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2024-08-31 14:17:23 -05:00

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2<タイトル挿入 紅蓮の救世主> <タイトル挿入 紅蓮の救世主>
3看守 「いいか!囚人ゲオルイースを必ず見つけ出せ!  もし匿っている者がいるならば  即座に前に出るんだ!」 看守 「いいか!囚人ゲオルイースを必ず見つけ出せ!  もし匿っている者がいるならば  即座に前に出るんだ!」
4バルカン (本格的な捜索が始まってしまった・・・。  ゲオルイース、どこまで逃げた?  もう監獄にはいないのか?) バルカン (本格的な捜索が始まってしまった・・・。  ゲオルイース、どこまで逃げた?  もう監獄にはいないのか?)
5看守 「大王様からの御命令だ・・。  囚人達・・そして俺達看守も  爆弾付足枷の装着が義務付けられた・・・。」 看守 「大王様からの御命令だ・・。  囚人達・・そして俺達看守も  爆弾付足枷の装着が義務付けられた・・・。」
6囚人達 『!?!』 囚人達 『!?!』
7看守 「ゲオルイースを見つけられなければ  全員で死ぬしかない・・頼む少しでも情報のある者は  出てきてくれ・・俺はまだ家族を残して死ねない・・。」 看守 「ゲオルイースを見つけられなければ  全員で死ぬしかない・・頼む少しでも情報のある者は  出てきてくれ・・俺はまだ家族を残して死ねない・・。」
8囚人A 「本気だ・・大王は本気でここにいる全員を使い潰して  ゲオルイース様を探すつもりなんだ・・・!!」 囚人A 「本気だ・・大王は本気でここにいる全員を使い潰して  ゲオルイース様を探すつもりなんだ・・・!!」
9囚人B 「黙ってそんな首輪つけるかよ!!  看守達も同じ境遇なら、少しは抵抗し・・・!!」 囚人B 「黙ってそんな首輪つけるかよ!!  看守達も同じ境遇なら、少しは抵抗し・・・!!」
10囚人B 「ごへぇ・・・っ!?」 囚人B 「ごへぇ・・・っ!?」
11看守 「・・抵抗すれば大王様の用意された精鋭兵と  実戦投入間近の新兵器の実験台にされるぞ・・・!」 看守 「・・抵抗すれば大王様の用意された精鋭兵と  実戦投入間近の新兵器の実験台にされるぞ・・・!」
12精鋭兵 「・・・。」 精鋭兵 「・・・。」
13看守 「・・・ゲオルイースさえ見つかればいいんだ。  それで俺達の命は助かる!  持てる力のすべてを使って探すんだ・・・!!」 看守 「・・・ゲオルイースさえ見つかればいいんだ。  それで俺達の命は助かる!  持てる力のすべてを使って探すんだ・・・!!」
14バルカン (ゲオルイース・・まだ逃げ損ねているとしたら  これだけの必死な人間達に、限られた空間を捜索され  すぐに見つかってしまうのでは・・・どうすればいい。) バルカン (ゲオルイース・・まだ逃げ損ねているとしたら  これだけの必死な人間達に、限られた空間を捜索され  すぐに見つかってしまうのでは・・・どうすればいい。)
15 「失礼、少しよろしいかしら?  あなたがこのフロアの囚人達のリーダーだと  伺ったのだけれど。」 「失礼、少しよろしいかしら?  あなたがこのフロアの囚人達のリーダーだと  伺ったのだけれど。」
16バルカン 「え?・・確かに私は獄長様から  囚人達をまとめるよう言いつかってはいるが・・・  君は誰だ?」 バルカン 「え?・・確かに私は獄長様から  囚人達をまとめるよう言いつかってはいるが・・・  君は誰だ?」
17\c[guie]グイーネ 「人を探しているの。  私は・・・その人を救うため、ここに来た。」 \c[guie]グイーネ 「人を探しているの。  私は・・・その人を救うため、ここに来た。」
18バルカン 「・・・!・・・君は・・・! バルカン 「・・・!・・・君は・・・!
19\r[gusa]グイーネ 「酷い所ね・・。  こんあボロ布を女性に着させるなんて、  最低限の人権も保証しないつもりなのかしら。」 \r[gusa]グイーネ 「酷い所ね・・。  こんあボロ布を女性に着させるなんて、  最低限の人権も保証しないつもりなのかしら。」
20\l[bar]バルカン 「・・・監獄では囚人を等しく奴隷のように扱う。  仕方のない事だ。」 \l[bar]バルカン 「・・・監獄では囚人を等しく奴隷のように扱う。  仕方のない事だ。」
21\r[guse]グイーネ 「それは困りものね・・・グイーネよ。  ゲオルイースとは10年来の付き合いになる。  私のかけがえのない親友。」 \r[guse]グイーネ 「それは困りものね・・・グイーネよ。  ゲオルイースとは10年来の付き合いになる。  私のかけがえのない親友。」
22\r[guse]グイーネ 「彼女には三年前のボヘロスを救って貰ったわ。  次は私が・・・彼女を救う番なの。」 \r[guse]グイーネ 「彼女には三年前のボヘロスを救って貰ったわ。  次は私が・・・彼女を救う番なの。」
23\l[bar]バルカン 「それで自ら監獄に入ってきたというのか・・。  なんて馬鹿な事を・・・!」 \l[bar]バルカン 「それで自ら監獄に入ってきたというのか・・。  なんて馬鹿な事を・・・!」
24\r[gusa]グイーネ 「本当にね・・ゲオルイースは脱獄を開始してるし、  看守と囚人が総出で大捜索をはじめちゃってる・・。  さすがにどうしたものかと頭を痛めているところよ。」 \r[gusa]グイーネ 「本当にね・・ゲオルイースは脱獄を開始してるし、  看守と囚人が総出で大捜索をはじめちゃってる・・。  さすがにどうしたものかと頭を痛めているところよ。」
25\r[gusa]グイーネ 「私は工作活動が得意だから、  脱出のためのルート作りを手伝うつもりだったのだけど  こうなってしまっては、素直に戦闘へ加勢した方がよさそう。」 \r[gusa]グイーネ 「私は工作活動が得意だから、  脱出のためのルート作りを手伝うつもりだったのだけど  こうなってしまっては、素直に戦闘へ加勢した方がよさそう。」
26バルカン 「待て・・・なぜ私に素性を明かす?  私が命惜しさに、お前を看守達に売るかもしれないのだぞ?」 バルカン 「待て・・・なぜ私に素性を明かす?  私が命惜しさに、お前を看守達に売るかもしれないのだぞ?」
27\r[guse]グイーネ 「この監獄は脱獄不可能で有名よ?  そこでこれだけの脱走劇をしているんですもの。  味方が囚人の中に何人もいるはずだわ。」 \r[guse]グイーネ 「この監獄は脱獄不可能で有名よ?  そこでこれだけの脱走劇をしているんですもの。  味方が囚人の中に何人もいるはずだわ。」
28グイーネ 「私が抱き込むなら、囚人達のまとめ役を選ぶ。  看守への報告を食い止めて貰えるし、  有益な情報も得られやすい。」 グイーネ 「私が抱き込むなら、囚人達のまとめ役を選ぶ。  看守への報告を食い止めて貰えるし、  有益な情報も得られやすい。」
29バルカン 「そこまで考えてあの時ゲオルイースは私に戦いを・・。  いや、あの時の剣からは打算というより  私への思いやりを感じたものだが・・・。」 バルカン 「そこまで考えてあの時ゲオルイースは私に戦いを・・。  いや、あの時の剣からは打算というより  私への思いやりを感じたものだが・・・。」
30\r[gusee]グイーネ 「やはりね。  貴方はゲオルイース側の人間よ。  あの子はそういうことを天然でやってしまうの。」 \r[gusee]グイーネ 「やはりね。  貴方はゲオルイース側の人間よ。  あの子はそういうことを天然でやってしまうの。」
31バルカン 「ふ・・・ゲオルイースもお前も  一筋縄ではいかない厄介な女のようだ・・。」 バルカン 「ふ・・・ゲオルイースもお前も  一筋縄ではいかない厄介な女のようだ・・。」
32バルカン 「しかしどうやって彼女を見つける?  私も、今どこにいるかはわからないぞ。」 バルカン 「しかしどうやって彼女を見つける?  私も、今どこにいるかはわからないぞ。」
33\r[guse]グイーネ 「ゲオルイースの事だから、囚人達の世話を焼きながら  行動していると思うの。  それぞれの囚人からの情報を繋ぎ合わせれば・・。」 \r[guse]グイーネ 「ゲオルイースの事だから、囚人達の世話を焼きながら  行動していると思うの。  それぞれの囚人からの情報を繋ぎ合わせれば・・。」
34バルカン 「聞き込みからか。  幸いここには今、各フロアから囚人達が集まっている。  情報収集にはうってつけだろう。」 バルカン 「聞き込みからか。  幸いここには今、各フロアから囚人達が集まっている。  情報収集にはうってつけだろう。」
35グイーネ 「そうね、この期を逃す手はないわ。」 グイーネ 「そうね、この期を逃す手はないわ。」
36バルカン 「私も着いていこう。  このフロアの者達なら私の言う事も少しは聞く。  ゲオルイースに希望を見ている者も多いしな。」 バルカン 「私も着いていこう。  このフロアの者達なら私の言う事も少しは聞く。  ゲオルイースに希望を見ている者も多いしな。」
37\r[gusee]グイーネ 「ふふ、こんなところでも人々に好かれてる。  さすがはゲオルイースだわ。」 \r[gusee]グイーネ 「ふふ、こんなところでも人々に好かれてる。  さすがはゲオルイースだわ。」
38バルカン 「では行こう、あまり時間もない。」 バルカン 「では行こう、あまり時間もない。」
39\{\et[6]\ed[260]\aバルカンが仲間になった\! \{\et[6]\ed[260]\aバルカンが仲間になった\!
40\r[gusn]グイーネ 「情報を整理しましょう。  まず最終廃棄場というところがあって  そこに向かったという情報がひとつ。」 \r[gusn]グイーネ 「情報を整理しましょう。  まず最終廃棄場というところがあって  そこに向かったという情報がひとつ。」
41\l[bar]バルカン 「私もそこを推した。  というより、他に浮かばなかったからな。」 \l[bar]バルカン 「私もそこを推した。  というより、他に浮かばなかったからな。」
42グイーネ 「それからの目撃情報はなし・・と思ったら  ひとつ上のフロアで謎の少女を連れて行動していた。」 グイーネ 「それからの目撃情報はなし・・と思ったら  ひとつ上のフロアで謎の少女を連れて行動していた。」
43バルカン 「どうやってワープしたんだゲオルイースは。  まさか!・・己の肉体を鍛え上げ  地中を掘り進んだのでは!?」 バルカン 「どうやってワープしたんだゲオルイースは。  まさか!・・己の肉体を鍛え上げ  地中を掘り進んだのでは!?」
44\r[gusa]グイーネ 「そこまで肉体派だったかしら彼女・・。」 \r[gusa]グイーネ 「そこまで肉体派だったかしら彼女・・。」
45\r[gusn]グイーネ 「その目撃と時を同じくして  監獄の獄長が姿を消した・・・。  おそらく拉致したのね。」 \r[gusn]グイーネ 「その目撃と時を同じくして  監獄の獄長が姿を消した・・・。  おそらく拉致したのね。」
46バルカン 「あの獄長様を・・一体どうやって・・・。  どこに連れて行ったのだ・・・。」 バルカン 「あの獄長様を・・一体どうやって・・・。  どこに連れて行ったのだ・・・。」
47グイーネ 「今の情報をまとめれば最終廃棄場ということになるわね。  そこに上手く隠れていてくれれば合流して・・。」 グイーネ 「今の情報をまとめれば最終廃棄場ということになるわね。  そこに上手く隠れていてくれれば合流して・・。」
48囚人 「や、やめてくれっ・・!!  爆弾なんてつけないで!  これ以上酷い事をしないでくれよぉ!!」 囚人 「や、やめてくれっ・・!!  爆弾なんてつけないで!  これ以上酷い事をしないでくれよぉ!!」
49バルカン 「!?」 バルカン 「!?」
50看守 「仕方ないだろ!!  今すぐ殺されないだけありがたく思わないと・・。  俺達の命は簡単に潰される状況なんだぞ・・!」 看守 「仕方ないだろ!!  今すぐ殺されないだけありがたく思わないと・・。  俺達の命は簡単に潰される状況なんだぞ・・!」
51囚人 「・・・・もう話すよ・・。  ゲオルイース様が最終廃棄場に向かうと  話ているのを聞いた・・きっとあそこだ・・・。」 囚人 「・・・・もう話すよ・・。  ゲオルイース様が最終廃棄場に向かうと  話ているのを聞いた・・きっとあそこだ・・・。」
52バルカン 「ばっ・・馬鹿者がっ・・!!」 バルカン 「ばっ・・馬鹿者がっ・・!!」
53看守 「本当かそれは!!  あそこの扉を開けられる者はここにいないはずだが・・。  すぐに手配しろ!最終廃棄場の扉を開くんだ!」 看守 「本当かそれは!!  あそこの扉を開けられる者はここにいないはずだが・・。  すぐに手配しろ!最終廃棄場の扉を開くんだ!」
54バルカン 「くそっ。  私達だけで行きたかったが・・  これで難しくなった。」 バルカン 「くそっ。  私達だけで行きたかったが・・  これで難しくなった。」
55グイーネ 「・・ともあれ  これで全体が廃棄場に動いてしまう。  まずはその流れに乗ってみましょう。」 グイーネ 「・・ともあれ  これで全体が廃棄場に動いてしまう。  まずはその流れに乗ってみましょう。」
56バルカン 「致し方ないな・・。」 バルカン 「致し方ないな・・。」
57精鋭兵 「戦闘した痕がいくつも見られる。  やはりここを通ったのだろうな。」 精鋭兵 「戦闘した痕がいくつも見られる。  やはりここを通ったのだろうな。」
58看守 「手配の方はどうした?  この扉を開ける者はいつ到着する?」 看守 「手配の方はどうした?  この扉を開ける者はいつ到着する?」
59精鋭兵 「大王様からの指示だ。  この扉はガーディアンで破壊し無効化する。」 精鋭兵 「大王様からの指示だ。  この扉はガーディアンで破壊し無効化する。」
60精鋭兵 「それから、この先に看守達は行くな。  囚人だけで進み、ゲオルイースを見つけ出せ。  数刻経っても発見されなければ爆破する。」 精鋭兵 「それから、この先に看守達は行くな。  囚人だけで進み、ゲオルイースを見つけ出せ。  数刻経っても発見されなければ爆破する。」
61バルカン 「なぜ囚人だけを進ませるんだ?  危険な生物が居て、捨て駒にするつもりなのか?」 バルカン 「なぜ囚人だけを進ませるんだ?  危険な生物が居て、捨て駒にするつもりなのか?」
62グイーネ 「・・・。  きっとこの先に、見てはいけない物があるのよ。  だからいつでも殺せる囚人だけを進ませるんだわ。」 グイーネ 「・・・。  きっとこの先に、見てはいけない物があるのよ。  だからいつでも殺せる囚人だけを進ませるんだわ。」
63バルカン 「・・くそっ!  状況は悪くなるばかりか・・!」 バルカン 「・・くそっ!  状況は悪くなるばかりか・・!」
64バルカン 「こ、これは・・・オーバードツールの山!?  どこかに集積場があると聞いたことがあるが  それがここだったというのか・・!」 バルカン 「こ、これは・・・オーバードツールの山!?  どこかに集積場があると聞いたことがあるが  それがここだったというのか・・!」
65グイーネ 「・・・人の気配はないわね。」 グイーネ 「・・・人の気配はないわね。」
66囚人A 「ゲオルイース様!  出てきてください!でないと俺は・・・  殺されてしまう!!」 囚人A 「ゲオルイース様!  出てきてください!でないと俺は・・・  殺されてしまう!!」
67囚人B 「馬鹿!本当にここでゲオルイース様が捕まれば  もうこの監獄は正されない・・大王ものさばり続ける。  永遠にここで飼い殺されるんだぞ!!」 囚人B 「馬鹿!本当にここでゲオルイース様が捕まれば  もうこの監獄は正されない・・大王ものさばり続ける。  永遠にここで飼い殺されるんだぞ!!」
68囚人A 「で、でも・・今死ぬのと  地獄の中でも何年も生きられるのなら・・  おれは・・・おれは・・・・っっ」 囚人A 「で、でも・・今死ぬのと  地獄の中でも何年も生きられるのなら・・  おれは・・・おれは・・・・っっ」
69囚人C 「・・・耐えよう。  貴方もどこかの国の王族なのでしょう?  大陸の・・未来のため・・私達はここで・・・ううう」 囚人C 「・・・耐えよう。  貴方もどこかの国の王族なのでしょう?  大陸の・・未来のため・・私達はここで・・・ううう」
70囚人A 「ぐくっ・・ちくしょう・・・  お願いしますゲオルイース様・・・  魔族と同じように・・大王をぶちのめしてください・・・っ」 囚人A 「ぐくっ・・ちくしょう・・・  お願いしますゲオルイース様・・・  魔族と同じように・・大王をぶちのめしてください・・・っ」
71グイーネ 「・・・ここまで追い込まれ囚人の人達に  まだこれだけ信頼され託されようとしている・・。  ゲオルイース、さすがね。」 グイーネ 「・・・ここまで追い込まれ囚人の人達に  まだこれだけ信頼され託されようとしている・・。  ゲオルイース、さすがね。」
72バルカン 「ああ、だからこそ彼女の脱獄を支援しなくては。  看守達への報告は彼らに任せて  私達はゲオルイースを探そう。」 バルカン 「ああ、だからこそ彼女の脱獄を支援しなくては。  看守達への報告は彼らに任せて  私達はゲオルイースを探そう。」
73グイーネ 「そうね、急ぎましょう。  出会ってすぐに爆破されては何の意味もないしね。」 グイーネ 「そうね、急ぎましょう。  出会ってすぐに爆破されては何の意味もないしね。」
74バルカン 「あ・・あれは!?  行方不明になっていた獄長!?」 バルカン 「あ・・あれは!?  行方不明になっていた獄長!?」
75グイーネ 「・・・!  思っていたのとイメージが違うわね。」 グイーネ 「・・・!  思っていたのとイメージが違うわね。」
76\l[bar]\r[gokk]バルカン 「どうされました獄長様!  ここで一体なにを?」 \l[bar]\r[gokk]バルカン 「どうされました獄長様!  ここで一体なにを?」
77獄長 「ひいいっっ・・・。  こわいっ・・・・おんなこわいいっっっ・・!!」 獄長 「ひいいっっ・・・。  こわいっ・・・・おんなこわいいっっっ・・!!」
78バルカン 「え・・・。」 バルカン 「え・・・。」
79\l[guso]グイーネ 「・・・女性恐怖症なのこの人?」 \l[guso]グイーネ 「・・・女性恐怖症なのこの人?」
80獄長 「うひいいいひっっ!!  ごめんなさい!ごめんなさいっっ・・!! 獄長 「うひいいいひっっ!!  ごめんなさい!ごめんなさいっっ・・!!
81\l[bar]バルカン 「こ、これほど怯え竦む獄長様は初めて見る。  私は・・・私達は・・・。  今までこんな男に服従していたのか・・。」 \l[bar]バルカン 「こ、これほど怯え竦む獄長様は初めて見る。  私は・・・私達は・・・。  今までこんな男に服従していたのか・・。」
82バルカン 「・・・恐ろしかったオーラがなくなってみればただの人。  同じ人間の男じゃないか・・・私は・・・  こんなものに何年も怯えつづけていたのか・・はは」 バルカン 「・・・恐ろしかったオーラがなくなってみればただの人。  同じ人間の男じゃないか・・・私は・・・  こんなものに何年も怯えつづけていたのか・・はは」
83バルカン 「・・・・・・はあああ・・・・!  ・・・ふうぅ。」 バルカン 「・・・・・・はあああ・・・・!  ・・・ふうぅ。」
84\l[barn]バルカン 「・・・おいお前。」 \l[barn]バルカン 「・・・おいお前。」
85獄長 「ひいいいぃ・・・ん・・・。」 獄長 「ひいいいぃ・・・ん・・・。」
86\l[bar]バルカン 「っ・・・!  ・・・・くっっぬ!!!  ゲオルイースも闘っている・・私も・・・越えるんだっ!」 \l[bar]バルカン 「っ・・・!  ・・・・くっっぬ!!!  ゲオルイースも闘っている・・私も・・・越えるんだっ!」
87\l[barn]バルカン 「ゲオルイース達は・・・どこへ行った!!  知っている事を教えろ!」 \l[barn]バルカン 「ゲオルイース達は・・・どこへ行った!!  知っている事を教えろ!」
88獄長 「ひいいっ・・ゲオルイース・・?  ゲオルイースめ・・あの奴隷め・・・  すぐに捕まえて・・・」 獄長 「ひいいっ・・ゲオルイース・・?  ゲオルイースめ・・あの奴隷め・・・  すぐに捕まえて・・・」
89\l[barn]バルカン 「ゲオルイースは奴隷ではない!!  魔族との戦争で世界を救った英雄だ!!  そして再び現れた悪しき者と戦う勇者だ!!」 \l[barn]バルカン 「ゲオルイースは奴隷ではない!!  魔族との戦争で世界を救った英雄だ!!  そして再び現れた悪しき者と戦う勇者だ!!」
90\l[barn]バルカン 「ゲオルイースを侮辱する者は許さん!!  二度と同じ口を叩くな!  分かったか!!」 \l[barn]バルカン 「ゲオルイースを侮辱する者は許さん!!  二度と同じ口を叩くな!  分かったか!!」
91獄長 「ひいい、ごめんなさいごめんなさい・・・。」 獄長 「ひいい、ごめんなさいごめんなさい・・・。」
92バルカン 「・・・ここまで怯えられると  良くない感覚に目覚めてしまいそうだ・・・。」 バルカン 「・・・ここまで怯えられると  良くない感覚に目覚めてしまいそうだ・・・。」
93\r[guse]グイーネ 「・・・長く苦しめられてきたのなら  少しくらい仕返ししてしまっても良いと思うけどね。」 \r[guse]グイーネ 「・・・長く苦しめられてきたのなら  少しくらい仕返ししてしまっても良いと思うけどね。」
94バルカン 「ああ・・・長かった・・。  ずっと縛られていたんだ・・心を・・・。  人間はダメだな・・心が止まると身体も動かなくなる。」 バルカン 「ああ・・・長かった・・。  ずっと縛られていたんだ・・心を・・・。  人間はダメだな・・心が止まると身体も動かなくなる。」
95\r[gusee]グイーネ 「私も嫌というほど経験があるわ。  お互い、苦労してきたようね。」 \r[gusee]グイーネ 「私も嫌というほど経験があるわ。  お互い、苦労してきたようね。」
96\r[gokk]獄長 「ゲオルイースは・・・  古城にいったはず・・・。  生きているかは・・・わからない・・・。」 \r[gokk]獄長 「ゲオルイースは・・・  古城にいったはず・・・。  生きているかは・・・わからない・・・。」
97\l[barn]バルカン 「古城?ここは地下だぞ?  とっくに地上へ抜け出したということか。」 \l[barn]バルカン 「古城?ここは地下だぞ?  とっくに地上へ抜け出したということか。」
98\l[guso]グイーネ 「そうか古城に・・・。  なかなか無茶をするわねゲオルイース・・」 \l[guso]グイーネ 「そうか古城に・・・。  なかなか無茶をするわねゲオルイース・・」
99\l[gusn]グイーネ 「この監獄から行けるお城がひとつだけある。  かなり危険なところだけど、  ゲオルイースはまだ地下にいるんだわ。」 \l[gusn]グイーネ 「この監獄から行けるお城がひとつだけある。  かなり危険なところだけど、  ゲオルイースはまだ地下にいるんだわ。」
100\r[barn]バルカン 「・・・よし。  ではそこへ向かうとしよう。」 \r[barn]バルカン 「・・・よし。  ではそこへ向かうとしよう。」
101\l[guse]グイーネ 「・・バルカンさんはその男を隠しておいて貰えない?  看守や大王の兵たちに存在を知られたら  一斉に古城に攻め入られてしまう。」 \l[guse]グイーネ 「・・バルカンさんはその男を隠しておいて貰えない?  看守や大王の兵たちに存在を知られたら  一斉に古城に攻め入られてしまう。」
102バルカン 「おい、一人で向かうつもりか?  危険なところだと先程言っていたばかりだろう。」 バルカン 「おい、一人で向かうつもりか?  危険なところだと先程言っていたばかりだろう。」
103グイーネ 「ええ。  古くから続く呪術が襲い掛かり  そこで死ねば魂を永遠に縛られ続ける・・。」 グイーネ 「ええ。  古くから続く呪術が襲い掛かり  そこで死ねば魂を永遠に縛られ続ける・・。」
104\l[guse]グイーネ 「けど、そんなところだからこそ  活路を見出したのよゲオルイースは。  私は、それに着いていくだけ。」 \l[guse]グイーネ 「けど、そんなところだからこそ  活路を見出したのよゲオルイースは。  私は、それに着いていくだけ。」
105\l[guse]グイーネ 「もしゲオルイースと合流できたら  爆弾の解除方法を解明して知らせに戻るわ。  それまで、みんなの混乱を収めて置いて。」 \l[guse]グイーネ 「もしゲオルイースと合流できたら  爆弾の解除方法を解明して知らせに戻るわ。  それまで、みんなの混乱を収めて置いて。」
106バルカン 「・・・わかった。  君と・・ゲオルイースに賭けているぞ。  私達の未来を。」 バルカン 「・・・わかった。  君と・・ゲオルイースに賭けているぞ。  私達の未来を。」
107グイーネ 「さて・・・古城は確かルートが封鎖されていると  以前資料で見たわね・・・。  都合よく鍵なんて持ってないのだけど・・。」 グイーネ 「さて・・・古城は確かルートが封鎖されていると  以前資料で見たわね・・・。  都合よく鍵なんて持ってないのだけど・・。」
108グイーネ 「けど一か所だけ・・・。  城門前だけは封印されていなかったはず。  いえ・・封印できなかったというのが正しいのかしら」 グイーネ 「けど一か所だけ・・・。  城門前だけは封印されていなかったはず。  いえ・・封印できなかったというのが正しいのかしら」
109グイーネ 「少々危険だけど、そこから  ゲオルイースの居場所まで進みましょう・・。  ・・・これで空振りだったらショックね」 グイーネ 「少々危険だけど、そこから  ゲオルイースの居場所まで進みましょう・・。  ・・・これで空振りだったらショックね」
110グイーネ 「あらあら・・強そうです事・・。  あれが倒せなくてここの封鎖は放棄されたのね。」 グイーネ 「あらあら・・強そうです事・・。  あれが倒せなくてここの封鎖は放棄されたのね。」
111グイーネ 「けど、あれを越えないとこの先へ進めない。  なんとか倒さないまでも古城内へ侵入しないと。  ・・・いくわよ!!」 グイーネ 「けど、あれを越えないとこの先へ進めない。  なんとか倒さないまでも古城内へ侵入しないと。  ・・・いくわよ!!」
112グイーネ 「はあはあ・・鉄壁ね・・。  この首輪で魔法も使えないから  まともにぶつかり合えない・・・!」 グイーネ 「はあはあ・・鉄壁ね・・。  この首輪で魔法も使えないから  まともにぶつかり合えない・・・!」
113グイーネ 「くっ・・仕方ない。  別の方法を考えるしかないわね。  一度後退して・・・・!!」 グイーネ 「くっ・・仕方ない。  別の方法を考えるしかないわね。  一度後退して・・・・!!」
114グイーネ 「こいつっ!?  しつこ・・・っ!!」 グイーネ 「こいつっ!?  しつこ・・・っ!!」
115 「大丈夫かグイーネ!!」 「大丈夫かグイーネ!!」
116\r[guso]グイーネ 「ゲオルイース!  たすけに・・来てくれたの!?」 \r[guso]グイーネ 「ゲオルイース!  たすけに・・来てくれたの!?」
117\l[geoi]ゲオルイース 「ああ、ずっと監獄内の様子を見ていたんだ。  むしろ遅れてすまなかった・・!」 \l[geoi]ゲオルイース 「ああ、ずっと監獄内の様子を見ていたんだ。  むしろ遅れてすまなかった・・!」
118\l[sty2n]スティアラ 「グイーネ様の傷を癒しますね。」 \l[sty2n]スティアラ 「グイーネ様の傷を癒しますね。」
119\r[guso]グイーネ 「こ、ここにいる人達は  魔法が使えないんじゃ・・・!?」 \r[guso]グイーネ 「こ、ここにいる人達は  魔法が使えないんじゃ・・・!?」
120\l[sty2e]スティアラ 「ルイースのおかげで  私だけ使えるようになりました。  頼って貰っていいですよ、えっへん!」 \l[sty2e]スティアラ 「ルイースのおかげで  私だけ使えるようになりました。  頼って貰っていいですよ、えっへん!」
121\l[kari]カラの騎士 「・・・!」 \l[kari]カラの騎士 「・・・!」
122\r[guse]グイーネ 「・・・こんなところでも  頼もしい仲間を見つけた様ねゲオルイース!」 \r[guse]グイーネ 「・・・こんなところでも  頼もしい仲間を見つけた様ねゲオルイース!」
123\l[geoe]ゲオルイース 「グイーネもその一人だ!  こんなところまでやってくるなんて  無謀にもほどがあるぞ!」 \l[geoe]ゲオルイース 「グイーネもその一人だ!  こんなところまでやってくるなんて  無謀にもほどがあるぞ!」
124\r[gusee]グイーネ 「貴方が苦労してるんじゃないかと思ってね!  まずはこいつらを倒してしまいましょうか!」 \r[gusee]グイーネ 「貴方が苦労してるんじゃないかと思ってね!  まずはこいつらを倒してしまいましょうか!」
125ゲオルイース 「ああ、いくぞグイーネ!!」 ゲオルイース 「ああ、いくぞグイーネ!!」
126\r[guse]グイーネ 「・・・ふう。  また会えて嬉しいわゲオルイース。」 \r[guse]グイーネ 「・・・ふう。  また会えて嬉しいわゲオルイース。」
127\l[geon]ゲオルイース 「グイーネlここに来た理由は・・・・  まさか私のためか?」 \l[geon]ゲオルイース 「グイーネlここに来た理由は・・・・  まさか私のためか?」
128\r[guse]グイーネ 「外では監獄の不穏な噂が広まってる。  投獄された時の貴方がどうなっているかと思ったら  気が気じゃなくてね、思い切って飛び込んでみたわ。」 \r[guse]グイーネ 「外では監獄の不穏な噂が広まってる。  投獄された時の貴方がどうなっているかと思ったら  気が気じゃなくてね、思い切って飛び込んでみたわ。」
129\l[geoa]ゲオルイース 「なんて無茶を・・死にに来たようなものだぞ・・。  ・・・・けど。  その優しがとても嬉しい・・よく来てくれた。」 \l[geoa]ゲオルイース 「なんて無茶を・・死にに来たようなものだぞ・・。  ・・・・けど。  その優しがとても嬉しい・・よく来てくれた。」
130\l[sty2n]スティアラ 「グイーネ様、少し動かないでくださいね。  子分さんお願いします。」 \l[sty2n]スティアラ 「グイーネ様、少し動かないでくださいね。  子分さんお願いします。」
131\r[guso]グイーネ 「ちょ、ちょっとこのモンスターなに!?  この足かせには爆薬が仕込まれているのよ、  変に刺激すると・・・!!」 \r[guso]グイーネ 「ちょ、ちょっとこのモンスターなに!?  この足かせには爆薬が仕込まれているのよ、  変に刺激すると・・・!!」
132\l[geoe]ゲオルイース 「安心してくれ。  こいつの出す酸性の体液で、  足枷の爆弾を壊しているんだ。」 \l[geoe]ゲオルイース 「安心してくれ。  こいつの出す酸性の体液で、  足枷の爆弾を壊しているんだ。」
133\l[sty2e]スティアラ 「他の方々にもこっそりやっています。  足枷は付いたままなので怪しまれません。」 \l[sty2e]スティアラ 「他の方々にもこっそりやっています。  足枷は付いたままなので怪しまれません。」
134\r[guso]グイーネ 「そんなことまでできるなんて・・・。」 \r[guso]グイーネ 「そんなことまでできるなんて・・・。」
135\r[guse]グイーネ 「・・貴方、名前は?  ゲオルイースと共に戦う理由、  聞かせて貰ってもいいかしら?」 \r[guse]グイーネ 「・・貴方、名前は?  ゲオルイースと共に戦う理由、  聞かせて貰ってもいいかしら?」
136\l[sty2e]スティアラ 「はい。ルイースの一の子分、スティアラと申します!  ルイースが脱獄するというので、  そのお手伝いをしています。」 \l[sty2e]スティアラ 「はい。ルイースの一の子分、スティアラと申します!  ルイースが脱獄するというので、  そのお手伝いをしています。」
137\r[guso]グイーネ 「・・軽いわねー。」 \r[guso]グイーネ 「・・軽いわねー。」
138\l[geoe]ゲオルイース 「ティアラはマイペースだからな。  実際は辛い目に合いながらも、私を支えてくれている。  頼れるパートナーだ。」 \l[geoe]ゲオルイース 「ティアラはマイペースだからな。  実際は辛い目に合いながらも、私を支えてくれている。  頼れるパートナーだ。」
139\l[sty2e]スティアラ 「えへへ。」 \l[sty2e]スティアラ 「えへへ。」
140\l[sty2m]スティアラ 「こちらはカラの騎士様。  中身はありませんがいい人ですよ。」 \l[sty2m]スティアラ 「こちらはカラの騎士様。  中身はありませんがいい人ですよ。」
141\l[sty2m]スティアラ 「それとお城の中には  女王蜘蛛様もいらっしゃいますよ。  頼りになるお方です。」 \l[sty2m]スティアラ 「それとお城の中には  女王蜘蛛様もいらっしゃいますよ。  頼りになるお方です。」
142\r[guso]グイーネ 「・・こんなところで舎弟一人に  モンスター二匹を仲間にしているなんて・・  三年前よりパーティが濃いんじゃない?」 \r[guso]グイーネ 「・・こんなところで舎弟一人に  モンスター二匹を仲間にしているなんて・・  三年前よりパーティが濃いんじゃない?」
143\l[geoa]ゲオルイース 「・・・ティアラを子分にした覚えは  ないんだがな・・・。」 \l[geoa]ゲオルイース 「・・・ティアラを子分にした覚えは  ないんだがな・・・。」
144\r[guse]グイーネ 「・・・・ゲオルイース。  ここまでのお話を聞かせてもらえるかしら?  どうやって立ち直り、素敵な仲間と出会ったのかを。」 \r[guse]グイーネ 「・・・・ゲオルイース。  ここまでのお話を聞かせてもらえるかしら?  どうやって立ち直り、素敵な仲間と出会ったのかを。」
145\l[geoe]ゲオルイース 「もちろんだ。  古城の中なら少しは安全だからな。  グイーネの話も聞かせてくれ。」 \l[geoe]ゲオルイース 「もちろんだ。  古城の中なら少しは安全だからな。  グイーネの話も聞かせてくれ。」
146\l[gusn]グイーネ 「・・辛い経験をたくさんしたのね・・・」 \l[gusn]グイーネ 「・・辛い経験をたくさんしたのね・・・」
147\r[geon]ゲオルイース 「ああ、なぜこんな事になったのか・・・。  なぜ私がこれほどの仕打ちを受けねばならないのかと・・。  何度も運命を呪っていた・・・・が。」 \r[geon]ゲオルイース 「ああ、なぜこんな事になったのか・・・。  なぜ私がこれほどの仕打ちを受けねばならないのかと・・。  何度も運命を呪っていた・・・・が。」
148\r[geon]ゲオルイース 「ここで出会ってきた人達・・。  地獄の中でも必死に生きる囚人達と出会った。  バルカン女王・・必死に働き命を繋ぐ囚人達・・。」 \r[geon]ゲオルイース 「ここで出会ってきた人達・・。  地獄の中でも必死に生きる囚人達と出会った。  バルカン女王・・必死に働き命を繋ぐ囚人達・・。」
149ゲオルイース 「ラスター・・。  カラの騎士・・。  先輩、後輩・・。」 ゲオルイース 「ラスター・・。  カラの騎士・・。  先輩、後輩・・。」
150ゲオルイース 「夢の中でまで私を支えてくれた・・アーベント  ヴルウ・・ベローと弟子達・・・グイーネ。」 ゲオルイース 「夢の中でまで私を支えてくれた・・アーベント  ヴルウ・・ベローと弟子達・・・グイーネ。」
151\r[geoee]ゲオルイース 「そしてティアラ・・お前の存在があるから  私の心は、なんとか形を成しているんだ。」 \r[geoee]ゲオルイース 「そしてティアラ・・お前の存在があるから  私の心は、なんとか形を成しているんだ。」
152\c[sty2n]スティアラ 「わ、私ですか?  あまりお役に立てていない気がしますけど・・。」 \c[sty2n]スティアラ 「わ、私ですか?  あまりお役に立てていない気がしますけど・・。」
153ゲオルイース 「そんなことはない。  お前が居なくなったら、今の私は崩れてしまう。  大切な存在だ。」 ゲオルイース 「そんなことはない。  お前が居なくなったら、今の私は崩れてしまう。  大切な存在だ。」
154\c[sty2e]スティアラ 「・・じゃあ長生きしないといけませんね。  ルイースと一緒に歳を重ねていかないと。」 \c[sty2e]スティアラ 「・・じゃあ長生きしないといけませんね。  ルイースと一緒に歳を重ねていかないと。」
155\l[gusee]グイーネ 「・・いい出会いがたくさんあったのね。」 \l[gusee]グイーネ 「・・いい出会いがたくさんあったのね。」
156ゲオルイース 「ああ、いいやつはたくさんいる。  この世界も、まだまだ捨てたものではないと  思わせてくれるよ。」 ゲオルイース 「ああ、いいやつはたくさんいる。  この世界も、まだまだ捨てたものではないと  思わせてくれるよ。」
157ゲオルイース 「おや、そういえばサミダレ様はどこに行かれたんだ?」 ゲオルイース 「おや、そういえばサミダレ様はどこに行かれたんだ?」
158\l[guso]グイーネ 「・・!」 \l[guso]グイーネ 「・・!」
159\c[sty2e]スティアラ 「えっと、蜘蛛の身体を慣らすために  森で子分さん達と特訓してくると、  さきほど出かけられました。」 \c[sty2e]スティアラ 「えっと、蜘蛛の身体を慣らすために  森で子分さん達と特訓してくると、  さきほど出かけられました。」
160\l[guso]グイーネ 「サミダレ様って・・武国ヤマトの女王の??  監獄内で亡くなったと噂で聞いていたけれど?」 \l[guso]グイーネ 「サミダレ様って・・武国ヤマトの女王の??  監獄内で亡くなったと噂で聞いていたけれど?」
161ゲオルイース 「グイーネも聞いたことがあるだろう?  古城の呪いで魂をモンスター化された彼女は  現在、私達に手を貸してくれている。」 ゲオルイース 「グイーネも聞いたことがあるだろう?  古城の呪いで魂をモンスター化された彼女は  現在、私達に手を貸してくれている。」
162\l[guso]グイーネ 「・・・驚く事ばかりね。」 \l[guso]グイーネ 「・・・驚く事ばかりね。」
163\r[geon]ゲオルイース 「グイーネ疲れただろう?  簡易な寝床が用意できている。  身体を休めてくれ。」 \r[geon]ゲオルイース 「グイーネ疲れただろう?  簡易な寝床が用意できている。  身体を休めてくれ。」
164\l[gusee]グイーネ 「ありがとう。  子供の頃みたいに、一緒に寝る?」 \l[gusee]グイーネ 「ありがとう。  子供の頃みたいに、一緒に寝る?」
165\r[geoe]ゲオルイース 「それはいいな。お姉さんに甘えさせてもらうとするか。  奥の地下森林には泉も湧いている。  身体を洗ってから眠ろう。」 \r[geoe]ゲオルイース 「それはいいな。お姉さんに甘えさせてもらうとするか。  奥の地下森林には泉も湧いている。  身体を洗ってから眠ろう。」
166\c[sty2e]スティアラ 「私もご一緒します♪」 \c[sty2e]スティアラ 「私もご一緒します♪」
167\l[gusee]グイーネ 「じゃあ・・三人で川の字に眠りましょうか。」 \l[gusee]グイーネ 「じゃあ・・三人で川の字に眠りましょうか。」
168\r[geoe]ゲオルイース 「・・・こんなところで  平和な時間が訪れるとはな・・・。  ・・・・ありがとう・・グイーネ。」 \r[geoe]ゲオルイース 「・・・こんなところで  平和な時間が訪れるとはな・・・。  ・・・・ありがとう・・グイーネ。」
169アーベント 「ようやく・・・。  敵の本丸に到着だな。」 アーベント 「ようやく・・・。  敵の本丸に到着だな。」
170ヴルウ 「まさか全員生きてここまで  辿り着けるとはな・・」 ヴルウ 「まさか全員生きてここまで  辿り着けるとはな・・」
171ゲオルイース 「ん・・・んん・・・・。」 ゲオルイース 「ん・・・んん・・・・。」
172ベロー 「どうした大将?  こんなところで寝ぼける余裕があるのか?」 ベロー 「どうした大将?  こんなところで寝ぼける余裕があるのか?」
173ゲオルイース 「ここは・・・・ボヘロス??  ・・・なぜ・・・。」 ゲオルイース 「ここは・・・・ボヘロス??  ・・・なぜ・・・。」
174グイーネ 「しっかりしなさいゲオルイース。  もうすぐこの戦いに決着が付くのよ。」 グイーネ 「しっかりしなさいゲオルイース。  もうすぐこの戦いに決着が付くのよ。」
175ゲオルイース 「ぐ、グイーネ??  さっきまで一緒に床について・・  子供の頃を懐かしく語っていたのに・・・。」 ゲオルイース 「ぐ、グイーネ??  さっきまで一緒に床について・・  子供の頃を懐かしく語っていたのに・・・。」
176グイーネ 「さすがに戦場のド真ん中で寝られるほど  私は神経太くないわよ・・・?」 グイーネ 「さすがに戦場のド真ん中で寝られるほど  私は神経太くないわよ・・・?」
177ゲオルイース 「あ・・・・ああ・・・・。  そうかこれは・・・夢の・・・。」 ゲオルイース 「あ・・・・ああ・・・・。  そうかこれは・・・夢の・・・。」
178ゲオルイース (また夢の戦場に立っている・・。  この物語が連続した夢は一体・・なんなのだろうな。) ゲオルイース (また夢の戦場に立っている・・。  この物語が連続した夢は一体・・なんなのだろうな。)
179ゲオルイース (でも、夢はこれで終わりのはずだ・・。  私達はこのボヘロス城で戦い・・・  戦争を終わらせたのだから・・・。) ゲオルイース (でも、夢はこれで終わりのはずだ・・。  私達はこのボヘロス城で戦い・・・  戦争を終わらせたのだから・・・。)
180アーベント 「ここで残る二匹の残滓をまとめて倒すんだろ?  しっかり目覚ましてくれよな嬢ちゃん。」 アーベント 「ここで残る二匹の残滓をまとめて倒すんだろ?  しっかり目覚ましてくれよな嬢ちゃん。」
181ゲオルイース 「・・・。」 ゲオルイース 「・・・。」
182ゲオルイース (ここまで見続けた夢だ・・最後まで付き合ってやるか。  ・・・この時の思い・・怒り・・高揚を思い出せ。) ゲオルイース (ここまで見続けた夢だ・・最後まで付き合ってやるか。  ・・・この時の思い・・怒り・・高揚を思い出せ。)
183\c[soun]ゲオルイース 「・・・ああ。ここで全ての残滓を討つ。」 \c[soun]ゲオルイース 「・・・ああ。ここで全ての残滓を討つ。」
184ゲオルイース 「魔城と化したボヘロス城を奪還し・・・  ここを人類解放の象徴とする!!  そして私達人類は・・この戦争に勝利する!」 ゲオルイース 「魔城と化したボヘロス城を奪還し・・・  ここを人類解放の象徴とする!!  そして私達人類は・・この戦争に勝利する!」
185アーベント 「やってやるぜ!  敵の喉元にようやく当たった切っ先だ・・。  あとはただ、かっさばくだけだぜ!!」 アーベント 「やってやるぜ!  敵の喉元にようやく当たった切っ先だ・・。  あとはただ、かっさばくだけだぜ!!」
186グイーネ 「ここが正念場よ。  敵の大部隊が前線から戻り切れていない。  今この瞬間の・・私達だけが・・魔族を倒す事ができる!」 グイーネ 「ここが正念場よ。  敵の大部隊が前線から戻り切れていない。  今この瞬間の・・私達だけが・・魔族を倒す事ができる!」
187ヴルウ 「長かった・・遠い彼方にあった魔族共の根城に  ようやく蹴りを入れられるんだな・・・!」 ヴルウ 「長かった・・遠い彼方にあった魔族共の根城に  ようやく蹴りを入れられるんだな・・・!」
188ベロー 「好き放題やってくれた礼をしてやる。  塵も残すつもりはねぇ・・・!!」 ベロー 「好き放題やってくれた礼をしてやる。  塵も残すつもりはねぇ・・・!!」
189\c[sout]ゲオルイース 「魔族も本拠地の防衛には精鋭を当てているだろう。  残滓も二体残っている・・・  気を引き締めろ・・・・・・・・・・さあ!!!」 \c[sout]ゲオルイース 「魔族も本拠地の防衛には精鋭を当てているだろう。  残滓も二体残っている・・・  気を引き締めろ・・・・・・・・・・さあ!!!」
190\c[sous]ゲオルイース 「決戦だっ!!」 \c[sous]ゲオルイース 「決戦だっ!!」
191・・・。 ・・・。
192\{\{オオオオオオオオオオオオオオ!! オオオオオオオオオオオオオオ!! オオオオオオオオオオオオオオ!! \{\{オオオオオオオオオオオオオオ!! オオオオオオオオオオオオオオ!! オオオオオオオオオオオオオオ!!
193アーベント 「なんだなんだ?  そこら中からカチドキが上がってる・・!!」 アーベント 「なんだなんだ?  そこら中からカチドキが上がってる・・!!」
194\c[sout]ゲオルイース 「ボヘロス城の真下から信号弾を上げた・・。  この意味はたったひとつ・・・。」 \c[sout]ゲオルイース 「ボヘロス城の真下から信号弾を上げた・・。  この意味はたったひとつ・・・。」
195\c[sous]ゲオルイース 「私達の勝利は目前ということだ!  生き残った全ての兵は、ここを目指し突撃を仕掛ける。  最後の最後の勝負・・・はじめるぞ!」 \c[sous]ゲオルイース 「私達の勝利は目前ということだ!  生き残った全ての兵は、ここを目指し突撃を仕掛ける。  最後の最後の勝負・・・はじめるぞ!」
196グイーネ 「急ぎましょう!  一直線にボヘロスの王座を目指すのよ!」 グイーネ 「急ぎましょう!  一直線にボヘロスの王座を目指すのよ!」
197ゲオルイース 「あれは・・!!  残滓トーデイラ!!  待ち伏せか・・・!」 ゲオルイース 「あれは・・!!  残滓トーデイラ!!  待ち伏せか・・・!」
198残滓トーデイラ 「・・・。」 残滓トーデイラ 「・・・。」
199アーベント 「あの野郎!  自分は戦わないつもりかよ!!」 アーベント 「あの野郎!  自分は戦わないつもりかよ!!」
200グイーネ 「ここまで残滓ザナハリーとスカサハを倒している。  その情報を知って、私達を警戒しているのよ。」 グイーネ 「ここまで残滓ザナハリーとスカサハを倒している。  その情報を知って、私達を警戒しているのよ。」
201ベロー 「洗脳兵を捲いていったのは  俺達の力量を測ろうとしての事か。」 ベロー 「洗脳兵を捲いていったのは  俺達の力量を測ろうとしての事か。」
202ゲオルイース 「残滓トーデイラは常勝の将軍でもある。  ヤツさえいなければ陥落しなかった王国も  数多くあった・・。」 ゲオルイース 「残滓トーデイラは常勝の将軍でもある。  ヤツさえいなければ陥落しなかった王国も  数多くあった・・。」
203ゲオルイース 「その計略は残虐の一言・・。  人を人とも思わない悪魔の進行は奴が生み出したものだ。  人間の心をへし折る事に長けている。」 ゲオルイース 「その計略は残虐の一言・・。  人を人とも思わない悪魔の進行は奴が生み出したものだ。  人間の心をへし折る事に長けている。」
204ヴルウ 「散々俺達が苦しい思いをしてきた元凶は  そいつってわけか・・。」 ヴルウ 「散々俺達が苦しい思いをしてきた元凶は  そいつってわけか・・。」
205ゲオルイース 「逆に言えば、あいつを倒す事で  残虐な更新が大きく停滞することになる。  絶対に逃がす訳にはいかない!」 ゲオルイース 「逆に言えば、あいつを倒す事で  残虐な更新が大きく停滞することになる。  絶対に逃がす訳にはいかない!」
206ベロー 「・・・わかったぜ。  もう容赦はしねぇ・・お前らの命は俺がもらう・・!」 ベロー 「・・・わかったぜ。  もう容赦はしねぇ・・お前らの命は俺がもらう・・!」
207アーベント 「魔族のいない世界を願った戦士達・・。  そいつは俺が叶えてやる・・・  あとは任せて先に逝っててくれっ・・・!!!」 アーベント 「魔族のいない世界を願った戦士達・・。  そいつは俺が叶えてやる・・・  あとは任せて先に逝っててくれっ・・・!!!」
208アーベント 「あれは・・・!?  女達が人魔に繋がれているぞ!!」 アーベント 「あれは・・・!?  女達が人魔に繋がれているぞ!!」
209人魔 『ううぅぅぅぅぅ・・・。』 人魔 『ううぅぅぅぅぅ・・・。』
210人魔 『あああぁぁぁぁぁ・・・・』 人魔 『あああぁぁぁぁぁ・・・・』
211ヴルウ 「・・・ふざけたモンスターを  用意したもんだ・・・!!」 ヴルウ 「・・・ふざけたモンスターを  用意したもんだ・・・!!」
212グイーネ 「・・私達が  洗脳を受けていない人間を  攻撃できないと読んだようね・・・。」 グイーネ 「・・私達が  洗脳を受けていない人間を  攻撃できないと読んだようね・・・。」
213ゲオルイース 「加えて、人間からエネルギーを吸い続けている。  人魔の力も高まる一方で、女性たちの命は  そう長くは持たない・・使い捨ての人魔だ!」 ゲオルイース 「加えて、人間からエネルギーを吸い続けている。  人魔の力も高まる一方で、女性たちの命は  そう長くは持たない・・使い捨ての人魔だ!」
214ヴルウ 「ゼルセ・・お前ならどうする・・・。  いや、いちいち聞くまでもなかったよな・・!!」 ヴルウ 「ゼルセ・・お前ならどうする・・・。  いや、いちいち聞くまでもなかったよな・・!!」
215ヴルウ 「化け物は倒す!  人間は救う!  俺は、俺達はただそれを実行するのみだ!!」 ヴルウ 「化け物は倒す!  人間は救う!  俺は、俺達はただそれを実行するのみだ!!」
216アーベント 「人魔をぶん殴りながら  繋がれた人間は回復し続ける・・。  見た目によらず器用だよなヴルウは。」 アーベント 「人魔をぶん殴りながら  繋がれた人間は回復し続ける・・。  見た目によらず器用だよなヴルウは。」
217ヴルウ 「はぁ・・はぁ・・!!  同じような人魔が現れたら俺に任せろ!  全てぶっ潰して・・救い出してみせる!!」 ヴルウ 「はぁ・・はぁ・・!!  同じような人魔が現れたら俺に任せろ!  全てぶっ潰して・・救い出してみせる!!」
218ゲオルイース 「よし、この人達は後続の部隊に任せる。  一歩でも多く、先へ進むぞ。」 ゲオルイース 「よし、この人達は後続の部隊に任せる。  一歩でも多く、先へ進むぞ。」
219ベロー 「・・・とまれ!!  ガキが何かされてる・・・!!」 ベロー 「・・・とまれ!!  ガキが何かされてる・・・!!」
220子供達 「こ・・こないでください・・・。  近づかれると・・・背中の爆弾が・・・  ばくはつしますっ・・・」 子供達 「こ・・こないでください・・・。  近づかれると・・・背中の爆弾が・・・  ばくはつしますっ・・・」
221ヴルウ 「あのクズ野郎・・・!!  ガキどもに爆弾背負わせて入口を守るつもりか!」 ヴルウ 「あのクズ野郎・・・!!  ガキどもに爆弾背負わせて入口を守るつもりか!」
222グイーネ 「あの火薬の量・・  下手に近づけばこちらもただじゃすまないわね。」 グイーネ 「あの火薬の量・・  下手に近づけばこちらもただじゃすまないわね。」
223ゲオルイース 「ふ・・・。」 ゲオルイース 「ふ・・・。」
224アーベント 「ど、どうした嬢ちゃん?  まさかお手上げってわけじゃ・・」 アーベント 「ど、どうした嬢ちゃん?  まさかお手上げってわけじゃ・・」
225ゲオルイース 「ようやく本来の出番が来た・・。」 ゲオルイース 「ようやく本来の出番が来た・・。」
226ゲオルイース 「こういう時のために作った魔法が・・・  【サンダースナイプ】だ!!」 ゲオルイース 「こういう時のために作った魔法が・・・  【サンダースナイプ】だ!!」
227ゲオルイース 「爆破装置の導線を焼き切った。  もう大丈夫だ。」 ゲオルイース 「爆破装置の導線を焼き切った。  もう大丈夫だ。」
228ベロー 「しっかり用意してたってわけか。  さすがじゃねぇか大将。」 ベロー 「しっかり用意してたってわけか。  さすがじゃねぇか大将。」
229ヴルウ 「爆弾はこれでいいとして、  この子供たちはどうする?  洗脳までされてるかどうかわからんぞ・・・?」 ヴルウ 「爆弾はこれでいいとして、  この子供たちはどうする?  洗脳までされてるかどうかわからんぞ・・・?」
230アーベント 「おらっ・・・!」 アーベント 「おらっ・・・!」
231ヴルウ 「おいおい、手荒いな。」 ヴルウ 「おいおい、手荒いな。」
232アーベント 「今は判断がつかねぇし時間もない。  間違ってたらあとでひっぱたいてもらうさ。」 アーベント 「今は判断がつかねぇし時間もない。  間違ってたらあとでひっぱたいてもらうさ。」
233ゲオルイース 「よし、この子達も後続隊に任せる。  城内へ侵入するぞ・・!!」 ゲオルイース 「よし、この子達も後続隊に任せる。  城内へ侵入するぞ・・!!」
234アーベント 「ようやく踏み入った・・。  この一歩をずっと待っていた・・・長かったぜ・・・。  気が遠くなる程な・・・。」 アーベント 「ようやく踏み入った・・。  この一歩をずっと待っていた・・・長かったぜ・・・。  気が遠くなる程な・・・。」
235グイーネ 「感傷に浸るのは早いわ・・!  やるべきことを成さなくては・・!」 グイーネ 「感傷に浸るのは早いわ・・!  やるべきことを成さなくては・・!」
236ゲオルイース 「城内は魔族によって改造されている。  その内容はどの国の密偵でも調べ上げる事ができなかった。  注意しながら最速で王座を目指すぞ!」 ゲオルイース 「城内は魔族によって改造されている。  その内容はどの国の密偵でも調べ上げる事ができなかった。  注意しながら最速で王座を目指すぞ!」
237ゲオルイース 「そこにいるはずだ・・。  残滓トーデイラ・・・そして  残滓ロビィが・・・!!」 ゲオルイース 「そこにいるはずだ・・。  残滓トーデイラ・・・そして  残滓ロビィが・・・!!」
238ベロー 「むうっ!?  なんだ・・足元がぐにゃりと歪んだような感覚!?」 ベロー 「むうっ!?  なんだ・・足元がぐにゃりと歪んだような感覚!?」
239グイーネ 「いけないっ!誘い込まれた!!  みんな気を強く持って・・・!!」 グイーネ 「いけないっ!誘い込まれた!!  みんな気を強く持って・・・!!」
240ゲオルイース 「くっ・・!!  こんなトラップまで・・・しかけて・・・・・」 ゲオルイース 「くっ・・!!  こんなトラップまで・・・しかけて・・・・・」
241 「・・・・・・・・・えさま・・・!!」 「・・・・・・・・・えさま・・・!!」
242 「・・・・・・・・・・・・・ねえさま・・・!!」 「・・・・・・・・・・・・・ねえさま・・・!!」
243 「あ、お姉様やっと起きたのですね・・・  いつまで寝ているのですか・・?」 「あ、お姉様やっと起きたのですね・・・  いつまで寝ているのですか・・?」
244ゲオルイース 「・・・君は・・・。  君は誰だ・・・?」 ゲオルイース 「・・・君は・・・。  君は誰だ・・・?」
245ゲオナデッタ 「・・・ええ?  何を寝ぼけられているのです・・貴方の実の妹の  ゲオナデッタですよ?」 ゲオナデッタ 「・・・ええ?  何を寝ぼけられているのです・・貴方の実の妹の  ゲオナデッタですよ?」
246ゲオルイース 「なっっ・・・!?!ゲオナデッタ!?  確かに生まれていればその名の妹がいたかもしれんが  ・・・・魔族支配下の中で死産になったと母上から聞いたぞ!」 ゲオルイース 「なっっ・・・!?!ゲオナデッタ!?  確かに生まれていればその名の妹がいたかもしれんが  ・・・・魔族支配下の中で死産になったと母上から聞いたぞ!」
247ゲオナデッタ 「・・・・ええ?魔族って何のことですか?  【魔王復活】の事でしたらまだ時間があると  学者も言っているじゃありませんか・・。」 ゲオナデッタ 「・・・・ええ?魔族って何のことですか?  【魔王復活】の事でしたらまだ時間があると  学者も言っているじゃありませんか・・。」
248ゲオルイース 「それがどういうわけか早まったから人類は混乱したのだ!  魔王はいなかったが、配下の魔族によって  この世界は地獄へと・・・!!」 ゲオルイース 「それがどういうわけか早まったから人類は混乱したのだ!  魔王はいなかったが、配下の魔族によって  この世界は地獄へと・・・!!」
249ゲオナデッタ 「大丈夫ですよ。  怖い敵が現れても大陸最強の狼騎士団がいるじゃありませんか。  戦いなんて物騒なことは、彼らに任せましょう。」 ゲオナデッタ 「大丈夫ですよ。  怖い敵が現れても大陸最強の狼騎士団がいるじゃありませんか。  戦いなんて物騒なことは、彼らに任せましょう。」
250ゲオルイース 「狼騎士団・・!?  彼らがまだ存続しているというのか・・・?  ・・・まったくどうなってる。」 ゲオルイース 「狼騎士団・・!?  彼らがまだ存続しているというのか・・・?  ・・・まったくどうなってる。」
251ゲオナデッタ 「お姉様、慌ててどちらに行かれるのです?」 ゲオナデッタ 「お姉様、慌ててどちらに行かれるのです?」
252ゲオルイース 「状況を整理する必要がある。  人類解放軍の総司令部に連絡を取る。  馬の用意をしてくれるか?」 ゲオルイース 「状況を整理する必要がある。  人類解放軍の総司令部に連絡を取る。  馬の用意をしてくれるか?」
253 「おっと、どこへ行くんだい?  前を見て歩かないと危ないよ?」 「おっと、どこへ行くんだい?  前を見て歩かないと危ないよ?」
254ゲオルイース 「あ、ああ失礼。  少し慌てていただので・・・・んっ!?」 ゲオルイース 「あ、ああ失礼。  少し慌てていただので・・・・んっ!?」
255ゲオルイース 「ぎゃあああああ!!  なんだお前は!?出合い頭に見ず知らずの女に  なんて破廉恥なことを!?!」 ゲオルイース 「ぎゃあああああ!!  なんだお前は!?出合い頭に見ず知らずの女に  なんて破廉恥なことを!?!」
256 「いてて。  どうしたんだい?いつもの事じゃないか。  むしろゲオルイースが毎日キスしろと言ってたんじゃないか。」 「いてて。  どうしたんだい?いつもの事じゃないか。  むしろゲオルイースが毎日キスしろと言ってたんじゃないか。」
257ゲオルイース 「はあああああ????  誰が言うか!!そんな恥ずかしい事を!!!」 ゲオルイース 「はあああああ????  誰が言うか!!そんな恥ずかしい事を!!!」
258ゲオナデッタ 「私は聞いてますよ。それも毎日。  むしろ昨日の夜だって、旦那様のキスに  少し情熱がないと愚痴っていたではありませんか。」 ゲオナデッタ 「私は聞いてますよ。それも毎日。  むしろ昨日の夜だって、旦那様のキスに  少し情熱がないと愚痴っていたではありませんか。」
259ゲオルイース 「そんなむず痒い愚痴を誰が溢すか!!  そもそも誰なんだこの変態は!?」 ゲオルイース 「そんなむず痒い愚痴を誰が溢すか!!  そもそも誰なんだこの変態は!?」
260旦那 「酷いよ・・僕は君の婚約者だよ?  今はラシュヘイトで竜騎士団の団長をしている。」 旦那 「酷いよ・・僕は君の婚約者だよ?  今はラシュヘイトで竜騎士団の団長をしている。」
261ゲオルイース 「へっ・・・??  こ、こんやく・・・しゃ?」 ゲオルイース 「へっ・・・??  こ、こんやく・・・しゃ?」
262旦那 「そして君は僕の愛すべき妻。  おっちょこちょいで物忘れの激しい  けど料理はとてつもなく上手い女の子だ。」 旦那 「そして君は僕の愛すべき妻。  おっちょこちょいで物忘れの激しい  けど料理はとてつもなく上手い女の子だ。」
263ゲオルイース 「な・・なんだそれは・・・。  これは・・・・。  一体何が間違えられているんだ・・!?」 ゲオルイース 「な・・なんだそれは・・・。  これは・・・・。  一体何が間違えられているんだ・・!?」
264母上 「ゲオルイース!  早くこちらにいらっしゃい!」 母上 「ゲオルイース!  早くこちらにいらっしゃい!」
265ゲオルイース 「あっ!  今のは・・・母上の声・・・??」 ゲオルイース 「あっ!  今のは・・・母上の声・・・??」
266ゲオナデッタ 「なんで呼ばれているのか・・・  いけばすぐにわかりますよ?」 ゲオナデッタ 「なんで呼ばれているのか・・・  いけばすぐにわかりますよ?」
267母上 「ゲオルイース・・。  なぜ呼ばれたのか、分かりますね?」 母上 「ゲオルイース・・。  なぜ呼ばれたのか、分かりますね?」
268ゲオルイース 「・・・い、いえ。  申し訳ありませんが・・状況がわかっていなくて・・。」 ゲオルイース 「・・・い、いえ。  申し訳ありませんが・・状況がわかっていなくて・・。」
269母上 「寝ぼけてしまっているのね。  こんな時間までお昼寝をしているからです。  もう時間になってしまう・・。」 母上 「寝ぼけてしまっているのね。  こんな時間までお昼寝をしているからです。  もう時間になってしまう・・。」
270ゲオルイース 「時間・・・??  なんのことで・・・・・・!?!」 ゲオルイース 「時間・・・??  なんのことで・・・・・・!?!」
271父上 「やーゲオルイース!  旦那君とは上手くやっとるかね?  早く孫の顔を見せてくれよ??」 父上 「やーゲオルイース!  旦那君とは上手くやっとるかね?  早く孫の顔を見せてくれよ??」
272ゲオルイース 「・・・・・・・そんな・・・。  父上・・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・・そんな・・・。  父上・・・・・。」
273父上 「なんだそのお化けをみるような顔は?」 父上 「なんだそのお化けをみるような顔は?」
274母上 「お父様は武国ヤマトで騎士団の合同演習に参加されていたの。  一月ぶりの帰宅なのよ。」 母上 「お父様は武国ヤマトで騎士団の合同演習に参加されていたの。  一月ぶりの帰宅なのよ。」
275ゲオルイース 「ばかな・・・そんなこと・・・。  父上はボヘロスが魔族に襲われたあの日・・・。  多くの魔族を道連れに亡くなられたはずだ・・・!!」 ゲオルイース 「ばかな・・・そんなこと・・・。  父上はボヘロスが魔族に襲われたあの日・・・。  多くの魔族を道連れに亡くなられたはずだ・・・!!」
276父上 「・・・なんだいそのカッコいい最後は?  この先僕が死んだら、その武勇伝を残しておいて欲しいな。  母さん、紙とペンをくれ。」 父上 「・・・なんだいそのカッコいい最後は?  この先僕が死んだら、その武勇伝を残しておいて欲しいな。  母さん、紙とペンをくれ。」
277母上 「死に際が派手に盛った嘘だなんて、恥ずかしすぎます。  そもそも魔族なんて見た事もないでしょうに。」 母上 「死に際が派手に盛った嘘だなんて、恥ずかしすぎます。  そもそも魔族なんて見た事もないでしょうに。」
278父上 「魔族っぽいのならボヘロスの近くの  教会にいたぞ・・あの男の名前はなんといったかなぁ  たしかぁ・・・ぶる・・・なんとか。」 父上 「魔族っぽいのならボヘロスの近くの  教会にいたぞ・・あの男の名前はなんといったかなぁ  たしかぁ・・・ぶる・・・なんとか。」
279ゲオルイース 「なんなんだこれは・・・。  なぜこんなところに私はいる・・・!?」 ゲオルイース 「なんなんだこれは・・・。  なぜこんなところに私はいる・・・!?」
280旦那 「ゲオルイース、あんまり頭を使わない方がいいよ。  難しい事を考えるのは苦手だろう?」 旦那 「ゲオルイース、あんまり頭を使わない方がいいよ。  難しい事を考えるのは苦手だろう?」
281ゲオルイース 「な・・なにを言っている・・。  私は人類解放軍の総司令だぞ・・・?  誰よりも頭を働かせなくては・・・。」 ゲオルイース 「な・・なにを言っている・・。  私は人類解放軍の総司令だぞ・・・?  誰よりも頭を働かせなくては・・・。」
282旦那 「今日はそういう気分なのかい?  でもそれは無理があるよ、君は誰かの上に立つ人間じゃない。  支えるのが上手い人間だ。」 旦那 「今日はそういう気分なのかい?  でもそれは無理があるよ、君は誰かの上に立つ人間じゃない。  支えるのが上手い人間だ。」
283旦那 「人にはそれぞれ得意分野がある。  君は、君にあった物を伸ばすべきだよ。  でなければ、疲れてしまうのが人というものだ。」 旦那 「人にはそれぞれ得意分野がある。  君は、君にあった物を伸ばすべきだよ。  でなければ、疲れてしまうのが人というものだ。」
284ゲオルイース 「・・・・わたしの・・・役割・・。  わたしにできる事は・・・たくさんあったはず。」 ゲオルイース 「・・・・わたしの・・・役割・・。  わたしにできる事は・・・たくさんあったはず。」
285旦那 「でも、それを考えると辛い事だらけだろう?  向いていないんだよ。  君という人間にはね。」 旦那 「でも、それを考えると辛い事だらけだろう?  向いていないんだよ。  君という人間にはね。」
286ゲオルイース 「・・・・・・・・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・・・。」
287父上 「さて、初々しい夫婦の会話が終わったのなら  寂しい私の酒に付き合ってくれる者を募集するが?  珍しいお土産付きだぞ?スシという食べ物だ。」 父上 「さて、初々しい夫婦の会話が終わったのなら  寂しい私の酒に付き合ってくれる者を募集するが?  珍しいお土産付きだぞ?スシという食べ物だ。」
288ゲオナデッタ 「わたくしご一緒致しますわ。  毎日お姉様が旦那様に甘えるのを見てもううんざり。  今日はお父様に甘えさせていただきますっ」 ゲオナデッタ 「わたくしご一緒致しますわ。  毎日お姉様が旦那様に甘えるのを見てもううんざり。  今日はお父様に甘えさせていただきますっ」
289父上 「はーっはっはっは!  よしよし・・・他の子供たちはどうした?  もう寝てしまったのか?」 父上 「はーっはっはっは!  よしよし・・・他の子供たちはどうした?  もう寝てしまったのか?」
290母上 「いいえ・・  あちらの部屋で恥ずかしがって出てこないだけです。  貴方たち!早く出てこないとお父様が帰ってしまいますよ」 母上 「いいえ・・  あちらの部屋で恥ずかしがって出てこないだけです。  貴方たち!早く出てこないとお父様が帰ってしまいますよ」
291子供達 『・・・おとうさま、おかえりなさーい!』 子供達 『・・・おとうさま、おかえりなさーい!』
292父上 「はーっはっはっは!  よしよし、一人も減っていないな?  一人でも欠けたらまたお母さんに足してもらわんといかん。」 父上 「はーっはっはっは!  よしよし、一人も減っていないな?  一人でも欠けたらまたお母さんに足してもらわんといかん。」
293母上 「はあ・・・もう産み疲れましたよ。  これ以上子孫を増やしてどうするのです・・まったく。」 母上 「はあ・・・もう産み疲れましたよ。  これ以上子孫を増やしてどうするのです・・まったく。」
294ゲオルイース 「・・・・・なんなんだ・・・  ・・・・・なんなんだこれは・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・なんなんだ・・・  ・・・・・なんなんだこれは・・・。」
295旦那 「ゲオルイース・・まだ難しい顔をしているね。  気分が悪いのかい・・・?」 旦那 「ゲオルイース・・まだ難しい顔をしているね。  気分が悪いのかい・・・?」
296ゲオルイース 「・・・ああ。  最悪だよ・・こんなもの永遠に見たくなかった。」 ゲオルイース 「・・・ああ。  最悪だよ・・こんなもの永遠に見たくなかった。」
297旦那 「どうして?  いつもどおりの・・どこの家庭にもある  ありふれた光景じゃないか・・・。」 旦那 「どうして?  いつもどおりの・・どこの家庭にもある  ありふれた光景じゃないか・・・。」
298ゲオルイース 「それはもう・・・・手の届かない  遠い異世界にでも行ってしまったものだ・・・。  二度と得る事のできないものだ・・・。」 ゲオルイース 「それはもう・・・・手の届かない  遠い異世界にでも行ってしまったものだ・・・。  二度と得る事のできないものだ・・・。」
299旦那 「なにを言ってるんだい。  ほら・・・。」 旦那 「なにを言ってるんだい。  ほら・・・。」
300ゲオルイース 「・・・・!!」 ゲオルイース 「・・・・!!」
301旦那 「残念ながら、僕は君達と血の繋がりはない。  けれどこれから君と生きていく中で  僕たち二人から新たらしい繋がりを作っていける・・。」 旦那 「残念ながら、僕は君達と血の繋がりはない。  けれどこれから君と生きていく中で  僕たち二人から新たらしい繋がりを作っていける・・。」
302旦那 「そしてそれはいつの日か・・・  この場に流れているような素敵な家族の絆になるはずだ。  僕たちは・・これからなんだよ?ゲオルイース。」 旦那 「そしてそれはいつの日か・・・  この場に流れているような素敵な家族の絆になるはずだ。  僕たちは・・これからなんだよ?ゲオルイース。」
303ゲオルイース 「・・・・・・やめてくれ・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・やめてくれ・・・。」
304ゲオルイース 「こんなところで・・・。  そんな言葉をかけてくるな・・・。  ・・・・・私が・・・・崩れてしまう・・・」 ゲオルイース 「こんなところで・・・。  そんな言葉をかけてくるな・・・。  ・・・・・私が・・・・崩れてしまう・・・」
305旦那 「・・・何をそんなにこらえているんだい?  今君が必死に守ろうとしているもの・・・  それは、君を傷つけるだけの物じゃないのか?」 旦那 「・・・何をそんなにこらえているんだい?  今君が必死に守ろうとしているもの・・・  それは、君を傷つけるだけの物じゃないのか?」
306ゲオルイース 「・・・やめてっ」 ゲオルイース 「・・・やめてっ」
307旦那 「いいんだよ。  難しい事は、僕と父上に任せて。  君には・・・家の事だけを任せたいと思っている。」 旦那 「いいんだよ。  難しい事は、僕と父上に任せて。  君には・・・家の事だけを任せたいと思っている。」
308ゲオルイース 「・・・私が守るのは・・・家?」 ゲオルイース 「・・・私が守るのは・・・家?」
309旦那 「そうさ。  掃除して、洗濯して、風呂を沸かして  美味い飯を作ってくれればいい。」 旦那 「そうさ。  掃除して、洗濯して、風呂を沸かして  美味い飯を作ってくれればいい。」
310旦那 「それが・・・君には合っているんだ。  それが君の正しい生き方なんだよ。」 旦那 「それが・・・君には合っているんだ。  それが君の正しい生き方なんだよ。」
311ゲオルイース 「私は今まで・・・間違った生き方を・・・?」 ゲオルイース 「私は今まで・・・間違った生き方を・・・?」
312旦那 「あ、いや。  君の人生を否定するわけじゃないからね。  あくまで客観的に見た意見。」 旦那 「あ、いや。  君の人生を否定するわけじゃないからね。  あくまで客観的に見た意見。」
313旦那 「普段の君は・・ぼんやりしていて  流されやすくて・・・とても優しい  小さな女の子だからさ・・・。」 旦那 「普段の君は・・ぼんやりしていて  流されやすくて・・・とても優しい  小さな女の子だからさ・・・。」
314ゲオルイース 「・・・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・。」
315旦那 「ほら、今日はもう疲れただろう?  お父様は暫く家にいるそうだ。  安心して、休むために寝室に行こう。」 旦那 「ほら、今日はもう疲れただろう?  お父様は暫く家にいるそうだ。  安心して、休むために寝室に行こう。」
316ゲオルイース 「・・・・・・・・・・・うん。」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・・・うん。」
317旦那 「・・・一緒に寝てもいいかな?」 旦那 「・・・一緒に寝てもいいかな?」
318ゲオルイース 「え・・・。  ・・・・・・・・・・・・・。」 ゲオルイース 「え・・・。  ・・・・・・・・・・・・・。」
319ゲオルイース (・・・・・・とても心細い・・・。  とても自分が弱くて・・とても小さくて・・・。  ・・・この人のそばにずっと居たいと・・・・・) ゲオルイース (・・・・・・とても心細い・・・。  とても自分が弱くて・・とても小さくて・・・。  ・・・この人のそばにずっと居たいと・・・・・)
320ゲオルイース 「・・・・・・・うん・・・。  一緒に・・・・いてください・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・・うん・・・。  一緒に・・・・いてください・・・・。」
321ゲオルイース (なんて満たされた時間なんだ・・・  不安なんてどこにもない・・・  苦しい思いもしなくていい・・・。) ゲオルイース (なんて満たされた時間なんだ・・・  不安なんてどこにもない・・・  苦しい思いもしなくていい・・・。)
322ゲオルイース (考えるべきことは・・・明日の食事の内容・・・  炊事選択の手順・・・そのほかには・・・  ただ・・・家族を大切にすればいい・・・・。) ゲオルイース (考えるべきことは・・・明日の食事の内容・・・  炊事選択の手順・・・そのほかには・・・  ただ・・・家族を大切にすればいい・・・・。)
323ゲオルイース (こんな時間・・・・なんて贅沢なんだ・・・。  私はこんな時を・・・ずっと過ごしたいと思って・・・) ゲオルイース (こんな時間・・・・なんて贅沢なんだ・・・。  私はこんな時を・・・ずっと過ごしたいと思って・・・)
324ゲオルイース (けど・・・・・。) ゲオルイース (けど・・・・・。)
325旦那 「ど、どこへ行くんだいゲオルイース??」 旦那 「ど、どこへ行くんだいゲオルイース??」
326ゲオルイース 「・・・・・・・・・少しばかり・・眩しすぎてな。」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・少しばかり・・眩しすぎてな。」
327ゲオルイース 「あまりに美しすぎて・・・目が覚めてしまったよ。  私は・・こんな時を心の底から望んでいたが・・  実際目の当たりにすると・・・恐ろしい物だ。」 ゲオルイース 「あまりに美しすぎて・・・目が覚めてしまったよ。  私は・・こんな時を心の底から望んでいたが・・  実際目の当たりにすると・・・恐ろしい物だ。」
328ゲオルイース 「失い続けてきたから・・・。  何も失っていないこの世界が・・・  何一つ信用できない・・・それほどに、現実は過酷なんだ。」 ゲオルイース 「失い続けてきたから・・・。  何も失っていないこの世界が・・・  何一つ信用できない・・・それほどに、現実は過酷なんだ。」
329ゲオルイース 「でも・・・それでも現実には価値があった。  この世界に浸っていては手に入らない・・  新しい可能性に出会えるのは・・現実だけだ・・。」 ゲオルイース 「でも・・・それでも現実には価値があった。  この世界に浸っていては手に入らない・・  新しい可能性に出会えるのは・・現実だけだ・・。」
330ゲオルイース 「・・・私は行くよ。  やり残したことがたくさんある。  弱いお嫁さんの私は・・・ここに置いていく。」 ゲオルイース 「・・・私は行くよ。  やり残したことがたくさんある。  弱いお嫁さんの私は・・・ここに置いていく。」
331ゲオルイース 「さようなら・・・私の理想世界・・・。」 ゲオルイース 「さようなら・・・私の理想世界・・・。」
332ミツケタ・・・・ゾ。 ニガ・・・・・・・・サン・・・・! ミツケタ・・・・ゾ。 ニガ・・・・・・・・サン・・・・!
333ゲオルイース 「・・・!」 ゲオルイース 「・・・!」
334コンナ・・・・トコロニ・・・。 オマエハ・・・・・・・・エイエンニウシナエ・・・・ ・・・・ゲオルイース・・・・!! コンナ・・・・トコロニ・・・。 オマエハ・・・・・・・・エイエンニウシナエ・・・・ ・・・・ゲオルイース・・・・!!
335ゲオルイース 「なんだ!?  なんだこの巨大な・・・悪意は!?」 ゲオルイース 「なんだ!?  なんだこの巨大な・・・悪意は!?」
336ゲオルイース 「ぐああっっ!!?  飲み込まれる・・・何もない無の空間に・・!!  抗う術がない・・この場では魔法も魂式も使えない!!」 ゲオルイース 「ぐああっっ!!?  飲み込まれる・・・何もない無の空間に・・!!  抗う術がない・・この場では魔法も魂式も使えない!!」
337「ゲオルイース・・・!!」 「ゲオルイース・・・!!」
338ゲオルイース 「・・・だっ・・・誰だっ・・!」 ゲオルイース 「・・・だっ・・・誰だっ・・!」
339\c[guia]グイーネ 「ゲオルイース!!!  手をこっちへ伸ばして!!!」 \c[guia]グイーネ 「ゲオルイース!!!  手をこっちへ伸ばして!!!」
340ゲオルイース 「・・・!!  グイーネ!・・・すまないっ・・・!!」 ゲオルイース 「・・・!!  グイーネ!・・・すまないっ・・・!!」
341ゲオルイース 「はあはあ・・グイーネ・・・。  助かった・・お前がひっぱりあげてくれなかったら。  私はあの悪意の底に沈んでいたかもしれない・・・!」 ゲオルイース 「はあはあ・・グイーネ・・・。  助かった・・お前がひっぱりあげてくれなかったら。  私はあの悪意の底に沈んでいたかもしれない・・・!」
342グイーネ 「はあ・・・はあ・・・  今のは・・・はあ・・・まずかったかもね・・・。」 グイーネ 「はあ・・・はあ・・・  今のは・・・はあ・・・まずかったかもね・・・。」
343ゲオルイース 「・・・え?」 ゲオルイース 「・・・え?」
344ヴルウ 「あああああああああくそっ!!!  最悪なもの見せるんじゃねぇえええ!!」 ヴルウ 「あああああああああくそっ!!!  最悪なもの見せるんじゃねぇえええ!!」
345ゲオルイース 「い、いつの間にか敵に囲まれている!  もう少し目覚めるのが遅かったら  まずいことになっていたな」 ゲオルイース 「い、いつの間にか敵に囲まれている!  もう少し目覚めるのが遅かったら  まずいことになっていたな」
346ベロー 「すでにまずいことにはなってるぜ。  大将も見せられたんだろ?「綺麗な世界」を・・。  あんなもん見たあとじゃあよぉ・・・。」 ベロー 「すでにまずいことにはなってるぜ。  大将も見せられたんだろ?「綺麗な世界」を・・。  あんなもん見たあとじゃあよぉ・・・。」
347アーベント 「・・・。」 アーベント 「・・・。」
348アーベント 「いや、あんなものを見たからこそ  現実で消えていった  多くの命を思い出す事ができたぜ。」 アーベント 「いや、あんなものを見たからこそ  現実で消えていった  多くの命を思い出す事ができたぜ。」
349アーベント 「死んでいったあいつらにも、綺麗な世界が待っていた!  それを奪った魔族を、生かしておくわけにはいかねぇ!  剣の切れ味は、最高潮に達したぜ!!」 アーベント 「死んでいったあいつらにも、綺麗な世界が待っていた!  それを奪った魔族を、生かしておくわけにはいかねぇ!  剣の切れ味は、最高潮に達したぜ!!」
350ゲオルイース 「みんなあの幻覚を振り払ったのだな!」 ゲオルイース 「みんなあの幻覚を振り払ったのだな!」
351アーベント 「だが、敵の壁が厚くなってきた!  親玉が近づいてきた証拠でもあるが  これ以上近づくことが出来ないぜ・・・!!」 アーベント 「だが、敵の壁が厚くなってきた!  親玉が近づいてきた証拠でもあるが  これ以上近づくことが出来ないぜ・・・!!」
352 「ならばその敵は・・私に任せろ!!」 「ならばその敵は・・私に任せろ!!」
353サミダレ 「お前たちは王座へ迎え!!  ここは引き受ける!!」 サミダレ 「お前たちは王座へ迎え!!  ここは引き受ける!!」
354ゲオルイース 「サミダレ様!!」 ゲオルイース 「サミダレ様!!」
355アーベント 「おいおい、いくらあんたでも  一人でこの数とやりあうつもりか?」 アーベント 「おいおい、いくらあんたでも  一人でこの数とやりあうつもりか?」
356サミダレ 「戦士は私だけではない。」 サミダレ 「戦士は私だけではない。」
357バルカン 「うおおおおっっ!!  生き残った兵は全て突貫せよ!!  ここが正真正銘の土俵際だ・・っっ!!!」 バルカン 「うおおおおっっ!!  生き残った兵は全て突貫せよ!!  ここが正真正銘の土俵際だ・・っっ!!!」
358ゲオルイース 「残った兵達もここまで上がってきたか!」 ゲオルイース 「残った兵達もここまで上がってきたか!」
359サミダレ 「進んでくれゲオルイース!!  そして残滓を・・・人類の敵を討て・・!!」 サミダレ 「進んでくれゲオルイース!!  そして残滓を・・・人類の敵を討て・・!!」
360ゲオルイース 「いくぞみんな!王座はすぐそこだ!」 ゲオルイース 「いくぞみんな!王座はすぐそこだ!」
361ゲオルイース 「ここが王座・・・お?」 ゲオルイース 「ここが王座・・・お?」
362アーベント 「気を付けろ嬢ちゃん!!  白くて小さいのがあたりに来たぞ!」 アーベント 「気を付けろ嬢ちゃん!!  白くて小さいのがあたりに来たぞ!」
363残滓トーデイラ 「人間・・・ここまで攻め入ったこと褒めてやろう。」 残滓トーデイラ 「人間・・・ここまで攻め入ったこと褒めてやろう。」
364ゲオルイース 「残滓トーデイラ・・。」 ゲオルイース 「残滓トーデイラ・・。」
365アーベント 「・・・会いたかったぜ。  クソ共の親玉さんよぉ・・・。」 アーベント 「・・・会いたかったぜ。  クソ共の親玉さんよぉ・・・。」
366残滓トーデイラ 「・・・役立たずめ・・・。  幻覚での足止めに失敗したか、消えろ無能がっ・・・!」 残滓トーデイラ 「・・・役立たずめ・・・。  幻覚での足止めに失敗したか、消えろ無能がっ・・・!」
367ヴルウ 「・・どうやらさきほどの幻覚は  今投げ捨てられた魔族に見せられた物らしいな。」 ヴルウ 「・・どうやらさきほどの幻覚は  今投げ捨てられた魔族に見せられた物らしいな。」
368ベロー 「弟子どもに結界を張らせた。  もう幻覚に掛かる事はないぜ。  あの雑魚は後回しだ・・・!」 ベロー 「弟子どもに結界を張らせた。  もう幻覚に掛かる事はないぜ。  あの雑魚は後回しだ・・・!」
369ヴルウ 「ああ・・・今はここで・・・  決着をつけるのが先だ・・・!  人間と魔族のなぁ・・・!!」 ヴルウ 「ああ・・・今はここで・・・  決着をつけるのが先だ・・・!  人間と魔族のなぁ・・・!!」
370残滓トーデイラ 「ここには残滓が二人残っている。  お前たちに勝ち目はないぞ。」 残滓トーデイラ 「ここには残滓が二人残っている。  お前たちに勝ち目はないぞ。」
371残滓ロビィ 「・・・。」 残滓ロビィ 「・・・。」
372アーベント 「あれが・・残滓ロビィ・・・!!  女型の化け物が・・・最後の残滓か・・!!」 アーベント 「あれが・・残滓ロビィ・・・!!  女型の化け物が・・・最後の残滓か・・!!」
373ゲオルイース 「奴にはたったひとつ・・。  最低最悪の能力がある・・。」 ゲオルイース 「奴にはたったひとつ・・。  最低最悪の能力がある・・。」
374ゲオルイース 「【魔族を産む】という能力は  この世界で奴だけが有している。」 ゲオルイース 「【魔族を産む】という能力は  この世界で奴だけが有している。」
375ヴルウ 「あいつが・・・魔族を増やしてんのか・・・!」 ヴルウ 「あいつが・・・魔族を増やしてんのか・・・!」
376ゲオルイース 「これまで戦ってきた敵に  洗脳兵や人魔が多かった理由がそれだ。  魔族自体の出産数が少ないんだ。」 ゲオルイース 「これまで戦ってきた敵に  洗脳兵や人魔が多かった理由がそれだ。  魔族自体の出産数が少ないんだ。」
377ゲオルイース 「本来魔族を増産するための魔王が不在だから・・  魔族は死にもの狂いで奴を守っている・・!」 ゲオルイース 「本来魔族を増産するための魔王が不在だから・・  魔族は死にもの狂いで奴を守っている・・!」
378アーベント 「それじゃあ、クソガキばかり生み出す  魔族の母親には・・・ここで退場願おうぜ!!」 アーベント 「それじゃあ、クソガキばかり生み出す  魔族の母親には・・・ここで退場願おうぜ!!」
379残滓トーデイラ 「本気でやれると思っているのか・・・人間?」 残滓トーデイラ 「本気でやれると思っているのか・・・人間?」
380ベロー 「あたりめぇだ・・・・!  そのために俺達は全てを削ってここに立ってる。  自分の命と引き換えにしても、お前らは倒す!!」 ベロー 「あたりめぇだ・・・・!  そのために俺達は全てを削ってここに立ってる。  自分の命と引き換えにしても、お前らは倒す!!」
381残滓トーデイラ 「貴様ら木偶人形の観察は終わっている。  お前たちは人類軍の要、精神を支える者達・・。  お前たちを破れば、人類軍は瓦解する・・!」 残滓トーデイラ 「貴様ら木偶人形の観察は終わっている。  お前たちは人類軍の要、精神を支える者達・・。  お前たちを破れば、人類軍は瓦解する・・!」
382ゲオルイース 「・・・人を甘く見るな。  たとえ私達が破れようと、次なる牙が  お前たちを襲う・・・!」 ゲオルイース 「・・・人を甘く見るな。  たとえ私達が破れようと、次なる牙が  お前たちを襲う・・・!」
383残滓トーデイラ 「ここで殺す。  貴様らの亡骸を細切れにし、人類に見せしめる。  魔族は必ず・・・勝利する!!」 残滓トーデイラ 「ここで殺す。  貴様らの亡骸を細切れにし、人類に見せしめる。  魔族は必ず・・・勝利する!!」
384ゲオルイース 「もう最後だ・・  お前らに合わせて下品な言葉を返してやる。」 ゲオルイース 「もう最後だ・・  お前らに合わせて下品な言葉を返してやる。」
385ゲオルイース 「貴様らの母親は阿婆擦れだ!  小汚い子供をぽんぽん生み出す醜い出産装置だ!!  膣を縫い付けて二度とゴミを出せないようにしてやる!!」 ゲオルイース 「貴様らの母親は阿婆擦れだ!  小汚い子供をぽんぽん生み出す醜い出産装置だ!!  膣を縫い付けて二度とゴミを出せないようにしてやる!!」
386残滓トーデイラ 「・・・き・・・さま・・・っ!!  我ら唯一の希望に・・・なんという口を!!」 残滓トーデイラ 「・・・き・・・さま・・・っ!!  我ら唯一の希望に・・・なんという口を!!」
387アーベント 「ひゅー。  言うじゃねぇか嬢ちゃん。」 アーベント 「ひゅー。  言うじゃねぇか嬢ちゃん。」
388ベロー 「あまり女がち・・・とか言うもんじゃあねぇぜ?」 ベロー 「あまり女がち・・・とか言うもんじゃあねぇぜ?」
389ヴルウ 「ストレスが溜まっているならいつでも俺が聞いてやる。  溜めこむのはよくないぞボス?」 ヴルウ 「ストレスが溜まっているならいつでも俺が聞いてやる。  溜めこむのはよくないぞボス?」
390ゲオルイース 「り、リーダーらしく発破を掛けただけだ!!  いつもこういう言葉を発してるわけじゃない!  お前たちが引くんじゃない!!」 ゲオルイース 「り、リーダーらしく発破を掛けただけだ!!  いつもこういう言葉を発してるわけじゃない!  お前たちが引くんじゃない!!」
391グイーネ 「・・・やりましょう。  早く決着をつけるのよ!!」 グイーネ 「・・・やりましょう。  早く決着をつけるのよ!!」
392残滓トーデイラ 「・・・許さんぞ・・下等な人間が・・・っっ!!」 残滓トーデイラ 「・・・許さんぞ・・下等な人間が・・・っっ!!」
393残滓トーデイラ 「全員八つ裂きだ!  ひとり残らず殺す・・・・!!!」 残滓トーデイラ 「全員八つ裂きだ!  ひとり残らず殺す・・・・!!!」
394ゲオルイース 「いくぞ!!!  最後の戦いだっ!!!」 ゲオルイース 「いくぞ!!!  最後の戦いだっ!!!」
395ゲオルイース 「やった・・・やったぞ・・・  私達は・・・・・勝ったんだ・・・!!!」 ゲオルイース 「やった・・・やったぞ・・・  私達は・・・・・勝ったんだ・・・!!!」
396アーベント 「・・・・・みんな・・・・。  これで終わるぞ・・・・・戦争が・・・!!」 アーベント 「・・・・・みんな・・・・。  これで終わるぞ・・・・・戦争が・・・!!」
397ベロー 「・・・・弟子ども全員に・・・  伝えてやらなきゃな・・・・。」 ベロー 「・・・・弟子ども全員に・・・  伝えてやらなきゃな・・・・。」
398ヴルウ 「・・・・・ゼルセ・・・みんな・・・  見ていたか?・・・残滓はそっちに送った・・・。  好きなだけ可愛がってやりな・・・。」 ヴルウ 「・・・・・ゼルセ・・・みんな・・・  見ていたか?・・・残滓はそっちに送った・・・。  好きなだけ可愛がってやりな・・・。」
399グイーネ 「まだ気を抜かないで、  各地で戦いは続いているわ・・!」 グイーネ 「まだ気を抜かないで、  各地で戦いは続いているわ・・!」
400ゲオルイース 「そうだな、急ごう!  ボヘロス城のテラスで紅い信号弾を上げる・・・  それで私達の勝利が大陸中に伝わる・・・!!」 ゲオルイース 「そうだな、急ごう!  ボヘロス城のテラスで紅い信号弾を上げる・・・  それで私達の勝利が大陸中に伝わる・・・!!」
401ヴルウ 「・・・こっ・・・この石像は・・  なんなんだ・・・まるで生きているようだ・・・。」 ヴルウ 「・・・こっ・・・この石像は・・  なんなんだ・・・まるで生きているようだ・・・。」
402ゲオルイース 「・・・ボヘロス城のテラスは  城下から良く見える作りになっている・・。」 ゲオルイース 「・・・ボヘロス城のテラスは  城下から良く見える作りになっている・・。」
403ゲオルイース 「ここにはボヘロスの王族や名立たる貴族が  亡骸を石像にされ、見せしめになっているんだ・・・。」 ゲオルイース 「ここにはボヘロスの王族や名立たる貴族が  亡骸を石像にされ、見せしめになっているんだ・・・。」
404ゲオルイース 「だが、彼らを弔うのは後だ。  今はこの先で信号弾を・・・。」 ゲオルイース 「だが、彼らを弔うのは後だ。  今はこの先で信号弾を・・・。」
405アーベント 「え・・・・・・・お、おい・・・。  ・・・・・あれは・・・・・・・。  ・・・・・・・・・なんでそんなところに居るんだ?」 アーベント 「え・・・・・・・お、おい・・・。  ・・・・・あれは・・・・・・・。  ・・・・・・・・・なんでそんなところに居るんだ?」
406ゲオルイース 「あ・・・・ああ・・・・。  なんて・・・・・・・・ことだ・・・・・。」 ゲオルイース 「あ・・・・ああ・・・・。  なんて・・・・・・・・ことだ・・・・・。」
407ゲオルイース 「グイーネ・・・・っっ!!!  ようやく・・・ようやく見つけられたのに・・・  こんな姿にされて・・・・・っっ!!」 ゲオルイース 「グイーネ・・・・っっ!!!  ようやく・・・ようやく見つけられたのに・・・  こんな姿にされて・・・・・っっ!!」
408ゲオルイース 「すまないっ・・・・!!  お前だけは助けたかった・・・ずっとボヘロスで  戦っていると聞いていた・・・!!」 ゲオルイース 「すまないっ・・・・!!  お前だけは助けたかった・・・ずっとボヘロスで  戦っていると聞いていた・・・!!」
409ゲオルイース 「すぐにでも助けにいきたかった・・・!  全てを捨てて守りにいきたかった・・・  なのに・・・それなのにっっ・・・・!!!」 ゲオルイース 「すぐにでも助けにいきたかった・・・!  全てを捨てて守りにいきたかった・・・  なのに・・・それなのにっっ・・・・!!!」
410ゲオルイース (なんだ・・・これは???  夢の内容が、現実と食い違った・・・?) ゲオルイース (なんだ・・・これは???  夢の内容が、現実と食い違った・・・?)
411ゲオルイース (いや違う・・・これが正しいんだ・・・。  これが本来の出来事だ・・・。) ゲオルイース (いや違う・・・これが正しいんだ・・・。  これが本来の出来事だ・・・。)
412ゲオルイース (グイーネと一緒に戦った事はなかった。  私はこの時・・・初めて親友と再会したんだ・・・。) ゲオルイース (グイーネと一緒に戦った事はなかった。  私はこの時・・・初めて親友と再会したんだ・・・。)
413ゲオルイース (じゃあ・・・今までのは一体・・・  ・・・・・グイーネ・・・・!!!) ゲオルイース (じゃあ・・・今までのは一体・・・  ・・・・・グイーネ・・・・!!!)
414グイーネ 「・・・。」 グイーネ 「・・・。」
415\c[guin]グイーネ 「ゲオルイース・・・本当に・・・。」 \c[guin]グイーネ 「ゲオルイース・・・本当に・・・。」
416ゲオルイース 「グイーネ!!!お前は一体!!?」 ゲオルイース 「グイーネ!!!お前は一体!!?」
417ゲオルイース 「い・・・いない!!  グイーネも・・・スティアラもしないぞ!!  二人ともどこへ行った!?」 ゲオルイース 「い・・・いない!!  グイーネも・・・スティアラもしないぞ!!  二人ともどこへ行った!?」
418 『ゲオルイース・・・お前は本当に・・・』 『ゲオルイース・・・お前は本当に・・・』
419ゲオルイース 「どこだ!?  どこから声がしている!?」 ゲオルイース 「どこだ!?  どこから声がしている!?」
420 『本当にお前は・・・間抜けだなぁぁ!!!』 『本当にお前は・・・間抜けだなぁぁ!!!』
421ゲオルイース 「あの水晶からだ!!  どこか別の場所も映し出されている・・・!  あれは・・・あれはティアラと・・・大王!?」 ゲオルイース 「あの水晶からだ!!  どこか別の場所も映し出されている・・・!  あれは・・・あれはティアラと・・・大王!?」
422大王 「ゲオルイース・・・。  おまえはこんな地の底でまで美しい物を得てしまった。  せっかく全部奪ってやったのに・・・ダメじゃないか。」 大王 「ゲオルイース・・・。  おまえはこんな地の底でまで美しい物を得てしまった。  せっかく全部奪ってやったのに・・・ダメじゃないか。」
423ゲオルイース 「大王!?貴様ティアラに何をしている!!」 ゲオルイース 「大王!?貴様ティアラに何をしている!!」
424大王 「何をしているだって?  少々お礼をしてやっているだけだよ。  ゲオルイースの心を支えてくれた・・その礼をなぁ!!」 大王 「何をしているだって?  少々お礼をしてやっているだけだよ。  ゲオルイースの心を支えてくれた・・その礼をなぁ!!」
425スティアラ 「ぐっ・・は!!」 スティアラ 「ぐっ・・は!!」
426ゲオルイース 「やめろっ!!  やめろおおおお!!」 ゲオルイース 「やめろっ!!  やめろおおおお!!」
427大王 「弱いなぁ・・・そんなに無能で  これからさきゲオルイースをどう支えるつもりかね?」 大王 「弱いなぁ・・・そんなに無能で  これからさきゲオルイースをどう支えるつもりかね?」
428スティアラ 「はあ・・はあ・・・!!  サンダーアイ!!」 スティアラ 「はあ・・はあ・・・!!  サンダーアイ!!」
429大王 「せっかく魔法を封じずにおいてやってるのに・・。  なんだその脆弱さは!!!」 大王 「せっかく魔法を封じずにおいてやってるのに・・。  なんだその脆弱さは!!!」
430スティアラ 「かはっ・・・!」 スティアラ 「かはっ・・・!」
431スティアラ 「うぐっ・・!」 スティアラ 「うぐっ・・!」
432ゲオルイース 「!!!!!!」 ゲオルイース 「!!!!!!」
433大王 「ほらほら・・ゲオルイースが何か叫んでいるぞ。  お前がよわああああああああああああああすぎて  文句を言っているんじゃないかあああぁぁ????」 大王 「ほらほら・・ゲオルイースが何か叫んでいるぞ。  お前がよわああああああああああああああすぎて  文句を言っているんじゃないかあああぁぁ????」
434スティアラ 「あぅぐっ・・!」 スティアラ 「あぅぐっ・・!」
435スティアラ 「はぐっ・・!」 スティアラ 「はぐっ・・!」
436スティアラ 「はあ・・はあ・・  貴方はルイースの敵・・ここで足止めできれば  きっとルイースは脱出できる・・なんとしてもここで!」 スティアラ 「はあ・・はあ・・  貴方はルイースの敵・・ここで足止めできれば  きっとルイースは脱出できる・・なんとしてもここで!」
437ゲオルイース 「くそおおっっ!!  どこなんだそこは!!!?  大王!!殺してやる!!」 ゲオルイース 「くそおおっっ!!  どこなんだそこは!!!?  大王!!殺してやる!!」
438大王 「っくっっっはっははっははははははっははは!!  私の居場所も分からず「殺してやる」とは  なんと情けない遠吠えだ・・!!!」 大王 「っくっっっはっははっははははははっははは!!  私の居場所も分からず「殺してやる」とは  なんと情けない遠吠えだ・・!!!」
439大王 「それよりぃ・・・・。」 大王 「それよりぃ・・・・。」
440スティアラ 「うぅっ・・!」 スティアラ 「うぅっ・・!」
441大王 「これが殺されないかの心配したまえ。  ここまで弱いと、加減を止めた瞬間に・・・  死んでしまうぞぉ???」 大王 「これが殺されないかの心配したまえ。  ここまで弱いと、加減を止めた瞬間に・・・  死んでしまうぞぉ???」
442ゲオルイース 「だいおおおおおおおおおおおお!!!」 ゲオルイース 「だいおおおおおおおおおおおお!!!」
443サミダレ 「どうしたゲオルイース!?  そこまで取り乱すなんて・・・!」 サミダレ 「どうしたゲオルイース!?  そこまで取り乱すなんて・・・!」
444サミダレ 「あれは・・・大王!?  スティアラをさらわれたのか!?」 サミダレ 「あれは・・・大王!?  スティアラをさらわれたのか!?」
445カラの騎士 「・・・!?」 カラの騎士 「・・・!?」
446大王 「これがそれほどに大事かねぇ?  これほどに無能で、幼稚で、凡庸で、無才で、愚鈍で、  非力で、軽忽で、浅墓で、頓馬で、表六玉のぉぉ・・・」 大王 「これがそれほどに大事かねぇ?  これほどに無能で、幼稚で、凡庸で、無才で、愚鈍で、  非力で、軽忽で、浅墓で、頓馬で、表六玉のぉぉ・・・」
447大王 \{\{「雑魚がっ!!!」 大王 \{\{「雑魚がっ!!!」
448スティアラ 「あがっ・・・・ぐくぅ・・・。」 スティアラ 「あがっ・・・・ぐくぅ・・・。」
449ゲオルイース 「きさまあああああああああああああ!!」 ゲオルイース 「きさまあああああああああああああ!!」
450大王 「取り戻したいか?このゴミを?  こんなもののために、お前はどれだけ愚かな  選択をしてくれるのかな?」 大王 「取り戻したいか?このゴミを?  こんなもののために、お前はどれだけ愚かな  選択をしてくれるのかな?」
451ゲオルイース 「なんでもしてやる!!  ティアラを返せっっ!!」 ゲオルイース 「なんでもしてやる!!  ティアラを返せっっ!!」
452大王 「よろしい。  ではその汚い隠れ家から出て、死刑執行所へ来い。  場所は分かるか?」 大王 「よろしい。  ではその汚い隠れ家から出て、死刑執行所へ来い。  場所は分かるか?」
453ゲオルイース 「監獄の図面は覚えている!!  邪魔さえなければすぐに行ってやる!!」 ゲオルイース 「監獄の図面は覚えている!!  邪魔さえなければすぐに行ってやる!!」
454大王 「兵は下がらせる。  兵器もどかしておこう。  すぐに来い。」 大王 「兵は下がらせる。  兵器もどかしておこう。  すぐに来い。」
455大王 「だが、来るのはお前一人だ。  化け物二匹は連れて来るな、目障りだ。」 大王 「だが、来るのはお前一人だ。  化け物二匹は連れて来るな、目障りだ。」
456大王 「お前たち二匹はあっちで遊んでいろ。」 大王 「お前たち二匹はあっちで遊んでいろ。」
457サミダレ 「な、なんだこの爆音と揺れは・・!?」 サミダレ 「な、なんだこの爆音と揺れは・・!?」
458大王 「この監獄の役割は全て完了した。  私の大陸制覇を邪魔立てする王族は  全ての監獄に集約されたのだ。」 大王 「この監獄の役割は全て完了した。  私の大陸制覇を邪魔立てする王族は  全ての監獄に集約されたのだ。」
459大王 「そしてこれからこの監獄は不幸な事故に見舞われる。  看守達が爆薬の取り扱いを誤り・・・  地下に生き埋めとなって死ぬのだ・・囚人ごとな。」 大王 「そしてこれからこの監獄は不幸な事故に見舞われる。  看守達が爆薬の取り扱いを誤り・・・  地下に生き埋めとなって死ぬのだ・・囚人ごとな。」
460サミダレ 「・・・!?」 サミダレ 「・・・!?」
461大王 「爆薬は死刑執行所の下のフロアまで仕掛けた。  お前たちは私達の足元で正義の味方をやっていろ。  ・・囚人どもが死に絶えていくのを見逃せないだろう?」 大王 「爆薬は死刑執行所の下のフロアまで仕掛けた。  お前たちは私達の足元で正義の味方をやっていろ。  ・・囚人どもが死に絶えていくのを見逃せないだろう?」
462サミダレ 「・・・どこまでも人を舐めやがって・・!!」 サミダレ 「・・・どこまでも人を舐めやがって・・!!」
463ゲオルイース 「・・行ってくださいサミダレ様。  貴方なら子分たちと協力して多くの爆薬を無効化できる。」 ゲオルイース 「・・行ってくださいサミダレ様。  貴方なら子分たちと協力して多くの爆薬を無効化できる。」
464サミダレ 「・・・致し方ない!!  ゲオルイース・・冷静になれよ!!!」 サミダレ 「・・・致し方ない!!  ゲオルイース・・冷静になれよ!!!」
465ゲオルイース 「カラの騎士も行ってくれ!  一人でも多く・・大王の手から救ってほしい・・!」 ゲオルイース 「カラの騎士も行ってくれ!  一人でも多く・・大王の手から救ってほしい・・!」
466カラの騎士 「・・・!」 カラの騎士 「・・・!」
467大王 「早く来いよゲオルイース。  数刻遅れるごとにこれの骨を  一本ずつ折って遊んでいるとするか。」 大王 「早く来いよゲオルイース。  数刻遅れるごとにこれの骨を  一本ずつ折って遊んでいるとするか。」
468ゲオルイース 「・・・そんなことをしてみろ。  貴様に生き地獄を味あわせてやる・・・!!」 ゲオルイース 「・・・そんなことをしてみろ。  貴様に生き地獄を味あわせてやる・・・!!」
469大王 「くっくっく・・・地獄ならもう見飽きている。」 大王 「くっくっく・・・地獄ならもう見飽きている。」
470ゲオルイース 「おまえは・・・・やっぱり・・・。」 ゲオルイース 「おまえは・・・・やっぱり・・・。」
471大王 「待っているよゲオルイース。  一緒に遊ぼう・・・あの頃のように・・・。」 大王 「待っているよゲオルイース。  一緒に遊ぼう・・・あの頃のように・・・。」
472ゲオルイース 「はあはあはあ・・!!  ティアラああ!!  どこだ、どこにいる!!」 ゲオルイース 「はあはあはあ・・!!  ティアラああ!!  どこだ、どこにいる!!」
473大王 「・・・どうしたゲオルイース?  随分と慌てて、転んだらどうする?  普段の冷静なお前はどこへいった?」 大王 「・・・どうしたゲオルイース?  随分と慌てて、転んだらどうする?  普段の冷静なお前はどこへいった?」
474ゲオルイース 「だまれっっ・・・!  ティアラをどこへやった!?」 ゲオルイース 「だまれっっ・・・!  ティアラをどこへやった!?」
475大王 「ここにいるではないか。  こんな物をいちいち隠すとでも思ったか?」 大王 「ここにいるではないか。  こんな物をいちいち隠すとでも思ったか?」
476ゲオルイース 「ティアラ!!」 ゲオルイース 「ティアラ!!」
477スティアラ 「る、ルイース!」 スティアラ 「る、ルイース!」
478ゲオルイース 「必ず助ける!  待っていろよティアラ!!」 ゲオルイース 「必ず助ける!  待っていろよティアラ!!」
479ティアラ 「私の事はいいのです、それより・・!!」 ティアラ 「私の事はいいのです、それより・・!!」
480大王 「・・口を開くなと前もって命令しておいたはずだ。  なにを当たり前のように会話している?  話せば命はないぞ。」 大王 「・・口を開くなと前もって命令しておいたはずだ。  なにを当たり前のように会話している?  話せば命はないぞ。」
481スティアラ 「命など惜しくはありません!  なんでもあなたの思惑通りになるなんて  思い上がらない事です・・・!!」 スティアラ 「命など惜しくはありません!  なんでもあなたの思惑通りになるなんて  思い上がらない事です・・・!!」
482大王 「そうか・・・。  なるほど、それは失礼した。  ゴミにも一端のプライドがあるのだな。」 大王 「そうか・・・。  なるほど、それは失礼した。  ゴミにも一端のプライドがあるのだな。」
483囚人達 『・・・!?』 囚人達 『・・・!?』
484<数人の囚人を魔法で浮かす。> <数人の囚人を魔法で浮かす。>
485スティアラ 「やめなさいっ!!」 スティアラ 「やめなさいっ!!」
486<燃やされ、そのまま穴へ落とされる> <燃やされ、そのまま穴へ落とされる>
487囚人達 『・・ぎゃああああああぁぁぁ・・・!!!』 囚人達 『・・ぎゃああああああぁぁぁ・・・!!!』
488スティアラ 「なんて・・・ことをっ・・!!」 スティアラ 「なんて・・・ことをっ・・!!」
489大王 「お前のように偽善好きの人間は  こうされた方が素直に言う事を聞けるだろう?  ・・・もう一度口を開いてみろ、次は倍の数捨てる」 大王 「お前のように偽善好きの人間は  こうされた方が素直に言う事を聞けるだろう?  ・・・もう一度口を開いてみろ、次は倍の数捨てる」
490スティアラ 「・・・・・。」 スティアラ 「・・・・・。」
491大王 「どうした?まだしゃべり足りないだろう?  ゲオルイースが捨て身で助けに来てくれたのだぞ?  冷たい女だな君は・・・くははははっ!!」 大王 「どうした?まだしゃべり足りないだろう?  ゲオルイースが捨て身で助けに来てくれたのだぞ?  冷たい女だな君は・・・くははははっ!!」
492スティアラ 「・・・・。」 スティアラ 「・・・・。」
493ゲオルイース 「大王・・・なぜだ・・  なぜこんなことをする・・・なぜ罪を重ねる・・・っ」 ゲオルイース 「大王・・・なぜだ・・  なぜこんなことをする・・・なぜ罪を重ねる・・・っ」
494ゲオルイース 「答えてくれ・・・なぜ変わり果ててしまったんだ・・っ  \{\{グイーネ・・・ッッ!!!\}\}」 ゲオルイース 「答えてくれ・・・なぜ変わり果ててしまったんだ・・っ  \{\{グイーネ・・・ッッ!!!\}\}」
495大王 「くっくっくくっくっくくっくっくくくく・・・。」 大王 「くっくっくくっくっくくっくっくくくく・・・。」
496\c[dage]大王グイーネ 「単純な話だよゲオルイース・・・。  私は全てを失った事で・・・」 \c[dage]大王グイーネ 「単純な話だよゲオルイース・・・。  私は全てを失った事で・・・」
497グイーネ 「国を、家を、家族を、友を、誇りを、  精神を、肉体を、記憶を失ったことでぇ・・・・・・  私は完全な人間となった。」 グイーネ 「国を、家を、家族を、友を、誇りを、  精神を、肉体を、記憶を失ったことでぇ・・・・・・  私は完全な人間となった。」
498グイーネ 「ゲオルイース・・お前は私と同じだ。  同じ国に生まれ、同じように育ち、同じように有能だった。」 グイーネ 「ゲオルイース・・お前は私と同じだ。  同じ国に生まれ、同じように育ち、同じように有能だった。」
499グイーネ 「お前もウシナエ。  全てを失い・・・私と共に来い。」 グイーネ 「お前もウシナエ。  全てを失い・・・私と共に来い。」
500ゲオルイース 「・・・グイーネは全てを失っていない!  ボヘロスは取り戻した!  ボヘロスで生き残った人達も大勢いる!!」 ゲオルイース 「・・・グイーネは全てを失っていない!  ボヘロスは取り戻した!  ボヘロスで生き残った人達も大勢いる!!」
501ゲオルイース 「そしてその身体も精神も・・間違いなくグイーネの物だ!  そこまで悲観することは・・・!!」 ゲオルイース 「そしてその身体も精神も・・間違いなくグイーネの物だ!  そこまで悲観することは・・・!!」
502グイーネ 「くっは・・・・ははははははははは!!  ボヘロス・・・取り戻したつもりでいるのか・・?  この身体が・・・?私の物・・・??」 グイーネ 「くっは・・・・ははははははははは!!  ボヘロス・・・取り戻したつもりでいるのか・・?  この身体が・・・?私の物・・・??」
503グイーネ 「ボヘロスの生き残りは確かに・・・まだ大勢いるな・・。  処分しきれていない無能がうじゃうじゃと・・・!  いずれ使えない者から捨てていくつもりだよ。」 グイーネ 「ボヘロスの生き残りは確かに・・・まだ大勢いるな・・。  処分しきれていない無能がうじゃうじゃと・・・!  いずれ使えない者から捨てていくつもりだよ。」
504ゲオルイース 「な・・なにを言ってるんだグイーネ!?」 ゲオルイース 「な・・なにを言ってるんだグイーネ!?」
505グイーネ 「お前なら生き残り連中から聞いているだろう?  私がボヘロスでどう戦い・・どう敗北したかを・・・?」 グイーネ 「お前なら生き残り連中から聞いているだろう?  私がボヘロスでどう戦い・・どう敗北したかを・・・?」
506ゲオルイース 「・・・・・・・・・・聞いた。  虐げられた人々を救うため活動していたが捕まり・・。  魔族に残虐な行為を強いられていたと・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・・聞いた。  虐げられた人々を救うため活動していたが捕まり・・。  魔族に残虐な行為を強いられていたと・・・。」
507ゲオルイース 「死亡し、石化されてからは魔族に逆らった物の末路として  晒されたことも知っている・・・  ・・・・・・・・だけど!!」 ゲオルイース 「死亡し、石化されてからは魔族に逆らった物の末路として  晒されたことも知っている・・・  ・・・・・・・・だけど!!」
508ゲオルイース 「こうして生きていてくれた!  ラシュヘイトでは傷ついた身体で私の家まで  会いに来てくれたじゃないか!!」 ゲオルイース 「こうして生きていてくれた!  ラシュヘイトでは傷ついた身体で私の家まで  会いに来てくれたじゃないか!!」
509グイーネ 「あそこに居たのは、お前の家族を惨殺してやるためだ。  なぜか睡眠薬を飲ませたお前が起きていたので  あの場では失敗したがな。」 グイーネ 「あそこに居たのは、お前の家族を惨殺してやるためだ。  なぜか睡眠薬を飲ませたお前が起きていたので  あの場では失敗したがな。」
510ゲオルイース 「なっ・・・・まさか・・・。  母上や・・エリーゼ達を・・・・・!?」 ゲオルイース 「なっ・・・・まさか・・・。  母上や・・エリーゼ達を・・・・・!?」
511グイーネ 「ああ。  お前が家を離れてから再度訪れ・・・  私を快く招き入れた母親から順々に殺してやった。」 グイーネ 「ああ。  お前が家を離れてから再度訪れ・・・  私を快く招き入れた母親から順々に殺してやった。」
512ゲオルイース 「・・・・!!!」 ゲオルイース 「・・・・!!!」
513グイーネ 「竜騎士団も、我が計画の邪魔立てとなるのでな。  皆殺しにしてやった。  すまない、お前の名前を呼び出しに無断で使ってしまった。」 グイーネ 「竜騎士団も、我が計画の邪魔立てとなるのでな。  皆殺しにしてやった。  すまない、お前の名前を呼び出しに無断で使ってしまった。」
514ゲオルイース 「・・・・・っ・・・っ・・・!?」 ゲオルイース 「・・・・・っ・・・っ・・・!?」
515グイーネ 「当然この監獄に王達と共に招待したのも私だ。  汚いところですまなかったな。  もうここは用済みだ、一時の事として水に流してくれ。」 グイーネ 「当然この監獄に王達と共に招待したのも私だ。  汚いところですまなかったな。  もうここは用済みだ、一時の事として水に流してくれ。」
516ゲオルイース 「なぜっ・・・なぜそんな・・・っ!!  なぜそこまで残忍に・・・!?  なぜ・・・・っっっ!!?」 ゲオルイース 「なぜっ・・・なぜそんな・・・っ!!  なぜそこまで残忍に・・・!?  なぜ・・・・っっっ!!?」
517グイーネ 「私はもう、  人ではないからさ。」 グイーネ 「私はもう、  人ではないからさ。」
518ゲオルイース 「・・・な・・・に?」 ゲオルイース 「・・・な・・・に?」
519グイーネ 「魔族達に捕まり、故郷の人間を人質に取られ  私は、自分が今まで救ってきた人々を狩り始めた。」 グイーネ 「魔族達に捕まり、故郷の人間を人質に取られ  私は、自分が今まで救ってきた人々を狩り始めた。」
520グイーネ 「狩られた人間がどんな末路を辿るか知った上で、  私を信頼し、隠れ家から出てきた者達を、  次々と魔族に引き渡していった。」 グイーネ 「狩られた人間がどんな末路を辿るか知った上で、  私を信頼し、隠れ家から出てきた者達を、  次々と魔族に引き渡していった。」
521グイーネ 「そんな毎日を送っているうちに・・そう。  私の精神は死んだ、ついでに救世主と持てはやされた  プライドも、塵も残さず消えた。」 グイーネ 「そんな毎日を送っているうちに・・そう。  私の精神は死んだ、ついでに救世主と持てはやされた  プライドも、塵も残さず消えた。」
522グイーネ 「ボヘロス城でテラスに居た私を覚えているか?」 グイーネ 「ボヘロス城でテラスに居た私を覚えているか?」
523ゲオルイース 「・・・・磔にされ・・・身体を砕かれ・・・。」 ゲオルイース 「・・・・磔にされ・・・身体を砕かれ・・・。」
524グイーネ 「そうだ。  魔族のいいように、私の身体は破壊された。  とてもくだらない・・ただ掌に小さな傷ができたという理由で」 グイーネ 「そうだ。  魔族のいいように、私の身体は破壊された。  とてもくだらない・・ただ掌に小さな傷ができたという理由で」
525グイーネ 「私の利き腕はへし折られた。  左腕も、左足も、右足も、腹も、左目も・・・  すべてどうということはない理由で失った。」 グイーネ 「私の利き腕はへし折られた。  左腕も、左足も、右足も、腹も、左目も・・・  すべてどうということはない理由で失った。」
526グイーネ 「私は肉体を破壊され続けた。  私は、己の肉体の所有権すら失ったのだ。  今のこの身体はすべて仮初のもの・・・・。」 グイーネ 「私は肉体を破壊され続けた。  私は、己の肉体の所有権すら失ったのだ。  今のこの身体はすべて仮初のもの・・・・。」
527グイーネ 「精神を破壊され、肉体を破壊された物を  人間とは呼ばない・・・!!  そうだろうゲオルイース・・・!!!」 グイーネ 「精神を破壊され、肉体を破壊された物を  人間とは呼ばない・・・!!  そうだろうゲオルイース・・・!!!」
528ゲオルイース 「・・・・っっ・・・グイーネっ・・・!」 ゲオルイース 「・・・・っっ・・・グイーネっ・・・!」
529グイーネ 「だが・・・そんな私だからこそ人類を導くことができる。」 グイーネ 「だが・・・そんな私だからこそ人類を導くことができる。」
530ゲオルイース 「な・・・・にっ・・・!?」 ゲオルイース 「な・・・・にっ・・・!?」
531グイーネ 「このまま無能な王達に世界を任せていては  また人類は侵略者に敗北する、確実にな。  ・・・・・・・・・・しかし私なら?」 グイーネ 「このまま無能な王達に世界を任せていては  また人類は侵略者に敗北する、確実にな。  ・・・・・・・・・・しかし私なら?」
532グイーネ 「どこまでも冷徹に・・弱者を切り捨て  世界から無駄な物全てを削ぎ落とし・・  人類を導ける・・・・!!」 グイーネ 「どこまでも冷徹に・・弱者を切り捨て  世界から無駄な物全てを削ぎ落とし・・  人類を導ける・・・・!!」
533グイーネ 「二度と侵略者に敗れることのない強靭な世界を!  惨めな思いなど必要のない無我の世界を!  私ならば作れる・・・・!!!!」 グイーネ 「二度と侵略者に敗れることのない強靭な世界を!  惨めな思いなど必要のない無我の世界を!  私ならば作れる・・・・!!!!」
534ゲオルイース 「・・・・!」 ゲオルイース 「・・・・!」
535グイーネ 「お前には、その片棒を担いでもらう。  そのために・・・お前にも上がってきた欲しかったのだ。  私のレベル・・・私のステージまでな・・・!」 グイーネ 「お前には、その片棒を担いでもらう。  そのために・・・お前にも上がってきた欲しかったのだ。  私のレベル・・・私のステージまでな・・・!」
536グイーネ 「この監獄で、お前の全てを奪い尽くす予定だ。  何度も邪魔が入ったが・・これで終わる。  お前から奪ってやろう・・・お前自身を・・・!」 グイーネ 「この監獄で、お前の全てを奪い尽くす予定だ。  何度も邪魔が入ったが・・これで終わる。  お前から奪ってやろう・・・お前自身を・・・!」
537ゲオルイース 「・・・・なにをさせるつもりだ?」 ゲオルイース 「・・・・なにをさせるつもりだ?」
538グイーネ 「交換しよう。  このゴミが大事だろう?  お前自身を私によこせ、それで返してやる。」 グイーネ 「交換しよう。  このゴミが大事だろう?  お前自身を私によこせ、それで返してやる。」
539ゲオルイース 「・・・わかった。  お前に従って生涯を生きろというのなら・・・。  それでティアラが生きられるなら私は・・!」 ゲオルイース 「・・・わかった。  お前に従って生涯を生きろというのなら・・・。  それでティアラが生きられるなら私は・・!」
540グイーネ 「ああ、違う違う。  そんな言葉だけの服従はいらないんだ。  私が欲しいのは・・そう。」 グイーネ 「ああ、違う違う。  そんな言葉だけの服従はいらないんだ。  私が欲しいのは・・そう。」
541グイーネ 「【魔族の洗脳】を受けたゲオルイースだ。」 グイーネ 「【魔族の洗脳】を受けたゲオルイースだ。」
542グイーネ 「覚えているか?あの戦争で猛威を振るったアレだ。  二度と解かれることはない圧倒的な支配の力・・・。  あれをお前に、生み出してもらう。」 グイーネ 「覚えているか?あの戦争で猛威を振るったアレだ。  二度と解かれることはない圧倒的な支配の力・・・。  あれをお前に、生み出してもらう。」
543ゲオルイース 「わ・・・私にあの・・・悪魔の業を再現しろと言うのか?」 ゲオルイース 「わ・・・私にあの・・・悪魔の業を再現しろと言うのか?」
544グイーネ 「魔法開発はお手の物だろう?  失われてしまった【魔族の洗脳】を  今一度この世に生み出せ・・そして我が元に来い。」 グイーネ 「魔法開発はお手の物だろう?  失われてしまった【魔族の洗脳】を  今一度この世に生み出せ・・そして我が元に来い。」
545ゲオルイース 「そんな・・・っ  あれは決して・・・継がれてはいけないもの・・・。  それを・・・!」 ゲオルイース 「そんな・・・っ  あれは決して・・・継がれてはいけないもの・・・。  それを・・・!」
546グイーネ 「はじめろ。」 グイーネ 「はじめろ。」
547ゲオルイース 「ティアラになにをする!?  やめろグイーネ!!!」 ゲオルイース 「ティアラになにをする!?  やめろグイーネ!!!」
548グイーネ 「お前が魔法を完成させるまで  このゴミは、ここにいる囚人全員に犯させる。」 グイーネ 「お前が魔法を完成させるまで  このゴミは、ここにいる囚人全員に犯させる。」
549ゲオルイース 「・・・・な!?」 ゲオルイース 「・・・・な!?」
550グイーネ 「睡眠も・・食事も・・お昼寝もなしだ。 【魔族の洗脳】が完成されるまで、このゴミは  囚人どもの汚物受けになるのだ・・・!」 グイーネ 「睡眠も・・食事も・・お昼寝もなしだ。 【魔族の洗脳】が完成されるまで、このゴミは  囚人どもの汚物受けになるのだ・・・!」
551ゲオルイース 「ふざけるなっ!!  ティアラにそんな低俗な真似は許さん!!」 ゲオルイース 「ふざけるなっ!!  ティアラにそんな低俗な真似は許さん!!」
552グイーネ 「威勢だけでどうにかできる状況か?  いますぐこのゴミの首を刎ねて終わりにしないだけ  感謝してもらいたいくらいだぞ・・・?」 グイーネ 「威勢だけでどうにかできる状況か?  いますぐこのゴミの首を刎ねて終わりにしないだけ  感謝してもらいたいくらいだぞ・・・?」
553ゲオルイース 「ぐくくくっ・・・・グイーネッッ・・・!!」 ゲオルイース 「ぐくくくっ・・・・グイーネッッ・・・!!」
554グイーネ 「果たしてこれはどのくらい持つのだろうなぁ?  興味深い実験だ。  三日は持つか?その前に事切れるかな?」 グイーネ 「果たしてこれはどのくらい持つのだろうなぁ?  興味深い実験だ。  三日は持つか?その前に事切れるかな?」
555ゲオルイース 「どうしてもなのか・・・。」 ゲオルイース 「どうしてもなのか・・・。」
556グイーネ 「それしかこのゴミが生き延びる方法はない。  嫌だというなら、一秒でも早く魔法を完成させろ。」 グイーネ 「それしかこのゴミが生き延びる方法はない。  嫌だというなら、一秒でも早く魔法を完成させろ。」
557グイーネ 「言っておくが、その魔法が偽物だった場合  こいつはその場で死ぬ。いくらでも確認する方法はあるのだ。  下手な細工はしないことだな。」 グイーネ 「言っておくが、その魔法が偽物だった場合  こいつはその場で死ぬ。いくらでも確認する方法はあるのだ。  下手な細工はしないことだな。」
558グイーネ 「ふふふ、お前の中の葛藤がわかるぞ。 【魔族の洗脳】を再現したといっても人が作ったもの、  いずれ誰かが解除方法を生み出してくれるはず。」 グイーネ 「ふふふ、お前の中の葛藤がわかるぞ。 【魔族の洗脳】を再現したといっても人が作ったもの、  いずれ誰かが解除方法を生み出してくれるはず。」
559グイーネ 「そうだな。その考えで納得しておくがいい。  大王グイーネと洗脳されたゲオルイースを越えるほどの  人物が、今後現れればの話だがな・・・!!」 グイーネ 「そうだな。その考えで納得しておくがいい。  大王グイーネと洗脳されたゲオルイースを越えるほどの  人物が、今後現れればの話だがな・・・!!」
560ゲオルイース 「・・・紙とペンを寄越せ。  それと資料を何点か用意・・・。」 ゲオルイース 「・・・紙とペンを寄越せ。  それと資料を何点か用意・・・。」
561グイーネ 「ダメだね。  お前はその場に立ち続けて  なんの道具もなしに魔法を完成させるんだ。」 グイーネ 「ダメだね。  お前はその場に立ち続けて  なんの道具もなしに魔法を完成させるんだ。」
562ゲオルイース 「む、無茶苦茶だ!!  ただでさえ時間のかかる魔法開発、  それも【魔族の洗脳】をそんな方法で・・・!!?」 ゲオルイース 「む、無茶苦茶だ!!  ただでさえ時間のかかる魔法開発、  それも【魔族の洗脳】をそんな方法で・・・!!?」
563グイーネ 「いいや、私が認めたお前だ・・・できるだろう?  少々・・完成までの時間が伸びてしまうかもしれんな・・  そこはやむを得ない。・・・待ってやるぞ・・・くくく。」 グイーネ 「いいや、私が認めたお前だ・・・できるだろう?  少々・・完成までの時間が伸びてしまうかもしれんな・・  そこはやむを得ない。・・・待ってやるぞ・・・くくく。」
564グイーネ 「このゴミが死ぬのと、魔法の完成・・。  どちらが先になる?  ・・・・・くはははははは・・・はははははははは!!!」 グイーネ 「このゴミが死ぬのと、魔法の完成・・。  どちらが先になる?  ・・・・・くはははははは・・・はははははははは!!!」
565ゲオルイース 「くそっ・・・・っっっ!!  くそおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 ゲオルイース 「くそっ・・・・っっっ!!  くそおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
566サミダレ 「ダメだっ!爆薬の量が多すぎる!  本気でこの監獄を『無かった事』にするつもりだ!」 サミダレ 「ダメだっ!爆薬の量が多すぎる!  本気でこの監獄を『無かった事』にするつもりだ!」
567カラの騎士 「・・・!!」 カラの騎士 「・・・!!」
568サミダレ 「それで21個目か。  このままじゃ全員吹っ飛ばされる・・!」 サミダレ 「それで21個目か。  このままじゃ全員吹っ飛ばされる・・!」
569サミダレ 『子分ども聞け!  爆弾解除は東側だけに集中するんだ!  私達で西側の人間は全てそっちに逃がす!』 サミダレ 『子分ども聞け!  爆弾解除は東側だけに集中するんだ!  私達で西側の人間は全てそっちに逃がす!』
570サミダレ 『本当はお前たちモンスターが人間を助ける義理なんてない。  ・・・だが頼む!!  みんなを助けてくれっ!!』 サミダレ 『本当はお前たちモンスターが人間を助ける義理なんてない。  ・・・だが頼む!!  みんなを助けてくれっ!!』
571子分達 『!!!』 子分達 『!!!』
572サミダレ 「カラの騎士、西側の囚人を全員逃がすぞ。  爆弾には目もくれるな!」 サミダレ 「カラの騎士、西側の囚人を全員逃がすぞ。  爆弾には目もくれるな!」
573囚人 「うわああ!何度も地震があったかと思えば  モンスターが襲いにきたっ!?」 囚人 「うわああ!何度も地震があったかと思えば  モンスターが襲いにきたっ!?」
574サミダレ 「私の事はどうとでも取れ!  牢の鍵を壊す、東側の牢部屋に逃げるんだ!  ここは爆破されるぞ!」 サミダレ 「私の事はどうとでも取れ!  牢の鍵を壊す、東側の牢部屋に逃げるんだ!  ここは爆破されるぞ!」
575囚人 「は・・・はい・・。  も、もしや貴方は・・・サミダレ様では??」 囚人 「は・・・はい・・。  も、もしや貴方は・・・サミダレ様では??」
576囚人 「生きておられたのですね!  亡くなられたと看守達から聞いていましたが!」 囚人 「生きておられたのですね!  亡くなられたと看守達から聞いていましたが!」
577サミダレ 「どうかな。  魂を呪われ、モンスター化したこの状態を  生きているというのかはわからんが・・」 サミダレ 「どうかな。  魂を呪われ、モンスター化したこの状態を  生きているというのかはわからんが・・」
578サミダレ 「今は私を信じて東側に逃げてくれ!  戸惑っている者がいたら誘導してやってくれ!」 サミダレ 「今は私を信じて東側に逃げてくれ!  戸惑っている者がいたら誘導してやってくれ!」
579囚人 「わ、わかりました!  お気をつけて・・・!!!」 囚人 「わ、わかりました!  お気をつけて・・・!!!」
580サミダレ 「・・・えっ!?」 サミダレ 「・・・えっ!?」
581カラの騎士 「・・・!?!」 カラの騎士 「・・・!?!」
582 「・・・・おや。」 「・・・・おや。」
583\c[oun]ラシュヘイト王 「サミダレじゃないか・・・。  こんなところで再開するとはの・・。」 \c[oun]ラシュヘイト王 「サミダレじゃないか・・・。  こんなところで再開するとはの・・。」
584サミダレ 「おいおいマジかよ。  ラシュヘイトの爺さんまで監獄に!?  あんたまで捕まったら大陸はどうするんだよ!」 サミダレ 「おいおいマジかよ。  ラシュヘイトの爺さんまで監獄に!?  あんたまで捕まったら大陸はどうするんだよ!」
585\c[oun]ラシュヘイト王 「・・・面目ないの・・。  あの大王と名乗る者・・・相当頭がキレよる。  カスカスになっとるワシでは止めようがなかったわい。」 \c[oun]ラシュヘイト王 「・・・面目ないの・・。  あの大王と名乗る者・・・相当頭がキレよる。  カスカスになっとるワシでは止めようがなかったわい。」
586サミダレ 「大陸最大の王国ラシュヘイトの王様をぶち込むとは・・。  奴の執念の成せる業か・・・。」 サミダレ 「大陸最大の王国ラシュヘイトの王様をぶち込むとは・・。  奴の執念の成せる業か・・・。」
587ラシュヘイト王 「サミダレ・・数年ぶりに会ったがその姿・・・  随分と苦労したようじゃの。」   ラシュヘイト王 「サミダレ・・数年ぶりに会ったがその姿・・・  随分と苦労したようじゃの。」  
588サミダレ 「・・・したくもない苦労を山ほどな。  ・・あんたの期待に応えられなくてすまなく思ってる。  紋章は・・・なんとか次の者に譲ったよ。」 サミダレ 「・・・したくもない苦労を山ほどな。  ・・あんたの期待に応えられなくてすまなく思ってる。  紋章は・・・なんとか次の者に譲ったよ。」
589ラシュヘイト 「そうか・・・その責務。  よくぞ果たした。」 ラシュヘイト 「そうか・・・その責務。  よくぞ果たした。」
590サミダレ 「・・・さあ。  ここは時期に吹き飛ばされちまう、移動しよう。  カラの騎士、肩をかしてや・・・!?」 サミダレ 「・・・さあ。  ここは時期に吹き飛ばされちまう、移動しよう。  カラの騎士、肩をかしてや・・・!?」
591カラの騎士 「・・・!!!」 カラの騎士 「・・・!!!」
592サミダレ 「なにをする!?  この爺さんはラシュヘイトの国王だぞ!  それに衰弱が激しい、そんな相手にお前は・・!」 サミダレ 「なにをする!?  この爺さんはラシュヘイトの国王だぞ!  それに衰弱が激しい、そんな相手にお前は・・!」
593\c[karn]カラの騎士 「・・・!!!」 \c[karn]カラの騎士 「・・・!!!」
594サミダレ 「くそ、何を考えているか分からないヤツだったが  こんなところで敵対するとは・・・!!」 サミダレ 「くそ、何を考えているか分からないヤツだったが  こんなところで敵対するとは・・・!!」
595サミダレ 「爺さん、そこから動かないでくれ!  こいつはマジにならないと抑えられない相手だ!」 サミダレ 「爺さん、そこから動かないでくれ!  こいつはマジにならないと抑えられない相手だ!」
596ラシュヘイト 「す、すまん・・・。  なんなんじゃそのモンスターは・・・。」 ラシュヘイト 「す、すまん・・・。  なんなんじゃそのモンスターは・・・。」
597サミダレ 「今は剣を収めろ騎士!!  守るべき者を見失ってどうする!?  その刃は人々を守るためにあるんじゃないのか!?」 サミダレ 「今は剣を収めろ騎士!!  守るべき者を見失ってどうする!?  その刃は人々を守るためにあるんじゃないのか!?」
598サミダレ 「・・・言葉が通じてるのかどうかもわからん。  こうなれば仕方ない・・・。」 サミダレ 「・・・言葉が通じてるのかどうかもわからん。  こうなれば仕方ない・・・。」
599サミダレ 「ゲオルイースすまん!  お前の仲間をバラバラにさせてもらう!!  騎士、命惜しくばすぐさま引け!!!」 サミダレ 「ゲオルイースすまん!  お前の仲間をバラバラにさせてもらう!!  騎士、命惜しくばすぐさま引け!!!」
600サミダレ 「はあはあ・・なんなんだこいつは。  私の動きを何度も先読みして・・・!」 サミダレ 「はあはあ・・なんなんだこいつは。  私の動きを何度も先読みして・・・!」
601\c[karn]カラの騎士 「・・・!」 \c[karn]カラの騎士 「・・・!」
602サミダレ 「だが・・・戦うと伝わるものだな。  お前の根底にある物は・・恐ろしく真っ直ぐな・・・  人間のそれだ・・・!」 サミダレ 「だが・・・戦うと伝わるものだな。  お前の根底にある物は・・恐ろしく真っ直ぐな・・・  人間のそれだ・・・!」
603サミダレ 「なぜ爺さんを狙うのかはわからないが・・・。  ここは引いてくれないか?  ・・・今は私達で争っている場合じゃないだろ?」 サミダレ 「なぜ爺さんを狙うのかはわからないが・・・。  ここは引いてくれないか?  ・・・今は私達で争っている場合じゃないだろ?」
604サミダレ 「・・・・引かないんだな。  それほどにこの爺さんが憎いか。  長年国王をやっていれば恨むを買うのは当然・・。」 サミダレ 「・・・・引かないんだな。  それほどにこの爺さんが憎いか。  長年国王をやっていれば恨むを買うのは当然・・。」
605サミダレ 「だが、この人は私に  王として戦い方を教えてくれた人だ!  この人がいたから私は強くなれたんだ・・!」 サミダレ 「だが、この人は私に  王として戦い方を教えてくれた人だ!  この人がいたから私は強くなれたんだ・・!」
606サミダレ 「そして耄碌していても、この人は人類最高の要!  まだ墓の下に行かれるわけにはいかないっ!!  戦争で流れた血を無駄にしないための大切な存在なんだ!」 サミダレ 「そして耄碌していても、この人は人類最高の要!  まだ墓の下に行かれるわけにはいかないっ!!  戦争で流れた血を無駄にしないための大切な存在なんだ!」
607\c[karn]カラの騎士 「・・・。」 \c[karn]カラの騎士 「・・・。」
608サミダレ 「お前の思惑はわからない・・・。  しかしこうなれば・・・どちらかが滅びるまで  戦うのみ・・・っ!!」 サミダレ 「お前の思惑はわからない・・・。  しかしこうなれば・・・どちらかが滅びるまで  戦うのみ・・・っ!!」
609サミダレ 「ぐはっ・・・・!!  はあはあ・・・!!」 サミダレ 「ぐはっ・・・・!!  はあはあ・・・!!」
610サミダレ 「はあはあ・・・手ごたえはあったが・・・  まだ足りないか・・・なんて思いの強さだ・・  はあはあ・・!!」 サミダレ 「はあはあ・・・手ごたえはあったが・・・  まだ足りないか・・・なんて思いの強さだ・・  はあはあ・・!!」
611ラシュヘイト王 「サミダレ・・・すまぬ」 ラシュヘイト王 「サミダレ・・・すまぬ」
612ラシュヘイト王 「すまん。  ここまで削ってくれれば十分じゃ。  もう休みなさい。」 ラシュヘイト王 「すまん。  ここまで削ってくれれば十分じゃ。  もう休みなさい。」
613サミダレ 「ぐあっ・・・なんだ・・・なにをした爺さん!?  私の首筋に・・なにを注射した・・・!?」 サミダレ 「ぐあっ・・・なんだ・・・なにをした爺さん!?  私の首筋に・・なにを注射した・・・!?」
614ラシュヘイト王 「なにって・・・。  お前がここで何度も楽しんできた  例の薬・・・【催淫薬】じゃよ。」 ラシュヘイト王 「なにって・・・。  お前がここで何度も楽しんできた  例の薬・・・【催淫薬】じゃよ。」
615サミダレ 「・・・はあっ・・・な、なんでそれを知って・・・  ・・・・いや・・なぜそれを持ってる・・・はあ。  ・・・どういうことなんだ・・・・はあはあ・・??」 サミダレ 「・・・はあっ・・・な、なんでそれを知って・・・  ・・・・いや・・なぜそれを持ってる・・・はあ。  ・・・どういうことなんだ・・・・はあはあ・・??」
616サミダレ 「なっ・・・なんて強力な魔法を・・・!?」 サミダレ 「なっ・・・なんて強力な魔法を・・・!?」
617ラシュヘイト王 「落ち着きたまえガラクタ君。  何者かは知らんが、それだけ消耗して  儂に適うと思わんことじゃ。」 ラシュヘイト王 「落ち着きたまえガラクタ君。  何者かは知らんが、それだけ消耗して  儂に適うと思わんことじゃ。」
618サミダレ 「・・・おまえ・・・ぜぇぜぇ・・・  ラシュヘイト王じゃないな・・・???  ぜぇ・・・何者だ?」 サミダレ 「・・・おまえ・・・ぜぇぜぇ・・・  ラシュヘイト王じゃないな・・・???  ぜぇ・・・何者だ?」
619ラシュヘイト王 「いやいや、ラシュヘイト王じゃよ?  すくなくとも三年前からはそう名乗っておる」 ラシュヘイト王 「いやいや、ラシュヘイト王じゃよ?  すくなくとも三年前からはそう名乗っておる」
620サミダレ 「さ・・・三年前・・・ぜぇぜぇ。  終戦直後から・・・・ぜぇぜぇ・・・  成り代わっていたのか・・・この野郎っ!!」 サミダレ 「さ・・・三年前・・・ぜぇぜぇ。  終戦直後から・・・・ぜぇぜぇ・・・  成り代わっていたのか・・・この野郎っ!!」
621ラシュヘイト王 「ほお・・・まだ儂にしがみつく力が残っておるか。  儂のために必死に戦ってくれたと思ったが  余力を残しておるなんてガッカリじゃよ。」 ラシュヘイト王 「ほお・・・まだ儂にしがみつく力が残っておるか。  儂のために必死に戦ってくれたと思ったが  余力を残しておるなんてガッカリじゃよ。」
622サミダレ 「ぜぇぜぇ・・・すまなかったカラの騎士。  こいつの正体に、お前は気付いていたんだな・・ぜぇぜぇ。」 サミダレ 「ぜぇぜぇ・・・すまなかったカラの騎士。  こいつの正体に、お前は気付いていたんだな・・ぜぇぜぇ。」
623サミダレ 「こいつは私が抑える・・・!  子分達と共に・・・彼らを救ってくれ・・・!」 サミダレ 「こいつは私が抑える・・・!  子分達と共に・・・彼らを救ってくれ・・・!」
624ラシュヘイト 「恐ろしいバカ力じゃな。  だがどれくらい持つ?数分か?数十分か??」 ラシュヘイト 「恐ろしいバカ力じゃな。  だがどれくらい持つ?数分か?数十分か??」
625サミダレ 「ぜぇぜぇ・・今の私でもお前でも・・・  こいつは倒せないだろう・・・時間だけは稼いで見せる・・・  行ってくれ・・・!!!」 サミダレ 「ぜぇぜぇ・・今の私でもお前でも・・・  こいつは倒せないだろう・・・時間だけは稼いで見せる・・・  行ってくれ・・・!!!」
626カラの騎士 「・・・・・・・・!」 カラの騎士 「・・・・・・・・!」
627ラシュヘイト王 「サミダレ・・・余計な事を。  すぐにお前達を片づけ、大王様に合流する予定だったが・・  気が変わったぞ・・・。」 ラシュヘイト王 「サミダレ・・・余計な事を。  すぐにお前達を片づけ、大王様に合流する予定だったが・・  気が変わったぞ・・・。」
628ラシュヘイト王 「大部分がモンスター化していても  人間の美しい部分も残っているようじゃ・・・。  いつかこの手で、穢してやりたいと思っておった」 ラシュヘイト王 「大部分がモンスター化していても  人間の美しい部分も残っているようじゃ・・・。  いつかこの手で、穢してやりたいと思っておった」
629サミダレ 「はっ・・・。  爺さんの声と顔で・・・ぜぇぜぇ  気色の悪い事言ってんじゃ・・・ねぇっ・・・ぜぇぜぇ」 サミダレ 「はっ・・・。  爺さんの声と顔で・・・ぜぇぜぇ  気色の悪い事言ってんじゃ・・・ねぇっ・・・ぜぇぜぇ」
630ラシュヘイト王 「大王様はゲオルイースを手に入れるまで  今しばらくここに駐留されるだろう。  それまで・・・儂も楽しむとしようかのぉ・・・??」 ラシュヘイト王 「大王様はゲオルイースを手に入れるまで  今しばらくここに駐留されるだろう。  それまで・・・儂も楽しむとしようかのぉ・・・??」
631サミダレ 「・・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・」 サミダレ 「・・・・ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
632サミダレ (カラの騎士・・・すまなかったな・・・。  この監獄、どちらに転んでも先はないぞ。  ・・・お前はお前の目的を・・果たしてくれ・・) サミダレ (カラの騎士・・・すまなかったな・・・。  この監獄、どちらに転んでも先はないぞ。  ・・・お前はお前の目的を・・果たしてくれ・・)
633サミダレ (ゲオルイース・・・私はここまでのようだ。  生きて監獄を出て、きっと人類を導く王になってくれ・・・。) サミダレ (ゲオルイース・・・私はここまでのようだ。  生きて監獄を出て、きっと人類を導く王になってくれ・・・。)
634<ティアラ凌辱イベント> <ティアラ凌辱イベント>
635グイーネ 「24時間ほど経過したな。  そろそろティータイムにしてはどうかなゲオルイース?  このゴミはこのままにしておけばいい。」 グイーネ 「24時間ほど経過したな。  そろそろティータイムにしてはどうかなゲオルイース?  このゴミはこのままにしておけばいい。」
636ティアラ 「は・・・ぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・」 ティアラ 「は・・・ぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・」
637ゲオルイース 「・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・。」
638グイーネ 「・・静かに立っているだけに見えて  その頭の中では強力な魔法開発が進んでいる・・。  お前は恐ろしい奴だよゲオルイース。」 グイーネ 「・・静かに立っているだけに見えて  その頭の中では強力な魔法開発が進んでいる・・。  お前は恐ろしい奴だよゲオルイース。」
639グイーネ 「何食わぬ顔の裏で、圧倒的な魔法も兵器も開発し、  効果的な戦略を考え、それを実行できる。  ・・・ぜひ私の協力者に迎え入れたい。」 グイーネ 「何食わぬ顔の裏で、圧倒的な魔法も兵器も開発し、  効果的な戦略を考え、それを実行できる。  ・・・ぜひ私の協力者に迎え入れたい。」
640グイーネ 「しかし・・・コレハイラナイ」 グイーネ 「しかし・・・コレハイラナイ」
641ゲオルイース 「やめろっ!!殺すなっ!!」 ゲオルイース 「やめろっ!!殺すなっ!!」
642グイーネ 「これが絡むとすぐに腑抜けのゲオルイースに戻ってしまう。  お前にとって致命的な弱点だなこれは。」 グイーネ 「これが絡むとすぐに腑抜けのゲオルイースに戻ってしまう。  お前にとって致命的な弱点だなこれは。」
643ゲオルイース 「・・新しい魔法が欲しいんだろう?  ならば私の邪魔をするな。  ・・・ティアラへの制裁を増やすな・・・。」 ゲオルイース 「・・新しい魔法が欲しいんだろう?  ならば私の邪魔をするな。  ・・・ティアラへの制裁を増やすな・・・。」
644グイーネ 「言ってるだろうゲオルイース?  お前もいる。魔法もいる。  だがこれはいらない・・。」 グイーネ 「言ってるだろうゲオルイース?  お前もいる。魔法もいる。  だがこれはいらない・・。」
645グイーネ 「私はこのゴミで退屈凌ぎをしているだけだ。  気にせず励むことだな。」 グイーネ 「私はこのゴミで退屈凌ぎをしているだけだ。  気にせず励むことだな。」
646ゲオルイース 「私の気を散らして  魔法完成までの時間を長引かせ  ティアラをさらに痛めつけるつもりか・・・?」 ゲオルイース 「私の気を散らして  魔法完成までの時間を長引かせ  ティアラをさらに痛めつけるつもりか・・・?」
647グイーネ 「はははは。間違っているぞ。  このゴミはどうでもいい、私はお前の苦しむ様が  見たいだけだ・・・・もっと見たい!」 グイーネ 「はははは。間違っているぞ。  このゴミはどうでもいい、私はお前の苦しむ様が  見たいだけだ・・・・もっと見たい!」
648グイーネ 「お前が目の前で大事な物を汚されながら  世界を潰しかねない魔法開発に勤しんでいる。  ・・この至福の時間を長く味わいたくてなぁ・・・!!」 グイーネ 「お前が目の前で大事な物を汚されながら  世界を潰しかねない魔法開発に勤しんでいる。  ・・この至福の時間を長く味わいたくてなぁ・・・!!」
649ゲオルイース 「・・・話すだけ時間の無駄か・・・。」 ゲオルイース 「・・・話すだけ時間の無駄か・・・。」
650ティアラ 「・・・・・ぁ・・・・はぁ・・・・  あ・・・・・ぁぁ・・・・」 ティアラ 「・・・・・ぁ・・・・はぁ・・・・  あ・・・・・ぁぁ・・・・」
651グイーネ 「48時間経ったか。  そろそろ限界が近かろう。  休憩しろよゲオルイース、寝床は用意してある。」 グイーネ 「48時間経ったか。  そろそろ限界が近かろう。  休憩しろよゲオルイース、寝床は用意してある。」
652グイーネ 「本当に一睡もせず魔法を完成させるつもりか?  だめだぞゲオルイース?  そんなに根を詰めては肌が荒れてしまう。」 グイーネ 「本当に一睡もせず魔法を完成させるつもりか?  だめだぞゲオルイース?  そんなに根を詰めては肌が荒れてしまう。」
653ティアラ 「ぁぅ・・・・・・・・・ぁぁ・・・・」 ティアラ 「ぁぅ・・・・・・・・・ぁぁ・・・・」
654グイーネ 「一緒に眠るか?私は睡眠を必要としない身体だが・・  ついこの前と同じように一緒に寝よう。  このゴミは置いていけばいい、二人の方がよく寝られる。」 グイーネ 「一緒に眠るか?私は睡眠を必要としない身体だが・・  ついこの前と同じように一緒に寝よう。  このゴミは置いていけばいい、二人の方がよく寝られる。」
655グイーネ 「あの夜、私がどういう気持ちで  このゴミと身体を密着し床についたと思う?」 グイーネ 「あの夜、私がどういう気持ちで  このゴミと身体を密着し床についたと思う?」
656グイーネ 「バラバラに引き裂きたい衝動を必死に抑えていたんだ。  私の邪魔ばかりする目障りなゴミを  殺処分したくて仕方がなかった。」 グイーネ 「バラバラに引き裂きたい衝動を必死に抑えていたんだ。  私の邪魔ばかりする目障りなゴミを  殺処分したくて仕方がなかった。」
657グイーネ 「ゲオルイースの投獄が一年遅れたのも  このゴミがくだらんウソをついたせいだしな。」 グイーネ 「ゲオルイースの投獄が一年遅れたのも  このゴミがくだらんウソをついたせいだしな。」
658ゲオルイース 「・・・・・・・なに?」 ゲオルイース 「・・・・・・・なに?」
659スティアラ 「・・・・・・ぁ・・・・!・・・・」 スティアラ 「・・・・・・ぁ・・・・!・・・・」
660グイーネ 「おや、この話題には興味ありかな?  ずっと無視されて寂しかったぞゲオルイース。」 グイーネ 「おや、この話題には興味ありかな?  ずっと無視されて寂しかったぞゲオルイース。」
661ゲオルイース 「・・・どういうことだ。  なぜ私の投獄とティアラが関係している?」 ゲオルイース 「・・・どういうことだ。  なぜ私の投獄とティアラが関係している?」
662グイーネ 「なんだそんなことも話し合っていなかったのか。  お前とこのゴミの絆は、  思ったほど大した物でもなさそうだな。」 グイーネ 「なんだそんなことも話し合っていなかったのか。  お前とこのゴミの絆は、  思ったほど大した物でもなさそうだな。」
663ゲオルイース 「答えろグイーネ!!  私の投獄が、ティアラとどう関係しているんだ!?」 ゲオルイース 「答えろグイーネ!!  私の投獄が、ティアラとどう関係しているんだ!?」
664グイーネ 「このゴミは【大神父殺しの罪】で投獄されたが  本当はお前のために用意した罪だったんだ。  あの時、裁きを受け投獄されるのはお前だった。」 グイーネ 「このゴミは【大神父殺しの罪】で投獄されたが  本当はお前のために用意した罪だったんだ。  あの時、裁きを受け投獄されるのはお前だった。」
665ゲオルイース 「な・・・なにっ!?」 ゲオルイース 「な・・・なにっ!?」
666グイーネ 「それをどういうつもりかこのゴミが  『私が殺しました』の一点張りでな。  ・・・・・・とてもイライラしたよ。」 グイーネ 「それをどういうつもりかこのゴミが  『私が殺しました』の一点張りでな。  ・・・・・・とてもイライラしたよ。」
667グイーネ 「戯言はねじ伏せてゲオルイースに罪を持っていきたかったが  お前の竜騎士団が私の事を嗅ぎ付けようとしていたので  この件からは手を引き、どうでもいいゴミを投獄する事になった。」 グイーネ 「戯言はねじ伏せてゲオルイースに罪を持っていきたかったが  お前の竜騎士団が私の事を嗅ぎ付けようとしていたので  この件からは手を引き、どうでもいいゴミを投獄する事になった。」
668ゲオルイース 「・・・・・・・・。  ベローは大神父殺しが臭いといって調査していた。  まさかそれがこんなところで・・・」 ゲオルイース 「・・・・・・・・。  ベローは大神父殺しが臭いといって調査していた。  まさかそれがこんなところで・・・」
669グイーネ 「だが、そこで学んだよ。  やはりゲオルイースは外堀からしっかり埋めてやらないと。  周りの人間がことごとく邪魔をする。」 グイーネ 「だが、そこで学んだよ。  やはりゲオルイースは外堀からしっかり埋めてやらないと。  周りの人間がことごとく邪魔をする。」
670グイーネ 「だから今回は、竜騎士団を真っ先に潰し  家族を皆殺しにし、街を焼いてやったんだ。  もう邪魔者はいない・・・!!」 グイーネ 「だから今回は、竜騎士団を真っ先に潰し  家族を皆殺しにし、街を焼いてやったんだ。  もう邪魔者はいない・・・!!」
671ゲオルイース 「・・・なぜそこまで・・・。」 ゲオルイース 「・・・なぜそこまで・・・。」
672グイーネ 「そういう意味ではこのゴミも役に立ったな。  こいつがくだらんウソで作った一年という時間で  ゲオルイースを無事に監獄に叩き込めた。」 グイーネ 「そういう意味ではこのゴミも役に立ったな。  こいつがくだらんウソで作った一年という時間で  ゲオルイースを無事に監獄に叩き込めた。」
673グイーネ 「ゲオルイースの全てを奪うやり方は  こいつのおかげで実行できたんだ・・・  感謝してやろうスティアラ!!」 グイーネ 「ゲオルイースの全てを奪うやり方は  こいつのおかげで実行できたんだ・・・  感謝してやろうスティアラ!!」
674スティアラ 「・・・・・!!・・・・・ぁ・・ぁぁ・・・」 スティアラ 「・・・・・!!・・・・・ぁ・・ぁぁ・・・」
675ゲオルイース 「ティアラに妙な罪悪感を与えようとするな。  彼女の決断を・・・穢す事は許されない!」 ゲオルイース 「ティアラに妙な罪悪感を与えようとするな。  彼女の決断を・・・穢す事は許されない!」
676スティアラ 「・・・・ぅ・・・ぁぁ・・」 スティアラ 「・・・・ぅ・・・ぁぁ・・」
677<回想> <回想>
678スティアラ 「大神父様!  しっかりして、きっと助かります!」 スティアラ 「大神父様!  しっかりして、きっと助かります!」
679大神父 「スティアラ・・よく聞きなさい・・・。  私を貫いているのは戦争の英雄が持つべき宝剣・・・。  そして今日は・・神託を与えるため彼女と二人だけの時間が・・」 大神父 「スティアラ・・よく聞きなさい・・・。  私を貫いているのは戦争の英雄が持つべき宝剣・・・。  そして今日は・・神託を与えるため彼女と二人だけの時間が・・」
680大神父 「狙われている・・・!  彼女を失ってはならない・・・  この混迷の時代に・・・次代の導き手を失っては・・・!!」 大神父 「狙われている・・・!  彼女を失ってはならない・・・  この混迷の時代に・・・次代の導き手を失っては・・・!!」
681スティアラ 「・・・う・・・ううう・・・。」 スティアラ 「・・・う・・・ううう・・・。」
682大神父 「私を殺した者を・・・・  彼女にしてはいけない・・・・・  ・・・守ってくれ・・・・・ゲオルイースを・・・・。」 大神父 「私を殺した者を・・・・  彼女にしてはいけない・・・・・  ・・・守ってくれ・・・・・ゲオルイースを・・・・。」
683スティアラ 「・・・・・・ゲオルイース?一体誰なのですか?  見知らぬ人を守れと言われても・・・・  どうすれば・・・私はどうすれば・・・!?」 スティアラ 「・・・・・・ゲオルイース?一体誰なのですか?  見知らぬ人を守れと言われても・・・・  どうすれば・・・私はどうすれば・・・!?」
684大神父 「・・・。」 大神父 「・・・。」
685ゲオルイース 「失礼します、大神父様。  今日は景気の良い神託だけを聞きに・・・。」 ゲオルイース 「失礼します、大神父様。  今日は景気の良い神託だけを聞きに・・・。」
686ゲオルイース 「だ、大神父様!?  誰か、衛生兵を呼べ!騎士団の医療班にも連絡を!  ベロー聞こえているか!弟子をここに回してくれ!」 ゲオルイース 「だ、大神父様!?  誰か、衛生兵を呼べ!騎士団の医療班にも連絡を!  ベロー聞こえているか!弟子をここに回してくれ!」
687スティアラ 「・・・・・・。」 スティアラ 「・・・・・・。」
688スティアラ 「・・・・・私が・・・やりました。」 スティアラ 「・・・・・私が・・・やりました。」
689スティアラ 「・・・私が・・・大神父様を・・・・・殺しました。」 スティアラ 「・・・私が・・・大神父様を・・・・・殺しました。」
690スティアラ 「・・・・私がっ・・・・・!」 スティアラ 「・・・・私がっ・・・・・!」
691ゲオルイース 「ティアラ・・・なんて決断を・・・。  大神父様に言われたからと言って・・・  素直すぎる・・・!」 ゲオルイース 「ティアラ・・・なんて決断を・・・。  大神父様に言われたからと言って・・・  素直すぎる・・・!」
692グイーネ 「どうも大神父はこれにとって神同然の存在だったようだ。  死ぬしかなかった孤児の時代に拾われ、養われ、  盲目の自分に光を与えてくれた大神父・・・。」 グイーネ 「どうも大神父はこれにとって神同然の存在だったようだ。  死ぬしかなかった孤児の時代に拾われ、養われ、  盲目の自分に光を与えてくれた大神父・・・。」
693グイーネ 「その老いぼれが後生の願いに、  なんとも酷いお願いをしたものじゃないか。  大神父殺しの大罪を別人に被せるなんてな?」 グイーネ 「その老いぼれが後生の願いに、  なんとも酷いお願いをしたものじゃないか。  大神父殺しの大罪を別人に被せるなんてな?」
694スティアラ 「ぅ・・・・!!・・・・ぅぅ・・・!!」 スティアラ 「ぅ・・・・!!・・・・ぅぅ・・・!!」
695ゲオルイース 「私は・・・ティアラを監獄から救いだすために  彼女を危険な脱獄に巻き込み、勇んでいたが・・・。  そもそも私が原因だったなんて・・・・。」 ゲオルイース 「私は・・・ティアラを監獄から救いだすために  彼女を危険な脱獄に巻き込み、勇んでいたが・・・。  そもそも私が原因だったなんて・・・・。」
696ゲオルイース 「・・・・ごめんティアラ・・・。  ずっと私を・・・恨んでいただろうな・・・。  何も知らなかった私を・・・悔しかっただろう・・。」 ゲオルイース 「・・・・ごめんティアラ・・・。  ずっと私を・・・恨んでいただろうな・・・。  何も知らなかった私を・・・悔しかっただろう・・。」
697スティアラ 「・・・・!!・・・・っ・・・ぅぅぅ!!」 スティアラ 「・・・・!!・・・・っ・・・ぅぅぅ!!」
698グイーネ 「・・・・・は・・は・は・・は・・はは・・・。  はははははははははははははは。  ははは・・・はーははははははははっは。」 グイーネ 「・・・・・は・・は・は・・は・・はは・・・。  はははははははははははははは。  ははは・・・はーははははははははっは。」
699ゲオルイース 「・・・集中しよう。  魔法を作り・・ティアラを解放するんだ。」 ゲオルイース 「・・・集中しよう。  魔法を作り・・ティアラを解放するんだ。」
700サミダレ 「うっ・・・・ああ・・・」 サミダレ 「うっ・・・・ああ・・・」
701ラシュヘイト王 「まったく、モンスターどもがわらわら湧いてくる。  もう何十匹処分したかな?  よほど女王蜘蛛の事が大切と見える。」 ラシュヘイト王 「まったく、モンスターどもがわらわら湧いてくる。  もう何十匹処分したかな?  よほど女王蜘蛛の事が大切と見える。」
702サミダレ 「はあ・・・はあはあはあはあ・・・!」 サミダレ 「はあ・・・はあはあはあはあ・・・!」
703ラシュヘイト王 「かなり醜態をさらすようになった。  人間だった時の躾が効いているようだ。  モンスターになっても身体が覚えているようだな。」 ラシュヘイト王 「かなり醜態をさらすようになった。  人間だった時の躾が効いているようだ。  モンスターになっても身体が覚えているようだな。」
704サミダレ 「はあはあ・・・さっさと・・・殺せばいいだろ。  私は一度終わった身・・・今更この命・・・  惜しくはない・・・っ!」 サミダレ 「はあはあ・・・さっさと・・・殺せばいいだろ。  私は一度終わった身・・・今更この命・・・  惜しくはない・・・っ!」
705ラシュヘイト王 「儂が欲しいの命ではない。  墜ちきったお前自身じゃ。」 ラシュヘイト王 「儂が欲しいの命ではない。  墜ちきったお前自身じゃ。」
706ラシュヘイト王 「美しい女王蜘蛛を  儂に完全服従するペットにしようと思ってなぁ。  そのためにこの薬を利用させてもらう。」 ラシュヘイト王 「美しい女王蜘蛛を  儂に完全服従するペットにしようと思ってなぁ。  そのためにこの薬を利用させてもらう。」
707サミダレ 「・・っ!!  ああうっ!!」 サミダレ 「・・っ!!  ああうっ!!」
708ラシュヘイト王 「しっかり躾けて、世界に一匹だけの  従順な女王蜘蛛のペットを手に入れる・・。  一生飼い殺してやるからのぉ。」 ラシュヘイト王 「しっかり躾けて、世界に一匹だけの  従順な女王蜘蛛のペットを手に入れる・・。  一生飼い殺してやるからのぉ。」
709サミダレ 「はぁ・・・・・はぁ・・・はぁ・・。  ラシュヘイトの爺さんのなりで・・  下種な言葉連発してんじゃ・・・ねぇ・・。」 サミダレ 「はぁ・・・・・はぁ・・・はぁ・・。  ラシュヘイトの爺さんのなりで・・  下種な言葉連発してんじゃ・・・ねぇ・・。」
710ラシュヘイト王 「まだ大王様の方は時間がかかりそうじゃ。  この場で下ごしらえを済ませておこう。  所有者への諂い方をよく覚えるんじゃぞ?」 ラシュヘイト王 「まだ大王様の方は時間がかかりそうじゃ。  この場で下ごしらえを済ませておこう。  所有者への諂い方をよく覚えるんじゃぞ?」
711サミダレ 「・・・はぁはぁ・・・くっ・・・!!」 サミダレ 「・・・はぁはぁ・・・くっ・・・!!」
712ゲオルイース 「・・・・え・・・・。」 ゲオルイース 「・・・・え・・・・。」
713ゲオルイース 「ここは・・・・  どこだ・・・・・私は、何をやっている・・・?」 ゲオルイース 「ここは・・・・  どこだ・・・・・私は、何をやっている・・・?」
714ゲオルイース 「・・・グイーネ・・・。  なにをやってるんだ・・・・。」 ゲオルイース 「・・・グイーネ・・・。  なにをやってるんだ・・・・。」
715ゲオルイース 「・・・・なんだ・・・。  いま・・・何かを唱えた・・・・?」 ゲオルイース 「・・・・なんだ・・・。  いま・・・何かを唱えた・・・・?」
716レジスタンス 「グイーネ様、準備はよろしいですか?」 レジスタンス 「グイーネ様、準備はよろしいですか?」
717グイーネ 「・・・ええ。  いつでもいけるわ。」 グイーネ 「・・・ええ。  いつでもいけるわ。」
718グイーネ 「これから産場に連行される大量の女性達。  阻止しなければ、強力な人魔が生み出され  また多くの国が陥落してしまう・・・。」 グイーネ 「これから産場に連行される大量の女性達。  阻止しなければ、強力な人魔が生み出され  また多くの国が陥落してしまう・・・。」
719レジスタンス 「・・・すみません。  貴方の招集に集まれた者が僅か数人で・・。」 レジスタンス 「・・・すみません。  貴方の招集に集まれた者が僅か数人で・・。」
720グイーネ 「戦える人自体が僅かなのですもの。  よく・・この無謀な作戦に参加してくれました。」 グイーネ 「戦える人自体が僅かなのですもの。  よく・・この無謀な作戦に参加してくれました。」
721グイーネ 「・・・行きましょう。  手練れの洗脳兵は私が相手をします。  なんとしても・・人々を救わなくては・・・。」 グイーネ 「・・・行きましょう。  手練れの洗脳兵は私が相手をします。  なんとしても・・人々を救わなくては・・・。」
722ゲオルイース 「・・私のよく知るグイーネだ。  強い責任感、リーダーシップ、行動力、気高い精神。」 ゲオルイース 「・・私のよく知るグイーネだ。  強い責任感、リーダーシップ、行動力、気高い精神。」
723ゲオルイース 「これも・・私の夢なのか・・・  こんなところは知らないが・・・。」 ゲオルイース 「これも・・私の夢なのか・・・  こんなところは知らないが・・・。」
724ゲオルイース 「グイーネが見ていた冊子・・・。  これも魂式か・・・。  一体・・どんな・・・・・・!?」 ゲオルイース 「グイーネが見ていた冊子・・・。  これも魂式か・・・。  一体・・どんな・・・・・・!?」
725ゲオルイース 「これは・・!?  ・・・・グイーネ・・・ここまでしてお前は・・。」 ゲオルイース 「これは・・!?  ・・・・グイーネ・・・ここまでしてお前は・・。」
726グイーネ 「・・・くくく・・・。  くくくくく・・・。」 グイーネ 「・・・くくく・・・。  くくくくく・・・。」
727<スティアライベント> <スティアライベント>
728ゲオルイース 「・・・はっ!!」 ゲオルイース 「・・・はっ!!」
729ゲオルイース 「い、いかん意識が飛んでいたか・・。  ティアラは・・・!?  ・・・・衰弱しているがまだ生きている・・・よし。」 ゲオルイース 「い、いかん意識が飛んでいたか・・。  ティアラは・・・!?  ・・・・衰弱しているがまだ生きている・・・よし。」
730グイーネ 「一瞬眠っていたか?  もう少し眠っていれば、このゴミの遺体を  眠ったお前の隣に横たえてやったものを。」 グイーネ 「一瞬眠っていたか?  もう少し眠っていれば、このゴミの遺体を  眠ったお前の隣に横たえてやったものを。」
731ゲオルイース 「・・・できた・・・。  できたぞ・・・グイーネ!!」 ゲオルイース 「・・・できた・・・。  できたぞ・・・グイーネ!!」
732グイーネ 「・・・・なに?」 グイーネ 「・・・・なに?」
733ゲオルイース 「お前の望んでいた・・・悪魔の魔法。  ・・・完成した。」 ゲオルイース 「お前の望んでいた・・・悪魔の魔法。  ・・・完成した。」
734\c[dago]大王 「本当に・・この短期間で完成させたというのか・・?」 \c[dago]大王 「本当に・・この短期間で完成させたというのか・・?」
735ゲオルイース 「ティアラを休ませろ。  いますぐにだ・・・!」 ゲオルイース 「ティアラを休ませろ。  いますぐにだ・・・!」
736\c[dago]大王 「・・・・。  お前ら、そいつから離れろ。」 \c[dago]大王 「・・・・。  お前ら、そいつから離れろ。」
737スティアラ 「ぁ・・・・・ぅ・・・・・・」 スティアラ 「ぁ・・・・・ぅ・・・・・・」
738\c[dagn]大王 「まずは性能の確認からだ。  私のオーダー通りの魔法ができているか。  試させてもらう。」 \c[dagn]大王 「まずは性能の確認からだ。  私のオーダー通りの魔法ができているか。  試させてもらう。」
739大王 「そこの子供に掛けろ。  看守達も子供への躾は行っていない。  命令に従えば、効果は証明される。」 大王 「そこの子供に掛けろ。  看守達も子供への躾は行っていない。  命令に従えば、効果は証明される。」
740ゲオルイース 「私はこの首輪のせいで魔法を使えない。  詠唱文をお前に教えれば、それでいいだろう。」 ゲオルイース 「私はこの首輪のせいで魔法を使えない。  詠唱文をお前に教えれば、それでいいだろう。」
741大王 「詠唱した途端に自害させられるような魔法では困るからな。  お前とやり取りをしているんだ・・・  慎重にやらせてもらう。」 大王 「詠唱した途端に自害させられるような魔法では困るからな。  お前とやり取りをしているんだ・・・  慎重にやらせてもらう。」
742大王 「一度の詠唱だけ、その首輪を無効化してやった。  早くしろ。」 大王 「一度の詠唱だけ、その首輪を無効化してやった。  早くしろ。」
743ゲオルイース 「・・・そんなことが・・・!  ・・・・・・。」 ゲオルイース 「・・・そんなことが・・・!  ・・・・・・。」
744大王 「余計な事は考えるな。  魔法は一度しか使えない。  少しでも妙な素振りを見せれば、ゴミを一瞬で処分する。」 大王 「余計な事は考えるな。  魔法は一度しか使えない。  少しでも妙な素振りを見せれば、ゴミを一瞬で処分する。」
745ゲオルイース 「・・・無茶な命令を子供にしないだろうな・・・?」 ゲオルイース 「・・・無茶な命令を子供にしないだろうな・・・?」
746大王 「確認ができればいい。  面倒な指示を出すつもりはない。」 大王 「確認ができればいい。  面倒な指示を出すつもりはない。」
747ゲオルイース 「・・・すまないな。  解除魔法も必ずできるはずだ。  ・・・今は・・・許してくれ・・・。」 ゲオルイース 「・・・すまないな。  解除魔法も必ずできるはずだ。  ・・・今は・・・許してくれ・・・。」
748ゲオルイース 「・・・【メビアス】・・・!」 ゲオルイース 「・・・【メビアス】・・・!」
749子供 「・・・!」 子供 「・・・!」
750ゲオルイース 「・・・ほら、この子は洗脳状態になった。  軽く踊ってやれ。」 ゲオルイース 「・・・ほら、この子は洗脳状態になった。  軽く踊ってやれ。」
751子供 「はい。」 子供 「はい。」
752グイーネ 「・・そんなものなんの証明にもならない。  私に支配権を寄越せ。  私の命令だけ聞くようにしろ。」 グイーネ 「・・そんなものなんの証明にもならない。  私に支配権を寄越せ。  私の命令だけ聞くようにしろ。」
753ゲオルイース 「・・・・・・・・・・わかった。  君、以後は彼女の命令だけを聞くようにするんだ。」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・・わかった。  君、以後は彼女の命令だけを聞くようにするんだ。」
754グイーネ 「ふむ、私の言うことにはなんでも従うか?」 グイーネ 「ふむ、私の言うことにはなんでも従うか?」
755グイーネ 「ふふふ、可愛いものだな。  恐怖ではなく本心からの服従というのは  なかなか心地の良いものだ。」 グイーネ 「ふふふ、可愛いものだな。  恐怖ではなく本心からの服従というのは  なかなか心地の良いものだ。」
756グイーネ 「そこの穴に落ちて死ね。」 グイーネ 「そこの穴に落ちて死ね。」
757ゲオルイース 「やめろっっ!!!」 ゲオルイース 「やめろっっ!!!」
758グイーネ 「ほー、この魔法。  本物のようだな、なんの迷いもなく命を捨てたぞ。」 グイーネ 「ほー、この魔法。  本物のようだな、なんの迷いもなく命を捨てたぞ。」
759ゲオルイース 「くっ・・・ううっっ!!  本物だと言ってるだろうが・・・・!!  ・・・・すまないっ・・私も同罪だ・・・。」 ゲオルイース 「くっ・・・ううっっ!!  本物だと言ってるだろうが・・・・!!  ・・・・すまないっ・・私も同罪だ・・・。」
760グイーネ 「そう気に病むな。  有象無象の餓鬼が一人死んだだけだ。  お前とは比べられる物ですらない。」 グイーネ 「そう気に病むな。  有象無象の餓鬼が一人死んだだけだ。  お前とは比べられる物ですらない。」
761グイーネ 「それに、お前はこれから私の隣で  何千何万と罪を重ねるんだ、今のうちに慣れておけ。」 グイーネ 「それに、お前はこれから私の隣で  何千何万と罪を重ねるんだ、今のうちに慣れておけ。」
762ゲオルイース 「・・・・くっっ!!」 ゲオルイース 「・・・・くっっ!!」
763グイーネ 「まったく恐ろしい女だよゲオルイースは。  こんな悪魔の魔法を本当に復活させてしまうとは。  英雄様が聞いて呆れる。」 グイーネ 「まったく恐ろしい女だよゲオルイースは。  こんな悪魔の魔法を本当に復活させてしまうとは。  英雄様が聞いて呆れる。」
764ゲオルイース 「・・・約束は果たしたぞ・・・。  ティアラをこちらに渡せ・・・!!」 ゲオルイース 「・・・約束は果たしたぞ・・・。  ティアラをこちらに渡せ・・・!!」
765グイーネ 「頑張った者には褒美をやらねばな。  ただし、それはお前が完全に私の物になってからだ。」 グイーネ 「頑張った者には褒美をやらねばな。  ただし、それはお前が完全に私の物になってからだ。」
766ゲオルイース 「やはりそう来るか。」 ゲオルイース 「やはりそう来るか。」
767グイーネ 「お前を手に入れるために作らせた魔法だ。  お前が私の永遠の奴隷となった時  このゴミは解放してやる。」 グイーネ 「お前を手に入れるために作らせた魔法だ。  お前が私の永遠の奴隷となった時  このゴミは解放してやる。」
768ゲオルイース 「今し方、子供を殺したその口を  どう信用しろと言うんだ・・・?」 ゲオルイース 「今し方、子供を殺したその口を  どう信用しろと言うんだ・・・?」
769グイーネ 「悪魔の魔法を証明するための事だ。  命が最低ひとつはいるだろう。  あの子供は運がなかった。」 グイーネ 「悪魔の魔法を証明するための事だ。  命が最低ひとつはいるだろう。  あの子供は運がなかった。」
770グイーネ 「そして私は・・・大王だぞ?  この世界を全て手に入れる者だ。  こんなゴミに関わる時間はない。」 グイーネ 「そして私は・・・大王だぞ?  この世界を全て手に入れる者だ。  こんなゴミに関わる時間はない。」
771グイーネ 「お前は私の言葉にすがるしかないんだ。  こうして今は休ませてやってるだろう?  この状況だけで私を信用することだな。」 グイーネ 「お前は私の言葉にすがるしかないんだ。  こうして今は休ませてやってるだろう?  この状況だけで私を信用することだな。」
772ゲオルイース 「なんと傲慢な・・・!」 ゲオルイース 「なんと傲慢な・・・!」
773グイーネ 「私は大王だからな。」 グイーネ 「私は大王だからな。」
774グイーネ 「詠唱文をよこせ。  今度は・・紙とペンもやろう。」 グイーネ 「詠唱文をよこせ。  今度は・・紙とペンもやろう。」
775グイーネ 「・・・なるほど!  こうすれば確かに【魔族の洗脳】にほど近い魔法が  作れる!・・天才だなゲオルイースは!」 グイーネ 「・・・なるほど!  こうすれば確かに【魔族の洗脳】にほど近い魔法が  作れる!・・天才だなゲオルイースは!」
776ゲオルイース 「・・・私は・・なんてことをしているんだ・・。」 ゲオルイース 「・・・私は・・なんてことをしているんだ・・。」
777グイーネ 「慣れろと言ったでしょう?  大丈夫、こんなこと頭に残らないくらい  罪悪の沼にすぐ沈めてあげるからね。」 グイーネ 「慣れろと言ったでしょう?  大丈夫、こんなこと頭に残らないくらい  罪悪の沼にすぐ沈めてあげるからね。」
778グイーネ 「では使うぞ。  最後にこのゴミにお別れを言わせてやろう。  一言だけな。」 グイーネ 「では使うぞ。  最後にこのゴミにお別れを言わせてやろう。  一言だけな。」
779スティアラ 「・・・・!・・・・・ん・・・!!」 スティアラ 「・・・・!・・・・・ん・・・!!」
780ゲオルイース 「ティアラ・・・。  これから私がどんな悪事に加担するのかわからんが・・  どうか私から遠く離れたところで幸せに生きてくれ・・。」 ゲオルイース 「ティアラ・・・。  これから私がどんな悪事に加担するのかわからんが・・  どうか私から遠く離れたところで幸せに生きてくれ・・。」
781スティアラ 「・・・・・ぅぅ!!」 スティアラ 「・・・・・ぅぅ!!」
782ゲオルイース 「お前は私の・・・最後の家族だった。  さようならティアラ。」 ゲオルイース 「お前は私の・・・最後の家族だった。  さようならティアラ。」
783スティアラ 「・・・・・・・・!!」 スティアラ 「・・・・・・・・!!」
784グイーネ 「私が人間だったなら感傷に涙したかもなぁ。  ではお別れだ・・・【メビアス】・・・!!」 グイーネ 「私が人間だったなら感傷に涙したかもなぁ。  ではお別れだ・・・【メビアス】・・・!!」
785スティアラ 「!!」 スティアラ 「!!」
786ゲオルイース 「・・・」 ゲオルイース 「・・・」
787スティアラ 「・・・・・・ぁぁ」 スティアラ 「・・・・・・ぁぁ」
788グイーネ 「ゲオルイース。  私の命令には全て従うな?」 グイーネ 「ゲオルイース。  私の命令には全て従うな?」
789ゲオルイース 「はい。」 ゲオルイース 「はい。」
790グイーネ 「ふ・・・ふふふ。  手に入れた・・・ゲオルイースを・・・  私の所有物にしてやったぞ・・・・・・・・・!!!」 グイーネ 「ふ・・・ふふふ。  手に入れた・・・ゲオルイースを・・・  私の所有物にしてやったぞ・・・・・・・・・!!!」
791グイーネ 「満たされるっっ!!!  私の絶望が・・・ゲオルイースで満たされていくっっ!!  私と共に血みどろの覇道をゆこうゲオルイース!!!」 グイーネ 「満たされるっっ!!!  私の絶望が・・・ゲオルイースで満たされていくっっ!!  私と共に血みどろの覇道をゆこうゲオルイース!!!」
792グイーネ 「もうここに用はないっっ!!!  潰す必要のある王国がいくつもある、  さっそく戦争の用意だ!戦略を立てろ!」 グイーネ 「もうここに用はないっっ!!!  潰す必要のある王国がいくつもある、  さっそく戦争の用意だ!戦略を立てろ!」
793スティアラ 「・・・ぅぅ!!!」 スティアラ 「・・・ぅぅ!!!」
794グイーネ 「なんだ・・・・このゴミは・・・??」 グイーネ 「なんだ・・・・このゴミは・・・??」
795スティアラ 「ぅっ・・・・ぅぅ・・・!!」 スティアラ 「ぅっ・・・・ぅぅ・・・!!」
796グイーネ 「・・・邪魔だ・・・。  ゲオルイース、こいつをどかせ。」 グイーネ 「・・・邪魔だ・・・。  ゲオルイース、こいつをどかせ。」
797スティアラ 「・・・ぅっ・・・・!」 スティアラ 「・・・ぅっ・・・・!」
798<はじかれても、すぐに通せんぼをするスティアラ> <はじかれても、すぐに通せんぼをするスティアラ>
799スティアラ 「・・・・ぅぅ!!!」 スティアラ 「・・・・ぅぅ!!!」
800グイーネ 「・・・・・・なんと愚かな。  この私の貴重な時間を・・・貴様のようなゴミが  数秒でも奪えると思っているのか・・・?」 グイーネ 「・・・・・・なんと愚かな。  この私の貴重な時間を・・・貴様のようなゴミが  数秒でも奪えると思っているのか・・・?」
801グイーネ 「そういえばゲオルイース・・。  お前となにか約束した気がするが  もう守らなくていいよな?私の言うと通りにするな?」 グイーネ 「そういえばゲオルイース・・。  お前となにか約束した気がするが  もう守らなくていいよな?私の言うと通りにするな?」
802グイーネ 「このゴミの首を刎ねろ!  その刃こぼれした剣でノコギリのように  じわじわと首を削り切れっ!!」 グイーネ 「このゴミの首を刎ねろ!  その刃こぼれした剣でノコギリのように  じわじわと首を削り切れっ!!」
803スティアラ 「・・・・・ぅっ・・・むぅぅ!!」 スティアラ 「・・・・・ぅっ・・・むぅぅ!!」
804グイーネ 「こいつしゃべれんのか・・・。  ああ・・そういえばしゃべるなと言っておいたのか。  いいぞ、最後に何か言いたいのなら聞いてやる。」 グイーネ 「こいつしゃべれんのか・・・。  ああ・・そういえばしゃべるなと言っておいたのか。  いいぞ、最後に何か言いたいのなら聞いてやる。」
805スティアラ 「・・・・大王!!  貴方は・・何度ルイースを裏切るつもりなのです!!  ルイースが命をかけた約束まで破るのですか!?」 スティアラ 「・・・・大王!!  貴方は・・何度ルイースを裏切るつもりなのです!!  ルイースが命をかけた約束まで破るのですか!?」
806グイーネ 「裏切りは交渉において有効な手段だ。  早くゲオルイースにも覚えてもらわなければな。」 グイーネ 「裏切りは交渉において有効な手段だ。  早くゲオルイースにも覚えてもらわなければな。」
807スティアラ 「・・・なんて人・・・!!」 スティアラ 「・・・なんて人・・・!!」
808グイーネ 「私はもう人ではないと言っている。  ゴミどものくだらん価値観で私を測れると思うな。  ・・・・やれゲオルイース。」 グイーネ 「私はもう人ではないと言っている。  ゴミどものくだらん価値観で私を測れると思うな。  ・・・・やれゲオルイース。」
809ゲオルイース 「はい。殺します。」 ゲオルイース 「はい。殺します。」
810スティアラ 「・・・・・!」 スティアラ 「・・・・・!」
811スティアラ 「・・・・ごめんなさい・・・ルイース。  私が捕まらなければ・・・むしろ捕まってすぐ自害してしまえば  こんなことにはならなかった・・・。」 スティアラ 「・・・・ごめんなさい・・・ルイース。  私が捕まらなければ・・・むしろ捕まってすぐ自害してしまえば  こんなことにはならなかった・・・。」
812ゲオルイース 「顔を上げろ。首に刃が当てづらい。」 ゲオルイース 「顔を上げろ。首に刃が当てづらい。」
813スティアラ 「いえ、もっと私がいなければ  首輪を外せたのは貴方だった・・戦争を止めた魔法で  きっとあなた一人なら監獄から脱出できた・・・。」 スティアラ 「いえ、もっと私がいなければ  首輪を外せたのは貴方だった・・戦争を止めた魔法で  きっとあなた一人なら監獄から脱出できた・・・。」
814スティアラ 「今も・・・私がいなければ  恐ろしい魔法を作る必要も・・・大王に操られることもなかった。  私が・・・いなければよかったんです・・・はじめから・・。」 スティアラ 「今も・・・私がいなければ  恐ろしい魔法を作る必要も・・・大王に操られることもなかった。  私が・・・いなければよかったんです・・・はじめから・・。」
815ゲオルイース 「最初の一撃は強く入れる。  下手に避けるな。」 ゲオルイース 「最初の一撃は強く入れる。  下手に避けるな。」
816スティアラ 「大神父様に貴方を守れと言われて  どんな辛い目にあっても信じて我慢してきました。  きっと素敵な方なんだろうって・・強い人なんだろうって・・。」 スティアラ 「大神父様に貴方を守れと言われて  どんな辛い目にあっても信じて我慢してきました。  きっと素敵な方なんだろうって・・強い人なんだろうって・・。」
817スティアラ 「そのとおりでした。  ルイース・・・私も・・・大神父様がいなくなった今  貴方は最後の・・最高の家族でした・・・。」 スティアラ 「そのとおりでした。  ルイース・・・私も・・・大神父様がいなくなった今  貴方は最後の・・最高の家族でした・・・。」
818ゲオルイース 「斬ります。」 ゲオルイース 「斬ります。」
819スティアラ 「先に逝きます・・・。  待ってしますね・・ルイース。」 スティアラ 「先に逝きます・・・。  待ってしますね・・ルイース。」
820スティアラ 「・・・・・・・・・え」 スティアラ 「・・・・・・・・・え」
821ゲオルイース 「先に逝くのは・・・。  わたし・・・・だ・・・・・・。」 ゲオルイース 「先に逝くのは・・・。  わたし・・・・だ・・・・・・。」
822グイーネ 「なっ・・・なにをやっている??」 グイーネ 「なっ・・・なにをやっている??」
823スティアラ 「どうして・・・・  私が・・・死ぬのでは・・・・。」 スティアラ 「どうして・・・・  私が・・・死ぬのでは・・・・。」
824グイーネ 「ゲオルイースッッ!!!  なにをやっているうううううううう!!!!」 グイーネ 「ゲオルイースッッ!!!  なにをやっているうううううううう!!!!」
825スティアラ 「るいー・・・す。  なんで・・・・・・・。」 スティアラ 「るいー・・・す。  なんで・・・・・・・。」
826ゲオルイース 「ティアラ・・・生きてくれ・・・。  お前の幸せが・・・・わたし・・・・の・・・・・・・・」 ゲオルイース 「ティアラ・・・生きてくれ・・・。  お前の幸せが・・・・わたし・・・・の・・・・・・・・」
827ゲオルイース 「・・・・・・・・」 ゲオルイース 「・・・・・・・・」
828スティアラ 「いや・・いやですっっ!  ルイースううううう!!」 スティアラ 「いや・・いやですっっ!  ルイースううううう!!」
829グイーネ 「どけゴミがっっ!!」 グイーネ 「どけゴミがっっ!!」
830グイーネ 「なぜだ・・あの洗脳魔法は完璧だった。  詠唱文からも間違いはなかったし、  余計な要素があったわけでもない!!」 グイーネ 「なぜだ・・あの洗脳魔法は完璧だった。  詠唱文からも間違いはなかったし、  余計な要素があったわけでもない!!」
831グイーネ 「どうやって解除し・・・  どうやって自害した・・・!?  いや・・・いやいやいやいやいや!!!そんな事はどうでも!!」 グイーネ 「どうやって解除し・・・  どうやって自害した・・・!?  いや・・・いやいやいやいやいや!!!そんな事はどうでも!!」
832グイーネ 「このゴミがっっ!!  どうしてくれる、ゲオルイースは重要なパーツだ!!  この世界制覇に欠かせない材料だぞ!!」 グイーネ 「このゴミがっっ!!  どうしてくれる、ゲオルイースは重要なパーツだ!!  この世界制覇に欠かせない材料だぞ!!」
833グイーネ 「それが・・・こんな無能の代わりに失われた!?  ふざけるなっっ!!!」 グイーネ 「それが・・・こんな無能の代わりに失われた!?  ふざけるなっっ!!!」
834スティアラ 「るいーすっ・・・るいーーすぅぅ!!!」 スティアラ 「るいーすっ・・・るいーーすぅぅ!!!」
835グイーネ 「お前じゃゲオルイースの代わりにならないんだよ!!  私の絶望を吸収できるのはゲオルイースだけっっ!!」 グイーネ 「お前じゃゲオルイースの代わりにならないんだよ!!  私の絶望を吸収できるのはゲオルイースだけっっ!!」
836スティアラ 「るいーすっ・・・るいーーすっ・・・!!」 スティアラ 「るいーすっ・・・るいーーすっ・・・!!」
837グイーネ 「ルイ―スルイースと家族ごっこか、  その愛称は・・・ぁぁあああああああああああ!!! グイーネ 「ルイ―スルイースと家族ごっこか、  その愛称は・・・ぁぁあああああああああああ!!!
838グイーネ 「虫唾が走る!!  そんなに別れがつらいなら、  ・・・同じところにいけゴミっっ!!」 グイーネ 「虫唾が走る!!  そんなに別れがつらいなら、  ・・・同じところにいけゴミっっ!!」
839スティアラ 「ルイース・・・」 スティアラ 「ルイース・・・」
840ゲオルイース 「ティアラに・・・手を出すなっっ!!」 ゲオルイース 「ティアラに・・・手を出すなっっ!!」
841グイーネ 「なっ・・・なにっっ!?」 グイーネ 「なっ・・・なにっっ!?」
842スティアラ 「・・・・えっ・・・」 スティアラ 「・・・・えっ・・・」
843スティアラ 「ルイース・・・ルイース・・・。」 スティアラ 「ルイース・・・ルイース・・・。」
844ゲオルイース 「まったく、こういう仕組みなら  説明書でも付けておけと言うんだ。」 ゲオルイース 「まったく、こういう仕組みなら  説明書でも付けておけと言うんだ。」
845スティアラ 「ルイース・・・生き返った・・・の?」 スティアラ 「ルイース・・・生き返った・・・の?」
846ゲオルイース 「・・・・ああ、そうみたいだな。」 ゲオルイース 「・・・・ああ、そうみたいだな。」
847大王 「なんだその姿は・・・  なぜ心臓を一突きに絶命していたお前が  息を吹き返している・・・!?」 大王 「なんだその姿は・・・  なぜ心臓を一突きに絶命していたお前が  息を吹き返している・・・!?」
848ゲオルイース 「これは【王の紋章】が生み出した鎧。  私の身体を再生しているのも、この鎧の仕業だ。  今も・・・私の身体を癒し続けている。」 ゲオルイース 「これは【王の紋章】が生み出した鎧。  私の身体を再生しているのも、この鎧の仕業だ。  今も・・・私の身体を癒し続けている。」
849大王 「・・・【王の紋章】はただの飾りのはず!  そんな見た目も、力もないはずだ!!  今まで誰一人、そんな鎧を着た者はいないのだぞ!!」 大王 「・・・【王の紋章】はただの飾りのはず!  そんな見た目も、力もないはずだ!!  今まで誰一人、そんな鎧を着た者はいないのだぞ!!」
850ゲオルイース 「今ならわかる、この鎧は・・お前のような  人の力だけではどうすることもできない者が現れた時  力を貸してくれる超常の存在・・・。」 ゲオルイース 「今ならわかる、この鎧は・・お前のような  人の力だけではどうすることもできない者が現れた時  力を貸してくれる超常の存在・・・。」
851ゲオルイース 「この場で顕現してくれたことに・・・感謝する!!」 ゲオルイース 「この場で顕現してくれたことに・・・感謝する!!」
852大王 「なんだその都合のいい話は!?  そんな物に私は邪魔されているのか!?」 大王 「なんだその都合のいい話は!?  そんな物に私は邪魔されているのか!?」
853ゲオルイース 「都合がいいんじゃない・・・積み重ねられた思いが  必要な時に力を生み出したんだ。」 ゲオルイース 「都合がいいんじゃない・・・積み重ねられた思いが  必要な時に力を生み出したんだ。」
854ゲオルイース 「グイーネ・・・人を超えた悪魔と化したお前は・・  私が倒す・・・!!」 ゲオルイース 「グイーネ・・・人を超えた悪魔と化したお前は・・  私が倒す・・・!!」
855グイーネ 「ふざけるな・・・・!!!  ふざけるなふざけるなふざけるなっっっ!!!  もう一度操ってやる!!【メビアス】!!!」 グイーネ 「ふざけるな・・・・!!!  ふざけるなふざけるなふざけるなっっっ!!!  もう一度操ってやる!!【メビアス】!!!」
856スティアラ 「ルイース!!!?」 スティアラ 「ルイース!!!?」
857ゲオルイース 「王の鎧に守られた私に侵入する事はできない。  お前はもう・・・私を手に入れることはできないっ!!」 ゲオルイース 「王の鎧に守られた私に侵入する事はできない。  お前はもう・・・私を手に入れることはできないっ!!」
858グイーネ 「はあああああああ???  なんなんだ・・・・それはあああああああああああ!!!」 グイーネ 「はあああああああ???  なんなんだ・・・・それはあああああああああああ!!!」
859グイーネ 「手に入らないだと・・・  ・・・・ならばかまわん・・・おまえはもう・・・・  いらないっっ!!!ここで・・・処分するっっ!!!」 グイーネ 「手に入らないだと・・・  ・・・・ならばかまわん・・・おまえはもう・・・・  いらないっっ!!!ここで・・・処分するっっ!!!」
860グイーネ 「ばかなっ・・・極限まで強化した私を・・・  この肉体と力を・・超えるというのか・・・  ゲオルイース・・・!?」 グイーネ 「ばかなっ・・・極限まで強化した私を・・・  この肉体と力を・・超えるというのか・・・  ゲオルイース・・・!?」
861ゲオルイース 「終わりにしよう・・・。  グイーネにすり代わった何者かよ・・・。」 ゲオルイース 「終わりにしよう・・・。  グイーネにすり代わった何者かよ・・・。」
862大王 「私は大王だぞ!!この大地を支配し  新たな脅威から人類を守るっっ!!!  私が倒れる事はあってはならない!!!」 大王 「私は大王だぞ!!この大地を支配し  新たな脅威から人類を守るっっ!!!  私が倒れる事はあってはならない!!!」
863ゲオルイース 「なっ!?待て大王!!!」 ゲオルイース 「なっ!?待て大王!!!」
864ゲオルイース 「・・結界を貼って逃げ込んだか・・。  かなり傷を負っているはずだから  ここで治るまで立ち往生するつもりだな・・。」 ゲオルイース 「・・結界を貼って逃げ込んだか・・。  かなり傷を負っているはずだから  ここで治るまで立ち往生するつもりだな・・。」
865スティアラ 「ルイース・・・  よかった・・・・生きていてくれて・・・。」 スティアラ 「ルイース・・・  よかった・・・・生きていてくれて・・・。」
866ゲオルイース 「・・・ティアラ。  また生きて会えて・・・嬉しいぞ。」 ゲオルイース 「・・・ティアラ。  また生きて会えて・・・嬉しいぞ。」
867スティアラ 「・・・大王はどうなってしまったのです?」 スティアラ 「・・・大王はどうなってしまったのです?」
868ゲオルイース 「この結界・・驚異的な魔力を感じる。  見た所、奴の精神世界と直結して生み出された巨大な迷路  ・・踏み入れば不利な状況での戦闘を避けられない。」 ゲオルイース 「この結界・・驚異的な魔力を感じる。  見た所、奴の精神世界と直結して生み出された巨大な迷路  ・・踏み入れば不利な状況での戦闘を避けられない。」
869ゲオルイース 「私達を足止めし、回復を待っているんだろう。  この結界の中に奴はいる。」 ゲオルイース 「私達を足止めし、回復を待っているんだろう。  この結界の中に奴はいる。」
870スティアラ 「・・・追いかけますか?」 スティアラ 「・・・追いかけますか?」
871ゲオルイース 「・・・できればそうしたが・・・  ・・・・あっ・・・!」 ゲオルイース 「・・・できればそうしたが・・・  ・・・・あっ・・・!」
872ゲオルイース 「こいつを維持するのも大変でな・・  寝不足でこいつを発現し続けるのは正直辛い。  ・・・というか、立っているのもやっとな状態だ。」 ゲオルイース 「こいつを維持するのも大変でな・・  寝不足でこいつを発現し続けるのは正直辛い。  ・・・というか、立っているのもやっとな状態だ。」
873ゲオルイース 「ティアラもボロボロだろう・・・  休もう・・あいつはしばらくここから動けないはずだ。」 ゲオルイース 「ティアラもボロボロだろう・・・  休もう・・あいつはしばらくここから動けないはずだ。」
874スティアラ 「そう・・・ですね・・・  ルイース・・・・・・本当によかっ・・・・た。」 スティアラ 「そう・・・ですね・・・  ルイース・・・・・・本当によかっ・・・・た。」
875ゲオルイース 「ティアラ・・!!  辛い目に会せてしまったな・・・  生きていてくれて・・・本当によかった。」 ゲオルイース 「ティアラ・・!!  辛い目に会せてしまったな・・・  生きていてくれて・・・本当によかった。」
876ゲオルイース 「か、カラの騎士!?  穴の下にずっといたのか!?」 ゲオルイース 「か、カラの騎士!?  穴の下にずっといたのか!?」
877ゲオルイース 「・・・そうか、この穴に落とされた子供を  下で受け止めてくれていたのか・・・  それで昇ってくるのに苦労していたんだな。」 ゲオルイース 「・・・そうか、この穴に落とされた子供を  下で受け止めてくれていたのか・・・  それで昇ってくるのに苦労していたんだな。」
878母親 「あ・・ああああ!!  娘がっ!よかったっ!!  助けていただけたのですね・・・!!!」 母親 「あ・・ああああ!!  娘がっ!よかったっ!!  助けていただけたのですね・・・!!!」
879ゲオルイース 「・・・私も感謝に絶えない・・・。  ありがとうカラの騎士。  この子の洗脳を解く魔法を早速作らなくてはな。」 ゲオルイース 「・・・私も感謝に絶えない・・・。  ありがとうカラの騎士。  この子の洗脳を解く魔法を早速作らなくてはな。」
880ゲオルイース 「だが・・・その前に私も休まないと・・・  丸三日、立ち続けて足腰がボロボロだ・・。  それに睡眠も取れていな・・・」 ゲオルイース 「だが・・・その前に私も休まないと・・・  丸三日、立ち続けて足腰がボロボロだ・・。  それに睡眠も取れていな・・・」
881ゲオルイース 「ああ、わかった。  お前とのジェスチャーゲームは後で付き合ってやる。  今は・・・眠らせてく・・・」 ゲオルイース 「ああ、わかった。  お前とのジェスチャーゲームは後で付き合ってやる。  今は・・・眠らせてく・・・」
882ゲオルイース 「んぐぐ・・なんなんだ・・・!  今言っただろう、私もティアラも寝ていないんだ・・。  この硬い地面ですら心地良く感じる状態なんだぞ。」 ゲオルイース 「んぐぐ・・なんなんだ・・・!  今言っただろう、私もティアラも寝ていないんだ・・。  この硬い地面ですら心地良く感じる状態なんだぞ。」
883ゲオルイース 「まったく騒がしいな・・・・。  何を興奮しているんだ?  ん?・・・・・・・そういえば・・・。」 ゲオルイース 「まったく騒がしいな・・・・。  何を興奮しているんだ?  ん?・・・・・・・そういえば・・・。」
884ゲオルイース 「サミダレ様はどうした?  一緒に行動していたはずじゃなかったか?」 ゲオルイース 「サミダレ様はどうした?  一緒に行動していたはずじゃなかったか?」
885カラの騎士 「!」 カラの騎士 「!」
886ゲオルイース 「それだ!・・・と言わんばかりに指をさしてきたな。  もしや・・・サミダレ様に何かあったか?」 ゲオルイース 「それだ!・・・と言わんばかりに指をさしてきたな。  もしや・・・サミダレ様に何かあったか?」
887ゲオルイース 「それを早く言え!!  私の睡眠は後回しだな・・、  すぐにサミダレ様のとこへ案内しろ!!」 ゲオルイース 「それを早く言え!!  私の睡眠は後回しだな・・、  すぐにサミダレ様のとこへ案内しろ!!」
888ゲオルイース 「みんな聞いておいてくれ。  大王が張った結界によって、地上への道は塞がれている。  このままでは監獄から出ることはできない。」 ゲオルイース 「みんな聞いておいてくれ。  大王が張った結界によって、地上への道は塞がれている。  このままでは監獄から出ることはできない。」
889ゲオルイース 「私は監獄から脱出した後、無実の罪で投獄された者達の  解放をしたいと考えている。  賛同してくれる者はいるか?」 ゲオルイース 「私は監獄から脱出した後、無実の罪で投獄された者達の  解放をしたいと考えている。  賛同してくれる者はいるか?」
890囚人A 「・・・私達を解放してくれる者がいるとすれば・・  それは貴方しかおりません。  賛同し協力させていただきます・・ゲオルイース様!」 囚人A 「・・・私達を解放してくれる者がいるとすれば・・  それは貴方しかおりません。  賛同し協力させていただきます・・ゲオルイース様!」
891囚人B 「全部見ていました!  あの窮地を脱した貴方の力は間違いなく本物!!  是非俺にも協力させてください!」 囚人B 「全部見ていました!  あの窮地を脱した貴方の力は間違いなく本物!!  是非俺にも協力させてください!」
892囚人C 「・・・【王の紋章】を持つ者には  無条件で力添えをせよと先祖代々伝わっております。  なんなりと御命じください・・・我らの王よ。」 囚人C 「・・・【王の紋章】を持つ者には  無条件で力添えをせよと先祖代々伝わっております。  なんなりと御命じください・・・我らの王よ。」
893囚人D 「未来の王様が大変な時なんだ・・・  なんだってしますよゲオルイース様っ!!」 囚人D 「未来の王様が大変な時なんだ・・・  なんだってしますよゲオルイース様っ!!」
894ゲオルイース 「たまたま紋章を持っているだけの小娘だぞ私は。  そのうち紋章の方から私の無能を見抜いて離れていくさ。」 ゲオルイース 「たまたま紋章を持っているだけの小娘だぞ私は。  そのうち紋章の方から私の無能を見抜いて離れていくさ。」
895ゲオルイース 「それより、私の仲間が窮地に立っているようだ。  この少女の介抱を任せたい。  地下の安全なところで休ませてやってくれないか。」 ゲオルイース 「それより、私の仲間が窮地に立っているようだ。  この少女の介抱を任せたい。  地下の安全なところで休ませてやってくれないか。」
896母親 「私が!王の妃になる前は、医療に従事していました。  魔法が使えなくても・・きっと回復させてみせます!」 母親 「私が!王の妃になる前は、医療に従事していました。  魔法が使えなくても・・きっと回復させてみせます!」
897ゲオルイース 「ありがとう。  いくぞ!カラの騎士!!」 ゲオルイース 「ありがとう。  いくぞ!カラの騎士!!」
898カラの騎士 「!?」 カラの騎士 「!?」
899ゲオルイース 「ラシュヘイト王!?  あなたまで捕まっていたのですか!?」 ゲオルイース 「ラシュヘイト王!?  あなたまで捕まっていたのですか!?」
900ラシュヘイト王 「・・・おおゲオルイース。  こんなところで出会えるとは  神に感謝しなくてはなぁ。」 ラシュヘイト王 「・・・おおゲオルイース。  こんなところで出会えるとは  神に感謝しなくてはなぁ。」
901ゲオルイース 「牢からは出られているのですね。  サミダレ様に解放されたのですか?」 ゲオルイース 「牢からは出られているのですね。  サミダレ様に解放されたのですか?」
902ラシュヘイト王 「・・・そうじゃ。  変わり果てた姿には少々驚いたが  彼女のおかげで牢から出られておる。」 ラシュヘイト王 「・・・そうじゃ。  変わり果てた姿には少々驚いたが  彼女のおかげで牢から出られておる。」
903ゲオルイース 「よかった・・。  貴方をここに残したまま脱出しては  すぐ祟られることになりますものねぇ、はははは。」 ゲオルイース 「よかった・・。  貴方をここに残したまま脱出しては  すぐ祟られることになりますものねぇ、はははは。」
904カラの騎士 「!!!」 カラの騎士 「!!!」
905ゲオルイース 「なっ、なにをやってる!?  この人は味方だ!私の育ての親だぞ!!」 ゲオルイース 「なっ、なにをやってる!?  この人は味方だ!私の育ての親だぞ!!」
906カラの騎士 <ぶんぶんぶん> カラの騎士 <ぶんぶんぶん>
907ゲオルイース 「激しく首を振られてもな・・とにかく武器を収めろ。  私達は仲間だ、話し合えば分かり合えるはずだ。 ゲオルイース 「激しく首を振られてもな・・とにかく武器を収めろ。  私達は仲間だ、話し合えば分かり合えるはずだ。
908カラの騎士 「・・・。」 カラの騎士 「・・・。」
909ゲオルイース 「ん?・・・何か言っているな?  ちゃんと話し合うという事だな。」 ゲオルイース 「ん?・・・何か言っているな?  ちゃんと話し合うという事だな。」
910ゲオルイース 「ふむ・・ふむ・・。」 ゲオルイース 「ふむ・・ふむ・・。」
911ゲオルイース 「なるほど。」 ゲオルイース 「なるほど。」
912ゲオルイース 「わからん。  相変わらずお前は何を伝えたいのか  さっぱりだな。」 ゲオルイース 「わからん。  相変わらずお前は何を伝えたいのか  さっぱりだな。」
913ゲオルイース 「またんか!  まだ話し合いの途中だろうが・・!!」 ゲオルイース 「またんか!  まだ話し合いの途中だろうが・・!!」
914ラシュヘイト王 「・・そのモンスターは置いておいてだ。  この牢部屋の奥でサミダレに似た人物を目撃した。」 ラシュヘイト王 「・・そのモンスターは置いておいてだ。  この牢部屋の奥でサミダレに似た人物を目撃した。」
915ゲオルイース 「えっ!?  ほ、本当ですか!?」 ゲオルイース 「えっ!?  ほ、本当ですか!?」
916ラシュヘイト王 「随分と疲労しているように感じた。  もし可能なら彼女を助けてやってくれんか。  儂はもうろくに戦えん歳じゃからなぁ」 ラシュヘイト王 「随分と疲労しているように感じた。  もし可能なら彼女を助けてやってくれんか。  儂はもうろくに戦えん歳じゃからなぁ」
917ゲオルイース 「わかりました。  ラシュヘイト王は道案内だけお願いします。  ・・・それと。」 ゲオルイース 「わかりました。  ラシュヘイト王は道案内だけお願いします。  ・・・それと。」
918ゲオルイース 「脱獄を考えています。  監獄から出た後も過酷な生活になると思いますが  貴方を置いてはいけない・・・一緒にいきませんか?」 ゲオルイース 「脱獄を考えています。  監獄から出た後も過酷な生活になると思いますが  貴方を置いてはいけない・・・一緒にいきませんか?」
919ラシュヘイト王 「・・・そうか。  ここには退屈しておったところじゃ、  付き合わせてもらおうかの。」 ラシュヘイト王 「・・・そうか。  ここには退屈しておったところじゃ、  付き合わせてもらおうかの。」
920ラシュヘイト王 「地上に出たら安全な村へ案内しよう。  そこでしっかり休養を取ってから  次なる行動を考えていくとしようかの。」 ラシュヘイト王 「地上に出たら安全な村へ案内しよう。  そこでしっかり休養を取ってから  次なる行動を考えていくとしようかの。」
921ゲオルイース 「ありがたい。  貴方のお墨付きのある場所なら安心して休める。  よろしく頼みますよ。」 ゲオルイース 「ありがたい。  貴方のお墨付きのある場所なら安心して休める。  よろしく頼みますよ。」
922ゲオルイース 「落ち着けカラの騎士!!  まずはサミダレ様を見つけ出すぞ!  それからお前の癇癪に付き合ってやる!!」 ゲオルイース 「落ち着けカラの騎士!!  まずはサミダレ様を見つけ出すぞ!  それからお前の癇癪に付き合ってやる!!」
923ゲオルイース 「・・・八つ当たりに壁を殴るな。」 ゲオルイース 「・・・八つ当たりに壁を殴るな。」
924ゲオルイース 「カラの騎士!?  床板が抜けたのか・・・おーい!  大丈夫かぁ!?」 ゲオルイース 「カラの騎士!?  床板が抜けたのか・・・おーい!  大丈夫かぁ!?」
925ラシュヘイト王 「高さはそれほどではないの。  頑丈そうなモンスター君じゃし  今はサミダレの安否を優先してはどうかの?」 ラシュヘイト王 「高さはそれほどではないの。  頑丈そうなモンスター君じゃし  今はサミダレの安否を優先してはどうかの?」
926ゲオルイース 「・・・そうですね。  別行動になっても、あいつなら切り抜けられる・・。  先を急ぎましょうか・・。」 ゲオルイース 「・・・そうですね。  別行動になっても、あいつなら切り抜けられる・・。  先を急ぎましょうか・・。」
927ゲオルイース 「さ、サミダレ様!!」 ゲオルイース 「さ、サミダレ様!!」
928サミダレ 「・・・。」 サミダレ 「・・・。」
929サミダレ (ゲオルイース・・・・  あの状況を切り抜け・・駆けつけてくれたのか・・  すまない・・・。) サミダレ (ゲオルイース・・・・  あの状況を切り抜け・・駆けつけてくれたのか・・  すまない・・・。)
930サミダレ 「・・・ぅ・・・ぅぅ」 サミダレ 「・・・ぅ・・・ぅぅ」
931サミダレ (だめだ・・喉が潰れている・・。  まともにうめき声も上げられない・・・。) サミダレ (だめだ・・喉が潰れている・・。  まともにうめき声も上げられない・・・。)
932ゲオルイース 「すぐに行きます!  ・・・・・・【水の凝固反応式】!!」 ゲオルイース 「すぐに行きます!  ・・・・・・【水の凝固反応式】!!」
933ラシュヘイト王 「おお、簡単に鍵を作り出した・・・。  さすがじゃなゲオルイース。」 ラシュヘイト王 「おお、簡単に鍵を作り出した・・・。  さすがじゃなゲオルイース。」
934ゲオルイース 「・・・私一人では・・・得られなかった力です。」 ゲオルイース 「・・・私一人では・・・得られなかった力です。」
935ラシュヘイト王 (ぐひゅひゅ!もらったぞゲオルイース!  この牢の中はトラップの雨じゃ・・・!!  大王様からどう逃げてきたか知らんが、捕えて差し出す!) ラシュヘイト王 (ぐひゅひゅ!もらったぞゲオルイース!  この牢の中はトラップの雨じゃ・・・!!  大王様からどう逃げてきたか知らんが、捕えて差し出す!)
936ラシュヘイト王 「むぅ!!?  お、おまえ!?」 ラシュヘイト王 「むぅ!!?  お、おまえ!?」
937ラシュヘイト王 「もう戻ってきたのか!?  ゲオルイース!こいつがまた儂を・・・!」 ラシュヘイト王 「もう戻ってきたのか!?  ゲオルイース!こいつがまた儂を・・・!」
938ゲオルイース 「・・・ボロボロだなカラの騎士・・。  落ちた穴の先にもトラップが仕掛けられていたか。  ・・・この牢屋と同じように。」 ゲオルイース 「・・・ボロボロだなカラの騎士・・。  落ちた穴の先にもトラップが仕掛けられていたか。  ・・・この牢屋と同じように。」
939ラシュヘイト王 (・・・!!  罠に気付かれたか・・・!) ラシュヘイト王 (・・・!!  罠に気付かれたか・・・!)
940ゲオルイース 「すぐに助けてやれずすまなかった。  サミダレ様の安否を優先したかったんだ。  お前なら自力で脱出できると信じていた。」 ゲオルイース 「すぐに助けてやれずすまなかった。  サミダレ様の安否を優先したかったんだ。  お前なら自力で脱出できると信じていた。」
941ゲオルイース 「それに・・・私もボロボロでな。  今はあまり・・・余裕がない・・・。」 ゲオルイース 「それに・・・私もボロボロでな。  今はあまり・・・余裕がない・・・。」
942ゲオルイース 「偽物を育ての親と思い込んで行動するのは・・・  とてつもなく精神を削る・・!!」 ゲオルイース 「偽物を育ての親と思い込んで行動するのは・・・  とてつもなく精神を削る・・!!」
943カラの騎士 「!!」 カラの騎士 「!!」
944ラシュヘイト王 「・・・なにを言っておるんじゃゲオルイース。  戦後もずっとお前さんを見てきたのは  紛れもなく儂なのじゃぞ。」 ラシュヘイト王 「・・・なにを言っておるんじゃゲオルイース。  戦後もずっとお前さんを見てきたのは  紛れもなく儂なのじゃぞ。」
945ゲオルイース 「・・・そうですね・・・。  戦後から・・貴方の様子はおかしくなった。」 ゲオルイース 「・・・そうですね・・・。  戦後から・・貴方の様子はおかしくなった。」
946ゲオルイース 「近しい者と距離を取り、王政も荒くなった・・・  魔族との戦いでお疲れになったのだと納得していたが。  ・・・・三年前からすり替わっていたのだな・・・!!」 ゲオルイース 「近しい者と距離を取り、王政も荒くなった・・・  魔族との戦いでお疲れになったのだと納得していたが。  ・・・・三年前からすり替わっていたのだな・・・!!」
947ラシュヘイト王 「・・・いやそのとおりじゃよ。  儂は長い戦争で疲れただけじゃ・・・  地上に戻ってからは政治にも尽力すると誓おう。」 ラシュヘイト王 「・・・いやそのとおりじゃよ。  儂は長い戦争で疲れただけじゃ・・・  地上に戻ってからは政治にも尽力すると誓おう。」
948ゲオルイース 「黙れっ!  ・・・なんて情けないんだ私は・・・っ!  他の者ならともかく・・気付けなかったなんて・・!」 ゲオルイース 「黙れっ!  ・・・なんて情けないんだ私は・・・っ!  他の者ならともかく・・気付けなかったなんて・・!」
949ラシュヘイト王 「なぜそれほどに確信する?  儂はなにひとつ怪しい素振りを見せておらんだろう?」 ラシュヘイト王 「なぜそれほどに確信する?  儂はなにひとつ怪しい素振りを見せておらんだろう?」
950ゲオルイース 「・・・三年ぶりに一緒に歩いた・・。  何もかも違っていた・・・  私を育てた男の姿とは・・・似ても似つかない!!」 ゲオルイース 「・・・三年ぶりに一緒に歩いた・・。  何もかも違っていた・・・  私を育てた男の姿とは・・・似ても似つかない!!」
951ゲオルイース 「親を間違える子供は・・いないっ!!」 ゲオルイース 「親を間違える子供は・・いないっ!!」
952ラシュヘイト王 「・・・・・ちっ。  今まで近寄らなくて正解だったの。  一緒に歩いただけで見抜きよるとは・・。」 ラシュヘイト王 「・・・・・ちっ。  今まで近寄らなくて正解だったの。  一緒に歩いただけで見抜きよるとは・・。」
953ゲオルイース 「ラシュヘイト王本人に会ったら・・・  謝っておかないとな・・。」 ゲオルイース 「ラシュヘイト王本人に会ったら・・・  謝っておかないとな・・。」
954偽物 「ほっほっほっほ!  まだ本物が生きていると思ったかの!  とっくに葬られた後なんじゃよ馬鹿者め!」 偽物 「ほっほっほっほ!  まだ本物が生きていると思ったかの!  とっくに葬られた後なんじゃよ馬鹿者め!」
955ゲオルイース 「・・・・・やはり・・・・・・。  そうなんだな・・・。」 ゲオルイース 「・・・・・やはり・・・・・・。  そうなんだな・・・。」
956偽物 「親を間違う子供はいないと言うとったが  親が死んだ事に気付かん子供は  おらんのじゃないかゲオルイース!?ほっほっほっほ!!」 偽物 「親を間違う子供はいないと言うとったが  親が死んだ事に気付かん子供は  おらんのじゃないかゲオルイース!?ほっほっほっほ!!」
957ゲオルイース 「カラの騎士、サミダレ様を助け出せるか?  仕掛けられたトラップは猛毒の類のようだが  お前にはなんの害もないはず。」 ゲオルイース 「カラの騎士、サミダレ様を助け出せるか?  仕掛けられたトラップは猛毒の類のようだが  お前にはなんの害もないはず。」
958ゲオルイース 「奴は・・・私が倒す!!」 ゲオルイース 「奴は・・・私が倒す!!」
959偽物 「な、なんじゃその姿は・・・!!」 偽物 「な、なんじゃその姿は・・・!!」
960ゲオルイース 「この鎧はな・・・お前のように人の心を失い、  世界を裏から潰そうとする者を倒すための・・・・  願いの鎧だっっ!!!」 ゲオルイース 「この鎧はな・・・お前のように人の心を失い、  世界を裏から潰そうとする者を倒すための・・・・  願いの鎧だっっ!!!」
961サミダレ 「ゲオルイース・・・・。 【王の紋章】を・・・発現させたのか・・・。」 サミダレ 「ゲオルイース・・・・。 【王の紋章】を・・・発現させたのか・・・。」
962ゲオルイース 「はい。  ティアラと・・・グイーネのおかげで。  この力を得ることが出来ました。」 ゲオルイース 「はい。  ティアラと・・・グイーネのおかげで。  この力を得ることが出来ました。」
963サミダレ 「はあ・・・大したもんだ・・。  戦争を終わらせちまった事もそうだが・・・  お前の底力には毎回驚かされる・・・。」 サミダレ 「はあ・・・大したもんだ・・。  戦争を終わらせちまった事もそうだが・・・  お前の底力には毎回驚かされる・・・。」
964ゲオルイース 「・・・私はたまたまこの位置にいるだけです。  この鎧も・・・今と過去の人々が作り出した。  着る事になったのが私だったというだけです。」 ゲオルイース 「・・・私はたまたまこの位置にいるだけです。  この鎧も・・・今と過去の人々が作り出した。  着る事になったのが私だったというだけです。」
965サミダレ 「たまには誇れ。  お前じゃなきゃそれが現れることはなかっただろう。」 サミダレ 「たまには誇れ。  お前じゃなきゃそれが現れることはなかっただろう。」
966ゲオルイース 「・・・どうだすごいだろ!・・・。  というのとは違うんです。  やはり私の周りにいる者達こそ尊敬に値する。」 ゲオルイース 「・・・どうだすごいだろ!・・・。  というのとは違うんです。  やはり私の周りにいる者達こそ尊敬に値する。」
967サミダレ 「・・そうか。  ともあれ、おかげでモンスター生活が延長された。  助かった、ありがとうゲオルイース。」 サミダレ 「・・そうか。  ともあれ、おかげでモンスター生活が延長された。  助かった、ありがとうゲオルイース。」
968ゲオルイース 「サミダレ様にはまだ私を支えてもらいたい。  まだ迷惑を掛けると思いますが  よろしくお願いします。」 ゲオルイース 「サミダレ様にはまだ私を支えてもらいたい。  まだ迷惑を掛けると思いますが  よろしくお願いします。」
969ゲオルイース 「・・・カラの騎士。」 ゲオルイース 「・・・カラの騎士。」
970ゲオルイース 「お前も・・・もう少しだけ  私のそばにいてくれ・・・頼むな。」 ゲオルイース 「お前も・・・もう少しだけ  私のそばにいてくれ・・・頼むな。」
971サミダレ 「それで・・大王はどうなった?」 サミダレ 「それで・・大王はどうなった?」
972\r[oun]ゲオルイース 「精神結界を張り、私が与えた傷を癒しています。  地上への通路を塞ぐ形なので  結界内を攻略しない限り、決着も脱出も叶いません。」 \r[oun]ゲオルイース 「精神結界を張り、私が与えた傷を癒しています。  地上への通路を塞ぐ形なので  結界内を攻略しない限り、決着も脱出も叶いません。」
973\l[karn]カラの騎士 「・・・!」 \l[karn]カラの騎士 「・・・!」
974ゲオルイース 「そうだな。  今はこちらも疲弊している、お前の言う通り  回復に専念した方がいいだろう。」 ゲオルイース 「そうだな。  今はこちらも疲弊している、お前の言う通り  回復に専念した方がいいだろう。」
975\r[out]ゲオルイース 「わかっている。  私もちゃんと休むさ。  そもそも私を引きずりだしたのはお前だろうが。」 \r[out]ゲオルイース 「わかっている。  私もちゃんと休むさ。  そもそも私を引きずりだしたのはお前だろうが。」
976\r[oun]ゲオルイース 「一度古城に戻りましょう。  あそこでティアラを休ませてやりたい。  囚人や看守達も連れていきましょう。」 \r[oun]ゲオルイース 「一度古城に戻りましょう。  あそこでティアラを休ませてやりたい。  囚人や看守達も連れていきましょう。」
977サミダレ 「あ、ああ。  そうだな、私もあそこの方が落ち着く。  大王の結界は子分たちに見張らせておこう。」 サミダレ 「あ、ああ。  そうだな、私もあそこの方が落ち着く。  大王の結界は子分たちに見張らせておこう。」
978ゲオルイース 「いくぞカラの騎士。  もう穴に落ちるなよ。  もっとも先程は気付いていてわざと落ちてもらったのだがな。」 ゲオルイース 「いくぞカラの騎士。  もう穴に落ちるなよ。  もっとも先程は気付いていてわざと落ちてもらったのだがな。」
979\r[oue]ゲオルイース 「ははは。  そうしないと偽物がお前を警戒して  サミダレ様の所まで行かないと思ってな。すまなかったよ。」 \r[oue]ゲオルイース 「ははは。  そうしないと偽物がお前を警戒して  サミダレ様の所まで行かないと思ってな。すまなかったよ。」
980サミダレ 「・・・王の鎧ってのは耳までよくなるのか?」 サミダレ 「・・・王の鎧ってのは耳までよくなるのか?」
981ゲオルイース 「・・・・囚人達の掘っていた穴が開通している!  一体これはなんだったのだ・・。」 ゲオルイース 「・・・・囚人達の掘っていた穴が開通している!  一体これはなんだったのだ・・。」
982囚人 「開通の報告をしてから大王がやってきました・・。  一人で入っていくと数刻後に戻ってきて  この穴は閉鎖しろと・・・。」 囚人 「開通の報告をしてから大王がやってきました・・。  一人で入っていくと数刻後に戻ってきて  この穴は閉鎖しろと・・・。」
983ゲオルイース 「・・・お目当ての物はなかったということか。」 ゲオルイース 「・・・お目当ての物はなかったということか。」
984スティアラ 「金銀財宝ざっくざく・・・な夢でも見られていたのでしょうか?」 スティアラ 「金銀財宝ざっくざく・・・な夢でも見られていたのでしょうか?」
985囚人 「酷い落ち込みようでしたよ。  周りに目もくれず、すごすごと帰っていきました。」 囚人 「酷い落ち込みようでしたよ。  周りに目もくれず、すごすごと帰っていきました。」
986ゲオルイース 「・・気になるが、奴に閉鎖されていては入れない。  今は諦めて、先を急ぐか。」 ゲオルイース 「・・気になるが、奴に閉鎖されていては入れない。  今は諦めて、先を急ぐか。」
987ゲオルイース 「・・・穏やかだ・・・。」 ゲオルイース 「・・・穏やかだ・・・。」
988ゲオルイース 「・・・まさか監獄の中に・・・  これほど平和な時間が訪れるとはな・・・。」 ゲオルイース 「・・・まさか監獄の中に・・・  これほど平和な時間が訪れるとはな・・・。」
989サミダレ 「大王の結界は、誰も出られなくなったと同時に  誰も入って来られなくなった。  新たな敵も・・・新たな脅威も・・今はやってこない。」 サミダレ 「大王の結界は、誰も出られなくなったと同時に  誰も入って来られなくなった。  新たな敵も・・・新たな脅威も・・今はやってこない。」
990ゲオルイース 「本当の世界は・・・これでいいんだ。  争う必要なんてどこにもない・・・。」 ゲオルイース 「本当の世界は・・・これでいいんだ。  争う必要なんてどこにもない・・・。」
991サミダレ 「せっかく私達が魔族を命懸けで滅ぼしたというのに・・・  あの大王という奴は・・よほど戦争が好きみたいだな。」 サミダレ 「せっかく私達が魔族を命懸けで滅ぼしたというのに・・・  あの大王という奴は・・よほど戦争が好きみたいだな。」
992ゲオルイース 「・・・次なる脅威を恐れるあまり・・・  過剰な力を人類に与えようとしている・・・  その代償は、今を生きる者達の命だ・・・。」 ゲオルイース 「・・・次なる脅威を恐れるあまり・・・  過剰な力を人類に与えようとしている・・・  その代償は、今を生きる者達の命だ・・・。」
993ゲオルイース 「それに・・並々ならぬ執念を感じました。  私への固執もそうだが・・・  大王は何か明かしていない目的がある。」 ゲオルイース 「それに・・並々ならぬ執念を感じました。  私への固執もそうだが・・・  大王は何か明かしていない目的がある。」
994サミダレ 「何が目的なのやら・・・  キレた人間の考えは魔族以上によくわからんな。」 サミダレ 「何が目的なのやら・・・  キレた人間の考えは魔族以上によくわからんな。」
995子供 「お母様・・・私を助けてくださった騎士様。  中身がありません・・・。」 子供 「お母様・・・私を助けてくださった騎士様。  中身がありません・・・。」
996母親 「あらあら・・随分と個性的な殿方ですこと・・。  それに寡黙で、娘を救ってくださった勇敢さ・・。」 母親 「あらあら・・随分と個性的な殿方ですこと・・。  それに寡黙で、娘を救ってくださった勇敢さ・・。」
997母親 「あの・・・私、夫を亡くして娘と二人だけなのです。  ・・・・よければその・・・・。」 母親 「あの・・・私、夫を亡くして娘と二人だけなのです。  ・・・・よければその・・・・。」
998子供 「・・消えちゃった。」 子供 「・・消えちゃった。」
999サミダレ 「あいつ神出鬼没かと思えば消える事ができるのか。  道理で子分たちに追わせても見失うわけだ。」 サミダレ 「あいつ神出鬼没かと思えば消える事ができるのか。  道理で子分たちに追わせても見失うわけだ。」
1000ゲオルイース 「子供の洗脳は問題なく解けたようだ。  これで【メビアス】を無意味な魔法にできたな。  やはり洗脳魔法なんてものは消え去るべきだ。」 ゲオルイース 「子供の洗脳は問題なく解けたようだ。  これで【メビアス】を無意味な魔法にできたな。  やはり洗脳魔法なんてものは消え去るべきだ。」
1001囚人A 「ああああ・・・俺はスティアラ様になんてことを・・。  何とも心を救っていただいたあの笑顔に・・・  最低な裏切りをしてしまった・・・ああああ。」 囚人A 「ああああ・・・俺はスティアラ様になんてことを・・。  何とも心を救っていただいたあの笑顔に・・・  最低な裏切りをしてしまった・・・ああああ。」
1002囚人B 「俺だって・・・。  大王に命令されたとはいえ・・・穢してしまった・・。  どう償っても許されることではない・・・。」 囚人B 「俺だって・・・。  大王に命令されたとはいえ・・・穢してしまった・・。  どう償っても許されることではない・・・。」
1003囚人C 「今は古城の寝室で休まれているらしい。  回復されたらお見舞いに花をお持ちし、  全てでもって謝罪しにいこう・・・。」 囚人C 「今は古城の寝室で休まれているらしい。  回復されたらお見舞いに花をお持ちし、  全てでもって謝罪しにいこう・・・。」
1004囚人D 「泉のそばに綺麗な花が咲いていた。  微細でも・・きっと安らぎを与えることができる。」 囚人D 「泉のそばに綺麗な花が咲いていた。  微細でも・・きっと安らぎを与えることができる。」
1005囚人E 「お、俺は髪飾りを作ってみる・・・!  きっとお似合いになるぞ・・・。」 囚人E 「お、俺は髪飾りを作ってみる・・・!  きっとお似合いになるぞ・・・。」
1006看守A 「ゲオルイース様!サミダレ様!!  度重なる無礼の数々  ・・許していただけるとは思っておりません!!」 看守A 「ゲオルイース様!サミダレ様!!  度重なる無礼の数々  ・・許していただけるとは思っておりません!!」
1007看守B 「どうかこの場で・・・私達を・・・!  覚悟はできておりますっ・・・!!!」 看守B 「どうかこの場で・・・私達を・・・!  覚悟はできておりますっ・・・!!!」
1008ゲオルイース 「・・今はやめよう。  私達に必要なのは過去を引きずり憎み合うことじゃない。  互いを許し合い・・未来を作ることだ。」 ゲオルイース 「・・今はやめよう。  私達に必要なのは過去を引きずり憎み合うことじゃない。  互いを許し合い・・未来を作ることだ。」
1009看守達 『ゲオルイース様っっ!!』 看守達 『ゲオルイース様っっ!!』
1010ゲオルイース 「休んでくれ。  今は、この場に閉じ込められたただの人間同士だ。  気を使い合う必要はない。」 ゲオルイース 「休んでくれ。  今は、この場に閉じ込められたただの人間同士だ。  気を使い合う必要はない。」
1011看守達 『・・・・はいっ!』 看守達 『・・・・はいっ!』
1012サミダレ 「・・・大王の結界がいつ解除されるか  予想はついているのか?」 サミダレ 「・・・大王の結界がいつ解除されるか  予想はついているのか?」
1013ゲオルイース 「王の鎧の力もあって、かなり致命傷を負っています。  動けるようになるまであと数日はあのままかと。」 ゲオルイース 「王の鎧の力もあって、かなり致命傷を負っています。  動けるようになるまであと数日はあのままかと。」
1014サミダレ 「私とスティアラは、もう少し休めば動けるようになる。  先手を打つか?」 サミダレ 「私とスティアラは、もう少し休めば動けるようになる。  先手を打つか?」
1015ゲオルイース 「・・・そうですね。  あの結界を攻略できるか不安はありますが  大王を討つチャンスはそこにしかないと思います。」 ゲオルイース 「・・・そうですね。  あの結界を攻略できるか不安はありますが  大王を討つチャンスはそこにしかないと思います。」
1016ゲオルイース 「脱出だけしても、大王が居たままでは  私達は追われる生活を強いられ、ここにいる囚人達も  看守達も奴の報復にあってしまう・・・。」 ゲオルイース 「脱出だけしても、大王が居たままでは  私達は追われる生活を強いられ、ここにいる囚人達も  看守達も奴の報復にあってしまう・・・。」
1017ゲオルイース 「倒しましょう・・・大王を!」 ゲオルイース 「倒しましょう・・・大王を!」
1018サミダレ 「だな。  私も腹を決めたよ。」 サミダレ 「だな。  私も腹を決めたよ。」
1019スティアラ 「いやーどうもどうも・・!  ご心配をお掛けしました皆様。」 スティアラ 「いやーどうもどうも・・!  ご心配をお掛けしました皆様。」
1020ゲオルイース 「ティアラ!  身体はもう大丈夫なんだな!」 ゲオルイース 「ティアラ!  身体はもう大丈夫なんだな!」
1021スティアラ 「はい。  健康だけが取り柄ですから、すっかり元通りですよ。」 スティアラ 「はい。  健康だけが取り柄ですから、すっかり元通りですよ。」
1022囚人A 「あの・・スティアラ様・・・。  俺達本当に申し訳ない事を・・・。」 囚人A 「あの・・スティアラ様・・・。  俺達本当に申し訳ない事を・・・。」
1023スティアラ 「もう許しちゃいました。  美味しいご飯もたくさん作っていただきましたし、  お花もベッドが埋まるくらい貰っちゃいました。」 スティアラ 「もう許しちゃいました。  美味しいご飯もたくさん作っていただきましたし、  お花もベッドが埋まるくらい貰っちゃいました。」
1024スティアラ 「私達は傷つけあったのではありません・・。  あの時を・・一緒に戦ったんです。  どうかこれ以上、自分を傷つけないでください。」 スティアラ 「私達は傷つけあったのではありません・・。  あの時を・・一緒に戦ったんです。  どうかこれ以上、自分を傷つけないでください。」
1025囚人B 「ああ・・・・スティアラ様・・。  なんと凛々しく美しいんだ・・・・。  生涯付き従い・・・お守りする事を誓います。」 囚人B 「ああ・・・・スティアラ様・・。  なんと凛々しく美しいんだ・・・・。  生涯付き従い・・・お守りする事を誓います。」
1026ゲオルイース 「大げさな奴らだな。  それにティアラは私が守るんだ。  お前らの出る幕はない。」 ゲオルイース 「大げさな奴らだな。  それにティアラは私が守るんだ。  お前らの出る幕はない。」
1027スティアラ 「ルイース・・・。」 スティアラ 「ルイース・・・。」
1028ゲオルイース 「む?」 ゲオルイース 「む?」
1029スティアラ 「ありがとうございました。  ルイースに守られて私はまだ生きることができます。  命の恩人です。」 スティアラ 「ありがとうございました。  ルイースに守られて私はまだ生きることができます。  命の恩人です。」
1030ゲオルイース 「・・・でへへ」 ゲオルイース 「・・・でへへ」
1031サミダレ 「それでどうするんだ?  すぐに大王を倒しに行くか?」 サミダレ 「それでどうするんだ?  すぐに大王を倒しに行くか?」
1032ゲオルイース 「そうですね・・・本当なら時間を掛けて・・  大王となってしまったグイーネの話も  聞きたいところなのですが・・・。」 ゲオルイース 「そうですね・・・本当なら時間を掛けて・・  大王となってしまったグイーネの話も  聞きたいところなのですが・・・。」
1033囚人A 「そういえばスティアラ様。  以前のお召し物はどうされたのです?  なぜまた囚人服を??」 囚人A 「そういえばスティアラ様。  以前のお召し物はどうされたのです?  なぜまた囚人服を??」
1034スティアラ 「服も髪飾りもお気に入りだったのですが  ボロボロになって着られなくなってしまいました。」 スティアラ 「服も髪飾りもお気に入りだったのですが  ボロボロになって着られなくなってしまいました。」
1035ゲオルイース 「よし、大王を殺しにいきましょう。  血の雨を降らせてやりますよ。」 ゲオルイース 「よし、大王を殺しにいきましょう。  血の雨を降らせてやりますよ。」
1036サミダレ 「・・スティアラが絡むと  途端にダメ人間になるなお前は。」 サミダレ 「・・スティアラが絡むと  途端にダメ人間になるなお前は。」
1037サミダレ 「もう少し監獄内を探索して  力を蓄えるという選択肢もある。  どこへ向かうかは任せたぞ。」 サミダレ 「もう少し監獄内を探索して  力を蓄えるという選択肢もある。  どこへ向かうかは任せたぞ。」
1038ゲオルイース 「・・・わかりました。」 ゲオルイース 「・・・わかりました。」
1039ゲオルイース 「ティアラ・・カラの騎士・・サミダレ様。  大王を討つその時まで、今しばらく私に力を貸してください。」 ゲオルイース 「ティアラ・・カラの騎士・・サミダレ様。  大王を討つその時まで、今しばらく私に力を貸してください。」
1040スティアラ 「はい!」 スティアラ 「はい!」
1041 「軟弱者がぁぁああああ!!!」 「軟弱者がぁぁああああ!!!」
1042ゲオルイース 「・・・な、なんだなんだ!?」 ゲオルイース 「・・・な、なんだなんだ!?」
1043スティアラ 「ここって先輩さんが  獄長様を・・・あれしてた場所ですね。」 スティアラ 「ここって先輩さんが  獄長様を・・・あれしてた場所ですね。」
1044\r[bar]バルカン 「情けないっ!!  そんな脆い精神で一人前の男のつもりかぁああ!!」 \r[bar]バルカン 「情けないっ!!  そんな脆い精神で一人前の男のつもりかぁああ!!」
1045\l[goko]獄長 「ぜぇ・・ぜぇ・・・!!  なんなんだ・・・なんなんだよ・・・  お前は俺の・・・奴隷だっただろうが・・・」 \l[goko]獄長 「ぜぇ・・ぜぇ・・・!!  なんなんだ・・・なんなんだよ・・・  お前は俺の・・・奴隷だっただろうが・・・」
1046バルカン 「その地位に胡坐を掻き、人を家畜同然に扱おうとする精神、  それを軟弱だと言っているんだっっ!!!」 バルカン 「その地位に胡坐を掻き、人を家畜同然に扱おうとする精神、  それを軟弱だと言っているんだっっ!!!」
1047獄長 「ひいいっっ・・・!!」 獄長 「ひいいっっ・・・!!」
1048バルカン 「走り込みを続けろ!!  肉体を限界の先まで追い詰め、  その腐り切った甘えを捨て去れっっ!!」 バルカン 「走り込みを続けろ!!  肉体を限界の先まで追い詰め、  その腐り切った甘えを捨て去れっっ!!」
1049獄長 「ぜぇぜぇ・・死ぬ・・死んじまう・・・ぜぇぜぇ・・」 獄長 「ぜぇぜぇ・・死ぬ・・死んじまう・・・ぜぇぜぇ・・」
1050バルカン 「この程度で死ぬかっっ!!  生命の肉体は純粋で強い!!  へこたれているのはお前の精神が脆いからだっっ!!」 バルカン 「この程度で死ぬかっっ!!  生命の肉体は純粋で強い!!  へこたれているのはお前の精神が脆いからだっっ!!」
1051バルカン 「他人に厳しくではないっっ!!  己に厳しく生きよ!!己を鍛え続けよ!!  泣き言は厳しさを乗り越えた己の強さで消し去れ!!」 バルカン 「他人に厳しくではないっっ!!  己に厳しく生きよ!!己を鍛え続けよ!!  泣き言は厳しさを乗り越えた己の強さで消し去れ!!」
1052獄長 「き、気持ちだけじゃ・・・ぜぇぜぇ・・!!  超えられない物だって・・・ぜぇぜぇ・・・!!  たくさんあるだろう・・・ぜぇぜぇ・・・!!」 獄長 「き、気持ちだけじゃ・・・ぜぇぜぇ・・!!  超えられない物だって・・・ぜぇぜぇ・・・!!  たくさんあるだろう・・・ぜぇぜぇ・・・!!」
1053バルカン 「ないっっっ!!!」 バルカン 「ないっっっ!!!」
1054獄長 「・・・!?」 獄長 「・・・!?」
1055バルカン 「私はここで、身も心も奴隷になっていた。  そしてもっとも私を縛っていたお前が  半人前の男だと分かった時・・・・私は悟った。」 バルカン 「私はここで、身も心も奴隷になっていた。  そしてもっとも私を縛っていたお前が  半人前の男だと分かった時・・・・私は悟った。」
1056バルカン 「生命の限界を作るのは心だ!!  私は肉体ばかりで心を育てていなかった・・・  心を強くし、心を打たれ強くすることを怠っていた・・!!」 バルカン 「生命の限界を作るのは心だ!!  私は肉体ばかりで心を育てていなかった・・・  心を強くし、心を打たれ強くすることを怠っていた・・!!」
1057バルカン 「真に強い心は不可能を可能にする!!  私はそれをゲオルイース達から教わった!  彼女たちは心が強いから、戦争を終わらせられたんだ!」 バルカン 「真に強い心は不可能を可能にする!!  私はそれをゲオルイース達から教わった!  彼女たちは心が強いから、戦争を終わらせられたんだ!」
1058バルカン 「大地を割るとか、空を斬るとかそういった事はできんさ。  そんな玩具みたいな願い、本気では考えられない・・  だが真に願う事ならば・・・・心で越えられるはずだ・・!」 バルカン 「大地を割るとか、空を斬るとかそういった事はできんさ。  そんな玩具みたいな願い、本気では考えられない・・  だが真に願う事ならば・・・・心で越えられるはずだ・・!」
1059獄長 「ぜぇ・・ぜぇ・・!!」 獄長 「ぜぇ・・ぜぇ・・!!」
1060バルカン 「お前の真の願いはなんだ!?  言ってみろ!!」 バルカン 「お前の真の願いはなんだ!?  言ってみろ!!」
1061獄長 「俺の・・・俺の・・・真の願い・・・。  本心からの願いは・・・ぜぇぜぇ・・・」 獄長 「俺の・・・俺の・・・真の願い・・・。  本心からの願いは・・・ぜぇぜぇ・・・」
1062獄長 「世界中の人間を従える事だ・・・!!  全員隷属させ、強化し・・・そして・・・そして・・・!!」 獄長 「世界中の人間を従える事だ・・・!!  全員隷属させ、強化し・・・そして・・・そして・・・!!」
1063獄長 「二度と魔族みてぇなクソどもに屈服したくないっ!!  もう地獄の日々は真っ平だ・・っっ!  俺の世界は・・・俺の物なんだっっ!!!」 獄長 「二度と魔族みてぇなクソどもに屈服したくないっ!!  もう地獄の日々は真っ平だ・・っっ!  俺の世界は・・・俺の物なんだっっ!!!」
1064バルカン 「・・・いいだろう!!!」 バルカン 「・・・いいだろう!!!」
1065<ガシッ!!!> <ガシッ!!!>
1066バルカン 「貴様の真の願い、聞き届けた!  方法は全く持ってくだらんが、  貴様が二度と己を踏みにじられたくないというのなら・・・」 バルカン 「貴様の真の願い、聞き届けた!  方法は全く持ってくだらんが、  貴様が二度と己を踏みにじられたくないというのなら・・・」
1067バルカン 「私が鍛え上げてやるっ!!  誰かが貴様を踏みつけようとしても跳ね返せるだけの力を!  そうしてお前は、その怯えから脱却するんだ!!」 バルカン 「私が鍛え上げてやるっ!!  誰かが貴様を踏みつけようとしても跳ね返せるだけの力を!  そうしてお前は、その怯えから脱却するんだ!!」
1068獄長 「・・・なんなんだ・・・なんなんだよ・・・おまえは」 獄長 「・・・なんなんだ・・・なんなんだよ・・・おまえは」
1069バルカン 「覚悟しておけ、お前はこれからこれまでの行いを贖罪し  多くの恨みに対して全身全霊で陳謝しなければならない。  奪い去った命に報いていかなければならない!」 バルカン 「覚悟しておけ、お前はこれからこれまでの行いを贖罪し  多くの恨みに対して全身全霊で陳謝しなければならない。  奪い去った命に報いていかなければならない!」
1070バルカン 「だが・・私は見捨てないでやる!  お前の弱さは私の弱さでもある!!  共に強くなろう!!」 バルカン 「だが・・私は見捨てないでやる!  お前の弱さは私の弱さでもある!!  共に強くなろう!!」
1071獄長 「・・・・・・ちく・・・しょう・・・」 獄長 「・・・・・・ちく・・・しょう・・・」
1072獄長 「わかったよ・・・っ!  どこまでも着いていくよお前にっ!」 獄長 「わかったよ・・・っ!  どこまでも着いていくよお前にっ!」
1073バルカン 「お前ではなくバルカン女王様と呼べ馬鹿者がぁぁああ!!」 バルカン 「お前ではなくバルカン女王様と呼べ馬鹿者がぁぁああ!!」
1074スティアラ 「・・・なんだかすごい世界が出来上がってますね。」 スティアラ 「・・・なんだかすごい世界が出来上がってますね。」
1075ゲオルイース 「バルカン女王が姉御肌ということは知っていたが・・  まさか獄長みたいなクズにまで手を差し伸べるとは・・。  懐の深い人というのは居るものなんだなぁ・・・。」 ゲオルイース 「バルカン女王が姉御肌ということは知っていたが・・  まさか獄長みたいなクズにまで手を差し伸べるとは・・。  懐の深い人というのは居るものなんだなぁ・・・。」
1076ゲオルイース 「あの人の元で、獄長は地獄の贖罪行脚で生涯を過ごす。  そして・・・きっと真っ当な人間に変わっていくのだろう。」 ゲオルイース 「あの人の元で、獄長は地獄の贖罪行脚で生涯を過ごす。  そして・・・きっと真っ当な人間に変わっていくのだろう。」
1077スティアラ 「出会いが人を変えていくのですね・・。」 スティアラ 「出会いが人を変えていくのですね・・。」
1078ゲオルイース 「奴の犯した数多の罪は許されないだろうが・・・  ・・・・・・仕方がない。  バルカン女王に免じて、私のは許してやろう。」 ゲオルイース 「奴の犯した数多の罪は許されないだろうが・・・  ・・・・・・仕方がない。  バルカン女王に免じて、私のは許してやろう。」
1079スティアラ 「私も、キックやパンチをされた事は  許しちゃいます。」 スティアラ 「私も、キックやパンチをされた事は  許しちゃいます。」
1080ゲオルイース 「・・・やっぱり許さん。  隙を見て毒殺してやる・・・。」 ゲオルイース 「・・・やっぱり許さん。  隙を見て毒殺してやる・・・。」
1081スティアラ 「・・・・。  人を許すというのは・・・簡単ではありませんね。」 スティアラ 「・・・・。  人を許すというのは・・・簡単ではありませんね。」
1082ゲオルイース 「・・・闘技場か。  ここでは酷い目に会ったな・・・。」 ゲオルイース 「・・・闘技場か。  ここでは酷い目に会ったな・・・。」
1083スティアラ 「ルイースと戦ったという超獣さん達は  その後どうなったのでしょうか?」 スティアラ 「ルイースと戦ったという超獣さん達は  その後どうなったのでしょうか?」
1084サミダレ 「子分どもの目を通して見ていたが  大王の期待に応えるほどの凶暴性がなかったとかで  野に放たれたようだな。」 サミダレ 「子分どもの目を通して見ていたが  大王の期待に応えるほどの凶暴性がなかったとかで  野に放たれたようだな。」
1085ゲオルイース 「・・・ただ野生に帰ってくれるのならいいが・・。  同族を連れて報復に来られたらどれだけに被害になるか、  考えたくもないな・・・。」 ゲオルイース 「・・・ただ野生に帰ってくれるのならいいが・・。  同族を連れて報復に来られたらどれだけに被害になるか、  考えたくもないな・・・。」
1086スティアラ 「そんな事も考えての解放なのでしょうか・・。」 スティアラ 「そんな事も考えての解放なのでしょうか・・。」
1087サミダレ 「ま、何がこようが未来の王様がなんとかしてくれるさ。  心配はしていないぞゲオルイース?」 サミダレ 「ま、何がこようが未来の王様がなんとかしてくれるさ。  心配はしていないぞゲオルイース?」
1088ゲオルイース 「王の紋章があるとはいえ、  超獣と戦うほどの力はないのですけどね・・・。  というか、国も持っていないのに王というのは・・・」 ゲオルイース 「王の紋章があるとはいえ、  超獣と戦うほどの力はないのですけどね・・・。  というか、国も持っていないのに王というのは・・・」
1089サミダレ 「難しく考える事はない。  国なんて物は・・・。」 サミダレ 「難しく考える事はない。  国なんて物は・・・。」
1090サミダレ 「な、なんだこの爆風は!?  地下だぞここは!?」 サミダレ 「な、なんだこの爆風は!?  地下だぞここは!?」
1091ゲオルイース 「ティアラ!私から離れるなっ!」 ゲオルイース 「ティアラ!私から離れるなっ!」
1092スティアラ 「は、はいぃぃ!」 スティアラ 「は、はいぃぃ!」
1093 「こ・・・・・のっ・・・!  あば・・・・・・・て・・・・・・!!!」 「こ・・・・・のっ・・・!  あば・・・・・・・て・・・・・・!!!」
1094スティアラ 「ひ、人の声が聞こえます・・!  誰かいるみたいですよ!」 スティアラ 「ひ、人の声が聞こえます・・!  誰かいるみたいですよ!」
1095 「たいちょ・・・・・・・!!  やりま・・・・・・・・!!」 「たいちょ・・・・・・・!!  やりま・・・・・・・・!!」
1096\c[rane] 「隊長殿!捕えましたよ!!  早く縄をかけてください!隊長どのー!」 \c[rane] 「隊長殿!捕えましたよ!!  早く縄をかけてください!隊長どのー!」
1097\c[rano] 「・・・・・・ん?  なんだここは・・・さっきまで樹海に居たのに、  随分と殺風景なところに・・。」 \c[rano] 「・・・・・・ん?  なんだここは・・・さっきまで樹海に居たのに、  随分と殺風景なところに・・。」
1098スティアラ 「ひ・・光の中から女の子が出てきました・・。」 スティアラ 「ひ・・光の中から女の子が出てきました・・。」
1099 「むっ、こいつまだ逃げようと!」 「むっ、こいつまだ逃げようと!」
1100ゲオルイース 「・・何かそこにいる・・?  見えないが・・息遣いを感じるぞ・・!」 ゲオルイース 「・・何かそこにいる・・?  見えないが・・息遣いを感じるぞ・・!」
1101\c[rane] 「ああ、すまないそこの人達。  このあたりで自衛隊を見かけなかったか?  同行していたのだが、はぐれてしまったみたいだ。」 \c[rane] 「ああ、すまないそこの人達。  このあたりで自衛隊を見かけなかったか?  同行していたのだが、はぐれてしまったみたいだ。」
1102スティアラ 「ジエイタイってなんでしょう?  モンスターの名前でしょうか?」 スティアラ 「ジエイタイってなんでしょう?  モンスターの名前でしょうか?」
1103ゲオルイース 「人名かもしれん・・・しかし。」 ゲオルイース 「人名かもしれん・・・しかし。」
1104ゲオルイース 「すまない!  生憎とジエイタイというのがわからない。  どんな姿をしているのだ??」 ゲオルイース 「すまない!  生憎とジエイタイというのがわからない。  どんな姿をしているのだ??」
1105 「自衛隊を知らんのか・・・うーむ。  ヘルメットに迷彩服を着て・・えーと  マシンガンとか持っている連中なんだが・・。」 「自衛隊を知らんのか・・・うーむ。  ヘルメットに迷彩服を着て・・えーと  マシンガンとか持っている連中なんだが・・。」
1106ゲオルイース 「ましんがんというのがわからないが・・  少なくとも、変わった服装の人物は見ていない。  すまないが、力になれそうにない。」 ゲオルイース 「ましんがんというのがわからないが・・  少なくとも、変わった服装の人物は見ていない。  すまないが、力になれそうにない。」
1107 「・・・そうか、失礼した。  であれば自力で探し出すしかないな。  では私はこれで・・・」 「・・・そうか、失礼した。  であれば自力で探し出すしかないな。  では私はこれで・・・」
1108サミダレ 「ま、待てっ!!!」 サミダレ 「ま、待てっ!!!」
1109ゲオルイース 「ど、どうされました?サミダレ様・・。」 ゲオルイース 「ど、どうされました?サミダレ様・・。」
1110 「ん?随分と変わった格好をされた御仁だな。  "こすぷれいやあ"という奴か?」 「ん?随分と変わった格好をされた御仁だな。  "こすぷれいやあ"という奴か?」
1111サミダレ 「・・・そのジエイタイという奴は私が知っている。」 サミダレ 「・・・そのジエイタイという奴は私が知っている。」
1112 「なに、本当か?  助かった、彼らがどこに行ったか教えてくれ。」 「なに、本当か?  助かった、彼らがどこに行ったか教えてくれ。」
1113サミダレ 「私が食った。  もうこの世にはいない。」 サミダレ 「私が食った。  もうこの世にはいない。」
1114 「・・・・・・・・なに?」 「・・・・・・・・なに?」
1115スティアラ 「えっ?えっ?サミダレ様・・・?  まさか私達の見てないところで・・・  やってしまわれたのですか・・・???」 スティアラ 「えっ?えっ?サミダレ様・・・?  まさか私達の見てないところで・・・  やってしまわれたのですか・・・???」
1116サミダレ 「見てのとおり私は蜘蛛の化身だ。  ジエイタイは生きたまま身体を少しずつ千切り  食してやった・・今は私の腹の中だ・・・・・じゅるり。」 サミダレ 「見てのとおり私は蜘蛛の化身だ。  ジエイタイは生きたまま身体を少しずつ千切り  食してやった・・今は私の腹の中だ・・・・・じゅるり。」
1117ゲオルイース 「そ、そんなエグイ事をいつの間に!?」 ゲオルイース 「そ、そんなエグイ事をいつの間に!?」
1118スティアラ 「サミダレ様!罪のない人を食べちゃダメです!  償いをしましょう!神の前で懺悔し、  贖罪行脚を始めましょう!」 スティアラ 「サミダレ様!罪のない人を食べちゃダメです!  償いをしましょう!神の前で懺悔し、  贖罪行脚を始めましょう!」
1119サミダレ (二人とも本気に取るな。  正直、ジエイタイがなんなのか私にもわからん。  食った覚えもない。) サミダレ (二人とも本気に取るな。  正直、ジエイタイがなんなのか私にもわからん。  食った覚えもない。)
1120スティアラ 「え?え?」 スティアラ 「え?え?」
1121サミダレ 「・・・だがあそこに立つ少女。  紅の瞳、流れるような銀の髪、溢れ出る覇者のオーラ・・・。  間違いない・・・。」 サミダレ 「・・・だがあそこに立つ少女。  紅の瞳、流れるような銀の髪、溢れ出る覇者のオーラ・・・。  間違いない・・・。」
1122サミダレ 「あれは・・・武国ヤマトを建国された御先祖様!!  これは・・・天の巡りあわせだ!!!」 サミダレ 「あれは・・・武国ヤマトを建国された御先祖様!!  これは・・・天の巡りあわせだ!!!」
1123ゲオルイース 「ど、どういうことですかそれは?  武国ヤマトの先祖が・・・この汚い地下闘技場に  降臨された・・・と?」 ゲオルイース 「ど、どういうことですかそれは?  武国ヤマトの先祖が・・・この汚い地下闘技場に  降臨された・・・と?」
1124スティアラ 「なんだか色々おかしくないですか?」 スティアラ 「なんだか色々おかしくないですか?」
1125サミダレ 「理屈も場所もどうでもいい・・・!  私は今、ご先祖様と巡り合った・・!  いつ朽ちるともわからんこの身体で・・・!!」 サミダレ 「理屈も場所もどうでもいい・・・!  私は今、ご先祖様と巡り合った・・!  いつ朽ちるともわからんこの身体で・・・!!」
1126サミダレ 「私はどうしても・・武人として  ご先祖様と本気の闘いがしたいっ!!  協力してくれ!」 サミダレ 「私はどうしても・・武人として  ご先祖様と本気の闘いがしたいっ!!  協力してくれ!」
1127スティアラ 「・・それであんな酷い事を言っていたのですか・・。」 スティアラ 「・・それであんな酷い事を言っていたのですか・・。」
1128ゲオルイース 「それにしても、あんな嘘で本気で  怒ってくれるのでしょうか、ご先祖様は・・。」 ゲオルイース 「それにしても、あんな嘘で本気で  怒ってくれるのでしょうか、ご先祖様は・・。」
1129ご先祖様 「おい・・・自衛隊員達を食したというのは・・・  誠か?」 ご先祖様 「おい・・・自衛隊員達を食したというのは・・・  誠か?」
1130サミダレ 「・・・もちろんだ。  まだ親離れもできていないジエイタイの悲鳴は格別だったな。  絹のような肌を切り裂いて美味しくいただいてやったわ。」 サミダレ 「・・・もちろんだ。  まだ親離れもできていないジエイタイの悲鳴は格別だったな。  絹のような肌を切り裂いて美味しくいただいてやったわ。」
1131サミダレ (二人も挑発を手伝ってくれ!!) サミダレ (二人も挑発を手伝ってくれ!!)
1132ゲオルイース 「・・・あー。  そうですね・・・牛乳とよく合う感じの・・  味がした・・・かな?」 ゲオルイース 「・・・あー。  そうですね・・・牛乳とよく合う感じの・・  味がした・・・かな?」
1133スティアラ 「茹でて殻から身を取り出して  筋ごと口に含んでからつるりといただくと・・  甘い旨味が口いっぱいに広がってそれはもう・・」 スティアラ 「茹でて殻から身を取り出して  筋ごと口に含んでからつるりといただくと・・  甘い旨味が口いっぱいに広がってそれはもう・・」
1134ご先祖様 「・・・魑魅魍魎の類が・・・  国の防衛に命をかけた戦士達を・・・  牛乳と混ぜて茹でて食っただと・・・・!?」 ご先祖様 「・・・魑魅魍魎の類が・・・  国の防衛に命をかけた戦士達を・・・  牛乳と混ぜて茹でて食っただと・・・・!?」
1135\c[rani]ご先祖様 「断じて許さんっ!!」 \c[rani]ご先祖様 「断じて許さんっ!!」
1136ご先祖様 「貴様はそこで寝ていろっ!!」 ご先祖様 「貴様はそこで寝ていろっ!!」
1137ゲオルイース 「や、やっぱり何かいるぞ!  見えない何かが!」 ゲオルイース 「や、やっぱり何かいるぞ!  見えない何かが!」
1138スティアラ 「それより・・・  すごい殺気を放って近づいてきますけど・・・  どうしましょう・・。」 スティアラ 「それより・・・  すごい殺気を放って近づいてきますけど・・・  どうしましょう・・。」
1139ご先祖様 「貴様らをこの平和な日本で  生かしておくわけには・・・いかないっ!!」 ご先祖様 「貴様らをこの平和な日本で  生かしておくわけには・・・いかないっ!!」
1140乱 「この天下乱が、身命を賭して貴様らを討つっ!!」 乱 「この天下乱が、身命を賭して貴様らを討つっ!!」
1141サミダレ 「・・・・ああ・・・・ああ・・・・。  やはりそうか・・・そうなんだな。」 サミダレ 「・・・・ああ・・・・ああ・・・・。  やはりそうか・・・そうなんだな。」
1142サミダレ 「天下様・・ヤマト建国の祖先・・・!  天下様が目の前にいて・・私に闘気をぶつけている!  ・・・これほど嬉しい事はないっ!」 サミダレ 「天下様・・ヤマト建国の祖先・・・!  天下様が目の前にいて・・私に闘気をぶつけている!  ・・・これほど嬉しい事はないっ!」
1143スティアラ 「あまり嬉しくない雰囲気なのですけど・・。」 スティアラ 「あまり嬉しくない雰囲気なのですけど・・。」
1144サミダレ 「やりましょう天下様っ!!  こんな身体でも、ここがどこでも関係ない!!  私の奥義・・受けていただくっっ!!」 サミダレ 「やりましょう天下様っ!!  こんな身体でも、ここがどこでも関係ない!!  私の奥義・・受けていただくっっ!!」
1145乱 「貴様ら容赦せんぞ!!  我が奥義を受けよっっ!!!」 乱 「貴様ら容赦せんぞ!!  我が奥義を受けよっっ!!!」
1146乱 「なに?  自衛隊員を食べたのは嘘?」 乱 「なに?  自衛隊員を食べたのは嘘?」
1147サミダレ 「申し訳ありません!!  どうしても本気の貴方様と戦いたいがため  とっさに下賤な偽りを口走りました!」 サミダレ 「申し訳ありません!!  どうしても本気の貴方様と戦いたいがため  とっさに下賤な偽りを口走りました!」
1148ゲオルイース 「えっと、許してあげてもらえないでしょうか。  サミダレ様も悪気はないと思うんですよ。  言ってることはエグかったですけど、根はいい人で。」 ゲオルイース 「えっと、許してあげてもらえないでしょうか。  サミダレ様も悪気はないと思うんですよ。  言ってることはエグかったですけど、根はいい人で。」
1149スティアラ 「私もウソを盛ってしまってごめんなさいです。  ちょっと楽しくなってしまいまして。」 スティアラ 「私もウソを盛ってしまってごめんなさいです。  ちょっと楽しくなってしまいまして。」
1150乱 「・・・。」 乱 「・・・。」
1151乱 「道理でな、ひとつひとつの技が主張していた通りだ。  『楽しい』『見て欲しい』『奥義をぶつけ合いたい』と  嫌というほど伝わってきた・・。」 乱 「道理でな、ひとつひとつの技が主張していた通りだ。  『楽しい』『見て欲しい』『奥義をぶつけ合いたい』と  嫌というほど伝わってきた・・。」
1152サミダレ 「・・・わ、私の本心が・・  全て伝わってしまっていましたか。  子供みたいで申し訳ありません・・・。」 サミダレ 「・・・わ、私の本心が・・  全て伝わってしまっていましたか。  子供みたいで申し訳ありません・・・。」
1153乱 「・・・私も久しぶりに本能を剥き出して  全てを出し切る戦いができた。  嘘はよくないが、この充実感でご破算としよう。」 乱 「・・・私も久しぶりに本能を剥き出して  全てを出し切る戦いができた。  嘘はよくないが、この充実感でご破算としよう。」
1154サミダレ 「あ・・・ありがとうございます!  そして、戦っていただきありがとうございましたっ!!」 サミダレ 「あ・・・ありがとうございます!  そして、戦っていただきありがとうございましたっ!!」
1155乱 「名はなんというんだ?」 乱 「名はなんというんだ?」
1156サミダレ 「サミダレと申します。  武国ヤマトでは国をまとめておりました。」 サミダレ 「サミダレと申します。  武国ヤマトでは国をまとめておりました。」
1157乱 「武国大和の・・・五月雨か。  よい名だ、覚えておくぞ。  またどこかで技を磨き合い戦おう。」 乱 「武国大和の・・・五月雨か。  よい名だ、覚えておくぞ。  またどこかで技を磨き合い戦おう。」
1158サミダレ 「・・・・・・ええ。  ありがとうございます。」 サミダレ 「・・・・・・ええ。  ありがとうございます。」
1159乱 「だが人を食うのはやめた方がいい。  もし善良な市民まで食糧にするようなら・・・」 乱 「だが人を食うのはやめた方がいい。  もし善良な市民まで食糧にするようなら・・・」
1160五月雨 「あ、いやそれも本当ではなくて・・  まあ近いことはやってましたけど殺しては・・・」 五月雨 「あ、いやそれも本当ではなくて・・  まあ近いことはやってましたけど殺しては・・・」
1161乱 「むっ、目を覚ましたか。  逃げられてしまうとまずい。  ふん縛っておくか。」 乱 「むっ、目を覚ましたか。  逃げられてしまうとまずい。  ふん縛っておくか。」
1162スティアラ 「あの、これからご先祖様はどうされるのですか?」 スティアラ 「あの、これからご先祖様はどうされるのですか?」
1163乱 「ふむ・・自分から自衛隊への協力を言いだした手前、  勝手にいなくなるわけにもいかない。  彼らを見つけ出さなくてはな。」 乱 「ふむ・・自分から自衛隊への協力を言いだした手前、  勝手にいなくなるわけにもいかない。  彼らを見つけ出さなくてはな。」
1164乱 「ああそうだ、私の"すまあとふおん"の番号を渡しておこう。  もし彼らを見かけたら連絡をくれ。」 乱 「ああそうだ、私の"すまあとふおん"の番号を渡しておこう。  もし彼らを見かけたら連絡をくれ。」
1165乱 「ま、待てというに!  コイツを大人しくさせてから  改めてゆっくりと話を・・・・・・・・・・・・・」 乱 「ま、待てというに!  コイツを大人しくさせてから  改めてゆっくりと話を・・・・・・・・・・・・・」
1166ゲオルイース 「き・・消えてしまった。」 ゲオルイース 「き・・消えてしまった。」
1167ゲオルイース 「数字列の書かれた紙を渡されたが・・。  なんの番号なんだこれは?」 ゲオルイース 「数字列の書かれた紙を渡されたが・・。  なんの番号なんだこれは?」
1168サミダレ 「よかった・・・!!  この命が尽きる前に・・最高の闘いができて・・。」 サミダレ 「よかった・・・!!  この命が尽きる前に・・最高の闘いができて・・。」
1169サミダレ 「もう何も思い残すことはない。  この命を最後まで燃やし、ゲオルイースに役立ててやる。  必ずここから脱出させてやるからな・・・!」 サミダレ 「もう何も思い残すことはない。  この命を最後まで燃やし、ゲオルイースに役立ててやる。  必ずここから脱出させてやるからな・・・!」
1170ゲオルイース 「・・心強いです、サミダレ様。」 ゲオルイース 「・・心強いです、サミダレ様。」
1171サミダレ 「唐突な出会い・・そして唐突な別れだったが・・。」 サミダレ 「唐突な出会い・・そして唐突な別れだったが・・。」
1172サミダレ 「・・・ありがとうございましたっ!!」 サミダレ 「・・・ありがとうございましたっ!!」
1173ゲオルイース 「大王の結界・・数日前と変化は無しか。」 ゲオルイース 「大王の結界・・数日前と変化は無しか。」
1174スティアラ 「ルイースの攻撃でかなり深手を負っているはずです。  結界がそのままということは、  回復に時間が掛かっているということでしょう。」 スティアラ 「ルイースの攻撃でかなり深手を負っているはずです。  結界がそのままということは、  回復に時間が掛かっているということでしょう。」
1175サミダレ 「倒すタイミングは今しかない。  一度逃げられたら・・ゲオルイースは脱獄囚。  奴は多くの国を牛耳る大王・・・勝ち目はない。」 サミダレ 「倒すタイミングは今しかない。  一度逃げられたら・・ゲオルイースは脱獄囚。  奴は多くの国を牛耳る大王・・・勝ち目はない。」
1176ゲオルイース 「結界に侵入するぞ。  大王に止めを刺す・・・みんな準備はいいか?」 ゲオルイース 「結界に侵入するぞ。  大王に止めを刺す・・・みんな準備はいいか?」
1177はいはい
1178いいえいいえ
1179ゲオルイース 「・・・ここは・・・。」 ゲオルイース 「・・・ここは・・・。」
1180スティアラ 「え?さっきまで監獄の中にいたのに・・  ここは地上ではないですか?」 スティアラ 「え?さっきまで監獄の中にいたのに・・  ここは地上ではないですか?」
1181サミダレ 「本物の地上ではない。  結界の中に生み出された・・幻だ。」 サミダレ 「本物の地上ではない。  結界の中に生み出された・・幻だ。」
1182ゲオルイース 「大王は深手を癒すため  道のりが長く深い、攻略に時間の掛かる世界を  結界の中に生み出している。」 ゲオルイース 「大王は深手を癒すため  道のりが長く深い、攻略に時間の掛かる世界を  結界の中に生み出している。」
1183ゲオルイース 「そのための触媒に・・グイーネの記憶を利用したようだ。  ここはまだ・・最終決戦の行われていない・・  魔族に蹂躙されたボヘロス城下だ・・。」 ゲオルイース 「そのための触媒に・・グイーネの記憶を利用したようだ。  ここはまだ・・最終決戦の行われていない・・  魔族に蹂躙されたボヘロス城下だ・・。」
1184ゲオルイース 「大王・・・!?  いや・・あれは一人で戦っていた頃の・・  グイーネか!?」 ゲオルイース 「大王・・・!?  いや・・あれは一人で戦っていた頃の・・  グイーネか!?」
1185サミダレ 「なにやってんだあれは?」 サミダレ 「なにやってんだあれは?」
1186ゲオルイース 「荷馬車が来る・・・襲う気だ!!」 ゲオルイース 「荷馬車が来る・・・襲う気だ!!」
1187サミダレ 「大王め、荷馬車を潰しやがった!!  昔から悪さをしていたのか!!」 サミダレ 「大王め、荷馬車を潰しやがった!!  昔から悪さをしていたのか!!」
1188少女 「・・・貴方は何者です?  私はこれから魔族に差し出される終わった身。  なぜこのような・・・。」 少女 「・・・貴方は何者です?  私はこれから魔族に差し出される終わった身。  なぜこのような・・・。」
1189グイーネ 「貴方が魔族の手に落ちれば  その地位と肉体を利用され、さらなる被害が生まれる。  奴らのところへ行かせるわけにはいかないわ。」 グイーネ 「貴方が魔族の手に落ちれば  その地位と肉体を利用され、さらなる被害が生まれる。  奴らのところへ行かせるわけにはいかないわ。」
1190グイーネ 「貴方はここで死んだ。  死んだ人を魔族は追えない。」 グイーネ 「貴方はここで死んだ。  死んだ人を魔族は追えない。」
1191少女 「・・・わ、わたくしを助けて下さるの!?  あなたは一体・・・?」 少女 「・・・わ、わたくしを助けて下さるの!?  あなたは一体・・・?」
1192グイーネ 「どうも魔族とはそりが合わなくてね。  一人で悪あがきしているの。  ・・抵抗を始めて、もう七年になるわ。」 グイーネ 「どうも魔族とはそりが合わなくてね。  一人で悪あがきしているの。  ・・抵抗を始めて、もう七年になるわ。」
1193グイーネ 「私に着いてきて、魔族から逃れた人達を  匿っている洞窟があるの。  しばらくはそこで生活してもらうわ。」 グイーネ 「私に着いてきて、魔族から逃れた人達を  匿っている洞窟があるの。  しばらくはそこで生活してもらうわ。」
1194少女 「わたくしは・・助かるの?」 少女 「わたくしは・・助かるの?」
1195グイーネ 「うん。  助けちゃったわね。」 グイーネ 「うん。  助けちゃったわね。」
1196少女 「・・・ああっ!!  ありがと・・ありがとうございますっ!!」 少女 「・・・ああっ!!  ありがと・・ありがとうございますっ!!」
1197サミダレ 「・・あの善行の裏には  どんな悪だくみが隠されているんだ・・・?」 サミダレ 「・・あの善行の裏には  どんな悪だくみが隠されているんだ・・・?」
1198ゲオルイース 「いえ・・あれこそ私の知る・・・。  強く正しい、グイーネの姿です・・・っ!」 ゲオルイース 「いえ・・あれこそ私の知る・・・。  強く正しい、グイーネの姿です・・・っ!」
1199ゲオルイース 「やはり私達はグイーネの記憶の世界にいるようだ。  彼女の活動期は深く入り組み、数多のトラウマがある。  侵入者を迷わせるにはうってつけだったのでしょうね」 ゲオルイース 「やはり私達はグイーネの記憶の世界にいるようだ。  彼女の活動期は深く入り組み、数多のトラウマがある。  侵入者を迷わせるにはうってつけだったのでしょうね」
1200サミダレ 「この世界を進んでいけば・・  最後には大王に辿り着けるんだよな?  ・・・いこうぜ。」 サミダレ 「この世界を進んでいけば・・  最後には大王に辿り着けるんだよな?  ・・・いこうぜ。」
1201魔族 「・・・うん?  なんだあの宝箱は・・?」 魔族 「・・・うん?  なんだあの宝箱は・・?」
1202魔族 「ぎゃあああ!!!」 魔族 「ぎゃあああ!!!」
1203グイーネ 「14・・15・・。  産場に連れて行かれる女性は  全員揃ってるわね・・・。」 グイーネ 「14・・15・・。  産場に連れて行かれる女性は  全員揃ってるわね・・・。」
1204女性 「あ、貴方は・・・?」 女性 「あ、貴方は・・・?」
1205グイーネ 「貴方たちを救出に来たわ。  時間がないから、私に着いてきてもらえる?」 グイーネ 「貴方たちを救出に来たわ。  時間がないから、私に着いてきてもらえる?」
1206女性 「・・・どうやって信用しろと?  私達はこれまで裏切りを受けここに押し込まれた。  ・・・もう何もかもが信じられない。」 女性 「・・・どうやって信用しろと?  私達はこれまで裏切りを受けここに押し込まれた。  ・・・もう何もかもが信じられない。」
1207グイーネ 「・・貴方たち武国ヤマトの強靭な女性達が  人魔を産み続けた方が  信じられない事態になるんだけどね・・。」 グイーネ 「・・貴方たち武国ヤマトの強靭な女性達が  人魔を産み続けた方が  信じられない事態になるんだけどね・・。」
1208サミダレ 「!?」 サミダレ 「!?」
1209グイーネ 「ここで私に着いてこなければ  貴方たちは一ヶ月ほど魔族の兵士を産み続けて死ぬ。  もう少し生きたいのなら・・私を信じて。」 グイーネ 「ここで私に着いてこなければ  貴方たちは一ヶ月ほど魔族の兵士を産み続けて死ぬ。  もう少し生きたいのなら・・私を信じて。」
1210女性 「・・・・・・わかった。  まだ少しばかりなら戦う力も残っている・・。  どこへなりと案内してくれ。」 女性 「・・・・・・わかった。  まだ少しばかりなら戦う力も残っている・・。  どこへなりと案内してくれ。」
1211グイーネ 「道のりは辛くなると思うけど・・  きっと国に返してあげる・・・!  でも私に出会った事は秘密にしておいてね。」 グイーネ 「道のりは辛くなると思うけど・・  きっと国に返してあげる・・・!  でも私に出会った事は秘密にしておいてね。」
1212サミダレ 「・・・さらわれた女性達が国に戻ってきた事があった。  脱出方法を一度も語らないので  洗脳を疑った時期もあったが・・・」 サミダレ 「・・・さらわれた女性達が国に戻ってきた事があった。  脱出方法を一度も語らないので  洗脳を疑った時期もあったが・・・」
1213サミダレ 「まさか大王に救出されていたとはな・・・。  私の命を奪った大王は・・・  かつてヤマトの民を・・・救っていた・・・。」 サミダレ 「まさか大王に救出されていたとはな・・・。  私の命を奪った大王は・・・  かつてヤマトの民を・・・救っていた・・・。」
1214スティアラ 「すごい方ですね。  一人で罠を仕掛け、魔族を惑わし、人質を救出していく。  まるでルイースの超すごいバージョンです!」 スティアラ 「すごい方ですね。  一人で罠を仕掛け、魔族を惑わし、人質を救出していく。  まるでルイースの超すごいバージョンです!」
1215ゲオルイース 「私とは比べ物にならないよ。  グイーネは本当に強かった・・・。」 ゲオルイース 「私とは比べ物にならないよ。  グイーネは本当に強かった・・・。」
1216ゲオルイース 「だから七年前の魔族襲来の日も・・・  大人達と共にボヘロスで戦う道を選んだ・・。  逃げた私とは、全く違うんだ。」 ゲオルイース 「だから七年前の魔族襲来の日も・・・  大人達と共にボヘロスで戦う道を選んだ・・。  逃げた私とは、全く違うんだ。」
1217ゲオルイース 「・・・ここは!」 ゲオルイース 「・・・ここは!」
1218ゲオルイース 「・・・あの時に見た場面だ。  あれは、グイーネの記憶の一部だった・・。」 ゲオルイース 「・・・あの時に見た場面だ。  あれは、グイーネの記憶の一部だった・・。」
1219スティアラ 「また捕まった人達を助けにいかれたのですね・・!」 スティアラ 「また捕まった人達を助けにいかれたのですね・・!」
1220グイーネ 「みんなやられてしまった・・!!  まさか残滓が三体揃って待ち構えているなんて・・!!」 グイーネ 「みんなやられてしまった・・!!  まさか残滓が三体揃って待ち構えているなんて・・!!」
1221残滓ザナハリー 「なるほど。  【救世主】と呼ばれる何ものかに苦戦していると聞き  直々に我が出向いてみれば・・・。」 残滓ザナハリー 「なるほど。  【救世主】と呼ばれる何ものかに苦戦していると聞き  直々に我が出向いてみれば・・・。」
1222残滓スカサハ 「こんな小娘一匹が・・。  計50余名の魔族を殺害し、数多の人質を  逃がしていたというのか・・・。」 残滓スカサハ 「こんな小娘一匹が・・。  計50余名の魔族を殺害し、数多の人質を  逃がしていたというのか・・・。」
1223残滓トーデイラ 「・・・それほどの活躍・・・  さぞ人間どもに希望を与えたことだろう・・・  であれば・・・その希望、利用価値がある・・・!」 残滓トーデイラ 「・・・それほどの活躍・・・  さぞ人間どもに希望を与えたことだろう・・・  であれば・・・その希望、利用価値がある・・・!」
1224グイーネ 「・・・さすがに残滓三体に一人じゃ勝ち目はない。  けど・・まだ諦めるわけには・・・っ!」 グイーネ 「・・・さすがに残滓三体に一人じゃ勝ち目はない。  けど・・まだ諦めるわけには・・・っ!」
1225残滓トーデイラ 「退路は全て塞いだ。  皆の者、嬲ってやれ・・ただし殺すな。  救世主と呼ばれたこの女は・・我が使う。」 残滓トーデイラ 「退路は全て塞いだ。  皆の者、嬲ってやれ・・ただし殺すな。  救世主と呼ばれたこの女は・・我が使う。」
1226グイーネ 「・・・・残滓っ!!」 グイーネ 「・・・・残滓っ!!」
1227スティアラ 「グイーネ様がっ!!  早く助けにいきましょう!!」 スティアラ 「グイーネ様がっ!!  早く助けにいきましょう!!」
1228ゲオルイース 「・・・ここは記憶の中だ・・。  全ては過ぎ去ったものなんだよ・・・。  グイーネはここで・・・敗れたんだ。」 ゲオルイース 「・・・ここは記憶の中だ・・。  全ては過ぎ去ったものなんだよ・・・。  グイーネはここで・・・敗れたんだ。」
1229スティアラ 「・・・そんな。」 スティアラ 「・・・そんな。」
1230サミダレ 「・・・救世主の最後か・・・。」 サミダレ 「・・・救世主の最後か・・・。」
1231残滓トーデイラ 「見ろ。」 残滓トーデイラ 「見ろ。」
1232グイーネ 「ぐふっ・・・はぁ・・はぁ・・・  何を見ろと言うの・・・・  ・・・・この人達は誰・・・?」 グイーネ 「ぐふっ・・・はぁ・・はぁ・・・  何を見ろと言うの・・・・  ・・・・この人達は誰・・・?」
1233残滓トーデイラ 「とぼけるな。  貴様の素性は調べ尽くした。  お前に近しい奴隷をここに集めている。」 残滓トーデイラ 「とぼけるな。  貴様の素性は調べ尽くした。  お前に近しい奴隷をここに集めている。」
1234グイーネ 「・・・っ」 グイーネ 「・・・っ」
1235残滓トーデイラ 「この奴隷ども全員の命でお前を縛る。  我ら魔族に従い、命令をこなせ。  人間どもに絶望を運ぶだけの存在となるのだ。」 残滓トーデイラ 「この奴隷ども全員の命でお前を縛る。  我ら魔族に従い、命令をこなせ。  人間どもに絶望を運ぶだけの存在となるのだ。」
1236グイーネ 「断るわ。  私が従おうと従うまいと・・・  貴方達は全ての人間を滅ぼすつもりでしょう・・!」 グイーネ 「断るわ。  私が従おうと従うまいと・・・  貴方達は全ての人間を滅ぼすつもりでしょう・・!」
1237残滓トーデイラ 「その通り。  だが、お前の選択でこいつらの死に方が  少しだけ哀れな物に変わってしまう。」 残滓トーデイラ 「その通り。  だが、お前の選択でこいつらの死に方が  少しだけ哀れな物に変わってしまう。」
1238グイーネ 「・・・!」 グイーネ 「・・・!」
1239残滓トーデイラ 「残滓ロビィ・・見せてやってください。」 残滓トーデイラ 「残滓ロビィ・・見せてやってください。」
1240グイーネ 「!!!!!!」 グイーネ 「!!!!!!」
1241グイーネ 「はあっ!!はあっ!!はあっ!!はあっ!!」 グイーネ 「はあっ!!はあっ!!はあっ!!はあっ!!」
1242残滓トーデイラ 「どうした動悸が激しいぞ?  貴様の脳内に見せた惨劇はまだまだ序の口・・。」 残滓トーデイラ 「どうした動悸が激しいぞ?  貴様の脳内に見せた惨劇はまだまだ序の口・・。」
1243残滓トーデイラ 「お前の姪同士に、錆びた剣で殺し合いをさせただけだ。  死なない程度に回復をさせては  延々と殺し合いを続けさせた。」 残滓トーデイラ 「お前の姪同士に、錆びた剣で殺し合いをさせただけだ。  死なない程度に回復をさせては  延々と殺し合いを続けさせた。」
1244残滓トーデイラ 「治療をするのはお前の役目だ。  薬と魔法を駆使して彼女達を助ける・・・が  その度にこう言われる・・。」 残滓トーデイラ 「治療をするのはお前の役目だ。  薬と魔法を駆使して彼女達を助ける・・・が  その度にこう言われる・・。」
1245「『助けて』・・・と」 「『助けて』・・・と」
1246残滓トーデイラ 「お前が命令に背く度に  ここにいる全員の部品をひとつずつ切り外して  お前の寝床においてやる。」 残滓トーデイラ 「お前が命令に背く度に  ここにいる全員の部品をひとつずつ切り外して  お前の寝床においてやる。」
1247残滓トーデイラ 「芋虫のようになっても殺し合いは続けさせる。  お前の身の世話もさせてやろう。  日に日に役立たずになっていくだろうが、まあ気にするな。」 残滓トーデイラ 「芋虫のようになっても殺し合いは続けさせる。  お前の身の世話もさせてやろう。  日に日に役立たずになっていくだろうが、まあ気にするな。」
1248残滓トーデイラ 「お前が完全服従するまでここに拘束し  その幻を見せ続ける。  現実にするのは・・・その後だ。」 残滓トーデイラ 「お前が完全服従するまでここに拘束し  その幻を見せ続ける。  現実にするのは・・・その後だ。」
1249サミダレ 「畜生っっ!!  なんとかしてやれないのかっ・・・!!」 サミダレ 「畜生っっ!!  なんとかしてやれないのかっ・・・!!」
1250ゲオルイース 「・・この先のダンジョンが複雑化している。  グイーネの深いトラウマが現れているのか・・・。」 ゲオルイース 「・・この先のダンジョンが複雑化している。  グイーネの深いトラウマが現れているのか・・・。」
1251騎士 「・・・止まれ!!  ここで貴様ら魔族を討つ!覚悟せい!!」 騎士 「・・・止まれ!!  ここで貴様ら魔族を討つ!覚悟せい!!」
1252騎士 「えっ・・・あ、貴方は救世主グイーネ!?  な、なぜ魔族の護衛を!?」 騎士 「えっ・・・あ、貴方は救世主グイーネ!?  な、なぜ魔族の護衛を!?」
1253魔族 「へっへっへ。  知らねぇのかよ、こいつはもう魔族の所有物だ。」 魔族 「へっへっへ。  知らねぇのかよ、こいつはもう魔族の所有物だ。」
1254騎士 「・・・な、なんだと!?」 騎士 「・・・な、なんだと!?」
1255魔族 「なんでも言う事を聞く。  どんな汚れ仕事もこなす。  優秀な奴隷ができてありがたいことだぜ。」 魔族 「なんでも言う事を聞く。  どんな汚れ仕事もこなす。  優秀な奴隷ができてありがたいことだぜ。」
1256騎士 「・・・おのれっ!!  救世主様にまでかけたのだな!  【魔族の洗脳】をっ・・・・!!」 騎士 「・・・おのれっ!!  救世主様にまでかけたのだな!  【魔族の洗脳】をっ・・・・!!」
1257魔族 「いやいや?  こいつはまっさらな人間さ。  唯一洗脳を受けていない、人間の兵士だ。」 魔族 「いやいや?  こいつはまっさらな人間さ。  唯一洗脳を受けていない、人間の兵士だ。」
1258騎士 「な・・なんだと・・・!?  また我々を謀ろうとしてそのような嘘を・・!」 騎士 「な・・なんだと・・・!?  また我々を謀ろうとしてそのような嘘を・・!」
1259魔族 「こいつは自分の意志で寝返ったんだよ。  ・・・怯えろ人間。  こいつは破壊しかできない洗脳兵とは違うぞ。」 魔族 「こいつは自分の意志で寝返ったんだよ。  ・・・怯えろ人間。  こいつは破壊しかできない洗脳兵とは違うぞ。」
1260騎士 「・・・あの救世主様が本当に敵になったのだとしたら  ・・・まずいっ!?まずすぎるぞこれは・・・!!!」 騎士 「・・・あの救世主様が本当に敵になったのだとしたら  ・・・まずいっ!?まずすぎるぞこれは・・・!!!」
1261魔族 「なあ救世主様、俺の装備が汚れちまってる。  こいつらを片づけている間に洗っておけよ。  お前の舌でな。」 魔族 「なあ救世主様、俺の装備が汚れちまってる。  こいつらを片づけている間に洗っておけよ。  お前の舌でな。」
1262グイーネ 「・・・はい。」 グイーネ 「・・・はい。」
1263騎士 「・・・・!?  あ、あの救世主様に・・・そんな命令を・・・!?」 騎士 「・・・・!?  あ、あの救世主様に・・・そんな命令を・・・!?」
1264魔族 「言ってるだろう?  こいつは魔族の所有物になった、なんでもやる。」 魔族 「言ってるだろう?  こいつは魔族の所有物になった、なんでもやる。」
1265魔族 「よく覚えて置け人間。  お前らが崇めた人間も魔族には服従する。  お前らが崇める光など、簡単に消し去ることができる。」 魔族 「よく覚えて置け人間。  お前らが崇めた人間も魔族には服従する。  お前らが崇める光など、簡単に消し去ることができる。」
1266魔族 「おいお前ら!どれだけ汚れても救世主様が洗って下さる。  こいつらを殺して血塗れになったら  すべて舐めとってもらうとしようぜぇ!!」 魔族 「おいお前ら!どれだけ汚れても救世主様が洗って下さる。  こいつらを殺して血塗れになったら  すべて舐めとってもらうとしようぜぇ!!」
1267魔族達 『へっへっへっへっへ』 魔族達 『へっへっへっへっへ』
1268騎士 「ひっ・・・引けッ!!  救世主様を失ったとあっては  全てを練り直さなくては・・・!!」 騎士 「ひっ・・・引けッ!!  救世主様を失ったとあっては  全てを練り直さなくては・・・!!」
1269魔族 「逃がすかよ!!  狩れ!抗う人間は全て刈りとるんだぁ!!!」 魔族 「逃がすかよ!!  狩れ!抗う人間は全て刈りとるんだぁ!!!」
1270グイーネ 「みんな・・・。」 グイーネ 「みんな・・・。」
1271レジスタンス 「ぐ、グイーネ様!  今までどこにいらしたのです!?  音信が途絶え、心配しておりました・・!」 レジスタンス 「ぐ、グイーネ様!  今までどこにいらしたのです!?  音信が途絶え、心配しておりました・・!」
1272グイーネ 「・・・反攻作戦の準備を進めていたの・・。  このポイントにみんなを集めて貰える・・・。」 グイーネ 「・・・反攻作戦の準備を進めていたの・・。  このポイントにみんなを集めて貰える・・・。」
1273レジスタンス 「わかりました・・いよいよですね・・!  各地の戦士達と話は付いています。  この総力戦で魔族を・・・・!!」 レジスタンス 「わかりました・・いよいよですね・・!  各地の戦士達と話は付いています。  この総力戦で魔族を・・・・!!」
1274レジスタンス 「魔族の大軍が待ち伏せしていた!!?  全滅だっっ!!」 レジスタンス 「魔族の大軍が待ち伏せしていた!!?  全滅だっっ!!」
1275レジスタンス 「う、裏切ったのですか・・・グイーネ様!?  ここには・・あなたを信頼する者ばかりが  集まっているというのに・・・っ!!」 レジスタンス 「う、裏切ったのですか・・・グイーネ様!?  ここには・・あなたを信頼する者ばかりが  集まっているというのに・・・っ!!」
1276レジスタンス 「我らが潰えれば・・・もう魔族に太刀打ちする戦力はない。  ・・・おしましだっ・・・・!!」 レジスタンス 「我らが潰えれば・・・もう魔族に太刀打ちする戦力はない。  ・・・おしましだっ・・・・!!」
1277魔族 「よくやったぞ救世主。  大量のゴミを一掃することができた。   礼を言うぞぉ・・・へっへっへっへ。」 魔族 「よくやったぞ救世主。  大量のゴミを一掃することができた。   礼を言うぞぉ・・・へっへっへっへ。」
1278魔族 「人間ども、貴様らが救世主と持てはやしていた女を  連れてきてやったぞぉ!」 魔族 「人間ども、貴様らが救世主と持てはやしていた女を  連れてきてやったぞぉ!」
1279市民A 「ああ・・・グイーネ様・・!  やはり捕まったという噂は本当だったのか・・!」 市民A 「ああ・・・グイーネ様・・!  やはり捕まったという噂は本当だったのか・・!」
1280魔族 「救世主様は魔族の所有物となった。  その証を見せてやろう。  よぉく目に焼き付けていく事だ。」 魔族 「救世主様は魔族の所有物となった。  その証を見せてやろう。  よぉく目に焼き付けていく事だ。」
1281市民B 「な、なんだって・・・魔族に忠誠を・・・?」 市民B 「な、なんだって・・・魔族に忠誠を・・・?」
1282市民C 「おしまいよ・・・グイーネ様が・・  私達の唯一の希望だったのに・・・」 市民C 「おしまいよ・・・グイーネ様が・・  私達の唯一の希望だったのに・・・」
1283市民D 「もう終わりなんだ・・・  世界は魔族の物になって・・・  人間はへつらい生きていくことしか・・・もう・・」 市民D 「もう終わりなんだ・・・  世界は魔族の物になって・・・  人間はへつらい生きていくことしか・・・もう・・」
1284市民A 「・・・グイーネ様、あなたが裏切り  反乱軍が全滅したという噂を聞きました・・・  それは・・・本当なのですか?」 市民A 「・・・グイーネ様、あなたが裏切り  反乱軍が全滅したという噂を聞きました・・・  それは・・・本当なのですか?」
1285グイーネ 「・・・本当よ。  私は魔族の支配下にある。  彼らに命じられれば・・・なんでもするわ。」 グイーネ 「・・・本当よ。  私は魔族の支配下にある。  彼らに命じられれば・・・なんでもするわ。」
1286市民達 『あ・・・・あああぁぁ・・・・・』 市民達 『あ・・・・あああぁぁ・・・・・』
1287魔族 「その通りだ、こいつはなんでもやる。  お前たち人間の末路はこの女だ。  こいつに手本を見せて貰うんだな・・ははははは!!」 魔族 「その通りだ、こいつはなんでもやる。  お前たち人間の末路はこの女だ。  こいつに手本を見せて貰うんだな・・ははははは!!」
1288少女 「グイーネ様・・・  私を覚えていらっしゃいますか・・・?」 少女 「グイーネ様・・・  私を覚えていらっしゃいますか・・・?」
1289グイーネ 「・・・以前魔族に連行される貴方を  解放したと記憶しているわ。」 グイーネ 「・・・以前魔族に連行される貴方を  解放したと記憶しているわ。」
1290少女 「・・・グイーネ様は変わってしまわれた。  巷であなたがなんと呼ばれているかご存じ?」 少女 「・・・グイーネ様は変わってしまわれた。  巷であなたがなんと呼ばれているかご存じ?」
1291グイーネ 「蔑まれる言葉は無数に浴びているわ。  今なんと呼ばれ、明日なんと呼ばれるか  もう私にもわからない。」 グイーネ 「蔑まれる言葉は無数に浴びているわ。  今なんと呼ばれ、明日なんと呼ばれるか  もう私にもわからない。」
1292魔族 「この女は魔族と同盟を結んだ国の姫君だ。  長く隠れ潜んでいたが、なるほど救世主の手引きだったか。」 魔族 「この女は魔族と同盟を結んだ国の姫君だ。  長く隠れ潜んでいたが、なるほど救世主の手引きだったか。」
1293魔族 「我らとの契約を違えるなど、もっとも許されない事。  この女には死をもって償わせる。」 魔族 「我らとの契約を違えるなど、もっとも許されない事。  この女には死をもって償わせる。」
1294魔族 「お前が殺せ。」 魔族 「お前が殺せ。」
1295少女 「グイーネ様・・・もう私達は、  おしまいなのですね・・・。」 少女 「グイーネ様・・・もう私達は、  おしまいなのですね・・・。」
1296グイーネ 「そう・・・・・・もう・・・・・  終わってしまったの。」 グイーネ 「そう・・・・・・もう・・・・・  終わってしまったの。」
1297魔族 「そういえばお前に殺しを命じるのはこれが初か?  よかったなぁ、最初の一人目が自分で逃がした人間で。」 魔族 「そういえばお前に殺しを命じるのはこれが初か?  よかったなぁ、最初の一人目が自分で逃がした人間で。」
1298魔族 「魔族に対し僅かばかりの贖罪になる。  これを期にさらに魔族の尖兵として  励むようになぁ。」 魔族 「魔族に対し僅かばかりの贖罪になる。  これを期にさらに魔族の尖兵として  励むようになぁ。」
1299魔族 「さあ殺せ・・・少しでも躊躇えばわかっているな?」 魔族 「さあ殺せ・・・少しでも躊躇えばわかっているな?」
1300グイーネ 「ぐっ・・・!?」 グイーネ 「ぐっ・・・!?」
1301魔族 「なっなんだ!?なにをやっている!?  自害すれば人質の命はないと散々教え込まれているはずだ!  それを・・・!?」 魔族 「なっなんだ!?なにをやっている!?  自害すれば人質の命はないと散々教え込まれているはずだ!  それを・・・!?」
1302少女 「ぐ、グイーネ様・・っ!?」 少女 「ぐ、グイーネ様・・っ!?」
1303グイーネ 「・・・げはッ・・・!  こ・・これはあの時の・・・・!?  魂・・・式・・・??」 グイーネ 「・・・げはッ・・・!  こ・・これはあの時の・・・・!?  魂・・・式・・・??」
1304魔族 「ちっ、心臓を一突きにしやがった。  こりゃ処置したとしても長く持たねぇなぁ・・・」 魔族 「ちっ、心臓を一突きにしやがった。  こりゃ処置したとしても長く持たねぇなぁ・・・」
1305グイーネ 「・・・・・・・結局・・・・  何も救えないのね・・・・・・・わた・・・し・・・」 グイーネ 「・・・・・・・結局・・・・  何も救えないのね・・・・・・・わた・・・し・・・」
1306魔族A 「・・・なんだこいつは?  石化されているが、まだ生きてるのか?」 魔族A 「・・・なんだこいつは?  石化されているが、まだ生きてるのか?」
1307魔族B 「すでに精神は死んでいる。  最後まで守っていた親族達を目の前で潰されたんだ。」 魔族B 「すでに精神は死んでいる。  最後まで守っていた親族達を目の前で潰されたんだ。」
1308魔族B 「こうなると、こいつにできる事は  奴隷どもの反抗心を挫く見世物になることぐらいだろうなぁ。」 魔族B 「こうなると、こいつにできる事は  奴隷どもの反抗心を挫く見世物になることぐらいだろうなぁ。」
1309魔族A 「馬鹿な人間だ。  歯向かうことをしなければ、ここまで苦しむ事もなかったろう。  力の無い物が抗うから、こうなるんだ。」 魔族A 「馬鹿な人間だ。  歯向かうことをしなければ、ここまで苦しむ事もなかったろう。  力の無い物が抗うから、こうなるんだ。」
1310ゲオルイース 「・・・こうして変わっていったんだな。  グイーネは・・・全てを憎む大王に・・・。」 ゲオルイース 「・・・こうして変わっていったんだな。  グイーネは・・・全てを憎む大王に・・・。」
1311スティアラ 「・・・ううっ・・・こんなのあんまりです!!  ・・グイーネ様は・・・  人々のために懸命に戦っていたのにっ・・・!!」 スティアラ 「・・・ううっ・・・こんなのあんまりです!!  ・・グイーネ様は・・・  人々のために懸命に戦っていたのにっ・・・!!」
1312サミダレ 「・・・救世主の最後は私も聞いていたが。  ・・・これほどに過酷な物だったとは・・・。」 サミダレ 「・・・救世主の最後は私も聞いていたが。  ・・・これほどに過酷な物だったとは・・・。」
1313ゲオルイース 「・・・私は・・大王を責める事ができない・・。  これだけの絶望を経験して辿り着いた答えが  恐怖による人類の統合だというなら・・・。」 ゲオルイース 「・・・私は・・大王を責める事ができない・・。  これだけの絶望を経験して辿り着いた答えが  恐怖による人類の統合だというなら・・・。」
1314スティアラ 「・・・けど止めないと。  私達が監獄で見てきた悲劇が大陸中に  広がっていきますよ・・・?」 スティアラ 「・・・けど止めないと。  私達が監獄で見てきた悲劇が大陸中に  広がっていきますよ・・・?」
1315ゲオルイース 「そうだな・・・今も悲劇が広がっている。  その元凶が大王で・・・でも  それは救出が遅れた私の責任でもある・・・。」 ゲオルイース 「そうだな・・・今も悲劇が広がっている。  その元凶が大王で・・・でも  それは救出が遅れた私の責任でもある・・・。」
1316サミダレ 「それを言うなら私だってそうさ。  ボヘロス解放に七年も掛かったのは  当時の王族全てに責任がある・・・。」 サミダレ 「それを言うなら私だってそうさ。  ボヘロス解放に七年も掛かったのは  当時の王族全てに責任がある・・・。」
1317スティアラ 「ルイースの闘う意志が・・・。  これも大王の・・・思惑通りなのでしょうか・・・。」 スティアラ 「ルイースの闘う意志が・・・。  これも大王の・・・思惑通りなのでしょうか・・・。」
1318 「おーっと。  見慣れた女が突っ立ってるじゃねぇか。」 「おーっと。  見慣れた女が突っ立ってるじゃねぇか。」
1319アーベント 「どうした?  辛気臭い顔は似合わねぇぞ嬢ちゃん。」 アーベント 「どうした?  辛気臭い顔は似合わねぇぞ嬢ちゃん。」
1320ゲオルイース 「あ・・アーベント・・・!?  なぜお前がここに・・・!?」 ゲオルイース 「あ・・アーベント・・・!?  なぜお前がここに・・・!?」
1321ヴルウ 「おっさんだけじゃねぇ。  あの戦場で戦った全員が揃ってる。」 ヴルウ 「おっさんだけじゃねぇ。  あの戦場で戦った全員が揃ってる。」
1322ベロー 「また・・妙な事に巻き込まれちまったみたいだな。」 ベロー 「また・・妙な事に巻き込まれちまったみたいだな。」
1323弟子達 「・・・。」 弟子達 「・・・。」
1324ゲオルイース 「お前たち・・・!」 ゲオルイース 「お前たち・・・!」
1325スティアラ 「あの・・・こちらの方々は?」 スティアラ 「あの・・・こちらの方々は?」
1326サミダレ 「ゲオルイースと共に戦争を越え  人類を勝利へ導いた男達だ・・・・しかし  ゲオルイースからは死んだと聞かされている。」 サミダレ 「ゲオルイースと共に戦争を越え  人類を勝利へ導いた男達だ・・・・しかし  ゲオルイースからは死んだと聞かされている。」
1327アーベント 「ああ、俺もとっくに死んだつもりだ。  たまに戦場の夢を見るが・・・  それ以外には何もできていない。」 アーベント 「ああ、俺もとっくに死んだつもりだ。  たまに戦場の夢を見るが・・・  それ以外には何もできていない。」
1328ヴルウ 「ああ、俺もそうだな。  戦場の夢はよく見る・・・。」 ヴルウ 「ああ、俺もそうだな。  戦場の夢はよく見る・・・。」
1329ゲオルイース 「お前たちは、大王が生み出した幻影なのか・・・?  しかし実際の歴史ではグイーネはお前たちと面識がない。  どうやって生み出されているんだ??」 ゲオルイース 「お前たちは、大王が生み出した幻影なのか・・・?  しかし実際の歴史ではグイーネはお前たちと面識がない。  どうやって生み出されているんだ??」
1330ベロー 「大将・・・・・俺達はひとつ  とんでもない見落としをしている。」 ベロー 「大将・・・・・俺達はひとつ  とんでもない見落としをしている。」
1331ゲオルイース 「・・・なんだと?」 ゲオルイース 「・・・なんだと?」
1332ベロー 「ぐっ・・・!!!  なんだこいつは・・・!  頭がっ・・・!!」 ベロー 「ぐっ・・・!!!  なんだこいつは・・・!  頭がっ・・・!!」
1333ゲオルイース 「ど、どうしたベロー!?」 ゲオルイース 「ど、どうしたベロー!?」
1334ヴルウ 「と・・・とんでもねぇ殺意が湧き上がってくるっ!!  どうなってんだ・・・!!」 ヴルウ 「と・・・とんでもねぇ殺意が湧き上がってくるっ!!  どうなってんだ・・・!!」
1335アーベント 「こりゃあいかんな・・。  俺達が出られたのはこういうことか・・!!」 アーベント 「こりゃあいかんな・・。  俺達が出られたのはこういうことか・・!!」
1336ベロー 「大将・・まだしゃべれるうちに言っておくぜ。  俺達は魔族を絶滅させたつもりでいたが・・  ・・・とんでもねぇ大物を仕留め損ねてる可能性がある」 ベロー 「大将・・まだしゃべれるうちに言っておくぜ。  俺達は魔族を絶滅させたつもりでいたが・・  ・・・とんでもねぇ大物を仕留め損ねてる可能性がある」
1337ゲオルイース 「・・なっ!!なんだと!?」 ゲオルイース 「・・なっ!!なんだと!?」
1338ベロー 「あの時ボヘロスの王座で戦った二匹の残滓・・。  トーデイラは間違いなく本物だったが・・・  もう一匹のロビィは・・妙に手ごたえがなかった・・。」 ベロー 「あの時ボヘロスの王座で戦った二匹の残滓・・。  トーデイラは間違いなく本物だったが・・・  もう一匹のロビィは・・妙に手ごたえがなかった・・。」
1339アーベント 「そういや・・苦戦した覚えがねぇな。  女型だったし・・こんなもんかとは思ったが・・」 アーベント 「そういや・・苦戦した覚えがねぇな。  女型だったし・・こんなもんかとは思ったが・・」
1340ベロー 「残滓ロビィは魔族を生み出す唯一の存在。  あの程度の戦闘力で、決戦に参加している事自体・・・  違和感がある・・。」 ベロー 「残滓ロビィは魔族を生み出す唯一の存在。  あの程度の戦闘力で、決戦に参加している事自体・・・  違和感がある・・。」
1341ヴルウ 「もしも俺が魔族で・・  ロビィが母親みたいなもんだとしたら  戦いなんてさせず、なにがなんでも守ろうとするぜ・・。」 ヴルウ 「もしも俺が魔族で・・  ロビィが母親みたいなもんだとしたら  戦いなんてさせず、なにがなんでも守ろうとするぜ・・。」
1342ベロー 「あの場で出会った魔族で・・・  俺達は一匹だけ殺していないのがいる・・」 ベロー 「あの場で出会った魔族で・・・  俺達は一匹だけ殺していないのがいる・・」
1343ゲオルイース 「・・・・!!  あの時の・・・小さな魔族・・!!」 ゲオルイース 「・・・・!!  あの時の・・・小さな魔族・・!!」
1344ベロー 「トーデイラは理由を付けて投げ捨てていたように見えた  が、その実・・・俺達から逃がしたんじゃないか・・?  敗北を悟り、種の存続を考えて・・・」  ベロー 「トーデイラは理由を付けて投げ捨てていたように見えた  が、その実・・・俺達から逃がしたんじゃないか・・?  敗北を悟り、種の存続を考えて・・・」 
1345ゲオルイース 「確か・・・投げた先は・・・  ボヘロス城のテラスだった・・・  あそこには・・・・!!」 ゲオルイース 「確か・・・投げた先は・・・  ボヘロス城のテラスだった・・・  あそこには・・・・!!」
1346アーベント 「石化されたグイーネ嬢ちゃんがいたはずだぜ・・!」 アーベント 「石化されたグイーネ嬢ちゃんがいたはずだぜ・・!」
1347ゲオルイース 「グイーネは手遅れに見えた。  あそこからどうやって生き返ったのか・・  ずっと不思議だったんだ・・。」 ゲオルイース 「グイーネは手遅れに見えた。  あそこからどうやって生き返ったのか・・  ずっと不思議だったんだ・・。」
1348サミダレ 「・・・・完全に死んだ人間が生き返る事があるとすれば。  それは魔族との【融合】だけだ。」 サミダレ 「・・・・完全に死んだ人間が生き返る事があるとすれば。  それは魔族との【融合】だけだ。」
1349ゲオルイース 「融合したのか・・・!  【残滓ロビィ】と【グイーネ】が・・・!」 ゲオルイース 「融合したのか・・・!  【残滓ロビィ】と【グイーネ】が・・・!」
1350アーベント 「こりゃあ・・・えらいことだぜ・・・。  あれだけ有能なグイーネ嬢ちゃんと  残滓ロビィがタッグを組んでるってわけかよ・・・。」 アーベント 「こりゃあ・・・えらいことだぜ・・・。  あれだけ有能なグイーネ嬢ちゃんと  残滓ロビィがタッグを組んでるってわけかよ・・・。」
1351ヴルウ 「残滓ロビィは唯一魔族を産みだす事ができる残滓。  もう一度やろうとしてんのか・・・?  魔族の世界を作るための・・・戦争を・・・!!」 ヴルウ 「残滓ロビィは唯一魔族を産みだす事ができる残滓。  もう一度やろうとしてんのか・・・?  魔族の世界を作るための・・・戦争を・・・!!」
1352ゲオルイース 「・・・ならば私は・・・。  グイーネを討たなければならない・・・。  そういうことなら尚更に・・・!」 ゲオルイース 「・・・ならば私は・・・。  グイーネを討たなければならない・・・。  そういうことなら尚更に・・・!」
1353 「・・・・させない。」 「・・・・させない。」
1354ゲオルイース 「!!」 ゲオルイース 「!!」
1355ゲオルイース 「グイーネは私のかけがえのない友だ。  グイーネは・・・私が守る。」 ゲオルイース 「グイーネは私のかけがえのない友だ。  グイーネは・・・私が守る。」
1356ゲオルイース 「わ・・・わたしが??  三年前の私まで・・・作り出されたのか!?」 ゲオルイース 「わ・・・わたしが??  三年前の私まで・・・作り出されたのか!?」
1357アーベント 「すまねぇ嬢ちゃん・・  俺達は残滓の記憶から生み出された幻影・・・  嬢ちゃんを倒せってさっきから頭の中がうるさくてな。」 アーベント 「すまねぇ嬢ちゃん・・  俺達は残滓の記憶から生み出された幻影・・・  嬢ちゃんを倒せってさっきから頭の中がうるさくてな。」
1358サミダレ 「残滓が生み出した幻影にしては  自我を持ちすぎているのではないか・・?」 サミダレ 「残滓が生み出した幻影にしては  自我を持ちすぎているのではないか・・?」
1359ゲオルイース 「・・・私の夢とも繋がっているのかも。」 ゲオルイース 「・・・私の夢とも繋がっているのかも。」
1360サミダレ 「・・・なんだって?」 サミダレ 「・・・なんだって?」
1361ゲオルイース 「私が垣間見ていた夢には  度々グイーネが登場し手助けをしてくれました。  あれは・・・グイーネが私の夢に繋がっていたから・・・?」 ゲオルイース 「私が垣間見ていた夢には  度々グイーネが登場し手助けをしてくれました。  あれは・・・グイーネが私の夢に繋がっていたから・・・?」
1362ゲオルイース (私とグイーネは夢の中で繋がっていて・・・  今はそれを残滓ロビィに利用されている・・・?) ゲオルイース (私とグイーネは夢の中で繋がっていて・・・  今はそれを残滓ロビィに利用されている・・・?)
1363ゲオルイース 「グイーネはやらせないぞ。  どんな事情があろうと、もう私は人を殺したくない。  ましてや親友を・・・!」 ゲオルイース 「グイーネはやらせないぞ。  どんな事情があろうと、もう私は人を殺したくない。  ましてや親友を・・・!」
1364ゲオルイース 「・・・そんなことは私も同じだ・・・!  誰が好き好んでグイーネを殺すものか・・!!」 ゲオルイース 「・・・そんなことは私も同じだ・・・!  誰が好き好んでグイーネを殺すものか・・!!」
1365ゲオルイース 「だがやらなければ・・・  大王となったグイーネは大陸中に不幸をまき散らすぞ!  魔族との融合が真実であればもっと・・・!!」 ゲオルイース 「だがやらなければ・・・  大王となったグイーネは大陸中に不幸をまき散らすぞ!  魔族との融合が真実であればもっと・・・!!」
1366ゲオルイース 「言ったはずだ・・・親友に手はださせない・・・!!」 ゲオルイース 「言ったはずだ・・・親友に手はださせない・・・!!」
1367ゲオルイース 「くっ・・・私だって・・・  本当はそうやって叫んで・・・  グイーネを守りたいさ・・・・けどっ!!!」 ゲオルイース 「くっ・・・私だって・・・  本当はそうやって叫んで・・・  グイーネを守りたいさ・・・・けどっ!!!」
1368スティアラ 「あそこに居るカワイイルイースは・・  ルイースの本音を言っているのですね。」 スティアラ 「あそこに居るカワイイルイースは・・  ルイースの本音を言っているのですね。」
1369スティアラ 「ルイースがグイーネ様を大切に思う気持ちを  こうして生み出し、敵対させているのではないでしょうか。  ・・・この結界の最強の守り手として。」 スティアラ 「ルイースがグイーネ様を大切に思う気持ちを  こうして生み出し、敵対させているのではないでしょうか。  ・・・この結界の最強の守り手として。」
1370サミダレ 「・・確かに。  親友を守るために戦う人類解放軍の総司令・・・  虎の子の魔法も使うとなると・・こいつは厄介だ。」 サミダレ 「・・確かに。  親友を守るために戦う人類解放軍の総司令・・・  虎の子の魔法も使うとなると・・こいつは厄介だ。」
1371ゲオルイース 「・・・・っっ!!  グイーネを守ろうとする私の思いを・・・  倒せというのか・・・・!!!」 ゲオルイース 「・・・・っっ!!  グイーネを守ろうとする私の思いを・・・  倒せというのか・・・・!!!」
1372スティアラ 「・・・。」 スティアラ 「・・・。」
1373スティアラ 「・・・やっちゃいましょう!」 スティアラ 「・・・やっちゃいましょう!」
1374ゲオルイース 「!」 ゲオルイース 「!」
1375スティアラ 「あの可愛いルイースを越えなければ・・  ルイースは大王となったグイーネ様を倒せない・・!」 スティアラ 「あの可愛いルイースを越えなければ・・  ルイースは大王となったグイーネ様を倒せない・・!」
1376アーベント 「おー・・そいつはいい案だ。  はあ・・ついでに俺も倒してくれよ嬢ちゃん。」 アーベント 「おー・・そいつはいい案だ。  はあ・・ついでに俺も倒してくれよ嬢ちゃん。」
1377ゲオルイース 「な、何を言うんだ!?」 ゲオルイース 「な、何を言うんだ!?」
1378アーベント 「どうもさっきから嬢ちゃんを・・殺しちまいたくて  疼きが止まらねぇんだ・・。  どうやら俺達の役割はこっちらしい。」 アーベント 「どうもさっきから嬢ちゃんを・・殺しちまいたくて  疼きが止まらねぇんだ・・。  どうやら俺達の役割はこっちらしい。」
1379ゲオルイース 「い・・・嫌だっ!!  なんでお前たちとまで殺し合いをしなきゃいけないんだ!  なぜそんな・・・・!!」 ゲオルイース 「い・・・嫌だっ!!  なんでお前たちとまで殺し合いをしなきゃいけないんだ!  なぜそんな・・・・!!」
1380ヴルウ 「ぼ、ボス・・・早いとこ頼む・・・!  抑えが効かなくなったら俺は本気でボスの事を・・!!」 ヴルウ 「ぼ、ボス・・・早いとこ頼む・・・!  抑えが効かなくなったら俺は本気でボスの事を・・!!」
1381ゲオルイース 「・・・そんな・・そんな・・」 ゲオルイース 「・・・そんな・・そんな・・」
1382スティアラ 「ルイース・・彼らを討ちましょう!  彼らを解き放つためにも・・ここは逃げてはいけません!」 スティアラ 「ルイース・・彼らを討ちましょう!  彼らを解き放つためにも・・ここは逃げてはいけません!」
1383ゲオルイース 「・・・ティアラ・・・。」 ゲオルイース 「・・・ティアラ・・・。」
1384ベロー 「そこのチンチクリンは・・なかなかいいとこ言うじゃねぇか。  さっさと楽にしてくれよ。  どうせ一回死んでんだ・・今更恨みはしねぇよ・・!」 ベロー 「そこのチンチクリンは・・なかなかいいとこ言うじゃねぇか。  さっさと楽にしてくれよ。  どうせ一回死んでんだ・・今更恨みはしねぇよ・・!」
1385ゲオルイース 「・・・くっ」 ゲオルイース 「・・・くっ」
1386スティアラ 「私はここで、彼らと過去のルイースを越えることで  大王となったグイーネ様を倒す本物の覚悟を  作る事ができるのだと思います。」 スティアラ 「私はここで、彼らと過去のルイースを越えることで  大王となったグイーネ様を倒す本物の覚悟を  作る事ができるのだと思います。」
1387スティアラ 「これは絶望じゃない・・・試練です!!  この戦い・・ルイースは絶対に越えなければいけません!」 スティアラ 「これは絶望じゃない・・・試練です!!  この戦い・・ルイースは絶対に越えなければいけません!」
1388アーベント 「あー・・そろそろ限界だぜ。  今まで嬢ちゃんには言わなかった事がある。  不満が溜まってるんだ。」 アーベント 「あー・・そろそろ限界だぜ。  今まで嬢ちゃんには言わなかった事がある。  不満が溜まってるんだ。」
1389アーベント 「年長者の俺をよくも散々こき使いやがって  これだから最近の若い奴はダメなんだよ。  ガキには一度痛い目を見せておかねぇとなぁ」 アーベント 「年長者の俺をよくも散々こき使いやがって  これだから最近の若い奴はダメなんだよ。  ガキには一度痛い目を見せておかねぇとなぁ」
1390ヴルウ 「・・・。」 ヴルウ 「・・・。」
1391ヴルウ 「俺も、戦場では腹が立っていた。  毎回前線に押し出しやがって、死んだらどうする。  ここらでおつむを開いて、女のしおらしいを叩き込んでやる。」 ヴルウ 「俺も、戦場では腹が立っていた。  毎回前線に押し出しやがって、死んだらどうする。  ここらでおつむを開いて、女のしおらしいを叩き込んでやる。」
1392ベロー 「・・・。」 ベロー 「・・・。」
1393ベロー 「ようやく大将のケツに蹴りを入れられる日が来たか・・。  出会ってからずっと真面目にやってやがるもんで  蹴るタイミングがなかなかなかったんだよな。」 ベロー 「ようやく大将のケツに蹴りを入れられる日が来たか・・。  出会ってからずっと真面目にやってやがるもんで  蹴るタイミングがなかなかなかったんだよな。」
1394ベロー 「こいよクソ真面目女。  そのいじいじした迷い事蹴り飛ばしてやるぜ。  バーカ。」 ベロー 「こいよクソ真面目女。  そのいじいじした迷い事蹴り飛ばしてやるぜ。  バーカ。」
1395ゲオルイース 「・・・下手糞どもめ・・・。」 ゲオルイース 「・・・下手糞どもめ・・・。」
1396ゲオルイース 「私に大口を叩いたからには本気でこい・・・  そして・・・・・  私を目覚めさせてくれ・・・!!」 ゲオルイース 「私に大口を叩いたからには本気でこい・・・  そして・・・・・  私を目覚めさせてくれ・・・!!」
1397ゲオルイース 「いくぞっ!!」 ゲオルイース 「いくぞっ!!」
1398アーベント 「・・・いい太刀筋だ・・・。  迷いは・・・吹っ切れたようだな・・・。」 アーベント 「・・・いい太刀筋だ・・・。  迷いは・・・吹っ切れたようだな・・・。」
1399ゲオルイース 「・・・ああ。  ・・・お前たちが・・・。  こんなところでまで世話を焼いてくれたおかげだ。」 ゲオルイース 「・・・ああ。  ・・・お前たちが・・・。  こんなところでまで世話を焼いてくれたおかげだ。」
1400ベロー 「これで安心して見ていられる・・・。  決着を付けてきな・・・・大将。」 ベロー 「これで安心して見ていられる・・・。  決着を付けてきな・・・・大将。」
1401ヴルウ 「グイーネ嬢は相当に頭が切れるからな・・・  もう裏をかかれるなよ・・・」 ヴルウ 「グイーネ嬢は相当に頭が切れるからな・・・  もう裏をかかれるなよ・・・」
1402ゲオルイース 「・・・・・ゲオルイース・・・・っ」 ゲオルイース 「・・・・・ゲオルイース・・・・っ」
1403ゲオルイース 「・・・なんだ。」 ゲオルイース 「・・・なんだ。」
1404ゲオルイース 「グイーネを・・・頼んだぞ。」 ゲオルイース 「グイーネを・・・頼んだぞ。」
1405ゲオルイース 「当然だ。  彼女のためにも・・・大王を倒す!!」 ゲオルイース 「当然だ。  彼女のためにも・・・大王を倒す!!」
1406大王 「・・・結界を越えてきたか・・・。  やはり行動を始めると驚異的な成果を上げるな・・  ゲオルイースは・・・。 大王 「・・・結界を越えてきたか・・・。  やはり行動を始めると驚異的な成果を上げるな・・  ゲオルイースは・・・。
1407ゲオルイース 「グイーネ。  私は覚悟を決めた。  お前を殺し、悪魔の所業を止めさせる!」 ゲオルイース 「グイーネ。  私は覚悟を決めた。  お前を殺し、悪魔の所業を止めさせる!」
1408グイーネ 「ふふ・・結界の中で私の記憶を見てもそう判断するとは  冷酷な人間だな・・・。」 グイーネ 「ふふ・・結界の中で私の記憶を見てもそう判断するとは  冷酷な人間だな・・・。」
1409ゲオルイース 「そうやってグイーネの口から好きな事を言えるのも  これまでだぞ・・・【残滓ロビィ】・・・!!」 ゲオルイース 「そうやってグイーネの口から好きな事を言えるのも  これまでだぞ・・・【残滓ロビィ】・・・!!」
1410グイーネ 「なるほど、私が残滓と融合したことを知ったか。  まあその答えにはすぐに辿り着くと思っていたが。」 グイーネ 「なるほど、私が残滓と融合したことを知ったか。  まあその答えにはすぐに辿り着くと思っていたが。」
1411グイーネ 「私が残滓の言うがままに、  魔族の世界を作ろうとしているとでも・・・思ったか?」 グイーネ 「私が残滓の言うがままに、  魔族の世界を作ろうとしているとでも・・・思ったか?」
1412ゲオルイース 「・・・なにっ」 ゲオルイース 「・・・なにっ」
1413グイーネ 「バカめっ!!私は残滓と融合し  奴の力を吸収したのだ!!  これまでの計略は全て私の意志っ!!」 グイーネ 「バカめっ!!私は残滓と融合し  奴の力を吸収したのだ!!  これまでの計略は全て私の意志っ!!」
1414グイーネ 「大陸中の王族を投獄し、各国を骨抜きにしたのも!  無能と有能の選別をするため、徹底的な躾をしたのも!  ゲオルイースを監獄に落とし、手中に収めんとしたのも!」 グイーネ 「大陸中の王族を投獄し、各国を骨抜きにしたのも!  無能と有能の選別をするため、徹底的な躾をしたのも!  ゲオルイースを監獄に落とし、手中に収めんとしたのも!」
1415グイーネ 「すべては私の意志っ!!  残滓も魔族も人間も関係ないっ!!  私は世界を統一し、真の平和を築き上げるのだ!!」 グイーネ 「すべては私の意志っ!!  残滓も魔族も人間も関係ないっ!!  私は世界を統一し、真の平和を築き上げるのだ!!」
1416ゲオルイース 「グイーネの平和にかける純粋な思い・・・  利用しているな魔族っ!!」 ゲオルイース 「グイーネの平和にかける純粋な思い・・・  利用しているな魔族っ!!」
1417グイーネ 「・・・なんだと?」 グイーネ 「・・・なんだと?」
1418ゲオルイース 「お前はより残忍な形でグイーネと融合した。  彼女の志、彼女の平和を願う心は強大だ。  それをねじ伏せるのではなく、全面に押し出させ・・」 ゲオルイース 「お前はより残忍な形でグイーネと融合した。  彼女の志、彼女の平和を願う心は強大だ。  それをねじ伏せるのではなく、全面に押し出させ・・」
1419ゲオルイース 「都合の悪いところだけを修正して作り上げたんだ・・・  『大王』という真の平和を願う悪魔を・・・!!」 ゲオルイース 「都合の悪いところだけを修正して作り上げたんだ・・・  『大王』という真の平和を願う悪魔を・・・!!」
1420グイーネ 「ふん。  手前勝手な解釈をして、友を殺す理由にするつもりか。  ゲオルイース・・・!!」 グイーネ 「ふん。  手前勝手な解釈をして、友を殺す理由にするつもりか。  ゲオルイース・・・!!」
1421ゲオルイース 「では貴様が世界を統一したとしてその後はどうする!?  全ての人間が貴様にひれ伏し、ひとつとなった後で  貴様は世界をどうするというのだ!?」 ゲオルイース 「では貴様が世界を統一したとしてその後はどうする!?  全ての人間が貴様にひれ伏し、ひとつとなった後で  貴様は世界をどうするというのだ!?」
1422グイーネ 「いちいちあたり前のことを聞くな。  平和な日常を築くんだ・・魔族が現れる前の・・・  ボヘロスのような・・穏やかな日々を・・・」 グイーネ 「いちいちあたり前のことを聞くな。  平和な日常を築くんだ・・魔族が現れる前の・・・  ボヘロスのような・・穏やかな日々を・・・」
1423ゲオルイース 「血塗れた世界でか!?  大王はおぞましい数の犠牲を生み出すぞ!  その先に・・あの頃の故郷がまた現れてくれるのかっ!?」 ゲオルイース 「血塗れた世界でか!?  大王はおぞましい数の犠牲を生み出すぞ!  その先に・・あの頃の故郷がまた現れてくれるのかっ!?」
1424グイーネ 「・・・お前と話していると・・・疲れるな。」 グイーネ 「・・・お前と話していると・・・疲れるな。」
1425ゲオルイース 「グイーネ・・・考え直すつもりはないようだな。」 ゲオルイース 「グイーネ・・・考え直すつもりはないようだな。」
1426グイーネ 「なにを?  私は正しい。私は間違っていない。必ず平和を作る。」 グイーネ 「なにを?  私は正しい。私は間違っていない。必ず平和を作る。」
1427グイーネ 「そのための対価を全人類に求めているだけだよ。  簡単に手に入る物じゃない・・・そうだろう?  平和というやつはなぁぁぁ!!!」 グイーネ 「そのための対価を全人類に求めているだけだよ。  簡単に手に入る物じゃない・・・そうだろう?  平和というやつはなぁぁぁ!!!」
1428ゲオルイース 「!!大王の精鋭兵!!  ここまで呼んでいたか・・・!!」 ゲオルイース 「!!大王の精鋭兵!!  ここまで呼んでいたか・・・!!」
1429グイーネ 「ゲオルイース、私はどんな手段を使おうと  平和を実現するつもりだ。  そのために・・・あれも作り上げた。」 グイーネ 「ゲオルイース、私はどんな手段を使おうと  平和を実現するつもりだ。  そのために・・・あれも作り上げた。」
1430ゲオルイース 「・・・・・・・・・・あれ?」 ゲオルイース 「・・・・・・・・・・あれ?」
1431スティアラ 「・・あれ?」 スティアラ 「・・あれ?」
1432サミダレ 「・・・あれ?」 サミダレ 「・・・あれ?」
1433ゲオルイース 「・・・・・・・・まッッ!!!  まさか・・・ッッ!!!」 ゲオルイース 「・・・・・・・・まッッ!!!  まさか・・・ッッ!!!」
1434グイーネ 「ああ・・お前たち人類解放軍が  開発を投げた・・・・【魂死器】・・・・!!  完成させておいてやったぞ。」 グイーネ 「ああ・・お前たち人類解放軍が  開発を投げた・・・・【魂死器】・・・・!!  完成させておいてやったぞ。」
1435ゲオルイース 「だめだっっ!!!  あんなものを使ったら、いよいよ平和どころではなくなるぞ!!」 ゲオルイース 「だめだっっ!!!  あんなものを使ったら、いよいよ平和どころではなくなるぞ!!」
1436スティアラ 「コンジキって・・・いつもルイースが使っている  可愛い魔法のような物では?」 スティアラ 「コンジキって・・・いつもルイースが使っている  可愛い魔法のような物では?」
1437グイーネ 「知っている人間は極一部だろう。  一度も使われたことのない究極の兵器だからな。」 グイーネ 「知っている人間は極一部だろう。  一度も使われたことのない究極の兵器だからな。」
1438グイーネ 「あれをここに運び込むよう伝達してある。  ・・・監獄と共に滅べ・・・ゲオルイース・・ッッ!!」 グイーネ 「あれをここに運び込むよう伝達してある。  ・・・監獄と共に滅べ・・・ゲオルイース・・ッッ!!」
1439ゲオルイース 「やめろ大王!!  それだけはダメだっ!!  戻れグイーネっっ!!!」 ゲオルイース 「やめろ大王!!  それだけはダメだっ!!  戻れグイーネっっ!!!」
1440スティアラ 「ともかくこの方達にどいていただかないと  追う事も叶いません・・!」 スティアラ 「ともかくこの方達にどいていただかないと  追う事も叶いません・・!」
1441ゲオルイース 「ああ!  大急ぎで道を開くんだ!!」 ゲオルイース 「ああ!  大急ぎで道を開くんだ!!」
1442サミダレ 「ふう、手短にで構わん。  【魂死器】とはなんだ?  私も聞いた事がないぞ。」 サミダレ 「ふう、手短にで構わん。  【魂死器】とはなんだ?  私も聞いた事がないぞ。」
1443ゲオルイース 「簡単に言えば・・・  起動した魂死器の半径数十キロは  どんな生物も生きられない死の大地と化します。」 ゲオルイース 「簡単に言えば・・・  起動した魂死器の半径数十キロは  どんな生物も生きられない死の大地と化します。」
1444カラの騎士 「・・!」 カラの騎士 「・・!」
1445サミダレ 「・・・なっ!?」 サミダレ 「・・・なっ!?」
1446スティアラ 「と・・・とんでもないですね。」 スティアラ 「と・・・とんでもないですね。」
1447ゲオルイース 「命という命を吸い上げる絶望の器。  魔族との戦争の切り札として・・・私が発案しました。  人類解放軍が破れた場合の・・禁じ手として。」 ゲオルイース 「命という命を吸い上げる絶望の器。  魔族との戦争の切り札として・・・私が発案しました。  人類解放軍が破れた場合の・・禁じ手として。」
1448ゲオルイース 「設計は半分ほどしかできておらず・・  戦争が終わってからは記録全てを抹消した・・  つもりでしたが・・・。」 ゲオルイース 「設計は半分ほどしかできておらず・・  戦争が終わってからは記録全てを抹消した・・  つもりでしたが・・・。」
1449サミダレ 「ここにきて大王が持ち出したと・・・  これはとんでもないことになった・・・。」 サミダレ 「ここにきて大王が持ち出したと・・・  これはとんでもないことになった・・・。」
1450スティアラ 「・・ルイースってば・・。  追いつめられるととんでもない事をしますね。」 スティアラ 「・・ルイースってば・・。  追いつめられるととんでもない事をしますね。」
1451ゲオルイース 「私も戦争の脅威に飲まれ・・・  とんでもない物を発案してしまった・・・。  厳重に葬ったはずだったのに・・・。」 ゲオルイース 「私も戦争の脅威に飲まれ・・・  とんでもない物を発案してしまった・・・。  厳重に葬ったはずだったのに・・・。」
1452サミダレ 「・・・もはや悔やんでも仕方がない。  一刻も早く大王の元へ向かい  その兵器を破壊するんだ・・・!!」 サミダレ 「・・・もはや悔やんでも仕方がない。  一刻も早く大王の元へ向かい  その兵器を破壊するんだ・・・!!」
1453サミダレ 「子分たちにこの先を調べさせたが、  奴の精鋭兵や巨大兵器が大量に配備されている。」 サミダレ 「子分たちにこの先を調べさせたが、  奴の精鋭兵や巨大兵器が大量に配備されている。」
1454サミダレ 「一気に駆け抜けるしかない。  全てを相手にするのは無理だ。」 サミダレ 「一気に駆け抜けるしかない。  全てを相手にするのは無理だ。」
1455ゲオルイース 「・・・やるしかないっ!  大王を逃がす訳にも、  魂死器を起動させるわけにもいかない・・・」 ゲオルイース 「・・・やるしかないっ!  大王を逃がす訳にも、  魂死器を起動させるわけにもいかない・・・」
1456スティアラ 「・・・!」 スティアラ 「・・・!」
1457ゲオルイース 「ティアラ・・カラの騎士・・サミダレ様・・・!  彼女を止めるための力を・・・貸してくれ・・・!!」 ゲオルイース 「ティアラ・・カラの騎士・・サミダレ様・・・!  彼女を止めるための力を・・・貸してくれ・・・!!」
1458サミダレ 「・・いいだろう!」 サミダレ 「・・いいだろう!」
1459スティアラ 「・・・最後って・・。」 スティアラ 「・・・最後って・・。」
1460スティアラ 「急ぎましょう!ルイース!」 スティアラ 「急ぎましょう!ルイース!」
1461サミダレ 「精鋭兵がたっぷり出てきやがったぞ!!  だが・・数ならこっちも負けちゃいない!」 サミダレ 「精鋭兵がたっぷり出てきやがったぞ!!  だが・・数ならこっちも負けちゃいない!」
1462<戦闘> <戦闘>
1463サミダレ 「はああああっっ!!!!」 サミダレ 「はああああっっ!!!!」
1464サミダレ 「道は開いたぞ!!  そこからいけゲオルイース!!」 サミダレ 「道は開いたぞ!!  そこからいけゲオルイース!!」
1465スティアラ 「さ、サミダレ様は!?」 スティアラ 「さ、サミダレ様は!?」
1466サミダレ 「行け!こいつらは私が引き受けた!!」 サミダレ 「行け!こいつらは私が引き受けた!!」
1467ゲオルイース 「サミダレ様!?」 ゲオルイース 「サミダレ様!?」
1468サミダレ 「どの道、私は古城から離れすぎた・・。  もうすぐ呪いが薄れ、消滅する運命だ。」 サミダレ 「どの道、私は古城から離れすぎた・・。  もうすぐ呪いが薄れ、消滅する運命だ。」
1469スティアラ 「じゃ、じゃあ今すぐ古城に戻らないと・・!!」 スティアラ 「じゃ、じゃあ今すぐ古城に戻らないと・・!!」
1470サミダレ 「私の命は・・  地下の古城で化身となって生きための物ではない・・。」 サミダレ 「私の命は・・  地下の古城で化身となって生きための物ではない・・。」
1471サミダレ 「戦場で仲間のために奥義を振るう事で  我が人生は成るっ!!!  行ってくれゲオルイース!!」 サミダレ 「戦場で仲間のために奥義を振るう事で  我が人生は成るっ!!!  行ってくれゲオルイース!!」
1472ゲオルイース 「・・・はいっ!!」 ゲオルイース 「・・・はいっ!!」
1473サミダレ 「スティアラも、そいつを支えてやってくれ!!」 サミダレ 「スティアラも、そいつを支えてやってくれ!!」
1474スティアラ 「・・・はいっ!!」 スティアラ 「・・・はいっ!!」
1475サミダレ 「カラの騎士・・・頼んだぞ。」 サミダレ 「カラの騎士・・・頼んだぞ。」
1476サミダレ 「・・・・ふううぅ」 サミダレ 「・・・・ふううぅ」
1477サミダレ 「・・・見よ。  人の身を失おうと・・絶望に幾度染まろうと・・  揺らぐ事のないヤマトの奥義を・・・!!」 サミダレ 「・・・見よ。  人の身を失おうと・・絶望に幾度染まろうと・・  揺らぐ事のないヤマトの奥義を・・・!!」
1478サミダレ 「ゲオルイース頼んだぞ!  平和な世界って奴は・・お前が作ってくれっ!!」 サミダレ 「ゲオルイース頼んだぞ!  平和な世界って奴は・・お前が作ってくれっ!!」
1479スティアラ 「ガーディアンです!!  道を塞ごうとしています!!」 スティアラ 「ガーディアンです!!  道を塞ごうとしています!!」
1480ゲオルイース 「させるかっ!!」 ゲオルイース 「させるかっ!!」
1481スティアラ 「いけないっ!  先の道にまたガーディアンが!!」 スティアラ 「いけないっ!  先の道にまたガーディアンが!!」
1482カラの騎士が一瞬消えて瞬間移動する カラの騎士が一瞬消えて瞬間移動する
1483ゲオルイース 「カラの騎士無茶だ!!  鎧が壊れるぞ!!」 ゲオルイース 「カラの騎士無茶だ!!  鎧が壊れるぞ!!」
1484ゲオルイース 「くっ・・お前を置いて  先にいけというのか・・・!!」 ゲオルイース 「くっ・・お前を置いて  先にいけというのか・・・!!」
1485スティアラ 「ルイース!  騎士様の覚悟を無駄にしてはいけませんっ!!」 スティアラ 「ルイース!  騎士様の覚悟を無駄にしてはいけませんっ!!」
1486ゲオルイース 「・・結局お前とは言葉を交わせないまま  最後まで着てしまったな・・・。」 ゲオルイース 「・・結局お前とは言葉を交わせないまま  最後まで着てしまったな・・・。」
1487ゲオルイース 「こんなところにまで・・・  私を助けに来てくれ・・・ありがとうございました!」 ゲオルイース 「こんなところにまで・・・  私を助けに来てくれ・・・ありがとうございました!」
1488精鋭兵 「くそっ!先に進まれたぞ!  ガーディアンをどかせ!・・・ん?  なんだこのモンスターは?」 精鋭兵 「くそっ!先に進まれたぞ!  ガーディアンをどかせ!・・・ん?  なんだこのモンスターは?」
1489精鋭兵 「・・・ただ者じゃない・・・。  こいつを倒すんだ!ゲオルイースを守っているぞ!!」 精鋭兵 「・・・ただ者じゃない・・・。  こいつを倒すんだ!ゲオルイースを守っているぞ!!」
1490ゲオルイース 「くっ!最新型の魔法兵器だ!  こんなものまで持ち込んでいたのか!?」 ゲオルイース 「くっ!最新型の魔法兵器だ!  こんなものまで持ち込んでいたのか!?」
1491スティアラ 「ヘキサアイ!!」 スティアラ 「ヘキサアイ!!」
1492スティアラ 「弱点がわかりました!!  後ろのぴろぴろを撃ち抜いて下さい!!」 スティアラ 「弱点がわかりました!!  後ろのぴろぴろを撃ち抜いて下さい!!」
1493ゲオルイース 「任せろっ!!」 ゲオルイース 「任せろっ!!」
1494スティアラ 「一機がこっちに!?」 スティアラ 「一機がこっちに!?」
1495ゲオルイース 「ダメだっ!ティアラは私が守るっ!!」 ゲオルイース 「ダメだっ!ティアラは私が守るっ!!」
1496ゲオルイース 「はあ・・はあ・・大丈夫かティアラ・・!」 ゲオルイース 「はあ・・はあ・・大丈夫かティアラ・・!」
1497スティアラ 「あ、あせりましたー。  助けてくれてありがとうございますルイース。」 スティアラ 「あ、あせりましたー。  助けてくれてありがとうございますルイース。」
1498ゲオルイース 「お前だけは失うわけにいかないからな。  私から離れるなよ。」 ゲオルイース 「お前だけは失うわけにいかないからな。  私から離れるなよ。」
1499スティアラ 「はい。  行きましょうルイース!」 スティアラ 「はい。  行きましょうルイース!」
1500ゲオルイース 「大王っ!追いついたぞ!!」 ゲオルイース 「大王っ!追いついたぞ!!」
1501グイーネ 「ち・・・追いついてきたか。  まだまともに戦えるほど回復していないというのに・・」 グイーネ 「ち・・・追いついてきたか。  まだまともに戦えるほど回復していないというのに・・」
1502グイーネ 「・・・ゲオルイース。  家族を失い、仲間を失い、名誉を失い、力を失い・・  監獄の中で身も心も穢されたお前が・・・。」  グイーネ 「・・・ゲオルイース。  家族を失い、仲間を失い、名誉を失い、力を失い・・  監獄の中で身も心も穢されたお前が・・・。」 
1503グイーネ 「大王たる私にここまで迫ってくるとは。  ・・・本当に恐ろしいよ。  やはり真っ先に潰しておくべきだった。」 グイーネ 「大王たる私にここまで迫ってくるとは。  ・・・本当に恐ろしいよ。  やはり真っ先に潰しておくべきだった。」
1504グイーネ 「一年前の計画が成功していれば・・・。  誰もいないこの監獄で徹底的にお前を  叩き潰し隷属させることができたものを・・。」 グイーネ 「一年前の計画が成功していれば・・・。  誰もいないこの監獄で徹底的にお前を  叩き潰し隷属させることができたものを・・。」
1505グイーネ 「どこまでも目障りなそこのゴミのせいで  こんな事態になっているのかと思うと・・・  苛立ちで頭がどうにかなりそうだ・・っっ!!」 グイーネ 「どこまでも目障りなそこのゴミのせいで  こんな事態になっているのかと思うと・・・  苛立ちで頭がどうにかなりそうだ・・っっ!!」
1506グイーネ 「・・・・だが・・・・  それももう終わる。  ここで全てを終わらせてやる・・・。」 グイーネ 「・・・・だが・・・・  それももう終わる。  ここで全てを終わらせてやる・・・。」
1507ゲオルイース 「ま、まさかそいつは・・・!?  すでにここに!?」 ゲオルイース 「ま、まさかそいつは・・・!?  すでにここに!?」
1508グイーネ 「滅器よ・・すべての命を食らいつくせっっ!!」 グイーネ 「滅器よ・・すべての命を食らいつくせっっ!!」
1509精鋭兵 「はあ・・はあ・・よし。  モンスターは二匹とも消滅した・・・!  すぐに大王様の加勢に向かうんだ!」 精鋭兵 「はあ・・はあ・・よし。  モンスターは二匹とも消滅した・・・!  すぐに大王様の加勢に向かうんだ!」
1510精鋭兵 「む・・・なんだ・・?  体が力が抜けていくような・・・??」 精鋭兵 「む・・・なんだ・・?  体が力が抜けていくような・・・??」
1511囚人A 「全身に・・・力がはいらない・・・。」 囚人A 「全身に・・・力がはいらない・・・。」
1512囚人B 「まるで身体中の血を抜かれてしまったかのような・・  生きるために必要な物が・・・  抜け落ちていく・・・・!」 囚人B 「まるで身体中の血を抜かれてしまったかのような・・  生きるために必要な物が・・・  抜け落ちていく・・・・!」
1513バルカン 「た、立っていられない・・・!?  どうなっている??」 バルカン 「た、立っていられない・・・!?  どうなっている??」
1514獄長 「だ、大王様・・・  あれを起動したのか・・・全ての命を・・  ここで切り捨てるつもりか。」 獄長 「だ、大王様・・・  あれを起動したのか・・・全ての命を・・  ここで切り捨てるつもりか。」
1515少女 「お・・お母様・・・私もう・・・。」 少女 「お・・お母様・・・私もう・・・。」
1516母親 「し、しっかりしな・・・さい・・・。  きっと・・きっと・・ゲオルイース様が・・・!」 母親 「し、しっかりしな・・・さい・・・。  きっと・・きっと・・ゲオルイース様が・・・!」
1517ラシュヘイト国民 「ううっ・・・みんな倒れちまった・・!!」 ラシュヘイト国民 「ううっ・・・みんな倒れちまった・・!!」
1518ラシュヘイト国民 「ゲオルイース様も・・竜騎士団も・・国王もいないのに・・  一体どうすりゃいいんだ・・・っ!」 ラシュヘイト国民 「ゲオルイース様も・・竜騎士団も・・国王もいないのに・・  一体どうすりゃいいんだ・・・っ!」
1519ゲオルイース 「ぐああああっっ・・・!!!  力が・・命が吸い取られるっ・・・!!!」 ゲオルイース 「ぐああああっっ・・・!!!  力が・・命が吸い取られるっ・・・!!!」
1520グイーネ 「想定どおりの効果を発揮しているな。  ラシュヘイトあたりまでは効果範囲に入っている。  全ての命を・・食っているぞ!!」 グイーネ 「想定どおりの効果を発揮しているな。  ラシュヘイトあたりまでは効果範囲に入っている。  全ての命を・・食っているぞ!!」
1521ゲオルイース 「ダメだっ!!  王の鎧も形を保てない・・全て持っていかれるっ・・!!」 ゲオルイース 「ダメだっ!!  王の鎧も形を保てない・・全て持っていかれるっ・・!!」
1522グイーネ 「ふはははははは!!  隠し玉の【王の鎧】も着られないか!!  性能不足だなゲオルイース!!!」 グイーネ 「ふはははははは!!  隠し玉の【王の鎧】も着られないか!!  性能不足だなゲオルイース!!!」
1523ゲオルイース 「な、なぜ・・・なぜお前は平気でいる!?  滅器はお前の命すらも吸い上げるはずだ・・!!」 ゲオルイース 「な、なぜ・・・なぜお前は平気でいる!?  滅器はお前の命すらも吸い上げるはずだ・・!!」
1524グイーネ 「滅器には唯一命を吸えない条件がある。  私はそれをクリアしているのさ。」 グイーネ 「滅器には唯一命を吸えない条件がある。  私はそれをクリアしているのさ。」
1525グイーネ 「だが、お前はダメだ!!!  滅器よ・・そいつを叩き潰せっっ!!」 グイーネ 「だが、お前はダメだ!!!  滅器よ・・そいつを叩き潰せっっ!!」
1526ゲオルイース 「くそっ・・・せめて・・・っ  ティアラだけでも・・・」 ゲオルイース 「くそっ・・・せめて・・・っ  ティアラだけでも・・・」
1527グイーネ 「死ねえええええ!!  ゲオルイーーーーースッッ!!」 グイーネ 「死ねえええええ!!  ゲオルイーーーーースッッ!!」
1528スティアラ 「・・・ルイースは・・・。  私が守りますっ!!」 スティアラ 「・・・ルイースは・・・。  私が守りますっ!!」
1529ゲオルイース 「てぃ・・・ティアラ!?」 ゲオルイース 「てぃ・・・ティアラ!?」
1530グイーネ 「な・・・なぜゴミが動けている・・・  滅器は正常に動いているはずだぞ・・・!?」 グイーネ 「な・・・なぜゴミが動けている・・・  滅器は正常に動いているはずだぞ・・・!?」
1531スティアラ 「あの兵器の中から多くの渇きを感じます・・。  命への強烈な渇望が溢れています・・・。」 スティアラ 「あの兵器の中から多くの渇きを感じます・・。  命への強烈な渇望が溢れています・・・。」
1532スティアラ 「あの兵器・・・あの中には・・・ 【死した人間】が詰め込まれているのですね・・。」 スティアラ 「あの兵器・・・あの中には・・・ 【死した人間】が詰め込まれているのですね・・。」
1533ゲオルイース 「・・・そうだ。  命を失い、魂を失った肉体を兵器の中で活性化させ  命、魂への渇望が生きる者達から力を吸い上げている。」 ゲオルイース 「・・・そうだ。  命を失い、魂を失った肉体を兵器の中で活性化させ  命、魂への渇望が生きる者達から力を吸い上げている。」
1534ゲオルイース 「私が発案した時より兵器のサイズが巨大になっている。  あの中には・・・夥しい量の死体が封じられているはずだ。」 ゲオルイース 「私が発案した時より兵器のサイズが巨大になっている。  あの中には・・・夥しい量の死体が封じられているはずだ。」
1535スティアラ 「・・・あってはならない兵器です。」 スティアラ 「・・・あってはならない兵器です。」
1536グイーネ 「そうか・・わかったぞ。  ゴミがどうやって封輪を外したのかずっと不思議だったが  謎が解けてきた・・・。」 グイーネ 「そうか・・わかったぞ。  ゴミがどうやって封輪を外したのかずっと不思議だったが  謎が解けてきた・・・。」
1537グイーネ 「一度死んだな!?  滅器は死んだ肉体には反応できない。  それでこうやって立っているのだな!?」 グイーネ 「一度死んだな!?  滅器は死んだ肉体には反応できない。  それでこうやって立っているのだな!?」
1538スティアラ 「・・そうです。  ルイースが私を助けるために・・・  一人分しかない薬で私を死なせ、生き返らせました。」 スティアラ 「・・そうです。  ルイースが私を助けるために・・・  一人分しかない薬で私を死なせ、生き返らせました。」
1539グイーネ 「くっ・・・・・。」 グイーネ 「くっ・・・・・。」
1540グイーネ 「っくくくくくくくくくくくくくくくく」 グイーネ 「っくくくくくくくくくくくくくくくく」
1541グイーネ 「あーーーーーーっはっはっはははは!!!  これは傑作だ!!どうやってそんな方法を得たか知らんが  唯一の方法をゴミに使ってしまったのかゲオルイース!!」 グイーネ 「あーーーーーーっはっはっはははは!!!  これは傑作だ!!どうやってそんな方法を得たか知らんが  唯一の方法をゴミに使ってしまったのかゲオルイース!!」
1542グイーネ 「助かったよ!!お前がバカで!!  その方法をお前が使っていたとしたら  滅器が効果を及ぼせず私はさらに追い込まれていた!!」 グイーネ 「助かったよ!!お前がバカで!!  その方法をお前が使っていたとしたら  滅器が効果を及ぼせず私はさらに追い込まれていた!!」
1543ゲオルイース 「てぃ、ティアラ!  動けるのなら、お前だけでも逃げてくれっ・・!」 ゲオルイース 「てぃ、ティアラ!  動けるのなら、お前だけでも逃げてくれっ・・!」
1544グイーネ 「ああそうだ。  滅器のパワーは超獣並だぞ?  動けるゴミが太刀打ちできる相手じゃあない!!」 グイーネ 「ああそうだ。  滅器のパワーは超獣並だぞ?  動けるゴミが太刀打ちできる相手じゃあない!!」
1545グイーネ 「行かせてやろう。  ひとりで地上に出るがいい。  元から私はお前に興味がない・・・。」 グイーネ 「行かせてやろう。  ひとりで地上に出るがいい。  元から私はお前に興味がない・・・。」
1546グイーネ 「どこへなりと行き、ゲオルイースの亡骸に  遠い地から祈りでも捧げていろゴミが!!」 グイーネ 「どこへなりと行き、ゲオルイースの亡骸に  遠い地から祈りでも捧げていろゴミが!!」
1547スティアラ 「私は・・・戦いますっ!!」 スティアラ 「私は・・・戦いますっ!!」
1548ゲオルイース 「ティアラっ!?無茶だっっ!!」 ゲオルイース 「ティアラっ!?無茶だっっ!!」
1549スティアラ 「ヴェヴィーシャスアイズ!!!」 スティアラ 「ヴェヴィーシャスアイズ!!!」
1550グイーネ 「・・・なにをやるつもりだ。」 グイーネ 「・・・なにをやるつもりだ。」
1551スティアラ 「・・・なんて数の人々を・・・!!  恐ろしいまでの命への執念と怨嗟・・・!」   スティアラ 「・・・なんて数の人々を・・・!!  恐ろしいまでの命への執念と怨嗟・・・!」  
1552スティアラ 「でも私は・・分かり合って見せますっ!!」 スティアラ 「でも私は・・分かり合って見せますっ!!」
1553ゲオルイース 「ティアラ・・・!  まさか、その魔法で滅器の中の一人一人を理解し・・  説得しようというのか・・・!?」 ゲオルイース 「ティアラ・・・!  まさか、その魔法で滅器の中の一人一人を理解し・・  説得しようというのか・・・!?」
1554グイーネ 「・・・はっ。くだらん。  何を始めるかと思えば・・・。」   グイーネ 「・・・はっ。くだらん。  何を始めるかと思えば・・・。」  
1555グイーネ 「滅器の中には数万人の人間が  命ある者への妬みで犇めいているんだぞ。  ゴミがありがたい言葉を並べた所で意味などない!」 グイーネ 「滅器の中には数万人の人間が  命ある者への妬みで犇めいているんだぞ。  ゴミがありがたい言葉を並べた所で意味などない!」
1556スティアラ 「・・・もっと力を広げて・・・。  一人も余さず・・私に彼らの意志を伝えて・・・!  ヴェヴィーシャスアイズ!!!」 スティアラ 「・・・もっと力を広げて・・・。  一人も余さず・・私に彼らの意志を伝えて・・・!  ヴェヴィーシャスアイズ!!!」
1557ゲオルイース 「や、やめろティアラ!!  そんなに一度に連発できる魔法じゃない!!  お前が持たなくなるぞ!!」 ゲオルイース 「や、やめろティアラ!!  そんなに一度に連発できる魔法じゃない!!  お前が持たなくなるぞ!!」
1558スティアラ 「いえ・・死んでしまった人達を理解し・・  そして真実を伝えるまで・・・この魔法を使い続けます!」 スティアラ 「いえ・・死んでしまった人達を理解し・・  そして真実を伝えるまで・・・この魔法を使い続けます!」
1559滅器 『・・・・!?!』 滅器 『・・・・!?!』
1560スティアラ (貴方達は・・・魔族と戦った兵士様方ですね。  ならば真実を見てください・・・今ルイースが・・・  貴方達の意志を引き継いで戦っているのです・・・!!) スティアラ (貴方達は・・・魔族と戦った兵士様方ですね。  ならば真実を見てください・・・今ルイースが・・・  貴方達の意志を引き継いで戦っているのです・・・!!)
1561ゲオルイース 「!?  わ・・僅かにだが・・身体が軽くなった!?」 ゲオルイース 「!?  わ・・僅かにだが・・身体が軽くなった!?」
1562グイーネ 「目障りな事を・・・!」 グイーネ 「目障りな事を・・・!」
1563スティアラ 「はぁ・・はぁ・・ぜぇ・・・」 スティアラ 「はぁ・・はぁ・・ぜぇ・・・」
1564スティアラ (貴方達は・・・街を焼かれ亡くなった住民達ですね。  ならば真実を見てください・・貴方方の家族が、友が、  少しずつ街を復興していますよ・・・!) スティアラ (貴方達は・・・街を焼かれ亡くなった住民達ですね。  ならば真実を見てください・・貴方方の家族が、友が、  少しずつ街を復興していますよ・・・!)
1565ゲオルイース 「・・・手が動く。  なんとか・・・立ち上がる事ぐらいは・・・!」 ゲオルイース 「・・・手が動く。  なんとか・・・立ち上がる事ぐらいは・・・!」
1566グイーネ 「・・・ほお。」 グイーネ 「・・・ほお。」
1567スティアラ 「ぜぇ・・ぜぇ・・ぜぇ・・・」 スティアラ 「ぜぇ・・ぜぇ・・ぜぇ・・・」
1568スティアラ (貴方達は・・・監獄で殺されていった囚人様方・・。  ならば真実を見てください・・この歪んだ監獄を作り出した  大王は・・今目の前に居ますっ!!) スティアラ (貴方達は・・・監獄で殺されていった囚人様方・・。  ならば真実を見てください・・この歪んだ監獄を作り出した  大王は・・今目の前に居ますっ!!)
1569ゲオルイース 「はあ・・はあ・・  もう少しで、王の鎧も発動できるかもしれん。」 ゲオルイース 「はあ・・はあ・・  もう少しで、王の鎧も発動できるかもしれん。」
1570グイーネ 「・・・ふっふっふ。」 グイーネ 「・・・ふっふっふ。」
1571滅器 『・・・・!!!!』 滅器 『・・・・!!!!』
1572スティアラ 「かはっ・・ぜぇ・・はぁはぁ・・・」 スティアラ 「かはっ・・ぜぇ・・はぁはぁ・・・」
1573スティアラ (貴方達は・・・!?  なんてことを・・・なんてことをするのですっ・・・!!) スティアラ (貴方達は・・・!?  なんてことを・・・なんてことをするのですっ・・・!!)
1574グイーネ 「どうした?  滅器の中身全員と分かり合うんじゃなかったのか?  言葉がわからん相手とはどうやって分かり合う?」 グイーネ 「どうした?  滅器の中身全員と分かり合うんじゃなかったのか?  言葉がわからん相手とはどうやって分かり合う?」
1575スティアラ 「生まれて間もない赤子や・・  妊婦さんの中の・・・胎児まで利用したのですか・・!」 スティアラ 「生まれて間もない赤子や・・  妊婦さんの中の・・・胎児まで利用したのですか・・!」
1576グイーネ 「それが・・・?  年老いた人間より、これから生きようとする者の方が  より強い渇望を得られる、だから使ったまでだ・・。」 グイーネ 「それが・・・?  年老いた人間より、これから生きようとする者の方が  より強い渇望を得られる、だから使ったまでだ・・。」
1577ゲオルイース 「どこまで腐った真似を・・・!!」 ゲオルイース 「どこまで腐った真似を・・・!!」
1578スティアラ 「はぁ・・はぁ・・はぁ・・  諦めないっ・・・諦めません!!  ヴェヴィーシャス・・アイズ!!!」 スティアラ 「はぁ・・はぁ・・はぁ・・  諦めないっ・・・諦めません!!  ヴェヴィーシャス・・アイズ!!!」
1579ゲオルイース 「ティアラもうよせ!!  これ以上魔法を使えばお前が・・!!」 ゲオルイース 「ティアラもうよせ!!  これ以上魔法を使えばお前が・・!!」
1580スティアラ (・・貴方達には・・なにも見せてあげられない・・。  まだ真実も嘘もわからないまま・・  命を取り上げられてしまった貴方達には・・・。) スティアラ (・・貴方達には・・なにも見せてあげられない・・。  まだ真実も嘘もわからないまま・・  命を取り上げられてしまった貴方達には・・・。)
1581スティアラ (わかるかな・・いま私の大切な人達が大変で・・・  私はそれを助けたくて・・・) スティアラ (わかるかな・・いま私の大切な人達が大変で・・・  私はそれを助けたくて・・・)
1582滅器 『・・・。』 滅器 『・・・。』
1583スティアラ 「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・」 スティアラ 「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・」
1584スティアラ (じゃあ・・私と友達になってくれませんか・・・?  見て貰えますかね・・とっておきがあるんです。) スティアラ (じゃあ・・私と友達になってくれませんか・・・?  見て貰えますかね・・とっておきがあるんです。)
1585スティアラ (ほら・・・種も仕掛けもありませんよ―  びっくりしましたか・・・・?) スティアラ (ほら・・・種も仕掛けもありませんよ―  びっくりしましたか・・・・?)
1586スティアラ (・・・・・・綺麗でしょう・・この造花  私の大切な人が作った物なんです・・・。  私の大切な人が・・・・) スティアラ (・・・・・・綺麗でしょう・・この造花  私の大切な人が作った物なんです・・・。  私の大切な人が・・・・)
1587スティアラ (次はなんの手品にしようかな・・・  たくさんあるんです・・・どれが好きになってもらえるかな・・) スティアラ (次はなんの手品にしようかな・・・  たくさんあるんです・・・どれが好きになってもらえるかな・・)
1588ゲオルイース 「もうやめろティアラ!!!  死んでしまうぞ!!!」 ゲオルイース 「もうやめろティアラ!!!  死んでしまうぞ!!!」
1589グイーネ 「いいじゃないか。  ゴミの悪あがきを見てやろう。」 グイーネ 「いいじゃないか。  ゴミの悪あがきを見てやろう。」
1590ゲオルイース 「ティアラ!!本当にもう・・・・?!」 ゲオルイース 「ティアラ!!本当にもう・・・・?!」
1591ゲオルイース 「う・・動く・・身体が動くぞ・・・!  滅器が・・・とまった!?」 ゲオルイース 「う・・動く・・身体が動くぞ・・・!  滅器が・・・とまった!?」
1592スティアラ 「・・・・・っ」 スティアラ 「・・・・・っ」
1593ゲオルイース 「ティアラ!?  やったんだな・・分かり合ったんだな!?」 ゲオルイース 「ティアラ!?  やったんだな・・分かり合ったんだな!?」
1594スティアラ 「はぁ・・はぁ・・・・・・はいっ。  コイン割りが・・・大うけでした・・はぁはぁ・・」 スティアラ 「はぁ・・はぁ・・・・・・はいっ。  コイン割りが・・・大うけでした・・はぁはぁ・・」
1595ゲオルイース 「・・・・よくわからんが  よくやったぞティアラ!!・・あとは任せろ!!」 ゲオルイース 「・・・・よくわからんが  よくやったぞティアラ!!・・あとは任せろ!!」
1596ゲオルイース 「終わりだグイーネ・・・いや大王!  滅器を失った今・・・お前に勝機はないっ!!」 ゲオルイース 「終わりだグイーネ・・・いや大王!  滅器を失った今・・・お前に勝機はないっ!!」
1597グイーネ 「・・・まさか滅器を無力化する方法があったとは。  これは今後改善していかなくてはいかんなぁ」 グイーネ 「・・・まさか滅器を無力化する方法があったとは。  これは今後改善していかなくてはいかんなぁ」
1598スティアラ 「はぁ・・・・はぁはぁ・・・・!!」 スティアラ 「はぁ・・・・はぁはぁ・・・・!!」
1599グイーネ 「では・・おかわりをやろう!」 グイーネ 「では・・おかわりをやろう!」
1600ゲオルイース 「なっ・・・ぐっっ!!!」 ゲオルイース 「なっ・・・ぐっっ!!!」
1601スティアラ 「そ・・そん・・・・・なっ」 スティアラ 「そ・・そん・・・・・なっ」
1602グイーネ 「念のため二機持ってこさせてよかったよ。  さあどうしたゴミ?  また・・・ワカリアエよ?」 グイーネ 「念のため二機持ってこさせてよかったよ。  さあどうしたゴミ?  また・・・ワカリアエよ?」
1603スティアラ 「うっ・・・・ぐぅっ・・!!」 スティアラ 「うっ・・・・ぐぅっ・・!!」
1604ゲオルイース 「無理だっ・・・・命すら搾り切って  魔力を使い尽くしたんだ・・・もうティアラの  あの方法は・・・・。」 ゲオルイース 「無理だっ・・・・命すら搾り切って  魔力を使い尽くしたんだ・・・もうティアラの  あの方法は・・・・。」
1605グイーネ 「ふむ。もう何もしないのか?  では・・・用済みだ。」 グイーネ 「ふむ。もう何もしないのか?  では・・・用済みだ。」
1606ゲオルイース 「や、やめろっ!!  ティアラに近づくなっ!!!」 ゲオルイース 「や、やめろっ!!  ティアラに近づくなっ!!!」
1607大王 「近づくのは私じゃない。  ただ、お前が邪魔だから離れさせてやるだけだっ!!」 大王 「近づくのは私じゃない。  ただ、お前が邪魔だから離れさせてやるだけだっ!!」
1608ゲオルイース 「ぐふっ・・・!!」 ゲオルイース 「ぐふっ・・・!!」
1609スティアラ 「ルイー・・・ス・・・・。」 スティアラ 「ルイー・・・ス・・・・。」
1610グイーネ 「さあ、よおく見て置け。  お前の最愛のパートナーが・・・  叩き潰される様をなぁ・・・!!」 グイーネ 「さあ、よおく見て置け。  お前の最愛のパートナーが・・・  叩き潰される様をなぁ・・・!!」
1611グイーネ 「やれ滅器ッッ!!  その目障りなゴミを・・・すりつぶせっ!!!」 グイーネ 「やれ滅器ッッ!!  その目障りなゴミを・・・すりつぶせっ!!!」
1612滅器 『・・・ッッッ!!!』 滅器 『・・・ッッッ!!!』
1613ゲオルイース 「やめろおおお!!!  やめてくれええええええ!!!  なんでもする!!私の命もいらない!!やめてくれえ!!!」 ゲオルイース 「やめろおおお!!!  やめてくれええええええ!!!  なんでもする!!私の命もいらない!!やめてくれえ!!!」
1614グイーネ 「お前とはもう取引はせん・・・ただ黙って見ていろ  そして・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・ウシナエ!!!」 グイーネ 「お前とはもう取引はせん・・・ただ黙って見ていろ  そして・・・・  ・・・・・・・・・・・・・・ウシナエ!!!」
1615スティアラ 「ルイー・・ス。」 スティアラ 「ルイー・・ス。」
1616ゲオルイース 「ティアラ逃げろっ!!  頼む逃げてくれええええ!!」 ゲオルイース 「ティアラ逃げろっ!!  頼む逃げてくれええええ!!」
1617スティアラ 「・・・・あなたなら・・・きっと素敵な王様になれます。  ・・・・平和で美しい国を・・・  作ってください・・・ね」 スティアラ 「・・・・あなたなら・・・きっと素敵な王様になれます。  ・・・・平和で美しい国を・・・  作ってください・・・ね」
1618ゲオルイース 「ダメだあああああああああああああああああああ!!!」 ゲオルイース 「ダメだあああああああああああああああああああ!!!」
1619グイーネ 「あっはっはっはっは・・・・  -----ッッッ!!!  はあああはははははははははははは!!!!」 グイーネ 「あっはっはっはっは・・・・  -----ッッッ!!!  はあああはははははははははははは!!!!」
1620グイーネ 「さあ滅器よ。  そのゴミも一人では可哀想だ。  そっちのガラクタの方に封じてやれ。」 グイーネ 「さあ滅器よ。  そのゴミも一人では可哀想だ。  そっちのガラクタの方に封じてやれ。」
1621ゲオルイース 「やめろ・・ティアラを・・持っていくな・・・  ティアラ・・・ティアラ・・・・・」 ゲオルイース 「やめろ・・ティアラを・・持っていくな・・・  ティアラ・・・ティアラ・・・・・」
1622グイーネ 「どうしたゲオルイース??  元気がないぞ?  いつもの悪あがきをするお前はどこへいった?」 グイーネ 「どうしたゲオルイース??  元気がないぞ?  いつもの悪あがきをするお前はどこへいった?」
1623ゲオルイース 「・・・・っ・・・ティアラ・・・ティアラ・・・」 ゲオルイース 「・・・・っ・・・ティアラ・・・ティアラ・・・」
1624グイーネ 「ああ、そうかすまない。  滅器を起動したままでは身体が動かないよなぁ?  少しだけ弱めてやろう。」 グイーネ 「ああ、そうかすまない。  滅器を起動したままでは身体が動かないよなぁ?  少しだけ弱めてやろう。」
1625ゲオルイース 「・・・・・・・っ・・・」 ゲオルイース 「・・・・・・・っ・・・」
1626ゲオルイース 「・・・うっ・・・・・」 ゲオルイース 「・・・うっ・・・・・」
1627ゲオルイース 「うあああああああああああああ!!!!」 ゲオルイース 「うあああああああああああああ!!!!」
1628ゲオルイース 「なぜだあああああああ!!!  なぜ私ではなく、私の大切な人ばかりを殺すぅ!!?」 ゲオルイース 「なぜだあああああああ!!!  なぜ私ではなく、私の大切な人ばかりを殺すぅ!!?」
1629グイーネ 「私は魔族共に全てを奪われ穢され殺された!!  貴様も同じ苦しみを味わうべきだ!」 グイーネ 「私は魔族共に全てを奪われ穢され殺された!!  貴様も同じ苦しみを味わうべきだ!」
1630ゲオルイース 「そうして悲しみを共有して何が生まれる!?」 ゲオルイース 「そうして悲しみを共有して何が生まれる!?」
1631グイーネ 「そうして私はようやく歩みを進める事ができる!!  貴様への妬みに縛られず、思うまま力強く  人類を導ける!!」 グイーネ 「そうして私はようやく歩みを進める事ができる!!  貴様への妬みに縛られず、思うまま力強く  人類を導ける!!」
1632ゲオルイース 「その血塗れた手で  人類をどこへまで歪めるつもりだっっ!?」 ゲオルイース 「その血塗れた手で  人類をどこへまで歪めるつもりだっっ!?」
1633グイーネ 「人は歪む必要があるっ!!  今のままでは強者に屈服する未来しかない!  未来のため、私は外道を行う!一切躊躇なくなあ!!」 グイーネ 「人は歪む必要があるっ!!  今のままでは強者に屈服する未来しかない!  未来のため、私は外道を行う!一切躊躇なくなあ!!」
1634ゲオルイース 「そんなたったひとつの理由で  人類皆を不幸にされてたまるかっっ!!!  人が人でなくなってしまう道など誰も望んでいない!!」 ゲオルイース 「そんなたったひとつの理由で  人類皆を不幸にされてたまるかっっ!!!  人が人でなくなってしまう道など誰も望んでいない!!」
1635ゲオルイース 「人は人として生き、弱くも強くもあるんだ!!  人を信じられないお前は  人類を片っ端からモンスターにしたいだけだっっ!!」 ゲオルイース 「人は人として生き、弱くも強くもあるんだ!!  人を信じられないお前は  人類を片っ端からモンスターにしたいだけだっっ!!」
1636グイーネ 「人はモンスターになる必要があるんだよ!!  ゲオルイーーーーースッッ!!」 グイーネ 「人はモンスターになる必要があるんだよ!!  ゲオルイーーーーースッッ!!」
1637ゲオルイース 「なあああああああああああいいいいい!!!」 ゲオルイース 「なあああああああああああいいいいい!!!」
1638グイーネ 「ゲオルイース・・これで終わりだ。  ようやく私はすっきりとした気分で貴様を乗り越えられる。  ここで死ね・・滅器、最大の力で命を食え・・・!!」 グイーネ 「ゲオルイース・・これで終わりだ。  ようやく私はすっきりとした気分で貴様を乗り越えられる。  ここで死ね・・滅器、最大の力で命を食え・・・!!」
1639ゲオルイース 「ぐああああああああ!!!」 ゲオルイース 「ぐああああああああ!!!」
1640グイーネ 「さらばだゲオルイース・・・。  私を縛り続けた女・・・。」 グイーネ 「さらばだゲオルイース・・・。  私を縛り続けた女・・・。」
1641ゲオルイース 「・・ティアラ・・・  ごめんな・・・あんなに頑張ってくれたのに・・・  やっぱり私じゃあ・・・ダメだったよ・・・」 ゲオルイース 「・・ティアラ・・・  ごめんな・・・あんなに頑張ってくれたのに・・・  やっぱり私じゃあ・・・ダメだったよ・・・」
1642ゲオルイース 「王様には・・・なれなかったけど・・・  あまり・・・ガッカリしないで・・・くれ・・・・」 ゲオルイース 「王様には・・・なれなかったけど・・・  あまり・・・ガッカリしないで・・・くれ・・・・」
1643 「・・・・まだ・・終わりではありませんよ。」 「・・・・まだ・・終わりではありませんよ。」
1644ゲオルイース 「・・・・・・・・え」 ゲオルイース 「・・・・・・・・え」
1645グイーネ 「な、機能を失っていた滅器が・・・動き出した・・・!?」 グイーネ 「な、機能を失っていた滅器が・・・動き出した・・・!?」
1646 「ルイース・・・私達は・・・  ずっとあなたのそばにいます・・・!」 「ルイース・・・私達は・・・  ずっとあなたのそばにいます・・・!」
1647ゲオルイース 「ティアラ・・・その声・・・  ティアラなのか・・・?」 ゲオルイース 「ティアラ・・・その声・・・  ティアラなのか・・・?」
1648スティアラの声 「ルイースは・・・私達が守りますっ!!!」 スティアラの声 「ルイースは・・・私達が守りますっ!!!」
1649滅器 『!?!』 滅器 『!?!』
1650グイーネ 「な、なにをやっている!?  滅器はどうなってしまったんだ!?」 グイーネ 「な、なにをやっている!?  滅器はどうなってしまったんだ!?」
1651グイーネ 「滅器が・・・やられた!?」 グイーネ 「滅器が・・・やられた!?」
1652ゲオルイース 「はぁ・・はぁ・・・滅器の吸引はなくなった・・・  けどもう・・王の鎧を出す力も・・  戦う力も残っては・・・。」 ゲオルイース 「はぁ・・はぁ・・・滅器の吸引はなくなった・・・  けどもう・・王の鎧を出す力も・・  戦う力も残っては・・・。」
1653スティアラの声 『ならば使って下さい、私達の力を・・。  みんなであなたの力となります・・・!』 スティアラの声 『ならば使って下さい、私達の力を・・。  みんなであなたの力となります・・・!』
1654グイーネ 「独り言をぶつぶつと・・・  いよいよ限界がきているようだなゲオルイース。」 グイーネ 「独り言をぶつぶつと・・・  いよいよ限界がきているようだなゲオルイース。」
1655グイーネ 「滅器などもういらん!!  死に損ない続けたお前は・・  やはり私がこの手で始末をつけてやろう!!!」 グイーネ 「滅器などもういらん!!  死に損ない続けたお前は・・  やはり私がこの手で始末をつけてやろう!!!」
1656スティアラの声 『ルイースっ!!』 スティアラの声 『ルイースっ!!』
1657ゲオルイース 「終わった・・・のか?  大王を倒し・・・私達は・・・。」 ゲオルイース 「終わった・・・のか?  大王を倒し・・・私達は・・・。」
1658ゲオルイース 「ああ、そうだな。  最後に倒すべき敵が残っていた・・・。  私を導けるか?・・・王の紋章よ。」 ゲオルイース 「ああ、そうだな。  最後に倒すべき敵が残っていた・・・。  私を導けるか?・・・王の紋章よ。」
1659\r[guoo]グイーネ 「うっ・・・・こ・・・ここは・・・・?」 \r[guoo]グイーネ 「うっ・・・・こ・・・ここは・・・・?」
1660\l[geon]ゲオルイース 「ここは・・・グイーネとロビィの精神世界だ。  奴はグイーネが死ぬ直前、この目には見えない世界へ逃げ込み  次の宿主を探すことにしたようだ。」 \l[geon]ゲオルイース 「ここは・・・グイーネとロビィの精神世界だ。  奴はグイーネが死ぬ直前、この目には見えない世界へ逃げ込み  次の宿主を探すことにしたようだ。」
1661グイーネ 「・・・ゲオルイース・・・・!!」 グイーネ 「・・・ゲオルイース・・・・!!」
1662グイーネ 「ごめんなさいっっ!!!  私っ、貴方から何もかも奪ってしまった!!!  小さな嫉妬に狂って、何度も許されない事を・・・!!」 グイーネ 「ごめんなさいっっ!!!  私っ、貴方から何もかも奪ってしまった!!!  小さな嫉妬に狂って、何度も許されない事を・・・!!」
1663グイーネ 「自分の意志では止める事も死ぬ事もできなくて・・・  ロビィに増幅された感情に・・・ずっと支配されていた。」 グイーネ 「自分の意志では止める事も死ぬ事もできなくて・・・  ロビィに増幅された感情に・・・ずっと支配されていた。」
1664グイーネ 「あいつが精神世界を行き交い、人々の脳裏を覗いていた時  偶然貴方の夢の世界と、私の意識が繋がったの・・・。」 グイーネ 「あいつが精神世界を行き交い、人々の脳裏を覗いていた時  偶然貴方の夢の世界と、私の意識が繋がったの・・・。」
1665グイーネ 「あいつにそれがバレないように  私は夢の中の登場人物になりすまして貴方を少しずつ  支えることしかできなかった・・・。」 グイーネ 「あいつにそれがバレないように  私は夢の中の登場人物になりすまして貴方を少しずつ  支えることしかできなかった・・・。」
1666グイーネ 「・・・ごめん・・・本当にごめんなさい・・・  全部私が・・・何もできない私がわるいの・・・・」 グイーネ 「・・・ごめん・・・本当にごめんなさい・・・  全部私が・・・何もできない私がわるいの・・・・」
1667ゲオルイース 「・・グイーネ、ようやく会えたな。  助け出すのが遅れて・・・すまなかった。」 ゲオルイース 「・・グイーネ、ようやく会えたな。  助け出すのが遅れて・・・すまなかった。」
1668グイーネ 「ゲオルイース・・・っ!」 グイーネ 「ゲオルイース・・・っ!」
1669グイーネ 「・・・・・・・・・・・・・・うん。  ずっと待ってた・・・・・!」 グイーネ 「・・・・・・・・・・・・・・うん。  ずっと待ってた・・・・・!」
1670ゲオルイース 「どうしても倒さなくてはいけない敵がいる。  また力を貸してくれるか・・・グイーネ?」 ゲオルイース 「どうしても倒さなくてはいけない敵がいる。  また力を貸してくれるか・・・グイーネ?」
1671グイーネ 「うっ・・うううっっ・・・!!  当然じゃない・・・最後まで・・・  面倒みるわよっ・・・・私は貴方の・・・友達なんだから!」 グイーネ 「うっ・・うううっっ・・・!!  当然じゃない・・・最後まで・・・  面倒みるわよっ・・・・私は貴方の・・・友達なんだから!」
1672グイーネ 「・・・・!?  こ、この鎧は!?」 グイーネ 「・・・・!?  こ、この鎧は!?」
1673ゲオルイース 「どうやら、王の紋章が  もう一人の王を見つけ出したようだな。」 ゲオルイース 「どうやら、王の紋章が  もう一人の王を見つけ出したようだな。」
1674グイーネ 「わ、私が・・・王?」 グイーネ 「わ、私が・・・王?」
1675ゲオルイース 「私なんかより、グイーネの方がよほど  人を導くのが上手い。  私を先に選んで後悔しての腹いせかもな。」 ゲオルイース 「私なんかより、グイーネの方がよほど  人を導くのが上手い。  私を先に選んで後悔しての腹いせかもな。」
1676グイーネ 「・・・こんな失敗ばかりの王様・・。  私ならいらないわね・・・。」 グイーネ 「・・・こんな失敗ばかりの王様・・。  私ならいらないわね・・・。」
1677グイーネ 「・・・・・ゲオルイース。  残滓ロビィは私を失った事で、次の人間を探し始めている。」 グイーネ 「・・・・・ゲオルイース。  残滓ロビィは私を失った事で、次の人間を探し始めている。」
1678グイーネ 「そして新たな大王を生み出し・・・  人間の世界を裏側から壊すつもりよ。  十分に弱ったところで魔族の再興を狙ってる。」 グイーネ 「そして新たな大王を生み出し・・・  人間の世界を裏側から壊すつもりよ。  十分に弱ったところで魔族の再興を狙ってる。」
1679ゲオルイース 「そうさせるわけにはいかない。  共に戦おう・・・グイーネっ!」 ゲオルイース 「そうさせるわけにはいかない。  共に戦おう・・・グイーネっ!」
1680グイーネ 「・・・ええ!」 グイーネ 「・・・ええ!」
1681グイーネ 「気を付けてゲオルイース!  奴の精神が生み出した敵が出て来るわ!」 グイーネ 「気を付けてゲオルイース!  奴の精神が生み出した敵が出て来るわ!」
1682ゲオルイース 「どれくらいの規模かわかるか?」 ゲオルイース 「どれくらいの規模かわかるか?」
1683グイーネ 「無尽蔵・・・奴の精神が保護している  魔族の記録全てが好きなだけ生み出され  敵となってしまうわ・・・!」 グイーネ 「無尽蔵・・・奴の精神が保護している  魔族の記録全てが好きなだけ生み出され  敵となってしまうわ・・・!」
1684ゲオルイース 「やれやれ・・倒し方の分かっている魔族とはいえ  数で来られると厄介だな。」 ゲオルイース 「やれやれ・・倒し方の分かっている魔族とはいえ  数で来られると厄介だな。」
1685ゲオルイース 「・・・!  あ、あれは!?」 ゲオルイース 「・・・!  あ、あれは!?」
1686ラスター 「やあ、相変わらず無茶してみるみたいだね!  いい加減少しは自分を大切にしなよ!」 ラスター 「やあ、相変わらず無茶してみるみたいだね!  いい加減少しは自分を大切にしなよ!」
1687ゲオルイース 「ら、ラスター!?  なぜここに!?」 ゲオルイース 「ら、ラスター!?  なぜここに!?」
1688ラスター 「ずっと見ていたよ。  今は兵隊が必要なんだろう?僕の植物の力をきみに・・」 ラスター 「ずっと見ていたよ。  今は兵隊が必要なんだろう?僕の植物の力をきみに・・」
1689先輩 「うりゃあああああああ!!!」 先輩 「うりゃあああああああ!!!」
1690先輩 「あ、なんか踏んだ?」 先輩 「あ、なんか踏んだ?」
1691ゲオルイース 「せ、先輩!?  君までどうして!?」 ゲオルイース 「せ、先輩!?  君までどうして!?」
1692先輩 「なんかよくわかんないけど  ゲオ姉さんの助けて欲しいって感じが伝わってきて  気が付いたらここにいましたわ。」 先輩 「なんかよくわかんないけど  ゲオ姉さんの助けて欲しいって感じが伝わってきて  気が付いたらここにいましたわ。」
1693ラスター 「きっとその鎧の力だね  君の世話を焼きたい奴が、軒並み呼び寄せられる  迷惑な力があるみたいだよ、それ。」 ラスター 「きっとその鎧の力だね  君の世話を焼きたい奴が、軒並み呼び寄せられる  迷惑な力があるみたいだよ、それ。」
1694先輩 「ともかく、なんか大変なんでしょ?  ここは任せて先に進んでよ!  ・・・植物メガネはあたしと一緒にここで戦いなさいね。」 先輩 「ともかく、なんか大変なんでしょ?  ここは任せて先に進んでよ!  ・・・植物メガネはあたしと一緒にここで戦いなさいね。」
1695ラスター 「め、命令するなよ年下だろ君!?  年長者を敬ってことを知らないのかい!?  だいたい僕は権威ある植物学者で」 ラスター 「め、命令するなよ年下だろ君!?  年長者を敬ってことを知らないのかい!?  だいたい僕は権威ある植物学者で」
1696先輩 「あーうるさ。  この人は適当に黙らせておくんで、  さあ先に行った行った!」 先輩 「あーうるさ。  この人は適当に黙らせておくんで、  さあ先に行った行った!」
1697ゲオルイース 「すまない!頼んだぞラスター!先輩!!」 ゲオルイース 「すまない!頼んだぞラスター!先輩!!」
1698ゲオルイース 「・・・あっ」 ゲオルイース 「・・・あっ」
1699カラの騎士 「・・・ようやくここまできたな。  長かったのぉゲオルイース。  ご苦労さんじゃった・・・。」 カラの騎士 「・・・ようやくここまできたな。  長かったのぉゲオルイース。  ご苦労さんじゃった・・・。」
1700ゲオルイース 「・・・カラの騎士・・・。」 ゲオルイース 「・・・カラの騎士・・・。」
1701グイーネ 「・・・ラシュヘイト王!!!  私は終戦直後に貴方を・・・!!  許していただけるとは思って・・・・!!」 グイーネ 「・・・ラシュヘイト王!!!  私は終戦直後に貴方を・・・!!  許していただけるとは思って・・・・!!」
1702カラの騎士 「はて・・王?  わしはカラの騎士と呼ばれるモンスターじゃよ。」 カラの騎士 「はて・・王?  わしはカラの騎士と呼ばれるモンスターじゃよ。」
1703グイーネ 「・・・・!!!・・・・」 グイーネ 「・・・・!!!・・・・」
1704カラの騎士 「そう悲痛な顔をする必要はない。  わしは一度もお前さんを恨んだことはないぞ。  許すも許さんも・・初めからないんじゃ。」 カラの騎士 「そう悲痛な顔をする必要はない。  わしは一度もお前さんを恨んだことはないぞ。  許すも許さんも・・初めからないんじゃ。」
1705グイーネ 「うっ・・・うううぅ・・・!!」 グイーネ 「うっ・・・うううぅ・・・!!」
1706ゲオルイース 「・・・三年ぶりなんですね私達・・・。  やっと声が聞けて嬉しいです・・・。」 ゲオルイース 「・・・三年ぶりなんですね私達・・・。  やっと声が聞けて嬉しいです・・・。」
1707カラの騎士 「そうじゃな、しかし今は  再会を喜ぶ時ではない・・・戦う時じゃ」 カラの騎士 「そうじゃな、しかし今は  再会を喜ぶ時ではない・・・戦う時じゃ」
1708カラの騎士 「ここは任せよ。  老兵の維持を見せてくれるわ!!」 カラの騎士 「ここは任せよ。  老兵の維持を見せてくれるわ!!」
1709ゲオルイース 「・・・お願いしますっ・・!!  いくぞグイーネ!」 ゲオルイース 「・・・お願いしますっ・・!!  いくぞグイーネ!」
1710グイーネ 「・・・・ええ!!!」 グイーネ 「・・・・ええ!!!」
1711グイーネ 「いけないっ!!囲まれたわ!!」 グイーネ 「いけないっ!!囲まれたわ!!」
1712ゲオルイース 「・・この敵の密集具合・・  ふふ、どうやらさらにそれを囲んでいる連中が  いるようだぞ・・・。」 ゲオルイース 「・・この敵の密集具合・・  ふふ、どうやらさらにそれを囲んでいる連中が  いるようだぞ・・・。」
1713ベロー 「こっちはアホな魔法使いが三十人もいるんだぜ。  頭の悪い魔族なんざお手の物よ。」 ベロー 「こっちはアホな魔法使いが三十人もいるんだぜ。  頭の悪い魔族なんざお手の物よ。」
1714ベロー 「次を狩るぞ。  三班に分かれて敵を誘い出せ!」 ベロー 「次を狩るぞ。  三班に分かれて敵を誘い出せ!」
1715弟子達 『はいっ!師匠っ!!』 弟子達 『はいっ!師匠っ!!』
1716ベロー 「・・・さっさと行けよ大将。  最後まで世話焼かせんな。」 ベロー 「・・・さっさと行けよ大将。  最後まで世話焼かせんな。」
1717ゲオルイース 「ありがとう・・ベロー。  弟子達まですまないな・・・  ここは頼むっ!!」 ゲオルイース 「ありがとう・・ベロー。  弟子達まですまないな・・・  ここは頼むっ!!」
1718グイーネ 「!!」 グイーネ 「!!」
1719ゲオルイース 「サミダレ様っ!!」 ゲオルイース 「サミダレ様っ!!」
1720グイーネ 「サミダレ様っ・・!!  私は貴方を穢し、命までも奪いました・・・  如何なる罰も受けます・・・どうか今だけはゲオルイースに」 グイーネ 「サミダレ様っ・・!!  私は貴方を穢し、命までも奪いました・・・  如何なる罰も受けます・・・どうか今だけはゲオルイースに」
1721サミダレ 「この人はゲオルイースの友人か?」 サミダレ 「この人はゲオルイースの友人か?」
1722ゲオルイース 「ええ。  私の唯一無二の・・・親友です。」 ゲオルイース 「ええ。  私の唯一無二の・・・親友です。」
1723サミダレ 「・・・そうか!」 サミダレ 「・・・そうか!」
1724サミダレ 「ゲオルイースの友は私の友だ。  よろしく頼むぜ!」 サミダレ 「ゲオルイースの友は私の友だ。  よろしく頼むぜ!」
1725グイーネ 「・・・サミダレ様っ・・」 グイーネ 「・・・サミダレ様っ・・」
1726サミダレ 「随分と面倒な戦場に呼んでくれたものだな。  決着はどうなった?」 サミダレ 「随分と面倒な戦場に呼んでくれたものだな。  決着はどうなった?」
1727ゲオルイース 「残滓ロビィを追っています。  奴の居場所は王の紋章が教えてくれる。  ですが、敵が多くて邪魔なんです。」 ゲオルイース 「残滓ロビィを追っています。  奴の居場所は王の紋章が教えてくれる。  ですが、敵が多くて邪魔なんです。」
1728サミダレ 「任せろ。  敵を蹴散らすのが一番私に向いている・・・!」 サミダレ 「任せろ。  敵を蹴散らすのが一番私に向いている・・・!」
1729サミダレ 「グイーネっ!!  ゲオルイースを頼むぞ!  それで全部チャラだ!!」 サミダレ 「グイーネっ!!  ゲオルイースを頼むぞ!  それで全部チャラだ!!」
1730グイーネ 「・・・全身全霊で彼女を支えます!!」 グイーネ 「・・・全身全霊で彼女を支えます!!」
1731サミダレ 「よしっ!いけえっ!!」 サミダレ 「よしっ!いけえっ!!」
1732ゲオルイース 「むぅ!でかいのが二匹立ちふさがっているか・・!」 ゲオルイース 「むぅ!でかいのが二匹立ちふさがっているか・・!」
1733アーベント 「そいつは俺の獲物だぜ。  手ぇだすんじゃねぇぞ嬢ちゃん達・・!!」 アーベント 「そいつは俺の獲物だぜ。  手ぇだすんじゃねぇぞ嬢ちゃん達・・!!」
1734ゲオルイース 「アーベント!」 ゲオルイース 「アーベント!」
1735ヴルウ 「おっさんだけには荷が重そうだ。  一匹は俺がどけてやるよ。」 ヴルウ 「おっさんだけには荷が重そうだ。  一匹は俺がどけてやるよ。」
1736アーベント 「なんでさっきから俺に付いてくる!  お前はあっちで戦ってろよ!」 アーベント 「なんでさっきから俺に付いてくる!  お前はあっちで戦ってろよ!」
1737ヴルウ 「おっさんは前しか見ねぇ戦いばっかりだからな。  後ろを守ってやらんと心配なんだよ。」 ヴルウ 「おっさんは前しか見ねぇ戦いばっかりだからな。  後ろを守ってやらんと心配なんだよ。」
1738アーベント 「やめろその聖母の微笑みを!  お前が巨漢の筋肉野郎だってことを忘れちまうだろうが!」 アーベント 「やめろその聖母の微笑みを!  お前が巨漢の筋肉野郎だってことを忘れちまうだろうが!」
1739ヴルウ 「グイーネ、その鎧・・・すごく似合ってるぞ。」 ヴルウ 「グイーネ、その鎧・・・すごく似合ってるぞ。」
1740グイーネ 「ヴルウさん・・・。」 グイーネ 「ヴルウさん・・・。」
1741アーベント 「嬢ちゃんを頼むぜ。  面倒な敵が現れたらいつでも呼べ・・!」 アーベント 「嬢ちゃんを頼むぜ。  面倒な敵が現れたらいつでも呼べ・・!」
1742グイーネ 「ええ、その時はお願いしますね  アーベントさん」 グイーネ 「ええ、その時はお願いしますね  アーベントさん」
1743ゲオルイース 「頼んだぞ二人とも・・・!」 ゲオルイース 「頼んだぞ二人とも・・・!」
1744ゲオルイース 「・・・・あ・・・・ああ。」 ゲオルイース 「・・・・あ・・・・ああ。」
1745ゲオルイース 「ティアラ・・・。」 ゲオルイース 「ティアラ・・・。」
1746スティアラ 「ルイース遅いですよ?  遅刻です・・!」 スティアラ 「ルイース遅いですよ?  遅刻です・・!」
1747ゲオルイース 「え・・ああ・・・  すまない、何か待ち合わせの約束をしていたか・・   私達は・・。」 ゲオルイース 「え・・ああ・・・  すまない、何か待ち合わせの約束をしていたか・・   私達は・・。」
1748スティアラ 「・・・冗談です。  私が一足先に行っちゃっただけです。」 スティアラ 「・・・冗談です。  私が一足先に行っちゃっただけです。」
1749ゲオルイース 「・・・私はさんざんお前を守ると言っていたのに・・。  結局お前を・・・失ってしまった。」 ゲオルイース 「・・・私はさんざんお前を守ると言っていたのに・・。  結局お前を・・・失ってしまった。」
1750スティアラ 「・・・私達いっぱい・・・  たくさんの物を失って・・・ここまで着ましたね。」 スティアラ 「・・・私達いっぱい・・・  たくさんの物を失って・・・ここまで着ましたね。」
1751ゲオルイース 「そうだな・・・人は失いながら生きる・・・。  しかし・・・!」 ゲオルイース 「そうだな・・・人は失いながら生きる・・・。  しかし・・・!」
1752スティアラ 「これほどに失う必要ないはずです・・!  こんな思い、もう誰にもさせてはいけません・・・  だから・・」 スティアラ 「これほどに失う必要ないはずです・・!  こんな思い、もう誰にもさせてはいけません・・・  だから・・」
1753ゲオルイース   スティアラ 「一緒に行こう」 「一緒に行きましょう」 ゲオルイース   スティアラ 「一緒に行こう」 「一緒に行きましょう」
1754スティアラ 「んふふ」 スティアラ 「んふふ」
1755ゲオルイース 「ふふ」 ゲオルイース 「ふふ」
1756ゲオルイース 「悲劇はここで終わらせる。  行くぞ・・!!」 ゲオルイース 「悲劇はここで終わらせる。  行くぞ・・!!」
1757先輩 「うっげぇ・・きもちわるぅぅ・・!!  どうなってんのこれ・・。」 先輩 「うっげぇ・・きもちわるぅぅ・・!!  どうなってんのこれ・・。」
1758ラスター 「どうやら奴の精神世界の深部に入ったようだ。  複雑に入り乱れているのは・・最後の抵抗のつもりなのか」 ラスター 「どうやら奴の精神世界の深部に入ったようだ。  複雑に入り乱れているのは・・最後の抵抗のつもりなのか」
1759スティアラ 「一番奥にいるのですね・・残滓ロビィという悪魔が・・!」 スティアラ 「一番奥にいるのですね・・残滓ロビィという悪魔が・・!」
1760アーベント 「長かったぜ・・魔族との付き合いはよぉ」 アーベント 「長かったぜ・・魔族との付き合いはよぉ」
1761ベロー 「けど、しぶとく生き残った最後の一匹も  ここでようやく片づけられる・・・。  それで俺達の戦争は・・・しまいだ。」 ベロー 「けど、しぶとく生き残った最後の一匹も  ここでようやく片づけられる・・・。  それで俺達の戦争は・・・しまいだ。」
1762ヴルウ 「本当に終わらせられるんだな・・  あの悪夢が・・・。」 ヴルウ 「本当に終わらせられるんだな・・  あの悪夢が・・・。」
1763サミダレ 「油断はするな。  ここまで生き残った魔族だ。  最後にどんな悪あがきをするかわからん。」 サミダレ 「油断はするな。  ここまで生き残った魔族だ。  最後にどんな悪あがきをするかわからん。」
1764グイーネ 「加えて、ここは奴の精神世界。  どんな仕掛けが張られているかわからない・・・けれど」 グイーネ 「加えて、ここは奴の精神世界。  どんな仕掛けが張られているかわからない・・・けれど」
1765グイーネ 「・・何があろうと終わらせる!  私に取りついた事を・・後悔させてやるわ・・!!」 グイーネ 「・・何があろうと終わらせる!  私に取りついた事を・・後悔させてやるわ・・!!」
1766スティアラ 「ルイース。」 スティアラ 「ルイース。」
1767ゲオルイース 「ああ、みんな・・・  こんなところまで引っ張り出してすまないが・・  これで本当に・・・終わりにしたい。」 ゲオルイース 「ああ、みんな・・・  こんなところまで引っ張り出してすまないが・・  これで本当に・・・終わりにしたい。」
1768ゲオルイース 「最後まで力を貸してくれ!!  いくぞ!!」 ゲオルイース 「最後まで力を貸してくれ!!  いくぞ!!」
1769全員 『おうっ!!』 全員 『おうっ!!』
1770ゲオルイース 「ようやく会えたな・・・残滓ロビィ。  あの時お前を逃がした代償が  これほどに高くつくとはな・・・・!!」 ゲオルイース 「ようやく会えたな・・・残滓ロビィ。  あの時お前を逃がした代償が  これほどに高くつくとはな・・・・!!」
1771残滓ロビィ 「・・・・ニンゲン・・・・  ドウシテ・・・・ココマデ・・・・」 残滓ロビィ 「・・・・ニンゲン・・・・  ドウシテ・・・・ココマデ・・・・」
1772グイーネ 「私に取りついていたわりには語彙が貧困ね。  もう少し頭を使ってしゃべってもらえるかしら?」 グイーネ 「私に取りついていたわりには語彙が貧困ね。  もう少し頭を使ってしゃべってもらえるかしら?」
1773残滓ロビィ 「キヅツキ・・・ウラギリ・・・コロサレ・・・  マダアラガウ・・・・ナゼタタカウ・・・」 残滓ロビィ 「キヅツキ・・・ウラギリ・・・コロサレ・・・  マダアラガウ・・・・ナゼタタカウ・・・」
1774ゲオルイース 「人は脆い、少し心が傷ついただけで動けなくなる  どこまでも脆い生物だ。」 ゲオルイース 「人は脆い、少し心が傷ついただけで動けなくなる  どこまでも脆い生物だ。」
1775ゲオルイース 「だがその脆さを人は支え合う!  支えて、連なって、どこまでも重なり  強靭な強さを持つことができる・・!!」 ゲオルイース 「だがその脆さを人は支え合う!  支えて、連なって、どこまでも重なり  強靭な強さを持つことができる・・!!」
1776ゲオルイース 「お前たち魔族は、欺くことや裏切ることでしか  戦うことができなかった・・・  人と魔族の強さは・・・そこで決している!!」 ゲオルイース 「お前たち魔族は、欺くことや裏切ることでしか  戦うことができなかった・・・  人と魔族の強さは・・・そこで決している!!」
1777残滓ロビィ 「ニンゲン・・・ホロボス・・・  マゾクヲ・・・ハンエイサセネバ・・・・!!」 残滓ロビィ 「ニンゲン・・・ホロボス・・・  マゾクヲ・・・ハンエイサセネバ・・・・!!」
1778グイーネ 「貴様を打倒し、私達は・・  人類は勝利する・・・!!」 グイーネ 「貴様を打倒し、私達は・・  人類は勝利する・・・!!」
1779ゲオルイース 「いくぞ魔族・・・!!  種族の存亡をかけた・・・最後の戦いだ!!」 ゲオルイース 「いくぞ魔族・・・!!  種族の存亡をかけた・・・最後の戦いだ!!」
1780残滓ロビィ 「アアアアアアアアアア・・・・!!  オワル・・・オワッテシマウ・・・!!  マゾクガ・・・・マゾクガ・・・・・コレデ・・・!!」 残滓ロビィ 「アアアアアアアアアア・・・・!!  オワル・・・オワッテシマウ・・・!!  マゾクガ・・・・マゾクガ・・・・・コレデ・・・!!」
1781ゲオルイース 「お前たちが侵略などという手段を取らず  人類との共存を願えば・・・ここまで戦う必要はなかった。  どちらかが亡ぶまで・・戦争をする必要はなかったんだ。」 ゲオルイース 「お前たちが侵略などという手段を取らず  人類との共存を願えば・・・ここまで戦う必要はなかった。  どちらかが亡ぶまで・・戦争をする必要はなかったんだ。」
1782残滓ロビィ 「アアアアアア・・・オワッテシマウ・・・  スベテノ・・マゾクタチ・・・・・・スマナイ・・  ゴメン・・・・・ナサイ・・・・・・」 残滓ロビィ 「アアアアアア・・・オワッテシマウ・・・  スベテノ・・マゾクタチ・・・・・・スマナイ・・  ゴメン・・・・・ナサイ・・・・・・」
1783アーベント 「魔族という種族が、これで潰えるんだな。」 アーベント 「魔族という種族が、これで潰えるんだな。」
1784グイーネ 「壮絶なものね・・自分の肩に  これまで連なってきた種族の歴史が  全て乗ったまま・・死んでいくというのは。」 グイーネ 「壮絶なものね・・自分の肩に  これまで連なってきた種族の歴史が  全て乗ったまま・・死んでいくというのは。」
1785ゲオルイース 「・・・・もし生まれ変わるのなら・・・。」 ゲオルイース 「・・・・もし生まれ変わるのなら・・・。」
1786ゲオルイース 「次は誓約書を持ってこい。  虚偽ではなく真実の平和条約を結ぶのなら  私がお前たちを受け入れる・・・。」 ゲオルイース 「次は誓約書を持ってこい。  虚偽ではなく真実の平和条約を結ぶのなら  私がお前たちを受け入れる・・・。」
1787ゲオルイース 「その権利を持つ程度には・・  私が王様をやって待っている・・・・。  次は・・間違えるな・・・・っっ!」 ゲオルイース 「その権利を持つ程度には・・  私が王様をやって待っている・・・・。  次は・・間違えるな・・・・っっ!」
1788残滓ロビィ 「・・・・ゲオル・・・・イーース・・・・・ 残滓ロビィ 「・・・・ゲオル・・・・イーース・・・・・
1789ゲオルイース 「戻ってきたか・・・。」 ゲオルイース 「戻ってきたか・・・。」
1790ゲオルイース 「なってやるさ・・・  王というやつにな・・・。」 ゲオルイース 「なってやるさ・・・  王というやつにな・・・。」
1791ゲオルイース 「どれだけ時間がかかっても・・必ず世界をまともにしてやる。  それまで・・私はもう振り返らない。」 ゲオルイース 「どれだけ時間がかかっても・・必ず世界をまともにしてやる。  それまで・・私はもう振り返らない。」
1792ゲオルイース 「見ていろよ・・・みんな。」 ゲオルイース 「見ていろよ・・・みんな。」
1793スティアラ 「う・・・うぅ・・・ん・・」 スティアラ 「う・・・うぅ・・・ん・・」
1794スティアラ 「あれ・・・私・・・  いつから寝ていましたっけ?  身体が・・・すごくだるいですぅ・・・。」 スティアラ 「あれ・・・私・・・  いつから寝ていましたっけ?  身体が・・・すごくだるいですぅ・・・。」
1795老婆 「60年も眠っていたのだ。  それは身体も鈍るというものだろう。」 老婆 「60年も眠っていたのだ。  それは身体も鈍るというものだろう。」
1796スティアラ 「・・・ろ、ろくじゅうねん!?  ちょ、ちょっと寝すぎですね私・・・・・あら?」 スティアラ 「・・・ろ、ろくじゅうねん!?  ちょ、ちょっと寝すぎですね私・・・・・あら?」
1797スティアラ 「失礼ですけど、お婆様どこかでお会いした事  ありませんでしたっけ・・・?」 スティアラ 「失礼ですけど、お婆様どこかでお会いした事  ありませんでしたっけ・・・?」
1798老婆 「ふ・・・本当に失礼な奴だな。  私の事を忘れただと?・・・ふふふ。」 老婆 「ふ・・・本当に失礼な奴だな。  私の事を忘れただと?・・・ふふふ。」
1799老婆 「それより・・・見てくれよ。  世界を・・・。」 老婆 「それより・・・見てくれよ。  世界を・・・。」
1800スティアラ 「え・・・」 スティアラ 「え・・・」
1801老婆 「ほら、作っておいてやったぞ・・・  おまえが好き放題言っていた・・・・  平和で・・・美しい・・・世界だ・・・。」 老婆 「ほら、作っておいてやったぞ・・・  おまえが好き放題言っていた・・・・  平和で・・・美しい・・・世界だ・・・。」
1802老婆 「お前の身体は・・どれだけでも長生きできる優れものだ。  嫌というほど見てこい・・・ようやく・・・  ここまできたん・・・・だ・・・・。」 老婆 「お前の身体は・・どれだけでも長生きできる優れものだ。  嫌というほど見てこい・・・ようやく・・・  ここまできたん・・・・だ・・・・。」
1803スティアラ 「約束・・・守ってくれたのですね・・・。  あんな大それた・・・無茶な約束を・・・。」 スティアラ 「約束・・・守ってくれたのですね・・・。  あんな大それた・・・無茶な約束を・・・。」
1804スティアラ 「おやすみなさいルイース。  たくさん見てきますね・・・素敵な世界を・・・。」 スティアラ 「おやすみなさいルイース。  たくさん見てきますね・・・素敵な世界を・・・。」
1805\r[geon]ゲオルイース 「これは【仮死薬】・・・  世界にひとつしかない・・  一時的に死亡した状態になれる薬だ。」 \r[geon]ゲオルイース 「これは【仮死薬】・・・  世界にひとつしかない・・  一時的に死亡した状態になれる薬だ。」
1806\l[stykk]スティアラ 「お、恐ろしい物を持っていますね。  そんなの初めて見ました・・・。」 \l[stykk]スティアラ 「お、恐ろしい物を持っていますね。  そんなの初めて見ました・・・。」
1807\r[geoi]ゲオルイース 「私達含め、囚人は首に取り付けられた【封輪】によって  魔法を封じられている。  これは本人が死ぬまで外れる事はない。」 \r[geoi]ゲオルイース 「私達含め、囚人は首に取り付けられた【封輪】によって  魔法を封じられている。  これは本人が死ぬまで外れる事はない。」
1808\l[styn]スティアラ 「投獄されたときに説明を受けました。  だから魔法は永遠に使えな・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・あっ!」 \l[styn]スティアラ 「投獄されたときに説明を受けました。  だから魔法は永遠に使えな・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・あっ!」
1809ゲオルイース 「そう、この【仮死薬】で一時的に死亡することで  【封輪】を外すことができるんだ。  すでに実証もされている。」 ゲオルイース 「そう、この【仮死薬】で一時的に死亡することで  【封輪】を外すことができるんだ。  すでに実証もされている。」
1810\l[stye]スティアラ 「すごいですっ!  じゃあ早速ルイースの【封輪】を外しましょう!  私は何を手伝えばいいですか?」 \l[stye]スティアラ 「すごいですっ!  じゃあ早速ルイースの【封輪】を外しましょう!  私は何を手伝えばいいですか?」
1811\r[geoee]ゲオルイース 「いや、この薬を飲むのは・・・ティアラだ。  ティアラに魔法を使えるようになってもらいたい。」 \r[geoee]ゲオルイース 「いや、この薬を飲むのは・・・ティアラだ。  ティアラに魔法を使えるようになってもらいたい。」
1812\l[styk]スティアラ 「え・・な、なぜですか?  私の魔法なんて・・・英雄ゲオルイースの魔法に比べたら  ちんけなものですよ・・・?」 \l[styk]スティアラ 「え・・な、なぜですか?  私の魔法なんて・・・英雄ゲオルイースの魔法に比べたら  ちんけなものですよ・・・?」
1813\r[geoee]ゲオルイース 「・・確かに私の魔法は強力だが、全て戦闘用だ。  聖職者が扱う多様な魔法はひとつも覚えられない。  脱獄という点から見た時、この選択がベストだと思う。」 \r[geoee]ゲオルイース 「・・確かに私の魔法は強力だが、全て戦闘用だ。  聖職者が扱う多様な魔法はひとつも覚えられない。  脱獄という点から見た時、この選択がベストだと思う。」
1814スティアラ 「・・・もしかして、私の目の事も気遣っていますか?  魔法で物を見ていた私の事を・・・。」 スティアラ 「・・・もしかして、私の目の事も気遣っていますか?  魔法で物を見ていた私の事を・・・。」
1815\r[geoee]ゲオルイース 「・・・ああ。  せっかく魔法で視界を得られるのなら、  私はティアラに光を上げたい・・・。」 \r[geoee]ゲオルイース 「・・・ああ。  せっかく魔法で視界を得られるのなら、  私はティアラに光を上げたい・・・。」
1816\l[styn]スティアラ 「・・・私を拾って下さった時の大神父様と  ・・・同じ言葉を言ってくれるのですね・・。」 \l[styn]スティアラ 「・・・私を拾って下さった時の大神父様と  ・・・同じ言葉を言ってくれるのですね・・。」
1817\r[geon]ゲオルイース (大神父・・・  ティアラが殺害したという人物か・・・。) \r[geon]ゲオルイース (大神父・・・  ティアラが殺害したという人物か・・・。)
1818ゲオルイース 「それにその大神父が授けたという魔法・・・  【聖魔法】が道を開く鍵になりそうなんだ。  だから今は、ティアラに薬を使いたい。」 ゲオルイース 「それにその大神父が授けたという魔法・・・  【聖魔法】が道を開く鍵になりそうなんだ。  だから今は、ティアラに薬を使いたい。」
1819\r[geok]ゲオルイース 「・・・・あ。  もしかして一時的にとはいえ死ぬのが怖いとか?  そういうことなら、別の方法を考えてみるが・・。」 \r[geok]ゲオルイース 「・・・・あ。  もしかして一時的にとはいえ死ぬのが怖いとか?  そういうことなら、別の方法を考えてみるが・・。」
1820\l[stye]スティアラ 「・・・いえ!いいえ!  ルイースに頼って貰えて・・うれしいんです!  私、魔法を使って精一杯ルイースを支えますねっ!」 \l[stye]スティアラ 「・・・いえ!いいえ!  ルイースに頼って貰えて・・うれしいんです!  私、魔法を使って精一杯ルイースを支えますねっ!」
1821\r[geoee]ゲオルイース 「・・・ありがとう・・ティアラ。」 \r[geoee]ゲオルイース 「・・・ありがとう・・ティアラ。」
1822ゲオルイース 「では仮死薬を飲んでもらおう。  倒れると危ないから寝たままでいてくれ。」 ゲオルイース 「では仮死薬を飲んでもらおう。  倒れると危ないから寝たままでいてくれ。」
1823スティアラ 「ちなみに・・そのまま死んじゃうって事は  あるのでしょうか?」 スティアラ 「ちなみに・・そのまま死んじゃうって事は  あるのでしょうか?」
1824ゲオルイース 「信頼できる男の作った物だ。  大丈夫、安心してくれ。」 ゲオルイース 「信頼できる男の作った物だ。  大丈夫、安心してくれ。」
1825スティアラ 「そうですか・・。」 スティアラ 「そうですか・・。」
1826ゲオルイース 「まあそいつは死んでしまったがな。  まったくバカな奴だ。」 ゲオルイース 「まあそいつは死んでしまったがな。  まったくバカな奴だ。」
1827スティアラ 「そ・・・そうですか・・・・・。」 スティアラ 「そ・・・そうですか・・・・・。」
1828スティアラ 「・・念のため遺書の用意してもいいでしょうか?  あと私が亡くなった時は大神父様のお墓に  ロザリオを添えてもらってもいいですか・・・?」 スティアラ 「・・念のため遺書の用意してもいいでしょうか?  あと私が亡くなった時は大神父様のお墓に  ロザリオを添えてもらってもいいですか・・・?」
1829ゲオルイース 「ん?ああ。  そいつが死んだのは別件だ。  この薬で死んだわけじゃない・・・多分。」 ゲオルイース 「ん?ああ。  そいつが死んだのは別件だ。  この薬で死んだわけじゃない・・・多分。」
1830ゲオルイース 「じゃあ飲んでもらおうか。  苦しいかもしれないが、堪えてくれな。」 ゲオルイース 「じゃあ飲んでもらおうか。  苦しいかもしれないが、堪えてくれな。」
1831スティアラ 「ああ・・・大神父様・・  もうすぐお会いできるかもしれません・・。」 スティアラ 「ああ・・・大神父様・・  もうすぐお会いできるかもしれません・・。」
1832<ゴクッ> <ゴクッ>
1833ゲオルイース 「・・薬の量からして、仮死状態はすぐ終わると思う。  もしもの場合は私がなんとかするからな。  心配するな。」 ゲオルイース 「・・薬の量からして、仮死状態はすぐ終わると思う。  もしもの場合は私がなんとかするからな。  心配するな。」
1834スティアラ 「はい・・・そのときは・・・・・  よろしく・・・・おね・・・・・・。」 スティアラ 「はい・・・そのときは・・・・・  よろしく・・・・おね・・・・・・。」
1835ゲオルイース 「ティアラの血の気が引いていく。  ぞっとする光景だな・・。」 ゲオルイース 「ティアラの血の気が引いていく。  ぞっとする光景だな・・。」
1836<コトンッ> <コトンッ>
1837ゲオルイース 「やったぞ!!  魂石が外れた!これで魔法が使える!  あとは生き返るだけだ・・・頼むぞラスター!」 ゲオルイース 「やったぞ!!  魂石が外れた!これで魔法が使える!  あとは生き返るだけだ・・・頼むぞラスター!」
1838ゲオルイース 「え・・・ティアラ・・・?」 ゲオルイース 「え・・・ティアラ・・・?」
1839ゲオルイース 「ティアラ!もう蘇生してもいいはずだ!  ティアラ!返事をしろ!!」 ゲオルイース 「ティアラ!もう蘇生してもいいはずだ!  ティアラ!返事をしろ!!」
1840スティアラ (あっさり生き返っちゃいました。  なんの盛り上がりもなく・・。) スティアラ (あっさり生き返っちゃいました。  なんの盛り上がりもなく・・。)
1841ゲオルイース 「ティアラ頼む!生き返ってくれ!  返事をしてくれっ!!」 ゲオルイース 「ティアラ頼む!生き返ってくれ!  返事をしてくれっ!!」
1842スティアラ (あら・・・ルイースがすごく必死・・・。  こうなるとなんだか・・・。) スティアラ (あら・・・ルイースがすごく必死・・・。  こうなるとなんだか・・・。)
1843スティアラ (ちょっといたずらしたくなってきました。) スティアラ (ちょっといたずらしたくなってきました。)
1844ゲオルイース 「なんてことだ!これじゃただの毒薬じゃないか!  あの変態メガネめえええええ!!!」 ゲオルイース 「なんてことだ!これじゃただの毒薬じゃないか!  あの変態メガネめえええええ!!!」
1845スティアラ (あ、誰かが悪口言われちゃいました。  ごめんなさい変態メガネさん・・。) スティアラ (あ、誰かが悪口言われちゃいました。  ごめんなさい変態メガネさん・・。)
1846ゲオルイース 「蘇生を試みよう!  熱湯を布に染み込ませ、太い血管部に当てていく!」   ゲオルイース 「蘇生を試みよう!  熱湯を布に染み込ませ、太い血管部に当てていく!」  
1847スティアラ (あちちち) スティアラ (あちちち)
1848ゲオルイース 「肺を思い切り圧迫して呼吸を促す!」 ゲオルイース 「肺を思い切り圧迫して呼吸を促す!」
1849スティアラ (んぐふっ!  あばら骨がっ・・・折れちゃいっ・・・ますっ・・!) スティアラ (んぐふっ!  あばら骨がっ・・・折れちゃいっ・・・ますっ・・!)
1850ゲオルイース 「ティアラ!  目を覚ましてくれ、ティアラッ!!」 ゲオルイース 「ティアラ!  目を覚ましてくれ、ティアラッ!!」
1851<んちゅ> <んちゅ>
1852スティアラ (あっ・・ルイースの唇が・・) スティアラ (あっ・・ルイースの唇が・・)
1853<しゅごーっ!しゅごーっ!> <しゅごーっ!しゅごーっ!>
1854スティアラ (んぶぶぶっ!  すごい量の酸素が入ってきますうう・・!) スティアラ (んぶぶぶっ!  すごい量の酸素が入ってきますうう・・!)
1855\c[geona]ゲオルイース 「・・・なんてことだ・・・。  監獄から助け出すと大口を叩いておいて・・・。  私が毒殺してしまうなんて・・・最低だ。」 \c[geona]ゲオルイース 「・・・なんてことだ・・・。  監獄から助け出すと大口を叩いておいて・・・。  私が毒殺してしまうなんて・・・最低だ。」
1856ゲオルイース 「すまなかったティアラ。  私はダメダメ人間だ・・・。」 ゲオルイース 「すまなかったティアラ。  私はダメダメ人間だ・・・。」
1857ゲオルイース 「死んで詫びよう・・  あの世で会おうな・・ティアラ。」 ゲオルイース 「死んで詫びよう・・  あの世で会おうな・・ティアラ。」
1858スティアラ (・・えっ) スティアラ (・・えっ)
1859\c[stikkk]スティアラ 「いけませんルイースっ!!  私生きてますから!  早まってはいけません、るい・・・きゃっ!?」 \c[stikkk]スティアラ 「いけませんルイースっ!!  私生きてますから!  早まってはいけません、るい・・・きゃっ!?」
1860スティアラ 「ごぼごぼ・・・!!」 スティアラ 「ごぼごぼ・・・!!」
1861\l[stin]スティアラ 「ぷはっ・・・あれ?  底が浅いです・・・。」 \l[stin]スティアラ 「ぷはっ・・・あれ?  底が浅いです・・・。」
1862スティアラ 「いてっ」 スティアラ 「いてっ」
1863\r[geona]ゲオルイース 「このいらずら好きめっ!!  死んだふりをして私を怖がらせたな!?」 \r[geona]ゲオルイース 「このいらずら好きめっ!!  死んだふりをして私を怖がらせたな!?」
1864\l[stikkk]スティアラ 「あら・・ばれてました?」 \l[stikkk]スティアラ 「あら・・ばれてました?」
1865\r[geoi]ゲオルイース 「まったく、大人しい女の子かと思えば  とんだ悪ガキだな!」 \r[geoi]ゲオルイース 「まったく、大人しい女の子かと思えば  とんだ悪ガキだな!」
1866\l[stik]スティアラ 「ごめんなさい・・。  私の事をすごく大切にしてくれるので・・  嬉しくて気分が高まってしまいまして・・・。」 \l[stik]スティアラ 「ごめんなさい・・。  私の事をすごく大切にしてくれるので・・  嬉しくて気分が高まってしまいまして・・・。」
1867\r[geoe]ゲオルイース 「まったく勘弁してくれ。  寿命が10万年は縮みそうだったぞ・・・こいつめっ!!」 \r[geoe]ゲオルイース 「まったく勘弁してくれ。  寿命が10万年は縮みそうだったぞ・・・こいつめっ!!」
1868<脇ぐりぐり―> <脇ぐりぐり―>
1869\l[stinaa]スティアラ 「あぎゃーっ  ごめんなさいぃぃ!」 \l[stinaa]スティアラ 「あぎゃーっ  ごめんなさいぃぃ!」
1870\r[geoeee]ゲオルイース 「ははははは。  ティアラ、必ずお前を外に連れて行ってやる!  私から離れるなよ・・・っっ!」 \r[geoeee]ゲオルイース 「ははははは。  ティアラ、必ずお前を外に連れて行ってやる!  私から離れるなよ・・・っっ!」
1871<骨盤ぐりぐり―> <骨盤ぐりぐり―>
1872スティアラ 「んぎゃあー!  わ、わかりましたっ!わかりましたからぁ・・・!  もうやめてくださいぃぃ・・・!」 スティアラ 「んぎゃあー!  わ、わかりましたっ!わかりましたからぁ・・・!  もうやめてくださいぃぃ・・・!」
1873ゲオルイース 「はっ・・・!  夢から戻ってきた・・・か。」 ゲオルイース 「はっ・・・!  夢から戻ってきた・・・か。」
1874ゲオルイース 「・・【心の連結反応式】・・・!」 ゲオルイース 「・・【心の連結反応式】・・・!」
1875ゲオルイース 「読める・・・。  この謎の文字で書かれた兵器設計図が・・・。  文字の形、筆の走らせ方から意味が伝わってくる!」 ゲオルイース 「読める・・・。  この謎の文字で書かれた兵器設計図が・・・。  文字の形、筆の走らせ方から意味が伝わってくる!」
1876ゲオルイース 「これは・・・作れるぞ!  戦争で培った魔法開発のノウハウを活かせば・・  これで私は・・・強くなれる!」 ゲオルイース 「これは・・・作れるぞ!  戦争で培った魔法開発のノウハウを活かせば・・  これで私は・・・強くなれる!」
1877\c[geon]ゲオルイース 「しばらくの間別行動にしよう。  兵器が開発できるまで作業に集中したい。」 \c[geon]ゲオルイース 「しばらくの間別行動にしよう。  兵器が開発できるまで作業に集中したい。」
1878スティアラ 「・・・はい。  わかりました・・・?」 スティアラ 「・・・はい。  わかりました・・・?」
1879ゲオルイース 「でもティアラ、  困ったことがあったらいつでも呼ぶんだぞ。  すぐに飛んでいくからな?」 ゲオルイース 「でもティアラ、  困ったことがあったらいつでも呼ぶんだぞ。  すぐに飛んでいくからな?」
1880スティアラ 「・・・ありがとうございます。」 スティアラ 「・・・ありがとうございます。」
1881ゲオルイース 「じゃあ、またあとでな。」 ゲオルイース 「じゃあ、またあとでな。」
1882スティアラ 「締め出されてしまいましたね・・。」 スティアラ 「締め出されてしまいましたね・・。」
1883スティアラ 「けど、一文字もわからなかった設計図を  もう読めるようになるなんて・・・ルイースってば  すごすぎです!」 スティアラ 「けど、一文字もわからなかった設計図を  もう読めるようになるなんて・・・ルイースってば  すごすぎです!」
1884スティアラ 「どんなものが出来上がるのかわかりませんけど  私達もルイースに負けずに、地上への道を  探しましょう!」 スティアラ 「どんなものが出来上がるのかわかりませんけど  私達もルイースに負けずに、地上への道を  探しましょう!」
1885 「・・・動くなっ!!」 「・・・動くなっ!!」
1886スティアラ 「えあっ!?」 スティアラ 「えあっ!?」
1887カラの騎士 「・・!?」 カラの騎士 「・・!?」
1888\r[sty2k]\c[sensi] 「この子の命が惜しかったら  あたしの質問に答えてもらうよ・・!」 \r[sty2k]\c[sensi] 「この子の命が惜しかったら  あたしの質問に答えてもらうよ・・!」
1889カラの騎士 「・・!?!」 カラの騎士 「・・!?!」
1890スティアラ 「あ、あの・・・!  あなたは一体・・・・?」 スティアラ 「あ、あの・・・!  あなたは一体・・・・?」
1891\c[seni] 「うっさい!!余計な事聞くな!  こっちはもうね、あんたらが檻の中の人達に  酷い仕打ちやってんの見て、頭きてんだから!!」 \c[seni] 「うっさい!!余計な事聞くな!  こっちはもうね、あんたらが檻の中の人達に  酷い仕打ちやってんの見て、頭きてんだから!!」
1892スティアラ 「えっえっ??」 スティアラ 「えっえっ??」
1893 「ちょっとそこのでかい鎧の人!  あたしと同じ背丈で制服着た男の子を知っていたら  今すぐどこにいるか教えなさい!」 「ちょっとそこのでかい鎧の人!  あたしと同じ背丈で制服着た男の子を知っていたら  今すぐどこにいるか教えなさい!」
1894 「ガチャガチャしてないでさっさと答えなさいな!  この子がどうなってもいいっての!?」 「ガチャガチャしてないでさっさと答えなさいな!  この子がどうなってもいいっての!?」
1895\c[sensi] 「あっそう・・・仲間を見捨てるんだね。  この変な場所にいる奴らってどいつもこいつも  本当に最低・・。」 \c[sensi] 「あっそう・・・仲間を見捨てるんだね。  この変な場所にいる奴らってどいつもこいつも  本当に最低・・。」
1896スティアラ 「あ、あの。  カラの騎士様には口がありませんので  何もお話にはなれません・・・よ?」 スティアラ 「あ、あの。  カラの騎士様には口がありませんので  何もお話にはなれません・・・よ?」
1897\c[seno] 「・・・は?どういうこと?」   \c[seno] 「・・・は?どういうこと?」  
1898スティアラ 「カラの騎士様には口も目も鼻もありません。  というか身体がからっぽなので  カラの騎士様なのです・・・!」 スティアラ 「カラの騎士様には口も目も鼻もありません。  というか身体がからっぽなので  カラの騎士様なのです・・・!」
1899\c[seno] 「・・・いやそれ・・・  ・・・・・・もう生き物じゃないじゃん。」   \c[seno] 「・・・いやそれ・・・  ・・・・・・もう生き物じゃないじゃん。」  
1900\c[seni] 「・・・そうやって誤魔化そうってんなら・・。  こっちも容赦しな・・・」 \c[seni] 「・・・そうやって誤魔化そうってんなら・・。  こっちも容赦しな・・・」
1901 「いてっ・・いつの間に後ろに!?  な、なんなのこのクソでかい蟲は!?  どどどどどうしよう!?!」 「いてっ・・いつの間に後ろに!?  な、なんなのこのクソでかい蟲は!?  どどどどどうしよう!?!」
1902スティアラ 「いけないっ!  騎士様!」 スティアラ 「いけないっ!  騎士様!」
1903\r[senk] 「本当にごめんなさいっ!  てっきり貴方たちも檻の中の人達に  酷い事してるやつらの仲間だと思いこんで・・」 \r[senk] 「本当にごめんなさいっ!  てっきり貴方たちも檻の中の人達に  酷い事してるやつらの仲間だと思いこんで・・」
1904\l[sty2e]スティアラ 「よいのです。  人は間違えます。そして許しあえるものです。  あの、よければ貴方のお名前を教えて下さい。」 \l[sty2e]スティアラ 「よいのです。  人は間違えます。そして許しあえるものです。  あの、よければ貴方のお名前を教えて下さい。」
1905\r[seno] 「あ、そうだね。  まだ名乗ってすらいなかった。」 \r[seno] 「あ、そうだね。  まだ名乗ってすらいなかった。」
1906\r[sene]さくら 「あたしは篠原さくら。  和屋の春蘭学園に通ってる学生だよ。」 \r[sene]さくら 「あたしは篠原さくら。  和屋の春蘭学園に通ってる学生だよ。」
1907\l[sty2n]スティアラ 「・・なごや?・・しゅんらん?  聞いたことありますか騎士様?」 \l[sty2n]スティアラ 「・・なごや?・・しゅんらん?  聞いたことありますか騎士様?」
1908\l[kara]カラの騎士 「・・・。」 \l[kara]カラの騎士 「・・・。」
1909\r[senk]さくら 「変な事聞いちゃうけど、ここっていったいどこなの?  校庭に居たら変な風に巻き込まれて  気付いたらここに居たもんだから何もわからないんだ。」 \r[senk]さくら 「変な事聞いちゃうけど、ここっていったいどこなの?  校庭に居たら変な風に巻き込まれて  気付いたらここに居たもんだから何もわからないんだ。」
1910\l[sty2n]スティアラ 「それは奇妙ですね。  風に飛ばされたにしてもここは地下監獄ですから  自然に辿り着くとは考えにくいです。」 \l[sty2n]スティアラ 「それは奇妙ですね。  風に飛ばされたにしてもここは地下監獄ですから  自然に辿り着くとは考えにくいです。」
1911\r[seno]さくら 「地下!?・・監獄!?!  いかにもヤバそうな場所じゃない・・・。  そんなとこに居たのか私達・・。」 \r[seno]さくら 「地下!?・・監獄!?!  いかにもヤバそうな場所じゃない・・・。  そんなとこに居たのか私達・・。」
1912\r[seni]さくら 「ってそうだ!あたしの後輩を知らない??  あたしと一緒にここにきて  追いかけられてるうちにはぐれちゃったんだ。」 \r[seni]さくら 「ってそうだ!あたしの後輩を知らない??  あたしと一緒にここにきて  追いかけられてるうちにはぐれちゃったんだ。」
1913\l[sty2n]スティアラ 「後輩さんですか?  どのような特徴のある方なのです?」 \l[sty2n]スティアラ 「後輩さんですか?  どのような特徴のある方なのです?」
1914\r[senee]さくら 「えーっと・・見た目は特徴がないのが特徴というか。  身長はあたしと同じなんだけど  男のくせにひ弱で、泣き虫で、なよなよしてて・・。」 \r[senee]さくら 「えーっと・・見た目は特徴がないのが特徴というか。  身長はあたしと同じなんだけど  男のくせにひ弱で、泣き虫で、なよなよしてて・・。」
1915\l[sty2n]スティアラ 「ひ弱でなよなよ・・・。   ラスター博士の事でしょうかね?」 \l[sty2n]スティアラ 「ひ弱でなよなよ・・・。   ラスター博士の事でしょうかね?」
1916\r[kara]カラの騎士 「・・・。」 \r[kara]カラの騎士 「・・・。」
1917\l[sty2e]スティアラ 「冗談です。  博士は長く監獄にいらっしゃいますしね。  違うと思いますよ。」 \l[sty2e]スティアラ 「冗談です。  博士は長く監獄にいらっしゃいますしね。  違うと思いますよ。」
1918\r[senk]さくら 「・・あいつ本当によわっちいから・・。  こんなとこに居たら簡単に死んじゃうよ・・。」 \r[senk]さくら 「・・あいつ本当によわっちいから・・。  こんなとこに居たら簡単に死んじゃうよ・・。」
1919\r[senna]さくら 「きっと今も『先輩ー、助けて先輩ー』って  あたしのこと泣きながら呼んでる・・。」 \r[senna]さくら 「きっと今も『先輩ー、助けて先輩ー』って  あたしのこと泣きながら呼んでる・・。」
1920\l[sty2m]スティアラ 「後輩さんは貴方の事をそうやって・・・。  わかりました!!」 \l[sty2m]スティアラ 「後輩さんは貴方の事をそうやって・・・。  わかりました!!」
1921\l[sty2e]スティアラ 「及ばずながら私も  後輩さん探しをお手伝いします!  希望を捨てないでくださいね、先輩さん!」 \l[sty2e]スティアラ 「及ばずながら私も  後輩さん探しをお手伝いします!  希望を捨てないでくださいね、先輩さん!」
1922\r[seno]先輩 「本当に!?  ありが・・・・・せんぱい?」 \r[seno]先輩 「本当に!?  ありが・・・・・せんぱい?」
1923\l[sty2e]スティアラ 「はい!頑張りましょう先輩さん!!」 \l[sty2e]スティアラ 「はい!頑張りましょう先輩さん!!」
1924\r[seno]先輩 (この子なりに、  あたしを励まそうとしてくれてんのかな?  ・・・優しい子だなぁ。) \r[seno]先輩 (この子なりに、  あたしを励まそうとしてくれてんのかな?  ・・・優しい子だなぁ。)
1925スティアラ 「私はスティアラと言いまして、聖職者です。  こちらはカラの騎士様。  からっぽです。」 スティアラ 「私はスティアラと言いまして、聖職者です。  こちらはカラの騎士様。  からっぽです。」
1926先輩 「・・・マジでからっぽじゃん・・。  どうやって動いてんのこれ・・。」 先輩 「・・・マジでからっぽじゃん・・。  どうやって動いてんのこれ・・。」
1927スティアラ 「それで、後輩さんの居そうなところの  検討はついているのですか?」 スティアラ 「それで、後輩さんの居そうなところの  検討はついているのですか?」
1928先輩 「うーん、看守っぽい人達にさんざん  追い回されてるうちにはぐれちゃったから・・・。」 先輩 「うーん、看守っぽい人達にさんざん  追い回されてるうちにはぐれちゃったから・・・。」
1929先輩 「道を戻って確認したくても  槍だの剣だの持ったままうろうろしてて  近づけないし。」 先輩 「道を戻って確認したくても  槍だの剣だの持ったままうろうろしてて  近づけないし。」
1930スティアラ 「あれ?ちょっと待ってください。  封印された扉のこちら側に看守様方は  いらっしゃらないはずなのですが・・・。」 スティアラ 「あれ?ちょっと待ってください。  封印された扉のこちら側に看守様方は  いらっしゃらないはずなのですが・・・。」
1931先輩 「え?道は繋がってたけど・・。  じゃあ着いてきてくれる?  そいつらのいた場所に案内するよ。」 先輩 「え?道は繋がってたけど・・。  じゃあ着いてきてくれる?  そいつらのいた場所に案内するよ。」
1932スティアラ 「はい、わかりました。  けど気を付けてくださいね。  見つかるとどんな酷い事になるかわかりませんので。」 スティアラ 「はい、わかりました。  けど気を付けてくださいね。  見つかるとどんな酷い事になるかわかりませんので。」
1933先輩 「相手が少なければ逆に酷い目に合わせてやるとこだけどね。  それじゃあよろしくね!」 先輩 「相手が少なければ逆に酷い目に合わせてやるとこだけどね。  それじゃあよろしくね!」
1934\{\et[6]\ed[260]\a先輩が仲間になった\! \{\et[6]\ed[260]\a先輩が仲間になった\!
1935先輩 「この穴が結構長く続いてて、抜けた先に  牢屋がたくさんありつつ看守も大勢居たよ。」 先輩 「この穴が結構長く続いてて、抜けた先に  牢屋がたくさんありつつ看守も大勢居たよ。」
1936スティアラ 「この洞窟は・・・人が作ったものではありませんねぇ。」  きっとこのあたりに・・・」 スティアラ 「この洞窟は・・・人が作ったものではありませんねぇ。」  きっとこのあたりに・・・」
1937先輩 「うわあ!!  今度はバカでかいヘビが!!」 先輩 「うわあ!!  今度はバカでかいヘビが!!」
1938スティアラ 「にゃああああああああああああああ!!!  わ、私ヘビだけは苦手でっ・・・!!」 スティアラ 「にゃああああああああああああああ!!!  わ、私ヘビだけは苦手でっ・・・!!」
1939スティアラ 「こいつらやる気満々じゃない。  逃げるのは難しそう・・・。」 スティアラ 「こいつらやる気満々じゃない。  逃げるのは難しそう・・・。」
1940スティアラ 「ひいい!  飛びかかってきましたぁ!!」 スティアラ 「ひいい!  飛びかかってきましたぁ!!」
1941スティアラ 「はあ・・はあ・・どうやら今のモンスター達が穴を作り  監獄とこちら側の空間を繋いでしまったようですね・・」 スティアラ 「はあ・・はあ・・どうやら今のモンスター達が穴を作り  監獄とこちら側の空間を繋いでしまったようですね・・」
1942先輩 「ヘビねぇ・・なんか友達の事思い出しちゃうな。」 先輩 「ヘビねぇ・・なんか友達の事思い出しちゃうな。」
1943スティアラ 「先輩のご友人は・・・・ヘビっぽいのですか?」 スティアラ 「先輩のご友人は・・・・ヘビっぽいのですか?」
1944先輩 「親友のゆきって子がね・・  なんとなく雰囲気が・・・捕食者っぽいというか、  なんでも絡めとるのが上手いというか・・。」 先輩 「親友のゆきって子がね・・  なんとなく雰囲気が・・・捕食者っぽいというか、  なんでも絡めとるのが上手いというか・・。」
1945スティアラ 「あ、あんまりお会いしたくないですね・・  できれば今のモンスターにも二度と・・・  あっ・・・!!」 スティアラ 「あ、あんまりお会いしたくないですね・・  できれば今のモンスターにも二度と・・・  あっ・・・!!」
1946先輩 「も、もっとでかいのが出てきた!  今の奴らの親分かな?  戦える?スティアラちゃん?」 先輩 「も、もっとでかいのが出てきた!  今の奴らの親分かな?  戦える?スティアラちゃん?」
1947スティアラ 「だんだん意識が薄れてきましたけど、  だ、大丈夫です・・・!  へ、ヘビどんと来いです・・・!」 スティアラ 「だんだん意識が薄れてきましたけど、  だ、大丈夫です・・・!  へ、ヘビどんと来いです・・・!」
1948\c[geon]ゲオルイース 「大丈夫だったか?ティアラ?」 \c[geon]ゲオルイース 「大丈夫だったか?ティアラ?」
1949スティアラ 「る・・・・。」 スティアラ 「る・・・・。」
1950スティアラ 「ルイーースぅぅ!!」 スティアラ 「ルイーースぅぅ!!」
1951ゲオルイース 「おー、怖かったなぁ。  よしよし。」 ゲオルイース 「おー、怖かったなぁ。  よしよし。」
1952\r[geoe]ゲオルイース 「探せどいないと思えばこんな奥まで進んでいたのか。  ティアラ達だけでジヌーシュの群れに挑むのは  些かチャレンジャーすぎるぞ?」 \r[geoe]ゲオルイース 「探せどいないと思えばこんな奥まで進んでいたのか。  ティアラ達だけでジヌーシュの群れに挑むのは  些かチャレンジャーすぎるぞ?」
1953\l[sty2e]スティアラ 「助けてくれてありがとうございました。  それが作られていた武器ですか?」 \l[sty2e]スティアラ 「助けてくれてありがとうございました。  それが作られていた武器ですか?」
1954ゲオルイース 「ああ、あの白骨体の設計図を基に  私が再構成し作り上げた。」 ゲオルイース 「ああ、あの白骨体の設計図を基に  私が再構成し作り上げた。」
1955ゲオルイース 「設計図には【ジラーチ】と名付けられていた。  魔力を高エネルギーに変換し放射することができる。」 ゲオルイース 「設計図には【ジラーチ】と名付けられていた。  魔力を高エネルギーに変換し放射することができる。」
1956ゲオルイース 「消費するのは【魂石】だ。  今まで入手した物も、ジラーチの弾丸として  使っていけるぞ。」 ゲオルイース 「消費するのは【魂石】だ。  今まで入手した物も、ジラーチの弾丸として  使っていけるぞ。」
1957\l[seno]先輩 「す・・・すっごー・・・ぃ。」 \l[seno]先輩 「す・・・すっごー・・・ぃ。」
1958\r[geoi]ゲオルイース 「ん?君は何者だ?  まさか大王の手先では・・・!」 \r[geoi]ゲオルイース 「ん?君は何者だ?  まさか大王の手先では・・・!」
1959\l[sty2e]スティアラ 「彼女は先輩さんです。  この監獄で逸れてしまった後輩さんを  探しているそうなのでお手伝いをしています。」 \l[sty2e]スティアラ 「彼女は先輩さんです。  この監獄で逸れてしまった後輩さんを  探しているそうなのでお手伝いをしています。」
1960\l[seno]先輩 「よ、よろしくお願いします。」 \l[seno]先輩 「よ、よろしくお願いします。」
1961\r[geoi]ゲオルイース 「しかし、敵側でないとする確証はないぞ。  封輪もなく、囚人服も着ていない・・看守側かもしれん。  君はどうやって証明する?」 \r[geoi]ゲオルイース 「しかし、敵側でないとする確証はないぞ。  封輪もなく、囚人服も着ていない・・看守側かもしれん。  君はどうやって証明する?」
1962\l[seno]先輩 「え・・いや、どうしようかな・・・」 \l[seno]先輩 「え・・いや、どうしようかな・・・」
1963\l[sty2e]スティアラ 「私が信じた方なので大丈夫です!」 \l[sty2e]スティアラ 「私が信じた方なので大丈夫です!」
1964\l[seno]先輩 「・・・!」 \l[seno]先輩 「・・・!」
1965\r[geoa]ゲオルイース 「・・・。」 \r[geoa]ゲオルイース 「・・・。」
1966\r[geoeee]ゲオルイース 「なら・・・安心だな。」 \r[geoeee]ゲオルイース 「なら・・・安心だな。」
1967\l[sty2e]スティアラ 「はい!」 \l[sty2e]スティアラ 「はい!」
1968\l[seno]先輩 (・・・親バカ?) \l[seno]先輩 (・・・親バカ?)
1969\r[geon]ゲオルイース 「なるほど、同郷の者と離ればなれで一週間・・。  なぜここにいるのかも分からないと。  随分苦労したようだな先輩。」 \r[geon]ゲオルイース 「なるほど、同郷の者と離ればなれで一週間・・。  なぜここにいるのかも分からないと。  随分苦労したようだな先輩。」
1970\l[seno]先輩 「・・・あたし先輩が名前じゃないんだけどね。」 \l[seno]先輩 「・・・あたし先輩が名前じゃないんだけどね。」
1971\r[geon]ゲオルイース 「先輩の出身は・・ニホンの・・ナゴヤ・・か。  国も市名も聞いたことがないな。」 \r[geon]ゲオルイース 「先輩の出身は・・ニホンの・・ナゴヤ・・か。  国も市名も聞いたことがないな。」
1972\l[seno]先輩 「こっちだって・・・  らしゅへいとだの・・ぼへろすだの言われても知らないんだけど、  そんな外国あったっけ・・・?」 \l[seno]先輩 「こっちだって・・・  らしゅへいとだの・・ぼへろすだの言われても知らないんだけど、  そんな外国あったっけ・・・?」
1973\r[geoi]ゲオルイース 「君は本当に三年前の魔族との戦争を体験していないのか?  大陸であの混乱がら逃れられた国は  なかったはずだぞ・・・?」 \r[geoi]ゲオルイース 「君は本当に三年前の魔族との戦争を体験していないのか?  大陸であの混乱がら逃れられた国は  なかったはずだぞ・・・?」
1974\l[seno]先輩 「マゾクって言われてもねぇ・・・。  あんまりニュース見ないけど、世界の大半が支配されたんなら  さすがにあたしでも知ってると思うのよねぇ・・。」 \l[seno]先輩 「マゾクって言われてもねぇ・・・。  あんまりニュース見ないけど、世界の大半が支配されたんなら  さすがにあたしでも知ってると思うのよねぇ・・。」
1975\r[geoi]ゲオルイース 「ニホンという国にはよほど強い騎士団が存在して  民間人を守り切ったということなのか・・。」 \r[geoi]ゲオルイース 「ニホンという国にはよほど強い騎士団が存在して  民間人を守り切ったということなのか・・。」
1976\l[seno]先輩 「えっと・・・日本に騎士団なんてないと思うけど・・。」 \l[seno]先輩 「えっと・・・日本に騎士団なんてないと思うけど・・。」
1977\r[sty2e]スティアラ 「えっ!?騎士団がないのですか・・!?  では千年おきの【魔王復活】にはどう対応しているのです?  二ホンも侵略されてしまいますよ??」 \r[sty2e]スティアラ 「えっ!?騎士団がないのですか・・!?  では千年おきの【魔王復活】にはどう対応しているのです?  二ホンも侵略されてしまいますよ??」
1978\l[seno]先輩 「いや・・・魔王とか  ドラクエで倒した覚えくらいしかないんだけど・・」 \l[seno]先輩 「いや・・・魔王とか  ドラクエで倒した覚えくらいしかないんだけど・・」
1979\r[geoa]ゲオルイース 「なにっ!?そのどらくえというのがあれば  先輩でも魔王が倒せるのか!?  ・・・なんて技術力を有しているんだ二ホンは・・。」 \r[geoa]ゲオルイース 「なにっ!?そのどらくえというのがあれば  先輩でも魔王が倒せるのか!?  ・・・なんて技術力を有しているんだ二ホンは・・。」
1980\l[seno]先輩 「・・・・・・どうも。」 \l[seno]先輩 「・・・・・・どうも。」
1981\l[seni]先輩 「って、そんな馬鹿話してる場合じゃないんですよ!  あたしは真剣に後輩を探してるの!」 \l[seni]先輩 「って、そんな馬鹿話してる場合じゃないんですよ!  あたしは真剣に後輩を探してるの!」
1982\r[geoa]ゲオルイース 「ば・・・馬鹿話・・・。  魔王復活は人類が抱えた最大の試練なのに・・・」 \r[geoa]ゲオルイース 「ば・・・馬鹿話・・・。  魔王復活は人類が抱えた最大の試練なのに・・・」
1983\r[geoi]ゲオルイース 「しかし残念だが、その特徴の男を見た覚えはないな。  私が見てきたエリアにはいないと考えていい。  そうなると地下監獄の上層階かもしれないな・・。」 \r[geoi]ゲオルイース 「しかし残念だが、その特徴の男を見た覚えはないな。  私が見てきたエリアにはいないと考えていい。  そうなると地下監獄の上層階かもしれないな・・。」
1984\r[geoi]ゲオルイース 「監獄の上層部へ進む手段は今のところない。  捜索は現状不可能と言っていいだろう。」 \r[geoi]ゲオルイース 「監獄の上層部へ進む手段は今のところない。  捜索は現状不可能と言っていいだろう。」
1985\l[senk]先輩 「うぅ・・・そんな・・・。」 \l[senk]先輩 「うぅ・・・そんな・・・。」
1986\r[sty2n]スティアラ 「ルイース、先輩さんが看守様方のいたところから  ここまで来られたというのです。  この穴を通って。」 \r[sty2n]スティアラ 「ルイース、先輩さんが看守様方のいたところから  ここまで来られたというのです。  この穴を通って。」
1987\r[geoo]ゲオルイース 「・・・・・そうか。  古い監獄だから、そんなこともあるのではと思っていたが。  モンスターが想定外の道を作ってしまっていたか。」 \r[geoo]ゲオルイース 「・・・・・そうか。  古い監獄だから、そんなこともあるのではと思っていたが。  モンスターが想定外の道を作ってしまっていたか。」
1988\r[sty2n]スティアラ 「ここから後輩さんを探しにいけないでしょうか?  幸い、看守様方にこの道はまだ見つかっていないようですし。」 \r[sty2n]スティアラ 「ここから後輩さんを探しにいけないでしょうか?  幸い、看守様方にこの道はまだ見つかっていないようですし。」
1989\r[geoi]ゲオルイース 「ふむ、私達としても新たなエリアに進める事は  脱獄への足がかりとして有益なものだ。  この通路を開拓しておけばいずれ役に立つだろう。」 \r[geoi]ゲオルイース 「ふむ、私達としても新たなエリアに進める事は  脱獄への足がかりとして有益なものだ。  この通路を開拓しておけばいずれ役に立つだろう。」
1990\r[geoee]ゲオルイース 「先輩、目的は違うお互いだが  今は協力し合えると思う。  しばらくの間、共に進もう。」 \r[geoee]ゲオルイース 「先輩、目的は違うお互いだが  今は協力し合えると思う。  しばらくの間、共に進もう。」
1991\l[seno]先輩 「あ、ありがとうございます・・  ゲオルイースさん・・・。」 \l[seno]先輩 「あ、ありがとうございます・・  ゲオルイースさん・・・。」
1992\r[geoe]ゲオルイース 「もっと気さくに話してくれ。  同い年くらいだろう、私達は。」 \r[geoe]ゲオルイース 「もっと気さくに話してくれ。  同い年くらいだろう、私達は。」
1993\l[sene]先輩 「え、マジで?  決行お姉さんに見えてたけど・・・  ちなみにおいくつなのでしょうか?」 \l[sene]先輩 「え、マジで?  決行お姉さんに見えてたけど・・・  ちなみにおいくつなのでしょうか?」
1994\r[geoee]ゲオルイース 「ついさっき1万8000歳になったばかりだ。」 \r[geoee]ゲオルイース 「ついさっき1万8000歳になったばかりだ。」
1995\l[senk]先輩 「・・・は?」 \l[senk]先輩 「・・・は?」
1996\r[sty2n]スティアラ 「あら、私はもう少し若いのかと思っていました。」 \r[sty2n]スティアラ 「あら、私はもう少し若いのかと思っていました。」
1997\l[seno]先輩 「・・・ちなみにスティアラちゃんのおとしは?」 \l[seno]先輩 「・・・ちなみにスティアラちゃんのおとしは?」
1998\r[sty2e]スティアラ 「実は私もキリがよくて  いま1万5000歳なんです。」 \r[sty2e]スティアラ 「実は私もキリがよくて  いま1万5000歳なんです。」
1999\l[seno]先輩 「!?!」 \l[seno]先輩 「!?!」
2000\r[sty2e]スティアラ 「あ、もうすぐ1万5001歳になります。」 \r[sty2e]スティアラ 「あ、もうすぐ1万5001歳になります。」
2001\l[seno]先輩 「!?!?!」 \l[seno]先輩 「!?!?!」
2002\r[geoeee]ゲオルイース 「はっはっは。  ティアラは食いしん坊さんだな。  そろそろ食事にするか。廃棄場に食糧があったはずだ。」 \r[geoeee]ゲオルイース 「はっはっは。  ティアラは食いしん坊さんだな。  そろそろ食事にするか。廃棄場に食糧があったはずだ。」
2003\r[sty2e]スティアラ 「はい!」 \r[sty2e]スティアラ 「はい!」
2004\l[seno]先輩 「・・・どこまでファンタジーなのよ・・。」 \l[seno]先輩 「・・・どこまでファンタジーなのよ・・。」
2005先輩 「ここを抜けると牢屋がたくさんある部屋に  参上つかまつることができらっしゃいます・・・  ・・・ご先祖様方。」 先輩 「ここを抜けると牢屋がたくさんある部屋に  参上つかまつることができらっしゃいます・・・  ・・・ご先祖様方。」
2006ゲオルイース 「さっき気さくに話せと言っただろう。  なぜ遠い彼方からのしゃべり方になっているんだ。  タメ口でいいし、私の事はゲオルイースと呼べ。」 ゲオルイース 「さっき気さくに話せと言っただろう。  なぜ遠い彼方からのしゃべり方になっているんだ。  タメ口でいいし、私の事はゲオルイースと呼べ。」
2007先輩 「ううーん、呼び捨てはなんか違うような・・・。  じゃあゲオ姉さんて呼ばせてもらうわね。  ・・・うわ!なんかすごい親近感が・・!」 先輩 「ううーん、呼び捨てはなんか違うような・・・。  じゃあゲオ姉さんて呼ばせてもらうわね。  ・・・うわ!なんかすごい親近感が・・!」
2008ゲオルイース 「まあ呼びやすいのであれば  それで構わんがな。」 ゲオルイース 「まあ呼びやすいのであれば  それで構わんがな。」
2009スティアラ 「この先に牢部屋があるのですね。」 スティアラ 「この先に牢部屋があるのですね。」
2010ゲオルイース 「予想通り、私達の牢とは別の階層のようだ。  もしかすると闘技場と同じ階層かもしれない。」 ゲオルイース 「予想通り、私達の牢とは別の階層のようだ。  もしかすると闘技場と同じ階層かもしれない。」
2011先輩 「ここのどこかにきっと後輩が・・・!!  早く見つけてやらなきゃ!」 先輩 「ここのどこかにきっと後輩が・・・!!  早く見つけてやらなきゃ!」
2012ゲオルイース 「はやる気持ちはわかるが、闇雲に進めば  看守達に見つかり数で負けてしまう。  今は情報入手を最優先に慎重に進もう。」 ゲオルイース 「はやる気持ちはわかるが、闇雲に進めば  看守達に見つかり数で負けてしまう。  今は情報入手を最優先に慎重に進もう。」
2013スティアラ 「看守様方の部屋を目指すといいかもしれませんね。  きっと記録に残っているはずです。」 スティアラ 「看守様方の部屋を目指すといいかもしれませんね。  きっと記録に残っているはずです。」
2014ゲオルイース 「その方針で進もう。  ティアラは出来る子だなぁ、よしよしよし。」 ゲオルイース 「その方針で進もう。  ティアラは出来る子だなぁ、よしよしよし。」
2015スティアラ 「えっへん、です」 スティアラ 「えっへん、です」
2016先輩 (この二人の関係ってどうなってるんだ・・?) 先輩 (この二人の関係ってどうなってるんだ・・?)
2017ゲオルイース 「先輩、これを見てくれ。  これが探している彼の情報じゃないか?」 ゲオルイース 「先輩、これを見てくれ。  これが探している彼の情報じゃないか?」
2018先輩 「!!  見せて・・・!!」 先輩 「!!  見せて・・・!!」
2019先輩 「・・・あ、あれ?  何が書いてあるか全然読めないや。  なんて書いてあるのスティアラちゃん。」 先輩 「・・・あ、あれ?  何が書いてあるか全然読めないや。  なんて書いてあるのスティアラちゃん。」
2020スティアラ 「えーっとですね・・『後輩さんはコップマンに  改造してやったぜ。これでお茶汲み係で  揉める事はなくなったぞ、がははは』・・・と。」 スティアラ 「えーっとですね・・『後輩さんはコップマンに  改造してやったぜ。これでお茶汲み係で  揉める事はなくなったぞ、がははは』・・・と。」
2021先輩 「・・・内容がすっ飛びすぎてて  掴みどころがなかったんだけど・・・。」 先輩 「・・・内容がすっ飛びすぎてて  掴みどころがなかったんだけど・・・。」
2022ゲオルイース 「ティアラ。ナイスセンスだが今は時間がない。  早く読んでやってくれ。」 ゲオルイース 「ティアラ。ナイスセンスだが今は時間がない。  早く読んでやってくれ。」
2023スティアラ 「ではちゃんと読みますね。」 スティアラ 「ではちゃんと読みますね。」
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