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2024-12-21 12:13:37 -06:00

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210000 @common_top共通パート先頭
310500 @000_CA00
410800 1533ベッドタウンを東西に貫いて都心を目指す鉄道といえば、まず思い浮かぶのは押し潰されそうな通勤ラッシュの様子だろうか。
510900 しかしその鉄道も、逆の向きに1時間も揺られれば、同じ都内とは思えない山と緑の風景が広がる。
611000 そしてすっかり山の中になった終点の駅を降り、さらにここからバスに揺られて少し奥へ向かう。
711100 すると民家もくねくねと昇り降りする道の左右に小さく開けた場所にいくつか固まって建っている、そんな雰囲気になってくる。
811200 道の片方が切り立ったように落ち込めば、そこにはいかにも水遊びによさそうな渓流が流れている。
911300 同じ都内でありながら、ここはもう立派に『田舎』だ。
1011400 僕はここに夢を叶えにやって来た。勤めていた会社を早期退職してそこそこの金を作り、この田舎に越してきたのだ。
1111600 以前の持ち主はお婆ちゃんで、何年も前に店を閉めて息子と暮らし始めたが、長年やってきた店を建て壊すのも忍びなくずっと空家にしていたそうだ。
1211700 そんないきさつで、お店をやることを条件に安価で譲ってもらえることになった。
1311800 こちらとしても、願ってもない条件だった。まさに渡りに船だったのだ。
1411900 そして、店をオープンしてそろそろ5ヶ月といったところだろうか。
1512100 わかりきったことだ。こんな田舎じゃ、お客だってそんなに多くない。
1612200 それに、店で扱っている商品はほとんどが駄菓子……つまり、僕の店は駄菓子屋なのだ。
1712300 僕が子供の頃は10円だった駄菓子も今や20円になっていたりするけど、それでも数十円の商品を売る細かい商売だ。
1812400 それ以外の商品だって、近所の人に頼まれて仕入れる洗剤やタバコ……ちょっとした生活雑貨程度。
1912500 これで儲かるわけがない。
2012600 だけど、僕には志がある。
2112700 僕が小さかった頃に食べた駄菓子の味、そして駄菓子屋に集う楽しさを今時の子にも教えたいって思うんだ。
2212800 カラフルな駄菓子を眺めながら『今日は何を食べようかな……』なんて考える楽しさ。
2312900 お小遣いの使い道を自分で決めるうれしさ。
2413000 つまり、大雑把に要約すると……
2513100 僕は女の子が好きなんだ。小さくて可愛い子が好きなんだ。
2613200 そんな子たちに近づくきっかけが欲しかったんだ。
2713300 学校のそばにある唯一の商店、しかも駄菓子屋ということもあって、開店してすぐに学校帰りの生徒達が立ち寄ってくれるようになった。
2813400 今じゃ、お客さんのほとんどの名前も覚えて友達みたいなものだ。
2913500 最近引っ越してきたあの子を除いて。
3013700 集めたゴミ箱……いや、宝箱の中から、可愛い女の子が口をつけた駄菓子の容器を拾い集めて机の上に置く。
3113800 小さなヨーグルトの菓子の容器とスプーンだ。これに女の子が口をつけていたと思うと、それだけで心臓がドキドキする。
3213900 股間も臨戦態勢だ。
3314000 主人公<名>「せっかく口をつけてくれた容器だ、これを舐めるのが一番ベストな解答……」
3414100 だが果たしてそうだろうか。
3514200 それだと心は満たされてもチンチンは気持ちよくないのである。
3614300 ではチンチンを気持よくすることに重きを置いた場合、どうなるだろう。
3714400 この容器やスプーンをチンチンにつければそれはつまり間接フェラチオとも言える状態にならないだろうか?
3814500 主人公<名>「なるほど、それは名案じゃないか?」
3914600 いや、しかしそれでチンチンを気持ちよくしてしまうと、それに口をつけて間接キス…という訳には行かなくなるな。
4014700 女の子と間接キスというより僕のチンチンを間接セルフフェラということになってしまう。
4114800 女の子が舐めた部分をべろべろ舐めるのはソプラノリコーダーを持ち出すまでもなく男子の基本行動だ。それができないのでは心が満足しないかも知れない。
4214900 主人公<名>「どちらがいいか慎重に選べってことか……」
4315000 これは悩む。
4415100 主人公<名>「いや」
4515200 女の子が舐めたのは、ヨーグルトの容器とスプーンと、2つある。つまりどちらかを舐めてどちらかでチンチンを気持ちよくすればこの問題は解決する。
4615300 しかし、次回ヨーグルトの容器とスプーンが手に入るチャンスはいつになるのだろうか?
4715400 そう考えると、こんなおいしい出物を2つ同時に使ってしまうのは大変な贅沢ではないだろうか?
4815500 そうなると、他の女の子が使った物を使うというのも手なのだが、今日はみんなおせんべいとかチョコレートを買ってたからなぁ……。
4915600 主人公<名>「ぶるっ……うぅ……」
5015700 悩ましいが、早く決めないとこの勃てたままのチンチンをどうにかしなければ。風邪を引いてしまう。
5115800 主人公<名>「よし、今日は贅沢に両方使うことにしよう!」
5215900 そう決めて、どちらを舐めてどちらをチンチンに当てるかまた少し考えた後、スプーンを舐めて容器をチンチンに当てることにして、さっそくオナニーを始めた。
5316000 主人公<名>「ああ……君がここを舐めたんだね……」
5416100 店を訪れるいかにも田舎っぽい単純で素朴そうなあの女の子のことを思い浮かべながらスプーンを咥え、小さなヨーグルトの容器に無理やりチンチンを押し込む。
5516200 主人公<名>「小さな口にチンチンを押し込んでるみたいだ……うっ」
5616300 舐め残しの容器にこびりついたヨーグルトが、ぬるぬるした感触をチンチンに伝えてくる。
5716400 実際にモノがあるという充実感は半端ない。あの女の子が出した舌を想像しながらスプーンを舐め、チンチンに容器をこすりつける。
5816500 小さなヨーグルトの容器の中にフル勃起したチンポが入るわけもないけど、ちょっとザリザリとした容器の縁の感触と容器がキュッと窄まった部分を見ていると、
5916600 それが少女の膣口のように思えて元々ギンギンだったチンチンはその想像にあっという間に達してしまう。
6016800 主人公<名>「でるでる……、うっ!」
6116900 <!ef_shasei>チンチンがびくびく痙攣する。容器からあふれそうになったのを見て、咄嗟にティッシュに持ち替えてチンポを包み込む。
6217000 この辺りの反射行動はもう慣れたものだ。伊達にオナニー歴が長くはない。
6317100 主人公<名>「ふう……たっぷり出たな」
6417200 容器に白くべたついた液体が溜まっている。
6517300 主人公<名>「まるでヨーグルトを入れ直したみたいだな。これをあの子が舐めてくれたら最高だなあ」
6617400 勢いよく出しすぎたのか、オナニー後の虚脱感とともにまぶたが重くなってきた。
6717500 僕はチンチンをティッシュで拭きつつ、いつの間にかそのまま眠ってしまっていた。
6817600 夢でもあの子の姿を見たような気がしながら……。
6917700 <!Lend_night>09000
7017800 @001_CA01CG:SA00A,KA00A
7118000 <hide><!se_inaka_semi_M>
7218100 <!Lbegin_morning>511主人公<名>「ふわあ……」
7318200 昨日はオナニーしたまま寝落ちしてしまった。畳の上で寝てしまったので体が痛い。
7418300 といっても、朝から昼にかけては全然お客さんなんて来ないので多少寝坊してもまるで問題がないのだが。
7518400 腰を叩いて背伸びして……うーん、日差しが強い。
7618500 これなら今日はいつもの子たちが来るのも期待できるかな。
7718600 この店のお客さんがここを訪れるのは昼過ぎから夕方にかけてだ。早ければ、そろそろかな。
7818700 開店準備をしながら、その時を待つ。
7918900 主人公<名>「おっ!?」
8019000 今日は3人の女の子が一緒になって来たぞ!
8119100 千恵千恵001_CA01_c_000.wavchie,private0「おいちゃん、こんにちわー!」
8219200 主人公<名>chie0「いらっしゃい! 今日も元気がいいね」
8319300 千恵千恵001_CA01_c_001.wavchie21「うん、おいちゃん! ちーちゃん元気だよ」
8419400 chie21屈託なく笑う。写真に撮っておきたいなあ。
8519500 chie21この子は、『<狭山=さやま> <千恵=ちえ>』ちゃん。僕も含めて、みんな『ちーちゃん』ってあだ名で呼んでいる。
8619600 chie21この店がオープンしてからずっときてくれる常連さんで、僕ともすっかり友達みたいなものだ。
8719700 chie21駄菓子が大好きらしく、いつも目をきらきらさせながら店の中を見回して、ホントに嬉しそうに駄菓子を買ってくれる。
8819800 chie21いっつも元気が体からはみ出してる感じがすごくいい。
8919900 chie21すごく人懐っこくて、ガードが緩そうなところなんか特に。
9020000 chie21おいちゃんと呼ばれるのも全然気にならない。むしろ嬉しいくらいだ。
9120100 千恵千恵001_CA01_c_002.wavchie1「えへへっ」
9220200 主人公<名>chie1「えへへっ」
9320300 chie1ちーちゃんと笑顔で見つめ合っていると、ちーちゃんの手を掴んでいた女の子が、少し警戒したような顔をこっちに向ける。
9420400 千恵千恵001_CA01_c_003.wavchie0「こまちゃんどうかした?」
9520500 コマココマコ001_CA01_k_000.wavkomako,private3「ううん、なんでもない」
9620600 komako3顔立ちや髪の毛の色が日本人離れしているこの子は、『こまちゃん』こと『コマコ・セメノビッチ』ちゃん。僕は、コマコちゃんと呼んでいる。
9720700 komako3ちょっと聞いた話では、ロシア人のお父さんと日本人のお母さんのハーフらしい。
9820800 komako3初めてお店に来てくれた時は、『ぼ、僕、日本語しか喋れないぞ!?』と焦ったのだが、聞くに生まれたときからずっと日本に住んでいて日本語ペラペラだそうだ。
9920900 komako3この子も、開店以来お店に来てくれる常連さんだ。
10021000 komako3と言っても、ちーちゃんと一緒にしか来てくれないし、時々なんだか避けられているけど……まぁ、それでも僕にとっては大事なお客さんだ。
10121100 千恵千恵001_CA01_c_004.wavchie1「ほら、てんかちゃんもおいでよ!」
10221200 chie1ちーちゃんは、残る一人の少し大人びた女の子にも声をかけて手招きする。
10321300 chie1べったりくっついてるコマコちゃんと違って、こっちの『てんかちゃん』は少し離れてるな。
10421400 chie1最後の子は、ここ最近店に来るようになった子だ。
10521500 chie1ちょっと垢抜けてて、ちょっと大人びた感じがする。
10621600 chie1そういえば、名前……といってもあだ名のようだけど、初めて聞いたな。
10721700 主人公<名>chie1「てんかちゃん?……を連れてきてくれたの2回目だよね? お友達?」
10821800 千恵千恵001_CA01_c_005.wavchie20「うん! 最近引っ越してきたんだよねー」
10921900 主人公<名>chie20「そうなんだ」
11022000 chie20溶け込めてない感じがするのはそのせいか。
11122100 千恵千恵001_CA01_c_006.wavchie21「都会から来たんだよねー?」
11222200 chie21ちーちゃんの言い方にちょっとおかしくなっちゃったぞ。都会の子って。
11322300 chie21自分が田舎の子だって自覚あるのかな? ここに比べればどこだって都会だろうけど。
11422400 甜花甜花001_CA01_t_000.wavchie21tenka,private15「そんなんじゃ……ないし……」
11522500 chie21tenka15てんかちゃんのほうはちょっと歯切れが悪いな。というか、どう反応したらいいか困ってるみたいだ。
11622600 主人公<名>chie21tenka15「てんかちゃん。気に入った物があったら買っていってね?」
11722700 千恵千恵001_CA01_c_007.wavchie1tenka15「今日は見つかるよね-、てんかちゃん。ほら中入ろうよ!」
11822800 主人公<名>chie1tenka15「どうぞどうぞ、いらっしゃい」
11923000 甜花甜花001_CA01_t_001.wavchie1tenka10「い、いいってば……あたしは……」
12023100 ちーちゃんは強引に甜花ちゃんの手を引いて店の中に入っていく。
12123200 <!move_short>21千恵千恵001_CA01_c_008.wavchie21「これこれ! ほら、てんかちゃん、KGBのカードあるよ!」
12223300 chie21ちーちゃんが指差したのは、女の子に大人気のアイドル『KGB48』の写真くじだ。
12323400 chie21中身の見えない袋を引っ張って外して誰が当たるかお楽しみっていう、昔からあるタイプの奴だな。
12423500 chie21まあ、きちんと許諾を取ってるようには思えない安っぽい……というか、アイドル雑誌の切り抜きやらを紙に印刷したパチモンのグッズだ。
12523600 甜花甜花001_CA01_t_002.wavchie21tenka29「そんなの……いらないもん」
12623700 千恵千恵001_CA01_c_009.wavchie3tenka29「えー? てんかちゃん、KGB嫌い?」
12723800 主人公<名>chie3tenka29「ちーちゃんたちの間でもアイドルとか流行ってるのかい?」
12823900 千恵千恵001_CA01_c_010.wavchie0tenka29「うん、みんなで交換したりして、推しメンのカード集めるんだよ。他にもアイドルカードゲームのカード集めてる子もいるよ」
12924000 chie0tenka29うん、僕もその辺はよく知ってる。
13024100 chie0tenka29せっかく駄菓子屋をやるんだから、アイドル育成カードゲームの機械入れようかとも思ったんだ。
13124200 chie0tenka29けど、あれってすごい数のカードを売れる場所にしか導入出来ないらしくて諦めたんだよな。
13224300 chie0tenka29それに、変な大人客が付いても嫌だしな。
13324400 chie0tenka29都会の電気店に設置されてる機械なんて、明らかに親でもない大人が一人で筐体を占領してたりするし。
13424500 主人公<名>chie0tenka29「ちーちゃんはアイドル好きなのかい?」
13524600 千恵千恵001_CA01_c_011.wavchie25tenka29「ちーちゃんは……うーんどうかなー。ちょっと好き?」
13624700 主人公<名>chie25tenka29「お菓子のほうが好きだもんね」
13724800 千恵千恵001_CA01_c_012.wavchie1tenka29「うんっ!!」
13824900 chie1tenka29ちーちゃんは満面の笑顔で答えた。はあ、可愛い。
13925000 千恵千恵001_CA01_c_013.wavchie21tenka29「そうだてんかちゃん、じゃあお菓子買おうよ。このお菓子おいしいんだよ!」
14025100 甜花甜花001_CA01_t_003.wavchie21tenka30「………………」
14125200 chie21tenka30一生懸命甜花ちゃんの気を引こうとしてるっぽいちーちゃんだが、相変わらず甜花ちゃんはノリが悪いな。
14225300 甜花甜花001_CA01_t_004.wavchie21tenka9「…………そんなの、いらないし。家に帰れば、おいしいチョコレートがあるし」
14325400 chie21tenka9ようやく出た返事も、突き放すような素っ気ないものだった。
14425500 千恵千恵001_CA01_c_014.wavchie25tenka9「そっかー……」
14525600 珍しくちょっと悲しそうなちーちゃんの顔を、コマコちゃんが困ったように見つめる。
14625700 それにしても、付き合い悪いな。甜花ちゃん。
14725800 でも、その割には二人について駄菓子屋に来るんだよな。写真くじだって、ホントは好きなくせに。
14825900 結局、甜花ちゃんは素直になれないだけなんだろうなぁ。
14926000 そう考えていると、ちーちゃんのほうはもうお菓子に目を向けて、そちらに夢中になっていた。
15026100 千恵千恵001_CA01_c_015.wavchie21「なんにしよっかなー!」
15126200 chie21さて、今日はお菓子を選ぶのに何分かけるのかな、ちーちゃんは。
15226300 千恵千恵001_CA01_c_016.wavchie14「うーん……えっとー……」
15326400 chie14目をきらきらさせながら棚を見て回るちーちゃん。それに、コマコちゃんが後ろからついて回る。
15426500 chie14お? もう決めたらしい。意外に早いな。
15526600 千恵千恵001_CA01_c_017.wavchieL,private0「これ! おねがいします!」
15626700 主人公<名>chieL0「はいはい、ちーちゃんはホントこれ好きだね。30円だよ」
15726900 chieL0ちーちゃんが選んだのはビスケットにチョコレートをかけた『バットチョコ』って駄菓子だ。野球のバットの絵が描いてある。
15827000 chieL0僕の子供の頃からあるロングセラー商品だな。
15927100 chieL0ホントはチョコレートが溶けるから……という理由で季節限定商品らしいのだが、僕の駄菓子屋ではジュースの冷蔵庫に入れて冷やして売っている。
16027200 chieL0いろいろな駄菓子を食べてみて欲しいっていうのもあるし、ちーちゃんが好きだからな。
16127300 千恵千恵001_CA01_c_018.wavchieL21「1枚、2枚、3枚……はいさんじゅーえんっ」
16227400 主人公<名>chieL21「はい毎度あり!」
16327500 chie21たったの30円とはいえ、ちーちゃんにとってはなかなかの金額なんだろう。きっちり数えて渡してきたところに微笑ましくなってしまう。
16427600 主人公<名>chie21「今日はすんなり決めたね」
16527700 千恵千恵001_CA01_c_019.wavchie0「この前、こっちにしておけばよかったなーって思ったんだー」
16627800 chie0なるほど。
16727900 chie0そしてちーちゃんは黒く目隠しされた部分を破らないように慎重に開封する。
16828000 chie0一応、アタリ付きなんだよな。『ヒット』4枚、『ホームラン』1枚でもう1本もらえる。
16928100 chie0ネットで調べた限りだと、一箱に一つぐらいしかアタリは入ってないらしいけど。
17028200 chie0僕も子供の頃結構食べた記憶があるけど、『ホームラン』が出た記憶は全くない。
17128300 千恵千恵001_CA01_c_020.wavchie4「うー…………あっ! ヒット!」
17228400 コマココマコ001_CA01_k_001.wavchie4komako24「ふあ……!」
17328500 chie4komako24今まであんまり反応しなかったコマコちゃんが声を上げた。
17428600 コマココマコ001_CA01_k_002.wavchie4komako1「すごいねちーちゃん、よかったね」
17528700 千恵千恵001_CA01_c_021.wavchie21komako1「うん!」
17628800 主人公<名>chie21komako1「おめでとう、ちーちゃん」
17728900 千恵千恵001_CA01_c_022.wavchie0「やったー、ちーちゃん初めてヒットでた! おいちゃん、ヒットだと何本もらえるの!?」
17829000 主人公<名>chie0「えーっと、ヒットは、4枚集めて、1本と交換だね」
17929100 千恵千恵001_CA01_c_023.wavchie5「えーっ……、1本ももらえないの? 4枚も集めないといけないんだあ……」
18029200 chie5ちょっとがっかりした感じのちーちゃん。そのテンションの落差に吹き出しそうになってしまう。
18129300 chie5なるほど、今思うと、ちーちゃんが買う駄菓子は当たり付きばかりだな。
18229400 chie5少ないお小遣いでいっぱいお菓子を食べようと、当たりくじ付き駄菓子を狙う作戦だったんだな。
18329500 主人公<名>chie5「まあ次はホームランが出るかも知れないさ」
18429600 千恵千恵001_CA01_c_024.wavchie21「うんっ、次は当てちゃう!」
18529700 chie21めげないちーちゃん、はあ、本当に可愛いなあ。
18629800 千恵千恵001_CA01_c_025.wavchie20「これ、高いけどおいしいんだよねー、食べたかったんだー」
18729900 chie20うん、分かる。だけれどおいちゃんとしてはそのお菓子だとちーちゃんが口をつけた容器やスプーンが残らないのが残念だ。
18830000 chie20ちーちゃんがしばらくこのお菓子に夢中になったらちょっと、いや、かなり残念かも知れないぞ。
18930100 千恵千恵001_CA01_c_026.wavchie0「こまちゃんはどれにするー?」
19030200 chie0コマコちゃんはようやくちーちゃんから離れて、並んだ駄菓子を見ていた。目移りしてるというより何かを探してるようで……お、選んだ。
19130300 コマココマコ001_CA01_k_003.wavkomakoL,private20「これ。ください」
19230400 komakoL20コマコちゃんが選んだのは噛めば噛むほど染み出してくる甘辛い味がたまらない串に刺してあるイカ足だ。
19330500 komakoL20最近の子にしては渋い選択かもしれないが、コマコちゃんは大好きみたいでしょっちゅう買ってくれる。
19430600 komakoL20コマコちゃんが買ってくれるのは、他にはきなこ棒だったり、ふ菓子だったり、結構渋い駄菓子だ。
19530700 主人公<名>komakoL20「20円だよ」
19630800 コマココマコ001_CA01_k_004.wavkomakoL0「はい」
19730900 主人公<名>komakoL0「はいちょうど、毎度あり!」
19831000 komako0酢漬けイカなら串が残るな……。いいぞいいぞ。
19931100 komako0お菓子を買ったちーちゃんとコマコちゃんは店の前のベンチに座り、それぞれに食べ始めた。
20031300 1000000千恵千恵001_CA01_c_027.wavchie0「いっただっきまーす……ぺろ」
20131400 1000000ちーちゃんは袋から半分ほどだけお菓子を取り出し、そしてぺろっと舐め上げた。おおおっ!
20231500 1000000途端に股間がビクンと跳ね上がった。
20331600 1000000はぁ、っ……、スプーンは手に入らないけど、これはこれで楽しめるんだよな。
20431700 1000000千恵千恵001_CA01_c_028.wavchie0「チョコ、おいしい!」
20531800 1000000ちーちゃんはにっこにこだ。袋から突き出たチョコの棒は、ちょっと細いけどまるでチンチンに見える。
20631900 1000000それをおいしそうにぺろぺろする美少女……!!
20732000 1000000主人公<名>「ちーちゃん、チョコおいしそうだねー」
20832100 1000010千恵千恵001_CA01_c_029.wavchie0「うん、チョコおいしいよ!」
20932200 1000010脳内で、ちーちゃんの言ったチョコの部分を勝手にチンチンに置き換える。チンチンおいしいよ! 最高だ!
21032400 1000010ちーちゃんはすっかり上機嫌で、ぺろぺろチョコを舐める。ぼりぼり噛んじゃわないんだな。
21132500 1000010コマココマコ001_CA01_k_005.wavkomako0「ちーちゃん、どうしてぺろぺろなめるの?」
21232600 1000000千恵千恵001_CA01_c_030.wavchie0「んーだって、なめた後にパン食べると、2回楽しめるから!」
21332700 1000000コマココマコ001_CA01_k_006.wavkomako0「そうなんだ」
21432800 1000000GJ! GJちーちゃん!
21533000 2000000変わって、イカを買ったコマコちゃんのほうは、先端を咥えてモグモグしている。
21633100 2000000主人公<名>「コマコちゃん、イカ好きだよね? どんな味? おいしい?」
21733200 2000000コマココマコ001_CA01_k_007.wavkomako0「イカの味がして、おいしい」
21833300 2000000主人公<名>「…………」
21933400 2000000『イカ臭くておいしい』だなんて、きっとおちんちんも大好きな女の子になるね!
22033500 2000000千恵千恵001_CA01_c_031.wavchie0「そういえば、もうすぐ夏休みだよねー」
22133600 2000010コマココマコ001_CA01_k_008.wavkomako0「うん、そうだね」
22233700 2000010二人並んだ美少女が、片方でぺろぺろ、片方でモグモグしながら、会話をする。
22333800 2000010そうか、もうすぐ夏休みかー。
22433900 2000010主人公<名>「いいなー夏休み。ちーちゃんたちは、夏休みは何か予定あるのかい?」
22534000 1000000千恵千恵001_CA01_c_032.wavchie0「んーん、ないけどー」
22634100 1000000ないのかよ。まあ、旅行に行くからいないよー! とか言われたらそれはそれでショックだな。
22734200 1000010千恵千恵001_CA01_c_033.wavchie0「夏休みはちょっとだけおこづかい多くもらえるんだー! だから、毎日おいちゃんのとこ来るね!」
22834300 1000010おおお、マジですか!?
22934400 1000010主人公<名>「それは嬉しいなあ! いっぱい来てほしいよ」
23034500 2000000コマココマコ001_CA01_k_009.wavkomako0「お客さん少なそうだもんね」
23134600 2000000主人公<名>「いや……うん、そうだけど……」
23234700 2000000相変わらず、コマコちゃんは素っ気ないな。おじさん、ちょっと傷つく。
23334800 2000000……ん? コマコちゃん、肩紐がずれて……おおおお!?
23434900 2000000気が付かなかったけれど、もしかして乳首チラしてませんか!?
23535000 2000000あのピンク色のはそう……だよな? もうちょっと……肩紐がずれてくれるとみ、見えそうなんだけど……。
23635100 2000000もう少しこう……角度が……。
23735300 2000010コマココマコ001_CA01_k_010.wavkomako0「? なに?」
23835400 2000010主人公<名>「え? いや、おいしそうに食べるなって思ってねーハハハ」
23935500 2000010コマココマコ001_CA01_k_011.wavkomako0「おいしいけど……」
24035600 2000010『?』という感じで首を傾げるコマコちゃん。くううう相変わらず死んじゃいそうなほど可愛いな! おまけに乳首が見えそうで、これはもう芸術だろ!
24135700 2000010しかしこっちを見られてると胸を凝視するわけにもいかない、苦しい。
24235800 2000010この可愛い顔に見つめられてるだけでも今日は百回くらい励めそうだけどな……。
24335900 2000010主人公<名>「コマコちゃんは夏休みの予定とか、あるのかい?」
24436000 2000010コマココマコ001_CA01_k_012.wavkomako0「ちーちゃんと遊ぶ」
24536100 2000010即答だった。
24636200 2000010主人公<名>「ふーん、仲良しなんだなあ」
24736300 2000010コマココマコ001_CA01_k_013.wavkomako0「うん」
24836400 2000010そっけないけど、なんだか力強いな。
24936600 1000020千恵千恵001_CA01_c_034.wavchie0「ちーちゃんとこまちゃん、仲良しだから。ねー」
25036700 1000020コマココマコ001_CA01_k_014.wavkomako0「……うん」
25136800 1000020またコマコちゃんが力強く頷く。
25236900 1000020って、ちーちゃんがまたヤバい! 足をぱたぱたさせてぺろぺろチョコを舐めてる!
25337000 1000020そして、先端のチョコがもう舐め取られてしまって、ビスケットの部分が露出している。まるでチンチンが剥かれたようだ。
25437100 1000020僕のチンチン剥いたところによく似てるじゃないか……!!
25537200 1000020それに、足を上げるもんだからその間に魅惑のパンツがチラッチラしている。
25637300 1000020許されるなら、ひと目も憚らずにここで取り出して励みたいところだ!
25737400 1000020その欲求をなんとか抑える……前屈みだぜ。店に立つときは似合わないエプロンをつけているが、これが勃起を隠すのにちょうどいいと、今気付いた。
25837500 1000020その幸せそうな様子をじっと見ていると、ちーちゃんが今まで会話に参加できてない甜花ちゃんのほうを向いた。
25937600 1000020千恵千恵001_CA01_c_035.wavchie0「それじゃ、てんかちゃんは夏休みどうするの?」
26037700 1000020甜花甜花001_CA01_t_005.wavtenka0「……え? ええと……」
26137800 1000020いきなり振られた甜花ちゃんはちょっと慌てた様子だった。
26237900 1000020甜花ちゃんもベンチに座ればいいのに、何も買ってないからか、ちょっと離れたところでこっちの様子を見ている。
26338000 1000020甜花甜花001_CA01_t_006.wavtenka0「予定とか、ないし……」
26438100 1000020千恵千恵001_CA01_c_036.wavchie0「じゃあちーちゃんたちと遊ぼうよ!」
26538200 1000020甜花甜花001_CA01_t_007.wavtenka0「遊ぶって……何してよ……」
26638300 1000020千恵千恵001_CA01_c_037.wavchie0「え? それはまだ考えてないけど……」
26738400 1000020甜花甜花001_CA01_t_008.wavtenka0「考えといてよ……、あっ、ちがう、遊ぶってわけじゃないけど……」
26838500 1000020千恵千恵001_CA01_c_038.wavchie0「夏休みまでに考えとく、だから、遊ぼ?」
26938600 1000020甜花甜花001_CA01_t_009.wavtenka0「え、ええと……」
27038700 1000020甜花ちゃん、困ってるな。でも困ってるけど嫌がってる感じでもないな。
27138800 1000020ぐうううううううう。
27239000 11主人公<名>「いまのは……」
27339100 お腹の音だ。
27439200 甜花甜花001_CA01_t_010.wavtenka24「!!」
27539300 tenka24僕、ちーちゃん、コマコちゃんの3人の視線が甜花ちゃんに集まる。鳴ったのは甜花ちゃんのお腹だった。
27639400 千恵千恵001_CA01_c_039.wavchie3tenka24「ん? あーっ、甜花ちゃんお腹すいてるんだ」
27739500 コマココマコ001_CA01_k_015.wavchie3tenka24komako3「えっと……」
27839600 甜花甜花001_CA01_t_011.wavchie3tenka11komako3「…………かっ、帰る!」
27939700 千恵千恵001_CA01_c_040.wavchie4komako3「あっ、てんかちゃん!!」
28039800 chie4komako3……うん、今のは結構大きい音だったし、恥ずかしかったのかな。
28139900 chie4komako3甜花ちゃん、実は自分も何か食べたかったんじゃないか?
28240000 千恵千恵001_CA01_c_041.wavchie28komako3「……てんかちゃん、怒っちゃったかなあ……」
28340100 主人公<名>chie28komako3「うーん、ちょっと恥ずかしかっただけだと思うよ」
28440200 千恵千恵001_CA01_c_042.wavchie25komako3「そうかなあ……」
28540300 コマココマコ001_CA01_k_016.wavchie25komako27「うん、怒ってないと思う」
28640400 chie25komako27コマコちゃんが僕に同意する。
28740500 千恵千恵001_CA01_c_043.wavchie14komako27「そうかな? ちーちゃん、てんかちゃんとお友達になりたいんだけどなあ」
28840600 主人公<名>chie14komako27「きっとね、もうちょっとすればちーちゃんのお友達になりたいって気持ち、甜花ちゃんにも伝わると思うよ」
28940700 千恵千恵001_CA01_c_044.wavchie20komako27「そうかなーそうだといいなー。でも、夏休みになる前に仲良くなりたいなあ」
29040800 主人公<名>chie20komako27「夏休み、いつからだっけ?」
29140900 コマココマコ001_CA01_k_017.wavchie20komako3「あと1週間くらい……かな」
29241000 千恵千恵001_CA01_c_045.wavchie0komako3「来週は、終業式があるんだよ」
29341100 chie0komako3そうか、そんな時期か。夏休みもちーちゃんもコマコちゃんはお店に来てくれるのかな?
29441200 chie0komako3そんなことを考えていると、地域の防災無線のスピーカーからメロディが鳴り始めた。
29541300 千恵千恵001_CA01_c_046.wavchie4komako3「あっ、おうちに帰らなきゃ!」
29641400 chie4komako3このメロディは、午後5時を知らせるメロディチャイムだ。この音楽が流れ始めると、みんな反射的に帰り支度を始める。
29741500 主人公<名>chie4komako3「そうだね、お母さんが心配するからそろそろ帰らないとね」
29841600 千恵千恵001_CA01_c_047.wavchie21komako3「うん! また明日も来るね!」
29941700 主人公<名>chie21komako3「はは、よかった。あ……コマコちゃん、食べ終わった串、もらおうか? おじさんが捨てておくから」
30041800 コマココマコ001_CA01_k_018.wavchie21komako20「……うん。はい」
30141900 chie21komako20……よし、お宝ゲット。
30242000 千恵千恵001_CA01_c_048.wavchie20komako20「じゃあこまちゃん、帰ろう?」
30342100 コマココマコ001_CA01_k_019.wavchie20komako0「うん」
30442200 千恵千恵001_CA01_c_049.wavchie1komako0「じゃーねー! おいちゃん、またねー!」
30542300 主人公<名>「はい、ありがとねー。またきてねー!」
30642400 こうして3人の美少女はそれぞれに帰っていった。
30742500 そうか夏休みか……これはみんなと仲良くなるチャンスだな。
30842600 さて、まずは脳裏にさっきの光景があざやかなうちに一発思い出しオナニーでもするか!
30942700 いや、その前に閉店準備をしてからだな!
31042800 <!Lend_scene_change>09001
31143000 @002_CA02CG:TA00A
31243200 <!Lbegin_scene_change>811あ~、さっさと閉店してしまおう。
31343300 そして、コマコちゃんが食べたイカ臭い串に、たっぷりとイカ臭い僕のザーメンを塗りたくろう。
31443400 そんなことを考えながら店頭のアイスの冷凍庫にカバーを掛けていると、後ろから声を掛けられた。
31543500 甜花甜花002_CA02_t_000.wavtenka,private3「…………まだ、やってますか?」
31643600 主人公<名>tenka3「甜花ちゃん……だっけ? うん、まだ平気だよ」
31743700 tenka3僕がそう答えると甜花ちゃんはほっとしたような顔をした。
31843800 tenka3この、ちょっとツンとした女の子……甜花ちゃんは、これまでに3度ほど閉店間際の誰もいない時間に現れたことがある。
31943900 tenka3ちーちゃん達と一緒の時は、何も買ってくれないのだが、こうして誰もいなくなる時間に一人で来てはある物を買っていく。
32044000 tenka3ある物とは、ほんの一時間前にちーちゃんに薦められていた『アイドル写真くじ』だ。
32144100 tenka3甜花ちゃんは、有名女性アイドルグループ『KGB48』と巷ではNo1人気と言われているイケメンアイドルグループが好きらしい。
32244200 tenka3お客の数も知れてるこの店じゃ、お客さんの好みもすぐに頭に入ってしまう。
32344400 <!timepass_quick>21甜花甜花002_CA02_t_001.wavtenka23「あの……これ……」
32444500 tenka23今日は有名なイケメンアイドルの写真くじを引くらしい。
32544600 主人公<名>tenka23「はいはい、一回30円だよ。好きに引いちゃっていいから後で回数を教えてね」
32644700 甜花甜花002_CA02_t_002.wavtenka3「……1枚、取りますね」
32744800 主人公<名>tenka3「はい、毎度ありー」
32844900 tenka3甜花ちゃんがどの袋を抜こうか真剣に考えている。
32945000 tenka3ランダム封入だから、選ぶことに何の意味もないんだけど……それは僕が大人になったからそう思うんだよな。
33045100 tenka3それに、女の子がああして真剣になってる姿も可愛いし……って、さっさと店仕舞いしてオナニーしないとな。
33145400 73000000甜花甜花002_CA02_t_003.wav「やったあああああ!!」
33245500 3000000うわっ、すごい声! 今の、甜花ちゃんか?
33345600 3000000手を止めて声のした方を見ると、甜花ちゃんが今しがた引いたブロマイドを見つめて大喜びしていた。
33445800 3000000甜花甜花002_CA02_t_004.wavtenka0「やった、やった! サクライくんだ!」
33545900 3000000おおおおっ、ぱ、パンチラ!
33646000 3000000その場でしゃがみ込んだ甜花ちゃんの足と足の間から、シンプルで清潔そうなパンツがちらちら見えてる!
33746100 3000000というか、パンツもすごいけどお尻から太ももに伸びるふっくらした曲線も、なんと言ったらいいのか分からない感動を呼ぶ。
33846200 3000000女の子のしゃがんだ姿って、芸術品だよな!
33946300 3000000それにしてもパンツ、ああパンツ……いい、すごくいい、しゃがみ込んでぷにぷにした太ももに押されてぷっくりしてるように見えるのがとてもいい。
34046400 3000000アイラインがもう少し低ければパンモロで見られそう、そうじゃないのがやや惜しいが、床に這いつくばったらさすがに怪しいだろうな……。
34146600 3000010甜花甜花002_CA02_t_005.wavtenka0「あ、ごめんなさい、お金……」
34246700 3000010主人公<名>「いや、そんなに慌てないでもいいけど」
34346800 3000010というか、もう少しその格好でいて欲しい!
34446900 3000010主人公<名>「甜花ちゃん、サクライくんが好きなの?」
34547000 3000010甜花甜花002_CA02_t_006.wavtenka0「う、うん……」
34647100 3000010主人公<名>「この前来たときも、写真くじ買ってたよね?」
34747200 3000010あのときは女性アイドルグループだったかな?
34847300 3000010甜花甜花002_CA02_t_007.wavtenka0「買ってたけど……」
34947400 3000010ちょっと警戒したようにしつつも頷く甜花ちゃん。
35047500 3000010主人公<名>「ほら、どうせならちーちゃん達と来たときに一緒に買えばいいじゃない? 好きなんでしょ?」
35147600 3000010甜花甜花002_CA02_t_008.wavtenka0「………………」
35247700 3000010甜花甜花002_CA02_t_009.wavtenka0「だって……あの子たち、ダサいし」
35347800 3000010主人公<名>「ダサいって」
35447900 3000010ズバっと来たな。
35548000 3000010主人公<名>「おじさんはダサいとか思わないけどな。ちーちゃんやコマコちゃんのどこがダサいの?」
35648100 3000010甜花甜花002_CA02_t_010.wavtenka0「えっと……、なんか、田舎くさいし……、スマホ持ってないし……」
35748200 3000010主人公<名>「スマホ?」
35848300 3000010甜花甜花002_CA02_t_011.wavtenka0「そう! 今どき、普通持ってるでしょ、スマホ! 最低でも、ケータイは持ってるもん!」
35948400 3000010甜花ちゃんは力説した。
36048600 3000010甜花甜花002_CA02_t_012.wavtenka0「お友達ならなってもいいよ、LIMEやってる? って聞いたら『なにそれ?』って言われたし!」
36148700 3000010『LIME』は、ケータイやスマホでメッセージや通話が出来るソーシャルネットワーキングサービス……SNSってやつだ。
36248800 3000010スタンプって言われる色んな絵を貼り付けてチャットができるのが人気だ。
36348900 3000010主人公<名>「甜花ちゃん、LIMEやってるんだ!」
36449000 3000010甜花甜花002_CA02_t_013.wavtenka0「え? う、うん」
36549100 3000010おっと、ちょっと食いつきすぎてしまった。
36649200 3000010僕のLIME友達と言えば、ネットで知り合ったロリ仲間だけだよ。
36749300 3000010でも夢なんだよなあ、可愛い女の子とLIME交換しておしゃべりするの。そうだろ?
36849400 3000010まあとにかく、甜花ちゃんは甜花ちゃんなりに友達になろうと頑張ったけど、うまくいかなかった……ってことなのかな?
36949500 3000010主人公<名>「それで、ちーちゃんやコマコちゃんと話が合わなくて困ってるんだ、甜花ちゃんは」
37049600 3000010甜花甜花002_CA02_t_014.wavtenka0「こ、困ってないもん!」
37149700 3000010ムキになる表情が可愛いなあ。大人びた子かなと思ったけど、地は結構普通の子かも知れない。
37249800 3000010甜花甜花002_CA02_t_015.wavtenka0「あんなダサい子たちが友達でも、プラスにならないし」
37349900 3000010主人公<名>「でも、友達がいないと学校だって楽しくないでしょ?」
37450000 3000010甜花甜花002_CA02_t_016.wavtenka0「友達ならいるもん! 前の学校の友達がいっぱい!」
37550200 3000020甜花甜花002_CA02_t_017.wavtenka0「LIMEで話したりしてるもん! 最近は……無視されたりするけど……」
37650300 3000020みるみるうちに甜花ちゃんの目に涙が浮かんでいく。
37750400 3000020つまり『既読無視』されてるってことなのかな?
37850500 3000020まぁ、離れちゃった友達とは、話もなかなか合いづらくなるだろうしなあ……。
37950600 3000020甜花甜花002_CA02_t_018.wavtenka0「とにかく、あたしはアイドル目指してるし、プチレモンの読者コーナーに載ったことだってあるんだから」
38050700 3000020『プチレモン』って、甜花ちゃんぐらいの歳の子が見るファッション誌だよな。
38150800 3000020結構、本格的に頑張ってたりするんだ。
38250900 3000020主人公<名>「甜花ちゃん、アイドルになりたいんだ。だから、写真くじ集めてたんだ」
38351000 3000020甜花甜花002_CA02_t_019.wavtenka0「う、うん……」
38451100 3000020これはひょっとして、仲良くなるチャンスなんじゃないか?
38551200 3000020『寂しくない』『ダサい子とは付き合いたくない』とか強がっているけど、目をうるうるさせながらそんなこと言ったら、それは嘘だって言ってるようなもんだ。
38651300 3000020しかも、既読無視されて明らかに落ち込んでいる今なら、甜花ちゃんとお近づきになれるんじゃないかな。
38751400 3000020例えば、LIME友達とか……。
38851500 3000020主人公<名>「甜花ちゃん、もしよかったらおじさんとLIME交換しない?」
38951600 3000020甜花甜花002_CA02_t_020.wavtenka0「……おじさんと?」
39051700 3000020主人公<名>「うん。おじさん、結構アイドルとか、ファッションとか詳しいし。プチレモン、おじさんもたまに読んでるよ」
39151800 甜花甜花002_CA02_t_021.wavtenkaL,private3「ほんと!?」
39252000 tenkaL3甜花ちゃんがうれしそうな顔で立ち上がるけど、またすぐに不安そうな顔になった。
39352100 tenkaL3……やっぱり、ダメかな?
39452200 甜花甜花002_CA02_t_022.wavtenka29「……おじさん、ちゃんと返事してくれる?」
39552300 主人公<名>tenka29「も、もちろん」
39652400 甜花甜花002_CA02_t_023.wavtenka32「ホントだよ……?」
39752500 主人公<名>tenka32「うん」
39852600 甜花甜花002_CA02_t_024.wavtenka1「えーと、じゃあ……」
39952700 tenka1甜花ちゃんが鞄からスマホを取り出すと、LIME招待用のQRコードを表示させた。
40052800 主人公<名>tenka1「ちょっと待ってね。これで……」
40153000 tenka1ピロロロン!
40253100 tenka1おおお、きたきた! LIMEの追加画面に見慣れぬ名前が! やったあ!
40353200 主人公<名>tenka1「足立甜花……これ、甜花ちゃんの名前?」
40453300 甜花甜花002_CA02_t_025.wavtenka0「うん、あだちてんか」
40553400 主人公<名>tenka0「よーし甜花ちゃん、これからよろしくね!」
40653500 甜花甜花002_CA02_t_026.wavtenka1「うん」
40753600 tenka1よーし、甜花ちゃんとかなりお近付きになれたんじゃないか!? 本名も分かったしLIMEもゲット!
40853700 tenka1ここを足がかりにもっと仲良くなろう!
40953800 甜花甜花002_CA02_t_027.wavtenka3「あ、そうだ……あの、写真くじのお金」
41053900 tenka3ああ……そういえばまだ受け取ってなかった。まあたった30円、このアドレスに比べたら忘れちゃっててもいい金額だけど。
41154000 tenka3でも、パチモンカードを30円で買う女の子と仲良くなったっていうリアルな重みが、手のひらに置いてもらった3枚の10円玉から伝わってくる気がした。
41254100 甜花甜花002_CA02_t_028.wavtenka20「あ、遅くなっちゃったから急いで帰るね。じゃあね……おじさん」
41354200 主人公<名>tenka20「ああ、そうだね。気をつけてね」
41454300 そう言うと甜花ちゃんは来た時と同じようにちょっとこそこそしながら、店から出て行った。
41554400 それにしても、LIMEの友達欄に追加された甜花ちゃんの名前! 見るたびにニヤニヤしてしまう。
41654500 早く、早く何かメッセージが来ないかな!
41754600 すごく楽しみだ!
41854700 <!Lend_scene_change>09001
41954900 @003_CA03CG:XA00A
42055100 <!Lbegin_scene_change>1533僕は、にやにやしている。
42155200 正直気持ち悪いが、僕はもともと気持ち悪い人間だし、にやにやするのも仕方ない状況なので気にしないのだ。
42255300 9000020僕の握り締めたスマホ、その画面に映っているのはLIMEの画面、甜花ちゃんの名前だ。
42355400 9000020友達欄にあの可愛い甜花ちゃんの名前が表示されている。名前欄に!
42455500 9000020これだけでも、はぁ……オカズにできるよなあ……。
42555600 9000020てな感じで、あれ以来僕の顔はゆるみっぱなしだ。
42655700 9000020さて、何かメッセージを送ってみようか……というか、早く送らなければならないのだ。
42755800 9000020今の状態は、僕のLIMEの友達リストに甜花ちゃんは追加されているが、甜花ちゃんのLIMEの友達リストには追加されていない状態なのだ。
42855900 9000020つまり、僕が甜花ちゃんにメッセージを送らない限り、メッセージはやってこないのである。
42956000 9000020だから、とにかくメッセージを送らないと。
43056100 9000020ま、最初は『駄菓子屋のおじさんです。今何してますか?』くらいでいいか。
43156200 9000020うおっ!? 速攻返信が来た。もちろん甜花ちゃんからだ!
43256300 9000000『晩ご飯食べて、宿題するところ。おじさんは何してますか?』
43356400 9000000甜花ちゃんから送ってきてくれるなんて感激だなあ。返信返信!!
43456500 9000000『お店を閉めて一休みしているところですよ』
43556600 9000000っと……うん、これだけじゃ話が終わっちゃいそうだから……。
43656700 9000000『分からないことがあったらおじさんが教えてあげるね』
43756800 9000000……っと。
43856900 9000000『ありがとう!』
43957000 9000000って帰ってきたぞ!
44057100 9000000それにしても甜花ちゃんが使ってるスタンプ、普通のばっかりだな。アイドルのスタンプとかあった気がしたけど……。聞いてみよう。
44157200 9000000えーっと、『お金がかかるから』? あー、なるほど。有料だもんな。お小遣いで買ったりしないのかな?
44257300 9000000『スマホでお金使えないようにされてる』……ああ、そういうことか。確かに歯止めなく使っちゃったりするもんなあ。
44357400 9000000『前はそのことを結構友達に言われた』ふむふむ、それは肩身の狭い思いをしただろうなあ。
44457500 9000000じゃあここはひとつ、おじさんがプレゼントしてあげるか!
44557600 9000000おおお、なんか甜花ちゃんのメッセージが大興奮してるぞ、
44657700 9000010『ありがとう!!』おお、さっそくプレゼントしたスタンプで返事が来た! うんうん、こっちも嬉しいぞ。
44757800 9000010これ、ご機嫌取りにちょうどいいかも知れないな、まああんまり送りすぎると下心を怪しまれるかもだけど。
44857900 9000010『ちょっと長くスマホいじってるからお母さんが気にしてる、あとちょっと騒いじゃったし』おっと、スタンププレゼントでリアルの甜花ちゃんも大騒ぎだったのか。
44958000 9000010もう少しいろいろ話したり甜花ちゃんのことを聞いたりしたかったけど、今日のところはちょっとお母さんの目を気にした方がいいかな。
45058100 9000010じゃあこのへんにしとこうか……っと。『そうだね』返事が来た。最初からかなり親しくおしゃべりできたな。これは幸先いいなあ。
45158200 9000010『すぐ返信してくれたから安心した』……ああ、甜花ちゃん既読無視とかされてたみたいだからなあ。
45258300 9000010それとも僕がおじさんだからスマホとか使いこなしてないと思われたかな? まあどっちでもいいか。もちろんすぐ返事するよって答えておこう。
45358400 9000010『おやすみー』うわーこれは嬉しいなあ、可愛い女の子からかわいいおやすみの挨拶。まあ、まだちょっとおやすみには早いけどね。
45458500 9000010すると『そうだね』って返事が来た。じゃあこれが今日は最後ね、っと。するとまたそうだねって返事が来た!
45558600 9000010話が終わらないよ甜花ちゃん!
45658700 9000010『じゃあこれが本当の本当の最後』……甜花ちゃん、やっぱり誰かとおしゃべりしたくてしょうがないんじゃないかな。
45758800 9000010でもこれじゃ終わらないから、最後の返事はこっちからね……またね、と送信した。そのメッセージに既読がつく。
45858900 数分待つ……どうやら今日のおしゃべりは終わったみたいだ。
45959000 甜花ちゃんとのおしゃべりが並んだ履歴画面を見る。あらためて、じわっと嬉しくなっちゃうな。
46059100 甜花ちゃんもスマホの向こうで、同じように画面を見つめてるのかなあ。
46159200 甜花ちゃんがまたお店に来るのが、とても楽しみになってきたぞ!
46259300 <!Lend_day_change>09000
46359500 @004_CA04CG:XA01A
46459700 <hide><!se_inaka_semi_M>
46559800 <!Lbegin_morning>511……やー、今日はお店を開くのが少し遅くなっちゃったな。
46659900 それと言うのも、昨日のあれやこれやを思い出しつつせっせとオナニーに励んだせいなんだけれど。
46760000 特に甜花ちゃんをネタにしたオナニーはパンツを見せてもらったり、LIMEで友達登録してもらったこともあってとてもはかどった。
46860100 だけどそれだけじゃなく、不公平があっちゃいけないよなとちーちゃんやコマコちゃんも思い出してオナニーしていたら、結果回数がとんでもないことになった。
46960200 お陰で夜はぐっすりだったが……限界に挑んだために回復に時間がかかったようで、朝寝坊になってしまったようだ。
47060300 まあ朝から店を開いても駄菓子屋だからお客さん来ないんだけどね。
47160400 時間を確かめるために、スマホを取り出す。
47260500 スマホを見ると思い出す。すぐにLIMEを立ち上げてみた。
47360600 やっぱりそこには「足立甜花」の名前がしっかりとある。
47460700 夢みたいだ。あんな可愛い女の子とLIMEのアドレス交換ができたなんて。
47560800 こっちから何かメッセージを送ろうかなとも思ったけど、やっぱり甜花ちゃんが学校にいる間にメッセージを送るのはよくないと思って我慢した。
47660900 僕と甜花ちゃんがLIME友達なことがバレたら、正直やばいことになると思うし。
47761000 とにかくお店を開いて、今日も女の子たちを待とう。
47861100 来てくれるとは限らないんだけど……まあ他にすることもないしな。
47961300 千恵千恵004_CA04_c_000.wavkomako,privateB20chie,privateC1tenka,privateB9「こんにちわー!」
48061400 主人公<名>komako20chie1tenka9「いらっしゃーい!」
48161500 komako20chie1tenka9今日も元気に小走りにやって来るのはちーちゃんだ。右手と左手でそれぞれにコマコちゃん、甜花ちゃんの手を引いている。
48261600 komako20chie1tenka9手を引いている、っていうより、腕を掴んでぶん回しているようにも見えるが、二人も大変だ。
48361700 komako20chie1tenka9でもコマコちゃんや甜花ちゃんをお店に連れてきてくれるのはGJ! だぞ! 思わずサムズアップの一つも見せたくなる。
48461800 komako20chie1tenka9そのちーちゃんもどこから走ってきたのか、ベンチに倒れこむように座った。
48561900 komako20chie1tenka9コマコちゃんも甜花ちゃんも、それに続く。
48662000 千恵千恵004_CA04_c_001.wavkomako20chie21tenka9「あっつーい!!」
48762100 主人公<名>komako20chie21tenka9「まあそれはそうだろうね、この陽射しの中、走ってくれば」
48862200 komako20chie21tenka97月ももう半ばだ。歩いてたって止まってたって暑い。ちーちゃんでさえそんな有り様だから、他の二人といえば。
48962300 甜花甜花004_CA04_t_000.wavkomako20chie21tenka34「疲れた……」
49062400 komako20chie21tenka34コマコちゃんに至っては、無言だ。
49162600 <!move_short>21千恵千恵004_CA04_c_002.wavchie8「のどかわいたー、あつー」
49262700 千恵千恵004_CA04_c_003.wavchie25「ジュース……飲みたいなあ」
49362800 chie25この暑くなってきた季節に、それは魅惑の響きである。
49462900 chie25当然のことながら、うちにもジュースは売っている。
49563000 chie25単なる缶ジュースだが。
49663100 chie25価格は100円。
49763200 chie25店頭においてある自動販売機の中の商品を、店の冷蔵庫に入れただけである。
49863300 chie25ちーちゃんは、店内のガラス扉の中に横たわった缶ジュースを悲しそうに見つめて目を伏せた。まあそうなるよな。
49963400 chie25駄菓子屋で1品50円を超える商品は、今も昔も限られた一握りのセレブしか買うことを許されない商品である。
50063500 chie25100円あれば、20円の駄菓子が5つも買える。
50163600 主人公<名>chie25「粉ジュースかチューチューアイスにする?」
50263700 主人公<名>chie25「チューチューアイスは冷やしてあるし、粉ジュースを溶かす冷たいお水はサービスだよ」
50363800 千恵千恵004_CA04_c_004.wavchie34「でも、他に食べたいのあるし……」
50463900 千恵千恵004_CA04_c_005.wavchie25「粉ジュースお水に入れると、あんまりおいしくないし……」
50564000 chie25ちーちゃんも学んできたようだ。やっぱり、粉ジュースは粉のまま食べるのが正義である。
50664100 chie25水に溶かすと、非常にコストパフォーマンスが悪い。
50764200 主人公<名>chie25「じゃあ、お水だけにする?」
50864300 コマココマコ004_CA04_k_000.wavkomako23chie25「……ください」
50964400 千恵千恵004_CA04_c_006.wavkomako23chie1「おいちゃん、ありがとう!」
51064600 <!timepass_quick>店の冷蔵庫で冷やしたただの水道水を注いで渡すと、3人はそれぞれ喉をごくごくと鳴らしながら飲み干した。あっという間だ。
51164700 千恵千恵004_CA04_c_007.wavchie21「冷たくっておいしー!」
51264800 コマココマコ004_CA04_k_001.wavkomako1chie21「生き返った……」
51365000 甜花甜花004_CA04_t_001.wavtenka29「……えっと……ごちそうさま、です」
51465100 tenka29そう言って甜花ちゃんがコップを渡してくる。そんな甜花ちゃんと、ちょっと微妙なアイコンタクト。
51565200 tenka29甜花ちゃんはこっそり照れたような笑いを浮かべてくれた。
51665300 tenka29うーん、甜花ちゃんとはかなり距離が近づいた気がするなあ。嬉しいぞ。
51765400 千恵千恵004_CA04_c_008.wavchie1「よっし! 今日は何を買おうかなー?」
51865500 chie1いち早く復活したちーちゃんは、そう言って店内を物色し始めた。
51965600 千恵千恵004_CA04_c_009.wavchie0「甜花ちゃんも何か買おうよ!」
52065700 甜花甜花004_CA04_t_002.wavchie0tenka24「えっ」
52165800 chie0tenka24急に話を振られて、甜花ちゃんが慌てる。
52265900 甜花甜花004_CA04_t_003.wavchie0tenka34「……何買えばいいかわかんないし」
52366000 chie0tenka34昨日みたいにそっけなくないのは、昨日僕にいろいろ吐き出したせいで、友達が欲しくなったからかな?
52466100 chie0tenka34ちーちゃんも本能的にそれに気づいている気がする。昨日より一生懸命甜花ちゃんに話しかけている。
52566200 千恵千恵004_CA04_c_010.wavchie20tenka34「ちーちゃんもね! 初めてお店に来たときはすごく迷ったー」
52666300 千恵千恵004_CA04_c_011.wavchie1tenka34「てんかちゃん、これおいしーよ! あとこれもこれも、それも!」
52766400 甜花甜花004_CA04_t_004.wavchie1tenka9「ちょっと待ってそんなに言われてもわからない」
52866500 コマココマコ004_CA04_k_002.wavkomako27chie1tenka9「ちーちゃん、落ち着いて」
52966600 komako27chie1tenka9いつの間にか混じっていたコマコちゃんがちーちゃんを制止する。
53066700 komako27chie1tenka93つ並んだお尻……いや後ろ姿をこうやってぼんやり眺めるのも乙なもんだ。
53166800 komako27chie1tenka9こうして見ると、結構打ち解けてきてる気がする……というか、ちーちゃんの押しが強いからそう見えるんだろうな。
53266900 komako27chie1tenka9やっぱり、友達になるには共通の話題が必要だよな。
53367000 komako27chie1tenka9ここは、おじさんが助け舟を出してみるかな?
53467100 主人公<名>komako27chie1tenka9「甜花ちゃん、今日はアイドル写真くじ買わないの?」
53567200 甜花甜花004_CA04_t_005.wavtenkaL,privateB4「ふぇ、っ!?」
53667300 tenka4今の反応、面白いぞ!?
53767400 tenka4振り返った甜花ちゃんがばたばたと慌てている。どうやらジェスチャー的には『秘密にして!』という感じっぽいが、もう遅い。
53867500 千恵千恵004_CA04_c_012.wavchie4tenka4「なになに!? てんかちゃんもアイドルのカード買ってるの!?」
53967600 chie4tenka4途端にちーちゃんが食いついてきた。目が輝いている。
54067700 甜花甜花004_CA04_t_006.wavchie4tenka33「う、うん……ちょっと、だけだけど」
54167800 主人公<名>chie4tenka33「まだ、あんまりカード集まってないから、みんなには内緒にしてたんだって」
54267900 千恵千恵004_CA04_c_013.wavchie20tenka33「てんかちゃんはどれ集めてるの? やっぱりこれ?」
54368000 chie20tenka33そう言ってちーちゃんが例のご当地アイドルを指差す。
54468100 甜花甜花004_CA04_t_007.wavchie20tenka33「それも買うけど……」
54568200 千恵千恵004_CA04_c_014.wavchie1tenka33「いっしょだあ!」
54668300 chie1tenka33ちーちゃんは甜花ちゃんの手を握って嬉しそうにする。甜花ちゃんは顔を真っ赤にするけど、こっちもまんざらじゃないみたいじゃないか。
54768400 千恵千恵004_CA04_c_015.wavchie0tenka33「じゃ、カード交換しよう! ちーちゃん、ダブってるカードとか、欲しいカードあるし」
54868500 甜花甜花004_CA04_t_008.wavchie0tenka16「う、うん……。交換とかしてくれるんなら、一緒に引いても……いいかな」
54968600 chie0tenka16そう言って二人は引くブロマイドの品定め……って言っても中身の見えない袋をじっと見つめつつ、良いカードが出るように念を送る作業だけど……を始める。
55068700 主人公<名>chie0tenka16「今日は男の子のほうじゃないの?」
55168800 甜花甜花004_CA04_t_009.wavchie0tenka31「そっちは、また今度にする。昨日サクライくん当たったし」
55268900 主人公<名>chie0tenka31「なるほどね」
55369000 千恵千恵004_CA04_c_016.wavchie21tenka31「じゃあこっちのやつにしようよ、てんかちゃん」
55469100 甜花甜花004_CA04_t_010.wavchie21tenka20「うん、じゃおじさん、これ引くね」
55569200 主人公<名>chie21tenka20「はい、まいどありー」
55669300 chie21tenka20そして二人はさっそく抜き取った袋からカードを取り出す。
55769400 千恵千恵004_CA04_c_017.wavchie25tenka20「えっとー、だれだっけ」
55869500 甜花甜花004_CA04_t_011.wavchie25tenka4「知らないの!? その子はねぇ……」
55969600 chie25tenka4ちーちゃんの引いたカードを覗き見ると、甜花ちゃんの解説が始まった。言うだけあってさすがに詳しいな。
56069700 chie25tenka4出身地や最近のジャンケンの結果に至るまでとても詳しい情報に、ちーちゃんは分かっているのかいないのか、とりあえず熱心に頷いてだけはいる。
56169800 千恵千恵004_CA04_c_018.wavchie0tenka4「てんかちゃんのも見せてよー」
56269900 chie0tenka4それに答えて、甜花ちゃんが自分の引いたカードを見せる。
56370000 千恵千恵004_CA04_c_019.wavchie25tenka4「わっ、ゆうちゃんだ、いっつもセンターの子だー! いいなー」
56470100 甜花甜花004_CA04_t_012.wavchie25tenka16「あ、あげる。このカード、ダブっちゃったし」
56570200 chie25tenka16プレゼントしちゃったら、交換会の意味がなくなっちゃうじゃないか。
56670300 主人公<名>chie25tenka16「甜花ちゃん、せっかくだから交換ってことにしたら?」
56770400 千恵千恵004_CA04_c_020.wavchie0tenka16「あ、そっか! てんかちゃん、欲しいカードあるかな?」
56870500 chie0tenka16ちーちゃんが鞄の中からトレードできるカードを取り出して、甜花ちゃんに見せる。
56970600 甜花甜花004_CA04_t_013.wavchie0tenka33「あ、えっと……じゃ、これと交換でいい?」
57070700 千恵千恵004_CA04_c_021.wavchie1tenka33「うんっ!」
57170800 甜花甜花004_CA04_t_014.wavchie1tenka16「……ありがと」
57270900 千恵千恵004_CA04_c_022.wavchie21tenka16「てんかちゃんも嬉しいならよかった!」
57371000 chie21tenka16と、二人が急速に友情を深めていると、その後ろからコマコちゃんがちーちゃんの手を引いた。
57471100 コマココマコ004_CA04_k_003.wavkomako9chie21「ちーちゃん、ちーちゃん」
57571200 千恵千恵004_CA04_c_023.wavkomako9chie3「ん? こまちゃん、どーしたの?」
57671300 コマココマコ004_CA04_k_004.wavkomako27chie3「お菓子も食べよ?」
57771400 komako27chie3コマコちゃんがちょっとむくれてるような気がするのは、僕の気のせいだろうか。
57871500 千恵千恵004_CA04_c_024.wavkomako27chie20「あっ、うん! ちょっとおなかすいちゃった」
57971600 甜花甜花004_CA04_t_015.wavkomako27chie20tenka23「お小遣い、まだだいじょうぶなの?」
58071700 komako27chie20tenka23なんか甜花ちゃんはお姉さん的雰囲気が出てきた気がするな。
58171800 千恵千恵004_CA04_c_025.wavkomako27chie35tenka23「うー………うんっ、た、多分まだだいじょうぶ!」
58271900 komako27chie35tenka23……大丈夫そうじゃないな。
58372100 <!timepass_quick>結局ちーちゃんは10円のうみゃー棒コーンポタージュ味を一つ買い、コマコちゃんはきなこ棒(渋い)、そして甜花ちゃんはサクランボ餅を手に取った。
58472200 甜花甜花004_CA04_t_016.wavtenka3「なんか、お餅っていうよりグミみたい」
58572300 千恵千恵004_CA04_c_026.wavchie1tenka3「それね、つまようじにいっぱい刺して食べると楽しいんだよ」
58672400 甜花甜花004_CA04_t_017.wavchie1tenka0「ふーん、そうなんだ」
58772500 chie1tenka0うん、三人揃って棒状のものを可愛いお口に咥えている。これはなかなか嬉しい絵だ。しっかり脳に刻みこんでおこう。
58872600 甜花甜花004_CA04_t_018.wavchie1tenka23「えっと……こまちゃんが食べてるの、なに?」
58972700 コマココマコ004_CA04_k_005.wavkomako20tenka23「きなこ棒。きなこのついたお餅みたいなの」
59072800 甜花甜花004_CA04_t_019.wavkomako20tenka3「きなこってなんだろ……」
59172900 千恵千恵004_CA04_c_027.wavkomako20chie21tenka3「よく知らないけど、あれもおいしいよ。ちょっと口の中がぱさぱさするけど」
59273000 甜花甜花004_CA04_t_020.wavkomako20chie21tenka0「そうなんだ……食べたことないお菓子ばっかりだから」
59373100 千恵千恵004_CA04_c_028.wavkomako20chie1tenka0「どれもおいしいよねー、こまちゃん」
59473200 komako20chie1tenka0コマコちゃんは口の中に収まっていたきなこ棒から爪楊枝を引き抜いて返事する。
59573300 コマココマコ004_CA04_k_006.wavkomako4「うん……あっ、当たった……」
59673400 主人公<名>komako4「はいはい、きなこ棒もう一本ね~」
59773500 komako4コマコちゃんは、赤い食紅が付いた爪楊枝を僕に手渡す。
59873600 komako4そして、新しいきなこ棒を甜花ちゃんに差し出した。
59973700 コマココマコ004_CA04_k_007.wavkomako20「甜花ちゃんにあげる」
60073800 甜花甜花004_CA04_t_021.wavkomako20tenka16「あ、ありがと」
60173900 komako20tenka16まだ慣れない様子でコマコにお礼を言うと、コマコちゃんのまねをしてきなこ棒を咥えて爪楊枝を引き抜いた。
60274000 主人公<名>komako20tenka16「はい、またまた当たりー。きなこ棒もう一本ね?」
60374100 甜花甜花004_CA04_t_022.wavtenka1「ホント!? じゃあ、次はあんたが食べなよ」
60474200 千恵千恵004_CA04_c_029.wavchie1tenka1「うんっ!」
60574300 chie1tenka1甜花ちゃんもすっかり打ち解けたみたいで、よかったよかった。
60674400 chie1tenka1あとでLIMEで今日の感想を聞いとかなきゃなあ。
60774500 <!Lend_scene_change>09001
60874700 @005_CA05
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61075000 9000000『もう、写真くじのことなんで言うの!』
61175100 9000000というメッセージが、お店から3人が帰った直後のLIMEアプリにすっ飛んできた。送ってきたのはもちろん甜花ちゃんだ。
61275200 9000000ごめんごめん、実はあの二人も話のきっかけが欲しかったみたいでさ……。
61375300 9000000まあこれは半分は口からでまかせだけど、少なくともちーちゃんは甜花ちゃんとおしゃべりしたいと思ってるはずだから半分は多分嘘じゃない。
61475400 9000000ほら、ちーちゃんもアイドル好きそうだし、都会から来てよく知ってそうな甜花ちゃんに憧れてるんだよ、と。
61575500 9000000『そうかなあ?』って返事が来た。疑ってるようだけどスタンプは照れ笑いだよ、甜花ちゃん。
61675600 9000000『スマホ持ってないのが困る』ああ、LIMEでおしゃべりできないからねえ。
61775700 9000000でも僕としては少し好都合なんだよな。女の子同士でLIME始めるとおじさんはハブられちゃいそうな気がするし……。
61875800 9000000まあ露骨に仲間はずれにされることはないだろうけど、話が合わなくてなんとなくスルー気味になっちゃうことはありそうだしな。
61975900 9000000『でも何話したらいいんだろう』おっと、まさかそういう質問をされるとは。女の子と何話したら盛り上がるのか、知りたいのはむしろおじさんのほうなんだが。
62076000 9000000でも甜花ちゃんは本当にそういうことに臆病になってそうだな。無理もないか。
62176100 9000000適当におじさんが助け舟を入れるし、二人の好きな話題とか分かったら教えてあげるよ……って返事をしておこう。
62276200 9000000『ぜったいだよ?』……ちょっと吹き出しちゃったぞ、甜花ちゃん。マニュアル世代だな! ってちょっと違うか。
62376300 とにかく、甜花ちゃんは二人と話をしたり仲良くすること自体を嫌がってるわけじゃないのが分かっただけでもよかった。
62476400 まあ嫌いなら初めから3人で店に来たりしないんだろうけど。
62576500 これから美少女3人が僕の店で戯れる姿を存分に見られそうだ……いやあこれからも楽しみでしょうがないな!
62676600 その後、例によって甜花ちゃんとの話はなかなかおしまいにならずこれで終わりというメッセージだけ何回もやりとりしてしまった。
62776700 だが、それもそれで楽しくてしょうがなかった。
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63177300 <!Lbegin_morning>611夏休みが始まって二日目。
63277400 僕にとっても駄菓子屋を始めてから初めて迎える夏休みだ。
63377500 夏休みは、いつも来てくれる小さなお客さんもいなくなって、寂しくなるんじゃないかなぁ……なんて不安もあった。
63477600 けれども、今のところお客さんが減るどころかいつもよりたくさん来てくれて、そして長居してくれる。
63577700 もちろん、売り上げに繋がるわけじゃないけど毎日お客さんが来てくれるのがうれしい。
63677900 21主人公<名>「みんな、夏休みが始まってどうかな? やっぱりお休みは楽しい?」
63778000 千恵千恵006_CB00_c_000.wavkomako,privateC3chie,privateB21tenka,privateC0「うんっ! 毎日、何しようか迷っちゃうよー」
63878100 komako3chie21tenka0ちーちゃんはもう、うきうきが体からはみ出している感じが見ているだけで分かる。
63978200 主人公<名>komako3chie21tenka0「色んな所に遊びに行ったりするんだろうけど、たまにはおじさんのお店にも来てほしいなあ」
64078300 千恵千恵006_CB00_c_001.wavkomako3chie0tenka0「ちーちゃんは毎日来る!」
64178400 主人公<名>komako3chie0tenka0「えっ、ほんとに? それは嬉しいなあ。でも家族とどっかに出掛けたりとかしないの?」
64278500 千恵千恵006_CB00_c_002.wavkomako3chie34tenka0「んー……それはまだわかんないけど」
64378600 甜花甜花006_CB00_t_000.wavkomako3chie34tenka37「さすがに毎日はムリでしょ、ちぃ」
64478700 千恵千恵006_CB00_c_003.wavkomako3chie3tenka37「えー、そっかなー。でも、二日連続で来たよ!」
64578800 コマココマコ006_CB00_k_000.wavkomako20chie3tenka37「ちーちゃんは来るって言ったら来そう……お菓子大好きだし」
64678900 甜花甜花006_CB00_t_001.wavkomako20chie3tenka3「そう言えば、ちぃってば毎回何か買って食べてるけど、お小遣いだいじょうぶなの?」
64779100 千恵千恵006_CB00_c_004.wavkomako20chie24tenka3「え、っと……」
64879200 主人公<名>komako20chie24tenka3「ははは、甜花ちゃんはちーちゃんのお姉さんかお母さんみたいだなあ」
64979300 甜花甜花006_CB00_t_002.wavkomako20chie24tenka24「っ……!?」
65079400 千恵千恵006_CB00_c_005.wavkomako20chie3tenka24「言われてみれば……」
65179500 コマココマコ006_CB00_k_001.wavkomako21chie3tenka24「……そうかも」
65279600 甜花甜花006_CB00_t_003.wavkomako21chie3tenka12「っっ……!!」
65379700 おお、甜花ちゃん、よほどショックだったのかくずおれてネットでも有名なアルファベット3文字のあのポーズになったぞ。そんなショックか。
65479800 主人公<名>「でも、3人ともずいぶん仲良くなったね」
65579900 甜花ちゃんは、ちーちゃんとコマコちゃんと初めてカード交換して1週間ぐらいしか経っていないのに、もうすっかり仲良しになったみたいだ。
65680000 こんな調子で話ができるようになったんだからなあ。
65780100 甜花甜花006_CB00_t_004.wavtenka36「う、うん……まあ」
65880200 千恵千恵006_CB00_c_006.wavchie0tenka36「もともと仲いいよ?」
65980300 コマココマコ006_CB00_k_002.wavkomako0chie0tenka36「うん」
66080400 甜花甜花006_CB00_t_005.wavkomako0chie0tenka13「そ、そうかな……?」
66180500 戸惑いつつちょっと嬉しそうな甜花ちゃんが可愛いな。あとで『よかったね』ってメッセージ送っとこう。
66280600 主人公<名>「ま、無理じゃない範囲で覗きに来てくれると嬉しいな。あんまりみんなの顔が見られないと、おじさんも寂しいから」
66380700 千恵千恵006_CB00_c_007.wavchie21「分かった!」
66480800 甜花甜花006_CB00_t_006.wavchie21tenka0p「うん、まあ、ヒマなときはね。
665甜花甜花006_CB00_t_006a.wavchie21tenka17っていうか、ここくらいしか来るとこないし……」
66680900 主人公<名>chie21tenka17「ははは、遊ぶところ少なくてちょっと困るよね」
66781000 chie21tenka17僕にとっては好都合だけどね。
66881100 コマココマコ006_CB00_k_003.wavkomako23「おじさんはお休み、あるの?」
66981200 komako23すると、話を聞いていたコマコちゃんがそう質問してきた。
67081300 主人公<名>komako23「ん? うーん、おじさんがお店お休みすると、近所のお客さんが困るからね」
67181400 komako23実際、休むってことは考えてなかった。休んだところですることはないし、そもそも僕が駄菓子屋を始めた理由は女の子に会うためだしなあ。
67281500 コマココマコ006_CB00_k_004.wavkomako3「じゃあ、お休み、なし?」
67381600 主人公<名>komako3「コマコちゃんが来てくれるならお休みなしで頑張るよ」
67481700 コマココマコ006_CB00_k_005.wavkomako27「私はわかんない、けど、ちーちゃんがお店お休みだとがっかりするかなって」
67581800 主人公<名>komako27「あー」
67681900 千恵千恵006_CB00_c_008.wavkomako27chie25「えっ? おいちゃんも夏休みお休みするの!?」
67782000 komako27chie25ちーちゃんは凄くショックを受けたように立ちすくむ。
67882100 主人公<名>komako27chie25「いやいや、おじさんはお休みなしで頑張るよ、ちーちゃんのために」
67982200 千恵千恵006_CB00_c_009.wavkomako27chie1「やったー!!」
68082300 コマココマコ006_CB00_k_006.wavkomako21chie1「うん、応援してる」
68182400 komako21chie1ありがたいお言葉。
68282500 お店を休みにすると、それはつまり可愛いみんなとも会えないってことなので、おじさんにも休むメリットはまるでないんだけどね。
68382600 そんな話が終わると、3人とも思い思いに店内の物色を始める。
68482700 コマココマコ006_CB00_k_007.wavkomako24「あっ、飛行機がいっぱいある……」
68582800 主人公<名>komako24「ああそれは、プロペラグライダーって言ってね、発泡スチロールでできてる胴体と翼を組み立ててプロペラをつけて投げて飛ばすんだ。軽いからよく飛ぶんだよ」
68682900 コマココマコ006_CB00_k_008.wavkomako23「ふーん……」
68783000 komako23夏休みだし、やっぱり男の子はこういうのが好きなんじゃないかって思って入荷してみたのだ。
68883100 komako23僕らが夢中になって飛ばした頃は戦闘機のデザインで、それがカッコよくて夢中になる理由だったんだけど、最近はキャラものも出てたりしてびっくりする。
68983200 komako23キャラクターの方が今の男の子には受けがいいのかもしれないけど、入荷したのはもちろん戦闘機のバージョンだ。
69083300 komako23子供の頃自分が遊んだおもちゃがまだ現役だなんて嬉しかったし、やっぱり男の子のおもちゃはこうじゃないと。
69183400 komako23売れ残っても自分で遊べばいいや……なんて思っていたけど、もう2つも売れた。
69283500 komako23最近の子にも、楽しい物はわかるんだな。
69383600 komako23こうなってくると、エレメカも入れたいなぁ。
69483800 色んなおもちゃを物珍しげに見ている横で、お菓子の前で首をひねってるのが甜花ちゃんだ。
69583900 主人公<名>「どうしたの、甜花ちゃん?」
69684000 甜花甜花006_CB00_t_007.wavtenka9「え? うーん、おじさんとこで売ってるお菓子、食べたことないからどれも珍しいんだけど……」
69784100 甜花甜花006_CB00_t_008.wavtenka17「……すごい色だよね?」
69884200 主人公<名>tenka17「ま、まあ、そうだね……」
69984300 tenka17駄菓子屋のお菓子って色はあざやかっていうか原色バリバリだよな。
70084400 甜花甜花006_CB00_t_009.wavtenka23「オレンジ色とか緑色ならまだ味が想像つくけど、青色とかって……」
70184500 主人公<名>tenka23「ま、まあほら、かき氷だって青色あるじゃない」
70284600 甜花甜花006_CB00_t_010.wavtenka23p「あ、そっか。じゃあ、ハワイ味?
703甜花甜花006_CB00_t_010a.wavtenka37ん~」
70484700 tenka37納得したようなしてないような、微妙な表情の甜花ちゃんである。
70584800 甜花甜花006_CB00_t_011.wavtenka1「……でも今日はこれにしとこ」
70684900 主人公<名>tenka1「ブラックライトニングか。これ美味しいよね」
70785100 甜花甜花006_CB00_t_012.wavtenka3「そうなんだ? 食べたことないけど、クッキーとチョコなら安心かなって。コンビニで見たことあるし」
70885200 主人公<名>tenka3「ああそうなんだ? うん、これはクッキー入りチョコレートだから普通に美味しいよ」
70985300 tenka3それにしても……。
71085400 主人公<名>tenka3「ブラックライトニングってすごい名前だよね……、誰が付けたんだろうね……」
71185500 甜花甜花006_CB00_t_013.wavtenka37「うん……『女の子に大ヒット中!』って書いてあるけど、ホント? 女の子向けに見えない……」
71285600 主人公<名>tenka37「仰るとおり……」
71385700 tenka37いろいろ謎なセンスである。でも本当にこれは普通においしいし、名前以外に変なところは一切ないのだが。
71485800 甜花甜花006_CB00_t_014.wavtenka1「……! ほんとだこれおいしい!!」
71585900 tenka1と、口にした甜花ちゃんもさっそく虜のようだ。
71686000 さて、最後の一人は……。
71786100 主人公<名>「ちーちゃん、今日は何買うの?」
71886200 千恵千恵006_CB00_c_010.wavchie34「ぅえっ!? あ、えーと」
71986300 主人公<名>chie34「ん?」
72086400 千恵千恵006_CB00_c_011.wavchie25「んー…………ごめん、おいちゃん、今日はがまんするー」
72186500 主人公<名>chie25「いやいや、謝る必要なんてないよ! ごめんごめん、催促したわけじゃないんだ」
72286600 chie25うわ、今の言い方だと『なんか買え』って言ってるみたいに聞こえたな! いけないいけない。
72386700 コマココマコ006_CB00_k_009.wavkomako24「ちーちゃんが我慢した……すごいー立派ー」
72486800 甜花甜花006_CB00_t_015.wavkomako24tenka24「っていうか、明日は雨?」
72586900 ちーちゃんのお友達の感想が割と容赦ない。
72687000 というか、その口ぶりだとコマコちゃんから見ても珍しいことなのか。まあ僕から見ても珍しいことだと思うけど。
72787100 まさか、使いすぎてお小遣いがもうなくなったんじゃ、とはむごすぎて聞けない。
72887200 千恵千恵006_CB00_c_012.wavchie0「うんー、次お小遣いもらったらいっぱい買い物するからー、ごめんねおいちゃん!」
72987300 chie0やっぱり、お小遣いなかったのか……。コマコちゃんと甜花ちゃんも『やっぱり』って顔してる。
73087400 主人公<名>chie0「うん、その時は頼むよ」
73187500 コマココマコ006_CB00_k_010.wavkomako21chie0「ちーちゃんなら、もらったらすぐ使いに来るからたぶん心配ないよね」
73287600 甜花甜花006_CB00_t_016.wavkomako21chie0tenka37「すぐ使っちゃうのもどうかと思うけど……」
73387700 komako21chie0tenka37やっぱり二人とも容赦がない。
73487800 主人公<名>「む、無理して使わなくてもいいからね? ちーちゃんもだけど、コマコちゃんや甜花ちゃんも」
73587900 今までのちーちゃんの様子から見て、お小遣いがなくなっても遊びに来てくれそうだしな。二人も連れて。
73688000 そんな話をしているうちに時間も過ぎて、3人が帰る時間になった。
73788200 <!timepass_middle>811甜花甜花006_CB00_t_017.wavtenka21「おじさん、じゃあまたね」
73888300 コマココマコ006_CB00_k_011.wavkomako1「ばいばーい」
73988400 千恵千恵006_CB00_c_013.wavchie1「また来るねー!!」
74088500 主人公<名>「はーい、またよろしくねー!」
74188600 ……3人が帰ると、途端に店の中が寂しくなるなあ。夏だっていうのに、寒くなった感じさえしちゃうよ。
74288700 <!move_veryshort>21さて、一人寂しくお店の片付けをしよう。それが終わったら思い出しオナニーかな……。
74388800 主人公<名>「……ん?」
74488900 そこで唐突に、店内の違和感に気付いた。
74589000 店内、というほど広くじゃないけど。あるお菓子を並べていた場所。今は空箱になっている。
74689100 主人公<名>「あれ? おかしいな。このお菓子、今日売れたっけ……?」
74789200 そこにあったのはとっても小さい容器に入ったヨーグルト風味の駄菓子だ。
74889300 『ヨーグルト風味』が示す通り、その原料はショートニング……つまりは油と砂糖と香料というとんでもなく体に悪そうな駄菓子で、
74989400 しかも、木のスプーンで数回口に運ぶとあっという間に食べ終わってしまうけど、今も昔も人気の駄菓子だ。
75089500 そのお菓子がなくなってる。
75189600 主人公<名>「確か、昼見たときは2コくらい在庫があった気がしたんだけど……」
75289700 このお菓子、ちーちゃんが好きなので切らさないように注意してたんだよな。
75389800 え? ていうことは、え?
75489900 おいおいひょっとして万引き?
75590000 主人公<名>「ゆ、床に転がってたりしないよな……」
75690100 這いつくばって確かめてみるが、落ちてない。
75790200 主人公<名>「待て待て、安易な結論を出す前に、よく思い出してみよう」
75890300 うーん……。
75990400 なくなったヨーグルト菓子は、昨日までちゃんとあったか?
76090500 ……確かあったはずだ。残りがもう少ないから、売り切れでちーちゃんががっかりしないようにしないとな、って考えたのが昨日のことだ。
76190600 やっぱり万引きか!?
76290700 主人公<名>「あれ? でも今日最後にお店に来たのって、ちーちゃんたち3人だけだよな…………?」
76390800 ……………………。
76490900 ええええ? まさかまさか、でも、いや、えー!? そんなことってあるか?
76591000 主人公<名>「あの3人の誰かが万引き? いやいやいや……」
76691100 とても想像がつかない。正直言って、疑うのもイヤだな。
76791200 うーん……。
76891300 とはいえなあ、店の中のものがなくなってほっとくのも気持ちが悪い。金額的にはどうでもいいってレベルなんだが、続いたらイヤだしなあ。
76991400 主人公<名>「とにかく、まずは本当に万引きなのか確認しないと」
77091500 って、そんなの、どうすればいいんだ?
77191600 今日も僕がずっとお店にいるのに、気付かなかったわけだしな。まあそんなことあるなんて思ってないから、しっかり監視したりもしてなかったけどさ。
77291700 主人公<名>「監視……監視……視姦はいいけど監視はイヤだなあ。見張られてるって気付いたらみんなイヤな気持ちになるだろうし」
77391800 じゃあどうしたらいいかな? 監視と言えば定番はカメラか。
77491900 カメラ…………!!
77592000 カメラで盗撮、いや、監視っていうのはいいかも知れないな!!
77692100 主人公<名>「カメラカメラ……って監視カメラって言ってもな、そんなのすぐ用意できるわけが……」
77792200 あ、そういや使ってないWEBカメラとか、なんとなく買ったはいいけど当然使い道がなかった盗撮カメラ……いや、監視カメラとかあったな。
77892300 さっそくそれを出してこよう。
77992400 カメラをお店にセットしておいて、お客さんが来たらパソコンから録画を指示して……。うん、いけそうな気がしてきた。
78092500 主人公<名>「あとはカメラを仕掛ける位置か……」
78192600 上の方に仕掛けるとバレちゃいそうだから足元に隠しておこう。そうしよう。
78292700 別にローアングルからのチラリを期待してるとか、そんなことじゃないよ? って誰に言い訳してるんだか分からないけれど。
78392800 主人公<名>「よし、方針が決まったらさっそく仕掛けよう!」
78492900 カメラに何が映るか楽しみだ……いやいや、万引きの証拠なんて映らないといいけどな……。
78593000 証拠掴んじゃったらいろいろお説教とかお仕置きとかしないといけなくなるもんな……。
78693100 お仕置き? あれちょっと楽しそうじゃ?
78793200 いやいや、とりあえずパンツが録画できればそれでいいんだ……いや違う、全部僕の勘違いで万引きなんてなかったって結果になるのを祈ろう。そうしよう。
78893300 <!Lend_night>09000
78993500 @007_CB01CG:XB00S,XB00K,XB00T
79093700 <!Lbegin_day_change>612komako,privateB0chie,private1tenka,private1
79193800 千恵千恵007_CB01_c_000.wavkomako0chie1tenka1「おいちゃん、またねー」
79293900 お店にカメラを仕掛けての営業、その一日めが過ぎた。
79394000 今日もちーちゃん、甜花、コマコちゃんの3人はやって来て、お菓子を買ったり、アイドルの話をしたりして帰っていった。
79494100 ……さて、と。
79594300 <!timepass_short>1533座敷に上がって、そこに置いたPCを確認する。まだ録画状態が続いていたので、停止させた。
79694400 主人公<名>「さてここからが一仕事だぞ……」
79794500 カメラは3人が来てからこっそり作動させたけど、それでも2,3時間分の長さだ。何が映っているか確認するのは結構大変な作業になるだろう。
79894600 主人公<名>「本当に何が映っているのか……うひひ。……ご、ごほん、万引きとか映ってないといいなあ……」
79994700 などと独り言をこぼしつつ、録画ファイルの再生を始めた。
80094800 主人公<名>「思ったより綺麗に撮れてるな」
80194900 おお、カメラにチラチラ3人が映るな。これなんだか覗き見してるみたいでハマりそうだぞ。……ってこれ覗きか。
80295000 それにしても、みんな集まって話しているだけかと思ったけど、結構3人ともあちこち動き回ってるなあ。
80395100 甜花ちゃんは駄菓子屋の品物に馴染みがないからなのか、あれこれ興味深そうに見て回ってるな。……あ、カエルの形したオモチャにびっくりしてる。
80495200 コマコちゃんはというと、じっと酢漬けイカを睨んだあと、おもむろに一本取り出して僕のところに持っていってる。
80595300 ……そういえば今日買ってくれてたな。じっくり味わうみたいにくっちゃくっちゃしてた。
80695400 って、案外普通のとこしか映ってないな。アングルはいつもと違うし、3人が映ってるだけで楽しいんだけど、もう少しこう、なんかないかな……。
80795500 ……おっ!?
80895700 9105000おっ、おっ! おおっ! パンツが、パンツが!
80995800 9105000これは誰だ? 甜花ちゃんか! そうそう、こういうのを期待してた!!
81095900 9105000うわーいいなあ……。やっぱり可愛いパンツ穿いてるんだなあ……。
81196000 9105000よし、ここ静止画で別に保存しとこ。オナネタゲット!
81296100 9105000ほ、他に何か映ってないかな……。
81396200 9105000お、今度はコマコちゃんが通るぞ……。
81496300 …………。
81596400 そういえばコマコちゃんホットパンツだった。パンツ無理か……?
81696500 いや、そう簡単に決めちゃいけない。ホットパンツだって隙間はあるんだ! 完全防御ではない!
81796600 コマ送りで少しずつ録画を進めて……何か、ちらっとでも映ってないか……。
81896700 お、お、おお!?
81996900 9104000やった! これ、そうだよな!?
82097000 9104000このホットパンツの隙間から見える柔らかそうな布地は!!
82197100 9104000素晴らしい! 神様ありがとう!!
82297200 9104000いやあガードが堅くて残念に感じてしまいがちなホットパンツだけど、チラリすると今まで見落としていた魅力に気付かされるな!
82397300 9104000考えてみれば太ももの付け根くらいまで足を丸出しなんだし、まずそれが眩しい。
82497400 9104000それにチラリするパンツが加わると、原色のホットパンツの内側に入り込む肌色と、清潔な色のパンツのコントラストがすごくいい。
82597500 9104000これも静止画で保存保存……射精20発追加は確実だな。
82697600 さて問題のちーちゃんは……どうだ……?
82797700 っていうかちーちゃん、動き回りすぎて全然はっきり映ってないな! 落ち着けよ!
82897800 って録画映像に言ってもしょうがないんだけど。
82997900 それでも店の中で手が当たったり転んだりしてものをひっくり返したりはしないんだから、これは『落ち着きがない才能』があるとでも言えばいいんだろうか。
83098000 うーむ、一時停止しても『残像だ』と言わんばかりにしか映ってないぞ。アングルに拘るあまりにカメラを近くに設置しすぎたかなあ……。
83198100 まあ頑張って何かチラリしてるところを探そう……。
83298200 あ、いや、目的は万引きの証拠探しだけど、それは見つからなければそれに越したことはないしな……。
83398300 ……お?
83498500 9103000これは……ひょっとして、このちーちゃんのノースリーブから覗いているのは……。
83598600 9103000ちょっと拡大。
83698800 9103000このぽちって出てるのは……乳首だよな? ちーちゃんの!
83798900 9103000よっしゃあああ! お宝映像!! 美少女3人制覇!!
83899000 9103000仕掛けてよかった隠しカメラ!! こんなにうまいこと映るなんて!!
83999100 9103000この小さく映ったちょっとした出っ張りに無限大の価値がある。女の子ってやっぱりすごいな。
84099200 9103000……ん?
84199300 9103000画面の中のちーちゃんが、変な動きをした。左右をちょっと気にした感じで……。
84299400 9103000あれ、これは、まさか。
84399500 9103000するとちーちゃんはさっと目の前のお菓子を取り上げて、手の中に隠した。
84499600 9103000その様子が、録画映像にしっかりと映っていた。
84599700 主人公<名>「参ったな…………」
84699800 思わず口からそう言葉が出てしまう。本当に万引きしてたなんて。
84799900 ちーちゃん、一番そういうことに関わらなさそうな感じがしたんだけどなあ。
848100000 うーん、いくら可愛い可愛いちーちゃんとはいえ、万引きはいかんぞ、万引きは(ボロン)。
849100100 あ、今のは、僕がチャックを下げてペニスを取り出した擬音だ。
850100200 これはやっぱりちーちゃんときちんと話をする必要がある。引き換えにいやらしいことを……ごほん、違う、お説教をしないと。
851100300 これで今まで2回万引きをしてるんだから、きっとまたするだろうな、ちーちゃん……。まずはその現場を押さえよう。それからどうしたものか……。
852100400 考えると色々重たくなってくるな……股間が。
853100500 ふふ、ふふふ……次にお店が来るのが楽しみだ、ちーちゃん。
854100600 おじさんの想像オナニーもはかどっちゃうよ……しこしこしこしこ……。
855100700 <!Lend_night>09000
856100900 @008_CB02
857101100 <!Lbegin_day_change>721千恵千恵008_CB02_c_000.wavkomako,private0chie,privateC0tenka,privateB37「おいちゃーん! こんにちわー!」
858101200 甜花甜花008_CB02_t_000.wavkomako0chie0tenka37「ほんっと、毎日おじさんのお店来てるよね」
859101300 コマココマコ008_CB02_k_000.wavkomako,private0chie0tenka37「出来てよかった。おじさんのお店」
860101400 主人公<名>komako0chie0tenka37「そう言ってもらえると光栄だなあ」
861101500 komako0chie0tenka37今日もちーちゃんたち3人がお店にやって来た。
862101600 komako0chie0tenka37うーん、ちーちゃんは今日も屈託なく元気だ。万引きしてるなんてちょっと想像できないよな。
863101700 komako0chie0tenka37さて、様子を見てるか……。
864101800 3人は、今日もアイドルの話やテレビの話なんかをしてる。あとは宿題の話だ。でもこの時期だと誰も手を付けてないらしい。
865101900 自由課題で朝顔の観察日記に挑戦しようと思ったけど三日坊主どころか1日で忘れてあきらめたなんて話も出てきて微笑ましい。
866102000 ちなみにこの話はちーちゃんのことではなくコマコちゃんである。ちーちゃんの名誉のために言っておく。
867102100 ちーちゃんは『そんな宿題あったっけ?』と言っていた。やはりちーちゃんである。
868102200 さて、いつちーちゃんを問い詰めるか。
869102300 録画映像があるしそれだけで十分証拠になるんだけど、カメラ仕掛けてたのがバレちゃうのもまずいな。
870102400 となればちーちゃんが実際に万引きするところを押さえたほうがいいだろう。
871102500 それに、いくらちーちゃんが悪いことをしたと言ってもそれを甜花ちゃんやコマコちゃんにバラすのも可哀想なんだよな。
872102600 まあ、みんな知ってたら脅しにならないっていうのもあるけど……。
873102700 そういう訳で、ちーちゃんが動き出すまで待っていよう。
874102900 <!timepass_short>そんな3人の様子を見ていると、ちーちゃんがお店の中に動き出した。そろそろか。
875103000 気付かれないようにちーちゃんの様子を窺う。
876103100 とはいえ、ちーちゃんはお菓子の物色に夢中でこっちには気付いていないみたいだ。僕の様子も見ないのはちょっと意外だな。
877103200 ひょっとして、そろそろ感覚が麻痺してきちゃっているのか。うーん、それはいけないな。
878103300 お、一応外のコマコちゃんや甜花ちゃんの様子は気にしたぞ。そして……あっ、さっとさくらんぼのお餅をポケットに入れた!
879103400 そして何気ない顔でコマコちゃんや甜花ちゃんのおしゃべりにまた混ざっていった。
880103500 これで弱みは握れる訳だけど、目の前で見ると結構ショックだなあ……。ちーちゃんみたいな子が万引きなんて。
881103600 可愛さ余ってなんとやら、じゃないけど、ちょっと意地悪したくなっちゃうな。
882103700 よーし……。
883103900 <!timepass_middle>8さて、3人が帰る時間になった。
884104000 どうやってちーちゃんだけ呼び止めたもんかな。
885104100 友達のコマコちゃんと甜花ちゃんだっているわけだし、どうにかちーちゃんから自発的にお店に残ってくれないと。
886104200 じゃあ、万引きしたのを知ってるよ? ってそれとなく伝えてみるか。
887104300 いよいよ帰ろうとしているちーちゃんに、店の中から手招きする。
888104400 主人公<名>「ちーちゃん、ちーちゃん」
889104500 千恵千恵008_CB02_c_001.wavchieL,privateC3「ん? なーに、おいちゃん?」
890104600 chieL3…………うーん、全然後ろ暗いことを隠してる感じでもないし警戒もしてないなあ……すごいな。
891104700 15主人公<名>chieL3「ポケットの中」
892104800 chieL3トテトテと走り寄ってきたちーちゃんだけに聞こえるように小さな声で話しかける。
893104900 chieL28すると、途端にちーちゃんの顔が真っ青になった。
894105000 chieL28ああ、バレたらやっぱり青くなるんだ。ホッとした。
895105100 コマココマコ008_CB02_k_001.wavkomako23「……ちーちゃん?」
896105200 千恵千恵008_CB02_c_002.wavchie28komako23「あ、えと、あの……」
897105300 千恵千恵008_CB02_c_003.wavchie24komako23「きょ、今日、お母さん遅いから! だからおいちゃんのとこにいろって!!」
898105400 chie24komako23お、とっさの割には上手い嘘。
899105500 甜花甜花008_CB02_t_001.wavchie24komako23tenka23「そうなの? それなら先帰るけど、いい?」
900105600 コマココマコ008_CB02_k_002.wavchie24komako14tenka23「ちーちゃんそうなんだ……私もいっしょにいたいけど……」
901105700 主人公<名>chie24komako14tenka23「ダメだよ。早く帰らないと、お父さんやお母さんが心配するからね」
902105800 コマココマコ008_CB02_k_003.wavchie24komako28tenka23「うん……」
903105900 千恵千恵008_CB02_c_004.wavchie1komako28tenka23「いいよこまちゃん、先帰って。また明日あそぼーね……!」
904106000 chie1komako28tenka23青い顔でもちーちゃんは必死に愛想を作る。頑張ってるな……。
905106100 コマココマコ008_CB02_k_004.wavchie1komako0tenka23「うん、じゃあ先に帰るね、ちーちゃん」
906106200 甜花甜花008_CB02_t_002.wavchie1komako0tenka0「じゃあね、またね」
907106300 千恵千恵008_CB02_c_005.wavchie0komako0tenka0「ばいばーい!」
908106400 chie0そして甜花ちゃんとコマコちゃんは一足先に帰っていった。さてと……。
909106500 千恵千恵008_CB02_c_006.wavchie28「………………」
910106600 chie28二人がいなくなって、もう泣きそうなほどびくびくしてるちーちゃん。
911106700 主人公<名>chie28「分かってると思うけど」
912106800 千恵千恵008_CB02_c_007.wavchie24「ぴ!」
913106900 chie24まるでアニメみたいな悲鳴をちーちゃんが上げた。なんだか可哀想になってきたので話をどんどん進めよう。
914107000 主人公<名>chie24「ポケットの中の物、出してくれる?」
915107100 千恵千恵008_CB02_c_008.wavchie14「………………」
916107200 chie14おずおずとポケットからさっきのさくらんぼのお餅を取り出すちーちゃん。
917107300 主人公<名>chie14「これのお金、もらってないよね?」
918107400 千恵千恵008_CB02_c_009.wavchie8「ご、ごめんなさ……」
919107500 chie8とうとうちーちゃんは泣き出してしまった。
920107600 主人公<名>chie8「正直に言えば、おじさんも許してあげるよ。今まで何回くらいこういうことしてたの?」
921107700 千恵千恵008_CB02_c_010.wavchie34「ご、5回か6回くらい……」
922107800 chie34結構やってたんだな! まあ、さっきの様子を見ればそれも納得か。でもこの回数も、本当なのかな?
923107900 主人公<名>chie34「どうしてこんなことしたの?」
924108000 千恵千恵008_CB02_c_011.wavchie25「あ、あのね……夏休みで、すぐ、おこづかいなくなっちゃって……」
925108100 chie25……なるほど。とすれば回数も大体正直に言ってるのか。
926108200 千恵千恵008_CB02_c_012.wavchie8「ごめんなさい、もうしません! ごめんなさいー!」
927108300 主人公<名>chie8「でも、今日おじさんが止めなかったらもっとしてたかも知れないんだろ?」
928108400 千恵千恵008_CB02_c_013.wavchie8「っ……ふっ、ううっ……」
929108500 chie8僕にそう言われて、ちーちゃんは黙ってしまった。結構堪えてきたかな。
930108600 主人公<名>chie8「おじさん、怒りはしないけど、悪いことをしたんだから、ちゃんとそのことは償ってもらわないとね」
931108700 千恵千恵008_CB02_c_014.wavchie28「ご……ごめんなさい……っ、どろぼうしたぶんは、ちゃんとお金返すから……」
932108800 主人公<名>chie28「でも、お小遣いはもうないんでしょ?」
933108900 千恵千恵008_CB02_c_015.wavchie25「お、おじさんのお店てつだう……食べちゃったお菓子のぶん、働いて弁償する……それじゃだめ?」
934109000 chie25ちーちゃんがうちのお店でアルバイトか! 美少女店員、それ惹かれるな……。
935109100 chie25でも、僕の店で働いてもらうにしても、ちーちゃんと僕の一存で決められるわけはない。
936109200 主人公<名>chie25「おじさんはそれでもいいけど、とにかくお母さんには話さないとね」
937109300 千恵千恵008_CB02_c_016.wavchie8「や、やぁ! お母さんには言わないで! ごめんなさい! ちーちゃんお金ちゃんと返すから、お母さんには言わないでー!!」
938109400 主人公<名>chie8「そうはいかないよ。ちーちゃんは泥棒したんだから、最低でもお母さんには説明しないと」
939109500 chie8実のところ、初めは秘密にしておいてちーちゃんを脅そうなんてことも考えた。
940109600 chie8でもそれだとちーちゃんが大人のところに駆け込んだらおしまいだし、それにさっきのちーちゃんがうちの店員をやってくれるって話にかなり惹かれるものを感じた。
941109700 chie8それを頼むと甜花ちゃんやコマコちゃんにはどうしても話が伝わるし、そうしたら他の人の耳にも入るだろう。子供を使って何をやっているんだっていう話にもなる。
942109800 chie8なら最初から『万引きを弁償するためにちょっとお店を手伝ってもらう』という形にご両親公認で話をまとめてしまうのがいい気がしたのだ。
943109900 千恵千恵008_CB02_c_017.wavchie29「ちーちゃんのお母さん、今日おうちにいないし! それに、もう絶対お菓子取ったりしないからっ!」
944110000 主人公<名>chie29「だーめっ! じゃあお店閉めるから……そしたらちーちゃんち行こうか」
945110100 千恵千恵008_CB02_c_018.wavchie28「やぁ……」
946110200 chie28僕は、急いで店仕舞いすると嫌がるちーちゃんを連れて外に出た。
947110500 <!se_inaka_semi_S>
948110600 <!move_long>8122主人公<名>「ちーちゃんのおうち、どっち?」
949110700 千恵千恵008_CB02_c_019.wavchie34「こっち……」
950110800 chie34いよいよ諦めたのか、俯いて小さく返事をするちーちゃんと家に向かった。
951110900 <!move_middle>112chie34そうして、15分ほど歩いただろうか?
952111000 chie34ちーちゃんが、古びた小さなアパートの前で立ち止まると、Fの部屋を指さした。
953111100 千恵千恵008_CB02_c_020.wavchie15「ここ……」
954111200 chie15ちーちゃんも緊張しているようだけど、僕もなんだか緊張するな。
955111500 優子008_CB02_y_000.wav「はーい」
956111700 <!se_door_apart_open>がちゃっ!
957111800 優子優子008_CB02_y_001.wavyuko,private23「えっと……」
958111900 主人公<名>yuko23「あ……、駄菓子屋のお、おじさんですけど……」
959112000 yuko23ちーちゃんはお母さんが現れたや否や、僕の後ろにさっと隠れてしまった。
960112100 yuko23この人が、ちーちゃんのお母さんなんだろうか?
961112200 優子優子008_CB02_y_002.wavyuko3「どのようなご用件でしょう?」
962112300 yuko3ゆったりと束ねられたウェーブのかかった髪やふくよかな胸元……なんだか、すごく優しそうな人だ。
963112400 yuko3……って、見入っている場合じゃない。
964112500 主人公<名>yuko3「あ、あのですね、今日お伺いしたのはちーちゃんがお店の商品を万引きしていた件で……」
965112600 優子優子008_CB02_y_003.wavyuko24「万引きですかっ!」
966112700 千恵千恵008_CB02_c_021.wavchie8yuko24「お母さん、ごめんなさい~!」
967112800 chie8yuko24自分のお母さんの驚く声を聞いて、ちーちゃんが僕の後ろから飛び出すと涙をこぼしながら謝り始めた。
968112900 優子優子008_CB02_y_004.wavchie8yuko29「ちーちゃん! 謝るのは、お母さんじゃなくて駄菓子屋のおじさんにでしょう!?」
969113000 千恵千恵008_CB02_c_022.wavchie8yuko29「ご、ごめんなさい~!」
970113200 <!timepass_short>こうして、僕はしばらくの間何も出来ずにちーちゃんとちーちゃんのお母さんの話を黙って聞いていた。
971113300 感情的に怒るでもなく、それでいて怒っていないわけでもない、諭すように話すお母さんの言葉にちーちゃんも自分がしたことをよく反省したようだ。
972113400 すっかり泣き止んで、神妙な目つきで自分のお母さんを見つめている。
973113500 なんだか、すごく理知的な人だな。ちーちゃんのお母さんって。
974113600 優子優子008_CB02_y_005.wavchie8yuko9「それで、ちーちゃんは駄菓子屋のおじさんにどうやってお金返すつもりなの?」
975113700 千恵千恵008_CB02_c_023.wavchie25yuko9「ちーちゃん、夏休み駄菓子屋さんで働く。おいちゃんも、いいって言ったから……」
976113800 優子優子008_CB02_y_006.wavchie25yuko29「そういうわけにもいかないでしょう? ちーちゃんは、駄菓子屋さんはどんなお仕事すればいいのかわかるの?」
977113900 chie25yuko29ちーちゃんが無言で首を横に振ったのを見て、ちーちゃんのお母さんが僕の方を見た。
978114000 優子優子008_CB02_y_007.wavyukoL,private15「あの、千恵が万引きした分は弁償致しますので……」
979114100 yukoL15えっと、このままじゃ一番つまらない終わり方になっちゃうぞ。
980114200 主人公<名>yukoL15「あ、いえ、ほら! 僕は、ちーちゃんが駄菓子屋でアルバイトするの、いいと思いますよ!」
981114300 主人公<名>yukoL15「そんなにお客さんも多くないですし、基本は接客だけですから!」
982114400 主人公<名>yukoL15「それに、お金を稼ぐことの大変さ……みたいなものを学べば、ちーちゃんも二度と万引きなんてしようとは思わないと思うんです!」
983114500 主人公<名>yukoL15「だから、僕は大歓迎ですよ。ちーちゃんのアルバイト。ちょうど夏休みですし」
984114600 優子優子008_CB02_y_008.wavyukoL35「でも、こんな小さな子がお店にいたら、やっぱりご迷惑じゃ……」
985114700 主人公<名>yukoL35「大丈夫です! ちーちゃんはこれまでも毎日駄菓子屋に来てくれるわけですし、あまり変わりませんから!」
986114800 yukoL35我ながらよくこんな言葉がすらすら出てくるものだと感心する。
987114900 優子優子008_CB02_y_009.wavyukoL35「でも……」
988115000 主人公<名>yukoL35「ちーちゃん、一生懸命がんばるよね? いい子にするよね?」
989115100 千恵千恵008_CB02_c_024.wavchie21yuko35「うんっ!」
990115200 chie21yuko35元気に返事するちーちゃん。
991115300 chie21yuko35ちーちゃんのお母さんはまだちょっと悩んでいたみたいだけど、しばらくして申し訳なさそうに僕の顔を見つめてぺこりとお辞儀をする。
992115400 優子優子008_CB02_y_010.wavchie21yuko3「それじゃ、よろしくお願いします」
993115500 千恵千恵008_CB02_c_025.wavchie7yuko3「うん、ちーちゃん、おいちゃんのお店でお手伝いをします」
994115600 主人公<名>chie7yuko3「うん」
995115700 これでちーちゃんは明日からうちの店員さんだ! 今まで以上に触れ合う機会が増えるし、いろんなこともできるだろう!
996115800 こういう考えを言うと大人はずるいと思われるかも知れないが、ちーちゃんの罪悪感につけ込むこともできるだろうしな……。
997116000 <!move_long_r>42それにしても、ちーちゃんの家庭ってなんだか大変そうだな。
998116100 ちーちゃんが僕の駄菓子屋でバイトすることが決まった後、ちーちゃんのお母さんとちょっと話をした。
999116200 聞けば、ちーちゃんには男親がいないらしい。だから、昼間はちーちゃんのお母さんが働きに出ていると。
1000116300 いつも元気な子……なんて思ってたけど、複雑なんだな、ちーちゃんの家。
1001116400 主人公<名>「ま、難しいことはおいといて……」
1002116500 ちょっとしんみりしつつある頭を、強制的に切り替える。
1003116600 主人公<名>「明日からちーちゃんがうちの店員さんだ! いろいろやってもらおう! いろいろ!」
1004116700 そう思うと元気がもりもりと湧き上がって、ついでに股間もふくれ上がって来るのだった。
1005116800 <!Lend_night>09000
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