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*D0010_zap_TOP
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;{SceneSet 真坂の心}
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;//タイトル:真坂の心。
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;//----------------------------------------------------------
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;//file名 :D_zap001
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;//登場人物:真坂
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;//服装 :真坂と主人公
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;//日付 :8/9
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;//時間 :午後5時30~
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;//場所 :屋上
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;//予想容量:5kb
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;//----------------------------------------------------------
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;//〆:視点・真坂
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;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み
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;//〆:サバイバル1STフロー・31のマーク点灯フラグ
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;//♂:ここまでセット
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;<Mov g_zap301,1>
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;<Mov flow_page,4>
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;<Mov flow_no,31>
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;//♪_BGM15 フェードイン
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[bgm storage="bgm15"]
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;//★_山奥の学園屋上 夜(灯り無し) bg28c.bmp
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[bg storage="bg28c"][trans_c cross time=500]
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[sysbt_meswin]
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*8048|
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[fc]
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仙道君の背中を追いながら、屋上へと出た。[r]
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見上げると、夕べは見る余裕が無かった星空が広がっていた。[r]
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山から吹き下ろす風が、冷たくて気持ちが良かった。[pcms]
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*8049|
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[fc]
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仙道君は柵のきわまで寄って、遠くを眺めていた。[r]
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私も、並ぶように立って、仙道君が見ているのと同じ方向を[r]
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見つめる。私や仙道君が生活していた街がある方向を。[pcms]
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*8050|
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[fc]
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暗い……明かりがほとんどないから、夜空と街の境目が曖昧に[r]
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なっていた。少し青みを帯びた空の下に、真っ黒い大地が[r]
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どこまでも広がっているように見えた。[pcms]
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*8051|
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[fc]
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仙道君は、今どんな気持ちで、この風景を見ているのだろう……。[pcms]
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*8052|
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[fc]
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冴子さんがさっき言っていたこと。『おつきあい始めたのぉ~?』[r]
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冴子さんは軽い気持ちで言ったのかも知れないけれど……。[pcms]
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*8053|
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[fc]
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私の小さい頃からの唯一の理解者で、大事な友達の冴子さんが[r]
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言った言葉……私をよく知っているひとの言葉……。[r]
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だから、私は正直冴子さんに見透かされたのかと思った。[pcms]
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*8054|
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[fc]
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私は……仙道君に惹かれはじめているんだと思う。[r]
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仙道君が今までに見せてきた行動、考え方……どことなく[r]
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惹かれる何かがある。[pcms]
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*8055|
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[fc]
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もしかしたら、少ししか記憶がないお父さんに、[r]
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似ているところがあって、惹かれているのかもしれない。[pcms]
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*8056|
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[fc]
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……本当にそうだろうか……。[r]
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優しかったお父さん。[r]
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でも、私とお母さんを捨てたお父さん。[pcms]
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*8057|
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[fc]
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仙道君は優しいけれど、お父さんとは似ていない。[r]
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仙道君なら、決して見捨てたりしないだろうと思う。[pcms]
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*8058|
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[fc]
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私は『理想の父親像』なんてものを、仙道君の中に[r]
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見ているのかもしれない……。[pcms]
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*8059|
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[fc]
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私の今の気持ちを仙道君にぶつけたら、仙道君は何て言うだろう。[r]
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いつもみたいに、前向きで私にとっては新鮮な感覚の言葉を[r]
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聞かせてくれるのだろうか……?[pcms]
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*8060|
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[fc]
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いいえ……こんな事を仙道君に言っても迷惑になるだけだ。[r]
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仙道君は私の話に、真剣に耳を傾けてくれるけれど、[r]
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これは、言うべき事では無いと思う。[pcms]
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*8061|
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[fc]
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そもそも仙道君は友達として仲間として、接してくれてるだけで、[r]
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冴子さんが言っていたような、付き合うような対象には、私は[r]
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ならないと思う。[pcms]
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*8062|
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[fc]
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将来に夢も希望も持っているような仙道君からみれば、[r]
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いつも後ろ向きな考えが真っ先に浮かんで、励まされて[r]
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ばかりいる私なんて、恋愛の対象にはなり得ないと思う。[pcms]
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*8063|
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[fc]
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私なんて、仙道君にはふさわしくない……。[r]
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そんな私の気持ちをぶつけられても、迷惑にしかならない。[pcms]
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*8064|
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[fc]
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仙道君は眞琴さんと、お付き合いをしているのだと思っていた。[r]
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クラスの噂で聞いた事だけれど、ふたりの仲の良さそうな[r]
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様子を見れば、本当の事なんだと私は思っていた。[pcms]
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*8065|
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[fc]
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だけど、違うらしい。前にこっそり眞琴さんに訊いてみた。[r]
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仙道君とお付き合いしているのかと……。眞琴さんは[r]
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顔を赤らめて、手を振りながらすぐに否定の言葉を言っていた。[pcms]
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*8066|
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[fc]
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どうしてそんな事を訊くのかと問われ、逆に私はとまどった。[r]
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なぜ訊いてみようと思ったのか、そのときはわからなかった。[r]
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でも、噂が耳に入ったからとか、なんとか答えた気がする。[pcms]
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*8067|
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[fc]
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今思い返せば、あの頃から、私は仙道君に惹かれ始めていたのかも[r]
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しれない。だから、眞琴さんと付き合っているのかどうか、[r]
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気になったんだと思う……。[pcms]
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*8068|
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[fc]
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恋心なのかと問われたら、自信はない。[r]
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気になる存在ではあるけれど……。[r]
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もしかしたら、単に理想の父親像の投影なのかもしれない。[pcms]
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*8069|
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[fc]
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このひとなら、私を守ってくれて、今までの閉塞的な[r]
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私の世界を壊してどこかに連れ出してくれるかもしれない。[pcms]
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*8070|
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[fc]
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そんな願いを叶えてくれそうな何かを、私は仙道君の中に[r]
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見いだしているのかもしれない。[pcms]
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*8071|
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[fc]
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仙道君は好きなひとが居るのかしら……。[r]
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お付き合いしたいと思っているひとが、心の中にいるのだろうか。[pcms]
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*8072|
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[fc]
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最初は、眞琴さんなのかと思ったけど違っていた。[r]
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じゃあ梢さんなのかなとも思ったのだけれど、人間関係に[r]
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うとい私には、よくわからなかった。[pcms]
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||
[ChrSetEx layer=5 chbase="sn_bA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
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*8073|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「……ははっ」[pcms]
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*8074|
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[fc]
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急に仙道君が小さく笑い声を上げた。ちらりと見ると、[r]
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何か苦笑しているような感じに見えた。[r]
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街を見ながら、仙道君は何を考えていたんだろう……。[pcms]
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*8075|
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[fc]
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[vo_aya s="aya_0689"]
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[ns]絢[nse]
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「どうかしたんですか?」[pcms]
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*8076|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「え? 何が?」[pcms]
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*8077|
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[fc]
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[vo_aya s="aya_0690"]
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[ns]絢[nse]
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「今、小さく笑ってたから……」[pcms]
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[ChrSetEx layer=5 chbase="sn_bA03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
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*8078|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「えっ!! あ、ああ……その……」[pcms]
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*8079|
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[fc]
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仙道君は言い淀んでいる。風景を見ながら、何か違う事を[r]
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考えていたのかも知れない。私と同じように。[r]
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内容は違うかもしれないけれど……。[pcms]
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*8080|
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[fc]
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どうしよう……訊いてみようか……。[r]
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仙道君に好きなひとがいるのかどうか……。[r]
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付き合いたいと思っているひとが、居るのかどうか……。[pcms]
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*8081|
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[fc]
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私は、勇気を必死に奮い起こして、訊ねてみる事にした。[pcms]
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*8082|
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[fc]
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[vo_aya s="aya_0691"]
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[ns]絢[nse]
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「……仙道君、異性に……興味はある?」[pcms]
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*8083|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「へっ?!! えっ? ええっ?」[pcms]
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*8084|
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[fc]
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仙道君は、唖然とした顔をして私を見つめ返してきた。[r]
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でもすぐに、上を向いたり下を向いたりして、うろたえたような[r]
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表情を見せた。[pcms]
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*8085|
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[fc]
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無理もない。[r]
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唐突にこんな事を、こんな状況の中で訊かれたのだから。[r]
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訊かなければ良かった……。謝って終わりにしよう。[pcms]
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*8086|
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[fc]
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[vo_aya s="aya_0692"]
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[ns]絢[nse]
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「急な……質問だったわよね……ごめんなさい」[pcms]
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*8087|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「あ、あ、いや。その……実は、ちょうどその……なんというか、[r]
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恋愛とか、付き合うとか、そんな事を考えていたんだ……。[r]
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俺も誰かと将来付き合うことがあるのかなーなんてさ」[pcms]
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*8088|
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[fc]
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[ns]大介[nse]
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「だから、その、真坂さんの質問がちょっとタイミングが[r]
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良すぎてさ……焦った」[pcms]
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*8089|
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[fc]
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まさか仙道君も似たような事を考え込んでいたとは思わなかった。[r]
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私と同じように冴子さんの言葉が引き金になったのかもしれない。[r]
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ごまかす事も出来たのに、仙道君は本当にまっすぐだ。[pcms]
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*8090|
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[fc]
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私は、なんだか嬉しくなっていた。[r]
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やはり仙道君は私のお父さんとは違う。[r]
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もっと頼りになる、心強くて正直なひとなんだと感じていた。[pcms]
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*8091|
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[fc]
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[vo_aya s="aya_0693"]
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[ns]絢[nse]
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「……ふふっ。本当に仙道君って、正直ね……」[pcms]
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*8092|
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||
[fc]
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||
[ns]大介[nse]
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「いや、その……えっと。でも、何で急にそんな事を?」[pcms]
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*8093|
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[fc]
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髪が風で舞い上がる。仙道君の顔がよく見えない。[r]
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私は髪を指で撫でつけながら、仙道君の問いに答える事にした。[pcms]
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*8094|
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[fc]
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理想の父親像なんて事には触れずに。[r]
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でも、私の恋愛観や気持ちを少しでもわかってもらえるように、[r]
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なるべく自分の気持ちに正直に。[pcms]
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*8095|
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[fc]
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私は少しの期待を込めながら、仙道君の質問のために[r]
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口を開いた。[pcms]
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;//井上 Zapからの戻りなので処理
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;[zapend_random]
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[zapfade]
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||
;//井上 次ファイル読み込みのためにセット
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[bg storage="bg28c"][trans_c cross time=500]
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;//〆フラグ成立:true_ON
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;//♂メモ:上記死にフラグじゃね?
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;//井上 メモ・削除
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;//<Mov true,1>
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;//→戻り先:D0020.txt 冒頭へ
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[jump storage="D0020.ks" target=*D0020_TOP]
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