりとした言葉としては確認できなかった。[pcms]
*2887|
[fc]
でも、もしも、そうなんだとしたら……俺は……。[r]
俺の気持ちは…………。[pcms]
;//黒フェード
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*2888|
[fc]
――そんなことを考えながら、いつの間にか[r]
俺は眠ってしまっていた。[pcms]
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;^<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
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;//〆フラグ成立B_hug
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