16 KiB
16 KiB
| 1 | original | ja | zh-cn |
|---|---|---|---|
| 2 | 先輩 「あいてーーッッ!! なに!?なんなの!?折角後輩と再会できたのに!」 | 先輩 「あいてーーッッ!! なに!?なんなの!?折角後輩と再会できたのに!」 | 学姐 「啊,好疼!! 什么!?怎么回事!?好不容易才见到学弟的!」 |
| 3 | スティアラ 「すみません私が叩きました! 先輩さんがぼんやりしたままモンスターに どんどん近づいていくので・・・!」 | スティアラ 「すみません私が叩きました! 先輩さんがぼんやりしたままモンスターに どんどん近づいていくので・・・!」 | 斯提亚拉 「抱歉是我敲的你! 因为看学姐你好像一边发呆 一边靠近怪物···!」 |
| 4 | ゲオルイース 「先輩はやくそいつから離れろ!! 近づけば近づくほど、幻術が強力になるぞ!!」 | ゲオルイース 「先輩はやくそいつから離れろ!! 近づけば近づくほど、幻術が強力になるぞ!!」 | 盖欧露易丝 「学姐快离那家伙远点!! 越是靠近幻术就会越强力的!!」 |
| 5 | 先輩 「げん・・・じゅつ・・・? ・・・私は、帰れてなんかいなかった・・・ まだ私は・・・こっちの世界のまま・・・。」 | 先輩 「げん・・・じゅつ・・・? ・・・私は、帰れてなんかいなかった・・・ まだ私は・・・こっちの世界のまま・・・。」 | 学姐 「幻···术···? ···我没有回去··· 我还是在···这个世界···。」 |
| 6 | ゲオルイース 「敵が攻撃態勢に入った!構えるんだ先輩っ!!」 | ゲオルイース 「敵が攻撃態勢に入った!構えるんだ先輩っ!!」 | 盖欧露易丝 「敌人要攻过来了!做好准备学姐!!」 |
| 7 | ゲオルイース 「ふぅ、なんとか倒せたな。 階段を上がってから先輩の様子が急におかしくなって 正直焦ったぞ。」 | ゲオルイース 「ふぅ、なんとか倒せたな。 階段を上がってから先輩の様子が急におかしくなって 正直焦ったぞ。」 | 盖欧露易丝 「呼,总算打倒了。 上楼以后学姐的样子突然变得很奇怪 老实说吓到我了。」 |
| 8 | \c[senk]先輩 「・・・。」 | \c[senk]先輩 「・・・。」 | \c[senk]学姐 「···。」 |
| 9 | \c[senna]先輩 「うっ・・・ぐっ・・・!」 | \c[senna]先輩 「うっ・・・ぐっ・・・!」 | \c[senna]学姐 「呜···咕···!」 |
| 10 | スティアラ 「・・・先輩さん・・・!?」 | スティアラ 「・・・先輩さん・・・!?」 | 斯提亚拉 「···学姐···!?」 |
| 11 | 先輩 「うううぅぅぅ・・・・!! 会えたと思ったのに・・・やっとあいつと・・・ 会えたと思ったのにっっ・・・!!」 | 先輩 「うううぅぅぅ・・・・!! 会えたと思ったのに・・・やっとあいつと・・・ 会えたと思ったのにっっ・・・!!」 | 学姐 「呜呜呜呜呜····!! 还以为终于能见到···那家伙了··· 还以为终于能···!!」 |
| 12 | ゲオルイース 「・・・幻術で見せられたんだな・・・ 探している後輩の姿を・・・。」 | ゲオルイース 「・・・幻術で見せられたんだな・・・ 探している後輩の姿を・・・。」 | 盖欧露易丝 「···被施加了幻术了吗··· 看到了一直在寻找的学弟的样子···。」 |
| 13 | 先輩 「これだけ探しても・・・こんなに苦労しても・・・ どこにもいないなんて・・・!!!」 | 先輩 「これだけ探しても・・・こんなに苦労しても・・・ どこにもいないなんて・・・!!!」 | 学姐 「即使找了这么久···即使这么辛苦··· 也还是找不到什么的···!!!」 |
| 14 | 先輩 「本当に死んじゃったの・・・? もう二度と会えないの・・・? もう一目すら見られないの・・・?」 | 先輩 「本当に死んじゃったの・・・? もう二度と会えないの・・・? もう一目すら見られないの・・・?」 | 学姐 「难道真的死了吗···? 再也见不到了吗···? 一眼也见不到了吗···?」 |
| 15 | 先輩 「あたしはあんたさえ居てくれたら 監獄だろうが古城だろうがどこでだって 生きていけたのに・・・っっ・・・!!!」 | 先輩 「あたしはあんたさえ居てくれたら 監獄だろうが古城だろうがどこでだって 生きていけたのに・・・っっ・・・!!!」 | 学姐 「明明只要有你在 不管是监狱还是古城 我都能活下去······!!!」 |
| 16 | 先輩 「きっと二人でいられたら・・・ どこでだって・・・幸せになれたのに・・・っっ・・・!」 | 先輩 「きっと二人でいられたら・・・ どこでだって・・・幸せになれたのに・・・っっ・・・!」 | 学姐 「要是我们两个能在一起的话··· 肯定无论在哪···都能幸福的···!」 |
| 17 | 先輩 \{「会いたいよ"ぉぉぉぉ・・・・ッッ!!!!」 | 先輩 \{「会いたいよ"ぉぉぉぉ・・・・ッッ!!!!」 | 学姐 \{「好想再见到你啊啊····!!!!」 |
| 18 | スティアラ 「・・・っ・・・・」 | スティアラ 「・・・っ・・・・」 | 斯提亚拉 「···呜····」 |
| 19 | ゲオルイース 「・・・。」 | ゲオルイース 「・・・。」 | 盖欧露易丝 「···。」 |
| 20 | \c[geoi]ゲオルイース 「・・・先輩聞いてくれ。 君にとっては冗談のように聞こえるのだろうが 私たちは三年前まで、本物の戦争をしていた。」 | \c[geoi]ゲオルイース 「・・・先輩聞いてくれ。 君にとっては冗談のように聞こえるのだろうが 私たちは三年前まで、本物の戦争をしていた。」 | \c[geoi]盖欧露易丝 「···学姐听我说。 虽然在你听来可能是在开玩笑 但是我们在三年前,经历了真正的战争。」 |
| 21 | \c[geoi]ゲオルイース 「世界の人口は半減し・・・敵に次々と故郷を追われ、 大切な物を全て略奪され、戦える者は残りわずか。 私たちはどうしようもないところまで追い込まれた。」 | \c[geoi]ゲオルイース 「世界の人口は半減し・・・敵に次々と故郷を追われ、 大切な物を全て略奪され、戦える者は残りわずか。 私たちはどうしようもないところまで追い込まれた。」 | \c[geoi]盖欧露易丝 「全世界的人口减半···被敌人一次次夺走故乡, 所有重要的东西都被夺走了,能战斗的人也所剩无几。 我们已经被逼到了绝境。」 |
| 22 | \c[geoee]ゲオルイース 「しかしその絶望的な戦争に私たちは勝利した。 ・・・なぜだか分かるか・・・?」 | \c[geoee]ゲオルイース 「しかしその絶望的な戦争に私たちは勝利した。 ・・・なぜだか分かるか・・・?」 | \c[geoee]盖欧露易丝 「但是即使是那场绝望的战争也是我们胜利了。 ···你知道为什么吗···?」 |
| 23 | 先輩 「ううっ・・・わかんないけど・・・っ 努力とか友情とか・・・・・・そういうのっ?」 | 先輩 「ううっ・・・わかんないけど・・・っ 努力とか友情とか・・・・・・そういうのっ?」 | 学姐 「呜呜···虽然不太明白··· 是因为努力和友情······什么的吗?」 |
| 24 | \c[geoee]ゲオルイース 「【諦めなかった】からだ・・・! どれだけ辛くとも、どれだけ絶望的であろうと 私たちは前に進み続けた。」 | \c[geoee]ゲオルイース 「【諦めなかった】からだ・・・! どれだけ辛くとも、どれだけ絶望的であろうと 私たちは前に進み続けた。」 | \c[geoee]盖欧露易丝 「是因为【永不放弃】···! 无论多艰辛,无论多绝望 我们都会继续前进。」 |
| 25 | 先輩 「・・・っ・・・」 | 先輩 「・・・っ・・・」 | 学姐 「···呜···」 |
| 26 | \c[geoee]ゲオルイース 「進むからこそ、次のやり方が見つけられる。 進むからこそ、新たな知恵を生み出せる。 進むからこそ、人は確かに進化する。」 | \c[geoee]ゲオルイース 「進むからこそ、次のやり方が見つけられる。 進むからこそ、新たな知恵を生み出せる。 進むからこそ、人は確かに進化する。」 | \c[geoee]盖欧露易丝 「只有前进,才会知道下一步怎么走。 只有前进,才会获得新的知识。 只有前进,人才会真正的进化。」 |
| 27 | \c[geoi]ゲオルイース 「先輩の大切な人が今どうなっているか・・・ 綺麗な妄想を伝えて励ますつもりはない。 あの戦争を生き抜けた私から言えることはひとつだけ。」 | \c[geoi]ゲオルイース 「先輩の大切な人が今どうなっているか・・・ 綺麗な妄想を伝えて励ますつもりはない。 あの戦争を生き抜けた私から言えることはひとつだけ。」 | \c[geoi]盖欧露易丝 「学姐重要的人现在到底怎么样··· 我不知道,也不想说些好听的来安慰你。 但经历了那场战争的我能说的只有一句。」 |
| 28 | \c[geoi]ゲオルイース \{「結末を迎えるまで・・・決して諦めるな!」 | \c[geoi]ゲオルイース \{「結末を迎えるまで・・・決して諦めるな!」 | \c[geoi]盖欧露易丝 \{「直到面对终结···否则绝不要放弃!」 |
| 29 | 先輩 「・・・っっ・・・!」 | 先輩 「・・・っっ・・・!」 | 学姐 「···呜呜···!」 |
| 30 | 先輩 「・・・っ!」 | 先輩 「・・・っ!」 | 学姐 「···!」 |
| 31 | 先輩 「そう・・・だね・・・っ・・・」 | 先輩 「そう・・・だね・・・っ・・・」 | 学姐 「是···呢······」 |
| 32 | \l[seni]先輩 「あたしが諦めて・・・こんなところで泣いてたら あいつをいつまでも見つけてやれない・・・。」 | \l[seni]先輩 「あたしが諦めて・・・こんなところで泣いてたら あいつをいつまでも見つけてやれない・・・。」 | \l[seni]学姐 「我要是在这里哭着放弃了的话 就永远找不到那家伙了···。」 |
| 33 | \r[geoee]ゲオルイース 「・・・。」 | \r[geoee]ゲオルイース 「・・・。」 | \r[geoee]盖欧露易丝 「···。」 |
| 34 | \l[sene]先輩 「・・・へへ・・・もっと頑張るよ!あたし!」 | \l[sene]先輩 「・・・へへ・・・もっと頑張るよ!あたし!」 | \l[sene]学姐 「···嘿嘿···要更加努力才行!我!」 |
| 35 | \r[sty2e]スティアラ 「その意気です!先輩さんっ!」 | \r[sty2e]スティアラ 「その意気です!先輩さんっ!」 | \r[sty2e]斯提亚拉 「就是这份意志!学姐!」 |
| 36 | \l[senee]先輩 「なんかさ・・・妙な説得力あるよね、ゲオ姉さんて。」 | \l[senee]先輩 「なんかさ・・・妙な説得力あるよね、ゲオ姉さんて。」 | \l[senee]学姐 「总感觉···盖欧姐莫名的有说服力呢。」 |
| 37 | \r[geoee]ゲオルイース 「まず、その"ゲオ姉さん"というのをいい加減やめろ。 同い年くらいだと言ってるだろうが。」 | \r[geoee]ゲオルイース 「まず、その"ゲオ姉さん"というのをいい加減やめろ。 同い年くらいだと言ってるだろうが。」 | \r[geoee]盖欧露易丝 「首先,这"盖欧姐"的称呼你差不多别叫了吧。 我不是说过我跟你差不多大嘛。」 |
| 38 | \l[senee]先輩 「ふふ・・・18000才の同い年ね・・・。 ・・・よし!」 | \l[senee]先輩 「ふふ・・・18000才の同い年ね・・・。 ・・・よし!」 | \l[senee]学姐 「嘿嘿···跟18000岁差不多大吗···。 ···好!」 |
| 39 | \l[sene]先輩 「後輩探し、もう少し手伝って!ゲオルイース!!」 | \l[sene]先輩 「後輩探し、もう少し手伝って!ゲオルイース!!」 | \l[sene]学姐 「为了找到学弟,再帮我一下吧!盖欧露易丝!!」 |
| 40 | \r[geoe]ゲオルイース 「任せろ。 諦めの悪さの手本を見せてやる。」 | \r[geoe]ゲオルイース 「任せろ。 諦めの悪さの手本を見せてやる。」 | \r[geoe]盖欧露易丝 「交给我好了。 我可是决不放弃的典范。」 |
| 41 | \r[sty2e]スティアラ 「私も及ばずながらお手伝いし続けますよ!」 | \r[sty2e]スティアラ 「私も及ばずながらお手伝いし続けますよ!」 | \r[sty2e]斯提亚拉 「我也会尽绵薄之力帮忙的!」 |
| 42 | \l[karn]カラの騎士 「・・・!」 | \l[karn]カラの騎士 「・・・!」 | \l[karn]空铠的骑士 「···!」 |
| 43 | \l[sene]先輩 「ありがとう・・・! きっと・・・いや絶対見つけるからっ! さっさと出てきなさいよ・・・バカ後輩っ!!」 | \l[sene]先輩 「ありがとう・・・! きっと・・・いや絶対見つけるからっ! さっさと出てきなさいよ・・・バカ後輩っ!!」 | \l[sene]学姐 「谢谢···! 一定···不对绝对要找到他! 快给我出来啊···笨蛋学弟!!」 |
| 44 | \r[geoe]ゲオルイース 「では古城を進もう。 最上階まで登ればまた違った物が見えてくるはずだ!」 | \r[geoe]ゲオルイース 「では古城を進もう。 最上階まで登ればまた違った物が見えてくるはずだ!」 | \r[geoe]盖欧露易丝 「那么就往古城前进吧。 去到最上层肯定会发现些什么的!」 |
| 45 | \l[sene]先輩 「おっけい!」 | \l[sene]先輩 「おっけい!」 | \l[sene]学姐 「OK!」 |
| 46 | ――その頃――。 | ――その頃――。 | ――此时――。 |
| 47 | 古城最上階・・・。 かつて王の謁見室であった広大な部屋は 暗く静かに佇んでいた・・・そして奇妙なことに。 | 古城最上階・・・。 かつて王の謁見室であった広大な部屋は 暗く静かに佇んでいた・・・そして奇妙なことに。 | 古城最上层···。 过去作为王的谒见室的巨大房间 被黑暗和寂静包围着···而奇怪的是。 |
| 48 | 天井からは無数に吊り下げられた塊。 何重にも糸が巻かれているため、中がどうなっているのか それを見て取ることはできない。 | 天井からは無数に吊り下げられた塊。 何重にも糸が巻かれているため、中がどうなっているのか それを見て取ることはできない。 | 从天花板上垂下无数块状物。 被丝层层裹住,里面的情况无从得知。 |
| 49 | 塊の間をのっそりと進む巨大な蜘蛛がいる。 人間の女性の身体を中央に添えた歪な形の蜘蛛は いくつかの塊を擦り、気に入った塊をその身に寄せると・・・ | 塊の間をのっそりと進む巨大な蜘蛛がいる。 人間の女性の身体を中央に添えた歪な形の蜘蛛は いくつかの塊を擦り、気に入った塊をその身に寄せると・・・ | 在块状物之间移动的是一只巨大的蜘蛛。 上身是人类女性,腰部以下则是蜘蛛的怪物 在块状物之间移动,偶尔遇到喜欢的便会靠近··· |
| 50 | ずるずる・・・ずるずる・・・と 塊から何かを吸い取り、恍惚とした顔を見せる。 ・・・その塊からは・・・人間の手足がうっすらと見えた。 | ずるずる・・・ずるずる・・・と 塊から何かを吸い取り、恍惚とした顔を見せる。 ・・・その塊からは・・・人間の手足がうっすらと見えた。 | 滋噜滋噜···滋噜滋噜···的 从块状物中吸取什么,而后一脸满足的样子。 ···而从那些块状物的缝隙中··· 能勉强看到人类的手脚。 |