kansen-4/Kansen4_patch/d0020_a.ks
2023-12-30 00:52:32 -06:00

303 lines
6.4 KiB
Text
Raw Permalink Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

*D0020_A
;//●ラベルA
;//〆kiri_dieが成立の場合
;//♪_BGM無音
;//★_山奥の学園 廊下 灯り無し bg27c.bmp前ラベルから継続
*8114|
[fc]
ふと、忘れていた事を思い出した。[r]
職員室に情報源を探しに行こうとして、そのままだった事をだ。[pcms]
*8115|
[fc]
[ns]大介[nse]
「真坂さん……職員室に行ってみないか? まだ情報源って[r]
 確保出来てないよな? それとも俺が眠っているあいだに、[r]
 誰か探してきてくれたりしたのかな?」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA04"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8116|
[fc]
[vo_aya s="aya_0699"]
[ns]絢[nse]
「あ……いいえ。ごめんなさい。仙道君が眠っているあいだ、[r]
 私たち、おしゃべりに時間を費やしてしまって……。[r]
 情報源の事は、まだ……本当にごめんなさい」[pcms]
*8117|
[fc]
[ns]大介[nse]
「いや、別にあやまんなくていいんだけどさ。[r]
 だったら、これから見に行ってみないか?[r]
 俺ひとりより、ふたりの方が、効率的だろうしさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8118|
[fc]
[vo_aya s="aya_0700"]
[ns]絢[nse]
「ええ、そうですね。行ってみましょう」[pcms]
*8119|
[fc]
廊下の窓から差し込む月明かりを頼りに瓦礫やキラキラと[r]
輝くガラス片を避け、俺と真坂さんは連れだって、[r]
職員室を目指した。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//★_山奥の学園 職員室 灯り無し bg34c.bmp
[bg storage="bg34c"][trans_c cross time=500]
;//嶺岸・BGM11に修正
;//♪_BGM07 フェードイン
[bgm storage="bgm11"]
*8120|
[fc]
職員室は、建物の隅っこの方にあった。入り口近くの電気の[r]
スイッチを押したけれど、やっぱりまだ停電していて[r]
明かりは点かなかった。[pcms]
*8121|
[fc]
窓から差し込む月明かりだけを頼りに、捜索を開始した。[r]
俺が職員室の奥側から始め、真坂さんは入り口近くからと、[r]
二手に分かれて探し始めた。[pcms]
*8122|
[fc]
ほとんど手探り状態で、机の上を探す。[r]
テレビはすぐに見つかったけれど、停電中では意味がない。[pcms]
*8123|
[fc]
ゴチャゴチャと乱雑な机や逆にキチンと整頓されている机。[r]
ここの先生達の個性が明確に表れているようだった。[pcms]
*8124|
[fc]
ノートパソコンらしきものもあったが、ケーブルは無く、[r]
ネットに繋げられなければ、やはりこれも意味が無いだろう。[pcms]
*8125|
[fc]
[ns]大介[nse]
「お……?」[pcms]
*8126|
[fc]
ようやく誰かの机の上に、ラジオらしきものが見えた。[r]
俺は確かめてみようと手を伸ばした。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA06"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8127|
[fc]
[vo_aya s="aya_0701"]
[ns]絢[nse]
「……あっ」[pcms]
*8128|
[fc]
俺が伸ばした手の先に、反対側から白い手が現れ、[r]
指先が触れあった。[r]
触れあった瞬間に、その細い指は引かれてしまっていた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cB01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8129|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ご……ごめん」[pcms]
*8130|
[fc]
[vo_aya s="aya_0702"]
[ns]絢[nse]
「い、いいえ……」[pcms]
*8131|
[fc]
俺も反射的に手を引っ込め、真坂さんと顔を見合わせていた。[r]
ちょうど職員室の真ん中あたりの机だった。[pcms]
*8132|
[fc]
職員室の両端から探していた真坂さんと俺は、同じタイミングで[r]
その机の上にラジオらしきものを見つけ、そして同じタイミングで[r]
お互いそれを取ろうと手を伸ばした先での出来事だった。[pcms]
*8133|
[fc]
[ns]大介[nse]
「どれ……、聞こえるといいけどな……」[pcms]
*8134|
[fc]
真坂さんが手に取る様子が無かったので、俺は、再度手を伸ばして[r]
ラジオを持ち上げた。裏を返すと電池を入れる場所があって、[r]
開けてみると電池がそこに収まっていた。[pcms]
;//■_ラジオのチューニング
[se buf=0 storage="se052"]
*8135|
[fc]
スイッチを入れるとノイズが流れた。[r]
周波数を合わせようといじると、音楽が流れ始めた。聞き覚えが[r]
ある音楽だ。確かニュース番組のあいまに流れていたやつだ。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8136|
[fc]
[vo_aya s="aya_0703"]
[ns]絢[nse]
「電池で動くタイプなんですね」[pcms]
*8137|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ああ、そうみたいだ。これなら教室に持って行って[r]
 向こうでみんなで聴けるな」[pcms]
*8138|
[fc]
[vo_aya s="aya_0704"]
[ns]絢[nse]
「ええ、そうですね」[pcms]
*8139|
[fc]
[ns]大介[nse]
「じゃあ、教室に戻ろうか」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8140|
[fc]
[vo_aya s="aya_0705"]
[ns]絢[nse]
「はい」[pcms]
;//■_ラジオをぶつりと切る音
[se buf=0 storage="se118"]
*8141|
[fc]
ラジオのスイッチをいったん切る。入り口に近い真坂さんに、[r]
先に行くようにと促した。[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*8142|
[fc]
真坂さんは、こくりとうなずいて、踵を返した。[r]
ところが、一歩踏み出した途端、何につまずいたのか[r]
わからないけれど、ぐらっとバランスを崩した。[pcms]
*8143|
[fc]
[ns]大介[nse]
「危ないっ!」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cA06"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*8144|
[fc]
[vo_aya s="aya_0706"]
[ns]絢[nse]
「きゃっ……ご、ごめんなさい」[pcms]
*8145|
[fc]
真坂さんの腕を掴む事が出来て、かろうじて彼女は[r]
倒れ込む事もなく、なんとかバランスを取り戻していた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_cB01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*8146|
[fc]
[ns]大介[nse]
「大丈夫か? なんだか、危なっかしいな……」[pcms]
*8147|
[fc]
[vo_aya s="aya_0707"]
[ns]絢[nse]
「いえ……大丈夫です。ありがとう……」[pcms]
*8148|
[fc]
[ns]大介[nse]
「んー……」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*8149|
[fc]
俺は腕から手へと掴む場所を変えた。[r]
月明かりがあるとはいえ、確かに薄暗い。[r]
怪我をしたら大変だから、教室まで誘導した方がいいだろう。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cB01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8150|
[fc]
[vo_aya s="aya_0708"]
[ns]絢[nse]
「あ、あの……」[pcms]
*8151|
[fc]
[ns]大介[nse]
「怪我でもさせたら、俺がみんなに怒られるからさ。[r]
 教室までこのままで行こうよ。実はさっき歩いているときも、[r]
 後ろが気になってたんだ。コケたりしないかってさ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_cA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*8152|
[fc]
[vo_aya s="aya_0709"]
[ns]絢[nse]
「……わかりました。ごめんなさい心配させて……。[r]
 よろしくお願いします」[pcms]
*8153|
[fc]
律儀に真坂さんはペコリと手を握ったまま頭を下げてきた。[r]
俺は、女の子の、真坂さんの手を握れて、実はちょっと[r]
上機嫌になっていた。[pcms]
*8154|
[fc]
[ns]大介[nse]
「じゃあ、戻ろう。足元くれぐれも気をつけてな」[pcms]
*8155|
[fc]
[vo_aya s="aya_0710"]
[ns]絢[nse]
「はい」[pcms]
[chara_int][trans_c cross time=150]
*8156|
[fc]
手を繋いだまま、俺と真坂さんは職員室をあとにした。[r]
情報源になるはずのラジオを空いた手に持ちながら。[pcms]
;//BGMフェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
;^<SoundRun 0,Stop,ON,2000>
;//〆:合流1へ
[jump storage="D0020_C.ks" target=*D0020_C]
;//----------------------------------------------------------