kansen-4/Kansen4_patch/a0090_k.ks
2023-12-30 00:52:32 -06:00

388 lines
8.1 KiB
Text
Raw Permalink Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

*A0090_K
;//♂:ラベルBは上記選択肢で使うので、ラベルCとする。フローを直す事。
;//●ラベルC
;//〆:2を選択した場合
;//♪_BGM02  フェードイン
[bgm storage="bgm03"]
;//★_キャンプ場 滝と川 朝・昼 bg21a.bmp
[bg storage="bg21a"][trans_c cross time=500]
*3208|
[fc]
[ns]大介[nse]
「へー、ほんとだ。吊り橋が架かってるな」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_dA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*3209|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0236"]
[ns]梢[nse]
「ね? ウソなんて言ってないでしょ~?」[pcms]
*3210|
[fc]
水着姿の梢は、跳ねるような足取りで俺を川岸に案内してきた。[r]
川床は丸い石を並べて整備されていて、わりと浅い。[pcms]
*3211|
[fc]
子供連れで来て水遊びするには、いい感じの造りになっていた。[pcms]
*3212|
[fc]
架かっている吊り橋で向こう岸に渡れるようになっていて、[r]
キャンプ場側は川岸に沿って浅いようだけれど、対岸は[r]
少し深いのか、水の色がところどころ暗くなっていた。[pcms]
*3213|
[fc]
[ns]大介[nse]
「せっかくだから、吊り橋渡ってみよーぜ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_dB01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=40][trans_c cross time=150]
*3214|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0237"]
[ns]梢[nse]
「えぇ? や、やぁよぉ……揺れたら……怖いもん」[pcms]
*3215|
[fc]
[ns]大介[nse]
「大丈夫だって。手ぇ、引っ張ってやるよ、ほれ」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*3216|
[fc]
俺は半ば強引に梢の手を握って、吊り橋へと向かった。[r]
梢はもっと嫌だとごねるかと思ったが、素直に俺の手を[r]
握りかえし、すぐ後ろをついてきた。[pcms]
*3217|
[fc]
吊り橋を渡り始めたが、思っていたよりも揺れなかった。[r]
川面を渡る風が気持ち良く、橋の真ん中あたりに来ると、[r]
川の奥に滝が落ちているのが見えた。[pcms]
*3218|
[fc]
[ns]大介[nse]
「な、あんまり揺れないだろ? それにさ、ほら、あそこ。[r]
 滝だぜ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_dA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*3219|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0238"]
[ns]梢[nse]
「わぁ、ほんとだ。凄いね。水しぶきが上がってる。[r]
 大介兄ちゃん、ありがとう。わたしひとりだったら、[r]
 きっと吊り橋なんて近寄らなかったと思う」[pcms]
*3220|
[fc]
[ns]大介[nse]
「渡ってみて良かっただろ?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_dA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*3221|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0239"]
[ns]梢[nse]
「うん」[pcms]
*3222|
[fc]
でもやっぱり梢は少し怖がっているようだ。[r]
片手を吊り橋の欄干にかけているけれど、片方は相変わらず[r]
俺の手を握っていて、しかも力が入りっぱなしだった。[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
*3223|
[fc]
対岸まで渡ってみると、やはりこちら側はところどころ川が[r]
深くなっている。流れが早いところもあるので、水遊びには[r]
向いていないと思えた。[pcms]
*3224|
[fc]
梢がしたいのは水遊びだろうから。[pcms]
*3225|
[fc]
[ns]大介[nse]
「水遊びするんだったら、やっぱあっちだな。[r]
 せっかく渡ったけど、戻ろっか」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_dA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*3226|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0240"]
[ns]梢[nse]
「うん。こっちは深いところがあるんだねぇ。[r]
 あっちがわのほうが、わたしむきかなぁ~」[pcms]
*3227|
[fc]
梢の手を引いたまま、ふたたび吊り橋を渡る。[r]
ちょうど真ん中あたりに来たところで、急に川面を強い風が[r]
渡ってきて吊り橋をゆらゆらと揺らした。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_dB01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
;//画面揺らし
[quake_bg xy m]
*3228|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0241"]
[ns]梢[nse]
「きゃっ。きゃぁん。揺れる……揺れるぅ。[r]
 や、やあぁ。大介兄ちゃん、怖いよぉ~」[pcms]
*3229|
[fc]
そう言いながら梢は俺の手だけでなく、腕にしがみついてきた。[pcms]
*3230|
[fc]
予想外に生肌がぴとっとくっつく感触と、ふにゅっとした感触が[r]
俺の腕を覆ってくる。[pcms]
*3231|
[fc]
前に幼児体型だなんて言って悪かったよ、梢。[r]
まるで無い……わけではなかった。柔らかいけれど反発力の[r]
ある感触が、俺の腕に押しつけられていた。[pcms]
*3232|
[fc]
[ns]大介[nse]
「だ、大丈夫だって。ほ、ほらもう揺れがおさまってきたぜ」[pcms]
*3233|
[fc]
吊り橋の揺れよりも、俺は腕に感じている感触の方に[r]
動揺していたかもしれない。[pcms]
*3234|
[fc]
俺は片手で必死に吊り橋の欄干を握りながら、脚を踏ん張って[r]
バランスを取った。そうしているうちに、少しずつ横揺れが[r]
おさまってきていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="nt_UP_dA10"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=40][trans_c cross time=150]
*3235|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0242"]
[ns]梢[nse]
「ふにゃぁ……怖かったぁ……やっぱり吊り橋って怖いぃ……」[pcms]
*3236|
[fc]
[ns]大介[nse]
「はいはい。誘った俺が悪かったよ。[r]
 ほれ、早く渡りきっちまおうぜ、梢」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*3237|
[fc]
まだ少し揺れていたけれど、梢のしがみつきが少し弱くなったので[r]
そのまま引っ張りながら俺たちは吊り橋の往路を渡りきった。[pcms]
*3238|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0243"]
[ns]梢[nse]
「冷や汗……かいちゃった。早く川で洗っちゃお~っと」[pcms]
*3239|
[fc]
陸地にたどり着いた途端、梢はそんな事を呟きながら、[r]
川岸に楽しげに走っていく。[pcms]
*3240|
[fc]
俺はその弾むような足取りの後ろ姿をゆっくりと追い掛けた。[pcms]
*3241|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0244"]
[ns]梢[nse]
「きゃあっ! 冷た~いっ! でも、気持ちいい~!」[pcms]
*3242|
[fc]
足でバチャバチャと水を跳ね上げている。[r]
上がった水しぶきが、陽の光を受けてキラキラと輝き[r]
梢の水着姿を彩っていた。[pcms]
;//白フェード
[white_toplayer][trans_c cross time=500][hide_chara_int_w]
[sysbt_meswin clear]
;//◆_能登屋梢 川遊びイベント絵 nt_H001
[evcg storage="nt_N001a"][trans_c cross time=300]
[sysbt_meswin]
*3243|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0245"]
[ns]梢[nse]
「ん~冷たくて気持ちいい~。川の水って海と違って、[r]
 プールとも違って、サラサラしてて気に入っちゃった~」[pcms]
*3244|
[fc]
全身を川にひたすには、小柄な梢にとっても浅かったようだ。[r]
寝そべるような形で、梢は川の流れを楽しんでいた。[pcms]
*3245|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0246"]
[ns]梢[nse]
「大介兄ちゃんも入らない? 気持ちいいよ」[pcms]
*3246|
[fc]
[ns]大介[nse]
「俺は……水着持ってきてないからな」[pcms]
*3247|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0247"]
[ns]梢[nse]
「足だけでも気持ちいいと思うけどなあ~」[pcms]
*3248|
[fc]
[ns]大介[nse]
「うーーん。取り敢えずやめておく」[pcms]
*3249|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0248"]
[ns]梢[nse]
「ええ~。つまんないのぉ」[pcms]
*3250|
[fc]
いや、梢の水遊びの姿を見てるだけで、[r]
俺は十二分につまんなくないから。[pcms]
*3251|
[fc]
もちろん、そんな事、口に出しては言わないけどな。[pcms]
*3252|
[fc]
華奢なだけではない梢のラインを俺は楽しんでいた。[pcms]
*3253|
[fc]
陽の光でさっきの水しぶき同様、川面が耀いている。[r]
独特の光の輪を作っていて、その輪が梢の身体のラインにそって[r]
ゆっくりと流れていっていた。[pcms]
;//♂:レイヤー97の表情希望。
[evcg storage="nt_N001b"][trans_c cross time=300]
*3254|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0249"]
[ns]梢[nse]
「……大介兄ちゃん……あんまりじっと見ないでよぉ……」[pcms]
*3255|
[fc]
俺の視線に気付いたのか、冷たい水の中にいるにもかかわらず、[r]
少し頬を染めた梢が呟く。[pcms]
*3256|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そりゃしょうがないだろー。[r]
 俺の目の前には梢しかいないんだし」[pcms]
*3257|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0250"]
[ns]梢[nse]
「それは、そうなんだけどぉ……でも、ちょっと恥ずかしいよぉ」[pcms]
*3258|
[fc]
[ns]大介[nse]
「いや、この前は悪かったなって。部屋の中じゃ今ひとつ[r]
 ピンと来てなかったんだけどさ。外で見ると違うもんだなって」[pcms]
*3259|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0251"]
[ns]梢[nse]
「え? なんのこと?」[pcms]
*3260|
[fc]
[ns]大介[nse]
「水着だよ。似合ってるよ、梢に。可愛らしいよ。[r]
 今度は、海に行こうな」[pcms]
;//♂:レイヤー96の表情希望
[evcg storage="nt_N001c"][trans_c cross time=300]
*3261|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0252"]
[ns]梢[nse]
「ほんとぉ? 嬉しい、大介兄ちゃんっ!」[pcms]
*3262|
[fc]
『嬉しい』というのが、果たして水着を褒めたことなのか、[r]
それとも海に行く事に掛かっているのか判断しかねたが、[r]
梢は頬を染めたまま、可愛らしい笑顔を俺に向けてくれていた。[pcms]
*3263|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0253"]
[ns]梢[nse]
「そういうことならぁ、いいよ~……わたしを見てても。[r]
 ……なぁんてね。えへへっ」[pcms]
*3264|
[fc]
照れ隠しなのか、梢が水を俺に向かって跳ね上げてくる。[r]
俺はお返しに手を突っ込んで梢に水しぶきを掛けかえした。[pcms]
*3265|
[fc]
[vo_koz s="kozu_0254"]
[ns]梢[nse]
「きゃあんっ! 冷た~いっ! うふふ。楽しい~」[pcms]
*3266|
[fc]
掛けられた水しぶきは夏の日差しであっという間に乾いていく。[r]
梢は実に嬉しそうにはしゃぎ、眺めているだけの俺も[r]
ときに水の掛け合いをしたりして、楽しい時間を過ごした。[pcms]
;//〆:合流へ
[jump storage="A0090_M.ks" target=*A0090_M]
;//----------------------------------------------------------