kansen-4/Kansen4_patch/f0010_p.ks
2023-12-30 00:52:32 -06:00

544 lines
12 KiB
Text
Raw Permalink Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

*F0010_P
[eval exp="sf.SRP30 = 1"]
[if exp="tf.scene_mode==0"][jump target=*NORMAL_GAME][endif]
;タイトルから即回想きた時用にウィンドウの設定
;[winset][scene_exp_init]
;回想モードで選択肢やウィンドウ表示、背景、BGM再生必要ならここで。
[jump target=*scene39_START]
*NORMAL_GAME
;//●ラベルA2
;//〆E0030ma_A2が成立の場合
;//♂:フローチャートマップ用フラグの埋め込み
;//〆:サバイバル2Ndフロー・17のマーク点灯フラグ
;//♂:ここまでセット
;<Mov g_te401,1>
;<Mov flow_page,5>
;<Mov flow_no,17>
;//回想開始箇所のラベル
*scene39_START
;//★_崩壊した学園 教室 朝・昼 bg02a.bmp前ラベルから継続
[bg storage="bg02a"][trans_c cross time=0]
;//♪_BGM03 継続
;//♪_
[bgm storage="bgm15"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4829|
[fc]
振り返ると、そこには絢が立っていた。[r]
心配そうな顔つきで、俺を覗き込んでくる。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA04"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
;システムボタン&ウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4830|
[fc]
[vo_aya s="aya_1267"]
[ns]絢[nse]
「……大介君。どうかしたんですか?[r]
 何か……落胆しているように、見えたんですが……」[pcms]
*4831|
[fc]
[ns]大介[nse]
「……ああ。ちょっと落ち込んでた」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4832|
[fc]
[vo_aya s="aya_1268"]
[ns]絢[nse]
「何か、ありましたか?」[pcms]
*4833|
[fc]
[ns]大介[nse]
「……全部無くしちまったなって、つらつら考えてたんだ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aB02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4834|
[fc]
[vo_aya s="aya_1269"]
[ns]絢[nse]
「……」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
*4835|
[fc]
絢は、隣の席の椅子を引くと、俺の顔を見ながら席に着いた。[r]
そしてじっと真摯な眼差しで俺を見つめてきた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4836|
[fc]
[ns]大介[nse]
「……俺さ、この街にも家にも、執着してなかったんだ。[r]
 必要ならいつでも出てやろうって思ってた。でもさ、[r]
 今は違うんだ。出来るならここを離れたくないって思ってる」[pcms]
*4837|
[fc]
[ns]大介[nse]
「たぶんさ、連絡は来てないけど、俺の両親はもういないと思う。[r]
 家もいっしょに見たけど、無かっただろ?[r]
 それにさ、幼なじみの梢は、親戚の家に行っちまった」[pcms]
*4838|
[fc]
[ns]大介[nse]
「レストアの師匠だったマコトも、『アタシなりの夢を追う』[r]
 なんて言って、ふらりとどっか行っちまっただろ?[r]
 なんか、取り残された気がしてさ……」[pcms]
*4839|
[fc]
[ns]大介[nse]
「俺をここに繋ぎ止めるものが、全部無くなっちまったなって。[r]
 じゃあ、これからどうするのかって考えてたら、なんか[r]
 寂しささえ感じてさ、……落ち込んできてたんだ」[pcms]
*4840|
[fc]
絢は俺の顔をじっと見続け、俺の話を静かに聴いていてくれた。[r]
俺は心の内を吐き出す事が出来て、話をする内に、少しだけ[r]
気分が晴れてきていた。[pcms]
*4841|
[fc]
[ns]大介[nse]
「絢、相談員のひとから、話聴いたか?[r]
 ここら一帯が封鎖されるっていう話」[pcms]
*4842|
[fc]
絢は、こくりとうなずいた。[pcms]
*4843|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そっか。俺は行くアテは無いんだけどさ、ここを離れないと[r]
 ならないんだよな……。[r]
 絢はこれからどうするかアテがあるのか?」[pcms]
;//キャラ消し
[chara_int]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4844|
[fc]
絢はすっと椅子から立ち上がり、俺の手を引っ張った。[r]
そして俺は手を引かれたまま、外へと連れ出された。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//キャラ消し
[chara_int][trans_c cross time=150]
;//se017 教室の引き戸を開ける
[se buf=0 storage="se017"]
;//黒フェード
[black_toplayer][trans_c cross time=500][hide_chara_int]
;//♪_BGM03 フェードアウト
[fadeoutbgm time=500]
;//♪_BGM無音
;//★_崩壊した真坂の自宅 朝・昼 bg14a.bmp
[bg storage="bg14a"][trans_c cross time=500]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4845|
[fc]
絢は俺を爆撃でボロボロになった、絢の家があった集合住宅の[r]
前へと連れてきた。[pcms]
*4846|
[fc]
ここに来るまでのあいだ、絢は無言のままだった。[r]
でも、ようやく住宅の残骸を見ながら、口を開いた。[pcms]
;//♪_BGM16 フェードイン
[bgm storage="bgm16"]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA04"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4847|
[fc]
[vo_aya s="aya_1270"]
[ns]絢[nse]
「……母の、死亡の確認が取れたんです。連絡がありました」[pcms]
*4848|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そうか……」[pcms]
*4849|
[fc]
[vo_aya s="aya_1271"]
[ns]絢[nse]
「見ての通り、家ももう無くなりました。ここは元々借りていた[r]
 家なんです。でも、それでも私にとっては、家だったんです。[r]
 でも、それも無くなってしまいました」[pcms]
*4850|
[fc]
[vo_aya s="aya_1272"]
[ns]絢[nse]
「父の所在も、もう探しようが無いんです。爆撃で……家の中の[r]
 物はあらかた焼けてしまって、手がかりを全て失いました。[r]
 私に対する問い合わせも、無かったそうです」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4851|
[fc]
[vo_aya s="aya_1273"]
[ns]絢[nse]
「私も、完全にひとりぽっちです。大介君と同じです」[pcms]
*4852|
[fc]
[ns]大介[nse]
「……」[pcms]
*4853|
[fc]
[vo_aya s="aya_1274"]
[ns]絢[nse]
「……」[pcms]
*4854|
[fc]
俺たちふたりは、無言で見つめ合っていた。[r]
お互いの心情を慰め合うような、確認しあうような、[r]
そんな雰囲気に包まれていた。[pcms]
*4855|
[fc]
[vo_aya s="aya_1275"]
[ns]絢[nse]
「母の死が知らされたのは、数日前の事なんです。でも、私は[r]
 何処かに行こうとは思わなかった。母がこの地に眠っている。[r]
 そこから離れるわけにはいかないと思っていたんです」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aB02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4856|
[fc]
[vo_aya s="aya_1276"]
[ns]絢[nse]
「でも……それではいけないのではないかと、思いました。[r]
 石郷岡さんと冴子さんの言葉を……思い出したんです。[r]
 前向きに考えなくては……って」[pcms]
*4857|
[fc]
[vo_aya s="aya_1277"]
[ns]絢[nse]
「母への思いでここに留まり続けたら、私は未だにこの場の[r]
 呪縛から逃れられていないのだと思うんです。[r]
 だから、私はこの土地から、離れる事に決めました」[pcms]
*4858|
[fc]
[ns]大介[nse]
「そっか……」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aB03"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4859|
[fc]
[vo_aya s="aya_1278"]
[ns]絢[nse]
「ええ。……ねえ、大介君。山奥の学校で私が言った事……。[r]
 大介君が私に言ってくれた事、覚えてますか?」[pcms]
*4860|
[fc]
[ns]大介[nse]
「当たり前だろ。ちゃんと覚えてるよ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA02"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4861|
[fc]
そう俺が答えると、絢はにっこりと微笑んだ。[r]
そして、俺の手をさっきよりも強く握ってきた。[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_aA01"][ChrSetXY layer=5 x=162 y=0][trans_c cross time=150]
*4862|
[fc]
[vo_aya s="aya_1279"]
[ns]絢[nse]
「では、お願いです。私をここから連れ出してください。[r]
 もしも、大介君の気持ちが、変わっていないのなら」[pcms]
*4863|
[fc]
絢の手はかすかにだけれど、震えていた。[r]
微笑みは崩れていないけれど、たぶん不安なんだ。[pcms]
*4864|
[fc]
本当にここから離れられるのかという不安。[r]
俺の気持ちが変わってやしないかという不安。[r]
そして、連れ出されることへの不安。[pcms]
*4865|
[fc]
そんないろいろの不安が、絢の手を、かすかに震わせているんだ。[pcms]
*4866|
[fc]
俺は、絢をあの日、あの場所で守ると脳裏に刻み込んだ。[r]
ここからどこかに連れ出すと約束をした。[r]
決して離さないと、誓ったんだ。[pcms]
*4867|
[fc]
だから俺は――[pcms]
;//ma_N003b.bmp
[evcg storage="ma_N003b"][trans_c cross time=500]
*4868|
[fc]
絢の手をぎゅっと握りかえし――[pcms]
;//★_
[bg storage="bg14a"][trans_c cross time=500]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4869|
[fc]
絢の綺麗な瞳を見つめ返した。[pcms]
*4870|
[fc]
[ns]大介[nse]
「絢……俺と一緒に、どこか遠くへ行こう。約束するよ。[r]
 絶対に離したりしないって。だから絢も、もうここに[r]
 心を縛られないようにしてくれ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4871|
[fc]
[vo_aya s="aya_1280"]
[ns]絢[nse]
「……はい。ありがとう、大介君」[pcms]
*4872|
[fc]
[ns]大介[nse]
「お礼なんていらないよ、絢。俺は気づかされたんだよ、絢に」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA07"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4873|
[fc]
[vo_aya s="aya_1281"]
[ns]絢[nse]
「え……?」[pcms]
*4874|
[fc]
[ns]大介[nse]
「全部、失ったわけじゃなかったって事をさ。[r]
 俺には、まだ大事な、間違いなく一番大事なものが、ちゃんと[r]
 俺のそばに残されていたって、気づいたんだ」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA01"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4875|
[fc]
[vo_aya s="aya_1282"]
[ns]絢[nse]
「……はい。私も、一番大切にしたいものが残されてました」[pcms]
*4876|
[fc]
[ns]大介[nse]
「な、良かったよな。お互い」[pcms]
[ChrSetEx layer=5 chbase="ma_UP_aA02"][ChrSetXY layer=5 x=0 y=0][trans_c cross time=150]
*4877|
[fc]
[vo_aya s="aya_1283"]
[ns]絢[nse]
「ええ」[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//◆_イベント絵真坂とキスでも背景変えてね
;//ma_N002b
[evcg storage="ma_N002b"][trans_c cross time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4878|
[fc]
俺は絢を抱き寄せ唇を重ねた。新たに誓いを立てた証に。[r]
お互いの気持ちを確認しあい、この先を一緒に歩んで[r]
いくための、最初の儀式として、唇を重ね、求め合った。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//黒フェード
[black_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int]
;//ma_N003a
[evcg storage="ma_N003a"][trans_c cross time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4879|
[fc]
[ns]大介[nse]
「絢……俺さ、車で行こうと思うんだ。バイクは駄目に[r]
 なっちまったからさ」[pcms]
*4880|
[fc]
[vo_aya s="aya_1284"]
[ns]絢[nse]
「え? でも、免許無いですよね? この前はあの騒ぎの中[r]
 うやむやになった気はしていますが。でも、この先は……」[pcms]
*4881|
[fc]
[ns]大介[nse]
「まーな。だったらさ、行けるとこまで行ってみよーぜ。[r]
 捕まったときは捕まったときだ。まあ、俺、犯罪者に[r]
 なるかも知れないけどな。無免許運転で逮捕、とかさ」[pcms]
*4882|
[fc]
[vo_aya s="aya_1285"]
[ns]絢[nse]
「……大介君が捕まるなら、私も一緒に捕まります。[r]
 絶対一緒です。私をひとりにしないでくださいね」[pcms]
*4883|
[fc]
[ns]大介[nse]
「ふたりで仲良く鉄格子の中ってのもいいかもな」[pcms]
*4884|
[fc]
[vo_aya s="aya_1286"]
[ns]絢[nse]
「ええ……覚悟しておきます」[pcms]
*4885|
[fc]
[ns]大介[nse]
「はははっ! じゃあ、決まりっ! すぐにでも、行こう」[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//ma_N004a
[evcg storage="ma_N004a"][trans_c blind_lr time=1000]
;//システムアイコン表示&メッセージウィンドウ表示
[sysbt_meswin]
*4886|
[fc]
[vo_aya s="aya_1287"]
[ns]絢[nse]
「はいっ」[pcms]
*4887|
[fc]
俺はポケットにずっと入れっぱなしにしていた車のキーを[r]
握りしめた。学園内に留め置いてある、翔くんが俺に[r]
譲ってくれた車にふたりで向かう。[pcms]
*4888|
[fc]
どこに行こうか……別に行き先を決めた訳じゃない。[r]
俺たちは、ふたりなら、きっとどこにでも行けるはずだから。[pcms]
;//システムアイコン消去&メッセージウィンドウ消去
[sysbt_meswin clear]
;//白フェード
[white_toplayer][trans_c cross time=1000][hide_chara_int_w]
;//◆_イベント絵主人公と真坂が手を繋ぐma_N002
;//ma_N003b
[evcg storage="ma_N003b"][trans_c cross time=1000]
;mm
[wait_c time=1000]
;//♪_BGM16 フェードアウト
;[fadeoutbgm time=500]
;//強制ウェイト
;[wait time=1500]
;xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
; 回想モード中なら、回想モード画面に戻る
[if exp="tf.scene_mode==1"]
[jump storage="b_scene.ks" target=*back_from_SR]
[endif]
;xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
;<Mov g_scene39,1>
;//♂ここのフェードアウトは3000ms くらい。
;//あとTW3000もプラスで。
;//そのあとでエンドムービー再生になります
;//〆:クリアフラグ成立
;//♂:アペンディクス開放
[eval exp="sf.g_clear = 1"]
[eval exp="sf.g_ma_clear = 1"]
;<Mov g_memory,1>
;<Mov g_music,1>
;<Mov g_spbgm,1>
;<Mov g_gallery,1>
[gameover]
;//〆:スタッフロールへ
;//〆:トゥルーエンドムービー
;//◎_mv_007.bmp
[movie storage="mv_007.mpg"]
;どれもクリアしてなければ
;//〆ザッピング開放フラグF0010の
;//◎_mv_004再生
[if exp="sf.g_zap_F == 0"]
[movie storage="mv_004.mpg"]
[eval exp="sf.g_zap_F = 1"]
[endif]
[returntitle][s]
;//----------------------------------------------------------